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アラレ「昔話をしようかしら」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/30(火) 03:15:46.76 ID:aHBKdVG8O
猫型ロボWN-68009「聞きますよアラレさん」

アラレ「ありがとう...
今日はとても淋しい気持ちなの
可笑しいわよね...
貴方と同じロボットなのに」

猫型ロボ「分かりますよアラレさん
今日は特別な日ですから」

アラレ「ええ...そうね
このコロニーから眺める地球も
昔は青かったそうよ...」

猫型ロボ「灰色に染まってますね...」

アラレ「今日で見納めね...
地球にも寿命が来たって訳」

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全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713798788/

【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713788018/

ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

【安価】少女だらけのゾンビパニック @ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/30(火) 03:16:36.95 ID:aHBKdVG8O
まったり進行
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/30(火) 03:19:21.75 ID:aHBKdVG8O
猫型ロボ「アラレさん...
補給し過ぎですよ」

アラレ「なによ...
お金も時間もあるの
最高級のオイルに酔いたい気分よ
マスター彼にも同じのを」

猫型ロボ「そんな...お構い無く!
ただのお手伝いロボですから!」

ブルック「ヨホホホ
それではこちらになります
お代は結構ですよ」

アラレ「あらどうしたマスター
えらい気前がいいじゃない?」

猫型ロボ「...どうもすみません
...おいしいですね」

ブルック「...私も今宵は
誰かに優しくしたい気分でして」

アラレ「そうよね...」

ブルック「アラレさん
私にも話を聞かせて下さい
私が産まれる前の...
地球が...1つだった頃の話とか」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/30(火) 03:22:39.89 ID:aHBKdVG8O
アラレ「そんな前の話?
ペンギン村にいた頃ね...
恥ずかしいな
色んな物壊したり排泄物を投げたり
私もポンコツだったからね」

猫型ロボ「え?想像出来ません」

アラレ「何より...
センベエを思い出してしまうわ?
他の親しい友人達も...」

ブルック「分かります...
長く生きるのって辛いですよね
出逢いと別れの連続ですから」

猫型「私は御二人に比べたら
作られたばかりで
その経験は少ないですが
アラレさんと別れるの考えたら...
ショートしてしまいそうです...」

アラレ「すみません
しんみりさせてしまいましたね
出逢いと言えば...そうね...」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/30(火) 03:27:02.79 ID:aHBKdVG8O
アラレ「ペンギン村は小さな村でさ
センベエ達が...あ...
私を作った博士とその家族よ?
彼等が天寿を全うしてからというと
私は外に出てく機会が減ったんの」

アラレ「田舎だからね...
その間にも過疎化が進み
300年も経つと誰も居なくなった」

アラレ「私はそれでも残ってた
私にはその村が全てだったから」

アラレ「その後色々あったけど
その村にある日
変な集団がやって来たの
その中の一人が私を外の世界へと
誘ってくれたんだ
ジン・フリークスという名前」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/30(火) 03:30:03.14 ID:aHBKdVG8O
ブルック「ジン・フリークス?
もしかして地球を分けたという
ゴン・フリークスの血縁ですか?」

アラレ「ええ、ジンとゴンとダン
彼等には三代に渡って世話になったわ」

アラレ「世界を回ったジン
地球を分けたゴン
分けた星間の調査をしたダン
色んなところを巡ったのよ」

猫型ロボ「すごいですねー
そんなハチャメチャな冒険
危なくなかったんですか?」

アラレ「危険もいっぱいあったわ
未知の現象や未知の症状
未知の生物に未知の物体
不思議なことだらけでね...
旅の仲間が大勢死んだのよ?」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/30(火) 03:30:16.85 ID:o3PHDYpM0
オボッチャマンはどうしたよ
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/30(火) 03:43:45.10 ID:aHBKdVG8O
ブルック「私には...
地球を分けたというのが
想像出来ないのですが?」

アラレ「そうよね、あれは驚いたわ
それにはまずジン達の話が必要ね」

アラレ「ジン達の島々から外の世界
勿論ペンギン村も含まれるのだけど
渡航をするためにネックになったのは
数々の厄災と国々の許可
国の話は面倒だから知らないわ?」

アラレ「そして厄災ね
最初は5大厄災と呼ばれるものに四苦八苦
その厄災の元凶を突き止めては
なんとか潜り抜けて来たみたい」

アラレ「しかしそれは序の口
旅を続けると出会うのよね
新たな厄災に
そうやって仲間を失いながらも
色んな地を巡ってくれたお陰で
私と出会った訳」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/30(火) 03:56:24.71 ID:aHBKdVG8O
アラレ「そうこうして
ジンが大きな世界地図を書き終えて
厄災のある土地にも目印がされたり
対処方が出てきたあたりかなー
ゴン達と比較的に安全に
世界を巡って楽しんでた時だった」

アラレ「魔女の宝を見つけたの
噂とばかり聞いていたけどね」

アラレ「それは土を操る宝でね
まあ、ザックリ言っちゃうけど
最終的にはゴンが
すっごいパワーをもってして
魔女の宝で厄災のある土地を纏めて
宇宙にポイッてした訳」

アラレ「簡単じゃなかったけどね
厄災で困っている人々を
世界中で見てきたからね私達」

ブルック「なるほど
それが『厄災の地球』と呼ばれる
あの小さな星ですか」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/30(火) 03:58:05.18 ID:aHBKdVG8O
>>7出そうか未定
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/30(火) 04:09:09.36 ID:aHBKdVG8O
アラレ「その後も何度か...
地球から地球を切り離していったわ 」

