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ユリーカ「セレナ、大丈夫? 息が荒いけど」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/08(金) 11:19:21.59 ID:qfPlMaBj0
セレナ「だ、大丈夫よ」

ユリーカ「サトシたちに言ってきた方がいい?」

セレナ「ほんとうに大丈夫。でもありがとう、心配してくれて」

ユリーカ「うそじゃない? さっきからずっと苦しそうだったけど……」

セレナ「心配しないで」

ユリーカ「……うん。セレナがそう言うんなら……いいけど……」

セレナ「ほら、寝ましょう。あんまり夜更かししてると、背が高くならないぞ」

ユリーカ「うんっ。おやすみ、セレナ」

セレナ「おやすみ……」

セレナ(あっぶねえ、オナニーしてるのばれかけた)

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全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/08(金) 11:23:54.72 ID:qfPlMaBj0
セレナ(ユリーカのまえじゃ、ちょっと出来ないなあ)

ユリーカ「……すぅ……すぅ……」

セレナ(もう寝たかな……)

セレナ「ユリーカ?」

ユリーカ「……むにゃむにゃ……」

セレナ(よし、これなら大丈夫だ。オナニー再開しよう)

 
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/08(金) 11:32:13.83 ID:qfPlMaBj0
セレナ(やっぱりおかずはサトシよね)

セレナ(舞台は、気持ちのよさそうな木陰。シトロンたちはお料理中で、とおくの方にちいさく見えるの)

………………………
…………………
……………
………
……

妄想中

サトシ「ピカチュウ、シトロンたちの様子を見てきてくれないか?」

ピカチュウ「ピカチュウ」タタタタ

セレナ「サトシ、いきなりどうしたの?」

サトシ「二人きりになりたかったんだ」

セレナ「え?」

サトシ「もう少しでバッチもあつまるし、そのまえにどうしても言わなくちゃいけないことがあるんだ」

セレナ「……大切なことなの?」

サトシ「ああ」

セレナ「それってなに?」ゴクリ

サトシ「……俺さ、セレナのことが――――」


 ――――まだ眠らないの、セレナ?
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/08(金) 11:35:22.07 ID:qfPlMaBj0
セレナ「はっ!?」

ユリーカ「今度はにやにやしてたけど、大丈夫?」

セレナ「いいところだったのに……」

ユリーカ「?」

セレナ「な、なんでもない。すこしトイレがしたくなっただけ」

ユリーカ「じゃあ、行ってくればいいじゃん」

セレナ(この小娘が。わたしの一番のたのしみを奪いやがったくせに、この口の利き方はなんだ)

ユリーカ「セレナ?」

セレナ「き、気にしないで。――――じゃあ、すこし用を足して来るわね」

ユリーカ「うん」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/08(金) 11:42:14.31 ID:qfPlMaBj0
とある湖畔

セレナ(ションベン垂れる気はなかったけど、ここに来たら急に尿意が……)

セレナ「ふぅ……」

 ガサガサ

セレナ「!?」

セレナ(まだ、小便おわってないのに――――うう、仕方ない!!)

???「なにか音がしますね」

セレナ(やばい、来たっ。あそこの物陰に隠れようッ)

シトロン「だれか篠突くように放尿していたようですが……」

セレナ(シ、シトロン?)

シトロン「くんくん、くんくん。やはり尿のかおりがしますね。なんだかうっとりします」


6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/08(金) 11:47:36.03 ID:qfPlMaBj0
シトロン「しかしちょうどよかったです。今夜のおかずを探し歩いていたら、こんなすばらしいものがあったとは……」

セレナ(おかずって……)

シトロン「」ボロン

セレナ(――――ッ!?)

