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王「勇者よ、お前の仲間は安価じゃ!」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/30(日) 15:50:17.99 ID:84aNCSSQ0
王「勇者よ。魔王を倒し世界に平和を取り戻すのじゃ!」

勇者「かしこまりました」

王「お前に同行する旅の仲間は>>2じゃ!」

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小テスト @ 2024/03/28(木) 19:48:27.38 ID:ptMrOEVy0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/zikken/1711622906/

満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1711617334/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1711590867/

旅にでんちう @ 2024/03/27(水) 09:07:07.22 ID:y4bABGEzO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711498027/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:18.81 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459578/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459562/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:25:33.60 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459533/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:23:40.62 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459420/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 15:50:56.00 ID:GCZIqGfEO
変態仮面
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 15:51:11.02 ID:SbY4df8p0
ジエンモーラン
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 15:53:59.17 ID:xXag4BgnO
コナンかと
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/30(日) 16:12:25.74 ID:84aNCSSQ0
王「お前に同行する旅の仲間はそこにおる!」

勇者「……勇者の剣ですか?」

勇者「剣の柄が温かい、これが魔王を討つ力……!」

変態仮面「違う。それは私のおいなりさんだ」

勇者「うわああああああっ!!!!!」

目の前で三転倒立していたのは、パンツをかぶった網タイツの変態だった!

変態仮面「私の名は変態仮面! さあ、共に魔王を成敗しようではないか」

勇者「あ、ああ。よろしく……」



勇者LV.1
変態仮面LV.1


勇者「城下町に着いたぞ」

おばさん「まあ……!」

町娘「イヤー!」

母「こら、見ちゃいけません!」

変態仮面「視線が心地よい……もっと私を見てくれ!」

勇者「前途多難だ……」


直下コンマ判定
12、何事もなく通過
34、馬車に轢かれる
56、チンピラに絡まれる
78、警察に通報される
90、女剣士に遭遇
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 16:13:40.04 ID:q8imMBoDO
くはw
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/30(日) 16:23:53.89 ID:84aNCSSQ0
御者「な、なに!? 馬車の行く先に見るに堪えない奇怪な男の姿がっ!?」

御者「ま、曲がれー!!」

向きを変えた馬車が、変態仮面と距離を置いて歩いていた勇者に突っ込んでくる!

勇者「いい加減にしてくれ、変態かめ―― がぁッッ!!」

変態仮面「勇者ァー! 仕方ない、ここは私が人工呼吸を!」

変態仮面「ええい、仮面が邪魔だ!」ヌギヌギ

男性(変態仮面)「…………あれ? ここは?」


GAMEOVER




王「勇者たちよ。魔王を倒し世界に平和を取り戻すのじゃ!」

勇者「かしこまりました」

変態仮面「変態の恥技、お見せしよう」

王「お前たちに同行する旅の仲間は>>9じゃ!」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 16:26:05.03 ID:a2xgGdovO
騎士
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 16:26:12.67 ID:Jn4stdmRO
大男の首の上から小男の上半身が生えてる魔物

ピグマン
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/30(日) 16:53:23.25 ID:84aNCSSQ0
王「お前たちに同行する旅の仲間はこの大男じゃ!」

勇者「よろし……首が無いっ!?」

現れたのは先住民らしい格好をした、首の無い黒人だった。

変態仮面「これではパンティが被れないではないか!」

首の部分からにょきっと小人の上半身が生える。

勇者「魔王軍のモンスターの間違いではないのか……」

王「彼の名はピグマン子爵」

勇者「子爵……これで貴族なのか……?」

ピグマン「ケケ、ケケケケ」

変態仮面「よろしく頼む。お近づきのしるしにこの下着を進呈しよう」



勇者LV.2
変態仮面LV.2
ピグマンLV.1


勇者「城下町についたぞ」

ピグマン「ケ」

変態仮面「もっと私を見てくれ!」

勇者「町人が逃げていく……!」

変態仮面におののいた馬車が勇者に向かってくる!

