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八幡物語 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :オクトパス [okusakamoto6106@wezeb.ne.jp]:2015/07/26(日) 01:57:16.99 ID:jW4GXOSIO
俺は比企谷八幡、高二だ。

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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part6 @ 2024/03/16(土) 18:36:44.10 ID:H9jwDXet0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710581803/

昔、スリに間違えられた @ 2024/03/16(土) 17:01:20.79 ID:TU1bmFpu0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1710576080/

さくらみこ「インターネッツのディストピアで」星街すいせい「ウィキペディアね」 @ 2024/03/16(土) 15:57:39.74 ID:7uCG76pMo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710572259/

今日は月が……❤ @ 2024/03/14(木) 18:25:34.96 ID:FFqOb4Jf0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710408334/

どうも、僕は「げじまゆ」をヤリ捨てた好色一代男うーきちと言います!114514!! @ 2024/03/14(木) 01:23:38.34 ID:ElVKCO5V0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710347017/

アサギ・とがめ・新生活! @ 2024/03/13(水) 21:44:42.36 ID:wQLQUVs10
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710333881/

そろそろ春だねー! @ 2024/03/12(火) 21:53:17.79 ID:BH6nSGCdo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710247997/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part5 @ 2024/03/12(火) 16:37:46.33 ID:kMZQc8+v0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710229065/

2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/26(日) 02:30:37.42 ID:xUG81pzao
支援
3 :オクトパス :2015/07/26(日) 02:54:37.04 ID:jW4GXOSIO
初投稿です。
俺ガイルと俺物語のクロスです。
俺ガイルの原作は最新刊まで読んでますが俺物語はアニメだけです。
俺ガイルメンバーも登場しますがメインヒロインは大和です。
少しずつですが投稿していきます。
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/26(日) 03:08:05.06 ID:xUG81pzao
はよはよ
頑張れ
5 :オクトパス :2015/07/26(日) 03:10:23.51 ID:jW4GXOSIO
新刊のラノベを買いに出かけた帰りの電車の中で、乗車口に立つ女の子の後ろに不審な男がいた。
その男は右手で持った新聞を読んでいるように装っていたが、空いている左手は女の子の下半身へと伸びているのがわかった。

6 :オクトパス :2015/07/26(日) 03:17:18.04 ID:jW4GXOSIO
このまま野放しにしておくわけにはいかないと思いつつ、大きな騒ぎにもしたくない。
八幡 (仕方ないか…)
俺は乗客の間をすり抜け、不審な男と
女の子の間に割って入った。
男は驚いた表情を見せ、その後此方を睨んだ。
7 :オクトパス :2015/07/26(日) 03:32:31.33 ID:jW4GXOSIO
女の子の様子を伺うと、体を強張らせながら振り向いた。
女の子 「あ‥ありがとう……」

8 :オクトパス :2015/07/26(日) 03:46:22.18 ID:jW4GXOSIO
次の日の日曜日
朝起きると妹の小町が俺を呼んでいた。
小町 「お兄ちゃんにお客さんだよ!しかも超可愛い人!」
自慢じゃないが俺に家に訪ねて来るような女子の知り合いはいないし、なんなら男子の知り合いもいないまである…自分で言ってて悲しくなるな。
9 :おく :2015/07/26(日) 03:54:56.11 ID:jW4GXOSIO
何かの間違いだと思いつつ、階段を降りて、玄関に出るとそこにはつい最近会った女の子がいた。
大和 (あの、突然すいません。私大和凛子といいます。昨日助けてもらったお礼をしたくて…)

