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【仮面ライダー555】乾巧「グール?」カネキ「仮面ライダー555?」【東京喰種】 -
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2014/12/20(土) 23:49:59.75 ID:36CZ5cfY0
・設定が二つの原作と違うことあり
・キャラの性格と変わることあり
・ストーリーがかなり改変されることあり
・雑談は気軽に
ゆったりとやってくのでお願いします
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1419086989
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
[
Twitter
]: ID:???
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もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。
諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714136403/
少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/
渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/
二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/
佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/
全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/
君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/
笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/20(土) 23:51:00.47 ID:36CZ5cfY0
巧「グールねぇ……。オルフェノクといい、物騒な世の中だぜ」
真理「寝てる暇あるなら配達の一つくらいしたらどうなの?」
啓太郎「そうだよたっくん! この時期は特に注文が多いんだから! 少しでも早くお客様のところへ届けないと!」
巧「二人そろって……行けばいいんだろ! 行けばよ!」
真理「全く……」
啓太郎「まぁまぁ、たっくんだって最近はちゃんと仕事してるんだし、ね?」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/20(土) 23:51:17.25 ID:YL/i73J2o
ここかぁ・・・?薄汚いオルフェノクの根城は・・・
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/20(土) 23:51:36.23 ID:36CZ5cfY0
カネキ「そ、それで今度デートに行くことになったんです……」
草加「へえ、よかったじゃないか」
カネキ「いえ、これも草加さんのアドバイスのおかげです! ありがとうございました!」タッタッタ
草加「……なるほどねえ」ニヤッ
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/20(土) 23:52:20.04 ID:36CZ5cfY0
海堂「グールねえ? よく知らねえわ」
木場「よく知らないじゃすまされないよ。彼らは人間を捕食対象としてるんだ。僕たちだって食べられないという保証はないんだ。だから……」
海堂「んなもんぶっ飛ばしちまえばいいだろ! ちょちょいのちょいだぜ!」ドヤァ
木場「……はぁ」
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/20(土) 23:52:43.36 ID:hNLmR/DT0
せめてファイズと東京喰種がどこまで進んだ辺りかも
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/20(土) 23:52:55.57 ID:36CZ5cfY0
結花「か、海堂さん……」
木場(さすがの長田さんもこれには反論するみたいだ……)
結花「か、かっこいいです!」キラキラ
木場「……、」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/20(土) 23:55:03.66 ID:36CZ5cfY0
>>6
喰種は1話から555は社長まだだけど草加はいるんで結構適当です
「きょ、今日はありがとうございました。とても楽しかった、です」
金木は頬をあからめながら、そう言った。
こういう時、草加さんなら気の利いた言葉がすらすら言えるんだろうか。そんなことを考え、自分と比べると急にみじめになる。
(ダメだ……男らしく、決めるところは決める! 草加さんだってそう言ってたじゃないか!)
覚悟を決めるように金木は一瞬だけ口を一文字に結んだ。
「よかったら、また会ってもらえませんか?」
これだけの言葉を言うのに自分はどれだけ苦労したか。情けない自分の今までをほんの少し彩るくらいのことはできたのか。
背中を冷たい汗がつたうのがわかる。
女性は照れ臭そうに眼鏡を直した。
「ええ……いいですよ」
(や、やった!)
