ゼロ「オレを目覚めさせてどうしようっていうんだ」×艦これ2

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27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/20(木) 23:56:26.13 ID:XHNzfzTwO
>>26
ロックマンゼロの姿だけど漫画経由したり
エックスシリーズの技使ったり
ある意味子持ちだったりしている
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/08/21(金) 03:43:37.24 ID:DBHiyV7ao
乙ー
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/21(金) 05:20:58.07 ID:exwHRULHO
Σ「出番がないと思った?残念!俺だよ!」
まさにケツアゴ
30 : ◆TVL/mUIGHbiS [saga]:2015/08/21(金) 10:01:51.07 ID:zCFQZsWe0
鎮守府 執務室


提督「それで電が復活したと思ったらイナズマキックで敵を倒して…」


響 「気を失ったんだ」


暁 「凄い強さだったわ」


雷 「運ぶのが大変だったわ」


提督「…ありがとう。後は任せて。入渠ドッグに行ってきてね」


暁 「けど…」


提督「大丈夫よ」ダキッ


暁 「何かあったら知らせてね」


提督「そうね。今はゆっくり休んでね」

31 : ◆TVL/mUIGHbiS [saga]:2015/08/21(金) 10:03:02.27 ID:zCFQZsWe0
――――


提督「遠征海域は比較的安全だったのに…」


レヴィアタン「これからあの娘達だけで行かすのは危険ね」


提督「戦艦級が出現した事は今までなかったのに」


レヴィアタン「敵の動きが活発になっているのかしら」


提督「編成を見直す必要があるわね」


レヴィアタン「次からは私かゼロを入れなさい。今日は運がよかったけど次は無いわよ」


提督「そうするわ。電はまだ寝ているみたいね」


レヴィアタン「様子を見に行って来たら」


提督「そうね。見てくるわ」

32 : ◆TVL/mUIGHbiS [saga]:2015/08/21(金) 10:04:00.59 ID:zCFQZsWe0
医務室


電 「…」


提督「寝ているわね」ナデナデ


電 「…うーん」


提督「こんなに小さい娘を戦場に出すなんて私も非道な大人よね」


電 「…い…です」


提督「どうしたの?」


電 「いや…なの…です」ツー


提督「安心して大丈夫よ」ナデナデ


電 「…司令官さん…なのですか?」


提督「そうよ。司令官さんよ」ナデナデ


電 「うぅ〜怖かったのです。みんなは大丈夫ですか?」


提督「電のおかげでみんな無事よ」


電 「よかったのですぅ」


提督「うなされてたけど怖い夢を見たの?」


電 「はいなのです。その…恥ずかしい夢で」


提督「どんな夢」ハァハァ


電 「…その大きな建物の中でたくさんの男の人達が…い…電の…えっちな本をたくさん買っている夢で…恥ずかしくて///」


提督「大丈夫よ。夢だから…そんな事をする酷い男はいないわ」ダキシメ ナデナデ


電 「…そうなのですか?大丈夫なのですか?」


提督「大丈夫よ。だからゆっくり休んでね」ナデナデ


電 「はい…お休みなさいなのです」バチン!


提督「お休み」(…っ!静電気かしら)

33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/21(金) 11:28:56.34 ID:psCMdm6AO
帝都、夏の陣冬の陣………ソコにレイヤー兼カメコのながもんの姿が………
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/21(金) 11:40:32.81 ID:G7AAS9bU0
>>27
サンキュー
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/21(金) 14:34:55.63 ID:Im+TeFlVo
>>34
俺らから見ると姿どころか身長も違うが
当人達からすると全く同じ姿らしい、つまり見てるフィルターが違うだけ
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/21(金) 20:03:28.56 ID:enxAlDAiO
しかしゼロはどうするんだ?
ほぼ夫婦の深海の姫と子どもになついた艦娘に
悲恋の元恋人のレプリロイドに囲まれてる訳で
37 : ◆TVL/mUIGHbiS [saga]:2015/08/24(月) 01:19:25.46 ID:ZUXFWaWp0
鎮守府 執務室


叢雲「電の様子はどうだった」


提督「問題無さそうだけど大事を取って休んでもらっているわ」


叢雲「それがいいわ」


提督「遠征についてなんだけど海域調査した上で編成を見直すわ」


叢雲「そろそろ行って来たら」


提督「…そうね。叢雲も吹雪に会いに」


叢雲「私にはその資格がないわ。あなただけで行って来なさいよ」


提督「えぇ…わかったわ。もし行く気になったら教えてね」


叢雲「そうするわ。おやすみ」


提督「おやすみ」

38 : ◆TVL/mUIGHbiS [saga]:2015/08/24(月) 01:20:01.59 ID:ZUXFWaWp0
鎮守府 医務室 深夜


電 「…」スピー


電 「…」スヤー


電 「…」ムクッ!


電 「…」バチ!バチ!


電 「電は強くなるのです」バチン!

39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/08/24(月) 01:20:47.69 ID:ZUXFWaWp0
鎮守府 会議室


提督「昨日の電の件もあるから遠征海域の調査の為にゼロとレヴィアタンは作戦があるまで調査に参加してもらえるかしら」


ゼロ「調査に参加するのはいい。それより電は大丈夫なのか?」


提督「回復もして大丈夫よ。3日ほど休ませるけどね」


レヴィアタン「そうよね。一回沈んだと思ったら奇跡の復帰で敵を返り討ちにしたらしいじゃない」


ゼロ「沈んだのか」


提督「本人はその時の事を覚えていないのよ」


ゼロ「…提督」


提督「既に電の検査はしているけど異常は無かったわ」


ゼロ「そうか…」


提督「今日は出撃無しで各自艤装の調整にしたから」


レヴィアタン「弾薬と燃料は足りてるならいいじゃない。休息は必要よ」


ゼロ「そうだな」

40 : ◆TVL/mUIGHbiS [saga]:2015/08/24(月) 01:21:30.77 ID:ZUXFWaWp0
鎮守府 工廠


明石「必ず弾を抜いている事を2名以上で確認してから作業してよ」


睦月「うーん。やっぱり発射口の汚れは頑固です」フキフキ


如月「口は綺麗にしないとね///」ヌキヌキ


天龍「お前らはいいだろ。こっちは刀を研がなきゃいけないんだぞ」シャーッ!シャーッ!


龍田「天龍ちゃんは使いっぱなしで手入れをしないからでしょぉ?」シャーッ!×4


あきつ丸「龍田殿!流石であります」キュッ!キュッ!


金剛「提督からプレゼントされた艤装ですから大切にしてマース」キュッ!キュッ!


大鳳「弦の交換時期ですね」


港湾「籠手爪を研がないと」シャーッ!


