他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
SS速報VIP 過去ログ倉庫
検索
すべて
本文
タイトル
投稿者
ID
このスレッドは
SS速報VIPの過去ログ倉庫
に格納されています。もう書き込みできません。。
もし、このスレッドをネット上以外の媒体で転載や引用をされる場合は
管理人までご一報
ください。
またネット上での引用掲載、またはまとめサイトなどでの紹介をされる際はこのページへのリンクを必ず掲載してください。
凛「ふーん、アンタが私のプロデューサー?」 -
SS速報VIP 過去ログ倉庫
Check
Tweet
1 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2014/11/13(木) 19:40:22.63 ID:WZXbMbIM0
モバマスの二次創作。
渋谷凛がアイドルになるお話です。
ご意見、ご感想お願いいたします。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1415875212
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
[
Twitter
]: ID:???
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】
ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。
男「友達一人もいないけど漫画とアニメがあるから毎日充実している」 @ 2025/07/08(火) 00:27:51.33 ID:PBp8RzMcO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1751902071/
【安価】タイトルからあらすじを想像して架空の1クールアニメを作る 2025夏 @ 2025/07/07(月) 02:09:39.53 ID:pv74dAvR0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1751821778/
【安価コンマ】好きと嫌いと異世界と 2 @ 2025/07/06(日) 22:07:29.64 ID:yYA4flIp0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1751807249/
特別じゃない僕へ @ 2025/07/06(日) 21:56:01.37 ID:6gSJ+Xjp0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1751806560/
うんち @ 2025/07/06(日) 16:56:20.22 ID:Yg6kITO0O
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1751788580/
(´・ω・`) @ 2025/07/06(日) 13:23:30.88 ID:IvrgdLBdo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1751775810/
連邦の白い悪魔 @ 2025/07/05(土) 21:58:41.33 ID:r68sEH5L0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1751720320/
安価ダンガンロンパSSを復興させたい @ 2025/07/05(土) 12:27:48.99 ID:p5pl6xro0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1751686068/
2 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2014/11/13(木) 19:40:52.28 ID:WZXbMbIM0
目を開けると、街の雑踏の中にいた。
凛「あれ...ここは原宿だよね?」
何を調べるでもなく私は理解した。
私は、渋谷凛。15歳。
趣味は犬の散歩。
そして、ここで『誰か』を待っている。
凛「(でも、誰を待っているんだろう)」
ボンヤリ考えながら通行の邪魔にならないよう、通りの端に立つ。
通りの向こう側にある本屋では、サイン会が催されているようだ。
名も知らないアイドルのサイン会。
私は、目が離せなかった。
世界はそこしか存在しないかのように私の目は、そこをボンヤリと見つめていた。
何度夜が過ぎただろうか。一回も過ぎていないかもしれない。
相変わらず待ち人はこない。
目の前を巡回中の警察官が通ったが、私など見えないように去っていく。
凛「(どう見ても制服姿なんだけどなぁ...でも、私はここで待ってないと)」
謎の使命感が私にそうさせる。
待ちぼうけが過ぎたのか、時間の感覚が無くなっていた。
太陽は何度のぼり、何度沈んだのだろう。
もしかすると、太陽は一度も昇っていないし、一度も沈んでいないのかもしれない。
ふと、隣を見ると、そこには『私』が立っていた。
私と同じように道の端に立ち、通りの向こうを。本屋のサイン会を眺めている。
すると、『私』もこちらに目を向けてきた。
3 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2014/11/13(木) 19:41:26.84 ID:WZXbMbIM0
言葉を交わすことなく、私と『私』は隣同士で立つことにした。
4つの瞳は、本屋のサイン会を見つめている。
雑踏が止むことは無く、本屋のサイン会も続けられている。
多くのお客さんはいないようだが、少なくもないようだ。
4つの瞳は、一人の男を見つけた。
いや。男が2人を見つけたのかもしれない。
男は、人通りなど存在しないかのように2人の前に立つ。
凛「(この人が、私が待っている人なのかな)」
そう考えていると『私』が口を開いた。
そうして、『私』はその男についていった。
4つの瞳は2つになった。
サイン会は今日も終わらない。
1人になってから幾日か一瞬か経ったある日。
私の目の前にも、スーツを着た男が現れた。
メーカーは分からないが、小奇麗なスーツ。
香水でも使っているのか、彼の匂いを感じる。
凛「(この人だ。私はこの人をずっと待っていた!)」
いわゆる、ティンと来たというヤツなのだろう。
私は『私』と同じように男に言った。
凛「ふーん、アンタが私のプロデューサー?……まあ、悪くないかな…。私は渋谷凛。今日からよろしくね。」
私は、『アイドル』になった。
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2014/11/13(木) 19:42:24.28 ID:WZXbMbIM0
