このスレッドはSS速報VIPの過去ログ倉庫に格納されています。もう書き込みできません。。
もし、このスレッドをネット上以外の媒体で転載や引用をされる場合は管理人までご一報ください。
またネット上での引用掲載、またはまとめサイトなどでの紹介をされる際はこのページへのリンクを必ず掲載してください。

女児「あっ!野良妖精だー!」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 : ◆ERH4IkRlmI [saga]:2015/10/04(日) 21:14:12.48 ID:PJOffMjW0

女児「かわいい!見て、お母さん!この妖精、すごく人なつっこいよ!」

母「本当、珍しいね。かわいいねー」

女児「…ねえ、お母さん。この妖精、飼ってもいい?」

母「うーん…自分でちゃんと世話できるなら、ね」

女児「やったー!妖精、よろしくね!」

妖精は嬉しそうに女児に擦り寄りました。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1443960852
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

2 : ◆ERH4IkRlmI [saga]:2015/10/04(日) 21:16:21.62 ID:bCTjaQvQ0

女児「妖精、ここが私のおうちだよ!」

母「なんだか喜んでるみたいね。よかったわねえ」

女児「妖精と庭で遊ぶ!行こ、妖精!」


女児「ほら、ボールだよ!取ってきて!それっ!

…いいこいいこ!もう1回!それっ!

…かわいい!かしこいのね!

次は猫じゃらしだよ!ほらほら!」

女児は、日が暮れるまで妖精と一緒に遊びました。

3 : ◆ERH4IkRlmI [saga]:2015/10/04(日) 21:18:42.21 ID:bCTjaQvQ0

母「今日の晩ご飯は、クリームシチューよ」

女児「いただきまーす!

…おいしい〜!お母さん、ほんと料理上手!今度、女児にも教えてね!」

母「はいはい。あら、お父さんが帰ってきたわ」

父「ただいま〜…

うわっ!妖精!」

女児「私が拾ってきたの。飼ってもいいでしょ?お母さんは、飼ってもいいって…」

父「お母さんが?それなら…

自分で面倒を見るってお父さんと約束できるなら、いいぞ!」

女児「やったー!」

その晩、女児は遅くまで妖精と戯れました。そして次の日…。
4 : ◆ERH4IkRlmI [saga]:2015/10/04(日) 21:20:22.52 ID:bCTjaQvQ0
女児「う〜ん…おはよう、妖精。よく眠れた?

…あっ!お母さん!お母さーん!」

母「朝から大きい声出して、どうしたの?

…あら!妖精が2匹!」

女児「分裂したんだよ、きっと!

ねえ、飼っていいでしょ?」

母「うーん…自分でちゃんと世話できるなら、ね」

女児「やったー!妖精、よろしくね!」

新しい妖精は嬉しそうに女児に擦り寄りました。
5 : ◆ERH4IkRlmI [saga]:2015/10/04(日) 21:22:46.94 ID:bCTjaQvQ0
母「今日の晩ご飯は、妖精の唐揚げにしましょう」

母は慣れた様子で妖精の首を切り落として頭を捨てました。

母「妖精の頭は苦いからね」

母は妖精のお腹を切り開き、内臓を取り出し、食べやすい大きさに切り分け、塩胡椒を振って、醤油や酒やみりんで作ったタレに漬け込み、1時間程寝かせてから片栗粉をまぶし、最初は160℃、次に180℃の油で揚げました。柔らかくジューシーに仕上げるために二度揚げにしたのです。
6 : ◆ERH4IkRlmI [saga]:2015/10/04(日) 21:24:32.95 ID:bCTjaQvQ0

母「今日の晩ご飯は、妖精の唐揚げよ」

女児「いただきまーす!

…おいしい〜!お母さん、ほんと料理上手!今度、女児にも教えてね!」

母「はいはい。あら、お父さんが帰ってきたわ」

父「ただいま〜…

うわっ!新しい妖精!」

女児「分裂したの。飼ってもいいでしょ?お母さんは、飼ってもいいって…」

父「お母さんが?それなら…

自分で面倒を見るってお父さんと約束できるなら、いいぞ!」

女児「やったー!」

その晩、女児は遅くまで妖精と遊びました。そして次の日…。
7 : ◆ERH4IkRlmI [saga]:2015/10/04(日) 21:26:26.79 ID:bCTjaQvQ0

女児「う〜ん…おはよう、妖精。よく眠れた?

…あっ!お母さん!お母さーん!」

母「朝から大きい声出して、どうしたの?

…あら!妖精が2匹!」

女児「分裂したんだよ、きっと!

ねえ、飼っていいでしょ?」

母「うーん…自分でちゃんと世話できるなら、ね」

女児「やったー!妖精、よろしくね!」

新しい妖精は嬉しそうに女児に擦り寄りました。

8 : ◆ERH4IkRlmI [saga]:2015/10/04(日) 21:28:31.54 ID:bCTjaQvQ0

母「今日の晩ご飯は妖精のピカタにしましょう」

母は慣れた様子で妖精の頭をちぎり取り、捨てました。

母「妖精の頭は苦いからね」

母は妖精のお腹を切り開き、内臓を取り出し、食べやすい大きさに切り分け、塩胡椒を振って、小麦粉をまぶし、醤油と混ぜた溶き卵をつけ、熱したフライパンに油と白ワインを入れて両面を焼きました。柔らかくジューシーに仕上げるために白ワインを入れたのです。
9 : ◆ERH4IkRlmI [saga]:2015/10/04(日) 21:30:30.86 ID:bCTjaQvQ0

母「今日の晩ご飯は、妖精のピカタよ」

女児「いただきまーす!