10 :オクトパス :2015/07/26(日) 04:08:13.44 ID:jW4GXOSIO
八幡 「お礼のためにわざわざ家まで来てくれたのか?」
大和 「う‥うん」
大和さんいい子すぎでしょ。中学時代の俺なら確実に惚れてるレベル。
八幡 「その‥わざわざありがとな。俺は比企谷八幡だ。まぁよろしく」
大和 「うん、よろしね!」
11 :オクトパス :2015/07/26(日) 04:15:58.55 ID:jW4GXOSIO
小町 「妹の小町です!いや〜こんな可愛い人と仲良くなるなんてやるねお兄ちゃん」
八幡 「昨日ちょっとな」
大和 「電車で私が痴漢に遭ってるのを比企谷君が助けてくれたんだ。すごくカッコよかったんだよ」
小町 「あのヘタレのお兄ちゃんが・・」
12 :オクトパス :2015/07/26(日) 04:51:59.82 ID:jW4GXOSIO
大和 「ヘタレじゃないよ…比企谷君はすごくカッコいいよ!」
小町 (おお…この反応はもしかして大和さん…」
大和 「お礼にケーキ買ってきたからみんなでたべよ!」

13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/26(日) 05:55:50.72 ID:BxSEJf6so
こりゃろくでもない流れからすぐエタる未来しか見えねえな
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [s]:2015/07/26(日) 06:43:44.67 ID:B2UdIWG0O
>>13
だったら見るなしね
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/26(日) 09:02:18.24 ID:HXdaqHlX0
八幡君でもきっといいカップルになれるよね、大和ちゃん優しいし、なんせ猛男君と声優一緒だし
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/26(日) 13:22:33.14 ID:CWvJr11t0
でもこれ、火事の時、確実に詰むな・・・
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/26(日) 14:44:25.92 ID:4S9XeroSO
まず落ちてきた鉄筋でぐしゃあ
18 :オクトパス :2015/07/26(日) 14:53:46.15 ID:ghTrgMchO
小町 「どうぞどうぞ、あがってください!ほらお兄ちゃん、せっかく来てくれたんだから飲み物くらい用意しなきゃ」

八幡 「お、そうだな」

大和 「うちが突然おじゃましてるんだし、大丈夫だよ」

小町 「遠慮なさらずゆっくりしていってぐださい!」

大和 「ありがとう、小町ちゃん」


19 :オクトパス :2015/07/26(日) 14:56:32.66 ID:ghTrgMchO
訂正
小町 「遠慮なさらずゆっくりしていってください!」
20 :オクトパス :2015/07/26(日) 15:07:51.74 ID:ghTrgMchO
それからケーキを食べながら、他愛のな
い話をする。小町は流石のコミュニケー
ション能力で、すぐに大和さんと打ち解
けたようだ…俺はどうかだって?最初こ
そ大和さんの気遣いや、小町の助けで、なんとか会話に参加していたものの、30分もすればすっかり俺が言葉を発することはなくなり、二人で盛り上がっている構図になった。
21 :オクトパス :2015/07/26(日) 15:17:28.00 ID:ghTrgMchO
八幡 (まぁ二人が俺を省いているのでなく、俺のコミュ力が足りないだけなんだけどな…)

日曜でも両親は忙しいらしく家には居ない。そこでお昼ご飯は俺と小町で何か作ろうかと考えていたら、大和さんも手伝ってくれた。

22 :オクトパス :2015/07/26(日) 15:31:34.41 ID:ghTrgMchO
結果から言うと大和さんの料理スキルはなかなかのもので、普段小町の料理を食べているおれでも十分満足できるものだった。

八幡 「ご馳走さん。大和さん料理上手いんだな。

大和 「そ、そんなたいしたことないよ!

比企谷君だって男の子なのに上手だし」

八幡 「俺は将来専業主夫になる男だからな、家事は大体なんでもできる」

大和 「専業主夫?」

小町 「兄の戯言なので、スルーしちゃってください」

八幡 「失礼な、俺は本気で専業主夫になるんだ。そのためにそこそこの有名大学に行って、将来俺を養ってくれる優秀な女性を見つける」
23 :オクトパス :2015/07/26(日) 15:39:26.11 ID:ghTrgMchO
大和 「二人は仲がいいんだね…」

