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長門「生体兵器ねこビーム?」提督「そうだ」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/25(月) 22:40:34.27 ID:4SaFyC5QO


長門「なんだそれは?」

提督「知らん。最近開発可能になったらしいが…」

長門「ふざけているのか?」

提督「大真面目だっての。この報告書によれば性能は折り紙つきらしい。非常に高い火力を有しているそうだ」

提督「えーと…ちなみに発射時はニャーと鳴くらしい」

長門「とてもじゃないが信じられないな」

提督「まあ…そうだよなぁ…」


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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part6 @ 2024/03/16(土) 18:36:44.10 ID:H9jwDXet0
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昔、スリに間違えられた @ 2024/03/16(土) 17:01:20.79 ID:TU1bmFpu0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1710576080/

さくらみこ「インターネッツのディストピアで」星街すいせい「ウィキペディアね」 @ 2024/03/16(土) 15:57:39.74 ID:7uCG76pMo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710572259/

今日は月が……❤ @ 2024/03/14(木) 18:25:34.96 ID:FFqOb4Jf0
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どうも、僕は「げじまゆ」をヤリ捨てた好色一代男うーきちと言います!114514!! @ 2024/03/14(木) 01:23:38.34 ID:ElVKCO5V0
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アサギ・とがめ・新生活! @ 2024/03/13(水) 21:44:42.36 ID:wQLQUVs10
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そろそろ春だねー! @ 2024/03/12(火) 21:53:17.79 ID:BH6nSGCdo
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part5 @ 2024/03/12(火) 16:37:46.33 ID:kMZQc8+v0
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2 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/25(月) 22:47:32.30 ID:4SaFyC5QO

長門「しかし、なぜその話を私に?」

提督「ああ、開発出来たら長門に装備してもらおうと思ったんだが…」

長門「な、なんだとっ!?」バンッ

提督「うおっ!?」ビクッ

長門「このビッグ7とも呼ばれた私が、そんな可愛らしい装備を付けていられるか!!」

提督「お、落ち着けって…。確かにシュールな光景だろうが、艦隊旗艦に強力な装備があることで士気の高揚にもつながるとも考えているんだ」

長門「そんなふざけた装備で士気高揚もないだろう。考え直してもらおうか」

提督「わ、わかったよ…。そんなに怒ることはないだろ…」

長門(…しまった。本当は装備したいと思っていたのに…)
3 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/25(月) 22:53:24.07 ID:4SaFyC5QO

提督「まったく…。それじゃあ陸奥に装備してもらおうかな…」ボソッ

長門「!!」ピクッ

提督「うん。その手があったか」

長門「……」

提督「…うん?どうしたんだ長門?」

長門「…ま、待ってくれ」

提督「え?」

長門「待ってくれと言っている。…そのねこビームとやら、やはり私が装備しようか」

提督「急にどうしたんだ…」
4 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/25(月) 22:59:02.84 ID:4SaFyC5QO

長門「大切な妹に未知の装備を預けるわけにはいかないだろう」

提督「いや、性能は確認済みで…」

長門「陸奥に辱めを受けろというのか?」

提督「…わかったよ。ねこビームの開発に成功したら長門に装備してもらうよ」

長門「近代化改修…まあ、私には必要ないのだが。そ、それに連合艦隊旗艦を務めた栄光に比べれば微々たるものだが、貰っておこう…か」

提督「…お前、実は装備したいのか?」

長門「そんなことはない」

提督「あ、はい。すいませんでした…」
5 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/25(月) 23:05:43.28 ID:4SaFyC5QO



提督「それじゃ、ねこビームの開発でもするとしますか」工廠→兵装C→生体兵器

長門「頼んだ」

提督「えーっと、資材は…」

長門(…ねこビームか。フッ、胸が熱いな…)

提督「よし…これで開発できるらしい。いくぞ」

長門「…ん、あ、ああ」


ピカーッ

提督「…」

長門「…」ドキドキ
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/25(月) 23:10:31.87 ID:5ofFGUqx0
最強の対空兵装ですね
7 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/25(月) 23:12:55.82 ID:4SaFyC5QO

シュゥゥゥ…

「Sホロ カニ光線」

長門「」

提督「あれ?」

提督「…あれ〜っ!?おっかしいなー…確かにこのレシピであってたはずなのに…」

長門「」

提督「ん?あ、あのー長門さん?」

長門「ふ…」

提督「ふ?」

長門「ふざけるなーーーーっ!!!」

長門「全然ねこ関係無いだろう!」

長門「もう一度だ!もう一度開発するぞ!」

提督「いやいや無理だって!資材だってタダじゃないんだぞ!」

長門「さあ!早く!」
8 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/25(月) 23:15:32.13 ID:4SaFyC5QO

その後もなぜかカニ光線しか開発できず。しかたないので装備したが、その姿は皆の笑いものになってしまったとさ。

しかし、圧倒的な性能で深海棲艦をバッタバッタと薙ぎ払っていく様に皆、驚愕したとさ。

その戦果を称えるため、戦艦長門は『誇りある蟹航戦』と呼ばれたそうな。航空戦艦じゃないのにね。


めでたしめでたし
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/25(月) 23:18:01.37 ID:4SaFyC5QO


というWSGの兵器ネタをちょいちょい出していきます。いまどき知ってる奴いるのか激しく疑問だけど。
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/25(月) 23:23:31.26 ID:Y9LV+O5NO
イカリングレーザーを装備した長門が武蔵の口の中にビームを打ち続けるって?
11 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/25(月) 23:25:37.95 ID:4SaFyC5QO
次回予告(嘘)


日向改『そうだ、艦載機を放って突撃。これだ…』

11 ハウニブーIV
11 ハウニブーIV
11 ハウニブーIV
14 ハウニブーIV


MVP!!

日向改『そうか…やはりこれからはUFO戦艦の時代だな』

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2015/05/25(月) 23:44:17.53 ID:VmkP4L3Ho
駆逐に80cm四連装酸素魚雷をガン積みしよう
13 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 00:14:08.27 ID:J37V41RMO

日向(改)「提督」

提督「どうしたんだ、日向?」

日向「いや、何やら最近妙な装備を開発していると聞いてな」

提督「ん、ああ…カニ光線のことね…」

日向「それなんだが…航空戦艦を強化するような装備は開発出来ないか?」

提督「うーん…ないこともないけど…」

日向「ほう?」

提督「確か開発計画書があったような気が…」ガサゴソ

提督「お、これだこれだ」ペラッ
14 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 00:21:21.68 ID:J37V41RMO

日向「…?これは…ただの円盤のようだが…?」

提督「そう見えるが、コイツは立派な航空機だそうだ。しかも全艦搭載可能」

日向「それはすごいな」

提督「それじゃ、いっちょ造ってみるか?」

日向「よろしく頼むよ」



ピカーッ

シュゥゥゥ…

「Sホロ ハウニブーIV」

提督「なんだかあっけなく完成したな…」

日向「良かったじゃないか」

提督「せっかくだし、残りのスロット分も開発しちまうか」

15 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 00:24:25.29 ID:J37V41RMO


日向改:装備

11 ハウニブーIV
11 ハウニブーIV
11 ハウニブーIV
14 ハウニブーIV

日向「…まさかの航空戦艦の時代か?」

提督「それも嘘じゃないかもしれないな。ちなみにこの円盤はUFOと言うらしいぞ」

日向「UFO…」

提督「なあ、せっかく装備を新調したんだから、試し撃ちがてら出撃してみたらどうだ?」

日向「そうだな」

16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/26(火) 00:24:31.17 ID:+xB9JKGR0
PSPのWSG2 がシリーズ最後の作品になっちゃったな
今でもとってあるけど、すごく残念
17 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 00:31:43.28 ID:J37V41RMO


最上「ねえ、装備を新しくしたんだって?」

加賀「砲を捨ててまで艦載機を乗せるなんて…。戦力になるといいけれど」

日向「心配はいらないさ」

加賀「…なら良いのだけれど」

最上「敵機発見!」

日向「よし、UFO戦艦の真の力、思い知れ!」

最上「UFO?」

日向「そうだ、艦載機を放って突撃。これだ…」

フォンフォン

加賀「あれは…?」

ビシュゥゥン ドガーン

深海棲艦だったもの『』

最上「」

加賀「」

日向「ふっ…やっと時代が、私に追いついたのか…」

最上「えぇ…」

18 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 00:34:31.50 ID:J37V41RMO


MVP!!

日向「そうか…やはりこれからはUFO戦艦の時代だな」

加賀「……」

加賀「戦力外どころか、圧倒的な力だったわ…。一航戦の私が活躍すらできないなんて…」

加賀「……」タッタッタ





提督「あのUFO、見た目はあれだが捨てたもんじゃないな…」

提督「そしてこれが新型航空機…」ペラペラ

バタン

加賀「提督」

提督「…次はなんだ」ハァ

加賀「私にも装備を開発してほしいわ」

提督「誰か来ると思ったよ…」


続く?

19 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 00:39:42.71 ID:J37V41RMO

次回予告2(嘘)


ダダダダダ

加賀『…っ!!』

瑞鶴『一航戦も大したことないわね!!

加賀『…!』

瑞鶴『第二次攻撃隊。稼働機、全機発艦!!この勢いで一航戦を倒すわよ!!』

加賀『…』

瑞鶴『怖気づいて声も出ないってわけ?』

加賀『頭にきました』

20 アヒル攻撃機
20 アヒル爆撃機
46 アヒル戦闘機
12 アヒル攻撃機

瑞鶴『』


どうなる瑞鶴、負けるな瑞鶴!

次回『瑞鶴よ、波間に睡れ』

お楽しみに!!
20 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 00:42:06.70 ID:J37V41RMO
今日はここまで。WSG2楽しかったな…。

セーブデータ消えたからまた最初からやり直し中。

艦これ人気にあやかって復活しないかな…。ないか…。
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/26(火) 00:55:27.60 ID:t4O3UTVho
だいぶ前にガンナー2と艦これのクロスSSやってたな結構面白かった
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/26(火) 01:21:44.73 ID:cOy3HR+jo

初期の自軍装備は割と常識的だけど
開発が進むにつれはっちゃけだすんだよね…
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/26(火) 03:29:09.39 ID:Jm2Dbr9Bo
あの世界じゃ島風ですら低速艦になるからな
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/26(火) 10:23:48.64 ID:KJVf1ZQWO
特殊弾頭ミサイルをイージスロックで同時発射する快感

見ろ戦艦がゴミの用だ
25 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 14:24:56.75 ID:A+SfoI0iO

バタン

加賀「提督」

提督「…次はなんだ」ハァ

加賀「私にも装備を開発してほしいわ」

提督「おおかた、日向の装備を見て来たんだろ」

加賀「そうね。それで、造ってもらえますか?」

提督「まあ、ちょうど新型機の開発計画書が届いたから、これで良ければ…」

加賀「お願いするわ」

提督「ちょっと待ってろよ。…それにしてもお前ら開発させすぎだろ。消費だって少なくないのに…」
26 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 14:27:11.74 ID:A+SfoI0iO

工廠→航空機→特殊機

ピカーッ

シュゥゥゥ…

「Sホロ アヒル攻撃機」

加賀「」

提督「お、ちゃんと出来た。やっぱりすごい見た目だよな」
27 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 14:36:08.72 ID:A+SfoI0iO

加賀「ふざけないで」

提督「ふざけてないさ。性能は烈風を圧倒的に上回っているんだぞ」

加賀「烈風を…?」

提督「そうだ。それに考えてみろ。圧倒的な航空戦力で敵を撃滅する姿を」

加賀「圧倒的な戦力…」

提督「まさに栄えある一航戦の姿そのものじゃないか」

加賀「…そうね、この強化は良い判断ね」

提督「分かってくれたか。他にも戦闘機や偵察機に爆撃機もあるから造っておくか」

加賀「楽しみね」


特殊機の開発が終了しました

「Sホロ アヒル偵察機」
「Sホロ アヒル戦闘機」
「Sホロ アヒル爆撃機」

28 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 14:43:50.46 ID:A+SfoI0iO

提督「よーし、この新装備の実力を演習で試してみるか?」

加賀「相手は誰に?」

提督「せっかくだ。同じ正規空母の瑞鶴に務めてもらおうじゃないか」




戦闘開始!!

