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五月雨「新種の深海棲艦?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆S0cWX1BnB2 [saga]:2014/12/30(火) 10:04:50.49 ID:Q7uxMeohO


提督「いや正確には深海棲艦ではないらしいが、まぁとりあえず新種と呼ぶぞ?」

五月雨「あっはい、それで?その新種ってどんなのなんですか?」

提督「それなんだがな、どうも複数の種類がいるらしいんだが、その全てに共通する点があるらしい」

五十鈴「共通点?」

提督「まず一つは通常兵器がほぼ効かない事」

長月「それは普通の深海棲艦と同じだな」

提督「次に何でも食べるらしい」

鈴谷「食べる?」

提督「草や木から金属まで、それと……人や艦娘も……その」

青葉「食べるんですか?」

提督「らしい……それともう一つ共通点だが」

瑞鶴「まだあるの?」

提督「艦娘の攻撃でも十分な効き目がないらしい」

五・五・長・鈴・青・瑞「「「「「「え?」」」」」」

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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/30(火) 10:15:02.76 ID:Wj4Lk9fm0
ゴッドイーターのアラガミかなんかか?
深海棲艦に間違えられそうなのはシオぐらいしかいないが…
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/30(火) 10:18:42.74 ID:URYZ3ohm0
オリジナルかも知れん
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/30(火) 10:36:07.72 ID:wrtzBNDIO
何でも食べるってカービィぐらいしか思いつかんわ
5 : ◆S0cWX1BnB2 [saga]:2014/12/30(火) 10:39:18.29 ID:9KfPLsXp0


提督「資料によれば、新種の中でもかなり小柄な個体に対し、戦艦四人による砲撃を加えた所、フラついただけでそのまま襲ってきたらしい」

五月雨「戦艦が四人も!?」

提督「その後も砲撃を加え、撃退はしたらしいが、見た目には変化がなくダメージによるものかは不明だそうだ」

五十鈴「小柄ってどの位?」

提督「大きな尻尾が特徴の種類らしいが、その尻尾を含めても3〜4メートルくらいか」

長月「それで小柄と言うことは、もっと巨大なモノもいるのか?」

提督「そうらしい……それとこいつらは地上を歩いてくるそうだ」

鈴谷「海じゃないの?それ本当に深海棲艦?」

提督「初めに言っただろ、正確には違うと、そのうち固有の名称がつくだろうさ、あいつ等はあくまで新種の何かだ」

青葉「それを青葉達に話すって事は、つまり今度から深海棲艦とその新種の両方と戦うんですか?」

提督「あーそれなんだがな、一概にそうとは言えないな」

瑞鶴「どういう事よ?」

提督「その新種達はな……深海棲艦も食べるそうだ」

五・五・長・鈴・青・瑞「「「「「「は?」」」」」」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/30(火) 10:47:58.26 ID:URYZ3ohm0
完全に第三勢力
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2014/12/30(火) 10:53:16.17 ID:fPEzk9Gpo
マッドモンスター何でも喰らう
8 : ◆S0cWX1BnB2 [saga]:2014/12/30(火) 11:00:21.09 ID:9KfPLsXp0