八幡 「ああ、仲がいいんどころか愛してるまである」

小町 「お兄ちゃん…人前でそのシスコンっぷりはさすがの小町もドン引きだよ…」

大和 「比企谷君って面白いね!」

八幡 (えっ、俺今まで面白いなんて言われたことないぞ…嘲笑されたことなら山ほどあるけど。
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/26(日) 15:52:30.52 ID:kps2inFGO
最初ガイルのトリオの大和かと思ったww
頑張って下さい
25 :オクトパス :2015/07/26(日) 15:54:11.52 ID:ghTrgMchO
大和 「そういえば、比企谷君はどこの学校に通ってるの?」

八幡 「総武高校に通ってる。2年だ」

大和 「総武高校ってことは比企谷君頭いいんだね!私は小泉女学院高校に通ってて、一年生だよ」

小町 「小町は第一志望は総武高なんですけど、小泉女学院も興味あったので、よかったら学校のこととか教えて欲しいです!」

大和 「いいよ!なんでもきいてね」


26 :オクトパス :2015/07/26(日) 16:11:46.48 ID:ghTrgMchO
昼ご飯を食べた後は、大和さんが小町に高校の話をしたり、適当に選んだ映画を観たりして気づけばもう夕方になっていた。
八幡 「もう外が暗くなってきたな」

大和 「じゃあ、そろそろ帰ろうかな」

大和さんは玄関で靴をはくとこちらに振り返った。

27 :オクトパス :2015/07/26(日) 16:23:45.20 ID:ghTrgMchO
大和 「あの…比企谷君!…そのっ、よかったらアドレス教えてくれませんか?…」

八幡 「いいけどよ、俺のアドレスなんているのか?」

小町 「お兄ちゃんにのバカ!大和さんの思いに気づいてないの・・」

大和 「せっかく出会えたのにこれっきりになるのは寂しいから…」

八幡 「…わかった。赤外線使えないから俺のアドレス、打ってもらっていいか?」

大和 「うん!ありがとう!」
28 :オクトパス :2015/07/26(日) 16:48:36.76 ID:ghTrgMchO
大和さんは自分の携帯に俺のアドレスを打ち込んだあと、小町ともアドレスを交換した。
大和 「それから、うちのこと呼び捨てで呼んでくれないかな?」

八幡 「…初対面の女子を呼び捨てで呼ぶのはなかなか難しいんだが…」

大和 「うちの方が年下だから、さん付けより自然かなと思って…」

八幡 (そういうことなら…まぁ、いいか)

八幡 「わかった、その…大和…」

大和 「ありがとう!」

大和 (今は苗字だけどいつかは名前で呼んでもらえるように頑張ろう!)

大和 「今日は本当に楽しかったよ!また連絡するからね!」

八幡 「おう」

小町 「またいつでも遊びに来てください!」

こうして痴漢から偶然助けた女の子との1日は終わった。
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/28(火) 08:37:41.02 ID:4ZGEYfU2o
誰もレスしなくなってる時点でお察し
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/28(火) 08:55:15.92 ID:y4YMTlAco
見てるよ
31 :オクトパス :2015/07/28(火) 14:30:24.13 ID:DEeg5dosO
ここからは俺ガイルメンバーも出します。奉仕部内の関係は文化祭が終わった後と思ってください。
32 :オクトパス :2015/07/28(火) 14:53:36.98 ID:DEeg5dosO
次の日
憂鬱な月曜日の授業を終え、俺は部活に向かう。アラサー教師に無理やり入部させられたこの部活は、奉仕部。簡単にいえば生徒の悩みや相談を聞き、それを解決するための自己改革を促す手助けをする部活である。部員は俺を含めて3人。一人は成績優秀、スポーツ万能、眉目秀麗と外形的特徴はまさに完璧超人である、雪ノ下雪乃。もう一人は今どきの女子高生を体現したような女の子、由比ヶ浜結衣だ。
33 :オクトパス :2015/07/28(火) 15:11:41.75 ID:DEeg5dosO
これまで様々な依頼を受けてきて、今に至る。その時間の中で俺のなかでも変化はあった。雪ノ下雪乃に対して俺の勝手な理想を押し付けることはなくなった。由比ヶ浜結衣のやさしさを受け入れてもいいと思えるようになった。人の悪意に怯え、やさしさを受け入れることも恐れていた。自分の理想と違った相手を許容することができなかった。そんな過去の自分から、俺は変わったのだ。
34 :オクトパス :2015/07/28(火) 15:55:35.27 ID:DEeg5dosO


