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出島サヤカ「ふたりの」津田タカトシ「長い夜」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆CnuooyNUm. :2014/07/25(金) 01:36:14.06 ID:CxlGPG0j0
[その日のお昼]

タカトシ「天体観測 ですか?」

アリア「うん 夕方から みんなで行かない?」

シノ「私はかまわないが 急な話だな」

アリア「天文部の友達から新しい天体観測スポットのことを聞いてね

    今夜は月がないし きれいな星空が見れると思うの」

スズ「いいですね 行きますよ」

シノ「私はそろそろ月のものが来るぞ」

タカトシ「その報告は余計だ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1406219764
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part6 @ 2024/03/16(土) 18:36:44.10 ID:H9jwDXet0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710581803/

昔、スリに間違えられた @ 2024/03/16(土) 17:01:20.79 ID:TU1bmFpu0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1710576080/

さくらみこ「インターネッツのディストピアで」星街すいせい「ウィキペディアね」 @ 2024/03/16(土) 15:57:39.74 ID:7uCG76pMo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710572259/

今日は月が……❤ @ 2024/03/14(木) 18:25:34.96 ID:FFqOb4Jf0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710408334/

どうも、僕は「げじまゆ」をヤリ捨てた好色一代男うーきちと言います!114514!! @ 2024/03/14(木) 01:23:38.34 ID:ElVKCO5V0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710347017/

アサギ・とがめ・新生活! @ 2024/03/13(水) 21:44:42.36 ID:wQLQUVs10
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710333881/

そろそろ春だねー! @ 2024/03/12(火) 21:53:17.79 ID:BH6nSGCdo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710247997/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part5 @ 2024/03/12(火) 16:37:46.33 ID:kMZQc8+v0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710229065/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/25(金) 01:37:19.36 ID:+FcAeWo+o
午前二時踏切禁止
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/25(金) 01:38:21.68 ID:bgzSax1AO
まさか出島さんメイン?俺得
4 : ◆CnuooyNUm. [sage]:2014/07/25(金) 01:38:55.64 ID:CxlGPG0jo
タカトシ「俺は今夜 両親がまた海外出張なので

     見送りついでに家族で食事することになってるんです…」

アリア「あ…そうなの それじゃあまた別の日」

タカトシ「いえ 俺のことは気にせずみんなで楽しんできてくださいよ」

アリア「でも」

シノ「アリア 津田が気を使ってくれてるんだ

   たまには甘えるのも悪いことじゃない」

アリア「そうね ありがとう津田くん」

シノ「それに 複数男女が夜に出歩いてると

   乱交パーティに行くと間違われそうだからな」

タカトシ「会長 あなたが思ってるより世の中は健全です」
5 : ◆CnuooyNUm. [sage]:2014/07/25(金) 01:41:11.81 ID:CxlGPG0jo
[夕方]

タカトシ「それにしても ずいぶんと荷物が多いんですね」

アリア「そうね 天体望遠鏡と双眼鏡 床に敷くビニールシート

    それにお茶とお菓子」

タカトシ「持っていくの 大変じゃないですか」

アリア「大丈夫だよー 私最近腕力ついてきたし」

タカトシ「そうなんですか?」

アリア「うん ひとを吊るすぐらいはできるよー」

タカトシ(あー聞くんじゃなかったぜ)
6 : ◆CnuooyNUm. [sage]:2014/07/25(金) 01:43:01.16 ID:CxlGPG0jo
スズ「でも会長 ああいう場所大丈夫ですか?」

シノ「なに 楽しいことは別腹だ」

アリア「スズちゃんも おそくなっても眠くならない?」

スズ「なっ? 大丈夫ですよ…多分」

タカトシ「皆さんもう楽しそうですね」

シノ「そうだな 初夜を迎えるときもこういう気分なのだろうな」

タカトシ「じゃあ俺そろそろ約束の時間なのでお先に失礼しまーす」
7 : ◆CnuooyNUm. [sage]:2014/07/25(金) 01:45:44.77 ID:CxlGPG0jo
[津田家の食事&お見送りは難なく終わってその帰り]

コトミ「いやー 楽しかったねタカ兄」

タカトシ「楽しかったのお前だけだろ」

コトミ「どうしてー? お父さんもお母さんも楽しんでたよ

    タカ兄のアレでアレなアノ話」

タカトシ「された本人が楽しめるかッ」

コトミ「いいじゃなーい

    ご飯おいしかったし 買い物もたくさんしたし」

タカトシ「全部俺が持たされてるけどな」

コトミ「もータカ兄ィ

    サービスのあとソー○嬢に説教するお客さんみたいだよ」

タカトシ「なんだその例え」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/25(金) 01:48:28.00 ID:TKweQWDh0
つづいてほしいね
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/25(金) 01:49:01.66 ID:TKweQWDh0
つづいてほしいね
10 : ◆CnuooyNUm. [sage]:2014/07/25(金) 01:49:46.11 ID:CxlGPG0jo
                                        trrrrrr trrrrrr trrrrrr


コトミ「あ タカ兄 うちの電話なってるよ」

タカトシ「確かにあの音はうちだなー」

コトミ「私出てくるね」

タカトシ「おい 慌てるなよ」


ガチャ ドタドタドタ ハイツダデース アハイコンバンハー


タカトシ「やれやれ ただいまっと」

コトミ「え タカ兄? いますよ はい代わりまーす」

タカトシ「どした? 誰から?」

コトミ「出島さんだよ アリア先輩とこの」

タカトシ「出島さん…?」

    「はい 代わりました」

    「はい…あ はい 俺とコトミとはいま帰って…」

    「はい 今日は一緒じゃなかったです 3人で行くと」

    「あの…先輩たちがなにか?」

    「ええ!? 七条先輩たちが行方不明?」

出島『はい』
11 : ◆CnuooyNUm. [sage]:2014/07/25(金) 01:53:25.41 ID:CxlGPG0jo
短いけど今回はここまでになります


生徒会役員共SSです

出島とタカトシ 時々誰か、って感じになります

「生徒会役員共」には出てこない場所・モノ、都合いい設定など出てきます

一回の投稿数はあまり多くありません


よろしくお願いします

12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/25(金) 12:48:31.10 ID:/lW0saM30
乙です
意外な展開で面白そう。これからもがんばって完結させてください
13 : ◆CnuooyNUm. [sage]:2014/07/25(金) 18:17:52.06 ID:CxlGPG0jo
出島『夕方にお嬢様より

   天体観測に行くと連絡をもらってそれきりです

   こちらからの電話は繋がりません』

タカトシ「そんな…」

出島『天草さんと萩村さんにも電話は繋がりませんでした』

タカトシ「圏外の場所にいるか電源を切ってるってことでしょうか…

     でも三人とも電源を切るなんて不自然ですね」

出島『お嬢様たちの行き先をご存知ではないですか?』

タカトシ「すみません 俺も天体観測に行くとしか聞いてないんです」

出島『そうですか…

   …私に内緒で乱交パーティに出かけたというコトは』

タカトシ「自分のご主人様をもっと信じましょう」
14 : ◆CnuooyNUm. [sage]:2014/07/25(金) 18:24:40.71 ID:CxlGPG0jo
タカトシ「すみません… 俺がもっとちゃんと聞いてれば」

出島『誰かが悪いわけではないですよ』

タカトシ「はい あの出島さんは

     これから七条先輩たちを探しに行くつもりなんですか?」

出島『…これから?』

タカトシ「それなら俺も行きます」

出島『わかりました』

                                           ブロロロロロ


                      キィィィィィ!!


出島『それでは』



ガチャ

出島「参りましょう」バーン

タカトシ「すっげぇかっこいい」

    「あ 運転しながらの携帯は違反ですよ」
15 : ◆CnuooyNUm. [sage]:2014/07/25(金) 18:32:16.34 ID:CxlGPG0jo
コトミ「タカ兄! 出島さん! 私は どうしたらいい!?」

出島「コトミさんはここに残って

   お嬢様たちに連絡を取り続けてもらえますか」

  「もしも繋がったら すぐに私たちにお伝えください」Pi(連絡先交換)

コトミ「うん やってみます!」

タカトシ「頼んだぞ じゃあ行ってくる」

コトミ「タカ兄 みんな大丈夫だよ! 絶対見つかるよ!」

タカトシ「コトミ…」

コトミ「みんなさらわれて洗脳されて

    私たちの前に敵になって現れてくる…

    なーんてありえないよ!!」

タカトシ「その厨二 いまは頼もしいぜ!」
16 : ◆CnuooyNUm. [sage]:2014/07/25(金) 18:36:35.51 ID:CxlGPG0jo
[車で捜索に向かいます]

出島「では これ(タブレットPC)で

   このあたりの天体観測スポットを調べてもらえますか」

タカトシ「はい やってみます」

出島「ここに来るまで私もいくらか探してみたのですが…」

タカトシ「出島さんは天体観測にも詳しいんですか?」

出島「いえ 私が詳しいのは青カンスポットです」

タカトシ「」

出島「星の綺麗に見える場所も多いですよ」

タカトシ「こういうときぐらいブレてください」
17 : ◆CnuooyNUm. [sage]:2014/07/25(金) 18:39:43.26 ID:CxlGPG0jo
タカトシ「桜才学園のホームページから天文部のコーナーを見てみますよ」

    「ここにある写真を撮った場所に行けば見つかるかもしれません」


[とある公園]

出島「…いますね」

タカトシ「え? 先輩たちですか!?」

出島「いえ 青カンカップルが ざっと見て七八組」

タカトシ「」


[とある河川敷]

出島「ここも 10‐15メートルごとに一組といったところでしょうか」

タカトシ「」


[とある総合運動場]

出島「ここは同性同士の方たちがお盛んのようです」

タカトシ(うちの天文部はこういう所ばかり来てるのか――!?)
18 : ◆CnuooyNUm. [sage]:2014/07/25(金) 18:43:38.55 ID:CxlGPG0jo
[とあるコンビニでタカトシトイレ休憩]

タカトシ「どうぞ ついでに飲みもの買ってきました」つゴゴティー

出島「…どうも」

  「…」ゴクゴクゴクゴク

  「…」ゴクゴク

  「…」ゴク

出島「…」

タカトシ「…」

出島「すぐには出ませんよ」

タカトシ「期待してませんよ」
19 : ◆CnuooyNUm. [sage]:2014/07/25(金) 18:46:33.61 ID:CxlGPG0jo
タカトシ「でも 出島さんと二人だけでいるってめずらしいですね」

出島「フラグが立つか気になりますか」

タカトシ「そういうつもりじゃ…」

出島「同じ目的で動いている男女がいつしかひかれあう

   なんてよくあることです」

タカトシ「…」ドキッ

出島「ひかれあった男女はまた同じ目的で動くことになりますね

   ベッドで激しく」

タカトシ「はい折れたー 即効で折れたよ」
20 : ◆CnuooyNUm. [sage]:2014/07/25(金) 18:50:54.72 ID:CxlGPG0jo
今回はここまで
次は今日深夜か明日の今頃かになりそうです
21 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/26(土) 01:11:13.62 ID:QFBpzY1Mo
[別の公園]

出島「ここは車からでは中がよく見えませんね」

タカトシ「じゃあ 俺が見てきますよ」

出島「ひとりでは危険です」

タカトシ「物騒なところなんですか?」

出島「いえ 童貞男子が一人歩きしていると

   ノゾキに間違えられる可能性があります」

タカトシ「」

出島「ここはこのように手をつないで」ギュッ

タカトシ「あ…///」

出島「どのラブホも満室で仕方なく公園に流れ込んできた

   メイド趣味の彼氏となんでもアリな彼女のカップルを装えば自然です」

タカトシ「その長い説明からもう不自然」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/26(土) 01:12:09.65 ID:/ti1sYrAO
実に良い
23 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/26(土) 01:15:59.59 ID:QFBpzY1Mo
[とある高台の駐車場]

タカトシ「駐車場だけあって車ばかりですね

     先輩たちはいそうにありません」

キィィィ

タカトシ「どうして止めるんです?」

出島「ご覧ください」

タカトシ「確かに 星がきれいですね」

出島「星だけではないですよ」

タカトシ「うわぁ 夜景もすごいですね」

出島「私も数多くのスポットを知ってますが ここは格別です」

タカトシ「…一応聞いときますが なんのスポット?」

出島「カーセスポットですよ 周りの車は全部―」

タカトシ「ここは(俺の身が)危険です すぐに離れましょう!」
24 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/26(土) 01:18:13.32 ID:QFBpzY1Mo

ブロロロロロロロ

出島「あぁ…」

タカトシ「どうしました?」

出島「そろそろ出そうですが どうしましょう?」

タカトシ「…ちゃんとしたところで済ましてくださいよ」
25 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/26(土) 01:22:20.94 ID:QFBpzY1Mo
[またさっきのコンビニ前]

タカトシ「残りの写真は遠い場所で撮ったものばかりです

     学校帰りに気軽に行くような所じゃないと思います」

出島「そうですか」

タカトシ「先輩たち どこ行っちゃったんでしょう…」

出島「あまり悲観的にならないでください」

タカトシ「わかってます…」

出島「こういうときは 他愛ない話をしてみるのもひとつの手かと」

タカトシ「話ですか」

出島「はい 何気ない会話から解決の糸口が引き出せるかもしれません」

タカトシ「そういうもんでしょうか」

出島「ちなみに

   ご希望であれば私の下の口からも糸を引き出せますが」

タカトシ「俺たしかに思春期男子だけど

     そんなお願いしたこと一度も無いよねえ?」
26 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/26(土) 01:28:13.89 ID:QFBpzY1Mo
タカトシ「とは言うものの なにを話しましょうか」

出島「なんでも結構ですよ」

タカトシ「そうは言っても…」

出島「思春期童貞男子が

   目の前にいるなんでもアリなメイドに話すことがないと?」

タカトシ「…出島さんはいつも通りで落ち着いてますよね

     俺なんか心配で参りそうなのに」

出島「私はお嬢様を信じるだけです」

   「どれだけ離れていても 主の様子や

   心の中がわからないようではメイドは務まりません」

   「メイドと主は一心同体です 常に心は繋がっています

   ときには身体も繋がりたいものです」

タカトシ「うん 平常運転でちょっと安心してきました」
27 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/26(土) 01:31:45.91 ID:QFBpzY1Mo
タカトシ「そういえば 俺んちの電話番号知ってたのはなぜですか」

出島「何度かお邪魔したことがあるので そのときに控えておきました」

タカトシ(抜け目ないな…)

    「じゃあ 会長と萩村のは?」

出島「あのお二人はお嬢様と特に仲がいいので私も狙っていました」





   「…いえ 連絡先を伺っていました」

タカトシ(やっぱりこのひと だいぶダメなんじゃないだろか)

出島「ちゃんと口に出してイッてください」

   「あ 声に出して という意味です」

28 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/26(土) 01:35:49.18 ID:QFBpzY1Mo
タカトシ「そうだ

     七条先輩の言っていた天文部の友達を出島さんは知らないんですか?」

    「その人の連絡先がわかれば先輩たちの居場所を聞き出せそうですが…」

出島「生憎ですが存じません」

   「お嬢様は交友関係が広いので私もなかなか把握しきれてません」

タカトシ「そうですか… さすがに

     七条先輩のことならなんでも知ってるわけじゃないんですね」

出島「申し訳ございません

   これからはもっと精進します

   お嬢様のことなら隅々まで 毛も穴も ア○ルのシワも!」

タカトシ「それはいらん精進だ」





タカトシ(待てよ…なんでも知ってる…)

    (学校のことならなんでも知ってる…といえば)

    (……あのひとかぁ――)
29 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/26(土) 01:39:30.00 ID:QFBpzY1Mo
タカトシ(あ でも俺 畑さんの連絡先知らなかったな)3巻#41参照



タカトシ「これ(タブレットPC)もう一度使いますね」

出島「どうぞ」

タカトシ(たしか新聞部のコーナーもあったはず……ここか)

タカトシ(桜才新聞のバックナンバーと WEB限定記事?)

タカトシ「ハハハ こりゃひどい」

出島「?」

タカトシ「あ…こっちのことです」

    (これはまた今度会長たちに報告するとして…)
30 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/26(土) 01:44:41.46 ID:QFBpzY1Mo
タカトシ(連絡先は…これか)

 ――――――――――――――――――――
|桜才新聞部への情報提供・相談・タレコミはこちら

|     shinbunbu◎ousai.ed.jp     


タカトシ(さすがに畑さんへのアドレスは載ってないな…)


Pi

 ――――――――――――――――――
|津田です

|畑さん

|これを見たら連絡していただけませんか

|いま困ったことになってます

|0X0-5555-XXXX

|津田タカトシ


タカトシ(すぐ見てくれるかどうか…)

Pi





♪ハイハイシギョウアルシュノシュギョウ

タカトシ「早ッ!」
31 : ◆CnuooyNUm. [sage]:2014/07/26(土) 01:48:25.05 ID:QFBpzY1Mo
今日はここまで
夕方にやるのはしんどかったので明日からは夜中だけにします


※ousai.ed.jp というドメインは実在しません
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/26(土) 01:55:17.77 ID:/ti1sYrAO

着信音でふふってなった
名曲だよな
33 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/27(日) 01:06:28.59 ID:0DBxX3Eso
畑『あらめずらしい 津田副会長自らタレコミ?』

タカトシ「…違いますよ チカラを貸してほしいんです」

畑『どうかしたの?』

タカトシ「実はこれこれこういうことで会長たちを探してるんです」

畑『ほ〜ぉ 生徒会役員謎の失踪事件ですか』

タカトシ「そんなんじゃありません」

畑『それでは 秘密の乱交パーティ中?』

タカトシ「それ何度も言われました」
34 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/27(日) 01:10:33.55 ID:0DBxX3Eso
畑『それで 津田くんは いま誰といるの?』

タカトシ「出島さんと一緒です メイドの」

畑『ほ〜ぉほ〜ぉ 七条家専属メイドの出島さんと…』

タカトシ「はい ふたりで探してるんです」

畑『じゃ いろいろと当たってみるわ』

タカトシ「お願いします 畑さん 顔が広そうなので」

畑『そうね いろんな部や委員にスパイ……知り合いがいるわよ』

タカトシ(ものすごいこと聞いたけど

     いまはこのひとが頼りだから無視しよう…)
35 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/27(日) 01:14:07.56 ID:0DBxX3Eso
タカトシ「それじゃあお願いします」

畑『はい まかせて』

Pi

タカトシ「ということで 畑さんからの連絡待ちです」

出島「そうですか」

タカトシ「連絡が来るまでしばらくなにをしましょうか」

出島「なにをしましょう」

タカトシ「なにをしましょうか」

出島「ナニをいたしましょう」

タカトシ「たしかにふったのは俺ですけど それ以上手を伸ばすな」
36 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/27(日) 01:18:05.74 ID:0DBxX3Eso

♪ハイハイシギョウアルシュノシュギョウ

タカトシ「ほら来ましたよ」

出島「チッ」

Pi

畑『お待たせ』

タカトシ「いえいえ 全然早いですよ」

畑『あまり早いと嫌われちゃう?』

タカトシ「なに言ってんですか」

畑『お隣にね』

出島「いえ 聞かれながらの行為も…」

タカトシ「割り込むんじゃねー」
37 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/27(日) 01:22:30.19 ID:0DBxX3Eso
タカトシ「それで なにかわかりましたか?」

畑『そうね ここかもしれないってところをね』

タカトシ「お願いします」

畑『津田くん 郊外にある観光ホテルのことは知ってる?』

タカトシ「えっと 行ったことはないですが

      学校からも見える大きなトコですね」

畑『うんそう ラブホじゃなくて残念』

タカトシ「そういうのはいいです」

畑『そこの屋上で天体観測イベントをやってるの

  つい先週始まったばかりよ』

タカトシ「そうなんですか…でもそんなしっかりした場所にいて

     携帯が通じないなんてありえますか?」
38 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/27(日) 01:26:18.04 ID:0DBxX3Eso
畑『津田くん

  ビルの高層階なんかは専用の基地局を置いたりしないと

  携帯がほとんど通じなくなっちゃうの』

 『ココの屋上 普段は開放されてないから

  わざわざ置いてないのかもね』

タカトシ「そうか…」

畑『このホテル 歩いて行くのは遠いけど

  7-8分で着く専用シャトルバスが駅から出てるわ』

 『私の掴んだ情報はこの程度 役立ちますか?』

タカトシ「十分です ありがとうございます」

畑『じゃ 無事に見つかるといいわね』

Pi
39 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/27(日) 01:30:50.25 ID:0DBxX3Eso
タカトシ「…ってことですが」

キィィィィ(急発進)

タカトシ「うわッ!! ちょ 待っ 止まってください!!」

キィィィィ(急ブレーキ)

出島「なンですか?」ムッ

タカトシ「あの いきなり行くより

     いるかどうか確認したほうがよくないですか

     呼び出してもらったり」

    「番号も すぐ調べますから」

出島「…そうします」

タカトシ「はい どうぞ」つタブレットPC

Pi

出島「呼び出しをお願いしたいのですが」

   「いえ 宿泊ではなく 天体観測イベントに参加中の

   七条アリアの呼び出しをお願いします」

   「こちらは 出島サヤカ」

   「はい お願いします」

   「…」
40 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/27(日) 01:33:48.58 ID:0DBxX3Eso
タカトシ「…」

出島「…」





   「…はい 私です」

   「いまから お迎えに参ります」

   「はい お待ちください」



Pi

出島「…」

   「…」

   「ハァァァ」タメイキ

タカトシ「出島さん?」

出島「…」

   「…」

タカトシ「あの…」

出島「津田さん」

タカトシ「はい?」

出島「ありがとうございます」

タカトシ「どういたしまして」

ブロロロロロ
41 : ◆CnuooyNUm. [sage]:2014/07/27(日) 01:36:59.33 ID:0DBxX3Eso
また明日

まじめな畑さんってほとんど書かれてないから難しかった
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/27(日) 08:17:30.21 ID:7egv/8t90
乙です
43 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/28(月) 01:02:16.70 ID:OrvrNr6uo
[観光ホテル前]

シノ「…」

アリア「…」

スズ「…」

タカトシ「…」


シノ「どうして津田が?」
アリア「どうして津田くんが?」
スズ「なんで津田が?」


タカトシ「えっとそれは…」

出島「駆け落ち中です」


シノ「」
アリア「」
スズ「」


タカトシ「キレイに終わらせてくださいよ」
44 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/28(月) 01:08:45.41 ID:OrvrNr6uo
アリア「そうだったの…」

   「ごめんなさい

    学校を出るとき慌てていたから 詳しい場所を言い忘れちゃった」

タカトシ「慌ててたって なにかあったんですか?」

シノ「津田が帰ったあと 急な仕事が入ったり 

   横島先生が暇つぶしに来たりで遅くなったんだ」

タカトシ「そうだったんですか…」

スズ「それに ホテルにいた天体観測ガイドの人の話が面白くて

   完全に時間を忘れちゃってましたね」

シノ「桜才出身の方だというからな

   私たちが後輩とわかると ほとんど付きっ切りでいてくれた」

アリア「出島さん 津田くん 心配 だった?」

タカトシ「はい でも皆さんが楽しく過ごせてたみたいでよかったですよ」

出島「同感です 私も 楽しい時間を過ごせましたよ」

タカトシ「え?」

出島「連絡が取れないのはお嬢様からの放置プレイだと思うようにして

    この数時間ずっと欲情しています」ハァハァ

タカトシ「みんな直ちに車から降りるんだ!!」
45 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/28(月) 01:12:44.91 ID:OrvrNr6uo
タカトシ「三人とも おうちに連絡しておいたほうがいいですよ

     家のひと 心配してると思います」

シノ「そうだな こんな時間になってしまった」

Pi

アリア「あら…コトミちゃんからの通知がいっぱい」

シノ「私もだ」

スズ「」クー





シノ「…ストーカーみたいだな」
アリア「ストーカーみたい」

タカトシ「…兄としてそれは認められません」

スズ「」クカー
46 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/28(月) 01:18:14.97 ID:OrvrNr6uo
アリア「津田くん 今日はありがとう

    明日また学校でね」

津田「はい おやすみなさい」

アリア「出島さん ちゃんと津田くんを送ってあげてね」

出島「承知しています」


[3人は無事に送り届けました]


出島「お疲れですか」

タカトシ「はい さすがに」

    (半分は出島さんに振り回されたからの気がするケド)

出島「それは 申し訳ございません」

タカトシ「なんで心の中わかってんですか」

出島「それで 今日のお礼ですが」

タカトシ「いいですよ そんなことは」

出島「やはり肉体的なことがいいですか」

タカトシ「最後の最後までそれか」
47 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/28(月) 01:22:27.27 ID:OrvrNr6uo
[津田ん家玄関前]

タカトシ「出島さんも お疲れさまです」

出島「いえ」

タカトシ「気をつけて帰ってくださいね」

出島「お心遣い ありがとうございます」

タカトシ「それじゃあ…」

出島「お待ちください」ムナグラ ガシッ 

タカトシ「はい?」

グググッ

タカトシ「あの…近いです…///」

出島「…」キッ

タカトシ「…」ゴクリ

出島「…精神的がいいですか」

タカトシ「はいおやすみなさい」ガチャ バタン
48 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/28(月) 01:30:46.64 ID:OrvrNr6uo
[タカトシの部屋]

タカトシ「そうだ 畑さんにもお礼を言わないとな」

Pi
                                        .       ♪シャッターチャンスハミノガサナーイpi

畑『あらお帰り 津田副会長』

タカトシ「おかげで3人とも無事見つかりました

     ありがとうございます」

畑『いえいえ お役に立ててなにより

  マーコチラノヤクニモタッテモライマスガネ』

タカトシ「え?」

畑『いえこちらのことー』

タカトシ「それで 今日のことなんですが…」

畑『あぁ 書きませんよ 3人のことはね』

タカトシ「本当ですか?」

畑『はい 面白おかしく書けないこともないですが』

タカトシ「それはやめてくださいね」

畑『えぇえぇ 書きませんとも 3人のことはね』

タカトシ「じゃあお願いします おやすみなさい」

畑『はい ガンバッテネ』

Pi

タカトシ「なんか違和感というか…
     引っかかるというか…まあいいか」
49 : ◆CnuooyNUm. [sage]:2014/07/28(月) 01:35:13.80 ID:OrvrNr6uo
もうちょっとだけまだまだ続きます
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/28(月) 01:46:32.81 ID:ziynVcpY0
うむ
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/28(月) 03:58:41.52 ID:VgOYoU78O
あと900以上あるのだから、のんびり書いてもいいのよ(ゲス顔)
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/28(月) 06:15:36.69 ID:/tw/JhBMO
謎のスペースはなんなんや
53 : ◆CnuooyNUm. [sage]:2014/07/28(月) 18:15:00.33 ID:OrvrNr6uo
遠くのほうから聞こえてくる、と表現したつもりだけどわかりにくかったらごめん


ブラウザや機種によってはスペースが反映されてなかったりだし
54 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/29(火) 01:00:57.21 ID:00Jyr5BOo
[深夜]

ガチャ
コトミ「ねえタカ兄」

タカトシ「ノックしろ というかまだ起きてたのか 風呂は?」

コトミ「もう入ったよ」

タカトシ「んー で どうした?」

コトミ「今ちょっと外見たんだけど 出島さんの車 まだあるみたい」

タカトシ「ええっ?」
55 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/29(火) 01:05:33.90 ID:00Jyr5BOo
タカトシ(出島さん 車の中で…倒れてる!?)

    「出島さん!」ドンドン

出島「」

タカトシ「出島さん!!」ガチャ

出島「」クカー

   「オジョーサマ…」クー

   「ソコデイッキニ! イッキニヒッパリアゲテ…」クカー

タカトシ「…」

ユサユサ

ユサユサ

ユサユサユサユサ!!

出島「」ハッ

タカトシ「大丈夫ですか?」

出島「…寝込みを襲うとは 見直しました」

タカトシ「レッカー呼ぼうか」
56 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/29(火) 01:09:56.46 ID:00Jyr5BOo
出島「すみません ひとりになると急に気がゆるんでしまいました」

タカトシ「出島さんも疲れてるんですよ」

コトミ「今日はもう泊まってってくださいよー」

出島「いえ そこまでお世話になるわけには…」

タカトシ「なに言ってんですか

     疲れきってる女の子をこのまま帰らせるなんてできません」

出島「…いまなんと?」

タカトシ「…このまま帰らせるなんて?」

出島「その前です」

タカトシ「疲れきってる?」

出島「次です」

タカトシ「…女の子」

出島「お世話になります」ペコリ

タカトシ「はいどーぞ」
57 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/29(火) 01:14:31.36 ID:00Jyr5BOo
タカトシ「コトミは風呂と着替えを頼む

     俺は布団と なにか食べるもの用意するよ」

コトミ「うん」

出島「お構いなく 休む場所をいただけるだけで十分です」

タカトシ「そうはいきませんよ

     出島さん 夕方から探しに出てたみたいだし

     今夜はなにも食べてないんじゃないですか」

出島「そんなことはありません 使用人は賄いを」グー

   「食べる前に出てしまいました///」

タカトシ「こんなものしかできないですが どうぞ」


[サ○ウのごはんとレトルトの豚汁と残りモノの煮物]


出島「いただきます」

  「…」モグモグ

  「…」モグモグ

  「…」モグ

出島「…」

タカトシ「…」

出島「こういう視姦プレイはめずらしいですね」

タカトシ「発想が豊かですね」
58 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/29(火) 01:18:49.07 ID:00Jyr5BOo
出島「ごちそうさまです」

コトミ「お風呂 入れますよー」

タカトシ「じゃあどうぞ入ってください」

出島「いきなりそう言われましても 心の準備が」モジモジ

タカトシ「は?」

コトミ「ダメだなあタカ兄ィ こういうときはあのセリフだよ」

タカトシ(コイツらは…)

    「……さっさとシャワー浴びてこい!!」

出島「身体の隅々までキレイにして参ります…ね///」

タカトシ(…部屋に鍵かけとこ)
59 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/29(火) 01:25:05.89 ID:00Jyr5BOo
[翌朝]

PiPiPi PiPiPi(目覚まし)

PiPiPi Pi


タカトシ「―」





コンコンコンコン

タカトシ「?」

コンコンコンコン

ガチャ

出島「おはようございます

   ゆうべはお楽しみでしたね」

タカトシ「……おはようございます」

出島「そろそろ七条のお屋敷に戻ります」

タカトシ「はい ちゃんと休めましたか?」

出島「はい」

タカトシ「それならいいんですが…」

出島「お目覚めが悪いようですね」

タカトシ「そう見えますか?」

出島「思春期男子憧れ

   メイドによるお目覚めフ○ラなどいかがでしょう」

タカトシ「しなくていーでーす」
60 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/29(火) 01:29:58.71 ID:00Jyr5BOo
タカトシ「なんだかいい匂いがしますね」クンクン

出島「お食事とお弁当を用意しました」

[キッチン]

タカトシ(すごい豪華な弁当…… が三つ?)

出島「こちらはお嬢様の分です 一緒に作らせてもらいました」

タカトシ(こんな重箱も食材もウチになかったよな…)

出島「七条家から取り寄せました」

  「お食事は 冷めないうちにどうぞ」

タカトシ「はい コトミもすぐ起こしときますよ」

    「というかキッチンとリビングがだいぶキレイになってますが

     あの洗濯モノも」

出島「出来る事はしておきましたので」

タカトシ「やっぱり あまり寝てないでしょう」

出島「どうぞお気遣いなく」


[玄関]

出島「ここまでで結構ですよ」

タカトシ「いろいろありがとうございます」

出島「こちらこそ

   またなにかあったときにはよろしくお願いします」ペコリ





  「では」

ガチャ   バタン
61 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/29(火) 01:33:15.51 ID:00Jyr5BOo
コトミ「さすが出島さん! どれも絶倫だ! あ 絶品だ!」

タカトシ「せめて着替えてから食えよ」

コトミ「着替えてる間にタカ兄食べちゃわない?」

タカトシ「おまえの分まで食べないよ まったく」

コトミ「出島さん 毎日いてくれないかなー

    ゴハンとお掃除と送り迎えと してくれたら楽なのに」

タカトシ「そうはいかないだろ」

コトミ「だってトイレもお風呂もピカピカだったよ

    吉原の高級ソー○みたいに」

タカトシ「おまえの心も真っ白に磨いていってほしかった…」
62 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/29(火) 01:37:06.35 ID:00Jyr5BOo

[生徒会室・朝]

スズ「やたら大きなお弁当を持ってきたと思ったら

   そんなことがあったのね」

アリア「楽しみだね 津田くん

     出島さんのお弁当は絶倫だよ」

タカトシ「はい… 楽しみですね」

スズ(言い直さないんだ?)

シノ「津田 おまえはそうやって

   いったいどれだけの人にフラグを…

   いや 世話を焼かせるんだ」プンプン

アリア「シノちゃん 津田くんなら仕方ないよー」

タカトシ「ホント会長の言う通りです

     出島さんにはいろいろしてもらっちゃいましたから(家事を)」

シノ「いろいろ…一晩中あんなことやそんなことをいろいろか!?

   ご奉仕を受けていたのか!!?」

タカトシ「う…なんでそうやっていつもいつも

     話を変な方へ持ってくんですか」
63 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/07/29(火) 01:42:03.61 ID:00Jyr5BOo
コトミ「たたたた たいへんだー!!」バーン

シノ「どうしたコトミ そんなに慌てて

   昨日はいろいろすまなかったな」

アリア「あらコトミちゃん 昨日はありがとう」

スズ「ノックぐらいしなさいよ

   それはそうと 同じく昨日はありがとう」

コトミ「大変だよ! タカ兄が… タカ兄が…」

シノ「どうした!? 津田がどうしたと言うんだ!?」

アリア「津田くんの身にいったいなにが!?」

タカトシ(いや俺ここにいるよね…)

スズ(津田ここにいるでしょ…)

コトミ「タカ兄が 七条家メイドとドライブデートして

    お持ち帰りして朝帰りさせたって新聞部の号外が出てるよ!!」

シノ「なんだとぉー!!

   津田! これはいったいどういうことだ!!!?」

アリア「津田くーん 出島さんになんてことをー(棒)」

タカトシ「いやさっきからずーっとその話だったよねえ?」

スズ「…モノは言いようってことね」

タカトシ「というか畑さん 仕事早ッ!!」
64 : ◆CnuooyNUm. [sage]:2014/07/29(火) 01:44:27.61 ID:00Jyr5BOo
終わりです
見てくれた方どうもありがとう

肉体的なお礼があったかどうかは、別の話
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/29(火) 01:48:41.30 ID:z25Y0Fdzo
>肉体的なお礼があったかどうかは、別の話

おい
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/29(火) 01:58:53.70 ID:vbqA1CBaO
乙です
出島さんのSSとかはじめてだったけど最高だな。タカトシ×出島さんもっと読みたい!!
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/29(火) 02:30:52.10 ID:np6A2F3Q0

まだ900ぐらい残ってるし肉体的なお礼有りのバージョンも見たいな
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/29(火) 09:32:54.56 ID:W9xlC6mjO
これからも絡みがみたいなー
69 : ◆CnuooyNUm. [sage]:2014/07/30(水) 20:45:58.16 ID:ljQEXe5Ko
お礼とか出島vsタカトシとか絡みとかは、おいおいとゆっくりと
スレが落ちないうちにやれればなあ、と
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/07/30(水) 22:45:46.37 ID:aufGbkyn0
やったー
楽しみに待ってます
71 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/09(土) 21:08:26.54 ID:2LihmhTNo

[タカトシの部屋]


ガチャ ガチャ



カチ

ガチャ バタン



ガサガサ


ガサゴソ  ブチッ


ガサ 


ガララララ ポイッ ガラララバタ


スーッ ガサゴソ


スーッ ゴソゴソゴソ



ジャラ ガチャ ジャララ ガチャ



ファサッ ゴロン


タカトシ「」ハッ

    「?」チラ

出島「…」

タカトシ「…」

    「えええっ!?」

出島「どうも 先ほどぶりです」
72 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/09(土) 21:10:55.80 ID:2LihmhTNo
続きは深夜

>>58の続きになってます
完成がいつかわからないので
できたトコからうpしてきます
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/08/09(土) 21:37:17.53 ID:2pAh6LUpO
もう、深夜か?
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/09(土) 22:20:45.78 ID:Tod95Bd90
きた
楽しみ
75 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/10(日) 01:07:20.73 ID:AMRwqbeLo
タカトシ「なッ…なにしてるんですか!?」

出島「…」

   「同衾…といいますね」

タカトシ「それはそうです…」

    「どうやって入ってきたんですか?」

    「たしかに鍵かけましたよ」

出島「あの種類の鍵は

   中にいる人の非常時のため

   外側からでもすぐ開くようになってます」

タカトシ「へえ〜そうなんですかあ」

出島「はい 侵入を防ぐには適していません」

タカトシ「そうなんですね

     ためになること聞きました

     ではおやすみなさい」

出島「そうはいきません」

タカトシ「ちくしょう」
76 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/10(日) 01:11:40.05 ID:AMRwqbeLo
タカトシ「この手錠」ジャララ

    「なんなんですか!?」

出島「手錠ではありません 手枷です

   拘束するときや吊るすときなどに使う…」

タカトシ「どっちでもいいです

     はずしてください」

出島「それはできませんね」

タカトシ「どうしてです」

出島「あまり本気で抵抗されると私では敵わないので」

   「そして あなたはきっとこういうのがお好きです」

タカトシ「…」ゴクリ

    「なんでこんなもの持ってんです」

出島「…」

   「メイド七つ道具ー」

タカトシ「そりゃウソだ」
77 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/10(日) 01:17:11.21 ID:AMRwqbeLo
出島「いざという時のため常に肌身はなさず持ってます」

タカトシ(その『いざ』がいま俺になのか…)

    「そのカッコ(バスタオル一枚)も」

    「///」

    「ちゃんと着てくださいよ!!」

出島「メイド服のままがよかったですか?」

タカトシ「そういう意味じゃないですが

     そっちのほうがまだマシです」

出島「では次の機会があればそうしましょう」

   「今は着替えの用意がなく

   汚すと面倒なのでコレがイイかと」

タカトシ「…」

出島「でもこれもそそりますよね

   当然下着はつけてません」

タカトシ「…クッ」
78 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/10(日) 01:19:53.27 ID:AMRwqbeLo
タカトシ「で こんなことまでして」ジャララ

    「どうするつもりです」

出島「ご想像通りですよ」

タカトシ「…」

    「本気ですか」

出島「はい」

タカトシ「もうちょっと普通のやり方があるでしょう」

出島「普通コースをご希望と」

タカトシ「違います!」

    「あ 普通以外のことも希望しません」
79 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/10(日) 01:24:19.62 ID:AMRwqbeLo
タカトシ「なんでこんなことを

     その…したいんですか」

出島「それは今日のお礼と

   私の性欲です」b

タカトシ「躊躇なく言うのが実に清清しいです」

    「お礼といっても

     オレはたいして役立たなかった気がします

     結局は人頼りだったし」

出島「頼りにできる方と繋がりを持つことは大切です」

タカトシ(まあたまには頼れるのかな…いつもはアレだけど)

出島「ということで私とも繋がりましょう」

タカトシ「待て待て待て」
80 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/10(日) 01:29:53.04 ID:AMRwqbeLo
出島「強情ですね」

タカトシ「どっちがです」

出島「普通の思春期童貞男子は 半裸のメイドが

   ベッドに飛び込んできたら泣いて喜びますよ」

タカトシ「時と事情によります

     それにいろいろ鍛えられて耐性つきましたから」

出島「ほぉ…それはいったい誰に」

タカトシ「やっぱり先輩たちでしょうか」

出島「アリアお嬢様も…ですか」

タカトシ「はい」

出島「」ギロ

タカトシ「…あ」

出島「どう鍛えられたか

   その身体に聞いてみないといけませんね」ゴゴゴゴ

タカトシ「出島さん怖いです

     目がケモノです」
81 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/10(日) 01:33:18.34 ID:AMRwqbeLo
出島「取り乱しました」

タカトシ「いつも乱れてますよね」

出島「ではこういうことで妥協しませんか」

タカトシ「一応聞きます」

出島「これは全部夢です」

タカトシ「そう来たか」

出島「夢の中なので何が起きても不思議ではありません」

   「美人メイドが半裸で飛び込んでくることだってあります」

タカトシ「否定はしませんよ」

出島「それから何をしようが夢の中の出来事

   目が覚めるといつもの朝です」

   「隣には裸の私が…」

タカトシ「ダメじゃん」
82 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/10(日) 01:37:06.36 ID:AMRwqbeLo
出島「ですが

   そういう夢を見たことはありますね」

タカトシ「ウッ…それは…あります」

出島「私の夢を見たことは?」

タカトシ「///」

出島「ありますね」

タカトシ「はい///」

出島「夢の中での私は何をしたのでしょうね」

タカトシ「///」

出島「現実の私は夢よりすごいですよ」

タカトシ「言いだした本人が現実って認めちゃダメでしょ」
83 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/10(日) 01:42:02.55 ID:AMRwqbeLo
出島「やはり身近な人物を夢に見ることが多いのでしょうか」

タカトシ「言わなきゃだめですか」

出島「ひとりの女子としての興味です」

タカトシ「はぁ」

    「見ますよ

     知ってる人たちを」

出島「アリアお嬢様も」

タカトシ「そうですね

     七条先輩はやっぱり多いです」

出島「」ギロッ

タカトシ「あ…」

出島「たとえ夢の中とはいえ

   お嬢様に手を出しましたね」ゴゴゴ

タカトシ「いまの明らかに誘導だよねぇ?」

出島「これはもう私の夢しか

   見られないようにする必要がありますねえ」ゴゴゴゴゴ

タカトシ「出島さん怖いです

     目が病んでます」
84 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/10(日) 01:47:32.97 ID:AMRwqbeLo
出島「またもや取り乱してしまいました」

タカトシ「乱れてないときのあなたをよく知りません」

出島「しかし コレほどまでに

   乙女の願いを聞き入れてくれない方だとは…」

タカトシ「なぜ俺が非難されてるのでしょう」

出島「私も手荒な真似をするつもりはなかったのですが

   こうなっては仕方ありません」

タカトシ「変な真似はやめてくださいよ

     十分変な状況ですけど」

出島「コイツを使うことにしましょうか」ヴィイイイイイイイ!!

タカトシ「なんですかそれ!!!?」

出島「いつぞやの私からのプレゼントですよ」ヴィイイイ

   「机の引き出しの奥の奥にありました

   使った形跡はなさそうですね」ヴィイイイ

   「初めてなんでしょうが

   力を抜けば十分イケるかと」ヌガセヌガセ

タカトシ「イヤァァァァ!!」ジタバタバタ

    「せめて普通にしてください! 普通に!!」

出島「はい…では普通に致しましょう」

タカトシ「」シマッタ
85 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/10(日) 01:52:10.85 ID:AMRwqbeLo
続きます
けど次のうp時期はまったく未定

鍵の話はホントなので悪用しないようにお願いします
詳しく調べて姉妹の部屋の鍵で試したりしないようお願いいたします
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/10(日) 01:58:20.15 ID:QeX57BaI0
タカトシの童貞は守ってほしい…

87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/10(日) 03:50:20.97 ID:+veKEWDeO
とはいえ女に恥をかかせないのも男の甲斐性でもあるが...まぁこの人達に恥の観念があるかどうかはさておき
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/10(日) 06:56:18.04 ID:wF1hUgH/O
乙です
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/10(日) 07:24:46.12 ID:fOEoFBxdO
本気の出島さんだったらタカトシなすすべ無し
安らかに逆レされてくれたまえ
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/12(火) 23:02:31.03 ID:kLn924te0
すばらしい
もう一度いう、すばらしい
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/16(土) 19:35:43.09 ID:Ow2KgfFiO
逆レの後は純愛ルートもみたいな
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/27(水) 22:16:54.31 ID:WolZ2fMNO
待ってます
93 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/30(土) 18:35:27.86 ID:a/KqL2eOo
日付変わったあと〜夜明け前ぐらいに上げてきます
R18な表現の苦手な方は26レスぐらい飛ばしてください
一部の内容が前に上げたのと被ります

>>86
許せ


>>91
「純愛=合意でヤる」というコトでOK?
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/30(土) 22:03:01.23 ID:xi1yaubfO
>>93
合意の上で致してその後イチャイチャ仲良くしてるところがみたいな
95 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 01:32:10.80 ID:fpLON45Ao
出島「ではこのまま

   脱がせてしまいますね」

タカトシ「クッ…///」

ヌガセヌガセ

タカトシ「//////」

出島「これは…」

ビンッ

出島「噂には聞いていましたがココまでご立派とは」

タカトシ「誰がそんな噂流してるんですか///」

    「だいたいわかりますけど」

出島「見蕩れてしまいます」ギュッ シコシコ

タカトシ「ゥ…」

シコシコ

シコシコ

タカトシ(ヤバい…手だけなのにヤバい)

出島「このままいっぺん出しちゃいますか?」シコシコ

タカトシ「そんなの…選ぶ余裕ありませんッ」

出島「そうですか」ピタッ

タカトシ「ぁ…」

出島「もったいないので

   さっそく取りかかりましょうか」

  「私のほうはもう準備出来てますので」

ニュプッ ヴヴヴヴヴウヴヴ(ローター)

タカトシ「…」

    (この程度じゃ驚かなくなった俺がいる…)
96 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 01:35:17.71 ID:fpLON45Ao
出島「始めますね」ニギ

タカトシ(うわっ…来る)ジャララ

出島「あら」

タカトシ「」

出島「目を覆ってしまって…どうしました?」

タカトシ「…とても見れません」

出島「…」ピリッ

タカトシ「…」

出島「それならそれでもいいですが」クルッ

タカトシ「ん……」

出島「私は好きにするだけですよ」キュッ

タカトシ「…」

    (もう帰りたい…)

    (俺んちだけど…)
97 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 01:37:30.32 ID:fpLON45Ao
出島「では失礼して」

ヌチュ

タカトシ(当たってる…)

グッ

出島「ア…」

タカトシ(入って…)

ググッ ズ ズチュ

出島「ア……ハ…アァ…」

タカトシ(入ってく…)

    (出島さんのこんな声…///)

    (…かわいい///)

ズ ググッ 

出島「んっ!!」

ズプッ

出島「ア…ん……」

タカトシ(入ったのかな? …全部)チラッ

    (あぁ……ついに)

    (さよなら…昨日までのオレ)
98 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 01:39:47.04 ID:fpLON45Ao

 ギュウッ

タカトシ(うゎ!!)

    (締め付けが!!)

    (熱い…)

    (…でも大丈夫

     コレならまだ…)

.


.


.


.


.


.


タカトシ(あれ?)
99 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 01:41:46.49 ID:fpLON45Ao
タカトシ(…なんにもしてこない?)

    (普通は動くんだよな…上が)

    (まさか俺が動けと!?)

.


.


.


.


.


.


.


.


タカトシ(あれれ?)
100 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 01:44:38.20 ID:fpLON45Ao
タカトシ(本当になにもしない?)

    (出島さんはこういうので満足な人…なのか?)

.


.


.


.


.


.


.


.

出島「…ん…フ…ア……アハ…」

タカトシ「!?」
101 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 01:47:12.84 ID:fpLON45Ao
出島「アハ……クッ……ん……アッ……」

タカトシ「」

    (ナンダコレ)

    (笑ってる?)

出島「ンフフ……ア…ハ……」

タカトシ(ちょっと怖い…かも)

出島「ハ…アハ……ん」

タカトシ「…」

出島「……あ……」

  「…ん」

  「…」

  「……失礼」

タカトシ(え?)

出島「自分を…出しちゃいそうでした」

タカトシ(なに言ってんだ…)

出島「…」

タカトシ「…」

出島「久しぶりなんです…この感覚」

タカトシ「…」

出島「すごく…イイですよ…」

  「私と…合います」ニコ

タカトシ「」ゾクゾクッ
102 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 01:49:34.78 ID:fpLON45Ao
出島「ではあらためて」

ギュギュギュウウウッッッ

タカトシ「うゎっ!!」

    (締め付けが…さらに)

    (こんなんで動かれたら…)

出島「動きますよ」

タカトシ「こんなの無理です! ダメです!」

出島「遠慮しないで」ギシッ

タカトシ「あぁっ!!」

ギシッ

ギシッ

ギシッ

ギシッ

タカトシ「あ…ハァ…アアッ!!」

出島「さっきからそんな大きな声を出して…

   お隣はどなたのお部屋でしたか?」コンコン

タカトシ「!」

    「」ジャララ

ギシッ

ギシッ

ギシッ


タカトシ「ン……ンーー! ンム……ンン!」

出島「残念

   かわいい声なのに」

タカトシ「ンッ…」ナミダメ
103 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 01:52:02.60 ID:fpLON45Ao
出島「どうせ口をふさぐならこうしましょう」ジャラ

チュ

タカトシ「!?」

クチュ ジュブ ジュル

タカトシ「んん…」

出島「ん…」

タカトシ「…ん……ンム…」

クチュクチュ ジュプッ

出島「ふぅ」

タカトシ「」ボー

出島「どうですか?」

タカトシ「…かなり好きカモです……コレ」ボー

出島「じゃあこれからもいくらでも

   でも目は閉じましょうね」
104 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 01:54:12.73 ID:fpLON45Ao
出島「コレ もう取りますね

   必要ないですね」ジャララ

ガチャ ガチャ ポイッ

出島「起こしてください 身体を」

タカトシ「」ムクリ

出島「こうやって」ダキッ

  「続けますね」

ギシッ

ギシッ

ギシッ

タカトシ「ハぁ……ん…あ……あ…」

ギシッ

ギシッ

タカトシ「…」チラ

出島「はい」チュ

クチュ ジュッ ジュル…

……
105 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 01:56:58.10 ID:fpLON45Ao

……

タカトシ「あの…もう…」

出島「もう?」

タカトシ「…」

    「出そうですッ」

出島「はい」


ギシッ ギシッ


タカトシ「…」

出島「…」


ギシッ ギシッ


タカトシ「あれ?」

出島「え?」

タカトシ「出そうなんですが」

出島「はい」


ギシッ ギシッ


タカトシ「あの…出しちゃいますケド

     出島さんに」

出島「…」

  「あ〜ぁ」ウンウン

  「…」

  「そのままどうぞ」

タカトシ「」
106 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 02:00:18.62 ID:fpLON45Ao
タカトシ「ダメです

     そんなの」

出島「なぜ?」ギシッ ギシッ

タカトシ「なぜ…って…

     もし…」

出島「もしそうなっても私はかまいませんし

   七条家も許してくれると思います」ギシッ ギシッ

タカトシ「…」

出島「もともとそういう目的のための行為をしてるんですよ」ギシッ ギシッ

タカトシ「…アノ…ホントにもう…」

出島「ホントにダメと思うなら

   今からでもやめさせることはできますね」ギシッ ギシッ

タカトシ「ウ……」

出島「私はこのまましますよ」ギュッ

タカトシ「…ん…ア…」

出島「我慢せずに」

タカトシ「」ブルブル

出島「存分に」

  「どうぞ」

  「私へ」

タカトシ「」

ドクッ ドクッ ドクッ ドクッ
107 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 02:02:35.60 ID:fpLON45Ao
出島「出てますね」

タカトシ「ァ…」


ドクッ ドクッ ドクッ ドクッ

ドクッ ドクッ ドクッ ドクッ


出島「止まらないですね」

タカトシ「…ウ…クッ…」

出島「やはり本能ですか」


ドクッ ドクッ ドクッ ドクッ


出島「これだけ多いと…確実かもしれませんね」

タカトシ「―」キッ

    「」チュ クチュ ジュチュ

出島「んんッ!」

  「ん…フ…ンム……」ジュルルッ クチュ


ドクッ ドクッ……
108 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 02:06:26.36 ID:fpLON45Ao

……

タカトシ「」グッタリ

出島「」ナデナデ

   「」チュ チュプチュプ

   「」スリスリ

タカトシ「」シュン

出島「あら…もう萎えちゃいますか ワカイノニ」


ニュポッ シュルル


出島「それにしても

   けっこうな量ですねぇ」プランプランプラン

   「溜まってました?」

タカトシ「…」

    「……はあ!?」ガバッ

    「へ? え…? それ…なんです?」

出島「いま私に出したばかりの精液…」プランプラン

タカトシ「…が入ってるソレです」

出島「コンドームですよ」キュッ

   「コレも引き出しの奥の奥に大事に仕舞ってありました

   未開封で」

タカトシ「そんなものいつ着けたんですか!?」

出島「あなたが見ようとしなかっただけで

   私は堂々と着けましたが何か」

タカトシ「」グヌヌ
109 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 02:10:06.22 ID:fpLON45Ao
出島「まったく気付いてなかったとは

   よほど質のいいものなんでしょか コレ」マジマジ

タカトシ「クッ…」

    「じゃあどうしてあんなに…言ったんですか」

出島「それはまあなんと言うか

   思春期童貞M男子を煽って追い詰めて」チラッ


シュシュシュッ


出島「逃げ場をなくして

   それでどんな面白いことが見られるかと…

   そういう興味です」フキフキ

タカトシ「ッん〜〜〜〜」

出島「ああ…もう童貞ではなくなりましたね」フキフキ シコッシコッ

タカトシ「こっちは色々と…考えちゃったじゃないですか

     …責任とか将来とか///」

出島「それは非常に気になりますね

   でもお話してもらうのはまたいつの日か」シコッ フキッ

   「それより」


ビンッ


出島「またお元気になられたようですが」

タカトシ「///」

出島「もう一度

   しますよね」

   「次こそ普通に」
110 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 02:11:34.27 ID:fpLON45Ao
続きは2‐3時間後
111 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 05:16:30.63 ID:fpLON45Ao
出島「とりあえず」ゴロン

タカトシ「…」

出島「脱いではどうですか 上を」

タカトシ「はい」


ヌギッ


タカトシ「出島さんの…(バスタオル)は…」

出島「取りましょうか…いえ

   いつでも取ってください」

タカトシ「」ゴクリ


バサッ


タカトシ(うわぁー)

出島「…イキナリデスカー」

タカトシ(普段はあまりわからないけどイイカタチ…)

出島「…」ツネッ

タカトシ「イッ…」

出島「品評はいいです」

タカトシ「ごめんなさい」
112 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 05:18:53.37 ID:fpLON45Ao
タカトシ「」ソワソワ

出島「どうしました?」

タカトシ「何したらいいか

     よくわからなくて…」

出島「はぁ」ダキッ ギュッ

タカトシ(ワワッ!!)ムニッ

    (こんな…近ッ)

出島「変わりましょうか また上に」

タカトシ「…それは怖いです」

出島「では がんばりましょう」

タカトシ「はい」
113 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 05:21:31.46 ID:fpLON45Ao

チュパッ チュプッ レロ

出島「は…ぁ……ん…ァ…」

タカトシ(やっぱりこの声…すごくかわいい)

    (ずっと聞きたい…)


チュプチュプ ペロ


出島「ぁ……ァア…ハ…」

タカトシ(…けど)

    (いつまでこうしてたらいいんだろ)

出島「…」ガシ

タカトシ(え…腕を……)


ジュン


タカトシ(下に!)
114 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 05:24:10.55 ID:fpLON45Ao
タカトシ(指が…)

チュ

タカトシ(吸い込まれるみたい…)


チュクチュク ジュブ!


タカトシ(こんなになって…)

出島「んんっ!!」


ジュプ ジュ キュ


出島「ハァ……んッ…ア…」

タカトシ(指一本なのに…すごく締め付ける)

    (こんなので入るのかな…)

    (…って さっき入ったか)


タカトシ(もっと奥…)


ジュブジュブ ズッ ズズッ


出島「んんーッ!!」

タカトシ(ヤバイ…)

    (入れたい…)
115 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 05:27:50.83 ID:fpLON45Ao

モゾ モゾ ギシ グイッ


ヌチ ヌルッ


ズ ニュル


タカトシ(あれ…入らない……)

出島「」ジー

タカトシ「あ」

出島「そのまましてしまいます?」

タカトシ「え?」

出島「そのまんま…しちゃいますか?」

タカトシ「…え?」

出島「色々な覚悟をお持ちなら

   そのまましてしまって構いませんが」

タカトシ「あ…」

    「着けます」
116 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 05:32:13.65 ID:fpLON45Ao

ガサゴソ

出島「どうぞ」

タカトシ「はい」

    (なぜ枕の下から…)

    「…」

    「…」

出島「まず袋から出します」

タカトシ「はい///」ピリッ

出島「表と裏を間違わなければ

   なんとなくわかると思います」

タカトシ「はい」クルクルッ キュッ

    「こうですね」

出島「よく出来ました」パチパチ

タカトシ(軽い羞恥プレイ?)
117 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 05:35:57.51 ID:fpLON45Ao

ヌチ ヌルッ

ズ ニュル


タカトシ(やっぱり…入らない……)

出島「」ジー

タカトシ「あ」

出島「やはり私が上に」

タカトシ「イヤです」

出島「それでは」


クプハ


出島「こうすればしやすいでしょう」

タカトシ「///」

出島「…」

タカトシ「///」

出島「恥ずかしいんですよ 私も」

タカトシ「はい///」


ヌチュ


出島「そのまま身体ごとこっちへ…」


ズ ズ


出島「体重をかけてもいいですよ」


ズ ズプッ ジュブブ


出島「ぁ…」


ジュプ グッ


出島「ん…」ギュッ


ジュッ グッ


出島「あぁ…んっ!!」

タカトシ(入った…)

    (…で?)
118 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 05:39:02.05 ID:fpLON45Ao
出島「ハァ…ハァ…」

タカトシ(やっぱりかわいい…)

    (けどそれはそれ!)

    (動くんだろうけど…前後か? 上下か?)

出島「あまり深く考えずに…どうぞ」

タカトシ(全部見透かされてる……

     やるしかない!!)


ズ ズブ ジュブ ジュブ

ジュブ! ジュブ! ニュポン

タカトシ「あ」

出島「あ」

タカトシ「」

出島「そんなに速く大きく動かなくてもいいんです」

タカトシ「///」
119 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 05:41:11.69 ID:fpLON45Ao
出島「ではもう一度」

タカトシ「―」


ヌチュ

ズ ジュブブ ジュプ グッ


出島「ん…あっ」

タカトシ「…」

出島「このまま…しばらく」

.


.


.


.


 ギュウッ


タカトシ(また…締め付けが…)
120 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 05:44:29.16 ID:fpLON45Ao
出島「ゆっくりと」

タカトシ(ゆっくり…)


ギシッ 

ギシッ ズチュ


出島「ンフ…」

   「…アハ」


ギシッ

ギシッ ズッ

ギュウウッッ


タカトシ(さらに…締まる…)

出島「やっぱり…合いますね」ダキッ ギュッ

タカトシ(このパターンは…)

出島「」ムクリ

タカトシ(やっぱり)

出島「」ニコ

タカトシ「(自分を抑えるのは)ダメでしたか」

出島「ダメでした」


ドサッ


……
121 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 05:51:06.98 ID:fpLON45Ao

……

出島「今度は お元気なままですね」

タカトシ「」グターー


シュルシュッ キュッ


出島「量もなかなか」

タカトシ「」グター

出番「お時間もお時間ですし」シコシコ

   「普通にするのはまた次にしましょうか」シコ

   「ハム…」


チュバッ チュバッ


タカトシ「ハ…あ……んゥ…」


チュバッ チュブッ ヂュッ


出島「ン…ハ」

   「どうしましょう」シコシコ

   「このまま お休みになりますか」チュ


チロチロ


出島「それとも」

タカトシ「―」

    「」ムクリ


グイッ

ドサッ


出島「はい」

   「お気の済むまで」
122 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 05:54:51.09 ID:fpLON45Ao

[翌朝]

PiPiPi PiPiPi(目覚まし)

PiPiPi Pi


タカトシ「―」

    (夢?)

    (…だよな? …着てるし)

    (となりに出島さんは…いない)

    (夢でいいんだよな…?)

    (……すごい夢だった///)


コンコンコンコン


タカトシ「?」ビクッ


コンコンコンコン


ガチャ

出島「おはようございます

   ゆうべはお楽しみでしたね」

タカトシ「……おはようございます///」

出島「そろそろ七条のお屋敷に戻ります」

タカトシ「はい ちゃんと休めましたか?」

出島「はい」

タカトシ「それならいいんですが…」

出島「お目覚めが悪いようですね」

タカトシ「そう見えますか?」

出島「思春期男子憧れ

   メイドのお目覚めフ○ラなどいかがでしょう」

タカトシ「しなくていーでーす」
123 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 05:58:24.64 ID:fpLON45Ao
タカトシ「なんだかいい匂いがしますね」クンクン

出島「お食事とお弁当をご用意しました」


[キッチン]

タカトシ(すごい豪華な弁当…… が三つ?)

出島「こちらはお嬢様の分です 一緒に作らせてもらいました」

タカトシ(こんな重箱も食材もうちになかったよな…)

出島「七条家から取り寄せました」

   「お食事は冷めないうちにどうぞ」

タカトシ「はい コトミもすぐ起こしときますよ」

    「というかキッチンとリビングがだいぶキレイになってますが

     あの洗濯モノも」

出島「出来る事はしておきましたので」

タカトシ「やっぱり あまり寝てないでしょう」

出島「どうぞお気遣いなく」

   「…」

   「とゆーか寝かせてクレナカッタノハドコノドイツデスカ」ブツブツ

   「キノスムマデトハイイマシタけど普段はあんなにしませんよ

   …まったく」プイッ

タカトシ「へ?」

出島「…///」
124 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 06:01:30.43 ID:fpLON45Ao

[玄関]

出島「ここまでで結構ですよ」

タカトシ「いろいろありがとうございます」

出島「こちらこそ

   またなにかあったときにはよろしくお願いします」ペコリ

   「…」

   「まだし忘れたことなどありませんか?」

タカトシ「あ えーと なにかありますか?」

出島「ハァ」ヤレヤレ

   「」ムナグラ ガシッ

タカトシ「!?」


グググッ


タカトシ「あの…近いです///」

出島「…」キッ

タカトシ「…」ゴクリ
125 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 06:04:33.79 ID:fpLON45Ao
出島「こういうときは目をつぶるんです

   何度も言いましたよ」

タカトシ「はい……」


チュ


出島「これはあまりしていませんでした」

タカトシ「///」

出島「舌を入れるほうは飽きるほどしましたが

   よほどお好きで」

   「では」


ガチャ   バタン


タカトシ「///」

ガチャ

出島「ひとつ忘れていました」

タカトシ「はヒ!?」

出島「お部屋のゴミはまとめてませんので

   ご自分でお願いします

   見つからないように」


バタン
126 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 06:10:14.33 ID:fpLON45Ao
タカトシ(俺…なにやったんだ?)

