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【ラブライブ】色の無い世界 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/11(火) 03:22:16.96 ID:6Wc95O5Ho
オリキャラ、オリ設定有り

書き溜めほぼ無しなのでゆっくりと書いていきます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1415643726
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/

いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
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こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/

【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/

アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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エルヴィン「ボーナスを支給する!」 @ 2024/04/14(日) 11:41:07.59 ID:o/ZidldvO
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 03:23:20.17 ID:6Wc95O5Ho
『アンコール アンコール アンコール』

会場内に鳴り響く声援を聞きながら私たちは衣装を変えてステージ裏に集まる

私たち9人はお互いに見つめ合いそして頷いた

穂乃果「みんな、行くよ!!」

これが私のスクールアイドルとしての本当のラストステージだ

夢の舞台で夢のようなシチュエーションで私たちは夢を叶える

(これが夢ならお願いだから絶対に覚めないで)
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 03:23:54.55 ID:6Wc95O5Ho
PiPiPiPiPi…

「もう、朝か…」

「少し暖かくなってきたけど朝はまだ寒いわね」

「もうすぐ卒業式かぁ」

「あ、早く準備しないと…」

------------------------------------------------------
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/11(火) 06:08:57.33 ID:Gt/XV9+ro
期待
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/11(火) 20:58:15.93 ID:Gf9PZBVW0
鬱系?
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/12(水) 14:16:36.33 ID:SGSGZ0tso
すいませんがシナリオに致命的なミスがあったので書き直し中です
今晩か明日には投下始めます

内容はそこまで鬱では無いと思います
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/12(水) 15:58:38.40 ID:RDOJlj9To
待ってる
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/13(木) 00:34:24.95 ID:pOgWYLrQo
私は矢澤にこ 音ノ木坂学院に通う3年生 アイドル研究部の部長として活動をしている

今は新しい生徒会長の就任という事で全校生徒と共に講堂に集まっている

理事長の話が終わり一人の少女が舞台の袖から現れた



「みなさんこんにちは」

先ほどまで静まりかえっていた講堂のあちらこちらから歓声が上がる

「この度新生徒会長となりました。スクールアイドルでお馴染み、わたくし高坂穂乃果と申します」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/13(木) 00:34:51.89 ID:pOgWYLrQo
右側に結んだサイドテールを揺らしつつ自己紹介をする彼女

私は彼女の事をよく知っている

音ノ木坂学院にあるスクールアイドル《μ's》のリーダーであり

アイドルの名を冠するもうひとつの部活 アイドル部の部長

そして第一回ラブライブに優勝し この音ノ木坂を廃校から救った英雄である
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/13(木) 00:35:21.96 ID:pOgWYLrQo
「はぁ、今日も暇ね」

広過ぎる部室の中で大き過ぎる机と多過ぎる椅子に囲まれつつ私は呟いた

アイドル研究部と言っても部員は私一人で活動内容もこれといって決まっていない

昔はスクールアイドルとして活動した事もあったがメンバーが一人辞め二人辞め そして今の惨状である

今では部室内の備品の数だけが当時のままの賑わいを残している
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/13(木) 00:35:49.56 ID:pOgWYLrQo
する事も無いので私はパソコンを起動させてネットサーフィンを開始する

ある検索サイトへ行き『スクールアイドル』と入力すれば《μ's》のサイトは1ページ目に出る程の人気のグループとなっていた

昔はここに散々と批判を書いてやったものだが

「今やればファンから総叩きでしょうね」

嫌味と嫉妬が混ざり合った黒い感情を呟くくらいしか今の私には出来なかった
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/13(木) 00:37:21.73 ID:pOgWYLrQo
部室の窓から屋上を見上げるとそこでは毎日のように《μ's》のメンバーが練習をしている

今日もリズム良く叩かれる手拍子に合わせて8人の少女達が汗にまみれながら踊るのが見えていた

アイドル研究部とアイドル部、どうしてここまでの差が付いたのだろうか

灰色の雲の隙間から覗く太陽の眩しさにあてられた私はカーテンを閉め再びパソコンの前に座り込んだ

私がこの部活で身に付けたものはブラインドタッチだけだろうか

そんな事を考えてしまい 自棄になった私はパソコンの電源ボタンを押す

ウォーンとパソコンのファンが止まる音を聞きながら私は背もたれに身体を預けそっと目を閉じることにした
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/13(木) 00:39:14.01 ID:pOgWYLrQo
「……にこ、……にこ、にこったら…」



