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提督と艦むすの伝承話 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :Ad12Q0 [sage]:2014/08/17(日) 09:43:55.74 ID:7DEE10az0

※不定期更新だす

※内容は皆さんの意見を大いに取り入れます

※一応、ヒロインは翔鶴です。もともと好きだったんですけど
 ......一番くじ様様ですわ

※夏イベ?Eー6?知りませんなあ。



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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713798788/

【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713788018/

ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/17(日) 10:05:12.50 ID:FeUiDCQL0
期待。
3 :Ad12Q0 [sage]:2014/08/17(日) 10:37:14.84 ID:7DEE10az0
宿毛湾泊地にて

翔鶴「〜〜〜〜♪〜〜〜♪〜〜〜♪」

掃除機<アア!!モット強く握ってくださいお願いします

翔鶴「〜〜〜♪〜〜〜〜♪」ギュッ

掃除機<オオォォォ-

ガチャ

翔鶴「あ!提督おはようございます」ペコ

提督「ああ、おはよう翔鶴くん。今日も執務室の部屋を掃除してくれているのか、毎日すまんな」

翔鶴「いえ、提督は昨晩お疲れのようでしたのでこれくらい.....私が」

提督「むう、そうかならもう少しお願いしてもいいかな」

翔鶴「ええ、提督のお願いなら私、頑張ります」

提督「ふむ、実は今日、秘書艦の予定だった加賀が風邪をひいてしまってな、だから今日は翔鶴くんに秘書艦をお願い   したいのだが、いいだろうか」

翔鶴「あら、あの加賀さんが風邪をひくなんて珍しいですね」

提督「どうやら、昨晩お酒を飲みすぎたらしくてな、寒風摩擦だとか言って訳のわからないことをだ.....
   クっ思い出しただけで俺の46cm三連...いや、頭がうううう」

翔鶴「そういうことなら私が秘書艦を担当しましょう」

提督「本当かそれは助かる。あら早速この資料を」

翔鶴「その前に昨日の事を詳しく聞かせていただきますか?」

提督「いや、別に、な、なにもしてないぞ、しょ、翔鶴くん、私の話をきいてああああああ」




4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/17(日) 10:48:49.98 ID:duIRuk/dO
パンツが虚空に消えた
5 :Ad12Q0 [sage]:2014/08/17(日) 11:03:46.10 ID:7DEE10az0
食事処 鳳翔


翔鶴「....て事があったんだよーーーーー」グビグビ

瑞鶴「ちょっと、翔鶴姉飲みすぎだよ。どうしたのよ」

鳳翔「翔鶴さんどうしたんですか?なにかありましたか?」

翔鶴「ふん、どうせ鳳翔だって提督と一緒にここでお酒毎日のんでるんでしょ」

瑞鶴「ちょ、ちょっと」

翔鶴「瑞鶴だって提督とお友達なんでしょ、提督はあなたのこと『瑞鶴』って呼び捨てでよんでもらってるんでしょ」

翔鶴「私だって、呼び捨てでよんでもらいたいのよーーー」

瑞鶴「.....今日は...早いとこ閉店した方がいいかもですね」

鳳翔「ふふ、そうですねー」

翔鶴「うわーーん、提督ーーー」







6 :Ad12Q0 [sage]:2014/08/17(日) 11:40:15.35 ID:7DEE10az0
食堂

提督(うーーん、さすがに休日は人が少ないな)

提督「あっ」

加賀「あっ」

提督「・・・・隣いいかな」

加賀「・・どうぞ」もごもご

提督「・・・・」もぐもぐ

加賀「・・・・・」

加賀(提督・・・・この間の事・・・・覚えているのかしら)

提督(むう、前のこともあって少し食べづらいなずらいな)

加賀「あの・・・この間のことなんですけど」

提督(ここは正直に言うべきか・・いやそれとも)

加賀「あれは、そのー・・」

提督「はて、この間の事とはなんの事かな?」

加賀「い、いやなんでもないわ」

加賀(や、やりました)

提督「・・・・・・・・・・・・・・それより、体調は大丈夫かね」

加賀「ええ、提督が看病してくれたおかげですっかり治りましたよ」

提督「看病というより、おかゆをつっくてあげただけだがな」

加賀「提督の手料理、美味しかったわ」

提督「ハハッ、あれくらいいつでも作ってあげるよ」

加賀「流石に気分が高翌揚します」キラキラ

???「ふふ、これはいい記事が書けそうそうですね」







7 :Ad12Q0 [sage]:2014/08/17(日) 12:09:49.25 ID:7DEE10az0
これから登場させる艦むすで出して欲しい子とネタがあればお願いします
できる限り、採用します
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/17(日) 12:16:00.42 ID:e4r7HmPDO
羽黒
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/17(日) 12:17:13.02 ID:fU+lkLnyO
赤城か長門
10 :Ad12Q0 [sage]:2014/08/17(日) 12:27:34.91 ID:7DEE10az0
>>8
>>9
オーケー、把握した。・・・・・・・誰かネタをおくれやす〜〜
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/17(日) 12:27:51.33 ID:DYts+mTu0
球磨
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/17(日) 12:29:24.78 ID:DYts+mTu0
んー お風呂で提督がばったり会うとか?
13 :Ad12Q0 [sage]:2014/08/17(日) 12:45:04.41 ID:7DEE10az0
瑞鶴「てーいーとーく、仕事するのも大事だけどさー、ちょっとは休憩したらー?」(ブドウパクパク

提督「ああ、もう少しで休憩するよ」(カキカキ

瑞鶴「まあ私は別にいいんだけどね」

提督「なんだ、瑞鶴は私の事を心配してくれているのか?」(ニヤニヤ

瑞鶴「まあ・・・・・・そんな感じかな」(モグモグ、テレテレ

提督「お、おう、サンキュー」

提督「(てっきり、冗談かと思ってたのに・・・・)」

瑞鶴「あ!、そうそう」(ズイッ

提督「ち、近いな」

瑞鶴「えーーと、その翔鶴姉の事なんだけど・・」

提督「な、なんだ翔鶴くんがどうかしたのか?」

瑞鶴「どうして、提督は翔鶴姉の事を『翔鶴くん』って呼んでるの」

提督「エッ、それはその翔鶴くんは真面目そうだから・・・・・呼び捨てで呼んだら怒られそうで」

瑞鶴「はあーーーーーー、あなた鈍感ねえ、次からは呼び捨てで呼ぶことおk?」(ズイズイ

提督「お、オーケー・・・・・」








14 :Ad12Q0 [sage]:2014/08/17(日) 13:25:58.23 ID:7DEE10az0
加賀「提督、本日の建造結果はどうでしたか?」

提督「うーーーん、まあ家の鎮守府は人数は少ない割に空母ばっかりだからな、今回は戦艦狙いでしてみたよ」

加賀「・・・・・・提督が空母ばかり建造するのはやはり、その、胸の大きさが=====」

提督「いやいやいやいや、そんなわけない私はどんな胸でも大歓迎だよ加賀くん」

加賀「(それはそれでいかがなものかと)」


<コンコン


提督「・・・・どうぞ」

???「し、失礼します」

加賀「(・・・可愛い声ですね)」


<ガチャ


提督「えーーと、自己紹介してくれるかな」

羽黒「みょ、妙高型 4番艦 重巡洋艦 羽黒です」

提督「うむ、これからの活躍に期待してるよ」(ズイ

羽黒「ヒッ」(ササッ

提督「・・・・・」(ズイズイ

羽黒「・・・・・」(サササッ

提督「・・・・・・・」(ズイズイズイズイズイズイ

羽黒「・・・・・」(ササササササササササササッ




提督「あのー・・・」(ズイ

羽黒「す、すす、すいません、私人見知りで」(ササッ

提督「ま、まあ、誰にだって苦手な事はあるからな、ゆっくり直していくといい」

羽黒「・・・・」ペコリ

提督「・・・えーと、この後歓迎会があるのだが」

羽黒「・・・・」(ウルウル

提督「な、泣かないでくれ、なっなっ?」

羽黒「・・・・・・・はい」(コクコク

提督「・・・・加賀くん、今日の歓迎会は無しにしよう」

加賀「・・・・・ええ、そうね」

15 :Ad12Q0 [sage]:2014/08/17(日) 14:28:39.22 ID:7DEE10az0
羽黒のキャラはこんな感じです。
まあ、過度な人見知りという感じでいかがでしょうか?
16 :Ad12Q0 [sage]:2014/08/17(日) 15:12:46.67 ID:7DEE10az0
翔鶴「(はあ、今日の秘書艦は私か・・・)」

翔鶴「どうせ、私なんて、ねえ」


<ガチャ


提督「む、今日の秘書官は翔鶴くんか、今日一日よろしく頼む!」

翔鶴「・・・・はい、よろしくお願いいたします・・・・」

翔鶴「(提督はいつになったら、私の事を・・・・・)」

提督「・・どうした、翔鶴くん具合でも悪いのか?それなら無理しなくていいんだぞ」

翔鶴「・・・別に」(プイッ

提督「でもやはり、一度病院に==」

翔鶴「も、もう!別に大丈夫って言ってるでしょ!!」(お茶ストーーーーン!!

お茶<オット、イマノハアブネエ

提督「・・・・・・・・」

翔鶴「・・・・って、ごめんなさい、私やっぱりおかしいですね・・・・・」

提督「いや、その私の方こそ==」

翔鶴「ちょっと、自分の部屋にもどってお薬のんできますわ、すぐ戻りますね」(コツ、コツ、コツ

提督「ちょ、ちょっと待ってくれ」

翔鶴「グスッ、では、失礼しますね」(ウルウル


提督「(ぐぬぬ、やはりここは瑞鶴の教えをちゃんと聞くべきか)」


提督「コホン、えーーー、翔鶴。薬ならここにあるからそれを==」

翔鶴「エッ、て、提督今なんておっしゃいましたか?」(ガバッ

提督「い、いや、薬ならここに==」

翔鶴「・・・その前・・・です」

提督「・・・・・・翔・・・鶴・・?」

翔鶴「グスン、ヒッグ、ウワーンーーー提督ーー」(ダキツキ

提督「うわ、翔鶴、何している、放してくれ!」

翔鶴「ん・・・・フフ・・・・・ウゥ・・・・・・」(ギューーーー

提督「・・・・・・・」

翔鶴「提督♪、ありがとうございます♪」(ニコッ

提督「(グオオオ、お、俺の46cm三連装砲に翔鶴の体が当たってるーー!)」

翔鶴「提督、後三分くらいいいですよね♪」

提督「・・・・・ああ、もちろんだ」

提督「(くそ、耐えてくれよ俺の46cm三連装砲!、10倍界王拳だ)」

翔鶴「ン・・・・・提督の手・・・温かいです」







17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/17(日) 15:19:22.85 ID:duIRuk/dO
よいぞよいぞ
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/17(日) 15:41:45.89 ID:H5eZotpu0
三連装砲ってことは三本も付いてるのか···化け物かよ···
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/17(日) 16:09:47.90 ID:3yAnC8Ue0
鈴谷が寝起きドッキリをする
20 :Ad12Q0 [sage]:2014/08/17(日) 16:14:03.99 ID:7DEE10az0
>>18
失敬、提督の主砲はこれからは14cm単装砲で表記させていただきます
(なお覚醒状態は46cm三連装砲とさしていただきます)
21 :Ad12Q0 [sage]:2014/08/17(日) 16:23:48.85 ID:7DEE10az0
なお、登場キャラは最大30人程にしたいと思っていますのでよろしくおねがいします

現在 翔鶴 瑞鳳 鳳翔 加賀 空母は後二人くらいかな?

   戦艦は後五人くらい

   羽黒 重巡洋艦は後三人くらい

   軽巡洋艦は後五人くらい

   駆逐艦は後四人くらい

   潜水艦は二人くらい

こんな感じですね。

   
22 :Ad12Q0 [sage]:2014/08/17(日) 19:56:09.80 ID:7DEE10az0
「弓道場」 遠的場
瑞鶴「・・・・・」(キリキリ

瑞鶴「・・・・・」(パシュッ

<トッ

的(ナカナカノモノジャナ

瑞鶴「・・・・ふぅ」

加賀「・・・・・」(キリキリ

加賀「・・・・・」(シュパッ

<トッ

的<オオォォォ-、モット、モット、ツヨク!!!!!

加賀「・・・・・」(チラ

翔鶴「んふふ」(キリキリ

翔鶴「んふふふ」(バシュッ

<パピューン

的<ヘイヘイ、ドコネラッテルンダYO

翔鶴「あっ」

加賀「翔鶴、あなた何しに来たんですか!、何ですかその構え!」

翔鶴「は、はひ、す、すいません」

加賀「足踏みから残心まで何一つちゃんと出来てないじゃない!」

翔鶴「・・・・・・・はい・・・・・・すみません」(ショボーン

加賀「全く、どうしてこんな子に先を越されるのかしら・・・・」(ブツブツ

翔鶴「エッ、何か言いましたか?」

加賀「な、なんでもないわ、あなたは早く練習にもどりなさい」(真っ赤

翔鶴「・・・・・・?」

瑞鶴「翔鶴姉?今日はどうしたの?」

翔鶴「んふふ、瑞鶴、聞きたい?」(ニヤニヤ

瑞鶴「もったいぶらないで教えてよーー翔鶴姉ーー」

<オシエローーーーーー
<ヒャア、チョットスカートハサワラナイデ

加賀「全く、五航戦の子なんかと一緒にしてほしくないで欲しいわ」(プンスカ

鳳翔「うふふ、加賀ったらそんなにいらいらしたらだめですよ」(キリキリ

加賀「!鳳翔さんいつの間に」

鳳翔「私だってやるときはやるのです!」(シュバアアアン!!!

<バッキャン!!

的<ソンナ、コノオレガワレルダナンテ・・・フカ・・ク・・・ダッタ・・・ナ・・・

鳳翔「あら、またやっちゃたわ、最近は割らないように気をつけてたのに・・・。ごめんなさいね加賀さん」(ペコ

加賀「・・・・・・・・・・・し、しし、心配ないわ」(ガクブルガクブル








23 :Ad12Q0 [sage]:2014/08/18(月) 11:45:34.49 ID:q8eI6oHY0
球磨「クマー、今日の秘書艦は球磨だクマ、よろしくだクマ♪」

提督「今日は球磨くんか、・・・・・・良かった」

球磨「?、何の話だクマ?」

提督「い、いや、なんでも無い。さあ、早いとこ仕事を始めようか」

球磨「了解だクマ!」(ピシッ

―― 一時間後 ――

球磨「クマ〜〜、暇だクマ〜〜〜〜」(ゴロゴロ

提督「・・・・・・・」(カリカリ

―― さらに一時間後 ――

球磨「提督〜、お腹空いたクマ〜〜」

提督「・・・・・・・」(無視

球磨「提督〜〜〜〜〜〜、なんとか言うクマ〜〜!」

提督「(返事したら負け、返事したら負け、返事したら負けッ!!!)」

球磨「・・・・・んーー!!、てーいーとーく、どうして無視するクマ!!」(グスッ

提督「(っく、まずいこのままだと・・・)」

球磨「・・・・・・・・」(プルプル

提督「な、なあ、球磨ッ==」

球磨「・・・グスッ、・・・ヒッグスン・・・・、ウワ〜〜ン、どうして無視するクマ、球磨の事嫌いになったクマか?」

提督「・・・・・」

球磨「もう、いいクマ、そんなに無視するなら、もう自分の部屋に帰るクマッ」

提督「ええーい、わかったよ、ほらっ、飯食いに行くぞ」(服チェンジ

球磨「・・・・・」(チラッ

提督「・・・お金は私が払う」

球磨「えへへ、さすが提督、わかってるクマ♪」(ギュッ

提督「お、おい、手握るのはさすがに==」

球磨「ゆとりの行動をするクマ」(スリスリ

提督「・・・・」

提督「(まっ、いつも飯食いに行くあたり、負けてるんだけどな)」

球磨「何してるクマ、早く行くクマ!」(ダッ

提督「って、ま、待ってくれ、ひ、引っ張るな〜〜〜〜〜==」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/18(月) 15:18:51.24 ID:j0NCaNOro
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/18(月) 18:39:04.95 ID:eZ4PoNBkO
トリはわざとかな?
26 :Ad12Q0 [sage]:2014/08/18(月) 18:56:15.82 ID:q8eI6oHY0
食堂

加賀「いただきます」

赤城「いただきます」

赤城「ハムッ、モグモグ、ハフッ、モグモグ、パクッ、バリバリ、ムシャ、ゴクン、ゴクゴク。・・・・・・ふぅ、ご馳走さま♪」

加賀「・・・あなた、まだ食べ始めて三秒しか経ってないのにもう食べたの?」(モグモグ

赤城「あら?加賀と食べるから、いつもより遅くしたんだけどな〜」(ニコッ

加賀「(・・・・・いつもの速度が気になるわね)」(ゴクゴク


球磨「提督〜、早くするクマ〜」

提督「だから、引っ張るなよ!」

加賀「あっ」 提督「あっ」

球磨「提督は何食べるクマ?」(ぐいっ

提督「・・・あっ、そうだな、えーーと、じゃあこのハンバーグ定食で」

間宮「はい、じゃあ、球磨さんは?」

球磨「んんんんー、ここは鮭定食だクマッ!!」

提督「お前、いつもそれじゃないか?」

球磨「これが一番美味しいんだクマ〜」

間宮「はい、かしこまりました。って、あら、お手てを繋いでるなんて、もしかして新婚さんですか?うふふ」

提督「ち、違います。ほら、離せ」(パッ

球磨「え〜〜、いいじゃないかクマ〜」

提督「ここだとみんな見てるだろ」

球磨「二人しかいないクマよ」

加賀「・・・」(目そらし

赤城「すいませ〜〜〜ん、間宮デラックスパフェくださ〜〜い」

間宮「は〜〜い、かしこまりました」

提督「し、しかし

球磨「じゃあ、みんなに『提督が球磨のこと泣かした』って言い広めてやるクマッ」(ニヤニヤ

提督「だ、だが

球磨「いいクマか〜〜みんなに言うクマよ〜〜〜」(ニヤニヤ

提督「・・・・・わかったよ」

球磨「えへへ」(ニギッ

加賀「・・・・・・・・・・・・・・・・・・赤城さん行きましょう」(グイッ

赤城「えっ、ちょ、ちょっと、まだ間宮デラックスパフェが

加賀「・・・・・・・・」(グイグイ

赤城「ううう、私の間宮デラックスパフェが〜〜〜」(ズリズリ

間宮デラックスパフェ<アバヨッ









27 :Ad12Q0 [sage]:2014/08/18(月) 20:21:17.58 ID:q8eI6oHY0
加賀「・・・・・」(グスン

赤城「おーーい、もしーーもーし、聞こえてますかー」

加賀「・・・・・」(グスッ

赤城「何も言わないなら・・・・こうだ!!」(さわさわ

加賀「・・・・・・」(ヒッグ

赤城「(嘘・・・、あの加賀が飛行甲板を触られても反応しないなんて・・・これは重傷ね・・)」

赤城「・・・加賀、一体何があったの?」

加賀「・・・・・・・・提督が・・・・・・・球磨と・・・・手・・・つないでた」

赤城「・・・・・なんだ、そんなこと?それならあれは球磨が一方的にしていること

加賀「本当!本当なの赤城!!!」(ユサユサ

赤城「ゆ、揺らさないでよ」

加賀「・・・安心しました」

赤城「エッ、加賀!あなたあの二人の話聞いてなかったの?」

加賀「・・・・・・・気が動転してて・・・」

赤城「・・・・・・・」

赤城「そ、そうだったのね・・・・・、加賀、あなたって提督の事が好きなの?」

加賀「・・・・・・・・・・・・・・うん」(コクン

赤城「うん、まあ知ってたけどね」

加賀「ど、どうして知ってるの、ねえ教えなさいよ〜〜」(真っ赤

赤城「そ、そりゃ、だてに一緒に生活してないからね」

加賀「・・・・・・・誰にも・・・言わないでね」(ウルウル

赤城「・・・・・・・」

赤城「(うお!!、これは完全に雌の顔ですわ)」

赤城「何言ってるのよ、あなた十分美人なんだから自分に自信持ちなさいっよ!」

加賀「私が美人なんて、そんな訳ない!!・・・・じゃない」

赤城「うーーん、クールビューティーってやつ?」

加賀「そ、そうかな?」(テレ

赤城「そうよ、でも、もう少し表情に変化があってもいいかな」

加賀「・・・・でも、はず・・・かし・・・い・・・」

赤城「それに、口調ももう少し、柔らかく、柔らかく、ねっ?」

加賀「・・・・善処します」

加賀「こ、これで、提督も、私にかまってくれるのかしら」

赤城「大丈夫よ、頑張って」

赤城「(まっ、提督の事が好きなのは加賀だけじゃないから大変だと思うけどね〜〜)」
28 :Ad12Q0 [saga]:2014/08/18(月) 20:29:47.49 ID:q8eI6oHY0
えーーーと、加賀さんのキャラは赤城さんといる時だけはこんな感じでいかせていただきます。
29 :Ad12Q0 [saga]:2014/08/19(火) 09:15:21.86 ID:SouFjbYX0
廊下

提督「今日も今日とて3-2レベリング?♪」

天龍「なんだ、提督えらくご機嫌だな」

提督「おっ、天龍じゃないか。おはよう」

天龍「うっす」

提督
30 :Ad12Q0 [saga]:2014/08/19(火) 09:39:21.07 ID:SouFjbYX0
提督「いやあ、それが翔鶴の連度が99になりそうなんだよな」

天龍「(……なんだまた翔鶴の話かよ)」

天龍「ほ?う、それは良かったな」

提督「そ、それで、恥ずかしながら何か…その…プレゼントを…だな…買ってやろうと思ってな」(テレッ

天龍「……そういうことなら、俺に任せな」

提督「…………へっ?」

天龍「今度、一緒にプレゼント探してやるよ。……一応、俺は女だからな提督よりかは見る目あると思うぜ」(ドヤッ

提督「ほ、本当か!それは助かる!」

天龍「ああ、提督にはいつもお世話になってるからな、せめてもの恩返しってやつだ」

提督「……それじゃあ、今度の日曜日なんてどうだ」

天龍「おう、別にかまわないぜ」

提督「すまない!恩にきる」

天龍「ま、まあ、軽く世界水準越えてるからな?俺」

提督「(……それとこれでは話がべつなのでは)

提督「じゃあ、少し急ぎの用があるから俺はこれで失礼するよ」

天龍「おう、行ってこい」

提督「………」(スタスタ

提督「今度の日曜だぞ、いいな!」(クルッ

天龍「わかってるって」

提督「絶対だからな!」(クルッ

天龍「…へい…へいっと」


31 :Ad12Q0 [saga]:2014/08/19(火) 11:41:58.78 ID:SouFjbYX0
鎮守府沿岸
提督「.......という訳で、今日の編成はこれで決まりだ。」

旗艦   翔鶴「提督っ、私頑張りますね」練度98

メンバー 瑞鶴「また、翔鶴姉が旗艦なの?たまには私も旗艦にしなしよね」練度76

     羽黒「て、提督のお役に立てるように、が、頑張ります」練度35

     北上「ス〜パ〜北上様だよ〜」練度76

     加賀「(笑顔、笑顔、笑顔、笑顔....)」練度88

     伊168「うう〜〜、またイムヤが被害担当なのね」練度99

提督「今日のノルマは30回だからな〜、覚悟しとけよ〜」(ニヤニヤ

イムヤ「......」(白目

提督「それじゃあ、今日も元気に行ってみよ〜♪」




――― 艦むす入渠中 ―――

翔鶴「ふぅ」 瑞鶴「はひ〜」 加賀「(...気持ちいいです)」 羽黒「(この、鎮守府のお風呂は心地いいです...)」

翔鶴「ううん、今日も疲れたわ〜」

瑞鶴「ね〜」

加賀「...翔鶴、あなたもう少し体力をつけなさい」

翔鶴「エッ? は、はい、すみません」

加賀「それから、弓の扱いもまだまだね、ちゃんと鍛錬してるの?」(ビシッ

翔鶴「...はい、すみませんでした」(ショボーン

瑞鶴「ちょっと!最近加賀さん、翔鶴姉に...厳しすぎない?」

加賀「うっ、別に、そんなことないわ」

翔鶴「いいのよ、瑞鶴、加賀さんは私の為を言ってくれているんだから、そうですよね加賀さん」

加賀「...そうね、そういうことよ」(無表情

瑞鶴「..まあ、翔鶴姉がそういうなら別にいいけど」(ブクブク

加賀「(....私ったらなんでこんなにむきになってるのかしら)」

翔鶴「さあ、瑞鶴、もうそろそろ出ましょう」(ザバァ

瑞鶴「ちょっと、しょ、翔鶴姉、待ってよ〜」(ザバァ

加賀「.....あなたはもう少し入るのかしら」(ザバァ

羽黒「..は、はい、そう...させていただき..ます」(プクゥ
32 :Ad12Q0 [saga]:2014/08/19(火) 18:15:29.87 ID:bgovw9IbO
小話 羽黒編

提督「ふぅ、今日も疲れたな……」

提督「………」(うつらうつら

提督「ふぁっ!、いかんいかん、と、とりあえず風呂に入ろうか」

一方そのころ羽黒は

羽黒「……‥……」(スピー

羽黒「…………‥」(スピー

羽黒「……う、うーん、はっ!、ね、寝てしまいました」

羽黒「は、早くお風呂から上がらないと」(ザバァ

羽黒「あっ、まだ頭洗ってない」

一方提督は

提督「いやー、この鎮守府は提督専用の風呂がないからなあ、前の鎮守府のほうはあったのに……」(ショボーン

提督「……」(テクテク

提督「まっ、9時以降は提督が艦むす用の風呂を使わせてもらってるからな、そこら辺は感謝しないとな♪」

提督「べ、別に、イヤらしい事なんて考えてないし、女の子が使った後のシャンプーをさわるたびにニヤニヤとかしてないし」

シーン

提督「……なに、いってんだ俺は……」

提督「……ふぅ、じゃあ、さっさと入ってさっさと寝るか!」(ガラガラ

提督「だ、誰もいないよな……」

シーン

提督「と、とりあえず脱ぐか」(ガバッ

14?単装砲<ヨッ、イチニチブリダナ

提督「……よし、入るか」(ガラガラ

羽黒「…………」(裸

提督「…………」(裸

46?三連装砲<ヘロー、オジョウサンイイボディダネ、オジサンコウフンシチャッタヨ

羽黒「い、いや、み、見ないで(真っ赤

提督「いや、み、みてな(目隠し

羽黒「見ないで????????」

提督「……………………お、終わった、さようなら、俺の提督人生」(南無三

この後、憲兵さんに信じてもらうのに丸1日かかりましたとさ
33 :Ad12Q0 [saga]:2014/08/19(火) 18:20:52.13 ID:bgovw9IbO
すいません、「?」は波線です。携帯からだと波線がどうも打てないみたいで
34 :Ad12Q0 [saga]:2014/08/19(火) 18:34:21.61 ID:SouFjbYX0
金剛型戦艦のうち、二人選んでください
>>35
>>36
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/19(火) 18:35:58.02 ID:6jzNLrASO
霧島
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/19(火) 18:37:00.36 ID:coFDHv42O
ひえー
37 :Ad12Q0 [saga]:2014/08/19(火) 21:54:00.61 ID:SouFjbYX0
おおう、てっきり金剛と榛名かと思ってたらメガネとカレーでしたか
もちろん取り入れさしていただきます。
38 :Ad12Q0 [saga]:2014/08/19(火) 21:56:57.27 ID:SouFjbYX0
ネタ募集
新キャラの追加も、まだ大丈夫です(できれば軽巡あたりがいいなあ チラチラ
>>39
>>40
>>41

39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/08/19(火) 22:01:34.47 ID:CqGbJUdeo
川内
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/19(火) 22:02:46.70 ID:6jzNLrASO
那珂ちゃん
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/19(火) 22:04:05.53 ID:RD6A/sG3O
神通
42 :Ad12Q0 [saga]:2014/08/19(火) 22:05:00.68 ID:SouFjbYX0
よしきた!
・・・・・だ、誰か、ネタとかくれないかな〜
43 :Ad12Q0 [saga]:2014/08/19(火) 22:06:52.04 ID:SouFjbYX0
っていうか、>>39 >>40 >>41
同一人物だろwwwww
もちろん、同一人物でも大丈夫ですよ
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/19(火) 22:07:08.08 ID:6jzNLrASO
花火をやる(打ち上げ、ネズミ、線香花火等)

45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/19(火) 22:22:50.18 ID:E3LHAIMt0
とりあえず酉はしたほうがいいのでは?
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/19(火) 22:25:20.67 ID:TtbH7JKRo
あと同一人物でなく姉妹艦または同型艦な
47 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [sage]:2014/08/19(火) 22:37:46.05 ID:SouFjbYX0
>>45すいません、わざわざありがとうございます

>>46あっ、同一人物っていうのはレスしてくれた方の事です紛らわしくてすみません
48 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/19(火) 22:40:45.54 ID:SouFjbYX0
続きはまた、明日にやらせていただきます
49 :Ad12Q0 [saga]:2014/08/20(水) 09:12:47.37 ID:txcxcDL90
>>44
かしこまり
50 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/20(水) 10:56:18.06 ID:txcxcDL90
提督「....」(ガチャ

提督「..ふ〜」(ストン

提督「...今日も暑いな〜」(パタパタ

>コンコン

提督「どうぞ〜」

翔鶴「失礼します。提督♪おはようございます」

提督「あ〜、おはよう〜」(ダラダラ

翔鶴「...提督だらしないですよ。ちゃんと軍服は着てくださいよ」(パタパタ

提督「暑いからいいんだよ..そういう翔鶴だって着物一枚じゃないか」

翔鶴「私は女の子だからいいんですよ」(パタパタ

提督「(理由になってない気がする...」)

翔鶴「そ、それとど、どうですか、この着物...」(テレっ

提督「ん?、ああ、似合ってると思うぞ〜」(パタパタ

翔鶴「ふふ、ありがとうございます」

翔鶴「..お茶でも入れましょうか」

提督「ああ、頼む」

翔鶴「ふ〜ん、ふふんふ〜ん、ふ〜ん♪」(コポコポ

翔鶴「はい、どうぞ」(コト

お茶<オウ、キョウハテイネイダナ

提督「ん、ありがと」(ゴクゴク

翔鶴「どうですか、お味の方は」(チラッ

提督「ああ、翔鶴の入れるお茶はいつも美味しいよ」

翔鶴「そんな〜、褒めても何もあげませんよ〜」(チラチラ

提督「..........」(カリカリ

翔鶴「(...スルーですか)」(プンスカ

提督「......」(カリカリ

翔鶴「......」(パタパタ

提督「......」(ゴクッ

翔鶴「....」(チラッ

翔鶴「..提督..座ってもいいですか..ちょっと暑くて」(ニコッ

提督「ん?ああ、別に構わないぞ」(カリカリ

翔鶴「それでは、失礼しますね」(ストン

提督「しょ、しょ、翔鶴、な、何してる、は、早くおりて

翔鶴「まあまあ、いいじゃないですか、ね♪」(背もたれ

提督「.....まあ、たまにはいいかな」

翔鶴「んふふ、ありがとうございます、提督♪」(スリスリ

提督「(くっ、か、可愛すぎる、こ、このままだと...)」
14cm単装砲<グオオオオオー、モ、モウヒトツノオレガアラワレル..ゾ.. 

翔鶴「んふふふふ♪」(スリスリスリ
51 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/20(水) 15:55:06.76 ID:txcxcDL90
提督「...な、なあ、もうそろそろ降りてくれないか?」

翔鶴「後、少しだけですから」(スリスリ

提督「お、俺は構わないがもし人がき、たら、だめ、だ、から」(ギリギリ

翔鶴「も、もう少しだけ..」(ギュー
<コンコン
???「司令官報告があるのですがよろしいでしょうか」

提督「あ、ちょ、ちょっと待ってくれ!」

提督「(翔鶴!は、早く降りろ。早く)」(ボソッ

翔鶴「(わ、わかってますよ)」(ゴソゴソ

???「司令官?どうされましたか」

提督「い、いやなんでもないよ、どうぞ入ってくれ」
<ガチャ
青葉「失礼します」

提督「はあ、はあ」

翔鶴「はあ、はあ」

青葉「.....司令官、何されてたんですか?」

提督「別に、いつも通り書類をチェックしていただけだが」(キリッ

青葉「そ、そうですか...」(チラッ

翔鶴「......」(真っ赤

青葉「(...青葉、見ちゃいました!!これは皆さんに報告しなければ)」

提督「それで、報告とは一体何かな?」

青葉「あっ、そうでしたね、え〜とですね」(ゴソゴソ

提督、翔鶴「?」

青葉「じゃじゃ〜ん!!」(花火セット

提督「...それは、一体」

青葉「いや〜実は先日部屋の掃除をしてたらたまたま見つけまして」

青葉「ほら、まだまだありますよ」(ドサッ

提督「い、いやしかしこんなに持ってこられても...」

翔鶴「...あっ、そうだ!提督、この花火、艦むすの皆さんで今晩しませんか?」

提督「し、しかし、これでみんな楽しんでくれるだろうか...」

翔鶴「大丈夫ですよ!、私、皆さんに伝えてきますね」(ダッ

提督「あ、ちょっと待てって、行っちゃったか...」

青葉「...さて、翔鶴さんもいなくなりましたので...司令官!本当の事教えてくれませんかね〜」(ニヤニヤ

提督「は、はて、一体なんの事かな」(ダラダラ

青葉「司令官、スゴイ汗ですね、何かやましい事でもあるんですか」(ニヤニヤ

提督「べ、べべべべ、別に、な、何、何も無いよ」

青葉「...司令官、声震えすぎですよ」

青葉「まあ、大体、何してたかくらいはわかりますよ」

提督「.....頼む!、見逃してくれ、何でもするから」(ガバッ

青葉「ん〜〜〜そうですね〜、それじゃあ今度、私とデートしてくれださい」(ニコッ

提督「...へっ?」


52 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/20(水) 19:22:36.56 ID:txcxcDL90
小話 川内編

川内「川内参上!夜戦なら任せ

提督「今日は夜戦ないからな」

川内「(´・ω・`)」

53 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/20(水) 19:27:58.92 ID:txcxcDL90
小話 那珂編

那珂「艦隊のアイドル那珂ちゃんだよ〜。よっろしくぅ〜!」

那珂「那珂ちゃん、現場入りまーす」

那珂「ますます魅力的になっちゃたぁ!きゃはっ♪」

<.............シーン

提督「今度いい精神科でも教えてやるかな」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/08/20(水) 21:26:00.52 ID:oKcP0bwj0
変な艦これ劇場

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1404364419/

おはこんばんちは!子日だよぉ!この糞スレの紹介をするね!

このスレはここの>>1が考えたりパロったりパクったり盗作したりした艦これSSを好き放題バラまく目的で立てられたんだ!

色々ちっとも面白くない話や不快なネタやちっとも面白くない上に不快なネタもあるかもだから注意してね!

シリアス?くそくらえだよ!でも書くかもしれないよ!

キャラ崩壊、独自設定はもちろん、オリキャラも何食わぬ顔して出てくるよ!

だからみんな!面白いとこだけ笑って面白くないところは、まあ、うん。

それじゃあ、変な艦これ劇場始まるぉー!

ちなみに>>1はスレ立てとか初めてだよ!
55 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/20(水) 21:46:10.09 ID:txcxcDL90
花火編

提督「っと言うわけで急な呼び掛けにも関わらず、よく集まってくれたな」

<ワイワイガヤガヤ

提督「(よ、良かったー、皆それなりに楽しんでくれてそうで…………俺の話を聞く気はないみたいだけど…………)」

瑞鶴「花火なんて久しぶりだわ」(ルン♪

赤城「え、加賀ったらそんな着物いつの間に買ってたの」

加賀「…………これ赤城さんと二年前一緒に買いにいった物なんだけれど」

赤城「あっ…………」

鳳翔「私も参加さしてくださるなんて…………迷惑じゃないかしら」

球磨「クマー、早く始めるクマー」

川内「夜はいいよねー、夜はさ♪」

那珂「アイドルはー、あんまり夜更かししたらいけないけど、今日くらいいよねー」

提督「な、なあ、翔鶴、どんな風に始めればいいかな」(ボソボソ

翔鶴「そうですね…………ここは無難に提督の挨拶からでしょうか」(ボソッ

提督「な、なるほど」(マイクオン

提督「えー、皆さん今日はお集まりいただきあ、ありがとうございます、えーー、本日は大変お日柄もよく

球磨「提督ー、固い話は嫌いクマーもっと気楽に話すクマー♪」

提督「そ、それもそうだな」

艦むす(クスクス

提督「きょ、今日はどうしてこんな物をするかと言うと」

提督「一つは青葉の部屋から大量の花火が出てきたから」

青葉「どうも、恐縮です」(テレテレ

提督「もう一つは羽黒くんの歓迎会だ」

羽黒「へっ、わ、私ですか」

提督「うむ、まあやはり歓迎会が無いのは寂しいからな。それにもうそろそろ羽黒くんもこの鎮守府に慣れてきた頃だろうと思ってな」

羽黒「あ、ありがとうございます」(真っ赤

提督「まあ、本当の事を言うと翔鶴が企画してくれたことなんだが……………………」

翔鶴(ドヤッ

提督「そのー、最近、内の鎮守府も賑やかになってきて。あまり、私もこう、皆と話す機会が少なくなってきてな」

提督「だから、そのー、少しでも皆と話をする機会が欲しかったんだよ」

提督「そ、それから」

提督「…………少しでも皆が笑顔になってくれたらと思ってな」(テレッ

提督「はっははっ、こ、こんな湿っぽい話、気持ち悪いよなって、へ?」
56 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/20(水) 22:27:39.46 ID:txcxcDL90
翔鶴「あうー、提督、ありがとうございます」(グスン

加賀「……………………」(うるうる

球磨「クマー、提督ー、そんな風に思ってくれてたクマかー」(ダバー

天龍「へへっ、提督もたまにはいい話するじゃねえか」(グスッ

青葉「司令官、青葉感激です」(パシャパシャ

提督「ちょ、ちょ、えっ、何でそんなに泣いてるの俺そんな真面目な話でもしたか」

瑞鶴「いつも、ふざけてる提督が、そんな急に真面目な話をすると泣いちゃいますよー」

提督「えっ、あ、そう?」

提督「(……………………なんかスゲー複雑なんだけど)」

提督「とにかく、泣かないでくれ、なっ、ほ、ほら早く始めるぞ」

艦むす一同<ウウー、グスッ、グスン

提督「あっ、そ、そうだ今日はお酒と食べ物もいっぱい用意しておいたからそれを

赤城「いただきますっ」(ガバッ

提督「ちょ、まて、お前が食べると皆の分が

準鷹「ああ、提督♪、お酒が、あるなら私も呼んでくれよなー」(ゴクゴク

提督「なっ、お前寝てたんじゃ」

準鷹「ほらほら提督も飲んでのんでー」(グイグイ

提督「ぐおー、やめろ、準、鷹、」(ギリギリ

提督「お前らもて、てつ、だって、くれ」(ギリギリ

準鷹「ほらほらー、飲んでのんでー」(グイッ

提督「グオーーーーー、負けるかーー」
<マケテタマルモノカー
<ホラ、ホラ、ホラー、
<!?コノリョウリスゴクオイシイデス

翔鶴「………………………………」

翔鶴「…………クスッ、やっぱり提督は真面目でいるよりもふざけてる方がいいですね」

加賀「…………ええ、そうね」(ニッコリ

球磨「あっ、今加賀さんが笑ったクマー」(ニコッ

青葉「おや、それはシャッターチャンスですね」(パシャパシャ

加賀「わ、笑ってなんかいません」(真っ赤

那珂「那珂ちゃん、スマイルー」

川内「…………だれもお前の笑顔なんて望んでないぞ」

那珂「そ、そんな事無いもん、那珂ちゃんの笑顔は皆を幸せにするもん」

<ワイワイガヤガヤ

準鷹「…………グッ、って、おっ!」

提督「ん、なんだ」(くるっ

準鷹「どうやら、提督が望んだ通りになってるみたいだぜ」

提督「…………ああ、本当だな…………やっぱり皆の笑う顔を見るのが一番だよ」

準鷹「なんだ、提督もたまにはいいこと言うじゃん」(グイグイ

提督「……………………彼女たちの笑顔は花火よりも何百倍も美しいな」
57 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/20(水) 22:31:31.01 ID:txcxcDL90
結局花火はしませんでしたがこんな感じで花火編は終わらさしていただきます。

新キャラ 準鷹
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/20(水) 22:34:20.94 ID:sSbzjntNo
>>57
はやぶさだぜ なぞらえるでなく
59 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/20(水) 22:57:37.13 ID:txcxcDL90
>>58
「隼鷹」
こうですね、ありがとうございます
60 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/21(木) 14:20:30.69 ID:cMMg4Uaw0
今から、更新します
61 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/21(木) 14:47:38.29 ID:cMMg4Uaw0
提督「…………ふぁーーあ」

加賀「…………提督、眠たいんですか」

提督「ああ、昨晩少しはしゃぎすぎてな……」(テレッ

加賀「…………昨日は…………楽しかったわ」

提督「ほ、本当か、…………良かったー、加賀くんが楽しんでくれて」(ニコッ

加賀「…………そ、そうかしら」

提督「いやー、加賀くんは一番大人だからな、こんな事で楽しんでくれたのか不安だったんだよ」(カリカリ

加賀「……………………もう少し、子供になればいいのかしら」

提督「へっ?いや、君はそのままが一番素敵だと思うが?」(カリカリ

加賀「……………………そう」(真っ赤

提督「でも、もう少し君の笑顔は見たいなー」(チラッ

加賀「そ、それは…………」

提督「ははっ、無理して笑顔にならなくていいよ」

加賀「(頑張れ私!!!!!!

加賀「…………お、お茶入れてきますね」(ニ、ニコッ

提督「

62 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/21(木) 15:55:09.14 ID:cMMg4Uaw0
食事処 鳳翔

霧島「で、私たちに相談しにきたわけなのですか?」(モグモグ

提督「仕方ないだろ、君たちしか今の鎮守府にいないんだから」

赤城「提督〜、私これだけじゃ満足できませーん」(グ〜

比叡「そうですね〜、まあ加賀さんが生まれた瞬間から無表情なわけではないですから、別に笑ってもおかしくはないですけどねー」(パクパク

提督「しかし、あの満面の笑みは初めて見たぞ」(パクっ

霧島「私のデータによりますと加賀さんの笑顔は宝くじの一等に当選する確率よりも低いですね」

提督「いや、さすがにそれはない」

赤城「(・・・・・・・加賀ったらやるじゃない)」

提督「なあ、赤城お前の携帯に加賀とのツーショット写真とか入ってないの」

赤城「ええ、入ってますよ」(スッスッ

赤城「はい」(スっ

提督霧島比叡(グイッ

提督「スゲー......」

霧島「一つもないですね」

比叡「笑ってる顔」

鳳翔「私も見せてください」(スっ

鳳翔「.......確かに、そうですね」

赤城「そうですかー?ほら、これは笑ってるでしょ」(スっ

提督「...んんん、言われてみれば」

霧島「..ちょっと口角が上がっていますね」

比叡「エッ、これっていつとった時のものなんですか」

赤城「えーーーと、確か〜〜.....」(スっ

赤城「...五年前..だと」(カタッ

提督霧島比叡「な、なんだってー!!!!!!!!」(ババーン

提督「だが、ここ最近は笑顔を見せる日が多いがな」

霧島「確か、昨晩の花火でも笑顔になった回数が一回だけありましたね」

比叡「それと今回...」

提督「俺、なんかしたのか」(ブルブル

赤城「ええ、しましたね」(ニコッ

提督「......」(顔面蒼白

加賀「くちゅん!、うう、誰かが噂しているのかしら」

翔鶴「(..........加賀さんのくしゃみ可愛いです)」
63 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/21(木) 16:26:25.00 ID:cMMg4Uaw0
駆逐艦、軽巡洋艦、募集一人二隻まで
>>64
>>65
>>66
ネタもくれたら嬉しいなー(チラチラ
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/21(木) 16:44:46.54 ID:hW+a7o7Jo
那珂ちゃんのスマイル講座
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/21(木) 17:26:19.41 ID:PJWkdxoCO
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/21(木) 18:13:48.32 ID:zjFCyGPAo
名取のブラジャー講座
67 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/22(金) 20:56:04.53 ID:vSbQx27a0
提督「んな〜つがすぅ〜ぎ〜かぁぜ〜あざみ〜♪」(カリカリ

羽黒「..................」

提督「誰の〜あ〜こがれに〜さ〜ま〜よう〜♪」(カリカリ

羽黒「..................」

提督「あ〜おぞら〜に〜残さ〜れた〜〜〜わ〜た〜し〜のこ〜こ〜ろは〜な〜つ〜も〜〜よう♪」(熱唱

羽黒「提督...あの....その...歌いながら仕事をするのは..いかがなものかと....」(もじもじ

提督「いやいや羽黒くん、どうもこんなに暑いと歌わなきゃやっていけないだろ」(カリカリ

羽黒「し、執務室にはクーラーがつ、ついてるので........そちらを使ったら.....いかがですか?」

提督「い、いや、その、節電をだな..」

羽黒「えっ、で、でも艦むすたちの部屋のクーラーは....自由に使っていいって.....」

提督「んんん〜その、あれだ....毎日出撃に遠征、演習で頑張ってもらっている君たちにせめてものお返しと受け取ってくれたらいい」(カリカリ

羽黒「....あ、ありがとう...ございます」(ペコ

提督「いやいや、お礼を言わなきゃいけないのはこちらの方だよ」(ニコッ

<コンコン

提督「悪いが、羽黒くん対応してくれるか?」(カリカリ

羽黒「は、はい」

<ガチャ
68 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/23(土) 10:08:38.32 ID:lfcNha2a0
妖精「提督、お手紙が届いています」(ピシッ

羽黒「あっ、妖精さんいつもありがとうね」

妖精「では私はこれで、失礼いたしました」(ピシッ

<ガチャ

羽黒「司令官さん、これ何ですか?」(ピラッ

提督「ああ、それは妖精さんに頼んでおいた建造の結果だと思うよ」(カリカリ

羽黒(チラッ

羽黒「(大型建造最低値で五回建造、巡洋艦狙いなのでしょうか?)」

提督「ちょっと見せてくれないか」(カリカリ

羽黒「は、はい......どうぞ」(パッ

提督「ん、すまない」(パッ

<ギュッ

羽黒「ひゃ!」(スっ

提督「す、すす、すまない悪気はなかったんだ、別に少女マンガ的な事をしようとしたわけじゃなくて」(目逸らし

羽黒「................」(カァァ

提督「羽黒くん?」

羽黒「はっ!、い、いえなんでもありません」(真っ赤

提督「........本当にすまなかった」(ボソ

羽黒「...............」(コソコソ

提督「(そんなに俺の手が触れた事が嫌だったのか..............俺に触られて喜ぶ子なんて翔鶴くらいだもんな、な、何、翔鶴がいるだけ素晴らしいじゃないか........はは、はっ、はあ)」

羽黒「(司令官の手、すごく温かかったです)」(スリスリ
69 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/23(土) 11:24:02.84 ID:lfcNha2a0
小話 那珂編

那珂「んんん〜〜これで、よしっと!」(バサっ

那珂「んふふ、完璧ね」

<ガチャ

川内「ただいまー」

神通「ただいま、帰りました」

那珂「川内ちゃんに神通ちゃんおっ帰りー!キャハッ」(ニコッ

川内「何だいつも馬鹿みたいにテンション高いが今日はいつもよりさらに馬鹿みたいにテンションが高いな」

那珂「・・・・・・んふふ、気になる〜?」

川内「いや、別に」

那珂「そんなに教えて欲しいならなっかちゃん教えちゃいまーす」

川内「いや、だから、どうでもい

那珂「じゃ、じゃ〜ん!!」(パサァ

川内「・・・・・・・・・・」

那珂「那珂ちゃんのスマイル講座専用個室のかっんせーい」

川内「・・・・・・・・・・・」

那珂「あれれ〜もしかしてなっかちゃんの飾り付けに感動しちゃった感じかな?」(ニヤニヤ

神通「・・・・・・・・・・」

那珂「ここで、この完璧アイドルの那珂ちゃんスマイルの方法を一から丁寧に教えてあげるんだよ、那珂ちゃんったらてっんさーい」(キャハッ

川内「・・・・・なあ、那珂」(真顔

那珂「ん?どうしたの川内ちゃん」

川内「今度、一緒に病院行って、診断してもらおうよ、私もついてってあげるから」(肩がしっ

那珂「ちょっとー、変な冗談やめてよって、へ?」

神通「あ・・・・・私もついていきましょうか?」

川内「ああ、すまないな神通、迷惑かけて」

那珂「えっ」

神通「だ、大丈夫です、きっとお医者さんが治してくれますから」(切実

那珂「・・・・・・・・・・お、お前らそれでも人間かぁぁー!!!!」
70 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/23(土) 12:04:21.84 ID:lfcNha2a0
電「司令官さん、おはようございますなのです」

提督「今日の秘書艦は電くんか、あまり無理はしなくていいぞ」

電「司令官さんのお役に立てるように、頑張ります」

提督「うむ、じゃあまずは書類整理・・・・・ってこれしか私の仕事はないのだがな」

電「では、電も書類整理のお手伝いをするのです」(ストン

提督「ってそこに座るのか」

提督「(膝の上に座られるのは翔鶴いらいかな・・・・・・)」

電「お邪魔ですか?」(クルッ

提督「いや、電くんは小さいから別に邪魔なんかじゃないぞ」(なでなで

電「はわわ!?くすぐったいよお・・・・」

提督「(グハッ、こ、これはロリコンにならざるを得ないな)」(鼻血

電「はやくお仕事はじめるのです」

提督「んふふふふふふふ〜」(なでなでなでなで

提督「(いや、待て、今までの法則から考えるとこの後は・・・・・・・)」(蒼白

電「どうしましたか?」

<コンコン、ガチャ

翔鶴「提督、この後の出撃編成な

提督「ど、ども」

電「あっ、翔鶴さんおはようございますなのです!」(ピシッ

翔鶴「あら〜、電ちゃんが今日の秘書艦なの、頑張ってくださいね」

電「ありがとうなのです」(テレっ

提督「(おこって・・・ない?)」

翔鶴「あっ、そうでした提督っ」

提督「あっはい」

翔鶴「この後、私の部屋に来てくれますか?」

提督「い、いや、これはその」(汗

翔鶴「来てくれますよね、テ・イ・ト・ク♪」(ニコッ

提督「はい、かしこまりました」

翔鶴「それじゃあ、私はこれで失礼しますね」

翔鶴「秘書艦、頑張ってね」

電「はい!なのです」

提督「(・・・・・俺、死んだかな)」
71 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/23(土) 15:24:35.60 ID:lfcNha2a0
電「司令官、お昼の時間なのです」

提督「お、もうそんな時間か…………それじゃあ一緒に飯食いにいくか」(ガタッ

電「レッツゴー、なのです」(ニコッ

提督「(…………もう俺ロリコンでいいや)」

少女移動中

提督「っと今日の食堂はやけに賑やかだな」

<ガヤガヤワサワサ

加賀「あっ、提督…………」(モグモグ

赤城「んー、間宮デラックスパフェは別腹よねー♪」(パクっ

加賀「…………誘ってみようかしら」

赤城「すいませーん、間宮デラックスパフェ追加でお願いしまーす」

電「司令官、どこで食べますか?」

提督「んー、そうだな、まあ、どこか適当に」(キョロキョロ

加賀「提督」(真顔

提督「ん?加賀くんかどうした?」

加賀「…………………一緒に食べてあげてもいいけれど」(真顔

提督「なら、お言葉に甘えさせていただこうかな」(ストン

提督「電も別にいいよな」

電「はい、なのです」(チョコン

加賀「(やりました!)」(キラキラ

提督「…………」(モグモグ

電「…………」(パクっ

赤城「パクパクパクパクパクパクパク」

加賀(ジー

提督「(…………なぜだろう…………すごく加賀くんの視線を感じる)」

提督「か、加賀くんは食べないのか?」

加賀「私はもういただきましたので大丈夫です」(真顔

(ギューーウウー

提督「…………」

加賀(真っ赤

加賀「い、今のはそ、その決してお腹がすいてる訳じゃなくてそ、そのえっとあのその」(アタフタ

提督「ははっ、どうだ、俺のを少し食べるか」(スッ

加賀「えっ、あのそんな提督の物ですから、い、いただけません」

提督「いいから、いいから、はい、どうぞ」(スススッ

加賀「(こ、これは提督とのか、かか、かん、間しぇつ、キスになるんじゃ)」

加賀「い、いただきます」(パクっ

提督「どうぞ、どうぞ」(ニコッ

電「…………司令官さん、はい、あーんなのです」

提督「えっ?、あ、ありがとう」(パクっ

電「どうですか、お味の方は」

提督「ああ、凄く美味しいよ」(ニパアァ
72 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/23(土) 18:01:00.37 ID:lfcNha2a0
加賀(ジー(パクパクパク

赤城「ちょ、ちょっと加賀これってかなりチャンスなんじゃない」(ボソッ

加賀「どういうことよ、赤城さん、私は提督と間接キスできただけで大満足よ」(ボソッ

赤城「だ・か・ら」

赤城(ゴニョゴニョ

加賀(・・・・・・・・・・ボッ!

提督「ど、どうしたんだ加賀くん顔が真っ赤だぞ」(オド

電「大丈夫ですか?」

加賀「ふぅー・・・・心配ないわ」(真顔

提督「そうか、ならいいんだが・・・・・」

加賀「・・・・・・・・・・・・・・」(ジジィー・・

提督「?」

加賀「提督、口を開けてくれますか」(真顔

提督「こ、こうか?」(あー

加賀「・・・・・どうぞ」(スっ

提督「ヘッ?」

加賀「あ、あーん」(プルプル・・・

提督「ファッ!?」

加賀「は、早く食べてください」(真っ赤

提督「・・・・・・い、いただきます」(パクン

加賀「っ、ァ・・・・クゥゥー・・」

加賀「ど、どうかしら」(真顔

提督「お、美味しいです」

提督「(・・・・・なんだろう、なんだかいけない事をしている気がして仕方がない)」

加賀「(さすがに気分が高揚しま、グフっ)」

提督「お、俺の残りは食べといていいから、俺はこれで失礼するよ」(テコテコ・・

電「司令官、待って〜」(ダダダァー!

加賀「クッ、プハァ〜、つ、疲れました」(バタンQ

赤城「お疲れ様〜」(ニヤニヤ




―――――――同時刻 食堂にて―――――――――
翔鶴「・・・・・・・・」(ビキビキ

瑞鶴「しょ、翔鶴姉、あれはて、提督が悪いんじゃなくて加賀さんが――」

翔鶴「・・・・・少し、お仕置きが必要かしら」(ベキッ

比叡「ひ、ヒェェェェェーー!!」
73 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/23(土) 22:54:07.76 ID:lfcNha2a0
翔鶴「……………………」(ビキビキ

提督「……あ、あのー」(拘束

翔鶴「提督………今日のあれはなんですか」(鞭装備

提督「いや、あれは電くんが自ら座りに来てだなーーー」(汗

翔鶴「提督は駆逐艦の子にまで手をだしてるんですか」(パシッ!

提督「だ、だからあれはそのーー」

翔鶴「それと、今日の食堂で加賀さんと何してたんですか?」(ビシィ!

提督「ヒっ、いやあれは加賀くんが自らーー」

翔鶴「ええ、それは知ってます」

翔鶴「ですが、最終的には?どうでしたか?」(バシィ!

提督「…………自分からいただきました」(ウルウル……

翔鶴「へーー、そうなんですかー♪」(パシィッ!!

提督「ヒッ!」(ガクブル

翔鶴「提督、あなたの立場は悪魔で指揮官です、特定の艦むすにだけ愛情をそそぐのはいかがなものかと」(ビシィ!、バシィ!、パシィッ!

提督「ほっ、ほっ、本当にすまなかったと思っている」

翔鶴「……………………」(ビシィ!パシィッ!バシィッ!

提督「あ、ああ、明後日の秘書艦は君にするよ、約束だ」(ガクブルガクブル…………

翔鶴「…………まあ、わかればいいんですけどね」(縄ほどきほどき

提督「ゆ、許してくれるのか?」(ビクビク

翔鶴「…はぁ……もう…今回だけですよ」

翔鶴「あんな事をするんだったら私にもしてくださいって話ですよ」(ボソッ

提督「す、すまなかった…………」

翔鶴「まあ、提督は艦むすたちに人気がありますからねぇー、そこら辺は仕方ないですね」(ニコッ

提督「お、俺が、人気なのは翔鶴からだけだろ」(ガクブル…

翔鶴「(あっ、この人以外に鈍感かも)」

提督「あ、明後日の秘書艦あまり俺の邪魔を、しないでくれよ」

翔鶴「ええ、もちろんよ、提督♪」(スリスリ

提督「クッ!…………きょ、今日だけだからな、明後日はぜっったいに駄目だからな」
74 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/23(土) 22:55:27.19 ID:lfcNha2a0
明日は天龍とのお買い物編ですお楽しみに
75 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/24(日) 09:40:26.55 ID:K6OXjkOE0
<ボォォー……

提督「くっ、ふぁーあ、ねみぃー、…………えっーと、確かここら辺だったよな」(キョロキョロ

天龍「おーい、提督ー」

提督「ああ、そこにいたのか、って…………」

天龍「?」(私服version

提督「おう、……ふう……天龍ってそんなオシャレな服持ってたんだな、てっきり上下ジャージかと…………」

天龍「べ、別に、俺がもってても悪くねぇだろ」

提督「……………………」(ジジィー

天龍「な、なんだよ」(タジタジ

瑞鶴「ちょっとー!、私の事ほったらかし過ぎじゃないですか提督」

提督「なんだ、瑞鶴も来てたのか」(チラッ

瑞鶴「翔鶴姉へのプレゼント買うんでしょ、なら私もついていかないとね」(フンス!

提督「すまないな、せっかくの休みなのに」

瑞鶴「いいって、いいって、私が勝手についていくだけなんだからなんですから、ほら早く行きましょ」(ギュッ

提督「わっ、ちょっと、ま、まだなんの予定も立ててないしーー」

瑞鶴「大丈夫ですよ、私がいい店知ってるから、……ほらっ、行きましょ♪」(グイグイ

提督「ま、待てよ、ちょ、速すぎーー」

天龍「……………………このクソ提督が」(ボソッ

提督「!?」
76 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/24(日) 09:53:49.22 ID:K6OXjkOE0
<ボォォー……

提督「くっ……ふぁーあ……ねみぃー、えーと、確かここら辺だったよな」(キョロキョロ

天龍「おーい、提督」(フリフリ

提督「なんだ、天龍、そこにいたのか……って」

天龍「ん、どうした」(私服version

提督「おう、……ふう、……天龍ってそんなオシャレな服持ってたんだなって思ってな、てっきり上下ジャージかと……」

天龍「べ、別に俺がもってても悪くねぇだろうよ」

提督「……………………」(ジジィィー……

天龍「よ、よせわい」(クワッ!

瑞鶴「ちょっとー、提督ぅー、私の事ほったらかし過ぎじゃないですか?」

提督「なんだ瑞鶴、来てたのか」

瑞鶴「翔鶴姉へのプレゼント買うんでしょ、なら私もついていかないとね♪」

提督「す、すまないな…………せっかくの休みなのに」

瑞鶴「いいって、いいって、私が勝手についていくだけなんだから、ほらっ早く行きましょ」
(グイッ

提督「あ、ちょっと、ま、待ってくれ、まだ予定もろくに立ててないしーー」

瑞鶴「私、いい店知ってるから、ほら早く早く♪」(グイグイッ!

提督「ちょ、ちょっと、速すぎ……」

天龍「……………」(ジジィー……

天龍「…………このクソ提督が」(ボソッ

提督「!?」
77 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/24(日) 11:05:07.38 ID:K6OXjkOE0
えーと、この後買い物に行くわけですが、ここで一つ!翔鶴へのプレゼントを募集します
>>78
>>79
>>80
よろしくお願いします
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/24(日) 11:12:23.13 ID:PU4DsE+4O
口紅
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/24(日) 11:13:00.83 ID:vdQX4zPC0
ペンダント
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/24(日) 11:14:54.97 ID:wdkdbaISO
ぞうり
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/24(日) 11:15:36.95 ID:ZsK8M90D0
ワンピース
82 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/24(日) 11:24:13.68 ID:K6OXjkOE0
>>78
>>79
>>81
ふむ、無難な感じでいいですな

>>80
ぞうり・・・・なかなか素敵やん!
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/24(日) 11:31:10.11 ID:vdQX4zPC0
なんでぞうりww

せめてサンダルとかにしとけやww
84 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/24(日) 11:57:13.78 ID:K6OXjkOE0
>バ〜スに揺〜られて30分

提督「よいしょっ・・とっ」

翔鶴「さぁー、提督着いたよ」(クルッ

提督「へー、こんなおしゃれな店、内の鎮守府の近くにあったんだな」

瑞鶴「わ、私のこの服もここで買ったんだよ」(テレっ

提督「ふーん」(ポリポリ・・・・

瑞鶴「(反応無し・・・・かっ)」(チラッ

天龍「なあなあ、こんな店先で話すのもあれだからとっとと中に入ろうぜ」

提督「それもそうだな」(テコテコ

店員A「いらっしゃいまぁ↓せぇ↑ー」

提督「さてさて、どんな感じの物がいいかな〜」(カチャカチャ

瑞鶴「う〜ん、翔鶴姉は欲がないからねぇー、無難に服でいいんじゃない?」(カチャカチャ

天龍「フォー!、見ろよ提督、こんなのもあるぜ」(スっ

提督「なんだこれ、刀?」

天龍「なんでも揃ってんなこの店」

瑞鶴「まあ、雑貨店だからね〜意味不明な物とかも色々あるから探してみても面白いんじゃないかしら」

天龍「じゃ、じゃあ俺ちょっと探してくるぜ」(ダッ!

瑞鶴「(フッ・・・・これで邪魔者はいなくなったわね)」

提督「ん〜、な・に・か・あ・る・か・な〜♪」(カチャカチャ

店員B「何かお探しですか?」

提督「えっ、あっ、そのちょっと友達にプレゼントを買――」(ムグッ

瑞鶴「えっと、どうしても彼が私にプレゼントを贈りたいって言うもんですから。一緒に探しに来たんですよ」(ニコッ

店員B「あら、それでしたらこちらの服なんてどうでしょうか」

瑞鶴「ん〜、ねっ、似合うと思う?」(ウィンク

提督「えっ、あ、ああ、似合うと思うぞ」
85 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/24(日) 11:57:59.11 ID:K6OXjkOE0
すいません、キリが悪いですが一旦止めます
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/24(日) 11:58:57.30 ID:wdkdbaISO
一旦乙です
87 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/24(日) 21:22:39.03 ID:K6OXjkOE0
再開いたす
88 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/24(日) 22:03:51.75 ID:K6OXjkOE0
提督「おい、何であんな嘘つくんだよ」(ボソッ……

瑞鶴「こっちの方が色々とやりやすいのよ」(ボソッ!

提督「し、しかし…………」(チラッ

店員B「何イチャイチャしてんだよあいつ……」

店員C「なんであんな人間のクズみたいな男があんな可愛い子とイチャコラしてんだよ」(ブツブツ……

店員D「あいつ、今後出禁決定だな」

提督「………………なんだろう、凄く嫌みか事を言われている気がする」

瑞鶴「ほ、ほらっ、今は私たち付き合ってる設定なんだから……ね♪」(ギュッ

提督「いや、さすがにそれはいくらカップルだからと言ったってーー」

瑞鶴「何よ、私じゃ不服な訳ですか」(プンスカッ

提督「べっ、別にそういう事を、いってるんじゃなくてだなーー」

瑞鶴「ほら、早いとこ買い物しましょうよ」

提督「………………………………」

提督「…………はぁ」

ーー二時間後ーー
店員C「合計で六万五千円になります」

提督「か、カードで」(スッ

提督「(俺の貯金がーグフッ)」

瑞鶴「ちょっとーそんなにお金使って大丈夫なの?」(ギュッ

店員C「(こいつマジで出禁だな)」

提督「い、行くぞ」(テコテコ

店員「ありがとうございましたぁー」(殺意



瑞鶴「いやー、なんかごめんね提督、私の分まで買ってくれて」(洋服GET

提督「別に構わないさ、君には今日1日世話になったからな」(遠い目

天龍「いやー楽しかったー、提督ありがとなっ」(刀GET

提督「し、しかし本当にこれで翔鶴が喜んでくれるだろうか?」(チラッ

瑞鶴「大丈夫ですよ、翔鶴姉は何あげても基本的に喜んでくれますから」

提督「それはそれで、気になるが…………それより早く手を離してくれないか、歩きずらくて仕方ないんだが」(タジタジ

瑞鶴「まあまあ、鎮守府に着くまでくらいいいじゃないですか」

提督「……はぁ…………もう、勝手にしろ」

天龍「………………」(刀ブンブン

天龍「(俺、完全に忘れられてるな、こりゃあ)」
89 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/25(月) 23:25:04.27 ID:nSqlhmIY0
提督の寝室

提督「…………」(すぴぃー……

<あーたーらしい、あーさがきたぁー、にーほーんのあーさ

提督「ふん!」(バシィッ!

提督「……ぐっ、あぁー、くっ…………はぁ」(伸びーん

提督「朝……かっ」(モゾモゾ……

提督「あぁ、そうか今日は翔鶴が秘書艦かぁ」

提督「………………」

提督「なら、ギリギリまでいけるな」(潜りっ!

ーーそして時は動き出すーー
<ガチャッ

翔鶴「提督ぅー、朝ですよー、起きてますかぁ」

翔鶴「もしもーし、提督ぅー?、寝てるんですか?」

提督「………………はっ!」(ガバッ

翔鶴「いたっ!?……も、もう!、なんで私ばっかり!」

提督「ぐっ……くはぁ……ああ翔鶴、おはよう」(伸びびーん

翔鶴「ちょっとぉー、少しは私の心配してくださいよ」(サスリサスリ

提督「あぁ、すまん、大丈夫か?怪我してないか」(もぞっ

翔鶴「私は大丈夫ですけど、提督、もうとっくに時間過ぎてますよ」

提督「いやぁ、昨日は夜遅くまで仕事をしててなそれでーー」

翔鶴「言い訳は良いですからほらっ、提督!早く仕事始めましょ」(シーツガバァー

提督「へいへーい…………あっ、翔鶴待ってくれ」

翔鶴「はい、どうしましたか」(クルッ

提督「はいこれ、俺からのプレゼント」(スッ

翔鶴「……えっ!?」

提督「い、いやぁ、その、翔鶴がこの前、練度が最大になっただろ、その時は忙しくて何も渡せなかったが、少し遅れてのお祝いだ」

提督「まあ、翔鶴が好きなものがわからなかったんでな、とりあえず色々と買ってきたっ、グフッ!」

翔鶴「………………」(ダキッ

提督「き、君が気に入るかはわからないが、そんなに喜んでもらえっ、グホッ」

翔鶴「………………」(ギュウゥー……

提督「お、おい、ちょっと、ぐるじい……」

翔鶴「提督……」(スッ

提督「っつ、はぁはぁは…………ど、どうした」

翔鶴「ちょっと、自室にもどって開けてもいいですか?」(ニヤニヤ

提督「ど、どうぞご自由に、俺は支度でもして待っとくから」

翔鶴「では、失礼しますね」

翔鶴「(んふふ♪提督からプレゼント、加賀さんじゃないけど流石に気分が高揚しますね)」
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/26(火) 11:41:16.56 ID:a+tG6vVAO
所で誰もツッコんで無いけど寒風摩擦って……何?
91 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/26(火) 21:39:19.15 ID:bpaoeDEc0
>>90
すいません、私「寒風摩擦」と書いていましたが正しくは「乾布摩擦」です。

乾布摩擦は詳しくはwiki推奨ですが簡単に説明さしていただきますと、乾いたタオルなどを直接肌をこする健康法で日本では昔から風邪予防として行われてきました、なお小学生などは上半身裸でしている事もあります

つまり、加賀さんが酔っぱらった勢いで突然、上半身裸となり乾布摩擦をするという、想像しただけでちょっと鼻血が(グフッ
でるような(グフッ
ものとなっております
92 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/26(火) 22:56:39.86 ID:bpaoeDEc0
提督「…………」(カリカリ

提督「(まさか、あんなに喜んでもらえるとは)」

提督「…………」(カリカリ

提督「…………後で瑞鶴にお礼を言わなくちゃな」(カリカリ

<ガチャリンコッ

提督「あぁ、翔鶴、おはよ……う」

翔鶴「て、提督ぅ、ど、どうでしょうか//」(テレッ

提督「………………」(ポカーン

翔鶴「や、やっぱり、変……ですか?」

提督「……………………凄く似合ってると思うぞ」(唖然

翔鶴「そ、そうでしょうか」

提督「まさか、ワンピースがここまで翔鶴に似合うとは」

提督「(少し小さめのワンピースが翔鶴の、大きな胸を強調して…………グボラッ)」

翔鶴「そ、それと、このペンダントと口紅も使ってみたんですけど……///」

提督「そ、その、提督がこんなことを言うのはどうかと思うが、凄く…………キレイだ」(カアァァァー

翔鶴「え、えへへ♪提督、ありがとうございます」

提督「………………」(真っ赤

翔鶴「………………」(真っ赤

提督「さぁ、仕事でもしようかな」(カリカリ

翔鶴「じゃあ、私も手伝いますね」

提督「すまんな、少しワンピースが小さかったか?」(カリカリ

翔鶴「……まぁ、少し小さいですけど…………提督はこっちの方が色気があって好きなんじゃないですか」(クスッ

提督(ギクッ

提督「べ、別に、私は断じて君をそういう風には見ていないから、あ、安心したまえ」

翔鶴「……ちょっとぉ、それはそれで悲しい……かな」

提督「い、いや、その、君に色気がないといっているんじゃなくて悪魔で私は提督としてーー」(アタフタ

翔鶴「うふふ、大丈夫ですよ、て、提督は私の事を……見捨てないって……知ってますから」(テレッ

提督「も、もちろんだ、君はもちろん誰一人見捨てはしないさ」(ニコッ

翔鶴「………………そういう意味じゃないんだけどねぇ」(ニヤニヤ
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/27(水) 00:01:47.95 ID:gmmprn5Go
また、悪魔でって誤字ってるよ>1
これで2回目だけどIMEの誤変換?
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/27(水) 07:20:45.42 ID:YuLs9+VAO
>>91
乾布摩擦くらい知っとるわww
95 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/27(水) 16:25:50.35 ID:ps3dphr30
>>93
すいません、私の単純な間違いです。
わざわざありがとうございます
こちらに関しては、内の龍驤さんからお詫びの言葉を――

RJ「なんでや!うち関係あらへんやろ」(クワッ!
96 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/27(水) 20:20:29.38 ID:ps3dphr30
提督「・・・・・・」(コキュコキュ

提督(チラッ

時計<サンジダヨっ

提督「ああ、すまんな翔鶴、こんな時間までって・・・」

翔鶴「・・・・・・・」(スピー

提督「翔鶴?寝てるのか?」(チラッ

翔鶴「・・・んん、提督ぅー・・・」

提督(ビクッ

翔鶴「・・・ああ・・だめ・・そこ・・触っちゃ・・アッ・・んん・・皆さん・・見てますから・・」(ニヤニヤ

提督「・・・・・・・」(真っ赤

提督「ったく、なんの夢を見ているのやら」(ゴソゴソ

<パサッ

翔鶴「えへへー・・・・」

提督「・・・悪いなこんな遅くまで仕事手伝ってもらって」(なでなで

翔鶴(スピー・・

提督「(天使や、天使がここに居るぜ!)」

提督「・・・・さぁて早いとこ、終わらせるか!」(ワシャワシャ


朝チュン


翔鶴「・・・ふわぁ・・・あれ?朝ですか」(ゴシゴシ

翔鶴「(ここは提督の部屋って事は・・私寝ちゃってたのかな・・)」

翔鶴(チラッ

提督「・・・・・」(スピー

翔鶴「もしかして、私だけ先に寝ちゃった感じかしら」

提督「ムニャムニャ・・・」(ゴソゴソ

翔鶴(ジー

翔鶴「・・・・提督、失礼しますね」(モゾモゾ

提督「んん・・」(ギュゥゥ

翔鶴「!?、て、ててて、提督!?・・・ちょ、ちょっと」

提督(グウゥーグウゥー・・

翔鶴「・・・・・・・・・まっ、提督の方からしてきてるんだし、いい・・・よね」(ギュッ!
97 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/30(土) 16:15:43.70 ID:TI451WuO0
昨日の話でございます

誕生日編 球磨 北上

球磨「クマっクマっクマっーー♪」(トコトコ

北上「ふぁー・・・ねみぃ」

<コンコン ガチャッ

球磨「クマー、提督、一体なんのようだクマ?」

北上「何、こんな夜中に何か用事?」

提督「あぁ、すまんなわざわざ呼び出して」(ゴソゴソ

提督「・・・はいっこれ誕生日プレゼント」(ニヤニヤ

球磨「クマー♪提督、ありがとうだクマッ」(スリスリ

北上「・・・・・・えっ、もしかして私にも?」

提督「北上の誕生日ももうすぐだろ、まとめて渡そうと思ってな、はい」

北上「うわぁ・・っと。って私の方が小さくない?」

提督「ま、まあ、値段にはそんなに差はつけていないさ」

球磨「グゥォォォォー!、蜂蜜って球磨の事ばかにしているクマか!」(ドンドン

提督「い、いや、その、球磨が好きそうな物って言ったらコレかな?・・・って」

球磨「・・・・クマァー・・・まぁ嫌いじゃ無いクマねー」(ペロペロ

北上「んで、私の方は・・っと」(ベリッ

北上「・・・・なに、これ」(ピラっ

提督「あぁ、食事券だよ、一応三人分あるから今度大井くんとでも行ってきたらどうだ」

北上「へぇー、・・・これ私使わないから、提督返すね」(ポイッ

提督「えっ、・・・そ、そうか」(ショボーン

北上「いや、その、いらないってわけじゃなくて、私は現金派だからねぇー」(チラッ

提督「・・・・・・・・・・・・これでいいのか・・」(諭吉召喚

北上「いいねぇ〜しびれるねぇ〜・・・ありがとねっ♪」

球磨「クマっ、この蜂蜜美味しいクマっ」(ペロペロペロ!

提督「お、おい、せめて自分の部屋に戻ってから食べてくれよ」

北上「じゃあ、私はこれで・・・・おやすみ〜」

<バタンッ
98 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/31(日) 16:10:48.82 ID:CJh4+INP0
提督「ほら、球磨も早く自分の部屋に戻れ、明日も忙しいぞ」

球磨「・・・・・・」(フラフラ〜

提督「お、おい、球磨どうした、大丈夫か」

球磨「クマァ〜、なんだかフラフラするクマ〜」

提督「熱でもあるのか――

球磨「この蜂蜜食べたら、なんだか暑くなってきたクマ」(脱ぎ脱ぎ

提督「な、何してるんだ、は・・や・・く・・服を・・き・ろ」(ギリギリ

球磨「提督が悪いんだクマァ〜、いいからじっとしておくクマ」(ガシッ

提督「わ、ちょ、ちょっま」

球磨「・・・・・・球磨よりも翔鶴さんの方が魅力的なのクマか?」

提督「へ?」

球磨「翔鶴さんへの依怙贔屓はよくないクマッ、ちゃんと球磨の事も大切にするクマよ」

提督「わかってるよ、なにも翔鶴だけ特別扱いはして・・・な・・いから・・」(ギリギリ

球磨「・・・・・・・とりあえず、今日のところはこれで見逃してあげるクマ」(パサッ

提督「あ、ありがとう」(はぁはぁ

球磨「・・・今日の事は誰にも言わないでおいて欲しいクマ」

提督「あ、当たり前だ、こんな事、俺から言えるわけがないだろう」

球磨「と、とにかく、プレゼント・・・ありがとう・・・・・・・だクマ」(真っ赤

<ガチャ バタン

提督「・・・・・・・・・・」

提督「・・・・・・・・寝よう」
99 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/31(日) 17:36:13.33 ID:CJh4+INP0
翌日

提督「・・・・・暇だ」(ゴロゴロ・・

提督「せっかくの休みだってのになーんもすることがないな」(ホジホジ・・

提督「艦むすの子たちに迷惑をかけないように部屋にひきこもっていたが」(ブリッジ!!

提督(チラッ

時計<オヒルダヨー

提督「・・・・・・・昼飯は食堂にでも行くか」

提督「いや、ここは食事券でも使って外食にでも行くか」(ピラッ
100 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/31(日) 17:39:20.59 ID:CJh4+INP0
はい、ここで提督と一緒に行く艦むす二人お願いします。
新キャラは無しで
>>101
>>102
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/31(日) 17:42:26.75 ID:AVhOJ+8SO
赤城
102 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/31(日) 17:58:09.59 ID:CJh4+INP0
>>101
了解
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/31(日) 18:01:47.02 ID:KKVvJfvu0
武蔵
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/31(日) 18:02:26.44 ID:KKVvJfvu0
ごめん。安価下
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/31(日) 18:08:23.42 ID:jL0vriKI0
瑞鶴
106 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/31(日) 18:10:48.00 ID:CJh4+INP0
>>105
了解いたしました
107 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/08/31(日) 20:28:53.86 ID:CJh4+INP0
赤城「本当にいいんですか、私もついて行って」(カツカツ

提督「いや、逆に聞くが俺がダメと言っても君は来ただろ」(テコテコ

赤城「・・・・あ、あはは、まあそうなるかなぁ〜って」

提督「しかし、加賀くんはどうして来なかっんだ?」

赤城「加賀はどうしても行きたいって言ってたんですけど、あの子、熱がでてたから無理やり部屋に置いてきたんです」


加賀「ヘックション・・わ、私も提督とお食事に行きたいです・・・クシュン!・・うぅ〜」(冷えピタ


提督「そうか・・・なら、何かお土産でも買って帰ってやるかな」(ニカッ

赤城「・・・あいかわらず、優しいですね」

提督「そ、そうか?」

赤城「あっ、でも加賀に渡す時は私もついて行きますよ」

提督「そうだな、そっちの方が加賀くんも喜んでくれるだろう」

赤城「(・・・・たぶん、提督が一人で行ったらあの子、何するかわからないわ)」

赤城「それで、お店はまだですか」(そわそわ

提督「もうすぐで着くはずださ、ああ、それから今日行くところはバイキングだから好きなだけ食べて――」

赤城「て、てて、提督!!!本当ですか、いいんですか私食べますよ」(キラキラ

提督「よ、喜んでくれて良かったよ、ははっ」(テコテコ

瑞鶴「てーいーとーくー」

提督「あぁ、瑞鶴、すまないな少し遅れたよ」

瑞鶴「いえいえ、私も今来たところですよ」(フリフリ

瑞鶴「(どうよ、なんとかないの///)」

提督「(・・・・・これは反応した方いい・・・・のか?)」

提督「・・・・その服ってこの間、俺と買いに行った・・物だよな?」

瑞鶴「うふふ、わかります?わかっちゃいますか?」

赤城「はっやく、はっやく」(ウキウキ

提督「あっ・・・よ、よし、早く入ろう」(トコトコ

瑞鶴「そうですね、早く入りましょう♪」(ギュッ

提督「だから、や・・め・・ろ・・って」(ギリギリ

<カランカラン

店員B「いらっしゃいませ、何名様ですか」

赤城「三名です、は、早く案内してください」(ズイッ

店員B「えっあっはい、どうぞこちらに」

店員B「(・・・・・ん?この男・・さては・・・・)」
108 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/01(月) 22:34:36.20 ID:uL+14V+60
店員B「ごゆっくりどうぞー」(ペコリ

赤城「一航戦、赤城!出撃します」(ダダッ

提督「おいおい、子供じゃあるまいしそんなにはしゃぐなよ」(呆れ

瑞鶴「………………それじゃあ、提督、私たちも取りに行きましょうよ♪」

提督「………………まっ、そうだな」(ガタッ
<テイトクハ、ナニタベマスカ?
<…………マァ、イロイロトイタダコウカナ

ーー三十分後ーー
提督「へぇー、そんなことがあったんだな」(パクパク

赤城「ええ、私も驚きましたよ」(モグモグ

瑞鶴「………………」(ピタッ

提督「瑞鶴?どうした」

瑞鶴「………………赤城さん、一つ質問してもいいですか?」

赤城「ん?どうしたの?」(モグモグ

瑞鶴「いやっ…………その…………最近、加賀さんが翔鶴姉に厳しく接している感じがしてて………………何かあったんですか、加賀さんに」

赤城「んんん…………まぁ、単純に加賀が翔鶴にヤキモチやいているだけだから気にしなくてもいいわよ」(モグモグ

瑞鶴「そ、そう……ですか…………」

提督「ふむ、俺からも少し加賀くんに聞いてみようかな」(モグモグ

瑞鶴「それじゃあ、私、提督の分もとってきますので提督は座っていてください」(ガタッ

提督「そうか、ならお言葉に甘えさせてもらおうかな」(ニコッ

瑞鶴「………………」

瑞鶴「(なっ、なによこの自然な流れ、もしかして周りから見たら私たちって、付き合っちゃってる感じに見えるの…………かしら)」(テクテク
109 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/01(月) 22:37:53.46 ID:uL+14V+60
すいません、オチもなにもないですがこれで食事編は終わりです。最近、色々と考えて書いていたら一つの投稿にかなり時間をかけてしまいます、そのくせ、面白くないと言うね…………
なかなか、いいネタが思い浮かばなくて………………
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/02(火) 07:52:58.42 ID:t8vlEYPJ0
無理しないで >>1のペースで書けばいいと思う。面白いしネタも安価で集めればなんとか・・・?
111 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/03(水) 23:08:44.31 ID:NeLBfUmq0
執務室にて

提督「………………」(カリカリ

提督「なぁ、翔鶴」(カリカリ

提督「…………怒ってる……のか?」

翔鶴「…………べっつに……瑞鶴から昨日、提督と一緒にご飯を食べに行った話を自慢されて怒ってなんかいませんから気にしないでください」(プイッ

提督「(……これは俺が悪いのか?)」

提督「その、君を誘わなかったのは悪いと思っているが、その時君はいなかったんだ、仕方ないだろ」(クルッ

翔鶴(プイッ!

提督「あぁー……そのー」

翔鶴(ププイッ!

提督「…………わかったよ、今度は翔鶴も連れていくから…………なっ?」

翔鶴「………………絶対ですよ」(上目遣い

提督「わざわざ、嘘は言わないよ」

翔鶴「なら、いいんですよ♪」(ニヤニヤァ…

提督「(なんだか最近、翔鶴が色々と面倒になってきてる気がする……)

翔鶴「ささっ、提督、早く仕事しましょ、仕事」(ドサッ

提督「遅らせたのは君のせいだろ」(ブツブツ…

提督「あっ、それから、今日は新しい子が来るからその子の歓迎があるから今日は無理だからな」(カリカリ

翔鶴「それくらい、秘書艦ですから知っていますよ」

<コンコンッ

提督「っと……コホンッ、どうぞ」

翔鶴「(お友達になれるかしら……)」

<ガチャ……
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/04(木) 04:20:30.39 ID:ULSXQ0t/o

ブイン司令「お前は俺が犬と言っていたが」

加賀「ええ」

ブイン司令「あの頃からお前は俺のこと好きだったのか」

加賀「馬鹿じゃないの。一度身体を許したくらいでつけ上がり過ぎよ」

ブイン司令「いやリルケの詩集に挟まってたこの写真、第四管区が出来たばかりの時のだろ」ヒラヒラ

加賀「……っ!?」

ブイン司令「俺の写真を持ち歩くとは結構な趣味じゃないか」ニヤニヤ

加賀「[ピーーー]わよ」

ブイン司令「はいはい。強がって可愛いねー」

加賀「……」

ブイン司令「冗談だ。からかうつもりは無い。俺の質問にも答えてくれ。良いよな?」

加賀「……」

ブイン司令「お前はいつも俺にツンケンしてただろ。なのに何で俺の写真を持っている」

加賀「……確かに第四管区に居た頃、貴方の事が好きになれなかったわ」

ブイン司令「だろうな。話しかけても照れとかじゃなくて本気の無視をされてたし」

加賀「その写真は赤城さんがふざけて撮った写真を……私に渡したものよ」

ブイン司令「赤城がな」

加賀「丁度本の栞が無かったから。鬱陶しい顔の写ったほうを裏にして使ってたの」

ブイン司令「おい」

加賀「その内に飛龍と三人で転属することになって、私はようやく無能から開放されると思った」

加賀「でも配属先の指揮官は想像を絶する最悪な人物だった」

ブイン司令「……」

加賀「私も愚かだった。兵器で道具でしかない自分の存在を自分過大評価してしまっていた」

加賀「それに、そんな勘違いが出来るほど、過大評価が当たり前だと思えるほどに大切にしてくれた存在に……ずっと気付かなかったんだから」

ブイン司令「……あの頃の俺は何もしていない」

加賀「分かってるわ。あの頃の貴方は上の命令の言いなりだった」

加賀「けど、自分の命令系統の及ぶ範囲内では私達を大切にしてくれていた」

加賀「何もしてないと言うけど、それで十分だったのよ」

ブイン司令「……」ポリポリ

加賀「転属を繰り返すごとに貴方の所へ戻りたくなって」

加賀「辛く当たられたり都合良く利用される度にその写真を見て自分の気持ちを慰めてた」

加賀「その写真のお陰で希望を信じられた」

ブイン司令「……」

加賀「照れてるの?」

ブイン司令「黙れ」

加賀「勘違いしないで。写真のお陰と言ってるのは貴方が良かったんじゃなくて、他の奴らが最悪だっただけだから」

ブイン司令「相対的に俺が素晴らしいということだろう」

加賀「偏差値はまぁ高いかもね」
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/04(木) 04:23:13.17 ID:ULSXQ0t/o
タブ違うとこ押してた本当にごめんよおおおおおお
114 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/04(木) 21:01:42.67 ID:EqyhLiIO0
>>113
大丈夫ですよ、気にしないでください
115 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/04(木) 22:31:22.05 ID:EqyhLiIO0
ビスマルク「Guten-Tag」(ペコッ

ビスマルク「私はビスマルク型戦艦のネームシップ、ビスマルク。よーく覚えておくのよ」

提督「わざわざ遠いところからよく来てくれたな、どうだ疲れてないか?」(スッ

ビスマルク「ちょっと!……あまり、気安くさわらないでくれるかしら」(ギロッ

提督「あ、す……すまない」(ストン

ビスマルク「ふん……これだから日本の提督は嫌いなのよ」

ビスマルク「それに、何よこの汚い部屋、こんなところでよく仕事ができるわね、あなたも提督ならもう少し掃除でもしたらどうなの」

提督「………申し訳ない」

翔鶴「わ、私がちゃんと掃除してますよっ」

ビスマルク「……あなた、名前は?」

翔鶴「私は翔鶴型航空母艦一番艦、翔鶴です、今日の提督の秘書艦ですよ」(プンッ!

ビスマルク「ふーん……あなた……掃除の仕方しってるの?」

翔鶴「し、知ってますよ、バカにしないでください」(ズイッ

ビスマルク「あら、ごめんなさい、てっきり知らないのかと」(ニコッ

翔鶴「クッ……」(ギリギリッ

ビスマルク「なんなら、私が一から教えてあげましょうか」(ニヤニヤァ…

提督「ま、まぁ、おしゃべりはそのくらいにしてだな」

翔鶴「………」(うるっ…

ビスマルク「ふんっ」

提督「今晩は君の歓迎会もあるから今日はゆっくり休んでくれ、君の部屋も用意してある」

ビスマルク「……へー、そういうところは気がきくのね……ならそうさせてもらうわ」(クルッ

ビスマルク「それじゃあ、私はこれで失礼するわ、また後でね翔鶴さん♪」(ニコッ

<バタンッ

翔鶴「………………」(プルプルッ

提督「あぁー……羽黒くんとはまた違った感じで、色々と気難しそうな子だな」(チラッ

翔鶴「……グスッ…ヒッグ…ウウッ…」(ゴシゴシ

翔鶴「提督ぅ…私って掃除……下手くそですか?」(うるうる
116 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/06(土) 17:10:35.26 ID:MnFBSqIp0
瑞鶴「いや〜、翔鶴姉今日の歓迎会楽しみよね〜」(お着替え中

翔鶴「....瑞鶴は提督と一緒にご飯食べたいだけでしょ」(お着替え中

瑞鶴「そ、そんなんじゃ――」

翔鶴「今回は歓迎会って事、忘れないでよね」(ニヤニヤ

瑞鶴「ち、違うってばぁぁ!」(真っ赤

翔鶴「....ん〜、でもあのビスマルクって人なんだか性格悪いのよね」

瑞鶴「翔鶴姉がそんな事言うなんて珍しいわね」

翔鶴「まぁ、瑞鶴もあってみるとわかると思うわ」

瑞鶴「ふ〜ん」

<コンコン

提督「お〜い、もうそろそろ始まるから急げよ」

瑞鶴「は〜い♪」(ニヤニヤ

翔鶴「..........やっぱりそうじゃない」(ボソッ
117 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/06(土) 22:10:18.65 ID:MnFBSqIp0
食事処鳳翔にて

<ワイワイガヤガヤ

提督「なぁ、本当に俺がしゃべらないといけないのか?」(ガクブル

青葉「何いってるんですか当たり前ですよ、司令官」(カチャカチャ

ビスマルク「ふんっ、こんなことで緊張するなんて、提督としてなってないわね」

提督「…………ど、どうも大勢の人前で話すのは苦手でな」

青葉「さぁ、皆さんお集まりのようですのでビスマルクさんの歓迎会を始めたいと思いまーす」

隼鷹「ひゃっはぁー!待ってましたぁー!」(ぱちぱち

青葉「それでは、最初にビスマルクさんから一言お願いします。」(スッ

ビスマルク「私はビスマルク、英国から来たわ、あなたたちとはレベルが違うから、私の足を引っ張らないようにせいぜい努力してよね…………それだけ」

翔鶴「…………」(カチンッ

瑞鶴「ああ、そういう感じの人なのね………」(チラッ

加賀「頭にきました」(ビキビキ

球磨「クマァ、なんだクマッ、あんな言い方ひど過ぎないかクマ?」

川内「や、夜戦では負けないし!」

隼鷹「なんだぁー、あの女、面白いこと言うなぁ、アヒャヒャヒャ」

提督「…………」(チラッ

青葉「そんな泣きそうな目でこっち見ないでくださいよ」(ボソッ

青葉「あぁー………………もう酔っぱらってる方もいらっしゃるようなので、ささっ司令官、始めちゃってください」(スッ

提督「………………」(カクッカクッ

提督「……えー……この歓迎会を通じて皆、ビ、ビスマルクくんと少しでも早く打ち解けてくれたら……あ、ありがたい……です、それでは」(スッ

艦娘一同<スッ

提督「かっ、かんぱい!」(真っ赤

艦娘一同<…………カンパーイ…………

隼鷹「カンッパァーーーイ!」
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/06(土) 23:34:59.61 ID:YnKq1T90o
英国になってるぞ
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/07(日) 10:00:52.85 ID:b/ID/A9SO
ビス子ってドイツじゃなかった?
120 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/07(日) 10:35:50.38 ID:MGJMfkyF0
>>119
はう!すいません。ビスマルクはドイツです
英国は金剛ですね
121 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/07(日) 12:48:37.56 ID:MGJMfkyF0
提督「それじゃあ、俺は鳳翔さんの料理でもいただこうかな.....」(テクテク

球磨「クマアー、提督も一緒にくるクマ!」(グイッ

提督「い、いや、これはビスマルクくんの歓迎会だから俺は一人d」(グキッ

島風「提督おそっーいー!」(ヨジヨジ

提督「く、首が..もげ...る」

島風「だからー、島風からは、逃げられないって!」

初雪「...提督...こっちにも..来て」(グイッ

提督「わ、わかった、初雪のところにも後で行く...から」

初雪「...ありがと」(タッタッ

島風「あっ!初雪ちゃん、おっそーいー!」(シュタッ

提督「ぜ、ぜえ、はぁはぁ....」

翔鶴「大丈夫ですか?提督、お水飲みますか?」

提督「す、すまないな」(グビグビ

翔鶴「それじゃあ、私のお願い聞いてくれますか♪」

提督「(.....嫌な予感しかない)」

翔鶴「私と食べましょ♪」(グイッ

提督「.....やはり君もか」

翔鶴「むぅ〜、だっていきなりあんな言い方されたら誰だって声をかけづらいですよ」

提督「まぁ、確かにそうだがなぁ」(ポリポリ

翔鶴「それにビスマルクさんだって乗り気じゃないみたいですし...」(チラッ


ビスマルク「ちょ、ちょっと、貴方、それ以上近づいたら殴るわよ」

隼鷹「ひゃっはぁー!、どうだい私と一緒に飲まないかい?」


提督「.....いや、あれはなんだか違う気がするのだが」

翔鶴「ほらっ、皆待ってくれてますから...ねっ?」(ギュッ

提督「......わかったよ」(テクテク
122 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/07(日) 15:49:39.05 ID:MGJMfkyF0
翔鶴「…………んぅ…提督ぅー」(ギュウゥー!

提督「ふぅ、これで全員に毛布は届いたかな?」

ビスマルク「ったく、皆寝ちゃうなんてまだまだ子供ね」

提督「皆毎日頑張ってくれてるから仕方ないさ、この歓迎会のすぐ前にも出撃してくれたからな」

ビスマルク「…………真面目なのね」(チビチビ

提督「この子たちには本当に感謝してるよ、もちろん、君にも感謝してるよ」(ニコッ

ビスマルク「………あっそ」

提督「明日からは君も艦隊に参加してもらうつもりだから、早いところ自室に戻ったほうがいいぞ」

ビスマルク「別に提督に心配してもらう必要はないわ」(ゴクゴク

提督「ははっ、頼もしいな」

ビスマルク「………ねぇ、提督」

提督「ん?なんだ?」

ビスマルク「……やっぱりなんでもないわ」(チビチビ

提督「なら俺から一ついいか?」

ビスマルク「どうぞ…」

提督「どうして俺たちの鎮守府にきてくれたんだ」

ビスマルク「そ、それは……上からの命令に決まってるじゃない」

提督「………そうか………ここの子たちは皆優しいから君もすぐに打ち解けられるよ」

ビスマルク「…私………さっき『ここに来たのは上からの命令』って言ったじゃない」

提督「…………」(チビチビ

ビスマルク「その理由っていうのがね…嫌われたのよ皆に」

ビスマルク「それと、提督に……」

提督「あぁー、えーと、それは君のせいzy――」

ビスマルク「貴方も知ってたんでしょこの話!……私ってこんな性格だから嫌われて当然よね」

ビスマルク「ここではうまくやろうって思ってたの!……思ってたのよ!……でも早速あんな事言っちゃたし」

提督「………」

ビスマルク「ああー、なんかもうこんなんじゃまた飛ばされるわね」

ビスマルク「……ほんっと、自分が情けないわ、こんなの提督に話しても何も…変わらないのに…」(ポロポロ

提督「ん〜…………」

提督「俺が言うのもアレだが……確かに君の性格はなかなかひどい……」

ビスマルク「な、なによ!泣いてる女の子に対してそれってひどすぎよ!もう少し気の利いたこと言えないの?」

提督「君はコミュニケーションが苦手で正直これから一緒にやっていくのは不安だ」

ビスマルク「……私の話……聞いてないし」(ポロポロ

提督「でも、君は優しい、」

ビスマルク「……………」

提督「コミュニケーションも次第にうまくなる、皆優しいから君のことも必ず受け入れてくれる」

ビスマルク「…うっ………グスン」

提督「俺は絶対に君を見捨てない。約束する……だからもう少しだけ俺のことを信用してくれたら嬉しいかなぁ〜〜って」

ビスマルク「ほんっとーに最低ね………女の子を泣かせるなんて」(ゴシゴシ

提督「………大丈夫さ、今後君が泣くようなことは決してないから」
123 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/07(日) 15:54:51.26 ID:MGJMfkyF0
いや〜、やっぱり真面目な話は難しいですね。
今更ですがこのssは9割ネタで1割真面目でお送りします。

ということでネタ募集をしておきます
できる限り採用しますのでよろしくお願いします

124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/07(日) 17:14:58.48 ID:1Q4P9AAf0
ビスマルクが早速翔鶴と親友になるでオナシャス
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/07(日) 17:41:40.60 ID:FyeMFI8yo
超事故ってるwwwwwwwwwwww
アニメにはオッPのサーチ効果ないのな
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/07(日) 17:42:28.25 ID:FyeMFI8yo
すまぬ誤爆した
非力な私を許して流してくれ……
127 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/07(日) 17:54:16.78 ID:MGJMfkyF0
翌日

ビスマルク「で、なんで私が早速秘書艦なのよ!」(イライラ

提督「い、いや君にも早いところ慣れてもらおうと思ってだな……」

ビスマルク「まぁいいわ、私の秘書艦としての実力見せてあげるわ」(フンッ

――三十分後――

提督「…………」(カリカリ

ビスマルク「…………」

提督「…………」(カリカリ

ビスマルク「…………ねえ、秘書艦ってこんなにすることがないの」

提督「ん〜?まぁいつもこんな感じかなぁ」(カリカリ

ビスマルク「………私がここにいる意味あるの?」

提督「それじゃあ、辞書をとってくれるか」

ビスマルク「やっと秘書艦らしい事ね、任せなさい」

提督「…………」(カリカリ

ビスマルク「……………」(ガサゴソ

提督「………プッ…クッ」(プルプル

ビスマルク「ちょ、ちょっと辞書ってどこにあるのよ、っていうか辞書の場所教えてよ」

提督「す、すまん、あまりにもやる気があったから、少しいたずらをしたくなってな、辞書が入っているのはそこだよ」

ビスマルク「………サイッテー」(真顔

提督「何も聞かずにさがす君もどうかと思うがな」(クスッ

ビスマルク「ふんっ、やっぱり貴方のことは信用できないわね、はいっコレでしょ」

提督「なんだかんだ言いながら取ってくれるんだな、君のその優しさを他の子にも教えてあげたいよ」

ビスマルク「う、うるさいわね!秘書艦の仕事をこなしただけよ」
128 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/07(日) 18:15:27.72 ID:MGJMfkyF0
>>124
了解、まだ先の話になるかもしれませんが必ずしたいと思います
まだまだネタは募集してマース
129 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/07(日) 18:51:33.05 ID:MGJMfkyF0
<コンコンッ

提督「あっ、どうぞー」(ピタッ

<ガチャ

翔鶴「提督♪お昼のじか…ん…」

ビスマルク「あら、翔鶴さんお久しぶりね、どうかしらあれから掃除について勉強したの?」

翔鶴「………」(ビキビキ

翔鶴「ささ、提督一緒に食堂に行ってお昼にしましょう」(グイッ

提督「えっも、もうそんな時間か……」

翔鶴「……ビスマルクさんって提督の時間管理もろくにできないんですね」

ビスマルク「きょ、今日は初めての秘書艦なんだから仕方ないわよ」

翔鶴「…………さぁ、提督、こんな時間バカはほっておいて早く行きましょう」

ビスマルク「……あら、掃除バカにそんな事を言われるなんて心外ね」

翔鶴「私も時間バカにそんな事言われる筋合いはないわぁ〜♪」

提督「(あぁー………この二人を仲良くさせるのは大変そうだな……)」

提督「そ、そうか…ならビスマルクくんも一緒に来るかい?」

ビスマルク「ふん、提督と二人ならまだしも掃除バカがいるなら遠慮しておくわ」

翔鶴「提督、こんなヤンキーみたいな髪の色している方はほっておきましょう」(グイッ

提督「(……翔鶴もなかなかな髪色なんだが…)」

提督「ま、まぁ別にいいじゃないk」

翔鶴「い・や・で・す・!」(グイッ

提督「(こ…こんな必死な翔鶴は初めて見た)」(ゴクリ…

提督「……仕方ないな、それじゃあ、ビスマルクくんには悪いが先に行っておくよ」

ビスマルク「えぇ、別に構わないわよ」(フンスッ


<カッ!カッ!<チョッ、ショウカクマッテ、ハヤスギ

<バタンッ!


ビスマルク「…………」(ガサゴソ

ビスマルク「………昨日のお礼で提督と一緒に食べようと思ってお弁当作ってきたのに……」

ビスマルク「……グスン」(ショボーン
130 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/07(日) 21:44:38.49 ID:MGJMfkyF0
小話 隼鷹編

食事処 鳳翔にて

隼鷹「ぷっ……はぁぁー!」

隼鷹「いやぁ、やっぱ出撃後のビールは最高だな、提督!」

提督「い、いや、俺は余りお酒は飲めないんからよくわからないが…………」

提督「君の飲みっぷりはいつ見ても気持ちいいよ」

隼鷹「またまたぁ、誉めてもなんもでないってば」(バシバシ

提督「い、いたいっ、いたっいよ隼鷹」

隼鷹「鳳翔さんおつまみちょうだい」

提督「………………ふぅ」(チラッ

TV<ふなふなふなふな、ヒャッハァー

提督「……………………」

提督「………………」(チラッ

隼鷹「ひゃっはぁー、鳳翔さんのおつまみは最高だねぇー」

鳳翔「うふふ、ありがとうございます」

提督「……………………」

提督「………………」(チラッ

TV<ヒャッハァーー!

提督「………………」

提督「……なぁ、隼鷹」

隼鷹「あぁー♪なんだい提督ぅー」(グビグビ

提督「…………君には生き別れになった双子の姉がいるのか?」(真顔

隼鷹「!?」
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/08(月) 05:09:09.39 ID:Jzt3mcSIo
ウォッカブシャァァー!!
ヒャッハァー消毒だぁ!
132 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/08(月) 21:26:36.25 ID:BESVxG8w0
提督「………………」(カリカリ

ビスマルク「……ねぇ貴方、いつまで仕事するつもりなの?もう、夜中の2時よ」

提督「もうそろそろ……終わるさ」(カリカリ

ビスマルク「……ふぁーあ……くっ…………眠くならないの?」

提督「まぁ、毎日こんな感じだしちゃんと休みももらってるから大丈夫さ」

ビスマルク「…………あっそ」

提督「………………」(カリカリ

ビスマルク「………………」

提督「なぁ、お昼のお詫びといっちゃあ、なんだが今から月見なんてどうだ?」

ビスマルク「別にお昼のことは気にしなくていいわよ…………提督が悪い訳じゃないし」

提督「…………なら月見はしなくてもいいか?」

ビスマルク「それとこれとは別よ!…………いいわ、やってあげてもいいわよ」(フンスッ

提督「お、おう」

ーー準備中ーー

提督「…………なんだ、ドイツにも月見の習慣はあるのか?」(お酒ダシダシ

ビスマルク「まぁ、一応あるけど、月にはあまり良いイメージがないかしらね……狼男とかあとはドラキュラとか」

提督「へー……」(窓オープン

ビスマルク「うわっ、久しぶりにこんな満月は見たわね」

提督「この部屋からは月がよく見えるんだよ」

提督「ほいっ、それじゃあ乾杯っ」(カンッ

ビスマルク「乾杯っ……」

提督「あぁー、いやほら、昨日の歓迎会の時は色々とあって君とは乾杯はしてないからな、その続きだよ」

ビスマルク「いちいち細かいわね、めんどくさい人だこと……」(チビチビ

提督「そ、そうか?」(ゴクゴク

ビスマルク「………………」(チラッ

提督「くぅー、やっぱりお酒はすきになれないな………………」(カランカラン……

ビスマルク「…………ありがとう」(ボソッ

提督「ん?……何か言ったか?」

ビスマルク「べっつに、何も言ってないわよ」(グビグビッ
133 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/10(水) 20:47:57.76 ID:ouu2IBGh0
ネタ募集します。後、新艦むすも募集します。できれば今までにないキャラの子でお願いします

今までの登場 艦むす

空母 加賀 翔鶴 瑞鶴 赤城 隼鷹 鳳翔

戦艦 比叡 霧島 NEWビスマルク

軽巡洋艦 神通 那珂 川内 天龍 北上 球磨

重巡洋艦 羽黒

駆逐艦 電 NEW島風 NEW初雪

潜水艦 伊168

特別枠 店員B? 間宮   計21艦+1人

>>134
>>135
>>136
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/10(水) 20:48:55.74 ID:7M1KjT2ko
401と映画
135 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/10(水) 21:15:01.04 ID:ouu2IBGh0
>>134
了解
>>136
>>137
募集中です
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/10(水) 21:21:35.12 ID:7gPQtt/fo
足柄 新しいカツの探求
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/10(水) 21:33:15.53 ID:Wpx8D4wV0
づほ着任
138 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/10(水) 22:10:55.59 ID:ouu2IBGh0
>>136
やっと、羽黒ちゃんにお友達が…………

>>137
Oh……もう、いっその事、空母完全制覇しちゃいますかねwww
139 :Ad12P0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/10(水) 23:11:41.35 ID:ouu2IBGh0
最近、日常生活の方が忙しくなってきて、あまし更新出来ていません。近いうちには必ず更新します、少々お待ちを
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/10(水) 23:37:11.99 ID:Wpx8D4wV0
リアルあってのこっちだから気にせんでええで気長に待っとるわ
141 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/11(木) 23:06:14.67 ID:P4nq9Tmf0
提督「これで、よし…っと」(カチャッ

加賀「提督、お疲れ様です」

提督「ああ、加賀くんも今日は秘書艦お疲れ様、もう帰ってくれて大丈夫だよ」(書類トントンッ

加賀「………………」

提督「ど、どうかしたのか?」

加賀「……いえ、別になんでもないわ」

<コンコンッ

提督「はーい、どうぞー」

<ガチャッ

イムヤ「失礼するわね」

提督「なんだ、イムヤじゃないかどうかしたのか?」

イムヤ「司令官……これからまだ仕事……する?」

提督「い、いや今日は早く仕事が終わったからもう寝ようかと………………」

イムヤ「じゃあさっ、イムヤのお願い聞いてくれる♪」

提督「別に構わないが……」

イムヤ「今から一緒に映画見てくれない?」(ニッ

提督「え、映画か……しかし、どうしてそんな突然…………」

イムヤ「別に理由なんてないわ!」(ドヤッ

提督「お、おう……それで何を見るんだ?」

イムヤ「んーっとね、ホラー映画よ」

提督「ホラーか……イムヤはそういうの平気なのか?」

イムヤ「物は試しよ、とりあえず見ましょ」

提督「(なんだろう、盛大にフラグが立った気がする…………)」

提督「なら、加賀くんも一緒に見てみないか?こういうのは大勢の方がいいだろ?」

加賀「私は遠ry…………」

加賀「………………」

加賀「(ホ、ホラーは好きじゃないけど、て、提督と見るってことは………………)」

ホラー映画を見る

怖いシーンの時タイミングを見計らって可愛い悲鳴をあげる

自然な流れでボディタッチ

加賀「(…………やりました)」(キラキラ

加賀「……別にいいけれど」(平常心
142 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/12(金) 23:50:30.19 ID:ittoQhXd0
―――少女準備中―――
提督「………しかし、流石に部屋を真っ暗にしすぎたかな」

イムヤ「ホラー映画を見るときはこれくらいじゃなきゃね♪」(カチャカチャ

提督「……いや、イムヤの声だけ聞こえるよ」

加賀「て、提督どこですか」(サグリサグリ

提督「えっ、ああ、たぶん君の隣だと思うが」(ギュッ!

加賀「……」(カァァァァー

イムヤ「よし、それじゃあ初めましょう!」(カチッ

加賀「(こ、これはずっとこのまま握っててもでいいのかしら…………)」(ギュッー!

―――三十分後―――
提督「………………」イムヤ「………………」加賀「………………」

提督「なぁ、結構怖そうじゃないかコレ」

イムヤ「こ、これくらい平気よ!」(ムンスッ

加賀「………………」(ギュゥゥー!

―――さらに三十分後―――

イムヤ(ガクブル

提督(ソワソワッ

加賀(ガクブル

イム加賀「「……ヒャッ!」」

提督「うぉっと、今のは怖かったな」(ニヤニヤァー

イムヤ「て、てて、提督はどうして、平気なのよ!」

提督「いや……まぁね」(チラッ

加賀「………………」(ギュッゥゥー!!

提督「………あー……その、………か、加賀くん、あまり無理はしなくてもいいからな」(ボソッ

加賀「………………」

加賀「………………」(コクンッ

加賀「(ホラー映画は嫌いだけど、今の状態は大好きです!)」

―――追加で三十分後―――
イムヤ「イヤァァァァ!!!、ちょ、ちょっとなんであいつ動いてんのよ!、イヤッ!、う、うう、後ろから来てるってぇぇ、キャァァー」(ジタバタ

加賀「………………」(ギュッゥゥー!!!

提督「だ、大丈夫だから、これは映画だからなっ?」(ナデナデ

加賀「………………」

加賀「(い、今、私の頭、な、なな撫でてくれた……て、提督の方からだし、別に……)」

加賀「………………」

加賀「………………」(ダキィィツキィィ!!!

提督「えっ、ちょっ、ちょっと加賀……くん?」

加賀「……………」(スリスリッ

提督「いや、その、い、息が……しずら――」

イムヤ「イヤァァァァー!!!、や、ヤバイってぇぇぇい、居るから、ソコニイルカラァァ!!!」(ジタバタ

―――おまけで三十分後―――
イムヤ「………………」(放心状態

加賀「………………」(ギュゥゥゥゥゥー!

提督「……………グフッ…」(白目
143 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/13(土) 19:59:17.35 ID:EfK1U3PI0
――映画鑑賞終了――

イムヤ「こ、怖かったー、ホラー映画なめてたわ」

加賀(ガクガク

提督「ほら、明日も出撃任務があるから今日はもうそろそろ寝たほうがいいぞ」

イムヤ「ううー、怖いなぁー」(ガクガク

提督「あぁー……部屋まで送ろうか?」

イムヤ「べ、別に大丈夫よ、部屋までそんなに遠くないし」(スタスタ

提督「そうか?それじゃあまた明日」

イムヤ「お、お休み〜」(ガチャッ

提督「…ふぁーあ…それじゃあ俺も寝ようかな」(のびーん

加賀「…………」(チラッ

提督(スタスタ

加賀「………て、ていとk――」

<バタンッ

加賀「…………」

―――提督の部屋―――
提督(モゾモゾッ

<ガチャ

提督「……ん?」(モゾッ

<スタスタ

提督「イムヤか?」(ゴシゴシ

<ガサゴソ

提督「なんだ、やっぱり怖かったんじゃないか」(ニヤニヤ

<ギュゥゥー…

提督「!?な、なあ、その…胸が当たってるんだが」

<ギュゥゥー!!

提督「イムヤ………だよ…な?」(クルリ

加賀(真っ赤

提督「か、加賀くん!?」

加賀「きょ、今日は!赤城さんがいなかったから///」(ギュッ!

提督「ならもう一つ布団出してあげるからそっちd――」

加賀「このままで!……お願いします」

提督「(いや、それは俺が色々と困る)」

加賀「…………」(ギュゥゥー!

提督「…どうして俺の布団なんだ?他の子の布団でも」

加賀「………男の人(提督)が一番、安心できますから」

提督「そ、そうか、ごめんな………こういう時ってどうしたらいいのかわからなくて」(苦笑い

加賀「……抱きしめてくれれば……いいと…思います」(カァァァ

提督「こ、こうか?」(ギュッ

加賀「提督の体…温かいです」(ギュゥゥ…

提督「……どうも」
144 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/13(土) 20:04:30.45 ID:EfK1U3PI0
あっ、す、すいません、てっきり>>134が伊168だと思ってました。
今後401はイムヤのお友達として登場させます。本当にごめんなさい。

それと、今回のお話途中から加賀さんがメインになってる気がする……。
145 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/13(土) 20:07:19.78 ID:EfK1U3PI0
追記

今後の方針として一つの投稿を細かく分けて定期的に更新するか、いままでのように一つを長くして、更新はそのまま。
どっちの方がいいですか?
146 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/14(日) 09:24:32.61 ID:gQRhVehB0
全国の艦これファンの皆様おはようございます
>>136
今回はこちらで生かしていただきます
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/14(日) 09:47:04.40 ID:KxF3Muam0
更新はそのままが個人的にいいっす
148 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/14(日) 10:27:56.41 ID:gQRhVehB0
小話 足柄編

足柄「さあ、提督!どうかしら?」

提督「う、うーん、少し味が濃い…かな?」(パクパク

足柄「そっかー、まだまだ研究が必要ね」

提督「……しかし、なんで俺が実験体みたいになってるんだ?」

足柄「だって、提督はいっつも翔鶴さんのお弁当食べてるじゃない?」

提督(ビクッ

足柄「だから、味覚は確かなものかn」

提督「そ、そそ、それより、どうして急にカツの研究なんかを」

足柄「えっそんなの、花嫁修行に決まってるじゃない」

提督「えっ…」

提督「あぁ……」(スゥ

足柄「きっと、いい男をつかまえてみせるわ!!」

提督「応援してるよ……多分無理だろうけど」(ボソッ

足柄「ファッ!?」
149 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/15(月) 08:45:11.18 ID:/lNwYxWq0
全国の艦これファンの皆様おはようございます
今回は>>137
で行かしていただきます。
全体的に見ると「瑞鳳の着任」とはなりませんがお許しを……
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/15(月) 19:48:22.24 ID:+TwU4X+To
乙です
151 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/15(月) 22:18:55.67 ID:/lNwYxWq0
すいません、今日中の更新はできませんでした
明日もできるかわかりませんがまったりと更新していきます

それと、龍嬢ちゃんが無事、改二になりました
これからも空母の主力として頑張って欲しいです



龍嬢「なあ、提督?うちはなんで登場せえへん
の?」

提督「い、いや、その…これ以上空母増えすぎるとね……キャラ構成が」

龍嬢「いやいや、うちのキャラ誰ともかぶってへんで、関西弁ってだけでもだいぶキャラ濃いで、うち」

提督「…………まあ、考えておくよ」

龍嬢「(あっ、絶対せえへんわコイツ…)」
152 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/17(水) 22:34:02.14 ID:ZHJJioim0
食事処 鳳翔にて

「「「かんぱーい」」」(カンッ

翔鶴「こうやって、三人で集まるのって何年ぶりかしらねぇ」

瑞鶴「ほんっと、ずいちゃんに会うの久しぶりだわ」

瑞鳳「二年ぶりくらいかな?」

翔鶴「もうそんなに前なのね」

瑞鶴「……どう?そっちの鎮守府は」

瑞鳳「ええ、皆いい人だから楽しくやってるわよ……そっちは?」

瑞鶴「まあ、おんなじ感じかな」

瑞鶴「あぁー、そうそう、聞いた話によるとそっちの提督さん女の人みたいじゃない」

瑞鳳「ええ、そうよ。女の人だから変な目で見られる心配もないから気楽よ」(ゴクゴク

瑞鶴「でも、うちの提督は男だけどいい人よ、もうほんっと気持ち悪いくらいにね……」

瑞鳳「…………もしかして瑞鶴、その提督のこと好きなの?」

瑞鶴「い、いや、わ、私は別にそんなことないわよ、提督のことが好きなのは翔鶴姉の方よ」

翔鶴「ち、ちょっと瑞鶴」

瑞鶴「最近なんてお昼に弁当もつくってあげてるのよ、新婚かっ!って話よねえ」

翔鶴「それは、その……提督に少しでも体にいいものを食べてもらおうと思って……」(カァァァァー

瑞鳳「へー、そうなんだ……でも、その提督さんはどうなの?翔鶴のこと好きなの?」

翔鶴「そ、それは……」(モジモジ

瑞鶴「いや、それがサッパリなのよね……何て言うの、特別扱いはしてくれないのよねあの人」

瑞鳳「まあ、それが提督のお仕事だし仕方ないわよ」

瑞鶴「それも、そうだけど…………」(チビチビ

<…………ヤッパリスキナンデショ、アナタ
<チ、チガウッテイッテルジャナイ


翔鶴「…………」(モキュモキュ
153 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/17(水) 22:35:28.26 ID:ZHJJioim0
一旦切ります、続きも近いうちに更新できるよう頑張ります
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/17(水) 22:59:16.01 ID:UjkxAjKGo
一旦乙です
155 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/18(木) 22:21:42.24 ID:78glBbDu0
<ガラガラ

提督「すいません、こんな夜遅くに」

鳳翔「あら、提督さん今日はお一人ですか?」(カチャカチャ

提督「さすがにこんな夜遅くにあの子たちは誘えないですよっ…………て…翔鶴?」

翔鶴「…………」(グッスリ

鳳翔「さっきまで瑞鶴ちゃんと瑞鳳ちゃんの三人で飲んでたんですよ」

提督「瑞鳳?……あぁー、あそこの鎮守府の子か」(スタスタッ…

鳳翔「あら、知ってたんですか」(コトッ

提督「いや、まあ色々ありまして…」(脱ぎ脱ぎ

鳳翔「提督さんももう少し早く来ておけばガールズトークに入れたのに惜しかったですね」

提督「僕が入ったら邪魔なだけですよ」(パサッ…

鳳翔「そうでもなさそうでしたよ、なんだか提督さんの話で盛り上がったみたいですし」(クスクスッ

提督「はぁ、そうですか」

提督「(…明日翔鶴にでも聞いてみるかな)」

鳳翔「提督さん」(スタスタッ

提督「はい?」

鳳翔「今晩は私も一緒に飲んでいいかしら?」(カチャッ…

提督「えっ、あっ、僕はお酒苦手なんでそんなに飲めないですけど」(スッ

鳳翔「ちょっとくらい、私もガールズトークしてみたいんですよ」(ストンッ

提督「……僕で良かったら」
156 :Ad12Q0</b> ◇Yb4CsRoB2Q<b> [saga]:2014/09/21(日) 09:39:04.65 ID:AQSsYclC0
久しぶりの更新
続き上げます
157 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/21(日) 10:37:15.61 ID:AQSsYclC0
――二時間後――

鳳翔「それでね……ってあらごめんなさいもうこんな時間…少ししゃべりすぎました」

提督「あっ、本当ですね、もうこんな時間…なんかすいません」

鳳翔「もう!どうして提督さんが誤るんですか?私からお願いしたことなんですから…」

提督「そうですね、それじゃあ僕はそろそろ失礼します」(ガタっ

鳳翔「………あっ、提督さん」

鳳翔「あの…その///またお願いしてもいいかしら?」

提督「えっ、あぁ僕でよければ、いつでも大丈夫ですよ」(カチャカチャ

鳳翔「私、あんまり、こんな事喋れる人がいなくて……」

提督「へー、意外ですね鳳翔さんって友達多そうなイメージですけど」(スタスタ

鳳翔「そんなこと、全然ありませんよ」

提督「ほら翔鶴、起きろよ」(ユッサユッサ

翔鶴「……」(スピィー

提督「……ずいぶんと疲れてるんだな」(ナデナデ

鳳翔「あっ、私送りますよ鎮守府まで」

提督「大丈夫ですよ、すぐそこですから…っと」(おんぶ

鳳翔「ふふ、こうしてみると親子みたいですね」

提督「ずいぶんと歳の近い親子だことで…」

提督「これ、お会計。翔鶴の分も一緒に払っておきますよ」

鳳翔「いえ、今回は特別に無料で結構ですよ」

提督「えっ、さすがにそれは――」

鳳翔「私と一緒とおしゃべりしてくれたお礼です」

提督「…それじゃあありがたく」

鳳翔「また来てくださいね」

提督「また明日にでも来させてもらおうかな」(カチャッ

<バタンッ

鳳翔「………」

鳳翔「楽しかったなぁ……ふふっ」
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/21(日) 12:31:37.10 ID:bWNFrLoao
乙ー
159 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/21(日) 15:42:39.18 ID:AQSsYclC0
ビスマルク「……」(はむはむっ

ビスマルク「(日本料理も…なかなか美味しいわね)」

ビスマルク(ポツーン…

提督「なんだ、ビスマルクは今日も一人なのか?」(コトッ

ビスマルク「なっ、提督…別に一人が好きなだけよっ」(プイッ

提督「ははっ、冗談だってそんなに怒るなよ」

ビスマルク「…なんか提督って私にだけ気安く話しかけるわね」

提督「そうか?」

ビスマルク「そうよ」

提督「……あっ、隣、座ってもいいか」(モグモグッ

ビスマルク「いや、もう座ってるじゃない」

提督「………」(モグモグ

ビスマルク「………」(パクパク

提督「…どうだ、もう慣れたか?」

ビスマルク「ふんっ、当たり前じゃない」

提督「…じゃあどうして一人で食べてるんだ?」

ビスマルク「だ、だから一人が好きなだけよ」

提督「……まあ、時間が経てば自然に友達の一人や二人できるさ」

ビスマルク「………どうかしら?」

<ダダダダァァ!

