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王女「麗しの女騎士に心奪われて」【安価有り】 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/10(火) 00:07:17.03 ID:+1f6GwIK0
安価ssです。最初の数レスは安価無し。
ホモ(レズ)注意。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1423494436
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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
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こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/

【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/10(火) 00:08:38.64 ID:+1f6GwIK0
カツ カツ カツ…


女騎士「………」ガチャガチャ

王女「あら、酷い顔ね。また大規模な虐殺でも命じられたの?」

女騎士「ああ、王女様。出会い頭になかなか怖い事を言いますね」

女騎士「安心して下さい、今日は別件で少し、辛いことがあっただけなので……」

王女「そう…まあ、私の部屋にお入りなさいよ。廊下は冷えるでしょう?」

王女「話ならそこで、ゆっくりしっぽり聞いてあげるわ」

女騎士「いや、ですが、騎士が王族の寝室にお邪魔するなど…」

王女「堅いこと言うのね。貴女と私の仲じゃないの」

王女「……それとも、私と二人きりは嫌かしら?」

女騎士「………では、御言葉に甘えます」

王女「ふふ……はい、いらっしゃい」


キィィ… パタン
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/10(火) 00:09:44.66 ID:+1f6GwIK0


女騎士「相変わらず、王女様の部屋は細かな所まで手入れが行き届いていて、素晴らしいですね」

女騎士「見ていて気持ちが良いくらい、よく整頓された御部屋です。これは全て、王女様が?」

王女「ええ、そうよ」

女騎士「まあ……!」

王女「私、家事が出来ない女なんかこの世に居てはならないと思うの。王族だからといって、家事の苦手な女を、この世界は許しはしないわ」

王女「だから、ね。せめてお掃除だけでも…と思って」

女騎士 (うわぁ……頑張ろう)

王女「ああ、違うわ! 私はこんな話がしたくて、貴女を部屋に呼んだんじゃない!」

女騎士「ええと、私の気分が落ち込んでいる理由……でしたか?」

王女「そうよ。包み隠さず、白状なさい」

女騎士「白状も何も、そこまで大それた悩みでは無いのですが……」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/10(火) 00:10:10.73 ID:+1f6GwIK0
王女「悩みの程度なんて、ここでは些末な事よ」

王女「私は『貴女の』悩みが知りたいの」

女騎士「は、はぁ。では……」

女騎士「こほんっ」


女騎士「えっと、ですね……実は、私ぃ」

王女「うんうん」コクコク

女騎士「本日を以て、自分のこの、うだつの上がらない心に決着をつけるべく……その、」

王女「うんうん!」コクコク

女騎士「……ああああ、もうぶっちゃけます!!」

女騎士「想い人に、思い切って愛を告白しましたあっ! それで振られました、完敗ですうっ!」

王女「うんう……」コクコ…

王女「……え?」キョトン





王女「えええええーっ!?」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/10(火) 00:10:47.09 ID:+1f6GwIK0
王女 (あ、有り得ないわ! こんなにも愛らしくて、ぷにぷにな女騎士が、盛大に振られたですってぇ!?)

王女 (いや、それよりも! あの女騎士に、想い人ですってぇ!?)

王女「ねえ! もっとkwsk!」

女騎士「こ、これ以上何を話せって言うんですかぁ!」ウルッ

王女「あっ……そうね、ごめんなさい、取り乱したわ」

王女「……こほん、なるほど。貴女のその、今にも、死に場所を求めて戦場に赴きそうな顔は、失恋が原因だったのね」

女騎士「はい……」グスン

王女「そうか、失恋かぁ」

王女 (ここでもしも、私が巧く慰めることが出来たら)

王女「………」





ポワポワポワーン
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/10(火) 00:11:43.79 ID:+1f6GwIK0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

王女「好きな人に振られたですって?」

王女「ふっ、そんな小さい事で落ち込むのは即刻中止よ!」

王女「良いから黙って、私とチューしよ! あ、これはお姫様特権なんだからねっ!」

女騎士「王女様……好き! 抱かせて!」

王女「いいわ、来なさい! 私の身体を好きにしていいから、今晩は私で存分に傷を癒しなさい!」

女騎士「ああっ! そんな、私は騎士なのに!」

女騎士「王女様の誘惑に負けちゃうのぉ……!」

王女「ああ、好きよぉ……女騎士ィ!!」


ギシギシ…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



王女「なーんて事になったりして……グヘヘ」ジュルリ

女騎士「あの、王女様……? 女性らしからぬ、NGなお顔をしてらっしゃいますよ……?」

王女「おっといけない、私としたことが」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/10(火) 00:12:16.16 ID:+1f6GwIK0
女騎士「……それで、王女様」

女騎士「私は一体、どうすれば想い人を過去にすることが出来るんでしょうか……」

王女「そ、そうね、ええと」



1.新しい恋を見つけるのは、どう?

