ミリマスSS投稿スレ

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268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/26(金) 01:36:41.09 ID:rWjBDVk7O
ぜんぶ全年齢版あるしだいじょぶだいじょぶ
269 : ◆c4YEJo22yk [sage saga]:2016/08/30(火) 23:53:38.15 ID:U/m+1soM0
【被害妄想ダウナー朋花】

☆都内、某遊園地

P「みんな、ライブお疲れ様! 今日は閉園まで遊園地で遊んでいいぞ!」

昴「ホントに!? わーい、楽しみだな」

美希「あふぅ……面白そうだけどミキはちょっと眠いの……」

千鶴「みんなで打ち上げを楽しみましょう♪」

紗代子「ライブも大成功だったし、気持ちよく遊べるねっ!」

朋花「…………」

P「あれっ? どうしたんだ朋花、黙り込んじゃって」

朋花「い、いえ……何でもないです……」

P「随分とダウナーな様子じゃないか」

朋花「……プロデューサーさん、私をこんな場所に連れてきたのには目的がありますね〜?」

P「目的? いや、別にないけど?」

朋花「またまた〜、私がジェットコースターが苦手だと知って、強引にでも乗せようという魂胆でしょう?」

P「いや、そんなことないって! 朋花の被害妄想だよ!」
270 : ◆c4YEJo22yk [sage saga]:2016/08/30(火) 23:54:37.26 ID:U/m+1soM0
昴「二人とも、さっきから何を話してるんだ?」

P「ああ、ゴメンゴメン。何でもないよ」

朋花「な、何でもないですよ〜……」

昴「ふーん、ところでオレ、乗りたいアトラクションがあるんだけどさー」

紗代子「じゃあ、最初は昴ちゃんの希望の場所に行こうかっ」

昴「えっ、いいのか?」

千鶴「もちろんですわ。昴はこの中では年下ですし、遠慮はいりませんことよ」

昴「やった、ありがとう! それじゃあ、早速しゅっぱーつ!」

朋花「あ、あのっ、昴ちゃん……。そのアトラクションはどういった乗り物なんでしょうか〜……?」

朋花(ジェットコースターだけはやめて……やめて……)

昴「すごく楽しいアトラクションだよ! あのスピード感がたまらないんだよなー!」

朋花(あああああああああああああ!! 乗りたくない乗りたくない乗りたくない……!!)
271 : ◆c4YEJo22yk [sage saga]:2016/08/30(火) 23:55:32.74 ID:U/m+1soM0
P「なあ、朋花」

朋花「な、なんでしょう〜?」

P「ジェットコースターが苦手なら、どうしてみんなにそう言わないんだ?」

朋花「い、いえ……決して苦手では……! その、聖母としての威厳と言いますか〜……」

P「そんなに見栄を張ることないのに」

朋花「うぅ…………」

P「仕方ないなあ。おーい、昴」

昴「ん? どしたの、プロデューサー?」

P「美希が眠っちゃったみたいなんだ。放っておけないし、俺と朋花はここに残るよ」

美希「うーん…………ハニー……大好き、なのー…………」

昴「えーっ!? みんなで一緒に遊びたかったのにー!」

千鶴「まあまあ、無理もありませんわ。全力で仕事をした後ですもの」

紗代子「美希ちゃんはリーダーとしての役目もあったし、特別疲れているのかも……」

P「そういうことだから、三人で遊んできてくれ」

昴「うーん、それなら仕方ないかー」

朋花(ホッ……)

昴「千鶴、紗代子ー、さっそくゴーカートで遊ぼうぜー!」

朋花「……えっ、ゴーカート?」

昴「それじゃっ、プロデューサー、朋花、また後でな〜っ」
272 : ◆c4YEJo22yk [sage saga]:2016/08/30(火) 23:56:24.07 ID:U/m+1soM0
P「なんだ、結局ジェットコースターじゃなかったのか」

朋花「どうやら私の思い込みだったみたいですね〜……」

P「言ったろ、被害妄想だって」

朋花「みんなが私をジェットコースターに乗せようとしているんだと、勝手に思い込んでいました〜」

P「そんなわけないじゃないか、まったく……」

美希「むにゃむにゃ……あふぅ……あれ、みんなは……?」

P「おっ、起きたか。昴たちはゴーカート乗り場へ行ったぞ」

美希「えーっ!? ミキ、置いてかれちゃったのー!?」

P「ははは、大丈夫だよ。俺も朋花もいるし、一緒に遊ぼう」

朋花「そうですよ〜、美希ちゃんの希望のアトラクションはありますか〜?」

美希「うん、あるよっ。ここの列に並ぶの!」

朋花「ふふっ、どこへでもお付き合いしますよ〜」

P「ずいぶん長い列だな。人気のアトラクションなのか?」

美希「うん、この遊園地では一番の名物だって昴くんが言ってたの」

P「えっ、それってまさか――」

美希「うんっ! 超高速トリプルループループ垂直落下式ジェットコースターだよっ♪」

朋花(あああああああああああああああああああああっ!!)


おわり
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/31(水) 02:23:22.24 ID:3jogGHO1o
乙 朋花よ、なぜ油断したww
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/31(水) 11:48:15.84 ID:rt+ZJ6zjO
これはアリだな
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/02(金) 22:15:03.32 ID:9r2RdRgNO
一難去ってなんとやら
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/02(日) 05:01:21.19 ID:LxgQ0L5M0
保守
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/04(火) 11:52:58.14 ID:JbVGm2ZZO
ルー大柴「ロコ達と一緒に」 ロコ「トゥギャザーしようぜ!」
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/06(木) 00:16:58.56 ID:544V4zQSo
ルー大柴「プロデューサー!目が覚めたらロコがダンディなアピアランスに!」

P「えっ」

ロコ「ヒアーがこのキュートなガールの事務所なのかい?」

P「えっえっ」


ロコ「ストレートにトークすると、僕とロコちゃんの見た目がチェンジングしちゃったみたいだね」

P「えっえっえっ」


ここまで書いたけど思いつかないから供養します
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/06(木) 00:50:19.95 ID:oTG2/icgO
えぇ…
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 02:56:46.45 ID:aSmKb9T4o
あずさ「あらあら〜、瑞希ちゃん、こんにちわ」

瑞希「三浦さん、こんにちわ」

あずさ「今日はあんまり迷わず事務所まで来れたお陰で瑞希ちゃんに会えたわ〜」ナデナデ

瑞希「わっ、今の流れで撫でられてるとは」

あずさ「うふふ〜、今日は良い事ありそうだわ〜」トコトコ

瑞希「…なんだったんでしょう」
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 02:57:24.76 ID:aSmKb9T4o
瑞希「周防さん、こんにちは」