アイリス「皆さん装備あると大変ですね」


ドア<ガラガラ


レヴィアタン「私もいいかしら」


伊19「レヴィアタンも来たのー」


レヴィアタン「私もランスを磨こうと思ってね」


早霜「…ゼロは来ないの?」


レヴィアタン「ゼロなら…」


   「提督と二人で出かけたわよ。あら…これってデートってやつかしら」

41 : ◆TVL/mUIGHbiS [saga]:2015/08/24(月) 11:14:57.26 ID:ZUXFWaWp0
車内


提督「男の人と二人で出かけるなんて久しぶりね」


ゼロ「レプリロイドだぞ」


提督「細かい事はいいのよ」


ゼロ「どこに行くんだ?」


提督「まあ、着けばわかるわよ。その前に商店街で買い物するけどいい?」


ゼロ「問題無い」

42 : ◆TVL/mUIGHbiS [saga]:2015/08/24(月) 11:15:29.64 ID:ZUXFWaWp0
商店街


提督「ここの花はいつも素敵ね」


??「いらっしゃい。提督じゃないですか」


提督「ひさしぶりね。花束を頂きたいのだけど」


??「僕の自慢の花たちですからね。これでどうですか?」


提督「とても素敵ね。これお代ね」


??「また花屋ローズレッドをよろしくお願いします」


提督(どうしてあの店長は頭に薔薇を咲かしているのかしら?フラワーアートかしら)


??「提督さんじゃないですか。またフルーツ盛り合わせでいいかい?」


提督「話が早い。よろしくね」


??「はいどうぞ。八百屋ヘチマールは皆さんのおかげで繁盛ですよ」


提督(ここの店長も奇抜な髪形よね…)

43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/24(月) 18:19:24.42 ID:Qj+VIQcAO
レプリロイド多すぎだろ。
敵に攻められても返り討ちにできるな。
44 : ◆TVL/mUIGHbiS [saga]:2015/08/25(火) 12:05:48.17 ID:VThJ3r000
本屋


??「いらっしゃい」


ゼロ「絵本を探しているのだが」


ツ級「ゼロさんじゃないですか!」


ゼロ「ツ級か。元気にしてたか?」


ツ級「はい。島にいた者はみな元気です」


ゼロ「ヲ級が帽子屋なのは聞いていたがツ級は古本屋になったんだな」


ツ級「ええ。ここの商店街の人達はとてもいい人たちで開店の際は協力してくれました」


ゼロ「それはよかった。ところで絵本を探しているのだが」


ツ級「北方様へのプレゼントですね。でしたらこちらに」


ゼロ「種類が豊富だな。お勧めはあるか」


ツ級「これなんてどうでしょう」


ゼロ「メガマンの冒険」


ツ級「人気シーリズで10作品もあります」


ゼロ「8作目だけ絵柄が違うな」


ツ級「作者が絵を描く方法を変えたらしいですよ。次から戻しましたが」


ゼロ「このシリーズと港湾にも何か買っていくか」


ツ級「これなんてお勧めです」


ゼロ「…ファッション雑誌というものか」


ツ級「港湾様も興味があるはずです」


ゼロ「そうだな…これにしよう」


ツ級「ありがとうございます」

45 : ◆TVL/mUIGHbiS [saga]:2015/08/25(火) 12:06:13.40 ID:VThJ3r000
商店街 駐車場


提督「どこ見てきたの」


ゼロ「本屋で北方と港湾に土産でもと思ってな」


提督「ふふ…考えがお父さんね」


ゼロ「そうか?」


提督「そうよ。では行きますか」

46 : ◆TVL/mUIGHbiS [saga]:2015/08/25(火) 12:06:44.94 ID:VThJ3r000
軍事病院


ゼロ「病院か」


提督「付いて来て」


ゼロ「ここは」


提督「ここは鎮守府で治療が行えない艦娘が入院しているの」


ゼロ「艤装だけでなく体も傷ついた艦娘か」


提督「艤装が体を守ってくれるのだけど…」


ゼロ「防ぎきれない事もあるのか」


提督「ここよ」コンコン


??「はい」


提督「ひさしぶりね。入ってもいい?」


??「司令官ですか!どうぞ!」


提督「失礼するわ。体の具合はどうかしら?」


??「まだリハビリが必要ですけどね」


提督「無理しないでね」


??「はい。あの司令官…そちらの人は?」


ゼロ「ゼロだ。提督の鎮守府に所属している」


??「ゼロさんですね。よろしくお願いします」


  「私は吹雪型駆逐艦一番艦の吹雪です」


ゼロ(戦闘記録に書かれていたあの吹雪か)

47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/25(火) 16:43:23.01 ID:LUZ9anfOo
むしろこれだけ死人大集合な状態なのにゼロを覚えてるのはVAKAさん一人か
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/25(火) 18:23:59.20 ID:F8t5Z7FgO
VAVAはPAPAになってたけどな
メガマンってロックマンの海外向けの名前だっけか?
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/08/26(水) 00:16:46.36 ID:ULo8pjn+O
乙ー
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/26(水) 21:24:30.36 ID:8btJ9hdjO
>>48
そうだよ
海外で売り出す時「ロックマン?マーベルの版権キャラなの?訴訟来るんじゃない?」ってなってメガマンに
ちなみにE3とか海外でのゲーム発表の場でロックマンが出てくると「「「「メガァァァァァアッッッ!!!!!」」」」と会場スタンディングオベーションレベルの沸き上がりが見られる
51 : ◆TVL/mUIGHbiS [saga]:2015/08/29(土) 01:28:44.20 ID:QaPkx2BO0
ゼロ「吹雪か。よろしく頼む」


提督「果物もあるけど食べる?」


吹雪「林檎が食べたいです」


提督「じゃあ、食器を準備して花瓶の水かえてくるわね」ガラガラ


吹雪「お願いします」


ゼロ「…」


吹雪「…」


ゼロ「…聞いていいか?」


吹雪「え、はいなんでしょうか」


ゼロ「鎮守府の戦闘記録で吹雪の名前を見た。提督の鎮守府に所属していたのか?」


吹雪「はい。私は提督の一番最初の艦娘です」


ゼロ「そうか…ここにいるという事は負傷したのか」


吹雪「頑張り過ぎちゃいましてこの通りに」スッ


吹雪の左肩から先は義手だった。


ゼロ「その左腕…」


吹雪「提督特製の義手なんですよ。まだ細かい作業にはなれなくて」


ゼロ「提督が艦娘の為に義手や義足などを制作しているのは知っていたが」


吹雪「この病院には私以外にも沢山の艦娘が入院していてますよ」


ゼロ「まさか…殆どが提督に世話になっているのか」


吹雪「そうですよ。時間があれば来て点検してくれるんです」


ゼロ「知らなかったな」


吹雪「司令官は艦娘みんなに優しい人なんです」


提督「あらあら、仲良くしてた?」ガラガラ


吹雪「えーっとこれからゼロさんの事を聞こうか、と」


提督「仲良くなってよかったわ」

52 : ◆TVL/mUIGHbiS [saga]:2015/08/29(土) 01:29:50.20 ID:QaPkx2BO0
鎮守府 西門の部屋


西門「シグマ重工の工場はここか…場所はいいけど工場の図面が必要だな」


ドア<…ガチャァー


??「…」ソロー


西門「提督に頼んで機材を…ぐっ!」グイッ


羽黒「…」ガシッ!