    (どこから夢なんだ…?)フラフラ

[タカトシの部屋]

ガチャ

[机の上に 手枷 おもちゃ×2 コンドームの箱]

タカトシ(持って帰れええええ!!!!)

    (これとこれは元からあったもんだけど

     コッチは……わざとだ

     絶対わざと置いてった!!)

    「」ハッ

    (ってことは

     かなりの部分が現実…?)

    「…」

    (とりあえず片付けないと

     こんなの見られたら…)


ガチャガチャジャラジャラランガチャカサッ


タカトシ(アレ?)カサッ

    (この箱……)


カサカサッ


タカトシ「空だ」

    「……ということは?」

    「…」

    「」ゾクゾクゾクッッッ


タカトシ(まさか…まさかな)ガクガクブルブル

    (そうだゴミを…まとめよう)


[ゴミ箱]

タカトシ「」

    「ひとつ…ふたつ…みっつ…よっつ…い…

     そして俺は数えるのをやめた…」
127 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 06:14:02.71 ID:fpLON45Ao

>>61の続き]

コトミ「タカ兄 なんかテンション低いね」

タカトシ「疲れてるかも…いろいろと」

コトミ「ちゃんと朝立ちした?」

タカトシ「ナニきいてんだッ」

    (そういえばしてないような…)

コトミ「そんでさあ

    洗濯したのってタカ兄なの?」

タカトシ「いや 出島さんだよ」

コトミ「じゃあ 洗濯してるときタカ兄起きてた?」

タカトシ「まだ寝てたよ なんで?」

コトミ「昨日の夜タカ兄の着てたパジャマが

    もう洗濯してるのはなんでかなーって」

タカトシ「」

コトミ「あの干してるシーツもタカ兄のベッドのだし

    バスタオルもどうしてあんな何枚も洗濯したのかなあ?」

タカトシ「」

    「」
128 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/08/31(日) 06:24:10.77 ID:fpLON45Ao
2度目の終わり

3度目があるかはわからない

>>94
ウチの津田君は深いキスでスイッチが入ってしまって
ウチの出島さんは津田君とエッチがすごく合うことを発見してしまって
こういうふたりがこっからどうやってイチャラブになるのか今は見当もつかない
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/31(日) 06:26:09.68 ID:XXr/kpZ9O
乙です
どんなに時間かかってもいいから貴重なタカトシ×出島もっと見たいです!
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/01(月) 21:55:39.58 ID:IrcBIXSHo
乙ー!
三度目待機して待ってる
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/03(水) 18:52:21.24 ID:1gZ4jbrdo
言葉攻めもいいけど後戯してる出島さんが特にエロいね
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/09/04(木) 05:03:36.72 ID:fDeQhN1S0
肉体の相性から始まる仲があったっていいじゃない
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/04(木) 09:22:55.52 ID:XdcXMd9yO
肉体の相性は重要ですよええ
134 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/12(金) 01:23:37.33 ID:Qt07sal8o
「おはようございます」

「おはよう…ございます」

「お目覚めに熱い紅茶をどうぞ」

「はぁ…いただきます」

ズズズ

「いかがでしょう」

「よくわかりません」

ズズ…

「あのー」

「はい」

「どうしてウチにいるんですか」

「それにお答えする前に

 とりあえず今朝の新聞をご覧ください」

「はあ」


バサッ


「…」

「ええッッ!?」

『七条グループ 経営破たん』
『関連企業○百社売却へ』
『負債総額は○千億』

「こ…コレって一体??」

「ご覧のように七条家は没落してしまいましたので

 本日からはこの家のメイドを勤めます」ペコリ

「」
135 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/12(金) 01:25:50.48 ID:Qt07sal8o
「いろいろ突っ込んでもいいんでしょうか」

「お好きなところへどうぞ」

「…ええと 七条先輩や七条の家のひとは

 どうなりましたか」

「お屋敷のほうは引き払いまして

 すでに海外へと向かわれました

 それ以上私のほうから申し上げることはありません」

「どうして…先輩と一緒に行かなかったんですか」

「…」

「あんなに慕っていたじゃないですか

 いろんな意味でですけど」

「…」

「こんな家にいるより

 そばにいて先輩の支えになってほしいですよ

 俺は」

「これもお嬢様の固いご意志です」

「なんですか? 意志って」

「それは…」

「それは私が説明するよー 津田くん!」バーン

「そうかこう来るのかー」
136 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/12(金) 01:27:34.03 ID:Qt07sal8o
「一応聞きます……

 七条先輩…そんなカッコ(メイド服)でなぜココに!?」

「私も出島さんと一緒に

 この家のメイドとして生きていくことに決めたよ」

「うん おかしいねおかしいよ」

「お嬢様…ご家族についていけば

 ある程度恵まれた生活が保障されるというのに…

 誰にも頼らない苦難の道を選ばれるのですね」ホロリ

「誰にも頼らないと言いましたが

 ウチには頼ってますよねえ」

「出島さん 私はもう七条グループの娘ではないよ

 だからちゃんと名前で呼んで」

「ア…あ…アリア…さま」

「『さま』もいらないよー

 この仕事は出島さんが先輩だからね」

「…アリア」

「出島さん…」

「アリア!」

「出島さん!!」

「…腹減った」グゥゥ

「ちょっと待ったーーー!」バーン
137 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/12(金) 01:29:36.89 ID:Qt07sal8o
「コトミちゃん? そんなカッコ(メイド服)でどうしたの?」

「お二人の姉妹愛?師弟愛?主従愛?に感動しました!!

 私もこの家のメイドになって二人を助けます!!」

「おまえの場合は単なる家事手伝いになるからね」

「なんで私までこんな…」

「時さんも付き合ってくれてありがとね ホントいつも」

「待てぇーい!!」バーン

「シノちゃん!? そんなカry」

「コトミよ おまえひとりにいいカッコはさせないぞ!!」

「正義超人かよッ」

「アリアの苦難は私の苦難だ

 その苦難を乗り越えるための道を

 私も一緒に歩もうじゃないか!」

「言ってることは立派だけど

 ウチ何人雇うことになるのかな」

「くぅ〜 友情パワー炸裂ですなあ」

「おまえは黙っててくれ」
138 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/12(金) 01:31:50.49 ID:Qt07sal8o
「みんな ありがとう

 私…がんばってメイドの道を極めるよ!」

「どんなに道は険しくとも

 皆で助け合っていけばどうってことないさ!」

「もうね ウチにいるより

 そういう事業でも始めたらどうですか

 人数そろってるし」

「それだ! 

 津田! それだ!」

「」ビクッ

「こんな小さな家で出来る事には限界がある

 ならば皆で外へと羽ばたこうじゃないか」

「さらっと失礼なこと言ったね」

「その通りです お嬢様は…

 いえ…アリアはもっと広い世界へ出て行くべき人なのです

 こんな狭い家でくすぶってる場合ではありません」

「さらに失礼な表現だね」

「ならば!!」バーン

「あ ヤッパリいた」
139 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/12(金) 01:34:09.28 ID:Qt07sal8o
「会計と財務は私に任せてください!!」

「うむ 萩村はスーツか

 様になっているな」

「会長 七条先輩 水くさいじゃないですか

 なぜ私を呼んでくれなかったんですか」

「ウソつけー 裏で一緒に待機してただろー」

「すまない 萩村には 

 私たちのいなくなった生徒会を

 守っていてほしかったんだ」

「会長も七条先輩もいない生徒会なんて

 何の意味もないところですよ!!」

「俺は?」

「とにかく!

 この6人がいれば我々はナンだってできる!!」

「強引に締めたね」

『お待ちください…』

「なんだこの声は!?」

『みなさん…この私をお忘れではないですか…』

「いったい誰だ!!」

「畑さんですよ わかるよね」
140 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/12(金) 01:36:30.06 ID:Qt07sal8o
「どこだ畑! 姿を現せ!!」

「ここです!!」バーン

「くっ…いつのまにそんなところに」

「全員そこから入ってきましたよね」

「皆さんのアツい友情に感涙しそうです

 ぜひ私にもお手伝いさせてください!」

「そうか 畑はナニができるんだ」

「私には宣伝・広報をお任せください

 諜報活動もお手のものです」

「後半はなんの役に立つんだろ…」グゥゥゥゥ

「よし これで最強の仲間がそろったな

 この仲間たちがいれば我々はナニにだってなれる!

 どこへだってイケるぞ!!」

「おーーーー!」「オー」

「朝ごはん 簡単にでいいなら作るけど いるひとー?」

 ハーイ ハーイ オネガイシマス ハーイ…

「ひとりぐらい働けッ!」
141 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/12(金) 01:37:56.14 ID:Qt07sal8o

バサッ


『七条グループ復活へ』
『メイド派遣業からの大躍進』
『新生七条グループ総帥 七条アリア(18)』


「無いなー」

「これは無いなー」

「これ現実じゃないよなー」

「ですよねえ? 出島さん」



出島「」ハッ
142 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/12(金) 01:40:17.66 ID:Qt07sal8o
出島「…」

  「あぁ…」

  「…」

  「夢でしたか 私の」


キョロキョロ


[津田ん家のリビング]


クー

出島「それにしても…」

クー

タカトシ「」スー グー

出島「どうしてこうなってるのでしょうね」

タカトシ「」クカー

出島「ま」チラッ

  「…」ヒトツフタツミッツ

  「私が原因なんですケド」

タカトシ「」クー

出島「…」ナデナデ
143 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/12(金) 01:42:37.70 ID:Qt07sal8o
続きます

どうしてこうなってるのかは
またこれから考えます
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/12(金) 02:21:27.10 ID:M7d32NVKO
乙です
毎回更新楽しみ
145 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/13(土) 03:49:25.68 ID:117HzlYPo
そういえば先週のマガジンの出島さんは
あれ津田ともヤる気でしたね
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/13(土) 15:02:29.17 ID:Rnctf+J0O

出島さんが津田をどんどん好きになっていくのが見たい
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/17(水) 04:55:51.56 ID:lm8biV3TO
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/17(水) 04:55:51.52 ID:lm8biV3TO
149 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/23(火) 01:43:05.66 ID:jQB1W0k7o
またやってきます

2レスぐらいガチエロな表現があるので
苦手な方は飛ばしてください
150 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/23(火) 01:44:50.85 ID:jQB1W0k7o
タカトシ「ウチにですか…構いませんが

     いったいなにしに?」ビクビク

出島『お嬢様から…というよりは七条家から

   日ごろお世話になってる方々へのお届けものがあるのです』

タカトシ「あ そういうことですね

     それを今から」

出島『はい ご都合つきますか?』

タカトシ「大丈夫です

     夕方まではずっと家にいます」

出島『では早速お伺いします』


キィィィ


タカトシ「早速すぎるよッ」
151 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/23(火) 01:46:32.72 ID:jQB1W0k7o
タカトシ「あの…前も言ったと思うんですケド

     運転中の携帯は違反ですからね」

出島「申し訳ありません

   私としたことがついうっかり」

タカトシ「はあ…で お届けものって」

出島「それですが

   けっこうカサ張るものなので手伝ってもらえますか」

ドッシリ

タカトシ「かなりの重さですが…なんですか?」

出島「七条のグループ企業が契約している

   南米だか南欧だか長野だったかの

   ブドウ園で作られたワインやらナニやらです」

  「ご両親へどうぞ」

タカトシ「いろいろ適当なのが引っかかりますが

     ありがとうございます」
152 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/23(火) 01:49:02.07 ID:jQB1W0k7o
タカトシ「でもこういうのはどこで保管すればいいんでしょうか」

出島「専用の冷蔵庫があればいいですが

   ないのなら床下収納など光の当たらない場所がいいですね」

タカトシ「じゃあキッチンまで運びましょう」


ガチャガチャガチャガチャンガチャン

タカトシ「なんとか入りましたね」

出島「入りましたね 奥深くまで」

タカトシ「ところで

     あんな重いもの軽々持ってましたけど

     メイドってそんなに鍛えられるんですか」

出島「いまの仕事もなかなかハードですが

   前の仕事でもひとを吊るし上げるぐらい普通でしたので」

タカトシ「聞かないほうがいいってことありますねー」
153 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/23(火) 01:51:19.20 ID:jQB1W0k7o
タカトシ「とりあえずはお疲れ様です

     冷たいモノでもどうぞ」

出島「どうぞお構いなく」ストン

タカトシ「と言いながらも躊躇なく座りますね」

出島「今日はご家族は? ご両親はまた出張ですか」

タカトシ「いえ 夜には帰ってきますよ

     コトミは昼まで補習です」

出島「ほぉ」キラッ

タカトシ(なんか目が光った…)

スススッ

タカトシ「なぜいきなり俺の隣に来るのでしょう」

出島「その席はエアコンの風が当たりすぎるような」

タカトシ「じゃあ俺がそっちに…」

出島「いえ お体を冷やしてしまいます」ガシッ

タカトシ(オレ…捕まった…かな)
154 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/23(火) 01:53:49.03 ID:jQB1W0k7o
タカトシ(いや…まだだ!

     こらえろ!! 話題を変えろ!!)

    「あのワインは…会長や萩村の家にも…」

出島「はい お届けしましたよ」

タカトシ「やっぱり出島さんひとりでなんですか」

出島「いえ おふたりのお宅へはお嬢様も一緒に伺いました」

タカトシ「ウチはなんで…七条先輩は

     今日はなにか用事でしょうか」

出島「いえ お屋敷に居られますよ」

   「ここには私ひとりで伺うよう言われましたので」

タカトシ「どうしてです」

出島「どうしてでしょう」

タカトシ「俺 避けられてるんですか?」

出島「それはありません」

タカトシ「ならいいんですケド」

出島「お嬢様もいつもあなたを気にしていますよ」

タカトシ「え」

出島「主に後ろのことをですが」

タカトシ「イヤアアアァァンッ」

155 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/23(火) 01:56:26.41 ID:jQB1W0k7o
出島「もしよければ 今からお屋敷のほうで

   ご一緒にお受けしますか」

タカトシ「受けるって…なにをですか」ビクビク

出島「それはもちろん お嬢様の」

タカトシ「七条先輩の…」

出島「手厚く 慈悲深く 真心にあふれた」

タカトシ「…」

出島「調教を」

タカトシ「受けません絶対受けません」ブルブルブルブル

出島「ここにいるほうがいい ということですね」

タカトシ「はい!」

出島「ではしばらく こうやって」サラニ ヨリッ

   「ふたりだけで」

タカトシ(アレレ…?)
156 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/23(火) 01:58:52.15 ID:jQB1W0k7o
出島「…」

タカトシ(近い///)

出島「…」

タカトシ(息も胸も当たって///)

出島「…」

タカトシ(というかなんだコレ?)

出島「…」

タカトシ(傍から見れば仲いい男女…って感じだろうけど)

出島「…」

タカトシ(このひとのこういう間は…怖い)

出島「…」

タカトシ「寝ちゃいました?」

出島「起きてますよ」

タカトシ「いったい何をして…るのでしょう」

出島「待ってるんです」

タカトシ「待つって 何をですか」

出島「こうやって 自分自身の中で盛り上げて」

タカトシ「盛り上げて?」

出島「濡れるのを」

タカトシ(ダメかー)
157 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/23(火) 02:02:22.11 ID:jQB1W0k7o
タカトシ「なんでそんな…」

出島「ご無沙汰なんです アレから」

タカトシ「」

出島「ふたりで会う機会もありませんでしたし

   ここまできて我慢させる気ですか」

タカトシ「…俺はそんなこと」

出島「では あなたのまったく知らないような方々と

   好き放題していてもいいと」

タカトシ「それは…嫌です…が」

出島「が?」

タカトシ「俺はもう

     ずっとし続けなきゃいけないんですか?」

出島「嫌ですか」

タカトシ「嫌というか…」

出島「好きですよね こういうこと」

タカトシ「…」

出島「一晩で一箱使い切るぐらい

   夢中になっていたのはどこのどいつでしたか」

タカトシ「うググ…」
158 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/23(火) 02:05:25.90 ID:jQB1W0k7o
タカトシ「またそうやって俺を追い詰めますね…」

出島「そうしないとお元気にならないのでは」サワッ

タカトシ「ウッ」

出島「ほら」スリスリ

タカトシ「これは…だいぶ前からなってました///

     寄りかかってきたころから」

出島「おや…そうでしたか」スリスリ

  「準備はできていたわけですね」

ジーー

タカトシ「ヒャッ」

出島「…」

ジーー モゾモゾ 

タカトシ「ウゥ…」

モゾッ ビンッッ

出島「あぁ…やはり

   見蕩れますね」

タカトシ「落ち着きましょうよ…」

出島「これを今から…と思うと

   一気に来ます」

タカトシ「来ます…って」

出島「」スクッ

タカトシ「!?」

スッ スルスルスル  ポト

タカトシ(脱ぎやがったー)
159 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/23(火) 02:08:08.60 ID:jQB1W0k7o
出島「私も 準備できました」

タカトシ「あの…汚れちゃいますよ 服…」

出島「ええ ですがあの時

   次の機会ではこのまま…と言ったので」ニギッ

タカトシ「ア…あ……コ…コトミだってもう帰ってきます」

出島「ではさっさとしましょう」ヌチャ

グッ ググッ

出島「ア…ン…」

ググッ ズチュ

出島「ハァッ…ア…」

タカトシ(アレ?)

ズ ググ

タカトシ(なんか違う…この前と違う)

出島「んッ…ん!」

ズプッ

タカトシ(前より…凄い)ゾクゾク
160 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/23(火) 02:10:49.81 ID:jQB1W0k7o
出島「はぁ…ア…ん…」ダキッ

チュ 

クチュクチュ ジュプッ ジュル

タカトシ「ん…ん…ム…」

出島「ン…」

ジュプジュプ ニュ

タカトシ「フ…ハ…ハァ…」

    「出島さん…」

出島「…」

タカトシ「なんか…変ですよ

     前より…違ってます」

出島「違いますね……

   奥深くまで求めてきてますよ」

ギュウウウッッ

出島「動きます」

タカトシ「はい…」

ズチュッ ズッ 

出島「ン…ハッ」

タカトシ(本当になんだコレ…凄い…)

ズンッ ジュヌッ

出島「あッ…」

タカトシ「う…ゥあッ」



タダイマ- 
オジャマシマス
161 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/23(火) 02:13:49.94 ID:jQB1W0k7o
続きます

また次回
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/23(火) 04:23:28.78 ID:h9qUMAYbO
乙です
続きが気になりすぎる
楽しみに待ってます
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/23(火) 04:25:13.36 ID:61OfcpFEO
真っ只中で来ちゃうかー
164 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/29(月) 01:17:23.59 ID:JJfaQ0cho
タカトシ「!?」

アツイー オナカスイター アツイー オナカスイター

タカトシ(出島さん…コトミが帰って)

出島「」ギュッ


ズチュッ ジュプ


アツイ- アセデカラダジュウビッショリダヨー アソコモ
ナニヲイッテル

タカトシ(なんでヤめないんですか!!)


ズン ズチュ ジュ


タカトシ(出島さん…いいカゲン)

出島「」チュ


クチュ ジュプ ニュ


タカニー ダレカ…


出島「フゥ」ゴシゴシ スクッ

タカトシ「」

ガチャ

コトミ「…来てるのー?」
165 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/29(月) 01:19:55.46 ID:JJfaQ0cho
コトミ「あ やっぱり出島さんだー」

出島「お邪魔してます」

タカトシ「」ガクガク

    「……オカエリ」ブルブル

コトミ「タカ兄…どしたの? 震えて」

タカトシ「エアコンにアタリすぎた…カモ」

コトミ「ふーん」

   「トッキー 座ってー」

トッキー「こんにちは」

タカトシ「いラッシゃい」

出島「どうも」

コトミ「今日は一緒に宿題するから

    トッキーもお昼食べてっていいよね」

タカトシ「ア いいぞ」

    「その前に冷たいものでも…」グッ

    (アレ…?)

    (このまま立ち上がったら…ダメじゃん)

    (まだ元気だし…

     それをちゃんと収めてない…)

    (いま見えてないよな?

     服の下だしテーブルの下だし)チラ

コトミ「どうかした?」

タカトシ「いや…足がしびれて」
166 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/29(月) 01:22:29.28 ID:JJfaQ0cho
コトミ「えー タカ兄 

    トッキーのドジっ娘うつっちゃった?」

トッキー「…うるせ」

出島「では私が用意しますね」

タカトシ「すみません…」

コトミ「出島さん うちのメイドになっちゃえばいいのにー」

出島「ええ どんなお世話でもしますよ」

タカトシ「クッ…おまえも座ってないで手伝えよ」

コトミ「はーい」

トッキー「じゃあ私も」スクッ

タカトシ(時さん…なんていい子なんだああぁ…)

    (…)

    (いまのうち…)ササッ ジーー
167 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/29(月) 01:26:19.50 ID:JJfaQ0cho
コトミ「それで出島さん 今日はどうしたんですか」

出島「ちょっとしたお届けものがありましたので」

コトミ「あ 出島さん自身がってことですね」

出島「ええ その通り」

トッキー「乗るのか」

出島「ではそのお届けものを使いましょうか」

ガチャガチャン

コトミ「おぉ…ここから謎の地下通路へ…」

トッキー「ただの収納だろ」

出島「こちらはアルコール度数がゼロなので

   未成年でも大丈夫かと」


※ノンアルコールといえど未成年が飲むことは賛否両論あります


コトミ「この赤い血の如くモノでいったい何をしようと!?」

トッキー「…」

ガチャ ドン

出島「単純に氷と炭酸水で割るだけですが」

コトミ「出島さんウチの中のことよくわかってますよねー」

出島「はい

   ご両親の寝室のアレの置き場所までわかってます」

コトミ「さすがだ!」

トッキー「いいのかそれで…」
168 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/29(月) 01:29:27.23 ID:JJfaQ0cho
出島「どうぞ」

タカトシ「はい いただきます」

コトミ「いただきまーす」

トッキー「いただきます」

ゴクゴクゴク

コトミ「プハー! なんか大人の味って感じですねぇ」

トッキー「おいしいです」

タカトシ「いいですね ブドウのジュースとはまた違う感じで」

出島「では私も」ゴクゴク

コトミ「出島さんはやっぱり お酒のほうがいいんですか?」

出島「そうですね でもまだ仕事があるので」

コトミ「仕事って タカ兄のあっちの世話も?」

出島「はい お引き受けしていますよ」

タカトシ「ブホァッ ゴホゴホッ コホッ」

出島「あら」

タカトシ「プハッ ゴホッ」

コトミ「今日はタカ兄のドジっ子が開花しちゃったねー」クスクス

タカトシ「…」コホコホッ

出島「」スッ フキフキ フキッ

トッキー「…ン?」
169 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/29(月) 01:32:02.72 ID:JJfaQ0cho
コトミ「でー お昼なんにしようか」

タカトシ「ナニと言ってもできるものなんて限られてるぞ」

コトミ「いつも同じようなのじゃ飽きるね」チラッチラッ

出島「ご用意しましょうか」

コトミ「え いいのー?」

タカトシ「ダメだ 出島さんになんでも頼るな」

コトミ「ちえー」

タカトシ「時さんは 何か食べたいものなんてある?」

トッキー「…あ 私は別に…なんでも」

    「…」ゴクゴク チラッ

    「!!?」

    「プハァッッ コホッコホッ カハッ」

コトミ「トッキー!! 大丈夫!?」サスサス

トッキー「コホッコホッ ケホッ」

出島「あぁ」サッ モソッ

トッキー「」

コトミ「ドジっ娘キャラ取られそうだからって

    張り合わなくていいんだよ」サスサス

トッキー「ンなこと…するか」コホコホ
170 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/29(月) 01:35:31.74 ID:JJfaQ0cho
タカトシ「時さんコレで 拭いて」つティッシュ

トッキー「」ギロ

タカトシ(なぜオレを睨む!?)

トッキー「…ナニシテタンダ…シンジラレネエ」ブツブツ

タカトシ「え?」

出島「…」

トッキー「」バッ フキフキ

コトミ「トッキー…今のは

    強敵からの施しなんて受けられるかってコト?」

トッキー「ン〜〜〜〜」

    「…」

    「」ゴクゴクゴクゴク

    「プハッ」

コトミ「またそんなイッキに」

トッキー「」スクッ

    「…」

    「…忘れた」

コトミ「えッ?」

トッキー「宿題…全部忘れてきた…ウチに」

コトミ「ええッ!?」
171 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/29(月) 01:38:30.05 ID:JJfaQ0cho
コトミ「トッキー ドジっ娘すぎるよ〜

    今日は一緒に宿題するって決めてたのに」

トッキー「ウチでやろう どうせ写すんだろ」

コトミ「え〜暑いのにまた出てくの?」

トッキー「クッ…アイスおごる」

コトミ「ダブルでもいい?」

トッキー「トリプルでもいい!」

コトミ「うん じゃあ行く」

   「あ でもお昼ゴハンは?」

トッキー「ウチで食べろ!!」

コトミ「うん」

トッキー「じゃあ立つ さっさと!」グイグイ

コトミ「まだ全部飲んでないー」

ゴクゴクゴク

コトミ「じゃあ行ってくるねタカ兄」プハ

タカトシ「あ…気をつけて」


ドタドタドタ ガチャ
172 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/29(月) 01:41:00.28 ID:JJfaQ0cho
タカトシ「どうしちゃったんでしょう 時さん」

出島「思いもよらないモノを見てしまったのでしょうね」

タカトシ「思いもよらないモノ…ってなんです?」

出島「なんでしょう」ゴクゴク

タカトシ「はあ…」ゴクゴク

    「…」

    「…それで」

出島「はい」

タカトシ「さっきの…危なすぎですよ」

出島「危なかったですねえ」

タカトシ「どうしてすぐやめないんですか」

出島「そういうのも…燃えません?」

タカトシ「ウッ…いや…さっきのはさすがに…」

出島「そうでしたか…」ゴク

  「…」

  「…それで」

タカトシ「はい」

出島「続けますよね」

タカトシ「」
173 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/29(月) 01:43:51.91 ID:JJfaQ0cho
タカトシ「まだ続ける気なんですか」

出島「アレで終わらせる気ですか」

タカトシ「ン〜〜〜〜〜〜」

    「あんなことあって続ける気も起きないですよ」

出島「そうなのでしょうか…ね」スススッ

タカトシ「…またそうやって近くに」

出島「はい こうされると拒めませんよね」ダキ

タカトシ「ずるいです…」

出島「それも私です」チュ


クチュ ジュル ジュプ

ジュルル クチュ


ガチャ

タカトシ「あ」

出島「おや」

トッキー「…」
174 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/09/29(月) 01:46:34.92 ID:JJfaQ0cho
続く

今回の話15-20レス分ぐらいで終わると思ってたのになぜかまだ終わらない
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/29(月) 02:09:19.97 ID:SfECufnuO
おつー。あーこりゃ乱入ですかねー
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/29(月) 07:56:41.75 ID:27hJYcu3O
乙です
トッキー乱入とか最高すぎる!!
続き楽しみにしてます
177 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/05(日) 01:39:33.01 ID:q9fs7sMRo
トッキー「…」

タカトシ「…」

出島「…」

トッキー「いま出てったばかりでもう…ソレか…」

タカトシ「ウ…」

出島「…」

トッキー「ドウシテモドッテキチャッタンダ…」ブツブツ

タカトシ「あの…時さん…?」

トッキー「…」

出島「ご一緒します?」

タカトシ「」

トッキー「」
178 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/05(日) 01:42:01.22 ID:q9fs7sMRo

トッキー カバン アッター?

トッキー「…カバン」

タカトシ「え?」

トッキー「カバン…忘れてた」

タカトシ「あぁ…コレ」

スタスタスタ グッ

出島「」スクッ ガシッ

トッキー「!?」

タカトシ「!?」

出島「」ダキッ

トッキー「な!?」

タカトシ「!!?」

出島「」チュ

トッキー「」

タカトシ「!!!?」

出島「」クチュ ジュル ジュプ

トッキー「っんーーーンンーーー!!」

出島「」ジュルルル! クチュ

トッキー「ンーーンゥ!! ンッ…」

    「」グタ…ヘナ…
179 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/05(日) 01:44:51.60 ID:q9fs7sMRo
出島「」ギュッ

トッキー「」

出島「外は暑いですよ

   ここで一緒に…しませんか」スッ スルスル

トッキー「」

サワサワサワ チュプチュプチュプ

トッキー「ヒァ…ア……ア…」

チュプチュプ…ジュプジュプジュプ

トッキー「ア…ア…」

タカトシ「」ゴク


トッキー カバン…


トッキー「」

     「」バッ

出島「あら」

シュルシュル スタスタスタ

ガチャ
コトミ「無かったのー?」ヒョイ

トッキー「」メツキ!

コトミ「目が〜!目が〜!」ヨロヨロ

トッキー「…ジャマしました」ガシッ

ガチャ

メガー!
ズルズルズル

メガー!
ズルズルズル
180 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/05(日) 01:46:50.19 ID:q9fs7sMRo
出島「いい子ですね」ペロ

タカトシ「」ボーゼン

出島「躾けがいがありそうです」

タカトシ「」

出島「彼女は伸びますよ 受けも責めも」

タカトシ「……なに言ってんです

     というかなにしちゃってんです」

出島「見られてしまったので文字通り口止めを

   さらに言えばいっそのことこちら側に来てもらえないかと」

タカトシ「とんでもないこと言い出すよ ホント」

出島「まあでも 忘れ物に気が付かなかったのはウカツでした」

タカトシ「次に会ったときが気まずいなあ…」ハァ

出島「こんなこともありますよ

   この先のことはこの先考えましょう」

タカトシ「大問題起こした本人の言うことじゃないです」
181 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/05(日) 01:51:16.69 ID:q9fs7sMRo
出島「でも見入ってましたね」

タカトシ「…ビックリしただけです」

出島「彼女のお相手もしたかったですか」

タカトシ「しませんよ」

出島「ひとり…いえ

   ふたり増えるのもいいものかもしれませんよ」

タカトシ「話を進めないでください」

出島「その気になれば三人でも四人でも

   私の知ったところでは六人ほどいけますね」

タカトシ「そんなことは望んでません」

出島「ひとりで十分だと」

タカトシ「はい」

出島「それは嬉しいですね 私だけがいいと」スススッ

タカトシ(アレ?またこれ…)
182 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/05(日) 01:53:06.27 ID:q9fs7sMRo
出島「ウカツと言えばもうひとつ」

タカトシ「…なんです?」

出島「先ほどは 急いでいたあまり…」モソモソ

   「コレを着け忘れていました」カサッ

タカトシ「」

出島「危なかったですね

   もしおふたりが帰ってこなかったら…」

タカトシ「…」

出島「奥深くまで届いていたのできっと…」

タカトシ「あの…またそうやって煽って

     追い詰める気ですね」

出島「…わかっちゃいますか」

タカトシ「はい…もうだいぶ」
183 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/05(日) 01:56:28.98 ID:q9fs7sMRo
出島「では キチンと着けてお願いします」

タカトシ「…はい」

    (なぜ持ってるんだ?とは考えない考えない)

出島「どうかしました?」

タカトシ「いえ

     というかやっぱりしちゃうんですね」

出島「ええ」

タカトシ(真っ直ぐだなあ…)

出島「…」

タカトシ「…」

出島「…」

タカトシ「…」

出島「そろそろあなたから来てください」

タカトシ「…はい///」


・・・・・・
184 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/05(日) 01:58:34.30 ID:q9fs7sMRo
続く


今回の話は次で終わればいいなあ
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/05(日) 03:12:51.93 ID:coM7jRNwO
乙です
今回の話が終わってももっと出島さん×津田の話が読みたい
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/10/05(日) 11:03:40.31 ID:kCr6GYlo0

毎週楽しみにしてます
トッキーは何を見て帰りたくなったのかな?
187 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/05(日) 20:25:55.82 ID:q9fs7sMRo
出島さんの脱いだ下着です
188 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/15(水) 01:18:18.67 ID:AebyHeRHo

・・・・・・


ナデナデ

ナデナデ


タカトシ(…ん?)


ナデナデ

ナデナデ


タカトシ(なんかイイな…この感じ)


ナデナデ

ナデナデ


タカトシ(このままもうちょっと…)


.


.


タカトシ(アレ?)

ツネッ

タカトシ「イッ…」

出島「起きてましたね」
189 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/15(水) 01:21:03.92 ID:AebyHeRHo
タカトシ「」パチ

    「…」

出島「なにか?」

タカトシ「どうして俺は

     出島さんのひざで寝てるんでしょう」

出島「どうしてなんでしょうね」

タカトシ「それと…もう少し撫でられてたかったです」

出島「私がここに居られる時間も限られてますよ」ナデ

タカトシ「そうですね…」

出島「…」ナデ

タカトシ「いま何時ごろですか」

出島「2時をちょっと過ぎたあたりです」

タカトシ「そうですかあ…」ムクリ

出島「あら」

タカトシ「お昼もまだでしたね」

出島「そうでしたね」ゴロン

タカトシ「」

出島「なにかご用意しましょうか」

タカトシ「いえ…あの…これは…?」

出島「勝手にですが 交代しました」

タカトシ「はい///」
190 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/15(水) 01:23:07.69 ID:AebyHeRHo

ナデ

ナデ


出島「確かに…ずっとされていたいですね」

タカトシ「…」ナデ

出島「…」

タカトシ「…」ナデ

出島「…ん」ウトウト

タカトシ「眠いですか」ナデ

出島「気がゆるんでくると…どうしても」

タカトシ「寝ちゃっていいですよ」

出島「そうしたいですが

   先ほども少し眠ってしまっていました」

   「これから仕事もありますし」

タカトシ「仕事 そんなに忙しいですか?」

出島「確かにハードですが

   たまにはこんな なにもしなくていい時間を

   お嬢様からいただけることもあります」

タカトシ「そうなんですね」ナデ

出島「でもだいたいは結局なにかをしてしまいます」

タカトシ「…」ナデ

出島「今日もいろいろしちゃいましたね」

タカトシ「///」
191 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/15(水) 01:25:19.87 ID:AebyHeRHo
出島「今日の私は…強引でしたか?」

タカトシ「え? うーん…俺にならいいんですけど

     時さんにしたようなことは…どうかと」

出島「やはりそうですね」

   「次に会ったとき謝っておきます」

タカトシ「はい」ナデ

出島「でも あなたにならいいのですね」

タカトシ「…」

    「…覚悟しておきます」

出島「楽しみです」
192 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/15(水) 01:28:18.27 ID:AebyHeRHo
出島「ヨッ…と」ムクリ

タカトシ「あ…」

出島「ちょっとガッカリでしょう」

タカトシ「え?」

出島「起き上がられると」

タカトシ「ああ…はい」

出島「…」スクッ

   「シャワー お借りします」スタスタ

タカトシ「あ」


スタスタ

スタスタ


タカトシ「あの そっち玄関ですよ」

出島「ええ 車の中に着替えがあるので取りに」

タカトシ「取りにって…出島さん いま服装がちょっと…」

出島「ちょっと なんでしょう」

タカトシ「ちょっと…というかかなり乱れて…」

出島「これもまたワケアリな格好で

   見た人は忘れられないでしょうね」

タカトシ「通報されますよ ウチが」
193 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/15(水) 01:31:55.10 ID:AebyHeRHo
出島「ここは人通りが少ないですし

   今日は張り込んでる方もいないのが残念です」

タカトシ「いやいやいやいや」

    「俺が取ってきますから 入っておいてください」

出島「わかりました

   助手席の紙袋に着替えが入ってます」





ガチャ

タカトシ(これだよな…)ガサガサ

    (着替えを用意して来たってことは…

     最初からヤル気か…)

    (後ろの席の紙袋はなんだろ…まあいいか)


[浴室・脱衣所]


シャーーーー

タカトシ「ここ置いときますねー」

出島『ありがとうございます』


シャーーー


出島『ところで』

タカトシ「はい」

出島『ご一緒しません?』

タカトシ「え」
194 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/15(水) 01:34:39.05 ID:AebyHeRHo
出島『入るつもりですよね 私のあと』

タカトシ「はい…」

出島『一緒なら時間の節約になります』

タカトシ「……遠慮しておきます」

出島『そうですか…

   もうひとついいですか?』

タカトシ「はい」

ガチャ

出島「ちょっと お風呂の中を見てもらえます?」テマネキ

タカトシ「お風呂に変なところありました?」

ガシッ 

タカトシ「え?」

グイッ

出島「えい」

タカトシ「ワワッ!」

シャーーーーー
195 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/15(水) 01:37:11.06 ID:AebyHeRHo

[浴室]

タカトシ「」ビッショリ

    「…なんすかコレ」

出島「ちょっとしたイタズラ心です」

タカトシ「どうしろって言うんですか」

出島「もうこのまま入ってしまいましょう」ヌガセヌガセ

タカトシ「ン〜〜〜」

ヌガセヌガセヌギヌギ

タカトシ「///」

出島「いまさら恥ずかしがることもないと思いますが」

タカトシ「状況が変わると…

     受け止め方も変わってしまうんです///」

出島「このあいだはもっと積極に入ってましたよ」

タカトシ「このあいだって…入ったんですか 一緒に」

出島「はい」

タカトシ「オレ…なにしました?」

出島「言わせますか」

タカトシ「」ゾクゾク

ビンッ

タカトシ「ウッ…」

出島「あら」

タカトシ「すみません

     そんなつもりなかったんですが…」

出島「仕方ありませんね」
196 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/15(水) 01:39:40.46 ID:AebyHeRHo

ゴシゴシ

ゴシゴシゴシ

タカトシ「あの…」

出島「はい」

タカトシ「普通に背中を流されてるだけですが…」

出島「なにを期待していました?」

タカトシ「…いえ」

出島「放っておけば勝手に治まりますよ」

タカトシ「そうですね…」

ゴシゴシ

出島「まあでも」

ピト

タカトシ「うぉッッ」

出島「これくらいはしましょうか」

ヌルッヌルッ スベスベ ヌルッ

タカトシ(治まりかけてたのにいいい…)ビンッッ
197 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/15(水) 01:42:02.17 ID:AebyHeRHo
出島「では流しますね」

シャーーー

タカトシ「冷たッッ」

出島「こうやって冷やすことで

   血の巡りが悪くなって治まります 多分」

シャーーー

タカトシ「ウウッ…」

シャーーーーー キュッ

出島「あがりますか」


オタガイニフキフキ


ビンッ

タカトシ「…」

出島「治まりませんね」

ニギッ

タカトシ「ンッ…」

出島「…」

シュルシュル シコ

出島「私も…治まらないままです」

タカトシ「え?」

出島「先ほどから 私の中で 熱いのが」

タカトシ「」

出島「ですが

   いまからまた始めてしまうと

   いつ終わるかわかりませんよね」シコ

タカトシ「…」

出島「またゆっくり過ごせる時間があるときに

   お願いしていいですか」パッ

タカトシ「はい」
198 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/15(水) 01:44:50.25 ID:AebyHeRHo
出島「あら? お着替えは…」

タカトシ「いや…濡れちゃいましたし

     部屋に行かないと服はないですよ」

出島「…そうでした」

タカトシ「着替えたら昼ごはん作りますね

     遅くなっちゃいましたが」

出島「はい」


[タカトシの部屋]

タカトシ「ハァ…出島さんに振り回されてばかりだなあ…」キガエキガエ


スタスタ

トントン

ヴィィィィイィ!!


タカトシ「??」


[リビング]

タカトシ「出島さん 何して…」

出島「掃除機を使わせてもらってます

   お食事までにここの方付けを」ヴィィィ!!

タカトシ「ああ…休んでてくれていいんですよ」

出島「でも 動いてたほうが落ちつきます」

タカトシ「そうですか…」

出島「ところで

   ここに入ってくるまでは

   バイブの音だと思ってませんでした?」

タカトシ「思ってませんしそんな大きな音しませんよね

     いや知りませんけど」
199 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/15(水) 01:47:49.79 ID:AebyHeRHo

[キッチン]

グツグツ グツグツ
ジューーー

出島「何を作ってるんです?」

タカトシ「ざる蕎麦とミニ親子丼です」

グツグツ
ジュー

出島「なかなか 慣れたものですね」

タカトシ「なにか作る機会が増えちゃいましたからねー

     レトルトや冷凍食品も多いですけど

     今日はがんばってみました」

出島「ところで ご飯は炊かないままでいいのですか」

タカトシ「あ ご飯は冷凍かパックのかを使います」

出島「こちらですね」

タカトシ「もう出してるんですね」

出島「お蕎麦の洗いと水切りは私がしておきます」

タカトシ「あ すみません」

ジャーーーー

出島「…」ジャー チャッチャッチャ…

タカトシ(なんかこういうのって…)

出島「なにか?」

タカトシ「いえ///」

出島「…」

  「こういうのもいいですよね」

タカトシ「…はい」
200 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/15(水) 01:49:46.90 ID:AebyHeRHo
タカトシ「では どうぞ」

出島「いただきます」

モグモグ ズルズル

タカトシ「どうでしょう」

出島「なかなかですよ」

タカトシ「ありがとうございます」

出島「火が通りすぎなところもありますが

   なかなかです」

タカトシ「クッ…きびしいですね」

出島「そうでしょうか」

タカトシ「…次はがんばります」

出島「楽しみにしています」

モグモグ ズルズル
201 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/15(水) 01:52:44.11 ID:AebyHeRHo
出島「ごちそうさまです」

タカトシ「おそまつさまです」

    「お茶は冷たいのでいいですか」

出島「ええ」

.

タカトシ「」ゴク

出島「」ゴク

タカトシ「」プハッ

出島「洗いものは」

タカトシ「俺がしときます 後で」

出島「いけませんね

   こういうのはすぐに済ませないと」スクッ

タカトシ「あ…俺も」

ジャーー カチャカチャ キュッ

ジャー カチャカチャカチャ キュッ キュッ

出島「こうやってすぐ済ませておけば

   後でゆっくり過ごせますよ」

タカトシ「そうですね」

出島「では ゆっくりと

   先ほどの続きを」ギュッ グイッ

タカトシ「え」
202 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/15(水) 01:54:50.07 ID:AebyHeRHo

[リビング]

出島「」ゴロン

タカトシ「コレですか」

出島「もうちょっとされていたかったんです」

タカトシ「そうですか」

出島「食べてすぐ横になるのは良くないと言われていますが」

タカトシ「…」ナデ

出島「ん…」

タカトシ「…」ナデ

出島「あぁ…」

タカトシ「好きですか」

出島「…」

タカトシ「コレ」ナデ

出島「…はい」

   「好きになりました」

タカトシ「…」ナデ

出島「…」


.


.


PiPiPiPi
203 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/15(水) 01:57:13.08 ID:AebyHeRHo
出島「あら」ムクリ

モソモソ パカ

出島「…」

   「お屋敷からです」

タカトシ「七条先輩ですか」

出島「いえ お屋敷から」

   「そろそろ買い物でもして帰って来やがれ

   …とのことでした」

タカトシ「そうですか…」

出島「…」

   「確か」

タカトシ「はい?」

出島「夕方までは家にいる と仰ってましたが」

タカトシ「はい…言ったと思います」

出島「外出の予定がありましたか」

タカトシ「俺も買い物に行く予定です

     親に頼まれてて」

出島「そうでしたか

   それなら ご一緒しましょうか」
204 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/15(水) 02:00:05.45 ID:AebyHeRHo

バタン バタン

出島「お買い物は いつもどちらまで?」

タカトシ「いつも買い物は学校帰りなので

     駅前のショッピングセンターです」

出島「そこは近すぎるので…

   今日は私のよく利用するところへ行ってみませんか

   帰りもお送りしますよ」

タカトシ「そうですね 行ってみます」


ブロロロロロ…


出島「私からも」

タカトシ「はい?」

出島「個人的な贈り物があるのですが

   受け取ってもらえますか」

タカトシ「はい なんでしょう」

出島「後ろの座席の紙袋です」

タカトシ「これですか」ガサガサ

    「なんです?」

出島「コンドームをグロスで」

タカトシ「」

    「…グロスってことは」

出島「12ダースになります」

タカトシ「144箱…」

出島「多すぎならご家族で使ってください」

タカトシ「俺が全部使います!」


ブロロロロロ…


出島「言いましたね」

タカトシ「言っちゃいました…」
205 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/15(水) 02:02:20.04 ID:AebyHeRHo

ブロロロロ…

出島「もうひとつ お願いがあるのですが」

タカトシ「はい」

出島「」モソモソ

   「」つ携帯

タカトシ「え…?」

出島「連絡先…の交換しません?」

タカトシ「ああ…してなかったですか」

出島「はい」

タカトシ「そういえば今日も 家の電話にかけてきましたね」

出島「また時間ができたとき お教えできます」

タカトシ「わかりました」モソモソ

Pi
206 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/15(水) 02:06:07.86 ID:AebyHeRHo
最後が特にオチてませんが
今回の津田ん家でのふたりの話はこれで終わりになります


この先は特に考えてないですけど
ふたりがいろんなシチュでやる…ってだけの話は避けたい
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/15(水) 02:59:01.93 ID:Ew8Eeg5qo
おお、続くのか
この二人がどうなるんだろうな…期待
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/15(水) 03:05:58.77 ID:WpvWjE9SO
乙です
いつも更新本当に楽しみ
このままほのぼのと他の人たちにバレたり正式に告白したりするとこ見たい
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/15(水) 06:34:17.51 ID:1YWcaL2UO
乙。
こう、百戦錬磨の女性が若さと体力だけが取り柄の少年を研磨して逆転されて最終的にお互いがメロメロになる展開は、大好きです
210 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/23(木) 01:54:01.95 ID:ZIHYlX3Do
続きはなかなか書けないままですが
>>168からの時さんの行動とかがわかりにくかったんじゃないかと思って
時さんの内面みたいなものを少し書いてみました
211 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/23(木) 01:58:28.20 ID:ZIHYlX3Do
トッキー「…ん?」

デー オヒルナンニシヨウカ

トッキー(なんだ今の…)

ナニトイッテモ デキルモノナンテカギラレテルゾ

    (口もと拭いた…)

イツモオナジヨウナノジャアキルネ

    (そこまでするか?)

ゴヨウイシマショウカ

    (このメイドも客として来てるだけなのに…

     そこまで世話好きか?)

エ イイノー?

    (いや…)

ダメダ デジマサンニナンデモタヨルナ

    (…しないよな)

チエー

    (世話好きでも…他人にそこまで)

トキサンハ…

トッキー「…あ」

タカトシ「…何か食べたいものなんてある?」

トッキー「私は別に…なんでも」
212 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/23(木) 02:00:13.84 ID:ZIHYlX3Do
トッキー(こっちに振ってくるとは思わなかった…)ゴクゴク

    (…ん)チラ

    (なんだアレ)

    (黒い…ハンカチ?)

    (じゃない…下着!!?)プハァッッ 

    「コホッコホッ カハッ」

コトミ「トッキー!! 大丈夫!?」サスサス

トッキー「コホッコホッ ケホッ」

出島「あぁ」サッ モソッ

トッキー(コイツのか…!!)
213 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/23(木) 02:02:54.14 ID:ZIHYlX3Do
コトミ「ドジっ娘キャラ取られそうだからって

    張り合わなくていいんだよ」サスサス

トッキー「ンなこと…するか」コホコホ

    (なんでこんなトコで…脱いでんだ?

     脱いで…何してた!?)

    (そういえばさっきの会話…)


『出島さん うちのメイドになっちゃえばいいのにー』

『ええ どんなお世話でもしますよ』



『あ 出島さん自身がってことですね』

『ええ その通り』



『仕事って タカ兄のあっちの世話も?』

『はい お引き受けしていますよ』



トッキー(もしボケてたわけじゃないなら このふたり…///)
214 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/23(木) 02:06:54.54 ID:ZIHYlX3Do
タカトシ「時さんコレで 拭いて」つティッシュ

トッキー(コイツも…)ギロ

    (妹帰ってくるかもって時にナニしてたんだ

     …信じられねえ)

タカトシ「え?」

出島「…」

トッキー(この兄も結局あっち側か)バッ フキフキ

コトミ「トッキー…今のは

    強敵からの施しなんて受けられるかってコト?」

トッキー(オマエは全然気付いてないのかよッッ

     普段色ボケかましまくってるくせにッ)

    「ン〜〜〜〜」

    (どうする? 気付いてないなら連れ出すか

     ここは…居づらい!!)

    「」ゴクゴクゴクゴク

    「プハッ」

コトミ「またそんなイッキに」

トッキー(連れ出す理由は…適当でいいな)スクッ

    「…忘れた」

コトミ「えッ?」

トッキー「宿題…全部忘れてきた…ウチに」

コトミ「ええッ!?」
215 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2014/10/23(木) 02:10:51.37 ID:ZIHYlX3Do
って感じで終わり


本編の続きは、修羅場かハーレムかグチョラブになるかなあ…
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/23(木) 02:13:45.03 ID:l0S4AFrZO
ハーレム!ハーレム!トッキー!トッキー!
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/23(木) 06:46:32.14 ID:6MQutuwAO
乙です
全部順番に読みたいです!
218 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/10/29(水) 01:25:43.94 ID:Ut0u1JSYo
出島「では皆さま ごきげんよう」ペコリ

アリア「」バイバイ


バタン

ブロロロロロ…


シノ「さて」クル

  「我々は残った仕事を片付けるとするか」

タカトシ「今日はどんな仕事が残ってました?」

スズ「たしか 夏休み中の各部活動の合宿費・遠征費の精算と

   各クラス・委員・部活動から出された

   体育祭と文化祭の企画に目を通すのと…」

シノ「それと校内の見回りもだな」

タカトシ「けっこうありますね」

スズ「じゃあ分担してやりましょう

   会長が企画の目通し 私が精算 津田が見回り」

シノ「うむ…そうするか」

タカトシ「それってなんだか俺ひとりだけ楽じゃないですか?」

スズ「計算も書類見るだけの作業も好きじゃないんでしょ

   ひとりでやったほうが効率いいわ」

タカトシ「ハァ…

     俺ってちゃんと生徒会の役に立ってるんですかねー」

シノ「そう悩むことはないぞ

   男子たるもの

   立つべきときに立ちさえすればそれでいい!」

タカトシ「それって男はそのときだけしか必要ないってことになりますよー」

スズ「…」

  「え!? 突っ込みなさいよ…」
219 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/10/29(水) 01:28:53.01 ID:Ut0u1JSYo

スタ スタ スタ


タカトシ(見回りといっても…)


スタ スタ スタ


タカトシ(ウチの学校 特に問題が起きたりしないよなー)


スタ スタ スタ…


タカトシ(ただ…いろいろ問題のある人は)

    (生徒会にも)

    (先生にも)

    (ウチのクラスにも)

    (オレんちにも…)


スタ スタ


畑「おや」

タカトシ(そしてこのひとだー)
220 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/10/29(水) 01:30:26.13 ID:Ut0u1JSYo
畑「見回りですか

  めずらしいのね 津田副会長ひとりでなんて」

タカトシ「今日は仕事がちょうど三つ残ってたので

     それをひとりずつ分担しようってコトでこうなってるんです」

畑「ちょうど四つではなくて三つですか?

  今日は誰かお休みなの?」

タカトシ「ああ…七条先輩が家に来客があるからと

     先に帰っちゃいまして」

畑「なるほど」


スタスタスタスタ


タカトシ「どうしてついて来るんですか」

畑「個人的に 津田くんに聞きたいことがあるの

  いい機会なので」

タカトシ「俺は別に話すことなんてないと思うんですけど」

畑「私にはひとつありましてー」

タカトシ「なんですか?」

畑「出島さんとのコトです」

タカトシ「…」
221 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/10/29(水) 01:32:26.03 ID:Ut0u1JSYo
畑「単刀直入で聞いちゃいますがー

  アレからも何度も会ってるんでしょ?」

タカトシ「アレからって…」

畑「天草会長たちが天体観測に出かけて

  数時間連絡の取れなくなった夜からです」

タカトシ「そりゃあ…出島さんは七条先輩の送り迎えをしてますし

     毎日のように…」

畑「そういう意味の"会う"じゃないの

  わかりますよね」

タカトシ「…」
222 : ◆CnuooyNUm. [saga]:2014/10/29(水) 01:36:01.24 ID:Ut0u1JSYo
畑「どうなの? 実際のところ」

タカトシ「どうなのって言われましても…」

畑「教えて 正直に」

タカトシ「今日はいつも以上に食いつきますね」

畑「なんの根拠もなく聞いてるわけではないですから」

タカトシ「根拠ってあの号外記事ですか

     出島さんがうちに泊まったことを大げさに書いた―」

畑「まあそうなんですが

  あの記事は本人の希望もあって内容を抑えてたの」

タカトシ「本人? 俺はなにも言ってないから…」

畑「ええ 出島さんの希望」

タカトシ「いつ出島さんとそんな話したんですか」

畑「じゃあ言っちゃいますケド

  私 あの夜津田くんのおウチに居たんですよ」

タカトシ「ウチの前で張り込んでたってことですよね」

畑「いえ おウチの中」

タカトシ「はぁッ!?」

畑「津田くんのお宅に

  朝まで」

タカトシ「…」ブルブルッ

223 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/10/29(水) 01:38:43.72 ID:Ut0u1JSYo
続きます


天体観測のことなんて皆さん覚えてたでしょうか
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/29(水) 03:13:06.69 ID:Y9b2qcciO
乙です
続き気になるが畑さんあんた何やってるの
225 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/11/04(火) 01:16:51.38 ID:LA5cI8Efo
タカトシ「どうして…」ガクガク

    「畑さんが…」ブルブル

    「ウチにいたんですか…」ガチガチ

畑「そんなに震えなくてもいいわ

  このことは個人的に聞いてるだけ

  記事にはしないですよ」

タカトシ「」ガクガク

    「いくらなんでも…

     勝手にウチの中にまで入るのはやりすぎでしょ!?」

畑「あー それは誤解

  ちゃんと招かれて入ったわよ」

 「出島さんにね

  外は冷えるからと」

タカトシ「出島さん…」

畑「まあ 出島さんに招かれて

  津田くんのおウチにお邪魔する…というのも

  少しおかしな話ですけど」

タカトシ「…」
226 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/11/04(火) 01:20:17.31 ID:LA5cI8Efo
タカトシ「じゃあ…全部知ってるんですか…」

畑「全部とは言っても

  直接なにかを見たわけではないです

  下のお部屋で休んでいただけなので」

 「出島さんに用意していたお布団は

  私が使わせてもらってました

  遅くなりましたがありがとうございます」

タカトシ「…」

畑「撮影や録音なども一切してませんよ

  出島さんに激しく止められたの

  カラダで」

タカトシ(身体?)

畑「津田くんの部屋のカメラ類も

  全部出島さんに捨てられちゃいましたし」

タカトシ「なんですか? オレの部屋のカメラって…」

畑「コトミさん経由で仕掛けてましたー」

タカトシ「…なンてことするんです」

    (帰ったら説教だ…)

畑「そんなわけで私は休んでいたので

  なにも見てはいません

  時折ギシギシとは聞こえてきましたが」

タカトシ「///」
227 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/11/04(火) 01:22:22.37 ID:LA5cI8Efo
畑「ああそうそう

  翌朝のお掃除とお洗濯とお弁当作り

  私も少しですがお手伝いしましたよ」

タカトシ「それは…ありがとうございます」

畑「そのあと記事の内容をふたりで考えて

  津田くんのおウチから出てくるところの撮影だけ許されました」

 「…と こんなこともあの夜にあったんです」

タカトシ「俺はなにも聞いてないです…」

畑「あの方

  なに考えてるかよくわからないとこありますからね」

タカトシ「それは畑さんもでしょ」
228 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/11/04(火) 01:24:01.50 ID:LA5cI8Efo
畑「津田くんとのコト

  出島さんはなにも教えてくれないんですよ」

タカトシ「…」

畑「だから津田くんに聞くしかないんです

  どうなってるの?」

タカトシ「どうなってる…って」

畑「アレから何度ぐらい会ったの?」つレコーダー

タカトシ「あの…記事にはしないって言ったじゃないですか

     なんでソレ向けるんですか」

畑「録音はしてないです 向けてるだけ

  私と津田くんとではこうして話すほうが誰も注目しませんよ」

タカトシ「…」

畑「ムケてるといえば津田くんは―」

タカトシ「そうやってボケてくれる方がどれだけ気楽か…」
229 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/11/04(火) 01:26:54.99 ID:LA5cI8Efo
タカトシ「…記事にはしませんよね」

畑「はい」

タカトシ「誰にも 言いませんよね」

畑「ええ」

タカトシ「…」

畑「何度ぐらい会いました?」

タカトシ「…」

畑「頻繁に会うようになったのはいつから?」

タカトシ「…」

畑「津田くん?」

タカトシ「すみません やっぱり答えられません」

畑「そおですか」

 「じゃやっぱり 割り切った付き合いってことなんですね」

タカトシ「割り切った?」

畑「要はセフレです」

タカトシ「セフ…」
230 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/11/04(火) 01:28:39.04 ID:LA5cI8Efo
中途半端だけど続きます


今回は小出しですね
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/04(火) 05:43:16.68 ID:5cPgllQxO
乙です
232 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/11/12(水) 01:32:52.69 ID:it8b2yoEo
畑「カラダだけ ヤルだけの関係」

タカトシ「そんな言い方ないでしょ…」

畑「じゃあ ソレ以外なにしてます?」

タカトシ「…」

畑「出島さんっていつもそんなにお時間取れませんよね」

タカトシ「…」

畑「致した後はちょっとお話してお別れ ですよね?」

タカトシ「…はい」

畑「同じです」

タカトシ「?」
233 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/11/12(水) 01:35:28.98 ID:it8b2yoEo
畑「私個人としてはそういうお付き合いを

  否定するつもりはありませんが」

タカトシ「…」

畑「ただやはり津田副会長には 出島さんとの激しい関係より

  天草会長とのもうちょっとぬるーいお付き合いを

  期待してしまいますね」

 「新聞部としては」

タカトシ「…個人的に聞いてるんじゃないんですか」

畑「さっきまではね」

タカトシ「調子いいなあ」

畑「萩村さんとのお付き合いでもいいんだけど

  出島さんは できれば避けて」

タカトシ「どうしてです?」

畑「出島さんじゃ記事にならないの」

タカトシ「は?」
234 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/11/12(水) 01:38:10.73 ID:it8b2yoEo
畑「事前にお願いした取材じゃないと

  出島さんはなーんにも書かせてくれませんから」

タカトシ「…号外を出したじゃないですか」

畑「あの号外も 私のカラダを張ったお願いで

  やっと出させてもらったんですよ」

 「名前も顔出しもNGにすることで

  なんとか許可をいただきました」

タカトシ「その言い方はどうかと思いますが

     そうだったんですか」

畑「ちゃんと見てなかったの?」

タカトシ「見出しぐらいしか…」

畑「…そのためなのか あの号外記事

  実はあまり評判良くなかったんです」

タカトシ「名前を出さなかったことと記事の評判と

     なにか関係あるんですか?」

畑「気になります?」

タカトシ「どーでもいいような 気になるような…」

畑「気にしてー せめて今だけは」

タカトシ「じゃあ せっかくなので」
235 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/11/12(水) 01:51:17.06 ID:it8b2yoEo
畑「桜才学園内で

  出島さんのこと知ってる生徒って実はかなり少ないの」

タカトシ「はあ…そうなんですか」

畑「生徒会の皆さまと

  私をはじめとした生徒会に関わってる生徒以外は

  ほとんど知られてないですね」

タカトシ「毎日送り迎えしてたり 行事に参加してもらったり

     たまに校内に忍び込んできたりするので

     けっこう知られてると思ってました」

畑「桜才新聞にインタビューを載せたことがありますが

  アレもだいぶ生徒会に検閲されて無難な記事に収まってしまったので

  生徒の印象には残らなかったみたいです」

  「出島さんのことは たまに見かける七条家のメイド ぐらいの認識です」

タカトシ「そうなんだ…」

畑「そんな出島さんと津田副会長との件を

  名前も顔も出さないで記事にしても 反応は薄かったですね」

タカトシ「…」

畑「それどころか

  学園外の女性との色恋なんか放っておけ

  そっと見守っておいてやれ という意見が目立ちました」

タカトシ「この学校もまだ良識あるひと多いんですねー」

236 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/11/12(水) 01:53:17.75 ID:it8b2yoEo
畑「てなわけで

  津田副会長には生徒会の皆さまか

  せめて学園内の生徒とのお付き合いをお願いしたいのです」

タカトシ「いままでの話って要するに

     新聞部として都合のいいネタが欲しいだけでしょ」

畑「まあー そうなっちゃいますね」

タカトシ「まったく…」

畑「でも」

 「また個人的な話になりますけど

  やっぱり出島さんとの関係は考え直したほうがいいわ」

タカトシ「なぜですか」

畑「そのうち気付きますよ

  天草会長も 萩村さんも」

タカトシ「…」
237 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/11/12(水) 01:58:15.87 ID:it8b2yoEo
続きます

この放課後の話は次回までになると思う
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/12(水) 03:01:15.53 ID:9JKxaGd2O
乙です
毎週楽しみにしてます
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/16(日) 22:55:20.70 ID:BOW2a3V20
まさかこのスレ続いてたなんて……
エロいだけでなくストーリー自体がミステリーな感じで面白いね
畑さんとの会話、ドキドキした
240 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/11/19(水) 00:25:45.69 ID:M0iiBJjKo
畑「いわゆる彼氏彼女や恋人同士のようなお付き合いなら

  あのおふたりもまだ納得するかもですが」

タカトシ「…」

畑「実際はセフレですよね カラダだけの関係

  こんなことどう説明するの」

タカトシ「それは…」

畑「そんな修羅場 我々新聞部も放っておけないですねぇ

  なんとしてでもその場は押さえさせてもらいます

  悪いようには書きませんから安心してください」

タカトシ「…クッ」
241 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/11/19(水) 00:28:07.09 ID:M0iiBJjKo
畑「そして七条さんですが」

タカトシ「七条先輩…」

畑「とっくにご存知なのではないでしょうか」

タカトシ「まさか…」

畑「七条さんも

  出島さん以上になにを考えてるかわかりませんから」

 「知らないふりをしながら

  津田くんの様子を楽しんでいたりして」

タカトシ「…」

畑「私の勘では最初から…天体観測の翌朝にはもうね

  気付いていたのかもしれませんよ

  思い当たることありません?」

タカトシ「そんなこと…」

    (…あったか?)
242 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/11/19(水) 00:30:43.17 ID:M0iiBJjKo
畑「まあコレにはなんの根拠もありません

  ほとんど私の妄想です

  でもそうだったら面白いですよね」

タカトシ「面白いのは畑さん的にでしょ」

畑「私的というよりは新聞部的にです

  私個人としては出島さんの迷惑になるようなことはしませんよ」

タカトシ「記事が迷惑だってわかってるんですね」

畑「私の聞きたい&言いたいことはコレくらいなのですが

  最後にひとつだけよろしいですか」

タカトシ「なんですか」

畑「次はいつ会うの 出島さんに」

タカトシ「…会いません 当分は」

畑「ホントですか? 次の週末にでも会うんじゃないの?」

タカトシ「」

畑「ま ウソをつくようなひとじゃありませんね 津田くんは」

タカトシ(クッ…)




「畑!」
243 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/11/19(水) 00:34:59.33 ID:M0iiBJjKo
畑「おや これは天草会長に萩村さん

  なぜこんなところへ?」

スズ「津田がなかなか戻ってこないから探してたんです」

シノ「遅いと思ったら 畑につかまっていたか」

タカトシ「すみません…」

シノ「また津田から よからぬ事を聞きだそうとしていたな」

畑「いえいえ 

  津田副会長のヒトとのツナガリやら 今晩のオカズやら

  どうってコトのないことしか聞いてませんよ」

タカトシ「会長…オレは大丈夫ですから」

シノ「…」

スズ「…」


キンコンカンコン♪


畑「おや

  そろそろ下校時刻ですね」

 「私はこのへんで失礼します

  では皆さんごきげんよー」ノシ ビュー

シノ「おい 畑!」

スズ「…行っちゃいましたね あっというまに」

シノ「…」

  「津田」

タカトシ「あ はい」

シノ「見回りを済ませて我々も帰るぞ」
244 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/11/19(水) 00:40:43.69 ID:M0iiBJjKo

スタスタ
スタスタ
スタスタ


タカトシ(あぁ…)モソモソ パカ Pi


 ―――――――――――――
|Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re

|201X/9/10(水) 03:08:09
|―――――――――――――
|次の土曜の夜に
|お時間を頂けました

|出島


タカトシ(ウソをついてしまった…)ガクッ


スタスタ
スタスタ


タカトシ(あの夜…出島さんは

     畑さんがいるとわかってて俺の部屋に…)モソモソ

ツダ…

    (畑さんがどんなひとか

     まったく知らないわけでもないだろ)

ツダ

    (なにを考えてるんだ

     出島さん…)

ツダ!

