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ルイズ「使い魔が・・・・・・人間、しかも2人!?」ソーニャ「何処だここ」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/09/15(火) 11:49:36.90 ID:BSTORvMj0
うるさいドーン!!
今日で何度目になるだろうかという爆発音。
はぁ、また失敗したのかと周りの生徒たちのヒソヒソ声にすらなっていない嘲笑の中、ルイズだけは確かな違和感を感じていた。
爆風によって巻き上がった土煙によって遮られた視界が徐々に回復していく中、いち早く何かの存在の影に気付いたのは爆風を起こした張本人であるルイズ自身。
やったわ !ようやく成功した!と喜ぶのも束の間。
開けた視界に確認出来たのはうつ伏せのまま重なり合う人間が二人
「うぐぐ、きっさまぁ・・・」
くぐもった声は下敷きになっている金髪の少女から
「うぅ、ソーニャちゃん、一体どうなったの」
その上にのしかかる茶みがかった黒色短髪の少女は何処か気の抜けた声を出して伸びている。

ルイズ「へ?に、人間!?つ、使い魔が・・・・・・人間?しかも2人!?」
ルイズだけでない。その場の人間の殆どが混乱し、状況が掴めていないなか、いち早く警戒心を露わにしたのは金髪の少女であった。
ソーニャ「やはり、刺客の罠か!?」
刃物を構え周囲を警戒する。
だがそれを見て周囲の人間は警戒し返すどころか、一気に混乱と緊張がほぐれた様子だ。
「ぷっ、あはははは、見ろよ!平民だ!ルイズの奴、サモンサーヴァントで平民を呼び出しやがったぞ」
誰かがあげた嘲笑の声をきっかけにして笑い声が波及する。
「ミスタコルベール!やり直しを!やり直しを要求します!」
ルイズはぷるぷると身体を震わせながら言うのだった。
ソーニャ「何処だここ」

ゼロの使い魔とキルミーベイベーのクロスオーバーssです









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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/09/15(火) 12:12:18.06 ID:pt1sRuYJ0
やすな達にとって、ことのきっかけは唐突だった。
放課後いつも通りやすなのおふざけに付き合いながら帰路についていた時のこと。
それは唐突に現れた。
「うわぁああっ!?」
目の前にいきなり現れた光る鏡のようなものに驚き、咄嗟に飛び退くソーニャ
「えっ、どうしたのソーニャちゃん!うわっなにこれ!」
「分からない、だが刺客の仕掛けた罠かもしれない、ここは慎重に・・・」
恐る恐る光る鏡に近づくソーニャに向かって後ろからやすなが芝居掛かった声を上げながら飛び掛った
「あっ、ソーニャちゃん危なぁい!」
「なにっ、ちょっ、ふざけっ」

こうして放課後の通学路から2人の存在が完璧に消失したのだった。

そして現在。
「サモンサーヴァントで呼び出した使い魔との契約は絶対 やり直しはいかな例外も認められませんぞ」
こちらの混乱はそっちのけで話を進める禿げた男。
「うっ。で、ですが2人います!これはどちらにコントラクトサーヴァントをすれば・・・」
話の内容は理解できないが、桃色がかったブロンドの少女はなおも抗議しているようだった。
「ふむ、二重召喚してしまったようだね、好きな方を選ぶと良いだろう」
「わっ、分かりました」
ルイズはしょげかえりながら、金髪の少女の方に近づいていく。
「ま、待て!来るな」
だが距離が縮まることはなかった。ナイフを構えたままジリジリと距離を取っていく。
目の前の少女や周りの殆どの人間からは殺気を感じないが、禿げた男と目立たない位置からさっきから注意深くこちらを伺っている水色の髪の少女の存在もあり、ソーニャは依然として最大限の警戒を払っていた。
「あっ、ちょ、ちょっと逃げないでよ。あといい加減そのふざけた刃物をしまいなさい。貴族にそんなもの向けるなんてあなた自分が何してるか分かってるの?」
更に詰め寄るが一向に距離は縮まらない。
「うぅ、仕方ないわね。もうこっちでいいわ」
ルイズはもう一人の方にさっと近づき、そして
「えっ、なになに!?どうしたのっ?んむっ」
唇に口付けをした。





