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【艦これ安価】清霜「武蔵さんと探偵ごっこ」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/03(土) 01:45:53.43 ID:ApfnxIyz0
早霜「武蔵さん、コーヒーどうぞ」

武蔵「ああ、ありがとう」

熱いコーヒーを啜ろうとするとドアが勢いよく開かれる。

清霜「武蔵さん」

清霜「事件があったらしいです」

武蔵「どんな事件だ?」


↓2 事件の内容(軽いもの)

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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part6 @ 2024/03/16(土) 18:36:44.10 ID:H9jwDXet0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710581803/

昔、スリに間違えられた @ 2024/03/16(土) 17:01:20.79 ID:TU1bmFpu0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1710576080/

さくらみこ「インターネッツのディストピアで」星街すいせい「ウィキペディアね」 @ 2024/03/16(土) 15:57:39.74 ID:7uCG76pMo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710572259/

今日は月が……❤ @ 2024/03/14(木) 18:25:34.96 ID:FFqOb4Jf0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710408334/

どうも、僕は「げじまゆ」をヤリ捨てた好色一代男うーきちと言います!114514!! @ 2024/03/14(木) 01:23:38.34 ID:ElVKCO5V0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710347017/

アサギ・とがめ・新生活! @ 2024/03/13(水) 21:44:42.36 ID:wQLQUVs10
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710333881/

そろそろ春だねー! @ 2024/03/12(火) 21:53:17.79 ID:BH6nSGCdo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710247997/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part5 @ 2024/03/12(火) 16:37:46.33 ID:kMZQc8+v0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710229065/

2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/03(土) 01:47:36.72 ID:LEkL4HCC0
天竜、駆逐隊引率の任務を阿武隈に奪われる事件
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/03(土) 01:49:57.43 ID:BXn+CZgeO
秋月の牛缶盗難事件
4 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/03(土) 01:59:04.54 ID:ApfnxIyz0
清霜「唯一の楽しみだった牛缶を盗られたそうです」

武蔵「どうせ赤城さんや加賀さんだろ?」

清霜「調査しましょう!」

武蔵「よし、行こうか」
5 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/03(土) 01:59:35.99 ID:ApfnxIyz0
今日はここまで
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/03(土) 01:59:50.96 ID:p0Yi4Ov9O
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/03(土) 02:00:06.95 ID:IKJsWYAJo
おつ
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/03(土) 02:01:33.81 ID:+1ALhRCDO
おつ
9 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/04(日) 00:34:30.15 ID:gtAxdEMf0
マルマルヨンマル投下
10 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/04(日) 00:41:11.10 ID:gtAxdEMf0
武蔵「詳しく話してみろ」

秋月「はい」

秋月「昨日、牛缶を食べようとしたら無くなっていました」

秋月「昨日の分だけでなく棚の中の貯めておいたぶんまで……」

秋月「折角妹たちが来たら一緒に食べようと貯めておいたのに……こんなの……」

清霜が涙目になった秋月の肩を抱く。

清霜「私達が解決するから大丈夫」

清霜「安心して待っててね」

武蔵「よし、まずは↓2しよう」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 00:47:21.29 ID:ivPLOFi8o
聞き込み
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 00:47:54.58 ID:i18eJ53Xo
現場を調べる
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 00:47:56.73 ID:bjTZMesiO
聞き込み
14 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/04(日) 00:59:06.07 ID:gtAxdEMf0
武蔵「何か見つかったか?」

清霜「うーん」

武蔵「棚には鍵がしていないし、部屋にも容易に入れる」

武蔵「犯人は牛缶が大量にあることを知って秋月がいない間に盗んだ」

武蔵「調べてもなにも出てこないか」

清霜「どうするんですか?」

武蔵「棚に元のように牛缶をつめておく」

武蔵「これで様子を見るしかないだろうな」


↓2 部屋の前で怪しい動きの艦娘
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:01:34.25 ID:56m2jwaro
加賀
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:01:37.50 ID:kRV/dORMO
大和
17 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/04(日) 01:07:43.63 ID:gtAxdEMf0
清霜「武蔵さん、あれ……」

武蔵「大和……?」

隙間から見えるのは扉の前で頻りに周囲を気にする大和だった。
やがて誰の目もないことを確認すると意を決したように部屋に入っていった。

武蔵「行こう」

清霜を促す。
18 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/04(日) 01:09:36.83 ID:gtAxdEMf0
武蔵「こんなところでどうした?」

大和「武蔵……」

武蔵「知っているかもしれないがここで牛缶が盗まれた」

武蔵「まさか大和、お前がやったのか?」

大和「……」


↓2 なぜ大和が忍びこんだか
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:14:33.67 ID:LmapeArAO
つい魔がさして…
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:14:35.81 ID:xMl2TKNTo
長谷川と言う男に命令された
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:14:39.25 ID:j3b8TR+CO
答えずに黙秘を続ける大和
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:14:58.25 ID:ivPLOFi8o
こっそり新しい牛缶をいれておこうとしてた
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:15:05.83 ID:BDN3I039o
牛缶の補充
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:16:11.86 ID:eecX+A0So
ハセカラ民こんな所にも居るのかよ
下にズラしてどうぞ
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:16:55.63 ID:xMl2TKNTo
>>24
安価は絶対やぞ
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:17:52.35 ID:JtTXaxocO
ハセカラ民はポイーで
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:18:32.73 ID:b/42z1Wa0
>>24
なにそれ?新手の荒らし?
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:18:38.54 ID:56m2jwaro
なんか変なのが居るし今日の更新はここまでで良いよ
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:20:54.65 ID:xMl2TKNTo
ところで自分は長谷川しか書いてないのに
ハセカラ関連と認識する奴はなんなんでしょうね・・・
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:21:46.20 ID:YRBLmu7HO
どう考えてもハセカラ民確定なんだよなあ
31 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/04(日) 01:22:42.27 ID:gtAxdEMf0
大和「……」

武蔵「なんとか言ったらどうだ」

大和「……」

清霜「……大和さんじゃないんじゃないですか?」

武蔵「じゃあなんで黙っている」

清霜「大和さんじゃないんですよね?」

大和「……」

清霜「答えてください!」

大和「……」

武蔵「……黙っているつもりか」

武蔵「このことは報告させてもらうぞ」

武蔵「我が姉ながら恥ずかしい」

大和「……」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:24:21.34 ID:xMl2TKNTo
安価スルーミムラで確定だな
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:24:34.54 ID:iAQgJvjzo
チンフェの事長谷川って言うなよ!!
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:24:47.11 ID:xMl2TKNTo
【安価】提督「艦娘いぢめる」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1412858037/
吹雪「最近>>5の様子おかしいですね」提督「そうか?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406669521/
P「安価で↓をいじめる」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1403172470/
提督「58が・・・・・死んだ!?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406191793/
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http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406571286/
【艦これ】提督「実録!本当にあった艦娘陵辱日誌!」【R18】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1405096626/

類似スレ
提督「木曾を拷問する」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1412864789/
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/04(日) 01:25:12.47 ID:xMl2TKNTo
提督「>>3いじめる」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434513314/
提督「>>3うざい」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434604507/
提督「安価で艦娘虐めるか」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434615189/
提督「あーイライラするな >>3犯すか」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434698862/
提督「安価で艦娘おかす」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434705193/
提督「>>3ちゃんとイチャラブセックソしたいよぉ」
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ショタ提督「安価スレでも建てるか」
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提督「コミュ障過ぎる俺が安価で友達を作りたい」
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提督「艦娘犯す」
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提督「艦娘にいたずらしよう」
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提督「朝から勃起が全然おさまらないぞ」【安価】
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【ミムラじゃ】提督「え?艦娘犯せ?」 大淀「はい」【ないよ】
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【R-18】青葉「今から司令官のオカズになった回数を発表していきまーす」【艦これ】
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提督(無言で何かしよう)【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439363486/
提督「なんとなく一部の艦娘に好意を持たれてる気がする」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1441253548/
提督「艦娘に慕われてるのはありがたい」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1441357921/
提督「弥生ちゃんをマジギレさせたいンゴ…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1441364436/
提督「レーべきゅんのおちんちんしゃぶりたいンゴ…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1441514679/
提督「安価でちょっかい出す」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1441708610/
提督「暇だ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1441905068/
提督「>>3を孕ませる」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442056422/
提督「皆に堅すぎると言われた」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442135298/
提督「皆それぞれの理想の提督を演じるで」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442216539/
提督「勃起が収まらないから艦娘になんとかしてもらう」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442493192/
提督「最近の駆逐は生意気なガキが増えたな」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442934211/
提督「>>3に好きって言ってみよ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1443364256/
提督「>>3はちょろいという風潮」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1443599257/
提督「>>3をレイプしたら俺に依存してくるようになった…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1443690125/
提督の徒然日記
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1443690968/
提督「>>3に電気あんましたらおしっこ漏らした」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1443691787/
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:25:48.17 ID:A7369zlFO
>>32
文体がちゃうやろ
アホか
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:26:25.83 ID:xMl2TKNTo
>>36
文体ぐらい変えれるやろ
アホか
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:27:15.24 ID:cASnSTYKO
>>37
やっぱハセカラ民は馬鹿の集まりってはっきりわかんだね
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:29:07.23 ID:eecX+A0So
まあ処女厨不知火ニキの時も荒らしを華麗にスルーしてたしこの程度の荒らしこの作者には屁でもないでしょ
40 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/04(日) 01:30:30.00 ID:gtAxdEMf0
清霜「本当に大和さんなのかなぁ?」

武蔵「黙っているということはそうだろう」

事務所に帰ると早霜が待っていた。
退屈そうに椅子に座りながら振り向く。

早霜「あら、お帰りなさい」

清霜「ただいま」

早霜「元気ないわね」

清霜「うん……」

早霜「あの鎮守府の雰囲気のせいかしら」

武蔵「どういう意味だ?」

早霜「過酷らしいですよ」

早霜「遠征に演習に出撃、休む暇もないとか」

武蔵「それで他人の物を盗んで憂さ晴らしか」

武蔵「なにやってるんだか」

清霜「……」


↓2 清霜行動安価
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:30:55.57 ID:ivPLOFi8o
大和に聞き込み
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:31:03.50 ID:qDfI7ouQo
>>41
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:31:36.04 ID:b/42z1Wa0
kskst
44 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/04(日) 01:42:17.67 ID:gtAxdEMf0
夕暮れに鎮守府に入り、大和を探す。
浜辺を探していると、佇んでいる大和を見つけた。
赤く染まった海を見つめる目は、やはり盗みをはたらくとは考えられない。

清霜「大和さん」

大和「どうしたの?」

清霜「本当に大和さんがやったんですか?」

大和「……」

清霜「誰かをかばっているとか、誰かに脅されてるとかじゃないんですか?」

大和「……」

清霜「大和さん……」


↓1、2 清霜説得セリフ安価
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:48:15.62 ID:lqbO8GiQo
武蔵さんには黙っておきますから
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:49:34.77 ID:eecX+A0So
私は信じてますよ
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:49:39.69 ID:ijnw5aeh0
清霜では信じられない、ですか…?
48 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/04(日) 01:52:26.52 ID:gtAxdEMf0
清霜「武蔵さんには黙っておきますから」

大和「……」

清霜「……私は信じてますよ」

清霜「それだけ覚えておいてください」

大和「……ありがとう」
49 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/04(日) 01:53:22.03 ID:gtAxdEMf0
今日はここまで
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:55:50.21 ID:BDN3I039o
乙乙
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:56:10.12 ID:eecX+A0So
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 01:59:14.87 ID:ivPLOFi8o
おっつ
53 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/05(月) 00:44:14.17 ID:AFyX487u0
マルマルゴーマル投下
54 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/05(月) 00:51:21.36 ID:AFyX487u0
大和「……ちょっと来てくれないかしら」

清霜「どこにですか?」

大和「私の部屋よ」

清霜「はい!」


↓2 大和のおもてなし安価
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/05(月) 00:53:06.03 ID:A3wxwqBUO
ksk
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/05(月) 00:53:41.57 ID:DemIpJWOo
茶を入れる
57 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/05(月) 01:05:50.15 ID:AFyX487u0
大和がお茶を淹れ終えるとその匂いで部屋が満たされる。
冷えた体では耐えきれず一口啜る。

大和「美味しい?」

清霜「はい!」

大和「そう」

大和「入れた甲斐があります」

清霜「早霜よりおいしいかも」

清霜「淹れ方聞いてもいいですか?」

大和「普通に淹れてるだけよ?」

清霜「そうなんですか?」

大和「そう」

大和「飲む人の事を考えて淹れるの」

清霜「へー」

大和「それより、眠くならないかしら」

清霜「まさか……大和さん……」
58 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/05(月) 01:18:18.73 ID:AFyX487u0
清霜「……眠くないです」

大和「何も入れてないもの」

清霜「もー」

そんなにおかしかったのか大和が口元を抑えて笑う。
笑いは伝染するもので、清霜もつられて笑い出す。

大和「さて、冗談はこれくらいにしましょう」

大和「実は見せたものがあるんです」

笑いが収まったころ大和が切り出す。

清霜「私に見せたいものですか?」

大和「ええ」

大和「あそこの棚の中に……」

清霜「開けていいですか?」

大和「驚かないでくださいね」

清霜「はい……」

棚を開けると、出てきたのは空になった牛缶だった。

清霜「これは……」

大和「ある子がごみに出しているところを偶然見つけました」

清霜「ある子って?」

大和「秋月ちゃん」
59 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/05(月) 01:22:21.97 ID:AFyX487u0
武蔵「大和のところに行ってたのか?」

清霜「はい」

武蔵「行ってもどうにもなるまい」

清霜「やっぱり大和さんじゃありませんでした」

清霜「犯人は他に居たんです」

武蔵「……誰だ」

清霜「……」

清霜「……取り合えず明日、提督とお話しすることになりました」

武蔵「わかった……」
60 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/05(月) 01:26:52.17 ID:AFyX487u0
指定された部屋に入ると大和が立っていた。

大和「おはようございます」

清霜「おはようございます」

武蔵「……おはよう」

大和「これから提督が見えます」

大和「ですが、どうかここでの話は報告しないでください」

武蔵「わかった」

しばらくすると扉があき、提督が入ってきた。


↓2 提督容姿安価(幼いのはだめ)
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/05(月) 01:27:48.95 ID:JdY9ZCUMO
厳ついヤクザみたいな外見
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/05(月) 01:27:55.44 ID:4Fu8KM4tO
中肉中背
63 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/05(月) 01:48:44.02 ID:AFyX487u0
中肉中背だがたたずまいは提督そのもので威圧感がある。
目の前に来て、ソファーに座る。

提督「うちの鎮守府でなにかあったとか」

武蔵「秋月の牛缶が盗まれたそうです」

提督「……それだけですかな?」

清霜「あ、いえ、えっと……」

大和「私からお話します」

清霜「お願いします」

大和「秋月さんの牛缶が盗まれました」

大和「話によれば徐々に無くなっていったのだとか」

提督「盗まれたのだろう?」

大和「いえ、自分で食べていたんです」

提督「じゃあなにも問題はないじゃないか」

大和「自覚がないんです」

武蔵「そんなバカな話があるわけ―」

大和「原因はおそらくここ最近の出撃続きです」

提督「休ませているはずだが」

大和「はい」

大和「他の艦はそれでも大丈夫ですが、彼女にはよりどころがありません」

大和「出撃による疲れと戦闘での緊張、それに姉妹艦を得たいという焦りが重なったのでしょう」

大和「無意識のうちにそれを発散していたのだと思います」

提督「……」
64 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/05(月) 02:04:19.48 ID:AFyX487u0
提督「わかった」

提督「苦しいがしばらく出撃は控えよう」

大和「……はい」

事件は解決したと思われたが武蔵が口を開く。

武蔵「なぜあの時黙っていた?」

大和「それは……」

武蔵「秋月が食べた証拠はあるのか?」

大和「……」

武蔵「本人に自覚がないんじゃ確かめようがないじゃないか」

大和「……」

清霜「武蔵さん」

武蔵「どうなんだ」

大和「……」

大和「……しょうがなかったの」

大和の威勢が戻る。

大和「この話はここではしたくありません」

大和「場所をかえさせてください」
65 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/05(月) 02:06:10.99 ID:AFyX487u0
今日はここまで
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/05(月) 02:06:27.34 ID:K95WsFf1o
おつおつ
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/05(月) 02:07:55.45 ID:O5ov+3DAO
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/05(月) 08:05:04.26 ID:DWYYEaSyO

続き気になる…
69 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/06(火) 01:12:42.44 ID:cqDkvu0o0
大和に連れられてきたのは大和の私室だった。

武蔵「提督に聞いてもらわなくていいのか?」

大和「いいの」

勧められて座った前にお茶がだされる。

武蔵「話してもらおうか」

大和「……まずはごめんなさい」

大和「本当の事を言います」

大和「私があの時黙っていたのは都合が悪かったから」

大和「この鎮守府のためにも、平和のためにも都合が悪かったからです」

大和「最近ある作戦で出撃が増えました」

大和「そしてその作戦のためには秋月さんの対空能力が必要でした」

大和「もちろん、出撃を重ねるごとに秋月さんが疲れていっているのはすぐにわかりました」

大和「でも、私はそれを無視しました」

大和「海を守るためなら仕方がないこと」

大和「作戦が終わればすぐに回復する」

大和「そう思っていた矢先にあの事件と、そしてあなたたちです」

大和「ごめんなさい」

大和「私はあなた達を信用していなかった」

大和「あなた達に話せば作戦の過酷さがあらわになる」

大和「そして作戦が行き止まる」

大和「そうなればすべて水の泡です」

武蔵「なんで秋月の部屋に入ろうとした?」

大和「私に目を向けさせれば解決は遅れます」

清霜「清霜達が見てるって知ってたんですか!?」

大和「ええ」

武蔵「ふむ……」


↓2 武蔵行動安価
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/06(火) 01:15:55.76 ID:GY2gx4n4o
武蔵「あまり寂しいことを言わないでくれよ(信用してなかったという所について)」
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/06(火) 01:15:57.73 ID:mvRhKW8+o
予告が無いから今日は無しかと思ったわ
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/06(火) 01:15:59.16 ID:zdinqDJno
大和に歯を食いしばらせて頬を殴る
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/06(火) 01:16:42.60 ID:mvRhKW8+o
すまん下にズラしてくれ
74 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/06(火) 01:20:16.29 ID:cqDkvu0o0
武蔵「歯を食いしばれ」

大和が直立不動の姿勢になる。

清霜「武蔵さん!?」

武蔵「覚悟はできているな」

大和「はい!」

武蔵が手を振りかぶる。
瞬間乾いた音が響きわたる。


↓1、2 武蔵仲直りセリフ安価
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/06(火) 01:21:30.55 ID:dP9FY69to
>>70
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/06(火) 01:26:30.96 ID:GMxp94lbo
水くさいぞ
77 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/06(火) 01:35:00.56 ID:cqDkvu0o0
武蔵「あまり寂しいことを言わないでくれよ」

武蔵「水臭いぞ」

大和「ごめん」

武蔵「こちらこそすまん」

清霜「武蔵さんすごい不機嫌でしたよ」

清霜「姉を思えばこそ、ですね」

武蔵「こら!」

清霜「ひゃっ」
78 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/06(火) 01:37:17.24 ID:cqDkvu0o0
大和「秋月ちゃんのこと、どうしましょう」

武蔵「いない泥棒捜しか」

清霜「うーん……」

清霜「そうだ!」
79 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/06(火) 01:44:10.82 ID:cqDkvu0o0
秋月の部屋の前に怪しい男がいた。
その男がドアノブに手をかける。

武蔵「待て!」

武蔵の声に男は慌てて逃げる。
男を追いかける声が鎮守府中に響く。
やがて捕まった男は引き渡された。
見物人の中には秋月が安心したような目で見ていた。
80 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/06(火) 01:51:33.42 ID:cqDkvu0o0
憲兵が男の覆面をめくる。

「やあ」

憲兵「まさか盗みに入るほど困窮していたとはな」

「いや、繁盛だよ」

憲兵「探偵ごっこがか」

「軍がらみの事件が多い中で重宝されててね」

「誰かみたいに犯人連れてくだけじゃないんだ」

憲兵「事件教えてるのは俺たちじゃないか」
81 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/06(火) 01:52:02.38 ID:cqDkvu0o0
↓2 次の事件(軽いもの)
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/06(火) 01:54:04.59 ID:KUXpp9C+o
金剛マリファナ事件
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/06(火) 01:54:05.88 ID:zdinqDJno
五月雨が迷子になった
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/06(火) 01:56:32.22 ID:I2DL0Lugo
さしずめ五月雨失踪事件といったところか
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/06(火) 01:57:08.34 ID:KHSkF606o
軽いな!
いや、軽いのか?
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/06(火) 02:03:53.27 ID:QGAb/Ga3O
上が重くてワロタ
87 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/06(火) 02:04:22.90 ID:cqDkvu0o0
今日はここまで
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/06(火) 02:04:33.79 ID:E6REa9uLO
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/06(火) 02:04:51.91 ID:zdinqDJno
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/06(火) 02:05:10.31 ID:KHSkF606o
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/06(火) 02:05:39.78 ID:KUXpp9C+o
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/06(火) 12:46:45.79 ID:hgV9GjVRO

清霜は癒し
93 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/07(水) 00:07:26.02 ID:/8HVYez30
マルマルヒトマル投下
94 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/07(水) 00:10:27.25 ID:/8HVYez30
↓2 技術者枠安価(未出の艦娘、または海軍関係者)
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/07(水) 00:11:17.00 ID:Q7paVMdxo
夕張
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/07(水) 00:11:34.01 ID:QFA7huLWo
明石
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/07(水) 00:12:31.80 ID:XFBiDSF7O
夕張
98 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/07(水) 00:26:24.66 ID:/8HVYez30
所長「ある海域で五月雨が迷子になった」

武蔵「まさか面倒みろなんてことじゃないんでしょう?」

所長「迷子だけならいいんだが、今回は特殊だ」

目の前に広げられた海図を指して言う。

所長「最後の電報があったのがここ」

所長「内容は近くに島があったからそこで休む、だ」

清霜「島?」

早霜「こっちの島ですか?」

所長「いや、すでにその島は探しているが見つからない」

所長「問題は最後の電報の地点の周辺に島がないということなんだ」

武蔵「そんな馬鹿な」

所長「すでに沈んでいるかもしれないが念のため捜索して欲しいと要請がでた」

所長「武蔵、行ってくれ」

武蔵「はい」

清霜「清霜は?」

所長「危ないからだめだ」

清霜「えー」

武蔵「そんなに危険な海域じゃないしいいじゃないですか」

所長「……」

早霜「調査なら人数が多いほうがいいでしょうし」

所長「……わかった」

所長「清霜も連れてってやれ」

武蔵「了解!」
99 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/07(水) 00:30:57.52 ID:/8HVYez30
明石「整備はできてますよ」

武蔵「ありがとう」

清霜と共に船に乗り込む。

明石「では私も失礼して」

武蔵「おい」

明石「早霜ちゃんも乗ってるしいいじゃないですか」

武蔵「なに?」

早霜「来ちゃいました」

早霜が頭を出す。

武蔵「はぁ……」

武蔵「怒られても知らないからな」
100 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/07(水) 00:31:53.29 ID:/8HVYez30
武蔵「何か発見できたか?」

清霜「えーと……」

清霜「あ!↓2です!」
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/07(水) 00:33:58.05 ID:Q7paVMdxo
珊瑚の山
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/07(水) 00:34:13.25 ID:YXzQLIdqo
本マグロ
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/07(水) 00:34:42.22 ID:A6GUE1kVO
イ級
104 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/07(水) 00:46:42.43 ID:/8HVYez30
明石「おいしそうですね」

早霜「……なんでこんなところに本マグロなんでしょう」

武蔵「別にいいじゃないか」

いきなり霧がかかってくる。
不思議に思いながらも船をすすめる。

武蔵「そろそろ例の地点だ」

武蔵「通信を入れろ」

明石「はーい」

通信しようと機器に向かうがノイズがひどく、通信できない。

明石「だめです」

武蔵「なに?」

清霜「あ、島だ!」

清霜の方を見ると確かに岩肌が見えた。
105 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/07(水) 00:49:58.30 ID:/8HVYez30
船を着けて島に乗り込む。
人工物は一切見当たらず、目に入るのは木々の緑と岩の色だけだ。

早霜「ここが例の島でしょうか」

武蔵「……」

明石「海図には載ってませんね」

清霜「どうしますか?」

武蔵「……とりあえず↓2しよう」
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/07(水) 00:52:14.21 ID:HRpTYcY6O
家を作ろう
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/07(水) 00:52:22.49 ID:bqIhsSYGO
砂浜にSOSと書く
108 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/07(水) 00:56:58.17 ID:/8HVYez30
早霜「古風ですね」

