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クロム「ぬおっ!?魔法少女だと!?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/23(金) 21:01:06.02 ID:zx5zyV760
イーリス聖王国南のとある森

クロム「リズ、ルフレと最初に会った場所は本当にこの辺りでいいのか?」

リズ「うーん、道に迷ったみたいだよお兄ちゃん」

クロム「やはりそうなのか…これからどうするか、熊でも狩って今日はそれでしのぐか?」

リズ「えー!か弱い女の子の食事じゃないよ!獣臭いよ!」

クロム「ははっ、そういえばルフレと会って最初の食事は熊肉だったな…ルフレ…」



SS初投稿ですFE覚醒とまどかのクロスSSです
SS初なので変なところあったらご指摘ください!

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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part6 @ 2024/03/16(土) 18:36:44.10 ID:H9jwDXet0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710581803/

昔、スリに間違えられた @ 2024/03/16(土) 17:01:20.79 ID:TU1bmFpu0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1710576080/

さくらみこ「インターネッツのディストピアで」星街すいせい「ウィキペディアね」 @ 2024/03/16(土) 15:57:39.74 ID:7uCG76pMo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710572259/

今日は月が……❤ @ 2024/03/14(木) 18:25:34.96 ID:FFqOb4Jf0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710408334/

どうも、僕は「げじまゆ」をヤリ捨てた好色一代男うーきちと言います!114514!! @ 2024/03/14(木) 01:23:38.34 ID:ElVKCO5V0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710347017/

アサギ・とがめ・新生活! @ 2024/03/13(水) 21:44:42.36 ID:wQLQUVs10
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710333881/

そろそろ春だねー! @ 2024/03/12(火) 21:53:17.79 ID:BH6nSGCdo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710247997/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part5 @ 2024/03/12(火) 16:37:46.33 ID:kMZQc8+v0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710229065/

2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/23(金) 21:11:11.28 ID:14RC0jMP0
期待
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/23(金) 21:12:37.01 ID:zx5zyV760
クロム「というわけで熊を狩ってきたぞ」

リズ「フレデリクも連れて来ればよかったよ…」

クロム「お前が置いてきたんだろう、いや正確には俺たちだけで誰にも知らせず来てしまったのだがな。」

リズ「ルフレさんがいるとしたらあそこしかない!って突然思ったんだもん、お兄ちゃんも納得してたでしょー、もーっ!」

クロム「だが準備くらいはしてきた方がよかったかもな」

リズ「ねえ、お兄ちゃんあれ何!?」

クロム「ぬおっ!?あれは空間に裂け目ができているのか!?」

リズ「ひあっ!?裂け目が広がって来てるよ!このままじゃ飲み込まれちゃう!」

クロム「逃げるぞリズ!・・・・・・!?」

しかしクロム達の後ろには屍兵の残党達が迫っていた

クロム「こいつらいつからここにっ!逃げ場がないぞ」

リズ「お兄ちゃん!裂け目が!」

クロム「何っ!しまった!うおおっ!」

クロムとリズはなすすべなく謎の空間の裂け目に飲み込まれてしまった
屍兵の残党達と共に・・・
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/23(金) 21:23:13.83 ID:zx5zyV760
見滝原 鹿目家

詢子「おい、まどか遅刻するぞー」

知久「ママはともかくまどかが寝坊なんて珍しいじゃないか」

まどか「ふわぁ・・・変な夢見ちゃって」

詢子「へー、どんな夢さー・・・もしかして王子様が出てる夢だったり?」

まどか「ふぇっ!?なんでわかったのママ!?」

詢子「おっと、当てちゃったかー、それでその王子様どんなやつだったんだい?」

まどか「えーっとね、青い髪でなんか穴の空いた剣を持ってて肩を出してたようなー・・・」

詢子「肩を出してる王子ってそいつぁ王子として大丈夫なのかよ」

知久「夢の話もいいけどホントに遅刻しちゃうよ」

詢子「っといけねぇ、んじゃ行ってくる!」

まどか知久「いってらっしゃーい」

知久「ほら、まどかも早く」

まどか「は、はーい」

タツヤ「たぁい!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/23(金) 21:30:35.24 ID:zx5zyV760
まどか「はぁはぁ、さやかちゃんたちまだ待ってるかなー」

その数分前

さやか「って、まどかはまどかね?」

仁美「さやかさん、だじゃれのつもりですか?」

さやか「・・・・・・・ってどうしようマジで遅刻しちゃうよあたしら」

仁美「そうですわねぇ・・・まどかさんには悪いですが先に行かせてもらいましょう」

さやか「そうだねぇ、あたしらまでまどかみたいに先生にさやかはさやかね?って言われる前に・・・って仁美先にいくなー!」


まどか「さすがにもう先に行っちゃってるよねぇ・・・」

まどかも急ぎ足で学校に向かおうとしたそのとき辺りを凄まじい光が包んだ

まどか「きゃあ!な、何!?」

屍兵「ぐあぁぁあぁあ」

まどか「な、なんなの誰か助けてー!」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/23(金) 21:46:02.73 ID:zx5zyV760
???「そうはさせるか!」バシュン

屍兵「ぬがぁあぁあぁぁ」

???「怪我はなかったか?」

まどか「え?あ、はいありがとうございます・・・えと、あなたは?」

???「すまん、名乗り遅れてしまったな、俺はイーリス聖王国聖王代理のクロムだ」

まどか「ク、クロムさんそれとさっきのは一体?」

クロム「ああ、さっきの異形の化け物は屍兵、俺達はそう呼んでいる」

まどか「俺達?あ、あのクロムさんお一人じゃ?(それにこの人夢の中で会った王子様に似てるような・・・」

クロム「何っ!?リズがいない!?それにここは一体・・・」

まどか「え、えっとリズさん・・・お知り合いの方ですか?はぐれてしまったんですか?それにここは一体というのは・・・?」

クロム「リズは俺の妹だ、そして俺とリズとさっきの屍兵は裂け目・・・と言ってもわからんだろうがそれに飲み込まれて気がついたらここにいた」

まどか「えっと、そ、そのわたしもさっきから何がなんだかわからなくって・・・」

クロム「そうだな・・・それは俺も同じだ、お互い情報を交換してみるというのはどうだ?」

まどか「は、はい!わかりましたえーとまずは・・・」

クロム達はお互いの陥った状況について話今ここがどこでどこから来たのかをまとめた
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/23(金) 21:58:55.90 ID:zx5zyV760
クロム「なるほど、ここは見滝原というのか聞いたことのない場所だな・・・」

まどか「わたしもイーリス聖王国という国も知りません・・・」

クロム「それとすまんが名前を教えてもらってもいいか?」

まどか「あっ、すみませんわたしは鹿目まどかです」

クロム「カナメマドカか、ずいぶん長い名前だな(いや俺の知ってるやつにもヴァルハルトとかいたな」

まどか「あ、いや違うんです鹿目は名字でしてまどかが下の名前です」

クロム「名字?とりあえずまどかと呼べばいいのか?」

まどか「は、はいどうぞ好きな呼び方で」

クロム「ところでまどか、お前今何かしてた途中ではなかったのか?」

まどか「あっ!いけない!遅刻しちゃうー!ってもう一時間目はじまっちゃってるよぉ」

クロム「す、すまん何かに遅れてしまったのか?とりあえず急いで行った方がいいぞ」

まどか「はい!失礼しますー!」

クロム「ははっ、リズにどこか似ているな・・・リズはどこへ行ったんだ・・・」

そのあとまどかは中沢の代わりに
先生にカレーにしょうゆをかけるかかけないかを聞かれるハメになったとかならなかったとか
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/23(金) 22:10:57.56 ID:zx5zyV760
見滝原中学校

さやか「では今日もまどかの弁当の味見しちゃいまーす!」

まどか「ちょ、さやかちゃんひどいよぉ!」

さやか「遅刻してきた罰なのだぁ!モグモグってうま!」

仁美「そうですわね、さやかさんはともかくまえおかさんが遅刻というのは珍しいですわ、何かあったんでしょうか?」

まどか「信じてもらえないとは思うけどそのね・・・・・・・・・・」




さやか「ええーっ!!ゾンビが光の中から出てきて襲われそうになってそこに青い髪の剣士のクロムってのが助けてくれた!?」

仁美「まどかさん、もうちょっとリアリティのある嘘の方がよろしくて?」

まどか「やっぱり信じてもらえないよぉ」

さやか「嘘かどうかは別としてなんかそいつ青い髪で剣士でまどかを助けるとかこのさやかちゃんに喧嘩売ってるとしか思えないぃ!」

まどか「さやかちゃん・・・青い髪しか被ってないよ・・・」

さやか「イーーヤッ!まどかを颯爽と助けるのはこの青い髪で多分戦うときは剣を使うまどかの嫁!このさやかちゃんしかいない!」

仁美「それはそうとお昼休み終わりますわよ」

まどさや「急がなきゃ!(ないと!」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/23(金) 22:26:33.41 ID:zx5zyV760
放課後

さやか「まどかさん、お昼休みの話が本当ならそのクロムって方は見滝原にいるってことですわよね?」

仁美「私の真似はやめて頂けませんこと?」

まどか「下手な真似はともかくクロムさん見つければ信じてくれるよね?」

こうして放課後のクロム探しが始まった




ほむら「って、待ってちょうだいクロムって誰よ!?まどかに馴れ馴れしく近づいて!」

QB「訳がわからないよ、クロムってやつのせいで接触するタイミングが後回しになってしまったじゃないか」

ほむら「インキュベーターいつからそこに!?ってそのクロムってやつ本当にいるのかしら?」

QB「クロムは実在するよ、まどかの嘘なんかじゃない正しく言えば今日からこの世界に存在し始めたね」

ほむら「なんですって!?それは一体どういうこと?(わたしのイレギュラーさはまだ突っ込まれないの」

QB「僕にもわからないんだ、確かに昨日まではこの世界に存在はしていなかったと思うよ、そして君のような子とは契約した覚えがないんだけど」

ほむら「そう、あなたに聞いただけ無駄だったけど実在するのならそいつを捕まえて問い詰めるだけよ」ファッサァ

QB「そううまくはいかないと思うよ、なにしろクロムは相当の手慣れの剣士らしい・・・もう行ってしまったようだね」





>>2
ありがとうございます、書き溜めはしてないので完結までは少し時間がかかると思いますがよろしければよろしくお願いします

前レスの
さやかさんはともかくまえおかさんの部分 さやかさんはともかくまどかさん で置き換えてください・・・
まえおかえさんって誰やねん・・・
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/23(金) 22:34:31.04 ID:Mes8V079o
たぶん手練れと言いたかったんだと思う
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/23(金) 22:44:12.86 ID:zx5zyV760
一応の設定

覚醒ワールドの女性ユニットは基本全員既婚者です(チキやおばsインバースフラヴィエなど例外あり
クロムの妻はスミア
リズの夫はロンクー
子世代は全員クロムの時代にとどまっているという設定でお願いします
ルフレはその身を捧げギムレーにとどめを刺しそのさいに消滅
このssは覚醒の時系列的に言うと本編のエンディング後クロムがルフレと再開するまでの間のお話です
ルフレは男で僕1のデフォルト設定ということで

クロムの服装はロード リズの服装はシスター(一応二人とも上級経験ありあくまで服装です

まどか側はほむほむループです
ほむほむはクロムが見滝原に現れる3日前に転校してきて、まどかと接触済み
キュウべえはほむほむによってまどかとの接触に失敗、まどかはマミとも接触していなく
とりあえずほむほむはまだ普通のクラスメート
キュウべえはそのあと2日接触はせずクロムが来た日に接触を予定していたがクロムのせいで断念
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/23(金) 22:46:28.09 ID:zx5zyV760
>>10
ご指摘ありがとうございます
誤字が多くて申し訳ない・・・
少し休憩します再開は11時半ごろから
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/23(金) 23:56:38.56 ID:zx5zyV760
再開します

クロム「すっかり日が暮れてしまったな・・・リズはどこにいるんだ・・・それにあの縦に長く四角い箱はなんだ」

まどか「あっ!いた!おーいクロムさーん」

クロム「その声はまどかか!あの四角い箱は何なんだ!?」

まどか「え・・・見ての通り自動販売機です(クロムさん知らないのかな?」

クロムが知らないのも無理はない、自販機などなく
あの世界は3000年たっても進歩が見られるのは眼鏡くらいしかないのだから

クロム「ジドウハンバイキというのは見滝原だと当たり前のようにあるのか?」

さやか「まどかー、この人がクロムさんって人?」

仁美「自動販売機を知らないなんて不思議ですわねぇ・・・」

まどか「この方がクロムさんだよ!」

さやか「確かに青い髪で剣を持ってておまけにイケメン!どこまでキャラ立てすりゃ気が済むんだぁ!」コンチクショー

クロム「ぬおっ!?なぜ怒っているんだ!?」

仁美「お気になさらずーこういう方ですのよ」

さやか「って仁美もなんか今日あたしの扱いひどいぞぉ!」

クロム「こいつらはまどかの知り合いか?」

まどか「はい、さやかちゃんと仁美ちゃんです、普段はこんなんじゃないんですが・・・(普段もこうだったっけ?」

クロム「そ、そうかそして自動販売機というのは何に使うんだ?」

仁美「自動販売機というのはお金を入れて・・・」

クロム「ぬおっ!?銀貨が吸い込まれているぞ!」

仁美「欲しい飲み物のボタンを押せば・・・」ポチッガコン

クロム「ずいぶんおもしろい音がするんだな・・・」

仁美「下から飲み物が出てくるというわけです」

クロム「ほう、その容器に飲み物が入っているのか」

まどか(クロムさんの言ういーりすってどこにあるんだろう?)

クロム「よし、俺もやってみるか。確か金を吸い込ませてよくわからないがどれかを押せばいいんだな」ポチッガコン

クロム「そしてこれを取るんだな、ほう見滝原とイーリスでは使う文字は同じのようだ」

さやか「クロムさん何にしたの?」

クロム「なっちゃんオレンジというやつだ、これはどうやって開けるんだ?仁美の容器とは形が違うが」

さやか「それなら、このキャップをくるくる回せば・・・っとはい、どうぞ」

クロム「なるほど、これはすごいな礼を言う。」ゴクゴク

まどか「うわっ、クロムさん飲むの早いですね(キャップの意味なくなっちゃったよ」

クロム「ああ、ここへ来て何も飲んでいなかったからな、ところでお前達は何をしていたんだ?」

まどか「それはですねー・・・・・・・」

まどかはさやかに弁当を一部取られたところからクロム探索に至るまでの経緯を話した

クロム「なるほどな、確かに光に包まれていきなり屍兵と俺が出てきたなどにわかには信じられんからな」

まどか「探すような真似しちゃってごめんなさい!」

クロム「いや、俺もお陰で自動販売機の使い方がわかったこれでとりあえずは喉の渇きの凌ぎ方はわかった」

まどか「リズさんはまだ見つからないんですか?」

クロム「ああ、まどかと別れてからずっと探していたのだが一向に見つからないんだ」

さやか「ならあたしたちも手伝いますよ!リズさんにも会ってみたいですし」

まどか「さ、さやかちゃん、そうだね手伝ってもいいですか?」

クロム「迷惑でなければよろしく頼む」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 00:26:19.56 ID:HO5WcuRu0
こうしてまどか一行のリズ捜索が始まった

その頃某教会前では・・・

???「もー!お兄ちゃんどこ!?ふぇもう疲れたよーこれ以上歩けないよー」

???「なんだあの派手なドレス着た奴は・・・教会の前で何してやがる・・・」

???「おい!お前!ここで何してやがる!」

???「ひあっ!くひにはひっは!ぺっぺっ」

???「おい!聞いてのか!?」

???「もー!うるさいなーあなた誰!」

???「あたしは佐倉杏子!お前こそ誰だよ!」

???「わたしリズ!覚えてよね!」

杏子「お、おう、じゃリズあんたここでなにしてるんだ?こんなとこに用でもあるのか?」

リズ「ふわぁ、わたしもいたくてここにいるんじゃないんだよ・・・」

杏子「なんだ?この教会が気に入らないってか?」

リズ「そういう訳じゃなくてね、変なとこに飛ばされて意味もわからなくてお兄ちゃん探してたらここにいたの」

杏子「いや、今の話聞いてて意味わからないのこっちの台詞だから」

リズ「じゃあ詳しく説明すると長いんだけど・・・・・・」

リズは杏子にここに来るまでの経緯をリズらしく説明した

リズ「というわけなの」

杏子「なるほどきらーんときてばーんとかの辺り以外はわかった」

杏子「そのお前の兄貴ならあたしは見てないよ、それとあんたまさか魔法少女かい?とてつもない魔翌力を感じるよ」

リズ「まほうしょうじょ?なにそれまあわたし魔翌力になら自信あるよ!バトルシスターだけど・・・」

杏子「魔法少女ではないのにこんな魔翌力を・・・いやあんたシスターだったのか・・・くっ・・・」

リズ「どうしたの?きょーこわたしなんか悪いこと言ったかな?」

杏子「いや、あんたは悪くない気にしないでくれ。とにかく今日ここに戻るまで風見野回って見てたがあんたの兄貴らしいやつはいなかったよ」

リズ「そっかー、どこ探せばいいんだろ・・・」

杏子「見滝原に行ってみたらどうだ?隣町さ」

リズ「見滝原だね!わかった!行ってみる!ありがとうきょーこ!」

杏子(ふう、なんか調子狂うな・・・こいつでもまあやっといなくなってくれるし・・・)

リズ「ところでどう行くの?」

杏子「ちっ、着いてきな」


その頃見滝原では

まどか「いないねーリズさん・・・」

クロム「いつのまにかもう夜になってしまったな・・・お前たちまだ探してて大丈夫なのか?」

さやか「あたしらはともかく、仁美はヤバイんじゃない?というか仁美あんた・・・お稽古今日あったよね・・・」

仁美「あ・・・すっかり忘れていましたわ・・・いえ、もうここは乗り掛かった船ですわ!最後までお付き合いいたします」

さやか「仁美がまだ探すってのならあたしらも探すわー」

ほむら「その必要はないわ」ファッサァ

まどさや仁クロ「ぬおっ!?」

ほむら(まどかがぬおっ!?ですって!?まどかわまどかわ!)

さやか「って、転校生!あんたがどうしてここに!?」

ほむら(あ、ついまどかを早く帰らせたいから出てきてしまったわ・・・)

リズ「あっ!いた!おにいちゃーん!」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 00:49:57.75 ID:HO5WcuRu0
クロム「リズ!無事だったのか!」

リズ「うん!そこにいるきょーこって子が見滝原に連れてきてくれたの!」

クロム「お前がリズをここに連れて来てくれたのか礼を言う」

杏子「いや、いいんだそれよりあんた、妹を大事にしなよ・・・」

クロム「?ああ、約束しよう」

まどか「え、えっとわたしからもありがとう、杏子ちゃん」

ほむら(しまった!よりによってなんで杏子が!まだ接触するタイミングではないのに!)

杏子「あなたらは誰だい?リズの兄貴の知り合いか?」

さやか「え、えーとまあそんなとこ、とにかくありがとね」

杏子「礼を言われるのは慣れてないんだよしてくれよ」

クロム「いや、杏子お前がリズを連れてきてくれなければしばらく俺達は見当違いのところを探してただろう」

杏子「まあとにかくあたしはこれで」ぐううぅ〜

仁美「そう言えばお腹が空きましたわね」

杏子「い、今のは違うぞ!その、あれだ!」

クロム「そうだな・・・礼に飯でもどうだ?」

リズ「お兄ちゃん、熊肉はやめてよね」

まどか「群馬にはよく熊が出るんですよね・・・」

クロム「それは大変だな・・・よし今日の晩飯も熊肉だ」

一同は熊を狩って熊肉はやめてくれとクロムを制止した

仁美「そうですわね・・・まどかさん達とよく行くハンバーガーチェーン店でもどうですか?」

杏子「しばらくろくな飯食ってないな・・・(盗みも最近しんどいんだよな・・・」

ほむら(これ以上杏子との接触は今はよした方がいいわ・・・まどかと食事ができないのは残念だけれども立ち去りましょう)

さやか「転校生も一緒にどう?あたしあんたに興味あるからさ!」

仁美「今日は私が皆さんのお代を肩代わりさせていただきますのでぜひ」

杏子「そいつはありがたいな」

まどか「よかったらどうかな?」ニコッ

ほむら「ええ、ぜひご一緒させてもらうわ」ファッサァ

ほむら(って完全に勢いに流されてしまったわお願いだから気づいても杏子黙っててちょうだい)

一行はハンバーガー屋を目指して足を進めた

ほむら「あと、そのクロムさんあなたその剣は隠しておいた方がいいと思うわ」

クロム「なぜだ?見滝原ではダメなのか?」

さやか「そいや自然と見てたけど銃刀法違反だよねそれ」

まどか「イーリスでは大丈夫だったんですか?」

クロム「イーリスでは普通だ。すまんこの場所の決まりは知らなかった人目につかないようにしておく」

リズ「ええっ!?斧は大丈夫かな?」

杏子「普通にアウトだ(あたしも人のこと言えないんだけど」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 01:13:02.76 ID:HO5WcuRu0
ハンバーガー屋モスクナルドに一行は到着

さやか「夜だとさすがにモックは空いてるねぇ」

仁美「そうですわねぇ夜には普段来ようと思いませんし」

まどか「あれって中沢君かな?」

クロム「ナカザワ?知り合いか?」

ほむら「ええクラスメートよ(12ループくらい前にまどかが中沢を慕ってたわね」

杏子「へぇ、結構顔いいじゃん」

まどか「でしょ!わたし中沢君好きなんだよねー」

ほむら「」

リズ「告白しないの?お兄ちゃんは結婚申し込むときグイグイ言ってたよね」

クロム「い、いやーそこまで勢いよく告白した覚えはないんだが・・・」

まどさや仁ほむ杏「ええっ!?結婚してたんですか!?(してたのかよ!?」

リズ「ええっ!?そんなに意外かな?わたしもロンクーと結婚してるよ?」

まどさや仁ほむ杏「ええっええっ!?」

クロム「俺なんて子供もいるぞそして驚きすぎだ」

まどか「す、すみませんまさか結婚してるような歳だとは思わなかったので」

さやか「まさかでき婚!?」

杏子「おい、そりゃ失礼だろ」

クロム「デキコン?なんだそれは?」

ほむら「食べ物ですたぶん」

クロム「そうか、とりあえず店に入るか」

仁美「そ、そうですわね・・・皆さん何にしますの?」

クロムリズ「そう言えばハンバーガーってなんだ?(なに?」

仁美「ハンバーガーもご存知なかったのですね・・・とりあえずてきとうに注文してきますので皆さん先に座っててください」

ツギノオキャクサマドウゾー ハイオノミモノハドレニー

クロム「見滝原はすごいところなんだな」

リズ「ほんとだよーわたしびっくりしっぱなし」

まどか「そう言えばイーリスってどんな国何ですか?」

クロムはイーリスについて出来る限り話した

さやか「え、クロムさんいやクロム様は王子様でいらしましたか」

クロム「固いのはよしてくれさっきのような感じでいい」

杏子「となるとリズは王女様なのか」

リズ「じゃじゃーん!イーリス王女のリズだよ!」

ほむら(ますます謎が深まったわ・・・イーリスってどこよ・・・)

イラッシャイマセー

クロム「店員は元気だな」

仁美「接客業ですからねぇ」

さやか「お、仁美ありがとー」

仁美「少ししたら持ってきてくださるそうですわ」

その頃レジでは

???「このダブルチーズデラックスセットも捨てがたいわね・・・けどモックフルーリーも食べたいし控えめにするかしら」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 01:23:08.90 ID:HO5WcuRu0
クロム「これは美味いな、見滝原に迷い混んでよかったなリズ」

リズ「いろいろ大変だったけどそれの苦労には見会うねお兄ちゃん!」

仁美「ここまでモックで喜んでる方は初めて見ましたわ」

さやか「多分みんなそうだと思う」

まどか「中沢君かっこいいいなーウェヒヒw」

ほむら「中沢帰れ中沢帰れ中沢帰れ」

杏子「おい、お前・・・」

さやか「まどかーそれに転校生ーこっちの話題にも興味を示せー」

仁美「そうですわね・・・突然ですがクロムさんとリズさんにいろいろ質問してみましょうか?」

クロム「ぬおっ!?質問か。いいぞ」

まどか「じゃあわたしからークロムさんは王子様の他に何かしてるんですか?あんなに強いですし」

ほむら「そうねそれはわたしも気になるわ」

クロム「一応自警団のリーダーをやっている。それと世界のために自らを犠牲にした友を探している」

杏子「どう言うことだ?その友ってのは死んじまった・・・のか?」

クロム「いや、俺は死んだとは思っていない。ルフレはきっとどこかで生きているそう思っている」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 01:33:41.92 ID:HO5WcuRu0
まどか「クロムさんが信じているのならその人はきっとどこかで生きているとわたしもなぜかそう思えます」

クロム「はは、そうだなそう言ってもらえるとルフレも嬉しいだろう」

リズ「そうだよお兄ちゃん!わたしたちルフレさん探さないと!」

クロム「ぬおっ!そうだったな早くイーリスに戻らねば・・・」

仁美「あのイーリスという国はどこ辺りに?」

クロム「北にフェリア西にペレジアがあるな」

仁美「どれも聞いたことのない国ですわね・・・」

リズ「ええっ!?お兄ちゃんお兄ちゃん一体どう言うこと!?」

クロム「俺もうっかりしていたリズおそらく俺達は異界に迷い混んだのだろう」

リズ「なるほど!でもここはみんな魔符ではないみたいだね」

???「異界?魔符?興味深いわね・・・あっ盗み聞きなんていけないわね・・・」


クロム「帰る手段は早々見つからなそうだな・・・」

リズ「お兄ちゃん・・・ということはまさか・・・しばらく野宿?」

クロム「そうなるな」

リズ「」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 01:39:58.52 ID:HO5WcuRu0
ほむら(彼らはイレギュラー中のイレギュラー野宿させとくのも危険かもしれないわね・・・)

ほむら「なら、しばらくうちに泊まってみるのは?」

リズ「え、いいの?ほむらは迷惑じゃない?」

ほむら「ええ、どうせ一人暮らしだし部屋も空いてるわ、ただ二人で同じ部屋を使ってもらうことになるけど」

リズ「全然大丈夫だよ!ね?泊まらせてもらおうよ?お兄ちゃん」

クロム「本当にいいのか?いつまでここにいるかわからないが」

さやか「転校生結構いいやつなんだな・・・」

まどか「あっ中沢君帰っちゃった・・・」

仁美「まどかさん・・・」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 01:54:32.37 ID:HO5WcuRu0
杏子「なあ、クロムあんたの剣なんかスゲー光ってなかったか?普通の輝きとは違うような」

クロム「ああ、俺のファルシオンは元々力を封印されていたんだが覚醒の儀を行ったあとは光るようになっていたな」

???「ファルシオン!力を封印!覚醒の儀!なんて素敵な!特にファルシオン・・・かっこいいわね声かけようかしら・・・」

杏子「お、おうよくわかんねーがすごいんだな(って、後ろのやつ今気づいたがマミの奴じゃねーかよ早いうちにあたしだけでも帰るか」

杏子「悪いけど今日のとこはもう降りさせてもらうよ、あとその仁美ごちそうさん」

まどか一行「あ、今日はありがとう!またねー!」

杏子「またね・・・か。馴れ合うのは久々だったがあいつらといると調子狂うよなホント・・・だがまあ悪くなかったよ」

まどか「わたしたちもそろそろ帰ろうか」

さやか「さすがにこれ以上遅くなったら叱られるしねー」

仁美「お稽古を忘れて遅く帰るなんて・・・私も悪ですわねぇオホホ」

さやか「仁美が壊れた」

クロム「よくわからんが大変なんだな・・・」

ほむら「そうね、みんな急いで帰った方がいいわ。クロム、リズ行くわよ」

クロム「ああ、世話になる」

リズ「ほむらにはイーリスお礼賞を渡さなきゃね!」

クロム「そんなものはないだろう・・・」

まどさや仁は帰路に急いだ

クロムリズほむほむは主にリズのせいでのんびりとほむホームへ



今日はこのくらいで続きは明日起きたら書きます・・・


???「ってファルシオンの人たちもういないじゃない!?フルーリーも溶けてるじゃない!?」グスッ
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/24(土) 09:26:15.02 ID:cMC7xzRVo
面白いけども、句読点が抜けてたり脱字があったりと読みづらいからこれから意識してくれ
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 09:55:16.85 ID:HO5WcuRu0
>>21
ありがとうございます
自分でも、見返してて読みづらかったので、誤字脱字など意識します
再開します
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 10:09:04.85 ID:HO5WcuRu0
ほむホーム

ほむら「どうぞ、上がって」

クロム「邪魔する、ずいぶん変わったところだな」

リズ「お兄ちゃん、思っててもそれは言っちゃダメだよ・・・」

ほむら(リズの方が、よっぽど失礼だと思うのだけれども・・・)

ほむら「とりあえず、あなた達に聞きたいことがあるのだけれど」

クロム「そうだな、俺もほむらに聞きたいことがあるが、まずはそっちから頼む」

リズ「わたしも、後でいろいろ聞きたいなー」

ほむら「あなた達は、さっき[異界]から迷い混んだと言っていたけれど、異界って何かしら?」

クロム「俺達に言えるのは、俺達がいた場所とは別の世界と言うことくらいだな・・・」

ほむら「そう・・・(まさか、タイムスリップとは違うわよね・・・」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/24(土) 10:14:34.48 ID:TZq6sUCU0
面白そう
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 10:21:51.31 ID:HO5WcuRu0
リズ「そういえばさ、お兄ちゃん、異界と未来って違うのかな?」

クロム「いや、ルキナ達は未来から来たと言っていたが・・・異界から来たとは言っていなかった」

リズ「ふーん、じゃあ違うのかなー」

ほむら(ルキナって誰?未来から来た?)