提督「とある鎮守府の艦隊が海で深海棲艦が襲われている所に出くわしたらしい」

五月雨「あれ?さっきは地上を歩くって」

提督「そいつは飛ぶらしい、見た目はドレスを着た女性の姿らしいが、サイズがな……」

五十鈴「どの位なの?」

提督「浮いていた上に戦闘中だから正確ではないが、少なくとも5〜6メートルはあったそうだ」

長月「確かにさっきのが小柄と言われる訳だな」

提督「それで色々と思うところはあったらしいが、深海棲艦に加勢する事にしたらしい、そしてしばらくの戦闘の後撃退したそうだ」

鈴谷「撃退って、深海棲艦と協力しても倒せなかったの?」

提督「動きが鈍くなったりはしていたそうだから、ダメージはあったみたいだが、やはり見た目に変化はなかったそうだ」

青葉「それって何人ですか?」

提督「艦娘六人深海棲艦六人の計十二人だ、それが一斉に攻撃して追い返すのがやっとだったらしい、しかも普段の戦闘の倍以上の弾薬を消費してな」

瑞鶴「倍以上ってなによそれ、そんなのが襲ってきてるの?」

提督「そうだ、因みに追い返した後で深海棲艦達は、こちらの様子をうかがいながらだったらしいが、最後に助かったと言って離脱していったらしい」

五月雨「喋ったんですか!?」

提督「らしいな……まぁそこは今は置いておこう、とりあえず敵の敵は味方、とは言えないが少なくともこの新種をどうにかしないと、俺達も深海棲艦もマズいって事だ」
9 : ◆S0cWX1BnB2 [saga]:2014/12/30(火) 11:15:01.88 ID:9KfPLsXp0


プルルルルプルルルル

提督「はい……はっ?くそっ分かった!」

五月雨「提督?何かあったんですか?」

提督「今話した新種が、この鎮守府に現れたらしい」

五十鈴「ここに!?」

提督「総員戦闘準備!準備出来次第順次迎撃に移れ!ただし敵の排除が難しい場合は即座に離脱せよ!最悪の場合はこの鎮守府を放棄する!」

長月「鎮守府の放棄!?そんな事をするのは」

提督「今は兎に角奴らの情報だ!このまま戦っても勝ち目はない!奴らの事を分析する必要がある、そのためには鎮守府の一つや二つは仕方ないさ」

鈴谷「でもそれは」

提督「それにお前らをそんな奴らにやらせたりはしない!いいな?危険を感じたらすぐに離脱しろ!必ず生き残れ!これは命令だ!」

青葉「司令官……」

提督「作戦は一撃離脱を基本としたヒット&アウェイ!深追い厳禁!安全第一!」

瑞鶴「……分かったわ提督さん」

提督「それでは、総員第一種戦闘準備!」

五・五・長・鈴・青・瑞「「「「「「了解!」」」」」」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/30(火) 11:15:42.88 ID:WnamHIGAO
ゴットイーターっぽいな

今更だが仮にクロスならスレタイにいれといたほうがよかったぞ
11 : ◆S0cWX1BnB2 [saga]:2014/12/30(火) 11:22:43.11 ID:9KfPLsXp0


五月雨「くっこのっ」ドン

????『ギィッ』

五月雨(だめ!全然効いてない……皆とも離されちゃったし、これはマズいかも……)

????『ギャゥッ』バッ

五月雨「きゃっ」ドサッ

????『ギャアッ』

五月雨(あっごめんなさい提督……)

12 : ◆S0cWX1BnB2 [saga]:2014/12/30(火) 11:23:38.73 ID:9KfPLsXp0


  ガキィン
13 : ◆S0cWX1BnB2 [saga]:2014/12/30(火) 11:34:05.89 ID:9KfPLsXp0


五月雨(……あれ?痛く……ない?)