西門「…羽黒か?どうかしたのか」


羽黒「…どこに行く気ですか?」


西門「提督に頼まれてちょっとな」


羽黒「また私を置いていくのですか…」ハイライトオフ


西門「そ…そんな事は」


羽黒「ならどうして私達の指揮を提督に任せたのですか」


西門「あー」


提督「私達に秘密でコソコソと何かしているじゃないですか!」


西門「…」


羽黒「絶対に離しませんよ」


ドア<コンコン


妙高「提督。確認したい事があるのですが…」


西門(妙高なら妙高お姉さんだからなんとかしてくれる!)


西門「いい所に来てくれた。助け…」


妙高「拒否します」


西門「え…」


妙高「提督聞きたい事があり過ぎるのですが」ハイライトオフ


西門(あ、詰んだ)

53 : ◆TVL/mUIGHbiS [saga]:2015/08/29(土) 01:30:25.66 ID:QaPkx2BO0
病院 屋上


提督は吹雪と話した後に他の艦娘の義手や義足の調整を行った。


ゼロ「…」


看護婦「あなた。提督さんと来てた人ですよね?」


ゼロ「そうだ。提督を知っているのか?」


看護婦「提督さんは有名よ。暇を見つけてはここに来て患者さんに義手義足をプレゼントしているのよ」


ゼロ「そうだったのか…戦場の提督しか知らなかった」


看護婦「ここにいる艦娘の殆どは戦場に復帰出来ずに退院していくの」


ゼロ「…」


看護婦「そんな女の子たちに明るい未来を、って提督さんが始めたの」


ゼロ「戦いは海だけではない」


看護婦「え?」


ゼロ「何でもない」

54 : ◆TVL/mUIGHbiS [saga]:2015/08/29(土) 01:31:28.79 ID:QaPkx2BO0
提督「どう?関節を締め直してみたのだけど」


吹雪「動きに問題はありません」


提督「よかった。ごめんなさいね。調整が最後になっちゃって」


吹雪「いいんです。司令官とゆっくり話しながら受けれるなら」


提督「ありがとう」


吹雪「鎮守府はどうですか」


提督「みんなよくやってくれてるわ。仲間も増えたしね」


吹雪「ゼロさんの事ですか?」


提督「ゼロだけじゃないわ。ゼロの友達だったりライバルだったり、ゼロを追って深海棲艦も来たわ」


吹雪「深海棲艦って!大丈夫なんですか?」


提督「大丈夫よ。優しく争いを好まない深海棲艦だから」


吹雪「そうなんですね。変わっているんですね」


提督「…まだよ。これからもっと変化するわ。いいほうにね」

55 : ◆TVL/mUIGHbiS [saga]:2015/08/29(土) 01:33:24.17 ID:QaPkx2BO0
車内


ゼロ「…」


提督「…」


ゼロ「これが艦娘達の現状か」


提督「…戦えないなら見捨てる。それが本部のやり方よ」


ゼロ「…」


提督「私は艦娘達を兵器として見ていないわ。人間として女の子として接している」


ゼロ「オレから見れば人間と大差は無い。ただ武器を扱えるだけだ」


提督「そうね。そう思ってくれる人が軍に増えればいいのに」


ゼロ「提督は軍を変える気か」


提督「…今の軍のやり方は賛成出来ない。艦娘達を助ける為なら…」


  「踏ん反り返っている老害を引き摺り下ろすわ」

56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/08/29(土) 15:33:35.60 ID:PC5mQ5U6O
乙ー
57 : ◆TVL/mUIGHbiS [saga]:2015/08/30(日) 09:53:35.25 ID:LbD/F4Kq0
工廠


妖精X「なるほどそんな事が…」


ゼロ「あぁ」


妖精X「提督は艦娘の立場を改善したいのかな」


ゼロ「兵器では無く人間としての権利を確立したいらしい」


妖精X「僕らからしたら人間も艦娘も同じなのにな」


ゼロ「ここの鎮守府しか知らないからな。他の鎮守府を知る必要がある」
58 : ◆TVL/mUIGHbiS [saga]:2015/08/30(日) 09:56:32.29 ID:LbD/F4Kq0
ドア<ガラガラ


レヴィアタン「あの聞きたい事があるのだけど」


ゼロ「どうした」


レヴィアタン「そこにいる妖精が本当のエックス様なの?」


ゼロ「隠す必要も無いがどうする」ボソッ


妖精X「正体を明かすよ」ピカーン!


妖精Xはサイバーエルフ状態からエックスの状態に変化する。


エックス「僕がエックスだよ」


レヴィアタン「エックス様」フラフラ


ゼロ(レヴィアタンはコピーエックスの部下だったからな。本物に会えて動揺しているのか)


レヴィアタン「あ…ぁ…」


エックス「あの大丈夫かい?」


レヴィアタン「お…ぉ…お父様」


ゼロ・エックス「!」

59 : ◆TVL/mUIGHbiS [saga]:2015/08/30(日) 09:57:12.24 ID:LbD/F4Kq0
ゼロ「…子どもがいたのか」


エックス「えっと…一応そうなるのかな」


ゼロ「どういう事だ?」


エックス「彼女は僕のDNAデータを使って作られたんだ」


ゼロ「お前のDNAデータか。確かに父親とも言えるな」


レヴィアタン「お父様に聞きたい事があるのだけど」


エックス「えっとなにかな?(お父様か…)」


レヴィアタン「私の体の半分はお父様のデータだと聞いているわ」


エックス「うん」


レヴィアタン「もう半分は誰なの?」


エックス「…」


ゼロ「…」


レヴィアタン「私のデザインはお父様の趣味?」


エックス「」


レヴィアタン「どうなのよ?」


エックス「それは…(ゼロ助け…)」


妖精1「ゼロなら帰ったのです」


妖精2「見捨てた?」


妖精3「逃げた?」


妖精4「親友w」

60 : ◆TVL/mUIGHbiS [saga]:2015/08/30(日) 09:57:52.88 ID:LbD/F4Kq0
港湾と北方の部屋


港湾「そんな事があったの」


ゼロ「あぁ、エックスに子どもがいたとはな」


港湾「親友に子どもがいたら驚く」


北方「びっくり!」


ゼロ「そうだ。北方にこれを」スッ


北方「わあ!絵本だ!」


ゼロ「ツ級の本屋で買った本だ」


港湾「ツ級が本屋を…幸せそうだった?」


ゼロ「あぁ、幸せそうだった。これも」


港湾「私にも///」


ゼロ「巡回の時間だ。北方またな」ナデナデ


北方「ゼロありがとう!」エヘヘ


港湾「ありがとう。お休み」


北方「メガマンかー」


港湾「私のは服が沢山載っている…!」


  「結婚式特集!ラグナロク教会が熱い!」


  「ウエディングドレスは大胆に?」


  「新婚さんの為の夜のEXスキル///」


港湾(これをくれたという事は…)