漏れそうになる自分の感情を必死に押さえつける。
どちらも、口元はほころんでいた。
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/20(土) 23:55:52.40 ID:36CZ5cfY0
「あ、ええと……」
「私たちって共通点多いですよね。好きな本とか、年齢とか」
「へ? あ、ええ……」
ゆっくりとリゼは金木の胸へと身を預けていく。
自分の鼓動が異常に速まっていく。
(き、聞こえて……るよね)
「私……気付いてたんです。カネキさんが私のこと見てたの」
リゼの手が金木の背中へ回っていく。その手は金木を離さないように。
そして――――
「芝居はその辺にしておいた方がいいんじゃないかな?」
金木にとっては聞きなれた声が響いた。
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/20(土) 23:56:53.21 ID:36CZ5cfY0
「草加、さん?」
「全く……君は人を疑うということを覚えた方がいい。夜中に女性が、たとえ一人でなくともこんな人気のない場所を通るのかな?」
「え……?」
考えてみればおかしい。自分が非力なのは彼女だって察しているはず。家が近いにしても人のいる道を通るのはセオリーというより人として自然な行動だ。
人としては、の話だが。
「く、草加さん……いくらなんでも失礼ですよ。何なんですか、急に出てきたと思ったら……あはは」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/20(土) 23:57:55.04 ID:36CZ5cfY0
さっきまで火照っていた体が急速に冷たくなっていくのを感じた。全く気にもしなかったことを気にしてみると、違和感が大きなしこりになって胸をふさぐ。
「全く……グールといいオルフェノクといい。化け物は人に化けることしか能がないのかな?」
草加は金木から強引にリゼを引き離すと長い髪の根元を乱暴に掴んで顔を突き合わせた。
「フフ……」
リゼは肩を少し震わせて笑った。
「う、嘘だ……リゼ、さんが」
その眼は赤く、眼窩は黒く染まっていた。
「……変身」
草加はあらかじめ装着していたカイザギアにカイザフォンをセットした。
変身音とともに草加の身が仮面ライダーカイザへと変わっていく。
オルフェノクを倒す力がグールに通じるかどうか。
草加さえも不安だった。
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/21(日) 00:00:20.29 ID:V3gPmeUw0
今日は実験的な意味もこめてここまでです。
時系列は書き忘れましたが結構適当です。特に555は気にしなくともいいです。
それと地の文と台本形式を混ぜるのはどちらかに統一した方がいいですか? 変化のリズムが不規則になると思うので読みにくいのならやめます
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/21(日) 00:03:10.50 ID:R0y291Deo
知らん
自分がやりたいようにやれ
読んでる奴は何をどう書いても文句言うぞ
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/21(日) 00:39:37.16 ID:+YJ0H/FNO
乙ー
面白いし、
>>1
がやり易いやり方で進めればいいと思うよ
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/21(日) 00:50:48.94 ID:oZTnwETv0
期待してるやで。
>>1
の書きたいようにかいてどうぞ。
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/21(日) 00:50:51.04 ID:ptZ4a1hpO
期待してるやで。
>>1
の書きたいようにかいてどうぞ。
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/21(日) 00:50:54.41 ID:oZTnwETv0
期待してるやで。
>>1
の書きたいようにかいてどうぞ。
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/21(日) 22:12:12.50 ID:V3gPmeUw0
>>14
ありがとうございます。自分のリズムでやっていきます
投下
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/21(日) 22:12:50.31 ID:V3gPmeUw0