ほむら(いえ、ルキナ達と言っていたわ・・・)

ほむら(わたし以外にも時間を操る魔法少女が、何人もいると言うの!?)

ほむら(けれど、クロム達なら何でも喋りそうだし一か八か聞いてみるしか!)

ほむら「その未来から来たって、よかったら詳しく教えてくれないかしら?」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 10:36:10.85 ID:HO5WcuRu0
クロム「絶望の未来と言ってもわからんだろうが、ルキナ達は未来、そして俺達を救うために来たんだ」

ほむら(なるほど、それが本当ならやっていることはわたしと変わらないわね)

リズ「ルキナが来なかったら、今頃わたしたち屍兵だったかもね」

クロム「い、いやーそんな未来になる可能性もあったかもな・・・」

ほむら(屍兵ってまどかが言っていたゾンビのことよね?)

ほむら(やはり人の成れの果てなのかしら・・・)

ほむら(まるで魔法少女が魔女になるみたいね・・・)

ほむら「未来からは、何人くらい来たのかしら?」

クロム「リズ、そういえば何人来たんだ?」

リズ「えーっと・・・ウードにルキナにセレナに・・・」

ほむら「大まかな人数で構わないわ」

クロム「確か13人だったな」

ほむら(え、そんなに時を越えれる魔法少女が・・・?)

ほむら「その人達はどうやって、過去に来たのかしら?」

クロム「確か・・・ナーガの力だったか?」

ほむら「そう、自力ではなのならいいわ・・・」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 10:45:11.52 ID:HO5WcuRu0
クロム「ああ、だがルキナ達が来てくれなければ、今頃俺は死んでいたな」

リズ「ルフレさんの策もうまくいっていなかったかもね」

ほむら「他にも、聞きたいことがあるけど・・・」

クロム「その前に、1つだけ俺からもいいか?」

ほむら「ええ、いいわ」

クロム「お前からは魔翌力を感じるが、魔法が使えるのか?」

ほむら(っ!?魔法少女について、やはり知っているのかしら?)

ほむら(リズからも魔翌力を感じていたけれど・・・彼女も・・・)

リズ「わたしも今は斧を使ってるけど、一時期賢者もやってたんだよ!」

クロム「だが、ボルガノンとかを無駄にし過ぎて、ルフレにバトルシスターにされたな」

リズ「おかげで、かなり鍛えられちゃったよ・・・」

ほむら「賢者とバトルシスターって何かしら?」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 10:59:15.99 ID:HO5WcuRu0
クロム「賢者とバトルシスターを知らないのか・・・」

リズ「ほむらは魔導士かな?」

ほむら(もう、バレているのかしら・・・)

クロム「いや、言いたくないのならいいんだ」

リズ「それとね、賢者は魔法と杖を扱える上級兵種なんだよ!」

クロム「バトルシスターは斧と杖を扱える上級兵種だな」

クロム「俺は、今はマスターロードだな。剣と槍が使える」

ほむら(わたしは魔法少女、盾と現代兵器が使えるわ)

ほむら「そう、よくわかったわ(何もわからないわ・・・」

リズ「ふわあぁ、そういえばもう眠いね」

ほむら「そうね、もう今日は遅いし休みましょう」

クロム「そうだな・・・ほむら改めて世話になる」

ほむら「どうぞ、この部屋を自由に使って、布団は押し入れにあるから」

クロム「助かる」

ほむら「では、おやすみなさい」

リズ「おやすみなさーい」

ほむら(まだクロム達の言ってることが全て本当だとは思えないけど・・・)

ほむら(長年の勘で悪い奴らだとは思わないわ・・・)

ほむら(長年の勘って、まだ中2だけれども・・・)

こうしてクロム達は異界の地で、ひとまず眠りについた
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 11:11:01.53 ID:HO5WcuRu0
その頃鹿目家では

まどか「た、ただいまー」

知久「今日は遅かったね、どうしたんだい?」

まどか「その、今日はさやかちゃんたちと放課後ずっといて・・・」

知久「夕飯はもう、食べてきたのかな?」

まどか「うん、あのごめんなさい」

知久「別に、怒ってる訳じゃないし、気にしなくていいよ」

知久「あ、そうだ何か飲むかい?」

まどか「うーん、いいやお風呂入ってくるね!」

知久「うん、わかった(ココア入れる気満々だったんだけどなぁ・・・一人で飲むか」

まどか入浴

まどか(にしても、今日はいろいろありすぎたよ・・・)

まどか(変なゾンビが出てきて、それをクロムさんが・・・)

まどか(でも、やっぱりクロムさん夢でも会ったような気がするんだよね・・・)

まどか(肩出してたし)

まどか(そろそろ、上がって寝ようかな)

まどか「パパ、おやすみー」

知久「あ、もう上がってたんだね、おやすみー」



まどか「今日は疲れたなぁ」

まどか「中沢君見れたしいっかーzzz」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 11:28:31.00 ID:HO5WcuRu0
まどかの夢の中

???「・・・め・な・・・・あき・・・な!」

まどか「?」

???「あきらめるな!まどか!」





まどか「ひえっ!」バサッ

まどか「なんだ夢か・・・」


まどか「おはよー」

詢子「おう、おはよ!今日は早いじゃん」

知久「おはよう、まどか」

まどか「また、変な夢見ちゃったんだけどね」

詢子「王子様の夢の続きかい?」

まどか「どうだったかな?そうだったような・・・違うような・・・」

知久「朝ごはんもうすぐでできるから、二人とも顔洗っておいで」

詢子まどか「はーい」




詢子「昨日帰りが遅かったんだって?」

まどか「うん、昨日は遅くまでさやかちゃん達といて」

詢子「ま、門限とかうるさいことは言わないけどさ、晩飯の前には一報入れなよ」

まどか「ママはさ、いきなり日常が変わったらどうする?」

詢子「そうだね・・・あたしなら無理に受け入れちゃいそうだなぁ」

まどか「その方がやっぱりいいのかな?」

詢子「いや、まどかはまどからしくやればいいと思うよ」

詢子「人には人のペースってのがあるんだ、まどかは今のままでいい!」

まどか「そっか、ありがとうママ」

知久「ご飯できたよー」

詢子「今行くー」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 11:50:24.25 ID:HO5WcuRu0
少しの間スマホから書きます

まどか(朝からハンバーガーって…)

知久「今日は朝からハンバーガーにしてみたけど、どうかな?」

詢子「こういうのも、たまにはいいかもなあ」

まどか「う、うん」

タツヤ「たぁい?」

詢子「よし、じゃあ行ってくる!」

まどか知久「いってらっしゃーい」

知久「まどか、今日は遅れないようにね」

まどか「あっ、はーい!いってきまーす」

まどか「おはよー」

さやか「おっ、おはよー今日は早いね」

仁美「おはようございます、そういえばクロムさんたち大丈夫ですかね?」

さやか「転校生の家に泊まったんだよなー、まあ転校生悪い奴じゃなさそうだし」

まどか「そっちの心配じゃないと思うんだけど…」

仁美「とりあえず、急ぎましょう」

作者の都合でなんやかんやで昼休み

まどか「今日は、なんだか早い気がするね」

さやか「確かになー、今日も味見を」

まどか「ダメ」

さやか「は、はい」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 13:04:41.71 ID:HO5WcuRu0
ほむら「わたしもご一緒してもいいかしら?」

仁美「ええ、ぜひどうぞー」

まどか「昨日あのあと、どうだった?」

ほむら「ええ、特に何もなかったわ」

さやか「クロムさんたち、今何してんの?」

ほむら「とりあえず、家で待ってもらってるわ」

さやか「んじゃ、今日は転校生の家に行くかー」

ほむら(さやかが来るのは面倒だけれどキュウベぇと接触されずに済むわね)

ほむら「ぜひ、みんなで来てちょうだい」

さやか「おー、冗談で言ったつもりなんだけどなー」

さやか「まあ、結果オーライって奴だね」

まどか(今日の夢の声って、クロムさんだったような…」

仁美「まどかさん、聞いてますの?」

中沢「誰か助けてくれー!」

まどか「!?中沢君だ!」

仁美「最近、まどかさんが人の話を聞かない悪い子に…」

さやか「いや、中沢の奴どうしたんだよ」

中沢「変な3年の女子に追われてて」

さやか「とりあえず、もう安心なんじゃない?近くにはいないっぽいし」

ほむら「騒々しいわね…(過去のループでこんなことあったかしら?」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 13:30:42.29 ID:HO5WcuRu0
まどか「中沢君はわたしが守るよ!」

中沢「おう、そいつは助かるけどあの3年ヤバイって」

さやか「その3年どんなやつなのよ」

ほむら(嫌な予感しかしないんだけど)

中沢「なんか黄色っぽくて髪がダブルドリルだった」

ほむら「」

仁美「昨日、モックでお見かけした方と似ていますわね」

ほむら(そういえば昨日は、そんなとこに気をつかってる暇なんてなかったけど)

ほむら(そういえば、昨日マミっぽいのがいた気がするわ)

ほむら「どうしてあなたが狙われてるのかしら?」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 14:10:17.74 ID:HO5WcuRu0
中沢「なんか俺が飯食い終わって、暇してて」

さやか「あんたどんだけ食べるの早いのさ」

まどか「中沢君だしね!さすが!」

中沢「お前達に言っても、わからないかもしれないが」

まどか「中沢君のことでわからないことはないよ」

仁美「もう何も言いませんわ」

中沢「今朝、ライトニング・ボルテックス拾ったんだよなーって独り言言ってたら」

???「ライトニング!ボルテックス!ちょっとそこの君!」ドスドス

中沢「ギャアアアアアアアアア」

中沢「というわけだ」

ほむら「訳がわからないわ」ファッサア

まどか「わたしも朝、中沢君がライボル拾ってるの見た」

さやか「いつ見てるんだよ・・・それ遊戯王?」

仁美「魔法カード ライトニング・ボルテックス 手札を一枚捨て発動 相手の表側表示モンスターを全て破壊 でしたっけ?」

中沢「ああ、詳しいな」

仁美「今度、お相手してもよろしいですわ」

まどか「わたしもー、切り札はジャンク・ウォリアーだよ!ウェヒヒw」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 14:24:33.10 ID:HO5WcuRu0
中沢「俺は、いろいろ組んでるがやっぱりシンクロ主体だな」

さやか「まさか、やってないのあたしだけ?」

ほむら「安心して、もう一人ここにいるわ」

さやか「転校生・・・いや、ほむらありがとう」

ほむら(この時間軸のさやかとはうまくやっていけそうだわ)

まどか「ライボルのせいで追われてるの?」

中沢「たぶん、他に心当たりないしなー」

ほむら(いかにもマミを刺激しそうな名前だし、間違いなさそうね)

???「あっ、いた!そこの君ー!」

中沢「ギャアアアアア!?」

まどか「こういうときこそわたしの出番だね・・・」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 14:33:45.70 ID:HO5WcuRu0
まどか「わたしの、魔法少女としての願った能力!」

まどか「それは、カードを実体化したい!」

まどか「マジックカード発動!サイクロン!」

ほむら「え」

まどか「というのは魔法少女とかないし、さやかちゃんがなんとかして」

さやか「まどかも壊れてた」

ほむら(魔法少女の願いとか言われてかなり焦ったわ)

ほむら「わたしが話をつけてくるわ」

中沢「暁美さん頼む!」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 14:38:23.66 ID:HO5WcuRu0
ほむら「マミ、あなた魂が躍動して血が疼くのはわかるけど」

マミ「え?魂が躍動?血が疼く?」

ほむら「いきなり追いかけるのはまずいわ」

マミ「あなた、相当の使い手ね!」

ほむら「ややこしくしたかもしれないわ」

マミ「・・・って、あなたもしかして魔法sy」

ほむら「場所を移すわ」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 14:46:37.22 ID:HO5WcuRu0
その頃ほむホーム

クロム「このドミノというのは面白いな」

リズ「お兄ちゃん、もうそろそろ倒していいんじゃない?」

クロム「いや、もうちょっと長くしよう」

リズ「もう、倒したいよー」

クロム「そうあせるな、本気で行くぞ!」

1時間後

クロム「そうだ、廊下にまで進めてみるか」

クロム「とりあえず、立とう」ファルシオンコツン

リズ「あっ」

クロム「ぬおっ!?」

ドミノ「カタカタカタカタ(ry」

クロム「ちっ、ちくしょう!ファルシオンがここまで憎いのははじめてだぞ」

リズ「だからもうやめとこうって言ったのに・・・」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 14:52:37.74 ID:HO5WcuRu0
まどか「ほむらちゃん大丈夫かな」

中沢「様子やっぱ見てくるかな・・・」

仁美「ライボルどこに落ちれましたの?」

さやか「もうその話はいいでしょ」

中沢「って、昼休みもう終わるぞ!」

まどか「ほむらちゃんには悪いけど先に教室行ってようか」

さやか「そうだねぇすまん!ほむら」

仁美「そうですわねぇ、今日は昼休みが長くて授業が短いような」
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 15:12:21.06 ID:HO5WcuRu0
見滝原中某所
ほむら「疲れたけど、とりあえずマミはご都合主義のごとく引き入れれたわ」

マミ「暁美さん、感動したわ!」

ほむら「どういたしまして…」

マミ「それに、これから一緒に戦ってくれるなんて!」

ほむら「その点は、わたしも嬉しいわ」

マミ「ええ、これからよろしくお願いね」

ほむら「それはそうと、完全に授業遅れたわね」

マミ「あなたの魔法でなんとかならないの?」

ほむら「それは、無理ね」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 15:44:53.74 ID:HO5WcuRu0
まどか「ほむらちゃん結局放課後になっちゃったけど、戻らなかったね」

さやか「ほむらの家に行く予定だったのになー」

仁美「今日は暁美さん捜索でしょうか?」

まどか「そうだねー、2日連続で人探しになるなんてね」

中沢「俺のせいな気もするから俺も一緒に探すわ」

さやか「中沢も来るのかーって、そうだ恭介のお見舞い忘れてたわ」

中沢「上条の見舞いか、俺も行っていいか?」

さやか「そっか、あんた結構仲良かったしね、手土産なしだけどちょいと行ってくるか」

仁美「なら私もご一緒させていただきますわ」

まどか「たまにはわたしも一緒に行こうかな」
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 16:01:20.67 ID:HO5WcuRu0
ほむら「しまった!今日は病院に魔女が出る日だったわ!」

マミ「そうなの!?けどもう、何も怖くない」

QB「クロム達はいいのかい?君の家にいるみたいだけど」

ほむら「そういえば、まどか達をうちに招いたわね・・・」

マミ「予定があるのなら、今日はわたし一人で」

ほむら「ここの魔女だけはそれはダメ」

QB「まどかたちなら4人で上条恭介のお見舞いに行ったみたいだよ」

ほむら「4人って、まどかとさやかと仁美はともかく後の2人は?」

QB「中沢という男子だ」

ほむら「中沢もついていくなんて珍しいわね」

マミ「キュウべぇ、そういえば最近はどこに行ってたの?」

QB「最近は、この僕でも慣れないことが多くてね」

ほむら「クロム達にはこの時間には帰るって、伝えて出掛けてしまったわね・・・」

ほむら(時間を止めて一旦帰りましょう)
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 16:18:46.11 ID:HO5WcuRu0
ほむホーム

クロム「ドミノはやはり面白いな」

リズ「そうだねそう思うよー(棒)」

クロム「よし、ついに玄関の方まで来たぞ!」

ほむら「今戻ったわ」ガチャガタン

ドミノ「カタカタカタカタカタカタカタカタ(ry」

クロリズほむ「あっ」

クロム「ぬおっ!?」

リズ「こうなる気はしてたよ」

ほむら「なんか、ごめんなさい」

クロム「い、いやいいんだ、どうせ暇潰しでやっていたものだ」

リズ(すごい真剣にやっていたのは黙っとこう)

ほむら「今日はうちにまどか達が来る予定だから、迎えに行ってくるわ」

クロム「そうか、なら俺達も行こう」

リズ「さすがに1日ドミノは、疲れるし外の空気が吸いたいな」

ほむら「そうね・・・けど」

クロム「頼む、連れて行ってくれないか?」

ほむら(クロム達を外に連れ出すのは危険だけれど・・・)

ほむら(まどか達を見ててもらえばまどか達が魔女の結界に迷い混む危険性も減るはず)

ほむら「わかったわ、一緒に行きましょう」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 16:28:32.45 ID:HO5WcuRu0
なんやかんやで病院前に到着

マミ「どこに行ってたの?突然消えちゃうからビックリしたわ」

ほむら「ごめんなさい」

クロム「こいつも知り合いか?」

リズ「すごい髪型だね」

マミ(昨日のファルシオンの人じゃない!)

QB「おや、君達はクロムとリズだね」

クロム「ぬおっ!?白い狐が喋っているぞ!?」

リズ「わぁかわいい!」

マミ「キュウべぇが見えるの?」

QB「いや、素質はないけど僕が見えるようにしてるんだ」

クロム「ほう、本来俺達には見えないのか」

ほむら「あ、孵化した」

クロム「ぬおっ!?また空間に裂け目が!?」

リズ「また飲み込まれちゃう!?」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 16:52:14.95 ID:HO5WcuRu0
マミ「結界に飲み込まれたのは、別にいいのだけれど」

ほむら「クロム達まで・・・まずいわね・・・」

クロム「すごいところだな!見滝原にはまだこんなところがあったのか!」

リズ「すっごーい!けどここどこ?」

ほむら「もう話すしかないわね」

ほむらは、魔法少女のこと、そして倒すべき魔女のことを話した

クロム「ぬおっ!?魔法少女だと!?」

リズ「お兄ちゃんこれって・・・異界の兵種ってやつかな?」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 16:58:07.78 ID:HO5WcuRu0
マミ「クロムさんリズさん、兵種ってどういうことですか?」

QB「それはぜひ僕からも聞いておきたいね」

クロム「マミたちも兵種を知らないのか?」

ほむら「その話はあとでにして、とりあえず魔女を倒しましょう」

マミ「クロムさん達は下がっててください」

クロム「いや、女に戦わせておいて男が戦わない、そんな真似はできない」

リズ「わたしも戦えるんだよ!」

ほむら(クロムは強いと言っていたけれどいくら何でもこいつらとは・・・)

マミ「暁美さん!危ない!使い魔が!」

ほむら「はっ!?」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 17:05:10.77 ID:HO5WcuRu0
クロム「守ってみせる!」カキン
NODAMAGE

ほむら「ありがとう助かったわ」

リズ「もー!今わたしが守ろうとしたのにー」

クロム「そこからじゃ間に合わなかっただろ・・・」

マミ「クロムさん、今の技は?」

クロム「技?いや、デュアルガードだな」

マミ「なるほど、参考にさせてもらいます」

クロム「?とりあえず魔女とやらを倒しに行くぞ!」

ほむら「完全に一般人・・・いや、王子に指揮を取られてるわね」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 17:14:33.20 ID:HO5WcuRu0
ほむら「あれが、魔女よ」

シャルロッテ「・・・・・・・・・」

マミ(わたしが言おうと思ってたのに)

クロム「思いの外弱そうだな」

リズ「ノノみたいに変身したら強かったり」

クロム「かもしれんな、油断せずに行くぞ!」

ほむら(いつも通りやればすぐ終わるのだけれど)

マミ「ティロ・フィナーレ!」

ほむら「って、ちょ」

シャルロッテ「・・・・・・・」グォ-ン

マミ「ぁぁあ・・・」




少し出かけるので一旦休憩します
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 18:41:32.72 ID:HO5WcuRu0
ほむら「時止め、とりあえずマミを動か・・・せないし、時間が動き始めたときに即死させるのは厳しいわね・・・」

ほむら「時を止めるときに咄嗟にリズを掴んだけれど、リズにはさすがに無理よね・・・」

リズ「ちんまい言うなー!」

ほむら「言ってないのだけれど、何か考えでもあるの?」

リズ「あれ?え?え?周りが動いてないよ!?」

ほむら「これが、わたしの魔法なの(魔法少女の説明した時に言ったけど」

リズ「一撃で仕留めればいいんだよね?」

ほむら「え?出来るの!?」

リズ「うーん・・・仕留めなきゃマミが危ないんだよね?」

ほむら「高確率で死ぬわね」

リズ「なら、そこまで確率高くないんだけど、このキラーアクスでなら、もしかしたら一撃でいけるかも」

ほむら(キラーアクスって何よ・・・けどかなり自信ありそうね・・・)
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 19:18:59.57 ID:HO5WcuRu0
リズ「なんでマミを動かせないの?」

ほむら「さすがにマミを片手で動かすのは難しいわ」

リズ「え、簡単だよ、動かしてあげようか?」

ほむら「リズも片手塞がってるのよ?それでもできるの?」

リズ「よっと、とりあえず離れたとこに置けばいいの?」

ほむら「そうね、お願い(片手でマミを持ち上げてるわ・・・」

ほむら「まずいわ!そろそろ限界だわ!急いで!」

リズ「おっけー!もう多分大丈夫!」

ほむら(リズを離して1人で頑張ればよかった気もするわ)

そして時は動きだす
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 19:40:22.15 ID:HO5WcuRu0
シャルロッテ「パクツ・・・・・・!?」

マミ「え?生きてる?」

死を覚悟したマミには状況が飲み込めていない様子

クロム「しっかりするんだ!まだ戦いは終わってないぞ!(マミが瞬間移動したな・・・ほむらの魔法か?」

リズ「ほむらの魔法すごかったなー」

ほむら「あなたの力もね」

クロム「よし、今だ!これで終わりだ!」

スキル 天空 発動

クロム「とうっ!うおおおおおお!」

シャルロッテ「」グリ-フシ-ドコロン

クロム「終わったか」

リズ「ん?なんだろあれ、って景色が変わっていく・・・」

クロム「いや、戻ったのだろう」

ほむら「魔女を倒すと、結界も崩れるのよ」

ほむら「そしてあれは、グリーフシードよ、あなた達には必要のないものよ」

ほむら「マミ、使うかしら?」

マミ「あ、あのそのありがとう・・・助けてもらわなかったら今頃わたし・・・」

ほむら「そうね、死んでたわ、一緒に組む以上これからはあんなことはやめて」

マミ「ごめんなさい」

ほむら「これからは、ちゃんと2人で協力しましょう」

マミ「本当にありがとう」コテッ

リズ「え!?マミ大丈夫!?」

ほむら「気絶してるだけよ、放って置くわけにはいかないし、一旦うちに連れて行くわ」

クロム「そういえば、まどか達は?」

ほむら「すっかり、忘れてたわ・・・」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 19:45:24.86 ID:HO5WcuRu0
QB「僕なんか、ずっと一緒にいたのに戦闘中にも戦闘後にも声をかけてもらえてないね」

ほむら「ごめんなさい、すっかり忘れてたわ」

ほむら「できればずっと忘れていたいわね」

QB「ひどい言いようだなぁ」

クロム「なあ、QBお前なぜこんなに嫌われているんだ?」

リズ「わたしも気になるー」

QB「それが僕にも訳がわからないんだ」

ほむら「そのうちわかるといいわね」
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 20:31:07.53 ID:HO5WcuRu0
その数分前
上条の病室前

中沢「というわけで到着」

さやか「4人で行ったら恭介驚くかな?」

仁美「驚かない方が不思議ですわ」

まどか「だねー、というわけで最初に入るのは・・・」

さやか「まあ、あたs

まどか「たまには、わたしもこういうとこのドア開けてみたかったんだよね」


まどか「こんにちわー、上条君」

中沢「久しぶりだなー上条!」

仁美「失礼いたします、上条さん」

さやか「よ、よう恭介」

上条「やあ、鹿目さん、中沢、志筑さん、さやか・・・って、ええっ!」

さやか「期待通りの驚きようだね」

上条「そりゃ、4人で来たら驚くよ」

仁美「申し訳ありません、こんな大人数で」

上条「いや、嬉しいよ」

中沢「手土産っていうほどのものじゃないけど・・・」ガサゴソ

上条「?何か持ってきてくれたのか?」

さやか「まさか、いやたぶんそうなんだろうなぁ・・・」

まどか「中沢君が今日、手土産になりそうなものを手に入れたのって・・・」

仁美「まさか、ライb

中沢「ほらよ、ライトニング・ボルテックスだ」

上条「・・・・・・」
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 20:39:26.97 ID:HO5WcuRu0
さやか「中沢も壊れてた」

仁美「さやかさん、人をやたら勝手に壊さないでください」

まどか「たぶん、さやかちゃんも壊れてるよねウェヒヒw」

上条「ありがとう!中沢!嬉しいよ!」

まどさや仁「え」

中沢「まさか、そんなに喜んでくれるなんて思いもしなかったぞ」

上条「右手が動かなくなってから利き手じゃなくてもできるようなものを探してたんだ」

上条「それで出会ったのがカードゲームだったんだ」

上条「手は使うもののカードなら片手でもそこまで支障がでないからね」

上条「例えバイオリンができなくなっても、片手が使えれば何かはできる」

上条「それを、カードが教えてくれたんだ」

さやか「そっか・・・バイオリン以外にもやること見つけたんだね!」

さやか「あたしも、カードゲームはじめてみるかなー」

中沢「まあ、上条が少しでも元気になったならみんな嬉しいさ」

タイヘンデスーセンセイーイシキガナイカタガ

仁美「騒がしいですわね・・・看護師さんが慌ててますわ」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 20:46:55.58 ID:HO5WcuRu0
まどか「意識がない人って言ってたね」

上条「それは、心配だね・・・」

看護師「すみません、まだ面会時間内ですがお帰りになって頂いても」

上条「やはり急患ですか?」

看護師「そうなんです、外傷は一切ないんですが・・・」

上条「来てくれたばっかりなのに、なんか悪いね」

上条「また、よかったらみんなで来てよ」

さやか「じゃあ、恭介が寂しくならないように、どんどん連れて来ちゃうからねぇ!」

上条「ははは、それは嬉しいな、じゃあまた」

まどさや中仁「またねー」
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 20:58:25.32 ID:HO5WcuRu0
医師「目立った外傷はないね、それに息はあるが・・・」ガラガラガラガラ