港湾「…勝ったわ」ウフフ

61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/30(日) 10:11:24.27 ID:uWdeGRfko
エックスの趣味はゴスロリに決まってるんだろ!
嫁さんを意識したのは間違いないてか、嫁さんのDNAか
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/30(日) 11:10:44.56 ID:px8omPw+o
EXスキルワロタww
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/30(日) 12:25:56.60 ID:qlrYMFThO
夜の穿牙突で下の口がバーンショットか
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/08/30(日) 14:40:19.64 ID:hRFs23MVO
乙ー
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/30(日) 19:10:34.37 ID:ytYbn/x0O
ラグナロク、教会になったのか…
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/30(日) 19:58:29.02 ID:uWdeGRfko
人生の終焉場であるわけだしな
現にゼロにとってはレプリロイド生の墓場
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/30(日) 20:27:18.82 ID:4K+idjvgO
もう半分はマーティーかな
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/30(日) 20:45:30.22 ID:3sWsFzQ3o
もしかしてこの世界の人間、デコイなんじゃねーか?
69 : ◆TVL/mUIGHbiS [saga]:2015/08/31(月) 00:39:33.64 ID:CZ11AV670
ラグナロク教会


その昔流星群が発生し教会建設予定地に巨大な牙のような物が墜ちてきた。


神父はそれを神からの贈り物と言い張り教会のシンボルにした。


牙に書かれていたラグナロクから名前を取った。


この街の殆どはここで結婚式を挙げる。


近くには異様に長い螺旋階段が有名なホタルニクス博物館がある。

70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/08/31(月) 00:40:22.42 ID:CZ11AV670
遠征海域


金剛「今のところ何もアクシデントはないデース」


比叡「はい!金剛お姉さま」


榛名「しかし、これはなんですか?」


武器弾薬輸送船「…」


霧島「提督が制作した試作型武器弾薬輸送船です。旗艦である金剛姉様についていくようになっています」


島風「連装砲ちゃんみたく可愛いのがいいのに」


金剛「どうせならティーセットを入れたかったデース」


比叡「流石金剛お姉さま!戦場でも優雅さを忘れないなんて」


金剛「偉い人が言ってました。戦場では常に優雅たれ、とデース」


武器弾薬輸送船「…」

71 : ◆TVL/mUIGHbiS [saga]:2015/08/31(月) 00:41:08.53 ID:CZ11AV670
鎮守府 入口


「おはようございます!エクスプレス運送です」ヨロヨロ


あきつ丸「お疲れ様であります。エール殿重そうですね」


「今回のは特大ですね。ゼロさん宛の荷物です」


あきつ丸「ゼロ殿にですか?はい。サイン」カキカキ


「ありがとうございます。これからもエクスプレス運送をお願いします!」


あきつ丸「うぐぅ…重いであります。人でも入っているでありますか?あぁっと!」ガチャッ!


    「えっと…」


バスターガン<…


あきつ丸「ドライヤーでありますか?」


バスターガン<ソウダヨ


あきつ丸「ゼロ殿は長髪でありますからね(震え声)」


電「…です」バチ!


あきつ丸「電殿どうしたでありますか?」


電「なのです!」バチ!バチ!バチン!ビリビリ!


あきつ丸「ぬわあああああぁぁ!」

72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/08/31(月) 04:29:16.45 ID:T/hqCRI0O
電ちゃんが暴走してる!乙ー
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/31(月) 08:17:39.83 ID:o1Vvu/COO
漏電か
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/08/31(月) 09:26:15.42 ID:9bo6J5M+o
お漏らしですか!?
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/01(火) 13:04:08.69 ID:6CyRczlQo
>>67
武器も同系統だしな
76 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/04(金) 11:59:41.43 ID:Iq3sCZ2B0
鎮守府 執務室


朝潮「司令官大変です!電さんが暴走しています」


提督「電が暴走?」


朝潮「既に何名かが電さんの電撃で動けなくなっています」


提督「電が電撃?どういう事」


朝潮「私にも解りません」


提督「私も行くわ」

77 : ◆J1uqY4ZuttsS [sage]:2015/09/04(金) 12:07:19.33 ID:Iq3sCZ2B0
鎮守府 食堂


暁 「どうしたのよ!私が解らないの?」


雷 「お願い正気に戻って」


響 「電のプリン食べてのは私だ。だが、私は謝らない」


電 「…なのです!」ビリビリ!


響 「あばばばば!」


暁 「挑発してどうするのよ」


電 「プリンを食べた罪は重いのです」ポロポロ
   バチ!バチ!バチン!ビリビリ!

雷 「大変!大きいのが来るわよ」


長門「私に任せろ!」タッタッタッタ!


暁 「長門さん!」


長門「目の前に泣いている駆逐艦がいれば…」


  「抱きしめるが私だ!」ダキッ!


電 「…」バチ!バチ!バチン!ビリビリ!


長門「いぐっ!」バタン!


暁 「長門さんが死んだ!」


雷 「この人でなし!」


響 「長門さんの犠牲を無駄に出来ない。逃げよう」

78 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/04(金) 12:08:50.80 ID:Iq3sCZ2B0
鎮守府 入口


提督「あきつ丸。大丈夫?」


あきつ丸「少し痺れますが大丈夫であります」


提督「何があったの?」


あきつ丸「ゼロ殿の荷物を運んで来たら電殿が電撃を飛ばしてきて」


提督「電撃を…本当に電撃で攻撃するのね」


あきつ丸「どうしますか?」


提督「勿論。電を止めるわ」


あきつ丸「了解であります!」


北方「これなんだろ?」ヒョイッ!