桃子「あ、瑞希さん、丁度いいところに」

瑞希「何かお手伝いすること、ありましたか?」

桃子「うん、とりあえずそこで待っててね…ちょっとお兄ちゃん!桃子の踏みだ…あ、やっぱりなんでもない!あっち行ってて!」

瑞希「?」

桃子「…瑞希さん、ちょっと屈んでくれる?」

瑞希「はい、それくらいなら」スッ

桃子「うん、そのくらいで大丈夫だよ。ありがとう瑞希さん」ナデナデ

瑞希さん「おお…屈んだだけでここまで感謝されてしまいました」

桃子「屈んでもらったのはあんまり関係ないんだけど…うん、たまには撫でるほうも悪くないね」ナデナデ

瑞希「ではお返しに私も周防さんを撫でましょう」サッ

桃子「あっ、今はいいの!桃子そろそろ収録に行かなきゃいけないから、またね!」タタッ

瑞希「まさかのなでなで拒否…ショック」
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 02:57:50.70 ID:aSmKb9T4o
志保「瑞希さん、少し時間いいですか?」

瑞希「どうかしましたか?」

志保「…」ノシ サッ

瑞希「…」ヒュッ

志保「…えっ」

瑞希「今、なぜか頭を撫でられる気配がしたので」

志保「くっ…」

瑞希「なんだか今日はみなさんに頭を触られるんです、何かあるんでしょうか」

志保「なんでもないんじゃないかし…らっ」サッ

瑞希「…しまった」ナデラレナデラレ

志保「そういう日もあるわ…それじゃあね」

瑞希「……不思議な日です」
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 02:58:41.39 ID:aSmKb9T4o
P「よっし!ここまで完璧だ!」

桃子「…こんなの誰だって気づかないよ」

桃子「三浦、周防、北沢の頭文字3つでみ、す(ず)、き」

P「そして最後に俺が瑞希を撫でることで、瑞希Pの縦読みが完成するっ!!!」

志保「はぁ…馬鹿ですね」

桃子「苗字から始めると「へ」担当のアイドルがいなかった時点で企画としてイマイチだよね」

あずさ「あらあら〜」

P「志保と桃子の冷たいツッコミが俺の心を冷たく切り裂くよぅ…さっさと瑞希を撫でてほっこりしてこよ…」

瑞希「そういうことでしたか」

P「なっ?!」

桃子「あーあ、バレちゃった」

志保「ほんと、どうしようもない人ね」

瑞希「まさかプロデューサーが黒幕とは、本日二度目のショック」

P「まぁそう言うな瑞希、これでパーフェクトコミュニケーションだ」ノシ サッ

瑞希「おっと」ササッ

P「なっ…、そのくだりは志保でもうやったじゃないか!」

志保「一発殴ってやろうかしら」

あずさ「まぁまぁ、抑えて志保ちゃん」

瑞希「皆さんに撫でてもらうのはぜんぜんよかったんですが…」

P「…が?」

瑞希「私が周防さんに、不自然になでなで拒否されたのがプロデューサーのせいだったとわかったので」

瑞希「私もプロデューサーからのなでなでは拒否します」

P「カハッ!?!?!?!!!!」ガクン

志保「そこの人はなんでこんなことで膝を付いているのかしら」

P「うぅ…ヒック、辛い、まがべーがら、ひ、否定された…ズクッ」

桃子「むしろこれで泣きべそかきだすお兄ちゃんにドン引きだよ」
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 02:59:18.80 ID:aSmKb9T4o
あずさ「でもちょっと可哀想だわ、私だってみんなを撫でようとして拒否されたらショックを受けちゃいそうだし…」

P「あずささん…」ウルッ

瑞希「…わかりました」

瑞希「そこまで言うのなら、Pに撫でられた後に私に周防さんをなでなでする権利をください」

P「OK瑞希、桃子の頭が擦り切れるまで撫で続ける権利をやろう!!」

桃子「そんな権利は無いよ」

瑞希「ふふふ、やりました。覚悟していてください、周防さん」

桃子「えぇ…いや、まぁ瑞希さんが撫でてくれるのは別にいいからいいんだけどさ…」

瑞希「…ではプロデューサー、どうぞ」ズイッ

P「おう」ナデナデ

瑞希「…ふおお」

P「これは…素晴らしい撫で心地だ、まかべー…」ナデ…

P「このまかべーの頭は、ほのかにウェーブのかかった毛束がほどよく撫でるものの手をくすぐり、撫でている側に心地よさを与えてくれる…!」ナデナデ

あずさ「あらあら〜、確かに瑞希ちゃんの頭を撫でたとき、私もほっこりさせてもらったわ〜」

P「さらに一度拒否してきた瑞希自身が頭を差し出してきてくれるだなんて、ただ撫でるよりも価値があると見て間違いない!」ナデナデ

志保「私は少しだまし討ちみたいな感じだったのでちょっと違いますが、確かにただ撫でるよりもストーリー性があると撫でるという行為一つにも厚みが生まれますね」

P「そして何よりこの頭の高さ!成人男性の目線より気持ち下からこちらに頭を向けることで、上目遣いも同時に発動されるという一粒で二度美味しさを感じさせる!」ナデナデ

桃子「え、この流れからそれ?桃子わかんないじゃん…何?踏み台持ってこなくていいからあっち行ってって言われたこと根に持ってるの?」

瑞希「あの、そんなに語られながら撫でられ続けると、恥ずかしいんですが」

P「つまりまかべー最高!!ひゃっほーーぅ!ってことだ」ナデリ

瑞希「なら、よかったです」テレ

あずさ「あらあら〜瑞希ちゃん良い顔してるわ〜」

志保「結局パーフェクトコミュニケーションって言ってないわね」

桃子「あれは天の声なんじゃない?」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――

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―――――――――――――
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 03:00:39.67 ID:aSmKb9T4o
瑞希「……」ナデナデ

桃子「……お兄ちゃん」ナデラレナデラレ

瑞希「……」ナデナデ

桃子「ちょっとお兄ちゃん!」ナデラレナデラレ

P「ん、どうした?そんな大声出して」

桃子「瑞希さんが頭撫でるの止めてくれないの!お兄ちゃんのせいだからね!!」

瑞希「プロデューサー、やりました。周防さんの頭が擦り切れないので…私、周防さんの頭撫で放題です」

P「oh…」




終わり
まかべーをなでなでしてる夢を見たと聞いてでむぱを受けたので
オチがちょっと弱いけど勘弁してな
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 03:57:23.35 ID:cD0F3oYz0
http://i.imgur.com/BktgMMD.jpg
シエン
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/20(木) 05:04:29.90 ID:aSmKb9T4o
>>286
絵を描いてもらえるとは思わなかった、ありがとう
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/12(土) 18:04:44.26 ID:Axz2pJ4Ho
>>138
主役
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/30(水) 00:35:20.41 ID:wjTQrLb60
>>288
気付いてなかった
サンクス
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/24(土) 21:51:12.18 ID:BXhoYWh6O
短いけどクリスマスくらいは書きたいので投下



