まどか「ほむらちゃんが魔女化した」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

Check Tweet

1 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/23(火) 05:16:17.55 ID:EL9t1ssXO

ﾄﾞｺﾞｫｫｫﾝ!

まどか「…」

ＱＢ「やったね、まどか」　

ＱＢ「やはり僕の目に狂いはなかった」

ＱＢ「君はとうとう最悪の魔女を倒したんだよ」

ＱＢ「暁美ほむらを犠牲にしてね」

ほむら「…ぐ…ぁ…！！」

まどか「…ほむらちゃん！」

ほむら「…い、ぎ…ぁ…ぁぁぁ…！！」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1435004177

1.5 ：荒巻＠管理人★(お知らせ) [Twitter]： ID:???

【 このスレッドはHTML化（過去ログ化）されています 】

ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは１０００に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

笑えるな 君のせいだ ＠ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 ＠ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

トーチャーさん「超Ａ級スナイパーが魔王様を狙ってる？」〈ゴルゴ13inひめごう〉 ＠ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713798788/

【安価】貴方は女子小学生に転生するようです ＠ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713788018/

ハルヒ「綱島アンカー」梓「２号線」【コンマ判定新鉄・関東】 ＠ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

【安価】少女だらけのゾンビパニック ＠ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713613334/

ぶらじる ＠ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713522243/

旅にでんちう ＠ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/

2 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/23(火) 05:19:57.95 ID:EL9t1ssXO

まどか「…ほむらちゃん！ほむらちゃん！」

ほむら「…ま、どか…」

ＱＢ「しかし意外だったね」

ＱＢ「君が何のためらいもなく契約するなんて」

ＱＢ「やっぱり人間の感情は理解に苦しむよ」

ほむら「…まど、か…」

ほむら「…」ﾆｺｯ

ＱＢ「一撃でワルプルギスを葬りさる君の力は対したものだ」

ＱＢ「そして魔力の消費も凄まじい」

ＱＢ「その魔力のほんの一部とはいえ肩代わりした暁美ほむらに待っているのは」

ＱＢ「絶望だ」

まどか「ほむらちゃあん！！」

3 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/23(火) 05:22:08.27 ID:EL9t1ssXO

ほむら「…」

まどか「ま、待ってよ！もう少しだけ…！」

まどか「す、すぐにグリーフシードを…！」

ほむら「…無理よ…」

ほむら「…魔女化が始まった時点で…」

ほむら「…もう、何も手立てはない」

まどか「…ほむらちゃん…！」

ほむら「ねぇ、まどか…」

ほむら「…最善とは言えないけれど」

ほむら「…それでも、私は…」

ほむら「…あなたを、守れたかな…？」

まどか「…も、もちろん…だよ…！！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

4 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/23(火) 05:26:10.23 ID:EL9t1ssXO

ほむら「…えへへ…」

ほむら「…なら…」

ほむら「…よかっ…！」

ほむら「…ぅ、ぎ…いいいいいい！！！」

ＱＢ「始まったね」

ＱＢ「君たちの生み出すエネルギーは本当に素晴らしい」

ＱＢ「さぁ、その身を絶望へ落として、存在を完結させるんだ」

まどか「ほむらちゃん！！！！！！」

ほむら「…ぁぁぁぁあああああーーーーーーっ！！！！！」

ﾊﾞﾘﾝ




ﾎﾑﾘﾘｨ「…」

まどか「…ほむら…ちゃん…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ﾎﾑﾘﾘｨ「ｧ」

ﾎﾑﾘﾘｨ「ｧｧｧｧｧｧｧｧ!!!!」ｽﾞｵｯ!