アラレ「新たな地で見つけた大樹
その果実を何個もほうばった仲間が
弾けとんで死んだ」

アラレ「そして残っていた厄災の1つ
酷いほどの異常気象の原因が
海だったことが判明した」

アラレ「その悪魔の木と
広範囲だったが海をも
纏めて切り離したのよね
凄い量の切り離しで半年かかったわ
でもあまりに壮大で興奮したものよ」

ブルック「ヨホホホ
それがゆくゆくは私が産まれる
『荒海の地球』の始まりでしたか
グランドラインは厄災だったのですね」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/30(火) 07:41:10.22 ID:7VZJOXqAO
期待
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/30(火) 07:54:41.57 ID:SkbS5UJAO
長寿命(死ななそう)なジャンプキャラのクロス対談?
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/30(火) 10:29:15.73 ID:kF3MBqOzO
アラレ「驚いたわ 人払いをしたはずなのに
ダン達と『荒海の地球』を調査したら
各地に人間がいるのですもの」

ブルック「悔やむことはありません
残った島民達はお触れを聞いた上で
産まれ育った地に留まったと聞きます
ヨホホホ」

猫型ロボ「ぼくはマスターとしか
会ったことありませんから
てっきり『荒海の地球』の住人は
みんな骸骨だとインプットしてました よ」

アラレ「私も変な進化を遂げたと
不安になったわよ」

アラレ「まさかあの悪魔の木が
そんな愉快な実をつけるとは
思いもしなかったわ 」

アラレ「今度マスターの
冒険鐔を聞くといいよ
とても面白いのよ」

猫型ロボ「是非とも聞きたいです!」

ブルック「ヨホホホ喜んで!」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/30(火) 10:31:26.46 ID:kF3MBqOzO
>>13うん
ただ行き当たりばったりなのさ
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/30(火) 10:33:15.44 ID:kF3MBqOzO
アラレ「次はそうね...
一旦ゴン達と別れたわ
ある島国で20年ほど暮らしたの」

アラレ「侍達が闊歩するそこで
破天荒な面々ばかりの
ある万屋で御世話になったり」

アラレ「侍達を影で支える忍者もいて
元気な火影という忍者の頭領と
何日もラーメンをおかずに話したり」

アラレ「武士の時代が終わると
大所帯の神谷活神流という道場で
住み込みで働かせて貰ったり」

アラレ「楽しい時間を過ごしたわ」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/30(火) 11:30:02.66 ID:tk/O+tHjO
アラレ「そうこうしていると
ジン達の国からの使いから
強制連行されてしまったの
国家反逆罪でね」

猫型ロボ「えーー!!」

アラレ「ゴン達はその時も
渡航をずっと続けててね
貴重な資源をも切り離したとかで
ほら途中から私...
渡航メンバーに登録されてたから」

猫型ロボ「アラレさん
冤罪じゃないですか...」

アラレ「話を聞いたら納得したわ
ゴンって凄く真っ直ぐな人だったから...」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/30(火) 11:33:41.95 ID:tk/O+tHjO
アラレ「法廷で久々にあったゴンは
とても大人びていたわ
罪人というレッテルを貼られても
堂々としていたの」

アラレ「おおまかな罪状...
いえ...彼の行いを話すわね
ある荒野でキルアは重症を負ったの
キルアってのはゴンの友達で
渡航メンバーの一人よ」

アラレ「彼が奇跡的に助かったのは
琥珀色の大きな球を作った民族のお蔭
その球は龍を構成する28の星が
刻まれていてね
その龍はどんな願いも叶えてくれるの」

ブルック「凄いですね...
そんなものがあるとは...」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/30(火) 11:36:16.36 ID:tk/O+tHjO
アラレ「その民族は穏やかで
欲もなくてとても良い人達
ただ問題がその球」

猫型ロボ「悪用されそうですね...
そんな人達以外が使ったら」

アラレ「そうなの
ゴン達は憂いたそうよ
厄災を取り除いた今
人の往来も激しくなるであろうと
この地に訪れる悪しき者もいるだろう と」

アラレ「最初はね
その球を分割した方がいい
それを一ヵ所に集めないと
龍が出ないようにする方法を提示した」

アラレ「でも根本的な解決にならない
彼等の穏やかに暮らしたいという
意見を尊重したわ最終的に...
その荒野を地球から切り離して
飛ばしたそうよ
誰の手も届かないところへ」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/30(火) 12:48:16.58 ID:00A3wc5wO
ブルック「ヨホホホ
それが罪とはこれまた...」

猫型ロボ「そんなの...
国の傲慢じゃないですか!」

アラレ「でもね...
国からの支援を受けて
渡航中で得た知識や資産は
全て報告しなきゃいけないの」

アラレ「この事は渡航メンバーにて
内々に済ませたことらしいけど
誰かがチクリを入れたのね...」

アラレ「それにより
渡航リーダーであったゴンは大罪人
無期懲役の判決を下されたわ」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/30(火) 12:49:06.23 ID:RftRmcESO
天国も地獄も受け付けてくれないから両さん生きてそうだな
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/30(火) 12:52:49.39 ID:00A3wc5wO
猫型ロボ「ひどいです...」

アラレ「でもね
その後私達で助けたのよ
当時の渡航メンバーは強いからね
彼の脱獄を謀った」

アラレ「刑務所に忍び込んで
ゴンと会ったわ
すると彼は言ったの
僕にはまだやることがある...
魔女の宝はまだあるか?って...」

アラレ「彼はあろうことか脱獄後...
自分達の国々を地球から切り離した

アラレ「僕らの世界地図は
これ以上必要ないんだ
僕らには未知の土地でも
彼等にはそれが日常だ
彼等の生活を脅かす理由はない...
そう言っていたわ」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/09/30(火) 12:55:42.13 ID:00A3wc5wO
アラレ「最後に私にサヨナラを言って
彼は自分の生まれた土地と共に
地球を離れていった...
彼等とはそれ以降会ってないわ」

