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シャリステラ「フランプファイルの丸焼きが食べたいわ」 シャルロッテ「えぇ!?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/05(火) 00:25:57.55 ID:FqhSKO660
シャルロッテ「どういう事ステラ?」

シャリステラ「こことは違うある地方では鳥を丸焼きにして食べる文化があるらしいの」

シャルロッテ「聞いた事有るかも、何か特別な事があった時とかにみんなで食べるらしいね」

シャリステラ「だから、その料理を沢山作って、村のみんなで食べてみたの、とても美味しかったわ」

シャルロッテ「すごいじゃん!私も一緒に食べたかったなあ」

シャリステラ「だから今度はドラゴンの丸焼きを作ってステラードのみんなで食べようと思ったの」

シャルロッテ「そう行き着く理由がわからないよ…」

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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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2 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/05(火) 00:30:58.98 ID:FqhSKO660
シャルロッテ「だいたいいくらステラードが大きい街だと言ってもフランプファイルみたいな大きなドラゴンみんなで食べても食べきれないよ」

シャリステラ「大丈夫よ、余ったお肉は全部私が食べるから」

シャルロッテ「いや、でも」

シャリステラ「食べるから」

シャルロッテ(やばい、この子目が本気だ)
3 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/05(火) 00:41:18.97 ID:FqhSKO660
シャルロッテ「あ、そうだ!ドラゴンなんてどうせお肉繊維質で硬くてあんまりおいしくないよ!

いくらステラがお肉好きでもそんなのはいやでしょ?」

シャリステラ「…ロッテはドラゴンのお肉、食べた事ある?」

シャルロッテ「(やば、なんか地雷踏んだ?)い、いや、まだないけど」

シャリステラ「私が会った頃のロッテはもっともっとビッグになってやる!って燃えてて今よりも目がギラギラしてて野心に満ち溢れていたわ

なのに今のロッテは新しいものに挑戦しようともせず、いつも安定志向、昔のロッテは何処に行ってしまったの!?」

シャルロッテ「なんで私が責められてるのよ…」
4 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/05(火) 00:48:26.37 ID:FqhSKO660
シャリステラ「昔のロッテなら一緒に街のみんなを喜ばせようって進んで協力してくれたはずよ!」

シャルロッテ「そんなシャルロッテはどの時代にも存在していないよ…

ステラ、本当にやめておこうよ、絶対うまくいかないって」
5 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/05(火) 01:02:51.78 ID:FqhSKO660
コルテス「ほら、シャルロッテもこう言ってるし諦めた方がいいんじゃないか?」

シャルロッテ「あ、コルテスさんどういう事ですかこれ?」

コルテス「そのままの状態だよ、ルギオン村で一人で七面鳥を十数匹食べているのをみた時からいやな予感がしていたんだ」

シャルロッテ「この子なんとか説得してくださいよ、このままじゃテコでも動きそうにないですよ」

コルテス「いや、だから流石に錬金術でもドラゴンの丸焼きなんて作れっこないから協力しようもないしやめた方がいいといったんだが…」

シャリステラ「ロッテと協力すればそれくらい絶対できるんだから!ロッテ、できるよね!?」

シャルロッテ「…多分、二人でやれば余裕ですね」

コルテス「」

シャリステラ「やったあ!コルテス兄様、約束通り砂船の操縦と護衛お願いね」
6 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/05(火) 01:39:48.48 ID:FqhSKO660
………

シャルロッテ(結局手伝う羽目になりました、なのでどうせだからミルカも誘うことにしました、)

ミルカ「それで…シャリーはどうやってドラゴンを捕まえようと思っているの?」

シャルロッテ「そういえばもう最近はこの辺りでドラゴンを見た話も聞かないよね」

シャリステラ「最初に思いついたのは砂船を改修してもっともっと遠くにいるようなドラゴンを捕まえに行くという案」

ミルカ「…確かに、それが一番簡単で確実」

シャリステラ「もう一つ考えたのは、村にあった錬金術の本に書いてあったことなんだけど

竜の砂時計ってアイテムを使うと過去に戻れるらしいの、だからそれで過去のフランプファイルを回収できないかなって思って」

ミルカ「竜の砂時計…聞いたことないわね、その方法についてはなんともいえないわ」

シャルロッテ「過去に戻れるの!?すっごいアイテムじゃん!それは竜の丸焼きに関係なく一回見てみたいかも!」
7 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/05(火) 01:48:45.03 ID:FqhSKO660
シャリステラ「でもレシピの材料とかもよくわからなかったし作るのは私たちでも相当難しいと思う」

シャルロッテ「そっかあ、やっぱりそんなすごいアイテムだもん簡単にはいかないよね」

ミルカ「ならやっぱり船を改修して普通に探す方が確実でいいと思う」

シャリステラ「なら船にはミルカさんの武器みたいな大きな杭打ち機をつけましょうよ!」

コルテス「シャリー、面白半分で変な事を言うのはやめてくれ」
8 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/05(火) 02:01:55.86 ID:FqhSKO660
ミルカ「でも船の改修なら私の錬成がかなり役に立つと思う」

シャルロッテ「うん!頼りにしてるよミルカ」

ミルカ「それじゃ私船のどこに改修を加えればいいか見てくる」タッタッタ

シャリステラ「あぁ、やっぱりミルカさん走り方もかわいいなあ、もう食べちゃいたいくらい、性的な意味で」

シャルロッテ「ステラ落ち着いてっ!ステラこそ昔のステラに戻って!」
9 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/05(火) 02:29:06.25 ID:FqhSKO660
採取地

ミルカ「砂船は良い素材で出来ていたから改修に使う材料も良いものじゃないといけないと思う」

シャルロッテ「確かに下手な素材使って品質が落ちちゃったりしたら困るもんね、

あ、敵だ、ほいっと」シュイン カンカンカンカン ドォン

シャリステラ「鉱石も木材も必要ですし、がんばりましょう!