勇者「よ、避けられッ……!」

その時、ピグマンが勇者の前に躍り出た!

ピグマンの吹いた火に包まれ、馬車が炎上する!

憐れ、馬車は乗客ごと一瞬にして塵になってしまったのだ!

町人「うわーーっ!!」

商人「逃げろ! 殺されるぞぉー!」

勇者「……くっ、変態仮面、ピグマン、ダッシュだ! 町を抜けるぞ!」


静かな草原。

勇者「もう二度と城下町には戻れないな……」

勇者「ピグマン。助けてくれてありがとう。しかし、町中で火を吹くのはやめてくれ……」

ピグマン「ケケ……」

勇者「それと、変態仮面。変態は町の外だけにしてくれ……」

変態仮面「わかった。しかしモンスターでは物足りないな。存分に変態できる相手を探さねば」


直下コンマ判定
12、何事もなく通過
34、スライムに襲われる
56、キラービーに襲われる
78、落とし穴に落ちる
90、盗賊に襲われる
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 16:54:25.09 ID:SbY4df8p0
ほぁ
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/11/30(日) 17:05:00.28 ID:JD/Yetl10
よかったな変態、思う存分に発揮できるぞ
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/30(日) 17:06:55.37 ID:84aNCSSQ0
盗賊「おい、アンタら。有り金全部置いて行きな。そしたら命だけは見逃してやんよ」

勇者「変態仮面とピグマンを恐れないとは根性のある盗賊だな」

変態仮面「生憎私はパンティしか持っていない。上と下どちらがいいかね?」

ピグマン「ケケケ」

盗賊「うるせぇ! 城下町から出てきた新人冒険者に負けるほど俺様はやわじゃねぇ!」

勇者「確かにまだこちらのレベルは低い。……でも、初期ステータスがまるで違うんだ」

部下「うああああ!!」

悲鳴を聞いて振り返った盗賊が見たものは、ピグマンに蹂躙される十数人の部下たちの姿だった!

盗賊「て、撤退だ……!」

変態仮面「逃がさん」

盗賊「ひっ!」

変態仮面「私の有り“金”を食らえっ!」

盗賊「うべろぐばぁ!!」

変態仮面「成敗ッ!!」



勇者「この世界には、農業の町、修羅の町、骨の町、など多様な町が存在している……」

勇者「ここは>>15の町だな」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 17:08:09.80 ID:z3FIq9x50
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 17:09:41.69 ID:BCDPViuTO
製鉄所
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 17:09:53.14 ID:SbY4df8p0
魔王
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/30(日) 17:19:13.58 ID:84aNCSSQ0
勇者「ここは製鉄所の町だな」

近隣の火山で採れる鉱石の製錬業を中心に発達した町だ。

市営製鉄所の周辺には鍛冶屋や工場が建ち並ぶ。

勇者「今日はここで一泊しよう」

ピグマン「ケケケ……!」

勇者「空気が悪いだって?」

変態仮面「下着をかぶれば悪い空気をシャットダウンできるぞ!」

勇者「ハンカチでいいだろ」


直下コンマ判定
12、何も起こらず一泊
34.空気の汚さにピグマンダウン
56、変態と怪物の来訪に町中が騒然とする
78、魔王軍の刺客が現れる
90、お使いクエストが発生する
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 17:20:37.73 ID:GCZIqGfEO
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/30(日) 17:31:03.89 ID:84aNCSSQ0
空気のきれいな自然豊かな土地で育ち、またLV.1のピグマンにとって、製鉄所や工場から漏れる排ガスは到底耐えられるものではなかった。