島風「提督ぅーおっそーいー」(トウッ

提督「ふっ!」(パシッ!

提督「し、島風くん…今日も元気そうだな」

島風「あっ、提督、ビスマルクさんと一緒に食べてるの?」(スタッ

提督「ん?ああ、そうだけど」

島風「いっつも翔鶴さんとなのに、『ウワキ』してるんですかぁ?」

提督「別にいつもじゃないだろ、それと俺は翔鶴と付き合ってるわけじゃないからな」

ビスマルク「……なんだか、貴方の対応も慣れてきたものね」

提督「……一日に五回は言われるからな」

島風「それじゃあ提督ぅー、私も一緒に食べるね」(ストンッ

提督「いや、自然な流れで俺の上に座るんだな」

ビスマルク「……ねえ提督、ドイツ料理って好き?」

提督「ん?ドイツ料理か…あんまり知らないな」

ビスマルク「なら、今度作ってあげてもいいわよ」

提督「本当か?ぜひお願いするよ」

ビスマルク「(……掃除バカなんかに負けられないしね)」

島風「島風も一緒に食べてもいい?」

ビスマルク「…別にいいわよ」

島風「えへへー、ありがと」(ニヤニヤァ

提督「(……ロリコン万歳!)」
160 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/22(月) 22:16:25.43 ID:VP4n78PZ0
羽黒「し、司令官さん?」

提督「……」(ウトウト…

羽黒「寝てるんですか?」

提督「……ハッ!す、すまない。ついうっかり…」

羽黒「大丈夫ですか、あまり最近寝てないみたいですけど」

提督「これくらい、君たちの疲労にくらべたらなんてこたぁないよ」

羽黒「……無理はしないでくださいね」

提督「ああ、ありがとう」

<バンッ

鈴谷「ちーッス。提督ー久しぶりだねー」

羽黒「す、鈴谷さん」

鈴谷「あっ、今日は羽黒ちゃんが秘書艦なのね、さっすが提督ぅーもてる男は違うねぇ」

提督「…うん、なんだかツッコミたい事が多すぎるんだが……とりあえずノックしてくれよな」(カリカリ

鈴谷「えぇー、なになに鈴谷に見せられないことでもしてたのぉー」(ニヤニヤ

提督「別にそういう事ではないが…一応、俺は提督だし、ここ執務室だし」

鈴谷「いやなんか、提督って名前だけでなんか友達みたいじゃん、私たちって」(ストンッ

提督「……おう」(カリカリ

鈴谷「だから良いかなぁってそれに提督って基本なにしても怒らないしね」

提督「(……クッ……反論できない)」

鈴谷「どう、羽黒ちゃんも慣れたでしょ。ここの鎮守府」

羽黒「えっ、あっ…まあ…司令官さんもお優しい方だったので」

鈴谷「へー、良かったじゃん提督、提督の事優しいってさ」

羽黒「えっ、いやっ///別に司令官さんのことだけじゃなくて、その…えっと」(真っ赤

提督「…あっ、そうだそれで何の用だ、わざわざきたったこと何かあるんだろ」

羽黒「(た、助かりました……)」

鈴谷「いやっ、特になーんもないよー、ただ前通った時にちよっと覗いてみようかなって、ヘヘッ」

提督「……そ、そうか、まあ邪魔だけしなかったら別にいてくれても構わないが」(カリカリ

鈴谷「はーい、鈴谷真面目だから静かにしときまーす」(ストンッ

提督「…結局帰らないんだな」(呆れ

鈴谷「このまま夕食まで付き合ってあげるんだから」

提督「……はいはい」(カリカリ

羽黒「……あ、あの!わ、私もいいですか?一緒に…夕食…いただいても」

提督「えっ…ああ……どうぞ」

鈴谷「積極的だねぇー、羽黒ちゃん」

羽黒(真っ赤 提督「?」
161 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/23(火) 20:17:00.75 ID:jhRchhG+0
どもども、全国の艦これファンの皆様こんばんわ
今回も皆様の知恵をお借りさせていただきます。はい、そうです、ネタ募集です。
真面目な展開でもダイジョウブデス







龍驤「くっ…同じ貧乳仲間である瑞鳳まで登場したっていうのに…なんでうちは…」

提督「ま、まあ、いつか巨乳枠で登場させてやるよ」(ポンッ

龍驤「騙されへんで!あんたのその言葉にどれだけ惑わされたことか!」

提督「……ほら、なんかビスマルクに改三くるみたいだし、龍驤も改三で……な?」

龍驤「ううっ…」
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/23(火) 21:50:20.78 ID:9NLrruYr0
深海悽艦の鎮守府襲撃

Z1、Z3が来てビスマルクに対する艦娘の見方が変わる

163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/23(火) 21:58:52.35 ID:QgNYiO8Qo
乙ー
164 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/24(水) 19:14:08.37 ID:O9HHRCz90
>>162
深海棲艦の話はちょっと先送りにさしていただきます。クライマックス用にね……

あっ、でもZ1の方は早いうちに書きたいですね。ネタ投稿ありがとうございます
165 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/24(水) 21:09:32.10 ID:O9HHRCz90
提督「……それで、俺が作ればいいのか?」

鈴谷「うん、私、提督の手料理食べてみたかったんだよねぇー」

提督「…味は保証できないぞ……」(スタスタ

鈴谷「いいのいいの、提督が作ってくれればそれでいいからさあ」

提督「羽黒くんもそれでいいか?」(クルッ

羽黒「えっ、あっ、はいっ!大丈夫です」

提督「まあ、羽黒くんが言うなら作ろうかな」

鈴谷「ちょっと!それってひどくない?」

提督「ははっ、冗談だよ」

鈴谷「むぅー…」

鈴谷「……」

鈴谷「……」(チラッ

鈴谷「……」

鈴谷(ガバッ!

ベッドの下<ふっ、残念だったな

提督「…………俺を男子高校生と勘違いしてないか?」

鈴谷「あちゃー、やっぱりないかー。案外あるかなって思ったんだけどなぁー」(チラッ

提督「あるわけないだろ」

鈴谷「そうだよねぇ……」

提督(カチャカチャ

羽黒「……」(ポォー…

鈴谷「…ねえ、羽黒ちゃん」(ボソッ

羽黒「えっ、はっ、はい」

鈴谷「……提督のこと好きなんでしょ?」

羽黒「へっ?///い、いや、その私は、提督のことを尊敬してるだけで、そ、そそ、そんなこと考えたこともないです!」

鈴谷「今も提督のことばっか見てたじゃん」

羽黒「……それは…」(真っ赤

鈴谷「(……なんだろう、羽黒ちゃんを見てると虐めたくなってくるわ」
166 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/27(土) 22:32:39.56 ID:gCbSs1O70
最近の忙しいリアルから逃げ出したい気持ちで毎日を過ごしています、全国の艦これファンの皆様こんばんわ。

これから、更新が一週間ほど止まります。
失踪は絶対にしません。面白いネタを考えてはメモをしていますので、皆様に出来る限り楽しんでもらえるよう頑張ります。
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/27(土) 22:37:21.47 ID:DEj1MRpE0
了解
待ってます
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/27(土) 22:53:10.60 ID:tCPHR2IDo
把握
169 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/28(日) 22:08:20.89 ID:vACiJRsK0
ちょこっと更新

鈴谷「いやぁー、美味しかったよ提督」

羽黒「お、美味しかった…です」(モジモジ

提督「そうか、二人にそういってもらえると嬉しいな」

鈴谷「いや、マジで美味しかったよ、男子の作る料理じゃないみたいで」

提督「そんなに誉めても何も出ないぞ」(ニヤニヤ

鈴谷「べ、別に、そんなの狙ってるわけじゃないし」(ボソッ…

提督「俺は今からちょっと仕事が残ってるから執務室に行ってくる。また何かあったら来てくれ」

羽黒「わ、私も手伝います!」(スタッ

提督「あぁー、もう後少しだけだから帰ってくれていいぞ。ゆっくり休んでくれ」

羽黒「秘書艦として最後まで頑張りますから」

提督「……優しいなぁ、羽黒くんは。ありがとう、助かるよ」(ニコッ

羽黒「そ、そんな…当然の事です」(真っ赤
170 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/09/29(月) 05:44:49.13 ID:L6GGK9AE0
ちょこっと更新

鈴谷「いやぁー、美味しかったよ提督」

羽黒「お、美味しかった…です」(モジモジ

提督「そうか、二人にそういってもらえると嬉しいな」

鈴谷「いや、マジで美味しかったよ、男子の作る料理じゃないみたいで」

提督「そんなに誉めても何も出ないぞ」(ニヤニヤ

鈴谷「べ、別に、そんなの狙ってるわけじゃないし」(ボソッ…

提督「俺は今からちょっと仕事が残ってるから執務室に行ってくる。また何かあったら来てくれ」

羽黒「わ、私も手伝います!」(スタッ

提督「あぁー、もう後少しだけだから帰ってくれていいぞ。ゆっくり休んでくれ」

羽黒「秘書艦として最後まで頑張りますから」

提督「……優しいなぁ、羽黒くんは。ありがとう、助かるよ」(ニコッ

羽黒「そ、そんな…当然の事です」(真っ赤
171 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/02(木) 20:59:37.17 ID:BUX2qPgZ0
ちょこっと更新

提督「それで、この書類なんだが…」

羽黒「は、はい!」(グイッ

提督「(ち、近いな…)」(スタスタ

鈴谷「あっ、提督、この部屋の鍵は?」

提督「あぁ、俺がまた閉めに来るから別に開けたままで大丈夫だよ」(クルッ

鈴谷「ふーん、それじゃあ執務頑張ってね、お休み」(ニコッ

提督「おう、また明日な」(フリフリ

羽黒「お、お休みなさい」(ペコリ

<バタン

鈴谷「…………ふぁーあぁー…今日は私も早いとこ寝ようかな」(スタスタ

鈴谷「…って…これって」(パサッ

鈴谷「…………」

鈴谷(キョロキョロ

鈴谷「…はぁ」(スンスン

鈴谷「(……提督のにおいだ)」(ギュッ

<ガチャッ 鈴谷(ビクッ!

提督「なあ、鈴谷、ここに俺の」

鈴谷「は、はい!これでしょ提督の上着」(真っ赤

提督「えっ?…あ…あぁ、ありがとう…どうした顔真っ赤だぞ、熱でもあるのか?」(ズイッ

鈴谷「へっ///べ、別に、マジ平気だから!ほんとほんと」

提督「いや、でも念のため」

鈴谷「大丈夫だって、それじゃっ、お休み!」(スタスタッ

提督「……お、おう…」

<バタンッ!

鈴谷「……はぁぁー、危なかったぁ」(ストン

鈴谷「もうマジ、タイミング悪すぎだってのぉあの提督」

鈴谷「……もうちょっとしたかったのに」(ギュゥゥ
172 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/03(金) 13:58:29.89 ID:2T+cb4jI0
翔鶴「ーー♪」(カチャカチャ

瑞鶴「翔鶴姉、おはよぉー」(ボサボサ

翔鶴「あら、瑞鶴今日は秘書艦の日じゃなかったかしらぁ?」

瑞鶴「えっ……あああああああ!ちょ、知ってたならなんで起こしてくれなかったのよぉぉ」(バタバタ

翔鶴「うふふっ♪」

瑞鶴「もう!お姉ちゃんの意地悪!ろくでなしいー」(アタフタ



瑞鶴「……ああ、さすがに怒られるかな…」

<コンコン、ガチャ

瑞鶴「おはようございまーす」(小声

提督「おう、おはよう。ぐっすり寝れたか?」(ニヤニヤ

瑞鶴「お、おかげさまで」(真っ赤

提督「別に気にしなくてもいいからな、特に仕事もなかったからな」

瑞鶴「ありがとうございます」

提督「……瑞鶴、今日は化粧してないんだな」

瑞鶴「へっ?……あっ、み、見ないでよ!」(顔伏せ

提督「いや、そんな気にするほどでもないと思うけどな、もともと美人だし」(カリカリ

瑞鶴「…………///」(ポッ

瑞鶴「な、何言ってんのよ、このセクハラ提督!艦載機飛ばすわよ」

提督「ふぁっ!?」
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/03(金) 18:00:08.68 ID:+MUjpPcwo
乙ー
174 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/04(土) 09:03:38.11 ID:q4wpARg80
加賀「提督、こちら本日の任務表です」(ピラッ

提督「おう、ありがとう」

加賀「本日のマルフタマルマルにおいて演習が実施されます。部隊編成、作戦会議を忘れないようお願い」

提督「……そうか、君は仕事早くて助かるよ」

加賀「…………それと、こっちが演習相手の部隊編成よ」

提督「随伴艦は……金剛、扶桑、Z1、暁、ヴェールヌイか、えーと旗艦は……あっ…」(サァァァ

加賀「どうしたの?顔色、悪いけど」

提督「な、なんでもない」(青ざめ

提督「(………旗艦、瑞鳳って…いや、そんな奇跡あるわけがない)」
175 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/05(日) 08:41:36.84 ID:rzOBxr4P0
加賀「(………聞いたらいけないような気もするけど……提督のお嫁さん代理として【※違います】提督の事は全て把握しておくのが私の仕事!【※違います】)」

加賀「……もしかして、相手の提督さんと何かあったのかしら」(真顔

提督(ビクッ!

加賀「それって…」

加賀「(ダメ!これ以上聞いてはいけないと分かっているのに聞いてしまう!押さえるのよ私!」

加賀「………何でもないわ無駄話が多すぎたわね……早く執務に戻りましょう」

提督「…………」

提督「……加賀くん……誰にも言わないと約束してくれるか?君を信頼しているんだ」

加賀「(ハウッ!)」(ゴフッ

加賀「(き、君を信頼しているなんて……そんな提督も私の事…)」

加賀「……いいけれど」(平常心

提督「いや、この事は君たちの誰か一人には知っておいてもらった方が色々と楽だから言うのだが……」

提督「……………」(ドクン

加賀「…………」(ドクン

提督「……………」(ドクン

加賀「…………」(ドクン



提督「……すまない、やはり止めておくよ、多分あの人の事だから俺が言わなくも、向こうから全員に言われると思うから……」

加賀「…………」

加賀「…………うっ」(うるうる

提督「えっ、いや、そんな、な、泣かないでくれよ、大層なことじゃないからさ」

加賀「ううっ……提督の信頼が…うっ」(ポロポロ

提督「ヒ、ヒエェェェェェ」(アタフタ
176 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/08(水) 22:06:07.38 ID:vo6wrUfT0
更新遅れました。続きあげます

提督(ブツブツブツ…

ビスマルク「グーテンターク!落ち着きがないわね、大丈夫?」

提督「へっ?!……あ、す、すまない少し考え事を」

比叡「……ねえ、霧島…あんな子いましたっけ?」

霧島「私のデータによりますとどうやら海外艦の方で私たちと同じ戦艦に位置しているようです」

霧島「私たちは久しぶりの登場ですから、『知らない』という設定もおかしくありませんね」(カチャ

比叡「………相変わらずメタ発言が多いっすね」

電「はわわわ、司令官大丈夫ですか?」(チョコン

提督「ああ、大丈夫さ、心配いらないよ」

島風「提督ぅー!」

提督(ギロッ

島風「おっそーーいー!」(ガバッ

提督「…フッ!」(パシッ

島風「おうっ!?」

提督「さ、流石に、慣れてきたからな」
177 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/10(金) 19:45:42.36 ID:NGmzavd00
――十分後――
提督「…………と言うことで、今回の演習も頑張ってくれ。作戦はさっきもいった通りだが…えー……万が一、途中で俺の指揮が途絶えても気にせず続けてくれ」

比叡「…………ど、どういう事ですか?」

提督「まあ、そういう事だ」

霧島「私のデータにもそんなこと今まで一度もありませんでしたよ」

提督「……演習が始まれば分かると思うが

島風「提督ぅー!!今日の演習相手の提督さんが挨拶したいってーー」(ダダダッ、ガバッ!

提督(パシッ「あぁー……とりあえず皆はここで待機しておいてくれ」(スタスタ

艦むす一同「はーい」


提督「……………」(スタスタ

提督「……はあ」

<ガチャ

提督「どうも、本日の演習において指揮官を務めさせていただ

他提督「何よー♪そんなにかしこまっちゃって、それが実の姉に対しての挨拶?」(バシッ!バシッ!

提督「…まさか、姉ちゃんと演習だなんて思いもしなかったよ」

提督「……何年ぶりだっけ?」

他提督「さあ?五年ぶりくらいじゃないかしら?……っていうかあなたが忙しすぎて実家に帰ってこないのが悪いのよー、お姉ちゃん激おこぷんぷん丸になっちゃうぞー」(ぷくぅー

提督「……姉ちゃんもう三十だろ?流石に若く見えるからってそれは

他提督「な、なによ!!今年で三十であってまだ二十代よ!」

提督「……見苦しいよ姉ちゃん」(白々ー

他提督「…………」

他提督「…うっ、ううっ…まさか…実の弟に言われる日が…うっ…来るなんて…」

提督「ほら、うそ泣きはいいから、早いところ演習始めようよ」(スタスタ

他提督「…………な、なによ!『ごめん姉さん、さっきは言い過ぎたよ』みたいな労いの一つもないの?」

他提督「この鬼!悪魔!意気地無し!どう○い!!ピーピー」

提督(ビキッ

他提督「あっ……ご、ごめん。言い過ぎたからお、怒らないでよぉ」

提督「……」(スタスタ

他提督「……ちょ、ちょっと待ってよー」(ダダダッ
178 :Ad12Q0</b> ◇Yb4CsRoB2Q<b> [saga]:2014/10/11(土) 10:53:13.39 ID:5pYDjGny0
全国の艦これファンの皆様おはようございます
初春の改二、予想外過ぎました…


あっ、本編上げます

提督(スタスタ

他提督(カツッカツッ

ビスマルク「あら、随分早かったわね…って、誰この人?」

提督「ああ、今日の演習相手の提督だよ」

他提督「よろしくねぇー」(フリフリ

加賀(ジィー…

比叡「お、女の方……ですか?」

他提督「あら、そんなに珍しいかしら?」

比叡「い、いえ、初めてだったので」

提督「こう見えても俺より年上の方だからな」

他提督「なによ、年上って言っても二歳だけじゃない」

提督「二歳でも年上に変わりないよ」

他提督「むぅ」(プクゥ

島風「提督ぅー、また浮気してるんですかぁー?」

加賀ビスマルク(ビキッ…

提督「はぁ…だから、違うっ

他提督「えっ、何!?あなた、彼女!彼女さんいるの!」(ゆっさゆっさ

提督「ち、違うから、お、お、落ち着いて」

他提督「この私よりも先に結婚なんて……許さないわよ!」
<ゴチャゴチャ…


霧島「……仲がいい…ですね」

電「あんな司令官、初めて見たのです」(はわわわ

加賀「……」

加賀「(私の提督とイチャイチャ…頭にきました)」

ビスマルク「ふんっ、提督としてなってないわね」

ビスマルク「(…あんな感じの方が提督の好みなのかしら)」

比叡「…提督…ずいぶんと仲がいいですね」

他提督「そりゃあ、兄弟だからねぇ」

艦むす一同「…えっ」

他提督「…えっ、もしかして私の事何も話してくれてないの?」

提督「べ、別に、執務には関係ないからな」

加賀「……」

<バタンッ

電「はわわわ、加賀さん大丈夫ですか」比叡「だ、大丈夫ですか」
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/11(土) 11:02:15.27 ID:xdzlNxzQo
乙ー
180 :Ad12Q0</b> ◇Yb4CsRoB2Q<b> [saga]:2014/10/11(土) 16:20:29.97 ID:5pYDjGny0
さあさあ、連続更新行きますよー

提督「か、加賀!どうした!大丈夫か」(ダダダッ

加賀「………」(チーン

提督「どうした!?何かあったのか」

比叡「いや、その突然倒れて…」

<抱きっ

提督「姉ちゃん、ちょっとココ任しといていいか?すぐに戻るから」(お姫様抱っこ

他提督「え、ええ大丈夫だけど」

提督(ダダダッ

他提督+艦むす一同「…………」

他提督「大丈夫かしら?」

霧島「…さあ?」

他提督「……昔から平気であんなことしちゃうから結構勘違いされやすいのよね」

霧島「はあ、そうですか」

比叡「どうもうちの提督は心配性で」

他提督「……どうする?これから」

ビスマルク「あら、演習じゃないの?」

他提督「いや、あの子居なかったらできないじゃない」

          「…………」

他提督「皆でご飯にでも……行く?」

比叡「えっ、それって」

他提督「いやぁー、うちの子たちも最近忙しくてあんまりそういう事してあげてなかったからね、どう?」(ニコッ

電「で、でも…提督の許可がないと」

他提督「大丈夫よ!私の許可もあるし、あの子の許可なんてあって無いようなものでしょ」

艦むす一同「(兄弟でも全然似てないんだな…)」

他提督「それに、こっちには金剛ちゃんに暁ちゃんも響ちゃんもZ1ちゃんもいるわよ、確かあなたたちの姉妹艦よね」

比叡霧島電ビスマルク(ビクッ

比叡「お、おお、お姉さま、お姉さまがいるんですか!」(鼻血

電「はわわわ、久しぶりにあうのです」

ビスマルク「Z1、あの子も日本に来ていたのね」

他提督「ふふっ、なら決定ね。早いところ行きましょう」




提督「ハックシュン!…うう、大丈夫か加賀?」

加賀「すいません、私はもう大丈夫ですから、戻ってください」

提督「君を放って行けるわけ無いだろ」

加賀「…で、でも」

提督「向こうは姉ちゃんに任せておいてあるから心配いらないよ」(なでなで

加賀「///ありがとうございます」(モゾモゾ

提督「(……かわええ)」(ほんわか
181 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/11(土) 16:52:21.97 ID:5pYDjGny0
最近の台風は空気が読めないと思っているのは私だけではないと思います
どうも皆さん、僕です。
……ネタ募集です。協力お願いします。  >>124>>162はもう少し待ってくださいすいません
>>182
>>183
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/11(土) 16:57:50.64 ID:zhwgLePgO
姉ちゃんから子供の時の提督の話を聞く
183 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/11(土) 17:10:00.95 ID:5pYDjGny0
>>182
了解
>>184 待ってます
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/11(土) 19:44:37.32 ID:ttHxKW1mo
提督の子供時代の写真争奪戦
185 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/11(土) 21:54:54.47 ID:5pYDjGny0
ありがとうございます。早速>>182

食事処鳳翔にて
他提督「はーい、それじゃあカンパーイ!」

艦むす一同<カンパーイ

比叡「お、おね、おねえ、おね、お姉様ひ、久しぶりのこ、この匂い、はぁはぁ、スンスン、い、はぁ、お姉様ぁー」(スリスリ

金剛「ひ、比叡ってば、くすぐったいデース」

比叡「あは、あはははは、へへ」(スリスリッ

金剛「…………」

金剛「(……危ない子になっちゃったかもデース)」(苦笑い


電「はわわわ、久しぶりなのです」

暁「ねえねえ、電聞いてよ、私カレーの中辛も平気で食べられるようになったのよ、一人前のレディにまた少し近づけたわ」(フンスッ

響「電が元気そうでなによりだ」


ビスマルク「マース、あなたここに来ていたのね」

マース「ビス子さんこそ日本に来ているのなら教えてくれれば良かったのに」

ビスマルク「ごめんね、色々と忙しかったのよ」

マース「そうですか……ところでどうですか、日本の鎮守府はもう慣れましたか」

ビスマルク「えっ、あ、当たり前じゃない!そ、そういうマースはどうなのよ」

マース「ぼ、僕ですか。僕はドイツにいるときよりも楽しくやれてる気がします。友達もたくさんできましたし」(ニコッ

ビスマルク「…………そ、そう!それは良かったわね」(プイッ

ビスマルク「(言えない、友達がまだ一人もいないなんて言えるわけがない!)」
<ワイワイガヤガヤ
<カチャッカチャカチャッ……

他提督「久しぶりですね、鳳翔さんと会うのも」

鳳翔「そうですね……ところで、弟さんは……いらっしゃらないんですか」

他提督「今メールしておきましたから、じきに来ると思いますよ」

鳳翔「あら、ならもう少し料理を追加しないといけませんね」(カチャカチャッ

他提督「……弟からもよく鳳翔さんの話は聞きますよ、『凄く優しい人だ』って」

鳳翔「///そ、そうですか」(真っ赤

<カランカラン…

翔瑞鶴「こんばんわー…」

他提督「あらっ、提督よりもあなたたちが先に来てくれたのねぇー」

翔鶴「え、えーと、お姉さん……ですか?」

他提督「そうよ、あんまり似てないって言われるけどね」

瑞鶴「本当に提督に兄弟いたんだ……」

他提督「あの子元気にやってる?」

翔鶴「は、はい。……むしろ、こっちの方が元気になります…提督といると」

他提督「ふふっ、やっぱりそう答えるのね、皆も同じように答えてくれたわ」

他提督「ほらっ、立ちっぱなしも疲れるでしょ、ここに座って」(グイッ

翔鶴「えっ、いやそんな」

他提督「いいじゃない、特別に提督の昔話もしてあげるわ、ほらっ、瑞鶴ちゃんも一緒に…ねっ♪」

翔瑞鶴「は、はい…」(コクン
186 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/12(日) 10:51:52.23 ID:Fp+cerhZ0
全国の提督の皆様おはようございます。早速続き上げます
※ちょっとシリアス展開です

<カチャカチャ
他提督「……あの子の子供の頃の話って聞いてるの?」

瑞鶴「そういえば何も聞いてない…ですね」

他提督「やっぱりねぇー、ホント何も話さないのね」

他提督「…どう!気になるでしょ!子供の頃の話」

翔鶴「まあ、気にならない訳じゃない……です…けど」(チラッ

他提督「でしょっ、いいわ特別にあなたたちにだけ教えてあげる」

翔瑞鶴(ゴクリッ

他提督「まあ、そんなに明るい話じゃないんだけどね」

翔鶴「えっ?」

他提督「……あの子、今でこそ元気やってるけど。昔は…あんな風じゃなかったのよ」

翔鶴「ど、どういうことですか?」

他提督「んー、あの子が生まれてすぐにね、両親が離婚したのよ」

他提督「それで、あの子自分のお父さんの顔を見たことがないのよね…まあ私もそこまで記憶に残ってないんだけど」

他提督「まあ、母に聞いてみたらろくでもない奴だったから覚えてなくて正解だったわ」

瑞鶴「……」翔鶴「……」

他提督「…母は一生懸命働いてくれた…それでも昔は貧乏だったのよ、うち…」

他提督「それに加えてあの子、子供の頃はスゴク気が弱かったから…学校でいつも虐められてたのよ」

他提督「……今の様子見てたたら想像もつかないわよね」

翔鶴「……」


すいません一旦切ります
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/12(日) 11:52:38.69 ID:eV1A4WoVo
一旦乙です
188 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/12(日) 22:47:50.83 ID:Fp+cerhZ0
※長文が多くなっております、目が疲れないようお読みください

他提督「あなたたちも知ってると思うけど、あの子、優しすぎるのよ……だから、学校で虐められてることも誰にも言わなかったの……まっ、いくら黙ってても私には分かったけどね」

<……

他提督「…………悲しい話よね、人って自分よりも弱い人間や立場の低い人間を見ると、優越感にひたるのよね……『自分はアイツよりも偉いんだ』『自分はアイツよりも強いんだ』って」

<………

他提督「それが次第に大きくなって、あの子みたいな子が虐められちゃうの……」

他提督「まっ、あの子はそんなことする子じゃないから大丈夫よ安心して…相手がどんなに嫌われ者でも、いつまでも寄り添ってあげられる……そんな子だから」

<…………

他提督「まあ、そんなこんなあって中学、高校と卒業……あっ、大丈夫よ彼女はつくらなかったみたいだから、フフッ」

他提督「あの子、頭が良かったからてっきり国立の大学に行くと思ってたのよ、そっちの方があの子の為になるとも思ってたし……」

他提督「…………そしたら、自衛官になりたいって言い出したのよ…信じられなかったわ、理由も教えてくれないし、それにあの子のままじゃ、また同じようになっちゃうって誰でもそう思うでしょ」

他提督「だから私と母は止めた…止めたんだけどね、どうしてもなりたいって言ったから止められなかった……でも、代わりに私も一緒に付いて行ったわ、過保護よねー、私♪」

<……………

他提督「まあ、でも案外上手いこと行ったみたいでね、虐められることは無かったわ、…でもずーーっと一人で過ごしてたの……それがあの子にとってよかったのかは分からないけど、寂しい学生時代であることにかわりないわね……」

<………………

他提督「で、今に至る…っと、こんな感じかしらねぇー……」

翔鶴「…………」

他提督「最初は一人で提督として新しい町に出ていくときは心配だったんだけどね、メールを見た感じ、凄く楽しそうにしてて安心したわ」

瑞鶴「…………」

他提督「……あの子私に久しぶりメールしてきたと思ったら、あなたたちの事ばっかりで埋め尽くされてるのよ、ほんっと可笑しいわよね」(クスクスッ

他提督「流石にここまで長かったら、いくら優しいあの子でも、その中に一つくらい愚痴があると思って、探したんだけどね、ひとっ……つも、無いのよねぇー、赤の他人が見たら『頭おかしいんじゃね、こいつ』って思っちゃうくらいにね」

続きます
189 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/12(日) 23:36:32.05 ID:Fp+cerhZ0
<…………………

他提督「……楽しかったんだと思う、あなたたちと一緒に過ごしてるのが」

<…………………

他提督「で、結局何が言いたかったってね…あの子の事だから、頑張りすぎてると思うのよ…だから、あんまり無茶しすぎてたら休ませてあげてほしいの」

<…………………

他提督「昔のこともあって、人一倍、人に嫌われるのが怖くなってるから、あなたたちの為になることは何でもしちゃうと思う…」

他提督「だから、たまにはあの子も提督として艦むすに厳しくしていかなくちゃいけないから…」

他提督「……まぁ、そう簡単にいくとは思わないけどねぇー」(グビグビッ

<…………………

他提督「……ハイッ、湿っぽい提督の昔話おしまいっ、ささっ、女の大好物でもある恋話でもしましょっ」

<…………………

他提督「って……あれ、何?ここにいる人全員、聴いちゃった感じかしら」

艦むす一同<コクン…

他提督「…お、お願い!私がこの事話したって絶対にあの子に言わないでね、あの子この事だけは聴かれたくなかったと思うから、ほんっとにおねが」

<カランカラーン 他提督(ビクッ

提督「……はあ、あんまり勝手に行動しないでくれよ姉ちゃん…って…なんか雰囲気重たくないか?」

他提督「あっ、えっ、い、いや!そんなこと無いよ、たまたまあんたが入ってきたときにたまったま静かになっただけだから、ねっ翔鶴ちゃん」(フリッ

翔鶴「え、ええ、そうですね!凄く賑やかにしてましたからね、鳳翔さん」(フリッ

鳳翔「そ、そうでしたね」(アセアセ

提督「……そうか、なら良かったよ楽しんでくれてたみたいで」(ニコッ

<ワ、ワイワイ……ガヤガヤ

他提督「(あ、危なかったぁー、ギリギリセーフ)」(ピッ
190 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/13(月) 14:42:24.84 ID:2yIPdfet0
――その後――
提督「今日は楽しかったよ、ありがとう姉ちゃん」

他提督「うーん、こっちも楽しめたわ、ありがとねっ……まっ、結局演習は出来なかったけどね」

提督「まあ、また別の機会にでもすればいいよ、これで最後じゃないしね」

他提督「それもそうね……それじゃあ、また今度!」(クルッ

提督「うん、じゃあね」

<カランカラーン

提督「………んー…っと」(伸びーん

提督「ふぅ…それじゃあ、俺たちも帰るか、鳳翔さん今回もお世話になりました」(ペコリ

鳳翔「あっ、いえ、そんな私も凄く楽しませてもらいましたから…」

提督「そうですか、それじゃあ…お休みなさい」(カチャッ

<カランカラーン…

提督(スタスタ

提督「ふぁーあ…眠いや…明日も忙しくなるからなぁー、今日は皆も早いところ寝た方がいいぞー」

<………………

提督「(な、なんだか、皆凄く暗いのだが……俺、何かしたか?)」

島風「提督ぅー!おんぶしてー」(ガバッ、ヨジヨジ

提督「うおっ…っと、相変わらず突然だな」(苦笑い

島風「にひひぃー」

瑞鶴「…翔鶴ねえ……なんだか、こうやって見てると過去に何も無かったかのように見えちゃうよね」

翔鶴「……」

瑞鶴「………私たちが見守ってあげなきゃね…提督の事」

翔鶴「そうね、無茶しすぎないように」

ビスマルク「…まっ、提督の事は私が守るから掃除バカなんて要らないわね」

翔鶴「あらっ、あなたよりも私の方が提督の事分かってるから、逆にビスマルクさんの方が要らないと思いますけどね」(ビキビキ

ビスマルク「……」(ギロッ
翔鶴「……」(チラッ

翔鶴「…こうやって、私たちが喧嘩しても、提督は一度も怒ったことはありませんでしたね」

ビスマルク「むっ…」

翔鶴「私たちが毎日笑顔で過ごしてるのが好きなんですよね、提督は…そうですよね!提督!」

提督「な、何の話をしてたんだ?」(ビクッ

翔鶴「大丈夫です!提督の事は私が守りますから、だから…無理しすぎないでくださいね!皆、心配…してますから///」(ギュッ

提督「…お、おう」

瑞鶴「分かったぁー提督?翔鶴ねえの言う事ちゃんと聞いくんだよー」(ピタァー

提督「う、うむ」

ビスマルク「ふんっ、別にあなたが倒れても私は構わないけど、他の子がかわいそうだから、私も、い・ち・お・う、心配してあげるわ」(真っ赤

霧島「提督の健康は私のデータでもキッチリ管理しておきますね」(カチャッ

比叡「私もお姉さま一番、提督二番で対処しますね♪」

電「電も頑張るのです!」

提督「いや、そんなに気を使わなくていいからな………俺は好きでやってるだけだから」(ニコッ

翔鶴「で、でも…」

提督「俺は君たちが思っている以上に元気だし、君たちと過ごす毎日が幸せなんだよ…だから、これからも元気に過ごしてくれたら、それ以外何もいらないよ」(スタッスタッ
191 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/13(月) 15:12:29.49 ID:2yIPdfet0
くふぅ、これで一応真面目編は終了です。
今後も他提督は出させていただきます。もちろん、艦むすの方もです。
また、のーんびりと更新していきたいと思います。






提督「あっ…」

龍驤「どないしたん、提督?」

提督「…扶桑さん登場させるの忘れてた」

龍驤「あっ」
192 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/13(月) 18:26:08.54 ID:2yIPdfet0
残念、もうちっとだけ真面目トークが続くんじゃ

翔鶴(パッチリ

瑞鶴「…………うっ、くぅー…」(スピー

翔鶴「………」(ムクリッ

翔鶴「………」(ソローソロー

<カッチャッ…

翔鶴(スタスタスタッ

瑞鶴「んぅー、翔鶴ねえ?……どうしたのぉ」(ボー…

――同時刻――
提督(カリカリカリ

提督「…これはー…球磨と神通に任せようかな」(ブツブツ…

提督(カリカリ

<コンコンッ、ガチャッ

提督「…あぁ、翔鶴かどうしたこんな夜中に」

翔鶴「…………」(スタスタ

<バンッ!

翔鶴「提督!無理はしないでくださいって言ったじゃないですか」

提督「えっ、いやまあ、今日は予想外の来客があったから、予定が狂って」

翔鶴「だからと言って、体を壊したら元も子もないんですよ!」(ズイッ

提督「わ、わかってるよ、大丈夫さ。それにこの書類を終わらせたらすぐに寝るつもりだから」

翔鶴「寝るって……今、夜中の三時ですよ、今から寝ても三時間しか寝れないじゃないですか」

提督「…………」

翔鶴「提督が倒れたら困るのは私たちなんですよ!」

提督「…………」

翔鶴「こんな夜遅くまでそんな書類しなくても、私たちだけでもそれくらい出来ます!」

提督「…………」

翔鶴「本当に分かってるんですか、少しは返事くらい

提督「なあ、翔鶴」

翔鶴「…………はい?何ですか…」

提督「……どうして…どうして翔鶴が泣いてるんだ」
193 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/13(月) 20:11:24.26 ID:2yIPdfet0
翔鶴「…………うっ」(ポロポロ

翔鶴「…さっき、提督がいなくなる夢を見たんです…………それで、提督が無理し過ぎて倒れるんじゃないか」(ポロポロ

提督「………」

翔鶴「そしたら、いつもの提督が、いつもの場所にいつもの笑顔で迎えてくれなくなる。そう考えたらやっぱり寂しくなって、悲しくなって」

翔鶴「さっきは提督の事を守るとか言ったけど、本当はいつも守ってもらってばっかりで、だから、だから余計に寂しくて…だって、だって私、提督の事

<ギュッ

翔鶴「………」(ポロポロ

提督「ごめん、ごめんな、翔鶴…俺はここにいるから」

翔鶴「……うっ、ううっ、ヒッグゥ…」(ギュゥゥ

提督「いつまでも君たちのそばにいるから」

翔鶴「ううっ、うっ……」

提督「………だから、泣かないでくれよ、これからは自分の事も大切にするから……なっ」

翔鶴「ひっぐ、うぅ、うわあああああ、うわあああああああ、あああああ――」(ボロボロ

提督「……………」

翔鶴「うああああああっ、うあああ、うっ、ううっ」(ギュゥ

提督「約束するよ」

翔鶴「うっ、…ほ、ほんとっ、でっすか?」(ひっぐっ

提督「ああ、本当だ」

翔鶴「………うっ、ううっ………」

提督「どうだ、少し落ち着いたか?」

翔鶴「…うっく……はい」(ギュッ…

提督「そうか…今日は色んな事がありすぎて疲れただろ、早く寝た方がいい」

翔鶴「………」(コクンッ

提督「なら、決まりだな」(ニコッ

翔鶴「……提督、今晩は一緒に寝てもいいですか」

提督「…いいよ、翔鶴がそれでいいならそうしよう」

翔鶴「…ダメですね、私、結局いつも提督に頼ってばかりで」(ギュッ

提督「なに言ってるんだ、俺は提督なんだからおおいに頼ってくれていいんだぞ」

翔鶴「……早く寝ましょう、朝になってしまいますよ」(グイッ

提督「…ああ、そうだな」
194 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/15(水) 20:19:59.84 ID:ItbglRl+0
全国の艦これファンの皆様こんばんわ
秋イベントに向けての準備等は進めていますでしょうか私は弾薬が毎日の演習でゴリゴリ削られて胃が痛くなってきました……続きあげます

小話―――その後

翔鶴(ムスー

提督「………な、なぜ俺を睨むんだ」

翔鶴「だって……女の子をベッドに誘っておいて自分だけ先に寝るっておかしくないですか」

提督「……えっ?」

翔鶴「わ、私だって期待してたんですから、落ち込むのも仕方ないですよ」(プイッ

提督「……何を期待してたんだ」

翔鶴「なっ///そ…それは…わざわざ言わせないでくださいよ///もぉー」(照れ照れ

提督「…あ、ああ」

翔鶴「ま、まあ、提督がど、どーしてもしたいのならべ、べべ、別に翔鶴はいつでも大丈夫なんですけどね」(真っ赤

提督「…………」(ジィー

翔鶴(カァァァァ

提督「…………」

翔鶴「…や、やりたいんですか?」(チラッ

提督「…………」(ジィー

提督「…………?」
195 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/18(土) 16:14:45.88 ID:rt4hU0nK0
更新遅くなりました、続きあげます

小話――青葉編

食堂にて
青葉(カタカタカタカタッ

提督「……なんだ、熱心に何してるんだ?」(ストンッ

青葉「あっ、司令官、いえそんなたいしたものじゃ」

提督「んー、なになに……」(ジィー

青葉「ホームページですよ、ここの鎮守府の」

提督「……えっ、青葉が作ったのか?」

青葉「はい!少しでも一般の方に私たちの活動を知ってほしくて、つい先日から始めたんです」

提督「へぇー、まあ確かにあんまり知らなさそうだもんな」

青葉「私たちの普段の生活から演習の予定まで事細かに書いてるんですよ」(フンスッ

提督「………じゃあ、俺の事も書いてるのか?」

青葉「ええもちろんです。会社で言ったら社長みたいな人を書かないわけないじゃないですか」(カチッ

提督「で、出来れば書いてほしくは無かったのだが」

青葉「えぇー、これ青葉が一番全力を注いだところ何ですよぉー」

提督「一体、お前は、どこに力をいれているんだ」

青葉「司令官の鎮守府での生活に始まって普段生活、そして個人的なプロフィールまで完璧なんですよ、もちろん恋愛関係まで」(スッ

提督「……凄いな逆に感心するよ」

青葉「そこら辺は青葉の取材能力の高さですよ」(エッヘン

提督「……あと、どうして壁紙が俺の顔なんだよ」

青葉「えっ、それはやっぱり若い女性層を狙ってですね」

提督「いや、俺の顔はっつけたところでそんなに変わらないだろ」

青葉「いやいや、見てくださいよこの大量のメール、これほとんど司令官宛なんですよ」(カチッ

提督「……………」

青葉「いやぁー、やっぱり凄いですね司令官はうはうはですよ」

提督「……ハッハハ、ソウダナー」

青葉「…司令官、顔が笑ってないですよ」

提督「………なんかもう、嫌な予感しかしないんだよ」

青葉「だ、大丈夫ですよ、青葉が管理してますから。そんなこと言わないでください」

提督「…とりあえず、姉ちゃんの襲撃に備えないと…」(ガタッ

青葉「………なんか…すいませんでした」
196 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/19(日) 06:55:52.71 ID:+xDmGwci0
提督「猫………ですか」

鳳翔「ええ。この間提督さんとお姉さんがいらっしゃった時に店の裏に捨てられていたのを見つけたんですよ」

提督「そうだったんですか…それでその猫は今どこにいるんですか」

鳳翔「今は私の自室にいるんですけど…」

提督「もしよろしければ、少し見せてもらってもいいですか?」(キラキラ

鳳翔「ええ、少々待っててもらえますか」(スッ

提督「わざわざ、申し訳ないです」

鳳翔「(…このチャンス…逃しません!)」

鳳翔「……やっぱり、猫ちゃんも私の部屋の方が安心できると思いますんで、来てもらってもいいですか?」

提督「えっ、お店の方は…」

鳳翔「こんな時間に来てくださるのは提督さんだけですから心配いらないですよ、どうぞどうぞ」(グイッ

提督「で、でも」

鳳翔「すぐ近くですから」(グイグイッ

提督「………わ、わかりました」(ガタッ

鳳翔「(うーん…流石にちょっと、強引すぎたかしらね)」

<スタスタスタァ

続きます
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/19(日) 08:58:34.89 ID:ddfS+gcFo
乙です
198 :Ad12Q0</b> ◇Yb4CsRoB2Q<b> [saga]:2014/10/19(日) 12:14:16.05 ID:+xDmGwci0
鳳翔「にゃーん、にゃにゃーん♪」(フリフリ

猫「みゃー」

提督「こ、この子…ですか」

鳳翔「はい!どうですか可愛いでしょ」(ゴロゴロ

提督「随分と小さいですね」

鳳翔「拾った日はもっと小さかったんですよ。これでも元気なったんです」

鳳翔「そうだよね〜」(カキカキ

猫「みゃー」

提督「……」

提督「(猫の前だとこういうキャラになる人っているよな…)」

鳳翔「真っ白な毛並みでしょ」

提督「ええ、凄く綺麗ですね」(カキカキ

猫「みゃー、みゃー」(ゴロン

提督「名前ってもうあるんですか?」

鳳翔「あっ、それはですね。提督さんに決めてもらおうと思ってまして」(クルッ

提督「ぼ、僕ですか?…僕のネーミングセンスは皆無ですよ」

鳳翔「そんなことないですよ、提督さんが考えてくれた名前ならなんでも大丈夫ですから」

提督「う…うーん」

猫「みゃあ〜」
199 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/19(日) 12:19:30.28 ID:+xDmGwci0
ここで猫ちゃんの名前を募集します。
・女の子
・真っ白な毛並み
一応こんな感じのイメージなので、お願いします。提督の代わりに名づけ親になってください
>>200
>>201 ←予備
>>202 ←予備
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/19(日) 13:49:18.40 ID:bmQMfFvSO
マシュマロ
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/19(日) 14:06:21.84 ID:xqhJRf4zo
タマ
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/19(日) 14:48:27.66 ID:wDTG9ZqQo
ミケ
203 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/19(日) 18:12:32.74 ID:+xDmGwci0
提督「…やっぱり、真っ白な毛並みをしているんで。マシュマロなんてどうでしょうか?」

鳳翔「いいですね!凄く可愛らしくて」(ニパァー

マシュマロ「ニャー」

鳳翔「マシュマロー、マシュマロォー」(ナデナデゴロゴロ

提督「(…キャラ崩壊がががががが)」

鳳翔「んニャ〜ふにゃ〜、マシュマロ〜」(ゴロン

提督「あ、あの鳳翔…さん?」

鳳翔「へっ?///あっ、すいません。お恥ずかしい姿を///」(スタッ

提督「い、いえ。マシュマロって名前。喜んでくれたみたいで良かったです」

鳳翔「はい、これからもマシュマロ、『食事処鳳翔』共々よろしくお願いします」(ペコリ

マシュマロ「にゃっ」

提督「よ、よろしくお願いします」(?
204 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/19(日) 18:17:38.51 ID:+xDmGwci0
>>203の鳳翔さんを想像したら、予想以上に可愛すぎて鼻血でそうになった
普段真面目な人が急にそんなことしたら……ねぇ?

遅ればせながら>>200採用させていただきました。投稿ありがとうございます
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/19(日) 18:39:08.09 ID:0HmXSqeao
乙でした
ビニール袋をマシュマロマシュマロ言いながら追いかけてたらもう最高だわ
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/19(日) 18:43:20.90 ID:wXKH/skSO
乙です
鳳翔さんがマシュマロ連呼しているのを聞いて食いついたけど猫の名前と知ってガッカリする赤城さん

こんなのやれそうだな
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/19(日) 19:58:30.07 ID:hI7yyTj+o
乙です
208 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/19(日) 21:07:40.45 ID:+xDmGwci0
小話――球磨編

球磨「………」(ボォー

北上「………」(ボォー

球磨「クマー…する事ないクマー」

北上「そだねー」

球磨「こんな時は執務室にでも行くクマー」(ゴソゴソ

北上「球磨姉、今は作戦会議中だから提督いないよ」

球磨「……クマァ」(ボソボソ

――十五分後――
球磨「………暇クマ」(逆立ち

北上「そんな事言ったって仕方ないよ」

球磨「……」(…

――さらに十五分後――
球磨「グォォー、左舷に敵艦発見クマー」

北上「んー?何してるのー」

球磨「妄想砲雷激戦ごっこ」

北上「………何それ」

――十分後――
球磨「……北上、話をしよう」(エルシャダイ風

北上「球磨姉…語尾忘れてるよ」

球磨「…クマッ」

――十五分後――
北上「パイナップル」

球磨「ルビー」

北上「ビール」

球磨「……ルビー」(キリッ

北上「……それ、今言っt「言ってない」

北上「………いや、直前n「言ってない」

――十分後――
提督「……で、語尾にクマを付ける癖を無くしてしまったと」

球磨「そういうことだ……クマー」

提督「……色々と大変だったんだな」

球磨「……」(コクンッ
209 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/19(日) 21:12:28.94 ID:+xDmGwci0
球磨は語尾の『クマ』を抜いたらボイスが全てイケメンになる………と思う
そして、球磨はアホ毛かわいい
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/19(日) 21:38:59.12 ID:hI7yyTj+o
乙です
211 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/22(水) 20:54:54.62 ID:Y7bGXXtA0
皆さんの最近の悩みは何でしょうか?私の最近の悩みは翔鶴の薄い本が少ないこと。
全国の艦これファンの皆さん、こんばんわ
今回も皆さんの知恵をお借りさせていただきたいと思います

ネタ募集
戦艦―比叡、霧島、ビスマルク
空母―加賀、赤城、瑞鶴、翔鶴、隼鷹、鳳翔
軽巡―天龍、神通、那珂、川内、北上、球磨
重巡―青葉、羽黒、足柄、鈴谷
駆逐―島風、電、初雪
潜水―伊168
特別―間宮

他提督側
戦艦―金剛、扶桑
空母―瑞鳳
駆逐―暁、響、Z1

書き忘れがあるかもです
新しい艦むすの追加は無しの方でよろしくお願いします
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/22(水) 21:11:29.43 ID:iF7xPlmDo
足柄さんがうにゃ〜って言ってるのを目撃してどうのこうのとかどうかな
翔鶴本なら『もう提督の側に戻れない』ってのがあるよ!よ!
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/22(水) 21:33:08.20 ID:uOCuCLxao
どうしようもないかと…
214 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/22(水) 21:39:52.15 ID:Y7bGXXtA0
>>212
ネタ投稿ありがとうございます。
「もう提督の側に戻れない」は読んでて泣きそうになっちゃった思い出がありますね……内容が暗くて…


※使っていないとは言っていない


ちなみに私のおすすめは「添い寝してもいいですか?」です!………はい、榛名さんの薄い本です

龍驤「…あれやろ…結局男は胸の大きさが全てなんやろ…いや、全然うちは気にしてないから…うちの薄い本の方がもっも少ない事とか全然気にしてないから……」

提督「…………」

まだまだネタは募集しています
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/22(水) 21:47:23.64 ID:AbO3g7xuo
>>214あのシリーズ俺も好きです。加賀さんの方も

ネタはマシュマロと鳳翔さんの一日で
216 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/23(木) 22:50:12.04 ID:1ZDWS9dp0
>>212
早速使わさせていただきます
(あっちの意味じゃないよ

足柄「ねぇ、羽黒…」(カタカタカタ

羽黒「何ですか?」(カリカリ

足柄「……女子力って…なんなのかしらね」

羽黒「えっ?」(ピタリ

足柄「気づいちゃったのよ…私」(パタンッ

足柄「私が男に恵まれないのは女子力の低さが原因になってるって…」

羽黒「…………」

足柄「ルックスも年齢も完璧な私に男が寄りつかないのはそれ以外の理由なんてあり得ないのよ…」

足柄「女子力の高さこそが真の乙女を決めるもの…そうに違いないわ」

羽黒「…そ、そんな事、ないんじゃないかなぁお姉ちゃんはそのままで大丈夫だと思うけど」

足柄「…いいのよ、羽黒。お姉ちゃんの事を心配して言ってくれてるんだよね…」(ポンッ

羽黒「あぁー、うん」

羽黒「(そ、そういう意味じゃないんだけど…)」

足柄「……でも、やっぱり何事も一朝一夕にはいかないわ、これから毎日が修行の日々よ」(スチャ

羽黒「修行?」

足柄「そうよ、女子力アップに修行は欠かせないものよ、歴代の女子力四天王もそうやって強くなったの」

羽黒「(じょ、女子力四天王?)」

足柄「私の女子力が53万になった日には、色男なんて魚の入れ食いの如く釣れるわ」

一旦切ります
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/23(木) 23:01:40.20 ID:sCTeimqTo
一旦乙です
218 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/24(金) 22:10:40.11 ID:/0kWPleE0
――数日後――
足柄「にゃー、提督さん♪お久しぶりだにゃー」(スリスリ

提督「…………」

羽黒「…………」

提督「い、一体何があったんだ?」(ガクガク

羽黒「…女子力を上げたみたいです」

提督「明らかに女子力の方向性が間違っている気がするのだが」(ポロッ

羽黒「どこかに修行しに行くと行っていたんですけど……」

提督「修行か…」

提督「一体どこに行って……あっ」

羽黒「もしかして分かったんですか、どこに行っていたか?」

提督「…た、たぶんだが」(ユッサユッサ

足柄「にゃー、乱暴しないで欲しいにゃー」(ゴロゴロ

羽黒「ということはその人が女子力四天王のうちの一人と言うことですか…」(ブツブツ

提督「いや、そうかどうかは分からないが…というか女子力四天王ってなんだよ」



――同じ頃――
食事処鳳翔にて

鳳翔「足柄さん…私の教えた事で本当にいけてるのかしら」(なでなで

マシュマロ「みゃーぁ」

鳳翔「きっとこの子のようにすれば…なんて言ったかしら?ジョシリョクってものも上がるはずよね…そうだよねー♪」

マシュマロ「みゃー?」
219 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/24(金) 22:17:09.75 ID:/0kWPleE0
にゃーにゃー言ってる足柄………鳳翔さんの時ほどの感動は無いか…でも、足柄さんって結構美人さんだと思うのは僕だけ…なのかな?
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/24(金) 22:38:27.45 ID:Aty4+nldo
足柄さんは美人で可愛いお姉さんな感じ
ただしやるときはやる
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/24(金) 23:01:56.28 ID:bj+S8WXro
乙です
222 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/25(土) 22:20:49.99 ID:A0rgveb30
間宮「ほぉー、オシャレな店ですね」

間宮「………なんだか、申し訳ない気持ちになりますね」(テヘテヘ

提督「なに言ってるんですか、これくらいのお礼はさせてくださいよ」

間宮「い、いや…まさか、この歳になって誕生日プレゼントを貰えるなんて思っていませんでしたから」

提督「最初は僕だけで選んで渡そうと思っていたんですけど、間宮さんの欲しいものが分からなくて……」

間宮「いえ、私も自分の好きなものを選べる方が嬉しいですから」(トテタテ

提督「この店、この間瑞鶴たちと一緒に来たことがあるんです、結構いろんな物があるんで間宮さんも選びやすいかなぁー…って」

間宮「んー、やっぱり洋服ですかねぇ」(カチャカチャ

提督「早い…」(苦笑い


鳳翔「あ、あれ?提督…さん?」(私服

提督「あっ、鳳翔さん。奇遇ですね、お久しぶりです」

鳳翔「一人で買い物ですか?」

提督「えぇー、まぁ…その…」

提督「そ、そういえば鳳翔さんは何を買いに来たんですか、結構買っているみたいですけど」

鳳翔「あっ、私は…そのー…ちょっと洋服を…」(真っ赤

提督「へー、鳳翔さんも可愛らしい服を着るんですね」

鳳翔「そ、そんな///今時の若い女の子みたいなものは私には…」

提督「でも、そのカーディガンも凄くお似合いですよ」

鳳翔「そ、そういってもらえると…嬉しいですね」

間宮「提督さん、ちょっと見てくれますか…」

間宮「あっ、鳳翔さんも来てたんですか」

鳳翔「…間宮さん?どうして間宮さんも…」

間宮「実は…その恥ずかしながら今日は私の誕生日でして、提督さんが私に誕生日プレゼントを買ってくれるとおっしゃってくれたので、一緒に買いに来たんです」

鳳翔「誕生日…プレ……ゼント」

間宮「提督さん…どうですか?この服」(モジモジ

提督「あ、あぁ、凄く似合っていると思いますよ。華やかで」

間宮「えへへ。ありがとうございます」

鳳翔「………似合ってるんじゃないですか」(ブツブツ

提督「ゆっくり選んでもらって大丈夫ですから、お金のことも心配なく」

間宮「優しいですね、提督さんは。こんな私にも気を使ってくれて」

鳳翔「私にも優しくしてくれますし…」(
223 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/25(土) 22:41:15.15 ID:A0rgveb30
――後日――
食事処鳳翔にて
提督「あー、そのー…鳳翔さん?」

鳳翔「どうかしましたか?提督さん」

提督「い、いえ。その何だか機嫌が悪そうに見えましたから」

鳳翔「…………」(コンコン

提督「あー…えーっと…この間のあr」

鳳翔「どうぞ、こちらご注文の品です」(カタッ

提督「…ど、どうも」

鳳翔「大変、『お熱く』なっていますのでお気をつけください」

提督「…………」

提督「(なんだか凄く勘違いされてる気がするのだが…)」(ダラダラ
224 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/25(土) 22:47:07.96 ID:A0rgveb30
本日。十月二十五日は間宮さんの起工日となっていたのでこの話を投稿しました。艦むすの誕生日には毎回小話程度にしようと思います。

間宮さんと鳳翔さんの料理バトルとかも書いてみたいですね。後、鳳翔さんの登場が最近多くなっているのは気のせいではないと思います。これは第二ヒロイン候補かな?
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/25(土) 23:25:44.12 ID:L0BgPgAYo
乙です
226 :Ad12Q0</b> ◇Yb4CsRoB2Q<b> [saga]:2014/10/26(日) 19:57:01.49 ID:v66vJ6+W0
>>215は一旦置いといて…
今回は>>19を使わさせていただきます。遅くなって申し訳ない

小話――鈴谷編
鈴谷「提督に寝起きドッキリ?それ、鈴谷が仕掛け人ってことでいいの」

青葉「はい!艦隊一のおてんば娘こと鈴谷さんにここは一つお願いしたくて」(カチャッ

鈴谷「な、何よそのあだ名…でも、そんなの撮って何に使うわけ、テレビにでも流れるの?」

青葉「まぁー、色々と使いようがありましてですね…ハハッ」

鈴谷「……ふーん、いいよ、面白そうだし手伝ってあげる。青葉ちゃんがカメラマンでしょ」

青葉「はい、カメラ撮影。企画。運営。全てこの青葉が担当です」

鈴谷「…で、いつするのドッキリ」

青葉「えぇーっと、早速で悪いのですが明日の早朝にお願いできますか」

鈴谷「オッケー…後、あたしはどんなドッキリを仕掛けるわけ?鼻クワガタとか?バズーカ砲とか?」

青葉「それは明日のお楽しみということで」(ニヤニヤ

鈴谷「いいじゃ〜ん別に。明日になったらわかることなんだから〜」(ツンツン

青葉「まぁでも、鈴谷さんが想像している物よりも、もっと過激な物であることに違いないですかね。下手したら司令官が失神しちゃうレベルですから」

鈴谷「…何それ、ちょっと怖いんだけど」
227 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/27(月) 22:52:50.60 ID:sAesP/Jc0
青葉「鈴谷さん、起きてください」(ユッサユッサ

鈴谷「んー…?あれ青葉ちゃんじゃん…どうしたの、こんな時間に…」

青葉「なに言ってるんですか、忘れたんですか。昨日の約束?」

鈴谷「………あっ、そうだったぁー。ゴメンゴメン、忘れてたわ」(ゴソゴソ

青葉「お願いしますよ、今日の主役は鈴谷さんなんですから」

――少女準備中――

青葉「あー、すいません。今回はこちらで衣装を用意していますので、そっちでお願いできますか」

鈴谷「えっ…衣装って私の衣装は別に関係なくない?」

青葉「そんな事ないですよ、鈴谷さんの衣装は今回のドッキリに最重要なんですから」

鈴谷「ど、どゆこと?」

青葉「まあ、それは追々お話しますので、どうぞこちらに」(カチャッ

――少女移動中――

青葉「…どうですか、気に入ってくれました

鈴谷「いやいやいやいや、ちょっ、ちょっこれはさすがにまずいって言うか、恥ずかしすぎるっていうか」(マイクロビキニ着

青葉「あー、なるほど。分かりました、鈴谷さんはもっと面積が小さいのがよかっt

鈴谷「ぜんっぜん、そんな事言ってないんですけど!っていうかマジで何なのよコレ、これでドッキリ仕掛けろとかマジでごめんだからね」

青葉「えぇー、昨日は快く引き受けてくれたじゃないですかぁー」(パシャッ

鈴谷「だ、だって内容聞かされてなかったし…」

青葉「大丈夫ですよ、鈴谷さんスタイルいいですから綺麗に写りますって」(パシャッ

鈴谷「と、ととにかく。私はやらないから!」

青葉「うーん…どうしてもやりたくないとおっしゃるのなら……使いたくはなかったですが最終手段を出しますか………」(ゴソゴソ

<ピラッ

鈴谷「…ちょ///こ、こ、この写真」

青葉「いやー、乙女ですねー。鈴谷さん、こんなに夢中に嗅いじゃって」(ニヤニヤ

鈴谷「やめて!返してよっ」(パッ

青葉「ふふっ、別にいいですよデータならパソコンに入っていますからいつでも取り出せますし」

鈴谷「…くっ…青葉ちゃんは腹黒いと思っていたけど………ここまでとは」

青葉「取引ですよ…鈴谷さんが今回のドッキリに参加してくれたらデータは消して差し上げます…」

鈴谷「で、でもどうせ今回も写真を撮るんだったら、変わらないんじゃ」

青葉「あぁー、なら今からこの写真皆に見せようかなぁー」(棒読み

鈴谷「…………」

青葉「あー、そうだー。どうせならついでにホームページにも載せようかなぁー」(ニヤ

鈴谷「…うっ…ううっ」

青葉「大丈夫ですよ、今回撮影した映像、写真は乱用しませんから…絶対です」(ボソッ

鈴谷「…約束してよね…マジで」

青葉「はいっ!この青葉に二言はありません」(ピシッ
228 :Ad12Q ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/27(月) 22:55:54.99 ID:sAesP/Jc0
なんだかんだで小話じゃなくなってきていますが、もう少し続く予定です。

青葉のキャラが腹黒に変わりました
(なんだか射命丸に似ている気が……
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/27(月) 23:00:11.19 ID:9dqNBKM9o
乙です
230 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/29(水) 23:05:13.95 ID:uBudaVaM0
青葉「しれいかーん…寝てますかー…」(ツン

提督(スピィー……

鈴谷「あぁ///もうほんっと恥ずかしいんだけどこの衣装……」(マイクロビキニ着

青葉「これだけグッスリならある程度は行けそうですね」(ニヤニヤ

鈴谷「…もうやだ、この人…」

青葉「それじゃあまず、そこに座ってもらえますか」(カチャカチャ

鈴谷「……ドッキリという言葉に釣られた私がバカだった」

青葉「……まあ、予行練習ですよ。予行練習…ほらっ早くしないと翔鶴さんが来ちゃいますよ」(カチャカチャ

鈴谷「わ、わかってるってよ」(ストン

鈴谷「(提督の前でビキニって…恥ずかしすぎる…)」

青葉(パシャパシャパシャ

青葉「はーい、それじゃあ次は司令官の布団の中に入ってくれますかー?」

鈴谷「……それなら衣装も関係ないじゃん」(ボソッ

提督(クカァー

鈴谷「(……起きませんように起きませんように提督が起きませんように!)」(ゴソゴソ

鈴谷「――んっ、くぉぉぉぉ――…」(声にならない叫び

鈴谷「ち、近い、顔超近い、あ、青葉ちゃん。一旦ストッ――」(赤面

青葉「ああー、ダメですよこんなシャッターチャンス逃せません!」(連写

提督「…んっ…んあー」(さすりさすり

鈴谷「ヒイッ」(ビクッ

提督「……んぅ……」(スピィー

鈴谷「…もうマジ限界…」(ゴソゴソ

――撮影開始から三十分経過――

青葉「いやぁー、素晴らしい写真かできそうですよ。ホラッ見てください」(チラッ

鈴谷「別に見たくないっつーの」

青葉「そうですね…まぁ、できればもう少し撮りたいのですけど…時間も時間なんで今回はここまでで良いですかね」

鈴谷「ま、マジで?」(キラキラ

青葉「……あっ、すいません。忘れてました今回の目的はドッキリでしたね」

鈴谷「ドッキリって…今さら何するのよ、道具もないみたいだし」

青葉「それじゃあ鈴谷さんここに立っててもらえますか」

鈴谷「こ、ここ?」

青葉「はーいハイハイ…力抜いてくださいねぇ」(カチャッ

鈴谷「えっちょっと、何す――」

青葉(ドンッ 鈴谷「へっ?」

<ポヨンッ

提督「…フゴッ…フゴゴ!?」

鈴谷「…………」青葉「…………」(スチャッ

鈴谷「キャァァァァァァァァァァァァァァ!!!」(バタバタ

青葉「ウォォォォォォォォ!!!」(パシャパシャパシャァー

提督「フゴゴゴゴ…フゴッフゴフッ…柔らか…グフッ…マシュマロ…みたい…フゴゴッ」

鈴谷「な、なにしてんのよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
231 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/29(水) 23:07:21.41 ID:uBudaVaM0
これで鈴谷編は終了です。少し雑になってしまったかもしれませんがお許しを……

鈴谷の胸に挟まれて窒息死ができるのなら本望です。
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/29(水) 23:31:01.46 ID:HSxemDnXo
乙です
233 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/30(木) 22:42:17.47 ID:udsKBDpt0
「「「「トリック、オア、トリートー」」」」」

提督「おう、よく来てくれたな」(ガサゴソ

島風「お菓子くれなきゃイタズラしますよー、にひひー」

提督「島風のイタズラはヤバそうだからおとなしく渡すよ…はいっ」

島風「おうっ」(魔女っこ

電「ありがとう!…なのです」(黒マント

初雪「んっ、ありがと」(布団

提督「…うん、赤城も来たのか?」

赤城「タダで飯がもらえると聞いてやって参りました!」

提督「……これくらいか?」(パッ

赤城「ありがとうございます、提督。」(パクっ

提督「………」

赤城「お邪魔しました」(バタンッ

<……………

提督「…来年からもう少し在庫を増やすか…」
234 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/30(木) 23:29:42.30 ID:udsKBDpt0
ビスマルク「あなたもマメね、毎年準備しているの?」(秘書艦

提督「んー(ガサゴソ まぁー、一応それなりに来るからなぁ…こっちも準備して待っておかなきゃ、どれだけ要求されるか…わからないし…っと」(ドサッ

ビスマルク「…ふーん、大変ね」

提督「まぁな…よしっ、それじゃあ次が来るまで仕事、仕事」(カリカリ

ビスマルク「………」(ジィー

提督(カリカリ

ビスマルク「ねえ、提督…」

提督(カリカリ

ビスマルク「……トリック、オア、トリート」(ギュゥ

提督「…んぅ?」

ビスマルク「私にも頂戴よ…それ」

提督「なんだ、ビス子も欲しかったのか……ほらっ」

ビスマルク「…Danke」(パッ

提督「予想外だったな」

ビスマルク「な、なにがよ」

提督「ビス子の事だから『ふんっ!こんな子供だましみたいな行事で浮かれちゃって!情けないわね』とか言うと思ったんだが…」(カリカリ

ビスマルク「べ、別に良いじゃない//私が嬉しそうにしてるのがそんなに気にくわないわけ!」

提督「違う、違う…いや、ほらっ。こうして見るとビス子もだいぶ馴染んでくれたなーと思ってね、この鎮守府に」

ビスマルク「…ふんっ//私を満足させたいならもうちょっとましな提督と、艦むすと、お菓子を用意することね!そしたらもっともぉーと活躍するんだから!」(ハムッハムッ

提督「へいへい…相変わらずですねー、ビス子さんは」(カリカリ
235 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/10/31(金) 23:40:33.97 ID:xV4lV7Ju0
十月三十一日―ハロウィン

提督「すまんな…ハロウィンにも関わらず秘書艦を担当してもらって」

翔鶴「なにいってるんですか、私は別にハロウィンだからと言って特にいつも通りの一日ですよ」

提督「いや、その…翔鶴もここ最近忙しそうだったからな、今日くらい、秘書艦は休んでくれても――」

翔鶴「だーかーらー、私にとって今日は特別でもなんでもないですってば。こうやって提督と二人で楽しく過ごせれば何も望みませんから」

提督「…なんだ、嬉しいこと言ってくれるな」

翔鶴「えへへ…まぁ、その提督がぁ、どうしても今日を特別な日にしたいっておっしゃるのなら…翔鶴は大丈夫なんですけどぉ」(指ツンツン

提督「…………」(カリカリカリカリ

翔鶴「んもー、聞こえているのに無視はひどいですよ、コッチは恥ずかしいの我慢して言っているんですよ//」

提督「なら言わなければよいものを……」

翔鶴「それとこれでは話が違いますよ」(ポスッ

提督「…秘書艦のしごと
236 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/11/01(土) 00:04:32.26 ID:jXlhA3cO0
すいません切れてしまいました

提督「…秘書艦の仕事をするんじゃなかったのか」(ニヤニヤ

翔鶴「まあ、今日は私にとって特別な日でなくともハロウィンですから少しくらい、良いじゃないですか」(ムスッ

提督「まあ、翔鶴がこれでいいのなら構わないがな」

翔鶴「提督の匂いは癒されますねー、ハロウィンよりもコッチの方が断然良いですよ」

提督「…………はぁ」(カリカリ

翔鶴「提督も少し休憩なさったらどうですか?お疲れでしょう」

提督「いやっ、別に俺は大丈夫」

翔鶴「ほらほら、今日は特別に翔鶴が添い寝してあげますから」(グイグイ

提督「お、俺は大丈夫だから翔鶴が休んでくれよ」

翔鶴「いいじゃないですかぁー」(スリスリ

<コンコンッ 翔鶴(ビクッ

<ガチャッ
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/01(土) 22:55:13.78 ID:xeyPK2Xyo
乙ー
238 :Ad12Q0</b> ◇Yb4CsRoB2Q<b> [saga]:2014/11/02(日) 20:12:30.34 ID:BkXuaPwX0
更新遅れました

加賀「失礼します」

提督「あぁ加賀くんか、どうした?お菓子ならいくらでもあるぞ」(ドサッ

加賀「……いえ、提督にお会いしたいというお客様がお見えになりましたのでその報告です」

提督「ん?こんな時にいったい誰だろう」(ガタッ

翔鶴「提督、私もついて行きます」(スタッ

提督「いや、翔鶴はここに残っていてくれ」(スタスタ

<ガチャッ

翔鶴「あうぅ…提督ぅ…」(ポツーン

加賀「…翔鶴、服が少し乱れているわよ身だしなみくらいきちんとしなさい」

翔鶴「あっ、す、すいません…」

加賀「全く、提督もこんなにお菓子を買って…全部消費れひなはっはらどうふるのでひょうら…」(モグモグ

翔鶴「……食べるんですね…結局」

加賀「んっぐっ…美味しいですね、さすが提督と言ったところでしょうか」(モグモグ
239 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/11/04(火) 22:46:21.96 ID:MNii8qnU0
提督(テクテク

提督「確か、ここに来ていると聞いたが…」

提督「…失礼。遅くなっ(ガチャッ

他提督「トリック、オア、トr
<バンッ!


提督「………」他提督「………」

他提督「ちょ、ちょっと、待って何でそんなすぐに閉めちゃうわけよ!お姉ちゃんが来たんだからもう少し歓迎してくれたって良いじゃない!」(ガチャガチャガチャ

提督「………」(グググ

――五分後――
提督「…来るのなら連絡の一つしてくれたら良かったのに」

他提督「あれっ、私連絡してなかったっけ?」(モグモグ

提督「………まあ良いけど、それで一体何のようだよ」

他提督「美味しい…」(モグモグ

提督「人の話を聞けぇ…」(ギギギィ

他提督「ご、ごめんごめん悪かったわよ」(カチャン

提督「まぁどうせ、ハロウィンパーティーでもしに来たんでしょ姉ちゃんのことだし」

他提督「違うわよ、いくらこの私でもそんなことしている暇なんてないわよ」

提督「じゃあ、その衣装は?」

他提督「これは雰囲気作りよ」(血糊ナース服

提督「何の?」

他提督「ハロウィンの」

提督(…ギギキ

他提督「違う違う別にハロウィンパーティーをしに来たわけじゃないって、本来の理由はちゃんとあるから」(ガサゴソ

提督「(ならなぜナース服を着てきた…)」

他提督「はいっこれ」(バンッ

提督「…チケット?」

他提督「そっ、貰ったのよ。私あんまり音楽鑑賞とかに興味ないからあげるよ、うちの艦むすも興味ないって言ってたし」(モグモグ

提督「…まあ、ありがたく頂戴するよ」

他提督「今度代わりに私にも何かプレゼントしなさいよね」

提督「大丈夫、姉ちゃんが結婚したらご祝儀いっぱいあげるから」(ニヤニヤ

他提督「……コイツ…」(ギリギリ
240 :Ad12Q0</b> ◇Yb4CsRoB2Q<b> [saga]:2014/11/06(木) 20:35:06.18 ID:0UPLhIhA0
更新遅れました

小話――ビス子と翔鶴

ビスマルク「グーテンターク!大丈夫だから下ろしなさいよ!恥ずかしいって」(ジタバタ

提督「ダメーだ、怪我してるやつを放っておけるか」

ビスマルク「何よ!これくらいカスリ傷ていどだってさっきから言ってるじゃない」

提督「カスリ傷だろうが何だろうが怪我したことには代わりないだろ、あんまり暴れると傷口が開くぞ」(ズイッ

ビスマルク「一々騒ぎ立てる必要もないじゃない…」(ムスゥー



瑞鶴「最近仲いいよね〜、あの二人」

翔鶴「………」(ポォー

瑞鶴「…あれっ、翔鶴姉?」

翔鶴「………」(ポォー

瑞鶴「もしもーし、もしもぉーーし!」

翔鶴「あぁ…瑞鶴どうしたの?そんなに大きな声だして」(カクカク

瑞鶴「翔鶴姉の方こそどうしたのよ、提督とビスマルクさんがイチャついてるのが衝撃的すぎた?」

翔鶴「……別に、そんなことないわよ」(棒読み

翔鶴「たまたま提督がたまたま怪我したバカをたまたまおんぶして、たまたまイチャついていただけじゃない。提督との絆なら私のほうが築き上げてるし何も心配する必要はないわ、あっそうだったテイトクノオベントウヲトドケナクチャ、チョットマッテテネスグモドルカラ…」(カクカク

瑞鶴「………」

翔鶴(カクッカク

瑞鶴「…提督も大変だな〜、尊敬するわ」

<翔鶴、大丈夫か真っ青だぞ
<あぁーナンデモナイデスヨーアハハハ、オベントウドウゾ〜
241 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/11/06(木) 21:09:52.84 ID:0UPLhIhA0
翔鶴は美乳、ビス子は巨乳、瑞鶴は貧乳
異論は認める
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/06(木) 21:56:50.88 ID:nhjhT7Pao
乙です
243 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/11/09(日) 08:45:30.93 ID:KZS+L3XA0
更新遅れました

<…………
提督(テクテク

提督「(すっかり遅くなってしまった…まだ執務も残ってるのに…)」(ため息

提督「(姉ちゃんの人使いの荒らさは相変わらずだったな……)」(ふらふらぁ

<ドンッ
???「キャッ!」(ドテンッ
提督「うおっ…」(フラッ

提督「す、すみません。大丈夫ですか」(スッ

???「いたたた…だ、大丈夫ですこちらが謝らなければいけないところですから」(ピンッ

提督「…………」

提督「(綺麗な方だ…)」

???「す、すいません少し急いでいますので…それじゃあ」(ペコリ

提督「…………」(ポォー

翔鶴「提督…何してるんですか」(ムスゥ

提督「うおっ、何だ翔鶴か…脅かさないでくれよ」

翔鶴「若くて美人な女の子が気になって私のことなんて気にもしなかったんですよねハイハイ」

提督「………まぁ気にならなかった訳じゃないがな」(スタスタ

翔鶴「あぁ、そうやってまた言い逃れ…って、えっ?」
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/10(月) 00:49:09.62 ID:53iAqPweo
乙ー
245 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/11/10(月) 22:37:58.24 ID:h5AIevnf0
小話――北上編

北上「んっ…くぅぅー………」(プルプル

北上「はぁ…ダメだ…届かない」

提督「何だ北上、どうした?」(覗き

北上「んぉ!提督じゃんちょっとこっち来てよ」

提督「あぁ…どうした一体?」

北上「ちょっとあそこの段ボール取ってくれない、私の背じゃ届かないんだよ」(ジャンプジャンプ

提督「あれか?よっ…と。ほらっ」(パッ

北上「おぉーさっすが提督だてに背が高いだけじゃないね」

提督「い、嫌みかそれは」

北上「やっぱり私も男と付き合うなら提督くらいの背は欲しいね、うんうん」

提督「なんだ、それなら俺と付き合えばいいじゃないか俺はいつでもフリーだぞ」(ニヤニヤ

北上「いやぁー…球磨姉が黙ってなさそうだから遠慮しておくよ」(チラッ

球磨(グッスリ

北上「後、提督と付き合うと色々とめんどくさそうだし」(キッパリ

提督「なんだ…ぶれないな北上のそういうキャラは」

北上「ほいほい!自分の職場に戻った戻ったぁー仕事だよー」(ズイズイ

提督「…よ、呼び出したのは北上の方じゃないか」(ズリズリ

北上「ほいーお仕事頑張ってー」(エイッ

<バタン

北上「…よっ」(ドサッ

球磨「クマァー…今提督の匂いがしたクマー」(ムクリ

北上「げっ、球磨姉…お、おはよう」

北上「(匂いで識別してるのか、この熊…恐ろしい)」

球磨「気のせいか…クマッ」
246 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/11/10(月) 22:43:45.97 ID:h5AIevnf0
北上さんのあの面倒くさそうなキャラは好き。北上さんのスカートから見える柔らかそうな太ももはもっと好き。すりすりしたい
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/10(月) 23:02:13.64 ID:Eg0utQb7o
乙です
248 :Ad12Q0</b> ◇Yb4CsRoB2Q<b> [saga]:2014/11/13(木) 20:01:43.36 ID:mje6srxp0
度重なる更新ペースの低下…申し訳ございません

十一月十一日 ポッキーの日

提督「えー、皆。おはよう。今日は十一月十一日…っえ?『今日は十一月十三日』だって?おいおい今日は十一日だぞ、何寝ぼけてるんだ」

翔鶴「(やっぱり避けては通れないわよね…)」

提督「まず今日の予定を説明する出撃班はキス島沖の警備と共に練度の上昇。疲労が出てきたら無理せず休んでくれ。被害を受けた艦はすぐに入渠。詳しい内容は後で説明する」

瑞鶴「(翔鶴姉ほんとにやる気なのかな…それなら私もいい…よね)」(チラッ

提督「遠征班は東京急行、海上護衛任務、長距離遠征。この三つを重点的に三班に分かれて行う。」

加賀「(大胆に!大胆に!大胆に!赤城さんの言葉を信じるのよ)」(グッ

提督「以上。解散してくれ」

翔鶴瑞鶴加賀「(十一月十一日…ポッキーの日…ポッキーゲーム!)」



『ポッキーゲーム』
2人が向かい合って1本のポッキーの端を互いに食べ進んでいくゲーム。勝敗はその時々によって違うが、相手に近づけば近づくほど高得点。だが、ノルマ以下の地点で折ってしまったり(二人で半分以上食べることがノルマとされる事が多い)、距離を見誤って相手とキスしてしまったりするとその時点で負けとなる。この場合のキスは「事故」とも。 一般的には罰ゲームとして採用されるものである。

しかし彼女たちの目的は言うまでもなく提督とのキスである。

続く


249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/13(木) 21:11:58.16 ID:BSEY5D2Xo
乙です
250 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/11/13(木) 21:37:00.06 ID:mje6srxp0
食堂にて

提督「………」(モグモグ

島風「ねえービス子ードイツ料理まだ食べさせてくれないのー、ねえねえー」(ユサユサ

翔鶴「………」

ビスマルク「今なに作るか考えてる途中だからもう少し待ちなさいよ。っていうか私のことはビスマルクさんと呼びなさいよ!何よビス子って私はあんたの手下か!」

瑞鶴「………」

島風「だって…提督はビス子って呼んでるし…」

加賀「………」

ビスマルク「そ、それは///特別に私が許可を出してあげたからよ。特別にね」(フンッ

提督「いやぁー許可なんてもらった覚

ビスマルク「う、うるさい!提督は黙ってて!」

翔鶴瑞鶴加賀「………」(ジィー

翔鶴瑞鶴加賀「(無理だ!)」

翔鶴「(む、無理よ提督とポッキーゲームなんて。そんなの『私とキスしてください』って言ってるようなものじゃない恥ずかしすぎるわ)」

瑞鶴「(しょ、翔鶴姉が動いたら私も動く…)」

加賀「(た、タイミングよ、タイミングが重要なのよ…チャンスは提督と二人っきりになったときよ)」

島風「…そうだ提督。今日ってポッキーの日だよね」(モグモグ

翔鶴瑞鶴加賀(ビクッ

提督「ん?あぁーそう言えばそうだな、すっかり忘れてたよ」(モグモグ

ビスマルク「ふふん、私知ってるわよ確か11月11日の1がポッキーに見えるからそう呼ばれてるのよね」

島風「…にひひぃー提督、このご飯食べ終わったらポッキーゲームしようよ」

翔鶴瑞鶴加賀(ガタッ

翔鶴「(嘘…私が半日言いたかった事をこんなにあっさり…島風ちゃん)」

瑞鶴「(しょ、翔鶴姉。先越されちゃうよ!)」

加賀「(…大丈夫よ…提督は雰囲気を大事にするからこんな所で易々とするわけないわ)」

提督「ふふーん、ポッキーゲームか…いいな面白そうだし」

翔鶴「…………」(ビキッ
瑞鶴「…………」
加賀「…………」

ビスマルク「何よ面白そうなゲームね、私も混ぜてよ」(ズイッ

提督「ビス子ルール知らないだろ、知ってたらそんな事言うやつはいないぞ」(ニヤニヤ

翔鶴(ツカツカツカ

提督「あれ?翔鶴どうしたそんなに怖い顔してぇー」(フラフラ

翔鶴「提督?後で私の部屋に来てもらっても良いですか?」(ビキビキ

瑞鶴「…私知らなーい」
251 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/11/15(土) 23:28:12.81 ID:yfgb6HBx0
全国の艦これファンの皆様こんばんわ
遂に艦これ秋イベ始まりましたね、今回の目標はEx海域の制覇です。野分ちゃん可愛いんじゃー、あの真面目キャラはいいんじゃー
…司令レベル79の私にはちょっときついかもです

後、今回の秋イベ司令レベル79だったらちょっとは接待編成だろうと思っていたらたぶん100
オーバーの人と変わらない感じ…
無理じゃね今回

雑談みたいになってしまいましたが明日は本編の方の更新をしたいと思います

どうか秋イベ挑戦者全員に幸運が訪れますように

252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/15(土) 23:50:03.89 ID:Y5t0hkFZo
乙です
253 :Ad12Q ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/11/16(日) 14:20:43.93 ID:bZKNfz/u0
小話――特別編

提督(ジィー

翔鶴「てーとく?何見てるんですか」(コトッ

提督「あぁ、ちょっと気になる情報が出ててな…ほらっ」

翔鶴「…ふむふむ、新しい艦むすさんですか」

提督「ついこの前実装されたらしいくてな、今届いたんだよ」(ずびずび

翔鶴「秋月、野分、朝雲…ぷりんつおいげん?この艦って確かドイツ艦ですよね…海外艦が何で日本なんかに」

提督「いや、詳しい事はよくわからん…聞いた話によるとどうしても会いたい人を探しに日本に来たらしいが…」(コトッ

翔鶴「探し人ですか…いいですねロマンチックで」(回収ー

提督「そうか?」

翔鶴「わざわざ海外から来るなんてよっぽど大切な人何ですよ…はぁー素敵ですねぇ」(キラキラ

提督「…………」(カリカリ

翔鶴「…でもドイツ艦ですよね…まさか探し人があの戦艦…な訳ないですね、あんな奴探しにわざわざ日本に来ませんよね!」

提督「…た、たぶん違うとは思うが…どうだか」

翔鶴「だ、大丈夫です!例えどんな方が来ようと提督は私が守りますから」

提督「いやいや、俺命狙われるようなことしてないからな」
254 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/11/16(日) 15:20:33.78 ID:bZKNfz/u0
ビス子さんとオイゲンの逆3…
もうこれはオイゲンの薄い本増加待ったなしですね!!…………………ねっ!!

255 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/11/19(水) 18:56:53.44 ID:o1kIBF0F0
全国の艦これファンの皆様こんばんわです。
これから更新が途絶え途絶えになると思います。今でさえまったり更新で申し訳ありません


e-3突破したぞぉぉ!………プリケツ可愛いんじゃ……

ふぅ…
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/19(水) 20:28:10.97 ID:w9n5wRkUo
了解
257 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/11/20(木) 22:00:50.82 ID:uVrNfTGN0
食事処鳳翔にて

鳳翔「んぅー…しょっと」(ドサッ

マシュマロ「にゃにゃー」(ぐるりっ
提督「どうしたんですか?その荷物」(なでなで

鳳翔「今日仕入れてきた魚です。提督さんが来るときいていたので今日一番の物を残しておきましたよ♪」

提督「そんな、わざわざありがとうございます」(ペコリ

鳳翔「うふふ、コッチが勝手にやってることですから気にしないでくださいね」

提督「…鱈(たら)ですね。今が旬の美味しい魚」

鳳翔「さすがですね。よくご存じで」

提督「いえ、そんな偶然ですよ」

鳳翔「じゃあ提督さんも知らない豆知識を一つ」

鳳翔「『たらふく』と言う言葉は知っていますよね、腹いっぱい食べるという意味の。そのたらふくは漢字で書くと『鱈腹』って書くんですよ」

提督「ほうほう」

鳳翔「それで、その語源は鱈の貪欲な食欲から来ているんですよだから『鱈腹』…まぁ他にも説はあるんですけど」

提督「へぇー知らなかったですね。それで今日はそんな貪欲な食欲を持つお魚をどう調理してくれるんですか?」(フキフキ

鳳翔「はい。今日はこれでたらちり鍋を作ろうかなぁー…って思ったんですけど…どうでしょう?」

提督「良いですね、体も温まります。是非お願いしたいです」(キラキラ

鳳翔「お任せください」(ピッ

マシュマロ「にゃーん…ん」

鳳翔「もちろん、マシュマロの分もつくってあげるにゃー」(なでなで

提督「いいなぁマシュマロは毎日豪勢な物食べられて羨ましいよ」(なでなで

鳳翔「あらっ?そんなこと言ったら翔鶴さんと間宮さんに怒られますよ、せっかく作ってあげたてるのにあぁー可哀想に」

提督「い、いえ。そういう意味じゃなくて…そのー……」

鳳翔「冗談ですよ、じょうだん♪」(カチャカチャ

<カランカラーン

258 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/11/23(日) 01:21:50.17 ID:+JkRXfJv0
真夜中の更新

小話――隼鷹編

隼鷹「いやぁーあったけぇーい…ってなんだ提督も来てたのかよ」(ズケズケ

提督「おぉ隼鷹か。一人で来たのか?」
鳳翔「あら隼鷹さん、また来てくださったんですね」

隼鷹「…まぁ立ち話も何だから座らさせてもらうよ」(ストンッ

提督「そんなわざわざ俺の隣に座らなくてもいいだろ」

隼鷹「何言ってんのさ、提督が隣じゃなきゃ誰に酒を注いでもらうんだよ」

提督「…いやその理屈はおかしい気がするが」

鳳翔「隼鷹さんも提督とご一緒でいいですか?」

隼鷹「そうだねぇー…まっ…いいよ、もちろん提督は頼んでないであろうから酒は追加で」

鳳翔「それじゃあ今夜は鍋なので一緒にしちゃいますね」(トントン

隼鷹「いいねえ。お鍋♪お鍋♪」

鳳翔「はい、先にお酒を出しときますね」(ストン

隼鷹「おっ!待ってましたぁ…」(コトコト

提督「…全く、酒が飲めない俺にはわからない世界だよ」

隼鷹「いやいや……提督は人生の九割は損してるね、この美味しさがわからないなんてほんっと可哀想だよ」

提督「味が嫌いと言う訳ではないのだがな…どうも苦手だ」

隼鷹「…はいっそれじゃあ提督。今日も一日お疲れさんっ」(カンッ

提督「おう、お疲れ」(カンッ

隼鷹「…んっ…カァァァ!やっぱ酒はうめぇなぁ。サイコー」(ブンブン

提督「…美味しそうに飲むよなぁ…見てて気持ちがいいよ」

隼鷹「ん?そうか」

提督「今日はあれだけ出撃してくれたのに凄いよ」

隼鷹「何だ出撃ってそんな大した量じゃないよ……それに提督の指揮があったおかげで怪我もしてない」

提督「お、俺はそんな大したことはしていないだろ…たまたま隼鷹が無傷だっただけで」

隼鷹「提督も無理はしないでくれよ…皆心配してるからさ…何かあったら話くらいは聞いてあげられるから」(コトコト

提督「…な、何だよそんな突然真面目に語り出して」


隼鷹「……………」


隼鷹「…もちろん提督を助けた時の報酬はお酒で宜しくな一升瓶で!」(ケタケタ

提督「…ですよねー」
マシュマロ「にぃーやー」

259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/23(日) 10:03:55.95 ID:EjjutT0Vo
乙ー
260 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/11/27(木) 00:27:22.31 ID:J1+IYzZm0
次更新できるのは土曜日になると思います
遅れてしまい本当に申し訳ございません


オイゲンたん可愛いよハァハァ
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/27(木) 00:51:41.61 ID:GMItT6h+o
了解
262 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/11/27(木) 23:06:57.66 ID:J1+IYzZm0
よし!土曜日と言ったなあれは嘘だ


『次は――、――です。お降りの方は一両目。一番前のドアからお降りください』

一両目
提督「……」(うとうと…

提督「(うむ、やはりこの何とも言えない心地よさ…気を抜くと眠ってしまいそうだ)」

提督「(それに今日はは人も少ないし…悠々と座っていられるな)」(モゾモゾッ

提督「……」

提督「……静かだ」


<ガタンゴトンッガトンゴトンッ

二両目
舞風(ポリポリポリポリ

野分(ペラッ

舞風「…野分も食べる?ポッキー」

野分「うん。一本頂戴」(スッ

舞風「ねぇねぇ野分。あとどれくらいかなぁ?」

野分「…後二駅だから…十分くらいじゃないかな」

舞風「明るい鎮守府だったらいいなぁ♪後、提督が優しい人!」

野分「そうだね…私は最初の配属先だからそういうのよくわからないけど…舞風と一緒だったらそれでいいよ」(ペラッ

舞風「ほぉーう!やっぱ野分はいいこと言ってくれるね!お礼にポッキーもう一本あげまーす」

野分「…ありがと」

舞風「はっやっくあたらしっい鎮守府っにいっきたいなー」(ルンルン

野分「…………」(黙々

舞風「…あれっ?野分もしかして緊張してるの?」

野分(ギクッ

舞風「大丈夫だよそんなに怖いところじゃないから」(キッパリ

野分「だ、だって私は初めてなんだし。緊張するわよ」

舞風「リラーックス、リラーックス。提督も他の艦娘もいい人に決まってるし」

野分「…本当?」勘!」

野分「…だよね」

『次は宿毛湾、宿毛湾です。お降りの方は一両目、一番前のドアからお降りください』


続きます
263 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/11/29(土) 20:31:20.00 ID:DZbjmQoT0
舞風「野分ぃ!着いたよ!早く行こっ」

野分「わかってるわよ。…はいっ舞風の分の荷物」(パッ

舞風「えぇー!私のカバン重いから野分が持ってよ」(ブツブツ

野分「舞風が余計な物ばっか持ってくるのが悪いのよ」(トコトコ

舞風「………むぅぅー」

野分「ほらっ文句ばっか言ってないで地図貸して地図」(スッ

舞風「えっ?野分に渡したじゃんさっき電車の中で」(しれっ

野分「…えっ?」

舞風「だから私持ってないよ」

野分「……本当に?」

舞風「うんっ」

野分「………」

舞風「ん?どうしたの野分?トイレ?」

野分「いやトイレじゃないけど…私知らないよ鎮守府までの道のり」(ガクガク

舞風「……珍しいね野分が物無くすなんて。うん」

野分「だから私無くしてないって!舞風が電車においてきたんでしょ!」

舞風「だから野分に渡したって。もう頑固な子なんだからプンプンッ」

野分「今日中に着任予定なんだよ!ねぇっ!後、そのプンプン言うやつ止めて」(ユッサユッサ

舞風「だ、大丈夫だよ野分、落ち着いて落ち着いて…こういう時は踊って気をm

野分「紛らわせないわよ!」

舞風「ほ、ほら行き方が分からないなら誰かに聞くとか色々方法があるじゃない」

野分「…………誰に」

舞風「えぇーと…あの人とか?」(ピッ

野分「…何か恐そうじゃない?あの人(ボソッ」

舞風「だってあの人しかいないし…」

野分「それもそうね…聞くしか無さそうだわ」

舞風「でしっしょぉーやっぱり舞風は天才だね」(フンッ

野分「舞風が無くさなかったらこんな事にはならなかったわよ」(トコトコ

舞風「だーかーら私じゃないって」

野分「…あの、すいませんちょっといいですか」


提督「はいっ?」(クルッ

続きます
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/29(土) 21:31:18.18 ID:H+xMkKxQo
乙です
265 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/11/30(日) 09:10:07.38 ID:MEPsIuEU0
野分「すいません、この地域に住んでる方ですか?」

提督「そうだよ。もしかして道案内かな」

野分「あっはい。えっと鎮守府の場所って分かりますか」

提督「あぁ知ってるよ」(ニコッ

野分「そしたら鎮守府近くにある美味しい料理屋さん知ってますか?」

提督「…鎮守府近くか…あては一つしかないけどそこまで連れていけばいいかい」

野分「い、いえそこまでの道のりさえ教えてもらえれば」

提督「いや僕もこれから君たちと同じ方面に用があってね、それにここからだと歩いて四十分はかかるから道も教えづらいし……ダメかい?」

野分「……あ、ありがとうございます!それじゃあ友達も連れてくるのでちょっと待っててもらえますか」

提督「別に僕は急いでないから焦らなくていいよ」


野分(トンッテッタトンッテッタ…


舞風「どうだった野分?行けそう?」

野分「うんっ!鎮守府までの行き方知ってたみたいだし、それとそこまで連れていってくれるって」(ニコニコ

舞風「いやぁ世の中いい人もいるもんだねぇ…舞風の目に狂いは無かった」(うんうん

野分「ほらっ変なこと言ってないで待たせてるから早く来て」(グイッ

舞風「うわっ…これ重いんだから待ってよ野分」(ズンッ


<トンッテッタトンッテッタ…


野分「…すいませんお待たせしました」(ペコリ

舞風「…ぐおぅっ!…おめぇ…」(ズリズリ

提督「だ、大丈夫かい…そのカバン持つよ」

舞風「ほ、本当?いやっ助かります…最近足腰が弱くて…恐いですねぇ年をとるって」(パッ

野分「そ、そんな…結構です。そこまでしていただいたらご迷惑をおかけします」

提督「女の子がこんな荷物を持つのは不憫だ、それに僕が好きでやってる事だから」(ヒョイッ

舞風「そうだよ…それにあのまま荷物持ってたら私死んでたかもしれないんだよ?私が死ぬのとこの人に荷物をもってもらうのとどっち正しいか猿でも分かるよ嬢ちゃん」(老け声

提督「…………」

野分「ご、ごめんなさい!この子バカだからすぐこんな事言っちゃうんです」

提督「…いや構わないよ明るい性格でこっちもやり易いし」(ニコッ

舞風(ドヤァ

野分「………くっ」(ギリギリ

更に続きます
266 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/02(火) 23:18:56.35 ID:ejSj1rlU0
全国の提督の皆さん秋イベントお疲れさまでした。無事E-4を攻略することができ、野分さんを迎えることができました

本編の更新は明日になると思います。長らくお待たせして申し訳ありません。うちの龍驤が誠心誠意謝z
「うち関係あらへん!!!」
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/02(火) 23:32:21.36 ID:Pl4eRz+lo
乙です
268 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/03(水) 21:35:53.99 ID:lQc4qqQZ0
提督「持てるかい?重い荷物だと思うけど…」

舞風「はいっ!これくらい全っぜん平気です」(ピッ

野分「荷物まで持ってもらって申し訳ありません」(ペコリ

舞風「サンキュー!!」

食事処鳳翔前にて

提督「お礼を言いたいのはこっちの方だよ一人でここまで来るよりも楽しく来させてもらったからね」

舞風「私も楽しかったよお兄さんとの話」(ニコニコ

提督「それは良かった……それじゃあ僕はこれで」(ペコッ

野分「あっ、ありがとうこざいました」(ペコリ
舞風「バイバーイ」(フリフリ



舞風「いやぁ、これなら余裕で間に合いそうだね…ねっ野分」

野分「全く…あの人がいなかったら絶対に間に合ってなかったわよ」

舞風「やっぱり今日の占い一位は伊達じゃなかったね」

野分「いっつも『占いなんてクソくらいだぁぁ』って言ってる人がよく言うわ」

舞風「だってあの占いほとんど当たらないんだもん仕方ないじゃん」

野分「舞風がラッキーアイテム無視しまくってるだけでしょ」

舞風「…………」



翔鶴「若い女の子と帰ってきた!何ですか提督!誘拐ですか!ロリですか!」

提督「いやいやどうやったらそこまで話が飛ぶんだよ、道案内しただけだよ、み・ち・あ・ん・な・い」(カキカキ

翔鶴「えっ…あぁ何だそれなら最初にそう言ってくださいよ。てっきり提督がロリに目覚めたのかと…」

提督「目覚めないし、目覚ませたくない」

翔鶴「でも珍しいですね鎮守府近くの飲食店に行きたいなんて、ちょっと都心でたら沢山お店があるのに」

提督「……まぁ色々と理由があるんじゃないか」

翔鶴「あっ、わかりましたよ提督!きっとその子たち<コンコンッ

加賀「提督、お客様がいらっしゃっています」(ガチャッ

提督「客?分かったすぐに行くよ」(ガタッ

翔鶴「あっ提督!私の完璧な推理を聞いていってからお願いしますよ」(ズリズリ

加賀「いえ…今私のすぐ隣に居るのですが」(チラッ

提督「えっ…それなら入って来てくれてと言ってくれないか?」

加賀「…新しい艦娘らしいのだけれど報告は聞いていないのかしら」

提督「……あれっ?確か着任は来週と聞いていたのだが…」(カツカツ

提督「………」(ピタッ

野分舞風提督「……あっ(えっ…」

翔鶴「…提督?お知り合いですか」

提督「……知り合いと言うか…なんと言うのか…そのー…」

野分「あっ…えっ……」(パクパク

舞風「……嘘」(パクパク

提督「よ、ようこそ我が鎮守府へ。歓迎するよ」
269 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/06(土) 00:16:01.82 ID:rUYxba8M0
更新は今日の夜になると思います
亀更新をお許しください
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/06(土) 00:31:01.06 ID:ATZ37VVvo
乙です
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/06(土) 02:03:41.97 ID:FweioH090
272 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/06(土) 22:46:20.86 ID:rUYxba8M0
おまけ。秘書艦野分 ――翌日――
提督「あぁーさっみぃー…夏が恋しいよ」(トコトコ

提督「提督の服にも冬仕様があったら良かったのになぁ…」<ガチャッ

野分「提督!おはようございます」(深々

提督「…………あ…れ?確か昨日8時からだといったはずだが…もしかして時間を伝え間違えたかそれは申し訳ないことを」(7時半now

野分「あっ、いえ司令よりも先について少しでもお手伝いができたらと思いましたので」

提督「…………」

野分「…司令?どうかなさいましたか、もしかしてご迷惑でしたか?」(オドオド

提督「い、いやなんでもないよ。すまない」

提督「(……なんていい子なんだ)ブワッ」

――三十分後――
提督「………」(カリカリ

野分「…あのっ!司令!何かお手伝いできる事は無いでしょうか」

提督「うーん…今の所は特にないから…ゆっくりくつろいでくれて構わないよ」

野分「いえ、野分だけが休みを頂く訳にはいきませんご命令を」(キッパリ

提督「…えぇーと…じゃあコーヒーでも入れてくれるかな?ホットで」

野分「はいっ!お任せください」(キラキラ

提督「(……こんなタイプの子は初めてだな…いやっこれが普通なのか…うん)」

――三十分後――
提督「野分くんすまないが、そこの扉を閉めてくれないか」

野分「あっ確かに寒かったですよね、すいません気が利かなくて」(トコトコ

提督「いや寒いという訳ではないんだけどね…多分もうそろそろ遠征組が帰ってくるだろうから……」

野分「…ど、どういう事でしょうk(パピュンッ

<ドンガラガッシャーン

野分「…………」(唖然

島風「提督!おはようございまーす!島風が一番だよ! にひひぃ」

提督「…あ、あぁ…そう…だな…とりあえず…降りてくれないか」(ゴロン

島風「今日は珍しく扉が開いてたから勢い余って突っ込んだよ、速かったでしょ!」(ペシペシ

提督「わ、わかった…とりあえず…なっ」

島風「むすぅ…」(トボトボ

野分「大丈夫ですか!司令」(アセアセ

提督「俺は大丈夫だよ…まぁよくあることだから俺も慣れてるし」(パッパッ

電「はわわわ司令官さん大丈夫なのです?」

初雪「…外寒かった…あったかい…」

天龍「今日はまた盛大にぶちかましたなぁ」

野分「…あの…」

島風「あっ提督が昨日話してた野分ちゃん?」(ズイッ

野分「えっ、あっはいそうです」
島風「にひひぃ島風型駆逐艦の島風だよー」(ブンブン

提督「野分くんと仲良くしてくれよ」(片付け

電「よろしくお願いしますなのです」
初雪「んっ…よろしく」
天龍「俺の名は天龍…フフッ怖いか、まあ世界水準は軽く越えてるからな…仕方ねえな…まぁ俺がついてるから心配はいらないけどな、わからないこととか何でも聞いてくれてもいいぜ、おう…俺の事は天龍さん…いや、天龍で構わないぜ、お互い仲良く――」(ワクワクペラペラ

提督「(…久しぶりの駆逐艦でテンション上がりまくりだな天龍)」
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/06(土) 23:34:39.97 ID:pjEmjbtlo
乙です
274 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/07(日) 14:10:08.24 ID:ftpM0Wpg0
提督「なんだよ姉ちゃん、わざわざこんな所に呼び出して」(パクパク

他提督「そんなに焦らないでよ。どうっ?この店のカレー美味しいでしょ」(パクパク

提督「いやまぁ美味しいけど…俺も時間限られてるし早くして欲しいんだよ…」

他提督「わかってるわよ。すぐ済む話だわ」

提督「(どうせまた『資材無くなりそうだから貸してー』とかなんだろな…)」

他提督「…簡単に言っちゃえば……お見合いよ」

提督「はいはいわかったよ……って見合い!?」(ブフッ

――提督お見合い編――

他提督「あら♪話が早いわね、それじゃあ今度n

提督「いやいやいや!ちょっと待ってくれよいきなりそんな話吹っかけられても…」

他提督「いいじゃない。あなただって今年で二十五でしょ」

提督「うっ」

他提督「このまま提督業続けていっても新しい人とも巡り合わないだろうし」

提督「……それは」

他提督「艦むすと結婚する予定があるならまだしも、なーんにも考えてなさそうだし」

提督「いやっ…まぁ」

他提督「第一あなた友達少ないんだし、私からじゃなきゃどうしようもないでしょ」

提督「……はい」(ショボン

他提督「で!私が世話人ね…それで(ガサゴソ これが相手の釣書【写真付きのプロフィール】よ」(ピラっ

提督「……ふーん」(ジィー

他提督「私の高校時代からの友人よ、あなたの釣書をみせたら喜んで引き受けてくれたわ」

提督「なるほど」

他提督「詳しい内容は見合いの時にでも聞いて頂戴」

提督「いやっまだするとは言ってないし」

他提督「ダメよ、これは決定事項だから断れないわ」

提督「……ですよね」

他提督「別に悪くない話だと思うわよ、それにその子なかなか可愛いでしょ。あなたのタイプじゃないかしら」(ボソッ

提督「うっ…まぁ…ね」

他提督「よしっ!じゃあ決まりね、日時と場所はまた今度連絡するわ♪楽しみね」

提督「……なんでそこまでしてくれるんだよ」

他提督「えっ…それは私の可愛い弟の為を思っt「本当は?」その子のお兄様がとってもイケメンだからちょっとでも印象を良くしようと」

提督「やっぱし」

他提督「はっ!しまった」

提督「…はぁ…いいよ俺もこんな機会姉ちゃんが用意してくれなきゃないだろうし」

他提督「ホント!いやぁ〜話がわかるねえ」

提督「じゃあ俺戻らなきゃいけないから。…はいっコレ、カレー代。ご馳走さま」(スっ

他提督「はーい、気をつけて帰ってね〜」(フリフリ


他提督「…ふぅ」(ガサゴソ

他提督「………あっもしもし翔鶴ちゃん。…久しぶり…うん――…うん。それでねさっきまで弟といたんだけど……うん…それでね面白い話があってぇ…――――うん。そういう事…あぁ…うんうん。……そうそう…うん!それじゃあまた電話するね♪」

他提督「…んふふ。やっぱり面白いわね、あの子の艦むす…ふふっ」(ニタァ
275 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/08(月) 22:43:21.15 ID:b6raJLF80
えぇー続きを上げる前に皆さんにご報告したいことがあります……
実は今日まで私は……

翔鶴を持っていませんでした

それで最近このssを上げていく中でどこか皆さんへの『翔鶴を持ってないクセにまるで翔鶴を俺の嫁と言わんばかりに更新している』罪悪感が日に日に強くなってつい一週間前から空母レシピを一日一回ずつ回し初めて……運よく七回で翔鶴を迎えることができました!!(瑞鶴は大鳳レシピを回しているときに二人来てくれました……大鳳?知らない子ですね)……そして今非常に興奮してこのssを更新している限りです。今回翔鶴をてに入れられたのはこのssのおかげだと思っております。皆さんも翔鶴が欲しい時は一度書いてみたらいかがでしょうか?(ステマ

前置き(無駄話)が長くなりましたが本編始まります。


翔鶴→瑞鶴
翔鶴「――はい…はい………ありがとうございました」

瑞鶴「翔鶴姉、誰から電話?」(モグモグ

翔鶴「………嘘よ」(プルプル

瑞鶴「――?何かあったの、そんなに怖い顔して」

翔鶴「い。今提督のお姉さんから電話があってね」

瑞鶴「…何!提督が事故でもしたの!」(ガバッ

翔鶴「………て、提督が」(震え声

瑞鶴「提督が?」(ゴクン

翔鶴「……今度」

瑞鶴「今度?」

翔鶴「…休日に」

瑞鶴「休日に?」

翔鶴「…お見合い…する…って」(ガクガク

瑞鶴「……あぁーなんだお見合いか、お見合い…ね……エエエエエェェェェェ!!!」

瑞鶴→加賀
加賀「…終わった…もう私が生きてる意味がないわ…赤城さん…ごめん…ね…いままで
…ありが

赤城「ちょっ、ちょっと!何!?そこまで深刻!?生きる意味問われるレベル!?」

赤城→鳳翔
鳳翔「あら♪それは良いことじゃないですか」

赤城『えっ…まぁ確かにそうですね』

鳳翔「じゃあ今度提督のお見合い祝いでご馳走ふるわいましょうか」

赤城『確かにそれは提督も喜びますね』

鳳翔「……ほんと…嬉しいこと…うっ…ううっ…あれ?おかしいな目から汗が…うぐ」(ポロポロ

赤城『………』


今回は短いですが続きはまた明日(?)に更新します
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/12/08(月) 23:15:00.01 ID:iN0Sg4JN0

翔鶴いないのにここまでかけるのか(驚愕)
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/09(火) 01:53:01.40 ID:kvNEj4o5o
乙です
278 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/10(水) 19:50:09.08 ID:W/NT41Ig0
鳳翔→隼鷹
隼鷹「アッハッハッハッ――あの提督が見合い!へぇーそいつはおもしれぇなぁ!!傑作だよ」(パンパン

鳳翔「笑いごとじゃないですよ!…もう」(うるうる

隼鷹「これは皆に拡散だな!ヒッヒッヒッヒッ」(カチャカチャ

鳳翔「ダメです提督に知られたら怒られます」

隼鷹「大丈夫ですよ、あの人鈍感ですからこれくらいばれませんって。あぁおもしれぇwww」(カチャカチャ

隼鷹→???……

――翌日――
足柄「ねぇ羽黒、昨日のメール見た?」

羽黒「えっ…あれのことですよね」(ビクッ

足柄「あれ以外無いわよ…本当かしら」

羽黒「…やっぱり隼鷹さんが酔った勢いで適当な嘘でもついたんじゃないでしょか」

足柄「どうしてそう思うの?」

羽黒「えっ///いやっ…あの…」

足柄「信じたくないだけなんじゃない?提督がお見合いすることを」

羽黒「ち、違っ!…わない事も…無い…ことも…」(小声

<ヒソヒソ…ヒソヒソ…

提督「おはよー…皆もう揃ってるか?」(ガチャッ

<ピタッ

提督「……あれっ?…翔鶴と加賀くんが居ない…のか誰か知らないか」

瑞鶴「あっ翔鶴姉はなんか…その体調崩したみたいでまだ寝てます…はい」

赤城「加賀さんも同じ感じです。お腹すきました」

提督「そうか…わかった報告ありがとう」(カキカキ

提督「…………」(カキカキ

<ジィー

提督「……(スッゲー視線を感じる…視線しか感じない)」

提督「…えぇーとそれじゃあ…まず今日の予定からだが

球磨「クマッ!その前に提督に一つ質問してもいいクマか!」

<ピタッ

提督「ど、どうしたそんなに改まって」(汗

球磨「……クマァー…そのー…この週末は…提督はお休みクマね」

提督「あぁ…まぁそうだが、どうした何か用事でもあるか?」

球磨 「……何か提督には用事はあるかクマッ?」

提督「…まぁ少し昼から用があるが…午前中は特に何もないな」

球磨「ど、どんな用事クマッ!」

提督「…ぁあ…そんな大した事じゃないよ遠くには行かないし」

球磨「具体的にお願いするクマ」(ズイッ

提督「ぐ、具体的って…会わなきゃいけない人がいるんだよ…どうしても外せないんだ」

球磨「…クマァ…そうかクマ、わかったクマ」(トボトボ

提督「――?」(Tha鈍感

ビス子「何!何の話!私なにも知らないんだけど」←唯一連絡が回って来なかったな子

艦むす一同<(…ホントに友達いないんだな)
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/10(水) 19:55:59.31 ID:svkmpI5K0
ビス子ぇ…
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/10(水) 23:27:31.68 ID:g/PpKRc6o
おい、おい…
281 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/12(金) 22:31:06.51 ID:EzPWD72e0
――お見合い当日――
提督「――ふぅぅ……」(トコトコ

他提督「何?緊張してるの」

提督「…それりゃあ、女性と面と向かって話すことなんて滅多にないし仕方ないだろ」

他提督「いやいや、あなた毎日艦むすと一日中過ごしといてそれは無いでしょ」

提督「…まぁあの子たちは……俺の友達みたいな感じだし」

他提督「はぁ…そんな事あの子たちの前で言ったら嫌われるわよ」

提督「………すいませんでした」(ムスッ

――お見合い会場――
女性A(ウズウズ


翔鶴「……何?あの女?」(ボソッ

瑞鶴「……たぶん」(ボソッ

翔鶴「…提督と釣り合わないわね…あんな女」(ギラギラ

瑞鶴「そ、そうだね……」

――お見合い会場近くの林――
加賀「……彩雲……状況報告お願い」

妖精《訳》『こちら変化ありません…』

加賀「……そう」

加賀「(…私なにやってるのかしら)」


球磨「――加賀さんがいるクマ」

球磨「…見なかったことにするクマ」

――お見合い会場――
瑞鶴「大丈夫だったのかな勝手に抜け出してきて、ねぇ翔鶴ね」

翔鶴「あぁー提督がかわいそうだなぁーあんな女に絡まれてぇーほんっとかわいそうだなー」(ギリギリ

瑞鶴「…………」(唖然

鳳翔「あれ、あなたたち」(ゴソッ

瑞鶴「ほ、鳳翔さん!?ど、どうしてここに」

鳳翔「えっ///いやっ…その…」(モジモジ

瑞鶴「――提督のお見合い…私たちもそうなんですけど気になって来たんですか?」

鳳翔「……///」(こくんっ

瑞鶴「…鳳翔さんって乙女ですよね。意外と」

鳳翔「か、からかわないでください」(カァァァァ


提督「…姉ちゃんドタキャンって…あり?」

他提督「ダメに決まってるでしょ!ほらっ待たせてるんだから早く入りなさい」

提督「いやっ。その、ま、まだ心の準備が」

他提督「何言ってるのよ!ほらっ――さっさっ行ってこい!」(どんっ

<バンッ

女性A「……ど、どうも」(ビクッ

提督「……どうも」
282 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/13(土) 21:57:35.56 ID:5AMT3lTD0
女性A「大丈夫ですか?結構勢いよく飛び込んできたみたいですけど」(スッ

提督「ぼ、僕は大丈夫ですから、気にしないでください」(ストンっ

女性A「………」(ジィー

提督「…あ、あの…僕の顔になにかついてますか」

女性A「……もしかして以前何処かでお会いしましたか」

提督「――あっ!もしかして駅でお会いした」

女性A「やっぱり!あの時の人ですよね!私がぶつかった」

提督「いやぁ珍しい事もあるもんですね」

女性A「…運命なんですかね…この出会いも」
――――
翔鶴「何が『運命なんですかね…この出会いも』っよ、次あんな事言ったら八つ裂きにしてやるわよ!」(ギリギリ

瑞鶴「お、落ち着いてよ翔鶴姉…もう少し様子を見てから」

鳳翔(プシュゥゥゥ
――――
加賀「……流星…あの女を目標に雷撃をお願い」

球磨「グォォォォ!加賀さんやめるクマッ!そんな事したら提督も吹き飛ばされるクマッ」(ガシッ
――――
女性A「それじゃあとりあえず自己紹介から…」

提督「そ、そうですね」(目伏せ
――――
翔鶴「ふんっどうせあんな女が提督と仲良くなれる訳ないわ!どうせ後三十分もすれば話題も尽きて沈黙と言う名のデスタイムに突入するわね!それでお互いに喋りづらくなってボカンよ!あんな女ピーしてピーピー。終わってピー!提督も嫌いよ!」

瑞鶴「お、落ち着いて翔鶴姉!キャラが崩壊してるから!誰だかわからないけど誰かがブッ飛ばされそうな気がする!」

――一時間後――
女性A「えぇー!その話ホントですかぁー?作り話じゃないんですか?嘘っぽいなぁ」(ニタニタ

提督「ほ、本当ですよ。嘘なんてついてないですから、ほんとに」(楽しそう

女性A「……ふふっ冗談ですよ冗談。提督さんはからかうと面白い反応してくれるので…つい」

提督(楽しそう
――――
翔鶴(………

瑞鶴「……あぁー…ほらっ相性とかって人それぞれじゃない……提督だって男だし…そのぉー…うん…」

鳳翔「…うぅ…グスン…うぅぅ」

瑞鶴「(――引っ込みつかないよこれ!)」
――――
加賀「……雷撃開始五秒前……四…三」(涙声

球磨「だ・か・ら!提督もろとも吹き飛ぶクマッ、正気を取り戻すクマッ!やめるクマァ!」(ギリギリ
283 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/13(土) 22:10:00.57 ID:5AMT3lTD0
翔鶴のキャラ崩壊が目立った回でしたね。もし翔鶴のキャラ崩壊を不快に感じた方がいらっしゃったらごめんない…うちのサンタさんが心より誤りますのでお許s

龍驤「お前、今年のプレゼント妖怪ウォッチの筆箱にするぞゴラァァ!」(サンタさん

漣ちゃんのサンタコスは可愛いですね。ボイスは叢雲が一番。

龍驤「お前ガチで妖怪ウォッチの筆箱にしてやるから覚悟してけよ!」
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/13(土) 23:35:28.01 ID:HtW4SUDKo
乙ー
285 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/14(日) 22:22:27.36 ID:AF3w0afO0
女性A「――でも若いのに凄いですよね、提督業につけるなんて」

提督「そ、そんなに大した事じゃないですよ…僕なんて普通です」

女性A「兄弟そろって提督なんて…私には遠い世界です」

提督「…姉はもともとそういう性格でしたから…僕はたまたま…」

女性A「まぁ…確かに美月はそういうタイプですよね」

提督「姉は明るい人ですから」

提督「『弟も似てるのかなぁー』って思ってきたら全然違うくてビックリでしたよ…兄弟でも別人みたい!」(キャピキャピ

提督「それはよく言われます、顔もあまり似ていませんし」

女性A「――あっ!私見ましたよあのホームページ!凄いですね!あれは提督さんが」

提督「違います違います!あれは…僕の仲間が勝手に作ったものです…パソコンが得意なんです」

女性A「仲間?……あぁーそうでしたね、確か…『かんむす』っていう名前でしたよね」
――――
翔鶴・瑞鶴・鳳翔・加賀・球磨(ピクッ
――――
提督「えぇそうです、一人一人にもちゃんとした名前はあるんですけどね」


女性A「…でも息苦しくないですか?提督業って色々と」

提督「――…えっ?」

続きます
286 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/14(日) 22:36:37.95 ID:AF3w0afO0
女性A「だって毎日同じ人と接しなきゃいけないんですよね」

提督「…ま、まぁそうですけど…でも」

女性A「それだったら性格悪い子とかもいるだろうし、そんな子とも過ごさなきゃいけないんでしょ。」
――――
ビスマルク「クシュンッ…ウウッ」
――――
提督「は、はぁ…でもそんな子はいな」

女性A「かんむすの失敗の責任は全て提督さんがとるんですよね」

提督「……責任って…それが仕事ですから」

女性A「それに…」

女性A「――普通の女の子ならまだしも『兵器』と暮らしているって考えたら…私には到底できる仕事じゃないです」
――――
翔鶴「……兵器…」瑞鶴「……」
加賀「――間違っていないわ」
球磨「…クマァ…」
――――
提督「………」

女性A「いつ誰が沈んでしまうかも分からない…そんな息苦しい仕事よくしてますよね」

提督「………――」(ボソッ

女性「………あっ違いますよ提督さんの仕事を批判している訳じゃないんですよ、『凄いなぁー』ってだけd」

提督「あの!」

女性A「は、はい!」(ビクッ

提督「……あの子たちは兵器じゃないです。普通の……ごく普通の女の子たちです」

提督「…僕と同じ人間なんです!」

女性A「ご、ごめんなさい。そういうつもりで言った訳じゃ」

提督「わかってます…世間一般でも『兵器』として扱われているのは知ってます。…海軍学校でもそう教えられました」

提督「……僕はあの子たちを一度も兵器として扱ったことはありません……」

提督「僕にとって大切な存在です」
――――
翔鶴「……」瑞鶴「…提督らしいなぁ」
加賀「…提督」
球磨「クマァァァ!やっぱり提督は提督だクマァ」
――――
女性A「………」

提督「――すいません…感情的になりすぎました…」

女性A「いいんです!…私が軽はずみに言ってしまったのが悪いんです…提督さんの気持ちも考えずに…ごめんなさい」

提督「こっ、こっちの勝手な言い分です!」

女性「で、でも!」

提督「確かに面倒くさい時もあるし、息苦しく感じる時もあるんです!ほんっとウザイなって時もあります!全っ然間違ってないです!はいっ!」

女性A「――!?」
――――
<――……!?!?!?
翔鶴「……」
――――
提督「――…あの子たちの顔見ると怒るに怒れないんです…皆可愛くて…素直で…こんな事言ったらただの変態ですね、僕。」(ニコッ
287 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/15(月) 18:33:01.26 ID:LRqnAVgz0
提督「――ただいまー…」(コツコツ

青葉「司令官!お疲れ様でした!!」(ピッ

提督「お、お疲れ」(?

