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穂乃果「朝起きたら異世界に来ていた」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/20(火) 01:42:54.66 ID:e6ojFmODO
異世界もののRPGを書きたくなったので書いてきます!

毎日書けるように頑張っていきます!

もし途中で何か意見があったら書いてください!

良いアイディアと思ったら取り入れたいと思います!



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=^・ω・^= ぬこ神社 Part125《ぬこみくじ・猫育成ゲーム》 @ 2024/03/29(金) 17:12:24.43 ID:jZB3xFnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711699942/

VIPでTW ★5 @ 2024/03/29(金) 09:54:48.69 ID:aP+hFwQR0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711673687/

小テスト @ 2024/03/28(木) 19:48:27.38 ID:ptMrOEVy0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/zikken/1711622906/

満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1711617334/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1711590867/

旅にでんちう @ 2024/03/27(水) 09:07:07.22 ID:y4bABGEzO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711498027/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:18.81 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459578/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459562/

2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/20(火) 01:49:50.46 ID:e6ojFmODO
穂乃果「……う〜ん」

穂乃果「ここはどこだろう?」

穂乃果「とりあえず歩こう」

私、高坂穂乃果!私は今、異世界にいます!

朝目が覚めて起きたらこんなとこにいて私、思ったんです。

これが異世界ものアニメか!って

……実際に自分がその状態になってるんだけどね……

穂乃果「あっ携帯は……」

穂乃果「もちろん電波なんてあるわけないよね……」

穂乃果「う〜んどうしようか……」

穂乃果「どっちに行けばいいかもわからないし……」

穂乃果「海未ちゃ〜んことりちゃ〜ん……助けてー……」

穂乃果「なんて言っても助けてくれるわけ……んっ?」

穂乃果「あの髪型は……」

3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/20(火) 01:56:15.07 ID:e6ojFmODO
穂乃果「……ササッ」

穂乃果「サササッ……サッ……」

穂乃果「あのストレートにもう一人……トサカ」

穂乃果「あれは!」

穂乃果「海未ちゃん!ことりちゃん!」

海未「!穂乃果!」

ことり「穂乃果ちゃん!」

穂乃果「わーい!海未ちゃんにことりちゃんだー!」ギュッ

海未「穂乃果!いきなり抱きつかないでください!」

穂乃果「ううー寂しかったよー」

ことり「穂乃果ちゃんも朝起きたらここにいたの?」

穂乃果「うん!ってことは二人も?」

海未「はい……」

ことり「でもよかったよ。穂乃果ちゃんが無事で」

穂乃果「穂乃果も!……ところで海未ちゃん」

海未「はい?」

穂乃果「その『弓』なに?」

4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/20(火) 02:06:47.78 ID:e6ojFmODO
海未「弓……えっ?」

ことり「あっほんとだ」

海未「そう言う穂乃果こそその『剣』は何ですか?」

穂乃果「ふぇ?……あっほんとだ!」

海未「本物でしょうか?」

穂乃果「斬ってみる?」

海未「そうですね……ことりは武器ありますか?」

ことり「これのことかな?」

海未「……裁縫セット……ですか?」

ことり「なんかね……針と糸だけは無数に出せるみたいなの」

穂乃果「おぉー!なんかかっこいい!」

海未「これらは全て本物なのでしょうか?」

海未「私の弓は矢がないですし……」

穂乃果「使い物にならないね」

ことり「海未ちゃん。ちょっと弓射つ振りしてみて?」

海未「こうですか?」

海未は弓を構えた。

すると光の矢が現れた!

穂乃果「なんかすごい!」

海未は目の前の木に向かって射った!

矢は普通に飛んでいき木に刺さった。

海未「本物……ですね」

穂乃果「穂乃果も斬ってみる!」

穂乃果は剣を構え、振り下ろした。

そして、木は真っ二つになった!

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/20(火) 02:13:28.36 ID:e6ojFmODO
穂乃果「本物だ!」

海未「でもどうしてこんなもを……」

ガサガサ!

穂乃果「なに!?」

草むらからスライムが出てきた!

海未「スライム……ですね」

穂乃果「とりあえず戦おう!」

三人は武器を抜いた。

スライムが突進してきた!

海未「穂乃果!かわしてください!」

穂乃果「う、うん!」

穂乃果は攻撃をかわした。

ことり「これの使い方って何かな?」

海未「投げるのでは?」

ことり「なるほど!」

ことりは針を数本取りだしスライムに向けて放った!

針はスライムに刺さりスライムが消滅した。

穂乃果「あっ何か画面が出てきた」

6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/20(火) 16:01:25.16 ID:e6ojFmODO
獲得経験値 2

獲得マネー 1

獲得アイテム なし

海未「どこのRPGですか……」

穂乃果「あっ穂乃果の携帯にメニュー画面っぽいのがある」

ことり「ことりも」

海未「私もですね」

メニュー画面

アイテム 装備 魔法

穂乃果「ここまでは普通だね」

ことり「まだあと一個あるよ」



海未「歌?」

ことり「歌だね」

穂乃果「んー……」

穂乃果「あーっ!」

海未「どうしました?」

穂乃果「歌が……歌詞が出てこない……」

海未「歌詞を忘れたんですか!?」

ことり「まって!ことりも出てこない」

海未「ことりまで……! ……あれ?私も……」

ことほのうみ「…………」

ことほのうみ「歌を忘れたー!?」

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/20(火) 16:04:28.94 ID:hbbCsj4RO
姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁
8 :にこまきアンチのスレは潰そう(名案) :2015/01/20(火) 16:05:15.02 ID:hbbCsj4RO
姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁 姫柊は俺の嫁
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/20(火) 17:13:34.36 ID:ILdlAqrQo
歌といえばmother
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/20(火) 18:14:48.30 ID:e6ojFmODO
穂乃果「えっなに!?皆歌、忘れちゃったの!?」

海未「そうみたいです」

ことり「う……うぶ……うぅ、思い出せないよぅ!」

穂乃果「あわわわ!どうしよう!」

海未「とりあえずまず町に行きましょう!このままだと夜になってしまいます」

穂乃果「そ、そうだね!」

ことり「でもどこに町があるかわかんないよ?」

穂乃果「アイテムの中に地図ないかな……」ガサゴソ

海未「そんな都合よくあるわけ――」

穂乃果「あった!」

海未「…………」

穂乃果「えーっと……西かな?」

ことり「穂乃果ちゃん。東だよ」

穂乃果「えっ!?ご、ごめん!」

海未「早く行きましょう!」

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/20(火) 18:23:14.10 ID:e6ojFmODO
【第一章 旅立ち】

穂乃果「着いたー!」

海未「早速宿をとりましょう」

ことり「お金ある?」

ほのうみ「…………」

ことり「あ、あはは……」

穂乃果「魔物を倒してお金を稼ごう!」

ことり「たしかにお金は手に入ったしね」

海未「あんなのとまたやれと……」

穂乃果「海未ちゃん行くよー!早くしないと夜になっちゃう!」

海未「はい……」

穂乃果「おっ!スライム発見!各自、戦闘準備!」

ことり「らじゃー!」

海未「ことり、わざわざ乗らなくても……」

穂乃果「スライム……覚悟ー!」ダッ

穂乃果はスライムに向かって剣を振り下ろした!

だが、スライムはそれをよけた!

穂乃果「ありゃ?」

海未「全く……何してるんですか……」

海未「……はっ!」

海未の放った矢がスライムに命中!クリティカルダメージ!

スライムが消滅した。

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/20(火) 18:31:39.18 ID:e6ojFmODO
穂乃果「海未ちゃんありがとー!」

海未「やれやれ……」

ことり「でもスライムじゃ全然お金貯まんないよ」

穂乃果「だよねーRPGならそろそろゴブリンくらい……」

海未「いや、早いでしょ」

ことり「そもそも遠距離二人に近距離一人ってパーティー的に問題が……」

穂乃果「たしかに……」

海未「今は、そんなことより魔物を倒してお金を貯めないと……」

穂乃果「そうだね!次行こう!」

――それから数十分

海未「大分貯まりましたね」

穂乃果「疲れたー!お腹へったー!」

ことり「そろそろ宿に行こうか」

穂乃果「おーっ!」

13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/20(火) 18:33:21.29 ID:PpqepZRYo
ススメ歌ってる間は回避率上がりそう
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/20(火) 18:40:28.39 ID:e6ojFmODO
穂乃果「ベッドだー!」ボフッ

ことり「ご飯どうする?」

海未「とりあえずどこかで済ませましょう」

ことり「わかった!穂乃果ちゃ〜ん行くよー」

穂乃果「zzz」

ことり「寝てる……」

海未「穂乃果ー行きますよー」ユサユサ

穂乃果「あと5分……」

海未「ことり、二人だけでご飯行きましょう」

穂乃果「はっ!ご飯!」

海未「行きますよ穂乃果」

穂乃果「あ……待ってー!」




穂乃果「くぅ〜!どれも美味しそう!」

穂乃果「いただきまーす!」ガツガツ

海未「穂乃果、行儀が悪いです」

穂乃果「ごめーん」ムシャムシャ

「おい、聞いたか?」

「何を?」

「何か魔王が復活したみたいだぜ?」

「えっマジ?」

「今、王様が必死こいて九人の勇者を探してるみたいだぜ」

15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/20(火) 18:51:11.57 ID:e6ojFmODO
海未「何か、興味深い話が聞こえてきましたね」

ことり「魔王……だっけ」

穂乃果「穂乃果たちには関係ないよー」

海未「そうでしょうが……」

ことり「九人の勇者……ってところに引っ掛かるね」

穂乃果「さすがに穂乃果たちなわけないよ」

海未「まぁ……そうですが……」

カラーン

兵「すみません。勇者に関して情報を持ってるかたはいますか?」

シーン……

兵「そうだよなー『異世界から来た九人の歌の女神』なんていないよなー」

穂乃果「ぶふっ!?」

海未「ちょっ……穂乃果!?」

穂乃果「ごめん……」

兵「君」

穂乃果「はいっ!?」

兵「さっきの話に反応したが……情報を持ってるのか?」

穂乃果「持ってませんよ?」

兵「なぜ目をそらす」

兵「ふむ……君たち、ちょっと王城まで来てくれないか?」

穂乃果「ふえぇ!?」

兵「来てくれ」

ことほのうみ「……はい」

16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/20(火) 23:21:16.68 ID:zToFYHSWo
米俵で戦うアイドル
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/21(水) 00:00:26.97 ID:pT7MM2BDO
穂乃果「ほえー……王城って大きいねぇ」

ことり「UTX以上じゃない?」

兵「UTX?」

穂乃果「何でもありません」

兵「着いたぞ。ここが王の間だ」

王「兵よ誰だそやつらは」

兵「はっ。勇者に着いて知っていそうなものなので連れてきました」

王「そうか……分かった」

穂乃果「あのー……そもそも勇者って何ですか?」

王「知らないのか?ならば、話してやろう」

王「この世界には魔王がいてな、魔王が復活すると異世界から勇者が召喚されるのじゃ」

海未「その勇者が『九人の歌の女神』……」

王「そうじゃ」

18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/21(水) 00:09:56.32 ID:pT7MM2BDO
王「賢者様の話だと勇者たちは異世界にいた時は歌を歌うことをしているらしい」

穂乃果「アイドル……」

王「アイドル?」

穂乃果「あっ……えっと……」

穂乃果「どうする?」コソコソ

海未「話しますか?私たちのこと」コソコソ

穂乃果「話す?」コソコソ

ことり「ここまできたら話さないとじゃない?」コソコソ

海未「そうですね……話しましょう」コソコソ

穂乃果「あの、王様」

王「なんだ?」

穂乃果「実は私たち、異世界から来たんです」

王「なん……だと?」

19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/21(水) 00:53:09.17 ID:pT7MM2BDO
穂乃果「穂乃果たちは異世界でアイドル……歌を歌うことをしてました」

穂乃果「私たちは九人のグループです」

王「まさか……君たちが勇者なのか?」

穂乃果「それはわかりません」

穂乃果「ただ……今は歌を歌えません」

王「なら勇者では……」

兵「いえ、王様……今は歌を歌えないだけではないでしょうか?」

兵「それに九人グループとは偶然に偶然が重なりすぎてはないでしょうか」

王「異世界……九人……歌うグループ……むぅ」

王「……そうだ。東に向かうんだ」

王「東に行けば物知りなじいさんがいるはずだ」

王「そいつに聞けば何かわかるかもしれん」

王「何かわかったら教えてくれんか?」

穂乃果「えっ行くこと限定?」

20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/21(水) 01:04:56.66 ID:pT7MM2BDO
王「不満か?」

穂乃果「勇者って決まってないのに旅に出されるんだから不満たらたらだよ!」

穂乃果「そもそもなんで魔王なんて復活したのさ!」

王「魔王を封印していた魔力が尽きたのだろう」

穂乃果「あーもう!何なのさ!勇者にされるわ歌を忘れるわ何なのさー!」

穂乃果「もうー!……ん?」

海未「どうしました?」

穂乃果「思い出した……」

海未「なんの曲ですか!?」

穂乃果「……START:DASH!!……」

ことり「ことりも思い出したよ!」

穂乃果「よーしっ!王様!皆を広場に集めて!」

王「何をする?」

穂乃果「ライブだよ!」

21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/21(水) 01:20:26.24 ID:Nxp7Dx94O
魔王退治なんてくだらねぇぜ俺の歌を聞けぇ!!
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/21(水) 01:44:18.21 ID:pT7MM2BDO
ワイワイ ガヤガヤ

王「あーっあーっ……えーっと……何だっけ?」

王「思い出した」

王「今日!勇者が現れた!その勇者は歌を歌うことを皆はもう知ってるであろう!」

王「その勇者が今、この場でライブを披露する!」

ピューッピューッ! ユウシャキター!

王「では、早速やってもらおう……μ′sの皆さんだ!」

穂乃果「μ′sです!」

穂乃果「本来、メンバーは九人何ですが残り六人は見つかっていません」

穂乃果「でも私たちはアイドル!皆を笑顔にするのが仕事です!」

穂乃果「だから……聞いてください」

穂乃果「START:DASH!!」

――そしてライブは過ぎていき……

王「異世界から来た勇者は歌を歌い、全ての人を笑顔にする……」

王「間違いない……あの子らが……勇者じゃ!」

23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/21(水) 01:51:50.31 ID:pT7MM2BDO
穂乃果「ほえー結局魔王退治するはめになっちゃった」

海未「まぁ……もとの世界に帰るには魔王を倒さないと何では?」

ことり「むむむ……新しい衣装のイメージが……」

穂乃果「長旅になりそうー」

海未「もとの世界に帰る為です……諦めましょう」

ことり「そのためにはまず、皆を揃えなきゃだね♪」

穂乃果「そもそも皆ここに来てるのー?」

海未「来てるんでは?」

穂乃果「だよねー……とりあえず早く帰るために次の町に行こう!」

穂乃果「次の町は西にある『ライスル』だ!」

ことり「穂乃果ちゃん。東だよ?」

穂乃果「しまった!」

こうして……μ′sの魔王退治の旅が始まった……

まったく、いつ終わるのやら……この旅は……

24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/21(水) 02:02:11.00 ID:pT7MM2BDO
【第二章 癒しの舞、革命の米】

穂乃果「遠いよー!」

海未「たしかに遠いですね」

ことり「魔物も倒しながらいった方がいいんじゃないかな?」

海未「たしかにそうですね」

穂乃果「次の町に行ってクエスト受けてからの方がいいよー!」

海未「あの穂乃果がまともなことを……」

ことり「うそぉ……」

穂乃果「酷いよ二人とも!」

海未「そもそも回復アイテムなしで戦うなんてバカですよ」

穂乃果「ヒーラーが欲しいよぅ」

ことり「たしかにこのパーティーじゃキツいよね」

穂乃果「穂乃果たちのパーティーにはヒーラーがいない!」

海未「ことりはアタッカーとサポーターのどっちなんですか?」

ことり「どちらかと言うとサポーターだと思うよ」

ことり「この針と糸を合わせればサポーターだと思うな」

海未「ジャミングと拘束ですかね?役割は」

ことり「そんな感じかな?」

海未「まぁ二人で出来るだけ穂乃果をサポートしましょう」

ことり「そうだね」

25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/21(水) 10:01:11.84 ID:qGabzAum0
問題児の方だと思ったら違ったチカ
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/21(水) 16:32:26.04 ID:pT7MM2BDO
穂乃果「あれが『ライスル』かな?」

海未「場所的にそうじゃないですか?」

ことり「でもあの隔離してる壁はなに?」

海未「見事に半分に分けてますね」

穂乃果「何かあったのかな?」

海未「とりあえず情報収集しましょう」

〜ライスル〜

穂乃果「ほえー……どっちに入ろうか」

海未「右側でいいんじゃないですか?」

穂乃果「そうだね。行こうか」

穂乃果「ねぇ……海未ちゃん」

海未「はい?」

穂乃果「向こうにも行けるみたいだね」

海未「……そうみたいですね」

「紛争中でもそうでないと生活が困難ですから」

穂乃果「誰!?」

27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/21(水) 18:15:06.10 ID:pT7MM2BDO
村長「この村の村長です」

村長「ただいま村の中で紛争中でして……」

海未「理由は何なんですか?」

村長「それはですね」

村長「主食はご飯かうどんかで争っております」

ことうみ(紛争理由がしょーもない!)

穂乃果「どうしてさ!」

穂乃果「どうしてパンはないの!?」

ことうみ(突っ込むとこそこー!?)

村長「この村ではパンはおやつなんです」

穂乃果「なーんだよかったー」

ことうみ「…………」

村長「実は今、この紛争は一昨日まではどちらも引き分けだったんですが……」

穂乃果「ほえ?」

村長「昨日、突然現れた無類のご飯好きの少女がご飯派に加勢し……」

ことうみ(絶対花陽(ちゃん)だよーそれ)

穂乃果「ほえー……誰なんだろうねその子」

ことうみ(気づいてない!)

28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/21(水) 18:24:56.00 ID:pT7MM2BDO
村長「その子は主食はご飯以外はありえませんと言い向こう側の大将をやっています」

穂乃果「すごいなぁ……んっ?無類のご飯好き?」

穂乃果「昨日突然現れた……謎の少女……」

穂乃果「…………」

穂乃果「それ、花陽ちゃんじゃない!?」

ことうみ「気づくの遅い!」

穂乃果「あれ……二人とも気づいてたの?」

海未「それはもう大分前から」

村長「知り合いですかな?」

穂乃果「はい!」

海未「あの……失礼ながら会わせていただけませんか?」

村長「わかりました。付いてきなさい」

29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/21(水) 18:32:33.61 ID:pT7MM2BDO
〜ライスル ご飯派側〜

「村長?何のようで?」

村長「そちらの大将の知り合いと申すものが来てな。連れてきたんじゃ」

「そうですか。ならこれからは私が連れてきます」

村長「なら任せる」

「さ、こちらへ」




「あなた方はご飯かうどんのどっちですか?」

穂乃果「私はパン派です!」

「パン派とは珍しい。この村はパンはおやつだからね」

海未「私は家元が日舞なもので、ご飯派ですね。うどんも嫌いではありませんが」

ことり「ことりはご飯かうどんかって言われたら……ご飯かな?」

「そうですか。おや、着きました」

コンコン

「客人を連れてきました」

「はーい」

ガチャッ

花陽「客人って誰ー?」

穂乃果「花陽ちゃん!」

花陽「えっ……穂乃果ちゃん!?海未ちゃんにことりちゃんも!?」

30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/21(水) 18:40:48.86 ID:pT7MM2BDO
花陽「どうしてここに!?」

穂乃果「穂乃果たち今、皆を探してるんだー」

穂乃果「だから花陽ちゃん!一緒に他の皆を探しに行こう!」

花陽「……ごめん穂乃果ちゃん」

花陽「今はここから出られないの」

花陽「この村は今、紛争中なの……私は今は離れられないんだ」

穂乃果「紛争を終わらせる方法は?」

花陽「どちらかに納得させるしかないよ」

花陽「それにこの紛争のせいで一部の人が飢えているの」

花陽「だから早くこの紛争を終わらせるんだ……」

花陽「でもこのままだと硬直状態が続いて飢えていく人も出てくる」

花陽「うどん派を……潰さないと」

穂乃果「花陽ちゃん!それはだめだよ」

31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/21(水) 19:12:13.88 ID:pT7MM2BDO
穂乃果「紛争を終わらせるのはわかるけど」

穂乃果「どちらか一方を潰しちゃダメだよ!」

穂乃果「大きな戦争じゃないんだから両方が幸せに紛争を終わらせる方法があるはずだよ!」

穂乃果「花陽ちゃん!それを一緒に探そう!」

花陽「そうだよね……ありがとう穂乃果ちゃん」

花陽「まずは飢えてる人を助けよう」

海未「でもどうやって?」

花陽「この村の南にね『農作の森』って森があるの」

花陽「その先にね飢えてる人を救うと言われている『黄金米の苗』があるの」

花陽「それを手に入れれば……」

穂乃果「じゃあ手に入れよう!」

花陽「うえええ!?」

花陽「無理ですよ!」

穂乃果「頑張ればなんとかなるよ!私たちは勇者何だから!」

穂乃果「花陽ちゃん!ファイトだよ!」

32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/21(水) 20:52:13.93 ID:kFPlhL7bo
戦っちゃダメだろw
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/22(木) 00:03:05.98 ID:CwltUHaDO
海未「たしかにまずは飢えてる人を助けなければ」

ことり「南だっけ?」

穂乃果「よし花陽ちゃん!準備して!」

花陽「あのー……ちなみに皆さん……武器は……」

穂乃果「剣!」

海未「弓!」

ことり「針と糸!」

穂乃果「花陽ちゃんは?」

花陽「私は……その、『箸』です」

穂乃果「箸!?」

穂乃果「どうやって戦うの!?」

花陽「敵を捕まえたり……刺したり……遠距離でも可能です」

海未「このパーティ、ーバランス悪くないですか?」

穂乃果「近距離穂乃果だけ……」

ことり「穂乃果ちゃん落ち込まないでー」

海未「はぁ……穂乃果、行きますよ」

穂乃果「穂乃果は危ない目に会う役なんだ……」

海未「穂乃果……」

穂乃果たちはライスルを出て農作の森に向かった。

34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/22(木) 00:17:55.52 ID:CwltUHaDO
花陽「そういえばレベルはどうですか?」

穂乃果「レベル?」

海未「もしかしてメニュー画面にある『ステータス』を開けばいいんですか?」

花陽「はい、そうです」

穂乃果「えーっと穂乃果は……レベル、3?」

海未「私は2ですね」

ことり「ことりも2だ」

穂乃果「ステータスは……」

穂乃果 レベル3 HP102 攻撃力32 防御力25 素早さ20

海未 レベル2 HP93 攻撃力25 防御力30 素早さ22

ことり レベル2 HP80 攻撃力20 防御力28 素早さ25

花陽 レベル4 HP93 攻撃力27 防御力30 素早さ20

穂乃果「花陽ちゃん穂乃果よりレベル高い!」

海未「ステータス足りますか?」

花陽「足りなくても魔物を倒しながら進めばレベルも上がるよ」

穂乃果「そうだね。じゃあ魔物を倒しながら進もう!」

35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/22(木) 01:05:16.05 ID:CwltUHaDO
穂乃果「てやぁ!」

穂乃果は剣を振り下ろしミルウルフを倒した。

穂乃果「遠距離が三人もいると穂乃果は止めを指すだけでいいから楽だね!たぶん!」

海未「殆ど私たちが攻撃してるじゃないですか!」

穂乃果「だから言ったじゃん!穂乃果は楽だね!って!」

ことり「まぁ遠距離攻撃が三人もいるから……」

花陽「また新しい魔物がいました!」

穂乃果「次は穂乃果がいいとこ見せるよ!」ダッ

相手はミルウルフが二匹、穂乃果はそこに突っ込んでいった。

ことりは針に糸を通し一匹のミルウルフに飛ばした!

ことりが飛ばした針はミルウルフに刺さり、ことりはもう一本飛ばし刺した。

ミルウルフは針が刺さった痛みで暴れだした!

暴れたせいか、ミルウルフは糸が絡み、動けなくなった。

穂乃果「はあぁ!」フッ

穂乃果は拘束されていないミルウルフを相手にしていた。

攻撃をうまくかわしなかまら攻撃を与えていく。

やがてミルウルフはHPを失い倒れた。

もう一匹の拘束されているミルウルフを四人係で秒殺。

穂乃果「よしっ!」グッ

36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/22(木) 02:26:15.77 ID:CwltUHaDO
海未「レベルが上がりました」

ことり「ことりも!」

穂乃果「ねぇ皆、このウィンドウ何だろう?」

『カラースキル』を習得しました。

海未「下に説明文が出てますよ」

『カラースキル』 自分のイメージカラーにあったスキルを覚えられるようになる。尚、『カラースキル』の大半は、属性付きである。

穂乃果「つまり何かの技を使えるようになるってこと?穂乃果だけ?」

海未「いえ、私のところにも来ています」

ことり「ことりも来てるよ。花陽ちゃんは?」

花陽「来てます!」

穂乃果「あっもうひとつ来てる」

『歌』 歌を歌うと、その曲が持っている効果を得られます。例、START:DASH!!→パーティー全体の素早さを上げる。尚、『歌』は、これからもっと増えてきます。

穂乃果「この世界にはこんなシステムが……なんかすごい」

海未「完全にRPGですね」

花陽「元ネタは……なんでしょうか?」

ことり「花陽ちゃんそこは触れない方がいいよ」

37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/22(木) 02:31:15.49 ID:CwltUHaDO
穂乃果「つまり穂乃果たちは強くなったってことだね!」

海未「そうみたいですね」

穂乃果「よーしっ!この調子で『黄金米の苗』を手に入れよう!」

みんな「おーっ!」

???「…………黄金米……か」

???「良いもん手に入れようとしてんじゃねぇか」

???「後で奪ってやるぜ」

???「ヒャヒャヒャ……」ニヤッ

38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/22(木) 02:37:47.72 ID:CwltUHaDO
〜農作の森〜

穂乃果「少し魔物強くない?」

海未「森に入ったからでしょうか?」

穂乃果「というか、カラースキル覚えないしー」

海未「そこは気長に待ちましょう」

花陽「『黄金米の苗』はこの森の一番奥にあります……ただ」

ことり「どうしたの?」

花陽「実は、『黄金米の苗』を守っている魔物がいるみたいで……」

海未「つまり、奥に行く前にこの辺でレベルを上げましょうと?」

花陽「はい!」

海未「たしかにそれには私は賛成です」

海未「これからのことを考えると今のうちに少しレベルを上げておいた方がいいと思います」

穂乃果「たしかに……反論できない」

海未「そもそも穂乃果に反論できるわけないです」

穂乃果「海未ちゃん酷い!」

39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/22(木) 02:44:24.60 ID:CwltUHaDO
ことり「やっぱりヒーラーが欲しいよ〜」

海未「たしかに回復アイテムは限られてますからね」

海未「せめて回復できる歌があれば……」

穂乃果「魔物だ!」

海未「くっ……話してる途中で……どこですか?仕留めます」

穂乃果「あそこらへんかな?」

海未「いました」

海未「私がここで射ちますから魔物がこっちに来たら穂乃果は横から一撃入れてください」

穂乃果「ラジャッ!」ダッ

海未「ことりは糸を張り巡らせてください」

海未「敵は……一匹じゃないみたいです」

ことり「どこにいるの?」

海未「わかりません。ですが糸を張り巡らせておけば、襲われたときに役立ちます」

花陽「あれ?私、やることない!?」

40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/22(木) 02:48:24.29 ID:CwltUHaDO
今回はここまで……です!

それでは皆さん。
おやすみ( ̄q ̄)zzz
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/22(木) 03:47:58.52 ID:ucqZAQkWO

何が元ネタなのかな
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/22(木) 07:21:59.79 ID:EVM+g0FKO
マール王国みたいなミュージカル風にしよう
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/22(木) 17:28:04.95 ID:CwltUHaDO
海未「いきます!」バシュッ

海未の放った矢が魔物に刺さった!

魔物「ガウッ!?」

魔物がキレて魔物が襲いかかってくる。

だが、海未たちはそれが目的。

魔物が襲ってきたところを穂乃果が横から不意討ち。

魔物は飛ばされ、木にぶつかる。

そこにことりが針を飛ばし追撃し魔物のHPが全損した。

穂乃果「イエーイ!」

海未「まだ終わってません!」

海未が言った通り、二匹の魔物が襲ってきた!

44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/22(木) 18:00:26.69 ID:CwltUHaDO
穂乃果「まだいたの!?」

海未「そういえば穂乃果には言ってませんでしたね」

穂乃果「酷いよ!」

海未「まぁそこにいてください」

海未「自滅するので」

魔物は海未に向かってきた。

しかし、海未の周りにはことりが仕掛けた糸が張り巡らせている。

魔物はそれに気づかずに突っ込み、糸によって身体に傷を負った。

海未「ふっ!」バシュッ

ことり「それっ!」ビシュッ

花陽「ていっ!」ビシュッ

三人の遠距離攻撃により魔物二匹はHPを失い倒れた。

海未「ふう……終わりましたね」

花陽「レベルが上がりました!」

穂乃果「あっ穂乃果も上がった」

ことり「森は深いね〜」

花陽「はい。噂によるとライスルの5倍以上の広さらしいです」

花陽「さらに、奥に行けば行くほど魔物は強くなっていきます」

穂乃果「なんというか……王道?」

海未「ですね」

45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/22(木) 18:16:12.61 ID:CwltUHaDO
穂乃果「それにしてもスキル覚えられるようになるって言ってたのに覚えられてないし」

ことり「今はまだ、だよ」

穂乃果「スキルほしいなー30連撃!」

海未「多すぎです」

花陽「穂乃果ちゃんは多くて8……かな?」

穂乃果「そこは、μ′sにちなんで9でしょ!」

海未「どっちでもいいですよ」

穂乃果「どうせ海未ちゃんは『ラブアローシュート』でしょ?」

海未「何でそうなるんですか!?」

穂乃果「海未ちゃんだし」

ことり「海未ちゃんだしね〜」

花陽「海未ちゃんですから」

海未「私のことなんだと思ってるんですか!?」

ことほのぱな「う〜ん……中二病?」

海未「……もういいです!」

穂乃果「海未ちゃんが怒ったー!」

海未「穂乃果はパン3日間食べさせません」

穂乃果「すいませんでした!お願いだからそれだけはー!」土下座っ!

海未「許しません!」

ことぱな「あはは……」

46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/22(木) 18:35:38.16 ID:CwltUHaDO
穂乃果「大分進んだけどまだ〜?」

花陽「たしかに結構進みましたね」

海未「まさか方向間違えたとか……」

穂乃果「まっさかー!南に進めばいいんでしょ?」

穂乃果は方位磁石を取り出した。

穂乃果「そんなはずは……」

穂乃果「はずは……」

海未「穂乃果……まさか……」

穂乃果「東に進んでました」テヘペロッ♪

海未「穂乃果ぁ!!」

穂乃果「ごめーん!」

花陽「つまり今までのは……」

ことり「無駄足……だね」

ことぱな「……はぁ」

47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/22(木) 18:58:32.38 ID:CwltUHaDO
穂乃果「さぁ!気を取り直して行こう!」

海未「穂乃果……」

穂乃果「すいませんでした」

海未「まったく……」

ことり「奥は遠いなぁー」

花陽「ことりちゃん頑張ろう?」

穂乃果「ねぇ……あれなに?」

海未「あれは……」

花陽「! あれです!あれが『黄金米の苗』です!」

穂乃果「なんか意外な感じで見つかったね」

海未「はぁ……何なんでしょうか……これ」

穂乃果「結果オーライ!」

海未「穂乃果ぁ?」

穂乃果「その事に関しては大変申し訳ありませんでした」

海未「まったくもう……」

穂乃果「早速持ち帰ろう!」

花陽「待ってください!」

48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/22(木) 19:42:44.03 ID:CwltUHaDO
花陽「危険です!」

花陽「この先に『守護獣』がいるはずです!」

穂乃果「それって……強い……よね」

花陽「はい!」

ことり「もう少しレベル上げてからでも……」

穂乃果「大丈夫!倒せるよ!私たちなら!」

海未「たしかに時間もないですし……明るいうちに森をクリアしないと危ないですしね……」

穂乃果「よし……行こう!」

穂乃果たちが奥に行くとウィンドウが表示された。

『ここから先に進むとボス戦です。戻ることができなくなります。それでも進みますか? yes/no 』

穂乃果「行くよ……」

穂乃果はyesを押した。

49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/22(木) 22:11:11.02 ID:CwltUHaDO
奥に進むと魔物が出てきた。

ゴールド・ガーディアン

穂乃果「ちょっと大きくない?」

ゴールド・ガーディアンは、攻撃を仕掛けてきた。

穂乃果「攻撃はやっ!」スカッ

海未「穂乃果!一旦離れて!」

海未は矢を放ち、ガーディアンの注意を引く。

穂乃果「ありがとう海未ちゃん!」

花陽はガーディアンの後ろにまわり、箸でガーディアンの動きを封じた。

その隙にことりは糸針をそこらじゅうに飛ばした。

花陽はガーディアンの暴走に耐えきれず、後方に飛ばされた。

ガーディアンは花陽を追撃しようとする。

海未「こっちを向きなさい!」バシュッ

グサッ

ガーディアンが海未の方を向いて、襲いかかってきた!

50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/22(木) 22:25:17.38 ID:CwltUHaDO
ガーディアンは、ことりが仕掛けた糸に絡まった!

絡まったと同時に穂乃果たちはガーディアンに一斉攻撃を仕掛けた!

穂乃果「てやぁ!」ザシュッ

海未「はあ!」ビシュッ

ことり「チュンチュン!」ビシュビシュッ

花陽「えいっ!」ゴッ

ガーディアンは攻撃をされて糸が解れたときに穂乃果たちを飛ばし、糸を切った。

ガーディアンは怒り狂って襲いかかってきた!

ガーディアンのスピードは速く、一瞬で海未の後ろにまわり、打撃を与えた。

海未「ぐうっ!」ズザァ

穂乃果「海未ちゃん!」

花陽「早く回復を!」

ことり「速い……」

穂乃果「花陽ちゃん!敵の動きを封じて!」

花陽「わかった!」

花陽はガーディアンの動きを再び封じた。

穂乃果「海未ちゃん!ことりちゃん!歌おう!」

51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/22(木) 22:39:40.64 ID:CwltUHaDO
海未「そうか……私たちには、歌がある!」

ことり「歌おう!」

穂乃果「歌おう!」

穂乃果、海未、ことりは、歌を歌った!

曲、START:DASH!!

穂乃果たちの素早さが上がった!

ガーディアンは暴れ、花陽は耐えきれず再び後方に飛ばされた。

穂乃果「花陽ちゃん!下がってて!」

穂乃果「やあぁ!」ダッ

穂乃果はガーディアンに向かい、駆け出した。

ガーディアンが攻撃を仕掛けてくる。

だが、穂乃果たちは今、素早さが上がっている。

穂乃果は攻撃を避け、斬撃を加える!

海未も後を追い、矢を放つ!

ことりも負けずと針を飛ばす!

52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/22(木) 22:44:19.88 ID:3+4aoSgnO
箸で動き封じるってすごいなw
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 00:56:00.47 ID:aI2YIcMDO
ボス戦が始まり、長い時間が経った。

穂乃果たちはガーディアンを倒せていなかった。

穂乃果「はぁ……はぁ……固い……!」

海未「やはり……急ぎすぎましたかね……」

ことり「やっぱりレベルは……上げとかないと……」

海未「もう回復アイテムが底をつきそうです」

穂乃果(どうすれば……!)

そのとき、穂乃果のところにメッセージウィンドウが現れた。

『新たなスキルを覚えました』

穂乃果「ス……キル」

『スラッシュ・ザ・オレンジ』

穂乃果はこの土壇場で新たなスキルを覚えた!

『スキル説明
剣がオレンジ色のオーラを纏い、渾身の一撃で敵を斬るスキル』

穂乃果(これを使えば……この状況を打破できる!)

穂乃果「ことりちゃん!」

穂乃果「もう一度……もう一度だけ、敵の動きを封じて!」

54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 01:02:31.40 ID:aI2YIcMDO
ことり「穂乃果ちゃん……」

海未「しかしもう手が……ありません」

穂乃果「一度だけ……あと一度だけのチャンスを頂戴!」

ことうみ「……!」

ことりと海未は、穂乃果の熱意を感じた。

海未「ことり……隙を作るので糸を」

ことり「わかった」

海未は、矢を放つ!

ガーディアンはすべての矢を凪ぎ払い海未に襲いかかる。

ことり「……今!」

ことりは針を飛ばし、ガーディアンに刺さった。

もう一本……もう一本と針をガーディアンに刺していく。

ガーディアンが、ことりの方に振り返る。

それと同時にガーディアンは糸に絡まった!

海未「穂乃果!」

ことり「穂乃果ちゃん!」

穂乃果「あとは……まかせて!」ダッ

55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 01:09:14.17 ID:aI2YIcMDO
穂乃果は駆け出した。

想いを背負い、ガーディアンに向かって駆け出した。

穂乃果は剣を構え、大きくジャンプする。

穂乃果「みんなの想いを乗せたこの一撃で……」

穂乃果「決める!!」

剣がオレンジ色のオーラを纏う。

海未「あれは……」

ことり「カラースキル……」

穂乃果「いっけえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

穂乃果は剣を力一杯振り下ろした!

カラースキル オレンジ・ザ・スラッシュ

穂乃果の剣が、ガーディアンを斬り裂いた!

穂乃果「やっ……た」

穂乃果「やったあぁぁぁ!」

56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 02:29:36.84 ID:aI2YIcMDO
穂乃果「海未ちゃん!ことりちゃん!花陽ちゃん!私……やったよ!」

海未「穂乃果!」

ことり「穂乃果ちゃん!」

ことうみ「後ろ!」

穂乃果「えっ?」

穂乃果は後ろを振り向いた。そこには――

穂乃果が斬ったはずのガーディアンが立っていた。

ガーディアンはまだ、倒せていなかった!

ガーディアンが穂乃果に攻撃しようとする。

その前に海未とことりがガーディアンを倒そうと攻撃を仕掛けようとするが、明らかにガーディアンの攻撃モーションの方が早かった。

穂乃果にガーディアンの攻撃が当たる。

ドンッ!

――前に、箸が飛んできてガーディアンに直撃した。

その攻撃がガーディアンのHPを削り取った。

『ゴールド・ガーディアンを倒しました!』

57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 02:34:32.90 ID:aI2YIcMDO
今回はここまで

第二章はまだもう少し続きます。
出来れば、次で終わらせられるように頑張ります! ファイトだよ!

それじゃ、次は夕方辺り、又は夜にでも……

おやすみ(_q_)zzz

58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 03:34:26.97 ID:aI2YIcMDO
>>55でミスりました。これだけは言っときます。

誤 オレンジ・ザ・スラッシュ→正 スラッシュ・ザ・オレンジ

です。すみません。

では、ほんとにおやすみ( ̄q ̄)zzz
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/23(金) 09:42:04.89 ID:n6fr8DuAO
大技のチュートリアル的なやつだな
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 17:33:36.57 ID:aI2YIcMDO
穂乃果「花陽ちゃん!」ダッ

花陽「ま……間に合った……」

穂乃果「ありがとう!」ガバッ

花陽「穂乃果ちゃん苦しいよ……」ギュウゥ

穂乃果「ご……ごめん」

穂乃果「でも花陽ちゃん。ほんとにありがとう!」ニコッ

花陽「――っ!」ズキューン!

花陽「かはっ……」

穂乃果「花陽ちゃん!?」

海未「撃ち抜かれましたね」

ことり「穂乃果ちゃんの笑顔には勝てないよぅ」

花陽「と……とりあえず、『黄金米の苗』を早く持って帰りましょう……」

穂乃果「そ、そうだね?」

『黄金米の苗』を手に入れた!

61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 17:41:45.36 ID:aI2YIcMDO
穂乃果「それにしても強かったね〜」

ことり「でも、お陰でレベルも上がったよ」

花陽「穂乃果ちゃんのカラースキル凄かったね」

海未「いつのまに覚えたんですか?」

穂乃果「戦ってる途中に」

海未「よくあるアレですか」

穂乃果「まぁ……そうだね」

花陽「ライスルが見えました!」

穂乃果たちは、『黄金米の苗』を手に入れ、ライスルに帰ってきた。

だが、目の前にあったのは……

――完全に荒れ果てた姿になったライスルだった……。

62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 17:52:35.95 ID:aI2YIcMDO
穂乃果「えっ……これって……」

花陽「いったい何が……」

???「遅かったな」

穂乃果「誰!?」

???「俺の名前は、ライ・スーンだ」

ライ・スーン「見た通り、魔物だ」

穂乃果「あなたがやったの?」

ライ・スーン「まあな。コイツら、毎月出してた米30sを出せなかったからな」

ライ・スーン「だから、潰した」

穂乃果「――っ!!」

海未「酷いことを……」

ライ・スーン「払えなかったあいつらが悪い」

ライ・スーン「だけど安心しな。ほんとは全員殺るつもりだったんだからな」

ライ・スーン「……つーわけで……『黄金米の苗』を渡して貰おうか?」

63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/23(金) 17:54:42.07 ID:6oY/qUtQo
A-RICE
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 18:16:31.85 ID:aI2YIcMDO
穂乃果「どうしてそれを……?」

ライ・スーン「見かけたからな」

ライ・スーン「じゃあ早速渡して貰おうか」

穂乃果「いやだ!」

ライ・スーン「……ほう」

穂乃果「これは……この苗はここの村の人たちのだよ!」

ライ・スーン「なら、この村の人どもを全員殺る」

穂乃果「そんなことはさせない!」

穂乃果「したければ……」

穂乃果「私たちを倒してからにして!」バァーン!!

ライ・スーン「そうか……じゃあ」

ライ・スーン「先にお前らを潰してやる!!」ボオッ

65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 18:54:10.29 ID:aI2YIcMDO
穂乃果(あれは……!)

海未(まさか……こんなパーティーで対抗できるのでしょうか……)

ライ・スーン「覚悟しろ」

ライ・スーン「俺のこの『魔法』でお前らを焼き尽くす!」

海未「来ます!」

ライ・スーンは右手から紅く燃え盛る炎が現れ、それを投げてきた。

穂乃果たちはバラバラに別れてそれをかわした。

ライ・スーンは左手にも同じ炎を出してまた投げてきた。

海未(さっきと少し違う?)

炎の形状はさっきは球型だったが海未が言った通り、少し形状が違っていた。

海未「皆さん!逃げて下さい!」

炎の球は、空中の途中で爆発した!

ドオォォォォォォォン!!

穂乃果「うわっ!?」

ことり「きゃあっ!?」

66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 19:01:48.27 ID:aI2YIcMDO
海未「くっ……!」

海未(こんな攻撃をされてはいつまでも……)

海未(……っ!?)

海未は気づいた。

長くはもたない……つまり、回復しなくてはいけない。

だが、海未たちは今、回復アイテムの数が残り少なかったのだ!