「フフ……なかなか面白いわね、それ。どういう仕組み?」
「さぁな。俺にもよくわからない、ね!」
草加は軽く首を回すと、あいさつ代わりと言わんばかりに拳を一つ振るった。
リゼはそれを自身の背中から伸びる大きな爪で受け止める。
「……ずいぶんと力強いわね」
受け止めた爪はわずかにひび割れのような亀裂が入っていた。しかし、その程度のダメージなど彼女にはあってないようなものだ。
「へぇ、グールにはそんな再生能力もあるのかな?」
「……、」
悠々とした草加に対し、リゼの表情には曇りがある。
(さっきのパンチ……明らかに人間の出せる力じゃない、というか私たちでもあそこまでは……)
何か秘密があるとすればあの思わせぶりな装甲くらいだろう。
ならば力づくで引きはがすまで。
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/21(日) 22:13:25.82 ID:V3gPmeUw0
「私、あなたみたいな人は結構好きよ? ……食べてしまいたいくらい!」
四本の爪がとてつもない速度で草加へと迫る。普通の人間では反応できてもよけることで精いっぱいだろう。
だが、草加は今普通の人間ではない。カイザには一〇〇mを六・三秒で走る素早さがある。
四本の爪をいなすようによけきると、草加は「次は俺の番だ」と少し悪戯っぽくつぶやき、セットされたカイザフォンとカイザブレイガンを素早く操作する。
鈍い音声とともに電子音がこだました。
「!? う、動けな――――」
放たれた黄色い光線がリゼを完全に拘束する。
ブレードを手にした草加の右腕が後ろでしっかりと構えをとっていた。
「やば――――」
言葉は続かなかった。目の前のカイザのフォルムが黄色い閃光となって、リゼの体へと貫くように飛び込んできた。
「――――舐め、るなぁぁぁぁああああ!!」
ほんの一瞬だけリゼの爪と草加のブレードが交錯した。
だが、それはわずかな間だけだった。リゼの体は容赦なく貫かれる。
「な……に、これ」
リゼの爪は砂となってもろく崩れ去り、体からは嫌な電子音が響いた。
「……くそっ!」
リゼは吐き捨てるように叫ぶと、路地裏へ消えていった。
草加はそれをあえて追わずに見送ると、変身をゆっくり解除した。
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/21(日) 22:15:47.23 ID:V3gPmeUw0
カネキ「あの……追いかけなくていいんですか?」
草加「その間に君がまた襲われたら意味がないだろう」
カネキ「そ、それもそうですね……ははは」
草加「とりあえず今日は家に帰った方がいい。俺もついていくよ」
カネキ「あ、ありがとうございます!」
草加「ああ……」
カネキ「……?」
草加(グール、か。ヤツらが変な動きを見せなければいいが……)
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/21(日) 22:16:15.74 ID:V3gPmeUw0
琢磨「なんですか、村上さん。僕一人を呼び出して」
村上「ええ、ぜひともあなたに頼みたいことがあるのです」
琢磨「……北崎さんはともかく、冴子さんも呼ばずにですか?」
村上「いえ、彼女は都合があわなかったようです。別に秘密にする必要はありませんよ」
琢磨「それで頼みごととは?」
村上「グール、という者の存在は知ってますね?」
琢磨「何を突然……知ってはいますが?」
村上「二〇区に『あんていく』という喫茶店があります。……そこはグールの経営する喫茶店です。同時に二〇区におけるグールの食い場などを管理しているようです。彼らのような秩序を持った集団に協力を頂ければベルトの奪還もしやすくなると思いませんか?」
琢磨「なるほど……。しかし、それで効果があるのは二〇区限定なのではないですか?」
村上「厳密に言えば、戦闘の際にグールの力を貸していただく確約が欲しい。こちらからはどんな条件も惜しみません。全てあなたがた『ラッキークローバー』にお任せします」
琢磨「わかりました。……グールですか、面白くなりそうですね」スタスタ
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/21(日) 22:16:38.16 ID:vNxaqHTSo
草加雅人なら大丈夫(震え声)
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/21(日) 22:17:56.13 ID:V3gPmeUw0
リゼ「く、そ……」フラフラ
トーカ「リゼ!? そのケガ……誰にやられたの?」