杏奈「イルミネーション、綺麗だね…。」

P「今年は一段と綺麗だなぁ…」

杏奈「うん…えへへ…♪」




P「寒くないか、杏奈?」

杏奈「ん…うん…プレゼントのクッションが、暖かいからだいじょぶ…です…。」

杏奈「もう少しだけイルミネーション、見ていたいな…。」

P「そうだな、もう少し見ていこうか…あ、そうだ」バサッ

杏奈「…?」

P「暖かい飲み物でも買ってくるから、俺のコート羽織って待っててくれ。少しは暖かいだろ?」

杏奈「えっ…でも、Pさんが風邪引いちゃうかも…。」

P「俺ならこれくらい平気だよ、それより杏奈が風邪引いたら申し訳ないからな…はいこれ」スッ

杏奈「ん……ありがと、ございます…」

P「じゃ、ちょっと待っててくれ」

杏奈「うん…」
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/24(土) 21:53:39.60 ID:BXhoYWh6O
杏奈「Pさんのコート、おっきい……。」

杏奈「あったかいな…♪」

杏奈「…?」


杏奈(…コートから、いい匂いがする…)

杏奈(Pさんの匂いなのかな…)

杏奈「…」スン

杏奈(この匂い…すごく、落ち着く…)

杏奈「……」スンスン

杏奈「…えへへ…」



P「お待たせ、杏奈」

杏奈「あ、Pさん…」

P「ほい、お茶買ってきたよ。寒くなかったか?」スッ

杏奈「ありがと、ございます…。コートのお陰で…全然寒くなかった、よ…えへへ…」

P「そっか、良かったよ」

杏奈「…お茶、あったかい…♪」


P「さて、そろそろ事務所に戻ろうか。本当に風邪引いちゃうかもしれないしな」

杏奈「…うん…。」

杏奈「…ねぇ、Pさん」

P「うん?」

杏奈「また来年も…杏奈と一緒に居て欲しい、な…」

P「勿論いいぞ、また来年も見に来ような」

杏奈「ありがとう…えへへ…。」

杏奈「…大好き…♪」

P(かわいい)


終わり
杏奈はちょっとだけクンカーだと思うの
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/24(土) 22:16:18.82 ID:tWO2SCZ5o

わかる
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/03(火) 02:57:38.11 ID:xk9vUDHWo
うむ
294 : ◆h8PchLJM6BH7 [saga]:2017/01/03(火) 22:03:40.87 ID:nkbfXPSq0


美奈子「ぷ〜ろでゅさ〜さんっ!」ヒョコッ

P「美奈子? まだ仕事の時間じゃ―・・・なんでカメラ回してんの?」カタカタ ッターン

美奈子「えへへ♪ ちょっとやってみたくなっちゃいまして!」●REC

美奈子「それじゃあいつも頑張っているプロデューサーさんにインタビューでーす!」キャッキャッ

P「お、俺にか? 今なら隣で杏奈がロンダートからの後方宙返りの練習を―」

美奈子「はい、第一問っ! 最近抜くという方が多いとも聞きますが、プロデューサーさんはちゃんと朝ご飯食べていますかー?」

P(あっ・・・これ答え方間違えたら大変なことになるやつ)

P「ま、まあどんなに忙しくても食べるようにはしているかな」

美奈子「素晴らしい! では第二問っ! とはいっても、お腹いっぱい食べるような時間はありませんよね?」

P「そ、そんなことないさ。今日もお腹いっぱい、食べてきたよ」

美奈子「いいですねー! じゃあ第三問っ! ぶっちゃけ朝は誰かにご飯を作ってほしい?」

P「ま、まだそういうふうにはならないかな・・・! 自分で作るのもいいし仕事が楽しくて結婚っていう気も起きないし・・・!」

美奈子「なるほどー・・・うん、これくらいでいいかな?」

P「も、もう大丈夫か?」

美奈子「はい! じゃあちょっと一緒に見て見ましょっか♡」カタカタ

美奈子「はい、スタート!」ピッ



美奈子『私、佐竹美奈子は絶対にお腹いっぱい幸せにするアイドルとして頑張っていますが、プロデューサーさんは満腹になったことありますか?』



P「ん?」


P『まあどんなに』『食べ』『ても』『お腹いっぱい』『にはならない』『な』


P「んん!?」

美奈子「ここに一つの矛盾が生まれました・・・」

P「美奈子!? なあ美奈子!」

美奈子「絶対にお腹いっぱい幸せにするアイドル対絶対にお腹いっぱいにならないプロデューサー・・・」

P「誰だ美奈子に技術力提供した奴!」

美奈子「ここに世紀の矛盾対決が始まります!」

美奈子「時間無制限! プロデューサーさんが『お腹すいた』といってから5分以内に食事を用意できなかったら私の負けです! ではスタート!」ドッチャリ

P「くっ・・・! やるしかないのか・・・! うおおお!」モグモグ

美奈子「うふふふふ♪」

P「食った! 『お腹すいた』!」

美奈子「はーい♪ まだありますからねー!」ドッチャリ

・・・


・・・

茜「あの時どうしてプロちゃんは美奈子ちゃんの勝利条件を聞くか勝負を受けないかしなかったのかなぁ・・・」

茜「・・・ハネムーンに行った今じゃもう遅いか」


お・わ・り


295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/03(火) 22:12:33.22 ID:wvqrwHzq0
美奈子、恐ろしい子・・・・
こっちのキャラ知ってたんだ、乙です
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/06(金) 15:14:28.37 ID:xOna3unHO
ワロタwwwwwwww
なんだそのホコタテ怖すぎだろ
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/15(日) 08:51:19.25 ID:4gpC1hoj0
P「 (ピッ

『スカートってスースーするよなー…生地も薄いし捲れるし、なんで』

昴「うわああ!な、何録音してるんだよプロデューサー!!」

P「(ピッ

『や、やだよこんな女の子の水着でさ…。みんなの前に出るの、なんかハズいよ』

昴「やーめーろ!返せよー!!」

P「(ピッ

『あっ待って!あんま見ないで恥ずかしい』

昴「このっ…手を伸ばすなんて卑怯だぞ!」

奈緒(…ただの兄弟喧嘩やんけ)


ぐらいのふざけ合いをですね
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/18(水) 07:14:24.33 ID:TBTSAPcZ0
P「この正月の間に体重増えたアイドル出てこーい」

百合子「ぎくっ」

杏奈「ぎくっ」

未来「ぎくっ」

このみ「ぎくっ」

莉緒「ぎくっ」

可奈「ぎくっ」

P「またお前らか」
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/18(水) 07:21:06.48 ID:48sbh/BB0
おなかの肉つまみたい
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/18(水) 08:20:25.91 ID:DKBheWxu0
風花(ほっ……)

P(よし、水着だ)

風花(直接脳内に!?)
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/18(水) 08:22:05.77 ID:CrH272BJ0
おむねの肉つまみたい
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/10(金) 19:39:22.61 ID:+8vMXNPV0
だが水着だ
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/10(金) 20:46:23.46 ID:yW6CPBSdO
そのまま剥ぎ取ろう
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/28(火) 19:15:35.06 ID:K3Sgb6tzO
美希「翼は敬語がなってないの。律子、さんに仕込まれたミキが言うんだから間違いないの」