敵があそこに見えますね、やあっ」シュイン カンカンカンカン ドォン

シュイン カンカンカンカン ドォン

シュイン カンカンカンカン ドォン

シャルロッテ「念の為エリキシル剤一個使っとくね」シュワン

シャリステラ「ありがとう、もう敵はあらかた片づいたかな?」

  次元爆弾

 効力999

潜力一撃必殺
  永久機関
  魂削り


コルテス「…やっぱり護衛なんていらないよなあ」

ミルカ「楽が出来て良いと思う」

コルテス「俺はなかなかそうは割り切れないんだよ」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/05(火) 06:31:09.86 ID:daVRLb5OO
ステラならメテオールの方が演出短くて手っ取り早い
11 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/05(火) 19:52:35.10 ID:FqhSKO660
>>10 うろ覚えだけどメテオール割と所持枠大きかった記憶

数十分後

ミルカ「…素材、結構集まったと思う」

シャリステラ「…そうですねっ!んっ…じゃあそろそろ次の採取地に向かいましょうか」モグモグ

シャルロッテ「ステラ…その今食べてる赤黒い物体何?」

シャリステラ「何って…、さっき倒した魔物のお肉ですけど」ムシャムシャ

シャルロッテ「それ生肉だよね!?やめときなよお腹壊しちゃうって!」

シャリステラ「もう女の子扱いしないでください、私だってこれでも族長なんですからね」ドンッ

シャルロッテ「屈強な男だとしてもその食べ方は絶対おかしいよ…」
12 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/05(火) 20:02:35.68 ID:FqhSKO660
シャルロッテ「あぁもうお肉全部食べられてる、コルテスさん!ステラを止めてくださいよ」

コルテス「最初は、肉は拾った瞬間に俺が確保するようにしてたんだが次第にシャリーの肉の発見速度に追いつけなくなってな」

シャルロッテ「全然意味がわかりませんよ!」

コルテス「まあ、二倍の量を採取してもらって半分は我慢してもらうようにすれば問題ないさ」

シャルロッテ「それ絶対問題大有りだよ…」

ミルカ「まあ、食材は改修には使わないから今回は問題ない」
13 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/05(火) 20:29:18.66 ID:FqhSKO660
採取地で一通りの素材を集め終わった後、ミルカは船の改修をしに行きました

その間に私たちは

アトリエ

シャリステラ「ドラゴンの丸焼きを作る為のアイテムを作りましょう!」

シャルロッテ「とりあえず、普通に焼くんじゃなくて特別な器具で熱を与えるらしいからそれを作らないとね」

シャリステラ「もし捕まえてきたドラゴンが大きすぎて入りきらなかったら悲しいからフランプファイルが二匹くらい入っても平気な大きさにしましょう」

シャルロッテ「それ大きすぎない!?フランプファイルなんて砂船くらいの大きさがあるのにどれだけ大物狙いなのよ!?」

シャリステラ「大は小を兼ねるとも言うよ?」

シャルロッテ「兼ねすぎだよ…」
14 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/05(火) 20:46:23.27 ID:FqhSKO660
シャルロッテ「後は下準備に必要な道具もそれ用のがいるだろうし

調味料も沢山作っておかないと足りなくなっちゃうよね」

シャリステラ「まあ、そこら辺はそんなに苦労することもないよね

調味料は普通に量産すれば大丈夫、ドラゴンの下処理に使えるほどの調理器具だって今の私たちにはそこまで難しい物でもないだろうし」

シャルロッテ「…ねえステラ、ちょっと思ったことがあるんだけどいいかな」

シャリステラ「んっ?どうしたのロッテ?」

シャルロッテ「道具が作れたとして、強靭な肉体を持つドラゴンの下処理が出来る人間なんているの?」

シャリステラ「あー…、その…コルテス兄様とか?」
15 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/05(火) 21:06:46.72 ID:FqhSKO660
コルテス「絶対に無理だな」

シャリステラ「そんなっ!?兄様どうして?」ウルウル

コルテス「そりゃ道具があっていくらでも時間をかけていいなら話は別だがドラゴンの下処理なんてスタミナが持たないぞ

俺一人じゃ休まずやっても五日はかかるな、その間に肉が駄目になるんじゃないか?」

シャリステラ「え、えっとじゃあ、ユリエさんとかホムラさんとか、ラウルさんにも頼めば…」

コルテス「そんな風に数人増えた位じゃ結局一日以上かかるだろ?しかも生半可な奴じゃ正直手伝いにもならないぞ」

シャリステラ「そんな…それじゃあ」

コルテス「無理だ、というか俺はその辺も錬金術でなんとかすると思ってたからな」

シャリステラ「だって、コルテス兄様ならそれくらい道具があれば朝飯前だと思ってたから」シクシク

コルテス「お、俺が悪いのかっ!?」
16 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/05(火) 21:22:46.28 ID:FqhSKO660
シャルロッテ「ま、まあ仕方ないよこればっかりは、もう諦めよ?ね?」

シャリステラ「…まだよ」

シャルロッテ「え?」

シャリステラ「だって私達は丸焼きが作りたいんだもの!こんなことで諦められないわ!」

シャルロッテ「私達、じゃなくて私だからね?私はそんなこと思ってないからね」

シャリステラ「私とロッテ二人でコルテス兄様数十人分の働きをしてみせるわっ!それなら文句ないでしょ?

妹分達がムッキムキのボディビルダーみたいになってから後悔しても遅いんだから!」

シャルロッテ「いやそれ主に後悔するの私じゃん!?私はそんなの望んでないよ!?」

シャリステラ「さあ、いこうロッテ、思いっきり筋肉つけて兄様を見返してやりましょ」

シャルロッテ「いやだぁー後生だから助けてぇー」ズルズル

コルテス「…今回は矛先が俺じゃなくてよかった…」
17 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/05(火) 22:12:51.16 ID:FqhSKO660
シャルロッテ「ねえステラぁ、コルテスさんも言ってた様に錬金術でなんとかしようよー」ズルズル

シャリステラ「例えば?」

シャルロッテ「レヘルンを使って氷漬けにして少しずつ下処理を施すとかどう?」ズルズル

シャリステラ「駄目よそんなの!そんなことしたら風味が悪くなってお肉の良さが台無しじゃない!

お肉を凍らせるなんて最低最悪の考えよ、お肉が保存したければ干し肉にすればいいのよ」

シャルロッテ「なんでそこはわがままなのさ、生肉は食べるのに…あ、生肉を食べる様な子だからか

ところで私今ずっと引き摺られてるけどどこにむかってるの?」ズルズル

シャリステラ「そんなのジムに決まってるじゃない、ジムで一生懸命運動して私と同じ位お肉を食べればきっと

ボディビルダー顔負けのムキムキボディを手に入れられるわ」ニッコリ

シャルロッテ「ムキムキになるのも嫌だけどステラみたいに肉食べまくるのも絶対にやだよ!?