青葉「何して来たんですか?」

提督「何って…別に特別な事はしていないけど」(ケロッ

青葉「ほんとぉーに?」

提督「ほ、ほんとほんと…うん」(汗

青葉「……私知ってるんですよ…司令官が何をしてきたのか」

提督(ビクッ

青葉「…まぁ皆もう知ってるんですけどぉー司令官はどーんかーんだから気づいてないと思うけーど」

提督「えっ!?…いやいや知らないだろ誰にも言ってないし」

青葉「――――」(ゴニョゴニョ

提督(ボフッ


青葉「青葉に感謝感謝ですね!司令官、青葉が言わなきゃ誰も言わなかったと思いますし」

提督「…み、皆知ってるのか」

青葉「うーん…たぶんほとんどの艦は知ってると思いますよ」

提督「…内容も?」青葉「内容も」

提督「……ぅうわぁぁぁぁ!!!」(ゴロゴロ

青葉「あ、暴れないでください司令官!そんなに嘆かなくても大丈夫ですから」

提督「み、皆知ってるんだよな!内容も!全部!」(ガバッ

青葉「……たぶん」「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」(ゴンゴン

ビスマルク「アトラミール…何騒いでるのよ…そんなに暴れて、変な物でも食べたの」(ヌッ

青葉「むっ!」(すすっ

提督「……あぁビス子か…変態クソヤロウの俺に何かようか」(チーン

ビスマルク「…何バカな事言ってるの…大丈夫?」(髪掻き分け

青葉≪おぉ!司令官ナイスです!これは貴重なデレ、いただきました≫(ボソッ

提督「…あう」

中途半端ですが一旦切ります
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/15(月) 19:26:58.20 ID:lcPyKeUjo
一旦乙です
289 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/17(水) 22:46:12.01 ID:bWCm26h30
提督「……はぁ」(カキカキ

翔鶴「……」(チラッ

提督「なぁ…翔鶴も知ってるんだよな」

翔鶴「何をですか?」(ムスッ

提督「……お見合い」

翔鶴「…まぁ」

提督「だよな…」

翔鶴「……私居ましたから…」

提督「会場に?」

翔鶴「…はい」

提督「……」

翔鶴「驚かないんですね」

提督「…驚き過ぎて何もしゃべれてないだけさ」

翔鶴「…そうですか」

提督「姉から教えてもらったのか」

翔鶴「…はい、そうですけど…」

提督「そうか…」

翔鶴「……フラれちゃいましたね」

提督「フラれたと言うか…話を聞いていたならわかると思うが、お互いに付き合う気は無かったんだよ」

翔鶴「…友達?」

提督「そう。友達」

翔鶴「…楽しそうでしたね。私たちと居るときよりも」

提督「…………」

翔鶴「…良かったですね」

提督「怒ってるのか…」

翔鶴「別に……なんでも」

提督「…俺も自ら進んでやった訳じゃないんだよ…だから何とも」

翔鶴「別にお見合いをしたことに怒ってるんじゃないです」

提督「…じゃあ何で怒って」

翔鶴「…怒ってないです」(ムスッ

提督「……あぁーあ…」

提督「そうかそうか……ならいいよ!勝手にしろ!」(バンッ!

翔鶴「……ごめんなさい…言い過ぎました」

提督「……」(カリカリ

翔鶴「…ごめんなさい」

提督「…せっかくプレゼント買ってきたのヴッ!」
<抱きつき

翔鶴「んんぅぅぅ!」(スリスリ

提督「…やっぱり…悪かったよ遅れて」(ナデナデ

翔鶴「もうっ!あるならあるって先に言ってよ」(パァァァ≪12月12日≫

提督「…す、すまん…サプライズ的な感じで渡そうかと」
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/17(水) 23:44:12.05 ID:B8clUw8Go
乙ー
291 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/18(木) 19:11:29.50 ID:u1qwgXWV0
翔鶴「で!何ですかプレゼント!」(ポフッ

提督「んー…喜んでもらえるかどうか分からないが」(ガサゴソ

提督「…お誕生日おめでとう」(スッ

翔鶴「開けていいですか?いいんですか!ありがとうございます」(パカッ

提督「…いやなんも言ってないんだけど」(ポリポリ

翔鶴「ほぉぉ!…綺麗…」(キラキラ

提督「……翔鶴は綺麗な髪だから…その…似合うかなと思って…どうだろうその髪留め」

翔鶴「――どう!どうですか提督!似合ってますよね」(ポニーテール翔鶴

提督「似合ってる…と思う」

翔鶴「///えへへ…そうですかぁ」

提督「……」

提督「悪かった…」

翔鶴「何がです?」

提督「…君たちの事をあんな風に言ってしまって」

翔鶴「?」

提督「そのー…腹が立つとか…うざいとか」

翔鶴「あれは!…別に誰も気にしてないと思いますよ…私だって気にしてません」

提督「……どうして」

翔鶴「…私たちの事を大切だって言ってくれたじゃないですか…兵器じゃないって」

提督「それは特別な事じゃない、提督は皆そう思ってて」

翔鶴「でも…私の提督はあなただけです」

提督「……」

翔鶴「…一人の女の子として見てくれてるんですよね」

提督「//…」

翔鶴「…後、これは個人的な意見ですけど」

翔鶴「…可愛いって言ってくれたのは…凄く嬉しかったです」(モジモジ

提督「…あぁー…んん…皆そう思ってくれてたらありがたいんだけどな」

翔鶴「提督が好きな艦むすはいても嫌いな艦むすはいないと思いますけど」

提督「…どうだか」(肩すくめ


翔鶴「――寒いです…今日は一緒に寝てもいいですか?」

提督「…どうぞ」(カリカリ

翔鶴「それじゃあ待ちますね…今日は何時くらいになりますか?」

提督「…二時くらい…かな」(カリカリ
292 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/18(木) 21:10:43.28 ID:u1qwgXWV0
これにて提督お見合い編は終了です。長々と話を引き伸ばしてしまいました。次は鳳翔さんの誕生日が12月16日だったのでそちらの話を書きたいと思います。またネタ等ございましたらドシドシお願いします



龍驤「…なぁ比叡さんと赤城さんの誕生日はどないなっとるん。確かもう過ぎてるんとちゃうん?」

比叡≪11月4日≫ 赤城≪12月6日≫

提督「……あぁ…一応この話には出ていないけど比叡には金剛の実物大パネル。赤城には茶碗をだな」(メタァ

龍驤「…いや、赤城さんのは分かるけど…比叡さんのはどないやって作ったん?そんなもん店で売ってないやろうし」

提督「…ちょっと姉ちゃんに手伝ってもらったんだよ…金剛さんは姉ちゃんの艦隊にいるし」

龍驤「あの三十路間近の人に手伝ってもろたんやな」

提督「その呼び方止めよっか」

龍驤「ほんで、提督も手伝ったんよな?」

提督「…姉ちゃんだけだったらきついっていってたから」

龍驤「ふーん…」(ジロジロ

提督(汗汗

龍驤「金剛さんの体を…」

提督「な、なんだよ」

龍驤「ケンペイ=サンコイツデス。セクハラデス」

提督「ち、違う!俺はやってないやってなうわぁぁぁぁぁ」
293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/18(木) 21:36:23.51 ID:1KslqOkko
乙です
294 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/19(金) 22:25:12.12 ID:ttYzJrBo0
――皆のアイドル鳳翔さん――
客A「鳳翔さん焼酎お願い」(コンコンッ

鳳翔「は、はーい」(カチャカチャ

客B「こっちも!」

鳳翔「はーい、ただいま」

<ワイワイガヤガヤ

客C「…今日も美しいなぁ鳳翔さんは」(惚れ惚れ

客D「あれで今年三十三らしいぜ…」(ボソッ

客C「ふんっ…俺もそれくらいリサーチ済みだよ」

客E「…ヤベェ…俺ああいうタイプの女性大好きっす」(初来店

客C「よし…それならいい情報をあげよう」

客C「――鳳翔さんはまだ独身だぞ」(ボソッ

客D「マジっ!独身!?それは知らなかったなぁ…」

客C「バカッ!声デケェんだよ」(ボソソ

客E「か、彼氏とかもいないんすかっ?」(バッ

客C「そこまでは知らないが…話を聞いた感じいないみたいだったぞ」

客E「まてっ!…お前もしかして鳳翔さんとお話したのか」

客C「まあ話って程でもないけど…二人でちょっと閉店後にな」(ドヤァ

客E「マジっすか!先輩凄いっすね!」

客C「よ、よせよ//大したことあるけど大したことねぇよ」

客D「くっ…羨ましいぜ」(ゴクン

マシュマロ「フニャー」(トコトコ

客C「おぉマシュマロ!元気にしてたか」(ナデナデ

マシュマロ「にゃーぉん」

客D「何だ、マシュマロ久しぶりだな」(よしよし

客E「この子、鳳翔さんの飼ってる猫っすか?」

客C「そう!マシュマロって名前」

客D「鳳翔さん、いい名前つけるよな…マシュマロ…かぁ!可愛いなぁもう」

マシュマロ「にゃおーん」(ゴロン

鳳翔「――ほらっマシュマロこっちよ邪魔しちゃダメよ…すみませんお邪魔してしまって」(抱っこ

客E「そ、そそ、そんな!邪魔なんて思ってないっすよ。むしろありがt」

客C「迷惑だなんてとんでもない。猫は自由気ままですから…そうですよね」(キリッ

鳳翔「えぇそうなんですよ。何かとおてんばで…それでは」(ペコリ


客E「…先輩…俺将来生まれ変わったらマシュマロになりたいっす…そして抱っこしてもらいたいっす」

客C「バかだなお前…そんな事したら鳳翔さんの事抱っこできなくなっちまうだろ」

客D「俺は鳳翔さんの着物になりたい…ずっと触れあっていたい」(切実
続きます
295 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/20(土) 15:22:32.08 ID:LCvc2LJO0
<カランコローン…
鳳翔「いらっしゃいま――あら…?」

提督「あれ鳳翔さん今日はいつもより繁盛してますね」(トコトコ

鳳翔「今日も!の間違いですよ提督さん」(カチャカチャ

客CDE「――?」

鳳翔「…珍しいですねこんな時間にいらっしゃるなんて」

提督「いやっ今日はこの後別件で仕事があるんでちょっと覗きに…」

鳳翔「冷やかしなら結構ですよ」(フンッ

提督「まさか!…明日来ようと思ってたんですができるだけ早く渡したくて」
――
客D「…彼氏?」

客C「…さ、さぁあんな奴初めて見たよ」
――
鳳翔「…知ってたんですか?」

提督「間宮さんから聞きました…遅れてしまってすみません」

鳳翔「――もうちょっとロマンチックに渡してくださいよ…こっちは営業時間なんですよ」(パッ

提督「エプロンです、鳳翔さんいつも同じの着けてたので」

鳳翔「…わざわざどうも//」

提督「…――僕何か鳳翔さんにしましたか?」(チラッ

鳳翔「別に何でもないです…帰るなら早く帰ってください」(フンッ

提督「なら良かったです…また明日感想聞かせて下さい、それじゃあ」(ガチャッ

鳳翔「…はぁ…」


客C「うわー…あれは恥ずかしいな…あんな風に図々しく喋りかけるから…」

客D「迷惑な客もいるもんだ」(ズズズ

――
客E「――あっ!先輩、もうそろそろ俺時間なんでお先に失礼します」(ガタッ

客C「あぁ俺たちも一緒に行くよ」(ガタッ

客D「何だもうそんな時間か、なら仕方ないな」

――
鳳翔「――はいっ、ちょうどお預かりしますね」(ニコッ

客C「鳳翔さんも大変だね、あんな男に絡まれて」

鳳翔「…えっ?」

客D「あの無理やりプレゼントとか言ってた人ですよ…これ僕の電話番号とメールアドレスです」(スッ

鳳翔「あぁあの人ですか…まぁ長い付き合いなんで色々とあるんです」

客E「鳳翔さん!俺また来ます!鳳翔さんに会いに来ます」

鳳翔「はーい、また来てくださいね」(スルー

客C「何かあったら相談してくださいね、俺でよかったら何時でも」(キリッ

鳳翔「…はいっ♪お心遣い感謝しますね」(ペコリ

客C「(可愛い)」客D「(抱きたい)」
客E「(マシュマロになりたい)」
続きます
296 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/20(土) 21:34:57.00 ID:LCvc2LJO0
鳳翔「ほんっとすみません!」(ペコペコ

提督「そんな謝らないで下さい僕が悪いんです」

鳳翔「どうしても他のお客様がいますので提督さんだけ特別扱いできないんです」

提督「僕ももう少し気を使えば良かったですね…反省します」

鳳翔「あぁぁ…私嬉しかったです提督さんから頂いたプレゼント」

提督「…いや、実はつい先日翔鶴の誕生日があったんですけど…色々とありましてプレゼントを渡すのが遅くなってしまったんです」

提督「…そしたらもう完全に怒ってしまいまして…結局プレゼントを渡したらすぐ機嫌が良くなったので助かったんですけど」

鳳翔「だからわざわざ昨日届けてくださったんですね」

提督「そういう事です…」

鳳翔「…私が怒ったらご飯インスタントしか作りませんから危なかったですね」

提督「それは…困ります」

鳳翔「冗談です真に受けないで下さい」(トントン

提督「…そうですか」

鳳翔「今日はまた珍しい料理をご用意しましたよ」

鳳翔「北海道の郷土料理の一つのカジカ汁です」

提督「カジカ?魚…ですか?」

鳳翔「はいっ冬場はこのお魚が取れるんです…ちょっと見た目はグロテスクですけど」(ドンッ

提督「…予想以上です…鳳翔さん」(wiki推奨≪グロ画像注意≫

鳳翔「人は見かけによらない…っと言ったものですが、このお魚も見た目はあれですが味は絶品なんですよ」(バシュッ

提督「…そうなんですか?」

鳳翔「えぇ北海道ではあまりに美味しくて鍋をつつきすぎて壊してしまうという『鍋壊し』の俗名もあるほどです」(ストンッ

提督「ほぉぉ…」(ジロジロ

鳳翔「『海のフォアグラ』の一つでもあるんです」

提督「なるほど…つまり肝が美味しいんですね」

鳳翔「さすが提督さん、そうですカジカの特徴はなんと言っても肝の美味しさ…」(バリッ

提督「黄金に輝いてますね」

鳳翔「でも難点はこのお魚捌くのに時間がかかるんですよね…骨太で」(ガッ…バキッ!

提督「ほんと毎回毎回、工夫した料理を出していただいてありがとうございます」

鳳翔「…提督さんが喜ぶ顔が見たいんです…いつも私の料理を美味しそうに食べてくれるから」(トントン

提督「美味しいから美味しそうに食べるんです当たり前でしょう?」

鳳翔「それもそうですね//…後はカジカをお鍋に入れてニンジン、ネギ…火が通ったら味噌を加えて……」

提督「味付けは無しですか」

鳳翔「カジカの骨、皮から出汁がたくさん出てくるので入れなくても十分美味しいんです」(グツグツ

提督「…最初見たときは美味しそうには見えなかったけど…凄くいいにおいです」(クンクン

鳳翔「実は私もカジカ汁を作ったのは初めてで上手くできてるかわからないんですけど…」

鳳翔「―――はいッ!カジカ汁完成です」

鳳翔「さぁ召し上がれ♪」
――完――
297 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/20(土) 23:01:49.09 ID:LCvc2LJO0
これにて鳳翔さんの誕生日編は終了です。
…誕生日じゃなくてただ単なるお料理編になってしまいました。カジカ汁食べてみたいです、もちろん艦むすの手作りで!

もうそろそろクリスマスネタに入ろうと思っています。ちなみに私のクリスマスは艦むすと一日中過ごす予定となっております。……クリスマスなんて無かったんや
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/20(土) 23:11:16.47 ID:rwpCeK/ro
乙です
299 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/21(日) 22:14:33.15 ID:zUj/d6rS0
次のクリスマス編に向けて登場させて欲しい艦むす(新キャラは無しの方で)や、して欲しい話のネタなどがありましたらレスお願いします
無ければ、私の方で考えさせてもらってる話を投稿させていただきます



龍驤「提督!どうやこの衣装素敵やろ」(サンタさん

提督「あぁそだな」(カリカリ

龍驤「ふふーん…わかってんねやで、うち…。提督ムラムラしてるやろ…うちのこのサンタコスに興奮してんねやろ…ええんやで我慢しやんくて」(ジリジリ

提督「……」

龍驤(チラチラ

提督「…はぁ?」

龍驤(ブチッ!!

この後むちゃくちゃセッ○ス(物理)した
300 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/22(月) 17:17:26.73 ID:0nZkMCmm0
――クリスマス(準備編)――

電「司令官さんもうちょっと右なのです」

提督「こ、ここか?」

電「んー――…」(ぷるぷる

提督「届いたか?」

電「なのです!届いたのです、次は左に行くのです!」(ぱたぱた

初雪「…電ちゃん…そろそろ交代…」(グイグイ

提督「あぁ後少しだからもうちょっとだけ待っててくれないか」(ナデナデ

初雪「…んっわかった」(トタトタ

電「もうちょっと左なのです!」


野分「これが…クリスマスツリー…」(キラキラ

舞風「ねぇースッゴい大きいツリーだね♪毎年してるの提督?」

提督「一応クリスマスの時には準備してるんだ、そして駆逐艦の子たちはその飾り付け担当ぉー」

島風「うひょぉぉぉ!提督提督提督!見て見て見て!」(ドンドンドン!

提督「うおっ!」

電「司令官さん揺れるのです、ちょー揺れるのです」(ガシッ

提督「し、島風、今は殴らないでくれるか電が落ちる」

島風「外見て!外外!」(ゲシゲシゲシ

提督「…け、蹴るのも止めようか」

島風「雪!雪降ってるんだよ!」(ピョンピョン

提督「まぁ…冬だし雪くらい降るんじゃないか」(あっけらかん

電「次は右なのです!早く動くのです!」(バンバン

島風「それでねぇ提督ぅー遊びに行ってもいい?」(ツンツン

提督「別に構わないが…その格好で行くのか?」

島風「おうっ!」

電「早く動くのです!のろいのです!」(ゲシゲシ

提督「…――ほらっこれ付けろ風邪引くだろ」(手袋マフラー

島風「…提督の分は?」

提督「俺は別のやつがあるから心配しなくてもいい」(右右

島風「にひひぃーありがとう」(巻き巻き

電「うひょぉぉぉ!完成したのです!凄いのです!電頑張ったのです」

初雪「…提督…初雪のこと忘れてますよね…」(イライラ


野分・舞風「(島風さん・ちゃんは手袋とマフラー以前の問題がある気がする…)」
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/22(月) 23:22:16.64 ID:a+PKkhTeo
乙です
302 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/23(火) 23:11:33.90 ID:j4ZwbpUo0
鈴谷「ちぃーす提督。またおっきいの作ってるね」(ちょんちょん

提督「…なんだ鈴谷か」

鈴谷「なぁーにぃー…鈴谷じゃご不満な訳ぇー!」

提督「そういう意味じゃないさ…それで何か用事か?」

鈴谷「『提督を見つけたら用がなくてもとりあえず声を掛ける』これ常識ね」

提督「な、なんだよそれ」

鈴谷「まぁまぁ…それで今年のクリスマスは?」

提督「……――何が?」

鈴谷「いや、なんか用事とかあるのかなーって去年は遠方の仕事でいなかったじゃん?」

提督「あぁー今のところは特になんも入ってないな…いつも通り鎮守府で仕事だよ」

鈴谷「ほぉぉ↑やっぱり提督さんは忙しいんでさねぇ」

提督「なんだ?鈴谷はデートでもする予定があるのか」

鈴谷「――はぁ!?デ、デートのわけないじゃん!鈴谷は鎮守府でゆーっくり過ごすんですぅ!」

提督「なんだ鈴谷は彼氏いないのか」

鈴谷「鈴谷の理想は高いから当てはまる人がいないだけですぅー!その気になれば一人くらい余裕ですぅー!」

提督「あははっそうだな鈴谷だったら余裕だな…羨ましいよ」

鈴谷「――…て、提督は結婚してないんだよね」

提督「ん?悲しい話だが結婚はおろか彼女さえいない残念な男さ」(ハハッ

鈴谷「…ふーん」

鈴谷「――…あのね提督、鈴谷の話聞いてくれる?」

提督「どうした?相談事か何かか?」

鈴谷「あ、あのさ!///…その…私、提督の事!///」

提督「……」

鈴谷「――…やっぱ何でもない!…来年はいい人が見つかるといいね!うん!」

提督「な、なんだよそれ…びっくりさせるなよ」

鈴谷「ごめん私ちょっと別の用事あるから///それじゃまた」(スタスタスタ

提督「――話かけてきたのは鈴谷の方じゃねえか」
――――
鈴谷「――あの鈍感提督!ほんっとにっぶい!女の子の口から言わせないでしょ!」

青葉「ほほーう…なっるっほっどっ!」

鈴谷「ゲッ青葉…」

青葉「一部始終は見させてもらいましたよ…クリスマスネタを出してそれとなく話を聞き出しつつそのままの流れで提督に告白――

鈴谷「あぁぁぁ!違う違う//別にそんな事全然考えてなかったし!そもそも私が提督の事好きになるわけないじゃん!」

青葉「そんな言葉に惑わされませんよ」(メモメモ

鈴谷「マジあんな提督大っ嫌いだから!」

青葉「あちゃー…それは不味いですよ鈴谷さん」(メモメモ

鈴谷「な、なにがよ」

青葉「提督LOVE勢が聞いたら抹消されかねませんね」

鈴谷「まっ、抹消って…そんな提督LOVE勢なんているわけもな――

青葉「これは拡散せねば!」(シュタタタ

鈴谷「だあぁぁぁぁぁ!やめろぉおお」
303 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/24(水) 23:17:17.80 ID:zr/YdRdJ0
皆さん!メリークリスマスでございます
リア充が街に出没する日がこのクリスマスというものです…
それでも私は元気です、SS続きは明日となりそうです
それでは良いクリスマスを…
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/24(水) 23:33:33.31 ID:eSNEvQdTo
乙です メリークリスマス
305 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/25(木) 21:25:47.46 ID:Ue0ijQo70
翔鶴「――提督!メリークリスマスです!」(パパンッ

提督「…も、もうちょっとゆっくり起こしてくれないか?……」(モゾモゾ

翔鶴「さぁ!早いとこ仕事初めて今晩のパーティー楽しみましょう」(バサァ

提督「…はいはい」

翔鶴「それが終わったら私と二人で――」

提督「さぁ仕事仕事!頑張るぞ」(グルングルン

翔鶴「……」
――――
足柄「あっ提督おはようございます」

提督「足柄か…今から出掛けるのか?」

足柄「ちょっと男を狩りに行ってきます!」(ピシッ

提督「……」

足柄「行ってくるわ提督!待っててね私の王子様!」

提督「(足柄にクリスマスプレゼントが届きますように…)」
――――
瑞鶴「てーとく。メリークリスマスです」

提督「おうっ瑞鶴メリークリスマス」(スッ

瑞鶴「…っていうか今日はどこぞの誰かさんが私に出撃命令出してるんですけど」(ブツブツ

提督「悪かったって別に瑞鶴の事を嫌ってる訳じゃないだ…なっ?」

瑞鶴「――…わかってるけど」(ムスッ

提督「瑞鶴が戻ってきてからクリスマスパーティー始めるから…」

瑞鶴「……私の分のケーキ多めでお願いね」

提督「任せろ!」(ドンッ
――――
加賀(ガサゴソ

赤城「何してるのぉー?」(モグモグ

加賀「……服」

赤城「――?」

加賀「今日のクリスマスパーティーの服……選んでるの」

赤城「服って…いつも通りでいいんじゃないの」

加賀「…赤城さんには分からない話よ」

赤城「……――勝負下着?」加賀(ブフッ!

加賀「違っ…そこまでの展開は期待してないから、普通に着る服よ」

赤城「あぁー…てっきり今夜仕掛けるのかと――」

加賀「///しません!」

赤城「面白くなーい!面白くないぞぉー」(時津風
――――
続くぞー
306 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/27(土) 18:52:11.16 ID:iy5rkErI0
青葉「はぁーい♪皆さん準備はいいですか」(カチャカチャ

提督「……俺も客席に移っちゃダメなのか?」

青葉「ダメですよ司令官にはここから参加してもらいます」

提督「――何で青葉の隣なんだ……」

青葉「それじゃあ行っきますよー♪――2014年『サンタからのプレゼントを皆に届けちゃうぞ☆』クリスマスパーティー+忘年会だけど皆さんの嫌な思い出全て青葉がぶちまけます!残念忘年会はっじまぁーるよー!!」(イェーイ!

<ワッチャワッチャヤイヤイ

提督「(…おっそろしい題名だなおい)」

青葉「さぁ始まりました今年のクリスマスパーティー!えぇーと…欠席者はいらっしゃいませんかねぇ…」(ひいふうみい

提督「たぶん足柄だけ欠席だと思う…さっき確認したから」

青葉「なるほどなるほど…」

青葉「それでは皆さん忘年会は10時からの開始となっていますのでごゆっくりクリスマスパーティーをお楽しみください」(パタンッ

提督「――なぁ…俺ここから動いたら――」

青葉「ダメです♪」(はむっ
――――
瑞鶴「うわっはぁー!美味しそー」

翔鶴「間宮さんに鳳翔さんありがとうございます」

間宮「大丈夫ですよ料金の半分は提督持ちですから、ねぇ鳳翔さん」

鳳翔「はいっ!だから遠慮なく食べてください」

翔鶴「逆に食べづらいですよ……」

赤城(パクパクパク
――――
島風「おうっしい!」(おうっ!+美味しい

電「ケーキうっまぁ!…なのです」(漣

初雪「ぁ…ケーキだけ残しといて…」
――――
比叡「私たち久しぶりの登場だよね霧島」

霧島「比叡姉さんはついこの間おまけコーナーで登場しましたけど私はたぶん1ヶ月ぶりくらいですね」(メガネクイッ

比叡「……ヒェェェェ」(ヒェェェェ

イムヤ「」
――――
ビスマルク「あぁこの料理なんかよりドイツの本場料理が食べたいわぁー――!」

<…………

ビスマルク「……うっ」
続くぞー
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/27(土) 20:26:34.38 ID:BYZXL5dyo
乙ー
308 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/28(日) 09:55:27.82 ID:wkMbVJzM0
全国の艦これファンの皆さんおはようございます。もうそろそろ艦これのアニメが始まりますね私は翔鶴が出ると聴いて狂喜乱舞しております。皆さんのお気に入りの子は出演しますでしょうか?――現在山雲掘りに1−5周回中





瑞鶴「――このケーキ甘くて美味しいね翔鶴姉」(トントン

加賀「瑞鶴……あなた食べ過ぎよ豚になっても知らないわよ」

瑞鶴(ビキッ

瑞鶴「そう言う加賀先輩もちょっと浮かれ過ぎてるんじゃないですか?その服」

翔鶴「ちょ、ちょっと瑞鶴止めなさい」(グイッ

加賀「……別にいつも通りよ…少し席を外させていただきます」(ガタッ

赤城「あれ加賀もう食べなくていいの」(モグモグ

加賀「……赤城さんも食べ過ぎに注意してくださいね」(スタスタ


瑞鶴「ったく鼻につく言い方よね……ちょっと私たちよりも戦果がいいからって翔鶴姉もなんとか言ってよ」(モグモグ

翔鶴「うーん…私はなんとも…」

赤城「この私の食欲は加賀にも止められないわよ!」(ハムハムッムシャムシャゴックン
――――
提督「――青葉は動かないのか?」

青葉「んっ…(ゴックン ここからの方が皆さんの表情がよくわかって写真を撮りやすいんです」

提督「あぁ…なるほど」

青葉「もちろん司令官の写真も撮ってますから安心して下さいね」

提督「青葉に撮られてどうやって安心するんだよ」(モグッ
――――
ビスマルク「アトラミール随分と暇そうね」(ワクワク

提督「………また一人なのか?」

ビスマルク「な、なな、何言ってるのよ!わ、わたしはた、ただあなたが暇そうにしてたから、し、仕方なく来てあげただけよ」(震え声

提督「ほらっここ座れ」(スッ

ビスマルク「仕方なく!座ってあげるわ……仕方なくね!」(ワクワク

提督「はいはい……」

青葉(パシャパシャ

ビスマルク「や、やめなさいよぉー恥ずかしいじゃない」(照れ照れ

提督「………」
――――
北上「うー……美味しいけど胃がぁぁぁ」

球磨「クマァ蜂蜜が無いクマァ……」
――――
続くよー
309 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/28(日) 22:40:46.55 ID:wkMbVJzM0
加賀(ツカツカツカ

加賀「(提督とお食事なんて…流石に気分が高揚します)」

加賀「――提督ご一緒しても―」

ビスマルク「はむっ――んっ?」(チラッ

加賀「…どうしてビスマルクさんが」

ビスマルク「それはこっちのセリフよ!私はただ提督の所に――違っ//提督が暇そうにしてたから仕方なく来てあげたのよ」

加賀「……そう」

提督「加賀くんも一緒に食べるかい?」

加賀「…………」(コクン

ビスマルク「ねぇ知ってた提督?」(ワクワク

加賀(ストン

提督「何をだよ?」

ビスマルク「クリスマスの主役とも言えるクリスマスツリーの発祥は――私の母国のドイツにあるのよ知ってた?知らなかったでしょ!」

提督「いやぁ知らなかったな…ためになるわー」(聞き流し

ビスマルク「あとねあとね!ドイツだったら子供にプレゼントが二回もらえるのよ、一つは12月25日でしょもう一つは12月6日にあってえぇーと何だったかしら…そう!『聖ニコラウス』の日!その日にも貰えるわけ!でその聖ニコラウスは――――ちょっとちゃんと私の話聴きなさいよ!」(ペラペラ

提督「聴いてるよ……半分くらい」(ボソッ

ビスマルク「全部聴きなさい!ぜ・ん・ぶ」

加賀「…………」

加賀「……あの…」

提督「ん?どうかしたか」(チラッ

加賀「……ごめんなさいなんでもないわ」

提督「そう…か?」(モグモグ

青葉「――――!」(ピコン!

青葉(ツンツン「司令官――」(ゴニョゴニョ

提督「!?」

青葉「(言っちゃってください)」(ボソッ

提督「(い、いや…でも)」(チラッ

提督「(……わかったよ)」

提督「――な、なぁ加賀くん」

加賀「…はい?」

提督「そのー…凄く……あの…似合ってるんじゃ…ないかなー…その服」

加賀「……えっ」

提督「うん…すまんな突然忘れてくれ」(モグモグ

加賀「そう…別に///……感謝します」(一年に数回しか見せない笑顔

提督「(結局青葉に良いように使われただけだな…」

加賀「(可愛い…私が……やりました)」(グッ

ビスマルク「えぇ!私には何も言ってくれなかったじゃない」

提督「ビス子はいつも同じ服だろ」

ビスマルク「あうー…――これがほんとの『灰色濃厚』<敗色濃厚>ってやつね!」(キリッ

提督「上手いこと言っても無駄だぞー」(モグモグ
――――
年明けまでに終わるかな…
310 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/30(火) 14:44:22.11 ID:8R6VUHc00
更新遅れました

青葉「さぁさぁ皆さんクリスマスパーティーの
方はお楽しみ頂けましたでしょうか」(カチャカチャ

<ワイワイワッチャワッチャ

提督「なんだもう終わりか?」

青葉「一度ここでクリスマスパーティーの方は終了とさせていただきます……ここからは皆さんお待ちかねの忘年会に移りたいと思いまーす!」(イェイ

<…………

青葉「あっれー?皆さんどうしましたか青葉の超大作嬉しくないんですかぁ」(ニヤニヤ

提督「……俺帰ってもいいか」

青葉「何ですか?そんなに青葉の作品を見たいんですか?」

提督「…………もうやだ」

青葉「まぁまぁそんなに深刻に考えないでくださいなにも司令官のネタばかり集めた訳じゃありませんから」

提督「(絶対嘘だ…)」

青葉「それじゃあ準備の方に移りたいと思いますので今しばらくお待ちください」
――――
鈴谷「あぁーあぁぁぁぁ!」

北上「どしたの?そんなに唸って」

鈴谷「このあとの青葉の企画が怖いぃぃ」

北上「…なんか撮られちゃまずいことあったとか?」

鈴谷「逆に撮られ過ぎてどれが選ばれるか不安で仕方ないんですけどぉ…」
――――
隼鷹「うぅぅぅ…もっと酒…酒……」

鳳翔「隼鷹さんそんなに飲んで大丈夫ですか?」(コトコト

隼鷹「あははっ!大丈夫大丈夫イケるっておrrrrrrr」

鳳翔「やぁぁぁぁぁぁ!」
311 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/30(火) 17:09:39.56 ID:8R6VUHc00
青葉「――さぁ!準備の方も整いましたので早速始めたいと思いまーす」

提督(瞑想中

青葉「それでは司令官!この箱の中に何枚か紙が入っていますので引いちゃってください」

提督「……なんだよそのシステム…」(ガサゴソ――パッ

青葉「ほうほう…わっかりましたまず最初の犠牲者は――」

提督「(もう犠牲者って言ってる時点でアウトだろ)」

青葉「コチラです!」(ポチッ

翔鶴「……コレって提督の部屋じゃない?」

瑞鶴「なんですぐに分かるのよ…」

青葉「そうなんですねー…この時の時刻は深夜零時で司令官もお休みになられてます」

球磨「って言うかどうやってコレ撮ってるクマァー?隠しカメラでも仕掛けたクマッ?」

青葉「まぁ…そこら辺は気にしないでください」

提督「嫌っスッゲェ気になるんだけど」

青葉「――ここまでは普通の隠し撮りですが……多分等の本人は嫌な予感をしているのではないですか?」(ニヤニヤ

北上「もしかして鈴谷?」

鈴谷「わ、わからん」

青葉「おっと誰か入ってきましたねぇ……これは一体誰なのかなぁー」

ビスマルク「……」(チラッ

加賀(真っ赤

青葉「もちろん音声も記録されていますので声を聞いたら皆さんもすぐにわかると思いますよ――」

提督「…………な、なぁ青葉ちょっとコレはまずいんじゃ」

――視聴中……視聴中――
加賀(轟沈

翔鶴「…………」(目逸らし

瑞鶴「……くっ…ぷぷっ…」

赤城「おおっー…加賀さん積極的ですね」(バリボリ

電「み、見てるこっちが恥ずかしいのです」

青葉「いやぁ素晴らしい作品でしたねぇ……加賀さん今のお気持ちを」(スッ

加賀「………」(放心状態

青葉「………さっ、さあっ加賀さんの意外な一面も分かったところで次行きましょうかね次々」

提督「(お、俺もいつか沈められる)」(ガクブル
――――

その後も青葉の素晴らしい作品により多くの艦むすが轟沈していった…

――――
続くっぽい?
312 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/30(火) 17:25:57.49 ID:8R6VUHc00
鈴谷(チーン……

提督「も、もう終わりにしないか…半分くらいは反応しないレベルになってるぞ」

青葉「大丈夫です!最後にとっておきの映像を用意してますから」(カチャカチャ

提督「……悪魔だ」

青葉「最後は皆さんを復活させる魔法の映像ですのでご安心を……」

青葉「――さぁさぁいよいよ次で最後の作品となります!」

青葉「最後はあの幻の映像をお届けします――」

提督「……?」

青葉「最後は司令官に沈んでいただきますからね」(ポチッ

翔鶴「………これは」

提督「お、おい青葉こ、これ」

青葉「皆さんのほとんどはお聞きになられたと思いますがつい先日行われた司令官の――お見合いでございます」

<ウォォォォォォォォ!

提督「ま、まてちょっと待て!――」

青葉「そこで青葉は音声及び映像も入手しましたのでごゆっくりご覧ください」

提督「頼む青葉止めてくれ!頼むこの通り」(バッ

青葉「なに言ってるんですか司令官に止めさせる権利なんてありませんよ」

提督「あ………あぁ」
――――
『…でも息苦しくないですか?提督業って』

『…えっ?』

『だって毎日同じ人と接しなきゃいけないんですよね』

『…ま、まぁそうですけど…でも』
――――
提督「待て!頼む止めてくれ!た、耐えられないこの重圧に」

<止めるなー!流せー!

青葉「もう手遅れですよ司令官」

『それだったら性格悪い子とかもいるだろうし、そんな子とも過ごさなきゃいけないんでしょ』

『は、はぁ…でもそんな子はいな――』

『かんむすの失敗の責任は全て提督さんがとるんですよね』

『…責任って…それが仕事ですから』

提督「あぁァァァァァァァァァ!!」(頭抱え
――――
『……あの子たちは兵器じゃないです。普通の……ごく普通の女の子たちです』

『…僕と同じ人間なんです』

<ミナギッテキタァァァァァァ

提督「む、無理だ耐えられない!誰か助けてくれ!」

『わかってます…世間一般でも『兵器』として扱われているのは知ってます。…海軍学校でもそう教えられました』

『……でも僕はあの子たちを一度も兵器として扱ったことはありません……』

提督「あぁァァァァァァァァァぁぁぁ!」

『僕にとって大切な存在です』

女性A『………』

提督「ダメだ!ここからは本当にダメだ!だぁぁぁぁぁ」
連続更新行きますとも!
313 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/30(火) 17:38:11.54 ID:8R6VUHc00
『確かに面倒くさい時もあるし、息苦しく感じる時もあるんです!ほんっとウザイなって時もあります!全っ然間違ってないです!はいっ!』

提督「…………ぁぁぁぁぁ」
――――
女性A『――!?』

『――…あの子たちの顔見ると怒るに怒れないんです…皆可愛くて…素直で…こんな事言ったらただの変態ですね、僕』(ニコッ
――――
提督「…………」(轟沈

青葉「――いやいや流石は司令官恐れ入りました…この青葉も涙が」

提督「…………」(反応無し
――――
北上「いやぁーこれは恥ずかしいですのぉー」

鈴谷「………提督///」

翔鶴「まさか二回見せられるなんてねぇ……」

瑞鶴「でもいいんじゃない永久保存版だよ」

<ヒソヒソヒソヒソ
――――
青葉「これで皆さんの中で改めて司令官のことが好きになった方も多いと思いますが……」「絶対いねぇだろ」

青葉「――これにて!青葉の『 サンタからのプレゼントを皆に届けちゃうぞ☆』クリスマスパーティー+忘年会だけど皆さんの嫌な思い出全て青葉がぶちまけます!残念忘年会」は終了とさせていただきまーす」

提督「……最後は俺でおしまいか…」

あとちょっと続く

314 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/30(火) 17:42:56.48 ID:8R6VUHc00
――後日談――
提督「――なんだかんだ今年も終わりだなぁ……」(片付け

翔鶴「提督…」(ギュッ

提督「ん?」

翔鶴「私嬉しいんです」

翔鶴「……誰一人失うことなく今年も終えることができて」

提督「…………」(ポリポリ

翔鶴「提督のおかげです…ありがとうございま――」

提督「それが俺の仕事だから当然だお礼なんていらないぞ」

翔鶴「…そうですね…来年も」

提督「誰も失うつもりはない」(フンッ

翔鶴「…………提督は」(ボソッ

翔鶴「提督は来年も私たちの提督ですよね」

提督「――あたりまえだ…」

翔鶴「なら…いいんです」(ニコッ

<ヒュヒューお暑いねお二人さん(ヒューヒュー
<ちょっと瑞鶴///そんな事してないで手伝いなさい

提督「………」
――――
これにてクリスマス編は終了です。次の更新は新年に投稿したいと思います。それでは皆さんよいお年を……
315 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/30(火) 19:29:33.10 ID:8R6VUHc00
新年を迎える前に!
皆さんに協力していただきたいことがあります…ネタ募集です
できるだけ皆さんに頼らないようここまで頑張ってきたのですが流石に安直なネタばかりになってしまい皆さんも飽き飽きしてきているのではと思っております……自分でも安直だなーっと思うほどです
どうか!新ネタの方よろしくお願いします
>>316
>>317あたりまで
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/30(火) 20:43:56.27 ID:LD+z758co
飛鷹
317 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/30(火) 23:09:17.53 ID:8R6VUHc00
>>316
ひ、飛鷹……だと
龍驤の霊圧が消えた……

これは隼鷹さんのお友達決定ですね

>>318
できれば後もひとつ頼んます
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/30(火) 23:58:39.42 ID:qBQdSivRo
雲龍
319 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2014/12/31(水) 07:37:31.63 ID:yRSS+Uf10
>>318
も、もうこれ以上龍驤イジメは止めてやってくれよ…

雲龍使わさせていただきます
320 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/01(木) 18:14:51.59 ID:8e15fOIr0
皆さんあけましておめでとうございます
本年も何卒よろしくお願いいたします

新年のご挨拶

翔鶴の場合
翔鶴「提督!あけましておめでとうございます」(ペコリ

提督「あけましておめでとう…」

翔鶴「どうですかこの着物…似合ってますか?…」(ジリジリ

提督「うぐっ…近いよ翔鶴」

翔鶴「もっと近くで見てください…」(ピタァァ

提督「……………」

翔鶴「ほらっいいんですよ提督の自由にして……て・い・と・く」

提督「――……翔鶴!」(ガシッ

翔鶴「もうっ///そんなにがっつかなくても大丈夫ですよ……ほらっ――」(スルスル

提督「ちょっと別の仕事があるから後でな」(スタスタ

翔鶴「…………」


瑞鶴の場合
瑞鶴「はいっ提督!あけましておめでとうね♪」

提督「翔鶴の次は瑞鶴か…あけましておめでとう」

瑞鶴「今年も一年――」

瑞鶴「がんばるずい!」(ニッコ

提督「…………」(ポカーン

瑞鶴「……///」


加賀の場合
加賀「提督……あけましておめでとうございます本年もよろしくお願いします」

提督「あけましておめでとう…」

加賀「…………」(ジィィィ

提督「…………」

加賀「…………」(ジィィィ

提督「…………」

加賀「…………」(ジィィィ



提督「――…………」(目逸らし


隼鷹の場合
隼鷹「はぁいー!てぃーとぉーくあけましておめでとーう……ございます!」(フラフラ

提督「あぁあけましておめでと――って隼鷹大丈夫か?」

隼鷹「あんだよぉーてぃーとぅーく元気ないぞぉぉぉ」(スリスリ

提督「あまり無理はするな横になれ」

隼鷹「えぇーー!よってあいよぉぉちょぉぉっとフラフラするだけおrrrrrrrr」(ビチャビチャア

提督「うぉぉぉぉぉぉ!」
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/01(木) 21:43:09.61 ID:celaBC/8o
乙ー
322 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/02(金) 14:03:48.77 ID:fVyWHkLu0
ビスマルクの場合
ビスマルク「グーテンターク!…じゃないわねあけましておめでとう提督」

提督「あけましておめでとうビス子」

ビスマルク「日本の年越しは静かだったわ……向こうは周りがうるさくて堪ったものじゃないから」(髪サラァ

提督「静かな年越しは嫌いか……?」

ビスマルク「別に…どうして?」

提督「何でもないさ気にしないでくれ」

ビスマルク「まっ日本らしくていいんじゃないかしら」

提督「…なら次の年越しは俺と一緒に迎えようか」

ビスマルク「なに言ってるの…私は一人が好きだから――」(ムグッ

提督「君みたいな妖艶な女性を放っておけないさ」(ツゥゥゥ

ビスマルク「もうっ///提督ったら………慌てなくても大丈夫よ」

提督「フフッ」(スルッ

ビスマルク「ちょっとどこ触ってるの…ダメよ今は執務中だから――」

提督「今は二人っきりじゃないか…いいだろ我慢できないんだ」

ビスマルク「………提督」

提督「ビス子…」

ビスマルク「提督…」

提督「ビス子…」

ビスマルク「提督…」

提督「――ビス子ぉー」(ユッサユッサ

ビスマルク「んむっ………て、いと…く?」(寝ぼけ

提督「あまりに遅いから部屋に来てみたら……もう十二時過ぎてるぞ」

ビスマルク「……夢…」

提督「なんだ?良い初夢でも見たのか」

ビスマルク「……………」(プルプル

提督「――?どうした顔真っ赤だぞ」

ビスマルク「う、うう、うるさい!///何でもないから早く部屋から出ていきなさいよ!」(バンッバンッ



北上の場合
北上「うー…寒いから提督へ挨拶しに行くの止める…うー」

球磨「クマッ!お前も来るクマッ」(ズルズル

北上「うー……うー」

球磨「うーうーうるっさいクマッ!」
323 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/02(金) 21:31:58.14 ID:fVyWHkLu0
鈴谷の場合
鈴谷「うぃーす提督!あけおめー↑ことよろー↑」(チッス

提督「あけましておめでとう鈴谷」

鈴谷「提督お年玉ないのお年玉!」(ホレホレ

提督「一人一人に渡してたら俺の金が溶けるから無理だ」

鈴谷「えぇぇえ…鈴谷に渡さないで誰に渡すのよ」

提督「しいて言うなら駆逐艦の子たちかな」

鈴谷「ちぇぇ…まっいっかぁー」(ボスンッ

提督「…………あのー…鈴谷?」

鈴谷「お年玉くれなかった罰だから」

提督「じゃああげるからどいてくれ…仕事ができないんだ」

鈴谷「……ほいじゃあお年玉いらないからこれで良い…」(スリスリ

提督「……」


島風の場合
島風「てーーとーーくぅーーー!!!」(ジュワッ

提督「ふんっ……!」(パシッ

島風「まだまだぁぁぁ!!」(グググ

提督「フグッ……ぐぉぉぉぉ!」
――
天龍「新年そうそう何してんだよあいつら…」


他提督の場合
他提督『はーいあけましておめでとうぉー』

提督「あけましておめでとう」

他提督『どう?元気にやってる』

提督「まぁ元気だけど……それより一つ話を聞いてくれるか姉ちゃん」

他提督『何よ話って』(ランラン

提督「この間のお見合いの件なんだけどさ」

他提督『………』

提督「姉ちゃん…誰かに言ったよね」

他提督『………あっ…と』

提督「…翔鶴に話したよね俺がお見合いするって」

他提督『………』(汗汗

提督「この際だからハッキリ言わせてもらうけど――」

他提督『』(プツゥー
324 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/02(金) 22:50:43.52 ID:fVyWHkLu0

鳳翔さんの場合
鳳翔「あけましておめでとうございます提督。今年もよろしくお願いしますね」

提督「こちらこそよろしくお願いします」

鳳翔「何か…食べていきますか?」

提督「あぁすみませんまだ仕事が残っているものでちょっと…」

鳳翔「お正月からお仕事ですか…それはお疲れですね」

提督「えぇ……鳳翔さんもお正月くらいは体を休めてくださいね」

鳳翔「……そうだ!私お昼になったら提督さんにご飯届けさせてもらってもいいですか」

提督「え、えぇ構いませんけど…そんなわざわざ――」

鳳翔「いいんです!私もう初詣も済ませましたしする事ないですから」(キラキラ

提督「…じゃあお言葉に甘えて」

鳳翔「はいっ私頑張ります!」

提督「(お昼は間宮さんの料理と鳳翔さんの料理か…食べきれるだろうか)」

短いですがここまでで
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/02(金) 23:07:06.83 ID:rH23IbaDo
乙です
326 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/03(土) 14:48:22.29 ID:KeGeDnYO0
――隼鷹の苦労――
隼鷹「くっ…あぁぁ」(肩コリコリ

隼鷹「これだけの量の艦載機…このペースじゃあ日付がかわっちまうよ」(フキフキ

隼鷹「…誰か手伝ってくれんかなぁ」


「――次の任務は…これかな」(ペラペラ


隼鷹「――!ちょっと提督ー!」


「んっ…隼鷹か。酒なら飲まんぞ」


隼鷹「酒じゃないって!」

「……じゃあ何のようだ」(ガラガラ

隼鷹「あはは、勘のいい提督ならもうわかってるでしょ」

提督「――整備を手伝えってか?」

隼鷹「おっ!それじゃあ早速――」

提督「無理だ、俺も忙しい」(クルッスタスタ

隼鷹「待ってくれよぉーこのままじゃ明日になっちゃうんだよ」(ズリズリ

提督「駄目だ、もとはと言えば隼鷹がほったらかしにしてたのが悪い」

隼鷹(うるうる

提督「……一時間だけだぞ」

――――
327 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/03(土) 20:43:10.97 ID:KeGeDnYO0
隼鷹「酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞぉー酒が飲める酒が飲める――」(ルンルンルン♪

提督(整備中「ふぅーーっ…こんな物か」(フキフキ

艦載機<あっ///そこっもっと強くぅー///

提督「…………」

隼鷹「今日はどの酒にしよっかなぁ…やっぱし熱燗かなー」

提督「……なぁ隼鷹いつも気になってたんだけどさぁ聞いてもいいか?」

隼鷹「――?何だよスリーサイズ位なら言えるけど」

提督「いやっ確かにそれはそれで気になるけど……隼鷹の艦載機はどういう仕組みなんだ?」

隼鷹「艦載機って……」

提督「ほらっ一航戦や二航戦は弓で小さくした艦載機を飛ばしてるだろ……加賀くんみたいに」(フキフキ

隼鷹「ふんふんまぁそうだね」

提督「でも隼鷹はその紙切れみたいなのを飛ばしてるだろ…だからどんな仕組みなのか――」

隼鷹「ああぁ!そういう事
……えっとねぇ私たち飛鷹
型、龍驤型の船には不思議
な力があってそれで艦載機
を縮小するんだけどその時
に注意しなけゃいけないの
があって全体の――」

提督「…すまない結局のところまとめたらどういう仕組みなんだ?」

隼鷹「えっ、うーん簡単に言うと不思議な力で艦載機を紙にして発艦してるって事かな」

提督「不思議な力……」

隼鷹「そっ!私が中破したときに胸を隠してるあの紫のやつね……ほっと」(ポッ

提督「…………」

隼鷹「これを艦載機に近づけると…」

艦載機<や、止めろ!止めてくれぉぉぉ

隼鷹「ほらっこんな風に紙切れになっちゃうってわけ…一応私たちは式紙って呼んでるんだけど」

提督「…魔法使いみたいだ」

隼鷹「で!これを発艦するには…これを使う」(ドンッ

提督「あの巻物か」

隼鷹「そっ、これに式紙を乗っけて…力を込めるとこんな風に――」

艦載機<うぐっ…体が、体が、うずくぞぉぉ

隼鷹「こーんな感じに元に戻って発艦って感じ」

提督「……凄いな……」(唖然

続くよ
328 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/03(土) 22:04:16.55 ID:KeGeDnYO0
隼鷹「まっ私にかかればこれくらい朝飯前だけどね」(ポッポポッ

提督「なぁ隼鷹……もう一つ聞いてもいいか?さっきから気になって仕方ないんだ」

隼鷹「いいよ何でも聞いてちょうだいな――」

提督「そうか……じゃあ隼鷹のスリーサイズを」

隼鷹「えっと上から九十五、六十――」

<バンッ!

翔鶴「提督?何していらっしゃるんですか?お仕事はどうしたんですか?隼鷹さんと何を話してたんですか?ジュンヨウサントドンナオハナシシテタンデスカ?」

提督「………ぁぁ」

翔鶴「さぁ執務室に私と話し合いましょうか提督…イイデスネ」

隼鷹「提督…ちなみに翔鶴のスリーサイズは上から八十一、五十――」(ボソッ

翔鶴「隼鷹さん何言ってるんですか」

隼鷹「へっ?……あっあはは何でもないです……何でも」


次の話はまた明日です。おやすみなさい


龍驤「また胸の話してる…」

提督「いやっ世の中にはちっぱいの方が好きという物好きな方もいらっしゃるから安心しろ」

龍驤「…慰めになっとらん」

提督「ちなみに俺は大きい方が好きだ」

龍驤「その情報ここでぶっこんでくるか…」
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/04(日) 00:58:35.32 ID:UXUwQWTPo
乙です
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/04(日) 17:44:41.00 ID:pL9IsIlh0

俺は龍驤を始めて見たときから好きだけどなぁ…胸は関係なく
331 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/04(日) 20:35:29.05 ID:+KNTHPfJ0
>>330
SSではネタとして扱わせていただいていますが実際は僕も龍驤は好きですよ、軽空母では一番レベルも高いです



提督「――っと言うことだからな龍驤、愛してるぞ」

龍驤「私は絶対信じへんからな!翔鶴さんみたいなおっぱいが好きなやつ信じへんからから――」

提督「俺を信じてくれ龍驤!」(ガシッ

龍驤「ちょっ、ちょっと……やめぇや恥ずかしい///」

提督「(…………チョロいな)」
332 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/04(日) 21:16:24.94 ID:+KNTHPfJ0
全国の提督の皆さんこんばんは。
最近健康のために漢方薬を飲み始めました、体にいいはずなのですがあまり実感がわかないので良いことがあるたびに漢方のおかげにしています。漢方と全く関係無いことも漢方のおかげにしています。今日山雲がきてくれたのも漢方のおかげにしています。……漢方スゲーマジスゲー

本編行きます

――雲龍初登場――
加賀(洋服選び中「……」(カチャカチャ

加賀「…赤城さんこれなんてどうですか」(スッ

赤城「これはちょっと…――って言うかこれどこに置いてあったのよ」(チャイナ服

加賀「提督はこれくらいの方が喜んでくれるから…」

赤城「そうかねぇ提督はもっと清楚な感じが好きだと思うけどぉー」

加賀「……………わかったわ」

赤城「私ちょっとあっちで自分の服選んでくるから、また後で」

加賀(コクン

――――

加賀「……♪」(カチャカチャカチャカチャ

加賀「…………これは…さすがに駄目かしら」(セーラー服

???「あれっ…加賀先…輩?」

加賀「!?」(ビクッ!

たぶん一時間後くらいに投稿
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/04(日) 22:35:37.28 ID:+KNTHPfJ0
雲龍「私です雲龍です。お久しぶりですね」

加賀「う、雲龍…ひ、久しぶりね」(隠し隠し

雲龍「加賀先輩にこんなところで出会えるなんて」(キラキラ

加賀「……何年振りかしら?」(平常心

加賀「(何でこんなタイミングで)」(セーラー服持ち

雲龍「そうですね加賀さんが出ていって以来ですから一年振りくらいでしょうか」

加賀「…そう」(平常心平常心

加賀「(と、とりあえず雲龍には悪いけどこれを片付けなくちゃ)」

雲龍「あれっもしかして加賀先輩も服を見に来たんですか?」(チラッ

加賀「……そうだけど」(ススッ

雲龍「珍しいですね加賀先輩が服を選びに来るなんて」

加賀「……ダメかしら?」

雲龍「そ、そういう意味じゃありません」

加賀「……雲龍。この店に赤城さんもいるから呼んできてくれるかしら」

雲龍「赤城先輩もいらっしゃるんですね!わかりました」(スタスタ

加賀「……よ、よしこの隙に……」(スッ

雲龍「加賀先輩、赤城先輩をお呼びしました」(ススッ
赤城「加賀!雲龍ちゃんが来てたのねそれならすぐに私も呼んでよ」(ポンポン

加賀「あ、ああ、あ、赤城さん」(ガチャガチャッ

赤城「――?加賀何持ってるの」

加賀「…別に何も」(平常心平常心平常心

赤城「…………怪しいわ、雲龍ちゃんもそう思うでしょ」

雲龍「そうでしょうか?私はいつも通りの加賀先輩に見えますけど」

赤城「…何か持ってるわね」

加賀「ただの服だから気にしないで…」

赤城「じゃあ見せてもらいましょうか」(グイッ

加賀「あっちょっと!」

セーラー服<……どうも十年ぶりくらいに選ばれましたセーラー服です

赤城「…………」雲龍「…………」

加賀「//////////」

赤城「……ごめんなさい…返すわね」(スッ

加賀「赤城さん…」(プルプル

雲龍「加賀先輩わ、私は。す、素晴らしいお趣味だと思います」

加賀「……慰めなくていいわよ雲龍」

雲龍「…………」

加賀「……一度本音を言ってみなさい」

雲龍「さすがに無理かと思いますはい」

加賀「頭にきました」

次の話はまた今度
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/05(月) 00:21:49.99 ID:8rhufRLyo
乙です
335 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/06(火) 19:07:50.71 ID:YPg+3K3D0
あーしたーは艦これのアニメがぁースタートするぅー

まぁ私の地域は放映されないんですけどね


――飛鷹初登場――
他提督「――これで良しっと」(カタン

他提督「飛鷹ぉーちょっと来てぇー」

飛鷹(艦載機整備中「何ですか提督?」

他提督「いいからちょっとちょっと」(チョイチョイ

飛鷹「……先に行っとくけど面倒事は嫌だからね」(カツカツカツ

他提督「大した仕事じゃないわこの書類を届けてきてほしいの」(ピラッ

飛鷹「……何処までですか」(イラッ

他提督「口で説明するのは難しいから地図を用意しているわ」(スッ

飛鷹「………結構遠いじゃないですか郵便で届けてくださいよ」

他提督「駄目よ大事な書類なんだから」

飛鷹「…………」(行きたくないアピール

他提督「ねっ!お願い!」(パンッ

飛鷹「……わかりましたよ、届ければいいんでしょ届ければ」(ブツブツ

他提督「そう!じゃあこれもお願いできるかしら」

飛鷹「………荷物が増えるのは勘弁してほしいわね」(手土産

他提督「それじゃあお願いね」(ヒョイヒョイ

飛鷹「――これって向こうの艦むすに渡してもいいのよね?」

他提督「あぁー……直接提督に渡してくれるかしら」

飛鷹「…気をつかうから嫌なんだけど」

他提督「あっそっか!飛鷹まだ向こうの提督に会ったことないんだ」

飛鷹「――?」

他提督「大丈夫よあの人なら出会いがしらに殴りかからない限り怒らないから」

飛鷹「…………それ本当に提督ですか」

他提督「まっそういう事だから気をつかう必要ないわ安心していってらっしゃい」
336 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/06(火) 20:42:35.18 ID:YPg+3K3D0
――――


≪ようこそ我が鎮守府へ≫(立て札
飛鷹「…ご丁寧にどうも」

飛鷹「(とりあえず提督さんを探さないと……)」(ザクザクザク

島風「あなた何処から来たの」(ヌゥッ

飛鷹「ひゃっ!!……び、びっくりさせないでよ」

島風「私の質問に答えなさい」

飛鷹「何処からって…私はここの提督に用があるのよ」

島風「……あなたも艦むすなの?」

飛鷹「えぇだから提督のところに案内してくれるかしら?私も早く帰りたいのよ」

島風「…別にいいけど提督に手を出したら承知しないわよ」(ツカツカツカ

――――

飛鷹「――あなたも大変ねこんな真冬に門番だなんて」

島風「大したことじゃないわ提督に命令されてるからやってるだけ」

飛鷹「(…やっぱり鬼提督じゃない、他提督の言うこと信じた私がバカだったわ…)」

島風(ピタッ

飛鷹「ここ?」

島風「提督…お客様をお連れしました」

<えっ…

島風「失礼します」

提督「……誰?」

島風「くっ……にひひぃぃ」

飛鷹「……へっ?」

提督「島風……今度は何の遊びだ」

島風「えっとねぇ!真面目さんごっこ!」(ピョンピョン

提督「そ、そうか…」

飛鷹「あのぉ…」

提督「君の話は聞いてるよ、遠いところからご苦労だったね」

島風「ねぇ提督提督提督!!島風偉い?お客さん連れてきたよ!偉いでしょ」

提督「あぁ偉い偉い…偉いから静かにしようか」(ナデナデ

島風「えへへぇ」

飛鷹「…………」

提督「早速で悪いんだが書類をくれるかい?」

飛鷹「あっ…これですどうぞ」

提督「うん、ありがとう助かるよ」(ニコニコ

飛鷹「……」

提督「あぁ…すまない今から作戦会議があるから少し席を外させてもらうよ、ゆっくりしていってくれ」(ガタッ

飛鷹「えっ?」

島風「いってらっしゃーい」(フリフリ

<……バタンッ
337 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/06(火) 22:56:07.05 ID:YPg+3K3D0
<……バタンッ

飛鷹「えっとー…私は何をしたらいいのかしら」

島風「ゆっくりしたらいいと思うよ!」

飛鷹「そ、そうだよね……ゆっくりってねぇ」

島風「じゃあ島風と真面目さんごっこしようよ!」

飛鷹「それはちょっと…」

島風「それじゃあ鎮守府案内しよっか?」(ツンツン

飛鷹「あっありがとうじゃあそれお願いしてもいいかしら」

島風「おうっ!任せなさい!」(ピッ

飛鷹「(可愛い…)」(ニタニタ






おまけ
提督(封筒あけあけ「――しょっと」

提督「結構入ってるな…なになに…」(ズズズッ

<ヒラッヒラッ…ヒラッ

提督「んっなんだコレ?」(ピッ


――――――――――――――
この前はごめんね
素直になれない姉より
――――――――――――――


提督「……ふふっ」(ニヤニヤ
338 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/06(火) 23:13:59.16 ID:YPg+3K3D0
これにて雲龍と飛鷹の初登場編は終了です。次のネタはまだ思いついていないので少し遅れてしまうかもしれませんが近いうちに投下します、もし投下して欲しいネタ等ございましたらドシドシお願いします
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/06(火) 23:32:17.02 ID:cUx2ifYQo
乙です
340 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/07(水) 19:22:05.05 ID:d8IUWv/60
――秘書艦野分――
提督「……ッ…はぁ」(カリカリ

提督「野分君あとどれくらいかな」

野分「はい、あと三十枚ほど」

提督「そうか…多いな…」(カリカリカリ

野分「……司令、あまり無理をなさらないでください明日の艦隊運営に支障がでます」

提督「大丈夫、自分の体は自分が一番よくわかってるよ」(微笑み

野分「…お飲み物お入れしますね」(カタッ

提督「あぁありがとう」

提督「(野分君は細やかな気遣いが良くできる良い子だが、少し気を詰めすぎだな)」(お父さん気分
――――
野分「どうぞ」(コトッ

提督「えっ…う、うん、助かるよ」(カチャッ

提督「(……ティーカップに緑茶、なかなか斬新…)」(ズズズッ

野分「他に手伝うことはありませんか司令」

提督「あぁ、…そこの書類をとってくれるかあと辞書も」

野分「御意」(スタスタ

提督「――!?」

野分「――どうぞ」(ススッ

提督「あ、ありがとう助か――」(チラッ

英和辞典<どうも

提督「――――!?」

野分「司令?どうかしましたか?」

提督「あっあっ、その…普通に国語辞典でお願いできるかな」

野分「えっ…あっ!すみません国語辞典の方ですね、すみません」(ペコペコ

提督「いいんだ気にしないでくれ」

提督「(……確かに野分君は今日が初めての秘書艦だが――)」

野分「どうぞ…」

提督「あ、ありがとう」(ニコッ

――――

野分「おかわりお持ちしました」(スッ

提督「(…………湯呑みに紅茶)」(ズズズッ

提督「野分君疲れてはいないか?」

野分「えっ私は大丈夫ですけど」

提督「(疲れてはいない。……だとすると)」

野分「司令、好きなお飲み物は何ですか?」

提督「えっあぁ…コ、コーヒーかな」

野分「へぇーそうなんですか、私も好きなんですよコーヒー……」

野分「…………」(ジトー

提督「…………」(……




提督「(…うん、天然だなこの子)」(確信
341 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/08(木) 22:30:31.89 ID:YVlrzX6j0
――秘書艦足柄――
《執務室》

≪三分間だけ待ってやる…(お湯注ぎ中


足柄「はぁーい♪提督今日のお昼は皆大好きカップラーメンだよぉぉ」(タタンッ

提督「えっ…ぁ……すまない」

提督「(足柄。秘書艦としての働きは非常に優秀。気配りも良くできている…)」

足柄「いいの↑よぉ↑!気にしなくて」(バシッバシム

提督「(明るい性格も素敵だ……が)」

足柄「ねぇ提督!やっぱりこの季節はカップラーメンだよねぇ提督はどっちがいいかしら?醤油味?それとも豚骨?」

提督「私はどちらでも構わないから足柄君から選んでくれ」(カリカリ

足柄「えっ私?……やっぱり私はあっさり系が好きだから醤油にしよっかな」

提督「(…翔鶴や加賀くんと比べるとどうしても――)」


提督「なら私は豚骨の方をいただこう」


提督「(……男に飢えている)」

足柄「――それでねぇ提督?お願いしたいことがあるんだけどぉー…いい?」(ピトォォ

提督「(…この流れとテンションはたぶんお決まりのパターンだ)」

足柄「今晩は戦場(合コン)に行かなくちゃ行けなくて9時にあがらしてもらってもいい?」

提督「…む…ぅ……わかった…ならそれまでに今日中の仕事を終わらせられるよう頑張らないとな」

提督「(私が数えただけでも三十回は行っているであろう合コン……一体どうやってセッティングしているのかはわからないが…)」
<わぁーいありがとう提督ぅー!(スリスリ

羽黒『足柄姉さんの暴走を止めて下さいお願いします提督!』

提督「(羽黒君が利用されているのは間違いない、それは止めさせなければならないが…)」

足柄「今日はどんな男が釣れるかしら…ふふっ楽しみだわ」(ボソッ

提督「(ただそれでも諦めることなく挑み続ける姿はまるで…)」

足柄(ギラギラギラ

提督「(飢えた狼――!)」

提督「……頑張れよ」

足柄「えぇ!今日こそ!」

提督「(私にできることはただ一つ……)」

足柄「ぜっっったいに捕まえて来てやるわ!覚悟しなさい」(グルルルゥ

提督「(…男性陣の無事を祈るしか出来ないのだ!)」

≪デキタヨーアツアツダヨー
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/08(木) 22:39:14.07 ID:H7g8Np/ro
缶コーヒーのBOSS
あたらしくなったレインボーマウンテン
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/08(木) 23:16:55.71 ID:Sx9ZDxyMo
乙です
344 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/10(土) 16:35:19.65 ID:HIP8cMJ/0
更新遅れましたごめんね
――壁ドン――

<本番開始五秒前――!…三!二!一!

壁ドン……皆さんはこの言葉の意味をご存知だろうか?(ナレーター青葉

知らないと言う方のために意味を説明しよう……恋愛における壁ドンは、主に少女漫画やアニメなどで見られるシチュエーションである「男性が女性を壁際まで追い詰め、壁を背にした女性の脇に手をつき『ドン』と音を発生させ、腕で覆われるように顔が接近する」まで、あるいは「耳元で愛を囁かれる」までが一般的な壁ドンである。

そして……今この壁ドンが大流行しているの言うまでもない…やれ壁ドンそれ壁ドン…現代を生きる女性のステータスとなっていると言っても過言ではないだろう

ただ、実際に男性から壁ドンをされた事のある女性は数少ないのも事実…だからこそ壁ドンは女性にとって高いステータスを誇るのである


――さてご察しの良い皆様ならこれから起こる現象はすでに予想済みの事でしょう…


そう……我が鎮守府でも空前の壁ドンブームがやって来たのです

<チャーチャーチャチャーチャッチャーチャーチャーチャーチャッチャー


《鎮守府》

川内「おい那珂!ちょっと待てって!おい!」(ダッダ

那珂「もう何よ!私の事は放っておいてって言ったじゃない!」(女優の顔

川内「何でだよ!納得いかねぇよ何でそんな急に――」

那珂「終わったのよ!……私たちもう…終わったの…」

川内「……んっだよそれ、俺たちそんな簡単に終わっちまう関係だったのかよ」

那珂「そうよ!所詮あなたは私の遊びあいてに過ぎなかったの…わかるでしょ」

川内「…じゃああの遊園地で見せた太陽のように明るい笑顔は何だったんだよ…アレも嘘だったって言うのかよ!」(バッ

那珂「………」

川内「一緒にこれから歩んで行こうって言ったじゃねぇかよ!」(ジリジリ

那珂「……」(タジタジ

川内「……正直になれよ…那珂」(ピタッ

那珂「………もう良い…私に構わないで――」(背中が壁にピタァァ

<ドンッ!

川内「俺の事だけ見てろよ」(耳元ささやき+壁ドン

那珂(胸キュンッ


<バンッ
神通「はむっ………まっ///………待てよ…な、那珂…ん…那珂は…お、おお、…ぅ…俺の――……///」



青葉「ハイカットォォ!ダメだよ神通ちゃん、もっと心を込めてセリフセリフ!」(台本バンバン

神通「だ、だから無理だって先に言ったじゃないですか……」(うるうる

川内「私も流石にもうヘトヘト……ちょっと休ましてよ」(take12

那珂「那珂ちゃんごっきげーん!!キャハッ」(アイドル≠艦むす

青葉「むぅ…女子だけでの壁ドンは斬新で流行ると思いましたが……やっぱり男性の方が欲しいですねぇ」(録画チェック

川内「今か!今頃気づいたのか!」

青葉「……こうなったら仕方ありませんねあのお方に手伝っていただきましょう」

那珂「えっ私のお仕事は?ねぇ私の久しぶりのお仕事は?」

続くよん
345 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/11(日) 22:30:09.80 ID:cLsWVgMt0
提督「むぅ……」(ピクッ

鈴谷「やっぱり冬はみかんでこたつ…じゃなくってこたつでみかんだよねぇ」(剥き剥き

提督(ヒョコヒョコ

鍵<ガチャッ

鈴谷「んあっ提督なに鍵なんて閉めてんの?」

提督「何だか嫌な予感がするんだ……」

鈴谷「あぁーあるよねーでもそんな時って案外なーんにも無いんだよねぇ」

提督「出来れば誰も来てほしくないのだが……」(フラァ

鈴谷「(……提督が鍵を閉めた理由はそっちね……期待はして無かったけど)」(モゾモゾ

鍵<ココンコンコン

提督(ビクッ

青葉「ドーモ司令官さん青葉です、少しお話したいことが――」(ガチャッ…

青葉「………」

<ガチャガチャ!ガチャッガチャャ!

提督「鈴谷、少し静かにしておいてくれるか?」(トントン

鈴谷「お、おーけー」

提督「――すまない青葉、君をこの部屋に入れることは出来ない」

青葉「な、何でですか!私まだ何もしてないじゃないですか」

提督「厄介事は遠慮したい……少し疲れているんだ」

青葉「あぁー…」

提督「どうしてもと言うなら協力はするが」

青葉「私もそこまで鬼じゃないですよ。わかりましたそれじゃあ元気になったらお願いできますか?」

提督「むっ…うむ………出来る範囲でな」



鍵<イッタヨー

多分三十分後くらいに次投下
346 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/11(日) 23:31:37.30 ID:cLsWVgMt0
鈴谷「第一さぁ?提督は青葉ちゃんに甘いんだよ、そんなんだから厄介事に巻き込まれるわけ」

提督「………あぁ」

鈴谷「優しいことが駄目って訳じゃないけどきつく叱るのも提督の大事な仕事じゃん?」

提督「………そうだな」(フラフラ

鈴谷「あれっ提督大丈夫?ちょっと休みなよ」(ムクッ

提督「す、鈴谷が心配する必要はない少し横になれば治る…」(ヒョコヒョコ

鈴谷「とか言いながら机に行かないの!ほらっこっち来て横になって」(パンパン

提督「平気…平気…」

鈴谷「もぅいいからこっちに来てよ!」(グイッ

提督(フラッ

鈴谷「えっあっ、ちょっ、まっ」(ツルッ

<ドンッ!
347 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/11(日) 23:32:54.52 ID:cLsWVgMt0
鈴谷「いっ…たぁぁ」(サスサス

提督「…はぁはぁ」(荒い息づかい

鈴谷「ちょっと提督なにやって――」(ボスッ

鈴谷「(な、なな、なにこれ壁ドン!?わ、私提督に壁ドンされてるの嘘っまじっ…恥ずかし)」

提督(プルプル「……」(もう一方の手もドンッ!

鈴谷「て、てて、提督!ちょ、離れてお願い///それ以上は…」(グググ

提督(ジリジリ

鈴谷「駄目っ、私そんな」

提督「………うっ…はぁ」

鈴谷「私なんかじゃ…駄目だよ提督」

提督「はぁ…ぐっ…」

鈴谷「しょ、翔鶴さんみたいに!料理も上手じゃないし加賀さんみたいに真面目でもないし!あ、あとビスマルクさんみたいに胸も大きく…いやっ胸はそれなりに大きいけどぉ!!」(チョー早口

提督「………はぁ…はぁ」(真っ赤

壁<諦めなよ嬢ちゃん…その男の女になっちゃいな

鈴谷「わかった!わかったよ!」

鈴谷「(ええい!こうなったらどうにでもなれっ!)」(目瞑り

<………

鈴谷「………(でも…私なんかでほんとに良いのかなもっと他にも…可愛い子は…いっぱい)」(ドキドキ

<………

鈴谷「………(あぁいつかは結婚するんだろうなぁ…綺麗なドレスを着て……そうだ結婚するなら家事も出来るようにならないと…やっぱし提督には美味しいご飯を食べさせてあげたいから料理は頑張らなくちゃ…)」(ニヤニヤ

<………

鈴谷「………(あぁぁぁやっぱり子作りとかするのかぁ…提督と子作り…もうっマジッヤバッ)」(ドキドキ

<………

鈴谷「………(こ、子供の名前は………二人でゆっくり考えよう)」(ドキドキ

<………

鈴谷「………」(?

鈴谷「て、てーとく――」(チラァ

提督(ドサッ

鈴谷「うわっ!!て、提督!?」(ガバッ

提督「………はぁはぁ…うっ…はぁ」(途絶え途絶え

鈴谷「ねぇ!ねぇってば!しっかりしてよ提督!ねーーぇ!てーいーとーく!私との子作りは!」(ユッサユッサ


これにて鈴谷の妄想回…じゃなくって壁ドン回はおしまいです、一応このままの流れで次の話にいくのですが、この壁ドンネタはもしかしたらまた登場させるかも知れません他の子でも書いてみたいので
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/11(日) 23:40:19.27 ID:qnuB9mY/o
乙です
349 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/12(月) 22:43:17.01 ID:KU9EVXjS0
???(カチッ…カチカチッ

???「……おぉ…おぉぉ…」(カチッ

???「こいつは良いお宝じゃ…これで3日はイケるぞ…――」(カチカチッ

???「わしの秘蔵コレクションにまた新しい仲間が増えおったわい……賑やか賑やか」(コピペ

<ドンドンドン!!

???「なんじゃあ騒がしいのぉ…もうちょっと丁寧にノックせんか」(パタンッ

<ドンドンドンドン!!!

???「わかったわかった!今いくからちょっと待っておれ」(のっそのっそ

<カチャッ…ギィィイ

鈴谷「エロ爺なにしてんのよこっち急病の患者がいるの早く開けなさいよ!」

ガン爺「おやっ誰かと思えば鈴谷ちゃんじゃないか、何処か悪いところでもあるのかわしが診てやろう」(デレデレ

鈴谷「どう見ても私じゃないでしょ!問題があるのは私の背中に乗ってる人」

提督(グッタリ

ガン爺「……なんじゃ提督さんの方じゃったか…わしは男の体に興味はないのじゃがのぉ」

鈴谷「つべこべ言うな!医者だろあんた」

ガン爺「……はぁ…鈴谷ちゃんに頼まれたら仕方ないのぉ…久しぶりに戻ってきて最初の患者が提督さんとは………ついてない」(渋々

鈴谷「もしもの事があったらあんたのせいにするからね……」(ズリズリ

ガン爺「おお、怖い怖い」

短いですが続きは明日で…切ります
350 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/14(水) 19:01:45.83 ID:wlag8qZt0
鎮守府《廊下》

翔鶴「提督が倒れたって本当?鈴谷ちゃん」(カツカツカツ

鈴谷「うん…急に突然」

瑞鶴「だから無理しすぎなんだってあの人は、私たちの気持ちも考えなさいよね」

北上「エロ爺戻って来てくれて助かったねぇー」

球磨「心配だくまぁ」

<ガチャッ

ガン爺「ん……おぉ!これまた大勢のお客様じゃのう、そんなにわしの帰りが待ち遠しかったのか――」(髭サワサワ

翔鶴「提督…私がきちんと手助けできてたらこんな事には……」(提督の手にぎにぎ

瑞鶴「翔鶴姉のせいじゃないよ気にしない気にしない」(肩ポンポン

ガン爺「(お目当ては提督さんかい……相変わらずじゃのう)」

球磨「エロ爺、提督は大丈夫クマ?どこか体に異常はなかったクマか?」

ガン爺「えっ…異常……そうじゃなー、提督さんの普段はご立派な主砲が今日は心無しか萎れてた――」(チラッ

鈴谷「/////」(顔伏せ

ガン爺「ふっふっふっ冗談じゃよ…鈴谷ちゃんの反応はいつみても面白いのぉ」(ハハハッハハハッ

球磨「死にたくなかったら真面目に質問に答えるクマ…」(主砲発射準備

瑞鶴「沈める…」(キリキリ

ガン爺「疲労じゃ疲労!ただの疲労、ゆっくり体を休めればすぐに治る」(降参

球磨「…くまぁ…良かったくまぁ」(ジャキッ

ガン爺「(こやつら提督の事となると本気で殺しにくるからの…近頃の艦むすは怖いわい)」

北上「――あれっ?こんなに騒がしいのに提督が起きないなんて珍しい…ぐっすりじゃん」(ツンツン

提督(すやぁ…

ガン爺「んっ…あぁあぁ!それはわしお手製の超強力睡眠薬を飲ませたからじゃ、こうでもせんと、こやつは休まんじゃろ」

北上「ふーん……でも何でそんなに強力なの作ってるのさ?」

ガン爺「えっ…それは極度の不眠症患者のためにだなわしが安らかな安眠をと思って――」

艦むす<…………

ガン爺「な、なんじゃそのわしを下げずむような目は」

翔鶴「それじゃあ提督を連れて帰りましょうか」

ガン爺「違うぞ!勘違いするでない、わしはさっきも言ったが提督さんのような患者ににぐっすり休んでもらおうと思って作ったのじゃ」

瑞鶴「そうだね提督をここに置いておく訳にもいかないからね」

ガン爺「わしは…そんな艦むすに飲ませて寝ている間に――≪自主規制≫――っとか――≪自主規制≫――やろうとかこれっぽっちも思っとらんぞ!」

艦むす<………

ガン爺「あっ…」

瑞鶴(ウジ虫を見るかのような目

ガン爺「ち、違うぞ、今のは勘違――」

球磨「さっさとこんな所出ていくクマここは空気がよどんでるから提督の体に悪影響だクマ」(ふんっ

ガン爺「待ってくれ!出ていく前にちょっと」(カチャチャ

翔鶴「何ですか?」(虫けらを見るかのような目

ガン爺「ほらっここまで来るのに疲れたじゃろうと思ってな………コーヒーを淹れておいたから、グイッと飲んでいきなさい全員分あるか――」

<ズドンッ!ズドン!ドンドンドン!!
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/14(水) 23:58:53.49 ID:Osrc8CTyo
乙ー
352 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/15(木) 21:43:55.41 ID:zUQftNOs0
――酔いどれ瑞鶴――
《食事処鳳翔》

瑞鶴「……むぅ」(カウンター突っ伏し

鳳翔「どうぞ」(焼酎ススッ

瑞鶴(ガシッ「……」(トクトクトク

鳳翔「……今日は翔鶴ちゃんと一緒じゃないのね」

瑞鶴「翔鶴姉は今日秘書艦だから…まだ仕事でもやってるんじゃないですか」(グビグビグビタンッ!…

鳳翔「あら、本当?」

瑞鶴「この間の分が残ってるとか残ってないとか…まっでも私には関係ないですけどね提督の仕事なんて」(氷トコトコ

鳳翔「(今日は提督さん来てくれないのかなぁ…)」(ショボン


――ぐびぐびぐびぐび――


瑞鶴「――まだ足りません!」(タンッ!

鳳翔「ず、瑞鶴ちゃんお酒の飲み過ぎは体に毒よもうそろそろ止めたらどう?」(焼酎ススッ

瑞鶴「いいんれすよ!わらひなんて…わらひなんてどうせ…」(ブツブツ

鳳翔「(……困ったわ、瑞鶴ちゃんがこんなに荒れるなんて初めて、そっとしておいた方がいいのかしら…)」

<カランコローン

提督「こんば――」(ハッ!

瑞鶴「・・・なんらよ、私の顔に何かついてるんですかぁーー!」

提督「…(触らぬ神に祟りなし)……」(テーブル席へ

鳳翔「あっちょっと」

瑞鶴「おぉぉーい!せっかくだからこっちに来て飲めよ、わらひの話を聞けよぉ!」(ガシッ

提督「ひっ」

鳳翔「(瑞鶴ちゃんナイス!)」

瑞鶴「はいここ座るぅー!」(グイッと

鳳翔「せっかくですし、瑞鶴ちゃんと一緒に飲むのも悪くないんじゃないですか、ねっ」

提督「(ハメラレタ)」

瑞鶴(グビッグビッグビッ

提督「む、む………ず、瑞鶴今日ずいぶん機嫌がいいんだな」

瑞鶴「あ"あ"ん?なんれあんたが私の名前知ってるんだよ、初対面らろ!」

提督「……鳳翔さん」(涙目

瑞鶴「うーん…あっわかったぁ!あんた私のストーカーだ!ウフフ…ストーカーに狙われてる……私♪」

鳳翔「(ごめんなさい提督さん、私にはこうする以外の方法は思いつかないんです)」(トントンカチャカチャ

瑞鶴「……ヒック…ウフ、フフ…」

提督「」(困惑顔

鳳翔「(南無三!)」

――――
353 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/15(木) 21:45:13.00 ID:zUQftNOs0
――後日談――

《鎮守府》食堂

瑞鶴「頭いたーい、昨日飲み過ぎたかなぁ」(半分は優しさでできているバファリンゴックン

翔鶴「飲み過ぎたって…瑞鶴あなた足柄さんみたいなこと言うのね」(カレーパクパク

瑞鶴「うーん……なんだか記憶も曖昧なんだよねぇ、誰かと一緒に飲んでたのは覚えてるんだけど…」(ズキズキ

提督「……」(魂の抜けた顔

瑞鶴「あっ提督もういらないなら私もらうねぇ」(ヒョイパクッ

今回はこれにておしまい…明日投下できるよう頑張ります
354 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/16(金) 18:55:36.78 ID:BTV9FeBY0
――休日の過ごし方――
《鎮守府》提督自室

ビスマルク(ジェンガ作戦決行「……よしっ!」(スッ


提督「……」

ビスマルク「次はあなたの番よ!さぁ早く抜いてちょうだい」

提督「……一応聞いておくがここは俺の部屋だ…どうしてビス子がくつろいでるんだ」(ジェンガ抜き抜き

ビスマルク「どうしてって…いいじゃない別に、楽しいでしょジェンガ」

提督「いや別に良いんだけど…」

ビスマルク「えぇーどうせあなた今日1日中寝てたんでしょ、それならこうやって一緒に遊んだ方が楽しいじゃない♪」

提督「…(俺は一体いつからビス子の遊び相手になったんだ)」(ジェンガ積み積み

ビスマルク「(ふふっ今なら提督を独り占めね…誰にも邪魔されないわよ)」


ビスマルク「これ終わったら次はスマブラでもしましょ私持ってきたの!」(ジャーン

提督(ピクッ「……俺のアイクは強いぞ」

ビスマルク「甘いわね私のゼルダパーフェクトに勝てると思ってるの」

355 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/17(土) 17:06:44.05 ID:NRp2fepR0
――遠征終了――(新艦むす登場

《鎮守府》執務室

提督(カリカリカリカリ

羽黒「司令官さん、遠征が終了したみたいです……扉閉めておきますね」(すくっ

提督(カリカリカリカリ「……今日は島風は遠征に行ってないから扉は閉めなくても大丈夫」

羽黒「そ、そうでしたか…ごめんなさい」

提督「う……うぬ」

提督「(――羽黒くんもこの鎮守府にだいぶ慣れてくれたな…最初はどうなるかと思っていたが)」(カリカリカリカリ

羽黒「(また失敗……私って何でこんなにドジなんだろう)」(シュンッ…

提督「(あの頃は半径3メートルに入ることさえ出来なかったのに……素晴らしい成長だ羽黒くん)」(期待の眼差し

羽黒「ひっ…」(ササッ

提督「……(……ダメか)」

――遠征組到着――

雷「はぁーい♪司令官、雷頑張って資材集めてきたわよ」(ルンルン

電「司令官さんただいまなのです」

長月「司令官。艦隊の帰投だ」

文月「ふぅわぁぁ……眠いよぉ司令官」(目ごしごし

提督「お疲れ、次の輸送任務まで各自自室で待機しておいてくれ」(カリカリカリ

雷「いいのよ司令官、もっと私に仕事を任せても!司令官の為なら頑張っちゃうわ」(圧倒的新妻感

提督「……優しいな雷は、でも今日は大丈夫だありがとう」(頭ポンポン

雷「そう?じゃあまた何か困ったことがあったらいつでも雷に言ってね頑張っちゃうんだから」(圧倒的新z(ry

文月「…眠たいよぉ……」(こっくりこっくり

長月「ほらっ行くぞ文月」

文月「……うーん…」(うつらうつら

電「それじゃあ司令官、お邪魔しましたなのです」(バタンッ
356 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/17(土) 18:22:30.44 ID:NRp2fepR0
羽黒「――……」(チラッ

時計<ヒトフタマルマル

羽黒「し、司令官さんただいまの時刻ヒトフタマルマルですお昼……ですね」

提督「むっ、もうそんな時間か」(ペン片付け

羽黒「…………それじゃあお先にお昼いただきにいってきます…」(ペコリ

提督「あ、羽黒くん」(着替え着替え

羽黒「ひゃっ!な、なんでしょうか」(オドオド

提督「いやっその…羽黒くんが良かったら一緒にお昼でもどうかと思ってな」

羽黒「私とですか?」(チラチラ

提督「むっ…う…うむ…どうだろうか」

羽黒「…………」

提督「(やはり少し図々しかっただろうか……もう少し関係を築いてから誘うべき――)」

羽黒「はいっぜひご一緒させてください」(パァァァ!

提督(ビクッ「そ、そうか…」



翔鶴(壁の隙間「(――今日のお昼は諦めましょうかね)」(スササッ
――完――
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/17(土) 18:57:43.99 ID:6cctluoBo
乙です
358 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/18(日) 15:26:20.99 ID:6KiznhLE0
――休日の過ごし方2――
《カラオケ》

那珂(マイクcatch『那珂ちゃんセンター!いっきまぁーす♪』(恋の2-4-11

提督「(カラオケなんて…何年振りくらいだろうか、俺の学生時代はカラオケはおろか友達と遊んだ記憶さえ無いからな…姉ちゃんと来て以来だから十年ほど前…)」(ジュースチュウチュウ

翔鶴(カラオケpad「提督!この唐揚げ美味しそうじゃないですか」(ズイズイ

瑞鶴「いやいや翔鶴姉やっぱしここはバケツポテトでしょ」(ズイズイ

提督(瑞瑞挟み「……」(ムギュゥ

提督「(まさか大人になってから年下の女性と来ることになるとは…)」


川内「那珂ちゃん!那珂ちゃん!那珂ちゃん!」(マラカスフリフリ

神通「姉さん……」


赤城「カラオケは値段が高いからほどほどにしないといけませんね」(ピッピピッ

加賀「赤城さん頼みすぎよ」


青葉「良いですよぉー那珂ちゃんさんいい表情ですよー」(パシャパシャ

――――
那珂「――さぁ那珂ちゃんの次は誰かなぁ♪きゃはっ(*≧∀≦*)」(マイクすっ

提督「俺はいい」(マイク回し

翔鶴「提督と一緒に歌いたいので……えへへ」(マイク回し

瑞鶴「じゃあ私は翔鶴ねぇが歌ってから歌うわ」(マイク回し

川内「私は那珂ちゃんのバックアップだから次ー!」(マイク回し

神通「私は……遠慮します」(マイク回し

青葉「那珂ちゃんさんの可愛いお顔が撮りたいなぁ」(マイク回し

加賀「……歌いたくないわ」(マイク回し

赤城(モグモグっむしゃむしゃごっくんぱくぱくあぁー美味しい(マイク回し

那珂「えっまた私――」

翔鶴(ポチっ
≪恋の2-4-11≫

那珂「ちょっしかもまたコレ…えっ」(前奏入りまーす
続くよん
359 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/18(日) 17:04:43.90 ID:6KiznhLE0
提督「退屈かい?」(加賀の隣にストンっ

加賀「…………少しだけ」

提督「…そうか、加賀くんは普段カラオケにはあまり来ないのかな」

加賀「そうね昔に一度だけ赤城さんと来たことがあるけどあまり歌うのは得意じゃないから…最近は来ていないわ」

提督「俺もだ…」

加賀「私は提督が行くとおっしゃったのでついてきましたが…提督も嫌なら断っても良かったんじゃないですか」

提督「むっ…うむ…そうだな、俺は普段あまり彼女たちと…そのスキンシップと言うのかな…それがとれてないからな誘われた以上は仕方ない……少しでも期待に応えてあげたいし」(ポリポリ

加賀「(……相変わらず優しい人)」

加賀「じゃあ今度の休日は私とご飯とかはどうかしら、そっちの方が楽しめるんじゃない」

提督「…………えっ…誘ってるのか?」(鈍感

加賀「……///」

那珂<恋のトゥーフォーイレッブン!
川内<イレブン!
360 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/18(日) 20:11:32.35 ID:6KiznhLE0
那珂「ふぅぅ…疲れた…次は」(恋の2-4-11十回連続

提督(唐揚げパクパク「…美味しいな」(マイク回し

翔鶴(バケツポテトぱくぱく「私の料理より美味しいって言ったら殴りますよ」(マイク回し

瑞鶴(スマホぽちぽち「あっ私パスで」(マイク回し

川内(マラカス装備「那珂ちゃん!那珂ちゃん!那珂ちゃん!」(マイク回し

神通「じゃあ那珂ちゃんで…」(マイク回し

青葉(カメラ担当「那珂ちゃんスマーイル!」(マイク回し

加賀(手帳パサァ「……(次の提督の休みはいつだったかしら)」(マイク回し

赤城「お腹一杯です…少し休憩します」(マイク回し

那珂「も、もうそろそろ皆も歌わない?」(はにかみ笑顔

艦むす提督<…………

那珂(イラッ「(あ、アイドルこんなことではめげないんだから――!)」

那珂「ほらっせっかくこんなに居るのに那珂ちゃんだけ歌っても楽しくな――」

翔鶴(ぽちっ
≪恋の2-4-11≫

那珂「」<前奏入りまーす

明日はまた別のお話を…
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/18(日) 21:56:42.14 ID:RsprSdi/o
乙です
362 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/19(月) 21:33:29.03 ID:Z4abI3ZL0
ネタ募集します。こういうことをしないとネタかすぐに尽きてしまうので…

登場キャラ
空母――加賀、赤城、翔鶴、瑞鶴、new雲龍、隼鷹、new飛鷹、鳳翔

戦艦――金剛、比叡、霧島、ビスマルク、扶桑(確かちょっとだけ出てたような…

重巡――鈴谷、青葉、羽黒、足柄

軽巡――那珂、川内、神通、北上、天龍、球磨

駆逐――暁、響、new雷、電、マース、new文月、new長月、島風、初雪

潜水――伊168

その他――間宮、他提督、newエロz…ガン爺、マシュマロ

書き忘れあるかもしれません
あと《新キャラの追加は無し》の方でなにとぞ
>>363
>>364とりあえずこの辺りまで



龍驤(PCカチャカチャ「提督提督提督!ちょっとこれ見て見ぃ」

提督「んあぁ…なんだよ」(ホットアイマスク着用

龍驤「ほれっ、この記事や」

提督(アイマスクはずしはずし「……『艦これ登録者数250万人突破』…とな」

龍驤「凄ない!凄ない!もう250万人いったんやで250万人言ったら京都に住んでる人ほとんど全員がやってるってことやで!」(京都の人口約254万人

提督(アイマスク装着「…確かに同じ提督が増えるのは嬉しいことだな」

龍驤「これがアニメの実力やね!新規の方がたくさん入ってきてくれて私もめっちゃ嬉しいわ」(素直

提督「……じゃああれだな」

龍驤「なんや?」

提督「初めて龍驤のこと拾った艦これにあまり詳しくない新人提督の方は(声変え『あれっくうぼ…えっ空母……俺の知ってる空母と違うぞ…あれか駆逐艦と名前表記を間違えるてるのか運営さんも疲れてるんだな……」とか言う事件が増えざるを得ないな」

龍驤「……遠回しに言ってるけど簡潔にいうと」

提督「また龍驤の胸がネタにされr――」

龍驤「アーテガスベッター」(アイマスクぶちぃぃ!

提督(ガバッ「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!………そんな(膝ガクッ)…俺の……俺の……なんて惨いことを…」(震え声

龍驤「……」(遠い目
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/19(月) 23:06:04.63 ID:F7qhW/5zo
飛鷹と二十日正月
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/20(火) 09:50:52.05 ID:JxWosSj+o
第六駆逐隊トークライブ
365 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/20(火) 22:14:18.17 ID:PSsDuzEZ0
さっそく>>363

――飛鷹と二十日正月――
二十日正月(はつかしょうがつ)とは、日本の行事。1月20日のことを指し、この日を正月の終りとなる節目の日とする土地も多い。

かつては正月の祝い納めとして仕事を休む物忌みの日であった。この日をもって正月の行事は終了する。by. Wikipedia

《他提督の方の鎮守府》

しめ縄<また一年後会いましょう


飛鷹「あっすみませんそれこっちに入れてください」(飾り物はずしはずし

提督「むっ…」(ススッ

飛鷹「………」(無言

提督「………」(無言

提督「(……気まずい…話題を作って話かけないと気まずくて気がおかしくなってしまいそうだ……そ、そもそもなぜ私は飛鷹君と二人で二十日正月をしているんだここは俺の鎮守府じゃないぞ)」(根っからの疑問

提督「………あぁ」

提督「こ、ここの鎮守府は飾り物が多いなこれは大変そうだ」

飛鷹「そうですね」

提督「……最近はこの時期まで正月気分に浸っていられることなんて無いからな忙しくてたまったものじゃないよ」

飛鷹「艦むすも提督も忙しいですからね」

提督「…………」(無言

提督「(限界だ俺にはこれ以上は限界…俺の鎮守府は日頃騒がしすぎる、無言の空間にはあまり慣れていないのいないんだ)」(スッスッ

飛鷹「それこっちです」

提督「…………はい」




他提督「あの二人をくっつけたら面白いんだろなぁ」(ニヤニヤ

瑞鳳「提督手が止まっていますよ早く仕事をしてください」(グサッ

他提督「…………はい」(カリカリカリカリ…



飛鷹と二十日正月はこれで。まだ飛鷹のキャラも確定しておらず少し面白みの無い回になってしまったかもしれません…飛鷹さんのお嬢様感を出したいんだよなぁ
366 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/21(水) 21:13:07.36 ID:EmZz0dNF0
続いて>>364

――第六駆逐隊トークライブ――
《宿毛湾トークライブ会場》

<♪タイトルテーマ的ななにか♪

雷「(せぇーの)第六駆逐がお送りする深夜のトークライブ番組ぃー!!いぇーい」(パチパチパチ

雷「それじゃあまずは響姉さん、この番組の概要を説明してくれる」

響「ハラショー……この番組はトークライブラジオとして私たちの生の声を皆様にお届けする番組…私たちが普段疑問に思っていること、提督さんについてなどなど基本聞いてもなんの為にもならない無駄話増し増しでお送りする放送となっている…」(カンペガン見

雷「そしてこの放送はただ今トークライブラジオとして全国に放送されていますので皆様からのご意見ご感想ご質問もじゃんじゃん紹介していきたいと思いまーす!」(テンション高め

電「わぁーい♪」(パチパチパチ

暁「やっと私の魅力に気づいてくれたのね遅すぎるわ」(ぷんすか

雷「いやぁほんとまさか私たちにこんな仕事が舞い込んでくるなんてねぇ」

電「そうなのです青葉さんが企画してくれたのです、感謝なのです」

響「……すぱしーば」

妖精<パタパタパタ

暁(ワクワク「ほらっさっそくお便りが届いてるわよ電読んで」(ほいっ

電(ペリペリ「(自分で読めよ)……えっと『ktkr!これからの楽しみが増えたぜぇぇぇ!』(第七駆逐隊のセンターより)だって」

響「…深夜なのにこのテンション…漣だね」(帽子クイッ
暁「そうねこのテンションは漣ちゃんね」

電「漣さんって……あっ!あの『ぐぅ……!なんも言えねぇ…!』で一世を風靡したあの人?」

響「半分合ってて半分間違ってるよ電」

雷「まあ相手が誰であれ私たちの放送を楽しみにしてくれてた人がいるだけで嬉しいわ♪」(お便り片付け

暁「やっぱり漣ちゃんは夜型ね、この時間でも平気で起きてる、日頃から深夜アニメばっか見てるから仕方ないのかしら」

響「『飯うま飯うま』とか言いながら聞いてくれてる…」

雷「でも聞いた感じ暁と響姉さんは仲いいぽいっ?」(夕立風

暁「ちょっとなんで私だけ呼び捨てなのよ!姉さんをつけなさい!雷」(可愛い

響「そうだね…たまたま気が合うってだけかも知れないけど…何だか遠い昔に繋がってた気もする…遠い昔でね」

雷「いいなぁ…私もそういうのたまにあるよ」

電「あっわかる気がするのです♪」(天使

暁「無視するなぁぁぁ!!私の話をきッきッなッさッい!」(机バンバン

<あっ暁まだ起きてたんだ、良い子はもう寝る時間だよ
<バカにするなぁぁぁ!



――
提督(ラジオon「……」(カリカリカリカリ


この第六駆逐隊トークライブネタは今後もちょくちょく使わさせていただきたいと思います、色々と使いやすいので……
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/22(木) 09:21:39.92 ID:bYJsANdvo
>>366
344ですがありがたやありがたや
元ネタはずんのやすトークライブだったんだけどこちらも素晴らしい
368 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/22(木) 23:27:46.58 ID:2PQmIUvP0
――球磨と北上と時々翔鶴――
《鎮守府》執務室

提督(カリカリカリカリ

北上(ミカンむきむき「……」(ひょいッ

球磨(パクっ

北上「…「…(ひょひょいッ

球磨(パクパクっ

提督「はぁ…」(お茶ずずずっ

北上「ほいっ提督もおひとつ食べな腹が減っては執務はできぬ」

提督「…ありがとう」(むきむき

北上「提督も少し休憩したら?体に毒だぞぉ」(もぞもぞ

提督「……そういう事は秘書艦の仕事をしてから言ってくれよ」(バクパク

北上「えぇー…私知ってるんだよ鈴谷さんも秘書艦の日コタツに入ってずっと寝てたって」《壁ドン事件の日》

提督「んぐっ……あっあれは…」

北上「鈴谷さんだけ特別扱いは卑怯だしょ」(すやぁ

提督「……くっ(今度鈴谷も働かせよう)」

球磨「でも基本秘書艦の仕事ってあって無いようなものだから提督一人でも回せるような気がするクマッ」

提督「むっ…それもそうだがやっぱり一人で仕事をするのは寂しいからな――」

北上「一人が寂しいって女子か……!女子か……!」(ビシッ

球磨「わかったクマーじゃあ提督が寂しくならないように球磨がここで寝ておくクマー」(ぐぉぉ…


(三十分後)


翔鶴「で寝ちゃったと」(助っ人

提督「少し甘やかしすぎた…反省はしていない」

翔鶴「ちょっとは反省してください」

提督「…すみませんでした」

翔鶴「……まぁでも私は別に(ずいずい)こうやって提督と二人でお仕事が出来るので構わないんですけどね」(頬すりすりすり

提督「……ぐっ」(ピクリ

翔鶴(耳元ささやき「私の事信頼してくれてるんですよね…嬉しいです///」(ぴとぉぉ

提督「……んがっ」(ピクッ

46p単装砲<久しぶりだね元気にしてた?

提督「(静まれ静まれ静まれ静まれ静まれ!!)」(股間にシューート!
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/23(金) 06:57:09.97 ID:kVE8g+k1o
乙ー
370 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/24(土) 15:21:10.16 ID:CTDR5fsn0
――演習――
《鎮守府》
<ドンッズン…ドドン

提督「――次」

提督「足柄、羽黒、青葉、鈴谷…」

足柄「オッケー、足柄抜錨するわ!」(ズザザッ

羽黒「は、羽黒…行きます!」

青葉「この時ばかりはカメラはお預けですね」(スッ

鈴谷「やっぱし緊張するよねぇ…よしっ鈴谷、いっくよぉー」(ズズザッ

提督「……次、準備しておけ」
<取り舵いっぱーい

舞風「野分、次だよ」(グイッ

<右舷に敵艦捕捉!(ガコン

野分「わ、分かってるわよ…舞風一人で行かないでよね」

<砲雷激戦…始めます!撃てーーーーっ!(ドンッドドンッ

提督「……よし」(カチカチっ

<テーーーっ!(ドドドッゴババッ

<「次、舞風、野分、電、雷…」
――

瑞鶴「普段からあれくらいで良いんじゃないかなぁ?ねぇ翔鶴姉もそう思わない?」(準備準備

翔鶴「誰がかしら?」(キュッキュッ

瑞鶴「提督の事よ、普段からあれくらいキリッ…っとした感じでやった方が…ねぇ?」

翔鶴「別に私はどっちでもいいわよ、って言うかどっちも好きよ、ちょっと怖い提督も優しい提督も、提督の内面が私は一番好きだから」(語る語る

瑞鶴「あっ…そ、そうだよね、うん翔鶴姉ならそう言うと思ってたよ」

提督「次、翔鶴、瑞鶴、加賀、赤城」

翔鶴「はいっ!翔鶴、出撃します」(パッシャァァ

瑞鶴「(翔鶴姉……はしゃぐなぁ)」(スィー

加賀「航空母艦加賀…出撃します」

加賀「(明日は提督とご飯、提督とご飯、提督とご飯…気分が高揚しない訳がありません)」(回る回る

赤城「うげぇ提督まだやるんですか?もう今日8回目――」

提督(ギッ

赤城「赤城っ全力で頑張らせていただきます!」(ザッパァァン!

艦むす<提督こえぇぇ…
――

島風「てーとくてーとく!見てた?ねぇ島風の雷撃見てた!?命中したよね、ねぇ提督聞いてるの返事してよぉぉ!」(肩乗り首掴みグワングワングワン

提督「おぉぉぉ、し、島風、今は許してくれ…あ、頭痛い首もげる」(パシッパシッ

島風「んんう!んんぅぅ!」(グングンッ

提督「す、凄かった!凄かったよ島風、素晴らしい雷撃センスだ…だ、だからそれ以上は…」


艦むす<島風ちゃんスゲェェ……!
371 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/25(日) 21:08:20.04 ID:ek7UMOBV0
響「暁姉さん…その衣装はなんだい」(イス座り座り

暁(ドレスアップ「ふふっ響、これが大人のレディーのたしなみよ」
<マイクチェック…ワンツー

雷「ラジオ何だから私たちみたいにパジャマで十分じゃない?」(熊パジャマ

電「そうなのです…」
<……本番開始ぃー五秒前、――

暁「大人レディーには当然の振る舞いなんだから」(ぷんすか

<サン、ニイ、イチ…

――第六駆逐隊トークライブ2――

<♪タイトルテーマ的な何か♪

雷「はぁーい♪第六駆逐隊がお送りするトークライブ、第二回!イェーイ!」(パチパチパチ

電「こんばんわなのです」

響「Добрый вечер.(ドーブるイ ヴィエーチル)」訳《こんばんわ》

雷「響姉さんのロシア語は今晩も快調ですね、ハラショー」(パチパチ

響「…んっ」

雷「前回の放送をご視聴になられた方も今回が初めての方も楽しんでいってくださいね」(キラリーン

暁「ほらっ時間ないんだからちゃっちゃっと仕事するわよ、今日はこの大量のお便りの分別なんだから」(お便りバサァ!

電「うわぁ凄い量なのです、真っ白なのです(便箋の色)びっくりなのです」(キュッキュッ

響「……(卑猥だ…)」(仕分け仕分け

雷「それじゃあ暁のレディーに関してのお便りはこっちでそれ以外はこっちの箱に分けようか」

暁「ってなんで私だけ特別枠なのよ!」


――少女仕分け中――


雷「――暁のが全体の二割くらいね、また読ませてもらうわね♪」(トントンッ

暁「(私の多くない……?)」

電「皆さんからのお便り本当に嬉しいのです、感謝なのです」

響「すぱしーば」

暁「あぁー……ほらっ電、いくつか選んで読んで頂戴」

電「(自分で読めよ)えっと……『第六駆逐隊の皆さんこんばんわ《こんばんわー》前回の放送凄く面白かったです、これからも頑張ってください応援しています』」

暁「はーい応援ありがとうね、頑張っていくわー」(当たり障りの無い返事

雷「こういうコメントは貰うと凄く嬉しいのよね♪応援ありがとう」

電「『第六駆逐隊の皆さんは同じ鎮守府に所属しているんですか?それとも四人ともバラバラ何ですか?教えてください』」

響「違うよ、私と暁姉さん、雷と電の二つに別れているんだ」

雷「昔は一緒だったんだけどねこればかりは仕方ないのよねぇ……」

暁「また一緒になれたらいいわね」

続きます
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/25(日) 21:32:14.98 ID:vLDwt47oo
乙です
373 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/25(日) 21:40:01.73 ID:ek7UMOBV0
電「次は暁お姉ちゃんの箱から行きますなのです」(ガサゴソ

暁「えっちょっと――」(ドキドキ

電「えっと…『暁さんに聞いてみたいのですがどうすれば暁さんみたいに可愛らしくあどけなく振る舞えますか?』……なのです」

暁「………」

電「……ぷふっ」(プルプル

響「…ぷっ」(帽子クイッ

暁「な、何よ!何がおかしいのよ……!」

雷「可愛らしさで言ったら電あたりが一番適任じゃない?」

電「雷お姉ちゃん、これは一人前のレディーである暁様に聞いているのです、私の出る幕はないのです」(ぷらずま降臨

暁「わ、私は一人前のレディーなんだからこんな質問には答えられないわね……あはは。あはっ……たくさんのお便りありがとう」(髪の毛サラァァ

響「……(一人前のレディーになる日はくるのかな)」


――
漣「ktkr!待ってましたァ」(ラジオon!


曙「うっそ漣がテレビじゃなくてラジオ聞いてる…どういう風の吹き回しよ」(ドアの隙間

潮「テレビアニメ飽きたのかなぁ…」(でかい何がとは言わない

朧「明日雨とか降るかもね」(ニヤニヤ

次は明日
また、第六駆逐隊トークライブで話して欲しい話題ございましたらレスで投下してくだされば出来る限り使わさせていただきます
374 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/26(月) 22:56:56.98 ID:i04jbgoL0
――ガン爺と提督――
《鎮守府》廊下

提督「――あっ」

ガン爺「んっ?おお!これはこれは提督さんじゃないか」(ひょっこひょっこ

提督「ど、どうも……この間はご迷惑をおかけしました」(ペコリ

ガン爺「いいんじゃいいんじゃ気にするな、ほいで調子はどうじゃあれから体調は崩しておらんか?」

提督「えぇおかげさまで」(苦笑い

ガン爺「あんまし無理はせんとな、わしも提督さんの体なんてあんましみとぉないからの」(ポンポン

《ここからエロトーク》

ガン爺「…いんやーそれにしても相変わらずご立派な物をお持ちでしたね」

提督「……隠語で隠しても無駄ですよ」

ガン爺「まぁ提督さん程のお方になられればあれくらい普通なのかも知れませんがのぉははっ」

提督「真面目に診断してくださいよ…」

ガン爺「あぁあぁこれは失敬、話がそれてしもぉたの」(ペコペコ

提督「話という話もしてませんけど」

ガン爺「ところでわしが居ない間にまた新しい子が入ってきたんじゃの驚いたわい」

提督「むっ…確かに数艦ほど着任しましたが」

ガン爺「いやぁ、相変わらず皆可愛らしいのぉもうわしあの子たちを見てることだけが生き甲斐じゃわい、もういつ死んでも構わん」(究極のエロス

提督「」

ガン爺「えっなんじゃってわしの今月のお気に入りの艦むすを知りたいって?仕方ないのぉ…」

提督「全然言ってないです」

ガン爺「今月はやっぱり……ビス子ちゃんかのぉ」(照れてれ

提督「何であなたが照れてるんですか」

ガン爺「あの子は発育の良い胸部装甲をしておる、非常に素晴らしい」(謎のソムリエ

ガン爺「…あの子はどこか外国の子かのぉ?」

提督「えっ、あぁドイツ艦です」(話をほとんど聞いてない人の反応

ガン爺「おぉおぉやっぱりそうか、いやっわしもあの金髪はアメリカの子かと思ったのじゃがドイツじゃったか…なるほどな」

ガン爺「いやな、この間ビス子ちゃんがわしの部屋に来たんじゃよ、どうも体調が優れないとかでな、それでその時あまりにもたわわに実ったその胸部装甲が気になって気になって仕方なくての」

提督「(この人本当に医者だろうか…)」

ガン爺「そいでな…その、ほんのほんの出来心で触ってしまったんじゃ…そしたら!もんの凄い剣幕で怒って来たんじゃよ!それに日本語じゃなくてわしも何て怒鳴ってるかさっぱりでのぉ…」

ガン爺「もうわし怖くて怖くてその日はずっと引きこもっておったわい」

提督「それガン爺先生の日常ですよね」

ガン爺「むっ…まぁそこはの……でも非常に柔らかかったわい、うむ合格」(丸

提督「(何が基準で何に合格したんです…)」(呆れ

ガン爺「それでな、それからと言うものビス子ちゃんって呼ぶ度に殴られるんじゃよ、全く老人の体はもっといたわって欲しいものじゃ。わしはそこまでMじゃないからの……」

提督「わかりました、ビスマルクには後で注意しておきます…ですがもともとは艦むすに手を出したあなたが悪いんですからガン爺先生からもきちんと謝っておいてくださいね」

ガン爺「わ、わかっておる」(うむ

提督「お願いしますよ、彼女は繊細なんですあまり傷つけないで下さい」

ガン爺「…はい」

次の話は明後日になるかもです
375 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/27(火) 22:06:22.12 ID:eph11Lin0
――秘書艦青葉――
《鎮守府》執務室

青葉「あーテステス、こちら青葉です」(本日の秘書艦

提督「…見たら分かるよ」(カリカリカリ

青葉(パソコンカタカタ「……はぁ、つれませんねぇもっとラフに行きましょうよ」

提督「むぅ……」(カリカリカリ



青葉(ピタッ「突然ですけど司令官が一番好きな料理を教えてくれませんか?」

提督(ピクッ(嫌な思い出が蘇る「何でまたそんな急に」

青葉「個人的に気になっただけです、気にしないで下さい、悪い用にはしませんから」(えへへ

提督「(料理か…流石に料理が好きか嫌いかで悪用されることは無いだろう今回は青葉を信じようか……)」(慢心

提督「料理?……うむ、そうだな…ぅー」

提督「そうだな…カレーが好きかな」

青葉「カレーですか、具体的には?」(メモメモ

提督「具体的って難しいこと言うな、どこら辺までだよ」(苦笑い

青葉「出来るだけ正確な情報が欲しいので、もし良かったら青葉のパソコンを使ってもらっても構いませんので」(スッ

提督「…カレーねぇ」(カタカタカタ

『カレー 料理 おすすめ』

青葉「…それ司令官がただ食べたいカレーを調べてるだけじゃ」

提督「……そうかも」





《食事処鳳翔》
青葉「――っと言うことで、これがそのレシピです」

鳳翔「青葉ちゃんごめんなさいねこんな事頼んじゃって」

青葉「いえ、鳳翔さんの頼みなら……でもこれくらい直接聞いても別に良いんじゃないですか?」

鳳翔「えっ……とぉ、その改めて…面と向かって聞くのは…恥ずかしくて///」(モジモジ

青葉(隠し撮り中パシャパシャ「あぁなるほど乙女モードですね分かります」

鳳翔「今日はお礼に何かごちそうしますね、好きなもの頼んでください」(ルンルン

青葉「えっそんな結構ですよ……!いただきますけど!」(メニュー表バサッ

鳳翔「(……これで提督さんも少しは気づいてくれるかな)」


鳳翔さんは乙女です、はい
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/27(火) 23:31:36.48 ID:LLiv9DGSo
乙です
377 :Ad12Q ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/29(木) 18:55:41.02 ID:S3dDyIcb0
更新遅れてしまいました、すみません

――新しい艤装が欲しい――
《鎮守府》執務室

ビスマルク「アトミラール新しい艤装が欲しいわ!」(本日の秘書艦

提督「…新しい艤装なぁ……」(カリカリカリ

ビスマルク「私にも造ってぇぇ!」

提督「……なぁ…うん……そうだなぁ」(カリカリカリ

ビスマルク(無言の手刀

提督(グググ「い、いぃい、痛い、うん分かったゴメン!聞く。聞きます」



提督「――で突然ど、どうしてそんな……事を…」(息切れ

ビスマルク「えぇそんなの当たり前じゃない、もっと強くなりたいからよ」

提督「いやっどうして今なのかだよ、今までそんな事言ってこなかったじゃないか」

ビスマルク(ギクッ「えっそれは……別に理由なんてないわ、もうそろそろ新しいのが欲しいと思っただけよ」

提督「……まぁそんなところだよな」(あっさり

ビスマルク「そう、じゃあ造ってくれるのね!」

提督「でも今は艦載機の試験開発中だから工厰に行ってもいきなりは厳しいんだよ、だから今は無r――」

ビスマルク「ねぇお願い、今欲しいのすぐ欲しいの早く欲しいの!」(ズイッズイッズイッ

提督「…むぅ……」(ポリポリ

提督「特別だぞ…でも開発に使う資材の上限は決めさせてもらうからな」(ガタッ

ビスマルク「本当に!?ありがとう提督!」(パァ

提督「(また許してしまった)」(ズゥン…
<それじゃあ私をおんぶして工厰まで行きなさい!(おんぶ気に入った

<……嫌だ

一旦切ります
378 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/30(金) 20:54:56.56 ID:cEUENe4Z0
《工厰》――新艦娘登場――

翔鶴「――おぉぉもう出来てるじゃないんですか」(付き添い人

ビスマルク「あなたが何故ここにいるのか教えなさい」(元々の付き添い人

翔鶴「この艦載機は私のたまに造られているんですから私が居て当然じゃないですか、何かご不満でも?」

ビスマルク「…ふんっどうせ貴女なんかに扱え無いわ、大人しく加賀に渡しといた方がいいんじゃないの」

翔鶴「えっ?(ビキ

ビスマルク「あぁ?(ビキ


明石(ピクッ(ギュウイーンギュイーンピカピカ

明石(スイッチoff「――ふぅ…あら提督さんに翔鶴さん…とビスマルクさん、皆さんお揃いで」(鉄マスクはずしはずし

提督「どうだ、開発の方は順調か」

<相変わらずブツブツ…ほんと五月蝿い女ですね、これだから海外艦は

明石「まぁ今のところは可もなく不可もなく…と言ったところですかね、あまり期待しすぎないでくださいよ」(ニマニマ

<あぁぁぁぁ!日本の軍艦はこんなに口が悪いのね…悲しいわ。うぅ

提督「うん、頑張ってくれ。……あぁそれでその開発が終わったら――」

<(ビキビキッ

明石「分かってますよ、次はビスマルクさんの艤装ですよね、任せてください」(腕が鳴ります

<(ビキビキッ

提督「すまない助かるよ。あまり無理はしないでくれ。体調管理には気を付けてな」

<拳と拳で語り合いましょう(右ストレート!