そして、宿屋に着くなりピグマンは倒れ伏してしまったのだ。

変態仮面「勇者よ。彼はもう……」

勇者「放っておくわけにいかないだろう!」

変態仮面「私たちの使命は魔王討伐だ。先を急ぐべきではないか?」

勇者「でも、王様が遣わしてくれた大切な仲間だ!」

そうして勇者一行は数日間製鉄所の町にとどまり……

LV.2しかない勇者もまた、寝たきりになってしまった。

変態仮面「2人もパンティをかぶっていれば、こんなことにはならなかったのに……!!」


GAMEOVER




王「勇者たちよ。魔王を倒し世界に平和を取り戻すのじゃ!」

勇者「かしこまりました」

変態仮面「変態の恥技、お見せしよう」

ピグマン「ケケケケ、ケケケケ」

王「お前たちに同行する旅の仲間は>>21じゃ!」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 17:32:38.82 ID:SbY4df8p0
劉備ガンダム
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 17:32:41.54 ID:s/oHDjJAO
女賢者
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 17:32:58.16 ID:FS9vq5yu0
女弓使い
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 17:35:03.06 ID:wXbEVFViO
女賢者さんドン引きっすわー
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/30(日) 18:00:26.16 ID:84aNCSSQ0
王「お前たちに同行する旅の仲間は女賢者じゃ!」

女賢者「初めまして、勇者様」

勇者「やった! ちょっと年上だけど、ついにヒロイン登場だ!」

変態仮面「お嬢さん、君が握っているのは右手ではなく私のムスコだ」

ピグマン「ケケケッ! ケケケケッ!」クビニョキニョキ

女賢者「オボロロロロロ」

勇者「お、女賢者が吐いた! 大丈夫か!?」

変態仮面「さあ、このハンカチを。代わりにお嬢さんのパンティーをいただけるかな?」

女賢者「もう誰も私に話し掛けないでいただけますか!」

王「がんばるのじゃぞー」



勇者LV.3
変態仮面LV.3
ピグマンLV.2
女賢者LV.1


製鉄所の町。

ピグマン「ケケケ……!」

勇者「空気が汚いな……ずっと吸っていたら体を壊しそうだ」

変態仮面「お嬢さんのパンティーを2人に分けてあげるんだ! 早く!」

女賢者「空気浄化の魔法くらいなら使えますけれど……」

勇者「そ、そうなのか。じゃあ頼むよ」

女賢者「勇者様なら構いませんが……その……」

勇者「昼間の盗賊の事、忘れたのか? 女賢者の腕を掴んだ部下をピグマンが倒してくれたじゃないか」

勇者「ピグマンはこんな見た目だけど、優しさと知性を併せ持っているんだよ」

女賢者「分かりました。お2人に魔法をおかけします」

変態仮面「1人忘れちゃいないかい?」

女賢者「あなたは平気でしょう……」


険しい山道。

女賢者「はぁ……はぁ……」

変態仮面「どうした? 疲れているのなら私に捕まるといい」

ずいっと腰を前に出す変態仮面。

女賢者「はぁ……冷凍魔法で、粉砕します、よ……!」

勇者「危険な場所だ。体力を節約しないとな」


直下コンマ判定
12、何事もなく通過
34、頭上から落石
56、足元が崩落
78、ゴーストに遭遇
90、ミニドラゴンに遭遇
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 18:02:08.62 ID:TllVKUxCO
あい
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/30(日) 18:33:49.87 ID:84aNCSSQ0
勇者一行は何事もなく山道を抜けた。

変態仮面「ナニ事もなくヌけた」

勇者「道中雑魚モンスターには遭ったが俺の剣技と変態仮面の拳法、物理攻撃の効きづらいスライムには女賢者の氷魔法とピグマンの炎で難なく突破できた」

ピグマン「ケ」

女賢者「意外とバランスのとれたパーティですね……」

勇者「ここは火山の村か」

女賢者「ここで採れた鉱石が製鉄所の町に運ばれるのでしょうね」

村人「そ、そこにいらっしゃるのは勇者様!」

勇者「ああ。勇者だ」

村人「助けてくだせえ! 近ごろ山道が地殻変動で険しくなり、モンスターも活性化してしまいまして……」

村人「製鉄所の町に鉱石を運べずに困っとるんよ!」

村人「それもこれも、火山にやってきた魔王軍四天王の仕業なんだべ!」

勇者「ということは、火の四天王なのか?」

村人「それが実は……火ではなく、>>28の四天王と聞いてるだ」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 18:35:41.66 ID:FS9vq5yu0
鋼鉄
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 18:35:56.06 ID:7w0VqlDp0
アルピニスト
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/30(日) 18:50:24.88 ID:84aNCSSQ0
村人「アルピニストの四天王と聞いてるだ」