武蔵「それしか方法もあるまい」

武蔵「ほら、書くぞ」


↓2 次の行動
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/07(水) 01:00:34.42 ID:U3thY3ZfO
ksk
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/07(水) 01:00:40.40 ID:gedQFa7C0
水上機を発進させて探索
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/07(水) 01:00:48.39 ID:YXzQLIdqo
食料を探す
112 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/07(水) 01:06:25.53 ID:/8HVYez30
武蔵「次は五月雨の探索だ」

清霜「水上機積んでおきました」

武蔵「さすが清霜だ」

清霜「へへん」

清霜「早速飛ばしますね」

武蔵「頼んだぞ」


↓2 水上機が帰ってくるまで何をするか
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/07(水) 01:09:55.29 ID:Q7paVMdxo
ノイズの原因を探るため探検
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/07(水) 01:10:20.59 ID:1mfdnLBqO
そこらへんの木材で家を作ろう
115 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/07(水) 01:10:47.98 ID:/8HVYez30
今日はここまで
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/07(水) 01:11:32.96 ID:MmImx02rO
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/07(水) 01:12:15.16 ID:Q7paVMdxo
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/07(水) 01:13:05.84 ID:YXzQLIdqo
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/07(水) 01:48:45.77 ID:pSc8jEgLO
乙乙
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/07(水) 07:08:40.49 ID:kcd63atYo

鎮守府内で迷子程度かと思ったらかなりの大事にww
121 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/08(木) 00:46:02.67 ID:GFu9qZDN0
マルマルゴーマル投下
122 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/08(木) 00:50:06.89 ID:GFu9qZDN0
武蔵「とりあえず風雨をしのげる家を作ろう」

武蔵「まずは材料を集める」

武蔵「私と清霜は浜辺を右回り、明石と早霜が左回りだ」

明石「はい」

武蔵「無茶はするなよ」


↓2 五月雨の痕跡が見つかるかどうか
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/08(木) 00:50:24.39 ID:vRqKeKjlo
見つかる
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/08(木) 00:50:56.28 ID:7FcC5iqXO
見つかる
125 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/08(木) 00:56:02.27 ID:GFu9qZDN0
明石「ねえ、これって……」

早霜「五月雨さんの装備かしら」

明石「なんでこんなところに置いてあるんでしょう」

早霜「……襲われたとか?」

明石「一体誰に……」

明石「取り合えず二人を呼びましょう」
126 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/08(木) 01:01:47.89 ID:GFu9qZDN0
武蔵「食料を探すために装備を外して森に入った」

武蔵「そして中で迷ったかあるいは……」

清霜「……とにかく帰りましょう」

清霜「ここにいることはわかったし、日も暮れちゃうし」

早霜「お腹も空いたし?」

清霜「ばれてた?」

武蔵「……船に戻ろう」

武蔵「夕飯は海の上だ」
127 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/08(木) 01:05:07.03 ID:GFu9qZDN0
明石「あれ?おかしいな……」

武蔵「どうした?」

明石「エンジンがかかりません」

武蔵「なに?」

清霜「それじゃあ……」

武蔵「今日は野宿だな」


↓2 野宿中、清霜と武蔵の行動安価
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/08(木) 01:06:29.02 ID:Iiw2u4ZhO
ksk
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/08(木) 01:06:36.52 ID:TOhRArLBo
キャンプファイヤーをする
130 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/08(木) 01:23:52.86 ID:GFu9qZDN0
清霜「変な島に着いちゃったけどみんなでキャンプ出来てよかったですね」

早霜「それもそうね」

明石「食材を焼いたりできたらいいんですけどね」

清霜「こうなるとわかってたらいろいろ持ってきたのに……」

武蔵「確かに明日がわかれば苦労しないな……」

武蔵「……明日森の中に入って五月雨を探す」

武蔵「明石は残ってエンジンの修理だ」

明石「はい」

武蔵「二人ともはぐれないように気を付けろ」

清霜「はい!」

早霜「はい」

武蔵「わかったらぼちぼち寝るぞ」


↓2 4人の内から誰か一人選択
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/08(木) 01:24:25.11 ID:8pwgGjlyO
清霜
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/08(木) 01:24:44.86 ID:tTq1xwU/O
明石
133 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/08(木) 01:33:22.43 ID:GFu9qZDN0
風の音に目を覚ます。
気が付けば船は無防備な状態だ。
船から出て辺りを見渡す。
何もないのに安心して船に帰ろうとすると誰かの視線を感じた。
恐る恐る振り向くと森の中に目が光っている。
恐ろしさに目が離せないでいると目は瞼を閉じるように消えていった。

明石「武蔵さん……」

やっとの思いで捻り出した声も掠れてしまった。
134 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/08(木) 01:38:06.72 ID:GFu9qZDN0
武蔵「明石の報告によれば森の中には生物がいる」

武蔵「各自武器を携帯すること」

二人が返事をする。

武蔵「絶対にはぐれないように」

二人がまた返事をする。

武蔵「行くぞ!」

清霜「武蔵さん」

武蔵「なんだ?」

清霜「はぐれないように手を握りましょう」

清霜「片手は清霜と、もう片手は早霜姉さんと」

清霜「これで丁度です」
135 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/08(木) 01:38:38.34 ID:GFu9qZDN0
今日はここまで
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/08(木) 01:38:59.63 ID:gM3LlxAOO
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/08(木) 01:46:33.47 ID:TOhRArLBo
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/08(木) 12:38:50.36 ID:nCI76es/O
おつ
清霜かわいい
139 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/09(金) 00:47:34.06 ID:9vpHpYS10
マルマルゴーゴー投下
140 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/09(金) 00:55:03.78 ID:9vpHpYS10
両手を塞がれて山に入る。
五月雨の名前を呼ぶが返事はない。

清霜「まだ森にいるのかな?」

武蔵「生きていれば返事は帰ってくるさ」

鬱蒼と茂った森は方向感覚が失われ、油断すると迷ってしまいそうだ。

早霜「私たちも生きて帰れるでしょうか?」

武蔵「そうだといいな」
141 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/09(金) 00:58:04.06 ID:9vpHpYS10
武蔵「なぁ」

清霜「なんですか?」

武蔵「見られてないか?」

森に入ってしばらく経ったころふと、後ろからの視線に気づいた。

早霜「どうします?」

武蔵「……」


↓2 武蔵行動安価
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/09(金) 01:00:06.43 ID:S2xdNGXyO
気にせず歩く
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/09(金) 01:00:12.09 ID:Y5Py2DXZO
後ろを確認してみる
144 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/09(金) 01:10:39.94 ID:9vpHpYS10
振り向いて見てもなにもいない。

清霜「気のせいじゃないですか?」

武蔵「そうか……」

しかし尚も違和感は続く。


↓2 五月雨が見つかったか
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/09(金) 01:11:39.21 ID:hHfOCDGhO
見つかった
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/09(金) 01:11:42.88 ID:mkJvVyfAO
五月雨『は』見つからなかった
(代わりに迷子の暁が見つかった)
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/09(金) 01:11:45.39 ID:Uj0OhjS2O
見つかった
148 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/09(金) 01:25:44.57 ID:9vpHpYS10
暁「ねぇ」

不意に声をかけられる。
驚いて振り向くと黒髪の少女がいた。

武蔵「どうしてここにいる?」

暁「そんなの暁の勝手じゃない」

武蔵「勝手で来られるようなところでもないだろう」

暁「そうかしら?」

武蔵「道でもあるのか?」

暁「わからないわ」

武蔵「……」

暁が迷子になったという報告は聞かない。
新たに迷子になったとしてもとても追いつける距離ではないはずだ。

武蔵「一緒に行こうか」
149 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/09(金) 01:34:37.77 ID:9vpHpYS10
武蔵「五月雨のこと知らないか?」

暁「知ってるわ」

武蔵「なんだと?」

暁「ここをずっと行ったところにいる女の人の家にいるの」

清霜「ほんと!?」

暁「レディはつまらない嘘なんかつかないわ」

武蔵「……今日中につけるか?」

暁「ええ」

先に進み会話も途切れたころ確かに前方に小屋が見えた。

武蔵「失礼する」

恐る恐る入ると話の通り女がいる。

「あら、この子を迎えに来たの?」

武蔵「はい」

見ると五月雨が寝転んでいた。

武蔵「ご迷惑かけたようで申し訳ありません」

「いいんですよ」
150 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/09(金) 01:38:45.62 ID:9vpHpYS10
「ずっとまっすぐ行けば帰れると思います」

武蔵「はい」

「ただし何があっても戻らないでください」

武蔵「はい」

「それと、お腹が空くだろうからお土産を持って行ってください」

清霜「いいの?」

「ええ」

全員に包みが渡される。

五月雨「お世話になりました」

「ええ」

「気を付けてね」

挨拶が終わると帰路につく。

暁「ね、言った通りでしょ?」

武蔵「そうだな」

武蔵「ありがとう」

暁「レディとして当然よ」
151 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/09(金) 01:44:26.26 ID:9vpHpYS10
森の中もやっと明るくなってきた。
出口は近く、船が治っていれば今日中には帰れるだろう。

武蔵「一緒に船に乗ってかえろう」

武蔵「暁にいろいろ聞くのはその後だ」

しかし振り向くと暁の姿がない。

武蔵「暁?」

清霜「いなくなってる……」

早霜「どうします?」

清霜「早く見つけないと」

五月雨「あの人のところでしょうか」

走りだそうとした二人を止める。

武蔵「私たちの任務は五月雨を見つけ出すことだ」

武蔵「帰ろう」
152 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/09(金) 01:52:12.14 ID:9vpHpYS10
明石「武蔵さん、エンジンの修理終わりました」

明石「燃料もばっちりですし五月雨ちゃんも見つかったなら帰りましょう」

武蔵「ああ」

清霜達を先に乗せている間、今まで自分たちがいた森を見る。
森は何もなかったかのように黙っている。

清霜「武蔵さん!」

清霜に促されて船に乗り込む。
船が岸を離れ、徐々に速さを増す。
すぐに島は霧に覆われる。
もう島影も見えなくなるかと思われたその時、島から何かが光ったがすぐに消えてしまった。
153 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/09(金) 01:53:34.91 ID:9vpHpYS10
↓2 軽い事件(未出艦娘のみ)
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/09(金) 01:55:00.37 ID:xJFbxBHCo
ながもんロリコン事件
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/09(金) 01:55:01.68 ID:BaGsAk95O
如月轟沈事件
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/09(金) 01:56:19.25 ID:7J5shguyO
春雨入れ替わり事件(駆逐棲姫と)
157 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/09(金) 01:57:46.06 ID:9vpHpYS10
今日はここまで

如月事件には清霜達はだしません
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/09(金) 02:03:30.33 ID:7EMMurY3O
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/09(金) 02:26:06.42 ID:/CKzhQAeO
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/10(土) 09:54:44.49 ID:qTt1IYUNO
何これ怖いw
161 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/10(土) 23:54:28.03 ID:Fm51KogP0
マルマルマルゴー投下
162 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/11(日) 00:06:07.04 ID:OKQqEaiq0
如月は気がづくと白い部屋にいた。
いつの間にか椅子に座っていて目の前にはテーブルがある。
壁には窓がなく、あるのは二つの扉だけだった。

如月「ここは……」

如月「ついさっき海にいて、それで……」

「殺風景な部屋だろう?」

如月「誰?」

突然の声に周りを見渡すが誰もいない。

「それはこっちのセリフだ」

「生きているのか死んでいるのか知らないが、ここには来ちゃいけないことになってるんだ」

如月「ここはどこ?」

「生の世界と死の世界の中間だ」

如月「如月、死んじゃったの?」

「調べてみよう」
163 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/11(日) 00:11:19.35 ID:OKQqEaiq0
「生きてたよ」

如月「よかった……」

「戻りたいかね?戻りたくないかね?」

如月「え?」

「君が沈んだ原因は↓2じゃないか」
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/11(日) 00:12:34.56 ID:QxRHllqco
提督のうっかりミスによる大破進軍
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/11(日) 00:12:37.86 ID:ToLTxKTEO
ストレスによる憤死
166 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/11(日) 00:14:56.74 ID:OKQqEaiq0
如月「え?」

「休む間もない遠征は疲れないのか?」

「生き帰れば待っているんだぞ?」

如月「……」

如月「↓2」
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/11(日) 00:16:33.38 ID:DTP4JwzKO
ksk
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/11(日) 00:16:34.58 ID:QxRHllqco
そういうことならもう少しだけここでゆっくりしていようかしら
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/11(日) 00:16:43.77 ID:d2mgY1TYO
そうね少し疲れちゃったみたい
170 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/11(日) 00:34:00.01 ID:OKQqEaiq0
「それはできない」

「生きるか死ぬかどちらかだ」

「もう少しなんて言っている間に君の体は死んでいく」

如月「そんな……」

「ここに長く居すぎるとやがて死にもできなくなる」

「白い部屋でただ人を待つだけだ」

「どうする!」

如月「↓2」
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/11(日) 00:35:07.06 ID:MXMbZ1PRo
戻る
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/11(日) 00:35:18.77 ID:Wwi722owO
……死ぬのはいやだって思っちゃった
帰るわ
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/11(日) 00:35:35.34 ID:L1umbuFKo
妹達とまた会いたいわ
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/11(日) 00:36:05.93 ID:JQLqZ5uZO
貴方と一緒にここに来る人を待つのも良いかもしれないわね
175 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/11(日) 00:40:47.30 ID:OKQqEaiq0
「そうか」

「なら急ぐんだ」

「右の扉を開けてとにかく走れ!」

「もう二度とこんな所へは来るなよ」
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/11(日) 01:20:54.83 ID:vJ2TPhsNO
寝落ちかな
昨日も無かったし忙しかったり疲れてるのならしばらく休止しても良いのよ
177 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/11(日) 01:21:08.76 ID:OKQqEaiq0
あの角を曲がればすぐに執務室がある。
そう思いながら、毛布を持って早足に歩いていた。
心の疲れからか眠ってしまった提督に掛けようと持ってきたものだった。
執務室の扉を開けて中の様子をうかがう。
提督はまだ寝ているようだ。
早速持ってきた毛布を背中にかける。
思えばここ最近の心労は大変なものだった。
執務中に寝てしまってもしょうがないだろう。

「おやすみなさい」

声をかけて自室に戻った。
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/11(日) 01:22:15.65 ID:DcVhUbvPO
なんだ寝落ちかと思ってたわ
179 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/11(日) 01:25:18.22 ID:OKQqEaiq0
>>176 ありがとう


清霜「今日はどこに行くんですか?」

武蔵「この近くの鎮守府だ」

清霜「なにかあったかなぁ……」

武蔵「自殺だ」

武蔵「提督なんて持ち上げて一切の艦娘の艦隊行動をしきるんだ」

武蔵「辛くなったんじゃないか?」

清霜「そっか……」

武蔵「嫌なものだな」
180 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/11(日) 01:31:06.30 ID:OKQqEaiq0
司令「わざわざすいません」

武蔵「いえ、仕事ですから」

司令「実は前の提督の死に不審な点がありまして」

武蔵「不審な点ですか?」

司令「遺書が見つかっていないんです」

司令「書き忘れたとも思えません」

司令「どうか探していただけませんか?」

武蔵「はい」


1、執務室 2、食堂

↓2 どこに行くか上記より選択
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/11(日) 01:31:25.33 ID:iSQBVXumO
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/11(日) 01:31:30.93 ID:7gFzj7clO
2
183 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/11(日) 01:35:16.01 ID:OKQqEaiq0
武蔵「とは言ってもどこから探したらいいか……」

司令「後で親しい者に案内させます」

武蔵「はい」

司令「食堂など自由に使ってもらって構いません」

武蔵「ありがとうございます」

司令「用があったらお呼びください」
184 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/11(日) 01:37:12.58 ID:OKQqEaiq0
清霜「なに食べよっかなぁ」

武蔵「結構種類があるんだな」

清霜「迷っちゃいますね」

「↓2がおすすめよ」
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/11(日) 01:38:16.53 ID:3MbUDo2oO
カレー
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/11(日) 01:38:23.63 ID:nyG9ZTVfO
シュールストレミング
187 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/11(日) 01:43:16.78 ID:OKQqEaiq0
清霜「どこにあるの?」

武蔵「清霜が本気にするからやめてくれ」

「しょうがないわね」

「カレーでもなんでも頼めば?」

「ここはなんでも美味しいわよ」
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/11(日) 01:43:36.99 ID:KS7qwvtDo
>>185
189 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/11(日) 01:49:40.79 ID:OKQqEaiq0
「新入りじゃないんでしょ?」

武蔵「ああ」

「噂の調査員かしら」

武蔵「そうだ」

「やっぱり?」

「前の提督のこと調べに来たんでしょ」

武蔵「ああ」

「まったく、馬鹿よね」

武蔵「そうなのか?」

武蔵「自殺の理由はわかっていないのだろう?」

「わかるわよ」
190 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/11(日) 01:50:25.81 ID:OKQqEaiq0
1、執務室 2、部屋

↓2 上記から行く場所を選択
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/11(日) 01:51:04.15 ID:vmsqmvUHo
2
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/11(日) 01:51:16.05 ID:MXMbZ1PRo
1
193 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/11(日) 01:54:37.41 ID:OKQqEaiq0
司令「彼女が案内してくれます」

武蔵「君は……」

「また会ったわね」

武蔵「あの時言ってくれれば……」

「別にいいじゃない」

「ほら、行くわよ」
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/11(日) 01:56:03.53 ID:f+13FjR1O
暁?
しかし如月事件はどうなったんだ?
195 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/11(日) 01:58:32.99 ID:OKQqEaiq0
「ここが執務室」

「ほぼ提督が自殺したままよ」

武蔵「ここがか」

司令「真相が明かされるまで使用しないことになってるんです」

武蔵「この部屋で遺書は見つかっていますか?」

司令「どこを探しても見つかりません」

「どうせ探しても無駄よ」

司令「そんなこと言うな」

「はーい」
196 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/11(日) 01:59:52.37 ID:OKQqEaiq0
今日はここまで

如月事件は>>175で終わり

分かりにくくてすまぬ
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/11(日) 02:04:36.71 ID:W2MrzNCao
おつ
198 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/12(月) 00:24:23.06 ID:fWHRmkKn0
マルマルサンゴー投下
199 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/12(月) 00:37:43.26 ID:fWHRmkKn0
武蔵「自殺理由の目星はついていますか?」

司令「ええ、ですが……」

「私から話すわ」

司令「おい」

「いいのよ」

「提督の指揮する艦隊が大損害を起こしたって聞いてるでしょ?」

「それで心身が弱ってるときに……」

「私が」

司令「もうやめろ」

「だめ」

「ちゃんと向き合わなきゃだめ」

彼女は息をゆっくり吐くと続けた。

「私がひどいこと言って自殺に追いやったの」
200 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/12(月) 00:46:03.99 ID:fWHRmkKn0
早霜「どうでしたか?」

早霜がコーヒーを置きながら訊く。

武蔵「戦果なしだ」

武蔵「別に遺書なんて探す必要はないと思うのだがな」

早霜「何か発見させたい事実があるとかかしら」

武蔵「気になるな」

早霜「私、調べましょうか」

早霜「その提督のこと」

武蔵「ああ、頼む」


1、執務室 2、部屋

↓2 明日どこに行くか上記より選択
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/12(月) 00:46:46.68 ID:1ydcS95PO
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/12(月) 00:46:53.30 ID:KI0ArGHAO
2
203 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/12(月) 00:54:39.51 ID:fWHRmkKn0
「私に何か用?」

清霜「なんで遺書を探そうと思ったの?」

「……」

清霜「聞いちゃだめ、だった?」

「……いいのよ」

「ただ……これだけは約束して」

「私は責任を逃れようとしてるんじゃないわ」

「確かに提督の自殺の原因を作ったのは私なの」
204 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/12(月) 01:05:51.24 ID:fWHRmkKn0
武蔵「彼女、この鎮守府ではどうなんですか?」

司令「孤立してしまっています」

司令「姉妹艦も少ないし言葉遣いもいいとは言えませんしね」

武蔵「そうですか」

司令「それにあの事件が重なって……」

司令「不憫でしかたありません」

司令「彼女だって素直になりたいはずなのに」

武蔵「失礼ですがあなたと彼女の関係は?」

司令「↓2です」
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/12(月) 01:07:21.40 ID:oCkiZ5jlo
恋人
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/12(月) 01:07:22.59 ID:VHMRT0j3O
親子
207 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/12(月) 01:15:45.97 ID:fWHRmkKn0
武蔵「親子ですか?」

司令「ええ」

司令「私の養子なんです」

司令「提督にも面倒見てもらって、あの子も周りに溶け込めそうになったところであの事件です」

武蔵「なぜ遺書を探しているのですか?」

司令「あの提督が、いくら疲れていたからといってあの子の言葉で自殺するはずがありません」

司令「遺書さえ見つかればあの子の潔白が証明されるだろうと思いまして」

武蔵「なるほど……」

司令「見つけるのは無理ですか?」

武蔵「いえ、そういうことならば全力を尽くして探し出してみせます」
208 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/12(月) 01:23:44.36 ID:fWHRmkKn0
清霜「武蔵さん、どうでした?」

武蔵「彼女と司令は親子だ」

武蔵「遺書が見つかれば彼女が自殺の原因でないと証明されるらしい」

清霜「だから依頼してきたんだ……」

武蔵「そっちはどうだ?」

清霜「自殺の原因は自分にあるって言ってました」

清霜「間違った進言をしなければ艦隊は損害が出なかったって」

武蔵「例の作戦の時にそばにいたのか」

清霜「はい」

武蔵「なるほど……」
209 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/12(月) 01:29:07.14 ID:fWHRmkKn0
早霜「武蔵さん、わかりましたよ」

早霜「特に厳しく責任を追及していた人がいました」

武蔵「それで気を病んで自殺か?」

早霜「いえ、責任を追及されたのは彼女のほうです」

武蔵「なんだと」

早霜「提督はおそらく彼女を庇って自殺したものと考えられます」

武蔵「……」

早霜「同じ鎮守府の参謀長」

早霜「彼が怪しいですね」
210 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/12(月) 01:31:01.04 ID:fWHRmkKn0
清霜「ねぇ、ここの参謀長ってどんな人?」

「そうね……年はまだ若いけど↓2なひとよ」
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/12(月) 01:32:42.86 ID:9A0SSt89O
立派
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/12(月) 01:32:46.07 ID:aQS1bMvEO
陰湿でやや老獪
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/12(月) 01:32:52.13 ID:atllhDhCO
優秀
214 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/12(月) 01:39:31.78 ID:fWHRmkKn0
清霜「そう……」

「あの人がどうかしたの?」

清霜「その人と仲悪いの?