瑞鶴「第一次攻撃隊。発艦始め!」ブウゥゥン

加賀「ここは譲れません」シュンシュン

瑞鶴「えっ!?…な、何よそれ!アヒルじゃない!」

加賀「そうね。確かにアヒルよ」

瑞鶴「新兵器だというから何かと思ったら…まさかオモチャとは思わかなったわ!」

加賀「…」

瑞鶴「全機攻撃開始!やっちゃって!」


提督「…さて、どうなるやら」
29 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 14:50:29.07 ID:A+SfoI0iO

ダダダダダ

加賀「…っ!!」

瑞鶴「一航戦も大したことないわね!!」

加賀「…!」

瑞鶴「第二次攻撃隊。稼働機、全機発艦!!この勢いで一航戦を倒すわよ!!」

加賀「…」

瑞鶴「怖気づいて声も出ないってわけ?」

加賀「頭にきました」

20 アヒル攻撃機
  対空パルスレーザー 荷電粒子砲

20 アヒル爆撃機 
  2000lb爆弾 荷電粒子砲

46 アヒル戦闘機
  対空パルスレーザー 長距離AAM 

12 アヒル攻撃機
  対空パルスレーザー 荷電粒子砲


瑞鶴「」

加賀「鎧袖一触よ。心配いらないわ」


提督「あれ…?偵察機持って行かなかったのか…。まあ、対潜装備しかついてないしな…」

提督「ていうかアイツ勝手に攻撃機造りやがったな…。まーた資材が…」
30 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 14:54:23.85 ID:A+SfoI0iO

戦闘終了!! 完全勝利 S

瑞鶴「」ユラユラ

加賀「やりました」


その後の出撃で常軌を逸した航空戦を展開する加賀は「逸航戦」と呼ばれたそうな
31 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 15:03:10.78 ID:A+SfoI0iO

次回予告3(嘘)

ドカーン

吹雪『きゃあああ!!』バシャーン

夕立『吹雪ちゃーーーん!!』

ピカッ ズヴアァァァァ

深海棲艦『』

長門『ビッグ7の力、侮るなよ』

吹雪『……え?』

夕立『あ、あれは…』

睦月『蟹航戦の…長門さん…?』

長門『あまり艤装(の話題)には触らないでもらいたいものだな(泣)』


駆逐艦たちの危機に颯爽と駆けつける戦艦長門!その背には新型のカニ光線が!!

次回『旭日は東方より昇り来る』

お楽しみに!!
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/26(火) 17:04:13.91 ID:3tSf6tkDO
乙、ついでにイージス駆逐艦吹雪も造っちゃう?
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/26(火) 18:10:31.03 ID:Uu9vWgjOO
皆に超音速酸素魚雷積んでやろうぜ
雷巡がお払い箱になるが
34 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 19:57:18.72 ID:A+SfoI0iO
続きいきます
35 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 19:58:42.98 ID:A+SfoI0iO

長門「ところで提督」

提督「なんだ?」

長門「そろそろねこビームを開発してほしいのだが」

提督「ねこビーム?ああ、あったねそんなの」

長門「あったねそんなの…じゃない!!」

長門「おかげで私は蟹航戦などと呼ばれてしまっているじゃないか!!」

提督「いいじゃない、強いんだし…」

長門「良くない!!」

提督「それで?蟹航戦と呼ばれたくないからねこビームが欲しいって?」

長門「そうだ」

提督「資材だって安くないぞ」

長門「そこをなんとか!!」
36 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 20:01:25.63 ID:A+SfoI0iO

提督「はぁ…。まあ、新型のにゃんこビームとやらが開発可能になったらしいから、それで良いな?」

長門「新型が?ほ、本当にいいのか…?」

提督「いいよ。じゃあ、ちゃっちゃと開発しますかね」

工廠→兵装C→生体兵器

ピカーッ

長門(にゃんこビームか。フッ、胸が熱いにゃ…)ニヤ

シュゥゥゥ…

「Sホロ 新型カニ光線」

長門「」

提督「…やーっぱ駄目かぁ」

長門「な、何故だ…」

長門「何故、カニ光線しか開発出来ないのだ!?」

提督「さあ?」
37 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 20:05:48.83 ID:A+SfoI0iO

長門「資材の配分を間違えているんじゃないのか!?」

提督「間違いも何も、全量投入なんだが」

長門「くっ、まだだ…まだ資材はある…」

提督「勘弁してくれ。開発資材が足りないって」

長門「認めんぞ…こんな結末は…」

提督「まあ、強くなるにはなったから…しばらく我慢してな」

長門「にゃあ…」
38 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 20:10:12.08 ID:A+SfoI0iO

バタン

陸奥「提督!!」

提督「どうした?」

陸奥「現在出撃中の水雷戦隊が敵の奇襲を受けて苦戦中と連絡が!」

長門「何?あの方面の敵は奇襲をかけるほど戦力は充実していなかったはず…」

提督「ともあれ攻撃を受けているのは事実だ…。長門、出撃の準備をしてくれるか?」

長門「あ、ああ…しかし…」チラッ

提督「それしかないんだから諦めて装備しろ!」

長門「…いいだろう。だが、帰ってきたら必ずにゃんこビームを造ってもらうからな」

提督「わかった。検討しよう」

提督(…どんだけ欲しいんだよ)

長門「よし。戦艦長門、出撃する!」

39 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 20:15:42.49 ID:A+SfoI0iO

ドーン バシャァ

睦月「ふえぇぇ…こんなに敵が居るなんて…」

夕立「こんなの聞いてないっぽい〜!!」

吹雪「もう少し耐えれば必ず応援が到着するから…」

ドカーン

吹雪「きゃあああ!!」バシャーン

睦月「吹雪ちゃん!?」

イ級「…」ガシャン

吹雪「あ、あぁ…」

夕立「吹雪ちゃーーーん!!」
40 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 20:21:08.14 ID:A+SfoI0iO

ピカッ ズヴアァァァァ

イ級「」

吹雪「……え?」

長門「ビッグ7の力、侮るなよ」

夕立「あ、あれは…」

睦月「蟹航戦の…長門さん…?」

長門「大丈夫か?」

吹雪「あ、ありがとうございます…。あ、あの…もしかして装備新しくなりました…?」

長門「あまり艤装(の話題)には触らないでもらいたいものだな(泣)」

吹雪「す、すいません」
41 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 20:25:09.94 ID:A+SfoI0iO

長門「話は後だ。まずはこの敵を片づけるぞ。よし!艦隊、この長門に続け!」

吹雪「は、はいっ!」

長門「全主砲、斉射!て――ッ!!」

ピシュゥーン ドドドドドカーン

深海棲艦「」

睦月「ふぁっ!?」

夕立「な、なんだか私たち必要ないっぽい…」

吹雪「す、すごい…これがカニ光線の力…」

42 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 20:30:27.73 ID:A+SfoI0iO



長門「作戦終了だ、艦隊が帰投したぞ」

陸奥「お帰りなさい」

提督「お疲れさん。大活躍だったようじゃないか」

長門「新兵器の力だな」

提督「そう言うなって」

長門「そ、そんなことより出撃前の約束だが…」

提督「ああ、それならお前さんが帰ってくる前に造っておこうと思ってな…」

長門「な、何!?ということは既に完成しているのか!?」

提督「しかし、俺がやるとカニ光線しかできないだろう?そう思って陸奥に造ってもらったんだ」

長門「陸奥に…?」

提督「そしたら驚くべきことに」

長門「驚くべきことに?」

提督「新型カニ光線しか開発出来なかった」

長門「」
43 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 20:34:15.66 ID:A+SfoI0iO

陸奥「ご、ごめんね?」

提督「元気出せよな」

長門「…こ、こうなったら」

提督「?」

長門「…こうなったら陸奥にも装備させてやろう」

陸奥「な、何でよ!」

陸奥「嫌よ!こんなの装備するなんて!」

長門「私だって嫌だ!」

ギャーギャー


提督「相手にしてられんな…」

44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/26(火) 20:40:16.20 ID:3tSf6tkDO
こうかな?

http://mup.vip2ch.com/mdl.php?img=45802
45 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 20:41:03.80 ID:A+SfoI0iO

一方その頃

ザァァァン

吹雪「長門さん…凄かったな…」

吹雪「私も、あんな風に…なりたくないけど戦えたらなぁ…」

ザッザッ

提督「どうしたんだ?」

吹雪「っ!し、司令官!?」

提督「悩みごとか?」

吹雪「あっ…はい。その、ええと…私、今より強くなりたくて…」

提督「皆を守るためにか…?」

吹雪「はい…」

提督「そうか…」

吹雪「あの、司令官!!私でも使える新しい装備は有りませんか!?」

提督「一つ言っておくが、装備だけ強くなっても仕方ないぞ。それは理解しているな?」

吹雪「…はい!」

提督「……だったら、いいものがある」スッ

吹雪「これは…開発計画書…?」ペラッ

「イージスシステム」

吹雪「イージス…システム…」

46 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 20:46:46.88 ID:A+SfoI0iO


バタン!!

睦月「およ?」

吹雪「はぁっ、はぁっ」

睦月「どうしたの吹雪ちゃん?」

夕立「事件っぽい?」

吹雪「…私、決めた」

夕立「決めた?」

吹雪「私…イージス艦になる!!」

睦月「にゃしぃ?」

夕立「ぽい?」


イージス艦。この時は誰もこの言葉を知る者はいなかった。
47 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/26(火) 20:53:50.66 ID:A+SfoI0iO

次回予告4(嘘)

吹雪『これが…イージスシステム…』

夕立『あまり変わらないっぽい?』



提督『開発で資材が足りないんだ。すまんが、もうしばらく資材稼ぎに行ってくれないか』

伊8『またですか…』

伊58『もう疲れたでち…』

伊19『こうなったら反乱なの!』

伊168『伊号潜水艦の力、見せてあげる!』



提督『潜水艦たちが反乱を起こしてな』

吹雪『説得は私に任せてください!!』



伊8『駆逐艦一人では何もできません』

伊168『船底に大穴開けてあげるから!』

吹雪『司令官…見ててください!私の力を!!』

吹雪:装備
イージスシステム
ASROC対潜III
新型対潜魚雷4連装


伊8『』

伊168『』

伊58(死んだでち)

伊『イク…逝くの…』


突如反乱を起こした潜水艦たち!果たして吹雪は彼女たちを説得できるのか?

次回『水底に悪魔は嗤う』

お楽しみに!!
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/26(火) 20:57:07.73 ID:bCLAXxN0o

提督と陸奥からは蟹になるビームでも出てるんだろうか
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/26(火) 21:12:20.68 ID:iE2KZT8s0
細かいことを言うと生体兵器じゃなくて生物兵器
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/26(火) 21:12:58.01 ID:iE2KZT8s0
細かいことを言うと生体兵器じゃなくて生物兵器
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/27(水) 04:51:49.66 ID:CYPjIlzHo
生体兵器だったと思うけど……

潜水艦プレイは楽しいよな
特殊ミサイルや多弾頭ミサイルを積んで
52 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/29(金) 18:27:01.65 ID:80HWug0eO
続き投下します。
53 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/29(金) 18:31:56.99 ID:80HWug0eO

吹雪「おはようございます、司令官!」

提督「…ん、吹雪か。おはよう」

夕立「私たちもいるっぽい!」

睦月「え、えへへ」

吹雪「…?司令官、なんだかお疲れのようですが?」

提督「いや…なんでもない。しかしなんでお前たちまで…」

夕立「私たちもイージスシステムが気になるっぽい!!」

提督「なに?なんでお前たちがそんなことを……って」チラッ

吹雪「……」サッ

提督「吹雪、お前…口をすべらせたな…」

吹雪「ええと…その、すいませんでした…」
54 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/29(金) 18:49:37.60 ID:80HWug0eO

提督「はぁ…。ま、いいだろう。どうせ量産する予定だったし」

睦月「ほ、ほんとですかぁ!!」

提督「ああ。といっても、まずは吹雪の分だけどな。それじゃ、さっそく造るか?」

吹雪「お、お願いします!!」


工廠→補助兵装→攻撃補助

ピカーッ

シュゥゥゥ…

「イージスシステムV」

提督「よし」

吹雪「これで私も強くなることができる…」

提督「そうだな。装備してみようか」


カーンカーンカーン

吹雪:装備
イージスシステムIII

睦月「おぉー」

吹雪「これが…イージスシステム…」

夕立「でも…あまり変わらないっぽい」

提督「ま、これはあくまで補助兵装だし」

提督「あと、この装備は主砲や副砲に効果はないからな。使えるのは魚雷くらいか」

夕立「それじゃ意味ないっぽい!」

提督「そう言うな。それに砲撃戦よりも雷撃戦が主体の駆逐艦にはうってつけの装備じゃないか」

吹雪「あ、そうですね」

55 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/29(金) 18:53:02.80 ID:80HWug0eO