リゼ「うるさい……。それより店長はどこ?」
トーカ「……奥にいるわよ」
リゼ「……そ、う」フラフラ
トーカ(リゼがあそこまでやられるなんて……いったい誰が?)
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/21(日) 22:20:46.72 ID:V3gPmeUw0
芳村「装甲型の『クインケ』?」
リゼ「ええ……あるの、かしら」ゼェゼェ
芳村「……聞いたことはないが、十一区のジェイソンが嚇子を似たような使い方で戦うという話は聞いたことがある」
リゼ「嘘は……ついてないみたいね」
芳村「こちらも驚いている。君ほどの力を持ったグールがそんな深手を負うとはね。……食べるといい」スッ
リゼ「……こんなんじゃ気休めにもならないわ」モグモグ
芳村(……この程度の傷、彼女なら再生はたやすいはず。もしかすると体内のRc細胞に異常をきたしているのかもしれんな)
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/21(日) 22:22:48.22 ID:V3gPmeUw0
巧「草加? お前、こんなところで何してんだよ」
草加「それはこっちのセリフだ。なぜ君がここにいるのかなぁ?」
巧「……道に迷ったんだよ。それより、こいつは?」
カネキ「ぼ、僕は草加さんの大学の後輩で金木研っていいます!」ペコリ
巧「おう、よろしくな! ……それより草加、何かあったのか? まさかオルフェ――――」グイ
草加「(困るなぁ……不用意な発言は)」
巧「(……? でも襲われたんだろ?)」
草加「(はぁ……察しの悪さは相変わらずだね。とりあえず今は話を合わせてもらおうか)」
巧「(なんだよ、それ)」
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/21(日) 22:24:35.62 ID:V3gPmeUw0
カネキ「あの……どうかしたんですか?」
草加「いや、なんでもない。彼の仕事ぶりがあまりにも情けないから注意しただけさ」
カネキ「は、はあ……」
草加「それより乾くん。さっきこのカネキくんがグールに襲われてね。僕が駆けつけて事なきを得たけど君も気をつけてほしい」
巧「あ、ああ……」
カネキ(乾さんも草加さんみたいに戦ってるのかな……)
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/21(日) 22:26:30.75 ID:V3gPmeUw0
草加「全く……君のせいで余計な苦労をかけられたよ」
巧「……悪かったな」
草加「ああ、オルフェノクはグールとは違い存在が一般に知られてはいないんだ。口に出すときは考えた方がいい」
巧「……、」
草加「それより危険なのはスマートブレインだ。……もしもベルトの奪還のためにグールと手を組まれたら……」
巧「確かに……そうかもな」
草加「君が心配するには及ばないよ。そっちは僕が対処する。……君に任せたってろくな結果にならないだろうからね」
巧「一言余計だ、バカ野郎」
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/21(日) 22:28:06.07 ID:V3gPmeUw0
今日はここまで
ニコ生でブレイドの一挙放送をしてますね
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/21(日) 22:45:08.53 ID:lEKXXi6/O
乙
一般だと生放送入れねぇよ
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/22(月) 02:00:32.07 ID:27NrpHAP0
おつ。
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/22(月) 02:00:32.07 ID:27NrpHAP0
おつ。
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/27(土) 21:59:31.23 ID:fq70N09x0
クリスマスは忙しかった……
投下
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/27(土) 22:00:03.24 ID:fq70N09x0
――――二〇区 喫茶店『あんていく』
芳村「……つまりそのベルトとやらを奪還し、君たちに引き渡せばいいんだな?」
琢磨「ええ。そのかわりにスマートブレインはあなた方が有事の際は支援を惜しみません」
トーカ(……こいつ。普通の人間と匂いが違う?)