勇者「登山家、なのか?」

村人「山道を険しくしたのもその方が登りがいがあるからだそうで」

女賢者「あまり恐ろしさは感じませんね……」

ピグマン「ケケッ!」

勇者「はた迷惑なだけだな」

村人「意思の疎通もできん。この地にやってきた理由を聞いても、そこに山があったからと要領を得ない答えが返ってきただ」

変態仮面「シンパシーを感じずにはいられないな。そこに人がいれば脱ぐ私と同じだ」

女賢者「四天王怒りますよ」


安価下選択
1.早速挑もう(コンマでアルピニストの四天王のLV判定)
2.一旦保留にしておこう
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 18:51:31.32 ID:FS9vq5yu0
1
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/30(日) 19:47:13.76 ID:84aNCSSQ0
勇者「早速挑もう。苦しむ村人を無視して進むことはできない」

女賢者「勇者様ならそうおっしゃると思っていました」

ピグマン「ケケ」

勇者「魔王の居場所も突き止めたいところだな」

変態仮面「山を愛する変態、ぜひ会いまみえたいものだ」


勇者一行のLV合計9 < アルピニストの四天王LV32


ガラガラガラ

女賢者「イヤアアアア!」

突如足場が崩れ、女賢者は急な坂道を転がり落ちてしまった。

勇者「女賢者ァァァ!! ……畜生、女賢者が……でも、ここで立ち止まる訳にはいかない……!」


高い壁に挟まれた細い岩の道、そこをマグマが流れていた。

勇者「みんな、壁を上るんだ!」

ピグマンが下から勇者を持ち上げ、変態仮面がピグマンを持ち上げる。

ピグマン「ケケケッケ!」

上からピグマンが変態仮面の手を引っ張るも、なんと手袋が抜け、変態仮面は尻もちをついてしまった!

そして、変態仮面がむなしくマグマに飲み込まれる……!

変態仮面「エクスタシィーッ!!」

勇者「変態かめぇぇぇぇん!!!」


ドラゴン「ガァァァァ!!」

勇者「くっ、今の俺では太刀打ちできない……!」

ピグマン「ケケケケケケケ、ケケケケケ」

勇者「ここは任せて、先に行け……? そうだな、もう引き返すなんてできない……!」

ピグマン「ケケケ(あばよ)」


アルピニスト「ヤマハハハハ! まさかここまでたどり着く登山者がいるとは!」

勇者「お前が……アルピニストの四天王だな」

アルピニスト「いかにも! これから俺様は貴様と言う山を登り、より高みを目指すのだッ!」

当然、一人ぼっちの勇者は四天王に負け、登り殺されてしまった……


GAMEOVER




王「勇者たちよ。魔王を倒し世界に平和を取り戻すのじゃ!」

勇者「かしこまりました」

変態仮面「変態の恥技、お見せしよう」

ピグマン「ケケケケ、ケケケケ」

女賢者「私の魔法で精一杯支援します」

王「お前たちに同行する旅の仲間は>>33じゃ!」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/11/30(日) 19:53:56.91 ID:6YibFieG0
先代魔王
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 19:54:13.32 ID:7w0VqlDp0
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/30(日) 21:52:17.32 ID:84aNCSSQ0
王「お前たちに同行する旅の仲間は……」