八幡 「ウス」

雪乃 「こんにちは」

いつも通りの挨拶を終え、俺は雪ノ下が座っている椅子から、長机を挟んで向かい側にある自分の椅子に座り、本を読み始める。雪ノ下も文庫本を読んでいた。

八幡 「…」

雪乃 「…」

お互い話すことなく静かな時間が流れ
る。だがこの時間は不思議と悪い気はせず、むしろ心地よいと思える。

しばらくすると廊下を走る足音が聞こえ部室のドアが開けられた。

結衣 「やっはろー!」

八幡 「おう」

雪乃 「こんにちは、由比ヶ浜さん」

由比ヶ浜がいつも通りにアホっぽい挨拶をし、俺と雪ノ下もいつも通りに返す。

由比ヶ浜は雪ノ下の隣の椅子に座り携帯を弄る。それぞれが思い思いの
時間を過ごしていると不意に俺のスマホの着信音が鳴る。

八幡 (誰だ?)

スマホの画面を見ると大和からのメールだった。

こんにちは!

今駅の近くのファミレスにいるんだよ。
小町ちゃんも一緒だから、よかったら一緒にご飯食べませんか?


35 :オクトパス :2015/07/28(火) 16:16:47.84 ID:DEeg5dosO
メールを読み終えて考える。
基本的に人からの誘いは丁重に断るのだが小町がいるというのなら話は別だ。

八幡 「わりぃ、急用ができたから、早めに帰っていいか?」

結衣 「急用って今のメール?」

そう言うと由比ヶ浜はこっちに寄ってきて、スマホの画面を覗く。


36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/28(火) 17:16:23.12 ID:LP+PpAYPO
つまり八幡が師匠と呼ばれる事もいつかあるのか…どんな師匠になるんだろ
37 :オクトパス :2015/07/28(火) 19:14:33.95 ID:dUZQT48JO
結衣 「大和凛子……ヒッキー、この子誰?

誰と聞かれて、どう紹介するべきか考える。友達…ではないし、かといって何も知らない赤の他人というわけでもない。

八幡 「…小町の友達で、俺も知り合いってだけだ。

結衣 「…そうなんだ」

由比ヶ浜はどこか不安げな表情でうつむいている。

八幡 「まぁ、小町と食事するついでに会うだけだ」

雪乃 「相変わらずのシスコンっぷりね、シス谷くん。…今日は依頼もなさそうだし別にいいんじゃないかしら?

そう言うと雪ノ下はまた文庫本に目を
やる。

八幡 「じゃあ、またな」

結衣 「うん…また明日」

雪乃「さようなら」

俺は部室を出て下駄箱に向かった。
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [s]:2015/07/28(火) 19:37:43.03 ID:GZeYDgutO
はよ
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/28(火) 19:38:12.04 ID:zQdx6c7K0
そういや、八幡と猛男の二人とも助けた側だな
40 :オクトパス :2015/07/28(火) 19:39:11.18 ID:dUZQT48JO
ファミレスの店内に入ると小町と大和の姿が見えた。ただそこには俺の知らない女子が二人いた。

大和 「比企谷くん!こっちこっち」

手招きされて俺は小町と大和のいるテーブルへ向かう。

大和 「突然呼び出してごめんね」

八幡 「いや、俺も特にやることも
なかったから別にいいぞ」

八幡 (それより、この女子二人はなんなんだ?)