看護師「救急車を、呼んでくれた方が見つけたときには、道路の真ん中で倒れていたそうです」ガラガラガラガラ

医師「そして、119番してくれたということか・・・」ガラガラガラガラ

看護師「車に跳ねられて、どこか打ったのかもしれませんし」ガラガラガラガラ

医師「外傷なしで、息もあるが・・・意識はない、急いで精密検査だ」ガラガラガラガラ


まどか「運ばれてきたのってあの人かな?」

さやか「なんか、すごい暑そうな服だったね」

中沢「なんだっけ、あの服の呼び方、頭の文字は出てるんだが・・・ろ、ろ」

仁美「ローブですわね、コスプレかなにかでしょうか?」

まどか「とりあえず、ほむらちゃん探そう」

ほむら「その必要はないわ」

まどか「うわっ、突然出てくるからびっくりしたよぉ」

中沢「あのあと、大丈夫だったのか?」

ほむら「ええ、マミとは話をつけたわ」

さやか「マミ?あの3年のことですか?」

ほむら「安心して、彼女は悪い子ではないわ」

中沢「なぜ、俺は追われたんだ・・・」

ほむら「それは、本人に直接聞いてちょうだい」

ほむら「クロム達と一緒に家にいるから」
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 21:03:17.57 ID:HO5WcuRu0
ほむホーム

クロム「ほむらにマミと一緒に家で待っていてくれと言われたが」

リズ「暇だね」

クロム「ドミノでもするか?」

リズ「忙しいね」

クロム「・・・」

数分後

ほむら「ただいま」ガチャガタン

まどさや仁中「おじゃましまーす」

クロム「また、一人増えたな」

リズ「今度は男の子だね」

ほむら達はざっくりとここまでに至る経緯を話した
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 21:09:29.37 ID:HO5WcuRu0
クロム「中沢も、大変だったんだな・・・」

中沢「ええ、まあそりゃかなり・・・」

クロム「俺達もさっき魔zy」

ほむら「クロムとリズに触って時止め」

クロム「ぬおっ!?周りが止まっているぞ!?」

ほむら「これが、わたしの魔法だから・・・」

リズ「お兄ちゃん驚きすぎ」

クロム「す、すまん」

ほむら「いい?魔法少女や魔女のことは誰にも言わないで、一般人が知るべきことではないの」

クロム「わかった、イーリスに戻っても喋らないと誓おう」

リズ「極力しゃべらないように努力するね」
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 21:21:22.84 ID:HO5WcuRu0
ほむら「大変だったのはドミノってことにして」

クロム「了解だ」

ほむら「じゃあ、時間を動かすわよ」

クロム「ド、ドミノがうまくいかなくて大変だったんだ」

中沢「へ、へーそうなんですかー」

まどか「クロムさん、ドミノしてたんですか?」

クロム「暇潰しにな」

リズ「かなり、真剣にやってたけどね」

まどか「ドミノ楽しいですしね!」

さやか「そういえば、マミって人は?」
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 21:26:29.11 ID:HO5WcuRu0
ほむら「奥で寝てるわ(何で奥で寝てるかの言い訳を忘れてたわ」

ゴソゴソ

マミ「あれ?ここって?」

まどか「こ、こんにちわ」

クロム「起きたか、もう大丈夫か?」

マミ「もう大丈夫だと思うわ、けれどここは?」

リズ「ほむらの家だよ」

マミ「暁美さんが運んでくれたの?」

マミ「さっきの魔女との戦いは、ほんとにありがとう」

さやか「え?魔女?戦い?」
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 21:32:07.61 ID:HO5WcuRu0
ほむら「」

まどか「訳がわからないよ」

中沢「鹿目さん、俺もだ」

仁美「ごっこ遊びのことでは?」

ほむら「そ、そうマミとはごっこ遊びしてたのよ」

マミ「暁美さんごっこ遊び扱いというのは聞き捨てならないわ」

QB「その通りだ、魔女との戦いをごっこ遊びだなんて」
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 21:43:06.92 ID:HO5WcuRu0
まどか「人形がしゃべった?」

さやか「人形には見えないけどー」

中沢「おい、どうした何かいるのか?」

仁美「ほむらさんの足元に白い狐のようなものが・・・」

QB「僕は狐じゃないよキュウb」



ほむら「時止めそしてキュウべぇをゴミ捨て場へ」


ほむら「何かしら?」

マミ「あれ?キュウべぇは?」


ほむら「時止めそしてマミに説明」

マミ「そうね、でもキュウべぇが見えるなら彼女たちも」

ほむら「あの子達は、十分に幸せよ、危険な目にさらすわけには」

マミ「そうね・・・けど説明くらいしておくべきじゃ?」

ほむら「にしても、今は中沢がいるわ、あとでにしましょう」

マミ「わかったわ」

ほむら(なんとかこの場はたぶんしのげたわ)



しばらく休憩します再開は11時頃から
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/24(土) 23:50:19.92 ID:HO5WcuRu0
まどか「さっきの狐は?」

ほむら「気にしないでちょうだい」

さやか「いや、気になるだろー」

中沢「俺以外には見えたらしくて怖い」

仁美「気になりますわね・・・ってあら、私はそろそろ時間ですわ」

ほむら「あら、まだろくなおもてなししてないのに」

仁美「申し訳ありませんわ、またの機会にもてなしてください」

まどか「仁美ちゃん、また明日ねー」

さやか「狐のこと、わかったら明日教えるからー」

中沢「狐って、なんだよ・・・とりあえず、またなー」

マミ「え、えっとまた会いましょう」

ほむら「外まで送るわ」

仁美「ありがとうございます」

ほむらが仁美を外まで見送ってる間に

まどか「狐どこ行ったんだろ」

さやか「タンスのなかとか?」ガサガサ

中沢「おい、勝手に人の家のタンス漁るなよ」

マミ「そ、そうよ黙っておいてあげるから、やめときなさい」

さやか「はーい・・・狐気になるなー・・・」
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/25(日) 00:03:03.34 ID:MtuK8Cf/0
ほむら「何かあったかしら?」

マミ「とくになにも」

中沢「そういえば、マミさん?でいいかな」

マミ「ええ、マミって呼んでくれて構わないわ」

中沢「マミさん、昼休み何で俺を追いかけてたんですか?」

マミ「えーっと、それは」

ほむら「血の疼きよ」

中沢「はい?」

ほむら「その通りよね?マミ」

まどか、さやか、中沢いろいろと察する

中沢「あ、はいわかりました(わかったけどわからないぞ」

マミ「ごめんなさい興奮すると暴走しちゃう癖があって」

まどか「あれ?クロムさんは?」

さやか「リズさんもいない?」

マミ「あれ?さっきまではここにいたはずよね?」

ほむら「玄関から出たのなら、わたしが気づくはずよ」
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/25(日) 00:23:49.11 ID:MtuK8Cf/0
クロム「なんか、いきなり違うとこにいるんだが」

リズ「もうさすがに、慣れてきちゃったよ」

クロム「だが、ほむらの家にどうやって戻る?」

リズ「というかここって」

クロム「ぬおっ!?イーリスの南じゃないか!?」

リズ「ということは、戻ってこれたの?」

クロム「そのようだが・・・」

リズ「ほむら達に、何も言わずに来ちゃったよね・・・」

クロム「いや、それ以前になぜ何の前触れもなく、ここにいるのかだ」

リズ「そういえば、光に飲み込まれたりしなかったね」

クロム「おまけに脱いで置いたはずの靴を履いている」

リズ「もしかして、全部夢だったのかな?」

クロム「俺とリズが全く同じ夢を見るのも変だ、それにまどか達との」

リズ「絆!絆がある!」

クロム「ああ、夢だったらこんなに強く絆を感じる訳がない」
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/25(日) 00:30:51.39 ID:MtuK8Cf/0
その頃見滝原の病院では

医師「一向に目が覚めないのか・・・」

看護師「精密検査で異常も見られず、外傷もない・・・」

医師「何があったんだ・・・この青年の身に・・・」

???「ク・・・ロム・・・」

医師「今、喋ったか!?」

看護師「間違いなく!ですがなんて言ったんでしょうか?」

医師「よく聞き取れなかった、それに目覚めてはいないな」

???「・・・・・・」
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/25(日) 01:33:53.67 ID:MtuK8Cf/0
ほむら「まるで煙のように消えたわね・・・」

まどか「わたしも最初に会ったときクロムさんは突然現れたけど・・・」

さやか「光に包まれてやってきたんだっけ?」

中沢「そういえば、なぜか俺もそれ聞いて当たり前のように受け答えしてたが」

中沢「よく、考えたら不思議すぎるよな・・・」

さやか「魔法・・・」

ほむら(確かにリズは、魔法少女ではないのに魔法を使えるけれど、本人達も望んでここに来たわけではない)

まどか「魔法って、実在するのかな?」

中沢「・・・・・・」

中沢「なあ、もう言うしかないんじゃないか?」

ほむら「えっ」

中沢「魔法は実在するよ、暁美さんとマミさんが実際に使える」

まどさや「またまたご冗談を」

ほむらマミ(!?)

中沢「気づいていなかっただろうけど、俺は狐野郎に、以前会ったことがある」

ほむら「中沢君、マミに影響でもされたのかしら?(マミの影響よねきっと・・・いや、そうであって」

中沢「狐野郎の名前は確か、キュウべぇ」
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/25(日) 01:38:28.07 ID:MtuK8Cf/0
ほむら「!?とりあえず中沢掴んで時止め」

中沢「・・・グリーフシードの消耗激しくなるんじゃないのか?」

ほむら「どうしてあなたがそれを・・・?」

中沢「今まで黙っていて悪かった」

中沢「俺は実は、この時間の人間じゃないんだ」

ほむら「まさか・・・魔法少女?」

中沢「いやいやいや、俺は普通の男だ、暁美さん前の時間軸の俺はどういう奴だったか?」
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/25(日) 01:59:03.44 ID:MtuK8Cf/0
ほむら「そういえば、あまり見かけなかったわね・・・」

中沢「俺はその中沢だ」

ほむら「どうして、この世界にいるの?」

中沢「暁美さん、あんたについてきたんだよ」

ほむら「一体どうして?どうやって?」

中沢「俺は、前の時間軸ではマミさんとは昔からの知り合いだったんだ」

ほむら「確か前の時間軸のマミは・・・」

中沢「そう、この時間軸と同じように暁美さんとはうまくやってた」

ほむら「けれど、ワルプルギスとの戦いで死んでしまった・・・そしてまどかも契約してしまった・・・」

中沢「俺、マミさんから聞いてたんだ魔法少女の事」

ほむら「それは、そういうことになるわね」

中沢「そして、とても強い魔女と戦うって聞いて、止めようとしたが行ってしまったんだ」

ほむら「ごめんなさい、わたしが誘っていなければマミは死なずに・・・」

中沢「いや、マミはどんなに危険だとわかってても行ったと思うよ」

ほむら「そうね、どの時間軸でもマミとうまくいけば、マミは優しかった」

ほむら「決して、止めてもワルプルギスとの戦いを止めるような人じゃない」

中沢「うん、そうだだけど、俺が何もしてやれないなんて悔しかった」

中沢「だから、あの日俺は避難所から出て見に行ったんだ」

中沢「けどあのキュウべぇの野郎が俺の前に姿を現し彼女達は勝てない」

中沢「そう言われた、けど俺は必死で近くまで見に行ったんだ」

中沢「そこには、もう死んだマミさんの姿があったんだ・・・」

ほむら「確か、わたしももう諦めて他の時間軸に移ろうとしていたときね」

中沢「俺は無我夢中でそこに、突っ込んだんだ」

ほむら「それで一緒に時間を越えれてしまうのね・・・」
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/25(日) 02:08:02.33 ID:MtuK8Cf/0
ほむら「まだ受け入れられないとこもあるけど、頑張って受け入れるわ」

ほむら「けど、なんで追ってくるマミから逃げにのかしら?」

中沢「あれはマジでしばらく誰かわからなくて怖かった」

ほむら「この時間軸のマミは確かにかなり特異ね・・・」

中沢「気づいたのは、昼飯食ってた暁美さん達のとこに行ったときだ」

中沢「けどうまくいけば暁美さんとマミさんを繋ぐことができないかと思ってさ」

ほむら「結果オーライってヤツね」

中沢「今がよければいいよな」

中沢「にしても、クロムさん達は暁美さんが時を止めてどこかに移動させたんじゃないのか?」

ほむら「本当にそれについては何もわからないわ」

ほむら「そしてそろそろ、限界ね」
時間停止解除




結末はもう決まってるのですが、そこまでの過程でいろいろ迷走中です・・・
ファイアーエムブレムとのクロスなのでエムブレムの特徴を活かすための兵種設定を次のレスにまとめます
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/25(日) 02:21:52.07 ID:MtuK8Cf/0
覚醒組
クロム 兵種 マスターロード 使用武器 剣 槍 習得スキル デュアルアタック・ カリスマ 王の器 天空

リズ 兵種 バトルシスター 使用武器 斧 杖 習得スキル 祈り いやしの心 幸運の叫び

以下は登場させるかは迷ってます一応のユニット設定

スミア 兵種 ダークペガサス 使用武器 槍 魔道書 習得スキル リフレッシュ 移動の叫び 疾風迅雷

ロンクー 兵種 ソードマスター 使用武器 剣 習得スキル 待ち伏せ 流星 剣の達人

ルキナ 兵種 マスターロード 使用武器 剣 槍 習得スキル デュアルアタック・カリスマ 天空 王の器

ウード 兵種 ソードマスター 使用武器 剣 習得スキル 幸運の叫び 月光 待ち伏せ 流星

シンシアはいろいろ壊しそうで大変だしすぐ騙されるのでキュウべぇの餌食になりそうなので出ません(めんどうだからとかじゃない
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/25(日) 02:29:45.52 ID:MtuK8Cf/0
まどか 兵種 村人 使用武器なし 習得スキル なし

さやか 兵種 村人 使用武器なし 習得スキルなし

仁美 兵種 村人 使用武器 己の拳 習得スキル 腹パン

中沢 兵種 村人 使用武器なし 習得スキル なし

ほむら 兵種 魔法少女 使用武器盾 現代兵器 習得スキル 爆弾作製 時止め 盾収納

マミ 兵種 魔法少女 使用武器 リボン 魔法で出した銃など 習得スキル 血の疼き ティロ・フィナーレ

キュウべぇ 兵種??? 使用武器 話術 習得スキル 契約

とりあえず今日は寝ます、続きは明日の昼頃からの予定です
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/25(日) 11:12:16.51 ID:MtuK8Cf/0
その頃イーリスでは

クロム「とりあえず、今はどうしようもない」

リズ「むー、そうだよね」

クロム「そうだ、ルフレと会ったとこ見に行くか?」

リズ「でももう暗いね・・・」

クロムさん達はそうだな、ここからだと城のが近い、一旦帰るか」



クロムとリズはイーリス城へ

フレデリク「!クロム様、リズ様一体どこへ行かれてたんですか!?」

リズ「見滝はr

クロム「森で熊を狩っていた」

フレデリク「!?く、熊を狩るのはいいですが、城の者に声をかけてください」

フレデリク「そして、今度からは私を同行させてください」

クロム「す、すまん」

リズ「ごめんなさーい」
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/26(月) 00:31:43.43 ID:wTbgXG1z0
フレデリク「ところで、その熊はどうされたのですか?まさか、今から熊を調理予定とかでは!?」

クロム「いや、もう森で食ってきた」

リズ「う、うん(狩ったけど、食べてはないよね」

クロム「そういえば、俺達が城からいなくなってどのくらい経ったんだ?」

フレデリク「そうですね、私が最後に確認したのは今日の昼食の後です」

クロム(異界には2日はいたはずだが・・・)

リズ(そういえば、熊どうなったんだろ)
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/26(月) 00:44:30.28 ID:wTbgXG1z0
クロム「そうか、日が暮れるまで留守にして悪かったな」

フレデリク「いえ、置いてきぼりをくらって寂しかったとかはありません」

リズ「寂しかったんだね・・・」

フレデリク「いえ、決してそのようなことは」


ルキナ「お父様!お帰りになられてたのですね!」

クロム「ああ、今戻ったところだ」

リズ「あっ、ルキナただいまー」

ルキナ「お帰りのところ申し訳ありませんが・・・」

ルキナ「ウードの話を聞いてあげてください」

リズ「・・・たぶん、いつもの必殺技とかのことだよね・・・」

クロム「必殺技をいくつ作れば気がすむんだ・・・」
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/26(月) 01:04:32.15 ID:wTbgXG1z0
ルキナ「それが、今回は違う様子で・・・」

リズ「ん?なんだろう」

ウード「あっ、母さん!今日俺も必殺技を試しに熊を狩りに」

クロム「やはり、必殺技の話か?」

ウード「できれば、俺も必殺技の感覚とか話したかったんですがね」

クロム「とりあえず、聞いてみるか」

ルキナ「私には理解はできませんでしたが、リズさんやお父様に話すと言って聞かないので・・・」

リズ「必殺技じゃないなら、決めセリフかなぁ」

ウード「決めセリフの話はアズールとセレナにもう話しましたが」

ウード「クロムさん達も、やっぱり聞きたいですか?」

クロム「いや、それはいい」

ウード「即答ですか・・・とりあえず話の続きを」
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/26(月) 01:10:51.89 ID:wTbgXG1z0
ウード「そして、森で熊を見つけたんですが既にもう死んでいて」

クロム(それ、たぶん俺が狩った熊だな)

リズ(たぶん、お兄ちゃんが狩ったやつだよね)

ウード「気の毒に思えたので、大地の躍動が伝わる地に葬ってやりました」

ルキナ「早い話、熊を埋葬してやったと」

リズ「生きて会ってたら必殺技をその熊に試してたんだよね・・・」

ウード「・・・」

クロム(熊、すまん・・・)
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/26(月) 01:22:55.43 ID:wTbgXG1z0
ウード「それで、仕方なく他の熊を探してたんですが」

リズ「さっき埋めてあげた動物をすぐ狩ろうと思えるんだ・・・」

ルキナ「私もさすがに、これには驚きました」

クロム「だが、ここまでならウードの驚き行動以外は理解できるが」

ルキナ「ここからが本番です」

フレデリク「熊の話題が続くのでしょうか・・・城の見回りをしてきます」

リズ「フレデリク・・・会話に入ってこないから、いたの忘れてたよ」

ウード「そしたら、いきなり見たこともないとこにいたんですよ!」

クロム「まさか・・・!」

ウード「そこが異界だとは、すぐ気づいたんですが」

リズ「それってどんなとこだったの?」

ウード「そういえば、地名はわからなかったな・・・」

ウード「けれど、その異界には縦に長い謎の箱があったり」

ウード「馬も引いてないのに、すごい速度で動く乗り物があったり」

ウード「一番衝撃的だったのが、少年がライトニング・ボルテックスと聞き慣れなくも」

ウード「一度聞いただけでも、今まで体験したことのないような血の疼きを感じたことですよ!」

ウード「今、記憶を辿っただけでも魂が躍動する」
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/26(月) 01:30:07.69 ID:wTbgXG1z0
ウード「それで、その少年に声をかけようと近づいたところ」

ウード「気がついたら森に戻ってしまっていた・・・」

クロム「無事帰れたのだから、喜ぶべきだろう」

ルキナ「必殺技以外私には理解できません・・・」

リズ「もしかして、そこって見滝原じゃない?」

ウードルキナ「えっ」

クロム「実は、俺達も異界に迷い混んでいたんだが」

クロム「その縦に長い箱も乗り物も、何か知っているぞ」

リズ「確か、自動販売機とクルマだっけ?」

ルキナ「そんな異界があるなんて本当ですか、お父様!?」

ウード「そういえば、周りの人がミタキハラーとか言っていたような」

リズ「やっぱり見滝原だよ!」

クロム「そうだな、間違いなくウードの迷い混んだ異界は見滝原だろう」
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/26(月) 01:38:01.51 ID:wTbgXG1z0
見滝原ほむホーム

ほむら「わかったわ・・・マミ、中沢と話したわ、彼も無関係ではなかった」

ほむら「まどか達が魔法少女を知らないで終わる時間軸なんてなかった」

ほむら「魔法少女について話しましょう(魔女化などは伏せて」

マミ「えっ?どういうこと?けれど話してしまっていいの?」

ほむら「ええ、話すわ、まどか、さやか今から話すことは冗談ではないわ」

ほむら「真剣に聞いてちょうだい」

中沢「俺からも頼む、真剣に聞いてやってくれ」

まどか「う、うん真剣に聞くよ」

さやか「展開がわからないけど、マジな感じってのはわかる、ちゃんと聞く」

ほむらとマミは魔法少女や魔女のことを説明した
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/26(月) 01:59:23.84 ID:wTbgXG1z0
さやか「さっきの狐は、そういうことだったのね・・・」

まどか「それじゃあ、見えたわたしたちって」

ほむら「そう、魔女少女の素質があるってことよ」

中沢「けど、容易に契約なんてしちゃダメだ」

さやか「けど、中沢何であんたがそれを知ってたのさ」

中沢「・・・俺の大切な友達は、魔法少女だったんだが」

中沢「強い魔女との戦いで死んじまったんだよ」

さやか「っ・・・!ごめん」

中沢「お前が謝ることはないさ・・・」

マミ「そうね、戦いで死ぬ・・・」

マミ「魔法少女の最後なんてだいたいそんなものよ・・・」

ほむら「契約して最初の戦いで、死んでしまうことだってある」

まどか「危険なんだね・・・」

さやか「十分危険ってのは、わかった」

さやか「けど、クロムさん達はどこいったのさ?」

ほむら「少なくとも、わたしとマミが原因ではないわ」

中沢「キュウべぇのせいとかじゃ?」

ほむら「それもないと思うわ、あいつにそんな力はないはず」

マミ「神隠しとしか言いようがないわね・・・」

まどか「とりあえず、外を探しててみるしかないんじゃないかな?」

さやか「魔法でもさすがに別世界に一瞬で移動!とかはできないんでしょ?」

ほむら「そうね、魔法少女には不可能だと思うわ(別の時間軸ならともかく、クロム達の言ってた異界には行けないわ」

ほむら「けれど、今日はもう遅いわ、わたしとマミで探しておくから」

マミ「そうね、みんなはもう帰った方がいいと思うわ」

まどか「で、でも」

中沢「確かに俺達一般人が探すより二人に探してもらった方がいいと思う」

さやか「足引きずりそうだしねぇ」

ほむら「話が早くて助かるわ、さやかは特に足を引きずりそうだし」

さやか「何をぅ!?昨日はすぐ見つけちゃいましたからね!」

まどか「どっちかと言うと仁美ちゃんがあそこはどうかなって、感じで言ってたよね」

さやか「今日は、ほむらもマミさんもありがとね」

まどか「切り替え早いね」

中沢「とにかく二人とも魔法少女のことは徐々に受け入れろよ」

マミ「そうよ、いきなり全部受け入れろと言われても難しいものね」

さやか「え、もう受け入れたけど?」

まどか「さやかちゃん・・・単純だしね」

さやか「とりあえずかいさーん!クロムさん達の捜索任せた!じゃあ!また明日!」

ほむら「・・・・・・引き受けたわ」

こうしてまどか、さやか、中沢は、帰路についた
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/26(月) 02:11:05.27 ID:wTbgXG1z0
ほむら「引き受けたものの、手がかりがないわね」

マミ「名探偵マミの出番ね」

マミ「玄関に靴はあったかしら?」

ほむら「そういえば、靴もなくなっているわね」

マミ「これで少なくとも家にはいないってことがわかるわ」

ほむら「これで、家にいたら逆に怖いわ」

数十分後

マミ「というわけで外を探してみたものの、いないわね・・・」

ほむら「仕方ないわ、今日はもう帰りましょ」

ほむら「マミ、できればうちに泊まってくれるかしら」

ほむら「クロム達のこと以外も重要な話があるの(ワルプルギスのことも早いうちに・・・」

マミ「え、えっとよ、喜んで!(お泊まりに誘われるなんて初めて!嬉しすぎて返事がおかしかった気もするわ」

ほむら「一応着替えとかを取ってきてちょうだい、明日は土曜だし学校のことは気にしなくてもいいわね」

マミ「急いで取ってくるわ、暁美さんは先に家で温まってて」

ほむら「お言葉に甘えて、家で待ってるわね」

マミ「お泊まり♪お泊まり♪」

マミ「お泊まり♪お泊まり♪」コテッ

マミ「スキップしてたら転んだわ・・・」

遠くから見ていたほむら「大丈夫かしら・・・」



とりあえず、今日は更新少なかったですが寝ます
明日は夜に更新予定です
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/26(月) 23:27:20.52 ID:wTbgXG1z0
その頃病院では

???「?ここは、どこだ?」

医師「おおっ、意識が戻ったか!」

医師「ここは、見滝原病院だよ」

???「見滝原病院?それに、見慣れない物がいろいろあるな・・・」

医師「まあ、医師でなければ見慣れる物ではないからね」

医師「で、聞きたいことがいくつかあるんだが」

医師「まずは、名前を聞いてもいいかな?」

???「えーっと・・・僕は・・・誰だ?」

医師「なっ!?記憶喪失か、これは厄介だな・・・」

ガチャ

看護師「先生、様子は?あら、意識が戻ったのですね!」

医師「だが、記憶喪失のようなんだ」


???「徐々に、思い出してきた・・・確か・・・」

医師「思い出したことがあったら何でも言っておくれ」

???「そうだ、僕の名前はルフレだ」

ルフレ「だが、それ以外全く思い出せない・・・」

看護師「ルフレ・・・やはり、外人の方でしょうか」

医師「それは、下の名前かね?それとも名字かい?」

ルフレ「名字?それってどういう?」

医師「名字の意味すらわからないのか・・・」

看護師「重症ですね・・・」
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/26(月) 23:55:43.55 ID:wTbgXG1z0
医師「とりあえず、落ち着くまで寝てなさい」

看護師「無理は、体に悪いですから少しずつ頑張って行きましょう」

ルフレ「・・・・・・」

医師「看護師君、そろそろ次のオペの時間だ」

看護師「では、準備を」

医師「ルフレさん、とりあえず今は安静にしているといい」

医師「それと、何か思い出すことがあったら、そこに紙とペンを置いておくからそれに、書き起こしておくといい」

看護師「先生、そろそろ時間です」

看護師「ルフレさん、無理はなさらず」

医師「では、行こう」ガチャ


ルフレ「僕は・・・あれ、今誰かに呼ばれたような・・・」

ルフレ「いや、これは記憶なのか・・・?」

ルフレ「何か、強大なものと戦ったときの・・・」

ルフレ「記憶の中の声が大きくなってきたぞ・・・」

???「あきらめるな!ルフレ!」

ルフレ「この声は・・・クロム!?」

ルフレ「クロム、おかげで思い出したぞ!」

ルフレ「さすがに二度も深い記憶喪失なんてごめんだ」

ルフレ「クロム達の思いで、僕は消えずにすんだんだな」

ルフレ「けど、ここはどこだ・・・」
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/27(火) 00:07:59.79 ID:mHtFF98s0
ルフレ「そうだな・・・一応外に出よう」

ルフレ「さっきの人たちには悪い気がするが、イーリス城に行くか」

ルフレ「一応、紙にイーリス城に行きますと書いておこう」カキカキ

ルフレ「よし、行こう!」ガチャ

ルフレ「なんか、だいぶ床が綺麗だな・・・まるで大理石だ」

ルフレ「なんだか、ドアなんかも不思議だったな」

ルフレ「それに、変な目で見られてた気がするな・・・」

ルフレ「外に出たぞ!って僕は誰に報告してるんだろう」

ルフレ「外は、暗いな・・・まあ、夜だs」

ルフレ「って、えー!?何!?あの光ってるのは!?魔法か!?」

ルフレ「少なくとも、たいまつとかではないな・・・」

ルフレ「そして、あの謎の中に椅子が4こくらい埋まってるものはなんだろう」

ルフレ「お、人が乗り込んだぞ」

車「ブルルルルブウゥゥゥン」

ルフレ「うわああ!?動いたぞ!?」

ルフレ「本で見たことのある、シューター砲台というものか!?」

ルフレ「怖い、とりあえず逃げよう」タタッ
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/27(火) 01:07:25.80 ID:mHtFF98s0
ルフレ「何だかんだでこの町を、走り回って特に暗いとこに来てしまった・・・」