シトロン「いつもはセレナのナプキンを使っていますが、誰ともつかない出来立てのションベンもまた乙なものですね」

セレナ(シトロン……)

シトロン「さあ、ぼくのサイホーン。固くなってください」

セレナ(ああ、あんなにたくましくなるものなの……男の子って)

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/08(金) 11:53:35.14 ID:aSzht+OXO
女の子が小便言うなし
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/08(金) 12:25:44.97 ID:XsxPu7pDO
お小水やぞ
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/08(金) 12:34:11.00 ID:qfPlMaBj0
ユリーカのテント

ユリーカ「おそいなあ、セレナ……」

ユリーカ(もしかしてお兄ちゃんの方に行ってるのかも)

ユリーカ「あたしだけ仲間外れなんてずるいっ」


サトシのテント

ユリーカ「こっちに来てみたけど、サトシしかいない……」

サトシ「……むにゃむにゃ……ピカチュウ、十万……」

ユリーカ「ねえ、サトシ。はやく起きて」

サトシ「へぇ?」

ユリーカ「ユリーカだよ、ユリーカ」

サトシ「ああ、ユリーカか……こんな夜遅くにどうした?」

ユリーカ「お兄ちゃんたちがいないの」

サトシ「セレナもいないのか?」

ユリーカ「なにかあったんじゃないかな?」

サトシ「……よし、すこし探してみるか」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/08(金) 12:38:10.68 ID:qfPlMaBj0
湖畔

サトシ「ちょっと待て、ユリーカ」

ユリーカ「?」

サトシ「人の声がする」

ユリーカ「ほんと?」

サトシ「耳をすませてみろ」


???「ハリマロン、口の中でいきますよ!!!!」


ユリーカ「お兄ちゃんの声!!」

サトシ「おどかしちゃ悪いから、そっと近づこうぜ」

ユリーカ「ぬきあし、さしあし、忍びあしだね」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/08(金) 12:45:56.26 ID:qfPlMaBj0
湖畔

セレナ「シトロン、あんな乱暴にハリマロンを使って……」

セレナ(わたしもあんなことをされたいなあ……サトシのでっかいやつで……)

セレナ「お、オナニーしよう」

 ガサガサ

セレナ「!?」

サトシ「(あ、セレナ)」

セレナ「(さ、サトシ!? ユリーカも)」

ユリーカ「こんなところに居たんだ」

サトシ「なんかシトロンの叫び声が聞こえてさ」

セレナ「そ、そうなんだあ……。ははは……」

セレナ(やばい、ここは回れ右して貰わないと、シトロンの沽券にかかわるわ)

サトシ「っで、シトロンは何をしてるんだ?」

セレナ「バ、バトルの練習」

サトシ「こんな夜おそくに……。シトロン、隅に置けないぜ。おれもこうしちゃいられないな」

セレナ「ちょっと待ってッ」

サトシ「どうした?」

セレナ「バトルと言ってもふつうのバトルじゃないの」

サトシ「?」

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/08(金) 12:54:06.64 ID:qfPlMaBj0
テント

サトシ「これがマンコなのか?」

セレナ「うん。指を入れてみて。バトルのときはもっと大きなものを使うけど、今は練習だからね」

サトシ「おお、呑みこまれゆく」

セレナ「ん……ん……あっ……」

サトシ「ユリーカもいれてみろよ」

ユリーカ「じゃあ、失礼します……」

セレナ「――――!?」

ユリーカ「三本の指はさすがにキツかったかな」

セレナ「だ、大丈夫。ふう……大丈夫よ」

サトシ「ユリーカのマンコをみせてくれよ」

ユリーカ「いいよ。でもセレナのとは違って、もじゃもじゃしてないのよ」

サトシ「ほんとだ……。セレナのやつよりずっときれいで、舐めてもよさそうな感じ」

セレナ「な、舐めるのはわたしのやつにして。こっちのほうがよく熟れていて、いい味が出てるの」

サトシ「だけど、なんだかションベン臭いぜ?」

セレナ「レディーにそんなこと言わないで」

サトシ「でも味は好きだ」ペロン

セレナ「くっ……」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/08(金) 13:26:20.86 ID:nCITsgCx0
期待
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/09(土) 09:46:17.98 ID:xb8APCws0
セレナ「サ、サトシ。サトシのも見せてほしい」

