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提督’s「艦娘母艦改造計画」 -
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1 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/08/16(土) 23:54:29.03 ID:nRIGEuGk0
提督「むむむ……」
吹雪「司令官? 如何したんです?」
提督「いや、のぅ。ちっとこれ見とくれ」パサッ
吹雪「はい。えっと……(ペラペラ)……艦装歩兵母艦の改造?」
提督「うン。最近、奴さんらが母艦を直截襲う事例があるみたいでの。対抗策っちゅうて、本格的に武装乗っけるんやと」
吹雪「母艦を襲う……深海棲艦がそんなことを。だったら、確かに武装は必要でしょうね」
提督「せやねんけど……その武装な。儂ら現場の人間が各々考えて、手前で何とかせなならんらしいねやな」
吹雪「え? 自分で?」
提督「『金と資源やるから工廠と協力して手前等で試行錯誤せぇ。ええ感じに纏まってんのあったらこれからそれ基準にするわー』……要約したら、こんなもんかなぅ」
吹雪「……企画から実行まで全部丸投げじゃないですか」
提督「否定は出来んやなぁ。けんど、空論だけで変な改造されて、いざってな時役立たずの挙句母艦諸共沈没、なんちゅうことになるよりゃ、現場に工夫させる方が賢い思うで」
吹雪「そういうものでしょうか?」
提督「一概に言えんけどね。今回はそういうもんじゃろ」
吹雪「はぁ……」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1408200859
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
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ちんぽいぬ @ 2024/11/21(木) 22:13:45.60 ID:BuRqeSctO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1732194825/
無くても死にはしないけどある方が安心する気がしないでもない @ 2024/11/21(木) 02:19:47.82 ID:SZfofcdIo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1732123187/
阿笠「KAT-TUN以降のジャニーズはよく分からんのう」 @ 2024/11/21(木) 00:04:50.40 ID:a8SYark2O
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1732115090/
(安価&コンマ)思春期を殺した少年少女達の・・・(ガンダムW) @ 2024/11/20(水) 23:17:22.83 ID:I72L6dC90
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1732112242/
年中 @ 2024/11/20(水) 08:24:27.00 ID:9YUTh0GSo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1732058666/
■ 萌竜会 ■ @ 2024/11/20(水) 07:19:44.97 ID:8NGj5DR1o
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1732054784/
■ 萌竜会 ■ @ 2024/11/20(水) 07:19:04.43 ID:3CqDwHBKo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1732054743/
■ 萌竜会 ■ @ 2024/11/20(水) 07:18:23.46 ID:4kj6lCiDo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1732054702/
2 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/08/16(土) 23:56:04.75 ID:nRIGEuGk0
提督「えーと、何の話を……せや。ほんで、これで改造今から考えて妖精さんにやって貰わなならんねんけど、ちょいとのぅ」
吹雪「何か、問題が?」
提督「どういう観点から考えてやってったらええんじゃろうかなぁ、って」
吹雪「観点? 具体的には、どういうことですか?」
提督「えーと……例えば、航空機からの攻撃を警戒すんねやったら機銃が要る。接近戦闘を警戒すんねやったら、近付けん様にするか近付かれても平気な武装付ける。っちゅう具合で、場合毎に最適なんを考えなあかんねんな」
吹雪「あー。私達の装備を目的に応じて換える、みたいなものですね」
提督「そうそう、そういうこと。やけど、そんなん考え始めたら幾らでもあるからなぁ。魚雷、航空機、砲弾。近距離、中距離、遠距離。迎撃、防御、回避……全部は詰め込めんからなぁ……」
吹雪「成る程……じゃあ、司令官。『安価:
>>4
』というのはどうでしょう?」
安価です。吹雪の提示した改造の方針はどんなものでしょうか?
3 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/08/16(土) 23:58:38.48 ID:/ORKk12To
索敵に重点を置き、航空戦力で敵を先制をかける
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/08/16(土) 23:59:37.40 ID:y5A6cCUbo
先取撃墜
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
:2014/08/17(日) 00:01:24.48 ID:g4qHqi+v0
突撃できるように艦首にドリルだろ
6 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/08/17(日) 00:01:59.09 ID:9q+Amli6O
遠距離、専守防衛
7 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/08/17(日) 00:16:25.60 ID:jUk3Euxso
全然怒らない提督の人かな?
8 :
その人です。無謀にも並立に挑戦してみます
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/08/17(日) 00:28:17.26 ID:ez4jffDL0
提督「……ほぅ。要は、寄られる前に落とすと?」
吹雪「はい。母艦が襲われる時って、私達が直ぐに対応出来ない時でもあると思うんです。なら、そうなる前に、敵の攻撃の届かない距離から、先に撃退しちゃえばいいんじゃないかと」
提督「ふむ……しゃあけどなぁ。そりゃ通常艦の、それも戦艦に近い発想じゃろう。母艦として必要な能力かの?」
吹雪「あ……それもそうですよね……」シュン
提督「……ん。待てよ。それが全艦基本装備になったら、つまり低コスト高効率を実現出来たら……艦長と妖精さん数人で動く艦やから人員の心配は無し、戦時の量産レーンで数は幾らでも揃う、これを主戦力にせん道理はない。したら、艦装歩兵……艦娘の運用は護衛に切り替わる。娘ッ子を矢面に立たさんでも済む様なる……?」ブツブツ
吹雪「……司令官?」
提督「……おっしゃ、吹雪ちゃん。その案貰うた、貰うたでぇっ!」
吹雪「え? あ、はい。分かりました……?」
提督「工廠妖精さんと任務娘嬢呼んできとくれ! 今から煮詰めにとっかかるわ!」ゴゴゴゴ
吹雪「ひゃ……じ、じゃあ行ってきます!」テテテッ
提督「おういってらっしゃい! っしゃぁっ、使えるもんは何でも使うてやったらぁぁぁ!!」ゴゴゴゴ
吹雪(し、司令官、なんであんなに燃えてるんでしょう? 一先ず、呼びに行かないと……)テテテッ
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/08/17(日) 00:36:55.30 ID:4Tut1cVq0
艦娘母艦と聞くと他のSSを想起するが
10 :
先駆けの人がいるかもしれませんが、どうしても書きたかったんです
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/08/17(日) 00:48:50.11 ID:ez4jffDL0
工廠妖精さん’s「失礼します」ガチャ
提督「おお、妖精さん方。どうぞ其方へお掛けください。暫し、任務娘嬢と話があります故」
工廠妖精さん’s「あ、じゃあお言葉に甘えて」テクテク
大淀「……で、なんで私が呼ばれたんでしょう?」
提督「いやさな。任務娘嬢、海軍本部への連絡のパイプやろ? その伝手で何かええ兵装の情報とか知っとらんかなー思うて。あ、せやったらアイテム屋娘嬢も呼んできた方が良かったか?」
大淀「残念ながら、彼女は第四艦隊で修理の真っ最中です。それと、そろそろ艦娘としての名前を覚えていただけませんか? 彼女は明石、私は大淀です」
提督「……っと、済まんね。前の呼び方が抜けんで。しかし、そうか、アイテm……明石嬢は来れんか。ほだら、仕方ないかな」
大淀「……それで、どうなさるお積もりで? 聞くに、艦娘を直掩とする砲艦の様なものを想定しているようですが」
提督「うン。取り敢えず、『安価:
>>10
』を乗っけたいねんな」
提督が提案した武装は何だったでしょうか。
>>1
が分かる限りなんでもどうぞ。
11 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/08/17(日) 00:50:18.85 ID:ez4jffDL0
馬鹿野郎、安価ミスだorz
失敬しました、
>>13
でお願いします。
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/08/17(日) 00:51:27.70 ID:Bc55kMifo
核
