エレン「この恋を成就させたい」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 ：saga ：2014/08/09(土) 13:58:46.11 ID:/xg4NljK0

※拙い話ですがよろしくです

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2 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2014/08/09(土) 14:01:47.53 ID:j9pCKDSKO

�C

3 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 14:03:04.25 ID:/xg4NljK0

ヒッチ「で？なんで私に相談なわけ？」

エレン「いや…お前、けっこう恋愛慣れとかしてそうだし」

ヒッチ「見た目とかで判断してない？」

エレン「それだけじゃねぇよ、噂だうわさ」

ヒッチ「……」

4 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 14:06:04.59 ID:/xg4NljK0

ヒッチ「なんで会って間もない私に相談なのよ」

エレン「う〜ん、お前が一番最適かなって思ったからだよ…」

ヒッチ「はあ…意味わかんないけど…」

エレン「どうだ？のってくれるか？」

ヒッチ「まあ、聞くだけならね。やるとは言ってないけど」

エレン「おお、ありがてぇ」

5 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 14:09:12.99 ID:/xg4NljK0

ヒッチ「で、具体的にはどんな話よ」

エレン「あ、いや〜」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

ヒッチ「出先から照れてるんじゃないわよ、さっさと言いなさいよ」

エレン「まあ…好きな奴がいるわけで…」

ヒッチ「へえ、あんたってそういうの興味ないと思ってたけど」

エレン「そんなことねぇよ。俺だって男だぜ」

ヒッチ「まあそうね」

6 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 14:12:27.73 ID:/xg4NljK0

ヒッチ「私たち新兵だし、当然同じ訓練兵の仲間よね相手は」

エレン「ああ、そうだな」

ヒッチ「誰？」

エレン「えっと……」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

ヒッチ「だからそこ言い淀んでも意味ないって、アドバイスできないでしょ」

エレン「………アニ」

ヒッチ「……へえ、あの鷲鼻のちっさい子よね」

7 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 14:15:44.54 ID:/xg4NljK0

エレン「……そ、そうだな…」ｶｱｱ

ヒッチ「へえ〜」ﾆﾔﾆﾔ

エレン「な、なんだよ…！」

ヒッチ「別に、意外っていうかなんていうか」

ヒッチ「私はてっきり、あんたにいつもくっついてるあの子かと思った、黒髪の」

エレン「はあ？ミカサか？あいつはそんなんじゃねぇよ」

ヒッチ「ふ〜ん」

8 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 14:23:40.68 ID:/xg4NljK0

ヒッチ「まあ、いいや。仲はいいのアニってのとは」

ヒッチ「私、同じ部屋だけど正直誰とも仲よくはなさそうだけど」

エレン「う…それはそうなんだけど…」

ヒッチ「もしかしてほとんど話したことないってこと？」

エレン「そんなことねぇよ！…訓練兵のときは一番格闘訓練で相手してたし…」

エレン「あとは夜の自主練も手伝ってもらってたし」

9 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 14:27:50.33 ID:/xg4NljK0

ヒッチ「なんだ、けっこう接点あるじゃない」

エレン「いや、でもさあ…アニも嫌々してたのかもしれないだろ…」

ヒッチ「まさか、女ってのは嫌な相手とは一緒にいたがらないわよ」

エレン「え、マジか…？」

ヒッチ「まあね」

エレン「そ、そうか…でも問題は他にもあって…」

ヒッチ「なに？」

10 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 14:30:17.43 ID:/xg4NljK0

エレン「ベルトルトだ…」

ヒッチ「ベルトルトって、あの長身の男子でしょ？」

エレン「ああ」

ヒッチ「あいつがどうかしたの？」

エレン「ベルトルトは、アニのことが好きなんだよ…」

ヒッチ「そうなの、へえ〜」

エレン「おまけに、あの二人は同郷だし…」

ヒッチ「はあ、それは…」

11 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 14:34:13.13 ID:/xg4NljK0

エレン「ベルトルトは成績は俺より上だったし…身長も高いし…おまけに…」

ヒッチ「イケメンだしね」

エレン「そ、そうなんだ…！」

ヒッチ（まあ、エレンもイケメンだと思うけど…こいつ自覚なさそうだし…）

エレン「さらに、同郷だからかなり親しい…強敵なんだ…！」

ヒッチ「ふ〜ん…」

ヒッチ（あのアニが、そういうステータスで男を選ぶとは思えないけどね…）

12 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 14:34:44.48 ID:/xg4NljK0