2.その想い人は誰なの?

3.自慰でもすれば?


直下
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/10(火) 00:12:39.28 ID:lpCnviT+o
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/10(火) 00:12:41.83 ID:mL1KIHJ3o
2
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/10(火) 00:19:10.24 ID:+1f6GwIK0
王女「新しい恋を見つけるのは、どう?」

王女「貴女の風貌は、悔しいけど私よりも高貴で儚いわ。そんな貴女なら、きっと、すぐにでも新しい恋が出来ると思うのだけど」

女騎士「そうしたいのは山々なんですが……」

王女「振られたのなら、普通は割り切れるものだと思うけど」

女騎士「私がこの城に勤め始めてから、実に7年もの恋でしたから……」

王女「そ、そうなの?」

王女「え? というか、女騎士って何歳なの……?」

女騎士「29です」

王女「け、結構ギリギリなのね……」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/10(火) 00:22:22.70 ID:+1f6GwIK0
女騎士「」ジワァ

王女「ああ、ごめんなさい! 貴女を悲しませる意図があって年齢を聞いたんじゃないの!」

王女「ええと、その……ごめんなさい」

女騎士「いえ、大丈夫です……」

王女「そ、そう?」オロオロ

女騎士「はい。それよりも、先程、王女様は新しい恋と仰いましたが」

王女「ええ」

女騎士「……その、例えばどんな人が居ますか? このしろに勤める者の中で」

王女「そうねぇ……」


直下

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/10(火) 00:22:52.34 ID:5LsMNSKQO
変態仮面
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/10(火) 00:25:02.35 ID:+1f6GwIK0
王女「変態仮面とか」

女騎士「へ、変態仮面ですか!?」

女騎士「何ですか、その…全裸にパピヨンマスク着けてそうな人は!」

王女「ああ、失礼。これは渾名だったわ」

女騎士「そ、そんな渾名の人が居るんですね……」


変態仮面のお城での役職 直下
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/10(火) 00:27:24.99 ID:lpCnviT+o
経理
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/10(火) 00:35:22.83 ID:+1f6GwIK0
王女「ほら、経理のあの人よ。あれなんか、貴女とお似合いじゃない?」

王女「高身長、高学歴、高収入! ほら、黄金の3kよ!」

女騎士「いえ、お会いした事が無いので、特に何とも……」

王女「そうなの?」

王女「……もしかして、お城での知り合いって同僚の兵士とか私だけ、とか?」

女騎士「はい、恥ずかしながら……」

王女「は、恥ずかしがる必要は無いわ。何せ、王族である私と親密な関係なんだもの。むしろ誇りなさい」

王女「でも……交遊関係の狭さは致命的ね」

女騎士「くっ!」

王女「………うーん」


1.とりあえず経理の人を紹介してあげるから、頑張んなさい

2.そもそも貴女に恋は必要なのかしら

直下
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/10(火) 00:35:47.44 ID:DhwdPYW8O
1
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/10(火) 00:42:32.94 ID:+1f6GwIK0
王女「とりあえず経理の人を紹介してあげるから、頑張んなさい」

王女 (そして無様に敗北して、もう一度傷心した状態で私のもとに帰って来なさい……ゲヘヘ)ゲスガオ

女騎士「そうですね…はい! 明日、その、経理の人とやらと話だけしてきます!」

王女「ええ、今日はもう遅いから、さっさと寝なさい」

王女「夜更かしは乙女の天敵よ?」

女騎士「そうですね。では、私はこれで……」

王女「今日はありがとう、女騎士」

女騎士「いえいえ、とんでもない! こちらこそ、ありがとうございました。お陰様で、幾らか話せたので、気分が楽になりましたよ!」

女騎士「王女様も、お身体を冷やさぬように、温かくして床に入って下さいね」

王女「言われなくとも、そうするわ」

女騎士「では……」スッ
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/10(火) 00:43:52.21 ID:+1f6GwIK0
王女「あ………」


1.引き留めて、いつものをせがむ

2.引き留めない

直下
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/10(火) 00:45:23.33 ID:lpCnviT+o
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/10(火) 00:45:24.65 ID:0ciPCj9AO
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/10(火) 00:48:50.57 ID:+1f6GwIK0
王女「待って!」

女騎士「はい? 何でしょうか」

王女「いつもの! こうしてお話した夜は、帰りにいつもやることがあるでしょう?」

女騎士「ああ、そういえば……」

女騎士「えへへ、何でしたっけ?」エヘヘ

王女「もうっ!」


1.ハグでしょ!