13 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/08/17(日) 00:53:31.86 ID:sBRH3mMQ0
グラインドブレード
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/08/17(日) 00:55:49.29 ID:sBRH3mMQ0
すまん。コンセプトに反してたな。可能ならブラックホールキキャノンに変更
15 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/08/17(日) 00:57:50.49 ID:sBRH3mMQ0
キキャノンってなんやねん・・・
訂正:ブラックホールキャノン
16 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/08/17(日) 01:13:49.52 ID:4Tut1cVq0
おう一気にSFになったぞ
17 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/08/17(日) 01:16:57.58 ID:B/Dklq82O
不明なユニットが接続されました
18 :
SFどころかファンタジーでも無問題です
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/08/17(日) 01:19:25.44 ID:ez4jffDL0
大淀「……はい?」
提督「あー、やっぱそういう顔するやな」
大淀「いや、その……文字通りには受け取るなら、本気ですか? というか、正気ですか?」
提督「至って。まぁ、そういう顔されんのは予想付いとったから、ちょい話聞いてクナさいよ」
大淀「はぁ……まぁ、冗談ではないでしょうし、分かりました」
提督「有難う。で、まぁ確かに、今の科学ではそんなん不可能。完全にSFの産物じゃな」
大淀「でしょうね。じゃあどうするって言うんです?」
提督「……科学やったら不可能っちゅうた。科学やったら」
大淀「……代わりに魔法を使うとでも? そんなまさか。艤装や妖精さんの技術にそんなものは……」
提督「……世には、常人が知らんことも存外よーけあるもんじゃ」
大淀「……え?」
提督「何、ちっとばかし勘案があってのぅ。ついては、部品……ちゅうか素材の調達を大淀嬢に頼みたいんじゃ。いけるか?」
大淀「も、物にもよりますが……っていうか、え、待ってください、出来るんですか!?」
提督「ま、後々な。絶対でもないから、出来たら教えようか。あ、妖精さん方、お待たせしました、此方へ」
大淀「ちょっ……え、マジですか? え?」
19 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/08/17(日) 01:21:21.63 ID:ez4jffDL0
今日は……というか今晩はここまでです。片方に集中してもう片方を潰さないように頑張ります。
20 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/08/17(日) 01:22:15.38 ID:Bc55kMifo
おつ
きたい
21 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/08/17(日) 02:09:57.04 ID:4Tut1cVq0
乙
波動砲載っけた艦載機を運用できるようにしよう(提案)
22 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/08/17(日) 02:27:38.58 ID:hhqyxsTkO
RDかな?
23 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/08/17(日) 03:04:16.79 ID:7mlOrRs3O
(宇宙)戦艦の主砲に匹敵する威力の砲を撃つ戦闘機はお帰りください
24 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/08/17(日) 05:53:02.46 ID:sBRH3mMQ0
乙乙
一応元ネタは某バニシングトルーパーのつもり
25 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/08/17(日) 09:19:45.76 ID:e4r7HmPDO
鋼の方舟、天翔る龍的な?
26 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/08/17(日) 17:26:21.51 ID:ez4jffDL0
---
青スパナ妖精さん「……成る程、そういう発想ですか……面白いですね」
緑メット妖精さん「そだけどねぇ。一応、不可能ではないよ? でも、量産のし易さとか考えると、統一規格にするのは難しいと思うけど」
提督「御心配無く。其処は此方で対策を打ちます」
茶メット妖精さん「え? どうするんですか?」
提督「要は、まともに造ろうとするからいかんのです。ガワだけ適当に誂えて、『中身』を純粋に魔法原理で組んだ使い捨てにすれば……」
赤ツイン妖精さん「あ、成る程な。じゃあ、極論『中身』と『弾丸』は木でも良いわけだ」
提督「然り。無論、ある程度の精度と安全性、経済性は考慮せねばならん訳ですが……」
茶メット「んー……よーし、分っかりました! じゃあ、私達は幾つか射出機構と刻印装置を試作してみますね!」
提督「お願いします。儂は、『中身』を如何にかしますので」
青スパナ「……如何にか出来るんですね。そんなことが出来るなんて、こっちでは珍しい筈なんですが」
提督「まぁ、物好きの手遊みですわ。本物の方には及びもしません」カラカラ
赤ツイン「良くあんな提案出来たな、そんなで……ま、期待はしないでおくぞー」
緑メット「じゃ、早速掛かるからねー。三日後位にまた来てよ」
提督「承知しました。重ねて、宜しくお願いします」
工廠妖精さん’s「失礼しましたー」ガチャ
27 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/08/17(日) 17:27:00.25 ID:ez4jffDL0
提督「……呵々々。実現が見えてきよったわィ……あぁ、三日後が楽しみさなぁ」
大淀「……あの、さっきは何を話していたんですか?」
提督「何、一通りの機材の開発依頼じゃ。三日後に上がるらしいわ」
大淀「……本当の本当に造る気なんですね」
提督「おうさ、勿論よ。戦は無いに越した事ァないが、やるんやったら野郎がやるべきもんじゃ。女性が、しかも二十行くか行かんかってな若い娘が引っ張ってかれるもんちゃう」
提督「これが上手くいきゃ、少なくとも出張るんは艦が軸になる。それで、艦娘はあんま正面立って戦わんでもようなる。やれるだけをやる価値はあるわいな」
大淀「……そう、ですか」
提督「さて、次は何を載っけるべきかなぅ……」
大淀「……ふぁっ!? まだ何か搭載する気なんですか!?」
提督「おぉ? 何を驚いとるんじゃ。火力はこれで足るが、そんだけやったら実際回らんやろ。何か副兵装考えなあかんわ」
大淀「えぇ……? 一撃当てればそれで沈むじゃないですか……」
提督「それが当たらんかったり、当てられへんかったらどうすっか、っちゅう話さな。近くに陸があるとか民間の船が居るとかいうんにぶっ放せんじゃろ?」
大淀「……まぁ、それはそうですが」
提督「……平目板。ほだら、『安価:
>>29
』でどないや?」
提督が提案した武装は何だったでしょうか。
>>1
が分かる限りなんでもどうぞ。
28 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/08/17(日) 17:32:27.58 ID:M375TW8bo
博麗アミュレット
29 :
sage
:2014/08/17(日) 17:34:34.89 ID:uuITt2HB0
にゃんこビーム
30 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/08/17(日) 17:35:26.41 ID:uuITt2HB0
すまんミスってあげた
31 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/08/17(日) 17:47:09.41 ID:fwsYhxRSO
対空ミサイル
32 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/08/17(日) 18:00:55.81 ID:zzx9T3RO0
鋼鉄の咆哮かいww
33 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/08/17(日) 19:36:52.66 ID:ez4jffDL0
大淀「にゃ、にゃん?」
提督「にゃんこビーム。正式名称反復歪曲粒子砲。撃ったら指定した進路をうにゃうにゃ曲がりながら弾丸が進むんが、猫じゃらしに戯れる猫みたいっちゅうんで、誤魔化しも兼ねてそう名前が付いとる」
大淀「……ブラックホールの次はビームですか」
提督「ま、これは科学でちゃんと開発した奴じゃ。深海棲艦の確認以来、技研が偉い頑張ったらしゅうてな。そろそろ実戦投入考えてる言うし、テストベッドとして借り受けれる思うわ」
大淀「はぁ……思い出しました、そんな話がありましたね。まさか本当だとは思いませんでしたが」
提督「普通はせやろな。まぁ、追い追い一般にも広まるやろうけど、ちっとだけ先に借りるだけじゃ。まさか断られもすまいてよ」
大淀「……分かりました。此方で技研には連絡を取っておきますね」
提督「助かる。ほだら、儂はそろそろBHCの方に掛かるわ。吹雪ちゃんに暫く仕事任せっきりになるかしれんから、周りの子らに手伝うよう言っといてんか?」
大淀「はい。じゃあ、私はこれで失礼しますね」
提督「ほいよ。頼むね」
大淀「はい、失礼しました」ガチャ
提督「……さーて、儂も忙しなるどー。ブラックホールと伊吹童子関係の書籍って何処にやったかな……」コキッコキッ
34 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/08/17(日) 19:59:04.08 ID:MSFR8nNB0
ラバウル名物MNBはなしですか?