また、書きます

13 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2014/08/09(土) 14:46:24.09 ID:3qE5HCT1O

期待

14 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 15:35:53.23 ID:/xg4NljK0

違う場所

ベルトルト「そうなんだ、強敵なんだ」

ライナー「エレンが相手かよ…」

ベルトルト「エレンは努力家だし、アニとの接点も多いからね…」

ライナー「おまけに顔も悪くないときてる」

ベルトルト「うん…」

ライナー「これは先手を打たないと、アニを奪われかねんぞ」

15 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 15:40:21.04 ID:/xg4NljK0

ベルトルト「先手…か」

ベルトルト「ライナーはいいのかい？」

ライナー「ん？どういうことだ？」

ベルトルト「君はアニが好きなんじゃないかと思ってたけど…」

ライナー「まさか…いや、同郷としては好きだがな」

ライナー「俺が好きなのはクリスタだ、知ってるだろう」

ベルトルト「あれは本気だったんだね」

16 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 15:44:02.82 ID:/xg4NljK0

ライナー「もちろんだ」

ベルトルト「よかったよ、これ以上ライバルが増えなくて…」

ライナー「ああ、で先手の方法だが…」

ベルトルト「うんうん」


エレンとヒッチの場所

ヒッチ「デートに誘いなさいよ」

エレン「な…！いきなりデートかよ…！？」

ヒッチ「いまどきデートなんて珍しくないでしょ」

ヒッチ「それに、ライバルいるんなら早く心つかまないとね」

17 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 15:47:08.65 ID:/xg4NljK0

エレン「く…そういうもんか…」

ヒッチ「そういうもんよ」

エレン「わ、わかった…早速実行してみる…」ﾀﾀﾀ

ヒッチ「はや…まあ早い方がいいと思うわよ」

ヒッチ（な〜んかドロドロな展開になりそうな予感…男二人が女一人を取り合うなんて…）

18 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 15:53:02.83 ID:/xg4NljK0

憲兵団　食堂

ﾜｲﾜｲ　ｶﾞﾔｶﾞﾔ

エレン「104期のみんなはもういるかな」ｷｮﾛｷｮﾛ

エレン「お、いたいた」

ミカサ「エレン、こっち」

エレン「ああ」

ユミル「ああ？なんでわざわざエレンなんか呼ぶんだよ」

クリスタ「ユミル、そういうこと言わないの」

19 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 16:00:08.40 ID:/xg4NljK0

ユミル「そもそも、なんで104期のメンバーで仲良子よしみたいに集まってんだ」

ユミル「そういうのガラじゃないんだけどな」

クリスタ「いいでしょ、やっぱり憲兵団に配属されたばかりなんだから、仲間内で最初は食べた方がいいよ。色々心細いし」

コニー「おお、いいこと言うじゃん！」

サシャ「私も仲間内で食べるのは楽しいですよ」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

コニー「お前は飯食えたらなんでもよさそうだけどな」

サシャ「そうとも言いますね！」

20 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 16:03:54.30 ID:/xg4NljK0

ジャン（俺はミカサと食えるなら、それで満足だが…）ジ〜ン

ユミル「しかし、その輪に入ってない奴もいるみたいだけどな」ﾁﾗ

ジャン「アニ…か。あいつ訓練兵の時からだろ」

エレン「……」

ミカサ「エレン、どうかしたの？」

エレン「悪い、俺向こう行ってくるわ」

ミカサ「あ、エレン！」

21 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 16:08:05.96 ID:/xg4NljK0

エレン「よ、よう…アニ」

アニ「……何？」

エレン「となり、いいか？」

アニ「好きにしなよ」

エレン「お、おう…じゃあ、遠慮なく…」

22 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 16:12:30.78 ID:/xg4NljK0

エレン「……」

アニ「……」

エレン「あのさ、アニ…」

アニ「ん？」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

エレン「アニはあっちの集団では食べないのな」

アニ「…」

エレン「いや…なのか？

23 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 16:14:11.22 ID:/xg4NljK0

アニ「…あんたが私をどう思ってるのかわからないけど…」

アニ「集団行動が苦手なだけさ」

エレン「そうなのか？」

アニ「暗い女だからね」

エレン「暗くないだろ、アニは」

アニ「暗いよ」

24 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 16:16:57.16 ID:/xg4NljK0