芳村「わかった。もし君たちの言う『仮面ライダー』を発見した場合はできるかぎり協力するようにする」
琢磨「ありがとうございます。今度は一人の客としてお邪魔させていただきます。それでは……」
芳村「トーカちゃん。送ってあげなさい」
トーカ「は、はい」
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/27(土) 22:00:38.85 ID:fq70N09x0
琢磨「おや、わざわざ送ってくださるのですか」
トーカ「この辺は私たちが管理しているとはいえ、人が一人で通るには危険な場合もありますから……」
琢磨「フフ……大丈夫ですよ。私はよほどのことがなければグールに食われたりはしない」
トーカ「……?」
琢磨「わからないならいいのです。とにかく私は一人でも大丈夫ですからお店の仕事に戻ってはいかがですか?」
トーカ「は、はあ……(やっぱり変なにおい……)」
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/27(土) 22:01:02.00 ID:fq70N09x0
リゼ「……」フラフラ
海堂「おい! 大丈夫か!? めちゃくちゃ具合悪そうだぞ!?」
リゼ(人間……? フフ、ちょうどいい……)
海堂「と、とにかくな? ほら、こっちにこい! そんで寝てな? よしじっとしてろよ。すぐ救急車を……ん?」ガシッ
リゼ「大丈夫……少し休めばよくなりますから」
海堂「そ、そうかぁ?」
リゼ「はい……その代り、少しだけ介抱してくれませんか?」ギュッ
海堂「お、おおおおおおおおう! 任しとけ!!」テレテレ
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/27(土) 22:01:59.57 ID:fq70N09x0
結花「海堂さん……どこにいったんだろう?」キョロキョロ
木場「まあ、海堂のことだからひょっこり戻ってくるさ」
結花「それもそうですね……ってあれ?」
木場「? どうかしたのかい?」
結花「今……海堂さんと女の人が路地の方に……」
木場(……なぜか嫌な予感がする)
結花「木場さん?」
木場「あ、なんでもない。とりあえず行ってみよう」
結花「は、はい」
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/27(土) 22:02:31.42 ID:fq70N09x0
海堂「お、おい……まだつかねえのか? こんな路地裏まできちまって……」
リゼ「も、もう少しですから……」
海堂(なんか変だな……美人だからいいけど)
リゼ「……」ニヤッ
海堂「? どうかしたか――――」ドスッ
リゼ「フフ……」
海堂「マジかよ……アンタ、まさか――――」ドサッ
リゼ「ホント……男って単純ね」ペロリ
海堂「くそ、グールってマジかよ……(やべえ、意識が……)」
リゼ「ごめんなさいね。久しぶりの食事だから遊ぶ余裕はないの……大丈夫よ。血の一滴まで飲み干してあげるから」
海堂(き、木場……)
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/27(土) 22:03:02.97 ID:fq70N09x0
木場「待て!」
リゼ「……?」
結花「海堂さんを解放してください!」
リゼ「ふーん、人間が私に勝てるとでも?」
木場「……」スゥー
結花「海堂さん、今助けます」スゥー
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/27(土) 22:03:50.79 ID:fq70N09x0
(何……あれ)
リゼは昨日のこともあってか動揺を表情に表した。
二人の顔に何か紋様のようなものが現れたかと思えば、二人とも灰色の怪物に姿を変えたのだ。
あの装甲型の人間とは全く違う。いうなれば自分の嚇子に似たようなもう一つの姿というほうがしっくりきた。
(……、)
今、リゼは満足に戦える状態ではない。嚇子を出すことすらできないほど疲弊している。それでも普通の人間を喰らうことくらいはたやすくできるが、目の前の怪物がどれほどの力を持っているかわからない。
(……仕方ないわね)
リゼは身をひるがえすと、路地裏の奥へ消えていった。
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/27(土) 22:05:50.03 ID:fq70N09x0
木場「海堂! 大丈夫か!?」
海堂「イテテ……動かすなバカ!」
結花「思ったより浅いです。とりあえず出血を止めないと……」
海堂「いいって! こんなもん唾つけりゃ楽勝……う、」
結花「木場さん! 救急車を!」
木場「あ、ああ!」
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/27(土) 22:07:44.66 ID:fq70N09x0
リゼ「く……」ドサ
芳村「……どうやら二度も失敗したようだね」
リゼ「フフ……笑いに来たのかしら?」
芳村「まさか……、見舞いに来ただけだ。食事は置いておくよ」
リゼ(……私がこんな粗食に甘んじるなんて)
芳村「それとね……君がであった怪物はおそらくオルフェノクと呼ばれる人間の進化した存在だ」
リゼ「なーに……それ、」
芳村「死んだ人間は稀にそういった存在としてよみがえるらしい。その力は我々グールにも勝るとも劣らない」
リゼ「フフ……人間って面白いわね」
芳村「そこで、だ。君にうってつけの話があるんだが―――」
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/27(土) 22:10:11.13 ID:fq70N09x0
啓太郎「ふんふふんふふ〜ん♪」ブロロ
啓太郎「ん? あれは……」
モブオルフェノク「お嬢ちゃ〜ん」
トーカ(くそ……こんな人目に付きそうな場所で! これじゃあ戦うわけにも……)
啓太郎「たっくん! おおおお、オルフェノクが!」
トーカ(あいつどっか行ってくんねーかな)イライラ
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/27(土) 22:13:09.03 ID:fq70N09x0
今日はここまで
このスレのリゼはかませ(確信)
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/27(土) 22:15:12.46 ID:aaJwdF3x0
スレタイのカネキがモブ扱い同然なんですが(確信)
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/27(土) 22:25:43.66 ID:Ax0vpSVm0
カネキ君的にはこっちの方が幸せなのかも
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/28(日) 00:14:25.34 ID:kVQ6Elnko
たっくんもカネキも不運な人達だから…
会ったらどんな不幸が起こるか…
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage ]:2014/12/28(日) 03:43:33.09 ID:OAbr3wtEO
主人公はなんだかんだで巻き込まれる。
はず
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/29(月) 21:54:01.08 ID:u6R+tT/50
カネキはモブではない(釈明)
投下
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/29(月) 21:54:51.05 ID:u6R+tT/50
巧「啓太郎!」
啓太郎「たっくん! 急いで! 女の子が……」
トーカ(またなんか来た……ん? まさか――――)
巧「変身!」コンプリート
巧「おらぁ!」ドカッ
モブオルフェノク「うう……!」ヨロヨロ
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/29(月) 21:55:29.12 ID:u6R+tT/50
トーカ(あれが……仮面ライダー。いや、というよりあいつの匂い……店に来たやつと同じような……?)