35 :
残念ながらありません。今日はこれで切ります
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/08/17(日) 21:49:57.02 ID:ez4jffDL0
---五日後---
吹雪「……司令官、執務室から出て来ないね」カリカリ
白雪「……そうですね」カリカリ
吹雪「食堂でも見掛けないし、食堂の人に出前も頼んでないから、多分ご飯も食べてないよね」カリカリ
白雪「流石に、そんなことはないと思いますけど」カリカリ
吹雪「……まさか、何かあったんじゃ。最近暑いし、熱中症で倒れたとか!?」カリカrバキッ
白雪「あの司令官が、そんなことになるとは思えませんが……」
吹雪「……心配になってきた。ちょっと、見に行って来る!」テテテッ
白雪「あっ、吹雪さん……仕方無いですね」トトトッ
36 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/08/21(木) 23:53:23.51 ID:dP21SkbN0
---執務室---
吹雪「司令官っ!」ガチャバーン!
白雪「あ、勝手に開けたら」
提督「……」カリカリ
提督「……」カリカリ
提督「……」カリカrバキッ
鉛筆<堪忍してつかぁさいぃ……
提督「……」っエンピツケズリ
提督「……」ゴリゴリ
鉛筆<シャキーン
提督「……」カリカリ
吹雪「……あ、これ駄目な奴だ。イオナさん達が来た時と一緒だ」
白雪「あっ……」オサッシ
37 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/08/21(木) 23:54:15.65 ID:dP21SkbN0
吹雪「また何か書くのに夢中になってたんだ……あ、でも、流し台にカップ麺の容器がある。今度はちゃんとご飯食べてたんだ」ホッ
白雪「身体には良くないですけど……隈がある以外は健康そうですし、大丈夫そうですね」
吹雪「……でも、工廠の妖精さん達が待ちくたびれてるし、任m……大淀さんも任務のことでずっと待ってるし、一度止めて貰わないと」
白雪「休息を取ってもらうのにも、丁度良いですしね。済みません、司令官。宜しいでしょうか?」
提督「……」カリカリ
白雪「あ、あれ?」
吹雪「あ、それじゃ駄目なんだ。白雪ちゃん、ちょっと耳塞いでて」
白雪「え? あ、はい、分かりました」スッ
吹雪「……」スゥ……
吹雪「し れ い か ん !」バァン!
白雪「きゃっ」キーン
提督「ぅおうっ!? 何じゃらほい!?」ガタン!
38 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/08/21(木) 23:55:54.34 ID:dP21SkbN0
提督「……吹雪ちゃんと白雪ちゃん? んぇ、ぁ、ぅン?」キョトン
吹雪「さっきからずっと居ましたよ、私達」
提督「……また過集中やらかしとったか。済まんね、気付かなんで」
白雪「あ、いえ、そんな……」
吹雪「それを言うのは、私を手伝ってくれた皆と大淀さん、妖精さん達にです」
提督「……ん?」
吹雪「今日、○○日ですよ」
提督「……やらかしたぁ。二日分越えとる」orz
白雪「えっ? お気付きでなかったんですか?」
吹雪「同じ状態だと、やってる事しか頭に入らないみたいで……もう、何回同じことやるんですか。皆に心配まで掛けさせて……」
提督「……ほんに申し訳次第も無い」ドゲザ
白雪「し、司令官、頭を上げてください」ワタワタ
39 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/08/21(木) 23:58:06.36 ID:dP21SkbN0
吹雪「……取り敢えず、謝るのも兼ねて先に工廠へ行きましょう。皆さんお待ちかねで、首がもう鶴みたいになってますよ」ハァ
提督「おぉ、分かっ……あ、ちょい待っとくれ、後三十秒で書き上げてまうから」シャーッ
吹雪「あ、ちょっと、司令官!」
白雪「……また書きに戻っちゃいまsh」
提督「うし終わった! 三十秒も要らなんだな」シャッ
白雪「iた、って早い!?」
吹雪「……じゃあ、今度こそ行きますよ?」
提督「諒解」
白雪「……え、早さには突っ込まないんですか?」
吹雪「白雪ちゃん。もう割と今更だよ」
40 :
今日は安価を取って終わります
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/08/22(金) 00:15:33.10 ID:R3TPYMgm0
---工廠---
赤ツイン「おっせー! どれだけ待たせるんだよー!」
緑メット「割りと面積も体積も食うし、早く引き取って欲しいんだけどナー」ジー
提督「申し訳無い。儂の都合でお待たせしてしまい……」
茶メット「まぁまぁ。でも、一体如何したんです? 何かの予定日を何日も越えるなんて……」
青スパナ「我々絡みでは、霧の艦隊の一件の時以来ですか。それ程開発に時間が掛かったのですか?」
提督「それも一因ではあるのですが……あ、これが『モノ』の写しと関係書類です」パサッ
茶メット「おっとっと……はい、受け取りました」ポスッ
提督「実は、開発途中、術式の応用で別の兵装が出来るやも、と思い立ちましてな。簡単に行くものと思っていたのですが、思いの外手間を食いまして……その結果がこの様です」
緑メット「……ふーん。提督さんがそんなに入れ込むものか。一体、何を作ってたの?」
提督「『安価:
>>44
』の為の『安価:
>>44
』……ですな」
提督は、『何の』為に『何を』開発したでしょうか。
>>1
が分かる限りなんでもどうぞ。
41 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/08/22(金) 00:29:26.88 ID:4PhMCjYWo
霧の艦隊のナノマテリアルを利用した演習用深海棲艦デコイと対電探用ステルスコート
42 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/08/22(金) 00:40:32.75 ID:R3TPYMgm0
失礼、安価が遠過ぎました。一つ分加速します。
それと、これは一応、母艦に載せるものは何か、という安価を取っています。書き方が紛らわしかったですが、例えば、『対空防御の為の機銃』という感じで書いて頂けると嬉しいです。
>>41
さん、書き込みの後に申し訳ありません。
43 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/08/22(金) 00:55:38.56 ID:CXHyI98Yo
艦対艦の為のハープーン
44 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/08/22(金) 00:56:00.77 ID:f6//Ib370
因果律を操る為のクロスゲート・パラダイム・システム
原作でも機動兵器に搭載されてたし大丈夫かな?
