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さやか「これだけは忘れないよ、あんたが悪魔だってことは!」ほむら「えっ」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 20:58:45.00 ID:UvJciMJz0
さやか「忘れないよ優木沙々! あんたが悪魔だってこと!」

沙々「え? な、なんですか貴女いきなり」

沙々「悪魔だなんて失礼じゃないですかぁ」

さやか「誤魔化そうったってそうはいかないわよ!」

さやか「あんたを倒してまどかの記憶を取り戻してやるんだから! てりゃー!」

沙々「ちょ、やめてくださいよぉ、やめ、やめろコラ!!」

ほむら(…………)

ほむら(ガッツリ忘れてる……)

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ミア「歩夢・・・辛かったな・・・」ナデナデ歩夢「ミアちゃん・・・うぅ・・・」 @ 2024/11/22(金) 00:59:47.53 ID:w7bhdEV4O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1732204787/

ちんぽいぬ @ 2024/11/21(木) 22:13:45.60 ID:BuRqeSctO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1732194825/

無くても死にはしないけどある方が安心する気がしないでもない @ 2024/11/21(木) 02:19:47.82 ID:SZfofcdIo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1732123187/

阿笠「KAT-TUN以降のジャニーズはよく分からんのう」 @ 2024/11/21(木) 00:04:50.40 ID:a8SYark2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1732115090/

(安価&コンマ)思春期を殺した少年少女達の・・・(ガンダムW) @ 2024/11/20(水) 23:17:22.83 ID:I72L6dC90
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1732112242/

年中 @ 2024/11/20(水) 08:24:27.00 ID:9YUTh0GSo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1732058666/

■ 萌竜会 ■ @ 2024/11/20(水) 07:19:44.97 ID:8NGj5DR1o
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■ 萌竜会 ■ @ 2024/11/20(水) 07:19:04.43 ID:3CqDwHBKo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1732054743/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 20:59:47.84 ID:UvJciMJz0
沙々「はあはあ……もうっ!! なんなんですかお前は! 私が悪魔とか!!」

沙々「訳わかんないですよ!」

さやか「まだとぼけるつもり!? 往生際が悪いわよ!」

ほむら「……ねえ、美樹さやか? ちょっと良いかしら」

さやか「あ、ほむらじゃん! おはよー♪」

沙々「……どちらさまですかぁ?」

ほむら「初めまして、暁美ほむらよ。宜しく」

沙々「優木沙々ですよぉ。あまり宜しくしたくはないですけど……」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 21:00:34.51 ID:UvJciMJz0
ほむら「美樹さやか。話は聞かせて貰ったわ、貴方は優木沙々が悪魔だと疑ってるのね?」

さやか「疑い、じゃないよ……あたしは確信してるのさ」ドヤァ

沙々「うわぁ」

ほむら「成る程。でも勘違いの可能性もあるんじゃないかしら」

沙々「あ、庇ってくれるんですか?」

さやか「そ、そんなはずないよ! こいつは本当に悪魔なんだって!」

沙々「知りませんよそんなこと! 私が悪魔だって言うなら証拠を見せてくださいよ!」

さやか「何をー!」

ほむら(…………)

ほむら(……いっそ、この子に濡れ衣を着せてしまうのも良いかしら……)
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 21:01:14.37 ID:UvJciMJz0
ほむら「証拠。良いわね、そうしましょう」

ほむら「美樹さやか、優木沙々が悪魔だという証拠を示してみてくれるかしら」

さやか「証拠……う、うーん、急にそんなこと言われても」

沙々「……まさか貴女、何も根拠なしに私を悪魔だとか言ってたんですか?」

さやか「う、うるさいよ! ちょっと黙ってて!」

ほむら「……悪魔の特徴とか、悪魔の癖とか、何か無いの?」

ほむら「それとこの子が一致すれば悪魔だと言う証拠になるんじゃないかしら」

さやか「成る程……」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 21:02:05.87 ID:UvJciMJz0
沙々「ふん、何が悪魔の証拠ですか、しんなものあるわけ……」

