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男「軽音楽をやるんだ!」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 00:03:11.31 ID:FknnrD8DO
安価有り
オリジナル
苦手な人はごめんなさい

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1418223791
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小テスト @ 2024/03/28(木) 19:48:27.38 ID:ptMrOEVy0
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満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1711617334/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1711590867/

旅にでんちう @ 2024/03/27(水) 09:07:07.22 ID:y4bABGEzO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711498027/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:18.81 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459578/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459562/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:25:33.60 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459533/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:23:40.62 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459420/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 00:04:02.91 ID:FknnrD8DO
「ここが……軽音楽部か!」

俺の名前は男!どこかぱっとしない大学一年生だ!

「軽音楽……ふふふ……これで今までのぼっち人生から解放される!」

寂しい学生生活とはおさらばだ!
なんてったって、上京して髪型も変えて服もかっこいいやつにしたからな!

「さぁ!薔薇色の扉を今!」

俺は、期待に胸を踊らせながら、扉を開いた。
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 00:04:54.57 ID:FknnrD8DO
「誰もいねぇぇぇぇ!!何もねぇえ!!?」

部室の中は空っぽだった。

部員どころか楽器すら存在しない。

「えっ、えっ?今日は活動日だよね?」

戸惑いを隠せずに少しの間うろつく。

「ひ、日にちを間違えたかな!」

俺は自分にそう言い聞かせ、部屋をでた。
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 00:05:25.53 ID:FknnrD8DO
「あ、こんにちは!」

すると、なかなかのイケメンに出会った。

「こ、ここ、こんにちは」

俺の馬鹿!化けの皮がはがれてしまうじゃないか!

「軽音楽部の方ですか?」

「い、いえ、新入生です」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 00:05:57.92 ID:FknnrD8DO
「なんだ、タメなのか。おいらは友、よろしく」

イケメンが手を伸ばす。なにをする気なんだ……

「……?握手は嫌かい?」

握手か!そいつは予想外だ!

「よ、よろしく!俺は男ってんだ!」

ギュッと握手、あぁ……友達ってこうやって作るのか……
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 00:06:26.88 ID:FknnrD8DO
「さて、おいらは軽音楽部に入る予定でね。君もだろ?」

「あ、あぁ」

「一緒にいこうじゃないか!」

だ、だめだ!まって!

阻止しようとする俺の手は虚しく空を切り、友は部屋へと入っていった。
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 00:06:53.24 ID:FknnrD8DO
「なんてこったい……」

体育座りの男が2人。

なんてむなしい空間なんだ。

「……2人で軽音やろう?」

「……そうだね」

「「ははは……」」

空気が重い!重すぎるぞ!
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 00:07:27.90 ID:FknnrD8DO
「せめてあと1人ぐらいは欲しいよね」

「そ、そうだなぁ」

ガチャッ

「「!」」

俺と友は急いで立ち上がった。だって先輩かもしれないから。

「こ、こんにちは〜……」

現れたのは前髪がぱっつんな若干地味目な子だった。
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 00:08:02.13 ID:FknnrD8DO
「新入生かい?」

「は、はい〜……」

そして2人は座った。
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 00:08:40.06 ID:FknnrD8DO
「はぁ……」

「廃部ってわけじゃないんだよね?」

「そうみたいですよ〜?」

「そういえば名前は?」

「名前は「地味」です〜」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 00:09:08.42 ID:FknnrD8DO
「じゃあ、今日から君はジミーだ」

「い、いきなりあだなが〜……!」

「なんともほんわかする空間だな」

「そうだね」

「ですね〜」

体育座りが三人、軽音とはなんだったのか。
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 00:09:36.28 ID:FknnrD8DO
何故まだここにいるかって?それは……

ガチャッ

「ボクが軽音楽を作ってやるのさ!」

「こんにちは!私の名前は「筋肉」!さぁ君も名乗って!」

「ボクは「ボクっ娘」だ!」

ほら、また2人迷い込んで来たよ。
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 00:18:42.20 ID:FknnrD8DO
体育座りが4人。腹筋が1人。

ここで一度整理しようか。

俺は男。
髪は黒のワンブロック。

「5人か……」

こいつは友。
青の無造作ヘアーってやつだな。

「はわ〜」

こののんびりしてるのがジミー。
黒のぱっつんだ。なんて名前の髪型かはわからん。
顔は少しかわいい。

「ボクの計画が……」

これがボクっ娘。
茶色のセミロング。結構かわいい。

「マッスル!マッスル!」

最後にこの筋肉が筋肉。
坊主。
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 00:22:40.07 ID:FknnrD8DO
誰と話す?