45 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/08/22(金) 00:57:02.27 ID:YQBBZvKr0
索敵・制空・打撃の為に艦載機へのR戦闘機の導入
46 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/08/22(金) 01:00:41.14 ID:zmd4rJ470
先制攻撃のためのイージスシステム
重力砲、粒子砲と来たらねぇ
47 :
思いの外凄いのが来てた
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/08/27(水) 23:37:02.69 ID:H58irbG20
茶メット「へ? 因果律干渉に、クロス……?」
提督「クロスゲート・パラダイム・システム。正確に説明すると、過去から未来にかけての因果律の変化によるパラドクスが解消された状態の多元宇宙を創造し、それらを自在に運用するものです」
赤ツイン「……ついでに造ったもんの方が凄いんじゃ、そりゃ仕事も遅れるよな」
緑メット「んー……でも、因果律と重力制御とは関係無い様な」
提督「確かに、直截の関わりはありません。実は、術式の開発中、所謂縮退炉としての応用を考えておったのですが、其処までの高出力を得ても使う先が無いので、構想の保管だけで終わる筈だったのです」
青スパナ「それが、何故?」
提督「偶々その時、友人がやっとる古道具屋で見つけた、妙な名前と用途の装置を引き取っとったのを思い出しましてな。必要なエネルギーが莫大で、一度母艦の動力を全て回してみても起動も出来なかったので、もしやこれは、と」
茶メット「へえ。凄いのを持ってる人が居たんですね」
提督「……アレの場合、人の前に『半』という注釈が付きますが」
銀髪眼鏡の男「くしゅん……ふむ。誰かが僕の噂でもしたかな」ムズムズ
金髪魔女っ娘「そりゃ自意識過剰だぜ。お前みたいなのを噂する物好きがいると思うか?」
黒髪巫女少女「そうね。最近掃除してないみたいだし、きっと溜まった埃の所為だわ」
銀髪眼鏡「……中々、言ってくれるね」ヒクヒク
48 :
ちょっと次まで時間が掛かるかも
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/08/27(水) 23:38:46.22 ID:H58irbG20
提督「とはいえ、その場の閃きではやはり限界がありまして。今のモノの流用では、出力的には母艦全体に効果を及ぼすのが関の山です。また、発動の度に術式が擦り切れます故、精々緊急時の離脱位にしか使えませんな」
青スパナ「それでも十分じゃないですか。その装置、もし量産出来たとしたら、危機には武装で応戦して艦娘の帰投までの時間を稼いで、回収次第離脱……ということも出来ますよ」
提督「儂もそう考えたのですが……どうにも無理そうですな。構造が複雑極まりないだけでなく、構成物質の一部の形質が既知のものとは全く異なっておりますので、模倣は不可能かと」
赤ツイン「ほー、未知の物質か。合金とかじゃなくて本当に新しい原子だったら、ノーベル賞ものだな」
提督「……左様で。その場合、益々模倣は遠ざかりますが」
茶メット「……となると、それはウチの艦限定装備ですね! オリジナルだけにある隠し武装、浪漫溢れますねぇ!」
提督「おぉ、流石です。其処は良く分かっておられますな」カラカラ
緑メット「……ま、取り敢えず事情も分かったし、その話はこれ位でいいかな。じゃ、早速試作品試してみてよ。刻印装置にはこっちでデータ入力しとくから」
提督「……っと、そうでしたな、それが本題でした。さらば、実験は……正面海域に向けて想探連動で行いましょう。一応、射線上からの退避と接近の禁止を呼び掛けておきます」
緑メット「ん、了解ー」
茶メット「じゃ、今から掛かりまーす!」
49 :
その点御了承ください
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/08/27(水) 23:40:11.66 ID:H58irbG20
白雪「……」
吹雪「……」
白雪「……何だか、今の会話が真面目に話されていることだとはとても思えなかったのですが……」
吹雪「……ところがぎっちょん、全部本当です。白雪ちゃんも、これまでも何回か魔法みたいなの見たことあるでしょ? ……でも、そんな事出来る司令官もそうだけど、交友関係も得体が知れないね」
白雪「古道具屋さん、でしたっけ。名前と用途が分かってて売るなんて、凄い人ですね」
吹雪「うん。使い方が分からないなら、唯の置物だとか思ってたのかな」
白雪「……そういえば、何故それだけは分かったのでしょうか? 見た目は四角い箱なのに」
吹雪「さぁ……」
銀髪眼鏡「っくしゅん! ……む」
黒髪巫女「ほら、またくしゃみ。絶対埃の所為よ。いい加減に認めたら?」
金髪魔女「そうそう。その内、何時ぞやみたく変なのが住み着くぞ?」
銀髪眼鏡「……分かった分かった。まぁ、偶にはいいだろう。箒と塵取りは、何処にやったかな」
50 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/08/28(木) 00:33:58.57 ID:H5qQtl360
仕入れは幻想的な
51 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/09/15(月) 23:47:49.79 ID:rxhYCIgM0
---舞鶴鎮守府第六基地 波止場---
大淀「……ん、確認が取れました。一般人も含めて、現在鎮守府近海には人や船舶は居ません」
提督「有難う、大淀嬢。さらば、一つ始めるかなぅ」
大淀「……その、提督? これ、本当に使えるんですか?」
提督「ん?」
大淀「だって、この砲……外は鉄製ですけど、弾とか中身は、殆ど私が用意した余りの材木とかじゃないですか。これがどうしてブラックホールになるんです?」
大淀(……SF紛いのことを現実として肯定する人。傍から見たら、きっと滑稽なんでしょうね)
提督「あぁ、そういう……や何、簡単な話よ。そもそも、ブラックホールの正体って何やか知っとるか?」
大淀「確か、自分の重力で押し潰された星の最期の姿……でしたっけ?」
提督「せやね。星が持っとる、熱なんかから来る反発力を重力が上回ると、星そのものがどんどん縮こまってく。それにどっかで歯止めが掛かったら、白色矮星やら中性子星やらになるけど、掛からんかったら収縮が無限に続いて、終いにゃ、近付くもん全部飲み込む穴に変わる」
大淀「……改めて聞くと、凄いものですよね。でも、重力って質量に比例するんじゃないんですか? 小さな木の弾にそんな重さは」
提督「そこで、魔法じゃ。『ブラックホールに似せてブラックホールと同じ性質を獲得させる』ってな理屈で、詳しゅうは言わんけど、弾にそういう細工する。したら、弾は撃ち出すそん時だけ『ブラックホールと限りなく似た何か』になるっちゅう寸法じゃ」
大淀「……うーん?」ナルホド、ヨクワカラナイ
提督「……まぁ、気になるんやったら、ネットで『類感呪術』って調べてみ。儂の説明よりゃ分かりやすい筈じゃ」
大淀「……そうします」
52 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/09/15(月) 23:49:12.58 ID:rxhYCIgM0
提督「……さてと。妖精さん方、お願いします」
赤ツイン「よっしゃあ! マイクロブラックホールキャノン、起動! 刻印装置に威力及び範囲の情報を入力!」
青スパナ「弾丸に術式の刻印を開始、完了まで十秒。同時に射出機構の調整を開始」
緑メット「射撃目標を想探連動で検出、照準固定と同時に射出出力を決定。動力充填も終わってるよー」
茶メット「刻印、装填、照準、動力、全段階を完了。何時でも撃っちゃってくださーい!」
大淀(……どうなるんでしょうか)
提督「……てっ」
赤ツイン「あいよ! ポチっとな!」ポチッ
【 ? 】
---
--
-
-
--
---
紫ゴスロリ少女「……あら?」
【ズゥ……ゥ……ン】
ゴスロリ少女「……表が変なことになってるみたいね。これは、重力の魔法かしら?」
ゴスロリ少女「場所は……京都の北の海? あぁ、成る程。となると彼ね。全く、こんな離れた山奥まで伝わって来るなんて、何をしたのかしら」
ゴスロリ少女「まぁ、これ位なら問題無いでしょ。あんまり酷い様なら、ちょっと『オハナシ』すればいいだけだし」
---
--
-
53 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/09/15(月) 23:51:47.31 ID:rxhYCIgM0
-
--
---
提督「!?」ゾワッ
赤ツイン「おぉっ! 上手いこといったな!」
緑メット「目標は電探上からは完全に消滅。唯、想探には反応してるから、完全には消し切れてないみたいだけどね」
青スパナ「しかし、射出機構の摩耗、予想より軽微です。刻印装置の使用にも支障ありません」
茶メット「動力経路にも傷みは無いし、砲塔部分も問題無し。思ったよりは全然いい感じだよ!」
提督「……そ、その様ですな。ぃ、いやはや、良かった良かった」カラカラ
大淀「……」ポカーン
提督「……ん? 大淀嬢、如何したな?」
大淀「……いや、その。『空いた口が塞がらない』を実感してたところです」
提督「あぁ。まぁ、取り敢えず、これで儂はぼが吹き……ちゃう、法螺吹きやないって証明出来た訳やな」
大淀「……そうですね」
工廠妖精さん’s「アーダコーダドーダソーダムラノソンチョウサンダ」ギロンチュウ
54 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/09/15(月) 23:53:55.58 ID:rxhYCIgM0
---
大淀「……いや、でも本当に驚きました。想探にだけ引っ掛かってるってことは、想念だけが残ってるんですよね? それを艦娘で回収してしまえば、後は戦力が復活することもないですし……最高の結果じゃないでしょうか」