さやか「あ! そうだ、それなら!」

沙々「あるんですか」

ほむら「何か思いついた?」

さやか「うん、そーだよ! こいつが悪魔なら……」

さやか「なんかやたらとトマトを投げつけられるのが似合うはずだよ!」

沙々「えっ」

ほむら「……えっ」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/21(火) 21:05:17.27 ID:/votOMSOo
これは期待
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 21:15:24.83 ID:UvJciMJz0
さやか「よーし、そうと決まれば早速トマトをぶつけてやるわ沙々!」

沙々「なな、なんですかそれっ、嫌ですよそんなの!」

さやか「……! そこまで嫌がるということはつまりトマトをぶつけられると不味いってことね!?」

さやか「イコールあんたは悪魔! 証明完了とりゃー!!」

沙々「ちょ、やめ、やめろって言ってんだろコるァ!!」

ほむら「…………」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 21:16:28.50 ID:UvJciMJz0
ほむら「……落ち着きなさい美樹さやか」

さやか「な、何で止めるのさほむら!」

ほむら「止めるのが当たり前でしょう。良く考えてみなさい、公衆の面前でトマトをぶつけられる悲しみを。その辛さを」

ほむら「何か格好良いことを言ってるシーンなのに顔面べちゃべちゃにされて、でも流れ的に我慢して平然としてなきゃいけない苦しみを」

ほむら「そんな恐ろしい思いをさせるなんていけないわ、非人道的よ」

さやか「はっ……確かに……! あたしってばなんて酷いことを……!」

ほむら「分かったなら止めておきなさい、良いわね」

さやか「う、うん……」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 21:17:59.90 ID:UvJciMJz0
ほむら(……なんかつい庇ってしまったわ)

ほむら(これじゃあ濡れ衣を着せてやることが出来ないじゃない)

沙々「はあ……た、助かりました、ありがとうございます」

ほむら「いえ、私は大したことはしてな……」

さやか「あれ? 通りすがりの子供がトマトを持ってるよ」

沙々「えっ」

子供達「…………」

沙々「え、ちょ、ま、なんか私のこと見て」

子供達「Gott ist tot!!」

ベチャ

沙々「ひゃ、あうっ」

さやか「ああっ! 沙々がトマト塗れに!」

ほむら「…………」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 21:18:53.28 ID:UvJciMJz0
沙々「な、なんなんですかあの餓鬼どもは!!」

ほむら「………………ええと、災難だったわね。はいタオル」

沙々「あ、どうもです……うう、お洋服が真っ赤に」

さやか「うーん、トマト塗れになったのは良いけど……」

沙々「良いわけないですよ!」

さやか「良く考えるとこれじゃあ悪魔かどうかなんてわかんないや」

沙々「投げられ損じゃないですか!! 馬鹿にしてるんですか!?」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 21:20:38.29 ID:UvJciMJz0
ほむら「……えっと。トマトはさておき、優木沙々が悪魔だという証拠になるようなことは他にはないの?」

さやか「ううーん、どうだろうなぁ」

沙々「はあ、もう……帰って良いですか? 良いですよね? さっさと着替えたいんで」

さやか「着替え……? あ、そうだ!」

沙々「まだなんかあるんですか」

さやか「分かったよ優木沙々、あんたが悪魔かどうかを確かめる方法!」

さやか「あんたになんかやたら露出度が高い悪魔コスを着せて『愛よ』とか言わせてドヤ顔させれば良いんだよ!」

沙々「えっ」

ほむら「 」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 21:25:04.15 ID:UvJciMJz0
沙々「な、なんですかそれ、頭おかしいんじゃないですかぁ?」

沙々「コスプレして愛を語る? 気持ち悪いですオタ女じゃないですかそんなの」

ほむら「オタ……」

沙々「そんな真似しませんからね、絶対」

さやか「つまり正体がバレることを恐れているということ……? やっぱりあんたは悪魔ってことね! てりゃー成敗!!」

沙々「ああもうまたですか!! やめろボケ!!」

ほむら「…………」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 21:27:27.61 ID:UvJciMJz0
ほむら「……落ち着きなさい美樹さやか」