    (アレ? そういえば畑さん

     出島さんは俺のことをなにも教えてくれないって…

     そんな話をする機会がいつ…)


スズ「津田ーッ!」

タカトシ「」
245 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/11/19(水) 00:43:55.11 ID:M0iiBJjKo
スズ「なに突っ立ってるの

   早く来なさいよ」

タカトシ「あ」


スタスタ


シノ「津田 大丈夫そうな顔には見えないぞ」

タカトシ「…」

スズ「畑さんになにを聞かれてたの」

タカトシ「それは…

     たいしたことはなにも」

シノ「では 津田の今夜のオカズはなんだ」

スズ「またそんな…」

タカトシ「…今日は親がいますし

     買い物も頼まれてないのでわからないです」

スズ「…」

シノ「…そうか

   津田の好きなものだったらいいな」

スズ「そうですね」
246 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/11/19(水) 00:47:43.86 ID:M0iiBJjKo

スタスタ
スタスタ
スタスタ

スズ「畑さんのことだから

   私たちの知らないことをいろいろ知ってるでしょうね」

シノ「津田の性的趣味やら処理する時間帯やら

   すべてお見通しなのだろうな」

スズ「まったくそーですねー」

シノ「しかし津田 私はそれを畑から聞こうとは思わないぞ」

  「津田が直接話してほしい」

スズ「」ウンウン

タカトシ「オレの…そんな話をですか?」

スズ「」ガクッ

  「…いま話せないことよ! 津田の!!

   私たちの知らないこと!!」

シノ「あるんだろう 色々と」

タカトシ「はい…あります」

シノ「いまはいい

   話す決心がついたときに話してほしい」

スズ「ちゃんと聞くから」

タカトシ「…わかりました」

    (ありがとう)
247 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/11/19(水) 00:52:25.58 ID:M0iiBJjKo
シノ「それでは…アリアがいないのは残念だが

   三人で甘いものでも食べに行くか」

スズ「いいですね」

シノ「おごるぞ」

タカトシ「そんな…悪いですよ」

スズ(バカッ)ツネッ

タカトシ「イッテ…」

スズ(気を使ってくれてるんだから

   こういうときは甘えればいいの)ヒソヒソ

タカトシ(ああ…うん)

    「はい…ごちそうになります!」

シノ「何がいい? 津田の好きなものでいいぞ」

タカトシ「じゃあ おしるこで」

スズ「この季節に?」

タカトシ「あ…ありませんよね」

シノ「いや 探そう きっとある」

スズ「そうですね 探しましょう」

シノ「では さっさと見回りを終わらせるか」ギュ

タカトシ「え?」

スズ「ボーっとしないの」ギュ

タカトシ「え? なぜふたりとも俺の手を??」

シノ「そういう気分だ」

スズ「同じく」

タカトシ「ええッ?」

シノ「ほら急げ」ギュッ

スズ「転ぶわよ」ギュツ

タカトシ「あーはい わかりました」ギュッ ギュッ


スタスタ

スタスタ

スタスタ…タッタッタッタッタッタ…
248 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/11/19(水) 00:58:33.64 ID:M0iiBJjKo
終わり

また次の話へ続きます



>>238
いつもコメントありがとうございます
ただ、毎週必ずうpできるかはわかりません
でも毎週うpするつもりでやってかないといつまでもうpしないような感じもあります

>>239
謎っぽい部分はありますが
その謎を回収しないまま終わらせちゃう気もします
249 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/11/19(水) 01:02:13.70 ID:M0iiBJjKo
ひとつ訂正

>>204
×タカトシ「144箱…」

○タカトシ「144コ…」


ウチの津田くんなら144箱でも足りない気もしますが
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/19(水) 01:29:28.74 ID:8jHu2lF00
乙 めっちゃ面白いな
"次の土曜の夜"が楽しみ過ぎる
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/19(水) 06:00:43.53 ID:unsOpHraO
今週も乙です
最終的に二人が幸せに終わるといいなー
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/01(月) 16:02:27.11 ID:v1JksIJhO
待ってます
253 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/06(土) 00:44:36.17 ID:MWfg3b/1o

[次の土曜の夜です]

タカトシ「やっぱり

     考え直したほうがいいんじゃないでしょうか」

出島「…」

タカトシ「いまはなんて言うか

     会ってやっ…してるだけな気がするので」

出島「気がするではなく 実際そのとおりですよ」

タカトシ「クッ…」

    「なにかもっと…

     せっかくこうして会ってるんだし

     別のことが出来るんじゃないでしょうか」

出島「別のプレイですか」

タカトシ「言うと思ってました」

出島「別の体位」

タカトシ「それもです」

出島「なら別のひとを呼びましょうか」

タカトシ「え?」
254 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/06(土) 00:47:46.93 ID:MWfg3b/1o
出島「まあ…それはまたいつかでいいとして

   なにか不満でもありましたか?」

タカトシ「不満とは違いますが

     こんな関係 ひとに話せないじゃないですか」

出島「話してもらってもかまいませんよ」

タカトシ「」

    「いや…それは」

出島「私との関係が

   そんなに後ろめたいことなのでしょうか」

タカトシ「…」

出島「もしそう思ってるなら

   いっそのこと話してしまったほうが楽になります」

タカトシ「え」

出島「さっそく今から」


シュッ トン


モゾモゾ


パカ Pi


出島「まずどなたに話されますか?」つ携帯

タカトシ「」

出島「ご家族ですか それともお嬢様にですか」

タカトシ「」

出島「さあ」グイグイ

タカトシ「」アセアセ
255 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/06(土) 00:50:32.46 ID:MWfg3b/1o
出島「ま 冗談ですが」

タカトシ「冗談って…」ホッ

出島「でも複雑な気分ですね」

タカトシ「すみません

     突然こんなこと…」

出島「この気分は前の仕事でよくありました」

タカトシ「は?」

出島「プレイが終わったあとに説教されたときの気分です」

タカトシ「」

出島「せめてコトの前に言って欲しかったですよ」

タカトシ「」
256 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/06(土) 00:54:33.41 ID:MWfg3b/1o
出島「散々楽しんだ後にそれを言われても…というような」

   「ハァ」

タカトシ「あの…」

出島「それでは コトを始める前に言ったことにしましょうか」

タカトシ「え?」

出島「先ほどのはなかったことに」ヨリッ

タカトシ「…またするんですか?」

出島「黙って」

タカトシ「」

出島「」チュ


クチュ ジュプ ニュ


クチュ ジュル ジュプ


ジュルルル!


タカトシ「ン…ウクッ」

出島「ん…フ…」ニギッ シュク シコ


ジュプ チュ ク

ジュルル…


タカトシ(長い…)
257 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/06(土) 01:00:20.39 ID:MWfg3b/1o

…ジュププ ニュ

シコ


タカトシ「ン…ム…」

    (ヤバイ…)


クチュ クチュ ジュ

シコ シコ


タカトシ(もう…)


ジュプ チュ

シコシコシコ


タカトシ(限界…)


ニュプ

ピタ


タカトシ(え)

出島「ふぅ」

   「…」

   「…」ギ゙ロ

タカトシ「ア…」

出島「誰に吹き込まれました?」
258 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/06(土) 01:05:21.91 ID:MWfg3b/1o
続きます


先々週ぐらいに風邪ひいて熱でて、それはすぐ治まったけど
そのあと先週末ぐらいまでずっと賢者タイムだったので遅れました
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/06(土) 01:44:06.30 ID:3uZnSDSsO
待ってました。
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/06(土) 08:11:52.72 ID:N2SgIOqoO
待ってた!
乙です
261 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/12(金) 01:13:41.36 ID:W8dABnxFo
出島「誰かに なにか吹き込まれましたね」

タカトシ「いえ別に…」

出島「」ジーッ

タカトシ「ウッ…」

出島「では 今日はここまでとしましょうか」

タカトシ「え…そんな…」

出島「答えてくれたら」シュ サッ

   「続けますよ」ニギッ チュ

タカトシ「畑さんに…」

出島「彼女ですか

   なるほど…お仕置きですね」

   「ア…ム」
262 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/12(金) 01:18:45.24 ID:W8dABnxFo

チュプチュプ ジュプ

タカトシ「あの夜…ウチの中に入れたっていうじゃないですか」

出島「ン…あがってもらいましたよ」


チュ

ツーーー

レロ

レロ

レロ ジュププッ


タカトシ「ウァッ…どうして」

出島「…あのころ

   深夜から明け方にかけてはまだまだ冷えていたので」

   「あのまま外にいては

   お体を壊してしまう可能性がありました」チロチロ

タカトシ「…」

出島「それに興味もありましたし」

タカトシ「興味って」

出島「彼女に…ア…ン」


ジュプジュプ ジュルッッ


タカトシ「ン…あ…あ…」

出島「」ジュプジュプ ジュボジュボジュボッ

タカトシ「」


ドクッ
263 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/12(金) 01:20:59.12 ID:W8dABnxFo
出島「…ん」


ドクッ


タカトシ「あ…ハ…」

出島「…」


ドクッ ドクッ


タカトシ「」グッ

出島「…」


ドクッ

ドクッ


タカトシ「ク…ア…」ググッ

出島「…ん…ゥ」


ドクッ

ドク・・・
264 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/12(金) 01:23:36.63 ID:W8dABnxFo

・・・ニュプ

出島「ンー」

   「…」

   「ん」ゴク

タカトシ「ハァ…」

出島「」フキフキ

  「…」

  「あの」

タカトシ「…はい」ハァハァ

出島「最中にあまり強く頭を押えつけられるのは…」

タカトシ「あ…」

出島「奥のほうに直接出されると後からキツいんです」

タカトシ「…」

出島「のどが焼けたような感じになって」

タカトシ「…すみません」
265 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/12(金) 01:26:23.34 ID:W8dABnxFo
出島「いえ…次から気をつけていただければ」

タカトシ「はい」

出島「ハム…」

タカトシ「ウヮ…またですか」


チュプ


ジュブ


タカトシ「あ…出てすぐは…」


ジュプ


ジュ


タカトシ「ゥア…ア…アッ」


ジュッ



ジュルッ


ニュ

タカトシ「…ハァ」

出島「」ニギッ

タカトシ「」

出島「このまま…」

タカトシ「…」

出島「上で 構わないですね」ヌチュ
266 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/12(金) 01:31:01.77 ID:W8dABnxFo
出島「なるべく抑えます」

グッ ググッ

出島「んんっ…ン」


ズッ ジュッ


タカトシ「ン…う…」

.出島「んッ!!」

グッ ズプッ

.出島「ぁ…」

.


.


.


タカトシ(あ…)


.

.

.

.


出島「フ…ハッ…」

タカトシ(これは…)

出島「クッ…アハハ」

タカトシ(怖い出島さんだ)
267 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/12(金) 01:32:43.26 ID:W8dABnxFo
続く


どうしてこうなる
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/12(金) 01:56:27.50 ID:vcEzh8LHO
乙。いいじゃん、これで
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/12(金) 03:52:41.14 ID:YSDxX5fIo
全裸待機
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/12(金) 06:12:21.29 ID:4P6nkHeFO
乙です
不機嫌な出島さんもいいね
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/15(月) 02:43:33.97 ID:yQjIgOk+0
良いっすね〜
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/16(火) 16:58:13.68 ID:50VC3nen0
読んだ生徒会役員ssの中で最も面白い
期待しています
273 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/18(木) 01:16:47.49 ID:+jtYv27Bo
出島「ン…フ…」ズン


グチャッ


タカトシ「ウ…」

出島「フフッ…」ズッ グッ!


ヌチュ ビュ!


タカトシ「クッ」

出島「アハ…ハ」ズプッ!


ジュヴ!


タカトシ「ン…」

出島「ア…ア…」グッ

タカトシ「…」

出島「ア…ア…ン」ズプッ

タカトシ(なんだか…)

出島「ア…ハァッ…んッ」スプ ジュプ スボ

タカトシ(すごく気持ちよさそうだなー)
274 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/18(木) 01:18:27.76 ID:+jtYv27Bo
タカトシ(でも…)

出島「ん…ンンッ!」

タカトシ(たしかに刺激はあるけど)

出島「んフッ…フ…アッ」

タカトシ(俺はもうこんな一方的なのは)

出島「ん…んっ…んっ」

タカトシ(あんまり…)

出島「」キッ

タカトシ(え)
275 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/18(木) 01:21:01.08 ID:+jtYv27Bo
出島「…」

タカトシ(空気が変わ…)

出島「ン…」ズン

  「フ…ア…ア」

タカトシ(…ってないのか?)

出島「ア…」グッ


グッ ズブッ ジュプッ!


タカトシ(いや…なんか…)

出島「ン…ファ…アッ」


ズプ!! ジュ! グン!!


タカトシ(激しく!)
276 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/18(木) 01:23:51.78 ID:+jtYv27Bo
出島「ン…ンッ…ア…ア…アァッ!」

タカトシ「ウッ…ア…」

ズプッ ジュッ グジュ!!

タカトシ「出島さん…落ち着いて…」

出島「…」ピタ

  「…」

  「」ニッ

タカトシ「」


ガシッ ガシッッ


出島「ん…フッ」

タカトシ(動けない…)

出島「フッ…アハ」

タカトシ「クッ」グッ

出島「フフッ」ズンッ

タカトシ「…」グッ ググッ

出島「ア…ハ…」グググッッ

タカトシ「…」

    (本気で抵抗されると敵わない…なんてウソだろ)
277 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/18(木) 01:27:15.90 ID:+jtYv27Bo

グッ ズプッ


出島「フ…ん…ア」


ズプッ ジュプ


出島「ア…ア…ンッ」ビクッ

タカトシ(あ…)

出島「ア! アンッ!!」ビクビクッ

タカトシ(コレは…もしかして)

出島「ン!!」ビクン!

タカトシ(イってる)

出島「」ビクッ!

タカトシ(はじめて見た…かも)

出島「ん!! アン!!」ビクッビクン!

タカトシ(かわいい)
278 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/18(木) 01:30:06.02 ID:+jtYv27Bo
出島「ア…ン…」

タカトシ「…」

出島「ア…」

  「ん」

  「」

  「」グタッ

タカトシ「…」

出島「ハァ…ハァ…」

  「ハァ…ハァ…」

  「ハア…」

タカトシ(終わった…)

出島「ハア…」

  「…」

  「…まだです」
279 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/18(木) 01:33:34.12 ID:+jtYv27Bo
こうなりました


続く
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/18(木) 01:36:09.80 ID:MJEKZaRmO
おつ。
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/18(木) 02:49:42.36 ID:YbWYxpDro
おつ
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/18(木) 06:05:21.21 ID:3fOkxB7eO
乙です
283 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/25(木) 02:16:21.66 ID:kHOLttGxo
タカトシ「まだって…

     もういいでしょう」

出島「いえ

   あなたがまだですよね」

タカトシ「俺はもういいです」

出島「そう言う割には治まる気配もないですよ」

タカトシ「…」

出島「このまま 続けます」


ギュウッ


タカトシ「ウ…」

出島「…」

  「ん」

ギュッギュ グッ

グリュ

タカトシ(え…)
284 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/25(木) 02:18:01.17 ID:kHOLttGxo
タカトシ(動いた?)

出島「んんっ…ん」

ギュリュ グッ グッ

タカトシ「ウワ…」

    (動いてる…中も動いてる)

ギュッ ギュルッ

タカトシ「あの…動いてます…」

出島「はい 動かしてます」

グッ グッ ギュッ

タカトシ「こんなこと…」

出島「なかなかしませんよ」ギュッ

タカトシ「アッ…」

出島「オ○ホなんかじゃ比べ物にならないでしょう」

タカトシ「この状況でボケないでください

     わかりませんし」
285 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/25(木) 02:19:56.56 ID:kHOLttGxo
出島「もうこのまま」

グッ ギュ

タカトシ「ア…ゥアッ」

出島「いけますね」

ギュル ググッ

タカトシ「ア ア…ァ」

出島「」チュ

タカトシ「ん…ム…」チュクジュプチュ

ギュッ グッ

出島「」クチュ ジュップ ジュ

グッグッギュ

出島「」ニュ

グッグッグッギュッ

タカトシ「ア…ア…ウァ…」

出島「いい顔です」

タカトシ「クッ…ウ…」

出島「皆さんに見せてあげたいです」

ギュッグリュッギュ

タカトシ「ア…ゥアッ…ア」

出島「私に見られたまま どうぞ」

タカトシ「」


ビュルッ!
286 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/25(木) 02:23:09.71 ID:kHOLttGxo

ビュッ ビュクッ

タカトシ「ウァ…ア…アアッ」

出島「…」ナデ

ビュルルッ ビュクッ ビュッ

タカトシ「ア…ァ…」

出島「…」ナデ ナデ

ビュ ビュル ビュッ

タカトシ「ン…クッ…ア」

出島「…」ナデ

ビュルルッ…

.

…ニュプ

出島「あ…」

フキフキフキフキ

シュッ トン

タッタッタッタ


      ガチャ


タカトシ「?」

.

      シャーーー


タカトシ(シャワーか…)グターー…
287 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/25(木) 02:26:52.70 ID:kHOLttGxo

…スタスタスタスタ

スッ

タカトシ「」グター

出島「あがりました どうぞ」

タカトシ「ア…はい」


スタスタスタスタ


ガチャ



シャー…



…ガチャ

出島「」

タカトシ(あ…寝ちゃってる?)


ソロソロ

ソロリ ソロリ

スッ

ガシッ

タカトシ「え」

グイッ ドサッ

タカトシ「」

出島「…」

タカトシ「…」

出島「…」ギュッ

タカトシ「どうしたんですか?」

出島「強引でした」

タカトシ「え?」

    「…いいですよ 俺は」

出島「勢いで好き勝手してしまいました」

タカトシ「それはいままでに何度もあったような」

出島「あなたの負担になるかもしれないことを

   させるつもりはなかったのですが」

タカトシ「負担になる…ってなんです?」

出島「…」ギュッ

タカトシ「??」
288 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/25(木) 02:28:45.09 ID:kHOLttGxo
タカトシ「…それより」

出島「…」

タカトシ「重いでしょ オレ」

出島「平気です」

タカトシ「ムリしないでください」


ガサゴソ

ギュッ


タカトシ「えいッ」グルンッ

出島「ぁ」

タカトシ「このほうが楽ですよ」

出島「…」

  「…」クス

  「では遠慮なく」スリスリ

タカトシ「…」ナデ
289 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/25(木) 02:31:07.22 ID:kHOLttGxo

ナデ

スリスリ


ナデ

スリスリ


出島「なにか…」

タカトシ「…」

出島「別のことを始めましょうか」

タカトシ「はい」

出島「こう静かに過ごすのもいいですが

   でもせっかくこうして会ってるので」

タカトシ「そうですね」

出島「なにを始めましょう」

タカトシ「出島さんの得意なことでいいですよ」

出島「私の得意なこと?」キラッ

タカトシ「あ…もちろんソッチ方面じゃないです」
290 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/25(木) 02:34:03.15 ID:kHOLttGxo
出島「ま なにかあるでしょうね」

タカトシ「はい」


ナデ

スリスリ


ナデ

スリ

出島「」ウト

タカトシ「寝ちゃいますか」ナデ

出島「…そうしたいです」

タカトシ「はい」ナデ

出島「……あッ

   私が休んでしまうとお送りが…」

タカトシ「いいですよ

     朝まで付き合います 明日は日曜だし」

出島「そうですか…」

   「でも私は明日も仕事なので

    3時か4時にはココを出ることになります」

タカトシ「早ッ」
291 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/25(木) 02:38:49.74 ID:kHOLttGxo
タカトシ「…いいです 一緒に起きますから」

出島「ありがとうございます」


スリ


タカトシ「そういえば

     さっきの出島さんすごくかわいかったです」

出島「」

タカトシ「イッてるときの」

出島「それをいま言いますか」

タカトシ「あ…すみません」

出島「ハァ」ヤレヤレ

   「あなたも十分にかわいい顔でイキますよ」

タカトシ「ウッ///」

出島「いろいろな方に見せてあげたいです

    ちょうど撮影好きな方もいますし…」

タカトシ「それは絶対やめましょう」

出島「…」

タカトシ「あれ?」

出島「…」

   「」クー

タカトシ「…」


ファサ


タカトシ(おやすみなさい)
292 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2014/12/25(木) 02:45:21.29 ID:kHOLttGxo
続きます

次は年明けかちょっと急いで年内ギリギリかかな
やっとこのふたりのイチャラブ展開ですかね
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/25(木) 02:48:33.70 ID:Jw2Va9VPo
おつ
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/25(木) 03:58:16.68 ID:JxR4yRPD0
いや〜いいっすね〜……素晴らしい
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/25(木) 06:28:21.01 ID:4FXkjJK4O
乙です
イチャイチャいいね
296 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/05(月) 01:35:52.58 ID:V75LF4Lio

[とあるマンションの一室]

タカトシ「この部屋って何なんですか?」

出島「前の仕事のときに住んでいました

   いまはお屋敷に持ち込め切れなかったモノを置いてるだけです」

タカトシ「物置代わりなんですね」

出島「七条家に雇われた後手放すつもりでしたが

   残しているものをなかなか処分できず

   今日まで借りっぱなしになってしまいました」

  「定期的に掃除ぐらいはしてましたので

   安心してどうぞ」ガチャン

タカトシ「では…おジャマします」
297 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/05(月) 01:39:06.20 ID:V75LF4Lio

ミシ ミシッ

タカトシ「とくになんにも置いてなさそうですが…」

出島「モノはほとんど部屋の中に引っ込めてます

   たとえばそのペット部屋にとか」

タカトシ「へえ〜 ペットを飼ってたんですね」

出島「ええ」

タカトシ「なにを飼ってたんですか?

     やっぱり犬とか猫…でも

     前に猫アレルギー持ちと言ってたので犬かな」

出島「そうですね

   犬というか…ブタというか…」

タカトシ「触れちゃダメでしたね」
298 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/05(月) 01:42:13.65 ID:V75LF4Lio
出島「まあソレは気にせず 奥のリビングへとどうぞ」

タカトシ(オレ大丈夫なのか?)


ガラッ


タカトシ「あの荷物は?」

出島「IK○Aで揃えたソファやテーブルなど家具いろいろです

   今日はコレを組み立てましょう 一緒に」

タカトシ「」

出島「工具類も用意しています」

タカトシ「はぁ…」

出島「なにか?」

タカトシ「こういうことが始まるとは予想外でした」

出島「新しいことを始めるにはいろいろ準備が必要なので

   とりあえずはコレをしましょう

   今日だけで全部は組み立てられないでしょうけど」

タカトシ「そうですか…」
299 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/05(月) 01:44:28.69 ID:V75LF4Lio
出島「では このソファから」

タカトシ「はい」


[作業は略]


出島「最後はこの緩衝材を足につけて…

   倒します」

タカトシ「はい」

ドス

タカトシ「やっと完成ですね」ハァハァ

出島「ええ」

  「では早速 座ってください」

タカトシ「俺が先でいいんですか」

出島「どうぞ」

タカトシ「じゃあ…」

ストン

出島「どうでしょう」

タカトシ(どうと言われても普通だ…)

    「なかなかです」

    (というかこのソファってベッドにもなるヤツだよな…)

出島「では私も お隣失礼します」

タカトシ「」ドキッ
300 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/05(月) 01:47:13.52 ID:V75LF4Lio

ストン

出島「…」

タカトシ「…」

    (なんで微妙に離れてるんだろう)

出島「…」

タカトシ「…」

出島「」スーッ

タカトシ「」ビクッ

    (手を…繋ぐのかな)ギュ

出島「あ…そういうコトではないですよ」

タカトシ「え…あ すみません」パッ

出島「」スッ スーッ ササッ スッ

タカトシ(なにしてんだ…左手で空間を触って…?)

出島「なるほど」フフッ

タカトシ(なにが『なるほど』なんだー)
301 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/05(月) 01:49:59.92 ID:V75LF4Lio
出島「なかなか」ヨリッ

   「いいですね」ヨリカカリッ

タカトシ「」ドキッ

出島「…」

タカトシ「…」ドキドキ

出島「…」

タカトシ「…」ドキドキ

出島「では

   帰りますか」スクッ

タカトシ「え」

出島「遅くなります」

タカトシ「はい…」



ガチャン


スタスタ


出島「あとの家具はまた次にでも」

タカトシ「はあ…」

出島「あのソファが一番大きなものだったので

   残りは楽に出来るかと思います」

タカトシ「…」

出島「なにか?」

タカトシ「あんなに家具をそろえて

     またここに住むつもりなんですか?」

出島「…」

   「ひとりで住むつもりはないですよ」

タカトシ「そうですか…」


スタスタ


タカトシ(じゃあ…)


スタスタ


タカトシ(…なんだったんだ?)
302 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/05(月) 01:52:30.35 ID:V75LF4Lio
続く

今年もよろしく
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/05(月) 03:12:37.83 ID:W+Ef1K3So
あけおめ乙
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/05(月) 07:15:41.87 ID:iRcphLf+O
乙です
明けましておめでとう!
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/05(月) 15:55:25.75 ID:GQsSf0/g0
乙です
あけましておめでとうございます
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/06(火) 03:01:06.80 ID:BkpIpkMf0
乙です
あけおめ 今年もよろしくお願いします
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/07(水) 00:27:38.47 ID:X/h6Oh3O0
そろそろくるか?
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/13(火) 00:20:01.89 ID:iDREVBWqO
まだかなまだかな
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/13(火) 05:55:09.78 ID:vavHNLeFo
具合わせしますか
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/13(火) 20:42:39.16 ID:qx6feZIeO
今週はキツそうかな?
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/01/14(水) 22:49:15.17 ID:m+M4yXnb0
年の差カップル感がすごい出てる。
サヤタカとか珍しいうえに面白いとかどうなってるのこのスレ
312 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/16(金) 01:58:47.58 ID:AP3G1SgEo

[次の週]

出島「まずはここでお買い物です」

タカトシ(コンビニ?)

イラッシャッセー

タカトシ「こういうトコでも買い物するんですね」

出島「普通にしますし

   最初のうちは素材に拘らない方がいいかと思いまして」

タカトシ「そうですかあ…ってなにを買うんです?」

出島「今日はいくつかだけです」


アリガトーゴザイマッター

タカトシ(玉子と食パンと500mlの牛乳…か)

    「なにを作るんですか」

出島「作るのはあなたですよ」

タカトシ「え」
313 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/16(金) 02:00:41.78 ID:AP3G1SgEo

ガラッ

タカトシ「」

出島「どうかしましたか」

タカトシ「前来たときと景色が違うんですが」

出島「はい 空いた時間にひとりでシコシコと組み立てておきました」

タカトシ「キッチンも…モノ増えすぎですよ 冷蔵庫まで」

出島「必要なので」

タカトシ「コノためにですか」

出島「そう重く考えることはないと思います」

タカトシ「はい…で なにを作れば…」

出島「今日はフレンチトーストです」

タカトシ「ああ 美味しいですよね」

出島「ええ ではこれで」つタブレットPC

タカトシ「え?」

出島「調べてください」

タカトシ「は?」
314 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/16(金) 02:03:09.82 ID:AP3G1SgEo
タカトシ「教えてくれないんですか?」

出島「ご自分で調べながら作るのも楽しいですよ

   わからないところがあればお教えします」

タカトシ「…そうですか」シブシブ



タカトシ「え〜と」

    「…」

    (パンと玉子と牛乳があって…)

出島「調味料や器具なども揃えてますよ」

タカトシ「はい…」


バタン ガチャ


タカトシ(えーと…まず玉子と牛乳と砂糖を―)


チャチャチャチャ…


タカトシ(混ぜて…パンをつけるっと)

    (…あれ)

    (このパン…いつ切ったっけ」

    (…まあいいか)

ピチャ

タカトシ(つけて…っと)チラ

    「え」
315 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/16(金) 02:06:05.93 ID:AP3G1SgEo
出島「どうかしましたか」

タカトシ「半日つける…と ありますけど」

出島「それはお金の取れるレベルのものを作るときですね

   そこまで時間はかけられないので

   片面2-3分ずつでいいですよ」

タカトシ「極端に短いですね」

出島「朝食などで手軽に用意するのならそんなものです」

タカトシ「わかりました…」


・・・


タカトシ「では 焼きますね」

    (…あれ)

    (このフライパン…いつ出してたんだっけ)

    (まあいいか)カチッ

    (温めて バターを敷いて)


ジューーー


タカトシ「何分ぐらい焼くんでしょうか」

出島「弱火で片面2分ほど」チャッチャッチャッチャ

タカトシ「わかりましたあ…ってなにして…」

出島「余った玉子と牛乳で別のものを作ります」カチャカチャ

タカトシ「なにを作るんですか」

出島「それは出来てからのお楽しみです」

タカトシ「はあ」
316 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/16(金) 02:08:15.36 ID:AP3G1SgEo

ジューーー

タカトシ「そろそろでしょうか」

出島「ええ」

タカトシ「ヨッ」

クルッ

タカトシ「どうでしょう」

出島「いい感じの色です

   そのままどうぞ」

タカトシ「はい」


ジューーーーー……


タカトシ「もういいですね」

出島「はい」スッ

タカトシ「じゃあ」サッ

ポトッ

タカトシ「どうですか」

出島「焼き加減も香りもなかなか」

  「冷めないうちにいただきましょうか」

タカトシ「出島さんの ソッチはいいんですか」

出島「コチラはもうちょっとかかります」
317 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/16(金) 02:11:15.40 ID:AP3G1SgEo
出島「お好みでハチミツや粉砂糖などをつけるのもいいですよ」

タカトシ「じゃあ…オレはハチミツで」

出島「ではどうぞ」

タカトシ「ありがとうございます」

トロトロ

タカトシ「なにもつけないんですか?」

出島「ええ 私はこのままで」

タカトシ「そうですか…じゃあいただきます」

出島「いただきます」


モグ モグ


タカトシ「ん…」

    「…」

    「…甘すぎです」

出島「やはり」

タカトシ「やはりって…」

出島「最初に入れたお砂糖の量が多すぎと思ってましたので」

タカトシ「言ってくださいよ」

出島「入れたあとに言っても仕方がないですよ」

タカトシ「そうでしょうけど…

     だからなにもつけないで食べてるんですね」

出島「はい」

タカトシ「ずるいですよ」

出島「フフッ」
318 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/16(金) 02:13:34.15 ID:AP3G1SgEo
タカトシ「ごちそうさまです」

出島「まだありますよ

   私の作った アレが」

タカトシ「あ はい」


カチャ

タカトシ「プリンですか」

出島「はい 出来たて熱々なので気をつけてください」

タカトシ「では…コレもいただきます」

ハフハフ

タカトシ「身がしっかりしてますね」

出島「ええ 玉子がかなり多いので」

タカトシ「でもなんていうか 甘い茶碗蒸しって感じもします」

出島「玉子の匂いが強いですね

   長時間冷やせば匂いも減っていい感じになるのでしょうけど」

タカトシ「でもおいしいです」

出島「ありがとうございます」
319 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/16(金) 02:16:21.49 ID:AP3G1SgEo
タカトシ「ごちそうさ…」

出島「最後にお飲み物をどうぞ」

  「砂糖控えめ 苦味強めのカフェオレです」


ゴク ゴク

タカトシ「苦いけど コレもおいしいです

     甘いものばかりだったので」

出島「熱いものばかりにもなってしまいましたが」

タカトシ「涼しくなってきたからちょうどいいですよ」

出島「そうですね」

ゴク ゴク

出島「次は もっと手の込んだものを作りましょうか」

タカトシ「なにをですか?」

出島「それは次のお楽しみです

   …来週の中ほどにでも」

タカトシ「はい」

ゴク
320 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/16(金) 02:19:38.44 ID:AP3G1SgEo
出島「ではお片付けと行きましょうか」

タカトシ「オレがしますよ」



    「…って」

    「出島さんもいろいろ作ってたはずなのに

     もうほとんど片付いちゃってますよ?」

出島「はい 私は作りながら片付けていたので」

タカトシ「そんなことができるんですか」

出島「まあ 慣れです」

タカトシ「そうですかぁ オレまだまだですね」

出島「何事も経験ですよ」

   「経験を積むことによって

   次に何をすればいいか

   どこを責めればいいかわかってきます」

   「そしてそういう経験が増えていくと同時に

   リピーターも自然と増えてくるものなのです」

タカトシ「その話 どうしても我慢できませんでしたかー」
321 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/16(金) 02:21:31.19 ID:AP3G1SgEo
続く

お腹が減ります
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/16(金) 06:18:59.14 ID:raHLjgaOO
乙です
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/16(金) 08:18:19.80 ID:xhvm78XE0
こいつらこれで付き合ってるつもりは全くないんだろうな。クソ、いちゃつきやがって!
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/16(金) 10:42:11.88 ID:nYV9t0QuO
おつおつー
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/16(金) 11:51:57.26 ID:4jmcavfho
おつ
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/01/16(金) 17:28:56.64 ID:oVa5lLcI0
タカトシに気付かれないようにちょいちょい手助けしてる出島さんがイイ!
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/17(土) 13:10:15.99 ID:SVGcpbkf0
おつ
出島さんの目的が謎なのがイイ!
328 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/22(木) 01:26:30.16 ID:STL8dZsoo

[マンション前]

出島「今日もお買い物からです」

タカトシ「はい」

出島「今日はここ近くのスーパーへと行きましょう」ギュ

タカトシ「」


テクテク


タカトシ「あのー」

出島「はい」

タカトシ「コレは…」

出島「変ですか?」ギュ

タカトシ「いえ…」

出島「ならもっと堂々としてください」

タカトシ「…」

出島「そんな姿勢だと 周りの人に

   引きまわしプレイだと思われますよ」

タカトシ「なんですか引きまわしプレイって

     いえ説明しなくていーでーす」
329 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/22(木) 01:31:07.56 ID:STL8dZsoo
タカトシ「わかりました」ギュッ

出島「…」

タカトシ「行きましょう」グッ

出島「はい」


テクテク テク


出島「あちらです」

タカトシ「普通のスーパーですね」

出島「以前はタオルやスポンジ 洗濯バサミ 歯ブラシなど

   食材よりそういった日用品のほうを多めに買っていました」

タカトシ「へえ たくさん買ってどうするんですか?」

出島「そういったありふれたものを使ってのプレイを好まれる方が

   多かったんです」

タカトシ「そうですか…」


テクテク


タカトシ(スポンジをどうするんだろう…)

    「…」

    (ほかのはなんとなくわかる自分がちょっとイヤだ)
330 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/22(木) 01:32:53.95 ID:STL8dZsoo

[スーパー内]

出島「コレを使いましょう」ガラゴロ

タカトシ(カートか)

    「たくさん買うんですか?」

出島「そうでもないんですけど」ガラゴロ

タカトシ「はい…」

出島「あ せっかくなのであなたが押してください」

タカトシ「いいですけど…」

ガラゴロ

タカトシ(…なにが『せっかく』なんだろう?)ゴロゴロ
331 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/22(木) 01:35:59.33 ID:STL8dZsoo

[帰り道です]

タカトシ(たいした量を買ったわけでもないし

     なぜわざわざカートを…)

出島「♪」

タカトシ(でも…)

    「なんだか楽しそうですね」

出島「はい」

タカトシ(即答…///)

    「…クッ」

    「…あ 俺が持ちますよ」

出島「じゃあお願いします」つ

ガサ

出島「」ジー

タカトシ「」

出島「そっちに持ったら手を繋げられません」

タカトシ「あ」

    「はい」ガサ

出島「」ギュ

タカトシ「ウッ」ドキッ

    (ヤバ…)

    (…かわいい)ギュッ
332 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/22(木) 01:38:32.60 ID:STL8dZsoo

[エレベーター]

ビュィーーーン

タカトシ「」ドキドキ

出島「…」

タカトシ「」チラ

出島「」ジッ

タカトシ「」ドキッ

    (ンーーーー〜〜〜)

    「…」ドキドキ

    (…えいっ)グイッ

出島「ぁ」

タカトシ「…」

出島「…」ジッ

タカトシ「…」ダキッ

出島「…」ジッ

タカトシ「…」ギュッ

出島「…」

タカトシ「…」ギュッ ギュッ


ポーン


タカトシ「あ…」

出島「…」

タカトシ「…」パッ

    「ハァ…」

出島「行きますよ」

タカトシ「…はい」トホホ

出島「もっと上の階ならよかったですね」
333 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/22(木) 01:41:30.21 ID:STL8dZsoo
続く

クソ、いちゃつきやがって!
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/22(木) 02:08:40.69 ID:JrA3736fO
おつ。自分で言うなし
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/22(木) 02:09:16.80 ID:E29T0iWFo
おつ
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/22(木) 06:22:52.75 ID:2uMK+wD7O
乙!!
出島さんかわいいなぁ
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/24(土) 13:06:39.56 ID:OtDIHe37O
おつ
やっぱり出島さんは可愛い
338 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/28(水) 01:31:14.09 ID:Z5xPtJnho
出島「さて今日は」ガサガサ

   「なにを作るかわかりますか」サッサッ

タカトシ(買ったのは ひき肉 チーズ 玉子

     炭酸飲料 野菜いくつか…)

    「ハンバーグとサラダですか」

出島「惜しいです」

タカトシ「じゃあなんです?」

出島「今日はベーコンチーズバーガーを作ります」

タカトシ「パンとベーコンは買ってないですよ?」

出島「ご心配なく」ガチャ

   「こちらに」ドン

   「七条家お手製のパンとベーコンを用意しています」

タカトシ「うわぁ…」ジュル

    「絶対おいしいでしょ コレ」ジュルリ

339 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/28(水) 01:32:37.87 ID:Z5xPtJnho
出島「パンは今日の朝から焼いたもの ベーコンは

   お屋敷で作り置きしているモノをコッソリ持ってきました」

タカトシ「悪いことしますね」ククッ

出島「…」フフッ

クククッ

フフフッ

出島「ま 余っていたので」ジャーー

タカトシ「はい で…今日も俺ひとりでやるんですか?」

出島「いえ 手順が多いので私も一緒にします」ゴトンゴトン カチッ

タカトシ「よかったです 大変そうなので」
340 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/28(水) 01:34:29.28 ID:Z5xPtJnho
出島「手順は多くても 複雑なことは特にありませんよ」ズサッ ズサッ

タカトシ「じゃあ オレは何からやればいいでしょう」

出島「まずはこのひき肉を軽くこねましょう」

タカトシ「はい」

出島「と その前に」トントントントントン

タカトシ「なんですかッ?」

出島「この ベーコンのみじん切りも一緒に」

タカトシ「はい」

出島「あまり長時間こねると手の熱で油が溶けてしまうので

   すばやくお願いします」

タカトシ「はーい」

グワッシュ グワッシュ

タカトシ「ヮッ…この感触…」

出島「それも慣れですよ」

タカトシ「はい…」グワッシュ

出島「慣れればいろんなものをt…」

   「…」

タカトシ「なにかボケようとして踏み止まりましたね」
341 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/28(水) 01:36:35.97 ID:Z5xPtJnho
出島「ではそれを 手ごろな形にします」

タカトシ「ハンバーグの形にですね」

出島「はい ですがハンバーガーに挟むものは

   実はハンバーグではなくパティと呼ばれるものなんです」

タカトシ「え そうだったんですか

     どう違うんです?」

出島「…ちゃんと違いはありますが

   いまそれは重要ではないので後で適当に調べてください」

タカトシ「はい…」

ペタン ペタン

出島「このように 中の空気を抜くような感じで」ペタン

タカトシ「はい」ペタン

ペタン ペタン

タカトシ「いくつ作ります?」ペタン

出島「6つですね」ジャーーー

タカトシ「多くないですか?」ペタン

出島「ひとつずつ頂いて

   残りはお持ち帰り用にどうぞ」

タカトシ「いいんですか?」ペタン

出島「はい」トントントン

タカトシ「ありがとうございます」

出島「ついでに私を持ち帰るのもどうでしょう」

タカトシ「今日は…親がいます」

出島「そろそろご挨拶しましょうか」

タカトシ「え」
342 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/28(水) 01:39:00.90 ID:Z5xPtJnho
出島「次は このパティとベーコンを

   じっくりと焼きます」

タカトシ「はい」カチッ

ジューーーー

出島「たっぷりの塩コショウを振ってじっくりと」シャコシャコ

タカトシ「焼くんですね」サッサッ

出島「はい」シャコシャコ

ジューーーー

タカトシ「それは何を混ぜてるんですか」

出島「ゆで卵とマヨネーズとみじん切りの玉ねぎ・ピクルス

   パルメザンチーズに乾燥パセリ 塩コショウ レモンも少々…」

  「…」

タカトシ「どうかしました?」

出島「火を通してない玉ねぎは平気でしたか?」

タカトシ「あ 大丈夫ですよ」

出島「よかったです

   ナマの玉ねぎが苦手な方も多いので」

タカトシ「で それはなんなんでしょう?」

出島「タルタルソースです

   ハンバーガーには固めに仕上げるのがいいですね」シャコシャコ

タカトシ「なるほど」
343 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/28(水) 01:41:04.36 ID:Z5xPtJnho

ジューーーー

出島「ではここいらで パティを裏返してみますか」

タカトシ「はい」

クルッ

タカトシ「ちょっと焦げてますが 大丈夫ですか」

出島「このくらいの焦げ目がちょうどいいです」

   「このままこちら側にもたっぷりと塩コショウを振り掛けます」

タカトシ「はい」サッサッ

出島「と ここでいったんベーコンは取り出しましょう

   焼けすぎちゃいますので」カチカチカチ

タカトシ「はい…ってそっちのフライパンは何を焼くんです?」

出島「こちらはパンを温めるために使います」

タカトシ「本当にやること多いですね」

出島「はい でも楽しくないですか」

タカトシ「楽しいです」

ジューーーー
344 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/28(水) 01:43:14.88 ID:Z5xPtJnho

ジューーー

出島「次はベーコンを戻して」

タカトシ「はい」ジュッ

出島「パティとベーコンにチーズをのせてフタをして」

タカトシ「はい」カタタン

出島「こうやってしばらく蒸し焼き状態にします」

ジューーージュジュジューーーー

タカトシ「コレ…絶対おいしいですよね」ジュル

出島「ええ」

   「ふたりで作っているので」

タカトシ「///」

    「今日は…言いますね」

出島「そうでしょうか」
345 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/28(水) 01:45:23.61 ID:Z5xPtJnho
出島「いよいよ仕上げです」

   「まずはパンにマヨネーズとマスタードを塗りましょう

   お好みの量をどうぞ」

タカトシ「はい」ヌリヌリ

出島「その上にパティとベーコンを乗せて」ノセノセ

タカトシ「…」ノセノセ

出島「次にレタスとトマト その上にタルタルソースを

   コレもお好みで」

タカトシ「はい」ノセ

出島「ソースの上にピクルスを乗せて

   これで出来上がりです」

タカトシ「ついに…ですね」ジュル

出島「肉と油多めなので あまった野菜をサラダにしました」ゴトン

タカトシ「手際いいですねー」

出島「飲み物もよく冷えています」

  「ではこれで…」

タカトシ「やっと食べれますね」

出島「…」

タカトシ「あれ?」
346 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/28(水) 01:48:27.75 ID:Z5xPtJnho
出島「これは ココ(キッチン)より あちら(リビング)で食べるのが

   雰囲気的に合ってると ふとひらめいたのですが」

タカトシ「あ いいですね」

    「映画なんて見ながらとか 最高かもしれません」

出島「あいにくテレビなどはまだありませんが

   どのような映画を見たいですか」

タカトシ「えーとオレは やっぱりアクションモノかな

     あとホラーとかSFもよく見ます」

出島「…」

   「…そですか」ヤレヤレ


[リビング]

出島「ではいただきましょう」

タカトシ「はい」

    「…」

出島「どうしましたか」

タカトシ「いえ 普段お店で食べてるモノと比べて

     だいぶ違うのでどう食べたらいいのかなって」

出島「こういうものは 大胆にかぶりつくのが一番いいですよ」アング

モニュモニュ

タカトシ「じゃあオレも」アング

モニュモニュモニュ
347 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/28(水) 01:52:52.41 ID:Z5xPtJnho
タカトシ「んゥー」

    「味付けが濃くておいしいです」

出島「お飲み物も一緒にどうぞ

   コレもボトルのまま飲むのがいいですね」グビグビ

タカトシ「」グビ…

    「クハッ」

    「なんですコレ! 辛い というか…」

出島「ジャンジャーエールです 辛口の」グビ

タカトシ「はじめて飲みましたよ」

出島「コレも合うんです こういうモノには」

タカトシ「そうなんですかあ」グビ

出島「でももっと合うのは」

タカトシ「合うのは?」

出島「…ビールですね 最高に合いますよ」

タカトシ「そっかぁ…

     別によかったですよ ビール飲んでも」

出島「ありがとうございます

   でも 車ですしね 今日も

   それにいまはお酒は一切とってません」

タカトシ「へえ どうしてなんです?」

出島「…自身のため でしょうか」

タカトシ「そうですか…でもまた飲めたらいいですね」

出島「フフッ 酔わせてどうするつもりなんでしょうね」

タカトシ「えー そういう意味で言ったんじゃないですよー・・・・・・
348 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/28(水) 01:57:46.92 ID:Z5xPtJnho
・・・・・・

スズ「…なにそのイチャイチャ」

タカトシ「……」

シノ「シンコンか?」

タカトシ「…え?」

シノ「甘い新婚生活か? ふたりの共同作業か?」

タカトシ「〜〜〜〜〜///」

シノ「そんなノロケ話を聞くために

   わざわざココまで来たのか私たちは」プンスカ

スズ「かいちょー落ち着いてください」

シノ「エロ話を聞かされたと思ったら一転そのイチャラブだ

   これで落ち着いていられるか」プンプン

スズ「あ〜ぁ」ヤレヤレ

  「…で 他には」

タカトシ「…」

スズ「聞いてる?」

タカトシ「あ…うん」

スズ「他にはどんなもの作ったの」

タカトシ「ええと…カレーとオムライスを」

スズ「フーン

   なんだか…子供が好きそうなものばかりね」

  「それでその 出島さんの料理教室が

   2週間ほどで終わっちゃったのはどうしてなの?」

タカトシ「それが…」

    「…」

スズ「それが?」

タカトシ「それは…」

・・・・・・
349 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/28(水) 02:01:20.46 ID:Z5xPtJnho
・・・・・・

出島「」ゴローン

タカトシ「…」

出島「」ゴロローン

タカトシ「あの」

出島「はい」ゴローン

タカトシ「今日は買い物には」

出島「行きません」ゴローン

タカトシ「じゃあ 今日はなにをするんです?」

出島「とてもなにかする気にはなりません」

タカトシ「どうかしたんですか?」

出島「どうともなかったんです」

タカトシ「ハア?」

出島「…強いて言えば あの日ですね いまは」

タカトシ「」

出島「ちょっと遅れて 来ました」

タカトシ「…ぇっと それで体の調子が悪いとか」

出島「そういうこともありません 体は」

タカトシ「…そうですか」
350 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/28(水) 02:05:15.62 ID:Z5xPtJnho
タカトシ「でも…こうやってゆっくり過ごすのもいいと

     前に言ってました…よね」

出島「…」

タカトシ「じゃ オレもここ座ります」ストン

出島「…」

タカトシ「…」

出島「…」

タカトシ(どうしよこの状況…)

出島「…」

   「来週からはまた…」

タカトシ「あ 来週にはまたなにか作るつもりなんですね」

出島「いえ そうではなくて」

タカトシ「はい」

出島「来週からはまた しましょう」

タカトシ「料理を」

出島「アレを」

タカトシ「」

    「なんでまた…」

出島「そろそろしたくなりました」

タカトシ「」

出島「あなたもそろそろしたいんじゃないですか」

タカトシ「…」


・・・


タカトシ(…で)

ギシギシ
アンアン

タカトシ(してしまってるオレだった…)

ギシギシ
アンアン
351 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/28(水) 02:08:40.04 ID:Z5xPtJnho
・・・・・・

タカトシ(なんて…こういう感じで終わったなんて

     言っていいのかな…)

    「…」

    「…」

スズ「言いにくいこと?」

タカトシ「…」コクン

スズ「そう じゃあいいわ」


ガチャ

アリア「出島さん 起きたよー」

シノ「どうだった? 出島さんは」

アリア「うん 大丈夫 お酒も残ってないみたい」

スズ「話 聞けるんですか?」

アリア「うん 私たちにもちゃんと話すって」

シノ「そうか…」

  「じゃあ 私たちは出島さんにも話を聞いてくる

   津田はそのあいだ休んでいてくれ」

タカトシ「はい」

スズ「体 冷やさないようにね」


ガチャ


タカトシ「…ハァァァ」タメイキ

    (どうなっちゃうのかなあ…)ゴロン

    (俺と出島さん…)
352 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/01/28(水) 02:11:32.59 ID:Z5xPtJnho
続きます

一気に時間が飛んでますが次回からはまた戻るので
津田くんと出島さんがどうなるのかはもうちょっと先になります
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/01/28(水) 02:49:22.99 ID:L1b0opw70
おつ

この出島さんはタカトシが本気になったら相手を思って引きそうだなとか思ってたんだが、そうでもなさそうだな。
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/28(水) 07:53:02.53 ID:2UDoaq9J0
乙。生徒会メンバーが意外に冷静だな。もっと一波乱あるかと思ったが。それとも波乱が落ち着いた後の時間なのかな?
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/28(水) 07:53:41.00 ID:1mFUNmzMO
乙!!
こんなイチャラブ聞かされたらそりゃ会長も怒るな(笑)
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/30(金) 02:37:38.17 ID:b/80WEG5o
シノとスズは畑と会話した後の津田のいつもと違う様子に気づいて
話はちゃんと聞く、と言った立場もあるので
この二人がきつく責めることは無いんじゃないかな

アリアの立場は謎、謎すぎて怖い
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/07(土) 04:39:29.08 ID:iHrIgYOjO
待ってます
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/07(土) 21:09:49.56 ID:qLsh2X5PO
おつ
もっとイチャラブ見たい反面どう終わりを迎えるのかも気になる
359 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/09(月) 01:21:21.81 ID:EIBiyYFlo

     シャーーーー

タカトシ「ハァ」

    (結局してしまったオレだった…)

    「はぁぁ」


     ガチャ

  スタスタスタ

出島「ため息ですか」フキフキ

タカトシ「…いえ」

出島「」ストン フキフキ

タカトシ「あのー」

出島「なんでしょう」フキフキ

タカトシ「またこういうことばかりするんですか」

出島「また 終わった後に言うんですね」ゴロン

タカトシ「ウグ…」

    「…一緒にいろいろ作って

     楽しかったんですけど」

出島「私も…楽しかったです…」

タカトシ「また出来ないですか?」

出島「…」

タカトシ「…」

出島「」クー

タカトシ「あれ?」
360 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/09(月) 01:25:43.71 ID:EIBiyYFlo

ブロロロロロ

出島「遅くなってしまい申し訳ありません」

タカトシ「いえ ホントに大丈夫ですか?

     疲れてないですか?」

出島「ご心配なく

   少し眠ってだいぶスッキリとしました」

タカトシ「…」

出島「ひとりで触って

   三回続けてイケたようなスッキリさです」

タカトシ「具体的ですねー」



ブロロロロロ

出島「また機会があれば

   一緒になにかをしましょう」

タカトシ「はい」

出島「それまであの部屋は」

タカトシ「…」

出島「オカズを持ち込んで

   自慰に興じるために使っていてはどうですか」

タカトシ「贅沢な使い方ですねー」



[津田ん家まえ]

出島「また連絡します」

タカトシ「はい」

出島「どうぞゆっくり休んでください」

タカトシ「…出島さんも」

出島「ありがとうございます では」



ブロロロロ…

タカトシ(ゆっくり休んでくださいって

     俺が先に言うべきだったな…)トボトボ
361 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/09(月) 01:26:59.47 ID:EIBiyYFlo

[週明け]

シノ「目玉がないッッ!」

スズ「…」

タカトシ「…」

アリア「…」

シノ「目玉がないんだ!」

アリア「…シノちゃん?」

タカトシ「あの 目玉って」

スズ「この場合の目玉とは…

   注目させたいモノ・中心になる物事という意味ですか?」

シノ「さすが萩村! よくわかってる」ナデナデ

スズ「チョッ」

アリア「シノちゃんが注目させたいモノって…やっぱりお尻?」

シノ「そこはウソでも胸と言えーッ!」ビシッ
362 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/09(月) 01:30:05.78 ID:EIBiyYFlo
シノ「この 各クラス・部活・委員から出された

   文化祭の出し物一覧を見てくれ

   こいつをどう思う?」つ

ペラ ペラ ペラ

タカトシ「うーん」

アリア「お化け屋敷 アンケート企画 屋台の模擬店

    創作物の展示…普通の出し物もあるけど」

スズ「喫茶店が極端に多いですね」

タカトシ「文科系の部はそれぞれの活動に合ったものを

     出し物にしてると思いますが…」

スズ「クラス 委員会 運動部からの出し物に

   喫茶店が多すぎです 20近くあります」

シノ「そのとおりだッ!」

  「文化祭にやってきたひとたちは

   あちこちでお茶を飲むことになってしまって…どうなる?」

タカトシ「どうなるって…

     というかハシゴなんてするかな」

アリア「あ…そうか お茶といえば利尿作用…」

シノ「そうだ トイレの使用回数が極限に増えて

   水道代がとんでもないことにッ」

スズ「ンなこと本気で思ってませんよねぇ」ニコ

シノ「…」

タカトシ(オオッ 迫力勝ちした)
363 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/09(月) 01:33:34.32 ID:EIBiyYFlo
シノ「」コホン

  「いま津田が言ったように 

   わざわざ何軒もハシゴするようなひとが居るだろうか

   コレは高校の文化祭だ 週末の歓楽街ではないぞ」

タカトシ「例えはアレですけど

     そういうことするひとは珍しいと思います

     ウチにいる知り合いがみんな喫茶店を出していて…とかなら」

スズ「文化祭にかぎらず 喫茶店は

   ちょっと休んだり ひとと話したりするために

   入りそうですからね」

シノ「休んだあとにほかの出し物を見に行こうとしても

   喫茶店だらけだ」

  「見るモノの少ない

   印象に残らない文化祭となってしまわないか?」

タカトシ「う〜〜〜ん」

アリア「だからって いまから変えさせるのは無理があるかなぁ

    どこも準備は進んでると思うよ?」

スズ「もう2週間切りましたからね」

シノ「それもそうなんだ」
364 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/09(月) 01:35:54.08 ID:EIBiyYFlo
シノ「どこも楽しいものが出来ると信じて準備している最中だ

   それに水を差すようなことはしたくない」

  「でも いまのままでは盛り上がりに欠ける気がする」

タカトシ「となると 盛り上げるための

     新しい企画を考えようってことですか?」

シノ「出来ればそうしたい」

アリア「それがさっきシノちゃんの言ってた 目玉なのね」

シノ「そうだ 中心となる企画が欲しい」

スズ「いまから考えて2週間以内に実現させるのは

   大変ですよ」

シノ「それもわかってる 間に合わないかもしれない」

  「盛り上がりに不安はあってもこのまま進むか

   大変でも新しいことを始めるかだ」

タカトシ「ジレンマですね」

アリア「…あッ いま思いついたんだけど」

タカトシ「いいアイデアが出たんですか?」

アリア「ジレンマって言葉を逆から読むとちょっとイヤらs…」

タカトシ「使い慣れない言葉を出してすみませんでした!」
365 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/09(月) 01:38:12.26 ID:EIBiyYFlo
スズ「提案いいですか?

   逆 で思いついたんですが」

タカトシ「萩村…マサカオマエモカ!?」

スズ「んなわけないでしょ」ビシッ

シノ「言ってみてくれ」

スズ「逆に この喫茶店の多さを

   目玉にしてしまえばいいんじゃないでしょうか」

シノ「ふむ…」

スズ「同じ喫茶店とは言っても中身は メイド喫茶 妹喫茶

   コスプレ喫茶 和風喫茶 中華喫茶 水着喫茶 出会い喫茶 

   ゴシック喫茶 ゴシップ喫茶 女装喫茶 うどん喫茶 畳喫茶…」

  「…など色々です 問題ありのモノ

   わけわからないモノもありますが」

アリア「私が喫茶店をやるならやっぱりノーパン…」

タカトシ「パンやトーストがないって意味ですねッ!!」
366 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/09(月) 01:40:23.13 ID:EIBiyYFlo
スズ「この多さは十分に目玉になると思います」

シノ「うーーん」

  「だがやっぱり 何軒も回りたくなるだろうか」

スズ「それなら 何軒も回りたくなる仕組みを作りましょう」

アリア「仕組みって?」

スズ「そうですね…どのお店がよかったか

   利用した人に採点してもらうとか」

シノ「採点か…優劣はつけたくないが」

スズ「参考程度でいいと思います

   でも点数を意識させることで よりよいメニューやサービスを

   提供できることになるかもしれないですよ」

アリア「そうだね! サービスは大切だよね!」

スズ「あ そういうことは津田に振ってください」

タカトシ「」
367 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/09(月) 01:42:23.02 ID:EIBiyYFlo
シノ「コンテストを行う…ということか 喫茶店の」

スズ「はい ですが参加は自由にしたほうがいいと思います」

シノ「そうだな 急な話だ

   出来ることには限度があるだろうからな」

スズ「はい」

シノ「アリアと津田はどう思う?」

タカトシ「いいんじゃないでしょうか」

アリア「楽しそうだね」

シノ「ならこの企画を進めようと思うが

   まず学校の許可を取る必要があるな」

スズ「喫茶店を出すところへ知らせる必要もありますね」

アリア「と言ってもクラスは帰っちゃってるよ?」

シノ「それは仕方がない せめてまだ校内に残ってる

   部活や委員には今日中に知らせることにしよう」

  「私とアリアで先生に許可をもらいにいく

   そのあと各委員を回ろう」

スズ「私と津田とで部を回りますね」

シノ「よろしく頼む」

タカトシ「はい」
368 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/09(月) 01:45:15.13 ID:EIBiyYFlo

スタスタ
スタスタ

タカトシ「じゃあ 俺はグラウンドのほうにいくよ」

スズ「私は体育館と武道場にね」


スタスタ
スタスタ


タカトシ「でもすごいな萩村」

スズ「なにが?」

タカトシ「ああいうこと急に思いつくなんて」

スズ「そう?」

タカトシ「会長をすぐ納得させちゃうのもすごい」

スズ「まー あんなこと好きそうだから…会長」

タカトシ「え?」

スズ「競争ごと全般がね」

タカトシ「あー」


スタスタ
スタスタ


タカトシ「じゃ オレこっちだから」

スズ「うん 気をつけてね」

タカトシ「気をつけるって 何に?」

スズ「油断して捕まらないようにね」

  「じゃー」

スタスタ

タカトシ(なんなんだ? 捕まるって)


スタスタ


スタスタ

スタ

畑「あら」バッタリ

タカトシ(そうかこのひとにかー)
369 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/09(月) 01:49:21.09 ID:EIBiyYFlo
続きます また次回
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/09(月) 02:34:48.17 ID:0MR38+ij0
おっ、物語が動いた。

このスレ、二次創作のSSにありがちな展開が殆ど見られないのがすごいな。ヤリまくってるし。
次も楽しみに待ってるぜ!
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/09(月) 05:51:21.26 ID:GxrB0DnzO
乙!!
372 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/11(水) 01:23:08.57 ID:NpzXyN8Lo
畑「なるほど

  喫茶店のコンクールですか

  それはまた面白そうですね」

タカトシ「ええ…」

畑「新聞部も喫茶店を出すことになってますが

  ご存知でした?」

タカトシ「え…っと」

畑「ゴシップ喫茶ですよ」

タカトシ「それどんなお店です?」

畑「お茶と一緒に面白いお知らせを提供するコトになってますが

  詳しいことは当日のお楽しみです」

タカトシ「はあ」


スタスタ
スタスタ

タカトシ「で…なにを聞きたいんです?」

畑「おや 察しがよくなりましたね」

タカトシ「わかりますよ いい加減」
373 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/11(水) 01:25:15.33 ID:NpzXyN8Lo
畑「では遠慮なく聞かせてもらいますがー」

タカトシ「…」

畑「出島さんに 私のことを話しました?」

タカトシ(え)

畑「話しましたよね」

タカトシ(なんでわかるんだ…

     っていうか話したといっても)

    「…少しだけです」

畑「やっぱりね」ガシッ!