痛みや衝撃がない事に疑問を持ちながら、恐る恐る目を開けた私の目に飛び込んできたのは。

???「大丈夫ですか!?」

女の人の背中でした。

???「喰らえ!」ズバッ

????『ギャアッ』ドサッ

もう一人男の人の攻撃で、さっきまであんなに撃っても倒せなかった新種は、あっさりと倒れてしまいました。

???「ありがとうございますソーマさん」

ソーマ「礼は後だ!来るぞ!」

???「何でこんな所にアラガミが?他の皆はどこに?」

ソーマ「さぁな、俺達だけなのか他の場所にいるのか……どちらにせよまずはこいつらを片付けるぞアリサ」

アリサ「ですね、でも一緒にいたのがソーマさん達で良かったです、コウタだったら頼りない所がありますし」

ソーマ「あいつが聞いたら泣くぞ?」

アリサ「ここにいませんから大丈夫です」

ソーマ「ふん……確かにな、コイツでラストだ!」

私は目の前で起こっている事を理解するのに時間がかかりました、そんな軽口を叩きながら二人は、いともたやすく新種達を殲滅してしまったのです。


これが私達とアラガミとの戦いの始まりでした。
14 : ◆S0cWX1BnB2 [saga]:2014/12/30(火) 11:41:35.26 ID:9KfPLsXp0
とりあえずここまで。
お分かりかもですが、艦これとゴッドイーターのクロスです。
>>10少し思ったんですが敢えて外しました、でも確かに付けた方が良かったかもですね。
因みに艦娘及びGE側のキャラの人選は、完全に自分の趣味とかで選びました、好きキャラが出なくても怒らないで下さい。
ではまた。
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/30(火) 11:51:39.27 ID:7ACmAoBIo
艦娘の存在意義なくね?
アラガミに攻撃通るようにする仕組みあるのかも知れんがGE知らんし
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/30(火) 11:59:04.67 ID:oLnV72YSO
一旦乙です
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2014/12/30(火) 12:28:00.36 ID:Wf70lUlZ0


とりあえずお手並み拝見
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2014/12/30(火) 12:36:49.50 ID:Wj4Lk9fm0
アルペジオコライベントの時も、霧の艦隊にも攻撃通るようにヒュウガがナノマテリアルで砲弾に何かしてくれたっていう設定らしいし、オラクル細胞で細工した砲弾とかでも都合してくれるんだろう。
19 : ◆S0cWX1BnB2 [saga]:2015/01/04(日) 19:09:05.52 ID:z8bB6vfc0
どうも1です。
夜勤まで少しですが書きたいと思います。
艦娘の存在意義は勿論あります、今日はそのあたりまで書ければいいな。

酉これでよかったよな?
20 : ◆S0cWX1BnB2 [saga]:2015/01/04(日) 19:29:33.00 ID:z8bB6vfc0


五月雨「えっと……」

アリサ「あっ大丈夫ですか?怪我はありませんか?」

五月雨「えっあっはい、大丈夫です……あの、あなた達は誰なんですか?」

私がそう言うと、二人は顔を見合わせてから聞いてきました。

アリサ「私達が何か分かりませんか?」

五月雨「え?何って……」

アリサ「ソーマさん、これって」

ソーマ「まさかとは思うが」

?「そのまさかだろうね、恐らく」

声が聞こえた方を向くと、眼鏡を掛けた男の人がこちらに歩いて来ていました。

アリサ「博士!それじゃあここは」

?「あぁ……見たところ自然も沢山残っているし、あそこの建物にはアラガミに捕食された様子もない、対アラガミ用防壁も見当たらないのにだ」

ソーマ「まさかこんな事になるとはな」

アリサ「……異世界……って事ですか?」

五月雨(異世界?)

?「正確にはパラレルワールドとでも言うべきかな?まぁその世界の過去かもしれないが、いずれにしてもここは地球、それも彼女が極東の言葉いや日本語と言った方がいいのかな?
を喋っていることから、ここは日本またはその関係施設と思われる」

五月雨(パラレルワールド?一体この人達は)