さやか「な、何で止めるのさほむら!」

ほむら「止めるに決まってるでしょう。ええ決まってるわ。良く考えてみなさい」

ほむら「例えばほら貴女だって舞い上がっちゃって妙な決め台詞を吐いちゃうようなことだってあるでしょ」

ほむら「しかもコスチュームを新調したりなんかしてやる気充分に」

ほむら「でも当時はそれが格好良いと思ってやっちゃうけど後で思い返すと物凄く恥ずかしかったりするじゃない、所謂黒歴史よ」

ほむら「そんなものを人前でリバイバルするなんて拷問よ、人を人と思わない外道のすることだわ。そんなの絶対おかしいわ」

さやか「た、確かに……! 勢い余って技名とか叫んじゃうけど後で死にたくなるくらい恥ずかしくなったことある!」

ほむら「そうね、技名を叫ぶとか痛い変人のすることよね」

ほむら「分かったなら止めておきなさい、良いわね」

さやか「う、うん……」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 21:29:23.63 ID:UvJciMJz0
ほむら(おなかいたい)

沙々「は、はあ……また庇ってもらっちゃってすいません」

ほむら「いえ、私は」

さやか「あ! なんか通りすがりの子供達が扇情的な悪魔コスを持ってダッシュしてきた!」

ほむら「えっ」

子供達「Gott ist tot!!」

沙々「な、なんですかお前たちはっ、ひゃっ、や、やめっ、脱がさないで……嫌ああ!」

ほむら「…………」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/10/21(火) 21:31:32.81 ID:Lians5nRo
>ほむら「そうね、技名を叫ぶとか痛い変人のすることよね」

なにさらりとマミさんディスってるんだ
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 21:31:52.77 ID:UvJciMJz0
沙々「うう……ぐすっ、なんなんですかこの服、肌色面積多すぎですよぉ」

さやか「おー、見事なエロ悪魔コスだね!」

沙々「エロとか言わないでくださいよ!!」

さやか「でも平らだからなんかちょっと可哀想」

沙々「哀れまないでください!!」

ほむら「平ら……」

沙々「あーもうっ、こんな服じゃおウチにも帰れないじゃないですか! 職質か痴漢に会うのは間違いなしですよ!」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 21:35:13.27 ID:UvJciMJz0
さやか「くくく……なら取引と行こうじゃないの、沙々」

沙々「え……」

さやか「あんたがその悪魔コスで『愛よ』とドヤ顔すれば着替えを持ってきてやっても良いわ……」

沙々「なっ!? そそそ、そんなこと出来るわけないじゃないですか!」

さやか「さあどうする? あたしは別に良いんだよ、あんたの恥ずかしいコスプレ写真がネットで出回っても困らないしね……くくく」

沙々「くっ……貴女って最低のクズですよ!!」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 21:39:00.16 ID:UvJciMJz0
さやか「さあどうするの、沙々ぁ?」

沙々「わ、分かりましたよお、言えば良いんでしょう」

さやか「ようし、じゃあ言ってみ?」

沙々「くっ……うう、背に腹は代えられませんし……」

沙々「……あ、愛、ですよ」

さやか「だめだめ、ぜんぜん駄目! もっとドヤ顔で!」

沙々「愛……です」

さやか「足りない! まだドヤが足りないよ! 感情ももっと込めて!」

沙々「ううう……愛ですよぉ」

ほむら(ほっぺ熱い)
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 21:40:42.23 ID:UvJciMJz0
さやか「じゃあ次は『これこそ人間の感情の極み。希望より熱く絶望より深いもの……愛よ』って振り向きながらドヤってみて!」