タカトシ「」ビク

畑「」アクシュッ

タカトシ「へ?」

畑「ありがとうございます」ギュッ

  「ありがとうございます」ブンブン

タカトシ「」

    (…わけがわからない)
374 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/11(水) 01:27:31.17 ID:NpzXyN8Lo
畑「お礼ついでに もうひとつ聞いてもいいですか」

タカトシ「どういうツイデですか

     って はいもういいですよ」

畑「出島さんになにかあったんですか?

  この3週間ほど」

タカトシ「」ビクッ

    (3週って…あの部屋で一緒に家具を組み立てたり

     料理したりした期間がちょうど…)

    (なんでこんなピンポイントを突けるんだこのひと…)

畑「…」ジーッ

タカトシ「それは…」

畑「出島さんとは会ってたの?」

タカトシ「あ…はい」

畑「え 会ってたの?」

タカトシ「…会ってました」

畑「津田くんは 会ってたの?」

タカトシ「何度聞くんです」
375 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/11(水) 01:41:42.34 ID:NpzXyN8Lo
畑「そおですか…津田くんには会ってたの」

タカトシ「…」

畑「そおですか」

タカトシ(なんか怖ッ)

畑「なにがあったか非常に気になりますね

  津田くんと 出島さんに」

タカトシ「…」

畑「ま 津田くんも出島さんも話してくれないでしょうけど」

タカトシ「…というか畑さん

     出島さんと話す機会なんてあるんですか?」

畑「おや なかなかいいところを突きますね」

タカトシ「だってそうですよ

     出島さんが生徒会以外の誰かと関わってるの

     最近はほとんど見ないですよ」

畑「出島さんのこと あまり見てませんね」

タカトシ「え?」


          キィィィィィッ!!
376 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/11(水) 01:45:26.33 ID:NpzXyN8Lo
タカトシ(あれは出島さんの車?)

畑「噂をすれば…ですね

  七条さんを迎えに来られたのでしょう」

 「もしこんなところを見られては

  またお仕置きされてしまいます」

 「ということで私はこのへんで

  またあしたー」ノシ ビュー

タカトシ「え? ちょっと!?」


    タタタタッ…


タカトシ「…」

    (なんであんなに知ってんだろ…)


・・・・・・

タカトシ「戻りましたー」ガチャ

出島「」クー

スズ「おかえり」

アリア「津田くん ご苦労さま」

シノ「遅かったな」

出島「」スー

タカトシ(あれ?)
377 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/11(水) 01:47:36.73 ID:NpzXyN8Lo
続く

やたら早いのはやたら早く書けちゃったから
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/11(水) 08:50:23.05 ID:A9N0nnqCO
乙!!
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/11(水) 09:25:46.87 ID:Y8yR7K+G0
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/02/11(水) 16:09:41.51 ID:rjTEXBfM0
おつ

出島さんが無防備に寝てるなんて想像できないな

だから多分これは現実
381 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/18(水) 01:22:55.53 ID:m1X9uk08o
タカトシ「出島さん…」

シノ「まあそうなんだが…

   とりあえず 津田のほうはどうだった?」

タカトシ「あ どの部も参加してくれるそうです」

シノ「そうか」

スズ「ひとまず座ったら?

   驚いたのは私もだから」

ストン

タカトシ「またいきなり寝ちゃったんでしょうか」

スズ「え?」

シノ「うん?」

アリア「そうだねー

    私たちが戻ってきたときにはもうグッスリだったよ」

タカトシ「そうですか」

シノ「私たちとは比較にならないぐらい忙しいのだろう

   毎日毎日な」

スズ「ムリに起こすのもかわいそうですしね」

アリア「でも津田くん

    出島さんの寝顔ってかわいいよね?

    何度見てもね」ニコ

タカトシ「あー」チラ

    「…はい」

シノ「なななナニを言ってるんだ!

   アリアも 津田も!」

アリア「」クスッ

382 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/18(水) 01:24:56.57 ID:m1X9uk08o
シノ「…それでだ」

  「急遽立ち上げることになったこの企画だが

   どうせなら…」

アリア「どうせなら?」

シノ「私たちも参加しないか?」

スズ「は?」

タカトシ「へ?」

アリア「それは 生徒会でも喫茶店を出そうってこと?」

シノ「そうだ!」

スズ「ちょっと待ってください

   参加しようにも今からじゃ場所も取れないですよ!」

シノ「む…そうか」

アリア「もし場所があるとしたら

    校舎の中か外 どっちにお店を出したい?」

シノ「うーん それはやはり…中か」

アリア「そうだね 中に出すのがいいね」

シノ「そうだ 中に出そう! 津田!」

アリア「津田くんも中に出したいよね!」

タカトシ「コッチ振るなッッ」
383 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/18(水) 01:27:20.08 ID:m1X9uk08o
スズ「場所だけじゃありません」

シノ「なにッ」

スズ「食器や調理器具の貸し出し受付も もうとっくに終わってます」

シノ「なぜもっと早く言わないんだ!」

タカトシ「さっき思いついたんでしょうにそんな理不尽な」

スズ「あと 肝心の予算です」

シノ「それもあったかー」

スズ「予算はギリギリなので

   今から新しく下ろすのは非常に困難ですよ」

シノ「そこを何とかできないか? 予算の担当に直接頼めないか!?」

スズ「予算の担当は私です」

シノ「」

  「く…場所もモノも予算もないのか…三ヶ所責めだな」

アリア「ゾクゾクするよね」チラ

タカトシ「」プイッ

出島「…食器と調理器ならありますよ」ムクリ
384 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/18(水) 01:30:10.48 ID:m1X9uk08o
アリア「出島さん?」

シノ「すみません 起こしてしまいましたか」

アリア「いつから起きてたの?」

出島「中○しか外○しかという話題のあたりです」

タカトシ「そんな話題じゃありません」

アリア「ちなみに出島さんはどっち派?」

タカトシ「聞くなッ」

出島「安易に中に出されると後々葛藤を抱え込むことになってしまったり

   先走った行動や言動をとってしまうこともあります

   外に出されるのも100%安全ではありません」

  「私なら相手にコンドームを着けてもらうか 

   常にお薬を服用しておくかです

   未成年でお薬を用意するのはなかなか勇気がいると思いますが」

タカトシ「突っ込む間もなく一気に言われてしまった…」

シノ「なるほど」

アリア「大人の意見だねー」

スズ「感心しないの」
385 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/18(水) 01:33:27.13 ID:m1X9uk08o
シノ「食器も調理器もあると言われましたが 本当ですか?」

出島「ええ お屋敷に」

   「お客様に出す用のティーセットは季節ごとに変えています

   使ってないものを持ち出しても問題ありません」

タカトシ「季節ごとというと 4つあるんですか?」

出島「いえ 24あります」

アリア「あ そういえばそうだったねー」

シノ「そうなのか…サスガ」

タカトシ「スゲ」

出島「使われてない電磁調理器もあります

   コレも持ち出して問題ないと思いますよ」

シノ「でも そこまで用意してもらっていいんですか」

出島「かまわないですよ」

スズ「いいんじゃないでしょうか

   学校側で用意できないものを各自持ち寄ってくるのは

   普通にあることです」

  「この場合は七条先輩が持ってきた…ということに

   してしまえばいいと思います」

タカトシ「萩村 反対じゃなかったの?」

スズ「反対だなんて言ってないでしょ

   今からは難しいってだけ」

タカトシ「そっか…」
386 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/18(水) 01:35:43.44 ID:m1X9uk08o
タカトシ「じゃああの 場所なんですが…」

シノ「なにかいい考えがあるのか?」

タカトシ「この部屋でよくないですか?」

アリア「ここじゃ狭くない?」

タカトシ「狭いですが 運営側でもある生徒会が

     今から新しい場所を確保すると

     色々もめると思うんです」

スズ「確かに

   希望してた場所を取れなかったところは

   いくつもありますしね」

シノ「そうだな…

   それなら場所はここでもかまわない

   開催中はとくに使う予定もないことだし」

アリア「でもここだとお客さんあまり入らないねー」

出島「狭いお店なんていくらでもありますよ」

アリア「そうなの?」

出島「はい 4-5人で満員になるお店も珍しくありません

   狭いお店には狭いなりの良さが生まれてくるものです」

アリア「ふーん 出島さんの勤めていたお店も狭かったの?」

出島「お店そのものは狭くなかったですが

   各部屋は基本ふたりが定員でした」

スズ「はいそこマジメに答えない」

シノ「基本?」

スズ「はいそこ食いつかない」
387 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/18(水) 01:38:23.86 ID:m1X9uk08o
シノ「残るは予算か…」チラ

スズ「ホントにもう残ってないですよ?」

シノ「ならば自腹でやっていくことになるが」

タカトシ「かまわないですよ」

スズ「そうしていくしかないですね 私もかまいません」

アリア「私も いいよー」

出島「私も かまいませんよ」

シノ「いえ! 出島さんはいいんですよ!」

出島「あ…そうですか」ショボン

スズ「そんなに落ち込まなくても」

出島「いえ 久しぶりにこのようなお話に加えてもらえて

   非常に楽しかったもので」

アリア「じゃあ 出島さんにも色々手伝ってもらおうよ」

シノ「そうですね

   メニューやサービスなどいろいろと意見を聞きたいです」

出島「そういうことでいいのならいくらでも

   丁寧にお教えしますよ

   手取り足取り腰取り」

タカトシ「なんか余計なもの付いてます」
388 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/18(水) 01:41:39.50 ID:m1X9uk08o
シノ「…ということでそろそろ時間だ

   見回りに行くとしよう」

出島「では 私はお車で待っています」

アリア「せっかくだから 出島さんも一緒に行こう」

出島「いいんでしょうか 私もご一緒で」

シノ「かまわないですよ」

スズ「たまにはいいですね」

タカトシ(なにもやらかさないよな…)


・・・

スタ スタ スタ スタ

出島「この時間の学校というのは やはり独特な雰囲気がありますね」

アリア「そうだよねえ」

出島「たとえばこの壁一枚ドア一枚向こうには何者かが潜んでいたり…」

スズ「変なこと言わないでくださいよッ」ビクビク

シノ「まあ これだけの人数だ

   何者かが居たとしても大丈夫だろう」

アリア「出島さんも一緒だしねえ」

タカトシ(…本気出せば普通に強いだろな)

アリア「津田くんもいるし 大丈夫だよね」

タカトシ「俺はそういう腕力はあまり…」

出島「これだけの人数です

   追い詰めて逃げ場をなくして一気にセメると

   あっさり落ちますよ」

タカトシ「ナニ言ってんですか」

アリア「そっかぁ…そう考えたこともないわけじゃないけど…」

タカトシ「なんてこと考えるんですかッ」

シノ「…」

スズ「…」

タカトシ「ふたりとも黙らないでこわいから」
389 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/18(水) 01:45:24.64 ID:m1X9uk08o

[校門前です]

シノ「さて 今すぐにでも用意を始めるべきなんだろうが…」

スズ「なにから始めればいいのか

   いきなりなので見当もつきませんね」

アリア「そうだ これからうちに来ない?

    お店で使うティーセット みんなで選ぼうよ」

出島「お嬢様 今夜は…」

アリア「あ…ごめんなさい

    今夜は家族で外食することになってたんだ…」

シノ「そうか 家族水入らずをジャマしちゃ悪いな」

スズ「ゆっくり楽しんできてくださーい」


バタン

出島「ということで皆様 ごきげんよう」ペコリ

アリア「」バイバイ


バタン

ブロロロロロ…



シノ「どうする?」クル

  「この三人でも決められることは決めておくか?」

タカトシ「でもオレ これからコトミと買出しに行く予定なんです」

シノ「そうか 兄妹水入らずをジャマしちゃ悪いな

   いや…この場合はゴムいらずか」

タカトシ「いりますよ!」

シノ「」
スズ「」

タカトシ「いやしませんよ!!」
390 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/18(水) 01:46:47.44 ID:m1X9uk08o
シノ「で そのコトミはいないのか?」

タカトシ「はあ…残ってると思ったんですが」

スズ「連絡してみたら?」

タカトシ「」パカッ Pi


.


.


タカトシ「出ません…」Pi

スズ「ちょっと心配ね」

シノ「うむ」

タカトシ「帰って寝ちゃってるのかもしれないです

     とりあえずいつも買い物する駅前まで行ってみます」

シノ「そうか…」

スズ「気をつけてね」

タカトシ「じゃ また明日ー」ノシ
391 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/18(水) 01:51:34.64 ID:m1X9uk08o

[駅前]

タカトシ(というかコトミ ホントに寝てんのか?)パカッ Pi


               タシマテレガコアニコツヨジマワーッジ!!
               タシマテレガコアニコツヨジマワーッジ!!

タカトシ(!)

    (あれはコトミのケータイの着ボイス…)

    (やっぱ来てたか)ホッ


               タシマテレガコアニコツヨジマワーッジ!!
               タシマテレガコアニコツヨジマワーッジ!!


タカトシ(でも…なんで出ないんだ? あっちの方だよな)テクテク


           タシマテレガコアニコツヨジマワーッジ!!


     タシマテレガコアニコツヨジマワーッジ!!


タシマテレガコアニコツヨジマワーッジ!!


タカトシ「あれ?」

トッキー「…」


タシマテレガコアニコツヨジマワーッジ!!
392 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/18(水) 01:55:51.99 ID:m1X9uk08o
続く

一週間って早いね
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/18(水) 01:58:50.05 ID:PEBEKBuaO
乙!!
毎週楽しみだ
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/02/18(水) 05:21:26.32 ID:aktkaI+A0
着ボイスがイミフ過ぎてなんだかわかんねぇ

そして役員共で独特の喫茶店とか言うと、「幼女のお手伝いふう喫茶店」しか思いつかん。
ただスズがしっかりしすぎてるので幼女っぽくないのが難点だけど
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/18(水) 22:26:50.65 ID:z3r4nkCrO
>>394
逆から読んでみ
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/19(木) 22:47:13.27 ID:cb44NFH0o
乙です
397 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/25(水) 01:31:03.65 ID:6EyTOzNYo

タシマテレガコアニコツヨジマワーッジ!!

トッキー「」Pi

    『…はい』

タカトシ「いや目の前いるから」

トッキー「…」Pi

タカトシ「それ…コトミの(携帯)だよね」

トッキー「…」コクン

タカトシ「…自分のと間違えて持ってきちゃった?」

トッキー「…」コクン

タカトシ「そっかー」

    「コトミとは一緒だったの?」

トッキー「いや…部活始まってからは見てない…見てません」

タカトシ「俺はここ近くでコトミと買い物する予定だったけど

     コトミまだ来てないみたい…

     時さんはどうしてここに?」

トッキー「部活終わって

     みんなで何か食べようって来たんだケド…」

    「…」

タカトシ「はぐれちゃった?」

トッキー「」コクン

タカトシ「あぁー そっかー」ウンウン

トッキー「…なぜそんな暖かい目をする」
398 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/25(水) 01:33:05.54 ID:6EyTOzNYo
タカトシ「オレ 連絡しようか

     まだ近くにいるかも」

トッキー「いえ…もういい…です」

タカトシ「そうかあ…」

トッキー「…」

タカトシ「時さん 自分の携帯は?」

トッキー「いま持ってません」

タカトシ「ウチに忘れてきた?」

トッキー「学校には持ってきてた…はずです」

タカトシ「じゃあ コトミが持ってるんじゃないかな

     ソレで自分のにかけてみたら?」

トッキー「…アッ」

タカトシ(いま始めて思いついたんだなー)
399 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/25(水) 01:35:42.11 ID:6EyTOzNYo
トッキー「…」Pi

    「…」

    「…エ?」

    「ナニ言ってんだ」

    「…ん…いま 駅前」

    「オマエの…アニキも」

    「違う ンなわけないだろ」

    「…ああ」

    「…うん」

    「わかった」

    「…」Pi

タカトシ「どうだった?」

トッキー「家いました いまから来ます」

タカトシ「うん

     俺には敬語使わなくていいよ」

トッキー「あ はい」

タカトシ「じゃあ どうしようかコトミ来るまで」

トッキー「…」

タカトシ「ここで待ってるのもなんだしなあ」

トッキー「…聞きたいこと あるんだけど」

タカトシ「俺に? なに?」

トッキー「で…」

タカトシ「で?」

トッキー「……あのメイドとのこと」

タカトシ「…」
400 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/25(水) 01:39:06.00 ID:6EyTOzNYo

[どこぞの喫茶店内]

ゴユックリドーゾー

タカトシ「そういえば

     生徒会で喫茶店をやることが急に決まったんだけど

     たしか柔道部も喫茶店出すんだよね」

トッキー「…」コクン

タカトシ「どんなお店?」

トッキー「…畳喫茶」

タカトシ「それ どんな店?」

トッキー「…よくわからない」

タカトシ「そうなんだ…」

トッキー「…それで」

タカトシ「あ ウン…答えられることなら」

トッキー「…」

    「いつから なんだ?

     どのくらい会ってんだ?」

タカトシ「…最初は4月の終わりごろで 次が夏休み中

     それからは週一ぐらい…

     …このこと言わないよね? 誰にも」

トッキー「言わない」

タカトシ「コトミにも」

トッキー「ン?」

タカトシ「ところで どうして時さんもこういうこと聞きたいの?」

トッキー「いや…別に」アセ

チャポンチャポンチャポンチャポン…

トッキー「なんとなく…」チャポン

タカトシ「あの 時さん?」

トッキー「なんだよ」

タカトシ「甘いの苦手じゃなかった?」

トッキー「あ」
401 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/25(水) 01:41:13.13 ID:6EyTOzNYo
タカトシ「コッチ飲む?

     まだ口つけてないから」スーーー

トッキー「スイマセン」スーー

タカトシ「」ゴク

トッキー「」ゴク

タカトシ「甘…」カチャ

トッキー「というか私もって…誰に聞かれたんだ?」

タカトシ「あ イヤ…それは…」

    「…」

    「そのひとのことを言っていいのかどうか…判断できないかな」

トッキー「じゃあいい」

タカトシ(まさか畑さんを気使うことになるとは…)

トッキー「」ゴク

タカトシ「」ゴク

    (やっぱり甘…)カチャ
402 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/25(水) 01:44:08.39 ID:6EyTOzNYo
トッキー「で で……」

タカトシ「ん?」

トッキー「あのメイドになにかあったのか?

     何週か…3週ぐらい」

タカトシ「え」ビク

    「っと…どうしてなにかあったのかと思うの? 時さんも」

トッキー「ウッ」

    「」ゴク

    「…まず先に答えて欲しい」

タカトシ「…」ゴク

    「なにかあったのかと言われればそうなんだけど

     出島さんにじゃなくて俺のほうが原因と思う

     それがなにかは詳しく答えられない…けど」

トッキー「そうか…

     じゃあ そっちも会ってなかったのか」

タカトシ「いや…会ってたよ

     その3週の間も」

トッキー「え 会ってた?」

タカトシ「うん」

トッキー「会ってたのか!?」

タカトシ「…会ってた」

トッキー「会ってたのか」

タカトシ「何回聞くの」

403 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/25(水) 01:46:15.80 ID:6EyTOzNYo
トッキー「…会ってたか」

タカトシ「…」

トッキー「そうか」ジッ

タカトシ(なんか怖ッ)

    「」ゴクゴクッ

    「そういえば時さん 出島さんとは話した?」

トッキー「ん?」

タカトシ「夏休みに出島さんがウチ来てたとき

     時さんと…ちょっとあったから

     出島さんはそれを気にしてたみたいだケド」

トッキー「あぁ そのことは…私は別に気にしてない

     その話をしたかどうかも…覚えてないな」

タカトシ「そっかぁ」

    「…」

    「出島さんとは学校で話したの?」

トッキー「いや…ほt」

    「」ハッ

タカトシ「ほ?」

トッキー「ど どこだっていいだろ」カチャカチャ

    「」ゴクゴク

    「ングッ」

    「プハッ コホコホッ」

タカトシ(すごい慌てよう…)
404 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/25(水) 01:51:28.02 ID:6EyTOzNYo
トッキー「カハッコホッ クッ…」

タカトシ「大丈夫?」

トッキー「ン〜〜〜〜〜」

ガサゴソ

トッキー「これ」チャリンチャリンチャリン カタ

    「コーヒー代と携帯」

タカトシ「え?」

トッキー「もォ帰る」スクッ

タカトシ「ええッ?」

    「コトミまだ来てないよ 携帯返してもらわないの?」

トッキー「明日学校で返してもらう」

    「じゃ」

スタスタスタスタ…

タカトシ「…」ボーゼン

    (どうしたんだろ時さん…)

    (って)チラ

    (コレ…30円)
405 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/02/25(水) 01:55:24.99 ID:6EyTOzNYo
続きます

400超えちゃった
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/25(水) 05:56:54.05 ID:IcZvLsBgO
乙です
1000までお願いいたします
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/25(水) 08:11:13.48 ID:0i4ylinG0
トッキー相変わらずやなー
408 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/07(土) 01:45:13.41 ID:UutPA/txo
シノ「ではこれより 七条家のキッチンを借りて 

   文化祭に出す喫茶店の準備を行う!!」

コトミ「オー!」

アリア「ワーイ」パチパチ

スズ「オー」パチ

タカトシ「ワーー」パチパチ

出島「…」パチパチ

コトミ「会長! 質問であります!」ビシッ

シノ「どうしたコトミ」

コトミ「はッ! 今日はどんな準備を行うのでありますか!」

スズ「なにその話し方…」

タカトシ「また何かに影響されたな」

シノ「うむ いい質問だ」

  「今日は 喫茶店に出すお菓子の試作だ」

コトミ「おお…」

   「じゃあ…試作のあとは試食!!」

アリア「当然そうなるね」

コトミ「ヒャッハー♪ 食べ放題だー!」

タカトシ「キャラ統一しなさい」
409 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/07(土) 01:48:47.46 ID:UutPA/txo
コトミ「でもわざわざ作るんですねー

    ウチのクラスで出すお菓子は

    全部買っておくことになってますよ?」

スズ「急に決まった企画で予算が下りないから

   そういう用意ができないの

   買うよりも自分たちで作るほうが安く済むし…」

  「…というかアナタのクラスも喫茶店なのね」

コトミ「うん 妹喫茶」

タカトシ「…それどんな店?」

コトミ「えーっと お茶とお菓子は基本タダで

    課金するごとにお兄ちゃんって呼ばれるの」

タカトシ「ソレ誰が許可したの」

スズ「さあ…」

シノ「それと 生徒会室内では

   お湯を沸かして飲み物をいれる以上の調理は一切できない

   学校への申請が遅くて許可はもらえなかった」

  「だから事前に我々で作っておく必要があるんだ」

コトミ「なるほどー 遅すぎるとシラケちゃいますしね」

シノ「早すぎても満足できないしな」チラッ

タカトシ「コッチ見んな」

出島「まあ早いということはありませんよ」

スズ「ん?」
410 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/07(土) 01:50:51.91 ID:UutPA/txo
タカトシ「それで どんなお菓子を作るんですか?」

シノ「クッキーやバウンドケーキなどの焼き菓子だ

   フルーツやクリームを使った生菓子は

   日持ちしないので事前に作るわけにはいかない」

コトミ「そっかー 残念だねタカ兄

    生ができなくて」

シノ「がっかりだな」

タカトシ「そういう表現やめなさいッ」

アリア「出島さんも やっぱり生好き?」

タカトシ「だから聞くなッ」

出島「どうでしょう…確かに してる間は野性的な本能を刺激されますが

   先日も言ったとおり 安易にしてしまうことはお勧めしません

   子作り目的でないなら避けたほうが無難です」

コトミ「クールでカッコイイ…」キラキラ

シノ「ふむ 参考になります」

アリア「やっぱり大人だねー」

スズ「だから感心しないの」
411 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/07(土) 01:54:05.13 ID:UutPA/txo
タカトシ「今日は試作だけなんですね

     全部作っちゃわないんだ」

シノ「それぞれ何十人分と用意する必要があるからな

   今日だけで全部はとてもムリだ

   各自が家で作ってもらうことになる」

タカトシ「そうですかあ」

スズ「のん気に返事してるけど

   誰のためにこんな準備するのかちゃんとわかってる?」

タカトシ「え?」

スズ「今日のコレ あなたたち二人のためにやるのよ」

タカトシ「ええ?」

アリア「津田くんもコトミちゃんも

    お菓子作りはほとんどしたことないんでしょ?」

タカトシ「そういえば お菓子は…」

コトミ「私も全然ー」

シノ「だから今日は作り方を覚えてもらうぞ

   その体にな」

コトミ「はーい」

タカトシ「わかりましたあ」

シノ「…と 状況説明はこれくらいにして

   始めることにしよう」
412 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/07(土) 01:58:28.11 ID:UutPA/txo
…と、始まるのは次回です
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/07(土) 07:32:05.62 ID:x7bgK7FLO
更新乙です
タカトシは下ネタの度にドキドキしてそう
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/08(日) 04:25:48.83 ID:I10bb9VnO
乙!!
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/08(日) 04:41:20.24 ID:zAh8kahG0
>出島「まあ早いということはありませんよ」

>スズ「ん?」

こういうの大好き
裏で通じてる感じ
416 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/14(土) 01:40:12.43 ID:RwmIKt56o
出島「ではまずケーキとクッキーの生地を作ります

   玉子を卵白と卵黄とに分けて

   それぞれ溶いていきましょう」

タカトシ「たくさんありますね」

出島「ええ お菓子作りはとりあえず玉子です」


ヴィヴィヴィヴィーーーーン


コトミ「悪いねタカ兄 このハンドミキサーは四人用なんだ」

スズ「…ナニ言ってんの」

アリア「ごめんね 四つしかなくて」

シノ「コレって一家に四つもあるもんじゃ無いと思うぞー」

スズ「次はちゃんと使ってもらうから」

タカトシ「うん…じゃあ俺は何すれば?」

出島「ではこのバターを」

タカトシ「はい」

出島「犬になったつもりで舐めてもらえますか

   塗りますので」

タカトシ「それ予想できました」
417 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/14(土) 01:41:59.10 ID:RwmIKt56o
タカトシ「で どうしましょう」

出島「人肌程度の熱でゆっくりと溶かしていきますから」

タカトシ「はい」

出島「脱ぎますね」

タカトシ「それも予想できました」

アリア「出島さんは冷え性だから

    津田くんが暖めた方がいいんじゃないかなあ」

シノ「そうだな さっそく脱ぐんだ」

コトミ「タカ兄 体張るねえ」

スズ「…」

タカトシ「…もうホントにやるよ?」
418 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/14(土) 01:43:30.75 ID:RwmIKt56o
出島「このように湯せんで溶かしていきます」

タカトシ「バターもたくさんですねー」

出島「はい お菓子作りはとりあえずバターです」




  「で…適度に溶けたところでひたすらかき混ぜます」グリュグリュ

タカトシ「はーい」

グリュグリュグリュン…

タカトシ「これ…機械使わないとけっこうキツイですね」

シノ「しっかりしないか 男だろ」

コトミ「私も もうキツイー」

スズ「ミキサー使ってるじゃない」

コトミ「だってコレ地味に重いよー」

アリア「でも振動は気持ちいいでしょ?」

シノ「なるほど 手からの振動が全身に伝わるような想像をすると…」

コトミ「そうか 発想の転換ですね!」

タカトシ「どうか皆の生き方も転換されますように…」

スズ「私を入れるな」
419 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/14(土) 01:45:10.68 ID:RwmIKt56o
シノ「ではこのバターに砂糖を加えて…もっと混ぜるんだ」

タカトシ「まだ混ぜるんですか」

グリュグリュグリュン…


スズ「混ぜながら卵黄を少しずつ加えていくの」

トロトロ…


グリュグリュ

コトミ「白身のほうは使わないんですか?」

シノ「使うぞ 擬似精液としてな」

タカトシ「キッチンでそういうボケやめなさい」

アリア「本物が用意できるからね」

タカトシ「オレもうここいるの怖い」

出島「…」グリュグリュグリュン…
420 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/14(土) 01:47:16.79 ID:RwmIKt56o
出島「…卵白も後でキチンと使いますよ

   同じようにバター・砂糖と合わせて生地にします」

コトミ「そうなんですねー」

シノ「まずはコチラを済ませよう

   次は小麦粉を入れてさらに…」

ササササッ

タカトシ「混ぜるんですね」

シノ「そうだ」

グッグgッググッ

タカトシ「粉っぽいの多くなってさらにキツイです…」

スズ「弱音ばかり言わないでよ

   混ぜてるうち楽になるわ」

アリア「最初痛いのがだんだん気持ちよくなるみたいにね」

スズ「私の家だったら容赦なく追い出すッッ」
421 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/14(土) 01:49:33.80 ID:RwmIKt56o

グッググッgグ…グルン

タカトシ「あ ホントだ」

スズ「でしょ」

グルングルングル

タカトシ「でもやっぱり 手が…」ゼエゼエ

スズ「もぉ…」

コトミ「情けないなあタカ兄」

タカトシ「オマエさっきから見てるだけだろー」

アリア「そんなに手が疲れてるなら

    今夜は抜くのムリかな」

シノ「それは心配だ 夢精してしまわないか?」

タカトシ「そんな心配いらんッ」

コトミ「でもタカ兄 もうずーっと週末は処理してないよねえ」ニコニコ

シノ「そうなのか なぜだ」

タカトシ「なぜ…ってそんなのいいでしょベツニ」

出島「…」グルングルングルン…
422 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/14(土) 01:52:40.79 ID:RwmIKt56o
出島「…粉っぽさが無くなったところで

   型に入れて」

タカトシ「はい」ドロドロ

出島「オーブンでまず20分ほど火を通しましょう」


ガチャン


タカトシ「ふう やっと一段落ですね」

スズ「まだあるわよ」

アリア「クッキーも作らないとね」

タカトシ「ゥえ」

出島「私が混ぜていたほうをクッキーの生地として使います」

コトミ「コレをどうするんですか」

シノ「ひたすらとコネていくわけだが…

   せっかくだ コトミにやってもらうか」

コトミ「げ」

423 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/14(土) 01:55:24.73 ID:RwmIKt56o

コネコネ コネコネ

コトミ「あ コレけっこう楽しいですね

    おそば屋さんみたいで」

スズ「そこはケーキ屋さんって言いなさい」

コネコネ

コトミ「でも…」

コネ

コトミ「これもキツイー」

スズ「もー兄妹そろって」

コトミ「タカ兄変わってー」

タカトシ「やっぱりオレかよッ」


コネコネコネコネ


アリア「ちゃんと変わってあげるって

    やっぱり津田くんやさしいね」

コトミ「自慢の兄です」

タカトシ「…」コネコネ

スズ「でもなかなか手つきいいのね」

アリア「本当 揉みなれてる」

コトミ「ナニを揉んだの? タカ兄」

シノ「誰のを揉んだ? 津田!」

タカトシ「集中させてくださいね」

出島「…」
424 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/14(土) 01:57:35.65 ID:RwmIKt56o
出島「最後に形を整えラップで包んで…」


バタン

出島「しばらく冷蔵庫で冷やして固めます」

タカトシ「やっと休めるかな…」

シノ「いや まだまだあるぞ」

スズ「たくさん作るから」

タカトシ「はぁ…キツイです」

出島「ではそろそろ先ほどのケーキを…」

チーーン

コトミ「焼きあがったんですか?」

アリア「ううん 違うよ」

   「一度取り出して焼き加減を見るの」バタ

コトミ「え〜〜残念 焦らしますねえ」

アリア「コトミちゃん 焦らされるのもいいもn」ジュッ!

   「キャッ!」
425 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/14(土) 02:00:35.01 ID:RwmIKt56o
出島「お嬢様!」タタタッ

シノ「アリア どうした!」

スズ「ヤケドですか!?」

アリア「ア…ッツい…手袋しないまま触っちゃった」

タカトシ「すぐ冷やさないと!」

アリア「大丈夫 みんな大げさだよー」

コトミ「ごめんなさい!私が話しかけたから…」

アリア「ううん 私が不注意だっただけ」ナデナデ

出島「まずは応急処置を!」パク

スズ「は?」

タカトシ「え?」

出島「」チュプチュプ

アリア「もお…出島さん みんな見てる///」

出島「もっと見てもらいましょう」チュプチュパ

チュプジュプジュル

シノ「おおぉ…」

スズ「…」シラー

コトミ「お熱いですなあ おふたり」

タカトシ「…」

    「…」

    「」ムッ

    「…」

    (…え?)

    (なんだ今の感じ…)
426 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/14(土) 02:04:40.65 ID:RwmIKt56o
続く

料理やお菓子作りはいろんなサイト見たり動画見たりした知識だけなので
変なところあっても受け流してください
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/14(土) 02:56:32.49 ID:WExnwwAq0
乙!
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/14(土) 08:38:14.11 ID:GvgWxGb50
追いついた 乙です
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/14(土) 10:59:23.08 ID:8gA/b1rSO
乙です
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/14(土) 11:57:48.56 ID:8VEHl75To
>>427
上げるな
431 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/21(土) 05:59:34.87 ID:Xesg4IaKo
スズ「とりあえず患部にお薬を塗ってラップを巻きました

   このままでしばらく冷やしてください」

  「見たところではたいしたことはないと思いますが

   もしいつまでも痛みがひかないようなら

   お医者さんに診てもらってください」

アリア「うん ありがとうスズちゃん」

スズ「それと」ジッ

  「舐めるのってそんなによくないですよ

   口の中の雑菌が入ってしまうかもしれないです」

出島「申しわけありません

   お嬢様を助けたい一心でつい」

シノ「助けたいというか単に舐めたかった ですよね」

タカトシ「…」
432 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/21(土) 06:01:11.18 ID:Xesg4IaKo
アリア「もう私のことはいいから 続きしよ?」

シノ「まあ アリアがそう言うのなら」

スズ「そうですね」

コトミ「でー このケーキはどうするんです?」

シノ「うむ この真ん中部分に軽く包丁を入れて」サクサク

  「また20分ほど焼くんだ」ガチャン

スズ「こう切り込みを入れることで中までしっかり火が通るのよ」

コトミ「へー」

タカトシ「そうなんですねー」

シノ「津田もコトミも他人事のような反応をしているが

   ちゃんとふたりで作れるのか?」 

  「これから皆自分の分を作るだけで大変だ

   手伝う余裕なんてないかもしれないぞ」

コトミ「そうでしたあ…」

タカトシ「がんばります…」

アリア「でもやることは多いけど複雑なことは特にないから

    大丈夫じゃないかなあ」

タカトシ「そうですね 前と同じで」

スズ「前と同じ…って」

シノ「なんだ?」

タカトシ(あ…)

出島「では時間も惜しいので再び生地作りといきますか」
433 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/21(土) 06:03:13.45 ID:Xesg4IaKo
シノ「あ…そうしましょうか」

タカトシ「…ということはまた混ぜていくんですねえ

     キツイな…」

スズ「もーまた弱音言って」

出島「ではこちらの」ドン

  「製菓用ミキサーを使いましょう」

コトミ「なんかカッコイイ」

タカトシ「本格的ですね」

アリア「これを使えば自動で混ぜてくれるよ」

ギュギュギュイーーーン

タカトシ「おおぉ…コレがあればだいぶ楽ですねー」

コトミ「でもタカ兄ぃ? うちにこんなスゴイのないよね」

タカトシ「うん」

コトミ「じゃー うちで作るときは

    手でシコシコやらないと…」

スズ「擬音は適切なのを選びなさいね」
434 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/21(土) 06:05:15.34 ID:Xesg4IaKo
タカトシ「そうか…ウチにはないからな…」ガッカリ

シノ「ガッカリすることはないぞ

   こんな大層なモノは私の家にだってない

   だが フードプロセッサーを使えば十分代わりになる」

タカトシ「なんですそのカッコイイ名前のモノ」

スズ「…やっぱりこの妹の兄なのね」

アリア「普通は食材を細かく切り刻むものだけど

    パン作りやお菓子作りのときにも使えるの」

コトミ「でもそんなのうちにあったっけ?」

タカトシ「さあ?」

出島「ありましたよ」

タカトシ「そっか よかった」ホッ

    「…というかなぜうちの台所事情まで知ってるんですか」

アリア「出島さん物知りだからね

    当然津田くんのこともたくさん…」

出島「いえ!

   私が一番知りたいのはお嬢様のことですよ?」

アリア「もー出島さん

    そんなこと言われても困るよー」

出島「もっと困ってください」

シノ「なんだこの関係」

スズ「…」シラー

コトミ「見せつけますねえ」

タカトシ「…」

    「」ムッ

    「…」

    (あれ? またこの感じ…)

出島「…」ジッ
435 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/21(土) 06:11:10.34 ID:Xesg4IaKo
出島「次はいろいろとアレンジを加えてみましょうか」

アリア「そうだね もっといろいろ作ったほうが楽しいね」

出島「はい」ドサドサドサ

タカトシ「本当にいろいろ出しましたね」

出島「ええ ドライフルーツ ココアパウダー 抹茶パウダー

   練乳 ジャム 紅茶エキス チョコチップ等々

   これらを生地へと混ぜていきます」

コトミ「これだけあればスゴイものが出来そうですねー」

シノ「くれぐれも一度に全部入れるんじゃないぞ?」

出島「そして」ドンドンドン

スズ「コレお酒ですか?」

出島「香り付けにオススメです」

シノ「直接飲むことはしないが お酒を入れたお菓子を

   学校の文化祭に出していいものなんだろうか」

スズ「火を通すことでアルコール分は飛んじゃいますが

   どうなんでしょう…」

コトミ「黙ってたらわからないかもしれませんよー?」

シノ「まあ 今日は参考ということで

   入れてみるのもいいかもしれないな」

アリア「このお酒っていつもお料理に使うお酒なの?」

出島「そうですが いくつか私物もありますよ」

タカトシ「あれ…出島さんって今お酒飲んでないんじゃ?」

出島「…今は 飲んでますし

   そんなことを皆さまの前で言った覚えもありません」

タカトシ「…ソウデシタ」

シノ「?」
スズ「?」
436 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/21(土) 06:13:28.16 ID:Xesg4IaKo
出島「ではこの生地を分けて

   好きなものを入れてみてください」

タカトシ「じゃ 俺はココアを」

コトミ「私は抹茶かな 渋いところで」

シノ「私はドライフルーツを入れてみよう」

スズ「では私は紅茶エキスを」

アリア「じゃあ私はジャムと練乳にするね」


グルングルン


シノ「せっかくだ コレも入れてみよう オトナッポイシ」

スズ「お酒ですか」

シノ「ちょっとならいいだろう」

出島「スプーンに四分の一ほどをどうぞ」

シノ「う…ゥ…栓が固いな…」グググッ

タカトシ「会長 それ開きません?」

出島「お開けしましょうか」スタスタ

シノ「いえ…もうちょっとなので…」グググッ…グルンッ

ビュ

ビチャ

出島「あら」
スズ「あ」
アリア「あ」
コトミ「あー」
タカトシ「あ」

シノ「ぅわわわあッ ごめんなさい!

   出島さんにかかっちゃいましたッ」

出島「落ちついて かかったのはエプロンにだけですよ」

シノ「でも」

出島「それより こうやって皆さまの前で汚されることが

   こんなにも快感だと始めて知りました」ゾクゾク

シノ「あとでクリーニング代出しますねー」
437 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/21(土) 06:16:55.00 ID:Xesg4IaKo
アリア「でも出島さん すごくお酒の匂いしてくるよ」

出島「匂う女はお嫌いですか!?」

アリア「うーーん……好きかな」

出島「ではもっと匂ってください」

シノ「…」グルングルン

スズ「…」グルングルン

コトミ「仲いいですよねー」

タカトシ「」ムーッ

アリア「やっぱり着替えてきたら?」

出島「ではひと段落ついたらそうさせて貰います」



  「ということで今度はこの小さな型のほうへ

   それぞれ生地をいれてください」

ドロドロ

出島「そしてまた火を通します

   こちらのオーブンで」バタン

スズ「オーブンふたつもあるなんてすごいですねえ」

アリア「ここにはガスオーブンもあるから 三つだね」

タカトシ「ココには…って?」

アリア「キッチンも三つあるから…

    アレ? 四つだったかな」

シノ「…アリアのこんな話にはもう慣れたー」

タカトシ「俺はまだまだかなー」
438 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/21(土) 06:19:57.64 ID:Xesg4IaKo

チーーン

出島「先ほどのケーキが焼きあがったようですね」

アリア「うん」

バタ

出島「お嬢様…」

アリア「今度は大丈夫だよー」ガチャガチャン

シノ「ふむ いい焼き上がりだな」

コトミ「やっと食べれますね」

スズ「冷ましてからよ」

出島「ケーキを冷ます間

   冷やしておいたクッキー生地を仕上げましょうか」


ゴリゴリ

出島「このように麺棒で伸ばします」

タカトシ「はい」ゴリゴリ

コトミ「おぉ 本当におそば屋さんみたい」

スズ「なぜそこまでおそばにこだわるのかこの子は…」

出島「延ばしたらこのクッキー用の型で」ペタンペタン

  「抜いていきます」

タカトシ「…」ペタンペタン

コトミ「あ コレも楽しそー」

スズ「じゃああなたもやったら?」

コトミ「ううん コレはタカ兄の仕事だよ」

シノ「そうだな 抜くのは津田にまかせよう」

アリア「津田くん そうやって抜くんだあ」

タカトシ「はいはいはい」ペタンペタン

スズ「振るんじゃなかった…」
439 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/21(土) 06:21:20.18 ID:Xesg4IaKo
タカトシ「そういえば ウチにはこういう型なんて無いなあ

     麺棒も」

出島「確かに 見かけませんでした」

スズ「それなら 生地を棒状に固めて

   包丁で適度な厚さに切ってそれを焼けばいいわよ」

タカトシ「なるほどー」

出島「それぞれ微妙に違う形になって

   手作り感を演出できますね」

シノ「演出しなくても手作りなんですが」

出島「ということでこちらのクッキーにも火を通しますが

   皆さまこのあたりで休まれてはどうでしょう」

アリア「そうだね ちょうどケーキもあるし」

コトミ「やっと食べれますねえ」

出島「では私はお茶を用意しますね」

シノ「いえ お茶も私たちでいれますよ」
440 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/21(土) 06:23:46.26 ID:Xesg4IaKo
出島「この卓上調理器は普段使ってないので

   持ち出してもらってもけっこうですよ 専用のヤカンも」

シノ「ありがとうございます」

  「ではさっそくコレでお湯を沸かそう」

Pi

タカトシ「じゃあオレはその間トイレ行ってていいですか」

スズ「うんいいわよ」

スタスタ

アリア「あ 津田くん?」

タカトシ「はい?」

アリア「ウチのシャワートイレ

    最近全部新しくなったからぜひ試してね」

タカトシ「そっちは使いませんよッ」

コトミ「そっちは使わないってタカ兄まさか…」

アリア「ビデのほうを使うの!?」

シノ「津田ァァ…いくらなんでもそれは引くぞ…」

出島「試してみたい気持ちもご理解できますが」

タカトシ「そっちも使わねーよ」

スズ「ここは私に任せて早く行けッ」
441 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/21(土) 06:26:38.05 ID:Xesg4IaKo
タカトシ「ふぅ」

ジャーーーー…



テクテク

テクテク

テクテクテ
出島「」バッタリ

タカトシ(あ)

出島「…」

タカトシ「なにか別の用事ですか?」

出島「いえ ひと段落したので

   いまのうち着替えておこうかと」

タカトシ「あ そうですかー じゃあまたすぐ…」

出島「今日は」

タカトシ「え?」

出島「長引きそうですし

   今夜ふたりで会えそうにないですね」

タカトシ「あ…はい」

出島「来週も文化祭の当日ですし おそらく」

タカトシ「…そうですね」

出島「まあ 別の日にお時間をいただけるかもしれないので

   そのときご連絡します」

タカトシ「はい」

出島「では一旦失礼」ペコリ

タカトシ「…」

    「」ガシッ

出島「おや」

タカトシ「」ググッ

出島「どうしました?」
442 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/21(土) 06:38:54.28 ID:Xesg4IaKo
いいところなのに続きます
また次回
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/21(土) 07:56:43.33 ID:7kR+CQV/0
こいつら迂闊過ぎたww
でも嫉妬しあった後は余計に燃えるのはお約束だよねー
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/03/21(土) 11:52:43.16 ID:mnL5y71r0
出島さん明らかに反応見てたもんな

これが大人の女って奴か
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/21(土) 13:54:17.92 ID:NoV5Io1WO
乙です
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/21(土) 21:58:50.32 ID:05Rqh66Uo
おつ
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/21(土) 22:46:25.24 ID:UFpAeXq10
ああやっぱこういう秘密の関係ゾクゾクするなあ大好き
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/25(水) 10:27:37.81 ID:W8Sv3nY6O
乙、
>>444
大人の変態
449 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/30(月) 01:39:40.24 ID:Vk/tXBTOo
タカトシ「」ダキッ

出島「ぁ」

  「…」

  「それで?」

タカトシ「」ギュ

出島「はい」

タカトシ「」ジッ

出島「…早いです」

タカトシ「」

出島「もう少し このまま」

タカトシ「…」ギュッ

出島「ン」

タカトシ「」ジッ

出島「まだ…」

タカトシ「」ジッ

出島「…」

タカトシ「」チュ

出島「…」

タカトシ「」ニュ ジュプ

出島「」

  「ン…ん…」チュプ クチュ

ジュプ ジュルル ジュッ

タカトシ「ム…ゥ…」ジュ ニュチュ

出島「ン」クチュ


ジュル チュプ チュ

ニュプ トロ


出島「フゥ…」

タカトシ「ハァ」

出島「…」

  「どうしましたか」ナデ
450 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/30(月) 01:43:07.39 ID:Vk/tXBTOo
タカトシ「…」

出島「言ってみてください」

タカトシ「…さっきの

     出島さんと七条先輩を見ていてなんだか…」

出島「見ていて こうしたくなりましたか?」

タカトシ「…」ギュ

出島「そういう可愛さも持っているのですね」ナデ

タカトシ「…」

出島「独り占めしたいタイプでしょうか」

タカトシ「…」

出島「それなら申し訳ないです いろいろと」

タカトシ「…」

出島「ですが 私も散々見せられましたよ」

タカトシ「…え」

出島「皆さまと親密なところを」

タカトシ「親密ってことはないと思いますケド

     確かに仲よくはしてますが…」

出島「…いまだにその程度の意識ですか

   これは同情を禁じえませんねえ」

タカトシ「…いつもああいう感じですよ」

出島「それを言うなら私だって」

タカトシ「まあ…そうです」

出島「はい」
451 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/30(月) 01:45:12.67 ID:Vk/tXBTOo
出島「それはそれとして…」

タカトシ「…」

出島「いまこれから どうします?」

タカトシ「…」

出島「します?」

タカトシ「…え」

出島「こういうシチュエーションも定番ですよ

   見つかるかどうかギリギリなトコロでの…」

タカトシ「…いえ こんなとこで」

出島「それなら」バッ ギュッ グイッ

テクテク テクテクテ…


[来客用トイレ]

出島「こういう場所が妥当ですね

   この洗面台に腰をかけると…」ストン

  「ちょうどいい高さです」ヌギヌギ スルスルスル ポト

タカトシ「…」

出島「…」

  「どうしましたか?」
452 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/30(月) 01:47:14.30 ID:Vk/tXBTOo
出島「時間が惜しいですよ」モゾモゾ

   「こんなことになるだろうと用意もしてます」つ

タカトシ「…」

出島「早く」

  「…」

  「あぁ

   私に脱がせて欲しいわけですね」スッ ジーーー

タカトシ「いえッ!」バッ

    「違います!」

出島「じゃあ どうしたいのですか」

タカトシ「どうしたい…ってことが

     ないわけでもないことでもないんですが…」

出島「わかりにくいですよ」

タカトシ「いまはそこまで出来ません」

出島「…そうですね」

   「お手洗いの時間にしては不自然に長くなりますし

   終ってすぐに何食わない顔で皆さまのところへ戻る

   なんてあなたには出来ませんね」

タカトシ「…はい」

出島「私は出来ますケド」

タカトシ「え」
453 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/30(月) 01:49:54.42 ID:Vk/tXBTOo
出島「もう戻られてはどうですか」

タカトシ「…」

出島「多少お時間は経ちましたが

   迷ったついでにお屋敷内を散歩していた

   とでも答えれば大丈夫でしょう」

タカトシ「なんか適当ですねー」

出島「私は着替えを済ませてから戻ります…」

タカトシ「いえ あの…」グッ

出島「…なんでしょう」

タカトシ「えっと」

出島「やっぱり します?」

タカトシ「そうじゃなくて」

出島「では いま出来る限りのことをどうぞ」

タカトシ「」ダキッ

出島「…」

タカトシ「」チュ

出島「…」

  「」モゾ

.


タカトシ「…ハァ」

出島「こういうのはいつ以来でしょう」

タカトシ「え?」

出島「舌を入れないほうです」

タカトシ「あー…えーと…///」

    「いつでしょう?」

出島「知りません」プイ

タカトシ(あれ)
454 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/30(月) 01:52:27.52 ID:Vk/tXBTOo
出島「ここは出ましょうか

   お互い気の変わらないうちに」

タカトシ「…はい」

出島「と その前に

   そこ閉めてくださいね」

タカトシ「そこ?」

出島「先ほど私が開けたところです」

タカトシ「あ///」ジーーーー



テクテクテ

タカトシ「オレ…いろいろと」

出島「…」

タカトシ「ワガママでした?」

出島「私に比べれば全然です」

タカトシ「はあ…

     なんていうか なにをしたかったんでしょ オレ」

出島「ナニをしたかったのかと言われれば

   アレですよね」

タカトシ「ですよね」

出島「あら」
455 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/30(月) 01:55:07.55 ID:Vk/tXBTOo
出島「私が言うのもなんですが

   感情に任せてしてしまうことは

   オススメしないです」

タカトシ「…」

出島「時と場所を選んで

   そして 始めたあとは無くしていいですが

   始めるまでは理性を保つことが大切です」

タカトシ「えー」

出島「なんですその反応」

タカトシ「いままで選んでました?」

出島「選んでましたよ

   危ないこともありましたが」

タカトシ「ですよねえ…

     理性も…保ってましたか?」

出島「もちろん例外はありますよ 少ないですが」

タカトシ「少ないんですか」

出島「はい こう見えても」

タカトシ「…」ブゼン

出島「なんですその顔」
456 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/30(月) 01:57:30.36 ID:Vk/tXBTOo
出島「理性を無くしたまま始めてしまうと

   もう自分では止められません」

  「そして 悪い結果とまでは言いませんが

   思いもよらないコトになる可能性大です」

タカトシ「それは出島さんならですか?」

出島「誰だってそうだと思いますよ?」

タカトシ「俺でも」

出島「はい 誰でも」

タカトシ「出島さんの場合 どんな結果でした?」

出島「私ですか…あまり詳しくは言いたくありませんが

   浮ついてましたね 何週も」

タカトシ「そうなんだ…」

    「オレ これからどうしたらいいでしょう」

出島「どうしたら とは」

タカトシ「出島さんと七条先輩が仲よくしてるところを見て

     また変な気になったりしたら…」

出島「そのときはまた襲ってください」

タカトシ「」

出島「特に抵抗はしませんので」

タカトシ「」

出島「あぁでも アノ日のときはさすがに困りますね」

タカトシ「」

出島「そのときは手でも口でも存分に使ってもらえれば…」

タカトシ「」クス

出島「あら?」
457 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/30(月) 02:00:44.80 ID:Vk/tXBTOo
出島「なにがおかしいのでしょう?」

タカトシ「いえ…フフッ…クッ…というか襲ってはないでしょ」

出島「そうでしょうか

   なにをされるかヒヤヒヤとしましたが」

タカトシ「ホントですか?」

出島「ホントです」

タカトシ「そうですか じゃあ…すみません」

出島「はい もう済んだことです」

タカトシ「」フッ

出島「どうしました?」

タカトシ「いえ…良かったです

     出島さんがいつも通りで」

出島「わかりませんよ?」

タカトシ「え?」
458 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/30(月) 02:03:38.59 ID:Vk/tXBTOo
出島「私は思いますが」

タカトシ「はい」

出島「この 今の 私たちふたりの関係は

   限界が近いのかもしれないですよ

   いろいろな意味で」

タカトシ「え…」

出島「今日だって」

タカトシ「…」

出島「口を滑らせすぎです」

タカトシ「ウッ…そうでした」

出島「まるでローションが多すぎたときのように」

タカトシ「それはよくわかりませんね」

出島「では今度試しましょうね」

タカトシ「…」

出島「関係を明らかにするつもりがあるならいいですが

   まだその気はないのでしょう?」

タカトシ「まだ…どうやって切り出せばいいか

     わかりません」

出島「やってるだけですしね」

タカトシ「クッ…」
459 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/30(月) 02:11:15.85 ID:Vk/tXBTOo
出島「では私はこちらへ

   すぐに戻ります」

タカトシ「はい」


・・・

ガチャ

タカトシ「戻りましたー」

シノ「ずいぶんかかったな」

コトミ「気持ちよかった?」

タカトシ「使ってねーよ」

シノ「では 抜いてたのか?」

タカトシ「もう使ってた方でいいでーす」

スズ「いいから座って お茶いれるから」

タカトシ「うん」


スタスタスタ…

シノ「」クンクン スンスン
スズ「」スンスン…

シノ「…」
スズ「…」

アリア「津田くん 出島さんは?」

タカトシ「はい すぐ戻るって言ってましたよ」

アリア「ふーん そうなんだぁ」

コトミ「あ タカ兄 ポケットからハンカチはみ出てるよ」

タカトシ「あ ホントだ…」

    (…ってこれハンカチじゃなくて出島さんの!)モゾモゾッ!!

スズ「津田 いつもそんなにハンカチをクシャクシャにして

   ポケットに入れてるの?」

シノ「それは行儀が悪いな」

タカトシ「ウ…以後気をつけます」

    (出島さん…怖ッ)
460 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/03/30(月) 02:17:02.62 ID:Vk/tXBTOo
つづく

年は越すと思って書いてるうちに冬も越してしまったようだ
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/30(月) 06:25:02.09 ID:b5nRvn/Uo
乙 エタらないかつモチベを維持できるペースで頑張ってくれ
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/30(月) 06:25:52.86 ID:bYxtiSgWO
乙です
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/30(月) 15:59:18.53 ID:H3VOxizFO
ウヒョー……ええなええな
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/30(月) 20:12:27.42 ID:S8EHd6y3O
ああいい!
465 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/08(水) 01:59:14.28 ID:+YLECoT5o
.
コポコポコポポポポッ…

タカトシ「…と」

コトミ「こんな感じですか?」

シノ「うむ なかなかだ」

スズ「ふたりとも 始めてにしてはけっこう上手ね」

コトミ「始めてから上手だなんて

    そんな女は嫌われませんか?」

アリア「いまは女性がリードすることも普通だと思うよ?」

シノ「まさしく女性上位社会だな」

コトミ「なるほど 始めてから騎乗位もOKなんですね」

スズ「言葉間違えたー」

タカトシ「きっと正解なんて無い」
.
466 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/08(水) 02:01:09.55 ID:+YLECoT5o
シノ「お茶をいれたはいいのだが…」

スズ「出島さんが遅いですねー」

タカトシ「…」

アリア「また急に寝ちゃったかなぁ」チラ

ガチャ

出島「お待たせしました」

コトミ「噂をすれば ですねえ」

出島「ええ ドアの向こうで聞き耳を立てていると

   私の話題になったので」

タカトシ「さっさと入ってください」

スズ「というか聞き耳を立てるって…」

出島「もし5Pでも始まっていたら

   そこにいきなり押し入るのは無粋かと思い…」

アリア「もう出島さん そんなことしないよ?」

タカトシ「ホントそうですよ」

アリア「するなら出島さんも一緒に6Pだよ?」

タカトシ「俺もう帰りたーい」

スズ「私もー」
.
467 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/08(水) 02:05:57.73 ID:+YLECoT5o
タカトシ「で その持ってるものはなんですか?」

出島「これは皆さまがお召しになる衣装ですよ お店で」

スズ「え そんなものまで用意して頂けたんですか?」

アリア「お願いして仕立ててもらったの」

シノ「なんだかいろいろと…お世話になってばかりですね」

コトミ「じゃあさっそく着てみてよタカ兄」

出島「その前にお茶を済ませてはどうでしょう

   冷めてしまいますよ」

シノ「そうだな まずはケーキの試食としよう」


サクサク

シノ「この大きさでだいたい7-8人分といったところか」

コトミ「余っちゃいますねえ」

スズ「食べていいわよ 余った分」

コトミ「ホントですか!? ヤッター」

タカトシ「いくつぐらい作ればいいんでしょうかオレは」

シノ「ケーキは私たちで10個ほど作ればいいと思ったのだが…

   果たして70-80人分で足りるのか?」

スズ「どうでしょうか…屋台で出す焼きそばやクレープなどは

   それぞれ200人分用意していると聞きました」

シノ「となると全然足りないな…」

スズ「ただ生徒会での喫茶店は場所の狭さとスタッフ数の都合上

   あまり大勢のお客さんを捌けないので

   他のお店ほどは数を必要としないのかもしれません」

アリア「じゃあ…結局いくつ作るの?」

スズ「うーん」

出島「難しい話は後にして いまは頂くことにしませんか」

シノ「はい そうしましょう」
468 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/08(水) 02:09:02.37 ID:+YLECoT5o
シノ「…では」

「いただきまーす」

モグモグ モグモグ

コトミ「ヒジョーに美味!」

タカトシ「やっぱり作りたては美味しいですねえ」

シノ「ふむ なかなかだ」

アリア「そうだねー」

スズ「まあ いいんじゃないでしょうか」

タカトシ「アレー みんなの反応が…」

シノ「パウンドケーキは

   焼きたてを食べるものでもないからな」

スズ「何日か置いていたほうが

   全体にバターが染み込んでもっと美味しくなるの」

タカトシ「そうなんだ…」

出島「私も ある程度放置されていたほうが

   体全体に情欲が染み込んで

   もっと美味しくなりますよ」

スズ「前フリとして言ったつもりはないんですが…」

タカトシ「嘆くな萩村」
469 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/08(水) 02:11:53.48 ID:+YLECoT5o
タカトシ「ということは ギリギリで作ってると

     美味しいものを出せない ってなっちゃいますねー」

シノ「余裕を持って作って欲しいが

   ムリをすることはないぞ」

アリア「そうだよー わからないことがあったら

    ちゃんと連絡してね」

タカトシ「はい ありがとうございます!」

出島「と 食べ終わったところで

   衣装の試着をしてはどうでしょう」

.

シノ「これはエプロンですね

   カフェの店員風…とでも呼びそうな」

出島「はい カフェエプロン・ギャルソンエプロン等々

   呼び方はいろいろありますが」

コトミ「こんな人よく駅前でチラシ配ってますね」

タカトシ「そんな毒はいらない…

     俺のだけちょっと違いますケド」

出島「ええ あなたのはベストも一緒にソムリエ風にしてみました」

アリア「津田くん すごくかっこいいよ」

タカトシ「ありがとうございます」

スズ「あの…

   私の 裾の部分が床についちゃうんですが…」

出島「…」

   「仕立て直させていただきます」ペコリ

スズ「よろしくお願いします」ペコリ
470 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/08(水) 02:14:00.74 ID:+YLECoT5o
コトミ「はい! 質問であります!」ノシ

シノ「よしッ 許可する」

コトミ「どうして私の分のエプロンもあるんですか」

シノ「コトミにもお店を手伝ってもらうからな」

コトミ「へ? そんなこと聞いてませんよ?」

タカトシ「うん いま始めて言ったから」

コトミ「は?え?

    私 クラスのほういろいろやることあるんですよ」

シノ「私だって自分のクラスの仕事があるぞ」

タカトシ「俺もー」

スズ「私もー」

アリア「人数が少ないから

    コトミちゃんが手伝ってくれるとすごく助かるの

    お願いできないかなあ?」

コトミ「う〜〜ん」

スズ「それにもうケーキ食べたでしょ

   これがお礼ね」

コトミ「クッ…謀られた」
471 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/08(水) 02:19:05.14 ID:+YLECoT5o
・・・・・・

タカトシ「で」ゲフーッ

スズ「作っては食べ 作っては食べで」ウプ

シノ「さすがに食べすぎたか…」ゲプ

アリア「みんなで作ると美味しいからいくらでも食べちゃうね」

コトミ「私まだまだいけますよー」ングング

タカトシ「…見るだけで胸焼けしそう」

スズ「バターを使うモノばかりだし」

シノ「これだけ作れば いい加減覚えただろう」

タカトシ「そうですね 体に叩き込まれました」

アリア「それでみんな 晩ごはんはどうしよう?」

シノ「もうそんな時間なのか」

タカトシ「いまはとても何か食べる気は…」

スズ「でもこのままだと栄養が偏りますね」

コトミ「私なんでもいいですよー」

アリア「じゃあ出島さん いつもよりちょっと遅くに

    おなかをスッキリさせるものをお願いできるかなあ」

出島「畏まりました」
472 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/08(水) 02:21:30.23 ID:+YLECoT5o
.
[そのまま泊まることになって…来客用の寝室]

コトミ「」クー

タカトシ(あんなに食べて よくグッスリ寝れるな)

コトミ「」ムクリ

タカトシ(…と思った瞬間に)

    「どうした?」

コトミ「トイレー」

スタスタ

タカトシ「場所わかるか?」

コトミ「うんー大丈夫ー」

ガチャ

タカトシ「やれやれ」ゴロン


・・・


タカトシ(…ん)ウト

    (ちょっと眠ってたか…)

キョロ

タカトシ(コトミ…まだ戻ってない?)