?「聞きたい事があるがいいかね?」

五月雨「えっ?」

?「先程君を襲っていたモノを我々はアラガミと呼んでいるが、聞き覚えはあるかな?」

五月雨「いえ……私達はさっきのを新種と呼んでるんですけど」

?「アラガミの存在を知らない、つまり最近アラガミが現れたと言うことか、防壁が無いのも頷けるね」

五月雨「えっと……あなた達は?」

?「おっと失礼、自己紹介がまだだったね、私はフェンリル極東支部技術開発統括責任者兼支部長の、ペイラー・榊だ」

アリサ「クレイドル所属のアリサ・イリーニチナ・アミエーラです」

ソーマ「同じくソーマ・シックザールだ」

五月雨「あっ私は!日本海軍鹿屋鎮守府所属の艦娘、白露型駆逐艦6番艦の五月雨です!」

榊「ふむ丁寧にありがとう、そして艦娘か……どうやらお互いに聞きたい事があるようだね」

五十鈴「五月雨ちゃん!大丈夫!?って誰!?」

榊「……どうやら皆を集める前に、先に自己紹介をしたのは失敗だったかな?」

ソーマ「……知るか」
21 : ◆S0cWX1BnB2 [saga]:2015/01/04(日) 19:46:30.04 ID:z8bB6vfc0


提督「えっと、私がここの提督をしている者です、先程はウチの五月雨を助けていただいたそうで、本当にありがとうございます」ペコッ

アリサ「そんな頭を上げて下さい、私達は当然の事をしたまでですよ」

提督「いえ、皆さんが居なかったら五月雨は……今私に出来るのはこれくらいしかないですから」

ソーマ「……助けたのは偶然だ、俺達がアソコにいたのは偶々だからな……それにそんなに畏まられたら、こちらとしてもやりづらい」

提督「む……分かりました、えっととりあえずまずは自己紹介からかな?皆」

五十鈴「私は長良型軽巡の五十鈴よ」

長月「睦月型駆逐艦の長月だ」

青葉「青葉型重巡の青葉です!」

鈴谷「最上型重巡の鈴谷だよ」

瑞鶴「翔鶴型航空母艦の瑞鶴よ」

アリサ「クレイドル所属のアリサ・イリーニチナ・アミエーラです」

ソーマ「同じくソーマ・シックザールだ」

榊「フェンリル極東支部技術開発統括責任者兼支部長のペイラー・榊だ」

提督「それでは榊さん……あの新種いえ、アラガミというんですか?アレの事を教えていただけますか?」

榊「ふむ……アラガミについて説明するには、まずオラクル細胞について説明しなければいけないね」

提督「オラクル細胞?」
22 : ◆S0cWX1BnB2 [saga]:2015/01/04(日) 20:05:51.68 ID:z8bB6vfc0


榊「そうだね、簡単に説明すればオラクル細胞というのは、それ自体が一つの生命体となっている細胞なんだ、そしてあらゆるモノを捕食しその性質を取り込む事が出来る」

五月雨「性質を取り込む?」

榊「例えば鉄を捕食すれば鉄のように固く金属質に、生き物を捕食すれば毛皮のような皮膚と動物的な肉体に。
更には熱い所に居れば熱に強く、寒い所に居れば冷気に強くなる、と言った具合だね」

五十鈴「どんな場所にも、物にも適応出来るって事かしら?」

榊「まぁそう考えてもらって構わないよ、そしてアラガミと言うのはこのオラクル細胞が集まって出来たモノ、つまりは群体生物というわけだ」

長月「群体生物……つまりそのオラクル細胞を全部潰さなければ、奴らは倒せないと言う事か」

榊「そうでもないさ、アラガミ達はそれぞれコアと呼ばれる部位がある、このコアを中心としてオラクル細胞がアラガミを形作っているんだ」

瑞鶴「じゃあそのコアを破壊すれば、アラガミを倒せるのね」

榊「そういう事だね、まぁ最もコアは肉眼では確認出来ないし、通常の攻撃では捕食されてしまうからアラガミを倒すのは、ほぼ不可能と言える」

鈴谷「じゃあ二人はどうやって倒したの?」

榊「アラガミを倒す唯一の手段、それがこの神機さ」

青葉「神機ですか?一体どういう仕組みの武器なんですか?」

榊「そうだね、簡単に言えばオラクル細胞によって作られた武器、端的に言ってしまえば人工的に作られた小型のアラガミだ」

提督「アラガミ?その武器がですか?」

榊「アラガミには通常の武器は効かない、ならば同じオラクル細胞で出来た武器ならどうか、と当時の技術者達は考えたわけだ。
そして実際に効き目があり、そこから改良を重ねて出来たのが彼等の持つ神機と言う訳さ」