5 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/23(火) 05:28:10.37 ID:EL9t1ssXO

まどか「…ぅぅぅぅ…」

まどか「…ぅぅうあああああ…！！」

ＱＢ「…一度引いた方がいいよ、まどか」

ＱＢ「君の力なら彼女を一撃で仕留められるだろうけど」

ＱＢ「彼女がグリーフシードを落とすと決まったわけじゃない」

ＱＢ「ここは取り敢えず引くんだ」

まどか「…ほむらちゃん…」

まどか「…ごめんね」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ＱＢ「…やれやれ」

6 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/23(火) 05:30:51.83 ID:EL9t1ssXO

まどか「…」

まどか「…」

まどか「…ほむらちゃん…」

「現在、見滝原市の警戒態勢は解かれており…」

「明日にでも復旧作業が始まるそうです」

まどか「…」

まどか「…ほむらちゃん」

まどか「…あなたが救った世界だよ…」

まどか「…あなたが望んだ未来だよ…？」

まどか「…なのにどうして…！」

まどか「…ほむらちゃんが…！居ないの…！？」

7 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/23(火) 05:32:48.01 ID:EL9t1ssXO

ｶﾞﾔｶﾞﾔ

まどか「…」

詢子「…お、おい！まどか！」

まどか「…お母さん…」

詢子「な、なんだ…！ボロボロじゃねぇか…！お前…！」

まどか「…うん、ごめんね」

詢子「…平気なのか？」

まどか「…」

まどか「…うん、大丈夫…」

詢子「…」

8 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/23(火) 05:35:53.75 ID:EL9t1ssXO

まどか(…見て、ほむらちゃん)

まどか(…あなたのお陰で誰も傷つくことなく)

まどか(皆救われたんだよ)

まどか(私のママも、パパも、タツヤも)

まどか(…皆…生きてるんだよ)

まどか(…さやかちゃんだって…)

まどか(…マミさんだって)

まどか(…あなたのお陰で…生きてるんだよ…！)

まどか(…私…ダメな子だね…？ほむらちゃん…)

9 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/23(火) 05:40:12.82 ID:EL9t1ssXO

ＱＢ「やぁ」

ＱＢ「今回は残念だったね、鹿目まどか」

まどか「…Ｑ…Ｂ」

ＱＢ「君を守ろうとした存在は、その約束を果たして死んでいった」

ＱＢ「もちろん、君がそんな未来を望んでいないことも知ってるよ」

ＱＢ「たしか君はこう言ったね」

ＱＢ「「契約は後回しでいい、取りあえずワルプルギスと戦えるだけの力をくれ」とね」

ＱＢ「…だけどね、無理だよ」

ＱＢ「君の保留にしている契約を使っても、暁美ほむらは人間には戻れない」

ＱＢ「いや、魔法少女には戻れない」

ＱＢ「魔法少女から魔女への変化は不可逆だからね」

ＱＢ「そもそも、宇宙のエネルギーのために動いている僕らがそんなことを、する訳が無い」

10 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/23(火) 05:42:32.06 ID:EL9t1ssXO

まどか「…もういい、もういいよ」

ＱＢ「…」

まどか「…あなたの言ってること…全然わかんない…！」

詢子「…まどか…？」

まどか「…どうして、ほむらちゃんなの？」

まどか「…なんで私じゃなくて…ほむらちゃんなの？」

ＱＢ「それはかつて、暁美ほむらも感じたことだろうね」

ＱＢ「だから君を救おうとした」

まどか「…ほむらちゃんが…死んでいい理由なんて…ないよっ！！！！」




まどか「…さみしいよ、ほむらちゃん…！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

11 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/23(火) 05:45:02.23 ID:EL9t1ssXO

詢子「…」

まどか「…すぅ…すぅ…」

知久「…まどかはどうしたんだい？」

詢子「…さぁな、分かんねぇ」

詢子「…だけど、何かがあったんだろうな」

詢子「…まるで顔つきが違う」

知久「…」

詢子「…すまねぇな…まどか」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

詢子「…私には、何一つ分からねぇ」

詢子「…ごめんよ」

知久「…今日はもう休もう、ママ」

詢子「…そうだな…」

12 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/23(火) 05:49:36.91 ID:EL9t1ssXO

一週間後

和子「はい、それでは皆さん」

和子「スーパーセルとやらに負けず、また今日から頑張っていきましょうね」

和子「ところで上條くん！」

恭介「え？」
　　　
和子「バイオリンとピアノならどっちがいいですか！？」ﾋﾞｼｯ　　

恭介「断然バイオリンですね、そもそもバイオリンとピアノを比べることがおこがましいです、何故ならバイオリンというのは古くなればなるほどその音に重みが増して、つまりそれは歴史を…」