絵里「もう、にこったらこんなところで寝てたら風邪ひくわよ」

にこ「んっ…あれ?絵里?どうしたの?」

絵里「どうしたのじゃないわよ、朝は穂乃果に文句言ってやるんだって息巻いてたのにもうすぐ下校時刻よ」

にこ「そうだったわ!穂乃果はどこにいるかわかる?」

絵里「さっき生徒会の資料を持って廊下を歩いているのは見たけれど」

にこ「ありがと、さっそく行ってくるわ」

にこ「穂乃果待ってなさい、絶対にラブライブに出場してやるんだから」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/13(木) 00:40:06.37 ID:pOgWYLrQo
にこ 「痛っ、ちょっともう少し優しくしてよ」

ことり「ごめんね、でもちゃんと消毒しないと痕が残ったら大変だし」

絵里 「まったく、顔を怪我するなんて。アイドル失格なんじゃないの?」

にこ 「うっ…仕方ないじゃない。こっちは必死だったのよ」

ことり「でも階段でこけたのに少し擦りむいただけで済んだんだからよかったよ」

絵里 「それに穂乃果もラブライブ出場を決めてくれたわけだし、結果的にはにこの願いは叶ったわけね」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/13(木) 00:40:39.41 ID:pOgWYLrQo
にこ 「何言ってるのよ、まだ予選すらも始まって無いんだから」

にこ 「大変になるのはこれからよ、あんた達もビシバシしごいてあげるから覚悟しなさい!」

絵里 「みんなをしごくのは私の仕事だと思うんだけど」

ことり「あははは」

絵里 「ねぇ、にこ」

にこ 「ん?何よ」

絵里 「にこはアイドルになる事を諦めたこと無かったの?」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/13(木) 00:41:08.20 ID:pOgWYLrQo
にこ 「無いわね」

絵里 「即答できるのね」

にこ 「当たり前じゃない。アイドルは私の夢よ。絶対に諦めないわ」

絵里 「そう…あなたの事少し羨ましいと思うわ」

にこ 「あんたが私を?何でよ?」

絵里 「私は小さい頃に諦めてしまったから…自分の夢を」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/13(木) 00:41:37.70 ID:pOgWYLrQo
にこ 「そんなこと?だったら新しい夢を見つければいいじゃない、別に夢が一つである必要なんて無いでしょ」

にこ 「私だって夢はアイドルだけってわけじゃない。オリコンで1位を取ったりCDをミリオンヒットをさせたり」

にこ 「のちのちは女優になってドラマや映画に出たり…イケメンでお金持ちな相手と結婚して子供を作って幸せな家族を築いて…まあ、夢なんてのはそんな漠然としたものでも良いと思うのよ」

にこ 「それに今叶えなきゃいけない夢は他にあるでしょ」

絵里 「そうね…そうかもしれないわ。にこにこんな真面目な事言われるなんて思ってもいなかった」

にこ 「なっ!あんたやっぱり私の事馬鹿にしてるでしょ」

絵里 「そんな事無いわよ、一緒に夢を叶えるんでしょ。みんなでラブライブに出場して優勝するって夢を」

にこ 「ふんっ!」

ことり(夢…夢か…)
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/13(木) 00:42:28.62 ID:pOgWYLrQo
PiPiPiPiPi…

いつものように目覚ましの音で目を覚ます

眠い目を擦りながらベッドから起き上がった私はいつものように動きやすい格好に着替えて家を後にする

毎朝10分程のランニング これは高校に入りアイドル研究部を立ち上げた時からの日課である

一番始めは1時間目標だったがその後の授業に多大な影響が出たため徐々に短くしていき今の時間に落ち着いた
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/13(木) 00:46:01.37 ID:pOgWYLrQo
必要なのは距離や時間では無く続けること そう思いながらこの3年間続けている