サトシ「おれにはマンコはないぜ」

ユリーカ「ちんちんのことだよね、セレナ?」

セレナ「え、あ、うん」

サトシ「そう言われても、みんなに見せるのは、はずかしいな……」

セレナ「わ、わたしもはずかしいわ……だけどサトシのためだから……」

サトシ「なんだって?」

セレナ「な、なんでもない!! とにかくはやく見せて!!」

サトシ「せ、急かすなよ」ヌギヌギ

セレナ(も、もうすこしでサトシのおちんぽ……)

サトシ「こ、これでいいか?」

セレナ「え……あ……」

ユリーカ「わっ、でっかい!! ユリーカの片腕ぐらいあるよ!!」

サトシ「そ、そうか? でももっとデカくなるぜ。こうやってしごいてやれば……」

セレナ(わあ……見る見る大きくなってゆく……あんなのぶち込まれたら、子宮どころの騒ぎじゃないわ)
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/09(土) 09:57:53.31 ID:xb8APCws0
ユリーカ「サトシのミロカロス、すごいね……」

サトシ「そ、そんなに見ないでくれよ」

セレナ「えっとサトシ……申し訳ないんだけどね、しまってくれないかな?」

サトシ「わるい、セレナ。そうしたいのは山々なんだけど、一度こうなった以上は、しばらく時間を待たないといけないんだ」

セレナ「べ、べつにわたしは厭じゃないんだけど、そんなのぶち込まれたら……」

サトシ「ぶち込む?」

セレナ「もちろん子どもを産みたいと思っているし、そのあとも情熱的でいたいけど……今はね……」

ユリーカ「サトシ、なんだか頭のほうがヒクヒクしているよ」

サトシ「ここからションベンが出るんだぜ、ユリーカ」

ユリーカ「あたしはこのマンコがびゅーって出るんだ」

サトシ「へー、ユリーカのションベンはさぞかし美味しいんだろうな」

セレナ(!? 美味しい!

ユリーカ「お兄ちゃんはよく褒めてくれるのよ。『芳醇なアンモニアのかおり、ユリーカのエキスが満点です』って」

サトシ「うちのママは、おれのちんこを咥えて、直にのんでたなあ……。おれのションベンでよく溺れかかったもん」



16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/09(土) 10:48:52.66 ID:VqBOYSiDO
近親相姦を経験済み…だと
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/09(土) 14:58:04.71 ID:kFIzvtrM0
まぁ…あのママさんなら分かる気はする
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/10(日) 01:19:30.52 ID:Rntu/auKO
ユリーかの腕くらいが通常時ってやばくないか
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/10(日) 09:40:49.90 ID:ZozeIj1m0
ユリーカ「じゃあサトシのおしっこでプールが出来るね」

サトシ「今度、シトロンにたのんでやってみようぜ」

ユリーカ「さんせー」

セレナ(なんだか頭が痛くなってきた)

セレナ「わたし、寝るね……」

サトシ「おう、風邪ひくなよ」

ユリーカ「あたしはもうちょっとサトシのちんちん弄ってるね」

セレナ「うん……」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/10(日) 09:47:41.17 ID:ZozeIj1m0
次の日の朝

シトロン「今日の出来栄えはどうですか?」

サトシ「このスープおいしいぜ、シトロン!!」

ユリーカ「なに使ってるの?」

シトロン「そこは企業秘密です。ぜったいにおしえられませんっ」

セレナ(ひみつ……まさか、ね)

サトシ「またサイエンスの力かッ?」

シトロン「いえいえ、この味はヒューマンパワーですよ」

セレナ「え?」

シトロン「おやおや、セレナも知りたいんですか?」

セレナ「いや、えっと……一応、後学のために教えてもらえると、うれしいかなあ……」

シトロン「ふふふ、そんなに言うんなら仕方ありません、教えてあげましょう」

セレナ(ごくり……)

シトロン「それというのも……」

セレナ(だ、大丈夫よ。まだ、口にしてないもの。わたしは大丈夫なの)

シトロン「人間の愛のパワーですッ」

セレナ「へ?」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/10(日) 09:54:03.15 ID:ZozeIj1m0
ユリーカ「なーんだ、それならわたしだって出来るよ」