明石「あははっそうですね提督さんの二の舞にならないように気を付けます」

提督「むぅ……」

提督「しかしどうして突然ビス子は新しい艤装が欲しいなんて言ったものか」

明石「あれっ聞いてなかったんですか」

明石(耳打ち「――(ビスマルクさん、最近あまり出撃させてもらってないとかで提督に嫌われたんじゃないかって思ってたみたいで)」

提督「(なっ…そんなことは)」

明石「(それくらいわかってますよ、それでぇー提督さんのお役に少しでもたちたい……と言うか提督さんと一緒に居たいからと言ったところですかね)」

提督「(……)」

明石「(色男は困っちゃいますね)」(このこのぉ

提督「(…俺一人だと艦隊指揮が不安と言うことだな、まだまだ力不足だ)」(考え

<フンフンフンフンフン!!!


提督「――…お前たちの仲のよさには驚きだよ」

翔鶴ビスマルク「「良くない!」」
379 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/01/31(土) 23:12:26.89 ID:OImv3OC40
――第六駆逐隊トークライブ3――

※今回のトークライブには艦これアニメに関するネタが含まれており、ネタバレもありますのでそれでもOKと言う方はご覧ください

<♪タイトルテーマ的な何か♪

雷「はぁーい♪皆さんこんばんわ、はじめましての方ははじめまして、お久しぶりの方はお久しぶりです」

電「こんばんわなのです」

暁・響「……」(意気消沈

雷「えぇーと二人とも平気?」

暁「……あ"あ"…ぁ」

響「ハラショー、実はさっきまで遠征に行ってたんだ。それで少し疲れてるだけさ」

電「そうなのですか。それはお疲れ様なのです」

暁「ほんとあの人もこんな時に遠征組み込まないで欲しいわ、少しは配慮してよね」(うぅぅ

雷「ほらっ私たちが愚痴ってても仕方なわよ、仕事仕事」(パンパン

暁「やだよぉ…眠たいんだよぉ」

雷「起きなさい!」

電「(どっちがお姉ちゃんなのかよくわからないのです)」



電「えっと『アニメ見ました。第六駆逐隊の皆さん出演おめでとうございます』ってさ」

暁「あぁアニメに関してのお便りも結構来てたわよね、みんなそれなりに見てくれてるのね」(起きた

響「すぱしーば。嬉しい」(起きた

電「撮影はなかなか大変なのです」

雷「そうね、皆同じ鎮守府にいないから人揃えるだけでも大変だからね」

暁「この間なんて一日に五本分撮られたわよね、あれはキツかったわレディーをもう少しいたわりなさい」(プンスカ

雷「――そうそう!この間の如月ちゃんのマジ切れには驚いたわよね」

電「ちょ、ちょっと雷お姉ちゃん、あんまり喋ると怒られちゃうのです」

雷「大丈夫よ如月ちゃんには紹介するかもって前から許可もらってるから」

響「うん、如月ちゃんの轟沈のシーン、もともとは軽めに爆雷を当てる予定で収録してたんだけど意外と威力がでちゃって……それで如月ちゃん」(解説中

雷「そのシーンの収録が終わったら『いやだぁ髪が傷んじゃう(ニコ)』とも言わずただただ無言でプロデューサーを縛り上げてたってやつ…ほんとに髪が傷んだ」(解説中

暁「あれはプロデューサーが悪いわね、ちゃんとしなさいよったくもぉ――」

第六駆逐隊<…………

暁・響・雷「「「アハハハハ」」」


電「(会話が物凄く生々しいのです)」(この時唯一の真面目

雷「そうねぇアニメも始まるなんて艦これの人気はまだまだ終わりそうにないわね」

暁「長続きすることは悪いことじゃないわ、今のうちに稼げるだけ稼ぎましょう」(レディーの考えは黒い

響「私たちの今後の活躍が期待だね」(テンション上がってきた

電「つ、次行きますなのです」(パラパラパラ



――
如月「いやだぁ私の話はなるべく出さないでって言ったのにぃ恥ずかしいわ」

睦月「如月ちゃん顔がにやけてるよ」

弥生「……………」(真剣にラジオを聴く弥生

次の話はまた明日か明後日です、お休みなさい
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/31(土) 23:31:19.94 ID:H1VOFWgfo
乙です
381 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/01(日) 19:54:31.43 ID:+nSZIfrp0
――一日秘書艦金剛――
《町外れにある喫茶店》

金剛「んんぅー……いい香りネー、ここは一人で紅茶をゆっくり楽しめるネー」

金剛「今度は妹たちと一緒に――」

<いらっしゃいませぇー

金剛「もう他のお客さんが来たネー、もう少し一人の時間を楽しみたかったデース」(ガッカリ

提督「ふむ、ここはいいな、静かに過ごせそうだ…加賀くんも――」(トコトコ

金剛「oh!」(ガタッ

提督「!?き、君は確か金剛君だったかな」

金剛「Hey!こんな所で会うなんて貴女も紅茶を飲みに来たネ?」

提督「い、いやっまぁちょっと視察と言うかなぁ」

金剛「おぉさっすが他提督とは違うね、こういう所にも視察なんてそれが提督業に繋がるのネー」(感心

提督「むっ…むぅ(今度加賀くんと来る店を探してたらたまたまここを見つけたなんて言えんな…)」

金剛「ならちょうどいいネ!一緒にティータイムを楽しむデース」(グイッ

提督「むっ、あぁそうだな時間もあることだし俺も少し喉が渇いた――」

提督「(待て…金剛くんと紅茶を飲んでいる状況がもしもたまたまここを訪れようとしていようとしていた青葉に撮られて翔鶴に報告されたら堪ったものじゃない、迂闊な行動は身の危険が伴うここは金剛君には悪いが――)」(青葉恐怖症

提督(ピタリ「あぁそうだ急用を思い出してしまったこのあとまだ仕事が残っているんだ、だからまたの機会にとはいかないかな」(ニッコリ

金剛「ohそうですか残念デース」(しょんぼり

提督「申し訳ないな…俺の姉ちゃんに宜しく言っといてくれ、それじゃあ(勝った!勝ったぞ!)」(謎の達成感

金剛「――おぉ!それなら私良いこと思いついたネーならそちらの鎮守府におじゃーましてもオッケーデスか?」

提督「……へっ?」(慢心ダメ絶対

金剛「私今日と明日の二連休もらってるデス、だから今からテートクの鎮守府に行って明日の夕方くらいまで過ごさせてもらうって事ネ。それならテートクも仕事ができるし私も楽しめる一石二鳥ネ」

提督「ま、待ってくれまだ話は」

金剛「大丈夫ネ、私の鎮守府には何の問題もないネ連絡はつきまース」

提督「だが俺の方はまだ何も――」(後退り

金剛(ガシッ「そうと決まれば Now is the time to act、善は急げ!follow me 、着いてきてくださーい」(スタスタスタ

提督「(無理だった)」(小並感

<道分かるのか?
<No problem!心配は不要ネ!
<……道反対だぞ
<………猫も木から落ちると言うやつデース
<猿な(先導

続く
382 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/02(月) 23:20:35.69 ID:6O+NQuIo0
《鎮守府》執務室

提督(カリカリカリ

翔鶴「てーとく?今日はどちらに行かれてたんですか?」(お茶スッ

提督「んっまぁ別に」

翔鶴「別にって、私に言えないような所にでも行ってたんですか?」(ちょい怒り

提督「むっむぅ…なら『喫茶店に行っていた』と言ったら許してくれるか」(カリカリカリカリ

翔鶴「ほぉぉ喫茶店ですか、それはまた珍しいですね。……もしかして誰かと飲んできたんじゃないんですか」(ニマニマ

提督「まさかそんな訳ないだろ、仮にも提督だ」(冷静

翔鶴「うふふ、そうですよねごめんなさい」

金剛「Yes!その通りネー!」

提督「ほら金剛君もこう言って――」


提督「……」翔鶴「……」


提督「こ、ここ、金剛君!!い、いつからそこに、比叡の部屋に行ったはずじゃ」(ガタガタッ

金剛「(反応がちょっと遅いネ)いつからって私は最初からここにいたデース逃げも隠れもしませーん」

翔鶴「こ、ここ、金剛さん!どうしてあなたがここに」(繰り返し

金剛「(翔鶴ちゃんもちょっぴり遅いネー)どうしてって、そこにいるテートクに誘われたからデース!」(ドヤァ

翔鶴「……えっ」

提督「お、おぉ金剛君何を言って――」

金剛「私と喫茶店で会った後に私をここまで連れて来てくれたデース、嘘は言ってないですよ」

提督「違っ!…くはないけどそれだと誤解が生まれ」

金剛「日本語は難しいのデース♪」

提督「何を今さら――」

翔鶴「てーいーとーく♪」(提督の肩ガシッ

提督「…………は……はい」

金剛「oh翔鶴ちゃんちょっと待つネ、テートクに非はないデス、私の言い回しが悪かっただけネ」(身ぶり手ぶり

翔鶴「ちょっと私とお茶しませんか?私喉が渇いちゃってぇー」

提督「あっまだ書き物が――」

翔鶴(湯のみバンッ「そんなのいつでも出来るじゃないですかぁー♪ほらっコッチに」(驚きの腕力

提督「……金剛君は出ていきなさい」(早く逃げろと言う目

金剛「sorry…」(後退りズリズリ

翔鶴「何処に行くんデース?金剛さんも残ってくださいネー。話は終わってナッシング(キラン」(金剛口調

金剛「……」



このあと二人ともムチャクチャ叱られた
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/03(火) 00:36:05.06 ID:iTIa4+99o
乙ー
384 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/03(火) 23:12:01.34 ID:GsL9EZxi0
――一時間後――
《食堂》

金剛「うぅひどい目に遭ったネー翔鶴ちゃんは普段からあんなに怖い子なのですか?」(トボトボ

提督「普段は大人しい(?)娘なんだがな。でも今回は金剛君がいてくれたおかげでだいぶ軽めだったさ……助かったよ」(ヨタヨタ

金剛「恐ろしい話ネ、以後気をつけますデース……」(ブルリ

提督「――それで結局、君はいつまでここに居るつもりなんだMs.金剛?」

金剛「そうネー明日の夕方には帰るデースMr.提督」

提督「(後一日か)」

間宮「はい提督さん♪何にしますか?」(ニッコリ

提督「えっ、あぁトンカツ定食でお願いします」(ズラズラ

金剛「私はローストビーフでお願いネ」

間宮「はいトンカツとローストビーフ(意外と何でもある)っあらもしかして貴女が金剛さん?」

金剛「oh,Yes金剛型一番艦、金剛デース!どうして私の事知ってるデースか?」

間宮「青葉さんから聞いたんです、もう皆さん知ってると思いますよ金剛さんのことは」(カチャカチャ

金剛「えっ///あははっ私ったら人気ものデース///恥ずかしいネー」(モジモジ

提督「何かずれてるぞ金剛君」

間宮「……」(ヒョイヒョイ(手招き

提督「?」(近づき

間宮(耳打ち「(噂に聞いたんですけど、嫌がる金剛さんを無理やり鎮守府に連れてきて提督さんが襲おうとしていたって本当ですか?私…気になっちゃって)」

提督「(……もう色々と全然違います)」






今回は短いですがここまでで、最近毎日更新を目指しているせいで内容が短くなり申し訳ないです…
385 :Ad12Q ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/05(木) 20:08:32.89 ID:bDT+cVvW0
――翌日――
《執務室》

金剛「テートク今日は一日お疲れ様デース」(紅茶コトッ

提督「うむ…むぅ…でも金剛君だって秘書艦をやらなくたって良かったんだぞ」

金剛「Noそれはいけませーん、私は泊めさせてもらってる身デス、だからこれくらいの仕事はして帰りって当然ネー」(フンス


金剛「もう時間。色々とお世話になったデース」(ペコリ

提督「うむ、気をつけて帰ってくれよ。またいつでも来てくれ歓迎するよ」

金剛(ニヤニヤ

金剛「これでfinish?な訳ないでしょ!実は私から最後にテートクへのプレゼントを用意してマース。驚いちゃってくだサーイ」(ガサゴソ

提督「プレゼント?」

金剛「ジャッジャーン!はいっこれをテートクにあっげるネー!」(グイッ

提督「…?」(スッ

金剛「どうやらまだこの鎮守府でテートクにバレンタインデーのchocolateを渡している人は居ないみたいデス。だから私が一番デース!」(イェイ

提督「バレンタインデー…なのか」(回想中


提督「(バレンタインデーのチョコレートなんて何年ぶりだろうか…今まで女性と関わる機会なんて無かったからな。まぁここの鎮守府に来てからは逆に男の人と接する機会の方が少ないが……姉ちゃんから学生の頃は貰っていたのは(チロルチョコ)あれはもはやバレンタインデーとは呼べなかったから…そうか初めて…初めてか貰ったのは…まさか初めて貰うのが艦むすからとは…情けないな、それでもやはり嬉しいな。若き日に味わいたかったこの感覚…この年で味わうとは)」(謎の感動

金剛「Yes!ちょっと早いですけどこの機会を逃したら渡すチャンスがもうないから今日あげマース」

提督「あっあぁ。ありがとう。嬉しいよ」(ゴシゴシ

金剛「美味しく食べて下さいネ」(ウインク
386 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/05(木) 20:37:27.83 ID:bDT+cVvW0
《鎮守府外》
青葉「金剛さーん、もう帰っちゃうんですか」(塀の上

金剛(クルッ「……oh!あなたは青葉ちゃんデスネー!初めまして」

青葉「私たちの司令官に何のご用事で」

金剛「……?どういう事デスか、いきなり何を言うデース?」(ピタッ

青葉「ふむっ……皆さんすんなりと金剛さんと司令官の話を鵜呑みにしましたけど色々と不自然なんですよねーっていうか不自然過ぎます」(パシャパシャ

金剛「Why?どういう事?」

青葉「その1、普段喫茶店に行かない司令官がたまたま伺った喫茶店で金剛さんと鉢会う何てほとんど奇跡です」

金剛「はぁ、だからそれはたまたまデ」

青葉「たまたま?うっそだぁ私聴いたんですよ他提督さんに」(パンっパンっ

金剛「……ほぉ」

青葉「司令官さんあの喫茶店の場所他提督さんに電話で教えて貰ったみたいです……そしてその時の秘書艦は金剛さん違いますか?」

金剛「そんなの電話の会話なんて聞こえませんでしたネ、電話があったことも忘れました」

青葉「その2、どうしてこの日に休みが二つ入っているのか」

金剛「それもたまたま――」

青葉「これも青葉聴いちゃいました♪どうやら金剛さんが頼んだみたいですね他提督さんに」

金剛「」

青葉「わざわざ休みまで入れて何がしたかったんですかねぇー金剛さん、もう一度聞きますそこまでして私たちの鎮守府…いえ司令官に何のようですか?」

金剛「ならこっちからも言わせてもらいますけど、私は最初テートクに『一緒にティータイムにするネー』と頼んだデース。これが意味するのは私はテートクと一緒に喫茶店で過ごす事を考えていた」

青葉「司令官が断るのを前提に事を進める予定だっただけじゃないですか?それが分かっていればティータイム…?それに誘ってからの方が自然ですからそうしただけでしょ」

金剛「なるほどネー青葉ちゃんの話は面白い発想デス。でも根拠が全くありません、私だって喫茶店で狙ってテートクに会う事は難しいデース」

青葉「喫茶店で出会えたのはどこからか情報を得たのでしょう……でも金剛さんの言う通り確かに根拠はありません、勘です」(ドヤァ

金剛「……No.No.よくそこまで気づきましたネ。この鎮守府で一番頭が冴えているのは加賀さんかと思ったデス、まさかあなたに言われるとは」

青葉「おやっ当たっていたんですか?それで目的は――」

金剛「ok、スペシャルヒントです、私はさっきテートクにバレンタインデーのチョコレートを渡してきた……それだけネgood-bye」


青葉「………まさか!」

金剛「青葉ちゃん間に合うかな?」(フリフリ
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/05(木) 22:02:44.06 ID:gocOC0X+o
乙ー
388 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/06(金) 19:10:31.99 ID:32Q0bx7b0
《執務室》
提督「……」(チラッ

チョコ<私を食べて!

提督「(……放っておくのも勿体ないからな)」(パカッ

提督「(ほぉぉぉ、どれも美味しそうだ、どれから食べようか…)」(迷い所

提督「これかな」

提督「(…頂きます)」(あーん


ドア<バンッ!!(イタッ

青葉「司令官!待って!!!」(はぁはぁはぁ

提督「青葉!?」(ピタッ

青葉「し、司令官、そのチョコ誰から貰いましたか」

提督「ええぁ金剛君からだが、いやっそんな怪しい事は何も!何もしていない、撮らないで(サッ」(青葉恐怖症

青葉「怪しいのは金剛さんです!貸してくださいその箱」(箱バッ

青葉「このチョコは青葉が責任を持って預からせていただきます」

提督「あっちょっと」

青葉「司令官の為です、青葉を信じて下さい。お願いします」(眼差し

提督「んぐっ……むぅ…」

提督「わかった、どういう理由かは分からないが取り敢えず青葉に預ける。理由も教えて欲しいのだが」

青葉「ありがとうございます。助かります」

提督「でも美味しかったぞ、そのチョコ、味は問題なく」(モグモグ

青葉(パクっ!!

提督「えっあ。ちょっと俺のチョコ」

青葉「……美味しい…ですね」

提督「なら別に食べてもいいじゃないか一体どうしたって言うんだ?何か別の理由か?」

青葉「――そ、そうですね。アハハッ、すいません青葉の早とちりです。どうぞ」(スッ

青葉「(おかしいです、まさか本当にただのチョコだったなんて私の勘違いでしたか。まぁでも司令官が無事ならそれで――)」(モグモグ

提督「……!」

青葉「そんなに美味しかったんですか?司令官動きが止まってますよぉシャッターチャンス!」(カメラすっ

提督「カハッ!ゲッホゴッホ、グホォ、ガハッはぁゲホゴッホ!!ゴッホォ!」(悶え苦しむ

青葉「えっ……し、司令官!?大丈夫ですか!?」

提督「グフッ!…グハッ、ゲホッ!」(クラクラ

青葉「(甘かった!私がもう少し警戒していれば、そうだった何も全てのチョコに毒を仕込む必要は無かったんだ、詰めが甘かったのは私の方だ)」(唇噛みしめ

提督「……ぐ」(バタッ

青葉「嘘…司令官?しっかりして下さい!司令官!…私の…私のせいで……そんな」(涙ポロポロ

紙<ピラッピラ

青葉(ごしごし「……?」(読み読み
389 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/06(金) 19:14:11.90 ID:32Q0bx7b0

――――――――――
どれか一つに比叡特製カレーを入れてマース。私から言うのもなんですが凄く不味いですこの世の食べ物とは思えないくらいに、食べても命に別状はありません。安心して下さい。皆でロシアンルーレット的に食べてネー
――――――――――
チョコ<引っ掛かったな!バカめ!


青葉「……………………」

青葉「…………」(チラッ

提督「ウゲッゴホッ、ゲッホ…不味、なんだコレッウゲッゴホッ」(ゴロゴロ


青葉「………紅茶でも淹れましょうか」(すくっ



秘書艦金剛はこれにておしまい。えっ?なんだか終わりが呆気ないって?……まぁ逆にこっちの方が…ねぇいいんじゃないですか(投げやり)今回のイベントは前回よりも大幅に戦力を増強することができました。私は翔鶴とのイベント攻略は初めてなのでワクワクドキドキ。必ず全海域突破してみせます、皆さん張り切って参りましょー(睦月)
390 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/07(土) 21:59:57.15 ID:200UZ4WO0
――第六駆逐隊トークライブ4――
<♪タイトルテーマ的な何か♪

雷「えぇ?…始まった?……コホン今夜も始まりました第六駆逐隊トークライブ、最後までご視聴していってくださいね♪」(ニコッ

暁「あぁもしかしてもう放送始まってるの?」(よいしょっと

響「……んあ…ハラショー」(ムクッ

電「たるんでる!色々とたるんでるのですよ響お姉ちゃん、暁お姉ちゃん!」(パシッパシッ

暁「ほどよいよ電、もうちょっと上」

電「えっ?」(グリィィ…ビキッ

暁「ギィヤァァァァ!!!!」




雷「――はいっと言うことで今回の放送は皆さんからのリクエストからBGMとして『海色』を流しています、爽快感、疾走感満載のサウンド、迫力があっていいよねぇ電」(爆ぜったぁぁぁぁぁぁぁ

電「それはステマなのですか?雷お姉ちゃん」(ニコリ

暁「痛…痛いボキッて…ボキッて言ったんだけど私の体変じゃない?」

響「大丈夫、骨は折れていないさ」(ポンポン

暁「そういう問題じゃないから…レディーの扱い」

雷「まぁぼちぼち本編行きますか(ガサゴソ)」

電「このラジオの本編って一体なんなのですか?」(ガサゴソ

響「お便り返信だよハラショー」

暁「痛いわ」(グダゲダグダ




電「――『もうそろそろバレンタインデーが近づいて来ましたが第六駆逐隊の皆さんは誰かチョコを渡す相手はいらっしゃいますか?』」

暁「チョコ?バレンタインデー?私は司令官に渡すつもりだけど、男の子に渡す予定はないわね」(復活

響「私も同じだ……時として暁姉さん一人前のレディーなら男性の一人や二人手玉に取って毎日取っ替え引っ替え遊んでるんじゃないのかい?」

暁「響の中の私のイメージ最悪過ぎない?」

雷「私は司令官にチョコあげるわよ!とびっきりに美味しいのを作るわ!」(ガタッ

暁「あ…じゃあ電もそうなの?司令官に?」

電「はい♪私も手作りチョコ渡すのです」(天使のような笑顔

響「そうか雷と電の司令官は男性だったね、男性の居る職場は大変そうだ」(帽子クイッ

雷「そんな事もないわよ、相手によるじゃない?でも響姉さんや暁も一度は会ったことあるでしょ鳳翔さんのところで」

暁「まぁでもちょっと顔が良いだけのどこにでも居そうな感じの人じゃない?」

響「あるよ。優しそうな人だったね…завидный」

電「暁お姉ちゃんは後でよく覚えておくのです(暁)『ファッ!?』」

雷「バレンタインデーは全国の恋する乙女たちの大一番だからね、応援してるわ♪」

電「逆に誰からもチョコを渡されない世の男性たちは街の華やかムードとは裏腹にどす黒い気持ちで過ごす、ドキドキとイライラが混ざり合うそんな変わった日でもあるのです」(ちょっとプラズマ

響「そうだね……ロシアはバレンタインデーの日を『恋人の日』と呼ぶんだ、国によって愛の形は様々だけど恋人と過ごす時間は大切にしなくちゃいけないね」


――――
翔鶴「大丈夫ですよ提督、私はちゃんとあげますから、チョコレート」(秘書艦

提督「……激物が入ってなかったら大歓迎だよ翔鶴」(カリカリカリカリ

翔鶴「?」
391 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/08(日) 19:23:54.83 ID:EfxHdNO60
全国の艦これファンの皆さんこんにちは
今回の冬イベのE-2甲の難易度に悶絶……ラストダンスキツいんよぉ



小話
――冬イベ対策本部設立――
《他提督側の鎮守府》

朧「うわぁまた大破…まぁでもこればかりは仕方ないわね撤退っと――」(カチカチッ

漣「なにいってるの諦めちゃ駄目よ!諦めたらそこで試合終了って安西先生も言っていたじゃないあの子なら避けられたわ!」(安西先生のグッ

朧「嫌よ、私誰も沈めたくないから」(カチカチッ

漣「なら無駄口叩いてないでバケツぶっかけてとっとと出撃よ出撃!」

朧「各資材二万で充分なのよ…なんて嘘だったわ信じた朧がバカだった、バケツももう…」(魔の四桁



曙「あのさぁ…」

漣「行けッそこ!……んあぁぁまたカスダメ…よしっ、ナイス連撃!良いぞ」(ワイワイ

曙「二人ともさっきから何してるの?はっきり言ってうるさいんだけど」(寝転がり

漣「艦これ」朧「艦これ」(ピッタリ

曙「あっそとにかく何でもいいから静かにしてくれない?」(せんべいボリボリ

漣「じゃあ『ぼーの』がこの部屋から出ていきなさいよ!私たちは今激しい戦闘を繰り広げているの!そう冬イベと言う名の荒波に呑まれているの!」(カチカチカチ

曙「『ぼーの』呼ぶな、ただパソコン触ってるだけじゃないどこら辺が激しい戦闘な――」

漣「おぉ!朧ついにボス前突破したわよ!自分の艦むすを信じなさい!あなたたちなら出来るわ!そう言い聞かせてあげるのよ!ユーキャンドゥーイット!リピートアフターミー、ユーキャンドゥーイット!ユーキャンドゥーイット!」(カチッ

曙「人の話聞けよ」






潮(布団の中「(E-5甲クリア…後はE-6だけ)」(カチャカチャカチャ


第七駆逐隊は個性豊かで素晴らしいと思います。リピートアフターミー、第七駆逐隊は個性豊かで素晴らしいと思います。
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/08(日) 22:56:16.19 ID:fAZMWSZLo
乙ー
393 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/10(火) 23:05:53.02 ID:TDtAZkP00
――一航戦の誇り――

島風「おっおっおっぉ♪おっおおっおー」(アニメで見たアレ

提督(カリカリカリカリ

島風「おっおぉっおー」(一応秘書艦

提督(カリカリカリカリ…パタンっ

島風「おっおっおっおぉっ」(ピョンッピョンッ

提督「島か――」

島風「お茶だね今淹れるよっ」(ぴょんっ

提督「あっ…うん、ありがとう」

島風「にひひぃ島風級の秘書艦になると提督の思ってる事は言わなくても分かるんだからね」(コトコト

提督「さ、流石だな」(カチカチッ

島風「でしょぉ」(ニタニタ

提督「(……静かにして欲しいと言いたかった)」


島風「おっおっ提督お茶出来たよ!今何してるおっ!」(ぴよぉーん

提督「書類の整理だ、いつもやってるだろ」(パシッ

島風「じゃあこっちの紙は?」(ぴろーん

提督「あぁそれは先月分の戦果と各艦むす個人戦果をまとめたんだ」(お茶ズズズッ

島風「ふぅーん、先月分の……」(ジィィ

提督「…………」(熱っ

提督(島風の頭ポンポン

島風「んおっ!いきなりどうしたの提督!」(ビクッ

提督「ん?いやっ何、島風は駆逐艦の中で一番の戦果だったからな誉めてるんだ、よくやってくれたな」(なでなでなで

島風「恥ずかしいから止めてよ提督……そういうのセクハラだよ///」(手払いのけ

提督「なんだいつも島風の方から言ってくるじゃないか、何を今さら恥ずかしがって――」(なでなでなで

島風「そ、それとこれとは別だもん!///」

提督「なんだそれ」
394 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/10(火) 23:08:32.40 ID:TDtAZkP00
――
島風「…ねぇ提督先月の戦果一番は加賀さんなんだね」(提督の膝の上

提督「あぁ毎回の事だが加賀くんさ、彼女は良く頑張ってくれてる凄くな」(なでなでなで

島風「島風より?」

提督「うーん駆逐艦には駆逐艦の空母には空母の頑張りがあるからな、島風とは比べられないが……」

島風「でも一番なんでしょ」

提督「まぁな…」

島風「じゃあ『なでなで』してあげないとね♪」

提督「いやいや島風、いくら同じ艦むすと言えど彼女は立派な空母、島風とは違うんだそれこそセクハラで訴えられ――」(語る

島風「加賀さん呼んでくるぅーー」(ダッッ

提督「………」

提督の考えたシナリオ
1、加賀にこれから軽蔑の目で見られる
2、青葉に情報が回る
3、艦むす全員に軽蔑の目で見られる
4、提督引退

提督「」(汗ダラダラ


――十分後――

島風「加賀さん呼んできたぁーー」(バンッ

加賀「提督わざわざ何のようで――」(ツカツカツカ

提督「加賀くんすまないわざわざ呼び出すつもりは無かった、し、島風君が突然押し掛けて申し訳ない」

島風「おっ!加賀さん、提督が加賀さんが一番だからなでなでしてあげるって」(加賀の袖ひっぱり

加賀「…………」

島風「先月の戦果が一番だから!」

提督「」(自らの終わりを見つめる

加賀「…………」

加賀「…島風ちゃん、少し執務室から席を外してくれるかしら?」

島風「おうっ!」(ダダッ

<バタンッ

加賀「……提督」

提督「はい」(覚悟を決めた人

加賀「…………本当にしてくれるの?」

提督「……はい?」

加賀「その///頭なでなで…を///」(モジモジ

提督「えっいやっ……まぁ」

加賀「やっぱり冗談ですよね、すみません真に受け過ぎました」(しょぼん

提督「あっ加賀くんが良いのなら別に構わないが…本当に良いのかこんなので」

加賀「……」(コクン

提督「……(トコトコ)……(なでなで)……」

加賀「……////」(ボフッ
395 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/10(火) 23:09:28.56 ID:TDtAZkP00
提督「あぁこほん…こ、これからも頑張ってくれ期待している」(なでなで

加賀「流石に気分が高揚します、提督、ありがとうございます」(やりました







――――
ビスマルク「ちなみに私二位だったんだけど私には何も無いのかしら」(いいのよもっと誉めてもアピール

提督「はいお疲れこれからも期待してるよビス子」(ナデナデナデ

ビスマルク「雑っ!」






もうすぐバレンタインデー、バレンタインデーネタを投下する予定です
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/10(火) 23:31:45.56 ID:FN2e6KPzo
乙です
397 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/11(水) 21:44:47.99 ID:PuoHYbwj0
――バレンタインデーその1――


他提督『うん、そういう事で今年のバレンタインデーはチョコ渡せないから』


提督「あぁ…うん、そう残念だ」


他提督「もう私からチョコ貰えないからってそんなに落ち込まないでよ、あなたなら大丈夫よきっと艦むすから沢山チョコも・ら・え・る・でしょ」


提督「――ぁぁ…そこまで落ち込んでいない、いや全く落ち込んでないから安心して」


他提督『えっ今まであんなに楽しみにしてた私からのバレンタインデーチョコよ!?そんなあっさり引き下がるの!?』


提督「(この人は渡したいのか渡したくないのかどっちなんだ)別にそんなに楽しみでも無かったけど…しいて言うなら毎年0だけを回避する手段くらいだったよそこはありがとう」(あっさり


他提督「」(あんぐり


提督「お互い忙しいし仕方ないね、またの機会にと言う事でそれじゃあ」(ツゥー


他提督『ちょ、も、もうちょっと食らいつきなさいよぉー(ツンツン)私からのチョコレートよ『お姉ちゃん今年も美味しいチョコレートぼく、たーくさん欲しいなぁ♪』くらい言いな――』


電話<通信キラレマシター


提督「……」(カリカリカリ

瑞鶴「(提督の日頃の鬱憤は他提督さんにぶちまけてると見たわ…)」
398 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/12(木) 22:36:11.75 ID:ISLD64xA0
――バレンタインデーその2――

《球磨型の部屋》

球磨「――――意外と難しそうだクマァ皆こんなに苦労してたクマね」(レシピチェック

北上(コタツの中「いいねぇ痺れるねぇ恋する季節」(ほっこり

球磨「北上はチョコ作らないのかクマ?」

北上「あたし昨日買ってきたからそれでいいわぁぁ……」(チョコは買う派


――五分後――


北上「――――それで球磨姉はバレンタインデーのチョコ誰にあげるの私にも作ってくれる?」

球磨「クマッ!最初は提督だクマ、その次に北上にあげる」(提督一番!

北上「別に誰も順番なんて聞いてないよ、でも作ってくれるんだ」

球磨「もちろん、今年はとびっきりに美味しいの作るクマよ♪楽しみに待つクマ」(トントントン


――十分後――


北上「――ねぇそもそも球磨姉料理出来たっけ?私あんまり球磨姉が料理してるとこ見たことないんだけと」

球磨「…………」(ピタッ

北上「…得意料理は?」

球磨「…………」

北上「得意料理?何?」

球磨「…………卵かけごはんとインスタントラーメン」(典型的な料理が出来ない子

北上「じゃあ最後に包丁握ったのは?」

球磨「……クマッ?」(すっとぼけ

北上「(駄目だコイツ)」

球磨「チョ、チョコレートくらいレシピ通りにすれば簡単に出来るクマ――まずはチョコを溶かすクマー」(ピらピら


北上「もうひとつ質問その手に持ってるガスバーナーは何に使うの?普通に料理するならまずお目にかからないはずなんだけど」


ガスバーナー<学校の実験器具で使われる
以外で使用されたのは初めてです


球磨「えっ、チョコレート溶かす為だけど……クマー?」(ガスバーナーは調理器具いいね?

北上「……よしわかった今回は私も手伝う」(ガタッ
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/13(金) 00:02:26.55 ID:KPs0rcmVo
乙ー
400 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/13(金) 19:10:12.48 ID:2EYKz0Vt0

――ちょっと休憩――
全国の艦これファンの皆さんこんばんわ
冬の寒さも三寒四温で少しずつではありますが和らいできた今日この頃、私は朝霜と雲龍を毎日追いかけ回して時間の許すかぎりE-4をくるくる回るハードスケジュール生活を送っています
さて今回このような形で登場させていただいたい理由は他でもありません――――


※以下艦これアニメ6話のネタバレがほんの少しだけ含まれます苦手な方、もしくはまだ知りたくない方は以下の文章をちらっとだけご覧ください



前置きが長くなってしまいましたが私が話したいのは艦これアニメ第六話のあのシーン、ここまでで私の言いたいことが分かる方もいらっしゃるかも知れませんが――


はぁい↑そうです翔鶴のスカートずり落ちてパンツが見えちゃうと言うやつですはい!私も狂喜乱舞!興奮せざるを得ませんでした(以下、提督の一人で喜ぶ様をご覧ください)


本当に素晴らしかった!皆さんもそう思いましたよね?そうでしょ。私も思わず「REC!」ってね。今後のアニメ史に名を残すのではないでしょか?更にそこから紐パン!ピンクの紐パンです、もうたまらん。艦これ運営さんもよくわかっていらっしゃいます翔鶴をあそこまで活用して下さるなんて。紐パン!スカートずり下ろし瑞鶴ナイスプレイ!!!あぁぁスカートになりたい翔鶴の使ってたスカートになりたい!それが無理なら翔鶴の使ってる弓になりた(ry…………



ねぇ?色々と凄かったです。私の周りには艦これのトークで一緒に盛り上がれる人がいませんので大変見苦しかったと思いますがこの場を借りて私の熱い思いを語らさせていただきました。記念すべきレス400をこのような話で迎えるのも情けないですがお付き合いありがとうございます。(ペコペコ)
次回は五航戦が主役みたいですから楽しみ楽しみ…
401 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/13(金) 22:33:17.43 ID:2EYKz0Vt0
――バレンタインデーその3――
《鎮守府近くのデパート》

隼鷹(買い物中

飛鷹「…………」

隼鷹「なぁ飛鷹、これどっちの方が高そうに見える?」

飛鷹「…………何を基準で選んでるのよ」

隼鷹「高そうに見えるか。あと手作りっぽく見えるか」

飛鷹「じゃあ作ればいいじゃない――と言いたいけどどうせ隼鷹のことだし作らないんだろうね、コッチ」

隼鷹「オッケーここは飛鷹のセンスに任せるわ」(買い物籠行き

飛鷹「それバレンタインデーのチョコよね?自分用?それとも渡す用?」

隼鷹「日々の頑張りを称える(酒のつまみ)自分用とコッチは提督に」(ヨイショッ

飛鷹「あらっ意外ね、隼鷹の事だからどっちも自分用かと思ったわ」

隼鷹「私もそこまでずぼらじゃないから、一応提督には今までお世話になってるし義理チョコ」

飛鷹「ふぅーん……じゃあ丁度いいわ(ガサゴソー)――コレそっちの提督さんに渡しといてくれるかしら?」(チョコレート

隼鷹「ありゃ飛鷹もあるんだ、いいよ渡しとく着払いでいい?」

飛鷹「そんな取引いらないから。あと隼鷹と違って私のは手作りだから雑に扱わないでね」(シレッ

隼鷹「わざわざ手作り?それは何か特別な意味とか――」

飛鷹「違うわ、駆逐艦の子たちとかに渡すついでの余り物よ。か、勘違いしないでよね」(ツンデレ風

隼鷹「…そのセリフちょっと意味深だねぇ提督に興味でもある?それは危険だからやめといた方が――」

飛鷹「だから違うって言ってるでしょ、コッチも隼鷹と同じで義理よ……まぁ前に色々とお世話になったし一応渡しとこっかなってだけ…」

隼鷹「『前に色々とお世話に』ってそれも――」

飛鷹「だから違いますから」(グリグリ
402 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/14(土) 22:21:04.72 ID:BLrCeSNF0
――バレンタインデーその4――
《食事処鳳翔》

鳳翔「――じゃあ次は鍋に牛乳と水とバターと塩を入れて火にかけながらゆっくりと混ぜて」(一日講師

鈴谷「は、はい」(カチャカチャ

鳳翔「こう…もうちょっとこんな感じでゆっくりと」(手ギュッ

鈴谷「んっ……こうですか?」(混ぜ混ぜ

鳳翔「そう、いいわその調子よ」

鈴谷「なんかすみません、わざわざ休みの日に教えてもらって」

鳳翔「いいのよ遠慮しないで、私も今日は暇だったから丁度良かったわ」

鈴谷「……」(混ぜ混ぜ混ぜ

鳳翔「…ねぇ鈴谷ちゃんはそのチョコ誰に渡すの?」(頬杖

鈴谷「私は……友達と」

鳳翔「友達と?」

鈴谷(ピクッ「……い、今作ってる分は…………提督に…です///」

鳳翔「あぁぁぁ!いいわねぇ若いって羨ましいっ私も若い頃に戻りたいわ」(頭抱え


鈴谷「――鳳翔さんは渡さないんですか?チョコレート」

鳳翔「うーん、私はそうねお客さんにでも渡そうかしらねぇ…営業用だけど」(ウフフ

鈴谷「じゃあ本命はないんですか?……例えば…提督にとか――」

お皿<ガシャンッ!!パリンパリン!


鳳翔「ご、ごご、ごめんなさい。手が滑っちゃって、す、すぐ片付けるから」(カチャカチャ

鈴谷「アハハッ、動揺しすぎです鳳翔さん、もうちょっと上手く隠さないとすぐバレちゃいますよ」

鳳翔「//////////」(カァァァァ

鳳翔「私は駄目よ……もうそんな事できる歳じゃないし提督さんにもきっと迷惑だと思うから…………ねっ?」(片付け片付け

鈴谷「歳なんて関係ないですよ、バレンタインデーは女の子なら誰でも参加できますからせっかくの機会ですから作ってみたらどうですか」

鳳翔「…………」(カチャカチャ

鈴谷「まぁ私的には敵が増えるのは阻止したいんですけどぉエヘヘ」

鳳翔「……ほ、ほらっ鈴谷ちゃん手が止まってるわよ、しっかり混ぜないと」(ほれほれ

鈴谷「はーい」(混ぜ混ぜ





マシュマロ「ミャー」(スリスリ

鳳翔「…マシュマロォ…私どうしたらいいと思う?やっぱり渡した方がいい?」(モフモフ

マシュマロ「ミャーミャーー」

鳳翔「って猫に聞いても駄目か…」(コテッ

マシュマロ「ミャ?」



鳳翔さんの手作りチョコレート(意味深)
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/14(土) 23:12:08.40 ID:p2biiDk4o
乙です
404 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/15(日) 22:09:32.87 ID:ZwJt4hnX0
次の話は明日投下します。これから少し諸事情で忙しくなりますので更新ペース落ちるかもです。ごめんなさい






龍驤「――ほいでぇー今日は何で投下できやんかったん?何か用事でもあったんか?」

提督「……まぁ色々とあったんです」

龍驤「色々てなんやねん、色々て、それじゃあ分からんつうねぇ」(ペシペシ



提督「――冬イベE-4丙で雲龍探してました」

龍驤「それは私への宣戦布告か何かですか」
405 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/16(月) 22:37:22.14 ID:kE+YFYWG0
――バレンタインデーその5――
《バレンタインデー当日》

提督「………」(カリカリカリカリ

翔鶴「提督、凄い量ですね。私こんな風に山積みになってるチョコレートお店でしか見たことがありませんよ」(今日の秘書艦

机<ンギィィィィィ!オモィィィィィィ!チョコオモィィィィ

提督「去年と比べると凄まじい程の差になったよ……徳島県の弁天山と富士山くらいに違う」(カリカリカリカリ

翔鶴「でもこんなに好かれちゃってモテモテいいところにして欲しいですね、私以外の艦むすに手を出したら駄目ですよ」(プンプン
<あとその例え微妙に解りづらいです

提督「そもそも翔鶴に手は出していないが……まぁでもこれは皆の俺に大しての優しさだからな…情けない提督で申し訳ない限りだ」(しみじみ

翔鶴「(この鈍感っぷりにも慣れましたねぇ)」



翔鶴「――でも渡してる私が言うのもあれなんですけど、これ全部食べるんですよね?」

提督「もちろん」

翔鶴「食べきれるんですかこの量、提督糖尿病になっちゃいますよ」(まじまじ

提督「ホワイトデーまでに全て食べきる計画だよ……今のところは」(ボソッ

翔鶴「この板チョコなんて大きすぎますよ、誰のですかコレ?」(ビッグ板チョコ

提督「それは確か島風のだ、なんでも板チョコ十枚を使った超大作だとか…」(ガタッ

翔鶴「こっちは――」

提督「第六駆逐隊の合作……凄く嬉しそうに渡してくれた」

提督「このガトーショコラは鈴谷。このクッキーは羽黒くん、こっち赤城でこっちは加賀くん、……全員分がここにあるよ」

翔鶴「そこまでされたら全部責任持って食べないとですね」

提督「……本当、俺はこの世で一番幸せ者の提督かも知れんな」

翔鶴(イラッ「駆逐艦の子から貰えて嬉しかったんですね」(スクッ

提督「えっいやそういう意味じゃなくて」


<ちょ、違うから、別にそういうのは<…………

<……何か俺したのか?<翔鶴は何も思ってないですよ、何も


<……いやっ絶対怒って<怒ってないです




バレンタインデー回はコレにておしまい。
次はまたぼちぼち日常編に戻ります
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/16(月) 23:02:20.46 ID:zoK1cJqno
乙です
407 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/18(水) 18:59:49.20 ID:pRkDVojD0
――長月と文月――
《駆逐艦寮》

文月「ふみぃ……」(スヤァ

長月「………」(カリカリカリカリ

文月「ふみぃ……」(スヤァ

長月「………」(カリカリカリカリ

舞風「ねぇ長月ちゃんは『ながぁ……』って鳴かないの?」(それワンッツー

長月「!?」

舞風「だってほら文月ちゃんは『ふみぃ……』って鳴いてるから長月ちゃんは『ながぁ……』って」(頭がハッピーセット

長月「まず鳴くってなんだ動物なのか文月は!文月は日頃から『ふみぃ』と言っているだけで私が言うわけないだろ!」(おこ

舞風「しぃぃぃ……!文月ちゃん起きちゃうよ」

文月「ふみぃ……」(モゾモゾ




長月「――と、とにかく私は自分の名前を寝言にはしない!いいな!」(寝んねぇころりよ

舞風「そうなの?私聞きたいよ、長月ちゃんの『ながぁ……』聞きたいなぁ」(クルックルッ1-2ワンツー

長月「はぁ…私のを聞いても一銭の得にもならないだろ。そんな時間があるなら訓練でもしておいた方が役に立つ」(おこーろーりーよー

舞風「一円くらいの得にはなるから!自分を悪く言わないで長月ちゃん!」(ヒシヒシ

長月「(……言っている意味がわからない)舞風がなんと言おうとも私は言わないから、ほらっシッシッ」

文月「ふみぃ……」

長月「……」












――その夜――

長月(洗面所「……」(台の上


<ながぁ……(ボソッ


長月「――ふふっ…何をしてるんだ私は、バカなこと止め――」

舞風(鏡越し「………ぷっ」(たまたまトイレに起きた

長月「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

この世にふみぃの在らんことよ
408 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/18(水) 20:50:09.52 ID:pRkDVojD0
全国の提督の皆さんこんばんわ私です
冬イベE-5丙で攻略中の私です
金剛「丙ー♪提督ぅー」
もうコレにしか聞こえない

最近は艦これを1日30分という境遇に立たされながらも辛うじて演習だけ回っている状態が続いていて精神的にも辛いのですがこの機会ですからネタ募集の方をさせていただきます。皆様のお知恵をお貸し下さい。



登場キャラ
空母――加賀、赤城、翔鶴、瑞鶴、雲龍、隼鷹、飛鷹、鳳翔、瑞鳳

戦艦――金剛、比叡、霧島、ビスマルク、扶桑(確かちょっとだけ出てたような…

重巡――鈴谷、青葉、羽黒、足柄

軽巡――那珂、川内、神通、北上、天龍、球磨

駆逐――暁、響、雷、電、マース、文月、長月、島風、初雪、舞風、野分

潜水――伊168

工作――new明石

ちょっと追加――漣、潮、曙、朧

その他――間宮、他提督、ガン爺、マシュマロ

書き忘れあるかもしれません
あと《新キャラの追加は無し》の方でなにとぞ
>>409
>>410
>>411(チラチラ
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/18(水) 20:52:26.06 ID:KNMnTKpEo
龍鳳と潜水艦たち
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/18(水) 21:47:38.52 ID:uWJjEDoEo
飛鷹型と映画鑑賞
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/19(木) 02:51:53.88 ID:OgOcpwXYo
鳳翔さんの助っ人温泉女将体験記(補佐・提督)

なお温泉は混浴の模様
412 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/20(金) 20:15:54.58 ID:9FvZBAni0
>>309
すみません新しい艦むすの追加は少しキャラ作りが難しく話の内容がまとめづらいので今回は無しの方でお願いします

ですが新しい潜水艦の子たちの追加は考えておりますのでもしその時が来たら龍鳳を特別枠登場として書かせていただくかも…


>>310使わせていただきます
――飛鷹型と映画鑑賞――


隼鷹「いぃやぁ、たまたまチケット貰ってよぉ三人分、興味はないんだけど捨てるのも勿体ねぇから――」

提督飛鷹「「俺『私』を呼んだと」」(付き添い人

隼鷹「まぁほらせっかく三人分あるんだから私一人で三回も見るってことも無いから二人も一緒にってね」(アッヒャッヒャッ

提督「……隼鷹は酔ってるのか?」(耳打ち

飛鷹「これは百パーセント酔ってますよ提督さん、見てくださいあの赤い顔あれが証拠です」(耳打ち

隼鷹「よっ、酔ってないってば、私いつも飲んでる訳じゃないんだからね」

飛鷹「……はぁ、まぁ良いわ私座席選んでくるからここで待ってて、提督さんは酔っぱらいの面倒をお願いしますね」(ツカツカツカ

隼鷹「だ、だから酔ってないってばぁぁ!」

提督「隼鷹、お酒の持ち込みは禁止だから荷物整理しとおいた方がいいぞ」(カチャカチャ

隼鷹「」


――十分後――


<映画館CM視聴中

提督「……」(左

飛鷹「……」(真ん中

隼鷹(スッ(右

提督「(ポリポリ)なぁ隼鷹、今から何の映画見るんだ」(ポリポリ

飛鷹「あっ私も知らない」(ポリポリ

隼鷹「あれっ私言ってなかったけ……」

提督「聞いてないな」飛鷹「聞いてないわ」

隼鷹(パンフレットopen「えっと『ディープキス』…ジャンルは洋画だね、R20規制つき映画」(パタンッ


提督「えっ」飛鷹「はっ」


――三十分後――


<Oh!Oooooh!!ok,……ohhh…Good(字幕

提督「……(最初に聞いたときは驚いたがつい見いってしまうような演出…これがアメリカンスタイルと言うものか)」(分析中

飛鷹「……(前もって隼鷹に聞いておけば良かったわ…隼鷹と二人ならともかく提督さんとなんて…見てるこっちが恥ずかしい演出ばっかりじゃない///)」(眠ったふり



隼鷹「……(……)」(寝た

――三十分後――

<Aaaaa!!!A!A!A!A!.Oh!

――クライマックス――

<Ohooooooooooh!Oh!Oh!Oh!Oh!Auauau

――Fin――
413 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/20(金) 20:16:48.56 ID:9FvZBAni0
提督(キラキラキラ

飛鷹「……」(無言うつむき

隼鷹「んあっ…んぅぅ……ねみぃ」(起きた

提督「なぁ隼鷹、この映画のチケット貰ったって聞いたが誰から貰ったんだ?足柄か?」(気に入った

隼鷹「ん?他提督からだよ、なんか福引きで当てたんだってさぁ」
<福引きの景品にR20指定の映画チケットって…


飛鷹「……」




――
他提督『飛鷹どうしたの、わざわざ電話なんて何かあっ――』

飛鷹「渡す相手他にも在ったでしょうよ…」(切実

他提督「……?」







飛鷹型と映画鑑賞はこれにて
洋画のR20指定の映画は見たことがないので私の偏見からこんな想像で書かせていただきました。多分本当はこんなにヤってるだけの映画はではないと思います
『ディープキス』2018年2月20日全国ロードショー(嘘
414 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/20(金) 21:01:28.29 ID:9FvZBAni0
すいません
>>409>>410
の間違いです
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/20(金) 21:41:24.58 ID:7OOOHxbuo
乙です
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/21(土) 00:47:34.94 ID:us/67+E7o
字幕が金剛が叫んでる様にしか見えないわ
417 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/22(日) 08:40:34.60 ID:oeUDQvVy0
次の更新は明日になると思います
度重なる遅れ、申し訳ございません
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/22(日) 16:16:50.20 ID:QrexzP4Oo
了解
419 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/23(月) 23:45:33.47 ID:UiGBjQax0
>>411

鳳翔「えぇぇっ一日提督さんの助っ人艦むす体験!?」(ガシャン

青葉「いえっ一日旅館の助っ人女将体験です鳳翔さん」(パクパク

鳳翔「あらっ?」(パチクリ

鳳翔「あっ女将さんね……女将さん…なんだそっちかぁ……あははぁ」(お皿フキフキ

青葉「そうなんです、そういう話が舞い込んできててぇ」(パクパク




鳳翔「…………」

鳳翔「ってえぇぇぇぇっっっ!?わ、私が女将ぃぃ!?」



――鳳翔一日女将体験――


鳳翔「――っと言う話を今日青葉ちゃんから聞いたんです」(トントントン

提督「へぇ女将さん体験ですか…鳳翔さんが女将さん……へぇぇぇ」

鳳翔「(むぅっ)何ですか私じゃ女将さんは務まらないって意味ですか」(トントントントン

提督「いえいえそう言う意味じゃないですよ…まぁまずはどうしてそう言う経緯になったのか聞かせて下さいよ」(パクっ


<美味しいですねこのカレー(パクパク

<それ私の自信作ですから(フンスッ






青葉「とある旅館が女将さんの募集をしているんです、まっ後継ぎを探しているといった方が正しいのかも知れませんが」(パクパク

鳳翔「それで一日助っ人女将さん?」

青葉「えぇ一日体験してその人が女将さんに適しているかチェックするみたいです」

鳳翔「変わったことするのね……」

青葉「また本人自身も一日体験をして女将さんに向いているかどうか――」

鳳翔「それを確認するには一日女将さんを体験するのがベストって事?」

青葉「お察しの通り」





鳳翔「――っと簡単に言うとこういう事です」

提督「でもっどうして鳳翔さんにそんな話が回って来たんですかねぇ」

鳳翔「さぁ?まぁ色々とあるんじゃないですか青葉ちゃんは何も言っていなかったので」

提督「ふーん……それで鳳翔さんはやってみるんですか女将さん」

鳳翔「まぁ女将さんになるかどうかは別にして…」(ピタリ

鳳翔「行くだけ行ってみようと思います。興味はありますので」

提督「そうですか、なら頑張って来てください鳳翔さんなら女将さん出来ると思いますよ」(パクパク

鳳翔「……」
420 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/23(月) 23:46:39.44 ID:UiGBjQax0
鳳翔「…………」(トントントン

提督「…………」(パクパク

鳳翔「…………」(トントントントン

提督「…………」(パクパク

鳳翔「…………」(トントントントントントントン!!!

提督「駄目ですよ」

鳳翔「うっぁ……わ、私まだ何も言ってないですけど」

提督「多分『そこまでの荷物持ちお願いしたいんですけどぉぉ』っくらいの理由で僕を連れていく気だったでしょそれなら他の人に――」

鳳翔「ち、違います!確かに提督さんに用があるのは合ってますけどそんなふざけた理由じゃないですから!」
<あと私そんな口調じゃありません!

提督「ではどのような理由で」

鳳翔「うぐぅ…じ、実は青葉ちゃんが言っていたのですがその女将さん体験には一人補佐が必要みたいなんです、私一人じゃ無理みたいで」

提督「補佐?」

鳳翔「はい……ごめんなさい提督さんくらいしか頼める方いなくて」

提督「僕が?」

鳳翔(コクコク

提督「そんな、急に言われても厳しい――」

鳳翔(ウルウル

提督「…………」

鳳翔(ウルウル

提督「…………」(額押し

鳳翔(ウルウル



提督「…いつ行くんですか」(敗北

続きは明日か明後日に投下します
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/23(月) 23:56:20.13 ID:TU63zTOto
乙です
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/24(火) 00:00:28.46 ID:aDRO1XSYo
411です、超ありがとうございます!
可愛い鳳翔さんで嬉しい…!
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/25(水) 01:17:51.93 ID:rZneHXSJo
温泉...秘湯めぐり...うっ、頭が...
424 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/25(水) 23:30:12.08 ID:nuEAp6om0
――次の土曜日――


鳳翔(私服「――んんっ…ふぅ……」(トコトコ

提督(私服「晴れて良かったですねぇ」

鳳翔「そうですね♪こんな日はピクニックにでも行きたくなっちゃいます」(テクテク

提督「良いですねピクニック。それじゃあ今から二人で一緒にピクニックにでも行きませんか?一泊二日の」(荷物持ち

鳳翔「へっへあっ///」(真っ赤

提督「冗談です。ちゃんと旅館に行きますから真に受けないで下さいよ」(トコトコ

鳳翔「えっあっアハハ…じょ冗談止めてくださいよもう……本気かと思ったじゃないですか」(カタコト

鳳翔「(提督さんとピクニック…またいつか誘ってみようかしら…)」(チョコチョコ

――三分後――

鳳翔「――提督さん、鎮守府の方は本当に大丈夫だったんですか?私の方に来てしまって何か不具合は」

提督「それは心配しなくても大丈夫です。あっちはあっちで僕がいなくても上手いこと行くと思いますから」

鳳翔「代行の提督さんでも呼んだんですか?」

提督「まぁ…それと似たような事は」

<そうですか、それなら心置きなく補佐の仕事が出来ますよ、やりましたね

<鳳翔さん僕の扱い少し雑になりましたか?

《鎮守府》――同時刻――

加賀(カリカリカリカリ

赤城(秘書艦「加賀?『無理して書類整理の仕事はしなくてもいい』って提督が言っていたのだから別にしなくてもいいんじゃないの」

加賀(二日間限定提督「…………提督に頼まれた以上の戦果を挙げる…それと同じです、それに私ならこれくらいの仕事容易です」(カリカリカリカリ

赤城「でも普段慣れない事をすると体に毒よ」

加賀「………」(カリカリカリカリ

《加賀さんの脳内》

提督『これ全部加賀一人でしてくれたのか!?』(驚愕

加賀『…………えぇまぁ』

提督『凄いじゃないか!流石加賀だお前は俺の自慢艦むすだ、愛してる結婚してくれこれからは俺の隣にずっと居てくれ』(抱きしめ

加賀『……当然のことをしたまでよ、私も愛してるわ…提督』

<オメデトーオメデトーパチパチパチ



加賀「グッフッ」(ポタポタ

<ちょちょっと加賀鼻血でてるわよ、書類に染みてる――

<これは勝ちルートが見えました(ポタポタポタ



続きは明日あげれたらいいなぁ…って感じです
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/26(木) 02:57:31.18 ID:X4FRlcjYo

鳳翔さん可愛い
加賀さんヤバ可愛い
426 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/27(金) 22:42:44.79 ID:P7C36QWq0
――女将さん体験初日の夜――
鳳翔(着物「――……はぁ」(肩トントン

<ガラガラガラ

提督「鳳翔さんお疲れ様です」

鳳翔「あら提督さん、ノックもしないで女性の部屋に入ってくるのは駄目ですよ」(パァァ

提督「それは失礼。…それでどうでしたか女将さん体験は」 (スタスタ

鳳翔「そうですねぇ想像通りと言いますか大変ではありました。提督さんもお疲れなんじゃないですか」

提督「僕は清掃をしていただけですから力仕事はよくしていますのでこのくらいは平気です」(ストンっ

鳳翔「そうですか……やっぱり旅館のお客さんを実際にお相手するのはお店とは全然違いますね、私女将さんに何度も注意されちゃいました」(エヘヘ

提督「一筋縄にはいきませんよね」

鳳翔「でも凄く楽しいんですよ、遣り甲斐はあると思います」

提督「………えぇなら良かったです。それじゃあ僕は隣の部屋に居ますので何かあったらすぐ呼んで下さい」(スクッスタスタ

鳳翔「むぅ…もう行かれるんです?どうせならもう少しゆっくりしていきませんか」(座布団だしだし

提督「すみません少し僕の仕事がありますので、今日は早めに取りかかりたいんです」(お仕事お仕事

鳳翔「あっ……そう…ですよね……私が無理やり連れて来たのにごめんなさい」

提督「鳳翔さんは気にしないで下さい、どのみちいつかはする仕事だったんです。むしろこんな素敵なところで出来て感謝です」(ニコニコ

鳳翔「……」

<ガラガラガラピシャッ


鳳翔「……はぁ…駄目だなぁ私……また好きになっちゃう…///」




《鎮守府》――同時刻――

マシュマロ(睡眠中「……ンニヤァ」(預けられた

足柄(監視役「………」(ジィィ

羽黒「ね、姉さん。そんなに見なくても大丈夫ですよ。もうグッスリですから」(お嫁にしたいランキング一位の羽黒さん

足柄「ねぇ羽黒……この子…マシュマロは可愛いと思う?」(お嫁に行かせてあげたいランキング一位の足柄さん

羽黒「可愛いんじゃないですか、真っ白でモフモフしていて」(この笑顔守りたい

足柄「そう…それじゃあ私のニャーとこの子のニャーはどちらが可愛いと思う羽黒」

羽黒「えっ…っ……ぁ……」



足柄「この子と…………私の違いって何なのかしら…フフッ同じ生物なのに面白い事が起こるものね」(遠い目

羽黒「」




お待ちしてくださった方、遅れてしまいまして申し訳ございません。言い訳ではないのですが、なかなか前回からの繋ぎが難しく時系列がかなりおかしくなっています。また鳳翔さんの女将体験の内容を詳しく書いてしまうと他のネタを書く時間もだいぶ押されてしまいますので今回は省かせていただきました>>411さん。お許しを…

ですが混浴風呂のシーンはありますのでご心配なく
続きは明日投下します
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/27(金) 23:38:38.32 ID:CYbIWCKWo
乙ー
428 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/28(土) 22:36:37.95 ID:t1jOJtMa0
――時刻マルマルマルマル真夜中―
《提督自室》
提督「――ふぅ」(ペンカタッ

提督(あっ「…そう言えば」

鳳翔『ここの露天風呂は私たちは自由に使ってもいいんですってしかもタダで!これって凄くないですか』(キラキラ

提督『へぇぇ…』(ゴシゴシ

鳳翔『ちゃ、ちゃんと聞いてます?』


提督「……」(考え中



提督「……」(ガタッ

《露天風呂》

<……チャポン

提督「あ"あ"あぁ…あ"あ"…」(リラックス

提督「ふぅ…」(タオル頭乗せ

提督「(鎮守府以外の風呂に入るのは久しぶりだ、あそこは艦むすと共用だからどうしても息苦しい…)」(チャプチャプ

提督「」(チャプチャプ

提督「(こうやって鎮守府を離れて一人露天風呂を満喫するのはあの子たちに申し訳ないが……今夜くらいは許してもらおうか)」(チャプチャプ


戸<ガタッガタガタッ――


提督「はぁぁぁ…ぁぁ」(ブクブクブク


戸<ガラガラガラッ


鳳翔「あぁっ、ほんと素敵な露天風呂(キラキラ)うふふっ真夜中の露天風呂はいいわ――」(タオル巻き

提督「んっ?」(チラッ

鳳翔「…あら。あらら。あら、あら、あら提督さんじゃないですか、偶然ですね」(ニマニマ

提督「!?鳳翔さんど、どうしてここに」(ガバァッ
429 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/02/28(土) 22:38:05.92 ID:t1jOJtMa0
鳳翔「あれっ私言ってませんでしたか、この旅館は露天風呂が二つあってこっちは混浴風呂になってるんですよぉ混浴」(フラリフラリ

提督「違いますよ鳳翔さん!こっちは男湯ですちゃんと入り口に暖簾が」(端寄り寄り

鳳翔「あらぁもしかして提督さん、こんな時間に入っている(ヒッグッ)って事はワニなんですか…うふふエッチなのは提督としていけませんよ」(チャポン…



【ワニとは】
混浴風呂で女性の裸を見たい為に何時間も温泉に入り続ける人。非常に感しn遺憾な行為である



提督「だ、だからここは男湯で女湯は――」

鳳翔「まぁまぁそんな細かい事気にしなくても良いじゃありませんか、(ヒッグッ)男湯でも女湯でも混浴でも…提督さんと二人なら」(スィースィー

提督「(……駄目だ…鳳翔さんが完全に出来上がってるぞ)」


鳳翔「代理女将である私がいますから気にしないで下さい」(すでに訳がわからない

提督「とにかく他のお客さんが来る前に出て行っ――」(グイッ

鳳翔「今日はお客さんが少ないです。こんな時間に他のお客さんなんて来ませんよ、私とぉ提督さんのぉ二人っきりです」(グギギギィ

提督「(グゥッう"う"…流石は元艦むす、馬力では到底敵わないか)」

提督「ぼ、僕の話を聞いて下さい鳳翔さん」

鳳翔「んへへぇぇ……♪ちゃんと聞いてますよぉ私と入りたいんでしょエッチですねぇ」(スリスリ



提督「(話も通じない…もうこれはもう寝てもらうのを待つ以外に道はないのか)」(諦め

鳳翔「うふふふ私たち新婚さんみたい」



――数分後――
鳳翔「……」(スンスン

鳳翔「ヒックッ…提督さんの体いい香りですね。お花の香り」

提督「(何も考えるな…今の鳳翔さんは酔ってるだけ酔ってるだけ酔ってるだけ酔ってるだけ……無心無心無心)」(自己暗示


鳳翔「――あぁそうだ私提督さんに謝らなけちゃいけないことがあったんでした」

提督「……?」

鳳翔「私最初に提督さんに女将さん体験の事話したとき『 提督さんくらいしか頼む人がいない 』って言いましたよね」

鳳翔「本当は私、ここの女将さん体験に提督さんを連れて来たのは一緒に来たかっただけなんです、それだけでお願いしちゃいました」(ニヤニヤ

提督「……」

鳳翔「だから私嘘ついたんです」

鳳翔「提督さんと二人なら私も勇気がでるかなって(ヒッグッ)……ごめんなさい、こんな私を許してくれますか」(フラフラリ



提督「……酔いすぎですよ鳳翔さん、冗談はほどほどにお願いしますね」


<…ふはぁぁ……それにしても良いお湯ですねぇ提督さん。なんだか私ポカポカして来ちゃいました///取っちゃいましょうか(タオル脱ぎ脱ぎ

<それだけは止めて下さい僕が死んでしまいます!


続きは明日に
鳳翔さんと混浴なんてもう全くもってけしからん!私も混ぜろ!
430 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/01(日) 13:27:42.88 ID:W383iewG0
―― 翌日――

《鳳翔自室》
鳳翔「…んっ…んんっ」(むくり…

鳳翔「ふぁーあ…」(ゴシゴシ

部屋<昨夜はお楽しみでしたね

鳳翔「…………私…昨日は何して寝たのかしら…」

ビール(空)<カランカラーン

鳳翔「確か昨日は…」

焼酎(空)<カランカラーン

鳳翔「提督さんがいらっしゃって…」

ウイスキー(空)<カランカラーン

鳳翔「それから…」

日本酒(半分残ってる

鳳翔「それから……」(汗汗汗

泡盛(空)<カランカラーン

鳳翔「それから………」(汗汗汗汗汗汗



《提督自室》
提督(カリカリカリ…

鳳翔「て、提督さん昨夜の私は何かご迷惑をお掛けしていないでしょうか!!!」(ガラガラガラッ!

提督(ビクッ「なっ!……なんだ(ほっ)鳳翔さんですか、驚かさないで下さいよ」

鳳翔「私!昨日の夜何かおかしな行動はとっていなかったでしょうか」(ジリジリ

提督「おかしな行動?特になにもなかったと思いますよ」

鳳翔「そ、それじゃあ私の部屋から何か物音とか」

提督「いえ何も聞こえなかったですよ」

鳳翔「――はぁぁあぁ良かったぁ」(ヘナヘナ

提督「どうかしましたか」


鳳翔「あっいえっ…その…お恥ずかしい話なんですが」

鳳翔「昨晩、提督さんが来て下さったところまでは覚えてるんです。ですがそのあとの記憶が残っていなくて……どうやら酔っぱらってたみたいで」

提督「……」

鳳翔「私、今までに一度だけ酔っぱらって記憶が飛んじゃってた時があったんです。その時は友達が私を止めてくれたみたいなんですけど……そのっ…結構酒癖が悪いみたいで///だから今回も誰かに迷惑をかけてないかって」

提督「大丈夫ですよ、隣の部屋の僕が何も気づいてないんですからすぐ寝ちゃっただけだと思いますよ」(ニコニコ

鳳翔「提督さんに何もしてないですよね私」

提督「えぇ何もないですよ」

鳳翔「そのっ…私が普段じゃ絶対にしないような事とかも…してませんよね」

提督「えぇ」

鳳翔「……本当に?」

提督「それはきっと夢ですよ鳳翔さん。飲み過ぎで見ちゃった夢です」

鳳翔「…それなら――いいんですけど」
431 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/01(日) 13:28:48.02 ID:W383iewG0






――数分後――
提督「……」(カリカリカリ

提督「んっぐぐっ」(手伸ばし


提督「イタッ…イタタ」(筋肉痛



432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/01(日) 18:15:19.10 ID:Rxwg86M8o
乙です
433 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/01(日) 22:36:46.47 ID:W383iewG0
――女将さん体験から二日後――

《食事処鳳翔》

マシュマロ<ニャーニャーニー

提督「――それで結局、女将さんにはならないんですか」

鳳翔「はい、私は女将さんよりもこちらの仕事の方が向いていると思うんです」(トントントン

提督「まぁ僕がああだこうだ言えないですからね、鳳翔さんがやりたい方で良いと思いますよ」

鳳翔「………それじゃあ提督さんはどう思いますか、私は女将さんの方が似合ってたと考えます?それとも…今のまま?」

提督「うーんそうですねぇ…僕は鳳翔さんの料理が食べたいので後者で」

鳳翔「まぁっそれだけですか、私の取り柄は料理だけと…そっかーぁそんな冷たいこと言うなら女将さん始めちゃおっかなぁ♪」(トントントン

提督「いやっこれ以上誉めるのは難しいで勘弁を」

鳳翔(トントントントントントン

提督「うう、嘘です嘘うそ!怒らないで下さい」

鳳翔「うふっ…ふふふっ子供みたい」(クスクス

提督「………」


鳳翔『 本当は私、ここの女将さん体験に提督さんを連れて来たのは一緒に来たかっただけなんです、それだけでお願いしちゃいました(ニヤニヤ』

提督「…鳳翔さんに一つお願いしたいことがあるんですけどいいですか」

鳳翔「はい?なんでしょう」(トントントン

提督「あぁっいえ、その……鳳翔さ」

鳳翔「それは駄目です提督さん。無理はしないで下さい」

提督「うぐぁっ…ぼ、僕まだ何も言ってないんですけど」

鳳翔「だいたい言いたいことは分かりますので提督さんがやられたように、お先に断らさせていただきました」(トントントン


鳳翔(……「そう言う時間は艦むすさんたちと過ごしてあげて下さい」

提督「……」

鳳翔「私は充分今のままで楽しいですから、提督さんはもっと別のことに時間を使って欲しいんです」(ニッコリ


<――……それじゃあ次は僕の泣き真似で鳳翔さんを説得するんですね……ううっ(´;ω;`)(ウルウル


<それ私のことバカにしてますよね

――Fin――


長編でしたがこれにて鳳翔さんの助っ人女将体験は終了です。尺の都合上鳳翔さんの具体的な仕事の内容までを書くことは出来ませんでしたが>>411さんご満足頂ければ幸いです。
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/02(月) 00:17:41.29 ID:S/DNwqKro
411です超ありがとうございます

酔っぱらい鳳翔さん、可愛い…襲いたい
次のリクも楽しみにしてますw
435 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/02(月) 22:05:14.92 ID:Tos/RrP20
前回の分の――おまけ――
《鎮守府 執務室》

提督「今日からまた仕事か。まぁ愚痴も言っていられないが」(トコトコ

提督「加賀くんが代理の提督をしてくれて本当に助かったな…あとでお礼を言わないと…」(ガチャっ

提督「――――(トコトコトコ)」(ビラっ

真っ赤に染まった書類の束<…や、ヤられちまったぜ…ヘヘッ面目ねぇ(グフッ



提督「……!?」(サァァァァァァァ



その後この血が加賀の鼻血であることを赤城から聞き、この上なく安心した提督であった
436 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/02(月) 22:22:38.28 ID:Tos/RrP20
電「電の本気を見るのです!」(アタック!

雷「シールドトリガー!『スーパー炎獄スクラッパー』あなたのコッコルピア、スピアルピア、武者ルピアは墓地送りよ!」(スパンッスパンッ!!

電「くっ…まぁいいのです次で仕留めるのです」(ターンエンド

雷「(な、なんとか守りきった、でもこのままじゃ…負けちゃう)」(ドクンッ……ドクンッ


雷「………ふぅ…」

雷「――ドクン…ドクン…ドクン…ドクン(お願い来て)」(ドロー!

電「私の場のクリーチャーはボルメテウス武者ドラゴンとホワイトドラゴンそして残りシールドは三枚…対して雷お姉ちゃんのシールドは0。そしてクリーチャーも0……この勝負を続けてもいいのです?」(プラズマ登場

雷「…ふっ電は爪が甘いの……あなたのデッキは時代遅れ今の時代はそんなデッキじゃ生き残れない」(マナセット

電「まだそんなうわ言を叩けるのです、お姉ちゃんがジュースを奢るのは時間の問題」

雷「………この勝負…私の勝ちよ!」(カードスッ

電「んなっ、こ、この絶望的な状態からまだ勝利の糸口が見いだせると言うのです!?」

雷「………行くわよ!!!(クワッ!!)」


<本番開始十分前でーす(カチャカチャ



響「ハラショー、これは私には分からない世界だ。ここは一人前のレディーである暁姉様に任せるよ」(スタスタ

暁「ごめん響、これは一人前のレディーである私にも分からないわ…」


――第六駆逐隊トークライブ5――

<♪タイトルテーマ的な何か>

雷「さぁ↑始まりましたぁ第六駆逐隊トークライブ!イェェェェイ始めるわよぉ!!」(超ハイテンション

電「………私の…私の完璧なドラゴンデッキが…」(机バンバン

暁「ほら電元気出しなさい、聞いてくれている人に元気を届ける側が落ち込んでてどうするのよっ」(ペシッペシッ

響「ハラショー」(←アニメに影響されてほとんどの会話をハラショーで済ませる症候群



電「『第六駆逐隊の皆さんこんばんわ、第六駆逐隊の皆さんは休みの日は何をして過ごしているのですか教えて下さい』」

暁「えぇっ休日かぁ……そうねぇ…うーん……」

響「ハラショー私はだいたい読書をして過ごしてるよ、暁姉さんは寝てるよ」

暁「そんなに怠け者じゃないわよ、私だって……そうっ!読書とか運動とかちゃんと充実した休日よ」(フンスッ

電「それは絵本なのです」雷「睡眠と言うなの運動なのね」

暁「だ、だから子供じゃないって言ってるでしょ」(プンスカッ

電「私は他の駆逐艦たちの部屋に遊びに行ったり、散歩とかをしてるのです」(ニコッ
<えっ…そこはスルーして行くのね…

雷「私は基本的に司令官のお手伝いに行ってるわ!私がいないとダメなのよあの人は」

響「流石は提督LOVE勢、そして良妻ランキングにランクインしているだけはあるね、ハラショー」

暁(頬杖「休日まで司令官?雷、そんな生活してて苦しくならない?私だったら二日で倒れるわ」

響「私たちの司令官を悪く言い過ぎだよ暁姉さん。五日は耐えないと」

電「響お姉ちゃん。そ、それはそう言う問題じゃない気が……」

雷「今日だって司令官にお昼ご飯のおつかい頼まれちゃったのよ!どうっ?凄いでしょ」
437 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/02(月) 22:24:03.86 ID:Tos/RrP20


提督『…仕事?んっ…あぁ…むぅ……うん…』

雷『そうよ私に、もぉーーっと頼っていいのよ司令官♪』

翔鶴『雷ちゃん。今日は私が秘書艦だから私を通して司令官と話をしてくれるかしら、提督は今お忙しいの』(ビキッ

提督『これで俺の飲み物を買ってきてくれないかな…』(ゴソゴソ

翔鶴『提督?飲み物なら私が淹れま、んぐっ!?』

提督『お、お願いするよ』(口抑え

雷「まっかせて!すぐに買ってきてあげるわ』(パピュンッ



電「………(それはただ厄介払いされているだけじゃないのです?)」

響「雷もまだまだ一人前のレディーとしては扱われていないんだね」

暁「何を言っているのよ響、おつかいはもう立派なレディーの証じゃない。雷もなかなかやるのね」

雷「フッフーン!どうよっ私だってやるでしょ」


電「(やっぱり暁お姉ちゃんもなのです)」

響「……ハラショー。二人ともこれから頑張れ、いつかその努力が実る日がくるさ」(ハラショー



次の話は明後日になるかも
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/03(火) 00:20:52.11 ID:jTUWcEjWo
乙です
439 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/03(火) 22:59:14.03 ID:K9BDgVTL0
ネタ募集させていただきます。
すぐに皆さんに頼ってしまうのは投稿者として情けないのですが、そちらの方が皆さんが見たい話も書けますのでこれからはネタ募集の頻度が増えると思います

それでも毎回、僕の無茶を聞いてくださっている皆さん本当にありがとうございます




登場キャラ
空母――加賀、赤城、翔鶴、瑞鶴、雲龍、隼鷹、飛鷹、鳳翔、瑞鳳

戦艦――金剛、比叡、霧島、ビスマルク、扶桑

重巡――鈴谷、青葉、羽黒、足柄

軽巡――那珂、川内、神通、北上、天龍、球磨

駆逐――暁、響、雷、電、マース、文月、長月、島風、初雪、舞風、野分

潜水――伊168

工作――明石

ちょっと追加――漣、潮、曙、朧

その他――間宮、他提督、ガン爺、マシュマロ

書き忘れあるかもしれません
時期ネタ、マニアックネタ、日常ネタ。何でも求めます

《新キャラの追加は無し》の方でなにとぞ
>>440
>>441
>>442






龍驤「なんだかんだうちの登場これ久しぶりちゃう?」

提督「だいたい龍驤の姿が見られるのはこう言う時くらいしかないからな、仕方ないねうん」(カリカリカリ

龍驤「そんなん不公平やわぁ、だってうちだけやでこんなコーナーに登場してんの」(足ブラーンブラーン

提督「そこはポジティブに捉えるんだ龍驤。逆に言えば龍驤しかこのコーナーに登場出来てないんだから良いじゃないか」

龍驤「そんなん良くないって、うちも本編に登場したわぁ、あぁぁ翔鶴さんみたいに登場したいわぁぁぁ!出たいわぁぁぁぁぁ」

提督「……あのな龍驤。それは前にも言ったがこれ以上の空母増加は厳し――」

龍驤(イラッ「っとか言いつつこの間平気で雲龍さん登場させたやろうち知ってるんやで!」

提督「…そ、それは……」(モゴモゴ


提督「…まぁ…色々とあるんだな……そう大人の世界だ」

龍驤「おっぱいか!おっぱいがええんか!結局男はおっぱいなんか!!おっぱいの大きさで全てが決まるんかい!!!」(ゴラァァァ

提督「………」

<おら何とか言わんかいこのエロ提督、今回であんたの化けの皮剥いだるわっ(ドゲシッ




提督「(コイツ今あれだけ嫌っていた胸の話題に自分から持っている事を自覚しているか……?)」


<雲龍さんみたいなおっぱいがええんか、あ"あ"っ?それとも翔鶴さんみたいなおっぱいがええんかコラッ、ネタを皆様から募集する身やったらそれくらい教えんかいっ!おっぱいいっぱいで嬉しいんかいゴラァァァァ(書類で頭ペシペシ

<……最後のはダジャレか?

<……………ゴメンちょっと滑ったわ
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/03(火) 23:02:21.65 ID:qq2dmKPCo
雲龍とラジオ番組に出演
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/03(火) 23:08:09.89 ID:mPot5TxDo
ぼのぼのとまったりほのぼの
442 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/04(水) 22:44:44.34 ID:UrNT/w470
ありがとうございます
早速>>440




雲龍「私がラジオ出演?」

他提督「そうよ。今日の夜に収録で生で放送するらしいから頑張ってきなさい」(肩ポンポン

瑞鳳「提督そんな雑な説明では雲龍さんも困ります。ちゃんと説明してください」(秘書艦

雲龍「そ、そうですよ。いきなり呼び出されてラジオに出演しろだなんて急過ぎますちゃんと説明を」

他提督「説明はあなたの後ろにいる子たちに聴きなさい、さっきからソワソワして待っててくれてるわよ」(指サシサシ

雲龍「えっ?」(振り返り

暁「どもー」(手フリフリ
響「ハラショー」(可愛い

他提督「丁寧に説明してあげるのよ暁、響」

――少女説明中――


雲龍「――……やっぱり嫌です私、そんなラジオなんて出演したこともない初心者ですよ………第六駆逐隊の皆さんの足を引っ張るだけです辞退させてください」

他提督「もうっつべこべ言わないの、やってみる前から無理無理言ってても仕方ないわよ何事もチャレンジすることが大切なの」

瑞鳳「そうですよ雲龍さん。やってみなくちゃ分かりませんって案外やってみたら楽しいとかあるかもですよ」
瑞鳳「(チッ…今日もたわわに実った胸ぶら下げて…チッ見せびらかしたいのかこの私に…縮んでしまえ……いっそ無に還ってしまえ……ハッ!私ったら何を言って――)」

暁「大丈夫よ雲龍さん!分からないことは何でも私に聞いて頂戴、レディーの実力見せてあげるわ」(フンスッ

響「ハラショー、雲龍さんは心配しなくても大丈夫さ私たちが付いている」

雲龍「むっ……ぐぅ…わかりました。どうして私なのかは知りませんが頑張ってみます」(シュン…

瑞鳳「さっすが雲龍さんですねやっぱり雲龍さんは私たち空母の鏡です」
瑞鳳「(私たち同じ空母だろ…その胸半分私に譲りなさハッ!私ったらさっきから何を――)」(無意識


他提督「それと今回は第六駆逐隊の子と雲龍。それからもう一人。あなたと全く同じ境遇に立たされた人がいるわ、どう?これでちょっとは安心したでしょ」(ウインクッ

雲龍「私と………同じ?」(首傾げ


《鎮守府》

北上「ラジオ番組?んあぁ↑もしかして深夜に放送してる第六駆逐隊のやつ?」(今日の秘書艦

提督「あぁ電たちに頼まれたんだ」(カタカタカ

北上「いいじゃぁーん、うん凄くラッキーな体験だね」

提督「だが…俺が出ても多分何も面白くないと思うのだが…どう思う?」(カチカチカチ

北上「えぇーあの子たち四人だけで今までやって来たからスペシャルゲスト的なあれじゃないかなぁ面白さとかじゃなくて」

提督「そうだよな……」(カチカチカチ


<――さっきから気になってたけどパソコンいじってるなんてさ珍しいじゃん、何調べてんの?(覗きこみ

<いやちょっと調べ物をだな…

画面<『ラジオ 出演 初心者 しゃべり方』

<…うん。真面目さがヒシヒシ伝わってきたわ



続きは明日に
443 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/05(木) 22:41:48.63 ID:++DQy00l0
――第六駆逐隊トークライブ特別編――

《スタジオ》
雲龍「ねぇ響ちゃん……本当に私でいいの?私何も面白いこととか言えないと思うわよ、もう本当につまらない事も言えないかもよ撃ち落とされた艦載機みたいに動かなくなっちゃうよ多分」(オドオド

艦載機<解せぬ

響「ハラショー雲龍さんは心配性だね、私たちがサポートするへっちゃらさ」(ポンポン



雷「はーい司令官♪ここが私たちのスタジオよ早く入っちゃって」(えいっ

暁「雷!遅いわよもう打ち合わせ始まってるから早く来なさ―」(プンスカッ―

提督「な、なぁ雷、本当に俺で良かったのか俺なんかよりももっと然るべき配役が…」(オドオド

雷「司令官なら平気よ(バシバシ)私たちが選らんだのだから適任よ」(えっへん

提督「(……それは理由になってない気がす…)」

提督「だがこんな大勢の小さい子たちと一緒に出演するって、その何だ憲兵さんが来て俺を摘まみ出すんじゃ――」

雷「(もうっ)普段から若い女子に囲まれてキャッキャッウフフしている人がなに言ってるの、それなら司令官とっくに捕まってるわ」

提督「いや別に俺からキャッキャッウフフはしてないがな……」


翔鶴「…――…えへへぇ…提督ったら執務中は…――――…ダメですよぉ…そういうのは……えへへ……二人だけの時に…触らせてあげますからぁぁあ……――――…うふふうふっ」←一方的キャッキャッウフフ(逆セクハラ)の主な戦力


雲龍「(お、男の人…私男性はあまり得意じゃないのだけど)」(オドオド

響「ハラショー久しぶりです。こんな形で再開するなんて思っていませんでした光栄です」(手スッ

雲龍「………?」

提督「えっあ、あぁ君は確かヴェールヌイ君だね久しぶり」(握手握手

響「響でいいよ、その名は長くて呼びづらいだろうから」(ブンッブンッブンッ!

提督「あ、ありがとう響君。――………それから君は小さいビスマ…じゃなくって暁君だね。今日は多分迷惑しかかけないだろうけど宜しく」(しゃがみしゃがみ

暁(頭ペシッ!(帽子クイッ(ダダッ

提督「!?」

雲龍「こ、この方とは二人ともお知り合いなの?」

<……俺何か嫌われるような事言ったか?

響「うん。だいぶ前だけど会ったことはあるんだ雷と電の司令官さん」

<暁お姉ちゃんはちょっと人見知りな所があるからあれが最初の挨拶なのです。私たちにもそうだったのでそこまで気にしなくてもいいのです

電「あっ司令官は呼んだら来てくれたのです」(ニコッ

雲龍「(お菓子買ったらおもちゃ付いてきたみたいなノリで呼ぶのね…)」

響「あぁそれから私たち司令官の弟でもある方、あんまり似ていないから初めて見た時は私も気づかなかったんだ」

雲龍「……荒手の言葉遊びかしら?」(ポカーン

雷「まっまぁ初めて聞く人はだいたいこんな顔になるわよね」


《なお響の説明を理解するのに五分程度かかった模様》



雲龍さんは二回目の登場ですが、キャラはまだまだ不安定なのでしっかりと固めたいですね……
続きは明日に間に合わせます!(秋雲感)
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/05(木) 22:44:54.15 ID:d+d5b79B0
おつ
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/05(木) 23:01:54.57 ID:64I/KV4ho
乙です
446 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/06(金) 21:54:00.02 ID:o4Z00JT10
《放送翌日》

他提督「――――放送聞いたわよ雲龍」

雲龍(ビクッ「…そ、そうですか」


他提督「私雲龍がそういうタイプの子だったとは知らなかったからちょっとビックリ…」

雲龍「多分…わた、私緊張してて自分でもナニガナンダカワカラナクシャベッテタカンジガ…」(カタコト

他提督「それもそうよね…っ…雲龍があんな事普段自分から言わないものね」

雲龍「………………………………」(口笛ヒューフヒューヒュー

他提督「………スリーサイズ」(ボソッ

雲龍「んにゃぁぁぁぁ!!!まさかアレハ、そう言うお手紙が届いたから真面目に答えただけなので決して自分からではなくて――」(アタフタフタアタ

<あれってバスト盛った?
<も、盛ってはないですけど……ってそれは関係ありません!(怒るたびに揺れるその胸

<(圧倒的敗北…)


《――――》
北上「放送聞いたよ良かったじゃん」

提督「そうか……………」(カリカリカリカリ

北上「えぇっ(ニタニタ)元気ないじゃん、どしたぁ?」

提督「そ、そんな事はないぞ…俺は至っていつも通り通常運転だ」(カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ

北上「あきらか動揺してるね」


北上「――――まぁそれにしても今回の提督のガードは固かったね、もう鉄壁」

提督「………………」(カリカリカリカリ

北上「もう少し協力してあげてもよかったんじゃん、皆あの話は気になったと思うなぁ」

提督「……俺は……そう言うのはあまり…」(カリカリカリカリ

北上「それは知ってるけどさぁあ?それでも好きな髪型とか好きな性格、好きな仕草とかさ色々あったじゃん」

提督「そ、そもそも……俺の好きなタイプを聞いても誰も喜ばんだろ……喜ぶのは母くらいだろうに…」(カリカリカリカリ

北上「あぁ…うんそうだね」(目逸らし

北上「(提督はたまにそう言う残念な所があるから駄目なんだろうな)」

北上「それじゃあ私だけに教えてよ提督の好きなタイプ……いいでしょ誰にも言わないから//」

提督「………………………」(カリカリカリカリ…

提督「………………………」



<…………女子

<(ポコスカポコスカどすぉどすぉどすっ





これにて雲龍とラジオ番組に出演はおしまい。次はほのぼのぉ系です……ね。

……文月でも呼びましょうか
447 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/07(土) 21:21:23.64 ID:dS8NkLjB0
《ほのぼのぉ》>>441

<島風ちゃん速いよ待って(キャッキャッ

<私には誰も追い付けないよぉぅ(キャッキャッ

<誰がばばぁっですってて島風ぇっ!待ちなさい!(ドゥォオオオ!!



《会議室》
提督(作戦会議「――――まぁここまでの話をまとめると第一艦隊は翔鶴旗艦の、瑞鶴、赤城、加賀、霧島、比叡の機動部隊編成、第二艦隊は神通旗艦の、野分、舞風、長月、文月、ビスマルクの水雷戦隊。この二つの艦隊で敵艦隊を二方面から包囲。そして機動部隊による索敵。これは加賀と赤城。第二艦隊は敵地に移動、ただちに戦闘開始。それから翔鶴、瑞鶴は敵艦隊を発見次第艦載機による爆撃、比叡、霧島は翔鶴、瑞鶴の護衛を頼む………まぁそれほど難しい海域ではないか慢心はしないように。それからいつも通り大破が出たら撤退すること――と言う話…なの…だが……」(チラッ

<スヤァ…

提督「………………………」

提督「(か、加賀くんも寝ているのか(ポリポリ)確かに今日はぽかぽかして昼寝には最適な気候だが)」

提督「………………………」




提督「ぉーぃ」

――十分後――

文月「――…んにゅっ………ふみぃ…?」(むくっ

提督(すやぁ←誰も起きてくれないから寝た

文月「……………」

文月「……えへへ///せっかくなら提督と一緒に寝よっと」(トタトタ

<えいっ(ポスッ

提督<う、うーん…

――十分後――

長月「――……んぅ…」(目ゴシゴシ

提督(すやぁ 文月(すやぁ

長月「………」(ジトー目

長月(バッ右よし!バッ左よし!

<(トタトタ(ぽすっ

――十分後――

ビスマルク「――はっ!寝てた…って……」(ビクッ

提督(すやぁ 文月(すやぁ長月(すやぁ

ビスマルク「……」

<キョロッ

翔鶴「んっ…んんっ…」(顔伏せモゴモゴ

ビスマルク「あなただけの提督じゃないのよ」(そろーりそろーり
448 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/07(土) 21:24:49.93 ID:dS8NkLjB0

――三十分後――

瑞鶴「んーっと、私たちが寝てた間に何があったかは知らないけどこれはやっぱり起こした方がいいのよね……」


提督(すやぁ 文月(すやぁ 長月(すやぁ ビスマルク(すやぁ

加賀「(私もこの流れで一緒にっ……は無理ね、でもずっと見ていたいほのぼのしたものね…)」

比叡「これは青葉ちゃんに見られる前に起こさないといけませんね」

青葉<どこかに良いネタ落ちてないかなぁ(鎮守府徘徊

霧島「――――ではその前に私は写真に撮りましょう、これは貴重ですし」(メガネくいっ

瑞鶴「あっ私も撮ろっ」(携帯ピロリーン

翔鶴「ビスマルクが。ビスマルクが居なければ完璧だった…上手くビスマルクだけ画面外に撮れば――」(プルプルッカシャリ
<五センチ…五センチ寄って寝なさいよ(ビキッ


赤城「でもいくら可愛いからと言ってこれを写真に残すのはちょっと提督に失礼じゃないかしら…ねぇ加賀もそう思わな――」

加賀「どうしましたか赤城さん」(一眼レフカメラ及び三脚セッティング中

赤城「……何でもありません」



《その後結局青葉に写真が回り、また一つ弱みを握られた提督とビスマルクであった》



こんな感じでほのぼのぉはおしまいです。駆逐艦の子たちと寝るなら僕は浦風と浜風を選びます。………………別に胸じゃないですよ、ホントホント
次はちょっと書きたいものがあるのでそちらを投下します
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/07(土) 21:39:29.59 ID:xwXOFRUTo
乙です
450 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/08(日) 09:04:06.17 ID:VT8c4jYn0
――提督と非日常――

《工廠》
<キュウイーンキュインキュイーーン

明石(鉄マスクはずしはずし「ふぅ…これでよしっと」(カパッ

明石「――ジャジャーン!提督の考えていることがわかーるメガネ」(てってれー

<……………

明石「んっ///コホン…まさかいつも通り装備の開発をしていたらこんな代物が出来るなんて。提督には装備開発は失敗したことにしておきましょう」(片付け片付け

明石「バレなきゃ大丈夫なんですよ、バレなきゃ」(片付け片付け




明石「――さてせっかくですので誰かに使って貰いましょうかね、私は他にも作りたいものがあるので忙しいですし」

明石「……………誰にしましょうか」


いきなり安価
提督の考えていることがわかーるメガネを着けて欲しい艦娘募集

候補
提督の鎮守府にいる艦むす
>>451
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/08(日) 09:58:36.65 ID:mSsgZEoj0
野分
452 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/08(日) 15:10:37.26 ID:VT8c4jYn0
野分「(明石さんから頂いたこのメガネ。本当に提督の考えていることが分かるのでしょうか)」(カチャッ

野分「(………って言うか提督の考えてることだけ分かるってどういう仕組みになってるのかしら)」




提督「――?どうした野分そのメガネは視力でも落ちたのか」

野分「えっ、い、いえ。これはそ伊達メガネと言う感じですかね」

提督「あぁぁ……なるほど」(カリカリカリ

提督『野分が伊達メガネか…まぁ艦むすも女の子だしそれくらいのオシャレはするのかな……』

野分「!?」

野分「(す、凄い本当に提督の考えてることが)」(このメガネ直接脳内に話しかけてきやがる!

提督(カリカリカリ

野分「(これはもしかして私とんでもない物をゲットしちゃったかも)」(ワクワクニヤニヤ
453 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/08(日) 16:24:37.55 ID:VT8c4jYn0

――数分後――

提督(カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ

野分「(こうやって提督が書類を片付けてる時は)」

提督『――――――』

野分「(特別面白くないのよね…何か面白いイベントでも起きたら―)」

<コンコンガチャっ

鈴谷「艦隊がきとぉ〜♪おつかれェ〜〜」(ルンルンっ

野分「(あっ鈴谷さん…出撃してたんだ)」

提督「あぁお疲れ、どうだ中破か大破した子はいなかったか?」

鈴谷「うんっ大丈夫だよなにせこの鈴谷が旗艦だからね平気平気」(ニコっ

提督「そうか、なら皆にもゆっくり休むよう伝えてくれ」(カリカリカリ

鈴谷「あと鈴谷えむぶいぴーだったんだよ凄くない?私ってもしかして………優秀っ?」(チラッ

提督「おぉ凄いじゃないか鈴谷、よく頑張ってくれたな」(いつもの褒め方

野分「凄いですね鈴谷さん」(パチパチ

鈴谷「んぅ〜っ鈴谷MVP取ったのにその対応ってちょっと冷たくない?頑張ったのに……」(指ツンツン

野分「(んっこれは鋼鉄の提督にも変化が―)」

提督『鈴谷は一度言い出すとキリがないからな……今回は1頭ナデナデで許してもらおう』(がたっ



野分「(…………何か新しい単位が提督の脳内に作られてる)」


<ナデナデ
<えへへぇ///そんなに褒めないでよ照れるじゃん(喉ゴロゴロ
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/08(日) 21:54:02.51 ID:HKSLvfHRo
乙です
455 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/08(日) 22:16:39.80 ID:VT8c4jYn0
――その日の夜――

野分「ふぅー」(メガネはずしはずし

野分「(一日これを着けてると何だか妙に疲れたちゃった。頭も痛いし諸刃の剣なのかも)」(頭イテテ


野分「………………」


野分「……」


野分「…明日誰かに貸そうかな」

――翌日――

ビスマルク(例のメガネ装着

提督(カリカリカリカリかリ

提督『あのメガネは確か昨日野分くんが着けてた物と同じじゃないか?どうしてビス子が――』

ビスマルク「(……よしっ野分の言う通りの効果みたいね、ちょっとした副作用で頭が痛くなるみたいだけど気にしないで使っていくわよ)」

――十分後――
ビスマルク「――ねぇ喉渇いてない?今何か飲 み物淹れてあげるわ」(立ち上がり

提督「えっ……あ、あぁ」


提督『ビス子の方から仕事をするなんて珍しいな一体どういう風の吹き回しなんだ』(カリカリカリ

ビスマルク「(………うふふっやっぱり提督はそう言うこと考えるのね、残念今の私には全部お見通しよ)」(カチャカチャ…(スタスタスタ

ビスマルク「はいこれ紅茶よ。火傷しないように気をつけて飲んでね」(コトッ

提督「むっあぁ、ありがとう」(チラッ

<胸寄せ+前屈みからの谷間見せ


世のビスマルクファン
<うぉぉぉぉおぉぉぉおぉおぉぉ!?

提督「…………」(ピクッ

提督『――――』

ビスマルク「アトミラール?どうしたのかしら私の体に何かご用事」(胸寄せギュッ

世のビスマルクファン
<ふぉぉおぉぉおぁぁぉおあぉぉぉぉ!!!

ビスマルク「(こ、、ここ、この作戦を決行する為にわ、わざわざ今日は胸元の開いた服とミニスカートを着てきてあげたのよ///さぁ動揺しなさい!私の色気に思う存分動揺し――」

提督『何か違うと思ったら、今日のビス子はいつもと匂いが違っていたのか…シャンプーでも新しくしたのだろうな』(紅茶ズズズッ

提督『…あっ美味しいなこの紅茶』(ズズズッ




ビスマルク「……」(・・・・・

今日はこれにておしまい
あと少しこの話は続きますのでそちらは明日に
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/09(月) 18:59:43.25 ID:HyM5GUS50
ビス子ww
457 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/09(月) 23:40:24.95 ID:YYxBQ08x0
――その日の夜――
野分「えっもういらないんですか」

ビスマルク「えぇ、もうこれを着けてると自分に自信をなくしそうなの。返すわね」(スッ

<…スタスタバタンッ

野分「…あららっビスマルクさんなら貰っていただけると思ったのですが……」

野分「………………」

野分「……」

野分「他に渡す人考えましょうか」

――翌日の夜――
《食事処鳳翔》
提督(書類カリカリカリ

鳳翔(トントントン「(昨日野分ちゃんから貰ったこのメガネ、本当にそんな夢のような効果がついてるのかしら)」

提督『鳳翔さんが掛けてるメガネ、ビス子と野分が着けてたものとそっくりだがまさか貰ったと言う訳ではないだろうな……たぶん鳳翔さんだから本当に視力の方がちょっとアレなんだな…―――』


鳳翔「(……効果は確認出来ましたけど、完全に視力が落ちてると思われてますね)」(イライラ

――――――――――
――――――――
――――
鳳翔(鍋グツグツ「(ダメ提督さん難しいことばっかり考えてて何も分からない)」(野分の二の舞

提督(カリカリカリ

鳳翔(グツグツグツ「(大抵は黙々と書類仕事をしていらっしゃるし…私のこと考えてないし…やっぱり私のお店に来ても本当は楽しくないのかなぁ、私嫌われてるのかなぁ)」(グスン

提督『あぁぁあ今日も可愛いなぁ』(チラッ


鳳翔「(――――…………えっ今なんて)」(ピタッ

提督『(いつ見ても可愛らしい顔だ)』

鳳翔「(わ、私が可愛い!?そ、そんなバカなことアルワケ無い)」

提督『(抱いてお持ち帰りしたら楽しいんだろうな)』



鳳翔「(だ、だ抱いてお持ち帰りしたい!今私のことを抱いて……わ、私のこと抱きたいって…だ、だだ、抱いてってそんないきなり)」

提督『あぁ美しい毛並みだ、じっくりとなで回したい』

鳳翔「(なで回っ!…私の体をなで回ウグッフッ!(ポタポタ…)だ、駄目です提督さん!なで回すほどの体は私にはそんな…)」

提督「……?」

――――――
――――
鳳翔(ブルプルッ「(で、でも本当に両思いだったなんて、きっと提督さんのことですから恥ずかしくて私に言い出せなかったんですね……健気な)」(口抑え

提督『むっいかんいかんまだ書類が残ってる早く終わらせなければ』(カリカリカリカリかリ


鳳翔「(あぁ……そうやって私との時間を大切にしてらしてるんですね………………提督さんが望むなら私はいつでも大丈夫です…私をこのお店から盗みだして下さい」

鳳翔「あっ、あ・な・た♪の方が良いのかしら、ってもうそれならいっそこのまま結婚…夫婦……提督さんと一緒にキャーーーーっ!恥ずかしいぃぃぃい――)」(顔覆い隠しテレテレ足パタパタっ


提督『なぁ本当に僕の癒しだよマシュマロは今日も可愛い』(なでなで

マシュマロ「にゃーーー♪」(ゴロッ





鳳翔「(………………………………………………………………………………………………………………………………)」(どこかで見た流れ

《その後多くの負傷者を出した悪魔のメガネは悪用させずに明石さんに無事回収されましたとさ》

なんだか似たような話が続いてしまいましたがこの話これにておしまい。次は明日か明後日に
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/10(火) 00:08:02.45 ID:IqjBtaS50
知らない方が幸せってよく言うよね
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/10(火) 03:45:02.62 ID:P7x0ZbsCo
乙です
あなたって声出ちゃってるじゃねーか
460 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/10(火) 23:43:57.50 ID:6qfBfqQN0
――青葉の仕事――

《鎮守府》廊下

提督「あっ青葉……」(スタスタピタッ

青葉「あっ司令官お仕事お疲れ様です」(ペコリ


提督「……………」

青葉「司令官、どうして毎回私を見たらそんなばつが悪そうな顔するんですか」(むすっ

提督「…………………い…いや別に…ちょっと今までの自分の行いが正しかったか思い返してるんだけだ」

青葉「もはや私の仕事が仏様になってますね、そこまで司令官のプライベートに付きまとっていませんからご安心を」(ため息ハァ

提督「す、すまない」

青葉「それで私の名前を呼んだと言うことは何か用事ですか?」

提督「あぁそうだったな…まぁ用事と言うかだな」(ガサゴソっほい

提督「―――少し早いのだが…」

提督「チョコレートありがとう美味しかったよ、お返しは君みたいに上手く作れていないかも知れないがまぁ出来る限り頑張った」(渡し渡し

青葉「えっ//あっ、ホワイトデーのチョコですか、そんな丁寧に返さなくて、職場の上司と部下みたいな感じで渡してくれればいいのに……」(ほっこり

提督「そういう訳にもいかんだろ、わざわざ手作りで――」

青葉「んなっ、て、手作りなのはそっちの方が安あがりだからで、そ、そそ、そんな司令官に渡す程度のチョコなんてお店で買うほどの物じゃ…ないです……から」(モジモジ

提督「……?まぁ口に合わなかったら無理して食べなくてもいいから形だけでもいいから貰ってくれ――――す、捨てるなら俺のいないところで頼む」(キリキリ、スタスタ


青葉「……………っどうも」(顔伏せボソボソッ






青葉(キョロッキョロッ

青葉「……(パシャパシャ)……(パシャっ)」(色んな角度から

青葉「(あ、あとでゆっくり食べよ///)」(トコトコトコトコトコトコトコッ




<(頭、壁ゴツッ「痛っ」





今日はまた一段と冷えましたね、雪の降らない私の地域でも雪がちょっと降り、普段あまり見られない景色に心踊らせておりました…

次の話はまた明日に
(こんなネタを書いて欲しいと言うのがありましたら何なりと)
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/10(火) 23:47:03.41 ID:NbBoJh8do
乙です 3/10は砂糖の日らしいので誰でもいいのであまい話を…
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/11(水) 01:20:03.51 ID:2wIq7VNKo
青葉可愛いなぁ
463 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/11(水) 19:14:16.56 ID:KltLiyxa0
3月10日は砂糖の日(昨日教えてもらうまで知らなかったなんて言えない)

――あまーい話――

《開店準備中の食事処鳳翔》

鳳翔(しゃがみ「マシュマロぉぉ…マシュマロぉぉお…私がマシュマロでマシュマロが私になれば全てが上手くいくんだぁぁあ……」(一から方向性を見直すことにした

マシュマロ「にゃ?」


ケータイ<ピロリロリンピロリロリン…ユーガタッタメール

鳳翔「んにゃっ…!この音は間宮さんからですか、こんな時間に一体」(半分マシュマロになりきるところから始めた鳳翔


――――――――――――
From;間宮
To;鳳翔

件名【提督さんとお菓子作り】

添付画像【提督の一枚写真】

今、提督さんが鎮守府の食堂でお菓子作ってます(絵文字ハート)
ホワイトデーのお返しのチョコですって随分と数が多いみたいで大変そう……(絵文字泣き顔)
私も手伝ってあげたいのですがどうしても自分で作るとおっしゃって譲らないのでなんとも言えないんです(T^T)


でも私は提督さんのそういう所結構好きかも(絵文字てへっ)
――――――――――――

鳳翔「…………」

鳳翔<グサッ




間宮「……………」(ドラマ視聴中

間宮ケータイ<ぴろりっ!ぴろりっ!ぴろりっ!(マクドナルドのポテト完成音

間宮「(はやっ…!まだ三分も経ってない)」


――――――――――――
From;鳳翔
Re;間宮

件名【相談】

私が艦むすになるか、提督に猛アタックを仕掛け結婚するか、現状維持か、私がマシュマロになるか
どれが一番成功する可能性が高いと思いますか?
――――――――――――

間宮「………………」()

間宮「………(汗ダラダラ」(質問の意味とその選択肢が全く理解できない






鳳翔(体育座り「…………」(部屋の隅

鳳翔ケータイ<ピロリ――(パカッ!

――――――――――――
From;間宮
Re,Re;鳳翔

ごめんなさい、質問の意味があまり理解できてないのですがもう一度詳しくお願いできますか?


追伸
その……質問がどうであれ多分、鳳翔さんがマシュマロになるのは駄目と言うか無理かと思います
――――――――――――
↑精一杯の返信
464 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/11(水) 19:15:17.84 ID:KltLiyxa0






あまい話です、これは誰が何と言おうがあまい話です。
……すいません提督がチョコを作ったということで甘い話にさせて下さいお願いしますなんでもしますから(んっ――?)


追伸
鳳翔さんのキャラが皆さんに人気みたいで嬉しいです
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/11(水) 21:20:16.99 ID:LIIbryrko
乙です
466 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/13(金) 20:12:20.76 ID:xfe2Wl0f0
――喧嘩するほど仲がいい……はず――

《鎮守府》廊下


瑞鶴「――うんっ!それでね、そのあとね」(にこにこ

翔鶴「ちょっと瑞鶴?前を見て歩かないとこけるわよ」

瑞鶴「もう翔鶴姉は心配しすぎ、平気よこれくらい」(クルックルッ

翔鶴「た、だって、私だったら多分すぐこけるか誰かにぶつかるか、スカート落ちるかだもん……」(イジイジ

瑞鶴「あははっ、いまだに翔鶴姉のスカートが落ちる原理が分からないのだけど………まぁ翔鶴姉は仕方ないね、でも私は幸運の空母(ドヤッ)翔鶴姉とは違うんだから」(体を前に向けながらコーナーに


翔鶴「あっだから危な――」


瑞鶴(ぽすっ

467 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/13(金) 21:43:48.08 ID:xfe2Wl0f0
瑞鶴「んぐぐっ……なに…………?この柔らか――」(むくり

加賀(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

瑞鶴「んがっ!か、かか、加賀」(後退ズリズリ

加賀「…………」

加賀「……あなたしっかり前を見て歩きなさい、邪魔よ」(一航戦の眼差し

瑞鶴「べ、別にちょっとよそ見してただけだし………ぶつかったのは悪かったけどさ」(口モゴモゴ

加賀「ホントに子供ね、これだから五航戦は嫌いなのよ適当な言い訳しないで」


瑞鶴「んなっちょっと!これは翔鶴姉は関係ないじゃん、そんなお姉ちゃんまで悪いみたいに言わないでくれる」(突っかかり

翔鶴「ちょっと瑞鶴………私はいいから」


加賀「……………でもぶつかったのが私で良かったわね。流石は『自称』幸運の空母だこと」

瑞鶴「それどういう意味っ!」

加賀「そのままの意味よ、理解力も低いのね、甲板胸さんは…」(フッ


瑞鶴「んぐっ……!ぎぎぎぎぎきギギギギっもう一度言ってみなさい!ぶん殴るわよ」(胸ぐら掴みズイッ!

加賀「なに?私は本当のことを言っただけよ、恨むなら自分の性能を恨みなさい」(真顔

翔鶴「その手を放しなさいっ瑞鶴!」


瑞鶴「……(ギリギリ)………………ちっ…」(ぱっ

加賀「……それじゃあ私急いでるからまだ話があるならあとで聞いてあげるわ」(スルー

<カツ…カツ…カツ…カツッ…

瑞鶴「あ"あ"あ"あ"!ほんっっっっと腹が立つわねあの言い方、どうにかならないのかしらねぇっ!!!」(睨み付け


加賀「………」


瑞鶴「はっ!どうせ聞こえてるくせにわざと無視しちゃって、そんなクールアピールいらないっつのぉ」(ブーブー

翔鶴「瑞鶴言い過ぎよ!(マジギレ)口を慎みなさい!」

瑞鶴「ちょっなに!?翔鶴姉までアイツの味方でもするわけ信じらんない今のはアイツが悪いじゃん」

翔鶴「違うわ別にどっちの味方とかその話じゃなくて――」

瑞鶴「あぁもういいわよ!どうせ私が悪いって言いたいんでしょっはいはい翔鶴姉様のおっしゃる通りですよ、最後は私が悪役なっておしまい」(スタスタ


翔鶴「ちょ、ちょっとどこ行くのこの後は演習が」

瑞鶴「あんな奴と一緒に参加したくない今日は休む!」

<スタスタスタスタっ……


翔鶴「………………休むって……」



久しぶりの瑞加賀、今回は少し加賀さんが悪役のように書かれていますがもしそれで気分を損ねた方がいらっしゃいましたら申し訳ございません
これからしばらく(この話が終わるまで)提督と艦むすのキャッキャウフフは少ないと思いますのであしからず
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/13(金) 23:35:14.11 ID:BE6QZOFGo
乙です
469 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/14(土) 21:58:11.97 ID:AHVG30rI0
《鎮守府》正面海域

<ワイワイガヤガヤにっぎやか♪


提督(点呼「――――羽黒、足柄、加賀、赤城、翔鶴、瑞か……あれっ……おいっ瑞鶴はどうした?誰か知らないのか」(書類片手間

加賀(ピクリっ

足柄「瑞鶴?さぁ私は知らないけど羽黒はどう、何か知ってる」

羽黒「えっ……わた、私もよく知らないです………はい」 (うるうる

提督「何も知らないのか?」(チラッ

羽黒「ひゃっ!むぐっぅ………うぅ(目こすりながら)……ご、ごめんなさいぃっ私っ…何も知らないんですぅ……」(ボロボロ

提督「あっ、す、すまないっ!知らないのは仕方ないことだ(アタフタ)…悪かった少しきつく言い過ぎたな責めるつもりはないんだ」(頭ポン・ポン

羽黒「…………は、はい」(胸キュンッ

翔鶴「――えぇっとー……そのちょっと体調が優れないから休む、ってさっき瑞鶴から」

提督「むっそうか分かった。それにしても体調不良で休むなんて珍しいな、何かあったか詳しいことは?」(書類カキカキ

翔鶴「さ、さぁ私はそれだけしか聞いていないのでなんとも……何か変な物でも食べたんですかね」(あはは

加賀「」

赤城「加賀?どうかしたのさっきから浮かない顔してるけど」(肩トン

加賀「…………………別になんでもないわ」(いつものフンッ



島風<動けぇぇぇぇっ!(グイッグイッググググッ《エヴァ》


提督<……俺の髪を引っ張ってもなにも起きないぞ島風(グググぅ



羽黒<(………な…………な…………撫でられちゃいました…………)(えへへ///



幼なじみJK属性の羽黒に本気でお願いしてやらせてもらいだけの人生だった
続きは明日に
470 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/15(日) 16:07:08.58 ID:3te6dixh0
《執務室》
提督「――――君たち二人を呼び出したのは他でもない、もう勘づいてると思うが今日の瑞鶴の件だ」

翔鶴(シーン

赤城(シーン……ポリポリっコリッ


提督「……久しぶりにケンカでもしたかあの二人は」(呆れ

翔鶴「………」(なにか言いたそう

赤城「翔鶴ちゃん……んぐっ……遠慮しないで話して…いいのよ、別に私に気を……ぽりっ、使わなくていいわ」(ポリポリ

翔鶴「………はい実は」

――翔鶴説明中――



提督「――やはりか、ケンカをするのは別に構わないのだが艦隊指揮に支障が出るようでは困るからな」

翔鶴「すみません…これは姉である私の責任です」(深々

赤城「翔鶴ちゃんのせいじゃないわ、昔からあの二人は仲が悪いもの」(没収された

提督「……まぁ今後のことも考えると放っておくわけにもいかんな………」

翔鶴「それじゃあ、やっぱりあの二人を仲直りさせると言うことですか…」

提督「それが一番良いのだが…(うーむ)………なにせこの鎮守府で一、二を争うほどの仲の悪さだ一度ケンカを始めたら、なかなかもとには戻らないだろう」

赤城「あっ、この鎮守府で仲が悪いと言えば翔鶴ちゃんとビスマルクさんも相当の悪さですけど、そっちは大丈夫なの?」

翔鶴「えっっ……それは」

――とある昼下がり――(執務室)
翔鶴『私と提督の関係に口を挟まないでくれますかブスマルクさん』(むにゅっ

ビスマルク『あらっ不幸艦代表にそんなことを言われるのは心外ね、私より戦果は下のくせによく言うわ』(ぽよん

<胸と胸をくっつけて言い争う、稀によくある絵
――――


翔鶴「大丈夫じゃないです、今すぐにでも奴を左遷して下さい、出来れば国外に」(真剣

赤城「そこまでっ!?」

提督「んっむぐっ………………むぅ………まぁ君たち二人も仲が悪いが、なんかいい感じの仲の悪さだからな………うん。いいと思う」(カタコト

翔鶴「ちょっと提督の言っている意味がわからないですね」(キッパリ

提督「……んまっ、まぁ話を元に戻すが――」


翔鶴<逃げられた…

赤城<提督はビスマルクさんも翔鶴ちゃんも大好きですからどちらかを左遷なんてしたくないんですよ


青葉「なるほど、ここまでの話をまとめるとつまり二人の仲を良くさせるには『この青葉にお任せっ!』と言うことですね」(秘書艦デデドンッ

提督「協力してくれるのか青葉?」

青葉「えぇ司令官の頼みであればこの青葉っ頑張っちゃいます」(ピシッ



続きは今日か明日に
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/15(日) 16:55:54.14 ID:zTbgzuzmo
乙です
472 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/15(日) 23:28:52.65 ID:3te6dixh0
《会議室(特別バージョン)》
提督「――――それでまずはどうしたらいいだろうか」

青葉「そうですね、やっぱり最初は直接お互いにどういう所が嫌いなのか聞いたほうがいいと思います、それで解決するかもしれませんからね」(カキカキ

翔鶴「そんなに簡単にいくのかしら」

赤城「結構厳しいと思うわよ」

青葉「こればかりはやってみないと分からないですね…………」

青葉「でどうしてあなたがここにいるんですか金剛さん」

――――
――
金剛「私ですかぁ?ちょっと面白そうなことが始まると聞いたので飛んできたネー♪」

青葉「………………提督が金剛さんを呼んだんですか」(イライラ

提督「まさか、俺が呼ぶわけないだろ。連絡先も知らないのに」

金剛「まぁまぁ細かいことは気にしないで下さい、スレ主の気まぐれですよ大したことじゃないデス。よくあるよくある」

青葉「…………それなら邪魔しないで下さいね、コッチは遊びでやってるんじゃないんで」(むすっ


<どうした機嫌悪いな?