    (どしたんだろ)


ガチャ
.
473 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/08(水) 02:24:30.66 ID:+YLECoT5o
タカトシ(あ)


スタスタ

ファサッ

ゴロン


タカトシ「遅かったけど どうしたんだ?」

コトミ「んー お風呂」

タカトシ「お風呂?」

コトミ「入れてもらってたぁ…」

タカトシ「さっきも入っただろ?」

コトミ「」クー

タカトシ(ん?)

    「入れてもらってた…って?」

コトミ「」スー

タカトシ「…」

    (まあいいか…眠…)



    「」クー


ガチャ
.
474 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/08(水) 02:27:36.69 ID:+YLECoT5o
タカトシ「」クー

スタスタ




スルスル スルスルスルスル…

ファサッ

ゴロン

タカトシ「」ハッ

    「…」

    「」チラ

出島「…」

タカトシ「…」

出島「どうも」

タカトシ「前もこんなコトありましたね…」
.
475 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/08(水) 02:33:54.44 ID:+YLECoT5o
続く

日常っぽい部分は長くなっちゃうね
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/08(水) 06:21:23.93 ID:ZlImsWgBO
乙です
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/04/10(金) 13:29:10.05 ID:Sd9aMWpTO
素晴らしい
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/10(金) 17:19:51.27 ID:RpjoVTGao
>>477
sageてくれな
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/10(金) 19:57:25.70 ID:Sd9aMWpTO
>>478
久しぶりすぎて忘れてた
すまん
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/12(日) 02:14:56.30 ID:EWy9SXQu0
乙です
481 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/15(水) 01:41:55.68 ID:los2+eylo
タカトシ「どうしたんですか」

出島「…」

タカトシ「コトミいるんですよ すぐ隣」

出島「はい」

タカトシ「起きますよ」

出島「少々の音では起きないとは思いますよ?」

タカトシ「どうしてです」

出島「お疲れなので」

タカトシ「それはそうかもですけど…」

    「こんなことしてなにをする気ですか」

出島「ナニをしましょうか」

タカトシ「…」

出島「スリルを味わいながらしてしまうもいいですし

   ただただ静かに過ごすもいいですね」

タカトシ「静かに過ごすほう…でお願いします」

出島「はい」
 
482 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/15(水) 01:44:33.04 ID:los2+eylo
タカトシ「ホントにしませんよね」

出島「あなたが望まないなら」

タカトシ「…」

    「どうして脱いでるんですか」

出島「寝るときはいつもこうです」

タカトシ「ウソでしょ」

出島「なぜウソだと?

   普段の寝姿を見たことがありましたか」

タカトシ「…」

出島「ウソですけどね」

タカトシ「」

    「なんなんですか もー」

出島「…」クス
483 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/15(水) 01:46:08.29 ID:los2+eylo
タカトシ「寒くないんですか」

出島「大丈夫です」

タカトシ「そんなカッコで」

出島「十分暖かいですよ」

タカトシ「…」

出島「あなたの体が」

タカトシ「///」

    「じゃあ…///」

    「もっとくっついてください」

出島「はい 遠慮なく」ヨリヨリ

ピト

タカトシ(んッ)

出島「」ダキッ

ムニッ

タカトシ「ウッ」

出島「…」

タカトシ「…」

    (…というか

     出島さんの体も暖かいな…いつもより)
484 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/15(水) 01:48:58.25 ID:los2+eylo
コトミ「ウーン」ゴロン

タカトシ「」ビクッ

    「…」

    (寝返り…)

    (コトミの顔がコッチ向いてるのが気になってしまうな…)

    (頭まで布団かぶろう…出島さんも)ファサッ

出島「どうしました?」

タカトシ「いえ…コトミが寝返りして

     こっちのほう向いちゃってるので」

出島「…する気になったのかと思いました」

タカトシ「…」

    「しません」

出島「はい」ギュッ

  「そういうトコロも好きですよ」

タカトシ「それはどーも」
 
485 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/15(水) 01:52:05.42 ID:los2+eylo
タカトシ「でも…布団に潜ると暑くなっちゃいますね」フゥ

出島「なら脱いではどうですか」

タカトシ「」

出島「我慢しなくていいですよ」

タカトシ「…」

出島「暑いのを」

タカトシ「クッ」

出島「脱がされたいのでしょうかね」

タカトシ「え」

出島「それなら早速」ヌガセ ヌガセ

タカトシ「あの…ちょっと…」

出島「」ヌガセヌガセヌガセ!!

タカトシ「ああぁ…」ゼンラ!
 
486 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/15(水) 01:54:06.78 ID:los2+eylo
出島「これでちょうどいいですね」

タカトシ「これはこれで冷えますよ」

出島「それならこうやって」ダキ

ギュッ

出島「お互いの体温で…」

タカトシ「…」

出島「おや…」

ニギッ

タカトシ「ウッ」

出島「ここはもう熱いくらいですね」シュクシュクシコ

タカトシ(追い詰められる…)
 
487 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/15(水) 01:56:41.63 ID:los2+eylo
 
シコ

シコ

ヌチャ

出島「いい具合ですよ」

タカトシ「…」

出島「私も…いい感じになってますので」

タカトシ「…」

出島「確かめてください」

タカトシ「」スッ

ジュン

チュプ

出島「ン…」

チュ チュプ チュク ジュッ

出島「ア…ンンッ」

ジュプ

ニュ

出島「ンッ…」

  「…」

  「」ジッ

タカトシ「…」

出島「どうでしたか」

タカトシ「…熱いです」

出島「お互い…残ってるうち…」

タカトシ「え?」

出島「お互いの理性が残ってるうちに

   …お願いできませんか?」

タカトシ「…」
 
488 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/15(水) 01:58:09.26 ID:los2+eylo
 
モゾ モゾ グッ


ヌチ…

タカトシ「あ…」

出島「どうしました?」

タカトシ「アレが…ゴムがないですが」

出島「ああ…お昼にお渡ししましたよね」

タカトシ「そうでした…けどポケットの中です」

出島「それなら そこのサイドテーブルの引き出しに…」

スー ゴソゴソ

タカトシ「なんであるんですか?」

出島「お客様用のお部屋には常に用意しています」

タカトシ「ウソですよね」

出島「はい」
 
489 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/15(水) 02:00:57.41 ID:los2+eylo
 
[申しわけないですが事後です]

出島「また強引でしたね」スリ

タカトシ「そんなことないです」ナデ

出島「ん…」

タカトシ「…」ナデ

出島「…」

   「このまま朝までこうしてたいです」

タカトシ「はい」ナデ

出島「おや 意外な返事ですね」

   「私も疲れているので

   寝過ごしてしまうかもしれないですよ?」

タカトシ「…」

出島「皆さま世話好きなので

   この部屋へ起こしにくることも考えられます」

タカトシ「あ」
 
490 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/15(水) 02:04:50.54 ID:los2+eylo
出島「修羅場ですよ」

タカトシ「…もうそれでいい気もします」

出島「あら」

タカトシ「こんな関係でも

     みんなに知ってもらわなきゃいけないような…」

出島「そうですか」スリスリ

   「ですが

   いまは終ったばかりで気分が高ぶったままなので

   そう思うだけかもしれません」

タカトシ「…」

出島「落ち着いてくると…

   この状況が怖くなるでしょうね」

タカトシ「…」

出島「あせらず ご自分の決心がついたときに

   お話になればいいと思いますよ」

タカトシ「はい」ナデ

出島「ん…」
 
491 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/15(水) 02:07:05.64 ID:los2+eylo
出島「もうこのまま休んでください」

タカトシ「はい」

出島「私は あなたが眠るまでここにいますね」

タカトシ「…」



クー

タカトシ(…って)

出島「」スー

タカトシ(出島さんが先に寝ちゃった…)

出島「」クー

タカトシ(かわいいな 寝顔)ナデ

ナデ


ナデ


コトミ「ンー」ゴロ

タカトシ「」ビク

    「…」

    (寝返り…)

    (コトミ隣にいるのに…すごいことしたな///)

コトミ「」クー

出島「」スー

タカトシ「…」

    (…って あれ?)

    (やっぱりこの状況すごくまずいんじゃ…)
 
492 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/15(水) 02:17:26.05 ID:los2+eylo
以上

七条邸ではさせるつもりなかったけど書いてるうちしちゃってました
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/15(水) 02:22:27.33 ID:m6hE8j5m0
読んでるうちに出島さんがめっちゃ愛しく思えてきた
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/15(水) 06:39:27.71 ID:hoOq9I1UO
乙です
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/15(水) 07:42:56.00 ID:WteahrAZ0
出島さんにこの関係おわらせる選択肢ないっぽくて、なんかイイね
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/16(木) 16:44:07.32 ID:ABFoYnwYO
乙です
コトミは本当に寝てたのか?とか色々考えちゃう
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/04/22(水) 01:22:17.63 ID:EE/ytOqh0
シテるところ見ながらオナっててもおかしくないからなコトミってやつは
498 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/23(木) 01:36:17.72 ID:Ee/YZ3WNo
タカトシ(どうしよう?)

    (えーと…)

    (1 出島さんを起こす

     2 出島さんを部屋に連れて行ってきちんと寝かせる

     3 朝になったら全部バレるかも)

   「…」

   (まずは1から)

ユサユサ

タカトシ(出島さん)ヒソヒソ

ユサユサ ユサユサ

タカトシ(出島さん!)ヒソヒソ

出島「」クー

タカトシ「出島さん!」

コトミ「ホントニソンナノツカウンデスネー」

タカトシ「」ビクッ

    「…」

コトミ「」クカー

タカトシ(寝言…)

    (起こすのは無理かな)
499 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/23(木) 01:37:57.50 ID:Ee/YZ3WNo
タカトシ(じゃあ2だ)

    「…」

    (寝ちゃってるんだから負んぶしたり抱っこしたりになるな…)

    (それは出来そうだ)ムクリ

    「…」

    (オレも出島さんも裸だったー)

    「」キョロキョロ

    (着てたものはちゃんとある…着せることも多分できる)

    (よしッ イケる)

    「…」

    (出島さんの部屋ってどこだー)
500 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/23(木) 01:41:26.92 ID:Ee/YZ3WNo
タカトシ「あぁ…」ゴロン

    (3かな)

    (もし出島さんが起きるより早く

     会長たちが起こしにきたら…)

・・・

「津田 どういうことか説明してもらおう」

「…」

「…」

「あの…これは…」

「なぜ津田と出島さんとコトミが裸で一緒に寝てるんだ!」

・・・

タカトシ(なんかおかしい…けど どうなるんだろう)

・・・

「違うんですシノ会長! コレは違うんです!」

「どう違うというのだ コトミよ」

「タカ兄と出島さんがおっ始めてたから

 私は空気読んだんです!」

「…それなら仕方がないな」

・・・

タカトシ(納得するのかよッ)
501 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/23(木) 01:43:34.98 ID:Ee/YZ3WNo
「出島さん どういうことですか!」

「…」

「なんとか言ってください!」

「大切なお客さまに

 身体を張って最高のおもてなしをするのが

 メイドの本分です!」キリッ

「…なら仕方がないですね」

・・・

タカトシ(また納得するのかッ)

・・・

「津田!どういうことだ」

「ちゃんと説明して」

「津田くん 出島さんのおもてなしはどうだった?」

・・・

タカトシ(こんなことどう説明したら…)
502 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/23(木) 01:45:48.27 ID:Ee/YZ3WNo
「あの…オレは出島さんと ずっと…」

「…」

「…」

「…」



ミシッ ミシミシッッ!!

「なんだこの音は!」

「ベッドの下からです!」

「なにかいるのかなあ?」

「何者だ!出てこい!」

「気付かれてしまいましたか!」ゴソゴソ

「おまえは 畑!」

「なぜこんなところに!」

「いらっしゃーい」

「七条さんのお宅でなにやら密会があると聞きつけ

 昨日から潜伏していました」

「よし 警察を呼べ」

「昨夜のこのお部屋での出来事は

 すべて記録させてもらいましたよ」

「その前に証拠を押収する必要があるな」
503 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/23(木) 01:48:11.19 ID:Ee/YZ3WNo
「畑の持っていた記録はすべて調べさせてもらった」ハァハァ

「…///」

「私…ちょっと お部屋でイッてくるね」

「私も一緒にいいですか」

「うん いいよー」


スタスタ スタスタ


「では私は 朝食の用意をして参ります」ペコリ

「え」

スタスタ



「津田 話すんだ」

「出島さんとなにがあったの?」

「津田!」

「話して!!」

「津田!!」

「さっさと!」



シノ「起きないか!」ユサユサ
504 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/23(木) 01:53:19.41 ID:Ee/YZ3WNo
タカトシ「か 会長!?」ビクッ

シノ「もうみんな起きてるぞ コトミも」

タカトシ「いえあの コレはッ」アセアセ

    (…って)キョロ

    (隣に出島さんはいないし…ちゃんと着てる)

    (変な想像をしてる間に寝ちゃったか…)ホッ

スズ「なにを慌ててるの」

コトミ「男子が寝起きに慌てるなんてきっとアレですよ」

シノ「夢精か」

タカトシ「違います!」

アリア「寝る前にちゃんと自己処理したから?」

タカトシ「してませんッ(…自己処理は)」

シノ「確かに証拠は残ってないが…疑わしい」

アリア「みんな寝てる間に出島さんが片付けちゃったのかな」

スズ「また余計な振りをしてしまった…」

タカトシ(ちゃんと片付けたんだ…)
505 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/23(木) 01:58:13.15 ID:Ee/YZ3WNo
シノ「では 津田もお風呂をいただいてこい」

タカトシ「え お風呂なら夜に入りましたよ」

スズ「朝風呂よ」

コトミ「もうみんな先に入ったよー」

タカトシ「はあ そういうことなら」

出島「お着替えはコチラに」スッ

タカトシ「」ビクッ

    「居たんですか」

出島「はい」

アリア「今日は蜜柑風呂だよ すごく温まるの」

タカトシ「へえ めずらしいですね」

スズ「ミカンの皮を入浴剤として使うと 血行がよくなって

   冷え性が改善されたり風邪の予防にもなったり

   美肌効果もあるの」

タカトシ「へえ〜」

出島「そして腰痛にも効果があります」

タカトシ「…そうですか」

コトミ「激しく腰を動かした後には最適ですね」

シノ「津田の自家発電はそんなに激しいのか」

アリア「疲れもとれるよ ちょうどいいね」

タカトシ「…」
506 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/04/23(木) 02:01:31.61 ID:Ee/YZ3WNo
中途半端なところですがまた次回
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/23(木) 02:06:46.99 ID:oBBG+mPdO
今週も乙です
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/04/23(木) 03:27:26.38 ID:85HFqHTX0
バレなかったのか。

なんだ出島さん本当に有能なんだ。
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/23(木) 22:30:20.88 ID:feu+GnjBO
乙!!
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/24(金) 09:54:01.36 ID:tTs3WkB80
先に起きた出島さんが服を着て、タカトシに服を着させてる間何を思っていたのかちょっと気になるね!
511 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/02(土) 01:42:07.83 ID:NNgUldKro

チャポーン

タカトシ(あぁでも ほんと温まるなー)

    「…」

    「ふぅ」

・・・

タカトシ「お風呂いただきましたー」

シノ「よし では朝食だ!

   早く座るんだ」

タカトシ「はいはい」

コトミ「朝ごはん なんだろー」ワクワク

出島「コチラです」

ドン

タカトシ「…」

シノ「…」

スズ「…」

アリア「パウンドケーキだね」

コトミ「ヤッター」

スズ「…まあ 残しておいても仕方ありませんし」

シノ「作った分は食べないとな」

出島「サラダ ベーコン たまご料理 フルーツもご一緒に

   ケーキにはホイップクリームをお好みでどうぞ」

シノ「はい ありがとうございます

   ではいただこう」
512 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/02(土) 01:44:54.97 ID:NNgUldKro

モグモグ

シノ「このケーキのいくつかは

   昨日私たちが作ったモノとは違いますよね?」

出島「はい 今朝焼いたモノです」

アリア「ちょっとアッサリ風味だね」

出島「ええ バターも玉子も使わず作ってますので」

シノ「カロリーも控えめになるわけですね」

スズ「でもホイップクリームと一緒ならあまり意味がないような…」

コトミ「とか言ってるスズ先輩

    口もとにクリームついてますよ」フキフキ

スズ「ア…ありがと///」

タカトシ「と言ってるオマエもだ」フキフキ

コトミ「アハハー」

出島「」フキ

タカトシ「え?」

出島「あなたもです」ヒソヒソ
513 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/02(土) 01:47:32.11 ID:NNgUldKro
シノ「なッ?」

タカトシ(あ)

コトミ「へぇ〜」

スズ「え? どうしたんですか?」キョロキョロ

アリア「シノちゃん どーかした?」

シノ「いや…」

タカトシ「…」アセ

アリア「そうだ出島さん

    出島さんも文化祭に来てくれるよね」

出島「はい 時間があれば寄らせていただきます」

シノ「そうですね…是非いらしてください」

出島「文化祭など行事中の学校は

   ひとのまったく立ち寄らない場所が意外と多くできるものですからね」

タカトシ(なにをやらかす気なんだー)
514 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/02(土) 01:53:09.58 ID:NNgUldKro
・・・・・・

アリア「…とか言ってたけど 結局来なかったね」

シノ「そうだな」

タカトシ「…」

スタ スタ スタ スタ

アリア「ねえ津田くん?」

タカトシ「はい?」

アリア「来なかったね 出島さん」

タカトシ「ア…そうですね」

スズ「忙しかったのでしょうか」

アリア「そうなのかなあ」


スタ スタ スタ スタ…


シノ「それでだ萩村

   今回の 例のコンテストの結果はもう出てるのか?」

スズ「集計はまだ残ってますが だいたいの結果は出ています」

アリア「生徒会のお店は何位ぐらいなの?」

スズ「中の中の上ってトコロでしょうか」

タカトシ「…無難ですね」

シノ「うーん…お菓子もだいぶあまってしまったしな…」

タカトシ「50人分は残りましたね」

スズ「でも最初に想定した以上のお客さんが来たので

   悪い結果ではないと思います」

アリア「そうだよ

    あまった分は学校のみんなで分ければいいよ」

シノ「そうだな」
515 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/02(土) 01:56:06.68 ID:NNgUldKro
アリア「じゃあ 一位は?」

スズ「調理部と茶道部のどちらかでしょうね

   この二つがダントツで上位にあります」

シノ「そういった料理やお茶を出すこと専門の部には

   審査の側に回ってもらう…

   としたほうがよかったのかもしれないな」

タカトシ「いろいろと詰めが甘かったですねー」

スズ「ちなみに 売り上げ一位はもう確定してるんだケド」

タカトシ「へえ」

スズ「どこだかわかる?」

タカトシ「…なんとなく想像つく」

スズ「うん 二位とケタふたつ違うみたい」

シノ「クッ…ウチもそういう路線で行くべきだったか」

タカトシ「学校巻き込んで脱線しますよ」

    「というか そういう売り上げはどうなるんでしょう

     クラスみんなで分配とか?」

スズ「普通に考えて どこかに寄付するか

   来年以降の文化祭や学校行事の予算になるわね」

シノ「来年の文化祭は余裕を持ってできそうだな」

スズ「そうですねー」
516 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/02(土) 01:59:30.09 ID:NNgUldKro
シノ「さて」クルッ

  「生徒会としての仕事はだいたい終ったが

   みんな手伝いを頼まれているみたいだな」

アリア「そうだねえ」

スズ「私もです」

タカトシ「オレもチカラ仕事をいくつか頼まれてます」

シノ「ではとりあえずここで解散としよう

   最後まで残ったものが生徒会室の戸締りをしてくれ」

「はーい」


・・・


タカトシ「やっと終ったー」ノビーー

ドップリ

タカトシ(すっかり暗くなった…)

    (みんな帰っちゃったカナ?)


スタスタ


タカトシ(あれ…)

    (生徒会室の明かりが…)


ガチャ

タカトシ「誰かいるんですかー?」

アリア「あ…津田くん?」

.
517 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/02(土) 02:06:53.32 ID:NNgUldKro
また中途半端なところですがまた続く

文化祭そのものは最初から書く気無かったです
お菓子作りの話だけで2ヶ月近く
その前フリも入れると3ヶ月近くかかってますが
人数が多くなるとなかなかまとまらないです
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 02:45:08.08 ID:tUR/2VbsO
乙。そろそろみんな勘づき始めてるかなー?
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/02(土) 12:12:35.66 ID:mp+ZNmLZO
乙です
タカトシ思ってたよりも出島さん大好きになっててニヤニヤする
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/07(木) 19:43:31.88 ID:fnnmhMCtO
乙、
アリアがどう動くか気になるなあ
521 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/08(金) 02:15:46.37 ID:VKsiMXGco
アリア「もうお手伝い終った?」

タカトシ「はい 終ったばかりです」

アリア「そっかぁ」

タカトシ「七条先輩は ひとりでどうしたんですか」

アリア「さっき出島さんから連絡があって

    やっと来れるらしいの」

   「おうちからいろいろ持ちだしてきたから

    ちゃんと持って帰らないとね」

タカトシ「それじゃあ手伝いますよ オレ」

アリア「え うーーん…お願いしようかな」

タカトシ「はい」

アリア「じゃあ一緒に出島さん待とう

    ここ座って」

タカトシ「失礼しまーす」ストン

アリア「お菓子あるんだけど 食べる?」

タカトシ「いいんですか? じゃあいただきますよ」

アリア「よかった

    みんなで食べようと思って持ってきてたのに

    出しそびれててね 忙しくて」

タカトシ「そうなんですねー」

アリア「ちなみに出島さんからもらったモノなの」ゴソゴソ

タカトシ(え)
522 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/08(金) 02:18:02.87 ID:VKsiMXGco
アリア「もらったと言っても

    前にもらったのは食べちゃったから

    自分で探して新しく買ったの ネットで」ゴソガサ

タカトシ「そうなんですか」

    (まあ大丈夫だよな)

アリア「はい コレだよー」

タカトシ「外国のチョコですね どこのですか?」

アリア「ちょっとわからないんだけどね」バリバリ

   「はい どうぞー」

タカトシ「じゃ いただきます」

モグ

タカトシ「んー なんか不思議な感じですね

     香りはすごく良くて

     中のゼリーっぽいモノに刺激があって」

アリア「でしょ」モグ
523 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/08(金) 02:20:37.67 ID:VKsiMXGco
アリア「」モグ

タカトシ「…」モグ

    「出島さん 今日は忙しかったんですか?」

アリア「うん

    おうちでのお仕事が急にいくつも出来ちゃったみたい」

タカトシ「そうですか」

アリア「来て欲しかった?」

タカトシ「やっぱり たくさん手伝ってもらいましたし…」

アリア「そうだよねえ」モグ

タカトシ「…」モグ

    「やっぱり変わってますね コレ

     体の中から熱くなるような…」

アリア「そうだね」

タカトシ「出島さんって こんな珍しいお菓子も詳しいんですか?」

アリア「よく貰うよ

    見たことのないようなお菓子」モグ

タカトシ「そうなんですね いろいろ物知りですよね」

アリア「うん なんでも知ってるよ

    津田くんのこともなんでも」モグ

タカトシ「そこでどうしてオレのことなんですかー」

アリア「またまたぁ とぼけるのはダメだよ」モグ

タカトシ「…」
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/08(金) 02:23:41.67 ID:lAlFg1U1o
ごくり…!
525 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/08(金) 02:23:52.56 ID:VKsiMXGco
タカトシ「とぼけてなんて…」

アリア「津田くん」ジッ

タカトシ「」

アリア「あのね津田くん 出島さんって

    私に黙って出かけることなんて無いんだよ」

タカトシ「…」

アリア「私がおうちにいないときは別として

    お休みの日でも 自由にしてていい時間でも

    外出するときは絶対私にひとことあるの」

タカトシ「つまり…」

アリア「…」ニコ

タカトシ「…」

    「俺と会う時もいつも先輩に言ってたんですか

     出島さん…」

アリア「津田くん ココはとぼけないとダメだよー」

タカトシ「え…」

    「あ」
526 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/08(金) 02:26:35.69 ID:VKsiMXGco
アリア「どこに行くとか誰に会いに行くとか

    そこまでは言ってもらってないよ

    プライベートのことだしね」

タカトシ「じゃあ俺」

アリア「自分から言っちゃったね」

タカトシ「…」

    「」ハァ

    「…」

    「七条先輩…」

アリア「なあに?」モグ

タカトシ「いつから気付いてたんですか?」

アリア「うーん…

    最初のころに…」

タカトシ「天体観測の時から…」

アリア「もしかしたらそうなのかなーと思うこともあったけど」

タカトシ「…」ハァ
527 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/08(金) 02:30:15.20 ID:VKsiMXGco
アリア「確信があったのは最近だね

    みんなで喫茶店しようって決めた日」

タカトシ「出島さんもいた日ですね

     オレなにか言いました?」

アリア「言ったよ

    ふたりで一緒にいないとわからないこと」

タカトシ「…」ハァ

    「なんですか?」

アリア「うーん 私が言うのも恥ずかしいかなあ」

タカトシ「…」ハァ

アリア「津田くん 大丈夫?

    息が荒いよ」

タカトシ「あ…なんかさっきから

     体が熱くなってるような…」

アリア「だろうね」

タカトシ「だろうねって…」

アリア「さっきから食べてるこのチョコ」

タカトシ「…」

アリア「食べると…」

タカトシ「まさか…」

アリア「エッチな気分になるんだよー」

タカトシ「」ハァ ハァ
528 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/08(金) 02:32:09.64 ID:VKsiMXGco
続く

そんなチョコが実在するかどうかは知りません
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/08(金) 06:05:27.49 ID:dPyeFEJHO
乙です
アリアのターンいいね
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/05/08(金) 17:10:42.05 ID:vsb6sgbo0
べつにガラナチョコにだって催淫効果があるわけじゃないし、思考誘導と思い込みでそんな気分になったんだろうって思えれば充分アリですわ。

ここから濃厚な3P始まるわけですね。
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/08(金) 22:34:49.16 ID:eOc1rwQp0
アリアのNTRクルー?
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/08(金) 22:40:23.25 ID:H/qNS11S0
お酒でも入ってるのかな?
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/08(金) 23:21:47.93 ID:8x1HBAav0
出島さん乱入の3p期待
534 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/13(水) 02:41:23.20 ID:gaWkiqiHo
アリア「津田くん?」

タカトシ「」ハァ

アリア「どんな気分?」モグ

タカトシ「…見ての通りですよ」ハァ

アリア「そっかー」ニコ

タカトシ「こんなもの食べさせて

     どうしろっていうんです」

アリア「うーん どうしよう?

    津田くんはどうしたい?」

タカトシ「…」

アリア「あ やっぱり熱くなっちゃうね

    上着脱ごっと」ヌギ

タカトシ「やめてくださいよ」

アリア「じゃあ津田くん

    あっち向いてればいいんじゃないかなあ」

タカトシ「…」

アリア「目 離さないね」ニコ モグ
535 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/13(水) 02:42:48.18 ID:gaWkiqiHo
アリア「胸も 熱が篭ってきたなあ

    きついし」プチプチプチ

タカトシ「なんでそんなことするんですか」ハァ

アリア「うーん…天体観測からもう半年ぐらい?

    その間 誰にも秘密で

    週に何度も会ってた なんて思うと…」

タカトシ(…え? あれ?)

アリア「ちょっと妬けちゃうからかなあ

    津田くんにも 出島さんにも」

タカトシ(…オレが出島さんに会うようになったのは

     夏休みからなのに…)
536 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/13(水) 02:43:40.96 ID:gaWkiqiHo
タカトシ(それに週に何度もなんて…)

    「あの…先輩」ハァ

アリア「なあに?」モグ

タカトシ「オレ…週に何度も会ってませんよ

     いえ…会ってたときもありますが

     基本は週に一度…」

アリア「もー津田くん

    いまさらそんなウソつかなくていいよ」

タカトシ「ウソなんて…」

アリア「出島さん 多いときは週半分ぐらいかな

    人と会ってくる って私にはちゃんと断り入れて」

   「うちでの仕事は全部済ませてから だからいいんだけど」

タカトシ「」ハァ

    (出島さん…誰と会ってたんだ…)
537 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/13(水) 02:45:20.69 ID:gaWkiqiHo
アリア「出島さんがそんなに会いたがる津田くんが

    どれだけすごいのか すごく気になるよ」

タカトシ「別にすごくは…」

アリア「上手なのかな?

    それともおっきいのかな」

タカトシ「…」

アリア「津田くんも キツいよね?

    そんなにして」

タカトシ「キツくなんてないです…」

アリア「ホント?」

タカトシ「…」

アリア「ねえ津田くん?」

タカトシ「…」

アリア「見せて?」

タカトシ「ダメです」

アリア「見せてよ」

タカトシ「やめましょうよ もう」

アリア「やめたいなら

    ここから出て行くとかしたらいいんじゃないのかなあ」

タカトシ「…」

アリア「津田くん」ヨリッ ガシッ

ムニッ

タカトシ「」
538 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/13(水) 02:46:48.64 ID:gaWkiqiHo
アリア「捕まえたー」ムニムニ

タカトシ「」

アリア「」ムニ

タカトシ「クッ」

アリア「ねッ津田くん」

タカトシ「…」

アリア「ボタン全部外して」

タカトシ「…」

アリア「暑いなあー 汗臭くなっちゃうなあ」

タカトシ「もー」プチプチプチ

    「はい///」

アリア「」ヌギッ

   「ブラも」

タカトシ「」ゴクッ

アリア「キツいなー 外して」

タカトシ「」スッ

アリア「前だよ」

タカトシ「…」


プチ

プルン


タカトシ「」

アリア「津田くん」

タカトシ「…」

アリア「どうしたい?」
539 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/13(水) 02:48:13.06 ID:gaWkiqiHo
タカトシ「」スッ

ピタッ

アリア「ア…」

フニ フニ ムニッ

アリア「ん 津田くん…」

タカトシ「…」

アリア「すごく慣れてる」

ムニッ ムニッ モミッ

アリア「ン…ぁ…」

モミ モミッ モミッ

アリア「んッッ」

   「…」

   「津田くん」

タカトシ「…」

アリア「触るだけ?」
540 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/13(水) 02:49:43.29 ID:gaWkiqiHo
タカトシ「」チュ

チュプ チュパッ レロ

アリア「ハ…ア…」

タカトシ(七条先輩も…かわいい声出すなあ…)

チュ チュル ジュプ

アリア「ア…津田くん…津田くん…」

タカトシ「…」

アリア「津田くん…」

ペロ チュ

アリア「もー! 津田くんッッ!!」

タカトシ「」ビク

アリア「すごくかわいいよ津田くん!」ダキッ

タカトシ「ええッ?」

アリア「母乳出したい!」

タカトシ「えええッ!?」
541 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/13(水) 02:51:14.21 ID:gaWkiqiHo
アリア「津田くーん」ギュウ

タカトシ「うぉ」

アリア「」ギュウウウウッッ

タカトシ「苦しいです…七条先輩」

    (気持ちいいけど)ムニムニ

アリア「このまま津田くんを持って帰って…」

タカトシ「…」

アリア「一生育てたいなー」

タカトシ(怖ッ)

    「なんてこと言うんですかッ」

アリア「そうしよ?

    私と出島さんで面倒見るよ」

タカトシ「落ち着いてくださいよ」

アリア「こんなの落ち着けないよー」ギュッ
542 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/13(水) 02:54:04.53 ID:gaWkiqiHo
アリア「イヤかな?」

タカトシ「イヤですよそりゃ」

アリア「じゃあ…うちのペットになる?」

タカトシ「よりひどいです!」

アリア「というか津田くんって

    出島さんのペット?」

タカトシ「違います!」

アリア「そっか どっちかというと

    津田くんが出島さんをかわいがってるのかなあ」

タカトシ「クッ///」

アリア「じゃあ続きしよ

    次は津田くんが気持ちよくなる番だね」スッ

ガチャ

ジーーー

タカトシ「ンッ」

モゾモゾモゾッ

タカトシ「ン…」

    (躊躇なく触るなあ…)

アリア「あれ?」

モゾッ ゴソッ

タカトシ「んァッ…あの ちょっと痛いです」

アリア「あ ごめん

    上手に出せなくて…なんか引っかかってる」

タカトシ「あーー はいはい」ゴソゴソ

ビンッ

アリア「うわあ…///」

「…」
543 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/13(水) 02:57:20.90 ID:gaWkiqiHo
アリア「へええ」ニギッ

タカトシ「ウッ」

    (また躊躇なく)

アリア「」ギュッギュ シコ ギュ

タカトシ「…」

アリア「なんか不思議…硬くてあったかくて」

タカトシ「…」

アリア「ねえ津田くん?」

タカトシ「はい?」

アリア「津田くんのっておっきいの?小さいの?」

タカトシ「…大きくなってますよ」

アリア「そうじゃなくて…」

タカトシ「…」

アリア「津田くんのは大きいほうなの?

    誰かと比べて」

タカトシ「そんなの知りませんよッッ!」

アリア「えーそうなの?」

タカトシ「比べるような機会なんてないですから

     …大きくなったときに」

アリア「ふーん そういうもんなんだ」ニギニギ

   「私の知ってるのといろいろ比べるとちょっとアレかなあ…って」

タカトシ「そんなにたくさん見たんですか 男の」

アリア「えーーひどいよ津田くん!

    本物見るのは初めてなのにッ!」

タカトシ「え?じゃあ?」

アリア「比べたのはバイブとディルドーだよ!///」

タカトシ「失礼しましたあ!」

「…」
544 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/13(水) 02:59:06.90 ID:gaWkiqiHo
続く

エロいシーンは捗るわ
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/05/13(水) 04:13:17.87 ID:ssmeXlCn0
おつ

これもう誰か見てるよねこれ

まぁ出島さんとは限らないんだろうけど
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/13(水) 06:27:51.70 ID:fdyyfBvWO
乙です
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/13(水) 10:28:14.12 ID:uX/rJWfm0
最高の展開
548 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/14(木) 01:44:54.38 ID:sA3MNui+o
アリア「ちょっと傷ついたかなあ 人を痴女みたいに」

タカトシ「ホントスミマセン」

アリア「じゃあ津田くんがどうして欲しいか言ったら許してあげる」

タカトシ「じゃあもうやめ…」

アリア「やめるのは無しだよ」

タカトシ「ウッ…」

    「じゃ…口で」

アリア「ハム」

タカトシ(またまた躊躇ないー)

アリア「ンーーーー」ジュルジュルジュル

タカトシ「ンォ」

アリア「んーーーー」ジュプジュプジュプ

チロチロ ペロ ジュルルル

タカトシ「オッ…オアッ アッ…」

ニュポ

タカトシ(あれ)

アリア「うーーーん…」

タカトシ「どうかしました?」
549 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/14(木) 01:48:04.05 ID:sA3MNui+o
アリア「これって

    出島さんにもたくさんされたんじゃないのかな?」

タカトシ「…はい」

アリア「どうせなら出島さんがしてないことしたいよ」

タカトシ「そんなこと言われても…」

アリア「お尻は? 津田くんの」

タカトシ「それはダメですぜったいそれだけはやめましょう

     他にしてくださいおねがいします」

アリア「他と言っても

    それは津田くんにしかわからないし」

タカトシ「え…っとじゃあ…胸でですかね?」

アリア「あ 出島さんにされたことない?」

タカトシ「…ないですね」

アリア「そっか 出島さんはできないのかなあ

    それともしない主義なのかなあ」チラ

タカトシ「先輩ほどは大きくないですからね…」

「…」ムーッ

アリア「ふぅん 私は自信あるよ」

ムンニッ

タカトシ「ウヮ」

    (コレ…いい)

アリア「練習したからね」ムチュ ヌ゙チュ

タカトシ「」

アリア「オモチャでだよ?」

タカトシ「ですよね」
550 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/14(木) 01:52:44.99 ID:sA3MNui+o
アリア「」ムニムニ ムニュ

タカトシ「ンァ…」

ムヌュ ヌプ チュプ…ヒュン

アリア「あ」

タカトシ「あ」

アリア「津田くん おとなしくしてないとダメだよ」

タカトシ「いやしてますって おとなしく」

アリア「でもコレ」ムンニュ

ヒュンッ

アリア「すぐ津田くんのほうに逃げちゃうよ?」

タカトシ「それは…そういうものです

     オレのほうに反っちゃうんですよ」

アリア「うーん そうなんだ

    じゃどうすればいいのかなあ…」チラ

「…」

アリア「…」ジッ

「」パクパク

アリア「あぁそっか 口かあ」

タカトシ「え?」

アリア「しっかり挟んで 口でこうやって…ハム」

タカトシ「アゥッ」

アリア「くはえれふぁいひね」

ムニュムニュ ジュプジュプ

タカトシ「ア…ハァ…ウァ」

    (コレ アカン…良すぎる)

「…」
551 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/14(木) 01:54:45.44 ID:sA3MNui+o

ムニュムニュ ヌピュ ジュル ジュプ ジュッ

タカトシ「ア…先輩…すごく…ん」

アリア「津田くん だらしない顔」

タカトシ「ア…やめないで…ください」

ヌッ チュプ ジュル

アリア「そんな顔 出島さんにも見せた?」

タカトシ「え…そんなこと…」

アリア「答えて」

タカトシ「んー」

アリア「やめちゃうよ?」

タカトシ「見せましたあ」

アリア「出島さん なんて言ってた?」

タカトシ「…かわいいって」

アリア「うん 津田くん…ホントかわいいよ

    ねえ?」チラ

「…」ウンウン
552 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/14(木) 01:56:44.60 ID:sA3MNui+o

ヌ゙チャ ジュプ

タカトシ「ア…もう限界です」

アリア「うん」

ジュプジュプ

アリア「いくときの津田くんの顔見たいな」

ムニュ チュプ

タカトシ「はい…」

ニュブ ペロ

ジュッ ヌッ

タカトシ「出ます…よ」

アリア「…」

タカトシ「ウッ…」

ビュル!!

アリア「アッ」ビチャ

ビュ ビュルルッ ビュッ

タカトシ「ア…ハァ…」

アリア「ア…」ペロ

ビュルッ ビュッ

ビチャ

「…」
553 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/14(木) 01:59:11.73 ID:sA3MNui+o
タカトシ「ハアァ…ハァ…」

アリア「ア…津田くん…津田くんの…」ペロ ペロ

タカトシ「…ふぅッ」

アリア「ハァ…津田くん」

タカトシ「…」

    「」ハッ

    「うわあぁぁぁ すいませんこんなに出しちゃって」

アリア「あぁ…津田くん これ」ペロ

タカトシ「はい すぐ拭きますから」

アリア「あんまり美味しくないなあ」

タカトシ「なに言ってんですか」フキフキ

アリア「でも すごくエッチな味…」ペロ

タカトシ「いいからじっとしててください

     体にもこんなに…」フキ

アリア「津田くん もっとしよ」

タカトシ「先輩落ち着きましょう」

アリア「今度はこっち」ピラ

タカトシ「」
554 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/14(木) 02:02:57.06 ID:sA3MNui+o
アリア「ほら こんなに」ピチャ

タカトシ「…」

アリア「エッチなお汁で溢れてる」

タカトシ「」

アリア「この机座ったら」ヨイショ

   「ちょうどいいよ」

タカトシ「ダメです」

アリア「ダメ?」

タカトシ「はい」

アリア「じゃどうして津田くんのおっきいままなの」

タカトシ「クッ」

アリア「しようよ」

タカトシ「だめったらダメです」

    「そうだ…アレを持ってません ゴムを」

アリア「…どうして?」

タカトシ「どうしてって 普通学校には持ってきませんよ」

アリア「今日出島さん来るかもしれなかったのに?」

タカトシ「グッ」

アリア「ああそっか 出島さんなら自分で用意してるね」

タカトシ「…」

アリア「じゃあ仕方ないなぁ」

タカトシ「はい そうですよ」

アリア「もう作っちゃおうか」

タカトシ「」

「」
555 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/14(木) 02:05:25.89 ID:sA3MNui+o
タカトシ「なに言ってんですか!」

アリア「本気だよ もう作っちゃおうよ」

タカトシ「オレも先輩もまだ高校生なんですよ」

アリア「両親にはね

    18歳になったら自分の責任でしてもいいって言われてるの」

タカトシ「…」

アリア「責任取るよ 私」

タカトシ「いやそういうとき責任取るの俺でしょうに」

アリア「あ 取ってくれるんだー」

タカトシ「誘導はやめなさいッ」
556 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/14(木) 02:09:12.93 ID:sA3MNui+o
タカトシ「とにかく! できませんからねオレ」

アリア「うーん 津田くん? 手貸して」

タカトシ「手ですか?」スッ

ガシッ

タカトシ「え?」

アリア「津田くん 私のココ」チュプ

チュプ ジュン

アリア「津田くんを待ってるよ」

タカトシ「…」

アリア「指 入れてみて?」

タカトシ「…」チュプ

チュプ チュク ジュ

アリア「ン…」

タカトシ(キツい…)

アリア「でしょ?

    こっちではあまり遊んでないの」

タカトシ「」

アリア「出島さんより いいかもだよ?」

タカトシ「」ゴクリ

「…」
557 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/14(木) 02:13:08.38 ID:sA3MNui+o
アリア「津田くんのも…エッチなお汁が零れてるね」

タカトシ「ア…」

    (ヤバい…)

    「無理です…」

アリア「津田くん」

タカトシ(どうしよう…

     してしまう…止められない)

    「ダメです…」

アリア「…」ジッ

タカトシ(しちゃうのか? したいのか?)

アリア「しよ? 作ろ?」

タカトシ「」

    (したいのかも…したい…)


スタスタ


タカトシ(しちゃおう…もういいや)

    「」グッ ヌッ

ガシッ!

出島「落ち着いて」
558 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/14(木) 02:17:37.18 ID:sA3MNui+o
続く

やっぱりエロいシーンは捗るわ


昨日ココまで上げたかったですが
最後のほうがまだ出来てなかったので2日に分けた
次はまたいつも通りのペースで
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/14(木) 02:25:40.22 ID:NPEk+qfg0
うあーエロより続きが気になるー
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/14(木) 02:53:49.92 ID:TPz+hkT6O
乙です
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/14(木) 03:07:28.72 ID:q7+vPres0
アリア好きだから嬉しいわ
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/14(木) 11:54:13.22 ID:WPnM5IETO
もうね、何よりも出島さんがかわいいんだよね
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/15(金) 08:10:18.57 ID:XAlQfcXmO
アリアと出島さんはグルだったか
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/15(金) 10:35:01.24 ID:+goZzGzNO
ムッてする出島さん可愛い
565 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/21(木) 02:12:19.00 ID:0Lh0Vn0eo
タカトシ「出島さん!?」

出島「とりあえず離れましょう」グッ

ズルズル

アリア「出島さん…津田くん取っちゃヤダぁ」

ズルズルズル…

出島「ココに座って…」

タカトシ「」ストン

出島「お水をどうぞ」つ

タカトシ「はい…」ゴク

    「あの…あの…」

出島「いまはまず落ち着いてください」

タカトシ「はい…」ゴクゴク

    「」ゴク

    「ハァ…」

出島「…」

   「大丈夫ですね」

タカトシ「はい…あの」

出島「話は後で」

   「いまはあなたにかまってる場合ではないんです」

タカトシ「…」
566 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/21(木) 02:13:56.70 ID:0Lh0Vn0eo
出島「お嬢様…」

アリア「出島さん…」

出島「…」

アリア「…も

    一緒に作ろうよ」

出島「お気を確かに」

アリア「津田くんと…

    あ シノちゃんもスズちゃんも…」

出島「お嬢様」

アリア「みんなで作っちゃおうよ

    そしたらずっと一緒…」

出島「勘違いです」

アリア「え?」

出島「確かに ある程度の性的交遊は許されていますが

   それに子作り行為までは含まれていません」

アリア「え…そうなの?」

出島「はい 生中セックスはまだダメです」

アリア「あ…そうだったんだぁ

    なんだー」

タカトシ(なんだってー)ガクガク ビクビク
567 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/21(木) 02:17:00.35 ID:0Lh0Vn0eo
出島「お嬢様も お水をどうぞ」つ

アリア「そっかー…」

    「…」

    「でも 作りたいなあ」

出島「…」

アリア「出島さんも 作りたくない?」

出島「お水を」

アリア「出島さん 私たちより先に作っちゃう?」

出島「…」

アリア「ちょっとずるいかな…」

出島「失礼します」

   「」グビグビグビ

   「」チュ

タカトシ「はっ?」

アリア「んっ」

    「」ゴク ゴク

    「」ゴク

出島「」グビグビ

   「」チュ

アリア「」ゴク ゴク

    「…ん」

    「…ハァ」

出島「落ち着きましたか?」
568 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/21(木) 02:18:52.41 ID:0Lh0Vn0eo
アリア「コレ…いいな」

出島「…」

アリア「もっと して」

出島「」ダキッ

   「」チュ

タカトシ「」

クチュ ジュ ジュル

アリア「ア…ム…」

出島「」ジュル チュ

アリア「ン…ンンン!!」

出島「」クチュ ジュルルル!! ジュプッ

アリア「んん! ンンッーーー!!」

出島「」ジュッ ジュプ! ジュルルル

アリア「ンーー! んッ…ンッ!」ビクッ ビクン プシャ

タカトシ「」ドキドキ
569 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/21(木) 02:20:52.80 ID:0Lh0Vn0eo
アリア「ハァ…ア…あ…ん…」ガクッ ゴロン

出島「…」

タカトシ「…」

出島「落ち着かせました」

   「…」キョロキョロ

ガサガサ ガサゴソ

タカトシ「あの…なにを探して…」

出島「お嬢様の体を拭きたいので

   タオルか何かがあればと」

タカトシ「あ…おしぼりが余ってたと思います

     どこかに…」

出島「はい」バタン

   「ありました…が

   これは紙おしぼりですね」

フキフキ フキフキ

出島「何もないよりはマシですが」フキフキ

タカトシ「…」
570 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/21(木) 02:24:44.50 ID:0Lh0Vn0eo

フキフキ

出島「…」フキフキ

タカトシ「…」

    (気まずい…)

    (…でもなにを言えばいいんだろう)

出島「…」フキ

   「このチョコレートですが」

タカトシ「ハイッ」

出島「なぜお嬢様がこれを持っていたのでしょう」フキフキ

タカトシ「ネットで探して買ったと言ってました…」

出島「なるほど…」

タカトシ「…」

出島「これ…」クンクン スンスン

   「似てはいますがまったく別のものです」

タカトシ「え?」

出島「単なる洋酒入りです

   お嬢様とあなたが思っていたようなモノとは違います」

タカトシ「え…じゃあ

     オレも七条先輩も酔っちゃってあんな…」

出島「洋酒入りと言ってもたかだかお菓子です

   正気を失うほど酔うとは思えませんね」フキフキ

タカトシ「…」

出島「ですが そのほんの少しのお酒でも

   先入観と 極度の性的興奮が重なれば…

   ああまでなってしまうのかもしれません」フキフキ

タカトシ「…」
571 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/21(木) 02:26:45.87 ID:0Lh0Vn0eo

フキフキ…フキッ

出島「ハア…匂いが残りますね」

タカトシ「お酒のですか」

出島「いえ 精液の」

タカトシ「ング…」

出島「お風呂に入れたいところです」

タカトシ「…」

出島「さっさと止めておくべきでした」フクヲ キセキセ

タカトシ「さっさと…って いつから居たんですか」

出島「お嬢様があなたのモノを取り出そうとしたあたりから」

タカトシ「…」

    「止めてくださいよ…さっさと」

出島「…」ジローーーッ

タカトシ「」

出島「口と胸は あなたが言い出したことですよね」

タカトシ「ゥワアアアア」
572 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/21(木) 02:30:11.30 ID:0Lh0Vn0eo
出島「あの状況からさらなる性的快感を求めてしまうのは

   仕方がないでしょうか」

タカトシ「ウッ」

出島「まあ 私もついつい

   お嬢様の痴態を楽しんでしまっていました」キセキセ

タカトシ「なんですかそれ」

出島「お嬢様も 私が止めないのを見て

   舞い上がっていたように見えました…」

タカトシ「…」

出島「…ということで

   あなただけが責められるいわれはないと思います」キセッ

タカトシ「…はい」

出島「ちなみに 私も胸で出来ないことはないんですよ」

タカトシ「」

出島「いろいろとコツを必要としますからしてませんでしたが」

タカトシ「…」
573 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/21(木) 02:32:11.52 ID:0Lh0Vn0eo
出島「さて…お嬢様」ユサユサ

   「帰りますよ」ユサ

アリア「ぅーん…」

出島「お嬢様…」ユサユサユサ

アリア「ん…」

出島「…困りました 起きませんねえ」

タカトシ「大丈夫なんでしょうか…」スタスタス…

出島「」クルッ

パシィィィン!

タカトシ「」

アリア「」

出島「あら」

タカトシ「え…」ヒリヒリ

出島「…失礼しました」

タカトシ「…」ヒリヒリ

出島「体が勝手に動いてしまいました」

タカトシ「…」ヒリヒリ…
574 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/21(木) 02:37:17.70 ID:0Lh0Vn0eo
出島「お怪我は?」

タカトシ「は?」

出島「口の中を切ったり 歯が折れたりしてませんか」

タカトシ「いえ! 大丈夫ですッ」

出島「そうですか」

   「頭の中では あなたひとりを責めてはいけないと

   わかっていたつもりですが…」

タカトシ「…」

出島「ただやはり あそこは 理性を失うことなく

   ご自分からやめて欲しかったと思います

   一線を越えるようなことは」

タカトシ「すみません…」

出島「もうここから出て行ってもらえますか?」

タカトシ「え?」

出島「いろいろと後片付けが残っていますが

   私が何とかしておきます」

タカトシ「でも俺は手伝うために残って…」

出島「こう見えて 私もまだ冷静ではないんですよ?」

タカトシ「…」

出島「これ以上一緒にいると

   あなたにまたなにかしてしまうかもしれません」

タカトシ「…わかりました」

出島「お嬢様のことも私に任せてください」

タカトシ「はい」


スタスタ ガチャ

タカトシ「じゃあ…」

出島「…」

バタン


スタスタ


タカトシ「クッ…」


タッタッタッタッタ…
575 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/21(木) 02:39:55.90 ID:0Lh0Vn0eo
続きます
えらいことになった
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/21(木) 03:56:35.78 ID:3ZscT/BT0
えらいこっちゃ…。
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/05/21(木) 07:42:50.77 ID:a9u0ITsJ0
普通の童貞なら嫌われたと思うだろうね。

訓練された童貞なら嫉妬してくれてうれしいとか思うだろうけど。
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/21(木) 22:33:12.76 ID:CAiacGCkO
乙です
えらいこっちゃだけど普段冷静な出島さんが嫉妬するの可愛い
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/05/23(土) 06:19:18.28 ID:IYIG4MeA0
久々にアニメ見返してるんだけど、アニメのほうが出島さん可愛い。
多分顔立ちが原作より子供っぽくなってるからかもしれないけど。

あときっとアニメと原作で一番似てないのがシノ
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/24(日) 23:51:04.82 ID:ReOoUTS60
乙です!

>>579
アニメは1割は増しになっているからな
どことは言わないが
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/26(火) 14:15:35.61 ID:oCfVhOw10
ここまで振り回されてもつきあいが嫌にならないあたり流石マゾ
582 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/28(木) 01:30:53.29 ID:suZ7C7feo

[火曜日]

タカトシ「遅れましたー」

スズ「津田ぁ 遅い」

シノ「今日は服装検査の日だぞ 忘れていたのか?」

タカトシ「スミマセン…日曜からあまり寝付けてなくて…」

    「…って 七条先輩は?」

シノ「…まだ来ていない」

タカトシ「え…

     寝坊でしょうか」

スズ「わからないわ」

タカトシ「渋滞とかですかね」

シノ「そんな様子もなかったけどな」

スズ「いいから早くカバン置いてきて コッチの仕事始めて」

タカトシ「あ すぐ置いてくるよ」

タッタッタッタ…

タカトシ(七条先輩と出島さんが遅れててホッとしてしまった…)

    (会えば一昨日のこと話さないわけにもいかないよなあ…)


・・・

タカトシ(じゃあまた校門に と)

スタスタスタ…


「あ 津田くーん」

タカトシ「」
583 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/28(木) 01:34:00.20 ID:suZ7C7feo
アリア「津田くん おはよう」

タカトシ「…」

    「…おはようございます」

アリア「津田くんも遅れちゃった?」

タカトシ「…はい」

    「先輩も めずらしいですね」

アリア「うん お店でお弁当を選んでたら遅くなっちゃった」ガサガサ

タカトシ「…へ?」

    (コンビニ弁当?)

アリア「あ そうだ

    一昨日 津田くん大丈夫だった?」

タカトシ「」ドキッ

アリア「あのチョコお酒入ってたんだってね

    私 酔っちゃってなんにも覚えてないよー」

タカトシ「なにも ですか?」

アリア「うん 学校で酔っちゃったなんてバレたら大問題になるね

    あ カバン置いたら私もすぐ校門行くよ

    じゃあねー」スタスタ

タカトシ「あ…」
584 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/28(木) 01:37:53.49 ID:suZ7C7feo

[お昼]

タカトシ「…」モグモグ

スズ「…」モグ

シノ「…」モグ

アリア「コレ どうしておかずの下にパスタを敷いてるの?」

シノ「それは…そういうものなんだが

   なぜなんだろう…」

スズ「油で容器が溶けるのを防ぐためパスタに油を吸わせてる

   という説もありますが 私もあまり詳しくは…」

アリア「そうなんだー」モグモグ

タカトシ「…」モグ

    (七条先輩がコンビニ弁当なんて…あまりにもおかしい…)

    (どうしたんだろう…)

    (それに 一昨日のこと

     なにも覚えてないなんて都合がよすぎるな…)



アリア「ごちそうさまー」

スズ「お茶入れますねー」

シノ「津田も早く食べないか

   今日は仕事が多いから

   昼休みの間にも済ませておくぞ」

タカトシ「はい」モグモグ

アリア「明日はカップ麺を買ってみようかな

    たくさん売ってたよ?」

シノ「そうか…好きなものを買えばいい」

タカトシ「…」
585 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/28(木) 01:42:06.97 ID:suZ7C7feo
シノ「では 津田と萩村は文化祭の伝票処理を頼む

   私とアリアとで報告・クレームに目を通していく」

スズ「はい」

タカトシ「わかりましたー」

カキカキ

ペラペラ

セッセセッセ…



アリア「ハァ…」

シノ「どうしたんだアリア」

アリア「なんだか あまり調子よくないかも…」

スズ「風邪ですか?」

アリア「そうかな 一昨日カラダ冷やしちゃったみたい」

タカトシ「」ビクッ

スズ「秋も深まって気温が下がりましたからね」

シノ「どれどれ」ピト

  「…」

  「熱は無いみたいだが…」

アリア「でもカラダが重いかなー」

シノ「そうか 今日はアノ日でもないし…」

スズ「なぜ知ってる…」

シノ「無理することはないぞ 早退するか?」

アリア「うーん もうちょっと頑張ってみるよ

    授業出たいし」

タカトシ「…」
586 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/28(木) 01:44:34.18 ID:suZ7C7feo

[放課後]


カキカキ ペラペラ…


アリア「あぁ…やっぱりダメかも」ガクン

シノ「無理をするな 今日はもう帰るんだ」

アリア「うん そうするよー」

スズ「お迎えを呼んだらどうですか

   おウチに連絡しないと」

アリア「そうだね タクシー呼ぶよ」Pi

スズ「え?」

タカトシ「…」


・・・

アリア「ゴメンね 忙しい日に」

シノ「気にするな」

スズ「今日はゆっくり休んでください」

アリア「この埋め合わせ 絶対するからね」


バタン

.
587 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/28(木) 01:47:28.57 ID:suZ7C7feo

ブロロロロロ…

スズ「大丈夫でしょうか七条先輩」

シノ「うーん 午後の授業では

   とくに具合が悪いふうには見えなかったが…」

スズ「今日は朝から様子が変でしたね」

シノ「そうだな…遅れて来たしアノお弁当だし…」

タカトシ「…」

スズ「ところで

   こういう時には真っ先に出島さんを呼ぶと思ってました

   今日は非番の日なんでしょうか」

シノ「そうかもしれないな…朝も来なかったし」

タカトシ「え 今日来てないんですか? 出島さん」

シノ「そうだ

   今朝アリアはひとりで学校に来た 歩いてな」

タカトシ「…」

    (何があったんだろう…出島さんと七条先輩)

    「…」

    (いや…オレもその何かを起こしちゃったうちのひとりなんだケド)
588 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/28(木) 01:56:37.15 ID:suZ7C7feo

[水曜日]

タカトシ「アレ? 七条先輩は」

シノ「大事をとって今日は休む と連絡があった」

スズ「文化祭の準備も当日もいろいろ忙しかったですし

   疲れがたまってたんでしょうか」

シノ「うむ…」

タカトシ「…」


[木曜日]

タカトシ「今日も ですか」

シノ「来てないな

   私への連絡もなかった」

スズ「ちょっと心配ですよね」

タカトシ「…」


[金曜日]

タカトシ「来ませんね…」

シノ「アリアの携帯は昨日から電源が切られたまんまだ

   メールも出したがまだ返事はない」

スズ「おウチのほうはどうでした?」

シノ「昨日の夜 家のほうの電話には使用人の方が出てくれた

   でもアリアには取り次いでもらえなかった」

スズ「どうしてです?」

シノ「今は出られない の一点張りだ」

タカトシ「その使用人の方って 出島さんですか?」

シノ「いや 別のひとだったな」

タカトシ「そうですか…」

シノ「心配だが…今は今やるべき仕事をやるぞ」

タカトシ「はい」
589 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/28(木) 01:59:46.27 ID:suZ7C7feo

カキカキ

ペラペラ

セッセセッセ…


ktkr wktk ジンジンカンジル ビビビ beam♪

シノ「む! アリアからだ!」

Pi

シノ「もしもしアリア? どうしたんだ!

   カラダの具合はいいのか?」

  「ん…そうか 

   なんともないのなら良かった」

  「それでアリア…」

  「…は? 出島さんが?」

タカトシ「…」ピクッ

シノ「いや…来てないぞ」

  「ん…そう言われても 私にはわからないな」

  「ああ…うん…気にしなくていい」

  「じゃあまた 週明けにな」

Pi
.
590 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/28(木) 02:04:36.10 ID:suZ7C7feo
スズ「どうでした? 七条先輩」

シノ「カラダのほうはもうなんともないそうだ

   週明けにはまた登校する」

スズ「そうですかーよかったです」

タカトシ「あの…出島さんがどうとか言ってましたが…」

シノ「ああ 昨日から出て行ったきり連絡もとれないらしい」

タカトシ「ええッ!?」

スズ「どうしたんでしょう?」

シノ「わからん

   それで学校に来てないか聞かれたが当然来てはないし

   行きそうな所も聞かれたが私はよく知らないしな」

スズ「確かに 出島さんの居そうな場所なんて見当もつきませんね」

タカトシ「…」

    「俺 心当たりがあるので…

     探しに行ってきてもいいでしょうか」スク

シノ「…出島さんの居そうなところをか?」

タカトシ「はい」

スズ「どうして津田がそれを知ってるの?」

タカトシ「それは…」

シノ「…」

スズ「…」

タカトシ「すみません すぐにでも探しに行きたいので

     明日必ず説明します」

シノ「…わかった」

スズ「約束よ」

タカトシ「はい」

    「じゃあ…先 失礼します」ダッ


タッタッタッタ

タカトシ(あ 明日って土曜で休みか…)

タッタッタ…
.
591 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/28(木) 02:07:18.65 ID:suZ7C7feo

[とあるマンション]


ガチャ

タカトシ(鍵もらっててよかったー)

バーン

タカトシ「出島さん!」

    「いませんか?」


スタスタ

タカトシ「出島さん?」

    (いない?)