シトロン「ノンノンノン。料理はなによりも愛が必要なんですよ」

サトシ「愛ってスゲー」

セレナ(はあ……取り越し苦労みたいだったようね)

シトロン「セレナなら分かってくれますよね、愛?」

セレナ「う、うん」

シトロン「っで、味はどうですか?」

セレナ「すこし待って、まだ飲んでないから。……………うん、おいしい」

シトロン「そうですか……グフフフ」

セレナ(おい、待て。グフフってなんだ)

シトロン「やはり、かくし味が効いているみたいですね」

ユリーカ「えー、やっぱり使ってるじゃん、かくし味!!」

シトロン「だから、ひと手間加えることが愛なんですよ。ねえ、セレナ?」

セレナ「そ、そうだね」

セレナ(やばい、吐きそう……)

22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/10(日) 10:01:18.79 ID:ZozeIj1m0
次の街

ユリーカ「わーすごい!! 人がいっぱいいる!!」

シトロン「こうやって人中に出るのもひさしぶりですね」

サトシ「ずっと野宿だったもんな」

セレナ「そうね……」

ユリーカ「なんだか、顔が真っ青だよ?」

セレナ「悪いものでも食べたのかしら」

シトロン「」ビクッ

サトシ「セレナ、お腹が空いてたって、道ばたの木のみを食べちゃダメだぞ?」

ユリーカ「セレナって意外と食いしん坊なんだね」

セレナ「あははは……。そうみたいね……」

サトシ「? もしかして、体調がわるいのか?」

セレナ「ぜ、全然元気よ」

サトシ「きのうは早く寝たし、シトロンの料理もとくに問題なかったけどなあ……」

セレナ(きのうは早く寝た?)

セレナ「きのうは早く寝たの?」

ユリーカ「セレナ?」

セレナ「だってきのうは……」



23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/10(日) 10:08:11.64 ID:ZozeIj1m0
宿

シトロン「居心地のよさそうな部屋ですね」

ユリーカ「あっ、ここから海が見えるよ」

シトロン「ほんとうです、オーシャンビューですよ」

サトシ「すげー。ほら、セレナ、こっちに来いよ」

セレナ「…………」

サトシ「セレナ?」

セレナ「頭がすこし痛いんだ。横になってもいいかな?」

サトシ「う、うん」

ユリーカ「セレナ……病院に行く?」

セレナ「大丈夫よ。ほんのちょっと横になれば、また元のとおりになるから」

シトロン「ならぼくたちは、すこし席を外しましょう」

サトシ「セレナ、自分の身体なんだから大事にしろよ。自分で大変だと思ったら、おれにしっかり言うんだぞ?」

セレナ「うん……」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/10(日) 10:18:25.52 ID:ZozeIj1m0
セレナ「ふう」

セレナ(きのうのことがもし夢だったとしたら、わたしはよほどどうかしているわね)

セレナ「ほんとにアタマが痛い、はやく寝よう」

 ――――ガチャ

セレナ「?」

サトシ「もう寝てるか、セレナ?」

セレナ「さ、サトシ」

サトシ「やっぱり起きてた」

セレナ「どうして戻ってきたの? ユリーカたちは?」

サトシ「ふたりは街中をめぐってくるって」

セレナ「そうなんだ……でもどうして、サトシが?」

サトシ「いつもお世話になってるからさ。それに、ひとりじゃ心細いんじゃないかと思って」

セレナ(サトシ……)

サトシ「ほら、はやく横になってゆっくり休めよ。おれがずっとそばにいるから」

セレナ「うん」

サトシ「欲しいものはあるか?」

セレナ「ううん、いまが満足」

サトシ「ほんと?」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/10(日) 10:27:13.75 ID:ZozeIj1m0
セレナ「うそじゃないの。サトシとふたりっきりになれることなんて、そうそうないから」

サトシ「でも、こうやった方が眠りやすいだろ?」

セレナ(さ、サトシがわたしの手を……ッ)