提督「せやなぁ。中身と仕組みに関しては、妖精さんに口裏合わせ頼んで、本部にそれらしい説明で提出したらええし。コストは、ガワ作る鉄と動力経路の精密部品、後は廃材利用で済むから格段に安いし。こら、本格的に艦娘出張らんで良うなるどぉっ」カラカラ
大淀「あ、でも、にゃんこビームの方は如何なさるんです? まだ実物が届いてませんし、試験をしてからでないと」
提督「ん……そっちゃは、実際モノが来るの待たなしゃあないのぅ。やけんど、素材だの発振体だの動力経路だの、そっちゃは軍民の製造ラインに乗るやろうから、量産で値は下がる筈やし……多分問題無くいける思うわ」
大淀「いや、あの、武器としての性能の確認は……」
提督「あー……ま、それも同上さな。威力と射程、弾速もせやし、反復歪曲の度合いによっちゃ、弾道に補正入れて撃たなならんかもしれんし。こっちの方は、BHCよりゃ時間掛かるかの」
大淀「そうですか……となると、何て言いましたっけ、クロスゲート……?」
提督「クロスゲート・パラダイム・システムかぇ?」
大淀「そう、そのシステムは、試験しないんですか?」
提督「ん……そっちゃは、もう暫く縮退炉の術式組みに時間掛かるし、実験は出来んのぅ」
大淀「……ってことは、今こっちの関係でやれることは?」
提督「妖精さん方にBHCん微調整はお願いしたし……うン、そう。全部終わったっちゅうこっちゃな」
大淀「一段落、ですか」
55 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/09/15(月) 23:54:42.51 ID:rxhYCIgM0
提督「……ほだら、儂ゃ執務室戻るわ。大淀嬢、吹雪ちゃんらに言うて、書類全部部屋に持って来てもらって」
大淀「あ、はい。了解です」
提督「縮退炉の方と並行してまた仕事やるから、今度は滞り無い思うわ。儂が朝昼晩で飯食いに出てこなんだら、しばき倒してでもええから引き摺り出してもらってええかの」
大淀「……吹雪ちゃんに聞く限り、集中してる時はそれ位はしないといけないみたいですね。分かりました、その時は武蔵さんに行ってもらいますね」
提督「四六砲かぁ。撃たれん様にせな、命幾つあっても足らんのぅ」カラカラ
大淀「仕事の方はまだしも、姿が見えないのは心配なものなんです。是非ともそうしてください」
提督「承うた。んだら、また後での」スタスタ
大淀「出来るだけ早く持って行きますねー」
提督「んー」
---提督F・兵装実験之一終了---
56 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/09/15(月) 23:55:58.84 ID:rxhYCIgM0
という訳で、一隻目の改造、途中まで完了です。改造で二、三回、試験航海で一回と区切って、多数の提督の改造の仕方を追っていく形になります。
改造についての安価の取り方についても、今回の様な自由安価、選択肢からの指定安価、コンマで決まるランダム安価、そもそも取らない、の内から決めます。どれになるかは、それぞれの提督次第です。
今日はこれで切ります。鈍亀ですが、気長にお付き合いください。
57 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/16(火) 17:06:49.57 ID:F8Ki5qsTo
乙
58 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/09/17(水) 21:40:57.12 ID:BZcVJWBS0
次の提督に行く前に、秘書艦を安価で決めておきます。
>>61
で、既に出て来た娘も含めて「艦娘」限定です。
後、秘書艦が決まってから次まで暫く時間が空くと思います。御容赦ください。
59 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/17(水) 21:42:12.08 ID:kVQsbBkAO
球磨
60 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/17(水) 21:59:18.74 ID:I3U7iE1/o
踏み台
安価だったら雪風
61 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/17(水) 22:01:14.72 ID:Dam22ssP0
z3
62 :
もっとはっちゃけた感じで行きたい
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/09/23(火) 20:40:38.29 ID:u3KpP55d0
提督「へー。母艦の改造ねぇ」ペラペラ
Z3「まぁ、妥当ではあるのでしょうね。最近の事例の増加は、見過ごせない程になってきているし」
提督「んー……しっかし、どうしたもんかな。いきなり言われても、どんな風にすりゃいいのか分からん」
Z3「第六基地の提督は、何かとんでもない改造をしたと噂が流れているけど」
提督「此間の黒球騒ぎの時か。やれブラックホールだやれ反物質だ、随分な噂が流れてたな」
Z3「まさかそんなことはないと思うけど……あの人、偶に妙なことをするし、何かしらの火種はあるんでしょうね、きっと」
提督「違いないな。しかし、あんな噂が流れる様な物を載っけたってことは、割りと何でも有りか?」
Z3「合理的な理由が有るなら、別にいいんじゃないかしら?」
提督「うーむ……となると、ますます悩むな……」
Z3「必要なもの、と言われると、幾らでも出て来るものね……」
提督「……取り敢えず、『
>>65
』の方針で行ってみるかぁ」
提督の提示した方針とは何だったでしょうか。
63 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/23(火) 21:56:25.34 ID:tXkWsYzeO
変形して超巨大艦娘に
無理なら可変機能のみ
64 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/09/23(火) 22:02:11.94 ID:4u53z8Mu0
多数の独立ユニットによる支援攻撃
(ファンネルとかビットとかソルディオス・オービットみたいな)
65 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/09/23(火) 22:05:10.54 ID:Hsr/RRZE0
必中
66 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/09/23(火) 22:11:42.50 ID:Hsr/RRZE0
空母の方針決めんのに必中はないわ
防御力向上で
67 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/09/23(火) 22:43:51.31 ID:u3KpP55d0
Z3「まぁ、妥当なところかしら」
提督「要は、攻撃されても沈められなきゃ良い訳だしな。機関周りを重点的に防御すりゃ、スピードが落ちることもないし。攻撃凌いでる間にさっさとトンズラこけば、何とかなるだろ」
Z3「じゃ、具体的にはどうするの? 一口に防御といっても、色々と方法はあると思うけど」
提督「んー……『
>>70
』なんてどうだ?」
提督の提示した、防御力の向上手段とは何だったでしょうか。
68 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/23(火) 22:48:50.37 ID:tXkWsYzeO
フェイズシフト装甲
69 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/23(火) 23:36:48.03 ID:Ux7vpvVu0
フォース (R-TYPE)
70 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/09/23(火) 23:43:36.74 ID:Hsr/RRZE0
防御重力場
71 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/09/24(水) 02:05:48.19 ID:AEzMyUP20
提督「……何だよ。そんな可哀想なものを見る様な目で見るなよ」
Z3「……まさか、貴方が現実と空想の区別がつかない人だとは思わなかったわ」
提督「酷過ぎやしませんかねぇちょっと!?」
Z3「だって、ねぇ。私が日本語の理解を間違えてなくて、私が一般常識だと思ってるものが間違ってないなら……重力場の制御なんて、馬鹿馬鹿しい戯言以外の何物でもないわ」
提督「む……まぁ、一般常識でっていったら、そりゃそうだが。マックス、『霧』の事を忘れちゃいないか?」
Z3「え?」
提督「霧の艦の動力は重力子機関。超重力砲は勿論、侵食兵器や潜水時に使うバラストも、全て重力制御によるものだ。この技術を応用すれば、不可能な話じゃない」
Z3「……」フム
提督「筈だ」
Z3「……やっぱり当てにならないわ。あんなオーバーテクノロジー、一足飛びに人間がどうこう出来るものじゃ」
提督「確かに、人間には無理だ。逆に言えば、人間じゃなければ出来るかもしれない」
72 :
今日はこれで切ります
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/09/24(水) 02:06:41.63 ID:AEzMyUP20
Z3「人間じゃなければ? ……妖精さんね」
提督「そ。妖精さん達は、向こうのヒュウガと幾らか技術交流をしてたらしいし、望みが無い訳じゃない。もしこれが実現すれば、大幅に防御力が上がるのは間違いないぞ」
Z3「そうだけど……」
提督「取り敢えず、話を聞いてみよう。駄目なら駄目でまた考えるだけだしな」
Z3「……分かったわ。今から工廠へ向かいましょう」トトト
提督「おう。さて、どうなるかな……」ギィッ
コンマです。
>>73
の下二桁の和が偶数で開発可能、奇数で開発不可能です。ゾロ目の場合は……?