巧「……」レディー、エクシードチャージ
巧「はぁ! やぁぁぁぁああああ!!」
モブオルフェノク「ぐわぁぁぁぁああああ!!」サァァァ
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/29(月) 21:56:25.47 ID:u6R+tT/50
巧「ふぅ……大丈夫か?」
トーカ「あ、あの……ありがとうございました!」
巧「おう、近頃はグールとかで物騒だから気をつけろよ」
トーカ「は、はい……」
啓太郎「そうだよ! それにさっき君を襲ったのはオルフェ……」
巧「バカ! 余計なこと言うんじゃねえ!」ゴチン
啓太郎「痛た……殴ることないじゃないのさ!」
トーカ「あの……さっきのは?」
巧「あ、ああ。さっきのはよくわかんねえけどこいつオルフェ―ブルって言おうとしてたんだよ。競馬好きみたいでさ」
トーカ(あれ? オルフェ―ブルって引退したんじゃ……)
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/29(月) 21:56:53.00 ID:u6R+tT/50
啓太郎「そ、そうだ! 君名前は?」
トーカ「董香……霧嶋、董香です」
啓太郎「じゃあ董香ちゃん! 家まで送るよ!」
トーカ「え、でも悪いですよ……」
啓太郎「何言ってるのさ! また襲われたらどうするのさ!?」
トーカ「は、はあ……」
巧(またこいつは……)ハァ
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/29(月) 21:57:39.57 ID:u6R+tT/50
啓太郎「へぇ〜、それじゃあトーカちゃん下宿してバイトしてるんだ。えらいね!」
トーカ「そんなことないですよ……あ、そこ右に曲がってください」
啓太郎「まだ高校生なのにね〜、たっくんとは大違いだよ!」
トーカ「たっくん……?」
啓太郎「後ろからバイクでついてきてる人だよ。本当は優しいのに全然、素直じゃないんだ!」
トーカ「は、はぁ……(さっきの仮面ライダーのやつか)」
啓太郎「全く……たっくんは」ブツブツ
トーカ(……うぜぇ)
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/29(月) 21:58:05.36 ID:u6R+tT/50
トーカ「今日はありがとうがざいました」ペコリ
啓太郎「うん! あ、そうだ……僕クリーニング屋をやってるんだ! ここからそんなに遠くないし、よかったら来てよ!」
トーカ「は、はい」
啓太郎「今日はこれから仕事だけど、今度トーカちゃんのお店に遊びにくるね!」
巧「じゃあな!」
トーカ(やっと帰った……ん? あれは……)
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/29(月) 21:58:56.91 ID:u6R+tT/50
カネキ「や、やぁ」
トーカ(こいつ……前にリゼが喰うの失敗したやつ! どうしてここに……)
草加「どうして彼がここにいるか……わかるよね?」
トーカ「……奥へどうぞ。店長はいると思うので」
草加「話が早くて助かるよ……グールさん」
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2014/12/29(月) 21:59:44.62 ID:u6R+tT/50
草加「それにしても驚きだよ。まさかグールの経営している喫茶店があるなんてね。……客もやはりグールなのかな?」
トーカ「……」
草加「ふん、だんまりか。……まあいいけど?」
芳村「トーカちゃん、遅くなったね。……こちらがお客さんかい?」
トーカ「……はい」
芳村「うん、トーカちゃんは仕事に戻ってなさい。私が話しておくから」
トーカ「わかりました」スタスタ
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/29(月) 22:00:43.78 ID:u6R+tT/50
芳村「それで……草加くん、だったかな? 要件は何かな?」
草加「ここにいるカネキ君がこの店の客であるグールに襲われた。……どう考えたってお前たちが糸を引いていたとしか思えない」
芳村「……そもそも私たちがグールであるという証拠は?」
草加「カネキを襲ったグールはここの常連客だった。彼女が世間を騒がしている『大食い』だかなんだかというグールなら同じ店に通い続ける理由がない。相手が人間で自分の正体がばれれば当然、CCGに通報されてしまう。さらにカネキに何のためらいもなく顔を見せている。……考えられる可能性は一つ。この店は彼女に協力しないまでも積極的に妨害するような店でもない。つまりグールが経営している可能性だ」
芳村「……なるほど」
草加「それに二十区は他の区に比べてグールの行動が穏やかだ。秩序ある集団がこの区におけるグールの行動を管理、統制していると考えれば合点がいく」
カネキ(すごい……僕が襲われた経緯だけでここまで推測できるなんて)
芳村「……君の言うとおりだ。私やトーカちゃん、ほかの店員もグールだし、客もグールの比率は高い」
草加「ふん……やはりなぁ。しかし滑稽だ、人を食らうグールがこんな喫茶店を経営しているなんて。これも人間を食べるための作戦なのかなぁ?」
芳村「……違う。我々が食するのは自殺した者などの肉だけだ。不必要に人を襲うようなことはしない」
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/29(月) 22:01:13.61 ID:u6R+tT/50
草加「どうかなぁ? 現にカネキは恋心を利用され食べかけている」
カネキ「そ、そうだ! そんな言葉を信用しろなんて無理ですよ!」
芳村「……」ジロ
カネキ「ひ……」ビクッ
草加「安心しろ。ここでこいつらは派手な行動を起こせない。起こせば居場所がなくなるからな」
芳村(ふむ……彼が例の仮面ライダーか、なるほど……)
草加「……?」
芳村「それで君たちは我々に何を望むのかね?」
草加「……今はないさ、今は……ね。ただ必要があれば協力してもらう。……それからもしもまたカネキが襲われるようなことがあれば……」
芳村「わかった。君たちの条件はできるかぎり受けよう」
草加「話が早くて助かるよ」ニコッ
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/29(月) 22:01:51.26 ID:u6R+tT/50
カネキ「草加さん! すごいですね、グール相手にあんな……」