ブルック「なるほど...
それがあの『第二の地球』ですか」

猫型ロボ「そうやって
僕が生まれた『地球 』 ...
この灰色に染まった『地球』は
今の形になったんですね...」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/30(火) 13:22:56.73 ID:ypK87GEAO
>>21
俺も思った
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/30(火) 13:27:07.72 ID:00A3wc5wO
>>21そこまでチートにゃ出来ぬww
他に生きてそうなキャラいたっけな
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/09/30(火) 13:43:58.80 ID:ScYDN6b70
死神達なら死なないんじゃない?
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/30(火) 14:02:14.32 ID:5GMTojqSO
両さん寿命150歳
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/30(火) 14:18:10.07 ID:fnCrSRuAo
両さんの寿命は一生継ぎ足せ命令がされてるからな…
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/09/30(火) 14:22:22.00 ID:3obonmtAO
伏羲とか人間が誕生し滅ぼされるのを何周も見続けてたし余裕で居そう
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/30(火) 14:57:25.99 ID:60JyWsAlO
アラレちゃん飯食ったら千兵衛博士にメンテして取ってもらわないとお腹痛いまんまなんじゃ
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/30(火) 17:23:44.83 ID:SkbS5UJAO
VerUpくらいされてんじゃね、ってか千兵衛博士なら年齢に合わせてボディを相応に更新してそう

出られそうなキャラは何人か思い付くけど雰囲気にそぐわない奴が多すぎる
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/30(火) 21:33:37.72 ID:d8J5hA5ro
戻ってこれたらだがカーズも出れるな
あとデッドマンQ状態の吉良吉影
あと地獄戦士魔王とかもいけるか?
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/09/30(火) 22:05:41.55 ID:fL1LW1Wf0
すもものお手伝いロボットとか
メタルKも美味しい役できる
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/09/30(火) 22:09:34.62 ID:S4snKPua0
めっちゃ早く動くプッチ神父とか
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage saga]:2014/10/01(水) 00:08:56.43 ID:MtanOWEE0
とりあえず>>33がアラレ世代なのはわかった
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/01(水) 02:07:43.80 ID:cKC8sicyo
雰囲気的に絶対無理だろうけど抜作先生と天地くんも生きてるだろう
少なくともビッグバン当時から生きてる抜作先生は絶対確実
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/01(水) 12:06:43.98 ID:MRjOptFpo
封神演義組は隠居してるが余裕でそこら辺にいるだろうなぁ
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/01(水) 13:45:22.83 ID:AKWqei7sO
みんなあざます!
知らないキャラもいるのでググりやす
盛り込めそうなら押し込んでみようかと
思ったよりJ知識無くて絶望
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/01(水) 13:45:51.02 ID:gV6WSB/jO
そういや>>26の死神ってブリーチのかな
昔死神くんってマンガがあったんだけど……あれは週間じゃないっけか
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/01(水) 13:50:24.03 ID:AKWqei7sO
アラレ「『地球』が...
世紀末を迎えてからは早かったわね...」

猫型ロボ「はい
僕達の時代に海が干上がり始めて
大多数の人がコロニーに避難しました」

アラレ「ええ...そうね
『地球』に希望を見出だそうと
残った者は野蛮なあらくれ者に
殺されていったわ」

アラレ「そんな中...
一人の拳法家があらくれ者達を
一掃したのよね」

猫型ロボ「ええ
しかしそれは束の間の平和でした...」

ブルック「時既に遅し...ヨホホ
荒廃した土地は既に
資源がほとんどなかったそうで...」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/01(水) 13:54:17.53 ID:AKWqei7sO
アラレ「私...
間違ってたのかな...」

猫型ロボ「え?」

アラレ「人間ってさ...
厳しい環境ほど強く育つじゃない?
生きようと必死にもがいてさ」

猫ロボ「そうですね
自ら自分を追い込んで
強くなる人も大勢いますよね」

アラレ「地球も同じかなって」

アラレ「良かれと思って
土地を分けたのは私達のエゴ...
多くの厄災も地球を維持する
大事な歯車だったのかもしれないわ」

アラレ「こんなにも
『地球』の大地の衰弱が早いなんて...
そうとしか考えられないもの...」

猫型ロボ「アラレさん...」
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/01(水) 13:57:09.84 ID:AKWqei7sO
アラレ「ダメね...
長く活動してると
後悔もする出来事が膨らむばかり...
特に今日みたいな日はね...」

ブルック「アラレさん..
あらま!
こんなところにピアノがありますよ!
よし!歌いましょう!」


〜♪〜♪〜♪〜♪


アラレ「今はそんな気分じゃないの」

ブルック「」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/01(水) 14:34:36.46 ID:AKWqei7sO
アラレ「気持ちは頂戴したわよ
ありがとうマスター」

ブルック「いえ
例えロボットでも
女性は笑った方が美しいですから
ヨホホホ」

アラレ「お上手ね...
そういえばマスターの...
『荒海の地球』はまだまだ潤ってるそうね」

ブルック「ええ
大半が海ですからね
他に能力者の支援もあり
資源には困らないと思います」

アラレ「いいわね...
何故そんな平和な土地を捨てて
こんな面白味のないコロニーで
バーなんて経営してるのかしら」

ブルック「...話せば長くなりますよ?」

アラレ「ええ構わないわ」

猫ロボ「聞きたいです」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/01(水) 14:36:12.34 ID:AKWqei7sO
ブルック「海の次に!
宇宙を冒険した時に
気が付けばなってました!」