3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/15(火) 12:31:09.56 ID:7uWcsKGbO
行間を開けて下さいお願いします。
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/15(火) 12:48:55.65 ID:YPfW83FUo
せめてセリフと地の文の間は開けよう
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/09/15(火) 12:51:44.94 ID:XYO/tRXc0
目を見開いてビックリするやすな。

「えっ、なななななな、なになに・・・あっ、あづい!!何これ!?」
「やすな!?貴様やすなに何をした!まさか毒をっ!!痛っ な、なんだ!?」
「落ち着いて、使い魔のルーンを刻んでいるだけよ」

もちろんルイズが何を言ってる内容は意味が分からない。だが、数瞬遅れてソーニャも手を抑える。
今度はルイズや禿げ男も動揺する事態だった。

「えっ、あれ?片方しかキスしてないのに2人両方に契約のルーンが出た」
ルイズがそう言いながら2人を確認すると両方とも同じ位置に同じ模様のルーンが出現していた。

「うぅむ、コントラクトサーヴァントの方は成功したようだね」
そんな台詞をコルベールは神妙な顔つきのままだったがひとまず落ち着いた様子だ。
「たまには成功することもあるんだなゼロのルイズも」

誰かがそんなことを言ったのを皮切りに、周りにいた人間は今日のイベントはもう終わりとばかりに散会していった。
ルイズは馬鹿にされたのに大してプンスカ怒っているが、目の前の少女達はそれどころじゃないとばかりに目を丸くして仰天していた。

「ね、ねぇソーニャちゃん・・・」
「あ、ああ 。何人か飛んでた、よな」

開いた口が塞がらない様子。


______
行間開けどんな感じにすればいい?こんな感じ?
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/15(火) 12:55:24.07 ID:nAY5Az7NO
キルミーベイベーは復活するんだ
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/15(火) 13:14:10.02 ID:TELVUBPzo
>>4をよく読もう

期待してるよ
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/15(火) 13:31:39.20 ID:idMXBlsDO
読みにくいから改行してくれよ
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/15(火) 13:43:49.23 ID:JbO3bt0Ao
つまんないとか以前に読む気が起きない
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/15(火) 14:07:45.66 ID:mF2v56630
「おい!なんだここは!いろいろわけがわからないぞ説明しろ!」

ソーニャがルイズの胸ぐらを掴み乱暴に問いかける。

「ちょっと!離しなさいよ無礼者!ここはトリステイン学院よ。貴族の魔法学校といえば分かるかしら」

「魔法・・・学校だと」

手を離すと同時にルイズが尻餅をつく

「異世界!ここはきっと異世界だよソーニャちゃん!」
「なんてこった 異世界だと。めんどくさいことになった。くそっ!!お前のせいだぞ!!お前が私を押すから!」」
「わわっ」

ルイズそっちのけで追いかけっこを始める2人。

「私のせいだけど元はと言えば私のせいじゃないじゃん!この人が召喚したみたいだし戻して貰おうよ!」

やすながルイズを指差し、ソーニャがギロッとルイズを睨みつける。

「ひっ・・・へ、平民の癖に貴族に刃物を向け、今度はそんな目で睨みつけるなんてなんて礼節のなってない犬かしら!私はヴァリエール家のルイズよ。分かってるの?」

正直、この金髪少女の凄みに押されビビっていたルイズだったが彼女にも貴族の誇りというものがある。ルイズは威圧感に屈せずに気丈に振る舞ってみせた。

「さっきから異世界から来たと言ってるだろ!察しが悪いな!」

「異世界とかそんなの突拍子もないもの信じられるわけないでしょ!信じないもん!」

そうは言うもののルイズ自身少し変だと気付き始めていた。
平民が安易に貴族に刃物を向けるなど自殺行為。
彼女達が身につけているものも、一見すると、普通の制服だがよく見ると貴族の学校の制服の中でも上質な生地を使ってるように見える。
何より使い魔として人間を召喚するなんて聞いたことがない事例だ。さらに予想外のことがあっても不思議ではないのかもしれない。
異世界から来た人間 。こちらの常識が通用しない。
魔法は使えないようだが、よく考えたら自分もまだまともには使えない、相手は武装しているようだし、金髪少女の方はあまり友好的とは思えない。周りの生徒や先生達が学校に引き上げてしまった。よく考えると結構まずい状況なのでは?