「悪くはないわよ」

清霜「その人の部屋は?」

「……その人が怪しいの?」

清霜「うん……」
215 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/12(月) 01:45:19.09 ID:fWHRmkKn0
参謀長「どうしたんだい?」

「ちょっとお話ししたいことがあって……」

参謀長「何かな?」

「提督が自殺するように仕向けたって本当なの?」

参謀長「……」

参謀長「誰から聞いたんだい?」

「なんでそんなことしたのよ」

参謀長「あれはしょうがない事だったんだ」

「出世の為に提督を殺したのがしょうがない事?」

「最低ね」

参謀長「そんな……」
216 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/12(月) 02:00:12.52 ID:fWHRmkKn0
武蔵「あった」

武蔵「提督の遺書だ」

武蔵「間違いない」

清霜「やりましたね」

清霜「これもあの子が気を逸らせてくれたおかげです」

清霜「あとは―」

電話が鳴る。

明石『大変です』

明石『彼女が連れ去られたかもしれません』

武蔵「発信機は正常か?」

明石『受信機ともに正常ですよ』

明石『場所を言うから速く行ってください』
217 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/12(月) 02:02:09.43 ID:fWHRmkKn0
今日はここまで


↓2 鎮守府から遠い連れ去られた場所
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/12(月) 02:05:25.48 ID:xw5/prrTo
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/12(月) 02:05:26.47 ID:U8HSQmweo
深海の底
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/12(月) 12:24:57.15 ID:4cIA4IsTo

これは…
221 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/13(火) 00:30:34.83 ID:7wM02qTR0
マルマルヨンマル投下
222 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/13(火) 00:40:16.54 ID:7wM02qTR0
参謀長「着いたよ」

「ここはどこなの?」

参謀長「海底基地だよ」

参謀長「ここなら敵にも見つからない」

参謀長「知ってるのはごく一部の人だけ」

参謀長「私は出世の為にあの発言をしたんじゃないんだ」

「じゃあ何のためなのよ」

参謀長「君が孤立すれば私になびくと思ったんだ」

参謀長「前から目をつけていたのに、なのに君はあいつらとばっかり仲良くなって」
223 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/13(火) 00:52:25.11 ID:7wM02qTR0
参謀長「提督が死んでるのを見たときは驚いたよ」

参謀長「遺書も見つけちゃったんだ」

参謀長「なにが書いてあったと思う?」

参謀長「君に責任はない、なんて書いてあったんだ」

参謀長「でも遺書を隠して提督の自殺が君のせいだと噂になれば君は孤立する」

参謀長「君が作戦を失敗させたなんて言わなくてもよっぽど効果的だと気づいたんだ」

「それで遺書を隠したの?」

参謀長「そうだ」
224 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/13(火) 00:56:22.60 ID:7wM02qTR0
参謀長「でも見てごらんこの基地」

参謀長「私が任せられたんだ」

参謀長「必死にはたらいたんだよ」

参謀長「君も夫婦になるならこのくらいがいいだろ?」

「……最低」

参謀長「……素直になれないか」

参謀長「まあ無理もない」

参謀長「いいだろう、君が素直になれるまで私も待とう」

参謀長「どうせここには誰も来ない」
225 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/13(火) 01:02:23.98 ID:7wM02qTR0
武蔵「海の中じゃないか」

明石「はい」

明石「この位置はたぶん海底基地です」

清霜「え!?」

明石「私も設計に加わったからわかるんですよ」

明石「いつ敵の攻撃を受けるかわかりません」

明石「早く救助しましょう」

明石「入口はあっちです」
226 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/13(火) 01:08:08.07 ID:7wM02qTR0
参謀長「どうだい?」

「」

参謀長「まだか……」

突然轟音がする。
激しい振動の後照明が消えてしまった。

参謀長「敵の攻撃?」

参謀長「こんなところに入ってこられるわけがないのに」

参謀長「扉が開かなくなった」

参謀長「……心中するしかないか」

参謀長「君もそれでいいだろう?」
227 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/13(火) 01:12:22.88 ID:7wM02qTR0
武蔵「なんだ?」

明石「なにもこんな時に攻撃しなくても……」

明石「この建物はテスト用なんです」

明石「敵に攻撃される恐れはないか、攻撃されたらどれくらいの被害がでるか」

明石「だからこの中には入らないように言われてたはずなんですが」

武蔵「中の二人は?」

明石「危ない状況かもしれません」

清霜「でもさっきの攻撃でエレベーターは使えませんよ?」

明石「階段があります」
228 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/13(火) 01:16:06.47 ID:7wM02qTR0
明石「捕まえたらどうしますか?」

武蔵「↓2する」
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/13(火) 01:20:22.14 ID:b7LMgJ0Fo
一応は説得
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/13(火) 01:20:59.87 ID:8fIrZL/2O
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/13(火) 01:21:19.34 ID:KCVV28RvO
どうしてこんな事をしたか理由を問いただす
232 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/13(火) 01:26:14.25 ID:7wM02qTR0
やっと扉を見つけ、手をかける。

武蔵「……開かない」

明石「鍵かけちゃったんですね」

明石「しかしこんなこともあろうかとこんなものを用意しました」


↓2 明石の新兵器(扉を破る用)
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/13(火) 01:28:30.75 ID:W8J7gveCO
ksk
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/13(火) 01:28:36.65 ID:HaRwWx+oo
プラスチック爆弾
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/13(火) 01:29:01.99 ID:ZKaeivYS0
80cm砲(駄目ならすみません)
236 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/13(火) 01:32:50.35 ID:7wM02qTR0
武蔵「こんなので破れるのか?」

明石「大丈夫ですよ」

明石「明石印の爆弾ですから」

明石「じゃ、離れてくださいね」
237 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/13(火) 01:44:39.65 ID:7wM02qTR0
爆発音の後その方へ目を向けると扉に穴が空いていた。

武蔵「助けに来たぞ」

参謀長「誰だ!」

参謀長「私たちになにするつもりだ」

参謀長「私は彼女と幸せになるんだ」

参謀長「邪魔をするな!」

武蔵「落ち着いてください」

参謀長「なんだと?」

武蔵「取り合えず地上に出ましょう」

武蔵「話はそれからです」
238 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/13(火) 01:51:49.20 ID:7wM02qTR0
参謀長「私をどうするつもりだ」

参謀長「提督の自殺は私のせいじゃない」

参謀長「私はなにもしていない」

武蔵「彼女を誘拐したのは?」

参謀長「誘拐?」

参謀長「私は彼女に素直になって欲しかっただけだ」

武蔵「……あなたの処分は後に伝えます」


↓2 どうなったか
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/13(火) 01:54:20.93 ID:khjIqrLGo
タイーホ
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/13(火) 01:54:22.15 ID:rGSBVPVOO
精神鑑定の結果精神がイカれてたので精神病院で療養する事に
241 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/13(火) 02:04:50.69 ID:7wM02qTR0
所長「精神鑑定の結果精神がまいってたそうだ」

清霜「これであの子も安心ですね」

早霜「でも本当かしらね」

武蔵「何がだ?」

明石「もしかしたら面目を守るためにそう判断されたかもしれない」

明石「ですよね」

早霜「はい」

所長「まぁ、いずれにせよ遺書は発見されたわけだ」

所長「その子ももう心配はないだろう」

所長「一件落着だ」
242 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/13(火) 02:05:52.85 ID:7wM02qTR0
途中からぐだぐだすいません

↓2 軽めの事件
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/13(火) 02:07:38.69 ID:Dlkllyyzo

結局あの子ってのは艦名としては誰だったの?
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/13(火) 02:07:40.25 ID:DXAup4nmO
朝潮と清霜の喧嘩
245 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/13(火) 02:16:31.65 ID:7wM02qTR0
>>243 安価の関係上決めてない


清霜「じゃあ行ってくるね」

朝潮「いってらっしゃい」

足早に港に向かう。

武蔵「遅いじゃないか」

清霜「ごめんなさい、話し込んじゃって」

武蔵「また朝潮か?」

清霜「はい」

武蔵「お前たちは仲がいいな」


↓2 県下の原因
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/13(火) 02:19:05.91 ID:MZ7MwvO/O
間宮アイスの取り合い
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/13(火) 02:19:11.79 ID:Tf3OZX2TO
駆逐艦は戦艦になれないという事を朝潮が指摘してしまった
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/13(火) 02:19:40.95 ID:p02BNY3To
戦艦になれる/なれないで揉めた
249 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/13(火) 02:19:41.54 ID:7wM02qTR0
今日はここまで
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/14(水) 12:39:00.86 ID:eTQwa3orO
これは清霜にはキツいケンカだな…
251 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/14(水) 23:47:02.19 ID:DKqga4Zu0
寝落ちすまぬ

フタサンゴーゴー投下
252 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/14(水) 23:55:18.73 ID:DKqga4Zu0
清霜「いつ頃戦艦になれると思う?」

朝潮「私たちは戦艦にはなれませんよ?」

清霜「なれるもんっ!」

朝潮「私達には私たちの適性があるんですから」

清霜「訓練すれば―」

朝潮「なれません」

清霜「いっぱい改修すれば―」

朝潮「なれません」

朝潮「駆逐艦には駆逐艦のやることがあるんです」

朝潮「だから―」

清霜「ばか!」

清霜「↓2」
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/14(水) 23:56:34.81 ID:B/olAeifo
ksk
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/14(水) 23:56:36.86 ID:MXbwd0LhO
武蔵さんも頑張ればなれるって言ったもん!!
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/14(水) 23:57:42.07 ID:KL9F6uXao
これは武蔵が悪い
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/15(木) 00:02:02.45 ID:3rcdCEjgO
ダウト
257 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/15(木) 00:11:35.10 ID:gBY+nj530
武蔵「それで喧嘩別れしたと」

清霜「はい……」

清霜「武蔵さんの言ったこと本当ですよね?」

清霜「清霜ちゃんと戦艦になれますよね?」

武蔵「ああ、なれるさ」

清霜「やっぱりそうだ」

武蔵「でも朝潮の言ってることも間違いじゃないな」

清霜「へ?」

武蔵「壁は超えられないかもしれない」

清霜「どっちなんですか?」

武蔵「わからない」

武蔵「でも、努力すれば戦艦にもなれるだろうし駆逐艦として練度もあがるだろう」

武蔵「ともかく早く仲直りするんだな」

清霜「……はい」
258 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/15(木) 00:15:01.22 ID:gBY+nj530
朝潮「あの……」

武蔵「どうした?」

朝潮「実は―」
259 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/15(木) 00:21:46.26 ID:gBY+nj530
武蔵「まだ仲直りしてないのか?」

清霜「……言い出せなくて」

武蔵「南方に転属になったらしいぞ」

清霜「え?」

武蔵「会えなくなるだろうから早く会っておいたほうがいい」

清霜「はい」


↓2 どこで会うか
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/15(木) 00:22:58.31 ID:oiF8kGKao
間宮
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/15(木) 00:22:59.31 ID:byFgTUH0O
喫茶店
262 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/15(木) 00:26:03.90 ID:gBY+nj530
↓2 清霜謝罪セリフ安価
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/15(木) 00:27:48.38 ID:TEV4o02No
戦艦は意固地になったりしない、この前はゴメンね
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/15(木) 00:28:01.39 ID:WvkQG5h0o
バカって言ってごめん
265 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/15(木) 00:31:36.68 ID:gBY+nj530
清霜「バカって言ってごめん」

朝潮「こちらこそ↓2」
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/15(木) 00:34:04.35 ID:oiF8kGKao
ksk
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/15(木) 00:34:06.31 ID:Kz4OTSvdo
清霜の気持ちを考えてあげられなくてごめんなさい
268 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/15(木) 00:49:21.33 ID:gBY+nj530
朝潮「清霜ちゃんの気持ちを考えてあげられなくてごめんなさい」

清霜「仲直りでいいのかな?」

朝潮「はい」

清霜「よかったぁ」

清霜「嫌われちゃったと思った」

朝潮「そんなことないですよ」

――

清霜「そういえばいつ出るの?」

朝潮「明々後日です」

清霜「もう会えなくなっちゃうね」

朝潮「はい」

清霜「見送るからね」
269 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/15(木) 00:51:23.42 ID:gBY+nj530
清霜「行っちゃいましたね」

武蔵「寂しくないか?」

清霜「はい」

清霜「また会えますから」
270 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/15(木) 01:31:09.28 ID:gBY+nj530
後日朝潮の後日譚を予定

↓2 艦娘安価(未出の艦)
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/15(木) 01:31:51.85 ID:01Zi54hLo
瑞鶴七面鳥事件
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/15(木) 01:31:52.58 ID:U6XifIqNo
村雨
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/15(木) 01:31:53.80 ID:oiF8kGKao
>>156
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/15(木) 01:31:54.94 ID:b1kACPIeO
比叡
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/15(木) 01:33:33.26 ID:/Xpx8LTJo
(事件安価じゃないのに)
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/15(木) 01:33:49.61 ID:oiF8kGKao
事件安価かと思ったわ
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/15(木) 01:34:49.25 ID:U6XifIqNo
読まないから……
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/15(木) 01:38:30.71 ID:Kz4OTSvdo
(俺も釣られて事件を書き込みそうになったのは内緒だ)
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/15(木) 01:40:37.19 ID:PvwgmJMco
釣られてから書き込むような時間ろくにないと思うんですよ
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/15(木) 01:41:28.91 ID:L3VbGlhMO
この時間は皆眠いからしゃーない
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/15(木) 01:44:19.85 ID:JDwenpAzO
まあ読み間違えてるの串刺しの同一人物だしな(適当)
282 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/15(木) 01:49:51.77 ID:gBY+nj530
武蔵「外出許可もらったのか」

村雨「はい」

武蔵「外に出るなんて珍しいな」

村雨「実は……」

視線の先を見ると紐屋があった。

武蔵「金が足りないか?」

村雨「いえ、人を探してまして……」

依然として紐屋を見ている。
すると店先に若い男が現れた。
それを見た村雨が近づこうとするが、男はそれを見るとすぐに奥に逃げてしまった。

村雨「嫌われちゃってるみたいです」

武蔵「あの男が好きなのか?」

村雨「……はい」

武蔵「あんな礼も知らない男はやめておいたほうがいい」

武蔵「将来碌なことがない」

村雨「でも……」

村雨が俯いてしまう。
村雨にとって初恋かもしれないのにその相手を否定するのは気が引ける。

武蔵「……はぁ」

武蔵「しょうがない」

武蔵「話だけでも聴こう」
283 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/15(木) 01:58:37.34 ID:gBY+nj530
清霜「紐くださーい」

「はい」

清霜「お兄さんが染めた紐はどれ?」

「これだよ」

清霜「じゃあこれください」

「はい」

「誰かへの贈り物?」

清霜「武蔵さんっていう尊敬してる人にあげるの」

「……もしかして海軍に関係あるの?」

清霜「私は元艦娘だよ」

「そうか……」

「だったら村雨っていう子知らない?」

清霜「名前なら聞いたことあるよ」

清霜「なにか伝言?」

「いや、いいんだ」
284 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/15(木) 01:59:04.19 ID:gBY+nj530
今日はここまで
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/15(木) 01:59:49.81 ID:01Zi54hLo
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/15(木) 02:00:05.82 ID:U6XifIqNo
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/15(木) 05:07:03.58 ID:U6XifIqNo
288 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/16(金) 00:13:54.07 ID:vq3OIaZ20
マルマルフタマル投下
289 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/16(金) 00:20:23.34 ID:vq3OIaZ20
村雨「一目ぼれなんです」

村雨「でも、お話ししようとしたらすぐにどこかに行っちゃって」

村雨「外出の度に通ってみてるんですが……」

武蔵「それが駄目なんじゃないのか?」

村雨「そうかもしれません」

村雨「でも、そうだとしても一度会って謝りたい」

村雨「どうか一度会わせてくれませんか?」

武蔵「……会うだけだからな」
290 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/16(金) 00:22:22.05 ID:vq3OIaZ20
「それじゃよろしく頼むよ」

清霜「例の物お願いね」

「わかってる」

清霜「またね」

手を大きく振り紐屋を出ていく。
291 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/16(金) 00:26:25.10 ID:vq3OIaZ20
武蔵「ん、来たんだな」

村雨「はい」

武蔵「その格好はなんだ?」

村雨「少しはお洒落しようと思いまして……」

村雨「どうでしょう?」

武蔵「可愛いと思うぞ」


↓2 どんな格好か
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/16(金) 00:27:50.55 ID:mlrTYScxO
白ワンピ
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/16(金) 00:27:52.30 ID:LIeWQWdKo
白いセーターと紺のロングスカート
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/16(金) 00:27:58.29 ID:YEmTck+0O
青いドレス
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/16(金) 00:28:14.89 ID:QRsj7qRjo
麦わらに薄い青のワンピース
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/16(金) 00:28:20.89 ID:Q6bSnt3jo
ナイトドレス
297 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/16(金) 00:42:37.74 ID:vq3OIaZ20
武蔵「おーい」

「はい」

武蔵「ここに若い職人がいるだろう?」

武蔵「会わせたい人がいるから連れてきてくれないか?」

「もしかしてあいつのことですか?」

武蔵「たぶんその彼だ」

「だったらスーツなんて着込んでどこかに行ってきましたよ」

「あいつに恋人がいたとは思わなかったですよ」

「いままで仕事ばっかりでしたからね」
298 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/16(金) 00:56:35.42 ID:vq3OIaZ20
武蔵「恋人がいるらしい」

村雨「そうですか……」

武蔵「私の胸なら貸そう」

村雨「はい……」

村雨の頭を抱く。
一度泣き出したら涙は止まらず、寒空の下に佇むしかなかった。
299 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/16(金) 01:34:43.03 ID:vq3OIaZ20
いくら待っても彼女が来ることはなかった。
彼女の部屋に案内され、扉の前で待っていたが一向に会える気配がない。
諦めて贈り物の紐をノブに結び付け玄関へとくだった。

清霜「あれ?どうしたの?」

「いなかったよ」

「大方彼氏でもいるんだろう」

「これで諦めがつくよ」

出口に向かって歩き出すと彼女が歩いていた。
彼女に近づくにつれ目が赤くなっているのが見えたが黙って通り抜けようとする。
しかし、彼女は立ち止まって泣き出してしまった。
恋人と何かあったのだろう。
ハンカチを渡して、そのまま通り過ぎようと歩き出す。

村雨「好きでした」

意外な言葉に足が止まる。
振り向くと彼女は走りだしてしまっていた。


↓2 青年行動安価
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/16(金) 01:36:02.11 ID:1zHHoJDto
慌てて引き止める
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/16(金) 01:36:03.40 ID:RWPvlCiSO
走って追いかける
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/16(金) 01:36:08.02 ID:rHPWoWjlo
大きな声で呼び止める
303 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/16(金) 01:38:04.19 ID:vq3OIaZ20
慌てて走って追いかける。
彼女との距離は縮まっていき、肩を掴む。


↓1、2 青年告白セリフ安価
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/16(金) 01:43:01.67 ID:03vYTwJRo
自分も、好きです
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/16(金) 01:46:09.50 ID:P7UszhM0o
贈り物があるんです
……この場にはないけど
306 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/16(金) 01:48:34.16 ID:vq3OIaZ20
「贈り物があるんです」

「……この場にはないけど」

「あなたの為の……」

村雨「それって……」

「自分も、好きです」


↓2 村雨行動安価
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/16(金) 01:49:40.02 ID:yTlGAPIWO
抱きつく
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/16(金) 01:49:45.36 ID:WUhnkiKnO
嬉しさを堪えきれずに顔がニヤける
309 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/16(金) 01:53:29.28 ID:vq3OIaZ20
村雨「えへへ……」

今までの涙はどこへやら目を赤くしたまま笑い出す。

村雨「私達、付き合ってるんですよね」

「はい」

村雨「その……嬉しいです」
310 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/16(金) 01:53:58.65 ID:vq3OIaZ20
↓2 事件安価(未出艦のみ)
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/16(金) 01:54:54.19 ID:fW6VBfbXo
今度こそ事件安価だな
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/16(金) 01:54:56.03 ID:1zHHoJDto
>>156
313 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/16(金) 01:55:30.32 ID:vq3OIaZ20
今日はここまで
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/16(金) 01:55:47.91 ID:fW6VBfbXo
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/16(金) 02:00:45.62 ID:1zHHoJDto
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/16(金) 12:33:49.53 ID:SObOnyIjO

入れ替わっても誰も気づかなかったのかしら…
317 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/17(土) 01:00:30.91 ID:SRY6s3mJ0
マルヒトマルゴー投下
318 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/17(土) 01:05:57.56 ID:SRY6s3mJ0
提督「丈夫な奴だよ」

提督「深海棲艦に捕まって拷問されても生きて帰ってくるんだ」

提督「足がないのも名誉の戦傷と言ったところか」

「治せないものですか?」

提督「艤装を外されて拷問されたらしい」

提督「それでも戻ってきたんだからなぁ……」

「執念というかなんというか……」

扉が開き呼んでいた艦娘が入ってくる。

春雨「こんにちは」

提督「おう」

提督「その後どうだ?」

春雨「順調……です」

提督「そうか」
319 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/17(土) 01:08:42.27 ID:SRY6s3mJ0
↓2 春雨にたいする食堂での出来事
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 01:10:14.99 ID:diyquKv5O
ksk
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 01:10:15.32 ID:6XZemGQeo
尊敬の眼差しで見られる
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 01:10:16.85 ID:JeGNcqiMo
麻婆春雨を作って皆に振る舞う春雨
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 01:10:17.32 ID:v3pyStaHo
春雨を心配する白露型の面々
324 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/17(土) 01:22:36.59 ID:SRY6s3mJ0
箸でつかもうとするが一向につかめない。
顔を近づけ熱中しているとフォークが差し出される。

「使ってください」

「拷問の傷がまだ癒えないのでしょう?」

春雨「いや、私も日本海軍の端くれだ」

春雨「食事ぐらいは箸で食べたい」

大して戦いもない海域を任された小さな鎮守府では英雄の噂が広まるのもそう遅くはない。
それまでは一介の駆逐艦であったが今や尊敬の眼差しで見られている。
325 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/17(土) 01:23:34.41 ID:SRY6s3mJ0
↓2 工廠での扱い
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 01:24:29.55 ID:xu4xX0RJo
電動車椅子を供与される
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 01:24:37.85 ID:5NVp50HOo
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 01:26:03.21 ID:diyquKv5O
艦娘としての機能回復を狙って各種テストを受けることに
329 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/17(土) 01:33:00.59 ID:SRY6s3mJ0
春雨「これは?」

「金を出し合って買いました」

春雨「ほう」

「電動で動くんですよ」

「悪路を進むのにぴったりだと思って……」

春雨「……ありがとう」

春雨「だがこのままでいかせてもらおう」

春雨「人生においても、悪路であればあるほど何かに頼っちゃいけないんだ」


↓2 春雨の武勲に対する提督以下首脳陣の行動
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 01:34:31.49 ID:OHEFbOJdo
海軍内部で大々的に表彰
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 01:34:33.44 ID:diyquKv5O
勲章授与
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 01:34:34.03 ID:JeGNcqiMo
二階級特進して勲章を与える
333 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/17(土) 01:38:43.78 ID:SRY6s3mJ0
提督「上にはすでに報告してある」

提督「いずれ勲章は君の物だろう」

提督「しかしその前に我々で勲章を作った」

提督「いい出来だろう?」

春雨「私にはもったいないです」

提督「そうかそうか」

提督「名前は……そうだな……」

提督「↓1」

参謀長「↓2がいいでしょう」
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 01:40:21.53 ID:JeGNcqiMo
英雄勲章
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 01:40:50.38 ID:it13UtXWo
海軍名誉勲章
336 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/17(土) 01:50:02.60 ID:SRY6s3mJ0
春雨「はっ!」

春雨「夢ですか……」

あまりの夢の内容に跳ね起きる。
まだ窓の外は暗い。
水を飲みに水道に向かうが、途中提督に会った。

提督「お、どうした?」

春雨「起きちゃいました」

提督「そうか」

提督「疲れてるみたいだからゆっくり休めよ?」

春雨「はい!」

提督「それと我々の作った深海英雄勲章はなくすなよ?」

春雨「大事にとってあります」
337 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/17(土) 01:51:55.24 ID:SRY6s3mJ0
ひとまず終わり
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 01:52:48.75 ID:xu4xX0RJo

ゆめかまことか
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 01:53:35.55 ID:eFL7/4HGo
まるゆさんならぬ春雨さんになってたな
340 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/17(土) 01:53:45.58 ID:SRY6s3mJ0
↓2 軽めの事件(未出艦のみ)
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 01:54:41.63 ID:Hs3ip8Qfo
吹雪と白雪の中身が入れ替わった
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 01:54:43.24 ID:diyquKv5O
龍驤の胸が自然なレベルで膨らんでる
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 01:54:54.54 ID:7a/qOBc8O
瑞鳳の玉子焼き騒動
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 01:55:16.19 ID:xu4xX0RJo
足利、カツカレーの作りすぎ食いすぎでやや太った
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 01:55:57.34 ID:xu4xX0RJo
足利って誰だ足柄だ
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 01:57:39.04 ID:N4T2bPb6O
室町時代にタイムスリップ感あるな
347 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/17(土) 02:01:54.85 ID:SRY6s3mJ0
今日はここまで

まさかの大事件
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 02:04:55.44 ID:diyquKv5O
大事件なのかなぁやっぱり
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 02:07:17.23 ID:xu4xX0RJo
おつおつ
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/17(土) 12:45:23.19 ID:xTU6yWgnO

まぁ大事件てか天変地異?
351 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/18(日) 01:15:30.45 ID:h3W3fI4/0
マルヒトフタマル投下
352 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/18(日) 01:21:27.28 ID:h3W3fI4/0
龍驤「明石さんってのはあんたかいな」

明石「はい、そうですけど……」

龍驤「検査受けに来たんやけど」

明石「ああ!胸の検査ですね?」

龍驤「そうや」

明石「じゃあそこに座ってください」


↓2 何があったか
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 01:22:22.54 ID:o1OAyc4No
確かにバストがサイズアップしてる
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 01:22:34.65 ID:yP/Kpjd0o
しこりがある
355 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/18(日) 01:27:53.80 ID:h3W3fI4/0
明石「……普通に成長しているだけですよ」

龍驤「やっぱそうやろ?」

龍驤「うちが何べん言っても聞かへんねん」

明石「ははは、いじられてるんですよ」

龍驤「いじりも行き過ぎたらいじめっちゅうのがわからんのかい」

明石「一応鎮守府に連絡と、胸の成長剤出しておきますね」

龍驤「おおきに」
356 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/18(日) 01:30:34.81 ID:h3W3fI4/0
龍驤「ただ胸が成長しとるだけやと」

提督「龍驤……行きたいところはあるか?」

龍驤「ちょっ、人の話聞いてたんか」

提督「胸が大きい龍驤など龍驤ではない」

提督「よって謹慎だ」

提督「行きたいところに行け」


↓2 行きたいところ
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 01:31:43.89 ID:N3VlRPqFO
kskst
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 01:31:46.89 ID:xooY3G9SO
鎮守府近くの灯台
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 01:31:58.74 ID:o1OAyc4No
ランジェリーショップ
360 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/18(日) 01:34:11.61 ID:h3W3fI4/0
提督「なんだ、そんな所に行きたいのか」