73 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/09/24(水) 02:20:03.14 ID:VsTFcKIOo
あ
74 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/10/02(木) 22:24:02.67 ID:KG++z2Xw0
---工廠---
青スパナ「無茶です」
緑メット「無理です」
茶メット「不可能です」
Z3「でしょうね」
提督「チクショーめぇっ!」
緑メット「一体私達を何だと思ってるんですかねー。確かに霧の人達とは交流してたけどさ」
青スパナ「あんなオーバーテクノロジーを、たったあれだけの時間でコピー出来る訳ないじゃないですか」
提督「何時ぞやは霧のジャミングを改造して使ってただろ!」
茶メット「あれこそ特別ですよ。なるべく早くジャミングに対処しなきゃいけなくて、必死に調べてたところをヒュウガさんに手伝ってもらったから出来たんです」
緑メット「そう簡単に技術模倣出来ると思わないでよー」
提督「……」orz
Z3「正論ね……提督。やっぱり、常識に囚われないのと常識を無視するのは別物なのよ。現実を見ないとね」
提督「酷ぇってだから!?」
75 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/10/02(木) 22:24:50.78 ID:KG++z2Xw0
提督「……むぅ。しかし、じゃあどうすっかな。何か代替案は……」
Z3「装甲を増やすのでは駄目なの?」
提督「それだと速度がなぁ。高速性能を無くしたら、母艦としての価値も無くなっちまう」
Z3「……空母もそうだけど、自由自在な戦力展開が出来るからこそ意味がある、か。難しいわね……」
提督「……妖精さん。んじゃ、
>>78
じゃどうだ?」
76 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/10/02(木) 22:26:17.50 ID:KG++z2Xw0
安価です。提督の提案した代替案は何だったでしょうか。
77 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/10/03(金) 08:03:17.53 ID:m4kQm9DD0
ksk
78 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/10/03(金) 09:55:00.36 ID:fCfsXPaSO
攻撃は最大の防御!!
ってことでいっそのこと機銃をたくさん搭載
79 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/10/04(土) 23:54:08.47 ID:809t+tP90
茶メット「ふーむ。つまり、大和みたいにするってことですね」
Z3「ヤマトみたいな? ……あぁ、そういえば、艦の方は最終的に針鼠みたいになってたわね」
提督「まぁ、そうだな。当たらなければ如何ということはない! んだから、兎に角弾幕張って、近付かせない様にすればと思ってな。後、見た目の威圧効果もあるかも。深海棲艦に恐怖心があるかは知らんけど」
青スパナ「それなら、色々と方法はありますね」
緑メット「何なら、余りに余ってる艦娘用の機銃や高角砲を流用してもいいしね」
提督「おぉ、あの産廃を処理出来るのか! 一石二鳥だ、それで頼む!」
Z3「……まぁ、確かに今となっては殆ど使わないけど、産業廃棄物って……」
茶メット「じゃあ、取り敢えずそれで行ってみましょー」
青スパナ「あ、提督。その前に一つ……」
提督「ん、何だ?」
80 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/10/04(土) 23:56:16.07 ID:809t+tP90
青スパナ「開発に当たって、まず艦娘サイズのものを作って、それをベースに調整しながら艦載用のものを造ろうと思います。その為の資材を投入して欲しいんですが」
提督「あー、成る程。分かった」
緑メット「何時もの開発と同じ要領で、四種類の分量を決めて。開発資材は一つだけね」
提督「あいよ。えー、そんじゃあ……」
安価です。
>>82
、
>>83
、
>>84
、
>>85
で、鉄鋼・弾薬・石油・ボーキサイトの投入量を決めます。1-999の範囲で御選びください。
81 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/10/05(日) 00:00:15.39 ID:arkclM/a0
機銃と高角砲な
82 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/10/05(日) 00:23:51.29 ID:oKVoxWV+o
1
83 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/10/05(日) 00:50:00.29 ID:Pq8loHyo0
999
84 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/10/05(日) 07:53:13.15 ID:aHxeEiv+0
10
85 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/10/05(日) 08:12:42.31 ID:zXbz8rDXo
300
86 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/10/05(日) 10:13:17.32 ID:fuGGnNFq0
緑メット「了解。そんだけ分勝手に倉庫から持ってくねー」
提督「おう。頼んだぞー」
青スパナ「それでは、少々失礼します」
茶メット「何が出るかな♪ 何が出るかな♪」フフーン
Z3「……本当に、何が出るんでしょうね」
提督「ん?」
Z3「妖精さんの開発よ。ずっと疑問なのだけれど、どうして彼女達は決まったものを造らないの? 態々あんな面倒な手間を掛けなくても……」
提督「あー……そういやそうだな。もう慣れちまって、疑問にも思わなかったな」
Z3「直接聞いてもはぐらかされるし、ずっともやもやしてるのよ。何なのかしら……」
提督「誰か、先輩方にでも聞いてみたらどうだ? 第四基地の爺さんはかなりの古株だぞ」
Z3「……次の合同作戦の時にでも聞いてみるわ」
87 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/10/05(日) 10:14:26.63 ID:fuGGnNFq0
---数分後---
緑メット「おーい。完成したよー」
提督「お。流石に仕事が早いな」
茶メット「いやー、それ程でもありますよー」アッハッハ
青スパナ「早速ですが、マックスさん、お願いしてもいいですか?」
Z3「えぇ。貸してくれる?」
青スパナ「此れです」っタマ
Z3「……」グッ
提督(……いや、本当。あの珠は一体なんなのか、そして何で秘書艦が触れると装備に変わるのか。改めて考えりゃ変な話だよなぁ)
【ポァーン……キラッ】
Z3「ふぅ。さて、何が出るのかしら……」
提督「おぉ? こりゃ、『
>>88
』か?」
コンマ安価です。開発で出来たものはどんなものだったでしょうか。下二桁の和の一の位で決まります。
0-3:スカ
4-5:機銃
6-7:高角砲
8:噴進砲
9:????
88 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/10/05(日) 10:15:39.00 ID:lgeEN4mSO
どれどれ?