翼「そうですか〜?」

美希「来週のこの日、レッスン入れとくね。ボーカルもダンスもまだまだ全然足りてないって感じ」

翼「その日出れません〜、友達とカラオケ行く約束ありますしぃ」

美希「ら抜き言葉、なの! やっぱりミキが、一から叩き直してあげる!」

翼「よろしくお願いしまーす」

美希「『いたします』なの!」

翼「『いた』『ら』無くてすみませーん♪」
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/28(火) 19:23:31.10 ID:BRlUvybv0
美希は知ってても使ってないだけなのかな?
あのゆるい話しかたがすきなんだが、敬語美希も見たくはある
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 01:16:42.36 ID:J0oZGOZ90

P「仕事が終わらない・・・」

P「・・・誰か俺のこと飼ってくれないかなあ」

P「俺は一体何を言っているんだ・・・。疲れてるな」

P「でも毎日仕事しなくて済むし、幸せに暮らせるんだろうなあ」

P「・・・仕事仕事」

星梨花「・・・」
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 01:40:51.45 ID:J0oZGOZ90

翌日



P「しーごとはつーづくーよ、どーこまーでーもー」



星梨星「プロデューサーさん!」



P「大天使星梨花じゃないか。どうしたんだ?」



星梨花「実はプロデューサーさんの為に、家からとっても美味しい紅茶を持ってきたんです!」



P「俺のために?星梨花はいい子だなあ。じゃあ頂こうかな」



星梨花「では入れてきます」



P「星梨花はほんといい子だ・・・仕事で荒んだ心が癒される・・・」



星梨花「どうぞ、召し上がってください!」



P「いただきます・・・うーん、不思議だけどいい香りだ」ズズ



星梨花「『特別』な紅茶なんですよ。体をリラックスさせる効果があるんです」



P「ああ・・・確かに、リラックスしてきたような気がする・・・今にも・・・眠ってしまいそうな・・・」



P「・・・」



星梨花「・・・」



星梨花「おやすみなさい。プロデューサーさん・・・」



308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 02:12:57.93 ID:J0oZGOZ90



P「・・・うん?ああ、眠っていたのか・・・仕事やらんと・・・」ジャラ



P「ジャラ?なんで鎖が・・・て、なんで俺首輪に繋がれてんの?てかここどこ?なんか広くてすっごいゴージャスな部屋にいるんですけど」



星梨花「おはようございます!プロデューサーさん!」



P「星梨花?なんでここに・・・い、いやそれよりも、星梨花、この首輪外してくれないか?」



星梨花「ダメです」



P「へ?な、なんで」



星梨花「プロデューサーさんがして欲しいって言ったんですよ?」



星梨花「プロデューサーさんが飼ってくれって言ったんですよ?つまり、ペットにして欲しいって事ですよね?」



星梨花「プロデューサーさん、毎日お仕事で疲れてて、とっても可哀想だなって思ってたんです」



星梨花「でも、ペットになったら、お仕事もしなくていいし、ずっと幸せでいられるんですよね?」



星梨花「だから、私の家で飼うことにしたんです」



星梨花「心配しなくても、ここは私の家のとっても深い所にあるので、プロデューサーさんをお仕事に連れて行っちゃう悪い人は来ません」



星梨花「プロデューサーさんのお世話は全部私がやっちゃいます。ご飯も、オシッコも、ちょっとえっちな事も、全部私がやってあげます」



星梨花「・・・震えてるんですか?プロデューサーさん」



星梨花「大丈夫ですよ。プロデューサーさんの怖いものは、全部私が守ってあげます」



星梨花「だから、プロデューサーさん」




309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 02:16:09.02 ID:J0oZGOZ90




















星梨花「ずっと、一緒ですよ」
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 02:18:39.32 ID:J0oZGOZ90

おわり

星梨花に飼われたい。
なんか星梨花にコレジャナイ感が・・・
SS初めてなんで許してくださいなんでもしまばら
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 17:56:23.68 ID:OFV6Y3A10
これが、噂のヤンデレ星梨花か
乙です
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/20(月) 08:22:12.65 ID:h0arjNR8O
ミリP「昴が倒れたっていうから戻ってきたんだが!」

琴葉「あ!プロデューサーさん」

ミリP「琴葉!昴は!?昴は大丈夫なのか!」

琴葉「そ、それが…」

昴「ぷ、プロデューサー…」

ミリP「昴…いや、え?え?え?どうしたの」

ミリP「お前そんなに胸デカかったっけ?」

昴「うわ〜!!目の前ででかい声で言うなよ〜!はーずーい!」

ミリP「あ、ご、ごめんな!デリカシーなかったな!」

志保「…」

志保「ばるんばるんすばるん」

千早「!?くっ…くくくっ!」

昴「し、志保!?千早も何笑ってんだよー笑い事じゃないのに!」
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/11(火) 22:11:08.48 ID:o4jeux1X0
真壁瑞希「プロデューサー。せなか、いいですか」



瑞希「こうしてくっつくと、風があたらなくて、あったか」


バキィッ!!

瑞希「ぎゃーっ!!」ドサッ


P「俺の後ろに立つな……!!」

瑞希「ぷ、プロデューサー……?」ヒリヒリ

P「」ハッ


P「す、すまん瑞希! 大丈夫か!?」

瑞希「いえ……返事を聞かずに、いきなり背中にくっついた、私がいけなかったので」

P「いいや、どんな場合だろうと、アイドルを殴るなんてあってはならないことだ……本当にすまん。怪我はないか?」

瑞希「はい。それに、なんだかぶたれるのも、悪くなかった、かも。……あっ、何か、目覚めそう」

P「えぇ……」

瑞希「……冗談です。…………引かないでほしいな」


314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/11(火) 22:13:04.08 ID:o4jeux1X0


……


瑞希「プロデューサー。背中にくっついても?」

P「あぁ、今度は絶対、殴ったりしない」

瑞希「……ぶってくれても、いいんだけどな」

P「さぁこい!」

瑞希「いきます。……えいっ」



瑞希「……おおきな背中。なんだか、安心しま」


シュンッ

瑞希「!? プロデューサー、消えた……?」


P「ここだ」

瑞希「はっ! いつの間にっ」バッ

P「お前がくっついた背中は、残像だ」

瑞希「なんという」

P「手品を使えるのが自分だけだと思ったか?」

瑞希「手品の域を、越えていると思いますが。それより、……背中」

P「あ、……すまん」


315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/11(火) 22:14:12.77 ID:o4jeux1X0