龍驤「うちは海が好きや」

龍驤「謹慎するんならいつも見てる海を見たい」

提督「わかった……」


↓2 灯台でなにするか
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 01:36:21.56 ID:+WahmVvCO
龍驤扱いしない提督の悪口を海に向かって叫ぶ
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 01:37:01.43 ID:Yym2bvmnO
363 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/18(日) 01:41:25.25 ID:h3W3fI4/0
龍驤「胸が大きくなってそんなに悔しいんか」

龍驤「ちょっとは祝ってくれてもいいやんけ」

龍驤「提督のあほーっ!」
364 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/18(日) 01:44:10.30 ID:h3W3fI4/0
「あんなこと言ってますけど」

提督「いいんだ」

提督「それよりも……」

「そろそろ本当の事を言ったほうがいいんじゃないですか?」

提督「ああ」

提督「謹慎が解けたら言うよ」
365 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/18(日) 01:45:53.90 ID:h3W3fI4/0
提督「龍驤」

龍驤「なんや」

提督「癌が見つかった」

龍驤「提督大変やな」

提督「お前にだ」

提督「残された時間、好きにしろ」


↓2 何をするか
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 01:48:16.81 ID:bRZ9EZTcO
ksk
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 01:48:26.91 ID:yP/Kpjd0o
目一杯遊ぶ
368 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/18(日) 01:58:30.86 ID:h3W3fI4/0
龍驤「あかん、疲れてもうた」

龍驤「体に毒かなぁ、なんて」

龍驤「なんや、眠くなってきおった」

龍驤「公園で寝るのはまずいなぁ」
369 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/18(日) 02:00:01.71 ID:h3W3fI4/0
これで終わり
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 02:01:16.93 ID:bRZ9EZTcO
乳ガンからの投げっぱなしはドキドキですよ
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 02:01:47.57 ID:Nzq8LEjrO
天に召されたか
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 02:03:27.01 ID:3BOEa9EtO
切除すればなんとか
373 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/18(日) 02:10:17.18 ID:h3W3fI4/0
提督「村雨、結婚しよう、な?」

村雨「はい?」

提督「彼氏がいるんだろう?」

提督「今のうちに身を固めておきなさい」

村雨「でもまだ結婚できる歳じゃ……」

提督「仮にでも結婚するんだよ」

提督「まあ、俺に全て任せておきなさい」
374 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/18(日) 02:15:59.32 ID:h3W3fI4/0
清霜「できた!」

「どれどれ」

清霜「どうかな?」

「いい出来だと思うぞ」

「これで武蔵さんにも渡せるな」

清霜「うん!」

「俺も恩返しができてうれしいよ」

清霜「そういえば村雨ちゃんとはどうなったの?」

「結婚することになった」

清霜「え!?」

「なにやら提督が面倒みてくれるらしい」

「戦争が終わったら結婚だと」
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 02:16:50.33 ID:i481/kEmO
露骨すぎる……いやらしい
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 02:17:52.21 ID:bRZ9EZTcO
隠しきれないフラグ臭
377 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/18(日) 02:18:04.93 ID:h3W3fI4/0
今日はここまで
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 02:18:31.04 ID:U3nWvSJPO
俺が鈍感なのかどんなフラグが立ってるのか全くわからん
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 02:18:42.01 ID:bRZ9EZTcO

この先生きのこる事ができるか
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 02:18:43.64 ID:yP/Kpjd0o

おやすみ
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 02:20:26.44 ID:T8kaL+ODO
>>378
「俺、この戦争が終わったら結婚するんだ」
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 02:21:24.32 ID:1oIEgVLCO
なるほど
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 02:44:55.12 ID:uxemot5qO
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/18(日) 10:29:57.92 ID:CargRMP5O

アカン…
385 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/19(月) 00:59:03.02 ID:OwB9A1Ss0
マルヒトヒトマル投下
386 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/19(月) 01:10:09.22 ID:OwB9A1Ss0
村雨「祝言なんて挙げたことあるんですか?」

提督「いや、初めてだ」

村雨「不安なんですけど」

提督「二人で着飾って酒飲めばいいんだろ?」

提督「本当に結婚する訳じゃないんだから別にいいじゃないか」

提督「着物やら食事やら布団やらはこっちが用意するから、当日は身一つで来てくれよ?」

村雨「はい」


↓2 当日、村雨の花嫁衣裳を見た青年の反応
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/19(月) 01:13:48.23 ID:6vaIvCh7O
思わず抱きしめる
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/19(月) 01:13:50.61 ID:fPEZRzpBo
喜びのあまり深い感歎のため息が出る
389 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/19(月) 01:17:31.36 ID:OwB9A1Ss0
「はぁ」

提督「どうした?」

「いえ、あんまり嬉しいものだからつい」

提督「そう言ってもらえるとありがたい」

提督「まあ、まずは花嫁の隣に座って―」


↓1 提督婦人の二人へのお世話
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/19(月) 01:18:41.47 ID:fPEZRzpBo
ksk
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/19(月) 01:20:17.83 ID:OULCOsabo
祝言の場におけるそれなりの礼儀作法を伝授
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/19(月) 01:20:59.15 ID:fPEZRzpBo
ksk必要なかったハズい
393 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/19(月) 01:29:28.21 ID:OwB9A1Ss0
提督婦人「ごめんなさいね」

提督婦人「主人が知ってるものと思って任せてたのがいけなかったわ」

提督婦人「簡単に言うと―」


↓2 飲酒後村雨がどうなったか
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/19(月) 01:32:43.89 ID:nNNmWIfI0
笑い上戸に
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/19(月) 01:32:46.22 ID:PIo5/uv8O
青年に対してデレデレに甘える
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/19(月) 01:32:48.44 ID:bo6vmjqlo
ベロンベロンに
397 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/19(月) 01:38:36.99 ID:OwB9A1Ss0
村雨「これで夫婦ですね」

村雨が青年に寄りかかる。
頬は上気していて酔っているのが一目でわかる。

「まだ終わってませんよ」

提督「まあ言いじゃないか」

提督「どうせ仮の結婚なんだ」

提督婦人「ひとまず私達は席を外します」

提督婦人「寝室は用意してあるから、酔いが醒めたら私たちの所に来てください」


↓2 二人っきりでの村雨行動安価
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/19(月) 01:42:59.07 ID:bfMHhiM1o
ksk
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/19(月) 01:43:02.45 ID:bo6vmjqlo
イチャイチャする
400 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/19(月) 01:54:23.30 ID:OwB9A1Ss0
村雨「これからどうします?」

村雨「あ、な、た」

「むずかゆいな」

村雨「これからはこうだから慣れてもらわないと」

「一週間に一日の夫婦か……」

村雨「そうね」

村雨「でも今度から……」

村雨「……なんでもないわ」

「気になるじゃないか」

村雨「まだいいのよ」

腕が重くなる。
やがて酔いも醒めたようで村雨は提督夫妻を呼びに行ってしまった。
401 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/19(月) 01:57:46.83 ID:OwB9A1Ss0
提督「寝室はここだ」

提督「少し暴れたぐらいじゃ軋まないから安心しろ」

提督「それに私たちは遠くの部屋で寝るからいくら鼾をかいても聞こえない」

提督「安心して寝なさい」

提督「それじゃ、ごゆっくり」


↓2 青年行動安価
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/19(月) 02:02:10.55 ID:OULCOsabo
ABCでいうところのABまで済ませる
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/19(月) 02:02:12.47 ID:0uDJiu6Mo
覚悟完了。最後までやる
404 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/19(月) 02:16:23.25 ID:OwB9A1Ss0
家が家だけあって寝間着も和風だった。
村雨は髪を下し、色っぽさがマシている。

「村雨」

村雨「はい、あなた」

村雨「覚悟はできています」

「まずは布団に」

村雨「はい」

村雨が横たわる。

「それから……」

村雨「ん」

村雨が目を閉じ口づけの催促をする。
軽く口を合わせると村雨は気恥ずかしそうに微笑んだ。

「脱がせるよ」

村雨「はい」

帯をほどくと寝間着が乱れ、白い肌があらわになる。
下着もなにもつけていなかったようで、村雨の顔が赤くなる。


↓2 青年行動安価(安価内容によっては再安価)
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/19(月) 02:20:39.21 ID:ajgp0co9o
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/19(月) 02:20:49.88 ID:PIo5/uv8O
胸を揉みながら性器同士をこすり合わせる
407 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/19(月) 02:25:10.65 ID:OwB9A1Ss0
今日はここまで
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/19(月) 02:26:03.85 ID:bo6vmjqlo
おつ
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/19(月) 12:52:53.46 ID:8aeAenSXO

なんという生殺し
410 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/19(月) 23:48:45.37 ID:OwB9A1Ss0
マルマルマルマルマル投下
411 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/20(火) 00:00:24.28 ID:BufJDcq30
襟を開くと白い綺麗な胸があらわれる。
どうしたらいいかわからず指で揉んでみる。

村雨「ん、くすぐったいかも」

村雨が赤面しながら微笑む。
思い切って手のひら全体で包み込むようにして揉んでみる。
いつの間にか村雨に覆いかぶさるような格好で互いの性器がこすりあっていた。

村雨「んっ、温かくてきもちいい……」

次第に村雨の声が艶やかになる。
それと共に興奮も増してきた。


↓2 青年行動安価
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/20(火) 00:02:05.42 ID:98fMy+KE0
kskst
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/20(火) 00:02:10.58 ID:6XXe7Ts+O
射精して賢者タイムに
414 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/20(火) 00:04:03.96 ID:BufJDcq30
↓2 入れるか入れないか
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/20(火) 00:05:00.45 ID:YIDe/breO
入れる
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/20(火) 00:05:01.83 ID:2F4JtKjfo
入れる
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/20(火) 00:05:15.99 ID:dUS2meBco
入れる
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/20(火) 00:05:35.46 ID:ni6l23hiO
入れぬ
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/20(火) 00:05:52.17 ID:WG9g9KAWO
入れる
420 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/20(火) 00:14:32.30 ID:BufJDcq30
「入れていい?」

村雨「うん、いいよ」

提督に教えられた通りに避妊具をつけクリームをぬる。
いざ入れようとするが村雨はひどく緊張しているようだった。


↓2 村雨の緊張を解くための青年行動安価
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/20(火) 00:14:59.02 ID:vTTkeKqoo
抱きしめながらのキス
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/20(火) 00:15:10.93 ID:dUS2meBco
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/20(火) 00:15:17.07 ID:98fMy+KE0
424 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/20(火) 00:31:22.57 ID:BufJDcq30
「村雨」

今の村雨は海に出て戦っているとは考えられないほどだった。
抱きしめてキスをする。
キスはまだ拙く、相手を求めようにも求め方がわからない。
ようやく口を離した時は村雨の顔は和らいでいた。

「普通の女の子なんだな」

当然の事を口にしながらなんとか秘部に入れようとする。
やっと入ったもののあまりのきつさにこのまま押し入れていいのかわからない。
どうしようかと迷っていると村雨から話しかけてきた。

村雨「覚悟はできてるから」

村雨「だから私に構わず……ね?」

腰を固定して押し分けるようにして差し込む。
途中村雨が顔を歪ませるが我慢してくれているようだ。
そのまま押し込んでいくと何かを破る感覚と共に村雨が痛みに喘ぐ。
額には冷や汗が浮かんでいる。


↓2 青年行動安価
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/20(火) 00:33:25.05 ID:vTTkeKqoo
ksk
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/20(火) 00:33:26.84 ID:ruDixHT1O
労わりながらもピストン開始
427 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/20(火) 00:50:04.82 ID:BufJDcq30
「大丈夫?」

村雨「きにしないで……大丈夫よ……」

「……わかった」

体を重ねながら腰を前後する。
狭い膣内は陰茎を離してくれず、快楽は滝のようだ。
ゆっくり動くとやがて村雨の息も治まってきた。
気持ちよくなれるように胸を弄りながら腰を前後させる。
乳首を摘まむと村雨が驚いたような声を挙げる。
膣もだいぶほぐれて来た。
更に往復を激しくする。
村雨の嬌声もだんだん大きくなってくる。
膣が突然陰茎を締め付け、そのまま果ててしまう。
428 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/20(火) 00:57:57.78 ID:BufJDcq30
情事も一段落したころ、村雨が懐に飛び込んでくる。
表情を見ようにも胸に押し付けれて見えない。
しばらく呆然としているとすすり泣きが聞こえてきた。

「ごめん、痛かった?」

きいてみても何も答えてくれない。
そうこうしている内にやがて泣き声は寝息に変わってしまった。
429 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/20(火) 01:00:43.68 ID:BufJDcq30
今日はここまで
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/20(火) 01:00:59.16 ID:IPUS+/s1O
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/20(火) 01:02:13.99 ID:dUS2meBco

上げてからの?な展開がありそうでもうね
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/20(火) 12:48:36.81 ID:7O2fKYxaO
おつ

>>431
やめろぉ!
433 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/21(水) 00:37:39.66 ID:AtxGIV+T0
マルマルヨンゴー投下
434 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/21(水) 00:45:15.88 ID:AtxGIV+T0
朝、目が覚めると村雨の姿がなかった。
寝ぼけながら顔を洗いに洗面所に行く。
先客を待って顔を洗うとやっと物を考えられるようになってきた。
ひとまず寝室に戻ろうと後ろを向くと、提督が立っている。

「おはようございます」

提督「おはよう」

提督「村雨はまだ言ってないか?」

「何をですか?」

提督「実は村雨に結婚させたのには理由がある」
435 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/21(水) 00:50:58.64 ID:AtxGIV+T0
教えられた通り台所に足を運ぶ。
そこには提督婦人と割烹着姿の村雨がいた。

提督「おはようございます」

村雨「おはようございます、あなた」

提督婦人「おはようございます」

提督婦人「まだ寝てていいんですよ?」

「いえ、ちょっと村雨と話がありまして」

提督婦人「あら、じゃあ行ってあげて」

村雨「ありがとうございます」
436 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/21(水) 01:12:27.38 ID:AtxGIV+T0
村雨「話ってなに?」

「遠くに行くんだって?」

村雨「……うん」

「なんで黙ってたんだい?」

村雨「言い出せなくて……」

村雨「ごめんなさい」

村雨が沈黙する。
昨日の行動もこのためなのだろうか。
そう思うと堪らなく愛しくなり村雨を抱き寄せる。

村雨「いやっ……」

しかしすぐに振りほどかれてしまった。

村雨「あ、違うの」

村雨「嫌とかじゃなくて……」

村雨「ごめん……」

「こちらこそごめん」

「……早く下に行こう」

夫婦となって初めての朝は喜びを噛みしめる間もなく過ぎてしまった。
437 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/21(水) 01:23:28.17 ID:AtxGIV+T0
船は護衛を伴って出港した。
中には遠方へ輸送される将兵や艤装を解いた艦娘が乗っている。
護衛に村雨の姿はなく、今頃船の中にいるのだろう。
以前、丁度同じ航路の船で艦娘が死んだらしい。
護衛を変わる隙を突かれて攻撃されたそうだ。
いつ村雨がそうなるかもわからない。
あれこれ考えているうちに船は遠ざかっていった。
438 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/21(水) 01:24:45.68 ID:AtxGIV+T0
↓2 軽めの事件(未出艦のみ)
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/21(水) 01:26:25.00 ID:4MmaTUGSo
天龍の眼帯コレクション紛失事件
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/21(水) 01:26:26.48 ID:4fY9BUdvo
鳳翔さんの包丁が消えた
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/21(水) 01:26:32.55 ID:wQ6tBOopO
舞風が踊れなくなった
442 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/21(水) 01:32:57.78 ID:AtxGIV+T0
今日はここまで

事件の予感
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/21(水) 01:33:30.71 ID:nao60Rhr0
鳳翔さん本人よりも一航戦が怖い・・・
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/21(水) 01:34:42.20 ID:4fY9BUdvo

そりゃあ事件ですもの
445 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/22(木) 00:52:53.60 ID:MVL2wrDg0
マルヒトマルマル投下

>>444 ごもっとも
446 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/22(木) 01:00:16.86 ID:MVL2wrDg0
早霜「探し物、頼んでもいいですか?」

武蔵「なんだ?」

早霜「包丁です」

武蔵「台所にあるだろう?」

早霜「私のではなく知り合いの包丁です」

早霜「早く見つけないと出港に間に合わないとか」

早霜「見つかったらおいしい料理を作ってくれる約束です」

武蔵「……しょうがない、探すか」


↓2 鎮守府にてどこを探すか(鳳翔同伴)
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/22(木) 01:00:47.00 ID:vcrPrUH6O
執務室
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/22(木) 01:00:53.32 ID:Tjl+h7p+O
キッチン
449 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/22(木) 01:04:49.99 ID:MVL2wrDg0
武蔵「他人が探せば見つかるかもしれない」

早霜「それもそうですね」

鳳翔「隈なく探したつもりですけど……」

武蔵「案外冷蔵庫の裏とかな」

早霜「そうですね」


↓2 何が見つかるか
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/22(木) 01:06:21.56 ID:CFZTorRXO
チェーンソー
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/22(木) 01:06:27.51 ID:GhNHJFrLO
ゴキブリ
452 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/22(木) 01:16:17.05 ID:MVL2wrDg0
武蔵「念のため艤装を持ってきて正解だったな」

力をいれ、冷蔵庫を移す。
何があるか見るとそこにはゴキブリがいた。


↓2 各人の反応
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/22(木) 01:20:06.72 ID:csD8x90fo
みな一様に大声で叫ぶ
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/22(木) 01:20:12.24 ID:D+3NtBNlO
武蔵:無言でパニック
早霜:完全にフリーズ
鳳翔:冷静に洗剤をかける
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/22(木) 01:20:18.59 ID:EF5onhVcO
逃げ惑う艦娘たち
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/22(木) 01:24:20.56 ID:G2PJVRLfo
サイレント映画か
457 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/22(木) 01:29:10.83 ID:MVL2wrDg0
今日はここまで

明日は長く
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/22(木) 01:30:12.00 ID:EF5onhVcO
おつ
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/22(木) 01:31:32.19 ID:D+3NtBNlO
乙乙
460 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/22(木) 23:48:15.56 ID:MVL2wrDg0
フタサンゴーゴー投下
461 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/22(木) 23:55:05.58 ID:MVL2wrDg0
武蔵「……」

武蔵さんはパニックに陥っているようだ。

早霜「あ……」

早霜さんの動きは止まっている。
このままでは全員やられてしまうだろう。

早霜「たすけ……」

早霜さんが掠れた声をだす。
素早く洗剤を取って敵に向ける。
狙いをつけて発射する。
敵はそれを察知してかわそうとするが、放たれた洗剤は敵に吸い込まれるようにして飛んでいく。


武蔵「……奴は?」

鳳翔「倒れました」

武蔵「そうか……」

早霜「助かりました」


↓2 次に探す場所
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/22(木) 23:57:56.51 ID:z6jpnvWio
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/22(木) 23:58:36.32 ID:nPEZyUhPO
風呂
464 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/23(金) 00:02:44.25 ID:o3p4niim0
鳳翔「さすがにそんな所には……」

早霜「お風呂場でお野菜洗ったときに落としたとか」

鳳翔「そんな事ありません」

早霜「刃に付いた血を洗ったときに忘れたとか」

鳳翔「それもありません」

早霜「とにかく調べてみましょう」


↓2 何が見つかったか
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/23(金) 00:04:50.31 ID:d9pn/4PPO
ksk
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/23(金) 00:04:57.38 ID:pOQo0E/wo
まな板
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/23(金) 00:05:00.73 ID:/SALhECFO
シャンプーヘッド
468 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/23(金) 00:10:32.03 ID:o3p4niim0
武蔵「まな板か……」

早霜「そういえばまな板さん元気ですか?」

鳳翔「元気ですよ」

鳳翔「相変わらずのまな板ぶりです」


↓2 次に探す場所
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/23(金) 00:15:10.84 ID:nLp7p8RzO
演習場
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/23(金) 00:15:17.24 ID:LcDm+nK2O
トイレ
471 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/23(金) 00:22:31.08 ID:o3p4niim0
鳳翔「トイレといってもたくさんありますし」

武蔵「そうだな……」

早霜「虱潰しにいきましょう」


↓2 何が見つかったか
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/23(金) 00:26:20.14 ID:THX1REpuO
ksk
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/23(金) 00:28:27.06 ID:6NgVnUiRO
ナプキン
474 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/23(金) 00:33:58.55 ID:o3p4niim0
早霜「だめです」

鳳翔「そうですか……」

早霜「あれしか見つかりません」

鳳翔「はい」

武蔵「もう諦めるしかないんじゃないか?」

鳳翔「……あの包丁がないと料理が作れません」

鳳翔「私の料理を待っている人がいます」

早霜「……わかりました」

早霜「出港までに全力で探します」


↓2 見つかるか
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/23(金) 00:35:47.88 ID:ECnkgmIto
みつかる
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/23(金) 00:36:09.19 ID:4lLZeXnxo
発見される
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/23(金) 00:36:16.70 ID:+YMfr4ZCo
見つかる
478 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/23(金) 00:41:50.07 ID:o3p4niim0
鳳翔「ありがとうございます」

鳳翔「これで出港に間に合います」

武蔵「報酬はどうなる」

鳳翔「もちろん今からお払いします」

鳳翔「席についていてください」


↓2 どんな料理を作ってくれるか
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/23(金) 00:43:23.39 ID:THX1REpuO
ビーフシチュー
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/23(金) 00:45:08.97 ID:FB6RprJqO
シュールストレミング
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/23(金) 00:51:45.22 ID:ECnkgmIto
肉じゃが
482 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/23(金) 00:52:02.23 ID:o3p4niim0
早霜「楽しみですね」

武蔵「ああ」

早霜「鳳翔さんの得意料理は何といっても―」

武蔵「食べたことあるのか?」

早霜「落ち込んだとき、よく食べさせてもらいました」

早霜「元気がでるんですよ?」

鳳翔「お待たせしました」

武蔵「ん?これは異臭か?」

早霜「でも食欲がわくでしょう?」

武蔵「ああ」

鳳翔「シュールストレミングです」

武蔵「外国の料理なのか?」

鳳翔「はい」

早霜「いただきます」

鳳翔「召し上がれ」
483 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/23(金) 00:55:44.85 ID:o3p4niim0
これで終わり
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/23(金) 00:58:14.90 ID:vdjnhxLIo
485 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/23(金) 01:03:26.49 ID:o3p4niim0
憲兵「おい、仕事持ってきてやったぞ」

所長「事件か」

憲兵「そうだ」

憲兵「人が二人殺された」

憲兵「一人は民間人で、もう一人は軍の技師だ」

憲兵「詳しくはその技師の研究所にいる奴に聴いてくれ」

所長「わかった」

所長「明石と↓2に行かせよう」


↓2 武蔵、清霜、早霜の誰か
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/23(金) 01:04:14.40 ID:D+BbkQ2Ao
清霜
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/23(金) 01:04:14.94 ID:Y1QDUZe8O
武蔵
488 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/23(金) 01:09:10.12 ID:o3p4niim0
今日はここまで
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/23(金) 01:18:35.25 ID:ECnkgmIto
おつ
490 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/24(土) 23:19:29.32 ID:ESw63Png0
フタサンサンマル投下

寝落ちすまぬ
491 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/24(土) 23:30:54.50 ID:ESw63Png0
技師「久しぶりだね明石くん」

明石「お久しぶりです」

技師「君はあの提督にお世話になって随分丸くなったそうじゃないか」

技師「前は研究のためならある程度のことはやったからな」

明石「その話はやめてくださいよ」

明石「反省してるんですから」

技師「悪い悪い」

技師「まぁ、挨拶はこの位にして本題に移ろう」

技師「さ、どうぞ腰かけてください」

部屋の片隅に置いてあるソファーに案内される。

技師「コーヒー頼む!」

技師が叫ぶとドアから女性が出てくる。
清楚な格好の女で、コーヒーを運ぶ動作も置く動作も淑やかで上品だった。
492 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/24(土) 23:38:26.08 ID:ESw63Png0
武蔵「今の方は奥さんですか?」

技師「いやいや、この年になってあの若さじゃ犯罪を疑われますよ」

技師「いわば娘みたいなもんです」

技師「ある筋から引き取ったんですよ」

武蔵「すいません」

技師「いえいえ、気にすることでもありません」

技師「さ、本題に入りましょう」

明石「殺されたのは二人でしたっけ」

技師「そうとも、一人はここの長でもう一人は民間人」

技師「二人とも首を真一文字に切られていた」

技師「更に民間人の方は目も切られていました」

武蔵「なんのために?」

技師「わかりません」

技師「誰かが二人を切ったことしかわからない」
493 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/24(土) 23:41:03.27 ID:ESw63Png0
明石「どうします?」