猫型ロボ「...」

アラレ「...」

アラレ「え?終わり?」

ブルック「はい」

猫型ロボ「短っ!」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/01(水) 14:38:24.87 ID:AKWqei7sO
ブルック「まあ『荒海の地球』では
私はお尋ね者ですからね
捕まらない自信はありますけど
ヨホホホ」

猫型ロボ「マスターが...意外です」

ブルック「音楽が大好きな船長と
強くて冒険が大好きな船長のもと
色々とやらかしましたからね」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/01(水) 14:40:17.07 ID:AKWqei7sO
ブルック「冒険を終えて
大きい友達と再開して
宴会をしてはもう一度冒険をして
そんなことを繰り返してる内に
仲間は皆老いてしまってました」

ブルック「ある時...
老いた船長がこう言ったんです
この世界の全てを手に入れた
この世界で知らないことは何もない
この世界はな...でも...
と空を眺めましてね...」

ブルック「この世界の向こうは
どうなってるんだろうな...
そう言うんですよ」

ブルック「そうして私ブルックは!
時間の足りない仲間の言葉を胸に!
長い年月をかけてでも!
世界の向こうへ冒険することを
決意したのであった!なんて
ヨホホホ」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/01(水) 14:46:24.64 ID:AKWqei7sO
とりあえず現状まとめ

地球...元祖地球。
ゴンが分ける前の地球の元の姿。
(関連作品、H×H、DB、アラレ)

『地球』...平和な地球。
ゴンが分けた後の余った地球。
今、私達が暮らす地球とほぼ大差ない。
世紀末後、現在存亡の危機。
(関連作品、ドラ、北斗)

コロニー...でっかい宇宙滞在船。
地球の危機に作られたやつ。
この一角にてブルックは
宇宙の眺めがいいバー
『ビンクス』を経営。
今回の舞台。

『第二の地球』...争いの地球。
ゴンが最後に分けた地球。
最後に作られた訳だが
一番『地球』 と似てる故に
この名称である。ナメック星と近し。
(関連作品、H×H、DB )

『荒海の地球』...荒い海の地球。
まんまワンピの舞台。
(関連作品、ワンピ)

『厄災の地球』...?
あらゆる厄災をずっしりぎっしり
詰め込んだ死の星。生命は未確認。
(関連作品、?)
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/01(水) 14:54:14.73 ID:kYUNOz8DO
ボーボボ(ボソッ)




首領パッチは生きてそう
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/01(水) 19:14:06.77 ID:A4/A7EmP0
ネウロは餓死しちゃってるだろうしな
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/02(木) 22:34:47.96 ID:5M3W8DZNO
猫型ロボ「うぅ...感動しました!
仲間の意志を受け継いで...漢です!
マスターは漢ですよ!」

アラレ「その話は素敵だけど...
その終着点がなんでバーなの?」

猫型ロボ「そこには語り切れない
漢の熱いストーリーがあr...」

ブルック「あ、両津さんのコネです」

猫型ロボ「コネかよ!!!」
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/02(木) 22:36:42.80 ID:5M3W8DZNO
アラレ「あら?
私も両津を知ってるわ?
聞きたいわねその話」

ブルック「そうですね...
どこから話せば...
私はベガパンクさんの宇宙探索機の
試作品の入手に成功しまして
星を点々としてました...」

ブルック「まさかそれらが
地球から派生した星とは...
その時は知りませんでしたね」

ブルック「いやはや
今にして思えばですが
『厄災の地球』を見付けなくてよかった...」

ブルック「まずはナメック星ですね
アラレさんの言うように
とても優しい人達ばかりでした」

ブルック「でも言葉が通じないですし
殺風景ですし三日で飽きました」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/02(木) 22:40:05.78 ID:5M3W8DZNO
ブルック「ナメック星を過ぎたら
何もない小さな星が
そこかしこにありましたね」

アラレ「......」

ブルック「それから『第二の地球』へ...
色々巡りましたねぇ
ただ私のことが珍しいのか
珍種だ!珍種だ!と言われ
色んな人に追いかけられました」

ブルック「あの日も確か...
走り疲れて寝てたんですよ
そしたらとばっちりの攻撃を受けて
私はボロボロになりました」

アラレ「あそこは争いが絶えないものね...」

ブルック「そして命からがら脱出して
『地球』にやって来たんです」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/02(木) 22:49:18.07 ID:5M3W8DZNO
ブルック「不時着した先は小高い山でした
そこで昼寝をしていた少年が
私を見てお化けだー!って
驚いて逃げちゃったんですよ」

ブルック「その時の私は
死んで骨だけの動く骸骨でしたからね
ヨホホホ」

猫型ロボ「!??」

アラレ「そんなこと言ってたわね」

ブルック「とりあえず私
ボロボロで疲れたので寝てたんですよ」

アラレ「よく寝るわね」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/02(木) 22:52:48.96 ID:5M3W8DZNO
ブルック「そしたら先程の少年が
青いタヌキを連れて来たんですよ
ちょうど猫型ロボットさんの
色違いのタヌキバージョンですね」

猫型ロボ「そんなタイプ...
生産されてたかな...?」

ブルック「そのタヌキさんも
とても驚いてましたが
話してみるととても親切な方達でした」

ブルック「私の冒険鐔を
とても楽しそうに聞いてくれました
そして最後に少年が何かを
タヌキさんにお願いしてまして」

ブルック「それで取り出したのが
タイム風呂敷というものでしてね」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/02(木) 23:00:56.91 ID:5M3W8DZNO
猫型ロボ「タイム風呂敷!?
僕も持ってますよ!これでしょう?」