夕立「それじゃあ提督さん、私たちにも造ってほしいっぽい!!」

睦月「睦月、楽しみなのね!」

提督「…」

夕立「提督さん、どうしたの?」

提督「その…、非常に言いにくいことだが…」

睦月「にゃ?」

提督「実は、最近開発のし過ぎで資材が足りなくなってきているんだ…。つまり…」

吹雪「つまり?」

提督「しばらくは新たにイージスシステムは開発出来ない」

夕立「ええ〜っ!?」

睦月「ふえぇぇぇ…」

提督「それに追加の資材も集められそうにない」

吹雪「な…なんでですか?」

提督「潜水艦たちが反乱を起こしてな」

吹雪「ええ!?なんでそんなことに!?」

提督「それが…」
56 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/29(金) 18:58:26.92 ID:80HWug0eO


提督「開発で資材が足りないんだ。すまんが、もうしばらく資材稼ぎに行ってくれないか?」

伊8「またですか…」

伊19「もう!いったい管理はどうなっているの!」

提督「いや、遠征も頑張ってくれて入るんだが、なにせ通常の出撃もあるし…」

伊168「そういうときこと管理は頑張ってほしいんだけど…」

提督「言い返せない…。その、すまんな…」

伊58「もう疲れたでち…」

伊19「……こうなったら反乱なの!」

提督「何!?」

伊8「戦闘は…あまり好きじゃないけど、仕方ない」

伊168「そうよ!私たち伊号潜水艦の力、見せてあげる!」

提督「お、落ち着けお前たち!」

伊19「もう遅いのね!」
57 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/29(金) 19:09:29.75 ID:80HWug0eO


提督「という顛末だったんだな、これが」

吹雪「なにやってるんですか…」

吹雪「その前に資材が少ないなら言っていただければ我慢したんですよ?」

提督「まあ、そういう約束だったしな。造らないわけにもいくまい。それに反乱は予定外だった」

吹雪「…事情は分かりました。それなら説得は私に任せてください!」

提督「頼めるなら頼みたいが、大丈夫なのか?」

吹雪「はい!私も開発の恩恵を受けてます。だから責任を持ってやり遂げて見せます!」

提督「……わかった。彼女たちは鎮守府近海の海にいる」

提督「こちらに被害が及ぶようなことはしないと思うが、万が一に備えてこれを持って行け」

吹雪「こ、これは…!?」



58 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/29(金) 19:15:19.06 ID:80HWug0eO


鎮守府近海

吹雪:装備
イージスシステムIII
ASROC対潜III
新型対潜誘導魚雷4連装

吹雪「あー、あー、潜水艦のみなさーん!無駄な抵抗は止めて今すぐ鎮守府に帰投しなさーい!」

伊58「…?あの艤装は…?」

伊168「なによそのテンプレなセリフ!」

伊19「それに言うこと聞かなかったらどうするの?」

吹雪「えっ?あ、えーと……げ、撃沈します!」

伊8「…ふざけないで。それに駆逐艦一人では何もできませんよ」

伊58「言うことなんて聞かないよ!」

伊168「そういうこと。だから早く帰って。じゃないと怪我するからね」バシュッ

吹雪「あっ!?」チュドーン

吹雪「……は、外れた?」

伊168「外したの。次に撃つ時は船底に大穴開けてあげるから!」

吹雪「…」

伊58「ふふ、怖いかでち」
59 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/29(金) 19:17:35.60 ID:80HWug0eO


吹雪「…そんなに、私の力が見たいんですか…」

伊8「…何を?」

吹雪「攻撃してくる…あなたたちが悪いんですよ…」

60 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/29(金) 19:26:18.74 ID:80HWug0eO

吹雪「司令官…見ててください!私の力を!!ASROC発射!」バシュッ

伊19「あれは…魚雷が空を飛んでるの!?」

伊168「そんなもの…海に潜れば当たらないわ!」ゴボゴボ

ザパァン ゴォォォ

伊168「そんな!?海中でも行動できるなんて!?」

ドカーン

伊168「あぁっ!?」大破

61 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/29(金) 19:32:36.51 ID:80HWug0eO

伊8「一撃で…!?こっちも魚雷を装填して……」

吹雪「させません!ASROC発射、いっけぇ!」バシュッ

伊8「間に合わない…!」

ドカーン

伊8「うぅ…一度浮上してから…体勢を整えないと…」大破

62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/29(金) 19:35:34.75 ID:ehaa49Kxo
スターデストロイヤーはよう
63 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/29(金) 19:36:51.51 ID:80HWug0eO


伊19「くぅっ! 生意気なのね!」

伊58「こうなったら散開でち!」バッ

伊19「さすがに2人同時には攻撃出来ないのね!」

吹雪「左右に分かれた!?でも…そのためのイージスシステムです!!」ピピッ

吹雪「新型対潜誘導魚雷、発射!!」バシュバシュ

伊58「同時攻撃!?」

伊19「くっ!これも追尾してくるの!?」

ドドカーン

伊19「あうぅ…」大破

伊58「や、やられたでち…」大破

吹雪「これで全員の戦闘能力は奪いました」

吹雪「さあ、まだ続けますか?」

伊168「こ、降伏します…」

64 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/29(金) 19:44:49.00 ID:80HWug0eO



提督「ということで、お前たちは鎮守府への反乱に艦娘への威嚇だったが攻撃と……。とんでもないことをしたな」

伊168「は…はい」

提督「もはや解体処分は避けられないだろう」

伊8「…はい」グスッ

提督「…が、反乱へと至る過程で私にも問題はあった。それに吹雪の説得にも素直に応じてくれたようだし」

伊168(素直に応じるしか生きる道がなかったとは言えない)

提督「よってこの件は不問とする」

伊19「本当…なの?」

提督「…と言っても何もお咎め無しというのもそれはそれで問題なので、罰として吹雪たちの演習相手になってもらおうか」

伊58「え?」


65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/29(金) 19:55:26.36 ID:NuEe29o8o
ピッピリピー ハイジョー ホンハー ハイホーヘンヘー
66 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/29(金) 19:56:43.13 ID:80HWug0eO


吹雪「みんな、準備はいい?」

吹雪:装備
イージスシステムIII
新型超音速酸素魚雷5連装
ASROC対潜III



睦月「 睦月、負ける気がしないのね!てへっ!」

睦月:装備
イージスシステムIII
新型超音速酸素魚雷5連装
ドリルミサイル



夕立「さあ、ステキなパーティしましょ!」

夕立:装備
イージスシステムIII
新型超音速酸素魚雷5連装
特殊弾頭機雷投射機




提督「お前たちが反乱を起こしている間に遠征で資材を集めておいたんだ」

提督「せっかくだから新装備の実力を試してもらいたいと思ってな。頼むよ?」

伊8「」

伊168「」

伊58(死んだでち)

伊「イク…逝くの…」


結論:反乱、ダメ、絶対

67 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/29(金) 19:58:59.00 ID:80HWug0eO
ミスった

×→伊「イク…逝くの…」

○→伊19「イク…逝くの…」
68 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/05/29(金) 20:04:10.75 ID:80HWug0eO

次回予告5(嘘)

大和『これが私の新装備…ですか?』

大和:装備
160cm砲
波動砲
光子榴弾砲
超重力電磁防壁

提督『そうだ。あ、こっち向けないでください…』



吹雪『司令官、敵襲です!!』

大和『私が行きます!!』

提督『待て』

大和『何故止めるんです!?』

提督『資材が足りなくなるだろ』

大和『あっ…』

補給資材最大値

燃料 2500
弾薬 3250



圧倒的な消費量を誇る戦艦大和。日に日に目減りしていく資材に提督は頭を抱える。

次回『「聖者の嘆き』

お楽しみに!!
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/29(金) 21:54:30.82 ID:0C+MZ/7uo
新装備での初陣が友軍相手な主人公か…
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/30(土) 04:52:49.06 ID:oEhF6yEro
波動砲はあまり使えない
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/02(火) 02:50:03.99 ID:/EQfHU980
電磁防壁で一瞬EDF4かと思ったが超重力なのでやっぱり蒼き鋼か
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/03(水) 01:56:20.50 ID:VxbDAchjo
今手元にゲームないから試せないけど
戦艦の船体に160cm砲と波動砲、光子榴弾、防壁載せて46cm装甲にできるんだろうか?重量的な意味で
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/03(水) 08:54:55.66 ID:DmF0GXTxO
大和の船体なら余裕
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/03(水) 17:13:32.61 ID:cGvWGoAAO
その大和なら艦載機としてコスモタイガーも積めるやろ
75 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/06(土) 21:07:02.56 ID:sBSwdsx1O
出張で更新遅れました。続きを投下していきます。
76 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/06(土) 21:09:15.38 ID:sBSwdsx1O


提督「出来た…これが新開発の装備…」

長門「このようなものが…」

提督「よし。大和を呼んできてくれ」

長門「大和を…?」

提督「ああ。これは大和に装備させようと思う」

長門「…了解」

長門「私には装備させてくれないのか…」ボソッ

提督「お前はにゃんこが欲しいんじゃなかったのか」

長門「っ!?い、行ってくるぞ!!」

77 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/06(土) 21:12:49.88 ID:sBSwdsx1O




大和「戦艦大和、参りました」

提督「ごくろう」

大和「あの…どのようなご用件でしょうか?」

提督「それなんだが、新装備を開発してな」

大和「新装備…?」

提督「先日、司令部より新たな開発計画書が届いてね。それを今日造ってみたというわけさ」

大和「はあ…」

長門「だが、それをまともに運用できるのは我ら戦艦くらいだ」

大和「私たちでないと…!?そんな装備があるんですか?」

長門「そうだ。そこでお前に白羽の矢が立ったというわけだ」

大和「つまり…私にその装備を使用しろと?」

提督「そういうこと。ま、実際に装備してみなさい」

78 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/06(土) 21:16:17.92 ID:sBSwdsx1O

カーンカーンカーン


大和「これが私の新装備…ですか?」

大和:装備
160cm砲
波動砲
光子榴弾砲
超重力電磁防壁

提督「そうだ。今のところで感想はあるか?」

大和「重いです。でも砲塔の動きに問題はなさそうですね」ウイィィンガシャン

提督「なるほどね。あ、こっち向けないでください…怖いです」

大和「あっ!す、すいません!!」

提督「…えーと、じゃあ試射がてら鎮守府近海でも出撃してみるか?」

長門「提督。いくら試射とはいえ実戦は…」

提督「念のため吹雪と睦月と夕立を護衛に付けておく。なにか不調があったらすぐに退却しても構わん」

大和「わかりました」
79 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/06(土) 21:19:10.25 ID:sBSwdsx1O


提督「よし、全員そろったな」

吹雪「大和さん、今日は私たちがご一緒します!」

睦月「お願いしますなのね!!」

夕立「何かあったら私たちに任せてほしいっぽい!!」

大和「よろしくお願いしますね」

長門「提督からも言われているが、何かあったらすぐに退却しろ」

大和「はい。みなさん、準備は良いですか?」

吹雪「はい!」

大和「それでは戦艦大和。連合艦隊、出撃です!」

80 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/06(土) 21:22:13.71 ID:sBSwdsx1O


鎮守府近海

ザザーン

吹雪「青い海を守るため〜♪」

睦月「艦娘の出動だ〜♪」

夕立「煌く勝利の稲光り〜♪」

吹雪・睦月・夕立『深海棲艦撃滅だ!』

大和「…えーと」

大和「随分と勇ましい歌ですね?」

睦月「提督がよく歌ってるんですよ!」

夕立「それに出撃するときはみんな歌ってるっぽい」

大和(提督…。変な歌を広めてしまってます…)
81 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/06(土) 21:24:57.31 ID:sBSwdsx1O

ザアァァァ

吹雪「あれは…?」ピクッ

イ級「…」

吹雪「大和さん、敵艦発見しました!」

大和「敵艦ですか?…数は駆逐艦が1隻のようですね…」

大和「それでは、任務を始めましょう」

吹雪「はい!」

大和「まずは160cm砲で砲撃を行います」

大和「目標は敵駆逐艦」ウィィン

大和「敵艦捕捉、主砲薙ぎ払え!」ドゴオォォン

吹雪「きゃあっ!?」

夕立「す、すごい音っぽい…」クラクラ

睦月「なんで上に向けて撃ってるの…?」

大和「大丈夫です。ちゃんと当たりますから」
82 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/06(土) 21:30:57.69 ID:sBSwdsx1O

ヒュゥゥゥ

吹雪「砲弾が敵艦めがけて落下して…!?」

イ級「…?」

カッ ドカアァァァン

吹雪「」

睦月「」

夕立「」

大和「」

夕立「消し炭っぽい…」

大和(想像以上の威力でした…)

大和「えーっと、それでは次へ進みましょう…」

83 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/06(土) 21:35:30.11 ID:sBSwdsx1O



敵主力艦隊戦

敵艦見ゆ!!