海未(これは……まずいです)

海未は、思った。

敵は魔法を使ってくる。そしてまだどんな攻撃をしてくるかもあまり知らない。

そんな海未たちに残された道は……

短期決戦。

しかし、現段階で敵に致命的なダメージを与えられるのは穂乃果だけ。

たった一撃で敵はやられるほど柔ではない。

穂乃果以外、カラースキルを持っていないこの状況は、絶望的。

67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 19:16:50.23 ID:aI2YIcMDO
海未(ですが、一つだけ、勝つ方法が、あります)

一つだけの勝つ方法。

それは、穂乃果のカラースキルを2〜3回当てること。

全て、クリティカルで。

海未は考えた。

この一つのミスも許されないこの勝利の方程式を組み上げるために。

海未(……これならクリティカルは別として、2〜3回カラースキルは……当てられます)

海未(それで倒れてくれればいいんですが……)

海未「花陽!敵の動きを封じて下さい!」

海未「ことりは敵の死角から糸で敵の周りを囲んでください」

海未「それを……3回続けます」

海未「穂乃果はカラースキルの準備を」

海未「私はできるだけサポートします」

穂乃果「わかった!」

ことり「よぉーしっ!行くよ!花陽ちゃん!」

花陽「うん!」

68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 20:58:12.63 ID:aI2YIcMDO
海未「はあっ!」ビシュッ

ライ・スーン「弓が効くと思うか?」

ライ・スーンは飛んできた矢を燃やす。

海未「目的が違います」

花陽「今です!」ガシッ

ライ・スーン「むっ?」

花陽は箸を使い、敵の動きを封じた!

ライ・スーン「動けないな……」

海未(ことり……!)

ことり(今がチャンス!)ビシュビシュッ

ことりは糸針をそこらじゅうに飛ばし、糸を張った。

ライ・スーン「こんな拘束……ふんっ!」

ライ・スーンは、拘束を解いた。

ライ・スーン「拘束技……か……」

海未「今、思ったんですが、なんで花陽のあれはスキルじゃないんですかね?」

穂乃果「そんなことは、今話すことじゃないよね」

69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 21:23:54.15 ID:aI2YIcMDO
ライ・スーン「まずは……お前からだ!」ダッ

ライ・スーンは、花陽に向かって凄まじいスピードで向かって来た。

糸を仕掛けてあるのを知らずに……。

ライ・スーン「むっ!?」

見事にライ・スーンを捕らえた!

海未「穂乃果!」

穂乃果「スラッシュ・ザ・オレンジ!」

穂乃果はカラースキルを放った!

ライ・スーン「ぐあっ!?」

直撃。見事にクリティカルダメージを受けたライ・スーンは膝をつく。

穂乃果「もう一撃……いっけえぇ!」

穂乃果はもう一度放った!

二回喰らわせた所で糸が解れ、ライ・スーンは抜け出した。

ライ・スーン「調子に乗るなよ人間風情がぁ!!」

ライ・スーンはたくさんの炎球を作りだし飛ばす。

ことりと花陽はこれを2〜3発受け、後方に吹き飛ぶ。

穂乃果は剣で斬り落とすが一発を受ける。

海未は、全てを撃ち落とした。

70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 21:32:52.45 ID:aI2YIcMDO
海未「遅い炎ですね」

海未(危なかったー!)

ライ・スーン「やるな……」

海未「はあっ!」ビシュッ

ライ・スーン「矢は効かん!」

海未「本当に……」

海未「そうでしょうか!」ビシュッ

ライ・スーン(三本同時!)

ライ・スーン「無駄だ!」ボオッ

海未「まだまだ!」

海未は矢を射ち続けた。

ライ・スーンの……カラースキルを叩き込むために必要な圧倒的な隙を作るために。

穂乃果「今だ!」

ライ・スーン「貴様……!まだ立てたのか!?」

穂乃果「スラッシュ・ザ・……オレンジ!」ズバァ!

ライ・スーン「ぐああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

ライ・スーン「くっ……人間、ごときに……」

海未(これでもまだ足りない!?)

海未「穂乃――」

穂乃果「はぁ……はぁ」

海未(穂乃果はもう動けない!?)

71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 21:37:59.99 ID:aI2YIcMDO
海未(私がやるしかないですね)

でも……どうやって?

海未はカラースキルを持っていない。

普通に矢を放っても相手は倒れないかもしれない。

海未(私にも……スキルがあれば!!)

ピコーン

『新たなスキルを覚えました』

海未は、目を張った。

誰のスキルだと確認したがそれが自分のだということに

『ラブアローシュート』

海未(なんでですか!?)

『ラブアローシュート 青のオーラを纏い、渾身の矢を放つ』

海未(穂乃果のとあまり変わらないじゃないですか!)

72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 21:42:49.52 ID:aI2YIcMDO
ライ・スーン「これで……終わりだ!」

ライ・スーンは、上空に大きな炎の球を作り出していた。

あんなのを放たれたらひとたまりもない。

海未(やるしかありません!!)

海未「……ラブアロー……」

海未は矢を力一杯引き……

海未「シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥト!」

矢を放った!!

ライ・スーン「なっ!?」

グサッ!

矢がライ・スーンの胸を貫いた!!

ライ・スーン「俺が……人間ごときに……負ける、とは……」バタッ

ライ・スーンは地に伏せた。

73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 21:47:27.16 ID:aI2YIcMDO
穂乃果「やったー!海未ちゃあぁん!」

海未「やりました!」

ことり「海未ちゃん!」ダキッ

花陽「海未ちゃん!」ダキッ

海未「痛いです」

穂乃果「海未ちゃん」

海未「はい?」

穂乃果「結局ラブアローシュートなんだね」

海未「ラブアロー……」

穂乃果「ご、ごめん!海未ちゃあん!?」

村長「まさか……あやつを倒すとは……」

穂乃果「村長さん!もう大丈夫だよ!」

村長「ありがたや、ありがたや」

村長「みんな!宴の準備じゃ!急いで用意せい!」

村人たち「はいっ!」

74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 21:53:01.72 ID:aI2YIcMDO
この日、ライスルでは、広大な宴が行われた。

穂乃果「μ′s、歌います!」

村人「待ってた!」

穂乃果「海未ちゃんことりちゃん花陽ちゃん!行こう!」

穂乃果たちはステージで踊り、そして終わり、花陽から一言があるみたいだ。

花陽「皆さん。紛争の事なんですが」

花陽「主食はどちらでもいいじゃないですか?」

花陽「ご飯派でもうどん派でもいいじゃないですか」

花陽「好きな方を食べればいいんですっ!」

穂乃果「村長さん!こっち来て!」

村長「なんですか?」

穂乃果「はいっ!」

村長「これは……『黄金米の苗』!」

75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 22:17:42.76 ID:aI2YIcMDO
村長「いいのですかな?こんな貴重な物を頂いて」

穂乃果「はいっ!」

村長「……ありがとう」

村長「皆よ聞いてくれ」

村長「今日にて、紛争をやめよう!」

村人「村長!そんなことは全員わかってますよ!」

村長「お前たち……」

村人「μ′sの活躍を見たら紛争なんて正直どうでもいい!」

村人「俺たちはμ′sの歌と踊りを見て感動した!癒された!」

村人「紛争なんてこりごりだ!」

村長「そうか……皆よ」

村長「明日は朝から村の復興作業じゃ!」

村人たち「はいっ!」

76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 22:23:28.50 ID:aI2YIcMDO
〜次の日〜

村長「もう行ってしまうのか?」

穂乃果「はい。他にもやることがあるので」

村長「そうか……これは少なからずのお礼じゃ」

海未「回復アイテムがこんなに……いいんですか?」

村長「村を救ってくれたお礼じゃよ……では、達者でな」




穂乃果「ん?」

海未「どうしました?」

穂乃果「メッセージウィンドウだ」

『新たな歌を覚えました』

『曲名 これからのsome day』

海未「これ……人数とかはいいんでしょうか?」

穂乃果「別にいいんじゃない?」

【第二章】 完

77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 22:25:11.08 ID:aI2YIcMDO
少し休憩(構想をたてる)したら第三章を書きます。

しばらくお待ちを……

78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/23(金) 23:41:12.15 ID:yA8dmJEdO

最初のボスで2連戦とか初見殺しすぎるw
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 23:47:27.20 ID:aI2YIcMDO
さて、第三章を書いてきます。

見てる人はいるかわからないけど(いたらいいなぁ)

80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/23(金) 23:49:34.09 ID:s4hfJvp6o
見てるぞ
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/23(金) 23:56:36.27 ID:aI2YIcMDO
【第三章 この町の医者?そんなの私よ!】

穂乃果「次はどこだっけ?」

ことり「えーとね……『ドルミア』って所がこの辺で大きい町かな?」

穂乃果「へぇー……どんなところ?」

花陽「たしか、武器等が凄く発達してる町です」

穂乃果「それは、穂乃果たちはもっと強くなるということかね?ことりちゃん」

ことり「ことりに聞かれても……」

海未「…………」フラフラ

穂乃果「海未ちゃん大丈夫?」

海未「はい……大丈夫、ですよ?」

穂乃果「なんで疑問形?」

海未「大丈夫……で、す……」フラフラ

海未「……よ……」バタッ

穂乃果「海未ちゃん!?」

穂乃果「すごい熱!」

海未「はぁ……はぁ……」

ことり「一番近い町は!」

花陽「えっと……『ハルテナ』という町です!」

穂乃果「急いで連れていこう!」

82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/24(土) 00:02:39.39 ID:xktXHpYDO
〜ハルテナ〜

穂乃果「すみません!」

医者「どうしました?」

穂乃果「ちょっと熱で倒れて」

医者「診察するから連れてきて」

穂乃果「はいっ!」

〜診察後〜

医者「ちょっと酷いけどただの風邪だね」

穂乃果「よかった……」

医者「とりあえず、少し酷いから三日間ほどウチで預かるけどいいかい?」

穂乃果「あっはい……お願いします」

医者「それじゃあ預かるね」

医者「宿は私から言っておくよ」

ことり「ありがとうございます」

医者「長旅だったんでしょう?もう宿に行って今日は休んだ方がいいよ」

穂乃果「それじゃあ……そうさせてもらいます」

83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/24(土) 00:13:20.64 ID:xktXHpYDO
〜宿〜

穂乃果「疲れたー!」

ことり「海未ちゃん……大丈夫かなぁ」

花陽「大丈夫だよきっと」

穂乃果「zzz……」

ことぱな「寝てる!?」

ことり「……なんだか」

花陽「うん」

ことり「眠くなっちゃうね」

花陽「うん」

穂乃果「zzz」

ことり「zzz」

花陽「zzz」

――――――――
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84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/24(土) 00:25:07.42 ID:xktXHpYDO
???「えっと……これがあの病気なのね」

???「この症状が出たらアレなのね」

???「……で、この症状が出たら……こうして」

???「この症状は……こうするのね」

???「ふふっ……私の知らない病気がたくさんあるわね」

???「私も医者の娘なんだからこのくらい頑張らないとね」

85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/24(土) 00:50:58.87 ID:xktXHpYDO
穂乃果「ふわぁ〜……よく寝たぁ」

穂乃果「海未ちゃん大丈夫かなぁ?」

穂乃果「ことりちゃん〜花陽ちゃん〜起きて〜」

ことり「んっ?もう朝ぁ?」

花陽「はぅ……眠いですぅ」

穂乃果「海未ちゃんの様子を見に行こう?」

ことり「……そうだね。行こうか」

穂乃果「パン食べたい!」

ことり「穂乃果ちゃん。それはあとにしよう?」

穂乃果「……そうだね」

86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/24(土) 01:05:48.05 ID:xktXHpYDO
穂乃果「よく考えたら意外と遠いね」

ことり「そうだね〜」

穂乃果「パン買ってこうよー」

ことり「それは後で」

花陽「たしかにお腹減ったね」

穂乃果「海未ちゃんにも何か買ってこうよー」

ことり「お金は海未ちゃんがもってるんだけど……」

ほのぱな「あっ……」

ことり「忘れてたんだ……」

花陽「あれ?……あれって」

穂乃果「う〜ん?」

ことり「あの髪の色は……」

ことほのぱな「真姫ちゃん?」

87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/24(土) 01:11:26.79 ID:xktXHpYDO
今回はここまで……

今日は自分、大切な日ですからね……はぁ、めんどくさい

いやー……ついに

つ・い・に!!

あのキャラが出ますよー!自分が一番好きなキャラが出ますよー!

第三章は第二章よりも短く終わらせる予定です(今現在……たぶん延びるかなぁ?)

それでは、(-_-)zzz

88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/24(土) 01:28:28.07 ID:ZalOKGuAO
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/24(土) 03:25:16.96 ID:ic9QtAChO
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/24(土) 12:54:17.09 ID:xktXHpYDO
穂乃果「真姫ちゃんだよね?」

ことり「声かけてみる?」

花陽「人違いじゃなければいいんだけど……」

穂乃果「かけてみればわかるよ!おーい!真姫ちゃーん!」

真姫「あら?」

真姫「穂乃果じゃない」

真姫「ことりに花陽も」

穂乃果「ほんとに真姫ちゃんだ!」

真姫「これからどこに行くの?」

穂乃果「海未ちゃんが風邪で倒れちゃって……今から病院に行くところ」

真姫「海未が?珍しいわね」

真姫「私も行くわ」

91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/24(土) 13:03:00.70 ID:xktXHpYDO
〜病院〜

穂乃果「海未ちゃん!お見舞いに来たよ!」

海未「ほ……の、か……」

穂乃果「大丈夫海未ちゃん!?」

海未「少し……の、どが……いた、みます……けど」

海未「だい……じょ、うぶ……です」

真姫「穂乃果、ちょっとどいて」

穂乃果「真姫ちゃん?」

真姫「…………」

真姫「はぁ……」

真姫「ことり、ちょっと医者呼んできて」

ことり「えっ?う、うん」タタタッ

真姫「これはまずいわね……」

真姫「何やってんのよ……ここの医者は……」

92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/24(土) 13:21:10.86 ID:xktXHpYDO
ことり「呼んできたよ〜」

医者「何だい?症状が悪化したのかい?」

真姫「症状の悪化もなにももう最悪よ」

真姫「あなたほんとに医者?」

医者「なんだと?悪いな免許はあるんだ。ほら」

真姫「そう。なら藪医者ね」

医者「君……何を言ってるんだ?知識もないくせに」

真姫「あら?これでも医者の娘よ?将来継ぐことになってるけど」

医者「だが、ろくな知識もないく――」

真姫「昨日は本を読み漁ってたから今は、あなたより知識はあるわよ?」

医者「くっ……」

真姫「さて、ちょっと付き合ってもらうわよ藪医者さん」

93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/24(土) 13:29:23.27 ID:xktXHpYDO
穂乃果「真姫ちゃん。どういうこと?」

真姫「この医者は藪医者ってことよ」

医者「だが、あれはただの風邪だろう!」

真姫「そう見える時点で藪医者ね」

真姫「海未、症状を教えて」

海未「のどが……痛みます……」

海未「それ、と熱が……」

海未「あと、ひだ、りてが……うご、き、ません……」

海未「……視界、が、暗い……です」

海未「これくらい……です、かね?」

真姫「ありがと海未。あとは寝てなさい」

真姫「さっき海未が言った症状を聞いてまだ、ただの風邪って言えるかしら?」

藪医者「……言えません」

94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/24(土) 13:37:03.62 ID:xktXHpYDO
真姫「あれを聞いて何の病気だと思う?」

藪医者「まさか……いや、そんなはずはない……」

真姫「思い当たるのね」

真姫「その病気は?」

藪医者「……『暗麻致死病』」

真姫「知ってたのね」

穂乃果「ねえ真姫ちゃん。あ……あんまりしびょう?ってなに?」

ことり「『暗麻致死病』だよ穂乃果ちゃん」

真姫「日が経つたびに視界が暗くなって身体も痺れて」

真姫「最後には……死ぬわ」

真姫「この世界特有の病気ね」

95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/24(土) 14:13:30.05 ID:xktXHpYDO
穂乃果「真姫ちゃん!助ける方法はないの!?」

真姫「なくはないけど……厳しいわよ?」

穂乃果「海未ちゃんを助けるためだもん!大丈夫!」

真姫「この町の北に遺跡があってね……そこの一番奥に……何だったかしら?」

ことほのぱな「」ズコッ

真姫「思い出したわ。骨よ」

ことり「骨?」

真姫「そう。昔に封印されたと言われている竜の骨」

真姫「あれを粉末にして飲ませると治るわ」

穂乃果「よし……行こう!」

真姫「ただ……少し厄介で……」

花陽「厄介?」

真姫「そこに出てくる魔物は全部アンデット系なのよ」

真姫「戦うたびに毒消し草を使ってたら相当な消費量なのよ」

穂乃果「うげっ」

真姫「というわけで、私も行くわ」

穂乃果「これは……念願のヒーラーゲット?」

真姫「そう思っていいわ」

96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/24(土) 17:19:59.32 ID:xktXHpYDO
穂乃果「ついにヒーラーゲットだぜ!」

真姫「誰よそれ」

花陽「海未ちゃん無しで戦うんだ……ちょっと厳しいかな?」

真姫「ちょっと。それじゃあ私が使えないみたいじゃない」

ことり「真姫ちゃん武器は?」

真姫「ないわよ」

ことほのぱな「…………」

穂乃果「さて、頑張ろう!三人で!!」

真姫「ちょっと!どうして三人でってとこを強調するのよ!」

穂乃果「だって……四人いても結局は戦力は三人だし……」

真姫「でも念願のヒーラーよ?」

穂乃果「そうだけど……」

97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/24(土) 17:31:27.06 ID:ZalOKGuAO
新キャラ加入時恒例の一時離脱
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/24(土) 17:33:19.96 ID:xktXHpYDO
穂乃果「真姫ちゃん戦えないし……」

真姫「戦えるわよ」

穂乃果「ならせめて武器くらい持とうよ!」

真姫「持ってるわよ……ほら」

穂乃果「……なに、これ?」

真姫「なにって……聴診器よ」

ことほのぱな「……聴診器って……」

穂乃果「やっぱ三人で頑張ろう!」

真姫「ちょっと!私を嘗めないでよ!」

穂乃果「聴診器で何ができるの?」

真姫「それは、戦えばわかるわよ」

穂乃果「えええぇぇ………」

真姫「大丈夫よ。役にはたつわ」

真姫「そんなことより、時間がないから早く行くわよ」

ことほのぱな「さて……どう戦おうか……」

真姫「どんだけ不満なのよ……」

99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/24(土) 18:16:29.72 ID:xktXHpYDO
〜北の遺跡〜

穂乃果「魔物がでたね」

ことり「一対だけだねぇ」

花陽「じゃあ……」

ことほのぱな「頑張って♪真姫ちゃん!」

真姫「なんでよ!?」

穂乃果「ほら……実力を知らないとね〜」

花陽「聴診器でどう戦うのか……楽しみです」

真姫「花陽の箸には言われたくないわ」

穂乃果「真姫ちゃん!ファイトだよ!」

真姫「ファイトじゃないわよ!」

ことり「聴診器って……武器になるのかなぁ?」

100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/24(土) 18:31:14.55 ID:xktXHpYDO
真姫「まったく……仕方ないわね」

真姫「私が戦ってあげるわ」

真姫「見てなさい!」

穂乃果「わーがんばれー(棒読み)」

ことり「真姫ちゃん頑張ってー(棒読み)」

花陽「頑張ってね真姫ちゃん(棒読み)」

真姫「頑張ってあげるわよ!」

真姫(全員棒読みなのは無視するけどね!)

真姫「行くわ!」ダッ

アンデット「ウグワァ!」バシィ!

真姫「きゃっ!?」ベシッ!

真姫「」チーン

ことほのぱな「弱っ!」

穂乃果「弱い!花陽ちゃん以下だよ!」

ことり「真姫ちゃん弱いよぅ……花陽ちゃん以下だよぅ」

花陽「私以下ってどういうこと!?」

101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/24(土) 18:41:28.50 ID:xktXHpYDO
真姫「くっ……強いわね……」←自分でヒールをかけた

ことほのぱな(それは真姫ちゃんが弱いだけだと思うなぁ」

真姫「聞こえてるわよ!」

真姫「もういいわ!私の実力を見せてあげるんだからー!」

〜一時間後〜

真姫「はぁ!」

アンデット「ガアァ!」バシィ!

真姫「あぐっ」ベシッ

真姫「」チーン

真姫「」ブルブル

パアァァァァァァ……

真姫「もう一回!」

真姫「やあ!」←33回目

アンデット「ガアァ!」バシィ!

真姫「ひぐっ」ベシッ

真姫「」チーン

穂乃果「真姫ちゃんお疲れー」ズバァ!

アンデット「ウグワァ!?」

アンデットは倒れた。

穂乃果「さーて皆ー先進もうー」

ことぱな「おーっ!」

真姫「ちょっ……置いていかないでよ!皆!」←34回自分でヒールした

102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/24(土) 19:15:56.12 ID:xktXHpYDO
穂乃果「やあぁ!」ズバァ!

穂乃果「ふぅ……アンデットって厄介だね」

真姫「そうね」

穂乃果「真姫ちゃん何もしてないくせに……」

真姫「うるさいわね!私がいなかったらここまで来れなかったのよ!?」

真姫「回復はどうするの!?毒は!?私がいなかったらアイテム消費量は相当なものよ!?」

穂乃果「それはそうだけど……」

真姫「でしょ!?」

穂乃果「でも、弱いのはかわりないし……」

真姫「…………」

103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/24(土) 23:49:27.81 ID:xktXHpYDO
真姫「私の本気を見せてやるわ!」

穂乃果「前にも同じこと言ってた気が……」

真姫「っ……気にしちゃダメよ!」

真姫「聴診器を嘗めないでよ!」

ことり「アンデットが現れたよ!」

穂乃果「真姫ちゃん。攻撃できる隙は作ってあげるよ」ダッ

アンデット「ウグワァ……」

穂乃果「ほっ……はっ……」タンッタンッ

真姫「今よ!」

真姫はアンデットに聴診器を付けた。

そして――

真姫「喰らえ!私のスキル!『サウンド・インパクト』!」

真姫の放った凄まじい音の衝撃波がアンデットを消し飛ばした!

穂乃果「ちょっ……威力やばっ」

真姫「どうよ!」

104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 00:11:09.07 ID:wfFyZRGDO
ことり「あれが真姫ちゃんのカラースキル?」

真姫「カラースキル?なにそれ」

ことり「あれ?」

真姫「カラースキルって……あぁ……イメージカラーに添ってるの?だったら私は赤でしょ?」

真姫「赤でも何でもないわよ?今のスキルは」

真姫「というか、ヒーラーなのに、赤色の技って……ないでしょ」

ことり「たしかに……」

真姫「で、聴診器の実力を知ったわね!」

穂乃果「当たれば強いんだけどね……」

穂乃果「近づかないとでしょ?やっぱり真姫ちゃんは戦力外だ――」

真姫「」チャキッ

真姫「サウンド……スナイプ」

穂乃果「――ほえ?」

ドオオオオォォォォォン!!

穂乃果「うわあぁぁぁ!?」

105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 00:16:27.52 ID:wfFyZRGDO
真姫「」チャキッ

ドオオォォン! ドオオォォン! ドオオオオォォォォォン!!

穂乃果「ちょっ……真姫ちゃ……タイム……ストップストップ!」

真姫「覚悟しなさい……穂乃果!」チャキッ

ドオォン! ドオォン!
ドオオオオォォォォォン!!

穂乃果「真姫ちゃ……ほんと、ほんとにスト……マジストップ!」

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―――――――
――――――――
―――
―――――

穂乃果「」チーン

真姫「スッキリ!」

ことぱな「真姫ちゃん怖い……」

真姫「…………」ヒール

パアァァァァァァ……

穂乃果「死ぬかと思った!」プハァ

106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 00:24:04.55 ID:wfFyZRGDO
真姫「これが私の実力よ」

穂乃果「遠距離攻撃も出来たんだ……」

穂乃果「……んっ?」

穂乃果「結局前衛私だけ!?」

真姫「ヒーラーが前に出れるわけないでしょ」

穂乃果「そうだけど……」

真姫「それより早く骨を手に入れましょ」

真姫「海未が待ってるしね」

ことり「それなんだけど……」

花陽「真姫ちゃんが暴れたせいで……」

ことぱな「遺跡が壊れちゃって……」

ことほのまきぱな「…………」

真姫「探すわよ!」

ことほのぱな「ええっ!?」

このあと穂乃果たちは、丸一日かけて骨を見つけ出した。

『古竜の骨』を手に入れた!

107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 00:32:10.96 ID:wfFyZRGDO
真姫「薬を作るわ……少し時間が掛かるから宿で休んでなさい」

穂乃果「はーい」

ことり「行こっか」

花陽「うん」

真姫「しっかり休みなさいよー」

真姫「……さーて、作りましょ」




穂乃果「ベッドー!」バフッ

ことり「柔らかーい♪」

花陽「疲れたよー」

穂乃果「o(__*)Zzz」

花陽「寝てる!?」

ことり「( ̄q ̄)zzz」

花陽「こっちも!?」

花陽「……なんだか……眠く……」

花陽「(+.+)(-.-)(__)..zzZZ」

108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 00:40:36.11 ID:wfFyZRGDO
穂乃果「zzz」

ことり「うぅ……朝ぁ?」

花陽「むぅ……ほえ?」

穂乃果「zzz」

ことり「真姫ちゃん……薬できたかな?」

花陽「行ってみよ?」

ことり「そうだね行こうか」
スタスタスタスタスタスタスタスタ

穂乃果「zzz」

ダダダダダダダダッ

ことぱな「穂乃果ちゃん起きて!?」

穂乃果「ふむゅう……あれ?」

ことり「穂乃果ちゃん行くよー!」

穂乃果「真姫ちゃん……薬できたかなぁ……?」

ことぱな(同じこと言ってる……)

109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/25(日) 00:42:45.90 ID:DyjKjwBuo
前衛増えないなw
凛ちゃんくるまで大変だ
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 00:48:55.11 ID:wfFyZRGDO
穂乃果「真姫ちゃーん」

真姫「何よ……薬ならできてるわよ……」

穂乃果「じゃあ海未ちゃんとこ行こ!」

―――――――
――――
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―――――――――

穂乃果「海未ちゃん!」

海未「ほの……か……?」

穂乃果「真姫ちゃん!」

真姫「海未、これを飲みなさい!」

海未「――!?」

海未「うがっ……がぁっ……あばばうぎゃ……」

海未「ゴクン……」

海未「何するんですか真姫!!」

穂乃果「治ったー!」

海未「あっ……ほんとです」

穂乃果「よーし!出発の準備をしよう!」

真姫「気が早いわよ」

111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 00:54:42.41 ID:wfFyZRGDO
穂乃果「出発の準備完了!」

海未「迷惑をお掛けしてすみません」

ことり「大丈夫だよぅ……それよりもう大丈夫?」

海未「はい。完治しました」

真姫「私のお陰ね」

穂乃果「真姫ちゃんありがとー!」ギュッ

真姫「ちょっ……ダキツカナイデ!」

海未「いちゃついてないで行きますよ」

穂乃果「はーい」ギュー

真姫「いい加減離れなさいよ!」バシィ

穂乃果「あうっ!?」

【第三章】 完

112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 00:58:09.95 ID:wfFyZRGDO
少しの休憩ののち第四章を書き進めます。

(休憩と言っているが実際は構想を練っています)

次の第四章は【仲間集め編】の中で最長になるかなーって思っています。(今現在)

113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/25(日) 01:16:14.33 ID:bUvSTvwQ0

次の仲間は誰だろうか
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 01:44:15.10 ID:wfFyZRGDO
【第四章 スピリチュアル東洋の魔女と魔女狩りの村】

穂乃果「えええぇぇ!?入れない!?」

兵「はい。今、ドルミアでは大きなイベントの準備で許可あるものしか入れません」

穂乃果「そんなぁ……」




穂乃果「どうする?」

海未「とりあえず泊まれる場所を探しましょう」

真姫「この辺にあったかしら?」

ことり「えーっとね……ないね……」

穂乃果「ええっ!?野宿?」

海未「かも……知れませんね」

穂乃果「そんなぁ……」

バサッ

穂乃果「わぷっ」

穂乃果「何?これ」

海未「えーっと……『村を脅す魔女、ついに確保。来週にて処刑する』……」

穂乃果「村を脅すなんて……許せない!」

海未「そうですね」

穂乃果「ちょっと見に行ってみない?」

ことり「今から行くと……丸一日かな?」

穂乃果「うげっ」

海未「行きますか?」

穂乃果「う〜ん……行く!」

海未「じゃあ行きましょうか」

115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 01:49:24.95 ID:wfFyZRGDO
???「違う!ウチは何もしとらん!」

「嘘をつくなこの魔女め!」

「魔女狩りの村を敵にまわすなんてな……」

???「だから!」

「魔法を使えるんだ……コイツは魔女だ!」

「捕まえろ!」

???「ちょっ……いたっ、嫌や!放して!」

「よしっ!捕まえた!」

「早速処刑だ!」

「いや、公開処刑にしよう!」

「それいいな!処刑日は……」

「来週でいいだろ」

「よしっ……来週は魔女の公開処刑日だ!」

116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 01:55:41.21 ID:wfFyZRGDO
穂乃果「遠いー!」

ことり「この村って『魔女狩りの村』って呼ばれてるみたいだよ?」

海未「魔女ということは魔法を使えるんでしょうか?」

真姫「魔女だし使えるんじゃない?」

ことり「あっ!見えてきたよ!」

穂乃果「おー!あれが『魔女狩りの村』!」

花陽「村の名前は『マジキラ』って言うみたいです」

穂乃果「マジキラ?マジックキライ!かな?」

海未「それよりマジックキラーじゃないですか?」

穂乃果「出た……!『蒼の神話』!」

海未「何ですかその二つ名みたいなやつは!」

穂乃果「二つ名だよ」

海未「くっ……!」

117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/25(日) 02:03:50.02 ID:lsHAKNoZO
見てて面白い!
無理にシリアスいれてないか
楽に見れる!
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/25(日) 04:15:12.57 ID:DRh6SJeeo
一日本を読みあさってたくらいで相手を藪医者扱いとかワロタ
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 10:03:37.78 ID:wfFyZRGDO
ことり「とりあえず村に入って宿とろうよぅ」

花陽「魔女ってどんな人かなぁ」

真姫「というかなんで公開処刑なんて見なきゃいけないのよ」

穂乃果「だって気になるじゃん」

海未「村を脅すなんて………許せません」

穂乃果「あれ?あの十字架張りにされてるのが魔女かな?」

海未「どんな人でしょうか?」

ことり「見てみよう?」

穂乃果「どんな人かな!」

村の中心に十字架張りにされていた魔女は……。

穂乃果「……嘘……」

魔女は……穂乃果たちの仲間であり、μ′sメンバーである



東條希だった。

120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 10:14:32.05 ID:wfFyZRGDO
穂乃果「なんで?」

花陽「希ちゃんが……魔女?」

真姫「ちょっと……嘘でしょ?」

穂乃果「どうして!どうして希ちゃ――」

海未「穂乃果!」ガバッ

穂乃果「んぐぅ」

穂乃果「何するの海未ちゃん!」

海未「穂乃果、考えてください」

海未「ここは魔女狩りの村……もし、私たちが希の仲間だとバレたら……」

穂乃果「あっ……そっか」

海未「とりあえず今は耐えましょう」

穂乃果「うん……」

ことり「とりあえず宿行こ?」

穂乃果「そうだね……」

121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 10:55:10.79 ID:wfFyZRGDO
〜宿〜

穂乃果「助け――」

海未「無理です」

穂乃果「早いよ!?」

海未「無理ですよ……助けたいのはわかります」

海未「ですが考えてください」

海未「助けるにはまず、絶対条件が」

真姫「村の人たちに見つからないことね」

海未「はい、ですが見てください」

海未「常に見張りが付いています」

海未「見張りに見つかったら私たちも殺られます」

海未「とりあえず今日は見張りがどう動くかを見張りましょう」

海未「行動はそれからです」

122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 11:15:43.00 ID:wfFyZRGDO
〜朝〜

穂乃果「ほえぇ……むにゃ?」

穂乃果「もう朝ぁ?」

海未「見張りを見張るって言いましたのにすぐに寝ましたね」

穂乃果「ごめーん……で、どうだった?」

海未「はい、深夜の二時頃に見張りがいなくなります」

海未「ですので、今夜決行します」

穂乃果「よーし!今夜希ちゃんを助けるよ!」

123 :渋の天才作家が書いてます!こんなのよりずっと面白いので是非見てください! :2015/01/25(日) 11:18:08.70 ID:z/3Y8Apo0
とある異常の風紀委員
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1414823663/
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 11:29:38.22 ID:wfFyZRGDO
〜夜〜

海未「……見張りがいなくなりました」

穂乃果「みんな、行くよ!」

希「…………」

穂乃果「希ちゃん!」

希「穂乃果……ちゃん?」

穂乃果「待ってて!今助けるから」

希「あ……ありがと」

穂乃果「よしっ……希ちゃん走るよ」ダッ

希「う、うん」ダッ

〜村の外〜

希「はあはあ……」

穂乃果「希ちゃん……大丈夫?」

希「な、なんとか……」

海未「希」

希「海未ちゃん……みんな……」

海未「希、話してください……何が、起こったのか」

希「…………わかった」

125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 12:01:08.26 ID:wfFyZRGDO
希「ウチな?この世界に来たときに魔法使ったんよ」

穂乃果「この世界に来ていきなり魔法使うとか……羨ましっ」

希「それを丁度村の人たちに見られて……」

海未「魔女扱いされたわけですか」

希「うん……」

真姫「というか、朝が大変じゃない?」

真姫「魔女がいなくなったなんて大騒ぎよ」

穂乃果「そうだね〜何とかしなきゃ!」

希「……実はな?本物の魔女の場所を知っとるんや」

穂乃果「ほんと!?」

希「北にあるあの山があるやん?そこの頂上に魔女が居るん」

海未「どうしてそれを?」

希「カードがそう告げるんよ」ピシッ

海未「じゃあ本物の魔女を捕まえれば……」

希「万事解決……かな?」

穂乃果「じゃあ、捕まえよう!本物の魔女を!」

みんな「おー!」

126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 12:28:16.16 ID:wfFyZRGDO
〜北の山〜

穂乃果「うわぁ〜……近くで見ると大きいねぇ」

ことり「…………あっ」

穂乃果「どうしたの?」

ことり「いやぁ……目覚めちゃうかも……」

穂乃果「何に?……あっ」

ことほの「…………」チラッ

海未「なんですか?」

ことほの「いや……なんでも〜」

海未「さあ!行きますよ!山が呼んでます!!」

ことほの「うわぁ〜やっぱり……」

真姫「そういえば山好きだったわね」

花陽「あはは……」

海未「行きますよー!」

ことほのまきぱなのぞ「…………はあ……」

127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 12:41:50.59 ID:wfFyZRGDO
スタスタスタスタスタスタ

穂乃果「希ちゃんの武器は何?」

希「ウチ?ウチはなぁ……これや」

穂乃果(やっぱり……)

希「ウチはこのタロットカードや」

希「便利やで?」

穂乃果「結局前衛は私だけ……何?この不規則なパーティーは」

海未「たしかに……六人中五人が後衛……なんというか……アレですね」

ことり「サバゲでもやる?」

海未「希が有利すぎです」

真姫「私も有利よ」

穂乃果「いや、どうしてサバゲやることになってるのさ」

海未「やりませんよ?」

ことり「そうだよ。やらないよぅ」

真姫「魔女退治が優先でしょ?」

穂乃果(終わったらやるんだろうなぁ……たぶん)

128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 18:26:26.38 ID:wfFyZRGDO
穂乃果「ここって魔物でないんかな?」

海未「もう少し先に進まなければ出ないんでは?」

穂乃果「でも出てきたら大変だよ。アンデットに33回挑んで一度もダメージ与えられない人がいるから」チラッ

海未「そうですか。それは大変ですね」チラッ

真姫「なんでこっち見るのよ!」

穂乃果「事実。穂乃果は事実を申しただけであります!」

希「judge……穂乃果ちゃん、無実」

希「真姫ちゃん……guilt」

真姫「なんでよ!」

花陽「希ちゃんの魔法……見たいなぁ」

穂乃果「私もー!」

希「魔物が出てきたら見せてあげるで?」

穂乃果「さあ!魔物よ!早く来い!」

海未「呼ばなくていいですから」

129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 18:35:40.94 ID:wfFyZRGDO
ことり「魔物が現れたチュン!」

みんな(チュン?)

希「ウチの魔法……見せたるわ!」

みんな(それは関西弁だったっけ?)

ネクロウルフが現れた!

穂乃果「ネクロ……?魔女が作ったのかな?」

海未「そんなことは今はいいです」

海未「希。お願いします」

希「任せときっ!」

希「『汝、我の放つ業火の炎でその身を焼かれろ!』」

希「『ファイア・エフェクト』!」

業火の炎がネクロウルフを包んだ!

そして、炎が消えた頃にはネクロウルフの身が焼かれ、ネクロウルフは倒れていた。

130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 18:43:18.90 ID:wfFyZRGDO
穂乃果「うわぁ……凄い威力……」

海未「頼もしいです」

真姫「私のイメージカラーは赤……なら私にも使えるはず!」

花陽「お米炊けるかも……」

ことり「でも詠唱に時間が掛かるから……」

希「ああ、その事なんやけど」

ガサガサッ

ネクロウルフが二体現れた!

希「別に詠唱なしでも……『ファイア・エフェクト』!」

ボオオオォォォォォォォ!!

ネクロウルフは倒れた。

希「使えるで?」

みんな(じゃあなんで最初、詠唱したんだ……)

希「そんなんなんか、カッコいいからやん」

みんな(心読まれた!?)

希「それに詠唱したほうが威力上がるんやで?」

希「あと、詠唱しないと出来ない魔法もあるしなー」

希「最後に心を読む魔法はないで?」

みんな「((((゜д゜;))))」ガクガク

131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/25(日) 20:53:25.65 ID:wy7v8xzcO
スピリチュアルやね…
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 23:37:10.69 ID:wfFyZRGDO
穂乃果「うへぇ……疲れた……」

海未「穂乃果!先はまだまだですよ!」

穂乃果「休憩しようよー!」

海未「野宿出来そうな所まで行きましたらね」

穂乃果「ブェェェ……」

穂乃果「……真似できない」

真姫「ちょっと、誰の真似しようとしたのよ」

花陽「はあはぁ……もう、ダメ……」

ことり「大丈夫?花陽ちゃん」

花陽「あ、うん。大丈夫……」

真姫「――じゃないから休みましょう海未」

海未「ですが……」

真姫「ドクターストップ」

海未「使い方が違うと思います」

真姫「……(・ε・` )チッ」

133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 23:45:51.32 ID:wfFyZRGDO
スタスタスタスタスタスタ

海未「大分登りましたね」

穂乃果「海未ちゃ……もう、ほんっとに……むり……」

海未「さすがに疲れましたからね」

海未「今日はここで野宿しましょう」

穂乃果「うぅ……お風呂がないのが痛い……」

海未「とりあえず食料は……」

海未「……希、水……出せます?」

希「出せるで」コポッ

海未「今日は……カレーです!」

穂乃果「フィーバー!」

海未「フィ……へっ?」

花陽「お米炊き始めたよー」

海未「はやっ!」

ことり「食器の準備……オーケーだよ!」

穂乃果「早く食べよーよー!」

海未「準備早すぎです……」

134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/25(日) 23:52:51.01 ID:wfFyZRGDO
穂乃果「ご馳走さま!」ゴロン

海未「さて、片付けましょうか」カチャ

ことり「そうだね」カチャカチャ

穂乃果「雪穂ー!お茶ー!」

海未「雪穂はいません!」ペシッ

穂乃果「あうっ」

海未「さて……皆さん……問題があります」

真姫「問題?」

海未「実はここに寝袋があります……」

海未「ただし、五つ」

全員「……………………」

穂乃果「寝袋は穂乃果のだー!」

ことり「ことりのチュン!」

花陽「私が使う!」

希「ウチのや!」

真姫「何言ってんの私のよ!」

海未「ちょっ……ずるいです!私のです!」

この日、第一次寝袋戦争が行われた……。

135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/26(月) 00:01:34.84 ID:MDmXzGlDO
ことり「寝袋あったかーい♪」

花陽「ほんとだねー」

真姫「温いわね……」

希「スピリチュアルやね」

海未「これは眠れます……」

穂乃果「嫌味?」

みんな「まっさかー」

穂乃果「こうなったら……」

穂乃果「潜り込んでやるっ!」バッ

海未「ちょっ……穂乃果!」

穂乃果「おりゃあぁぁぁ!」ジタバタ

穂乃果「…………」

海未「どうしました?」

穂乃果「……狭い」スッ

海未「…………」

穂乃果「……おやすみー」

みんな「………………」

穂乃果「……zzz」

みんな「結局寝るんかい!」

136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/26(月) 00:33:56.00 ID:MDmXzGlDO
穂乃果「ふわぁ……よく寝た」

穂乃果「今日もがんばって登るぞー!」

みんな「…………」

穂乃果「さぁみんな!今日もファイトだよ!」

みんな「ファイトだよ!じゃねぇっつーの!てゆーか結局、いつも通りか!」

穂乃果「…………ほえ?」

海未「はぁ……もういいです」

ことり「準備して早く登ろう?」

花陽「そうだね」

穂乃果「なんでみんな怒ってるの?」

137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/26(月) 00:45:35.03 ID:MDmXzGlDO
穂乃果「ここってネクロウルフ?しか出ないの?」

海未「さすがにそんなことはないでしょう?」

ことり「あっ魔物だ」

ネクロベアーが現れた!

穂乃果「結局ネクロ何だね」

ネクロベアー「ウガアァァァァァァ――」

希「『アイス・エフェクト』!」

ネクロベアー「」カチンッ

穂乃果「相手、叫びきれてない!」

希「『ブレイク』!」パチンッ

パリイィィィィィィィン!!

希「先、進もうか」

ことぱな(しゅ、瞬殺……)

真姫「こわっ……」

138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/26(月) 01:00:57.51 ID:Hj63kKj6o
つええw
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/26(月) 02:40:40.39 ID:MDmXzGlDO
穂乃果「まだぁ?」

海未「先は長いですね」

花陽「魔女ってほんとにいるのかなぁ?」

「いるわよ?」

真姫「ほんとに?……って」

全員「誰っ!?」

魔女「はぁーい♪魔女デースッ♪」

全員(なんか軽い!)

魔女「君たちー?私を捕まえに来たなー?」

魔女「ざんねーん♪私は捕まらないよー?捕まえたければ……」

魔女「コイツを倒して、頂上まで登ってこいよクソガキども」

魔女はそう言ったあと、後ろから巨大な魔物が現れた!

魔女「私の最高傑作、『ネクロ・ナイトメア』を倒せるかな?」

穂乃果「ちょっ……でかいでかい!」

魔女「頂上で待ってるぜ?クソガキども」

そう言って魔女は飛んでいった。

140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/26(月) 02:48:37.28 ID:MDmXzGlDO
真姫「こんなん倒せるの!?」

花陽「むりだよぅ……」

穂乃果「あの魔女……キャラ変わりすぎだよ……」

海未「そんなこと言ってる場合ではないでしょう!?」

穂乃果「あっそっか……みんな!アイツを倒すよ!」

みんな「おー!」

ネクロ・ナイトメア「アアアァァァァァァァァ!」

希「『アイス・エフェクト』!」

ネクロ・ナイトメア「アア?」

ネクロ・ナイトメアの腕が凍る!

希「『ブレイク』!」パチンッ

パリイィィィィィィィン!

ネクロ・ナイトメア「アアアァァァァァァァァ!」

希「ブレイクが効かないか……」

穂乃果「てやあぁ!」ズバッ

穂乃果がネクロ・ナイトメアの背中を斬った!

ネクロ・ナイトメア「アアアァァァァァァァァ……」

ネクロ・ナイトメアの傷が治っていく!

141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/26(月) 02:54:51.96 ID:MDmXzGlDO
穂乃果「嘘!」

真姫「これはないわ……」

海未「これ、最初の方ですよね!?」

希「傷が治るだけでダメージは負ってるはずや!」

穂乃果「攻撃し続ければいつか、倒せる!」ダッ

穂乃果「『スラッシュ・ザ・オレンジ』!」ズバァ!