なんとかする方法考えるからお願いだから勘弁して!?」

18 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/05(火) 22:35:45.99 ID:FqhSKO660
街のはずれ

シャルロッテ「師匠ぉーそういうわけなんですけどどうすればいいでしょうか?」

ウィルベル「そんなの私にわかるわけないでしょうが」

シャルロッテ「本当に助けてください!私ムキムキになりたくないんです!キュートな錬金少女がいいんです!」

ウィルベル「そんなこと言われてもねえ…そういえばシャリーって一人でに動くアイテム持ってなかったかしら

ええっと確か…カボチャドール?とか生きてるゴミ箱?とかそういうの」

シャルロッテ「これですか?」つ生きてるゴミ箱

ウィルベル「ひっ、いやちょっと怖いからわざわざ取り出さなくてもいいけど」ドキドキ

シャルロッテ「もうこんなに愛らしいのにー、ねーゴー君♪」

生きてるゴミ箱「ごみー」

ウィルベル「(この子大丈夫かしら)まあとにかくそういうのを改良したら良さそうなもの作れるんじゃない?」

シャルロッテ「さっすが師匠ですっ!活路が開けました、ありがとうございます!じゃあ早速行ってきます!」トテテッ
19 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/05(火) 22:37:29.02 ID:FqhSKO660
休憩

シャリステラちゃんの口調が全然思い出せないんだけどどんなだったかなぁ
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/06(水) 18:39:24.93 ID:W8iAkLMTo
おつ
そのままで問題ない
21 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/06(水) 23:30:24.85 ID:J6Z38Xc70
アトリエ

シャルロッテ「…よし!とりあえず生きてる包丁が一つ作れた」

生きてる包丁(刃渡り一メートル)「ほう、ほーう」シュッシュ

シャルロッテ「なんだか乗ってきたぁ!このまま量産してもいいけどまずはもっといろんなもの作っちゃお!」
22 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/06(水) 23:41:11.24 ID:J6Z38Xc70
二時間後

シャリステラ「ロッテー、何とかする方法は見つかった?」ガチャ

シャルロッテ「ステラ!これだよこれ!この自分で勝手に動く調理器具達に代わりにやってもらうの!いい考えじゃない!?」

生きてる包丁(刃渡一メートル)「ほうほう」

生きてるピーラー(ビッグサイズ)「ぴぴー」

生きてるおたま生きてるフライ返し生きてる菜箸etc…「おたー」「ふらー、ふらふらー」「さいさーい」ガヤガヤ

シャリステラ「う、うわぁ…す、すごいね…」タジッ

シャルロッテ「でしょでしょ!?この子達をダース単位で量産すればもう楽勝だよ♪」ニコニコ

シャリステラ「でもこれにドラゴンの下準備する能力なんてあるの?」

シャルロッテ「ふっふーんよくぞ聞いてくれましたぁ!」
23 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/06(水) 23:58:59.83 ID:J6Z38Xc70
シャルロッテ「ステラがそういうと思って今からデモンストレーションをしようと思います」

シャリステラ「どうやるの?」

シャルロッテ「ちょっと待ってね奥の部屋から持ってくるから…先ずはこの直径2メートルほどの鈍色鉄を用意しますっと」ドシーン

鈍色鉄「」

シャリステラ(あの体のどこにこんな力が…)

シャルロッテ「この鈍色鉄を今からこのほー君一号に切ってもらって私の像を作ってもらうんです!はいっお願いします!」

生きてる包丁「ほうっ!」シュババババ

シャリステラ「わあっ!すごいこんなに早く!」

シャルロッテ「どうよこのパワー!スピード!こんなに質の良いアイテムを使えばもう十二分にドラゴンの下処理なんて…」チラッ

生きてる包丁「ほーう」ドヤッ

シャルロッテ像(裸身)「」

シャリステラ「あっ(察し)」

シャルロッテ「…」

シャルロッテ「フンッ」ドガシャア パラパラ

シャルロッテ「こんなに質の良い[日用品]を材料に使えばどんないいアイテムを作れるのかなぁ」ゴゴゴゴ

生きてる包丁「ほう…」ガタガタガタ

シャリステラ「彫像がバラバラに…あの体のどこにこんな力が」
24 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/07(木) 00:09:55.97 ID:a3YmLqvE0
シャルロッテ「まあ気を取り直して…包丁の他にも色々なものを作ってみたんだー」

シャリステラ「ま、まあそれは見ればわかるわ…こんなに蠢いてるんだもの」

シャルロッテ「その中でも特にイチオシなのがこの子!調理器具じゃなくて料理そのものを生きてるものにしてみたその名も、生きてるパイっ!!」

生きてるパイ「ぱい、ぱぱい」

シャリステラ「な、な、何この子…すっごく可愛いっ!」キュン

シャルロッテ「だよねっ!?すっごく可愛いよねっ!なのにさっき師匠に見せたらなぜか急にどこかにいっちゃってさー

だからほとんどこの子のこと話せなかったんだよ」

シャリステラ「それは…こんなに可愛いこがいるのにどこかに行ってしまうなんてきっととっっても大事な用事があったんでしょうね

ウィルベルさんもやっぱり色々大変なんですね」
25 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/07(木) 00:19:35.22 ID:a3YmLqvE0
生きてるパイ「ぱい、ぱぱいぱい、ぱいぱぱい」

シャリステラ「そうなんですか?大変なんですね」

シャルロッテ「ステラってもしかしてこの子の言うことがわかるの?」

シャリステラ「わかりますよ、それがどうかしたんですか?」

生きてるパイ「ぱぱい、ぱぱぱぱぱい」ドヤッ

シャリステラ「あはは、それはすごいですね、私も見てみたいなあ」ニコニコ

シャルロッテ「そんな…私はぱいちゃんどころかずっと一緒にいるゴー君の言ってる事すらわからないのに

ステラは普通に何を言ってるかわかるなんて…」ガーン

ミルカ「シャル、シャリー、いる?」ガチャ
26 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/07(木) 00:25:47.36 ID:a3YmLqvE0
生きてるパイ「ぱぱぱぱいぱい、ぱぱぱいぱい、ぱぱぱぱいぱいぱぱぱいぱいぱい」

