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進撃の呪いの人形(ホラー) - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/05(日) 23:04:32.60 ID:EhxTXSmL0
それはある晩、サシャが毎度のごとく食料庫へ盗みに入っている時でした。

サシャ「さてと、今日は外から忍び込みますかね〜。」

サシャ「あれ?何でしょう?これ?」

サシャが見つけたの綺麗な顔をした人形でした。

サシャ「誰がこんなところに捨てたんですかね〜。私がもらってあげます。」

サシャは自分の部屋に持ち帰ることにしました。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1436105062
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
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こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/

【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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エルヴィン「ボーナスを支給する!」 @ 2024/04/14(日) 11:41:07.59 ID:o/ZidldvO
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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/05(日) 23:09:53.65 ID:EhxTXSmL0
〜翌朝〜

クリスタ「あれ、サシャ、どうしたの?そのお人形?」

サシャ「ああ、これはですね、昨日の夜拾ったんですよ。」

クリスタ「夜って・・・、また食料庫に行ったのね・・・。」

ユミル「なんでそんな気持ちの悪いもの拾ってきたんだよ。」

サシャ「だって可哀想じゃないですか。」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/05(日) 23:11:28.54 ID:EhxTXSmL0
〜その晩〜

人形「(ふふふ、私を拾った人間がどうなるのか、楽しみにしていろよ・・・。)」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/05(日) 23:15:25.13 ID:EhxTXSmL0
〜朝〜

クリスタ「サシャ?どこいったの〜?」

ユミル「どうした、クリスタ?」

クリスタ「サシャがいないの。代わりにお人形があって、しかもサシャそっくりの人形で・・・。」

ユミル「何だこれ?よくできてるな〜。」

クリスタ「朝ごはんには出てくると思うんだけど・・・。」

朝食の時間、サシャは現れなかった。
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/05(日) 23:19:49.41 ID:EhxTXSmL0
コニー「なあ、サシャが飯時にいないなんておかしくないか?」

エレン「ああ、あのサシャがな。」

アルミン「どうしちゃったんだろ。」

コニー「それがよ、朝から行方不明らしいんだ。」

エレン「どういうことだ?」

クリスタ「それだけじゃないの、サシャのベッドにはサシャの代わりにお人形が置いてあったの。」

ユミル「しかも、サシャそっくりなんだ。」

コニー「なんだよそれ、それじゃあまるでサシャが人形になったみたいじゃないか。」

エレン「は?そんなわけないだろ。」

アルミン「コニーは馬鹿だな〜。」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/05(日) 23:21:10.13 ID:EhxTXSmL0
〜その晩〜

人形「さて、今度は誰を人形にしてやろうか・・・。」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/05(日) 23:24:51.45 ID:EhxTXSmL0
〜朝〜

ユミル「大変だ!クリスタがっ!」

アルミン「どうしたの!」

ユミル「人形になっちまった・・・。」

エレン「は?お前何言ってんだ?」

アルミン「コニーじゃないんだからさ・・・。」

ユミル「本当なんだ!ほらこれ!」

アルミン「確かに・・・、似てるけどさ・・・。」

コニー「だからって、人形になったってのはな・・・。」

ユミル「いや、私もそう思うけどさ・・・。」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/05(日) 23:30:20.57 ID:EhxTXSmL0
〜次の日〜

ミーナ「大変!アニが!」

ベルトルト「アニがどうしたの?」

ミーナ「アニが、人形になったの・・・。」

エレン「おい、ミーナ、お前までそんな馬鹿なこと言ってんのかよ。」

ユミル「いや、どうもその線も嘘とは思えなくなってな・・・。」

アルミン「どういうこと?」

ミーナ「これを見て。」

エレン「これは・・・、アニか?髪型が違うけど・・・。」

ミーナ「寝る時には髪をほどいているの!」

ユミル「人形作るなら、普通いつもの髪型だろ?でもそうじゃない。」

コニー「寝ている状態しか見たことないってことも有り得るだろ。」

ミーナ「そんなわけないでしょ!」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/05(日) 23:35:22.41 ID:EhxTXSmL0
アルミン「じゃあ、本当にこれはアニが人形になったってことなのか?」

ユミル「ああ、そう考えるのが妥当だろうな。」

エレン「なんだよそれ・・・。」

ベルトルト「じゃあ、これさ、ちょっと丁寧に扱わないとダメなんじゃない?」

アルミン「あ、そうだね。でもさ、もうちょっと調べてみる必要があるよね。真相解明のために。」

ミーナ「うん、まあ、そうだね。」

アルミン「ちょっとそれ貸して。」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/05(日) 23:42:01.83 ID:EhxTXSmL0
アルミン「う〜ん、これはすごいな。髪がすごくリアルだよ。」