ネクロ・ナイトメア「アアアァァ!?」

穂乃果「効いてる!?」

希「やっぱりダメージは負うんや!」

希「『ファイア・エフェクト』!」

炎がネクロ・ナイトメアを包み、焼いている!

ネクロ・ナイトメア「アアアァァァァァァァァ……」

ネクロ・ナイトメアが何か詠唱を唱え始めた。

142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/26(月) 03:00:58.69 ID:MDmXzGlDO
希「まずい!」

海未「これは……!」

海未「みんな!逃げてください!」

ネクロ・ナイトメアは魔法を放った!

希「っ……『シールド・エフェクト』!」

闇の球が穂乃果たちを襲う!

希「くっ……耐えきれ……へん……!」

パリイィィィン!

穂乃果「うわぁ!?」ゴロゴロ

穂乃果「いたたた……」

海未「くっ……ことり!」

ことり「うん!」

ことりは糸針を飛ばし、ネクロ・ナイトメアに刺し、もう一本も刺し、ネクロ・ナイトメアの動きを封じたが……

ネクロ・ナイトメア「アアアァァァ……!」ブチブチッ

ことり「糸が!」

海未「拘束できない……!」

143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/26(月) 03:10:12.29 ID:MDmXzGlDO
今回はここまで……

なんか、ラスボス前のボスみたいな敵になってるけどラスボスは全然先だよ?

バトルシーン考えてたら寝落ちしそうになったからおやすみーまた、今日は……夕方くらいから書き進められるかな?って思ってます

ちなみに『ネクロ・ナイトメア』は元々再生能力があったんですが、最初の方だしないほうが良いよね〜ってことで没にしました

まぁ魔女がやって再生能力なくしたって設定を勝手に作りましたが……(再生能力なくしたって言ってますが、傷は治り、ダメージは残ります)
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/26(月) 19:17:01.39 ID:MDmXzGlDO
ことり「私、戦力外だね〜」ササッ

穂乃果「隠れるの早いよ!?」

海未「ですが……ことりの糸が効かないとなると、戦略が大分減ります」

花陽「私なら動きを封じれるかな?」タッ

花陽は箸を使い、ネクロ・ナイトメアの動きを封じたが、やはり一瞬で解かれてしまった。

花陽「」ササッ

穂乃果「せめて遠距離攻撃くらいしてよ!」

真姫「あなたたち……さっきから随分と余裕かましてるわね」

穂乃果「最初から隠れてる真姫ちゃんに言われたくないなぁ!」

145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/26(月) 19:24:00.98 ID:MDmXzGlDO
真姫「仕方ないじゃない。ヒーラーなんだから」

穂乃果「聴診器はどうしたの!?」

真姫「そういえばあったわね」チャキッ

真姫「喰らいなさい!」ドォン!

ネクロ・ナイトメアに当たり、少し怯んだ!

海未「ラブアローシュート!」ビシュッ!

穂乃果「スラッシュ・ザ・オレンジ!」ズバァ!

穂乃果と海未のカラースキルが直撃!

ネクロ・ナイトメア「アァァァ……!?」

海未「やはり、ダメージは残るんですね」

穂乃果「でも動きを封じないとやっぱりキツいよ!」

146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/26(月) 19:58:50.16 ID:MDmXzGlDO
ことり「でも糸効かないし」

花陽「箸も効かないし」

ことぱな「仕方ないよね〜」

穂乃果「なくないよ!?せめて戦ってよ!」

海未「ことり!カラースキルは使えないんですか!?」

ことり「使えないよ〜」スキルカクニン

ことり「…………」

穂乃果「あった!?」

海未「なかったですか!?」

ことり「……なかったよ〜(震え声)」

ほのうみ(あれ、絶対使える……)

147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/26(月) 20:04:56.81 ID:Hj63kKj6o
最初から強いボス出してくるなぁ
最後の方はどうなるんだこれ
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/26(月) 20:44:09.63 ID:MDmXzGlDO
穂乃果「さあことりちゃん」

海未「使いましょうか……そして戦いましょう」

ことり「えー……気のせいだよ」

希「そんなことはええから早くしてくれへん!?」ゲンカイヤ!

ことり「はぅ〜……わかったよぅ」

ことり「いくよー!」

ことり「『ホワイト・ライン』!」

白いオーラを纏った糸がネクロ・ナイトメアに絡み付く!

ネクロ・ナイトメア「アアアァァァァ!」グッ

ネクロ・ナイトメアは力を込めるが糸が千切れない!

ことり「海未ちゃん。この針向こうに射って?」

海未「えっ?はい」

海未「」バシュッ

海未が射った針はネクロ・ナイトメアのいる逆方向に飛んでいく。すると……

ズバアァァァァァ!

糸が引っ張られ、ネクロ・ナイトメアの身体が糸によって斬られる!

149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/26(月) 20:50:51.90 ID:MDmXzGlDO
海未「糸にこんな方法が……」

ことり「ふっふっふ……」

希「やるやん!ならウチも……」

穂乃果「あれは……」

希「『サンダー・エフェクト』!」バアァン!

ネクロ・ナイトメア「アアアァァァァ!?」ビリビリ

ネクロ・ナイトメア「アアアァァァァ……アアアァァァァァァァァ……」

希「やばっ……みんな、はや――」

ネクロ・ナイトメア「アアアァァァァァァァァ!!」

闇の炎が穂乃果たちを襲う!

それを希が『シールド・エフェクト』で防ぐが、すぐに壊されみんなダメージを負った。

真姫「くっ……ヒール!」

真姫がすぐさまヒールをかけ、HPを維持する。

穂乃果「海未ちゃん」

海未「はい。なんですか?」

穂乃果「私、ちょっと作戦があるんだけど……」

150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/26(月) 21:24:20.29 ID:MDmXzGlDO
海未「何をする気ですか?」

穂乃果「私がカラースキルで斬った所を射って」

海未「それが作戦ですか?」

穂乃果「うん」

海未「ことりー!拘束を!」

ことり「はぁーい♪」

ことり「『ホワイト・ライン』!」ピッ

ネクロ・ナイトメア「アアアァァァァァァァァ!」

ネクロ・ナイトメアによる闇の炎によって糸が焼かれた!

ことり「むり!」

希「ウチが隙を作るで!」

希「『ファイア・エフェクト』!」

炎がネクロ・ナイトメアを包み、視界を閉ざした!

希「今や!」

ことり「『ホワイト・ライン』!」

今度はしっかり拘束した!

151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/26(月) 21:39:39.25 ID:MDmXzGlDO
穂乃果「今だ!」ダッ

穂乃果「海未ちゃん!準備!」

海未「任せてください!」

穂乃果「やあ!」

穂乃果「『スラッシュ・ザ・オレンジ』!」

穂乃果はカラースキルでネクロ・ナイトメアの胸の部分を切り裂いた!

すると、切り裂いた所に紫色の水晶が現れた!

穂乃果「海未ちゃん!」

海未「『ラブアローシュート』!」ビシュッ!

海未の放った矢が紫色の水晶を貫いた!

ネクロ・ナイトメア「アアアァァァァァァァァ……アアアァァァァァァァァ!!」

ネクロ・ナイトメアは砂くずになって崩れていった……。

152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/26(月) 21:42:48.96 ID:MDmXzGlDO
穂乃果「はあ……はぁ」

海未「やり……ました、か?」

ことり「倒した……よね?」

全員「…………」

穂乃果「う〜……うぃーなー!」

全員「イエーイ!!」

穂乃果「さあ!頂上まで行こう!」

みんな「うん!」

153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/26(月) 22:12:38.04 ID:MDmXzGlDO
〜頂上〜

穂乃果「ついたー!」

海未「あれが魔女の家でしょうか?」

希「早速入るで!」バンッ!

穂乃果「うへぇ、汚ーい」

花陽「臭いが……」

海未「おや?置き手紙があります」

『長期戦闘乙。いやーよくがんばったね〜バカだけど(笑) 君たちが頑張ってる間に私は村を襲ってくるから♪バァーイ♪』

全員「…………」

全員「あのクソババアァァァァァァァァァ!!」

注) 全員疲労で気が狂ってます。

154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/26(月) 22:21:00.09 ID:MDmXzGlDO
魔女「さーて……どうやって遊ぼうかな?」

村人「コイツ……魔女か!?」

村人「前に捕まえた奴は違かったのか!?」

魔女「私が本物の魔女でーす♪じゃあ……」















魔女「みーんな、死んじゃえ♪」

155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/26(月) 22:50:45.74 ID:MDmXzGlDO
穂乃果「はぁ……疲れた」

魔女「おつかれー」

穂乃果「出たな!よくも騙して〜!」

魔女「頑張った君たちにサプライズプレゼント!」

魔女「はい♪終わった村」

目の前には滅びきった村があった。

穂乃果「えっ……?またこの展開?」

魔女「あら?もう出しちゃった?」

穂乃果「まぁいっか。……とりあえず、覚悟してね!魔女!」

魔女「かかってくるデースッ」

穂乃果「なぜ片言?」

156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/26(月) 23:42:01.17 ID:MDmXzGlDO
魔女「じゃーん!剣でーす!」

穂乃果「魔女なのに剣使うんだ……」

魔女「その辺は気にし、なーい♪」

魔女「これに〜……『属性付与されし剣・炎(エンチャント・ブレイズ・ファイア)』!」

魔女が持った剣に炎のオーラが付与された。

魔女「はいはい。『二つの魔法(ダブル・マジック)』で風をエンチャント」

魔女「いくよー!融合魔法(フュージョンマジック)!『風と炎の輪舞(ウィンド・フレイム・ロンド)』!」

ゴオォォォォォォォ!!

穂乃果「長い!そしてなんかウザい!」

希「でも凄い威力や!」

希「『シールド・エフェクト』!」

魔女「そんなんじゃむりむりー♪」

パリイィィィィィィィン!

ドゴォォォォォォォォン!!

穂乃果「うわぁ!?」

ことり「きゃっ!?」

魔女「弱いなぁ……」

157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/26(月) 23:51:24.09 ID:MDmXzGlDO
魔女「この程度?」

穂乃果「強い……」

海未「さっきのネクロ・ナイトメアがかわいく見えます……」

魔女「もう少し遊ばせてね〜……そして」

魔女「不様に死んで……ね♪」

魔女「『二つの魔法(ダブル・マジック)』で炎と氷をエンチャント」

魔女「次はこれね?『炎と氷の輪舞(フレイム・アイス・ロンド)』」

希「対の属性を組み合わせるなんて……!」

ことり「やらせないよ!『ホワイト・ライン』!」

魔女「ありゃりゃ……動けなくなっちゃった」

魔女「えーと……『スキル・ブレイク』」

ことりの糸が糸も簡単に千切れていく。

ことり「嘘っ!?」

158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 00:01:01.08 ID:FNLUZUwDO
魔女「う〜ん、飽きちゃった」

魔女「そろそろ死のうか?」

穂乃果「うぅ……」

海未「勝てません……」

希「ダメや……もう……」

魔女「最後は詠唱魔法で殺してあげる」

魔女「『砕け、砕け、肉を打ち、骨を割れ――』」

魔女「『――身を潰し、大地を砕け――』」

魔女「『降れ、降れ、全てを砕く雨よ降れ――降り注げ!』」

魔女「『アース・ブレイク・メテオシャ――』」

『――――――』

魔女「――っと」

『――――――』

魔女「えー……わかったよぅ」

159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 00:13:18.18 ID:FNLUZUwDO
穂乃果「一体何が……」

魔女「私帰るねー」

希「えっ?」

魔女「呼ばれちゃったー」

魔女「そこのヒーラーさん。さっさと回復してね」

真姫「えっ……あっ、ヒール!」

パアァァァァァァァ……

魔女「あーあ、全く酷いなー急に呼び出すなんて」

魔女「次会う時は、もう少し強くなってね」

魔女「じゃーねー……あっ」

魔女「そういえば名乗ってなかったね。私は、魔王直属配下、魔女のネクロ・ウィッチだよ。よろしくー」

魔女「じゃあまたねー」フワッ

穂乃果「……助かった……のかな?」

【第四章】 完

160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 00:14:44.27 ID:FNLUZUwDO
少し仕事があるんで、終わってから五章を書きます

161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 01:32:57.18 ID:FNLUZUwDO
終わったんで書いてきます。

見てる人いるかわかんないけど書いてきます。(誰かいないかなぁ……)

162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 01:40:52.10 ID:FNLUZUwDO
【第五章 そんなの認められないわぁ】

穂乃果「何だったんだろ……一体……いちち……」

海未「大丈夫ですか?穂乃果。っ……」

ことり「海未ちゃんこそ」

海未「大丈夫です……」

真姫「あれが魔王直属配下の実力……」

花陽「あんなのに勝てるかなぁ?ダレカタスケテー」

海未「歌っても無理でしょうね」

穂乃果「やっぱり全員揃わないと!」

希「あとは……凛ちゃんとにこっちと……えりちか……」

真姫「どこにいるのかしら?」

海未「それも大事ですが、今は次の町に行き、宿を確保しましょう」

希「そうやね。もう疲れて動けへん」

海未「ドルミアは……無理ですよね」

ことり「一番近いのは……この『アクアリン』かな?」

穂乃果「とりあえずそこに行こう」

163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 01:45:03.90 ID:FNLUZUwDO
穂乃果「これで魔物出てきたら最悪だよ」

海未「まともに戦えるんがいませんからね」

真姫「とりあえずもう一度ヒールかけるわね」

花陽「魔物の姿はないけど……」

ことり「いつ出てくるかわかんないよぅ」

海未「おっ……見えてきました」

穂乃果「おおー……大きいねぇ」

希「とりあえず宿取ろうか」

海未「そうですね」

164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 01:50:12.81 ID:FNLUZUwDO
〜アクアリン〜

海未「すみません。ここは何人部屋ですか?」

「三人だよ」

海未「そうですか、二部屋お願いします」

「あいよー」

海未「借りてきました」

海未「三人部屋だそうですので二部屋借りました」

希「じゃあ二年生組とウチらでええ?」

穂乃果「いいよー……もう眠い……」

真姫「私もそれでいいわ」

海未「じゃあそうしましょう」

希「そか……じゃあ一時間後に宿の前に集合ね」

海未「わかりました」

ことり「はぁーい」

希「それじゃ一旦解散ね」

165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 01:54:20.07 ID:FNLUZUwDO
〜二年生組〜

穂乃果「おやすみ……」

海未「一時間後に夕食ですよ」

穂乃果「その時は起こして……zzz」

ことり「寝ちゃった……」

海未「はぁ……」

ことり「海未ちゃん」

海未「はい?」

ことり「……おや……すみ」

海未「ことりもですか!?」

ことり「zzz」

海未「はぁ……」

海未「二人に寝られると私まで……眠くなって……きちゃうじゃない、ですか……」

海未「zzz」

166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/27(火) 01:56:47.40 ID:CYaZPJxu0
メンバー揃うまで長すぎだしテンポ悪くてつまらない
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 02:01:21.36 ID:FNLUZUwDO
〜一時間後〜

真姫「遅い!」

希「約束の時間は過ぎとるんやけど……」

花陽「何かあったのかなぁ?」

希「ないのを祈るで」

真姫「向こうには海未がいるから大丈夫だと思うんだけど……」

希「ちょっと見てこようか」

真姫「そうね」スタスタ

コンコン

真姫「海未ー?時間よー」

シーン……

真姫「反応ないわね」

希「入ってみようか」

真姫「そうね。海未ー?入るわよー」ガチャッ

真姫「海未ー?……あっ」

花陽「真姫ちゃん?あっ」

ことほのうみ「zzz」

花陽「寝ちゃってる……」

希「よほど疲れてたんやな……どうする?ウチらももう寝ちゃう?」

真姫「夕食は?」

希「明日食べればいいやん」

真姫「そうね。じゃあ寝るわ」スタスタ

花陽「私も、もう無理……」スタスタ

希「三人とも、おやすみー」

168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 02:07:33.45 ID:FNLUZUwDO
〜朝〜

穂乃果「……ん?」

穂乃果「夕食食べ損ねた!」

海未「うぅ……?いつの間にか私も寝てしまったみたいですね」

ことり「ふわぁ……おはよう……」

海未「今から希たちと食べにいきましょうか」

穂乃果「そうだね」

真姫「やっと起きたのね」

穂乃果「真姫ちゃん!いつの間に……」

真姫「さっきよ。ほら、行くわよ」

真姫「希たちが待ってるわ」

穂乃果「はーい」

海未「ことりー寝ぼけてないでいきますよ」

ことり「ふみゅぅ……」

169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 02:14:27.02 ID:FNLUZUwDO
穂乃果「どこで食べる?」

海未「そこのレストランでいいんじゃないですか?」

希「じゃあそこにしよっか」

カラーン

穂乃果「穂乃果はパン!」

海未「はいはいわかりました皆さん決まりましたか?」

真姫「決まったわ」

花陽「決まりました」

海未「すみません注文を――」

「認められないわぁ!」

穂乃果「むっ……この台詞……」

「納得できません!」

「仕方ないんだ……」

穂乃果「やっぱり……絵里ちゃーん!」

絵里「あら?この声……穂乃果!?」

穂乃果「絵里ちゃんだー」

絵里「皆!……全員は揃ってないみたいね」

海未「あの……一体何を話してたんですか?」

絵里「それは……」チラッ

「」コクッ

絵里「……えっとじゃあ……話すわね」

170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 02:19:50.15 ID:FNLUZUwDO
絵里「この町を捨てるみたいなの」

穂乃果「町を捨てる?」モグモグ

絵里「詳しくは町長さんから」

町長「実はね、最近クラーケンが現れたみたいでね」

町長「ここは海に近いからこのままだと危ないからこの町を捨てようとしてるんだが……」

絵里「クラーケンを退治すればいいじゃないですか!?」

町長「無理だよ。勇者ならいけるかもしれないが、我々では……」

絵里「なら私一人でいきます!」

町長「無茶だ」

穂乃果「そうだよ!……だから、私たちと行こう?」モグモグ

穂乃果「私たち、勇者だから!」モグモグ

絵里「あら、そうなの?」

穂乃果「絵里ちゃんもだよ?」モグモグ

171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 02:25:38.11 ID:FNLUZUwDO
穂乃果「町長さん!クラーケンを倒せば町を捨てないですよね?」モグモグ

町長「倒せればな……」

穂乃果「じゃあ決まり!早速行こう!」モグモグ

真姫「キツすぎる物語ね」

海未「でも海の上でどう戦うのですか?」

希「凍らす?」

絵里「崩されたら終わりよ?」

希「そんときはそんときや。じゃないと戦えないで?」

絵里「まぁ……そうよね」

穂乃果「じゃあ食べ終わったら早速行こう!」モグモグ

うみえり「わかったから、食べたまま喋らない!」

172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 02:31:26.26 ID:FNLUZUwDO
絵里「すみません。船をお借りして……」

町長「クラーケンを倒してくれれば安いものだ」

海未「それではお借りします」

町長「気をつけて」




穂乃果「さて……絵里ちゃん。武器は?」

絵里「この銃よ?」

穂乃果「やっぱり前衛は穂乃果だけ……」

海未「でも久しぶりのまともな武器です」

ことり「たしかに……」

真姫「まともな武器は弓と剣だけだったしね」

絵里「えっ……皆の武器は……なに?」

真姫「聴診器」

花陽「箸」

ことり「糸と針」

希「タロットカード兼魔法」

絵里「ハラショー……」

173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 02:36:10.92 ID:FNLUZUwDO
絵里「たしかここら辺よね?クラーケンが出るの」

海未「そのはずです」

穂乃果「あれっぽいなぁ……」

真姫「あれよね」

希「あれやね」

クラーケン「グワァァァァァァァァァァァ!!」

全員「デカっ!?」

海未「希!」

希「任しとき!『アイス・エフェクト』!」

希は海を凍らし、足場を作った。

穂乃果「よし!始めよう!クラーケン狩り!」

みんな「おーっ!」

クラーケン「グワァァァァァァァァァァァ!!」

174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 02:44:22.55 ID:FNLUZUwDO
穂乃果「ことりちゃん!」

ことり「任せて!」

ことり「『ホワイト・ライン』!」

クラーケンの動きを封じたが……

ことり「大きすぎて無理!」

穂乃果「ですよね!」

真姫「喰らいなさい!」ドォン!

絵里「それほんとに聴診器?」

クラーケンは触手で防いだ!

絵里「触手を減らすわよ!」バンッ!

希「任しときっ!『アイス・エフェクト』!」

触手が凍った!

希「『ブレイク』!」パチンッ

パアァァァァァァァァン!

クラーケン「グワァァァァァァァァァァァ!?」

穂乃果「穂乃果も行くよ!」

穂乃果「『スラッシュ・ザ・オレンジ』!」

ズバァ!

触手を一本切り落とした!

175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 02:54:00.84 ID:FNLUZUwDO
クラーケン「グワァァァァァァァァァァァ……!」

触手が生えた!

穂乃果「うげっ……また?」

触手を伸ばして攻撃してきた!

希「『シールド・エフェクト』!」

希が触手を抑えた!

だが、数が多すぎて防ぎきれない!

海未「目を狙い……『ラブアローシュート』!」ビシュッ

ドスッ!

クラーケン「グワァァァァァ!?」

絵里「希!目を凍らすわよ!」

希「了解や!……凍らす?」

絵里「『アイスブルーショット』!」

水色のオーラを纏った銃弾がクラーケンの左目に当たり凍らした!

希「嘘やろ……?あっ『アイス・エフェクト』!」

希がもう一方の目を凍らした!

絵里「『ダブル・ショットアイシクル』!」

絵里が撃った銃弾は氷を纏い、二つ同時に放った!

それがクラーケンの両目に当たり凍った両目が砕け散った!

クラーケン「グワァァァァァァァァァァァ!?」

176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 02:59:59.66 ID:FNLUZUwDO
絵里「ことり!糸!」

ことり「えっ?」

絵里「中に!」

ことり「あっうん!」

ことりは言われた通り糸針をクラーケンの両目から中に入れた!

海未「! 希!糸に火を!」

希「わかった!」ボオッ

火が糸を渡り、クラーケンの中に入っていく。

そしてクラーケンが中から燃えていく!

穂乃果「なんか美味しそうな匂いが……」

真姫「食べさせないわよ?」

穂乃果「けちー」

花陽「食べれないと思うなぁ……」

クラーケンがどんどん燃えていく!

絵里「私たちの勝ちね」

クラーケンはそのまま燃え尽きて倒れた。

177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 03:05:05.46 ID:FNLUZUwDO
海未「絵里の戦術眼凄いです……」

希「ポンコツじゃ……ない!?」

絵里「なによそれ!」

花陽「それより早く戻ろうよぅ……」

海未「そうですね」

穂乃果「やっと町を守れた……」

絵里「やっと?」

穂乃果「ええっと……かくかくしかじかで……」

絵里「それは……大変だったわね」

穂乃果「これからあんなのと戦うとなると……」

絵里「大丈夫よ。その頃には強くなってるわよ」

穂乃果「そう……だよね」

花陽「町が見えてきたよ!」

178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 03:11:29.96 ID:FNLUZUwDO
町長「町を救っていただきありがとう」

穂乃果「このくらいは当然です」

穂乃果「そう……このくらいは……」

町長「少なからずこれ、お礼ね」

海未「ありがとうございます」

穂乃果「それじゃこれで……」

町長「あっ、船を貰ってくれ」

絵里「いいんですか?」

町長「是非貰ってくれ」

海未「それじゃあありがたく……」

穂乃果「よし!船を使って次に行こう!」

みんな「おーっ!」

穂乃果たちはまだ気づいてはいないが新しい歌、『僕らのLIVE 君とのLIFE』を覚えていた。

179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 03:17:28.94 ID:FNLUZUwDO
穂乃果「進んだねー」

海未「次の大陸がまだ見えませんね」

ことり「あっ歌が増えてるよ!」

真姫「何の曲?」

ことり「ええっと……『僕らのLIVE 君とのLIFE』だ!」

穂乃果「おっ!その曲!?やたっ!」

花陽「どんな効果かな?」

ことり「う〜ん……使わないとわからないみたい……」

真姫「ということは『これからのsomeday』もわからないわね」

海未「あとで使ってみましょう」

穂乃果「次の大陸まだかなぁ……?」

【第五章】 完

180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 03:19:31.45 ID:FNLUZUwDO
今回は終わり続きはまた夜

第五章は少し短めで終わらせました。

仲間は残り二人ですよ!

181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/27(火) 07:23:26.76 ID:BwEk3Kdbo
待ってる
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/27(火) 08:55:11.55 ID:EKyDcD8DO
見てるから頑張れ
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/27(火) 09:21:49.33 ID:SaPex2WAO
強敵は急に呼び出されて去る法則
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/27(火) 22:51:40.25 ID:J0DDCMhFo
おつ
このメンバーでこれサムだと…?
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 23:37:06.48 ID:FNLUZUwDO
【第六章 なぜか鬼ごっこへ……にこっ☆】

穂乃果「おーっ……新しい大陸……」

海未「いえ、海を渡り近道しただけです」

穂乃果「じゃあ……同じ大陸?」

海未「はい」

真姫「それより早く町に行って宿を取りましょうよ」

絵里「そうね」

希「急ごうか……」

絵里「希?元気ないわね」

希「そんなこと……あらへんよ!」ガシッ

絵里「ちょっ……!?希!?」

希「やっぱりえりちは大きいなぁ……」ワシワシ

絵里「ちょっ……こんなところで……」

海未「希。やめてください」

希「わかったから弓は降ろそうか?」

186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/01/27(火) 23:46:56.63 ID:FNLUZUwDO
〜アルマナ〜

絵里「宿借りたわよ」

海未「まだ時間はあるので情報収集しましょうか?」

絵里「そうね」

海未「とりあえず……」

「おい聞いたか?」

「何を?」

「この町に九人の勇者のうち二人がいるみたいだぜ」

「知ってる知ってるロリっ子黒髪ツインテールとめちゃくちゃ足の速いオレンジ髪の子だろ?」

「そうそれ。なんか毎日鬼ごっこしてるみたいだぜ」

「なんというか……」

「「元気だなー」」

穂乃果「早速なんかいい情報手に入れたね」

絵里「そうね」

海未「情報収集する必要がなくなりましたね」

187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 23:48:46.34 ID:FNLUZUwDO
にこ「こらーっ!凛ー!待ちなさーい!」

凛「嫌だよー!ほーらっにこちゃん!捕まえてみなー!」

にこ「速すぎて捕まらないわよ!」

凛「にこちゃんが遅いだけにゃ」

にこ「もともと陸上部に入ろうとしてたアンタとにこを一緒にしないでよ!」

凛「あははー!」

にこ「凛ー!私のアイドルグッズ返しなさーい!」

凛「やだよー!」

にこ「くっ……もうだめ……」

188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/27(火) 23:49:43.84 ID:FNLUZUwDO
絵里「……にこ……」

海未「あんなところで倒れて何してるんでしょうか?」

絵里「とりあえず捕まえたあと、事情を話してもらいましょう」

海未「そうですね」

にこ「はあはあ……つか、れた……」

絵里「にこー?生きてる?」

にこ「生きてるわよ!勝手に殺すんじゃないわよ!……って絵里?それに海未まで……」

穂乃果「私たちもいるよー?」

にこ「こんな大勢でのこのこと……はあ……」

海未「とりあえず、事情を話してもらいます」

にこ「ええっと……――――」

189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/28(水) 00:09:24.87 ID:1ONnaNJDO
にこ「――というわけよ」

絵里「なんというか……」

海未「はい……」

のぞほの「しょーもないなぁ……」

うみえり(言っちゃった……)

にこ「しょーもないですって!?私のアイドルグッズを盗られたのよ!?これをしょーもないって思うほうがしょーもないわよ!」

穂乃果「にこちゃんしょーもないこと話しすぎだよ」

にこ「なんですってぇ!?」

絵里「はいはいわかったから。それで?凛から取り戻せばいいんでしょ?」

にこ「わかってるじゃない」

190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/28(水) 00:27:20.49 ID:1ONnaNJDO
絵里「とりあえず凛を捕まえましょ」

凛「こんな話をされて素直に捕まるわけないにゃ」

絵里「そうよねー……ね?」

凛「にゃ?」

海未「…………」

穂乃果「…………」

花陽「…………」

花陽「凛ちゃん!?」

凛「かよちん久しぶりにゃ」

にこ「凛ー!返しなさい!」

凛「いやにゃ!このままのほうが面白そうにゃ!」

凛「それじゃ、じゃーねー!」ダッ

191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/28(水) 00:53:44.21 ID:1ONnaNJDO
絵里「ことり」

ことり「うん♪」

ことり「『ホワイト・ライン』!」

ことりは糸を飛ばし凛の足に巻き付けた。

ことり「よっ♪」

ことりは糸を引っ張った。

凛「フギャッ!?」

凛はずっこけた。

ことり「凛ちゃん確保♪」

凛「絶対に捕まらないにゃ!」

凛は糸を千切った!

凛「逃げるにゃ!」

ことり「あーあ……」

穂乃果「やっと前衛が増えた……!」ジーン

真姫「そこは泣くところじゃないでしょう?」

海未「でも後衛七人ですよ?」

真姫「……なにも言えないわ」

192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/28(水) 01:00:15.29 ID:1ONnaNJDO
絵里「それにしても苦労しそうね」

ことり「そこらじゅうに糸張る?」

真姫「それだと町の人たちに迷惑でしょう」

ことり「それもそうだね」

海未「普通に捕まえるにしても凛は速いですし……」

穂乃果「う〜ん……あっ」

穂乃果「歌おう!」

絵里「えっ?」

真姫「その手があったわね」

海未「それなら捕まえられるかもしれません」

絵里「えっ?ちょっと、どういうこと?」

193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/28(水) 01:08:33.86 ID:1ONnaNJDO
―――――
―――――――
――――――――
―――――――――――――――

凛「みんな来ないにゃー」

穂乃果「見つけたー!」

凛「穂乃果ちゃんが来たにゃ!」

凛「……って」

凛「少し速くないかにゃ!?」

穂乃果「そうだよ!穂乃果は今、本来より速いんだよ!」

凛「ずるいにゃー!」

194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/28(水) 01:12:13.83 ID:1ONnaNJDO
凛「にゃ〜!」

ことり「凛ちゃん見っけ!」

凛「あ、ことりちゃ――んも速いにゃ〜!」

絵里「凛ー!待ちなさーい!」

凛「なんでみんな速いにゃー!」

凛「にゃ〜!」ダダダッ

海未「」スッ

凛「にゃ!?」ガッ

凛「フニャア!?」ステッ

海未「捕まえましたよ?凛」

凛「捕まったにゃ……」ションボリ

195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/28(水) 01:19:14.25 ID:1ONnaNJDO
にこ「にこのアイドルグッズー!」

凛「にゃ〜……ずるいにゃー」

ことり「あはは……」

穂乃果「でも全員揃ったよ!」

絵里「もとの世界に戻るには魔王を倒すのよね?」

花陽「倒せるかなぁ?」

真姫「倒せるわよ」

希「そうやね。カードもそう言ってるしね」ピッ

凛「凛も戦うのかにゃ?」

穂乃果「当たり前だよ!勇者なんだから!」

にこ「早く帰るわよ!もとの世界に!」

にこ(じゃないと新作のアイドルグッズが買えないじゃない!)

穂乃果「それじゃあ次の町に行こうか!」

みんな「おーっ!」

新たな歌 『No brand girls』を覚えた!

196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/28(水) 01:23:24.30 ID:1ONnaNJDO
ミスりました【第六章】完です。【仲間集め編】完結です

三十分ほどしたのち【第七章】を書き進めます。第七章からは【イベント編】です。

ラスボスまでの道はまだ遠いですが、最後まで見てくださいねー

197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/28(水) 01:23:33.74 ID:lxm6eVNEO
最後に持ってきただけあって凛とにこは内容があってないようなものだな
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/28(水) 01:46:02.90 ID:1ONnaNJDO
続き書いてくよー

誰か見てるよね?見てると思いながら書いてくけど……んじゃ書いてくぜ

199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/28(水) 01:50:56.60 ID:1ONnaNJDO
【第七章 転生ってあれだよね?ジョブチェンジってやつ】

穂乃果「転生イベント?」

穂乃果「なにそれ」

海未「いわゆるジョブチェンジですよ」

穂乃果「ああ、ドラク――」

にこ「」ゲシッ

穂乃果「いったぁ!?」

海未「昨日メニュー画面を開いたら」

絵里「新しい歌と同時にこんな告知があったと」

海未「はい」

海未「新しく『ジョブ』って画面も増えてます」

にこ「ジョブっつってもみんな『スクールアイドル』でしょ?」

200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/28(水) 01:54:52.89 ID:dtEIfl3xo
これで凛ちゃんも後衛になれるね
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/28(水) 01:57:25.76 ID:1ONnaNJDO
海未「それが試しに見てみたところ」

海未「全然違いました」

にこ「いや私たちのジョブはスクールアイドルでしょ」

海未「私は『弓使い』でした」

凛「アーチャー!」

ことり「ことりは、『アレな服飾師』だった……」

にこ「ぷっ……」

凛「凛は『陸上戦士』だったよ?」

にこ「なんかマシね」

希「いいやん!ウチは『タロット使いの魔法占い師』やで!?」

絵里「長いわね……」

202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/28(水) 02:04:41.00 ID:1ONnaNJDO
海未「穂乃果は?」

穂乃果「穂乃果?穂乃果はねー『剣を持った和菓子屋』」

にこ「これ絶対ふざけてるわよね」

にこ「まぁにこは〜スクールアイドルだし〜?」

にこ「…………」

絵里「何だった?」

にこ「『戦う料理人』……」

穂乃果「なんか聞き覚えがあるなぁ……」

穂乃果「花陽ちゃんは?」

花陽「……『米好き戦士』」

にこ「そのままね」

希「そのままやね」

海未「そのままですね」

花陽「言わないでよぅ……」

海未「絵里は?」

絵里「私?私は……」

絵里「……『バレエ戦士』」

みんな(銃、関係ない!?)

203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/28(水) 02:10:10.25 ID:1ONnaNJDO
全員「………………」

全員(絶対参加してまともなジョブにならなきゃ!)

穂乃果「とりあえずどこでやってるの?」

海未「ここから南東43キロに離れた町です」

凛「希ちゃん!ワープ!」

希「そうやな!ワープで一瞬に……ってできるかっ!」バシッ

のぞりん「ありがとうございましたー!」

絵里「漫才する暇あったら行くわよ〜」

穂乃果「遠すぎて死んじゃうよー」

海未「文句言わずに早く行く!」

穂乃果「はぁーい……」

204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/28(水) 17:58:32.53 ID:1ONnaNJDO
この前は寝落ちしてすみません

205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/28(水) 18:05:27.60 ID:1ONnaNJDO
穂乃果「と、遠い……」

海未「文句言わない!」

穂乃果「いや、43キロもあったら文句も言うよー」

凛「たしかに遠いにゃー」

ことり「そういえば、凛ちゃんの武器はなに?」

凛「ないにゃ」

にこ「私は包丁2本よ」

希「にこっちには聞いとらんよ」

花陽「さすが『戦う料理人』……」

にこ「言わないで……虚しくなる」

海未「変なジョブしかないんですか」

ことり「転生しようとしても……またこんなジョブしかなかったら……」

真姫「考えたくもないことを言わないでよ」

206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/28(水) 18:11:10.90 ID:1ONnaNJDO
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穂乃果「やっとついた……」

海未「立派な神殿ですね」

希「スピリチュアルやね」

穂乃果「早速転生だー!」

ことり「何になろうかな♪」

にこ「にこはやっぱりアイドルにこっ☆」

207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/28(水) 18:18:10.21 ID:4Tw1U1fAO
ほうちょうとかいうリーサルウェポン
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/28(水) 18:21:02.45 ID:1ONnaNJDO
――――――――――
――――――――
―――――
―――――――――
――――――――――――

穂乃果「まさか三つの湖を回らないとなんて……」

海未「イベントと言ってましたしね」

絵里「まぁ……急ぎましょう」

真姫「まったく……それに何よ。三つの試練って」

海未「身・知・戦……でしたっけ?」

にこ「戦ってあれよね。ボス戦」

穂乃果「だよねー」モグモグ

海未「何食べてるんですか?」

穂乃果「ランチパック……に似てるやつ」

凛「ラーメン食べたいにゃー」

209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/28(水) 18:29:20.48 ID:1ONnaNJDO
穂乃果「ひとつ目の湖ってアレかな?」

絵里「それっぽいわね」

凛「行くにゃー!」





神官「知の湖へようこそ」

神官「あなた方をテストします」

神官「一人一問答えてもらい九問中七問答えられたら合格です」

神官「では、始めます」

第一問 『道端に魔物に襲われてる人がいます。どうしますか?』

絵里「問題にならないわね」

神官「そこの人、答えを」

花陽「私!? えっと……『助ける』?」

ピンポーン!

神官「正解です」

神官「次にいきます」

210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/28(水) 18:40:46.80 ID:1ONnaNJDO
――このまま問題は続いて凛とにこが失敗して最後に穂乃果が残った。

神官「最終問題です」

第九問 『あなた方は九人の歌の女神として呼び出されました。そして魔物と戦い、魔王と戦う運命にあります。どうしますか?』

穂乃果「運命なら仕方ないんじゃないかな?」

神官「…………」

神官の顔が濁った。

穂乃果「でも……」

穂乃果「私たちは勇者とか女神とかそれ以前にアイドル……」チラッ

穂乃果(にこちゃんの台詞少し借りるね)ウインク(*ゝ`ω・)

にこ(穂乃果……やりなさい!)ウインク(ゝω・´★)

穂乃果「アイドルはみんなを笑顔にする仕事……」

穂乃果「たとえ、魔王と戦うことになっても私たちはアイドルだから……」

穂乃果「笑顔にさせる!それが私たちの運命!」

穂乃果「まぁそれでも、魔王とは戦うんだけどね」

穂乃果「それが私の答えです」

神官「判決を下します……」

211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/28(水) 18:43:57.26 ID:1ONnaNJDO
全員「………………」

神官「……合格です」

全員「やったぁー!」

神官「引き続き、頑張ってください」

穂乃果「あっ、それしか言わないんだ」

神官「身の湖はここから東に進んでください」

神官「そうすればあるはずですから」

穂乃果「さて……行こう!」

212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/28(水) 18:49:43.02 ID:1ONnaNJDO
少し用事があるので一時中断。

それでは、また夜に……
アバヨッ☆\(>8<)===ピュー
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/28(水) 19:13:03.78 ID:4Tw1U1fAO
乙ちゅん
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 01:01:57.23 ID:Q+Gi2B7DO
遅くなりましたが今から書き進めます。

誰かしら見てると思いながら書かせてもらうで。

215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 01:07:08.57 ID:Q+Gi2B7DO
穂乃果「結構近かったね身の湖」

海未「そうですね」

凛「というか何するにゃ?」

神官「身体を見させてもらいます」

穂乃果「いきなり現れないでもらえるかな?」

神官「失礼。皆さんあそこのアスレチックへ移動してください」

神官「説明します。身の湖では、身体の強さ……と言った方がいいでしょうか?」

神官「要は身体能力です」

神官「一人百点で合計750点以上とったら合格です」

凛「よーし!任せるにゃー!」

神官「それでは、始め!」

216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 01:22:44.16 ID:Q+Gi2B7DO
結果

穂乃果 85 海未 88 ことり 79 絵里 86 希 81 にこ 82 真姫 80 凛 96 花陽 55

神官「……合格ですね」

穂乃果「ふぅ……危な……くなかった?」

海未「750点以上ですからね」

真姫「150は余裕だったんじゃない?」

花陽「ごめんね……足引っ張っちゃって……」

凛「合格したんだから気にしないでかよちん」

花陽「うん……そう、だよね」

絵里「よーし!この調子で行くわよ!」

みんな「おーっ!」

穂乃果「あれ?台詞盗られた!?」

217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 01:27:46.73 ID:Q+Gi2B7DO
穂乃果「おお……ここが戦の湖……」

凛「大型でもドンと来いにゃ!」

穂乃果「おお!やる気だね凛ちゃん!」

神官「ようこそ。これが最後の試練です」

神官「見事、これを倒してください」

テスト・モンスター「ガアァァァァァァ!」

海未「狼に近いですね」

絵里「関係ないわ……ただ、倒すだけよ!」

希「ふふっ……行くで!」

穂乃果「そろそろスキル増えてもいいと思うんだけどなぁ……」ボソッ

218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 01:38:07.79 ID:Q+Gi2B7DO
海未「まずは小手調べです……ことり!」

ことり「うん!『ホワイト・ライン』!」ピッ

テスト・モンスター「ウガァ?」

テスト・モンスター「ガアァァァァァァ!」

海未「拘束時間は約2秒……と」

絵里「凛!一撃入れて!」

凛「わかったにゃ!」

凛「カラースキル行っくにゃー!」

凛の拳に黄色のオーラが纏う。

凛「『イエロー・ナックル』にゃ!」ゴッ

凛の拳がモンスターの腹部に直撃!

希「氷は効かなそうやな」

絵里「希もそう思う?」

絵里「まぁ……物は試しね。『アイスブルーショット』!」

絵里の放った水色のオーラを纏った弾丸がモンスターに当たるが、予想通り凍らなかった。


絵里「ダメね。ダメージを与えられるだけ」

219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 01:45:17.12 ID:Q+Gi2B7DO
希「そろそろ連撃技が欲しいところやな」

絵里「ほんとよ」

海未「希は新しい魔法ないんですか?」

希「あるんやけど、完全な隙が欲しいところやな」

希「この辺で詠唱魔法も使っておきたいしな」

絵里「詠唱魔法ね……」

海未「花陽は何秒抑えられますか?」

花陽「1秒持つかなぁ?」

海未「ふむ……」

穂乃果「ねぇ、穂乃果、やってみたいスキルがあるんだけど……」

海未「今それどころでは……ん?」

真姫「穂乃果ぁ?今なんて?」

穂乃果「だからぁ……やってみたい『スキル』があるんだけどって……」

みんな「新スキルぅぅぅ!?」

220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 01:52:48.65 ID:Q+Gi2B7DO
穂乃果「うん……だから――来るよ!」

テスト・モンスターは前足を降り下ろした!

希「『シールド・エフェクト』!」

希が攻撃を防いだ!

海未「それ、やりますか?」

絵里「いい機会だしやってみるのもいいわね」

海未「ならやりますか。にこ!凛!全力攻撃!」

凛「行くにゃー!」ダッ

にこ「やってやるわ!」ダッ

凛「『イエロー・ナックル』!」

にこ「『ピンク・スライサー』!」

穂乃果「にこちゃんも遠距離攻撃!?」

凛の拳が腹部に、にこの斬撃は胸部に当たる。

テスト・モンスター「ウガァァァァァァァァ!?」

テスト・モンスターは怒り狂い、暴れだした。

221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 01:59:35.03 ID:Q+Gi2B7DO
海未「」チラッ

絵里「」コクッ

真姫「」コクッ

海未「『ラブアローシュート』!」

絵里「『ダブル・ショットアイシクル』!」

真姫「『サウンド・スナイプ』!」

三つの技がモンスターに同時に当たりモンスターが怯む。

ことり「『ホワイト・ライン』!」

テスト・モンスターを拘束。

穂乃果「行っくよー!」

穂乃果の剣にオレンジ色のオーラが纏う。

いや、オーラだけではなく、風も同時に纏い出した。

穂乃果「『オレンジ・トルネード』!」

穂乃果が剣を振るい、オレンジ色の竜巻が現れた。

222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 02:06:47.19 ID:Q+Gi2B7DO
希「おーっ……凄いなぁ……」

海未「そんなことを言う前に詠唱してください」

希「そうやった」

穂乃果が放ったオレンジ色の竜巻はモンスターにダメージを与えながらモンスターを宙に浮かせた!