QB「ゴミ置き場に捨てられた死体はさすがに不味いね」

ルフレ「うわぁ!?動物が、しゃべっているぞ!?」

QB「白い狐と言われないだけマシかな」

ほむら「キュゥべえが、元気に死体を食べてるわね」

ほむら「そして、一般人に見つかってるわね」

ほむら「って、え」

マミ「着替えとか持ってきたわ、ってキュゥべえ何してるのよ!?」

ルフレ「しかも共食いするのか・・・」

マミ「男性なのにキュゥべえが見えるのね」

ほむら「いろいろこの状況ツッコミどころ満載だけれども、なぜだかは知らないけど多分見えるようにしたのよ」

QB「いや、僕は見えるようにしてはいないけれど?」

ルフレ「とりあえず、怖いし走って逃げよう」

ほむら「ちょ、聞きたいことがあるから待ちなさい」

ルフレ「やっぱり怖い」タタッ

ほむら「あの服装で、一般人なのにかなり早いわね・・・」

ほむら達から逃げるルフレは、まるで疾風の如く
すぐに視界から消えてしまいそうな早さだった

ルフレ「ブーツ使ってるし、足には自信があるんだよなー」

ほむら「疲れたわ・・・時止めそして追い付く」
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/27(火) 01:15:21.44 ID:mHtFF98s0
ほむら「この時間軸は本当に異常ね・・・」

ほむら「クロムとリズに、中沢を慕っているまどかに、異常なテンションのマミに、前の時間軸から来た中沢に、このローブのこいつ・・・」

ほむら「とりあえず、縛ってうちに持っていって何で、キュゥべえが見えたのか、吐かせましょう」

ルフレ「」

ほむら「悪いけど縛らせてもらうわ」

ルフレ「」

ほむら「さてと、マミうちに帰りましょう」

マミ「え、その人どうして縛ってるの?」

ほむら「話を聞こうにも、逃げるからとりあえず縛ってうちに連れていこうと思って」

QB「僕も聞きたいことがあったしちょうどいいね」

仁美「暁美さん・・・何してますの?」

ほむら「え」

そこには、お稽古事を終えて偶然このタイミングで通りかかった仁美がいた
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/27(火) 01:24:27.77 ID:mHtFF98s0
仁美「あら、なかなかに素敵な方を背負われていますわね」

マミ「いや、最初にツッコむところ違うと思うけれど」

ルフレ「」

ほむら「そうね、けれどまどか以外にそういう感情は抱かないわ」

仁美「あら、それに先程の狐さんもご一緒ですのね」

QB「僕は狐ではないよ、志筑仁美」

仁美「まあ、私の名前をお知りになられてるのですね」

QB「早速なんだけど僕と契約して魔法少女になっt」

ルフレ「ギガサンダー」

QB「」

ほむら「あれ、縛ったのにほどかれてるわ」

マミ「気の毒だったからわたしがほどいたのよ・・・」
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/27(火) 01:33:13.18 ID:mHtFF98s0
ほむら「って、さりげなく魔法を使ってるわ」

マミ「そうね、なんかもういろいろありすぎて多少のことじゃ驚かなくなったわ」

仁美「魔法だなんて、ふふ、お二人とも可愛らしいですわ」

ルフレ「いや、僕が今ギガサンダー使ったから・・・でも弱くて魔法だと思われなかったのか・・・」

ほむら「何であなた、魔法少女でもないのに魔法が使えるのかしら」

QB「それは、僕も興味があるね」きゅっぷい

マミ「って、キュゥべえって何匹もいるのね、驚かないけれど」

仁美「まるで、スペアがたくさんあって死んでも他の社員が、契約を迫る悪徳企業ですわ」

しかも仁美のとんでもない例えが、ほぼ的確にあっている

ルフレ「魔法少女って、なんだい?僕の兵種は神軍師だけれども」

ほむら「兵種!?それってクロム達が言っていたやつね!」

ルフレ「クロムを知っているのか!?それと、今どこにいるかわからないかい?」
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/27(火) 01:42:37.21 ID:mHtFF98s0
ほむら「あなたもクロムの知り合い?」

ルフレ「知り合いどころじゃないさ、クロムは僕のことを半身とまで呼んでくれた」

ルフレ「けど、ちょっとした事情でしばらく会えない状態になっていたんだ」

ほむら「そう・・・クロムは、ルフレという友を探していると言っていたけれど」

ほむら「まさかあなた・・・」

ルフレ「僕はルフレだ」

仁美「まあ、素敵なお名前ですわね」

ほむら「って、本当に!?」

仁美「急いでクロムさんに知らせないとですわ!」

マミ「それが、クロムさんとリズさん今は行方不明なのよ・・・」

仁美「私がお稽古事に行ったあと何かあったのですか?」



今日も更新少ないですがもう寝ます
明日は、休みなので更新多くできそうです・・・
夜に書くと眠くいろいろ雑なところが目立つのでできるだけ明日進めたい・・・
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/27(火) 02:29:51.23 ID:OmXV2Nr1o
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/27(火) 11:11:41.47 ID:wPOvb+CNO
その少し前中沢家では

中沢「ただいまー」

中沢ママ「あら今日は、帰り遅かったわね」

中沢「ごめんごめん、上条のお見舞い行ったりいろいろしててさ」

中沢ママ「上条君元気にしてた?」

中沢「そうだなー手土産渡したらすげー喜んでた」

中沢ママ「その手土産って、お菓子?お花?」

中沢「えーっと・・・どっちでもいいじゃん」

中沢ママ(これは、別の物ね・・・聞くの怖いしもういいわ)
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/27(火) 11:16:46.35 ID:wPOvb+CNO
中沢ママ「他に何してきたの?」

中沢「えっと、あk・・・(クラスの女子の家に行ったなんて行ったら、いろいろ面倒なこと聞かれるぞこれ」

中沢ママ「もしかして 言えないこと?」

中沢「グーグルみたいに言うなよ!」

中沢ママ「もしかして クラスの女子の家に行った?」

中沢「すげーよ、グーグル先生もびっくりだよ!こえーよ!」

中沢ママ「冗談で、言ったけどガチなやつだったのね」

中沢「」
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/27(火) 11:24:26.25 ID:wPOvb+CNO
中沢ママ「一人で?」

中沢「いや、一人じゃないよ鹿目さんと美樹さんと志筑さんとだよ」

中沢ママ「へー、あなたも隅に置けないわねぇ!」

中沢「いやいや、このメンツに深い意味はないよ、お見舞いもこのメンツだったし」

中沢ママ「冗談よ」

中沢「・・・・・・」

中沢ママ「まあ、ご飯出来てるからさっさと手洗ってきなさい」

中沢「はーい」
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/27(火) 11:31:19.18 ID:wPOvb+CNO
中沢「というわけで、飯を食い終わった」

中沢ママ「誰に報告してるのよ・・・ごちそうさまでしょ」

中沢「ご、ごちそうさま!ふ、風呂入ってくる!」

中沢ママ「なんか、ここ一ヶ月元気になったわね・・・」


風呂中沢「そいや、この時間軸の俺ってどんな感じだったんだろ・・・だいぶ根暗とかだったらヤバイな」
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/27(火) 12:10:02.46 ID:wPOvb+CNO
中沢「明日、鹿目さんに聞いてみるか・・・最近なんかジロジロ見てくるし」

中沢「たぶんすごい違和感があるんだろ」

中沢「そろそろ上がって寝るか」
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/27(火) 13:08:56.58 ID:wPOvb+CNO
同じ頃鹿目家では

風呂まどか「魔法少女かぁー」

まどか「どんな願いも叶う・・・」

まどか「フフフヒ・・・あっ、ウェヒヒw」

まどか「けど、命懸けなんだよね・・・」

まどか「中沢君の友達もそれで・・・」

まどか「それにしても中沢君、最近急に人が変わったかのように明るくなったよね」

まどか「前のあの感じも好きだったけど」

まどか「今の明るい感じのが、なんだろう親近感わくよね!」



知久「リビングからもわかるくらいまどかが騒いでて怖い」
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/27(火) 13:13:16.88 ID:wPOvb+CNO
まどか「あっ、いけないついはしゃいじゃってw」

まどか「さやかちゃんは、どう思ってるんだろ」

まどか「そういえば、クロムさん達見つかったのかな」

まどか「もうそろそろ上がって寝ようかな」
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/27(火) 13:43:30.03 ID:wPOvb+CNO
ルフレ「とりあえずクロムについて聞いてみるか」

ほむら「かくかくしかじかそういうわけよ」

ルフレ「なるほど、そしてここは異界というわけなのか」

ほむら「驚かないのね・・・」

ルフレ「いや、少しは驚いたさ、けれど僕は軍師だ」

ルフレ「策を考える身が動揺していたら軍の皆に安心してもらえないからね」

ルフレ「今は、異界だけど」

マミ「帰り方知ってるんですか?」

ルフレ「知らない」

仁美「クロムさん達はもうお帰りになられたとかですかね?」

ルフレ「うん、異界は何が起こるかわからないからね、その可能性なくはないよ」
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/27(火) 18:52:01.88 ID:wPOvb+CNO
仁美「とりあえず・・・ほむらさんの家に行きましょう」

マミ「そうね、それがいいと思うわ」

ほむら「マミは、とにかく仁美まで・・・構わないけど」

ほむら「ということで、ルフレも強引に連れてうちに来たわ」

ルフレ「異界の子供は物騒だな・・・」

マミ「イーリスに、私達が行く方法とかないのかしらねぇ」

仁美「行ってみたいですわぁ」

ルフレ「うーん、僕のように帰れなくなるかもしれないよ?」

ほむら「無駄に変なとこには、行きたがらない方がいいと思うわ」

仁美「そうですわね、いかいのおすしとも言いますし」

QB「それを言うなら、いかのおすしだと思うよ、そもそも使うところが違うしね」

ルフレ「うわっ、また出た」

ほむら「こいつは、ゲームでいう無限湧きよ」

ルフレ「ゲームって、しりとりとかのことかい?」

マミ「イーリスにはゲームもないのね」

仁美「ということは、イーリスにはFEがないのですね、お気の毒ですわ」
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/27(火) 19:00:06.68 ID:wPOvb+CNO
ほむら「仁美、ゲームやってたのね、意外だわ」

ルフレ「えふいーってなんだい?」

仁美「ファイルエスケープの略ですわ、シミュレーションゲームですのよ」

マミ「確か、クリアファイルが敵を倒してダンジョンから脱出するゲームね」

ほむら「よく考えたらとんでもない設定のゲームで有名よね(そういえば、遊戯王やってるし意外でもないわ」

ルフレ「よくわからないけどすごそうだなぁ」

ほむら「それはそうと、あなたこれからどうするつもり?」

ルフレ「そうだな、しばらくどうやったらイーリスに戻れるかどこかで考えるよ」

マミ「よかったら、ここで寝泊まりしても構わないですよ」

ルフレ「えっ!いいのかい?」

ほむら「ちょ、勝手に」

ほむら(いや、ルフレからももっと何か聞き出したいし、出歩かせるのも危険かもしれないし)

ほむら「そうね、それでいいわ」

ルフレ「じゃあ、お言葉に甘えて」

仁美「zzz」
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/27(火) 19:06:19.39 ID:wPOvb+CNO
マミ「志筑さんいつの間に寝てるわね・・・」

ほむら「起こしましょう」

ほむら「ほら、仁美起きて」

仁美「zzz」

ほむら「ちょっと、悪いけど叩きましょう」ペチペチ

仁美「zzz」

ルフレ「起きないね」

マミ「志筑さんもお泊りかしら」

ほむら「仕方ないわ、仁美の家に電話しましょう」


ほむら「というわけで、仁美の親には話しをつけてきたわ」

ルフレ「なんか、電話というのは知らないけど早いな」

マミ(そういえば、ルフレさんにはテレパシーできるのかしら)

マミ(ルフレさーん聞こえますかー?)

ルフレ(!?なんだ!?頭の中にマミの声が響いてくるぞ!?)

マミ(テレパシーもできるのね、ますます謎だわ)

ほむら(テレパシーの盗聴には気づかないようね)
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/28(水) 00:39:34.88 ID:tK3tctPg0
ルフレ「な、なんなんだい今のは!」

マミ「テレパシーよ、普通魔法少女やキュゥべえとでないと出来ないのだけれど」

ほむら「キュゥべえが、テレパシーできるようにしてるって可能性も」

QB「いや、僕はそんなことはしていないよ、ますます興味深いね」

ほむら「もう訳がわからないわ」

仁美「zzz」

ほむら「とりあえず、仁美を布団に移動させてくるわね」

仁美「zzz」

マミ「ところで、キュゥべえ最近気になっていたけど魔法少女って大人になっても少女なの?」

QB「成長途上の女性を少女と言うだろう」

QB「そう、マミならわかるはずだ魔法少女の少女を大人に変えると」

マミ「魔法女!」

ルフレ「えっ」

QB「訳がわからないよ」

マミ「なんかダサいじゃない!」

QB「いやいや、だからそうじゃなくて」

ルフレ「なんか殺した方がいい気がする」

ルフレ「えーっと、魔道書、魔道書、あっ、これはもったいない」

ルフレ「これは、ダメだ!聖書ナーガ何てもったいない」

ルフレ「ええいっ!節約だ!残り3回の青銅の剣」バシュッ

QB「」

マミ「魔女って、魔法少女と似てるわね・・・」

仁美を布団に移しに行ったほむらが戻ってきた

ほむら「寝かせて来たわ」

QB「」

ルフレ「青銅の剣もやっぱりもったいない」

マミ「魔法少女が退化すると法と少が抜けて魔女になるのかしら」

ほむら「何があったのよ」
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/28(水) 00:47:38.92 ID:tK3tctPg0
ほむら「ルフレ、お手柄よ!マミに、変な誤解を招いたけれど」

ルフレ「なんか黙らせないといけない気がして」

マミ「暁美さん!退化したら魔女になるっぽいの!退化しないようにしましょう!」

マミ「けれど、大人になれば魔法女になって、セーフっぽいの!」

ほむら「そ、そうなのー、退化しないように早く大人になりたいわねー(棒」

ルフレ「眠いな・・・」

ほむら「あら、ならもう寝ていいわよ」

ルフレ「そうかい、じゃあ・・・zzz」

ほむら「え、そういう意味で言ったんじゃ」

マミ「二人とも一瞬で寝る能力持ってるのかしら」

ほむら「例によって叩いて起こすわ」ペチペチ

ルフレ「zzz」

マミ「例によって起きないわね」
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/28(水) 00:58:47.98 ID:tK3tctPg0
ほむら「もう、めんどうだし放っておくわ」

マミ「わたしも眠い」

ほむら「あなたには大事な話があるからまだダメよ」

マミ「マミ眠いの!zzz」

ほむら「こんなところに爆弾が」

マミ「話って、何かしら」

ほむら「近いうちにワルプルギスの夜が来る」

マミ「へぇ、ワルプルギスが・・・」

ほむら「驚きなさいよ!」

マミ「まださすがに、キュゥべえ無限湧きのがびっくりよ」

マミ「けれど、それが本当なら対策をたてないとよね」

ほむら「そう、今晩はとことん付き合ってもらうわ」ファッサァ

マミ「けど、ごめんなさい・・・本当に眠いの」

ほむら「ワルプルギスの対策と睡眠どっちが大事なの!?」

マミ「今は、寝ることの方を優先したいわ・・・ふわあぁ」

マミ「ルフレさん、気持ち良さそうに寝てるわね・・・zzz」

ほむら「ちょっ、マミ!お風呂もまだよね!?」

ほむら「あっ、仁美もルフレもお風呂まだじゃない!」

ほむら「朝シャン確定ね・・・」

ほむら「こうなったらわたしも寝ましょう・・・」
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/28(水) 01:05:11.52 ID:tK3tctPg0
イーリス城

クロム「ウード、また見滝原に行きたくないか?」

ウード「ええっ!?行けるんですか!?」

リズ「ほっ!また行けるの?」

クロム「行きたくないか?」

ウード「ふっ・・・ライトニング・ボルテックス・・・それが何なのかを確かめてみたいな」

リズ「うん、行きたい!ほむら達ともうお別れなんて嫌だしね!」

クロム「決まりだな、では行ける方法を考えよう」

ルキナ「お父様、行ける方法を知らないんですか?」

リズ「ええっ!知らないで言ったの!?」

ウード「く、クロムさーんそりゃないですよー」
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/28(水) 01:29:32.60 ID:tK3tctPg0
クロム「す、すまん」

ルキナ「もしかしたら、その異界は、行くには何か条件を満たさないといけないとか」

ウード「選ばれし者にしか満たせぬ条件か!血が騒ぐぜ・・・!」

リズ「いや、そうと決まった訳ではないからね」

クロム「だが、そうだな俺達とウードは、見滝原に迷い混んだとき満たしていた条件は」

ルキナ「そうですね・・・熊を狩っていた及び狩ろうとしていたくらいですね」

ウード「もしや、熊を狩ろうとしたりすると行けるとか!」

リズ「けど、そしたら結構昔にその条件は、何回か満たしてるよね」

クロム「そうだな・・・熊の線はなさそうだな」

ウード「いや、選ばれし熊のみが異界へと迷わせるとかないですかね?」

クロム「選ばれし熊ってなんだ・・・」

ルキナ「明日、ウードが熊を埋めた場所に行ってみましょう」

リズ「ルキナ、なんかいつもより乗り気だね」

クロム「俺は構わんが、とりあえず今日はもう寝よう」

リズ「明日に備えなきゃね」

ウード「はーい、おやすみなさい」

ルキナ「おやすみなさいお父様」

クロム「おやすみ、リズも早く寝るんだぞ」

リズ「お兄ちゃんはまだ寝ないの?」

クロム「フレデリクに、一応明日の予定を話しておこうと思ってな」

リズ「それはよしといてあげようよ、熊埋めたとこに行くって言ったらフレデリク・・・」

クロム「そうだな・・・よし寝るか。おやすみ、リズ」

リズ「うん、おやすみ」

こうして、ある運命に巻き込まれた者達は一時の休息に入った・・・
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/28(水) 01:33:30.82 ID:tK3tctPg0
さやか「って、おーい!作者さん!あたしがまだ寝てないっての!」

さやか「え?ある運命にさやかちゃんは巻き込まれてないじゃないかって?」

さやか「いやいや、それはないっしょ」

さやか「仁美も巻き込まれてるんだったらこのあたしも!」

さやか「作者さーん、あたしを寝かせてくれー」

さやか「ん?ふむふむ、なるほど」

さやか「さやかちゃんは、特に巻き込まれることになるから寝てないとかじゃないかって?」

さやか「あとこれ、かなりのメタネタだよね」

さやか「・・・作者さん、さやかちゃんの描写を忘れてたとかじゃないんだよね?」

さやか「あ、無事寝かせてもらえるそうです」

さやか「このあたしさやかちゃんファンのみんなは安心してね!さやかちゃん大活躍の予定らしいよー!」

さやか「っと・・・おやすみなさーい」



というわけでさやかちゃん大活躍の予定です
作者ももう眠いので寝ます
さやかの眠る描写を中沢の前に書く予定が忘れてたとかでは決してないです
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/28(水) 18:57:03.99 ID:F3yblIeKO
クロム「起きて、そうそう熊を埋めた場所に来たぞ!」

リズ「うん、ここにいるみんな知ってるよ」

ウード「まさか、俺達を監視している者がいるというのか!?」

ルキナ「お父様は、恐らく疲れているのでしょう・・・」

クロム「と、とにかく埋めた熊を掘ってみるか?」

リズ「なんかそれは、罰当たりな気がするよ」

ウード「ええっ!?もう掘ってしまったぞ!?」

ルキナ「熊を埋めて、その後狩ろうとして翌日には、それを掘る・・・」

リズ「自分の息子ながら、すごいよ、悪い意味で」

熊「」

クロム「死んでいるな」
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/29(木) 00:34:30.30 ID:0eG0P+RsO
クロム「なんだ、あれは熊の首元が光ってないか?」

リズ「ん?なんだろう」

リズが、熊の首元を覗いてみると大きな宝石のついたネックレスをかけていた

ウード「熊がネックレス・・・やはり、これは選ばれし者の証なのか!?」

ルキナ「熊が、装飾品をつけているなんておかしいですね」

ルキナ「誰かが、つけたのでしょうか?」

クロム「うーん、しかしなぜつけたのかが謎だな」

リズ「ちょっと、取ってみよっと」

リズが熊のかけているネックレスに、触れた瞬間辺りが光に包まれた

クロム「ぬおっ!?」

ウード「この光は!?まさか俺達を混沌の狭間へと!?」

ルキナ「お父様ーー!」

リズ「なんかもう慣れっこだよね」
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/29(木) 00:58:34.13 ID:VRUx8YHM0
ほむホーム

ほむら「結局なんの為にマミを招いたのかしら・・・」

マミ「zzz」

ルフレ「zzz」

ほむら「結局、わたしもリビングで仲良く寝ていたけれど・・・」

ほむら「みんな、まだ寝てるわね・・・」

ほむら「とりあえず、仁美を見てこようかしら」

ほむら「仁美、入るわよ」ガチャ

仁美「まあ、暁美さんおはようございまs・・・zzz」

ほむら「みんなどれだけ寝れば気がすむの・・・」

ほむら「とりあえず、わたしはシャワーしてきましょ」

ほむらは、シャワーに入ってきた

ほむら「さてと、起こすわ」

ほむら「まずは仁美」ペチペチ

仁美「あら、暁美さん!?えっと確か私は・・・」

ほむら「家の方には連絡しておいたからその辺は大丈夫よ」

仁美「あの、ご迷惑をかけたようで申し訳ありませんわ」

ほむら「大丈夫よ、けれど仁美も二度寝するのね」

仁美「朝は苦手でして・・・」
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/29(木) 01:05:35.69 ID:VRUx8YHM0
ほむら「さて、次はリビングにいる二人を起こしましょう、仁美も手伝って」

仁美「起こすのは得意ですわ」

マミ「ティロzzz」

ルフレ「ここは・・・進軍させた方がzzz」

ほむら「どんな夢見ているのか気になる寝言ね・・・」

仁美「お二人とも起きてくださいませ」ドスッドスッ

なんと、仁美は問答無用で二人の腹部に拳を食らわせた

ほむら「!?ちょっ、仁美!?」

仁美「あら、何かまずいことをしてしまいましたか!?」

ルフレ「ごふっ、な、なんだい!?」

マミ「ティロっ!?」

ほむら「とりあえず、お目覚めのようね・・・」

仁美「お目目パッチリでしょう?」

ルフレ「ああ、ものすごい目覚めだったよ」

マミ「こんな、目覚めはじめて」
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/29(木) 01:17:11.40 ID:VRUx8YHM0
ほむら「確か、昨日寝たのが12時くらいで」

仁美「今が、9時ですわね」

マミ「結構寝ちゃったわね・・・」

ルフレ「うーん、かなり長い間寝てたのか・・・」

ほむら「みんな、シャワーにする?」

仁美「あっ、昨日お風呂に入りませんでしたわね・・・」

マミ「悪いけど、そうさせてもらおうかしら」

ルフレ「シャワーってなんだい?」

ほむら「体を洗う物よ、仁美、マミ、ルフレの順で使ってちょうだい」

仁美「では、お先にお借りしますわね」

マミ「はーい、暁美さん達と雑談してるからゆっくりどうぞ」

ほむら「マミ、昨日話そうとしたこといいかしら?」

マミ「ルフレさんもいるけれどいいの?」

ほむら「彼には、どうせわからないでしょうし問題ないわ」

ルフレ「うーん、僕これでも軍師だから一応知識には自信があるんだが」

ほむらは、ワルプルギスのことを詳しくそれでいて簡潔に話した

ほむら「とまあ、そういうわけよ」

ルフレ「確かに、全くわからなかったよ」

マミ「かなりの数のグリーフシードが必要ということね」

ほむら「物わかりがよくて、助かるわ」

仁美「出ましたわー、暁美さんありがとうございました」

ほむら「礼には及ばないわ、さあ、マミ」

マミ「オッケー、任せて」

ほむら「いいから、早く入ってきて」

マミ「わかりました」ショボン
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/29(木) 01:26:17.36 ID:VRUx8YHM0
ルフレ「そういえば、僕のローブの中に武器は今いくつ入ってるんだろう」

ほむら「武器?興味あるわ、よかったら見せてくれないかしら」

仁美「どんなものなのですか?」

ルフレは、武器を取り出して並べた

ルフレ「まず、残り二回の青銅の剣に、ギガサンダーに、聖書ナーガに、トロンに、えーっと」

ほむら「どんだけ詰め込んでるのよ・・・わたしも人のことは言えないけれど」

ルフレ「普段は5つくいしか持てないが、ギムレーに立ち向かうべく無理矢理つめてたからなぁ」

ルフレ「まだまだ出てくるぞ、サンダーソード、ファラフレイム、レクスカリバー、銀の剣、それと使えもしないリザイアか」

ほむら「本ばかりね」

仁美「参考書のようなものですの?」

ルフレ「そうか、この異界には魔道書がないのか」

ルフレ「魔法を使うものだと思ってくれればいいよ」
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/29(木) 01:33:51.05 ID:VRUx8YHM0
ほむら「この剣は、とても真面目に作られていなそうね」

仁美「ギザギザに、曲がっていますわ」

ルフレ「そうだね、その剣は人を斬る為の物じゃないんだ」

ルフレ「魔翌力で、攻撃するいわゆる魔法武器だ」

仁美「へぇー、すごいですわね」モッテカカゲッ

ルフレ「そうそう、そう持って掲げると雷が・・・って、ちょ」

仁美が、掲げた瞬間雷がほむホームのリビングに炸裂した

仁美「うわあっ!びっくりしましたわ」

ルフレ「一回消費してしまったか・・・」

ほむら「家があああ」

仁美「あら、雷が落ちたところに何か転がっていますわ」

そこには、黒焦げた狐のようなものが転がっていた

QB「」

ほむら「昨日から何回、死んでいるのかしら」

仁美「昨日も、雷にうたれてましたわね」

ルフレ「ひらいしんでも、ついてるんじゃないか?」


スペアQB「ほむら達といると無駄にスペア減る気がするし、近寄らないでおこっと」
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/29(木) 01:41:32.22 ID:VRUx8YHM0
イーリス

ルキナ「お父様無事ですか!?」

リズ「ウード!お兄ちゃん!平気!?」

ルキナ「って、あれ二人とも姿が見えませんよ!?」

リズ「まさか・・・二人だけ他の場所へ飛んだのかな」

ルキナ「ということは・・・置いてきぼりですか?」

リズ「そうみたいだね・・・たぶん見滝原に飛んだと思うし」

ルキナ「リズさん、どうしますか?」

リズ「仕方ないし、お城に戻ろっか」

リズ「お兄ちゃん達ならたぶん大丈夫だよ」

ルキナ「だといいんですが・・・」
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/29(木) 21:46:18.36 ID:VRUx8YHM0
リズ「っと、帰る前に今起こったことはさ」

ルキナ「はい?」

リズ「この熊じゃなくてネックレスに、原因がありそうだよね!」

ルキナ「そうですね・・・持ち帰って調べてみましょうか」

リズ「誰に調べてもらおうかな・・・」

ルキナ「マークに、調べてもらいましょう」

リズ「そうだねー、じゃあネックレスはわたしが持っておくね」

ルキナ「お父様が気がかりですが」

リズ「大丈夫だよ、あっちに知り合いいるし」

ルキナ「わかりました、ネックレスを早く調べて原因究明ですね」

ルキナとリズは城に帰り、マークにネックレスを調べてもらった
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/29(木) 21:51:56.90 ID:VRUx8YHM0
マーク「そうですね・・・何らかの力があるのは確かなのですが」