他の部員が辞めた時に私も辞めてしまおうかと考えた

しかしアイドルになるという夢が諦められなくて必死に続けてきたのだ

そう、私は絶対に諦めない アイドルは私の唯一つの夢なんだから

空を見上げるとずっと覆われていた雲の隙間から光が差し込んでいる

その先にはまるで私を応援してくれているように水色に広がっていた
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/13(木) 00:49:51.08 ID:pOgWYLrQo
今日はこれで終わりです
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/13(木) 07:18:25.66 ID:evsB07Buo
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/13(木) 23:48:22.92 ID:pOgWYLrQo
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今日も一人きりの部室で時間を潰してから帰路につく

別に無理に時間を潰しているわけでは無い ただ自分にとってはそれが都合が良かっただけだ

パソコンがあり好きなアイドルの情報が手に入るし

帰りに夕飯の買い物をするのにも安売りが始まってありがたい

家に帰れば家事やら妹たちの世話でプライベートの時間など無いし

部室は私にとって一人になれる貴重な空間なのである
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/13(木) 23:48:53.78 ID:pOgWYLrQo
靴を履き替えて門を出ると風にのって聞こえてくるメロディに気づき私は屋上を見上げた

流石にここからでは屋上の様子は見ることは出来ないがまだ練習を行っていることだけはわかる

ただチヤホヤされているだけのアイドルじゃない

そんな事はどんなファンよりもわかっているつもりだ

わかっているからこそ彼女達と私の違いに胸が締め付けられそうになる

私は風から逃げるように早足で学校を後にした
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/13(木) 23:50:58.77 ID:pOgWYLrQo
夕飯の片付けが終わった後 私はそのままベッドに倒れこんだ

いつもと変わらない1日だったが今日はいつもよりも疲れた気がする

以前に比べて体力が落ちているのだろうか

早朝のランニングだけは欠かしていなかったが筋トレはサボりがちだった事を思い出す

ふと思い立ってベッドの上で腕立て伏せの体勢を取ってみる
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/13(木) 23:54:23.76 ID:pOgWYLrQo
いつだったか誰かに教えて貰った笑顔のままでの腕立て伏せ

「いーーーーーっ……」

最初の数字が言い終わることも一度折り曲げた腕が戻ることも無い

元の体勢に戻ることを諦めた私はそのままベッドにもぐって目を閉じることにした
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/13(木) 23:55:28.54 ID:pOgWYLrQo
絵里 「にこったら、テントの中でまでそのパックをして寝るつもりなの?」

にこ 「ん、何よ?文句あるの?」

絵里 「文句は無いけど…」

にこ 「毎日のお手入れは欠かせないんだから」

絵里 「それよりもさっきは真姫と何を話してたのよ」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/13(木) 23:55:57.08 ID:pOgWYLrQo
にこ 「たいした話じゃないわよ。真姫ったらね…」

真姫 「ちょっと、にこちゃんたら余計なこと言わないでよ」

にこ 「別に恥ずかしがるようなことじゃないでしょ?」

真姫 「私が嫌なの!」

にこ 「もう、相変わらず素直じゃないんだから」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/13(木) 23:56:23.01 ID:pOgWYLrQo
真姫 「そんなこと……にこちゃんが少し羨ましいわ、自分の思ってる事ズバズバ言えて」

にこ 「ズバズバって、私そんなに言ってる?」

真姫 「言ってるわよ。さっきだって私は3年生の事を思って…」

にこ 「だから余計な事考えずに全員の事を思って…」

絵里 (私から見たらどっちも似た者同士なのよね)
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/13(木) 23:56:58.69 ID:pOgWYLrQo
にこ 「あーもう、この話は終わり!真姫、あんたが思ってる事を口に出すのが苦手っていうのなら自分の得意な事で伝えてみなさい」

真姫 「どういう意味よ」

にこ 「案外察しが悪いのね、思いを曲にのせて伝えてみなさいって言ってるの」

真姫 「そ、そんなに簡単に言わないでよ」

にこ 「あんたならできるわよ。あ、もしかして自信無いの〜?」

真姫 「なっ……できるわよ!見てなさい、絶対最高の曲を作ってやるんだから!!」ダッ
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/13(木) 23:57:26.93 ID:pOgWYLrQo
にこ 「あぁ、行っちゃった…こんな時間に出ていって風邪ひかなきゃいいんだけど」