希「『我の槍よ……空を舞い、天を駆けよ!』」

希「『空舞う槍の昇り道(スカイランス・アップロード)』!」

地面から現れた無数の槍が空を昇るように舞い上がっていき、モンスターを貫いていく!

穂乃果「なんかだんだん中二病みたいなってくねこれ」

223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 02:11:57.04 ID:Q+Gi2B7DO
無数の槍き貫かれたモンスターは息絶えた。

神官「合格です」

穂乃果「よし!ジョブチェンジできる!」

神官「すべてをクリアしたことは大神官様に伝えておきます」

神官「行きなさい、勇者たちよ」

穂乃果「早速転生だー!」

にこ「こんなダサいあとがきとはおさらばよー!」

凛「行っくにゃー!」

海未「三人とも!速すぎです!」

絵里「まぁいいじゃない。アレから逃れられると思えば」

海未「……そうですね」

224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 02:17:46.00 ID:Q+Gi2B7DO
〜神殿〜

大神官「ジョブチェンジを行うのだな?」

全員「はい!」

大神官「よかろう……一人ずつ行う」

大神官「一人ずつ付いてきなさい」

穂乃果「一番私!」

みんな「行ってらっしゃーい」

穂乃果「うおっ!?みんな素直に譲るね……」

にこ「穂乃果、行きなさい!最初の犠牲し――転生者として」

穂乃果「とりあえず、犠牲者ってところは無視するね」

そして、全員の転生(まともなジョブに変わるだけ)を行っていった……

もちろん、失敗はしていない。

【第七章】 完

225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 02:26:32.84 ID:Q+Gi2B7DO
今回はここまで

次回は明日――ではなく今日の夕方頃には行けると思います

……みんなのジョブ名を振り返るとジョブ名というよりただの二つ名にしか見えません……

というわけで(なにが?)、今回から恒例にしていきたい『次回予告』!(最初からやれよ)

次回……パーティーが四人になります!

……以上。

短っ……次回予告から次回の一言に変える?変えないけど

まぁ……そんなわけで次回予告を恒例にしていけるように『寝落ち』しないよう頑張ります!

それじゃ……

アバヨッピュー===(>8<)/☆

あっ、逆だった。それじゃ今度こそ

アバヨッ☆\(>8<)===ピュー

226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/29(木) 08:15:33.85 ID:YUJHXYMAO
戦う料理人から溢れる最強感
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 14:42:09.36 ID:Q+Gi2B7DO
予定が変わって今から書けるようになったので今から書き進めます。

228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 14:50:59.55 ID:Q+Gi2B7DO
【第八章 超連続クエストってどのくらい長いんだろうね?】

穂乃果「転生したお陰でまともなジョブになったよ〜」

海未「何になったんですか?」

穂乃果「んー?『アーチャー』の海未ちゃんには遠いジョブだよ」

海未「なぜわかったんですか!?」

みんな(海未(ちゃん)がなりそうなジョブはそれしかないからだよ……)

希「ウチは『賢者』やな。これで回復も出来るで」

真姫「むっ……『ヒーラー』の私がやることなくなったじゃない」

穂乃果「ヒーラーってジョブがあるんだね……」

にこ「にこは『双剣士』にこっ☆」

みんな「………………」

にこ「ちょっと!」

229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 15:05:37.32 ID:Q+Gi2B7DO
穂乃果「にこちゃんはてっきりアイドルかと……」

にこ「なかったのよ。だから持ってる武器に合わせただけ」

ことり「包丁は変わらないんだね……」

穂乃果「ことりちゃんは?」

ことり「ことりはね……『ライン・ソルジャー』ってもの……」

穂乃果「おおっ!カッコいい!」

凛「凛もカッコいいにゃ!凛は『バーサク・アタッカー』にゃ!」

絵里「何でそんなものを……」

凛「かよちんは?」

花陽「私は、『ジャマー』です。……箸限定だけど」

穂乃果「後半何て言ったの?」

花陽「何でもないです」

230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 15:25:02.52 ID:Q+Gi2B7DO
穂乃果「絵里ちゃんは?」

絵里「私?私は『ガンナー』よ」

みんな(正直一番つまらないなぁ……)

絵里「スナイパーライフルか二つのハンドガンで撃たれたい人は前に出なさい」ジャキッ

みんな「すみませんでした……」

絵里「よろしい」

海未「穂乃果は……」

穂乃果「穂乃果は『勇者』」

穂乃果「ていうかそれしかなかったんだよね」

海未「それしか?」

穂乃果「うん。ジョブ選択の中にこれしかなくて……」

絵里「ハラショー!」

凛「一番カッコいいにゃ!」

穂乃果「でっしょー?」(真姫風に)

真姫「むっ……なんか違和感があるわね……」

231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 15:34:50.04 ID:Q+Gi2B7DO
ピロリン♪

花陽「ん?」ピッピッ

花陽「えっ?えぇぇぇぇぇぇぇ!?」

海未「どうしました?」

花陽「……やりますか?」

穂乃果「ほえ?」

花陽「超連続クエストの通知が来ました……」

みんな「えぇぇぇぇぇぇぇ!?」

穂乃果「超連続クエスト!?」

穂乃果「……ってなに?」

みんな「」コクッ

花陽「みんなもわかってなかったんだ……」

232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 15:41:42.06 ID:Q+Gi2B7DO
花陽「超連続クエストとは……」

穂乃果「とは……?」

花陽「たくさんのクエストを順番にクリアしていくイベント型クエストです」

花陽「すべてクリアしたら結構いいアイテムが貰えるとか……」

穂乃果「おお……」

花陽「ただし」

みんな「ただし?」

花陽「期限は最初のクエストを受注してから三週間以内」

花陽「そしてここが一番重要。パーティーメンバーは四人だけという難関イベントなんです」

海未「四人だけ……ですか?」

花陽「はい。これをやると五人は余ります」

花陽「ですがやらない手はないです!」

花陽「クリアしたときの貰えるアイテムは逸品ものばかり!私は挑戦することを進めます!」

233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 15:50:39.09 ID:Q+Gi2B7DO
穂乃果「う〜ん……四人だけ、かぁ……」

海未「まずはやるかやらないかを決めましょう」

絵里「そうね。まずはそこからね」

にこ「私はやるわ」

真姫「私も賛成。あの魔女を倒すためにもこれくらいクリアしないと」

凛「凛も面白そうだからやるにゃー!」

穂乃果「穂乃果はやらなくてもいいかな」

海未「穂乃果?」

穂乃果「別にみんなと別れてでもやることじゃないと思う」

にこ「穂乃果!」

にこ「私たちはこれから何を相手にすると思ってるの!?」

穂乃果「でもこれって四人しか強くなれないよね」

みんな「あっ……」

234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 15:59:11.37 ID:Q+Gi2B7DO
花陽「報酬アイテムは……ランダムです……」

穂乃果「やっぱりやらなくても……」

花陽「報酬額は……百万ゼニーです」

穂乃果「よし!やろう!」

みんな(変わり身早っ……)

穂乃果「早速メンバーを……」

海未(お金につられた)

真姫(ポンコツ)

ことり(かわいい)

絵里(ホノーチカ……チカ)

ことうみえりまき(K K H……)

235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 17:00:51.91 ID:Q+Gi2B7DO
海未「では、参加するという方向でいいですね」

穂乃果「うん!」

絵里「じゃあメンバーを決めましょう」

海未「希は確定ですね」

希「ウチ?」

海未「はい。回復と攻撃が両方できますし」

絵里「そうね。四人パーティーなら絞らないといけないからね」

真姫「となると私は行けないじゃない」

海未「そうなりますね」

絵里「二人目は穂乃果ね」

海未「はい。攻撃にも優れてますから」

凛「攻撃なら凛も……」

真姫「自分のジョブに聞きなさい」

凛「……?」

真姫(専門回復じゃないうえに四人パーティーにバーサク・アタッカーなんて連れていったら回復しきれないわよ)

海未「問題はここからです」

絵里「たしかにここからね……難しいのは」

236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 17:07:40.31 ID:Q+Gi2B7DO
海未「遠距離攻撃は欲しいですがジャミングするのも欲しいです」

絵里「それに戦術を組める人がほしい」

海未「私と絵里が行ってもジャミング出来ませんし……」

絵里「かといって花陽とことりを行かせてもパーティーが崩壊するでしょうしね……」

穂乃果「なんか難しい話を……」

海未「ジャミングできる人を連れていくなら……」

絵里「ことり……かしら」

ことり「私?」

絵里「ええ。花陽のもいいんだけど距離を考えるとことりね」

花陽「大分本格的です……」

海未「あと一人は……戦術を考えると……」

にこ「海未と絵里……どっちかしらね」

花陽「ここが難しいところです」

237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 17:11:43.17 ID:Q+Gi2B7DO
うみえり「…………」

海未「決まりません」

絵里「決まらないわね」

うみえり「……希!」

希「わかっとるよ。……占いでは……」

希「海未ちゃんやね」

絵里「じゃあよろしくね」

海未「わかりました」

絵里「じゃあ早速四人は向かってね」

穂乃果「はーい」

海未「行きますよ」

穂乃果「じゃーねー」

238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 17:20:16.36 ID:Q+Gi2B7DO
絵里「さて、行ったわね」

絵里「私たちも行くわよ」

にこ「行くって……どこに?」

絵里「私たちだけなにもしないわけないでしょ?」

絵里「花陽」

花陽「はい。実は南東の島にあるアイテムがあるみたいなんです」

花陽「そのアイテムは武器加工に必要なアイテムです」

絵里「それを取ってくるついでに私たちもレベルアップよ」

絵里「そもそも凛は向こうに連れてくつもりは最初からなかったわ」

凛「何でにゃ?」

絵里「ある『理由』があるからよ」





239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 17:54:45.90 ID:Q+Gi2B7DO
海未「クエスト受注してきました」

穂乃果「最初はどうするの?」

海未「はい。それのことなんですが……」

海未「……実はクエストは全部で10個あったんですが……」

海未「もうすでに四つほどクリアしてました……」

ことり「ほえっ?」

穂乃果「なに?もう半分終わってるの?」

海未「はい……残りは魔物狩りなのでクリアしてませんでしたが……」

希「アイテム収集クエストはクエストしてたなんて……」

海未「はい……これはさすがに予想外です」

穂乃果「なんのモンスターを倒すの?」

海未「ええっとですね……『マシンウルフ』を10匹、『ライダーナイト』を5匹、『エルダスナイト』を3匹、『シャンバラピエロ』を5匹、『メラルサウルス』を3匹、最後に『ハーヴェスト・フェイル』を1匹です」

240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 18:22:14.36 ID:Q+Gi2B7DO
穂乃果「うへぇ結構いるなぁ」

ことり「仕方ないよ」

希「とりあえず早く終わらそ」

海未「そうですね。……期限三週間ってアイテム収集のためだったんですね」

穂乃果「三週間要らないねー」

海未「そうです――む」

希「あれがマシンウルフ?」

海未「はい。弓は通らないので希。お願いします」

希「任せとき!マシンって言ったら電気やね」

希「『サンダー・エフェクト』!」

稲妻がマシンウルフに直撃。

しかしまだ倒れない。

希「あれ?」

穂乃果「私たち、弱い?」

海未「そうですね。推奨レベル30でしたから」

穂乃果「私たち20位だよ!」
海未「それが目的でしょう」

241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 18:31:35.15 ID:Q+Gi2B7DO
希「もう一発撃ったら倒れそうやで?」

海未「それは希だけです」

海未(しかし変ですね)

海未(希が二発魔法を放てば倒れるような相手なのに推奨レベル30?)

海未(全体で……?いや、見たときはこれがでした……とすると……)

マシンウルフは立ち上がり、大きく息を吸った。

海未「! 希!早く止めを!」

希「えっ?なに?」

急に言われ、希は慌てて魔法を放つが遅かった。

そのときすでに、マシンウルフは遠吠えしていた。

遠吠えしたあと、希の魔法が当たり、マシンウルフは倒れた。

海未「遅かった!」

穂乃果「どういうこと?」

海未「このクエストの推奨レベル30はあってます!」

海未「残り九匹が来ます!」

海未が叫んだ頃には、すでに九匹のマシンウルフが穂乃果たちを囲んでいた。

242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 18:43:05.90 ID:Q+Gi2B7DO
穂乃果「うわっ多い!」

海未「ことり、後ろ半分に糸を」

海未「前に集中します!」

ことり「りょーかい!」ピッ

穂乃果「いくよー!」ダッ

穂乃果は一人、魔物に突っ込んでいく。

もちろん、海未とことりがサポートしている。

穂乃果も出来るだけかわし、敵の中央部にたどり着き……

穂乃果「『オレンジ・トルネード』!」

カラースキルを使った。

4匹のマシンウルフが宙に浮く。

ことりが『ホワイト・ライン』で敵をまとめ、希が『サンダー・エフェクト』を放ち、4匹まとめて倒す。

すぐさま5匹の方に振り返る。

243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 18:50:26.10 ID:Q+Gi2B7DO
希「残り5匹もちゃちゃっと行くで!」

海未「ふむ……ここら辺で試してみましょうか」

穂乃果「試すって?」

海未「合体技です」

ことり「合体技?」

海未「希、タイミングを合わせて稲妻を放ってください」

希「う、うん……」

海未「ふぅ……」

海未は集中した。

弓を構え、矢を造り出す。

矢に青いオーラが纏う。

希「『ラブアローシュート』?」

に、思うが少し違う。いや、大分違う。

矢にオーラだけではなく、風も纏う。

穂乃果「あれ?これって……」

海未「『ブルーアロー・ハリケーン』!」

海未の放った矢は、青い竜巻を造り出した。

244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 19:53:29.83 ID:Q+Gi2B7DO
穂乃果「えーと……これって」

希「あれやね」

海未「希!」

希「忘れとった。『サンダー・エフェクト』!」

稲妻が竜巻に入り、竜巻が雷を帯びた。

海未「これは、水属性が付与されているので雷を通すんです」

穂乃果「なるほど……って、これ穂乃果の技じゃん」

海未「パクらせていただきました」

穂乃果「海未ちゃんー!」

希「なるほど……こんな使い方が……」

ことり「ことりのじゃ無理かな?」

海未「技名は……」

希「水……雷……竜巻……」

海未「そのまま『アクアボルト・トルネード』で」

穂乃果「そのまますぎるね」

245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 20:22:42.59 ID:Q+Gi2B7DO
海未「ひとつ目をクリアしましたね」

穂乃果「技、パクられた……」

海未「つぎは……おや?」

海未「……いました。ライダーナイトです」

穂乃果「えっ?どこどこ?」

海未「空です」

穂乃果「よし!任せよう!ね、ことりちゃん」

ことり「そうだね」

ことほの「がんばってー」

海未「あなたたちも戦うんですよ?」

穂乃果「届かないし……」

海未「撃ち落としますから」

穂乃果「えー……」

希「そろそろ撃ち落としてええ?」

246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 20:52:56.54 ID:Q+Gi2B7DO
海未「はい。やっちゃってください」

希「『アイス・エフェクト』!」

ライダーナイトの翼を凍らし、地面に落とした。

続けて希は、どんどん落としていく。

希「全部落としたで」

穂乃果「じゃあ狩ろうか」

穂乃果はライダーナイトに攻撃を入れていく。

海未「凍って動けないせいか、モンスターをいじめてるようにしか見えません」

希「海未ちゃん。それは気のせいや」

希「ふざけてみよか。『ファイア・エフェクト』!」

炎の魔法によりライダーナイトの凍った翼を溶かし、自由にする。

穂乃果「希ちゃん!?なにしてんの!?」

希「何って……手伝いや(モンスターの)」

247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 21:00:01.15 ID:Q+Gi2B7DO
穂乃果「ちょっ……」

ライダーナイトは怒り狂い、穂乃果を襲ってくる。

穂乃果「わわわ……」

穂乃果「こっちに来るなー!」ヒュッ

穂乃果は無意識に『オレンジ・トルネード』を放つ。

海未「穂乃果!パクらないでください!」

穂乃果「もともと穂乃果のだよ!」

希「高く上がったねー」

ことり「よっ」ピッ

ことりは『ホワイト・ライン』でモンスターを纏め……

ことり「えいっ!」

思いっきり叩きつけた。

モンスター、全滅。

248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 22:11:44.11 ID:Q+Gi2B7DO
海未「あと四つですね」

穂乃果「もう疲れたー!」

希「そうやね。今日はこのくらいにしとこか」

海未「そうですね。近くの町で休みましょう」

〜近くの町の宿〜

穂乃果「それじゃあ……おやすみ」

ことり「早いよ穂乃果ちゃん」

海未「夕食に行きますよ」

穂乃果「どこに行く?」キリッ

海未「なにがキリッ、ですか」

希「行くでー」

このあと、夕食を食べ、ゆっくり休みました。

249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 22:17:52.71 ID:Q+Gi2B7DO
穂乃果「今日もやるぞー!」

海未「とりあえずエルダスナイトを探しましょう」

希「どんなとこに居るん?」

海未「洞窟ですね。シャンバラピエロも洞窟です」

希「なんか都合ええなぁ」

穂乃果「さっさと終わらせてみんなと合流しようよー」

ことり「そうだね」

海未「…………」

海未「たしかに……」

海未「たしかに都合が良すぎる気がします……」

海未(モンスターもあまり強くない。それに同じ場所にモンスターが集まりすぎです)

海未(レベルも着々と上がっています)

海未(簡単に終われば……いいんですが……)

250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 22:25:04.70 ID:Q+Gi2B7DO
海未「早速いましたね」

穂乃果「うん。いたのはいいんだけど……」

ことり「これは……ねぇ」

穂乃果「エルダスナイトとシャンバラピエロが同時って……これはない」

希「しかも8匹纏まってるで」

海未「少しこれは酷いですね」

希「とりあえず不意討ちを仕掛けようか」

希「なんとか詠唱なしで唱えられるようになったで。……『空舞う槍の昇り道(スカイランス・アップロード)』!」

地面から現れた無数の槍がモンスターたちを襲うが……

穂乃果「あまり効いてない!?」

希「魔法耐性が高いみたいやな」

251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 22:33:05.07 ID:Q+Gi2B7DO
海未「なら穂乃果、やりましょう」

穂乃果「やるって……合体技?」

海未「はい」

穂乃果「弓と剣って……無理じゃない?」

海未「そこはやりましょう」

海未「私の矢に合わせてください!」グググ…

穂乃果「ごめん、無理です」

海未「えぇぇ……」

希「ウチらが抑えとる間に決めてなー。なるべくダッシュで」

海未「なら穂乃果、竜巻を起こしてください」

穂乃果「そのあとに矢を撃つんだね!わかった!」ダッ

穂乃果「『オレンジ・トルネード』!」

海未「『ブルーアロー・ハリケーン』!」

穂乃果が造った竜巻に海未が矢を放つ。

矢は、竜巻に吸い込まれ――

モンスターたち「!?」

――オレンジ色の竜巻と青色の竜巻が合わさった!

穂乃果「技名は……」

海未「そうですね……」

ほのうみ「……『ダブル・トルネード』!」

252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 22:47:24.40 ID:Q+Gi2B7DO
希「見事に二人の台詞が合わさったなぁ」

穂乃果「おお!いい感じ!」

海未「これだけで合体技を二つも編み出したのは無視しましょう」

穂乃果「???」

海未「何でもありません」

希「これであと二つやね」

ことり「順調だね!」

海未「いえ、むしろ順調すぎです」

海未「このイベントは本当にこんな簡単でしょうか……?」

穂乃果「それならそれでいいじゃん!」

海未「ですが……」

穂乃果「ほら海未ちゃん!早く行こっ!」

253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 22:50:50.27 ID:Q+Gi2B7DO




海未「次はメラルサウルスです」

穂乃果「どこにいるの?」

海未「あれです」

穂乃果「あれ?」ソーッ

穂乃果「……え?」

穂乃果「あれ?」

海未「あれです」

ことり「あれなんだ……」

希「あれなんやね……」

海未「はい。あれです」

穂乃果「へぇー……あれなんだ……」

穂乃果「……小さ!」

254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 22:55:28.97 ID:Q+Gi2B7DO
穂乃果「サウルスだよね?」

海未「サウルスですね」

海未「ちなみに推奨レベル18です」

穂乃果「弱っ!」

ことり「えっと……あれを最後の方に持ってきたのは……?」

海未「名前的に一番強そうだったんですが……」

海未「まさか一番弱いとは……」

全員「…………」

全員「さっさと狩ろう……」

このあとみんなで遊びながら狩りました☆

255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 23:01:33.70 ID:Q+Gi2B7DO
穂乃果「次で最後だね……」

ことり「最後だね……」

穂乃果「今までのことを思うと……長かったのか短かったのかよくわかんないね」

ことり「うん……」

海未「最後は壊れた神殿にいるみたいです」

穂乃果「よし!行こう!」

〜壊れた神殿〜

穂乃果「大分壊れてるね」

ことり「崩れないかなぁ?」

海未「壊れないのを祈りましょう」

希「おしゃべりはここまでみたいやで」

256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/29(木) 23:40:16.16 ID:Q+Gi2B7DO
穂乃果「あれが、『ハーヴェスト・フェイル』……」

海未「行きますよ!」

希「まずは様子見やな」

希は、『ファイア・エフェクト』を放った。

ハーヴェスト「……?」

希「あまり効かないなぁ」

海未「穂乃果!」

穂乃果「うん!」ダッ

穂乃果の剣にオレンジ色のオーラと風が纏う。

海未の矢に青色のオーラと風が纏う。

穂乃果「はあぁ!」ヒュッ

海未「今です!」ビシュッ

ほのうみ「『ダブル・トルネード』!」

合体技を放つがやはり効いていない。

ハーヴェスト「シャアァァァァァ!」

ハーヴェストは魔法を放った。

希「『シールド・エフェクト』!」

希が咄嗟に防いだ!

257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/30(金) 00:05:35.02 ID:YoiiaxzDO
希「くっ……耐えきれへん……!」

ハーヴェストの魔法を抑えきれない!

希「くっ!」

穂乃果「はあぁ!」

穂乃果は、『スラッシュ・ザ・オレンジ』を放ったが、あまり効いていない。

海未「試してみます!」

海未「一斉攻撃です!」

海未(どのくらいダメージを与えられるのかを試さないと)

穂乃果たちは一斉攻撃を行った。

海未「くっ……3分削れたくらいでしょうか?」

穂乃果「一割いかないの!?」

海未「はい……ここは一旦退きましょう」

希「それが妥当やね」

穂乃果たちは一旦退いた。

258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/30(金) 00:26:56.19 ID:YoiiaxzDO




穂乃果「ねぇ……あれを倒せるの?」

海未「……方法が見当たりません……」

希「こういうことやったんやね……」

海未「今までが弱かったのがですか?」

希「そうや。さっきのと戦ってやっと繋がったんや」

海未「はぁ……難関イベントにもほどがありますよ……」

ことり「推奨レベル……50くらいかな?」

穂乃果「うぇ……」

海未(あれを倒す方法……)

穂乃果「もう……なんでこんな強いのさ!」

ことり「あの壊れた神殿はなんで取り壊されないのかな?」

海未(壊れた神殿……?)

海未「なるほど……そういうことですか……」

259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/30(金) 00:32:59.86 ID:YoiiaxzDO




穂乃果「ほんとにうまくいくの?」

海未「これしか勝つ方法がないんですからやればわかります」

希「とりあえず賭けでやってみよか」

ことり「そうだね」

海未「行きますよ!」

みんな「おおっ!」

260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/30(金) 00:37:25.32 ID:YoiiaxzDO
ハーヴェスト「シャアァァァァァ!」

海未「打ち合わせ通りにいきます!」

穂乃果「やあ!」ダッ

穂乃果は『オレンジ・トルネード』を放つ。

もちろんダメージはほとんど与えられない。

次にことりが『ホワイト・ライン』で一時的に動きを封じる。

そのあと、海未が何度も矢を放ち、『目的の場所』へと誘き出す。

海未(もう少し……)

ハーヴェストはどんどん海未に近づいてくる。

海未「あと……少し……」

ハーヴェストが目的のポジションに入った。

海未「希!今です!」

261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/30(金) 00:42:13.57 ID:YoiiaxzDO
希「任せとき!」

希「『ブレイク』!」

希の『ブレイク』により、神殿が崩れた。

崩れた神殿が瓦礫になり、ハーヴェストに降り注ぐ!

ハーヴェストは瓦礫の下敷きになった。

穂乃果「やった!」

海未「まだです!」

ハーヴェストが瓦礫から出てきた。

だが、残りHPはほんのわずか……

海未「一斉攻撃です!」

穂乃果たちが一斉攻撃し残りわずかのHPを削りきった。

262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/30(金) 00:50:03.24 ID:YoiiaxzDO
穂乃果「この作戦がほんとに通じるとは……」

海未「このイベントの最後は絶対勝てないように設定しているみたいです」

希「一体何のために?」

海未「地形を使った戦いをさせたかったんでしょうね」

ことり「なるほど……」フムフム

海未「とりあえずイベントはクリアしましたね」

穂乃果「よーし!みんなと合流しよう!」

このあと海未はイベントクリアを申請し、報酬ゼニーと報酬アイテムを手に入れた。

ちなみに報酬アイテムは『ミューズの涙』だった……

【第八章】 【イベント編】 完

263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/30(金) 00:59:52.38 ID:YoiiaxzDO
今回はここまでや

【イベント編】は今回で終了です。次回から新編です。

それでは恒例(にしようと頑張ってる)の『次回予告』(ちなみに次回予告は章が変わるときだけです)!

次回……新編の始まり……

ついに始まるμ′svs魔王軍

魔王に唯一抵抗出来るのは『神器』のみ……

『神器』を巡る激しい戦いが始まる!

次章から新編【神器争奪戦編】スタート!

……こんな感じかな?

というわけで次章から新編が始まります!よろしくね〜!

それじゃ、アバヨッ☆\(>8<)===ピュー

264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/30(金) 02:55:34.77 ID:LypPNFwNo
瓦礫つええw
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/01/30(金) 09:23:15.61 ID:h8MgvM3AO
ギミック使わずにレベルあげてゴリ押しで倒すやつ
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/30(金) 15:27:55.35 ID:YoiiaxzDO
続き投下。go!

267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/30(金) 15:36:25.68 ID:YoiiaxzDO
【第九章 神器争奪戦@】

穂乃果「みんなー!終わったよー!」

絵里「あら?結構早かったじゃない」

穂乃果「実はさー――――」

穂乃果「――ってことがあって……」

絵里「で、早く終わったと……」

花陽「あの!報酬アイテムは!?」

海未「やはりそこに食いつきますか」

穂乃果「使い道がわからないけどこの『ミューズの涙』ってアイテムなんだけど……」

にこ「ミューズの涙ぁ?」

真姫「ナニソレイミワカンナイ!」

花陽「情報が欲しいです」

海未「図書館みたいなところはないんですか?」

花陽「あります」

穂乃果「じゃあそこに――」

花陽「ただし、『空』です」

268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/30(金) 15:48:11.18 ID:YoiiaxzDO
穂乃果「へぇー……」

穂乃果「行けないじゃん!」

花陽「行けますよ!」

花陽「『天空の遺跡』の最奥に行けば!」

真姫「どこからそんな情報があるのよ」

凛「それってどこにあるにゃ?」

花陽「北にあります!」

花陽「でも……世界の一番北ってどこかなぁ?」

希「場所わからんのかい!」ビシッ

穂乃果「こういうときに地図地図〜」

穂乃果「えーと……一番北は……ここ!」

海未「遠いですね……」

絵里「百……ですめばいいんだけど……」

穂乃果「百……あっ」

穂乃果「船があるじゃん!」

269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/30(金) 15:53:39.26 ID:YoiiaxzDO
絵里「船を使えば……」

海未「最短距離で……」

うみえり「…………」

穂乃果「地理のテスト?」

ことり「ここまで難しいとテスト出せないと思うよ」

絵里「50……かしら?」

海未「そのくらいですね」

穂乃果「それでも半分……」

真姫「十分よ」

花陽「早速出発しましょう!」





270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/30(金) 16:04:28.13 ID:YoiiaxzDO




穂乃果「遠かった……」

花陽「ここです!ここが『天空の遺跡』です!」

真姫「これ中に入れるの?」

花陽「入れるよ!?」

希「崩れへんように崩れへんように……」

穂乃果「はぁ……じゃあ入るよ」

ギィ……

絵里「ちょっと暗くない?」

真姫「恐がり絵里ちゃんにとってはね」

絵里「う、うるさい!」

穂乃果「そういえば天空って言ってるのにあまり高くなかったね」

花陽「まぁ……地下から行くので……」

にこ「なに?ドラク――」
海未「はあっ!」ドゴッ

にこ「ぐはっ!?」バタッ

花陽「にこちゃん!?」

海未「余計なことを言おうとしたので気絶させました」

凛「そう言う海未ちゃんが一番怖い」

271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/30(金) 16:12:43.80 ID:YoiiaxzDO
穂乃果「暗いなぁ……」

穂乃果「って思ったけど」

絵里「それほど暗くないわね」

凛「魔物は出ないのかにゃ?」

穂乃果「むしろ出なくていい」

凛「つまんないのー」

海未「ほんとに出なくていいです」

海未「こんなところで戦ったら崩れそうです」

みんな「あぁ〜」

海未「少しは考えてください」

ことり「階段何段あるんだろう……」

絵里「数えればよかったわ」

うみまき「…………」

272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/30(金) 16:27:50.74 ID:YoiiaxzDO
穂乃果「深いなぁ……」

真姫「まだなの?」

花陽「もう少しのはずです」

凛「疲れたにゃ」

穂乃果「おっ?着いたみたい」

穂乃果「うぇ……ボロボロ……」

花陽「おかしいなぁ……動かないみたい……」

真姫「錆びてるんじゃないの?」

海未「手入れくらいしっかりして欲しいです」

穂乃果「よし!これを垂らそう!」

花陽「それは……『ミューズの涙』!」

273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/30(金) 16:45:33.26 ID:YoiiaxzDO
海未「穂乃果!?」

穂乃果「えいっ!」ポタッ

シーン…………

穂乃果「効果なし!」

花陽「勿体ない……」

穂乃果「よし……いっそのこと歌おう」

凛「そういえば最近歌ってないにゃ〜」

海未「歌うんですか?今?」

穂乃果「歌おう!曲は……『僕らのLIVE 君とのLIFE』で!」

凛「歌うにゃー!」

μ′sは歌った!

すると装置が反応した!

穂乃果「え?なに?」

『汝ら……勇者と認め、天空へと誘う……』

いきなり周りが光だし、目の前が真っ白になった。

274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/30(金) 19:14:39.31 ID:YoiiaxzDO
穂乃果「うぅ……眩しい」

ことり「目がぁ……」

絵里「一体何なのよ〜!」

海未「くっ……う?」

海未「あ、あぁ……あ」

絵里「どうしたのよ海未〜」

絵里「…………うそ」

花陽「うぅ……」

穂乃果「二人ともどうしたの?」

穂乃果「って……うわあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

穂乃果「ここ……どこ?」

目の前にあったのは、無数に広がる……空に浮かんだ島々だった。

275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/30(金) 19:25:35.80 ID:YoiiaxzDO
穂乃果「ここが……えーと……なんだっけ?」

「『天空図書館』ですよ」

穂乃果「だれ!?」

天使「天使です」

凛「翼があるにゃ!」

天使「あなたたちがμ′sの皆さんですね」

穂乃果「は、はい!」

天使「ミューズ様と同じ名のグループですか……」

天使「勇者たち。情報を求めてここまで来たのでしょう?」

海未「はい」

天使「なら、図書館を利用する許可を与えます」

天使「しっかり知識を増やして魔王を倒してください」

天使「では」

パアァァァァァァァ……

天使は消え去った。

穂乃果「……とりあえず本を漁ろうか」

みんな「うん……」

にこ「」チーン…

276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/31(土) 07:29:49.99 ID:ds+YROjDO
穂乃果「うわぁ……本がたくさん……」

海未「どれから見ればいいのかわかりませんね……」

真姫「片っ端から見てけばいいんじゃない?」

絵里「そうね。一時間後くらいにまた集合でいいかしら?」

穂乃果「わかった!じゃあ一時間後!」





〜一時間後〜

穂乃果「うへぇ……飽きた……」

海未「まさか穂乃果が一時間も本と向き合うとは……見開き一ページだけですが」

穂乃果「だってつまんないんだもん……ん?」

穂乃果「これは……」

277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/31(土) 07:45:04.13 ID:ds+YROjDO
穂乃果「海未ちゃん。みんなを集めて」

海未「……? わかりました」





絵里「なにか情報があったの?」

穂乃果「うん……実は……」

みんな「…………」ゴクリ

穂乃果「…………」

穂乃果「お腹すいた」

みんな「」ズコッ

穂乃果「というのは冗談……ではなく」

穂乃果「これ見て」

海未「これは……」

花陽「『神器』……?」

穂乃果「重要だと思わない?」

海未「『神器』についての説明は……」

絵里「これね」

278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/01/31(土) 08:50:57.55 ID:ds+YROjDO
穂乃果「説明文長い……」

真姫「でも読まないわけにはいかないわよ」

穂乃果「だよね……えーと……」

『【神器】神器とは、唯一魔王に抵抗武器である。ただし、それを装備出来るのは相性の合った勇者のみである。尚、武器は全部で九つある。………… 』

穂乃果「……長かった……」

花陽「でも、『神器』を手に入れないと」

ことり「魔王を倒せない……」

真姫「場所は書いてなかったの?」

穂乃果「えーと……」ペラペラ

穂乃果「あった!しかも全部載ってる!」

海未「早速手に入れましょう!」

279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/03(火) 18:12:15.65 ID:IA48Mu2DO
少しだけ書いて行きます。

280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/03(火) 18:21:04.58 ID:IA48Mu2DO
穂乃果「場所はあまり遠くないみたい!」

海未「どこですか?」

穂乃果「えーっと……」

真姫「言わなくていいわ。全部メモるから」カキカキ

穂乃果「あ……そう……」

天使「『神器』を探しにいくんですか?」

穂乃果「うわっ!?ビックリしたー!」

天使「驚かせてすみません」

天使「もし『神器』を探しにいくのなら気を付けてください」

天使「ある場所は全て難易度の高いダンジョンばかり」

天使「それにもしかしたら魔王直属配下の四人が出てくるかもしれません」

281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/03(火) 18:27:42.23 ID:IA48Mu2DO
穂乃果「魔王直属配下……」

希「魔女ネクロ・ウィッチ……」

天使「どこでその名を?」

真姫「一度戦ったわ」

天使「魔女と戦って生き残るなんて……」

天使「あの魔女は、魔王直属配下で二番目の実力者です」

穂乃果「あの上にあと一人いるんだ……」

天使「はい。その上の一人は……そうですね」

天使「強さは魔女の『倍』だと思ってください」

全員「倍!?」

282 :くっそ……時間が……3レスしかしてないけど今回はここまでにします [saga]:2015/02/03(火) 18:34:57.51 ID:IA48Mu2DO
希「あれの倍って……」

海未「なら魔王はどれ程強いんですか……」

穂乃果「ファイトだよ!を言える状況じゃない……」

天使「もしソイツと戦うことになったら逃げてください」

天使「今のあなたたちでは無理です」

天使「もし戦うなら……『神器』を5つ以上装備してください」

天使「アイツは……異常すぎる……」ギリッ

絵里「落ち込んでる場合じゃないわ!」

絵里「あいつらより先に『神器』をとらないと!」

穂乃果「そうだね……」

花陽「やるしかないよね……!」

海未「善は急げです。行きましょう!」

穂乃果「よーし!みんな!ファイトだよ!」

283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/04(水) 21:50:39.01 ID:r1BMZh2uo
乙乙
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/04(水) 22:07:49.99 ID:yfEfzwZz0
おつ
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/04(水) 23:56:14.82 ID:HpULsiDDO
忙しいのでもう少し更新できません。m(__)m

金曜の深夜、前売り券買いに行く前までの間なら書けるのでもうしばらくお待ちを……∩(-ω-)∩

286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/11(水) 09:55:10.03 ID:cqZXN4ADO
やっと少し暇ができた……

ということで続き書きます

287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/11(水) 10:01:32.33 ID:cqZXN4ADO
穂乃果「うぇぇ……」

海未「ほら穂乃果!ペースが下がってますよ!」

穂乃果「疲れたよー!」

絵里「休憩してる暇はないわよ?」

真姫「神器を早く手に入れないと……」

穂乃果「うぅ……わかったよー」

花陽「あれじゃない?」

海未「あれですね」

穂乃果「海流の洞窟……」

海未「一時期しか満ち潮がひかないので入るのは難しいですが」

絵里「今が引いてる時期で良かったわね」

凛「いっくにゃー!」

にこ「誰の武器かはわからないんだっけ?」

海未「はい。でも行けばわかります」

穂乃果「じゃあちゃっちゃと手に入れようか」

288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/11(水) 10:19:54.41 ID:cqZXN4ADO
〜海流の洞窟内〜

穂乃果「暗くはないんだね」

真姫「ていうかむしろ明るいわね」

希「魔物に不意打ちされなくてすむやん」

海未「そうですね。むしろこちらから不意打ちできそうです」

8人「??」

海未「はっ!」ビシュッ!

グサッ!

魔物「グガァ!?」

絵里「えっ……魔物いたの!?」

海未「畳み掛けてください!」

真姫「」ドォォン!

魔物「」チーン

にこ「ほんとどうなってるのよその聴診器……」

真姫「さあね?知らないわ」

絵里「持ってる本人すらわからないなんて……」

289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/11(水) 10:25:55.18 ID:cqZXN4ADO
穂乃果「このまま行って遭遇しなければいいんだけど……」

海未「そこは祈りましょう」

絵里「そうね」

真姫「祈りましょう」

うみえりまき「希に」

希「ウチ!?」

うみえりまき「お願いします……」

希「ウチに祈ってどうすんねん……」

ことり「2〜3個は簡単にとれるんじゃないかな?予想だけど」

穂乃果「ならいいなぁ……楽だし」

海未「穂乃果、だいぶ堕落しましたね」

穂乃果「遠距離攻撃がこんなにいるパーティーにいたらこうなるよ〜」

にこ「そうよね〜」

凛「そうにゃそうにゃ」

海未「あなたたち……」

290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/11(水) 10:30:31.63 ID:cqZXN4ADO
穂乃果「ふぃー……」

海未「やれやれ」

真姫「先は長いわね……」

絵里「そうね……って」

絵里「行き止まり!?」

凛「えーっ!?」

凛「そんなぁ……にゃー!」

凛「苦労したのにこれはないにゃ!」ガンッ!

ピシピシ

絵里「え……嫌な予感がするんだけど……」

穂乃果「そうだね〜って……地面が崩れたぁ!?」

全員「うわあぁぁぁぁ!?」

291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/11(水) 10:31:20.75 ID:cqZXN4ADO
急用ができてしまったので今回はここまで

292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/11(水) 16:46:46.46 ID:R8zl3MqAO
名前からして宝箱回収がやりにくそうな洞窟
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/12(木) 01:21:30.67 ID:eELPdxa5o

ファイトだと!
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/12(木) 01:23:28.10 ID:eELPdxa5o
間違えた
ファイトだよ!
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/14(土) 15:31:03.00 ID:BuVRjmEDO
続き書いていきます
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/14(土) 15:36:47.11 ID:BuVRjmEDO
穂乃果「いたた……」

穂乃果「うぅ……いたぁい……」

海未「いたた……みんな、大丈夫ですか?」

真姫「なんとか……」

花陽「大丈夫ですぅ!」

にこ「全く……なんなのよ〜!」

穂乃果「みんな大丈夫そうだね」

凛「にゃー!!」

絵里「凛?どうしたの?」

凛「宝箱にゃ!!」

希「お宝!?」

海未「周りは……出口がない?」

凛「早速開けるにゃ!!」

海未「待ってください!それは罠――」

凛「にゃ!!」カパッ

宝箱「シャー!!」

花陽「魔物!?」

絵里「偽物だったのね!?」

297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/14(土) 15:43:23.30 ID:BuVRjmEDO
凛「にゃにゃっ!?」

海未「凛!」ビシュッ

宝箱「シャッ!?」グサッ

凛「! ていっ!」ドゴッ

海未「『ラブアローシュート』!」ビシュッ!

宝箱「シャー!?」バタッ

海未「ふぅ……」

凛「海未ちゃんありがとう!」ギュッ

海未「大丈夫ですか?凛……」

凛「海未ちゃん……」

海未「凛……」

穂乃果「なんかラブコメの匂いがするよ?」

ことり「気のせいだよ穂乃果ちゃん♪」ゴゴゴ…

うみりん(なんか背後から殺気が……)ゾクッ

298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/14(土) 15:48:49.19 ID:BuVRjmEDO
絵里「……それよりどうする?」

海未「ここから出れそうにないですね……」

凛「うーん……」

凛「もう一回地面を壊す?」

花陽「凛ちゃん……それは無理か……な?」

凛「やってみるにゃ!」

海未「ちょっ……凛?」

凛「いっくにゃー!」ドゴッ!

ピシピシ……ドガァァァァァァァァァン!!

8人「まだしたあるのぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」

凛「にゃあぁぁぁぁぁぁ!?」

299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/14(土) 16:06:49.34 ID:BuVRjmEDO
穂乃果「うぅ……また痛い……」

海未「ほんとですよ……」

花陽「見て!」

花陽「道があるよ!」

希「おぉ……見るからに」

真姫「長そうね……」

絵里「暗いのほんと勘弁してよ……」グスッ

海未「行きますか」

絵里「えぇ……?行くのぉ?」

海未「当然です」

絵里「はあ……希ぃ」

希「はいはい」

希「『ライト・エフェクト』」パアァ

希「これでええやろ?」

絵里「ありがと……希ぃ」

にこ「先が思いやられるわね」

300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/14(土) 16:12:13.91 ID:BuVRjmEDO
真姫「やっぱり長いわね」

穂乃果「いつまで続くの?」

海未「わかるわけないでしょう……」

花陽「そういえば宝箱コンプしないんですか?」

にこ「時間もあれだしいいんじゃない?」

花陽「なに言ってるんですか!?宝箱コンプはRPGの基本でしょう!?」

真姫「リアルでは無理よ。諦めなさい」

花陽「うぅ……」

8人(花陽(ちゃん)(かよちん)ってドルオタだよねぇ?)