明石「これじゃ対策のしようがありません」

武蔵「そうだな……」

武蔵「↓2でもしてみるか」
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/24(土) 23:49:39.11 ID:c0Za++/do
ksk
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/24(土) 23:50:49.17 ID:jLLzJ6TNo
見回り
496 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/24(土) 23:58:53.85 ID:ESw63Png0
二人が殺された場所を中心に見回りを続ける。
すでに日は落ち、うすぼんやりとした電灯が照らすだけの道を歩く。

武蔵「少し寒いな……」


↓2 何かあったか(なくてもよい)
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/25(日) 00:00:41.40 ID:1v45Rv/zo
ksk
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/25(日) 00:01:29.19 ID:J//661dVO
なにもなかった
499 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/25(日) 00:08:22.70 ID:+ucTIjsB0
早霜「あら、お帰りなさい」

武蔵「ただいま」

武蔵「すまないが温かいものを―」

早霜「そう言うと思っていれておきました」

テーブルをみるとカップから湯気がたっている。
部屋に広がる甘い匂いは、すぐにココアの物だとわかった。

武蔵「遅くまで起こしてすまんな」

早霜「いえ、お二人が寒い思いをして帰ってくるのを思うと……」

早霜「随分世話になりましたから」


↓2 見回り中の明石は何か発見したか(なくてもよい)
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/25(日) 00:09:32.06 ID:/uAEA6Iso
なにもない
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/25(日) 00:11:10.35 ID:1v45Rv/zo
凶器と思しき刃物
502 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/25(日) 00:18:32.55 ID:+ucTIjsB0
明石「武蔵さん、見つけました!」

明石「これはきっと凶器ですよ!」

武蔵「何!?」

明石「後で詳しく調べますから武蔵さんは明日、研究所に報告に行ってください」
503 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/25(日) 00:27:59.79 ID:+ucTIjsB0
技師「また殺されたよ」

武蔵「そのようですね」

技師「犯人はここのお偉方ばかり狙っている」

武蔵「ここの機能が停止すれば、兵器開発が滞ります」

武蔵「今明石が凶器と思われる刃物を解析しているので、犯人逮捕も時間の問題でしょう」

技師「……その刃物は本物かな?」


↓2 武蔵行動安価
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/25(日) 00:36:14.65 ID:MyEYBEGqo
慢心
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/25(日) 00:36:49.68 ID:HL/r54ULO
刃物を調べる
506 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/25(日) 00:41:50.34 ID:+ucTIjsB0
武蔵「どうだった?」

明石「だめです」

明石「指紋も何もありません」

武蔵「それじゃあ……」

明石「振り出しに戻る、ですね」
507 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/25(日) 00:44:39.94 ID:+ucTIjsB0
武蔵「警察の仕事のはずなんだがなぁ」

明石「しょうがないですよ」

明石「軍が絡んでくるんですから」

明石「犯人もそろそろ尻尾を出す頃でしょう」

武蔵「だといいがな」


↓2 その夜の出来事(なくてもよい)
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/25(日) 00:49:50.36 ID:MyEYBEGqo
フミィ
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/25(日) 00:50:25.39 ID:zNtU0n+B0
武蔵が張り込んでたら失禁してしまった
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/25(日) 00:50:38.35 ID:HL/r54ULO
ない
511 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/25(日) 00:58:02.19 ID:+ucTIjsB0
安価一部改変

↓2 どこに張り込むか
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/25(日) 00:59:33.26 ID:CH94cvGzo
ksk
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/25(日) 00:59:36.26 ID:x2WeR2/Xo
事件現場そばの曲がり角
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/25(日) 00:59:42.93 ID:iq3T9zmNO
食堂
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/25(日) 00:59:50.67 ID:MyEYBEGqo
改修工廠
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/25(日) 01:01:08.03 ID:/uAEA6Iso
公園
517 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/25(日) 01:08:08.71 ID:+ucTIjsB0
前回の反省を活かして服を着こんで角に立つ。
いくら待っても犯人は現れないだろうが気休めにはなるだろう。
そんなことを思いながら人のいない道を眺めること数時間、一人の見覚えのある女が向こうから歩いてきた。
思い出せば技師の娘だ。
急いで駆け寄って危険を知らせる。

武蔵「娘さん」

「はい」

武蔵「こんなところでどうしたんですか?」

武蔵「危険ですからご自宅までお送りします」

「ありがとうございます」
518 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/25(日) 01:11:30.87 ID:+ucTIjsB0
武蔵「何故外出していたんですか?」

「どうしても今のうちに買っておきたいものがありまして」

武蔵「そうでしたか」

「でも諦めます」

武蔵「それがいいです」

「ところで武蔵さんはずっとあそこで張り込みをしているのですか?」

武蔵「いえ、明日は別の場所を張り込んでみようと思います」

「そうですか……」

武蔵「あなたを送った後もまた張り込みです」
519 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/25(日) 01:22:20.32 ID:+ucTIjsB0
技師「昨日はありがとうございました」

武蔵「いえ、例には及びません」

技師「あの娘が無事でよかった」

技師「あの娘に何かあったらどうしようかと」

武蔵「さぞご心配だったでしょう」

技師「何しろ事件のせいで風当たりが強くなった」

技師「あの娘だけが心の支えです」

武蔵「疑われてるんですか?」

技師「ええ、出世が近づきますからね」
520 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/25(日) 01:23:23.53 ID:+ucTIjsB0
↓2 武蔵行動安価
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/25(日) 01:27:21.42 ID:x2WeR2/Xo
ksk
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/25(日) 01:29:30.08 ID:CH94cvGzo
技師を敵視する者がいないか聞き込み
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/25(日) 01:29:32.31 ID:YDzCWhD8O
推理しよう
524 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/25(日) 01:31:22.74 ID:+ucTIjsB0
今日はここまで
525 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/26(月) 00:03:10.34 ID:dvDBVzhF0
マルマルヒトマル投下
526 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/26(月) 00:10:14.39 ID:dvDBVzhF0
憲兵「いろいろ聞きまわってるそうじゃないか」

憲兵「どうだった?」

武蔵「別にあの人を敵視するような人はいませんでした」

憲兵「そうか……」

憲兵「やっぱり奴が怪しいか」

憲兵「明石くんも厄介な師匠をもったものだ」

武蔵「……」

憲兵「長年の勘でな、怪しいやつはすぐにわかるんだ」

武蔵「そうですか……」
527 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/26(月) 00:18:27.41 ID:dvDBVzhF0
武蔵「明石のお師匠さんはどんな研究してるんだ?」

明石「たしか……艦娘の艤装の研究でしたね」

明石「最近出回ってきた人間制の艤装はみんなあの人の研究がもとになってるらしいですよ」

武蔵「そうか……」

明石「あ!ナイフは実際に使用されたもののようです」

明石「切り口が一致したようです」
528 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/26(月) 00:26:30.82 ID:dvDBVzhF0
明石「事件解決ももうすぐですよ」

技師「そうなのか?」

明石「はい」

明石「凶器が見つかりましたしここに関係のある人物が犯人だとわかっていますし」

技師「そうか」

技師「それはいい」

明石「次狙われるのはあなたかもしれませんが私たちが守りますから」

技師「ありがとう」

技師「なにかあったら呼ぶよ」
529 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/26(月) 00:39:10.00 ID:dvDBVzhF0
早霜「明石さん」

早霜「いつもありがとうございます」

明石「改まってどうしたの?」

早霜「いえ、今度の事件でお世話になったのを思い出して」

明石「お世話になったのは私の方ですよ」

早霜「実はプレゼントがあります」

早霜「↓2です」
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/26(月) 00:42:15.80 ID:DQsHkpnFo
ksk
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/26(月) 00:42:21.46 ID:6t7jXrr0O
髪留め用のリボン
532 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/26(月) 00:44:58.00 ID:dvDBVzhF0
明石「これはいいですね」

明石「ありがとう」

早霜「どういたしまして」

早霜「今度の事件が一段落したら私を治してくれた先生と三人で飲みましょう」

明石「そうですね」
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/26(月) 00:45:37.18 ID:1cA7Po8vo
ビックリ箱
534 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/26(月) 00:48:10.68 ID:dvDBVzhF0
夜、早霜から貰ったリボンを眺めながらにやけていると電話が鳴る。
急いで受話器を取ると緊迫した声が聞こえる。

技師『助けてくれ!』

明石「どうしました?」

しかし、問い続けても返事はない。
535 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/26(月) 00:54:53.53 ID:dvDBVzhF0
明石「せんせーい!」

研究所の中、いくら声を張り上げても返事はない。
間に合わなかったのかここにはもういないのか、どちらにせよ不安は募るばかりだ。

明石「返事してください!」

技師の部屋の前に立つ。
武蔵と目配せしてドアを開けると目の前に技師とその娘が立っていた。

明石「よかったぁ、無事だったんですね」

技師「ああ」

技師「心配かけてすまない」

技師「実は話したいことがあってここに呼んだんだ」

武蔵「話したい事?」
536 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/26(月) 01:18:58.89 ID:dvDBVzhF0
部屋の隅のソファーにすすめられ、青白い娘さんがコーヒーをだす。

技師「実はね、この娘人間じゃないんです」

技師「この娘はロボットです」

武蔵「なに!?」

技師「私のもともとの研究は人型ロボット兵器でした」

技師「敵地に送り込んで奇襲させるように作ったのがこの娘です」

技師「施策の段階でなかなかの出来でした」

技師「しかしこの娘を使う意味などなかった」

技師「普通なら廃棄するとことでしょうが情が移ってしまいました」

技師「私は殺された所長たちにこの娘を置いておくことを頼み込みました」

技師「そしてそれは許されました」

明石「それならよかったじゃないですか」

技師「ああ、それだけならよかった」

技師「しかし艦娘が表れてしまった」

技師「そのせいで私の研究は横取りされてしまった」

技師「これは耐えられるものではありません」

技師「子供を奪われるようなものだ」

技師「そのうえ奴らはこの娘も壊せと言う」

技師「役に立たないものは捨てろと言ってきたんです」

技師「そして私は彼女が生き残るすべを考え続けました」
537 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/26(月) 01:31:04.77 ID:dvDBVzhF0
技師「私は彼女に生きるように言いました」

技師「奴らを殺してでも生きるように言いました」

技師「そしてあの事件がおこった」

明石「それじゃあ……」

技師「そう、この娘がやりました」

技師「そして命令したのは私だ」

明石「どうして殺人なんか……」

技師「しょうがないんだ」

技師「この娘と私が生きていくためにはしょうがない」

技師「だから……あなた達にも死んでもらいます」

技師「さぁ……」

促された娘が刃物を手にして二人に近づく。
角に追い込まれ、刃物を突き付けられる。
しかし、刃物が振りかざされることはなかった。
突然娘が近くに合った窓に手をかけ、飛び降りる。
しばらくして聞こえたのは金属がつぶれる音だった。
538 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/26(月) 01:31:40.06 ID:dvDBVzhF0
↓2 技師はどうなったか
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/26(月) 01:32:32.45 ID:cue11AcKo
娘の後を追った
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/26(月) 01:32:52.88 ID:ijywMGgUO
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/26(月) 01:32:59.18 ID:1cA7Po8vo
娘を再び作り出そうとしてる
542 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/26(月) 01:41:11.60 ID:dvDBVzhF0
早霜「そうでしたか」

明石「ごめんなさい」

明石「止める暇もありませんでした」

明石「約束、破っちゃいましたね」

早霜「いえ、いいんですよ」

向かい合いながら座った早霜の顔を見る。

明石「……それと」

明石「それと、ここを出ていくことにしました」

明石「研究所からオファーがきてまして……」

早霜「はい」

明石「それで……」

早霜「はい」


↓2 早霜行動安価
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/26(月) 01:44:07.77 ID:w6nOG9gdo
ksk
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/26(月) 01:44:10.23 ID:MJ9zNnXQo
徐々に涙腺が熱くなるけど気丈に振舞ってみせる
545 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/26(月) 01:51:16.20 ID:dvDBVzhF0
早霜「明石さんが自分で決めたことですから自信をもってください」

明石「はい」

早霜「ここの事は私に任せて心配せずに自分の仕事をしてください」

明石「はい」

早霜の目が徐々に潤んでいく。

早霜「それと……寂しくなるかもしれませんがホームシックにはならないでください」

明石「はい」

早霜「どうか……元気で……」

目には涙を溜め、噛みしめられた唇は小さく震えている。

明石「はい」
546 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/26(月) 01:52:02.72 ID:dvDBVzhF0
↓2 艦娘安価(未出艦)
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/26(月) 01:52:43.69 ID:tXJYBIBKo
金剛
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/26(月) 01:52:44.88 ID:UER9BYcRO
天津風
549 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/26(月) 01:56:56.98 ID:dvDBVzhF0
清霜「武蔵さん喜んでくれたよ」

「それはよかった」

清霜「またお願いするかもしれないけど、いい?」

「うん」

清霜「聞いてる?」

「聞いてる」

清霜「……わかった、惚気てるんでしょ」

清霜「奥さんが遠くに行ってしまっても手紙のやり取りは続き……」

「いや……」

清霜「どうかしたの?」

「……こなくなった」
550 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/27(火) 00:13:46.39 ID:q2bYCxbV0
マルマルフタマル投下


誤爆したかな?
551 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/27(火) 00:20:12.41 ID:q2bYCxbV0
清霜「仲悪くなっちゃったのかな?」

武蔵「二人に限ってそんなことはないだろう」

清霜「それもそうですね」

武蔵「さ、仕事だ仕事」

早霜「そんなこと言ってもコーヒー飲むだけじゃないですか」

武蔵「……」

早霜「そういえばどこかの提督の奥さんが家出したらしいわね」

清霜「そうなの?」

早霜「ええ」

早霜「そのうち依頼でも来るんじゃないかしら」

武蔵「そんなことあるわけが―」

ドアが開き、憲兵が入ってくる。

憲兵「家出した提督婦人を探してくれ」

552 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/27(火) 00:26:56.05 ID:q2bYCxbV0
憲兵が応接室を歩きながら話し始める。

憲兵「家出したのは提督婦人の天津風」

憲兵「夫婦間ではぎくしゃくしたことはなく、生活も円滑にすすんでいたらしい」

憲兵「しかし、提督が帰ってくると彼女はおらず、どこにいったかもわからない」

憲兵「誘拐のおそれもあるがなにも連絡はない」

憲兵「どうか探してくれないか?」

所長「わかった」

所長「この三人を連れていけ」
553 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/27(火) 00:30:14.60 ID:q2bYCxbV0
↓2 武蔵行動安価
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/27(火) 00:33:13.20 ID:4v+T88ATO
提督から聞き取りを行う
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/27(火) 00:33:44.94 ID:sSK49v89o
556 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/27(火) 00:46:10.26 ID:q2bYCxbV0
提督「彼女と結婚したのはごく最近でした」

提督「家に帰ったら話もするし、夫婦としての事もしていました」

提督「それがなぜ家出なんて……」

早霜「心当たりはない、と」

提督「はい」

早霜「それでは天津風さんに変わったところは?」

提督「ありませんでした」

早霜「そうですか……」

早霜「失礼ですがなにか犯罪に巻き込まれたりしていることは?」

提督「それを心配したのですが……」

早霜「わかりました」

早霜「取り合えず周辺を探してみます」

提督「よろしくお願いします」

武蔵「よし、行くか!」

早霜「はい」
557 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/27(火) 00:51:19.99 ID:q2bYCxbV0
早霜「武蔵さんは仕事をしていませんね」

武蔵「しているさ」

早霜「さっきだって私に任せて」

武蔵「悪かった」

早霜「……こちらこそ」

近くにあった食堂で食卓を挟んで早霜と会話する。
隣では清霜がもたれかかってくる。

清霜「なんだか大変ですねぇ」

武蔵「そうだな」

武蔵「私は↓1だと思うのだが」

清霜「私は↓2だと思います」


↓1、2 何があったか予想
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/27(火) 00:53:46.11 ID:tEq7RqsRO
浮気
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/27(火) 00:54:39.42 ID:LoB8W7L+O
旅行
560 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/27(火) 01:01:24.19 ID:q2bYCxbV0
早霜「どちらにしろ辻褄があいませんね」

武蔵「……とにかく食べ終わったら探そう」
561 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/27(火) 01:10:38.14 ID:q2bYCxbV0
武蔵「早霜は事務所に戻って本部にあたってみてくれないか?」

早霜「はい」

武蔵「それじゃあ私たちは探索だ」
562 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/27(火) 01:15:19.96 ID:q2bYCxbV0
清霜「武蔵さん、早霜姉さんは大丈夫ですかね」

武蔵「明石がいなくなったからな」

武蔵「もともと早霜の監視役も兼ねていた明石がいなくなってしまった今、どうなるかわからないな」

清霜「はい……」

武蔵「安心しろ、私がいざという時は守ってやるから」

清霜「……はい!」
563 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/27(火) 01:19:13.51 ID:q2bYCxbV0
早霜「天津風さんがだれか男の人と歩いているところが目撃されていました」

早霜「二人で電車に乗って、それからはわかりません」

武蔵「だったら駅周辺の宿に連絡とればいいな」

早霜「案外早く片付きましたね」

武蔵「私の言った通り浮気だろ?」
564 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/27(火) 01:20:05.65 ID:q2bYCxbV0
今日はここまで
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/27(火) 18:47:25.20 ID:u2w1Wq5cO
おっつ
566 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/28(水) 00:22:54.57 ID:PXblP8o20
マルマルサンマル投下
567 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/28(水) 00:30:09.14 ID:PXblP8o20
その宿は古びていてもいまだ営業していた。
二人が泊まっているという部屋に入る。
襖を開けると銀色の髪を一か所でまとめた頭が下げられている。

天津風「お願いします」

天津風「どうか彼の事は見逃してください」

武蔵「……」

早霜「どうしました?」

早霜「お話、聞きますよ?」

天津風「……」
568 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/28(水) 00:52:12.23 ID:PXblP8o20
天津風「提督とは上司部下の関係でした」

天津風「プロポーズされて婚約までしました」

天津風「そして広い部屋に住まわされました」

早霜「はい」

天津風「一日中家を掃除して、洗濯をして、求められれば応じて……」

天津風「彼には罪はありません」


↓1 男への処罰

↓2 天津風への処罰
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/28(水) 00:55:18.54 ID:oSkimGgVO
取り敢えず天津風と男と提督の三人で話し合ってくること
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/28(水) 00:55:24.83 ID:3PrE6YoUo
謹慎
571 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/28(水) 01:06:26.22 ID:PXblP8o20
天津風「……」

武蔵「どうした?」

天津風「彼はどうなりますか?」

武蔵「↓2になるだろうな」
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/28(水) 01:09:13.16 ID:SoLO/kL4o
ksk
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/28(水) 01:09:17.64 ID:wD/3kNlVO
提督夫人に手を出したんだし口に出すのも憚られる肉塊
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/28(水) 01:09:50.66 ID:tfDqyg7oO
わからん
575 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/28(水) 01:19:04.18 ID:PXblP8o20
天津風「……本当ですか?」

早霜「多少過大ですけどただではすみませんね」

天津風「……私が勝手に逃げ出したことにはできませんか?」

天津風「私が逃げたかっただけなんです」

天津風「彼は私についてきただけなんです」

天津風「見逃してください」

武蔵「……」


↓2 どうするか
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/28(水) 01:27:12.04 ID:rWLGJaJ/O
超長期の監視対象で済むよう取り計らう
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/28(水) 01:27:39.57 ID:mPfY3h0zo
578 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/28(水) 01:32:11.44 ID:PXblP8o20
天津風「ありがとうございます」

武蔵「なに、いいんだ」

武蔵「まぁ安心してくれ」
579 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/28(水) 01:33:42.97 ID:PXblP8o20
↓2 事件安価(未出艦のみ)
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/28(水) 01:34:33.64 ID:mPfY3h0zo
>>441
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/28(水) 01:35:06.75 ID:ZK+6rgxAo
>>439
582 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/28(水) 01:38:47.91 ID:PXblP8o20
天龍「あれがないと出撃できないんだよ」

早霜「そうでしたか」

天龍「よろしくたのむぜ」


↓2 天龍の眼帯の下
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/28(水) 01:39:25.51 ID:kDdbYqZ7o
オッドアイ
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/28(水) 01:39:27.22 ID:8aRhP2ymo
義眼
585 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/28(水) 01:52:10.33 ID:PXblP8o20
早霜「綺麗な目ですね」

天龍「嫌味か?」

早霜「いえ、本当に綺麗な目」

天龍「こっちは義眼だぜ?」

早霜「はい、聞いています」

早霜「見てみたい気もしますね」

天龍「眼帯見つかったら見せてやるよ」

天龍「ついでにどうしてこうなったか聞かせてやる」
586 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/28(水) 01:53:51.14 ID:PXblP8o20
今日はここまで
587 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/29(木) 23:39:58.07 ID:lvwdq9zl0
フタサンゴーマル投下
588 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/29(木) 23:52:17.61 ID:lvwdq9zl0
早霜「ありませんね」

天龍「どこいったんだろうな」

早霜「天龍さんの部屋、探してもいいですか」

天龍「おう」


↓2 見つかったか
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/29(木) 23:52:35.04 ID:JMGV+OMgO
見つからない
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/29(木) 23:52:44.71 ID:e4TRiEwlO
見つからなかった
591 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/30(金) 00:01:11.04 ID:GQVmx6Ku0
早霜「見つかりません」

天龍「そうか」

早霜「後はベッドの下とか」

天龍「あるわけないだろ」

早霜「そうですか……」

天龍「俺はな、山の生まれなんだ」

早霜「いきなりなんですか?」

天龍「鼻は効くんだ」

天龍「箪笥が怪しい」


↓2 あったか
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/30(金) 00:02:15.82 ID:i9ad6hhEo
なかった
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/30(金) 00:02:17.61 ID:R1NqYU6to
きわどい下着があった
594 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/30(金) 00:08:08.83 ID:GQVmx6Ku0
早霜「天龍さん、山ではこれが一般ですか?」

天龍「それは龍田のだよ」

天龍「紛れてないか?」

早霜「はい」

天龍「どこいったんだろうなぁ」

早霜「もう少し探してみます」


↓2 見つかったか
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/30(金) 00:10:06.41 ID:paHcIJdsO
見つかった
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/30(金) 00:10:19.58 ID:Q3vLUmgBO
見つからなかった
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/30(金) 00:10:24.67 ID:wzPgVTpBo
見つかんない
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/30(金) 00:11:27.96 ID:KFKIhBGmO
ない
599 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/30(金) 00:16:17.00 ID:GQVmx6Ku0
早霜「駄目です」

天龍「どこにいったんだ」

早霜「やっぱりベッドの下じゃないですか?」

天龍「それはないだろ」

早霜「洗濯に出したとか」

天龍「……それだ」


↓2 見つかったか
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/30(金) 00:26:56.50 ID:OI4KWPD2o
すごい色落ちしていたけど見つかった
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/30(金) 00:27:13.57 ID:i9ad6hhEo
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/30(金) 00:27:22.81 ID:wzPgVTpBo
見つからない
603 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/30(金) 00:36:56.74 ID:GQVmx6Ku0
早霜「色落ちしてますね」

天龍「ショックだ」

早霜「そうですか」

天龍「それで、俺の目の話だな?」

早霜「はい」

天龍「いいぜ、話してやる」

天龍「知ってるか?」

天龍「ある山には不死身の生き物がいる」

天龍「もちろん肉体は死んでいく」

天龍「だが精神だけは死なない」

天龍「肉体の限界が近づくと別の生物の体を乗っ取るんだと」

天龍「そいつに乗っ取られると目に傷がつく」

早霜「それって……」

天龍「ああ、俺は今若い肉体が欲しい」

天龍「早霜、くれよ」
604 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/30(金) 00:52:48.18 ID:GQVmx6Ku0
天龍「驚いたか?」

早霜「いえ」

天龍「ほんとはな、ガキの頃切っちまっただけなんだ」

早霜「でしょうね」

早霜「あんな話あるわけ……」

天龍「……どうだろう」

天龍「何度打ち破っても滅びない」

天龍「また同じ海域で船を沈める」

天龍「船だけじゃない」

天龍「飛行機だって落とされる」

天龍「俺たちの敵は精神だったものなんじゃないか?」

早霜「それは……」

天龍「精神を消さない限り俺たちは勝てない」

天龍「……なんてな」

天龍「驚いただろ」
605 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/30(金) 00:53:20.83 ID:GQVmx6Ku0
これで終わり
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/30(金) 00:56:08.22 ID:4/No4HFMO
607 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/30(金) 00:58:55.65 ID:GQVmx6Ku0
清霜「武蔵さーん」

清霜「最近、早霜姉さん頑張ってますね」

武蔵「そうだな」

清霜「明石さんがいなくなったからですかね」

武蔵「そうだろうな」

清霜「明石さんと何かあったんですか?」

早霜「それはね」

清霜「うわぁっ!!」
608 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/30(金) 01:01:47.64 ID:GQVmx6Ku0
夕食をテーブルにのせる。

