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少女「安価で決まる世界?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/21(木) 23:25:12.35 ID:qIufhxjoo
少女「何……ここ?」

少女「真っ暗で何も見えない」

??「やあ、お嬢ちゃん」

少女「……! 誰? どこに居るの?」

??「右手を見てごらん」

少女「何これ……スマートフォンから声が聞こえる?」

??「それはデバイス。全ての世界を繋ぐ魔法の端末」

??「私はそれを通して君の居る世界に干渉しているよ」

少女「ここはどこなの……?」

??「何処と表すことは出来ない。識別する物はないし、ルールすらも存在しない。まっさらな場所」

??「そこに今から世界を作って欲しいんだ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408631102
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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/

木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/

いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
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こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/

【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/

アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713089503/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/21(木) 23:27:25.74 ID:qIufhxjoo
少女「作るってどうすれば良いの?」

??「一から創造する必要はないよ。そのデバイスに念じて、見えた概念を引っ張りだしてくればいい」

??「そこから出てくるものは物体だけじゃない。法則。事象。なんだってより良い形に置き換わって定着する」

??「既存の物を集めて新しい世界を作る。簡単だろう?」

少女「なんか楽しそう」

??「そうだね、いまその世界は何もない。まずは舞台から作ってみたらどうかな」

少女「わかった。やってみる」

>>3
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/21(木) 23:29:25.48 ID:z8azhOvFO
スチームパンク系
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/21(木) 23:29:32.31 ID:+zJ9/WZ20
もっと詳しい説明して欲しいっす
安価下
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/21(木) 23:29:57.71 ID:O17s8f6Jo
平和な西洋ファンタジー
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/21(木) 23:42:19.53 ID:qIufhxjoo
少女「何これ……茶色い街?」

??「これでこの世界に要素が一つ増えた」

少女「要素って言っても何がなんだかさっぱりだよ」

??「どうやら蒸気機関が発達した世界のようだね」

少女「初めて見たはずなのになぜかとても居心地が良いな」

??「君がこの環境の元に産まれた事になったからさ」

少女「そーなのかー」

少女「で、何すれば良い?」

??「何のためのデバイスだい?」

少女「そっか、こういうのも…… えいっ」

行動安価>>8
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/21(木) 23:43:25.21 ID:Hc04/btbO
魔物
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/21(木) 23:44:00.16 ID:633LeDTpO
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/21(木) 23:44:13.09 ID:/uZDRBu1O
犯罪万歳
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/21(木) 23:44:29.94 ID:Za0DfN0n0
職場に行く
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/08/21(木) 23:52:34.15 ID:qIufhxjoo
少女「うわっ、何これ……生き物?」

魔物「」

??「魔物が産まれたんだよ。もう解説は良いかな」

少女「魔物? でも何も動かないみたい」

??「そりゃそうだ。私達にとって敵なのか、味方なのか。何も分かりゃしないんだからね」

??「もうやる事は分かるよね」

少女「そうだ。魔物が産まれた。じゃあ魔物は――」

どんな存在か?どんな行動をするか?何でも
>>13
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/21(木) 23:53:31.67 ID:W/Oy1W+AO
作物を育てる農民
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/21(木) 23:54:05.82 ID:Kz93MLMJo
この世界で一番数が多い生物
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/21(木) 23:54:05.82 ID:Za0DfN0n0
一般市民
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/21(木) 23:54:16.62 ID:z8azhOvFO
優しき心を持つ機械龍
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/22(金) 00:05:46.01 ID:W7oNbJaSo
面白い設定だな
想像が広がる
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/22(金) 00:09:47.94 ID:1fR49K0Ho
少女「魔物はこの世界で一番数が多い生物」

少女「でもあそこに見える機械……作ったのは人だよね」

??「つまりこの世界では少数となる人が集まってここまで大きな文明を築いた」

少女「街の外まで管理する事は出来ないから、無法地帯?」

??「つまり魔物は危険?」

少女「まだ分からないよ、ペットかもしれないし。こういう時こそコレだね」

??「流石」

>>19
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/22(金) 00:11:24.84 ID:5w7ER2yX0
魔物は何もしない
どこから来るかもわからない
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/22(金) 00:11:37.47 ID:r/isO+sAO
優しい心を持ち争い事を嫌う
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/22(金) 00:11:55.54 ID:y1UblkAdO
とても凶悪で人間の天敵
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/08/22(金) 00:21:02.95 ID:1fR49K0Ho
少女「優しい心を持ち争い事を嫌う」