希「魔物でなくて助かるなぁ」

ことり「狭いから戦えないしね」

301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/14(土) 16:25:55.02 ID:BuVRjmEDO
真姫「先が……」

穂乃果「先が……」

希「先が……」

海未「なが――あ。出口ですね」

穂乃果「長いという前に終わった!」

絵里「広いわね……」

にこ「ボスとか出てくるんじゃないでしょうね?」

穂乃果「そうあると願いたい」

花陽「ここの『神器』はなんですか?」

海未「あれじゃないですか?」

穂乃果「ぽいね!誰のかな?」

凛「あれは……」

全員「……『弓』?」

302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/14(土) 16:36:51.34 ID:BuVRjmEDO
海未「弓ですね」

ことり「弓だね」

穂乃果「弓かぁ……」

海未「最初の『神器』は私ですか」フフフ…

にこ「名前とかあるの?」

海未「名前は……『神器・海流の弓』らしいです」

穂乃果「オリジナル感が半端ないね」

海未「『神器』を手に入れると『神技』を覚えるみたいです」

穂乃果「名前から強そうな気がするね」

海未「デッショー?」

真姫「撃つわよ?」

303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/14(土) 17:04:35.39 ID:BuVRjmEDO
海未「ひとつ目は無事に手に入れましたね」

穂乃果「あと八つかぁ……」

ことり「先は長いねぇ」

真姫「早く次行きましょ?」

絵里「次に近い場所は?」

海未「ここから南南西にある山の中です」

希「山……」

穂乃果「そういえば魔女と最初にあったのも山だったね」

希「出会わないことを祈るで」

8人「うん……」

海未「……さっ、早く次行きましょうか」

304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/14(土) 17:26:15.49 ID:BuVRjmEDO
〜1時間後〜

穂乃果「同じ大陸にあるんだね」

海未「楽なのか楽じゃないのか……わかりませんね」

絵里「まだ先は長いわよ〜」

にこ「急ぎましょ。配下どもに先を越されないようにね」

穂乃果「……というか、周り全部山じゃん!?」

海未「そうですね!」キラキラ

ことり「登山スイッチ入っちゃった……」

凛「最悪だにゃ〜……」

海未「いきますよー!」

絵里「死なないことを祈りましょう」

7人「そうだね……」

海未「あはははははー!」

305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/14(土) 17:34:51.76 ID:BuVRjmEDO
穂乃果「というか、どの山にあるの!?」

海未「あれです」

海未「あれの天辺です」

穂乃果「へぇ……あの山の天辺……」

山「」ズーーーーーーン

穂乃果「………………」

7人「……………………」

海未「???」キラキラ

穂乃果「デカイよ!?」

穂乃果「天辺見えないよ!?」

海未「これは楽しみですね!」

穂乃果「そう思うのは海未ちゃんだけだよ!?」

海未「そんなわけありません!皆さんも楽しみですよね!?」

7人「ごめん。それはない」キッパリ

海未「えー…………」

306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/14(土) 17:53:11.24 ID:BuVRjmEDO
海未「登りますよ!」

穂乃果「登らないといけないの忘れてたよ……」

ことり「きついなぁ……これ」

希「きついなぁ……ほんと」

魔女「そうねぇ……空を飛ばないときつそうね♪」

穂乃果「ほんとだよ……ん?」

全員「ま、魔女!?」

魔女「はぁ〜い♪魔女のネクロちゃんでぇす♪よろしくね♪」

海未「どうしてここに!?」

魔女「どうしてって……『神器』を取りにきたに決まってるでしょ?」

真姫「まさか最初の刺客が魔女とはね……」

にこ「コイツが直属配下のナンバー2……」

絵里「すごい迫力……」

307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/14(土) 18:05:53.58 ID:BuVRjmEDO
魔女「とりあえず『神器』は頂くわ」

ジャキッ!

海未「行かすと……思いですか?」

魔女「準備早いわね〜それに……」

魔女「それ……『神器』?」

魔女「だとしたら……奪わないとね……」

魔女「と、言いたいけど……先に『神器』を取られていたら奪うなって言われてるからなぁ……」

魔女「ちなみにここにある『神器』は……カードよ」

海未(カード!?)

穂乃果(希ちゃんの……!)

絵里「希……行きなさい」

希「えりち!?」

絵里「今回の『神器』は……あなたよ」

308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/14(土) 18:10:54.45 ID:BuVRjmEDO
希「でも!」

穂乃果「希ちゃん!」

希「穂乃果ちゃん?」

穂乃果「行って……!」

海未「相手が魔女でも……」

真姫「足止めくらいは……できるはずよ」

花陽「だから……」

8人「行って!希(ちゃん)!!」

希「みんな……」

希「必ず……必ず戻ってくるで!『神器』を手に!」ダッ

魔女「足止めくらい?はっ、笑わせないで……」

魔女「あなたたちに……足止めできるわけないでしょう?」

穂乃果「……するよ」

穂乃果「希ちゃんのために……足止めくらいはするよ!」

魔女「そう……なら、少し……」

魔女「本気でいかせてもらうわ」

309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/14(土) 18:12:35.00 ID:BuVRjmEDO
一時中断。また11時くらいに書き始めます

310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/14(土) 18:50:08.93 ID:9LOsvvaoo
待ってる
311 :続き、始めます [saga]:2015/02/14(土) 23:13:28.85 ID:BuVRjmEDO




穂乃果「ぐわぁ!?」

真姫「――『ヒール』!」

パアァァァァァァァ……

穂乃果「真姫ちゃんありがと!」

魔女「……やっぱりつり目のアンタを先に倒さないとかな?」

真姫「真姫よ!」ドオォン!

魔女「『シールド』」

魔女は真姫の攻撃を防ぐ。

魔女「危ないわねぇ……『クロス・フレイム』!」

十字の炎が真姫を襲う!

ドバァァァァァァァン!

海未「やらすと思いですか?」

魔女「『神器』持ちは厄介ね……」

312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/14(土) 23:21:25.48 ID:BuVRjmEDO
魔女「あなたたち……」

魔女「少しは強くなったみたいでお姉さん嬉しいわ♪」

凛「おばさんの間違いにゃ」

魔女「なんかいった!?」

凛「なんでもないにゃ……」

魔女「はあ……よっと」スッ

穂乃果「剣!?」

海未「くっ……!」

魔女「『属性付与・炎』!」

魔女「今回は……『二属性付与・炎』」

海未「同じ属性を二つ!?」

魔女「威力増加よ?」

魔女「『ダブルフレイム・ブラスター』!!」

巨大な炎の塊が穂乃果たちを襲う!

313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/14(土) 23:27:13.91 ID:BuVRjmEDO
ドゴォォォォォォォン!!

魔女「…………」

魔女「焼け死んじゃった?」

海未「そんなわけないでしょう?」

魔女「!?」

海未「はあっ!」ビシュッ

魔女「くっ!」

海未の矢を魔女は剣で切り落とす。

スッ……

魔女「っ!?」

魔女の背後から現れた穂乃果が剣を降り下ろす!

魔女(本命はこっちか――!)

穂乃果「『オレンジ・トルネード』!」

魔女は剣で防ぐが、竜巻の風により剣が吹き飛ばされた!

魔女「あーあ……剣が……」

314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/14(土) 23:34:12.77 ID:BuVRjmEDO
穂乃果「よし!」

絵里「剣はどうにかなったわね!」

魔女「んー……」

魔女「あの攻撃……どうやって防いだのかしら?」

海未「簡単です」

海未「私のイメージカラーは青」

海未「つまり水です」

魔女「でもあれを防げるかしら?」

海未「カラースキルを使っただけです」

魔女「……なるほど……」

魔女「……やっぱ、『遊んでられない』かぁ……」

海未「!?」

絵里(……あれで遊び!?)

にこ(恐ろしいやつね……)

315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/14(土) 23:44:23.51 ID:BuVRjmEDO
魔女「じゃあ……本気でいくね」

8人「!?」ゾクッ

魔女「――――」

ゴオォォォォォォォォ!!

魔女「あなたたちは間違えた」

ことり「声が……」

穂乃果「変わった……?」

魔女「剣は私の力を抑えるため」

魔女「私の本当の武器は……杖」

魔女「これが私の杖、『ネクロ・スティック』」

魔女「そして……『モード』がある」

魔女「これが私の別モード、『デビルスモード』よ」

その姿は、まるで……悪魔のように見えた――

――だけだった。

316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/14(土) 23:53:21.59 ID:BuVRjmEDO
穂乃果「…………え?」

海未「モードチェンジ……ですよね?」

ことり「これって……」

花陽「仮面を……着けただけ?」

魔女「嘗めない方がいいわよ?」

魔女が指を軽く動かした。

ヒュンッ!!

ドオォォォォォォォン!

絵里「がはっ!?」

穂乃果「絵里ちゃん!?」

海未「今のは……」

風。

物凄い勢いで風が絵里に直撃した。

だが、絵里は一番後ろにいた。

ならば、風が通るなら感じるはず。

しかし、一切感じられなかった。

317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/15(日) 00:01:50.66 ID:BeStW5ZDO
海未(この事に気づいたのは……)チラッ

穂乃果「絵里ちゃん……」

にこ「絵里!」

海未(私だけ……)

海未(……『神器』のおかげ……ですか)

海未(風は通っていない……なら)

魔女「気づいた?」

魔女「さっきの攻撃♪」

海未「……絵里の近くの空気を圧縮し、破裂させた……でしょうか?」

魔女「半分正解」

魔女「正確には空気を圧縮し、一点に向かって撃った……かな?」

海未「チート魔法ですか!?」

魔女「そんなわけないでしょう?」

318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/15(日) 00:06:26.55 ID:BeStW5ZDO
魔女「その気になればこの辺一体を凍らせられるわよ?」

魔女「すごいでしょ?」

海未「ただのチートにしか聞こえません!」

海未「それに!空気中の水蒸気を一気に凍らすんでしょう!?」

魔女「あら。正解♪よくわかったわね」

海未「誰だってわかります!」

バカ三人「え!?そうなの!?」

海未「それはあなたたちがバカなだけです!」

バカ三人「そんな……バカな……!」

海未「…………」

魔女「なんなのかしら?このパーティー」

海未「言わないでください……」

319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/15(日) 00:20:52.62 ID:BeStW5ZDO
魔女「少し話しすぎたわね」

魔女「そろそろ終わらすわよ?」

海未「くっ……!」

魔女「踊りなさい……『アイスランス・ソング』!」
海未(これは……無理――)

――――――
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――――――――――
―――――――――――

320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/15(日) 00:24:43.94 ID:BeStW5ZDO
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―――――
―――――――――
――――――――――――

希「はあはあ……!」

希(急げ……急がないと、みんなが……!)

魔物「ガァァ!」

希「邪魔やで!」ゴオォ!

魔物「ガァァ!?」

希(立ち止まる暇はない)

希(一分、一秒でも早く)

希(『神器』を手に……みんなの所に戻らないと!)

希「はあはあ……!」

321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/15(日) 00:40:42.84 ID:BeStW5ZDO
希「はあはあ……!」

希「つ……いた?」

希「ここが……天辺?」

希「『神器』はどこや!?」

希「どこにあるんや!?」

希「」キョロキョロ

希「……あれかな?」

希「この倉のなか……かな?」

ガラッ

希「……あった……」

ガシィッ!!

希「待っててや……みんな!」ダッ

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――――――――――――
―――――――
――――――――――――

322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/15(日) 00:45:50.16 ID:BeStW5ZDO
――――――
――――――――――
――――――――――――
――――――――

希「はあはあ……!」

希「み、みえた!」

希「みんなのいるところや!」

希「みんな!待たせ――」

希「っ!?」

魔女「あら?『神器』を手にいれたみたいね……」

魔女「先越されたわね……」

希「みんなに……何をした!?」

魔女「見ての通りだけど?」

希「……っ!」

希「許さへん……許さへんで!魔女!」

魔女「一人でどこまでやれるのかしらね……?」

323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/15(日) 00:47:55.96 ID:BeStW5ZDO
今回はここまでです

次回で【神器争奪戦@】は終わり……になると思います……

それでは皆さん、まだ次回。
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/15(日) 08:06:04.97 ID:I5XkUnrho
がんばれ希
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/16(月) 13:57:32.85 ID:jE2JMTBDO
続き始めます。

今回で【神器争奪戦@】を終わらせる予定です。

途中で2〜3時間いなくなりますがご了承ください。

326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/16(月) 14:04:33.41 ID:jE2JMTBDO
希「許さへん!」

希「『ファイア・エフェクト』!」

魔女「『シールド』!」

希「ちっ……!アイ――」

魔女「遅い」クイッ

ビュッ!

希「がはっ!?」

魔女「魔法っていうのはね……」

魔女「発動するのに時間がかかる。その分威力がすごい……わかるでしょ?」

希「が……っ……ゲホッゲホッ!」

魔女「魔法はいかに早く、威力を下げず、むしろ上げて放つ……」

魔女「それをいかにできるかによって勝敗がつくのよ?」

希「くっ……!」

327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/16(月) 14:15:54.98 ID:jE2JMTBDO
希「まだ終わってへん!」

希「ファイア――」

魔女「だから遅いって」クイッ

希「がはっ!?」

希「ファイ――」

魔女「『ウィンド』!」クイッ

希(かかった――)

ドオォン!

希(『二重詠唱(ダブル・マジック)』――『シールド・エフェクト』……&)

希「『ファイア・エフェクト』!」ゴオォ!

魔女「はまった――!?」

魔女「――『シールド』!」

ゴオォォォォォォォ!

希「決まらなかった――!?」

魔女「――見事にはめられたわね……」

328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/16(月) 14:27:38.54 ID:jE2JMTBDO
希「……そうや」

希「けど、無理やったみたいやけど」

魔女「…………」

希「ウチが魔法を放とうとすると先にアンタが魔法を放ってくる」

希「見たところ、『魔法連射(ソーサラー・マジック)』を使った形跡はない」

希「つまり連射はしてこない」

希「一発ならなんとか防げる」

希「魔法を放つ振りをしてシールドで防ぎ、『二重詠唱』で防ぐとともに魔法を放つ……」

希「無意味やったけど」

魔女「……知ってる?」

魔女「『二重詠唱』なしで二つ魔法は放てるのよ?」

329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/16(月) 14:34:47.53 ID:jE2JMTBDO
魔女「杖やらカードなんて使わなくても魔法は放てるのよ!」

希「くっ……!」

希(これは……まずい!)

希(二つなんて防ぎきれるはずない……!)

希(『神技』は……無理や!)

希(……ん?『神技』?)

希(………………)

希(すでに『神器』はあるやん!?)

希(目的達成しとるやん!?)

希(なんでウチは熱なっとるんやぁぁぁ!!)

希(……撤退や!)

魔女「いくわよ?」

希「ちょいタンマ!」

魔女「ん?どしたの?」

330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/16(月) 14:40:14.31 ID:jE2JMTBDO
希「ウチな……」

希「実は……」

魔女「………………」

魔女「引っ掻けようなんて無駄よ?」

希「……ちっ」

希「――『フラッシュ』!」

ピカァァァァァァァァ!!

魔女「まぶっ!?」

魔女「目がぁぁぁぁぁ!?」

希「今や!」

希「『神技』――!」

希「『奇跡の魔法(ミラクル・マジック)』!」

魔女「くっ!?『神技』!?」

奇跡の光が穂乃果たちを包み込む!

331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/16(月) 14:51:37.98 ID:jE2JMTBDO
穂乃果「……ん?」

穂乃果「回復した!?」

海未「これは一体……?」

希「『神技』やで」

希「ウチの『神技』はパーティーメンバーを全員全快回復させる技や」

魔女「この私がまさか『神技』を使われるとはね……」

魔女「300年前の魔法大戦を生き抜いたこの私が!」クワッ

凛「やっぱりババアだにゃ」

魔女「ああ!?」ギロッ

凛「怖いにゃー……」

魔女「でも……回復したところでどうするの?」

希「ウチが何のために『神技』を使ったか教えたろか?」

332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/16(月) 15:01:26.49 ID:jE2JMTBDO
希「理由は簡単や」

希「ウチらはもう目的達成しとるんや!!」

絵里「……たしかに」

魔女「けど……逃げられると思う?」

希「逃げられるで!」

海未(……これはもしかして……)

希「海未ちゃん!『神技』や!」

海未「………………」ダラダラ

海未「……『神技』は既に使いました……」

希「よし!放つんや海未ちゃ……ん?」

希「……使ってもうたん?」

海未「はい……」

全員「………………」

希「逃げる方法が……ない!?」

333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/16(月) 15:08:21.66 ID:jE2JMTBDO
希「……終わった……」ガクッ

魔女「残念ね」

魔女「じゃあ……さよう――」

絵里「『アイスブルーショット』!」バァン!

魔女「『シールド』!」

絵里「諦めるのはまだ早いわ!」

希「えりち?」

絵里「気付きなさい!実は――」

絵里「既に夜なのよ!?」

全員「………………」

魔女「」カパッ

魔女「あ。十二時になった」

希「海未ちゃぁぁぁん!」

海未「――『神技』……」

海未「『アクアスパイラル・レインアロー』!」

魔女「ありゃっ!?」

希「逃げるでぇぇぇ!!」

334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/16(月) 15:13:45.62 ID:jE2JMTBDO
魔女「『神技』……防げるかしら?」

魔女「使い手が弱いからいけるか!」

魔女(シールドは無理ね)

魔女「『アストラル・ディフェンシスト』!」

魔女「く……うっ……!?」

ドオォォォォォォォン!!

魔女「く……防げたわね……」

魔女「……逃げられたか……」

魔女「……初めてだわ……」

魔女「初めて……逃げられたわ……」

魔女「将来が……楽しみじゃない」ニヤッ

【第九章 神器争奪戦@】 完

335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/16(月) 15:15:21.94 ID:jE2JMTBDO
これから用事があるので4時間くらいいなくなります

続きは7時半過ぎに始める予定です

336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/16(月) 19:37:23.03 ID:jE2JMTBDO
続き始めます。

いやぁ……μ'sの生放送ライブ最高でしたわ……明日両腕筋肉痛になりそうだわwww

337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/16(月) 19:44:01.03 ID:jE2JMTBDO
【第十章 神器争奪戦A】

希「はあはあ……」

穂乃果「逃げ……きれた?」

海未「みたいですね」

希「えりちナイスや」

絵里「そんなの当たり前よ!」

真姫「ポンコツじゃなかったわね今回は」

絵里「ちょっ……ひどい!」

真姫「事実でしょ?」

絵里「くぅっ……!」

海未「まさか二つ目で出会うとは……」

希「三つ目から会いそうやね」

海未「となると……」

希「分かれよう……なんて言えへんし……」

338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/16(月) 19:55:06.75 ID:jE2JMTBDO
海未「しかし、いち早く、しかも迅速に配下より早く手に入れなくてはいけません」

希「分かれたとして配下に出会いもしたら最悪や」

絵里「じゃあどうするのよ」

穂乃果「あっ」

穂乃果「いざとなったら『神技』で――」

海未「私はもう今日は使えません」

希「ウチも回復系やからなぁ……

穂乃果「あ……そっか……」

真姫「そんなこと言ってると一日一個しか『神器』を手に入れられないわよ?」

海未「そうですよね……」

339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/16(月) 20:25:42.60 ID:jE2JMTBDO
にこ「私に一つ提案があるわ」

にこ「反対するか賛成するかは自分達で決めなさい」

海未「提案とは?」

にこ「一番遠いところにいくのよ」

海未「成る程……会う確率を減らすんですね」

にこ「そうよ」

にこ「だけど移動時間が問題よ」

真姫「その間に取られるから?」

にこ「えぇ」

にこ「そこで私の提案はここからよ」

にこ「遠くに行くのは……三人する」

340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/16(月) 20:40:06.08 ID:jE2JMTBDO
海未「…………は?」

絵里「にこ……今……」

にこ「そうよ」

にこ「遠くに行くのは三人よ」

にこ「行くのは……凛、花陽、ことりよ」

海未「編成の意味がわかりません」

にこ「簡単よ。花陽とことりは配下たちに太刀打ちできないから」

真姫「ちょっと待って!?それって次の配下を足止めするってこと!?」

にこ「そうよ」

海未「ではなぜ、凛も?」

にこ「簡単よ」

にこ「その場所は……凛の『神器』があるからよ」

341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/16(月) 20:48:06.71 ID:jE2JMTBDO
穂乃果「なんでわかるの?」

にこ「知ってたのよ」

海未「知ってた……って」

にこ「ちょっと小耳に挟んだだけよ」

にこ「……で?どうする?」

8人「………………」

穂乃果「穂乃果は賛成!」

ことり「穂乃果ちゃん!?」

穂乃果「私はにこちゃんを信じるよ!」

海未「……私も賛成します」

絵里「海未!?」

海未「一番可能性が高そうです」

真姫「私もそれでいいわ」

希「ウチも賛成や」

にこ「5人……決まりね」

穂乃果「違うよ」

穂乃果「答えは……満場一致!!」

絵里「……そうね」

342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/16(月) 20:52:22.85 ID:jE2JMTBDO
絵里「それじゃあにこの作戦でいくわよ!」

海未「配下は次に……ここでしょう」

希「一番近いやん」

海未「だからこそです」

にこ「あんたたち」

ことりんぱな「???」

にこ「ダッシュで帰ってきなさいよ」

穂乃果「よし!スタダ歌おう!」

海未「スピードアップですね」

にこ「それじゃあにこにー作戦いくわよ!」

8人「………なにそれ、ダサい」

にこ「悪かったわね!!」

本日、『にこにー作戦』始動

343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/16(月) 20:53:12.19 ID:jE2JMTBDO
今回はここまで

うぅ……腕が痛い……

344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/17(火) 06:52:39.36 ID:xwaH8uaGo


どうどん行こう、どんどん
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/17(火) 22:58:18.06 ID:ewt5LSuDO
続き始めまーす

まだ腕が痛いよ……ダレカタスケテー
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/17(火) 23:02:09.34 ID:ewt5LSuDO
穂乃果「ほんとにくるのかな?」

希「来ることを祈るんや」

穂乃果「……ていうかさ」

穂乃果「待ってるんじゃなくて、その間に『神器』を取ってこれないの?」

5人「………………」

海未「そういえばそんな可能性がありましたね……」

穂乃果「えー……」

絵里「じゃあ今から行きましょ」

真姫「そうね」

にこ「凛たちもうまくやりなさいよ……」

穂乃果「大丈夫だよ」

穂乃果「凛ちゃんたちならいけるよ!」

347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/17(火) 23:06:33.67 ID:ewt5LSuDO
真姫「ていうか、6人で太刀打ちできるの?」

にこ「大丈夫よ」

にこ「一人減ったくらい」

穂乃果「一人?」

にこ「ことりと花陽が配下と戦ってた?」

穂乃果「…………!」ポンッ

穂乃果「たしかに!」

にこ「ま。魔女は来ないでしょ?」

希「来ないやろなぁ……」

海未「来たら最悪ですよ?」

海未「私は『神技』使えませんし……」

にこ「そこは……」

にこ「気合いでどうにかするのよ!」

5人「無理だと思う」

にこ「でしょうね!」

348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/17(火) 23:11:28.70 ID:ewt5LSuDO
絵里「配下ってまだあと三人残ってるのよね?」

海未「はい」

海未「そのうちの一人が……」

穂乃果「魔女の倍の強さ……だっけ?」

希「出くわしたら最悪やね」

海未「……さて」

海未「結構進みましたが……」

穂乃果「先が見えないねぇ……」

にこ「一つ一つ場所が厄介ね」

海未「そうですね――ではなく」

海未「……どうやら……跡を着けられていたみたいです」

4人「!?」

希「……そこに居るんやろ?」

希「なあ……配下さん」

349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/17(火) 23:17:02.29 ID:ewt5LSuDO
???「ばれちったか……」

海未「魔女ではない……」

希「とりあえずセーフやね」

???「一応名乗っとくか?」

???「俺は魔王直属配下ナンバーフォーの……ガイア……つーんだ」

ガイア「よろしくな」

絵里「フォー……一番下ね……でも」

穂乃果「嘗めて掛かれない……よね」

ガイア「……んじゃ早速……」

ガイア「挨拶がわり……に!」ドゴッ!

グオッ!!

6人「!?」

ガイア「ヒャアァァ!!」

希「――『シールド・エフェクト』!」

350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/17(火) 23:22:35.47 ID:ewt5LSuDO
希(地面が腕のように伸びてきた!?)

ガイア「まだまだ終わりじゃないぜ?」

ガイア「もっと俺を遊ばせろ……」

ガイア「もっと俺を楽しませろ!」ダッ

海未(見たところ、身体も丈夫そうですね)

絵里(これまたキツい戦いになりそうね……)

ガイア「オラァ!!」ブンッ

にこ「っ!!」

にこ「よっ!」スカッ

ガイア「ちっ……ちょこまかと……」

ガイア「『グラウンド・アーム』!」ドゴッ!

にこ「ぐわっ!?」

穂乃果「にこちゃん!」

351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/17(火) 23:30:45.04 ID:ewt5LSuDO
海未(あの技……)

海未(どこから来るかわかりませんね……)

海未(これまた厄介な技を……)

海未「」チラッ

絵里「」コクッ

絵里(これはあくまで時間稼ぎ……倒す必要は、ない)

絵里(なら……)

絵里「『アイスブルーショット』!」バァン!!

ガイア「『グラウンド・シールド』!」ドゴッ!

絵里「――くっ」

穂乃果「――『オレンジ・トルネード』!」

ガイア「ちっ――」

海未「『ブルーアロー・ハリケーン』!」

ほのうみ「合体技『ダブル・トルネード』!」

352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/17(火) 23:37:03.81 ID:ewt5LSuDO
ガイア「ぐおっ!?」

ガイア「んだこれ!?」

絵里「いつのまに……合体技を……」

希「まだやで!」

希「『サンダー・エフェクト』の進化版――」

希「『ライジング・エフェクト』!」

希「『ダブル・トルネード 雷』やね」

ガイア「ぐぐっ……!?」

ガイア(空中じゃ俺の能力が使えねぇ!)

絵里「凍らす?」

希「いや、やめておこう」

希「空中のほうが弱くなるみたいや」

希「……えりち、準備」

絵里「わかったわ」

353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/17(火) 23:44:52.93 ID:ewt5LSuDO
ガイア「俺を……嘗めるなよ!」

ガイア「ガキども!!」グッ

ガイア「ふんっ!!」ドッ!

絵里「今よ!」

希「『ブリザード・エフェクト』!」

絵里「『アイシクル・スパイラルショット』!!」

ガイア「なっ……!?」

希「――合体技」

のぞえり「『アイシクル・ブリザード』――!」

ガイア「ガアァァ!?」カチーン

穂乃果「……倒せた?」

海未「フォーとはいえ、今の私たちで勝てるのでしょうか?」

真姫「聴診器の出番ね!」

4人「氷を破壊しそうだからやめて」

真姫「私いる意味なくない?」

354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/17(火) 23:51:07.36 ID:ewt5LSuDO
希「……まだやね」

絵里「みたいね」

ピキッ ピキピキピキ

パリーーン!!

ガイア「さっむ!?」

ガイア「氷の中滅茶苦茶寒っ!?」

にこ「切り落とすわ!」

にこ「『ピンク・スライサー』!」シュッ!

ガイア「寒ぃんだよ!『グラウンド・シールド』!」ドッ!

にこ「そんなあまっちょろいので防げると思ってるわけ!!」

スパーン!!

ガイア「っ!?」

ガイア「」スッ

スパーン!!

ガイア「……切れ味パねぇ……」

にこ「切れなかったわ……!」

355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/17(火) 23:58:24.19 ID:ewt5LSuDO
ガイア「手ぇ抜いてるほど楽じゃねぇか……」

ガイア「」スッ…

真姫「なにする気?」

ガイア「……ふんっ!!」ドゴッ!!

絵里「来るっ――」

海未「違います!あれは……!」

希「モードチェンジ!?」

ガイア「……違うぜ?」

ガイア「俺のは、土を自分に合成させるんだ」

ガイア「……『グラウンド・モード』」

ガイア「さぁ……ここからが本番だ」

海未(これは……)

絵里(キツいわ……)

にこ(ことり、花陽……)

にこ(凛……早く)

にこ(早く帰ってきなさい!)

356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/18(水) 00:00:09.94 ID:Kd6Ici5DO
すみませんがここまでで
次回は木曜の……20時くらいから始める予定です

それまでにどう凛ちゃんを登場させるか考えておきます
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/18(水) 06:29:11.87 ID:Dg+txEuAo
ここまで引っ張られる凛ちゃん
きっと派手に登場するんだろうな(プレッシャー)
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/19(木) 20:02:50.50 ID:c/H6tnqDO
続き始めます
凛ちゃんをどう登場させるかまだ少し悩んでますが登場させるまでにはまとめておきます

359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/19(木) 20:08:24.77 ID:c/H6tnqDO
ガイア「さあて……」

ガイア「あの魔女をモードチェンジさせたみたいだな」

ガイア「……ったく」

ガイア「魔女も遊びでやったんだろうがお前たちを嘗めてたわ」

ガイア「……つーわけで、ガチでやらせてもらう!」

希「『シールド・エフェクト』!」

ガイア「温い!」ドゴッ!

パリーーン!

海未「『ブルーアロー・ハリケーン』!」ビシュッ

ガイア「土を纏ってる俺に効くかよ!」ドッ!

グンッ ドゴッ!

海未「が……っ!?」

360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/19(木) 20:15:42.22 ID:c/H6tnqDO
真姫「海未!――『ヒール』!」パアァァ

ガイア「ヒーラーがいやがったか……」チラッ

海未「!!!」

海未「穂乃果!にこ!真姫を守ってください!」

ガイア「うおらぁ!!」ドッ!!

真姫「っ!?」

ほのにこ「はあっ!!」ガッ

穂乃果「んぐぐぐ……!」

にこ「耐え……きれない……!」

真姫「」バッ

ドガァ!!

穂乃果「わあっ!?」

にこ「にこっ!?」

真姫「――『ヒール』!」

真姫「『リジェネ・ヒール』!」

ガイア「ちっ……」

ガイア「……よおし……」ニヤッ

361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/19(木) 20:19:46.01 ID:c/H6tnqDO
ガイア「お前ら」

ガイア「ここまでよくやった」

ガイア「その敬意を示し……」

ガイア「ここで、殺してやる」バッ

絵里「何するつもり!?」

ガイア「――これで十分だろ?」

ガイア「『ダンシング・グラウンド』!」

希「まずっ!!」

ガイア「これで……終いだぁぁぁぁぁ!!」













凛「そうは、させないにゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」ガッ

362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/19(木) 20:25:53.29 ID:c/H6tnqDO
ガイア「――なっ!?」

ガイア(受け止めた……だと!?)

凛「にゃあ……!」

にこ「凛っ!!」

凛「遅くなったにゃ」

穂乃果「凛ちゃん!……ということは……」チラッ

ことり「ことりたちもいるよぅ」

花陽「もう……早いよー!」

海未「『神器』は!?」

凛「装着済み……にゃ!」

穂乃果「カッ……コいい!」

絵里「……あれが凛の……」

にこ「そう……あれが凛の『神器』」

にこ「『神器・星の砕拳』よ!!」

ガイア(ちっ……ここに来て、『神器持ち』が三人か……)

363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/19(木) 20:30:52.66 ID:c/H6tnqDO
凛「いっくにゃー!」ガッ

ガイア「ふんっ!」ガッ

凛「かたっ!?」

ガイア「踏み込みが……甘ぇんだよ!」ドゴッ!

凛「がっ……!」

花陽「凛ちゃん!」

凛「へへっ……大丈夫だよ、かよちん」

ガイア「『ダンシング・グラウンド』!」ドッ!!

凛「たくさん土から出てきたにゃあ!?」

ガイア「踊れ踊れぇ!」

凛「にゃっ!?」

ドゴッ!!

凛「っ……!?」

凛「がはっ……」

ガイア「けっ……この程度か?」

凛「まだ……にゃ」

364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/19(木) 20:39:24.23 ID:c/H6tnqDO
海未「凛っ!?」

希「このままはアカン!」

真姫「『ヒール』!」パアァァ

希「――『スピード・エフェクト』」

凛「っ!!――軽くなった……」

希「いくんや凛ちゃん!」

凛「にゃあ!!」ダッ

ガイア「っ!?スピードが――」

凛「にゃあ!!」ドゴッ!

ガイア「ぐっ……!」

凛「『イエロー・ナックル』!」ドゴッ!!

ガイア「がはっ!?」

ガイア(纏った土を……)

ガイア(やりやがった!?)

凛「まだまだ……!」ドッ!

ガッ ドッ ドゴッ ガッ ドゴッ!!

ガイア「ぐう……!?」

365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/19(木) 20:44:23.39 ID:c/H6tnqDO
凛「とどめにゃ!!」

凛「『イエロー・ナックル』!」ドゴッ!!

ガイア「がぁぁぁ!?」

穂乃果「やった!?」

海未「まだです!」

ガイア「はあ……がっ……はあ……」

ガイア(負ける?この……俺が?)

ガイア(……そんなわけ……あるかよ)

ガイア「が……ああああああああ!!」

ガイア「」バッ

ガイア「喰らえ!我が最後の一撃を!!」

9人「!?」

ガイア「アースロック……インパクトぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/19(木) 20:56:38.68 ID:c/H6tnqDO
海未「これは……希!」

希「無理や!」

絵里「じゃあどうするの!?」

凛「凛に任せるにゃ」

絵里「凛……!?」

花陽「凛ちゃん!?」

凛「……大丈夫だよ。かよちん」

凛「」グッ

凛「……『神技』……」

凛「――スター……ブレイカァァァァァァァァ!!」

ドッ!!!!!

凛「にゃ……あ……!」

ガイア「ぐっ……おおおおお!!」

穂乃果「押されてる!」

海未「凛!」

花陽「…………」

花陽「〜♪」

絵里「……この歌は……」

海未「『恋のシグナルRin rin rin!』……」

367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/19(木) 21:00:32.92 ID:c/H6tnqDO
穂乃果「凛ちゃんの……曲……」

花陽「〜♪」

ことり「〜♪」

穂乃果「そうだよ……凛ちゃんを」

穂乃果「応援しなきゃ!」

海未「そうです!」

8人「〜♪」

凛「……!」

凛(これは……凛の曲……?)

凛(……みんな……)

凛「ありがとう……にゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」グッ

ガイア「っ!?」

ガイア(くっ……どんどん押されていく……!?)

ガイア(俺は……俺は……)

ガイア(――ここで、負ける)

凛「にゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ドガァァァァァァァァァ!!

368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/19(木) 21:01:07.54 ID:c/H6tnqDO
少し休憩します
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/19(木) 23:17:08.20 ID:c/H6tnqDO
凛「はあ……はあ……勝った……?」

穂乃果「凛ちゃーん!」モギュッ

凛「っ!?穂乃果ちゃん!?」

穂乃果「いやー!凄かったよ凛ちゃん!」

花陽「凛ちゃん!」モギュッ

凛「か、かよちんまで!」

ワイワイ キャアキャア ユリユリ

ガイア(……負けた、か……)

ガイア(……ふっ……まあ、いっか)

ガイア(……精々頑張れよ……μ's)ガクッ

海未「一人目の配下を倒しましたね」

真姫「あと三人ね」

穂乃果「うへぇ……あと三人もいるのか……」

370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/19(木) 23:27:29.36 ID:c/H6tnqDO
穂乃果「……そういえばここの『神器』はまだだったよね?」

海未「そうですね。取りに行きましょうか」

ことり「誰のかなぁ?」

真姫「手に入れば誰のでもいいじゃない」

絵里「毎回『神器』を手に入れる度に戦術を考えないと……」

海未「…………はあ……」

花陽「早く行こうよー」

凛「凛も疲れたにゃー!早く休みたいにゃー」

にこ「同意ね」

真姫「右に同じ」

ことり「あはは……」

希「早く行くでー」

371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/19(木) 23:36:20.57 ID:c/H6tnqDO
魔女「あーあ……」

魔女「負けちゃったかー」

魔女「まだまだね。ガイアも」

魔女「死体は……あるわね」

魔女「ふふふっ……」

魔女「また私のコレクションが増えるわね……」

魔女「ついでに……どんな改造がいいかしら?」

魔女「スピードタイプ?硬度強化?」

魔女「迷うわね……あっ」

魔女「不死身とか?……無理ね」

魔女「まあいいわ……μ's」

魔女「楽しみにしてなさいよ♪」

372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/19(木) 23:46:57.46 ID:c/H6tnqDO
穂乃果「うへぇ……着いた」

海未「『神器』はどこですかね?」

ことり「あそこかなぁ?」

9人「…………」

9人(なんでわかりやすい場所にあるんだ!?)

9人(来るまでがキツいのになんで見つけるのは簡単なんだよ!!)

絵里「……誰のかしらね」

穂乃果「……穂乃果のかな?」

にこ「そこはにこでしょー?」

真姫「私のよ!」

希「わかったから開くでー」

ほのにこまき「……『神器持ち』の余裕……か」

海未「希、気にせずに開いてください」

希「………………」

373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/19(木) 23:54:27.67 ID:c/H6tnqDO
ガラッ

希「えーと……お?」

穂乃果「一体誰のだ!?」

穂乃果「…………」

にこ「誰のだった?」

真姫「」スッ

にこまき「……えー……」

絵里「誰のだったのよ?」

絵里「あら?」

絵里「私のじゃない」

ほのにこまき「…………一番つまらない……」

絵里「なんで!?」

花陽「絵里ちゃんのかー」

ことり「これで四人だね♪」

絵里「結構カッコいい銃じゃない」

穂乃果「あと5つ……か」

穂乃果「先は長いねー」

海未「けど、やるしかありませんよ」

穂乃果「そうだよねー」

374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/20(金) 00:06:17.30 ID:TuQrMgWDO
希「とりあえず整理しようか」

絵里「そうね」

穂乃果「えーっと……」

穂乃果「『神器』は4つ……」

海未「私の『海流の弓』希の……」

希「『スピリチュアル・カード』やね」

海未「……で、凛の『星の砕拳』」

絵里「最後に私の『神器・アイスブルー・ガンロード』ね」

海未「……この4つですね」

穂乃果「よーし……あと5つもさくっと手に入れよう!!」

8人「おーっ!!」

【第十章】 完

375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/20(金) 00:13:30.13 ID:TuQrMgWDO
今回はここまで

第十章も終わり、第十一章に行きます

【神器争奪戦】はCまで続きますがどうか見守ってくださいな

『神器』もあと5つか……っていうかこれ、何章続くんだろう……まあそれでも、見守ってくださいな、どうか……ゆっくりと……最後まで……

376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/20(金) 00:18:25.24 ID:jyNh4NnIO
乙ー
変に急がずやりたいことたちやればいいさ、
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/20(金) 09:42:11.86 ID:Mfhfh+TB0
乙!

ゆっくりでいいさ
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/20(金) 10:09:11.24 ID:ntXec6O6O
乙乙 楽しみにしてます
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/20(金) 15:47:52.05 ID:TuQrMgWDO
予想外の事で時間ができたので続き始めます

380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/20(金) 15:57:01.18 ID:TuQrMgWDO
【第十一章 神器争奪戦B】

穂乃果「い……やあぁ!!」

ザシュッ!!

魔物「ガアァァ!?」

穂乃果「……ふぅ……」

海未「なんでそんなに気合い入ってるんですか?」

真姫「……強者の余裕ね」

にこ「違うわ真姫ちゃん。『神器持ち』の余裕ニコ♪」

絵里「別に余裕じゃないわよ」

真姫「……新参者ね」

にこ「新参者だからこそ余裕を見せたいのよ」

穂乃果「なるほど……」

絵里「そんなんじゃないわよ!」

海未「なんのコントですか?」

ことり「とりあえず無視かな♪」

381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/20(金) 16:06:30.58 ID:TuQrMgWDO
穂乃果「次の場所って……森だっけ?」

海未「はい。もう少しで森に着きます」

海未「……ただ……」

穂乃果「???」

海未「その森……迷いやすいんですよね」

海未「それに……」チラッ

穂乃果「海未ちゃーん?今、変なこと考えなかった?」

海未「考えてマセンヨ?」

穂乃果「後半おかしいよ?」

花陽(……ああ……)

ことり(なるほど……)

※第二章参照

海未「迷う覚悟で行きますか」

382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/20(金) 16:15:00.33 ID:TuQrMgWDO
穂乃果「そんな森くらいで迷うわけ……」

穂乃果「わけ……」

穂乃果「…………」

穂乃果「……迷うね、これは……」

※もう一度。第二章参照

絵里「迷う理由は……さしずめ穂乃果が方位磁石でも読み間違いから始まるのかしら?」

穂乃果「!? 絵里ちゃんエスパー!?」

絵里(さっきの話から推定しただけど……)

希「まぁええやん?今回は間違えへんやろし」

にこ「管理は海未辺りがすればいいでしょ?」

海未「最初からそのつもりです」

海未「……実は迷うのは行きではなく帰りなんですけどね」ボソッ

ことり「海未ちゃん何か言った?」

海未「なんでもありませんよ?」

8人(なぜ疑問系……?)

383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/20(金) 16:22:12.29 ID:TuQrMgWDO
海未「ちなみにその森は日差しが入ってこないんですよね」

穂乃果「そうなんだー」

希「キャー♪それは怖いやーん♪」チラッ

絵里「日差しがない……つまり暗い……暗い……」ブツブツ

真姫「絵里が危ないわね」

絵里「暗い……暗闇……真っ暗……かはっ……」バタン

凛「絵里ちゃんが倒れたにゃ!?」

希「にしし……♪」

真姫「ほら絵里行くわよ」ペシッ

絵里「……はっ!」

絵里「さあ……『神器』狩りに行くわよ!?(震え声)」

希「狩っちゃアカンやろ」

384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/20(金) 16:54:16.76 ID:TuQrMgWDO
海未「……む」

海未「見えましたよ」

穂乃果「……ねえ海未ちゃん」

穂乃果「あれ、暗いってもんだいじゃないよ!?」

穂乃果「広すぎだよ!迷うよ絶対!!」

海未「そこは頑張るしかありません」

穂乃果「ヤだよ!?」

にこ「……どうやら、斬り倒すしかないようね……」スッ

海未「無理だと思います」

にこ「やればできるわ!『ピンク・スライサー』!」

結果……失敗

にこ「……甘かったわ……」

海未「はあ……」

385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/20(金) 17:03:30.57 ID:TuQrMgWDO
海未「諦めて行きますよ」

絵里「希ぃ……ライト……」

希「はいはい」

海未「あっその事なんですが、ライト無しで」

絵里「…………海未さん?」

海未「ライトなんて点けたら目立ってしょうがない」

海未「……それに、暗闇の中での戦闘にも慣れないといけませんし」

絵里「うぅ……」

希「はよ行くでー」

絵里「……わ、私はのこ――」

海未「ちなみに残るのはなしですよ?」

絵里「」ガクッ

ことり「大丈夫……かなぁ?」

穂乃果「配下に出会わない事を祈るよ」

386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/20(金) 17:16:11.96 ID:TuQrMgWDO
海未「――10時の方向に一匹……」

真姫「」ドカァン!

魔物「ギャウッ!?」

真姫「……絵里が完全に腐ってるわね」

絵里「暗いのはやだ暗いのはやだ暗いのはやだ暗いのはやだ暗いのはやだ……」

海未「絵里がダメな以上私がやるしかありませんしね……」

花陽「絵里ちゃん……」←憐れみの目

凛「暗いの楽しいにゃー!」

絵里「」クワッ!

絵里「凛!暗いのが楽しいのはあなただけよ!いい?そもそも暗いっことはね!?襲われやすいのよ!?あなたは女の子でしょ!?変な暴漢にあなたの純粋を奪われるかもしれないのよ!?それでもいいの!?そもそも凛は――」ガミガミ

凛「な……長いにゃ……」

にこ「凛。ファイトよ」
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/20(金) 17:37:20.33 ID:TuQrMgWDO
〜数十分後〜

絵里「これだから凛はあれなのよ!?あなたも少しは――」ガミガミ

絵里「――あなたね!!もっとね!意識――」

絵里「もっとね!あれ

凛「長いにゃー!」ドゴッ!