「わ、わかったわ。取り敢えず自己紹介をしましょう。さっきも言った通り私はルイズ。ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。あなた達は?」

ややほおが引きつっているのが自分でも分かるが、出来る限り友好的な笑顔を心がけてルイズが自己紹介する。

「私 折部やすな!!普通の女子高生!こっちはソーニャちゃん!殺し屋って設定なんだよ!!」

「設定じゃない!」

やすなの手首を掴んで捻り上げるという激しい突っ込みを入れるソーニャ。彼女らからすればいつも通りの漫才のようなやり取りなのだが、ルイズの笑顔は完全に凍り付いていた。













11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/15(火) 14:50:48.75 ID:6OemdsMB0
「ルイズ、取り敢えず、この世界について詳しい話を聞かせて欲しいんだが」

「次の授業が始まるから教室で、じゃダメかしら」

「異世界の魔法学校の授業だって!見にいこうよ!ソーニャちゃん」

「ああ」

テクテクとルイズの後をついて行く。
正直かなりホッとした。取り敢えず学内に入ればメイジも多いし刃物で暴れられても助かるだろう。

「ねーねー、ルイズちゃんは飛ばないの?」

「う、あなた達にあわせてるのよ」

ルイズは早足で教室に向かうのであった。

教室に着くと教師と思われる女性が錬金術を披露しているところだった。

「では、遅刻した代わりにミス ヴァリエールに錬金術を実践してもらいましょう」

「先生!ルイズにやらせるなんて!」

「ミスヴァリエールは大変な勤勉家と聞いております。ミスヴァリエール、錬金術の知識は?」

「はい、予習は欠かしておりませんのでひと通りの基礎は理解しています」

「ではこれを」

「危険だ!みんな伏せろ!」

ソーニャとやすなの2人が早足のルイズを追いかけて教室の中に入ったら中は散々たる有様になっていた。

「ミスヴァリエールは、教室の片付けをした後に学院長のところに行くように。呼びつけがかかっています。今回の爆発の件とは別の要件です」

「はい・・・」

「私も手伝ってあげる」

やすなが小さな瓦礫のようなものを片付けるルイズの横にしゃがみこむ

「ええ、ありがとう」

ルイズはどうやら魔法がうまく使えないらしい。この様子だと、元の世界に戻る方法はこれから学院長とやらに聞いた方が良さそうだ。そうソーニャは思いながら自分も片付けに参加するのだった。
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/15(火) 15:24:58.20 ID:SKSHCbqg0
「失礼します」
ルイズと使い魔達が学院長室に入る
学院長の部屋にはやすな達が召喚された際に立ち会っていた禿げもいた。

「おほん、私がこの学院の長を務めている。オールド・オスマン、そっちが教師のコルベールじゃ。」

「私はソーニャ、こっちのがやすなだ。単刀直入にいう。私達はこの世界の住人じゃない。異世界から召喚されてしまったみたいなんだ。」

「ふぅむ、申し訳ないが戻る方法は今の所ないんじゃ、しばらくのあいだルイズと行動を共にしてはくれんかのう」

「なっ、帰れない!?」

「えぇ!!どうしようソーニャちゃん!今日みたい番組あったのに!」

「それどころじゃないだろ・・・嫌な予感はしてたが本当に帰れないなんて、今日依頼入ってたのに・・・」


「こちらの方でも異世界について色々調べりことを約束しよう。ところで、使い魔になってから身体に何か変化はないかね?」

「いや、今のところは特にないが」

「元気ピンピンです!」

「ふむ、まぁ今日のところはいい。では、ミスヴァリエール、使い魔の面倒はしっかりみるんじゃぞ」

「はい」

ルイズたちが立ち去った後

「どう思う?コルベール君」

「早急な危険性はないかと、ただソーニャとかいう娘の方は只者ではないですね。全く隙が見当たりませんでしたよ」

「ふむ、異世界 。果たしてどんなところなんじゃろうなぁ」






13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sape]:2015/09/15(火) 16:01:54.42 ID:CIG8dadO0
うるさいドン!
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/15(火) 16:04:26.32 ID:XOPfcfRFo
何でこのコラボがw
とりあえず期待
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/15(火) 16:50:39.14 ID:u9SmX36v0
あぎりさんも出してほしいけど
あぎりさん何でもできるから使いどころが難しそう
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/15(火) 18:31:54.30 ID:GB3ZuXcx0
学院室を後にしたソーニャたち
やすなは少し離れた位置で、珍しいものに興味深々で騒ぎまわっている