大和「敵は軽巡1、駆逐3…」

大和「次は光子榴弾砲を!」

大和「砲雷撃戦、はじめます!」フィィン

吹雪「光の弾が!?」

カッ ドカアァァァン

吹雪「」

睦月「」

夕立「」

大和「」

睦月「消えちゃったね…」

大和(危険すぎます…)

ホ級「…」ドンッ

大和「っ!?砲撃!?」

大和「超重力電磁防壁展開!!」ブゥン

バシィィン

吹雪「防いだ!?」

夕立「ノーダメージっぽい…」

睦月「すごい…」

大和「敵旗艦には波動砲を使います!!」フォォォォン

大和「発射!」ビシュゥゥゥン

カッ ドカアァァァン

吹雪「」

睦月「」

夕立「」

大和「」

吹雪「跡形も残りませんでしたね…」

大和「そ…そうですね」

大和(波動砲は使いづらいです…)


84 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/06(土) 21:38:47.50 ID:sBSwdsx1O

鎮守府

大和「艦隊が無事帰投しました」

提督「お疲れさん。怪我はないか?」

大和「はい。超重力電磁防壁のおかげです」

提督「なるほどね。まあ、使える装備でよかったよ」

提督「他の装備に関する報告はまとめておいてくれ。後から見るよ」

大和「わかりました。あの、先に補給を受けても構いませんか?」

提督「お、悪かったな。補給物資はいくら必要だ?」

大和「えーっと…昼戦を2回行いましたから…燃料が1000と弾薬が1300です」

提督「」

大和「この装備は消費が激しくて…」

提督「ま…まあしょうがないな…」

補給資材最大値

燃料 2500
弾薬 3250
85 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/06(土) 21:42:41.17 ID:sBSwdsx1O

バタン

吹雪「司令官!!」

提督「いきなりなんだ?」

吹雪「て、敵襲です!!」

提督「何?」

スタスタ

長門「吹雪、物事は正確に伝えろ」

提督「長門か…」

長門「近海を哨戒中の部隊より、敵艦隊が鎮守府を目指して接近中との報告が入った」

長門「今すぐに迎撃の用意が必要だ」

提督「…わかった」

大和「提督、私が行きます!!」

提督「待て」

大和「何故止めるんです!?」

提督「まだお前は補給が終わっていない。それに出撃しすぎると資材が足りなくなるだろ」

大和「あっ…」
86 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/06(土) 21:53:14.00 ID:sBSwdsx1O

提督「長門」

長門「何だ?」

提督「哨戒中の部隊に今すぐ帰投しろと伝えろ」

長門「あ、ああ」

提督「それにこちらから出撃し、鎮守府近海で迎え撃つことはしない」

大和「なっ…何を言ってるんですか!?」

提督「なに。こういうこともあろうかと鎮守府前の海には強力な砲台を設置しておいた」

吹雪「そんなのありましたっけ…?たしか海上油田はありましたけど…」

提督「その海上油田だが、実はこういう物だ」バサッ

大和「超巨大…」

吹雪「海上要塞?」


87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/06(土) 22:31:36.02 ID:b8nq5sih0
昨日は仲間が殺された〜♪

今日は姉妹が殺された〜♪

明日は自分が殺される〜♪

それでも戦い止めないぞ♪
...に最終的になるんですね分かります
88 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/07(日) 00:22:29.57 ID:4ZfDE7X5O

鎮守府正面海域

ザァァァァ

ヲ級「…」

ル級「…」

ル級「…」

リ級「…」

チ級「…」

ホ級「…」

キラッ

ヲ級「…?」

グォォォォォン ドドドーン

ヲ級 大破

ル級 撃沈

ル級 撃沈

リ級 撃沈

チ級 撃沈

ホ級 撃沈


ヲ級「…ッ!?」バッ

『超巨大海上要塞 ヘル・アーチェ』ウィィィィン

ヲ級「…!?」

キュウゥゥゥゥン

ヲ級「…!!」

グォォォォォン ドカーン
89 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/07(日) 00:30:04.40 ID:4ZfDE7X5O


鎮守府

吹雪「」

長門「…敵艦隊、沈黙したようだ」

提督「大丈夫だったろ?」

大和「だ、大丈夫じゃありません!!何ですかあれ!!」

提督「いやー、鎮守府が攻撃された時のために造っておいた『超巨大海上要塞 ヘル・アーチェ』だ」

提督「集光パネルで集めた太陽光を使ってレーザー砲を発射するシステムだ」

長門「いつの間にあのようなものを開発していたんだ…?」

提督「いや、あれは家具屋さんに追加されてたぞ」

長門「家具屋!?あれは家具扱いなのか!?」

提督「ああ。家具屋さんに説明もあるだろう」

90 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/07(日) 00:33:36.35 ID:4ZfDE7X5O


家具「超巨大海上要塞 ヘル・アーチェ」

説明:超弩級の家具コイン長者に贈る超巨大家具。上部には巨大なレーザー兵器が鎮座する。文字通り最大最強の防衛家具。

価格:99999コイン

レア度:★★★★★

91 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/07(日) 00:36:22.37 ID:4ZfDE7X5O


吹雪「本当だ…」

提督「我々はこの兵器を超兵器と呼ぶことにした」

長門「超兵器…」

大和「明らかに私よりあの砲台が資材を消費しますよね?」

提督「いや、太陽光だから発射くらいではあまり資材は使わない。むしろ固定されているのが弱点くらいか。まあ、滅多に使わないからさ」

吹雪「なんですかそれ…」

大和「はぁ…。私は疲れたので補給が終わったら休みます…」

提督「はい。お疲れさん」

提督「しかし、大和をこのまま運用するとしかし資材の消費がまた激しくなるな…。さて困った…」


ついに起動した超兵器。その力に驚く一同。でも自分が一番超兵器なのはお約束。

92 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/07(日) 00:39:18.64 ID:4ZfDE7X5O

次回予告6(嘘)


鳳翔『すみません、私の武装を強化してくれるなんて』

提督『なに、遠慮することはない』




球磨『今日はよろしくだクマ』

多摩『出撃するにゃ』

木曾『本当の戦闘ってヤツを、教えてやるよ』

鳳翔『みんなよろしくね』

球磨『なでなでしないでほしいクマー。ぬいぐるみじゃないクマー』



球磨『左舷に敵艦だクマー!』

木曾『俺に勝負を挑む馬鹿は何奴だぁ?』

多摩『砲雷撃戦、用意にゃ!』

鳳翔『私もいきます!風向き、よし。航空部隊、発艦!』

8 :超巨大爆撃機 アルケオプテリクス

11:超巨大攻撃機 フォーゲルシュメーラ

球磨『』クマー

多摩『』ニャー

木曾『』キソー

超兵器航空機を搭載した鳳翔さんフフ怖!そこ!実は艦砲で瞬殺とか言わない!

次回『始祖鳥の嘴爪』

お楽しみに!!
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 02:23:15.34 ID:qnfakw3fO
PSP版 WSG2は何年か前に2週目のヘルアーチェ戦で詰んだままだわ
あの砲撃を避けきれんww敵も多いし
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/07(日) 14:51:18.85 ID:g95N4aWzo
>>93
高速艦でチャージ音が変わったら急速回頭あるのみ
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/10(水) 22:14:21.19 ID:hs1PDs+No
懐かしいな、最速の艦が200ノットくらいだっけ
中の人も大変だ
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/11(木) 07:43:11.01 ID:wdS/tm6DO
>>93
一発もらったら終わりなので大鑑巨砲に回帰した思い出
やはり戦艦は必要だぜ
97 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/12(金) 08:27:31.38 ID:E8pjHCyEO
休暇なので本日更新します。
98 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/12(金) 08:35:06.84 ID:E8pjHCyEO

コンコン

提督「入っていいぞ」

ガチャ

鳳翔「失礼します」

鳳翔「お呼びでしょうか?」

提督「おお、鳳翔か。いきなり呼び出してすまなかったな」

鳳翔「いえ…。そんなことありません」

提督「呼び出した理由だが…新開発した艦載機を搭載してみるかを聞こうと思ってな」

鳳翔「新しい艦載機…ですか?」

提督「ああ」
99 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/12(金) 08:39:04.47 ID:E8pjHCyEO

鳳翔「新しい艦載機を頂けるのは嬉しいですけど…」

提督「嫌か?」

鳳翔「いえ…。でも私のほかにも、もっと搭載数も多くて強い空母がいらっしゃいますよ?」

提督「まあ、確かに鳳翔のほかにも搭載数が多い空母はいるが今回はその逆が望ましいんだ」

鳳翔「少ない方が良いということですか?」

提督「その通り。なんで少ない方が良いかというとだな…、攻撃力が高すぎるんだ」

鳳翔「どういうことでしょうか?」
100 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/12(金) 08:44:41.96 ID:E8pjHCyEO

提督「簡単に言うと強大な火力で逆に周囲を危険にさらしてしまう」

提督「だから数が少ない方が安全に戦える」

鳳翔「逆に危険…。そんな艦載機があるんでしょうか…?」

提督「ま、説明するより物を見た方がいいか。開発計画書はこれなんだが。はい」バサッ

鳳翔「ありがとうございます」ペラッ

鳳翔「…!!」

鳳翔「このようなものがあるんですね…」

提督「あるんだな、これが」

鳳翔「とても艦載機とは思えません」

提督「確かに艦載機ではないよな…」

提督「…まあとにかく、これを装備してくれ」

101 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/12(金) 08:48:19.87 ID:E8pjHCyEO


カーンカーンカーン



鳳翔「すみません、わざわざ私の武装を強化してくれるなんて」

提督「なに、遠慮することはない」

提督「それにどうだ、新しい装備は?」

鳳翔「そうですね…。私には・・・少し大袈裟ではないでしょうか?」

鳳翔「それに…今までの艦載機とは全く違うので、うまく運用できるか不安です…」

提督「不安か…。そう心配することはない」

提督「確かに今までの艦載機とは全くの別物ではあるが、こいつも航空機だ」

提督「これまでと同じように発艦させて戦えばいい」

鳳翔「…はい」
102 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/12(金) 08:52:13.04 ID:E8pjHCyEO

提督「とは言うものの、いきなり強力な深海棲艦が出現する海域に出撃して調整するのも問題だろう」

提督「そうだな…カムラン半島あたりはどうだ?」

提督「敵もそこまで強くないし、ある程度の航空戦も期待できる」

鳳翔「カムラン半島…」

提督「念のため球磨・多摩・木曾の3人を護衛に付ける」

提督「やってくれるな?」

鳳翔「…わかりました。私もお役にたってみせます!」

103 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/12(金) 08:56:07.16 ID:E8pjHCyEO


球磨「今日はよろしくだクマ」

多摩「多摩の手も借りたいって?しょうがないにゃあ」

木曾「本当の戦闘ってヤツを、教えてやるよ」

鳳翔「みんな、よろしくね」

球磨「今日は鳳翔と一緒に出撃できて嬉しいってみんな言ってたクマー」

鳳翔「本当に?ありがとう」ナデナデ

球磨「なでなでしないでほしいクマー。ぬいぐるみじゃないクマー」

木曾「おい、早く出撃するぞ」

鳳翔「ふふ。それでは行きましょうか」

多摩「にゃ。出撃するにゃ」

104 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/12(金) 08:59:51.81 ID:E8pjHCyEO