提督「なる程」
23 : ◆S0cWX1BnB2 [saga]:2015/01/04(日) 20:56:33.82 ID:ElfpTn0JO


榊「まぁ簡単に説明すればこんな所かな?詳しく説明したい所ではあるが、こちらとしても君達に聞きたい事がある、何より時間をかけ過ぎるのは良くないだろうしね」

提督「ですね、聞きたい事と言うのはやはり」

榊「艦娘について、そして彼女達が本来戦っている相手について……かな?」

提督「!何故分かりますか?」

榊「簡単な事さ、我々のいた世界には艦娘と呼ばれる存在の記述は一切ない、そして五月雨君の攻撃はアラガミに対してダメージを与えているようには見えなかった、更にアラガミを新種と呼んでいた。
つまり彼女達は何か別のモノと戦っている、そしてアラガミを暫定的にそれらの新種として位置付けていると、私は考えた訳さ」

提督「……凄いですね、その通りです……彼女達艦娘は、深海棲艦と唯一戦う事の出来る存在なんです」

アリサ「深海棲艦?」

提督「彼等がいつ生まれたのか、どこから現れたのか、何も分かってはいません、彼等はある時急に海の底から現れて我々を攻撃してきました」

ソーマ「海から……どんな奴らだ?」

提督「見た目は様々です、人間のような姿をした者や、人型の異形、完全に人とは違う形をしたものまで様々です、共通しているのはおおよそ人と同じくらいの大きさな事でしょうか」

榊「アラガミとは全く異なるね、アラガミは強力なモノほどサイズが大きくなる傾向がある、まぁ例外も勿論あるけどね」

提督「深海棲艦もある程度は大きさや武装で判別出来ますけどね、駆逐艦と比べて戦艦などは体や艤装が大きい場合がほとんどです、まぁそれでもせいぜい2メートルちょっとくらいですが」

榊「ふむ……」

提督「そして彼等には通常の兵器がほぼ無意味です、人間と変わらないサイズの相手に正確に攻撃出来る兵器は少ないですし、仮に当てれてもまるで意に介さずに攻撃してきます」

アリサ「その辺はアラガミと同じですね」

提督「そんな深海棲艦達に人間は負け続け、どんどん追い詰められていました!そんなときに現れたのが艦娘と、それを生み出した妖精です」

榊「妖精?」
24 : ◆S0cWX1BnB2 [saga]:2015/01/04(日) 21:03:16.68 ID:ElfpTn0JO
良いところなのに……今日はここまでで。
書きたい所まで行けなかった……ではまた。

榊の自己紹介めんどいです……。
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/04(日) 23:30:35.06 ID:Tw6XJFhZO
おつ
26 : ◆S0cWX1BnB2 [saga]:2015/01/05(月) 06:32:07.35 ID:iSV/tPCCO
夜勤明けの遠征中です、何故家の子は寒がらないんだろう?
小型犬は寒さに弱いと聞いたのに、普通に雪の上とか走るもんなぁ。
とりあえず遠征から帰ったら少し書きます。
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/05(月) 07:24:25.33 ID:7Km+uSDbO
ゴッドイーターの偏食因子をどうにかしないと…
28 : ◆S0cWX1BnB2 [saga]:2015/01/05(月) 07:44:55.27 ID:JZq4vSoSO
どうも1です。
ぼちぼち書きます。
29 : ◆S0cWX1BnB2 [saga]:2015/01/05(月) 08:19:59.66 ID:v0v+SI/pO