……

瑞希「今度こそ」


瑞希「プロデューサー。背中にくっつきたいです」

P「あぁ、いいぞ」

瑞希「やった。……それでは」

P「でも代わりに、一つお願いしてもいいか?」

瑞希「はい。なんなりと。手錠ですか? 鞭ですか? ロウソクですか?」

P「後頭部を撫でさせてほしい」

瑞希「頭を……」

P「だめか?」

瑞希「いえ、もちろん、歓迎です。けど……少し、恥ずかしいな」

P「じゃあ撫でるぞ」スッ

瑞希「ではくっつきます」スッ


P「……」スッ

瑞希「……」スッ


スッ サッ ババッ

シュンッ シュンッ ザッ



このみ「なにやってんの? カバディ?」


P「はぁ、はぁ……いえ」

瑞希「……プロデューサー。互いの欲求を同時に満たすのは、困難なのでは……」

P「そうみたいだな……」


316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/11(火) 22:16:05.86 ID:o4jeux1X0
SSとして完成しそうになかったので、この場をお借りして供養をば。

では、失礼いたしました。

317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 17:43:14.62 ID:0LaU6QWS0

エミリー「しかけ人様、しかけ人様!」トテトテ

恵美「プロデューサーどこー!」バタバタ

P「はいはい、ここにいるよ」

P「どうしたんだエミリー、恵美」

エミリー「あのでしゅね、しかけ人様!」

エミりー「しかけ人様は『七転びはち起き』をごぞんじでしゅか?」

P「惜しい。正しくは『八(や)起き』だな」

P「もちろん知ってるさ。ことわざの一種だろ」

P「また何か気になる事でもあるのか」

エミリー「はい!とても!」

P「で、今回は恵美が捕まったと」

恵美「そうなんだよ〜たまたま近くにいただけなんだけどさ・・・」
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 17:45:01.13 ID:0LaU6QWS0

P「恵美にはもう聞いたのか?」

エミリー「はい!」

エミリー「『分かんない!』だそうでしゅ」

恵美「ていうかプロデューサーを探してた時点で察してよ」

P「それもそうか」

P「それで、『七転び八起き』の何が疑問なんだ?」

エミリー「さっきめぐみさんにもお聞きしたのでしゅが」

エミリー「どうして七回転んで、八回起き上がれるんでしゅか?」

P「・・・ん?」

恵美「まぁこれだけ聞くとそうなるよね」

恵美「この子が知りたい事っていうのは」

恵美「『なんで転んだ回数より起き上がった回数が多いの?』だってさ」
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 17:47:10.53 ID:0LaU6QWS0

P「あー、なるほど」

恵美「二度手間回避の為に、スマホで軽く調べたやつ言っとくよ」

恵美「まず『最初に起きている状態をカウントする』説」

P「決定」

エミリー「だめでしゅ」

恵美「次が『「七起き」より語呂がいいから』説」

P「大事だよねそういうの。採用」

エミリー「きゃっかでしゅ!」

恵美「『起きる数の方が多い所に前向きな気持ちを込めた』説」

P「いいね」

エミリー「あいまいでしゅ!」

恵美「最後は『数の多さの例えだから気にすんな』」

P「そうだな!」

エミリー「えいやっ」ペチン

P「あいて」
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 17:48:31.88 ID:0LaU6QWS0

恵美「・・・とまあ幾つか教えてあげたんだけど」

P「お姫様は納得するに至らなかったと」

恵美「そういうこと。それでいつもの如く」

恵美「プロデューサーならいい感じに解説してくれるかも〜」

恵美「って思って来たわけ」

P「ただ自分で考えるのが面倒なだけだろ」

恵美「いいじゃんいいじゃん♪」

恵美「アタシも気になってきちゃったし」

P「エミリーは一旦こうなると中々熱が引かないからなぁ」
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 17:50:45.09 ID:0LaU6QWS0

エミリー「しかけ人様、わたしにもなっとくのいくように説明してほしいでしゅ!」

P「まあそう急ぎなさんな」

P「ほれ、抹茶味のおはぎだ。あーん」

エミリー「!」パクッ

恵美(どこでそんなの売ってるんだろ)

P「美味いか?」

エミリー「・・・!」モグモグ ゴクン

エミリー「Yummy, scrummy!」ニコー

恵美(なにこの天使超かわいい)

P「なにこの天使超かわいい!!!」
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 17:52:22.96 ID:0LaU6QWS0

エミリー「・・・はっ!」

エミリー「しかけ人様、食べ物でごまかそうとしてもそうはいきませんよ!」

P「駄目だったか」

恵美「何かそれっぽいの浮かんだ?」モグモグ

P「まあね」

エミリー「! ぜひお聞かせ下さい!」

P「はいはい」

P「但し、いつも言ってるから分かっているだろうが」

P「今から話すのはあくまで俺の勝手な考えだ」

P「くれぐれもこれが絶対だなんて思わないように」

エミリー「合点しょうちでしゅ!」
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 17:53:58.08 ID:0LaU6QWS0

P「さて。エミリーはこのことわざが」

P「転ぶ→起きる→転ぶ→・・・→起きる」

P「と、そのままの行動を表していると思ってるだろ?」

エミリー「はい」

P「しかしそうすると、数字の違いは明らかに不自然だ」

エミリー「そのとおりでしゅ!」

恵美「でもそれ以外にどう捉えるの?」

P「都合のいいように解釈する」

P「『転ぶ』は『失敗』」

P「『起きる』は『挑戦』を意味すると考えてみればいいんだ」
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 17:55:23.64 ID:0LaU6QWS0

エミリー「・・・ええっと?」

恵美「あ〜〜・・・なんとなく分かったかも」

P「要するにエミリーの考え方だと」

P「ただ単に転んだのが七回、起きたのが八回で辻褄が合わない」

P「しかし『転ぶ』、『起きる』をさっきの意味として捉えて」

P「ことわざの形を少しいじると・・・」カキカキ

エミリー「あっ!」

P「『七回失敗したけど、八回目に挑戦しよう』」

P「と言い換えられると思わないか?」
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 17:57:26.40 ID:0LaU6QWS0

恵美「つまり八は転んだり起きたりする回数じゃなくて」

P「そ。第○○回目という順序を表している、と俺は思う」

エミリー「なるほど!」

P「これで大丈夫か?」

エミリー「はい!しかけ人様、ありがとうございましゅ!」

P「どういたしまして」ナデナデ

P(正確には『基数詞』とか『序数詞』とか言うんだったっけ)

P(まあいいや)

恵美「しっかし毎度毎度よく思い付くもんだね」

P「屁理屈こねくり回すのは得意だからな」

恵美「にゃはは、お疲れ様!」
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/17(月) 18:03:08.20 ID:0LaU6QWS0

これは、とある芸能事務所の他愛無い日常

今日も今日とて小さなお姫様の疑問は尽きません

アイドル達とプロデューサーはそんな彼女に振り回されながらも

楽しい毎日を過ごしていましたとさ



〜登場人物〜

エミリー スチュアート:小学生の女の子
英語圏の出身で日本(文化)が大好き
色々な物事に好奇心旺盛で、わけあって765プロによくいる

しかけ人様(P):765プロダクションのプロデューサー
頭が良いわけではないが考える事は嫌いじゃないタイプ

めぐみさん(所恵美):765プロの高校生アイドルの一人
カラオケとドリンクバーが大好き
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/17(月) 18:07:54.12 ID:0LaU6QWS0
恵美の誕生日に何か書こうと思ってたらこんなのができました