下1
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/11(木) 00:24:51.97 ID:dWGDOUP/0
ジミー
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 00:42:05.15 ID:FknnrD8DO
男「ね、ねぇ、ジミー」

地「はい〜?どうしました〜?」

男「ジミーはどのパートをやるんだ?」

地「そうですね……ギターとベースは弾けますよ〜」

経験者だったか……
初心者の俺とは大違いだ。

地「どちらかといえばギターの方がいいな〜」

なんてほんわかする娘だ……
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 00:42:37.54 ID:FknnrD8DO
あともう一人くらい話かけよう

下1
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/11(木) 00:52:03.00 ID:4cjwPYcL0
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/11(木) 00:52:38.13 ID:Mara6dD80
筋肉
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 08:26:12.14 ID:FknnrD8DO
男「友は凄いな」

友「なにが?」

男「誰とでも仲良くなって、顔も良くて」

友「そうかなぁ……おいらは男の顔も嫌いじゃないよ?」

男「えっ」ドキッ

ドキッってなんだよドキッって。

俺ホモじゃねえから!違うから!
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 08:30:29.40 ID:FknnrD8DO
ボクっ娘「……ねぇ、あんた達は楽器できるの?」

男「え」

友「まぁいちおう……」

ボクっ娘「じゃあバンド組もうよ!やれるでしょ!」

ボクっ娘「せっかく軽音楽部があるんだから!」

友「……そうだね、やろう」

男「えっ、ちょ」

地「楽しみだな〜、えへへ」

筋肉「構わないぞ!」

男「……え」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 08:35:32.16 ID:FknnrD8DO
友「男はどうする?」

男「え、その、俺」

友「楽器できないんでしょ?」

男「う、うん」

友「これから練習していくか、ボーカルをやるか」

友「それとも参加しないか。どれがいい?」

男「れ、練習する!ボーカルでもいい!」

千載一遇のチャンスがこんな時にくるなんて……

友「よし」

ボクっ娘「5人いれば十分ね」

ボクっ娘「じゃ、担当パートを紙に書いて」

紙?あぁ、見やすく纏めるのかな。
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 08:40:15.76 ID:FknnrD8DO

ボーカル・そのほかは様子見



ギター・ボーカル・サックス


地味
ギター・ベース・ヴァイオリン・ピアノ


ボクっ娘
ドラム・ベース


筋肉
ピアノ・ドラム・三味線
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 13:59:29.99 ID:FknnrD8DO
男「濃いっ!?」

友「どうした男?恋だなんて……」

男「違う!色物パートが多いわ!」

友「これぐらい普通だよね」

地「はい〜」コクン

筋肉「マッスル」コクン

ボクっ娘「え、えぇ、そうだね」コクン

男「マッスルを返事で使うんじゃない!」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 16:20:20.10 ID:FknnrD8DO
友「そういえば……楽器はどうしようか」

確かに、最重要だな。

ボクっ娘「ギターやベースは自分達の楽器とアンプを使えばいいけど……ドラムはねぇ」

筋肉「私はボイパならできマッスル!」

男「ボイパじゃダメに決まってるだろ!」

男「あとお前はなんでそんなことできんだよ!」

男「あと語尾にマッスルをつけてキャラ付けしようとするんじゃないよ!」

ツッコミに回るつもりはないのに……
キャラが濃すぎる……
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 19:54:22.87 ID:FknnrD8DO
地「それなら〜みんなで割り勘とか〜」

男「やっぱりそれが妥当かねぇ」

友「そもそもなんで楽器が無いんだろう」

ボクっ娘「棚とか漁れば出てくるんじゃないかな?」ゴソゴソ

男「容赦なく漁るな……」

ヒラッ

ボクっ娘「お?紙が出てきたよ」

27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 19:57:21.60 ID:FknnrD8DO
楽器は全て卒業ライブの時に壊れちゃったので捨てました
頑張って!新入生達!