サトシ「おれも眠れないとき、よくこうやってもらったんだ」

セレナ「ありがと……」

サトシ「こちらこそ、いつもありがとう」

セレナ(……なんだか、ほんとうに眠れそう)

 ……………………………
 …………………
 …………
 ……

シトロン「セレナ、薬をのみませんか?」

セレナ「え? あ、うん」

シトロン「ほら、ぼくの蛇口から直接ながれる流動食ですよ」

セレナ「ごくごくごく」

シトロン「苦味がいいアクセントを出してませんか?」

セレナ「ほんと、シトロンの作るものはおいしいわね」

シトロン「じゃあ、ぼくの噴火山から吹きだした溶岩石はどうです?」

セレナ「ああ、とってもたくましいわね。――――いただきます」

シトロン「ぼくの胃のなかで絶妙な混合をはかったものです。夕餉のフレーバーがかすかに残っているでしょう?」

セレナ「むしゃむしゃむしゃ」

シトロン「さあ、お待ちかねのメインディッシュは、ねっとりと絡みつくおしいいミルクを――――」


セレナ「――――はっ!?」

セレナ(ゆ、夢?)
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 13:10:43.56 ID:mhUWRPkS0
夢オチかいwwwwwwwwww
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/10(日) 13:22:46.61 ID:n0IRKmDhO
サイエンスの力か……
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/10(日) 14:17:02.08 ID:ZozeIj1m0
夕食

セレナ「みんな、おはよう」

サトシ「もう大丈夫なのか、セレナ?」

セレナ「うん。みんなサトシのおかげ」

サトシ「いつも迷惑かけてるから、それのお返しだよ」

セレナ「でもありがとう」

サトシ「まあ、メシを食おうぜ」

シトロン「あっ、セレナ。もう起きて大丈夫なんですか?」

セレナ「し、シトロン」

セレナ(あれがたとえ夢とはいえ、こうやって顔を合わせるのは気まずいな……)

ユリーカ「セレナ、おはよう」

セレナ「おはよう、ユリーカ」

サトシ「――――そうだ、セレナ」

セレナ「なに?」

サトシ「きょうの夜、すこし時間が欲しいんだけど、いいかな?」

セレナ「う、うん」

サトシ「話しておきたいことがあるんだ」





29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/10(日) 14:23:00.47 ID:ZozeIj1m0
夜、橋のたもと

セレナ「…………」

サトシ「…………」

セレナ(なんだかロマンチックなところに来ちゃたけど、サトシは一体なにを話そうとしてるんだろう)

サトシ「なあ、セレナ」

セレナ「は、はい」

サトシ「かしこまらなくていいよ、そんな」

セレナ「う、うん」

サトシ「あのさ、おれがもし今回のリーグで優勝したら、旅はもうやめようと思うんだ」

セレナ「え?」

サトシ「もちろんずっとじゃないぜ。あついバトルをしたいと思ったら、すぐに家を飛びだすさ」

セレナ「伝えたいことってそれ?」

サトシ「ああ」

セレナ「わ、わたしと離れるってこと?」

サトシ「…………」

セレナ「ねえ、答えてよ、サトシ」

サトシ「セレナ……。おまえの気持ちはよく分かってる」

セレナ「そんなはずない、サトシは全然わかってないのよっ。だから、そんな冷たいことが言えるの」

サトシ「だけど、ごめん」

セレナ「そんな……」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/10(日) 14:35:19.64 ID:ZozeIj1m0
寝室

セレナ(橋のたもとでサトシの言ったこと……)

サトシ「むにゃむにゃ……」

セレナ(シトロンたちも寝てる……)

セレナ「サトシ……」

サトシ「むにゃむにゃ……」

セレナ「サトシっ」

サトシ「ん? な、なんだ」

セレナ「わたしのお願いを聞いてほしいの」





31 :いひおふほ :2015/05/10(日) 16:16:27.53 ID:bM57hy890
スープに入っていたのってせー●き
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/10(日) 17:34:01.33 ID:r3DlcvlDO
セレナの聖水じゃね?
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/10(日) 18:26:18.43 ID:AhzcH5TbO
今までのヒロインの肉片
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/10(日) 22:02:02.99 ID:U9tvq9B50
サトシ「こんなところに連れだして、一体なんだよ」