提督「はい、こんな小さないわゆる小人なんですが、彼等は不思議な力を持っていて、艦娘やその装備なんかをあっという間に造ってしまうんです」

榊「ほぅそれは興味深い」

提督「そして彼等と艦娘のお陰で人類は深海棲艦を何とか押し返している所です」

榊「なる程、そうしているウチに思わぬ横槍が入った形になったわけだね?」

提督「そうですね、アラガミ達は我々は勿論、深海棲艦達も捕食しようとしているらしいですから」

榊「ふむふむ……なる程、これで大体の所は理解できたよ、しかし一つ気になるんだが、アラガミに襲われて無事にすんでいるのかい?」

提督「そうですね……無事とは言えませんが、何とか追い返す事は出来ます」

榊「追い返す?艦娘がかい?」

提督「はい、艦娘達の攻撃によって僅かですがダメージを蓄積出来ます、そしてそのまま追い返す事が出来ています、残念ながら討伐まではいきませんが」

榊「艦娘の攻撃でダメージ……ふむ、何か引っかかるな」

ソーマ「ちょっといいか?」

榊「何だね?」

ソーマ「その疑問の答えになるかは分からないが、さっきの戦闘で気になる事があった」

アリサ「私もです」

榊「気になる事?」
30 :盛大に寝落ちした ◆S0cWX1BnB2 [saga]:2015/01/05(月) 15:26:09.23 ID:T7GI/gLEO


アリサ「さっきの戦闘で、オウガテイルが奇妙な行動を取っていたんです」

榊「奇妙な行動?」

ソーマ「俺達の知らない動きや、距離を取っての攻撃が多かった」

アリサ「まぁこんな状況ですし、それは単に個体差のような物かと思ったんですが」

ソーマ「もう一つ、奴らの手応えが普段と違った」

榊「手応え?」

アリサ「何と言えばいいか……こう……固いと言うか」

榊「それはクアドリガのような金属質な感じかな?それとも純粋にオウガテイルの身体がかな?」

アリサ「オウガテイルのですね、こう……斬りにくいみたいな」

ソーマ「斬る途中で何かに引っかかるような感触だったな」

アリサ「そう!そんな感じです!」

榊「引っかかる……なる程、そうかそういう事か」

ソーマ「何か分かったのか?」

榊「あぁ色々とね、だがそうなると……やはりここは、五月雨君達に頑張ってもらうしかなさそうだね」

五月雨「えっ?私達にですか?」
31 : ◆S0cWX1BnB2 [saga]:2015/01/05(月) 15:42:19.89 ID:T7GI/gLEO


提督「一体どういう事なんですか?」

榊「順を追って説明しよう、まずあのアラガミ達は我々の世界のソレとは似て非なるモノだ」

五十鈴「似て非なる?ちょっとだけ違うって事?」

榊「そうなるね、まずオラクル細胞は他のモノを取り込み、その性質を自分の物にすると言うのは説明したね?ならばある意味では当然の結果だが、オラクル細胞自体が我々の世界のモノとは違う性質を示している可能性は非常に高い」

アリサ「違う性質?」

榊「簡単な事さ、オラクル細胞は何でも取り込む、この世界には我々の世界には無い物があるだろう?」

ソーマ「深海棲艦と艦娘か」

榊「その通り!オラクル細胞が誕生した瞬間か、或いはその後の捕食の結果かは分からないが、彼等は深海棲艦の性質を取り込んでいると考えられる」

提督「深海棲艦の性質?」

榊「簡単に言えば艦娘以外の攻撃を受け付けない所かな?神機による攻撃が引っかかるのは、この深海棲艦の性質を持つオラクル細胞に、神機自体が対応しきれていないせいだろう」

ソーマ「……要するに、この世界のアラガミ共は、俺達の神機を捕食しようとしてるって事か?」

榊「そうなるね、オウガテイルのような小型のアラガミならまだしも、ヴァジュラやクアドリガを相手にしていたら、戦闘中に神機が壊れる可能性もある」

長月「それで私達か」

榊「うん、深海棲艦の性質を取り込んだ結果、彼らは我々の神機に対して耐性を持ったと言えるが、変わりに艦娘の攻撃でダメージを受ける事になった訳だ」

瑞鶴「むぅ……何か頭がこんがらがってきた」

榊「要するに、君達の武器をオラクル細胞を使い強化する事で、言わばこの世界の体アラガミ用神機に出来る、という事だよ」
32 : ◆S0cWX1BnB2 [saga]:2015/01/05(月) 15:53:57.75 ID:T7GI/gLEO