荷物<ガラガラ


北方「大きな人形かな?忍者みたい。手紙だ」


手紙「彼は味方です。首にケーブルを繋げてください」


北方「…よめない。首にケーブル?」

79 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/04(金) 12:09:34.88 ID:Iq3sCZ2B0
遠征海域


金剛「ところで比叡はゼロの事をどう思っているのデース?」


比叡「え…ゼロさんをですか」


霧島「比叡姉様は気付いていないかもしれませんが無意識に目で追っていましたよ」


比叡「えぇ!そんな事は…」


金剛「競争率がハイですから直ぐにモーションかけないとダメね」


島風「私はゼロが好きだよ」


金剛「おう!島風大胆ね」


島風「だってゼロは私よりも速いもん」


榛名「…」


金剛「榛名黙ってどうしたね?」


榛名「あ…ごめんなさい。私はゼロさんとあまり話した事が無くて」


霧島「確かにゆっくりと話した機会がありませんでしたね」


比叡「私は部隊で一緒になりましたけど」


島風「またゼロとかけっこしたいなー」


金剛「決心しました!この調査が終わったらゼロをティーパーティに誘うでのデース!」


比叡「流石金剛お姉様!私達姉妹の為に企画してくれるなんて」


榛名(演習で斬られた恐怖を払拭するチャンスです)


霧島「ゼロさんのデータ収集のいい機会です」


金剛「では、調査を終わらせて提督にナデナデしてもらってティーパーティを開くね」


80 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/04(金) 12:10:16.08 ID:Iq3sCZ2B0
鎮守府 廊下


伊19「イクノ…イグノ…」ピクピク


天龍「この…てんりゅぅ…ひゃまが」ビクン!ビクン!


武蔵「…私も…女…だということか」ピクピク


早霜「…はぁ…はぁ…ひぐ…」ビクン!ビクン!


提督「ヒドイ」


あきつ丸「これはヒドイであります」


提督「応援を呼ばないと…西門!」


ドア<バタン!


西門「うーむー」ジタバ!


妙高「如何なさいました?」ハイライトオフ


羽黒「びっくりするじゃないですか?」ハイライトオフ


提督「…」


西門(助けて!)ガタガタ!


ドア<カチャッ…


あきつ丸「提督殿?」


提督「あっちも修羅場だった」

81 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/04(金) 12:11:18.71 ID:Iq3sCZ2B0
工廠


レヴィアタン「ふーん。私のお母さんはマーティってレプリロイドだったのね」


妖精X「うん…そうだよ」


レヴィアタン「海賊のボスとイレギュラーハンターが恋に落ちていいの?」


妖精X「最初はレスキューレプリロイドだったから」


レヴィアタン「ねえ、お母さんになんて言ってDNAデータ貰ったの?」


妖精X「…」


レヴィアタン「恋人だったらプレゼントとかあげたの?」


妖精X(だから、馴れ初め話すの嫌だったのに…)


妖精1「朝まで尋問だったのです」


妖精2「子どもに馴れ初め話すほど恥ずかしい事は無いよな」

82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/04(金) 12:26:37.32 ID:1pmXoz0Ro
しかしそうなると、エックスさんは後3人やってる事に…
英雄色好むというし、仕方ないね(白目
残り3人は自分のアーマーと自分のDNAだけ作ったんだろうか
ファルコン、ガイア、シャドー辺り、それなんて○ナニー?

流石は無限の可能性を秘めたレプリロイド
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/09/05(土) 12:32:03.65 ID:ZDGSLXCFO
乙ー
84 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/05(土) 15:12:58.22 ID:hY8yoX9c0
遠征海域


金剛「提督から貰った大切な艤装が…」中破!!


比叡「金剛お姉様!撤退しましょう」ドォーン!


島風「速くて当たらないよ」ドォン!


泊地「…ふん」ヒュン!


霧島「なぜ姫級がこんなところに…」ドォーン!


榛名「砲撃当たって!」ドォーン!


金剛「残念ですが撤退デース」


泊地「私はイライラしているんだ。住処を追われた恨み…貴様らで晴らしてやる」チャキッ!


金剛「シット!八つ当たりで沈むのはごめんデース」


泊地「沈め!」ドオーーン!


榛名「足が…動けない」大破!!!


泊地「止めだ」ドオーーン!


金剛「NO!榛名ーーー!」


榛名「これが運命だというのなら…受け入れます」

85 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/05(土) 15:13:44.96 ID:hY8yoX9c0
鎮守府


電 「響…どこにいるのです」
   バチ!バチ!バチン!ビリビリ!

響 「…」


電 「みーつーたーのーです」
   バチ!バチ!バチン!ビリビリ!

響 「ひぃ!」


提督「見つけたわよ!」


響 「うわぁー怖かったよぉ」


電 「…司令官さん」


提督「電いい子だから落ち着いてね」


電 「…」


提督「あなたは優しい子よ。だから…」


電 「…優しいだけじゃ駄目なのです!」


提督「電」


電 「強くならないと駄目なのです!」ポロポロ
   バチ!バチ!バチン!ビリビリ!


提督「きゃっ」


あきつ丸「提督殿!」


提督「…大丈夫よ。私が電を止めるわ」


あきつ丸「しかし…」


提督「家族が女の子が泣いているのよ。私が動かなくてどうするのよ!」


??「成程。素晴らしい考えの持ち主だ」


提督「…あなたは?」


ファントム「拙者はファントム。アルエット様の命令によりゼロの助太刀に参った」

86 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/05(土) 15:16:16.31 ID:hY8yoX9c0
遠征海域


榛名「…あれ?榛名は大丈夫…です」


ゼロ「…」


榛名「どうしてここに?」


ゼロ「その話は後だ。皆と撤退しろ」


泊地「私の一撃を防ぐとはな」


ゼロ「…榛名」


榛名「えっと…なんでしょう」


ゼロ「そんな運命…簡単に受け入れるな。」


榛名「…」


ゼロ「抗い続けろ」


榛名「…はい」


金剛「榛名を助けてくれてサンクスデース」


ゼロ「オレの入っていた武器弾薬輸送船に榛名を乗せろ。あれは負傷者搬送にも使える」


泊地「話は済んだか?」


ゼロ「待っていたのか?律儀な奴だ」


泊地「貴様を殺してからゆっくりと殺す」


ゼロ「それは無理だ。お前はオレに勝てない」

87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/09/06(日) 04:04:41.97 ID:zNZxwUfPO
乙ー
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/06(日) 05:24:17.59 ID:9hoK8JHSO
泊地さん待って。その人攻撃したら姫級を何人敵に回すと……
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/06(日) 05:28:40.17 ID:nP0bOXPaO
>>88
ヤンデレレプリロイド2体もサービスだ!
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/06(日) 11:49:58.08 ID:Q/P7AiZ8O
本人も強いしバックに控えてるのも強いんだよなぁ…
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/06(日) 13:49:13.19 ID:kgVvedaio
商店街の人らも一部敵に回しちゃうんだよなぁ
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/06(日) 21:22:17.14 ID:cNY+RjLAO
あの商店街の人達なら並の深海勢なら余裕で撃退出来そうだな
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/07(月) 04:42:41.58 ID:WKGLZEPqo
そう言えばレヴュアタンは父親の親友が恋愛対象なのか……
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/07(月) 10:36:11.17 ID:/CIAfZBEo
ゼロがエックスに対して義父さんと呼ばなきゃいけなくなるな
生まれた経緯的にはゼロの方が先っぽいが
95 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/09(水) 17:22:21.58 ID:suZNZ0zI0
鎮守府 


提督「ファントムってあの動画の送り主の?」


ファントム「拙者の事だ。だが、今はあの娘を助けるのが先だ」


提督「協力してくれるの?」


ファントム「無論」


提督「ありがとう」


ファントム「それはあの娘を救ってから言ってもらおう」


電 「…」バチ!バチ!バチン!ビリビリ!