少女「そしてどこにでも居るのか」

少女「なんか妖精みたいだね」

??「とある世界では魔物も妖精も元は同じ存在を表す言葉だったらしいよ」

少女「へぇ、なんか可愛いく見えてきた。っていうかちょーかわいい」っデバイス

魔物「>>23
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/22(金) 00:21:47.07 ID:r/isO+sAO
kskst
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/22(金) 00:22:00.86 ID:flIhPHPqO
人間は醜く、発達した技術で心優しい魔物達を遊びで殺したり住みかを荒らしたりしている
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/22(金) 00:22:26.16 ID:5w7ER2yX0
あざっす
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/22(金) 00:22:50.24 ID:r/isO+sAO
魔物さん凄いカミングアウトしたな
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/22(金) 00:25:45.82 ID:W7oNbJaSo
うわキツい
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/08/22(金) 00:33:59.25 ID:1fR49K0Ho
魔物「ぷぃッ!」

少女「あっ、逃げちゃった……」

少女「何か怯えてる様子だったけれど」

男A「へへっ、今日の魔物狩りはなかなか楽しませてくれたな」

男B「ガキンチョの首捻った時の親の顔見たか? ゾクゾクしちまったよ」

少女「酷い……」

??「これくらいしか娯楽がないんだろうね。母数も多いし問題意識を持つ人も少ないみたい」

少女「何とか出来ないかな」

>>29
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/22(金) 00:35:44.69 ID:5w7ER2yX0
魔物愛護団体もあるが世間的にはキチ扱い
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/22(金) 00:36:23.70 ID:r/isO+sAO
魔物を守るためにとある少年が動き出す
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/22(金) 00:43:17.86 ID:1fR49K0Ho
少年「そこの女! やめろ!」

少女「な、何!?」

少年「お前も魔物狩りしに来たんだろ?」

少年「皆がなんと言おうと俺は認めねぇ! 俺は魔物が大好きなんだ」

少女「ち、違うよ。私はそんなつもりない」

少年「じゃあなんでここに居るんだ?」

少女「それは」

>>32
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/22(金) 00:44:23.19 ID:eXsvWKuqO
魔物に力を与えるため
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/22(金) 00:44:57.19 ID:e0jn1W5to
野グソ
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/22(金) 00:45:21.05 ID:R6J21NXP0
魔物とともに生きるため
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/22(金) 00:48:59.57 ID:r/isO+sAO
>>32これはスルーしていいだろう
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/22(金) 00:51:59.27 ID:1fR49K0Ho
少女「……レ」

少年「ん?」

少女「トイレって言ったの! 何度も言わせないで!」

少年「お、おう。すまん」

少年「でも何でこんな所で ……もしかして家が無いのか?」

少女「へ? えーっと」

>>37
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/22(金) 00:54:29.88 ID:0v+ulM6fo
これから作るところ
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/22(金) 00:54:32.05 ID:9MV1kun6O
魔物をいじめる人達にいじめないでと言ったら家を燃やされ親を殺されたから街の外で一人で暮らしている
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/08/22(金) 01:16:33.29 ID:1fR49K0Ho
少女「私も……魔物が大好き」

少女「私、魔物の友達がいたの。周りからはからかわれたけどそれでも良かった」

少女「でもある日……その子が怖い人達のお昼ご飯を食べちゃって……」

少女「斧で真っ二つ」

少女「魔族だからってこんな目に合うのが許せなくて」

少女「勇気を出して言ったの。やめてって」

少女「死んでも良いと思ってた」

少女「でも実際に殺されたのは私じゃなかった」

少女「私の目の前で燃やされたの――家を」

少年「……!?」

少女「中にはお母さんだって居たのに」

少女「お母さんは足を悪くしていて一人じゃ逃げられなかった。助けなきゃと思った」

少女「でも怖くて……私はその場から逃げ出した」

少女「全てを捨てた最低な人間なの……」

少女「生きる気力もないのに死ぬ事も出来なくて」

少女「ぐすっ……うわぁああああああああ」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/08/22(金) 01:24:12.10 ID:NffZV4g+0
(´;ω;`)
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/08/22(金) 01:24:29.45 ID:1fR49K0Ho
少年「……」

少年「お前、うちに来いよ」

少女「で……ぐすっ……でも……」

少年「いいから」

少女「いたっ、手、引っ張らないで……!」


 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 


少年「着いたぞ」

少女「ここが……」

>>41
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/22(金) 01:25:42.14 ID:r/isO+sAO
魔物たちの隠れ家(旧地下鉄)
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/22(金) 21:52:44.81 ID:1fR49K0Ho
少女「ここが……家?」