リズ「マークにも、それがなんなのかわからないのかー」

マーク「お役にたてなかったようですみません」

ルキナ「いや、このネックレスが何らかの力を秘めてることがわかっただけでも十分ですよね」

リズ「うん!マークありがとー!」

マーク「私が、わからないことも母さんなら何か知ってるかもしれませんよ」

リズ「確かに、いろんな魔術で実験とかしてそうだしね」

マーク「昨日も、何か闇魔法の実験してましたよ」

リズとルキナは、マークの母の元へネックレスを持って急いだ
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/29(木) 22:00:33.90 ID:VRUx8YHM0
リズ「あっ、いたいたー!サーリャ!」

サーリャ「何か用・・・?今カエルを捕るのに忙しいのだけれど」

ルキナ「実はかくかくしかじかー」

ルキナは、ネックレスについて話し
それを調べてほしいと頼んだ

サーリャ「ふーん・・・面白そうじゃない」

リズ「調べてくれるの?」

サーリャ「その代わり、調べている間」

ルキナ「?何でしょう」

サーリャ「代わりにカエルを20匹捕ってきて」

リズ「なんだ、そんなことでいいんだ」

ルキナ「リ、リズさん!?そんなことって結構大変ですよ!」

リズ「わたし、カエル捕るの得意だよ?よくいたずらに使うし」

サーリャ「決まりね、一時間くらいで捕ってきてちょうだい・・・」

ルキナ「が、頑張ります」

ルキナとリズは、カエル捕りに向かい
サーリャは、ネックレスを調べはじめた
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/29(木) 22:14:17.76 ID:VRUx8YHM0
その頃鹿目家

まどか「おはよー」

・・・・・・

まどか「って、誰もいない!」

まどか「あれ・・・もう9時なの!?」

まどかが、テーブルに目をやるとメモ書きが残されていた

まどか「えっとー、ふむふむ」

まどか「まどかが、起きてこないからメモを残して置きます」

まどか「ママとタツヤと、イオソで買い物をしてきます」

まどか「夕方まで帰って来ないかもしれないから、朝御飯と昼御飯はお金を置いておくのでそれで、適当に食べてください」

メモの裏には2000円が置いてあった

まどか「えええ!そんなぁ・・・」

まどか「お腹空いたし、顔洗ってコンビニ行こうか・・・」
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/29(木) 22:29:52.72 ID:VRUx8YHM0
コンビニ

まどか「ふわぁ、もう9時半だよぉ」

まどか「パンでも買おうっと」

さやか「あれっ、まどかじゃん!朝からこんなとこで会うなんて奇遇だねぇ」

まどか「さやかちゃん!さやかちゃんも、朝御飯?」

さやか「いやいや、もう9時半だよまどか」

まどか「起きたら9時でみんな出掛けてて・・・」

さやか「なるほど、それで朝からコンビニってわけか」

さやか「あたしはねぇ、暇だからなんか立ち読みしようかと」

まどか「さ、さやかちゃん・・・暇潰しならもっと他のことやろうよ」

まどか「課題はもうやったの?」

さやか「ギクッ、いやあのさー課題は明日やろうかなーって」

まどか「わたしも、まだだから一緒にうちでやる?」

さやか「うーん、まどかに誘われちゃ断れないねぇ」

まどか「とりあえず、パン買ってくるから待っててね」

まどかは、足早にメロンパンとカレーパンを買ってきた

さやか「朝から、メロンパンとカレーパンの組み合わせって」

まどか「変・・・かな?」

さやか「うーん、甘いのと辛いのを朝から一緒に食べるってなかなかだよね」

まどか「お腹空いたから、歩きながら食べちゃうね」パクパク

さやか「よし、じゃあ、課題取りにまずはあたしんちか」

まどか達は、さやかの住んでる部屋の前にたどり着いた

さやか「あれっ、鍵が空いてない」

まどか「さやかちゃんのママ出掛けたのかな?」パクパク

さやか「かもねー、土曜だしスーパー行ったのかも」

さやか「とりあえず、鍵で・・・」

さやか「って、鍵持たずに出掛けてたわ」

まどか「ごちそうさま、さやかちゃんどうする?」

さやか「しょうがない、課題は諦めるかー」

まどか「なんか嬉しそうだよ・・・」

さやか「そ、そんなことねぇって!」
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/29(木) 22:41:25.93 ID:VRUx8YHM0
さやか「というわけで暇潰しにほむらの家の前に来た」

まどか「ほむらちゃん、いるかな?」

さやか「もう10時だしねぇ、出掛けてるかもしれないけど」

まどか「とりあえず、ピンポン押そっか」ピンポーン

ほむホーム内

ほむら「こんな、朝早くから誰かしら」

仁美「もう朝早くでもないですわ」

マミ「わたしたちは朝御飯なうだけれどね」

ルフレ「この、サンドイッチというのは美味しいな」

ほむら「とりあえず、見てくるわ」


ほむら「誰かしら」ガチャ

さやか「よー、ほむらっ!」

まどか「おはよーほむらちゃん!」

ほむら「まどか、さやか!?何かしら」

さやか「暇でさぁ、ほむら今忙しい?」

ほむら「今うちで、4人で朝食を食べてたところよ」

まどか「4人・・・?」

さやか「まさか、同居人!?」

ほむら(あらぬ、誤解を生みそうね)

ほむら「いえ、違うわ」

ほむら「よかったら、上がっていって」

さやか「んじゃ、遠慮なく」

まどか「おじゃましまーす」

まどかとさやかが、ほむらの家に上がって見た光景は
仁美とマミと見知らぬ男がサンドイッチ食べている光景であった
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/29(木) 22:53:29.71 ID:VRUx8YHM0
まどか「えっ!仁美ちゃんにマミさんに」

さやか「あんた誰!?」

ルフレ「あんたって僕のことかい?」

ほむら「説明が必要ね」

ほむらは、昨日のことと、ルフレのこと、今朝のことを説明した

まどか「ということは、あなたがクロムさん達が探してたルフレさん!?」

さやか「珍しいこともあるもんだねぇ」

ルフレ「君達も、クロムの知り合いだったのか」

仁美「まどかさんは、クロムさんが見滝原に来て最初に会ったそうですわよ」

ルフレ「そうか、まどか、さやか、よろしくね」

まどさや「よろしくお願いしますー」

さやか「そういえば、クロムさん達見つからなかったのかー」

まどか「心配だね・・・」

ルフレ「なに、大丈夫さ」

仁美「心配ではないのですか?」

ルフレ「ああ、クロム達は強いからね、僕の策なしでも問題ないさ」

マミ「!?暁美さん!」

ほむら「この気配魔女ね!」

ルフレ「何だって!?早く倒しに行かないと!」

ほむら「みんなは、うちで待ってて」

マミ「みんなは心配しないで、家で静かにしててね!」

と、ほむら達は言い残し魔女退治に向かって行った
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/29(木) 23:20:57.22 ID:VRUx8YHM0
魔女結界内

クロム「くっ!見滝原に飛んでそうそう巻き込まれるとは!」

ウード「ええっ!?何なんですかこいつは!?」

クロム「それについては後で説明する!こいつを倒すぞ!」

剣の魔女「フフアハハアアアアア!」

ウード「こいつ!なかなか手強いな!」

クロム「この前倒したやつより強いぞ!」

その魔女は、無数の剣を自由自在に扱い
隙を見せれば、怪我ではすまないレベルだった

クロム「うああああ!」

剣の1つがクロムに炸裂してしまった

剣の魔女「グアアアアハアアア!」

そして、怯んでいるクロムにすかさず魔女は手に持っている大きな剣をクロムに向けて振りかざした

クロム「しまった!くっ!」

しかし、その一撃はクロムに当たらなかった

ほむら「間に合ってよかったわ」

クロム「ほ、ほむら!マミ!来てくれたのか!」

マミ「暁美さんナイスだわ!さあて、ここからはわたしたちも加勢するわ!」

ウード「貴様らは・・・もしや!選ばれし者達か!」

マミ「選ばれし者!?」

マミ「そう、呼ばれちゃカッコいいところ見せるしかないわね!」

ほむら「マ、マミ!何をする気!?この前のような無茶な真似は!」

マミ「わかってるわよ!暁美さん!」

マミ「あの魔女のさっきの攻撃は隙がでかいわ」

マミ「みんな!動き回って!」

ほむら「マミ!いったい何を!?」

クロム「マミには何か考えがあるみたいだ、ここはマミの言う通りにしてみよう」

ウード「やはり彼女は、真の選ばれし者!彼女に賭けてみるか!」

ほむら「・・・わかったわ」

ほむら達はマミに言われるまま攻撃を避けつつ動き続けた

マミ(わたしだけ、動かなければあの攻撃がわたしに来るはず・・・)

剣の魔女「グアアアアハアアア!」

マミ「来たっ!」

ほむら「マミ!?」
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/29(木) 23:32:27.37 ID:VRUx8YHM0
マミ「インターセプト・ティロ・フィナーレ!」

マミがそう叫ぶと魔女の攻撃が止まり、マミの出したいつもとは違うティロ・フィナーレが発射された

剣の魔女「グギャアアアアアア!」

ウード「す、すごいな」

ほむら(なんて、威力・・・過去のループでこんな技見たことがないわ)

魔女はその一撃で消え去った

クロム「おかげで助かったぞ、礼を言う」

マミ「お礼を言うのは、こっちの方です」

クロム「どういうことだ?」

マミ「さっきの技はクロムさんが見せてくれた、デュアルガードを取り入れた技なんですよ」

ほむら(インターセプトって確か迎撃という意味ね)

ほむら「攻撃を受ける直前に出すと、その攻撃翌力をこちらのものにして返すという技かしら?」

マミ「そう、敵の攻撃にさらにティロ・フィナーレの威力も上乗せした技ね」

ほむら(カウンター・ティロ・フィナーレの方がいいと思うけど、やはり、マミは強いわ・・・)

ウード「俺もさっきの技を見ていて魂が躍動したぞ!」

マミ「ありがとう、えーっと」

クロム「こいつは、ウード、リズの息子だ」

マミ「あら、そうでしtって、えええ!」

ウード「まあ、母さんを知っているならそりゃ驚きますよね」

ウードは、未来から来た子供ということを説明した
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/30(金) 00:36:16.02 ID:EhbZdhvDO
この後クロム達は魔法少女と別れたら格闘家連中とかヤクザとか神喰とかと合流するんだろ?
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/30(金) 01:00:45.94 ID:rKURLswK0
作者もPXZ2楽しみです
ワルキューレとの絡みが特に
あと、さやかちゃんのメタネタは、本人自覚なしの完全なるネタってことでお願いします
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/30(金) 01:04:43.18 ID:rKURLswK0
マミ「よく考えたら、まだキュゥべえ無限湧きのが、不思議ね」

クロム「?よくわからんが・・・」

ウード「えっとー、クロムさんここが見滝原でいいんですよね?」

クロム「そうだな、間違いない」

ほむら「よかったわ、また会えて」

クロム「俺も嬉しいぞ」

ほむら「会わせたい人がいるの」

マミ「クロムさんも、ウードさんもびっくりすると思うわ」

ウード「誰でしょうかね?もしや・・・!他にも選ばれし者が!」

クロム「いや、違うと思うが・・・」
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/30(金) 01:15:01.74 ID:rKURLswK0
ほむホーム

ルフレ「マミ達も大変だな・・・」

仁美「それにしても、暁美さんお手製のサンドイッチ美味しかったですわ」

ルフレ「また、振る舞ってもらいたいな」

まどか「コンビニよらずに、ほむらちゃんのとこ来ればよかったよぉ」

さやか「でもそしたら、さやかちゃんに会えなかったぞー」

まどか「そっか、そうだよね」

QB「あまり、ここには来たくないんだけど」

ルフレ「あっ、また出た」

まどか「あなたキュゥべえだっけ?」

さやか「ほむらいわく、どす黒い獣だね」

QB「失礼だなぁ、僕は真っ白なんだけれど」

仁美「何か、ご用でしたの?」

QB「そうだよ、もうすぐここは魔女の結界に飲み込まれるよ」

ルフレ「ふーん、って、今なんて?」

QB「もうすぐここは魔女の結界に飲み込まれるよ」

まどか「えええ!ほむらちゃん達他の魔女を倒しに行っちゃったのに!?」

仁美「いざとなったらまどかさん達は、私の護身術で守りますわ」

QB「魔女相手に護身術は、心もとないと思うのだけれど」

さやか「なるほど、それであんたは契約しに来た訳か」

QB「その通りだよ!さやか」

さやか「けど、願い事もないし、命懸けなのはしんどいし」

まどか「だよねー、わたしもパス」

仁美「普段はお稽古事で忙しいですし」

ルフレ「僕、男だしー」

QB「でも、もう結界に飲み込まれてるようだね」

ほむらの部屋ピンポイントに、魔女結界に飲み込まれてしまった
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/30(金) 01:34:09.22 ID:rKURLswK0
ほむホーム内の魔女結界

まどか「うわぁ、思いの外幻想的なとこなんだね」

さやか「想像と違うって言うか」

仁美「あまり、怖くないですわ」

ルフレ「いや、すごいゾクゾクするんだけど・・・」

QB「このまま、身を危険にさらして、ほむら達の帰りを待つかい?」

仁美「まるで、子供の話題を出してまだ、小学生でかわいい時期なんだよなぁ?お子さんどうなってもいいのか?と脅す悪徳企業ですわ」

ルフレ「僕は、軍師だが、それなりに戦える自信はある」

ルフレ「みんなは、僕が守る!」

さやか「おー、ルフレさん男前!」

仁美「よよいのよい!ですわ」

ルフレ「けれど、念のためにみんなに武器を渡しておこう」

ルフレ「さやかには、はい銀の剣」

と言い、ルフレは、さやかに銀の剣を渡したが

さやか「うわっ、重たい」

ルフレ「まあ、その代わり威力はかなり高いからね」

ルフレ「仁美には、さっきも使えてたサンダーソードを」

仁美「使い方は覚えてますわ、ありがとうございます」

ルフレ「まどかには、うーん魔道書は使えるかな」

ルフレ「とりあえず、ギガサンダーを渡しておこう」

まどか「えっと、これどう使うんですか?」

ルフレ「まあ、軽く読みながら魔法を使いたい!と念じれば多分打てるよ」

まどか「ちょっと試してみますね」

ルフレ(僕も記憶なくして以来無意識に使っててよくわからない)

まどか「ギガサンダー!」バチバチ

ルフレ「おおっ!使えたようだね」

さやか「まどかすごいなー」

仁美「けれど、使える回数には限りがあるのでしたっけ?」

ルフレ「そうだね、武器は強力だが壊れてしまう」

ルフレ「その、銀の剣は新品だ、あと30回は使えるだろう」

さやか「そりゃ、頼もしい」

ルフレ「その、サンダーソードは、それなりに使っているが16回が限界だろう」

ルフレ「ギガサンダーは、かなりもう消耗している、あと11回で壊れるよ」

ルフレ「みんな、武器の使用回数には気を付けてくれ!」

まどさや仁「はーい」
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/30(金) 01:47:09.27 ID:rKURLswK0
新ユニット設定

ルフレ 兵種 神軍師 使用武器 剣 魔法 習得スキル 七色の叫び 太陽 方陣 華炎 

まどか 兵種 村人 使用武器 魔道書 習得スキル 武器節約

さやか 兵種 村人 使用武器 剣 習得スキル 覚醒

仁美 兵種 村人 使用武器 拳 剣 習得スキル 腹パン 深窓の令嬢


続きは、明日の夕方辺り再開予定です


132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/30(金) 23:10:04.20 ID:rKURLswK0
ルフレ「わわっ、なんだ!あの小さいのは!?」

QB「あれは、使い魔だよ」

まどか「敵だよね!ギガサンダー!」

使い魔「ぐえっ」

ルフレ「まどかは、武器を温存しないと」

さやか「そうだなーまどか、しばらくさやかちゃんにまかせなさーい」

仁美「油断なさらずに、いきましょう」

ルフレ「あれ、まどか?ギガサンダーまだ、11回使えるようだな」

まどか「そうなんですか?わたしにはよくわかりませんが」

まどかに、秘められていたスキル 武器節約が、発動していたことにルフレは、すぐ気がついた

ルフレ「なるほど、そういうことか」

ルフレ「まどか、君は運がいいようだね」

さやか「まどかこの前、商店街の福引きで一等当ててたしねぇ」

仁美「薔薇園のようなところですわね」

まどか「確かに、そんな感じがするね」

ルフレ「うーん、さっきから僕達どんどん奥に進んでるような気がするなぁ」

ルフレ達も気がつかないうちに奥に誘導されてしまっていた
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/30(金) 23:15:06.95 ID:rKURLswK0
仁美「きゃっ、あれって」

ゲルトルート「・・・・・・」

さやか「うわっ、ぐろっ」

ルフレ「キュゥべえ、あれが魔女かい?」

QB「そうだよ、あれが魔女だ」

QB「使い魔共は、生身でも戦えていても魔女は訳が違う」

QB「みんな、契約しないかい?」

ルフレ「その必要はないよ、僕が1人で倒してくる」

ルフレ「みんな、見ていてくれ」

ルフレは、1人でゲルトルートに、近づいた

まどか「ルフレさーん!わたし達も・・・」

さやか「くっそぉ、足が震えて動けないよ・・・」

仁美「・・・・・・」
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/30(金) 23:27:36.07 ID:rKURLswK0
ルフレ「今は、もったいないとか言ってる場合ではないね・・・」

ルフレ「これでも、食らえ!ファラフレイム!」

ルフレがそう叫ぶと、凄まじい炎がゲルトルートを襲ったかのように見えたが・・・

ゲルトルート「・・・・・・」

ルフレ「かわされた!あんな巨体でなんてスピードだ」

隙もなく、ルフレはゲルトルートに掴まれ壁に叩きつけられてしまった

ルフレ「ぐはっ!・・・くっ・・・なんて力なんだ・・・」

ルフレが、追撃をもらいそうになったそのとき

ゲルトルート「・・・!?」バチバチ

雷鳴が、轟きゲルトルートに炸裂した

仁美「そうはさせませんわ!」

ルフレ「仁美!助かったよ」

仁美「もう一撃!」バチバチ

ゲルトルート「!!!」

ゲルトルートに再び雷が、炸裂した

さやか「これも、食らいなさいよ!」ザシュ

ゲルトルート「!!!!!」

まどか「力が溢れてくるよ!ウェヒヒw」バチバチ

ゲルトルート「!!!!!!!」

ルフレ「!二人とも・・・」

さやか「あたしらも、役に立つっての!」

まどか「なんか、今のギガサンダー・・・」

仁美「先程のとは、違ってましたわね」

ルフレ「まどか、やはり君は運がいいね」

ルフレ(必殺の一撃か・・・まどかは、天才だな)
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/30(金) 23:36:54.93 ID:rKURLswK0
さやか「こっからが、反撃!」

ルフレ「ああ、そうだね!やってやるさ!」

まどか「あとギガサンダー10回で終わらせないと!」

仁美「私はあと、14回でしたっけ?」

ルフレ「けちらず、一気に決めてしまうよ!」

ゲルトルート「・・・・・・!?」

屍兵×5「ぐああああぁはあああ」

ルフレ「な!?なんで屍兵が!?」

まどか「こ、これって・・・」

さやか「なに!?まどかの言ってたゾンビってこいつら?」

仁美「ええい!てえい!それー!そこでっすわね!もう一発!」バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ

まどさやルフレ「」

屍兵×5「ぐぎゃああああ」

なんと仁美が、5匹の屍兵を一掃してしまった

ルフレ「あの、屍兵達っていったい・・・」

まどか「少し気の毒だったね」

ゲルトルート「・・・・・」シュルルルル

さやか「ぎゃああああ!」

屍兵に、気を取られている間にゲルトルートは、さやかに強烈な一撃を放った
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/30(金) 23:49:39.10 ID:rKURLswK0
まどか「いやああああああ!さやかちゃーーーーん!」

ルフレ「くそっ!こいつ!」

仁美「なんとも、卑劣な!」

ゲルトルートは、普通に攻撃したつもりなのだが罵声を浴びさせられてしまった

さやか「げほっ・・・・・・・・・」

ルフレ「くっ、仁美!さやかを見ていてくれ」

仁美「わかりましたわ!さやかさん!しっかりしてください!」

仁美は、さやかと戦闘から退避した

まどか「もう・・・許さないよ」

ルフレ「まどか!気持ちはわかるが冷静に戦ってくれ」

まどか「ルフレさん!そんなこと言ったって!」

ルフレ「君には、これを使う資格がありそうだ」っチェンジプルフ

まどか「これは?」

ルフレ「魔女の気を少しの間引いておく」

ルフレ「それを、掲げて強くなりたいと祈ってくれ!」

ゲルトルート「・・・・・・」

ルフレ「さあ、僕が相手だ」




まどか「強く・・・さやかちゃんを助けたい!」

まどか「たあっ!」

まどかが、チェンジプルフを掲げると、プルフが宙に浮きまどかは、光に包まれた

CLASSCHANGE

魔道士まどか「こ、これって!?すごい、体の中から力が溢れてくる!」



仁美「まどかさん!?いきなり服装が変わりましたわ!?」

さやか「・・・ま・・どか・・・」

仁美「さやかさん!安静にしててくださいませ!」
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/31(土) 00:00:29.68 ID:2BtW98wF0
ルフレ「よし!使えたか!」

ゲルトルート「・・・・・・」シュルルルル

ルフレ「くっ!しまった!?避けれない!」

まどか「間一髪!デュアルガードだよ!」カキン

ルフレ「デュアルガードも、使えるのか!」

ルフレ「ここは、ダブルを組んでいこう」

まどか「ダブル?」

ルフレ「お互い、身を寄せて、デュアルガード、アタックをしやすくする戦術だ」

まどか「わかりました!」



さやか「はぁはぁ・・・い・・くよ仁美!」ゴゴゴゴ

仁美「さやかさん!?だ、ダメですわ!その傷で無茶ですわ!」

さやか「今なら・・・負ける気がしない・・・んだよ・・・」

仁美「さ、さやかさんから凄まじい力を感じますわ」

さやか「おかしいよね・・・こんな、大怪我してるのに・・・でも!」

仁美「私のサンダーソードはあと、9回・・・」

さやか「それに・・・この傷じゃ・・・早く終わらせないとヤバイかも」

仁美「止めても、戦うつもりですわね・・・せめて私と、ダブルを組んでくださいませ!」

さやか「オッケー・・・!仁美!わたしの背中は、預けた!」
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/31(土) 00:07:18.74 ID:2BtW98wF0
ルフレ「たあっ!ファラフレイム!」

まどか「そこだよ!ギガサンダー!」

ゲルトルート「・・・・・・」シュゥシュゥ

ゲルトルートは、華麗にまどか達の魔法を避けきっている

仁美「苦戦しているようですわね!」

ルフレ「なっ!なんで二人とも!?」

まどか「さ、さやかちゃん!?ダメだよ!動いちゃ!」

さやか「これで終わらせる・・・!」

ゲルトルート「・・・・・・」シュルルルル

ゲルトルートが、標的をさやかに変え一撃を放った

まどか「やめてえええ!」

しかし、その一撃は外れていた

さやか「そんなんじゃ、このさやかちゃんには当たらないよ!」

さやか「これで・・・止めだあああ!」バシュン

ゲルトルート「!!!!!!!!!!」

ゲルトルートは、さやかの必殺の一撃によって散った
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/31(土) 00:14:36.56 ID:2BtW98wF0
ここまで発動したスキル一応の説明

天空 技÷2%の確率で発動。太陽と月光の2回連続攻撃(太陽は、敵へのダメージの半分HP回復 月光は敵の守備 魔防を半減して攻撃

武器節約 幸運×2%の確率で武器耐久力を減らさずに攻撃する

覚醒 HPが半分以下の時、命中・回避・必殺・必殺回避+30
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/31(土) 00:21:55.83 ID:2BtW98wF0
さやか「ふぃー・・・・」バタッ

まどか「さやかちゃーん!!!!!」

ルフレ「くっ、薬をなんで僕は持ってないんだ!」

仁美「さやかさん!しっかり!お願いですから!」

マミ「ただいまー・・・って!美樹さん!?」

ほむら「どうしたの?って、いったい何があったのよ!」

クロム「!さやか!?ルフレ!何があったんだ!?」

ウード「そ、そうだ母さんを!って母さんは、ここにはいないし!?」

マミ「わたしの回復魔法でなんとか!」

マミは、さやかに回復魔法を試みた
マミが、魔法をかけ続けること5分、怪我は完治した

さやか「マ、マミさん・・・ありがとう・・・」

マミ「怪我はもう大丈夫なはずよ、けれど体のショックは大きいから、布団で休んでいて」

ほむら「さやか、こっちよ」

さやか「あ、ありがとう・・・」
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/31(土) 00:40:41.44 ID:2BtW98wF0
ルフレ「ひとまず、大丈夫なようだな・・・」

クロム「そうだな、よかった」

ウード「マミの魔法・・・まさか、回復も出来たとは!やはり選ばれし戦士だな」

まどか「さやかちゃんが、無事で・・・ホントによかったよ」ヒッググス

仁美「まあまあ、まどかさん、さやかさんは無事でしたし泣かなくてもいいのですよ」グッス

ルフレ「そういう、仁美も泣いているね・・・」

クロム「そうだな、それほど心配だったんだろう」

ウード「って、なんか、変な状況だな」

マミ(なんで、感動の再開で喜びも驚きもしないのかしら)

ルフレ「・・・って!クロム!?ウード!?」

クロム「ぬおっ!?ルフレ!?ルフレお前も無事だったのか!」

ウード「うわわわ!ルフレさん!また会えてよかったぁ!いや、悠久の時を経て再び因果が交わり、再開を果たせたな!」

まどか「クロムさん!無事だったんですね!」

仁美「再開おめでとうございます!」

マミ「反応遅い気もするけれど・・・いい話だわ!」
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/31(土) 00:46:47.84 ID:2BtW98wF0
ほむら「感動の再開のところ悪いのだけれど、まず状況をまとめましょう」

ルフレ「そうだね、まずはそっちから話してくれないかい?」

クロム「よし、ウードは面倒だし、俺が説明する」

ウード「・・・」

クロムは、熊のことと魔女との戦闘を話した

ルフレ「すごいな・・・特に熊を埋めたところの辺りが」

ほむら「ウード・・・あなた、相当にすごい・・・わね」

ウード「ふっ、俺の秘められし力に気づいているのかほむら!」

ルフレ「よし、では僕たちの番か」

まどか「ほ、ほむらちゃん安心してね、この服装は契約した訳じゃないからね!」

ほむら(そういえば、まどかから凄まじい魔翌力が・・・けれど魔法少女ではないようね)

ほむらホームに魔女が出たこと、そして戦闘で起こったことを話した
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/31(土) 01:08:49.93 ID:2BtW98wF0
その頃中沢家

中沢「うーん・・・鹿目さん、電話に出ないな」

中沢ママ「どうしたの?鹿目さんに、デートのお誘い?」

中沢「いや、違うって、聞きたいことがあって」

中沢ママ(ちっ、つまらないわね・・・)

中沢「まあ、あとでいっか」

中沢ママ「そういえば、最近なにかいいことあったの?」

中沢「いや、別に特には」

中沢ママ「だって、最近すごい明るくなったじゃない」

中沢「」

中沢ママ「1ヶ月前なんて、金魚の餌1パックに、いくつ入ってるか数えたり」

中沢ママ「学校から帰って来たって、課題やってぼーっとしてるだけだったし」

中沢(おいおいおい!なんだよ!金魚の餌を数えるって!?)

中沢(ヤバイよ!完全に頭がイカれてるよ!)