7w0VqlDp0「儂じゃよ」

勇者「!?」

女賢者「あなたは……?」

7w0VqlDp0「儂は魔王軍、アルピニストの四天王の父じゃ」

勇者「あなたがアルピニストの生みの親……」

7w0VqlDp0「息子を更正させたい……それが儂の志願理由じゃ」

王「というのは冗談でワシじゃ!」

女賢者「ですよね」

勇者「王様は若いころ勇者として名をはせた実力者、同行していただけるのは心強いです!」

王「今ではずいぶん体力も反射神経も落ちてしまったが、まだまだ若造には負けんぞ」



勇者「すまない。今の俺たちではアルピニストの四天王には到底かなわない」

王「アルピニストの父親もおらんからな」

女賢者「もうしばらく辛抱していただけますか?」

村人「しょうがないべな。勇者様でも敵わないなら致し方ありません」



勇者LV.4
変態仮面LV.4
ピグマンLV.3
女賢者LV.2
王LV.1


女賢者「これからどうするのですか?」

勇者「まずは各地を旅して装備と仲間を集めよう」

王「かつてワシが愛用した勇者の鎧があれば一気に強くなれるぞ」

変態賢者「上質なシルクのパンティーを身につければ私も100%の力を発揮できるぞ!」

ピグマン「ケケ、ケケケ、ケケケケケ(俺、装備、特にない)」

勇者「まあ、何かしら手段はあるだろう。行くぞ! 俺たちが次に向かうのは>>35だ!」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 21:53:52.99 ID:L2wucW8Co
武器屋
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/30(日) 22:05:29.75 ID:84aNCSSQ0
勇者「武器屋を訪れたのはいいけど、王様に支給された武器防具を越えるものはないようですね」

王「城下町で一番の鍛冶屋に作らせた特注品じゃからな!」

変態仮面「むむっ、良いものを見つけたぞ!」

女賢者「どうしてそんなものが普通の武器屋にあるんですか……?」


直下コンマ判定
12、小人用グローブ(コンマ十の位で強さ判定)
34、シルクのパンティー(コンマ十の位で強さ判定)
56、若返りドリンク(コンマ十の位で効き目判定)
78、性転換ドリンク
90、対アルピニスト専用爆弾
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 22:06:54.08 ID:MePGxNqVo
うりゃ
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/30(日) 22:15:21.52 ID:84aNCSSQ0
変態仮面「性転換ドリンク! 中々変態的な発想のアイテムじゃないか! 気に入ったぞ!」

勇者「王様がいらっしゃるからお金はいくらでもあるけど、それを一体何に使うんだ」

変態仮面「このパーティには華が少ないと思わないかな?」

勇者「使う相手がいないだろう。ピグマンは性別以前の問題だし、王様はお年だし、女賢者に使ったらいよいよ華が無くなるぞ……ハッ!?」

変態仮面「変態秘技! スプラッシュドリンク!」

勇者「くっ!!」


直下コンマ判定
1234、回避成功
5678、勇者、飲まされる
90、女賢者に当たる
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 22:17:00.04 ID:MePGxNqVo
そらっ
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/30(日) 22:22:07.28 ID:84aNCSSQ0
勇者「ふっ」

勇者は変態仮面の放った液体を間一髪で回避した。

変態仮面「流石は勇者。素晴らしい身のこなしだ」

勇者「いきなり何すんだよ! 次変なことしたら追い出すからな!」

王「残念じゃが、その権利はワシにある」

勇者「くっ……!」

なんだかんだで反射神経が鍛えられ、勇者のLVが5に上がった。



山を越え次の町へやって来た勇者一行。

勇者「この町は……>>42の町らしい」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 22:23:58.56 ID:MePGxNqVo
フリーザ
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 22:24:26.37 ID:VoU9HNw8O
儂のハーレム
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/30(日) 22:36:59.40 ID:84aNCSSQ0
VoU9HNw8O「儂のハーレムの町じゃ」