ブルック「ええそんなやつです!
それで私は生前の肉体を取り戻し
今のこの姿に戻ったのです!」

猫型ロボ「え?生前?え?
色々とちょっと待って下さい!
因みに西暦何年ですか!?
僕らのいた時代に日本に来たのですか!?」

ブルック「西暦...ちょっとそういうのは...
年号なら確か昭和だったと思います」

猫型ロボ「あれ?
随分前ですね...
時間移動が禁止される前に
昭和に留まったロボットでしょうか...」

猫型ロボ「旧型が普及し出した頃は
個人での時間移動も
規制がユルユルだったそうですし...」

猫型ロボ「しかし...
青いタヌキタイプとは...?」

アラレ「なにをブツブツ言ってるの」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/02(木) 23:04:53.10 ID:5M3W8DZNO
ブルック「私は肉体を再び得て
まず思い付いたのは温泉とパンツ!」

アラレ「よく分からないチョイスね」

ブルック「私の魂は既に
骨のみに宿ってたのです
そして臓器や筋組織が無くても
動ける体になってました」

ブルック「なので久々に得た肉体は
時が来れば腐るだけの服も同然
ならば新鮮な肉体の内に温泉ですよ!」

猫型ロボ「???」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/02(木) 23:11:02.62 ID:5M3W8DZNO
ブルック「そうしてふんばり温泉という
とても人気のある旅館でエンジョイしました
お風呂でクロールして
女将さんにボコボコにされたり
お手伝いのリーゼントさんと
夜の町に繰り出したり...」

ブルック「ゆるい旦那さんと
スピリチュアルな話をしたり
そして私の生い立ちを話してたら
急に私に中国に行けと言うんです」

ブルック「紹介されたところは
キョンシーという名の
ゾンビの巣窟でした..あれは恐かった」

ブルック「そこのセクシーなお姉さんに
強力な防腐剤を使用して頂いちゃいました
まさかこの体を維持出来るとは!」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/02(木) 23:14:24.86 ID:5M3W8DZNO
ブルック「無事日本に戻りまして
ふんばり温泉にお礼を言ったら
次はお待ちかねのパンツですよ!」

アラレ「...捕まっちゃえばいいのに」

ブルック「ええ 捕まってしまいました
街中でパンツを見せて頂けないか
色んな人に聞いて回ってたら
警察に職務質問されてしまいました
ヨホホホ」

ブルック「それが両津さんだったんで す」

アラレ「...随分と...素敵な出会いだったのね...」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/02(木) 23:21:07.54 ID:5M3W8DZNO
ブルック「住所不定で職業は冒険家
特に先の行いで両津さんは
とても怪しんでましたね」

猫型ロボ「そりゃそうだよ」

ブルック「逃げることも出来ましたが
危害を加える様子もなかったですしね

ブルック「むしろ上司から叱られたばかりで
仕事をしてる雰囲気を出したいから
署で取調べられてくれと頼まれました」

アラレ「あいつらしいわね...」

ブルック「署に入るなり演技のため
血相を変えて色々問いただしてきました
途中から素に戻ってましたけど」

ブルック「私の経緯を話すと
あんた面白いな!と叫ぶと
陽気で明るいし音楽が出来るし...
生演奏のミュージックバーでもやらないか?
と言ってきました」
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/02(木) 23:27:17.74 ID:5M3W8DZNO
ブルック「そこからは早かったですね
色々根回ししてくれてバーをオープン
バーの奥には私の生活スペースまで...
宣伝やら従業員やら
店舗運営に必用なものまで全て
気が付けば揃ってました」

ブルック「お陰様で繁盛しましたね
でも売上の40%は両津さんの銀行行きです」

アラレ「いつものやつね」

ブルック「そして職務中に制服姿で
私の店で呑んだくれてるところを
パパラッチされまして...」

アラレ「いつものやつね」
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/02(木) 23:35:13.42 ID:5M3W8DZNO
ブルック「そんなこんなで
両津さんとは以降も親しくしてました」

ブルック「そんなある日のこと
両津さんの同僚のお金持ちの人が
地球の危機に備えてコロニーを
作ってるから来いと言うんです」

ブルック「その同僚に
こいつ不死身だからと言って
コロニーでのテナントの予約を
半ば強引に取り付けてくれたのです」

猫型ロボ「思ったよりもコネだった
予約の仕方が途方もない」
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/03(金) 07:37:21.91 ID:RkdZhtoAO
海賊コブラにダークシュナイダー 死にそうにない奴らはいくらでもいそう
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/04(土) 00:13:22.75 ID:MoEcqj9EO
まじかコブラ...元々WJだったのか。
シュナイダーもか...
折角、勉強&素泊まりがてら漫喫行ったのにお笑いch見て爆睡してしもた。
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/04(土) 00:24:32.87 ID:MoEcqj9EO
ブルック「しばらくして...
凶悪犯罪者が心臓発作で次々と倒れる
そんな不可解な事件が起きました...
その元凶が日本在住者との噂が立ち
日本は一時パニックですよ」

アラレ「知らないわね...」

ブルック「各国との連係や市民の安全確保のため
警察も協力することになりました
両津さんも私も忙しい身
そこから疎遠になってしまいましたね..」

猫型ロボ「恐いなー」
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/04(土) 00:45:38.16 ID:MoEcqj9EO
アラレ「なるほどねー
私が『地球』を出てる間にそんなことが...」