清霜「おいしそう」

早霜「↓2よ」

早霜「よく作ってもらったの」
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/30(金) 01:04:25.37 ID:69f4jzu5o
お好み焼き
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/30(金) 01:04:29.12 ID:i9ad6hhEo
ビーフストロガノフ
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/30(金) 01:05:07.53 ID:qaaR7ha5O
>>609
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/30(金) 01:07:54.92 ID:4/No4HFMO
カレー
613 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/30(金) 01:08:48.12 ID:GQVmx6Ku0
清霜「へぇー」

早霜「もともと私は鳳翔さんと同じ鎮守府で働いていた」

清霜「どうしてここに来たの?」

早霜「明石さんに誘われたの」

早霜「一緒に来ないかって」
614 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/30(金) 01:29:06.44 ID:GQVmx6Ku0
今日はここまで

明日から早霜について
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/30(金) 01:29:29.90 ID:wzPgVTpBo
616 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/31(土) 00:19:36.98 ID:15MSm+Fn0
マルマルフタゴー投下
617 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/31(土) 00:26:12.21 ID:15MSm+Fn0
早霜「これでいいかしら」

鳳翔「はい、上出来です」

早霜「よかった」

鳳翔「大分上手に作れましたね」

早霜「ありがとうございます」

鳳翔「次は↓2に挑戦してみましょうか」


↓2 料理
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/31(土) 00:27:09.71 ID:oWGtfxq7O
レバ刺し
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/31(土) 00:27:22.80 ID:qBJ3pWAhO
ショートケーキ
620 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/31(土) 00:33:33.30 ID:15MSm+Fn0
早霜「いいんですか?」

鳳翔「はい」

鳳翔「早霜さんは料理上手ですし教え甲斐がありますし」

鳳翔「それに、料理が好きなんでしょう?」

早霜「……はい」

鳳翔「じゃあ明後日にまた来てください」
621 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/31(土) 00:37:17.50 ID:15MSm+Fn0
早霜「鳳翔さん、お願いします」

鳳翔「はい、お願いします」

早霜「ショートケーキ作りでしたね」

鳳翔「はい」

早霜「楽しみです」

鳳翔「そう言っていただけるとこちらも嬉しいです」
622 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/31(土) 00:42:25.93 ID:15MSm+Fn0
オーブンに生地を入れる。
赤く照っているオーブンの熱気が顔に及ぶ。
瞬間、頭の中に風景が描かれる。

鳳翔「早霜さん?」

鳳翔の声に我に返る。

早霜「はい、今いれます」

見たことが無い懐かしい風景はその後忘れてしまった。


↓2 早霜行動安価
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/31(土) 00:44:09.32 ID:x2NhAT46o
ボーっとしたままクリームを泡立てる
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/31(土) 00:44:41.03 ID:zyD2LZMnO
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/31(土) 00:44:53.71 ID:aKvt1Wr5o
気合いを入れて生クリームを泡立てる
626 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/31(土) 00:54:07.52 ID:15MSm+Fn0
言われた通りにクリームを泡立てる。
しかし頭が重く、手が思うように動かない。

鳳翔「具合が悪いなら今日はやめておきますか?」

鳳翔さんの心配そうな声が聞こえる。
それに答えようと口を動かそうとするが意識が遠のいでいく。

鳳翔「早霜さん!」

早霜「はいっ」

気が付いてみるといつもの台所に立っていた。
隣では心配そうな顔をした鳳翔さんが立っている。

鳳翔「なにかありましたか?」

早霜「いえ、何も……」
627 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/31(土) 01:06:34.96 ID:15MSm+Fn0
暗闇の中雄叫びが聞こえる。
勇ましさが却って悲哀に感じられる。
しかし、次の瞬間にはいつの間にか起き上がっていて、外では雀が呑気に鳴いている。
深海棲艦が現れはじめた頃はこうはいかなかったらしい。
全国から集められた艦娘はまだ少なく、あらゆる犠牲が強いられた。
雀と共に朝を迎えるなどできなかったようだ。

早霜「……↓2でもしますか」
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/31(土) 01:07:38.99 ID:EqoxiR1cO
料理
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/31(土) 01:07:44.86 ID:0b90JNXeO
朝のランニング
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/31(土) 01:07:48.03 ID:Lv0ejDYxO
ラジオ体操
631 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/31(土) 01:14:13.83 ID:15MSm+Fn0
ジャージに着替えて朝のランニングに出かける。
ランニングと言っても広い鎮守府内を走るだけで、外には出られない。
それでもここの鎮守府は比較的自由だった。
三食のご飯と訓練の時間以外は縛られることもなかった。
ふと海の向こうをみると一隻の船影が浮かび、そして沈んでいった。


↓2 早霜行動安価
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/31(土) 01:18:04.10 ID:358Ur8P1O
一応船について鎮守府に報告
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/31(土) 01:18:56.25 ID:LlXAjJ60O
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/31(土) 01:19:03.02 ID:cpflPT6CO
目を擦ってもう一度海を見る
635 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/31(土) 01:21:26.23 ID:15MSm+Fn0
早霜「司令官、船です」

司令「船?」

早霜「海の向こうに現れて沈んでいきました」

司令「……見間違いだろう」

司令「実際に沈んでたらすぐに連絡がはいる」
636 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/31(土) 01:30:28.97 ID:15MSm+Fn0
早霜「なにかがおかしい……」

早霜「だけど……どこがおかしいのかしら」

早霜「↓2してみれば治るかしら」
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/31(土) 01:31:02.95 ID:ir1JtF8RO
瞑想
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/31(土) 01:31:15.72 ID:Why71/RLO
不貞寝
639 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/31(土) 01:44:17.12 ID:15MSm+Fn0
早霜「おやすみなさい」

布団に寝転がると声が聞こえた。
何を言っているかはわからない。
しかしそれは徐々に大きくなっていき、しまいには頭の隅にまで響くほどになる。
来るな。
目が覚める頃にはすっかり昼になっていた。
640 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/10/31(土) 01:45:29.08 ID:15MSm+Fn0
↓2 昼食安価
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/31(土) 02:29:04.38 ID:Ic5v6Ps70
ksk
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/31(土) 02:33:13.48 ID:aKvt1Wr5o
満漢全席
643 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/01(日) 00:24:38.62 ID:TQbX0oIx0
今日はお休み

近日まとまって休むかも
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/01(日) 00:24:55.16 ID:+Juay1w6O
了解
645 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/01(日) 23:47:47.34 ID:TQbX0oIx0
フタサンゴーゴー投下
646 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/01(日) 23:55:43.78 ID:TQbX0oIx0
早霜「……頼んでませんよ」

鳳翔「最近元気がないので奮発しました」

早霜「ありがとうございます」

早霜「でも……」

鳳翔「いつでも助けになりますからどんどん頼ってくださいね」

早霜「……はい」


↓2 早霜行動安価
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/01(日) 23:57:24.67 ID:QWkmV9DSO
流石に食べきれないので一緒に食べることを提案
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/02(月) 00:00:03.80 ID:kxdKjKIMo
649 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/02(月) 00:09:58.71 ID:kh/eXU350
早霜「一緒に食べましょう」

早霜「こんなに食べられません」

鳳翔「それもそうですね」

鳳翔「頂きます」

早霜「……助けになってくれるのは嬉しいです」

早霜「ありがとうございます」
650 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/02(月) 00:17:51.19 ID:kh/eXU350
目の前で船が沈んでいく。
自然と手に力が入る。
しかし、気が付いた時には目の前に司令がいた。

司令「無視するのか」

早霜「……なんのことでしょう」

司令「聞いてなかったのか?」

早霜「すいません」

司令「体調は大丈夫か?」

早霜「はい」

司令「大丈夫じゃないだろう」

司令「今日はゆっくり休め」
651 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/02(月) 00:25:32.70 ID:kh/eXU350
早霜「あ……」

目が覚めると窓外は暗く、鎮守府も寝静まっていた。
寝ようと目を閉じると突然恐怖感に襲われる。
急いで鍵をしめ、体を抱える。
その夜はどうしても眠れなかった。
652 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/02(月) 00:28:13.61 ID:kh/eXU350
鳳翔「早霜さん?」

鳳翔「返事をしてください」

鳳翔「早霜さん」

司令「だめか」

鳳翔「はい」

鳳翔「一体何があったんでしょう」

司令「一回診てもらうか」

鳳翔「誰にですか?」

司令「知り合いの技師のもとで艦娘が一人働いてる」

司令「艦娘の治療に関しては腕が立つらしい」
653 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/02(月) 00:30:33.10 ID:kh/eXU350
明石「こんにちは」

鳳翔「こんにちは」

明石「その子はどこにいますか?」

鳳翔「部屋に閉じこもってしまって……」

明石「そうですか……」

明石「開けるの手伝ってください」

鳳翔「無理矢理ですか?」

明石「はい」

鳳翔「でも……」

明石「さあ、早くしますよ」
654 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/02(月) 00:38:22.50 ID:kh/eXU350
扉を突き破る。
壁際には早霜が丸くなっていた。
近づこうとすると早霜が叫ぶ。

早霜「こないで」

鳳翔「早霜ちゃん?」

早霜「誰も来ないで」

鳳翔「……」


↓1、2 鳳翔行動とセリフ安価(安価内容によっては↓1優先)
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/02(月) 00:39:37.97 ID:YyfN33xEo
黙って早霜の手を両の手で包む
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/02(月) 00:41:07.61 ID:avmvnI1Lo
657 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/02(月) 00:59:19.12 ID:kh/eXU350
それでも近づこうとする明石を制止し、早霜に歩み寄る。
近づいてくる鳳翔をみた早霜は観念したように顔を埋めるが体が震えている。
鳳翔がすっかり冷え切った早霜の手を包む。


↓2 早霜行動安価
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/02(月) 01:02:19.35 ID:Tft3UPRzO
ksk
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/02(月) 01:02:30.44 ID:GCdMPZaoo
不安感を吐露
660 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/02(月) 01:09:48.01 ID:kh/eXU350
早霜「……鳳翔さん」

鳳翔「なに?」

早霜「私、怖いです」

早霜「私が私じゃなくなるみたいで怖い」

早霜「今の私は私ですか?」

鳳翔「ええ、そうよ」

早霜「……よかった」
661 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/02(月) 01:21:29.67 ID:kh/eXU350
明石「あなたのお名前は?」

早霜「早霜です」

明石「そうじゃなくてあなたの本名です」

早霜「え……」

明石「小さい頃から呼ばれ続けてるでしょう?」

早霜「えっと……」

早霜「……」

早霜が俯いてしまう。

明石「言えませんか」

明石「あなた、どこ出身ですか?」

早霜「……舞鶴」

明石「違います」

明石「あなたが生まれたのは海のない町です」

明石「じゃあ、姉妹は何人ですか?」

早霜「……17人」

明石「一人っ子です」

明石「どうやら早霜の記憶にあなたの記憶が隠れてるようですね」

早霜「どうしたら……」

明石「策は練るので安静にしていてください」
662 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/02(月) 01:22:06.53 ID:kh/eXU350
↓2 早霜行動安価(明石いない)
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/02(月) 01:26:01.65 ID:QORR7nxro
ご飯を食べたが少し戻した
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/02(月) 01:26:07.77 ID:EN9h282OO
鳳翔の傍から離れられなくなってる
665 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/02(月) 01:43:18.39 ID:kh/eXU350
背中では早霜がまどろんでいた。
鳳翔の部屋に入るやいなや抱き着かれたのだった。
やがて背中から寝息が聞こえてくる。
666 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/02(月) 01:43:44.88 ID:kh/eXU350
↓2 鳳翔行動安価
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/02(月) 01:51:01.03 ID:qAZIS+Wao
早霜の髪を手ぐしでとかす
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/02(月) 01:51:20.29 ID:QORR7nxro
669 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/02(月) 01:56:48.78 ID:kh/eXU350
今日はここまで
670 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/03(火) 00:41:33.01 ID:HBou1UHm0
マルマルゴーマル投下
671 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/03(火) 00:51:00.72 ID:HBou1UHm0
眠ってしまった早霜の髪をとかす。
艶やかな髪は指の間を心地よく流れる。
早霜の顔が気持ちよさそうに緩む。
この子を守らなければいけない。
そう思わせるような微笑だった。


↓2 明石と早霜行動安価
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/03(火) 00:52:23.15 ID:uDGY0Qzyo
明石による催眠療法を受ける早霜
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/03(火) 00:53:18.85 ID:lYPU91Bgo
674 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/03(火) 01:02:52.29 ID:HBou1UHm0
早霜が白いベッドに横たわっている。

明石「姉妹は何人ですか?」

早霜「……いません」

明石「その通りです」

明石「いいですか」

明石「このままですよ」

明石「目が覚めてもこのまま」

明石「はい」

早霜が目を覚ます。

明石「あなたの姉妹は?」

早霜「じゅ……いません」

明石「……まだまだですね」
675 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/03(火) 01:05:42.80 ID:HBou1UHm0
清霜「で?」

早霜「今日はもうここまで」

早霜「後は明石さんに聞いて」

清霜「えー」

清霜「明石さん会えないんだもん」

武蔵「会いたいと言えば会ってくれるだろ」

武蔵「明石も変わったからな」
676 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/03(火) 01:06:12.90 ID:HBou1UHm0
↓2 軽めの事件安価
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/03(火) 01:07:11.43 ID:lYPU91Bgo
球磨ちゃん語尾付けなくなった事件
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/03(火) 01:07:26.37 ID:P69AQ2RJo
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/03(火) 01:07:44.34 ID:5t3ANkgnO
舞風が踊れなくなった
680 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/03(火) 01:14:05.81 ID:HBou1UHm0
憲兵「おーい」

球磨「なんだ?」

憲兵「……どうしたんだ?」

球磨「だから何が」

憲兵「……病院に行ったほうがいい」

球磨「そんな必要ない」


↓2 憲兵行動安価
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/03(火) 01:15:01.88 ID:hMHmvDX/0
ksk
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/03(火) 01:15:50.10 ID:UR4QZPgIo
行かないならこっちから医者を呼ぶ
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/03(火) 01:16:05.36 ID:/6SwLy+do
姉妹艦に聞き込み
684 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/03(火) 01:20:08.94 ID:HBou1UHm0
憲兵「どうですか?」

医者「特に悪いところは見当たりません」

医者「一体何の要件で呼ばれたんですか?」

憲兵「語尾がおかしいんです」

医者「語尾?」

医者「そんなの心変わりでしょう」

医者「医者の知ったことじゃありませんよ」

憲兵「はぁ……」


↓2 球磨行動安価
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/03(火) 01:20:50.11 ID:P69AQ2RJo
普段どおりに振舞ってる
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/03(火) 01:21:17.98 ID:Hr4ApUGSO
荒々しくなった
687 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/03(火) 01:30:59.87 ID:HBou1UHm0
球磨「医者なんか呼びやがって」

憲兵「なに?」

球磨「次呼んだらしょうちしない」

憲兵「……」

憲兵「言葉を慎みなさい」

憲兵「私はこれでも憲兵だ」

憲兵「しかるべき処置を取らせてもらうぞ」

球磨「……」

球磨「トリックオアトリートクマ」
688 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/03(火) 01:34:18.35 ID:HBou1UHm0
今日はここまで
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/03(火) 01:34:40.50 ID:2flX2ZjfO
日和るな球磨
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/03(火) 10:23:52.19 ID:lqy8qyfto
乙乙
691 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/04(水) 00:48:29.68 ID:dqPW9zBL0
今日はお休み

↓2 軽い事件(未出艦のみ)
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/04(水) 00:49:16.32 ID:1oG1upcLO
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/04(水) 00:49:23.00 ID:wsi3pOdrO
>>679
694 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/08(日) 23:11:32.71 ID:rgcoASYJ0
フタサンヒトゴー投下
695 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/08(日) 23:15:51.70 ID:rgcoASYJ0
明石「足をやられたんですか」

医師「はい」

明石「艤装展開中のけがは治るはずですよ」

医師「それが艤装をはずした直後だったんですよ」

明石「なるほど」

医師「みてください」

明石「ずたずたですね」

医師「これじゃ日常生活に支障をきたしますね」


↓1 舞風の様子安価
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/08(日) 23:16:40.55 ID:ABK695QAO
失意のどん底
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/08(日) 23:17:04.96 ID:gRDeJeSWo
怖いくらい落ち着いている
698 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/08(日) 23:23:39.07 ID:rgcoASYJ0
明石「どうだった?」

早霜「失意のどん底、といった感じです」

明石「そう……」

早霜「会いますか?」

明石「いえ、詳しい検査は済んでいますし会わないでも対策はできます」

早霜「……」
699 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/08(日) 23:25:47.58 ID:rgcoASYJ0
早霜「舞風さん」

舞風「……もう踊れないの?」

早霜「……まだわかりません」

早霜「でも明石さんの腕は高いですから、安心してください」

舞風「……」
700 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/08(日) 23:30:43.37 ID:rgcoASYJ0
早霜「明石さん」

明石「どうしました?」

早霜「彼女はどうして足を?」

明石「なんでも輸送船の護衛の交代途中に艤装を解除したところを噛まれたようです」

早霜「そんなことが……」

明石「最近同じようなことがあったばっかりなのに、進歩しませんね」

早霜「……あの時は駆逐艦が一人、でしたっけ?」

明石「はい」
701 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/08(日) 23:33:02.05 ID:rgcoASYJ0
舞風「……いつまでいるの?」

早霜「あなたが寝るまでずっといますよ」

舞風「……」


↓1 早霜慰めセリフ安価
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/08(日) 23:33:34.38 ID:bCgdouyoO
きっと治りますから安心してください
703 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/08(日) 23:35:03.29 ID:rgcoASYJ0
早霜「きっと治りますから安心してください」

舞風「……うん」

早霜「さ、早く寝てください」

早霜「明日の手術にひびきますよ」
704 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/08(日) 23:40:08.97 ID:rgcoASYJ0
早霜「やっと手術が始まりましたね」

明石「ご苦労さまでした」

早霜「いえ、これで治ると思えば……」

明石「治る?」

明石「治りませんよ」

明石「彼女はこれから解体されるんです」

早霜「そんな……」

早霜「私は治ると聞いたから……」

明石「ええ、そう言ってもらわないと手術に逃げられるかもしれませんからね」

明石「念には念をおしました」

早霜「……騙しましたね」
705 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/08(日) 23:55:43.49 ID:rgcoASYJ0
明石「確かに治らないものを治ると言うのも心苦しくはありますが……」

明石「このままずっと軍の籍に入ってるわけにもいきませんし」

明石「初めから治らないと言うのも残酷ですからね」

明石「それに後で手術が失敗したと言えばすみます」

早霜「……」

明石「あなたを恨みはしないでしょうし、これでいいじゃないですか」

早霜「……」
706 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/09(月) 00:04:00.95 ID:jmovmzbO0
舞風が建物から出てくる。

早霜「舞風さん」

舞風「……なに?」

早霜「ごめんなさい」

早霜「もう踊れなく―」

舞風「踊り?」

早霜「……好きだったでしょう?」

舞風「誰の話?」

早霜「まさか……」

舞風「明石さんにお礼を言ってください」

舞風「それじゃ、ありがとうね」

舞風が行ってしまう。
あんなに踊りを気にしていたのに今では別人のようだった。
今の自分と同じことが起きていたのかもしれない。
しかし今となっては確かめようがない。
後はびっこを引きながら歩きにくそうに歩く舞風の後ろ姿を見るだけだった。
707 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/09(月) 00:05:48.77 ID:jmovmzbO0
今日はここまで

一週間ほどお休み
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/09(月) 00:16:35.19 ID:AR3suFnto
おつ
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/09(月) 06:00:05.48 ID:+x5Xul9go
乙乙
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/22(日) 11:10:07.81 ID:tBb29Vw/o
保守
711 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/24(火) 00:18:47.06 ID:Nwg5hcyf0
マルマルサンマル投下
712 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/24(火) 00:30:18.95 ID:Nwg5hcyf0
清霜「ねぇねぇ、武蔵さん」

武蔵「なんだ?」

清霜「朝潮ちゃん、覚えてる?」

武蔵「……どうしたんだ?」

清霜「なんだか思いだしちゃった」

武蔵「そうか……」


↓1 事件内容安価(未出艦)
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/24(火) 00:31:09.05 ID:p7Ecofo0o
ろーちゃんの服が無くなった
714 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/24(火) 00:40:16.94 ID:Nwg5hcyf0
早霜「ある潜水艦の替えの服が無くなったらしいです」

武蔵「盗まれたのか?」

早霜「上陸先で失くしたようです」

武蔵「そうか」

清霜「どうやって帰ったの?」

早霜「まだ帰ってないらしいわ」

武蔵「つまり、服を探して連れて帰れということか」

早霜「はい」


↓2 ろーちゃんの所在安価
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/24(火) 00:41:46.98 ID:uCPIy+zSo
ランジェリーショップ
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/24(火) 00:42:01.82 ID:W61xihKqO
路地裏
717 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/24(火) 00:51:08.26 ID:Nwg5hcyf0
武蔵「……どこの路地裏だ?」

早霜「詳しくはわかりません」

早霜「ただ、失くした服がないと帰れないらしいです」

清霜「へぇ……」

武蔵「また骨が折れそうだな」

武蔵「3人で手分けして探そう」


↓2 誰が何を見つけたか(見つからなくてもよい)
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/24(火) 00:55:25.21 ID:icMpBm9fO
見つからない
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/24(火) 00:55:30.87 ID:4ZGcp+LkO
清霜がハイエースされてるろーちゃんを発見
720 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/24(火) 01:02:05.67 ID:Nwg5hcyf0
路地裏に入ろうとした時、ハイエースが目の前に止まり褐色の少女が詰め込まれた。
そして何事もなかったかのように発進してしまった。

清霜「あ……」

急いでナンバーを覚えて武蔵さんに電話をかける。


↓2 ハイエースの居場所がわかったか
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/24(火) 01:05:28.10 ID:rXVuQ2qMO
わかった
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/24(火) 01:05:33.74 ID:f31u2d4Io
わかった
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/24(火) 01:05:36.29 ID:lcKSFtqXO
わからなかった
724 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/24(火) 01:10:17.65 ID:Nwg5hcyf0
憲兵『工場跡に止まっています』

憲兵『おそらく犯人も中にいる模様』

憲兵『最近頻発している事件と同様の手口です』

武蔵「わかった、すぐいく」


↓2 突入のしかた
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/24(火) 01:11:20.35 ID:VQP/BeAno
サイレンガン鳴らしで突撃
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/24(火) 01:11:39.14 ID:iA6G0pKKO
裏口からこっそり
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/24(火) 01:12:20.11 ID:+HNrDEqTo
正面の武蔵で派手に突入して誘導
憲兵隊はそのスキに裏から
728 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/24(火) 01:23:52.25 ID:Nwg5hcyf0
憲兵「裏口がありましたのでそこからこっそり入ります」

武蔵「私も同行しよう」

憲兵「はい」

武蔵「犯人はどうする?」

憲兵「手遅れであってもなくても拘束します」

武蔵「わかった」

憲兵「相手はどんな武装をしているかわかりません」

憲兵「注意してください」

武蔵「ああ」


↓2 侵入成功したか
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/24(火) 01:24:57.79 ID:f31u2d4Io
成功した
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/24(火) 01:24:59.32 ID:PNkZK07UO
成功した
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/24(火) 01:25:09.05 ID:xV7fqgZVO
失敗
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/24(火) 01:31:02.81 ID:yo+Pawps0
早いですがこの間実装された4人ではまだ安価取らないほうがいいですか?
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/24(火) 01:33:43.74 ID:FkALGeOEO
犯人は鹿島…
734 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/24(火) 01:43:01.09 ID:Nwg5hcyf0
>>732取ってもいいです


足音を殺して物陰に隠れる。
中からは男たちの笑い声が聞こえてくる。
憲兵の合図と共に一斉に動き出す。

憲兵「動くな!」

憲兵が銃を構える中、男たちは意外にも少女を守るように周りを囲んだ。

ろー「やめてください!」

少女が声を立てる。

武蔵「……何か事情があるのか?」

ろー「はい」

武蔵「取り合えず身柄を拘束してから聞こう」
735 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/24(火) 01:50:55.52 ID:Nwg5hcyf0
今日はここまで


>>733 鹿島かしら
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/24(火) 01:52:31.43 ID:+HNrDEqTo
おつ
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/24(火) 02:03:52.15 ID:yo+Pawps0
乙です
ありがとうございます
738 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/25(水) 00:44:15.23 ID:UR6NQFiI0
今日はお休み

明日投下
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/25(水) 00:48:45.82 ID:gWQzvZRwo
了解
740 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/25(水) 23:50:10.75 ID:UR6NQFiI0
マルマルマルマル投下
741 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/26(木) 00:00:18.29 ID:BK+gEgvT0
後ろ手に縛られた男たちが一列に並べられた。