シャリステラ「確かにその気持ちはわかるわ、私はどちらかというと食べられるというよりも食べちゃいたいほうだけど、性的な意味で」

シャルロッテ「今ぱいちゃんが何を言ったかは私にもわかったよ…ステラのおかげで」

生きてる調理器具達「おたー」「ふらふら」「ふぉーふぉー」「ないーないー」ワーワーギャーギャー

ミルカ「…うるさいからここにあるの全部片付けてくれない?」
27 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/07(木) 00:36:28.64 ID:a3YmLqvE0
ミルカ「…それでここにきた理由だけど…」

シャリステラ「ミルカさん!ちょっといいですか?」

ミルカ「なに?…どうかした…?」

シャリステラ「これを…食べてあげてくれませんか?とっても美味しいと思いますよ」スッ

生きてるパイ「ぱいっ」ドヤァ

ミルカ「とっても気持ち悪い…美味しくても絶対に食べたくない」

生きてるパイ「ぱいぃ」シュン

シャルロッテ「ミルカはいっつも正直だなぁ」ニコニコ

生きてるパイ「ぱいぃ、ぱぱぱいぱいぱぱい、ぱぱい」

シャリステラ「そんなっだめよ八つ当たりなんてっ!」

生きてるパイ「ぱい、ぱぱいっ」シュッ

シャルロッテ「え、うわぁなんか急にぱいちゃんがこっちにきたぁ!?」

生きてるパイ「ぱいぃいぃ」シュッシュッシュ

シャルロッテ「えっちょっ服の中に入ってこないでぇ、熱っ熱いいっ!?!??!」ドタバタ
28 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/07(木) 15:52:39.67 ID:a3YmLqvE0
______

____
_

ミルカ「…それでここにきた理由だけど…砂船の改修に特殊な材料が必要になったから二人に錬金術で作って欲しいの」

シャリステラ「なるほど…それで、どんな物をつくればいいんですか?」

ミルカ「この改修用の図案を見て欲しい…」ツクエニヒロゲ

ミルカ「まずスピードを上げたかったから…ここにこんな感じの道具を一つ作って」

ミルカ「あとは…船体の補強の為にこことこことそこにこういう道具を一つずつ」

ミルカ「あとは乗員の安全の為にここからここまでの大きさのこんな道具を作って欲しい…」

シャルロッテ「そんなにたくさんっ!?それは骨が折れそうだなあ」

ミルカ「一箇所変えようと思ったらそれに合わせてここも変えといたほうが良いっていう所が芋づる式に出てくるもの…これくらい普通」
29 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/09(土) 23:00:08.47 ID:QA9QtU0q0
シャルロッテ「でもこれやっぱり結構いろいろレアな材料使いそうだなあ…アトリエに置いてある分だけじゃ足りない気がするよ」

ミルカ「材料の調達はもうコルテスに頼んであるから問題ない…シャルとシャリーは作れるアイテムから作り始めて欲しい」

シャリステラ「わかったわ、簡単なものを作っておいてあとは兄様を待っていれば良いのね」

ミルカ「そういうこと」

シャルロッテ「あっ!見てみてステラ!この部分に”生きている”機構入れたら面白そうじゃない!?

手すりがぐにゃぐにゃ動いて鳴き声をあげて私達を盛り上げてくれるのっ!」ズメンユビサシ

シャリステラ「きゃあなにそれ!?すっごく楽しそう!!でもどうせならエンジン部分にもその機能付けない?

難しいかもしれないけど一筋縄では行かない旅路になってくれると思うわ」

シャルロッテ「さっすがステラ!そのアイディア絶対に入れようね!あーもう早く作りたいなあ」

ミルカ「二人で暴走するのはやめて欲しい…なまじ実現できる分タチが悪い
30 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/09(土) 23:30:50.00 ID:QA9QtU0q0
三週間後

アトリエ

シャリステラ「はあ、兄様遅いなあ…これなら最初から私たちも一緒に行ったほうが早かったんじゃないかしら」

シャルロッテ「もう材料が足りなくて作れないアイテム以外は全部作っちゃったしね〜

アレンジする案はミルカに全没食らっちゃったし」

コルテス「シャリー達いるか?」ガチャ

ユリエ「ミルカに頼まれたアイテムを持ってきたわ」ドサドサッ

ホムラ「しゃりーたち またせたな」

シャリステラ「コルテス兄様、お疲れ様です」

シャルロッテ「ユリエさんとホムホムも一緒だったんだ、コルテスさんだけだと思ってたよ」

コルテス「銀竜から取れる素材もあったんだ、無理はしないさ」

ホムラ「ぎんりゅうていどなら あいてがうごくまえにたおせば ひとりでも もんだいないがな」

コルテス「そんなことホムラ以外にできるわけないだろ」

シャルロッテ「でも銀竜なら私も一人で倒せると思いますよ、特に問題なく」

コルテス「シャリー達と比べないでくれよ…」
31 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/09(土) 23:40:15.39 ID:QA9QtU0q0
シャルロッテ「でも三人とも私達の代わりに材料集めてくれてありがとうございます」

コルテス「まあ、船の性能が上がるなら悪い話じゃないしな」

ユリエ「ホムラもそうだと思うけどコルテスが協力してくれたら後で船で好きな所に連れて行ってくれると約束してくれた

だから感謝されるようなことじゃない」

ホムラ「もっととおくにぼうけんできるようになるのなら とれじゃーはんたーとしてはみすごせないからな」

シャリステラ「それでも本当にありがとうございます、兄様もいつも迷惑かけてしまってごめんなさい」

コルテス「そう思うなら、ドラゴンの丸焼きを作るのは…」

シャリステラ「それは譲れません」キッパリ

コルテス「ですよねー」
32 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/10(日) 00:03:57.76 ID:OqLPOECW0
コルテス「そういえば砂船にはどんな改修をするんだ?」