和子「はいっ！女子のみなさんは上條くんとは付き合わないように！！」

恭介「！？」

さやか「…あはは…」

さやか「…また振られたのかな、和子先生」

さやか「ね、まどか」

まどか「…」

さやか「…」

13 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/23(火) 05:52:15.51 ID:EL9t1ssXO

昼

さやか「まどか！お昼食べようよ！」　　

まどか「…うん」

さやか「…元気ないなぁ…」

さやか「…どうしたのさ？」

まどか「…何でも、ないよ」

さやか「…全く、それって私にも話せないことなの？」

まどか「…」

さやか「…ね、まどか」

まどか「…なぁに？」

14 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/23(火) 05:55:30.87 ID:EL9t1ssXO

さやか「…私はさ、あんたの親友でいるつもりだよ」

まどか「…ありがとう」

さやか「…あんたが話したくないならそれでもいいよ」

さやか「…だったら、私は傍にいる」

さやか「何も言わずに傍にいることくらいなら、いいよね？」

まどか「…さやか…ちゃん…！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

さやか「おー、泣け泣け、胸くらい貸してやる！」

さやか「…辛い時はさ、泣くのが一番だよ…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

まどか「…ぅっ…ぁぁぁぁ…！！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

15 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/23(火) 05:57:44.97 ID:EL9t1ssXO

まどか「…うっ…ぐっ…！」

さやか「…落ち着いた？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

まどか「…うん…ごめんね…ざやがちゃん…！」

さやか「…全く、可愛いやつめ」

まどか「…別に話したくないわけじゃ…ないの…」

まどか「…思い出すのが…辛すぎる…だけなの…」

さやか「…そっか」

まどか「…ほむら、ちゃん…！ほむらちゃん…！！」

さやか「…」

16 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/23(火) 06:01:01.78 ID:EL9t1ssXO

さやか「…そのほむらってやつが…まどかが悲しんでる原因なんだね」

まどか「…え…？」

さやか「何があったか知らないけどさ」

さやか「…そんなに苦しいなら、忘れちゃいなよ」

まどか「…待ってよ…さやかちゃん」

さやか「ん？」

まどか「…ほむら、ちゃんだよ…」

さやか「…うん？」

まどか「…転校生の…ほむらちゃんだよ…！？」

さやか「…」




さやか「…ほむらって誰さ？」

まどか「！！」

17 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/23(火) 06:03:14.83 ID:EL9t1ssXO

ﾀｯﾀｯﾀｯ

まどか「…早乙女先生…！」

和子「あら？どうかしたの？鹿目さん」

まどか「…ほむらちゃんって…知っていますか？」

和子「…？」

和子「…私の知っている子なの？」

まどか「て、転校生の…！」

和子「転校生？」

和子「ふふ、どうかしたの？鹿目さんったら」

まどか「…！！」

18 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/23(火) 06:05:57.71 ID:EL9t1ssXO

まどか(…)

まどか(…誰に聞いても…)

まどか(…ほむらちゃんのことを知っている人なんていなかった…)

まどか(…ほむらちゃん…)

まどか(…どうして？)

まどか(…こんなっ…！死ぬよりも酷いこと…！)

まどか(…こんなの…！あんまりだよ…！)

まどか(…ほむらちゃん)

19 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/23(火) 06:07:41.65 ID:EL9t1ssXO

ｶﾞﾁｬ

まどか「…ただいま」

詢子「おー、ただいまどか、おかえり」

まどか「…うん」

詢子「どした？」

詢子「…すごい顔してるぞ」

まどか「…そう、かな？」

詢子「…和子から電話があったよ」

まどか「…！」

詢子「…ほむら…って誰だ？」

まどか「…ほ、むら、ちゃんは…」

20 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/23(火) 06:09:56.74 ID:EL9t1ssXO

詢子「何が起こったか分かんねーが」

詢子「そいつがあんたを苦しめてるってなら…」

まどか「…ち、違うよ！」

詢子「…本当か？」

詢子「…騙されていねぇか？」

まどか「…本当だよ…」

まどか「…ほむらちゃんは…」

まどか「…私の大好きな…」

まどか「…友達だよぉ…！！！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

詢子「…そっか…ごめんな」ｷﾞｭｯ





まどか(…そっか)