提督「でもそれなら、二人の持つ神機をこの世界のオラクル細胞で強化すればいいんじゃ?」

榊「それも一つの手段だが、それでは対処しきれないからね」

青葉「対処しきれない?」

榊「彼等が深海棲艦の性質を取り込んでいるならば、おそらく起こるであろう事態さ」

鈴谷「?何が起こるの?」

榊「深海棲艦は海の底から現れる、そう言っていたね?」

提督「ええそれが?」

榊「だとすれば、まず間違いなく彼らは海中や海上を自由に移動する術を手に入れるはずだ」

五月雨「えっ?でもアラガミは地上を歩くって」

榊「オラクル細胞の学習能力は半端じゃない、今こうしている間にも彼らは新しいモノを取り込み自分のモノにしている。
明日か今日か、或いは君達が発見していないだけで、既にアラガミ達はその術を得ているかもしれない」

提督「……」

榊「そしてもし海の上で戦いになれば、この二人ではまともに戦闘する事が出来ない、ソーマに至っては攻撃手段が存在しないという事になりかねないからね」

五月雨「それで私達なんですね」

榊「そういう事さ」
33 : ◆S0cWX1BnB2 [saga]:2015/01/05(月) 16:18:10.42 ID:T7GI/gLEO


五十鈴「でも実際問題どうやって私達の艤装を強化するの?」

榊「先程言っていた妖精に強力してもらおう、私の知識や技術があれば、ある程度の設備を用意出来ればオラクル細胞の解析や運用が可能なはずだ、そして偏食因子の存在も調べなければいけないからね」