シャルロッテ「図面を見た限りではもう普通に速度とか安定性を引き上げるだけみたいですよ」

コルテス「その為にこんなに色々なものを使うんだな」

シャリステラ「特に良い素材を厳選した方がいいのでミルカさんは少し多めに持ってくるように言ったんだと思いますよ

ただ作るだけなら持ってきて貰った材料の七割ほどでなんとかなると思います」

コルテス「なるほどな」

シャルロッテ「でも結構良いもの持ってきてもらえたんできっとこれなら手すりを”生きている”ものにするのも

船首にガトリングを備え付けるのも船室への階段をエスカレーターにするのも自由自在ですよ!ありがとうございます!」ペコリ

コルテス「はあっ!?エスカレーター?ガトリング?しまいに手すりが生きているって!?どういうことだ?全くいみがわからん」

シャルロッテ「別にそのままの意味ですよ?ミルカには止められましたけどきっとつけてみせるんで期待しててくださいね」ニコッ

コルテス「頼むミルカ…コイツらの暴走をなんとか止めてくれ…」

ユリエ「面白そうじゃない、やらせてあげれば?」クスクス

コルテス「お前自分に関係ないからって面白がってるだろ」
33 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/10(日) 01:21:55.38 ID:OqLPOECW0
一週間後

砂船

生きている手すり「ぐにゃぐにゃあん」

ガトリングガン「どや」

シャルロッテ「うまくいったね!ステラ!」

シャリステラ「うんっ!この船でどんなドラゴンを捕まえられるのか楽しみだわ!」

シャルロッテ「その目的を忘れてたよ…船の改修だけで終わりたかった…」
34 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/10(日) 01:25:34.16 ID:OqLPOECW0
生きている手すり「ぐにゃぐにゃあん」

ガトリングガン「どや」

コルテス「なんだよこれ…」ガックリ

ミルカ「…機関部には変な事はさせないようにしたけど…全部は止めきれなかった」

コルテス「いや、それだけでもありがたいよ、でも…今は船室で少し休みたい」フラフラ
35 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/10(日) 01:39:32.24 ID:OqLPOECW0
船のアトリエ

生きているホウキ「サッカサーカ、サッカサーカ」

コルテス「突っ込まないぞ、気にする事でもないはずだ、あの生きてるゴミ箱と同じだ、うんそう…だ…」

エスカレーター「ウィーン」

コルテス「…大丈夫、大丈夫問題ない別に使えるから大丈夫」ウィーン

コルテス「はあ…とりあえず一旦寝よう、ん?なんか机の上に置いてあるな、なんだあれは?」

生きているパイ「ぱい」

コルテス「やっぱり見間違いだったな、机の上には何もなかったうんそうだもう寝よう」

生きているパイ「ぱぱいぱぱい」
36 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/10(日) 12:07:23.56 ID:OqLPOECW0
船外

シャリステラ「さっきコルテス兄様が船内にふらふらと入っていったけれどなにかあったのかしら?」

シャルロッテ「やっぱり船の外観をみて船内がどうなってるか気になったんじゃないかな?私もちょっと気になるし」

生きている手すり「ぐにょーん ぐにょーん」

ガトリングガン「どや」

シャリステラ「やっぱり兄様もこんなものを見てしまったら動かずにはいられないのね」ウンウン
37 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/10(日) 12:27:34.06 ID:OqLPOECW0
シャルロッテ「それでステラ、この船でどの辺りを探索するの?」

シャリステラ「やっぱり出来る限り人が住んでいない遠方に行ったほうがドラゴンも見つけやすいと思うから

ファーブ村へトラベルゲートで移動した後ひたすら東へ進んでいこうかと考えているわ」

シャルロッテ「うん、私もそれでいいと思うよ、きっと今の船なら相当遠くまでいけるだろうからかなりの成果をきたいできるよね」

シャリステラ「それじゃあ明後日出発にしましょう」

シャルロッテ「じゃあ皆に伝えてくるね」タタタッ
38 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/10(日) 13:45:02.98 ID:OqLPOECW0
数日後

砂船

コルテス「相当スピードが出るのに制動性もあるし安定性もかなり高いこれは…」

生きている手すり「ぐにゃりん」

コルテス「…視界の端で手すりが蠢いている以外は快適だな」
39 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/10(日) 14:13:32.59 ID:OqLPOECW0
甲板

シャルロッテ「師匠!ちょっとこれみてくださいよ!」ダダダッ

ウィルベル「なにそれ?ちょっと禍々しい見た目だけど…剣かしら?」

シャルロッテ「そうなんです!色々と生きているアイテムを作っている内に

師匠が戦っている時に使うような魔法の剣を作れないかなと思いまして、似たようなアイテムを作って見ました!」

ウィルベル「多分私が使っている物とそれは根本的に構造が違うと思うけど…って事はそれもひとりでに動くの?」ヒヤヒヤッ

シャルロッテ「そうなんです!これで少しでも師匠に近づけましたかね!?」

ウィルベル「あ、あぁうんそうね、かなり良い感じだと思うわよ」

シャルロッテ「やったー!よーしもっともっと頑張っていきますね!」タタタッ

ウィルベル「悪い子じゃないんだけどね…」
40 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/10(日) 14:55:26.00 ID:OqLPOECW0
シャルロッテ「ねえねえステラ聞いて!さっき作った戦う魔剣師匠に見せたら誉められちゃったよ」ニコニコ

シャリステラ「さすがロッテね、でも本当にすごいわ、私が作ってみてもロッテの物ほど活きがよくならないもの」

シャルロッテ「ステラは作れるけど私にはうまく作れないものもあるし、二人とも同じものしか作れなかったらつまんないしね」
41 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/10(日) 15:11:08.23 ID:OqLPOECW0
ミルカ「シャル、シャリー、ちょっと良い…?」ガチャ

ホムラ「じゃまするぞ」

シャルロッテ「ん?どうしたのミルカにホムホム?」キョトン

ミルカ「船の中で錬金術の修行をするのは悪い事じゃない、むしろ良い事だと思う…でも」

生きてるホウキ「サッサッサー」

生きてるナワ「うねうね」

ホムラ「こんなものがうろうろしていたら おちついてやすんでいられないぞ」プンスカ

シャルロッテ「そうなの?可愛いとおもうんだけどなあ…そう言うなら皆に気を遣うようにするよ」

シャリステラ「キャアっ!?こんなに可愛い二人になじられるなんて…生きててよかった…」ウットリ

ホムラ「おいしゃりー とれじゃーはんたーにかわいいというのはやめろ」

シャルロッテ「ステラはそういう事言う時はもっと人目をはばかったほうが良いと思うよ…」

ミルカ「まず口に出すのが駄目だと思う…」
42 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/15(金) 22:30:19.96 ID:TgpyqHi+0
さらに数日後