89 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/10/05(日) 10:25:46.22 ID:fuGGnNFq0
提督「ってスカかよっ!」
Z3「久し振りに失敗した気がするわ」
緑メット「ありゃ、残念。悪いけど、もう一回資源頼める?」
提督「……あぁ、分かったよ。次は『
>>90-93
』だ」
安価です。先と同じく資源の投入量を決めます。
90 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/10/05(日) 10:27:33.97 ID:GHn+G61go
334
91 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/10/05(日) 11:00:25.39 ID:J8fRqLFu0
255
92 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/10/05(日) 13:36:33.85 ID:Pq8loHyo0
999
93 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/10/05(日) 14:08:46.13 ID:aHxeEiv+0
666
94 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/10/05(日) 20:22:17.52 ID:l/EzSWVG0
石油999ってお前・・・
95 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/10/05(日) 21:23:05.83 ID:fuGGnNFq0
茶メット「了解でーす。そんじゃ、もっかい失礼します」テテテッ
青スパナ「次こそは上手くやってみせます」
提督「頼むぞー。何回もやんのは、流石に備蓄が怖いからな……」
Z3「お願いするわね」
緑メット「はいはーい」
提督「……ん? そういえば」
Z3「何?」
提督「何時もは開発って、投入限界300までだよな?」
Z3「……今回は、999までね。そういえばどうしてかしら。私も妖精さんもスルーしてたけど」
提督「……」ン?
Z3「……」ンン?
提督「……ま、いいか。そんだけ気合入れてやってくれてんだろ」
Z3「そうね。何時もより少し多めに建造をするつもりでやればいいものね」
96 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/10/05(日) 21:24:41.06 ID:fuGGnNFq0
---数分後---
提督「……来たな」
青スパナ「お待たせしました、完成です」
緑メット「今度は良い感じだよ。アタリそうな気がする」
茶メット「はい、どーぞ!」っタマ
Z3「どうなるか……んっ」グッ
【ポァーン……キラッ】
提督「これは、『
>>97
』か」
コンマ安価です。開発で出来たものはどんなものだったでしょうか。下二桁の和の一の位で決まります。
0:スカ
1-3:機銃
4-5:高角砲
6-7:噴進砲
8-9:????
97 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/10/05(日) 21:25:46.48 ID:lgeEN4mSO
何ができるかな?
98 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/10/05(日) 21:26:00.70 ID:etkOvAOVo
へい
99 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/10/05(日) 21:53:02.86 ID:aHxeEiv+0
出るものも安価なら、投入量まで安価にする必要あるの?
100 :
提督ごとの特色ということで一つ
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/10/05(日) 22:32:30.70 ID:fuGGnNFq0
提督「機銃か。いや、真っ当なのが来て良かった……」
Z3「これを元にして、新しいのを開発するのね?」
緑メット「そだねぇ。大きくした時に、普通に使える様に諸々計算して図面に起こせばそれでいいんだけど……それじゃ、ちょっとつまんないよね」
提督「ん? つまんない?」
茶メット「あ、それもそうだね。別にきっちり同じにする必要はないんだし、ちょっと改良しちゃおっか」
Z3「改良? そんなことが出来るの?」
青スパナ「えぇ。艦娘用の装備でなければ、多少の融通は。確かに、それはいい案ですね」
提督「ふーむ。だったら頼もうか。具体的に、どうするんだ?」
緑メット「幾つか案はあるけどねぇ。例えば、『
>>103
』とか?」
安価です。機銃に施す改造は何でしょうか。
今日は安価を取って切ります。
101 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/10/05(日) 22:59:19.78 ID:/PJ/0xYCo
乙ksk
102 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/10/05(日) 23:02:01.02 ID:lgeEN4mSO
踏み台
103 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/10/05(日) 23:07:02.83 ID:l/EzSWVG0
徹甲弾
104 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/10/29(水) 18:48:46.07 ID:2sjpywoi0
まだですかいのう・・・
105 :
◆cyhxxgL2m2
[saga sage]:2014/10/30(木) 00:37:05.87 ID:CsPC7qw00
参考にしたい本がそろそろ手元に来るので、来次第直ぐに書きます。お待たせして申し訳有りません。
106 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/10/30(木) 10:06:08.78 ID:pPClMF8SO
了解です
107 :
お待たせして申し訳ありません
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/11/02(日) 20:40:35.19 ID:3XHQWuTI0
提督「徹甲弾?」
緑メット「そ。実物大位の大きさになると、機銃だって、深海棲艦に物理的なダメージは与えられる。口径にもよるけど、艦娘の主砲を絶え間なく浴びるみたいなもんだしね」
青スパナ「そこで、更に弾丸の破壊力を高めることで、威力を底上げする。少なくとも足止めとして、良ければ攻撃手段の一つとして、かなりの有効性を持たせ得る筈です」
茶メット「唯、あんまり対空砲として意味のある改造じゃありませんけどね。当たれば、要塞級の艦載機だって一撃でしょうけど」
Z3「……まぁ、対空は私達の装備で賄えるから、平常運用する分にはそれでも問題はないと思うけど。となると、性質的には、機銃というよりも主砲になるわね」
提督「……よし、それで行こう。マックスの言う通り、産廃の方に対空と牽制の役割を回して、近付いて来た大物を実物大で何とかする、って感じに使えるからな」
茶メット「了解です」
提督「それに、機銃サイズの徹甲弾なら陸軍の方に少し心当たりがある。一から弾薬を造り変えるよりは楽だろう。唯、そんなに沢山数はなぁ……二門を何とか運用出来る位の量が限界だろうな」
Z3「……陸軍に伝手?」
提督「ん……あぁ。自衛隊時代からの知り合いだ。面倒臭がりだが、やる時はやる男だな」
Z3「……Katzen und Hunde。猫と犬が仲良しなのね。珍しい」
提督「日本じゃ、それは犬猿の仲って言うんだ。何時までも過去の悪習を引き摺ったりはしないっての、そりゃ」
提督(……全体としては、そうとも言い難いが)
108 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/11/02(日) 20:45:50.82 ID:3XHQWuTI0
緑メット「んー……そんじゃ、取り敢えず、実物大機銃は二つ造っとくよ。艦娘の装備の取り付けにも掛かっとくねー」
青スパナ「あ、その徹甲弾の規格だけ、早目に教えて下さいね。それによって、設計も変えないといけないので」
茶メット「実物があれば、それを参考にすれば生産出来ると思いますし、余裕を持つに越した事はないです。持って来られたら、直ぐに生産開始しますね」
提督「分かった。また尋ねとくよ」
Z3「……今話すべきは、こんなところかしら。それじゃ、早速取り掛かりましょう」
提督「妖精さん、頼むぞ。俺や艦娘も、手伝えることがあったら、出来るだけ手伝うからな」
工廠妖精さん’s「了解!」トトト
提督「…….さて、と。今彼奴は……向こうか。予定聞いて、帰って来たら速攻だな……」ブツブツ
Z3「提督。連絡は取らないの?」
提督「そうしたいのは山々だがな。簡単に連絡がつかない場所にいるんだよ、そいつ」
Z3「へぇ……」
109 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/11/02(日) 20:49:01.05 ID:3XHQWuTI0
---ある草原---
男性陸軍士官1「……ん?」
男性陸軍士官2「どうした?」
陸軍士官1「いや……誰かに呼ばれた気がした」
陸軍士官2「まさか。あの娘達は置いて来てるんだし、空耳だろ……それで、本土の様子はどうなんだよ?」
陸軍士官1「あぁ……深海棲艦の動きは落ち着いてるらしいが、如何せん、海のことだしな。詳しくは分からない」
陸軍士官2「そうか……彼奴らも、亜人種みたいに意思疎通が出来ればいいんだがな。ヒトに似てる奴もいるだけに、何とも言えない気分だ」