武蔵「事情を話してもらおう」

リーダー格であるのか男が話し出す。

男「我々は連れ去ろうとしたのではありません」

男「路地を歩いていたのを見かけまして……」

武蔵「魔がさしたのか?」

男「いえ、何度も見かけたものですから狙われると思いました」

男「この辺りには少女が連れ去られる事件が多発しています」

憲兵「お前たちじゃないのか?」

男「私たちは見回っているだけです」

憲兵「どうしてそんなことをする」

男「それは……」
742 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/26(木) 00:13:52.71 ID:BK+gEgvT0
男「―という男をご存じですか?」

武蔵「徴集された男か?」

男「はい」

男「ご存じでしたか」

武蔵「あまりない苗字だからな」

男「彼が戦死したのは知っていますか?」

武蔵「……ああ」

男「ある日遺書が届きました」

男「特に何が書いてあったわけでもありません」

男「しかし、それを見ていてもたってもいられなくなったのです」

男「それでパトロールの真似事などやっていました」

武蔵「そうか……」

憲兵に顔を向ける。

武蔵「どうする?」

憲兵「注意だけして帰らせます」

憲兵「艦娘はそちらで預かってください」

返事をしようと口を開けたが、憲兵の通信機のに妨げられる。
憲兵は頻りにやり取りをしていたが、通信機から顔を離すと青ざめた顔で言った。

憲兵「↓1が帰らないそうです」


↓1(未出艦)
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 00:15:30.98 ID:Tz36HGMsO
瑞鳳
744 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/26(木) 00:21:38.12 ID:BK+gEgvT0
武蔵「連れ去られたのか?」

憲兵「わかりません」

男たちに視線が向けられる。

武蔵「連れ去られたとして心当たりはあるのか?」

男たちは事前に見当をつけていたのかある場所を口にした。


↓1 連れ去られた瑞鳳がどうなっていたか(場合によっては再安価)
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 00:22:40.55 ID:W9SdieAIO
陵辱されていた
746 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/26(木) 00:27:21.85 ID:BK+gEgvT0
↓2 犯人への処罰
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 00:27:43.99 ID:Gy8N0Bbto
逆さ吊り一週間放置
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 00:27:58.02 ID:BUDAhU7OO
去勢
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 00:28:00.87 ID:ap9Xvb6UO
750 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/26(木) 00:34:43.21 ID:BK+gEgvT0
清霜「犯人はどうなったの?」

武蔵「去勢らしい」

清霜「去勢?」

武蔵「気にしないでいい」

清霜「……被害者は?」


↓2 瑞鳳の状態
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 00:36:07.37 ID:0EyF8wsko
塞ぎ混んでる
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 00:36:10.74 ID:yTV13JkYO
常時レイプ目でうわ言でたべりゅを繰り返し言ってる
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 00:36:18.95 ID:/+/twI8Jo
案外へいき
754 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/26(木) 00:47:21.81 ID:BK+gEgvT0
武蔵「大分ショックだったらしい」

武蔵「それに……」

武蔵「……更生させる依頼がきた」

早霜「そうですか」

武蔵「ああ」


↓2 何をするか
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 00:49:27.73 ID:EHOOOMFoO
メンタルヘルス
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 00:49:38.85 ID:htnxagIiO
カウンセリングをする
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 00:52:33.60 ID:V//lL1NCO
たべりゅ…たべりゅ…
758 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/26(木) 00:56:22.66 ID:BK+gEgvT0
↓2 カウンセリングの結果
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 01:01:01.35 ID:pBHIQ9w6o
復活
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 01:01:02.56 ID:lOupZZyAO
7割回復
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 01:01:03.07 ID:Gy8N0Bbto
目に光が戻ったが軽い男性恐怖症が残った
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 01:03:05.45 ID:2UOItt5NO
治療に失敗して自動玉子焼き機と化してしまった
763 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/26(木) 01:06:07.03 ID:BK+gEgvT0
早霜「7割方回復したようです」

清霜「そんなこともできたの?」

早霜「戦闘できないから頑張ったのよ」

清霜「へぇー」

武蔵「どんな状態だ?」

早霜「↓2」
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 01:08:38.91 ID:fZHrfqa9o
>>761
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 01:08:47.28 ID:0EyF8wsko
>>761
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 01:09:16.98 ID:Qf1czrctO
ハイライトが戻ったが後遺症でガチレズになってしまった
767 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/26(木) 01:13:22.02 ID:BK+gEgvT0
武蔵「男性恐怖症とは言っても整備士は男ばっかりだしなぁ……」

早霜「支障がでますね」

武蔵「……慣れてもらおう」


↓2 瑞鳳男性に対しての反応
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 01:14:57.32 ID:Gy8N0Bbto
身を縮こまらせて話ができなくなってる
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 01:15:15.97 ID:ap9Xvb6UO
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 01:15:16.23 ID:e3S1uSkAO
トラウマが蘇ってまたたべりゅ連呼が始まってしまう
771 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/26(木) 01:24:36.93 ID:BK+gEgvT0
早霜「調子はどうですか?」

瑞鳳「……話せなくなっちゃうの」

早霜「なるほど」

早霜「……これから男性に慣れるために数回会ってもらうことになるかもしれないけど、いいですか?」

瑞鳳「……はい」


↓2 どんな風に男性と接しさせるか
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 01:31:28.31 ID:zytlwYL0O
まずは姿を合わせずに電話越しから
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 01:31:37.56 ID:JE91JVU0O
774 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/26(木) 01:46:11.84 ID:BK+gEgvT0
今日はここまで
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/26(木) 01:50:56.14 ID:0EyF8wsko
おつ
776 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/27(金) 00:22:24.05 ID:qHJP+jpP0
マルマルサンマル投下
777 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/27(金) 00:30:13.70 ID:qHJP+jpP0
慣れるための電話は担当の看護婦が電話を取り次いでくれた。
相手の声は日によって変わり、落ち着いた声、荒い声、若者の声で話しかけてきた。


↓2 効果
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/27(金) 00:32:14.61 ID:MBTxb7l3o
少しずつ馴れてきた
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/27(金) 00:33:06.97 ID:lt+aeTyNO
電話なら喋れるようになった
780 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/27(金) 00:39:38.61 ID:qHJP+jpP0
瑞鳳「電話でなら喋れるようになりました」

早霜「なら……会ってみますか?」

瑞鳳「え?」

早霜「別に今すぐにとは言いませんが……」

瑞鳳「……はい」

瑞鳳「会ってみようかと思います」
781 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/27(金) 01:00:46.36 ID:qHJP+jpP0
初めて会ったのは背広姿の男性だった。
次の日には憲兵姿の男性がはにかみながら部屋に入ってきた。
いずれも他愛のない話をして帰っていくだけだったが、それでも話せるようになっていることは励みになった。
しかし、若者の声の持ち主は現れなかった。
日にちが合わないのかと何日か待ってみたが一向に姿を見せてくれない。
いつも電話でのやり取りだけだった。
そのことを早霜ちゃんに聞いてみると、意外な答えが返ってきた。

早霜「そんな人、頼んでいませんよ?」

瑞鳳「え……」

早霜「まずは慣れるために中年男性からとおもいまして」

瑞鳳「でも若い人の声で……」

早霜「……担当の看護婦に聞いてみます」
782 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/27(金) 01:05:13.69 ID:qHJP+jpP0
早霜「確かに若者の声での電話があったそうです」

瑞鳳「やっぱり……」

早霜「……その人とも話せますか?」

瑞鳳「うん……」

早霜「一度正体を聞いてみてください」

瑞鳳「でも……」

早霜「嫌ならいいですけど」

瑞鳳「……やってみる」
783 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/27(金) 01:18:29.82 ID:qHJP+jpP0
若者からの電話がきた。
いつものように話す。
しかし、話は頭に入ってこず相手の正体だけが気にかかる。

「この辺で―」

男が言いかけたとき、疑問が口をついて出る。

瑞鳳「あなたは誰ですか?」


↓2 相手が素直に話すかどうか
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/27(金) 01:19:44.47 ID:H+08qX9zo
はなさない
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/27(金) 01:19:47.26 ID:UdHbYGsxO
ヒントだけ教える
786 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/27(金) 01:28:32.09 ID:qHJP+jpP0
「……ヒントだけでいいですか?」

瑞鳳「はい」

「あなたと会ったことはありません」

「おそらくこれからも会わないでしょう」

瑞鳳「…‥」

「ではこれで」

電話が切れる。


↓2 瑞鳳行動安価
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/27(金) 01:29:12.00 ID:MBTxb7l3o
また話せるか聞く
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/27(金) 01:30:03.09 ID:Rmq1+nGSO
会話の練習をする
789 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/27(金) 01:36:41.32 ID:qHJP+jpP0
瑞鳳「早霜ちゃん」

早霜「なんですか?」

瑞鳳「会話の練習、してもらえますか?」

早霜「例の若者に関連した話ですか?」

瑞鳳「はい」

早霜「……男の人を連れてきます」


↓2 練習の成果
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/27(金) 01:41:05.54 ID:Upv7KG7fO
ksk
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/27(金) 01:41:15.98 ID:H+08qX9zo
9割方回復
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/27(金) 01:41:21.93 ID:9s317UFfO
物凄くどもる
793 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/27(金) 01:50:44.13 ID:qHJP+jpP0
早霜「これで日常生活は大丈夫でしょう」

瑞鳳「ありがとう」

早霜「男性とお会いになるんでしょう?」

瑞鳳「うん」

瑞鳳「待ち合わせの日時もばっちり」

早霜「……楽しんでくださいね」


↓2 当日の服装
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/27(金) 01:52:57.80 ID:UlRWPdIqO
艦娘時の和装に近い着物姿
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/27(金) 01:53:28.17 ID:0wSx7slOO
796 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/27(金) 01:55:50.06 ID:qHJP+jpP0
今日はここまで
797 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/28(土) 00:23:44.21 ID:vpdTvKEd0
マルマルサンマル投下
798 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/28(土) 00:30:28.10 ID:vpdTvKEd0
ろー「はやくしないと遅れますよ?」

「居てくれるかな?」

ろー「心配ないですって」

「でもなぁ……」

ろー「最初から遅れる訳にはいきません!」


↓2 待ってる瑞鳳の様子
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/28(土) 00:31:29.08 ID:BDD8Vo0NO
そわそわしてる
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/28(土) 00:31:33.90 ID:0cCrYanmO
小動物のようにぶるぶる震えてる
801 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/28(土) 00:44:33.87 ID:vpdTvKEd0
待ち合わせ場所に足を運ぶと、確かに教えられた通りの容姿の女性がいた。
会おうと近づくと、着物が震えているのが見える。
9割方治ったと聞いていたが、まだ怖がっているようだ。
いたずらに刺激をしないで帰ってしまおうと思ったが、怖がっていたとしても待っていてくれる彼女の覚悟は無駄にはできない。
ゆっくりと彼女に近づいていく。


↓2 会った時の瑞鳳の反応
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/28(土) 00:49:27.77 ID:z8+AdNIvo
フミィ
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/28(土) 00:51:35.95 ID:MadI7jKeO
ビクっと飛び上がる
804 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/28(土) 01:02:02.17 ID:vpdTvKEd0
「こんにちは」

声をかけると彼女は驚いたように立ち上がり、距離をあける。

瑞鳳「あ、ごめんなさい」

「いえ」

体が微かに震えているのが見える。
表情には多少の警戒心を感じる。

「この後どうする予定ですか?」


↓2 どうする予定か
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/28(土) 01:41:02.36 ID:Bj6pZZYRo
動物公園
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/28(土) 01:41:24.39 ID:calXfi9eo
映画見よう
807 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/28(土) 01:55:44.44 ID:vpdTvKEd0
瑞鳳「映画を見ましょう」

「映画?」

瑞鳳「だめですか?」

「いえ、行きましょう」


↓1 映画館での出来事
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/28(土) 02:16:58.45 ID:6VbslDLP0
濡れ場シーンに遭遇
809 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/28(土) 02:49:01.21 ID:vpdTvKEd0
今日はここまで
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/28(土) 03:03:06.68 ID:Bj6pZZYRo
おつ
811 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/29(日) 00:36:49.59 ID:Uk17eA2S0
マルマルヨンゴー投下
812 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/29(日) 00:50:38.05 ID:Uk17eA2S0
スクリーンにいわゆる濡れ場が映し出される。
隣を見ると俯いて胸に手を握っている。
こういったシーンがあることは知っていただろうが、自分の反応に耐えられないのだろうか。
会った時と同じように小刻みに震えだした。


↓1 男行動安価
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/29(日) 00:52:59.19 ID:MMre3F7do
手を握る
814 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/29(日) 00:58:09.26 ID:Uk17eA2S0
暗闇に手を探って握る。

↓1 瑞鳳行動安価
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/29(日) 01:00:13.38 ID:laJTke+Io
一瞬驚いたあと強くにぎりかえす
816 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/29(日) 01:07:19.87 ID:Uk17eA2S0
彼女の手はすぐに離れてしまった。
まずい事をしたと手を戻そうとする。
しかし、その手を彼女の両手が強く握った。
いつしかスクリーンは朝の映像を映していた。


↓1 映画館を出た後何をするか
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/29(日) 01:10:06.89 ID:nxcPDZc5o
>>805にいこう
818 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/29(日) 01:24:39.22 ID:Uk17eA2S0
「よく来たんですよ」

瑞鳳「そうなんですか」

「無料ですからね」

彼女の目にも輝きが増してきた気がする。
彼女は今にも歩き出したそうだった。


↓1 瑞鳳行動安価
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/29(日) 01:27:54.70 ID:9SfdZH7Wo
動物園みたいなのか?
ふれあいコーナーでウサギ抱く
820 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/29(日) 01:35:18.45 ID:Uk17eA2S0
真っ先に行ったのはふれあいコーナーだった。
順番が周ると彼女は嬉しそうにウサギを抱いた。
ウサギの頭を撫でる姿はあの出来事が嘘だったようだ。
自分たちのせいで彼女が穢された。
思わず目を背けてしまう。


↓1 瑞鳳行動安価
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/29(日) 01:36:55.98 ID:QiKWx/Imo
男の様子に気づかぬまま片っ端からウサギをモフりまくる
822 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/29(日) 01:48:20.31 ID:Uk17eA2S0
目の前のウサギの背に顔を埋める。
毛が優しく顔に触る。
毛の柔らかさとウサギの温さが感じられる。
足に感触があり、別のウサギが寄ってきていた。
そのウサギも抱きかかえる。
数十分間、その場から動けずにいた。


↓1 動物公園での出来事
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/29(日) 01:52:00.19 ID:9SfdZH7Wo
男、馬に乗る
824 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/29(日) 02:00:47.95 ID:Uk17eA2S0
馬の鳴き声が聞こえた。
看板をみるとどうやら馬に乗って1週できるらしい。
ふと馬に乗った写真が思い出される。

「あれに乗ってもいいですか?」

瑞鳳「乗れるんですか?」

「初めてですよ」


↓1 男がどうなったか
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/29(日) 02:13:03.62 ID:j1iH2Xc+O
落っこちた
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/29(日) 02:13:10.38 ID:l09Q8CRvO
お手本のような落馬からの後ろ蹴りコンボ
827 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/29(日) 02:14:18.78 ID:Uk17eA2S0
今日はここまで


↓2 瑞鳳の反応
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/29(日) 02:17:01.77 ID:l09Q8CRvO

いけないと思いつつ笑いを堪え切れない
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/29(日) 02:17:30.98 ID:LM4w4NUyo
慌てて駆け寄る
830 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/29(日) 23:34:55.92 ID:Uk17eA2S0
フタサンヨンマル投下
831 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/29(日) 23:41:44.69 ID:Uk17eA2S0
心配しながら見守っていると、案の定馬から落ちてしまった。
慌てて彼の所へ駆け寄ると、痛そうに体をさすっている。


↓2 瑞鳳行動安価
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/29(日) 23:56:37.74 ID:0Hj6URlMo
さすってあげる
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/29(日) 23:59:52.32 ID:LM4w4NUyo
おまじないをする
834 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/30(月) 00:07:36.24 ID:NZ+8OOV/0
瑞鳳「大丈夫ですか?」

「大丈夫です」

「面目ない」

瑞鳳「おまじない、します?」

「え?」

瑞鳳「痛いの痛いの飛んでけー」

「……」

瑞鳳「どうです?」


↓1 男がどうなるか
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/30(月) 00:08:01.22 ID:k1FZW0ylO
苦笑いしながら瑞鳳をナデナデ
836 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/30(月) 00:12:14.28 ID:NZ+8OOV/0
すると彼は苦笑いをしながら私の頭に手を置いた。


↓1 瑞鳳行動安価
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/30(月) 00:12:53.74 ID:zAm3Q4AdO
まだ慣れてないのかビクリと震える
838 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/30(月) 00:19:17.74 ID:NZ+8OOV/0
突然体が震えてしまい彼の手が離れようとする。
触れられても安全な手だとわかっているのに体はまだ慣れていないようだ。
彼が決まりの悪そうな顔をしながら言う。

「お詫びに甘いものでもおごりますよ」


↓1 甘いもの安価
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/30(月) 00:19:47.46 ID:sXeuKVUBo
栗ぜんざい
840 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/30(月) 00:33:56.15 ID:NZ+8OOV/0
栗ぜんざいを食べている彼女は普通の少女だった。
目を輝かせて時折おいしいと呟いている。

「……すいません」

意にせずともそんな言葉が漏れてしまった。

瑞鳳「何がですか?」

「……あの時気を抜かずに見回っていたら未然に防げたかもしれません」

「それを思うと悔しくてなりません」

「助けられなくてごめんなさい」

瑞鳳「……」


↓1、2 瑞鳳セリフ安価(参考)
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/30(月) 00:39:05.67 ID:fF2PM8Mlo
あなたのせいではありません
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/30(月) 00:41:22.97 ID:cjqCfV9tO
今、少しずつ助けてもらっています
843 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/30(月) 00:50:46.86 ID:NZ+8OOV/0
瑞鳳「あなたのせいではありません」

瑞鳳「それに今、少しずつ助けてもらっています」

「瑞鳳さん……」

瑞鳳「早くぜんざい食べちゃいましょう」

「はい」
844 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/30(月) 00:57:47.10 ID:NZ+8OOV/0
提督「まだ清霜は沈んでいるのか」

武蔵「そのようだ」

提督「……こんな時になんだが武蔵」

提督「お前を引き抜きたいとの打電があった」

武蔵「なに?」

提督「沈む艦娘も出てきたっていうのにな」

提督「取り合えず会ってみてくれないか?」

武蔵「……わかった」
845 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/30(月) 01:08:24.17 ID:NZ+8OOV/0
足を清霜の部屋に向ける。
鎮守府内で一番仲のよかった友人が沈んだ。
彼女にとってそれがどれほどの衝撃だったか、自分にはわからない。
とにかくいつも暗い顔をしている。
それだけが確かだった。

武蔵「清霜、いるか?」


↓1 清霜の様子
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/30(月) 01:09:19.06 ID:aP4xpj8qO
泣いてる
847 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/30(月) 01:09:28.72 ID:K9UpIgCqo
横になってる
848 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/30(月) 01:12:26.38 ID:NZ+8OOV/0
清霜は枕に顔を埋めていた。

武蔵「泣くなよ」

清霜「……泣いてないです」

涙声で返される。

武蔵「清霜、景気づけにどこかに連れて行ってやろう」

清霜「……本当ですか?」

武蔵「ああ、↓1に行こう」

武蔵「支度しておけよ」
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/30(月) 01:12:57.60 ID:hbvxlfpFO
焼き肉
850 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/30(月) 01:35:19.19 ID:NZ+8OOV/0
いくつか頼んだ肉が席に届く。

武蔵「さあ、食べよう」

清霜「はい」

嬉しそうにしていても、目にはどこか輝きがない。


↓1 武蔵行動安価
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/30(月) 01:36:35.73 ID:tOT7v6xWO
せっせと肉を焼いて清霜の皿へ
852 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/30(月) 01:45:24.16 ID:NZ+8OOV/0
武蔵「さぁ、食え」

武蔵「上手い肉の焼き方を聞いてきたんだ」

清霜の皿に旨そうに焼けた肉を載せる。

清霜「ありがとうございます」

幾分清霜が本当に楽しんでいるように見えた。
853 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/11/30(月) 01:46:10.52 ID:NZ+8OOV/0
今日はここまで


↓2 瑞鳳その後安価
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/30(月) 01:47:07.26 ID:cjqCfV9tO

男とまた会う約束をした
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/30(月) 01:48:09.43 ID:eknFv6WhO

856 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/30(月) 02:01:53.84 ID:K9UpIgCqo
おつ
857 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/11/30(月) 07:10:35.62 ID:mJEch36kO
乙乙
858 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/01(火) 00:27:02.26 ID:ZPCZBPwT0
マルマルサンマル投下
859 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/01(火) 00:30:30.36 ID:ZPCZBPwT0
↓1 清霜行動安価
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/01(火) 00:31:15.14 ID:8twqUfLvO
やけ食い
861 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/01(火) 00:36:54.28 ID:ZPCZBPwT0
武蔵「……そんなに食べて大丈夫か?」

清霜「武蔵さんの分があるなら大丈夫です」

清霜は皿にのせた隙から肉を食べている。
やけになっているようだ。


↓1 武蔵行動安価
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/01(火) 00:37:58.04 ID:bS5zXDu9O
栄養のバランスが崩れないように野菜も食わせる
863 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/01(火) 00:50:13.39 ID:ZPCZBPwT0
武蔵「野菜も食べないとバランスが崩れるぞ」

清霜はまだ、事件の事を引きずっているようだった。


↓1 帰り道出来事安価
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/01(火) 00:53:04.48 ID:se144ypWO
転ぶ
865 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/01(火) 01:03:16.00 ID:ZPCZBPwT0
清霜が転ぶ。
足を見るととても歩けそうになかったので背におぶる。

武蔵「大丈夫か?」

清霜「……痛いです」

武蔵「少しの辛抱だからな」

清霜「……朝潮ちゃんはもっと痛かったですよね」

武蔵「……さあな」

清霜「……」

武蔵「……明日、人と会うんだ」

武蔵「引き抜きに来るらしい」

清霜「……どこかに行くんですか?」

武蔵「会うだけ会って断って、しばらくは清霜の傍にいるさ」
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/01(火) 01:05:40.64 ID:1zTmvE5iO
沈んだの朝潮か…
867 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/01(火) 01:29:57.07 ID:ZPCZBPwT0
「実は軍の内部調査機関を設けようとしている」

「そのためにぜひ、君に加わっていただきたい」

武蔵「……生憎ですがその気はありません」

武蔵「戦列から抜けることはできないし、何より離れる訳にはいかない人がいます」

「清霜のことかね?」

武蔵「……はい」

「この戦いが無ければよかったのにな」

武蔵「……」

「徴集された少女たちが海で謎の敵と戦う」

「それも妖精からもたらされた謎の技術でだ」

「しかもその技術の発展には多くの犠牲が必要だ」

「世の中おかしくなってきている」

「最近、軍で事件が多くなってきているんだ」

「君や清霜のような犠牲者が増えるだろう」

「それを未然に防ぎたい」

武蔵「……わかりました」

武蔵「ただし条件があります」
868 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/01(火) 01:48:18.20 ID:ZPCZBPwT0
清霜の部屋を訪れると、清霜は壁を背に蹲っていた。
声をかけると顔を起こす。

武蔵「会ってきたぞ」

清霜「……」

清霜「どうでした?」

武蔵「ああ」

武蔵「なんでも事件の調査だったりをするらしい」

清霜「どうするんですか?」

武蔵「……行くことにした」

清霜「……」

武蔵「清霜も来てくれないか?」

武蔵「朝潮みたいな犠牲者を出したくないだろう?」
869 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/01(火) 01:48:47.48 ID:ZPCZBPwT0
今日はここまで

ぐだぐだすまぬ
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/01(火) 01:48:58.27 ID:8C4ZcVieO
871 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/01(火) 01:51:58.96 ID:40aqHJtuo
おつ
872 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/02(水) 00:05:37.49 ID:DC2M+92E0
マルマルヒトマル投下
873 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/02(水) 00:10:57.10 ID:DC2M+92E0
↓1 事件安価(未出艦)
874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/02(水) 00:12:41.68 ID:HLUGk1DtO
不知火の眼光が柔らかになった
875 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/02(水) 00:19:08.38 ID:DC2M+92E0
憲兵「何か楽しい事でもありましたか?」

不知火「何がです?」

憲兵「眼光が柔らかくなっています」

不知火「……」


↓1 何があったか
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/02(水) 00:20:17.17 ID:Em0agSKWo
コンタクトレンズを替えた
877 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/02(水) 00:22:40.81 ID:+0oAnWHfO
彼氏が出来た
878 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/02(水) 00:27:35.89 ID:DC2M+92E0
憲兵「コンタクトレンズ?」