ユリエ「シャリー達、ちょっと良い?」ガチャ

シャルロッテ「あれ?ユリエさんどうしたんですか?」

ユリエ「コルテスが呼んでいるから少し行ってあげてほしい」

シャリステラ「そういう事ですか、わかりました、すぐに行きます」
43 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/15(金) 22:31:25.62 ID:TgpyqHi+0
操舵部

コルテス「シャリー、かなり遠方に何か見えるのがわかるか?」

シャリステラ「はい、あれは…塔ですか?」

コルテス「恐らくな、あの塔の中に入るとこの砂海を住処としているドラゴンは探せないし

あの塔のなかにドラゴンがいる保証もないが…どうする」

シャリステラ「もちろん決まってます、あの塔に進路を向けてください、コルテス兄様」

コルテス「…よし、任せろ!」
44 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/15(金) 22:53:08.93 ID:TgpyqHi+0
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戦闘メンバー
前衛
シャリステラ
シャルロッテ
ミルカ

後衛
ウィルベル
ユリエ
ホムラ

シャルロッテ「やっと着いたねー、それにしても何かこの塔変な感じがするなあ…なんでだろう?」

ユリエ「この塔を構成している石材はどうやら水による侵食被害でかなり劣化しているみたい…昔はこの塔の中は水で満たされていたのかもしれない」

シャルロッテ「こんな大きな塔の中をですか!?想像もできないなあ…」

ユリエ「実際のところはわからないけれど、この塔の様子を見ているとそう思えるってだけ」
45 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/15(金) 23:07:02.14 ID:TgpyqHi+0
シャリステラ「こんな所にもモンスターっているものなんですね」シュイン カンカンカンカン ドォン

ミルカ「それにかなり強そう…普通に戦ったらなかなかに手間取りそうな相手…」

シャルロッテ「そうだね、下手したらジオフロントにいたモンスターよりも強いかもしれないよ」シュイン カンカンカンカン ドォン

ウィルベル「その割にはシャリー達以外何もしていないけれどね…」

コルテス「デジャブを感じるな」
46 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/15(金) 23:24:14.04 ID:TgpyqHi+0
コルテス「あそこに見える機械?はなんだ?」スタスタ

ミルカ「…近くに行ってみればわかること」

シャルロッテ「あ、あれは…」

ガーディアン「ブウゥウゥン」ズガッ

シャルロッテ「か、かっこいいー!こんなすっごいものがあるなんてこの塔はどんな場所だったんだろう…?」スカッ

ガーディアン「ブウゥウゥン」エレクトル

シャルロッテ「わわっ、雷が発生したよ!?どういう構造なんだろう?」スカッ

シャリステラ「それにしてもかなり破壊力がありそう…まともに受けたら危険ね」スカッ

ミルカ「まあ…当たらないんだけど」スカッ
47 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/15(金) 23:37:54.33 ID:TgpyqHi+0
ガーディアン「ブウゥウゥン」グランドハンマー

シャリステラ「きゃあ!痛い…やっぱりこのモンスターかなり強いみたい…」ドカッ エリキシルザイ トビダシ

シャルロッテ「それに連続で何回も行動してきてる…油断しちゃいけないよね」スカッ

ミルカ「即座にエリキシル剤で回復してるのに…この二人煽っているとしか思えない」スカッ
48 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga]:2015/05/15(金) 23:59:24.10 ID:TgpyqHi+0
ピシピシ ブルブル

シャルロッテ「ていうか私達じゃなくてむしろこの塔の方がこの機械の攻撃に耐えられなさそうじゃないかな!?」ドキドキ

シャリステラ「かなり劣化も進んでいるみたいですし、崩落してしまうかも…」

ミルカ「その前に…この機械を止めればいい話」チャキッ

シャルロッテ「うん、そうだね!そろそろ倒しちゃおう!」イキテルゴミバコカマエ
49 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/17(日) 22:57:49.35 ID:PpvGnfid0
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ガーディアン「ブゥウゥウン」オーバーヒート

ウィルベル「相手の様子がおかしいわ!気をつけて!」

ホムラ「さらにつよくなるのか ちがたぎるな」

シャルロッテ「よーし!任せてください!これで一気に倒しちゃいますから!」フライングボードニノリ

ウィルベル「ちょ、ちょっとシャリーこんな場所で今それに乗ったら…」
50 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/17(日) 22:59:10.92 ID:PpvGnfid0
シャルロッテ「いっけえええええ!!!」

ドカアァアァアアアアアアァアン

シャルロッテ「そしてポーズ!」ピース

ガーディアン「ブ、ブウゥウン」ズシーン

ガラガラ ゴゴゴゴゴ

ウィルベル「シャリー、あなた…」

シャルロッテ「どうですか師匠!改良を重ねて更に爆発の威力をあげたんですよ!」

ウィルベル「そんなこと言ってる場合じゃないでしょもうバカ!まず爆発の威力とか努力の方向が間違ってるし!早くここから脱出するわよ!」

ホムラ「て てったいだぞー」タタタッ
51 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/17(日) 23:01:51.07 ID:PpvGnfid0
崩れた塔の前 砂船

シャルロッテ「すみません、はしゃぎすぎました…」ガックリ

シャリステラ「ま、まあ仕方ないわよ、あの状態なら遅かれ早かれ壊れていたと思うもの

ロッテのせいじゃないわ」

コルテス「それで…これからどうする?瓦礫になった塔の調査を続けるか?