まどか(…私、ほむらちゃんが大好きなんだ…)

21 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/23(火) 06:12:50.74 ID:EL9t1ssXO

とりあえずここまで
お疲れ様です
見てくれてありがとうございます

22 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2015/06/23(火) 07:43:43.64 ID:tJQ9jQF4O

乙

23 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2015/06/23(火) 21:04:32.88 ID:hLhF/lVbO

乙、期待

24 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2015/06/23(火) 22:00:30.97 ID:KnsmTdEpO

久々のまどほむ

25 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/24(水) 04:03:41.69 ID:ohqvA3zvO

まどか(…分かんないよ)

まどか(…どうしてあなたが私をここまで助けてくれたのか)

まどか(…どうして出会って間もない私を気にかけてくれたのか)

まどか(…)

まどか(…どうして…)

まどか(…どうして出会ったばかりのあなたが好きなのか…)

まどか(…私にはわからない)

まどか「…」



まどか「…あなたを、もっと…知りたい…！」

26 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/24(水) 04:06:15.01 ID:ohqvA3zvO

さやか「お、まどか、おはよー」

まどか「…うん、おはよう」

さやか「…大丈夫？」

まどか「…」

さやか「…まどか…」

まどか「…怖いよ」

まどか「…真実を確かめる…ことが」

まどか「…知ってしまうことが…怖いよ」

まどか「…だって私は…まだ、ほむらちゃんのこと…何も知らないから」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

さやか「…怖い、か」

27 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/24(水) 04:08:20.68 ID:ohqvA3zvO

まどか「…」

まどか「…さや…」

さやか「いいよ」

まどか「…！」

さやか「…あんたが怖いなら、私の勇気をあんたにあげる」

さやか「あんたが辛いなら、私がそばにいてあげる」

まどか「…」

さやか「私にも教えてよ、その、ほむらってやつのこと」

まどか「…うん…うん…！！」



さやか「私が、あんたの剣になってあげるから…！」

まどか「…うん…！」

28 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/24(水) 04:11:49.64 ID:ohqvA3zvO

ＱＢ「どうだい？彼女の素質は？」

「ふーん、こりゃまたバケモンみたいなやつだね」

ＱＢ「そうだろうね、彼女ほどの素質を持った子は、前例がない」

「へへ、その方が楽しめるってもんさ」

「なぁ、ＱＢ」

ＱＢ「え？」

「あいつは何を願ったんだ？」

ＱＢ「…まだ、願ってないよ」

ＱＢ「彼女の祈りは保留中だ」

「…へぇ」

ＱＢ「近いうちに会うこともあるだろう」

ＱＢ「その時は、冷静になるんだよ、佐倉杏子」



杏子「へっ、分かってるさ」

杏子「見せてやろうじゃん、経験積んだ凡人と、期待のルーキーとの差ってやつをさ」ﾆﾔｯ

ＱＢ「…やれやれ」

29 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/24(水) 04:13:54.24 ID:ohqvA3zvO

さやか「…ふーん」

まどか「…どう、かな…？」

さやか「…うん、教えてっていったのは私だけどね」

さやか「正直まどかの頭がおかしくなったとしか思えない」

まどか「…ふぇぇ…」

さやか「って、あぁ！うそうそ！」

さやか「…にしても、信じられないよ」

さやか「…魔法少女、ねぇ」

まどか「…」

30 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/24(水) 04:15:51.58 ID:ohqvA3zvO

さやか「それにまどかの話だと、あの時のスーパーセルも魔女だっていうじゃん」

さやか「…超強力な」

まどか「…うん」

さやか「…それを…あんた一人で、ねぇ…」

まどか「…私、一人じゃないよ」

まどか「…ほむらちゃんと一緒に…倒したんだ」

さやか「…」

ＱＢ「真実が知りたいなら、見せてあげればいいじゃないか」

まどか「…！」

31 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/24(水) 04:19:28.76 ID:ohqvA3zvO