ベルトルト「服も実際着ているものと同じ形だね。」

アルミン「お、服は脱がせられるみたいだ。」

ベルトルト「着せ替え人形みたいだね。」

ミーナ「アルミン?」

アルミン「全部脱がしてみたけど、特に変なところは無いね。」

ベルトルト「うん、普通の人形と同じだね。」

アルミン「本当にアニなのかな?」

ベルトルト「本当だったら僕たち蹴り倒されちゃうよ。」

アルミン「そうだよね。ははは。他の人形も調べてみようか。」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/05(日) 23:47:39.28 ID:EhxTXSmL0
アルミン「どうやら、サシャやコニーの人形もアニと同じように服を脱がせられるみたいだね。」

ミーナ「いや、アルミン、そこは別に大事じゃないでしょ?」

アルミン「関節は曲がらないみたいだね。」

ベルトルト「すごいな、身長もそれぞれ違う。まるで三人がそのまま小さくなったみたいだ。」

ミーナ「全裸だけどね。」

アルミン「しょうがない、今日はここまでにして、続きは明日にしよう。」

ベルトルト「そうだね。」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/05(日) 23:52:41.39 ID:EhxTXSmL0
〜次の日〜

ベルトルト「大変だ!今度はライナーが人形に!」

アルミン「え〜?ライナー?」

ミーナ「何でだろう?残念がって当たり前のはずなんだけど、変な感じ・・・。」

エレン「今度はライナーか・・・。」

ベルトルト「何で・・・、ライナーなんだ・・・。」

ミーナ「ねえ、ベルトルト、あなたは何を残念がっているんだろうね。」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/06(月) 00:01:00.79 ID:c1jV7mgG0
アルミン「とりあえず、この人形は僕が預かっておくよ。」

ベルトルト「そうだね、頼むよアルミン。」

エレン「おい、ライナーの人形は持っていかないのか?」

アルミン「ちっ、わかったよ。」

ミーナ「今舌打ちしたよね?ね?」

アルミン「そのサシャが拾ってきたっていう人形。それも調べてみるよ。」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2015/07/06(月) 00:01:33.46 ID:rni/uHPj0
アルミン殺されるな。
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/06(月) 00:02:37.35 ID:c1jV7mgG0
〜その晩〜

人形「ふふふ、今度は誰を人形にしてやろうかな〜。ああ、数が多くて面倒だな〜。一気にやるか〜。」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/06(月) 00:06:56.28 ID:c1jV7mgG0
〜朝〜

ジャン「おい!どうなってんだ!」

マルコ「アルミン、エレン、ベルトルト、コニー、他にもたくさん・・・、いなくなってる・・・。」

ジャン「奇妙なほどリアルな人形も置いてあるしよ。」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/06(月) 00:12:28.29 ID:c1jV7mgG0
ミカサ「エレンが・・・、人形に!?」

ジャン「ああ、他にもたくさんな。」

ミーナ「なんてことなの。やっぱりあの変な人形が悪いのよ!」

マルコ「一体どうすれば・・・。」

ミーナ「それで、人形はどうしたの?」

ジャン「ああ、それなら、とりあえず適当にベッドの上に積んでおいた。」

ミーナ「そう・・・。」

ミカサ「早くエレンを元に戻さないと・・・。」

ジャン「なあ、ミカサ、他にもいるんだが。」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/06(月) 00:18:30.79 ID:c1jV7mgG0
〜夜〜

人形「さてと、今度はまた女たちを人形にするか・・・。」

ミカサ「待っていた。」

人形「?」

ユミル「クリスタを元に戻してもらおうか。」

人形「ほう、私を倒す気か。だがそれは不可能だ。」

ミーナ「何ですって?」

人形「お前たちが動く前に、私がお前たちを人形に変える。ほら、もうすでに・・・。」

ユミル「体が・・・、動かない・・・。」

ミーナ「そんな・・・。」

ミカサ「・・・・・・。」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/06(月) 00:21:26.79 ID:c1jV7mgG0
人形「もうすぐ人形になるぞ・・・。」

ミーナ「い、いや!」

ユミル「くそー!」

ミカサ「・・・・・・。」

人形「悪あがきはよすんだな。」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/06(月) 00:23:34.11 ID:c1jV7mgG0
人形「よーし、完成だ。」

ユミル「(嘘だろ。本当に人形なったのか?)」

ミーナ「(なんてことなの・・・。)」

ミカサ「(これは・・・。)」

人形「さて、私はまた力を蓄えるために眠るとしよう。」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/06(月) 00:27:38.29 ID:c1jV7mgG0
ミカサ「待ちなさい。」