俺は二人に視線をやったあと、大和に説明を求める

大和 「あ、二人は私の友達だよ。比企谷くんを待ってる間に偶然会ったんだ」

女子A・B 「初めまして!私たち凛子の
友達です!よろしくね!」

女子二人はいかにも男受けの良さそうな笑顔で挨拶してくる。けど.大和や由比ヶ浜のような純粋さも、雪ノ下のような温かさも感じられない、とってつけたような笑顔に俺は嫌悪感を抱いた。



41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/28(火) 19:50:17.04 ID:GZeYDgutO
はやく!
42 :オクトパス :2015/07/28(火) 22:04:42.59 ID:dUZQT48JO
女子A 「比企谷くんって総武高なんでしょ?頭いい人って憧れる〜」

女子B「だよね〜 しかも比企谷くんクールだからますます知的に見えるぅ」

八幡 「はは…」

あからさまなお世辞に思わず愛想笑いを
する

43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/29(水) 03:55:35.79 ID:OJYBYz1Wo
俺物語はアニメの方をちょっと見ただけだけど、こんなヒロインの友達ってこんな軽薄だったっけ?
それとも、俺ガイル補正で屑化しているのかな?
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/29(水) 05:33:45.16 ID:8jRxP1qoO
大和の友達も最初はたけおのこと
あれはないよねーとか人類じゃないよねーみたいな悪口影で言ってたし
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/29(水) 08:42:20.40 ID:YtKB9zmDo
乙です
46 :オクトパス :2015/07/29(水) 10:29:07.36 ID:gz9WtTd/O
女子A 「凛子、ちょっとこっちきて」

大和の友達の1人が反対側に座る大和を呼ぶ

大和 「うん、今行くよ」

大和が向かい側の席に行くと、大和を呼んだ友達がコソコソと話しかける。

女子A「学校で言ってた、凛子の好きになった人って比企谷くんのこと?」

大和 「そ、そうだよ」

女子B 「なかなかイケメンだし、クールでいいじゃん!凛子羨ましぃ〜」

女子三人でなにやらコソコソと話している。…俺の目の前でコソコソ話すのやめてもらえないですかね…過去のトラウマがよみがえるから。

女子A 「ちょっとごめん、コンタクトずれたからトイレ行くね」

女子B 「あ、私も行く」

大和の友達は二人揃ってトイレに行くと
大和が話しかけてきた。

大和 「友達も比企谷くんのこと、かっこいいって!うち、嬉しくなっちゃった」

俺や小町と話す大和を見て、悪意には敏感な俺でも自分の思いに正直なことは分かる。けど大抵の人間は言葉の裏の感情を持っている。そしておそらく大和の友達も例外ではないんだろう…

八幡 「…そうか」

俺は自分の疑念を大和に悟られないようにできるだけ表情に出ないようにして答えた。



47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/30(木) 09:19:17.43 ID:StsXwsY0o
僕、>>38のメール欄が気になる
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/30(木) 12:20:42.83 ID:sMtOzm02O
>>47
くだらんレスすんなよ。荒らしか?
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/30(木) 22:42:35.67 ID:J709CEY20
俺物語!!は光、俺ガイルは闇
すなわちこのssは光と闇が両方そなわり最強に見える
あ、続き楽しみにしています
50 :オクトパス :2015/07/31(金) 05:04:27.09 ID:BRNDZvwUO
もう10分ほどたったが大和の友達は戻ってこない、