提督「偏食因子?」

榊「簡単に言えばオラクル細胞が捕食しないモノの事さ」

瑞鶴「え?でもさっきは何でも食べるって言ってなかった?」

榊「全体で見ればそうだ、だがオラクル細胞の捕食にはある傾向がある、オラクル細胞ひいてはアラガミ達には捕食の嗜好性があるのさ」

長月「嗜好性?」

榊「簡単に言えば好き嫌いだね、好んで食べるモノと、なるべく食べたくないモノ、偏食因子とはこの食べたがらないモノだと思ってくれ」

鈴谷「何でも食べるのに好き嫌いはあるんだ」

榊「この偏食因子の存在がなければ、我々の世界はとっくに人類が絶滅しているよ、これがなければ神機を使う事すら出来ないからね」

アリサ「私達ゴッドイーターは、この偏食因子を身体に取り込む事で、神機を持てるようになるんです」

ソーマ「……身体能力の強化や、アラガミの攻撃に対する防御にも重要なモノだ」

榊「他にも防壁に使ってアラガミに食べられなくしたりね、オラクル細胞の研究と、偏食因子の発見……これらが対アラガミの最大のポイントなのさ」

提督「なる程」
34 : ◆S0cWX1BnB2 [sagaさ]:2015/01/05(月) 16:30:24.22 ID:T7GI/gLEO


榊「さて……時間もないし、早速作業に移ろう、ソーマさっきのオウガテイルのコアは?」

ソーマ「ココにある、だが大した量じゃないぞ?」

榊「背に腹は代えられないさ、今あるモノでやれるだけの事をするだけだ」

長月「所で、誰の艤装から強化するんだ?」

榊「そうだね……提督さん?ここに所属している艦娘は彼女達だけかな?」

提督「え?あっはい、まだ新米なもので」

榊「いや、むしろ多すぎると大変だからね……先程深海棲艦の話で言っていたが、艦娘も艦種によって艤装のサイズが変わるのかい?」

提督「え?そうですけど」

榊「ふむ……ならば五月雨君と長月君、後は五十鈴君が出来るかどうかかな?何分コアの量が少ないからね」

五十鈴「艤装の小さい順って事ね」

榊「そうなるね、とりあえず妖精の所に案内してもらえるかな?」

五月雨「はい、こっちです」スタスタ

榊「ソーマも来てくれ、アリサ君は念の為にここで待機、もしアラガミが来たら撃退とコアの回収を頼むよ」

アリサ「分かりました」

榊「それじゃあ行こうか」スタスタ

ソーマ「ああ」スタスタ

五十鈴「私もちょっと行ってくるわ」スタスタ

提督「ああ頼む」
35 : ◆S0cWX1BnB2 [saga]:2015/01/05(月) 16:35:39.29 ID:T7GI/gLEO
とりあえずここまで。
昨日この辺まで書きたかったが、こうして見ると時間足りなすぎた……まぁいいか。
とりあえずこんな感じで進めていきます、ゴッドイーター側のキャラはまだ出す予定ですが、前に言った通り自分の好みや、書きやすさ重視で選んでますのでご了承を。
あと艦これ側で誰か出して欲しいキャラいますか?一応艦娘でも深海棲艦でもいいですが、まだ出す予定が何人かありますので、希望があれば検討します。
ではまた。
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/05(月) 16:36:23.21 ID:HvjClfq/O
朝潮ちゃんお願いします
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/05(月) 16:38:43.79 ID:5S9P6N2fO
春雨と駆逐棲姫とかどうだろうか
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/05(月) 16:38:44.98 ID:K19I012SO
艦載機がどうなるか見てみたいんで赤城さんお願いします
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/05(月) 16:39:57.88 ID:YTaFmUGLO
瑞鶴が見たいです
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/05(月) 16:40:33.21 ID:RjmcEb8TO
秋月ちゃんオナシャス
41 : ◆S0cWX1BnB2 [sagasage]:2015/01/05(月) 16:48:10.90 ID:T7GI/gLEO
>>39最初からいるから!>>1からいるから!ちょっと影薄いかもだけど!
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/05(月) 16:51:18.86 ID:QAYKmV7UO
オーソドックスな吹雪が良さそうね
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/05(月) 17:13:24.21 ID:TFz+QlxAO
主人公はいないみたいだ
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/05(月) 19:28:14.30 ID:C1UVpx7y0
45 : ◆S0cWX1BnB2 [saga]:2015/01/06(火) 12:41:04.90 ID:32lCk8ZqO
どうも1です。
むむむ……今の段階だと出せそうなのは、赤城さんと吹雪、朝潮もいけるかな?
何分朝潮はいないのでキャラがつかめない、春雨と秋月はなおのこと……ついでに本人の性格も……。
まぁ赤城さんと吹雪も書いたことほぼないんで、あれですけど、まぁ考えておきます。
>>43どっちのですか?
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/06(火) 12:52:45.39 ID:QKV+JxjAO
ゴッドイーターの方、出てくる?
47 : ◆S0cWX1BnB2 [sagasage]:2015/01/06(火) 17:52:14.84 ID:QbM0XY3vO
少なくともどちらかは出すつもりでした、どちらかと言えば多分リーダー(1)。
まぁ問題もあって、主人公周りの相関図でいささか……オーソドックスにするか、自分なりにしちゃうか、いっそ隊長に代えるか。
……まぁ出てくるまでには決めときます。
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/06(火) 17:59:13.81 ID:VBs0cq3SO
了解です
潜水艦達が「オラクル」を「オリョクル」に聞き間違う展開見てみたいな

49 : ◆S0cWX1BnB2 [sagasage]:2015/01/17(土) 13:15:56.21 ID:dpeN+q6mO
酉確認中。
携帯壊れて色々消えたので。
50 : ◆S0cWX1BnB2 [saga]:2015/02/17(火) 11:14:18.51 ID:tUkPaSewO
生存報告
レイジバーストか……。
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/02/17(火) 15:36:00.26 ID:5D33JW1oO
エタ確
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/17(火) 15:40:56.03 ID:WrPLcvbRO
はよ書けカス
53 : ◆S0cWX1BnB2 [sage]:2015/03/18(水) 14:54:34.31 ID:aV89ApY0O
生存報告。
1日間違えた。
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/24(火) 02:34:24.24 ID:TYt8lHfso
はよはよ
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