今更ですが年齢操作入ってますのでご注意を

しかもどちらかというとメインはエミリーですが細かい事は気にしない

わざわざスレ立てるほどじゃないからここで消化

誰か続けてくれてもいいのよ
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/18(火) 07:12:51.41 ID:CO92+4qao
おつ
エミリーがでしゅでしゅ言い過ぎで何事かと思ったら
JSだったか
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/24(月) 23:57:07.57 ID:a0VOrRwm0

 〜〜とあるハウススタジオの外〜〜

エミリー「海美さん、みやさん、おつかれ様でしゅ!」

美也「おや〜、エミリーちゃんではありませんか」

エミリー「お二人とも、お衣装がとっても似合っていましゅね!」

海美「えへへ。ありがと、えみりん!」

海美「エッグハンティングはどうだった?」

エミリー「はい!初めてでしたが、とても楽しめました!」

美也「それは何よりですね〜」

エミリー「でも、次にやる時はもっと見つけられるようがんばりましゅ」

海美「あははっ。じゃあその時はまた勝負しよう!」

美也「私も次はみなさんに負けないよう、特訓しておきますね〜」

エミリー「のぞむところでしゅ!」
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/24(月) 23:59:53.29 ID:a0VOrRwm0

海美「それにしても、撮影が始まってからずっと遊んでたから」

海美「もうお腹がペコペコだよー」

エミリー「あ!そういえば」

エミリー「しかけ人様にお二人を呼んでくるように言われていたのでした」

海美「プロデューサーが?」

エミリー「建物型さつえい所でお昼ご飯を食べられるみたいでしゅ」

美也「おお〜それはすごいですね〜」

美也「実は私も、今日の為にたくさんサンドイッチを作ってきたんです」

美也「皆で一緒に食べましょう〜」

海美「ほんと!?うーんそれを聞いたらますますお腹減ってきた!」
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 00:02:24.77 ID:KIpa/IMk0

美也「せっかくのイースターのお仕事なので」

美也「中身は玉子を使ったものがいっぱいですぞ〜」

エミリー「Wow! しかけ人様も同じ事をおっしゃっていました!」

エミリー「色々な卵料理を用意して下さったそうでしゅ」

海美「あははっ、じゃあ今日はほんとにたまご祭りだね」

美也「ふふ、面白い響きですね〜」
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 00:05:31.59 ID:KIpa/IMk0

エミリー「・・・うーん」

海美「あれ、どしたのえみりん」

美也「何か気になることでも・・・あ」

海美「?・・・あっ!もしかして」

美也「恐らく、そういう事でしょうな〜」

海美「じ、じゃあ私は先にスタジオに戻って」ガシッ

美也「うふふ、まあまあ海美ちゃん」

美也「急がなくてもご飯は逃げませんから、ゆっくり行きましょう〜」

海美「はーい・・・」
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 00:09:34.58 ID:KIpa/IMk0

エミリー「玉子・・・」

海美「卵?」

エミリー「たまご・・・」

美也「タマゴがどうかしましたか〜?エミリーちゃん」

エミリー「いえ、大したことではないんです」

海美「遠慮しないで私達に言ってみなよ!」

美也「何か力になれるかもしれませんよ?」

エミリー「・・・では、お言葉にあまえさせてもらいましゅ」

エミリー「『たまご』を漢字で書くと、二種類ありましゅよね?」

海美「うん。卵と玉子だね、って口で言ったら同じか」

美也「なるほど〜。それらの違いが気になっているんですね〜?」

エミリー「そうなんでしゅ・・・」
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 00:13:40.04 ID:KIpa/IMk0

海美「どこかで一回聞いたような、ないような・・・」

エミリー「みやさんは何か分かりましゅか?」

美也「はい〜、簡単になら説明できますよ〜」

海美「ほんと!? 美也ちゃんさすが!」

エミリー「ぜひ教えて下さい!」

美也「確か、調理をする前、生まれたままのものを一文字の『卵』で表し」

美也「二文字の『玉子』は、調理した後のものを指していたと思います〜」

海美「それだ!私も思い出した!」

エミリー「なるほど。では『生卵』と『厚焼き玉子』となるのでしゅね!」

美也「そうなりますね〜」

海美(どうやって合ってるか判断してるんだろ)
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 00:17:32.84 ID:KIpa/IMk0

海美「あれ?でもゆで卵ってどちらかというと『玉子』のはずだけど・・・」

エミリー「あっ」

美也「おや?」

海美「あれ、もしかして余計な事言っちゃった・・・?」

美也「いえいえ〜、そんなことはないですよ」

美也「・・・ふむ、そう言われると温泉卵も少し違うかもしれませんね〜」

エミリー「あわわ・・・」

海美「・・・」

美也「・・・」

海美「プロデューサーに聞こっか」
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 00:24:07.99 ID:KIpa/IMk0

 〜〜スタジオ内〜〜

P「ただの例外だな」

海美「やっぱり?」

美也「プロデューサーさん、もう少し詳しくお願いします〜」

P「はいよ。といっても、美也の説明でもう充分なんだけど」

P「そもそも二文字の『玉子』っていう表記は」

P「調理の有無に関わらず、魚類とかの鳥類以外には使われないんだ」

エミリー「あ、言われてみれば・・・!」

P「そんで食材に頻繁に使われる鶏卵は、これまた調理されていようがいまいが」

P「こっちの書き方が使われることがある」

P「しかしその一方で、既に手が加えられていても一文字の『卵』がよく用いられるのも事実だ」

P「茹で卵然り、温泉卵然りな。『卵焼き』って書かれてるメニューも珍しくないだろ?」

海美「なるほどー」
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 00:27:57.19 ID:KIpa/IMk0

P「食べ物以外の視点から違いを話すとしたら、『医者の卵』っていう使用例が分かり易いかな」

美也「確かに、それを『玉子』と書くことはないですね〜」

P「比喩などに使われるたまごは、孵化やそれに近い状態を例えたものだからな」

P「生物学的にも、たまごは『卵』と書かれるし」

P「『孵って育つことを前提としたもの』はこっちになる」

エミリー「勉強になります・・・!」
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 00:33:22.53 ID:KIpa/IMk0

P「言葉っていうのは生き物であり、道具なんだ」

P「良くも悪くも、時間とともにその形は変わり、使う人や使われる場所によって意味が異なることもある」

P「例外なんてあるのが当たり前だし、細かい違いや矛盾を探し出したらキリがない」

エミリー「・・・」

P「だけどこういう小さな疑問を見つけて、皆で考えるのはとても大切なことだと俺は思う」

P「・・・よく頑張ったな、エミリー」ナデナデ

エミリー「! えへへ」

P「そして、一緒になって考えてくれた二人も。ありがとな」ナデナデ

美也「いえ〜、たまたま知っていたことを教えてあげただけですよ〜」

海美「わ、私は結局何もしてないけどね・・・///」
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/25(火) 00:39:57.40 ID:KIpa/IMk0