「わっソーニャちゃん見て見てこのデッカいトカゲ燃えてる」

「あらあなたルイズの使い魔よね。このサラマンダー、フレイムの凄さが分かるの?」

「フレイムって言うんだ!よぅし!お手!!」

「えっ!?」

「あづぃいいいいい!!」

「ちょっとあなた大丈夫!?」

キュルケとやすなのやり取りを遠目に見ながらソーニャがルイズに話しかける

「それで使い魔ってのは具体的にどうすりゃいいんだ?」

「主人の目となり鼻となるのが使い魔の役目よ。実際に使い魔の見ているものが見えたりすることも多いんだけど、あなたたちは・・・無理みたいね」

ルイズが意識を集中してみてもソーニャ達の視界が見えることはなかった。

「そうか」

「あとはそうね、身の回りの世話とかかしら」

「ああ、衣食住用意して貰えるんだ。そのぐらいならしてやろう」

「異世界に呼ばれてしまったのは私が原因よ?」

「経緯はどうあれ、生きていくためには仕事が必要だからな」

「そう・・・ね」

この世界に来る前は殺し屋だったと言っていた少女の言葉には重みがあった。

「貴方は偉いのね、私なんてあなたと同じぐらいの歳なのに、全然魔法もだめで」

「いや、ああいうやつもいるし気にすることはないんじゃないか?」

ソーニャが指差す方を見るとやすなにサラマンダーの炎が引火しちょっとした騒ぎになっていた。






17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/16(水) 13:59:21.90 ID:Nl7b/zHOO
キルミーベイベーは蘇るんだ
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/16(水) 14:01:48.59 ID:F+4cmyrKO
はよ
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/16(水) 15:44:09.32 ID:cjAcr9oT0
「はぁ、ルイズ、あなたの使い魔めちゃくちゃだわ。しっかり目を離さず面倒みときなさいよ」

そう言いながら、キュルケがやすなを連れてくる。
火はなんとか消火したらしい。キュルケとともに消火を手伝ったタバサも、普段のクールな表情に加えて軽く疲労の色を浮かべていた。

「ねぇねぇ!私も使い魔翌欲しいな!!どうすれば召喚出来るの?」

どうやら人の使い魔を見て回り羨ましくなったらしい。

「使い魔の召喚を始めとして、魔法の行使は貴族しか行えないわ。平民の貴方には無理よ」

「えー、あっそうだ!!じゃあこの世界ではソーニャちゃんが私の使い魔ね!」

「ふざけんな!!」

そういってソーニャが掴んだやすなの手首が360度回転した。

「ぎゃふなっ!!」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/20(日) 16:45:50.86 ID:dZ7s/qIiO
なんという俺得クロス
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/24(木) 00:53:06.64 ID:QT/D4kSjo
はよ
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/09/24(木) 16:29:24.69 ID:ZGE6Qlyh0
「ルイズ、これからどうするんだ」

ソーニャがこれからの予定についてルイズに尋ねる。

「そうね。いい頃合いだし、アルヴィーズの食堂に行きましょう」

「おお!異世界のご飯!!」

そう叫ぶやすなの声を皮切りに、ソーニャとルイズはキュルケ達と共に食堂に向かうのだった。

アルヴィーズの食堂とやらに着くと、既に結構な人数で賑わっている。恐らくは全員がメイジ、貴族なのだろう。

「ほえー。外人さんがいっぱい!前の学校ではソーニャちゃんの金髪目立ってたのにここでは自然だね!」

「あ、ああ 。そうだな」

やすなの言う通り、外見的には以前の学校にいた時の方が目立っていたはずだが、今ソーニャ達は好奇の視線を多く、感じていた。
ルイズが人間を使い魔に召喚したという噂はそこそこ大きい規模で広まっていたのだ。
とりあえず席について落ち着きたい気分にかられたが、どこに座るべきなのかよく分からないのでとりあえずルイズ達に付いていく。

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