大和 「うち、ちょっと様子みてくるね」

大和は立ち上がってトイレに向かった。

51 :オクトパス :2015/07/31(金) 05:33:02.43 ID:BRNDZvwUO
大和 「二人ともどうしたんだろう」

二人が戻ってくるのが遅いことが気になってトイレに向かっていると話し声が聞こえてきた。

女子A 「それにしてもあれはないよね〜」

女子B 「だよね〜」

女子A 「顔自体は許せるけどあの目はないわ〜(笑)」

女子B 「あれは人殺っちゃってる目だよねwww.」

大和 「…」

嘘…さっきはかっこいいって言ってたのに…

うちはちょうど曲がり角のところで二人に会う

女子A 「凛子…もしかして聞いてた?」

うちは悲しくて涙が出そうなのを必死にこらえた。

大和 「比企谷くんは、人のために行動できる優しくて、強くて、かっこいい人だよ…」

これ以上自分の感情を抑えられなかった。うちは二人に背を向けてそのまま店から出た。

小町 「今出て行ったのって大和さんじゃない?」

八幡 「ああ、そうだな」

小町 「何かあったのかも、お兄ちゃん追いかけた方がいいよ」

八幡 「俺が行ってもどうもならんと思うぞ」

小町 「いいから早く行く!行かないと今日から口きかないから」

八幡 「わかったよ」

俺は立ち上がり大和を追うことにした。





52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/31(金) 07:47:27.63 ID:nlXJXJ4Co
乙です
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/31(金) 12:13:14.75 ID:USdmKlyAO
猛雄ちゃんだったらぼっち気取ってクソみたいな寝言更かす八幡を真剣に怒ってくれると思う。
そんでもって本物が欲しいなら皆を本物だと認めて自分も本物を目指すしかないとホンマモンのダチになりそう
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/31(金) 13:40:41.14 ID:Z7/7PWTIO
>>53
八幡をdisってる言い方は癪に障るが、確かに猛男の事だけは本物の友達として認めそう
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/07/31(金) 20:10:33.30 ID:hpFgaBN1o
八幡にどんな幻想を抱いているのか知らんが、客観的に見たら八幡がdisられるのは残当の部類やろ
作者もそういうキャラとして描いているんだろうし
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/01(土) 01:27:58.57 ID:0sHK63sxo
八幡をdisってる言い方は癪に障るが(真顔)
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/01(土) 13:05:20.33 ID:wGAizbjIo
やめろ
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/01(土) 16:21:21.43 ID:hBje6Gn/o
八幡をdisってる言い方は癪に障る!!!!!!!!!!
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/01(土) 20:27:27.90 ID:hPVShxYMo
キサマは比企谷八幡をdisったッッッ!!!
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/01(土) 23:47:26.72 ID:shYCRBT50
タコ大佐
61 : ◆c3MoIHJ/Dw :2015/08/02(日) 00:28:20.92 ID:hAKEnSxqO
>>60
俺が書いてるわけじゃない
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/02(日) 00:58:25.36 ID:LqmOpaAKo
八幡をdisるは癪に障る
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/02(日) 01:06:47.25 ID:hYoL5/+Ao
八幡はdisるしかねえやろ!(逆ギレ)
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/02(日) 01:12:08.11 ID:4ZGLGKU+O
更新かと思いきや、なんだこれ……
65 :オクトパス :2015/08/02(日) 10:39:37.27 ID:jWXyMVabO
ファミレスの近くにある公園のベンチでうつむいている大和を見つけた。