それとも違う場所を調査するか?」

シャリステラ「そうね、数日ここの調査をしてみて、その後また考えてみるのはどうかしら?」

コルテス「わかった、じゃあとりあえずそれで…」

オーツェンカイザー「グオォォオォオオ!!!」

コルテス「うおっ!?なんだ!?」

ホムラ「さっきあのがれきから とびだしてきたぞ」

ユリエ「塔の内部に住んでいて、崩落に巻き込まれながらも生き残ったみたいね」
52 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/17(日) 23:03:14.81 ID:PpvGnfid0
シャリステラ「うふふっ、ついにドラゴンと出会えましたね!あのドラゴンを手に入れさえすれば…」ジュルリ

シャルロッテ「なんでヨダレがたれてきてるのよ…」

シャリステラ「さあロッテ、行きましょうか!」

シャルロッテ「もうステラは…いいよ!よーし、さっきの失敗挽回しちゃうからね!」
53 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/17(日) 23:04:52.63 ID:PpvGnfid0
みんなすごいね、忙しくて書く時間全く取れないわ
54 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga ]:2015/05/27(水) 20:12:25.26 ID:c9zawMxJ0
シャルロッテ「まずは四獣の護法薬と神力のパウダーを使ってっと」ショワーン ショワーン

シャルロッテ「一瞬で決めちゃうよ!よーしコレとコレを…右手と左手を合わせて、振り被って、投げましたあぁ!!」

フライングボード×フライングボード

フライングマックスダイブ

シャルロッテ「ロッテ式錬金術、受けてみろおおおおおぉおぉおお!!!」
55 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga ]:2015/05/27(水) 20:13:06.92 ID:c9zawMxJ0
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ギルド

シャリステラ「ソールさん、こんにちは」

ソール「おや、これはシャリーさん達、以前言っていた件についてですか?」

シャリステラ「はい、ドラゴンを生け捕りに出来たので早速ですが明日か明後日にでも催しを開いてもらえますか?難しくても五日以内にやってくれると嬉しいんですが」

ソール「生け捕りならそんなに焦る必要はないんじゃないでしょうか?」

シャリステラ「私達が捕まえたドラゴン、死なない限りどんどん傷が癒えていくので簡単に生け捕りには出来たんですが、その代わりダメージを与え続けていないといけなくって…」

ソール「なるほど…そういうことですか、もちろんいいですよ、あらかじめ聞かされていましたし準備もそちらにして頂ける
街の活性化にもつながるでしょう、何より他ならぬシャリーさん達の頼みですからね」
56 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga ]:2015/05/27(水) 20:14:03.07 ID:c9zawMxJ0
翌日の朝、目抜き通り

「聞いたか?今日あの二人の錬金術士がまた何かやるらしいぞ」「街を少し出たところに特設の建物と機材が用意されたらしいな」
「なんでもパーティーを開いてそこでドラゴンを食べるとか」「今度はどんなことをしてくれるのかしら?」
「楽しみだなあ」「下準備の見学をさせてもらえるらしいし行ってみたら?」

ワイワイ ガヤガヤ

コルテス「結構噂になってるみたいだな」

シャリステラ「そうですね、みんな喜んでくれるといいんですけど…」

コルテス「まあ…大丈夫だろ、ちょっとびっくりされるかもしれないけどな」

シャリステラ「それにしてもロッテ、一人で大丈夫って言ってたから任せたけれど私も手伝った方が良かったかしら?」
57 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga ]:2015/05/27(水) 20:16:03.89 ID:c9zawMxJ0
特設施設

シャルロッテ「はーいそこちゃんと働いてねー進捗おそいよー」

シャルロッテ「そこも仲間同士で固まらないでねーもっと散って作業してねー」

シャルロッテ「はあ…この子達集団になると遊びだすとは…効力をあげすぎちゃったかなあ」

生きてる包丁1号「ほうほう」23号「ほほう」14号「ほう?」ザシュザシュ

シャルロッテ「あぁ〜でも可愛いからいっかあまだまだ時間あるし」ウットリ

見学に来た人達「おい、シャリーの奴独りでに動く包丁見ながらすげえ笑ってるぞ」「独りでにじゃなくてあれも錬金術の道具なんじゃないの?」
「シャリーさん、どうしたんだろう…あんなにニヤニヤして、大丈夫かなぁ?」「シャリーって昔はもっとポンコツだったけどまともだったよな」
「それにしてもあのでかい箱はなんだ?」「あれでドラゴンを焼くらしい」「へえ…やっぱり錬金術ってすごいのね…」ガヤガヤ
58 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga ]:2015/05/27(水) 20:19:15.18 ID:c9zawMxJ0
夕方 特設施設

シャリステラ「ロッテ、もう料理は出来た?」

シャルロッテ「あ!ステラ!この通り、今焼いてるところでーす!あと一時間くらいかなぁ」

シャリステラ「きゃあっ!なんていい匂いなの!あぁ、待ち遠しいなぁ…」

シャルロッテ「でもこの人数だとお肉が三割くらい余りそうだけどどうしよう?」

シャリステラ「全部私が食べるわ」

シャルロッテ「それは…まあ、食べきれるなら良いか」
59 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga ]:2015/05/27(水) 20:26:07.01 ID:c9zawMxJ0
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_

シャルロッテ「みなさんお集まりいただきありがとうございまーす!」

シャリステラ「料理は生きてる調理器具達が勝手にお皿に取り分けてくれるので遠慮せずおしゃべりしながらたくさん食べて楽しんでいってくださいね」

シャルロッテ「なんなら生きてるフォークとナイフもお貸ししますよー!

自分で食べるのは面倒だなーって方は是非申し出てくださいねー」

コルテス「そんな奴いないだろ…」
60 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga ]:2015/05/27(水) 20:27:24.14 ID:c9zawMxJ0
「こんなに美味しいお肉は今まで食べたこともないなぁ」「こんな事をしてしまうなんてさすが錬金術士の二人ね」「参加費も無料だし、食べまくるぞー」ワイワイ

シャルロッテ「盛り上がってるね」

シャリステラ「そうね…、みんなが…喜んでくれて…良かったわ」ガツガツ

シャルロッテ「相変わらずたくさん食べるね…」

コルテス「おいシャリー達、お前達はおかしいとおもわないのか」ゲッソリ

シャリステラ「ほおひはの?こるへふひいはま」モグモグ

コルテス「そこら辺を包丁が飛び回っているんだぞ?落ち着いて飯なんて食えないだろ?あと食べながら喋るのは行儀が悪いぞ」

シャリステラ「んっく、そんな事ないと思いますよ」

シャルロッテ「うんうん、これくらいならみんな気にしてないと思うよ、普通に談笑してるし」

コルテス「くそっ、絶対俺の感性の方が正しいはずなのに…」
61 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/27(水) 20:49:45.11 ID:c9zawMxJ0
「すみません、すこし良いですか?」