セレナ「わたしね、ずっとサトシのこと想ってたんだよ」

サトシ「セレナ……?」

セレナ「わからないかな?」

サトシ「…………」

セレナ「わからないんなら……ありがとう、いままで」

サトシ「セレナっ」

セレナ「――――」



寝室

シトロン「サトシはようやく行きましたね」

シトロン(さて、そろそろ準備にかかりますか)
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/10(日) 22:06:34.75 ID:U9tvq9B50
橋のたもと

セレナ「き、キスしちゃったね……」

サトシ「ふたりっきりだから」

セレナ「バカ……」

サトシ「そういえば、あっちの物陰は……」

セレナ「うん。ひと目につかないよね」



寝室

シトロン「ここをこうやって、こうすれば」

シトロン(よし、あとはセレナの枕カバーを)

ユリーカ「お兄ちゃん?」

シトロン「ユ、ユリーカ!? お、起きてたんですか!?」

ユリーカ「トイレに行っていい?」

シトロン「う、うん」

シトロン(なんだ、トイレか……。肝を潰すをとはまさしくこのことですね)
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/10(日) 22:10:23.63 ID:U9tvq9B50
セレナ「すこし暗いけど、ここは大切なところだよ」

サトシ「しっかり割れてるんだな」

セレナ「サトシを受け入れるために……ね」

サトシ「じゃあ、すこし痛いかもしれないけど……」

セレナ「わたしにも見せて、サト……シ……の?」

セレナ(う、うそでしょ。あれは夢だったんじゃないの?)

サトシ「じゃあ、いれるぞ」

セレナ「ま、待って」

サトシ「セレナ?」

セレナ「夢だよね?」

サトシ「おれはここにいるよ」

セレナ「夢じゃないの?」

サトシ「おれはずっと傍にいるよ」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/10(日) 22:18:09.29 ID:U9tvq9B50
寝室

サトシ「シトロン、出来たか?」

シトロン「グッドタイミングです、いまちょうど準備が整いました」

サトシ「それにしても重いな。いつも持ち上げてるけど」

シトロン「にしても大変ですね、サトシは」

サトシ「なにが?」

シトロン「こんな手間を掛けないとならない――――その代物が」

サトシ「ママのことがあるから、すこしごまかさないとならないんだよ」

シトロン「ママのこと? それは初耳ですね」

サトシ「なに、めずらしいことじゃないさ。カスミもハルカもヒカリも、あとアイリスも、みんなそうだったんだ」

シトロン「旅がやめられない理由がそこにあるんですね」

サトシ「そうだけど今回の……は違う。おれはほんとうに愛しいから、こんなふうに小細工を使ってるんだ」

シトロン「しかし夢ですか……」

サトシ「さて、セレナのベッドはどこだ?」

シトロン「ここです。この枕にアタマを置いてください。すこしずれると、大変なことになりますから」

サトシ「たとえば?」

シトロン「ぼくの変態疑惑がね……」

サトシ「どのみちこんなことを協力するんだから、世間一般の男じゃないだろ」

シトロン「お互いさまですよ、それは」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/05/10(日) 22:23:01.72 ID:U9tvq9B50
寝室

サトシ「じゃあ夢のなかで復習をしてくれよ、セレナ」

シトロン「おそらく苦痛しかないでしょう」

サトシ「そのおかげで、いつもの変わらないセレナを守れるなら、どんなものよりも代えがたい」

シトロン「膣が壊されるか……想像するだけでぞくぞくしますね」

サトシ「サイエンスの力で、明日には新品のからだに戻ってるんだから、セレナにとってそれは夢のなかの話だ」

シトロン「やっぱりあれですね」

サトシ「サイエンスの力はすげー」

おわり




39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 22:26:12.01 ID:1jc4nkXb0
なるほど
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