草加「……あの男。何を考えている」
カネキ「え?」
草加「いや、なんでもない。それより君はできるだけ一人になることは避けた方がいい。またあのグールが来る可能性があるからな」
カネキ「は、はあ……」
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/29(月) 22:03:09.04 ID:u6R+tT/50
亜門「大食いと思わしきグールに襲われた?」
真戸「ええ、どうやら生き残った方がいるようです。これは二つの意味で運がいい。すでに事情聴取の許可はとってあります。……さっそく行ってみましょう。面白い話が聞けるかもしれない」
亜門「わかりました。それで……その被害者は?」
真戸「海堂直也、という青年ですよ」
亜門「……海堂、直也」
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2014/12/29(月) 22:03:48.60 ID:u6R+tT/50
今日はここまで。
そして草加無双、始まる(劇場版)
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2014/12/30(火) 05:38:51.25 ID:BEt1+HBIO
劇場版ってつまり草加は……
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/01/04(日) 21:43:58.41 ID:vzwtx68M0
遅ればせながらあけましておめでとうございます
投下
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/01/04(日) 21:44:32.37 ID:vzwtx68M0
真戸「失礼します。私、CCG上等捜査官の真戸と申します」
亜門「同じく一等捜査官の亜門です」
木場「は、はあ……」
真戸「今回の事件について少々お聞きしたいことがありましてね。……あなた方を襲ったグールの特徴を教えていただきたいのですが」
木場「えっと……女性? でしたね。あと髪が特徴的な赤系統で長髪でした。後は……」
結花「眼鏡もかけていませんでした?」
真戸「なるほど……どのような状況で襲われたのですか?」
木場「連れの海堂が具合の悪そうにしていた彼女を見つけて介抱しようとしたところを不意打ちしたみたいです」
真戸「なるほど……それを偶然見かけ、不審に思ったあなた方が見たところそのような状況だった、と」
木場「ええ」
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/01/04(日) 21:47:01.01 ID:vzwtx68M0
亜門「あの二人、気になるんですか?」
真戸「ええ……どうも不自然だ。大食いにとって一般人などただの捕食対象のはず……一人だろうが三人だろうが……仮に百人きてもそれは同じのはず」
亜門「まさか……彼らもグール?」
真戸「それはないでしょう。医者から直接渡されたカルテでRc細胞の数値が正常であると証明されている……だが、何か引っかかる」
亜門「……運だけではない、と」
真戸「ええ、もしかすると私たちの知らないところで全く別の思惑が動いているのかもしれない……」
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/01/04(日) 21:47:37.19 ID:vzwtx68M0
嘉納「もしもし……村上社長でしょうか。すべて指示通りにしましたよ。彼の細胞サンプルもそちらに届くよう手筈しておきました」
村上『ありがとうございます。こちらも約束通り、あなたの実験の協力を行います』
嘉納「それはありがたい……ところで村上社長。一つだけお伺いしたいのですが」
村上『なんでしょうか?』
嘉納「前社長の花形さんはなぜ解任されたのですか?」
村上『……それはお話できません。しかし、あの方はあなたの実験を否定的にとらえていた。私が社長では不服なのですか?』
嘉納「……まさか。私としてはありがたい限りですよ。それで実験の素体となる人間は?」
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/01/04(日) 21:48:27.81 ID:vzwtx68M0
村上『それに関しては慎重な吟味が必要でしたが……一人、的確な人物を見つけました』
嘉納「……ほう」
村上『オルフェノクではなく純粋な人間でありながらベルト、グールいずれにも近しい人間……一人、いましたよ』
嘉納「その者の名は?」
村上『金木……金木、研』
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/01/04(日) 21:48:55.47 ID:vzwtx68M0
カネキ「はぁぁぁぁああああ……」
ヒデ「どうしたんだよ。そんな溜息ついて」
カネキ「……なんでもない。最近、寝不足で」
ヒデ「ふーん……、まあいいや。それよりまたあの喫茶店行こうぜ! 次こそトーカちゃんに――――」
カネキ(草加さん……リゼさんと、グールと戦ってた。それにあの店の店員もみんなグールだったなんて……。気付くべきだった、グールが自分にとってもっと近い存在であることに……)
ヒデ「おい聞いてんのか!」
カネキ「あ、ごめん……きょ、今日はちょっと用事があるから」
ヒデ「なんだよ……全く」
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/01/04(日) 21:49:29.58 ID:vzwtx68M0
カネキ「はぁ……」トボトボ
冴子「お悩み事……かしら?」
カネキ「え……?」
冴子「フフ……こんなかわいい坊やがこれから化け物になっちゃうなんて。少し同情するわ」
カネキ(な、なんだこの人……)
琢磨「しかし村上さんも人使いが荒い……特別手当でも要求しましょうかね」
カネキ(う、後ろにも!? なんかやばそう……く、草加さんに連絡を)ポチポチ
琢磨「させませんよ!」ドスッ
カネキ「うっ……!」バタリ
琢磨「さあ、早く連れて行きましょう……人目に付くと面倒ですからね」
冴子「ええ……そうね」ナデナデ
カネキ「……」
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/01/04(日) 21:49:59.84 ID:vzwtx68M0
今日はここまで。
よし! これでカネキ君もモブじゃないな!