少年「ああ、もう使われなくなった地下鉄を改装したんだ」

少年「ちょっと薄暗いけど列車の中はちゃんと部屋みたいになってるから、なかなか快適だぞ」

魔物「キュー!」

少年「おー帰ってきたぞー」

少女(本当に仲が良いんだ……)

魔物「キュっ!?」

少年「ああ、大丈夫だ。こいつは俺の仲間だよ」

少女(無理に触ってさっきみたいになったら嫌だし、じっとしとこ)

少年「ちょっとそこで待っててくれ」

少女「う、うん。わかった」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/08/22(金) 22:02:41.10 ID:1fR49K0Ho
少女「デバイス……」

デバイス「何でしょう」

少女「今まで喋らなかったね」

デバイス「私はナビゲーターですから。迷った時に手助けするのが仕事です」

少女「そっか」

少女「ねぇ、これ全部作り物なの……?」

少女「友達が殺され、家が燃やされ、親を見殺した」

少女「嘘なんかじゃないよ……こんなの作り話なんかにして良くなんてないよ!」

デバイス「安心して下さい。と言うのもおかしいですが……全て事実です」

デバイス「この世界はあなたが創りだした物と同時に、別世界から引っ張ってきた物でもあるんです」

デバイス「つまりあなたにあなたがダイブした……とも言えるんですよ」

少女「よく……分からない」

少年「待たせたな」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/22(金) 22:09:25.23 ID:1fR49K0Ho
少女「……」

少年「……」

少女「……」

??「お嬢ちゃん、君は世界を改変するんじゃない。綴っていく存在だ」

??「創りだすというのは時間の流れそのもの。そうして黙っていても何も始まらないし何も解決しない」

??「本当にどうにかしたいと願うならそれこそ、使うべきなんじゃないかな」

少女「……うん」っデバイス

>>47
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/22(金) 22:12:25.47 ID:zfdZyWFbO
kskst
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/22(金) 22:43:38.65 ID:e0jn1W5to
はい
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/22(金) 22:51:19.52 ID:NoEnlAb0o
コメディが交じる
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/22(金) 23:19:34.30 ID:1fR49K0Ho
少年「ほれ、お茶淹れてきたぞ」

少女「ありがとう……」

少女「これなんて言うお茶なの? 茶黒くて、独特な風味」

少年「これか? 錆びた鉄にビッシリと這ってた草を乾燥させたんだ。鉄の成分を吸ってそうなったんだろうな」

少女「えっ!? うげえ」

少年「はは、ウソウソ。ただお湯にウンコ入れてかき混ぜただけだよ」

少女「おげろおぶしゃおろろろろ」

少年「なんだよ……自分のだろ?」

少女「え! 何! 取ってきたの!?」

少年「まあ冗談はこれくらいにして」

少女(最後まで何か言わなかった……)

少年「>>50
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/22(金) 23:26:09.61 ID:WwuPvSa4O
魔物の仲間たち全員に少女を紹介
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/23(土) 00:22:01.83 ID:d9nWmW0qo
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/24(日) 23:44:56.09 ID:IlwDiaGco
少年「ここは魔物たちにとって隠れ家みたいになってる」

少女「沢山いたよね、一緒に暮らしてるんだ」

少年「さっきは人の気配を察知して何匹か残して奥に逃げてたみたいだけど、もっと居るんだ。紹介してやるよ」

少年「こいつはジャスミン。ちょっと内気な性格」
少年「こいつはパピルス。感情に素直なやつ」
少年「こいつはシュロ。外見は不気味だけど実はキュート」
少年「こいつはブルビネラ。いっつも寝……」
少年「こいつはダリヤ……」
少年「こいつ……」
少年「…………」

少女(愛がすげえ)

少年「今度はこっちを紹介する番だな」

少女「へ?」

少年「お前ら、こいつは少女だ。お前達がまた安全に暮らせるように力を貸してくれるらしい」

少女「ちょっ、そんな」

少年「魔物の事好きなんだろ? ここに住まわせてやるんだからちょっとは手伝え。なに、大した事はさせないさ」

少女「え、ちょ、住む? えっ?」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/24(日) 23:53:50.29 ID:IlwDiaGco
少年「野宿するよりかはマシだろ」

少女「え……うん、そうだね」

少女「――うん」

少女「ふつつかものですが……よろしくお願いします!」

少年「……! おい、やめろって! そんな嫁入りみたいな! 恥ずかしいだろ」

少女「無理やり進めといて何言ってるの……」

魔物達「「キュー!!」」

少年「魔物たちも歓迎しているようだ」パッ

少女(変わり身早い)