カムラン半島海域

ザザーン

木曾「それにしても、鳳翔が出撃なんて珍しいな」

多摩「確かにそうだにゃ」

鳳翔「今日は新型の艦載機のテストなのよ」

球磨「…?新型機なんて有ったかクマ?」

鳳翔「どうやら最近になって開発できるようになったみたいなの」

球磨「ふーん…。そうだったのかクマ」

木曾「まあ、なんにせよ役に立ってくれれば問題ない」

鳳翔「ふふっ。今日の木曾ちゃんは厳しいわね」

多摩「違うにゃ。本当は鳳翔と一緒に出撃できて嬉しいのを隠してるんだにゃ」

鳳翔「あら、そうなの?」

木曾「なっ…!ち、違うぞ!そんなことは無い!」

球磨「ふふーん。バレて焦ってるクマ」
105 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/12(金) 09:02:18.22 ID:E8pjHCyEO

木曾「…チッ。そんなことより偵察はしないのかよ?」

鳳翔「ごめんなさい、この艦載機は偵察能力は持っていないのよ」

木曾「はぁ!?そんなんで使えるのかぁ?」

鳳翔「でも戦闘は問題なくこなせるから心配しないでね」

木曾「…わかったよ」


ザァァァァァ


球磨「クマ…?」

106 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/12(金) 09:05:59.23 ID:E8pjHCyEO

ザァァァァァ

リ級「…」

ヘ級「…」

ヘ級「…」

イ級「…」

ロ級「…」

ロ級「…」


球磨「…!左舷に敵艦だクマー!」

鳳翔「…敵艦ですか」ハァ

鳳翔「お話はここまでのようですね。では陣形を整えて戦闘の準備を!」

木曾「おう!さーて俺に勝負を挑む馬鹿は何奴だぁ?」

球磨(だから左舷だって言ってるクマ…)

多摩「砲雷撃戦、用意にゃ!」

鳳翔「それでは私もいきます!風向き、よし。航空部隊、発艦!」

多摩「早速新型機の出番みたいにゃ」

球磨「気になるクマー」

木曾「どんなヤツか見定めてや…」
107 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/12(金) 09:10:35.78 ID:E8pjHCyEO


鳳翔:装備
8  超巨大爆撃機 アルケオプテリクス
11 超巨大攻撃機 フォーゲルシュメーラ


ゴォォォォォォォ

ゴゥンゴゥン


球磨「」クマー

多摩「」ニャー

木曾「」キソー

108 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/12(金) 09:13:21.19 ID:E8pjHCyEO


鳳翔「いつまでも演習って訳にもいきませんっ!攻撃開始します!」

鳳翔「アルケオプテリクスでミサイル発射!接近後に速射砲の発射と爆弾投下を!」


バシュバシュバシュ ダダダダダダダダ ヒュゥゥゥゥ ドドドドドドカーン


リ級 撃沈

ヘ級 撃沈

ヘ級 撃沈

イ級 撃沈

ロ級 撃沈

ロ級 撃沈


完全勝利!! S


鳳翔「私もやるときは、やるのです!」

109 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/12(金) 09:16:40.54 ID:E8pjHCyEO

球磨「」

多摩「」

木曾「」


鳳翔「あら、みんなどうしたの?」

木曾「…」ハッ

木曾「い、いや…何でもないキソ。ちょっと驚いただけキソ」

鳳翔「…?体調が悪いなら撤退しましょうか?」

木曾「あ…だ、大丈夫だ…。おい、姉さんたちもしっかりしろ!進撃だぞ!」

球磨「…はっ!?あまりの衝撃に我を失っていたクマ…」

多摩「とんでもないものを見てしまったにゃ…」



110 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/12(金) 09:21:36.67 ID:E8pjHCyEO

敵主力艦隊戦

敵艦見ゆ!!

ヲ級「…」

ヲ級「…」

ヌ級「…」

リ級「…」

ハ級「…」

ハ級「…」



鳳翔「航空部隊、発艦!」ゴォォォォォ

ヲ級「…!?」シュンシュンシュン


ダダダダダダ ドカーン

制空権確保!


鳳翔「今です!爆弾投下!」


ヒュゥゥゥゥ ドドドドドカーン


ヲ級「…ッ!?」大破

ヲ級 撃沈

ヌ級 撃沈

リ級 撃沈

ハ級 撃沈

ハ級 撃沈


鳳翔「続いてフォーゲルシュメーラにて攻撃を開始!」ゴゥンゴゥン

鳳翔「レーザー砲、発射!」


キュウン…グォォォォォン


ヲ級「…!!」


ドカーン

111 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/12(金) 09:24:20.22 ID:E8pjHCyEO

鎮守府

鳳翔「お疲れ様でした、艦隊が帰りました」

球磨「戻ったクマー…」

多摩「にゃあ…」

木曾「…なぜか疲れた」

提督「お疲れ様」

提督「どうだった?新開発の艦載機は」

鳳翔「はい、圧倒的だったとしか言いようがありませんでした」

鳳翔「それに、提督が搭載数は少ない方が良いと言った意味もわかりました」

提督「そうか…。まあ、使える機体でよかったよ」

鳳翔「これでまた、提督のお役に立つことが出来ます」

提督「ありがとう。これからも期待しているよ」

鳳翔「はい!」

112 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/12(金) 09:32:27.00 ID:E8pjHCyEO


コソコソ

木曾「なぁ、聞いたか?圧倒的と言ってるが正確にはリンチだったの間違いだろ」

球磨「ものすごい火力で敵を蹂躙する様は恐ろしかったクマ…」

多摩「最後のヲ級は11機のフォーなんとかに囲まれて可哀想だったにゃ…」

球磨「どうやらあれが噂の超兵器みたいだクマ」

木曾「へぇ…。超兵器ねぇ…。ま、出来る限り搭載はしたくないな」

多摩「にゃ」

球磨「確かにクマー」


超兵器航空機って恐ろしい。でも主砲ガン積み戦艦だけはやめてください。死んでしまいます。

113 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/12(金) 09:34:51.39 ID:E8pjHCyEO

次回予告6(嘘)

扶桑『はぁ…。防御力と速力が欲しいわ…』

山城『そうですね…姉さま…』

山城『…あら?これは…』

 『とある新装備のモニターとなっていただける戦艦の艦娘を募集中』

 『この開発中の装備は火力と装甲と速力を強化するものです』

 『ドリドリしていただける艦娘は提督までご連絡を!!』

山城『火力と装甲と速力を強化…』

扶桑『これよ、これを待っていたのよ!山城、今すぐに提督に連絡を!』



提督『二人ともなかなか似合っているじゃないか』

扶桑『ありがとうございます』ドリドリ

山城『これで…欠陥戦艦とは言わせないし…』ドリドリ



扶桑『今日の出撃は私たちと一緒なのね』チュイーンドリドリ

吹雪『はい!強くなった私の姿を見ててください!』

吹雪『ところで、その回転している丸いのはなんですか?』

山城『丸鋸とドリルよ』チュイーンドリドリ

吹雪『はい?』



扶桑『山城。遅れないで。突撃よ』

山城『はい、姉さま!扶桑型戦艦山城。突撃します!』

グモッチュイーンドリドリドリドリ

吹雪『ひぃぃ…!深海棲艦が…』ガクガクガク



みんな大好きドリルにソー。でも生体相手の使用は止めましょう。

次回『ドリルの咆哮』

お楽しみに!!
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/12(金) 12:01:30.36 ID:oh84tnMYo

ドリルで突撃…
前ダッシュ左トリガーかな?
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/12(金) 12:45:27.12 ID:4GcsiNRhO

負けじと卑しいゲッターでドリドリしたい
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/12(金) 14:11:33.25 ID:2WtCS/Mmo
タ(カラ)級「だから…ドリルは止めろと言ったのだ」
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/12(金) 17:23:15.52 ID:Di9g0lb6o
>こちらもドリルを搭載し、敵に挑みましょう!
このアマのせいで即死した思い出
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/12(金) 18:05:06.20 ID:8Q+0lHHYo
グモッチュイーンはやめろォ!ww
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/12(金) 18:06:33.03 ID:nf9N97PDO
乙、コマンダー2のエクストラシナリオでの副長の壊れっぷりは最高だったな。
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/13(土) 12:06:25.41 ID:NJHtTOdI0
こんなのかな?
http://i.imgur.com/ByRueSF.jpg
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2015/06/13(土) 13:41:18.07 ID:g3Yt1F+jo
扶桑型戦艦三番艦はでるのかな・・・
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/13(土) 14:02:34.40 ID:vbRTSfve0
>>115
スーパートランキライザーレベル5大量注入!
123 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/15(月) 00:25:06.49 ID:rRH55WNqO
続きを投下します
124 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/15(月) 00:27:39.10 ID:rRH55WNqO


扶桑「はぁ…」

山城「…?姉さま、悩み事ですか?」

扶桑「ええ…。私たちの能力についてね…」

山城「私たちの…ですか…?」

扶桑「そうよ。私たちって不幸艦でしょう?」

山城「はい…」

扶桑「だからなのか、被弾が非常に多いからすぐにやられて入渠してしまうわ」

山城「そう…ですね」

扶桑「だからね、速力と装甲がもうすこしあればと思ってたのよ…。せめて、伊勢と日向には負けないくらい強くなりたい…」

山城「姉さま…」

扶桑「はぁ…。防御力と速力が欲しいわ…」

山城「そうですね…姉さま…」
125 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/15(月) 00:30:35.19 ID:rRH55WNqO

山城「…あら?これは…」

扶桑「どうしたの、山城?」

山城「あ、いえ…ここに変な広告が…」



『とある新装備のモニターとなっていただける戦艦の艦娘を募集中』

『この開発中の装備は火力と装甲と速力を強化するものです』

『ドリドリしていただける艦娘は提督までご連絡を!!』



山城「火力と装甲と速力を強化…」

扶桑「…」

山城「姉さま…?」

扶桑「…これよ」

山城「はい?」

扶桑「これを待っていたのよ!山城、今すぐに提督に連絡を!」

山城「は、はい!」
126 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/15(月) 00:33:12.29 ID:rRH55WNqO



扶桑「ということなんです」

提督「それで、広告を見て来たというわけか」

扶桑「はい。だから私たちを近代化改修していただきたいのです」

山城「お願いします!私たちは不幸型戦艦なんて呼ばれたくないんです!」

提督「…事情はわかった。不幸艦の名を返上できるかは分からんが、やるだけやってみよう」

扶桑「本当ですか…!」

提督「こちらもモニターが欲しかったところだ。だからあんな広告まで作ったんだ」

扶桑「それでは、よろしくお願いします」

127 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/15(月) 00:37:22.69 ID:rRH55WNqO


カーンカーンカーン


扶桑:船体
真ドリル戦艦


山城:船体
真ドリル戦艦



提督「二人ともなかなか似合っているじゃないか」

扶桑「ありがとうございます」

扶桑「それで…これが噂の新装備…ですか?」ドリドリ

山城「な、なんだか変な形状ですけど…」ドリドリ

提督「これは戦艦用のアタッチメントのドリルとソーだ」

山城「ドリルに…ソー?」

提督「ソーとは鋸のことだ」

扶桑「あの…このような装備で本当に火力と装甲と速力が上がるのでしょうか?」

提督「たしかに砲撃能力は強化されないが、格闘戦では自慢のドリルとソーで優秀な力を発揮できるだろう」

提督「それにこの装備の一番の魅力は防御にある」

扶桑「防御…ですか?」

提督「ドリルとソーの部位に攻撃を受けたとしてもダメージを受け付けないんだ」

山城「そんなことが!?」

提督「ああ。だからいざという時には盾に使うのもいいだろう」
128 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/15(月) 00:41:07.29 ID:rRH55WNqO

提督「それと速力が向上するという話だが、このドリル戦艦にすると何故かは知らんが航行速度が大幅に向上する」

山城「どのくらい向上するんですか?」

提督「最低でも50ktは出せるだろう」

扶桑「50ktも…!?」

提督「だが、艦娘によっては150kt近辺まで向上すると聞いている」

山城「ひゃ…150kt…」

提督「まさに堅い・速い・強いの三拍子が揃った戦艦になれるだろう」

山城「これで…欠陥戦艦とは言わせないし…」

扶桑「ええ…。私たち扶桑型戦艦の力を見せる時が来たようね、山城」

山城「はい!扶桑姉さま!」

提督「士気が高くて結構。それじゃ、実戦で試してくるか?」

扶桑「望むところです」

提督「念のためだが護衛に吹雪を付ける。いらんとは思うが…。それじゃ、準備が出来たら出撃してくれ」

山城「わかりました!」

129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/15(月) 00:43:28.60 ID:TbqUyiSAO
全速前進!クロガネ、突撃ィィィ!
130 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/15(月) 00:46:04.26 ID:rRH55WNqO