シャリステラ「はい?なんでしょうか?」

「生きてるフォークとナイフを貸してもらえるなら是非一度使ってみたいと思いましてね」

シャルロッテ「もちろんいいですよーきっと癖になっちゃいますから期待してくださいね!はいどうぞ!」

生きてるフォーク「ふぉー、ふぉふぉー」ブンブン生きてるナイフ「ないー、ななーい」ブンブン

「おお、これはなかなかに活きが良いですね、今から使うのが楽しみだなあ」

コルテス(あんなものを口のなかにいれるなんて怖くないのか?)
62 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/27(水) 20:51:07.50 ID:c9zawMxJ0
「あ、すいませーん、私にもその動く奴くださーい」「僕もいいですか?すごく楽しそうですし」「ワシの分はないかい?自分で口に運ぶのが面倒でのう」

シャルロッテ「大丈夫ですよーもう数十単位で用意しちゃってますから!」

コルテス「もうなんなんだよコイツら…」
63 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/05/27(水) 20:53:52.14 ID:c9zawMxJ0
翌日、アトリエ

シャルロッテ「いやあ、昨日は大変だったけど楽しかったなあ、

それにしても最後の方はひたすら肉を食べ続けるステラをみんなで見てたけど

あの子全く動じないで食べ続けるからなあ…

まあでもあの子も族長としての責任とかで色々と大変だろうしたまにはこういう息抜きも必要だよね、たまには目一杯楽しんでもらわないとね!」

シャリステラ「ロッテ!今度はこの竜の砂時計というアイテムを作って過去のドラゴンを捕まえてみましょう!もうコルテス兄様の許可は貰ったわ!」ガチャッ バタンッ

シャルロッテ「…うぅ、せめてあと一ヶ月待ってください…」
64 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/06/15(月) 20:29:58.37 ID:1fx+bEBj0
5ヶ月後

アトリエ

シャルロッテ「よし…このあとはこれをこうして…」

シャルロッテ「前回よりもうまくいってる、このまま続けられれば…」

シャルロッテ「っ!!?やばっ!」

ボフッ…プスプス

シャルロッテ「また…また失敗しちゃったあぁ」ゲンナリ
65 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/06/15(月) 20:30:53.56 ID:1fx+bEBj0
____

シャルロッテ「本当にこのアイテム難しすぎるよぉ〜、なんでこんなに作り方意味不明なの!?

どんな天才がこんなすごいアイテム作り出したの?」

シャリステラ「でも、私たちならこのアイテムを作り出すことも不可能じゃないと思うよ」

シャルロッテ「今回で失敗したの5回目だよ!もうアイテム作るより先に心が折れちゃいそうだよ…」

シャリステラ「だって、作ろうとする度に少しずつ失敗までの時間が長くなってるじゃない!

これは私達の錬金術士としての能力もきっと向上させてくれているのよ」

シャルロッテ「そうなのかなぁ?」

シャリステラ「そうよ、だから頑張りましょう、一人ではできないことでも二人ならきっとできるわ」

シャルロッテ「…そう、だよね。諦めるにはまだ早いよね!

10回でも20回でも、何回でも挑戦してみせればいいよね!」
66 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/06/15(月) 20:31:41.53 ID:1fx+bEBj0
更に5ヶ月後

街のはずれ近く 砂船

コルテス「それで、俺たちはどうしてここに集められたんだ?」

シャルロッテ「実はね私達…ついに過去に行けるアイテム作っちゃったんだ!」

ウィルベル「それで今からみんなで過去に行くの?ちゃんとこの時間に戻ってこれるのよね?

私、事故で戻れなくなりましたーなんてことになるのは御免よ」

ホムラ「おれは わくわくできるぼうけんができるなら なんでもいいぞ」

シャリステラ「大丈夫です、ちゃんと帰るために使う二つ目も用意してありますから帰ることができなくなる何てことはないですから」

ミルカ「…不安かも」
67 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/06/15(月) 20:32:36.63 ID:1fx+bEBj0
シャルロッテ「大丈夫大丈夫!心配ないよ!これは何ヶ月もかけて到達した一つの完成形なんだよ!だから絶っ対に大丈夫!」

ミルカ「まあ…シャル達が作った物だから…怪我とかはないと思うけれど…」

ユリエ「ミルカはやっぱり素直じゃない」

ミルカ「別にそういうことじゃない…」
68 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/06/15(月) 20:33:26.45 ID:1fx+bEBj0
シャルロッテ「じゃあ、まあそういうことなんで早速行きますよー

すー、はー…よしっ!輝け砂時計!私達を過去へと誘え!!」ヒュッ

パリン ピカーーーーン

シャリステラ「きゃっ!?眩しい!」
69 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/06/15(月) 20:34:24.57 ID:1fx+bEBj0
シャルロッテ「あれ?さっきと景色が何も変わってないような…」

コルテス「…」

ウィルベル「…」

シャリステラ「…」

ミルカ「…」

ユリエ「…」

ホムラ「ここ かこじゃないぞ いまの じかんのままだ」

シャルロッテ「…あっれー?おかしいなぁレシピ通りにつくったのに」

コルテス「逆にこの結果になって安心したよ…」
70 : ◆OcvFFNj48ZSy [saga sage]:2015/06/15(月) 21:44:26.02 ID:1fx+bEBj0
シャリステラ「なにがおかしかったのかしら…このレシピが間違ってたりはしないとおもうけど」

シャルロッテ「だよね、材料もうつろう指輪と七星円環と世界霊魂と竜の角で間違ってないはずだし」

シャリステラ「うん、レシピにもその通り、うつろう指輪と七星円環と世界霊魂と古き竜の角があれば作れるって…」

シャルロッテ「もしかして、もしかしてだよ。古き竜の角と竜の角って…別物…だったりしない?」

シャリステラ「…」

シャルロッテ「…しない、よね?まさかそんな事あるわけ…ないよね?」

シャリステラ「…まあ、今度は塔で出会ったあの竜の角を使って作ってみましょうよ

もう作るのには成功したんだしまた同じようにすれば…」

シャルロッテ「あの竜の角はストックもほとんどないからいままでみたいに沢山作ってできるまで続ける方法は取れないよ…」
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