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目が覚めたら人間じゃなくなってた話。 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/07/28(月) 00:59:15.51 ID:1xOyvLkrO
蛍光灯の照明がまぶしかった。
朝ごはんの納豆の臭いが嫌だった。
踏み切りの警報がうるさかった。
かけ過ぎた唐辛子が辛かった。
効きすぎた冷房が肌寒かった。

そんな頃が、懐かしいと思えた。
そんな毎日の話。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1406476755
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■ 萌竜会 ■ @ 2025/10/17(金) 01:52:20.72 ID:QqDQUqiro
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■ 萌竜会 ■ @ 2025/10/16(木) 01:43:22.85 ID:ciYFutfho
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■ 萌竜会 ■ @ 2025/10/14(火) 16:51:46.67 ID:/uloYN9Eo
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■ 萌竜会 ■ @ 2025/10/14(火) 12:50:46.97 ID:m1Y3cnEyo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1760413846/

■ 萌竜会 ■ @ 2025/10/14(火) 01:07:56.66 ID:Bd6KQMlMo
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おはようかん @ 2025/10/14(火) 01:01:15.75 ID:yUpbssbto
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/07/28(月) 01:11:48.10 ID:ym6QQer80
「もうそろそろで一通り検査は終わるからね」

白衣を着た、にこやかな笑顔の青年が言った。

うるさいな。そんな偽物の笑顔で
見ないでくれよ。

僕は寝台に寝そべっている。
鉄パイプの土台に暑いマットを
敷いただけの、寝心地最悪の寝台。
棺桶の方がまだマシかもしれない。

寝心地最悪な理由は他にもある。
両手両足が固定されて身動きがとれない、とか、
さっきからずっとカメラで見られている、とか。
でも一番の理由は、これからする検査そのものだった。

MRIーーーそう、とってもうるさい検査だ。
今の僕にとっては、みんな以上に。

「じゃあリラックスしてね」

表情を変えないまま、青年は僕を置いて
足早に部屋を出て、隣の部屋に入った。
すぐに隣の部屋だとわかった。

検査が始まった。
僕は耳を、ただ伏せるしかなかった。
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/07/28(月) 01:21:00.19 ID:ym6QQer80
9月13日。天気は、晴れだったはず。
僕はその日、一度死んでいる。
死んだことになってる。……書類上では。

そのことを知らされたのは、
MRIの検査が終わった後だ。
まだ頭が痛い。
大音量のせいで耳がおかしくなりそうだった。

「"ユウ"、大丈夫かい?」

僕がしばらくぼうっとしていたせいか、
青年が心配そうな目で………。
またそれか。やめてほしいな。

そう言いたかったけれど、できない。
僕は今、しゃべれないからだ。
だから、うなずくしかできない。
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/07/28(月) 09:17:08.44 ID:LE9KGC/t0
Dグレとはまた珍しい
とりあえず期待
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