八幡 「…なにかあったのか?」

俺の声に気づき顔を上げる。大和の顔は涙で濡れていた。

大和 「比企谷くん…」

大和は両手で涙を拭きながら話し始める。

大和 「トイレに様子を見に行ったら友達が比企谷くんの悪口を言ってて…それでうち…悲しくなって…」

八幡 「…」

大和の話を聞いた後少しの合間をとって答える。

八幡 「大和はそんなこと気にしなくていい」

そうだ、気にしなくていい。初対面の人間からどう思われようと構わないし、自分を見てくれるとも思わない。

大和 「でも…」

八幡 「俺のことをよく思わないやつは当然いる。むしろ多いくらいだ。けど、そうでないやつも俺の周りには少なからずいる。だから俺はそんなこと気にしてない」

大和 「比企谷くんは…強いんだね」

やっぱりうちは比企谷くんのことが好きなんだなぁ。

八幡 「別に強いわけじゃない、今までの黒歴史で免疫がついたってだけだ」

大和 「ふふ、比企谷くん何言ってるかわからないよ?」

泣いていた大和がやっといつもの笑顔をみせた。


66 :オクトパス :2015/08/02(日) 11:04:34.70 ID:jWXyMVabO
八幡 「そろそろ行くか?」

大和 「うん」

公園を出ると、人だかりができていた。様子を見に行くとファミレスで家事が起こっていた。

八幡 「俺たちのいない間に…」

大和 「は、早く行かないと」

俺たちはファミレスの近くまで走り様子を伺う。すぐ近くに大和の友達がいた。

大和 「二人とも大丈夫?」

女子AB 「私たちは大丈夫。だけど…」

そこで俺はあることに気がつく。

八幡 「小町は?」

大和の友達は俺から顔を背ける。

女子A 「小町ちゃんはまだ店の中にいるの」

女子B 「家事が起こった時、小町ちゃんはトイレに行ってて…」

大和 「二人は小町ちゃんを見捨てたの?」

女子A 「だって、早く出ないと自分が死ぬかもしれないんだよ?そんな時に他の人のことなんて考えられるわけじゃん」

その通りだ、人間本当に追い込まれたら人のことなんて考えていられない。ましてや、小町は今日会ったばかりの赤の他人。当然のことだ。

八幡 「消防車はもう呼んであるか?」

女子B 「呼んでるけど来るまでに結構時間かかるよ」

八幡 「そうか…」

俺はそれを聞くと、燃えているファミレスの中に飛び込んだ。


67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/02(日) 11:14:02.36 ID:hYoL5/+Ao
これで小町が死んだら、置き去りにした女子ABを人殺しと罵るネタが出来て面白いな(無責任)
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/02(日) 15:22:31.94 ID:NfrPOi9fO
せめて水被ってから行かないと…
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/02(日) 21:32:03.45 ID:rvU8AYA30
八幡を助ける為に猛男が飛び込んでくる展開に期待
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/02(日) 21:53:04.27 ID:T/5zu0Oxo
>>69
八幡をdisってる言い方は癪に障るが、確かに猛男だけは助けに飛び込んできてくれそう
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/06(木) 16:25:42.68 ID:/aWdOv17o
はよ
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/06(木) 16:29:44.04 ID:bFFXX8Edo
八幡をdisってる言い方は癪に障るが、確かに>>1だけは投下に飛び込んできてくれそう
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/06(木) 23:02:42.85 ID:PpFF2j7Io
八幡にどんな幻想を抱いているのか知らんが、客観的に見たら八幡がdisられるのは残当の部類やろ
作者もそういうキャラとして描いているんだろうし
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/07(金) 00:28:41.51 ID:ePbtMki+o
八幡をdisってる言い方は癪に障るが(真顔)
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/09/05(土) 15:01:04.43 ID:sGkg1LVD0
あれ?>>1息してる?
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/08(火) 11:22:17.50 ID:DZ7XZogjo
八幡をdisってる言い方は癪に障るが、確かに>>1だけは投下に戻ってきてくれそう
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/09(水) 23:24:25.15 ID:bwqtTU2Wo
>>76
その八幡をdisってる言い方が癪に障るは
78 :オクトパス :2015/09/11(金) 05:30:46.68 ID:kAEhbuAd0
久しぶりです。

これからまた投稿していきます。
79 :オクトパス :2015/09/11(金) 05:33:41.89 ID:kAEhbuAd0
店内に入り周りの様子を伺う。
まだ火は完全にまわっていないが、時間の問題だろう。
俺はすぐにトイレに向かった。
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/11(金) 09:30:14.25 ID:OsuQH91xO
(h)八幡を(d)disってる(i)言い方は(s)癪に障るが
略してhdis
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/11(金) 10:35:20.51 ID:Wk98qQeoo
きたい
82 :オクトパス :2015/09/11(金) 11:14:21.00 ID:kAEhbuAd0
トイレに着くと倒れた物に下敷きになっている小町を見つけた。俺はすぐに駆け寄って小町を助けた。小町は意識があるものの衰弱し自分で歩ける状態ではなかった。俺は小町を担ぎ急いで店を出ようとしたがすでに店の入り口付近は完全に火が回っていた。非常口付近も駄目だ。俺は再びまだ火のまわっていないトイレに戻り、小町の口をハンカチで塞ぐ。
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/05(月) 21:49:41.76 ID:LAzQRcDVO
まだ?
84 :オクトパス :2015/10/21(水) 13:37:17.57 ID:1JFTELWI0
大和はその後別に出会った男性と付き合うことになった。
そしてはじめてのセックスも彼とだったらしく体の愛称などを熱弁された。
現実なんてそんなもんなんだなと俺は納得した…
気づけば彼女とも疎遠になっていき俺は再び女性とは無縁になってしまったのだ