人形「!?」

人形「お前・・・、何故動ける!?」

ミカサ「わからない・・・。だが力は普段の半分程度まで落ちたようだ。」

人形「まさかあなた、アッカーマン一族・・・?」

ミカサ「そうだけど、どうしてわかった?」

人形「そうだったのか!こんなところでアッカーマンに出くわすなんて!」

ミカサ「なんだかわからないけど、ここであなたを倒す。」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/06(月) 00:31:40.80 ID:c1jV7mgG0
人形「でも、力は半分なんでしょ?それで勝てるとは思えないけど・・・。」

ミカサ「問題ない。お前ごとき半分でも十分。」

人形「・・・。じゃあ、試してみる?」

ミカサ「かかってきなさい。」

その後人形とミカサの戦いが始まった。

ミカサの圧勝だった。
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/06(月) 00:33:30.34 ID:c1jV7mgG0
人形が倒されたことで、人形になった人たちは元に戻った。

ユミル「ふう、まるで悪夢をみてるみたいだったな。」

ミーナ「早く、男子たちのところに行かないと!」

ミカサ「そう!エレンはどうなった!?」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/06(月) 00:37:47.49 ID:c1jV7mgG0
男子部屋では悲惨なことが起きていた。

男子たちがの手足が絡まり、抜け出すのが困難な状態だった。

アニ、クリスタ、サシャもいた。全裸で。

男子たちと一緒に絡まっていた。
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/06(月) 00:38:42.30 ID:c1jV7mgG0
男子部屋では悲惨なことが起きていた。

男子たちがの手足が絡まり、抜け出すのが困難な状態だった。

アニ、クリスタ、サシャもいた。全裸で。

男子たちと一緒に絡まっていた。
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/06(月) 00:39:09.13 ID:c1jV7mgG0
男子部屋では悲惨なことが起きていた。

男子たちがの手足が絡まり、抜け出すのが困難な状態だった。

アニ、クリスタ、サシャもいた。全裸で。

男子たちと一緒に絡まっていた。
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/06(月) 00:43:54.49 ID:c1jV7mgG0
アニはベルトルトに、クリスタはアルミンに密着していた。

なんとかしてアニたちを解放したら、すぐさま女子部屋に戻っていった。

男子たちのことは、朝になってから考えることにした。
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/06(月) 00:49:33.56 ID:c1jV7mgG0
〜朝〜

男子たちは自分たちだけで何とかしたようだ。

アルミン「いや〜、大変だったよ。」

エレン「そうだよな〜。アニたちもそうだったろ?」

マルコ「ちょっとエレン!」

アニ「ああ、大変だったよ。あんたらに裸を見られたんだからな。」

アルミン「大丈夫だよ、アニ。ベルトルトの体が大きかったから、全然見えなかったよ。」

エレン「ああ、ケツ以外は全然見えてねえよ。」

ベルトルト「エレン!」

アニ「ほぅ・・・。」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/06(月) 00:52:40.19 ID:c1jV7mgG0
ユミル「まさかクリスタの肌も見てたんじゃねえだろな?ああ?」

ベルトルト「大丈夫だよ。クリスタは外側にいたから、みんなには全く見られてないよ。」

エレン「でも、アルミンの体が小さかったから、隠しきれてはなかったよな。」

アルミン「エレン!」

クリスタ「うわ〜ん!」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/06(月) 00:57:21.14 ID:c1jV7mgG0
アルミン「でもさ、僕たちがそうやって抱きしめてなかったら、全部見られてたんだよ!?」

アニ「あんたらが服を脱がさなきゃ、裸にはなってなかったよ。」

ベルトルト「ねえ、アニ、どうしたのさ?目が怖いよ。」

アニ「いつも通りさ。」

アルミン「たっ、助けて!」

アニ「[ピーーー]!」

アルミン「うわあああああああああああああああああ!!!」

アニ「[ピーーー]!」

ベルトルト「ぎゃああああああああああああああああああ!!!!!!」

アニ「[ピーーー]![ピーーー]![ピーーー]!」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/06(月) 01:00:50.30 ID:c1jV7mgG0
ミーナ「アニ、本当に怒ってるね。」

サシャ「本当ですね。」

ライナー「お前は怒らないのか?」

サシャ「怒ってますよ。だからアルミンとベルトルトの朝食は私が全部もらいます。」

ライナー「・・・そうか。」

サシャ「朝食だけじゃ済ませません。」

ミーナ「相当だね・・・。」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/06(月) 01:04:41.60 ID:c1jV7mgG0
こうして、呪いの人形の事件は終わった。

アルミンとベルトルトは、これからも恐怖を味わい続けることになるだろう。

次に同じ目に遭うのは、あなたかもしれません・・・。





おしまい
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/06(月) 12:06:43.48 ID:XAJgxLtFo
ねんまつ
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