ファントム「スキャンモード」


  「あの幼子の体にサンダーチップが張り付いている」


提督「それってレプリロイド用の装備よね」


ファントム「そうだ。それを剥がせば…暴走は止まる」


提督「どこなの?」


ファントム「……だ」


提督「え///」


ファントム「…についている」

96 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/09(水) 17:22:57.63 ID:suZNZ0zI0
大和孤児院


大和「こんなに手伝ってもらって申し訳ないわ」


睦月「気にしないでください」


如月「最近これなかったので」


大和「それに今回は二人も増えたしね」


霞 「ちょっとあんたらーいい加減にしなさいよ!」バタバタ


男児「ひゃっはー!このお姉ちゃんのパンツは髪と同じだ!」バタバタ


女児「お姉ちゃんみたく髪結んで〜」


満潮「えっ…私が?ふん!そこに座りなさい///」


女児「わぁーい」


大和「みんなすっかり懐いているわね」


清霜「あの大和さん?あのロボットはどこにありますか?」


大和「VAVAさんのロボットの事かしら」


VAVA「雪風!パンツを履けと何度も言っているだろ!」ガシッ!


雪風「しれぇに捕まりましたぁ〜」ブランブラン


時津風「しれぇ〜かまってぇよぉ」ノボリノボリ


VAVA「お前も勝手に俺に登るな」


時津風「たかぁいですぅ〜」


清霜「あのVAVAさん!」


VAVA「見ない顔だな。ブラウンベアの修理で忙しいだ」


清霜「あのカッコいいロボットですか!」


VAVA「…カッコいい?」


清霜「はい!大きくて強くてカッコいい!最高です!」


VAVA「ほぅ…最高か。付いて来い」


清霜「いいんですか!」


大和「…いいな」ボソ

97 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/09(水) 17:23:35.66 ID:suZNZ0zI0
遠征海域


泊地「…くっ…」大破!!!


ゼロ「…」


泊地「貴様…戦い慣れているな」


ゼロ「そうだな…姫級で戦ったのはお前で5人目だ」


泊地「やはりな…戦ったという事は港湾と北方も知っているのか?」


ゼロ「あの二人ならオレの所にいる」


泊地(奴らのところ!まさか…最近姿を見なかったのは)


ゼロ「今まで戦った姫は全てオレの所にいる」


泊地「なん…だと」


  (離島・中間・空母・戦艦が奴に負けたのか)


泊地「貴様!姫達をどうした!」


ゼロ「共に暮らしている」


泊地(暮らしている!そんな訳があるか。深海棲艦の姫だぞ)


  (奴隷だ…奴隷のような扱いを受けてるに違いない)


  (あぁ…きっとこいつの性奴隷にされて…///)


ゼロ(感情の起伏が激しいな)

98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/09(水) 21:27:05.74 ID:0JnIkyzSo
泊地さま発想がはしたないわ
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/09(水) 22:02:19.31 ID:RFXbWiTMo
この心の声だけでポンコツ確定だわww
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/09/10(木) 22:55:13.01 ID:jX0lIDiUO
乙ー
101 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/11(金) 14:25:28.06 ID:yDFuYAT10
泊地「…貴様に屈服するか!」バサッ!


ゼロ「その体でまだ戦う気か」


泊地「私は貴様の物には決してならん!」ガシャン!


ゼロ「…」


泊地「喰らい付け!」バシュン!


霧島「下半身の艤装が分裂した!」


ゼロ「そんな使い方があるのか」


艤装「グオオォォォ!」ガバッ!バクン!


金剛「NO!ゼロがイートインされました!」


泊地「ふははは!まさか分裂するとは思わなかったろう」


島風「そんな…食べられちゃった」


泊地「では、艦娘達から姫の場所を聞き出して…」


艤装「…ぐぇ」ドカーーーン!


泊地「そんな…」


ゼロ「来い。まだ覚悟があるならな」


泊地「ぐぅ…私を侮辱するな!」全回復!


ゼロ「いい覚悟だ」

102 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/11(金) 14:27:28.57 ID:yDFuYAT10
鎮守府 


ファントム「拙者が動きを止める。任せたぞ」ヒュン!


提督「憲兵にばれたヤバいけど…やるわよ」


電 「なのです!」バチ!バチ!バチン!ビリビリ!


ファントム「空蝉」ボフン!


電 「!」


響 「あれは…変わり身の術!」


暁 「知っているの?響」


雷 「空蝉って言ってたわよ」


電 「どこにいるのです」キョロキョロ


ファントム「投<トゥ>!」ヒュン!ヒュン!ヒュン!


電 「きゃあ!」


響 「なんと!スリケンが電の服の端を貫通し壁に刺さった!これでは動けまい」


暁 「忍者強いわ」


雷 「どちらかというとクナイじゃないかしら」


ファントム「今だ!動きを止めたぞ」


提督「電!」ガシッ!


電 「はわわ」
   バチ!バチ!バチン!ビリビリ!

提督「きゃぁ!」


響 「司令官が押さえ込んだ!」


響 「しかし、感電して動けない!」

103 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/11(金) 14:28:18.13 ID:yDFuYAT10
提督「痺れて…両腕が…」


電 「うぅ…ごめんなさい」
   バチ!バチ!バチン!ビリビリ!

提督「いいのよ…あなたは優しい娘。本当はこんな事はしたくないのよね」


電 「はい…なのです」
   バチ!バチ!バチン!ビリビリ!


提督「そうよね…よかったわ」ゴソゴソ


電 「あの…司令官さん…なにを///」


提督「ここにこうなった原因があるのよ」バサッ!


響 「司令官が口で電の服をめくった!」


暁 「なにあれ!ちょっとエッチぃわ!」


雷 「見て!電のおへその下ぐらいに雷マークのチップがあるわ!」


提督「かぷっ!」


電 「あぁん///」
   バチ!バチ!バチン!


提督「はむぅ(電の為よ!電気なんかに負けない!)」


電 「ひゃぅ///」
   バチ!バチ!


提督「prprprpr」


電 「うぅ…あぁ///」


提督「…取れたわ」


電 「…」ビクン!ビクン!