ＱＢ「ほら、丁度いい魔法少女がいるじゃないか」

まどか「…何の為に…ほむらちゃんが…！」

まどか「…さやかちゃんを契約から遠ざけたと思ってるの…！？」

さやか「…な、なにこいつ…！」

ＱＢ「？」

ＱＢ「それはもちろん君のためだろう」

ＱＢ「美樹さやかを契約から遠ざけるのは結果として君の契約阻止にもつながるからね」　　

まどか「…」

ＱＢ「だけど暁美ほむらは君を契約させてしまった」

ＱＢ「結果として、魔法少女を知っている君と、魔法少女を知らない美樹さやか、という矛盾が生まれたんだよ」

32 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/24(水) 04:23:10.30 ID:ohqvA3zvO

さやか「…へー、もしかしてあんたが契約してくれるってやつ？」

ＱＢ「いかにもだよ」

ＱＢ「どうかな？君も願いと引換に魔法少女になってみないかい？」

さやか「願いってなんでも？金銀財宝とか、満漢全席とか！？」

ＱＢ「何だって構わないよ」

まどか「…やめて」

まどか「…さやかちゃん、魔法少女ってそんなに甘い物じゃ、ないよ」

さやか「…」

まどか「…命を捨ててでも…叶えたい人にだけ、ふさわしい」

さやか「…まどか」




まどか(…あれ？)

まどか(…だったら、ほむらちゃんの願いは)

まどか(…私の願いは…何だろう…)

33 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/24(水) 04:24:44.78 ID:ohqvA3zvO

まどか「…ＱＢ」

ＱＢ「何かな？」

まどか「…ほむらちゃんの願いは何？」

ＱＢ「さぁ、彼女は極めつけのイレギュラーでね」

ＱＢ「僕自身契約したことを覚えていないんだ」

まどか「…」

ＱＢ「…それよりも、君は少し現実を見た方がいい」

まどか「…っ！」

34 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/24(水) 04:25:42.78 ID:ohqvA3zvO

ＱＢ「わざわざ言い直すことでもないけどね」

ＱＢ「暁美ほむらは死んだ」

ＱＢ「誰に看取られることも、ついには全ての人から忘れられて」

ＱＢ「死んでしまった」

ＱＢ「もう、誰も会うことができない」

まどか「…！」

35 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/24(水) 04:28:27.55 ID:ohqvA3zvO

さやか「…し、死んだって…！」

ＱＢ「彼女は死んでしまった」

ＱＢ「その事をしっかり頭に入れて」

ＱＢ「君がこれからどうやって生きていくか、考えた方がいいよ」

まどか「ほ…むら、ちゃんは…！」

ＱＢ「死んだよ」

ＱＢ「今は、もうどこにもいない」

さやか「…あ、あんた…！そんな言い方…！！」

まどか「…」　




まどか「それでも、構わない」

36 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/24(水) 04:30:42.86 ID:ohqvA3zvO

まどか「…たとえ死んじゃっても」

まどか「…私がほむらちゃんの事を何も知らなくても…」

まどか「…私以外、ほむらちゃんを覚えていなくても」

まどか「…だからってそれが、諦める理由になんてならない」

さやか「…まどか」

まどか「…諦めてたまるもんか…」

まどか「…私は、奇跡の象徴なんだから…！」ｷﾞﾘｯ

ＱＢ「…」

ＱＢ(…初めにであった時とは、およそ別人だね)

37 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/24(水) 04:35:09.47 ID:ohqvA3zvO

ＱＢ(…一見、どこにでもいる気の弱い女の子だと思っていたけれど)

ＱＢ(…なるほど、案外強いのかもしれないね)

ＱＢ(…いいや、強く、なったのかもね)

ＱＢ「…分かったよ」

ＱＢ「そこまでいうなら、もう何も言わない」

ＱＢ「君がそこまで暁美ほむらを思うのなら、彼女の元へ行くといい」

さやか「…え？」

ＱＢ「君は確かに奇跡の象徴だ」

ＱＢ「そんな君が、どんな不条理を覆した所でそれは何ら不思議じゃない」

ＱＢ「不可逆を覆してみるといいよ」

まどか「…言われ…なくても…！」

ＱＢ(…)