絵里「エリチカッ!?」

凛「話なっがいにゃ!!」

絵里「チカァ……」

穂乃果「海未ちゃん炭酸飲む?」ゴクゴク

海未「からかってます?」

穂乃果「ラムネだけど……」

海未「……なら、飲みます」

穂乃果(中身はサイダーだけど……)ゴクゴク

海未「」ゴクッ

海未「……っ!?」

海未「げほっ……ぶへぇほっ……」

388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/20(金) 17:46:23.92 ID:TuQrMgWDO
海未「げほっげほっ……」

海未「穂乃果ぁ!!」

穂乃果「キャー♪」

絵里「何やってんのよ……」

ことり「微笑ましいね……♪」

海未「ラムネじゃないですか!」

穂乃果「ラムネはこっちだよ〜」

海未「穂乃果ぁ!!」

絵里「銃弾撃ち込んでいいかしら?」

希「もとの元凶はえりちやけどね」

絵里「ええっ!?私のせい!?」

真姫「はいはい。コントなんてやってないの」

海未「やってません!」

389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/20(金) 17:52:00.57 ID:TuQrMgWDO
海未「もう……行きますよ!」

ことり「相変わらずだね海未ちゃん」

穂乃果「鬼だけど」

海未「」ギロッ

穂乃果「ヒューヒュヒュー?」

絵里「…………暗い」

8人「そのキャラはもういいから」

絵里「チカァ……」

にこ「ねえ……今回は強い相手とのバトルは無し?」

花陽「どうしたの?いきなり……」

にこ「いやー……一つの『神器』ごとに戦ってるからなんか……ねぇ」

穂乃果「それはわかるけど……ないほうが楽だからないほうがいいや」

390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/20(金) 18:03:13.31 ID:TuQrMgWDO
絵里「っていうか……」

絵里「私は『神技』を使ってみたいわ!」

ほのにこまき「でた……『神器持ち』の余裕……」

絵里「使ってみたくて悪い!?」

穂乃果「一日一回の」

にこ「大技なのに使ってみたいなんて……」

真姫「贅沢ね。PKE」

絵里「あなたたち……最近酷くない?」

ほのにこまき「気のせい……デスッ!」

絵里「絶対嘘だ……」

海未「どうでもいいですけど見えてきましたよ」

穂乃果「今度は誰のだ!?」

にこまき「のだっ!?」

花陽「最近合ってるね……」

ことり「だね……」

391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/20(金) 18:16:33.88 ID:TuQrMgWDO
穂乃果「オープンザプライス!」

海未「プライスは値段ですよ」

穂乃果「…………」

穂乃果「開けごま!オープンザセサミ!」

ギイィ……

穂乃果「隊長!ニードルを発見いたしました!」

海未「誰が隊長ですか!」

ことり「……ニードル?」

にこ「ニードル……?」

希「にこっち。ニードルの意味は?」

にこ「にこっ!?えーと……にっこにっこにー!」

希「ニードルは……針よ?」

にこ「わかってたわよ!そのくらい!」

真姫「針?じゃあ……ことり?」

ことり「ふぇ?私の『神器』?」

392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/20(金) 18:17:33.06 ID:TuQrMgWDO
ちょいと(ちょいなのか?)中断

四時間くらいいないけど許してね
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/20(金) 21:55:41.49 ID:zF4zgxTEo
おっつーと思ったら4時間か
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/20(金) 23:33:09.15 ID:TuQrMgWDO
予定と一時間くらい遅れましたが続き始めます
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/20(金) 23:42:50.92 ID:TuQrMgWDO
ことり「ことりの『神器』……?」

穂乃果「そうだよ!よかったねことりちゃん!」

ことり「ことりのかぁ……実感ないなぁ……」

絵里「『神技』は攻撃系かしら?」

ことり「えーっと……うん。攻撃系だ」

にこ「なんかエグいのしか思い浮かばないわ」

真姫「右に同じ」

海未「…………さて」

海未「戻りますか……頑張って」

穂乃果「頑張って?普通に戻ればいいじゃん」

海未「言ってなかったですが、この森は帰りが危ないんですよねー」

穂乃果「なんでそれを早く言わないの!?」

396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/20(金) 23:49:52.64 ID:TuQrMgWDO
ことり(あのときぶつぶつ呟いてたのはこれか!)

海未「さて……どう戻りますかね」

穂乃果「あ……ああ……」

穂乃果「穂乃果の人生は……ここでジ・エンド……」

にこ「……希、今何時?」

希「んー……23時過ぎとるね」

にこ「ことり!『神技』を使いなさい!」

ことり「え?でも……」

にこ「一時間もせずに次の日だから大丈夫よ!」

ことり「……わかった!」

ことり「『神技』……『ホワイト・ワールド』!」ピッ!

ことりの『神技』はまるで……白く包まれた白銀の世界だった。まさに感動的。

……このあとを見なければ……だけど。

397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 00:00:39.67 ID:n7aVullDO
穂乃果「うわぁ……きれい……!」

花陽「ほんとだねー」

ことり「……えいっ!」グイッ

ことりが引っ張り、糸が引き寄せられる。

それにより、範囲内の大樹たちが一気に斬り倒せられる。

穂乃果「……綺麗なバラにはトゲがある……って言葉は今のことを言うんだろうね」ブルブル

花陽「…………うん……」ブルブル

絵里「凄まじい威力ね」

にこ「やっぱりエグかったわね」

真姫「そうね」

凛「範囲広いにゃー……」

海未「半分くらい消えましたね……森」

398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 00:17:53.85 ID:n7aVullDO
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海未「……さて、無事に戻ってこれましたが……」

海未「次、どうします?」
絵里「そうね……近いところ?」

にこ「いいんじゃない?配下は当分出てこなそうだし」

穂乃果「あと4つかぁ……」

穂乃果「そういえば……最近大型モンスターと戦ってないよね?」

真姫「言わないでよ!次に出てきそうじゃない!」

ことり「出てこないで……」

海未「言われてみれば……最近戦ってないですね」

399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 00:31:43.11 ID:n7aVullDO
海未「とりあえず次行きますか」

にこ「場所は?」

海未「えーと……」

海未「……絵里」

絵里「チカ?」

海未「死ぬ覚悟を……」

絵里「え?えっえ?ええ!?」

海未「場所は……廃墟です☆」キャルルン

絵里「なに可愛くしてみました☆みたいな感じで言ってんの!?ってええ!?廃墟!?」

穂乃果「ドンマイ絵里ちゃん。ファイトだよ!」

絵里「ファイトじゃないわよ!もー!なんで私の苦手な場所ばかりー!」

にこ「がんばるニコよ♪」

絵里「頑張れないわよー!」

400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 00:33:46.38 ID:n7aVullDO
今回はここまでッス

この時期は色々忙しいのか忙しくないのかよくわからんね

眠いので寝ます!←さっき寝落ちしかけた
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 21:00:21.91 ID:n7aVullDO
穂乃果「……着いたね」

海未「……着きましたね」

ことり「憑きそうだね」

絵里「『着いた』が『憑いた』になってるわよ!怖いからやめて!」

真姫「夜ならともかく……廃墟は慣れてないわね」

絵里「なんで慣れてるのよ!?あなた怖いわ!」

希「ここには……いる!」

絵里「やめて!?希が言うとほんとにいそうだからやめて!?」

希「これは……スピリチュアルやね……」

絵里「いぃぃぃぃぃぃやあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 21:05:23.21 ID:n7aVullDO
にこ「どんだけ怖がってんのよ」

凛「肝試しにゃー!」

花陽「違うけどね」

絵里「怖いものは怖いのよ!?」

穂乃果「じゃーいこうかー」

7人「おー」

絵里「え?いくの?」

絵里「っていうか置いてかないで!?むしろ怖いわ!」

絵里「入るのも怖いけどここに一人もいやあぁぁ!」

にこ「……うるさいわねぇ」

希「というかほんとにおるで?ここ」

真姫「あなたが言うとヤバイからもう言わないで」

絵里「みんな早いわよぉぉぉぉぉぉぉ!?」

8人(うるさい……)

403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 21:10:39.39 ID:n7aVullDO
〜廃墟内〜

ことり「なにもないねー?」

穂乃果「ていうかボロボロ〜」

真姫「何の廃墟かしら?」

絵里「怖くない怖くない怖くない怖くない怖くない」

絵里「私はかしこい私はかしこい私はかしこい私はかしこい私はかしこい」

絵里「幽霊はいない幽霊はいない幽霊はいない幽霊はいない幽霊はいない……」ブツブツ

8人(むしろ今の絵里(ちゃん)が一番怖い……)

穂乃果「あれ?ここ開かない……」グッグッ

穂乃果「……えいっ!」カベケリ

ガシャァァン!

404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 21:15:52.37 ID:n7aVullDO
穂乃果「うへ!?煙い!」ゴホゴホ

海未「いきなり蹴らないでくださいよ……」

花陽「あっ!何かあるよ!」

海未「……これは?」

真姫「…………」スッ

真姫「…………」ジーッ

真姫「これは……」

海未「真姫。なにかわかったんですか?」

真姫「ええ……」

真姫「これは……人間の骨よ」

絵里「いぃぃぃぃぃぃやあぁぁぁぁ
にこ「」ゴスッ

絵里「」チーン…

にこ「黙らせたわ」

7人「さすが世界のYAZAWA。ナイス」

405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 21:21:08.22 ID:n7aVullDO
海未「……それよりも」

海未「本物……ですか?」

真姫「残念ながら本物よ」

希「ということは……」

穂乃果「ここは……病院?」

真姫「骨があるからって病院扱いしないでよ」

真姫「」キョロキョロ

真姫「」ガラッ

真姫「…………」

真姫「病院みたいね」

穂乃果「病院……ということは……ここは?」

真姫「あれね。死体が置かれて――」

穂乃果「最後まで言わなくていいから!」

海未「とりあえず探索を続けましょう」

真姫「そうね」
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 21:27:08.34 ID:n7aVullDO
ことり「病院の廃墟……初めてだよぅ」

真姫「たぶん全員そうでしょ」

花陽「正直怖い……」

真姫「ほんとにここにあるの?」

海未「書いてあったのであると思います」

――フッ……

海未「!!」クルッ

凛「どうしたにゃ?」

海未「いえ……なんでも……」

――ぁぁぁぁぁぁぁぁ……

希「なんや!?声!?」

花陽「ゆ……幽霊!?」

穂乃果「ど、どどどどうする!?」

海未「行くか……行かないか……」

ことほのぱな「行かない!」

407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 21:31:30.44 ID:n7aVullDO
海未「ですよね」

凛「凛もパスにゃ」

にこ「にこもパスに――」

にこ「…………」

海未「にこ?」

にこ「そ……そういえば、絵里を忘れてたなーなぁんて……」

8人「………………」

7人「それだぁぁぁぁぁ!!」

にこ「ごめんにこ〜!」

穂乃果「行かないとヤバイよ!絵里ちゃんだもん!」

希「行かなきゃアカン!えりちやし!」

凛「行かないとヤバイにゃー!絵里ちゃんだし!」

海未「さりげなくひどいですねあなたたち」

408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 21:39:09.74 ID:n7aVullDO
穂乃果「早く行かないと!」タッ

海未「待ってください!穂乃果!」タッ

ことり「絶対走り回ってるよぅ……」

花陽「だよね……」





穂乃果「ダメだ!いない!」

にこ「どこ走ってんのよ……絵里は……」

真姫「いたわ!」

絵里「いぃぃぃぃぃぃやあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

8人(相変わらずうるさい!)

絵里「幽霊は勘弁してぇ!」

穂乃果「幽霊に追いかけられてる……」

にこ「むしろレアね」

凛「動画録りたいにゃ」

409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 21:46:03.40 ID:n7aVullDO
絵里「この……!」チャキッ

絵里「いい加減にしなさい!」バァン!

幽霊「アア!?」シュバァ…

絵里「あら?モンスターだったのね……」

穂乃果「本物じゃないんだ……」

凛「つまんないにゃー」

絵里「あっ……みんな……」

絵里「なんで置いてったのよー!」

にこ「忘れたにこ♪」

絵里「私は物か!」

真姫「」ジーッ

海未「真姫?」

真姫「禍々しい扉ね……これ」

穂乃果「禍々しいオーラがするよ……」

410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 21:51:45.89 ID:n7aVullDO
海未「」グッグッ

海未「開きませんね」

穂乃果「ここは一発穂乃果の蹴りで……えいっ!」ガッ

穂乃果「うへ!やっぱ煙い!」

海未「ったく……」

真姫「あれ……『神器』じゃない?」

穂乃果「ほんとだ!六つ目ゲットー!」タッ

海未「待ちなさい穂乃果!」

穂乃果が足を踏み入れた瞬間、モンスターが現れた。

穂乃果「でっかい幽霊!?」

海未「モンスターです!引きなさい穂乃果!」

穂乃果「よっ」タッ

穂乃果は一度、後ろに下がった。

411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 22:02:41.68 ID:n7aVullDO
真姫「……『ゴースト・デストシフト』?」

海未「いかにも攻撃が通らなそうですね」ビシュッ

スカッ

穂乃果「矢が通り抜けた!?」

絵里「当たるとしたらあの顔だけかしら?」

にこ「チートモンスターにもほどがあるわよ……」

ゴースト「フアァァァァ!」フッ…

穂乃果「消えた!?」

海未「………………」

海未「凛!後ろです!」

凛「にゃっ!?」

ゴースト「フアァァァァ!」

凛「ほんとに来たにゃー!」ブンッ

スカッ

真姫「凛!顔を狙いなさい!」

凛「場所が高いよ!」

412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 22:13:00.88 ID:n7aVullDO
海未「はあっ!」ビシュッ

ゴースト「」フッ…

海未「くっ……!」

真姫「攻撃が当たらないじゃない!」

海未「穂乃果!」

穂乃果「???」

海未「やりますよ!」

穂乃果「……?あ。わかった!」

ゴースト「フアァァァァ!」

穂乃果「今!『オレンジ・トルネード』!」

海未「『ブルーアロー・ハリケーン』!」

ゴースト「フアァァァァ!?」

希「『ライジング・エフェクト』!」

ことり「絡めちゃえ♪『ホワイト・ライン』」ビシュッ

ことり「えいっ!」ピッ

ゴースト「フアァ!?」

にこ「よくやったわことり!」

ゴースト「」フッ…

ことり「あ。脱け出された……」

413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 22:19:11.43 ID:n7aVullDO
真姫「これ倒せるの!?」

海未「さあ……どうでしょうね?」

凛「凛は引いとくにゃ〜」

にこ「引かんでええ」

凛「にゃ〜……」

絵里「胴体は凍るのかしら?」

希「『ブリザード・エフェクト』!」

ゴースト「フアァ?」

希「無理やね」

にこ「どうするのよ!?」

穂乃果「海未ちゃん!もう一回!」

海未「わかりました!」

ほのうみ「『ダブル・トルネード』!!」

穂乃果「希ちゃん!」

希「『ブリザード・エフェクト』!」

穂乃果「やった!」

414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 22:25:37.09 ID:n7aVullDO
絵里「見事に凍ったわね」

穂乃果「これなら攻撃が……」

ゴースト「」フッ…

穂乃果「……無理みたい」

希「何やねんこれ……」

穂乃果「……よし」

穂乃果「ことりちゃん。任せた」

ことり「ふぇ?……あぁ」

ことり「わかった!」

絵里「使うのね」

穂乃果「うん。他の人だと避けられそうだから」

ことり「『神技・ホワイト・ワールド』!」

穂乃果「よく考えると消えたらこれも当たんないよね」

ことり「少し待とうかな……」ムムム…

415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 22:35:34.64 ID:n7aVullDO
真姫「」ドォン!

ゴースト「」フッ…

ことり「……今!」ピッ

ゴースト「」スッ……

ゴースト「フアァァァァ!?」

シュババババババッ!!

ゴースト「フアァァァァァァァァァァァァァァ!?」

穂乃果「やった!大ダメージ!」

ゴースト「フアァァァ……」

ゴースト「フアァァァァァァァァァァァァァァ!!」

花陽「な、なに!?」

絵里「ちょっ……」

にこ「……マジ?」

416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 22:44:49.16 ID:n7aVullDO
穂乃果「顔が増えた!?」

真姫「キモチワルイ」

海未「ダメージは与えやすくなった……けど」

ゴースト「フアァァァァ!!」グオッ!

穂乃果「無茶苦茶強くなってる!!」バッ

絵里「これ無理じゃない!?」

海未「絵里の『神技』は!?」

絵里「単発だから無理!」

穂乃果「どうするの!?」

海未「…………」

海未「こうなったら……」

8人「???」

海未「不意討ち作戦です!」

8人「…………は?」

417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 22:56:43.84 ID:n7aVullDO
海未「全員バラけてください!」

海未「そして適当に攻撃しまくってください」

8人(適当すぎる作戦だ!)

穂乃果「……それって不意討ちじゃなくない?」

海未「そこ!気にしない!」

海未「始めますよ!」

穂乃果(絶対予想外の敵だからもうやけくそだよね……あれ)

海未「いきますよ!」ビシュッ

穂乃果「当たると思わないけど……」

真姫「とりあえずやりましょ」ドォン!

418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 23:02:33.17 ID:n7aVullDO
海未「はあっ!」ビシュッ

ことり「チュン!」ビシュッ

スカッ スカッ スカッ グサッ

穂乃果「当たった!?」

絵里「ええ……」

海未「続けますよ!」ビシュッ





〜1時間後〜

ゴースト「フアァァァァァァァァァ……!」

穂乃果「た、倒した……」

真姫「長すぎよ……」

にこ「もう……無茶苦茶よ……」

海未「とりあえず『神器』を取って早く出ましょう」

海未「……崩れそうです」

8人「海未(ちゃん)のせいだよ!」

419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 23:07:27.82 ID:n7aVullDO
穂乃果「予想。真姫ちゃんのだと思う」

ことり「ことりも」

希「うちも」

にこ「場所が病院何だから絶対そうでしょ」

真姫「開けるわよ」

穂乃果「なんでここだけ宝箱に?」

絵里「気にしちゃだめよ」

パカッ

あったもの……『箸』

9人「………………」

9人「『聴診器』じゃないんかい!!」

このあとすぐにここを出ました☆

【第十一章】 完

420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/21(土) 23:10:56.55 ID:n7aVullDO
今回はここまでです

次回、【第十二章】で【神器争奪戦】は終わりです

そのあとは、本格的に魔王軍と戦います。穂乃果たち(ついでに作者も)応援よろしくね!
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/21(土) 23:29:31.05 ID:nFFg8X0p0
おつおつ

次の更新を待ってる
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/02/22(日) 02:24:12.91 ID:1lyb5AXGO
お骨をツボに入れる箸かな?
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/22(日) 16:39:21.96 ID:s2gNOziB0
おいついた
まってる
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/22(日) 19:36:14.58 ID:3pGbKhPDO
どうも>>1です。続き始めましょうかね

昨日3時ぐらいに寝て、起きたら異世界に……なんて夢を見ました。ちなみにほんとに起きたときの時間は午後6時でした。どんだけ寝てんだよ俺……
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/22(日) 19:42:17.61 ID:3pGbKhPDO
【第十二章 神器争奪戦C】

穂乃果「……まさか、真姫ちゃんのじゃなく花陽ちゃんのとは……」

海未「今年一番の驚きです」


希「病院なのに花陽ちゃんのって……スピリチュアルやわ」

真姫「ほんとよ。期待しちゃったじゃない」

穂乃果「……あと、三つ、か……」

海未「それが揃えば……本格的に魔王軍と……」

9人「………………」

絵里「……気にしないで行きましょ!」

穂乃果「そう…だよね……うん。気にしないで行こう!」

海未「次の場所は……」

海未「………………」

426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/22(日) 19:49:02.47 ID:3pGbKhPDO
絵里「海未?」

海未「は…はは……」

ことり「海未ちゃーん……?」

海未「こんなんどうとれというんですか!?」

穂乃果「海未ちゃんが壊れた!?」

絵里「ど、どうしたのよ海未……」スッ

絵里「場所は……」

絵里「」スッ

穂乃果「絵里ちゃんが石を拾って……」

絵里「こんなんとれるかぁぁぁぁぁぁ!!」ブンッ!

穂乃果「投げたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

穂乃果「もう……一体どこなのさ……」パラッ

場所……海底の底☆

穂乃果「ファイトできなぁぁぁぁぁぁい!!」ブンッ!

427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/22(日) 19:53:44.65 ID:3pGbKhPDO
穂乃果「海底の底!?」

穂乃果「どうとるのさー!」

にこ「か、海底の底って……」

花陽「……あのー」

花陽「もしかして場所は……ここじゃないですか?」

花陽は、地図を見せる。

花陽「この……『海底ダンジョンアトラクション』という所では……?」

ほのうみえり「それだぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

勇者一行、『海底ダンジョンアトラクション』にgo☆

穂乃果「ややこしいよ!」

428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/22(日) 20:00:27.96 ID:3pGbKhPDO
〜海底ダンジョンアトラクション☆〜

穂乃果「☆はいらないよ!」

海未「穂乃果?」

穂乃果「なんでもない」

絵里「ほんとに海底ね……」

希「吉と出るか凶と出るか……はたまた、神と出るか……」

絵里「最後の神はなに?」

にこ「ていうか……」

にこ「この海底エレベーターにかれこれ30分くらい乗ってない!?」

希「違うでにこっち。正確には28分34.2546813秒や」

にこ「細かいわよ!あと、最後の方は適当でしょ!」

429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/22(日) 20:10:45.97 ID:3pGbKhPDO
チーン…

希「着いたみたいやな」

ガラッ

穂乃果「うわ……キレイ……」

海未「ほんとですね」

にこ「ほら。いくわよ」

にこ「絶対今回は……にこのなんだから……!」

海未「どんだけ『神器』欲しいんですか……」

穂乃果「持ってる人にはわからないよ」

真姫「なにいってるのにこちゃん!」

真姫「今回は私のよ!」

海未「真姫まで……」

430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/22(日) 20:20:33.84 ID:3pGbKhPDO
〜3時間後〜

真姫「どこにもないじゃない!」

にこ「どういうことよ!」

海未「おかしいですね……」

ことり「場所が違ったとか?」

穂乃果「本当に海底の底とか?」

凛「どうするにゃー!」

海未「とりあえず地上に戻りますか」

真姫「くっ……!」

にこ「無駄足……」

穂乃果「あはは……」

真姫「とりあえず……戻るわ」

真姫「こんなとこで悔やんでも意味ないし」

にこ「それもそうね」

花陽「あはは……ん?」

431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/22(日) 20:25:24.16 ID:3pGbKhPDO
真姫「花陽?」

花陽「あれ……剣じゃない?」

にこ「剣!?」

花陽「あれ……」

穂乃果「行ってみよう!」





穂乃果「これ?」

にこ「これって……にこの『神器』じゃない!」

真姫「よかったわね……にこちゃん」←笑いをこらえてる目

にこ「笑うなら笑いなさいよ!」

にこ「なんでにこの『神器』はこんなにあっけないのよー!」

432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/22(日) 20:29:39.03 ID:3pGbKhPDO
階段でずっこけて後頭部をぶつけて考えてたネタが吹っ飛んだ。最悪……しかもちょー痛い……
他のss書きながら思い出し、思い出し次第続き書くわ。……マジ頭痛い……
ちなみににこの『神器』は考えてたネタです。
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/23(月) 00:09:42.44 ID:sVryBcMW0
何事も無く手に入って良いはずなのに物足りないジレンマ
お大事に
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/23(月) 08:31:11.23 ID:rt8yGzOMo

身体には気をつけろよw
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/26(木) 23:21:09.35 ID:FQDzwTwDO
どうも>>1です
心配をかけて(後頭部強打)すみません
実は次の日に思い出したのですが…リアルが忙しく、書けませんでした……ですが!ようやく書けます!待っていた皆さま、遅くなり、すみません!
では、続き始めます
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/26(木) 23:27:54.11 ID:FQDzwTwDO
―――――――――
――――――――――――
――――――
――――――――――

真姫「いやぁ……」ニヤニヤ

絵里「それにしても…傑作ね」ニヤニヤ

真姫「みんな苦労して手にいれたのに……にこちゃんだけ…にこちゃんだけ…!」

真姫「なんの苦労もなしで!『神器』をゲット!」

希「いやぁ……傑作や」

にこ「うるさいわよ!悪かったわね苦労なしで!」

穂乃果「いや、にこちゃん……良いことだよ……ププッ」

にこ「あああ!うるさいうるさいうるさーい!」

437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/26(木) 23:36:34.01 ID:FQDzwTwDO
にこ「海未!次どこ!?」クワッ

海未「そんな迫らないでください」

海未「場所は……」

海未「……うん。また、アトラクションでしょうね……」

にこ「っし!」グッ

真姫「そ、そんなことはないわ!海未!場所は!?」

穂乃果「まだ、穂乃果のも見つかっていないって可能性がなくなってない?」

海未「火山です」

――火山です……

―かざん……

8人「………………」

真姫「火山!?」

にこ「アトラクション確定ね」ニヤニヤ

真姫「くっ……!」

穂乃果「ねぇ…穂乃果の可能性は……」

真姫「……!さっさと行くわよ!」

穂乃果「…………」

438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/26(木) 23:40:55.65 ID:FQDzwTwDO
―――――――――
――――――――――――
――――――
―――――――――
―――――――――――
にこ「随分リアルなアトラクションね」

ことり「凝ってるんだよ♪きっと♪」

真姫「……早くいきましょ」

海未「そうですね。配下と会うかもしれませんし」

花陽「はやく行きましょう…!」

穂乃果(完全に、穂乃果の可能性がなくなったなぁ……)

439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/26(木) 23:47:32.60 ID:FQDzwTwDO
にこ「――本物じゃない!」

真姫「これは……苦労するわね」チラッ

にこ「ちっ……!」

海未「はあ……争ってないで行きますよ」

凛「暑いにゃー……」

穂乃果「溶けるぅ……」

???「まったく……同意だぜ…」

穂乃果「ほんと、だよ……ね?」

???「あぁ?」

9人「――誰っ!?」

???「あー?俺か?あー……バアン…っつーんだ」

バアン「よろ」

穂乃果「バアン…さん?」

バアン「なんか、世の中で…配下最強っつわれてるだけど……」

9人「配下、最強!?」

440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/26(木) 23:53:17.92 ID:FQDzwTwDO
にこ(ちょっ……ここで!?)

海未(まさか…こんなところで会うとは……)

絵里(……まずい、わね)

バアン「……お前らか?勇者ってのは」

バアン「……違うならさっさと立ち去れ。……てめぇらみてーな女子が来る場所じゃねーぞここは」

真姫(どうする……ごまかす?)チラッ

海未(しかし…そうするとここの『神器』が……)チラッ

絵里(一人が取りに行く?)チラッ

バアン「あー……お前ら」

バアン「勇者だろ?思い出したわ」

9人「っ!?」

441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/27(金) 00:00:02.97 ID:eOewJ6XDO
バアン「よく見ると似てるな。うん」

バアン「ガイアを倒したんだろ?」

バアン「よくやったよくやった」

バアン「まあ……アイツを倒したくらいでいい気に乗るなよ?」

海未(ヒーラーがいなくなりますが……!)チラッ

絵里(やるしかないようね!)チラッ

穂乃果(ダメだ。穂乃果の可能性がないよ……)

真姫(……行くしかないようね……!)

海未「真姫!」

真姫「」ダダッ

にこ「もう走ってた!?」

バアン「……ちっ」

ブワッ……

海未「……えっ?」

442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/27(金) 00:12:16.78 ID:eOewJ6XDO
バアン「ほいっと」ポイッ

ドサッ

真姫「」

海未「今……」

穂乃果「なにが……?」

バアン「勝手に動くなよ……注意しなかった俺が悪かったけど」

バアン「次は…動くなよ?」

8人「!!!」ゾクッ

にこ(今の……)

花陽(こ、怖い……)

希(アカン……これはアカンで……)

海未(…言葉が…重く感じます……!)

絵里(下手に動けないわ……!)

バアン「さて、と……さっさと『神器』取ってくるか……」スタスタ

穂乃果「待って!」

443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/27(金) 00:19:02.16 ID:eOewJ6XDO
バアン「ああ?」

穂乃果「そこから先は……」スッ…

穂乃果「行かせない!」ジャキッ!

バアン「ほう……」

バアン(コイツ……結構勇気があるみたいだな)

バアン(実力は…まあ、まだまだ、だな)

バアン(育てば……俺を一人で倒せるようになるだろうな)

バアン(二年後くらいには)

バアン「おい、お前」

バアン「言っただろ?『勝手に動くなよ』って」

穂乃果「」ゾクッ

穂乃果「」ブンブン

穂乃果「怖くない!」
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/27(金) 00:30:07.89 ID:eOewJ6XDO
海未「穂乃果……」

ことり「穂乃果ちゃん……」

バアン「やる気か?」

バアン「俺に立ち合うか?」

バアン「言い換えよう……『死』と立ち合うか?」

穂乃果「そんなのとは立ち合わないよ」

穂乃果「穂乃果たちは、『死』なんかとは立ち合わない……」

バアン「お前は今、『死』に向かってんだぞ?」

穂乃果「ううん。穂乃果……いや」

穂乃果「穂乃果『たち』が向かってるのは……」

穂乃果「みんな、違うそれぞれの夢……みんなと同じ夢に向かってるんだ!」

バアン「……おもしれぇ……」

バアン「いいぜ……かかってこい」

バアン「『死』の味を教えてやる」

445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/27(金) 00:32:35.47 ID:eOewJ6XDO
すみませんが今回はここまで

次回……配下最強との戦い……!穂乃果たちは、どう立ち向かうのか!?穂乃果たちの運命は!?
……みたいのが、コンセプトですね。はい

またしばらく……一週間くらい書けませんがご了承ください

それではみなさん、さよならー

446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/27(金) 01:36:58.36 ID:Lwkw8RXDo
おつかれー
待ってるよ
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/27(金) 09:50:42.54 ID:2o8O2Yu8o

がんばれ
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 20:52:41.61 ID:mIZ8XwZDO
どうも>>1です
一週間も経たなかったですね……三日くらい?リアルって何があるかわからないよね。これだからリアルは……人生っていう名のクソゲーのエンディングはなんなんでしょうね?
んじゃ、まあ……続き更新!ヘイッ!←(のぞほのの次回が楽しみすぎてるバカな作者)
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 20:58:52.83 ID:mIZ8XwZDO
バアン「いくぜ…」ボオッ

穂乃果(炎!)

バアン「『炎の鉄拳(ファイアーナックル)』!!」

ゴオォォォォォォォォ!

希「『シールド』!」

希が咄嗟にシールドを出し、攻撃を防いだ。

バアン「……おめぇら…やる気あったのか?」

バアン「あんなに腰が抜けてたのによ」

海未「それならご心配なく」

海未「穂乃果の台詞で……すべて吹き飛んだので」ニコッ

にこ「」シュッ!

にこが不意打ちを入れる!

バアン「あっ……そ」ガシッ

にこ「!?」

450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 21:04:46.30 ID:mIZ8XwZDO
バアン「じゃあ……」

バアン「もう一度、刻んでやるよ!」ドゴッ!

にこ「がはっ!?」

希「にこっち!」

バアン「」スッ

絵里(……何?)

バアン「バン」

ボオッ! ドオン!

海未(銃!?)

絵里(軌道は……にこ!)

海未(本格的に潰す気です!アイツ!)

スパアァァァン!

穂乃果「…………」

ことり「穂乃果ちゃん!」

穂乃果「」ギロッ

バアン「うー怖っ」

ことり(……初めて見た……穂乃果ちゃんの……)

海未(穂乃果の……)

ことうみ(……怒った表情……!)

451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 21:08:55.88 ID:mIZ8XwZDO
絵里「…穂乃果?」

穂乃果「……どうして…」

バアン「あ?」

穂乃果「どうして瀕死な状態のにこちゃんを狙ったの?」

バアン「バカか?」

バアン「ここは、戦場だ……怪我人だろうと瀕死な状態であろうと」

バアン「戦場に立ったら関係ねぇ」

バアン「すべて……倒すまでだ」

穂乃果「……そう」スッ

穂乃果「みんな……しばらく手、出さないで?」

凛「穂乃果ちゃん!?」

穂乃果「アイツは……私が、斬る」

452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 21:14:57.78 ID:mIZ8XwZDO
バアン「一人で……か」

バアン「随分と、嘗められたな」

穂乃果「なめないよ」

穂乃果「汚いもんっ」

バアン「いや、そっちじゃねーから」

穂乃果「まあ……いいや」

バアン「いいんだ。それ……」

穂乃果「私は……穂乃果は、全力で……」

バアン(……いいねぇ…その表情……)

バアン(久し振りに……)

穂乃果「お前を!斬る!!」ダッ!

バアン(高ぶって来たぜ……!)

453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 21:21:56.78 ID:mIZ8XwZDO
バアン(さあ……どう来る?)

穂乃果(まともにやりあっても…勝てない)

穂乃果(……なら!)

穂乃果「『オレンジ・トルネード』!」

バアン「……目眩ましのつもりか?」

バアン「『ファイア・トルネード』」ゴオッ!


バアン「『イグニッション・ボム』」パチンッ

穂乃果「てやあ!」

ドオォォォン!

穂乃果「!?」

穂乃果「ぐあぁぁ!」ドサッ

バアン「まだまだいくぜ?」パチンッ

穂乃果「くっ……!」バッ

バアン「ざーんねん。『トラップ・ボム』」

ドオォォォン!

穂乃果「ぐあっ!」

454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 21:27:55.90 ID:mIZ8XwZDO
穂乃果「ぐあああ……!」

バアン「どうだ?これが、『死』の味だ」

バアン「もうすぐ『死ぬ』って…どうだ?」

穂乃果「……大……丈夫」

穂乃果「穂乃果、『死なない』から……」フラフラ

バアン「そんなフラッついてる状態で言われてもな」

穂乃果「……穂乃果の狙いは……お前を斬るため」

穂乃果「……も、そうなんだけど……」

バアン「赤髪が戻ってくる時間を稼ぐため……だろ?」

穂乃果「っ!?」

バアン「さっきから居ねえんだ。気づくだろ?ふつう」

455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 21:33:37.76 ID:mIZ8XwZDO
バアン「おつかれさん」

バアン「お前を殺ったあと、アイツらも殺り」

バアン「赤髪を殺って、『神器』いただくわ」

穂乃果「くっ……!」

バアン「でも……ちょっと、つまんねえな……」

バアン「お前の本気、見せろよ」スッ

穂乃果「っ!!」

穂乃果「絵里ちゃ――」

バアン「バン」

ドッ!

絵里「え?」

絵里「いつの……まに?」ドサッ

バアン「『イグニッション・ボム……」

バアン「……サイクロン』」パチンッ

ドッ!ブオォォォ!

海未「しまっ――」

ドオォォォン!

456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 21:37:39.43 ID:mIZ8XwZDO
穂乃果「海未ちゃああああああん!」

穂乃果「ことりちゃああああああん!!」

バアン「あと……」

のぞりんぱな「――っ!」ガクガク

バアン「三人……か」ニヤッ

穂乃果「っ!?やめ――」

バアン「燃え散れ……『ブラスターフレイム』!」ゴオッ!!

花陽「あっ……」

凛「かよちん!希ちゃん!」ガシッ

希「っ!」

花陽「凛ちゃ!?」

凛「」ブンッ

ゴオォォォォォォォォ!

穂乃果「あ……ああ……」

バアン「ちっ……」

457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 21:42:54.37 ID:mIZ8XwZDO
バアン「二人……逃がしたか」

穂乃果「お前ぇ!」ブンッ!

バアン「おっと」スカッ

バアン「ちょっと待て、すぐ……遊んでやっから!」ドゴッ!

穂乃果「うがっ……!」

バアン「ふぃー……バン」

希「花陽ちゃん!」ドンッ

希「『シールド』!」

パリン!!

希「がっ……」ドサッ

バアン「」スッ

花陽「あ…あ……」ガクガク

バアン「……バ――」

穂乃果「やめろって、言ってるだろ!」ブンッ!

キンッ!

穂乃果(硬質化!?)

バアン「待てっつー……の!」ドゴッ!

穂乃果(技っ!)

穂乃果「ぐあっ!」

458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 21:48:31.17 ID:mIZ8XwZDO
穂乃果(……あれ?)

穂乃果(今の……技の感じ……)

穂乃果(ここの人たちより……)

穂乃果(少し……変?)

バアン「」ゴキッバキバキッ

花陽「だ……ダレカタスケテー!」

バアン「無理」パチンッ

ドオン!

穂乃果「――――――」

穂乃果「みん……な……?」

穂乃果(そのとき……私は……)

穂乃果(みんなが殺られたのを見て……)

バアン「さぁて……」

バアン「メインディッシュだ」

穂乃果(……私は――)



















――目の前が、真っ白になった……
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 21:51:01.91 ID:mIZ8XwZDO
少し…休憩します
実はね?後頭部打った時の後遺症がまだ少し残ってるのよ。つーわけで、少し休憩しますわ
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 23:12:36.22 ID:mIZ8XwZDO
バアン「……ありゃ?」

……どうして、だろう……

バアン「ちっ……流石にやり過ぎたな……参ったな」

……どうして、どうして……

私たちは、がんばった……

461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 23:14:28.44 ID:mIZ8XwZDO






いきなりこの世界に連れてこられて……



バラバラになって……



いろんな壁にぶつかった……



いろんな強敵とぶつかった……






なのに……なのに……

462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 23:15:16.21 ID:mIZ8XwZDO













どうして、こんなに……

























弱いのだろう?

463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 23:19:06.46 ID:mIZ8XwZDO
バアン「はあ……」

バアン「……殺っちまうか」

私は……

穂乃果「」スッ…

バアン「お?やる気になっ――」

バアン(……違ぇ)

バアン(コイツは……今)

バアン(高坂、穂乃果じゃねぇ……)

穂乃果「……どうして……?」

穂乃果「私たちはがんばった」

穂乃果「バラバラになって……」

穂乃果「いろんな壁にぶつかった」

穂乃果「いろんな強敵とぶつかった」

穂乃果「なのに……」

















穂乃果「どうしてこんなに……弱いのかな?」

464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 23:24:37.88 ID:mIZ8XwZDO
バアン「――っ!」

バアン「…………」

バアン(コイツ……)

バアン(『誰』だ?)

バアン(コイツに……コイツに『取りついてる』ヤツは……一体『誰』だ?)

穂乃果「私は……『弱い』」

穂乃果「弱くて弱くて弱くて!」

穂乃果「だから守れない!」

穂乃果「誰も守れない!」

穂乃果「私が……『私が弱い』から!」

穂乃果「誰一人!自分の仲間を!」

穂乃果「自分の!大好きな仲間を!」

穂乃果「弱いから!私が弱いから!」

穂乃果「誰一人……」

穂乃果「守ることが……できない……!」

465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 23:28:46.99 ID:mIZ8XwZDO
バアン(……やばい!)

バアン(なんか知らねえが……)

バアン(コイツは……やばい!)

穂乃果「私は……私はああああああああああああああああああ!!」ゴオォォォ!!

バアン(まさか……まさかコイツは……)

バアン「……『女神』……か?」

穂乃果「私……は!」

穂乃果「弱いんだあああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

ゴオォォォォォォォォ!!















バアン「……おいおい」



バアン「コイツは……無しだろ……?」

466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 23:30:14.21 ID:mIZ8XwZDO
バアン「……なあ……」














バアン「この世界……『最悪の女神』…………」



















バアン「『ミューズ』さんよ……」

467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 23:38:32.66 ID:mIZ8XwZDO
穂乃果?「私は……弱い」

穂乃果?「……歌が歌えるから……」

穂乃果?「なんなの?」

穂乃果?「歌なんて歌ったって……意味ない」

穂乃果?「歌っても強くなれない」

穂乃果?「歌っても誰も守れない」

穂乃果?「そんなんだから……私は……」

穂乃果?「私は…………」

穂乃果?「いらない……女神……」

468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 23:43:09.20 ID:mIZ8XwZDO
バアン(ミューズ……)

バアン(たぶん、向こうの世界では)

バアン(『歌の女神』……なんて言われてるだろう)

バアン(だが、この世界では……『違う』)

バアン(この世界のミューズは……)

バアン(『歌の破壊神』)

バアン(そう……呼ばれている)

バアン(……今から5000年前)

バアン(『北欧神話対戦』)

バアン(あくまでも『神話』だ)

バアン(本当かどうか知らねぇよ)

469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 23:48:51.31 ID:mIZ8XwZDO
――今から5000年前

ミューズ「ラーラーラー♪」

女の子「さすがミューズ様!歌うまーい!」

ミューズ「んふふ♪ありがと♪」

女の子「次!次歌ってー!」

ミューズ「ごめんね?今日はもう戻らなきゃ」

女の子「えー」

ミューズ「んふふ♪明日、また歌ってあげるから……ね?」

女の子「うん!じゃあミューズ様!また明日!」タッ

ミューズ「また明日ー」フリフリ

この世界は、神様が人間と触れ合っている。

神様は、感情を知らなかった。

しかし、人間という生物は……感情を持っていた。

感情が豊富だった。

神様たちは人間と触れ合い、感情を覚えていった。





それが、悲劇になると知らずに……

470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 23:53:24.84 ID:mIZ8XwZDO
ポセイドン「くそっ!」

ネプチューン「落ち着いて!」

ポセイドン「落ち着けるか!」

ポセイドン「くそっ……!ゼウスめ……!」

ポセイドン「なにが……なにが『人類支配』だ!バカげてる!」

ネプチューン「でも……止められないよ……」

ネプチューン「ゼウスに賛成派が多すぎる……!」

ポセイドン「ほっとけっていうのか!?」

ネプチューン「でも!」

ポセイドン「……ミューズには……言うなよ?」

ポセイドン「こんなん知ったら……」

ポセイドン「何するかわからぬ……」

ネプチューン「うん……」

471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/02(月) 23:59:04.02 ID:mIZ8XwZDO
ゼウス「ははは!」

ゼウス「人間とは……良いものだな」

ゼウス「なあ……?」

ゼウス「アポロン」

アポロン「……そうだな」

アポロン「自由な感情表現……まったく、俺たち神には無かったものだな」

ゼウス「ああ……」

アポロン「そこで……か」

ゼウス「ああ……」

ゼウス「『人類支配計画』」

ミューズ(……えっ?)

ミューズ(『人類支配計画』……!?)

ゼウス「今夜……決行する」

ミューズ「ゼウス様!」

ゼウス「ん?ミューズか?また歌ってくれるのか?」

ミューズ「いえ……」

ミューズ「『人類支配計画』って……なんですか?」

472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 00:04:08.38 ID:zc1ARJfDO
ゼウス「聞かれてたか……」

ゼウス「俺たち神は全知全能」

ゼウス「しかし!」

ゼウス「人類は神には無かった『感情』を持っている!」

ゼウス「神には無く、人類にはある……これが意味することはわかるか?」

ミューズ「」フリフリ

ゼウス「それは……」

ゼウス「俺たち神が、『全知全能ではない』ってことだ」

ミューズ「っ!まさか!自分の……自分たちの自己満足で人類を!?」

ゼウス「なにが悪い?」

473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 00:07:23.57 ID:zc1ARJfDO
ミューズ「えっ?」

ゼウス「全知全能なんだ」

ゼウス「神が持っていない物を持っている存在が現れた……つまり」

ゼウス「俺たち神が『全知全能ではない』のが『証明』されてしまう」

ゼウス「俺たち神が全知全能であるためには、神が持っていない物を持っている存在を『消さなければならない』」

ミューズ「……っ!?」

ゼウス「わかったか?」

ゼウス「俺たちは神」

ゼウス「常に『全知全能でないといけない』んだ」

474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 00:12:38.04 ID:zc1ARJfDO
この日、ゼウスは『人類支配計画』を決行した。

もちろん。反対派は抵抗した。

神々が争い、神々が神では無くなっていく。

……『北欧神話大戦』

大戦が起こった理由は……『人類支配計画』

長く、永く、争いは続く。

そのなかでただ一人……

なにもできない『神』がいた。

それが……『ミューズ』

『歌の女神』……悪く言えば、『歌しか』できない『女神』

もちろん。争いができるわけ無く、ただ……ただ……

大戦の行方を見ていただけだった……

475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 00:16:18.96 ID:zc1ARJfDO
ミューズ「……約束、守れなかった」

ミューズ「私が、弱いから」

ミューズ「歌しかできないから……」

ミューズ「歌なんてどうするの?」

ミューズ「歌しかできないせいで戦えず、なにもできず」

ミューズ「ただ……終わりを見守るだけ」

ミューズ「そんなんだったら……歌より」

ミューズ「戦う力……戦える力が欲しかった……!」

……その日、ミューズの感情は、狂い、狂い、狂い、狂っていた。

そして……ミューズは、『歌の女神』から……





『歌の破壊神』になった。

476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 00:29:40.37 ID:zc1ARJfDO
バアン(……とまあ……)

バアン(こんな感じだ)

バアン(向こうの世界では良い方なんだろうがな)

バアン「しかし……まあ……」

バアン「どうするよ。これ」

穂乃果?「……戦う力が欲しかった……」

『欲しかった』ただ、それだけの欲望で『歌の女神』から『歌の破壊神』へと変貌した。

穂乃果?「戦える力が……欲しかった!」ドッ!