早速、その日にレッスンを行うことになった。
レッスン上には、私の他に10人のアイドルがいた。
髪の長い人。短い人。
メガネをしている人。していない人。
年上の人。年下の人。
凛「色んな人がいるね。プロデューサー。……私、もっと頑張るから。」
身体の底からやる気が湧きあがるのを感じる。
レッスンが始まる。
音楽が流れる。
メロディに合わせ、歌う。
身体が楽器のように高鳴り、自然と踊りだす。
凛「(楽しい…アイドルってこんなに楽しいんだ!レッスンじゃなくて、大きい会場で多くの人に見てもらいたい。多くの人を笑顔にしてあげたい!)」
自然とそんなことを思った。
P「…んっ。凛。」
凛「え。プロデューサー?」
気が付くと、音楽は止み、プロデューサーと私だけがレッスン場にいた。
他の皆は先に帰ったのだろうか。
終了の合図にも気づかないくらい集中していたようだった。
P「今日のレッスンはここまでだ。寮でゆっくり休め。」
凛「プロデューサー、休んでる暇はないよ?私、まだ出来る。」
P「これ以上やっても上手くならないし、休むことも大事な仕事だ。寮に行け。」
凛「わかった。今日は、ゆっくり休むよ。」
そうプロデューサーに言う。
ちゃんと言えたはず。
確信が持てないのは、気が付いたら寮の部屋の前にいたからだ。
どうレッスン場からここまで来たのだろう。
だが、そんなことはどうでもいい。
プロデューサーが休めと指示をくれた。
私は従うだけ。
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2014/11/13(木) 19:43:01.58 ID:WZXbMbIM0
ドアには鍵がかかってなかった。鍵穴すらない。
銀色のノブを回して部屋に入る。
白い部屋に小さい窓。そして、ベッドがひとつ置かれていた。
いつ見たのかわからない。知らないのかもしれない。
だが私は、その部屋をドラマで見た「独房」のようだと感じた。
凛「なにもない…か。よいしょ。」
行儀悪く掛け声を出しながらベッドに腰掛ける。
この部屋には自分しかいないのだから、多少は良いだろう。
ベッドは、柔らかく私のお尻を受け止めてくれる。
レッスンの疲労感が心地よい。
次は、どんな仕事だろうか。
次も、またレッスンだろうか。
そう思いを巡らせていると、ドアが急に開けられた。
凛「きゃっ…もうプロデューサー。ノックくらいしなよ。女の子の部屋だよ。」
P「ん?ああ。すまん。気を付ける。…さて次の仕事だ。仕事というかレッスンだ。レッスン場に来い。」
返事をする暇もなく、私はレッスン場にいた。
しっかりレッスン着にも着替えている。
凛「(まただ、変なの。でも、あの快感を味わえるなら…)」
先ほどのレッスンの疲労感は、いつのまにか無くなっていた。
6 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2014/11/13(木) 19:44:00.44 ID:WZXbMbIM0
レッスン場には、また私を含め11人のアイドルがいた。
そのなかに『私』がいた。
『私』はフリルをあしらった和服のような衣装を着ていた。
凛「かっこいい…青っていうより蒼だね。私もいつかあんなふうになりたい。」
新たに決意を固め、レッスンに臨む。
音楽が流れ、歌う。
でも、先のレッスンのように集中ができない。
私は、私の歌が歌いたい。
でも、『私』の歌がすべてを覆い隠し、消していく。
『私』の歌に耳が奪われた。
『私』のダンスに目が惹かれていく。
私は『私』を無視できない。
『私』の歌はどこまでも華麗で、ダンスはどこまでも綺麗だった。
身体が軽くなる。まるで、『私』の歌に吸い込まれるようだ。
凛「(ずっと聞いていたい。ずっと見ていたい)」
アイドルとして有るまじきことを考えてしまう。
凛「(ダメ!私はアイドル!魅せられるんじゃなくて、魅せていかないと!)」
気が付くと、私は空に浮かんでいた。
空に浮かぶとしか、表現が出来ない。
空から、プロデューサーと『私』を見下ろしている。
レッスン場には、プロデューサーと『私』だけしか存在していない。
私は、『アイドル』じゃ無くなった。
意識が朦朧とする。
まるで夢の中にいるように。
ぬるま湯に浮かぶようにふわふわしている。
凛「(ここは、どこだろう?)」
白い世界をどこまでも、ゆっくりと沈んでいく。
底に身体があたり、優しく跳ねる。
目を開けると、街の雑踏の中にいた。
7 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
:2014/11/13(木) 19:44:35.16 ID:WZXbMbIM0
凛「あれ...ここは原宿だよね?」
何を調べるでもなく私は理解した。
私は、渋谷凛。15歳。
趣味は犬の散歩。
私は、ここで『誰か』を待っている。
-了-
8 :
1
:2014/11/13(木) 19:45:47.08 ID:WZXbMbIM0
乱文失礼いたしました。
HTML依頼だしてきます。
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/11/13(木) 20:00:28.71 ID:3wo4IGvlo
レッスンの餌にされたのか…
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/11/13(木) 20:04:02.70 ID:unYivDch0
かおるのひとか?
あんたの作風好きよ
すっきりしてて読みやすいのに味がある
でも今度からレッスンする度にこのssが頭をよぎりそうで怖い
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sagesaga]:2014/11/13(木) 20:05:54.61 ID:yR4N+oYPO
世にも奇妙な物語みたい
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/11/13(木) 20:28:48.60 ID:bTfwgLVbo
少しくどく感じる
13 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/11/13(木) 21:49:11.62 ID:YqEhKXbHO
やめろよ……編成嫁尽くしでニヤニヤしている人もいるんですよ
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/11/14(金) 06:39:19.39 ID:JE7NEqI9o
育成失敗したやつ書いてた人かな
7.97 KB
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
専用ブラウザ
検索
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)