    「…」

    (ココに居ないんなら他に心当たりなんてないぞ俺も)

    「…」

    (なにか…手がかりは)キョロキョロ

    (無いか…)

    「ハァ…」ストン
.
592 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/28(木) 02:13:08.29 ID:suZ7C7feo

[津田ん家]


ガチャ

タカトシ「ハァ…」

    (どこ行っちゃったんだ…出島さん)


スタスタ


[リビング]

ガチャ

タカトシ「コトミー スマン 遅くなったー

    すぐ晩メシ作r…」
 
出島「」グビグビ

コトミ「」グッタリ

出島「」モグモグ

タカトシ「…」

出島「あぁ…お帰りなさいませ」

   「」グビグビ

タカトシ「なにひとんちで飲んだくれてんですか」
593 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/05/28(木) 02:21:20.73 ID:suZ7C7feo
続く

ひとんちで勝手に飲み食いするのって楽しそう
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/28(木) 07:49:31.43 ID:7nzcxl4SO


下にパスタがしいてあるのはクッションの役割だよ
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/28(木) 08:14:31.99 ID:A6mwBwA6O
乙です
最近更新が待ち遠しくて仕方ない
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/31(日) 00:34:04.03 ID:BcxtZTMQ0
>>コトミ「」グッタリ
 コトミの身にナニが・・・?
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/02(火) 23:23:26.46 ID:/gN38HFk0
きたい
598 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/06(土) 02:04:47.01 ID:dRFhsvpro
タカトシ「どこ行ってたんですか」

出島「」グビグビ

タカトシ「アチコチ探したんですよ」

出島「…アチコチですか

   どこと どこと どこでしょう」

タカトシ「…」

    「あのマンション…」

    「…だけです」

出島「そうですか」

   「昨晩はあの部屋で過ごしていたので

   入れ違いでしたね」

タカトシ「…」

出島「朝になって

   あの部屋には食べるものが何も無いと気づき

   コチラにお邪魔しました」

タカトシ「それでウチですか…

     昨日から食べてなかったんですか?」

出島「いえ 部屋に行く前には少し」

タカトシ「まあ食べててもらって構わないんですけど…

     無事でよかったですけど…」

出島「ありがとうございます」

タカトシ「けど…」

出島「」グビグビ
599 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/06(土) 02:08:08.36 ID:dRFhsvpro
タカトシ「なんでお酒まで飲んでるんですか」

出島「夏にお届けしたワインがまだあるのではないかと思い

   収納を見てみると見事に残っていたので…」

タカトシ「…」

出島「ご両親は普段あまりお酒を嗜まないのでしょうか」

タカトシ「そんなことも無いですが…どうでもいいでしょ今は」

    「ここ入ってきたときは

     お酒を楽しんでるようにしか見えませんでしたよ」

出島「楽しませてもらってます 勝手に」

タカトシ「常識ある大人なら勝手にお酒まで飲まないと思います」

出島「私とあなたの常識から外れた仲

   ということで大目に見て欲しいですね」

タカトシ「…全然わからない理屈です」

出島「」モグモグ

   「おなか 空いてますよね

   いつまでも立ってないで どうぞ」

タカトシ「はあ…」ストン

    「じゃあいただきます…」

モグモグ
.
600 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/06(土) 02:10:29.56 ID:dRFhsvpro
タカトシ「おいしいんですが どれも味濃いですね…」

出島「そうかもしれませんね」


モグモグ

グビグビ


タカトシ「いつから飲んでます?」

出島「…お昼から」

タカトシ「昼からずっと飲んで食べてですか」

出島「はい 料理して」

タカトシ「あきれますよ」

出島「ゾクゾクします」

タカトシ「…」

モグモグ…


タカトシ「ごちそうさまです」

出島「だいぶ残しましたね」

タカトシ「食べきれませんよ どれだけ作ってんです」

出島「喜んでもらおうと」

タカトシ「その気持ちは嬉しいですが…限度があります」

出島「まーそうですね」グビ

タカトシ「まったく…」
601 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/06(土) 02:14:37.35 ID:dRFhsvpro
出島「…」グビ

タカトシ「まだ飲むんですね」

出島「…」グビ

タカトシ「さすがに飲みすぎじゃないんですか?」

出島「このくらい普通です」

タカトシ「俺はよくわかりませんけどそーなんですか?

     無理して飲んでるんじゃないですか」

出島「楽しく飲んでいます」

タカトシ「…」

    「じゃあそろそろ聞きたいこと聞きますけどね」

出島「どうぞ

   多少酔ってはいますが頭はハッキリしてますので」

タカトシ「…まずコトミなんですが」

出島「はい」

タカトシ「なぜ乱れた服装でグッタリしてるのでしょう」

出島「お酒の合間に いただきました」

タカトシ「やはりそういうことですか…ハァ

     ナニやってんですか」

出島「たいへん美味しいですよ よろしければあなたも」

タカトシ「ケッコウです

     とりあえず寝かせてきますよ」ヨイショ

出島「ごゆっくり味わってきてください」

タカトシ「…」スタスタ
602 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/06(土) 02:17:05.38 ID:dRFhsvpro

ガチャ

出島「お早いお戻りで」

タカトシ「…」ストン

    「じゃあ あらためて聞きますケド」

出島「どうぞ」グビ

タカトシ「なにがあったんですか」

出島「…」

タカトシ「どうして 七条先輩のおうちから

     出てきちゃったんですか?」

出島「…」

タカトシ「答えてください お願いします」

出島「…言い合ってしまいました」

タカトシ「言い合った…それは七条先輩と」

出島「はい お嬢様と」

タカトシ「えっと…どんなことを…」

出島「…」ジーーー

タカトシ「ウッ」

出島「あなたのことで無ければ 他に何があるんですか」

タカトシ「はい…」

    「…」

    「…はいッ」
603 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/06(土) 02:21:16.47 ID:dRFhsvpro
タカトシ「それは…出て来てしまうほどの言い合い…

     だったんですか?」

出島「言い合った末 お嬢様は具合を悪くしてしまい…」

タカトシ「…」

出島「私はそれを重く受け止め お暇をいただき

   お屋敷を出ることとしました」

タカトシ「そんな…じゃあ」

出島「ええ 戻るわけにはいきませんね」

タカトシ「…なんとかならないんですか」

出島「お屋敷からも もう了承されたことです」

タカトシ「でも七条先輩は今日学校に電話してきて

     出島さんのこと探してましたよ

     戻ってきて欲しいんじゃないですか」

出島「そうですか…お嬢様はこんなときにもなんとお優しい…

   ですがもう決めたことです」

タカトシ「…」
604 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/06(土) 02:24:18.21 ID:dRFhsvpro
タカトシ「オレは…そんなのヤですよ」

出島「あなたがイヤがったとして

   それで覆りませんよ」

タカトシ「…」

出島「」グビグビ

  「そもそも…あなたが

   あの時理性をなくさなければここまでは…」グビ

タカトシ「ウッ…」

出島「やはりアレですか 生がよかったと?」

タカトシ「なにを言うんですか」

出島「言ってくれればいくらでもして差し上げましたのに」ススッ ヨリッ

タカトシ「いきなりどうしたんですか」

出島「それとも 子作りそのものがしたかったのですか?」

タカトシ「落ち着いてくださいよ」

出島「構いませんよ しばらく自由でいられますし」

タカトシ「」
605 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/06(土) 02:28:09.75 ID:dRFhsvpro
出島「ついでに永久就職してしまいますか」

タカトシ「はっ? なんですかそれ」

出島「そのための既成事実を…」ヌギヌギヌギッ

タカトシ「ちょ…こんなときにすることじゃないでしょ」

出島「こんなときだからしたくなるもんですよ」ジーーー

タカトシ「そんなまた強引に…」

出島「強引なのは好きですよね」モゾモゾ

   「まったく抵抗しませんし」

タカトシ「クッ…本気の出島さんには抵抗しても無駄だからです…」

出島「ですね 本気でやらないことには気持ちよくありません」モゾッ

タカトシ「へ理屈ばかり…」ビン

出島「今日は遊ばずにさっそく」ヌチュ

ズッ グッ ジュ

タカトシ「ウッ…アッ」

出島「ん… どうでしょう? 生は」

タカトシ「…」

出島「勢いで入れてしまったことはありますけどね 前に何度か」

ズプッ

出島「アッ…」

タカトシ「クッ」

出島「…いつもより 興奮してますね?」

タカトシ「そんなこと…」

出島「わかりますよ」

タカトシ「…」
606 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/06(土) 02:33:31.28 ID:dRFhsvpro
出島「ではこのまま」

グッ ズッ

出島「アッ…」

ジュプッ!

タカトシ「うッ…」

ズプッ ズプッ

出島「ン…ン…ア」

ジュ! ググッ! ジュプッ!!

グチュ ズ…

出島「」ピタッ

タカトシ「?」

出島「…」

タカトシ(あれ…)

出島「…」

タカトシ「…」

出島「…ウッ…ォエ」

タカトシ(これは…ヤな感じ…)
607 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/06(土) 02:37:10.35 ID:dRFhsvpro
出島「…んップ」

タカトシ「あの…」

出島「…申し訳…ないです」

タカトシ「しゃべらなくていいです」

出島「上下に激しく動いたのが…いけなかったみたいです…ンッ」

タカトシ「いいからあの…この状況は…」

出島「…」グッ スクッ ヨロヨロ

タカトシ「でも無理もしないで…」

出島「」ダッ

ドタタタタタッ…



     ンオェェェェェェェ
     ェェェェ ケホッ ケホッ コホッ
     ン…ア…オ…ウウェエエエ…


タカトシ「うわぁ…聞きたくない…聞きたくない…」
608 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/06(土) 02:41:16.23 ID:dRFhsvpro
続く・・・ひどい引きだ

出島さんが津田ん家に入れたのは
合鍵をいつの間にか持ってたか
津田も忘れていた鍵の置き場所を知ってた・・・ってことで
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/06(土) 07:26:58.99 ID:LgUv0jgpO
酔いが回った所為なのかそれとも
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/06/06(土) 10:38:58.50 ID:0b222mP30
つわりだというのならいつの間にタカトシの生絞りをしたのかってことだが。

あと出島さんならピッキングの知識があってもおかしくないな
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/06(土) 13:07:55.45 ID:K0H6LQnkO
悪阻だとしたら酒ヤバイな
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/06(土) 13:35:42.79 ID:l6vLmM7IO
乙です
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/06/10(水) 22:19:14.92 ID:CQuJR2SK0
急に姿を消した彼女を探し歩いて家に帰ったら彼女が妹をふぁっくしてた

なにをいっているのか(以下略
614 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/12(金) 01:56:29.04 ID:CPguGTo0o
タカトシ「戻ってこない…」


[トイレ]

タカトシ「ウッ」

出島「」グター

タカトシ「なにこんなとこでチカラ尽きてんですか」

出島「」

タカトシ「しっかりしてくださいよもー」

出島「」

タカトシ「だらしないなあ…いろいろ汚しちゃって…

     ちゃんとキレイにしないと…」

    「というか…」チラッ

    (うわぁ…見たくない…見たくない)


ジャーーーー

.
615 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/12(金) 01:59:21.08 ID:CPguGTo0o
フキフキ フキッ

タカトシ(こんな感じかなぁ…)

    「…出島さん」

出島「」

タカトシ「こんなとこで寝ないでください…裸で

     風邪ひきますよ」ユサユサ

出島「…ン」

タカトシ「ハァ」

    (着せるか…運んで)

    「ヨッ…っと」


[客間]

タカトシ(まず下着から…)

キセキセ

タカトシ(なんか特殊なプレイをしてる気分…)

    「…」

    (イヤイヤ…平常心平常心)

スルスルスル…


タカトシ(次…)

    「…」

    (着けかたがよくわからない…)

    (じゃあいいかもう…寝巻きを…)

キセキセ キセッ

タカトシ「ふぅッ」

    (じゃあこのまま布団を)

ファササ

.
616 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/12(金) 02:02:38.81 ID:CPguGTo0o
出島「…」

タカトシ「…」ヤレヤレ

出島「…」

タカトシ「…」ナデ

出島「ンッ…」

タカトシ「…」

    「ハァ」

    「後は…」

    (枕元に水と…念のため洗面器と…

     ウェットティッシュ…タオル…)

    (こっちに出島さんの髪留めと

     服をちゃんとたたんで…)

ゴトン

タカトシ(ん?)

    (出島さんの携帯…電源切ってるままだ)

    「…」

    (勝手に見ちゃダメだよな)

出島「…」

タカトシ「オレも寝よ」

    (片付けて 風呂入って)
617 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/12(金) 02:05:06.28 ID:CPguGTo0o

[翌朝]

コトミ「タカ兄おはよー」

タカトシ「早いな 土曜だぞ今日」

コトミ「うん 今日はトッキーと遊びにいくの」

タカトシ「そっか メシは?」

コトミ「昨日の残ってたから適当に食べた」

タカトシ「そうか…」

コトミ「じゃ行ってきまーす」

タカトシ「気をつけろよー」


バタン

タカトシ(コトミ 普通だな…

     昨日出島さんにいろいろされたんじゃ…)

    「…」

    (…出島さんは?)

スタスタ


スッ…

タカトシ「…」

    (起きてそうな気配もないし

     たまにはゆっくり寝てもらうかな)

    (オレももうちょっと寝とこ)
618 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/12(金) 02:09:28.73 ID:CPguGTo0o

[お昼]

タカトシ(ゆっくり寝てしまった…)

トントントン

タカトシ(出島さんも…起きてるかな)

スタスタ


[リビング]

ガチャ

タカトシ「…」

出島「…」ゴロン

タカトシ「えーっと…起きてますよね」

出島「はい」

タカトシ「どうですか 具合」

出島「頭が痛くて胸がムカムカとします

   典型的な二日酔いですね」

タカトシ「…なにか食べました?」

出島「なにも」

タカトシ「食べなくて大丈夫なんですか」

出島「大丈夫じゃありません

   おなかが空きました」

タカトシ「昨日の まだ残ってますよ」

出島「あんな味の濃いもの 食べる気になりません」

タカトシ「自分が作ったんでしょー」

出島「」プイッ

タカトシ(誰なんだこのひとは)
619 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/12(金) 02:11:06.35 ID:CPguGTo0o
タカトシ「じゃあ なんか作りますよオレ

     なにがいいですか」

出島「…二日酔いにはシジミやアサリのお味噌汁がいい

   と言われてますが」

タカトシ「シジミもアサリも俺は全然料理したことないデスガ…」

出島「果物や梅干 たまごやお豆腐…などもいいですね

   とりあえず栄養をとることが第一です」

タカトシ「すぐにはできないので

     まーとりあえず こんなものでもどうぞ」つバナナと牛乳

出島「いただきます」

   「」ハムハム ゴクゴク ハムハム

タカトシ(ホントにおなか空いてたんだなー)
620 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/12(金) 02:13:12.43 ID:CPguGTo0o
タカトシ「ではどうぞ」

[たまご・豆腐の雑炊 トマトのサラダ]

出島「ではあらためて いただきます」

モグモグ シャクシャク

タカトシ「どうでしょう?」

出島「…なかなか」

   「やさしい味です」

タカトシ「…褒めました?」

出島「はい」

タカトシ「ありがとうございます」

モグモグ シャクシャク

.
621 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/12(金) 02:16:13.27 ID:CPguGTo0o
出島「ごちそうさまでした」

タカトシ「おそまつさまです」

    「じゃ 片付けますねー」

出島「はい」

タカトシ「」スクッ

スタスタ

タカトシ(あれ?)

    (まあいいか 休んでてもらおう)

ジャーーー カチャカチャカチャ ジャーー…


タカトシ「で これからどうします?」

出島「どうとは?」

タカトシ「ウチにいてもとくにすることもないような」

出島「出て行けというなら出ますが」

タカトシ「そんなこと言ってませんよ!」

出島「前の仕事のツテでも頼りましょうか

   常連さんのトコロにでも…」

タカトシ「どうかウチにいてください お願いします」
622 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/12(金) 02:18:19.86 ID:CPguGTo0o
タカトシ「俺は部屋で宿題でもしてますから

     なにか用事があったら呼んでください」

出島「…わかりました」


・・・

タカトシ(…といっても 宿題なんて明日やれば間に合うよなあ)

    「…」

    (出島さんがウチいること

     七条先輩に伝えたほうがいいのでは)

    「」キョロ

    (あれ? 俺の携帯が…制服にかな?)

ゴソゴソ

タカトシ(ここも無い…下かな)


スタスタスタ トントントン…

ガチャ

出島「」グビ

タカトシ「」

出島「」グビグビ

タカトシ「ちょ…なにやってんですか」

出島「あら」
623 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/12(金) 02:21:47.64 ID:CPguGTo0o
出島「二日酔いには迎え酒がいいと言われているので試してます

   迷信でしょうけど」

タカトシ「怒りますよ」

出島「はい」

タカトシ「まったく」バッ

ガチャン

タカトシ「信じられないですよ」

出島「あまりにヒマだったので」

タカトシ「…」

出島「申しわけありません」

タカトシ「じゃあ…なにかしますか? ゲームでも」

出島「あいにくそういったものは…

   別のプレイなら得意ですが」

タカトシ「…」

    「どうしてもそれがいいのならしますよ

     何時間でも 付き合いますよ」

出島「…」

   「いまは遠慮しておきます」
624 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/12(金) 02:24:26.99 ID:CPguGTo0o
タカトシ「じゃあオレもここにいます

     とくにすることもないですが」

出島「宿題は いいのですか」

タカトシ「明日やれば十分間に合います」

出島「今日も明日もなにが起こるかわかりませんよ

   早めに済ませておくことをオススメします」

タカトシ「はぁ…じゃあ ここでしますよ」

出島「はい」

・・・

カキカキ…

出島「フゥ」

タカトシ「どうかしました?」

出島「なかなか調子が戻りませんね」

タカトシ「そうですか…」

出島「しばらく横になっててもいいですか」

タカトシ「別に俺に断らなくてもいいですよー」

出島「では失礼して」ゴロン

   「」クー

タカトシ(早ッ)

    (…毛布でもかけるか)


ファサ
.
625 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/12(金) 02:26:18.81 ID:CPguGTo0o

ペラペラ…カキカキ…

タカトシ「…」

出島「」スー

タカトシ(なんて言うか…無防備だなあ)

    「…」

    (イヤイヤ…続き続き)


ペラ…カキ…


出島「ンー」ゴロ

ゴトン

タカトシ「ん?」

    (携帯…出島さんの)

    (そういえばオレの携帯は…)

キョロキョロ

タカトシ(…ここにも無い?)

    (じゃあどこにだ?)

.
626 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/12(金) 02:30:54.07 ID:CPguGTo0o
タカトシ(出島さんに連絡できないのなら

     オレの携帯にも連絡してるんじゃないのかな…七条先輩)

    「…」

    (見ちゃいけないとは思うけど…)

スッ

タカトシ(ここにいるって伝えるべきなんじゃ…)パカ Pi

    「…」

    (やっぱり…先輩からの通知がたくさん…)

    (どうしよ…オレからかけるか?)

コトン

タカトシ(でもやっぱり出島さんの携帯を勝手に使うわけには…)


シャイニーシャイニー シューティンシューティン♪

タカトシ「うぉ!?」

スッ パカ

    (キタ…七条先輩からだッ)
.
627 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/12(金) 02:40:49.64 ID:CPguGTo0o
続く

もうそろそろ大詰めの方向で
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/12(金) 06:40:06.38 ID:2HYjYMhjO
乙です
なんか読んでてドキドキする
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/14(日) 00:59:16.53 ID:KWqBpwvJo
乙です
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/15(月) 00:44:54.59 ID:LCI1tORP0
わくわく
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/21(日) 23:07:05.65 ID:K45Auw0X0
632 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/23(火) 01:38:27.21 ID:RiC/aYqRo
タカトシ(どうする?)

    「…」

アイマイミーユアイジーアンサー♪

タカトシ(ええいッ)Pi

アリア『出島さん!? よかった やっと繋がったよー』

   『いまどこにいるの? 無事なの?』

タカトシ「あの…」

アリア『一昨日からずっと探してるんだよ!』

タカトシ「あの…先輩?」

アリア『え…あれ? どちらさま?』

タカトシ「え? 俺は…」

アリア『あ もしかして…出島さんの ヒモの方?』

タカトシ「違いますッ」
633 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/23(火) 01:40:16.63 ID:RiC/aYqRo
タカトシ「オレです 津田です!」

アリア『え 津田くん?』

タカトシ「はい 出島さんの携帯に出てます」

アリア『じゃあ いま一緒なの?』

タカトシ「はい」

アリア『いまは…津田くんのおウチ?』

タカトシ「はい 昨日からいます」

アリア『そっかー よかった…』

タカトシ「…」

アリア『そっか…津田くんとふたりなのね』

タカトシ「そうですが…」

アリア『それで 出島さんは?』

タカトシ「いまは えっと…休んでます」

アリア『そっかぁ…』
634 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/23(火) 01:46:33.65 ID:RiC/aYqRo
アリア『出島さん…どんな様子だったの?』

タカトシ「そう…ですね やっぱりいろいろ気にしてるみたいです」

アリア『そっか…』

タカトシ「…」

アリア『津田くん』

タカトシ「はい」

アリア『私 行こうかな?』

タカトシ「え?」

アリア『出島さん ひとりだとウチに戻りにくいと思うから…

    迎えに』

タカトシ「あ…

     それがいいと思います」

アリア『じゃあ 今はまだ用事があるからちょっと後にね』

タカトシ「はい」

アリア『それと津田くん…』

タカトシ「はい」

アリア『私…』

タカトシ「え?」

アリア『全部覚えてるよ』

タカトシ「…」
635 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/23(火) 01:50:59.95 ID:RiC/aYqRo
タカトシ「やっぱり…ですか」

アリア『うん

    あの後 出島さんにいろいろ言っちゃってた

    ずっと』

タカトシ「…」

アリア『ゴメンね ウソついて』

タカトシ「いえ! オレだってあんなことしちゃって…」

アリア『してって言ったの私だよ

    でもすごいことしちゃったねー』

タカトシ「はい///」

アリア『じゃあ…続きは後でね

    いったん電話切るよ』

タカトシ「はい 待ってます」

アリア『うん じゃあね』

Pi


タカトシ「ハァッ」

出島「お嬢様はなんと?」ムクリ

タカトシ「」
636 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/23(火) 02:08:47.35 ID:RiC/aYqRo
出島「なんと仰ってましたか」

タカトシ「どうして 七条先輩だと」

出島「お嬢様からでないとわざわざ出ようと思わないのでは

    ひとの携帯に」バッ

タカトシ「勝手に出てしまったことは謝ります」

出島「もう済んだことです」

タカトシ「…先輩ココに来ますよ もうすぐ」

出島「そうですか」スクッ

スタスタ

タカトシ「え どこへ?」

出島「着替えです

   昨夜みたいに手伝っていただけますか?」

タカトシ「いえ…おひとりでどうぞ」

ガチャ
.
637 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/23(火) 02:11:51.61 ID:RiC/aYqRo

ガチャ

出島「いつまでも甘えてるわけにはいきませんし」

タカトシ「…」

出島「このあたりで失礼させていただきます」

タカトシ「は? いえあの…七条先輩が」

出島「お邪魔しました」ペコリ

スタスタ

タカトシ「いえッ 待ってくださいよ!」ガシッ

出島「お見送りは結構ですよ」

ズルズルズル

タカトシ(すげぇチカラ)

出島「…」スタスタ

タカトシ「なんで今から出て行くんですか」

出島「用事を思い出しました」

タカトシ「ウソでしょそんなの」


ズルズルズル…
.
638 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/23(火) 02:17:58.75 ID:RiC/aYqRo
出島「…」スタスタ

タカトシ「」ズルズル

    「なんの用事ですか」

出島「ひとを待ちます」バッ

タカトシ「誰をです」ガシッ

バーン
コトミ「ただいまー」

タカトシ「」

出島「…」バッ スタスタ

バタン

コトミ「あれ? ふたりでどこか行くの?」

タカトシ「あ…ちょっとな」

    「そうだ

     七条先輩が来ると思うから

     来たらよろしく頼む」

コトミ「うんわかってる みんな来るんだよね」

   「じゃ ゆっくりねー 晩ごはん適当に食べとく」

タカトシ「お…おう」

スタスタ バタン
.
639 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/23(火) 02:21:00.92 ID:RiC/aYqRo
タカトシ「どこに行くんですか」

出島「着いてきたいのならご自由に」


スタスタ スタスタ…



ガタンゴトン ガタンゴトン…



タカトシ「遠いところなんですか」

出島「確かに 歩いて行くには遠いトコロですね」



ブロロロロロー…



タカトシ「…ここですか」

出島「はい」


[観光ホテル前]
.
640 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/06/23(火) 02:30:57.59 ID:RiC/aYqRo
また次回

とくに触れてなかったけど、出島さんは津田とふたりだけで会うときは私服でした。今も
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/23(火) 06:22:46.14 ID:V+OPT+SvO
乙です
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/24(水) 00:24:54.04 ID:EVbkAlrzO
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/30(火) 06:37:38.66 ID:OJHoVvb9O
乙です
644 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/07/02(木) 01:35:50.93 ID:oaMm0qFko

テクテク…

タカトシ「ここで待つんですか?」

出島「上です」


ビュィーーーン…


…ポーン


[屋上]

出島「前にも来ましたよね」

タカトシ「いえ…俺はここまで来てません

     下で待ってました」

出島「…そう言われれば そうでしたか」


スタスタ


タカトシ「本当にこんなところで天体観測をしてたんですか?」

出島「…」

タカトシ「なんて言うか…もっとキレイな場所だと思ってましたが

     いろいろ荒れてますよね」

出島「以前はキレイに何もない場所でしたよ」

   「あの後 この屋上の庭園化工事が進められてましたが

   このホテルの経営が行き詰ったりオーナーが変わったりで

   中断したままです」

タカトシ「そうなんだ…詳しいんですね」
645 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/07/02(木) 01:38:27.04 ID:oaMm0qFko

スタスタス…


出島「ココに座りますか 都合よくベンチがあります」

タカトシ「はい…」

ストン

タカトシ「…」

出島「…」

タカトシ「…」

出島「いつもは星空のきれいな場所なのですが

   あいにく曇りですね」

タカトシ「そうですね…」

出島「…」

  「」モソモソ

パカッ Pi

出島「…ここは相変わらず 携帯の電波が入らないようです」

タカトシ「こんなところで誰と会うんですか」

出島「会う? 待つとは言いましたが」

タカトシ「じゃあ誰を待って…」

出島「誰が来るかは わかりませんよ」

タカトシ「え?」

出島「誰かが来るかもしれませんし

   誰も来ないのかもしれません」

タカトシ「…」

出島「ひとりで来るのか三人か あるいはそれ以上か」

タカトシ「…」

出島「もし 誰かひとりでも来ることがあれば」

タカトシ「あれば…」

出島「この関係は終りにしませんか」

タカトシ「え…」
646 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/07/02(木) 01:42:23.55 ID:oaMm0qFko
出島「やはりもう限界だと思います

   いろいろな意味で」

タカトシ「どうしてです」

出島「こうやって 私たちの関係が誰かに知られていくたびに

   何らかのイサカイが起きるかもしれませんよ 今後も」

タカトシ「…」

出島「そして関係を知る人が増えれば増えるほど

   あなたの立場が悪くなります」

タカトシ「立場ですか」

出島「ほんの少しは別のこともしましたが

   結局はカラダの関係ですよね」

タカトシ「そんなことないですよ!」

出島「あなたはそう思っていても 他の方がどう思うでしょう」

タカトシ「…」

出島「私たちをよく知る方は別としましても

   そうでない大多数の方にどう見られるか」

タカトシ「…」

出島「私は 名前も知らない誰かにどう思われようが

   なんてことないですが…」

  「あなたは たくさんの方に知られても

   これからも 普段どおり 何食わない顔で過ごせますか?」

タカトシ「…」
647 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/07/02(木) 01:44:46.44 ID:oaMm0qFko
出島「もし 誰かがここまで来るようなことがあれば

   それは私たちを非常に大切に思っている方なので

   彼女たちのためにも今のままの関係ではいられませんよ」

タカトシ「…わかりました」

出島「ありがとうございます」

   「」ヨリッ

タカトシ「え?」

出島「こうやって待ちましょうか」ヨリカカリッ

タカトシ「はい…///」

出島「」ウト

タカトシ「あれ?」

出島「言いたいことを言い終えると

   一気に眠気が来てしまいました」

タカトシ「大丈夫ですか?」

出島「はい 少々眠れば平気かと」

タカトシ「無理しないでください」

出島「ちょっと下半身をお借りしますよ」ゴロ

タカトシ「せめてヒザと言いましょうよ」
648 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/07/02(木) 01:50:31.55 ID:oaMm0qFko
タカトシ「というかなんだか最近

     急に寝ちゃうことってよくありますね」

出島「多いのかもしれません

   単に疲れてるとき以外でも」

タカトシ「学校で…みんなの前でも一度」

出島「ありましたね」

タカトシ「本当に大丈夫なんですか? 身体のほう」

出島「大丈夫です

   いま使っているお薬の副作用で 気がゆるむと急激に眠気が…」

タカトシ「薬って やっぱり悪いんじゃ…」

出島「いえ 決して悪くはないですよ

   本当に」

タカトシ「じゃあなんの薬ですか」

出島「避妊薬です」

タカトシ「」
649 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/07/02(木) 01:58:27.07 ID:oaMm0qFko
タカトシ「ひn…どうしてそんなものを!?」

出島「もしものことが無いようにです」

タカトシ「いやオレ…いつも着けてるじゃないですか!」

出島「このあいだお嬢様に…」

タカトシ「ア」

出島「私もあなたも 理性をなくしてしまうと危ないですよ

   昨日だって」

タカトシ「」

    「あれ でも最後までは…」

出島「一度ありました」

タカトシ「え…いつですか」

出島「…」

   「まあ いつでもよくないですか

   済んだことです

   それに どうともありませんでしたから」

タカトシ「でも…」

    「そういう時はちゃんと言ってください!」

出島「言ったところで不安にさせてしまうだけですよ」

タカトシ「そうだったんでしょうけど…

     今後どうするかを一緒に考えることはできたと思います」

出島「…」

   「そうでしたね その通りでした」

   「申しわけありません」

タカトシ「…」
650 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/07/02(木) 02:09:07.37 ID:oaMm0qFko
出島「ああもう…耐えられないですね 眠気に」

タカトシ「はい もう休んでください」ナデ

出島「では 眠ってしまう前にコチラを」モゾモゾ つ

タカトシ「なんですかコレ」

出島「このホテルのカードキーです 部屋を取ってます」

タカトシ「鍵ですか」

出島「今日はここで休んでください

   皆様と…」

タカトシ「わかりました

     …でもいつの間に部屋を?」

出島「」スー

タカトシ「…」

    (なんかズルい)




ビュゥゥゥーー

タカトシ(って風冷たッ)

    (大丈夫かな出島さん…)

    (オレも…上着着てくりゃよかった…)
651 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/07/02(木) 02:13:08.19 ID:oaMm0qFko

ビュゥゥゥゥーーーーー

タカトシ(寒ッ)

出島「」クー

タカトシ「ハァ…」




ビュゥゥゥーーー

タカトシ(まさか雨降ったりしないよな…)

出島「」スー

タカトシ「ハァァ…」




タカトシ(というかいつまで待てばいいんだろ…)

    (いま何時なんだ…)

モゾモゾ

タカトシ(携帯ないんだった…)




ビュゥゥゥゥーーー

タカトシ(あまり長くいるとカゼひいちゃうな…出島さん)




           スタ…

タカトシ「」ビクンッ

.
652 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/07/02(木) 02:18:17.30 ID:oaMm0qFko
タカトシ(来た…)


        スタ…


タカトシ(誰が…)


       スタ…


タカトシ(足音はひとつ)


     スタ…


タカトシ(ひとりなのかな)


   スタ…


タカトシ(誰 なんだろう)


  スタ…


タカトシ(怖くて振り向けない…)


 スタ


タカトシ「…」ドキドキ

出島「」スー



「津田くん」
653 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/07/02(木) 02:23:56.74 ID:oaMm0qFko
続く また次回

副作用で眠くなる・・・ってのは都合いい設定のひとつです
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/07/02(木) 05:08:42.96 ID:r0T1alQE0
いちおつ

津田君呼びってことはアリアかネネか萩村母か。思ったよりいるな。
意外なことに畑さんは津田副会長と役職呼びしかしてなかったりする。
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/02(木) 05:23:23.12 ID:QRY4pUCAO
乙です
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/05(日) 11:50:00.75 ID:WJtodpL80
ぐあああああ!
いいとこで、いいとこでぇ!!
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/05(日) 12:00:11.42 ID:nm6VJR6DO
乙、
ここで止めるとか、この>>1ホントSだわ
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/05(日) 15:33:21.44 ID:WJtodpL80
乙です
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/06(月) 03:01:42.05 ID:4jyoUMJ70
出島さんカワイイ
660 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/07/10(金) 02:00:17.43 ID:XMJlCKp8o
アリア「津田くん」

スタ

タカトシ「七条先輩…」

アリア「よかった ちゃんとここにいたね」

タカトシ「…」

出島「」クー

アリア「出島さん どこか具合悪いの?」

タカトシ「いえアノ…ウチ来てからずっとお酒飲んでて…

     まだ調子よくないみたいです…」

アリア「そっか…」

タカトシ「…」

アリア「出島さん 安心しきってるね 津田くんに」

タカトシ「…」

    「…あの」

アリア「なあに?」

タカトシ「ひとりで来たんですか? ここまで」

アリア「ううん ちがうよ」

タカトシ「じゃあやっぱり…」

アリア「うん」クルッ

    「ふたりともー

    出島さん フ○ラしてるんじゃないよー

    寝てるだけ」

タカトシ「」
661 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/07/10(金) 02:03:09.03 ID:XMJlCKp8o

          スタスタ
          スタスタ


       ハギムラ モットユックリアルイテクレッ
       ワカッテマスッ


タカトシ「あの〜」

アリア「どうかした?」

タカトシ「どうして会長は 萩村に手をとられながら

     後ろ歩きでコッチへ来るんでしょうか」

アリア「あまりこっちまで来ると 下が見えちゃうからね」

タカトシ「あー」

アリア「この前来た時も

    シノちゃん 真ん中のほうからなるべく動かなかったよ」

タカトシ「やっぱそうだったんですかー」

   スタスタ
   スタスタ…
.
662 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/07/10(金) 02:06:15.60 ID:XMJlCKp8o
シノ「津田」

スズ「とりあえずこれ着て」つ

タカトシ(俺の上着…)ファサ

    「ウチ来てたんですね 会長と萩村も」

シノ「ああ 部屋にも入らせてもらった」

タカトシ「はい…」

シノ「うむ…」ジッ

出島「」クー

タカトシ「…」

シノ「…大丈夫なのか? 出島さんは」

スズ「二日酔い?」

タカトシ「あ…うん」

アリア「あの空のボトル 全部出島さんが飲んだものみたいだね」

シノ「そのようだな」

スズ「ちゃんと水分と栄養ととらせたの?」

タカトシ「昼ごはんはちゃんと食べてたけど…」

スズ「そう…」

タカトシ「…」

シノ「…」
663 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/07/10(金) 02:10:00.28 ID:XMJlCKp8o
シノ「…それでだ」

スズ「…」ジッ

出島「」スー

タカトシ「…」

シノ「…」ジッ

出島「」スー

タカトシ「…」

シノ「…」ジーッ
スズ「…」ジーッ

タカトシ「ウッ…」

    「…あの! 会長 萩村

     俺… ずっと…」

シノ「津田ッ」

タカトシ「」

シノ「出島さんを

   いつまでこんな寒いところに寝かせておくつもりだ」

タカトシ「…」
664 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/07/10(金) 02:13:06.52 ID:XMJlCKp8o

ガチャ

シノ「よかった 部屋の中は暖かいな」

スズ「広いですね ここってスィートルームですか?」

アリア「ううん違うよ ここは家族で泊まる用の部屋だね」


ガチャ

シノ「この寝室に寝かせよう」

タカトシ「はい」

ゴロン

出島「ン…」

スズ「着替えもしておきましょうか」

シノ「そうだな」ヌガセ

  「…」ヌガ…

スズ「…」

タカトシ「…」

アリア「津田くんも 手伝う?」

タカトシ「あ いえ! 失礼します!」


バタン
.
665 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/07/10(金) 02:17:27.89 ID:XMJlCKp8o
・・・

アリア「出島さん こんな広い部屋とって

    私たちがここに来るってわかってたんだね きっと」

タカトシ「…というか よくここわかりましたね」

シノ「まあ 携帯の通じない場所なんてほかに知らないし」

スズ「そんなにわけのわからないトコにいるとも思えなかったから」

シノ「これは…」モゾモゾ

  「津田の携帯で間違いないな」つ

タカトシ「オレのです 昼から見当たらなくて…

     どこにあったんですか?」

アリア「リビングのカーペットの下だよ」

スズ「明らかに隠されてた感じだったわね」

タカトシ「え…」

シノ「それと電話だ 朝から何度も連絡したぞ」

タカトシ「え…電話なんて全然なかった…ですが」

シノ「だろうな」

スズ「津田の家の電話 ケーブル外れてたわよ」

タカトシ「えッ!?」

スズ「その反応だと全然身に覚えないみたいね」

タカトシ「だって…わざわざ外したりなんて…」

シノ「コトミもまったく知らないと言っていたな」

タカトシ「じゃあ 隠したのと外したのは…」

    「…」
.
666 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/07/10(金) 02:22:00.76 ID:XMJlCKp8o
アリア「誰にもジャマされずに

    津田くんとふたりきりで過ごしたかったのかなあ」

シノ「…」

スズ「…」

タカトシ「…」

シノ「それほど仲良くしていた ということなんだな

   今までずっと」

タカトシ「…はい」

スズ「じゃあもう 話してくれるわね

   昨日約束したんだし」

タカトシ「」コクン

アリア「…」

シノ「とは言っても なにから聞けばいいものか…」

  「…」

  「前に私たちがここに来たそのあと

   出島さんは津田の家に泊まったんだったな」

タカトシ「はい」

シノ「その時からか」

タカトシ「」コクン

スズ「ちゃんと声に出して言って」

タカトシ「…その時からです」

シノ「その日から ただ仲良くしていただけではないな」

タカトシ「はい」

    「…していました」

シノ「…」

スズ「…」

アリア「…」

スズ「津田」

タカトシ「…」

スズ「正座」

タカトシ「…はい」スススッ
667 : ◆CnuooyNUm. [saga sage]:2015/07/10(金) 02:37:53.56 ID:XMJlCKp8o
今日はここまでまた続く
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/10(金) 06:57:03.39 ID:kbipnlrSO
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/07/10(金) 07:01:50.85 ID:2V9q2klb0
別に付き合ってたわけでもないし学外の人間との恋愛だから校則違反でもないからなぜ会長から怒られるのかわからないな。
(不純異性交遊からは目をそらして)
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/10(金) 13:27:16.39 ID:U4b970hQo
乙です
671 : ◆CnuooyNUm. [sage]:2015/07/11(土) 00:02:02.16 ID:IS63QJtGo
pc壊れた


いつも下書きはonenoteを使ってて
スマホやタブレットからでも
見れたり書いたりできるので
タッチ操作に戸惑いそうだけど
まあ頑張ってみる
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/11(土) 09:07:56.73 ID:dgUwWdMzO
ドンマイ
頑張って下さい
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/11(土) 22:27:31.39 ID:ez3gn2N6O
がんばれ、待ってるから
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/19(日) 05:53:22.78 ID:NEbBssM20
期待
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/19(日) 11:11:10.71 ID:a75aw0zR0
>>669
女のシットは理屈じゃないからな
676 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/07/20(月) 01:19:51.34 ID:ObS5paxuo
シノ「違和感はあった」

スズ「…」

シノ「津田が出島さんのコトをやけに理解していた…

   とでも言うか…」

タカトシ「…」

シノ「出島さんも 津田にいろいろ気を使っていたな

   今までになかった感じで…」

  「あまり深く考えないようにしてたが」

タカトシ「…」

スズ「…」

シノ「そもそも なぜこんなことになった?」

タカトシ「それは…」

    「夜中に出島さんがオレの部屋に来て…」

シノ「やはりそんなことか…と言っては失礼か」
677 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/07/20(月) 01:22:09.01 ID:ObS5paxuo
スズ「というか 断れなかったの」

タカトシ「ウッ」

アリア「スズちゃん

    本気の出島さんを断っても無駄だよー」

スズ「そうなんですか…」

シノ「その日から 天体観測の日からずっと会っていたのか?」

タカトシ「いえ…その次に会ったのは夏休み中でした」

アリア「それは本当なの?」

タカトシ「はい」

アリア「…」

   「シノちゃん スズちゃん

    ちょっと来て…」

スズ「どうかしましたか」

スタスタスタ

ガチャ
678 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/07/20(月) 01:26:02.07 ID:ObS5paxuo

ガチャ

シノ「待たせた」

タカトシ「アレ 七条先輩は」

スズ「出島さんのそばにいるって」

タカトシ「そっか…」

シノ「アリアは津田に誤解があった と言っていたが

   なんのことだ?」

タカトシ「あ…それは…」

    「えーーっと…」

シノ「わかった そのことはいい

   いま聞くのは出島さんとのことだ」

  「…で そこから定期的に会ってたわけだな」

タカトシ「はい」

スズ「頻度は? どの程度会ってたの」

タカトシ「だいたい週イチぐらい 週末に」

スズ「そう」

シノ「…」
679 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/07/20(月) 01:30:44.69 ID:ObS5paxuo
スズ「いつもどこで会ってたの

   家でなんてムリよね」

タカトシ「ホテルで」

シノ「ラブホか」

タカトシ「いえ!

     そうゆうとこも行ってないわけではないですが…

     いつも普通のホテルででしたよ」

スズ「もしかしてココ?」

タカトシ「いや 駅前の大きいトコ」

シノ「あそこはいわゆるシティホテルだな」

スズ「ホテル代 いつも出島さんに出させてたの?」

タカトシ「」コクン

スズ「結構するわよソコ 設備いいしね

   泊まったことないけど」

タカトシ「そうなんだ…」

シノ「…」
680 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/07/20(月) 01:34:23.60 ID:ObS5paxuo
スズ「会長? どうかしましたか」

シノ「いや…ひとつイヤーな考えが

   頭の中に浮かんでしまったのだが…」

スズ「なんですか? イヤな考えって」

シノ「津田…

   日曜日に生徒会で集まったことは何度もあったな」

タカトシ「はい」

シノ「当然 前の日に出島さんと会っていたりもしたのだろう」

タカトシ「…はい」

シノ「ということはだ…津田は出島さんと散々やった次の日

   私たちと普通に会っていたことになるぞ」

スズ「ウワッ」ゾクゾク

  「なんかそれ…すごく引きますね」

シノ「ああ…引いてしまうな」

タカトシ「え? …え?」
681 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/07/20(月) 01:41:00.48 ID:ObS5paxuo
シノ「出島さんといろんな体位でいろんなプレイを楽しんだすぐ次の日

   何食わぬ顔で私たちと会っていたわけだなッ」

タカトシ「いろんなプレイって…」

シノ「答えるんだ」

タカトシ「それはまあ そうなりますけど…」

スズ「…」ゾクッ

シノ「はッ もしかすると ふたりで泊まった翌朝

   そのまま家に帰らず直接私たちと会っていたことも!?」

スズ「ヒッ」

タカトシ「泊まったことなんて…イチドシカ 無いですよ!」

シノ「一度あるんじゃないかー」ボゴッ

タカトシ「ウグッ」
682 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/07/20(月) 01:47:56.62 ID:ObS5paxuo
スズ「あ…あの…私 さらにイヤかもしれないことが

   浮かんできちゃったんですが…」

シノ「いいい言ってみるんだ萩村」

スズ「七条先輩のおウチでお菓子作りしてた時

   津田と出島さんふたりが席を外した時あったわね」

タカトシ「ウッ…」

シノ「…」

スズ「その時…津田が戻って来た時

   すごく違和感あったんだけど…

   もしかして してたの?」

タカトシ「してないよ! その時は! 全部は!」

シノ「ちょっと待て! 『その時は』とはどういう意味だ!」

スズ「『全部は』ってのもナニー!」ヒィィィ

タカトシ「え…あ…アァァァ」

シノ「このエロ魔王が!」

スズ「淫猥!」
683 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/07/20(月) 01:56:48.68 ID:ObS5paxuo
続く

自分で書いといてなんだけど
津田くんと出島さんがラブホでどんなことしたか気になる
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/20(月) 08:44:11.91 ID:I0Sl6i4PO
乙です
俺も凄く気になる
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/20(月) 18:10:38.86 ID:HKqL3ljz0
???「私、気になります!!」
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/23(木) 02:49:59.21 ID:M8TSxFzf0
流石にそろそろシノスズコンビがウザくなって来たな
この二人が攻められるのは校則違反の部分だけで後は他人事じゃねーか
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 07:33:34.36 ID:ssX4W9FDO
全然他人事じゃないし
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/26(日) 14:27:52.27 ID:Gqb0K6hW0
恋人でもないくせにってことじゃないか?
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/26(日) 20:19:54.57 ID:QNZCXs7WO
別に恋人じゃなくてもヤっていいだろ
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/28(火) 04:31:59.02 ID:Rq1R1EjT0
タカトシと恋人ってわけでもないのにシノスズ踏み込みすぎウゼェって言いたいんじゃね
それ言ったら原作も成り立たなくなるけど
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/28(火) 11:33:02.88 ID:xuiFG38TO
>>690
とりあえず下げてくれ
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/29(水) 05:43:32.50 ID:cl+OjPbr0
関係者って意味ならアリアなんだけどアリアはスタンスが違うからな
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/29(水) 22:08:28.75 ID:t+WnFOav0
原作みたいにちょっとしたヤキモチならわかるけどここまでくるとちょっと、ん?ってなる
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/29(水) 23:01:38.92 ID:CLqb7zOiO
このくらいは普通だろ
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/29(水) 23:27:21.67 ID:ea7O7Etv0
前から意識していた男子が共通の知人女性とやりまくってました
その男子はヤってきた次の日も私たちと普通に接してました
みんなで集まった日には合間の時間にふたりで何かやってたみたいです…


シノとスズが、なにも取り乱すことなく
これを受け入れるような人物なんだと言うなら
俺の読んできた生徒会役員共とはまったく別の
生徒会役員共が存在するとしか思えないな
696 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/01(土) 01:07:52.85 ID:b/oSMzu9o
シノ「」ハァハァ

スズ「」ハァ

  「会長…」

シノ「なんだ」ハァ

スズ「ここはもうちょっと冷静になりましょう」

シノ「…そうだな」

  「…」フゥ

  「津田」

タカトシ「…はい」

シノ「津田がそんなエロエロな日常を過ごしていたなんて

   知りたくなかったぞ」

スズ「…」

シノ「まったく…本当に けしからんな」

タカトシ「…」

シノ「いったいどんなけしからんことを…」

スズ「…?」

シノ「どんなけしからん体位でしてたんだ!」

タカトシ「はっ?」

シノ「どんな体位が好きなんだ! 津田は」

スズ「あの…会長?」

シノ「どんな体位で攻めたんだ! 出島さんを!」

タカトシ「」

シノ「いや…津田が攻められてたのか!?」

スズ「かいちょー 落ち着きましょう

   もう言いたいこと言ったでしょ」
697 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/01(土) 01:11:13.82 ID:b/oSMzu9o
シノ「」ゼェゼェ

タカトシ「あの そんなことまで言わなきゃダメですか」

スズ「言わなくていい!」

タカトシ「…うん」

スズ「私たちは 津田と出島さんとの間で

   何があったか知りたいだけ」

シノ「そうだ ナニをやったか包み隠さず…」

スズ「落ち着くまで黙っててくださいッ」

シノ「はい…」

スズ「だいたいのことがわかったらそれでいいから」

シノ「えー」

スズ「」ギロリ

シノ「…」シュン

スズ「だから話せることは話して

   ちゃんと聞くから」

タカトシ「…」コクン
698 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/01(土) 01:15:41.99 ID:b/oSMzu9o
スズ「まあでも ほとんど聞いちゃった気もするけど…」

  「出島さんとは…

   その…そういうコトしてただけなの?」

タカトシ「あ ちょっとだけ

     料理を教えてもらったりもしてたかな

     2週間ぐらい」

シノ「料理?」

スズ「どんなものを?」

タカトシ「フレンチトーストとか

     ベーコンチーズバーガーとか」

シノ「なんだそれは…」

スズ「ふーん…どこで?

   キッチンがないと無理よね」

タカトシ「出島さんのマンションで」

シノ「マンション?

   出島さんはアリアの家に住み込みだろう」

タカトシ「前の仕事の時から借りっぱなしだと言ってました

     いまは物置代わりだって」

シノ「そうか…」
699 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/01(土) 01:18:51.62 ID:b/oSMzu9o
タカトシ「そこで新しく買った家具とか

     料理に必要な器具とか家電とかを新しく揃えてました」

スズ「え…わざわざ?」

シノ「…津田と料理するためだけに揃えたのか」

タカトシ「ですよね…」

シノ「出島さん またそこに住むつもりなのか?」

タカトシ「いえ ひとりで住むつもりは無い

     と言ってましたよ」

シノ「ん? ヒトリデ…」

スズ「…」
700 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/01(土) 01:23:52.65 ID:b/oSMzu9o
スズ「とにかくそこで 料理してたのね」

タカトシ「うん 他にも

     一緒に家具を組み立てたり

     一緒に買い物したり」

    「一緒に後片付けして

     一緒に…」

スズ「もういいわッ」

タカトシ「…」

スズ「一緒に一緒にって

   なにそのイチャイチャ」

シノ「シンコンか?」

タカトシ「は?」

シノ「甘い新婚生活か? ふたりの共同作業か?」

タカトシ「///」

シノ「そんなノロケ話を聞くために

   わざわざココまで来たのか私たちは」プンスカ

スズ「かいちょー落ち着いてください」

シノ「エロ話かと思ったら一転そのイチャラブだ

   これで落ち着いていられるか」プンプン

スズ「あ〜ぁ」ヤレヤレ

  「…で 他にはどんなもの作ったの」

タカトシ「ええと…カレーとオムライス」

スズ「フーン

   なんだか…子供が好きそうなものばかりね」

  「それでその 出島さんの料理教室が

   2週間ほどで終わっちゃったのはどうして?」

タカトシ「それが…」

    「…」

スズ「それが?」

タカトシ「それは…」
701 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/01(土) 01:26:22.97 ID:b/oSMzu9o
タカトシ「…」

    「…」

スズ「言いにくいこと?」

タカトシ「…」コクン

スズ「そう じゃあいいわ」


ガチャ

アリア「出島さん 起きたよー」

シノ「どうだった? 出島さんは」

アリア「うん 大丈夫 お酒も残ってないみたい」

スズ「話 聞けるんですか?」

アリア「うん 私たちにもちゃんと話すって」

シノ「そうか…」

  「では 私たちは出島さんにも話を聞いてくる

   津田はそのあいだ休んでいてくれ」

タカトシ「はい」

スズ「体 冷やさないようにね」


ガチャ

タカトシ「…ハァァァ」タメイキ

    (どうなっちゃうのかなあ…)ゴロン

    (俺と出島さん…)
702 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/01(土) 01:29:37.86 ID:b/oSMzu9o
続く

>>348から半年かかりました
>>1からは一年過ぎました
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/01(土) 02:28:39.77 ID:nOr+yb880
そういえばそういう流れだったなw
最初から読み返そうかな
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/01(土) 06:14:16.27 ID:TvxjTJioO
乙です
705 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/04(火) 00:05:33.97 ID:yEcEbZ/60
エンターテイメントは笑顔とハッピーエンド!
どうかみんな笑顔で大団円迎えてほしいですじょ?
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/05(水) 13:33:27.10 ID:UGxa+U4N0
>>695
ヤキモキするのはわかるんだけど尋問する権利があるかってのは別の話
プライベートの侵害だからね
まあ元がエロコメ(ラブコメ?)だしそういう表現もアリだとは思うけどコレは流石に執拗すぎると思うんだ
もう一ヶ月くらい続けてるし
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/05(水) 14:01:46.89 ID:tZadIK2DO
全くそうは思わん
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/06(木) 17:20:13.52 ID:4kTu4wbD0
そろそろダレて来たとは思う
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/06(木) 22:09:11.37 ID:YHrWKvPxO
外野がグチグチうるさい
大人しく待ってろよ
710 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/09(日) 01:51:10.47 ID:t7Og9Vdvo

ツダ…

タカトシ「ン…」

シノ「津田」

タカトシ「あ…」

    「ンー」ムクリ

    「寝ちゃってましたね…」

アリア「大丈夫? 疲れてない?」

タカトシ「正直疲れてます でも起きます」

スズ「無理しなくていいのよ」

タカトシ「大丈夫…」

シノ「…」

  「出島さんからもひととおり話を聞いてきた」

タカトシ「はい」

シノ「私たちが津田に対して悪い印象を持たないように

   かなり慎重に話していた と感じた」

タカトシ「…」

シノ「話自体は 津田の話したこととほとんど変わりはない

   視点の違いはあるが」

タカトシ「そうですか…」
711 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/09(日) 01:53:53.78 ID:t7Og9Vdvo
シノ「それだけだ」

タカトシ「え」

シノ「…で」クル

   「どうするこれから」

アリア「どうするって?」

シノ「私たちは帰るか?」

アリア「え」

スズ「どうしましょう」

アリア「せっかく出島さんが部屋を取ってくれたのに

    みんなで泊まらない?」

シノ「そうは言っても

   ウチには泊まってくるとは伝えてないし…」

スズ「ですよね

   まだ遅い時間でもないので帰るならさっさと…」

アリア「でもでもでも…もうバスがないよ?」

スズ「え?」

シノ「そうなのか? さっき乗ってきたばかりじゃないか」

アリア「うん 駅からここへのバスはあっても

    ここから駅へ向かうバスはもうないの」

シノ「そうなのか…」

スズ「駅まで結構距離ありますよね…」

アリア「そうだよ この辺りほとんどなにもないから

    真っ暗な道を何十分も歩くことになるよ?」

スズ「」ビクビク

シノ「じゃあ仕方がない 泊まるか」

アリア「うん みんなで楽しくね」
712 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/09(日) 01:58:38.63 ID:t7Og9Vdvo
タカトシ「というかあの…」

シノ「なんだ」

タカトシ「俺はこれからどうすれば…」

シノ「泊まらないのか」

タカトシ「そうじゃなくて

     俺と出島さんはこれからどうすれば…」

スズ「好きにしたら」

シノ「うむ」

タカトシ「え?」

シノ「さっきは興奮していろいろ言ってしまったが…

   結局は津田と出島さん ふたりの問題だ

   私たちに決められることじゃない」

スズ「ま 学校でイチャついてたりしたらいろいろ言うかもだけど…」

シノ「グチャついてたりもな」

スズ「…見てないところでどうしてようと何も言いようないのよね」

シノ「そのとおりだまったく」プンスカ

タカトシ「…わかりました」

    (でも終わるんだけどな…)
713 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/09(日) 02:08:00.03 ID:t7Og9Vdvo
アリア「よかったね津田くん これから大忙しだよー」

タカトシ「はぁ…ところで出島さんは?」

シノ「まだ本調子じゃないようなので休んでもらってる」

タカトシ「そうですか…」

アリア「じゃあ私たちは今からどうしようか?」

シノ「どうしようと言われても」

アリア「そういえば津田くん おなかすいてるんじゃないかな」

タカトシ「そうですね…昼にちょっと食べただけですし」

アリア「ルームサービスでなにか頼むよ なに食べたい?」

タカトシ「じゃあ…カレーでも」

アリア「シノちゃんは?」

シノ「全員同じでいいだろう」

スズ「そうですね でも出島さんには

   カレーじゃ冷めちゃいますから別のものがいいと思います」

アリア「じゃあ出島さんにはこのおにぎりセットにするね」

・・・

モグモグ
モグモグ

タカトシ(しまった…カレーなんて言い出すんじゃなかった)

シノ「そういえば

   出島さんとはカレーも作ったと言っていたな」

タカトシ(やっぱり振ってきたー)

     「はい…」

シノ「どんなカレーなんだ」

タカトシ「市販のカレールウを使わずに

     スパイスから作るようなカレーです」

スズ「手が込んでるのねー」

アリア「美味しかった?」

タカトシ「はい とても」

シノ「なら 今度私たちにも振舞ってもらおう」

タカトシ「…はい」
714 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/09(日) 02:13:30.55 ID:t7Og9Vdvo
シノ「というかこのカレーは…微妙だな」

スズ「辛いだけでカレーの味がないです

   ご飯もぬるいですし…」

シノ「私のは所々冷たいぞ」

スズ「冷凍してたものを温めただけでしょうね」

アリア「うーん」

モグ…


スズ「ところで この部屋ってベッドが4つしかないですね」

シノ「なにッ 一人分足りないな」

アリア「津田くんと出島さんは一緒のベッドでよくない?」

タカトシ「ブホァッ」

    「そういうわけにはいきませんよ いくらなんでも」ケホケホ

アリア「じゃあ 誰が津田くんと一緒?」

シノ「ヌッ…」

スズ「…」

タカトシ「どうしてそーなるんですかッ

     俺は…そこらへんで寝るからいいですよ!」

シノ「それはそれで申し訳がないような…」

アリア「あ そうだ

    確か和室に布団があるはずだよ」

タカトシ「そんな大事なことはもっと早く言ってくださいッ」

シノ「では私と萩村がその和室を使おう」

タカトシ「じゃオレはさっきの寝室で寝ます」

アリア「私は出島さんと一緒のトコだねー」
715 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/09(日) 02:21:35.23 ID:t7Og9Vdvo
スズ「それとさっきから気になりだしたのですが

    この前の天体観測のあと

    私たちはどうやって帰ればよかったんでしょう」

シノ「うん? どういうことだ?」

スズ「はい この時間にはもう駅方面へ向かうバスはないみたいなので…」

シノ「そうか 帰りにもシャトルバスがあるものだと思っていたな

   こないだは」

アリア「私が出島さんを呼んでたと思うよ?」

スズ「そうなっていたと思いますケド

   私たち以外にも参加してましたしね…

   なんだかこのホテル いろいろ大丈夫でしょうか」

シノ「確か経営が行き詰った と報じられてたな」

スズ「はい それでオーナーが変わったと」

アリア「これからはちょっとずつ良くなっていくと思うよ?」

シノ「アリアはずいぶんとこのホテルの肩を持つんだな」

スズ「結構詳しいですよね ココのこと」

アリア「うん 実はこのホテル ウチが買ったの」

シノ「なッ!?」

スズ「え!?」

タカトシ「」
716 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/09(日) 02:24:12.03 ID:t7Og9Vdvo
シノ「ということはこのホテルも七条グループになったのか」

アリア「ううん 違うよ

    七条グループじゃなくて ウチが買ったの」

シノ「ん? どういうことだ?」

スズ「つまり 七条グループではなく 七条家が

   七条先輩のご両親が個人的に買ったと」

アリア「うん そうだよー」

シノ「ハァー」

タカトシ「それはまたいい買い物ですね…」

スズ「ということはまさか七条先輩は

   このホテルのすべての設備を

   いつでも自由に使えるんですか?」

アリア「ううん それはないよ」

シノ「そうか さすがにそこまでは…な」

アリア「せいぜいひと部屋かふた部屋ぐらいかなー」

シノ「それでも十分すごいぞッ」
717 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/09(日) 02:28:40.15 ID:t7Og9Vdvo
シノ「さて食事も済んだことだし…」

アリア「なにして遊ぶ?」

スズ「そんな気分じゃないですが」

タカトシ「オレはまた寝ておきます 疲れてるので」

アリア「そうなの? 先にお風呂入ったら?」

タカトシ「あ…じゃあまた起きてからにします」

シノ「ゆっくり休んでおけ」

タカトシ「はい」スタスタ

アリア「じゃあ 私たちはお菓子でも食べよっか

    一緒に頼んでおいたよ」

スズ「用意がいいですねー」

アリア「このチョコなんか珍しくておいしそうだよ?」


ガチャ バタン



ガイコクノチョコカ

ドコノクニノデスカ? ミタコトナイコトバデス

チョットワカラナインダケドネ



タカトシ(なんかいつかどこかで聞いたことあるような会話…)

    (…いつどこでだっけ?)ゴロン


デハイタダコウ


タカトシ(まあいいか…)

    「」グー
718 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/09(日) 02:41:34.30 ID:t7Og9Vdvo
続く

どこで止めるか先に決めてから話を書いていく…こともよくあります
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/09(日) 08:27:51.02 ID:JA193TVZO
乙です
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/09(日) 13:35:13.89 ID:R7AUQ4PFO
そのチョコって…
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/08/10(月) 00:26:31.22 ID:y3zIovpo0
七条家で個人購入したのに食事のサービスが悪いままなのかこのホテル。
飯がまずいわ交通の便が悪いわで、そりゃ経営傾くだろうけど改善しないんじゃやっぱり傾いたまんまだぞ大丈夫か?
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/10(月) 01:22:15.60 ID:gH+F+x9F0
わくわく
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/11(火) 23:19:22.95 ID:g5td2eZb0
てかてか
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/16(日) 14:34:04.85 ID:bVD/TDZn0
このスレだけで終わるのかちょっと心配になってきた
725 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/18(火) 02:08:43.58 ID:k6zwTjtBo

     ギシッ… ギシッ…


タカトシ「」パチ

    「…」

    (腹減った…)

    「…」

    「」ムクリ


ガチャ


タカトシ(誰もいない…みんな寝ちゃったか)

    (お菓子まだ残ってるかな)


スタスタ


タカトシ「…ん」

    (テーブルがすごく散らかってる…お菓子の箱とか袋で)

    (会長も萩村も七条先輩も

     こんな散らかったままにしないと思うけどなあ…出島さんも)

    「…」

    (なにか余ってるかな…)ガサゴソ

    (…あった)


モグモグ…ボリボリ…


     ギシッ…
726 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/18(火) 02:11:08.35 ID:k6zwTjtBo
タカトシ(風呂入ろ)

・・・

・・・

タカトシ(ふぅっ いい湯だった)

    (着替えは…この浴衣だな)キガエキガエ


ガチャ


タカトシ(なんか飲みものでも…)


ギシッ


タカトシ「ん?」


ギシッ ギシッ


タカトシ「…」

ギシッ

タカトシ(なんだ?)

ギシッ

タカトシ(この部屋は確か七条先輩と出島さんが…)ソロリソロリ

    (こんなことするのは趣味が悪いけど…)ピト


ォジョーサマ!! デジマサン!!

タカトシ「」
727 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/18(火) 02:14:37.11 ID:k6zwTjtBo

ギシッ! グチュ! ズチュッ

オジョーサマ!! デジマサン!!

クチュ ジュ ギシッ


タカトシ「な…」アトズサリ…

    (なにやって…)

スタスタ…タタタタ…



ガチャ バタン!