しかし…

ガラガラ

雪乃「あら、比企谷君、今日は遅かったのね」

結衣「やっはろー!ヒッキー!今日はスナ君きてないの?」

どうやら俺の物語はこっちだったらしい




85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/22(木) 20:08:36.90 ID:hH0AyR52O
>>84
しね
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/16(月) 22:05:55.41 ID:6p0sdn5AO
87 :オクトパス :2015/12/12(土) 14:30:33.17 ID:KcArMwkP0
しばらく経ったが、火の勢いは衰えない。

俺は小町を気にかけながらどうするか考える。火災の主な死因は焼死ではなく、窒息死だとどこかで読んだ本に書かれていた。とにかく有毒なガスを吸わないようにしなくてはいけない。
88 :オクトパス :2015/12/12(土) 14:31:08.67 ID:KcArMwkP0
しばらく経ったが、火の勢いは衰えない。

俺は小町を気にかけながらどうするか考える。火災の主な死因は焼死ではなく、窒息死だとどこかで読んだ本に書かれていた。とにかく有毒なガスを吸わないようにしなくてはいけない。
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/12(土) 14:35:12.39 ID:hGemUD1JO
>>1は末尾Oだろ
90 :オクトパス :2015/12/12(土) 14:50:35.93 ID:KcArMwkP0
頭の中で思考を張り巡らせる。何か役に立ちそうなものがないか周囲を見渡すが使えそうなものがない。火の勢いは更に増してきている。もう自力での脱出は不可能だろう。消火されるまで耐えるしかない。俺は覚悟を決め、また小町を見る。すると小町が力を振り絞り小さく口を動かした。

小町 「もう…ダメなのかな」



91 :オクトパス :2015/12/12(土) 15:00:06.12 ID:KcArMwkP0
八幡 「大丈夫だ…」

小町の手足が少し痙攣し始めている。これは一酸化炭素中毒の症状だ。もうそんなにもたないかもしれない。一酸化炭素中毒の治療には体内に酸素を供給して一酸化炭素を排出する必要がある。問題はどうすれば酸素を供給することができるのかということだ。
92 :オクトパス :2015/12/12(土) 15:31:36.50 ID:KcArMwkP0
小町はもう自発呼吸をしていない。けれど小町を助けられるかもしれない方法はある。この状況で俺にできることは、これしかない。

俺は小町を寝かし右手で気道確保して左手で鼻をつまむと自分の口で小町の口を覆った。小町の胸が上がるのを確認して一度口を離す。そしてまた口を覆って空気を流し込む。本で読んだことを思い出し必死に人工呼吸を行う。


93 :オクトパス :2015/12/12(土) 15:36:21.84 ID:KcArMwkP0
しばらく人工呼吸を繰り返していると周りが騒々しくなっていることに気づいた。どうやら消防車が到着したようだ。
消火が始まり救急隊員が駆けつけてくれた。

94 :オクトパス :2015/12/12(土) 15:45:44.09 ID:KcArMwkP0
小町はすぐに病院に搬送され、俺もそれについていった。医師の話だと、命に別状は無いそうだ。十分な休息をとれば生活に支障はないらしい。

俺は今小町の病室にいる。今日はずっと小町に付き添うことにした。

95 :オクトパス :2015/12/12(土) 16:15:13.80 ID:KcArMwkP0
次の日、授業が終わると俺はすぐに教室を出た。すると後ろから大声でよばれた

結衣 「ヒッキー待って!今日は部活行かないの?」

八幡 「今日は用事があるから部活は出ない。雪の下にも言っておいてくれ。」

小町のことを話してわざわざ心配させる必要は無いだろう。

結衣 「もしかしてさ…昨日のメールの子と会うの?」

八幡 「ちげーよ。あの子は小町の友達で俺が個人的に会うようなことはない」

結衣 「そう…なんだ。うん分かった。ゆきのんにもちゃんと言っておくから。」

八幡 「おう」

はなしが終わるとすぐに病院に向かった。
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/12(土) 18:08:57.38 ID:n8183Odgo
はよ
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