<そんなことないです…普通です


金剛(あっ

金剛「――――へ↑いぃ↓青葉ちゃん♪それはそうとさぁあ?↑あれから提督とは上手くいってるネー?」

青葉「黙って下さい金剛さん///つ、次そういうこと言ったら本気で帰らしますよ!他提督さん呼びますからね!」(真っ赤

金剛「もう冗談ネー、そんな怖い顔したら可愛いお顔が台無しデース、スマイルスマイルっ(ニコン」(口角引っ張りアゲ

青葉(ビキッ

提督「あっ」

青葉「怒らせたのはソッチですよ!もうっ前回と言い今回と言い、私の提督に手を出さないで下さい!身勝手につれ回さないで」



<『私の提督』?



青葉「…………あっいや今のは違――」

金剛「………………まさかとは思いましたが、もうそんな所まで進んでいたとは……流石はジャパニーズ艦むす、イギリス人より積極的ネー」

青葉「(だ、だからこの人とだけは関わりたくなかった///)」(プルプルッ



提督「(流石青葉、友好関係が広いなぁ。俺も提督として見習わないとな)」(のほほーん
473 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/15(日) 23:31:33.90 ID:3te6dixh0
作戦その1二人にどんなところが嫌いなのか聞く
調査隊員『翔鶴』『赤城』



――結果――



翔鶴「――えっと、聞いてた感じだとあのままにしてたらますます悪化しそうです」

赤城「右に同じです提督、やっぱり仲直りする気はないと」

青葉「ふーむ放置しても改善の余地なしですか………やはりこちらから手をうつしかありませんね」

金剛「青葉ちゃんそれなら私にいい考えがありますよ」(ピコん

青葉「却下です」(即決

金剛「……へ、Hey青葉ちゃん?まだ私――」

青葉「だから却下です」(聞きたくない

金剛(・・・・・

金剛「うわぁっテイトクゥー青葉ちゃんが私のことイジメるぅHelp me!私を守って」(抱きっ

提督「」(ムゴュッ

金剛「…………………………――」(チラッ

青葉(フゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ








《その後、青葉(覚醒)と金剛の戦いは三十分の死闘の末、そこにたまたま通りかかった霧島さんが仲裁(物理)に入り無事幕を下ろした》


今日はここまで、本来の主旨からどんどん離れていき本編を付属にすると言う私の技が炸裂しています。
これは長くなりそうだ(小並感)
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/15(日) 23:35:47.01 ID:g3FU5yDD0
正妻?の翔鶴はこの程度のイザコザには参加しないのね
475 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/16(月) 23:21:42.47 ID:idhVN9/+0
>>474
翔鶴は正妻なのでこの程度では動揺しませんよ当たり前じゃないですかー、ヤダー。そりゃあ正妻ですから。………………………えぇ…………正妻(レベル68の翔鶴を見ながら


続きは明日の夜に投下します、亀スピード不定期更新で申し訳ない。いつも読んでくださる方、ありがとうございます
476 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/17(火) 23:15:49.38 ID:SNg1C9Ym0
青葉「――…そ…それじゃあ皆さんで金剛さんの案でも聞きましょうか」(ボロボロヨタヨタ

金剛「――――や、やっと聞いてくれますか、なかなか頑固な人だったですネー」(ボロボロ

霧島「お姉さま!お怪我はございませんか」(アタフタ

金剛「ふっふっ私は平気ネ……さすが霧島、その大和級のパンチ力は衰えていないみたいデス…ウグフッ…その様子ならこの鎮守府は任せても大丈夫そう…頼みましたよ」(ヨロヨロ

霧島「金剛お姉さまも私のパンチを受けても轟沈しないなんてさすがです!」(キラキラ

金剛「…………‥…」霧島「…………‥…」


金剛・霧島(手ガシッ!


<青葉立てるか?(抱き起こし

<うひゃっ///―――…あ…ありがとうございますシレイ=カン(ゴニョゴニョ

<‥…………(スゥ

<翔鶴ちゃん目。目怖いわよ、光が灯ってないから真っ黒よ


作戦その2
二人を上手く誘導し一つの部屋で二人っきりにする

青葉「――――それで本当にこれで大丈夫なんですか金剛さん、まさか考えなしにしてませんよね」(扉の隙間

金剛「Yes!あえて二人だけの空間を作ることによって互いを深く理解する作戦ネー、ダメでもともとやってみる価値はなきにしもあらずネ!」(日本語習いたてイギリス人

青葉「(あっやっぱり駄目だこの人)」

霧島「さっすがお姉さま!そんな常人の考えでは到底思いつかない発想に難なく辿り着くなんて素敵です」(キラキラ

――――――
――
477 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/17(火) 23:18:16.31 ID:SNg1C9Ym0

加賀「………………」

瑞鶴(イライライライラ

加賀「(提督の次の休みはいつになるのかしら)」(上の空

瑞鶴(イライライライラ

加賀「(もうそろそろ取れると赤城さんから聞いていたのだけど………あの方はお忙しいのよね、『待てば海路の日和あり』気長に待ちましょう)」(髪の毛イジイジ

瑞鶴「それにしてもさっむいわねこの部屋、いつまで待たせるつもりなのかしら」(イライライライラ


加賀「(――――で、でも、い、行くとしたら、どんな服がいいのかしら(テヘテヘ)この間は赤城さんに注意されちゃったからなぁやっぱり提督に直接好きな服を聞くのが一番よね…オシャレは大事だし)」(ニマニマ


瑞鶴(怪訝な顔


加賀「(ってそんなことしたら私が提督のこと意識しちゃってるってバレちゃうじゃないバカッ///……あっでも案外すんなり教えてくれたりしてウフフ)」(ニマニマニマニマ


瑞鶴「………何ニヤついてんの、気持ち悪ッ」
加賀(真顔「別にニヤついてなんていませんけど」(驚きの反応速度


瑞鶴「……いやいや、今完全にニヤつ――」

加賀「あなたの見間違いです、勝手な憶測で喋らないで」(膝震え

瑞鶴「……………ちっ何よそれまた私のせい…腹立つ」(イライラ

加賀「………………」(視線落とす

――――――
――

青葉「(ちょっと金剛さん何してるんですか、これ完全に失敗ですよ!明らか仲悪くなってますよ)」(ボソッ

金剛「(そ、sorry青葉…私としたことが水をさしてしまったみたいデース……これはまた別の案を考えないといけませんネ)」(うーん

霧島「(お姉さま!これにはまだ続きの作戦があるんですよね、ここまでは計算済みで来ているんですよねっ流石です)」(キラキラキラキラキラ

赤城「(もうっ加賀も意地悪ね、私からもガツンと言わなくちゃ)」(むふっ
478 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/17(火) 23:22:41.02 ID:SNg1C9Ym0
おまけ

青葉「時にして、話は変わりますが翔鶴さんと司令官はどちらに先ほどから姿が見えないのですが」(会議室に移動中

金剛「翔鶴ちゃん?あぁそれならNo.program、さっき向こうで見かけ――」(向き変え



<…て、提督っ。どうやら私、足を挫いてしまったみたいです。ああぁ痛くて立てない。立てないです提督どうすれば良いでしょうか(チラっ


<…………‥………‥…………


<あぁぁぁ立ちたいっ!立ちたいけど立てないなんて……自分が情けないです提督誰かの力を借りないとこれは立てそうにありません(チラチラっ


<……………(抱き起こし)………大丈夫か(呆れ


<えへへぇ//ありがとうございますっ提督!(頬スリスリギュゥゥ!


<…………近い


金剛「――おっとこれは青葉ちゃんも負けてられませんネ、強敵、宿敵、ライバル?頑張るデース」(頬っぺたツンツン

青葉「だから私には関係ありませんからっ!」

はいっ続きは明日に
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/18(水) 12:36:58.05 ID:IpR6E2xho
乙です
480 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/18(水) 20:17:59.11 ID:P363//5/0
――後日――

加賀「………………力ぬいて」

瑞鶴(キリキリキリ

加賀「体が少しぶれているわ、真っ直ぐ」

瑞鶴「……………チッ」(真っ直ぐ真っ直ぐ

加賀(ジトーーー

加賀「良いわよその調子」

<これ動いちゃ

<ダメよ、そのまま十分ね(キリキリ…シュパッ



翔鶴「――――――赤城さん、なんだかあの二人仲良くなってませんか?青葉ちゃんの作戦の影響ですかね」 (キリキリ

赤城「えっあぁ、多分私が昨日加賀に叱ったからかしら………意外と効いたのね」(キリキリシュパッ

的<ビューティフルっ!

翔鶴「赤城さんが加賀さんにお説教!?本当ですか」(シュパッ

的<ど真ん中命中です!

赤城「えぇ昨日の一件がどうしても腹が立ちましたので、昨晩叱りました」

――――――

赤城『加賀、ちょっと来なさい』(ピリピリ

加賀『‥…………赤城さん?どうかしましたか』(髪の毛くくり

赤城『あなた、前々から気にはなっていましたが、もう辛抱たまらないので一度怒らせてもらいます。はいっそこに正座』(ピリピリ

窓ガラス<ガタガタガタ

加賀『私なにか悪いことでもしたかしら心当たりがないのだけど――』 (正座正座

赤城『私語は慎みなさい、今のあなたに喋る権利はないわ』

窓ガラス<オォォォォオォォォォォォ

加賀『‥…』(察し

赤城『一応聞くけど、どうして怒られてるのかもう気づいてるわよね。知らないなんて言わせないわよ』

加賀(ビクッ『…………』

赤城『今回は途中で泣いても止めないから覚悟しなさい』(ゴゴゴ

――――――――――

翔鶴「あ、赤城さんが加賀さんに説教なんて、なんだか驚きです」

赤城「想像も出来ない?……確かに普段は私、あまり怒るのは好きじゃなのだけど今回は特別に、私もあんな加賀は嫌いだったから。翔鶴ちゃんもそう思うでしょ?」

翔鶴「あっ……はいそうですね」

翔鶴「(この人毎日ボーキむさぼり食ってるだけじゃないんだ)」(偏見の塊

赤城「これでしばらくは大丈夫だと思うわ、またいつケンカするかは分からないけど何かあったら私に言ってくれればいいからね」(ウィンク


<‥…ね…ねぇどうして今日はそんなに優ししのよ調子狂うから止めて欲しいんだけど(体プルプルっ

<(背中ぞわっ)私語は慎みなさい、あと五分ある
481 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/18(水) 21:06:24.07 ID:P363//5/0
――――――
《執務室》
青葉「司令っかーーん、これ私が頑張る必要なくなかったですか?赤城さん一人で事足りていたのでは」(次の作戦準備中だった青葉

提督「すまない、まさかこうもあっさり解決するなんて思っていなかったんだ」

青葉「司令官は謝らなくてもいいですよ、私の好きでしてただけなので」(カメラ調整中

青葉「――――――もう少し良いところ見せたかったけど」(ボソッ

提督「とにかく、早く解決して良かったよ、俺も書類が溜まってるから早く片付けないと」(久しぶりのカリカリカリカリ

青葉「忙しいそうですね…それじゃあ私も別件で忙しいのでこれで失礼します、お邪魔しましたー」(トコトコ

<ガチャっ


《執務室前廊下》
金剛「ひ、比叡!ちょっとここでそれは止めるデース、いやっイヤイヤッNo.No.No.No!!! 」(スカート押さえつけ

比叡「お、お、おお、お姉様いらっしゃっていたなら私にも声をかけて下さいよ霧島だけズルいです、はぁはぁ……この匂い……お姉様の匂いですスンスン!」(禁断症状

金剛「イヤァァァァーァ!そこにテートクいるから!ダメダメダメ!!本当にそれアウト!」(ペシッペシッ

比叡「はっ!それはまずいですね…はぁはぁはぁはぁ……はぁ…はぁはぁはぁはぁはぁはぁ……いい匂いです…」(すぅ……はぁ


金剛「Ok,わ、わかったら早くその手を離すデス比叡。これ以上は放送できない」(ほっと一安心



比叡「――ぉぉぉぉぉぉぉお姉様ぁぁぁぁぁぁ!(スカート引っ張りあげ」(久しぶりの姉様に暴走する妹

金剛「Nooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo!!!!!!!!」




提督「久しぶりに撮らなくていいのか青葉、特ダネが目の前にあるぞ」(目線逸らしながら



青葉「あれは個人的にちょっと撮りたくないので遠慮します」(執務室に後退りしながら




――――
これにて瑞加賀は終了です。久しぶりの長編、話はあっちに行ったりこっちに行ったり、ブレブレでしたが楽しんでいただければ光栄です
482 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/18(水) 22:48:46.54 ID:P363//5/0
摩耶様の改二、サイコーです。胸が凄い、胸がもう中破絵の寄せ胸がたまらん、谷間と太ももと谷間と谷間と……む
ネタ募集させていただきます



登場キャラ
空母――加賀、赤城、翔鶴、瑞鶴、雲龍、隼鷹、飛鷹、鳳翔、瑞鳳

戦艦――金剛、比叡、霧島、ビスマルク、扶桑

重巡――鈴谷、青葉、羽黒、足柄

軽巡――那珂、川内、神通、北上、天龍、球磨

駆逐――暁、響、雷、電、マース、文月、長月、島風、初雪、舞風、野分

潜水――伊168

工作――明石

ちょっと追加――漣、潮、曙、朧

その他――間宮、他提督、ガン爺、マシュマロ

書き忘れあるかもしれません
時期ネタ、マニアックネタ、日常ネタ、何でも求めます

《新キャラの追加は無し》の方
>>483
>>484
>>485
なければ私の乏しい発想から生まれる精一杯の作品を投下せざるを得ませんのでなにとぞ…
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/18(水) 23:40:34.06 ID:VPwozr40o
乙です 飛鷹と春の彼岸
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/18(水) 23:42:26.71 ID:qYNnbA0ro
ビスマルク 沈黙の戦艦
485 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/19(木) 22:17:57.20 ID:IvbS09Nk0
ありがとうございます
>>483

――飛鷹と春の波岸――

波<ザッパーン、ザパザパパパザッパーン


波<ザッパーンザザザザザザ

波<………ザパーン

――――――

提督「最近同じ鎮守府でもないのによく会うよな俺たち」(釣り具で釣り

飛鷹「まっ偶然だと私は思うけど、実際のところどうなのかしら」(砂にφ(..)

提督「前回会ったのは映画を観に行った時か」(竿先ポイッ

拾ったプイ<ハッ!そんな釣竿でさらに餌無しで魚なんざ釣れるわけねえだろ

飛鷹(ビクッ「あ、あぁ…あの二十禁のね………あれは正直観たくなかったわ」(嫌な思い出

提督「また機会があれば別の映画なんてどうだ?飛鷹が好きそうなやつ」(木の枝でアクション

飛鷹「‥…………………考えとく」(φ(..)

提督「おう、――あっ喰ったな」(ピクピクッ

拾ったプイ<!?


提督「よっ」(竿ヒョイッ

アジ(ピチャピチャィ

提督「‥………………むぅ、食べるには少し小さいか」(キャッチアンドリリース

飛鷹「あなた、よくそんな釣竿で釣れるわね。それ落ちてた枝とか集めて作った竿でしょ?あと餌もついて無いし」(唖然


提督「子供の頃はよくこうして手作りの竿で一人で魚を釣って食べてたからな、――よっ」(竿ヒョイッ

飛鷹「えっ……な、なかなか壮絶な幼少期を送っていたのね」(φ(..)

提督「懐かしい過去の話だ、いい思い出も嫌な思い出も沢山な」(クイックイッ………よっ

さっきのアジ(ピチャピチャィ

飛鷹「懐かしいって、おじさんみたい」(クスクス
<またお前か……

提督「――――」

飛鷹<……ブルリ(身震い

提督(キャッチアンドリリーース出来るだけ遠くに!!!「………‥………(上着脱ぎ脱ぎ」(パサッ
<寒いだろ

飛鷹「あっ‥…………これいいの?」

提督「春と言ってもまだまだ寒いからな、それに風邪引いたら出撃、出来ないだろ」(竿先ポイッ

飛鷹「うん…ありがと意外と優しいんだね、隼鷹の言った通りだわ///」(上着ギュッ


提督「…………変なこと話してないといいけどな隼鷹」(竿クイクイッ



<それ楽しそうだから私にもやらせてもらっていいかしら?(トコトコ

<むっ…………むぅ………別に構わないが素人にはかなり難しいぞ、一応市販の竿と餌を用意してあるからソッチで――

<あるならそれでやりなさいよ!!バカか!!!

――――――
はい、春と言うことで久しぶりにほのぼのしたものを……ネタも募集してます
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/19(木) 22:40:40.34 ID:oF0/HVRy0
球磨と日向ぼっこするクマ
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/20(金) 04:42:51.17 ID:06/ElKPlO
球磨と日向をボッコにするクマ?(難聴)
488 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/21(土) 05:18:43.29 ID:Q65CgJWR0
>>484

――沈黙の戦艦withビスマルク――

《提督自室》

ハイヒール<…カッ…カッ…カッ…カッ

ハイヒール<――カッカッカッカッ……カカカカカッ!(急ぎ足

ビスマルク「アトミラール!今暇!?」(ドアバン

提督(@筋トレ)「……………ひ…暇……では…ない…………」


ビスマルク「――暇そうね!(だから暇じゃな――)ならいいのよ(どうしてそうな――)」


――十分後――


時計<マルマルマルマル深夜です司令官

ビスマルク「はいお疲れ様。これで汗拭いちゃって」(タオル差し出し
<リセッシュ持ってる?

提督「サンキュ…‥……それで?何か用があって来たんだろ」(汗フキフキ
<…そんなに匂うか俺の部屋

ビスマルク「うん、えっとね、今日はこれなんだけど――」(チラッ

提督「映画か」

ビスマルク「『沈黙の戦艦』、知ってるこれ?結構有名だと思うんだけど」(表紙見せ
<昨日TSUTAYAで借りたの

提督「んんっ‥………あぁ知ってる知ってる。海軍にいた頃よく上官がこの話をしてくれたよ、あんまし覚えてないがな」

ビスマルク「そう、それじゃあ今までに見たことは?」(そわそわ


提督「‥…………」(いつもの流れ

ビスマルク「ない?」(そわそわそわ


提督「…………………………無いが――」(チラッ

ビスマルク「それじゃあ決定ね♪私一人で観るのもなんだか味気なかったのよねぇ」(パカッ

提督「待てビス子そんないきなりは困る俺にも都合がある」

ビスマルク「どうして?どうせ暇なんでしょ、こんな絶世の美女と映画なんてお金払わないと観れないものよ」

提督「いや暇というか…(スルー)…一応このあと鳳翔さんのところに行く約束をしてるんだ、彼女も待ってくれてるだろうし」

ビスマルク「……あぁ……そっか……――じゃあ鳳翔さんのところでコレを観れば問題ないんじゃない?テレビもあるし」

<そもそも俺が映画を観ないという選択はないのか?

<……………………やだ


続く


すみません、実は私沈黙の戦艦の内容は愚か存在も知らなかったのでまだウィキをかじっただけの知識です、なのでマニアックな話は書けません。何か艦これに登場している艦むすとの接点もあるのかな……ラブシーンとかあります?
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/21(土) 09:03:24.31 ID:d0PenriXo
乙です
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/21(土) 17:54:15.04 ID:2F2K7L54o
乙っぽい!
沈黙の艦隊は戦艦ミズーリにいる地上最強のコック長のお話しだよ
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/21(土) 21:52:28.67 ID:YQsGvP0Do
沈黙の艦隊は潜水艦が空を飛ぶお話だ
492 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/21(土) 23:26:42.24 ID:Q65CgJWR0
すみません、今晩は続きを投下出来ません。かわりに明日はビス子の続きと追加でクマのお話の二話分を投下する予定です。

>>489
>>490
>>491
ありがとうございます。なるほど地上最強のコック長が敵の艦隊を潰し、更に潜水艦が空を飛んでしまうんですね!










――――――…………えっ潜水艦が空を飛ぶ?ナニソレ、めっちゃオモシロソーじゃないですかーヤダー
493 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/22(日) 21:16:10.88 ID:AFsptzdV0
《食事処鳳翔》

Dvdプレイヤー<うぃーーん……うぃんうぃーーん

提督「すいません、いきなりお願いしちゃって」

鳳翔「いいんです。こうして皆さんと映画を観るのもたまには良いじゃないですか」(カチャカチャ

<こ、こういうのは叩いたら直るんですよね、えいっえいっとりゃっ(バンバンバンッ!

ビスマルク「何だかワクワクしてきたわアトミラール、楽しみね♪」(ビール片手

提督「そうだな、俺も楽しみだ」(書類片手

<えいっ、このっ、動っ、きなっ、さいっ、よっ(バンバンバンッ!!

<鳳翔さん…そんなブラウン管テレビを直すのとは訳が違いますから

――――――――
――――――
――――

Dvdプレイヤー<うぃーーーーーーーーーん(叩いたら直った

鳳翔「ささっ提督さん始まりますよ(ちょこん」(ポチっ

提督「そ、その前にどうして部屋が真っ暗なんですか鳳翔さん」(パチクリ
<書類整理が出来な――

ビスマルク「なにいってるのアトミラール、こっちの方が気分が盛り上がるからに決まってるじゃない、ねっ鳳翔さん」

鳳翔「えっ………あっ……え、えぇビスマルクちゃんの言う通りよ、映画を観るんですからこれくらいはしなくちゃいけませんよ、提督さん」

鳳翔「(暗かったら提督に襲ってもバレないと思ったからしたのだけど……純粋な子なのねビスマルクちゃんは……)」


――視聴開始から三十分後――


【『隠し味DA』(唾ぺっ】

鳳翔「あっちょっと!何食べ物粗末に扱ってるんですか、一、艦むす料理人としてそのような行為は許しませんよ!!!」(映画を観ると熱くなるタイプ

ビスマルク「唾が隠し味ですって、面白いアメリカンジョークね」(HAHAHA

――テロ発生――

【パンっ!『ぐわっ』】(銃声

鳳翔「うわぁぁ艦長さん殺されちゃいましたよ提督さん!…………痛そうですね」(提督にすりよりながら

ビスマルク「あれくらい艦長なら避けて反撃しなさいよ、だらしない」

提督「…………それは無理だなビス子」
<(ビス子の方に移動しながら


――ちょっと経った――

【銃声?…………あ、あぁ、クラッカーの音とかシャンパンを開ける音を聞き間違えたんじゃないか?】

鳳翔「えっ、こんな簡単に普通、誤魔化せますか提督さん?」

提督「米国の海軍で地獄の訓練を受けている人が銃声とクラッカーの音を聞き分けられない訳がないですよ、きっと偽水兵です、この人」(フンスッ

ビスマルク「上官からの連絡だから真に受けたんじゃない?」(グビッ、グビッ、グビッ

――コック長冷蔵庫から脱出――

【うぐっ(ナイフシュパッ】

鳳翔「お見事」(パチパチ

ビスマルク「ちょっ、あ、あれくらい私にも出来るわ、普通よ普通、ナイフ投げて頸動脈に当てればいいんでしょ楽勝じゃない」(謎の対抗心

提督「(三年くらい修行したらビス子でも出来るだろうな………)」
494 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/22(日) 21:17:34.39 ID:AFsptzdV0
――コック長暴走――

【うぉぉぉおぉ、バババババババッ】

提督「――……この料理人、うちの鎮守府にも欲しいな、居たら百人力じゃないか?」

ビスマルク「こんなガチムチな料理人いらないわよ、むさ苦しくてたまったものじゃないわ、即刻解雇ね」

鳳翔「私も若い頃はこれくらい動けてたんですけどねぇ…………今はこの半分くらいしか無理かしら」

<ぐわっ、うわっ、ババババッ、ぐわぁぁ

提督「――えっ?」ビスマルク「――えっ?」

鳳翔「嘘です」 (あっさり

――ラストシーン――

鳳翔「アメリカンジョークに始まり、アメリカンジョークに終わる………定番ですね提督」(提督に恋人もたれしながら

ビスマルク「なかなか。昔の作品にしてはかなり良いできね、私のセンスの良さに驚きよ」

提督「………鳳翔さんも何だか今日はアメリカンスタイルですね」(ビス子の方に逃げながら

――――――――
――――

Dvdプレイヤー<久しぶりに張り切り過ぎた……節々が痛い




はい、オチが余り上手にまとまっていませんがこの話はここで、『沈黙の戦艦』また機会があればTUTAYAで借りて観てみたいです。素晴らしいネタ、ありがとうございます
495 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/22(日) 21:29:33.82 ID:AFsptzdV0
>>486ありがとうございます

えっ、球磨と日向をぼっこにす(ry

――球磨と日向ぼっこするクマ――

日向ぼっこ<日向(ひゅうが)じゃないよ日向(ひなた)だよ


球磨「一緒に日向ぼっこするクマ」(枕片手

提督「秘書の仕事をしろ、秘書の仕事を」(書類ペシペシ

球磨「えぇー嫌だクマー、日向ぼっこしたいクマー今日はいい天気クマよ春だよ春春っ」(ごろんごろん

提督「ダメだ」(カリカリカリ

球磨「くまぁ……くまぁぁ」(説得のクマー

提督(無視無視カリカリ

球磨「くまぁ(威嚇のクマー)一緒に日向ぼっこして寝たらぜっっったい気持ちいいクマーーーー!」(ゴロゴロゴロゴロ

提督「分かってるよ、この書類が片付いたら一緒に日向ぼっこしてやるからそれまで待ってくれ」(カリカリカリ

<ほいっ、眠気が吹き飛ぶくらい飛びっきり熱いお茶淹れてくれ

<……せんぶり茶淹れてやるから覚悟しておくクマッ(むすぅ


――三十分後――

外<あったかいんだからぁー(球磨ムシ


提督「‥………………」(カリッ…カリカリッ…

球磨「まだクマか?……もう三十分は経ったクマーー」(チラチラ

提督「………………」(カリッ……うと…すぅぅ………(字フニャフニャ

球磨「………………」(?

球磨(ジトーーーー


球磨「――んふふ(ニタニタ)起きるクマっ」(チョンチョン

提督「んはっ!………す、すまん」(カリカリカリカリ

球磨「これで提督も眠いことが分かったクマ、さっ一緒に日向ぼっこするクマッ」(ニコン

提督「だ、ダメだこの書類が終わるまでは…眠れん……」(うとぅ

球磨「頭も寝たいって言ってるクマー寝るクマー」

提督「眠くない」(カリカリ

球磨「はぁ、今さら見栄を張る必要はないクマ、いつも遅くまで仕事をしてるのは球磨は知ってるクマ」(窓際にトコトコ

提督「………」(カリッ……カリカリ…カリ(目ゴシゴシ

球磨「ほら球磨の膝空いてるクマーーすべすべツルツルクマ、ゆっくりするといいクマっ」(膝ぽんぽん

提督「‥……眠く……ない」(……うとっ…カリッ…カリカリ…カッ…ガカッ……

書類<寝ちゃいなよ、こんな若くて可愛い女の子の膝枕なんてレアだぜ

球磨「ほいっおいでクマ」(袖ひっぱり

提督「うぐっ…う"っ……うぅー…」(パタッ

球磨「んふふふふふふふ、こうやっえ提督のご奉仕も秘書艦の立派な仕事クマー」(頭なでなで

――三十分後――
496 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/22(日) 21:32:58.30 ID:AFsptzdV0

提督「――――んんっ………んんぅ……」(もぞもぞ

球磨「も、もしもーし、提督ーー?そんなに球磨の膝は気持ちいいクマか?完全に寝ちゃったクマか?」(ツンツン

提督「……………ぬっ……」(ビクッ

球磨「(可愛いクマー)」(ツンツン
<んっ…

球磨「でも、あ、あんまり寝られると球磨が寝られないんだけどクマー、困っちゃうクマ――」(嬉し困り

提督(すやぁ

球磨「‥………………」()

球磨「(提督………最近ろくに寝てなかったみたいだし、根を詰めすぎてたのね)」(昨晩はビスマルクのせい

提督(顔の向きカエカエ


球磨「――――いつもお疲れさまっ提督♪」(頬っぺにチュッ

提督「……………」(すやぁ

球磨「えへへ、まだ寝てる……ホントに疲れてたんだね、ゆっくり休んで――」

提督「キスは俺が憲兵につき出されるからほどほどにしてくれよ」(もぞっ

球磨「う"っづがっ!――あ"あ(言葉にならない叫び)――お、起きてたの!?!?いつから!?」(つぅぅぅぅ 真っ赤///

提督「んっ?まあな、……なあ球磨、気持ちいいからあと五分だけいいか」(顔埋め

球磨「――――――」(呆然

球磨「えっあっ!………えっと………別に…………その………う、うん、いいよ///」(顔伏せながら


<わ、私のキスやっぱり嫌だったよね、気持ち悪かったよね……ごめん、下手くそで……(髪の毛もしゃもしゃ

<そんな事はなかったぞーー、柔らかくて気持ち良かったぞー最高だった

<////////////クマァー(プシュゥゥゥ


はい本日二本目もこれにて、可愛い熊さんをお送りました
次のネタとかもくれたら凄く嬉しいかな(チラチラ
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/22(日) 23:14:21.88 ID:UrYL90uq0
乙クマー
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/23(月) 00:16:20.07 ID:vSiUtD4z0
提督とマシュマロが楽しそうに戯れる
それをうらやましそうに見てる駆逐艦の誰か(お任せで)
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/23(月) 01:05:24.04 ID:TD9L1fxso
乙です
500 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/23(月) 22:02:11.92 ID:CfShL7pu0
>>498ありがたき幸せ
《食事処鳳翔》
提督「ほらっマシュマロおいで」(机トントントン

マシュマロ「にゃーー、にゃー」(猫は音に敏感です。特に高い音の方が反応してくれるかも

鳳翔「……………」(トントントントン

マシュマロ「ふにゃーっにゃー」(トタトテチト
<「にゃっ」(着地スタっ

提督「よしよし、いい子だな」(なでなで

マシュマロ「ふにゃーーっ♪」(嬉しそう

提督「今日は猫じゃらしもあるぞ、ほらっ」(猫じゃらしふっさふっさ

マシュマロ「にゃーーん、にゃっにゃっ」(ピョンピョンっ

鳳翔「……………」(トントントントン

提督「――♪」(和気あいあい

長月「……………」(提督から三つ離れた座席

<提督さん、今日は可愛いお連れさんですね、無理やり連れてきたんですか?(トントントントン

<長月くんも鳳翔さんのところに行くと言ったからです。誘拐した訳ではありませんので誤解しないで下さいね

マシュマロ(店の看板ヌコ「にゃっ?」(長月に気付く

長月「(撫でてみたいな…)」(可愛い物好きの長月ちゃん

提督「――長月くんも撫でてみるか?もふもふしてるぞ」(狙い済ましたタイミング

長月「!?わ、私は別に構わない、猫はあまり好きではないんだ」(お子様ランチ慌ててパクパク

提督「そうか………可愛いぞ?」(なでなで

長月「………え、遠慮する………」(チラッもぐもぐ

提督「大丈夫、マシュマロは噛みついたりはしない。大人しいから」(寄り寄り

<私が飼い主ですから当然ですっ(むすっ

長月「………………」(チラチラっ

提督「喉の所を撫でてあげてくれ、喜ぶから」(マシュマロ差し出し

マシュマロ「にゃーっにゃ?」(ぶらーん

長月「…………………………ホントに噛まないか司令官」(ドキドキ

提督「あぁもちろん」

長月「ほ、ホントだな、信頼してもいいんだな」(ドックンドックン

マシュマロ「う"う"ぅー、にゃーーん」(まだかニャー

長月「…………」(ドキドキ

長月「……………(そろーりそろーり)……(なで…)」

マシュマロ「にゃーーんにゃぁ」(喉ゴロゴロ

長月「…………………いいな、もふもふしてる」(微笑み

提督「文月くんたちには言わないでおくから安心してくれ、そこが心配なんだろ」

長月「………あ、ありがたい///」(なでなで

<じゃあ長月ちゃんがマシュマロを愛でている間は、提督さんは私を愛でてくれていいですよ、ご自由にどうぞ(スリスリ

<愛でる対象が違いますから

<えーいえーい♪(猫じゃらしフリフリ

<にゃーにゃーーん


我が家の猫は今年で十四歳、長生きしてね
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/23(月) 22:12:56.67 ID:vSiUtD4z0
あざっす
可愛かった
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/24(火) 06:53:37.54 ID:Z2DobNKOo
最後のセリフ二つは提督と鳳翔さんかな
503 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/24(火) 22:55:44.78 ID:XSKn/lYG0
――少食はパラメーター――

※今回はちょっと私の息抜きの為、かなり短いです。

そんな短さがどうしても許せない方はどうぞ罵ってあげてください、スレ主は喜びます


《食堂》

提督「………………」(焼き鮭パクパク

赤城「 はむっモグモグモグモグむっはむっむしゃむしゃむしゃ……ごっくん、パクパクパクゴクゴクごっくん」

加賀「………はむっ……」(チビチビ

提督「――――――――赤城と加賀くんは同じ一航戦だが、食べる量が随分と違うんだな」(はむっ

赤城「 ほへっ?ほうへるは?訳『えっ?そうですか?』」(リス

加賀「……そうでしょうか」(少食アピール

加賀「(女の子は大食いよりも少食の方がモテやすいですから……人前では普通に)」(non-no毎月熟読

赤城「(んぐっ……)――――ですが提督、こう見えて加賀は私よりも消費(食べる量)は多いんですよ」

提督「…………………………?」

加賀「ちょ、ちょっと赤城さん止めて下さ――」(肩ぽんっ

赤城(体の向き変え「ですから、加賀は一度に食べる量が少ないだけであって、間に何度も食事をオグッ」(グッ

加賀「………………//////////////////」(髪の毛引っ張りあげ

提督「ほぅ、意外だな」(パクパク

赤城「え、えぇ、なので加賀の部屋には至るところにお菓子があってそれォオオオオォ!」(ググッ

加賀「赤城さん…//////////」(グググググッ

提督「ふーん………そうだったのか………」

提督「――――まぁでも俺はいっぱい食べる女の子は嫌いじゃないぞ、むしろ好きな部類に入るかな」(パクっ

加賀「!?」

<そ、そうなんですか……ち、ちなみに加賀の好きなお菓子はカルビーのポテトチップス、コンソメ味ですぅうイテテテテテテテテテテテテテテテ!!!!!!!

<そこまで言わなくていいです//////




《その後、加賀は提督の前ではいっぱい食べるようにしているそうです》


ちなみに私はカルビーのポテトチップスのりしお味です
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/24(火) 23:27:47.74 ID:pR+FjkvA0
私はコイケヤのポリンキーあっさりコーン味です
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/25(水) 02:03:47.01 ID:6doQAHSL0
私はWコンソメとバターしょうゆが好きです(道民アピール)
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/25(水) 03:32:10.57 ID:ViqUFYDro
カルビーの九州しょうゆ…
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/25(水) 10:40:55.89 ID:UPcQ7+nLo
ディーポのハバネロチーズ、なんで無くなってしまったん?
508 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/25(水) 23:15:53.03 ID:bdCWjodN0
響「はらっ♪はらっ♪はらっしょー」(ルンルン

電「な、なんだか今日の響お姉ちゃんのテンションがおかしいのです」(はわわわ

<……………………ハラショー、今日は気分がいい最高だ(はらしょー

暁「朝からずっとこんな調子なの、しっかりして欲しいわ」(プンスカッ

<………ハラショー!(ヌワッ

雷「えっと響はね、この前なんだか歌の収録があったみたいなんだけど。確かぁ題名は……――」

響「『どこまでも響くハラショー』、今日リリースされる艦娘乃歌に収録されているから聞いてみてよ」(CD差し出し

雷「あぁそういう名前だったわね。まったく響だけズルいわよ、皆も呼んでよね」(ツンツン

響「すまない、私も出来れば皆と歌いたかったのだがなプロデューサーが五月蝿くて」

暁「ちょ、ちょっと響、私そんなの聞いてないわよっ!どういう事!?」(ガタッ

電「うわぁ凄いのです。響お姉ちゃんは歌が上手なのです」(パチパチ

響「――――(ピク)………………………ハラショー、不死鳥の名はだてじゃないからね」

<ムキーーー!どうして暁型一番艦の私を差し置いて響になるのよ!まずは普通、長女の私からでしょ。プロデューサーに次は、私に声をかけろって伝えといてよね!(ユッサユッサ

<は、はら、はら、は、ハラショー…はらっ――(揺れる揺れる

<本番はいりまーす!(機材準備

――第六駆逐隊トークライブ6――

電「『第六駆逐隊のスリーサイズを教えて下さいお願いしますなんでもしますから』……誰が言うかこのアホンダラ、却下だ」(ポーい

響「いいよ教えてあげる、上からろくじゅうさ―――」(んぐっ

雷「ダメダメダメダメ!!ちょっと響今日のテンションおかしくなってるよ、普段なら絶対言わないでしょそんなこと」(口抑え

<ふ、不死鳥の名に恥じない生き方をしたいんだ言わせてくれ、上か――

<意味わからないから駄目っ!

暁「私のスリーサイズは上から八十八、六十一、八十八よこれぞレディーの体型ね」(フンスッ

電「ここで思い切り嘘をぶちこまないで欲しいのです」(プラズマ
――――――――――――――――――
電「『第六駆逐隊の所属している鎮守府で一番優しい艦娘は誰ですか』」

雷「それはもちろん司令官っ!…………は選択肢に入ってないから、そうねぇ………誰かしら」(考える人

響「そうだな、私は雲龍さんが一番優しいと思うが暁姉さんはどう思う?」

暁「雲龍さんは優しいというか包容力があるわよね♪…………そう、包容力(物理)が………ね…」

電「私は個人的にビスマルクお姉ちゃんが好きなのです、いつもお菓子をくれるのです」(ニコニコ

雷「ビスマルクさんか………ビスマルクさんは駆逐艦の私たちには優しいのよね、同年代の翔鶴さんにはもの凄く冷たいけど」

<ハラショー、ビスマルクさんはドイツの方だよね。気が合いそうだ

<ロシアとドイツって名前だけ聞くとどっちも美人が多そうなイメージね
――――――――――
《執務室》
提督「――――――駆逐艦の子たちに優しいんだなビス子は、大人気じゃないか」(カリカリカリカリ

ビスマルク(今日の秘書艦「ち、違うわよ!////あのチビたちが私に執拗に絡んでくるから仕方なく相手にしてあげてるだけ、もとはと言えば島風から始まったのよ!」(フンッ

提督「あはは、いいお姉ちゃんだな」(カリカリカリカリ

ビスマルク「………………ちょっとは仲良くなろうと頑張ってるんだから……私だって//」





艦娘乃歌、今までCDは買ったことないけど買ってみようかな
509 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/26(木) 15:33:34.23 ID:WSMa+BLj0
艦これアニメ、無事に終了しましたね
個人的にアニメは好きだったのですが艦これまとめサイト等ではかなり叩かれており、続編の発表にも『止めてくれ』と言っておられる方が大勢いますね。
僕は艦これがアニメ化されて更に大好きな翔鶴が喋ってくれたのでそれだけで十分満足なのですが

――――――同じ提督仲間でもアニメに対して求めてる物は違うのですね……



ネタ募集させていただきます(最近ネタ募集しかしてない気がするのは気のせいだ)



登場キャラ
空母――加賀、赤城、翔鶴、瑞鶴、雲龍、隼鷹、飛鷹、鳳翔、瑞鳳

戦艦――金剛、比叡、霧島、ビスマルク、扶桑

重巡――鈴谷、青葉、羽黒、足柄

軽巡――那珂、川内、神通、北上、天龍、球磨

駆逐――暁、響、雷、電、マース、文月、長月、島風、初雪、舞風、野分

潜水――伊168

工作――明石

ちょっと追加――漣、潮、曙、朧

その他――間宮、他提督、ガン爺、マシュマロ

時期ネタ、マニアックネタ、日常ネタ、何でも大丈夫です

《新キャラの追加は無し》の方でなにとぞ
>>510
>>511
>>512
でも、ここまでネタ募集に頼ってるなら題名は『皆と作る提督と艦むすの伝承話』でもいいかも……
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/26(木) 15:50:45.94 ID:7jwimh1w0
時期的にはお花見かな
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/26(木) 18:07:39.58 ID:x6KilSDro
ビスマルクとマシュマロ
512 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/26(木) 21:19:55.80 ID:WSMa+BLj0
>>510
そうですね。せっかくなのでお花見でもしますか、ちなみに私の家の近くには有名な花見の名所がありますので毎年そこで花見です

いつか彼女が出来たらそこに連れていくんだ………

《鎮守府近く――とある某所にて》

小鳥<チュンチュンっチュン

他の花見客<ザワザワザワッ……

ガン爺「花見はいいものじゃのぉ、春の麗らかな日差しに包まれながら咲き乱れる桜を見ながらお酒を一杯…………(ゴクゴク)そして目の前に広がるまた別の美しい花々を見ながらお酒を一杯……(ゴクゴク)…」(アサヒスーパードライ

提督「………………」(山の天然水

ガン爺「うひょぉおぉたまりませんなぁ提督殿!!」(ゴクゴクゴク

提督「そ、そうですね」

ガン爺「……?なんじゃあ?お主、あんまり楽しくなさそうじゃの、花見は嫌いなのか」(うりうりぃー

提督「いえ、花見は好きなのですが」

ガン爺「にしては浮かない顔じゃの、どうしたどうした」(うりうりぃー

提督「………こんなに大勢で花見に来てしまってよかったのかと思いまして」


艦むす一同<ワイワイ、ワァーイワァーイキャッキャッ
(物凄く花見を楽しんでる絵を想像して下さい)

他の観光客<(なにあの美少女軍団は!?)ザワザワッ


<ここら一帯を僕たちだけで占拠しているのはどうも迷惑ではないでしょうか(ズーン

<…可愛いからきっと許してもらえるわい(髭サワサワ


――艦むすとお花見――

《空母組》
瑞鶴(@私服)「うわぁあ美味しそうっこれ全部翔鶴姉が作ったの?」

重箱<ぎっしり詰まっとるで、沢山食べてや

翔鶴「私だって伊達に毎朝提督にお弁当作ってないわよ、これくらい朝飯前なんだから」(むふむふ

赤城「翔鶴ちゃん?その重箱の横にある袋もお弁当よね、それ私たちの分かしら(キラキラ)」(赤城給食始動

翔鶴「えっ!?………えっと……これは…その……」

加賀(目配り

赤城「まぁやっぱり私たちの分なのですね、それじゃあ有り難く頂戴しま」

加賀「赤城さんっそれは私たちの分ではないわ、そうよね翔鶴」(モグモグ

翔鶴「か、加賀さん……………」

<これ完全に私だけ蚊帳の外だわby瑞鶴

<えぇー私のじゃないんですかぁ………お腹空きましたから瑞鶴ちゃんのお弁当貰いますね(ヒョイパクッ


加賀「それを渡すなら早い方がいいんじゃないかしら、まっ私には関係ありませんが」(スッ

<酒だぁ!もっと私に酒をもってこぉおい!今日はぶっ倒れるまで呑むぞぉ、オー!!(花よりお酒


まだ続くっぽい
ネタ募集まだしてるっぽい
夕立に毎朝起こされたいぽいぽい
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/26(木) 23:08:12.95 ID:Cu4X519Do
球磨と温泉に
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/26(木) 23:23:56.56 ID:Oh6j+VSjo
づほと玉子焼き
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/27(金) 01:17:58.95 ID:4QPDvc560
酔っ払った艦娘の暴走で
516 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/27(金) 15:44:21.25 ID:VSHwa2Eo0

《駆逐組》

島風「おいっしぃーーーーー!!」(オレンジジュースぷはぁ

舞風「ねぇねぇのわっち、こんな日は一緒に踊ろうよダンスダンス♪」(グイグイ

野分「ちょっと舞風//……皆の前でのわっちって呼ばないでよ、恥ずかしいじゃん」(照れてれ

文月「ねぇねぇ鳳翔さん、そこのサンドイッチ取ってくれるぅ?」(袖ギュッ

鳳翔「んっ?いいわよ(パッ)……はいっどうぞ」

文月「えへへぇありがとぉ(ニコニコー)」(天使)

鳳翔「いいのよ、沢山食べてね」(なでなで

長月「………………私も…サンドイッチ…」(はむはむ

間宮「長月ちゃんも?……はいコレ、落とさないように気をつけて食べるのよ」(なでなで

長月「………ありがとう、まみーや」(はむっ

間宮「ま、まみーやじゃなくて間宮よ」
<一応私も日本人だからね

<おうっ!電ちゃんもジュース飲む美味しいよぉ?

<淹れて下さいなのです(天使)

<い、いなずま……飲みすぎてお腹壊しちゃダメよ………今の私みたいになるから(キリキリ
――――――
――――
――
鳳翔(@麦わら帽子)「いいですよね子供って、間宮さんもそう思いませんか」

間宮(@私服)「そうですねぇ……一つ一つの動作が愛くるしくて、何だか見ててほのぼのしますよね」

鳳翔「…………………」

鳳翔「――私と提督さんの間に子供が出来たらこんな感じになるんですね……それ最高だわぁ、天国だわぁ」(麦茶ずずず

間宮「…………………………………………………………………………………」(目が点

鳳翔「あっ、その時は間宮さんも一緒に花見に来ましょうね約束ですよ」(うふふ

間宮「………………(そのあとは昼ドラな展開ですねわかります)」




続きは今日の夜か明日に
ネタ募集もまだまだしてるっぽい
517 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/27(金) 15:50:02.09 ID:VSHwa2Eo0
>>513
>>514
>>515
ネタ投稿、ありがとうございます
いずれも長編ではなく小話として書かさせていただきます

あぁーネタがたまって嬉しいんじゃぁ、しばらくはこれで安泰じゃぁー(もう募集しないとは言っていない)
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/27(金) 18:12:57.08 ID:92PMmRY4o
乙です
519 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/28(土) 22:22:23.21 ID:Ojfi3veo0
少し、話が長引いてしまいました。明日には本編の続きそうが投下できますのでその時までお待ちください。申し訳ございません
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/29(日) 06:01:22.85 ID:RqvJ+68fo
了解
521 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/29(日) 10:06:16.68 ID:tha3afjl0
<提督ー、そんなところに居ないでこっちに来て一緒に呑みましょうよ!(グイグイ

<大丈夫、俺は酒は呑めないし、ここで桜を眺めてれば――(ギュッ

<…………提督……コレ…お弁当作りすぎて余った分……もしよかったら食べておいて………(モジモジ

<ていっとくぅ、鈴谷の甲板ニーソ触りたい?触りたいだぁ、いいよホレホレ(ズイズイえーい

<す、鈴谷お前未成年だろ、酒呑んだのか!?(ブロックに定評のある提督

<やっぱり花見は花より団子だクマー、提督にも一つあげるクマ、口あーーんだクマ(モグモグ

<司令かーん、こっち向いてーっはいチーズ(パシャ

<提督ぅぅぅぅぅ!肩車してぇぇぇぇぇぇ(提督にダイレクトアタック

――――――

――――――

ビスマルク「さーくーらー、さーくーらー……やーよーいーの、そぉーらぁーは……」

桜<一人ですか、お嬢さん

ビスマルク「(………………アトミラールのところにでも行こうか)」(よいしょ

ビスマルク「――――あれっ皆どこに行っ――」(腕掴まれ


ビスマルク「……誰よ、勝手に私の腕掴んだの」(ギロッ

チャラ男A「おっいいねぇ、その気が強そうなところ、俺どストライクっ!」(ギュウゥ握りしめ

ビスマルク「イタッ……は、放しなさいよ!触らないでっ」(振りほどく

後輩A「お姉さん、綺麗な髪してんねぇハーフ?それとも生粋の外人?名前は?」(髪の毛触りながら

ビスマルク「髪に触らないで!あんたたちに関係ないでしょ」

後輩A「おおwww怖い怖いwww」(パッ

先輩A「まぁまぁそんなに怒らないでよ、俺たちは一緒に呑まないか誘ってるだーけ。どう?大勢の方が楽しいっしょ」(ニタニタ

ビスマルク「一緒に?あんたたちとお酒を?」

ビスマルク「(――こんな昼間からナンパなんて……ホント情けない)」

<もしもーし、聞こえてますかーお姉さん

ビスマルク「フンッ冗談じゃないわ、何が大勢の方が楽しいよ、あんたたちと呑んだら美味しいお酒も不味くなるわ、帰って」(スタスタ

チャラ男A(回り込み「そんな寂しいこと言わないでよぉ(肩に手まわしながら)どうせお姉さん一人なんでしょ」(にたにた

ビスマルク(ピタッ

チャラ男「こんな一匹狼みたいな女性、今じゃ絶滅危惧種だから大切にしたいんだよねぇ僕」(耳うち

522 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/29(日) 10:08:36.73 ID:tha3afjl0
――――――――――

ビスマルク「【一人】………ひ………一人じゃないわよ……今日は友達と来てるから」

<嘘だ

後輩A「ならそのお友達呼んできてよ、俺たちここで待ってるからさぁwww」

<友達なんていない

ビスマルク「……………それは……」(うつむき

先輩A「なっ?いないんだったら俺たちと遊ぼうぜ、こんな花見の場所で一人ぼっちは寂しいよぉ、お・姉・さ・ん♪」

< …提督だって…きっと私のことを友達なんて思っていないのよ………

ビスマルク「……………………」(プルプル

<………イヤ……

チャラ男A「おっ?おおっ!?返事がないってことはオッケーってことだよね、それじゃあ早速こっちに来て――」(ググァ





提督「お前ら何してるんだ、その子から離れろ」(手ひねりあげ

ビスマルク「提督……………!?」

チャラ男A「イテテテテテテ!!(パッ)……な、なんだよ邪魔すんじゃねぇよクソがっ」

提督「邪魔はそっちだ」(フンッ

後輩A「っていうか、お前何者だよっ、赤の他人が首突っ込んでヒーローごっこでもしてんのかよ!」(あ"あ"ん"

提督「この子は俺の彼女だ、赤の他人ではない」(デデンッ

<・・・・・・・・・・・




ビスマルク「ふぁっ!?!?て、てて、提督何言って」(アタフタ

提督「(コイツらを追っ払う為の嘘だ、すまないビス子、演じてくれ)なあ、ビス子♪一人にしてゴメンな」(ニコニコ

ビスマルク「!……!………」

先輩A「チッ、コイツ彼氏持ちかよめんどくせぇ………おい帰るぞ」(そそくさ

<ちょ、ちょっと先輩っ待ってくださいよ、あんな極上の女めったに会えないですよぉ!ねぇ先輩

<彼氏持ちは無理なんだよ、わかってるだろ(ツカツカツカ

523 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/29(日) 10:14:00.78 ID:tha3afjl0
――ちょっとした後――

提督「――――――行ったか」(ふぅ

ビスマルク「………………………」

提督「ビス子、怪我してないか?」(砂払いながら

ビスマルク「……………平気」

提督「そうか。しっかしビス子がナンパされるてるなんてな……」

――『どうせ一人なんでしょお姉さん』――

ビスマルク「――――――」

――『 ならそのお友達呼んできてよ、俺たちここで待ってるからさぁwww 』――

ビスマルク「………どうして私の場所がわかったの」

提督「んっ、あぁ、実は青葉が皆で集合写真撮りたいって言ってな、その時にビス子だけいなかったから探してたんだ」(頭ポリポリ

ビスマルク「………………」

提督「多分みんな待ってくれてるだろうから行くぞ、動けるよな」(ぐいっ

ビスマルク(んぐぐ

提督「むっ……はぁ………やっぱりどこか痛むのか?それならそうと言ってくれれば」

ビスマルク「(聞いても返答は知ってる)」

ビスマルク「ねえアトミラール」

提督「……………どうした?」

ビスマルク「私って、提督にとってはただの艦むすよね…それ以上でもそれ以下でもないよね」

提督「そうだが、それがどうかしたのか」

<――ほら

ビスマルク「……………ううん、何でもない。心配かけてゴメンね」(涙目

<――思った通り……何も変わってない

――――
提督「むぅ………勘違いするなよ、俺にとっては皆特別だから以上も以下もない。全員大切なんだ」(けろっ

ビスマルク「ぇっ」

提督「うむ、そういうことだ……――それはそうと、どこが痛むんだ言ってみろ」

ビスマルク「私のこと嫌いじゃないの?」(ずいっ

提督「なんで嫌いになるんだよ、最初に約束しただろ見捨てないって……ビス子の性格はもう慣れたし、俺はなんとも思っちゃいないよ」

<あれぇ…怪我なんてしてないじゃないかビス子

ビスマルク「………………提督」(うるうる

島風「うぉおいビス子ぉぉ、おっそーいーーー!!」(ダダダシュバッ

ビスマルク「な、なんであんたもいるのよ」(キャッチボスッ

島風「なんでって、探しに来たんだよ」(おうっ?

ビスマルク「探すって……私を?」

<ビスマルクさーーん、どこですかぁーー、今出てくればもれなく金剛お姉さまの写真集あげますから出てきてくださーーい(物で釣る

<それで出てこられたらビスマルクさんのイメージが悪くなるので止めて下さい、姉様

翔鶴「ビスマルクさ………… いたわ…うわー……結構すぐ近くにいた…」(嫌な顔

ビスマルク「翔鶴!!?そ、そんな嫌そうな顔してまであなたに探されたくないわよっ」(プンスカ

翔鶴「私だって探したくないですよ!……でも同じ鎮守府に配属されているからには仲間ですので、探さない訳にはいきませんからね…………あぁ、疲れた」
<提督、疲れたので肩揉んでくれますか?

ビスマルク「………………」
<三分も探してないだろ

翔鶴(グイッ「……ほらっ何ボーーっとしてるんですか行きますよ、皆待ってるんですから」(本日二回目

ビスマルク「――えっあっちょっと」
524 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/29(日) 10:17:55.53 ID:tha3afjl0
――――――
――――

<もうっビスマルクさん遅いですよ、早く入っちゃって下さい(青葉写真家

<……(無言で一番後ろに入ろうとする提督)

<提督は私と一緒に一番前の真ん中でいいですよね♪(ギュッ

<…………………………はい(素直

<提督おんぶしてぇぇぇぇええ(ドバッシャア

<………私もアトミラールの隣がいいわ(ちょこん

<ザワッざわざわ…ざわざわざわ…《えっ、ビスマルクさんが提督と》《翔鶴さんにライバル登場》《頭にきました》《にゃーー》

<後ろうるさいわよっ///

――――――
――――
提督「なっ、これでビス子はもう一人じゃないってわかっただろ」(セルフタイマー十秒前

ビスマルク「……うっさい」(グスッ

提督「写真に泣き顔写すなよ、みんなに泣いてたってバレるぞ」(ボソッ

ビスマルク「な、泣いてないわよ!あなたは毎回一言余計なの!もうっ」(泣き笑い

提督「おおwww怖い怖いwww」


<はーーい皆さん笑って下さいねーー………(三秒前)…………はいっチーズ♪(パシャ






花見編はこれにてお開き。
久しぶりにちょっと真面目な話を書かせてもらいました。

SSを書いていると途中でネタを挟まないと気がおさまらない病になってしまって大変です……

次の話からはまたネタ話盛り盛りなのでそちらもお楽しみに
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/29(日) 13:12:47.27 ID:RqvJ+68fo
乙です
526 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/29(日) 22:42:14.22 ID:tha3afjl0
>>514
かしこまり



――づほと卵焼き――

瑞鳳「提督?…………////私の作った卵焼き……食べりゅ?」

提督「食べりゅううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううぅぅぅぅぅぅぅ!!!」(瑞鳳の格納庫にヘッドスライディング!

<やだっ……!提督ったら(えへへ)そんなに焦らないでも卵焼きと瑞鳳は逃げないぞっ♪(はぁと)

<瑞鳳ちゃんをおかずにして卵焼きを食べ(ry








目覚まし<ジリリリリリリリ――起きるんだ提督、今日も一日執務、頑張ってくれよ

提督「……………………………」(パッチリ

「………………………」

「………………」

「…………」

「………」

「…」

提督「………………えっ」

――――――

《鎮守府正面海域――演習場》

瑞鶴「ねぇ翔鶴姉、今日の提督ちょっと変じゃない?……うん、やっぱりなんか変だよ」(水上スキーすぃー

翔鶴「なんだか瑞鳳ちゃんが出てきた夢を見たそうなの……よっぽど恐ろしい夢だったみたいね」(すぃー





提督「卵焼き、瑞鳳、うっ頭が…」(ズキズキ

《その後、提督は丸一日、あの夢の謎に悩まされていたそうな》







瑞鳳ちゃんは今度僕と一緒にご飯食べに行こうねぇ、ついでだから大鳳ちゃんも誘っちゃおうねぇ
527 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/30(月) 20:30:11.37 ID:DMR0TRln0
>>512
了解
マシュマロさんの人気っぷりには嫉妬しますね

《食事処鳳翔》

【ネコアレルギーの方のご来店はご遠慮下さい】(カランカラーーン

ビスマルク「(前回の一件からは無事アトミラールに助けられたわけだけど、写真撮影のために探していたと聞く限りなんだか複雑ね)」

ビスマルク「(まっでも、大切されてるとわかっただけでも満足かな)」(頬赤らめ


《今日の提督》←いつもの如く、執務終了後にビス子に無理やり連れてこられてsan値がギリギリ

ビスマルク「…………?ねぇアトミラール、あそこにある白くて丸い物体は食べられるのかしら?」(ツンツン

提督「えっ………………………あぁうん、半分正解で半分間違いだな…………いや当たってるか………マシュマロだもんな…」

ビスマルク「あっ……マシュマロか」

――ビスマルクとマシュマロ――

鳳翔「まぁマシュマロは丸まったら置物みたいですから」(包丁トントントントン

提督「ビス=子はマシュ=マロをさわったことはあるのか……」(この日精一杯の質問…

ビスマルク「えっ?ないわよ私、そこまで鳳翔さんの店に来たことないし」(パフェぱくぱく

鳳翔「ならさわってみますか?柔らかくてもふもふしてて心地いいですよ」(よいしょ

マシュマロ「にゃーーーー」(ぷらーん

ビスマルク「……まっ、そこまで言われたらさわってあげようかしらね」(ヨソヨソ

<本当はさわりたかったくせに……

マシュマロ「ふにゃっ」(着地

ビスマルク「ほ、ほーら、大人しく顎を撫でさせ――」(カプッ

<……………………………………

マシュマロ「う"う"う"う"う"………」(ビスマルクの指カプカプッ
――――――

ビスマルク「………………」(遠い目

鳳翔「こ、こらマシュマロっ、お客様を噛んじゃダメじゃない、めっ!」(マシュマロ回収

ビスマルク「あ、アトミラール、か、噛まれたんだけど私の手」

提督「やっぱりもっと謙虚な姿勢でお願いするべきだったな……………ドンマイ…」(HAHAHAHAHAHA

ビスマルク「ネ、ネコでも意外とそういうところはしっかりしているのね」

<……ちょっと話それるけど、今日のアトミラールなんだか様子がおかしいわよ、昨日も一日変だったけど(提督の顔のぞきこみ

<むっ……ぬぅ……………少し疲れてるだけだ……ビス子に心配されるほどじゃない……


鳳翔「た、たぶんいきなり撫でられたからビックリしたんだと思うわ、もう一回撫でてみる?」

マシュマロ「にゃーーー」(いつもの

ビスマルク「――――……………さ、触らせてもらってもいいかしらマシュマロちゃん」(下から

マシュマロ「にゃ〜〜にゃ〜にゃ〜」

ビスマルク「そ、そう………それじゃあ頭の方を」(カプッ
――――――――

528 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/03/30(月) 20:36:00.44 ID:DMR0TRln0

ビスマルク「………………」 (絶望

マシュマロ「ふぅぅううううう"う"う"う"う"」(ガブガブ

鳳翔「……マ、マシュマロのその日の気分もあるだろうから……落ち込まないでねビスマルクちゃん、また今度にしましょう」

<マシュマロこっちに来てご飯食べようか、いま作ってあげるからね(ヒョイッ

ビスマルク「つぅぅううっ………クソォオォ……オオオォオ…」(プルプルッ

<あ、あんたのせいよっ、あんたが居るからマシュマロちゃんは私に噛みつくのよぉお………!!!アトミラールのバカバカバカバカ!(提督の頬ギュウウ

<…………俺のせいなの…か…

<提督さん、お布団敷きましょうか?お疲れみたいですし(さりげなく一緒に寝ようとする空母の長


529 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/01(水) 00:47:52.29 ID:hyd/uzVv0
>>513
温泉行きましょうか

【鎮守府正面玄関――関係者以外の立ち入り禁止】
――――――――

球磨「〜〜♪〜〜♪」(スマホぽちぽち……

提督「すまない、少し支度に手間がかかってしまった、待ったか?」(小走り

球磨「…(時計確認)…提督は時間ぴったりだクマ、球磨が早く来すぎただけだクマ〜」

提督「そ、そうか……確か今日は球磨の妹たちも来るんだよな?」

球磨「そうだクマ、まっでもまだ奴らは来てないんだけどクマァ……」

<……………むっ………むぅ、だが俺が参加させてもらってもよかったのか?こういうのは姉妹艦だけで楽しんだ方が

《例の如く球磨に誘われました》

<姉妹艦だけは色々とゴチャゴチャして面倒なんだクマ


――三十分後――



多摩「時間ピッタリにゃ」

木曾「時間ピッタリだな」

球磨「お前らの時計は絶対ぶっ壊れてるクマ」(ゴゴゴゴゴ

提督「お、落ちつけ球磨、そこまで怒らなくてもいいだろ彼女らにも事情があってのことだ」

多摩「(寝坊しただけなんて言えない空気になったにゃー)」

多摩「にゃ〜〜確かに……遅れて悪かったけど、会っていきなりお叱りなんて受けたくなんてないにゃ……もうちょっと穏便にいくにゃ〜」(ごろにゃ〜ん

木曾「どうせ球磨のことだ、俺たちが遅れることくらい計算にいれて集合時間設定してるから問題ないだろ?」

<きっと球磨はカルシウム足りてないんだにゃーだからすぐ怒るんだにゃ、後で多摩の煮干しでもあげるとするにゃ(ヒソヒソ

<カルシウム不足のせいか身長も低いしな、あと胸も貧乳のままだぞ(ヒソヒソヒソヒソ

<ホントにゃ、前回会ったときよりまるで成長してないにゃ、むしろ減ったくらいにゃか?(ヒソヒソヒソヒソヒソヒソ
530 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/01(水) 00:48:36.73 ID:hyd/uzVv0


提督「――………な………なかなか個性的な妹だな…に、賑やかそうでなによりだよ……」(うぐぅ

球磨「――前に会ったときから少しは成長してると思ったけどコイツら全く成長してないクマ」(自分の胸を見ながら



多摩「――っと、さっきから気ににゃっていたけど、そちらの若い男性は球磨姉のニャールフレンドでいいにゃか?」

球磨「……………………クマッ!?」(ポッ//

提督「むっ?」

多摩「どうやら図星みたいにゃ」(ニヤニヤ

木曾「なんだ、彼氏なんて旅に連れてくんのかよ、ったく球磨姉もいっぱしに色気付きやがったなぁ……」

多摩「球磨もそれなりに乙女だにゃ〜、末永くお幸せににゃ」(シミジミ

球磨「ふ、二人とも勘違いしないで欲しいクマァ//こ、ここ、この人は球磨の彼氏じゃなくて」(カァァァァァ

多摩「にゃーーんだ、彼氏じゃないならもう結婚してるかにゃ、それならそうと先に手紙で説明して欲し――――」

球磨「この人は、く、球磨の提督だクマッ!!」
――――――――――
――――――
多摩「…………………………………………にゃ?」
木曾「…………………………………………はっ?」

提督「あ、ドーモ、多摩くん、木曾くん。球磨の提督をやらせていただいている者です、以後お見知りおきを」(深々

球磨「か、勝手に提督と球磨を結婚させないで欲しいクマ////」(モジモジ



この後むちゃくちゃ謝った(多摩と木曾)
531 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/01(水) 00:52:23.93 ID:hyd/uzVv0
【温泉旅行に向けて移動中の二人と一匹と一頭】

球磨「四月にもかかわらず今日は暑いクマねぇ…(トコトコ)…提督何か飲み物もってないクマ?」

多摩「……………………………」(にゃーん

提督「むっ?………むぅ…(ゴソゴソ)これでいいか?」(おーい粗茶

木曾「………………………………」(キソーん

球磨「それでいいクマァ」(ゴキュゴキュ

<足りるか?

<足りるクマ(ゴキュゴキュ



多摩「――この二人の仲が明らかに見ていて異常にゃ、夫婦かにゃ?」

木曾「まったくだ、普通提督と艦むすが一緒に旅館なんて行くもんじゃないだろ、俺のところだったらありえねぇぜ」(正論

多摩「それは同感にゃ」

木曾「なんかありそうだよなあの二人……」

多摩「………ありそうにゃ」




球磨「後ろの二人の視線がヤバいクマ」(トコトコ

提督「姉思いないい妹じゃないか」(トコトコ

球磨「姉を思う気持ちで見ているのではないと確信できる自分が嫌だクマ……」

一旦切ります
続きは今日中に
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/01(水) 02:43:03.24 ID:HEIiY12ko
乙です
533 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/01(水) 09:24:47.47 ID:hyd/uzVv0
球磨たちの温泉旅行は一旦置いとかせていただきまして、今日はせっかく嘘をついてもいい日なのでそちらの方を投下します。


【エイプリルフール編】(安価アリ)

《執務室》


提督「(……………すっかり春の陽気になってきて、コタツの中で埋まっていた日が遠い過去のように感じる…)」(カリカリカリ

提督「(季節の変わり目は体調不良になりやすいとは良くいったものだが………俺もそういう事を気にし出すなんて、まだ二十代というのに情けない)」(カリカリカリ

提督「(ただ、体調が優れないのも嘘ではないし……もう少し運動をした方がいいのかもしれんな)」(カリカリカリ

提督「――――ふぅ」(カリカリ…

提督「(少し野暮なことを考え過ぎだな、さて執務を全うしようか)」(次の書類ぺらァ


書類左上<提督殿っ!ここに書いてある文字が読めるかっ?


提督「………………………四月一日……」(ポッポッポッポっ



提督「(あっ、エイプリルフールか)」(チーン

提督「(そ、そうか…今日はエイプリルフールか……去年の今日は確か――――)」

【一年前】

<執務室のドアガチャア……

翔鶴『て、提督……た、助けて……』(膝ガクッ

提督『!?!?お、おい翔鶴なんだ何があった!?』(駆け寄り

翔鶴『私…私…もう……駄目…何だか頭が…うぐぅう……ぐぅ…』

提督『し、しっかりしろ、い、今衛星兵を呼んできてや――』

翔鶴『て、提督にチューしてもらっ……たら……治りそう……』(プルプル

提督『!?』

翔鶴『提督の………愛が……この病気の…特効薬……な気がする…お、お願い……キスを……翔鶴に……あとハグもしてくれたら治りそう…………』(プルプルッ

提督『』

<…うっ!…うぅ…うぐぅもう…駄目……翔鶴は………提督に会えなくなるの……そんなの…嫌…

――――――――

提督「()」(思い出し身震いブルッ

提督「(ま、まさかあの後三十分も執務室で粘られるなんて思ってみなかったな…)」

提督「(――ま、まぁ、せっかくだし、今年は俺の方から嘘を吹っ掛けてみようか)」(ガタッ

>>534
提督のつく嘘をお願いします(具体的だと書きやすいかな)
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/01(水) 10:42:11.68 ID:TZadbXvZo
提督止めます
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/01(水) 11:29:52.45 ID:2QayoYdOO
提督が死んだ!
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/01(水) 13:27:40.75 ID:1i16bXhAo
とめるなのかな、やめるなのかな
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/01(水) 14:25:29.33 ID:TZadbXvZo
あ、やめるですね
538 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/01(水) 15:06:54.22 ID:hyd/uzVv0
>>534了解

>>535
き、貴様…て、提督に何か、う、恨みでもあるのか!(震え声)



提督「(辞め、辞める!?………ま、まぁ中途半端な嘘は子供騙しに過ぎないからな…これくらいが艦むすたちには丁度いいんだろうか)」

<…………それとなく荷物でもまとめてみるか(荷物バッサァ

――十分後――


スーツケース<もうイッパイでち(パッツンパッツン

提督「(――『あっそうですか、えっ全然悲しくなんてないですよ、むしろ提督の顔をこれから見なくてもいいと思うと気が楽になりました、もう二度と戻ってこないで下さいね、ウジ虫クソ提督さん』………くらいに毒舌で責め立ててくる子もきっといるのだろうな……そ、そこまで言われると本当に辞めたくなるが)」(ぅぐぅ

<???「このクソ提督!」

――――――
<コンコン…ガチャ

翔鶴「提督?いらっしゃいますか」(チラリ

提督「むっ……翔鶴かどうしたんだ(これは去年の仕返しだな)」

翔鶴「もうっ分かっていますでしょ、いつものお弁と………………テートク?その大きなお荷物は一体、どこかお出かけですか」

提督「む、むぅ………本日付でこの鎮守府の提督職を解任されることになったんだ」

翔鶴「………は、はい?」(パチクリ


提督「あぁ、この鎮守府周辺の深海棲艦の勢力が昨年よりも減少しているのは翔鶴も知っていると思うが……実はこれから海流の影響などで更に減少すると大本営から連絡が入ったんだ、君たち艦むすはこのままこの鎮守府近海の護衛を続けるのだが、やはり新人提督には比較的安全な海域の提督を担当させるべきとの上の判断から、俺はここより戦闘が激化している別の鎮守府に移動、代わりに新しい人材がこの鎮守府の提督を担当することになったんだ」(五分で考えたシナリオ

翔鶴「………………えっ、つ、つまりどういう意味――」

提督「俺がこの鎮守府から出ていくということだ、他に質問は?」

翔鶴「………………………えっはぃ?」

提督「まぁ君たちはこれから戦闘も減少していくから願ったり叶ったりだろ?」

翔鶴「……あ……あはは……………………」


翔鶴「……じょ…冗談ですよね?エイプリルフールのネタですよね……ねっ!ねっ!ねっ!?嘘ですよね!!ふざけてるんですよねっ!」

提督「俺もこの鎮守府を離れるのは悲しいが…………まっ大本営が決めたことだ仕方ない、新しい提督は新人だから優しく教えてあげろよ」(スーツケースカチャカチャ

翔鶴「……………………………………………………………………………………………」

提督「(――す、少し度が過ぎただろうか。まぁここまで大胆な嘘だと翔鶴ならこれくらいすぐに気づけるだろう)」

翔鶴「……………………提督……」(ポロっ…ポロポロ

提督「んっ?なんだ、もうそろそろ出発しなくては間に合わないのだが」

翔鶴「………………ほ、本当に行かれるのですか…」(グスッ…うぐぅ

提督「あ、あぁ本当だとも(アレ?)」

翔鶴「…な、なら最後に………翔鶴のお願いを……き…聞いて……くれますか?」(ポロポロ

提督「(き、気づいてないのか?)」

翔鶴(グスッグスングスン…ヒッグゥ(ゴシゴシ

提督「な、なぁ翔鶴……実はこれ――」

翔鶴「ひ、人思いにっ、わだ、私を…がいだ……がいだい…解体じでくださ」(涙ポロポロポロポロポロポロ

提督「待て待て待て待て待て待て待て待て」
539 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/01(水) 15:09:26.28 ID:hyd/uzVv0
【提督が今までの話が嘘であることを話しました】


翔鶴「…提督の嘘つき…バカ…アホ……マヌケ…うぅ…ど○てい…変態………バーカバーカ…アーホ…うぐっ」(グスッ

提督「あ、あぁエイプリルフールってやつだ――…少し言い過ぎた……悪かったな」(頭なでなで

翔鶴「ぁぅ…ぅ…………提督のホントにホントにバカァァ」(提督の胸に顔押し付け

提督「うぐっ………ま、前に翔鶴と約束しただろ『俺はいなくならない』って、忘れてたのか?」

翔鶴「わ、忘れてはないですけど!……けど………今回はあまりにも提督が本気みたいに見えて……だから…うぅ……」

提督「……………」

翔鶴「本当……提督がいなくならなくてよかった…」(うぅっ

<――でも提督はエイプリルフールだからってやり過ぎです…………他の子には絶対にしちゃダメですからね……絶対ですよ……皆泣きますよ………(グスン

<…も、申し訳なかった許してくれるか?

<まだ許しません、次の提督の休みに私と一日デートしてくれたら許してあげます、あとそれまでずっと秘書艦にしてください……(ギュゥゥウ

<むっ………むぅ…



すこし>>534さんを否定するような話になってしまいましたが、この鎮守府だとこういう反応しか返ってこないと思いますのでこういう話を書かせていただきました…………534番さん、もしこの話で気分を害されましたら申し訳ございません



>>540
少し湿っぽくなったお詫びにもう一度別の嘘で別の子を騙したいと思います。提督がどんな嘘をつくのかお願いします
(難しいかもしれませんが少し和やかになるような嘘が欲しいかなチラチラ)
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/01(水) 15:11:20.62 ID:7nDy+hAYO
>>535(死んだふりをする)
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/01(水) 16:08:48.21 ID:TZadbXvZo
十分満足しました!
これで思い残すこと無いので現世に留まらズニスミマス
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/01(水) 17:17:33.07 ID:uEm2Y7NKO
はよ成仏しろや
543 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/01(水) 17:42:26.84 ID:hyd/uzVv0
>>541
成仏する前に出来るだけ私のスレを楽しんでいってから成仏してくれると、なお嬉しいです

>>540
かしこまりました
続きは今日の夜に投下します
544 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/01(水) 21:06:02.26 ID:hyd/uzVv0
提督「(し、死んだふりなんてどうだろうか、これなら翔鶴に怒られないだろう)」

提督「――……確か賞味期限切れのケ、ケチャップがあった気が………あと汚れてもいい服も用意しなければ」

――十分後――

提督(@死体)「………………………」

ケチャップで書いた文字<ハンニンは………

提督「(………け、ケチャップで服を汚し、更にダイニングメッセージらしき物を残した…これでもはや俺はただの死体……エイプリルフールに相応しい死体になったぞ!)」(拳グッ

書類<なにしてんだお前……ついに壊れたか?

提督「(あ、あとは……誰かが来て……気づかれるのを待つだけだぞ……)」(ドキドキ

――――――――
――――

加賀「(ていっとく〜♪ていっとく〜♪ふっふふ〜ん♪)」(昨日の誕生日に提督からプレゼントを貰い上機嫌

<コンコンッ、ガチャ

加賀「……提督♪失礼しま――」

提督(チーーン



加賀「」

加賀「(…こ、これは…エイプリルフールのネタで良いのよね…)」

加賀「(し、死体?死体になって驚かそうとしているのかしら……随分と手の込んだ嘘ね)」(トコトコ


提督(チーーーーン


加賀「(――……あくまで起こされるまで寝ておく作戦なのかしら、ならこれ私が起こさない限りずっと死体……恐ろしい執念ね…)」

加賀「…………提督起きていますか?死んでますか?どっちですか?」(ユサユサ

提督「……バレたか?」(チラッ

加賀「(こんな提督も可愛い)……バレるに決まってるわ…だって提督だもの」(チョンチョンッ

提督「む、むぅ……結構力作だったのだが、加賀くんが相手だったのは不味かったな」

加賀「(わ、私が相手だったら不味い!?……それって私のこと…嫌いという意味なのかしら……)」(胸ズキズキ

提督「やはりこの方法はすぐにバレるか………」

<もっと別の方法を考えないと……(ブツブツ

加賀「(や、やっぱりクールな女性は提督の好みじゃないのね………なら――)」

加賀「提督、私にいい考えがあるわ」(キラキラ

提督「(うおっ眩しっ)い、いい考え?」
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/01(水) 21:10:08.36 ID:nU5gICkY0
家に帰ると妻が必ず死んだフリをしていますってのを思い出すな
546 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/01(水) 21:10:17.30 ID:hyd/uzVv0
――――――――
――――

瑞鶴「いっけない、いけない、出撃結果の報告書の提出忘れてた」(ダッダッ

<コンコン、ガチャっ!

瑞鶴「提督っ書類の提出遅れてごめ――」

提督(@死体)「………………」(ケチャップ増量

加賀(@死体)(提督の上に折り重なりながら死亡)「………………………」

瑞鶴「………………………」

瑞鶴「(ちょ、ちょっと待って…これエイプリルフールのネタよね…でもオカシイ……て、提督一人なら分かるのだけど)」


加賀(チーーーーーーン


瑞鶴「(加賀も死んでる!………あ、アイツが普段こんなことはぜったいにしない……つ、つまりこれは……本物!?本物の殺人が起きているということなの!?)」(土曜サスペンス

瑞鶴「て、提督っ?加賀?だ、大丈夫!私の声聞こえてる!」(ユサユサ

瑞鶴妖精<提督っ加賀っ共に反応ありません!意識不明です!瑞鶴さんっ←提督にドーナツで買収された可愛い子

瑞鶴「な、なんとか言いなさいよ!ねぇっねえって――」(ユサユサユサユサ

提督「エイプリルフール……引っ掛かったな瑞鶴」(ニタニタニタ

加賀「やりました」(ニヤニヤ

瑞鶴「このっ……」(イラッ

<――そんな楽しそうなこと何で二人だけでしてるのよっ!私にもそういうことは混ぜなさいよっ

<よしっ!なら次は三人でしてみるかっ(ワクワク

<それは……さすがに気分が高揚します(ワクワク

【今日も鎮守府は平和です】


オチは特にありませんでしたがエイプリルフールはここまでです
明日は球磨たちの方を進めますね
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/02(木) 05:04:44.24 ID:U+0aG8qho
乙です
548 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/02(木) 23:14:17.96 ID:XK5s1Nq70
《温泉旅館――客室》

提督(@浴衣)「…………………」(書類整理カリカリカリ

提督「(道のりで気づいてはいたが、やはりこの前鳳翔さんと来た旅館と同じだな……もう二回目が来るとは)」(カリカリカリ

<トントンガラガラガラ

女将「提督ちゃん?久しぶりぃ〜♪元気にしてたぁ?」(手フリフリ

提督「お、女将さん……!す、すいません、早くご挨拶に行こうと思っていたのですが」

女将「そんな挨拶なんて固いことしなくていいのよ、気楽にゆっくりしていって頂戴」(ヨソヨソ

女将「でもまさか提督ちゃんがこんなに早く来てくれるなんて思わなかったわ、お仕事忙しいんでしょ?」(スッ正座

提督「え、えぇ、女将さんほどではありませんが、それなりに」(スッ正座

提督「(フレンドリーに接してくれるのはありがたいのだが…何か女将さんからズレている気がする)」

提督「……そ、それで、僕の部屋に来てくれたと言うことは何かご用でしょうか」

女将「えっ………あ、あらっごめんなさいねすっかり用件忘れてたわ――――本当に申し訳ないのだけど」
549 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/02(木) 23:16:11.47 ID:XK5s1Nq70
AM;八時

《露天風呂――女湯》

多摩(@裸)「ふにゃぁ〜〜癒されるにゃ〜…」(チャポン

木曾(@頭タオル)「いい湯だぜぇ〜〜」

球磨(@頭タオル)「クマッ…」

<今日は本当に楽しかったにゃ〜、特に鮎釣りは最高だったにゃ

<……なぁ俺今思ったんだけどさ、あれ球磨だったらこう鮭をシュバッ!……って素手で捕れたんじゃねえか?

<それwwwめっちゃ想像できるにゃwww

――――――
――――
球磨「…………クマ」(ブクブクブク

多摩「球磨どうしてさっきから話に入ってこないにゃ〜?……それになんだか妙に縮こまってないかにゃ?」

球磨「んな、何でもないクマッ!今日は一人でゆっくり浸かりたい気分なんだクマッ!」(プイッ

木曾「…………(ピコンッ)はは〜ん、分かったぞ多摩、球磨のやつ気にしてるんだよ」

球磨(ビクッ!?

多摩「んにゃ、いったい何を気にしてるにゃ?」

木曾「俺もさっきから変だとは思ってたんだけどよぉ……多分本気で胸のこと気にしてるんだぞ」

球磨「き、木曾!な、何を言ってるクマッ、く、球磨はそ、そそ、そんな事微塵も気にしてなんか」

多摩「にゃ〜るほど…だから縮こまって胸を隠してたかにゃ、球磨ってばおませさんだにゃ〜」(ツンツンッ

球磨「ぐっ……ぐぬぬ…た、多摩は黙ってろクマ……結構気にしてるんだからいたぶらないで欲しいクマ……」(ブクブクブク

多摩「大丈夫、このあと多摩が胸が大きくなるマッサージしてやるにゃ」
<薄い本が厚くなっちゃうにゃ〜

木曾「おいおい、それでメソメソ言っていたら、俺のところの軽空母が発狂するぜ、自信持てよ」(ニヤニヤ

球磨「――…お、お前たちには…球磨の苦しみなんて分からないんだクマ………まずまず育ちやがって………クマ」(ブクブクブク

多摩「(あっ、意外と重症だったにゃっ)」
550 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/02(木) 23:17:14.28 ID:XK5s1Nq70
AM;十二時

《露天風呂――混浴場》


<ね、ねぇあれって噂の△○□鎮守府の提督さんじゃない?ほらっ、書類提督って呼ばれてる人(ゴニョゴニョ

<えっ、どこどこ?(キョロキョロ

<噂によると、十数人の子とお付き合いしているらしいわよ(ゴニョゴニョ

<提督だけあって夜戦(意味深の方)はお得意みたいよぉ〜………一度に十人は余裕で相手に出来るとかなんとか(ボソッ

<そ、それはちょっと過剰表現じゃないかしら

<今日は一人で来られたのかしら……それとも愛人付きで夜戦目当て?(ゴニョゴニョ

<雰囲気いいもんねぇこの旅館、そりゃあ夜の営みは盛んになりますわ


提督(@三角座り)「………………………」(無心


女将『――今日男性用の露天風呂がたまたま使えなくなってるのよ、だから混浴風呂で我慢してくれるかしら?だ、大丈夫、きっと他の男性客もいるだろうし、女性の方の大多数は女湯に行くと思うから、気楽に浸かれると思うわ』


提督「(――……女将さんの言葉とは見事に真逆の状況………人が少なそうな真夜中を狙ってもこの有り様……新手のスタンド使いがこの旅館にでもいるのか)」(ブツブツブツ

提督「……………」

提督「…………」(チラッ

提督(フッ!「(な、何をしているんだ俺は、じゃ、邪心に捕らわれるなっ……こんな様子だと翔鶴に笑顔で潰されてしまうぞ…無の心、無の心だ………)」

<―――――


――一時間後――


《旅館――客室――提督の部屋》

球磨「それで、その人たちが出るまで粘っていたら、廊下で提督がぶっ倒れてしまってそこにたまたま球磨が通りかかった……という訳かクマァ♪」(膝枕でうちわパタパタパタ

提督「……く、球磨に迷惑はかけたくなかったのだがな……………むぅ…」(ポォオ

<んふふふふぅ、迷惑だなんて球磨は思ってないクマァ(ナデナデナデ

<…………すまない恩にきる





木曾「――なぁ多摩、熊の発情期っていつだっけ?」(隣から聞き耳

多摩「あの熊さんは提督さんには年がら年中発情してるんだにゃ〜、だからそっとしてあげるんだにゃ」



【次の日、球磨のバストが一センチ大きくなったそうです】




やだっ・・・発情って言葉なんか卑猥・・・

といったところで球磨と温泉はここまで。入浴シーンをなるべく多く取り入れたかったので、多摩と木曾をお呼びしました。今後の出番は皆さんの要求しだい考えたいと思います


次は>>515
それが書き終わったら。またネタ募集させていただきます。
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/02(木) 23:32:45.51 ID:9tY9vBd+o
乙です
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/04/03(金) 09:41:04.58 ID:UHKQT3Gj0
小話――酔っぱらい加賀――

《正規空母の部屋》

赤城「か、加賀今日はちょっと飲み過ぎじゃないかしら」

加賀「えぇっ↑私そこまで飲んでないですよぉ…ひっくぅ……て〜い〜とぉ〜くぅ〜はどこにいらっしゃいますかぁ?」(缶ビールプシュッ

赤城「(この前、提督から誕生日プレゼントを貰ったとは聞いたけど、ここまで舞い上がるものなのかしら)」

加賀「ねぇねぇ赤城さん、私この間ねぇ、提督から誕生日プレゼント貰っちゃったのよ♪ひっく……いいでしょお…羨ましいでしょお……」

赤城「もうそれ二十回は聞かされてるのだけど…」

――十分後――

加賀「――ふぅぅ……うんしょっと」(フラフラ

赤城「んっ?……加賀どこに行くの、そんな様子で歩き回ったら迷惑よ」(ほろ酔い

加賀「ちょっと夜風に当たってくるだけよ……うふっ…ついでに執務室にも……あはは提督ぅ〜」(フラフラァ

赤城「し、執務室って……わ、私は知らないわよ、加賀も子供じゃないんだからほどほどにして来なさいよ」(グビグビ

<バタンッ

――――――
《鎮守府――中庭》

瑞鶴「うぅーん、明石さん、いくらなんでも装備の開発が出来たからってこんな夜中に呼び出さなくても……」(フラッフラッ

瑞鶴「……………ってアレ…誰よこんな夜中にベンチなんかで寝てる人は、風邪ひくじゃないの…………………!?」(トコトコ


加賀「うぅ〜〜ん…ていっとくぅ……えへへぇ…格納庫まさぐらないで下さいよぉ……」(ゴロンッ

瑞鶴「か、加賀!?何であんたがこんな所に」

加賀「………………んふぅ」(すーやすや

瑞鶴「………酔っぱらってるわけか…な〜るほどねぇ」(ニタニタ

<――これをこうして……えいっえいっ

――――――――

提督「(むぅ……明石さんに頼んだ装備の開発はこれで十連敗か、一度資材量を計算しなおした方がいいのかもしれんなぁ…もしくは新しい建造を……)」(トコトコ

提督「……………むっ?こんな夜中にベンチで居眠りとは、一体どの娘…………!?」

加賀「………………すぅ…」(マジックペンで目付けたし

提督「んぐふぅっ!……くっ…くくっ…」(笑い堪え

<……………んっ……提督ぅ?(モゾッ

<グファッ!……は、半目…半目は…まずぐふっ…ププッ……無理…もう無理…




短めの小話
酔っぱらった艦むすの暴走というか瑞鶴の暴走になってしまったのは気にするな……
553 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/03(金) 10:12:10.77 ID:UHKQT3Gj0
ここからちょっと長い雑談

――私の完全な暇潰しです本編とは全く関係ありません――

「今回だけ特別に読んであげるわっ、感謝しなさいこのクソ提督」という曙ちゃんはこのまま進んでどうぞ




私、最近よく、艦これのSSを読むようになりました。艦これと何かのコラボや、少し異質な作品。思いっきり邪道を突き進むものまで。「流石艦これ!」と言わざるをえないほど沢山のSSがあるので全てを読むことは出来ませんが日々、楽しく読ませていただいています。

また私の作品のように何も特別なことはなしでノホノホと書いているものはやっぱり少ないですね…………
皆さん、創意工夫をされた作品ばかりでその素晴らしい発想がどこから出てくるのか不思議であります。(あきつ丸)


そんな艦これSSの中で、許可も取らずに名前を出すのは失礼かもしれませんが

【提督と艦むすの鎮守府での四方山話】


というSSがかなり好きです。
この作品も淡々と、どこかの鎮守府の日常を描いた物なのですが、『人との関わりを最小限にしたい重度のコミュ障提督が日々胃の痛みと艦むすに奮闘する』という物です

(えっ説明が雑過ぎてわからない?……本当にこんな感じの作品なので仕方ないんです)

またニコニコ動画でMMDが作成されていますので、そちらの方で知っている方もいらっしゃるかと思います。


かくいう私はこの作品に影響されて人生初のSSを書き初めました。今書いているのは二作目で、私の一作目はお恥ずかしい話ではありますが、あまりの執筆能力のなさから途中で断念するという結果に終わってしまいました。

と、それから三ヶ月ほどして今の【提督と艦むすの伝承話】をスタートし、皆さんの協力あって今まで続けさせていただいております。


もしまだ読んだことがない方は是非一度読んでみることをオススメします。幅広いアニメ、ゲーム、遊戯王知識から多くのネタが取り込まれており、正直、私のSSより断然面白いと思います…………はい

(私のを読んでくださっている方の中にはあちらの作品と並立して読んでいるというも結構いると思います……)

私にもあれくらいの執筆能力があればいいのですけどねぇ……あの方の作品を繰り返し毎日読んで文章構成の勉強させてもらっています………(ブツブツ


もし何か他の艦これSSで「こういう面白い物があるよ!読んでみたらどうだこのカスっ」というのがありましたらレスをしてくださると幸いです。勉強になります




以上で雑談は終了です
ここまでお付き合いして下さり、ありがとうございました
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/03(金) 13:45:06.39 ID:55UfUI5Z0
四方山話は自分が艦これSSにハマるきっかけになった作品だなあ
あとハーレム鎮守府と食べ放題シリーズも毎日更新チェックしてる
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/03(金) 15:48:47.46 ID:lRnan6EQo
四方山人気過ぎだろ、自分も大好きだけどさ
初めてスレ覗いた時は片目を無くす所だからシリアスバトルものと思いそっ閉じしてしまい読み始めたのは最近だが
556 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/03(金) 23:00:55.67 ID:UHKQT3Gj0
――提督の決断――前編

《大本営》

提督「……け、ケッコンカッコカリ……ですか?」

元帥「うむっ、君の鎮守府には練度が最大に達している艦が大勢いると聞いてな………よくぞそこまで鍛え上げたものだ…」(半分呆れ

提督「は、はっ!……お誉めいただき光栄でありますっ!」(ピシッ

元帥「う、うむ……まぁそう固くならんでもよい……わしが言うのもアレだがもう少し緩くな、わしの方が緊張してしまう」

提督「……か、かしこまりました」(スゥ…

元帥「――……してそのケッコンカッコカリなのだが『一定の練度に達した艦と深い絆を結ぶことによって、更なる練度上達を図る』というものだ」

提督「……深い絆…それがケッコンカッコカリですか…」

元帥「まっ名前に少し抵抗があるかもしれないが、あくまでカッコカリだそこまで気にすることはない」(椅子コロコロ

提督「……は、はぁ…」

元帥(棚ガラガラ「そして、その際に必要になってくるのがこの指輪と書類一式だ」(トンッ

指輪<サイズはぴったりです提督!

書類<いつも整理している書類とは一味違うぜ、提督さんよ、じっくり考えて選びなっ!


元帥「――どうだ、誰かケッコンカッコカリしてみたい艦はおらんのか?君も男なら好きな艦の一人や二人はいるだろう」

<空母か?それとも戦艦?別に駆逐艦でも構わないんだぞ、合法化されてるからな


ロリコン共<イヨッシャアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァ!!(歓喜




提督「………………………………………………………………………………………………………………………」(黙秘

元帥「」

元帥「――き、君は相変わらず、恋愛事情となると黙秘だな、そこまで恥ずかしがらなくともいいだろうに……」

提督「………………申し訳ございません」

元帥「……ま、まぁ、わしも強制はせん、とりあえず一つ指輪を渡しておくから君が使いたくなった時に使いなさい」

提督「………はっ」

――――――
元帥「――さてっ、これでわしの仕事は終わりだが、どうだっ久しぶりにこれから一杯っ、たまにはいいだろっ」(クイクイッ

提督「…………すみません、これから艦むすに食事に誘われていますので、そちらの方に」

元帥「むっ……そ、そうか……なら仕方ないな……」


<――もういっそ、その娘とケッコンしろよ(ボソッ

<えっ!?
557 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/03(金) 23:04:19.44 ID:UHKQT3Gj0
>>554
>>555
ありがとうございます。やっぱり読んでいましたか……ハーレム鎮守府と食べ放題シリーズはまだ読んだことがないので読んでみたいと思います

今日はここまで、お疲れ様でした
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/03(金) 23:22:50.95 ID:lRnan6EQo
乙ー
面白くて上手い文章のスレは楽しみながら勉強になるよね
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/04(土) 00:16:40.41 ID:I1XBk5DH0

吹雪「この鎮守府はおかしすぎます!!」(現行スレ)もオススメだよ
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/04(土) 11:22:46.24 ID:x9Mfh99fo
乙です
561 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/04(土) 14:24:00.92 ID:MV75YMN30
――提督の決断――後編

《執務室》

提督「むぅ…………」(カリッ…カリカリッ

提督「……………………」(カリカリッ……カリッ…


提督「――………むっ!」(ピコンッ

提督(ガサッ…ピラッバンッ!




<スウッスウッスウッスウッスウッスウッスウッ――

<カキカキカキカキ……カキカキ…カキカキカキ――

<シャッシャッシャッシャッシャッシャッシャッシャッシャッシャッシャッシャッ……ドーン

――――――――――
――――――

提督「ふぅ………」(ペンカタッ

提督「……………」



提督(コレ!指ペタッ

提督「ふぅ…………南無三っ!」


<あみだクジのテーマ――トゥルトゥルルトゥルットゥルルットゥ…


提督(ドックン…ドックン…


<トゥルトゥルルトゥルットゥルルットゥ……


提督(ドックン…ドックン…ドックンドックン……!ドックンドックン……!


――――――――――――
――――――――
――――――


あみだクジ<ゴールだよ



『翔 鶴』

提督「……………」

提督(チラッ

翔鶴「提督〜〜♪お茶が入りましたよ〜」(コトッ

提督「…………………」

提督「――――これは一旦先送りだな」(クシャクシャッぽいっ

翔鶴「えっ、なにっ……な、何が先送りなんですか提督」

<うむっ翔鶴には関係ないことだ………(カリカリカリカリ♪

<ぜっ、絶対関係ありますよねっ!私の顔見てから先送りって言いましたよねっ!しかも「一旦」って

<(ドキッ)………………い、言ってない

<言いました!もうっ、しらばっくれないで下さい(頬っぺたぷくぅ
562 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/04(土) 14:24:40.08 ID:MV75YMN30
僕の初婚は北上さん……えっ、翔鶴じゃないのかって?――…………み、皆平等に愛したいんです……………えぇ、平等に(次は大井さんの予定)


次のネタは、この時期に相応しいものをすでに用意していますのでネタ募集は延期させていただきます
563 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/04(土) 22:22:11.65 ID:MV75YMN30
――春の風物詩――

【身体測定編】

《診療室》
青葉「あー、マイクー…チェック…テステスー…さっ司令官どうぞ」(スッ


艦むす一同<ざわっ……ざわざわ…ざわざわざわ…ざわっ


提督「むぅ(これマイクいるか?)」(トントンっ

提督「――コホン、えぇー今日、艦むす全員に集まってもらったのは他でもない………これから毎年恒例ではあるが」(マイクon


提督「春の身体測定、体力測定を行う!」



艦むす一同<な、なんだってェーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!(MMR感


提督「…う…うむ、毎回わざわざリアクションをありがとう」(マイクoff

青葉「さっ、ここからの説明は司令官に代わりましてこの青葉がさせていただきます」

――――――――

青葉「まず今から行うのは身体測定です。測定するのは『身長、体重、視力、聴力、スリーサイズ』。測定はガン爺先生に頼む予定だったのですが、艦むす大多数からの要望によりガン爺先生は別室で完全待機、監視役も配置します。そして測定はこれまた青葉が行います」

瑞鶴「はいっ、青葉さん、身体測定について一つ提案があります」(手ピンっ

青葉「はい瑞鶴さん、何でしょうか」

瑞鶴「スリーサイズの測定は廃止でどうでしょう「それは無理です」

球磨「クマッ球磨からもお願いするクマッ、スリーサイズなんてスタイルに自信がある奴がやればいいクマッ!「二人でも却下です」

隼鷹「私やりたくないです「却下です」

赤城「お腹空きました!「帰ってください」

島風「かけっこがしたい!「それは体力測定です」

川内「夜せn「ありません」

那珂「ライb「ありません」

比叡「金剛お姉様は今日来ますか「もう適当に言ってますよね皆さん」

――――――――

提督「えぇー…スリーサイズに関しては艤装の作成の際、性能を充分に活かせられるよう、必要なデータなんだ、これがないと艤装の開発が出来なくなってしまう……すまない。赤城にはあとでボーキサイトを持ってくる。かけっこは青葉の説明にもあったが体力測定で行う、思う存分走ってくれ。夜戦は次の作戦で夜戦奇襲を行うためその時の攻略部隊に編成する。ライブは……考えておく、今月中には手配しようとは思っている。金剛君は今日は来ない……………他に質問がある者は」

艦むす一同<……………………

提督「あと………意味の無い質問は極力控えるようにな……」(そそくさ

青葉「(司令官を本気にさせたら勝てる人はいませんね)」(ほっ

<それじゃあ俺は測定が終わるまでガン爺先生のところでいるから、終わったら呼びに来てくれ……(トコトコ






ということでこれから春の風物詩、艦むすたちによる身体測定と体力測定を行います。過去のデータがありませんので完全に私のさじ加減で決まります。………だいたいの予想がつく娘は多いんですけどね
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/05(日) 06:48:11.69 ID:DvhjpI4qo
おつー
島風は実は走るのが遅かったりな
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/04/05(日) 22:29:19.98 ID:ItVW/p4g0
《身長》

雷(@体操服)「んんっ…んくぅぅ〜!」(ピクッ…ピクピクっ

青葉「背伸びは駄目ですよぉ〜、……はいっ、一二九センチっと、次の方〜」(記録表カキカキ

雷「やった、やったわ電!去年より五センチも伸びてる!」(ピョンピョン

電(@体操服)「電も四センチ伸びたのです!」(わーいわーい

<文月も三センチ伸びたよぉぉ〜(えへへェ

<………長月も伸びた(ムフッ

<ねえねえのわっち教えてよぉ、身長教えてよぉ(グイッグイッ

<こ、これは人には言えないんだ


足柄(@上下ジャージ)「いつからだろう、身長の話題で盛り上がらなくなったのは、今や伸びるのは彼氏いない歴だけ……あははっ、あの頃に戻りたい…………………戻りたい戻りたい戻りたい戻りたい戻りたい――」(ブツブツブツブツ

羽黒「あ、足柄姉さん落ち着いて、もうあの頃には戻れないんですよ!現実を受け止めて下さい!」(抱きしめ

青葉「そ、その止め方はどうかと思いますねぇ……」(記録表カキカキ


《体重》

鈴谷「…………くっ…」(プルプルッ

体重計<おっ?乗ってみろよ、おっ?

鈴谷「あれっ……体が…体が…動かないぞ、もしかして体重計に拒絶反応を――」

青葉「鈴谷さーん、早く乗ってくださーい」

鈴谷「…………うう、えいっ」(ピョン

体重計<ピピピピピピピピ………ピッ…ピタッ

鈴谷「」

青葉「はいっ……オッケーですよ」(カキカキ

鈴谷「……………――」

鈴谷「……んねぇ、青っち、こ、この記録って提督は見るんだよね」(耳打ち

青葉「はい、全ての記録は司令官が確認してから整備員の元に届けられます」(カキカキ

<………ちょ、ちょっとだけ軽く表記する事とかって――

<それはできませんねぇ、司令官には正確なデータを求められていますから(ニタニタ

<お、お願い!一生のお願い!軽くしてくれたらこれから二度と、青っちがいない裏で青っちのこと司令官ストーカー女なんてこれから二度と呼ばないからっ、お願い!ねっ?(手パンっ

<色々とツッコミたいんですけど、まずそのあだ名何ですか初耳ですよ!?





今日の更新はここまで

提督「これから忙しくなってしまいますので更新は最高でも一日一回、夜中になると思います。許してニャン」

龍驤「キモ」
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/05(日) 22:31:49.11 ID:K2p/+vUTo
乙です
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/06(月) 05:20:46.38 ID:TpBPiwUR0
妖怪艦娘吊るしさんのSSもオススメ
568 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/07(火) 15:59:33.54 ID:ki2PHmNq0
《スリーサイズ》

《待機室》

ガン爺「なぁ提督さん」(ぽぉ……

提督「はい……何でしょうか」(カリカリカリ

ガン爺「今頃、艦むすちゃんたちは何をしているのかのぉ…教えてくれんかのぉ」

提督「そうですね、この時間だとだいたいスリーサイズ測定くらいじゃないですか、もうそろそろ終わりですし」(カリカリカリ

ガン爺「…やっぱりのぉ…はぁ…見に行きたい……本物を見たい……」

提督「結構ストレートなんですね、あんまり言うと解雇しますよ」(カリカリ

ガン爺「なんじゃ…お主には本当にそういう夢がないのか、若い女の子たちの胸と尻を間近で一斉に見られるんじゃよ、少しはワクワクするもんじゃろ?」

提督「……………」(カリカリ

ガン爺「……むぅ…つまらんのぉ……本当に男なのか?」(肘つき
<ちゃんと玉二つ付いてるか?

提督「…………別に僕だって興味がない訳じゃないですよ……一応、『男』ですから」(カリカリカリカリ
<ちゃんと二つ付いてますから握ろうとしないで下さい……

ガン爺「おっ!?なんじゃなんじゃ、やっぱり艦むすたちの身体測定が気になるんじゃろ!」

提督「………………まぁそれなりに」(カリカリカリカリ

ガン爺「いいんじゃいいんじゃ、毎日毎日、あんな可愛い子たちの中にいたら、エロスなことが湧くのは男のサガじゃ、恥ずかしがるでない…」

提督「…………………」

ガン爺「よしっ…ならこの際言ってしまおうか――」

提督「何をです?」

ガン爺「…単刀直入に聞く……お主、誰が好みなんじゃ」

提督「グフッ!?……なっ、なんなんですか一急に…」(カキカキカキカキカキカキッ

ガン爺「あるじゃろあるじゃろ、恋愛ゲームで言えば、誰を攻めるかじゃ」

提督「そんな……僕は提督で彼女たちは艦むす、た、単なる、仲間であって確かに異性として多少は意識することもありますが……そんな好みなんて物は……////」(カキカキカキカキカキカキカキカキカキカキカキカキッ

ガン爺「まった〜、そうやって逃げおって……いいじゃないか好きな娘の一人や二人、教えろよい」

提督「本当に、い、いませんから好きな娘なんて」

ガン爺「嘘をつけ、いるんじゃろぉ〜〜教えろ教えろ」(グイグイ

提督「だからさっきからいないって言って――」(ググぅ

青葉(ガチャ「司令か〜ん、身体測定終わりましたので、もう戻ってきてくれてオッケーですよ」(扉から顔ヒョイっ

提督(グォ……「あ、あぁ青葉か、良いところに来てくれた、すぐに行く」(ガタッ

青葉「…………?」

ガン爺「(むっ……なんだ結局、決着はつかずじまいか……青葉ちゃんの前では下手な動きはできんの)」(戦術的敗北Cガタッ

<あっ、ガン爺先生はまだその場で待機しててくださいね

<………えっ

569 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/07(火) 16:00:32.52 ID:ki2PHmNq0
【体力測定編】
《鎮守府グラウンド》

提督(@上下ジャージ)「あぁー、身体測定に引き続き今から体力測定を行いたいと思う」(朝礼台な場所から

青葉「引き続き、司令官の補佐を担当します青葉です」(ピシッ

艦むす<パチパチっ……パチッ

提督「うむ、まぁ前説はこのくらいにして早速競技の方に移りたいと……思うのだが…」



提督「(な、なぁ青葉、み、皆のやる気が目に見えてないのはなぜだ……)」(ボソッ

艦むす<ガヤガヤ……ボソッ…ガヤッ

青葉「(えっ……そ、そりゃあ体力測定なんて面倒なだけじゃないですか、やる気なんて起きませんよ普通は)」(ボソソッ

提督「(むっ…むぅ………た、確かにそうだが………出来るだけちゃんとした記録が欲しいんだ……なんとかやる気を出させられないか青葉?)」

青葉「(えぇ〜〜、私がですか?…あぁー……司令官が何か適当に元気が出る歌とか歌えばいいんじゃないですか)」

提督「(そ、それは二次災害が広がるだけだ……)」

青葉「(ふぇえ?無理ですか?うーん……でも、もともとそんな簡単な問題じゃないですけどね……)」



青葉「(――――……あっ、いいこと思い付きましたよ司令官!マイク貸してください)」(パッ

提督「(むっ?)」

青葉「あーあー、競技に移る前に皆さんにここで一つ連絡がございます」

艦むす<?

青葉「実はさきほど司令官と話し合ったのですが………」

青葉「――今回の体力測定で全種目合計で一番良い成績を残した方には、司令官から特別なプレゼントが渡されることが決定しました!」(ババンッ


艦むす<【特別な】(ザワッ)……………プレゼント……


提督「んな、プ、プレゼント?お、おい青葉、そんなもの俺は用意はして――」

翔鶴「…………ふぅぅ……本気でいきましょうか」(手プラプラ足ぐりぐり首くるくる

提督「」

ビスマルク「っ……くっ……」(屈伸

加賀「やりましょう」(軽くその場でジャンプ

球磨「………絶対負けないクマ…」(狼牙風風拳のポーズ

赤城「ここで一位になればボーキサイト一年分なのね……」(食のポーズ


艦むす<ドドドドドドドドドドドド


青葉「やはり皆さん乗ってきましたか………さぁ、これは盛り上がって来ましたね司令官(私も全力でやらせていただきますけど)」(グッグッ

提督「」
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/07(火) 16:10:09.90 ID:FAf43hs00
球磨
それ負けフラグ…
571 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/07(火) 16:17:34.45 ID:ki2PHmNq0
昨晩は投下用のネタを考えながらベッドに横になっていると、知らない間に寝てました……………あるよねそういう事って



>>566
>>567
ありがとうございます
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/07(火) 20:14:24.90 ID:YFzEyYBTo
乙です
573 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/08(水) 23:17:18.01 ID:AsHz46O70
『成績の審査の基準は同年代の平均記録と比較して、どれだけ自分が上回っているか、で行うので年齢による有利不利はございませんので、駆逐艦の子たちにも充分優勝のチャンスはありますよ』(解説青葉

第一種目――百メートル走――


文月「よぉし、負けないぞぉ〜」(はい天使、天使

島風「ふっふーん、かけっこなら負けないもんねぇ」(あっかんべー

長月「……負けないよ」(ポニーテールキュッ

雷「さぁ電、本気でかかってきなさい」

電「か、かけっこは苦手なのです」(はわわわ

舞風「ダンスで鍛えた体力、侮らないでよね」

野分「…………………運動はあんまり得意じゃない…」(ボソッ…

青葉「はーい、準備はいいですか〜行きますよぉ…………」

青葉「――位置について………よーい……()……ドンッ!」(ピストルパンッ

――――――――――――――

提督(記録係)「(――なんだか悪いことをしているような気がして胸が…胸が凄く痛い)」(ズキズキ

翔鶴「提督♪私、一生懸命頑張って一番になりますから、特別なプレゼント……お願いしますね」(腕スリスリ

提督「……う……うむ……」

<提督ぅぅーーー!一等だったよ一等!(ダダダァ

(catch)<み、見てたから知ってるよ………よく頑張ったな(頭ワシャワシャ

<えへへぇ〜〜、提督からのプレゼント私がゲットするんだぁ(ニパァ

<(……………………………………………………………うっ……うぐぅ)


第二種目――走り幅跳び――

川内「(タッタッタッ)……(グッ)ほっ!」(……ズザッ

提督「(記録確認)……五メートル三十」(カキカキ

那珂「すっご〜〜い!やっぱり川内は運動神経良いねぇ」

川内「まぁいつ夜戦が来てもいいように、体力は日頃からつけているからね……個人記録一番は私の物かな(キラッ)」(砂パッパッ

神通「…………………川内姉さんも、提督からのプレゼント欲しいんですか?」

提督「!」

川内「えっ、いや私は別にそこまで欲しい訳じゃないけど……まっ貰えたらいいなぁって感じ?」

那珂「那珂ちゃんもぉーーー!」

神通「………そうですか」(おしとやか


提督(ほっ


川内「でっ、神通はなんでそんなこと聞くの?なにかあるわけ?」

神通「んっ………い、いえ……」

神通「……す…少し…気になっただけです///」(ポッ


提督「」

574 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/08(水) 23:20:33.65 ID:AsHz46O70
ポニーテール長月……凄い…凄くかわいいに決まってる

今日はここまで続きはまた明日
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/08(水) 23:31:08.20 ID:V3vpKVCuo
乙です
576 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/09(木) 23:06:05.73 ID:CWHSxs+k0
第三種目――ソフトボール投げ――

霧島(@ブルマ)「ふんっ!」(綺麗な放物線

<ヒューーーンーー、ポトッポトポト


青葉「んっと………三十五メートルですっ!司令官」

<おお…ザワッ……さすが戦艦だね……さすが組長…ザワザワ。霧島組


提督「はい、三十五メートル…」(カリカリ

霧島「ふぅ………まっ、私の計算では、メガネを外せばあと三メートルほど伸ばせましたが、今日のコンディションでは外すのは厳しかったですから温存させていただきました」(メガネクイッ


比叡「(コンディションとかあるんだ…)」


第四種目――反復横飛び――

天龍「うおっしゃぁ!天龍様の瞬発能力、なめんなy」(グキ

「……つぅ…………くっ…」(プルップル


第五種目――握力――

ビスマルク「ふんっ……ふぅぅえいっこのっ!」(ギュウウウ!

握力計<おうっ、おぉぅ…うっ!……………ふぅ…

青葉「も、もういいですかビスマルクさん?」

ビスマルク「!……え、えぇ」(パッ

提督「青葉、記録読んでくれ」(紙ピラっ

青葉「はい……えっと、『じゅう』………『いち』?」

提督「……………十一?」

ビスマルク「わっ、悪かったわね………握力はそこまでないのよ……バーカ」(拳ぽすっ…

提督「…………………」

ビスマルク「////////」(ふんっ

<――――モシカシテ、ニンゲンヤメテマスカ?

<んなっ………な、何もそこまで言わないでもいいじゃないの!


第六種目――長座体前屈――

加賀(ポヨン……「んっ……くっ…」(ポヨンっ

鈴谷「あれっ……………」(ポヨン

青葉「あららっ、えぇーとっ…これはどうしたらいいですかね司令官――」


瑞鶴「」(すいぃー…

球磨「」(すいぃー…

提督「……………六四と…六三…」(カリカリ

瑞鶴「もういっそ、艦載機に生まれ変わって新しい人生を始めたい…私、烈風がいいな……」

球磨「………球磨は普通の女の子になりたいクマ………」(艦むす止めます

提督「(何も声をかけてやれないコッチが辛いよ…)」


<アハハハッ!やっべぇ胸がつっかかって進まねぇや!アッヒャッヒャッヒャッ(ヒャッハー
577 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/09(木) 23:10:10.12 ID:CWHSxs+k0
今日はここまで。
明日の叢雲改二、ちっぱいがちっぱいのままであることを願いながら寝ます

そろそろネタ募集も始めます
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/09(木) 23:11:35.97 ID:3j6Oh3Tyo
乙です
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/11(土) 00:54:23.80 ID:Md/FTdqPo
主の希望どうりなのかは微妙なサイズだったね。
秋月とかと同じくらい? Cぐらい有るんじゃね?
580 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/11(土) 09:17:26.09 ID:vc8zy5RT0
そして、血と汗と涙がこぼれ落ちた体力測定はついに終わりを迎えた……


提督「――――えぇー、これで今日の体力測定は終了だ、皆よくここまで頑張ってくれたな」(マイクon

<ザワザワザワザワザワザワ

提督「…………えぇー…あ、青葉もよく手伝ってくれ――」

青葉「はいっ!それでは司令官が今必死で逃れようとしていますが、運命の結果発表に移りたいと思いまーーす!」

<イェェェエエエェ!!


提督「」

青葉「もう司令官っ、そんなに落ち込まないで下さいよ」

翔鶴「一位一位一位一位一位一位一位………」

ビスマルク(ソワソワソワソワ

加賀「……赤城さん、手が震えてきました止めてください」(ブブブブブ


<誰だろ誰だろ…ワクワクワク……プレゼントは特別だもんねぇ…何だろ何だろ


青葉「――まっ、ドラムロームも何も用意していませんが勿体ぶる必要もないので早速発表させていただきましょうかねぇ」(紙ぺりぺり

提督「…………」

<(…ススッ)
青葉(ガシッ

提督「(´・ω・`)」


青葉「えっと……」(ピラッ


青葉「――………(コホッ)それでは、第一回鎮守府体力測定…………最優秀者は!――」



<ザンッ、ザンッ、ザンッ、ザンッ、ザンッ(アニメでよくある、人の顔が画面に分割してカットインっぽく出てくるヤツ


青葉「――――――――――――」




581 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/11(土) 09:20:03.65 ID:vc8zy5RT0
青葉「隼鷹さんです!!!おめでとうございまーーす」(フゥゥィ↑

<……………じゅ、隼鷹?


隼鷹「んっ、あたし?」(キョロキョロッ

青葉「いやぁ、私も頑張ったのですが、隼鷹さんの記録には程遠かったですはい」

<隼鷹さんが……戦艦も正規空母も押さえて一番なの

<ドイツで鍛えたこの体が通用しなかったってわけ…

<おうっ!

青葉「そんなことはありません、さすがは艦むす、隼鷹さん以外の方も素晴らしい記録でしたよ、えぇ」

隼鷹「(……久しぶりにシラフでやったからか?)」



以下、外野が騒がしいので静まらせます


外野<なんで隼鷹なんだよぉぉぉお!!


582 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/11(土) 09:21:57.50 ID:vc8zy5RT0
――十分後――

青葉「まっ、時間も押してきていますのでプレゼント渡しに移りますか」(ガサゴソ

提督「……はぁ…………これが残ってるからな」

隼鷹「アッハッハッ、プレゼントだって、どうせ青葉の無茶ぶりだったんだろ提督」

提督「当たりだ、すまんな特別なものは何も――」

青葉「いえっ、私が用意しましたからご安心を……司令官、この箱の中の紙を一枚引いてください」(BOXジャン

隼鷹「……あるじゃん、プレゼント」

提督「……あぁ、その準備が逆にこわい……」(ガサゴソ

隼鷹「まっ、あたしはお酒が貰えればそれでいいから、あんまし気にしなくていいよ」

青葉「いえいえそんな、もっと特別なものです……ささっ開いて」

提督「………………」(ぴら

青葉「どれどれ…」

提督「………………………」

青葉「あっ、こちらですか」

提督「………………」

提督「これ本気でするんだよな」

青葉「もちろんです、手抜きは駄目ですよ」(ニコニコ

隼鷹「おっ、おっ、なんだなんだ」

提督「………わかった、ここまで来たら俺も男だやるよ……」

隼鷹「なんだ?特別なお酒でもくれるのか?気がきくねぇていと――」(ギュゥッ

提督「…………」(強く抱きしめ

青葉「Oh………////」

隼鷹「へっ//…………」(ギュウウゥ

提督「………………あと少しだけ」(ギュウウウウ

隼鷹「ひゃいっ………ひゃっ……くすぐった………」(//////

提督「………………」

隼鷹「………待って……あのっ提督……」


青葉「――……はいっ、オッケー!特別なプレゼント終了ぉー」(カンカンカン

提督「うはっ……はぁはぁ……」

隼鷹(ヘナヘナ

隼鷹「――こ、これは……?」

青葉「司令官が引いたものが十秒間艦むすを抱きしめるカードでしたから……」

提督「これで勘弁してくれ隼鷹……いやむしろすまなかった」

隼鷹「」

隼鷹「……び、びっくりさせんなよったくよぉ………気持ち悪いことするなよ……ハハハ」

提督「お酒はまた今度、買ってやるからそっちが本当のプレゼントな」(HAHAHA

<何ですか司令官、結局お金使うんじゃないですか

<ハグだけは酷いだろ、隼鷹も嬉しくないだろ!