タカトシ(なにやってんだ出島さんと七条先輩!)ドキドキ

    「」ドキドキ

    「」ドキ

    「…」

    (…でも)

    (コレでいいのかも)


     ギシッ


タカトシ(オレなんかよりも七条先輩とくっつくほうが…)


     ギシッ


    (…丸くおさまるよな)

    「ハァ…」ゴロン
728 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/18(火) 02:17:51.41 ID:k6zwTjtBo
タカトシ「」グー


ガチャ


スタスタ
スタスタ


「…」
「…」


タカトシ「」スー


ファサッ

ゴロン
ゴロン


タカトシ「」ハッ

    「…」

    「出島さん…また」


「…ほぉ」

「またってことは…」


タカトシ「え?」

シノ「こういうことも」

スズ「何度かあったのね」
729 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/18(火) 02:23:33.83 ID:k6zwTjtBo
タカトシ「なにやってんですか二人とも」

シノ「…もうずっと気分が落ち着かない」

スズ「同じく」

タカトシ「はぁ…」

シノ「体も火照ってしまっている」

スズ「」コクン

タカトシ「…」

シノ「何度も何度も自分で…シタんだが

   それでも治まらない」

スズ「…///」

タカトシ「」ゴクッ

シノ「よって…これはもう津田にどうにかしてもらうしかないな」

スズ「」コクン

タカトシ「いやいやいや」
730 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/18(火) 02:27:17.33 ID:k6zwTjtBo
タカトシ「どうにかしてもらうってナンなんですか」

スズ「わかってるでしょ」

シノ「ここまで来てまだとぼけるとは残酷なヤツだ」

タカトシ「正気じゃない…普通じゃないですよ ふたりとも」

スズ「そうね 普通じゃない

   明らかにどうかしてるわ」

シノ「うむ 正気の私たちは絶対にこんなことをしないな」

スズ「その普通じゃないことを津田もずっとしてた…」

タカトシ「…」

シノ「ならば我々も構わないだろう」

タカトシ「いや…へ理屈ですよ」

スズ「ま 説得できるなんて思ってないから」

シノ「実力行使といくか」

タカトシ「なにをする気です」

スズ「津田…ちょっと手出して 両手」

タカトシ「手?」スッ


ジャラ ガチャンガチャン
731 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/18(火) 02:31:46.00 ID:k6zwTjtBo
タカトシ「あ」

スズ「単純ね」

タカトシ「なんですかコレ」

シノ「手錠だ」

スズ「いえ こういうものは手枷といいます」

シノ「そうなのか 詳しいんだな」

スズ「まあ色々」

タカトシ(どこかで見たような…)

     「どっちでもいいですよ

     どうしてこんなものがあるんですかッ」

スズ「さあ」

シノ「備品じゃないのか さすがは七条家所有のホテルだ」

タカトシ「そんなわけないでしょ ラブホじゃあるまいし」

シノ「そうか こんなものを置いてるところにも行ったのか」

スズ「出島さんの相手って大変そうね」

タカトシ「クッ…」
732 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/18(火) 02:34:31.30 ID:k6zwTjtBo
シノ「で…どうする萩村」

スズ「やはりここは脱がすのでしょうか」

シノ「下もか」

スズ「そうなりますね…」


ヌガセヌガセ


スズ「いざとなったら抵抗しないのね」

シノ「やはり津田には 最初から強引にいくべきだったか」

タカトシ「…」

スズ「というかコレ(手枷)つけさせてると

   完全には脱がせられませんね…」

シノ「まあしかたがない」


ヌガセ…


シノ「さて最後の…」

スズ「一枚ですね」

タカトシ「クッ…」
733 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/18(火) 02:42:11.92 ID:k6zwTjtBo

ズ…ズル…ゴソ ズルル…

シノ「おおぉ…」

スズ「…///」

タカトシ「ウ…」

シノ「コレは…コレが津田のか」

スズ「…」

  「」ニギッ

タカトシ「ンッ」

シノ「おい萩村ッ」

スズ「うわあぁぁすみません 体が勝手に…///」パッ

シノ「いや いい

   萩村も 今までずっと耐えていたのだからな…」

  「…それでどうする萩村 ここからは」

スズ「どうするって…もうしてしまいますか」

シノ「やはりそうか…津田のでいろいろ遊んでみたい気もあったが」

スズ「そうしたいのならそっちでも…」

シノ「しかしここは思い切りが大切だッ してしまおう!

   私の準備は万端だ」

スズ「…じゃあお先にどうぞ」

シノ「うむ…津田 覚悟はいいな」ニギッ

タカトシ「…もう好きにしてくださいよ」

シノ「ふ この期に及んで素直じゃないな」


ススッ ギシッ


シノ「では イクぞ」ググッ ヌチ


バーン!!

タカトシ「はッ?」
シノ「なッ?」
スズ「!」


出島「…」
734 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/18(火) 02:47:39.40 ID:k6zwTjtBo
また次回

この先をしつこいぐらいに濃厚に書けば足りないかも
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/18(火) 06:14:05.44 ID:cDwXH0tBO
乙です
濃厚な描写期待してます
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/19(水) 00:41:00.23 ID:1BRkKsvX0
期待!
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/19(水) 05:09:01.75 ID:4dWO7elmO
乙です
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/20(木) 10:53:04.68 ID:j4dYpeHz0
なんという神展開
次スレ立ててもええんやで
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/08/24(月) 00:42:04.63 ID:vWj7geUI0
そういえばまだこれ1スレ目だったんだっけ。
ずいぶん長いこと濃厚にいろいろヤッてた気がするのに
740 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/29(土) 02:00:33.78 ID:AE/12nWqo
出島「間に合いましたね

   危ないところでした」

タカトシ「出島さん…」

    (止めに来てくれた…?)

シノ「…やめさせに来たのですか?」ムッ

出島「そういわけではないですが」

タカトシ(え)

出島「そのまま始めてしまうのは感心しませんね」

スズ「含みのある言い方ですねー」

シノ「ではどうしろと言うのでしょうか」

出島「こちらを」つ

タカトシ(コンドームの箱…全然止める気無ぇー)

スズ「なるほど…」

シノ「わかりました」
741 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/29(土) 02:04:02.29 ID:AE/12nWqo
シノ「じゃあコレを着けて」カサカサ…

出島「その前に」

シノ「なんなんですか」ムーッ

出島「即入れてしまうのもいいものですが

   ここはもうちょっと遊んでみてはどうですか

   夜は長いですよ」

シノ「…それもそうですが なにをすれば」

出島「そうですね…3Pの醍醐味といえばまず…

   ダブルフ○ラですかね」

スズ「ダブル…」

シノ「ム…それはなんとエロい」

出島「はい 自分のモノを咥えこむ美少女ふたりを目にして

   まともでいられる男性などなかなかいませんよ」

シノ「…」チラ

スズ「…」チラ

タカトシ(確かに…ムリかも)
742 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/29(土) 02:06:13.85 ID:AE/12nWqo
シノ「では…ヤルか 萩村」

スズ「は はい」

出島「その前にもうひとつ」

シノ「…まだあるんですか?」

出島「はい…お二方とも脱がれてはどうですか」

シノ「グ…やはり脱ぐべきでしょうか

   着たままのほうが好きな男性も多いのでは」

出島「モノによりけりです

   少なくとも浴衣には欲情してませんよ」

シノ「…よくわかってるんですね」

  「では脱ぐぞ 萩村」

スズ「はい…///」


ヌギヌギ ヌギ


タカトシ(うわぁ…)

出島「あなたも 脱いではどうですか」

タカトシ「でも 手にコレが」

出島「それは自分で外せるものですよ」

タカトシ「え」

出島「所詮はオモチャなので 安全性は重視されています」

タカトシ「はぁ…」


ジャラジャラ カチャ


タカトシ(あ ホント)


ヌギヌギ
743 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/29(土) 02:09:42.87 ID:AE/12nWqo
シノ「…」

スズ「…」

タカトシ「…」

出島「なにか声をかけてはどうですか」

タカトシ「あ……みんなハダカですね」

スズ「なにそれ」

シノ「そのまんまだな」

出島「…」

タカトシ「ウウゥ…」

出島「では始めてください お好きに」

シノ「はい…」

スズ「…」

シノ「」ニギ

タカトシ「ン…」

シノ「しかし いざとなると緊張してしまうな…」

スズ「はい…」

出島「出来ませんか?」

シノ「出来ますよ!」

スズ「そうですよッ」

   「」パク

タカトシ「ンォッ」

シノ「え」

出島「あら」
744 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/29(土) 02:12:20.70 ID:AE/12nWqo

グプッ ジュッ

スズ「ン…ア…ング…」グプグプ

タカトシ「萩村…そんな奥…」

シノ「おおぉ…」

スズ「ン…グ…」グプ


ジュブ


タカトシ「ウァ」

スズ「プハッ

   ハァ…ハァ…」

出島「始めてであそこまで喉奥へ咥えこむとは

   なかなか見込みありですね」

スズ「///」ハァハァ

  「そうするもんだと思ってました…」

シノ「どうだった? 萩村」

スズ「どうって言われても…苦しかったです

   大きくて…あと息が」ハァ

シノ「味とか匂いとかはどうなんだ」

スズ「味なんて無かったですよ…匂いも気になりません」

シノ「そうなのか」

出島「常に念入りに洗うようお願いしてて良かったです」

シノ「」ムッ
スズ「」ムッ

タカトシ(今そんなこと言わなくても…)
745 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/29(土) 02:14:51.55 ID:AE/12nWqo
シノ「では 次は私だな」

スズ「どうぞ」

シノ「…」ニギ

  「ン…ア…」

  「…ンム」

チュプ ジュ

タカトシ「ゥア…」

シノ「ン…ウ」

ジュル

シノ「ン…ン…ン」

ジュプ ジュプ ジュプッ

タカトシ「ア…ア…ゥア…」

    「会長…なんでそんな上手…」

    (何かで練習したんだろうケド)
746 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/29(土) 02:16:36.95 ID:AE/12nWqo
出島「ではあなたも」

スズ「え 私は何をすれば」

出島「まずは竿と玉を分け合って どうぞ」

スズ「…はい」

  「」ペロ

タカトシ「ウヮッ 萩村?」

萩村「」ペロ アム ジュプ

出島「そうやって口に含んでみたり」

シノ「」ジュッ チュプ

萩村「」アム ジュッ

シノ「」ジュプ …チロ

出島「はい さりげなく交代するのもいいですね」

スズ「」ジュプ ジュッ

シノ「」アム ジュ

タカトシ(会長と萩村が夢中で俺の…)

    「…」

    (スゴイ眺め)
747 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/29(土) 02:19:30.66 ID:AE/12nWqo
出島「」スタスタ

タカトシ(出島さん…二人の後ろに?)

出島「ここから見るのもなかなかいい眺めですよ」ススッ

チュプ チュプ

シノ「アッ」
スズ「ヒッ」

タカトシ(ウワワ…ふたり一度に…)


ジュン ジュプ ジュブ ジュッ

シノ「ア…」
スズ「ン…ク…」

タカトシ「出島さん…なにしてるんですか」

出島「この後のこともありますし

   いろいろと準備が必要です」

タカトシ「…」

出島「それに 以前に狙ってると言いましたよね」

タカトシ(…いつだよ そんなの)


ジュプジュプ

出島「おふたりは私を気にせず続けてください」


シノ「」チロ ペロ
スズ「」ジュプ…


タカトシ「…」

    (なんかふたりの顔がすごく…)

    (エロい…)

    「…」

    (…もう無理)
748 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/29(土) 02:22:00.26 ID:AE/12nWqo

シノ「」チュプチュプ
スズ「」チロチロ


ジュプジュプ ジュク ジュン


タカトシ「あ…俺もう」

ニュッ ニュッ

出島「ではここで一気に攻めましょうか

   ラストスパートです」


シノ「」ジュプジュプジュプッッ
スズ「」ジュッ アム ジュル


タカトシ「ウ…ア…」


シノ「」チュバ チュバ
スズ「」ヂュッ ツーー レロ


タカトシ「ア…ア…ア あ…」


ビュルッ!!
749 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/29(土) 02:24:12.71 ID:AE/12nWqo

シノ「アッ」ビチャ
スズ「ンッ」ビチャ

ビュ ビュルッ ビュルルッ

シノ「」ビチャ
スズ「」ジュ

ビュッ!

タカトシ「ア…ハァ…」

シノ「…」ペロ
スズ「…」ペロ


タカトシ「はぁ…ふぅ」

    「…」

    「あ…やっぱり たくさんかけちゃいましたね…」

スズ「こんなに出るんだ…」

シノ「うむ…なんの味も無いんだな 意外と

   苦いものだと思ってたが」ペロペロ

出島「精液の味は食べたものに影響されるといいますね 一説には」

  「お昼は刺激のあるものを摂ってませんから」

スズ「そうなんですか」

シノ「ということは そのうち辛味のある精液が出るのか?」

タカトシ「どうでもいいですよッ」

    「というかちゃんと拭きましょうよ」

スズ「そんなのもったいない」ペロ

シノ「まったくだ」ペロ
750 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/29(土) 02:29:45.09 ID:AE/12nWqo
タカトシ「俺も拭きたいんですが

     そういうもの無いですか?」

シノ「そこにティッシュがあるだろ」

スズ「サイドテーブルにね」

タカトシ「あ ホントだ」シュッシュッ…

出島「お待ちください」

タカトシ「え?」

出島「こういうときはお掃除フ○ラが定番ですよ」

シノ「そうか それもあったか」

スズ「なるほど…」

タカトシ「そういうことまで教えないでくださいよ」

出島「それに」

タカトシ「はい?」

出島「男性器は 出した直後は

   ものすごく敏感になってるものなんです

   舐めまわすと悶えるほどに」


シノ「」ハッ
スズ「」ハッ

タカトシ「言うなあああッッ」


ペロッ チロッ

.
751 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/08/29(土) 02:37:19.03 ID:AE/12nWqo
つづく


狙ってると言ったのは>>27でした
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/29(土) 03:02:54.38 ID:ghJ3hXU00
ビンビンですよ、神……
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/08/29(土) 03:20:52.33 ID:9pGTK21j0
ああ、最終的にシノもスズも出島さんに夢中になる感じの、変則的NTRになるのかこれ

結局出島さん大勝利なのか。
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/31(月) 00:16:02.93 ID:lzfuQqWSO


出した直後なにも感じなくなるは俺
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/31(月) 06:08:02.74 ID:fauQ7ieQO
乙です
756 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/07(月) 02:01:44.70 ID:I7SK/xEWo
出島「そうやって先のほうを念入りに丹念に」

シノ「」ピチャピチャ

スズ「」チュル チュル ピチャ

タカトシ「ア…ヒャッ…あ…もっと優しく…してくださいッ」

出島「では優しく念入りに丹念に」

シノ「」チロチロ チロ ツー

スズ「」レロ レロ アム

タカトシ「ヒィッ…アッ…ア…」

シノ「」アムアムアム

スズ「」アムアム…


チュ


出島「む…」

タカトシ「は?」
757 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/07(月) 02:03:44.95 ID:I7SK/xEWo
シノ「」クチュクチュ

スズ「」クチュ ジュル


出島「おおぉ…」

タカトシ「…」


シノ「ンム…」チュ

スズ「ゥ…ん」ジュル

シノ「む…ン」チュプ

スズ「ン…」ジュル


ニュチュ


シノ「ハァ」
スズ「ふぅ」


タカトシ「…」

出島「いいモノを見せてもらいました」ジュルリ
758 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/07(月) 02:07:21.44 ID:I7SK/xEWo
シノ「なにをしてるんだ私たちは…///」

スズ「まったくです…///」

  「興奮してしまって思わず…」

シノ「…初めてだったのだが

   幼いころのいろいろを除けば」

スズ「私もですよ」


シノ「///」
スズ「///」


出島「では ふたり目には誰としたいですか」

シノ「!」
スズ「!」

  「」スススッ ギシ

  「」チュ

タカトシ「ンム…」

シノ「」
759 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/07(月) 02:09:43.04 ID:I7SK/xEWo

ジュプ ジュ

スズ「ン…ウ…」

タカトシ「フ…ン…」


チュプ ジュ

ニュ トロッ


スズ「ん…フ…ハァ…津田…」ダキッ

タカトシ「萩村…」

スズ「」チュ

タカトシ「…」

スズ「はぁ…」スリスリ

タカトシ「」ナデ

シノ「」ムーッ

出島「…」

スズ「津田ぁ…」ジッ

タカトシ「…」

シノ「なんか…ズルい!」
760 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/07(月) 02:12:25.84 ID:I7SK/xEWo
タカトシ「え」

シノ「」ジーー

スズ「え 私ですか」

シノ「2度までならまだしも 3度もだッ」

スズ「あ」

出島「早い者勝ちですね

   こういう場は」

シノ「ゥーーー」

スズ「すみません 興奮してしまって…」

  「じゃあ次どうぞ 退きますから」ギシッ

シノ「なんか雑だなぁ 私の扱いが…」

  「…」

  「まあいい

   じゃあ津田」

タカトシ「はい」

シノ「そのまま続けて してしまっていいか?」カサカサ

タカトシ「あぁ はあ…どうぞ」

シノ「なんだその適当な返事は」
761 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/07(月) 02:15:29.79 ID:I7SK/xEWo
シノ「まったく」カサ

  「アム」

タカトシ「…」

シノ「…」

タカトシ「…」

シノ「」スッ

  「津田」

タカトシ「はい?」

シノ「咥えゴムなんだが」

タカトシ「あ…そうでしたね」

シノ「…男子憧れのシチュエーションではなかったのか?」

タカトシ「え? いえ俺は別に…」

シノ「そうか…」

  「」ピリピリ

  「コレは こっち向きだな」

タカトシ「あ はい」

シノ「」クル

タカトシ「ん…」


キュ
.
762 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/07(月) 02:16:41.12 ID:I7SK/xEWo
シノ「こうか」

タカトシ「はい」

シノ「ふむ…」ニギニギ

タカトシ「ン…」

シノ「」シコシコ

タカトシ「ウ…ン…」

シノ「いいのか」シコ

タカトシ「はい」

シノ「そうか」シコシコ

タカトシ「…」

シノ「」シコシコ

  「」ニギニギ

  「」シコシコ

  「…」

  「…いや違うぞッ」

タカトシ「は?」
763 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/07(月) 02:19:04.16 ID:I7SK/xEWo
シノ「手でいかせたいわけじゃないぞッ」

タカトシ「…はい」

ススッ

シノ「」ジッ

タカトシ「…」

シノ「目をつぶって欲しいのだが」

タカトシ「」ギュッ


チュ


スズ「んー」

出島「ほぉ なかなか純な」

シノ「津田…」

タカトシ「…会長」

シノ「自分のモノと間接キスだな フフ」

タカトシ「この空気で言わないでくださいよ

     いつも気にしないようにしてますし」

シノ「そうか…すまない」

  「ん? いつも?」

タカトシ「アー」

出島「まあ 慣れですね 慣れ」

シノ「」ムーッ
764 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/07(月) 02:21:44.45 ID:I7SK/xEWo
シノ 「もうわかった 私の好きにする」

タカトシ「会長 落ち着いてく…ンム」

チュク ジュ ジュプ

ジュル ジュプ


シノ「ゥ…ン…」ニギ


シコシコ

ジュルルッ


タカトシ「ン…ウクッ」


ジュプ チュ

シコシコ


シノ「ン…フゥ…津田」

タカトシ「…」

シノ「もう いいな」
765 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/07(月) 02:26:30.27 ID:I7SK/xEWo

ググッ ギシッ

シノ「ハァ…津田…津田」


ググッ ヌチャ


シノ「津田 行くぞ」

タカトシ「はい…」

シノ「いくぞッ」

タカトシ「はい」

シノ「入れるぞッ」ハァ

タカトシ「…」

シノ「入れるぞー」ハァハァ

タカトシ(…ん?)


















シノ「…」

タカトシ「…」

シノ「う…」グス

タカトシ「え?」

シノ「やっぱり無理だーー」
766 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/07(月) 02:29:40.78 ID:I7SK/xEWo
つづく

シノは三枚目っぽくなっちゃう
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/07(月) 02:54:28.23 ID:C+v+9YGGO
乙です
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/09/07(月) 22:49:07.42 ID:Ays6Lx++0
あんまり焦らすと初体験がレイプになっちまうぞ会長

ここの津田は出島さんいるからそんなに飢えてなさそうだけど
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/14(月) 07:30:56.49 ID:e5em5sA9O
乙!
770 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/18(金) 01:32:43.68 ID:okMPBp5Oo
シノ「無理だッ 無理! こんなの無理!」

  「こんなッ 初めてが自分からなんて無理だ! ヤだ!」

タカトシ「…」

    「さっきは自分からする気だったでしょ…」

シノ「ついさっきまでそうだったけど…急になんか 違う!」

出島「おや…効果がなくなってしまったでしょうか」

スズ「は?」

シノ「それに…こんなのとても入らない!」

   「自分でする時だって指はそんなに入れないんだ」

出島「…」

タカトシ「…」

シノ「そもそも私はク○オナ派だ!」

タカトシ(知るかッ)

シノ「だから津田」

タカトシ「…」

シノ「お前から頼む」
771 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/18(金) 01:35:41.89 ID:okMPBp5Oo
タカトシ「え 俺からですか」

出島「それはいいですね

   ここは優しくリードしてあげてください」

タカトシ「優しくと言ったって…」

シノ「イヤなのか…?」ウルッ

タカトシ「イヤではないですケド

     優しくってのは慣れてないので…」

出島「確かに 私にいつもしているような感じではダメかもです」

シノ「」ムッ

  「私たちの問題です いちいち横から口を挟まないでください!」

出島「…そうですね」

  「では私たちは別室で楽しんで…いえ 待ってます」ヒョイ

スズ「え!? ちょっと!」

出島「」スタスタ

スズ「せめて何か着させてくd…」


バタン
772 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/18(金) 01:37:30.73 ID:okMPBp5Oo
タカトシ(行っちゃった…)

シノ「津田…ちゃんとこっちを見てくれ」

タカトシ「はいッ」

シノ「あらためて聞きたい…」

タカトシ「…」

シノ「私を…私の体をどう思う?」

タカトシ「どうって…キレイだと思います」

シノ「ゥ…///」

  「でも…胸なんて全然ないんだぞ」

タカトシ「会長いつも気にしてますけど

     このくらいって別に普通なんじゃないですか」スッ モミモミ

シノ「キャッ」

タカトシ「あ」

シノ「い…いやらしく触るんじゃない!」バチン

タカトシ「すみませんッ!」
773 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/18(金) 01:38:59.70 ID:okMPBp5Oo
タカトシ「アイテテ…」

シノ「ゥ…すまない」

タカトシ「いえ…」

シノ「…」

  「津田 変わろう」

タカトシ「え」

シノ「私が寝転ぶ」ゴロン

タカトシ「じゃあ俺が…こうですね」ギシッ

シノ「…///」

タカトシ「それで…」

シノ「わ…私が知るかッ」

  「全部任せる 好きにしていいッ」

タカトシ「はい…」

シノ「あと…いやらしくしてもいい!

   ただし優しくだ!」

タカトシ「…はい」
774 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/18(金) 01:41:48.12 ID:okMPBp5Oo
タカトシ「じゃあ…」


ススッ ギシッ


シノ「ゥ…」


チュ

シノ「ンッ…」


ニュ

シノ「ウッ ン…」


ニュプ ジュ

タカトシ「」スッ

モミッ

シノ「ンッ」

モミモミ チュクチュプ

シノ「ン…ム…」

ニュプ トロ…


シノ「ハァ……津田…」

タカトシ「…」

シノ「やらしいな」
775 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/18(金) 01:43:01.95 ID:okMPBp5Oo
タカトシ「だめですか」

シノ「いや…」

  「…前戯は程ほどでいい なんか恥ずかしい」

タカトシ「そう ですか」チュ

チュパチュパ

シノ「ハッ…ア…私の胸なんて 楽しくないだろ」


ペロ レロッレロッ

チュ チュルル


シノ「クッ…ハァァッ」

チュプ

ツーーーー



タカトシ「」ググッ

シノ「ア」

タカトシ「脚 広げますね」

シノ「」コクン
776 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/18(金) 01:45:36.53 ID:okMPBp5Oo

ピチャ

シノ「ンクッ」


ピチャ ピチャ ヌチャ


シノ「ンッ  クハッ  ハッ…」

タカトシ「…」クチュル ヌチュ


ジュッ

シノ「ンッ…津田ぁ」

タカトシ「…」スッ


チュプ


シノ「ア…指…」


ジュク ヌュ


シノ「アッ…フハッ」

タカトシ「…」クッ クヌッ

シノ「そんな…中までッ」


チュク ヌ ヌプ


シノ「ファッ…フアッ…アアッ」

タカトシ「…」ジュプジュプジュプ

シノ「アッ…津田」

タカトシ「…」

シノ「もう…欲しい」
777 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/18(金) 01:47:56.81 ID:okMPBp5Oo

ググッ


シノ「うぅ…こんな格好///」


ヌチ

タカトシ「…いいですよね 本当に」

シノ「かまわない その代わり…」

タカトシ「はい 優しくします…」

    (できるだけ…)


グ…


シノ「クッ…」

タカトシ(会長の…こんな顔は初めてだ)

    (…けど)


グッ ズグッ


シノ「ウッ…ン…ア」

タカトシ(こんな会長も…なかなか)


ズググッ グチュッ


タカトシ(かわいいかな)
778 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/18(金) 01:50:42.14 ID:okMPBp5Oo
タカトシ「会長」

シノ「ン…入ったのか」

タカトシ「はい」

シノ「膜はちゃんと破れたのだろうか」

タカトシ「いえわかんないですそういう感触は」

シノ「そうか…」

タカトシ「大丈夫ですか?」

シノ「わからん 多少痛いが平気だ」

タカトシ「そうですか」

シノ「うん うれしいぞ」

タカトシ「はい/// じゃあ」

シノ「いや その前に」

タカトシ「え?」

シノ「…」ジッ

タカトシ「…」


チュ


シノ「フフ 私も自分のモノと間接キスだ」

タカトシ「そんなこと言わなくていいですよ」

シノ「そうだな」
779 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/18(金) 01:53:50.61 ID:okMPBp5Oo
タカトシ「じゃあ…」

シノ「いやもう一度だ」

タカトシ「」チュ


ニュチュ チュ ジュチュ


シノ「ン…プハッ……まったく…

   なぜそんな上手なんだ…」

タカトシ「…」


ズグッ


シノ「ア」

ズッ ジュプ

シノ「ハ…ヒッ」


ズチュッ ズプッ


シノ「アッ…クハッ」


ジュプッ!…


タカトシ「あの…会長…オレ」

シノ「あぁ…優しくしなくていいぞ」


ガシッ ガシッ
780 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/18(金) 01:57:09.43 ID:okMPBp5Oo
・・・・・・

シノ「まったく どうしてこうなった」

タカトシ「…」

シノ「どうしてこんなにエロいやつになってしまったんだ

   君は」スリスリ

タカトシ「そんなこと言われても…」

シノ「…」スリスリ

  「…」

  「」ニギッ

タカトシ「ンッ」

シノ「まだ元気だな」ニギッ シコッ

タカトシ「そうですね…」

シノ「そうだ きちんとお掃除をしよう」

タカトシ「え?」


ギシッ ギシッ


シノ「アム」


ペロ チュプチュプ

タカトシ「だからッ 出した後は敏感なんです…って」

シノ「津田にはいいようにされてしまったから その仕返しだ」ペロ ジュプ

タカトシ「ン〜〜ッ」
781 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/18(金) 01:59:25.94 ID:okMPBp5Oo
シノ「フゥ」

タカトシ「ああぁ…」


ギシッギシッ

シノ「」ゴロン

  「フフ 津田」

タカトシ「なんですか」

シノ「津田ぁ〜」スリスリ

タカトシ「なんなんですか」ナデ

シノ「フフフッ」スリ

タカトシ「…」ナデナデ


スリスリ

ナデナデ

スリスリ…



ガチャ

出島「そろそろ いいでしょうか」

  「ラブラブのところ申しわけありませんが」

シノ「ン」

タカトシ「あ」

出島「後がつかえていますので」

スズ「」トローン
782 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/18(金) 02:04:29.37 ID:okMPBp5Oo
続く

効果音探すのにも時間かかります
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/18(金) 06:01:56.20 ID:x8ugX46RO
乙!!
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/23(水) 03:16:19.14 ID:2NDsPmwMo
出島さんはこれで何人食ったんだ
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/09/28(月) 02:32:11.28 ID:8zDNuo6X0
最近またOAD出たから見たけど、スズが桜の花ことばを知らなかった点が妙に気にかかる。
本当に知らなかったのか話を合わせたのか、歌詞担当が設定を知らなかったのか
786 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/30(水) 01:49:30.04 ID:4C/kVmLBo
タカトシ「萩村?」

スズ「」フラフラ

ヨロッ…


スズ「」トロン

タカトシ(なんだこの目…)

    (出島さんとなにしてたんだ…)

    (…だいたい想像つくケド)


ボスンッ

スズ「会長…」

シノ「うん? なんだ?」

スズ「私の番です

   退いてください」

シノ「あ…あぁ うん」


ギシギシ


スズ「津田」ジッ

タカトシ「はぎむ…ンン…」


チュプ ジュル チュ…

.
787 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/30(水) 01:52:14.44 ID:4C/kVmLBo
タカトシ「フハ…」

スズ「じゃあ 前戯はいいから」ニギッ

タカトシ「え?」

スズ「このまま」ヌチ ググッ…

シノ「おい萩村ッ」

ググッ

スズ「ンッ…クッ…」

タカトシ「萩村 ちょっと…ストップ!」

スズ「…なに?」

タカトシ「なにって…」

シノ「ちゃんと着けないか」

スズ「ああ…そうでしたぁ」

タカトシ「萩村…」

    (出島さんとなにがあったんだ)チラッ

出島「…」

   「膜は破ってませんよ」

タカトシ「」

    「…無茶させてませんよね」

出島「ご安心ください」

スズ「津田 誰と話してるの」

タカトシ「誰とって…」

スズ「あと 会長も」

シノ「ん? なんだ?」

スズ「横から口を挟まないでください」

シノ「ゥ…」

出島「ではあなたは こちらのベッドで私と」ググッ

シノ「ヒィィッ」
788 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/30(水) 01:54:45.08 ID:4C/kVmLBo

ヌチュ ジュ ジュププ

シノ「ン…ン…クァッ」

出島「…」

チュプチュプ ジュッ


タカトシ(うわわ…)

スズ「津田…」

タカトシ「」

スズ「こっち見て」

タカトシ「ハイ…」

スズ「じゃあ行くから」ヌチッ

タカトシ「というか萩村…上なの?」

スズ「このほうが…自分で調節できそう…

   奥に当たると痛そうだし」

タカトシ(そういうモンなのかな…)


グッ

.
789 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/30(水) 01:57:25.09 ID:4C/kVmLBo
スズ「ゥ…クッ…」

ググッ

タカトシ「ン…」

    (会長もキツかったけど 萩村はさらに…)


グッ ギチッ ミチッ

スズ「ヒ…アッ」

タカトシ(壊れそう……大丈夫なのか?)

出島「大丈夫ですよ」

タカトシ「」

出島「確かに彼女は小柄ですが

   中身は十分に成長していました」

タカトシ(いました って…)
790 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/30(水) 01:59:55.25 ID:4C/kVmLBo

グ …グッ

スズ「ハァ…ここまでね」

タカトシ「萩村…」

ミチッ…


スズ「じゃあ…」

タカトシ「…」

スズ「動くわね」


ギシッ

ミチッ ギチッ


スズ「グッ…ウ…」

タカトシ(萩村…苦しいんじゃないのか?)


ギシッ

スズ「イッ…」

タカトシ「萩村 無理するな」

スズ「無理なんかしてないわよ」


ギシッ

スズ「たしかに痛いけど…」

タカトシ「…」

スズ「痛キモチいいって感じ…あるでしょ?

   それかも」

タカトシ「いや…」

    (わかんないよッ)

.
791 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/30(水) 02:01:54.35 ID:4C/kVmLBo

ギシッ ギシッ

スズ「アッ…フヮッ」


ギシッ

スズ「でももう…」


ギシッ

スズ「このへんが…限界…自分じゃ」


ニュポッ

ペタン…


スズ「ハァ…ハァ」

タカトシ「…」

スズ「はぁ…津田」

タカトシ「…」

スズ「あと 好きにしていいわ」

タカトシ「好きにって…」

出島「それでは」

タカトシ「」

.
792 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/30(水) 02:04:54.10 ID:4C/kVmLBo
出島「彼女もだいぶ出来上がりましたから…」

シノ「」トローン

タカトシ「」

出島「後は三人で お好きに」

タカトシ「え」

出島「私はこの後の準備をして参ります」ギシッ


スタスタ ガチャ

出島「ああ…おふたりとも理性を無くしてるようので

   気をつけてくださいね」

タカトシ「気をつけるって…」

出島「キチンと着けてお願いします」

タカトシ「」


バタン


シノ「フフッ…津田」ヨロヨロ…

タカトシ「会長…」

シノ「続きをしよう」ヨロ…ギシッ

スズ「津田ぁ…」

タカトシ「萩村…」

スズ「私とがまだ終わってないでしょ」ギシッ

タカトシ「」


ギシ ギシッ


シノ「」チュ
スズ「」ニギッ

タカトシ(やるしかないのかー)

.
793 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/30(水) 02:09:38.41 ID:4C/kVmLBo
・・・・・・

タカトシ(やり切った…)ゼエゼエ

スズ「」スー
シノ「」クー

タカトシ「ああぁ…」

    (何回ヤったんだろ…)

    「…」ヒトツフタツミッツヨッツ…

    (もういいよ何回でも)


タカトシ「」チラッ

スズ「」スー
シノ「」スー


ナデ ナデ

スズ「ン」
シノ「ウーン」


タカトシ「はぁ…」

    (何でこんなことになったんだ…)

    「…」

    (もういいか…俺も休も…)


ガチャ


アリア「終わった?」

.
794 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/09/30(水) 02:12:17.11 ID:4C/kVmLBo
続く

もう一組あるんだった
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/30(水) 06:33:44.13 ID:/qHDSAaXO
乙!!
萩村エロい
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/01(木) 02:33:15.13 ID:apoYqN+OO
おつ
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/01(木) 06:23:33.25 ID:gOojVbKYO
乙です
798 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/06(火) 01:19:19.81 ID:gNSDLLbBo
アリア「良かった ちゃんと出来たみたいだね」

タカトシ「七条先輩…」

アリア「ふたりともすごく幸せそうな顔」

タカトシ「…」

アリア「あのね津田くん

    私あの後思ったんだけど…」

タカトシ(あの後…あの時か)

アリア「ふたりより先にしちゃおうなんて やっぱりズルかったかなーって」

タカトシ「…」

アリア「でも シノちゃんもスズちゃんもきちんと出来たから

    これで私もしていいよね」

タカトシ「…やっぱり先輩ともするんですか」

アリア「うん

    続きは後で って言ったよね」

タカトシ(そっちの意味だったかー)

アリア「じゃあ…」

タカトシ「…」

アリア「来て」


ギシギシッ ストン
.
799 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/06(火) 01:22:24.91 ID:gNSDLLbBo

スタスタ スタ…


タカトシ「アレ…出島さんは?」

アリア「出島さんは いま準備中だからこの部屋にはいないよ」

タカトシ「準備ってなんです?」

アリア「すぐわかるよー」

タカトシ「そですか」

アリア「それじゃあ出島さん戻らないうちに…」

タカトシ「…」

アリア「お風呂入ろうか 一緒に」

タカトシ「え」



[お風呂]


チュブ チュバ チュバッ


タカトシ(やっぱりこうなる…)

アリア「ン…フ」ニュプ

   「うーん…津田くん あまり元気ない?」

タカトシ「はあ…散々しちゃったばかりなので」

アリア「そっかぁ…ン」

タカトシ「ゥ…」
.
800 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/06(火) 01:26:45.47 ID:gNSDLLbBo

チュプ チュ ジュッ

アリア「フゥ」ニュ

タカトシ「ァッ」

アリア「でもこんなのも好きかな

    やわらかくてかわいくて」

タカトシ「なんですかそれ」

アリア「シノちゃんもスズちゃんもきっと好きだよ

    津田くんの」ニギニギ

タカトシ「オレ自身じゃなくてコレをですか」

アリア「ある意味津田くん自身だよ?」

タカトシ「うまいこと言わなくていいです」

アリア「でもこれから大変だね

    生徒会室で一緒にいたら

    みんな津田くんとのこと考えちゃう」チロチロ

タカトシ「ウゥ…」

アリア「みんな発情して…濡れちゃって…

    津田くんもみんなとたくさんしなきゃ…」チュプ

タカトシ「ウウゥッ」ビビン ビンッ

アリア「やっと大きくなったー」

タカトシ「クッ…煽りましたね」
801 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/06(火) 01:30:31.96 ID:gNSDLLbBo
アリア「じゃああらためて…」

タカトシ「…」

アリア「ア…ン」

タカトシ「ゥ」


ジュッ ジュプッ ジュルルッッ


タカトシ「ンァッ…この前より…」

アリア「ン…この前より?」

タカトシ「…気持ちいいです」

アリア「ありがと 練習したんだよー アム」


ジュプッ ジュッ


タカトシ「ンォ ア…ウァッ」

アリア「ン…あ そうだ」

タカトシ「」

アリア「こっちもする?」プルルン

タカトシ「お…お願いしますッ」
.
802 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/06(火) 01:36:23.50 ID:gNSDLLbBo
アリア「えーと…出島さんが用意してくれたこのローションを胸につけて」

タカトシ(なんでそんなものが今ココにあるんだー)


ヌチュヌチュ


タカトシ(うわっ 音だけでエロい…)

アリア「あ 冷たいなーコレ」


ヌチュジュチュ


アリア「でもガマンしないとね」

タカトシ「…」


ヌチュ…


アリア「こんな感じかなあ」

   「じゃあいいよ 津田くん」フルンフルン

タカトシ「」グッ

ムンニュ ムチュ

タカトシ「ウァアア…」

    (動かしてないのに…挟まってるだけで…イイっ)
803 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/06(火) 01:40:12.22 ID:gNSDLLbBo
アリア「コレもいろいろ教えてもらったよー」

   「こうやって…」

ムンジュ ムジュ

アリア「…交互にするとか」

タカトシ「うヮヮッ」

クニッ クニッ

アリア「乳首で先っぽこすっちゃうとか」

タカトシ「クッ…」

クニッ…ヌ"チュ


タカトシ「ア…アァ」ビクビクビクン

アリア「フフッ 津田くん もういきたい?」

タカトシ「イキたいです!」

アリア「いいよー じゃ 口に欲しいかな…ハム」


チュプチュプ…


タカトシ「うあぁ…アッ」ビクッ


ドクッ! ドクッ ドクンッ


アリア「ンー」

ドクッ

タカトシ「ア…ァ」


ガチャ

出島「…失礼します」

タカトシ「」


ドクンッ
804 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/06(火) 01:49:08.81 ID:gNSDLLbBo
出島「せっかくのいいところを申し訳ありません」

タカトシ「」ドクッ

出島「ご用意できましたので 早めに来ていただけますか」

タカトシ「ア…あの…ウァッ…用意って」ドク

アリア「ふぁーい」

タカトシ「…ァ」ドクッ

出島「お嬢様」

アリア「ぁあに?」

出島「出されたものはすぐに飲み込まないようにしてください

   のどが荒れます」

  「しばらく口の中で転がすようにして

   唾液と混ぜて薄めてからがいいですよ」

アリア「ふぁぁい ありふぁと」

出島「ではおふたりとも」

タカトシ「」ドクンッ…

出島「早くあがってください お料理が冷めちゃいます」


ガチャ


アリア「ン…フ」ニュポ

タカトシ(料理? というか出島さんメイド服?)
.
805 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/06(火) 01:54:23.41 ID:gNSDLLbBo
アリア「んー……」

   「ん」ゴクン

   「ふぅ…」

タカトシ「…」

アリア「やっぱり…おいしくないな

    でも好き 津田くんの」

タカトシ「…」

アリア「じゃあ あがろっか」

タカトシ「…はい」



アリア「もっとしたかったなあ…

    津田くんの こっちにも欲しいよ」サスサス

タカトシ「」ビクン

アリア「また今度 出島さんいないときだね」ニコ

タカトシ「」ドキドキ
806 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/06(火) 01:58:33.56 ID:gNSDLLbBo
タカトシ「え…っと これは?」

出島「お夜食です」

タカトシ「これもルームサービスですか?」

出島「私が作ったものです 厨房をお借りして」

タカトシ「あぁ…だからメイド服に着替えたんですね…」

    「でも なんでその服があるんですか 今ココに」

出島「では冷めないうちにいただきましょう」

タカトシ(明らかに無視した…)

アリア「津田くん 食べよ」

タカトシ「…はい」



ズルズル…

タカトシ(うどん…野菜たくさんの)

出島「うどんは消化・吸収がいいんですよ

   すぐに身体のエネルギーとなります」

   「一緒にある野菜も消化を助けるものを選んでいれました」

タカトシ「そうですか」ズルルッ

    (こっちは…)モグ

    (豚肉とトマトを煮込んだモノ?)

出島「豚肉をクエン酸と一緒にとると

   疲労回復の効果が得られます 即効性の」

タカトシ「そうなんですか…というかオレの分だけ量多いですね」

アリア「津田くん一番がんばってるからね」

出島「はい 私は三戦すませた程度なのでそんなに要りませんよ

   おにぎりセットもきちんといただきましたし」

タカトシ「前半ものすごいこと言いましたよね さらりと」

出島「これからもう少しがんばってもらいますから」

タカトシ(やっぱりヤるのか…)
807 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/06(火) 02:05:21.01 ID:gNSDLLbBo
出島「デザートにはこちらをどうぞ」

タカトシ「ゼリー飲料…ですね 普通に売ってる」

出島「これもすぐに吸収されます」

タカトシ「はぁ…」チューー

出島「そしてこのチョコレートもどうぞ

   効きますよ」

タカトシ「コレってこの間の…

     ナニに効くんですか ただのお酒入りでしょコレ」

出島「はい この間のはただの洋酒入り…

   ですがこれは 本物です」

タカトシ「」

アリア「ネットじゃ買えないんだってねコレ

    そんなものが手に入るなんてすごいな」

出島「まあいろいろとツテがありますので」

アリア「さすが出島さん」

出島「あまり褒めないでください」

タカトシ「誰も褒めてませんて」
808 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/06(火) 02:12:06.75 ID:gNSDLLbBo
タカトシ「というかコレ 会長と萩村にも食べさせましたよね」

アリア「そうだね スズちゃんのほうがちょっとたくさん食べてたかな」

タカトシ「…大丈夫なんでしょうね」

出島「はい 安全な上に性欲も精力も増します」

タカトシ「都合よすぎますね…」

アリア「津田くんもちゃんと食べてね」

タカトシ「わかりましたよ」モグモグ…モグ

出島「とは言っても効果が出るまでは時間がかかりますので

   それまでは休んでてください」

タカトシ「はい」

出島「効果が出ると休んでいられなくなりますよ」

タカトシ「ウッ…」

出島「では私をお片付けをしますね」

アリア「あ 私も手伝うよー」

出島「いえ お嬢様も休んでいて…」

アリア「出島さんがお片付け行っちゃうと

    私と津田くんふたりきりだよ?」

出島「…」

   「お願いします」

アリア「じゃあ津田くん 後でね」



・・・・・・



タカトシ「」パチッ

    「…」

    「」キョロキョロ


アリア「」クー
出島「」スー


タカトシ「…」

    「ハァ…」

    (本当に…)

    (すごい効果…)


ギンッ ギギンッ!

.
809 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/06(火) 02:22:09.14 ID:gNSDLLbBo
続く

アリアを暴走させてみたい気もあったけど
寝取りとハラまされ願望のある淫語好きなとんでもない子になっちゃうので抑えた
元からそんな凄いチョコ(と思い込んでたモノ)を学校に持ってきてしまうとんでもない子でしたが
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/06(火) 03:13:44.25 ID:EAFD6e4DO
乙ー
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/10/06(火) 04:57:36.25 ID:4+KP1g2y0
あれアリアさんと出島さんとの3Pは詳細なし?
それともまだ続くの?
あとシノスズのほうは目が覚めると男がいない状態なのかこれ。初夜なのに寂しい話だな
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/06(火) 12:00:31.91 ID:MBT4V80ko
乙です
813 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/14(水) 01:24:10.13 ID:d5LwJl/co
タカトシ(すごいなコレ…)

ギンッ

タカトシ(…いつもより大きくないか?)

ギギンッ!!

タカトシ(こんなになるなんて初めてだ…)

    「…」

    「…ハァ」

    (…すごくしたい…してほしい)

    (けど…)


アリア「」スー
出島「」スー


タカトシ(ふたりとも寝てんだもんなー)
814 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/14(水) 01:26:28.64 ID:d5LwJl/co
タカトシ(どうしよ?)

    「…」

    (…とりあえず自分で かな)


モゾモゾ…ニギッ


タカトシ「ウッ…」

    (触っただけでスゴく…)


シコシコ…シュッ シュッ


タカトシ(凄くいい いつもより…)


シュッ シュッ シュッ…ヌチャ ヌチャ


タカトシ「ア…ハァ…アッ」


ヌチャ…シュッ


タカトシ(…気持ちいい)

ヌチャ

タカトシ(でも…)


シュ シュッ ヌチャ …


タカトシ(物足りないー)

アリア「フフッ 津田くん」
815 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/14(水) 01:32:42.50 ID:d5LwJl/co
タカトシ「ヒィッ」

アリア「見ちゃった 津田くんのオナニー」

タカトシ「あ…///」

アリア「けっこうゆっくりするもんなんだね」

タカトシ「いえ…いつももっと速いです

     いまはいろいろ試したかったのでゆっくり…」

アリア「ふうん…どんな感じ?」ニギ

タカトシ「ウァッ」

シュコシュコ

アリア「へえぇ さっきより硬くて大きいかも」ギュ

タカトシ「ウ…ウゥ…」

アリア「でも…手だけでいいの?」

タカトシ「…」

アリア「しない? ベッドで」

タカトシ「…」

アリア「出島さん寝ちゃってるうちに」

出島「」クー
816 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/14(水) 01:35:48.29 ID:d5LwJl/co

バタン

アリア「えーとじゃあ…」ギシギシ

タカトシ「…」

アリア「シノちゃんとはどうやってしたの?」ヌギッ

タカトシ「どうやって…って…」

アリア「体位だよ」

タカトシ「あ 普通にです…正常位…」

アリア「スズちゃんは?」

タカトシ「…最初は上に乗ってもらいました」

アリア「ふーん 大胆だね」

タカトシ「…」

アリア「じゃあ私は」

ギシッ

アリア「こうかな」ヨツンバイ

タカトシ「あ…あの いきなりするんですか?

     それにゴムは…」

アリア「いーよ 出島さん起きないうちしちゃお」

タカトシ「でも…」

アリア「津田くん」

クプァ

タカトシ「」

アリア「早く」

タカトシ「」ヌギッ

    「」グッ

    「…」


モミモミッ

.
817 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/14(水) 01:40:16.31 ID:d5LwJl/co
アリア「アンッ 津田くん? どうしてここでお尻触るの?」

タカトシ「あ…先輩お尻も大きいなぁ…と思って…」モミッ

アリア「もー今そういうこと思わなくていいよお

    津田くんエッチだなー」

タカトシ「すいません…」

アリア「いいから早く…」

タカトシ「はい」


ヌチ


アリア「ァ」


グ…ヌチュ


アリア「ン…ゥ」

タカトシ「ウ…」


ズ…ズプ ジュププ


アリア「ア…アッ」

タカトシ(七条先輩もきついけど…すんなり入ってく感じ…)

アリア「あ…ごめんね

    初めてはさっき出島さんにあげちゃった」

タカトシ「…」


グッ! ズプッ!


アリア「んんっ!」
818 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/14(水) 01:43:21.57 ID:d5LwJl/co
アリア「津田くん…ちょっと強引だよ」

タカトシ「あ…」

アリア「ううんいいよ そういうの好きならそれで」

タカトシ「…」

    「じゃあ…動きます」

アリア「うん」

ギシッ

ペチ…ペチ…ペチ パチ

アリア「ア…ン…」

タカトシ「…」

パチ パン パン パンッ

アリア「ア…アッ…ンハッ」

タカトシ「…」
819 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/14(水) 01:48:46.78 ID:d5LwJl/co

パンッ パンッ パンッ パンッ!

アリア「ン…ファ…ハ…津田くん…いきなり激しいよッ」

タカトシ「…」パンッ パンッ

    (いいんだけどな…確かに気持ちいいんだけど

     先輩もすごくよさそうなんだけど)

アリア「ア…すごいよ…津田くんッ」

タカトシ「…」パンッ パンッ

    (なんか冷めてるな 俺…)

     
ガチャ

タカトシ「あ」ピタ

出島「…」


スタスタスタッ


出島「…」スッ

タカトシ「え?」


ズボッ!

タカトシ「ヒギッ」
820 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/14(水) 01:53:28.86 ID:d5LwJl/co
続く

アリアのエロシーン多いね・・・
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/14(水) 13:52:43.81 ID:C+Hbp6v8o
乙です
あっー
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/10/14(水) 17:00:55.27 ID:yEWXV3cr0
なんか出島さんが男女問わず食い散らかすSSになってきてないかこれ
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/15(木) 20:38:58.79 ID:TagUALRG0
津田がとんでもないヤリチンと化してる
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/16(金) 08:40:32.78 ID:Y1GFcNs7o
乙です
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 15:59:41.99 ID:sMjyVa+M0
流石に会長やスズとイタシタ後じゃ性欲最優先のビッチにゃ燃えられんか・・・
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 01:50:02.23 ID:phDw7Gry0
アリア好きだからガンガンやってほしい
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/10/24(土) 22:28:30.37 ID:BdFPXgBx0
たとえ相手が出島さんでも最初の相手の話されるの萎えるね
828 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/26(月) 01:49:09.28 ID:I+dFVJdlo
出島「…」グッ

タカトシ「ヒッ…あ…出島さんッ」

アリア「…」

出島「なにか」ググッ

タカトシ「アノ…抜いてください…指をッ」

アリア「あ 出島さんいいなあ」

出島「お嬢様から離れたら抜きますよ」

タカトシ「体が動きません! まず抜いてくださいッ」

出島「動けないことはないでしょう 落ち着けば」

タカトシ「ウゥ…」

    「…」

    「」ズ ジュ…

ニュポッ

アリア 「ンゥッ」

出島「…」

ズポッ

タカトシ「んアッ」

出島「…」フキフキ
829 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/26(月) 01:51:06.18 ID:I+dFVJdlo
アリア「あーぁ…残念」

出島「お嬢様…

   避妊具無しでの行為はダメだと言いましたよね」

アリア「安全日でも?」

出島「ダメです」

アリア「外に出すのでも?」

出島「ダメです」

アリア「厳しいなあ 出島さん」

出島「…」ハァ

  「あなたも」

タカトシ「はい」

出島「二度目ですよ」

タカトシ「…はい」

出島「釈明があるなら聞きますが」

タカトシ「…ありません なにも」

アリア「出島さん 津田くんはなにも悪くないよ

    許してあげて」

出島「…」
830 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/26(月) 01:53:27.08 ID:I+dFVJdlo
アリア「怒るなら私に怒ってね」

出島「ハァ…お嬢様」

アリア「なあに?」

出島「」モソモソ カサ

  「キチンと着けてしているなら

   私はなにも言うつもりは無いんですよ」つ

タカトシ「…」

アリア「そう じゃあちゃんと着けてするよ 今日は」

出島「…はい」

アリア「出島さんを困らせたくないからね」

出島「…」

アリア「じゃあ津田くん」

タカトシ「…」

アリア「ちゃんと着けてしようね」つ

タカトシ「…はあ」
831 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/26(月) 01:58:45.01 ID:I+dFVJdlo
アリア「次は 乗ってみてもいい?」

タカトシ「…どうぞ」


ギシギシッ グッ


アリア「ン…」


ズッ ヌプ…


アリア「…ふぅ」

タカトシ「…」

アリア「それじゃあ…」

ギシ

タカトシ「ンゥ」

アリア「こんな感じ?」

タカトシ「…はい」

ギシ ギシ ギシッ

アリア「ア フヮッ…ハァッ」

ギシッ ギシッ

タカトシ「…」

    「…」スッ

モミモミ
832 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/26(月) 02:01:11.23 ID:I+dFVJdlo
アリア「キャッ」

タカトシ「…」モミ

アリア「もー 津田くん

    エッチだなー」

タカトシ「…」モミモミ

出島「…」

アリア「でもいいよ 好きなだけして」

タカトシ「…」モミモミ モミッ

アリア「ンッ…」

ギシッ ギシ

アリア「ンッ アッ」

タカトシ「…」モミモミ クニッ

アリア「ん…ホント津田くん 胸好きだね」

タカトシ「…」クニッ


ギシッ ギシッ

モミッ


ズプッ

アリア「え?」
833 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/26(月) 02:08:22.81 ID:I+dFVJdlo

ヂューー

アリア「ア…出島さん…なにするの」

出島「ナニって お嬢様のいつもしていることですよ」ヂュー

アリア「ン…津田くんいるのに…」

出島「せっかくの機会なので 見てもらってはどうですか」ヂュッ

タカトシ(えー)

アリア「ヤだッ 見られるなんて」

出島「そうですかぁ」ヌプ

  「でも このまま続けてください」

アリア「どうして…」

出島「満足してませんよ 津田さんは」

アリア「…」

タカトシ「…」


ギシ…ギシ…


出島「おや? 先ほどまでの勢いがないですねえ」

アリア「だって…なに入れたの?」

出島「ローションに気持ちよくなるお薬を少々混ぜたモノを」

アリア「ン…ゥゥッ こんなの 強く動いたら…」

出島「ではコレで」ヴィィィィン

アリア「」

出島「栓をしましょう」


ヌプププッ
834 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/26(月) 02:11:54.47 ID:I+dFVJdlo
アリア「ハアァッッ」


ヴィーン


アリア「こんなの…」

出島「お好きですよね」

アリア「クゥゥッ」

タカトシ「あの…そこまでイジメなくても」

出島「イジメてはいませんよ

    ですが あえて言えばお仕置きを」

タカトシ「お仕置き…」

アリア「どうして…」

出島「お嬢様

    先ほど私は 津田さんをお風呂に入れてください

    とお願いしましたが…」

アリア「うん…」

出島「一緒に入っててください とまでは言ってませんよねぇ?」ググッ

アリア「アァッ」
835 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/26(月) 02:17:09.27 ID:I+dFVJdlo
出島「そしてもうひとつ」

アリア「…なあに?」

出島「『今日は』とはどういことですか」

アリア「あ…」

出島「今日はしなくても

    別の日にしてもらうおつもりなんですか?」

タカトシ「え?」

アリア「…」

出島「別の日に 私がいないときにでも

   出してもらって孕んでしまえばいいと

   そういうおつもりですか?」ググッ

アリア「アッ」

出島「どうなんですか」グッ

アリア「アアッ」

出島「お嬢様ぁ?」ググッ

アリア「ンッ アアァッ」

出島「答えてくださいッ」グググッ
836 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/26(月) 02:22:36.34 ID:I+dFVJdlo
アリア「出島さん もう…限界」

   「許して…」

出島「…」

アリア「そんなこと二度と思わないから…

    津田くん とらないから…」

タカトシ「…」

出島「」ヌプッ

アリア「ンゥッ」

   「…」

   「…ン」スク…


ギシッ ヨロヨロ


タカトシ「先輩…」

アリア「」ヨロ…


ヨロヨロ…ガチャ


タタタタタッ


出島「ふぅ…困ったものですねえ お嬢様は」

タカトシ「…」

出島「ですが…これでやっと」クルッ

タカトシ「ウッ」

出島「出来ますねぇ」ニコ
837 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/10/26(月) 02:28:44.39 ID:I+dFVJdlo
続く

前のマガジンでの「下克上プレイ」って台詞を見てこの展開思いつきました
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/26(月) 02:45:07.26 ID:AYpCA8FUo
乙です
下剋上いいねっ
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/26(月) 11:54:21.21 ID:pCzrBMao0
メインヒロインがメインヒロインするのか
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/27(火) 16:51:38.37 ID:AqHPJ7fxo
乙!
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/29(木) 07:18:51.65 ID:wMthJvpZ0
出島さんの嫉妬ポイントというか独占欲ポイントは孕みックスなのね
プレイなら無限にドンと来いだけどこの男の子を産むのは私だっていう
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/29(木) 08:13:03.09 ID:KCEALGg50
おお、お嬢様相手に下克上。新鮮です。
843 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/11/06(金) 02:29:09.00 ID:5kHBJJkyo
出島「何人分も見せられて…」ギシ

タカトシ「…」

出島「理性を保つのがなかなか大変でしたよ」ギシッ

チュ

タカトシ「ンゥ…」

出島「おかげで…」ガシッ

タカトシ「?」


モゾモゾ…

…グチュ


タカトシ「ウワッ」

出島「ずっとこんな具合です」

タカトシ「…」
844 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/11/06(金) 02:31:53.84 ID:5kHBJJkyo

チュプ

出島「ン…」

タカトシ「…」

チュプ ジュプ…

出島「ア…ン… 

   フフ 私には積極ですねえ」

タカトシ「///」


ジュプッ ジュッ


出島「ンンッ」

  「…」

  「そんなに急がなくても…」ヌギ

タカトシ「…」

出島「ゆっくりとできますよ」ヌギヌギ


ヌギッ


出島「さて…どうしましょうか」ニギ

シュコシュコ

タカトシ「ウ…」

出島「確かに いつもより硬く大きいような…」

タカトシ「…」

出島「お嬢様も本能で求めてしまうわけですね」

  「…では私にも」


ギシギシッ


出島「これでして頂けますか 奥まで激しく」ヨツンバイ

タカトシ「」ゾクゾクッ
845 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/11/06(金) 02:34:04.99 ID:5kHBJJkyo

ピチャ

出島「アンッ」

タカトシ「」ピチャピチャ

出島「舐めて…ではなく入れて欲しかったのですが…ンッ」

タカトシ(目の前に来たから…)

    「」ピチャ…

出島「仕方がないですね…」ニギッ

シュルル シュッ

  「アム」

ジュプジュプ


タカトシ「ンゥ…」


ピチャピチャ


出島「ン…フ…」


ジュプッ ジュッ…


出島「…ふぅ」ニュプ

  「もうそろそろ…」

タカトシ「…」ピチャ…

出島「いいですよね」
846 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/11/06(金) 02:42:20.24 ID:5kHBJJkyo

ギシギシッ

出島「はぁ…」ニギッ

ヌチュ

タカトシ「え…」

出島「かなり効果が出ているようなので

    このまましてしまいたいのでは」

タカトシ「…」ドキ

出島「私も このまましたい気持ちはありますが…」モゾモゾ

タカトシ「…」ゴクリ

出島「どうしましょうか」つ

タカトシ「」

    「出島さんは…どっちが…」

出島「そうですね…

    私はお薬を使ってるのでそのままで構わないですが…」

タカトシ「…」

出島「先ほどお嬢様にああ言った手前

   私から求めるのは示しがつかないですねえ」

タカトシ「…」

出島「そして…あなたには

   この良さをまだまだ覚えて欲しくありません

   きっと皆さまともしたくなりますよ キリなく」

タカトシ「」ゾクッ

    「…」つ


シュルッ…キュッ


出島「はい ではそれで」


ヌチュ…グッ

.
847 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/11/06(金) 02:53:07.48 ID:5kHBJJkyo

ヌプヌプ…ズプ

出島「んんっ…ン」

タカトシ「ンア…あ…」

グ…グプ

出島「はぁ…

   この感じ…」

タカトシ「…」グッ グッ

ギシッ ギシッ

出島「アッ」

ギシッ

出島「まだまだ独りじめしたいですが…」

タカトシ「」グッ

ギシッ

出島「ハァッ…」

  「皆さまとも

  お互いのカラダを

  楽しみあう程度で済ませられるなら…」

ギシッ

タカトシ「…」グッ

出島「私も安心です」

  「ア…」



ズブ

出島「え?」



ズププ…

出島「ええ?」

アリア「もー 出島さん ひどいなー」
848 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/11/06(金) 02:57:30.67 ID:5kHBJJkyo
続く


いい加減エロいのは次ぐらいで終わりと思う
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/06(金) 06:10:17.97 ID:Fgeo1uqeo
乙です
出島さん本当かわいいな
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/11/06(金) 21:34:30.90 ID:LDUgaNFj0
今度はアリアさんの下剋上プレイか

おつ
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/11(水) 10:47:40.71 ID:1zHT7FzV0
わくわく
852 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/11/16(月) 01:15:42.62 ID:ahNse7ZGo
出島「お嬢様?」

タカトシ「え」

アリア「津田くんの前で ひどいよー」

ズプププ…

出島「ヒッ…イッ…ア…」

タカトシ(ワッ…入ってきてる…後ろに…)

ズブッ

出島「クゥッ」

アリア「危なかったんだよ?」

出島「お嬢様…何を…入れてますか?」

アリア「これ? 双頭ペニ○ン

    いろいろあったケド これでしたい気分かな」

出島「あの…それはお尻に使う用では無いんですヨ?」

アリア「あ そうなの?」
853 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/11/16(月) 01:20:32.43 ID:ahNse7ZGo
アリア「きつい? ちゃんとローションも使ってるよ」グッ

出島「ア…」

グッ…ズプッ

出島「アッ…ヒャッ…お嬢様…」

アリア「なあに?」

出島「ローション…とは ここにあったですか」

アリア「そうだよ」

出島「アノ…それをそのまま使うのは…

    媚薬入り…なので」

アリア「でもさっき私に使ったよね」

出島「ハイ…きちんと薄めたものをデスヨ?」

アリア「それでもスゴくいっちゃったよ

    薄めないで使うとどうなるの?」

出島「効きすぎますッ」

アリア「そうなんだー♪」グッ

出島「ヒィッ」
854 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/11/16(月) 01:22:47.06 ID:ahNse7ZGo
アリア「じゃ 動くね」

出島「ウクッ…」

グプ ジュッ

アリア「こうかな?」

出島「アアァ…」

ジュプ ペチッ

アリア「ウーン」ギシギシ

出島「ウァァ…」

パチッ パチッ パン

出島「アッ…ファッ」

アリア「こうだね…ちょっと品の無い姿勢だなあ」

パン パン…パンッ パンッ パンッ

出島「お嬢様…激しすぎです」

アリア「そうなの? ごめんね

    加減がわからないから」

パンッ パチ

出島「ウッ…アッ…ア」
855 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/11/16(月) 01:36:48.91 ID:ahNse7ZGo
アリア「出島さんってもしかしてお尻初めて? したこと無いの?」グッ

出島「ヒッ…無いことも無いですが…

   私は 入れられるより入れるほうなので…」

アリア「ふぅーん」グッ

ペチッ パチッ

出島「イッ…」

アリア「そういうことは 誰としてたの?」

出島「…前のお仕事で知り合った方々と…です」

アリア「お客さんと 何人もとなんだね」

出島「はい…」

アリア「出島さん綺麗だから 人気あったんだろうね」

出島「いえ…そんな」

アリア「謙虚にならなくていいよ

    ウチ来てからも会いに行ってたんでしょ? そういうひとと」

出島「そう…です たまにですが」

アリア「ところで津田くん

    出島さんからこういうコト聞いてどう思う?」

タカトシ「…」ムスーッ

アリア「あれれ? 妬いちゃってるね」

出島「あ…ああぁ…」
856 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/11/16(月) 01:42:14.20 ID:ahNse7ZGo
出島「ウ…お嬢様に聞かれたら正直に答えるしか…」グス

アリア「意地悪だったかなあ 津田くんの前で」グッ

パチッ

アリア「そういえば出島さん

    週に何度も出かけてたけど…」グッ

パンッ

出島「ンッ…」

アリア「誰かと会ってたのかな

    津田くんとは週末だけだったよね」

出島「それは…」

アリア「男のひと? まだそういうひとと会ってたの?」グッ

ペチッ

出島「イッ…会ってません…ほかの男性は もう誰とも」

アリア「本当に?」グッ

パンッ

出島「ウァ…本当ですッ」

アリア「うん じゃあ信じるよ

    津田くんも 信じてあげようね」

タカトシ「…」

アリア「これからも ほかの男のひととなんてダメだよ」

出島「はい…」

アリア「津田くんとだけね」グッ

パチッ
.
857 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/11/16(月) 01:45:33.82 ID:ahNse7ZGo

パン パン パンッ

出島「ヒァッ…アッ…もう許して…ください」グスグス

アリア「別にイジメてなんてないよ?