2.キスでしょ!

3.貝合わせでしょ!

直下
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/10(火) 00:49:10.57 ID:n/5MRyMwo
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/10(火) 00:55:48.95 ID:+1f6GwIK0
王女「ハグでしょ!」

王女「いつもやってたじゃない……忘れたの?」

女騎士「ごめんなさい……」

王女「もうっ、いつも女騎士は呆けているわね。そんなんだから恋も…」

ギュッ…

王女「成就しな……え?」

女騎士「これで宜しいでしょうか、王女様…」ギュー

王女「…………うん」コクッ

王女 (はぁ…温かい。冷たい金属に覆われた彼女だけど、そのことを忘れさせる、彼女自身の温かさはまるで聖母ね……!)

王女「んん……」ウト

女騎士「王女様? いつまで、こうしていたら……」ギュー

王女「んー、いつまでもぉ……」ウトウト

女騎士「そ、それはなりません、風邪をひいてしまいます!」バッ

王女「あっ………」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/10(火) 01:03:35.81 ID:+1f6GwIK0
女騎士「それでは、私はこれにて」

女騎士「御休みなさい、王女様」

王女「……うん、おやすみ」


キィィ… パタン


王女「………」

王女「はあっ」ボフンッ

王女「……このベッドでいつか、女騎士とニャンニャンしたいものだわ」

王女「早く、早く彼女と……シたい!」

王女「なーんちゃって、キャーッ!!」ゴロゴロゴロ


ドンッ!


王女「!?」ビクッ

隣の部屋の王子『いつまで騒いでいやがるんだ、この愚妹!』

隣の部屋の王子『さっさと寝ろ! 僕の睡眠を妨げるなよ!』

王女「……本当、うるさい兄上だわ」

王女「別に良いじゃないの、ちょっとくらい妄想してエキサイトしちゃっても。妄想は乙女の専売特許なのに……」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/10(火) 01:08:20.10 ID:+1f6GwIK0
ドンッ ドンッ!


隣の部屋の王子『ウォイ! 聞いてんのか!』

王女「はいはーい、寝ますわ、今すぐ寝ますわ兄上ー」

王女「……これ以上喚かれると迷惑だし、私もさっさと寝ましょうか」

王女「はぁ……明日は、何回彼女と言の葉を交わせるかしら」

王女「………むにゃむにゃ」


1.そして 夜が明けた!

2.夜に暗躍する者が…

直下
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/10(火) 01:12:29.52 ID:lpCnviT+o
2
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/10(火) 01:14:37.46 ID:+1f6GwIK0
それは…どなた?

直下
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/10(火) 01:15:13.77 ID:DhwdPYW8O
男娼婦
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/10(火) 01:19:10.80 ID:+1f6GwIK0
男なのに娼婦なのか……(困惑)
今日はもう、寝ますよー、寝ますよー、寝る寝る…ヌッ!
また明日もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/10(火) 01:19:47.91 ID:5LsMNSKQO
おつ
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/10(火) 03:40:13.91 ID:oyNLv5XCO
これはホモォの予感……
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/10(火) 20:45:31.28 ID:+1f6GwIK0
始めていきます。
今回は、筋肉モリモリ、マッチョマンの変態こと男娼婦がお城で暗躍する所から再開です。
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/02/10(火) 20:53:52.87 ID:+1f6GwIK0
コツ… コツ… コツ…


男娼婦「……華やかな昼の顔とはうって変わって、なかなかに恐ろしいものだな、夜のお城は」

男娼婦「こんなところ、衛兵に見つかる前にとっとと出ねばならん」

男娼婦「目的を達成して、な」

男娼婦「………」

男娼婦「そういえば、何だったか? 目的って……」


1.国王の暗殺

2.城の宝物を盗む

3.良い男を探す


>>35
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/10(火) 21:19:21.73 ID:/UxFlj40O
3
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/02/10(火) 21:25:42.35 ID:mL1KIHJ3o
1
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