男「なんてやつらだ……」

友「ま、まぁ、理由もわかったし、よかった?」

ボクっ娘「よくないわ!」

こんな部員にだけはならないようにしないとな。
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 19:59:05.46 ID:FknnrD8DO
……一日目、終わり……




こんな感じでやっていきます

安価次第でエンディングかわります。
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/11(木) 20:13:28.98 ID:1fA1cIwiO
【選挙に参加してもらうための拡散文章 】

 今度の選挙は大事な選挙です、必ず投票所に行って
 有名・無名な党名に関係なく、その人の今までの行動や思想を調べて
 良いと思う人に投票しましょう! 自分の地区に誰も良い人がいなくても
 その中から順位をつけて、こいつらよりは、マシ・・・な人に投票しましょう!

無投票がなぜいけないのかは、組織票に負けてしまうからです。

 150人分の票の地区があって、悪い人が50人分の票を用意できるとしましょう
 普通なら ●50: ○100で、悪い人の勝ちにはなりません、しかし
 
 ●50(組織票) : ○40 : △60(無投票)だと、悪い人が勝つのです。

 さらに立候補者が多くいる地区だと、○40の票はさらに小さくなってしまいます・・・

☆投票に行く人が増えるほど、組織票を弱体化できます。☆
  他の候補者が、組織票よりたった1票多く取るだけで、悪い人は落選するのです。
 あなたがその決め手の一票を持っている。選挙に行きましょう! 

 白紙票で出すと、売国奴が後から不正に書いてしまうかもしれないので注意 
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/11(木) 20:19:07.01 ID:3NpzI9hmo
まぁいいんじゃない?どうでも
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 21:14:34.84 ID:FknnrD8DO
―二日目―

男「はぁー、楽器屋ってでかいんだな……」

友「場所によってまちまちだよ。まぁ、今回はドラムが目当てだからね」

男「そうだな……ドラムって何が必要なんだ?」

友「じゃあ順を追って探していこうか。説明もしながらね」

男「すまねぇ……」

32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 21:19:12.41 ID:FknnrD8DO
友「まずは「スネア」かな」

男「スネア……小太鼓か!」

友「まぁそんな認識でいいかな」

友「ドラムの要みたいな物で、無いと締まらないね」

友「音は……「ッターン」みたいな感じかなぁ」

男「まぁなんとなくわかるよ」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 21:21:58.00 ID:FknnrD8DO
友「次に「バス」」

男「随分とでかいな」

友「そうだね、これは足で奏でるんだ」

男「蹴るのか!」

友「直接じゃないよ?あそこにあり「ペダル」を使うんだ」

友「ペダルを取り付けて踏むと、なんやかんやあってバスを叩けるんだ」

男「曖昧すぎるだろ」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 21:24:13.94 ID:FknnrD8DO
友「次は「タム」だ」

友「なんかみっつついてるやつだ」

友「一つはフロアタムっていう低音がなるんだ、すごいぞ」

男「説明適当になってないか」

友「気のせいさ」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 21:29:17.97 ID:FknnrD8DO
友「次は「ハイハット」」

友「曲とか聞いてると「チッチッチッ」って音が聞こえるでしょ?」

男「聞こえるな」

友「それがハイハットさ」

友「左足でペダルを踏むと短く「チッ」」

友「踏まないと「シャカシャカ」音がなるよ」

男「左足まで使うのか……」

36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 23:40:14.31 ID:FknnrD8DO
友「あとは「クラッシュ」と「ライド」だね」

友「「シャーン」みたいな音がするよ」

男「多分聞けばわかるんだろう」

友「そうだね、説明が意外と難しいんだ」

友「習うより慣れろ、だ!」

ボクっ娘「終わった?」

友「うん、何かいいものはあった?」

ボクっ娘「あったよあったよ!ほらこれ!」

ボクっ娘「ドラムが一式2500円」

友「やっす!?」

筋肉「その変わり、曰く付きらしいんだ!」

筋肉「まぁでも、音に支障は無い!これにします!」

店員「ぐへへ、まいど!」

男「相談せずに決めやがった!?」
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 23:43:57.16 ID:FknnrD8DO
筋肉「いい買い物をした!はっはっは!」

ボクっ娘「あれ?ジミーは?」

男「そういえば……あ」

男「食い入るようにギターをみてるぞ」

友「そして、手に取った」

男「悩んで……」

男・友「買った!」

ボクっ娘「決断早くない!?」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 23:47:01.62 ID:FknnrD8DO
男「めっちゃにこにこしながらこっちに走ってきたぞ!」