中沢「あー、そうだー俺ー上条のお見舞いいってくるー」

中沢ママ「あとは、接続してないキーボードを打っていたり・・・って、いないわ」
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/31(土) 01:16:59.46 ID:2BtW98wF0
上条病室

中沢「か、か、上条!」

上条「わあっ!中沢か、びっくりしたよ」

中沢「す、すまん・・・それよりさ、最近までの俺ってどんなやつだったよ!?」

上条「うーん、少なくとも僕が入院する前は、ドミノでお手玉したり」

上条「ものすごい訳のわからない遊びをしていたね」

上条「それに・・・」

中沢「それに?ハッキリ言っていいぞ」

上条「相当な根暗だったよね」

中沢「そ、そうだったよな!?最近明るくなるように頑張っててさ!」

上条「うん、今の中沢の方がいいと思うよ」

中沢「あ、あとほい、死者蘇生」

上条「ありがとう!中沢!」

中沢「んじゃ、俺そろそろ行くわ!」

上条「そうか、じゃあまたね」
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/31(土) 01:23:10.11 ID:2BtW98wF0
見滝原公園

中沢「はぁー、マジでヤバイやつだったじゃねぇか!」

中沢「さすがに、落ち込むぜ・・・」

杏子「なんだよ、あんたスゲー深刻そうな顔して」

中沢「俺、そんな深刻そうな顔してるのか・・・」

中沢「けど、暁美さんのが、ワルプルギスとかのことで深刻だろうな・・・」

杏子「あんた!今なんて言った!?」

杏子「ワルプルギスって、まさか!?」

中沢「まさか、君・・・魔法少女か?」

杏子「あんた、何故だかは知らないけど、知ってるんだな」

杏子「無理矢理にでも、聞き出してやるからな?」

中沢は、見ず知らずの少女に、だいたいの知っていることを話した(話させられた
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/31(土) 01:29:14.59 ID:2BtW98wF0
中沢「というわけだ」

杏子「なるほど、あんた、あいつらの知り合いだったのか」

中沢「君、暁美さん達と知り合いなの?」

杏子「ちょっとした、縁でね」

杏子「あと、あたしは佐倉杏子だ」

中沢「そうか、俺は中沢」

杏子「んでさ、中沢」

中沢「ん?」

杏子「ほむらの家に行こうぜ」

中沢「まあ、ワルプルギス対策しないとだしなー、行ってみるか」
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/31(土) 01:34:49.35 ID:2BtW98wF0
イーリスとある池

リズ「カエルいないねー」

ルキナ「もう、13匹捕まえたし、もういないのでしょうか?」

リズ「あっ!ルキナ!今なにか動いたよ!」

ルキナ「あそこですね!よっと」

ルキナ「捕まえました!」

リズ(結構ルキナも、カエル捕まえるの楽しんでるよね)

数分後

ルキナ「20匹集まりましたね」

リズ「じゃあ、サーリャのとこに持っていこっか」






今日は、ここまでで明日昼頃から再開します
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/31(土) 17:34:30.62 ID:2BtW98wF0
サーリャ「あら、おかえり・・・それでカエルは?」

ルキナ「ぴったり20匹捕まえてきましたよ!」

リズ「ルキナには、カエル捕りの才能あるよね」

サーリャ「そう、それならいいわ」

ルキナ「それで、ネックレスの方は?」

サーリャ「奇妙なそれでいて、神聖な類の魔法がかけられてるわ」

サーリャ「それで、原理はわからないけれど強い衝撃を与えることで異界に飛ばすみたいね・・・」

サーリャ「おもしろいわ・・・ウフフフフフ!」

リズ「なるほど、それで異界に飛ばされてたのか」

ルキナ「強い衝撃って、与えてましたっけ?」

リズ「わたしとお兄ちゃんが飛ばされたときは、たぶんお兄ちゃんの攻撃がネックレスに当たったんだと思うけど」

ルキナ「ウードは、埋めただけですし・・・」

サーリャ「埋めたときに、土を被せた衝撃じゃない?」

リズ「それって、そこまで強い衝撃かな?」

ルキナ「ウードなら、必殺!土落としアタック!とか力を入れて埋めてそうですよ」

リズ「ルキナ・・・そのネーミングセンスはさすがにどうかと思うよ・・・」

ルキナ「・・・」

サーリャ「わたしは、カエルを使った呪術をさっそくしてくるわ・・・」

リズ「ありがとねーサーリャ」
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/31(土) 17:46:44.00 ID:2BtW98wF0
ルキナ(ということは、先ほどリズさんが触っただけで発動したのって・・・)

リズ(さっき、軽く触っただけのつもりだったんだけどなー)

ルキナ「どうしましょう?ネックレス使ってみます?」

リズ「うーん、お兄ちゃん達が帰ってくるまで様子見にしとこ」

ルキナ「わかりました(異界行ってみたいですね・・・」
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/31(土) 17:57:59.93 ID:2BtW98wF0
ほむホーム前

中沢「腹減ったな」

杏子「あたしも、そう思ってたとこだよ」

杏子「ほむらにご馳走になりゃいいな!」

中沢「うーん、まずいるかな」

マドカァ-ケイヤクシナクテホントヨカッタ- コレガキズナカ!

杏子「騒がしいし、いるんじゃね」

中沢「うん、パーティでもやってるのかな」

杏子「とりあえず、ピンポン押すか」ピンポ-ン
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/31(土) 18:07:45.74 ID:2BtW98wF0
マミ「また、来客かしら」

ほむら「誰かしら」

まどか「わたし、見てこようか?」

ほむら「それには及ばないわ、見てくるわ」


ガチャ

ほむら「誰かしら」

杏子「よー!飯おごってくれよ!」

中沢「いやいや、違うだろ!」

杏子「あっ、そうだった。ワルプルギスのことでさ」

ほむら「杏子!?中沢!?それにワルプルギス!?なぜそれを!?」

ほむら「と、とにかく上がってちょうだい」

中沢「お、おじゃましまーす」

杏子「おっじゃっましまーす!」

ほむホーム内全員「こ、こんにちはー」

杏子中沢「!?ま、マジでパーティやってたのか!?」

ほむら「説明するわ・・・(最近、説明することが多いわね」

ほむらは、この状況を二人に説明した
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/31(土) 22:41:40.38 ID:2BtW98wF0
ほむら「今、うちにはまどか、さやか、仁美、マミ、杏子、中沢、クロム、ルフレ、ウード・・・とわたし」

まどか「けど、あまり狭く感じないね」

クロム「外から見るより、広いしな」

ウード「10人もいるのか」

さやか「それで、ワルプルギスってなんなの?」

マミ「あら、美樹さんもう大丈夫なの?」

さやか「この通りぴんぴんしてますよ!」

中沢「まあ、とりあえず本題に入ろうぜ」

杏子「中沢から聞いた限り、ほむらが一番詳しいんだろ?説明頼むわ」

ほむら「そうね、ワルプルギスというのは」

ほむらは、ワルプルギスのことを話した

マミ「佐倉さん、本当にわたしとまた戦ってくれるの?」

杏子「あれは・・・昔のあたしは、やけになってただけさ」

杏子「だから・・・あんときはごめんな・・・マミ」

マミ「佐倉さん!こちらこそ、ごめんなさい!」

ほむら(この時間軸の杏子は、かなり丸いわね・・・おかげでいい感じにことが進みそうね)

まどか「あの、わたし達も一緒に戦うよ!」

さやか「町が危ないんじゃ、黙ってられないしね!」

仁美「ですわ!」

クロム「まどかは、魔道士になっているが、さやかと仁美はそのままでいいのか?」

ほむら「まどかも、戦わなくていいわ」

ほむら「マミと杏子とわたしで十分よ」

クロム「いや、まどか達が戦わなくとも、俺とルフレとウードがいるだろう?」

ルフレ「そうだね、ほむらには恩がある!この恩返したい!」

ウード「母さんに、昔言われたしな、困ってるやつがいたら迷わず助けろと」
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/31(土) 23:07:37.55 ID:2BtW98wF0
ほむら「いいの?命がけよ、あなたたち部外者をこれ以上巻き込むわけに・・・」

クロム「俺達との、絆にそんなものは関係ないだろ?」

ルフレ「それに、戦力は多い方がいい」

マミ「でも、1ヶ月くらい先なんですよ?」

中沢「そうです、それにホント天災ってレベルですよ」

ほむら「こらっ!中沢!」

中沢「あっ(未来から来たってことは秘密だったじゃねええかあああ」

中沢は、自分がいかにまずい失言をしたかに気がついた

まどか「なんで、中沢君が知ってるの?」

ほむら「中沢君、もうこうなったら話してしまいましょう」ニコニコ

中沢「ひ、ひえぇ」

中沢は、ほむらの意味深な笑顔に恐怖を抱いた

中沢「わ、わ、わかったよ、話そう」

中沢と、ほむらは自分達が未来から来たということを話した

マミ「そうなの、未来からーへぇ・・・ウードさんも未来から来たって言ってたし驚かないわ」

ウード「けど、ほむらは自分の力ならすげーって!」

まどか「何度も、倒そうとしたけど倒せなかったって・・・」

さやか「そいつ、相当にヤバイんだね」

仁美「なおさら、黙っているわけにはいきませんわ」

クロム「・・・いや、今度こそ勝てる」

ルフレ「ちょっとの間城を空けても大丈夫だろうしね」

ウード「運命を変える!」

クロム「・・・」

ほむら「けど・・・」

杏子「そこまで、言われちゃ断れないよな?ほむら!」

マミ「そうね・・・その覚悟を無駄にする方が失礼だと思うわ」

まどか「クロムさん!ルフレさん!ウードさん!」

さやか「けど、あたしたちも、いざとなったら戦うよ」

仁美「それでも、いいのでしたら」

ほむら「わかったわ、ただし条件つきで」

クロム「なんだ?その条件は」

ほむら「ワルプルギスが来るまで、まどか達を守ってほしい」

ルフレ「魔女からかい?」

ほむら「いいえ、キュゥべえと契約させないように」

まどか「ほむらちゃん、それは大丈夫だよ」

さやか「あたしたち、結構強いっぽいし」

仁美「今のままでも腕には自信ありですわ!」

ほむら(なんか、魔法少女の存在意義が薄れてる気がするわ)

ほむら「と、とりあえず契約はしないでね・・・」
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/31(土) 23:23:01.08 ID:2BtW98wF0
QB「僕としては、契約してほしいんだけどなぁ」

ルフレ「あっ、出た」

杏子「なんか、無性にぶち殺してやりたい」

QB「それに、ワルプルギスは、明日だよ?」

ほむら中沢「えっ、まだ24日はあるはずなんだけど」

まどか「嘘でしょ?」

QB「僕自信も、驚いているんだ嘘ではないよ」

ほむら「どういうこと?説明しなさい」

キュゥべえ「確かに、暁美ほむら、君の言う日に現れる予定だった」

キュゥべえ「そしてその、ほむらが言う日には別のことが起きるらしいんだ」

一同は、キュゥべえの言っていることを理解できなかった

ほむら「・・・けれど、憎たらしいあなたたちも、嘘はつかないものね・・・」

杏子「だったら、明日決戦なのか・・・」

マミ「・・・やるしかないわね」

ルフレ「僕は、武器の調達を」

クロム「俺とウードは、出来る限り休んでおこう」

ウード「血が疼くぜ・・・!」

杏子「よし、グリーフシード集めに行くか!」グウゥー

杏子「そいや、腹減ってたわ・・・」

中沢「だな・・・」

ほむら「なにか、ご馳走したいところだけれどさすがに10人分は無理ね」

仁美「どこか、食べに行きます?」

一同「さんせーい」アルカリセーイ

QB「これは、契約は難しそうだね・・・」

QB「まどかは、惜しいけれど他の女の子を探そう」

なんと、キュゥべえはあっさりと諦めてしまった
・・・が誰もそれを気に止めてはいなかった
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/31(土) 23:27:47.82 ID:2BtW98wF0
ほむら「外に出ては見たけど、10人で行くとしたら」

マミ「どこがいいかしらね・・・」

中沢「そうだ、俺の母ちゃんの店に来るか?」

中沢「みんななら、多分おまけてくれるよ」

まどか「お母さん、イタリア料理店やってるんだよね」

さやか「前に一度行ったけどうまかったなぁ」ジュルリ

杏子「マジか!そりゃいいな!」

クロム「ほう、イタリア料理というのはわからんがよさそうだな」

ルフレ「見滝原いいところだなぁ」

一同は、中沢ママのやっているイタリア料理店へ向かった
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/10/31(土) 23:46:34.08 ID:2BtW98wF0
イタリア料理店 中沢イタリー

中沢「店名は適当だけどな」

まどか「逆におしゃれだね」

さやか「こういう、店の方がうまいんだよね!」

マミ「かなり、お客さんいるようだけど、大丈夫かしら」

中沢「母ちゃんには、電話しといたし10人分の席取っといてもらってるぜ」

クロム「電話というのは、やはり便利だな」

ルフレ「イーリスにもほしいね」

仁美「では、早速お邪魔させていただきましょう」カランコロン

中沢ママ「いらっしゃいませー!おっ、来た!」

まどか「こんにちは、お母様お世話になります」

さやか「いやいや、ちょっと違うだろ」

中沢(鹿目さん緊張してるのかな)

ほむら「くんくん、店に入った途端いい匂いね」

中沢ママ「そりゃ、嬉しいねぇ!今日はサービスしちゃうわ!」

クロム「どっかで、聞いたことあるような台詞だな」

ウード「アンナさんかなぁ」

一同は、中沢ママにアンナいされ席についた

中沢ママ「決まったら、店員呼んでちょうだいね!」

仁美「わかりましたわ」

仁美「それにしてもおしゃれなお店ですわ」

中沢「そうか?俺がいるからって、そんな誉めなくていいんだぞ?」

さやか「いや、マジでおされだってー」

中沢「まあ、そう言われりゃ母ちゃんも、嬉しいだろ」

クロム「なるほど、見滝原にもピザがあるのか」

ルフレ「ピザにしようかな」

ウード「俺も」

仁美「私はたらこパスタにしましょうか」

ほむら「わたしも、仁美と同じでいいわ」

まどか「わたしは、中沢君と同じのがいいな!」

中沢「俺、まだ決めてないんだけどな・・・」

さやか「ペペロンチーノにしよっと」

杏子「久々に、ミートソーススパゲッティでも食ってみるかー」

マミ「店長のオススメ ミックススパってやつにしようかしら」

中沢「俺は、半ピザとミニペペロンにするか」

まどか「それ、おいしそうだし、やっぱ中沢君と同じで」

中沢「よし、決まったな」

仁美「注文よろしいですかー?」

バイトA「お伺いいたしますー」

仁美は、全員分の注文をした

中沢「すまんな、手間かけさせて」

仁美「注文するのは得意ですの」

料理が来るまで、たわいもない話で盛り上がった
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/01(日) 14:52:51.01 ID:d3lBoOeo0
バイトB「ご注文の品は、以上でよろしいでしょうか?」

仁美「はい」

バイトB「では、ごゆっくりどうぞ」

ほむら「って、あまりゆっくりはしていられないわね」

ルフレ「作戦会議でもするかい?」

マミ「時間は、限られてるものね」

ほむら「ルフレ、あなた軍師だったわね」

まどか「軍師って、あまり戦いには出ないって聞いたことあるけど」

さやか「率先して、戦ってたよね」

クロム「ルフレは、流行りの戦う軍師だからな」

ウード「流行ってたんですか!?」

仁美「お料理が冷めないうちに食べながら話しましょう」

中沢「そうだな、腹が減っては戦にならぬだしな」

一同「いただきまーす」


中沢「というわけで、なんだかんだで食うのに夢中になって作戦会議を忘れてた」

マミ「暁美さん、とりあえずいつもやってる作戦いいかしら?」

ほむら「こうしてあーしてこういう感じよ」

ほむらは、マミと杏子が生存していた場合の作戦を話した

さやか「爆破しまくり!?」

マミ「ティロ・フィナーレしてる暇は少ないのね」

杏子「ティロ見れないのか」

ルフレ「なら、こういう策はどうだい?」

ルフレは、ほむらの策に自分達を取り入れた策を提案した

ほむら「さすがは、軍師ね、異論はないわ」

マミ「決まりね」

杏子「出来る限りグリーフシード集めに行くか」

ルフレ「まどかとさやかと仁美と中沢は、このあと少し時間あるかい?」

まどか「わたしは大丈夫ですよ」

さやか「あたしも」

仁美「お付き合いいたしますわ」

中沢「わかった」

クロム「何をするんだ?」

ほむら「ルフレ、念のためにのクラスチェンジってやつかしら?」

ルフレ「ああ、戦わなくとも危険があるかもしれないからね」

ルフレ「プルフを渡しておこうと思って」

ウード「俺とクロムさんは?」

ほむら「そうね、わたしの家で待っててちょうだい」

マミ「とりあえず、各々することをして明日に備えましょう」

杏子「行くか!マミ!ほむら!」

一同は、会計を済まし店を後にした
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/01(日) 15:33:52.91 ID:d3lBoOeo0
見滝原公園

ルフレ「ここでいいか」

さやか「プルフって、まどかが使ってたやつだよね」

まどか「そうだね、今もこの服だし」

まどか「って、元の服は!?」

ルフレ「たぶん、重ね着になるだけだし大丈夫だよ」

まどか「あっ、ホントだ」

さやか「あたしは、プルフ使ったらどうなるんだろ」

仁美「気になりますわ」

中沢「まあ、危なくなったら使うってことなんだろ?」

ルフレ「だね、けれど使って慣れておくという手もあるよ」

ルフレ「はい、さやか、仁美、中沢ってあれ」

中沢「はい?」

ルフレ「中沢は、マスタープルフが使えるようだね」

まどか「ますたーぷるふ?」

ルフレ「上級兵種になれるプルフだよ」

中沢「マジすか!?あれかな、未来から来たからかな」

ルフレ「かもね、とりあえず二人にはチェンジプルフを」

ルフレ「中沢には、マスタープルフを」

さやか仁美中沢「ありがとうございますー」
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/01(日) 16:07:07.21 ID:d3lBoOeo0
ルフレ「いつ使うかどうかは各自で決めてくれ」

中沢「じゃあ、使うか」
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勇者中沢「おおっ!?こいつは、すごいな!今なら魔女とも戦えそうだ!」

ルフレ「はえーよ!今使うのかよ!?」

さやか「ル、ルフレさーんキャラ崩壊してますよー」

まどか「中沢君かっこいー」

仁美「素敵ですわあ」

中沢「ところで、俺武器は?」

ルフレ「2回しか使えない青銅の剣しかないな」

中沢「2回しか・・・」

ルフレ「安心してくれ、明日までになんとかするさ」

さやか「中沢だって覚悟決めたんだ!あたしも!」
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剣士さやか「あたしは、もっと強くなる!」

ルフレ「ほむらになんて言おうかな」

仁美「私も!」
classchange

ルフレ「あっ、仁美に渡したのチェンジプルフじゃない!?」

次の瞬間仁美は純白のドレスに身を包んでいた

花嫁仁美「あら、ウエディングドレスみたいですわね」

ルフレ「花嫁のブーケを渡してたか・・・」

ルフレ「まあ、問題なく戦えるはずだよ」

仁美「あら、サンダーソードが使えませんわ」

ルフレ「花嫁の使用武器は槍と弓だからね」

ルフレ「とりあえず、サンダーソードは中沢に渡しておいてくれ」

仁美「はい、中沢さん」

中沢「おっ、悪いな」
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/01(日) 16:22:07.54 ID:d3lBoOeo0
ルフレ「あと、花嫁は杖も使えたな」

ルフレ「杖は調達できるかわからないが、頑張るか」

ルフレ「まあ、クラスチェンジしてしまったものは仕方ない」

ルフレ「明日までに各自慣れておいてくれ」

ルフレ「僕は、武器の調達に向かうよ、またあした!」タタッ

まどか「ルフレさん、足早いね」

中沢「すごいなー」

仁美「これから、どうしましょう?」

さやか「ねえ、あたしたちなりにさ」

さやか「明日のこと話し合うってのはどう?」

中沢「そうだな、この時間軸のみんなとは会ったばかりだが」

中沢「なんだろうな、…少しむずがゆいが、あのとき守れなかったあの人の分まで」

中沢「守りたいんだ、この世界のみんなを」

仁美「中沢さん、私たちも皆さんを守りたい気持ちは同じですわ」

さやか「だね、まどかも仁美も中沢も、それに他のみんなも」

まどか「わたしたちは、何ににも変えられない絆で結ばれてる」

中沢「ありがとう、みんな!だから明日のことどうするかを考えないとな」

まどか「ここでってのも、あれだしうちで話す?」

中沢「いいのか?」

仁美「お言葉に甘えましょう」

さやか「兵種の服どうにかしたいしね」

まどか達は、まどホームに向かった
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/01(日) 16:33:45.59 ID:d3lBoOeo0
ほむら「さすがに、魔女を狩り続けるのは疲れるわね」

杏子「まあ、グリーフシードもこんなに集まったしな」

マミ「少し使っちゃったけどね」

ほむら「今度こそ、決着をつけてやるわ」

マミ「守るべきものの為負けられないものね」

杏子「だな、真の戦いは明日だしな」

ほむら「手加減するほど、わたしのワルプルギスへの攻撃は甘くないわ」

ほむら「爆破に巻き込まれないように気をつけて」

マミ「大丈夫よ、暁美さん常に3手先を考えて行動するから、遠慮なくやっちゃって」

杏子「何、戦略を練れば恐るるに足りないさ」

ほむら「そうね、未来は変えてみせるわ!」
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 00:33:31.11 ID:mhmg4q4C0
まどホーム

まどか「今は、誰もいないから遠慮なく上がっちゃってー」

仁美「まどかさんの家に来るのは久々ですわ」

さやか「あたしは、この前ぶりだなー」

中沢「俺は、前の時間軸含めてはじめてだなー」

まどか「4人もいると、わたしの部屋だと狭いしリビングでくつろごう」

中沢「おう、とりあえずこの装備脱ごう」

まどか「洗濯した方がいいのかな?」

仁美「けれど、まどかさんの服先ほどから思ってましたが」

仁美「あれほど激しい戦いでしたのに全く汚れてませんわね」

さやか「汚れないのかな?」

まどか「脱いでみよう」

一同は、兵種の服を脱いだ

さやか「って、あたしの場合普段着のがボロボロじゃん!」

中沢「大丈夫だ、はだけてるところは、見てなんかないぞ」

まどか「さやかちゃん・・・思えばお昼もその服で」

仁美「ハレンチですわ」

さやか「ええい!放っておいてくれー!」

まどか「さやかちゃん、とりあえずわたしの予備の制服着る?」

中沢「サイズ合わないんじゃないか?」

中沢「とりあえず、俺の上着貸すよ」

さやか「あっ、悪いねぇ中沢サンキュー」

まどか(いいなー、さやかちゃん)

仁美(まどかさんの考えてることがわかって自分でも怖いですわ)

中沢「武器の心配はルフレさんに任せればいいけど」

まどか「ほむらちゃん達がもし危なくなったらわたしたちの出番だよね」

さやか「だよねー、最初から戦うわけではないし」

仁美「戦うことになっても、皆さんの迷惑にならないのも、考えないとですわ」

中沢「・・・あと俺、暁美さん以外に内緒にしてたことがあるんだ」

中沢「俺は、お前さん達を信用してる」

中沢「だから思ってましたが今から前のワルプルギス戦で起こった悲劇を話すよ」

中沢は、ワルプルギス戦でマミが戦死し、まどかが契約して、ワルプルギスを倒したことを話した

中沢「俺さ、だから正直マミさんを戦わせたくないんだ」

まどか「・・・」

さやか「あんたの、大切な友達ってあんたがいたとこのマミさんのことだったのか・・・」

仁美「そんな・・・」

まどか「中沢君、まだ隠してることあるでしょ?」

中沢「えっ、なんのことだかサッパリ」

まどか「なんで、ほむらちゃんはみんなを魔法少女にさせたくなかったか」

まどか「それは、危険だからってだけじゃないって気づいてたんだ」

まどか「けど、わたしがそんなに強い魔法少女なら危ないってことはないよね」

まどか「それに、ほむらちゃんがわたしが強い魔法少女になって邪魔なら契約しないうちに殺してしまえばいい」

まどか「中沢君、わたしたちを信用してるんだよね?」
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 00:40:40.00 ID:mhmg4q4C0
前レス訂正
中沢「だから思ってましたが今から前のワルプルギス戦で起こった悲劇を話すよ」

中沢「だから今から前のワルプルギス戦で起こった悲劇を話すよ」

でお願いします
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 01:02:00.14 ID:mhmg4q4C0
中沢「ああ・・・信用してる」

まどか「じゃあ、ワルプルギスを倒したあとにわたしがどうなったかも教えてくれるよね?」

中沢「こればかりは、本当に言いたくなかったが・・・」

まどか「中沢君、やっぱり何かあったんだね」

さやか「まどか・・・中沢・・・」

仁美「中沢さん、ここにいる皆さんこう見えて口は固いですわよ」

中沢「わかった、言おう」

中沢「ワルプルギスを倒した鹿目さんは」

中沢「ワルプルギス以上の魔女になった」

まどか「大方の予想はしていたよ・・・」

さやか「魔法少女って、魔女になるってことなの!?」

仁美「そんな!ひどいですわ!こんなのあんまりですわ」

中沢「キュゥべえのやつは、このことは聞かれなきゃ基本しゃべらないらしい」

中沢「契約するときにも言わねぇらしい」

まどか「中沢君、ごめんね言いたくないことも聞いちゃって」

中沢「いいんだ、悪いのはキュゥべえだろ?」

中沢「俺さ、マミさんを止めたいけど・・・」

中沢「俺には、止められない・・・」

中沢「それに止めたとしても、行ってしまうだろう」

中沢「俺は、いったいどうすりゃいいんだろうな…」

さやか「泣くなよ、中沢!」

中沢「いや、泣いてねぇよ!」

まどか「一人でもう抱え込まなくていいんだよ?」

仁美「そうですわ、あなたは時間を越えてまでここに来て」

仁美「こんなにも、最高な仲間がいるのですから」

中沢「ははっ、そうだな!俺がバカだった!」

中沢「マミさんは、今度こそ死なせはしないぞ!」

まどか「だーれひとーりとしーてしなせーはしーなーい!」

仁美「ファイルエスケープのテーマの一部ですわね」

さやか「ったく、こんなときにー!」

中沢「よし!ならば俺達だけの作戦会議だ!」
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 01:16:39.98 ID:mhmg4q4C0
まどか「けど、クラスチェンジしたからって生身の人間ってのは変わらないんだよね」

ほむら「そうね、まどか」

中沢「ほふぁっ!?暁美さん!?」

さやか「中沢のリアクションどうなってんだよ!」

まどか「っていうか、いつからいたの?」

仁美「今来たのでしょうか?」

ほむら「いえ、中沢が泣いた辺りから」

中沢「泣いてねぇって!」

まどか「ほむらちゃんは、わたしたちが契約しなくても戦わせたくないんだよね?」

ほむら「そう、契約しなくたって死んでしまったら意味ないもの」

中沢「だがよ、俺は止めても無駄だぜ?」

中沢「それ相応の覚悟も出来てんだ」

ほむら「止めても無駄?」

まどか「うん、止めてもー」

さやか「無駄!」

仁美「そして、暁美さんはインターホンくらい鳴らして入ってきましょう」
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 02:17:54.51 ID:mhmg4q4C0
ほむら「実は、さっき魔女狩り一旦休憩というこたになって」

ほむら「ちょっと休みに家に戻ろうと思ったら、なにやらいろんな材料を集めてるルフレに会って」

まどか「クラスチェンジのこと聞いたんだね」

ほむら「そう、そしてここに戦わないようにっと念をおしに来たの」

ほむら「けれど、無駄なようね」

ほむら「怪我させて動かないようにしないと、戦いそうだし」

中沢「ひえぇっ、そいつだけは勘弁してくれ」

ほむら「嘘よ、あなた達も戦っていいわよ」

まどか「えっ?」

ほむら「ただし、魔法少女隊がしくじったらの話よ」

さやか「魔法少女隊?」

ほむら「言い忘れていたけれど、さっきルフレと会ったときに隊を分けることにしたの」

ほむら「わたしとマミと杏子が魔法少女隊」

ほむら「クロムとウードとルフレが、イーリス隊」

ほむら「そして、中沢と仁美とさやかとまどかが、中沢隊よ」

中沢「中沢隊って、まさか」

ほむら「あなたが、中沢隊の指揮を取ってちょうだい」

中沢「なんで、俺なんだ?」

ほむら「あなたは、一応ワルプルギスを見たことがあるでしょ?」

中沢「確かにな、魔女本体を見たわけではないが」

ほむら「魔女が、見えるようにこちらでなんとかするわ」

ほむら「だから、出撃命令を出すかはあなたが決めて」

ほむら「まどか達も、中沢に従ってちょうだい」

まどか「中沢君ならいいよ!」

さやか「まあ、中沢はその恐ろしさ知ってるなら」

仁美「私達、一般人の中では一番的確に指示を出せるはずですわ」

中沢「わかった、そして無茶はしないようにする」

ほむら「ありがとう、こう見えても中沢あなたも信用してるわ」

ほむら「それじゃ、わたしは魔女狩りに戻るから、作戦会議頑張って」
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 10:41:15.67 ID:mhmg4q4C0
ほむらは、まどかの家を後にした