不知火「反射が違うのでしょうね」

憲兵「目が悪かったのか……」

不知火「何か?」

憲兵「……一度眼鏡姿を見せてくれませんか」

不知火「……」


↓1 見せるか見せないか
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/02(水) 00:28:36.08 ID:AdR6tc6MO
グラサンを付けて見せる
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/02(水) 00:28:41.98 ID:y+5RGsBBo
見せる
881 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/02(水) 00:32:32.86 ID:DC2M+92E0
不知火「似合ってますか?」

憲兵「……」

不知火「眼鏡姿なんて人に見せるものではありません」

憲兵「……」


↓1、2 憲兵説得セリフ安価
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/02(水) 00:33:37.35 ID:jIjnm/qgO
なんか不知火がグラサン掛けると893みたいだな
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/02(水) 00:37:39.09 ID:BK2uGciIo
あっ嘘です似合ってます
884 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/02(水) 00:42:41.26 ID:DC2M+92E0
憲兵「不知火がグラサンかけるとやのつく人たちみたいだな」

不知火「不知火は艦娘ですが?」

憲兵「嘘です似合ってます」


↓1 不知火の反応
885 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/02(水) 00:43:49.55 ID:r1Gch8s9O
ムスっと拗ねる
886 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/02(水) 00:47:28.22 ID:DC2M+92E0
不知火「……本当ですか?」

どうやら拗ねてしまったようだ。

憲兵「本当ですよ」

憲兵「所でどうしてコンタクトを変えたのですか?」


↓1 コンタクトを変えた理由
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/02(水) 00:51:47.64 ID:xa2hbYANO
目が疲れてきたから
888 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/02(水) 00:56:38.85 ID:DC2M+92E0
不知火「目が疲れて来たからです」

憲兵「コンタクトで変わるものなのか?」

不知火「そんなことはしらぬいです」

憲兵「……」
889 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/02(水) 00:59:35.43 ID:DC2M+92E0
↓1 事件安価(未出艦)
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/02(水) 01:01:00.54 ID:hb/HUat4O
雪風が不幸になった
891 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/02(水) 01:15:02.28 ID:DC2M+92E0
清霜「不幸に?」

提督「はい」

提督「くじを引かせてもだめ」

提督「悪い事も起こり始めてきました」

提督「もしかしたら彼女は沈んでしまうかもしれません」

清霜「……」

提督「どうすればいいでしょうか」

清霜「運となるとどうにもできません」

清霜「しばらく様子をみてください」


↓1 雪風の不幸に対しての反応
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/02(水) 01:17:04.03 ID:Em0agSKWo
案外楽しんでる
893 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/02(水) 01:22:07.25 ID:DC2M+92E0
提督「……楽しそうだな」

雪風「はい!」

提督「不幸になって嫌だとか、そういうことはないのか?」

雪風「ありません」

提督「……」


↓1 提督行動安価
894 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/02(水) 01:24:38.75 ID:xa2hbYANO
扶桑姉妹と引き合わせてみる
895 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/02(水) 01:30:35.04 ID:DC2M+92E0
提督「とてつもなく不幸な姉妹がいるらしい」

提督「一度会ってみようか」

雪風「はい!」


↓1 会ってくれたか
896 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/02(水) 01:31:20.10 ID:ajklRTLLO
会ってくれない
897 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/02(水) 01:37:24.37 ID:DC2M+92E0
提督「不幸が移るから会ってくれないらしい」

提督「こうなったらしばらくじっとしていた方がいいな」

提督「明日の出撃は変わってもらおう」

雪風「はい」
898 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/02(水) 01:48:23.88 ID:DC2M+92E0
提督「運が悪いのも良い内だったとは……」

提督「代りが波にもまれて帰ってきて以来もとに戻りましたよ」

清霜「……」

提督「つくづく運のいい艦娘です」

提督「今まで目立った損傷もありませんでしたからね」
899 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/02(水) 01:50:33.39 ID:DC2M+92E0
今日はここまで
900 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/03(木) 00:52:56.33 ID:oQY6TTR+0
今日はお休み

また明日


↓2 瑞鳳どれくらい回復したか
901 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/03(木) 00:57:57.98 ID:oVKiLmrHo
全快
902 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/03(木) 00:58:09.98 ID:qcmUeCBMo


おつ
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/03(木) 00:58:11.88 ID:wdXsp7p+O
半分
904 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/04(金) 00:42:38.55 ID:R+pXzyjf0
マルマルゴーマル投下
905 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/04(金) 00:50:18.07 ID:R+pXzyjf0
扉を開け部屋に入ると中は静まり返っていた。

所長「突然だが数日後に解散する」

所長「なんでも大規模な作戦があるらしい」

一同驚いたような顔をしている。

所長「ここの全員も参加することになった」

所長「本格的な訓練があるらしいからそれぞれ通達を待つように」
906 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/04(金) 00:56:35.81 ID:R+pXzyjf0
所長が忙しそうに出て行った後、3人で顔を見合わせる。

武蔵「……随分急な話だな」

清霜「敵の本拠地でも見つかったんですかね?」

早霜「みんなともお別れね」

武蔵「ああ……」

武蔵「……早霜は戦えるのか?」

早霜「はい」

早霜「前みたいな力は出ませんけど」

清霜「なんの話?」

早霜「明石さんに治してもらった話よ」
907 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/04(金) 01:05:28.06 ID:R+pXzyjf0
名前を呼ばれて振り向く。
定期的な診察かと思ったが、それにしては表情が硬い。

鳳翔「なんでしょうか」

明石「早霜さんの治療法ができました」

鳳翔「それはよかった……」

喜びのあまり声が出しにくい。

鳳翔「いつ治りますか?」

明石「それなんですが……」

鳳翔「どうかしました?」

明石「説得してもらえませんか?」

鳳翔「……誰をですか?」

明石「早霜さんです」

明石「場合によっては戦えなくなるかもしれません」

明石「あなたの言うことならきっと聞いてくれます」

鳳翔「……はい」


↓1 早霜の様子
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/04(金) 01:08:27.05 ID:9VGUowyNO
空元気
909 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/04(金) 01:26:32.11 ID:R+pXzyjf0
早霜「鳳翔さん、お疲れ様です」

鳳翔「寝る時少し話しましょう?」

夜になると不安を抑えられなくなるらしく、寝るときは一緒だった。

鳳翔「戦えなくなるかもしれないけど治るかもしれないようです」


↓1 早霜反応安価
910 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/04(金) 01:37:09.85 ID:eYUnHkiTo
すぐには答えを出せない様子
911 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/04(金) 01:50:21.75 ID:R+pXzyjf0
早霜「……答えられません」

鳳翔「いいんですよ」

鳳翔「今夜、話し合いましょう」
912 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/04(金) 01:56:06.75 ID:R+pXzyjf0
今日はここまで
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/04(金) 07:06:36.39 ID:Oio4FhqMo
おつ
914 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/05(土) 00:08:47.49 ID:oczT/trt0
マルマルヒトゴー投下
915 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/05(土) 00:15:22.87 ID:oczT/trt0
ノックの音がする。
一言声をかけると彼女は入ってきた。

鳳翔「どうぞ」

掛け布団をめくって勧める。
何も言わず入ってくる早霜は決して明るい表情とは言えなかった。

早霜「鳳翔さん……」

早霜が布団の中抱き着いてくる。
それを受け止めると頭を胸に抱く。


↓1、2 鳳翔説得セリフ安価
916 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/05(土) 00:20:27.24 ID:6zhHDID2o
戦えなくても、誰もあなたを責めませんよ
917 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/05(土) 00:20:44.86 ID:n2vrPXOqo
治った早霜さんがみたいです
918 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/05(土) 00:26:18.57 ID:oczT/trt0
鳳翔「戦えなくても、誰もあなたを責めませんよ」

鳳翔「それに、治った早霜さんが見たいです」

早霜「……」


↓1 早霜反応安価
919 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/05(土) 00:27:05.30 ID:fs83pBp+O
無反応
920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/05(土) 00:27:15.71 ID:cOnOoUWPo
声を押し殺して泣く
921 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/05(土) 00:40:24.20 ID:oczT/trt0
早霜「……」

胸の中の早霜からは何の反応もない。
なにか考え込んでいるようだ。

早霜「鳳翔さん……」

早霜「戦えなくなった艦娘になにか価値がありますか?」

早霜「そのことを誰も責めなくても、きっと私が責めます」

早霜「結局今の苦しみと何も変わらないのかもしれません」

早霜「鳳翔さんは……」

早霜「鳳翔さんは私を面倒だと思いますか?」

早霜が顔を挙げて聞く。


↓1 鳳翔返答安価
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/05(土) 00:42:22.30 ID:e+Zpgl0qO
自分が同じ立場なら同じように悩むし、ちっとも面倒だと思わない
923 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/05(土) 00:49:58.84 ID:oczT/trt0
鳳翔「自分が同じ立場なら同じように悩みます」

鳳翔「それにちっとも面倒だと思いません」

鳳翔「こうして頼ってくれて、なんだか娘ができたみたいで」

鳳翔「大切だからこそ早霜さんには治してもらいたいです」

早霜「……はい」
924 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/05(土) 01:02:23.12 ID:oczT/trt0
明石さんと向かい合って座る。
隣には鳳翔さんがいてくれた。

明石「了承してくれましたか」

早霜「はい」

明石「それはよかったです」

明石「それで、用とはなんですか?」

早霜「どういった治療だか教えてください」

明石「……」

明石が黙ってしまう。

早霜「……言えないような治療ですか?」

明石「いえ、言いますよ」

明石「……不純物を混ぜます」

早霜「……」

明石「艤装の干渉を少しでも減らすためには混ぜ物をしなくてはいけません」

明石「私の艤装のかけらと早霜さんの艤装のかけらを混ぜ合わせます」

鳳翔「……だとすると明石さんも戦えなくなるのではないですか?」

明石「そうなるかもしれませんが早霜さんには迷惑かけましたからね……」

鳳翔「……私のを使ってください」

早霜「鳳翔さん?」

明石「司令の許可がないかぎりできません」

鳳翔「明石さんだってもらってないのでしょう?」

鳳翔「それに明石さんは艦隊にとって大切な存在です」

鳳翔「例え戦えなくなっても私なら差し支えないでしょう」

明石「……できません」
925 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/05(土) 01:04:56.95 ID:oczT/trt0
明石「誰かを巻き込むことはできません」

鳳翔「……」

場が異様な雰囲気に包まれる。
926 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/05(土) 01:07:59.95 ID:oczT/trt0
清霜「それで?」

早霜「結局2人が出し合うことになって解決」

早霜「明石さんも鳳翔さんも私も、戦えなくなることはなかったわ」

清霜「へぇー」
927 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/05(土) 01:08:57.35 ID:oczT/trt0
↓1 瑞鳳と男の関係
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/05(土) 01:09:45.59 ID:D4O0Cg/lO
友人
929 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/05(土) 01:21:11.31 ID:oczT/trt0
男が訪ねてくる。
瑞鳳に時間がないときはそれが常となっていた。

瑞鳳「あんまり時間がとれなくてごめんなさい」

「いや、こんな時に訪ねてしまってすいません」

瑞鳳「しばらく会えなくなっちゃうかもしれません」

瑞鳳「明日、暇ですか?」

「はい」

瑞鳳「だったら↓1に行きましょう」
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/05(土) 01:21:48.79 ID:ZH9WcBapO
公園
931 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/05(土) 01:34:31.17 ID:oczT/trt0
公園のベンチに座る。

瑞鳳「今日はお礼を言いにきました」

「はい」


↓1、2 お礼セリフ安価
932 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/05(土) 01:51:27.53 ID:6zhHDID2o
私を引き上げてくれてありがとうございました
933 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/05(土) 01:56:53.90 ID:wHHwk/35o
なんとお礼したりゃ、(噛んだ)…したらよいか…
934 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/05(土) 23:55:54.69 ID:oczT/trt0
マルマルマルマル投下
935 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/06(日) 00:00:16.78 ID:eQ6XZS5o0
瑞鳳「私を引き上げてくれてありがとうございました」

瑞鳳「戦線に復帰できたのもあなたのおかげです」

瑞鳳「なんとお礼したりゃ……」

瑞鳳が咳ばらいをする。

瑞鳳「したらよいか……」

「……一緒に甘い物でも食べましょうか」


↓1 甘いもの安価
936 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/06(日) 00:00:52.23 ID:SvdsMHYBO
卵焼き
937 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/06(日) 00:10:19.10 ID:eQ6XZS5o0
瑞鳳「待っててくださいね」

そういうと台所に行ってしまった。
食堂には人気がなく、貸し切りの状態だった。

瑞鳳「卵焼きは得意なんですよ」

特別に声を張り上げなくても声は聞こえてくる。


↓1 卵焼き食べた男の反応
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/06(日) 00:13:59.98 ID:YL6x0Q9so
塩気のある卵焼きばかり食べてきたからか驚きながらぱくつく
939 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/06(日) 00:20:11.54 ID:eQ6XZS5o0
瑞鳳「卵焼き、食べますか?」

「いただきます」

卵焼きから甘い匂いが漂ってくる。
甘い卵焼きがあるとは聞いていたが初めて目にする。
驚きつつも口に入れると甘さが広がり、無心になって食べる。

瑞鳳「どうですか?」

「美味しいです」

瑞鳳はにこやかにしていた。
940 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/06(日) 00:28:24.05 ID:eQ6XZS5o0
「なにか大きな作戦でもあるんですか?」

瑞鳳「それは言えません」

「そうですよね……」

瑞鳳「……しばらく南洋に行ってきます」

瑞鳳「帰ってこられるのはいつかわかりません」

「……」

瑞鳳「今度は私の番です」

瑞鳳「絶対にあなたを守ります」
941 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/06(日) 00:38:09.57 ID:eQ6XZS5o0
提督「どうやら敵の本拠地が見つかったらしい」

提督「そこの護衛艦を撃破して旗艦らしき敵を倒す」

提督「どういう訳か霧に覆われているから識別灯をつけるようだ」

武蔵「敵の大部隊と決戦ですか……」

清霜「大変そうですね」

早霜「その敵を倒せばもう深海棲艦は出て来ないのでしょう?」

提督「その見込みだ」

提督「詳しい事は各自の部署で聞いてくれ」

提督「ともかくこれで解散、生きていたらまた会おう」
942 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/06(日) 00:38:44.62 ID:eQ6XZS5o0
↓1 清霜作戦後の安否

↓2 武蔵作戦後の安否
943 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/06(日) 00:42:04.84 ID:4wNY/EIMO
中破したが帰ってこれた
944 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/06(日) 00:42:06.77 ID:SUUAUTpoO
轟沈
945 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/06(日) 00:42:18.30 ID:5xYZhl3io
大戦果を挙げ無事帰還
946 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/06(日) 00:43:47.82 ID:eQ6XZS5o0
↓1 早霜作戦後の安否

↓2 明石作戦後の安否
947 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/06(日) 00:45:07.92 ID:YL6x0Q9so
>>945
948 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/06(日) 00:45:13.91 ID:muc6CoPqO
轟沈
949 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/06(日) 00:46:08.27 ID:5xYZhl3io
霜の艦に続く?
950 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/06(日) 00:51:59.78 ID:eQ6XZS5o0
>>949 まだ後少し


↓1 提督作戦後の安否
951 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/06(日) 00:52:32.92 ID:eQ6XZS5o0
所長に訂正

安価下
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/06(日) 00:53:28.87 ID:BxD97qszO
轟沈艦を出したが気丈に振る舞う
953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/06(日) 00:53:54.47 ID:c4cyWVW2O
左遷
954 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/06(日) 01:00:13.01 ID:eQ6XZS5o0
扉を開ける。
あの人は驚いた顔をした後、私を部屋に招き入れた。

村雨「ご無沙汰していました」
955 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/06(日) 01:15:29.37 ID:eQ6XZS5o0
彼がお茶を淹れてくれる。
二筋上る湯気は決して交わることなく消えた。

「こんな所に来てどうしたんだい」

村雨「……手紙、出せなくてごめんなさい」

「いいんだよ、何か理由があったんだろ」

顔は穏やかだったが、目はどこか沈んでいる。

村雨「出そう出そうと思ってたんだけど……」

「なにをしようと村雨の自由だよ」

「それに早く出て行った方がいい」

「男の部屋なんかに上がって噂がたったら大変だ」

村雨「違うの」

村雨「遠くに行ってもあなたを……」

「……鞍替えか」

「浮気女は好きじゃないんだ」

「出て行ってくれ」

村雨「……」

「さあ、早く!」

彼が声を張り上げる。
居たたまれなくなり部屋の外まで出る。
彼は信じてくれないようだったが、それも仕方のないことだろう。
956 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/06(日) 01:16:10.02 ID:eQ6XZS5o0
↓1 瑞鳳作戦後の安否

↓2 鳳翔作戦後の安否(ついで)
957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/06(日) 01:16:31.82 ID:xbh4HNR5O
轟沈寸前
958 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/06(日) 01:16:48.17 ID:gT6pFSGiO
失踪
959 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/06(日) 01:16:50.80 ID:VWU3U2Gto
中破
960 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/06(日) 01:27:25.95 ID:eQ6XZS5o0
町を歩く。
夜の町は暗く、何かが出てきそうだった。
しかし、そんなことはどうでもいいと思えてしまう。
することもなく歩いていると道に大きめの車が止まった。
男が車から降りてこちらに走ってくる。

「艦娘の方ですか?」
961 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/06(日) 01:37:22.38 ID:eQ6XZS5o0
瑞鳳「あんな所にいちゃだめですよ」

村雨「すいません」

清霜「狙われちゃうからね」

村雨「はい」

男に連れられて入った部屋の中には艦娘がいた。
聞いてみると縁があって会っているらしい。

清霜「何かあったの?」

村雨「……結婚を約束した人がいました」

村雨「でも振られちゃって……」

村雨「私が悪いんです」

村雨「南洋に行ってから手紙を出そうとしても手紙が書けなくて」

村雨「怖かったんです」

村雨「もしも沈んだら彼と会えなくなる」

村雨「彼を思うのが怖かった」

村雨「何もできなくなってしまいました……」

村雨「結局生き延びてもこの様で……」

清霜「うーん……」


↓1 清霜解決案
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/06(日) 01:38:09.80 ID:25dLWiMWO
その人とは縁が無かったって事で新しい良い人を見つけよう
963 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/06(日) 01:48:29.35 ID:eQ6XZS5o0
清霜「その人とは縁が無かったって事で新しい良い人を見つけるとかは?」

村雨「……」

清霜「……そんなこと言う人には見えないもんね」

瑞鳳「知り合いなの?」

清霜「昔掛け合わせの手伝いをして……」

瑞鳳「そっかぁ……」


↓1 瑞鳳解決案
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/06(日) 01:49:38.66 ID:5irXjnO7O
向こうからよりを戻しにくるまでじっと我慢
965 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/06(日) 01:53:01.43 ID:eQ6XZS5o0
瑞鳳「ここは向こうからよりを戻しにくるまでじっと我慢ね」

村雨「……」

清霜「どっち選ぶ?」


↓1 どっちを選ぶか
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/06(日) 01:53:13.51 ID:YL6x0Q9so
瑞鳳案
967 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/06(日) 01:59:35.58 ID:eQ6XZS5o0
村雨「……待ちます」

瑞鳳「やった」
968 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/06(日) 02:00:01.53 ID:eQ6XZS5o0
今日はここまで
969 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/06(日) 02:06:31.40 ID:VWU3U2Gto
おつ
970 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/06(日) 23:31:42.36 ID:eQ6XZS5o0
フタサンヨンマル投下
971 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/06(日) 23:40:15.93 ID:eQ6XZS5o0
1週間後に会う約束をして鎮守府に戻る。
一抹の望みはあるが、心持は暗澹としていた。
長い間音沙汰がなかったのに、よりを戻そうなど思ってくれるだろうか。
972 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/06(日) 23:50:58.48 ID:eQ6XZS5o0
清霜「久しぶり」

「生きてたのか……」

清霜「フィアンセも生きてるんでしょ?」

「……」

清霜「浮気してなんかないと思うけど」

「してなくても同じだよ」

「年の差を考えてみたって俺の事なんか忘れた方がいいんだ」

清霜「大事な人なんじゃないの?」

「……なんの連絡もなかったんだ」

「ここに来たのも後ろめたさがあったんだろう」

清霜「……」


↓1 清霜行動安価
973 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/06(日) 23:51:37.44 ID:9HrP4Zj2o
事情があるからちゃんと聞いてやる必要があると諭す
974 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/06(日) 23:59:53.68 ID:eQ6XZS5o0
清霜「事情があるみたいだからちゃんと聞いてあげれば?」

「……」

清霜「次会えるのは1週間後だからそれまでに考えておいてね」

「……わかった」

「夜遅く悪かった」

「これ、武蔵さんと二人分もらってくれ」

清霜「ああ……うん」

清霜「ありがとう」


↓1 男会うまで行動安価
975 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/07(月) 00:00:30.25 ID:ad/8orEKO
村雨を遠巻きに眺める
976 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/07(月) 00:12:49.65 ID:2uu/+xPu0
深海棲艦が現れなくなって数日、これ以上の戦闘がないことが確実視されたことにより艦娘はある程度の自由が与えられていた。
小高い丘の上に行けば港が見える。
そこに村雨の姿があるかもしれない。
そんな期待を持って登ってみると案の定彼女の姿があった。
一人座って海を見ている。
後ろ姿しか見えないがどんな表情をしているかは遠巻きにでもわかった。


↓1 村雨の提督安否安価
977 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/07(月) 00:13:20.28 ID:u5vzE8Xao
普通に無事
978 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/07(月) 00:22:52.64 ID:2uu/+xPu0
提督「どうした?」

村雨「……なんでもありません」

提督「ふられたのか」

村雨「……」

提督「あの青年も悪い男には見えなかったが、簡単に女を捨てるとは」

村雨「……」

提督「男運が悪かったんだよ」

提督「そんな男の事なんか忘れて―」

村雨「……違います」

提督「現に振られたんだろう?」

村雨「あの人はそんな人じゃありません」

提督「信じているのか?」

村雨「はい」

提督「よろしい」

提督「もしお前のフィアンセが来たら一日だけ休ませてやる」
979 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/07(月) 00:27:41.70 ID:2uu/+xPu0
瑞鳳さんの部屋で待っているとあの人が入ってきた。
決心をしてきたのか真剣な表情だ。

「話してくれ」

私は真実をできる限り信じてもらえるように話した。


↓1 男行動安価
980 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/07(月) 00:28:14.50 ID:PSFVDISwo
言葉を信じて村雨を抱きしめる
981 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/07(月) 00:29:04.07 ID:2uu/+xPu0
↓1、2 男セリフ安価(抱きつきながら)
982 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/07(月) 00:29:50.33 ID:YQklSSJJO
俺なんかで本当にいいんだな?
983 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/07(月) 00:30:27.45 ID:xh2ShQMdo
酷いことをいって悪かった
984 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/07(月) 00:38:06.58 ID:2uu/+xPu0
あの人の腕に抱きしめられる。
求めていた愛に体が熱くなる。

「ひどい事を言って悪かった」

「俺なんかで本当にいいんだな?」


↓1 村雨反応安価
985 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/07(月) 00:40:21.90 ID:opP6TgGSO
うなづいてキス
986 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/07(月) 00:48:43.07 ID:2uu/+xPu0
村雨が腕の中でうなずく。
その顔はおそらく自分と同じくらい紅潮している。
村雨が瞳を閉じて顔をあげた。
村雨の唇に自分の唇を触れさせる。
目を開けた村雨が微笑んだ。
987 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/07(月) 00:52:47.96 ID:2uu/+xPu0
所長「これで一仕事すんだわけか」

清霜「はい」

所長「早霜の方はどうだ?」

早霜「まだ見つかりません」

所長「どこの島かもわからないからなぁ……」

所長「轟沈寸前の瑞鳳を曳航して霧に覆われた島に乗り上げる」

所長「その後食料を探しに森に入ったまま行方不明」

早霜「きっと、生きていますよ」

所長「そうだな」
988 : ◆6Vn1EAXh6k [saga]:2015/12/07(月) 00:54:36.78 ID:2uu/+xPu0
これでおしまい


↓1 武蔵轟沈原因

↓2 明石轟沈原因


うめよろ
989 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/07(月) 00:55:12.54 ID:xv7Dlpu8O
清霜を庇った
990 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/07(月) 00:57:05.23 ID:He+8b2M8o
刺し違えた
991 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/07(月) 00:57:12.68 ID:PSFVDISwo

早霜を庇った
992 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/10(木) 23:00:59.16 ID:KFT9SFSr0
http://i.imgur.com/P9TvnfC.jpg
993 :以下、2016年まであと3007秒。。。 [sage]:2015/12/31(木) 23:09:54.12 ID:CA29WRq70
うめ
994 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/02(土) 23:20:25.72 ID:j8fmm/JT0
ぼし
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