<…ま、まぁ…………司令官LOVE勢じゃありませんからね……私からも謝っておきますから


隼鷹「――あ、あれ……お酒も飲んでないのに、け、けっこう酔い回ってきちゃったかな」(真っ赤



提督「………………んっ?」
青葉「………………んっ?」
583 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/11(土) 10:04:14.66 ID:vc8zy5RT0
春はあけぼの、ぼーのぼの


ネタ募集させていただきます



登場キャラ
空母――加賀、赤城、翔鶴、瑞鶴、雲龍、隼鷹、飛鷹、鳳翔、瑞鳳

戦艦――金剛、比叡、霧島、ビスマルク、扶桑

重巡――鈴谷、青葉、羽黒、足柄

軽巡――那珂、川内、神通、北上、天龍、球磨

駆逐――暁、響、雷、電、マース、文月、長月、島風、初雪、舞風、野分

潜水――伊168

工作――明石

ちょっと追加――漣、潮、曙、朧

その他――間宮、他提督、ガン爺、マシュマロ

書き忘れあるかもしれません
時期ネタ、マニアックネタ、日常ネタ、何でも大丈夫です

あまりにもマニアックなのは考えさせてもらいます

《新キャラの追加は無し》の方でなにとぞ
>>584
>>585
>>586



>>579
んまぅ、元祖、叢雲の体を反らし、からのぴっちりシャツがちっぱいをクローズアップして、あばらがちょっと見えてる感じ。


――むらむらの改二はもうむらむらですね。胸もむらむらで私は良かったです。腰つきもむらむら。ふっさふさの髪の毛はあれを体に巻き付けて寝たいし、小柄な体にむっちりした肉付き、特に太もものあたりは黒スパッツがぴっちりしてて凄くむっちり

これは、むらむらでむらむらして酸素魚雷むらむらしたくなる日は近いですね。
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/04/11(土) 10:07:32.07 ID:dKFGMR/jo
乙です
せっかくなので赤い隼鷹を選びます
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/11(土) 11:21:48.21 ID:J+PuSyKzo
飛鷹とデパートの駅弁展へ
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/11(土) 11:23:32.58 ID:LsSTHsUtO
瑞鳳とお料理
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/11(土) 12:01:31.58 ID:+wdwZZb7o
赤い…
各種文字の書かれたヘルメットにタオルで顔を隠して、
棒っきれを担いだ隼鷹。
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/11(土) 12:34:09.68 ID:dKFGMR/jo
あ、下げ忘れすみません&ネタはお任せします
589 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/11(土) 21:57:11.11 ID:vc8zy5RT0
>>584
>>588

オーケー、なら一つ私の方からお話を



《食事処鳳翔》

提督「………………」

鳳翔「じゃんけんぽんっ……あいこでしょっ、あいこでしょっ、あいこで」

提督「ほ、鳳翔さん?さっきから何してるんですか?」

鳳翔「一人ジャンケンですっ(あいこでしょ)……提督さん、忙しそうですから一人で大人しく遊んでたんですよ………邪魔しないように…(むすぅ)」(あいこでしょ

提督「そ、そんな気を使わなくていいですよ」

鳳翔「だって……いっつも書類整理ばっかりで全然構ってくれないんだもん」(イジイジ

提督「うっ………す、すみません……」(書類片付け


鳳翔「うふふっ、まぁ、実際に私、一人ジャンケンはよく暇な時にしてるんですよねぇ〜」(お皿フキフキ

提督(書類トンットンッ「……えっあっ、今回だけじゃないんですね」

鳳翔「えぇ、仕事中もよく」

提督「…………なるほどだから手慣れた手つきで」


鳳翔「――せっかくですから提督さんも今から一緒にします?一人ジャンケン」

提督「えっ、僕もですか?」

鳳翔「はい、けっこう楽しいんですよ」(ニコニコ

提督「」

<基本的にはずっとあいこを続けて楽しむんです♪すぐ終わると味気ないですから(お皿カチャッ


提督「(ふ、二人いるのに一人ジャンケンを二人でするのか?)」(ワケガワカラナイヨ

鳳翔「いきますよ、最初はグー、っはい提督さんも」

提督「さ、最初はグー」

鳳翔「じゃんけん、ぽいっ♪」

提督「じゃんけん、ぽい……」

――――――――――――


――――――

<あいこでしょっ♪

<あいこでしょ…

<――……………暇なときに一人ジャンケンをするのって、ボケ防止ですか?

<『頭の体操』と言ってくださいな(ニコッ





けっこう自由に書かせてもらいました、たまには鳳翔さんも登場させないと、鳳翔成分が足りなくなってきますからねぇ…………
590 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/12(日) 21:40:42.55 ID:ywrptPaM0
>>585

《駅ビル》

提督「うーむ…」

飛鷹「――久しぶり、また会ったわね」(テコテコ

提督「むっ、飛鷹か、久しぶりだな」(旧友感

飛鷹「なんだか出歩くたびに会うから、緊張感の欠片もなくなったわ、今もたまたまよ」

提督「そ、そうか…………ところで、飛鷹も駅弁を買いに?」

飛鷹「ううん、他提督とちょっと仕事で今から遠方に行くの、それまでの暇潰しでうろちょろしてるだけよ」

提督「…………………なるほど」

飛鷹「な、何よ、私に何か用事?」

提督「うむ、どの駅弁にするか悩んでてな、君の意見も取り入れようかと」


右手<海苔だろ海苔、提督さんはのり弁だからなぁ、お前の提督人生はのり弁だもんなぁ(のり弁当)


左手<やめて、その手を離してっ!どうせ私のお肉に乱暴する気でしょ、エロ同人みたいにっエロ同人みたいにっ!!(肉弁当


飛鷹「え、駅弁?それくらい一人で選びなさいよ」

提督「むっむぅ…実は駅弁を買うのは初めてでな、何がいいのか……」

飛鷹「えっ、初めてって、じゃあ今まで電車で遠出するときはどうしてたのよ」

提督「普段は艦むすに作ってもらってたのだが、今日はその娘が遠征に出掛けていてだな…」


飛鷹「………………あ、あっそう……まぁいいわ、暇だし一緒に選んであげる」


<で、その両手にお弁当持ってるのは

<第一候補ののり弁君と第二候補のお肉弁当ちゃんだ

<………君とちゃんはいらないけど

――――――――――――――
――――――


他提督(トタトタ「いや〜、飛鷹ごめんねぇ待ったでしょ、ちょっと色々と買いすぎ……ちゃっ……た」(ピタリ

他提督「」


<……う、うむ、やはりここはヘルシーを追及した野菜だけ弁当という線も…(パッ

<ねぇ提督、こっちにお肉と海苔と野菜をミックスしたミックス弁当があるわよ(ピッ

<なにっミックスだと、し、しかし一つの具の量が少ないな、これだと一つの味に集中できない(ブツブツ

<優柔不断ねぇ、さっさと決めたら?

<う、だがこういうのはじっくりとだな


他提督「……そっとしよう」
591 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/12(日) 21:45:13.57 ID:ywrptPaM0
一つの投稿に一つ物語を詰め込むのって難しいですね、これからは分割して長いのも書こうかな

ちなみに私は駅弁を電車が発車する前に食べ終わる派です、そして発車してからはからっぽの箱を眺めて毎回後悔します、必ず毎回後悔するのに発車する前に食べきります
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/12(日) 21:56:46.30 ID:C1PM+g8So
乙です
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/13(月) 00:58:09.98 ID:2ljf+Cu3o


新神戸駅に売ってるワイン弁当ならザルでもない限り完食することはないだろうからチャレンジしてみたら?(無茶振り)
594 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/13(月) 23:33:03.92 ID:iCSuvVgx0
《鎮守府・空母寮》

翔鶴「瑞鶴っ、休日だからってぐーたらしてないの」(ジュージュー

【タコさんウインナー】詰め詰め

瑞鶴「いいじゃん別に、私の勝手だしぃー」(ぐーたら

翔鶴「またそんな事言って……そんなに暇なら弓でも射ってきたら?」(よっ

【卵焼き】箱詰めギュッギュッ

瑞鶴「ゆぅーみぃー?そんな、わざわざ休日まで特訓なんてバッカみたい」(ゴロンゴロン

翔鶴「あらっ、加賀さんはしてるけど?」

瑞鶴「そ、それは…」

翔鶴「ほらぁ、暇なら行きなさ〜〜い」(ニヤニヤ

瑞鶴「じゃ、じゃあ逆に聞くけど翔鶴姉は今日何するのよ」

翔鶴「私?わたしはー……そうね」

翔鶴「今から提督のお昼のお弁当作って、ちょっと外出して、提督と晩ご飯食べてぇ、提督とおしゃべりして、提督のお仕事のお手伝いをして、可能ならば一緒に寝る、そんな感じかしら」

瑞鶴「あっうん、知ってた」

翔鶴「とにかくっ、ぐーたらは良くないから何か仕事なり、遊びなり、何でも見つけて打ち込んでみなさい」

瑞鶴「…ふぅ、はいはい」

翔鶴「もうっ……まったく、またいつもと同じこと言って――」(……?


翔鶴「――ねぇ、瑞鶴、あなた料理は作れたっけ」

瑞鶴「えっ、ぜ、全然だけど」


翔鶴「そうっ……なら私、このあと鳳翔さんのところに行くのだけど一緒に来ない?」

瑞鶴「えっ、行く行くっ!連れてってよ暇だし、パフェパフェ食べたい!」

翔鶴(トントントントントントン…

翔鶴「うん…じゃあこのあと行こうね…」



《食事処鳳翔》

瑞鳳「っというわけで、今日は瑞鳳ちゃんがお料理を教えたいと思いまぁーす」(ぱちぱちぃ

翔鶴「イェエーーイっ」(ぱちぱちぃ

瑞鶴「」(恐ろしい温度差

翔鶴「ほらっ瑞鶴も女の子でしょ、なら料理の一つや二つ、出来ないとねぇ」

瑞鶴「騙したわね翔鶴姉」

翔鶴「騙してなんかないわよ、私は一緒に来ないか聴いただけ、ご飯なんて言ってないわ」

瑞鶴「うっ…」

瑞鳳「いいじゃんっ、この三人ですればすぐに瑞鶴ちゃんも上手になるって」

翔鶴「そうよ、部屋でダラダラするよりも楽しいわよ」

瑞鶴「……まぁ……たしかにそうかもしれないけどさ…」(エプロン着け着け

翔鶴「うんっ、それじゃあ瑞鳳ちゃんさっそく始めよっか」(まな板ドーン

瑞鳳「そうだね始めよっか♪……よしっ、頑張って瑞鶴ちゃんの料理を上達されるぞぉー」

三人<オォーーー!(オォー……





今日はここまで、前半後半の二部構成なので後半は明日に。更新が異常に遅いのはいつものことです本当に申し訳ございません……
595 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/14(火) 23:58:14.05 ID:qylB2eCA0
瑞鳳――「はい、それじゃあ卵割ってぇ」(パキッ

瑞鳳――「卵を軽ーく、といてぇ」(カッカッカッカッ

瑞鳳――「砂糖ぅー、みりんー、あとはネギもいれてぇー」

瑞鶴「ってやっぱりまた卵焼きかよっ!!」


瑞鳳「えっ…………だめっ?」(キョトン

瑞鶴「だ、駄目というか、さっきから卵焼きしか作ってないじゃん、そこが気になるのよ私は」(ドォォォー

瑞鳳「だって今日は卵焼きだけだよ?」

翔鶴「瑞鶴、最初からオムライスだとか肉じゃがだとか作れると思ってるんじゃないでしょうね、そんなに甘くないわよ」

瑞鶴「うぐっ…そっ……それは…」

瑞鳳「千里の彗星一二型甲も九九艦爆からって、言うでしょ瑞鶴ちゃん、何事も最初が肝心なのよ」(ジュゥゥ

翔鶴「そう、そういうことよ瑞鶴、そういうことなの、いいわね」

瑞鶴「……………」

瑞鶴「あぁーうん、分かったような分からないような気もするけど、と、とりあえず最初が肝心なのは分かったから今は従うわ」(卵パカッ

――十分後――

<――ねぇ、一つ聞くけどなんで最初が卵焼きなの?

<それしか私の得意料理ないから♪「おい」

――――――――――――――――――――――
《執務室》○六○○

卵焼き<どっさり

提督「……………」

翔鶴「提督、これ私と瑞鶴と瑞鳳ちゃんで今日のお昼作ったんです」

北上「って、この量を三人だけで作ったんですか?」(秘書艦

瑞鶴「そうなのよっ、せっかくの休みだったのにちっともぐーたらできやしない」

翔鶴「瑞鶴ったら、そんなこと言って、後半は楽しそうに作ってたじゃない」(くすくす

提督「…………」


翔鶴「――それじゃあ提督、沢山作りましたから遠慮なく食べてくださいね、あと後で感想も聞かせてね」(メロンちゃん

瑞鶴「まっ、一応私も頑張ったんだから、味わって食べてよね」

<スタスタっ…パタン

提督「………………………」

提督「ふぅ……」

北上(チラッ

北上「いやぁー……ご苦労様だねぇ提督も、このあとビスマルクさんにご飯誘われてるんじゃなかったっけ?」

提督「あぁ…いつものことだがな…」

提督「まっ、せっかく今日作ってくれたんだ、できる限りの分は今日で食べるよ」(箸掴み

北上「…………ふぅ〜ん」

北上「んぅっ、わかった私も手伝うよ、ここで止めても提督はどうせ食べるんでしょ」(箸ヒョイッ

提督「むっ………むぅ…す、すまないな」(ヒョイパクっ、ヒョイパクっ

北上「いいっていいって、気にしないでよぉ」(パクっ


<――ねぇ、どれが翔鶴さんの作った卵焼きか分かるの?(提督に肩ヨセヨセ

<(モグモグ)――たぶん今俺が食べてるやつだな(モグモグ)『俺の健康を考えて』だとかなんとかで砂糖少なめでしょっぱいんだ……(モヌモヌ)

<愛だねぇ〜、詰まってるねぇ〜(モコュモコュ)(ニタァ)


【頑張って食べきりました】
596 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/15(水) 00:04:07.88 ID:eXxbij1l0
瑞鳳ちゃんのお料理教室は当然卵焼きです。食べりゅう教の皆さんにつきましてはご自身の瑞鳳ちゃんをつついて、体に悪影響が及ぼされない程度にたべりゅうして下さい。

ちなみにちょっとネタ募集もしてます。
あと僕は関西なのでしょっぱい卵焼きを食べて育ってきました


>>593
あっ、これなら食べ終わらなそう、ワインをゆっくり楽しみながら電車に揺られる…いいねぇ痺れるねぇ(北上感)
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/15(水) 00:09:51.40 ID:aLq8OIzso
乙、乙なんだが
隼鷹を頼んだら鳳翔さんが出たでござる
すまんね、キャラは隼鷹、ネタはお任せって意味で書いたんだ
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/15(水) 01:01:36.31 ID:/C4dLOZgo
乙です
599 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/16(木) 00:22:35.52 ID:iX2RAX+i0
>>597失礼しました。では体力測定のその後を

《鎮守府・軽空母寮》

隼鷹(@私服)「……………」(お酒チビチビ

『 ま、まぁ、司令官LOVE勢じゃありませんからね(隼鷹)……私からも謝っておきますよ』

隼鷹「はぁぁぁぁぁぁ」(深いため息

隼鷹「酔えないなぁー、ちっとも酔えないじゃん……提督のせいだよぉ」(机バンバン

<(コンコンコン)おーい隼鷹〜、俺だ、入ってもいいか?

隼鷹(ドキッ!「ん、あ、あぁーー、ご、ご自由にぃどうぞぉ」(声裏返り

提督(ガチャっ)「突然悪いな隼鷹、そして、随分とお酒が進んでるみたいだが」(テコテコ

隼鷹「えっ、ま、まあ呑まないとやってられないからねっ(ワチャ)」

隼鷹「(な、なんちゅータイミングだよ)」

隼鷹「それで何の用だい」(お酒、机の端にカチャカチャ

提督「ああ、机の上は片付けなくてもいい、すぐ出ていく」

隼鷹「…………あっ……そ、そっか」(ススッ

提督「うむっ、まぁ用と言うのはそのさっきも言ったのだがな」

隼鷹「お酒のこと?」(チラリ

提督「そうそれだ。俺はお酒は全く呑まないからお酒に関しては詳しいことは知らないんだ」

隼鷹「………あっ、うんそうだね…」(目線落とし

提督「だから、どんなお酒が欲しいのか聞きたくてな。教えてくれないか」

隼鷹「――ねぇ、提督は本当にお酒買うつもりなの?」

提督「えっ、いや、一位の人にはには特別なプレゼントと言ったじゃないか、まだ隼鷹に何も渡してないぞ俺は」

隼鷹「……まだまだその程度の仲か………こっからだな…」(小声

提督「隼鷹?」

隼鷹「わりぃ勘違いしてたわ、それじゃあ一つお酒頼んでもいいかな」

提督「……お、おう、買える範囲で頼むぞ」

隼鷹「――――めちゃくちゃ水で薄めた、アルコール度数の低いお酒、作ってよ明日」

提督「は、はい?」

隼鷹「いいから明日の夜。ここに来て作ってくれよ、それで提督も一緒に呑みながらオールナイトしようぜっ」(ニタニタァ

提督「お、オールナイト!?なに無茶なことを」(目っ見開きっ

隼鷹「あぁ"ん?断るのは男がすたるよ提督、本来は十万くらいの銘柄買わせようと思ってたんだから安上がりでいいじゃんよ」(アヒャヒャ

提督「んっ……んぐぁ、そんな卑怯な…」

隼鷹「卑怯でも何でもないって、提督はその超薄い酒を呑めばいいんだから、十万とオールなら必然でしょ」

提督「……それは………お金は」

隼鷹「いいなっ、絶対だよ、なにせ特別なプレゼントだからこれくらいはしてもらわないと」(アヒャヒャヒャ

提督「……ったく、相変わらず調子のいいやつだよ、分かった、鍵は開けといてくれよな」(スクッ

隼鷹「おっ、話がわかるね提督、それじゃあ執務頑張れよ、明日は残業不可能だからな」(アヒャヒャヒャ

<誰のせいだか知ってるくせに、明日の夜に向けて頑張って終わらせてくるよ(スタスタ

<――パタン



隼鷹「……………………………………………………」

隼鷹「……これは私をその気にさせた青葉が悪いんだぞ」
600 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/16(木) 00:25:36.34 ID:iX2RAX+i0
ツンデレ隼鷹さんの完成。オラオラ、だらだらの隼鷹さんもちょっとはやる気を出しますよ
601 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/17(金) 00:03:48.98 ID:rj0tNoe50
ローーリロリ。最近駆逐艦のレベリングしかしていないロリローーリ提督が通りますよっと


ネタ募集させていただきます



登場キャラ
空母――加賀、赤城、翔鶴、瑞鶴、雲龍、隼鷹、飛鷹、鳳翔、瑞鳳

戦艦――金剛、比叡、霧島、ビスマルク、扶桑

重巡――鈴谷、青葉、羽黒、足柄

軽巡――那珂、川内、神通、北上、天龍、球磨、多摩、木曾

駆逐――暁、響、雷、電、マース、文月、長月、島風、初雪、舞風、野分

潜水――伊168

工作――明石

ちょっと追加――漣、潮、曙、朧

その他――間宮、他提督、ガン爺、マシュマロ

複数人の艦むすを登場させてもらっても大丈夫です。

あまりにもマニアックで書けそうもないものや、今までと凄く似たようなネタはちょっと考えさせてもらいます

《新キャラの追加はなし》
>>602
>>603
>>604


日付をまたいだ夜分遅くの募集。お休みなさい
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/17(金) 00:09:47.23 ID:aeYwHrA00
かくれんぼ大会
提督が鬼役、参加者は駆逐艦+α
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/17(金) 00:15:53.26 ID:1M2RBhsjo
ビスマルクと暁でデパートへ遊びに行く
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/17(金) 02:48:21.09 ID:MRc9epOAo
漣さん
605 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/18(土) 15:33:54.76 ID:ZcVmLoUT0
>>602
《鎮守府・廊下》

提督「むぅ……やはりここは副砲の数を両舷に増やし航空機に対抗……しかしこれだけの兵装を積むと速度の面が心配だな、これで二十五ノット以上を出すのは厳しいか…むぅ……むぅ……むぅ〜?」(テコテコ

<ごじゅぅーさん、ごじゅうーにー、ごじゅうーいち、ごじゅうー

<うわぁー隠れろーーっ、見つかるぞーー(蜘蛛の子


提督「(――――あ、あの動きは……カクレンボォ?)」

<ま…まるで静水のように(トキダァー


提督「(ふむ、これは誰かに捕まる前に明石の所に行かなければならんな、この仕事だけは早く終わらせないとマズイマズイ…)」(スタスタスタ

雷「あっ、司令官じゃない」(背後から

電「あっ、司令官さんなのです」(ピョコン

提督(ピクッ「…………」

雷「いやぁ、こんな所で会うなんて奇遇ね。ホントたまたまよね電」

電「はいっ、二十分くらい司令官さんのことを探してもたまたまはたまたまなのです」

提督「」

<たまたまダヨネェー(チラ

<偶然って怖いのです(チラチラ


雷・電(ダイヤモンドの輝きをみせる瞳キラキラキラ

<うおっまぶしっ

提督「(うっ……眩しい)」(しゃがみしゃがみ

電「えへへぇ、ありがとうなのです」

提督「う、うむ…………と、とりあえず話だけ聞こう」

雷「えっとね、今、皆でかくれんぼしてるんだけどそれに司令官も参加して欲しいの」

提督「……ほう…」

雷「ほ、ほらっ、大人の人がいたほうがちゃんとしたゲームになるでしょ。だから、ねっ?」

提督「ふーむ、ほうほう」


提督「(――――…むぅ…いつもなら駆逐れるのだが、かくれんぼとなると時間もかかってしまう、『もう一度もう一度』とせがまれるとなおさら遅延が……)」

〜〜駆逐る(動詞)【駆逐艦の子たちと一緒に遊ぶこと・たわむれること】
用例『今日僕は駆逐る、だからケンペイ=サンには秘密にしておいてくれ』


提督「(しかたない、今回に限っては断る以外に道はないか)」

提督「(まっ、また今度と言えばすむ話だきっと彼女たちも分かってくれる)」


提督「悪いな雷、電。今日は忙しくてなお前たちと遊んでいる暇h」

電「雷お姉ちゃん、ルールはどうするのです?」

雷「そうね、司令官が鬼で制限時間内に全員を見つけられるかどうかって言うのはどうかしら」

提督「」(半分諦めた

<で、でもそれだと司令官さんが一人で可哀想なのです

<えっ……うーん、それもそうね

<あっ、『鬼は皆の心の中に住んでいる、自首性のかくれんぼ』はどうなのですっ、それなら皆平等で本当の自分と向き合いながら遊べるのです

<電、それ何てゲーム



ひょんなことから始まった司令官VS駆逐艦のかくれんぼ大会。果たして栄えある栄光を獲得するのはどちらなのかっ、次回『えっ、艤装の装着は禁止!?』お楽しみに(突然の次回予告)

続きは今日の夜か明日に
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/18(土) 18:35:56.72 ID:vCMHtrSlo
乙です
607 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/19(日) 15:53:49.27 ID:+/izy1k80
【ルール説明】
一、鬼は司令官一人

二、隠れられる範囲は鎮守府の中だけ、外に出ることは不可能

三、制限時間は三十分。その間に鬼が私たちを全員捕まえられたら鬼の勝ち、私たちが隠れきれば私たちの勝ち

四、ルールを守って楽しむこと


提督「あっ、す、すまない。どこかで駆逐艦の子たちを見なかったか」(はぁはぁ

青葉「駆逐ぅ?いえ見てないですね」

提督「そ、そうかありがとう」(ダッダッ


青葉「――これでいいですか、長月さん」(チラッ

長月(@青葉の影)「すまない。恩にきる」

文月(@長月の影)「長月頭いい〜」

<これくらい全力でしないとな

<何だかんだ言いながら、いつも一番楽しんでるのは長月だもんねぇ〜〜(ぷっぷくぅー

青葉「(司令官……この子たち想像以上に手強いですから頑張ってくださいね)」



――開始から三分――

提督(in執務室「ここは隠れられる場所が少ないだろうから、いないと思うのだが…」(テクテク

提督「――それにしても、かくれんぼなんていつぶりだろうか…」(クローゼットガチャッ

提督「――小さい頃は母さんと遊んでいたから……こうやって大人数でのかくれんぼは初めてかもしれないな」(もう一つガチャッ

提督「――はぁ……最近は昔のことばかり思い出してしまう」(お茶ポットパカッ

提督「――いい加減、嫌な過去は忘れないといけないのに」(書類机の下チラ

赤城「…………………」(モグッぴたり

提督「………………………………」

赤城「………おじゃましてまふ」(モグモグ


――開始から八分――

提督(in廊下「むっ、あれは」

廊下の曲がり角<黒ウサミミリボンチラリ

提督「(……し、島風のスカーフじゃないのか)」(ジトーー

提督「(――くくっ島風のやつ、随分と間抜けな見つかりかただな)」(スタスタ

提督(ソローリソローリ

提督「――――島風みつけたっ!」(曲がり角チラッ

黒スカーフ(@ピンで止められた)<騙されたな私だけだ

<おっそーーーいぃーー!(どこか遠くから

提督「」
608 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/19(日) 15:54:40.55 ID:+/izy1k80
――開始から十二分――

提督(in資材置き場「こ、ここなら誰か一人は隠れているだろ…」(ぜぇはぁ

提督「う、うおっ!」(足ビヨーーン

提督(@逆さま)「な、なんだこれはっ、敵襲かっ敵の仕掛けた罠か!?」(紙ピラ

紙『ちょっと足止めさせてもらうのです』


提督「」

――開始から十五分――

提督「(ま、まさかここまで本気で挑んでくるとは…駆逐艦で子供だからと言って侮りすがたか……フフっこうなったら)」

提督「――よしっ迷ってる暇はない、大人の意地を見せてやる、行くぞ!」(ダッシュ

ローション<つるっ

提督「あっ」


――開始から二十分――

提督(in会議室(@ヌルヌル)「」(椅子カラカラっ

水鉄砲<ピューーー

提督「…………」(ピチャピチャァー

――開始から二十五分――

提督(in談話室(@ヌルヌルピチャピチャ)「」(扉ガラガラ

黒板消し<パサッ

提督「…………」(モクモク

――開始から二十七分――

提督「」

消火器<プシュウーーーーー

提督「………ははっ」

――開始から三十分――

提督(inスタート地点(@ヌルヌルピチャピチャモクモク真っ白)「………………………………」

雷「ほらそんなに落ち込まないで、げ、元気だしなさいよ」(背中パンパンっ

電「はわわわ、まさか本当に縄に引っ掛かるなんて思ってなかったのです」(一番キツイ罠

舞風「……み、水鉄砲って野分の仕掛けだよね」

野分「ロ、ローションは舞風でしょ」

文月「うわぁい〜、やったぁ〜〜、黒板消しに引っ掛かったーー」(ピョンピョン

島風「にひひひぃ提督ぅーー、島風のスカーフにまんまとひっかかったよねっ、島風の作戦勝ちぃー」(ニタニタ

長月「し、司令官、大丈夫か」

提督「………………」

電「でも、一人も見つけられないなんて司令官さんもさすがにちょっと下手くそなのです」(プラズマ

舞風「電ちゃんっそれ以上は!」(口抑えつけ



提督(ポキッ「…………」(何かが折れた音

駆逐艦s<……………………あっ


【このあと執務室にこもって滅茶苦茶書類整理した】

<提督ーー、出てきてくださいよーー
609 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/19(日) 15:57:33.81 ID:+/izy1k80
かくれんぼ大会はここまで。
かくれんぼは初めると次第に、ただのかけっこになる(あるある)

次の話は明日に
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/19(日) 16:14:00.13 ID:iHlpIyJL0
ホームアローンばりの罠の数々ww
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/19(日) 17:19:10.75 ID:v1mwBh/po
乙です
612 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/20(月) 23:30:16.59 ID:EaPO+HNE0
おおぉ……すみません。次は漣さんの話をと思いましたがなかなかネタがまとまらず投下は『明日』になりました。おおぉ…ごめんよぉお………おおぉお……





――――お詫びに漣さんが罵りながら蹴ってくれるそうです。ワーーイご褒美ダーーーーーーーー(Mたち)
613 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/21(火) 22:48:02.41 ID:nEP4LMcS0
《鎮守府》

潮「ね、ねぇ漣ちゃん、やっぱりこんなこと止めようよぉ〜」(しがみつき

漣「まぁまぁ潮大丈夫だよ、ちょっと覗くだけだから」(ズリズリ

潮「絶対覗くだけじゃないじゃん漣ちゃん」

漣(@迷彩服「いやいやホントホント。本当本当。マジマジ。」

朧「潮の言う通りね、その服で話されると説得力がないのだけど」(腕組み

漣「はぁ……まったく心配症な妹たちだ、私はそんな大そびれたことしませんぞよウハッハッハッ」

漣「ハッハッハッハッ」(しゃがみ


漣「ハッハッ………ハッ………」(箱ガサゴソ


漣「――……………ふぅ」(パッパッ


漣(迷彩柄の帽子キュッ

潮・朧「(あっダメだ、やっぱり何かするこの人【漣ちゃん】)」

――数分後――

曙「いいよ漣。私は賛成だから」

潮「えぇっ曙ちゃんまでそんな」

朧「えっ、真面目係三人でやっとして漣を抑えつけてたのに曙までそっちに行ったら――」

漣「曙はねぇ…いいこだから……お姉ちゃんの言うことよく聞くんだよねぇ…イイコイイコ」(ほっこり

曙「……う、うん、別に漣に賛同したわけじゃないけど」

曙「――私は他の鎮守府の偵察も悪くないんじゃないって言いたいの」

朧「どうして?」

曙「だって、気にならない私たちの鎮守府以外の状況とかって」

朧「うーん、それはどうだろ私は別に」

潮「…うぅ…私は理由が何であれ参加したくないよ…」

曙「ふーん、それに私たち以外にどんな艦むすがいるのかも気にな――」

朧「あっ確かにそれ私も気になる、賛成」(あっさり寝返り

潮「あっ、ちょ、ちょっと朧ちゃんまで」

曙「あらっ気が合うわね、イェーイ」

<イェーイ(ハイタッチ

潮「えっ………そ…そんな…私一人だけ」

漣「HAHAHA潮殿、ここは大人しく我々の指揮下に入るのがいいのでは」(肩ポン

潮「…でもでも………」(目線落とし

曙「もう、そんなうじうじしてるから潮はいつまで経っても潮なのよ、駄目ね」

潮「…うぅ…で、でも…やっぱり無断は」(チラッ


漣<はーーい、皆にも迷彩一色セット用意してるからねぇー(配り配り

曙<ぜ、全員分なんて気合い入ってるわね(サイズもピッタリじゃん

朧<これ全部手作り?

漣<手作り(コクン

朧<スゴーーイ



潮「ううぅ…うううっ、ひ、一人にしないでよっ!」
614 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/21(火) 22:49:54.69 ID:nEP4LMcS0
続きは明日に。潮っぱいばい
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/22(水) 00:20:00.58 ID:8KZt6m89O
乙です
616 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/22(水) 22:03:09.58 ID:8ZAG4HmY0
――十分後――

漣「――……クリア、GoGoGo…」(スササ

曙(@迷彩「なんでそこ英語なのよ」(スササ

朧(@迷彩「うわ緊張してきた〜〜」(スササ

潮(@迷彩「ね、ねぇ漣ちゃん私の服だけぴっちりなんだけど何で、ねぇ何で私だけこんなにぴっちり…」(スササ(胸タユンタユン


漣・曙・朧「…………………」(チラッ

潮「な、なんで皆黙って私の方見るんですか…」(じとー

――三分後――

漣「……(スササ)…(ピタッ)……(スササササササ)…(ピタッ)」

朧「漣、ずいぶんとスムーズだね。直感で進んでるなんて言わないでよ」(スササ

漣「アイドンノー、メイビーメイビー」

潮「メイビーって、適当で大丈夫なのかな」(胸タユンタユン

曙「あっ、ちょっと漣漣、上みて上」(トントン

漣「んっ?」

――《執務室》――

漣「……………ktkr」

朧「………えっ、漣まさか執務室に入る気!?」

潮「ええーーっ、それはさすがに駄目だよ漣ちゃん」(オロオロ

曙「どうするの漣。ここはあなたに任せるけど」

漣「……ふーむ。執務室は鎮守府内でも最高クラスの部屋、セキュリティも強いがその分情報も沢山入っているのも事実」

漣「………………ふむ」

<(チッチッチッチッ)

<(チッチッチッチッチッチッチッチッ)



漣「――――よし曙がまず行って」(結論

曙「おいっなんで私なのよ!それならここは長女のあなたが行くべきでしょ」(ガシッ

漣「そんな執務室なんて私恐くて入られないって、モウマジムリィ」

朧「ダメダメ、そもそも前提として執務室に入ることが駄目だから止めよ」

漣「いやいや朧、曙が自分の身をなげうって、一人で特攻してくれるから私たちは何も――」

曙「だ・か・ら、なんで私だけが犠牲になる計算なのよバカ漣」(グググ

漣「うぐっ、ぐ、ぐるじいよ、ぼーの」(首絞められ

<待てぼーのって呼ぶな!

潮「わ、私もう帰りたいよぉ……」

加賀「そう。残念だったわね全員帰らせないわよ」(紐ピシィン!



<んっ………今の声って曙?…………(振り返り

<……違うわよ………朧でしょ?……………(振り返り

<えっ、違うけど……(振り返り


漣「……………………ゲームオーバー」
617 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/23(木) 23:42:37.12 ID:EZ+x0QSq0
艦これ二周年おめでとうございます
続きは明日に完結までまとめて投下しますのでお待ち下さい
618 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/25(土) 01:17:04.48 ID:xbFSRV1l0
加賀「――『不法侵入』立派な犯罪よ、まだ若いのにもったいない事したわね」(紐ギュッ

漣(@手後ろで縛られ「……………………」(口パクパク

曙(@手後ろで縛られ「ま、待って下さい、私たちの話を聞いて下さいっ」

加賀「…………あなたたちの話なんて聞きたくないのだけど」(ギュッギュッ

朧「………んくっ…わ、私たちは艦むすなんです、あなたも艦むすですよね」

加賀「……………………」(クルッギュッギューー

朧「あのっ聞いてますか」

加賀「……提督が戻ってくるまでここで待ってなさい、処分はその後だから」(ギュッ

朧「だ、だから話を聞いて――」(膝カク

加賀(ギロッ

朧「うっ……………………」

加賀「少しでも下手な動きをしたら、地下牢に放り込むから」(クルッ結び目

朧「…………っお、お願いします少しだけでも」

曙「待ってって言ってるでしょ!あなた私たちの話真面目に聞く気あるの!」(ジジジ

加賀「…提督は穏便な方だけど、この件はそうそう丸く収まらないと思うから覚悟しとくのね」(スタスタ

加賀「――――最後に懺悔の一つでもしておいたら」

曙「……………くっ」

朧「……お、お願いします………話を」(うる

漣「」(口パクパク


潮「――――待って下さい!!!」

加賀(ドアノブに手を掛けながら「……まだ何か」

曙「もう………いいよ潮」

潮「はぁはぁ…んっく……はぁ」


潮(@亀甲縛り)「――ど、どうして私だけこんな縛られ方なんでしょうか!!」

加賀「あなたがしてほしそうな顔と体型と服装だったからよ」(パタンッ

<………………………………………………

――――――――――――――――――――
619 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/25(土) 01:18:51.41 ID:xbFSRV1l0
【いつもの】
漣『ごめんなさーい、もう二度とこのような事は致しません』(ボロボロ

曙『私たちが悪かったです。加賀さんごめんなさーーい』(ボロボロ

朧『加賀さんのおかげ改心出来ましたからぁ〜』

潮『ほどいてぇ〜〜』(ジタバタ

提督『さすが加賀くんだ、不法侵入者を取り押さえるだけでなく、ここまで叩き直すとは』

加賀『…………これくらい当然よ、感謝なんて必要ないけれど』(むふっ

提督『加賀くんは僕のお嫁さんにぴったりだ』

提督『――ここに指輪がある、俺と結婚してくれ』(パカッ

加賀『…………………………』←動揺してはいけない。冷静に対応する(メモ

提督『だ、駄目か?』

加賀『――………わかったいいわよ、これからも宜しくね『あなた』』(ニコン

四人<ごめなさーーーーい





加賀「――――うふっ……ふふっ………うふふふ」(ニヤニヤ

<あらっ……いけない鼻血が(ゴシゴシ
620 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/25(土) 01:21:14.41 ID:xbFSRV1l0
潮「うぅ……私だけあんまりだよぉ〜」(ギュウギュウ

曙「……私たちこの後どうなっちゃうのかしら」(シンミリ

漣「……………さ、さぁ」(チラ

朧「ま、まぁ、なにかしらの罰がくだるのは確定だけど」(チラ

潮「――んっ///……それに…体がムズムズする、あっ//…漣ちゃん何だか私のからだ変だよ〜〜」(スリスリ

<…あっ、あっぁあ…んぅ…んっ///(スリスリ

<くっ…んっ、やだ、んぅうっ!///(スリスリ


漣「(やだ、薄い本が広辞苑並みに分厚くなっちゃう。一冊一万円くらいになっちゃう)」

朧「(本人は全然そういうのに気づいていないのが恐ろしいところよね)」

曙「………………………」


曙「(…………………?)」(そういうところは無知な子、それが曙

<――潮はそんな痴女みたいな服だからね、仕方ないね潮

<いやいや、あの服用意したの漣だから(ツッコミ

――三十分後――

曙「あの人チョー恐かったわね…」(シンミリ

漣「ぼーのさっきから落ち込みすぎ、もう仕方ないじゃん」

曙「………ごめんね朧」

朧「いいよいいよ、気にしないで最終的には私が決めたんだからさ」

曙「っでも、私が誘わなかったら、漣の犠牲だけで済んだのよ…」

朧「まぁ……それは…ねぇ」

漣「おい、結局お前もか」

<…あっ、ダメ………いやっ…あっんっ//

――更に三十分後――

曙「はぁ………」(ため息通算五十回目

朧「務所に送られる前に鳳翔さんのデラックスパフェたらふく食べたかったなぁ…」

漣「」(チラチラ

潮「……くぅ………」(落ち着いた
621 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/25(土) 01:22:02.94 ID:xbFSRV1l0
<――コンコン

四人<ビクッ!!

<ガチャ………

曙「……………………」

朧「……………………」

潮「……………………」

提督「……………………」(オドオド

漣「……こ、ここ、こちらの提督さんですか」

提督「むっ…むぅ……そうだが」

漣「すみませんでしたぁぁぁあ!!!」(ガバッ!

提督「むっ………!?」

曙「(そんな漣、一番に謝るなんてやっぱり責任を感じて……)」

朧「(私たちも悪いのに)」

潮「(漣ちゃん………)」(うるっ紐ギュウギュウ

漣「………………………」(深々


曙「――………す、すみませんでし」

漣「ご主じ……いえ提督さん、私はこの三人に無理やり連れてこられたんですっだから私は悪くないんです悪いのはこの三人なんです!」

曙「漣てんめぇ!!!」(胸ぐら掴みグイィ

漣「ほ、ほら見てください提督さん、野蛮な人に乱暴される純粋な少zy」

曙「お前は純粋どころか腹黒過ぎんだろぉぉおおおおお!!!」(グオグオ

朧「漣私たちを売るつもりなの!?」

潮「そんな、さ、最初に言い出したのは漣ちゃんなのに………」

<さーざーなーみぃー?、私の名前はステッカールマイク・リポォーですけど何なんですかその名前は

<せめてもう少し捻りなさいよ聞いてて恥ずかしいわ!

<ひ、ひど過ぎるよ……そこまでして自分だけ罪から逃れようなんて

<……………ワッ、ワタシ日本語ワッカッリーマセン(良心ズキズキ

<………(ビキッ)殺す…




提督「……………」(お茶ズズズ
622 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/25(土) 01:23:19.17 ID:xbFSRV1l0
ラストっ!ラストっがまだ残っていますが今日は寝させて下さい。すみません何でもしますん
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/25(土) 10:18:42.91 ID:c8pgQmo1o
乙です
624 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/25(土) 20:55:10.57 ID:xbFSRV1l0
青葉「へぇーそんなことが今日」(秘書艦

提督「うむ、非常に驚いた……」(カリカリ

提督「どうやら、他の鎮守府や他の艦むすが気になったそうだ」

青葉「あぁ、その気持ちは分かりますね」

提督「むっ、やっぱり艦むすはそういうものなのか?」

青葉「まぁ全部とは言いませんが、私も昔は色々なところに侵入したものですよ、無茶しましたねぇあの頃は」

提督「…………ほ、法に触れてないよな」

青葉「えっ、もちろん、それはもう時効ですから安心して下さい」

提督「」


青葉「――あぁそれで、その四人は今どこにいるんですか、もう憲兵に引き取らせましたか、それともまだ鎮守府に」

提督「ん、あ、あぁ」

提督「――彼女らはもう帰らせた」

青葉「へっ、罰を与えてですか?」

提督「……………むぅ…」

提督「ば、罰というほど、あの子たちは悪いことはしていないだろ」

青葉「いえいえ、不法侵入ですよ」

提督「確かに君たちと同じ艦むすで不法侵入をしたとは言え、ほんの出来心だったと話をしていた」

提督「それにまだ子供だし、そんな子たちを牢に送るのは少し気が引けたんだ……」

青葉「……………」

青葉「はぁ…」

青葉「ホント、司令官がそれでいいのなら私たちは何も言いませんけど…大本営にバレたら首トビマスヨ」(首トブ素振り

提督「何を言う青葉、鎮守府内の清掃をしてもら――」

青葉「清掃だけですかぁ、それじゃあただの奉仕活動じゃないですか」(怪訝な顔

提督「…………む…むむぅ……」

青葉「これでまた来たらどうするんですか、二回目は見過ごせないんですよ?」

提督「あっ、そこは『次来るときは連絡の一本いれてくれ』とお願いしたから心配するな」(むふっ

青葉「やっぱり司令官は本物のバカですね」(グサッ

提督「うっ――、お、お茶菓子くらい用意を…」

青葉「はぁ?」

提督「うぐ……い、いいだろ別に。君たちに迷惑はかけないんだ」(カリカリ

青葉「私は司令官のこと心配して言ってるんですよ」(ジジジ

提督「うっ……それは」

青葉「万が一があったらどうするんですか私の気持ちも考えて下さい」(ジジジジジジ

提督「……………………………」

提督(見ないでっ(ガバッ



【その後、四人は月に三回は提督の鎮守府に遊びに来るようになりました。もちろんお客さんとして】
625 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/25(土) 20:58:53.14 ID:xbFSRV1l0
漣「――めでたしめでたし」(パタン

曙「おいステッカールマイク・リポォー、そこのテレビのリモコン取れ、五秒以内な」

朧「ジュース買って来て〜〜、あとお菓子もよろしく〜」(お菓子ポリポリ

<四三二一零、はいアウトー(この間二秒

ステッカールマイク・リポォー(漣)「……………………………………はい」(スク

<あっジュースはいっつも行ってるところで買って来て

<あと二週間はこきつかうから、さっさと動けよ、リポォー

<……………………………はい(涙声

<み、みんな漣ちゃんのこと虐めすぎだよ〜
626 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/25(土) 20:59:47.15 ID:xbFSRV1l0
ちなみにリポォーは日本語で『漣』という意味です。ステッカールマイクは意味なんてないです

次の話はまた今度
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/25(土) 21:06:30.07 ID:egG905JI0
不法侵入の事、青葉にだけは言われたくない
628 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/27(月) 23:41:16.22 ID:sA1MZe0H0
次の話は明日になります。内容は鈴谷さんが主役の話です。チィース

またネタ募集もちょくちょく始めますのでネタをレスしてくれるとありがたいです

明日から始まり春イベント。参加する提督の皆さんは体調に充分気をつけながら、気合い入れてっ!いきましょう!
629 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/28(火) 21:07:00.95 ID:kq+tKizo0
小話――鈴谷の思い――

《鎮守府》某月某日

鈴谷「〜〜♪〜〜♪」(ルンルントコトコ

鈴谷「(フッフーン今日は出撃で相手の旗艦落としちゃった〜、こういう事はしっかり提督に報告しないといけないからね〜)」(タッタラッタラー

提督「…………………」(書類見ながらトコトコ

鈴谷「おぉっ!」

鈴谷「――フフンていと♪」(タッタッ

翔鶴「てーとく♪これ今日のお昼のお弁当です。どうぞっテヘッ」(可愛く

鈴谷「あっ……」

提督「むっ、いつもすまないな………むぅ?今日はいつもの容器と形が違うな、新しい料理にでも挑戦したのか」

<はい、今日はオムライスにしてみました。どうでしょぉ〜?(ピター

<うむ、悪くないな(スタスタ

鈴谷「――あぁ」

鈴谷「(う、うん……仕方ないよねだって翔鶴さんだもん、いっつも提督の側にいるし…ま、また今度言えばいいよね)」(顔伏せスタスタスタ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

提督「……………………」(書類見ながらトコトコ

鈴谷「ていt――」

島風「提督ぅーーーーーーーー!!」(飛び膝蹴からヒールホールドの構え

提督(足パシィ!「くっ」

鈴谷「………」

<テートク!今から駆逐艦の皆で鬼ごっこするから一緒に行こっ(袖ひっぱりズイズイ

<むっ?

<鬼ごっこ!かくれんぼはこの前したから鬼ごっこしてるのっ!(ググ

<あっ島風、まだ仕事が、というかもうやりたくないのが本音で――(ズリズリ

<にひひぃレッツゴー!(グイグイ



鈴谷「(……ま、まぁ駆逐艦だし、小さい子にこういうのは譲らないとお姉さんじゃないよね、私のは焦るほどの用事じゃないから)」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

提督「……………………」(書類片手間トコトコ

鈴谷「(あっ!)」

鈴谷「んふふぅ、てっいっとっくチィ〜〜〜っス」(背後から

提督「むあっ、す、鈴谷か」(振り返りクルッ

鈴谷「えっへへぇ、暇そうだから話しかけ――」

提督「すまない、こう見えても今結構忙しいんだ、また後でな」

鈴谷「えっ……」

提督「次の作戦が近づいてきているからな、それに向けての準備が少々」(書類目移り

鈴谷「あっ…そ、そっか……」

提督「後でいいか?大事な用件なら別に今でもいいが」

鈴谷「ううんっ!そ、そんな大切なことじゃないからマジ私のなんていつでもいいから」(ブンブン

提督「悪いな」(スタスタ

鈴谷「うん……そ、それじゃあ仕事頑張ってね」(スタスタスタスタ
630 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/28(火) 21:08:42.42 ID:kq+tKizo0
足柄「提督が冷たい?」(お化粧パタパタ

鈴谷「はい、その何だか最近そう思うようになって……私にだけ何だか冷たく接しているような気がするんです」(年上には敬語@学生スタイル

足柄「あっ、性格的な冷たいね、ふーん………な、る、ほ、ど」

鈴谷「私の思い過ごしでしょうか」

足柄「うーん……提督のことはあんまり気にしなくていいと思うけどなぁ」

鈴谷「………えっ」

足柄「羽黒もそう思うでしょ」(ちらっ

羽黒「ひゃっ……!えっあっ…まあ私も………そう…思います………はい」

羽黒「し、司令官さんは……こんな私にも接してくれる…と、とっても優しい………お方です///」(モジモジ

足柄「」(アー、マタヒトリ翔鶴サンノ仲間ガ増エタノカナー


鈴谷「あ、あのすみません。その、気にしなくてもいいっていうのは」

足柄「えっ、だから――」
631 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/28(火) 21:11:16.43 ID:kq+tKizo0
提督「……………………」(カリカリカリカリ

鈴谷(@on椅子「………」(秘書艦


足柄『えっ、だから忘れたの、鈴谷が提督と遊びに行きたいって言ったから今頑張って書類を片付けてるのよ、たぶん』


提督「……………………ふぅ」(カリカリカリカリ

鈴谷「………」(チラチラ


足柄『――だから冷たい……というか、書類に目がいってて鈴谷のことちょっとおろそかになってるだけだと思うの』


提督「あっそうだ鈴谷」

鈴谷「――んっ?」


足柄『最後になったけど、【気にしなくていい】っていうのは、あの人がそんな風に誰かを軽視してエゴな行動は絶対にしないから気にするなっ、てことよ鈴谷も知ってるでしょ』


提督「この前、戦闘で敵の旗艦を落としたそうだな足柄から聞いたぞ」

鈴谷「――うん」

提督「よくやったな鈴谷」(頭ワシャワシャ

鈴谷「……………………」

<相手の旗艦は戦艦だったんだろ、スゴいなー、偉いぞーー(ワシャワシャワシャワシャ



足柄『あっ、あと後、私がいうのもあれだけど、たまには自分のことだけじゃなくて提督のことも考えてあげなさいよ――――それじゃあ私は合コン行ってくるから、あとは頼んだよ羽黒』

<さっ今日は縄で縛ってでもイケメン共をお持ち帰りしてやるわ、オホホホホホッ(今月九回目

<姉さん……




鈴谷「………………ねっ提督、手だして」

提督「んっ?手っ?」

鈴谷「いいからだして」(パンパン

提督「む、むぅ……これでいいか」(スッ

鈴谷「そうそう、それでいいの♪」(パッ

鈴谷(……ニギニギ

鈴谷(ギューーーッ「――手が冷たい人の心は温かいって…本当だね」(手の甲にチュッ

提督「」

鈴谷「ふふーん、鈴谷のこと誉めてくれたお礼だから」

<よーーっし、今日は鈴谷も真面目に協力しちゃうじゃん?ファイトーオーーっ!

<………あ、あぁ


提督「(――く、球磨のやつよりはましだったかな//)」(カリカリカリカリ













青葉(@窓から「むむむぅ…最近の重巡は少し司令官に馴れ馴れしいですね『いつもより厳しいしつけが必要…』っと」(メモメモ
632 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/28(火) 21:15:57.64 ID:kq+tKizo0
鈴谷みたいな彼女が欲しい。アニメのコスプレさせて『ちょマジ………恥ずかしい///…なんなのよこの服……鈴谷にこんなコスプレさせるなんて…マジキモッ、次から絶対やらないから…バーカ』と言ってるところを犯したい


次の話はまた今度
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/28(火) 21:34:34.75 ID:iun+1JSbO
乙です
634 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/30(木) 23:15:58.81 ID:FRVjB/bD0
日記帳〜〜Version1〜〜

四月二日(木)天気(晴れ)

今日は提督の秘書艦を務めた日だった。朝早くから夜遅くまで、丸一日。書類整理から作戦会議、演習、開発、建造と頑張って下さったので、私も成る丈お手伝いをしなければと思い提督の手を握ろうとした



避けられた。次はもう少し自然に握ろう




四月五日(日)天気(曇り)

出撃にて、敵艦を合計、二十隻轟沈、二十二隻大破、三十六隻中破、小破


提督に誉めてもらいたかったが、随伴艦が周りにいたため断念。私以外の艦にはハイタッチや、駆逐の子の頭を撫でていた。羨ましかった今度は一人で報告しにいきましょう




四月九日(木)天気(晴れ)

珍しく翔鶴がお昼のお弁当を持ってきてくれた。いつも彼女は提督に弁当を作ってるが、今日は私の分も作ってくれたみたい。なかなか美味しかった。




四月十日(金)天気(曇り)

瑞鶴が私に弁当を作ってきた。匂いで大量のワサビが入った握り飯だと分かったので赤城さんにプレゼント。美味しそうに食べてくれた、彼女の食べる姿は見ていて心地よく彼女の一番可愛い仕草だと私は思う。

最後に昨晩の前言を撤回する。やっぱり五航戦は嫌い、特に瑞鶴




四月十九日(日)天気(曇り)

世の中は休日かもしれないが、艦むすに決まった休みなんてないので、今日も働いた。正直窓から見える家族連れの、楽しそうな姿とかを見ていると『本当に艦むすになって良かったのだろうか』と考えてしまう、今日もそんな事があった。
でもそんな時は決まって提督に逢いに行く。表向き、皆には提督と次の作戦についての話をすると言いながら
……………………提督の笑顔を見ると、艦むすになって正解だったと思えるから




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

赤城(上から下までじっくりペラペラ

加賀「ふぅいいお風呂でした。赤城さん次ど!?」(バスタオル一枚

赤城「んっ?」

加賀「あ、赤城さん!それは!」

赤城「あっ、ご、ごめんね……つ、机の上に置いていたものだからつい、そこまで読んでないから大丈夫よ」(パタン

加賀「い、いえっ、これは私の不注意ですのでご心配なく」(奪い取りパシッ

赤城「………………………………」

加賀「……んな、なんですか赤城さん、に、日記をつけてはいけない規則なんてこの鎮守府にはありませんからこれは私の自由です//」

赤城「………ん…………いえ……………いえいえなんでもないわよ……」

加賀「……………何か私の気になる日記の記録でも」

赤城「いやっ、まぁ……加賀の日記だからもう少しお堅い内容かと思って読んでみたけど、普通に女の子なんだなぁーって」

加賀「…………そ、そう」

赤城「あと四月十九日の記録は私が読んでて恥ずかしくなった」

加賀「」





【次の日からこの日記は鍵のかかった金庫に保管することにした加賀であった】
635 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/04/30(木) 23:27:08.98 ID:FRVjB/bD0
今日、『ピザ』と友達に十回言わせて「ここは?」と自分の肘を指さした。元気よく「ピザ!」と言われた。違う、間違い方なんだか違う。


ネタ募集させていただきます



登場キャラ
空母――加賀、赤城、翔鶴、瑞鶴、雲龍、隼鷹、飛鷹、鳳翔、瑞鳳

戦艦――金剛、比叡、霧島、ビスマルク、扶桑

重巡――鈴谷、青葉、羽黒、足柄

軽巡――那珂、川内、神通、北上、天龍、球磨、多摩、木曾

駆逐――暁、響、雷、電、マース、文月、長月、島風、初雪、舞風、野分

潜水――伊168

工作――明石

ちょっと追加――漣、潮、曙、朧

その他――間宮、他提督、ガン爺、マシュマロ

あまりにもマニアックで書けそうもないものや、今までと凄く似たようなネタはちょっと考えさせてもらいます

またゴールデンウィーク中は艦これイベントで忙しくなりますのであまり更新に期待しないで下さい。投下した際もイベントの息抜き程度で見てもらえると幸いです

《新キャラの追加は無し》
>>636
>>637
>>638
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/30(木) 23:38:52.36 ID:TuCV3uLGO
飛鷹、雲龍と登山
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/01(金) 00:36:16.56 ID:hHmX42kg0
母の日にちなんだネタとか
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/01(金) 05:51:13.96 ID:6pXKW6bZo
その他枠四人が絡むネタとか
639 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/01(金) 23:36:58.98 ID:WNUPq6pN0
>>638
OK、まずはガン爺と間宮さんから

《食堂》

ガン爺「ほやから、わし野菜は嫌いやって言うとるじゃろ」(ノケノケ

間宮「ダメです野菜もしっかり食べてください、インスタントばっかり食べていると体に悪いんですから」

ガン爺「だーかーらー、それはわしの自由じゃ。間宮ちゃんに指図されたくはないのー」

間宮「またっ……まったく、ああ言えばこういう。ほんとろくでもない人ですね。料理を作ってくれといいに来たのは他でもないガン爺先生ですよ」

ガン爺「わしは料理を作ってくれと頼んじゃんじゃ、それで野菜炒めと野菜スープと野菜ジュース、野菜AAAを出してくる方がよっぽど頭ぶっ飛んでるわい」(箸カンカンッ

<はぁーーい?誰のためにこの野菜only料理を作ったと思ってるですかっ!(包丁バンッ

<せめて一品くらいには野菜以外の物を入れてよのぉ!(あーだ

<濃厚青汁だけ出されるよりマシだと思って下さいよ!(こーだ

<それはもはや料理ではないただの通販じゃ!(あーだ

<それが嫌なら野菜を食べてください!(こーだ




翔鶴「エロz、ガン爺先生は何だか間宮さんには、細かくて五月蝿いですよね」(コールスローパクパク

提督「んっ………あぁそうだな」(カレーパクパク

翔鶴「無類の女好きなのに、どうしてでしょうか?私たち艦むすなら見つけた瞬間に声をかけ、水を得た魚の如く体を触ってくるのですが」


エロ爺『おひよぉーーーっ!わけぇ子はいねぇーかーー』(ナマハゲ


提督「……ま、まあ、この鎮守府で一番最初にいたのはガン爺先生と間宮さんだったから、そういう事も関係しているのかもな」

翔鶴「えっそうなんですか?」

提督「ああ、昔からの付き合いのほど、自然とお互いに距離を取り合っていくものなのかも知れん」(パクパク

翔鶴「へぇ〜〜、なーるほど、案外そういうことなのかも知れませんね」

提督「今ので納得できたか?」

翔鶴「ええ、少しだけ」


提督「〜〜コホン、そうなると翔鶴のことを俺はいつか嫌いになるかもな」(パクっ

翔鶴「えっ」

提督「こう毎日顔を会わせていると、ガン爺先生と間宮さんのようにな」

翔鶴「て、提督は私のこと嫌いなんですか!?」(袖ギュッ

提督「むっ?…………あ、いや、あくまで架空の設定だ、別に今嫌いなわけではない」

翔鶴「あっ、そ、そうですよね……よかった」

<――――裏を返せば翔鶴だって、いつか俺を嫌って艦むすを辞める日が(モグモグ

<私が提督を嫌いになる日は、提督が死んでしまった時なので、残念ながらその日は来ませんね(うふふ

<お、おもしろいことを言うな




ガン爺「フォッフォッフォッ、あの二人はいつも見ていて微笑ましいの、間宮ちゃんや」(野菜ソローーリ

間宮「そうですね。でもそんな言葉で私の目を誤魔化せると思ったら大間違いですよ」(パシッ

ガン爺「もう沢山なんじゃ〜〜〜っ!」
640 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/01(金) 23:43:18.82 ID:WNUPq6pN0
龍驤の甲板<<<<<<<(越えられない壁)<<<<<<<間宮のおっぱい

間宮パイは艦これトークであまり語られていないが、僕のなかでは大人気である。なぜなら割烹着をあそこまでエロく着られているのは胸のおかげだからである

マイブームは人それぞれです


次はまた明日(?)に
641 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/03(日) 11:13:36.86 ID:e50SXaWe0
《食事処鳳翔》

鳳翔「――えっ、どうしてこの名前にしたかですか?」(シャカシャカシャカシャカ

他提督「うん、ちょっと気になったから」

マシュマロ「にゃーー」

鳳翔「えーっと、この名前はですね。提督さんがつけてくれたんですよ」(ヒョイ

マシュマロ「にゃー」『もっと撫でるが良いぞ』

他提督「弟が?」

鳳翔「もともとマシュマロは捨て猫でこの店の裏に捨てられていたんです」

鳳翔「まだ生まれて二、三週間ほどといった大きさでかなり弱っていました」

鳳翔「それにあの日はバケツをひっくり返したような雨が降ってて……、そのままにしておくのも何だか」

鳳翔「………最初は元気になるまで育ててあげて、新しい貰い手を見つける予定だったんですが毎日餌をあげたりとお世話をしているうちに愛着が湧いてきてしまい」

他提督「なるほど、そこから今に至ると」

鳳翔「はい、飼っちゃいました♪」(なでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなでなで

マシュマロ『あ、あああああ頭がゆゆゆ揺れるにゃーーーっ』

鳳翔「実は私小さい頃から猫が大好きだったのですが、母がなかなか厳しい人で飼ってくれなかったので幼少期の夢も叶えたかったのもあるんですよね」(頬スリスリ


鳳翔「――あっ、それでそのことを提督さんにお話して、真っ白な毛並みから素敵な名前もつけてもらったという事です」

他提督「ふーん、でも飼い主なんだから、自分でつけた方がよかったんじゃないの?」

鳳翔「えっ、ま、まあ、そこはいつも来てくださってるので――」

他提督「いつも来てもらってるだけで名前を?」

鳳翔「うっ………それはーー…そのーー……」

他提督「なんで?」(小悪魔ニヤニヤ


鳳翔「〜〜〜〜あぅぅぅぅぅ////」


他提督「(……………かわええな)」

【このあと三十分、他提督は恥ずかしがる鳳翔さんをイジメ続けました】
642 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/04(月) 21:54:37.43 ID:53/DLA+R0
>>637

【母の日プレゼンツ】(母の日にちなんだネタとか)

――前章――【母の日プレゼンツ】の話に繋げる為の付属です

《大本営》

<資源の備蓄具合はどうだ――
<さきの戦いでの艦隊被害状況は――
<おい、戦果報告書はまだか急げ…!!――
<早くしろっ!モタモタするな……!――
<デュエルスタンバイ!――
<ゲートオープン!界・放!――




北上「騒々しいねぇ」(トテトテ

提督「まあ大本営だからな、逆に静か過ぎるのもちょっとアレだろ」(チテチテ

北上「あぁー、まあそうだけど……人も多いし、何だかむさ苦しい」(トテトテ

提督「鎮守府の広さとしては俺たちのところとはあまり差はないのだが、いかんせん人が多いからな……」



<これはこれは提督殿、おはようございます(敬礼
<はっ!おはようございます提督殿!(ピシッ

<ああ、おはよう(トコトコトコ
<…………………あれっ?なんか想像以上にてーとくテートクしてるね、提督
<北上は俺を何だと思ってたんだ?








<knock…knock…

提督「失礼します」(ガチャっ

元帥「むっ、おお、お主か急な呼び出し不都合ではあったと思うが、遠いところからよく来てくれた」(老眼鏡外しながら

提督「いえ、たかだか片道七時間程度の移動なのでご心配なく」(ケイレーイ!

元帥「…………ご、ご苦労であった」(ケイレーイ

提督「はっ、お褒めいただき、光栄であります」(ワンワン

元帥「…………うぬ」

元帥「(…別に誉めてはないのだが…なんだろうこの捨てきれない柴犬感は)」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

元帥「――あぁ、それで例の子は」

北上「あっ、あたしですよね、お邪魔しまーす」(そろそろ

元帥「お主がそうか?」

北上「はい『重雷装艦北上』です」(提督の横にちょこん、ケイレーイ!

元帥「そうか名前は北上か…大丈夫、そう怖がる必要はない」

元帥「今日行うのは君の性能チェックだ、気楽に参加して欲しい」

北上「ほい、気楽に参加させていただきます」

提督「元帥殿、私も北上と一緒参加させていただきます」

元帥「むっ、うむ。そちらの方が北上君も普段通りに出来るだろう、よろしく頼むぞ」

提督「はい」

元帥「合同演習は一時間後。それまで部屋を用意しておくからそこで待機しておくように……以上だ」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
643 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/04(月) 21:56:07.80 ID:53/DLA+R0
北上「酸素魚雷、いっちゃってぇー」(ポイポーイ

<ゴポポポポポポポポポポ……(魚雷が移動する音♪

海<…………………(シーーン



ターゲット<ドカーーンッ!!!

粉塵<………パラッ……パラパラパラ…

ターゲット<ゴボォオオオドドドンッ!!(北上神拳(酸素魚雷)は隙を生じぬ二段構え



<す、すげぇ

<も、目標、跡形もなく爆撃されました!す、凄い速さです……!(双眼鏡覗きながら

<元帥殿!速さ、正確性、陰密性、射程、火力。全てにおいてかなり高いレベルです。これは過去最高かと……!!(レーダー確認


提督『ガァー、ナイスショットだ北上、ツゥーー』(無線ガガガ

北上「んー、あんがと、んまぁ一本外したから私としてはあんましかな」(無線ガガガガガガ

提督『ガァー、帰ったら特訓だな(ニヤニヤ)ツゥーー』

北上「うわー、言わなきゃ良かったぁー」(あはは



元帥「」
644 :Ad12Q0 ◆xu2VpOlD.6 [saruto]:2015/05/04(月) 21:57:26.86 ID:53/DLA+R0
――本編スタート――

提督「――――むぅ……」

店員A「よこすか海軍カレーレトルトいかがですか〜♪横須賀限定での販売となっておりま〜す♪」

店員B「カレーを食べる際はこの海軍カレースプーンもご一緒にいかがでしょうか〜〜」

提督「(うう…まさかこんなに遅くなってしまうとは)」(腕時計チラッ


腕時計<フタフタマルマルデース


提督「(当初の予定では大本営を出発した時点で夕方の五時のはずだったのだが、どこで狂ったものか…)」(財布パカッ

<うむ、もちろんレトルトカレーもスプーンも両方いただこう。スプーンは金と銀、それぞれ三つずつお願いする(鑑賞用、保存用、実用用


――数分後――


北上「ほ〜いお待たせ〜」(トコトコ

提督「むぅ、どうだ何かいいお土産は見つかったか」

北上「あぁー、うん、けっこう良さげなお土産沢山あって迷ったけど何とか決まったよ」

提督「そうか、俺も今買い終わったところだ……なら、早いところ鎮守府に帰るとするか」

北上「…………………………えっ今から?」(ナエポヨ北上

提督「むっ、なんだ駄目か?」

北上「ううーーん……」

北上「確かに最初の予定は今日横須賀を出発する話だったけど、元帥さんの話のせいでこんなに遅くなっちゃった訳だし」

北上「せっかくだったら、横須賀で、一泊してから帰ろうよ」(チラリ

提督「一泊?……むぅ…しかし、そうなると鎮守府は」

北上「明日は提督仕事休みなんでしょ」(手帳ピらピら

提督「(……何故それを知っている)むっ、むぅ……確かにそうだが、だがそうなると泊まる場所はどうするんだ?」

北上「えっ?」

提督「泊まるのがビジネスホテルとかなら帰ってゆっくりする方がましだろ?」

北上「あぁー……そっか泊まる場所予約してなかったぁ〜」

提督「今から旅館とかは予約は取れないだろうからな。お金もあまり持ってきていない」

北上「……あーあーーー……あーー」(ウゴゴゴゴゴゴゴ





北上「――――あっ」

提督「んぅ?」

北上「そういえば会ったわ、一つだけゆっくりくつろげてお金もかからない場所(思い出した思い出した」(ぽんっ

提督「なんだ、そんな所ホントにあるのか?」

北上「うん『私の実家』だから」
645 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/04(月) 22:01:03.27 ID:53/DLA+R0
ほい、ということで北上さんの実家に泊まります。北上さんの生まれは佐世保なのですが実家は横須賀。この食い違いは物語状の設定なのでお見逃しを

横須賀海軍カレー、一度食べてみたいですね。まぁ、私は個人的にハヤシライス派なのですが(ハヤシライス派がいたぞー、みんなか囲めー、カレーライス派にするんだー)(オオー)

ス、スプーンはちょっと…………(銀千三百円・金二千二百円)
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/04(月) 22:34:47.19 ID:kDvUER6KO
乙です
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/05(火) 06:32:18.46 ID:KFpRiSqYo
乙です
ラブホと思いました北上さんすみませんでした
648 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [S-]:2015/05/06(水) 10:16:08.02 ID:RAyCKBtt0
横須賀《北上宅》

<ピンポ〜〜ン「は〜い」(スタスタ

<…………ガチャっ

北上母【黒いストレートの髪】「あら北上、おかえり」(手フキフキ

北上「うん、ただいま」(靴ヌギヌギ

北上「……元気そうじゃん」(チラリ

北上母「そっちもね、今日は暑かったでしょ〜、汗かいてるんじゃない?」

北上「あーー、うんちょっとだけ」(髪の毛弄りスタスタ

北上母「着替え用意してあるからご飯の前に着替えなさい」

北上「あっ、ありがとう助かるよぉー」



北上母「――――それでぇ、玄関にいるそちらの方は〜〜?」

提督「はいっ……!」

提督の時計<オイ緊張しすぎだ、演習以上だぞ(脈拍計り

提督「あっ、えっと――」

北上母「……………………」(ジトーー

提督「か、海軍所属の宿毛鎮守府のテイト」

北上母「彼氏?」

提督「!!?」



北上母「ん?」

北上母「…………………あれっ、違う?」
649 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/06(水) 10:17:14.50 ID:RAyCKBtt0
【北上家・和室】

北上母「いつも北上がお世話になってます〜」(ペコ
<お水どうぞ(コトッ

提督(@正座「いえそんな、と、突然お邪魔してしまって申し訳ないです」(ペコペコ

北上母「あぁそれはいいんですよ、話は北上から聞いていましたから」

北上母「狭い家ですがゆっくりしていって下さいね」(ニコッ

提督「あ、ありがとうございます」(俯き



北上母「(あらあら、うふふ。けっこううぶなのかしらぁ〜)」

提督「(ココハ我が家ココハ我が家ココハ我が家ココハ我が家ココハ我が家ココハ我が家――)」(水グイッ



北上母「――あっ、あとーさっきはごめんなさいねぇ、まさか提督さんとは思わなくてぇ」

北上(ソファーに寝転がりながら「そうだよお母さ〜ん、さっき電話で説明したじゃん提督も一緒に来るって」(あははは

北上母「だって、まさかこんなに若い人と思わないじゃない」

北上母「ほら、提督って何だか年取ったお爺ちゃんがやってそうじゃない?」(オホホホ

北上母「だから私、てっきり北上の彼氏かと思っちゃった」(オホホホホホ


北上「(まっ、提督の彼女に思われて悪い気はしないけどね)」(キリッ

提督「?」

北上「……な、何でもないよ」
650 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/06(水) 10:18:14.62 ID:RAyCKBtt0
北上「そう言えばお父さんは?」

北上母「んっ、父さん?あぁーそうそう、今日は夜勤だから帰ってこないのよ」

北上「あっそうなんだ」

北上母「久しぶりに北上が帰ってきたって言うのに、ツイてない人よね」

北上「まあーーっ、あの人は、昔からそうじゃったじゃん」

北上母「うふふ、確かにそうだったわね」

提督「………………………………」(お水ゴクゴク……


北上「――あっ、そうだお母さん。何か軽めのご飯作ってくれない、歩いてここまで来たらお腹空いちゃった」(むくっ起き上がり

北上母「えぇご飯……?うーーん、そうねぇ」

北上母「――いいわ、簡単な物でいいなら作ってあげる」(スクッ

北上「やった〜、お母さんの手料理食べたかったんだぁ」

北上母「せっかくですから、提督さんもご一緒にどうですか?」

提督「えっ」

提督「あぁ、い、いや、そんな泊まらせていただくうえにお食事なんて――」

北上母「私こう見えて料理には自信があるんです、遠慮なさらないで」(ウィンク

北上「そうそ、遠慮しないで提督」

提督「で、ですが……」

北上母「お腹空いてらっしゃるんでしょ」

提督「うっ………うう」

提督「………そ、それでは、お言葉に甘えさせていただいて」

北上母「は〜〜い、ご注文ありがとうございま〜す」(ルンルンッ♪
651 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/06(水) 10:19:37.69 ID:RAyCKBtt0
【補給終了】

<〜〜〜〜♪〜〜♪(お母様入浴中


提督(トランプゲーム中「何だか本当に申し訳ないな、ご飯にお風呂まで入らせていただいて」(カードピッ

北上「提督はお客さんだよ?これくらいしなくちゃねぇ〜〜」(カードピッ

提督「…………むぅん…」

北上「もともと私が誘ったんだし、お母さんも『若い男の人が来てお家が華やかになるわぁー』って言ってたよ」(ピッ

提督「なら………いいのだが」(ピッ


<――凄くいいお母様だな(チラリ

<えぇっ?あの人が?(ピッ

<明るくて元気がよくて(ピッ

<北上のことを大切に思ってるのがよく分かった…

<……うーん、どうだろ(ピッ

<――でも料理は美味しいよね、そこは自慢かな

<ああ、凄く美味しかった(ピッ

<あと、たまに天然が入っててそこも自慢。面白い人なんだぁ(ピッ

<それは北上にも通ずるとこだな(ピッ

<んっちょっと、それなにぃー?はいそれダウトッ

<……………………………………むぅ(カードシャッシャッシャッ

<ふふん、私にダウトで勝つのは十年早いね〜

<むむぅ……なぜバレるのだろうか……(うぬぬ
652 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/06(水) 10:20:33.06 ID:RAyCKBtt0
――『キングクリムゾンッ!!』――


北上「――――あれ、もう日付変わってるじゃん」(時計check

提督「むっ、もうそんな時間か?」

北上「トランプしてたらあっという間だったねぇ〜〜」
<60点で私の勝ちだね

北上「明日も早いし、そろそろ寝よっか」(トランプ片付け

提督「そうだな」
<マイナス102の俺に慈悲はないのか?

<ないね


提督「――…………それで、俺はどこに寝れば」

北上「えっ、あれ布団は?用意してもらってないの?」

提督「な、無いのだが」

北上母「北上ぃーー」(襖からチラッ

北上「あっ、お母さん提督の布団は?」

北上母「んぅーー?」

北上「だから、ふ・と・ん!」

北上母「…………う〜ん」

北上母「私もう眠たいから寝るねぇ〜……おやすみぃ」(モゾモゾ…襖ピシャッ!

北上「えあっ、ちょ、お、お母さん!?」

北上母「……………………」



提督「――ひ、一組だけってことか?」(ワナワナワナ

北上「……そ、そうみたいだね」(汗ダラダラダラ





提督「………」(布団右端
北上「……」(布団左端

提督(@背中合わせ「……わ、悪いな……」
北上「……いや……別に」


提督「………」(モゾモゾ

北上(ピクッ「」

提督「…………」(モゾッ

北上「…………」

北上「(な、何だろう…て、提督と一緒の布団に入ってるって考えると)」

北上「(…やばい、ス、スッゴいどきどきする)」(ドキドキドキ

北上(ドキマギドギマギ……!!
653 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/06(水) 10:21:34.78 ID:RAyCKBtt0
提督「むぅ………」(モゾォ

北上「ひゃっ///」(ピクピクッ

北上「(……おお、落ち着いて素数を数えよう)」(ドキドキドキドキドキドキドキ




<北上寝れるか?――(モゾモゾ
<えあっ!……ま、まぁね//――

<……俺が布団から出よう――(モゾッ
<あっ、そ、そそ、それなら私が――(モゾモゾッ
<な、何を言っている。ここは提督として艦むすを――
<いい、いい、提督疲れてるんだから。私は毛布があればそれで――
<それだと風邪引くだろ――
<ひ、引かない引かない、今日蒸し暑いし――
<いやいやいやいや、良くない。今晩は冷えると天気予報で――
<か、艦むすは寒さに強いから――
<なっ、き、北上は冬場いつもコタツに入り浸ってたくらい寒がりだろ――
<つ、つつ、連れてきたのあたしだからぁ……!ほ、ほっといてぇ〜!――(モザザザ
<だが――!
<だから――!
<いや――!
<ちょっと――!?
<俺が――
<私が――
<ダウト――!!




【〜翌日〜】(チュンチュン

北上母「――んんっ、くぅ……昨日はぐっすり寝ちゃったわねぇ」(目ゴシゴシ

北上母「……あっ、朝ごはん作らないと」(フラフラ

北上母「――……そうだ提督さんと北上も起こさないといけないんだった……」(フラフラ

北上母「あの二人よく眠れたかしらぁ〜」(フラフラァ〜

北上母「

<……ガラガラガラガラ――


北上母「はーい、二人とも起きてるぅ〜?」

北上母「………って――」


北上・提督「「(すやぁ……)」」(頭・肩くっつけながら




北上母「あらあら……あらあらあら」(クスクス
654 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/06(水) 10:22:32.46 ID:RAyCKBtt0
【後談】

提督(カリカリカリカリ――

提督「ふぅ……」(カリカリカリカリ

翔鶴「大本営はどうでしたか?」(お茶コトッ

提督「むっ……なんてなかったぞ」(カリカリっコトッ……

翔鶴「なんてなかったって、もう少し詳しく説明して下さいよ」

提督「むっ……むぅ、演習に参加してすこしばかり講義を開いただけだ……」(ずずぅー

翔鶴「ちなみに私は提督がいなくて、とっっっても寂しかったんですよ」(ピタァー

提督「…………あ、ああ。そこまで大切に思ってくれて嬉しいよ」(カクカク

翔鶴「えへへぇ、ありがとうございます」(スリスリスリスリ

<はぁああ……♪この匂い久しぶりです

提督「(――……北上の家に泊まったことは秘密にしよう)」(カリカリカリ


<――……………?何ですかこれ(ポケットから引っ張りだし

<むっ?………ああ、それは自分のお土産だ。カレー専用スプーン、三セット買ってきた

<……………………買わされたんですか?

<自分の意思で買ったんだ





球磨「――て・い・と・くっ!と二人旅楽しかったクマか」(プンプン

北上「……………………な、何?いきなり」

球磨「お姉ちゃんより先に提督と一泊二日デートするなんて、なってない妹だクマね」(はっ

北上「えぇ?」

球磨「まったく、優秀な妹を持ったから優秀なくまちゃんが不憫になっちゃったクマ」

北上「し、仕方ないじゃん、お呼ばれしたんだし」

球磨「…………ふん」

球磨「…クマァ、提督に手を出してなかったらそれでいいクマけど……」

<ほらっ、さっさと着替えるクマ(服ぱっさぁ



北上「(一つ屋根のしたで泊まったことは秘密にした方がいいかな……)」

<(同じ布団で寝たことはもっと秘密だけど)
655 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/06(水) 10:28:49.82 ID:RAyCKBtt0
久しぶりの長編。
北上さんは本当に可愛いし強いし色々と柔らかそうだし、締まりが良さそうだし、夜戦も毎日してくれそうだしいいですよね

ちなみに今日。大井さんとケッコンカッコカリしました。
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/06(水) 11:08:05.79 ID:1klcRKmS0
母親が娘を北上と呼ぶのがちょっとツボった
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/06(水) 20:36:37.25 ID:xUjc4a8GO
乙です
658 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/07(木) 23:25:20.25 ID:xKj+n67M0
【ツンツンデレデレ】

《鎮守府》

青葉「司令官、ツンデレというものをご存知でしょうか」

提督「ツンデレ…………?……まぁ、ツンツンしたりデレデレしたりするやつだろ」(素っ気なく

青葉「おお、さすがに知っていましたか。それでは話が早いですね」

提督「まぁ、今では世間一般に使用されているからな」

青葉「ギャルゲーなどからここまで浸透するものも珍しいですけどね」

青葉「――っと、一応私からも簡単に補足説明をしますと」

青葉「ある時はちょっと刺がある風にツンケン接してきたり、またある時は好意的にデレデレしてきたりと二面性を持つあまのじゃくな人のことです」(Wikipedia推奨

提督「…………なるほどな」

青葉「萌えますでしょ」

提督「……もえ?」

青葉「萌えですよ、萌え」

提督「…………もえー?」

青葉「萌え〜っ、の萌えです、猫耳とかの」(にゃんにゃん♪

提督「ああ……」(萌えについて考え中

青葉「にゃんっ♪」




提督「――いや……たぶん萌えな」

青葉「ということで、これから一部の艦むすの皆さんが司令官にツンデレ対応をしてきま〜す」(イェイ

提督「」(阿鼻叫喚の顔

青葉「いやっ、最近司令官があんまり構ってくれとか触らせてくれないとか皆さんから不平不満がきたんで、ツンデレを推奨しまして」

青葉「そうしたら皆さんやる気満々に」

提督「……………………ツンデレは推奨するものではない」


青葉「あっ、くれぐれもツンツンしているからと言って、落ち込まないようにしてくださいね」

青葉「必ずいつかデレてくれますから」(グッ

提督「むしろデレられて仕事が出来ないのが一番あぐねる…」

青葉「ま、まぁまぁ、ツンデレを味わうとまた変わった楽しみも」


<俺がツンデレに目覚めたらどう思う?
<ちょっと引くと思います
<…………なら尚更なぜこの企画を考えた…
659 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/07(木) 23:27:58.83 ID:xKj+n67M0

短いですが続きは明日に
アディオス…
660 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/09(土) 17:59:26.24 ID:tDBs7H5f0
【加賀の場合】
《執務室》

加賀「(ツンデレで提督が振り向いてくれると青葉から聞きました)」

加賀「(青葉の言う通りにするのはしゃくにさわりますが、このままだと他の艦に提督を――)」

提督「すまない、そこの書類を取ってくれないか」(カリカリカリ

加賀「………………………」

提督「加賀くん?」

加賀「そ、そそ、そんな仕事私に頼まないでくれるかしら」(フンッ


提督「…………」

加賀「な、何、そんなに私のこと見つめて、そんなに見つめても取ってあげないけど」(ツンツン

加賀「(うっ)」(胸ズキズキ

提督「…………」(スクッ

書類<何だ司令官さんが取りに来るのか?

提督「加賀くんはそこで座っていたまえ」(スタスタ・ぱし・スタスタスタ・ストン…

提督「………」(カリカリカリ

加賀「…………」(ツンツンもやもや


加賀「(うっ、苦しい…胸が苦しい)」

加賀「(好きな人の頼みを断るのがここまで身を縛るなんて)」

加賀「(元来のツンデレは少し精神が参ってるのかしら、うっ…)」


<えっ……つ、次からは取ってあげる





【島風の場合】
《執務室》

島風「(提督と仲良くなるにはツンデレがいいって青葉さんに教えて貰ったー!)」

提督「すまない、そこの書類を取ってくれないか?」(カリカリカリ

島風「やだーーっ!」

提督「」

島風「(ツンデレってなにか知らないけど、ツンツンしてればいいんだよねっ)」

島風「早く自分で取ってよねっ!」

提督「…………むぅ」

提督「よし、あとで島風にはお菓子あげるか」

島風「取ってくるぅーーーッ!!」(ダッ
661 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/09(土) 18:00:14.67 ID:tDBs7H5f0
【羽黒の場合】
《鎮守府・廊下》

羽黒「(し、しし、司令官さんにお近づきになるには、つ、つつ、ツンデレ?がいいと青葉さんに教えていただきました……!)」(はぐはぐぅー

羽黒「(で、で、でもツンデレって、司令官さんにツンツンしなくちゃいけないから、わたっ、私にそんな…//)」

羽黒「(でもでも、こうでもしないと私なんかじゃ司令官さんと仲良くすることさえ)」

羽黒「(ここは、青葉さんの言葉を信じて)」(グッ

提督「むっ、羽黒くんじゃないか」(向かいから

羽黒「ひゃっ!!」

提督「こんな所で何してるんだ?」

羽黒「あのっ…えっと、そ、そそ、それは、そのっ」(ワチワチ

羽黒「(だ、だめ、司令官さんを見たらツンデレなんて、そんな失礼なあわわわわわ)」

提督「…………?」

羽黒「(な、なんて言ったらツンデレに)」

提督「むっ、少し顔が赤いぞ、熱でもあるんじゃないか」(顔近づけ

羽黒「あっ//えっ//その//」(アタフタハグハグ

羽黒「(あぴゃゃゃゃゃゃー!も、もうどうにでもなっちゃって下さい!)」

<熱があるなら、休憩室に連れて行くが――



羽黒「――し、司令官さんなんて、だ、だいっきらいです!!!さようならっ!」(走り去りトッタトッタトッタトッタトッタトッタ!

提督「…………………」




羽黒「(や、やったー!ちゃ、ちゃんと面と向かって司令官さんに言えましたぁっ!)」(方向性の勘違い

提督「」






<提督ぅーーっ、私にデレさせて下さーーいっ(翔鶴

<…………(羽黒に負わされてキズ)…(スタスタスタスタスタ

<ちょ、な、なんで私には無言で逃げるんですか――!



青葉「ふーむ、ツンデレの効果はイマイチですね」

青葉「(良いデータが出れば私が使わせていただこつと思っていたのですが、残念です)」
662 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/09(土) 18:02:10.23 ID:tDBs7H5f0
【ビスマルクの場合】(元来のツンデレ)
《鎮守府・酒宴室》

ビスマルク「なにっ!私のお酒が呑めないっていうの!」

提督「最初から呑めないと言っていただろ…」

ビスマルク「あなたの艦むすが呑んでるのよ、それくらい合わせないよね!」(ゴクゴクゴク

提督「マスター、チェイサーを一つ」

<はいよ…


ビスマルク「はぁ、まったく、ホントつれないわねぇ」(ツンツン

提督「失礼な」(カリカリ

ビスマルク「(――まぁ、ホントは無理に呑む必要はないんだけど)」(デレデレ

ビスマルク「(私の近くにいてくれればそれで……)」(デレデレデレ

ビスマルク「(提督を感じていたいだけだから…)」(デレデレデレデレ


提督「(羽黒くんに何かしたのだろうか…うっ、胸が痛い…)」(カリカリカリ




気づいたら日付がorz…
お詫びにもう一つお話を
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/09(土) 18:41:07.33 ID:fQHmfyPMo
乙です
664 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/09(土) 23:33:57.82 ID:tDBs7H5f0
【秘密の開発】
《鎮守府・ 工廠》

「提督さん、こちらが完成した物です」

「うむ素晴らしい形だ…」(指つぅぅー

「完成まで丸三日かかった代物ですよ…」

「ほう、明石の技術でも三日かかるのか」

「提督さんの要望が多かったですから、仕方ありません」

「ふむ、この窪みに時間がかかったんだな……」(サスリサスリ

「ええ、そこは、ご注文通り例の物と形状は同じにしました寸分の狂いなくフィットするかと」

「…いいものだ」

「これで一日中ずれることなくハメ続けられますね…」

<らめぇー……


「………ふむふむ」(指つぅぅー


「――――むっ、この裏の突起はなんだ」(コリコリ

「そこはですね…(ギュッ)このように指をはめていただく場所です」

「なにっ、(ギュッ)…ほーう、こちらも素晴らしい形様だ」

「行為に及ぶ際に提督さんが疲れてはいけませんからね」(フッフッフッ

「ああ、そう何度も味わえる快感ではないからな、しっかり噛み締めなければ…」

「―――そうだ……(ガサゴソ)(ドンッ)」

「頼まれていた報酬、渡しておこう」(バサッ

「ふっふっふっ、ありがとうございます」(懐にスササ

「大切になさってくださいよ、壊れたら修理が大変ですから」


<フッフッフッフッフッフッ――

<使うのが楽しみだ――


665 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/09(土) 23:34:54.81 ID:tDBs7H5f0
《執務室》

提督「…………」(そわそわそわそわ

<炊けたよー(ホッカホカ

<こっちもオッケー(グツグツ

提督「よし…」


提督「――まずは炊きたての白米を…」(ヨソイヨソイ

提督「――次にこの横須賀海軍レトルトカレーを全体にまんべんなく…」(チョキチョキ、パカッ

<とろとろー

器<らめぇーっ溢れちゃうよぉー


――香りがふわぁぁ――


提督(…ジーン

提督「そして最後の仕上げはこのスプーンを例の窪みに」

器<あんっ、あんっ、そこっピッタリあなたの形!あああああっ!!(効果音ガッチャッピィン!



提督「おおお……」(プルプル

提督「(自腹をはたいて明石に作ってもらったこのカレー専用器、通称K―K)」

提督「(中身を入れて初めて感じる一体感…ここまでの完成度になっているとは)」


<しゃ、写真だっ、セルフタイマーで一緒に写るぞ――!



鈴谷(@ドアの隙間「……て、提督もたまには羽を伸ばしたいときくらいあるじゃん?」(食事休憩からの帰り



明石<ワーイ新しい工具セットだーー
666 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/09(土) 23:37:28.14 ID:tDBs7H5f0
らめぇー、溢れちゃうよぉー、ビクンビクン。
今日はここまで、一日お疲れ様でした
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/10(日) 09:34:23.78 ID:+ZQpErgjo
らめぇー乙しちゃうよー
668 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/11(月) 19:14:56.48 ID:jdrFwyO+0
【なぞなぞ】
《執務室》

提督「………………」(カキカキカキ

文月「しれいかーん」(ふみふみ

提督「なんだ文月……」(カキカキ

文月「わたしぃーすることないねー」(秘書艦

提督「…………」(カキカキカキ

文月「お仕事がないと暇だねぇー」

提督「…本でも読んでいたらどうだ?」

文月「ほーん?」

文月「司令官に買ってもらった本、全部読み飽きちゃったー」(足ぶらーんぶらーん

提督「むっ……むぅ…そうか…また買いに行かないとな」(ペラッ

文月「うん」(コクン

提督「………………」(カキカキカキ

文月「長月ちゃんたち、いつ帰ってくるのぉ?」

提督「そうだな…海上護衛だからあと一時間後といったところか」(カキカキカキ

文月「あといちじかんかぁー、遅いねぇ」

提督「(一時間以内に書類を終わらせなければこの部屋が使えなくなるのか……頑張らねば)」(使命感

文月「(それまですることないかなぁ…)」



――三十分後――


文月「――上はこうずい、下はおお火事、これなーんだ」(@司令官の膝の上

提督「うーん…」(カキカキ

提督「………お風呂?」(カキカキ

文月「ぴんぽーん当たりー」

文月「それじゃあ、次は」


文月「――通る時には閉まって、通らない時には開いているもの、なーんだ」

提督「…………うーん」(カキカキ

提督「……………分からないなー」(カキカキ

文月「もう司令官!」(ポコッ

提督「な、なんだよ」(イテッ

文月「私が問題出してるんだから、お仕事しないで………!」(ポコポコ

提督「そ、そんなこと言ったって仕事もしないといけな――」

文月「私としごとどっちが大切なのっ!」(ぷっくぷくぷー

提督(ドキッ「………………それはー…今はまぁ…」

提督「……しご――」

文月「ふわぁぁぁ!」(うっ、うぅ…ぽろぽろ

提督「」



<文月の方が大事だっ…な、泣かないで、うっ、くれ…うぐ(なでなで
【今日の徹夜が決まった瞬間である】
669 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/11(月) 19:15:44.43 ID:jdrFwyO+0
――その夜――

《明石特性エナジードリンク三本》

翔鶴「はい、おにぎり作りましたからどうぞ」(お盆コトッ

提督「…………」(カキカキ

翔鶴「…ふぅん」

翔鶴「今日の夜は早く寝られるんじゃなかったんですか」

提督「ん、ああ」

提督「ちょっと書類が上手く片付かなくて」(パクっ

<――――そうだ翔鶴。なぞなぞを出そう

<えっ。なぞなぞですか?

<目は四、鼻は九、口は三、では耳はなんだ

<えぇー…(シンキングtime)

<(ニヤニヤ)難しいだろ











<…………………………………………………舐める物――?

<それ小学生答えられると思うか?
670 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/11(月) 19:19:10.00 ID:jdrFwyO+0
文月くんは宿題の提出が出来ていないので、放課後、体育倉庫に一人で来るように


【これから十日ほど更新ペースが二日、三日に一度ほどになると思います。お許しを】
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/11(月) 21:02:31.61 ID:tTDkm7TgO
乙です
672 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/13(水) 06:11:41.24 ID:YlXi8rKe0
一週間、更新がほぼストップすると思います。正確にいつ次更新できるのか分かりません。







社畜提督にはちょっと忙しい時期なんです……
673 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/20(水) 22:47:05.80 ID:A1w2lNZQ0
【川内三姉妹with秘書艦】

――川内の場合――

川内「はーい、これ頼まれてた書類」(パサッ

提督「むっ…」(ピらっ

川内「あと辞書、置いとくから」(ドサッ

提督「むむっ…」(辞書チラリ

提督「(川内はいつも見かけによらず仕事態度は真面目だな…)

提督「(いやっ、見かけによらずは失言か)」(カリカリ

提督「(……長女としての自覚がやはりあるのだろうな)」

<お茶おかわりいる?

<…いただこう



提督(カリカリ

川内「ああー」

川内「早く夜になんないかなーー」

提督(ピクッ

川内「ねっ、提督もそう思うでしょ」

提督「むぅ…」

提督「まぁ夜は結構。悪くない」

提督「夜には嫌な物を忘れさせる力がある」(カリカリ

川内「だよねぇ〜、夜戦とか夜戦とか、もうパーって感じ」

川内「ホント夜が待ち遠しいよ」(うフフっ


提督「夜は書類を見なくてすむ…」(フフっ

川内「……………あっ」

提督「……全てが闇に飲み込まれて…書類は異空間に放り出される…ダークマター…暗黒物質…うっ、書類が」(ウゴゴゴゴ

川内「誰か医者呼んできてーーーー」

――那珂の場合――

那珂「かんこ、かんこ、かんこ艦これ!ハイッ!!」

提督「……………」(カリカリ

那珂「かんかんここっ、かんこ、艦これ!ハイッ!!」

提督「(………那珂は…)」

那珂「かんこかんこかんこ、かんこ艦これ!ヨイショッ!!」

提督「(………ここをステージか何かといつも勘違いしている)」

那珂「ヒューーーンッ………!!」(パサッ、ホチキスカチッ、パサッ、ホチキスカチッ


那珂「――……ふぅ」(汗拭い

提督「(そしてこの達成感…)」

提督「那珂、お前二冊しか作ってないだろ」

那珂「えっ」

提督「今日はそこの山全部留めるんだぞ、いったっだろ」

那珂「…………」
(えっとその、えっとー…の目


<ア、アイドルはホッチキスを押す力が1日二回分しかないんだっ!(キラッ
<(イラッ
674 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/20(水) 22:48:38.32 ID:A1w2lNZQ0
神通の場合

神通「提督…」

神通「お茶が入りました…」(コトッ

提督「むっ、ありがとう」

神通「…いえ」(スス

提督「……」(ズズズ

提督「(神通君には、駆逐艦の隊の指導を任せているが――)」


島風『えっ、じ、神通さんがどんな人か?』(焦っ

島風『あ、あ、神通さんは鬼きょ『せ、先人としてとても熱心に私たちに戦闘の基礎から、よく指導して下れる優しい軽巡のお姉さん…かな』

島風『………うん』




提督「(と、あの島風が口調を変えるほどの鬼きょ、優秀な指導者のようだ)」

神通「…………」(椅子にちょこん

提督「(彼女のおかげで今の駆逐艦隊の戦力があると言っても過言ではないだろう…)」

神通「………」(チラチラ

提督「(そして秘書艦としての働きも申し分ない、言うことはないな)」

神通「あのー、提督」

提督「んっ?どうした」

神通「その、ご、ご迷惑でなければ」

神通「……今晩、ご一緒に食事なんてどうでしょう」

提督「食事……?」

神通(コクコク

提督「作ってくれるのか?」

神通「………………………」


<(コクッ


神通「いつも私に先に帰らせてその後も一人でお仕事されてるんですもの……」

提督「うっ」

神通「………今日くらいは最後まで付き合わさせていただけませんか?」

提督「………う…うぬ」

提督「…今日はいつもより遅くなると思うが、いいんだよな」

神通「はい……」



那珂(ドアの隙間「(あっちゃー、ついに一線越えちゃったかー)」(おでこペシッ

川内「(これは限られた艦むすとしか提督はやらないからねぇ、よほど信頼しているか、愛しているか)」

那珂「(これで神通も嫁候補だねっ)」(キラーん

川内「(あの子は大きくいい子に育つからねきっと)」

那珂「(大きく(意味深))」


<――……それじゃあ那珂ちゃんわー♪ダンスのお稽古があるからー、帰らないとーっ!

<そうだ夜戦だーーーーーっ!(夜は元気に



神通「………………姉さん////丸聞こえですっ………」(ブルプルッ
675 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/20(水) 22:49:16.72 ID:A1w2lNZQ0
お久しぶりです。無事復活。これからは毎日更新を目指してがんばります
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/20(水) 22:51:25.70 ID:3H33fZiU0

翔鶴さんはどうでるのか
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/20(水) 23:01:38.62 ID:f9Ms1DfJo
乙です
678 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/22(金) 05:52:07.52 ID:CWY1SmJp0
【お客様】

漣「Dの3!」

曙「水しぶき」

漣「また水しぶきかよっ、五回連続だぞおいっ」(歯キッ

潮「う、うーん。難しいねえ」(team漣

曙「じゃあ次は私ね、Aの2」

潮「あ、当たった」

漣「………………………」

曙「ふんっ、頭の出来が違うのよ」

漣「………………」

漣「………あーあ、ぼーのが沈んじゃった」(ボ

曙「チョッ、なに勝手に私の名前つけてんのよ!」

<ぼーのがぼーのを沈めたっ

<だ、だから不吉なこと言わないでよバカっ

<ぼーのが悪いんだもーん

<じゃあこっちの駆逐艦の名前は漣にしよっか(朧

<うわー、朧がいじめるよーー。著作権侵害だよー


《執務室》

提督「………………」(カリカリ

提督「………………………」(カリカリカリカリ

提督「………んっく」(座り直し…カリカリ

漣「はぁーあ、負けちゃった」

潮「惜しかったねぇ」

曙「まだまだね」

朧「楽しかったねぇ」

提督「………………」(カリカリ

提督「(なぜ執務室でするのだろうか…)」

漣「ご主人様も一緒にします?」

提督「んっ?」

漣「海戦ゲームです。ルールは知っていますよね」(カチャカチャ

提督「………いや俺は」

漣「そんなこと言わずに、ササッ、どうぞどうぞ。スペシャルゲスト席に」

提督「…むぅ」(すたすた

曙「ったく足引っ張んないでよねっ」

潮「曙ちゃん失礼だよー」(あわわ

提督「…………むむぅ」
679 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/22(金) 05:52:50.77 ID:CWY1SmJp0
――十分後――


提督軍<雑魚め、もう少し優秀な電探でも装備するんだな

漣「」(team漣
曙「」

提督「ふぅ………」

潮「すゴーい…無傷で勝っちゃった」

提督「む、昔からこのゲームはしてきたから感覚が残っていただけだよ」

漣「………………………」

提督「もう一試合するか?」

漣「やってやんよ…」(カキカキ

曙「絶対負けないわよ」(カキカキ

<二人とも頑張れーー



【その後、提督の無傷六連勝あたりで漣と曙は現実の厳しさを知ったとさ】
680 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/22(金) 20:08:18.26 ID:CWY1SmJp0
秋津州の脇ペロペロしたい。


ネタ募集させていただきます



主要キャラ
空母――加賀、赤城、翔鶴、瑞鶴、雲龍、隼鷹、飛鷹、鳳翔、瑞鳳

戦艦――金剛、比叡、霧島、ビスマルク、扶桑

重巡――鈴谷、青葉、羽黒、足柄

軽巡――那珂、川内、神通、北上、天龍、球磨、多摩、木曾

駆逐――暁、響、雷、電、マース、文月、長月、島風、初雪、舞風、野分、漣、潮、曙、朧

潜水――伊168

工作――明石

その他――間宮、他提督、ガン爺、マシュマロ

あまりにもマニアックで書けそうもないものや、今までと凄く似たようなネタはちょっと考えさせてもらいます
『もっとこう書いて欲しい』『こう書いた方が見やすい』など意見要望も可。というかドシドシお願いしたいくらいです

《新キャラの追加は無し》
>>681
>>682
>>683
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/22(金) 20:39:41.90 ID:tHsoFKfTO
暁型とサイクリング
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/22(金) 20:47:31.35 ID:OSlPcbkLo
ぼのの
少し素直になれて仲良くマッタリ出来ました
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/22(金) 21:47:48.41 ID:Nsz9hWYLo
明石のマッド発動
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/23(土) 21:44:04.06 ID:NCHiRXV/o
神通と漣の性格を入れ替えてみよう
685 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/24(日) 00:48:56.22 ID:y6DdrQ3y0
>>681ありがたき幸せ



電(二番目「待って欲しいのです〜」(ギコギコ

雷(一番目「ちょっと遅いわよ電、頑張ってぇー」(ギコギコ

響(四番目「ハラショー、これはいい風だ」(スッスッスッ

暁(三番目「〜〜♪〜♪」



提督(五番目「」(………

他提督(六番目「サイクリングなんて久しぶりねぇー、あれっもしかして二人で自転車なんて初めてじゃない?」(コギコギ


【暁型とサイクリングwith提督 他提督】

電『司令官、明日は一緒にサイクリングに行くのです』(自転車持ちながら

提督『………………………』(動いていたペンが止まる


【スケジュールが書かれた紙が俺の机の上に叩きつけられた。そこには俺の名前がなんの違和感もなく追加されており、有無を言わさず連れて行こうという思いが伝わった】【提督の日記より】



提督「――響くんは、普段からサイクリングはするのか?」

響「いやサイクリングなんて初めてだよ」

提督「そうか」

響「うん」

提督「………………」

響「………」

<…キコキコキコキコ

提督「(むっむぃ………この子は何を考えてるいるのか分からない、表情から読み取ることが難しい)」(クッ

響「(ハラショー、こうして司令官の弟に話しかけられるのは少し緊張してしまうな)」

提督「(や、やはりここは妖○ウォッチやプリ○ュアで話題を盛り上げなければいけないのだろうか、いやっ…逆にいい大人がそんな話題を持ち出すのもそれはそれで――)」

響「(司令官弟は司令官とは目が似ていないな、近くで見るとよくわかる)」

提督「(プリ○ュアっ、プリ○ュアっ…二人はプリ○ュアっ…歌が全くわからん)」(世代の違い

響「(黙っているのも嫌だな、何か質問を)」

響「司令官弟に彼女はいるのか?」

提督「ウヌフッ!?」

他提督「あらっ」
686 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/24(日) 00:54:01.42 ID:y6DdrQ3y0
響「いないのかすまない。傷をえぐったか?」

提督(グサッ「い、いや。この年になって彼女の一人も出来たことのない俺も悪いんだ…ひ、響くんは悪くない…」

他提督「響いいわよ、もっとコイツに言ってあげてこうでも言わないと真剣に考えないからコイツは」

提督(グサグサ「うっ…」

電「しれいかーん、キレイな海なのですーーっ」

雷「気持ちいいわねーっ」

提督「…………」(ふらふら

雷「しれいかーーん?ついてきてますーー?」

提督「……んあっ」

提督「…あ、ああーっ!すごく楽しいよー、誘ってくれてありがとうー」

電「どういたしましてなのですーーっ」

暁「響、間が空いちゃったから先頭に追いつくわよ」(キコキコキコッ

響「ハラショー了解した。後ろは任せるよ」(キコキコキ

提督「あ、ああ…」

他提督「コケないようにしなさいよー」


提督「……………むぅ…」

他提督「ちょっと落ち込みすぎ」(うっふふ

提督「………うむ…」

他提督「まあ、あんな小さい子に心配されるのもなかなかくるものはあるのは確かよね」

提督「…………ああ…」

他提督「……………」

提督「………うむ…」

他提督「(意外とメンタル弱いのね)」













彼女=好きな人
好きな人=艦むす
すなわち
彼女=艦むす

なんて素晴らしい三段論法なんだ…
687 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/24(日) 22:42:21.62 ID:y6DdrQ3y0
>>683

<キュイーーンキュイーーン…ピカピカピカッ

明石「ここは…こうして……もうちょっと左にアレを」(キュイーーンキュイーーンジジジジジジジ

――三十分後――

<明石さんまた何か作ってるねぇー

<司令官に怒られなきゃいいけどねぇー

<この前は大変だったもんねぇー

<あの技術。もっと別の道で使えば世界征服くらい簡単なんじゃないかなー


明石「――……よし出来た」

明石「提督から廃棄を頼まれた機銃を余った資材でそれとなく改造して完成したこの………」

明石「ラーブーラーブ機ー銃ー!!」(テッテレーン

【ラブラブ大作戦】前編

明石(@眼鏡スチャッ)「前回の提督の考えてることがわかーる眼鏡で得た情報を元に作成されたこの機銃」(白衣スッ

明石「命名した通り、性能はラブラブにさせるもので」(ペラペラ

明石「この銃から発射された弾丸を対象に撃ち込むことが出来れば、撃たれた対象は撃った人を大好きになってしまう」(ペラペラペラペラ

明石「効果は丸一日。それを過ぎてしまうと効果はスッパリ消えてしまい元の関係に元通り…」(ペラペラペラペラ

明石「一日だけでもあの人を私のぞっこんにしたいという望みをもつ世の男性、女性の悩みはこれで解決!」


明石「………っと、いう道具ですね」(眼鏡と白衣はずしはずし…

明石「また暇潰しに余計な物を作ってしまいましたが私には使い道はないので誰かに譲りましょう」




翔鶴「(……)」(一口目

翔鶴「(……明石さん…ありがとう……)」(合掌…


瑞鶴「(明石さんの言ってた説明、胡散臭いなぁー)」(二口目

瑞鶴「(でも見た目殺傷能力はなさそうだし、ためしに誰かに撃ってみてもいいかな)」(あはは




翔鶴「(居たっ…!)」(曲がり角の陰にススッ

<(トコトコトコ(後ろ姿

翔鶴「(よ、よし…落ち着いて…これさえ当たれば提督は私のことが一日大好きになるのよ…そうすればその間にあんなこともこんなことも)」

<(トコトコトコトコ

翔鶴(顔ヒョコ「(…弓と同じように放てば大丈夫よね、よしっ)」(カチャ

翔鶴「(いくら不幸艦でもこれくらいっ!)」


翔鶴「――――――――――」(パンッ!

ビスマルク(スッ「イタッ」(提督の後ろの曲がり角からスッと出てきたドイツ艦ビスマルクさん(二十六歳

翔鶴「」

提督「んっ?ビス子どうした」

ビスマルク「な、なんか背中にチクッて――」

ビスマルク「(うっ)」(ドックン…

翔鶴「」(あわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわ
688 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/24(日) 22:44:17.18 ID:y6DdrQ3y0



瑞鶴「(あっ、居た)」(ヒョコ

<どうしたんだビス子、目の色が変わっているがカラーコンタクトか?――

翔鶴<(あわわわわわわわわわわ――


瑞鶴「(な、なんか知らないけど提督がしゃがんでる…まぁ動かないでじっとしてくれてるからありがたいか)」(幸運艦の実力

瑞鶴「(えっと、弾薬は入ってるわよね……よしっ)」

瑞鶴「(……………………)」(カチャ――標準合わせ

瑞鶴「(これで提督に……………)」

瑞鶴「(んっやっ!)」

瑞鶴「(てっ!////べ、別に提督のことが気になるとかそう言うんじゃなくて、あくまで実験的に撃つだけだし……うんうん、そうよ)」

瑞鶴「(こ、これは明石さんが嘘をついていないかの実験なんだから)」(首ふりふり、手ぶんぶん


明石銃<(あっ、標準が――


瑞鶴「(実験対象として提督を選んだだけだし、特別な感情とかそんなものはっ)」(カチッ、パンッ!

加賀「ん……」(たまたま提督がしゃがんでるのを見かけ様子を伺いにきた空母のトップ加賀さん(二十五歳)

瑞鶴「」

加賀「いま何か背中に…」

加賀「(うっ)」(ドックン

加賀「はぁ…んっ…」(フラっ

瑞鶴「」(汗ダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラ
689 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/24(日) 22:44:57.77 ID:y6DdrQ3y0
>>682
ぼーのさんはラストに

今日はここまで。ちなみに明石さんは大人のおもちゃも作ってくれます(テキトー
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/24(日) 23:21:49.86 ID:4G74mUMwO
乙です
691 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/26(火) 23:36:16.30 ID:G68Manmh0
【後編】
《執務室》

翔鶴「………………」(イライラ
ビスマルク「翔鶴ぅーーー」(スリスリ

瑞鶴「………………」(イライライライラ
加賀「…………………………♪」(肩よせ

提督「事情は分かった、つまりまた明石が何かやらかしたんだな」

瑞鶴「分かったのならこの人をどうにかしてください提督!」(机バンッ

翔鶴「私からもお願いします提督」

提督「むっ……むぅ」

提督「まー、これは明石が起こした問題だからな俺には何とも」

翔鶴「そこら辺を提督の力でなんとか」
<しょーうーかーくーーー(スリスリ

提督「二人には悪いがそれは不可能だ、明石の薬の作成方法は俺には理解できない。管轄外という物だ」(はっはっはっ

瑞鶴「それは提督としてどうなのかと思うのですけど」(イラッ
<〜〜〜〜〜〜〜♪

提督「じょ、冗談だ。落ち着いてくれ」


提督(こほん「この後、俺から明石には今後このようなことがないように厳重注意しておく。ただその効き目を消すには現状一日待つしかないということだ」




「――せっかくの機会だ、効果が切れるまで仲良く過ごすのも悪くないだろ――」
692 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/26(火) 23:37:18.60 ID:G68Manmh0
ビスマルク「翔鶴、今日は一緒に寝ない?」

翔鶴「く、くっつかないで下さい!」

ビスマルク「いいじゃない私と翔鶴の仲でしょ」(ピター

翔鶴「どこがです!?本来の私とあなたの仲は最悪なんですよ」(来るなーっ

ビスマルク「それは最高の間違いでしょ」(スリスリスリ

翔鶴「」(ゾワッ…

ビスマルク「んっ?」(スリスリスリ

翔鶴「(な、何が最高なんですか。普段なら私に文句ばっかり言ってくるクセに)」

翔鶴「(そうっ、今朝だってビスマルクが!)」


〜Remember〜

ビスマルク『…………………』(艤装check

翔鶴『………………』(弓のはりぐあいcheck

ビスマルク『翔鶴、そこのオイル取って頂戴』(作業しながら

翔鶴『えっ…私いま手が離せないですから自分で取ってくださいよ』(チラッ

ビスマルク『手を伸ばせば届く距離でしょ、いいからとっとと取りなさいよのろま』

翔鶴『はいっ?いくら近くても私は弓の最終整備に忙しいので無理なんですよ、わかりますか単細胞さん』

同じ場にいる艦むす<………………………………………



ビスマルク『』(ビキッ

翔鶴『』(ゴゴッ



翔鶴「(もうっ、これが丸一日続くなんて、考えただけでも頭が痛いです…)」(頭抑え

<そうだ翔鶴、今から一緒にお風呂に行かない?そうよね、行きましょう――(手グイッ

<い、嫌です単細胞の裸なんて見たくありませんから

<どうしたの昔から一緒に入ってたじゃない――

<そんな記憶ないです、だいたいあなたと出会ったのは去年の話で

<私にはあるわ、そうあの日は私と翔鶴が初めて五年前――

<いま私去年っていいましたよね
693 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/26(火) 23:44:48.96 ID:G68Manmh0
瑞鶴「ちょ、もうっ近づかないでよ!」

加賀「何を嫌がっているの。スキンシップよ」

瑞鶴「あんたとスキンシップなんてゴメンなんだから!」

瑞鶴「(くっそー、いままでさんざん提督に隙あらば話しかけて、そして提督に誉められるのを一番の楽しみにしていた提督大好きの加賀はどこに行ったのよ!)」(もう皆知ってます

加賀「どうしてそんなこと言うの?」

瑞鶴「それはその行動が気持ち悪いからよ」(ストレート内角低めのボール

加賀「…………はあ…」

加賀「……素直になりなさい、瑞鶴」(肩よせよせ

瑞鶴(ぬおぉお「っおーーーーっーーっーーーーー!!」(声にならない叫び

瑞鶴(そっぽ向きブンッ!

加賀「……?」

瑞鶴「(な、なんなのよコイツは!いっつも私と二人になると文句たらたらで愚痴をこぼしてくるクセにーーーっ!あーーっ、あの銃のせいで加賀が加賀じゃなくなって提督から私に乗り換えてるしーー!)」

瑞鶴「(はっ……そういえば昨日も……)」



〜〜Remember〜〜

加賀(トイレですれ違いざま『あなた、肩に糸屑がついてるわよ』(pick

瑞鶴『あっ…』

加賀『空母たるもの身だしなみくらいしっかりしなさい』

瑞鶴(イラ『わ、分かってるわよ』

瑞鶴『(い、いちいち嫌みを追加してこないでよったく)』

加賀『またそう言って、本当に分かっているのかしら』(ふぅん

瑞鶴『とりあえず糸屑取ってくれてありがと、それじゃ』(横通り抜けスタスタ

加賀『あと服ももう少し清楚に、胸元が開きすぎよ』(ピシ

瑞鶴『はーい』(軽く受け流し

加賀『服装のアドバイスとしては』

加賀『あなたの胸は平らなのだから、そんな服を着ないでシャツとかにしなさい。そっちの方があまり目立たないわ』(真面目に


<ポキッ……



瑞鶴(壁に拳ドンッ…「(誰が胸について触れろと言った…)」(思い出した記憶が瑞鶴に感情を揺さぶる

瑞鶴「(貧乳をこけにしやがって、デカイあんたには分からないんだよこの悩みは…)」(更にドンッ!

瑞鶴「(毎日これでもマッサージしてるんだぞ…)」(ドンドンッ!!

瑞鶴「(翔鶴姉のカップと同じくらいになろうと毎日してるんだっつーの…)」(ドンッズンッ!(メリメリ…

瑞鶴「(…滅)」

加賀「瑞鶴、なにを怒っているの?悩みがあるなら私が聞いてあげるわよ」




《執務室》

提督「どうして呼ばれたかは分かっているな」

明石「えっ…あ、あー」

明石「……………………………………………………」

明石「あっ、ワカッター」

明石「あ、新しい開発のめいれ」

提督「本当にそれだと思うのか?」(ゲンドウぽーず
明石「すみませんでした」
694 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/26(火) 23:52:00.08 ID:G68Manmh0
同時刻
《川内型の部屋》

明石銃<やあ

神通「………………」(正座

神通「(……真性にこの機銃には…そのような効果があるのでしょうか)」(三口目最後の一つ

<………私…混乱しちゃいます








今日はここまで、このまま話は>>684に続きます





貧乳の子がぴっちりした服を着ている姿は胸が大きい人よりも逆に股関に響くよね、ね
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/26(火) 23:54:12.97 ID:bxbpUgAwO
乙です
696 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/29(金) 00:11:18.38 ID:tIDTvtVd0
【漣と神通の性格が入れ替わるお話】
《廊下》

漣(中身は神通)「こ、こんな効果があるなんて聞いてないですよ明石さん」(ぐすっ…)

神通(中身は漣)「オーケー、私にも分かるようにもう一度説明してくれないか」(一旦落ち着こうのポーズ

明石「なるほど…つまり神通さんは私の譲った機銃を提督に向けて発砲したもののそちらのピンク色をした髪の少女と当たってしまい。中身だけが入れ替わってしまったということで宜しいでしょうか」

漣(神通)「は、はい……」

神通(漣)「なるほど…わからn」

明石「え、えっと、私の作った機銃にはたまたま性格を入れ換える能力も備わっていたという理解で大丈夫です」

漣(以下省略)「あのっ…それで、私たちはこれからいったいどうなるのでしょうか。もし一生このままだったら…私……取り返しのつかないことを…」(うるっ

明石「そ、その心配はありません。効果は一日きっかりです。これはきっとこの銃の能力が変化しただけだと思われますから」(だから泣かないでぇー

漣「…あっ………よ、よかったです…」(ほっ

明石「まあ、話は逸れてしまいますが」

明石「神通さんも提督のことがお好きだったんですね」(ニヤニヤ

漣「えっ///」(ポッ

明石「提督を狙おうとして外したんですよね、つまりはそう言うことなのでしょう?このこのー」(このこのー

漣「はっ…!そ、それはっ///」

明石「ここの鎮守府は隠れたライバルが多いですからハードルは高いですよ」(このこのー

漣「だから、それは違います……ぅ!」(ベタな反応

明石「(むっ、意外と頑固。こうなったら…)」

明石「あっ、なら神通さんは提督のことが好きではないのですね」「えっ」

明石「そうですか残念です」「あっ」

明石「提督に興味なぞ全くないただの上司だと」「うっ」

漣「…あ………ああ…それは…その…」(真っ赤…

明石「(あらこの反応素敵)」

神通「二人ともー、今は恋話より、この状況をどうするかが大切なんじゃないですか」(ふふん

明石「あっ、す、すみません。つい盛り上がってしまいました」

明石「――と言いたいのですが、その前にあなたはいったい誰なんですか?見たところここの鎮守府の関係者ではなさそうですが」

神通「むぅっ?あー、それは私の中身の人についてですよね」
<体はそっちのピンク髪ですけど

明石「はい。まだお会いしたことはないと思いますので」

漣「あっ…すみません、私もあなたのことは何も」

神通「あいやー、まあ初対面ですし」

神通「簡単に説明しますと――」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


明石「駆逐艦?」

神通「いやー、まあー、私は別にご主人様のことはー、ただの友達と思っていますからー、神通さんはご心配なさらずともー」

漣「うっ…」

漣「(…友達……うらやましいです…)」(ズキズキ

明石「へぇー、知らない間に提督も友達を増やしてるのですねー」(いがーい

明石「(まっ皆さんその友達という枠から知らぬ間に抜け出しているんですよねー)」(ニヤリ

神通「およっ?」
697 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/29(金) 00:13:44.34 ID:tIDTvtVd0
明石「あっ…すみません本題ですよね、本題」

明石「えっとー…実は先ほど提督に私がその銃を作ったことが提督にバレてしまいまして、こっぴどく叱られてしまいして」

明石「そこで、二人には人格が入れ替わっていることを隠したまま丸一日過ごして欲しいんです」

明石「これがまたバレてしまいますと、もう私この鎮守府から……うっ…追い出されうっ…」

明石「なので、なんとかバレないように過ごしていただけませんでしょうかぁ!」





漣(神通)「(明石さんったら、本当に自分勝手な人で困ります……バレないように過ごすなんてどうすれば)」(トコトコ

曙「あっ、漣ぃー!おっそいわよどこ行ってたの」

漣「えっ」

曙「あんたよ、あんた。またベタなボケかまさないでよったく」(ツカツカ

漣「(あっ。そ、そういえば漣ちゃんから同じ第七駆逐隊の説明をうけていたんでした)」

漣「(あ、あれは漣ちゃんに聞いてた情報が正しいのでしたら『紫色の髪でポニーテールをしている。性格が少しキツイせいか孤立しがちだが根はとってもいい子。ツンデレ属性たっぷり、噛めば噛むほど味わい深い』の曙ちゃん…)」

曙「余計な心配しちゃったわ、ホント私の心配料は高いんだから」(フンッ

漣「(あっ…この優しさは合っていますね、良かったです)」

潮「あー、もう漣ちゃん。皆で待ってたんだよー」(たったっ

<たゆんたゆーん、ばいんばいーん

漣「はっ」

漣「(あの胸は『青色の肩までかかる髪をしている引っ込み思案で自分に自信が持てず、いつもモジモジしている。しかし一番優しく誰からも愛される性格ゆえに憎めない。ちなみに胸は重巡にも負けず大きく、基本第七駆逐隊の胸担当』との潮ちゃん…)」

漣「(………………私の………負けてるかも)」

朧「ほらっ、だから言ったでしょ漣はクマに襲われてないって」

漣「(『黄色いショートカットの女の子、真面目で正義感が強く、いつも一人で頑張ろうとするところが玉に傷。第七駆逐を影で支える縁の下の力もち』こと朧ちゃん)」

朧「でもどこ行っていたのよ、心配したわよ」

漣「ご、ごめんね。ちょっとトイレに」

曙「トイレ?どこのトイレ使ってきたのやら」(ふうん

潮「お部屋戻ろうよ、漣ちゃん」

漣「そ、そうだね」

漣「(バレずに過ごしきれるといいのですが…)」



今日はここまで
お休みなさい
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/29(金) 01:07:35.33 ID:EkHrCTpVO
乙です
699 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/30(土) 06:01:53.08 ID:/xmReyZq0
神通「(もともと本人はあまり口数は多くないって神通さん言ってたし、静かにしていればオッケーでしょ)」(トコトコトコトコ

神通「(まあ丸一日黙ったまま過ごすのはたぶん無理だけど)」

川内「おーい、神通ーっ提督がさっき呼んでたぞー」(廊下の奥から

神通「およっ?」

神通「(えぇーっと、たしか川内姉さんって方だよね。夜戦が好きとかナントカカントカ…)」

川内「早く執務室行ってくるんだぞー」

神通「は、はーい」

神通「(ご主人様が神通さんを呼び出しって、なんだか早速最初の難関が訪れそうな予感……)」

<………また海戦ゲームの誘いだったら楽なんだけどなー(トコトコ



《執務室》
翔鶴「今日は嫌に暑いですねー、あー、暑いなー」(ネックパタパタ

提督「ああ、そうだな」

翔鶴「ほんと困りますよねー。暑いと汗が出てきちゃって服がぬめっとしちゃうのが嫌なんですよねー」(首のボタン一つ外し

提督「ああ…」(カリカリ

翔鶴「ふぅー。あー、暑い暑い」(ネックパタパタ

提督「……………………(無・反・応)」(カリカリ


<knock…knock…

神通「失礼しまーす」(ガチャっ…

翔鶴「んっ……?ああ、神通さんですか。今日は暑いですよねー」(パタパタ

神通「えっ、あっ、そ、そうですね」(くすっ

神通「(ご主人様の隣にいると言うことは秘書艦?きれいな銀髪だわー、財布に入れたら金運上がりそうだわーー)」

提督「神通くん、わざわざ呼び出して悪いな」

神通「あっ、い、いえいえ全然気にしないでください」(うふふ

提督「それで呼び出した訳なんだが。今日は駆逐艦の訓練が昼から入っているようだな」

神通「………………んっ?」

提督「訓練だよ。たしかこの書類に――ほら、今日の昼にと報告書が、神通くんが提出してくれたはずだか……気のせいだったか?」(ピらっ

神通「あっ、ああー訓練ですね。はいそうですよ」

神通「(訓練!?)」

提督「その訓練、今日は見学させてほしいのだがいいだろうか?」

神通「(け、見学?)ど、どうして見学を」

提督「んっ、いやっ。神通くんの指導はどういうものなのか前から気になっていたんだ」

提督「あっ別に悪い意味ではないからな、いつも君に任せてしまって逆に申し訳ないと思っているよ」

神通「な、なるほど……え、ええ。いいですよ」

神通「(うわー、マジかー、もうマジかー。これっ……マジかーー)」

提督「うむ。ありかとう」

神通「(基本、指導は受ける側なんですよねー。どんな指導をすればいいのやら…)」

<私もついて行きましょうか提督?