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/04(日) 22:50:48.93 ID:dOW0o3uSo
あーあ…カネキも不幸に…
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/07(水) 02:08:49.40 ID:D5pLvVOU0
なんて俺得なコラボ 楽しみにしてる
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/11(日) 13:34:54.75 ID:Dlzv7x+60
仮面ライダーと東京喰種はテーマ的にも合ってるよな
555の場合は特に
これ期待するしかないでしょ
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/17(土) 01:28:29.59 ID:5pNM+oVU0
まだ?
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2015/01/24(土) 18:50:53.99 ID:W5usBo7l0
てか喰種が使徒再生されたらどうなるんだろ
喰種とオルフェノクの兼任みたいな感じになるんやろか
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/01/24(土) 21:11:18.48 ID:NKrDX+zx0
喰種でありオルフェノク…
カネキくん原作より不幸になるパターンじゃないですかやだー
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2015/02/01(日) 22:39:31.74 ID:L+PpBxqg0
金木君変身するのかな
アオギリ金木君のオーガとかみてみたい
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage ]:2015/02/02(月) 15:31:08.47 ID:olENCsV40
個人的にはオーガよりもデルタの方が見てみたい
デルタの力に執着する金木とか
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2015/02/02(月) 18:08:17.68 ID:1+bf13uf0
もう俺が適当に書こうか?
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2015/02/02(月) 18:17:15.43 ID:1+bf13uf0
もう俺が書こうか?
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/02/02(月) 18:23:29.44 ID:k9YaO8wNO
乗っ取りは良くないから書きたいなら自分でスレ立てしてください
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/02/03(火) 21:11:56.77 ID:ulai5frB0
>>81
ぜひ
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2015/02/04(水) 00:05:16.39 ID:m5RVxLDy0
>>81
>>1
が生存報告すら寄越さないんだ
もうお前が書いちまえ
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/02/15(日) 18:21:23.83 ID:hzHeXLjcO
たまに思うんだ
エタりそうなSSの続きを書けば
英雄になれるんじゃないかなあって
僕は英雄になりたいんだ
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2015/02/17(火) 17:43:17.32 ID:q0o01FhG0
個人的に什造デルタとか見てみたい
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2015/02/19(木) 23:55:38.56 ID:cY8JHub/0
失踪ばっかやな
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/03/03(火) 21:16:55.38 ID:5ZVgAgya0
誰か新スレ立ててでも書いて欲しいな…。
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2015/03/06(金) 22:45:23.39 ID:SnNlHd9/0
何となく読んでてオルフェノクとグールの性能差が極端で落ち着かない…実は同じレベルだと思ってました。
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/03/07(土) 17:01:57.35 ID:oxIjOWoS0
それはさすがにオルフェノクを舐めすぎだろ
あいつら雑魚でも555世界の設定上戦車砲と同等の威力+色々半端ない毒の攻撃食らってダメージやっと受けるレベルだぞ
北崎とか社長みたいなとんでもねぇのもいるし
まぁオルフェノク研究してた警察に撃ち殺された奴もいたしピンキリだとは思うけどな
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2015/03/07(土) 23:17:05.51 ID:oxIjOWoS0
もう来ないのか
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/03/08(日) 02:05:35.30 ID:+amzYRHY0
ところでグールの正体って一体何なんだろ
オルフェノクと同じで、ある種人類の進化態みたいなもんか?
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