沙々「ま、まだやるんですかぁ……?」

さやか「良いからほら!」

沙々「ぐすっ……わ、分かりましたよお」

沙々「こ……これこそ人間の感情の極み。希望より熱く絶望より深いもの……愛ですよ!」

織莉子「……えっ、ゆ、優木さん……?」

沙々「あっ」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/10/21(火) 21:42:16.14 ID:P5gdSZlO0
見られたwwwwwwww
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 21:44:17.71 ID:UvJciMJz0
沙々「み、美国織莉子っ、今の、聞いて……!?」

織莉子「え、えと、その、ね? 気持ちは嬉しいのだけれど、でも……」

沙々「は?」

織莉子「貴女が……わ、私を好きなのは分かったけれど、でも……女の子同士でとか良く分からなくて……」

沙々「……はぁあ!? ちょ、な、何勘違いしてるんですか貴女は!」

織莉子「そんな、え、エッチな格好してまで迫ってくれたのに、ごめんなさい……必ずお返事はしますから、す、少し時間を下さい!」

沙々「好きでこんな格好してるんじゃありませんよ!! 待って、話を聞いてくださいよ、もお!!」

織莉子「それじゃあ、ま、またね……えと、さ、沙々……」///

沙々「だから待てって行ってるでしょ!! ていうか満更でもなさそうに名前呼びしないでくださいよ!!」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 21:46:26.59 ID:UvJciMJz0
沙々「あああ、何なんですかこれ、もう取り返しがつかないことになりましたよ……」

ほむら「ええと……どうなの、美樹さやか?」

さやか「うん! やっぱり優木沙々、あんたは悪魔なんだ!」

沙々「何でですか!! 今それどころじゃないですよ!! 何が悪魔なんですか!!」

さやか「いやね、なんか悪魔が白いのに向かって愛を囁いてるのをみたら凄いしっくり来て」

さやか「ああこれはもう悪魔間違いなしだわと思ったわけ」

沙々「白いのに愛を囁くと悪魔ってどういう理屈ですか!!」

ほむら(ちょっと違う)
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 21:49:22.30 ID:UvJciMJz0
沙々「ああもういい加減にしてくださいよっ、私は悪魔なんかじゃありませんから!」

沙々「もう帰らせてください! あと着替えください!」

さやか「あ、そうだ分かった! これさえすれば悪魔かどうか分かるよ間違いない!」

沙々「まだなんかさせる気ですか……」

さやか「まあまあ、これが最後だから。ね、付き合ってよ」

沙々「……仕方ないですね、ここで断って付きまとわれても嫌ですし」

ほむら「それで、何をさせるつもりなの?」

さやか「うん、沙々には何か初対面の子にいきなり抱きついた挙げ句、身に付けていた物をプレゼントして『やっぱり貴女の方が似合うわね』とか意味深なことを言ってもらうよ!」

沙々「変態じゃないですか!!!!」

ほむら「 」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/21(火) 21:56:37.68 ID:79stCEQao
そこまで覚えてるなら全部覚えてろよ!ww
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/10/21(火) 21:58:15.26 ID:Lians5nRo
何故そこまで覚えていて悪魔が誰かを忘れられるんだww
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 22:01:32.51 ID:UvJciMJz0
沙々「そんなの悪魔とか言う以前の問題ですよ! ただでさえ変なコスチュームなのに!」

沙々「おさわりまでしちゃったら完全アウトじゃないですか!!」

ほむら「そうよ美樹さやか。そんなことで悪魔かどうかなんて判断できるわけないわ」

ほむら「良く考えてみなさい。ええと、とにかく酷いわ。いえもう考えなくて良いから勘弁して下さい」

さやか「ううん、間違いないよ。この方法なら間違いない!」

さやか「抱きついて電波発言した結果、ドン引きされれば悪魔なんだよ!!」

沙々「…………!」

沙々「ふむ、成る程、ドン引きされたら悪魔ですか」

ほむら「えっ?」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 22:04:04.06 ID:UvJciMJz0
沙々「じゃあもしも私がその変態行為を働いてドン引きされなかったら、悪魔じゃないと認めてくれますね!」