陸軍士官1「そう上手くはいかないだろう……あー、しかし、空母の奴は可愛いよな。頭のアレがなきゃもっといいんだが」
陸軍士官2「……お前も本当にブレないな。刺されるぞ、その内」
陸軍士官1「さて、何のことやら……というか、ケモナーの念願叶えたお前が言うのか、それ」
陸軍士官2「ーー♪♪」
陸軍士官1「おい」
110 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/11/02(日) 20:57:32.77 ID:3XHQWuTI0
---工廠の陰---
赤ツイン「……何だよ。普段高速建造使わないからって、置いてけぼりはねーだろ」
赤ツイン「……確か、改造するのは機銃だったよな。こーなりゃ、こっちはこっちで好き勝手やってやるっ」フシューッ
---提督A・兵装改造之一終了---
111 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/11/02(日) 21:01:43.81 ID:3XHQWuTI0
今回はこれで終了です。これからはもう少し早く投稿出来るかと思います。
次の提督の秘書艦の安価を取っておきます。
>>113
で、既に出て来た娘も含めて「艦娘」限定です。
112 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/11/02(日) 22:01:46.50 ID:NV/E8kzoo
ksk
安価なら五十鈴
113 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/11/02(日) 22:02:09.16 ID:n4W6We7j0
夕張
114 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/11/17(月) 00:48:18.12 ID:aIhNPYS50
提督「……」フヌゥ
夕張「? 如何されました?」
提督「……夕張か。いや、本部からこんなものが届いたのだ」
夕張「はぁ。では、失礼して(ペラペラ)……ほぅ」ピクリ
提督「……む」
夕張「……ほほぅ。改造? 改造ですかぁ……へぇ……」ニヤニヤ
提督「……流石は兵装実験艦。血が滾ると見える」
夕張「ふふ、よく分かってますね」
提督「まぁ、な。夕張、私は、海の事は良く分からない。増してや、人間として動く艦娘ではなく、海に固有の純然たる艦についてなど、とてもではないが考えられん」
夕張「だから頼む、ですか? 勿論です、というか頼まれなくても勝手にさせて頂きますので!」ギラギラ
提督「……それは困るが、まぁ、助かる」
夕張「御気になさらず、寧ろ大歓迎です! 夕張、任務拝命致しましたっ!」ピシッ
提督「……あー、その。頑張ってくれるのは嬉しいが、色々と張り切り過ぎん様に」
夕張「さーって、早速やるぞー! 試したい事は幾らでもあるんだからねっ!!」ダダダ
提督「……心配だ。憲兵とあきつ丸に、警邏の強化を要請した方がいいだろうか」
115 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/11/17(月) 00:49:09.95 ID:aIhNPYS50
---二日後 艦装歩兵母艦船渠---
扉<うふふふふっ、あははははははははっ! さぁ、啼きなさいよ、この屑鉄っ! もっとその醜い金切り声を聞かせなさいっ! あははははははっ!!(ギュラララララ)
あきつ丸「……将校殿、いや提督殿。アウトです、これは」
提督「……何ということだ」orz
憲兵「風紀の乱れ……とは少々毛色が違いますし、我々は別に咎め立てするつもりはありませんが。これは、他の娘に悪影響があるのではないかと」
提督「……申し訳無い。出て来次第、直ぐに反省させる」
あきつ丸「それが妥当かと」
扉<あはははは……あっ、やっちゃった
提督「……ん? 何__」
【カッ】
116 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/11/17(月) 00:50:12.35 ID:aIhNPYS50
---
提督「夕張。私の言いたいことは分かるな」ギジフユフク
夕張「……はい」アフロ
提督「自分で言ってみろ」
アフロ夕張「……まず、皆さんに。済みませんでした」
あきつ丸「あぁ、いや。自分は大丈夫だ」ギジカイゾウ
憲兵「この程度でへこたれていては、我々の仕事は務まらんからな」ギジニンジャ
提督「それだけか?」
アフロ夕張「もう一つ、提督に」
提督「何だ」
アフロ夕張「……こんなことにならない様に」
アフロ夕張「次は上手くやりますねっ☆」テヘペロッ
提督「馬鹿者」ベシッ
アフロ夕張「きゃんっ!?」
117 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/11/17(月) 00:52:09.96 ID:aIhNPYS50
提督「……全く、お前という奴は。普通は反省の言葉が出て来るだろう」
夕張「だから反省してるじゃないですか。大丈夫、次はあんなヘマはしませんから!」
提督「いや、だからだな……もういい。そういうことにしておこう」
提督「……で、お前は何をしていたんだ。二日も船渠を占領して……」
夕張「何って、そんなの母艦の改造に決まってるじゃ……あっ、そうだった!」
提督「……何だ」
夕張「提督! 私、とうとうやりましたよっ!」
提督(嫌な予感がする)
提督「……何をだ」
夕張「『
>>119
』ですっ!」
安価です。夕張は何を『やった』のでしょうか。母艦の改造に関係することなら何でもどうぞ。
118 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/11/17(月) 01:39:43.55 ID:7O/6MtT20
ags高角砲
119 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/11/17(月) 01:47:33.09 ID:ISDlWnHO0
砲弾の迎撃に成功
120 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/12/02(火) 17:49:03.65 ID:FvusJVGc0
提督「……」
夕張「提督、どうですかっ? 凄いですよねっ?」キラキラ
提督「……ふむ」ピトッ
夕張「……? 何でおでこをくっつけるんです?」
提督「いや、熱でもないかと思ってな」
夕張「酷い!? 本当に成功したんですって!」
提督「はぁ……お前も知らない訳ではないだろう。艦娘の砲の弾速は、史実のそれとほぼ同じだ。大型艦のものなら、弾丸の大きさと曲射する関係上、着弾まで多少の余裕はあるが……それにしても、人間として戦闘する距離で撃たれたものを防ぐなど、無理のある話だ」
夕張「ぐぬぬ……えぇい、論より証拠です! ちょっとこっちへ来てください!」ガシィッ
提督「むっ……待て、何処へふぐぉっ」グイッ
夕張「今から実演してみせますから、目玉かっぽじってよく見てて下さいねっ!」グイグイ
提督「ぐ……む……首……待て……憲……あきつま……」ジタバタ
憲兵「あ、自分は無理です」
あきつ丸「右に同じくであります」
提督「せ……殺生……な……」ガクッ
夕張「やぁーってやるぜぇーっ! ひぃーはぁー!」ズリズリ
121 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/12/02(火) 17:50:28.20 ID:FvusJVGc0
---船渠内 艦装歩兵母艦『まいづる-14』
夕張「さぁ到着! 提督、これを見てください……って、あれ?」ドシャッ
提督「……」チーン
夕張「提督? 起きて下さい、提督ー?」ペチペチ
提督「……ぐむむ」ムクリ
夕張「もー、しっかりして下さいよ。今から凄いのお見せしますから」
提督「……誰の所為だと思っとるんだ」ボソッ
夕張「さー、これです! これで以て、見事砲弾を迎撃してみせましょう!」ジャジャーン
提督「聞いていないな……これは……『
>>124
』?」
122 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/12/02(火) 18:09:07.53 ID:x21NhsnLo
ドーラ
123 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/12/02(火) 18:48:03.62 ID:Yw7IeTY+0
ks
124 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/12/02(火) 18:48:16.91 ID:Uoulog8T0
AGS
125 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/12/02(火) 18:56:17.48 ID:jaleL+AU0
マルチプルパルス(ACシリーズ)
126 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
[sage]:2014/12/02(火) 19:05:47.17 ID:Uoulog8T0
戦艦の砲弾とかなら巨大でしかも遠距離からの砲撃になるし、できると思った
127 :
◆cyhxxgL2m2
[saga]:2014/12/17(水) 23:11:49.04 ID:Yn14NZoN0
申し訳ないのですが、これから一ヶ月程、かかりきりになる用事が出来ました。
当分、おそらく用事が終わるまで投稿はないと思います。ご了承下さい。
128 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/12/17(水) 23:15:20.27 ID:6lSpiUeSO
了解です
一ヶ月なら落ちないように適度に保守しとかないとな
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