勇者「7w0VqlDp0さん、じゃない!?」

王「ワシや勇者のハーレムではないのか……!」

VoU9HNw8O「勇者が儂と言ったからのぉ」

女賢者「あの、何の話ですか……きゃあ!」

VoU9HNw8O「この町に来た者はみな儂のハーレムに加わってもらう決まりになっておるんじゃ」

ピグマン「ケケ、ケケケケ(この、外道め)」

変態仮面「お嬢さんを離すんだ!」

王「ワシの国で勝手な真似は許さんぞ!」

VoU9HNw8O「これを見てもそう言えるかな?」

勇者「それは……性転換ドリンク!?」

VoU9HNw8O「儂は『この町に来た者はみな』と言ったのじゃぞ。かっかっか!」

こうして、勇者一行は全員そろってID:VoU9HNw8Oのハーレムに加えられてしまった……


GAMEOVER




王「勇者たちよ。魔王を倒し世界に平和を取り戻しにゆくぞ!」

勇者「かしこまりました」

変態仮面「変態の恥技、お見せしよう」

ピグマン「ケケケケ、ケケケケ」

女賢者「私の魔法で精一杯支援します」

王「ワシらに同行する旅の仲間は>>45じゃ!」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 22:39:04.73 ID:caBRch0c0
筋肉モリモリマッチョマンの変態
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 22:39:11.96 ID:uaNjuZHyo
瓶入り妖精
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 22:39:14.51 ID:NjZkmFnDO
薬剤師
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/11/30(日) 22:39:19.84 ID:dPjwm8jX0
パラガス
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/30(日) 23:07:23.76 ID:84aNCSSQ0
王「ワシらに同行する旅の仲間はこちらじゃ!」

勇者「瓶ですか?」

女賢者「よく見たら中に妖精がいますね」

妖精「うぅん……おはよー」

王「人間とはまた違う強力な魔法を使える逸材じゃ!」

妖精「がんばりますよー」

王「ちなみに彼女にとって大気は毒なのじゃ。くれぐれも瓶を割らないようにせねばならんぞ」

変態仮面「では、私の下着の中に……」

女賢者「却下です」

王「同行させたのはワシじゃ。ワシが持っておこう」



勇者LV.6
変態仮面LV.5
ピグマンLV.4
女賢者LV.3
王LV.2
妖精LV.1


VoU9HNw8O「かっかっか! 儂のハーレムになれい!」

勇者「ここまでか……!」

しかし、VoU9HNw8Oが放った液体は一瞬にして蒸発してしまった!

VoU9HNw8O「な、なんだと……!?」

王「これが妖精の力じゃ!」

妖精「つかれたー。ひとねむりしていいー?」

VoU9HNw8O「かっかっか、こんなこともあろうかとドリンクはもう一本用意しておいたのじゃ! どれ、ここに……あれ? 柔らかいぞ」

変態仮面「それは性転換ドリンクではない。私の性だ!」

VoU9HNw8O「ぎゃああぁ!」

変態仮面「おしおきの時間だ!」


ピグマン「ケケケケケケ?(怪我はないか?)」

女性たち「キャアアアアア! 化け物オオオオオ!」

女賢者「安心してください! 私たちはあなたたちの味方です!」

女性たち「た、助けてくれてありがとうございます……」

変態仮面「悪は滅びた! 私には魔王を倒す使命がある。お嬢さんたちよ、さらば!」

>>50「あ、あのぉ、私たちも!」

>>52「一緒に行ってもいいかしら?」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/30(日) 23:15:23.76 ID:84aNCSSQ0
一旦あげ

安価によってはセリフも変わります
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 23:15:39.36 ID:wAFQLDHSO
ロリ盗賊
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 23:16:33.73 ID:kYW33zb80
性別年齢輪郭があやふやな人
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/11/30(日) 23:19:36.65 ID:1hxvXznfo
ビスマルク
艦これを知ってるなら艦娘、知らないなら鉄血宰相
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/11/30(日) 23:20:55.94 ID:+CV6kWLi0
ガイル
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/11/30(日) 23:56:13.31 ID:84aNCSSQ0
ロリ盗賊「あ、あのっ、わたしも!」