絵里 「ふふっ、部長さんも大変ね」

にこ 「…あんた、やっぱりさっきの話聞こえてたんでしょ」



真姫 「いつもどんな時も全員のために…か」

真姫 「私だけじゃない、みんなの思いを全部のせた曲を作ってみせるわよ」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/13(木) 23:58:32.69 ID:pOgWYLrQo
今朝はいつもの時間よりも少しだけ早く起きた


とくに何か理由があったわけでは無いが偶然に目覚ましよりも先に目が覚めてしまったのだ


顔でも洗おうと洗面所に向かう途中でテーブルに置いた二本のリボンが目に入る


いつからだっただろうか、私がこのリボンを使わなくなっていたのは
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/13(木) 23:59:10.94 ID:pOgWYLrQo

小さい頃に親にねだって買って貰ったのを思い出す


「可愛いね、まるでアイドルみたいだ」


私はリボンを手にとって洗面所へと向かった


頭の少し高い位置にまとめた左右二つのおさげ


鏡に映る私の瞳はリボンと同じく赤く輝いているように見えた
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/18(火) 09:24:44.74 ID:+dsPbztso
今日の授業も終わり 周りの学友達は楽しそうに放課後の予定を話し合っている


私がいつも通りに部室に向かおうとしているとある視線に気がついた


視線の先には少女が3人


彼女達は2年前は同じ部室で笑い合った仲間である


私の視線に気付いた彼女達は目を逸らして教室を出て行く


別に今更以前のように仲良く出来るとは思っていない


それに今考えなければいけないのは別のことだから
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/18(火) 09:25:21.69 ID:+dsPbztso
部室に着いた私はいつも通りにパソコンの電源を入れる


いつもとは違うのは明確な目的があることだろうか


ライブの告知ポスターの作成


2年ぶりだろうか、去年も勧誘のビラやポスターは作ったがライブのポスターはあの時以来だ
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/18(火) 09:25:48.40 ID:+dsPbztso
アイドル研究部を作って最初の文化祭で私達はライブを行った


結果は最悪だった


当然だろう 1曲を歌いながら踊り続けることは簡単では無い


碌な練習もしていなかったのは私たちがまともなパフォーマンスを出きるはずが無かった


そして私は彼女達を責めた 何でもっと真面目に練習をしなかったのかと


それから彼女達が練習に来ることは二度と無かった
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/18(火) 09:26:34.94 ID:+dsPbztso
結局ポスターの良いデザインが浮かばないままいつもより遅い帰宅時間となってしまった


急いで夕飯の材料を買い込んで帰る途中 制服姿の女の子が歩道の真ん中に立ってるのに気がついた


私は彼女の事をよく知っている


音ノ木坂学院にあるスクールアイドル《μ's》のメンバーで名前は…
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/18(火) 09:27:03.44 ID:+dsPbztso
「こんばんは」


「こ、こんばんは」


まさか話しかけられるとは思っておらず思わず声がうわずってしまう


「ライブ するんでしょ?」


「え?」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/18(火) 09:27:36.11 ID:+dsPbztso
まだ誰にも話していないはずなのに何で


「楽しみにしているわ」


そう言いながら彼女は結んだ白い髪を揺らしながら状況に頭がついていかない私を尻目に横を通り過ぎる


「貴方の赤い瞳 とっても綺麗よ」


気付けば周りには誰もおらず空は夜の闇で黒く染まっていた
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/11/20(木) 11:25:35.25 ID:CWEDy+Qr0
これを見てる人は果たしているのだろうか
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/20(木) 12:20:18.32 ID:A3uResNbO
作者乙
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/11/20(木) 14:12:23.39 ID:CWEDy+Qr0
1だけど余りにも反応無いから失敗だったかなと思ってる
文才無いのに変な書き方するもんじゃないな
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/20(木) 15:17:26.39 ID:eVsTrxhzO
見てる
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 20:28:54.86 ID:Fj3p26nzO
見てるよ
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/21(金) 00:08:30.72 ID:NerAIaANo
反応欲しいならラブライブ板で書けばいいよ
他のSSもみんなこんなもんだろ
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/21(日) 04:03:01.65 ID:IbDifqDwo
待ってる
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