<いや、翔鶴はここにいたまえ


神通「そ、それでは私はこれで…」

提督「あっ、すまない。もう大丈夫だよ」

神通「はい、それではまた昼から。失礼しましたご主人様」(ペコ

<カチャカチャ、ガチャっ…バタン
700 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/30(土) 06:05:20.21 ID:/xmReyZq0
提督「………ご主人…様?」

翔鶴「てーとく。今の呼び方。いったいどういう意味ですかー」

翔鶴「どうして神通さんが『ご主人様』とメイドのような呼び方を――」

提督「し、知らない!昨日までは普通に提督と呼んでくれていたんだ」

翔鶴「でもあの物静かな神通さんにご主人様だなんて

翔鶴「てーとくがそういうプレイに興味があるということで宜しいですか?」

提督「全然よろしくないですっ!」

翔鶴「川内さんから、いつかの夜に提督と神通さんが執務室に二人っきりで夜を共にしたと聞いていましたし……」

翔鶴「その時に無理やり神通さんを――」


神通『あっ……んっ、んっく…ご主人様っ!そこは、そこっ、あっ、止めてくださっ、あっ、んっ、んんーーーっ』

神通『あーーーんっ、ご主人様っご主人様っ。気持ちいい、気持ちいいですっアッアッアッアッ』


翔鶴「とメイド服を着せて、猫耳をつけさせて。恥ずかしい下着までつけさせて――」

<まてまてまて!!!俺はそんなことしていないし、それを望んでいない!本当に知らないんだ――

<あー聞こえなーい。もう有罪判決ですよ、ご主人様♪

<たしかムチが台所の棚に――

<No!No.No.No.!翔鶴、話が飛躍しすぎだ!そ、そんな翔鶴の想像だけど話を進めるのは――

<あっ、あーりまーしたーご主人様ー。(スパンっ!ビュンっ!!





<…………
701 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/31(日) 09:19:15.67 ID:s3Z9mA8g0
《鎮守府・中庭》

漣「…………ふぅ」

曙「いくわよー、えいっ!」(ボールビュン

朧「よっ」(パシッ

潮「ナイスキャッチー朧ちゃーん…!」

漣「…うふふ」

漣「(嗚呼…川内姉さん、那珂ちゃんに絡まれない静かな休日。こんな日が私に来るなんて夢みたい…)」(うちわぱたぱた

朧<私もいっくよーーっ!潮っ(えい

潮<うわっ…!(のけ反りキァッチ

曙<おおっ、潮もやれば出来るじゃないっ――

漣「うふふ……」

漣「(末っ子として生まれたはずなのに、今のこの時間は一日長女で、なんだか不思議な感じ…)」

漣「…漣お姉ちゃんとか…呼ばれるのかなぁ?」(うふふ

曙「ちょっと『漣』、なに一人でニタニタしてんのよ気持ち悪いわねっ」

漣「ひっ……!」(ビクッ

曙「何が『ひっ!』よ、うっざい」(ツンッ

曙「私たちと遊ばないのなら部屋戻ってなさいよっ目障り!」(ツンツン

漣「うっ…」(グサッ

漣「うう……」

漣「……ご、ごめんなさいぃ…」(うっうるうる

曙「は、はぁ!?な、何で泣くのよ、ちょっ、えっ!?」

漣「(妹に…妹に…虐められました…うっ、長女なのに私長女なのに…そしてまさかの呼び捨てです…うう)」

朧「もう曙っ、ケンカは止め、えっ!?泣いてる!?」

曙「ど、どど、どうしよ朧!漣が泣いちゃったんだけど」

潮「もう曙ちゃん止めなよー……(スタスタ)えっ!?」

漣「ううっ……ううー…」(グスグス

漣「(川内姉さんにも悪口言われたことないのに……うう…長女ってこんなに苦しかったんだうぐぅ)」

朧「曙なに言ったの!?漣を泣かせるなんて『漣の持ってるフィギュアとブロマイドカードとゲームを全て粉砕☆玉砕してゴミの日に生ゴミと一緒にして出してやろうか』位のと同等のことを言わない限り泣かないはずなのよ」(肩ユサユサ

曙「べ、別に悪口なんて言ってないもん!いつも通りだもん!」

潮「そのいつも通りが辛かったんだよ漣ちゃんは…」

曙「えっ…」

潮「そうだよ…きっと」

朧「そんな……」

潮「いつも…私たちの前では笑顔で過ごしてくれてたけど…」

潮「漣ちゃん…」

潮「本当は凄く傷ついていたんだよきっt」

曙「ナイナイナイナイナイナイ!絶対それはないから!」

潮「そこは全否定なんだ!」

朧「だって仕方ないよ潮、昨日だって曙と漣は――」
702 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/31(日) 09:20:59.59 ID:s3Z9mA8g0
【曙がいつもの如くまた漣に文句たらたらを言ったのち】

「うざいのよっ!」

漣『カバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディ――――』(スサササササササササササササササササササ

曙『うわっはっーーーっ!!気持ち悪いーーーっ!特にそのゴキブリみたいな動きがga』

朧『潮知ってた?カバディってアジア大会があるみたいなのよ』

潮『へーー、私初耳だよ。カバディって人気なんどね』

朧『そうなんだよ、漣なら結構いい線行くんじゃないかなぁ?』

潮『動きはそれっぽいけど、プロには敵わないよきっと』

朧『そっかー…』

漣『ふへへへへ、ぼーのの体中の穴という穴をなめ回してくれるわ、ふへへへへへへへ』(カバディカバディカバディスサササササササ

曙『うわぁぁあああ!発言までもが気持ち悪いぃー!!』

<カバディの恐ろしさとくと味わうがいいわ!!(ガバゥッ!!

<うぎゃーーーーーーーーーっ!


朧『………………』

朧『――漣はー。今日も元気だし春だねー』

潮『――うん。そうだねー』




朧「とか、してたからね。潮も一緒にいたんだから覚えてるでしょ」

潮「で、でもあれは演技で実は」

曙「あれが演技だったら漣はカバディのプロ選手よりも劇団に入ることをオススメするわ」

漣「うっぐ…………うぇーん……」(ぐずぐず

曙「…………も、もういつまで泣いてるのよ」

朧「はい、とりあえず曙は漣に謝ってっ」(背中グイグイ

曙「えっ…う、うん…」

潮「(あれ、曙ちゃんが漣ちゃんに謝るのってこれが生まれて初めてなんじゃない、私初めて見た)」

曙「………………………………」

曙「…………ご、ごめん」

漣「うっ……ううん……私の方こそ……泣いちゃって、ごめん…」(ゴシゴシ

朧「よく言ったね、あけぼの」(肩ぽんっ

潮「すごいよ曙ちゃん、仲直りできたよ」

曙「う、うん…」

<漣もそんなところに座ってないで、一緒にボール遊びしようよ

曙「(なんだろう…)」

<えっ…………う、うん(コクコク

<漣ちゃん、いくよー(えいっ


曙「(今まで味わったことのないこの……………………………敗北感)」(空を仰ぐぼーの
703 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/05/31(日) 09:24:41.85 ID:s3Z9mA8g0
第七駆逐隊の話がどんどん生々しいものになっている


第六駆逐隊は見ていて楽しい。第七駆逐隊は一緒にいて楽しい。ちなみに僕はどちらかと言うと第七駆逐隊の方が好きです。異論は認めます



次の投下はまた後日
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/31(日) 09:56:09.02 ID:2Y2/mev6o
乙です
705 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/01(月) 23:39:30.83 ID:JkzN3BLO0
《鎮守府・訓練場》

神通「」

提督「……………」(端から眺める

文月「今日は何するのかなぁ」(ボソッ

長月「陣形の確認とかじゃないのか」(ボソソ

雷「珍しく司令官が来てるわね、頑張らなくっちゃ」

電「あっ、本当なのです」

野分「(………髪の毛セットしてくるの忘れちゃった)」(アホ毛ピョンっ

舞風「(今日こそ訓練中に吐かないようにしよう…)」(グッ

島風「ねえねえ提督ぅーーっ!どうして今日は来てくれてるのー?ねぇーーっ!」(しれぇーってばー

提督「んっ……………………?いや、たまには書類整理ではなくてもっと提督らしい仕事をしようと思ってな、今日は見学だ」

<じゃあ提督の足と腕と顔に巻かれてる包帯はーー?ケガしたのー?

包帯<ドーモ、ホータイ・デス

<むっ…………むぅ…………れ、歴戦の古傷が…う、浮かび上がったんだ…(擦り擦り

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

神通「(ああー、どうしよ。訓練とか何するか知らないんだけどぉ……アレかな鬼ごっことかかくれんぼとかで遊びながら訓練をしてるのかな、私たちの方は結構こんな感じにゆるゆると――)」


駆逐艦s<…………(真剣な眼差し


神通「(いやっこの目は違うわ、本気の訓練の目だわ)」

神通「(となると……問題になってくるのはどんな訓練をするかか、あーん…」

神通「えっとそこの銀髪ちゃん」

野分「えっ、あっ、この野分をお呼びでしょうか」(ピシッ

神通「きょ、今日はどんな訓練がしたい?」

神通「(とりあえず聞いときゃなんとかなるか、メシウマーキタコレー)」

野分「えっ…訓練の内容は神通さんが選んでくるとのお話では」
神通「(あの軽巡め面倒な設定にしおって)」

神通「あっ、そうでしたね」(ニコ

神通「(真面目で優しいそうな態度がまさかここで裏目に出るとは)」

提督「毎回考えているのか、神通も忙しいな」(包帯気にしながら

神通「ま、まあそれも私の仕事ですから」(うふふ

神通「(さて、どうしたもんか…)」


神通「――そうですねぇ……それなら今日は」

神通(手パンっ「前回と同じメニューにしましょう」

駆逐艦s<ハイッ!

神通「(ふっ、チョロいぜ)」(ぐへへ

提督「むっ……?同じなのか?」

神通「はい。今回はご主z、提督もいらっしゃいますので前回と同じにさせていただきます」

提督「なるほど、何やら気を使わせているようだな。すまない」

神通「いえいえ、なにより基礎の練習は大切ですから」

提督「うむ、それはいい心がけだ」

神通「初心忘るべからずですよ提督」

神通「(今。めっちゃ良いことっぽいこと言ってやったぜ?)」
706 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/01(月) 23:40:31.08 ID:JkzN3BLO0
――三十分後――


長月「はぁはぁ…んっ…はぁ…」(息切れ

神通「え、えっと…そうですねえ…も、もうちょっと腰を落として航行した方がいいと思います…」

長月(ありがとうございますの頭下げクイッ

長月(そしてまた休み間もなく航行に

神通「(や、やばスティック…もうアドバイスできる事が尽きた…)」

神通「(どれくらいピンチかと言うとドラえもんの秘密道具がけんかグローブしかないくらいだピンチだ)」

けんかグローブ【自分で自分を殴り一人でケンカが出来るグローブ】


駆逐艦s<はぁはぁ…くっ、くはぁ(駆逐艦の感情


神通「(もうさっきから腰の話しかしてないよ私)」

提督「さ、さすがだな神通。素晴らしい指導だ、こちらから命令することもなく全員が訓練に集中している」

神通(肩ビクッ「えっ、え、えぇ」

提督「…………恐れ入った、君に指導を任せて正解だったよ」

駆逐艦s<あとさんしゅーーー!ハイッ!

<文月がんばれ!もう少しだ!

<ふ、ふみぃー、ふみぃーーー(へろへろ

<ごめん野分やっぱり吐く(うぷっ…

<私に言っても何も変わらないと思うのだけど…



神通「(あっ、なんだか胸が凄く痛い。張り裂けそう)」
707 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/01(月) 23:42:26.89 ID:JkzN3BLO0
>>705
のラストの神通さんの言葉は?ではなく!です。入力間違い。誠に申し訳ございません。


ドラえもんの秘密道具で一番欲しいのはもしもボックス。あれはたぶん最強
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/02(火) 00:15:01.63 ID:QNi3HLUy0
うそエイトオーオーもかなりチートだと思う
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/02(火) 03:16:32.36 ID:tFBINB/qo
もしもボックスはパラレルワールドへ行くだけど、ウソエイトオーオーは未来の事象すら書き換えるからな
710 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/02(火) 23:44:58.40 ID:xef4E/MF0
<カットーーっ

【二人は悪戦苦闘しながらも無事ばれる事なく一日を終えた………】


その後の神通

《川内型の部屋》

川内「神通っ!昨日のもう一回やってよ」(開口一番

神通「えっ………昨日の……ですか?」

川内「そうそう、私たちの前でしてくれたじゃん」(あぐらドカッ

那珂「あーーーっ!それ那珂ちゃんも見たいみたーい!」(お化粧パタパタ

神通「姉さんたちに見せたもの……ですか?」

川内「そだよー」那珂「うんうん」

神通「」

神通「(昨日の私。なんだか嫌な予感がします――)」

<あれホント面白かったよねぇー

<那珂ちゃんも久しぶりにお腹から笑っちゃったー、アイドルなのにー


神通「あの……昨日のというのは」(おそるおそる

川内「えっ、神通のモノマネ三十連発」





神通「………………………………………………………………」


那珂「でも今考えたら、神通ずるいよぉー」(ツンツン

那珂「だって、あんなに面白くて可愛い妹がいたら私の仕事がなくなっちゃうじゃん♪」(キラッ

<まあー、でもー那珂ちゃんのあどけなさにはさすがの神通でも敵わないかなぁーーーっ(キラキラっ


川内「いやー、神通がそういう事が出来る子だったとは思わなかったなー」(腕組みうんうん

川内「面白いことが出来て、思いやりある可愛い子はそうそういないからね。これなら提督も好いてくれるよきっと」


神通「………………………………………………………………あの………」

川内「んっ?」那珂「どうしたの?」


神通「………………………その…具体的に…どんなモノマネを………」

川内「えっ まあー私が見て一番面白かったのは――――」



川内「 『沖に打ち上げられ、身動きがとれずバタバタしている駆逐イ級を優しく海に返してあげるおじさん』 」

神通(漣)『さあ。海におかえり』(ざばぁー

神通「」






711 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/02(火) 23:47:46.42 ID:xef4E/MF0
その後の漣
《他鎮守府》
漣「あーーーっ、メシウマーー。メシウマーー」(PCカタカタ

漣「単艦駆逐艦放置レベル一五〇はいいねぇー」(ポチっ

漣「ありがたやーありがたやー……」(手のシワとシワを合わせて(ry

朧「ねえ漣。いま暇?」(ノートぱっさー

漣「おっ、朧よ。この漣に何か用かな」

朧「うん、ここの問題を教えて欲しいんだけど」(ペンかちかちっ

漣「んー?どれどれー、パソコンの使い方で何か解らないことでm――」

難関入試問題テキスト<やあ

【なんとそこには漣には理解不能な数字がずらり!】

漣「」

漣「…………だ、ダメじゃんおぼろー。そういう事は私の専門外、ぼーのに聞いてよ、ほら」(手ヒラヒラ

朧「またまたー、昨日この問題より、もっと難しい物をあれだけ分かりやすく説明してくれたのは漣じゃないの」(肘ついエイエイ

漣「この漣を口車に乗せようったってそう簡単にha」

漣「(はっ……………!昨日だと……!?)」

潮「さざなみちゃーーん。一緒に遊ぼーー」(オセロ片手

漣「えっ、ちょま」

漣「(昨日の私は神通さんが担当していたから、つまり。この現象は神通さんが)」


神通『もっと私に頼っていいんですよ』(長女の威厳

朧・潮・曙『(さっきまで泣いていた人が突然おかしくなった……)』


潮「私が黒で漣ちゃんが白ね、はしっこは私が一つ先に貰うよ」(ぱたぱた

朧「ちょっと潮ぉー!いま漣は私の方で忙しいんだから取らないで」(右手ぐいっ

潮「ダメだよ朧ちゃん。これは昨日私が漣ちゃんと約束したんだから」(左手ぐいっ

<だーーめ、潮はあっち行っといて

<むぅぅーーー、朧ちゃん意地悪ー

漣「おっ、おっ、おぉ」(ユゥサユサ

曙「……漣のクセに、人気者なんだから」(大人しめのフンッ

漣「(!?ぼーのまで……………そんな)」

漣「ぼーの…うざいとか言わないの?」

曙「えっ……だって言ったら漣が泣くじゃん」

漣「その程度で泣くかバカっ!!」

曙「はぁ!?昨日泣いたのはどこの誰なのよ」

漣「あ!れ!は!別人なの!分かったらさっさと私に文句言ってみなさい」

曙「くっ…う、うざいのよ、アホ漣!」

漣「もっと!」

曙「まねけ漣!」

漣「もっと!」

曙「目障り視界に入んないで!」

漣「よしっ、補給完了!」

<漣ぃーー、ここ教えてよぉーー――

<オセローー…――

<えええい!二人まとめて面倒見てやるY!
712 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/02(火) 23:51:34.23 ID:xef4E/MF0
【その後、神通さんは一日風邪で寝込んでしまいましたが提督に看病してもらい無事、元気になりました――――漣ちゃんは結局わからなかった朧の質問に知恵袋の手を借りて返答しました】






これにて神通と漣の性格が入れ替わるお話は終了です。次の話はぼーのを予定していましたが、今回で多くの登場をしていただきましたので、別の話を投下すると思います

単艦高レベ放置。感謝です。



>>708
>>709
Wikipediaで調べて見ました。たしかに凄い効果ですね。未来を簡単に変えるなんてさすがドラえもん?そこに痺れる憧れぅー
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/02(火) 23:56:53.51 ID:OVeEG86uO
乙です
714 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/05(金) 22:46:34.21 ID:FtoH/0RO0
【胸キュン】小話

《執務室》

提督「……………………」(カリカリカリ

ビスマルク(@トレーニングウェア「んーーー…」(ホットヨガ中

<その体勢のまま、ゆっ…くりと体を倒していきま〜す(ぐぐぐー

ビスマルク「…………ぬっ…ぬぅぅー…」(ぷるぷる

提督「……………………」(カリカリカリ、カタッ

提督「…………」(インクぽんぽん…

提督「…………」(判子ぽんっ

提督「…………――」(次の書類ぺらっ――

提督「うっ…!」(ツッーーーー

ビスマルク「んっ?」

提督「イテテテテ…」(指握りしめぎゅーーー

ビスマルク「何?指でも切ったの」(ビデオ止めピッ

提督「むっ………むぅ、ああ、少しな」

ビスマルク「大丈夫?見せなさいよ」

提督「ま、まあ子供じゃあるまい、この程度の傷は放っておいても――」(ペンかちゃっ

ビスマルク「バカね、何言ってるのよ見せなさい」(手ぱっ

提督「むっ……だ、だからそれほど」

ビスマルク「紙で切ったら痛いでしょ(はぁ…)ほら指。貸しなさい」(髪を耳にかける仕草さらっ

提督「…………?」

ビスマルク「早くっ」(とんっ

提督「あ、ああ」(傷ついた指すっ

ビスマルク(はむっ(指パクっ

提督「!?!?」


ビスマルク(チューーーッ

ビスマルク「んっ(チュゥー)…んぱっ……ふぅ、消毒するほどでもないのは確かだけどね」(ニタニタ

提督「あっ、あぁ、びっ、びすっ」(口ぱくぱく

ビスマルク「あーー(ポケットごそごそ)あとコレ絆創膏。ちょうどさっき駆逐艦に貰ったのよねー」(包み紙ビリッ

ビスマルク(ぐるぐる「――どう?まだ痛むかしら」(ペタッ

提督「い、痛くはないが、い、い、今のは」

ビスマルク「なによ、今のって」(けろっ

提督「やっ、その…………」

提督「(あら?)」

提督「…………や、やっぱり………な、何でもない」(ペンかちゃ…

ビスマルク「あっそ、じゃあ私ホットヨガするから」(踵返し

提督「う、うむ」(カリカリ

提督「(な、なんだやけに自然だったぞ。ドイツだとあれくらいは普通なのだろうか、ま、まあ国が違えば風習は全く違うのか)」(うんうん

提督「(日本人の感覚とドイツ人の感覚を一色単していてはいけないな、いくらビス子が日本に馴染んでいるとは言え、もとは生粋のドイツ――)」

<(ドサッ

715 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/05(金) 22:48:29.43 ID:FtoH/0RO0
提督「むっ……?」(チラ

ビスマルク「」(パッパッ!!

提督「むぅ…?」

ビスマルク「なによ」

提督「何か落ちた音が聞こえたがらビス子の持ち物か?」

ビスマルク「だ、だったら何よ」

提督「そうか。ならいいんだ」(カリカリカリ

ビスマルク「(フンッ)まったく。ヨガの最中に話かけないでよ集中できないわ」(声震えぶるぶる

ビスマルク「(っ、見られてないわよね)」(ボソボソっ



提督「………………………………?」






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716 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/05(金) 23:08:56.52 ID:FtoH/0RO0
更新の遅れは、心の汚れ。申し訳ございません。それとなく理由にもならない言い訳をさせてもらいますと前回の話に結構体力をそそいだ結果がこれです。漣ちゃんと神通ちゃんは罪深いですねー(むふっ)
次の話は明日に投下できると思います


それと、また近々ネタ募集もさせていただきます。もうネタはあるという方はレスして下さればいつでも見て、なるべく早く書けるようにします


あとビスマルクをやっとお迎え出来ました。ヤッター、ヤッタヨー、カワイイヨー、ペロペロペロー。クンカークンカー、すーはー、すーはー(ビスマルクの汗ばんだ脇に顔を思いっきり挟みながら深く息をすーはーすーはー。




龍驤「憲兵さん。またコイツです」
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/05(金) 23:58:25.28 ID:0cEwPeKsO
乙です
718 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/07(日) 01:06:29.97 ID:Uc5iWNeP0
【例の紐in鎮守府】

最近話題の例の紐。青葉さんが皆さんにプレゼントしたそうです


翔鶴の場合

翔鶴「ねぇ瑞鶴…この紐どうやって使うのかしら」(たるーん

瑞鶴「紐?」

翔鶴「そう、青葉ちゃんから貰ったんだけど、なにか特別な使い方でもあるのかな…」

瑞鶴「うーん。見た感じただの紐っぽいけど…」

瑞鶴「翔鶴ねえだったらリボンとかにしたらいいんじゃないかな」

翔鶴「でもこれ……長いわよ」(びよーん

瑞鶴「じゃあ、翔鶴ねえの髪を結ぶのに使ったらどう、翔鶴姉髪の毛長いからさ」

翔鶴「あっ、なるほど。それは名案ね♪じゃあー、早速――」(ぐるぐるギュッギュッ

瑞鶴「翔鶴姉。いつも赤色のリボン着けてるから青色だと何だか雰囲気違うね、可愛いよ」(うん

翔鶴「えへへーありがとね瑞鶴。――でもこの長さの紐だったら」(ぐっぐっぎゅっ…

翔鶴「提督を縛るのにも使えそうだわ」(リボンキュッ

瑞鶴「えっ」



加賀の場合

加賀「…………………………」(人差し指と親指でつまみ上げ、たるーん

青葉『これどうぞ!』(さっ

加賀「……なにに使うの……」

赤城「また難しそうな顔ですね、何かあったんですか」(お茶ズズズ

加賀「赤城さん……この紐をどうやって使えばいいのか迷っていたところなんです」

赤城「紐……」(湯呑みコトッ

赤城「……………………………」

赤城「ヒモと一緒になってはいけませんよ、加賀」

加賀「言うと思いました」

赤城「……でも加賀のことだから、そういうところ私は心配なんです…」

赤城「…………分かってくれますか」

加賀「赤城さんお忘れですか、私には提督以外居ませんからその心配は無用なんですよ」

<ちなみに昨日。提督に戦果をあげたことを誉められました。羨ましいでしょ。そうでしょう。(キラキラキラキラキラ

<でも残念。この気持ちは誉められた私しか分からないのですから(キラキラキラキラキラキキラキラキラキラ


赤城「(もうそういうところが危ないんですよ……)」
719 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/07(日) 01:09:07.14 ID:Uc5iWNeP0
球磨の場合

球磨「クマー、これはお部屋の飾り付けに使うクマー……」(椅子よじよじ

北上「違うよお姉ちゃん、その紐にはちゃんとした使い方があるんだから飾り付け用じゃないよ」

球磨「クマッ?北上、知ってるのかクマー?」

北上「まーね。教えてあげよっか?」

球磨「よし、一応聞いてやるクマッ」(むふっ

北上「じゃあ、球磨姉はここに腕を上げて座って」

球磨「なんだクマその紐は体に着けるのかクマ?」

北上「うん、そういう使い方なんだ。はい腕あげて」

球磨「体にハレンチなことはしないで欲しいクマよ」

北上「それは球磨姉が提督にしてもらいたいだけじゃん、願望ー」(ぐるッ

球磨「うっさいクマ。それの何がイケないことなんだクマ」(んっ

北上「(重症だなー)」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

北上「……(ぎゅっ)……(くっくっ)……(リボン結び)」

北上「はい、できたよ」

球磨「んー?これで完成だクマか」

北上「うんそう。これが最終形態、いまそれなりに話題の紐だから」

球磨「うーーん?ただ体を縛っただけじゃないかクマー?本当に合ってるのかクマ」(すっかすか、だるーん

北上「合ってるよ」(じーー

北上「………………………けど、球磨姉には早かったね」

球磨「……………………………おう、よく分からないけどバカにされてるのは分かったクマ」





よし、明日には更新できたな(錯乱)
720 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/07(日) 23:13:56.59 ID:Uc5iWNeP0
鈴谷の場合
《執務室》
鈴谷「はーい、報告書だよー」(ドサッ

提督「…………………………おう…」(書類から視線あげて

鈴谷「んっ?」

鈴谷「なにその視線、どうしたの」

提督「……いや、その紐はなんなのかと思って」

<あー、あと報告書ありがとう(ぱっ

鈴谷「あーー、これ?これはね今話題の最先端ファッション」(紐ひっぱりびよーん

例の紐<いい胸だ、嫌いじゃない

提督「…ぬ…ぬぅ……俺にはよく分からない」(カリカリ

鈴谷「あはは、まあ提督は男だしね」(えへ

提督「………ふむ…」

提督「俺はもう少し時代の流れを感じなければいけないのかもな…」(しみじみ……

鈴谷「(そ、そこまで悩むほどでもないと思うんだけど)」

<……………似合ってるよ、鈴谷

<えっ////(予期せぬ誉め言葉



島風の場合

島風「ごーーーーーるっ!!」(紐パーーン



隼鷹の場合

隼鷹「………………な、なあ青葉…」(赤面

青葉「何ですか隼鷹さん」(機材とにらめっこ

隼鷹「……こ、この紐、本当にこんな使い方なのか。めっちゃハズイんだけど」(カァァァァ

例の紐<もう重圧がすごいんだコレガ

青葉「隼鷹さんは大きいですから、いいですねぇー」(ニコニコ

隼鷹(モジモジ……ウッ…

青葉「(恥ずがる隼鷹さん。いただきました)」(ぱしゃっ
721 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/07(日) 23:18:25.10 ID:Uc5iWNeP0
漣の場合

漣「こ、これは」(紐

漣(キュピーーン!

漣(ミシンドドドドドドドドォォォォドドド

漣(手縫いススススススススススス!

漣「う、潮!ちょっと来て」

潮「うーん?どうしたの漣ちゃん」(女の子座りからのよっこいしょ…

漣「えいっ!」(服すぽーん

潮「えええ!?」

漣「これ着て!」(バサッ

潮「う、うわうわっ、な、なに漣ちゃん。いきなりどうして」(例の白服

漣「ほい!髪の毛はツインテーール!」(シュシュをきゅっきゅっ

潮「うわぁああーっ!」

漣「はい、脇あげて。紐通す!結ぶ!」(さささっ

潮「えっ、うわっ、ちょっと漣ちゃん――!」

<まって――ちょっと――事情を説明――うっ、キツい――


漣「………………………………………」(事後

潮「な、なんなのもう漣ちゃんっ、この服と紐なんだか変だよぉ」(もう完全に女神様

漣「………ああ………あぁ…」(絶句

漣「ダ○まちのヘス○ィアの現代版…ウシティアの誕生…」

潮「む、胸に、なんだか違和感がするしい…」(たゆん

例の紐<この胸のsize!まさにあのお方と同じ!

漣「おお…おおー…」(神々しい

漣「ウ、ウシティア」

漣「はっ(我に返る)そうだ潮……ねぇ、『ベル君』って私に言って。お願い」(ハァハァ…

潮「えっ、べ、ベル君?」

漣「こう、幼い子みたいに…上目遣いで」(ハァハァハァ…//

潮「う、うん…いいけど」



潮「ベル君?」(チラ

漣「「うぐふっ」」(血ブシャぅ

潮「キャーーーーーー!!」

朧「さざなみぃーーーーーー!!」

曙「私の机ぇぇぇーーーーーーーーー!!」



今日はここまで、お疲れ様
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 23:32:49.30 ID:NJr/bCg9O
乙です
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/08(月) 00:30:34.62 ID:rmo121jlO
青葉、当然撮ってるな?
その写真いくらで譲ってくれる!?
724 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/08(月) 06:45:26.08 ID:tl464Ltw0
>>723
青葉「えっ>>723さん、いくらで譲ってくれるかですか?………う、うーん…まあいいですよタダであげましょう。お金なんてそんな頂けませんよ…ええ、結構ですよ。お金なんて」(ニヤニヤ
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/08(月) 06:58:34.74 ID:bTddFYpBo
体で払いますねボロン
726 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/08(月) 20:46:28.98 ID:tl464Ltw0

そこから青葉ちゃんが>>725さんが装備している機銃のあまりの大きさに気が動転してしまい、顔を真っ赤に火照らせて歯を立てたままパクっと咥えてしまうんですよね
そんな数少ない青葉ちゃんの薄い本だれか描いてくださいお願いします




あっ、次の話は今晩投下する予定です
727 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/08(月) 23:52:53.77 ID:tl464Ltw0
【雨ノチ晴れルや】[新艦むす登場]

《食事処鳳翔》

窓の外<ザァアーーザァァーーザァアーーザザーァー…

雨樋<ゴゴゴゴォー

店内<ワイワイワイ、箸カチャカチャッ、ガヤガヤガヤ


鳳翔「すいませんお待たせしました。こちらご注文のビールとさきいかの天ぷらです」(コトッ

客A(サラリーマン風)「おぉー、旨そうーっ!」

鳳翔「遅れてしまって、申し訳ございませんでした」(ペコ

客B「いやいや、いいんですよ鳳翔さん。これだけ沢山のお客さんがいるなかで一人で全てを回すのは忙しいでしょう」

鳳翔「え、えぇ……本当、いつもお客様にはご迷惑を――」

客C「そんなっ、迷惑だなんてトンでもない!僕たちは鳳翔さんの料理を味わえるのならいくらでも待ちますよ、なぁ」

客D「まっお前は鳳翔さんに会いたいから来てるんだからいくらでも待てるよな」(おでこ突っつき

客C「ちょ、それここで言うのは無しだろっ!」(ガタッ

客A「おおww怖い怖いww」(ビールぐびぐび

客C「か、からかってんなよ、お前も鳳翔さんが目当てなクセにっ」

客A「(ビールグフッ)んふっ!お、おい止めろよ!」

鳳翔「うふふ、ありがとうございます。それではごゆっくりどうぞ」(クスクス


<………今の見た…

<……………見た、スッゲー可愛かったな

<……ああ、俺も鳳翔さんのファンになるわ――

<ようこそ、鳳翔さんファンクラブに――




鳳翔「………はっ…」(トントントン

鳳翔「(皆さんのおかげでこの食事処は雨の日でも繁盛させてもらっています)」(グツグツグツ

鳳翔「(ですが先ほどのようにいつもお客さんを待たせてしまって申し訳ないですね…)」(味見ススス

鳳翔「(もともとこのお店は艦むすを止めたあと一人で細々と経営しようと思っていたものなんですが)」(……考えるポーズ

鳳翔「(うーん……………やっぱりあともう一人、アルバイトでもいいので雇った方がいいのかしら…)」

鳳翔「(そうすればお客さんにこれ以上ご迷惑もかけませんし、私個人の時間も……)」

鳳翔「(……提督さんとの時間も……はっ、わ、私ったらナニを破廉恥な…//)」(ポッ

鳳翔「(よ、よしっ、私決めました!雇いますアルバイトを)」(グッ

鳳翔「(ど、どうせ雇うのなら私みたいなおばさんよりも可愛らしい女の子がいいですね)」

鳳翔「(間宮さんなら誰かいい人を知っているかも知れません。あとで電話をかけてみましょう)」(トントントントン

<ふふーん…これはいい考えです



窓の外<ガタガタガタガタザァーーーザァーー


客A「なんだか強くなってきたなぁ」(モグモグ

客B「あれっ、天気予報だと昼からは晴れのはずだったけどな…まったく嫌な季節だ」(ゴクゴク

客C「まあ、すべての物事が上手くいくものじゃないさ、天気予報も外れる時はある」(パリパリ

客D「だな」(鳳翔さんの方見ながら


728 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/08(月) 23:58:46.55 ID:tl464Ltw0
――後日――

窓の外<日本晴れっ!<チュンチュン


鳳翔「えっと、私はこのお店の店長…かな?鳳翔です。これからお店のアルバイト、宜しくね」



鳳翔「――磯風ちゃん」

磯風「うむ……じゃない、はい。宜しくお願いいた……します」(口調ガタガタ

鳳翔「い、いいのよ喋り方は、あなたが言いやすいようにしてくれたらそれで」

磯風「………うむ…分かった…」

鳳翔「そうそう、これから長い付き合いになるだろうから仲良くいきましょう」

鳳翔「(まあ可愛い。綺麗な黒髪だわー)」

磯風「……その…鳳翔さん」

鳳翔「んっ?どうしたの磯風ちゃん」(ほのぼの

磯風「ま、間宮さんから話は聞いていると思うが。私はまるで料理は出来ない」(モジモジ

鳳翔「あぁー、それね。ううん気にしなくていいのよ」

磯風「自慢ではないが、この前私の出した料理で腹痛になった人がいたほどだ」

磯風「……真面目に作ってそのレベルなんだ」


鳳翔「」(う、うーん…

鳳翔「(それは予想以上でした)」

磯風「だから…私が言うのもおかしな話だが、本当に私を雇ってよかったのだろうか鳳翔さん…特別なことは何も……」

鳳翔「ま、まあ。たしかにそこまでだとは思っていなかったけど」(アセアセ

鳳翔「お店の仕事はなにも料理だけじゃないのよ、お客さんとの接客に店内の掃除。食材の購入から磯風ちゃんにはそういう仕事をしてもらいましょう」(ニコニコ

磯風「うっ……………せっ、接客もあまり得意な方ではないのだ」

磯風「……目が怖いと、よく言われる…」(ズーーん

鳳翔「(あ、あちゃー)」

鳳翔「な、ならっ、これから、料理も接客も一緒に頑張ればいいのよ」(そうよ、そうそう

鳳翔「こんな可愛い子が来てくれただけで私は嬉しいんだからっ」

磯風「…か、可愛い。私がか!?」

鳳翔「はいエプロンに着替えて、早速きょうの仕事♪始めていきましょう」

磯風「…そ…そんな……////…ほ、誉めてもなにも出ないぞっ」(エプロン結び結び…!


<――ぬぅわあああーっ、ひ、紐が絡まったぞぉ!

<えぇっ!






newアルバイトの磯風ちゃん。これから宜しくお願いします
729 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/11(木) 05:34:44.53 ID:5QkqtpT60
【秘蔵ファイル】
《鎮守府自販機前》

<ガタンッ…チャリンチャリンチャリン、ゴソッ

青葉「〜〜♪」(カメラフキフキ

鈴谷「(ゴクゴク…)ぷはぁ」(出撃終わりの一服

羽黒「(ゴキュゴキュ…)きょ、今日も暑かったね鈴谷ちゃん」(精一杯の世間話

鈴谷「だねぇ、もう汗でべとべと、あとでお風呂入ろっと」(襟パタパタ(あちー

青葉(キュッキュッ

鈴谷(チラッ

鈴谷「んねぇー青っち、今さ、なにしてんの」

青葉「えっ、あっこれですか?カメラの整備です。メンテナンスは重要ですから」

羽黒「青葉さんは、写真撮影がお好きですね」

青葉「ええまあ唯一の趣味ですから」(にたにた

鈴谷「ふーーん…な、る、ほ、ど」(ゴクゴク

鈴谷「――ねぇ青っち」

青葉「はい?」(顔ひょこ

鈴谷(しゃがみ「青っちってさ、好きだよね提督のこと」

羽黒「!?」(ふごふっ!

青葉「!(カメラ、ツルッ!)」

青葉妖精<危ないでーす(ぱしぃ

<(ふーわふわ)どうぞでーす(青葉の膝によいしょ

<傷がつかなくて良かった良かったー(ふわー


青葉「ふっふぅ……んっ」(咳払いこほん

青葉「ナニイッテルンデスカ鈴谷さん、いきなり止めてくださいよ」(平然をよそおう

羽黒「(げほっ…ごほっごほっ…うぐっ。げっほごっほ)」(心の中でむせる

妖精<だーいじょーぶですか?(ふわふわ

羽黒「(そんな……青葉ちゃんも司令官のことが…うぅ苦しいよぉ)」

青葉「ワタシはそんな、シレイカンに対して不純好意なんて持っていませんシ、ただの被写体デスよ」

鈴谷「ごめんごめん、ジョークジョーク。ムキにならないでよ」(なはは

青葉「そうですよ鈴谷さん、もともと司令官のことが透きなのは鈴谷さんの方で――」

鈴谷「そっ、じゃあー、カメラの撮ってる画像見せてもらってもいいよね」(ニヤッ

青葉「えっ」

鈴谷「羽黒ちゃんっ青葉ちゃん押さえといて!」(一眼レフぱぅ

青葉「あっちょっと!!」(ガバッ

羽黒「は、はい」(がしぃ

青葉「ちょっ、止めてください!動けないじゃないですかはなしてぇええ!!」

羽黒「私も青葉ちゃんが司令官のこと本当に好きなのかどうか気になりますっ、ごめんなさい」(ギュウギュウ

青葉「くっ…………そ、そんな卑怯な手を使ってこの青葉、簡単に吐くような玉では」

鈴谷「ふっふーん、これが画像データか」(ポチっ

青葉「あぴやぁああぁあ!それは開いたらダメです!!ダメです!」
730 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/11(木) 05:35:36.83 ID:5QkqtpT60
青葉「ダメダメダメダメダメ!」(じたばた

鈴谷「………………ほーう」(スッスッスッ……

青葉「お、お願いします鈴谷さん!鈴谷さんの恥ずかしい写真は全部消しますから!それでお互い止めにしませんかっ」(わなわなっ

鈴谷「………………ほーーーう↑」(スッスッ

青葉「あっ…ああ………」(うっ////

鈴谷「……………………ほーーーーうっ↑」(スライドススススススッ

青葉「や、やめて下さい…」(カァァァアァァァァァァァ//

鈴谷「(ぽちぽち)全体的に見ると、私たちの他愛のない写真がほとんどだねぇ」(ぽちっ


<(まったまに見てはいけなさそうな写真もチラホラあったんだけど…そこは怖いのでノータッチ)


鈴谷「でも、ただの被写体のはずのテートクの写真がやけに多いのは気のせいかなぁ?」
<あんな提督や、こんな提督。またまたこんな提督まで

青葉「それは…その…たまたまでぇ…うぅ」(プシュゥウウウウウ

青葉「たまたま……そこに司令官が……いたから……撮って。それで」(プシュゥウウウ……

羽黒「…わ、私も見たいです!」(ゆるっ

鈴谷「あっ、羽黒ちゃん駄目!」

青葉「!」(キタコレ

青葉<蝶のように舞い、蜂のように刺す!(スサッ

青葉(するりっ「よしっ、か、カメラは返してもらいます(パシッ!)」(ささっ体勢低く

鈴谷「あっちょっと!青っちズル――」

青葉「鈴谷さん、忠告しておきます。司令官と、私の関係にこれ以上近寄ったら例え相手が鈴谷さんでも容赦しませ――」(がルルぅ

提督「俺がどうしたって、青葉?」




鈴谷「ど、ども」

羽黒「こ、こんにちは……」


青葉「………………………………」

青葉「………………//////////」(カァァァァァァァァァァァァァ!

提督「お前たちは出撃終わりだよな、お疲れ様。今日はどうだった」(青葉の肩にさりげなく手ぽん

青葉「……!………………////司令……ァ……令官の……バ……」(プルプルッ

提督「んっ、どうした口もごもごさせて言いたいことでも――」

青葉「……し、司令官の……っ、司令官のバカァァア!!!!」(走り去りダダダダダダダダ……

提督「…………ば、ばか…今バカって」

鈴谷「照れ隠しだから気にしちゃ駄目だよ提督」(ニタニタ

<照れ隠し…怖い……オコラレタ…うっ…

<はいはい、泣かない泣かない(よしよし

<(カメラの中身、見たかったなぁ…)

731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/11(木) 11:12:30.66 ID:i2p7QGKGO
乙ー
732 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/11(木) 21:11:19.71 ID:5QkqtpT60
翔鶴ねえがエッチな下着を着てるずい…ぴちぴちだずい


ネタ募集させていただきます




主要キャラ
空母――加賀、赤城、翔鶴、瑞鶴、雲龍、隼鷹、飛鷹、鳳翔、瑞鳳

戦艦――金剛、比叡、霧島、ビスマルク、扶桑

重巡――鈴谷、青葉、羽黒、足柄

軽巡――那珂、川内、神通、北上、天龍、球磨、多摩、木曾

駆逐――暁、響、雷、電、マース、文月、長月、島風、初雪、舞風、野分、漣、潮、曙、朧、new磯風

潜水――伊168

工作――明石

その他――間宮、他提督、ガン爺、マシュマロ

今回は《新キャラ追加OK》です。オラーー、どしどしコイヤー!(やけくそ
あっ、キャラだけの追加はやめて欲しいなぁ。ネタも書いて欲しいなぁ…

>>733
>>734
>>735























あっ、脱いだずい
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/11(木) 21:14:29.91 ID:HAbcUniqo
マシュマロ視線の鎮守府の1日。
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/11(木) 21:34:39.33 ID:xGEgcMMWO
青葉 ラーメン店の取材
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/12(金) 00:09:04.24 ID:GpEVwCTho
曙 頭を打ったショックでクソ提督呼びを止め素直になる
736 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/13(土) 23:41:54.59 ID:w/drHXxq0
>>733
【マシュマロ視点の一日】
《鎮守府》

提督「……………カレー……海軍カレーが…食べたい……なぁ…」(カリカリカリ

提督「…………Amazonで取り寄せるしかないのか」

提督「――うおっ」(ビクッ

提督「な、なんだマシュマロか、驚かせるなよ」

マシュマロ「…………」(もぞもぞ…よいしょ…




マシュマロ「(――……俺の名前はマシュマロ。性別は雄だ。雌じゃないぞ、名前で勘違いするなよ)」(もぞもぞ

マシュマロ「(ご主人様は俺のこの毛並みでマシュマロと付けてくれたが、どうも男としてその名前は気恥ずかしいものだ………まぁ嫌いではないがな)」(ふふん

マシュマロ「(えっ、どうして俺がこの鎮守府にいるのかだって?まぁ簡単に言うと)」(見上げ

マシュマロ「(ご主人が泊まり込みでの講習会に参加するそうでその間ここに預けられたという話だ。もっと複雑かと思ったか?残念、それだけだ)」

マシュマロ「(お店の方は閉めたらしい、さすがにあの新人にまだお店は任せられそうにないからな、仕方ない)」

マシュマロ「(………………………………)」(もぞもぞ

マシュマロ「(…………話は変わるが、どうやらご主人はコイツが好きみたいだ)」(上目チラリ


「…………うーん……」(頭抑えながらカリカリカリ


マシュマロ「(提督さんが店に来たときは露骨に嬉しそうだし、笑顔が増える)」

マシュマロ「(ただコイツはせっかくのデートの誘いもただの付き添い人として受け取っていたからな、ご主人の気持ちに気づくのはまだまだ先になりそうだ)」

マシュマロ「(正直こんな奴よりも、ご主人を幸せにしそうな人はわんさかいる。自慢じゃないがご主人はモテているからな、店に訪れる男性客のほとんどは料理を注文するふりをしながらご主人の体を見ている。本当だとも、猫には分かる)」


マシュマロ「(………………………………ただまぁ…お酒が飲めないくせに、ほぼ毎日ご主人の晩酌に付き合ってるところに……コイツの人柄を感じるかな)」

マシュマロ「( あーあ 余計なこと考えてたら目が覚めた)」(んっく。ノビーン。

マシュマロ「(ちょっと散歩でもするか)」(すたっ

「うおっ……お、下りた………………!」(ビビっ

マシュマロ「にゃーっ」(ギろっ

マシュマロ「(俺の自由だろっ!)」
737 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/14(日) 00:14:31.53 ID:8o/FBOxX0
《鎮守府・廊下》

マシュマロ「(――ふぁーあ。ここの建物は広いんだよな。どうやら『ちんじゅふ』とか言うらしい)」(トコトコ

マシュマロ「(名前はどうでもいいが、日向ぼっこが出来る場所が多いのは嬉しいな)」

マシュマロ「(やはりこういう昼間は日向ぼっこをしながらうとうとするのが一番だ、探すか)」

マシュマロ「(まずは一階から捜索を――)」


<(ひょいっ


マシュマロ「(うおっ!な、なんだ誰だ!?)」(もぞっ

「………………」(ジトー

「どうしてあなたが私たちの鎮守府にいるの……迷ったの?」(頭なでなで

マシュマロ「(なんだ、俺のことを知っているのか?」

「それとも鳳翔さんが連れてきたのでしょか」


マシュマロ「(…!?…おお…これは…!)」(もぞっ…肉球もぞ

「…………………?」

マシュマロ「(や、柔らかいぞ…!なんだこの柔らかさは、ハリと弾力が俺を包み込む)」(もみもみもみもみもみ


「んっ…何。む、胸を揉んでも何も出ないのだけど」


マシュマロ「(ま、まるで大きなソフトボールに包まれているようだ……)」(もみもみもみもみ


「……お腹すいたの?」


マシュマロ「(…………(もみもみもみ)…おお…)」(もみもみもみもみもみ


「ど、どうしましょう。猫エサなんて持っていません」

「加賀さんー、もう先に行っちゃいますよー」(遠くから


「あっ、は、はい。私もすぐに行きます」

マシュマロ「(おお…………おおーーー)」(もみもみもみもみもみもみもみ

マシュマロ(もみもみもみもみもみもみもみもみもみも――

<(ひょい、ストンっ

マシュマロ「(ふにゃ!)」


「ご、ごめんなさいね。ちょっと出かけなくちゃいけないの。エサなら提督にお願い」
<(スタスタスタスタスタスタスタ



マシュマロ(もみもみ…もみ……

マシュマロ「( い、行ってしまったか)」

マシュマロ「(……ふむ…次の場所だな)」(足取り重くトコトコトコ
738 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/15(月) 22:50:40.95 ID:SS+QqIfX0
《鎮守府・裏庭》

明石「いやーっ、雨が続くと参った参った」(後頭部ぺしぺし

明石「今日は晴れてくれて良かったです、梅雨の間の晴れ間は気持ちいいんですよねぇ」

明石「ホント、あの空間はヤバいですよもう色々と充満してて、妖精さんにお掃除は任せましたが」


妖精(@ガスマスク(防臭剤ばらまきシューーーーッ

妖精(@ガスマスク(雑巾キュッキュッ


明石「いやー、あれ以上入ってたら不味かったです、気がおかしくなってたかも」

明石「ヘッドスライディングギリギリセーーフッ。ってね」

明石「なんとか提督さんからお願いされていた物も間に合いそうですし、おすし」(トコトコ

明石「あっ、そうだ今日のお昼はお寿司に――」


明石「………おや?」

マシュマロ(@ベンチの上「………………」(すやぁ

明石「おやおや、迷い猫でしょうか」(ひょこひょこ

明石「この辺りには見ないネコですが〜」

明石「にひひぃ、どうしたのか〜〜にゃ〜」(ヨリヨリ

マシュマロ「……………………」(耳ピョンっ



マシュマロ「……にゃー」

マシュマロ「(なんだ一体)」

マシュマロ「(せっかく日当たりのいい絶好のポジションを見つけたというのに、邪魔をされたらたまったものじゃないな)」


「おお、これはこれは」(ガシ


マシュマロ「ふにゃ」


「真っ白でふわふわで、なかなか可愛いですね」(よしよしナデナデ

「やっぱり、久しぶりに外に出たらいいことありました」(んふふ


マシュマロ「(……………ほう)」

マシュマロ「にゃにゃー」

マシュマロ「(ふむ、誉められて悪い気はしないな)」(ぐるん

マシュマロ「(その手に持ってる油まみれのスパナがなければ完璧だったぞ)」(チラ


「えへへぇ、癒されますねぇ」(にまにま

「あっそうだ、ちょっとここで寝といて欲しいのにゃ♪」

「すぐ戻ってきますにゃーーっ」(タッタッ


マシュマロ「にゃッ!」

マシュマロ「(お、おおっ!)」

マシュマロ「(その反応はご飯でもくれるのか!)」(ピン

マシュマロ「(いやいや……まてまて…そこまでしてもらうなんて猫としての威厳が)」

マシュマロ「(………まぁ今回は特別に食べてやろうかな)」(喉ぐるるぅ
739 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/15(月) 22:51:23.82 ID:SS+QqIfX0
「猫さん、お待たせしました」


マシュマロ「(はやっ!)」


「これ、この前作ったんですけど…どうでしょう」(ガサゴソ


マシュマロ「にゃぅ?」

マシュマロ「(な、なんだその布切れはご飯じゃないのか)」


「じっとしていて下さいねぇ…よいしょ」(シメシメ…首にくるっ


マシュマロ「ふにゃ!」

マシュマロ「(んなっ!や、止めろ!そんな物俺は着けたくないぞ!しかも色がピンクじゃないか恥ずかしい!ヤメロヤメロ!!)」(首ブンブンブン


「ちょっ、ちょっと悪いようにはしませんから、じっとして下さい」


マシュマロ「(スパナを常備している女が安全なのか!?オカシイだろ!はーなーせぇーーーっピンクはやめろぉーー)」(ジタバタジタ


「おーい、明石。なにやってるんだ」

「あっ、あぁーっと、提督さんちょうどいいところに今この猫ちゃんに――」(スカーフギュッ

「おっなんだマシュマロ、こんなところにいたのか勝手に動いちゃだめだろ。父さん心配したぞ」



マシュマロ「誰が父さんや!!」(ふにゃっ!

明石「あっ、やりました成功ですよ提督さん。っていうかこの子迷い猫じゃないんですか?」

提督「えっ、あ、ああ鳳翔さんのところのマシュマロだが…」

明石「あっ、あのマシュマロちゃんでしたか。どうりで綺麗な毛並みのわけです」(手ぽんっ

提督「………それで、今度は何を作ったんだ?」(明石の発明にもう馴れてきた

明石「翻訳スカーフです。この間テレビのアニメで同じような見て、それで思い付いたんです」(手の砂払いパンパンっ

<題名なんだったですかね…漢字二文字だった記憶が(頭うーん

提督「へぇー、翻訳か」(しゃがみしゃがみ

マシュマロ「な、お、俺の言葉が分かるのか?」

提督「………………………」








提督「………………………雌・雄?」

マシュマロ「雄だバカ」
740 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/15(月) 22:53:21.28 ID:SS+QqIfX0
更新ペースが遅れてしまいすみません。

つい昨日、陽炎抜錨しますの本を全巻買いました。これで少しは文章力の向上ができたらいいんだけどなぁ………
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/15(月) 23:01:56.92 ID:5AD9usAkO
乙です
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/17(水) 23:33:16.26 ID:w5zRZJ74o
猫は後姿で雌雄が判別できる
743 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/18(木) 00:14:48.06 ID:tnvriL1c0
>>734
【青葉、ラーメン店の取材】

<らっしゃっせぇーーっ
<豚骨いっちょーーっ餃子いっちょー――
<はいかしこまりした、それではご注文の方は以上で――
<<らっしゃっせぇーーーーーっ



青葉(カウンター席「………………」(はぁ



青葉「(結局一人で来ちゃいました)」

青葉「(今日。本当は司令官を誘ってラーメンを食べに来たかったですが)」

青葉「(鈴谷さんのせいでうかつに司令官との接触を測ることが出来なくなってしまい…………この有り様)」(むすっ

<醤油一つ…お願いします…

<はいよっ!醤油いっちょーーーーっ
<<醤油いっちょーーっ

青葉「……………はぁ」

青葉「司令官と一緒に来たかったです」(ボソッ

青葉「(って………!私はそんな、認めた訳じゃありませんからね司令官が好きってこと///)」(顔ブンブン

青葉「(一緒に来たいって言うのは、私のホームページに投稿する内容として男性目線の味の感想が聞きたかっただけですし!!)」

青葉「だ、だいたいアレは鈴谷さんが自分勝手に――」

金剛「ヘーーイ、さっきから何言ってるデーース。隣まで丸聞こえネー」(肘でちょんちょん(ニタニタ

<……………………………


青葉「」(正面を向いたまま

金剛「Oh、忘れちゃったデース?金剛デスよーーーぅ」

金剛「霧島や比叡、それとテートクは元気デス?最近遊びに行けてないからネー」

青葉「……………………………………」


青葉「…………………………………すみません、さっきの醤油取り消しって出来ますか」

金剛「そ、こ、ま、でっ!?」




青葉「それで、私に何の用で」(ズルズルズル

金剛「隣に座られて、ブツブツ喋られたら話しかけたくもなりマース」(ズルズルズル

青葉「その相手がもし金剛さんなら私は完全にスルーして帰りましたけどね」(イラッ

【金剛、バレンタインデーchocolate事件の一件が主因】

金剛「それでぇ、さっきは何を喋ってたデース?」

青葉「はて、なんのことですか」(ズルズルズル

金剛「またまたまた、壁に耳あり障子にメアリーですよ青葉ちゃん。『独り言』喋ってたデース」(ツンツン

青葉「気のせいじゃないんですか、私独り言なんて喋っていませんし」

<すみません、餃子一人前お願いします(ズルル

<はいよっ!ギョーザいっちょーーーーっ!
<<ギョーザいっちょーー

金剛「一緒に来たかったなぁ。とか喋ってたデス」

<ヘーーイ店チョー、チャーハン大盛り一つお願いシマーーース!!(挙手ピンっ!

<おお、金髪の姉ちゃんよく食べるねー!チャーハン大いっちょーーーぅ!
<<チャーハン大いっちょーー(カンカンカン
744 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/18(木) 00:19:19.29 ID:tnvriL1c0
金剛「それで、誰と来たかったんデース?」

青葉「戦友とです。昔に旧友に今日は会う予定をしていたのですが急遽仕事が入ったとかで来られなくなってしまいました」(ズルル、器ガシッ

青葉「んっく、んっんっんっ…ぷはぁっ、ホントここまで来て残念ですよ…」(手で口ゴシゴシ

青葉「(余裕の演技ですね…)」(ふっ


金剛「じゃあ、青葉の戦友は司令官なのですネーっ」


青葉「……………………………」

青葉「はて?私、そんなこと言いましたか?」(湯飲み持ち

青葉「(………しまったーーーーっそこ口に出してたかぁーーー!!)」(ゴクゴクゴクゴクゴクゴク!

<ニヒヒー、ちゃんとハッキリ言うデース。reallyを告げるのは大事なことデース

<さっ、さっぱりサラダ意味とろろです

<むぅー往生際の悪い青葉ネー、さっさと白状するデーースッ(抱きつきガバッ

<うぐっ、オ、オバサン臭が――

<What?(イラッ)まだピチピチの二十代の私にそれは――

<ですが、Wikipediaで百歳越えとるとの表記が――

<それは艦の方デース、私はその生まれ変わりだから違うネーッ(オゴゴゴ

<へーい、餃子一人前とチャーハン大盛り。どうぞー(カタッ


745 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/18(木) 00:25:40.46 ID:tnvriL1c0
《鎮守府》

青葉「(ううう…ま、まさか、金剛さんから逃げてくるのにここまで時間がかかるなんて予想外でした…どうしてこう戦艦の方はしつこいのでしょうか…)」

金剛<私のことをお姉さんと呼ぶまで帰さないネー…

青葉「(往生際が悪いのがどっちなのかよく考えてから話して貰いたいですよ)」(トタトタ

青葉「………!?」(前方に人影!

青葉「――………………………あぁまたあの人は」

提督「うぐ…」(書類どっさり

青葉「司令官。ただいまです」(ピシッ

提督「むっ、お、お帰り青葉、うおっと…!」(書類よいしょっ

青葉「………はぁ」()

青葉「持ちますよ半分下さい」

提督「す、すまない………恩に着る」

<も、持てるか、重たいぞ、リンゴ三個分くらいはあるからな

<このくらい平気です

青葉「よいしょ…っと、司令官は量を考えて運ぶべきです」

青葉「ここで私が手伝わなかったら、メンドーなことになってましたよ」

提督「あ、ああ、確かにそうなってたと思うよ、今頃この辺りが白と黒のオセロ状態に――」

青葉「はいはい、もう冗談ばっかり言わないで行きますよっ、私も忙しいんですから」(スタスタスタ

青葉「あとで何か見返し下さいよが

提督「…………は、はい」(トボトボ


青葉「………………………」



青葉「(あーーっ、ホント世話のかかる司令官だなー、私がついてないとダメだなーっ)」(ニヤニヤ

青葉「(やっぱりこれからも仕方ないですが、司令官の側にいてあげましょうかねぇ…)」(ニマニマ

<………な、なんで嬉しそうなんだ?

<えっあっ///いえ、全然嬉しくなんてありませんよ、ただ口角が筋肉痛でひきつっただけです(スタスタスタ

<?








これは取材なんや!誰がなんと言おうと取材なんや!(頑固)


>>742
へぇー知りませんでした。まぁちなみに僕は人間のオスメス見分けるのは得意ですけどね(テヘッ)
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/18(木) 00:43:49.10 ID:Ltkenrf7O
乙です
747 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/20(土) 01:23:16.13 ID:6Cx6+p0G0
>>735
【曙 頭を打ってショックでクソ提督呼びを止めて素直になる話】

《他鎮守府・駆逐寮》

<ゴンッ

曙「うっ!」

曙「う、うぐぅって…!」(ダンゴムシポーズ

漣(キュピィーーンッ!(目キラキラ

潮「あ、曙ちゃん大丈夫!?…ずいぶんと音大きかったよ」(おろおろ近寄り

漣「うひょーっほぉ↑おやおや、ぼーのどうしたぁ?そこは壁だぞぉ」

曙「へ、ヘーキよヘーキ…大丈夫だから、気にしないでって」

潮「ちょ、ちょっと見せてもらってもいい」(曙の髪かき分け

朧「ぼ、ぼーの大丈夫?」(駆け寄り

漣「ヘーイ!ヘヘーイ!皆心配症だなぁ、あれはぼーのの部屋の柱に『こんにちは(・∀・)ノ』っていうギャグだよ」

漣「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハwwwwwwwww」

朧「……朧スペシャル…(飛び付き腕十字固めー)」(jump&hold(ミシミシミシ

漣「ギャーーーーッあああああ!ギブギブギブ!!!」(床バンバンバン

潮「(限界はやっ)」

朧「このまま漣を鎮守府の見せ物にも出来るんだよ、分かった?」(ギリギリ

漣「絆創膏!ねぇ曙、絆創膏!を渡したかっただけなんだよぉ、だから…ちょ、ちょっと待ってて」(ポケットゴソゴソ

曙「(きゅん)」

朧「さ、さざなみ…」(きゅん

曙「………い、いいとこあるじゃん…漣のくせに」

漣「え、えへ。あっ、あったあった。はいコレ」(腕ぷるぷるっ…はい










クチャクチャになったレシート<来ちゃった☆


曙<()

潮<………うぅ…(口抑え

漣<あっ、違っ、いやホントに絆創膏と間違った、これホントに間違が――

曙<朧お願い

朧<goodnight(グッ…

漣<――――(断末魔)――――





748 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/20(土) 01:24:49.07 ID:6Cx6+p0G0
曙(おでこに絆創膏「………イテテ」

曙「(あー、当たり所が悪かったのかな…まだ頭がズキズキする)」(おでこ抑えうう

曙「(このあと輸送船の護衛任務があるのに、まずったなぁ、こんなケガしてたら他の駆逐艦に笑われちゃう)」

曙「(はぁ、気分悪いし、気も重い…漣のせいでむしゃくしゃもする…)」


他提督「あら曙、あなたどうしたのその傷?」

曙「あぁ、提督。心配してくれるのねありがとう」

他提督「……うん?まぁしてるけど………」

曙「頭を角にぶつけたのよ、こう『ゴッツン』ってなかなか痛かったわ」(ジェスチャー

曙「それが、まだ少し痛むのよねぇ…『痛いの痛いの飛んで行けー♪』とかしてくれないかしら」

他提督「あー。ど、どうしたの曙、なんか変よ」

曙「んっ?どうしたのって何が?この傷?」

他提督「い、いやまぁ、その傷も気にはなるけどそれじゃなくて」

他提督「――ほら、普段の曙だったら私が話しかけた途端」

他提督「『うっさいこのクソ提督、いちいち心配してこないでよ親でもあるまいし。あーそうね、私がケガしてるのが惨めで笑いたいのね、フンッ!勝手に笑っとけば?このクソ提督!!』」(声マネ

他提督「――と言ってくるところ、今日はやけに素直なところが気になる、それって心の声よね」

曙「そんなこと私言うの?うそ、信じられない」

他提督「き、昨日の昨日まで面と向かって言ってきたのによく言うわ…」

曙「………?」

他提督「…………う、打ち所が悪かったのかしら。ちょっと医務室に行く?」

曙「うーん、提督がそこまで言うならいいわよ」

他提督「そこまでも言ってないけどね」

曙「でもっ!おんぶで連れてきなさい、私おんぶがいい」

曙「他の駆逐艦の子がされてたの羨ましかったの!」(ぷっぷくぷぅー

他提督「」(あんぐり

曙「どしたの?」

他提督「…よ、よっぽど全力でぶつけたのか、はたまたジャストに私に対する口調をつかさどる脳神経を潰したか…なんなのかしら」(うーん

曙「気分悪いの?平気?」

他提督「私の体の心配なんて

他提督「(む、むず痒い、そこは『医務室?いくら駆逐艦の装甲が薄いからってバカにしてんのっこのクソ提督!』くらい言ってもらわないと)」

曙「おんぶっ!」(口ぷくぅ

他提督「うっ……クソ提督って呼びなさいよ、調子狂うわ」

他提督「…ほらっ、乗りなさい」

曙「わーい♪」(ぴょん

他提督「あなたがおんぶされてる姿、他の子に見られたからって、元の曙に戻った後で私に言及してこないでね」

他提督「(あー…気分悪い…なんだかイケないことしてるみたい…)」(ブツブツ
749 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/20(土) 01:27:25.31 ID:6Cx6+p0G0
曙「うん、ねぇ提督。さっきから何言ってるの?そんなに変?」

他提督「暁がピーマンを食べてるくらいに変」

曙「それはそれは異常事態ね」

他提督「まっ、寝たらすぐに良くなる、今日の輸送任務は別の子に頼むから曙は休んでおきなさい」(スタスタスタ

曙「わーい♪」

他提督「あと、今まで聞いたことは無しにしといてあげる…(たぶんいつもの曙が聞いたら泡吹いてぶっ倒れると思うから)」


<おんぶ。おんぶ。おんぶ。(ゆれゆれ

<……今日みたいな曙もたまにはいいかもね

<私のこと好き?

<もちろん。普段の曙も今の曙も大好きよ、艦むすは皆だーい好き(スタスタスタ

<うわぁっ、キモぉー

<………『柔らかいキモッ』いただきました



【その後、寝たらすぐにもとの曙に戻りましたとさ】










曙みたいな同級生がいて、席替えで席が隣になったら。「…教科書忘れたから見せなさいよ…いいでしょ」(上目遣い)とか言ってくれそう。それでちょっと意地悪して貸さなかったら「は、はぁ!信じられないっ、せっかく頼んでるのに大人しく貸しなさいよ、このクソ○○」って言ってくれるんだ
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/20(土) 01:33:28.51 ID:YUIWp+PBO
乙です
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/20(土) 02:11:03.44 ID:bF74clOyo
おんぶー、の破壊力マジぱねぇ…
752 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/21(日) 23:45:00.25 ID:6iTaYEsT0
次の話は明後日火曜日になると思います。
明日もしかしたら行けるかも?


提督「反省はしている。こんなに更新が遅くなって…でも…でも俺だって…本当はこんなことはしたくなかったんだ!」(机バンッ

龍驤「…提督」

提督「くそっ、くそくそくそっ!なんでこんな事にっ」(机ガンガンガン

龍驤「はぁ……しゃあないな」(後ろに回り込み

龍驤「何かあったんか……提督?」(ギュッ…抱きつき

提督「!?…………りゅ、龍驤お前――」

龍驤「つらいことはな、吐き出したらええんやで……我慢せんでええ」

提督「……………………」(…………

龍驤「言ってみ?」

提督「りゅ、龍驤…」

龍驤「たまには秘書艦らしいことさせてーや」

提督「……………ありがとう」(手握り返し、ぎゅうーっ

提督「すっごく温かいよ龍驤の体……ぽかぽかだ」(ぎゅぅっ

龍驤「あっ、ちょ、ちょっと提督アカンて…///憲兵さんに見つかったら――」

提督「はっはっはっ、それもそうだな悪い悪い」

龍驤「もう…せっかちなんやから」(ツンッ

提督「はっはっ…ふぅ、落ち着いたよ、実はな――」

龍驤「おお、なんやなんや、辛いことは私に吐き出し」

提督「『陽炎、抜錨します!』を読んでて話を考えてなかったんだ」(引き出しからドサッ

龍驤「」(無言の腹パン

提督「うごふぅ!」(くの字
【その日、提督が執務室から出てくるのを見た人は一人もいなかったという】




はい、こんな話を書いているならとっとと次の話を投下しろという話ですよね。頑張ります






ちなみに『陽炎、抜錨します!』十三巻で、曙が陽炎のことを押し倒して。「んちゅ…いい加減察しなさいよっ、このバカっ!」と顔を真っ赤にし、陽炎と舌を絡ませながら言う場面が僕は好きです
753 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/23(火) 00:19:51.27 ID:C95Wt0yG0
【最後の記憶】

――六月十九日――


翔鶴『体が…熱い………』

「右舷!魚雷一番から四番命中っ!」

翔鶴『…魚雷?…潜水艦からなの?』

「艦前部を主に右舷浸水!繰り返す!右舷浸水!」

「何!浸水だと!?ただちに乗組員は浸水箇所の調査だ!それと左舷に注水をしろ!」

「艦首が著しく沈下!エレベーターも故障しました!」

翔鶴『わ、私はだ、大丈夫よ…まだ航空機の発着艦は可能なはず――』

<ドンッ!!

「くっ!な、なんだ」

翔鶴『…………うっ…げほげほ』(ぱらぱら…

翔鶴『な、なんなの今の音』

「こ、航空燃料が発火!まずった、気化した燃料に引っ掛かった!」

「どんどん火が強くなってるぞ。早く消火を――」

「クソッ、浸水に合わせて発火炎上、なんとかするんだ!」

「艦内に気化した燃料が充満していて、もうどうすることも出来ません!」

翔鶴『ね、燃料が発火……?…嘘…私………沈むの?』

「これだから不幸艦は!飛行甲板は大炎上!」

「艦が前のめりに沈下している、甲板に空いた穴に落ちるなよ!」

翔鶴『嫌…沈みたくない…。まだ私、沈みたくない』

「助けてくれぇ!死にたくないっ」

「おい、怪我人を運ぶのを手伝ってくれっ!」

「まだ助かる希望を捨てるな!諦めるんじゃないぞ!」

翔鶴『………沈みたくないよ…誰も殺したくない…』

「う、うわぁーーーっ!」



翔鶴『そ、そうか…私が…私が不幸だから、不幸艦で被害担当艦だから…みんなを守れないんだ』

「死にたくない!死にたくない!」

翔鶴『……うっ…ごめんねみんな……私のせいだから…私が悪いの…』




翔鶴『不幸な艦で、ごめんね』






754 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/23(火) 00:22:33.07 ID:C95Wt0yG0
翔鶴(@冷えピタ「て、提督?」(はぁはぁ…

提督「むっ、目が覚めたか?」(もぞもぞ

翔鶴「あのどうして私、提督と同じ布団で寝てたんでしょうか」

提督「訓練中に翔鶴が倒れたと、加賀から電報がきたんだ、覚えてないのか?」(かちゃかちゃ

翔鶴「……すみません」(はぁ…はぁ

提督「むぅ。それで、医務室まで運んでもらい、検査をしてもらったが。体に異常はなく、ただの過労と診断された」

翔鶴「…………」(はぁはぁ

提督「その後、休憩室で休ませようと連れていったが最後。俺は布団の中に引きずり込まれたという訳だ」

翔鶴「…………なるほど」(はぁはぁ…

提督「呼吸が荒いぞ、熱でも出てきたか」(冷えピタ張り替えぺたぺた

翔鶴「へ、平気です」

提督「なら恐い夢でも見たのか?」

翔鶴「……は、はい。少しだけ」(作り笑いニコ

提督「そうか…」

翔鶴「でも、ありがとうございます、もう大丈夫ですから」(えへへ

提督<…………

翔鶴「提督と寝られたおかげか気分も良いですし。あははー、やっぱり提督成分は体に良いですね」

提督「……何言ってるんだ」

翔鶴「それじゃあ私、訓練に戻ります。お布団片付けますね」

提督「翔鶴、もう少し寝るぞ」(布団引っ張りモゾモゾ

翔鶴「えっ。て、提督?」

提督「時計を見てみろ、訓練なんてとっくに終わってる」

翔鶴「へっ?」

時計<夕暮れ、マルロクマルマルをお伝えします

<ボーン……ボーン……

翔鶴「こんな時間…」

提督「寝るぞー」(モゾモゾ

翔鶴「で、でも提督の仕事はまだ――」

提督「明日する」(翔鶴に背を向けてぐぅぐぅ

翔鶴「明日……?」

翔鶴「えっ?あ、あのっ、明日は提督の休日じゃ」

提督「」(すやぁー

翔鶴「お、起きてくださいよ。ダメですそんな止めてください」(ゆさゆさ

翔鶴「ただでさえ、今日は四時間も一緒に寝てもらったんです。これ以上提督の時間を奪うわけには」

提督(すやぁーーーーー

翔鶴「うっ…」

提督(すやぁーーーーー

翔鶴「…………」

翔鶴「――……提督は自分勝手な人です」(モゾモゾ

提督(すやぁーーーーーーー

翔鶴「知りませんよ私。提督の服が涙でぐちゃぐちゃになっても、責任取りませんよ」(服ギュッ


提督「そんなことどうでもいいな」

翔鶴「ホント自分勝手……」(ウッ…ウウ…ポロポロ――
755 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/23(火) 00:33:26.02 ID:C95Wt0yG0
部屋の外

<おらー、休憩室の中に入らせろー
<提督と翔鶴さんが二人っきりなのは知ってるんだぞー
<開けろー、顔を見せろー
<だ、ダメです!この中に入ることは青葉が禁止します
<おらー、翔鶴は大丈夫なのかー
<イケメン提督モードを見させろクマー
<まだ夕方なのよっ、私たちにも使わせなさいよー
<……と言いつつもただ提督に甘えたいだけのビスコであった……
<ちょ、ちょっと誰よ今のナレーション聞こえてるわよ、出てきなさい!///

<ちょ、やめっ…やめて下さい!司令官に頼まれて警備してるんですから!押さないで

<そこまでして中で何してるんですか、私も混ぜてくださいよー
<アヒャヒャヒャ、ナニヤッテンダー?(フラフラ
<比叡カレー食べます?
<比叡姉さん。止めてください
<赤城さん、この中で何をしてると思います?
<はて、私にはさっぱりですね
<司令官、もっと私に頼っていいのよ
<翔鶴姉ーーーっ、平気ー?
<し、司令官さん…大丈夫かな
<てーーとくーーーーっ!何してるのーーーーっ!(ぴょんぴょん

<ええい、た、立ち去れ!立ち去れぇー!(青葉、必死


<ワイワイ、ガヤガヤ。ワイワイ、ガヤガヤ









マリアナ沖海戦から71年。こうして僕が戦争について深く学べたのは艦これのおかげです。現代の若者は戦争について何も分かっていないと言われて来ましたが。案外、今は若者の方が知っているのかも……
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/23(火) 02:23:09.97 ID:enGYsCcSo
青葉ええ娘や…


まあ隠しカメラでばっちり撮ってるんだろうが
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/23(火) 02:40:19.17 ID:aAGDd2L/O
乙ー
758 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/25(木) 00:23:21.62 ID:39UQ5zsj0
【マッサージ】
《執務室》

大淀「はい、こちら今週の任務です」

提督「うむ、ありがとう」

任務<任務だよー

大淀「今週も新たな任務が二つ追加されていますから、気をつけてくださいね、提督」

提督「また新任務か…参ったな」(ぺらりーん

提督「…ふむ、一応確認しておくが、この任務は深海棲艦の動きが最近、活発になってきていることと関係しているのか」

大淀「はい、おそらく」

提督「そうか、困ったものだ」

大淀「近々、大規模な作戦が行われるかも知れないですね」

提督「ああ、この辺りも敵の攻撃が激しくなってきているからな気が抜けないよ」

提督「そういう話を大淀くんは大本営から聞かないのかい?」

大淀「えっ。…えっと、私は大本営に配属されている任務娘の一人に過ぎませんから、詳しいことはあまり、今のも憶測ですので」

提督「そうか…」(むーん

大淀「す、すみません、お力になれなくて」(ペコリ

提督「いや、いいんだ。突然聞いて悪かった」(書類トントン

大淀「いえ、提督さんはそんな…」


大淀「………………………………」(……メガネくいっ

提督「………………………………」(任務表ジー


大淀・提督「…………」(シーン

<まぁ、そこにでも座ってゆっくりしていってくれ

<は、はい(ちょこん
759 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/25(木) 00:24:18.07 ID:39UQ5zsj0
――三十分後――


大淀「あー、すごく気持ちいいです〜〜」(ソファーにうつ伏せ

提督「んっ、よいしょ(ぐいっ)」(大淀の隣から

提督「申し訳ないな、大淀くんを実験体みたいな扱いにしてしまって」(指で背中ぐりぐり

大淀「いえいえ、気になさらないでください」(気持ちぃい…

提督「どうも、マッサージの勉強(訓練)は空いた時間にしてきたのだが…(ぐっ)なかなか実践練習が出来なくてな」

提督「(ぐぅーっ)…どうだろう、ちゃんと押せているだろうか?」

大淀「あんっ…と、とっても心地いいです」

提督「本当に?」(ギュッ

大淀「んっ、は、はい」(ビクンッ

提督「そうか、ならこれで艦むすたちにもしてやれるだろうか」

大淀「きっと…んっ、喜んで貰えると思いますよ」(とろーん


提督「―それにしても、大淀くんはまだ若いのに随分とこっているな…」(ぐりぐり

大淀「は、はい。最近、なかなか忙しくて足が棒だったんですよ、もう疲れて疲れて」

提督「ふーむ…なら、一応全身マッサージも学んでおいたから、そっちも試させてもらってもいいか?」


大淀「えっ、ぜ、全身ですか……?」(振り返りチラッ

提督「あっ、す、すまない!」

提督「さ、さすがにいきなり女性に対してするものではないな、い、今のは忘れてくれ」(真っ赤、ぐりぐりぃー

大淀「いえ、ぜひお願いします」(懇願

提督「むっ!?…むぅ、し、しかし」

大淀「大丈夫です。提督さんがそういうことをする人ではないのは知っていますから♪」(うつ伏せに戻りながら

提督「そ、そこまで信頼されるほど俺は」

大淀「提督さん、全身マッサージも実践練習してみたいんですよね」

大淀「私を実験体にしていただいて結構ですから、さあ」(はやくはやく


提督「…わ、わかった」

提督「痛かったらすぐに言ってくれ」(袖捲り、本気もーど

大淀「お願いします」(口結び、きゅっ





<あーーっ…!んあっ、そ、そこです…(ぷるぷるっ

<こ、ここか?(指ギュウーーーッ

<も、もう少し……強く

<これくらいか?(ぐりっ

<んっんぅー……!!(息止め


<――……んはぁ…い、良いです。すっごく気持ちいいです(とろけ顔

<(ぐっ)(ぐっ)そんなに喜んでくれるとは、練習した甲斐があった(ギゥ)

<もうマッサージの先生になっても(んっ)いいんじゃないですか(あんっ)(とろーん)

<ははっ、まだまだ提督は辞めようにも辞められないからな、無理な話だよ(両手でギュー
760 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/25(木) 00:27:29.66 ID:39UQ5zsj0
青葉(ヘッドフォン)「ぶくぶくぶくぶくぶくぶく…」(泡吹いてぶっ倒れ

鈴谷「あおっちーー!!?」









マッサージ(真面目)
761 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/27(土) 00:25:16.04 ID:FXsrShjl0
【練習】小話
《空母専用訓練場・弓道場》

<スッ……(服の擦れる音

加賀「…………………」(キリキリ…

加賀「……………――」

<シュパッ!ストンッ!

加賀「……………………………」

加賀「……ふぅ」(二射目用意

加賀「………………」(呼吸整えスーはー

提督「練習熱心だな」

加賀「!!」(矢ポロっ

提督「あっ、す、すまない驚かしてしまったかか」

加賀「…………ほんの少しびっくりしただけです」

加賀「(……凄く驚きました)」(ドキドキ

提督「いや、弓道場の方から音がして少し様子を見に来ただけなんだ。悪いな」(靴履き替えゴソゴソ…

加賀「そうですか」

加賀「(ほ、ほんと、提督の声は心臓に悪いです。声を聞くだけでドキドキしてしまいます)」(胸きゅっ

提督「いつも休日は、一人で練習を?」

加賀「いえ…今日はたまたまです。特別することもありませんでしたので」(正座すっ

提督「なるほどな…その日々の鍛練があの華々しい戦果という訳か…」

加賀「暇なだけです」

提督「ちょっと見ていってもいいか?」

加賀「……見るって、私をですか」

提督「うむ、そうだ」

加賀「………………」

加賀「(提督が私の訓練を!?と、ということは、この弓道場で提督と二人っきり…ふた、二人。提督からご覧になられたいとおっしゃるということはこの状況を自ら望んで?…はっ!…私と、こんな私との時間を)」(ワナワナ

加賀「(で、でも。こんなに近くで見られたら私。き、緊張しちゃって弓が引けなっちゃう)」(ドウシヨドウシヨ

提督「め、迷惑なら出ていくが…駄目か?」

加賀「別に、いいけれど」

加賀「(イッチャッターーーー!)」(キャーハズカシー(/▽\)

提督「ありがとう。ではどこから見れば…」

加賀「場所?」

加賀「弓を引く時に邪魔にならない程度であればどこでもいいわ」

提督「うむ。ではこの辺りで…」(正座に

加賀「足は崩して。堅苦しいわ」

提督「いや、郷に入っては郷に従え。させてもらうよ」(ニコリ

加賀「…………そう」(ふぅ

加賀「(素っ気ない!もうちょっと素直になりなさいよ私のバカっ!)」(ぽかぽか

提督「加賀くんは基本的には礼射系であってるよな」

加賀「んっ、えぇ。海戦ではどうしても武射系が重宝されるからそっちがメインだけど、私は礼射ね……よくご存知で」

提督「むっ。そ、そうか?加賀くんのことはそれなりに知っているぞ」

加賀「えっ」
762 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/27(土) 00:26:02.94 ID:FXsrShjl0
提督「いや、加賀くんはこの鎮守府の古参だろう?いくら口数の少ない加賀くんと言えど、これまで長い間一緒の鎮守府で過ごしてきたんだ」

提督「弓道の堅くらいは…………なっ?」

加賀「………………………」

加賀「……それもそうね。それくらい知っていてもおかしくないわ」

加賀「(キャーーーーーーーーーーー!嬉ぃーーーーーー!!)」(足ぱたぱた

加賀「(そんな、こんな私を思ってくれているなんて。も、もも、勿体ないです!)」

加賀「(で、でも。これも提督からの告白。ということは嘘ではない真実……提督も私のことを)」

加賀「(わた、私もいつも提督のことばっかり、か、考えてます!なんて言っちゃってーーーっ!キャーーーー!もう恥ずかしいったらーーーっ)」(ハズカシーズカシーハズカシー




提督「(さ、さっきから、真顔で真剣に一点を見つめているが何をしているのだろう、心を落ち着かせているのか?)」

加賀(顔が筋肉硬直( ぴく、ぴくぴく


【その後、満点の命中率でした】
763 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/27(土) 23:53:47.04 ID:FXsrShjl0
【感謝の気持ち】【特別な気持ち】

ビスマルクの場合
《戦艦寮》

ビスマルク「………」(読書の夏)『枕草子』

島風「ねぇーー、ビス子ー。アリガトウの漢字教えてーー」(寝転がってカリカリ

ビスマルク「あ、ありがとう?ひらがなでいいんじゃないかしら?」

島風「……『亜』『利』『我』『闘』…」(カッカッカッ

ビスマルク「ちゃんとひらがなで書きなさいよ」

ビスマルク「………であんたさっきから何書いてんのよ」

島風「えっ、て、手紙だよ!」

ビスマルク「手紙?誰に渡すのよ、遠い友達?」

島風「えっ…えっと……それは…」

ビスマルク「あ、分かった。恋文でしょ、もう島風も可愛いわねぇ、ちっちゃいのにそんな事」

島風「っ恋文じゃないもん!て、提督に出すただの手紙だもん!」

ビスマルク「……………え、提督?」

ビスマルク「アトミラールに何で手紙出すのよ、近辺報告か何か、それとも命令?」

島風「違うってば!」

島風「…………………………た、誕生日プレゼント。別に私の勝手じゃん…」

ビスマルク「た、誕生日プレゼント?」

島風「むぅーーっ!て、手紙だったら喜んでくれるかなぁーって思っただけ!ビス子は黙ってて!」(ちょっと恥ずかしそうに

ビスマルク「えっ、い、いつよ」

島風「……………7月1日///」(カリカリ

ビスマルク「ちょ、ちょっと待ちなさいよ。提督の誕生日って7月1日なの!?」

島風「うん。皆知ってるよ」

<ビ、ビス子は友達いないから知らないのは当然だよね!(カリカリカリカリカリィー

ビスマルク「今日は、な、何日」

島風「6月28日」

ビスマルク「み、みみ、三日後は」

島風「7月1日」

ビスマルク「」(絶☆望






比叡・霧島の場合

比叡「私は司令に、この三日間寝かせたカレーを上げます。きっと私の愛がたっぷり熟成されていい味になってることでしょう」(ニコニコ


タッパー<コポッ…コボゴボ…ボフッ…コポッ


霧島「さてとじゃあ私は…」

霧島「思い入れが沢山詰まったこの私の宝物……いえ、相棒を提督に持っておいていただきましょう」(ニコニコ

霧島「この使い終わったマイクを」

比叡「ちょっと霧島。ゴミを司令にあげるのは失れ――」

霧島「あ"?」(夜露死苦

比叡「ウワァー、ピカビカダァー。コンナ素晴らしいイッピンガモラエル司令ガウラヤマシイナー」(サスリサスリ


また明日に続きます
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/27(土) 23:56:41.94 ID:XYR9Ya6CO
乙です
765 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/28(日) 23:07:11.49 ID:Py0y7inF0
隼鷹の場合

隼鷹「…………………………」

飛鷹「ねぇ、まだ決まらないの?……………もう一時間はそこにいるわよ」

隼鷹「も、もうちょっと。もうちょっとっ…待ってよ」

飛鷹「………………はぁ」(ため息

飛鷹「あたし、隼鷹はもうちょっとがさつかと思ってた」

隼鷹「だ、だから待てって」(まじまじ…

飛鷹「プレゼントなんてね、気持ちよ気持ち。品物なんかじゃないわ」

隼鷹「くっ…なんか飛鷹に言われると腹立つ」

飛鷹「アドバイスよ、アドバイス」

飛鷹「そんな所で迷ってるなら、手紙とかにしたらどう?」

隼鷹「」(絶対イヤの首。フリフリフリフリフリフリ

飛鷹「………………………………………」

飛鷹「……………あ…そですか」

<――ホンット、いつから隼鷹は、そんなに乙女になったのかしらー。バレンタインデーの時は普通だったのに(しゃがみしゃがみ

<なぁー。これとこれなんだけど。どっちの方がいい?




羽黒の場合

羽黒(裁縫チクチクチク

足柄「あら、羽黒。裁縫なんて珍しいわね、何を作ってるの」(上から覗きこみ

羽黒「ひゃっ、ね、姉さん…」

羽黒「あ、あの…こ、これはハンカチです」(チクチク

足柄「あーっ提督へのプレゼントか…羽黒裁縫得意だもんねー。Tha女子力って感じ」

羽黒「はい。この前、司令官さんが手を洗ってる時に使っていたハンカチがかなりボロボロだったので…」(お花の刺繍チクチク

足柄「へーー」

羽黒「よ、喜んでもらえると、嬉しいんですけどど、どうかなぁ」(えへへ

羽黒「あ、足柄姉さんは何をあげるんですか?」

足柄「うーん……?」

足柄「そうね 足柄ちゃんの特別肩たたき券かしら」

羽黒「……………」(空気ピシッ

足柄「あっ」

足柄「だ、大丈夫よ。ちゃんと三枚渡すから」

羽黒「……………」(ピシピシッ

足柄「あ…あれ?」
766 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/29(月) 23:00:43.71 ID:seBZTm6q0
加賀の場合
《空母寮》

赤城(蕎麦ずるずるずる

加賀(wktk

赤城「加賀、せっかく買ってきた蕎麦が冷えちゃますよ」(ずずずぅ

加賀「大丈夫です赤城さん。蕎麦はもともと冷えてる物ですから」

赤城「あっ、それもそうね」(ずずずぅ

加賀「………………………………」


――加賀の脳内――

加賀『提督。こちら誕生日プレゼントです』(スッ

提督『むっ誕生日プレゼントだと?』

提督『…………ま、まさか加賀くん、俺の誕生日を覚えておいてくれたのか』

加賀『一応ですけど、覚えてましたから』

提督『あ、開けてもいいか!』

加賀『えぇ、大した物は買ってないけど』

<ここで提督が狂喜乱舞で開ける……はず>

加賀『あまり期待されても困るのだけど』

<高鳴る気持ちを胸の奥にしまい、冷静を保つ>

提督『こ、これは…………』(ごくり

加賀『どうかしたかしら』

提督『俺が前から欲しかった万年筆!……ど、どうしてこれを』

加賀『たまたま安売りだったので』

提督『……あ、ありがとう。大事に使うよ!』(抱きっ

<はいここでアリガトウのハグ。もうハグ決定>

加賀『どういたしまして。暑いからあまりくっつかないで欲しいのだけど』(ぐい

提督『あっ……す、すまない……つい嬉しくて』(照れ照れてれ

加賀『…………その…汗の匂いがしちゃうと恥ずかしいから』

提督『えっ……//』

<後はもうムードに流されるまま。夜戦>

――――――――――――〜〜〜〜〜〜〜〜〜
767 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/29(月) 23:01:38.51 ID:seBZTm6q0
加賀「うぐふ」(鼻血ポタポタ……

赤城「はいはい、ティッシュどうぞ」(すっ

加賀「あ、ありがとうございます」(上向きながら

赤城「また提督のことを考えていたんですか?」

赤城「この前も弓道の練習を見に来てくれたとかではしゃいでいましたが…」

加賀『キャーーーハズカシーーーーー』

赤城「最近の加賀は少し淫ら過ぎますよ」(ずるるぅ

加賀「……す、すみません」(箸ぱきっ蓋ビリビリビリ

赤城「それに、今は蕎麦の時間です。提督のことを考えて鼻血を噴き出すのは後にしてくださいね」(ずるる

加賀「…………はい」(ずるるぅ


<――――ワサビ入れますか?(すっ

<いえ、今日はしょうがの気分です(ぱっ








コンパクトに小まめに更新
ちなみに私はしょうが派です。蕎麦もうどんもしょうがです。はい。
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/29(月) 23:04:11.10 ID:3g/UVDuTO
乙です
769 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/30(火) 23:56:53.38 ID:aH221V5q0
鳳翔の場合
《食事処鳳翔》

鳳翔「えっ、そうだったんですか!」

ビスマルク「えっ、鳳翔さんも知らなかったの?」

鳳翔「え、えぇ。はい。私も提督さんの誕生日は今知りました」

鳳翔「最近。あまりお食事する機会がありませんでしたから」

ビスマルク「あっ、そうだったのね」


ビスマルク「(鳳翔さんは何を渡すのか聞きに来たかったのだけど…失敗ね)」(はぁ

鳳翔「(あー。どうしましょう私何もプレゼントを用意していません)」(オロオロ

ビスマルク「(でも鳳翔さん。アトミラールの誕生日を知ったところで……)」

鳳翔「(買い物に行くとしたら今からかなぁ…それとなく提督さんに何が欲しいのか聞きたかったぁー)」(プルプル

ビスマルク「(まぁ、ビジネス用としては最低限渡すのかしら)」

ビスマルク「……んっんう」(咳払い


ビスマルク「ホント、もうちょっと早く教えてく欲しいわよね」(チラリ

鳳翔「あっ、そ、そうですよね…」

鳳翔「いつも私たちのことばかりで自分のことは何も教えてくれないんですから困りますよね」(うふふ

ビスマルク「そ、そうそう。自分のことより艦むすのことばっかり。変態なのよ!ヘンタイ!」

鳳翔「ビ、ビスマルクさんもそう言った経験が?」

ビスマルク「その証拠に私なんてちょっと怪我しただけで入渠させられるのよ、過保護なのよ」

ビスマルク「ドイツの時なんて中破してもアトミラールに嫌われてたから出撃までは放置は固かったわ…」

鳳翔「私の店ではいっつも私の話ばっかり聞いてくれて、体調が悪そうでも無理やり笑顔を作るんですよ、ひどいですよね」(笑顔で

ビスマルク「あぁ私もあるわ。自分がしんどい時は休まないのに私がしんどいと無理やり休ませてくるの」

ビスマルク「すぐに寝かせられるし、それなりに美味しいお粥とか作るし、治るまでずっと側で書類仕事して居てくれるし、近いし、なんか無駄に優しいし」

鳳翔「……なんだか私にも優しいから。つい気持ちが上ついちゃって…」(はぁ

ビスマルク「こんな冷たい私に優しくしても何も良いことなんて無いのに。そんなことされたら嫌でも意識しちゃうのよね」(はぁ

鳳翔「まぁ…提督さんは普通にそういう紛らわしいこと言ってきますから仕方ないんですよね」

ビスマルク「どれだけ今までドキッとしてガタンと落とされたか。期待していたコッチがバカみたい」

鳳翔「それ分かります!」(ガタッ

ビスマルク「……………えっ、あ、あぁそうなの?」

鳳翔「はい!まさかビスマルクさんもそういう経験があったなんて、私なんて提督さんが来て下さったらそういうことがしょっちゅうで」

鳳翔「更年期の心臓には悪いと言うんでしょうかその――」

ビスマルク「ほ、鳳翔さんもアトミラールに対して、そういう事。あるのね?」

鳳翔「……えっ、あっ……そういう話では…………」(顔ふせ、下向き


鳳翔「というか。ビスマルクさんも提督さんのこと……意識してたんですか?」


ビスマルク「……………………べ、別に……」(頭そっぽむき
770 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/06/30(火) 23:59:18.93 ID:aH221V5q0



鳳翔「…………………………………………」
ビスマルク「…………………………」


<………………………………………

<………………………………………




鳳翔「プ、プレゼント。一緒に何を渡すか考えましょうか。い、いつも来てくださってる『お礼』(強調)に渡します。ただのお礼です///」

ビスマルク「そ、そうね。仕方ないから私もアトミラールに買ってあげるわ、たまたまそんな気分だから、ホントたまたまそんな気分だから///」

<…………………………(てん、てん、てん



<バチバチバチィ――






マシュマロ「(プレゼントなんて、この際何でもいいんじゃないのかニャーー、あの人なら何でも喜びそうだし…)」(のろん
771 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q :2015/07/01(水) 23:37:21.46 ID:E99VlRUY0
提督の場合

《回らない寿司屋》

元帥「いやっ、君とこうして飲むのも久方ぶりじゃないかね?」(お酒注文

提督「はい…僕がまだ海軍学校に所属していた頃以来ですから、四年ぶりじゃないでしょうか」

元帥「なんだ、もう四年も経つのか」

元帥「四年なぁ…どうも歳を重ねるとそう言うモノが早くなるんだ」

提督「元帥殿はまだお若いではないですか」

元帥「いやいや、もうチラホラ白髪もな。生えてきた」(はっはっはっ

元帥「一本見つけるといっぱいあるだなぁー、これが。君も気をつけたまえ」

提督「はっ」

元帥「食事の席だ、そうかしこまるな。美味しい飯も不味くなってしまうだろ?」(ひょいパクっ

提督「……は、はい」

元帥「分かったな。――マグロ一つ」

<へい……


提督「………………………………」

提督(カバンかちゃっ

<ガサゴソ、ゴソゴソ

提督(トサッ

元帥「むっ?なんだ、その手紙は」

提督「……恥ずかしながら、実は今日僕が生まれた日なんです」

元帥「ほう、お主の誕生日か、それはめでたいな」

提督「いえ、この歳になると悲しいものです」

元帥「いやいや、まだ虹の二十台じゃないか。まだそう言う物を気にする年代ではなかろう」

元帥「して、その紙と誕生日は何か関係があるのか」

提督「この手紙……誕生日プレゼントとして駆逐艦の子たちから貰ったものなんです」(一枚一枚

元帥「ほーーう↑それはそれは」(髭ぽりぽり、読み読み

提督「……はい。どれも気持ちのこもった物で凄く嬉しかったです」

元帥<……………(読み読み

元帥「(……こ、この漢字、まるで読めないぞ。何かの暗号か)」

提督「……」(ガサゴソ。トサッ


元帥「むっ、なんだ、もしかしてこれからわしは、君の誕生日プレゼント披露会の客にならなければいけないのか」

提督「こうでもしないと僕のトークスキルでは元帥殿との会話が続きませんから。よろしいでしょうか?」

元帥「あっはっはっはっ、そうかそうか、わしは一向に構わん。プレゼント披露会を始めてくれ」(手紙とじとじ

<――――では

<これが、球磨型軽巡洋艦の球磨から貰った、漢方です

<球磨型と言えば、球磨、多摩、木曽の動物園チームじゃないか。漢方とはまた渋い物だな

<………た、体調管理に気をつけて欲しいとくれました

<はっはっはっ、ユニークだな、君の鎮守府の艦むすは。確かあの北上君も君の鎮守府に所属しているよな――

<ええはい、彼女も僕にプレゼントをくれました――(ガサゴソ

772 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/01(水) 23:40:17.55 ID:E99VlRUY0
元帥「……本当に愛されてるな、君は」(微笑み

提督「僕は何もしていません。彼女たちが優しいだけです」

机<ピサの斜塔の出来上がり!

元帥「君が何もしてなくて、ここまで貰える物じゃないぞ?」

提督「そ、そうでしょうか」

元帥「そうとも。いい鎮守府に作り上げたものだ、素晴らしいぞ」

提督「……は、はっ、ありがとうございます」

元帥「――うむ、いい顔だ。昔とは見違えるほど違うな」

元帥「いいかお前の艦むすは全員必ず守ってやるんだぞ、破ったら頭をぶん殴ってやる」

提督「………はい!」

<よし、ならここで誕生日祝いのお酒を一杯――

<自分。お酒は飲めませんので――(押し返し

<あ、相変わらずそこは譲らんのな――










はい。僕の本当の誕生日も7月1日です。提督の誕生日編はいつか書きたいなぁー、と思っていたのですが。どうせなら僕の誕生日にということです。まだ白髪はありません。…………………たぶん
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/01(水) 23:52:09.03 ID:tHlgJPsDo
はっぴばーすでー、>>1ー♪
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/02(木) 08:03:51.32 ID:B9UHrPjiO

>>1おめでとう
775 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/02(木) 21:13:13.33 ID:CWFDflAt0
おっぱいパイ……


ネタ募集させていただきます



主要キャラ
空母――加賀、赤城、翔鶴、瑞鶴、雲龍、隼鷹、飛鷹、鳳翔、瑞鳳

戦艦――金剛、比叡、霧島、ビスマルク、扶桑

重巡――鈴谷、青葉、羽黒、足柄

軽巡――那珂、川内、神通、北上、天龍、球磨、多摩、木曾

駆逐――暁、響、雷、電、マース、文月、長月、島風、初雪、舞風、野分、漣、潮、曙、朧、磯風

潜水――伊168

工作――明石

その他――間宮、他提督、ガン爺、マシュマロ


皆さんのお好きなネタをどうぞ。

>>776
>>777
>>778







初期の頃はあんまり村雨嬢は囁かれてなかったんだけどなぁー。夏グラで驚きのデカさを見せてしまったからなぁー。エロいなー。エッチぃなー。ずっちぃなー



まっ、前座はこれくらいにしてとりあえず脱ごっか村雨ちゃん(サングラスカチャッ



>>773
>>774
こんな僕を祝っていただきありがとうございます
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/02(木) 21:41:33.91 ID:WEAUEVkUO
第七駆と焼肉
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/02(木) 22:00:12.94 ID:94RSBSWoo
潮とぱふぱふ。
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/02(木) 22:34:57.81 ID:pslGWJAvo
鳳翔さんとのドレスパーティー
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/03(金) 01:56:42.19 ID:u0HJG2+no
ガン爺の需要のなさに草
780 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/03(金) 22:01:10.15 ID:uP8ZnuwQ0
>>776
【第七と焼肉】
《食べ放題店》

漣「俺。肉。喰う。腹一杯。喰う。」(ウィーンガシャウィーンガシャ

肉<ジューーーーー

漣「ワーーーーーーー」

曙「幼稚な遊びしてんじゃないわよ、バカざみ」(eatサラダ

<……………俺。曙。喰う。(髪の毛飛び付き

<うっざい(モグモグ

朧「潮ってば、もうアイス食べてるの?」(ラーメン

潮「ふぇ?(えっ)」(アイスぱくぱく

朧「アイスは普通最後だよー」(ずるずる

曙「そ、そうよ潮。食べ放題に来て最初にアイスを食べるのは三流よ」(はぁはぁ息切れ

潮「で、でも曙ひゃん(ちゃん)はヒャラダ(サラダ)食べてるよ?」(もぬもぬ

曙「サラダは体に良いから別にいいのよ」(ぱくぱく

漣「まぁまぁ君たち。潮の胸を見てご覧」

漣「あれくらいあればもうお肉は食べなくていいんだよ」

朧「あっ、なるほどなるほど」(ぽんっ

曙「ったく、漣は口を開いたらそういうことばっかり言うわね」
曙「(…………………)」(ズキ

潮「み、見ないで下さいよ!漣ちゃん!」(胸がばっ

朧「でも、去年の水着が入るか皆で着た時も凄かったよね」

朧「潮の水着だけ入らないから買いに行ったっけ?」

潮「朧ちゃんも!止めてくださいぃ!」(うぅーーー(がるるー

曙「ちょっと朧まで変なこと喋らないでよ」(ぱくぱく

曙「(あうっ……)」(ズキズキ

漣「閑話休題。そんなこと言ってる朧も結構大きくなってましたなぁ」(チラチラ

朧「えぇ↑そんなことないよぉ」(テヘテヘ

曙「ちょ、ちょっといい加減に――」

曙「(けふっ……)」(グサッ

潮「そ、それなら、さざなみちゃんだって…」(爆弾投下

漣「漣は『そこまで』変わらなかったって。まー、まだこの歳だし、これからっしょ」(ナハハハー

曙「(あがっ)」(グサグサ

漣「だから今日は一杯お肉食べて。胸に脂肪をつける!」(ジューーー、ぱくぱく

朧「なら私もぉー」(ジューー

潮「…………わ、私は?」

漣「目指せHカップ!」(潮の口にシューーーット

潮「んぐっ……………!(もぐもぐ)」


<(ごっくん)い、いきなり突っ込まないで下さい!

<あっ、突っ込むのはソーセージの方が良かった?ごめんごめん。やっぱり極太ソーセーg――

<ち、違います!!!

<(朧スペシャル・デスロック(右手をさざなみの後ろに回し左手は添えるだけ(ぐっ!


<ぅ――(消え入りそうな声)――ぅぅ
781 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/03(金) 22:02:59.10 ID:uP8ZnuwQ0
曙「………………………………」(サラダぱくぱく

曙(サラダヨケヨケ

曙「…………………………………」(あーーー…


曙<(ジューーーー)














第七の人気に第六が嫉妬…
782 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/04(土) 22:50:05.53 ID:T2MPJx110
>>777
この変態共が!

【潮ぱいぱい】(小話

――焼肉食いに行く三日前――


潮「んむ、あれっ?」(去年の水着ギュッツムッ

漣「大きくなったねぇ」

朧「新しいの買いに行こっか?」

潮「い、いや………は、入ります」(ギューー

潮「(これで入らなかったらまた皆に笑われちゃうよー)」(うわーん

漣「無理して大きいの強調しなくていいよ」

朧「そうだよ」

潮「そ、そういう事をしたいんじゃ――」(バイーン

去年の<さよならだ(バチィン!

潮「ひゃっ!?」(ばるーん

漣「!?」朧「!?」

潮「だ、だめ!」(両腕でガバッ

漣「………………」

漣「……海ではち切れたら大変DAKARA」(イコウ、イコウ

朧「今から選びに行こ」(ソウシヨウ、ソウシヨウ

潮「ふ、二人とも目が恐いです!」





曙「(わ、私だって少しは成長してるし。潮ばっかりチヤホヤされてうざいのよっ)」(ふんっ

曙「み、見てなさいよ……(ぶつぶつ)」(タンキニ着り着り

曙「……………………」

去年の<まるで成長していない。出直してこい


曙「……………うっ、うぅ」(ごしごし








ほらっ、これで満足か潮っぱい教徒め!まったくけしからん!潮っぱいは眺める物ではなく手と舌で味わう物だぞ!
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/05(日) 00:58:04.97 ID:3UWUMoIHo
むしろ曙っぱいを愛でたい
もう目一杯…(胸自体からは目をそらしつつ)
784 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/05(日) 17:03:58.34 ID:QomDyNGv0
>>783
分からんでもない。その気持ち。






次の更新は明日の夜になると思います。遅くなりますが、曙っぱいか潮っぱいを愛でながらお待ちくださいm(_ _)m
785 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/06(月) 23:07:25.03 ID:ANe3k+Fa0
【鳳翔さんとダンスパーティー】

――前章――

《食事処鳳翔》
鳳翔「えっ、艦むすパーティー?」(ピタッ

青葉「いえ、ダンスパーティーです。鳳翔さん」(モグモグモグ

鳳翔「あっ、ダンスパーティーね。ダンスパーティー、ごめんなさい」(トントントン

青葉「来週の土曜日に、この鎮守府近くで開かれるそうなんです」(パンフレットぴらっ

青葉「誰でも参加可能らしいので、一応鳳翔さんにも」(どうぞ

鳳翔「へぇー、この鎮守府近くでダンスパーティーだなんて珍しいですね」(どうも

青葉「そして、なんとダンスパーティーで見事上位入賞を果たした人には景品もあるそうなんです」(下見てください

鳳翔「ふむふむ……結構ちゃんとした景品なのですね」

青葉「その日、暇でしたら参加してみたらどうですか?」

鳳翔「うふふ、ありがとう青葉ちゃん。でも私、運動神経はこれっぽっちもないから」

青葉「ですが艦むす経験もおありだったと」

鳳翔「それは昔の話。今はもう全然」(トントントン

鳳翔「こんな小さな店をやりくりするだけで精一杯よ」(うふふ

青葉「そうですか……」

青葉「二人一組での参加だったんですけどねぇ」(モグモグモグ

鳳翔(ピクッ「………へ、へぇー、そうなんですね」(トントン

青葉「まぁ、なんだか翔鶴さんは、提督と参加するとか言って張り切っていましたけど。あの人も忙しいですから」(ゴクン

青葉「あー、球磨さんも鈴谷さんも似たようなことを言ってたかなぁ、ビスマルクさんもコソコソしてたし」(水ゴクゴク

鳳翔(ドキッ「そ、そんなことがあるんだ。提督さんは人気ですねぇ」

青葉「ごちそうさまでした。私は仕事に戻ります。美味しかったです」(スクッ

青葉「お金置いときますねー」(スタスタ

鳳翔「あ、ど、どうもー」(皿キュッキュッニコッ

<カランカラーン…


786 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/06(月) 23:12:42.22 ID:ANe3k+Fa0
――その日の夜――

提督「ダンスパーティー?なんの事ですか?」

鳳翔「て、提督さんの鎮守府近くで開かれるそうなんです。今日青葉ちゃんに教えてもらいました」(パンフッレットどうぞ

提督「へぇー。ダンスパーティーだなんて珍しいですね」(まじまじ

鳳翔「で、ですよね。私も長いことこの地域には住んでいますが、初めてです」

鳳翔「(よ、良かった。まだ誰も声をかけてないみたい)」(ほっ

提督「………………………なるほど」

鳳翔「はい……」(モジモジ

磯風「何を見ている。司令」(ぬっ

提督「むっ、いやっ、鳳翔さんから貸して貰ったパンフレットをだな」

磯風「ほうほう――なるほどダンスパーティーか、うむ。知らんな」(机ふきふき

提督「どうやらこの近くで開かれるそうなんだ」

磯風「暇なら行ってみようかな、観客として」(ハハハー

鳳翔「(そしていつの間にこんなに仲良くなったのかしら、この二人)」

提督「………………………」(パンフレットじー

鳳翔「け、景品とか一位に豪華温泉旅行一泊二日で大盤振る舞いですよね、誰でも参加可能なのに」(トントントン

提督「………………………」

鳳翔「………………………」(トントントン

提督「………………………」

鳳翔「………………………」(トントントントントントン

提督「………………………」

鳳翔「………………………」(トントントントントントントントントン

提督「………………………」

提督「無理です」

鳳翔「って、またこの流れじゃないですか〜」(ウワーン

提督「二人一組というところで勘づきましたので、先に言わせていただきました」(写輪眼クワッ

鳳翔「うっ……うぅ」(うるうる

提督「参加するのでしたら、磯風さんにでも頼んでみたらどうですか?男女とは書いていませんし」

<泣き落としは今回は効きませんよ


鳳翔「うっ……」

磯風(キュピーーン

磯風「あー、鳳翔さん思い出してしまった。その日は朝から出かける用事があるんだ、悪いが手伝えない」(ニヤニヤ

<それに中学の体育の成績は1だったぞ、私は

提督「なにぃー」

鳳翔「ほ、ほらっ、やっぱり提督さんに」

提督「くっ、な、ならマシュマロにでも、男ですし、紙にも必ず人間であるべきとの記載は――」

鳳翔「む、無理です!それは絶対不可能かと」

マシュマロ「確かに俺は男だが、鳳翔さんとだと大きさが違いすぎる…申し訳ない」(苦渋の決断みたいな顔
787 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/06(月) 23:17:39.88 ID:ANe3k+Fa0
鳳翔「の、残ったのは提督さんです」

提督「…………ぬ、ぬぅ」

鳳翔「お願いします!私、三位入賞のお米が欲しいです!」

提督「お、お米………?」

提督「……もしかして景品狙いですか?」

鳳翔「これだけの量のお米があれば、提督さんに美味しいカレーライスを沢山食べていただけるので。是非欲しいんです」

提督「カレー……僕のためにですか?」

鳳翔「(ごめんなさい、本当は提督さんと踊りたいだけです)」(うぅー

提督「…………で、ですが、必ず入賞するとは」

鳳翔「なら一緒に踊っていただければ、それだけで無料でカレーライスを振る舞います!」

提督(心がグラッ「…………くっ」

鳳翔「3日!」

提督(ぐぐぐ「……つっ」

鳳翔「食べ放題!」

提督(ぬおっ!「……………………」

鳳翔「………………」(うるうる(最後の泣き落とし

提督「…………………」(チラッ

鳳翔(ウゥーウウーーー

提督「くっ」(目そらし

鳳翔(ウウーーーウウーーーウウーーー

提督「………………………………」

提督「ちゃ、ちゃんと約束は守ってくださいよ」

鳳翔(パァーー「あ、ありがとうございます!提督さん!」




磯風「(………ちょっとこっそり見に行こうか)」

マシュマロ「(ご主人様と提督の関係が深まりますように)」




【こうして始まったダンスパーティー。そこで彼女たちを待ち受けるものとは!続く!】(過度な期待はしないでください
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/06(月) 23:32:10.16 ID:oH0yaCH7O
乙です
789 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/08(水) 23:43:24.99 ID:HLkqfRjr0
――来週の土曜日――

鳳翔(テクテクテク

提督「この建物であってるんですよね」(トコトコ

鳳翔「はい。ちゃんと地図にもそう描いていますし」(ぴらっ

<ほらっ、見てください!ちゃんと地図読めてるでしょ。私勉強したんです(むふっ

<あー、本当ですね。会ってますよ(お店から十分しか歩いていませんけどね)

<えっへん(むふふー

<……………(可愛い)(チラッ



《ダンスパーティー会場》

瑞鶴(@黒のキャップにミリタリージャケット。ストライプのスカート「翔鶴姉、こっちだよ。こっちこっち」(+白リュック

翔鶴(@白のロングワンピースにパンツとショルダーバック「ご、ごめんね。瑞鶴」(アタフタ

瑞鶴「けっこう人多いんだから、見失っちゃうよ」

翔鶴「……うん」(シュン

瑞鶴「はいはい。提督のことはもうすっかり諦めて、いつまでしょげてるの」

翔鶴「だって、その日は特別な用事があるって断りかた何だか変だったのよ」

瑞鶴「提督もたまには特別な用事があるの、ほら、接待とか講義とか、書類とか書類とか書類とか」

翔鶴「うっ……うん…」

瑞鶴(イラっ「(またこの人は…!)」

瑞鶴「んもうっ!ほらっ受付行くよ」(グイッ

<あー、もうスカート引っ張らないでーっ、なんで怒ってるのよー!(ズリズリ

<怒ってない!
790 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/08(水) 23:44:17.58 ID:HLkqfRjr0
――来週の土曜日――

鳳翔(テクテクテク

提督「この建物であってるんですよね」(トコトコ

鳳翔「はい。ちゃんと地図にもそう描いていますし」(ぴらっ

<ほらっ、見てください!ちゃんと地図読めてるでしょ。私勉強したんです(むふっ

<あー、本当ですね。会ってますよ(お店から十分しか歩いていませんけどね)

<えっへん(むふふー

<……………(可愛い)(チラッ



《ダンスパーティー会場》

瑞鶴(@黒のキャップにミリタリージャケット。ストライプのスカート「翔鶴姉、こっちだよ。こっちこっち」(+白リュック

翔鶴(@白のロングワンピースにパンツとショルダーバック「ご、ごめんね。瑞鶴」(アタフタ

瑞鶴「けっこう人多いんだから、見失っちゃうよ」

翔鶴「……うん」(シュン

瑞鶴「はいはい。提督のことはもうすっかり諦めて、いつまでしょげてるの」

翔鶴「だって、その日は特別な用事があるって断りかた何だか変だったのよ」

瑞鶴「提督もたまには特別な用事があるの、ほら、接待とか講義とか、書類とか書類とか書類とか」

翔鶴「……うん…ごめん」

瑞鶴(イラッ「んもうっ!ほらっ受付行くよ」(グイッ

<あー、もうスカート引っ張らないでー

<うるさい!
791 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/09(木) 05:57:19.84 ID:KCR4fN300
朝起きて、見てみたら>>790が違う…
もとの文章を消してしまったみたいorz
792 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/09(木) 23:30:03.49 ID:KCR4fN300
鈴谷(@ジャケットTシャツにカラフルスカート「うわぁー、人おお」(ウアー

鈴谷「(ここに提督と二人で来られたなぁー……あおっちには秘密だけど)」

青葉(@白Tシャツ一枚にロングスカート「夏コミケ!…ほどではありませんが、なかなかです」(パシャパシャ

青葉「(これくらいの人混みなら、司令官とも自然に手を繋げたのかなぁー、はぐれないようにとかテキトーに理由でっち上げて)」

鈴谷「(――まっ断られちゃったし、今日はあおっちで妥協するか)」

青葉「(――まぁ断られてしまいましたし、鈴谷さんのシャッターチャンスでも狙いましょうか)」

鈴谷「んねぇ、あおっちは踊れる?」(右っ左っ

青葉「ダンスですか?」(ワンツー

鈴谷「そっ、一応ダンスパーティーだし」

青葉「一時期、戦場カメラマンとして働いていましたので、こういうゴチャゴチャしたところを動き回るのは得意です」(パシャパシャ

鈴谷「へぇー、戦場カメラm…………えっ?嘘でしょ」

青葉「嘘です、ホントは結構前線でバリバリ働いちゃってました」(てへっ




川内(@ドウモニンジャスレイヤーデス「夜戦だぁーー!これは団体戦の夜戦だぁーー!!」(ドドドー

一般客<うわっ、な、なに?(ビクッ

神通(@シャツワンピに白と黒のチェックのミニスカ「姉さん!これはダンスパーティーですっ、他のお客さんを襲うのはやめてください」(ぬぐぐ

<すみません。すみません。(ペコペコ

川内「あっ、そだった」(ピタッ

神通「しっかりしてください、姉さんが私を誘ってくれたんでしょう?」

川内「うっかりうっかりー」(アハハ

神通「うっかりじゃないですよ」(はぁ

川内「――んでも、神通はもともと提督と行くとか嬉々に話してなかったっけ?」

神通「えっ……////」

川内「もしかして、断られたから私と?」

神通「い、いえ、まさかそもそもお願いなんてしていませんよ。そんな行動は駆逐隊の指導者として顔が立ちません」

川内「ほぉー」(感心

神通「それにあの娘たちかマネしたら困りますから、尚更慎んで」

川内「そうだったのかー、さすが神通。自慢の妹だよ。節度を守って提督を愛してるんだねー」(クルクルー

神通「………………………は、はい。そういうことです」

川内(クルクルー



神通「(お、お願いしたら。けっこうな勢いで断られたなんて………言えません…っ!)」(プルプルッ
793 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/11(土) 22:44:28.94 ID:2DybArTH0
司会(黒スーツ「レディースアーーンドッジェントルメェーン!!ようこそお越し下さいました。ただいまより宿毛ダンスパーティーを始めさせていただきます!」(マイク片手

提督「………」(……

<今回、司会を務めさせていただくのは――

鳳翔「提督さん、もしかしてあまりこういう場所はお好きじゃないありませんでしたか」(チラッ

<今日は一般参加も可能ということで大勢のお客さんに――

提督「あ、い、いえ。そういう事じゃなくて」

提督「ちょっと緊張して口数が減っただけです、すみません」(エヘヘ

鳳翔「あっ………そ、そうですか」(モゴモゴ

提督「すみません、なんか頼りなくて」

鳳翔「(えっ、えっとここは気の聞いた一言を言ったら、提督さんの緊張も)」

鳳翔「(えっと、えーーっっと)」

鳳翔「て、提督さん!」(意を決して

提督「は、はい!」(ビクッ

鳳翔「わ、私は提督さんと踊れればそれでいいのでそういうことは全然気にしないで下さい!」(んぐっ

提督「!?」

鳳翔「………………あっ、とっえっ…」

鳳翔「」(・・・

鳳翔「す。すみません。ちょっと虫がー、ねっ」(ウフフー


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
794 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/11(土) 22:48:04.18 ID:2DybArTH0
<む、虫ですか…体に?(鳳翔の服さわさわ

<ひゃっ、く、くすぐったいですよ。提督さん



翔鶴「」(点

瑞鶴「あー、えっと女性二人です。はい」(受付

<あっ、す、すみません。体に付いていたら取ろうかと…

翔鶴「…………」

瑞鶴「もう一人はあっちに座ってる長い銀髪の人です」(受け答えカリカリ

<………(受付中)…………――えっ、『君たち可愛いから、このあとある関係者の打ち上げパーティーに参加していいよ』って、あんまり調子乗ってると殴りますよ(イラッ


翔鶴「て……いと…く」



翔鶴s,脳内変換


提督『鳳翔はここが敏感なのかな』(さわさわ

鳳翔『あんっ…//そこ、そこ気持ちぃ…』(ビクンビクン

提督(イジリイジリ(ピンッ

鳳翔『あっ!………あぁ』(とろけ顔

提督『おっと、こんな大勢の前で醜態をさらしてしまうのかみっともない娘だな』(さわさわ

鳳翔『そ、そんなっ。だって貴方が気持ちいいことを、ンッアッンッ――』

提督『みんなが君の恥ずかしい姿を見るんだぞ…いいのかい』(もみもみ

鳳翔『……いいの!それでもいいからっ、あっ、もっと、もっとおねがい!』(あんっ、あっんっ////

提督『はっはっはっ、エロい娘にはお仕置きが必要だなぁー、ほらっ口を開けるんだ』(鳳翔の口に指突っ込み、ぐいっ

提督『欲しいのなら自分でおねだりするんだ』(ぐりぐり

鳳翔『んっ…あっ………んんー!』(口もごもご

提督『指をしゃぶる音だけで、何も聞こえないなー』

鳳翔『(ぷはッ)お、おねひゃいします。すぐに濡らしてしまうわらひに、提督さんの、お、お仕置きを、してくらひゃい!!』




翔鶴「……帰ろう、帰ればまた来られる………わよね…」(悲痛絶望

瑞鶴「翔鶴ねえー、受付終わった――」

瑞鶴「なぜ帰る!?」
795 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/11(土) 22:50:04.02 ID:2DybArTH0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

<手、手の握りかたをですか?…えっと、握らないとダメですか?