ＱＢ(…ま、無理だろうけどね)

38 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/24(水) 04:37:24.91 ID:ohqvA3zvO

ﾀｯﾀｯﾀｯ

まどか「…」

さやか「…ね、ねぇ、まどか」

まどか「なぁに？さやかちゃん」

さやか「…その、ほむらってやつは死んだんじゃないの？」

さやか「…なのに…会いにいくって…」

まどか「…」

まどか「…ほむらちゃんが、私の契約の時に教えてくれたの」

まどか「…魔法少女システムの、真実」

さやか「…？」

39 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/24(水) 04:38:48.90 ID:ohqvA3zvO

ほむら「…まどか…！」

まどか「…ごめんね、ほむらちゃん」

まどか「…もう私、無理だよ」

ほむら「…っ！」

ほむら「馬鹿言わないで！！！」

ほむら「…あなたが…！契約したら…！私は何のために…！」

まどか「…大丈夫、私はきっと…」

ほむら「…違うの…」

40 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/24(水) 04:41:14.46 ID:ohqvA3zvO

ほむら「…あなたが魔法少女となることは…！」

ほむら「…最悪の魔女が生まれることを…意味する…」

まどか「…！」

ほむら「…希望を願って…魔法少女になった人達は…」

ほむら「…最後には…絶望に縋る…魔女になる…！」

ほむら「…だから私はっ！あなただけは…！！」

まどか「…うん」

まどか「…それでも、私は」

まどか「…ワルプルギスの夜を倒して、あなたを助けたい」

ほむら「…！」

41 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/24(水) 04:43:47.68 ID:ohqvA3zvO

まどか「…願いなんてまだ決められないけれど」

まどか「…魔法少女になることで、あなたを助けられるなら」

まどか「…私はどんな絶望だって、背負えるの」ﾆｺｯ

ほむら「…馬鹿…！」　　

ＱＢ「さぁ、君は何を願うんだい？」

まどか「…願いは、保留でいいかな？」

ＱＢ「…保留？構わないけれど…」

まどか「…今は、一刻も早く、あの魔女を助ける力が欲しい…！！」

ＱＢ「…分かったよ」


ﾊﾟｧｧｧｧ

42 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/24(水) 04:47:12.70 ID:ohqvA3zvO

さやか「…じゃあ…！！！」

まどか「…着いたよ」

まどか「…ここは…」

まどか「…私の友達、ほむらちゃん」

まどか「…その、成れの果ての、結界」

まどか「…皮肉だよね」

まどか「…誰も覚えていない、死体さえ残ってない」

まどか「…なのに、あなたが居たって証が…！」

まどか「こんな所にあるんだから…！！」



ﾎﾑﾘﾘｨ「ｧｧｧｧｧｧｧｧｧ!!!!」

まどか「…諦めないから…ほむらちゃん…！」

43 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/24(水) 04:49:39.96 ID:ohqvA3zvO

ﾎﾑﾘﾘｨ「ｧｧｧｧｧｧｧｧｧ!!!!」ﾄﾞｶﾞｧｯ!!

さやか「うひゃあ！？」

まどか「さやかちゃんは身を隠してて！！！」

さやか「合点！！」

まどか「…ほむらちゃん…」

まどか「…思い出してよ…！」

ﾎﾑﾘﾘｨ「ｧｧｧｧｧｧｧｧｧ!!!!」ﾄﾞｶﾞｧｯ!!

まどか「きゃあっ！！」

さやか「まどかぁっ！！！！！」

44 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/24(水) 04:51:26.03 ID:ohqvA3zvO

まどか「…ほむらちゃん！！！！」

ﾎﾑﾘﾘｨ「ｧｧｧｧｧｧｧｧｧ!!!!」ｽﾞｶﾞｧｯ!!