エレン「訓練兵の時、格闘技付き合ってくれてたじゃん」

エレン「あの時のアニは、けっこう活発に見えてたけどな」

アニ「そうだっけ？…もう覚えてないよ」

エレン（く…話が途切れた…）

エレン「…」

アニ「…」

25 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 16:19:35.27 ID:/xg4NljK0

エレン（もう、切り出してみるか…？よし…！）

エレン「あ、あのさ…アニ」

アニ「なに」

エレン「明日、暇だったらさ…どっか出かけないか…？」

アニ「………私と？」

エレン「ああ…」

アニ「…なんで急に？」

26 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 16:28:19.50 ID:/xg4NljK0

エレン「い、いやそれは……」

アニ「……」

エレン「ひ、日ごろのお礼だよ…！」

アニ「日頃の…？」

エレン「格闘訓練とか稽古つけてくれただろ？あのお礼ってやつだよ」

アニ「ああ、そういうこと…」

エレン「ど、どうだ…？」

27 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 16:35:23.61 ID:/xg4NljK0

アニ「別にいいよ…私でいいなら」

エレン「そ、そうか…じゃ、そういうことで…」

アニ「うん」

エレン（よし、メッチャ緊張したけど…成功したかな？）

エレン「ん？」ﾁﾗ

28 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 16:37:49.84 ID:/xg4NljK0

ミカサ「じ〜〜〜〜〜」

ユミル「ニヤニヤニヤ」

クリスタ「ど、どうしたの？二人とも…？？」

ジャン「こ、これはミカサを…俺がって神からの啓示か」


エレン「……」

29 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 16:39:57.89 ID:/xg4NljK0

ライナー「おい、なんか先手を打たれてないか…？」

ベルトルト「大丈夫だよ…僕にも手があるんだからさ…」


夕食のあと

ベルトルト「アニ」

アニ「ベルトルトかい、なんだい」

ベルトルト「ああ、アニに渡す物があったんだ」

アニ「私に？」

30 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 16:56:22.06 ID:/xg4NljK0

ベルトルト「これ」

アニ「これはなんだい？」

ベルトルト「誕生日プレゼントさ」

アニ「ああ……」

ベルトルト「まあ、実際より1か月くらい遅れて申し訳ないんだけど」

アニ「いや、いいよ毎年くれるね、そういえば」

31 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 17:00:45.23 ID:/xg4NljK0

ベルトルト「そりゃね、やっぱり…」

アニ「…？」

ベルトルト「いや、なんでもない…」

アニ「開けてもいいかい？」

ベルトルト「うん、もちろん…！」

アニ「ブローチ…綺麗な色だね」

ベルトルト「うん、アニに似合うかと思ってさ」

アニ「そう、ありがとベルトルト、うれしいよ」

32 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/09(土) 17:01:21.13 ID:/xg4NljK0

今日はこんなところで

33 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2014/08/09(土) 17:31:00.59 ID:qwm3t69E0

うん

34 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/14(木) 18:11:20.24 ID:y3rsx37y0

すみません、再開しますね

35 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/14(木) 18:15:05.63 ID:y3rsx37y0

ヒッチ「よ」

エレン「お、よおヒッチ」

ヒッチ「いきなり誘うとか言ってたけど、どうだった？」

エレン「ああ、成功したぜ！」

ヒッチ「へ〜すごい」

エレン「なんだよ、失敗すると思ってたのか？」

36 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/14(木) 18:17:29.80 ID:y3rsx37y0

ヒッチ「別にそうじゃないけど、本当にいきなり言ったわけね」

エレン「ああ」

ヒッチ「やるじゃん」

エレン「お、おう、で、この後どうすればいいんだ？」

ヒッチ「なに？デートしたことないの？」

エレン「う…ない…」

37 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/14(木) 18:20:29.12 ID:y3rsx37y0

ヒッチ「ふ〜ん、まあ適当でいいのよ」

エレン「なんだよそれ？」

ヒッチ「そのまんまの意味。適当にごはん食べて、お店とか入って楽しむもんよ」

エレン「そんなもんか…」

ヒッチ「で、そのあとに適当に口実つけて、ホテルに誘いこむってわけよ」

エレン「…！」

38 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/14(木) 18:22:46.59 ID:y3rsx37y0