地「えへへ〜買っちゃった〜!」

男「前からほしかったのか?」

地「うん!これはね〜1990年代の………

男「長くなりそう!撤収!」

筋肉「了解だ!えっさ!ほいさ!」

友「なんで手持ちで持って帰るんだろうね!よいさ!」

男「知るか!」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 23:50:02.01 ID:FknnrD8DO
……部室……

男「おぉ!いきなり軽音楽部らしくなったな!」

友「だねぇ……おいら、涙が出そうだよ……」

ボクっ娘「明日から練習できるね!」

筋肉「そうだな!はっはっは!」

地味「置いてかれた……置いてかれました……」グスン

男「すまん、長くなりそうだったから」

帰ってきたのは俺たちより30分遅れだったしな……
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/11(木) 23:51:34.50 ID:FknnrD8DO
友「じゃ、帰ろっか」

ボクっ娘「そうだね」


折角だから誰かと交流を深めようかな
誰にする?

下1
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/12(金) 00:55:38.95 ID:iXvtloAbo
ビルから飛び降りる
最安価不可
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/12(金) 07:55:02.71 ID:UzhRMgODO
誰かと交流を深めようかと思ったけど、やっぱりビルから飛び降りようかな。

男「じゃあみんなお疲れ様!」

俺は急いで近くのビルへ向かった。

………………

今俺は、ビルの屋上に立っている。

「……やっぱ高いな」

下に人が居ないことを確認する。
よし、いないな。

「いくぜよ!」

そして俺は、空へ飛んだ。
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/12(金) 07:57:54.85 ID:UzhRMgODO
ッダーン!

「お、おぉ、いてて、足痺れた……」

「き、きみ、大丈夫かい?」

しまった、人がいたのか……

「だ、大丈夫ですよ」

俺は相手の顔も見ないようにして、立ち去った。
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/12(金) 08:00:22.97 ID:UzhRMgODO
「……ふむ」

「今、あの高さから落ちてきたわけだ……」

「いい体をしてるのかもしれないな」

「ふふっ、君は興味深いやつだな」

「楽しみだよ」

筋肉「男君」




筋肉の好感度が上がった。
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/12(金) 08:02:53.68 ID:UzhRMgODO
…夜(自室)…

男「暇だ……」

暇だし、誰かと連絡を取ろうかな。
誰にする?


下1

今回は男以外の四人から選んでくださいね。
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/12(金) 15:04:57.62 ID:X7HiGHgSO
それでもやっぱりビルから飛び降りる
再安価不可
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/12(金) 16:14:24.93 ID:UzhRMgODO
わざわざIDを変えてまでやってくるとは……

しょうがない、今回は諦めますね。

また今度出直します。
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) [sage]:2014/12/12(金) 16:25:46.72 ID:1jj9c1ga0
筋肉
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/12(金) 23:47:30.70 ID:UzhRMgODO
わかりづらい安価ですみません。
安価少なめでやっていきますね。
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/12(金) 23:52:26.24 ID:UzhRMgODO
男「筋肉にメールでもしてみるか!」

男「暇ならメールしませんか……っと!送信!」

男「暇かなー忙しいかなー……」

ピリリリリ

男「うわっ!?電話きたぞ!?」

男「も、ももしもし!」

筋肉『男君か?筋肉だ』

男「は、はい。そうです」

筋肉『なに、敬語なんて使うんじゃないよ!はっはっは!』

筋肉『君と私は同級生だ!はっはっは!』

テンションがやたら高いな……

筋肉『それで、どうしてメールをしてきたんだい?』
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/12(金) 23:57:51.27 ID:UzhRMgODO
男「暇でし……だったから」

筋肉『暇だから……か』

筋肉『はっはっは!いいじゃないか!友達との交流をはかることは素晴らしいことだ!』

男「ど、ども」

筋肉『暇つぶしということなら、そうだ!』

筋肉『今から私と筋トレでもするかい?』

男「勘弁してくれ」

男「なんでそんなにテンションが高いんだ……」

筋肉『それはだね……いや、秘密だ』

筋肉『はっはっは!また今度教えてあげるさ!』

筋肉『すまないが、そろそろお風呂に入らなくてはならなくてね!』

筋肉『失礼するよ!』

男「わ、わか……切れちゃった」

男「なんだろう……めちゃくちゃ気になるんですけど」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/12(金) 23:59:41.84 ID:UzhRMgODO
筋肉の好感度が上がった
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/13(土) 00:02:16.31 ID:PNaaAu2DO
…三日目…