ビスマルク「一緒に行ってもいいかしら?」

変態仮面「もちろん大歓迎だ! さあ、私の胸に飛び込んでおいで!」

女賢者「はいストップ。あなたに決定権はないでしょう……」

勇者「この旅は危険だ。だから、それなりに腕が立つ者しか連れていけない」

女賢者「変態仮面も王様もこう見えて戦闘では頼りになるんです」

王「変態と同列に語られるとは思わんかった」

ピグマン「ケケケケ、ケケケケッケケケケ?(二人は、何があってここに?)」

ロリ盗賊「わたしは元々孤児で、盗賊団のメンバーだったんです。でも数日前、リーダーが変態になってしまって解散したんです」

勇者(変態仮面に成敗された彼か……)

ロリ盗賊「一人で盗賊をすることになって、この町を訪れたら……捕まってしまいました」

ロリ盗賊「わたしは戦えます! それに居場所が無いんです、せめて居場所が見つかるまででもいいので、一緒にいさせてください!」

勇者「はは……断れないな。でも、無茶はするなよ?」

ビスマルク「私は数か月前まで異世界のある国で宰相を務めていた男だったわ」

ビスマルク「だけれど、いつの間にか大砲を背負った軍服姿の小娘になっていたのよ」

女賢者「どこから突っ込めばいいの……?」

ビスマルク「あの男に記憶もだいぶ奪われてしまったけれど、国を統一する意思だけは消えていない」

ビスマルク「元の私を取り戻して国に帰るために貴方たちの力を借りたい。それまでは私も力を貸すわ。どう?」

勇者「戦闘でも戦略でも活躍してくれそうだ……ぜひよろしく頼むよ」

ビスマルク「でもまだLV.1よ。私、元々軍人ではなく文官だもの」


勇者「ずいぶん大所帯になったな……。次の目的地は>>58だ」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2014/11/30(日) 23:57:36.55 ID:84aNCSSQ0
今日はここまで

版権ものは調べるのに時間がかかりますができる限り採用します
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/01(月) 00:05:03.40 ID:yMUgAeWSO
古代遺跡
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/01(月) 00:26:29.65 ID:Mso16syRO
ksk
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/12/01(月) 01:08:41.05 ID:GrQWlfrZ0
大陸を横断する大河
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/01(月) 12:11:13.92 ID:PLsbwrBJ0
勇者一向が森を抜けると、大河の岸に出た。

勇者「この大河は大陸を2つに分けていて、向こう側は隣国の土地だったな」

女賢者「我が国とは歴史的に不仲ですけれど……」

王「今は魔王を倒すために手を組まねばならん。それを分からぬほど隣国の王も愚かではないじゃろう」

ロリ盗賊「で、でもワニがいっぱいいます……! この河を渡るのは危険です!」

ビスマルク「私の出番みたいね」

勇者「戦艦に変形した!?」

ビスマルク「いつの間にかできるようになっていたの。さあ、私に乗りなさい!」

女賢者「全員乗りました。いつでも出航してください」

ピグマン「ケケ、ケケケケケケ?(あれ、動かないぞ?)」

ビスマルク「悪いわね。乗員が多すぎて動かないみたい」

王「ただの張りぼてじゃな」

妖精「あたしがエンジンするー!」


瓶入り妖精の魔法で推進力を得た戦艦ビスマルクは、溢れんばかりのワニたちを蹴散らして進む。

勇者「あれ? 変態仮面、甲板に這いつくばってどうしたんだ?」

変態仮面「……」

ビスマルク「ちょ、ちょっと! やめなさい、変態!」

ロリ盗賊「ガクガクブルブル」

女賢者「ロリ盗賊さん。隙を見せては駄目ですよ。また、何かを掴む際にはその材質をよく確かめてからにしないと泣きを見ますからね」

ロリ盗賊「こ、心得ました……」


無事、勇者一行は隣国へと入ることができた。

妖精「つかれた寝るー」

ビスマルク「変態許さない……私にもっと力があれば」

勇者「ここから先はジャングルだ。気を引き締めて進もう」


直下コンマ判定
12、何事もなく通過
34、ジャングルの村発見
56、怪しい洞窟発見
78、ゾンビに囲まれる
90、パルプンテ(安価)
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/01(月) 12:15:52.46 ID:OuPiSLsDO

洞窟に入る
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