バアン「やべえ!?」

穂乃果?「『あ』!!」

バアン「ぐあっ!?」

バアン「……マジかよ……」

バアン「チートキャラっつーんだろうな……こういうの」

477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 00:34:40.87 ID:zc1ARJfDO
バアン「目え……覚ませ!」ボオッ!

穂乃果?「『は』!」

ボオォォォォォン!

バアン「ちっ……」

バアン「いい加減に……しやがれ!」ゴオッ!

穂乃果?「『は』!」

穂乃果?「『お』!」

バアン!

バアン「っ!?」

バアン(腕……持っていかれた!?)

バアン「ちっ!」

バアン(とりあえず、焼く!)ボオォォ…

バアン「……ほんとに、いい加減にしろよ」

バアン「見ろ」

バアン「お前の……仲間を」

穂乃果?「……」

穂乃果?「っ!」

478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 00:38:48.89 ID:zc1ARJfDO
バアン「お前の仲間はまだ」

バアン「俺の攻撃を受けても死んでなかった」

バアン「でもな……」

バアン「お前の『攻撃』で、死んだかもな?」

穂乃果?「っ!!」

バアン「好きな……仲間だったんだろ?」

穂乃果?「う……み……」

穂乃果?「こ……とり……」

穂乃果?「み……んな……」

穂乃果「……私は……穂乃果は……一体……何を?」

バアン「ようやく戻ったか……」

バアン「そこの魔法使い」

希「う…ぐ……」

バアン「使え。『神技』を」

479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 00:44:56.51 ID:zc1ARJfDO
希「なん……やて?」

バアン「早くしろ」

バアン「死にたいのか?」

希「……『神技』――」

希「『奇跡の魔法(ミラクル・マジック)』!」

パアァァァァァ…………!

海未「うぐ……生きてる?」

ことり「まだ……生きてた……」

バアン「……じゃあな」

穂乃果「ちょっ……待っ――」

穂乃果「……腕が……」

バアン「気にすんな」

バアン「じゃあな」

バアン「あ。言い忘れてた」

バアン「最後の『神器』……『エクスカリバー』は俺たちの所が持ってるから」

バアン「じゃあな」

海未「さらっと爆弾発言しましたね……アイツ」

【第十二章】 完

480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 00:50:39.56 ID:zc1ARJfDO
今回はここまで
なんか、魔王退治なのに神(敵側)が出てきましたね
まあいい……安心を。しっかり魔王退治するので
さあて……次回!
ついに!魔界へ行きます!
穂乃果たちの冒険もついにラストスパート(実は配下があと三人いて魔王も健在)に入りました!
……ラストスパートって言っていいのかな?
まあいい!とりあえず次回で魔界へ突入!穂乃果の『神器』はどうなるのか!?はっきり言って、なにも考えていません!
それでもここまで見てくれてこれからも見てくれる皆さま、最後まで見ていってください!
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/03(火) 01:05:00.10 ID:i/XFDuGmo

一音だけでこの威力…火力Inflation?
次の更新楽しみにしてます!
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/03(火) 02:04:35.45 ID:ZwgB7EOXO


穂乃果はアーサーなのか。
あとバアンイケメン過ぎワロタw
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/03(火) 04:09:06.63 ID:dXQELE7Fo
なんで一人なのにミューズなんだ
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 16:17:22.37 ID:zc1ARJfDO
どうも>>1です
リアルって色々ありますね〜 忙しいと思ったらいきなり暇になるとか……まあいいけど
んじゃ、続き始めますか
……電撃G'sでサンシャイン!の情報来ると思ったらまったくなかったなぁ…(つーかいつの話だよ……)
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 16:21:15.46 ID:zc1ARJfDO
真姫「みーんなー!」

穂乃果「あ……真姫ちゃん」

真姫「はあ……ああ疲れたー…」

にこ「お疲れニコ」

真姫「はあ……あれ?アイツは?」

海未「さらっと爆弾発言して帰りましたよ」

真姫「爆弾発言?」

海未「最後の『神器』を持っているみたいです」

真姫「あ、そう……」

真姫「じゃなくて!」

真姫「みんな!今すぐ来て!」

8人「…………は?」

真姫「早く!」

花陽「どうしたんだろ……真姫ちゃん……」

凛「とりあえずいっくにゃー!」

486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 16:26:50.11 ID:zc1ARJfDO
真姫「――着いた」

穂乃果「真姫ちゃんどうしたの?」

真姫「見て」

真姫「『穴』が…空いてる」

海未「……あれは…?」

絵里「……まさか……」

希「たぶん。『魔界への入り口』やろな」

穂乃果「あれが……」

にこ「私たちの……ラストステージ……」

凛「魔王がいる……」

9人「『魔界』!!」

【第十三章 魔界へ……】

487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 16:32:10.63 ID:zc1ARJfDO
穂乃果「……行こう」

海未「穂乃果……」

穂乃果「行かなきゃ……ダメだよ」

穂乃果「私たちの目的は……魔王退治!」

穂乃果「行こう!私たちの……」

穂乃果「ラストステージへ!」

8人「おー!」

穂乃果「…………」

穂乃果(バアン……もしかして、あなたは……)

穂乃果(…………考えないでおこう)

海未「行きますよ」

穂乃果「うん……」

穂乃果「絶対……魔王を倒す!」

488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 16:38:12.02 ID:zc1ARJfDO
〜魔界〜

海未「まずは『神器』を探しましょう」

ことり「でも、場所わからないよ?」

魔女「そうね〜どうしましょ?」

海未「そうですね……まずは……は?」

魔女「?」キョトン

10人「………………」

9人「魔女ぉぉぉぉ!?」

魔女「はぁい♪魔女よ♪」

9人「」バッ!

魔女「さすがに警戒するわよね……」

希「当たり前や!」

魔女「まあいいわ……もともと殺るつもりだし」

489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 16:42:46.63 ID:zc1ARJfDO
穂乃果「…………」スッ

魔女「……あー」

魔女「戦う前に……」

魔女「ネクロ・ウィッチの?魔女っ子ワンポイントアドバイス♪」

9人「とりあえずキモいからそのキャラ作りやめて」

魔女「キモっ!?」

魔女「……まあいいわ。そこのリーダーさん」

穂乃果「…………」スッ

魔女「あなたは戦わない方がいいわ」

8人「っ!?」

魔女「あなたこのままだと……堕ちるわよ?」

穂乃果「……大丈夫だよ?」

穂乃果「みんなと一緒なら!」

490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 16:49:30.65 ID:zc1ARJfDO
魔女「そう……」

魔女「じゃあ遠慮無く行くわ」

9人「――っ!」

魔女(バアンが腕を持ってがれた相手……)

魔女(せめて……『起こさない』ようにしないと……ね)

魔女「『インフェルノ』!」

希「ウチだって……成長しとるんよ?」

希「『インフェルノ』!」

魔女(同じ技――!?)

ゴオォォォォォォォォ!

ドオォォォォォォォン!

魔女「……相殺されたか」

魔女「『汝、空を駆け、地を張れ!』」

魔女「『スペルス――』」

希「『ディバイン・スペル』!」

パアァン!

491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 16:56:48.34 ID:zc1ARJfDO
魔女「――っ!?」

凛「『ライジング・ナックル』!」ドゴッ!!

魔女「が…あっ!?」

魔女「くっ……!」

魔女(くそっ!魔法が……)

魔女(魔法が『消された』!)

――キラン

魔女「っ!?」

ことり「『ホワイト・トラップ』」

にこ「『ピンク・スライサー』!」ヒュッ!

魔女「『スキル・ブレイク』!」

穂乃果「」スッ

魔女(っ!本命か!?)

穂乃果「切り裂け……」

穂乃果「『オレンジ・ソードエフェクト』!」

魔女「ぐ、がぁぁぁ!?」

492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 17:01:58.10 ID:zc1ARJfDO
魔女「はあ……はあ……」

魔女「ふふっ…完全に嘗めてたわ」

魔女「もう……負けないってか?」

魔女「……あなたたち?これをご存じかしら」パチンッ

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

花陽「な、なに!?」

魔女「紹介するわ」

凛「……嘘……?」

魔女「現在、私の最高傑作……」

土の中から現れた『それ』は……9人のよく知った人物だった……

なぜなら…………

魔女「『ネクロ・ガイア』よ」

それは、凛が倒した魔王配下の一人、ガイアだった。

493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 17:06:29.89 ID:zc1ARJfDO
ガイア「…………」

凛「ガイア……」

海未「魔女……!」

希「アンタは……アンタはどこまで生き物を……!」

魔女「死んだんだから……生き物とか関係ないでしょ?」

魔女「さあ……やりなさい……ガイア!」

ガイア「うおぉぉぉぉ!」スッ

ドッ!

ガイア「……おっ……!?」

凛「……」

凛「」ガッ

凛「」ドゴッ!!

凛は、思いきりガイアを殴る!

魔女「…………へ?」

494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 17:11:58.14 ID:zc1ARJfDO
魔女「えっ……なに?」

ガイア「がっ……!」

凛「」ガシッ

凛はガイアの頭を掴み……

凛「」ブンッ!

ドゴッ!

思いきり地面に叩きつける!

そのあと、ガイアを空に投げ、ジャンプし踵落としを入れる!

ガイア「がはっ!」

魔女「あれ?ちょっと……あれ?」

凛はガイアを持ち上げ……

連撃を入れる!

殴り、蹴り、また殴る……これを繰り返し……

凛「」ドゴッ!!

ガイア「っ!?」

バチバチ!

凛「……ガイア」




――おやすみ
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 17:16:28.47 ID:zc1ARJfDO
ドゴオォォォォォォン!

魔女「う……そ、でしょ?」

魔女「私の……最高傑作が……」

魔女「あんな簡単に……!」

凛「オバサンは間違えたんだよ」

凛「オバサンの……オモチャにする人を!」

魔女「……そう」

魔女「オモチャよオモチャ」

魔女「オモチャなら……また作ればいいわ」

9人「――っ!」

海未「魔女……あなたは……!」

絵里「許さないわ!」

魔女「なら……力ずくでも……」

魔女「私に勝ちなさい」

魔女「できたらね」ゴオッ!!

496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 17:24:07.36 ID:zc1ARJfDO
希「――来る!」

――――『デビルス・モード』!!!

魔女「さあ……私のオモチャにしてあげるわ」クイッ

凛「」ドッ!

凛「――見える!」

にこ「」ダッ

魔女「」スッ!

魔女は指を横やりに振る!

にこ「っ!」

にこは2本の剣を胸元に構える。

キイィィィィィン!

にこ「たしかに……見えるわね」

にこ「『空気の乱れ』が!」

魔女(なんでそんなに……一気に強くなってるわけ!?)

海未「はあ!」ビシュッ

魔女「っ!!」クイッ

矢を落とす!

497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 17:35:29.50 ID:zc1ARJfDO
魔女「はあ!」スッ!

にこ「」キィン!

花陽「えいっ」ブンッ!

魔女「箸!?」バッ

ことり「」クイッ

箸「」クイッ

花陽「ぅえいっ!」ブンッ!

魔女「また!?」スカッ

ヒュッ! ドガッ!

魔女「うがっ!?」

魔女(……糸!?)

ことり「」クイクイッ

グルングルン

魔女「拘束された!」

ことり「花陽ちゃんイエーイ!」

花陽「イエーイ!」

にこ「より!切り刻むわよ!」

9人「!?」

魔女「はあはあ…///」

9人(絶頂状態(エクスタシーモード)!?)

498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 17:44:18.53 ID:zc1ARJfDO
魔女「拘束……」

魔女「前にもされた気がするけど……」

魔女「ここまで動けないのは……初めて……」

魔女「ふぃあぁぁぁぁぁ!///」

9人「………………」

9人(ただの変態だった――――!!!)

魔女「んふっ……こう動くと……」モゾモゾ

魔女「んっ…ひやっ…ああっ……///」

9人(おいエロ魔女――!?)

魔女「んっ…んんんんんんんんんんっ!///」

9人(イクなバカあぁぁぁぁぁぁぁぁ!///)

魔女「はあ…はあ…んふっ♪イっちゃった♪」

9人「アホぉぉぉぉぉ!」

499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 17:52:57.69 ID:zc1ARJfDO
魔女「んふっ♪」

魔女「緩くなった……♪」

ことり「ええっ!?」

魔女「動いてたのは糸を緩めるため」

魔女「イったのは予想外だけど♪」

真姫「なんつー抜けかたよ……」

魔女「さて……マジで殺るわよ……」

9人「…………」

魔女「さあて……と」

魔女「『汝――』」

魔女「っ!?」

魔女「がっ……はっ!?」

9人「!?」

魔女「こんな…時に…!」

魔女「はあ…はあ…」

魔女(――心臓病が!)

500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 18:01:25.09 ID:zc1ARJfDO
魔女(まずい……)

魔女(このままだと……)

魔女(決着が着く前に……私が死ぬ!)

魔女「……せめて」

魔女「せめて……死ぬ前に……!」ドッ!

希(死ぬ前に?)

魔女「ふふっ…私は、心臓病なのよ……」

魔女「だから!」

魔女「死ぬ前に!殺せないとしても!」

魔女「バラつかせる!」

希「移動魔法!?」

魔女「散らばれ!『未開の大地へ(ループ・ザ・フィールド)』!!」

ドオォォォォォォォ!!

501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 18:06:08.59 ID:zc1ARJfDO
――――――――
―――――――
――――――――――――
――――――――
―――――――――

穂乃果「…………あれ?」

穂乃果「ここ……は?」

ことり「穂乃果ちゃん!」

穂乃果「あ…ことりちゃん!」

ことり「ねえ穂乃果ちゃん……ここって……」

ことり「魔界……だよね?」

穂乃果「たぶん……」

ことり「だとしたら……」

穂乃果「うん……」

穂乃果「みんなと……はぐれちゃったね……」

【第十三章】 完

502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 18:10:04.07 ID:zc1ARJfDO
今回はここまで……の、予定です(もしかしたら夜中にまた書くかも?)
十三章は短めです。十四章も短めな予定です(十五章は未定)
さてさて、次回は……ついに配下最後の一人が登場です。……今回ので魔女がいきなり死んだのはたぶん驚いたでしょうね
心臓病にはかかりたくないですね。
それでは、また次回、それか今夜に……
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 21:29:20.37 ID:zc1ARJfDO
どうも>>1です
予告通り(予告はたぶんって言った)に十四章を更新しますわ
配下最後の一人はどんなやつでしょうね?
はい。続きこーしん!
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 21:35:46.33 ID:zc1ARJfDO
【第十四章 Sword Master】

穂乃果「とりあえずみんなと合流しよう」

ことり「うん!……でも」

ことり「場所が……」

穂乃果「………………」

穂乃果「うーん……うぅぅぅ……」

穂乃果「よし、目指そう!」

ことり「目指すって?どこに?」

穂乃果「ふふふ……魔王って言ったらやっぱりお城!」

穂乃果「というわけで……目指すは…あのお城!」

ことり「……穂乃果ちゃん」

穂乃果「なに?」

ことり「遠いよ!?」

ことり「お城なのに米粒にしか見えないよ!?」

ことり「遠すぎだよ!?」
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 21:40:27.46 ID:zc1ARJfDO
穂乃果「うーん……」

穂乃果「………………」

穂乃果「ことりちゃん」

穂乃果「あれ…お城?」

ことり「そこから!?」

穂乃果「いやぁ…よく見ると……」

穂乃果「お米……かなぁ?」

ことり「………………」

ことり(後先不安で仕方ない!!)

穂乃果「とりあえず……行く?」

ことり「……そうだね」

ことり(もう…なにも考えずに付いていくことに決めました☆)

ことり(……☆を付けるほどことりは今、テンションはありません……)

506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 21:47:42.79 ID:zc1ARJfDO
ァァァァァ……

ァァァァァァ……

アアアアアアア……

ことり「イィィィィヤアァァァァァァ!!」ダダダダダ!

ことり(私たちは今、全力で走ってます!なぜなら……)

ことり「ダレカタスケテー!!」

穂乃果「チョットマッテテー!」

ことり「ノってる場合じゃないよ!?」

ことり(ことりたちは今!ゾンビに追いかけられてます!すごく怖いです!)

穂乃果「ことりちゃん!糸!」

ことり「こんな猛ダッシュしてるからできないよ!」

ことり(ああ……こういうことをきっと……)

ことり「ダレカタスケテー!!!」

ことり(……って、言うんだろうなぁ……)
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 21:53:10.32 ID:zc1ARJfDO
穂乃果「よぉし!」ズザァ

ことり「穂乃果ちゃん!?」

穂乃果「」スッ…

穂乃果「……『オレンジ・トルネード』!!」

ゾンビたち「――――――――――――!!!」

ことり(なにか喋ったんだろうけど……なに言ったのか聞き取れない……英語のリスニングより難しいよぅ……)

穂乃果「悪霊退散!」

ことり「南無阿弥陀仏……」

ことり「って!原因は穂乃果ちゃんだよ!」

穂乃果「そうだっけ?」キョトン

ことり(ことりはときどきこう思います……)

ことり(この天然が羨ましい……)

508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 21:57:57.73 ID:zc1ARJfDO
穂乃果「さーて!行こう!」

ことり「おー……」

ことり(ことりは穂乃果ちゃんには弱いです……)

穂乃果「……ねぇ、ことりちゃん」

ことり「なに?」

ことり(あれ?今、声のトーン低くなかった?)

穂乃果「ここは魔界……だよね?」

ことり「うん……」

ことり(穂乃果ちゃんはときどき声のトーンが低くなるときがあります。それは……)

穂乃果「……『人間』」

ことり「えっ!?」

ことり(それは……アイドルなどをやっているとき以外の……真剣な時です)

509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 22:04:10.14 ID:zc1ARJfDO
穂乃果「配下……かな?」

ことり「たぶん……」

???「……む?」

穂乃果「ことりちゃん。気を付け――」

ヒュッ

穂乃果「――て……」

ツー……

穂乃果「えっ?」スッ

穂乃果「頬が斬られてる……」

???「……目標発見」

ことり「穂乃果ちゃん!?」

穂乃果「っ!?」

穂乃果「ことりちゃん伏せて!」

???「速やかに排除する」

ズババババババババッ!

穂乃果「くっ……!」キンッ

穂乃果(防ぎきれない!)

ズバァ!

穂乃果「がっ……!」

510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 22:11:39.43 ID:zc1ARJfDO
ことり「穂乃果ちゃん!」

穂乃果「遠距離………技……」

穂乃果「武器は……剣!」

???「」ヒュッ

穂乃果(消え――)

キィン!

穂乃果「くっ!」

穂乃果「」ガッ

穂乃果「……だれ?」

???「魔王配下……」

???「Sword Master……シエル」

穂乃果「シエル……」

シエル「早速……」スッ…

シエル「斬らせてもらう!」ズバッ!

穂乃果「!?」キンッ!

穂乃果(速い――!)

穂乃果は攻撃を防ぎ、反撃する。まず、剣を弾き、突く!

シエルはそれをかわし、剣を逆手に持ち斬り上げる!

511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 22:18:36.38 ID:zc1ARJfDO
シエル(取った――!)

穂乃果「っ!」スッ

穂乃果はそれを間一髪でかわした!

シエル「まだまだ!」スッ…

穂乃果「――っ!」

シエル「『剣王心技壱ノ型』――」

シエル「『村雨』」

ズバッ!

…………………………

シエル「……」ヒュッ

穂乃果「……が、は……」バタッ

ことり「穂乃果ちゃん!」

シエル「大人しくしてくれ」

シエル「そうすれば……楽に死ねるぞ…トサカ」

ことり(最後に吐かれる言葉がトサカって……)

シエル「さらば」

ヒュッ!

キィン!

シエル「???」

穂乃果「――触れるな」

512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 22:24:16.90 ID:zc1ARJfDO
穂乃果「穂乃果の親友に……」

穂乃果「触れるな!」キィン!

シエル(さっきと気迫が違う……?)

――ドクン

穂乃果(……なんだろ?この感じ……また)

穂乃果(堕ちるのかな?)

――ドクン

穂乃果(心臓が……うるさいよ……)

――ドクン

シエル(まさか……)

シエル(バアン……これが、君が言っていた)

シエル(『女の勇者だけが持つ力』なのか……?)

穂乃果(ああ……なんだろ……この……)

穂乃果(……『力』は)

シエル(これが……『女神化』なのか?)

513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/03(火) 22:25:59.32 ID:zc1ARJfDO
今回は終了
次回、穂乃果覚醒。
……以上です。それしか言えません
はい。皆さんさよなら〜また次回に!
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/03(火) 23:33:39.35 ID:oPPYDBGrO



気になるところで止めやがったw
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/04(水) 00:49:48.42 ID:E8fBYEuA0

続きが気になる
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 16:32:09.08 ID:Jlyk5tYDO
うぃーっす!>>1っす!
穂乃果覚醒だ……どれほど強くなるのかな? って自分はそう思いたいけど内容知ってるからなぁ…それができない……
んじゃ、始めますわよ
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 16:37:09.99 ID:Jlyk5tYDO
――数時間前

シエル「……は?」

バアン「いや、だからさぁ……」

バアン「『女の勇者だけが持つ力』って……ほんと強ぇよな?」

シエル「いや知らないから」

バアン「いやだって……この剣だってさ」

バアン「『エクスカリバー』に『変わった』んだぜ?」

バアン「どんだけ強いんだよ。マジで」

シエル「……あのさ……『女の勇者だけが持つ力』ってなによ?」

バアン「あ?そこから?」

シエル「そこからって……言われてないし」

バアン「マジで?」

バアン「……ちっ、しゃーねーそこから話すか」

518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 16:51:54.23 ID:Jlyk5tYDO
バアン「この世界の勇者は異世界から来ている」

バアン「それは知ってるな?」

シエル「当たり前だろ?」

バアン「その中で女が呼び出されるときがある」

バアン「そして、勇者の人数は最大で9人」

バアン「もし……9人全員が女だった場合……」

バアン「最悪だ」

シエル「最悪……?」

バアン「それは後々わかるさ」

バアン「そしてここからが本番だ」

バアン「女の勇者だけ……『特別な力』が宿される」

519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 16:58:23.62 ID:Jlyk5tYDO
バアン「この世界の女神は……神話には記されていないが」

バアン「『戦う力がなかった』」

シエル「神なのに?」

バアン「女だからって理由らしい」

バアン「んで、『北欧神話大戦』」

バアン「もちろん女神は戦っていない」

バアン「『アテネ』や『ジャンヌダルク』すらな」

シエル「……?そりゃそうだろう?」

バアン(やっぱ……『世界が違う』と色々違うか……)

バアン「女神たちは恨んだ。自分の力の無さに」

バアン「そして願った――」

バアン「『力が欲しい』……と」
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 17:05:30.42 ID:Jlyk5tYDO
シエル「それが9人の『闇に堕ちた女神』……か」

バアン「その代表が『ミューズ』だな」

シエル「それが女の勇者の力に関係するのか?」

バアン「するんだなこれが」

バアン「望んだのは『力』……『戦える力』」

バアン「そして手にしたのが……」

バアン「『闇の力』」

バアン「『誰も闇の力は望んでいない』」

バアン「予想外にその力を手にした女神はどうしたか」

バアン「それは」

バアン「『望まぬ力を打ち倒す』」

バアン「しかし自分ではできなかった」

バアン「だから異世界から来た女の勇者に『力を託した』」

―――――――――
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 17:09:33.11 ID:Jlyk5tYDO
―――――――――

シエル「それが……『女神化』か……」

シエル「……ちょっと待て」

シエル「コイツら全員『女神化』すんのか?……魔王負けんじゃね?」

シエル「まあいい……今は」

シエル「アイツを斬る!」

穂乃果「………………」

ことり「穂乃果ちゃん……?」

穂乃果「休んでて……ことりちゃん」

穂乃果「慣れない力だけど……」

穂乃果「すぐ、終わらすから」

ことり(穂乃果ちゃんの身体が……オレンジ色に光ってる……)

522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 17:15:54.02 ID:Jlyk5tYDO
シエル(『女神の特性』は……無いみたいだな)

穂乃果「」スッ…

穂乃果「」シュンッ

シエル「――っ!」

キイィィィィィン!

穂乃果「ふっ!」

穂乃果が横切りをする。それをシエルは上手く受け流し回し蹴りを入れる。

穂乃果は身体を曲げ、回し蹴りをかわす。そして、斜め斬りを入れる!

シエル「ちっ……!」

シエルは『待った』。

紙一重でかわすために……

スッ…

穂乃果「!?」

シエルはかわすと同時に横斬りを入れる!

ズバァ!

穂乃果「っ!」

523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 17:24:19.32 ID:Jlyk5tYDO
穂乃果の顔が歪む……

穂乃果「っ……」

シエル(手応えはあったな)

いくら『女神化』した穂乃果でも相手は(自称)Sword Master

剣技だけでは到底穂乃果に勝ち目はない。

シエル「『剣王心技参の型』」

シエル「『空裂斬』!」

シエルの剣が空を裂く!

穂乃果(空気の斬撃!)

穂乃果(最初に襲ったのはこれか――!)

穂乃果「」キィン!

シエル「『剣王体技壱の型』――」

シエル「『疾風』!」ダッ!

穂乃果「はやっ!」

524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 17:32:23.44 ID:Jlyk5tYDO
シエル「『剣王心技弐の型』――」

シエル「『槍剣撃』!」シュッ!

穂乃果「っ!?」

キイィィィィィン!

穂乃果(勢いが……!)

キィン!

穂乃果「がっ!」

『剣王心技弐の型――槍剣撃』……その正体は……

何てことのない、ただの『突き技』だ。

ただ…槍のように速く、鋭く、剣を突いただけだ。

そして、その前に猛ダッシュで勢いをつけ、威力を上げただけ。

しかし、このコンボは、剣技の中でも最も単純かつ単発技では、最強だ。

穂乃果「くっ……!」

525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 17:44:45.89 ID:Jlyk5tYDO
シエル「そろそろ弱ってきたな?勇者よ」

穂乃果「うん……きっついよ」

シエル「今、楽にしてやろう」

穂乃果「ごめんね。その気はないんだ」

シエル「……来い。『剣王心技四の型』」

穂乃果「……!」ダッ

シエル「『逆功』」スッ…

穂乃果「っ!?」ズザァ!

ことり(穂乃果ちゃん?)チラッ

ことり「っ!?」

ことり(ことりでも…この距離でもわかる……)

ことり(近寄れない!)

『逆功』……略さずに言えば……『逆に攻撃』

つまり、『カウンター』だ。

簡単には、近寄れない。

526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 17:50:55.47 ID:Jlyk5tYDO
穂乃果(……どうしよう)

穂乃果(近寄れない!)

穂乃果(猛スピードで裏を取る?)

シエル「――――」

穂乃果(……よし)

穂乃果(無理!まるで隙がない!)

穂乃果(……賭ける?)

穂乃果(やめておこう……死にたくないし)

穂乃果(遠距離技があれば……)

穂乃果(今、思うと……)

穂乃果(『女神化』使えない!身体能力の強化だけじゃん!今は!)

穂乃果「ああ!もう!賭けてやるぅぅぅぅ!」ダッ

527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 17:58:42.14 ID:Jlyk5tYDO
ことり「穂乃果ちゃん!?」

ことり(どうしよう!このままじゃ穂乃果ちゃんが!)

ことり(ことりに……ことりにできること……は……)

ことり(……そうだ。これがある!)

穂乃果「うりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

シエル(バカなのか?)

穂乃果「『オレンジ・トルネード』!」

ブオォォォォォォォ!

シエル「ちっ…視界が……」

シエル(まあ…関係無いが)

シエル(この技は眼ではなく、感じること)

シエル(つまり、視界が無くても関係無い!)

528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 18:09:19.34 ID:Jlyk5tYDO
穂乃果「っ!」バッ

シエル(やはり…裏を取ったか)

シエル(勝った……)ニヤッ

穂乃果(いける……かもっ!)ブンッ!

シエル(遅い…)グッ

シエル「っ!?」

穂乃果「『オレンジ・ソードエフェクト』!」

ズバァ!

シエル「が……!」

シエル(なぜ……剣が動かなかった……!?)

穂乃果「ふぅ…勝った…」フワッ

穂乃果(あ、力が抜けた)

シエル「なぜ…剣が動かなかったんだ?」

穂乃果「さあ?」

シエル「…………は?」

529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 18:14:54.99 ID:Jlyk5tYDO
シエル「いや、何で知らないんだ?」

穂乃果「あのスキルは目眩ましのつもりなんだけど……」

シエル「え?じゃあ……」

穂乃果「……うーん……あ」

穂乃果「ことりちゃーん!」

ことり「呼ばれて登場ことりです!」

穂乃果「ことりちゃんがやったの?」

ことり「うん!この糸で!」

穂乃果「ありがと!ことりちゃん!」

ことり「えへへ〜」

シエル「……ふっ」

シエル(完全に……敗けだ)

530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 18:18:17.79 ID:Jlyk5tYDO
シエル「……あそこに行け、バアンが待ってる」

ことほの「あそこ?」

ことほの「………………」

穂乃果「あの米粒…ほんとにお城だったんだ」

シエル「うぇっ!?」

穂乃果「まあいいや!」

穂乃果「じゃあねシエル!」

シエル「ああ……」

シエル(これから死ぬんだけどな……24時間以内に……)

531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 18:25:56.43 ID:Jlyk5tYDO
―――――
―――――――――
――――――――――――
――――――
―――――

穂乃果「だから遠いよ!」

ことり「うん……」

ドオォォォォォォォン!

穂乃果「なに!?」

ことり「もしかして……戦ってる?」

穂乃果「行こう!」




海未「くっ……!」

バアン「さあて……まさか一人で来るとはな」

海未「行ってません!たまたま会っただけです!」

バアン「ま。これもまた、運命……か」

海未「そんな運命はいりませんけどね!」

バアン「さあ……始めようぜ?」

バアン「最終決戦の前兆をな」

【第十四章】 完

532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 18:27:50.88 ID:Jlyk5tYDO
一時中断?
またあとでー!
ちなみに、ラスト三章です!
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/04(水) 18:31:52.76 ID:xmlu1dcuO
乙、1時間ごとにチェックしてるわ。

ファイトだよ!
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 20:19:57.49 ID:Jlyk5tYDO
>>1です!
>>533さん!応援ありがとうございます!
ちなみにミスがありました。『逆功』ではなく『逆攻』です。すみませんでした…
さて、残すはあと三章……穂乃果たちの冒険もクライマックスへと近づいてきました!これからも応援よろしく!
それじゃあ…そいやっ!こー…しん!です!(ビシッ!)
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 20:26:56.22 ID:Jlyk5tYDO
【第十五章 バアンの正体】

海未「くっ……」

海未(まったく!何でこんなのと会ったんですか最悪です!)

バアン「ヘイヘイ殺りあおうぜ?」

海未(せめて……時間を……)

バアン「時間を稼ごうったってさせねぇよ」

海未「っ!」

バアン「一人だったのが運の尽きだな」

バアン「片腕なくても殺れるだろ?」ボオッ

「一人だったらね!」バァン!

バアン「っ?」バッ

バアンは遠距離攻撃をかわす。

バアン「――っ!」

バアンは咄嗟に防御体勢に入る。
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 20:33:48.96 ID:Jlyk5tYDO
遠くから斬撃が飛んできた!

バアン(……無理)

バアン「」ボオッ!

バアンは炎で壁を作り、攻撃を防いだ。

海未「絵里!にこ!」

希「ウチらも居るで!」

海未「希!みんな!」

バアン「おっと……勢揃い……じゃねえな」

海未「穂乃果とことりは居ませんね」

真姫「見つからなかったわ」

バアン「……うし!」

バアン「死にたいやつから前に来い。殺ってやる」

にこ「残念ね……それ 凛「それはこっちの台詞にゃー!」

にこ「」ズーン…

うみえり「」ポンポン

バアン「何のコントだよそれ……」

537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/04(水) 20:36:23.39 ID:nwRDF5Sb0
しえん
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 20:39:24.64 ID:Jlyk5tYDO
希「コント?」

希「甘いでバアンはん……」

バアン(はん……?)

希「ウチらにとっては……こんなの日常茶飯事と言っても過言ではないで!」

海未「いや過言ですから」

バアン「…………」

7人「………………」

バアン「……吠えろ鳳凰!」ゴオォォォ!

バアン「『バーン・フェニックス』!!」

希「『アストラル・シールド』」

……………………………

バアン「防いだか」

バアン「んじゃ、次は……『オーバーフレ

ザシュッ……

バアン「……い、む……?」

539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 20:44:57.98 ID:Jlyk5tYDO
バアン「斬、撃、か……?」

海未「…………っ」

海未「穂乃果ぁぁぁぁ!」

穂乃果「みーんなー!」

バアン「おいおい…マジかよ」

バアン「奇襲喰らったっつーのに…」

バアン「全員集合かよ……」

バアン「やべぇ…燃えてくるわ。この展開……」

穂乃果「んっ…全員いるね!」

花陽「うん!」

穂乃果「さて……」

穂乃果「μ's、反撃開始だよ!」

バアン(ひっ……『魔王戦』以来か?)

バアン(最高に…血がたぎる展開は!)

540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 20:50:28.47 ID:Jlyk5tYDO
バアン「やってくれるじゃねえか……」

穂乃果「今度はもう…負けないから」

バアン「いい…ねぇ…」

バアン「マジで心臓が燃えそうだわ」

バアン「なあ?μ's!!」ボオォ!

バアンが炎を飛ばしてくる!それを希が『シールド』で受け止め、魔法を放つ!

それをかわし、さらに炎を飛ばしてくる。海未と絵里と真姫でそれをすべて撃ち落とす!

凛「にゃ!」シュッ!

バアン(速い拳だが……)

バアン「まだ遅い!」スカッ
バアン「」ドゴッ!!

凛「ぐうっ!?」

541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 20:56:40.29 ID:Jlyk5tYDO
にこ「っ!」ダッ

穂乃果「っ!」ダッ

バアン「へっ……」ペロッ

バアンを唇を舐め、地面に拳を入れる!

バアン「燃え盛れよ…『グラウンド・ファイア』!」

その時、地面から火山のように炎が噴き出してくる!

にこ「っ……!」

希「『ウィンド・キャッチャー』!」

風がにこを包み、後方へと高速移動させる。

一方、穂乃果は……

釣られていた。

ことり「花陽ちゃん!がんばれー!」

花陽「手伝ってよー!」グググ

箸に糸をつけ、穂乃果を魚のように釣った。
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 21:02:38.14 ID:Jlyk5tYDO
バアン「随分とまあ…」

バアン「余裕なこと」

真姫「余裕に見えたら節穴よアイツ」

穂乃果「やっぱ、出し惜しみしてる場合じゃないよね……」

バアン(来るか……?)

穂乃果「――『女神化』!!!」ドオッ!

希「なんや!?」

海未「穂乃果の身体が……」

絵里「オレンジに包まれてる……?」

バアン「よお……お出ましか?『女神化』の……」

穂乃果(……『女神化』を知っていた?)

バアン「ボーッとしてると……」シュンッ

穂乃果「っ!」

バアン「いくら『女神化』でも、殺られちゃうぜ?」

543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 21:08:40.05 ID:Jlyk5tYDO
ドゴオォォォォォォォ!

穂乃果「っ…!」

バアン「防ぐか……」

バアン「らあっ!」ドガッ!

穂乃果「がぁっ!?」

バアン「『イグニッション・ボム』」パチンッ

ドカァァァァァァァァ!

穂乃果「う…ぐぅ…!」

真姫「『ヒール&リジェネ』!」パアァァ…

穂乃果「いててて……」

穂乃果「くうー!いたーい!」

穂乃果(……バアンの技……)

穂乃果(少し、私たちと『似てる』?)

バアン「けっ…」

穂乃果(『女神化』も知っていた……まさか……)
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 21:12:22.23 ID:Jlyk5tYDO
穂乃果「………………」

バアン「………………」

8人「………………」

沈黙。

その中で、最初に喋ったのは……

穂乃果だった。

穂乃果「ねぇ…バアン」

バアン「ああ?」

穂乃果「もしかして…さ」





















穂乃果「バアンは……『この世界の人間じゃ、ないよね?』」

545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 21:14:29.86 ID:Jlyk5tYDO
バアン「――――っ!」

8人「っ!?」

穂乃果「…………」

バアン「………………」





バアン「ああ……」





























バアン「俺は、『この世界の人間じゃない』」




546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 21:16:40.60 ID:Jlyk5tYDO






バアン「俺は……」













バアン「お前たちが来る前の……」
















バアン「『勇者だよ』」




547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 21:21:08.31 ID:Jlyk5tYDO
海未(私たちが……)

絵里(私たちが……)

真姫(来る……)

希(前の……)

にこりんぱな(勇者……?)

ことり(ほぇ〜……!)

穂乃果「……やっぱり」

バアン「いつから気づいた」

穂乃果「何となくそう思ったのは初めて戦ったとき」

穂乃果「そして、今ので確信した」

バアン「……やるな」

バアン「話してやる」

バアン「俺の…過去を」
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 21:24:57.00 ID:Jlyk5tYDO
それは、突然だった。

そりゃそうだろ?

だって――

起きたら知らねぇ場所に居たんだからな。

俺は探索する。

……安心しろ。あまり長くは語らねぇよ。

俺は、出会った。仲間と……

仲間と探索し、戦い、強くなってきた。

もちろん。『神器』もコンプだ!

まあ……辛かったぜ。

魔王戦はな。

549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 21:29:49.53 ID:Jlyk5tYDO
長く、辛く、酷い戦いだった。

仲間と協力し、魔王と戦った。

何分……いや、何時間戦ったかな?

魔王と戦い、無惨に死んでいく仲間たち。

それでも魔王には、勝った。

しかし、長い間ずっと過ごしてきた仲間が死んだんだ。

辛すぎるだろ?

もちろん。泣いた。

でも、泣いてどうにかなるわけじゃない。

俺は、前に進んだ。

残った…たった一人の仲間と。

名前は、『カスミ』

はっきり言うぜ。俺の――
















――初恋の相手だ。
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 21:33:11.08 ID:Jlyk5tYDO
彼女は泣いたよ。

俺以上に。

泣きじゃくってたよ。

そして、叫んでたよ……

この世界で『言ってはいけない言葉』を。





「私も……」



















「私も、戦える力が、欲しかったよ……」



その時、カスミを闇が包んだ。
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 21:35:58.35 ID:Jlyk5tYDO
カスミは、死んだ。

闇がカスミを包み……

闇が消えた頃には……

カスミの姿はなかった。

最後の仲間を失った俺は、立ち尽くすだけだった。

なにも……できずに。

その時の俺のすべきだった行動の答えを。








俺は、まだ、見つけていない。

552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 21:38:48.27 ID:Jlyk5tYDO
バアン「んな、過去が……俺にはあった」

穂乃果「バアン……」

バアン「ちっ……」

バアン「『北欧神話大戦』」

9人「???」

バアン「お前たちに…教えてやるよ」

バアン「誰にも語られず」

バアン「誰にも記されず」

バアン「ただ……消えた」

バアン「『北欧神話大戦』の……『真実』を」

553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 21:42:57.58 ID:Jlyk5tYDO
『北欧神話大戦』……前にも語っただろう。

この神話は、一つ。

『間違えている箇所がある』

それは……

『女神たちは、戦える力を望んでいない』

女神たちは、本当は力など望んでいなかった。

望んだのは。

『死』

神にとっては無縁に等しいそれは、叶えられない願いの一つ。

戦いに敗れたポセイドンもまた、死んでいない。

そう……神は、死ぬことはない。

554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 21:45:47.93 ID:Jlyk5tYDO
なら……一つ、不可解な点がある





なぜ、『女神たちは、闇に呑まれたのか?』

簡単だ。……いや、難しいだろう。




女神は闇に呑まれていない。



女神が闇に呑まれたのは……魔王敗北から、三日後。

つまり、言ってはいなかったが。

















カスミが闇に呑まれた、次の日だ。
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 21:57:11.91 ID:Jlyk5tYDO
海未「つまり……女神が闇に堕ちたのは……」

バアン「ああ……」

バアン「カスミが引きずり込んだ」

バアン「俺は、旅立ったよ」

バアン「カスミを……ぶん殴るために」

9人「………………」

絵里「いや、なんで殴るのよ!?」

バアン「目ぇ覚まさせるならそれが一番だろ?」

バアン「とくに闇に堕ちたやつにはな」

556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 22:06:51.45 ID:Jlyk5tYDO
バアン「まあ……お前たちには関係ない話だ」

穂乃果「……わかったけど……」

穂乃果「なんで魔王配下になってるの?」

バアン「ああ?ああ……知らね」

9人「………………」

バアン「気づいてたらなってたわ。ハッハッハ!」

9人(コイツは一体何なんだろうか……?)


バアン「さて、本音を言おう」

バアン「はっきり言って」

バアン「お前たちとやりあいたくねぇ」

9人(だからコイツは何なんだ……)

557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 22:10:03.46 ID:Jlyk5tYDO
バアン「そろそろ俺はアイツを殴りに行かなきゃなんねぇからな」

穂乃果「………………」

バアン「えっと…」ゴソゴソ

9人(どこから取り出したんだあのバッグ……)

バアン「ほいっ」ポイッ

穂乃果「え?これって……」

ことり「『神器』!?」

バアン「えー…『エクスカリバー』だっけ?」

穂乃果「うん」

バアン「それ、嘘」

9人「………………は?」

558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 22:15:10.32 ID:Jlyk5tYDO
バアン「だからエクスカリバーじゃねえよ」

穂乃果「え……じゃあ…」

バアン「そいつ名前は……」

バアン「『神器・変幻のフォームソード』」

バアン「持ち主の力によってその剣は姿を変える」

バアン「前の持ち主はカスミだ」

穂乃果「っ!」

バアン「カスミの力は、エクスカリバーだとよ」

バアン「お前の力はどんくらいだ?」

パアァァァァ……

穂乃果「剣が……変わった」

バアン「やべぇ…マジかよ」

バアン「『魔王殺しの聖剣・デモンズスレイヤー』じゃねぇか……」

559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 22:19:53.07 ID:Jlyk5tYDO
穂乃果「『デモンズスレイヤー』?」

バアン「やっぱ……相当強いな。お前は」クルッ

海未「……行くんですか?」

バアン「ああ」

バアン「魔王を倒して…元の世界に帰れよ」

穂乃果「バアンも……」

穂乃果「バアンも、彼女さんを救ってね!」

バアン「ぶうっ!?」

バアン「彼女じゃねえよ!!!」

穂乃果「…………」

穂乃果「じゃあ行こう?」

8人「うん!」

穂乃果「元の世界に帰るために……」

穂乃果「最終決戦だ!」

【第十五章】 完

560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/04(水) 22:23:41.60 ID:Jlyk5tYDO
今回はここまでです!
ラスト二章……!ついにここまで来た!
十五章はなんかぶっ飛んだ内容だったけどどうだったでしょうかね?
……戦闘シーンは表現が難しいですね……上手く書けないよぅ…
まあそれでも!最後までがんばって書くのでどうか最後まで見てやってください!お願いします!
それでは、みんな、さようなら〜
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/04(水) 23:25:52.32 ID:nwRDF5Sb0
乙やん
待ってる
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/04(水) 23:41:26.73 ID:Tv7/6hRoO

バアン「やべぇ…マジかよ」

バアン「名前がそのまんまじゃねぇか……」
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/07(土) 14:37:11.82 ID:AnVoCvVDO
>>1です。ラスト二章になりましたね……魔王戦ですよ魔王!……結局今のところ『女神化』は穂乃果だけですね…全員『女神化』は…たぶん、ないです。はい。
そんじゃまあ…始めますか!
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/07(土) 14:45:33.42 ID:AnVoCvVDO
【第十六章 最終決戦vs魔王】

9人「いぃぃいいやあぁぁぁあああ!!!」

にこ「なんでこうなったのよ!」

凛「にこちゃんのせいにゃー!」

にこ「悪かったわね!」

穂乃果「にこちゃんどうにかしてよこの転がってくる岩!」

にこ「無理よ!こういうのは凛でしょ!?」

凛「潰されるにゃ!」

にこ「その前に砕きなさいよ!」

凛「あ…ことりちゃん!」

ことり「無理!ていうか前にも同じような展開があったような!」

絵里「どうでもいいから誰かどうにかして!」

海未「曲がり角は無いんですか!?」

8人「……ない!」

海未「わかってましたよええわかってましたよ!」

565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/07(土) 14:58:20.95 ID:AnVoCvVDO
にこ「希!」

希「どうしろと!?」

にこ「氷の壁!」

希「たぶん砕け散るわ!」

にこ「いいからやりなさい!そのあと凛が砕くから!」

凛「結局凛がやるの!?」

希「『アイス・ウォール』!」

パリィィィィィィィン!