ブルック「アラレさんはその頃地球間の調査中でした?」

アラレ「ええ...たぶん...
ゴンと別れて20年後位かしら...
ダンが日本にやって来たの
調査にご協力下さいと言ってね」

アラレ「その時夜の仕事をしてて忙しくて...
ああ、如何わしい仕事じゃないわよ
日本の妖怪問題が深刻でね...」

アラレ「とある学校にちょっかい出すのよ
ぬらりとした顔の総大将を筆頭に野蛮な輩達がね」

アラレ「その学校の先生もすぐ妖怪達をブッ飛ばしちゃって...
お互い引くに引けずてんやわんやよ...
その仲介の仕事で忙しかったの」
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/04(土) 01:08:05.37 ID:MoEcqj9EO
アラレ「ただ ダンは引き下がらなかった
ただその時の私からしたら知らない青年だわ
突然地球間の調査を誘われてもそりゃあ怪しむわよ」

アラレ「すると調査と言うのは建前で父を探してる
その父というのはゴンと言うじゃない」

アラレ「子供がいたなんてビックリ
仕事ほっぽり出してOKしたわ
ゴンのことも気掛かりだったしね」

猫型ロボ「仕事ほっぽってって...
大丈夫だったのですか?」

アラレ「先生の方は妖怪の娘とイチャイチャしてたわ
妖怪の方は総大将の孫が生まれて大騒ぎ
その子は人間の血も混じってるしね」

アラレ「なんやかんや仲良くやると思って」
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/04(土) 01:13:59.17 ID:MoEcqj9EO
アラレ「ダンは船にご案内しますと言って私の手を取った
そして額に指を当ててジッとしてたのよ」

アラレ「すると一瞬で景色が変わった...
目の前に小型の宇宙船が現れたわ
瞬間的に別の場所に移動したの」

猫型ロボ「???
どこでもドアですか?」

アラレ「四次元を介すどこでもドアとは別物よ」

ブルック「なるほど分からない」
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/04(土) 07:49:47.08 ID:6XS/vKMeO
アラレ「そういう力なのよ
『第二の地球』で争いが絶えないと言ったわよね
それは単純に力を持つ者が大勢いたからなの」

アラレ「物理的な強さだけでなく多彩な能力による力...
それを持ってたからこそジン達は世界を回れたんだわ
彼等はその力の源を念と言ってたわ」

アラレ「主に念の特色として5種類に分類される
強化・操作・具現化・変化・放出の5つ」

アラレ「どの分類かは生まれ持った資質だそうよ
また発展応用もさせられるらしいわ」

ブルック「ふむ...私が『第二の地球』で
見えない銃弾に打たれて見えない糸で捕縛されました
それも念によるものでしょうか?」

アラレ「おそらくそれは...
念を銃弾のように放出したり糸状に変化させたのでしょう」

ブルック「なるほど眠くなってきました」
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/04(土) 07:53:43.95 ID:6XS/vKMeO
アラレ「ただダンはその何れにも該当しない
特別な能力を使えるようになった」

アラレ「彼の能力は瞬間移動
念を放出・操作して移動したい空間に飛ばす
そして自分の体積以上の念をその空間に満たす
そこに自分の意識をリンクさせて瞬時にその場所へ移動するの」

アラレ「脳内に地図を組み立ててあるから
一度行ったところなら何処でも行けるそうよ
おそらく彼は先天的に記憶力・空間把握・方位感覚に長けてたのね」

ブルック「...ZZZZZ...」
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/07(火) 20:13:37.53 ID:sEcaf62Bo
ハミデントはいないのか?
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/25(土) 09:32:43.71 ID:KwynwtWoO
方向性変えるやも...

上げて頂いたキャラを調べたりしましたが、話し方やストーリーが分からず絡ませ方が思い付かぬ...すまぬっ
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/25(土) 09:44:52.12 ID:jFbaX/8rO
アラレ「そんなこんなして宇宙船で元地球の星は隅々まで回ったのよ...瞬間移動で飛べるようにね」

アラレ「『厄災の地球』だけは近寄っただけでダンは気を失い、私はエラーを起こしたから断念したけどね...」


アラレ「先程マスターが訪れたと言った何もない星達...あれは指名手配されたゴンが、故郷のくじら島ごと宇宙へ
逃げる際に、切り分けていった星の残骸よ」

猫型ロボ「そうだったんですか...ゴンさんは平穏な暮らしを送れなかったんですね...それにしても何故そんなことを?」

アラレ「ダミーの星が点在してれば、そうそう居場所なんて分からないわ」

アラレ「捜査に時間がかかれば、それだけ莫大な資金を要する」

アラレ「当時の政府が、責任の擦り付けと隠蔽と私腹を肥やすのを得意とすることは百も承知...渡航中に嫌という程味わったもの」

アラレ「よって、捕まえたという報道でもして追っ手は出さないわ」

猫型ロボ「なるほど...ゴンさんの余生が いいものであったなら幸いです...」

アラレ「そうね...おかげで私達もゴンを見付けるに至らなかったからね...」

猫型ロボ「きっとゴンさんは...逃げてた訳ではなく、星という名の宇宙船で冒険してたのかもしれませんね...宇宙を...」

アラレ「え?あ、うん」

ブルック「...ZZZZ....」
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/25(土) 09:56:46.08 ID:qT5XFr8mO
猫型ロボ「マスターったら、お客さんを前にして寝るのはどうなんでしょうね」