さやか「勿論だよ!」

沙々「もう金輪際、悪魔だとか変な言いがかりつけないと約束しますね!」

さやか「誓うよ!」

沙々「ようし、なら良いでしょう! やってやります!!」

ほむら「えっ、えっ」

さやか「よくぞ言ってみせた! その勇気、賞賛に価するわ!」

沙々「くふふっ、さあそれじゃあ丁度良い見知らぬ女の子を捜すとしましょうか!」

さやか「応!」

沙々「くふふ……これなら大丈夫、私の洗脳魔法にかかれば……」

ほむら「あ、あのちょっと待って」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/10/21(火) 22:06:54.52 ID:S8WA5ZlE0
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=40231587
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 22:08:04.74 ID:UvJciMJz0
さやか「何さほむら?」

ほむら「ええと、そういうの良くないと思うの」

ほむら「いきなり知らない人に抱きつかれたらきっとショックだわ、トラウマになるわ」

ほむら「そんなの可哀想だわ、やめてあげましょうよ、言ってて私も悲しくなってきたわ」

さやか「いや大丈夫だよ、あたし達で上手くフォローすれば良いし!」

ほむら「いえでも、そんな都合の良い見知らぬ女の子が現れるとは限らないし、延期、せめて延期で」

沙々「あっ、何か通りすがりの子供達が幼女を連れてきました」

子供達「Gott ist tot!!」

なぎさ「ふええ、ここはどこなのですか、なぎさはなんで連れて来られたのですか」

ほむら「待って」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 22:12:36.70 ID:UvJciMJz0
沙々「おお、見知らぬ女の子ですね」

さやか「あの子ならあたし達の知り合いだしフォローもしやすいよ、めっちゃ都合の良い幼女だよ!」

沙々「よーし、それならやってやりますよ!」

なぎさ「あ、さやかにほむら。それに、えと……」

沙々「沙々で良いですよぉ」

なぎさ「沙々、なのですか」

沙々「いきなりですけど、えいっ!」だきっ

なぎさ「ひゃっ、や、やめて欲しいのです、なんで抱き付くのですか!」

沙々「更にリボンを無理矢理プレゼントします!」

なぎさ「あんっ、髪、髪を弄らないでください!」

ほむら(どう見ても暴行だわ)

ほむら(……私もこんな感じだったのかしら)

ほむら(……死にたくなってきたわ)
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 22:14:29.78 ID:UvJciMJz0
沙々「そして……『やっぱり貴女のほうが似合いますね』」きゅぴーん☆

なぎさ「えっ……」

なぎさ「なんだか良く分からないけれど胸がきゅんってしたのです」///

なぎさ「まるで恋の魔法にかけられたみたいなのです」///

ほむら「待って、今、文字通り変な魔法を使ったわ、きゅぴーんて、なにそれズルい」

さやか「ちょっとなぎさ、大丈夫? ドン引きしてない?」

なぎさ「そんなことないのです、むしろ……えへへ」///

さやか「なんてこったい、まさかあんな変態行為をされてもドン引きしないなんて!」

沙々「くふふ! どうですかこれで分かったでしょう、私が悪魔なんかじゃないって!」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 22:16:04.11 ID:UvJciMJz0
沙々「ほら見て下さいよ、この子ってば私に抱かれてこんなに喜んでますよ!」

なぎさ「なぎさは沙々にギュッてされるの大好きなのです」///

さやか「ぐぬぬ、これは認めざるを得ないね……分かったよ、沙々は悪魔なんかじゃ」

織莉子「さ、沙々! 誰なのその女は!!」

沙々「えっ」

さやか「おや?」

織莉子「私というものがありながらそんな幼女に手を出すなんて……酷いわ、浮気者!」

沙々「え、ちょ、待っ、さっきのネタをまだ引っ張るんですか?!」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 22:19:16.39 ID:UvJciMJz0
織莉子「私の沙々から離れなさい!」