…おいしい〜!お母さん、ほんと料理上手!今度、女児にも教えてね!」

母「はいはい。あら、お父さんが帰ってきたわ」

父「ただいま〜…

うわっ!新しい妖精!」

女児「分裂したの。飼ってもいいでしょ?お母さんは、飼ってもいいって…」

父「お母さんが?それなら…

自分で面倒を見るってお父さんと約束できるなら、いいぞ!」

女児「やったー!」

その晩、女児は遅くまで妖精と遊びました。そして次の日…。

10 : ◆ERH4IkRlmI [saga]:2015/10/04(日) 21:33:00.08 ID:bCTjaQvQ0

母「今日の晩ご飯は妖精の煮込みにしましょう」

母は慣れた様子で妖精の頭を引っこ抜き、捨てました。

母「妖精の頭は苦いからね」

母は妖精のお腹を切り開き、内臓を取り出し、食べやすい大きさに切り分け、生姜やにんにくと下茹でし、ザルにあけ、酒と水に野菜と妖精を入れて煮込み、味噌・醤油・みりんを混ぜ、再び酒を入れました。柔らかくジューシーに仕上げるために酒を多めに入れたのです。
11 : ◆ERH4IkRlmI [saga]:2015/10/04(日) 21:34:24.97 ID:bCTjaQvQ0

母「今日の晩ご飯は、妖精の煮込みよ」

女児「いただきまーす!

…おいしい〜!お母さん、ほんと料理上手!今度、女児にも教えてね!」

母「はいはい。あら、お父さんが帰ってきたわ」

父「ただいま〜…

うわっ!新しい妖精!」

女児「分裂したの。飼ってもいいでしょ?お母さんは、飼ってもいいって…」

父「お母さんが?それなら…

自分で面倒を見るってお父さんと約束できるなら、いいぞ!」

女児「やったー!」

その晩、女児は遅くまで妖精と遊びました。そして次の日…。
12 : ◆ERH4IkRlmI [saga]:2015/10/04(日) 21:36:34.17 ID:bCTjaQvQ0

女児「う〜ん…おはよう、妖精。よく眠れた?

ねえ、聞いて聞いて!今日は、お母さんとお父さんの結婚記念日なんだよ!

だから、私が晩ご飯を作るの。手伝ってくれる?

手伝ってくれるの?やったー!ありがとう!」

妖精は嬉しそうに女児に擦り寄りました。
13 : ◆ERH4IkRlmI [saga]:2015/10/04(日) 21:38:23.75 ID:PJOffMjW0

女児「今日の晩ご飯は、妖精の照り焼きにしよう!」

女児は不慣れな様子で妖精の頭を叩き潰し、捨てました。

女児「妖精の頭は苦いからね!」

女児は妖精のお腹に何度も包丁を入れてやっとのことで切り開き、内臓をブチブチとちぎり取り、食べやすい大きさに切り分け、片栗粉をまぶし、両面を焼いてから、醤油・酒・みりん・ハチミツで作ったタレを加えました。しかし、焼きすぎて焦げてしまいました。
14 : ◆ERH4IkRlmI [saga]:2015/10/04(日) 21:40:28.38 ID:bCTjaQvQ0
女児「ふええ…焦げちゃった…」

母「泣かないで、すごく美味しいよ?

ね、お父さん?」

父「うん、美味しい!こんなに美味しい妖精の照り焼きは初めて食べた!

お前はお母さんに似て、料理上手だなあ!」

女児「お母さん、お父さん…ありがとっ!」

その晩、女児の家からは遅くまで笑い声が響いていました。



おわり
15 : ◆ERH4IkRlmI [saga]:2015/10/04(日) 21:41:27.22 ID:fYk1Oi+k0
駄文、失礼いたしました。転載自由です。
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/04(日) 22:19:53.63 ID:8w1lTn/9O
乙 かわいくて狂気的で面白い
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2015/10/05(月) 01:02:53.79 ID:wafZ4rPAo

腹減った
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/05(月) 01:11:43.06 ID:0IfLtCaYo
この妖精をひよこに置換するとな……?
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/05(月) 05:01:06.34 ID:N87Rb/vTo
会話リピートと説明口調がじわじわくる
でも分裂する前に料理しちゃったのか……また捕まえなきゃ
天然モノと養殖はどっちが美味しいんだろう?
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/07(水) 03:37:02.07 ID:HMWQPcLEO
妖精を童貞に置き換えると
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/12(月) 17:55:30.08 ID:Iy4e9Lh2O
どっ、童貞関係ないやろ!!!
8.13 KB   
VIP Service SS速報VIP 専用ブラウザ 検索 Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)