ほむら(なぜかしら、なぜまどか達をもし魔法少女がしくじったらという条件付きだがらって)

ほむら(わたしは、戦わせることにそこまで躊躇していないの・・・)

ほむら(わたしは、まどかを命に代えても守りたい)

ほむら(中沢は、マミを命に代えても守りたい)

ほむら(その対象は違えど、同じ気持ちに絆されたのかもしれないわね)
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 10:49:31.15 ID:mhmg4q4C0
ほむホーム

クロム「暇だな、ウード」

ウード「必殺技しりとりします?」

クロム「いや、それはよしておく」

クロム「そうだ、キュゥべえが言っていたワルプルギス以上の何かっていったいなんなんだ?」

ウード「まず、俺たちにはそのワルプルギスがわかりませんしね」

クロム「だな、だがどっちもギムレー以上というのは勘弁してほしい」

ウード「あれは、もう二度と戦いたくありませんしね」
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 10:52:13.01 ID:mhmg4q4C0
ウード「でも、キュゥべえはワルプルギス以上とは言ってなかったですよ?」

クロム「あっ、そうだったか?」

クロム「まあ、どっちにしろ警戒しておくに越したことはないからな」

ウード「クロムさん、それにしてもこのドミノってやつおもしろいですね」

クロム「ファルシオンは、今回はちゃんと外しておいたし大丈夫だろう」
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 11:12:13.47 ID:mhmg4q4C0
見滝原某所

ルフレ「よし!ヤ”ッ”タ"!武器がいくつか作れたぞ!」

ルフレ「銀の剣と同等の性能の剣が5本ってあれ」

ルフレ「僕が作った武器全部壊れないようだ」

ルフレ「世紀の発明じゃないかな」

ルフレ「あとは、この壊れない銀の弓が3つ」

ルフレ「杖はさすがに壊れるか・・・リライブは1つだけか」

ルフレ「さて、あとは魔道書か」

ルフレ「頑張るぞ!」
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 11:52:37.28 ID:mhmg4q4C0
まどホーム

まどか「にしても、あのときのさやかちゃんの力ってなんだったんだろ」

仁美「まるで鬼神の如くルフレさんよりも、強かったですわ」

中沢「そんなにだったのか、怒らせないようにしないとな」

さやか「まあ、あたし自身もびっくりだったしね」

まどか「さやかちゃん、カッコよかったよ!」

さやか「いやー、照れるなーあはは」

さやか「まあ、あの怪我はもう御免だけどね」

まどか「わたしも、もうさやかちゃんがあんなことになって欲しくないよ」

仁美「明日は、戦うことになっても慎重にいきましょう」

中沢「だな、暁美さんいや、ほむらに信用されてるしな!」

まどか「わたしたちも、下の名前で呼んでもいいよ!」

中沢「わかった、同じ隊の仲間だしな!」

ガチャ

タツヤ「たぁいまー!」

知久「ただいま」

まどか「あっ、おかえりー」

詢子「おっ、さやかちゃんに仁美ちゃんに、えっと」

中沢「どうも、中沢です、お邪魔してます」

さやか仁美「お邪魔してますー」

詢子「あんたが、中沢君かーゆっくりしていきなよ」

タツヤ「ねったんたち!あさぼぉ!」

さやか「おー、たっくん元気だねぇ」

仁美「何して、遊びますの?」

知久「ダメじゃないか、お姉ちゃん達はハロウィンのお話をしているんだよね?」

中沢「えっ」

詢子「そこの、服ってハロウィンのコスプレ用の服だろ?」

まどか「そ、そうなんだ!たっくんはパパとママに作ってもらってきて!」

まどかは、あからさまに嘘ですよーというテンションで話した
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 12:02:19.44 ID:mhmg4q4C0
詢子(違うんだろうなぁ、学園祭のサプライズ演劇辺りだな)

知久「ココアか何か飲むかい?」

中沢「あっ、お構いなくー俺達これから」

さやか「外でコスプレ用の杖とか探す予定だったんだよね?中沢」

中沢「そうなんですよー」

まどか「たっくんのも探してくるね!」

仁美「では、行きましょうか」

詢子「コスプレ道具の方は持ち歩くの大変だろ?置いて行ってまた取りに来てもいいよ」

中沢「じゃ、そうさせてもらいます」

さやか仁美中沢「お邪魔しましたー」
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 12:31:55.92 ID:mhmg4q4C0
まどか「中沢君ー、あそこの100均ならおもちゃの弓とか剣とか杖売ってるんじゃない?」

中沢「えっ、マジで買うの!?」

さやか「明日に備えてそれで練習ってのもいいかもね」

仁美「買ってきますわ」

仁美は、1人足早に店に入って行った

中沢「ところで、まどか」

まどか「何?中沢君」

中沢「この時間軸に来てからやたら俺を見てただろ?」

中沢「それは、やはり俺の性格がいきなり変わったからか?」

さやか「あんた、鈍感だねぇ・・・まあ、それもあるだろうけどね」

まどか「えっと、そのあの、えーー」

中沢「?」

仁美「買ってきましたわ」

まどか「あっ、仁美ちゃん!ありがとう!」

さやか「仁美、もうちょっと時間かかっても良かったんだけどなぁ」

仁美中沢「?」

中沢「とりま、公園行くか」
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 12:44:15.18 ID:mhmg4q4C0
見滝原公園

中沢「今日何回ここに来たっけ」

まどか「中沢君!わたしと模擬戦しよ!」

さやか「模擬戦って、あんたは魔道書で書!」

仁美「中沢さんが、ビリビリしてしまいますわ」

まどか「そっか、わたしだけそういう武器だもんね・・・」

仁美「だ、大丈夫ですわ!槍も弓もなかったですし」

さやか「スタイリッシュに意味ないじゃん!」

中沢「俺と、さやかがチャンバラするくらいしかできないのか」

まどか「じゃあ、エアー模擬戦だね!」

仁美「このおもちゃはタツヤ君にプレゼントしましょう」

一同は、エアー模擬戦をはじめた
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 13:06:37.68 ID:mhmg4q4C0
中沢「くらえー!中沢スラッシュだ!」

まどか「ウェヒヒw甘いよ!まどカウンター!」

中沢「くっ、何!?ぐあっ」

さやか「さや覚醒アタックー!」

仁美「志筑流奥義!ひとみきりですわ!」

さやか「なにー!かわされた!」

和子「な、何やってるんですか???中沢君達は」

中沢「せ、先生!?」

まどか「中沢君とデートとかじゃないですよ!」

仁美「エアー模擬戦ですわ」

さやか「まあ、ごっこ遊びみたいなもんですよ」

和子「ごっこ遊びの割に、本格的ですね」
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 13:20:29.07 ID:mhmg4q4C0
和子が、本格的と言ったのは技名とかのことではなく
その攻撃方法であった

和子「ごっこ遊びで、あんなにジャンプしますか!?」

そう、中沢達はクラスチェンジによって手に入れた跳躍力を使ったりしていた

中沢(って、エアーだからって手加減忘れてたぞ!)

和子「先生がごっこ遊びのお手本を見せてあげます!」

休みにもかかわらず和子のごっこ遊び教室がはじまった
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 14:45:46.05 ID:mhmg4q4C0
まどホーム

詢子「そういや、和子そろそろ来るはずだけど遅いな」

知久「さっき、そろそろ着くよって電話もらってたよね?」

詢子「どっかで、道草くってるなこりゃ」

タツヤ「おさぁんぽしたぁい!」

詢子「タツヤの散歩ついでに見てくるか」

知久「うちに来たら電話するよ」

詢子「おう、よろしくー」

タツヤ「しくー」

詢子「んじゃ、いってくるか」

詢子とタツヤは和子を探しに散歩に出た
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/02(月) 18:16:13.78 ID:mhmg4q4C0
見滝原公園

和子「ごっこ遊びの、攻撃方法は魔法か剣か!どっちですか!はい!中沢君!」

中沢「ええっと、どっちでもいいんじゃないかと」

和子「その通り!どっちでもよろしい!」

和子「というわけで、皆さん実践してみましょう!」

まどか「は、はーい」

さやか「まさか、休みの日もこうなるなんてねぇ」

仁美「先生がいつもよりきらめいていますわ」

まどか達は、和子とごっこ遊びをすることになった
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/03(火) 02:24:19.56 ID:ZgTzyAnz0
まどか「和子先生、やりますね!ウェヒヒw」

和子「そんなことじゃ、先生は倒せませんよ!」

中沢「倒せても、倒せなくてもどっちでもいいんじゃないかと」

さやか「なんで、まどかはあんなに乗り気なのさ・・・」

仁美「私達も、まどかさんに続きますわよ!」

仁美「シヅキーインパクト!」

和子「!?やりますね!」

詢子「和子・・・何やってるんだよ・・・」

タツヤ「たっくんもまぜてぇ!」

まどか「あ、ママ」

和子「詢子もやる?」

詢子「うち来る途中だろ・・・」

和子「あ、そうだった」

詢子「みんな、悪いね和子が迷惑かけたようで」

仁美「結構楽しかったので大丈夫ですわ」

さやか「いや、楽しんでたのまどかと仁美だけでしょ」

中沢「そうだな・・・」

詢子「んじゃ、うち行くかー」

和子「じゃあ、皆さんまた学校で会いましょう」

和子は、詢子に連れていかれ帰って行った
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/03(火) 19:01:05.22 ID:ZgTzyAnz0
中沢「なんだったんだ・・・」

さやか「まどかママナイス」

仁美「わりと楽しかったですわ」

まどか「先生あんなに可愛いのになんで、モテないんだろう」

中沢「まあ、うん俺はわかる」

さやか「あたしも、だいたい中沢が考えてることわかるよ」

まどか「元気過ぎるからかな?」

中沢「まあ、とりあえずどうするか」

仁美「もう、4時を過ぎてますわね」

さやか「あたしは、まだ大丈夫だよ」

まどか「仁美ちゃんと中沢君はまだ大丈夫なの?」

中沢「俺は、明日のこともあるしまだやることあると思うぜ」

仁美「ですわ!もう私達は運命共同体です!」

まどか「けど、仁美ちゃんは昨日から家に帰ってないんだよね?」

中沢「とりあえず、一報入れといた方がいいと思うぞ」

仁美「そうですわね、少し電話入れてきます」

さやか「ほい、ごゆっくりー」
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/03(火) 19:12:50.31 ID:ZgTzyAnz0
ブ-ブ-ブ-

さやか「あれ、ケータイのバイブ音が聞こえるけど誰のやつだろ」

まどか「わたしは、マナーモードにしてないよ」

中沢「俺の上着から聞こえるが?」

さやか「ってことは、中沢に電話か」っ上着のポケットからスマホ

中沢「サンキュ、えー、もしもし」

中沢「暁美さんか、どうしたんだ?」

まどか「ほむらちゃんから、中沢君に電話ってなんだろ」

中沢「えっ、なるほどふむふむ」

さやか「気になるー」

中沢「わかった、みんなに頼んでみるよ」

まどか「ほむらちゃんから、頼みってなんだろう」

中沢「じゃあ、またあした」

さやか「で、なんだって?」

仁美「何かあったのですの?」

まどか「ほむらちゃんから中沢君に電話があったの」

中沢「各隊で、すぐ集まれるように4人で同じとこで一夜を過ごしてくれだってさ」

さやか「どういうことよ!?」

仁美「確かに合理的ではありますわね」

まどか「いいね!そうしようよ!」
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/03(火) 19:21:59.20 ID:ZgTzyAnz0
中沢「いやいや、さすがに男1人と女3人で同じ屋根の下で寝るってのはまずいんじゃね」

まどか「大丈夫だよ!むしろカムバック!」

さやか「いや、カムバックの使い所違うから」

仁美「いいですけれど、どこで眠りますの?」

中沢「俺は、どこでもいいけど」

さやか「うーん、運命共同体だし、一緒に寝るのはいいけど」

まどか「ママに頼んでみよっか?」

中沢「どういう口実で泊まることにするんだ?」

まどか「ハロウィンの件でいいんじゃないかな?」

まどかは、家に電話をかけた
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/03(火) 19:43:21.99 ID:ZgTzyAnz0
まどか「もしもーし」

知久「もしもし、まどかどうしたんだい?」

まどか「えっとね、今日うちでみんなとお泊まり会していいかなーって」

知久「さっきのみんなとかな?」

まどか「うん、中沢君にさやかちゃんに仁美ちゃん」

知久「とりあえず、ママに聞いてみるね」


まどホーム

和子「あの男、卵は半熟じゃないと食べられなーいとかぬかすのよ!」

詢子「はやりの草食系ってやつか?」

タツヤ「そーしょくけー?」

知久「ママ、ちょっといいかな?」

知久は、詢子にまどかがお泊まり会してもいいかを話した

詢子「布団足りるかな、まあいいよー」

詢子「まどかには、布団足りないかもって一応言っといてくれ」

知久「うん、まどかに伝えておくよ」

知久は、電話に戻った

知久「お待たせ、まどか」

まどか「どうだった?」

知久「いいってよ、けど布団が足りるかわからないって」

まどか「ありがとうパパ、布団のことは大丈夫」

まどか「ちょっとしたら、またみんなを連れて行くね」

知久「布団とかの用意をして待ってるよ、じゃあ」

まどか「はーい」
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/03(火) 20:20:14.75 ID:ZgTzyAnz0
まどか「布団足りないかもしれないけど大丈夫だって」

仁美「ありがとうございます、ではもう一度電話してきますわ」

中沢「いや、とりあえず着替え持ってこようぜ」

さやか「そうだね、一度着替えとか取りに一旦解散でいいんじゃない?」

まどか「そだね、じゃあみんな着替え取りに一度解散で」

仁美「では、荷物をまとめたら一度ここでまた集まるということでいいですかね?」

さやか「オッケー、とりあえずまたねー」

中沢「おう、じゃあまたなー」

まどか「じゃあここで待ってるねー」

各々は荷物を取りに家に戻った
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/03(火) 20:34:21.83 ID:ZgTzyAnz0
イーリス城

サーリャ「あのネックレスから感じた、謎の魔法・・・他のどこかでも感じた覚えがあるわね・・・」

マーク「母さん、さっきのネックレスなんだったんですか?」

サーリャ「!?マークから微量ながらも確かにネックレスから感じた魔法を感じるわ!」

マーク「か、母さん!?珍しくそんなに叫んでどうしたんですか!?」

サーリャ「まさか・・・あの魔法の主って!」

ルキナ達が走って駆け寄ってきた

ルキナ「何かありましたか!?」

リズ「カエルが逃げたの!?」

サーリャ「いえ、違うわ・・・それよりさっきのネックレス見せてくれるかしら?」

リズ「やっと、はい」っネックレス

サーリャ「とりあえず、みんなわたしの部屋に来て」

一同は、サーリャの部屋に向かった
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/03(火) 20:45:59.17 ID:ZgTzyAnz0
サーリャの部屋

リズ「サーリャの部屋って、いつ来ても不気味だね」

サーリャ「ルキナ、マークを縛って・・・」

マーク「えっ、母さんいきなり何てことを言うんですか!?」

ルキナ「ええっ、何でですか!」

サーリャ「リザイアは、かけたくないわ・・・」

ルキナ「縛りますよ、マーク」

マーク「」グルグルマキ-

リズ「サーリャ何するの?」

サーリャ「ちょっとした、実験よ」

マーク「きゃー離してください!」

リズ「大丈夫なの?」

サーリャ「ネックレスについてわかるかもしれないわよ」

ルキナ「マーク、かわいそうだけど我慢してください」

リズ「ルキナってときどき怖いよね」

マーク「あっ・・・あぁ・・・」ガクブル

サーリャのマークを使った実験が始まった
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/04(水) 01:29:38.81 ID:RaXRE2Xe0
ほむホーム

ほむら「今日はお疲れ様」

杏子「いいのか?こんなにゆっくりしてて」

ほむら「もう打つ手は打ったはず」

マミ「あとは、ワルプルギスね」

ほむら「本当に来ればの話だけれど」

杏子「来ない方がいい気もするけどな」

マミ「来なければ、被害もないですものね」

ほむら「けれど、あいつは嘘はつかない・・・」

ほむら「夕飯にしましょう」

マミ「何か作るの?」

ほむら「決戦前夜に相応しい物がいいかしら?」

マミ「というより、クロムさん達は何で会話にも入ってこないで」

マミ「ドミノをあんなに真剣にやってるの?」

ほむら「それは、本人に聞いてちょうだい」

杏子「ってか、ドミノお前の家どんだけあんだよ」

クロム「よし、あと一息だぞ!」

ウード「くっ、永遠とも思われた聖戦もいよいよ終幕への系譜を奏でているのか!」

マミ「楽しそう!」

ほむら(この時間軸のマミは何ていうか・・・)

ほむら(少し、子供っぽいわね)
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/04(水) 01:38:19.15 ID:RaXRE2Xe0
クロム「できたぞ!ついに!」

ウード「やりましたね!クロムさん!」

ほむら「確かにこれはすごいわね」

杏子「どんだけ頑張ったんだよ・・・」

マミ「倒すんですか?」

クロム「よし、行くぞ!」

クロム「運命を変える!」

そう言いクロムはドミノを倒した

ドミノ「カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ」

ほむら「感動すら覚えるレベルね」

クロム「これが、絆か!」

ウード「魂が躍動する!」

杏子「まあ、楽しそうでなによりだな」

マミ「ドミノがすごい、こんな気持ちはじめて」

ドミノは、しばらく倒れ続けていたが少しして終わった

クロム「いやー、楽しかったな」

ウード「ここまで俺の魂を揺さぶるとは」

ほむら「じゃあ、夕飯作るからみんなはドミノを片付けておいて」

杏子「ちょ、あたしもかよ!」

マミ「いいもの見れたしいいじゃない佐倉さん」

ほむらは、夕飯の支度をはじめ
杏子達はドミノの片付けをはじめた
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/04(水) 09:26:20.16 ID:RaXRE2Xe0
マミ「ルフレさんは、まだ帰ってこないのかしら?」

クロム「ドミノに夢中になっていて忘れてたな」

杏子「おいおい・・・」

ウード「明日のこともあるし早く帰ってきて欲しいんですけどねぇ」

その頃ルフレは

ルフレ「よし、魔道書も結構な数を作れたぞ!」

ルフレ「なんで、僕は魔道書が自作できるのを今日まで知らなかったんだ・・・」

ルフレ「よし、もうほむらの家に行こう」
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/04(水) 09:37:38.36 ID:RaXRE2Xe0
ほむキッチン

ほむら「6人分作るとなるとさすがに大変ね」

ほむら「グラタンとステーキとサラダ6人分の食材がうちにあったのも驚きだけれど」

ほむら「わりと楽しいわね・・・」肉ジュ-ジュ-

ほむら「そろそろ、グラタンも出来る頃かしら」

杏子「いい匂いがするな」

ほむら「ええ、もうそろそろできるわ」

杏子「なんか、手伝えることあるか?」

ほむら「じゃあ、グラタンが温め終わったらお皿に置いといてくれるかしら」

杏子「わかった、任せな」

ほむら「ステーキが焼けたわ」

杏子「おっ、グラタンも終わったみたいだな」

ほむら「サラダ作るのすっかり忘れてたわ・・・」

杏子「まあ、いいんじゃないか?こんだけあれば」

杏子「とりあえず、皿に盛ろう」

ほむら「そうね、サラダなんて最初からなかった」
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/04(水) 09:45:54.69 ID:RaXRE2Xe0
ほむリビング

ルフレ「帰ってきたぞ」

マミ「あら、おかえりなさい」

クロム「何か収穫はあったのか?」

ルフレ「壊れない武器をいくつか作ってきた」

ウード「ええっ!?それって凄すぎませんか!」

マミ「ルフレさんは、武器を自作できたんですか!」

ルフレ「僕も、自分でも驚いてるよ」

クロム「これは、世界中がひっくり返るレベルだな」

ほむら「あら、帰ってたのね」

ルフレ「僕なりにやることはやっておいた」

杏子「夕飯できたぜ」

マミ「それはありがたいけれど、思ったのだけれど、暁美さん」

マミ「まだ5時よね」

ほむら「は、早いに越したことはないわ」

杏子「腹減ったしなー」

クロム「だな、ははっ」

ほむら「じゃあ料理を持ってくるわね」
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/04(水) 10:02:40.71 ID:RaXRE2Xe0
見滝原公園

まどか「そろそろ、みんな来るかなー」

中沢「お待たせーまどか」

まどか「あっ、中沢君が一番早かったね」

中沢「ん、そうなのか」

まどか「に、荷物多そうだね」

中沢「いろいろ持ってきた」

仁美「お待たせしましたわ」

まどか「仁美ちゃんが2番目だったね」

中沢「あとは、さやかだけか」

仁美「中沢さん、そんなに荷物持ってきたのですか?」

中沢「明日に備えてな」

仁美「頼もしいですわ」

10分後さやかがやって来た

さやか「いやー、ごめんごめん」

まどか「さやかちゃん!?」

中沢「な、なんだよその荷物の量は!」

さやか「えっとー、トランシーバーとかいろいろ」

仁美「あ、明日の備えですわね」

さやか「まっ、そういうこと」

まどか「じゃあ、うちに行こっか」

まどか一行はまどホームに向かった
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/04(水) 10:19:02.80 ID:RaXRE2Xe0
まどホーム

和子「なんか、もういろいろと疲れたわ・・・」

タツヤ「げんきだちて!」

詢子「まっ、男なんて星の数だけいるさ」

タツヤ「おほしさま?」

和子「星に手は届かない・・・」

まどか「ただいまー!」

さやか仁美中沢「お邪魔しまーす」

知久「おかえり、みんな」

知久「布団は足りたよ」

まどか「あっ、和子先生」

和子「あら、皆さんでお泊まり会ですね」

中沢「せ、先生どうしたんですか、そんな世界の終わりのような顔して」

詢子「いつものことだよ、気にすることないさ」

詢子「とりあえず、まどかの部屋に荷物置いて来なー、寝る部屋は後で決めよ」

まどか「はーい、じゃ、みんなこっちーー」

まどか達は、まどかの部屋に向かった
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/04(水) 10:43:40.50 ID:RaXRE2Xe0
まどか部屋

中沢「女の子してる部屋だなー」

さやか「だなー、いつ来てもそう思うわ」

仁美「お人形さん素敵ですわ」

まどか「たぶん、ここに2人でもう1つの使ってない部屋に2人になると思うけどいいかな?」

さやか「オッケー、組み合わせはどうする?」

中沢「俺と一緒になっても気まずい雰囲気作らないでくれ」

仁美「では、私とさやかさん、まどかさんと中沢さんでいいでしょうか」

まどか「さんせーいそれにしよう」

さやか「仁美と一夜を共にするかー!」

仁美「さやかさん、よろしくお願いします」ニコニコ

中沢(そいや、どのみち気まずくなるじゃん)

まどか「フヘヘ、ウェヒヒw」
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/04(水) 10:53:23.33 ID:RaXRE2Xe0
トントン

知久「入っていいかな?」

まどか「うん、いいよー」

知久「夕飯は何がいいかな?」

まどか「うーん、みんなは何がいい?」

さやか「昼は、イタリアンだったしー」

仁美「ご馳走になるのですし、なんでも構いませんわ」

中沢「そうだなー、なんでもいいや」

知久「じゃあ、オムライスにしようかな」

知久「8人分だから、時間かかるかもしれないけど待っててね」

まどか「8人分ってことは、先生も一緒かな」

知久「うん、タツヤとなんか盛り上がってて」

知久「夕飯も食べていくことになったんだ」

中沢「タツヤ君無茶振りされてないかな・・・」

さやか「あんたなら、得意のどっちでもいいがあるのにね」

知久「?じゃあ、できたらまた呼びに来るね」
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/04(水) 11:01:24.54 ID:RaXRE2Xe0
リビング

タツヤ「どってでもいいんちゃなあ?」

和子「そう!どっちでもよろしい!」

詢子「いや、今のはどっちでもよくないだろ」

知久「夕飯は、オムライスに決まったよ」

詢子「はいよ、こっちはまだ静かにならなそうだし8人分じっくり頼むよ」

知久「卵足りるかな」

知久は、オムライス8人分を作り始めた
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/04(水) 13:02:48.42 ID:RaXRE2Xe0
サーリャの部屋

マーク「」

リズ「マーク大丈夫かな?」

ルキナ「気絶してますね」

サーリャ「別に痛いようなことしてないのに・・・この子自ら気絶してるわ」

ルキナ「ま、まあ怖かったんでしょう」

サーリャ「それで、やっと終わったわ」

サーリャ「やはり、このネックレスは」

リズ「何々、なんかわかったの?」

サーリャ「ルフレに極めて似た魔法がかけられてるわ」

ルキナ「ルフレさんに似た魔法が!?」

マーク「だ、だから私から母さんは似たものを感じたのでしょうか・・・」

リズ「あっ、マークおはよー」

マーク「気絶してる間変なことしませんでしたか?」

ルキナ「髪とかは抜かれてたけれど」

リズ「うん、問題ないと思うよ」

サーリャ「まあ、ルフレとこのネックレス、関係があるのは間違いないわ・・・」

リズ「もっと調べてみなきゃね」

ルキナ「お父様達も心配ですしね」

マーク「まずは、私をグルグル巻きにしてる縄を解いてくださいよー」

サーリャ「解き方がわからないから、リズにやってもらいなさい」

リズ「うーん、千切っちゃっていいかなー」

マーク「どっちでもいいので、早くお願いします」



出かけるので一旦中断します再開は夜から
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/04(水) 21:02:29.15 ID:RaXRE2Xe0
リズ「じゃあ、ちょっと斧で千切ろう」

ルキナ「縄なら、ファルシオンの方が良くないですか?」

マーク「本気で泣きますよ?」

サーリャ「リズなら、素手で千切れるんじゃない?」

マーク「素手で千切れたら怖くて泣きます」

リズ「やってみよっと」ブチッ

リズが、縄を本当に素手で千切ってしまった

マーク「うわあぁん」

ルキナ「さすがに驚きましたよ」

サーリャ「リズは、敵に回したくないわ・・・」

マーク「もう、嫌ですーうわあぁん」タタッ

マークは、泣きながら走って部屋を出て行った

リズ「そんなに怖かったのかな?」

サーリャ「まだ、ネックレス調べてみたいのだけれど」

ルキナ「是非お願いします」

リズ「壊さなきゃいいよー」

サーリャ「壊すわけには、いけないわ」

サーリャ「ルフレに関わってる可能性があるし、壊すわけないわ」
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/04(水) 21:22:03.37 ID:RaXRE2Xe0
ほむホーム

ほむら「我ながら、美味しかったわね」

クロム「ほむらは、料理がうまいんだな」

ウード「グラタンっての美味かったな」

ルフレ「鋼の味がしないように僕も料理頑張ろう」

マミ「暁美さんに、今度お肉の焼き方を教えてもらおうかしら」

杏子「だな、ってあたしは焼くとこがねぇ」

ほむら「あなたの事情はわかってるつもりよ」

ほむら「しばらく、うちにいてもいいわ」

杏子「けどよ、ほむらにも悪いし・・・」

ほむら「少し前の時間軸では、あなたうちに住んでいたわよ」

杏子「マジかよ!遠慮ない奴だったのか」

ほむら「そうね、正直この時間軸のあなたはかなり丸いわ」

杏子「まぁ、今晩は遠慮なく泊まらせてもらうよ」

ほむら「みんな、好きな時間に寝て明日に備えて」

マミ「もう、作戦の確認とかはいいの?」

クロム「俺とウードは、剣でひたすらだな」

マミ「私と暁美さんは、飛び道具で」

杏子「あたしは、槍で頑張る」

クロム「俺も槍は使えるな」

ルフレ「僕は、みんなに的確な指示を出せるように」

ほむら「そうね、これで完璧のはずよ」

ほむら「では、みんな明日は必ず勝ちましょう!」

一同「絶対勝利!」
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/04(水) 21:33:28.03 ID:RaXRE2Xe0
まどか部屋