エレン「なに言ってんだよ……！」

ヒッチ「相手が自分のこと好きかどうか判断するにはいいことよ」

エレン「そ、そうか…？で、でもな…」

エレン「アニにそんなことしたら、蹴り殺される…」

ヒッチ「まあ、冗談よ冗談。いきなりわ…ね」

39 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/14(木) 18:25:14.78 ID:y3rsx37y0

デート当日

エレン「や、やばい…柄にもなく緊張してきた…」

エレン「今何時だ…？」ﾁﾗ

エレン「まだ、あと30分もあるのか…」

エレン「緊張しすぎて、全然ねれんかったからな〜」

エレン「まあ、アニを待たせるよりはいいか」

アニ「何が、待たせるって？」

40 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/14(木) 18:37:18.94 ID:y3rsx37y0

エレン「あ、アニ…はやいな」

アニ「あんたの方が早いじゃないか」

エレン「いや、まあ…」

アニ「私は、いつも通りに来ただけ。あんたはいつから？」

エレン「1時間まえからかな」

アニ「それ、早過ぎ…」ﾏｯﾀｸ

41 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/14(木) 18:39:39.88 ID:y3rsx37y0

エレン「でも、来てくれてよかったぜ。忘れられてたらさすがにショックだった」

アニ「約束したしね」

エレン「おう」

アニ「それで？今日はどうするの？」

アニ「正直わたしはこういうの慣れてないからね」

エレン「こういうのっていうのは…男と二人で出かけるのか？」

アニ「うん」

42 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/14(木) 19:06:49.08 ID:y3rsx37y0

エレン（ベルトルトとは出かけてないのか…）

エレン「ん？アニ、そのブローチ…」

アニ「これかい？…私は先月誕生日でさ」

アニ「その、まあ…あれだよ」

エレン「…」

エレン（ベルトルトから…かな？）ﾏｽﾞｲ

43 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/14(木) 19:10:14.42 ID:y3rsx37y0

エレン（うかうかしてられないかもな…）

アニ「ところで、どこに行くんだい？」

エレン「え…？」

エレン（ホテルに誘いこんで…）

エレン（わーーー！なんでヒッチの助言が頭にでてくんだよ！）

エレン「煩悩退散、煩悩退散！）

アニ「大丈夫かい、あんた…？」

エレン「お、おう平気だ…と、とりあえず飯でも行こうぜ…まずは腹ごしらえだ」

44 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/14(木) 19:10:58.48 ID:y3rsx37y0

今日はこのあたりで、それでは

45 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2014/08/15(金) 12:44:21.18 ID:m7aOZ9Pb0

みてるぞ

46 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/17(日) 18:07:06.34 ID:FIgKtD7a0

再開です、レスありがとうございます〜

47 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/17(日) 18:17:08.44 ID:FIgKtD7a0

ラーメン屋

エレン「…」ｿﾜｿﾜ

アニ「…」

エレン（さて、ここからだよな…とりあえず、飯は食うとして…）

アニ「ねえ」

エレン「ん？なんだ？」

アニ「なんで、ここなの？」

48 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/17(日) 18:20:27.55 ID:FIgKtD7a0

エレン「なんでって…ラーメン屋変か？」

アニ「別に変とは言わないけどさ…」

アニ「もう少しあるだろ…ごはん食べる場所がさ…」

エレン「は？どういうことだよ？」

アニ「なんでこんな男臭いところで、お昼食べてんのってことさ」

エレン「そ、そういうことかよ…」

49 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/17(日) 18:25:44.09 ID:FIgKtD7a0

エレン「アニはこういうところの方が落ち着くかと思ってさ」

アニ「あんた…見た目で判断しただろ？」

エレン「そうかな」

アニ「まったく…私はか弱い女だってこともう忘れてないかい？」

エレン「え…？かよわい…？」

アニ「…」ｷﾞﾛ

エレン（あぶねぇ…思わず吹きそうになっちまった…蹴られるとこだったな…）

50 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/17(日) 18:31:00.19 ID:FIgKtD7a0

エレン「じゃあ、場所かえるか？」

アニ「いや、いいよここで。まあ、今度は違う場所選んでくれればいいさ」

エレン「え、また誘っていいのか？」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

アニ「なんて？」

エレン「いや、なんでもねぇ」

アニ「？」

51 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/17(日) 18:37:12.80 ID:FIgKtD7a0

ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀ〜


アニ「けっこうおいしかったね」

エレン「まあな、あそこはアルミンとよく来てたからな」

アニ「ということはミカサとも来てたわけだね」

エレン「いや、アルミンとだけだな、ミカサはうっとうしいから巻いてここに来てたりしてたな」

アニ「あんたは…ミカサもかわいそうだね…」

エレン「どういうことだよ？」

52 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/17(日) 18:43:26.34 ID:FIgKtD7a0

アニ「なんでも…腹ごしらえも終わったし、この後どうするんだい？」

エレン「そうだな〜〜〜」

エレン（ヒッチ先生の意見ではお店に行けと…どんなお店がいいのか…）ﾁﾗ

アニ「…」

エレン（やっぱりあのブローチ気になるな…ベルトルトからの贈り物だよな…）

エレン（それをつけてるってことは…）

53 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/17(日) 18:51:10.96 ID:FIgKtD7a0

エレン「アクセサリー見に行こうぜ！」

アニ「へえ、あんたにしてはまともな場所だね」

エレン「ほっとけ…」

アクセサリー店

エレン「う〜ん、色々あるな…」

アニ「…」

エレン「なんか気に入ったのあるか？」

アニ「そうだね……これとか、ん？」

アルミン「アニ？…それにエレンも…」

54 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/17(日) 18:55:58.86 ID:FIgKtD7a0

アニ「アルミン？」

エレン「よ、よう…アルミン」

アルミン「あれ？二人っきり…？」

エレン「あ、いや…」（また、ややこしいところで会っちまったな…）ﾊｱ

アニ「そういうあんたは、一人でこんな店来てるのかい？」

アルミン「違うよ、えっと…え〜…その…」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

エレン「なんかしどろもどろじゃないか？」

55 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/17(日) 19:02:03.32 ID:FIgKtD7a0

アルミン「駐屯兵団は今休みの時期だからね、中央にも遊びにこれるんだ」

アニ「質問の意図が伝わってないね…」

アルミン「君たちこそ、デート？いいね、お熱いね」ｱﾊﾊ

エレン「ば、何言ってんだよ…！」

アニ「そんなんじゃないさ、ただ訓練のお礼にってエレンがね」

エレン「あ…そ、そうだよ…」ｼｭﾝ

アルミン「へーそうなんだ…へ〜」

56 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/17(日) 19:05:52.68 ID:FIgKtD7a0

クリスタ「アルミン、お待たせ〜」

エレン「ん？クリスタ？」

アニ「ははあ…なるほどね」

アルミン「た、タイミング悪すぎだよ、クリスタ…」


喫茶店

エレン「何〜〜！じゃあ二人は付き合ってるのか！？」


クリスタ「え、エヘヘ」

アルミン「声が大きいよエレン！」

57 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/17(日) 19:11:20.76 ID:FIgKtD7a0

エレン「な、なれ初めを聞かせてくれ！」

アルミン「え、それは恥ずかしいからまた今度ね」

エレン「く…！」

アニ「いつになく必死だね、あんた」

エレン「そ、そんなことねぇよ」

アニ「でもやるじゃないかアルミン。まさかクリスタを射止めるなんて」

58 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/17(日) 19:16:52.83 ID:FIgKtD7a0

アニ「クリスタは憲兵団でも女神様って呼ばれてるんだよ？」

アルミン「いや〜あはははは」ﾃﾚﾃﾚ

エレン「そうだよな…今日もミニスカートでスゲェかわいいしな」

クリスタ「ほ、ほんと？…エレンにそう言ってもらえると自信になるよ」

アニ「…」

アルミン「ちょっとちょっと、人の彼女口説かないでよ」

エレン「べ、別に口説いてねぇよ…」

59 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/17(日) 19:20:45.32 ID:FIgKtD7a0

アルミン「どうかな？エレンは知らず知らず、女の子に甘い言葉かけてる印象あるし」

クリスタ「あ、少しわかるかもそれ」

エレン「なんだよそれ。意味わかんねぇし…」

アルミン「あはは、あれところでそのアニのブローチ、エレンからのプレゼント？」

クリスタ「え、そうなの？」

アニ「これ？違うよ、これは…誕生日祝いでベルトルトからね」

60 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga]：2014/08/17(日) 22:48:52.14 ID:FIgKtD7a0

すいません、明日以降更新します