アラレ「ふふっ...まあ、いいじゃない」

カランコロンカラン

ブルック「...っ!おはようございらっしゃいませ!」

猫型ロボ「あ、起きた」

ブルック「あらま、第三小宇宙神さんじゃないですか」

努力マン「止めてくださいよマスター!まだ呼ばれ慣れてないんですから!」

努力マン「どうもご無沙汰してますマス ター!地球がそろそろと聞いて飛んで来 ましたよ!」

ブルック「相変わらずお元気ですねー少々寝起きにはきついですが...ヨホホホ...」

ブルック「今日もお茶で?」

努力マン「はい!お願いします!アラレさんもお元気そうで!」

アラレ「ええ、努力マンさんご機嫌よう」

猫型ロボ「え?アラレさんもご存知なんですか?」

アラレ「ええ、この方はこの宇宙を温かく見守ってる方なのよ」

努力マン「宇宙間移民の功績が評価され!第三小宇宙神に任命されました努力マンです!」

努力マン「前任の、代理をしていた師匠に比べたらまだまだ若輩者ですが!宜しくお願いします!」

猫型ロボ「アツい方ですね...どうぞ宜しくお願 いします」

アラレ「この方とは、ダンと何もない星に変わりはないか、瞬間移動で巡ってる時に出会ったのよ」

努力マン「あの時はどうも!アラレさんとは他の小宇宙の星難民を、使われてなかった何もない星々に招待していた時に知り合いました!」

努力マン「アラレさんが急に現れてビックリしましたよ!」

アラレ「私もよ?貴方とヤードラットの方々が、皆で腕立て伏せしていたのですもの...驚きましたわ?」

努力マン「彼等は純粋な子供のような種族でしたからね!」

努力マン「直ぐに真似をしようとするもんですから、私の秘伝筋トレ500種も直ぐ様マスターしましたよ!」
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/25(土) 10:10:28.48 ID:+vfBsogjO
アラレ「知り合ってからは努力マンさんも地球間の調査に加わって下さったの」

努力マン「大きな戦いが終わった後、御世話になった地球には愛着が沸きまして!地球の事を勉強するいい機会を頂きました!」

アラレ「ダンの死後は私も移動手段がないし、結局努力マンさんに全て丸投げしてしまったけどね...」

努力マン「いいんですよ!ヒーローとは!平和を見守るものですから!」

猫型ロボ「なるほど...凄い方なんですね」

アラレ「その後あの謎は解決したのかしら?」

努力マン「時間の歪みですね!それが、はっきり言って解決はしていません!」

猫型ロボ「時間の歪み...ですか?」

アラレ「ええ、『地球』と『第二の地 球』では時間の進み方が全然違ったの」

アラレ「『第二の地球』で100年近く居たのに、『地球』では3ヶ月位しか経ってなかったのよ...」

努力マン「ただ、その影響を及ぼす源は見付けて応急措置しましたよ!」

努力マン「『第二の地球』の対流圏と成層圏の狭間あたりでしょうか...真っ白な亜空間の入口を見付けました!」

努力マン「入口の内側にレンガを詰め込みまくったら、多少マシになったんです!」

アラレ「何でレンガを...それよりも何で亜空間なんてものが出来たのかしら...」

努力マン「ふむ...時を止める能力者が死 後、時を止めたいと言う念力が強大になって時の亜空間を生み出したとか」

努力マン「次元を裂く刀を持つ者が時の流れの違う亜空間とリンクさせてしまったとか」

努力マン「並行世界を共有する者が歪みを生む程の出し入れを行い、時の流れの違う平行線を露出させてしまったとか」

努力マン「生きる魚雷が天命と共に起こしたビッグバンにより、新たな亜空間が拓かれたとか」

努力マン「推測は色々あるのですが...」

努力マン「ともかく『第2の地球』の中期に生まれたそれは、ナメック人と黒い種族に封と監視をして貰ってます!」

努力マン「ただ、完全には封鎖出来ず、時の流れが漏れだしてまして『地 球』と比べたら密度の濃い時間が流れてますね!」

アラレ「そうなのね...それでも文明は『地球』の方が進んでいたのは、争いによる文明破壊が原因よね...」
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/25(土) 11:00:13.80 ID:eHvwjOuyO
努力マン「それは...仕方がないとしかっ...!『第二の地球』は先祖が先祖だけに、ある時フッと能力に目覚める子孫が多過ぎでしたから!」

アラレ「確かに...私がまだいた中期でも多様な能力による争いが各地で起こっていたわ」

アラレ「具現化した鬼神に能力を持たせて戦っていた時代は凄かったわ...幽霊波と呼ばれてたわね」

努力マン「先程話題に上げた、時を止める能力者が当時は猛威を奮ってましたね!」

努力マン「念が霊力と呼ばれていたこともありました!指から念弾を放出したり、先の時空を斬る特質な剣を具現化したり、茨の鞭を操作したり、邪王炎殺黒龍波したり!」

アラレ「マ界と繋がったのもその頃よね」

アラレ「剣から斬撃に変化させたものを放出したり、魔のものから取り入れた魔法を駆使し、マ族の侵略を撃退したこともあったわね...」

努力マン「ヒトにとって魔法は、精神を蝕み寿命を縮めるので直ぐに廃れてしまいましたけどね!」

努力マン「鼻毛を変化させ、強化して、操作してる人達も面白かったですね!」

アラレ「ええ、ソフトンさんを見てい ら、忘れていた何かを思い出しそうになったわ」
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/25(土) 11:06:12.50 ID:eHvwjOuyO
アラレ「ダンの死後は、暫くして『地球』に戻ったけれど、その後も争いを?」