男「こんちわー」

友「やぁ、こんにちは」

男「おぉ!ギターだ!」

友「ふふっ、いいでしょこれ」

男「Vみたいな形をしてるんだな!」

友「いかついでしょ?」

男「いかつい!」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/13(土) 00:07:27.19 ID:PNaaAu2DO
地「……」スッ

男「これは……ギターより紐が少ないな。ベースってやつか」

地「紐じゃなくて弦だよ〜」

男「黒くてかっこいいな!」

地「えへへ……ありがと〜」テレテレ

ボクっ娘「よぉし!次はドラ

筋肉「キーボードを持ってきてみたよ!はっはっは!」

男「なんか弾いてみてくれ!」

筋肉「よしきた!」

ボクっ娘「ボクは無視か!?」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/13(土) 00:46:23.05 ID:PNaaAu2DO
友「じゃあみんなであわせてみる?」

筋肉「いいぞ!やりたい曲とかはあるかい?」

ボクっ娘「みんなはどれくらい上手いのさ?」

地「」スッ

ボクっ娘「ミュージックプレイヤー?……なになに」

筋肉「その曲は……!」

友「……了解!」

ボクっ娘「……おっけい!よし、じゃあいこうか!」



男「……俺は?」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/13(土) 00:50:50.09 ID:PNaaAu2DO
友「君は観客、座って聞いてくれるかい?」

男「お、おう」

友「それでは聞いてください。おいらたちの初セッション!」


「The Least 100 sec」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/13(土) 00:51:31.00 ID:PNaaAu2DO
参考動画
http://m.youtube.com/watch?v=3JOgnKB8c3g&itct=CCwQpDAYBSITCPTu25PtwMICFYlvWAodNCoAa1IGMTAwc2Vj&hl=ja&gl=JP&client=mv-google
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/13(土) 01:04:05.62 ID:PNaaAu2DO
男「」ポカーン

なんだこれは……

なんだ、こいつらの演奏は……

観客なんて気にせず、自分たちが目一杯楽しんでるだけだ。

それなのに……


なんでこんなに心が逸るんだろう。

なんでこんなに惹かれるんだろう。

伝わってくる、音楽が。世界が。言葉が。

俺も混ざりたい。あの空間に。
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/13(土) 01:11:27.61 ID:PNaaAu2DO
〜♪

友「ふぅ、おしまい」

友「どうだった?」

友「初めて合わせるとは思えないくらい親近感がわく演奏だったんだけど……通じた?」

男「あぁ、通じた。俺も混ざりたいぐらいだ」

友「じゃあ成功だね」
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/13(土) 04:00:07.62 ID:YF/aBlrPo
だーれも書き込んでくれないのに一人でやってて楽しいかい?いいならいいんだ
ただ需要がない時は大人しく引いた方がいいんだぜ
荒らし以外の書き込みしかないのはつまり
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/13(土) 09:03:57.46 ID:PNaaAu2DO
一人いたから折角だしキリが良いとこまでやろうかなって。

あと、言われなくてもわかってるんで書き込まなくていいですよ。
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/13(土) 09:51:56.58 ID:PNaaAu2DO
男「お前らってすごいんだな……この曲、相当難しいよな」

友「……おいらは、ずっと家で楽器弾いてたから」

地「そうなんですか……一緒ですね〜」

ボクっ娘「……」

筋肉「はっはっは!」

なんだこの重たい空気は。

タブーだったのか……?

あと筋肉には空気をよんでもらいたい。
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2014/12/13(土) 10:02:47.97 ID:PNaaAu2DO
男「もしかして……お前らって、ぼっちだった?」

俺がそう問うと、四人がビクンと反応した。

1人は筋肉がビクビクしてるだけかもしれないが。

……ここにいるの、全員が大学デビューか。

通りで変な一体感が生まれるわけだ。

男「お、俺もだから、気にすんな!」

友「いや、それはわかっていたよ」

ボクっ娘「凄くわかりやすかったよ」


この後、一時間凹んだ。
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2014/12/13(土) 10:13:31.20 ID:YF/aBlrPo
言われなくてもわかってるとか親に反抗する子供かよ
今まで書いてきたSSも書き込みしてくれてる人にそんな物言いしてたのか?そりゃ誰も相手せんわ
あ、これもわかってるんだっけ?^^
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/12/13(土) 10:20:41.04 ID:Lxlh1FnF0
>>64
お前のせいで拗ねちゃったじゃねーか
こんなSSだけど頑張って書いてるんだぞ
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