まどか「…っ、が…ぁ…！」

まどか「…ほむら、ちゃ…」　　

まどか「…行かないで…ほむらちゃん…！」

ﾎﾑﾘﾘｨ「…ｧｧｧｧｧｧｧｧｧ…」

さやか「…あれ？」

さやか「…景色が…戻った？」

45 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/24(水) 04:53:17.62 ID:ohqvA3zvO

さやか「…ま、まどかぁ！」

まどか「…どうだ、った？」

まどか「…ほむらちゃんに…届いてた…かな？」

さやか「…！」

さやか「…と、届いてたよ…！」

さやか「…き、きっと…！あんたを傷つけるのが嫌で…逃げたんだよ…！！」

ＱＢ「それは希望的観測だね」

さやか「…なっ…あ、あんた…！」

ＱＢ「あの魔女は、危機を感じとったから逃げたんだ」

46 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/24(水) 04:56:12.72 ID:ohqvA3zvO

ＱＢ「一度に二人の魔法少女を相手取ることを恐れただけのことさ」

さやか「な、何を…」

「やれやれ、ムカつくくらい甘っちょろい奴らだね」

さやか「…！」

ＱＢ「やあ、杏子」

杏子「魔女とお話〜とか、その手のおちゃらけた冗談かますために魔法少女になったのかい？」

まどか「…ぁ…」

杏子「はん、痛そうだね」

杏子「魔女に攻撃しようとしなかったアンタへの罰だよ」

47 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/24(水) 05:00:52.05 ID:ohqvA3zvO

杏子「…邪魔なんだよね」

杏子「あんたみたいに、冗談で魔法少女やってる奴」

さやか「…あんたに…何が…！」

杏子「何もわかんねぇさ」

杏子「だから、早い所死んでくれない？」

杏子「人のために祈るどころか」

杏子「祈りを放棄して魔法少女になる？」

杏子「いいと思うよ、アニメとかだったら、ね」




杏子「だけどここは現実だ、それが分からない奴が、死ぬんだよ」

48 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2015/06/24(水) 05:01:51.00 ID:ohqvA3zvO

メタァ

お疲れ様です　　
まったり書いていきます
おやすみ

49 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2015/06/24(水) 05:16:01.77 ID:OeSBX3sjO

ほむらはまさしく屑ゴミ。さっさと始末しとけよ

50 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2015/06/24(水) 06:48:22.72 ID:2CrBZ3hDO

>>49
お前よりは何百倍もマシだけどな

51 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2015/06/24(水) 13:25:18.23 ID:WTGzmDkFo

ほむらよりもまどかの方が断然クズなんだよな
自己犠牲は結構。ただ、自己犠牲する自分に酔ってそれをほむらにまで押し付けたのは流石にゴミすぎる

まどかは魔法少女になった以上、自分のことだけじゃなくて他人のことにまで目を向けるべきだった

52 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2015/06/24(水) 20:27:24.56 ID:lXwRFUgM0

ほむほむ！ほむほむ！ほむほむ！ほむほむぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん！！！
あぁああああ…ああ…あっあっー！あぁああああああ！！！ほむほむほむほむほむぅううぁわぁああああ！！！

53 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2015/06/24(水) 20:58:55.37 ID:bTlBmZxNo

乙
マミさん生きてるのに出てこない
ベベ戦後休養中？

54 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2015/06/24(水) 21:11:44.16 ID:g2kYF3IJO

あんたの剣になるよ（ｷﾘｯ

55 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2015/06/24(水) 21:36:30.18 ID:QvIeejPZ0

そもそも円環の理として多くの希望と絶望の形を見てきたくせにほむら反逆が予想できてない時点ですべてを救うことなんてできない

56 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2015/06/24(水) 23:35:35.36 ID:VlYAMHhzo