吹雪「扶桑さん、山城さん。今日はよろしくお願いします!!」

扶桑「今日の出撃は私たちと一緒なのね。嬉しいわ」チュイーンドリドリ

吹雪「はい!強くなった私の姿を見ててください!」

扶桑「楽しみね」

吹雪「…ところで、その回転している丸いのはなんですか?」

山城「丸鋸とドリルよ」チュイーンドリドリ

吹雪「はい?」

山城「この装備はね、深海棲艦との格闘戦を重視してあるの」

吹雪「格闘戦ですか?」

山城「そうよ。だから丸鋸とドリルで重武装を施したってわけ」

吹雪「はぁ」

吹雪(格闘戦って至近距離での砲雷撃戦って意味じゃないんだ…)

扶桑「山城、吹雪。そろそろ出撃するわよ」

山城「はい、姉さま」

吹雪「あっ…はい!」

扶桑「それでは戦艦扶桑、出撃いたします」

山城「扶桑型戦艦山城、出撃します!」

吹雪「吹雪! 出撃します!」

131 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/15(月) 00:48:46.67 ID:rRH55WNqO

バシー島近海

ザザーン

扶桑「今日の目的は装備のテストが第一よ」

扶桑「それと提督から『ついでに敵の補給部隊を叩いてくれ』との指令もあるわ。わかったわね?ふたりとも」

山城「はい!」

吹雪「はい!」

吹雪(目的が逆ですよ提督…)

扶桑「それでは、敵も見えてきたことだから攻撃の準備をしましょう」


ザァァァァァ

敵運送船団戦

ル級「…」

ニ級「…」

ニ級「…」

ワ級「…」

ワ級「…」

ワ級「…」


扶桑「敵の脅威は戦艦が一隻…。でも恐れることはないわね」
132 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/15(月) 00:51:49.90 ID:rRH55WNqO

扶桑「山城。遅れないで。突撃よ」チュイーンドリドリ

山城「はい、姉さま!扶桑型戦艦山城。突撃します!」チュイーンドリドリ

吹雪「え?あの…砲撃戦を…って速い!?」

吹雪「あの速度…50ktは出ている…!?」

ル級「…」ドンッドンッ

バシャーン

扶桑「遅いわ」

山城「そんなのに当たるわけないじゃない!」

扶桑「まずはあなたから倒させてもらうわね」チュイィィィン

ル級「…!!」

グモッチュイーンドリドリドリドリ
133 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/15(月) 00:54:04.01 ID:rRH55WNqO

ル級「」グシャァ

ビチャッ

扶桑「あら、戦艦なのに随分とに柔らかいのね」ニコッ

吹雪「」

山城「さすがは扶桑姉さま…。私も続きます!」チュイィィィン

グモッチュイーンドリドリドリドリ

ニ級「」グシャッ

山城「これがドリル戦艦の力よ!」
134 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/15(月) 00:58:13.64 ID:rRH55WNqO



<クライナサイ! ドリドリドリドリ
<サスガネヤマシロ!

吹雪「」ボーゼン

コツン

吹雪「」ハッ

ル級?「」プカプカ

吹雪「ひぃぃ…!深海棲艦が…」ガクガクガク
135 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/15(月) 01:00:24.83 ID:rRH55WNqO


扶桑「残りは3隻…。いけるかしら?」

山城「当然です。姉さま」チュイーンドリドリドリ

吹雪「…」

吹雪(新装備のテスト。その護衛。単純な思いでこの戦場に来てしまったことを私は後悔しました)

吹雪(そこで私が見た光景はワンサイドゲーム…。いいえ、地獄絵図)

吹雪(圧倒的な速力と装甲で敵を寄せ付けず、巨大なドリルと鋸で敵を轢断していく二人の姿はまさに地獄の鬼のよう)

吹雪(私は何もすることが無く…いや、この光景を前に、あまりの恐怖で何もできませんでした)

136 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/15(月) 01:02:15.52 ID:rRH55WNqO


完全勝利!! S

扶桑「ふふっ。この装備は十分使えるわね」

山城「はい!早く帰って提督に報告しないと!」

吹雪「」ガクガクガク

扶桑「…?どうしたの?帰還するわよ」

吹雪「あっ…は…はひぃ」ガクガクガク


137 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/15(月) 01:04:34.17 ID:rRH55WNqO


鎮守府

提督「…なるほど。この装備は深海棲艦相手にも非常に有効だったと」

扶桑「はい」

山城「できれば正式に私たちの装備にしていただけませんか?」

提督「それは構わんが…」

提督「その前に風呂入ってこい。返り血でひどい見た目だぞ…」

扶桑「あら、そうね。少し休憩をしましょうか」

山城「はい。急いでも装備は逃げませんものね」

提督「そうだな。ゆっくりしてこい」

扶桑「それではお先に失礼します」

バタン
138 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/15(月) 01:08:35.49 ID:rRH55WNqO

提督「やれやれ…」

提督「…」チラッ

吹雪「…」ガクガクガク

提督「…怖かったか?」

吹雪「…っ!」ジワッ

吹雪「し、しれいかぁ〜〜ん!怖かったですよぉ〜〜!」ガバッ

提督「よしよし、ありゃ俺でも怖いわ」ナデナデ

提督(失敗したな…。駆逐艦とは一緒に出撃させられんわこりゃ)

吹雪「ぐすっ…。な、なんであんな装備を造ったんですか?」

提督「いや、なんだかずいぶんと熱心な妖精さんがいてな…。そいつがこういっていたんだ」



妖精さん『提督さん!我らの敵はあの深海棲艦です!こちらもそれ相応の装備で敵に当たりましょう!』

妖精さん『具体的に言うとドリルです!ドリルを装備して、敵を粉砕しましょう!』

妖精さん『頭と頭を合わせ、どちらが先に引くかの真剣勝負!これですよ、これ!』



提督「ってな感じでな」

吹雪「な、なんですかそれ…」

提督「ま、今日のことは悪い夢でも見たものと思ってくれ」

吹雪「はい…。そうですね」


この件以降、ドリル戦艦は駆逐艦と出撃できなくなった。味方にも大ダメージ(精神的)だから仕方ない。

139 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/06/15(月) 01:14:30.73 ID:rRH55WNqO

次回予告(嘘)8

川内『提督ー!夜戦したいよーっ!』

提督『うるさいなぁ』

川内『はやく夜戦〜!』

提督『あー、もうわかったよ!夜戦で戦えるように新装備上げるからおとなしくしてくれ』

川内『新装備!?本当!?』

提督『ただし静かにしてくれ。わかったな?』

川内『もちろんだよ!』


川内:装備
電子光学方位盤II
新型超音速酸素魚雷 5連装
280mmAGS 3連装


提督『数がないから大切に扱うように』

川内『うん!これで、またバリバリ夜戦ができるね!』

提督『期待してるよ』

川内『まかせて!』



我、夜戦ニ突入ス!!

那珂『那珂ちゃんセンター!一番の見せ場です!!』

川内『やったぁー!!待ちに待った、夜戦だー!!』

川内『見える、私にも敵が見えるよ!!さすがは電子光方位盤!!』

神通『二人とも、もう少し静かにして…』



夜戦におすすめの電子光学方位盤です!え?そんなものを入れるスロットは無い?まあ、そうなるな。

次回『青海の刺客』

お楽しみに!


140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/15(月) 02:18:41.34 ID:Qg8ZINEAO
ずっと疑問に思っていたんだけど、予告のどの辺が(嘘)なんだ?
141 : ◆FhUXBGU7rY [sage]:2015/06/15(月) 05:37:12.38 ID:P7uPGT1LO
>>140 予告の内容を若干変更する場合があるからです。基本的には変わりませんが…。
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/15(月) 07:33:52.32 ID:e/Ub8X1M0
毎回、乙です
そろそろ加賀さんに対抗して五航戦が道を誤るところも見てみたいかも
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/17(水) 11:46:14.69 ID:u+Yn6wd6O
五航戦ならぬ誤航戦てか
アヒルばりの装備あったっけ?
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/17(水) 12:05:45.37 ID:69QaKgagO
野戦なら3Dシステムが有効
潜水してても余裕でもくしできる何気にチート兵器
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/17(水) 13:49:39.72 ID:08cs9/mo0
ナイトビジョンは雰囲気が好き
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/06/28(日) 19:41:18.56 ID:KxBY+HZNo
まつ
147 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/04(土) 23:42:50.23 ID:rEpHTVTGO
久しぶりに投稿します。
148 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/04(土) 23:44:12.23 ID:rEpHTVTGO

執務室


川内「夜だねー」

提督「そうだな」

川内「夜はいいよね〜、夜はさ」

提督「はいはいそうだね」

川内「夜戦したいな〜」チラッ

提督「考えとくわ」

川内「むっ…こうなったら…」

川内「提督ー!夜戦したいよーっ!」

提督「うるさいなぁ」キーン

川内「はやく夜戦〜!」

提督「あー、もうわかったよ!夜戦で戦えるように新装備上げるからおとなしくしてくれ」

川内「新装備!?本当!?」

提督「ただし静かにしてくれ。わかったな?まだ執務終わってないんだからさ…」

川内「もちろんだよ!」

149 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/04(土) 23:46:30.47 ID:rEpHTVTGO

工廠


川内「おおっ…これが最新の装備!」


川内:装備
電子光学方位盤II
新型超音速酸素魚雷 5連装
280mmAGS 3連装


提督「火力が高い割には巡洋艦クラスでも装備できる優れものだ」

提督「あと、数がないから大切に扱うように」

川内「うん!これで、またバリバリ夜戦ができるね!」

提督「期待してるよ」

川内「まかせて!」

提督「あと静かにしろよ」

川内「うん!提督、ありがとう!」

<イヤッホーゥ ヤセンダヤセンダー!

提督「うるさいって言ってるんだけどなぁ…」


150 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/04(土) 23:49:53.44 ID:rEpHTVTGO

翌日

川内「この新装備を早く試したいな〜。提督、夜戦するしかないんじゃない?」

提督「そんなことないんじゃない?」
151 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/04(土) 23:52:10.21 ID:rEpHTVTGO

翌々日

川内「夜だよ!ということで夜戦しよっ!」

提督「無理」
152 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/04(土) 23:53:40.66 ID:rEpHTVTGO

翌々々日

川内「んっ…提督ぅ…夜戦、しよ?」

提督「帰れ」イラッ
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/04(土) 23:55:25.04 ID:lJDlaMpio
きたか
154 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/04(土) 23:57:39.07 ID:rEpHTVTGO

翌々々々日

コンコン

神通「神通、参りました」

那珂「おはようございまーす!」

提督「おはよう。二人とも朝早くから悪かったな」

神通「いえ…。あのご用事は…」

提督「それなんだが…」

提督「川内の新装備を試してほしいんだ。夜戦で」

那珂「つまり、お仕事ですね!」

神通「それはいいんですけれど…なんでまた急に?」

提督「あいつ、夜戦夜戦うるさいから黙らせるために新装備を渡したんだが、これがまったくの逆効果でな」

提督「むしろ早く夜戦で試したいとうるさくなってしまった。しかも毎晩言い寄ってくるんで堪ったもんじゃない」

神通「そ、それは姉がご迷惑をお掛けしました…」

那珂「提督も大変だねー」

提督「だから一度夜戦に連れて行って戦わせれば、少しはおとなしくなるだろう」

提督「そういうことで、二人は川内と一緒に夜戦へと出撃してほしい」

神通「わかりました」

提督「よろしく頼んだぞ」

155 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/05(日) 00:05:16.53 ID:d9HmNORaO

川内型の部屋


川内「えっ!?夜戦に連れてってくれるの!?」

神通「はい」

川内「いや〜、やっと夜戦できるんだ〜」ニヤニヤ

神通「ええ。姉さんがあまりにも夜戦だ夜戦だとうるさいと苦情が来てますので」ニコッ

川内「うっ…。しょ、しょうがないじゃん…。新しい装備だって貰ったのに使うところがないんだからさ…」

神通「少しは反省してください」

川内「は…はい…」

那珂「まぁまぁ…これから出撃なんだし明るく頑張らないと!」

川内「そ、そうだね。よーっし!私の実力を見せてあげる!」

那珂「元気も出たことだし、出撃の前に提督のところに行かなきゃだね!」

川内「夜戦か〜。楽しみだな〜」

神通(本当に大丈夫でしょうか…)

156 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/05(日) 00:08:10.05 ID:d9HmNORaO

執務室


提督「さて、3人にはこれから夜戦に向かってもらうわけだが、昼戦と違って敵の攻撃もより危険なものとなる」

提督「特に!川内は新装備を付けているからと油断していると轟沈する可能性もある。十分注意するように!」

川内「はい!」

提督「それと今回の旗艦は神通に任せる」

神通「私でよろしければ」

提督「状況は冷静に見極めるように」

神通「わかりました。それでは旗艦神通。出撃します」

那珂「行ってきまーす」

提督「気を付けてな」


157 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/05(日) 00:13:31.03 ID:d9HmNORaO

製油所地帯沿岸


ザザーン

川内「しかし何とも言えない場所を選んだねー」

神通「敵の数、強さもほどほどのここなら装備のテストにはうってつけです」

川内「まあ私は夜戦が出来ればどこでもいいや。や・せ・ん!が出来れば」

神通「そんなことばかり言ってると足元をすくわれますよ…」

那珂「おーっと!そんなこと言ってる間に敵はっけーん!」


敵艦見ゆ!