104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/11(金) 15:46:35.41 ID:4Ch4Uf1Ho
今度は電が痺れた!
105 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/11(金) 15:59:21.70 ID:yDFuYAT10
遠征海域


泊地「私の切札を防ぐとはな。だが、これで」ヒューン!


ゼロ「!」ガキン!


泊地「足枷が無くなり速さが増したぞ」ブン!ブン!ブン!


ゼロ(確かに速いな)ガキン!ガキン!ガキン!


泊地「どうした!手も足も出ないかだろ!」ヒューン!


ゼロ(それよりあいつの武器だ)


泊地「喰らえ」ドオーン!


ゼロ「…」ガキン!


泊地「私の砲弾を斬ったのか。貴様が姫を何人も堕としたのも納得出来る」


ゼロ「お前は確かに速い」


泊地「ふふ…そうか。恐れるがいい!貴様を倒し…囚われの姫達を開放する!」


ゼロ「だが…」


泊地「暗い海に沈め!」ヒューン!


ゼロ「あいつは…」


泊地(目を閉じて刀を収めた…諦めたか)


泊地「貰ったぁー!」ブォン!


ゼロ「お前よりも速かった」シュパーン!


泊地「あぁん!」バシャン!(そんな…速さで負けるなんて)中破!!


ゼロ「オレの居合は光よりも速いんだ」


泊地「…まだだ!まだ終わっていないぞ!」ドオーン!×3


ゼロ「こいつを返してもらうぞ」シューシュタッ!


泊地「私のトンファーを使う気か」ドオーン!×3


ゼロ「こいつは殴るだけじゃない」
   キュイン!キュイン!キュイン!


ゼロ「ハァ!」ズドン!


泊地「海面を殴り飛んだ!だが、主砲で」チャキッ…ギギギギリ!


  (高すぎて狙いが定まらない…)


ゼロ「断地炎」ボワ!ゴオォォォォ!ザシュ!


泊地「きゃあぁぁぁ!」艤装完全破壊!
106 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/11(金) 16:00:30.42 ID:yDFuYAT10
海中


泊地(あぁ…そんな…沈むのか。けど、こいつに屈服するぐらいなら…)


??「おい…起きろ」


泊地(誰だ…もう寝かしてくれ)


??「お前に聞きたい事がある」


泊地(…えっ!)


ゼロ「目を覚ませ」


泊地「くっ…殺せ」


ゼロ「お前を殺す気は無い」


泊地「…貴様に辱められるぐらいなら死を選ぶ」


ゼロ「そんな事はどうでもいい」


泊地(えっ…どうでもいいの?)


ゼロ「住処を追われたと、言っていたな。何があった答えろ」


泊地「人間が見た事無い兵器で攻めてきたせいだ」


ゼロ「お前でも敵わなかったのか?」


泊地「一体は大したことは無い…しかし、数があまりにも多かった」


ゼロ「成程な」


泊地「何体もの機械人形が休み無しに攻めてくるのだ…」


ゼロ「機械人形とはどんなものだ?」


泊地「赤い一つ目の青い奴だ」


ゼロ(パンテオンの事か!)


泊地「私が答えれるのはこれだけだ」


ゼロ「そうか」


泊地「…///」チラチラ


ゼロ「どうした?」

107 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/11(金) 16:01:19.73 ID:yDFuYAT10
泊地「私を…どうする気だ?」


ゼロ「解放する」


泊地「私もお前の奴隷に…えっ?」


ゼロ「その状態なら暫くは戦えないだろ」


泊地「私はお前を沈めようとしたんだぞ!」アタフタ


ゼロ「お前は負けた。ならば問題無い」


泊地「」


ゼロ「それにお前には他の姫にこの事を広めてもらう必要がある」


泊地「私が負けた事を言いふらせと!」


ゼロ「他の姫にも大人しくしてもらう必要があるからな」


泊地「」


ゼロ「もうここには来るな」


泊地「…」


ゼロ「海上の仲間が怪しむ。早く行け」


泊地「…ける…な」


ゼロ「どうした」


泊地「ふざけるな!」ポカポカ!


ゼロ「…」ノーダメージ


泊地「警告の為に私を生きて帰すだ!こんな辱めは初めてだ!」ポカポカ!


ゼロ「…」ノーダメージ


泊地「許さない!絶対に許さないからな!回復したら再戦してやるからなぁ!」ポカポカ!


ゼロ「いや…来るなと言っているだろ」ノーダメージ


泊地「嫌だ!絶対にお前に勝つまで来るからなぁー」バシャバシャ!


ゼロ「……任務完了」


泊地「お前の名前は!」


ゼロ「はぁ…ゼロだ」


泊地「ゼロだな。覚えたからな」バシャバシャ!

108 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/11(金) 16:02:38.01 ID:yDFuYAT10
泊地(ゼロめ…勝手な奴だ。あんなにムカつく奴は初めてだ!)


  (私を辱めるなんて…許さない)


  (私だけ解放された…みんなゼロの性奴隷にされたのに)


  (それが一番ムカつくのが嫌だ!)


(私に魅力が無いみたいじゃないか!)
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/11(金) 21:16:15.20 ID:jG6vTigSo
エロ同人みたいに!エロ同人みたいに!
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/11(金) 22:04:38.32 ID:2KNjMzopO
こいつらシリアス分が薄いとポンコツばっかじゃないか
111 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/12(土) 03:08:38.02 ID:JrGduN8n0
鎮守府 工廠


レヴィアタン「そうそう。お父様に聞きたい事があったのよね」


妖精X「なんだい」


レヴィアタン「ゼロと戦った時に今までに感じた事の無い胸の高鳴りを感じたのよ」


妖精X「え…?」


レヴィアタン「最初は戦った時だけだったんだけど…」


妖精X「あ…うん」


レヴィアタン「ゼロとここで生活するようになってからなんだけど」


「話たり見ただけで胸の高鳴りが発生するようになったのよ」


妖精X「…」


レヴィアタン「これって私だけの何か特別な機能なの?」


妖精X「」


レヴィアタン「解るなら教えて」


妖精X「…ど…動力炉の故障かもしれない!」


レヴィアタン「え?特に体に異常は無いわよ」


妖精X「精密検査しよう!不安だから」


レヴィアタン「うーん。お父様が言うならいいけど」


妖精X(アルティメットアーマーを使う時がまた来るとは…)

112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/12(土) 05:46:41.77 ID:/dLs0VdAO
Xさんまでポンコツに……
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/12(土) 06:46:47.23 ID:O7NWyrfSO
そっちがアルティメットならこっちは幻夢零だ!
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/09/12(土) 09:05:53.31 ID:zxgkkeufO
乙ー
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/12(土) 10:44:30.46 ID:GrxInmZPo

鬼が、鬼がまた来るぞーーー!