P「さて、頭を使った後に必要なのははおいしいご飯だ!」

P「午後も撮影は続くし、海美はミニライブもあるからな」

海美「そうだった!もうお腹減り過ぎて倒れちゃうよー!」

エミリー「わたしもでしゅ・・・」

P「ははは、遠慮しないで大丈夫だぞ」

美也「プロデューサーさん〜、私が作ってきたサンドイッチも皆さんに出してもいいですか?」

P「駄目なわけがないだろ! 俺もスタッフさんも楽しみにしてたんだぞ?」

美也「ふふっ、そう言ってもらえると作ってきたかいがあります〜」

美也「た〜んと召し上がって下さいね♪」
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 00:51:01.60 ID:KIpa/IMk0

〜登場人物〜

エミリー スチュアート:小学生の女の子
「建物型撮影所」はハウススタジオのこと
エッグハンティングは彼女曰く「卵狩り」

しかけ人様(P):765プロダクションのプロデューサー
今回知識が豊富そうに見えたのは
事前に予習していたおかげだとかそうじゃないとか

海美さん(高坂海美):765プロのアイドルの一人
ボルダリングが趣味のスタミナお化け
お昼ごはんの卵パワーでライブは大成功だった様子

みやさん(宮尾美也):765プロのアイドルの一人
サンドイッチが好きなマイペースガール
エッグハンティングはあえなく最下位
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 03:32:27.49 ID:gD/5cm4UO
おつ
ここまで書けるならスレ建てちゃってもいい気がするぞ
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/25(火) 08:49:18.60 ID:Ndrd8e64O
未来「昴ー!奈緒ちゃん!私たちが野球とコラボなんだって!」

昴「パリーグのチームとコラボだなんて、すげーよな!アイドル続けてきて良かったよ!」

未来「で、私の担当の西武ってどんな選手がいるの?」

奈緒「ほうほう、なら私が教えてあげるわ〜!」








未来「見て見て静香ちゃん!奈緒ちゃんに教えてもらっちゃった!アンダースロー!!」

静香「!ばっ、未来!スカートでそれはやめなさい!!見えちゃうじゃない!!」
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 17:10:51.75 ID:9eaQNGBQO
みらいちゃが酷使されちゃう……
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 21:17:04.26 ID:KIpa/IMk0
単純に疑問(ネタ)が無いんですよねーっていう

まああんまりここに連投しまくるのもあれなんで、もし次があれば立ててみます
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/25(火) 21:53:43.18 ID:DqY0ErVM0
期待してますぜ
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/28(金) 01:46:52.84 ID:6AHFoR8J0

人間が私一人しかいない惑星

ここでは、ジンコウチノウたちが戦争を行い、互いを壊し合っています

決して休むことなく、毎日、毎日、毎日

ジンコウチノウを創り出すジンコウチノウもいるらしいので

この戦争が終わるのは、果たして何十年何世紀先になるのやら

もしかしたらずっと続いていくのかもしれませんね

ああ、ジンコウチノウが攻撃するのはあくまでジンコウチノウだけです

直接彼らから何かをされる心配はありません

ただ、彼らの中には信じられないくらい大きい図体をしたものもいます

うっかり下敷きになったり、攻撃の巻き添えにならないように注意は必要ですね
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/28(金) 01:48:49.88 ID:6AHFoR8J0

戦争の騒音はとても五月蠅いです

なので私は普段、防音機能付きの耳あてをしています

人がたくさんいた頃はヘッドホンと呼ばれていたそうです

しかもこれ、プレーヤーとやらに繋げるとスピーカーから音楽が流れてくるのです

たまたま瓦礫の中から発掘したものですが、とても重宝しています

説明書と一緒に埋まっていて助かりました

ヘッドホンやプレーヤーに限らず、私の持つあらゆる知識は本を読んで得ました

食料生成器の使い方や、移動可能簡易宿舎の整備手順から

人がいた時代の文化や歴史、ジンコウチノウについてまで様々です

まあ、教えてくれる他の人間がいないので当たり前なのですが
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/28(金) 01:50:28.20 ID:6AHFoR8J0

さて、こんな環境で私がいつも何をして過ごしていたのか

それは即ち、芸術活動、アートです

といっても、瓦礫の山から手頃な材料を取ってきて組み上げるだけのこと

始めはただ暇潰しで特に理由もなくやっていたこの作業ですが

例えば本で見た植物や動物、景色を表現する為に

はたまた自分の中に湧き上がってきた感情を視覚化する為に

いつしかこの一見無意味な作業は、私の人生の一部となっていました
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/28(金) 01:52:39.53 ID:6AHFoR8J0

そんな日々を繰り返していたところ

ある日一冊の本を拾いました

その本には


『ジンコウチノウの部品を用いて、アンテナを少しずつ拡張しながら、宇宙からのこえを探せます』

『送信機をつくると、あなた自身のこえを宇宙に送ることができます』

『アンテナを拡張すると、だれかのこえを受信することができます』


と書かれていました
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/28(金) 01:53:47.48 ID:6AHFoR8J0

戦争で壊れたジンコウチノウの部品を使ってアートを作るのは

それまでにも何回かやったことはありました

また、その昔ラジオやテレビといった物があって

デンパを飛ばして情報を伝達する役割を果たしていたことも知っていました

しかし、それを作って何かをしようなんて考えは私には一切ありませんでした

なにせ、この惑星には肝心の伝える相手がいないのだから

そんな私にとって、宇宙へ目を向けるこの発想はとても衝撃的でした

先入観とか固定観念というのは恐ろしいものですね
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/28(金) 01:55:01.23 ID:6AHFoR8J0

その日以来、私はアンテナ作りに全てを費やしました

普段はあまり行かない、ジンコウチノウの部品が多く落ちている所

つまり戦争がよく起きている場所までなんとか足を運び

必死の思いで必要な部品を回収し

一日中本と睨めっこして、少しずつデンパ塔を組み立てていき

交信できる可能性を上げる為にこれでもかと受信機を付けて

自分でも作り始めてどれほど経ったか分からなくなった頃

ようやくアンテナは完成しました
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/28(金) 01:56:45.02 ID:6AHFoR8J0

すぐに事前に考えていた文章と音声情報を発信しました

しかし、そもそも宇宙まで届くのだろうか

仮に届いたとして、それを受信できる装置はあるのか

あったとしても、内容が分からなければ意味がない

同じ言語なわけがないのだから、やはり全て無駄だったか

そんな疑問や不安が一気に押し寄せてきたのです

それからしばらくは、希望と絶望の狭間で揺れていました

アートも作らず、本も読まず、食べて寝て機器を見つめるだけの生活

通信が入ったとの通知に飛び付くも

ただのノイズを拾っただけなんてことはしょっちゅうありました
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/28(金) 01:59:30.29 ID:6AHFoR8J0