敵前衛艦隊

ホ級「…」

ハ級「…」

ハ級「…」

158 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/05(日) 00:17:02.23 ID:d9HmNORaO


川内「よーし、それじゃはじめよっか!」

神通「砲雷撃戦…開始します!」

那珂「那珂ちゃん、現場はいりまーす!」

川内「まずは280mmAGSの試射をっ!」ドドドンッ

ドカーン

ホ級 撃沈

川内「うわ〜。すごい攻撃力…。14cm砲とは大違いだね」

那珂「那珂ちゃんも負けません!いっくよー!」ドンッ

神通「撃ちます!」ドンッ

ドカーン

ハ級 撃沈

ハ級 撃沈


戦闘終了!!

159 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/05(日) 00:19:25.26 ID:d9HmNORaO

那珂「あっという間に終わっちゃったね?」

川内「あ!」

神通「どうしたんですか?」

川内「ってこれじゃただの昼戦じゃん!」

川内「私は夜戦をしに来たのー!」

神通「まあ、まだ次の戦闘もありますから…」

川内「次はちゃんと夜戦をするからね!」

神通(はぁ…。提督がうるさいと思う理由もわかったような気がします…)

160 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/05(日) 00:21:39.38 ID:d9HmNORaO



敵艦見ゆ!

敵主力艦隊

ル級「…」

チ級「…」

ヘ級「…」

イ級「…」

イ級「…」


川内「これなら夜戦に行けそうだね!」

神通「その前に大破しないように気を付けてください!」

那珂「戦艦には注意だね!」
161 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/05(日) 00:24:02.73 ID:d9HmNORaO

神通「敵の数が多いですね…。姉さん、雷巡と軽巡は倒しましょう」

川内「そうだね…。よし、行くよ!」

那珂「りょうかーい!」ドンッ

へ級「…!」大破

川内「砲雷撃戦よーい!撃てー!」ドンッ

チ級「…!」ドカーン 撃沈

神通「逃しません!」ドンッ

ドカーン

ヘ級 撃沈

川内「これで夜戦まで逃げの一手だね」

神通「はい!」



ドーン

キャア!

ニゲテバカリナノモツマンナイネー

バシュッ

ウワッアブナイナー

ハヤクヨルニナッテー!

162 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/05(日) 00:27:18.29 ID:d9HmNORaO



神通「日が…落ちた」

川内「ということは…」


追撃せず  夜戦突入←


我、夜戦ニ突入ス!!


川内「やったぁー!!待ちに待った、夜戦だー!!」

那珂「那珂ちゃんセンター!一番の見せ場です!!」

川内「電子光学方位盤起動!」ナイトビジョン

川内「おお〜っ!!見える、私にも敵が見えるよ!!さすがは電子光学方位盤!!」

神通「二人とも、もう少し静かにして…」
163 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/05(日) 00:30:07.16 ID:d9HmNORaO

川内「どこに居るのか丸見えだね!」

川内「さあ。私と夜戦しよ!新型超音速酸素魚雷発射!」バシュゥッ

ドゴーン

ル級 撃沈

川内「さすがは新型魚雷!戦艦ですら怖くない!」

イ級「…」ガシャン

神通「姉さん!後ろ!」

川内「え?」

<ゲイゲキタイセイヲトレッ

ドンッ

チュドーン

イ級 撃沈
164 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/05(日) 00:32:19.26 ID:d9HmNORaO

<ゲイゲキタイセイカイジョ

神通「あの、姉さん…今勝手に砲撃が…」

川内「え?ああ、これって自動で砲撃してくれるみたいなんだ」

神通「そんな主砲があるんですか…?」

川内「そういう主砲みたいだね」

那珂「そんなことより、あとは駆逐艦が一隻!那珂ちゃん攻撃しまーす!」バシュッ

チュドーン

イ級 撃沈


戦闘終了!!

165 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/05(日) 00:34:52.15 ID:d9HmNORaO

鎮守府


川内「いやー!やっぱり夜戦は最高だよ!」

提督「あ、そうですか」

川内「もう昼間のように敵の位置が分かってさぁ」ペラペラ

提督「はい」

川内「とくに暗視装置は有効だったかなー。起動してみるとこんな風に…」ペラペラ

神通「あの…ごめんなさい…すぐに静かにさせますから…」

川内「それに夜戦している感じが最高だよね!」

神通「姉さん、ちょっとは静かにしてください!!」探照灯ピカー

川内「ああああ!!目がああぁぁぁ!!」

那珂「うわー。探照灯はダメだよ…」

提督「容赦ないね」

神通「仕方ありません」


ナニモミエナインダケドー!

ネエサン?シズカニシナイト…

ヒイッ…!ゴメンナサイィ!

ギャーギャー


提督「結局うるさいのは変わらず…か」ハァ


166 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/05(日) 00:37:56.20 ID:d9HmNORaO

その後


那珂「結局、電子光学方位盤は取り上げられちゃったの?」

川内「うん…」

那珂「でも、代わりの装備は貰ったんだよねー?」

川内「うん…。魚群探知機…」

那珂「ぎょぐんたんちき?」

川内「これなら夜間でも【魚の位置】をレーダーに捉えることが出来るって…」

那珂「あー…」

川内「ああ…電子光学方位盤…」シクシク



電子光学方位盤を取り上げられた川内。でも魚群探知機は海底基地の捜索に役立つから大丈夫(震え声)


167 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/05(日) 00:42:41.26 ID:d9HmNORaO

次回予告9


瑞鶴『勝負よ、一航戦!』

加賀『五航戦なんて相手になりません。時間の無駄です』

瑞鶴『ふん!そんなことを言っていられるのは今のうちよ!』

加賀『随分と大きな口が叩けたものです』

瑞鶴『くっ…偉そうに…。次の演習で泣いても知らないから!』



演習場

加賀『大衆の前で恥を掻く準備はできたかしら』

瑞鶴『これを見てそんな態度がとれる?』


24 超巨大攻撃機 フォーゲルシュメーラ
24 Su-47J ベルクート
24 Su-47J ベルクート
12 神電


加賀『あれは超兵器…。なぜあなたがそんな物を?』

瑞鶴『鳳翔さんに無理を言って一つだけ借りてきたのよ!お説教もあったけど…』

瑞鶴『さあ、覚悟しなさい!一航戦!』

加賀『…』

加賀『鎧袖一触よ。心配いらないわ』


20 アヒル攻撃機
  対空ミサイルVLS
46 アヒル戦闘機
  電子攪乱ミサイルVLS


瑞鶴『航空機を減らしてきた…?これなら制空権を奪われなければ勝てる…!』



やったね瑞鶴!これなら勝てるよ!電子攪乱ミサイルという産廃なんて怖くない!

次回『雷雲に鵺は啼く』

お楽しみに!!
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/05(日) 06:26:17.81 ID:xylfIXC5O
久々に来てたのか、乙
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/05(日) 13:21:05.02 ID:mRt/qiW5O
電子撹乱ミサイルはダメだろ

味方航空機隊も全滅してしまう
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/06(月) 02:48:46.99 ID:ku7MDbuAO
何かもう瑞鶴の敗北フラグがひしひしと伝わってくるんだが
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/30(木) 10:58:11.78 ID:3BL+ylero
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/30(木) 12:13:10.18 ID:V9Fh6hnwO
まだかよ
173 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/30(木) 23:28:29.72 ID:PZLxw7ugO
お待たせ。ようやく続きが完成。投下します。
174 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/30(木) 23:30:10.64 ID:PZLxw7ugO

鎮守府:工廠


カーンカーン


「Sホロ 神電」
「Sホロ Su-47J ベルクート」


夕張「出来たぁ!」

瑞鶴「…この艦載機だったら…あの一航戦にも勝てるわ!」

夕張「いや…必ず勝てるわけじゃないと思うんだけどなぁ…」

瑞鶴「何?自分で作った装備に自信がないの?」

夕張「自身がないというより、加賀さんの艦載機のほうが性能は上なんで普通に考えて厳しいんじゃ…」

【速度比較】

アヒルシリーズ:5000
ベルクート  :3300
神電     :4200

【耐久力比較】

アヒルシリーズ:1500〜2600
ベルクート  :150
神電     :180


瑞鶴「う…」

夕張「もう諦めたら?」

瑞鶴「ううっ…」

夕張「そもそも、なんでこんなことに?」

瑞鶴「そ、それは…」

175 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/30(木) 23:31:34.81 ID:PZLxw7ugO


数日前…

瑞鶴『勝負よ、一航戦!』

加賀『五航戦なんて相手になりません。時間の無駄です』

瑞鶴『ふん!そんなことを言っていられるのは今のうちよ!』

加賀『随分と大きな口が叩けたものです』

瑞鶴『くっ…偉そうに…。次の演習で泣いても知らないから!』

176 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/30(木) 23:33:01.07 ID:PZLxw7ugO



瑞鶴「って喧嘩を売った以上は何としてでも勝たないと…」

夕張「それって自業自得じゃ…。でもまあ、他に良い装備でもあれば…」

瑞鶴「…!」

瑞鶴「…あるわ」

夕張「え?」

瑞鶴「他に良い装備がある!」ダッ

夕張「あっ!ちょっと!?」


177 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/30(木) 23:35:27.05 ID:PZLxw7ugO


居酒屋 鳳翔

瑞鶴「ということで鳳翔さんの超兵器を貸してください!」

鳳翔「良いですよ」

瑞鶴「…!本当ですか!?」

鳳翔「と言いたいところですが、ダメです」

瑞鶴「な、なんで!?」

鳳翔「理由はわかりました。が、」

鳳翔「私たちの艦載機は戦って誰かを守るためのものです。だから、戦うだけの目的で使う人には貸せません」

瑞鶴「で、でも」

鳳翔「デモもヘチマもありません!」

瑞鶴「それ古い…」

鳳翔「はい?」ニコッ

瑞鶴「なんでもありません…」
178 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/30(木) 23:37:31.50 ID:PZLxw7ugO

鳳翔「とにかく、ダメです。それでは私は今夜のお店の準備がありますから」クルッ

瑞鶴「ま、待って…!」

鳳翔「まだ何か?」

瑞鶴「私だけならいいんです!でも、翔鶴姉ぇが『五航戦なんか』って言われるのは嫌なんです!」

瑞鶴「だから、五航戦だって戦えるところを見せないと…!」

鳳翔「…」

瑞鶴「お願いします。鳳翔さん!!」

鳳翔「…わかりました。その熱意に免じて、今回は貸します」

鳳翔「でも、慢心してはいけませんからね」

瑞鶴「…!ありがとう鳳翔さん!」

179 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/30(木) 23:39:52.39 ID:PZLxw7ugO


数日後 演習場


瑞鶴「ようやくこの前の借りを返す時が来たわ!」

加賀「そんなこと言って…大衆の前で恥を掻く準備はできたかしら」

瑞鶴「これを見てそんな態度がとれる?」


24 超巨大攻撃機 フォーゲルシュメーラ
24 Su-47J ベルクート
24 Su-47J ベルクート
12 神電


加賀「あれは超兵器…。なぜあなたがそんな物を?」

瑞鶴「鳳翔さんに無理を言って一つだけ借りてきたのよ!お説教もあったけど…」

瑞鶴「さあ、覚悟しなさい!一航戦!」

加賀「…」

加賀「鎧袖一触よ。心配いらないわ」


20 アヒル攻撃機
  対空ミサイルVLS
46 アヒル戦闘機
  電子攪乱ミサイルVLS


瑞鶴「航空機を減らしてきた…?これなら制空権を奪われなければ勝てる…!」

瑞鶴「よし、第一次攻撃隊。発艦始め!」


180 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/30(木) 23:44:37.12 ID:PZLxw7ugO