    出島さんのカワイイとこ見たいだけだよ?」グッ

パンッ

出島「イァ…アッ…」

アリア「津田くんも もっと見たいよね?」

タカトシ「…」

アリア「じゃあ ちゃんと動いて」

タカトシ「…」グッ

ジュヌ ジュプ

出島「ア…アッ…アアッ」
858 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/11/16(月) 01:47:44.65 ID:ahNse7ZGo

ジュプジュプッ

パチッ

出島「ア…ヒャッ」

ズプ

パンッ

出島「ン…クッ…アッ」

アリア「出島さん…すごく気持ちよさそうだなあ

    いいなー」

ジュプッ

アリア「コレ…今度私にもしてくれる?」

出島「ア…ハイ…お望みでしたら…」

アリア「ありがとー」グッ

パンッ


アリア「それで出島さんは もうイキそう?」グッ

出島「え…そんな…」

アリア「どうなのかなあ」ググッ

出島「イッ…」

アリア「ちゃんと見せてあげてね 津田くんに」グッ

出島「アッ…ン」

アリア「津田くんも 見たことないんでしょ?

    出島さんのイクとこ」

タカトシ「…いえあります」

アリア「え」
859 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/11/16(月) 02:11:25.97 ID:ahNse7ZGo
アリア「津田くんズルいよー 私まだ見たことないのに…」

タカトシ(ンなこと言われても…)

アリア「コノ体位だと…出島さんの顔がよく見えないし…」

パン パン パンッ

出島「アッ…ア…」

ズプ

アリア「あ〜ぁ 仕方ないかあ」


パン パチッ

出島「ンッ…アンッ」

アリア「じゃあ代わりにひとつ聞かせて」

タカトシ「…」

出島「…ハイ」

アリア「ふたりとも…『好き』って言った? キチンと」

タカトシ「え」

出島「…」
860 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/11/16(月) 02:12:59.74 ID:ahNse7ZGo
続く

エロいとこはまだ終わらなかった
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/16(月) 05:10:13.75 ID:p4PsLlEA0
乙!
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/16(月) 11:05:46.84 ID:dKsHbBOao
乙です
責められる出島さんも悪くない
863 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/11/26(木) 01:38:25.79 ID:XGUfP8YMo
アリア「言ったの? ふたりとも」

出島「それは…」

タカトシ「…」

アリア「言ってないんでしょ そんな気したよ」

タカトシ(一度さりげなく言われたような…)

アリア「こういうことってちゃんと言わないとダメだよー」グッ

出島「ァッ…」

アリア「じゃないと…津田くん取られちゃうよ」
864 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/11/26(木) 01:41:51.64 ID:XGUfP8YMo
アリア「出島さんは 津田くんが取られちゃっても

    いいのかなあ」

出島「…」

アリア「いいのかな」

出島「…」

アリア「取っていいの?」

出島「…イヤです」

アリア「だよねえ♪」

   「じゃあ…言おっか」

出島「ウ…///」

  「でもこんな…穴二つ塞がれながら言うようなことでは…」

アリア「もお…

    じゃあ津田くん こういうことはやっぱり男の子からだよね」

タカトシ「え…///」

アリア「言っちゃお」

タカトシ「ウ…いやでも 言うなら二人だけのときのほうが…」

アリア「もぉ津田くんも」
865 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/11/26(木) 01:45:32.64 ID:XGUfP8YMo
アリア「津田くんも ちゃんと言ったほうがいいよ

    じゃないと…」

タカトシ「…」

アリア「出島さん ちょっとこっち向いて」

出島「…はい?」クル

アリア「」チュ

出島「ン…ゥ」

タカトシ「」


クチュ ジュ ジュル


出島「ア…ム…」

アリア「」ジュル チュ

出島「ン…ンンン!!」

アリア「」クチュ ジュルルル!! ジュプッ

出島「ンーー! んッ…ンッ!」ビクビクッ


ニュ


アリア「ふぅ」

出島「あ…アァ…」ビクン

アリア「…じゃないと 出島さん取っちゃうよ?」
866 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/11/26(木) 01:49:25.51 ID:XGUfP8YMo
アリア「津田くんは 出島さんが私に取られちゃっても

    いいのかなあ」

タカトシ「…」

アリア「だからちゃんと 言お?」

タカトシ「」グッ

出島「ア」

タカトシ「」ダキッ

アリア「え?」

タカトシ「」チュ

    「」ニュ ジュプ

出島「ン…ん…」チュプ クチュ


ジュプ ジュルル ジュッ


タカトシ「ム…ゥ…」ジュ ニュチュ

出島「ン」クチュ


ジュル チュプ チュ


ニュプ トロ


出島「ハァ…」

タカトシ「フゥ」

アリア「あれ?」
867 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/11/26(木) 01:52:29.91 ID:XGUfP8YMo
アリア「もーふたりとも そういうことも確かに大事だけど

    言葉も大事だよ?」

タカトシ「…」ハァ

出島「…」

  「」チュ

  「」ニュ ジュプ


クチュ ジュプ ニュ

ジュル ジュプ


タカトシ「ン…ウクッ」

出島「ん…フ…」


ジュルルル!


アリア「あれれー?」
868 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/11/26(木) 01:55:21.53 ID:XGUfP8YMo
アリア「ねぇ 津田くん?」


ジュプ ジュプ チュ

ギシギシ


タカトシ「ン…」

出島「ム…ン」


ジュチュ

ギシ


アリア「…出島さん?」グッ

ペチペチ…


出島「ン」クチュ

タカトシ「ム…ゥ…」ジュ…ニュチュ


ジュル チュプ チュ


出島「んッ…ゥッ」ジュプッ ジュッ

タカトシ「」クチュ ジュルル!!


ギシッ ギシッ


アリア「…」
869 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/11/26(木) 02:00:51.33 ID:XGUfP8YMo
アリア「あ〜ぁ」グッ

ヌプヌプ…ジュプッ

出島「んッッ」


カチャカチャ…ヌッ…ヌプヌプ

アリア「ンンッ」

ニュプ


ポイッ


アリア「私 まだまだしたかったんだけどなあ

    津田くんとは最後までしてないし…」ギシッ

   「でももうジャマしないよ 今日は」スタンッ


スタスタ…ガチャ


アリア「じゃあ 後はふたりでゆっくりね」


バタン


ギシギシッ…

.
870 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/11/26(木) 02:05:22.05 ID:XGUfP8YMo
続く

エロいとこは何ヶ月も続けるもんじゃないとわかりました
871 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 02:09:56.43 ID:Of/9jGHw0
長い夜だなあ
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/27(金) 21:17:56.63 ID:s0P+SW75o
乙です
肝心なところは初な出島さんかわいい
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/28(土) 18:50:06.87 ID:i2Xv1j93o
874 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/12/05(土) 02:25:13.08 ID:CmpGcW/So

ギシギシッ

「あの…」

「…」

ギシギシッ

「まだ続けるんですか…」

「…」

「もう夜明けですよ」

ギシギシッ

「あとちょっとだけ…したいです」

ギシギシッ

「何度目ですか それを言うのは」

「…」

ギシッ

「皆さま 起きてしまいますよ

 もういい加減に」

「あの…」

「…」

「好きです」

「…」

「…」

「…空気の読めない子ですね

 なぜいまこんな状況で言うんですか」

「…」

ギシッ…

「…」


「ホントに…」

「…」


「…ずるいですよ」
875 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/12/05(土) 02:26:53.60 ID:CmpGcW/So
出島「おはようございます」

タカトシ「おはよう…ございます」

出島「お目覚めに 熱いお茶をどうぞ」

タカトシ「はぁ…いただきます」


ズズズ


出島「いかがでしょう」

タカトシ「よくわかりません」


ズズ…


タカトシ「ケド いつも出島さんにいれてもらってるお茶のほうが

     だいぶおいしいと思います」

出島「ありがとうございます」
876 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/12/05(土) 02:29:13.51 ID:CmpGcW/So
出島「こんなお茶しか用意できないようでは

   このホテルも経営が行き詰るわけですよ」

  「まあ これから少しずつ良くなっていくと思いますが」

タカトシ「ハァ…」ズズズッ

    「出島さんは…いろいろ大丈夫でしたか

    えーと…その 昨夜からのこと…」

出島「私ですか?

   …知り合いに肛門科の先生もいますので

   まあ何とか」

タカトシ「」

    「そーじゃないですよッ」

出島「ああ…女性の先生ですよ?」

タカトシ「そういう意味とも違いますッ

     えーと…体の具合とか調子とか」

出島「ありがとうございます

    心配しているようなことは何も

    ただ 多少寝不足ですねえ」

タカトシ「ちゃんと休んでくださいよ」

出島「休ませてくれなかったのはどこのどいつでしょう」ニコ

タカトシ「うググ…」
877 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/12/05(土) 02:32:26.67 ID:CmpGcW/So
タカトシ「そんなにしちゃいましたか」

出島「ええ 明け方まで」

タカトシ「肝心なこと言わないまま やってばかりですね…オレ」

出島「あら 覚えてませんか」

タカトシ「何をでしょう」

出島「ハァ…ホントウニコノコハマッタク」ブツブツ

  「」スッ

タカトシ(ゴミ箱?)

出島「ご覧ください」つ

タカトシ「は?」

    「」チラッ

    「うわぁ…」

出島「これだけ愛されて

    私は十分満足です」

タカトシ「///」
878 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/12/05(土) 02:36:00.19 ID:CmpGcW/So
出島「では少しだけ」

ファサ ギシッ

出島「休ませてもらいましょうか」ゴロン

タカトシ「え…///」

出島「」ファサ

  「」ゴソゴソゴソ

タカトシ「??」

出島「」ポイッ

タカトシ「…なんで脱いだんです」

出島「初夜のあとの朝…を装ってみました」

タカトシ「」

出島「」スリスリ

タカトシ「ううゥ…///」

    「ア そうだ…みんなは」

出島「つい先ほど出て行かれましたよ」

タカトシ「そうですか…」

    (帰っちゃったか…ということはふたりきり…)

    「」ビンッ

出島「おや…昨夜あれほどしたというのに

   お元気ですねえ」

タカトシ「ああぁ…」
879 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/12/05(土) 02:44:06.06 ID:CmpGcW/So
出島「しますか 最後に」

タカトシ(最後…)

    「やっぱりもう これで終わりなんですか」

出島「時間的にはそうなりますね 

   明日に備えてゆっくり休みたかったですが…

   どうしてもというなら日が暮れるぐらいまでは」

タカトシ(あれ?)

    「そういう意味じゃないんですが…

    ゆっくり休んでてください」

出島「はい ありがとうございます」

タカトシ「で 明日って何があるんです?」

出島「明日からまたお屋敷で仕事です」

タカトシ「あぁ…戻る気になってくれたんですね」

出島「なんのことですか」

タカトシ「おとといウチで話したとき 戻るわけにはいかないって…」

出島「せっかくお休みをもらって出てきたというのに

   すぐに戻るなんてカッコ悪いじゃないですか」

タカトシ「は?」
880 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/12/05(土) 02:57:09.78 ID:CmpGcW/So
タカトシ「いえ…七条先輩と言い合ってとか…」

出島「今後どうするかを言い合いましたよ お互いに」

  「あまりに熱中して話してしまったため

   お嬢様はお休み明けも睡眠不足気味でしたね」

タカトシ「…暇をいただいた と言ったじゃないですか」

出島「はい お時間をいただきましたよ

   木曜から今日まで」

   「…ですが 出先を伝え忘れたことで

   お嬢様を心配させてしまったのは失敗でした」

タカトシ「あの…暇をもらうって 『休む』じゃないです

     『やめる』という意味です…」

出島「あれーそうだったんですかぁ?

   いやー私もまだまだ勉強不足ですねえ」

タカトシ「…」グヌヌ

    「…このホテルに来てから

     納得いかないことがいろいろあったんですが…」

出島「…」

タカトシ「やっぱり全部仕組んでたんですね」

出島「…」

タカトシ「出島さんと 七条先輩が」

出島「はい」
881 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/12/05(土) 03:03:39.35 ID:CmpGcW/So
続きます

たまに書くエロいところは捗るけど
それがずっと続くと捗らなくなる、とよくわかりました
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/05(土) 03:05:37.35 ID:CwCfF8ozo
乙です
策士出島さん
883 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/12/16(水) 02:10:03.98 ID:VG/igzqmo
出島「よくわかりましたね」

タカトシ「さすがに気づきますよ

     いろんなものが用意されすぎです…

     オモチャとか 変なチョコとか」

出島「まあそうですが…

   お嬢様の…七条家所有のホテルだから…とは言えませんか」

タカトシ「ココをどんなホテルにするつもりですかッ」

    「それと ここに来てすぐ屋上まで登ったのに

     出島さんが部屋の鍵をもう持っていたのも変だと思いました」

出島「なるほど」

タカトシ「いったいなんだったんですか

     今回の この騒動って」

    「最初から全部仕組んでたことですか」

出島「違います」

  「あなたとお嬢様が一線を越えようとしたことは

   なんにも仕組んではいません」

タカトシ「ンッ…」

出島「そのあとのことは私とお嬢様とで話し合い決めました

   まあ すべて思い通りに進んでわけでもないですね

   私もお嬢様も行き過ぎてしまいました…少々」

タカトシ(絶対に少々ではないと思う…)
884 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/12/16(水) 02:15:23.41 ID:VG/igzqmo
タカトシ「いったい何のためにこんなことしたんです」

出島「お嬢様の望まれたことですよ」

タカトシ「先輩が…」

出島「あなたが皆さまともっと仲良くなることを」

タカトシ「…」

出島「ついでに私も皆さまと…いえ私もあなたともっと仲良く」

タカトシ「仲良くなる…の限度を超えてます」

出島「はい 本当にお疲れさまでした」

タカトシ「お疲れさまって…」ハァ

    「…」

出島「なにか?」

タカトシ「やっぱりいろいろと引っかかります」

出島「はい」

タカトシ「俺との関係

     終わらせる気ないでしょ?」

出島「いえ この関係はもう終わりましょう」

タカトシ「…」
885 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/12/16(水) 02:19:33.74 ID:VG/igzqmo
タカトシ「やっぱり 終わるんですか?」

出島「はい

   カラダを求めあうだけの関係は終わりにして

   ひとつ進んだ関係になりましょう」

タカトシ「」

    「決して『だけ』ではなかったと思いたいですが」

出島「では9割ほどは求めあう関係」

タカトシ「うーん…まあそれくらい…

     で ひとつ進むってどんな関係です?」

出島「誰にも隠さなくていいような関係です」

タカトシ「…はい」

出島「それがなんなのか具体的にはまだ考えてませんが

   カラダを求め合うのは7割ほどに抑えて」

タカトシ「結局することはするんですね」

出島「ええ 求めてしまうでしょうね

   私は大人なので」

タカトシ「ハァ…わかりましたよ」

    「…マッタク」

    「覚悟してくださいよ」

出島「はい どうかお手柔らかに」
886 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/12/16(水) 02:36:43.23 ID:VG/igzqmo
タカトシ「じゃあ…限界ってのはなんだったんですか」

出島「そうですね

   まず いつまでも皆さまに隠し通すのは

   さすがにもう限界だと思ってました」

タカトシ「…」

出島「そして 私の懐具合もそろそろ限界です」

タカトシ「は?」

出島「七条家からは十分な額をいただいていますが

   結構な質のホテルに週に何度も通うのは なかなかこたえましたよ」

   「そしてあのマンションに

    家具や家電をいろいろ揃えたのも大きな出費でした」

タカトシ「…えーとあの 俺とは週に何度も通ってなかったですよね?

     ホテルに」

出島「あ…そうでした」

タカトシ「別の誰かとも そういうことしてたんですね」

出島「…はい」

タカトシ「男とは会ってないんですよね」

出島「はい 決して」

タカトシ「…じゃあ女性と」

出島「はい」

タカトシ「」トホホ
887 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/12/16(水) 02:40:41.16 ID:VG/igzqmo
タカトシ「誰なんですかそれって

     どんな相手なんですか」

出島「まあ いずれわかるのではないでしょうか」

タカトシ「ハァァーーもうなんだったんですか

     俺どころかあのふたりまで散々振り回して…」

出島「もうしわけありません」

タカトシ「あぁもう ズルいなあ本当に」

出島「ズルいのはお互いだと思います」

タカトシ「どうしてオレがズルいんですか」

出島「…」

  「言いたくありません」プイ

タカトシ(あれ)

出島「…ではもう起きられてはどうですか

   いい時間ですよ」

タカトシ「ハァ…そういえばお腹もすきました

     朝ごはんってなんですか」

出島「今は厨房を借りることは出来ないので なにか持ってきてもらうか

   下にあるレストランまで食べに行くことになりますね

   もう朝ではなくお昼ですが」

タカトシ「もうそんな時間なんだ…ゆっくり寝ちゃったなあ…」

    「…」

出島「どうしました?」
888 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/12/16(水) 02:49:06.85 ID:VG/igzqmo
タカトシ「いえ…昨日からコトミをひとりにして放ったらかしなのが

     気になって」

出島「心配なら連絡してみてはどうでしょう

   あなたの携帯電話はお着替えと一緒にそこにあります」

タカトシ「はい」Pi



コトミ『あ タカ兄ぃ?』

タカトシ「コトミ? 昨日からどうしてた?

     ちゃんと食べたのか?」

コトミ『うん大丈夫 適当に食べてたから』

タカトシ「そっか…」

コトミ『タカ兄は大丈夫だった? みんなと出来た?』

タカトシ「なんの話だよッ」

コトミ『アハー』

タカトシ「…」

    「それでコトミ 言ってなかったことがあるんだケド」

コトミ『うん なあに?』

タカトシ「俺…ずっと 出島さんと会ってた」

コトミ『うん知ってるー』

タカトシ「え…

     なんで? いつから?」

コトミ『最初から』

タカトシ「最初って…」

コトミ『天体観測のときだったかな 出島さん泊まった日』

タカトシ「なんで知ってんだ?」

コトミ『だって出島さん

    タカ兄の部屋行く前に私のトコ来たもん』

タカトシ「は?」

    「」ジロッ

出島「」プイッ
889 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/12/16(水) 02:54:40.80 ID:VG/igzqmo
続く

「大詰め」と言ってから半年過ぎてるのに驚いた
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/16(水) 03:25:23.16 ID:ZEUZIW4D0
乙です
もう半年も経ってたのか
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/16(水) 09:22:25.57 ID:MYkddEDco
乙です
毎回照れたりする動作がいちいちかわいいな
892 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/12/24(木) 01:43:56.04 ID:/bXzN5Jzo
タカトシ(どういうことです)ヒソヒソ

出島「…」

タカトシ(出島さん!)

出島「聞いたとおりです」

タカトシ(コトミに何したんです)

出島「何と言われればナニですが」

タカトシ「」ング

    「…もしかして会ってたひとって?」

出島「…」

コトミ『もしもーしタカ兄?』

タカトシ「ンア…なんだ?」

コトミ『そばに出島さんいるの?』

タカトシ「」

コトミ『声聞こえた』

タカトシ「ウッ…」
893 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/12/24(木) 01:49:00.07 ID:/bXzN5Jzo
コトミ『もしかしてまだベッドの中かな

    ゆうべはお楽しみだったんだね〜』

タカトシ「ウゥゥ…コトミ」

コトミ『なあに?』

タカトシ「オマエもずっと会ってたのか? 出島さんと」

コトミ『そうだよ 春から

    タカ兄は夏休みからだよね』

タカトシ「会った時は当然…」

コトミ『うん』

タカトシ「…オマエはそういうことはすぐ俺に言うと思ってた」

コトミ『えー ひどいなぁタカ兄

    私だって秘密は守るよ』

タカトシ「秘密か」

コトミ『うん 秘密にしてくださいって出島さんが』

タカトシ「…」

コトミ『言ったらお仕置きだって』
894 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/12/24(木) 01:52:46.04 ID:/bXzN5Jzo
タカトシ「お仕置き?」

コトミ『うん』

タカトシ「ってなに?」

コトミ『私はされてないから知らないけど』

タカトシ「なんなんです?」

出島「…」

タカトシ「出島さんッ」

出島「ご想像にお任せします」

タカトシ「…」

    「ハァ…コトミ もうすぐ帰るから続きは…」

コトミ『それとさあ』

タカトシ「ん なんだ?」

コトミ『コレ言っていいのかなあ』

タカトシ「…いいぞ 俺が許す」

コトミ『トッキーも』

タカトシ「は? 時さん?」

コトミ『トッキーも一緒だったよ 夏休みから』

タカトシ「…」

    「」ギロッ

出島「」プイッ
895 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/12/24(木) 02:00:24.50 ID:/bXzN5Jzo

Pi

タカトシ「どういうことなんでしょう」

出島「聞いたとおりです」

タカトシ「コトミだけじゃなく時さんまで…

     いや 昨日にはあの三人もか…」

出島「それはあなたもですよね」

タカトシ「クッ」

出島「人数的には2-3人ほど多いだけです」

タカトシ「それはまーそうなんですけどー

     なんか納得できない…」

出島「あきれますか?」

タカトシ「…いえ」

出島「そんな私はお嫌いですか」

タカトシ「…いえ」

出島「嫌いではないのなら?」

タカトシ「…好きです」

出島「ありがとうございます」

タカトシ「でも…」
896 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/12/24(木) 02:06:11.56 ID:/bXzN5Jzo
タカトシ「オレは独り占めしたいです 出島さんを」

出島「なるほど」

  「ではどうすれば 私を独り占めできるんでしょうね」

タカトシ「うーーん…」


グッ


出島「ぁ…」

タカトシ「」ダキッ

出島「…」

タカトシ「こういうことしか思いつきませんが…」

出島「ま…そんなものでしょうねえ

   この先しばらくは」


モゾモゾ カサカサ モゾ

ピリッ シュルッ…キュッ


タカトシ「…」モゾ ゴソ…

出島「このまましちゃいますか」

タカトシ「」ヌチ

出島「私は構わないですが

   どうなっても知りませんよ」

タカトシ「」グッ

出島「ンッ」
897 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/12/24(木) 02:17:59.37 ID:/bXzN5Jzo

グッ…ズプッ

出島「…」ダキッ

タカトシ「…」ギュッ

出島「ァ…」

タカトシ「」グッ


ギシッ


出島「んンッ」

ギシッ ギシッ

出島「ン…フ…ゆうべアレだけして

   疲れてないんですか」

タカトシ「疲れてますけど 出来ますよ

     出島さんなら」グッ

ギシッ

出島「ア…では今後も 私は皆さまよりひいき目に

   愛して…ください」ギュッ

タカトシ「はい」グッ


ギシ ギシ ギシッ…



「津田ぁー!」バーン

シノ「いつまで寝てるんだ!」

タカトシ「…え」

アリア「あれぇ?」
スズ「」
シノ「」

タカトシ「えええッ!?」

出島「…だからどうなっても知らないと」
898 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2015/12/24(木) 02:23:25.06 ID:/bXzN5Jzo
続く

タネ明かし・ネタ明かし部分は足りてないかもけど
忘れちゃったのもあるしだらだら長くなっちゃうしこれぐらいかな
899 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/24(木) 06:18:33.91 ID:0lZktHEbo
乙です
コトミのが先にオトナになってたとは
900 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/12/25(金) 01:29:22.11 ID:vrfMgR/k0
なんだろうこの妹なのにNTR感が凄いのは
901 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/28(月) 22:36:15.70 ID:vUiv3tgy0
いやこれは実妹とのベッドインに到る抵抗感を払拭するためのワンテップだろう
ハーレムキングとハーレムクィーンがくっついて最強のキングダムが完成するんだよ
902 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/03(日) 22:11:17.38 ID:eNvfYkLqo
今年もかわいい出島さんを頼みます
903 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします :2016/01/04(月) 20:14:52.35 ID:RzENb+mh0
出島さんとコトミとトッキーの3P・・・ゴクリ
904 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/01/05(火) 02:20:32.68 ID:xetkvJ8io
シノ「うわーー!」

  「すまなかったー」

  「出島さんの姿を見かけなかったからもしかすると津田と一戦交えてる最中なのではないかと考えなかったこともなかったんだが…」

  「まさかその通りだったとは思わなかったんだー」

タカトシ「…」

シノ「とにかく悪かった

   気にせず続けてくれッ」

バタン


タカトシ「…どういうことなんですか」

出島「…」

タカトシ「出て行った って言うからもう…」

出島「私は出て行かれた と言っただけです

   帰った なんてひとことも」

タカトシ「」グヌヌ
    
905 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/01/05(火) 02:25:44.07 ID:xetkvJ8io
出島「それより…」

タカトシ「はい?」

出島「続けましょう」

タカトシ「」

出島「彼女は気にせず続けてくれ と言いました」

タカトシ「…」

出島「またすぐに来ると思いますが…」

タカトシ「絶対そうです」

出島「見せつけたい気分ですね」

タカトシ「」ドキッ

    「それはなんていうか…恥ずかしいです」

出島「ひいき目にしてくれる というのはさっそくホゴにするのですか」

タカトシ「ゥ…」

    「わかりました…」グッ
906 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/01/05(火) 02:27:57.17 ID:xetkvJ8io

ギシ…ギシ…ギシ…

出島「ぎこちないですね」

タカトシ「…」

出島「では こうしましょうか」ムクリ

タカトシ「ウヮッ」

ギシッ

出島「初めてのときに…」

タカトシ「…はい」

出島「この体位になってからあなたも積極になったと

   記憶してます」

タカトシ「そうでしたっけ///」

出島「そうでしたよ」


ギシッ ギシッ
907 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/01/05(火) 02:30:12.25 ID:xetkvJ8io
出島「好きですよね この体位が」

ギシッ ギシッ

タカトシ「…かもしれないです」

ギシッ…


シノ「…と 言うとでも思ったかー!」バーン

タカトシ「」

アリア「あれれぇ?」

スズ「」

シノ「」

出島「…」

   「」ダキッ

   「」チュ

クチュ ジュ ジュル…

タカトシ「ン…ンゥ」

スズ「ヒッ」

シノ「うう…ぅ」

アリア「見せつけるねぇ」

シノ「ウワアアアアアン」

バタン
908 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/01/05(火) 02:37:17.22 ID:xetkvJ8io

[みんなでお食事です]

シノ「昨日のカレーよりはだいぶマシだな…」

スズ「そうですね」

出島「ココのルームサービスは当たり外れがあるみたいです」

シノ「のようですね」


モグモグ


アリア「津田くん たくさんして体力使ったんだから

    キチンと食べなきゃダメだよ?」

タカトシ「…はあ」

    (七条先輩以外が

     何事も起きて無いかのように振る舞ってるのがちょっと怖い)


モグモグ


タカトシ「というかアノ…皆さんいったいどこへ行ってたんですか」

シノ「風呂だ」

スズ「下にある大浴場よ」

アリア「広くて気持ちよかったよー」

タカトシ「そうだったんですか」

アリア「ココ 混浴も作ってもらおうか

    みんなで一緒に入りたいね」

スズ「混浴を新しく作るのは条例違反です」
909 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/01/05(火) 02:40:35.93 ID:xetkvJ8io
アリア「そうだ津田くん

    この部屋 これからずっと使っていいよ」

タカトシ「え?」

アリア「実はこの部屋 私が自由に使っていい部屋なの

    だから 出島さんと津田くんならいつでも使っていいよ」

タカトシ「…はあ」

出島「なにかご不満でも?」

タカトシ「いえ…最初から用意されてたんですね この部屋も」

アリア「そうなるねえ」

シノ「まったく 今回はアリアと津田と出島さんに振り回されっぱなしだ」

スズ「同感です」

アリア「ごめんね

    シノちゃんもスズちゃんも遠慮なくこの部屋使っていいから

    またたくさんしようね みんなで」

出島「お待ちしていますよ」

シノ「///」

スズ「///」

タカトシ(また続くのか…コレは)
910 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/01/05(火) 02:43:56.77 ID:xetkvJ8io
アリア「何なら いまからまたする?」

出島「夕方ぐらいまでなら皆さまもご都合がつくのでは」

スズ「いい加減にしましょうッ

   ゆっくり休みたいです私は」

シノ「その通りだ

   食事を済ませたらここを出て解散としよう」

  「津田も疲れただろう 今日はもうゆっくりと休め」

タカトシ「はい」

アリア「休めるのかなあ 疲れると余計に興奮したりして」

出島「いわゆる疲れ○ラですね」

シノ「そういう煽りももういいッ」
911 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/01/05(火) 02:50:07.38 ID:xetkvJ8io

[帰宅しました]

コトミ「お帰りー タカ兄」

タカトシ「…ただいま」

コトミ「うんうん ヤリ遂げた男の顔だねえ」

タカトシ「なにを言いやがる」

コトミ「でもしてきたんでしょ? みんなと 一晩中」

タカトシ「クッ」

    「…というかおまえには聞きたいことがたくさんある」

コトミ「私も タカ兄にたくさん聞きたいことあるから

    とりあえず座ってー」

タカトシ「…」ストン

コトミ「はい 疲れたときには甘いモノ」つ

タカトシ「ん 気が利くな」モグモグ

    「というかオマエ ちゃんとメシ食ってたの」モグモグ

コトミ「大丈夫だよ でも今日の晩ご飯はもうなにもないからどうしよ」モグモグ

タカトシ「そうか…どうすっかなー」モグ…

    「って 俺がさっきから食ってるコレは…」

コトミ「出島さんにもらったー」ニコニコ
912 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/01/05(火) 02:56:28.48 ID:xetkvJ8io
あけおめ

コトミとはどうしよ
本筋からは外れるから、やったテイで次(最後)にいくか
それなりにやるとこを書くか
913 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage saga]:2016/01/05(火) 03:01:43.42 ID:XC2RshAV0
描けるようならやってほしいかなって。
あとウオミーとかカエデちゃんとかはどうするんだろう
914 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/05(火) 03:10:13.11 ID:J4CzsNyQo
乙です
915 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/10(日) 16:48:29.50 ID:XvflB2MI0
できるならヤってほしいところです
916 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/01/16(土) 02:09:12.12 ID:8JGLzUqLo
コトミ「タカ兄ぃ どんな感じ?

    ヤリたくてしょうがない?」モグ

タカトシ「…これって食べてすぐに効くわけじゃないぞ」

コトミ「え〜 そうなの?」

タカトシ「時間かかるんだよ

     ヤ…したくなるまで」

コトミ「うーんそうかー」

   「じゃあ…それまでどうしよ?」

タカトシ「…」


[お風呂]


コトミ「も〜ぉタカ兄」

タカトシ「…」

コトミ「妹の 現役JKの

    ハダカ見てどうして普通でいられるの」

タカトシ「…オマエのは何度も見てるし」

    (…散々見てきたばかりだし)
917 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/01/16(土) 02:11:26.23 ID:8JGLzUqLo
コトミ「もォ 自信無くすなあ」

タカトシ「なんの自信だよ」

コトミ「」ストン

   「ウーン」ジロジロ

タカトシ「ウッ…」

コトミ「やっぱり立派だよねえ 何度見ても」

タカトシ「何度見たんだ なぜ見れたんだ」

コトミ「触ってもイイ?」

タカトシ「…」

コトミ「」ニギッ

タカトシ「ンアッ 返事してないのに…」

コトミ「ウーン」ニギニギ

シコ シコ

ニギ

タカトシ「ンクッ…」

コトミ「…なんで立たないの?」

タカトシ「そういうことはもっと遠まわしに言いなさい」

コトミ「やりすぎちゃってEDとか?」

タカトシ「話を噛み合わせような」

コトミ「甘噛みがイイの?」

タカトシ「得意分野だけ合わせるなッ」
918 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/01/16(土) 02:13:52.98 ID:8JGLzUqLo
コトミ「じゃあ…アム」

アムアム

タカトシ「ウッ…オマエももっと躊躇しろよ…」

アムアム…ズチュズチュ…チュル

タカトシ「ンッ…ウゥッ」


ムクムクムク…ビンッ


コトミ「ンハ…タカ兄ぃ 調子出てきたね」

タカトシ「…」

コトミ「じゃあ次は」グイッ


ムンニ ムニ ムニュ


タカトシ「ンォ」

コトミ「タカ兄は胸でされるの好きでしょ」

タカトシ(見抜かれてる)
919 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/01/16(土) 02:16:33.82 ID:8JGLzUqLo
コトミ「私はアリア先輩ほどは(胸が)無いから…」

   「この秘密兵器でッ」バーン

タカトシ「なにそれ」

コトミ「チューブトップのブラ」ツケツケ

   「…とローションをたくさん」トロトロ

ヌチュ ジュチュ

タカトシ(うわぁ…)

プジュッ ヌッ…


コトミ「いいよタカ兄 ココ入れて」ピラ

タカトシ「」グッ


ヌチュヌチュ ジュッ


コトミ「じゃあ 動いてみて」

タカトシ「…」


ジュチュ ジュチュ


タカトシ「ウワッ アッ」

ジュプッ ジュチュ

コトミ「タカ兄…なんか必死」


ジュプ ジュチュ…
920 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/01/16(土) 02:19:40.91 ID:8JGLzUqLo

…ジュチュジュチュ

タカトシ「はぁ…もう出そう…」

コトミ「うん そのままナカに出して」

タカトシ「え? ナカ?」

コトミ「ブラのだよ」クス

タカトシ「んグ…わかった」


ジュプッ ジュチュッ…


タカトシ「ウ…ア…」ブルブル

ビュル!

コトミ「ア…すごい」

ビュッ ビュクッ

タカトシ「ウァ…ア…アアッ」

ビュルルッ ビュクッ ビュッ

コトミ「タカ兄 すごく出してるね 射精してるね」

タカトシ「ア…ァ…」

ビュ ビュルッ ビュッ

コトミ「もー 多すぎだよー」

タカトシ「ン…クッ…ア」


ビュルルッ…
921 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/01/16(土) 02:22:25.42 ID:8JGLzUqLo
タカトシ「ハァ…ハァ…はあ」ヘナヘナ ストン

コトミ「あれ? 大丈夫? タカ兄」

タカトシ「あ…ああ平気」

    「なんかもう昨日からずっとしっぱなしで さすがに疲れる」

コトミ「そっかー…」

チュ

タカトシ「ウワッ なんだ?」

コトミ「ううん タカ兄すごくカッコよかったよ」

タカトシ「どこにカッコイイ要素があったんだ?」

コトミ「がんばってたトコ」

タカトシ「///」

コトミ「それにしても」フニフニ

チャプチャプ

コトミ「すごく出たねえ タカ兄」フニフニ

タカトシ「…」

コトミ「胸が妊娠しちゃうかな」

タカトシ「しねえって」
922 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/01/16(土) 02:25:56.83 ID:8JGLzUqLo
コトミ「こんなに出しても」ジーッ

ビンッ

コトミ「元気だね」

タカトシ(効いてきた)

コトミ「さっきより大きくない?」

タカトシ「かもな」

コトミ「大丈夫かな 入るかな」

タカトシ「…」

コトミ「初めてなんだから 優しくしてよね」

タカトシ「初めてなのか? 出島さんには…」

コトミ「膜は残してもらってるよ?」

タカトシ「…そうなんだ」

コトミ「ちゃんとこれ着けてね」つ

タカトシ「あ…うん」

コトミ「どーかした?」

タカトシ「いや…オマエもそのまましたがるかと思ってた」

コトミ「なんかヒドイなそれ」

タカトシ「スマン」

コトミ「じゃあ みんなと同じぐらいしてくれたら許すね」

タカトシ「…わかった」
923 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/01/16(土) 02:29:18.36 ID:8JGLzUqLo
コトミ「じゃ これがいいな」

タカトシ(初めてで立ちバックかー)

    「…」

モミッ

コトミ「アンッ」

タカトシ「…」モミモミ

コトミ「もぉ」

タカトシ「…」モミッ

コトミ「エッチな兄を持つと苦労するよ」

タカトシ(言ってろ)

    「…」

    「…コトミ」

コトミ「なあに?」クルッ

タカトシ「」チュ

コトミ「ンッ」

クチュ…チュプ…ニュ


コトミ「フハァ…ハァ ハァ」

タカトシ「行くぞ」

コトミ「うん」


グッ
924 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/01/16(土) 02:32:48.36 ID:8JGLzUqLo

ズププ ジュプ

コトミ「ア…アアッ」

タカトシ「…」

ジュル ジュッ

コトミ「ア…タカ兄…タカ兄」

タカトシ「どした? 辛いか?」

コトミ「ううん もっかい…」

タカトシ「ん?」

コトミ「も一回 キスして…しながら来て」

タカトシ「」チュ


チュクチュク ジュプ

ズプッ ジュブッ


コトミ「ンッ…ンッ」ビク

タカトシ「…」

クチュ ジュッ

コトミ「ンッ…ンゥ…ンンンッ」ビクッ ビクッ

ズプ ズププッッ

コトミ「ンンッ ンーーーーッッ!!」ビクンッ


プシャアアアアアーーーー
925 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/01/16(土) 02:36:28.59 ID:8JGLzUqLo
タカトシ(あ…)

コトミ「アア…ア…」

タカトシ「…」


シャアアア…


コトミ「ウウウ…」ヘナヘナ ブルッ

タカトシ「大丈夫かコトミ」グッ

コトミ「ウウッ…漏らしちゃった」グスッ

タカトシ「ああ うん」

コトミ「潮じゃないほう」

タカトシ「…わかってる」

コトミ「ヤリ終わるぐらいまでは大丈夫と思ったのに…キモチよすぎて」

タカトシ「気にするな オレも調子乗ってた」ナデナデ

コトミ「ウウッ」グス

タカトシ「洗うぞ?」

コトミ「うん 全身ね」

タカトシ「はいはい」
926 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/01/16(土) 02:40:29.41 ID:8JGLzUqLo

ゴシゴシ

ゴシゴシゴシッ


タカトシ「こんなもんだな」

コトミ「ありがとー 次私だね」

タカトシ「え」


トロトロトロ

ピト…ヌル ヌル…ヌルッ

タカトシ「ウォッ なにやってんだよ」

コトミ「ん? ボディ洗い」

タカトシ「どこで覚えたんだ…」

    (あの人なんだろうケド)


ヌルッ ヌルッ

コトミ「ねぇタカ兄」

タカトシ「なんだ?」

コトミ「コレ」ニギ

タカトシ「ン」

コトミ「大丈夫? 全然治まらないね」

タカトシ「効いてるからな」

コトミ「もっかい出しちゃえば?」

タカトシ「…」

コトミ「こうやって」ヌル…ヌチ

タカトシ「おい」

コトミ「だいじょーぶ 入れない」
927 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/01/16(土) 02:43:11.55 ID:8JGLzUqLo
コトミ「こうやって挟んで」ビチ

   「ローション追加して」トロトロトロ…

   「で 動くと」

ジュップ ジュップ

タカトシ「アァァ」

コトミ「いいでしょ?」


ジュップ チュップ


コトミ「ちょっと間違えば入っちゃいそうで スリリングだね」

タカトシ「そういうことを言うなっ」

コトミ「フフ」


ゴロン

コトミ「ワッ 床冷た」

タカトシ「…」

コトミ「ウーンと…」ピチ

   「じゃあコレで続き」

タカトシ「」グッ


ペチ…ペチ…パン パン パンッ…
928 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/01/16(土) 02:46:11.19 ID:8JGLzUqLo

…パンッ パンッ パンッ

ジュプッ ジュブッ


タカトシ「ア…ハァ…アッ」ブルブル

コトミ「ン…」

タカトシ「ウァ…アッ…」ビクッ


ビュルルルッ!

コトミ「キャァ」

ビチャッ

ビュルッ ビュッ ビュッ

ビチャッ ビチャ…



コトミ「もお 出すんならそう言ってよ」プンプン

タカトシ「…ゴメン」

コトミ「でも念願のリアル顔射だぁ」

タカトシ「…」

コトミ「こんなにたくさん…」ペロ

タカトシ「…」

コトミ「体中にもかかっちゃってるね」ペロ ペロリ

タカトシ「…」

コトミ「また洗ってくれる?」
929 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/01/16(土) 02:53:25.47 ID:8JGLzUqLo
タカトシ「ふぅ」

コトミ「はぁ…いいお湯」


チャポン


コトミ「ね タカ兄ィ」

タカトシ「ん?」

コトミ「ずっとこうだね」ニギニギ

タカトシ「そうだな」

コトミ「みんな喜んでた?」ニギ

タカトシ「なぜ『喜ぶ』と聞くんだ」

コトミ「これからは学校で毎日するの?」

タカトシ「…学校でそういうことはしない ってみんなで決めた

     七条先輩が部屋を用意してくれたからそこで…毎日もしないぞ」

コトミ「そっか 私たちもそこ行っていいよね」

タカトシ「ああ…いいんだろうなあ」

コトミ「じゃ」ザバア

   「続きしよ?

    次はちゃんとしたの」

タカトシ「…」ザバ


ガチャ

出島「その前に」

タカトシ「」ギョッ

出島「いいですか?」
930 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/01/16(土) 02:57:06.54 ID:8JGLzUqLo
続く

危うくコトミが全部持って行きそうになっちゃった
931 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/16(土) 10:47:59.70 ID:FWj0PDt/o
乙です
932 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/17(日) 12:07:13.81 ID:aab2LhjRo
乙!
933 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/19(火) 20:22:25.23 ID:kIf6ombpo
乙です
934 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/01/21(木) 22:15:43.58 ID:3HBUn/aL0
乙です!
935 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/02(火) 08:19:24.73 ID:qa/LW4fko
待ってます
936 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/02/06(土) 01:33:05.55 ID:jvY0PeY0o
出島「呼び鈴は何度も押したのですが」

タカトシ「…」

出島「反応がないので

   こんなことだろうと勝手にお邪魔しました」

タカトシ「…はい それで」

出島「夕飯の用意をしに来ました

   私が一昨日に作ったものはもう何も残ってないだろうと」

タカトシ「…そこまでしてもらわなくても」

出島「何かする気力も残ってないと思いましたが…

    そうでもなさそうでしたね」

タカトシ「…」

コトミ「出島さん 通い妻みたい」

出島「…」

  「それと お風呂場での行為は程々がいいですよ

   すべって転ぶと危ないですし 意外と冷えます」

   「お布団はもう敷きましたので 続きはお部屋でどうぞ」

タカトシ「…はい」

コトミ「わかりましたー」
937 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/02/06(土) 01:36:31.91 ID:jvY0PeY0o

[キッチン]


グツグツ ジューー グツグツグツ

出島「…」

グツグツ…


[客間]


パン パン パンッ
ジュプ ジュプ ズプッ


コトミ「ア…ヒャッ…タカ兄ィ…アッ…」

タカトシ(ナニやってんだろオレ)

    (出島さんにいろいろ世話させて

     自分はコトミとこんなこと…)


パン パン
ズブ ズプッ


コトミ「アッ…タカ兄…タカ兄ィッ」

タカトシ「クッ」


パンッ パンッ
ズブッ ジュプッ


スーーーッ

出島「失礼します」

タカトシ「ヒッ」
938 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/02/06(土) 01:42:25.41 ID:jvY0PeY0o
コトミ「ア…タカ兄…やめちゃヤだぁ」

出島「…」

タカトシ「な…なんでしょうか」

出島「だいたい終わりましたので」

タカトシ「はい…」

出島「食べるときには適度に温めてください」

タカトシ「わかりました…」


グッチュ グッチュ ズップ

コトミ「ア…アッ…ン」

タカトシ「コラッ コトミ 動くな」

グッチュ…ズップ…


コトミ「ア…タカ兄ッ…タカ兄ィ」

タカトシ「ア…ンア」

出島「…」ジーッ

タカトシ「ウゥゥ…」

出島「私に遠慮せずどうぞ」

タカトシ「クッ」
939 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/02/06(土) 01:47:34.43 ID:jvY0PeY0o

グッチュ ズチュ

コトミ「アッ…ア…」

出島「ひとつ いいですか」

タカトシ「はいッ どうぞッ」

出島「今この瞬間にでもご両親がばったり帰ってくる なんてことは?」

タカトシ「いえッ ありませんッ

     来週まで帰ってこない予定ですッ」

出島「ではなんの心配もなく出来ますね 今夜は」

タカトシ「はい…」

出島「このままココで休めばいいでしょうね

   おふたりの寝巻きもあちらに」

タカトシ「あぁ はい」


グッチュ…グッチュ…


コトミ「ア…ア…ン…」

出島「ではそろそろ失礼しますが」スクッ

タカトシ「え…はい」

出島「明日もお邪魔すると思います お昼にでも」スタスタ

タカトシ「え? 明日は学校ですよ」

出島「無事に登校できれば来ませんよ」


ピシャッ


タカトシ「?」
940 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/02/06(土) 01:50:53.94 ID:jvY0PeY0o

[翌日]

タカトシ(体が…全身痛い…重い…)


ピンポーン


タカトシ(…ホントに来た)



出島「どーも またまた勝手にお邪魔しました」

タカトシ「いらっしゃい…いいんですか ウチ来て」

出島「許可はもらっています お嬢様にも お屋敷にも」

タカトシ「そうですか…」

出島「どうでしょう 調子は」ストン

タカトシ「見ての通りです

     とにかく体が動かないです」

出島「まったく動かないですか 熱は?」

タカトシ「熱は出てません

     トイレとかメシ食ったりはなんとかできましたが

     後はずっと寝てます」

出島「そうでしたか…コレは必要なかったですね」ゴト

タカトシ(尿瓶…)
941 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/02/06(土) 01:54:45.15 ID:jvY0PeY0o
出島「疲れが一気に出てしまったのだと思います」

タカトシ「でしょうね」

出島「あそこまでしてしまうのはさすがに無茶ですよ 限界を超えてます」

タカトシ「誰がやらせたんですか」

出島「まあ 早いうちに自分の限界を知っておくのはいいことです」

タカトシ「…そういうもんですか?」

出島「私も仕事を張り切りすぎてしまい

    体が動かなくなったことがあります

    自分の限界をよくわかっていなかったころでした」

タカトシ「…」

出島「マグロ好きなお客様には評判でしたが」

タカトシ「あ やっぱりそっちの仕事でしたか」
942 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/02/06(土) 01:58:45.50 ID:jvY0PeY0o
出島「その様子だと気力は十分にありますね」

タカトシ「寝込んでますが」

出島「しばらく安静にしておけばまたいつもどおり動けますよ」

タカトシ「はい」

出島「では何か お昼を用意します」

タカトシ「ありがとうございます」

出島「なにがいいですか」

タカトシ「そうですね…朝は簡単なものしか食べてないので

     しっかりしたものを食べたいです」

出島「元気になるものですね」スクッ

タカトシ「はい」

出島「精のつく とも言いますね」

タカトシ「」

出島「さっそくご用意します」スタスタ
943 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/02/06(土) 02:01:51.19 ID:jvY0PeY0o

・・・

タカトシ「ごちそうさまです」

出島「お粗末さまでした

   では片付けますね」

タカトシ「いろいろしてもらってすみません」

出島「いえ 好きでしていることなので」

タカトシ「はあ」

.

出島「今日の夕飯と 明日の分のお食事も後で作っておきます」

タカトシ「昨日からお世話になってばかりですね」

出島「私もいろいろとお世話になりましたからそのお返しです」

タカトシ「オレ何か出島さんを世話しました?」

出島「されましたよ 覚えてもないですか」

タカトシ「え…っとご飯作ったりでしょうかね 俺も」

出島「はい とても嬉しかったです」

タカトシ「そうだったんだ…

     じゃあ またなにか作りたいですね」

出島「その機会を楽しみにしていますよ」
944 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/02/06(土) 02:11:55.08 ID:jvY0PeY0o
タカトシ「でも…出島さんに世話してもらってる最中に

     オレは誰かと何かしてる…ってのはもうイヤかもです

     昨日みたいに」

出島「…」

  「要するに私も参加してほしかった と」

タカトシ「そういう意味じゃありませんッ」

    「…ケド そっちのほうがまだよかったかも」ボソッ

出島「なら次は一緒にしましょう」

タカトシ「そーじゃないです!

     …出島さんだけ働かせてオレはあんなことしてるのは

     申し訳ないってことでしょうか」

出島「ヒモでいるより共働きがいい ということですね」

タカトシ「は?」

出島「ま 気にしなくてもいいですよ」

タカトシ「気にしますよ」

出島「そうですか…ありがとうございます」

  「ではこれからはお互いのために奉仕しあいましょうか

  皆さまにしてもらうよりもっとたくさんのことを」

タカトシ「え」ドキッ

    「それはいったい具体的にナニを…」

出島「そうですね たとえば…」
945 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/02/06(土) 02:15:14.98 ID:jvY0PeY0o

[そして…]

タカトシ「ご迷惑おかけしました 今日からまた登校しますッ」ペコリ

シノ「うむ もう体はいいのか?」

タカトシ「はい! もうスッカリです」

スズ「3日も…けっこう休んだわね」

アリア「ずっと寝込んでたの?」

タカトシ「いえ 昨日にはもう普通に動けましたが

     念のためもう一日休ませてもらいました」

シノ「そうか さっそく今日からいつもどおり働いてもらうぞ」

タカトシ「はい」

アリア「たくさん働いてもらうよ〜

    もう週末だし またみんなとね」

タカトシ「ング」

スズ「七条先輩…学校でそういう話は…」

アリア「あ そうだった ゴメンね」

畑「おや 久しぶりですねえ 津田副会長」ヌッ
946 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/02/06(土) 02:22:53.98 ID:jvY0PeY0o
タカトシ「ィッ 畑さん? おはようございますッ」

畑「おはようございます

  ずいぶんと休んでいましたね ご病気でしたか」

タカトシ「いえ 疲れが一気に出ちゃいまして…」

畑「疲れですか」

タカトシ「はい 週末からいろいろ…」

スズ(津田ッ)ツネ

タカトシ「イッテ」

スズ(しゃべり過ぎ)

タカトシ「ア…」

畑「なにか疲れることをしていたのですか

   こないだの週末に」

タカトシ「いえあの…」

畑「津田くんひとりで? それとも生徒会の皆さまも?」

シノ「クッ」

スズ「ウッ」

アリア「…」ニコニコ

畑「先ほどのお話が少し聞こえてしまいましたが

  次の週末もまた皆さまで集まって 津田くんがたくさん働くのですか?」

タカトシ「ウ…」アセアセ

出島「もうそのあたりで」
947 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/02/06(土) 02:27:09.15 ID:jvY0PeY0o
畑「あら おはようございます」

出島「勘弁してあげてはどうですか」

タカトシ「出島さん…」

畑「はい 出島さんがそう仰るなら」ソソクサ

出島「おはようございます」

タカトシ「あ おはようございます」

出島「…」ジーッ

タカトシ「ウッ…///」

出島「…」ジッ

タカトシ「…///」

シノ「なんだこの空気」

スズ「」ムーッ


パシャッ

タカトシ「」ハッ

    「ちょっ…と畑さん なに撮ってるんですか」

畑「見つめ合うおふたりがなかなかいい絵だと思ったのでつい

  いけませんでしたか?」

タカトシ「ダメに決まってるでしょ ですよねえ?」

出島「私は構いませんよ」

タカトシ「え」
948 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/02/06(土) 02:31:22.90 ID:jvY0PeY0o
出島「ではコチラを」つつ

タカトシ「え いまココでですか」

畑「おや それはお弁当ですね」パシャッ

出島「はい わたくし作の」

シノ「なにッ」

スズ「え」

タカトシ「生徒会室でいいじゃないですか

     どうしてこんな目立つところで…」


ザワザワ ザワザワ


出島「私は部外者なので許可なしには校内に入れませんよ?」

タカトシ(いつも勝手に入ってきてるのに〜)

アリア「津田くん ちゃんと受け取らなきゃダメだよ」

タカトシ「ウウウッ」つつ

    「ありがとうございます」

出島「はい」

  「…それで私には?」

タカトシ「ア…」ゴソゴソ

    「はい 出島さんのです」つつ

出島「ありがとうございます」

シノ「なんだと?」

スズ「津田が作ったの? その…」

アリア「お弁当を?」

タカトシ「はい…///」
949 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/02/06(土) 02:34:50.12 ID:jvY0PeY0o
出島「ではお昼にいただきます」

タカトシ「はい あまり美味しくないかもですが」

出島「いえ こういうものは気持ちが大切です」

タカトシ「毎日作るのはとても無理かもです」

出島「出来るときだけでいいですよ」


シノ「クッ…ソノテガアッタカ…ソノテガアッタノカ…」ブツブツ

スズ「ナゼオモイツカナカッタ…」

アリア「津田くんの愛情が詰まってるんだねえ」ニコッ


畑「ほぉ お弁当のスワッピングですか

  いいですね よほどの仲なんですねー おふたりは」パシャッ

タカトシ「クッ…撮らないでくださいよッ」

出島「いえ構いませんよ」


パシャッ
950 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/02/06(土) 02:39:32.76 ID:jvY0PeY0o

ザワザワ

畑「お話も聞かせてもらっていいですか」

出島「ええ」

畑「新聞に載せても」

出島「どうぞ」

畑「お名前と顔写真も 出していいですね」

出島「ご自由に」

畑「おふたりの特集記事を4ページほど組んじゃいましょうか」

出島「足りますか」


ザワザワ ザワッ


畑「で 私とは?」ヒソヒソ

出島「また連絡します」ヒソヒソ

タカトシ(…話が大変なことに…どうしてこうなった)


シノ「ハ…ハハハ…」
スズ「マダアワテルヨウナジカンジャナイッ」ブツブツ
アリア「ツギハドンナプレイヲシテモラウカナー」


タカトシ(そしてどうなるんだ…オレは…みんなは)
951 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/02/06(土) 02:46:00.63 ID:jvY0PeY0o
もうちょっとだけまだまだ続きます


けっこう間隔開きましたが、とくにこれといったことがあったわけでもなく
単に詰まってたりサボってたりでした
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/06(土) 03:21:46.09 ID:f1bcNS67o
乙です
見ててほっこりする
953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/06(土) 06:26:42.36 ID:rR2qhvdy0

二人の関係が知れ渡ったらどんな騒動が起こるか次からが楽しみ
954 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/11(木) 12:12:34.82 ID:W29x/4yAo
乙です
955 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/02/17(水) 01:01:32.41 ID:Eo6rgfYro

[それから…]


ギシギシッ

グチュグチュッ


タカトシ「ア…ハァ…」


パシャッ

ギシッ

ズプッ


出島「ん…フッ」


ギシッ ギシッ

パシャッ


タカトシ「ア…アァ」


ギシッ…


シノ「コラー!」バーン
956 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/02/17(水) 01:03:40.52 ID:Eo6rgfYro
タカトシ「ゥワッ」


ドタドタドタ


シノ「さっさと帰ったと思ったら…」

スズ「ココにくるのは休日だけと決めたでしょ?」

タカトシ「…」

アリア「まあまあシノちゃん スズちゃん

    津田くん 出島さんとたくさん会いたいんだよ」

タカトシ「///」

シノ「…」

  「まったく…出島さんも」

出島「はい」

シノ「決めた事は守ってください

   こんな平日から…」

出島「申し訳ございません」

  「私のほうが経験も技術も相性も愛情も

   皆さまより勝っていますので…

   ついついお誘いしてしまいました」

シノ「…」グヌヌ

スズ「…」グヌ

パシャッ

.
957 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/02/17(水) 01:05:21.12 ID:Eo6rgfYro
アリア「それより せっかく来たんだし

    私たちもしよ?」ヌガセヌガセ

シノ「コ…コラ アリアッ」

スズ「脱がさないでください!」


パシャッ


出島「お待ちくださいッ」

アリア「なあに?」

出島「いい機会なので 今日は制服プレイなどどうでしょう」

アリア「そっかー 津田くんも制服の私たちとしてみたいよね

    学校じゃ出来ないし」

タカトシ「え」

スズ「ときめかないの!」ビシッ


パシャッ


シノ「それと 畑!」

畑「はい?」

シノ「いつまでも撮ってるんじゃないッ」

畑「ああ…そうですね

  では私は一度退散して

  あちらでお茶でもしています」


スタスタ バタン
.
958 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/02/17(水) 01:08:53.36 ID:Eo6rgfYro

スタスタスタ

トッキー「撮ってていいのか」

畑「ご心配なく コレは新聞には載せません

  大半は出島さんにお渡しするものですよ」ストン

トッキー「…」

畑「あんな和気藹々とした関係を見せられてもね…

  もうちょっとドロドロとしてないと

  書く方も見るほうも面白くありませんし」

トッキー「捻じ曲がってるな…というかどこが和気藹々だ」

畑「それより トッキーさんはしないの」

トッキー「え?」

畑「津田くんとは」

トッキー「…」

    「…あまり興味ないな」

畑「あまり ですか 今はそうでもこの先はわからない と」

トッキー「なにが言いたい」

畑「いえ別にー」

トッキー「…そういうアンタは?」

畑「私ですか?」

 「…興味が無いわけでも無いですが

  アソコに加わるのはなかなか勇気が要りますねえ」

コトミ「ですよねえ アソコに入るのは大変かなあ」
959 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/02/17(水) 01:12:56.74 ID:Eo6rgfYro
畑「おや あなたはご自宅でいくらでも出来るんじゃないの?」

コトミ「それがそうでもないかな

    ウチでは全然しないです

    してくれたのは最初だけ」

畑「そうなの?」

コトミ「うん ウチでは手と口と胸と

    お風呂でローションプレイぐらいしかしないな」

畑「なるほど せめて実の妹とは健全に暮らしていこうと」

トッキー「どこが健全だ どこが」

畑「それより トッキーさんはどうして出島さんと?」

トッキー「…」

    「…」

    「話せば長くなる」

畑「そうですか」

トッキー「…そういうアンタは」

畑「私ですか…私も 話せば長くなりますねえ」

トッキー「そうか…」
960 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/02/17(水) 01:16:28.39 ID:Eo6rgfYro

     ギシギシッ


畑「なにやら始まったようですねえ」

コトミ「盛んですねえ」

トッキー「…」


     ダカラッ イイカゲン ハナレクダサイ!

     ツダモイツマデソウシテンノ!


畑「またあの調子ですか」

コトミ「大変だなあ タカ兄」

トッキー「…」


     モーデジマサン アンマリヒトリジメスルナラ コウダヨ

     ズプッ

     ヒギッ!

     アレー? マチガエチャッタ


コトミ「お!? いつもと違う展開ですよ」

畑「これは興味深いですね」

トッキー「…」


     デモマアイイカア

     ギシッ ギシッ

     ヒィッ イッ イッ

     ナルホド…コウヤッテツダヲセメルノモアリカ

     ゼンゼンナシデス

     オジョーサマ ショシンシャアイテニハ アマリハゲシクシナイヨウオネガイシマス

     ウン ワカッタヨー


コトミ「ちょっと見てみたいです どうなってるか」

畑「私もです 行ってみましょう」

トッキー「…」


スタスタスタスタ…バタン


トッキー「…」

    「ハァ…」

    「…どうしようも ないな」
961 : ◆CnuooyNUm. [sage saga]:2016/02/17(水) 01:31:30.00 ID:Eo6rgfYro
ということで終わり


もともと>>127までしか考えてなかったこの話ですが
>>132,133のおふたりの言葉をヒントに何とか続けていきましたが
ゴールをお話中のだいぶ先のほうに設定してしまったのでこうまで長くなっちゃいました
最初から見てる方もそうでない方も今日までお付き合いありがとうございます


ではまた
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/17(水) 06:08:47.22 ID:pc1xWX2Oo
今まで本当に乙です
次回作も本当に楽しみです
963 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/17(水) 11:47:56.69 ID:jbmWk4RQ0
乙、本当に長かったなぁww このスレだけで終わらせたいみたいなこと言っていた気がするから、
今まで書き込みを控えてたけど、更新されるたびにワクワクしてたんだぜ

次回あるなら期待しちゃう
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/02/18(木) 19:38:04.79 ID:DkSRs25c0
ついに終わったか 乙
965 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/18(木) 21:45:44.94 ID:tjz/RCmzo
次も期待してる
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/18(木) 22:26:29.57 ID:SauJZhgPo
乙!
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/20(土) 20:58:26.05 ID:4Y/cNqGt0
うおー、お、終わった……
とても楽しく読ませて頂きました
また書いて欲しいです!爛れた関係を!
968 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2016/02/22(月) 02:17:26.70 ID:/6oIunbf0
otu

話せば長くなる下りは勝手に想像しろってことですかね。
969 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/23(火) 07:10:33.74 ID:C8JhbdG5o
トッキーはキッカケ部分あるし
畑さんも自分からそれとなく喋っていたので良くない?
970 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/02/27(土) 03:02:09.42 ID:k6QPswyC0
畑さんやトッキーがベッドの上で躾けられるシーン見たいです
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