なぎさ「嫌なのです、なぎさは沙々と一緒にいるのです!」

沙々「ああもうっ、ややこしくなってきたから離れてくださ……」

キリカ「優木沙々!! よくも織莉子を誑かしたな、殺してやる!!」

沙々「ええっ!?」

マミ「ちょっと貴女! ウチのなぎさちゃんに何をしてるの、離れなさい! さもないと撃つわよ!!」

沙々「誰ですか貴女! 短気すぎやしませんか!」

織莉子「沙々! 私、やっぱり貴女のことが……!」

なぎさ「沙々にゃん大好きなのです!」

キリカ「死ねえええ優木沙々あああ!!」

マミ「なぎさちゃんが他の子のものになるなら……みんな死ぬしかないじゃない!!」

沙々「あーもー! 何なんですかコレぇ!! ちょ、やめ、誰か助けてください!!」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 22:22:19.62 ID:UvJciMJz0
さやか「あ、良く考えたらさ」

ほむら「ええ」

さやか「確か悪魔ってまどかに凄い執着してた気がするんだよね」

ほむら「そうね」

さやか「つまりまどかと縁もゆかりもない沙々は悪魔じゃないってことだよね。いやぁ、もっと早く気が付けば良かったよ」

ほむら「…………そうね」

さやか「それじゃああたしはもう行くね、なんかおなか空いちゃった」

さやか「ほむらはどうするの?」

ほむら「とりあえずまどかに謝りに行くわ……」

さやか「?」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/21(火) 22:25:40.17 ID:fFx+7U2DO
こういうどうでもいい感じのSSほんとすこ
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/10/21(火) 22:26:45.44 ID:UvJciMJz0
くうつかれましたこれにて完結です!
ぶっちゃけオチがいまいちだと思うので誰か別のオチを提案してくれても良いです!
好きなエロゲヒロインはオカリナ・オデッサちゃんです、ありがとうございました!
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/21(火) 22:49:55.81 ID:79stCEQao

沙々は何故こうも不憫な役回りが似合うのか
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [saga sage]:2014/10/21(火) 23:41:46.47 ID:WykpwLDRO
ほむらがまどかに洗いざらい謝る

その流れでまどかが記憶を取り戻して覚醒

抱きついて止めようとするけど、今までの流れで躊躇

まどかが完全覚醒してほむらを悪魔と罵る

さやかが登場して「ほむらが悪魔の訳がない」と力説

ほむらに庇ってもらった沙々も擁護

沙々が擁護したので、織莉子となぎさもほむらを擁護

織莉子となぎさが擁護したのでキリカとマミもほむらを擁護

まどかが涙目で逃走

ほむらが後悔してまどかの力を手放し、世界を元に戻す

まどかがいじけて救済をやめた世界になる

ほむらが絶望して魔女化

その場にいた全員を取り込んで舞台装置の魔女へと成長

まどかを追って、平行世界を探し回る

ほむらループ1周目へ


結論:ワルプルギスの夜を生んだ原因はさやかの勘違い……とか

妄想してたら無駄に長くなったorz
とりあえず乙
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/22(水) 00:03:00.40 ID:G3jglTM2o
キャラdisネタがやや鼻に付いたが、そこそこ面白かったよ
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/22(水) 00:53:39.02 ID:ME1E5ZsNo
これでいい具合にまとまってる気がする。乙。
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/22(水) 03:39:22.03 ID:xexhc26Po
さやかはどの場面にも居合わせてないのに何でデビほむスタイルとか台詞知ってるんだ…?
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/22(水) 03:53:18.33 ID:+L2s3Tsfo
乙。
クラリネッタとかサックスよりもやっぱオカリナだよねってブログ見に行ったらいつの間にか二章正式版出てるじゃねぇか
お陰で気がつけたよありがとう
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/22(水) 07:05:52.91 ID:54+KYFjR0
つまんね
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/22(水) 09:30:25.81 ID:SwnxKAeZo
子供達空気読みすぎワロタ
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/10/23(木) 04:01:15.43 ID:VNlLhCxnO
くそわろた
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