<そこは握った方が踊りやすいはずです!たぶん(キラキラ

<……………は、はぁ


鈴谷「い、いやー、なんか人多くてマジむしむしだねぇー」(口笛ピューピュー

青葉「そ、そうですね。暑すぎて自然とシャッターに手がかかっちゃいます」(テキトーにぱしゃぱしゃ

鈴谷「………ちょ、ちょっと場所移動しよっか」(ハハ

青葉「か、かしこまりましたー」



鈴谷「(提督いたし!鳳翔さんと来てるし!)」(はや歩きスタスタ

青葉「(あ、あれー。司令官と鳳翔さんってこんなに仲良かったかなー。私のデータにはここまでのー)」(アセアセ

鈴谷「(し、しかもなんか――)」

青葉「(あら、あらら?――)」


<握るって…(えっと)………こんな感じですか?(恋人握りギュッ


鈴谷「」

青葉「」








今日はここまで。
こんな、どエロイ鳳翔さん。想像しただけでもう…
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/12(日) 00:19:07.15 ID:eiHp05T4o
乙です
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/12(日) 02:01:44.59 ID:LDg3QwW+o
えっちぃ鳳翔さん…良い…(妄想だけど)
798 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/13(月) 23:28:08.39 ID:Gybk0anA0
――後日――

提督「神通くん。恍惚そうな所悪いんだが書類を取ってくれないか」(カリカリ

神通「えっ、ひゃっ、ご、ごめんなさい」(背筋ピンッ

提督「戸棚の上から三番目に入ってる物だ」(カリカリ

神通「はい」(スタスタ、ガラッ、スタスタ、ドウゾ

提督「うむ。たしかに」

神通「は、はい…」

神通「す、すみませんでした。ちゃんと仕事します……」(シュン

提督「いやいや、怒ってないよ。たしか昨日は川内と外出していたそうじゃないか」

提督「どこか遊んできたのかい?」

神通「あ、遊んだと言うのかどうか、分かりませんが…」

神通「ちょっとダンスの方を、それを思い出していて」(苦笑い

提督「ダンス………?」

神通「えっ、は、はい」

提督「も、もしかして、神通くんもパーティーに参加してたのか!?」

神通「えっ、て、提督も行っていらっしゃったんですか!?」

提督「い、いや………まぁ、たしかに参加していたが………そうか、川内と行っていたのか」(モゴモゴ

提督「(し、しかしその反応を見る限り。俺が鳳翔さんと踊っていたことは知らなさそうだな)」

神通「(と、と言うことは。私がお願いしたときにはもうお相手が決まっていたのですね…)」

神通「その、では提督はどなたと出場なされたのですか」

提督「(ぐぬっ、ストレートにきたか…)」

提督「い、いやー…知り合いとな」

神通「そ、そうなのですね」

神通「(知り合い?…知り合いって、どこまでの知り合いなのでしょうか、友達?親戚?………まさか恋人!?)」

提督「(さすがに鳳翔さんと言うのは不味いだろう…きっと迷惑だ)」

神通「そ、その知り合いという方とは昔からの付き合いなのですか」

提督「昔?じ、神通くんを知る前からの知っている人であることは間違いないと思うが」(カリカリ

神通「よくお会いするのですか」

提督「え、えっと………それなりにな」(カリカリ

神通「(それなり?それなりって、どうそれなりなのでしょう、毎日会ってる様子は見られないですが、ダンスを踊る仲ということですよね)」(目のハイライトすぅー

神通「どのくらいの仲ですか」

提督「!?な、仲って………」(カリカリ

神通「はい、教えてください」

提督「…と、友達くらいだろうか」

神通「トモダチ…?」

提督「じ、神通くん。もうこんな時間だ、早くお昼にしたまえ、俺も少し食べてくる」(ガタッ

提督「(に、逃げよう。鳳翔さんのカレー食べ放題に一時避難だ)」(スタスタ

神通「えっ、あ、す、すいませんもうこんな時間、いつの間に」(ハイライトぱっ、アタフタ

神通「では私もお昼をいただきますね」

提督「よ、よいお昼を」(スタッスタッスタッ
799 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/13(月) 23:30:54.77 ID:Gybk0anA0
神通「提督のお食事にご一緒させてもらっても良いでしょうか」

神通「私もたまには提督と食事が食べたいです、外出されるんですよね」

提督「」

神通「ダメデスカ?ワタシとのお昼」(ニコ

提督「け、結構。自由についてきてくれ」(ニコ

提督「()」(汗がにじみ出てる





川内「夜戦…やーせーんーーー………」(ムニャムニャ






これにてダンスパーティー編は終了。肝心の結果は皆さんの想像にお任せします(べ、別に書くのが疲れた訳じゃないんだからね!)
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/14(火) 02:04:04.97 ID:4bBsTLvEo
お疲れ様です、リクして良かったー
たまには鳳翔さんが報われても良いよね?
801 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/15(水) 22:37:17.64 ID:lw7v54uI0
【海外艦の夏】小話
ビスマルク(@白Tシャツ一枚ノーブラ、下スカート「………………………」

窓の外<ミーーンミンミンミンミン…ミーーンミンミンミンミン

クーラー<節電の為。使用禁止

扇風機<ブーーーーン…(首くるくる

ビスマルク「ははっ…さ、さすがにこの暑さにセミもぐったりね」

<ミミミミミミミミミミミミミミミミミッ、ミミミミミミミミミミミミミミミミミ!!

ビスマルク「……………………………」(ブチッ

ビス子<(スタスタスタ)窓ピシャッ!

ビスマルク「あっ…閉めちゃった」

ビスマルク「でも開けたら開けたでセミが五月蝿いし」(イライラ

ビスマルク「――と、とにかくこの暑さ、蒸れを追い払わないと始まらないわ」(すくっ

ビスマルク「……………………だ、誰もいないからしてもいいわよね、だって今一人だから」(ニタァ

扇風機<ブーーーーン、カチッ(首ふり停止

ビスマルク「んっしょと…」(ぐいっ

扇風機<ブーーーーー…(ブボボボボ

ビスマルク「あ〜〜〜〜(スカートたくし上げ)涼しい〜、ここに熱が籠るのよねぇ」(えへぇー

ビスマルク「上はノーブラだから涼しいんだけど、下はこうでもしないと熱が逃げないのよ」(たくし上げながら

ビスマルク「まっ、あくまでもこれは訓練の一つよ。別にだらけようと思ってしているんじゃないわ」(キリッ

ビスマルク「日本の溶けるような暑さから少ない資源で逃れるための方法を学び。そして、いかに効率良くスカートの中に風を送り込めるのかを計算しているの」(キリリ

提督「ナニイッテルノ、ビス子」(カタカタ

ビスマルク「!!?」(スカートバサァッ

ビスマルク「あ、あ、ああ、アトミラ――」

提督「いや、ノックしたが、返事がなかったから入っていいのかと思ってな」

ビスマルク「思ってな、じゃないわよ!!!この変態変態変態!!」(枕でぼこぼこ、ぼすぼす

提督(いたいいたい「いやいや、ノックしたのに反応しないビス子が悪い――」

ビスマルク「うっるっさっーーーい!!!」(ボスボスボスッ

提督(いてっ、いてて「分かった、分かったよ。俺が悪かったから一旦殴るのを止めてくれ」(宥める

ビスマルク「はぁはぁはぁ(真っ赤)つ、次やったら殺すわよ」

ビスマルク「(と言うより、は、は、恥ずかしすぎて私が死んでしまうわね)」(はぁはぁ息切れ

提督「しかし、ビス子がそんな姿で過ごすとは意外だな」

ビスマルク「………し、仕方ないでしょ」

ビスマルク「この部屋暑いんだから。あーーあ、こんなに暑いからアトミーラルに変な所見られたのよ」(開き治り

提督「だから悪かったよ」(来週からはクーラー解禁するよ

ビスマルク「(で、でも、提督も男だし、私の姿に少しは反応したんじゃないかしら、い、いいのよ別に、反応してくれて)」(明日からにしなさい

提督「………………………」(んっ、ん

ビスマルク「な、なによ」(チラチラ

提督「まっ、安心しろ、俺はビス子の下着姿に興味はないから」(この日一番の笑顔

提督←慰めのつもりで言いました。悪気はないんです

ビスマルク「」(カチン



ビスマルク<……………………………………それはそれで嫌なんですけど(ボソッ

枕<おどりゃーーーー!!!(獅子奮迅

提督<いたっ、えっ、いたっ、な、なんで、いてっ、なんで怒ってる、いてっ、ちょっ(ボコボコボコ
802 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/15(水) 22:37:54.58 ID:lw7v54uI0
こんな展開の薄い本くださーい
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/15(水) 23:05:35.43 ID:eHpwNcZlO
乙です
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/15(水) 23:34:18.41 ID:wRY/4yJXo
ビスマルク?ワルイユメ...
805 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/16(木) 23:38:31.39 ID:u1BJm1Io0
【隠し場所】

羽黒(チクチクチクチクチクチク

羽黒「………………」(チクチクチク…パチンッ

羽黒「(で、できましたー!)」(わーい

司令官のぬいぐるみ(完成度高けーなオイ

羽黒「(司令官のことを考えていたら、ついつい手が勝手に動いて作ってしまいました)」(ギューー

羽黒「(これで〜、明日からは司令官と寝られますね〜)」(頬スリスリ

羽黒「(はっ、で、でも、私がこのぬいぐるみを持っていると司令官さんや皆さんに見つかったら)」(ゴクリ

羽黒「(…ど、どこかに隠しておかないとー)」(オロオロ

ぬいぐるみ<やーめーてー

羽黒「(ご、ごめんね。ちょっとの間だけだから)」





足柄「うぃー…暑いわー…」(靴ぬぎぬぎ

足柄「あっちぃー、あー、溶けるぅー」(ぬぎぬぎ

足柄「…もう下着だけでいいや………(ふぅ)…男いないし…」(団扇パタパタ

足柄「っていうか、男の前で脱いだこともないし…ははっ、うけるー」

足柄「あー、ビールビール!もう飲んじゃえ」(ガチャっ、バタン

足柄「それから摘まみは、まぁー、お菓子でいいかしら」(戸棚ガラッ

足柄「たしか昨日安売りで買ったものがー」

足柄「………………なにこれ」(ひょい

ぬいぐるみ<ひゃー、見つかったー、喰われるー

足柄「んー………?」(プシュッ

足柄「あっ、羽黒のぬいひゅるみか、そう言えば朝から一心不乱に作ってたわねー」(地面におきおき

足柄「(ほんと私の妹にしては良く出来た妹過ぎて泣けてきちゃう)」(うぐぅ

足柄<っとお菓子お菓子ー♪(ガサゴソ

<今日はグリーン豆の気分かなぁ



<ドポドポドポ・・・

足柄「んっ?あーーーーーっ!!!」(ガシッ

ビール<うぐふ、や、やられちまったぜ(傾いて中身がドポポ

足柄「ちょ、ちょっと何やってるのよ私ったら。あーもったいない」

足柄「って、あっ…………」

ぬいぐるみ<うわー、べとべとだよー、お酒くさいよー

足柄「…………と、とりあえず乾かして――」

羽黒(ガチャ「姉さん、もう帰ってきているんですか?」(靴を脱ぐ音

足柄(にゃしい!?

羽黒「また服脱ぎっぱなしじゃないですか。これは自分で畳んで下さいよ」(はぁ

羽黒「んっ、なんだか、少しお酒くさいですn」

ぬいぐるみ<べとべとー
806 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/16(木) 23:39:21.57 ID:u1BJm1Io0
足柄「こ、ここ、これは違うのよ羽黒。不可抗力だったの、お酒が自然に倒れてそれで」

羽黒「……………………」(唖然

足柄「よしっ、五秒!五秒で乾かして、すぐ元通りにするから!だから泣かないで!ねっ」(ふきふきふきふき

羽黒「………………うっ」(涙腺がが

足柄「あとさんびょーーーーーーーーっ!!」(ふきふきふきふきふきふき












なんだかんだ、足柄さんは妹思いの優しいお姉ちゃんだと思っているのは僕だけでしょうか?
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/17(金) 02:14:44.84 ID:MjYI/YzMo
乙ー
分かる、それだけでなくて面倒見が良いイメージがあるかな
808 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/18(土) 19:28:03.42 ID:dhhF9aV10
加賀さんの演歌を聴いてたら、むらむらしてきた。むらむらー



ネタ募集させていただきます



主要キャラ
空母――加賀、赤城、翔鶴、瑞鶴、雲龍、隼鷹、飛鷹、鳳翔、瑞鳳

戦艦――金剛、比叡、霧島、ビスマルク、扶桑

重巡――鈴谷、青葉、羽黒、足柄

軽巡――那珂、川内、神通、北上、天龍、球磨、多摩、木曾、new大淀

駆逐――暁、響、雷、電、マース、文月、長月、島風、初雪、舞風、野分、漣、潮、曙、朧、磯風

潜水――伊168

工作――明石

その他――間宮、他提督、ガン爺、マシュマロ


>>809
>>810
>>811

このスレも、ちまちま更新し続けてもう気づけば800まで到達していました。最初から見てくださっている方、また途中から見てくださっている方。本当にありがとうございます。
出来ればこれからも暇潰し程度に読んでもらえたら、スレ主は喜びます
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/18(土) 19:35:12.92 ID:2KBufpBK0
ガン爺セクハラ裁判
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/18(土) 20:50:46.78 ID:KCrw/pOHO
空母でカラオケ大会
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/18(土) 20:58:46.80 ID:gsR57ubOo
明石 が 満足する話
812 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/20(月) 20:40:38.69 ID:J1QwEtXO0
>>809
久しぶりに呼ばれたガン爺。もう死んだかと思った


【ガン爺裁判】
《鎮守府・講堂》

<ガヤガヤガヤザワザワザワザワ

翔鶴(トントンッ!「静粛にっ」

<…………シーン

翔鶴「こほん…エー、ただいまより。エロ爺、及びガン爺先生の公然わいさつ罪疑惑についての最終鎮守府裁判を開きます」(ばばん

ガン爺「エエエエエ………けっこう本格的に裁かれるのわし?」

鈴谷(黒スーツ、サングラス「被告人は口を慎むようにね♪」

ガン爺「ねぇ鈴谷ちゃん。鈴谷ちゃんやろ?なんでそんなエロい服着て――」

霧島「東京湾に沈めて深海棲艦の餌にしてあげましょうか」

ガン爺「………………」

翔鶴「まず始めに、原告(艦むす全員)の訴えの提起を」

瑞鶴(@スーツ「はい、艦むすを代表して私が」

<イッタレイッタレ!

瑞鶴「えー、航空母艦瑞鶴です。ご清聴願います」

瑞鶴「被告は今までに鎮守府専属の医師という立場を良いように使い、私たちにわいせつな行為と思われる行動、及び言動が数多く見受けられました」(伊達メガネくいっ

瑞鶴「皆さんの手元の資料をご覧ください」

瑞鶴「これが、被告人の今までに行ってきたわいせつ行為の数々です」

ビスマルク「浴槽の覗き…睡眠薬入りのコーヒーを飲ませようとする…スカートの中の盗撮…マッサージと偽り体を触ってきた…見た目がキモい」

川内「な、なんて卑劣な…」

那珂「アイドル営業の妨害だよぉー」(うわーん

神通「………………」(冷たい視線

球磨「きもっ…クマッ」

北上「酸素魚雷でポーいしますよー」(ガチャン

ガン爺「最後やつだけ主観的過ぎじゃろ!!?」(くわっ

翔鶴「これらの行為がついうっかりで、許される内容ですか、エロ医者」

ガン爺「うっ…それは………」

翔鶴「あなたは医者です。私たちの怪我した体のケアをしてくれればそれで充分なんですよ。わかっていますか」

瑞鶴「私もつい1ヶ月前、お尻を触られそうになりました」

ガン爺「い、いやあれは。瑞鶴ちゃんの胸が大きくなるようにお尻をさわってあげようと思って善意ある行動をじゃな」

足柄「結局お前は変態じゃねえか!」(新聞紙でスパァーーンッ

翔鶴「そうですか、それはさぞ辛い思いをされたでしょう」

島風「私もー、この前ー、いきなりパンツ見に来たー」

ビスマルク「なんですって!?」(ガタッ

<ザワザワ…エッシマカゼチャンモ

翔鶴「静粛に、静粛に」(トントン

ガン爺「(島風ちゃんはいつもパンツを見せてるじゃろーがーー)」(正論

瑞鶴「また、大勢の艦むすからド変態エロ爺の解雇を望む物がこんなに届いています」(どさり

<カイコダー、ウミノモクズニシロー

翔鶴「なるほど…原告の主張はここまでです。下がってください」

瑞鶴「はいっ、良い判決がくだることを。宜しくお願いします」
813 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/20(月) 20:42:19.71 ID:J1QwEtXO0
ガン爺「待ってくれ!わしの言い分も聞いてくれ翔鶴ちゃん!」(ガタッ

<ソンナヤツニミミヲカスナー、ハヤクショブンシロー

翔鶴「………分かりました。ではガン爺被告人の話を聞きましょう」

ガン爺「う、うむ。わしはだn」

翔鶴「はいしゅーりょー」(タンッ

ガン爺「エエエエエエエエエエエエエエエエエエ………」

翔鶴「また、今回の裁判には被告人側弁護人は居ませんので判決に移ります」

ガン爺「エエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ………」

翔鶴「裁判長。判決を…」(すっ

<さーいばーんちょー!さーいばーんちょー!さーいばーんちょー!




提督(@つけ髭「………………………………………」

翔鶴「裁判長?どうしましたか」

提督「」





提督<ナニコレ









【原告の証拠不十分。及び被告人の弁護士不在。よって判決は不起訴。ガン爺には一週間のトイレ掃除が義務付けられ終了しましたとさ】
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/20(月) 21:10:42.01 ID:x6IPbtoC0
>一週間のトイレ掃除が義務付けられ
不起訴なのに永久にトイレ掃除やらないといけないのか…
815 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/20(月) 21:18:15.28 ID:J1QwEtXO0
>>814
続編「裁判では不起訴、しかし艦むすは許さなかった!果たしてガン爺が受ける罰とは!?」



として、ガン爺はトイレ掃除を艦むす命令されるという設定です。はい。もちろん男子トイレ
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/20(月) 21:50:51.79 ID:c2eOjY1yO
乙です
817 :Ad12Q0 ◆xu2VpOlD.6 [saruto]:2015/07/22(水) 21:34:32.58 ID:86obwFJA0
>>810
先にこっちを書きます

【明石さんが満足する話】
《食堂》

明石(もぐもぐむしゃむしゃ

夏野菜たっぷりごろごろカレー<なすは嫌いなのです!

間宮「食堂で明石ちゃんが食事なんて、栄養失調の恐れでも感じたの?」

明石「(んぐっ)間宮さん、私を栄養失調のプロみたいに言わないでください」

<最近、週七から週五に減らしましたから。カップラーメン

間宮「あら、そうなの」

明石「普通に間宮さんのご飯を食べに来ただけです。食堂の本来の使い方をしているだけですよ」

間宮「うーん、ホントにそれだけ?もうちょっとありそうねー」

明石「……あと、これを提督さんに渡しておいてください」(ぴら

間宮「なんの書類かしら?」(ぱし

明石「提督さんに頼まれた装備の開発結果です、あまり良い結果じゃないので凝視するのはやめてくださいよ」(このっ、このっ

間宮「あー、はいはい。分かったわ」

間宮「でもどうして私が渡すの?」

明石「提督さん。またお昼食べにここに来ると思いましたからその時にでも」

間宮「確かに来ると思うけど、今執務室にいるから直接渡したら?」

明石「………そ、それは」

間宮「ケンカでもしたのかしら?」

明石「ケ、ケンカじゃありません」

間宮「じゃあどうして?」(はて

明石「………い、今の私、メイクしてないので会えないだけです」

明石face<あまりジロジロ見るなー!


間宮「あら、そんなことなの?」

明石「そ、そんなことって。間宮さんははだ艶がいいですから。ノーメイクで余裕かもしれませんが」(ぶつぶつ

間宮「そんなことないわ、明石ちゃんならノーメイクでもじゅーぶん可愛いわよ〜」(ほっぺつんつん

明石「や、やめてください。あとそれに汗臭いし、オイル臭いですし」

明石「お、女の子としてこれはアレなんで……」

間宮「そう?気にならないわよそれくらい」

明石「そ、そうですか〜」

夏野菜たっぷりごろごろカレー<茄子を残すなー、食えー

<明石ちゃんだめよ、茄子を残したら茄子と私が可哀想よ

<うっ…な、なすだけは勘弁してください

間宮「ええ。いつもの明石ちゃんの匂いよ」(くんくん

明石「とにかく、私は作業部屋に戻りますから間宮さんお願いしますね」

間宮「はいはい。いいわよ」(にこにこ

明石「ごちそうさまでした」(ガタッ
818 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/22(水) 21:44:12.18 ID:86obwFJA0
提督「いただきます」(ペコ

明石「は、はにゃーーーーーっ!!?」(スパナすちゃっ

提督「え、ええ?どうした明石、そのスパナで俺を殺す気なのか?」(もぐもぐ

翔鶴のお弁当<夏野菜ごろごろたっぷり(九割野菜)弁当

間宮「あら提督さん。いらしてたんですか」(口に手を当てながら

提督「さっき来たばかりですけどね」

提督「…………そ、それでさっきから明石は何をしているんだ」

明石「」(顔を両手で覆い隠して明後日の方向

間宮「あ〜。今日の明石ちゃん、なんだかノーメイクだから顔をあまり見られたくないんだそうです」(おほほ

明石「わ、わざわざ言わなくていいですよ!間宮さん!」

提督「気にするな明石。俺もノーメイクだ」

明石「それ全然フォローになってませんから!!」

間宮「あっ、あと……」

間宮「(汗とかオイルの自分の体の匂いも気になってるみたいです)」(ごにょごにょ

提督「えっ、あ、あぁ。そうなんですか」

明石「そこぉ!また変なこと言わないでください!!」(ドビシッ

間宮「うふふ。言ってないわよ〜」

提督「俺も何も聞いてないぞ〜」

提督「(『俺はそういう明石の匂いが好きだぞ』とか言ったらスパナで殴られそうだな、自重自重)」(ハハハー

間宮「(明石ちゃんも恋する季節なのかしら〜?)」(ホホホー








明石さんが満足する話。
mad scientist明石も考えましたが、たまには可愛い明石さんでいかがでしょうか?スカートの穴に手を両手を突っ込みたいのは僕だけでしょうか?
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/23(木) 02:50:40.97 ID:k/hge2K3o
可愛くて、よかったです。
820 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/24(金) 23:33:21.06 ID:Zi8reV2Z0
>>809
これはアレですよね?もう加賀さんに歌わせろってことですよね?ね?


【空母でカラオケ】
《某月某日カラオケ店》

赤城「はい以上です――はい、ありがとうございまーす」(受話器の隣にポジションどり

加賀「私は行きたくないと言いました」(背筋ピン

赤城「まあまあ、もう来ちゃいましたから今さら帰れないでしょう?」

加賀「私はもともとカラオケは好きではありません。前は提督がいたからまだ参加しましたが、今回はその提督もいません」

赤城「無理やり連れてきたのは悪かったわよ、でもせっかくこうして空母で集まれたのよ?ねっ?」

加賀「そもそも何ですか空母でカラオケって、誰がそんなふざけた事を提案して――」

隼鷹「わたしーーでーーす!!」

加賀(イラッ

隼鷹「はいはーい!次私歌いまーす!はいはいはいはい!!」(手ピンっ

飛鷹「す、すす、すみません!こ、この娘に悪気はないんですちょっと深夜テンションでっ」

隼鷹「あー、マイクぅーチェック。ワンツー、ってなんつって〜」(アヒャヒャヒャ

飛鷹「だぁーーっ!ふざけるの禁止!」

赤城「飛鷹さん。こう見えて結構私も加賀も楽しんでるから気にしないで、ねっ加賀♪」

飛鷹「えっ……そ、そうなんですか。な、なら良かっ――」

加賀(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

飛鷹「」

隼鷹<キミノコエヲキカセテェー! サア ボウケンシテミナァーイ!フゥフゥ!!

隼鷹<タノシイコトハジメヨォッ!! アソビタイ! ぜったい! とぅ たいっ! たいっ! たいっ!――




瑞鶴「翔鶴ねえー、何か食べたいものとかあったら頼んでおくけど?」(メニューぴらぴら

翔鶴「私はいいわ、瑞鳳ちゃんは何かある?」

瑞鳳「私もいいよ、ドリンクバーでじゅーぶん」(足パタパタ

瑞鶴「駄目だよ瑞鳳ちゃんはもっと食べなきゃ、背小さいんだから」(ニヤニヤ

瑞鳳「むぅーっ背が低いのは体質!仕方ないでしょ」(ぷくぅ

翔鶴「瑞鳳ちゃんは背が小さいのが可愛いんだから、そのままでいいのよー」(うふふナデナデ

瑞鳳「翔鶴もばかにしないでー!」(プンスカ
821 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/24(金) 23:34:25.11 ID:Zi8reV2Z0
加賀「五航戦の娘たちにも後で注意しましょう。はしゃぎすぎだと」(真顔

赤城「すいませーん。さっきの注文に追加で一ついいですか」

加賀「あなたもですね。赤城さん」

飛鷹<神様のっ 指先でっ できあがーるぅ! わたーしの季節たち(ヤケクソ///

隼鷹<よっ、ひーよーうー!

飛鷹<星空っ よりも! 遥かに永い! 眠ーりを――



雲龍「……………」(ぽけ〜。

雲龍「(なんだか飛鷹さんに付いて行ったらカラオケに来てました)」(ぽけ〜。

雲龍「(私の姉妹はいないみたい。少し残念だわ)」(ぽけ〜。

翔鶴「あの〜もしかして雲龍さんですか?」

雲龍「えっあっ、いかにも私が雲龍ですけど…」(シャン

翔鶴「私、翔鶴って言います。他提督さんの鎮守府に配属されているんですよね」(隣にチョコン

雲龍「ええ。もしかして瑞鳳から話を聞いてるの?」

翔鶴「少しだけ。雲龍型の方にお会いするのは初めてだから、色々聞きたくて」

翔鶴「(艤装の仕組みとか、艦載機の搭載数とか、速力とか、やっぱり型が違うと色々と違うのよね)」(ニコニコ

雲龍「ふーん…そう。私も翔鶴型は初めて、コッチも色々聞きたいわ」

翔鶴「はいせっかくですから、少しお話しましょう」

雲龍「正規空母水入らずよね」


瑞鳳< ゆっりゆららららっゆるゆり♪ゆっりゆららららっゆるゆり♪

瑞鶴< (合いの手)はっ(合いの手)はっ(合いの手)(頭にハチマキ)

瑞鶴<ゆっりゆららららゆるゆり♪大事件

隼鷹<ずーいほう!ずーいほう!
822 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/24(金) 23:36:38.88 ID:Zi8reV2Z0
――一時間後――

隼鷹「なー加賀さんは歌わないのかー?」(モグモグ

飛鷹「そういえばまだ一回も歌ってないですよね」(モキュモキュ

加賀「歌わないわ…」(ムシャムシャ

赤城「えぇーー」

加賀「カラオケだって嫌々来たのよ」

隼鷹「こういうのは楽しんでなんぼだよ?」

加賀「……………」(ムシャムシャ

赤城「加賀も意地張ってないで、一度くらい歌えばいいのに」(タブレットポチポチ

加賀「だから歌いませ――」

<デデンッ!(煽っていく音楽

加賀「!?ど、ど、どど、どうしてそれを!!」

<デデンッ!(二度目

赤城「は一い、どうぞ歌って」(ハイハイマイク

加賀「っ……………っぅ」

<前奏《笛》

赤城「加賀の十八番なんでしょ、昨日お風呂で練習してたじゃない」(耳打ちゴニョゴニョ

加賀「つぁっ………くっ…」

加賀「……………あ、あとでパフェおごってもらいますからねっ!」(立ち上がりスクッ


<えっ加賀さんが歌うのっ!?――

<こ、これって……も、もしかして演歌?――

<え〜〜まさか歌わないでしょ〜。おほほほほほ――(瑞鶴

加賀「この手に寄せる袱紗 朱の色 この目開いて その顔見れば――」









【九八点叩きだしました】
823 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/24(金) 23:38:20.03 ID:Zi8reV2Z0
>>810の間違いです、すみません
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/24(金) 23:47:11.59 ID:qPx1i/gnO
乙です
825 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/26(日) 23:28:24.01 ID:KvB7iPf20
【貴方に伝えるアイラブユー】小話

《食事処鳳翔》

磯風「どうしたんだ鳳翔さん。さっきから一緒に魂も出ていってしまいそうに深いため息ばかり聞こえてくるのだが、何かあったのか」(机フキフキ

鳳翔「あらやだそんなに聞こえちゃってたかしら」

鳳翔「…ごめんなさい何でもないのよ」(ニコニコ

磯風「あの司令のことで悩んでいるのか?」

鳳翔「…(ドキ)……………う、うん。まぁそうなんだけどね」(モジモジ

磯風「………まっ、察するに『提督さんともっと関係を深めたいけどぉー。馴れ馴れしく話しかけるのも緊張するし、かと言って奥手になっていたら他の娘に取られちゃうし。あーーっどうしよーっ、提督さんのことを考えただけで胸がドキドキするぅー』……っと言った感じだろうか」

鳳翔「い、磯風ちゃんの中の私ってそんな感じなの?」

磯風「まあまあ、私の中の鳳翔さんの人物像は置いといて本題に戻って」(カチャカチャ

磯風「ここは私も一つ協力して、あの司令に鳳翔さんを女性としてドキッとさせてやろう」(ホワイトボードがらがらー

鳳翔「きょ、協力してくれるの?」

磯風「もちろんだとも。なんたってこの店のオーナーだからな、それにナニよりこんな私を雇ってくれた人には感謝せねば」

鳳翔「………い、磯風ちゃん………」

磯風「案ずるなこれくらいバイトとして当然だ」

鳳翔「……うっ、あ、ありがとう」(うるうる

磯風「ふっ……」

磯風「よしっ、まず作戦その一はお金の力を借りて――」

鳳翔「磯風ちゃん!」(懇願

<むっ……お、お金は駄目か。では鳳翔さんの妖艶なボディーで色仕掛け――

<磯風ちゃん!!



826 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/26(日) 23:30:06.55 ID:KvB7iPf20
――翌日――

提督「いやー暑かったですね。鎮守府だとなかなか涼めなくて」(おしぼりで拭き拭き

鳳翔「……ソ,ソデスネー」(ガチガチ

提督「今日は四十度越えた所もあるみたいですし、熱中症には気を付けないといけませんね」(水ごくっ

鳳翔「……ソ,ソデスネー」(カチコチ

提督「……………ほ、鳳翔さん?」

鳳翔「ひゃっ!あっ、ご、ごめんなさい。すぐお料理の方を」


鳳翔「(や、やっぱり恥ずかしいすぎて出来る訳がありませんよっ!)」(目キュルキュルー


磯風『そうだなー。最初からハードなのはやはり難しいから簡単なところから攻めてみようか』

鳳翔『た、例えばどういうのがあるかしら』

磯風『………コレとか』(ペン先でチョンチョン


鳳翔「(し、新婚でも無いのに新婚三択なんて…)」

鳳翔「(こ、ここは磯風ちゃんに棄権のサインを送って次のチャンスをうかがいましょう)」(ブロックサイン)(頬を右手で一回触り、人差し指をつき出す)

磯風<………(スッ)(ススッ)(パッ)(スッ)
訳<作戦決行

鳳翔「(む、無理なの、今日は色々と厳しいんだから心の準備も全然だから。お願い)」(もう一度

磯風<………(スッ)(ススッ)(パッ)(スッ)

鳳翔「(だ、だから今日は恥ずかしすぎて死んじゃいますから出来ません!)」(manyTIMESサイン

提督「あのー?ど、どうかしましたか」

鳳翔「えあっ……!」

鳳翔「(………い、磯風ちゃん)」(チラリ

磯風<(GOサイン)(頷きながら)

鳳翔「(…あ、あうぅー)」

提督「か、顔色少し悪いですけど、さっきからどうしましたか」(心配そうに

鳳翔「………………………あのっ、提督さん」

提督「は、はい」

鳳翔「………きょ、今日も一日お疲れ様でした」(モゴモゴ

提督「えっ、あっ、ありがとうございます」(?

鳳翔「そ、それで」

鳳翔「………………おっ…おお、お、お、お」(カタカタ

提督「お?」

鳳翔「おっ、おお!お、お、おおお」(カタカタカタカタカタカタ

鳳翔「おおーっ!」

鳳翔「おっ、お風呂にしますか!ご飯にしますか!それとも私どれが良いですか!!」(頭がショート回路

提督「………………………」

鳳翔「///////////////////////////////////」(カァァーーー

提督「えっと……」

提督「………全部貰います」

鳳翔「うわあああああああああっ!!や、やっぱり今のは記憶から消去して下さい!!!五秒以内に消して下さい!」(拳でポコポコポコポコ

<い、いい、今の何だったんですか、どうしました鳳翔さん!?どうしたんですか!?(ゆさゆさ

<だ、だから忘れて下さいぃ!!(ポコポコポコポコポコポコ
827 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/26(日) 23:32:27.31 ID:KvB7iPf20




磯風「はぁ、これは先が長そうだな」(任務失敗のサイン






これは新妻ですわ
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/26(日) 23:51:20.94 ID:mKa/MaGxO
乙です
829 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/28(火) 19:26:17.77 ID:oZJ4Dr5F0
【グレーゾーン】小話

提督「大淀くん」(ギュゥー

大淀「は、はい。なんでしょう」(アァー

提督「最近、少し疑問に思っていることがあるのだが聞いてはくれないだろうか」(グリグリー

大淀「疑問ですか?もちろんいいですよ」(ウァー

提督「うむ。なかなか質問出来そうな人がいなくて大淀くんになら分かるかと思ってな」(キュッギュッ

提督「翔鶴の髪の毛の色は地毛だろうか?」(ギューーッ

大淀「………………さ、さぁ。私にはちょっと」(キモチィー

提督「う、うむ………そうか、やはり大淀くんでも分からないか」

大淀「ですが、何も髪の毛の色が変わっているのは翔鶴さんだけではないのではありませんか?」

提督「あぁ、翔鶴は銀色で妹の瑞鶴は少し緑色に近いんだ、青葉は薄い紫色で長月くんは緑色で、隼鷹はピンクだし…」(グリグリー

大淀「カラフルですよねー」(アゥー

提督「か、カラフルの一言で丸め込んでいいものなのだろうか?地毛ならまだしも染めているとなれば………」

提督「も、問題じゃないだろうか」

大淀「こちらの本営は何もそのことに関しては触れていませんので、問題には発展していないと思いますよ」

提督「な、長月くんはあんなに幼いんだ。それで染めていたら将来スケバンやらヤンキーやら、いかがわしいお店で働きだすとかそういうことは」(モミモミ

大淀「あれは地毛ですよきっと」(アンッ

提督「………そ、そうだろうか」(モミモミ

大淀「はいそうです。だってあの方がたは艦むすです、髪の毛の色も艦むすならちょっと変わったりするですよ」(ンッ

提督「………………そ、そうだといいのだが」(ウリウリー

大淀「それよりも提督さん。上半身の方もしてもらえたら嬉しいです」(仰向きにゴロン

提督「うむ。承知した」(マカセローバリバリー

提督「(うっ、ううっ、お、大淀くん)」

大淀(汗で服が濡れてちょっとエロイ感じ(マッサージで顔も火照っている

提督「(こ、これは男として目のやり場に困る。スゴく困るぞ…)」(ギンギン
830 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/28(火) 19:31:16.47 ID:oZJ4Dr5F0
《艦むす共同浴場》

翔鶴「フッフフーン♪」(脱衣場、髪の毛乾かしながら

翔鶴「明日は提督とデ・ー・ト♪楽しむだなぁー」(無理やり食事に連れていくだけです

翔鶴「うっふふー」(ドライヤーゴーー

翔鶴「………んんっ?」

瑞鶴(扉ガラー「ふぃ〜、良いお湯だった〜」

瑞鶴「どうしたの翔鶴姉。鏡凝視して」

翔鶴「う〜ん………?ねえ瑞鶴、私の髪の毛ちょっと薄くなってきたかしら」

瑞鶴「えっ、そうかな?あんまり分からないけど」

翔鶴「でももう前に染めてから一ヶ月経っちゃうから。そろそろ染め直さないと…」

瑞鶴「じゃあ明日一緒に染めよっか、私夜空いてるから」

翔鶴「そうね、そうしようかしら」


<――それにしても良いお湯だった〜〜翔鶴姉もそう思わない?(頭フキフキ

<それさっきも言ってたわよ?

<何回言ってもいいでしょ、良いお湯だったんだから(へへーん

<うふふ、はいはい










あれは地毛です。誰がなんと言おうと地毛です。染めてるだなんて夢のないことを書いているゴミ提督はどこのどいつですか今すぐ出てきなさい今ならまだ怒りません出てきなさい(ノ)
831 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/30(木) 20:27:09.89 ID:/l0tu7ri0
【球磨と多摩】
832 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/30(木) 20:28:38.73 ID:/l0tu7ri0
球磨「つぁっ………あっぅ…」(うちわパタバタ

うちわ<(パタパタパタパタパタ

球磨「(なぜ夏は毎年巡りめぐって日本にやってくるのかクマー。これは日本が夏を避けたらすむ話だクマー、だれか日本を物理的に動かせクマ)」

球磨「くそったれめ…クマァー…」

球磨ケータイ<プロロロロロロロロ

球磨「クマッ」

球磨「多摩からだクマ」(ピッ

球磨「もしもし?」

多摩『――さて問題ニャ、私はだーれでしょうかニy――』(ピッ

球磨「………」

球磨ケータイ<プロロロロロロロロ

球磨(ピッ

多摩『悪かったニャー。ちょっとした出来心だったニャー、許してニャー』

球磨「良かったクマね、またふざけたかけ方してきたら二度と出ないつもりだったクマよ」

多摩『ニャニャ。ニャント!』

球磨「………………」

多摩『悪かったニャ悪かったニャ。そんなに怒らないで欲しいのニャー』

球磨「こっちは暑くて死にそうなんだクマ、用件は手短に話せクマー」(ゴロゴロ

多摩『用件というほどでも無いニャ。昨日そっちに届いた荷物はもう開けたよニャ?』

球磨「荷物?………クマーーそういえば届いてたクマね」(ごそごそ

多摩『もしかしてまだ開けてなかったのかニャ?』(イラ声

球磨「昨日って、夜中に届いてたクマァ。だから昨日中にはなかなか開けられなかったクマー」

球磨「それに多摩からだったから余計に開けなかったクマー」(お尻ぽりぽり

多摩『二つ目の理由について早急に説明を聞きたいところだけど、取り敢えず開けて見て欲しいニャ、多摩からのプレゼントニャー』

球磨「ほいほい…(ガムテープびりびり)そりゃーどうもクマ」

多摩『開けたら中に三つ袋が入ってるはずニャー』

球磨「おー入ってるクマよー」

多摩『それを小さい方から開けていって欲しいニャ』

球磨「小さい方から?両手が塞がるから一旦マイクにしておくクマよ」(ぽちっ

多摩『了解ニャ』

球磨「――えっとー、一番小さいのはこれクマ?」(ひょい

多摩『開けたニャー?』

球磨「ちょっと待つクマ。今開けてるクマ」(セロハンテープびりっ

球磨(もう一枚もびりっ

球磨「クマーーー…出したクマよー」(コンッ

多摩『色のついた液体が入ってたニャン?』

球磨「小瓶に入ってる奴クマ、あともう一個は薬みたいな奴クマ」

多摩『そうそう。それニャ』

球磨「で、これなんだクマ?栄養ドリンクかクマ?それとサプリメントはダイエット的なやつかクマ?」

多摩『えっとニャー、それはニャ――』

多摩『ビ・ヤ・ク・ニャ(はぁと)』
球磨「ブホォッ!!?」
833 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/30(木) 20:30:01.44 ID:/l0tu7ri0
多摩『結構高かったから大事に使って欲しいニャー。それじゃあ次の袋を――』

球磨「コンバット越前くらいに訳が分からない贈り物クマ!色々と物語に説明不足な気がするクマ!?」

<せっかくだから赤の扉を選ぶニャー

多摩『ニャー、わかったわかった媚薬って言うのは別名惚れ薬ニャ。基本的にはセイヨクを高めてー――』

球磨「どうして多摩が送ってきたのかを聞いてるクマ!」

多摩『ニャー。それはだニャー、球磨姉のことだから提督さんとあんまりうまくいってないんじゃないかと思ってニャ』

多摩『どうニャ?あれから進展してるニャ?』

球磨「クマッ…そ、それは…」

球磨「………クマァ………」

多摩『球磨姉は奥手だから、いざという時に恥ずかしくなって、あうあう言うだけだと読むニャ』

多摩『そんなときにこれを塗って、飲んだら、嫌でも提督さんとやっちゃうニャー、やりたくなるニャー』

球磨「べ、べべ、べ、別に!そんな変態なことしたくないクマ」

多摩『ニャーニャー(いやいや)球磨姉。ああいう澄ました顔した人は意外とそういう娘が好きなんだニャ、古事記にもそう書いてあるニャー』

球磨「………………」(聞き耳ピクピク

多摩『分かったら今度実践するニャよ』

多摩『ぜ、絶対にしてやらないクマー』(ぷいっ

多摩『ニャニャニャー。それじゃあもう一個の袋を開けるニャー』

球磨「………また変な物はごめんだクマー」(ビリビリ

多摩『大丈夫ニャ。次はちゃんとしている奴ニャ』

多摩『これはまだ安かった方ニャー』

多摩『ローt――』

球磨「見たら分かるクマーーー!!!」(地面に向かってシューーーートッ!チョーエキサイティッ!

多摩『いやニャー。安いから四個くらい送ろうかと思ったのニャが、取り敢えず一つにしたニャ』

球磨「一つもいらねークマッ」

多摩『ニャニャっ?これも有ったら便利だと思って送ったんだけどニャー…』

多摩『ニャー(まぁー)もともと最初は夜戦中に使いやすい電m――』

球磨「言わせねーよクマァ!!」

多摩『んんー、さっきから大きな声を出さないで欲しいニャー。耳がキーンってなるニャー』

<猫は音に敏感なんだニャー

球磨「だからなんでこんな物を送ってくるクマァ姉ちゃんに説明しろクマッ!」(ガミガミ

多摩『だーかーらーニャー、球磨姉がちょっとでも提督さんに近づけるようにお手伝いしてあげてるだけだニャー』

多摩『強がりはいいからさっさとそのピンクでまるっこいのを入れて、魔法の液体を体に塗りたくってサプリ飲んで、執務室に乗り込めニャ、手間かけさせないで欲しいニャ』

球磨「お前ホントに多摩かクマッ!?なんだか様子がおかしくないかクマッ」(クワッ

多摩『球磨姉と提督さんがいつまで経っても発展してないみたいだからイライラしてるだけニャ』

多摩『球磨姉にはそんな終わりかたをして欲しくないニャ』

球磨「うぐ…………」

多摩『ほら、残った最後の袋を開けるニャー』(ごろニャーン

球磨「クマッ、そ、そういえばまだ袋が残ってたクマね…」

多摩『長電話は御免だニャー』

球磨「電話してこなかったら済んだ話クマ」

多摩『早く、早く、ニャー』(そわそわ

球磨「(――こ、ここまでの流れから見るにこの袋には、ほぼ確実に夜戦グッズが入ってるはずクマ…)」(ビリビリ

球磨「(な、なんだ、次はなにが来るクマ……い、色々と想像を掻き立てられるクマァ////)」(ビリッ
834 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/07/30(木) 20:30:48.49 ID:/l0tu7ri0
多摩『これが一番高かったニャ』

多摩『鮭フレーク』

鮭フレーク<おい、高級だぞ喜べよ


球磨「……………………」

球磨「……………………」


『ニャニャ?いらなかったかニャー?』

「い、いやっ…う、嬉しいクマー」

『はっはーん、球磨姉はエッチな人ニャー、もしかして最後もそういうグッズだと想像してたのかニャ?』(ニタニタ

「クマ////」(ポッ

『ほら思ってたニャー図星ニャー当たったニャー』(ふぉっふぉっふぉっ

「は、はぁーち、違うからっ!ぜんっぜん違うから!私そんな娘じゃないしー」(口笛プュー

『ニャニャニャニャニャニャっ(笑い笑い)焦りすぎて語尾つけ忘れてるニャーwww』

「くっ……う、うるひゃい!!」













【大人のおもちゃは北上にばれないように球磨の机の一番したの引き出しの厚底の下に収納しましたとさ】
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/31(金) 00:25:52.12 ID:bDO/qcNRO
乙です
836 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/01(土) 22:50:00.82 ID:7QUOgTyg0
このスレもちまちま続けて近いうちに一年が経ちます。まだレスは830ほどですが区切りもいいので一年で一度終わらせていただきます。最終話はシリアスな展開を書くつもりなので、あまり笑いの面白みはないかも知れませんがここまで私のもともと面白くないスレに付き合って来たのなら最後まで付き合いなさい。いいですね?

ということで、最終話はある程度まとめて投下したいので次の更新は遅れます。申し訳ございません



――質問――

私スレ初心者なのですが。このスレは多分850レスほどで一年を迎えて終わりになります。その時はHTML化すればいいのでしょうか?もしわかるかたがいらっしゃいましたら教えていただけると幸いです
837 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:11:07.58 ID:GIHGoc350
【本土最終決戦】
838 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:12:52.92 ID:GIHGoc350
――一章――

<――!!――!!――!!(腹に響く低重音

<――ドゴォン!!ドゴォドゴン!!


深海棲艦(戦艦ル級elite「オオオオオオオオオオォォォォォォォォ!!!!」

ビスマルク「くっ、うるっさいわね!さっさと沈みなさい!!」(主砲一番から三番 斉射!

駆逐イ級(ドドンッ!ドンンッ!

霧島「くっ…………!――」(水柱ドンッ

比叡「全主砲斉射!てーーーーーっ!――」

ビスマルク「ちょっと翔鶴!あんた旗艦でしょ指示出しなさいよ!」(ドンドドン

翔鶴「こんな交戦中にデタラメな指示を出したら余計にあやふやよ、とりあえず今は目の前の敵に集中して!」

ビスマルク「それがテキトーすぎるのよっ!」

<オオオオオオオオオオォオォオォオオ!!!!

瑞鶴「右舷より敵艦接近中!砲撃来るよ!」

ビスマルク「っつ………」

翔鶴「くるわよ備えて!!複縦陣之字運動!!――」




提督「霧島、比叡、ビスマルク、微ダメージ。瑞鶴、小破。翔鶴、中破………」(報告書ぱさ

翔鶴「敵は旗艦を残して全滅です。戦いには勝利しました」

提督「そうか、艦隊の勝利を讃えよう」(書類ペラペラ

提督「………わざわざ中破した状態で報告しなくていいんだぞ?」

翔鶴「エヘェー↑だってぇー」

提督「(あっ、これはメンドクサイ流れだ)」(白目

翔鶴「皆がいる前だと提督も私のことを誉めづらいんじゃないかと思ってー」(モジモジ

翔鶴「私一人で来たら、気楽に私の頭撫でられるじゃないですか」(ホメテホメテー

翔鶴「………そ・れ・に」(胸元チラッ

翔鶴「私のほどよくエロチックに服が破れたので見てもらおうかと――」

提督「早く風呂に行ってこい」(頭ナデナデ

翔鶴「ぶーぶー、つれないんだからー」(ツンツンサワサワ

提督「………………はいはい」

翔鶴「むぅー(プンスカ)」

翔鶴「あっ、あと――それからもう一つ報告です、敵の艦隊に輸送ワ級が見えました」

提督「……またか、何隻いた」

翔鶴「偵察機が発見した数は五隻ですが、もう少しいた感じがします」

提督「………そうか、下がって風呂行ってこい」(書類トントンッ

翔鶴「えっ!おさわりしないんですか!?」

提督「しない」(キッパリ
839 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:16:00.91 ID:GIHGoc350
《入渠ドック》

比叡「はぁーーー、今日はまた一段と疲れました」(チャポンッ
<サービスカットktkr!!

霧島「そうですね。最近は深海棲艦の頭脳も明晰になってきていて妙に戦略的です」(メガネクイッ

比叡「お姉さまの成分を蓄えないと死んでしまいます…」(ハァハァハァ

<って霧島。それ曇って何も見えてないんじゃないの?

<はい。何も見えません


ビスマルク(ブクブクブクブク

瑞鶴「ビスマルクさんはどう思いますか?」

ビスマルク「えっ、な、なにがよ」

瑞鶴「敵の動きです。さっきの戦闘でも輸送艦が多く見えました。これって敵が資材を一ヶ所に集めてるってことですよね」

ビスマルク「あ、あぁ……そういうこと?」

ビスマルク「そうね、なにも一ヶ所と決まった訳ではないけどあれほど大がかりに輸送艦を使ってさらに護衛も張ってると言うことは何かあるのは間違いないわ」

瑞鶴「何かって………なに?」(チーン

ビスマルク「し、知らないわよっ。ただ駆逐隊の偵察だとまだまだ輸送船団はあるみたいだし」

ビスマルク「近いうちに大きな動きがあるのは確実じゃないかしら」(ブクブクブクブク

瑞鶴「なんだか嫌な予感がします」

ビスマルク「ちょ、ちょっと止めなさいよ。縁起でもないこと言わないで」

瑞鶴「………………………」

ビスマルク「うっ……」

ビスマルク「……っ………んっー…」(ブクブクブクブク

ビスマルク「(嫌な予感って、どういう意味でよ)」
840 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:16:39.75 ID:GIHGoc350
《大本営・司令室》

元帥「――話は聞いているね、君に指揮官を任せる」

???「はっ」

元帥「今回の作戦はこれからの日本と日本の海の明暗を左右する、かなり大規模なモノだ」

元帥「本土におけるほぼ全ての鎮守府がこの作戦に参加する総力戦となるだろう」

???「そのことはすでに各鎮守府に伝達していらっしゃるのでしょうか」

元帥「んっ……?あぁ、今日のうちには全ての鎮守府に行き届くと思う。君は心配しなくてもいい」

???「はっ」

元帥「それよりも――」

元帥「君はその中の指揮官となるのだ、君にかかる重圧は計り知れないだろう」

元帥「辞退するのなら今のうちだぞ」(ギロ

???「いえ、ご心配なさらずに必ずや良い結果を出して見せましょう」

元帥「……………ふっ」

元帥「はっはっはっ。いい自信だな。わしのいらぬ心配だったか」

元帥「分かった、では正式今作戦の指揮官を命ずる」

???「はっ」

元帥「うむ」

元帥「――――ただ、一つだけ忠告しておこう」

???「………何でしょう」

元帥「君は人を頼ることを嫌っているな」

???「ええ、嫌いです」

元帥「それでも今まで誰の力も借りることなくここまで上り詰めて来たのは誉めよう。だが――」

元帥「今回の作戦は自分一人の力ではどうしようもならないはずだ」

???「………十二分に肝に命じておきます」
841 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:18:18.33 ID:GIHGoc350
提督「ぶぁっくしゅん!!」(ブシュン

加賀(@本日の秘書艦「大丈夫ですか提督」
<ティッシュ使います?

提督「え、あ、あぁわざわざどうも」(ズルズル

加賀「今日は大本営への出張があると聞いています。もし無理があったら前もって連絡を入れておくけど?」

提督「いやいや。別に風邪を引いた訳ではない、それは大丈夫っ」(うむ

加賀「……………そっ」

提督「加賀くん、心配してくれているのかい?」

加賀(ドキッ「……体調不良になると、私たちが面倒になるので止めていただきたいだけよ」

提督「そうか、そりゃーそうだな。うむ」(カリカリ

加賀「…………………………」

加賀「(うわぁーーーんっ、また冷たいこと言っちゃったよぉーーっ!!私のバカバカバカバカ!!)」

加賀「(これじゃあ私が提督のこと嫌ってるみたいじゃないのよ、私は提督の体を一番に心配して言ってるだけなのに!!だけなのに!!)」

提督「僕はこれから資材庫の方を見に行くよ、出発の時間までに戻ってこなかったら探しに来てくれ」(ニコッ

加賀(はっ!!

加賀「(ここで挽回せねば!)」(生きねば

加賀「……なら私も同行するわ」

<そうか悪いな――(スタスタ

<秘書艦なら当然よ、気にしないで――
842 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:19:02.16 ID:GIHGoc350
――第二章――

《大本営・特別作戦室》

会議室のような室内<ザワザワ……ザワ……

<おい、いきなり呼び出しってどういうことだよ

<風の噂で聞いたのだがどうやら緊急の作戦らしいぞ

<ついに防戦一方だった我々が反撃に出る時が来たのか?

<ザワザワ……ザワっ

提督「………………………」(無言

提督「(こ、こういう時に話す人がいないのは心細いな。他の提督たちは誰かと話してるし)」

提督「(ま、まぁ友達を作れなかった俺が悪いのだが……ぼっちか…)」

提督「……はぁ」

他提督「だーれだ!」(目隠しガバッ

提督「」(………

他提督「〜〜〜〜〜〜♪」



<お、おい!あれ例の女提督じゃないのか!?

<初めて実物見たけど、噂通り美人じゃねーか……

<もうすぐ三十路らしいけど、まだ結婚してないそうだぞお前行ってこいよ

<――だ、だとすると一緒にいるあの男は誰だ…?

<…か、彼氏とか?

<ザワっザワザワ


提督「……離して下さい」(手握ってパッ

他提督「もう、そんな寂しいこと言わないでよ。一緒にお風呂に入った仲でしょ」

<一緒に風呂だと!?――ザワザワっザワ…!!

提督「そ、その発言は色々と危ういから止めて下さい」

他提督「むぅ〜なんで敬語で話すの?私たち家族じゃない」

提督「こういう場所ではそういう関係は無しにするって言ったじゃないですか……」


<家族!?か、かか、家族って結婚してないって話は嘘だったのか!!――

<し、知らねーよ!!俺に聞くんじゃねーよ――

<こういう場所ってなんだ!!どういう意味だよ!――

<俺の他提督さんが……遠いところに…あぁ――


他提督「なに?みんな私たちの方見てるけどどうかしたのかしら」

提督「さぁ、僕にはさっぱり」(ふぅ

他提督「分かったわ、私たちの仲の良さに嫉妬しているのね!」

提督(イラッ「も、もうすぐ始まりますから、静かに座って下さい…」

他提督「じゃあー隣座っていい?」(ルンルン

提督「…どうぞ」(ため息
843 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:24:55.89 ID:GIHGoc350
<――――ツカッツカッツカッツカッ

<――……ガチャッ

<(立ち上がりガタッ)『敬礼っ!!』(バッ(バッ

指揮官(バッ「……」(スサッ

提督(スサッ 他提督(スサッ

指揮官「腰を下ろしたまえ」(椅子に手をかけながら

<(椅子を引く音)ガチャガチャ――

指揮官「遠いところからご苦労。最初の一度は皆に集まってもらいたかったので今回はこういったモノを開かせてもらった」

指揮官「――それでは早速だが本題に入ろう。今回お前たち全員に深海棲艦本土強襲作戦に参加してもらう」(ダンッ

<ザワッ

提督「本土に乗り込むと言うことなのか?」

他提督「そういうことじゃないかしら」

指揮官「以降、この作戦はS作戦と呼ばせてもらう」

指揮官「ここ最近で敵艦隊の動きが活発になっていたのはお前たちも知っての通りだろう」

指揮官「今まで現れなかった海域にも出現するようになり国民の不安も高まってきている」

指揮官「そして我々は深海棲艦の動向をくわしく調査し、数々の偵察から、ある一つの場所を特定した」

指揮官「これまでの敵艦はある程度の塊。言わば艦隊を組んでこちらに攻撃を仕掛けてきた、しかし多くの輸送艦の移動がここ数日で非常に多くなっていた」

指揮官「そしてその輸送船団は太平洋に浮かぶ地点。ここではD地点としよう。そこに集まりだしている」

指揮官「偵察機によると、敵の色で真っ黒に染まった海が数百メートルと続くほどの大艦隊だったそうだ」

指揮官「つまり敵艦隊は大がかりな我々への強襲作戦を実施しようとしている。近々動きがあるだろう」

提督「敵も賢くなってきているのだな…」

他提督「一気に日本を攻めて、制海権を奪おうって魂胆かしらねー」

指揮官「敵もバカではない。それほどの数で攻めてくるのだ本気で日本を落としに来るのだろう」

指揮官「そして――」

指揮官「……それを逆手に取ったのが今回の作戦だ」

指揮官「まず敵が日本に向けて進行してきたのち、我々も艦むすによる大艦隊を率いて敵の本土を落としに出撃する」

別提督A「敵本土の位置は特定しているのですか」

指揮官「当たり前だ、敵本土といっても何十あるうちの一つに過ぎないが今回はそこを潰す」

別提督B「そこを潰せると……なぜそう言い切れるのですか」

指揮官「…その本土からを多くの深海棲艦が移動していているのだ。その黒い塊へと」

指揮官「つまり今、敵の本部は手薄なんだ。ここで討たなくていつ討ち落とすというのだ」

別提督C「敵が攻めてくる内に手薄になった敵本土をこちらも急襲し、陥落させるのはわかりました」

別提督C「ならば、その間の日本の防衛はどうなるのでしょう」

指揮官「あぁそうだ。それが最も重要なところだろう」

指揮官「こちらもほぼ全ての艦むすがS作戦に出撃することになる。その間に日本が制圧され海を失うとなれば本末転倒だからな」

別提督C「ではどのようにして日本と海を守るのですか」

指揮官「日本近郊まで進撃してきた時は、陸軍と空軍の力を借りる」
844 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:25:52.43 ID:GIHGoc350
<ザワっ、ザワザワ……!?

別提督D「陸軍と空軍!?現段階で、深海棲艦の懐にダメージが入るのは艦むすによる攻撃のみですぞ」

別提督C「日本を守るという本来の義務をお忘れになられたのですか」

指揮官「分かっておる!!いちいち騒ぐな!!」

<ザワっ…………シーン……

指揮官「陸軍と空軍はあくまで深海棲艦の進行を遅らせ、あわよくば隊列を乱し、作戦指揮をとりずらくさせるということだけだ」

別提督E「で、ではどのようにして敵艦への攻撃を」

指揮官「S作戦に参加した艦むすは敵本土を陥落させしだい、そのまま深海棲艦の群れを叩く」

指揮官「我々の戦力で挑めば、敵の群れにも勝つことは不可能ではない。むしろここで深海棲艦の数を減らせば今後の戦いは有利にことが進む」

別提督F「それまでに日本が敵による攻撃で被害を受ける可能性も否定できませんよ」

指揮官「あぁそうだな。だが敵の本土を叩き潰すのにはやむを得ないのではないか」

提督「んなっ……!?」

指揮官「攻撃をするということは必ずどこかに犠牲が出るものだ。お前たちもそれくらい知ってるだろ」

指揮官「ただ敵の本土が手薄な上に我々はそこに大量の戦力を投入するのだ、すぐにでも陥落させ、深海棲艦を囲み、叩けば、被害を押さえることは可能だ」

指揮官「――それから……おいっ、お前の鎮守府の艦むすには防衛に出撃させろ」

女性提督「えっ、わ、私の艦むすを……ですか?」

指揮官「そうだ。全ての艦むすを防衛に回すんだ」

提督「(ぼ、防衛はいないんじゃなかったのか!?)」

女性提督「そ、そんなっ!私の鎮守府の艦むすは練度が充分とは言えな――」

指揮官「それくらい知っておるぞ?」

指揮官「たとえ相手が最強の深海棲艦軍団だとしても艦むすを見ればいくら練度が低くても警戒し、進撃に影響をもたらすのは確実だからな」

指揮官「『盾くらい』にはなるだろう、ダメージコントロールは人数分渡しておく。なるべく轟沈させないよう全力で守らせたまえ」

提督「……………………」(ピクッ

女性提督「そ、それって、どういう意味――」

指揮官「言葉の通り、S作戦艦隊が帰投するまでの砦だ。文句があると言うのか?」(ギろっ

女性提督「あ、あります!私の艦むすは――」

指揮官「なんだ?反論するのか、そもそもお前みたいな新人鎮守府が作戦の要の砦を任されたんだ、ありがたく思うべきだろ?」(ハハッ

指揮官「何を勘違いしているんだか、お前たちもそう思うだろ」

<……はっ…


女性提督「………………」

指揮官「早く座れ、まだS作戦の説明は終わっていないんだ」
845 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:27:57.45 ID:GIHGoc350
提督「ダメージコントロールを積ませたら、盾にでも何でもすると言うことですか。指揮官?」

女性提督(!?

他提督「あっ、ちょっちょっと!!待って――」

指揮官「……なんだ貴様。この作戦に不満か」

提督「確かに、指揮官殿の敵本土を陥落させる作戦には充分賛成です」

提督「ですがだからといって、そのように艦むすを道具のように扱うことには反対です」

指揮官「道具?沈めないためにダメージコントロールを積ませると言っているのだろ、分からないのか」

提督「ダメコンだけでは、その艦むすたちを完全に轟沈から防げるとは限りません。ここはしっかりとS作戦とは別の艦隊を組むべきです」

指揮官「それだと敵本土を完全に落とせるとは限らなくなってくる。妥協はしたくない」

提督「だったら彼女の艦むすは沈んでもいいと。そうおっしゃるのですね」

指揮官(むっ――

指揮官「……俺の作戦がそんなに気にくわないか」

指揮官(グイッ「使えない艦むすを実践に出して無駄死にさせるのなら、日本防衛に徹底させて、まだ生存する可能性のある方に使って何が悪い」

指揮官「戦いに勝つにはこれが一番最適なんだよ、分かるか?」

提督「――――――」(ブチッ

指揮官「……………………………むっ?」(凝視

指揮官「そうかお前、どこかで見たことあると思ったが」

指揮官「あの北上とやらの提督じゃないか、まさかこんなバカの下に配属されていたとは」

提督「………………」

指揮官(ドサッ「そうなると北上も含めて、お前の鎮守府にはかなり練度の高い協力な艦むすが大勢いるということか、話は元帥殿から聞いてる」

指揮官「そいつらにはS作戦の最前線で闘ってもらうこととなるだろう、お前はそっちの準備も――」

提督「お前は艦むすをなんだと思っている」(ボソッ

指揮官「…………なんだと?」(ブチッ

<ザワザワザワッ!?

<ア、アイツ何を言っているんだ!?――

<指揮官に向かってなんて失礼な!!――

<終わったな、アイツ……

他提督「(マ、マズイッ!このままだと)」


指揮官「おい、いま俺に向かってなんと言った……もう一度言ってみろ」

提督「お前は艦むすをなんだと思っていると言いました」

指揮官「…………あ"?」

指揮官「ちっ、このっ!!」(バゴッ!

提督「つっ……」(ダタッ

指揮官「この作戦の指揮官は俺だぞそれを知っての発言か!ふざけおって!」(ぬんっ!ぬんっ!

指揮官「たかが提督の立場で生意気なことを言うなっ!!」(ブンッ

提督「ぐふっ、かはっ」(げほっげほ

指揮官「お前は深海棲艦を討つために提督になったのではないのか!!(首襟ガシッ)それが何を今さら甘ったれたことを」

提督「ふ……ふざけてるのはどっちだ…むざむざ危険な目に合わせようとして何が――」(バキッ

指揮官(フンッ「くっ……生意気な」

指揮官「さっきから貴様のその目はなんだ、上官に向ける目ではないぞ」(ゲシッ!ゲシッ!ゲシッ!

提督「かっ…うっ……」

指揮官「立て!さっさと立たんか!まだ終わっとらんぞ」(バゴッバギッ
846 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:29:34.12 ID:GIHGoc350
女性提督「お、おお、お願いします止めてください!」

女性提督「わ、私の艦むすは……何にでも、つ、使ってくれていいですからそれ以上は。その人に手を出すのは」

指揮官「お前もコイツのようになりたいのか?」

他提督「指揮官いくらなんでもそれはやり過ぎではありませんか?」

指揮官「………………なんだと、これはコイツに対してそれ相応の罰を与えているだけのことだ」

他提督「いえ、この会議はS作戦に向けて集まったのですから、そんな提督一人に構う必要はないと申したいのです」

他提督「それに指揮官のそのようなお姿は皆の士気の低下にもつながります」

指揮官「……」

他提督「どうかそのくらいでソイツを今のところはを許してやってはどうでしょう」

他提督「お願いします…」(深々

女性提督「わ、私からもお願いします!」

指揮官「………………」(・・・

指揮官「…ちっ」

指揮官「貴様、次またふざけた口を聞いたら、ただではすまさんぞ」

提督(はぁはぁ……

指揮官「――作戦通り、女性提督の艦むすは防衛に回す。そこで転がってる奴のは不本意だが前線に送らせてもらうぞ」

指揮官「お前のような無能提督には勿体ないほどの艦むすだからな、さっさと立って席に戻れ」(ツカツカツカ

他提督(ササッと忍び寄り「(大丈夫?立てる?)」

指揮官「ふんっ……甘ったれた野郎が……ではここから詳しい作戦内容の説明に入る――」
847 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:31:24.22 ID:GIHGoc350
《大本営・人目の少ない廊下》

女性提督「さ、さきほどは本当にありがとうございました!」(バッ

提督「いや、むしろ謝るべきなのは僕の方だ。僕のせいで君まで悪者にしてしまった」(包帯ぐるぐる

女性提督「そ、そんな!それは違いまs――」

他提督「そうそう、あれはこの子が一方的に悪いんだから貴女はお礼なんて言わなくていいわ」

他提督「バカも休み休みしなさいよねー、治療も誰がしてあげたと思ってるのやら。治療費高いわよー」

提督「うっ、す、すみません」(シュン…

他提督「それから、暴言の件もそれなりうやむやにしてあげたことに感謝しなさい。あと敬語も無しにして、話づらいわ」

提督「……分かったよ」

他提督「うん。それでよしっ、それでこそ私の弟よ」

他提督「えっとぉ、それで」

他提督「結局どうするの?このままだとあなたの艦むすがかなり危険な目にあうことは免れないわ」

女性提督「………………はい」

他提督「はいっ、って、それであなたは本当にいいの?」

他提督「自分の艦むすよ、あなたが守ってあげなきゃいけないのよ?」

女性提督「ぜ、全然よくないです!けどっ……これ以外に道はないと思うんです」

女性提督「私の艦むすが逃げてしまえば、日本を直接的に守れる物は無くなってしまいます」

女性提督「だから……逃げると言う選択肢は………悔しいですけど指揮官の作戦が一番有効だと、私は思います」

他提督「他に何か方法が無いかとか、探してみるとかしたらどうなの?」

他提督「私もできる限り手伝うけど、まずは自分が最大限の努力をしなくちゃいけないわよ」

女性提督「…方法って。いまからだと練度をあげるのも装備を開発するのも到底間に合うはずが――」

提督「俺が守る」

女性提督「………………………………」
他提督「………………………………」



「「えっ?」」

提督「あっ、い、いや。俺の艦むすが守るということだ」

他提督「ちょ、ちょっとそれってどういうことよ?あなたの艦むすは最前線に送りこむって指揮官が」

提督「それはいち早く深海棲艦本土を陥落させ、護衛をしている艦むすを助けに行くために送り込むということだろう」

提督「…………俺が思うにその助けは間に合わない、深海棲艦がほとんどいないと言っても敵の本土はそう易々と落ちないだろうからな」

女性提督「な、なら尚更、提督さんの艦むすを前線に送って素早く本土を落とさないと」

提督「いや、そこまでの航行距離が遠すぎるんだ……そこで時間が奪われてしまう」

提督「いくらコチラの艦が多くても、移動に時間がかかれば、それは関係なくなってしまう、指揮官はそれを知っての上でこの作戦を立てたはずだ」

提督「だから俺の艦むすが日本を攻めてくる深海棲艦部隊を食い止め、撃退する」

提督「そうすれば、S作戦の強襲部隊は後ろに背負う物を気にすることなく深海棲艦と戦える、充分に力が発揮できる」

他提督「無茶よ!そんな食い止めるなんて出来る訳がないっ」

他提督「深海棲艦がどれだけの数で攻めてくると思ってるの、さっき見せてもらったデータにもあったでしょ!?海が数百メートルに渡って真っ黒だったって」

提督「………………そうだな」

他提督「は、はぁ?」

提督「こればかりはやってみないと分からない……」
848 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:32:18.42 ID:GIHGoc350
女性提督「そ、そんな、それなら止めてください!」

他提督「ちょっと!あなたの艦むすたちにも危険な目に合わせるつもりなの!?」

提督「だからと言って、俺は女性提督の艦むすをそのままになんて出来ない」

女性提督「っ………………」

他提督「そう、それがあなたの答えでいいのね?」

提督「あぁ」

他提督「………分かった。なら勝手にしなさい、お姉ちゃん知らないから」(クルッスタスタスタ


提督「――さ、さすがに自分勝手過ぎたかな、怒っちゃったよ」(あはは

女性提督「……ほ、本当に提督さんの艦むすが護衛に回るのですか」

提督「あぁ、それしか方法が思い付かない…というかそれ以外ないだろう」

女性提督「………………………」


提督「……上手く作戦さえ練ることが出来れば勝機はあるから、負けるとなんて決まっていないさ」

提督「それに、もともとこれは俺が解決しないといけない問題なんだ。君のせいじゃない」

提督「だから、そのっ……えっと」


提督「――ハ、ハンカチならある、使うか?」(ゴソゴソ

女性提督「うっ、ううっ、んぐっ……」(ゴシゴシ

女性提督「す、すみません……私…き、緊張したりとか…怖くなると…そ、そういうことですぐ泣いちゃって」(えうっうぐっ

提督「(俺が泣かせてるみたいな空気が居づらくて堪らないのだが…)」
849 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:34:26.17 ID:GIHGoc350
《大本営・司令室》

指揮官「――以上が、さきほどの会議の報告です」

元帥「分かった、予定通りにことは進んでるようだな」(椅子に深く腰掛け

指揮官「はい。我々の艦隊は全勢力を投入し、確認できている敵の本土を壊滅させます」

元帥「うむ」

元帥「そして例の女性提督の艦むすはそのまま護衛に配属させるのだな」

指揮官「はっ、それが最も効率的ですので変更の余地はありません」

元帥「うむうむ」

元帥「……なるほどな、君の作戦は素晴らしいよ」(椅子キィーキィー

指揮官「いえっそのようなお言葉、めっそうもございません」(一礼

指揮官「(ふっ、やはり俺の作戦は間違っていない、間違っていたのあの無能提督のほうに決まっているではないか)」

元帥「うむ…………本当に素晴らしい作戦だ、敵の進撃を逆手にとるとはな」(ニコニコ


元帥「――たーだ」(ピタリ

元帥「その作戦通りがスッキリそのまま進まんとは思うぞ」

指揮官(ピクッ(……

元帥「ハハッ、そう焦らなくてもいい」

元帥「きっとアイツがおかしな事を言いに君の元にもうすぐ走ってくるだろう」

元帥「まっ、まだ来ていないのならその時まで待ってみろ」

指揮官「…………奴は一体どうする気なのでしょうか」

元帥「そうだな…アイツならおそらく」

元帥「『俺を作戦から外して下さい』とか言うんじゃないか?」
850 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:34:57.30 ID:GIHGoc350
――三章――
【S作戦当日】
《鎮守府・会議室》

提督「皆集まったか?」(書類バサァ

提督「……よし、今日は知っての通り、S作戦当日だ。敵艦隊に動きがあるのは間違いない」

提督「ここで簡単ではあるが、最終確認に行う」(ピッ…

提督「まず我々の目的は敵深海棲艦部隊の撃退、及び殲滅だ。そのために全員が出撃することとなる」

提督「S作戦のメインとなる敵本土強襲部隊からは外れての作戦参加だ」

提督「敵艦隊の数は不明。ただ今までに戦ったことのない数だと言うことは分かる。そして敵は広範囲に渡って攻めてくるものと思われる」

提督「それに対抗すべく、コチラも四つの艦隊に分ける」

提督「第一艦隊は、赤城。加賀。比叡。霧島。北上」

提督「第二艦隊は、翔鶴。瑞鶴。ビスマルク。鈴谷。青葉。球磨」

提督「第三艦隊。隼鷹。足柄。羽黒。雷。電。天竜」

提督「第四艦隊。神通。川内。那珂。長月。文月。島風。舞風。野分」

提督「この四つにわかれて敵艦隊を迎え撃つ」

提督「………ただ……これはかなり苦しい戦いになると予想される」

提督「今までの戦闘以上に厳しく、険しい。沈めるか沈められるかギリギリの戦いだ」

提督「それでも…こんな大バカな提督の願いを聞いて日本の為に、艦むすの為に戦ってくれないだろうか」

提督「……………………俺は」

提督「お前たちを信じてるぞ」
851 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:37:09.57 ID:GIHGoc350
翔鶴「――ってー、ギザな台詞をさっきまで言ってた人と無線で話してると思うとなんだか不思議ですねー」(航行中ズザザァー

提督『その発言は俺への嫌みか?』

翔鶴「違います愛しのメッセージです♪」

提督『…沈まないでくれよ』

翔鶴「だから沈みませんってば、提督が私を必要としてくれている限り、深海棲艦に生まれ変わってでも私は鎮守府に帰りますよ」

提督『し、深海棲艦は勘弁してくれ…殺されそうだ』

翔鶴「帰ってきたらほっぺにチューですからね、約束ですよ」

提督『…善処する』

瑞鶴「翔鶴姉無線長すぎ、敵に見つかっちゃうよ」

提督『瑞鶴もだぞ沈むことは許さな――』

瑞鶴「提督のその発言がフラグびんびんだから止めてくれない?」

提督『むっ…そ、そうか。なら何て言えば』

瑞鶴「今晩のメニューはカレーよー、早く帰ってきなさーいとでも言っときなさい」

提督『………う、うむ…(俺の口調おかしくないか)』

瑞鶴「じゃあ切るよ!」(ブチッ

球磨「見苦しい照れ隠しはやめるクマー。素直に大切にしてもらって嬉しいとでも言えば良いクマー」(無線カチャカチャ

瑞鶴「なっ///」

球磨「はーい、こちら球磨だクマー。天候は曇り。波は比較的穏やか。風はおよそ南西方向だクマー」(ザザー

提督『無線は切ったのではないのか?』

球磨「あれは瑞鶴さんが照れ隠しに切っただけクマー」

球磨「それよりも、次の休日は球磨と遊ぶと約束して欲しいクマー。よろしくだクマー」

提督『あ、あぁ、なるべくな』

鈴谷「うぃっーーす、鈴谷だよ〜〜。なんだか無線で提督と話すなんて新鮮だねぇ〜」

提督『次は鈴谷か、そんなに連絡しなくていいんだぞ?』

鈴谷「無線の使い方の確認だってば、あと開戦の前に提督の声が聞きたかっただけ」

提督『嬉しいこと言ってくれるんだな』

鈴谷「うんっ♪それじゃあさっきから物欲しそうにウズウズしてるあおっちに変わるねー」

青葉「は、はぁ!違いますよ全然そんなウズウズなんてしてませんから!」

提督『そ、そうなのか?』

青葉「…………んっ、んん。とにかく戻ったら集合写真を皆さんで撮りますから司令官もそれをお忘れなく」

提督『あぁ。任せておけ』

青葉「…えへへ」

翔鶴「それじゃあそろそろホントに無線切るわよ」

瑞鶴「偵察機も飛ばさなきゃいけないからね」

提督『…………』
852 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:39:03.93 ID:GIHGoc350
ビスマルク「あー、あー。聞こえてるアトミラール」

提督『むっ?ビ、ビス子か』

ビスマルク「そうだけど何か悪い?」

提督『いや、何も悪くはない。』

ビスマルク「そっ……まぁー、私は瑞鶴の予感が当たってビックリしてるところよ」

提督『予感?』

ビスマルク「ううん。アトミラールには関係ないこと」

ビスマルク「それよりも…………」

提督『どうした、大事な話でもあるのか』

ビスマルク「……いやっ、そのフラグを建てる訳じゃないんだけどね」

ビスマルク「…………えっと」



ビスマルク「こ、この作戦が終わったら、私とのケッコンも考えておきなさいよ///」(ボソッ

提督『……………あぁ……分かってる』

ビスマルク(カァァァァ「そ、そうっ///じゃあね切るから」(ブチッ
853 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:39:46.95 ID:GIHGoc350
赤城「加賀」(ズザザザァ

加賀「…なんでしょう」(ズザザザァ

赤城「無線繋ぎたいんじゃないですか?」

加賀「……特に連絡もないのに無線なんて使う必要がありません」

赤城「そう、それは真面目ですね」

加賀「真面目?もともと私は真面目ですけど」

赤城「あーはいはい」

加賀「………………」(ズザザザァー

提督『第一艦隊、聴こえてるか』

加賀「!?」(ガタッ

赤城「あっ、提督。もしかしてタイミング図ってましたか」

提督『た、タイミング?ま、まぁそれは置いといて比叡、霧島、北上はどうだ』

比叡「はいっ気合いっ入れてっ!行けます!」(金剛姉さまの缶バッチ装着

霧島「あーあーマイクチェックー。じゃなくて無線チェックー。ばっちりです司令」(耳に手を当てながら

北上「あーーい聴こえてるよー」

提督『よし全員聴こえてるな。敵艦隊は――』

赤城「今彩雲を発艦して策敵をしていますが、まだ敵の姿は確認出来ません。もう少し先かと」

提督『……うむ。分かった』

提督『これは開戦前に言うべきことではないがあえて言わせてもらおう』

提督『――おそらく第一艦隊が一番激しい戦闘となる』

加賀「…………………………」(ズザザザァ

提督『だからこそ、お前たちを編成に加えた。これを勝ちの戦いにするためにだ』

提督『加賀、赤城、比叡、霧島、北上』

提督『頼んだぞ』

加賀「提督は何を言っているのかしら」(シュビシッ

加賀「それは当たり前よ、もとから負けた時のことなんて考えていないわ」

加賀「そんなことにこの無線を使うのなら他の艦隊の心配をしてください。どうぞ」

提督『』

赤城「私も同じくです提督。私たちは必ず提督に勝利を届けます」

赤城「だから安心して、書類整理でもしながら帰りを待って下さい」

提督『…そ…そうか…………頼もしいな』

提督『分かった。悪かったなまた何かあれば連絡する』

加賀(ブチッ「…………」


加賀「……………………」(ズザザザァ

北上「えぇーっ切っちゃたのー。ちぇー」

加賀「…必要のない無線です……………だから切りました……」(ズザザザァ

加賀「……………………」(ズザザザァ

赤城「加賀?提督の声が聞けて嬉しかった?」(ニヤニヤ

加賀「………………そうですね。提督が元気そうでなによりです」

加賀「両舷前進強速。さきを急ぎましょう」(ザァァ!!
854 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:42:49.51 ID:GIHGoc350
――第四章――

指揮官「司令部。そっちの状況はどうだ」

<ザァァー…もうすぐポイントに到着します。おそらくそろそろ敵艦隊との遭遇

<波はかなり高いです。風も強く。渦潮により弾薬庫に被害が出た艦むすも多数

指揮官「そのあたりは今スコールだ、慎重に航行しろ」

指揮官「作戦に失敗は許されない、敵本土を海に沈めてこい」

<はい。………(ザァァー)

指揮官(カチッ「………ふっ、ば、馬鹿馬鹿しい。あの数を相手に太刀打ちできる訳がない」

指揮官「どうせもうすぐ助けを求めてくる。その時が楽しみだよ…」
855 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:43:38.85 ID:GIHGoc350
【第三艦隊(隼鷹、足柄、羽黒、雷、電、天竜)】

隼鷹(ツーツツー「――敵艦発見!!ここからおよそ一五キロ先、このまま行くと正面衝突。足柄、鎮守府に通信して。我、敵本隊に遭遇!」

足柄「お、オッケー」

足柄「(うぷっ、出撃前のカツカレーがここまで腹にくるとは…歳なのかしら、これが歳がもたらす影響なのかしら!?)」

羽黒「姉さん、始まりますよ」

隼鷹「数はおよそ…百くらい、くわしい艦種は分からないけど戦艦や空母も多い。制空権を取るのは〜〜、ごめん無理」

電「はわわわ、今までとは比べ物にならないのです」

羽黒「敵の統制を取っている艦は分かりますか」

隼鷹「おそらくだけど飛行場姫。それを叩いた方がいいかな」

羽黒「…飛行場姫……三式弾を装備しているのは私と足柄姉さんです。ソイツは私たちに任せて下さい」

隼鷹「分かった、それよりも問題は敵艦の数に比べてこっちが圧倒的に少ないこと。天竜は駆逐を引き連れて立ち回り逃げ回りで上手く戦闘して」

天竜「おいおい、それだけの数に三人かよ勘弁してくれよな〜」(ジャギン…

天竜「久しぶりに暴れちまうぜ、お前たちも行けるよな!」(ズザァァ

雷「もちろん!第六駆逐隊はそのくらいじゃ怯まないわよ。ねぇ電」

電「な、なのです……!」

隼鷹「私たちはこのまま敵艦に突っ込む!真っ先に飛行場姫を捻り潰す……!!」



提督『隼鷹。お前の艦隊は正規空母と戦艦がいない、火力不足なところはある』

提督『だからその分、敵艦隊とどうやって戦うのかが重要になる。なるべく無駄な戦闘は避けて敵の内側から奴らが内部分解するように仕掛けろ』

提督『自称、霧島に次ぐ頭脳なんだろ?』


隼鷹「艦載機、一から十、発艦準備よし」(巻物バッサァ

隼鷹「前進全速!隊列は複縦陣、片方は私でもう片方は天竜!波に負けるな!」(発光信号っ

天竜「しゃあっ、行くぜぇーーっ!!突撃だ!!」(ズッザァァァ!!

<……グォ…
856 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:45:29.02 ID:GIHGoc350
【第四艦隊。神通。川内。那珂。島風。長月。文月。野分。舞風】

神通「敵は高速戦艦が中心です。中枢は港湾棲姫、策敵による報告」(隊列単縦陣

那珂「うーん、高速戦艦かー。私たちの火力だったら厳しいね」(キラリーン

神通「はい。ですので皆さん……分かっていますね」

<「もちろんっ!「はいっ!「おうっ!」

神通「結構です。では隊列は単縦陣、砲H。戦闘は最小限控えて、弾薬を残してください」

神通「このまま敵後方に回り込みそのまま夜戦にもつれ込みます!」

川内「完全に日没するまであと一時間。皆ここを無傷で乗り切るよ!」

神通「私たち水雷戦隊の本領……発揮してあげましょう」


【第二艦隊。翔鶴。瑞鶴。ビスマルク。鈴谷。青葉。球磨】

翔鶴「右二十度!航空機!」

青葉「私が落とします、一番砲塔発射!!」(ダダダダダダダダ!!

瑞鶴「ちっ……敵の策敵機ね、見つかった」

球磨「見つかるのは時間クマ、むしろ今まで発見されなかったことが幸運クマ」

ビスマルク「イライラしてたら胸縮むわよ」

瑞鶴「縮まんわ!!!!」

翔鶴「…皆来るわよ……敵機多数、三時の方向」(カシャ…

鈴谷「うわー、マジきつい戦いじゃん、燃えるね〜」(舌なめずり

青葉「敵機撃墜です。鈴谷さんのその表情、被写体としては申し分ないですね」

鈴谷「そぉ?でもあおっち、写真撮影はこのあとにしてよ」(ニタニタ

翔鶴「鎮守府に栄光を、私たちの艦隊にご加護を、そして提督に笑顔を…」(キリキリ

翔鶴「………!!…一から四、発艦!開戦よ!」(シュピーーーンッ

瑞鶴「ビス子!あんたあとで覚えておきなさいよ!」(発艦!!

ビスマルク「それまでにせいぜい沈まないことね!全主砲、三時の方向!…一斉射!てーーっ!」
857 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:46:57.97 ID:GIHGoc350
【第一艦隊。加賀。赤城。比叡。霧島。北上】

加賀「……私たち空母は夜に戦えません、それまでに敵艦を攻撃しなければいけません」

赤城「そうね、それじゃあ夜になるまでに私たちでできることをしましょう」


<オオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォ!!!!
<オオオオオオオオオオオオオオオ!!
<グォオオオオオオオオオオ!!


加賀「……ノルマは五十艦です。それを落とせなければ勝ちはないと思ってください」(キリキリ

北上「えっ、それって私たちも?」

加賀「あなたたちは昼に二十、夜に三十です」

霧島「今までデータにもない数ですね。ですが私たちは当然負ける訳にはいきません」(眼鏡カチャッ

<オオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォ!!!!
<グォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!

比叡「敵艦捕捉!主砲一番から三番用意!!」(ガシャンガシャン…

<オオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!――


加賀「……………行きましょう」(弓つがい


空母棲姫<クルワヨ…ゼン艦…戦闘ジュンビ……


赤城「この命、矢尽きるまで…全力で参ります」(スチャッ…


空母棲姫<………全カンサイキ…発艦ジュンビ…


加賀「第一艦隊!突撃します!!」(キッ!!
858 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:49:59.71 ID:GIHGoc350
――第四章――

【第三艦隊】(交戦中)

隼鷹「右舷!雷跡!」(ザァァァァ

足柄「ええっ、ちょっと待って!?」(キャアーー

足柄「うわっ、うわたた」(バシャン

羽黒「姉さん集中して下さい!」

荒れ狂う海<…ドゴンッ!!ドゴォンドゴォン!!ドコォ!(水柱の壁

<ババババババババババババ!!

隼鷹「前進戦速最大!!之字運動意識して砲撃を避けながら突っ切るよ」

羽黒「敵機直上!!三式弾装填!!」(対空射撃タタタタタタタタッ

足柄「(おぇ〜…カツカレーが、カツカレーが苦しい…吐きそう)」(うぷっ

羽黒「姉さん!今、右の方から『ギグググ…ババア…発見』って聞こえました」

足柄「よほど死にたいかァァ深海棲艦共ーーーっ!!お望み通り消し炭にしてくれるわァァァァ」(20.3センチ二号砲ドンッ…ドンッ…ドンッ!!

駆逐イ級(flagship)<グォオオオオオオオオオオ!!(大破炎上

<ギググググググ…

羽黒「すみません間違えました、左です!!」

足柄「お前らなんざ生まれ変わる必要もねぇ!!海の藻屑になれェェェ!!」(ウガガガガガガ

羽黒「直上!!爆撃来ます!姉さん!」

足柄「誰がぁババアだまだギリギリ二十代じゃ!!」(主砲空に向かって一発

<…………………っ――ドンッ…(パラパラ

足柄「はぁはぁ……はぁ……………」(……

深海棲艦<ォォォォォォ…オオオオ……(ピタッ…

戦艦タ級(flagship)<――――――――――


足柄(ギロッ「もっとよ、もっと私を殺す気で攻撃してきなさい!!私はここよ!」(ディス,イズ,ウエタオオカミ

戦艦タ級(flagship)<沈めロ。アイツヲ藻屑ニシロ…!!

<――ッオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォ!!ギギギギギギギギギギギギ

隼鷹「羽黒!ここは足柄と天竜に任せて進む」

羽黒「私たち二人でですか!?」

隼鷹「大丈夫だ心配するな!このまま飛行場姫まで中心を切り引く」

足柄「私は平気よ羽黒!ここはお姉ちゃんにどーーんと任せないさい!!」(ドンドン

隼鷹「それに天竜たちが別ルートで敵を制圧中。そっちで混乱が起こってるはず」
859 :Ad12Q ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:50:42.08 ID:GIHGoc350
<ボンッボンッボンッバシャンッ!!――

天竜「オラオラァ、どうした〜当ててみろよ」(両舷最大速力

軽巡ホ級(flagship)<チッ…砲ガアタラナイ

雷巡チ級(flagship)<アワテルナ…テキハ三隻ダ、ドコカニマダ潜んでいるカノウセイがタカイぞ……

電「てーーーっ!!」(12,7センチ連装砲斉射

<ドゴンッ…!!

駆逐ロ級<グギギギギギ…グォオオオオオオオオオオ!!

電「引っ掛かったのです!特と味わうがいいのです」

<ッ――――(地鳴りのような土響き)グォッ…!!(大破炎上

軽巡ホ級(flagship)<チッ…マタヤラレタ

雷巡チ級(flagship)<ゾウエンヲ呼べ。奴らハ危険ダ

天竜「魚雷は確実に命中させろ!こっちに敵の攻撃を集中させるんだ」

雷「航跡に着弾!相手の砲撃が上手くなってきているわ」

電「狙い潰されるのは時間の問題なのです!」

天竜「もう少し踏ん張れ、隼鷹たちの道を切り開くんだっ」



羽黒「…分かりました。前進全速第五速力!姫を叩きましょう!!」(ザァァ!ザァァ!

隼鷹「よしっ!!突っ込めぇ!!」
860 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:51:31.30 ID:GIHGoc350
【第二艦隊】

<ザッパァーーッ!!ザッパァーーッ

ビスマルク「敵発砲!!ドンドン来るわよ」(ドンッドンドン!

翔鶴「っ夾叉!全員電探射撃してきてるわ、精度が異常に高い」

瑞鶴「深海棲艦のクセに生意気に電探なんて、ギッタンギッタンにするわよ」

球磨「クマッ!」

球磨「翔鶴さん左五十度!何か居るクマッ!」

翔鶴「左五十度…あ、あれは……!?」


戦艦水姫<ウフフ…ナンドデモ…シズメテ…アゲル

<っ(敵の耳がつんざけるようなうなり声)――
<――グォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!


鈴谷「あれって戦艦水姫!ボスがじきじきにお出ましってこと!?マジ!?」

青葉「いや〜よく見えますね〜。黒い人が」

ビスマルク「そんな呑気に話してる場合じゃないわよ!右五度!!撃ち方始め!!」(ドンドンッドンッ


<ドボンッ!(水柱)ボンボンっ!キンッ!キンッ

戦艦水姫<ウフフ…フフフフ…カンゲイスルワ…


ビスマルク「なっ……う、嘘っ、弾を弾いた!?」

翔鶴「戦艦水姫は装甲に特化しているの!並の砲撃じゃ落ちないわ!!」

戦艦水姫<サァ……(ッッドドトドドドドド!!!!


<バシャバシャバシャバシャバシャ!!ッ――!!――(無数の水柱)――

ビスマルク「(くっ、つ、強い)」(グラグラ

青葉「ほ、砲撃が激しすぎて前が見えない!これじゃあ狙って撃つだなんてとても」

鈴谷「後方に敵艦隊!!ちっ、後ろに回り込まれた」(ドドンッ!

球磨「クックマッ!一番砲塔破損したクマ!」(プスプス

ビスマルク「ちょっとどうすればいいのよこのままじゃ私たち袋のネズミよ」(砲門開閉、自発装填中

翔鶴「今は凌ぎきるしかない!瑞鶴、私たちで数を減らして行くわよ!」(キリキリ…

瑞鶴「わかってるってば!!」(キリキリ…


戦艦水姫<シズミナサイ……(ギラギラ
<オオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォ!!!!!!


翔鶴瑞鶴(ギラッ「「――発艦!!」」(ッ――
861 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:53:05.23 ID:GIHGoc350
明石「全艦隊より通達。我、敵艦と遭遇。交戦中」

提督「ついに始まったか」

明石「敵の数は総数およそ五五〇」

――第一艦隊およそ二百五十隻、中枢は空母水姫――
――第二艦隊およそ百隻、中枢に戦艦水姫。――
――第三艦隊およそ八十隻、中枢に港湾棲姫。――
――第四艦隊およそ百二十隻、中枢に駆逐棲姫。軽巡棲姫――

提督「姫も総出で出迎えてきたな…」

提督「――――・・・なぁ明石」

明石「はい」

提督「……俺はこれで間違っていないだろうか」

提督「というよりも、何が正解で何が間違いなのか。俺には分からないんだ」

明石「……………………」(………

明石「そうですね。提督に分からないことが私に分かるわけがないですが」

明石「指揮官は勝ちにこだわっていた、だからこそ一部の艦むす捨てることにした。それも一つの軍人としての一つの判断です」

明石「そして提督のように艦むすを守ることを決意したのも、もう一つの判断だと思います」

提督「………………………………」


提督『ふ……ふざけてるのはどっちだ…艦むすをむざむざ危険な目に合わせようとして何が――』(バキッ


提督「ただ、俺の綺麗事のせいで、俺のせいで皆を危険な目に合わせてしまっているのに変わりはないんだ――」

明石「そんなことありません」

明石「あの方たちは、もちろん海と日本と艦むすを守る為に出撃しました」

明石「でも本質的な所は。きっと提督の願いだったから出撃したと私は思います」

明石「最初、第二艦隊から無線がありましたよね」

提督「ん、あぁ。あれか」

明石「それは提督を元気付けるためだと思います、何をこれから戦いに行く艦むすに心配かけてるんですか。それこそ無能です」

提督「………………」

明石「だから提督が凹んでたら駄目なんです。彼女たちは戦うと決意しました。大切なものを守る為にです」

提督「そうなのだろうか」

明石「はい。そういうものです」

明石「確かに最初の提督の言葉は綺麗事かも知れません…」

明石「ですが。その綺麗事と思っているものは、彼女たちの力と提督の力でいくらでも変えていけるんじゃないですか」

明石「それにもう戦いは始まっています」

明石「戦闘の真っ只中で、余計な考えを張り巡らせる暇なんてありませんよ」

提督「あぁ、そうだな…悪い変な考えだった」

提督「……もうすぐ日が沈む…備えよう」
862 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:54:19.06 ID:GIHGoc350
――第五章――

【第一艦隊】

<ザザーーン……ザザーーン……

加賀「……………………………………赤城さん」

赤城「はい、なんでしょう」

加賀「……………私はどうやらここまでみたいです。体が全く動きません」

赤城「奇遇ですね。私ももう一歩も動けません」

加賀「…そうですか、ではここで一つ疑問なのですが」

加賀「どうして私たちは沈まないのでしょう。本来ならもう水底で眠っているはずです」

赤城「それはきっと、運良く島にでも流れついたのではないですか?小島にでも」

加賀「…無線は一切繋がりません。あの弓特注品だったですが、もう消し炭ですね。艦載機も一つも帰ってきません。妖精たちは大丈夫でしょうか」

赤城「あの娘たちは特殊ですから、鎮守府に帰れば平気な顔で迎えてくれますよ」

加賀「…って……赤城さん。服はどうしましたか、ほぼ全裸ですよ」

赤城「あら、それなら加賀もよい感じに服がないですよ」(ニコニコ

加賀「あぁ……本当ですね。四肢はありますから、まぁ良かったです」(自分の体キョロキョロ

赤城「……これから海は夜になりましょう。ここからはあの娘たちに任せて、私たちは一眠りしませんか?」

加賀「そうですね。少し疲れたので眠りましょうか」

赤城「うふふ、敵に見つかったら即刻海の藻屑にされてしまいすね」

加賀「見つかったらその時はその時です。どうせ体は動かないので発見しても逃げられませんし」

赤城「……あぁ、気づきましたよ。加賀」

加賀「何にです?」

赤城「これ小島じゃないです。積み上がった敵艦です」


深海棲艦<オオ…ォォォォォォ……ォォ(ガガッガッ…プスプス

深海棲艦<(ァ、アリエナイ……二百隻ニタイシテ、タッタノ二隻デタタカウナンテ……ダ,ダメダ…カラダガ…ツブレ…ル)(グシャッ


<あーなるほど。どうりでネバネバした訳です

<ネバネバした体の服の破れた女性二人。薄い本的展開見たいでワクワクです

<…変な想像してるのなら寝ましょう。本気で疲れました…(はぁ

<いえお腹が空いてどうも寝つきが悪く――

<なら後ろの黒い物体でも食べてみて下さい。結構イケるかも知れませんよ――
863 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:55:00.06 ID:GIHGoc350
比叡「せ、せっかく加賀さんと赤城さんに身を呈して守っていただいたこの体!!…さ、最後まで動いて下さい」(ジャキンジャキン…主機の回転数低下、中破

霧島「敵の残りはあと五十隻くらいよ!押しきれるわ!!」(小破

北上「空母水姫はまだ無傷かー…こりゃ不味いね」(魚雷残り三発

<オオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォ!!シズメシズメシズメ!!

空母水姫<ノコリハ三隻…ツブシナサイ…

<ゴォォオオオオオオオ!!!!オオオオオオオオオオオ!!(ドドンッ!ドンッ!ドンッ!

比叡「気合い入れて!避けます!――」



【第二艦隊】

翔鶴「皆無事!?動ける!?」(飛行甲板破損。艦載機零

瑞鶴「ごめん…ちょっと無理。主機が止まった」(大破、進撃不能

ビスマルク「え、えぇ。なんとかイケるわ」(中破、主砲二番崩壊

翔鶴「瑞鶴は早く注水をしてバランスを整えて、護衛に球磨」

球磨「クマァ…ちょっと球磨も沈みそうだクマァ。ここは退避させてもらうクマァ」(主機の回転数異常なし。主砲破損。中破

翔鶴「残りは大丈夫!?」

鈴谷「オッケー。高射砲と電探が潰れたけどそれ以外は無傷」

青葉「奇跡的にほぼ無傷です。ビスマルクさんの後ろで助かりました」

<あなた私を盾にしたの!?

翔鶴「分かった。じゃあ球磨は瑞鶴を連れて後方に下がって、砲撃が来ても真っ直ぐ全力で帰っていいわね?攻撃は私たちが食い止める」

瑞鶴「ご、ごめん…翔鶴姉」

翔鶴「いいわ気にしないで、さぁ行って!!」

球磨「クマッ!健闘を祈るクマッ!!」(ズザザザザ

<グ、グォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォ!!!!

戦艦棲姫<モウオワリニシテモイイカシラ…(ザッザッ

翔鶴「きた…アイツね」

青葉「残り敵艦はあと四分の一ほどですが、戦艦棲姫の装甲のせいでアイツはまだ無傷です」

翔鶴「探照灯貸してくれないかしら、私が引き付けます」

鈴谷「えっ」

翔鶴「お願い」(…

鈴谷「…あー、これは駄目って言っても聞いてくれそうにないかー」(カチャカチャ、ゴトンッ

ビスマルク「……それでいいのね」

翔鶴「夜の空母にできるのはこれくらい。あの化け物にダメージを与えるにはもう至近距離からの砲撃から雷撃しかないと思うの」(カチャカチャ

ビスマルク「じゃあ何秒稼いでくれる?」

翔鶴「……そうね、最大まで耐えきれたとしても――」
864 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:56:06.80 ID:GIHGoc350
【第三艦隊】

<オオオオオオオオオオオオォォォォォォ!!!!
<グゴゴゴゴゴゴゴゴォォォォォォ!!

隼鷹「探照灯!!発動!!」(ピカァッ!!

羽黒「隼鷹さん!逃げ切ってください!」(ズザザザザ

隼鷹「おう!任せてとけ!両舷最大全速!!ぶっ壊れるなよっ」


――同時刻――
足柄「あーー…吐く。もう吐いてもいいわよね。もう吐――――(自主規制)――――」

深海棲艦だったもの<ギギギギ…グギッ…ギィー

天竜「はぁはぁはぁはぁ…はぁはぁ」(プカプカ

電「……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」

電「なのです…主機が…もう…動かない…のです」

足柄「あ、あとは…頼んだ…y――――(自主規制)――――」



港湾棲姫<オソイ…モウトラエテイルワ…(ガコンッガコンッガコンッ

<ドンッ!ドンドンッ!ドドドドォ!!

隼鷹「さぁどんどん狙ってこい!私が全員相手してやる」

港湾棲姫<……シズメ(全主砲一斉射……っ――(ドドドドドドドドド!!!!)

隼鷹「はぁはぁ……ちっ、このくそ――」


【第四艦隊】

神通「川内姉さん!那珂ちゃん!そっちの状況を報告してください」(之字運動、列を二つに分けて航行中(ドンンッ!!ドン

川内「かーなり不味いっ!!昼間の戦闘で弾薬は最小限に抑えたけど、渦潮にだいぶやられた!!」(ドンドンッドンッ!

島風「おうっ弾薬庫破損!!」

長月「右に同じです、それに追加で魚雷も少ない」

文月「だ、弾薬が、ふみぃー。ないよー」

那珂「全員航行可能だけどぉー!!皆だいぶ体力を消耗してるぅー!!魚雷もあと半分ないかもぉー」(ワーワー

<オオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォ!!!!
<ガガガギギィィィ!!

神通「(っ…まさかあそこまで敵艦が多いなんて、足に自信のある私たちでさえここまでの被害をうけてしまうなんて)」

舞風「のわっち!弾薬まだある!?」

野分「す、少ないです…もう底が」

神通「分かりました。では次の信号で敵艦に向けて連続で魚雷を発射します!!」

駆逐棲姫<ヤットマトモにタタカエルノネ…

軽巡棲姫<サァ、勝負ヨ…


神通「陣一!!魚雷発射用意!!てーーーーーっ!!」(シュパンッ…シュパンッ…シュパンッ

<てーーーーーーーーーーっ!!

神通「続けて発射用意!!てーーーーーっ!!」(シュパンッ!!

<ゴポゴポゴポゴポゴポゴポ…

<っボゴォンボゴォンボゴォンボゴンボゴォボゴォ!!!!――断末魔――グギグ…

神通「魚雷命中!!ただちに砲撃に移行、之字運動で雷撃を回避――」

川内「雷跡前方ーっ!!皆避けてっ」

駆逐棲姫<魚雷ガウテルノハお前たちダケデハナイ…

軽巡棲姫<アマカッタナ…ウミノソコニシズメッ――!!
865 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:56:44.09 ID:GIHGoc350
<――伝達…敵本土を破壊しました

指揮官「よし、よくやった。ただちに帰投し護衛のバックアップに回れ」

<――指揮官。それは出来ません、不可能です

<こちらの被害が深刻です。このままあの数の敵艦にぶつかれば轟沈する危険があります

指揮官「な、なにっそれはどういうことだ!?」(がたっ

<ですから、こちらの被害状況から判断してです。第二作戦は決行できません

指揮官「駄目だ!!何がなんでも奴らは守らなければ」

他提督「それは無能提督の艦むすの、練度が高いから沈めたくないということかしら?」(ツカツカツカ

指揮官「なっ、お、お前は…!!」

他提督「私は無能提督の姉です。指揮官の作戦通り、行きませんでしたね」

他提督「このままではあの娘たちが危険ですけど、どうするおつもりですか」

指揮官「き、貴様ぁぁ」

他提督「…まぁ、大丈夫だと思いますよ。全艦むすに帰投命令を出して下さい」

指揮官「俺に向かって舐めた口を――」(ガッ

他提督「私の自慢の艦むすたちなら、もう着いてると思いますので」
866 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:57:54.65 ID:GIHGoc350
【第一艦隊】

金剛「比叡!霧島!あと少しネー!ここが正念場デスヨーーーッ!!」(fireーーッ

比叡「お、お姉さま!?どうしてここに!?」

金剛「talkingは後にするネー!さぁ金剛型の実力を見せつけるデーースッ!!」(ドンドンッドンドンッ!!


【第二艦隊】

瑞鳳「時間を稼ぐんじゃなくて、守りきりましょう」

翔鶴「えっ、ず、瑞鳳ちゃん!?ど、どうしてここに」

瑞鳳「説明は後です。とにかく翔鶴さんは私が護衛しますその間に皆さんは敵を叩いて下さい!!」


【第三艦隊】

飛鷹「面舵一杯!!こっちよ」(グイッ

<ドンドンドンドンッ!!(水面に着弾)

港湾棲姫<ダレダ…邪魔ヲスルノハ…

隼鷹「…………」

飛鷹「ごめんっちょっと遅れちゃった」(テヘ

隼鷹「……いやバッチリ!!」(両舷最大速力!!ザァァァ


【第四艦隊】

<ボカッ――(魚雷誘爆)キッ――ドゴォンッ!!(水柱ビシャビシャ)

<パラパラパラ…

漣「いやー乱世乱世。ってホントに乱世だからびっくり」

曙「ナニこんなときまでふざけてるのよっ!!ぶっ飛ばされたい!」(ググッ

神通「あ、あなたたちは…」

潮「次の雷撃が来ます!備えて下さい!!」

朧「あとで詳しい話はします、今は目の前の奴らをぶっ飛ばすのが先です!!」

漣「んまぁー、簡単に言うと……助太刀いたすって感じ」(ニコッ




他提督「――指揮官。もう戦いは終わりに向かっています」

他提督「当初の計画とは少し違いましたね、良い意味でですが」
867 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 00:58:54.96 ID:GIHGoc350



<――ドンドンッ!!ドドドドッ!!

<――グォオオオオオオォオオオ!!(ドガンッダ
<――グゲギガガギザガガガギギィィィ(ドンッドンッ

金剛「イェス!!もっともっと勝負です、全主砲ぉぉファイヤーーッ!!」(ドンドドンッ!!

比叡「はいっ、お姉さま」(ドンッドンッ

空母棲姫「グッ…余計なジャマモノめ…!!」(バシャンバシャンッ

霧島「撃ちまくれ!!」

――――――
大淀「各隊無事に合流しました」(マイクツーツー

提督「よしっ!大淀無線を全艦むすに繋いでくれ」

明石「もう繋いでいます!海域の関係でこれ一回きりですからもう使えないですよっ」(カチャカチャッ

提督「ここで伝えなくていつ言うんだ」(マイクロバスがしっ

提督「全艦むすに告ぐ!!!!お前たちの実力を深海棲艦共に見せつけてやれっ!!」

提督「ドデカイ一発!!叩き込めぇぇええええ!!」
――――――

「シズメ…シズメ…シズメ…シズメ…シズメ…!!」
「ぉ前タチに…このウミはワタサナイ…」


空母棲姫「ゼ、ゼンイン…シズメテヤル」(オオォオ

空母棲姫「スベテヲ…クロニ…オマエタチモコッチノセカイニクルンダ…!!」

北上「お前だよ沈むのは」(魚雷発射用意ガッコン…プシュゥ

空母棲姫「!?クッ――」(振り返り――

北上「油断してたね…ここで決める!!」

北上「海の藻屑にっ、なりなよ!!」
ビスマルク「この距離でも耐えられるかしら」
羽黒「食らいなさい!!」
島風「おそいよ!!」
神通「いただきました…」


戦艦棲姫<貫けるモノナラ貫いてミロ…!!
港湾棲姫<コイ…シズメカエシテクレル…!!
駆逐棲姫<オマエガシズムガワダ…!!
軽巡棲姫<モラッタ…!!


<てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!(ドンドンッ

<オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォオォ!!!!(ドンドンドンッドンドンドンッ!!







868 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 01:02:35.41 ID:GIHGoc350






















<ザッパーーンッ…ザッパーーンッ



























869 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 01:03:38.25 ID:GIHGoc350
――第六章――
《鎮守府・港近く》
提督「…………………………」(棒立ち

他提督「ほら、なにぼーーっとしてるのよ」(足グリッ

提督「うっ……う、うむ」

提督「えぇーS作戦は無事に成功して、そして敵本土は陥落。我々の活躍により敵深海棲艦もほぼ壊滅で――」

他提督「ちょっとそういうのは後にしなさいよっ、皆疲れてるの!」

提督「あっ、あぁそれもそうだな………んっ、んん」

提督「……皆ありがとう。そしてお疲れ様。あと一つだけ」

提督「――――おかえり」


《大本営》
元帥「作戦結果は成功。敵本土も壊滅させ、それに加えて深海棲艦の撃墜にも成功、姫も多数撃沈……」

指揮官「……はっ」

元帥「うむ。素晴らしい戦果だ、報告書をまとめて提出してくれ」

指揮官「…………元帥殿」

指揮官「…………わ、私は」(プルプル…

元帥「言わなくてもいい、それは自分が一番わかっていることだろう」

元帥「お前の判断も間違いではなかった。ただ今回に限ってはアイツの方が正しかったに過ぎない」

元帥「今は…ゆっくり自分を見つめ直すんだ」

指揮官「…………はっ」
870 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 01:04:26.20 ID:GIHGoc350
翔鶴「あぁ…提督。ほ、ほっぺにチューが…ま、まだ残って――」(ガクッ

瑞鳳「はーい重症患者運びますので道開けてくださーい」(担架でガタガタ

瑞鶴「翔鶴姉、それはケガが治ってからにしようよ」(包帯グルグル

球磨「クマァー、お前たちが来てくれなかったら死んでたクマァー」

多摩「ニャー、たぶん何だかんだ行かニャくても大丈夫だったと思うニャー。それよりも例の物は――」

木曾「(私の影薄くない?)」

ビスマルク「落ち着いた話は後からね…今はもう疲れた」

足柄「カツカレーが全て海に溶けたわ…うぷっ」

羽黒「ね、姉さん!?大丈夫ですか」(背中さすりさすり

青葉「今回私たちあまり活躍できませんでしたね……最終回なのに」

鈴谷「メタイこと言っちゃ駄目だよあおっち、ここ泣くシーンだから」

隼鷹「酒だぁあ…酒持ってこい…」(ふらふら

飛鷹「はいはい、まずはドッグに行くわよ」

比叡「お、おお、おおお、お姉さまぁ!!はぁはぁはぁクンカクンカ」(スリスリスリスリ

金剛「さっさと風呂に行くデース!!大破した艦がなにうろちょろしてるデース!!」(引き離しグギギィ

霧島「よっぽど嬉しいのですね、比叡姉さん…その気持ち分かります!!!!」(ガバッ

神通「皆さんお疲れ様でした。特別に明日の訓練は今回の反省をいかして実践的なものにしましょう。よかったですね」(ボロボロ

川内「(駄目だ、この娘私たちの知らないところで鬼になっている)」

那珂「(アイドルもびっくりのハードスケジュール)」

島風「(おうっ、ここはブラック鎮守府か何かだおうっ)」

長月「(あっ、死んだ)」(確信

文月「嫌だぁ!!まだ死にたくないよぉお!!」(ふみぃーふみぃー

舞風「諦めろ文月ぃ!!これが現実だぁ!!」(ゆさゆさ

野分「(´・c_・`)」

天竜「おお、おお。お前たち嬉しそうだな」(ニヤニヤ大破状態

暁「私たちが来たら皆海の上で倒れてるんだもの、びっくりしちゃったわ」

響「ハラショー。オメデトウよく戦い抜いたね」

雷「あ、あれくらい普通なんだから」(中破

電「なのです。死ぬかと思ったのです。お花畑がチラホラ見えたのです」(中破


他提督「そう――うん。わかったわ――」

他提督「加賀と赤城は発見したそうよ、なんかボロボロみたい」(ツーツー

提督「……………ボロボロ……あの子達も傷つけてしまったな」

他提督「これは後で皆にごほうびをあげないといけないわね」

他提督「全員に指輪とか」

艦むす<ザワッ!?

提督「」(グォオオ…

<そ、それ以外で何かないだろうか
<駄目よ。私たちにも絶対なにかプラスになることをしてもらうわ

<エエエェ………
871 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 01:05:50.15 ID:GIHGoc350






加賀「おはようございます。赤城さん」

赤城「あらっ……(目ゴシゴシ)私たちもしかして生き残りました?」

加賀「助かったか、もしくはここが天国かのどちらかです」

赤城「後ろにネチョネチョした物がありますから、おそらく現実ですね」(ネチョー

加賀「そう…それは良かったです。まだ生きています」

赤城「……んっ?あれは――」

加賀「おそらく救助かと、胸の大きさから見てあっちは雲龍でしょう、それと小さい方は知らない方です」

<(加賀は人を一体どこで判断しているんでしょうか)

赤城「でも後輩に助けられるなんて、嬉し恥ずかしいです」

加賀「私は屈辱でしかありませんけど?」(ゴゴゴゴ

赤城「うふふ…それでは行きましょうか」(体ガタッ

<遅くなってしまい、申し訳ありません!

加賀「…えぇ。そうですね」(よいしょ

<私が引っ張るかもっ、お二人はここに捕まるかもっ!!(クレーンガタガタ


加賀「ゆっくり……………………帰りましょうか」(ニコ

<ザーッパーーンッ……ザーッパーーンッ……
872 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/07(金) 01:08:17.67 ID:GIHGoc350
お疲れ様でした。超長編となった最終回、戦闘シーンというSSでは表現がかなり難しい物も書かせてもらってシリアスっぽい展開で……読みづらい物になってしまったかも知れません。(やっぱり日常が一番書きやすいのは内緒)

オオオオオオオオっばっかり書いて、どれだけ吠えてるんだという話ですよね…反省

次スレも早いうちに立てますので、その時はまた
お付き合い下されば幸いです。
ちなみに女性提督は次スレにも出す予定です
えっ、秋津洲?そんな娘いましたか?

題名は《提督と艦むすの伝承話》とはまたガラッと変更しようと思っていますので【このスレ】で決まり次第報告します

ではまた近いうちにお会いしましょう。バイバイっ


――Tanks――




鳳翔(ショボーーン…イジイジ…

磯風「落ち込むな鳳翔さん。次スレではいっぱい出れるよ」(肩ポンポン
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/07(金) 08:29:05.98 ID:5KepVRI2o
乙です
874 :Ad12Q ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/16(日) 20:16:27.47 ID:8chd3mPl0
遅くなりました。
次スレタイは「変わった艦むすが普通の提督と過ごすようです」
875 :Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q [saga]:2015/08/16(日) 20:21:54.78 ID:8chd3mPl0
見に来てね♪
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/16(日) 20:22:30.86 ID:ZKT7kpy4o
構ってちゃんくっさ
877 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/17(月) 02:02:53.39 ID:1F7A0UMFo
ただの次スレ誘導に何いってんだ
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