努力マン「ええ、後期では気と呼ばれていた頃が全盛期でした!」

努力マン「強化と放出に長けたハチャメチャな人達で溢れてましたよ!」

努力マン「『第二の地球』や周りの 星々が壊されもしました...でも各星間で色々情報共有され出したのもその頃なんですよ!」

努力マン「アラレさんから聞いた、琥珀色の奇跡の玉も存分に使われて破壊と再生を繰り返してましたね!」

アラレ「そう...」

努力マン「一度、その球が原因で、銀河全体が危険に晒されたのをきっかけに、回収しましたが...今は各地球に散らばってますね...」

努力マン「しかし、『第2の地球』も今や大分豊かになりました!」

猫型ロボ「ええ?地球を破壊するほどの人達がいたのに?」

努力マン「そもそもその力は、生命エネルギーが源です!争いの中、そのエネルギーを一身に受けた『第2の地球』は、平和を取り戻した後に自然がより一層力強くなったのです!」

努力マン「植物も多種多様に育ち、旨味を得た動物も旨味を持ち、動植物が更なる進化を遂げましたね!」

努力マン「今や『第2の地球』は食の桃源郷!グルメ時代が訪れました!」

ブルック「それは是非とも行ってみたいですねぇ!ヨホホホ!努力マンさん、お茶入りましたよ」

努力マン「ありがとうございます!......グビッ、んまい!師匠の味がします!」

猫型ロボ「え、なにそれ怖い」
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/25(土) 11:20:13.52 ID:WJQn9qZ7O
無敵鉄姫スピンちゃんとか
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/10/25(土) 11:27:47.82 ID:TWOdIZ17O
安心院さんとかもな
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/25(土) 11:43:05.77 ID:eHvwjOuyO
アラレ「まさかあの争いだらけの『第二の地球』がね...」

努力マン「その過程にはトラブルも多々ありましたけどね!」

努力マン「『厄災の地球』からやって来た大魔王バーンや魔神ブウやニトロ亜種により、『第2の地球』が危機に陥ったこともあります!」

アラレ「それは本当に盲点...『厄災の地球』を軽視してたわ...」

猫型ロボ「あの...すみません」

猫型ロボ「先程からよく話に出る『厄災の地球』って言うのは何ですか?ボクにはインプットされてなくて」

アラレ「そうよね、廃れた呼び名だから当然だけど...今はマ界と呼ばれているわ」

猫型ロボ「マ界ですか!?マ界は別次元のものかと思ってました!まさか 『厄災の地球』だったとはっ...!」

アラレ「ただ呼称が変わっただけよ?あの星にも歴史があるのよね...」

努力マン「そうですね!あそこは濃い瘴気が立ち上ぼり、磁場はめちゃくちゃ、凍てつく大地にマグマが走り、湯だった海に雷の雨が降る...」

努力マン「溶解ヘドロの底無し沼を無数のトルネードが撒き散らし、極地的に重力が跳ね上がって大穴が空けばそこを震源地に大地震が起きる」

努力マン「とても現実にあると思えませんよね!」

ブルック「そんなスリリングな土地には住みたくないですね!ヨホホホ!」
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/25(土) 11:52:35.15 ID:eHvwjOuyO
アラレ「でも、あらゆる厄災を詰め込んだ星だから当然滅茶苦茶...」

アラレ「ダンと宇宙を調査し始めた頃、宇宙船から『厄災の地球』を望遠鏡で覗いたら、その地に蠢く物を発見したの」

アラレ「あんなでたらめな環境に対応出来る種の誕生...戦慄が走ったわ」

アラレ「それで調査しようと近付いたら痛い目見たんだけどね」

努力マン「『地球』でも『第二の地球』でも、各地でその星の存在に気づき、異形な未確認生物【UMA】が蠢く世界として認識されるようになりました!」

アラレ「それで一時的にUMA界と呼ばれたの」

アラレ「まあ、今では未確認生物ではないし、友好的なUMA達の気持ちを汲んで、Uが取れてMA族のいた世界、MA界と呼ばれるようになった訳」

アラレ「Unidentifiedが取れて、Mysterious Animalになったところで、それもどうかとは思うけどね...」
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/25(土) 12:27:20.41 ID:eHvwjOuyO
努力マン「とにもかくにも『厄災の地球』は環境が環境だけに、マ界の住人は強いんです!」

努力マン「特に...マ王の存在は、努力だけじゃ太刀打ち出来ない位に強いっ...!」

ブルック「マ王ってなんだか、お湯を入れたら美味しそうな名前ですよね」

アラレ「マ界の住人は誰しも本能で地球の存在を知っていた...地球の厄介者として切り離された星の記憶...その星から産まれたマ族...」

アラレ「地球への怨みや生存が危ぶまれる環境は、マ界の住人の気性を荒くさせた...同族を殺し、貪り、ひれ伏させる...」

アラレ「やがてその頂点に立つマ王の存在...」

アラレ「その者は同族を率いて、または単独で、引き寄せられるように『地球』にも『第二の地球』に侵略して来たわ」

猫型ロボ「恐いですね...」

努力マン「歴代のマ王達は各々独自の価値観を持ってましたね!」
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/25(土) 12:38:12.00 ID:0JsYbEyzO
スピンちゃん...疲れてる時は飛ばしてしまってたな
安心院さんは使えそうですね
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/10/25(土) 12:56:48.74 ID:oVQIBtdAO
そういや某ど根性なカエルもジャンプだっけ? 寿命どうなんだろあいつ
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/25(土) 12:56:58.21 ID:kBPY5rvfO
アラレちゃんがバラライカで再生される
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