少女「あ、ところで。少年はいつもどんな活動をしてるの?」

>>54
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/24(日) 23:59:51.69 ID:wsgiTY9DO
魔物の保護
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/25(月) 00:00:18.32 ID:o732Jh3K0
魔物を狩る人間の暗殺
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/25(月) 00:12:08.81 ID:Ac3cQPXQo
少年「魔物を狩る奴らを暗殺したり……とか」

少女「おい」

少年「いやいや、流石にみんな殺るわけじゃないさ。お前にだって注意だけだったろ」

少女「私は何もしてないんだけどね……」

少年「知ってるか? 人が魔物狩りする理由」

少女「なんとなくじゃないの? ストレス発散みたいな事言ってたし……」

少年「んなわけないだろ。バックに大物が居るんだよ。半ば洗脳のような事をして魔物を殺すよう仕向けてる」

少女「大物……? なにそれ」

>>57
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/25(月) 00:26:59.25 ID:3YaxY243o
麻薬シンジケートのフィクサー
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/08/25(月) 00:32:51.75 ID:8RbOMcKt0
武器関連の巨大企業
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/25(月) 00:56:13.68 ID:Ac3cQPXQo
少年「武器を生産している大きな会社さ」

少女「あまりそういう事には詳しくないけど」

少年「何言ってんだ、街の真ん中にそびえ立つあのビル、見たこと無いとは言わせないぞ」

少女「え! ウソ! あそこって家電とか作ってるんじゃいなの!」

少年「最近は争い事も少なくなって武器なんてイメージは薄いけどな」

少年「だからこそだろう。かつて武器を開発していた頃のノウハウを無駄にしたくはないし、武器は儲かるからな」

少年「魔物狩りなんて流行を作って自社の武器を売りつけてるんだ」

少女「全然知らなかった……」

少年「商売の相手が子供にまで広がるのも時間の問題だと思う」

少女「酷い……許せない」

少女「でもそんな大物を相手に……どうやって?」

>>60
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/25(月) 00:57:18.96 ID:5WMlMjXkO
踏み台
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/25(月) 00:57:47.03 ID:gClNtHnGO
力には力をだ
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/25(月) 01:13:39.61 ID:Ac3cQPXQo
少年「力には力を、だ」

少女「一人でそんな力……」

少女「はっ、まさか魔物たちを使って……?」

少年「バカ、そんな事をしたら魔物VS人間の大戦争になっちまう」

少年「あいつらの思う壺さ」

少女「そうか……でも少年にそんなアサシンみたいなスキルがあるようには見えないよ。というか弱そう」

少年「おい」

少女「ん?」

少年「天然で毒舌か…… あれだよあれ」

>>63
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/25(月) 01:22:47.60 ID:qI3EoV0DO
ksk
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/25(月) 01:25:17.90 ID:VC4o4KmAO
魔物たちが十年かけて作り上げた甲冑
魔翌力が込められており身体能力上昇&無敵の防御力を誇る
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/26(火) 23:36:45.27 ID:7Nv2cbpCo
少年「これを見ろ」

少女「わあ銀色にピカピカしてて綺麗。これは何?」

少年「アーマー……まあいわゆる甲冑ってやつだ」

少女「どうしたのこれ」

少年「こいつらは光る物が好きなもんで、特殊な金属を少しずつ巣に集めてたみたいなんだ」

魔物「キュッ!」

少年「この金属はなんでも魔力と結合する性質があるらしく、あいつらの魔力を吸って光り輝いてた」

少年「不思議に思った俺が触れてみると、自分の意思と呼応するかのように体に纏っていき、この形になった」

少年「これ着てるとどんな攻撃も身体を通さないし、建物から建物へだって楽々飛べる」

少女「魔力ってそんな事が出来るんだ……すごい」

少年「こいつらが……この世の中を変える為に長い時間かけて作ったのかもな」
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/08/26(火) 23:54:32.72 ID:7Nv2cbpCo
少女「私も手伝うんだよね」

少年「ああ」

少女「これ着て人を殺すの……?」

少年「そんな危険な事させるわけないだろ」

少年「第一これは一つしかないんだ。俺が使えば良い」

少女「じゃあ何をすれば?」

少年「俺は男だし、そこまで明るい雰囲気じゃないからな」

少女「うん」

少年「……」

少年「ちょ、丁度お前のような人材が欲しかったんだ」

>>68
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/08/26(火) 23:56:08.77 ID:SO9gom+A0
ksk
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/08/27(水) 00:59:38.09 ID:R+BPxzwb0
本社のスパイ
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/08/27(水) 04:26:22.97 ID:9udVw3SDO
魔法使い
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