そうして更に時間が過ぎ、いよいよ諦めてアート作りを再開しました

次は何を表現しようかなんて考えていたとある昼下がり

機器がもう何度目かも分からない受信音を響かせました

どうせまた解読不能のでたらめノイズに決まっている

いつもならそうやって後回しにしていたのですが

何故だかその時はすぐにでも確認しなければならないような気がしました

意味もなく震える手をなんとか制しながら、確認ボタンを押し

繋いだヘッドホンから聞こえてきたのは

それまでに何度も聞いた滅茶苦茶な雑音などではなく――――――――
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/04/28(金) 02:01:32.13 ID:6AHFoR8J0

ひと が ひとり しか いない ほし

ひとりぼっち の おんなのこ が

そら から の こえ を さがすため

こわれた きかい の ぶひん を あつめ

あんてな を おおきく していきました


そして

ひとりぼっち の おんなのこ の こえ は

ひとりぼっち の だれか の もと に とどきます


ひとりぼっち の だれか の こえ は

ひとりぼっち の おんなのこ の もと に とどきます




タイトル  ロコ「ひとりぼっち惑星」

終わり
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/28(金) 02:04:09.98 ID:6AHFoR8J0
言わずもがな、元ネタというか原作というか
設定をお借りしたのはあのアプリゲームです
この後の物語は皆さんで好きに妄想して下さい
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/29(土) 22:34:07.92 ID:Ers7JOik0
環「おやぶん!」

たまき「おやぶん!」

TAMAKI「おやぶん!」

タマキ「おやぶん!」

大神環「おやぶん!」







今で何人のたまきが「おやぶん!」って言ったでしょーか!!くふふ!
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/04/29(土) 22:35:18.33 ID:Ers7JOik0
誕生日ですが何もネタが出なかったのでサッパリと一レスで済ませました。
環かわいいよ環、これからもトップ目指してがんばろうな!
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/30(日) 00:22:58.82 ID:li9VNy/L0
P(エミリーになんとかカタカナを言わせたいなぁ)

P「エミリー,ちょっとこっちに来てくれないか?」

エミリー「はい,なんでしょう,仕掛けさま」

P「エミリー風に言えば……パンツって何て言うんだ?」ジッー

エミリー「視線が怪しいんですが」

P「気のせいだ。ほらこれから仕事でパンツを連呼する仕事が入ったとするだろ」

エミリー「そのような仕事はとってこないでください」

P「仮にだよ!仮に!今のうちにパンツをエミリー風に言えばなんというかはっきりさせておく必要がある」

エミリー「はぁ……普通に考えれば下着……でしょうか?」
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/30(日) 00:24:46.37 ID:li9VNy/L0
P「ハンッ!」

エミリー「え,鼻で笑われてます?」

P「下着だとキャミとかブラも入るじゃないか!」

エミリー「まぁ……言われてみれば」

P「例えば俺がエミリーに下着よこせって言ったとするだろ,どれを渡せばいいかエミリーも困るじゃないか」

エミリー「その時には警察の方に引導をお渡します」
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/30(日) 00:26:09.92 ID:li9VNy/L0
P「どうでもいいからとっととパンツみせろ!」

エミリー「趣旨が変わってらっしゃいません?」

エミリー「そもそも見せろと言われて見せる大和撫子がいるとでも?」

P「!」ピーン

P「なあ,エミリー……よく聞いてほしい」

エミリー「……なんでしょう?」

P「真の大和撫子は挨拶代わりにパンツをみせるんだ」

エミリー「へぇそうだったんですかぁ!……ってなるわけないでしょう!」

P「え?騙されないの?俺が寝る前にやってたエミリーに大和撫子はこういうことするんだぞっていろいろさせる妄想はどうすんの」

エミリー「しまっておいてください」

P「違う!本当に見せるんだって!」
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/30(日) 00:27:18.59 ID:li9VNy/L0
エミリー「その必死さを仕事でみせてほしいです。そこまでいうなら仕掛け人さまの箱で調べましょう」

P「俺のパソコンはやめろ!」

エミリー「いいじゃないですか。えっと変換……っと」

ぱんつ→エミリー

エミリー「え?」

えみりー→パンツ

エミリー「なんでパンツで変換すると私の名前になるんです!?」

P「すまん,そうなるよう辞書登録してるんだ」

エミリー「どうしてですか!?」

P「パンツこそがエミリーであり,エミリーこそがパンツだからだ」

エミリー「そんなことをなさるからこの前配布された資料で私の名前をパンツスチュアートと誤植するんです」

P「これが原因だったのか」
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/30(日) 00:28:59.51 ID:li9VNy/L0
P「というかさっきからパンツパンツってカタカナ言ってるな」

エミリー「言われてみれば……」

P「俺の勝ちだ」

エミリー「むむ…」

エミリー「つっ次のお題ください!絶対カタカナを使いません」

P「そうだな……よし!次のお題を決めたぞ!ではよーい!」

エミリー「スタート!……あっ!」

P「弱え」

おわり
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/04/30(日) 00:31:30.17 ID:li9VNy/L0
没になったネタを供養をかねて,かきました
ありがとうございました
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/30(日) 01:01:58.35 ID:1Bg+jkTG0
エミリーのパンツもぐもぐ
乙です
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/30(日) 09:34:01.57 ID:z3wn+jpjO
Pを信用してないエミリーとは珍しい
冷たい目で見てくるエミリー…イケる!
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/08(月) 01:53:01.97 ID:UbRaVPAu0
千早「すみません、プロデューサーはいますか」ガチャ

このみ「あら、千早ちゃんおはよう」

莉緒「どうしたの?プロデューサーくんに用事?」

千早「おはようございます馬場さん、百瀬さん。はい、来週から始まるドラマの撮影についてちょっと」

莉緒「『ミリオン女学院』の続編ね。丁度私もそれについて聞きたい事があるのよ。一緒に待ってましょ」

千早「はい?...プロデューサーは今、社長室にいるんですか?」

このみ「そうなの。正確には、小鳥ちゃんと律子ちゃんも社長とお話してるわ」

千早「その4人が集まるとなると...事務所かシアターについてでしょうか」

このみ「さあ、どうかしら?詳しい事は分からないわ」

莉緒「どうやらプロデューサーくん達も何の話か聞かされてなかったみたいだしね」

このみ「まあ社長もすぐ終わるって言ってたし、もうそろそろ出て」

   「「「ええぇーーーーーっ!!?」」」
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/05/08(月) 01:54:47.44 ID:UbRaVPAu0
千早「!」

このみ「い、今の、中から聞こえてきたわよね」

莉緒「...一体何を話しているのかしら?...ちょっと覗いちゃいましょ」ガチャ

このみ「ちょっと莉緒ちゃん!駄目よ待ってなきゃ」

莉緒「まあまあ、少し様子を見るだけだから......えっ?」

千早「どうしたんですか、百瀬さん」

莉緒「いや、なんていうか......社長以外の3人が凄い泣いてるわ」

このみ「はい?」

千早「......失礼します」コンコン ギイ

このみ「あっちょっと!?」
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