切れたエックス程怖い物はない
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/12(土) 10:57:09.44 ID:/GGtlZV6O
漫画版の顔で来られたら失神かつ失禁ものだわ
117 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/13(日) 11:38:38.51 ID:eUgyCcvI0
遠征海域 海上


ゼロ「…」バシャンーン!


金剛「Oh!ゼロが戻りましたー」


比叡「ゼロさん大丈夫ですか?」


ゼロ「問題無い。だが、奴には逃げられた」


霧島「相手も深手を負っていましたから暫くは動けないはずです」


ゼロ「榛名はどうだ?」


榛名「足を負傷しましたが大丈夫です」


島風「なんでゼロは武器弾薬輸送船に乗っていたの?」


ゼロ「提督の指示だ。乗り心地をテストして危機的状況なら飛び出せ、とな」


金剛「HEY!だったらもっと早く出てきてくさいネー」


ゼロ「…内側から開かない欠陥があったんだ」


霧島「それは…致命的なミスなのでは」


榛名「ちなみに乗り心地は?」


ゼロ「…改良の余地有りだ」


榛名「そんなぁ〜」


ゼロ「あと金剛」


金剛「What!なんですか?」


ゼロ「…戻ったら紅茶を飲ませてくれ」


金剛「勿論デース!」

118 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/13(日) 11:39:49.68 ID:eUgyCcvI0
鎮守府 執務室


ゼロ「…」


ファントム「…」


ゼロ「何故お前がここにいる」


ファントム「アルエット様の命令でお主の手助けするように言われて来たのだ」


提督「今日の宅配物で送られてきたのよ」


ファントム「体だけをエクスプレス運送で運びサイバー空間で待機していた」


北方「ほっぽが線を繋いだら動いた!」


ゼロ「アルエットの命令でここまで来たのか?」


ファントム「そうだ」


ゼロ「…アルエットはどうしている?」


ファントム「今は司令官として皆の為に懸命に働いている」


ゼロ「あんなに小さかったのにな」


ファントム「お主が50年も寝ていたからな。それとこれもだ」


ゼロ「バスターガンか」


ファントム「セルヴォ殿が必要かもしん、と言って持たされた」


ゼロ「残りはこれだけだったからな」


ファントム「チャージ時間短縮と連射性能向上が施されている」


ゼロ「手に馴染む大きさだ。そして軽い」


ファントム「Zセイバーの邪魔にならない事を想定して作られているからな」


ゼロ「パーフェクトだ。セルヴォ」


提督「運送会社が武器運んじゃ不味いでしょ?」


ファントム「エクスプレス運送はアルエット様が作った会社だから問題無い」


提督「双子の配達員も」


ファントム「我々の協力者だ」


金剛「HEY!提督とゼロ。ティーパーティの準備が出来たネー」


提督「ティーパーティ?」


金剛「ゼロが紅茶を飲みたいと言ったから張り切ったネー」

119 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/13(日) 11:40:41.94 ID:eUgyCcvI0
鎮守府 食堂


提督「結局みんな集まったわけね」


港湾「紅茶初めて飲むな」


ゼロ「オレがカップを持つと割れないか?」


金剛「工廠で作った特注品だから大丈夫デース」


叢雲「勝手に資材使ったの?」


金剛「細かい事を気にしちゃーNOネー」


離島「あら、私は毎日飲んでいますよ」


空母「自販機のペットボトルだろ」


中間「紙パックのリプトンもうまい」


龍驤「君が飲んでたのマスカットティーやったろ」


北方「ケーキ♪ケーキ♪」


ゼロ「…」


アイリス「ゼロどうしました?」


ゼロ「いや…こういうのも悪くないな」


アイリス「そうですね。人間にレプリロイドに深海棲艦が仲良くする」


港湾「そうなればいいな」


北方「いいな」

120 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/13(日) 11:41:50.84 ID:eUgyCcvI0
某所


中将「成果はどうだ?」


登山「はい。試作機だけで深海棲艦の姫を海域から追い出す事に成功しました」


少将「直ぐに実戦配備したいところですな」


登山「工場の方は24時間体制で生産しておりますのでさほど時間は掛かりません」


大佐「艦娘に代わる兵器か」


中将「疲れ知らずで命令に逆らわない。壊れれば修理すればいい」


少将「艦娘達は解体だな」


中将「解体後はいつも通りは金を握らせればいい」


大佐「買い取って愛人にでもしますかね」


中将「君も好きだな。ガハハハハ」


大佐「話が変わりますが選挙の事なのですが」


少将「ハガー候補は我々には協力的ではないからなベルガー候補に当選してもらわないと」


中将「なあに、ハガー候補は不幸な事故に遭う予定だから問題無い」


登山「……」


ーーーーーーーー


登山「…まったく若造共が」


  「ここにはろくな人間がおらんのう」


  「やはりこの儂が…」


バイル「世界を0からやり直そう。くくく…ふははははは!」

121 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/13(日) 11:42:27.99 ID:eUgyCcvI0
鎮守府


北方「港湾!ロッポウの散歩に行ってくる」


港湾「気を付けてね」


北方「…了解した」


ロッポウ「ワン!」


港湾「ゼロの真似かしらね」

122 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/13(日) 11:43:42.41 ID:eUgyCcvI0
鎮守府 廊下


北方「行くぞ!ロッポウ」


ロッポウ「ワン!」


長門「北方ちゃんじゃないか。朝から元気だな」


北方「…ながもんかぉ」


長門「なぜ残念な顔をするのだ」


北方「北方は散歩で忙しい」ササッ


長門「まあ待て。これをあげよう」スッ


北方「うわっぷ。これは…帽子」カポッ


長門「麦わら帽子だ。今日は暑いからな」


北方「なるほど…お洒落か?」


長門「ああぁっ!とっても可愛いぞ」


北方「お洒落か聞いている!」


長門「お洒落だぞ!とってもお洒落だ!」


北方「そうか…ながもん!いいやつだな」


長門「あぁ…私は許されたのか」

123 : ◆J1uqY4ZuttsS [saga]:2015/09/13(日) 11:44:16.57 ID:eUgyCcvI0
鎮守府 敷地内


北方「そーらーみーあげーればーろっーてんふらーい♪」


ロッポウ<ご主人ご機嫌ですね>


北方「ぽっ!」


ロッポウ<どうかしました?>


北方「穴だ…」


以前に電が提督と抗議団体騙した際に使用した抜け穴


北方「外にいける?」


ロッポウ<ご主人不味いっすよ!>


北方「冒険は必要だ!」

124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/13(日) 11:47:53.96 ID:KmjHUm/ZO
黒グリって深海棲艦に似てるよね
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/09/13(日) 22:04:55.12 ID:QVrzf90EO
ハガーの選挙はまだ終わってなかったのか
てか、バイルかよ
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/14(月) 08:31:49.77 ID:4B5kZ1EVo
登山家バイル?
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