ほむらたああああぁあああああああ"あぁああぁあ(´；ω；｀)ぁああああぁああああ"あ"ぁああぁああああぁぁ"あんんっ！
ほむらたんほむらたんほむらたんほむらたんほむらたんほむらたんほむらたんほむらたんほむらたんっ！暁美ほむらああああああ
ほむらたんのおっぱいいいｨいいぃ！！！！！ほむらたんの、ほむらたんのパンツぅぅぅぅぅ！！！！！！ああ嗚呼ほむほむぅ！！
ほむらちゃんのおっぱいはやわらかいねもみもみぺろぺろえっちなおっぱいかわいいよもみもみなんてやわらかいんだあああああああ
僕がなぐさめてあげるからね！？ぼくが、君をぉぉ！！めちゃめちゃにしてあげるよぉぉ！！もうギンギンからねぇエエっ！
ほら、こっちを向いてごらん？嗚呼なんて愛らしいのほむらちゃんブチュぅううううレロﾚﾛレロﾚﾛレロレロれろぺろりんぺろちゅっちゆうう
ほむらちゃんの唾液はおいしいなあああ！！ファーストKISSのお味はどうだい？？僕とできて幸せかい？嬉しいよおおおぅおおおお
下の口にもしてあげるよ！ちゅっちゆぺろぺろれろれろぐちゅぐちゅほら濡れてきたよほむらちゃん！もうこんなに濡れちゃったよくんかくんかくんくんくんか
ほむらちゃんのクリトリスぅぅっほむらちゃんの大陰唇っ小陰唇っほむらちゃんのアナルううぺろぺろほむらちゃんのおしりの穴は臭くて美味しいよおお
なんだいもうがまんできないのかい？しょうがないなあ！ほむらちゃんのはじめては僕がいただいちゃうからね！！君のまんまんにちんちん入れてあげるよ
ゆっくりやさしくいれるよ！ほらぜんぶはいったよ！ああほむらちゃんのなかはあったかいなあきもちいいよほむらちゃんぺろぺろちゅっちゆ
それじゃうごくよズブズブズブズブぬぷぬぷあああああぁきもちいいぃよおおおぉほむらちゃんのお膣はきもちいいよおおおおおお
ズブズブぬぷぬぷズブズブズブズブズブズブズブズブズブズブズブズブぬぷぬぷほむらちゃんを犯すのは気持ちいいいいいｨｲｲｲいい！！！
ああ出る！出る！出ちゃうよほむらちゃん！！！いく！いっちゃう！！なかに出ちゃうよほむらちゃん！！！僕とほむらちゃんの赤ちゃんができるよ！！！
泣かないでほむらちゃん！そんな顔されたら興奮しちゃうよズブズブぬぷぬぷう出すよ！いますぐだすよ！！あああああぁああああああドピュドピュ！！ドピュピュ！！！とまらない
とまらないよ射精がとまらないよおおきもちいいよおおきもちいいよほむらちゃん！！！ほむらちゃんの膣の中にだすのはきもちいいよおドピュピュ
ああほむらちゃんほむらたんほむらたんほむらたんあいしてるぅヴううううこれからもずうっと一緒だよ！！！君は一生僕のペットだよほむらちゃん！！
たくさんたくさん僕の精液を注ぎ込んであげるからね！！毎日毎日注ぎ込んであげるからね！！！約束だよほむらちゃん！
おっぱいも揉み続けるよ！もみもみしたらもっと大きくなるからね！！僕だけのものなんだからね！！！ほらまたまんまん濡れてきたよぐちゅぐちゅ
今度はバックでついてあげるよパンパンパンパンパンパンパンパンズポズポズポズポズポズポズポズポパンパンパンパンズポズポズポズポ
ああイク！ほむらちゃんのお膣がきもち良すぎていっちゃうよ！！ああああああドピュ！！！！ドピュピュ！！！！！ドピュドピュドピュドピュ
はあはあぜんぶなかに出してあげたよ！奥の奥までとどいたかなあ！？きもちよかったよほむらちゃん！！！それじゃお掃除のフェラをおねがいねズポ
嫌がらないでほむらちゃん！！しょうがないなあむりやり入れてあげるねズポズポズポズポ！おいしいかい！？僕のペニスはおいしいかい！？？
これからも死ぬまで毎日毎日犯し続けてあげるからね！！何度も何度も繰り返し犯してあげちゃうからね！！ほむらちゃんがなにもかもわからなくなっても！！
僕とほむらちゃんのエンドレスセックスはまだ始まったばかりなんだよ！！レッツセックスフォーエヴァーーーーー！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

57 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2015/06/26(金) 18:48:09.96 ID:nXYQecvqo

なぜssスレに原作アンチが
>>1気にすんなよ