8人「一瞬で砕け散ったあぁぁぁぁああ!」

にこ「弱すぎじゃない!?」

希「何言っとるんや?」

希「あの魔法は『アイス・エフェクト』を壁が作るように改造したんやから威力が下がるわ!初やから!」

8人「初なのかよ!」

566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/07(土) 15:06:27.19 ID:AnVoCvVDO
穂乃果「ほんとにどうするのこれぇぇぇ!」

花陽「追い付かれちゃいますぅぅ!」

穂乃果「よし…みんな」

穂乃果「死なないでね?」

8人「は?」

穂乃果「『女神化』!」ダッ

8人「逃げたぁぁぁ!」

にこ「ちょ…マジでどうする?」

海未「…………凛、一瞬動きを封じるので砕いてください」

海未「絵里!希!」

絵里「『アイスブルーショット』!」

希「『アイス・エフェクト』!」

567 :ちょっと休憩。実は昼飯食べてない [saga]:2015/03/07(土) 15:15:07.77 ID:AnVoCvVDO
海未「今です!」

凛「いくにゃ新技!」

ダッ!

凛「『砕騎竜波拳』!」

ドゴオォォォォォォ!

花陽「やった!」

絵里「助かったわね…」

希「ほんまや……」





にこ「穂乃果ぁ!」

穂乃果「あは、ははは…」

海未「先に逃げるとは…」

穂乃果「ははは…」

穂乃果「すみませんでした」

ことり「酷いよ穂乃果ちゃん!」

穂乃果「ほんっとにごめん!」

海未「はあ…まあ良いですけど…」

海未「なんですか?この禍々しいオーラは」

穂乃果「ああ。この部屋でしょ?」

にこ「…………」チラッ

穂乃果「にこちゃん?」チラッ

『魔王の部屋』

ほのにこ「看板たってる!?」

海未「律儀ですね…この世界の魔王は……」

568 :再開。 [saga]:2015/03/07(土) 17:31:49.72 ID:AnVoCvVDO
穂乃果「行くよ……」

8人「」コクッ

ギィ……

パアァアン!

9人「……は?」

扉を開けたとたん、何かが弾けた。

弾けた正体は……クラッカーだった。

??「やあやあやあ!久しぶりに人間見たわーははは!」

穂乃果「……なに?このちっちゃいのは……」

??「ちっちゃいとはなんだ!気高い魔王様だぞ!」

穂乃果「……魔王?」

9人「……魔王!?」

魔王「ドヤッ!」

絵里「口で言ったら意味ないでしょ…」

海未「ツッコミはそこではありません!」

569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/07(土) 17:39:06.26 ID:AnVoCvVDO
にこ「魔王!?こんなちっこいのが!?」

魔王「ちっこい言うな!」

魔王「お前もちっこいじゃねえか!」

にこ「アンタより大きいわよ!」

魔王「存在は俺のほうが大きい!」

にこ「そうでしょうねえ!」

魔王「さて…と…そろそろキャラ作りはおしまいにして…」

8人「キャラだったの!?にこ(ちゃん)(っち)より完璧だ!」

にこ「余計なお世話よ!」

穂乃果「事実だよね!」

海未「事実です」

希「事実やね」

にこ「…………」ズーン

570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/07(土) 17:45:18.33 ID:AnVoCvVDO
真姫「」ポン

にこ「真姫ちゃん…」

真姫「仕方ないわ。事実だから」

7人(普通にとどめ指した!)

魔王「このコントはまだ続くのか?」

穂乃果「あ。終わったよー」

魔王「あそう……」

魔王「……勇者たちよ。お前たちは我を倒しに来たな?」

穂乃果「それしか目的はないと思うけ 海未「余計なことは言わなくていいです」

魔王「我に挑むとは…ククク…愚か者め…我は魔王なり!天地を支配する魔王なりぞ にこ「そっちがキャラ作りじゃないの?」

571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/07(土) 17:51:03.25 ID:AnVoCvVDO
魔王「………………」

にこ「……え?」

希「図星…?」

魔王「な…なぜだあぁぁぁぁあああぁあ!」

魔王「なぜバレたあぁぁぁぁああ!」

魔王「完璧……完璧だったはずなのに!なぜだあぁぁぁぁああ!」

9人(なにこの魔王……ウザい)

魔王「クソ…キャラ作りがここまで難しいとは!クソ!」

魔王「貴様ら!何者だあぁぁぁぁああ!」

穂乃果「いや…勇者だけ 魔王「勇者なのら知っとるわ!」

魔王「テメーらはどっから来たんだって言ってんだよ!」

572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/07(土) 17:57:23.15 ID:AnVoCvVDO
穂乃果「異世界だけ 魔王「それだああああ!」

穂乃果(もうやだ)

魔王「異世界人か!」

魔王「それなら魔法使う相手にゲームで勝ったりもできる!」

9人(なんでこっちの世界の作品知ってるんだろう?)

魔王「あ?バアンが持ってた」

9人(アイツか……)

魔王「あれ以外と面白いよな?」

9人(魔王がこんなキャラになったのはアイツのせいか……胃ガンになれよ……)

573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/07(土) 18:02:27.53 ID:AnVoCvVDO
穂乃果「魔王なのか……これで……」

魔王「お前ら、そろそろあの台詞言えよ」

9人「あの台詞?」

魔王「素直に驚くべきだったな。俺たちがこの世界の人類じゃねぇってことを」

魔王「電子ゲームならチートでもツールアシストでも好きに使え」

魔王「そんなんで勝てるほど…空 9人「はいストップー!」

穂乃果「なんでこんなのが魔王なわけ!?」

魔王「おいおい。せっかくの名台詞が……」

海未「わかったので黙ってください」

574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/07(土) 18:08:56.91 ID:AnVoCvVDO
魔王「やれやれ」

9人「こっちの台詞!」

穂乃果「もういい!倒す!」

魔王「おいおい…十の盟約が 穂乃果「そんなのないよ!」ズバッ!

キィン!

魔王「不意討ちとは…酷いなぁ」

穂乃果「くっ…!」

魔王「さあ…ゲームを始めよう」

穂乃果「ゲームじゃないよ!」ズバッ!

魔王「そうだな…」スカッ

魔王「戦争を…始めるか……」スッ…

魔王「『ダークマター』」ドッ!

希「『アストラル・シールド』!」

575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/07(土) 18:21:42.22 ID:AnVoCvVDO
魔王「来いよ…勇者ども」

にこ「」ダッ

凛「」ダッ

魔王(挟み撃ち……)

にこが魔王に斬撃を加える!それを防ぎ、動きを封じる。

そこに凛が拳を入れる!

魔王(甘い……)

魔王はもう片方の手で防ごうとする。

魔王(っ!?動かない!)

花陽「」グググ…

魔王「箸いぃぃぃぃ!?」

ドゴォ!

魔王「ぐ…」

穂乃果「久しぶりに見た……」

絵里「あれどうなってるの?」

海未「わかりません」

576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/07(土) 18:36:26.33 ID:AnVoCvVDO
魔王「いてて…」

魔王「あの箸どうなってんだ?」

希「いくで!」

希「『ライジング・エフェクト』!」

魔王「『ダーク・シールド』!」

絵里「『ダブル・ショットアイシクル』!」

魔王「よっ」スッ

ドッ!

魔王「っ!?」

魔王(二発…か!)

魔王(名前から察しろよ俺……!)

魔王「ふ…ふははは!」

魔王「本気……出すか…」

魔王「『ダークマター』」ドッ!

魔王「降り注げ。『ダークレイン』」

希「『アストラル・シールド』!」

ほのうみ「『ダブル・トルネード』!」

577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/07(土) 18:46:11.03 ID:AnVoCvVDO
希がシールドで『ダークマター』を防ぎ、穂乃果と海未の合体技の『ダブル・トルネード』で降り注ぐ闇の雨を防ぐ。

そして、魔王の猛攻は止まらない!

魔王「『ダークフレイム』…『ダークアイス』」

闇の炎、闇の氷を飛ばしてくる。

それを全て希のシールドで防げるわけがない。希の負担を減らすため、全員かわす。

だが…

魔王「『ダークレイン』」

また闇の雨が降り注ぐ!

ほのうみ「っ!?」

穂乃果と海未の反応が遅れた。つまり……

合体技で防ぐことができない。
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/07(土) 19:06:56.40 ID:AnVoCvVDO
絵里(全ては撃ち落とせない!)

真姫(回復の準備!)

魔王「…………」チラッ

魔王「『ダークマター』」

真姫「っ!」

希「っアカン!」

希(シールドが間に合わへん!)

真姫「っ……!」

ガシッ グイッ

真姫「え…?」

穂乃果「間に合った……!」

真姫「穂乃果…!」

穂乃果「ヒール!」

真姫「え?あ…」

真姫「『フィールドヒール』!」

闇の雨を受けた仲間たちを癒す…!

魔王「ちっ……」

穂乃果「……よし…」

穂乃果「『女神化』!!!」ドオッ!

魔王「おお……」
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/07(土) 19:12:09.52 ID:AnVoCvVDO
今回はここまでです
魔王があんなキャラなのは許してください。でもやるときはやりますよ?
というわけでさようならー
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/08(日) 13:50:32.28 ID:KXc78z1DO
どうもファンミーの抽選当たるか心配な>>1です
魔王戦…これからは激しい戦いが長く続きます(魔王がたまにつまらないボケをしますが…)
それでは続き始めますか!
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/08(日) 14:00:30.41 ID:KXc78z1DO
魔王「これが噂の『女神化』か……」

魔王「たしかに…凄まじいオーラを感じる…」

魔王「だが!」

魔王「たった一人程度が『女神化』した程度でどうにかなるわけが 穂乃果「」ドッ!

穂乃果は魔王が喋ってるのに構わず攻撃を仕掛けた!

魔王「まだ喋ってるのに!?」

穂乃果「知らないよ!」ブンッ

魔王「エセ勇者め!」スカッ

穂乃果「お前が言うな!」

魔王「ちっ…!」

魔王は一旦後方へ下がる。

グググ…

魔王「は?」

ビヨーン!

魔王「プロレスリングか!」

582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/08(日) 14:08:32.92 ID:KXc78z1DO
ゴムのような『糸』に飛ばされた魔王は穂乃果の方に飛んでいく。

穂乃果(もらった!)スッ

魔王(斬るつもりだろう…)

魔王(甘い…)ニヤッ

穂乃果「っ!?」

にこ「穂乃果!やりなさい!」

海未「穂乃果!」

穂乃果「」バッ

穂乃果は……『逃げた』

絵里「穂乃果!?」

魔王「よっ」スタッ

にこ「なんでやらなかったの!?」

海未「いえ…穂乃果は『やれなかった』んです」

にこ「やれなかったぁ!?」

そう…穂乃果は『逃げた』のではなく『かわした』のだ。

583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/08(日) 14:15:11.68 ID:KXc78z1DO
海未「たしかにああいうのはチャンスかもしれません」

海未「ただしそれは…」

海未「無知な相手だけです」

海未「普通…向こうは攻撃してくると予想してくる」

海未「つまり…カウンターのチャンスです」

海未「それを穂乃果は回避した……いい判断だと私は思います」

魔王「さて…と…『女神化』はその程度か?」

穂乃果「んなわけ…ないじゃん!」ダッ

魔王「ふーむ…」

魔王(短期決戦型…か?)

584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/08(日) 14:26:09.35 ID:KXc78z1DO
穂乃果「てやあ!」ブンッ

魔王「」スカッ

穂乃果「ちょこまかと!」

穂乃果は連続攻撃を仕掛ける。

斜め斬りから右はらい、下からの斜め斬り、そして縦斬り、最後に突きの連続攻撃を繰り出すが全てかわされる。

魔王「攻撃が単調だな」

魔王「攻撃は…こうするんだ」

魔王はまず、穂乃果の腹部に打撃を加える。

穂乃果「がっ!」

そのあと、魔王は単調な打撃をする。

穂乃果「」スカッ

穂乃果が避けた瞬間、回し蹴りを加える。
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/08(日) 14:47:13.24 ID:KXc78z1DO
回し蹴りを受け、壁に衝突する穂乃果。

魔王はそのあと、『ダークマター』を放つ。

…………かわせない。

希「『アストラル・シールド』!」

魔王「横やりが入ったか…」

穂乃果「希ちゃん…ありがと」

希「そのくらい当たり前や」

希「穂乃果ちゃん……立てる?」

穂乃果「うん…」

真姫「『ヒール』」パアァ…

魔王「そろそろ終わりにしないか?」

にこ「アンタの負けでね!」バッ

魔王「不意討ち好きだなおい!」

にこ「『神技』……」

魔王(……まずくね?)

にこ「『桃幻迅速斬』!」
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/08(日) 14:52:49.22 ID:KXc78z1DO
魔王(ふせ…)

極めてすばやい斬撃が魔王を襲う!

魔王「げねぇ!」

『桃幻迅速斬』は、ただのすばやい斬撃ではない。

そのなかに幻の斬撃も含まれている。

魔王「ぅぐああ!」

ことり「『神技・ホワイト・ワールド』!」

魔王(糸…!)

魔王(この程度なら…)

魔王は周りを見る。

周りには、無数の糸が周りを覆っている。

魔王「『神技』はエグいのしかねえのかよ!」

ことり「えいっ!」

587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/08(日) 15:04:59.85 ID:KXc78z1DO
魔王「ぐっ…!」

希「いけるで!」

魔王「やろー!」

海未(全員使わないほうがいいでしょう…)

海未「穂乃果!希!合体技です!」

ほのうみ「『ダブル・トルネード』!」

希「『ライジング・エフェクト』!」

のぞほのうみ「『ダブル・トルネード・雷』!!」

魔王「ぅぐ……!」

絵里「とどめよ!」

絵里「『神技』!」

絵里「『氷華滅撃弾』!」ダアン!

魔王「っ!?」

魔王(かわせない!)

588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/08(日) 15:17:45.59 ID:KXc78z1DO
魔王「ちぃっ…!」

ドオォォォォォン!

直撃。

銃弾が当たると同時に銃弾が弾け、魔王は氷付けにされた。

そして……

絵里「チェックメイト……」

氷の山が弾けとんだ。

穂乃果「やった…!」

花陽「やりました!」

海未「ふう…勝ちましたね」

希「終わった…」

絵里「…のよね?」

穂乃果「つまり…」

9人「やったあぁぁぁああああああ!」

589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/08(日) 15:36:34.63 ID:KXc78z1DO
穂乃果「やった!」

穂乃果「これで…やっと…」

穂乃果「元の世界に…帰れ――」

魔王「――たら苦労はねえな」

9人「!?」

魔王「ギリギリセーフ…と」

魔王「ったく…危うく死ぬかと思ったぜ…」

9人(さっさと負けろよこの魔王…!)

魔王「エセ勇者たちよ」

9人「エセを付けるな!」

魔王「正直、甘く見ていた」

魔王「だが…強かった」

魔王「そのことに敬意を評し、本当の本気でいかせてもらう」

590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/08(日) 15:45:17.49 ID:KXc78z1DO
闇が…魔王を包む。

穂乃果「魔王の姿が変わっていく!」

にこ「これは…あれね!」

9人「お決まり的展開!」

魔王「……我は『大魔王』なり…」

9人(大が付いただけだ…)

大魔王「さあ…本番といこうか?」

穂乃果「……デカイ」

にこ「いくらお決まり的展開だとしてもちょっとキツいわよ…これは…」

大魔王「最終決戦にふさわしい舞台を用意してやろう…」パチン

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

穂乃果「え…え?ええ!?」

魔王の城が…宙に浮いた。

9人「浮いたあああああぁぁぁぁぁあぁああ!?」

【第十六章】 完
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/08(日) 15:46:30.35 ID:KXc78z1DO
少し休憩したあと最終章を始めます
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/08(日) 18:17:36.54 ID:KXc78z1DO
【最終章 私たちの帰る世界】

穂乃果「お城が浮いたあああああ!」

凛「どうなってるにゃー!?」

大魔王「さて…このくらいの高さでいいだろう」

ガタンッ!

9人「っ!」ビクンッ

穂乃果「いきなり止まったから驚いた…」

うみえり「…………」

ヒュオォォォォォォ!

海未「落ちたら死にますね」

絵里「ええ…死ぬわね」

大魔王「スリル満点だな」

大魔王「負けたら死、落ちても死、最高じゃねえか」

593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/08(日) 18:23:26.61 ID:KXc78z1DO
海未「あなたは落ちても死にますか?」

大魔王「……うーん…」

ヒュオォォォォォォ!

大魔王「たぶん大丈夫」

9人(セコい!)

大魔王「勘違いするな。死にはしないがたぶん……」

大魔王「全身粉砕骨折くらいだろ」

9人(それってかなりマズイんじゃ!?)

大魔王「いい景色だなー」

穂乃果「随分と余裕だね」

大魔王「別に…余裕じゃないさ」

大魔王「俺が本来の姿になったんだ。それって…」

大魔王「結構追い詰められてるんだぜ?」

594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/08(日) 18:29:42.98 ID:KXc78z1DO
大魔王「見ろ」

大魔王「お前たちの……」

大魔王「最後の景色だ」

大魔王「眼に刻んどけ」

穂乃果「ごめん。それは…」

穂乃果「こっちの台詞だよ!」ダッ

大魔王「ふっ…今の俺相手にどこまでやれるかな?」

穂乃果「そんなもの…決まってるじゃん」

9人「絶対勝つ!!!」

大魔王「最終決戦っつったら…こうでなくちゃな!」スッ

大魔王「『ダークマター』!」

穂乃果「」ダッ

『ダークマター』を穂乃果はかわす。

595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/08(日) 18:35:55.39 ID:KXc78z1DO
穂乃果「『オレンジ・トルネード』!」

大魔王「目眩ましか!」

大魔王(だが、この程度なら、効かないぜ?)

海未「『ブルーアロー・ハリケーン』!」

大魔王(挟み撃ち、か…)

希「『サイクロン・エフェクト』!」

大魔王「三つ!?」

のぞほのうみ「『トリプル・トルネード』!」

大魔王「く…!」

大魔王(三つの竜巻を合わせて威力増加か…)

大魔王(……まだ温い)

パアァァアアアァァン!

大魔王「この程度か?勇者ども」

596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/08(日) 18:42:45.20 ID:KXc78z1DO
海未「く…!」

大魔王「竜巻…か」

大魔王「」ニヤッ

希(まさか!)

大魔王「使わせてもらうぞ…その技!」

大魔王「『ダークトルネード』!」

闇の竜巻が穂乃果たちを襲う!

にこ「どうすんのよこれ!」

希「ウチたちの以上の威力や!」

絵里「希!」

希「無理や!大きすぎる!」

大魔王「闇の渦に呑まれて死ねえ!」

ブンッ!

パアァァアアアァァン!

大魔王「な……」

穂乃果「……え?」

凛「嘘……」

ことり「は……」

8人「花陽ちゃん(かよちん)!?」

597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/08(日) 18:48:34.92 ID:KXc78z1DO
大魔王「だからあの箸どうなってんだよ……」

にこ「ちょっ…今のなに!?」

花陽「え…えっと…」

花陽「中心部に撃てば弾けるかなぁ?って…」

花陽「まさか中心部にいくとは思ってなかったよぅ…」

凛「かよちんナイスにゃ!」

真姫「いくわ!」チャキッ!

大魔王(なぜ聴診器?)

真姫「」ドオォン!!

大魔王「聴診器から衝撃…って」

大魔王「おかしいだろ!?」シュバッ

ドオォォォォォン!

大魔王「威力もおかしいし……」

598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/08(日) 18:55:57.01 ID:uSOcPzLDO
真姫だけ神器手に入れてないような…
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/08(日) 18:57:54.04 ID:KXc78z1DO
大魔王「『ダークレイン』!」

ほのうみ「『ダブル・トルネード』!」

凛「『ライジング・ナックル』!」

希「『付与(エンチャント)・速(スピード)』!」

凛の打撃が早くなった!

ドゴォ!

大魔王「ぅむぐ…!」

大魔王「『ダークスピア』!」

希「『アストラル……」

希(アカン…これ無理や)

絵里「『アイスブルーショット』!」

氷の銃弾が闇を纏った槍に当たり、槍を破壊する。

にこ「『ピンク・スライサー』!」

600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/08(日) 19:04:15.12 ID:KXc78z1DO
大魔王「っ…」

大魔王「『ダークトルネード』!」

花陽「ぅえいっ!」ブンッ!

パアァァアアアァァン!

ことり「はい♪」クイッ

箸「」クイッ

ヒュー!

ドガッ!

大魔王「いてっ!?」

穂乃果「『オレンジ・ソードエフェクト』!」ズバッ!

大魔王「ガハッ…」

大魔王(ち…やはり『奥の手』を使うしかないか…)

大魔王「ククク…いいぞ…やるじゃないか!」

大魔王「この俺に…『三つある奥の手』の一つを使わせるんだからなぁ!」

601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/08(日) 19:11:56.87 ID:KXc78z1DO
海未「奥の手!?」

穂乃果「三つじゃ奥の手って言わないじゃん!」

絵里「いや、ツッコミ所そこじゃないからじゃなくて…」

絵里「奥の手…!?」

絵里(そんなの出されたら希でも防げないわよ!?)

大魔王「『ダークネス・ブラスター』!!」ドッ!

希「防げへん!」

絵里(やっぱり!)

海未「」スッ…

穂乃果「海未ちゃん!?」

海未「……『神技』」

大魔王「っ!?」

大魔王(まだ『神技』使えるやつがいやがったか!)

海未「『アクアスパイラル・レインアロー』!!!」

602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/08(日) 19:19:20.38 ID:KXc78z1DO
ドオォォォォォン!

大魔王「ちっ…!」

海未「っ……」

穂乃果「……あ…」

…………封殺。

海未の『神技』が、大魔王の『奥の手の一つ』を封殺した。

大魔王「やるなぁおい」

大魔王「もうひとつ…使うか…」

希(っ!二つ目が…)

絵里(……来る!)

大魔王「開け…闇の門よ…」

大魔王「『ディバインズ・ゲート』」

闇の門が現れた。

そこから…闇に包まれた魔物たちが現れた……

大魔王「さあ…少し遊んでやれ。魔物たちよ!」

603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/08(日) 19:21:20.91 ID:KXc78z1DO
急用のため今回はここまでです!
リアルがいきなり忙しくなってきやがったw
今日で終わらせられると思ったのに…ダレカタスケテー!
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/16(月) 20:35:40.53 ID:kOH73q80o
乙乙
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/16(月) 22:27:33.22 ID:6JFcATvDO
どうも、>>1です
久しぶりですね……
内容を考えていて思ったのですが奥の手が三つあるってかいたのですが……まだ物語が終わりそうにないです。
とまあ…そんなことは気にせずに先を進めようと思います。
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/16(月) 22:34:48.52 ID:6JFcATvDO
大魔王「さあ…遊びの時間だ」

大魔王「やれ…魔物たちよ!」

魔物たち「グガアァァ!」

海未「数が多いですね…」

絵里「そうね」

穂乃果「いや多すぎでしょ」

凛「なんか無双みたいだにゃ」

希「ドガア!って行くでドガアって!」

大魔王「無双みたいに一気にやれればいいんだけどな」

凛「いっくにゃー!」ダッ

凛「」ドガァ!!

希「『ライジング・エフェクト』!」

真姫「聴診器の力を見せてあげるわ!」

8人「とりあえず大人しくしてて!」

真姫「……私の扱い少しひどくない?」

607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/16(月) 22:40:39.68 ID:6JFcATvDO
大魔王(……やっぱザコモンスターが多いな)

大魔王(そろそろデカイのが来ればいいんだが)

大魔王(ゲートが破壊されないようにするか……気づけばだけど)

魔物 魔物 魔物 魔物 魔物 魔物 魔物 魔物 魔物 魔物 魔物 魔物 魔物 魔物 魔物 魔物 魔物 魔物 魔物 魔物 魔物 魔物 魔物

にこ「ちょっと!キモいんだけど!?」

海未「増えるより先に倒せばいいんですよ!!」ビシュッ

凛「それもそうにゃ〜」ドガッドガッ

608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/16(月) 22:46:13.50 ID:6JFcATvDO
凛「」ドガッドガガガッドガァ!!

穂乃果「おお…凛ちゃん完全に無双だ……」

穂乃果「よし…穂乃果も参加だ!」ダッ

絵里「穂乃果は少し休みなさい」グイッ

穂乃果「グエッ」

絵里「真姫、見張りをお願い」

真姫「しょーがないわねー」

にこ「ちょっと?」ゴゴゴ…

真姫「ほら、にこちゃんはゴーゴー」

にこ「ちょっと!押さないでよ!」

ことぱな「ゴーゴ〜♪」

にこ「かわいいわねあんたら!」

609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/16(月) 22:56:05.17 ID:6JFcATvDO
穂乃果「とりゃっ!」ズバッ

大魔王(コイツら……)

大魔王(戦うごとに強くなっている……)

凛「うにゃ〜〜〜!」ドガァ!!

希「二重詠唱――『アイシクル・サンダー』!」

絵里「銃器変化――マシンガンモード!」

絵里「とぅりゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!」ズガガガガガガガ

海未「あんなこと出来たんですね」

絵里「言ってみたら出来たわ!」

8人(うわぁ…ポンコツ……)

大魔王(ポンコツ…だよな?)

大魔王「むっ……そろそろ来るか?」

610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/16(月) 23:06:09.12 ID:6JFcATvDO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

絵里「ちょっ…なに?」

海未「嫌な予感がします」

穂乃果「ゲートから大きいのが!」

魔物「グガアァァァァァァァァァァァ!!」

大魔王「大当たりじゃん」

大魔王「竜王バルス」

竜王「ガアァァァ……」

にこ「ちょっと待って…これとやりあってるうちに…」

ことり「どんどん増えちゃうねぇ〜」

海未「アイツを倒したら私の『神技』でどうにかします」

にこ「そういえばまだ使ってなかったわね」

611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/16(月) 23:39:27.85 ID:6JFcATvDO
大魔王「竜王バルス」

大魔王「昔…島を破壊し、大陸を征した竜か……」

大魔王「その力は人間界最強と聞くが……」

大魔王「さて、どれ程なものか……」

大魔王「……昔の人はどうやってコイツを倒したんだ?」

にこ「せいやあ!」

ガキイン!

にこ「鱗固いわ!」

凛「斬れないなら…砕く!」ドガァ!

凛「……いたい」

海未「鱗が無いところを!」ビシュッ

竜王「」ガッ

海未「まあ…もちろん防ぎますよね」

612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/16(月) 23:50:39.70 ID:6JFcATvDO
竜王「」スウゥゥゥゥゥ…

海未「っ!?」

海未「ブレスが来ます!」

竜王「ガアァァァァァァァァァァァ!!」ボォォォォ!!

希「『アストラル・シールド』!」

ボオォォォォォォォォ!!

希「防ぎきれへん!」

8人「」バッ

希「ちょっ!?逃げるの早いでっ!?」

パリィィィィィィィン!

希「へっ?あっつぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?」

8人「……うわぁ……」

希「うわぁちゃうわ!どうにかせい!」

真姫「はい『ヒール』」パアァァ…

613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/17(火) 00:01:59.49 ID:lyOS+EGDO
希「助かったのはええんやけど」

希「なんか…水を渡されたみたいな感じでヒールされたなぁ」

真姫「そこは気にしないのが大人よ」

希「決め顔で言われてもなぁ…」

絵里「真姫はいつも決め顔じゃない」

真姫「ナニソレイミワカンナイ!」

大魔王(なんでコイツらはちょくちょくコントするんだろうなぁ…)

花陽「争ってる場合なの〜?」

海未「そんなわけないです」

穂乃果「……いつまで休んでればいいの?」

8人「……魔王戦まで?」

穂乃果「……ながっ」

614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/17(火) 00:07:49.77 ID:lyOS+EGDO
海未「魔王戦までは休んでくださいよ」

海未「『女神化』は相当体力消費するんでしょう?」

穂乃果「あ…わかる?」

海未「だんだん動きが鈍ってますからね……」

海未「それに…何回使いましたか?」

穂乃果「え…よ、4回くらい?」

海未「そうですか」

穂乃果「回数聞いたのに冷たくない?」

穂乃果「とりあえず、穂乃果も戦う」スクッ

穂乃果「あれ?」ガクッ

海未「やっぱり……」

穂乃果「あ、あれぇ?」

海未「身体にガタが来たんですよ」

615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/17(火) 00:23:17.11 ID:lyOS+EGDO
穂乃果「え…?どういうこと?」

海未「体力消費が激しいんでしょう?」

海未「それが穂乃果の身体は耐えきれなかったんです」

海未「せいぜい使えてもあと…三分でしょう」

海未「魔王戦は穂乃果抜きでは無理です」

海未「だから…今は休んでください」

にこ「随分と悠長と話してるわねぇ!」ズバァ!

ことり「次また大きいのが来たらヤバイよぅ」

凛「竜王みたいのがもう一匹…無理にゃ」

海未「竜王もですがゲートも早くどうにかしないとですね」

希「どうするんや?」

海未「『神技』を使える人は?」

絵里「凛、真姫、海未、穂乃果、花陽ね」

希「真姫ちゃんと花陽ちゃんは謎やね」

花陽「私は拘束系です」

真姫「ふふん。攻撃よ」
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/17(火) 00:32:24.90 ID:lyOS+EGDO
のぞえり「放てぇぇぇぇぇぇぇ!!」

真姫「どこに!?」

のぞえり「竜・王!!」

海未「いえ……ゲートにやってください」

海未「ゲートを破壊します」

海未「竜王はどうとでもなるでしょう」

海未「これ以上魔物が増えたら大変ですから」

真姫「それもそうね」

海未(どうせ…防ぐんでしょう?)チラッ

大魔王(うっわ…見られてるわ……怖っ)

海未「さて…ゲート破壊をしますか」

大魔王(竜王よりゲート破壊か…?)
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/17(火) 00:36:04.45 ID:lyOS+EGDO
今回はここまでです
……なかなか更新できないです。出来るときに更新しますが。
更新できる時がなかなかできないですがご了承を。
あと一回に更新できる数も減りますがそれもご了承をお願いします!
それではおやすみ〜
……眠いな最近…
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/17(火) 19:03:22.72 ID:Gspg0C5CO
610でにこが海未の神技まだ使ってないと言ってるが601で使ってるからな真姫にいたっては神器手に入れてないしどうやって神技使うんだよ他にも色々あるがしっかり把握して書いた方が良い

まぁこのスレ立った時から読み続けてるからどんな内容でも最後まで読むが…
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/17(火) 20:20:11.23 ID:lyOS+EGDO
>>1です。まずお詫びを
>>618の言った通り海未は神技を使っていましたすみません…。
あと真姫の神器なんですが手にいれている描写を書かなかったせいか、真姫は神器を持っていないと思われていますが実は手にいれています。バアン戦で真姫は途中いなくなったのは、バアンの隙をついて神器を取りに行きました。
書かなかったせいでややこしくしてすみません…もしまたストーリー系のssを書くことになったらもっと詳しく、内容把握をしっかりします。
その前にこれを終わらせるように頑張ります。
それじゃ、続きを
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/17(火) 20:25:53.58 ID:lyOS+EGDO
海未「これ以上魔物を増やさない方法は2つあります」

海未「一つは魔王を倒すこと」

海未「まあ…それは無理でしょう」

海未「二つめはゲートの破壊です」

絵里「なるほど…ゲートを直接壊せばいいのね」

絵里「だとすると…魔王が邪魔するわよね?」

海未「はい。だから『神技』です」

真姫「『神技』を撃ってる間にゲートを破壊するのね」

希「でも相当な威力やないと……」

海未「そこは希辺りに…」

621 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/17(火) 20:31:10.94 ID:lyOS+EGDO
希「あ…ウチなのね?」

海未「一番火力がありますから…」

絵里「決まりね。真姫!」

真姫「わかったわ」

真姫「『神技』!」

真姫「………………」

花陽「どうしたの?」

真姫「みんなってさ…名前どうしてるの?」

のぞえりにこりんこと「何となくそんな感じなのが頭に…」
海未「自分で考えて…」

6人「えっ!?」

ことり「さすが海未ちゃん」ニヤニヤ

海未「や、やめてくださいことり!みんなも!///」

8人「ニヤニヤ」

海未「口で言わないでください!」
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/17(火) 20:35:19.91 ID:lyOS+EGDO
真姫「まあ…いいわ」

真姫「えっと…『何とかバズーカ』ー」

8人(棒読み!)

ドオォォォォォォォン!!

8人(なのに威力がスゴい!)

大魔王「やはりゲートを狙ってきたか…」

大魔王「悪いが防がせてもらう!」

希「」ササッ

大魔王「ふんっ!」ガッ

大魔王「ぐ…この威力…『神技』か!?」

希「二重詠唱――『アイシクル・サンダー』!」

大魔王「狙いはそっちか!」

大魔王(ゲートが破壊される!)

パリィィィィィィィン!

623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/17(火) 20:38:53.62 ID:lyOS+EGDO
海未「ゲートを破壊しました!」

大魔王「ち…」

大魔王「ふんっ!!」

大魔王「ふぅ…まあいい…まだ竜王がいるからな」

海未「それに大量の魔物……」

にこ「穂乃果の『神技』は?」

海未「ここで使うわけにはいきません」

にこ「これは…あれね」

海未「はい」

希「穂乃果ちゃん!」

穂乃果「ぽへ?」

希「だらけすぎや…」

海未「穂乃果!大魔王と…一対一です!」

穂乃果「……ぽへ?」
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/17(火) 20:43:46.88 ID:lyOS+EGDO
希「いや、『ぽへ?』ちゃうから」

穂乃果「……マジすか」

海未「マジです」

穂乃果「いや…無理でしょ?」

ことり「それはあれだよ…『ファイトだよ!』だよ!」

穂乃果「うん…たしかにファイトだね」

ことり「そっちじゃないんだけど…そっちもか」

海未「穂乃果…やるしかないんです」

穂乃果「竜王倒してからじゃダメなの?」

海未「やってる間に向こうが仕掛けてくるかもしれません」

穂乃果「それもそうだね」
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/17(火) 20:48:46.91 ID:lyOS+EGDO
穂乃果「えー…わかったよ」

穂乃果「じゃ…みんな」

穂乃果「勝とう!」スッ

8人「」コクッ スッ

穂乃果「よーし!μ's!」

穂乃果「ミュージック……」

9人「スタート!!」

穂乃果「……やってからなんだけど」

穂乃果「ミュージックなの?」

海未「違いますけどそこは…ほら」

ことり「そうだよ!そこは…ねぇ?」

ことうみ「気分!」

穂乃果「………………」

ことうみ「無言はやめて!」

穂乃果「まあ…いっか」

穂乃果「勝とう…勝って…」

穂乃果「もとの世界に…戻ろう!」

8人「うん!」
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/17(火) 20:51:12.85 ID:lyOS+EGDO
えー短いですがここまでです
次回は竜王バルス戦を書きます(次回でバルス戦が終わると言ってない)
バルス戦と大魔王戦は時系列は同じですが…たぶん、少しぶっ飛んだ内容になるかもしれません。
それではさいなら
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/18(水) 21:05:34.94 ID:kfm11Vxro
追いついた
支援
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/22(日) 22:31:51.59 ID:MqWfucqfO
>>1っす。
ID変わってるけど気にしないでね。
ペースがいつもより遅くなりますわ。ゴメンね。
んじゃ始めるわ。
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/22(日) 22:40:05.24 ID:MqWfucqfO
ーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー

凛「にゃあぁぁぁぁ!!」

海未「なんで竜が風を操るんですか!?」

絵里「あれが新種の竜なのね……ハラショー」

希「ハラショーちゃうわポンコツ!」

絵里「ポンコツ!?」

花陽「あれどうするの?」

希「カードが告げてる……水が来る」

みんな「……は?」

バルス「ガアァァァァァァ!!」

バルスが叫んだ。

すると……

にこ「水が来たぁぁぁぁ!?」
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/22(日) 22:48:14.67 ID:MqWfucqfO
海未「本当に竜何ですかアイツは!」

希「見た目から竜やろ?」

海未「見た目だけですね。見た目だけ!」

希「……もしかすると『元素竜』かもしれへん」

みんな「『元素竜』?」

希「五つの属性を操る竜や」

絵里「希」

希「なんや?」

絵里「あれが五つに見える?」

バルスは闇のブレス攻撃をしてきた!

希「あれやろ?火、水、風、闇、光、やろ?」

絵里「闇と光は五属性じゃないでしょ!」

希「まぁ……せやな」

みんな「おい」
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/22(日) 22:56:01.65 ID:MqWfucqfO
海未「とりあえず攻撃をしかけましょう!」

希「待つんや!」

希「」ポイッ

希は石を投げた。

バチッ!!

希「雷のシールドや」

海未「攻守万能ですねこの竜は!」

希「あれは正面だけや」

希「それ以外はいけるはずや」

海未「『ブルーアローハリケーン』!」

希「『ライジング・エフェクト』!」

バルス「?」

海未「無理じゃないですか」

希「いや、威力が弱いだけやろ」

632 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/22(日) 23:05:13.20 ID:MqWfucqfO
希「どうしようもないな」

絵里「そうね」

凛「諦めるかにゃ?」

花陽「それはダメだよ」

ことり「チュンチュン!」

海未「ことり、ふざけてる場合では……」

ことり「わかってるよぅ……」

希「仕方ないか……」

希「まさか……あれを使う時が来るとは……」

みんな「あれ?」

希「シールドはたぶんすぐ回復する」

希「これを使えるのは1日1回使えるかどうか……」

希「だから、成功した時、一気に畳み掛けるんや!」

希「行くで!」

みんな「だからあれってなに!?」
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/03/22(日) 23:06:41.20 ID:MqWfucqfO
めちゃ短いですがここまでです
なんか頭痛い……なんかしたっけ?まぁいいや
じゃ、さいなら
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/22(日) 23:14:23.58 ID:KVyJhaZdO
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/03/23(月) 12:40:32.30 ID:nKsoQOAKO
乙です
636 : ◆MrV6V0eaaY [saga]:2015/04/04(土) 01:55:17.97 ID:xZ4cyNpaO
どうも>>1です
酉付けてみました。今更ですが、ほんとに今更ですが!酉付けてみました。
……ほんと、遅すぎですよねーもっと早く付けろカスって罵っていいですよ。はい。
てな訳で、続き始めます。
あらかじめ言います。寝落ちしたらすみません。では、始めますわよ。
637 : ◆MrV6V0eaaY [saga]:2015/04/04(土) 02:03:47.26 ID:xZ4cyNpaO
希「アレを使うで!」

みんな(もういいや)

希「行くで!魔力解放!」

絵里「!! わかるわ!物凄い力がーー」

希「」プシュー

絵里「ーー力が無くなってくのが」

希「失敗したわ」

みんな「期待させんなー!」

希「やはり失敗したか……」

みんな「開き直るなー!」

希「あらかじめ失敗するかもって言ったはずや。たぶん」

海未「さて、どうします?」

にこ「諦めるしかないんじゃない?」

希「それはアカンやろ!」

にこ「誰のせいだと思ってんのよ」

希「悪うございましたー」プクー

にこ「膨れても無駄よ」

真姫「そもそもさ」

真姫「よく待ってくれるわね。あの竜」

みんな「……たしかに」

638 : ◆MrV6V0eaaY [saga]:2015/04/04(土) 02:17:43.66 ID:xZ4cyNpaO
真姫「あれ……寝てるわよね?」

海未「いえ……」

海未「…………寝ていますね」

真姫「さっきそう言ったわよ」

海未「とりあえず希、魔力は?」

希「ん?そんなんすっからかんや」

みんな「…………………………」

みんな(終わった……………………)

希「ウチができることは……見守ることだけや」

ことり「さ、みんな、がんばろー」

希「ことりちゃんて、時々Sやな」

凛「とりあえずタロットは捨てるニャー」

希(この、天然毒舌猫娘が……)

絵里「あのシールドが邪魔なのよね」

絵里「他は鱗が硬すぎるし……鱗?」

絵里「…………」

絵里「あれ……剥がせないの?」

にこ「そんな魚みたいに剥がせるわけ……」

海未「にこ、やって下さい」

にこ「死ねと?」

にこ「それ、ニコに死ねと?」

海未「いえ、一番高い確率がそれかと……」

にこ「んなわけないでしょ!?」

にこ「砕けもしないのに剥がすの無理でしょ!?」

にこ「裂けないわよ!」

海未「そこはテコの原理で……」

にこ「先に剣がイカれるわ!」
639 : ◆MrV6V0eaaY [saga]:2015/04/04(土) 02:28:40.03 ID:xZ4cyNpaO
花陽「雷のシールドを断てないのかなぁ?」

希「無理やで。たぶん」

みんな「あのー、何もできない人は黙ってて下さい」

希「酷いやん」

真姫「だからさー、何で待ってるの?」

絵里「そんなのどうでもいいわよ」

真姫「じゃあもう一つ」

真姫「さっきからバチバチうるさいんだけど?」

みんな「…………は?」

全員「」チラッ

バルス「zzz」バチバチ

海未「……エネルギー回復?」

凛「アレを壊せばシールド消えるのかニャ?」

にこ「それよ!」

にこ「凛!任せたわ!」

凛「やっぱりそうなるのかニャ」

にこ「私たちで足止めしてる間に破壊しなさい!」

希「あのー、ウチは?」

みんな「走ってて!」

希「わかりましたー」タタッ

にこ「よし!行くわよ!」

640 : ◆MrV6V0eaaY [saga]:2015/04/04(土) 02:31:19.25 ID:xZ4cyNpaO
眠いからここまでで。
次回でやっと戦いに入れますわ。
では、さいなら&おやすみー
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/04(土) 05:16:34.43 ID:jb5YqfaYo
来てた!
と思ったら終わってた…
続き首を長くして待っとります
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/04/29(水) 09:31:23.49 ID:1J5lYNWj0
支援
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/09(土) 15:35:45.32 ID:R4ZMrT+aO
生存報告?でいいのか?
書き溜めたヤツが全て消え去るという最悪の事件発生。最悪すぎるわキチショー。
てなわけで、もうしばらくは無理そうですはい。
みんなごめんねー
という謝罪と共に生存報告
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/11(月) 23:19:11.87 ID:rL2IKQyoO
生きててくれて助かった。
まだまだ首を長くして待ってるぜ!
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