観覧席


提督「始まったな」

翔鶴「瑞鶴…。あの子、大丈夫でしょうか…?」

提督「ま、高確率で負けるだろうな」

翔鶴「…」

提督「当然だろう。装備の性能も違う」

提督「なにより瑞鶴は装備を変更してから、まともな艦載機運用を行っていない…」

提督「装備が変われば戦い方も変わる。慣れる前にぶっつけ本番。それではうまくいかないだろうな」

翔鶴「そう…ですね」

鳳翔「でも、もしかしたら一矢報いるかもしれませんよ?」

提督「…ん?鳳翔か。どうしてそう思う?」

鳳翔「あの子も闇雲に戦うつもりではないでしょう」

鳳翔「それに…装備が劣っているからといって油断していると、きっと痛い目にあうんじゃないでしょうか」

提督「うん。確かにな」

翔鶴「鳳翔さん…」

181 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/30(木) 23:46:58.96 ID:PZLxw7ugO


演習場


瑞鶴「戦闘機部隊は敵部隊の展開を抑えて!」

ゴォォォォ

瑞鶴「よしっ!捉えた!長距離AAMを発射!」

バシュゥ

加賀「射程はこちらも同じよ。AAMを発射」

バシュゥ

ドゴォォォン

瑞鶴「劣性…。やっぱり、制空権を簡単に奪わせてはくれないわね…」
182 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/30(木) 23:49:10.02 ID:PZLxw7ugO

瑞鶴「続いて第二次攻撃隊、発艦!巻き返すわよ!」

ゴウンゴウン

加賀「あれは超兵器…」

瑞鶴「さあ、火力の違いを見せてあげる!ホバー砲をくらいなさい!」

ドドドドドドーン

瑞鶴「やった!敵機撃墜!このままレーザーユニットを…」

加賀「…」

加賀「頭にきました。」

加賀「対空ミサイルを用意。敵超兵器をロック」ピピピッ

瑞鶴「…?対空ミサイルでは超兵器を撃破できないはず…。それに残った武装は対艦用…」

加賀「ロック状態で兵装を電子攪乱ミサイルに変更。発射」バシュゥ

瑞鶴「えっ!?対艦兵装で航空機を…!?」

瑞鶴「全機散開!避けて!」

183 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/30(木) 23:51:54.68 ID:PZLxw7ugO

ドンッ

ヒュゥゥゥゥゥ…ザパーン


瑞鶴「落下している!?何があったの!?なんで!?」

加賀「優秀な子たちですから」



観覧席


翔鶴「超兵器が…!?」

提督「加賀…。あいつロックシステムの不具合を突いてきたな…」

翔鶴「どういうことですか?」

提督「もともと対艦兵装を航空機に向けて使用できないのは知ってのとおりだ」

提督「しかし、別のロック可能な装備でロックして、その後兵装を切り替えることで対艦兵装でもロックすることが出来る」

提督「妖精さんもたまにはミスをするんだな、これが」

翔鶴「でも、たった一撃で撃墜なんて…」

提督「電子攪乱ミサイルは特殊な電子妨害装置を積んでいる。それに最新の航空機は精密な電子機器の塊みたいなもんだ」

提督「それを乱されれば、飛行に支障が出るため簡単に墜落してしまう…といったところかな?」

翔鶴「そんな…」

鳳翔「…それでもあの子はまだ諦めてはいないみたいですよ?」

翔鶴「え…?」

鳳翔「勝負は、最後まで諦めないことが大事ですから」

184 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/30(木) 23:54:03.47 ID:PZLxw7ugO

演習場

ヒュゥゥゥゥ…ザパーン


瑞鶴「最後の超兵器が…!」

加賀「攻撃機、発艦。目標が射程内に入り次第攻撃」ゴォォォォ

ピシュゥゥン ドカーン

瑞鶴「…っ!」小破

加賀「そろそろ諦めたらどうかしら?」

瑞鶴「まだよ…!まだ、私は戦えるわ!」

瑞鶴「神電部隊、発艦!」ブゥゥゥゥン

加賀「無駄よ。攻撃隊は対空レーザーを発射」

ドカーン

瑞鶴「くぅっ…!まだ全部は撃墜されてない!」

加賀「悪あがきね…これで終わりにしま…っ!?」ドカーン

加賀「何…!?後ろから…」小破

185 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/30(木) 23:55:49.53 ID:PZLxw7ugO


【レーザーユニット】プカプカ


加賀「あれは…超兵器の…。なぜ…?」

瑞鶴「引っかかったわね…あれは超兵器が撃墜される直前に投下しておいたのよ」

瑞鶴「超兵器さえ撃墜すれば、後は性能の劣る神電しか残らないから注意がそれると思った」

瑞鶴「そこを狙って攻撃する。単純な罠だけど割と効果的よね」

加賀「謀った…というのね」ギリッ

瑞鶴「そうよ!あなたが馬鹿にした五航戦の意地よ!」

加賀「…」
186 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/30(木) 23:57:36.63 ID:PZLxw7ugO

加賀「そう、良いでしょう。この際、プライドは関係ありません」




加賀「認めましょう。今この瞬間から、あなたは私の敵よ」ギロッ




瑞鶴「…!!」ビクッ
187 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/30(木) 23:59:27.04 ID:PZLxw7ugO

瑞鶴「の、残った神電は敵艦へ集中砲火!」

加賀「対空ミサイル用意」ピッピッピッピ

加賀「発射します」バシュバシュバシュバシュ

瑞鶴「ミサイルが来る…避けて!!」

加賀「無駄よ」

ドカーン

瑞鶴「ああ!?」

瑞鶴「くっ…まだ、レーザーユニットが残ってるわ!」

ピシューン 

加賀「無駄よ」スッ

瑞鶴「当たらない…!」

加賀「敵が見えていれば攻撃をかわすのは容易ね」

加賀「攻撃機、荷電粒子砲を発射」

ピシューン ドカーン

瑞鶴「きゃあああ!」大破

188 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/31(金) 00:03:12.23 ID:c4z4gdhoO

観覧席


翔鶴「瑞鶴っ!」

鳳翔「…」

提督「勝負あったな」




演習場


加賀「もう諦めなさい」

瑞鶴「うぅ…。ま、まだ…終わっていないわ…」

加賀「…残念だけれどこれで終わりよ。荷電粒子砲を発射」

ピシュゥゥン

瑞鶴「あ…」

瑞鶴(やっぱり…勝てなかったなぁ…ごめんね、翔鶴姉ぇ…鳳翔さん…)

ドカーン


189 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/31(金) 00:06:13.49 ID:c4z4gdhoO



鎮守府:医務室


瑞鶴「…ん」

瑞鶴「…あれ…医務室?」

提督「起きたか」

鳳翔「あら、気づきましたか?」

翔鶴「瑞鶴…大丈夫…?」

瑞鶴「提督さん…鳳翔さん…翔鶴姉ぇ…」

提督「加賀に随分とやられたみたいだな」

翔鶴「まったくもう…心配したわ」

瑞鶴「あ…。そうか…。でも、もう大丈夫」

瑞鶴「あと…その…ごめんなさい、鳳翔さん」

鳳翔「なぜ、謝るんですか?」

瑞鶴「…わざわざ無理言って超兵器まで借りたのに、結局負けちゃって…」

鳳翔「いいんですよ。良い兵器でも必ず勝てるわけではないことがわかったでしょう?」

鳳翔「それに…あなたはよく頑張りましたから、謝ることありませんよ」

瑞鶴「はい…」
190 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/31(金) 00:08:59.82 ID:c4z4gdhoO

提督「さて、もういい時間だし、そろそろ我々も仕事に戻らないとな」

鳳翔「そうですね」

翔鶴「瑞鶴…、今日はゆっくり休むようにね」

瑞鶴「うん…。ありがとう翔鶴姉ぇ」

提督「あ、言い忘れてたが、演習場から戻るときに加賀が『やられました。さすがは五航戦です』ってぼやいてたぞ」

瑞鶴「え?」

提督「じゃあな」

瑞鶴「あ、あの提督さん…」

バタン


瑞鶴「…私もようやく認めてもらった?のかな。ふふっ…!」


191 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/31(金) 00:11:39.17 ID:c4z4gdhoO


執務室

提督「今日はご苦労だった」

加賀「はい」

提督「演習は見せてもらった。超兵器相手に小破で済んだのはさすがと言いたいが、すぐに頭に血が上るのはよくないな」

加賀「はい…」

鳳翔「まったくですよ?出来る限り冷静でいなければ、今日みたいに不意を突かれますよ」

加賀「すみません…」

鳳翔「それに、演習なのに相手が気を失うまで攻撃を加えるなんて。ねえ?」

加賀「で、でも」

鳳翔「デモもストもありません!」

鳳翔「今日の夕飯は半分ですからね」ニコッ

加賀「(´;ω;`)」

鳳翔「下がってよろしい」

加賀「はい…」フラフラ

バタン
192 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/31(金) 00:14:19.40 ID:c4z4gdhoO

提督「鳳翔…デモもストもって言い回しは古いぞ…」

鳳翔「ええっ!?そうなんですか?」

鳳翔「デモもヘチマもって言ったら古いって言われたので、こっちが新しいかなって思ったんです」

提督「うーん…どっちも使う人は今時見かけないなぁ…。やっぱり古いかも」

鳳翔「ふ、古い…」ガーン



鳳翔さんは知識が豊富なだけで古い人じゃありません。

193 : ◆FhUXBGU7rY [saga]:2015/07/31(金) 00:17:40.76 ID:c4z4gdhoO

次回予告(10)


大淀『提督、漁業組合から妙な嘆願書が届いています』

提督『漁業組合から?内容は?』

大淀『鎮守府付近の海域に漁に出ると、とある無人島から妙な歌が聞こえてくる。深海棲艦かもしれないので調査をお願いします』

大淀『とのことです』

提督『妙な歌…ねぇ。セイレーンかローレライでもいるのか?』

大淀『ご近所迷惑ですよね』

提督『まあ、ほっとくわけにもいかんだろ。少数の調査隊を組んで出撃する』

大淀『さくっと行って、しょっぴいてきましょう』




叢雲『妙な歌声…。勘違いじゃないの?まったく…休日に出撃する身にもなってほしいわ!』

吹雪『仕方ないよ。深海棲艦だったら一大事だから』

青葉『でも、もし幽霊だったら大スクープですよ!!』

吹雪『青葉さん…』

瑞鶴『まったく…そんな理由でついてくるなんて…。気楽でいいわよね』

叢雲『そろそろ当該の無人島付近に到着するわよ』


シーン…


吹雪『何も…聞こえませんね…』

青葉『はぁ〜…スクープはありませんでしたか…』


何もなかった。そう判断した時、その時です。私たちは妙な歌が聞こえてくるのに気づきました。

耳を澄ませると…確かに聞こえてきます。それは…



この手に寄せる袱紗朱の色 この目開いてその顔見れば(略)



叢雲『』

吹雪『』

青葉『』

瑞鶴『』



謎の歌声の正体はいったい…?

次回『謎の演歌歌手を保護してね』お楽しみに!

194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/31(金) 00:23:09.32 ID:7PBNOqf+O
デデン‼︎
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/31(金) 03:46:37.38 ID:owWhJJPnO
もう…艦こ娘達は、死神部隊でいいじゃないか…。

196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/03(月) 20:18:18.16 ID:bIKIKUyt0
チェンソー装備の扶桑姉妹を想像して「ガイガァァーン! 起動ーーっ!」と言ってしまったのは俺だけだろうか
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/16(日) 11:00:21.89 ID:gnnKMGe9o
へーい
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/06(日) 11:25:30.55 ID:LTsrOM4Co
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/10(木) 00:46:29.37 ID:FJxDam8Zo
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/09/10(木) 08:09:18.60 ID:W4hXZR3kO
へいへい、へーい
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/30(水) 18:52:42.07 ID:zVtmqI6ao
・。・
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/12(月) 22:58:08.62 ID:jB2G0p6Vo
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/11(水) 09:04:25.43 ID:IEjBQ2F3O
まだかね
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