まどか「8人分だし、パパも大変そうだね」

中沢「先生って、まどかの母ちゃんと仲良いのか?」

まどか「うん、うちにもよく来てるよ」

さやか「あとでまどかのかママにも中沢の必殺技教えてやんないとねぇ」

仁美「どっちでもよろしいのではなくて」

中沢「教えなくていいよ」

まどか「ウェヒヒw何して待ってよっか」

さやか「ファイルエスケープでもやる?」

仁美「なっ、さやかさん私も持って来たことに気づいてましたの!?」

中沢「エスパーさやだな、俺も持って来てる」

まどか「じゃ、やろっか」

まどか達は、オムライスができるまでファイルエスケープを始めた
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/04(水) 21:40:51.72 ID:RaXRE2Xe0
まどキッチン

知久「卵ギリギリ足りたなぁ」

知久「隠し味にこれと、あれをっと」

知久「ふぅ、あとはケチャップをかけるだけだね」

知久「あっ」

知久の想像

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

和子「オムライスにケチャップは、かけますか?かけませんか?はい!中沢君!」

中沢「えーっと、どっちでもいいんじゃないかと」

和子「その通り!どっちでもよろしい!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

知久「ケチャップは、各自でかけてもらおう・・・」
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/04(水) 21:48:29.08 ID:RaXRE2Xe0
リビング

詢子「まっ、和子はまだまだいけるさ」

タツヤ「たぁい!げんきだって!」

和子「うん、そうね!男なんて男の数だけいるわ!」

詢子「だな、ってそりゃ当たり前だろ」

知久「できたよ、8人分」

詢子「思いの外早かったねぇ」

タツヤ「ねったん!ねったん!」

和子「じゃあ、私が呼んで来ましょう!」

詢子「はっ、休日に先生から呼び出しかい」

知久「じゃあ、お願いします」
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/04(水) 21:55:56.65 ID:RaXRE2Xe0
まどか部屋

まどか「あっ、A4ファイルちゃんが!」

さやか「くーっ、今のは惜しかったね」

仁美「もう少しでしたわね」

中沢「4人プレイだと盛り上がるなー」

トントン

まどか「パパー?」

和子「残念!パパではなく先生でした!」

まどか「わぁっ、先生!」

和子「皆さん、ご飯ができたようですよ」

中沢「じゃ、ご馳走になるか」

まどか達は食卓に向かった
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/05(木) 02:04:20.14 ID:BPc8WqN70
知久「さあ、召し上がれ」

一同「いただきまーす」

さやか「いやー、やっぱまどかパパの料理はいつ食べてもうまいわ!」

和子「オムライスには、ケチャップをかけますか?かけませんか?はい!中沢君!」

中沢「えーっと、どっちでもいいんじゃないかと」

和子「その通り!どっちでもよろしい!」

知久(結局、こうなるんだ)

まどか「ははは、でもみんなかけてますねウェヒヒw」

仁美「それにしても、美味しいですわね」

タツヤ「おいちい!おいちい!」

中沢「こんなうまいもんが毎日食えてまどかはしあわせ者だなー」

まどか「中沢君だってー」アハハハハ

知久「そう言ってもらえると嬉しいな」

詢子「中沢君のお母さんは、イタリア料理店やってるんだっけ?」

中沢「そうですよ、昼にみんなで来てもらって」

さやか「また、行ってやるとするかー」

知久「お昼は、中沢君のお母さんのお店に行ったんだね」

詢子「今度は、家族みんなで行ってみるかー」

中沢「ぜひぜひ、母ちゃん喜ぶと思いますよ!」

仁美「では、志筑家と使用人全員連れて今度伺ってもよろしいでしょうか?」

中沢「えーっと、何人くらいかな?」

和子「前に家庭訪問で伺ったときに、軽く20人くらいいた気がしますね」

中沢「ご、ご予約を入れてくだされば」

この後もしばらく話は盛り上がり気づけば食事も全員食べ終わってからも話していた

詢子「って、もうこんなに時間経ってるのか」

中沢「そろそろ片付けますか?」

知久「そうだね、食器運ぶの手伝ってくれるかな?」

中沢「食器運びは慣れてますよ!」

まどか「食器運びは男の仕事ってやつだね!」

さやか「力仕事は男の仕事ってやつだよ」

和子「そういえば皆さん課題は終わりましたか?」

仁美「お泊まり会ですし、皆さんでやる予定ですの」

タツヤ「かたぁい?やるぅ!」

さやか「たっくんには、まだ何年か早いかなー」

まどか「幼児用ワークとかならそろそろやれるかな?」

詢子「今度、買ってみるかー」

知久「ふぅ、中沢君ありがとう」

中沢「いえいえ、俺もお手伝いできて嬉しいです」

和子「2人ともお疲れ様」
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/05(木) 02:09:50.74 ID:BPc8WqN70
詢子「和子さんまだ帰らなくても大丈夫なのか?」

和子「あっ、ドラマの予約忘れてたわ!」

和子「ってことで、帰るわね」

まどさや仁中「また学校でー」

タツヤ「がこうでー」

詢子「それは、幼児用ワークでもなんとかなんないね」

知久「また、夕飯ご馳走しますよ」

和子「ありがとう、また来ますね」

和子は帰って行った
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/05(木) 02:15:01.30 ID:BPc8WqN70
前レス

詢子「和子さんまだ帰らなくてもタツヤなのか?」

詢子「和子は、まだ帰らなくても大丈夫なのか?」


スマホの予測変換怖い
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/05(木) 23:57:56.29 ID:BPc8WqN70
詢子「そろそろ、布団とか敷いとくか?」

知久「布団はどうすればいいかな?」

まどか「わたしの部屋に1つと使ってない部屋に2つお願い」

知久「それじゃあ、中沢君また、お手伝いいいかな?」

中沢「はい、もちろん」

中沢と知久は、布団を敷きに2階へ向かった

詢子「まどか達も、旦那にするんだったら仲良い君みたいなやつにしな」

詢子「今どき、珍しいよーあんないい子」

まどか「うん、ウェヒヒwそうだね!」

さやか「恭介も、中沢を見習ってほしいなー」

仁美「・・・」

まどか「あとね・・・ママ、明日は朝早くから出かけると思うから」

詢子「みんなでかい?」

仁美「そうですの、朝日をバックに写真を撮ろうと思って」

さやか「ってわけで、もし出かけるとき起こしちゃったらすみません」

詢子「いいよいいよ、青春だねぇ」

詢子「けど、朝飯の前には帰って来なよ」

まどか「・・・うん」
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/06(金) 00:18:24.99 ID:9MKJr2NI0
2階

中沢「布団3人分敷くだけでも、結構大変ですね」

知久「だね、僕も久々に疲れたよ」

中沢「あとは、枕ですかね」

知久「枕は、僕が出しておくから先に下に行ってていいよ」

中沢「いや、悪いですし、ここまでやったので最後までやりますよ」

知久「はは、中沢君は気がきくね」

知久「将来はいい旦那さんになると思うよ」

中沢「そうですかねー、まあ将来はいい人と結婚できたらいいですがね」

知久「中沢君なら絶対にいい人と巡り会えると思うよ」

知久「もしかしたら、もう会ってるかもしれないけどね」マクラヲオキツツ

中沢「まだ、14ですよ俺w」

中沢「そうだな・・・絶対に明日は・・・」

知久「明日がどうかしたのかな?」

中沢「あっ、独り言ですよ(口に出てたのか」

知久「じゃ、下に戻ろうか」

中沢「はーい、お疲れ様でした」
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/06(金) 00:21:13.34 ID:9MKJr2NI0
207

詢子「まどか達も、旦那にするんだったら仲良い君みたいなやつにしな」

詢子「まどか達も、旦那にするんだったら中沢君みたいなやつにしな」


仲良い君って誰やねん・・・
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/06(金) 02:42:43.98 ID:9MKJr2NI0
1階

まどか「あっ、中沢君、パパお疲れ様ー」

中沢「ねみぃな・・・」

さやか「おいおい、中沢まだ寝る前にやることあるでしょー」

仁美「お風呂ですわね」

知久「もう、沸かしてあるから、順番に入ってきてね」

詢子「あたしは、あとでタツヤと入るからみんなで先に入ってきな」

まどか「さやかちゃん、仁美ちゃん、中沢君の順で先に入って来て」

中沢「いや、まどか先に入れよ」

さやか「レディーファーストっていうしね」

まどか「えっ、お客さんに先に入ってもらったほうがいいと思うよ!」

仁美「中沢さん、ここはまどかさんの心遣いに甘えましょう?」

中沢「そうだな、じゃあそうすっか」

さやか「じゃ、とりあえずお先ー」

さやかは、風呂に向かった

まどか「待ってる間、どうしよっか」

仁美「さやかさん抜きに作戦会議という訳にはいきませんし」

タツヤ「さくせんかいぎ?」

詢子「まっ、邪魔しちゃ悪いしタツヤこっちに来なー」

タツヤ「たぁい!」

中沢「あっ、すみません」

詢子「いいんだよ、それより和子の質問は」

詢子「めんどうだろうけど、これからもてきとうに答えておいてやってくれよー」

中沢「たまには、ビシッと決めた方がいいですかね?」

仁美「けれど、先生の質問だいたいどっちでもよろしいですわ」

詢子「だなー、よしタツヤあっちで遊ぼうねー」

タツヤ「あっちでどみのー」

さやか「たっ君、ドミノやるんだ」

まどか「最近、ドミノがブームらしくて」

知久「まあ、おかげで片付けは大変だけどね」
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/06(金) 02:55:32.92 ID:9MKJr2NI0
中沢「ドミノも流行ってるのかなぁ」

仁美「単純ながら、奥深いですしね」

まどか「じゃあ、ドミノについて語り合う?」

中沢「暇つぶしにはいいかもな」

仁美「ですわね、ドミノといえば」

知久(ドミノで語り合うってみんなおもしろいなー)

まどか達はさやかが出てくるまでドミノを語り合い、さやかが出てきたあとは、仁美とさやかが交代しただけでドミノをして語り合い続けた

さやか「ドミノ、今度ほむらとかも呼んでみんなでやってみたいなー」

中沢「そりゃ、派手にできそうだな」

まどか「だねー、ほむらちゃんもいっぱいドミノ持ってるみたいだし」

仁美「お待たせしましたわ」

中沢「次は、俺か」

まどか「行ってらっしゃいー」

中沢が、風呂に向かったあとは中2女子特有のトークが始まった
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/06(金) 03:20:54.02 ID:9MKJr2NI0
まどか「ウェヒヒwさやかちゃんも悪だね!」

さやか「まどかさんほどではありませんよ」

仁美「禁断の愛ですわね!」

まどか「ちっ、違うよぉ!」

さやか「あはは、そいや仁美」

仁美「なんでしょうか?」

さやか「あのおもちゃどうしたよ?」

仁美「あっ、そうでしたわ荷物の中にありますの」

仁美「あとで、タツヤ君に差し上げないとですわね」

中沢「お待たせ、うっかり浴槽で寝るとこだったぜ」

まどか「溺れちゃうよウェヒヒw」

さやか「風呂寝は、結構危ないらしいね」

仁美「危険ですので、気をつけましょう!」

まどか「そうだね、寝ないようにお風呂入ってくるね!」

まどかは、風呂に向かった
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/06(金) 21:02:51.32 ID:9MKJr2NI0
風呂

まどか(やっぱり、明日は怖いな)

まどか(あの、魔女ですらあんなに強かったのに)

まどか(ワルプルギスって、どんくらいなんだろ)

まどか(ママ達に内緒にするのは辛いけど)

まどか(ママ達には、わからないしね)

まどか(それに、ほむらちゃんは何回も繰り返してるんだよね)

まどか(みんなを守る為に)

まどか(わたしたちは、負ける訳にはいかないんだ!)

まどか(そろそろ、上がろうかな)
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/06(金) 21:06:20.98 ID:9MKJr2NI0
リビング

まどか「お待たせー」

さやか「んじゃ、FEの続きやるかー」

仁美「負けたままですしね」

中沢「キリ悪いしな」

知久「明日、朝早く出かけるつもりなら早く寝るんだよ」

まどか「はーい」

まどか達は、まどかの部屋に向かった
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/06(金) 21:15:47.39 ID:9MKJr2NI0
まどか部屋

まどか「本当にやるの?」

さやか「まっ、やりながら作戦会議でもと思って」

中沢「おいおい、それじゃ集中できんだろ」

仁美「いえ、ゲームをヒントに何か思いつくということもあるかもしれませんわ」

まどか「かもねー、じゃあやりつつ作戦会議だね!」

まどか達は、FEと作戦会議を始めた

中沢「うーん、どうするかー」

まどか「この状況だとB4ちゃんを2マス先の雑魚と戦わせた方がいいかな?」

さやか「くーっ、どのみちA2が危ないよ」

仁美「必殺スキルが発動すれば、A2も救えると思うのですが」

中沢「ええい!ならこれで終わりだ!」

B4の必殺スキルが発動しました
エスケープ成功です

まどさや仁中沢「やったー!(やりました!」
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/06(金) 21:25:08.63 ID:9MKJr2NI0
中沢「って、作戦会議はどうしたーっ!」

さやか「あんたが、一番熱くなってたじゃん!」

仁美「けれど、一体感は得られましたわ」

まどか「コンビネーションならもうちょっと完璧かもね」

中沢「けどよ、作戦ったって、どうするか」

中沢「まず、まだ武器すらまともにないし」

仁美「ルフレさんを信じるしかありませんわ」

さやか「って、なんかあたしもう眠いわ」

まどか「昼間あんなことになったんだし当たり前だよ」

中沢「ワルプルギスも、早朝から出るわけじゃないし朝起きて考えるか?」

まどか「仁美ちゃんもかなり眠そうだしね」

仁美「バレバレでしたか」

中沢「じゃあ、寝るか」

さやか「よし、じゃああたしと仁美はあっちの部屋だね」

仁美「まどかさん」ニコッ

まどか「えっ、えっ!?」

中沢「なんだあの笑顔は」

さやかと仁美は別の部屋に向かった
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/06(金) 22:55:00.52 ID:9MKJr2NI0
まどかホーム別部屋

さやか「よし、寝るかー」

仁美「さやかさんと一緒に寝るのは久々ですわね」

さやか「去年の校外なんとか以来だっけ」

仁美「ですわね、あのときまどかさんは1人ではしゃいでずっと起きてましたわね」

さやか「そんで、朝になって寝てたんだっけか」

さやか「そいじゃ、電気消しますかー」

仁美「では、おやすみなさい」

さやかと仁美は、一足先に眠りについた
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/06(金) 23:10:33.32 ID:9MKJr2NI0
まどか部屋

まどか「中沢君、もう寝る?」

中沢「まどかは、どうするんだ?」

まどか「どうしよっかなー、中沢君に合わせるよ」

中沢「まどかは、優しいな」

まどか「そうかな?」

中沢「ああ、だからよなんだあれだ」

中沢「マミさんももちろんだが」

中沢「お前も、他のみんなも絶対に守ってやるからな」

まどか「中沢君・・・ありがとう!」

まどか「わたしも、守りたいものいっぱいあるし」

まどか「やりたいこともいっぱいあるから」

まどか「だから、明日は頑張ろう!」

中沢「ははっ、お前ホントすごいな」

中沢「中2の女の子とは思えない覚悟だよ」

中沢「あっ、もちろん褒めてるんだからな」

まどか「わかってるよウェヒヒw」

中沢「じゃあ、明日に備えて寝るかー」

ブ-ブ-ブ-

中沢「あれ、電話だ」

電話

ほむら「もしもし、中沢」

中沢「ん?なんだ?何かあったか?」

ほむら「結局どうなったのかしら?報告受けてないのだけれど」

中沢「あー、みんなでまどかの家に泊まることになった」

ほむら「えっ」

中沢「えっ」

ほむら「そ、そ、そうじゃあ、あとこちらの要件」

ほむら「明日の朝5時前にみんなでうちにこれるかしら?」

中沢「大丈夫だ、ちょうど朝早くからもう出るつもりだったし」

ほむら「そう、ワルプルギスはいつ出るかわからないわ」

中沢「あっ、そうか!現れる日が違うし時間ももしかしたら違うのか」

ほむら「そういうこと、あとルフレ頑張ろう武器の調達に成功したからいくつか渡すそうよ」

中沢「マジか、そりゃ助かる」

ほむら「じゃあ、またあした」

ほむらは、電話を切った
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/06(金) 23:25:52.21 ID:9MKJr2NI0
前レス
ルフレ頑張ろう

ルフレ頑張って

でお願いします
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/06(金) 23:41:36.49 ID:9MKJr2NI0
まどか「なんだって?」

中沢「明日朝5時前にほむらの家に来てくれだって」

まどか「決戦前の集合だね」

中沢「ルフレさんは武器を無事調達できたらしいぜ」

まどか「やったね!これで希望は増えたね」

中沢「まあ、俺達は魔法少女の補欠みたいなもんだけどな」

まどか「じゃあ、もう寝よっか」

中沢「だな、あっ、何もお前に変なことしようとは思ってないから心配するなよ!」

まどか「ウェヒヒw中沢君がそんなことするわけないってわかってるよ」

中沢「あー、もう!おやすみな!」

まどか「中沢君ったらかわいいなー」

中沢(布団に潜ろう何も聞いてない)

まどか「おやすみ!中沢君」

まどかと中沢も眠りについた
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/07(土) 14:23:14.92 ID:5s/kkl8v0
見滝原某所

QB「そうか、つまりそういうことだったんだね」

QB「これで、すべてはっきりした」

QB「こんな途方もないことがあるなんて」

QB「やはり、魔法少女は条理を覆す存在だ」

QB「そして、世界は1つではないことは」

QB「僕らインキュベーターは、勘付いてはいたけれど」

QB「まさかこんなにも、あるなんてね」

QB「他の世界にも、僕らはいるのだろうか?」

QB「まあ、それを確かめる術はまだ僕らにはないけれどね」

QB「そして、恐らく他の世界からやってきたクロム達」

QB「彼らに、接触してみれば他の世界」

QB「異界とやらに行けるかもしれないね」

QB「もし、帰ってこれなくてもスペアがある」

QB「この目的ならスペアがいくつ壊されても、それに見合う収穫はあるだろう」

QB「それにしても、なぜ明日突然ワルプルギスが現れるんだろう」

QB「訳がわからないよ」
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/07(土) 14:38:04.45 ID:5s/kkl8v0
ほむホーム

ほむら「相変わらず、ルフレ達はすぐ寝るわね」

杏子「さっき勝利を誓ってから数分も経たないうちに部屋に行ってもう寝たのか」

マミ「わたしたちも、早めに寝ておく?」

ほむら「そうね、まどか達が朝早く来るし」

杏子「人の家で寝るなんて久々だな」

マミ「あら、佐倉さん最近はどうしてるの?」

ほむら「ホテルか教会かのどちらかで寝泊まりしてるってとこかしら」

杏子「まあ、そんなもんだよ」

マミ(14歳でもホテルって1人で泊まれるのね)

ほむら「あと、布団2人の分はないからソファ辺りで頑張って寝てちょうだい」

杏子「ソファで寝れるだけありがたいな」

マミ「そういえば、昨日はリビングで寝てしまったわ・・・」

ほむら「それじゃあ、わたしはあっちの部屋で寝るから」

ほむら「おやすみなさい」

杏子マミ「おやすみなさいー」

ほむら達も眠りについた
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/07(土) 14:51:18.50 ID:5s/kkl8v0
そして時は過ぎ

4時半

まどか部屋

中沢「ふぁーよく寝たな」

まどか「zzz」

中沢「まだ寝てるのか」

中沢「まあ、まだ4時半だしな」

中沢「って、5時前に集合だったよな!?」

中沢「他の2人は起きてるかな」

中沢「ちょっと見に行こう」

まどホーム別部屋

仁美「さやかさん、さやかさん起きてください!」

さやか「zzz」

中沢「お、おはよう仁美」

仁美「あら、中沢さんおはようございます」

仁美「さやかさんが、全然起きませんわ」

中沢「まどかもまだ寝てるんだよ」

中沢「あと、5時前にほむらの家に集合なんだけどさ」

仁美「私も、早くに集まると思ってたので目覚ましをかけて起きたのですが」

仁美「さやかさんがこの通りでして」

中沢「悪いけど、叩いて起こすか?」

仁美「さやかさん、いきますよ!」ドスツ

さやか「ぐはっ!?仁美!?」

中沢「マジかよ」

仁美「おはようございます」

さやか「お、おはよう」

仁美「出かける支度をしてください」

さやか「わ、わかったまどかは?」

中沢「お、俺が起こしてくるよ」

まどか部屋

中沢「おい、まどか起きろー!」

まどか「zzz」

中沢「早く起きないと大変なことになるぞー!」

まどか「zzz」

中沢「仕方ない叩こう」ペチペチ

まどか「あれ、もう朝ぁ?」

中沢「ほむらの家に行くぞ準備しろ」

まどか「あっ、そうだった!すぐ支度するね!」

中沢「俺も顔洗ってこよう」

各自支度をした
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/07(土) 15:15:47.02 ID:5s/kkl8v0
まどホーム前

中沢「よし、行こう!」

仁美「兵種の服着忘れるとこでしたわね」

まどか「だねー、じゃあ早速ほむらちゃんの家に行こうー」

さやか「オー!」

まどか達は、ほむホームヘ足を進めた

見滝原公園前

中沢「もう少しだな」

まどか「うちからだと結構遠いね」

さやか「なんかさ、風強くなってない?」

仁美「徐々に勢いを増してる気がしますわ」

中沢「これって、まさか・・・!」

中沢「みんな、早くほむらの家に行くぞ!」

まどか「う、うん!」

まどか達は走り出した
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/07(土) 17:04:54.58 ID:5s/kkl8v0
ほむホーム

ほむら「まさかこの風って」

クロム「これが、ワルプルギスの前兆なのか?」

ほむら「そうね、恐らく」

マミ「中沢君達、大丈夫かしら?」

杏子「戦闘準備だけでもしとくか」

ルフレ「一応余りそうな武器はみんなにも渡しておくよ」

ウード「にしても、なんで壊れない武器をルフレさんが作れたんでしょうかね」

クロム「あるに越したことはないし、いいんじゃないか?」

ルフレ「だね、だが元から持ってた武器は壊れるから注意しないとね」

ウード「俺のミストルティンとかも壊れますしね」

マミ「っ!?暁美さん!佐倉さん!」

杏子「あいつらまだ来てないってのに」

ほむら「いえ、もう出かけてるかもしれないわ」

クロム「むしろ危険という訳か」

ルフレ「よし!行こう!」

ほむら達は、家を出た
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/07(土) 19:29:44.67 ID:5s/kkl8v0
中沢「はぁはぁ、向かい風強すぎるぞ」

さやか「さすがに疲れるわ」

まどか「あれ?あれってほむらちゃん達かな」

仁美「ほむらさんのお家で集合じゃなかったですか?」

中沢「状況が変わったしな」

まどか達はほむら達と合流した

ほむら「よかった、無事ね」

中沢「なあ、やっぱこの風って」

ほむら「ワルプルギスね、本当に来てしまった」

まどか「前もこんなことってあったの?」

ほむら「いえ、初めてよ・・・早くても1日くらいだったはず」

ルフレ「よし、みんなこれが武器だ」

さやか「さすがルフレさん!」

ルフレ「この武器は不思議なことに壊れないから、どんどん使ってくれ」

仁美「すごいですわね、ありがとうございます」

クロム「ほむら、まだワルプルギス本体は出てないのか?」

マミ「まだ、何も見えませんね」

ほむら「みんなにも魔法でワルプルギスを見えるようにしておくわ」

ほむらは、中沢らにもワルプルギスが見えるようにした
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/07(土) 19:59:08.22 ID:5s/kkl8v0
杏子「魔翌力が強くなってきた!来るぞ!」



ウード「ふっ、血が疼くぜ」



中沢「よし、まどかとさやかと仁美と俺は足を引っ張らんように隠れとく」



マミ「あなた達に、戦わせることがないようにするわ!」



クロム「運命を変える!」



ルフレ「よし!行こう!」ほむら「決着をつけてやる!」

ワルプルギス「アハハハハハハッ!」

クロム「ぬおっ!?あれがワルプルギスか!」

マミ「圧倒的なデカさね」

杏子「だが、こっちには戦力がこんなにあるんだ」

ルフレ「聖書ナーガを1発ぶち込むよ!」

ほむら「待って!いつもなら、爆撃を遠慮なくやるのだけど避難指示が出てないからできないのよね・・・」

ほむら「その分わたしは、援護に集中するわ」

ほむら「ルフレ、わたしに掴まって」

ルフレは、ほむらに掴まりほむらは時を止めた

ルフレ「ここで、魔法をどんどん撃てばいいんだね」

ほむら「長くは持たないから、早くしてちょうだい」

ルフレ「わかった、なら普段は隙のでかい聖書ナーガとファラフレイムを使い切ってしまおう」

ルフレは、聖書ナーガとファラフレイムをありったけ使った

ルフレ「聖書ナーガが、壊れたか!けどまだファラフレイムは大丈夫のようだ」

ほむら「そろそろ、限界ね」

時止めが解除された瞬間
ワルプルギスに魔法が炸裂した

ワルプルギス「アハハハハハハッハハハッ!」

ほむら「かなり、効いてるといいのだけれど」

杏子「す、すげーな」

マミ「攻撃が来るわよ!」

マミ「やるわ!みんな離れて!」

クロム「あの技か!」

クロム達は、マミから離れた

マミにワルプルギスの攻撃が近づいた

マミ「インターセプト・ティロ・フィナーレ!」

ワルプルギスの攻撃がかき消され、ワルプルギスに強烈な一撃が炸裂した

ワルプルギス「!!!!」

クロム「俺達も行くぞ!」

ウード「力が暴走する!」

ウードは、大きく跳躍しワルプルギスに必殺の一撃を放った
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/07(土) 20:07:51.06 ID:5s/kkl8v0
杏子「あたしだって!せやーっ!」

クロム「今だ!デュアルアタック!」

杏子とクロムの攻撃も立て続けにヒットした

戦闘外

中沢「すごいな、これならもしかしていけるかもしれないな」

まどか「中沢君、どうする?」

中沢「大丈夫、みんなを信じよう」

さやか「補欠だからね〜あたしら」

仁美「準備だけはしておきましょう」

中沢「そうだな、そういえばさやか」

さやか「ん?何?」

中沢「トランシーバー今も持ってきたか?」

さやか「あー、4人分あるよ」

中沢「貸してもらっていいか?」

中沢「電話より、早く連絡取れると思うし」

さやか「いいよー、結構離れてても話せるやつだし」

さやかは、まどかと仁美と中沢にトランシーバーを渡した
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/08(日) 01:14:23.68 ID:sqAp2uae0
まどか「そういえば、これって街一つ壊れるレベルなんでしょ?」

まどか「みんな、まだ寝てる時間だけど大丈夫なのかな」

仁美「避難指示でてませんわね」

中沢「そりゃ、今さっき突然強まったからな」

中沢「待てよ、俺のいた時間じゃ前兆から出現まで時間はかなりあったはずだぞ」

さやか「って、ことはどうすりゃいいのさ!」

中沢「みんなが、早いうちに仕留めてくれるのを祈るしかねぇよ!」

まどか「わたしたちが、一緒に戦えばもっと早く倒せるよね?」

仁美「まどかさん・・・」

さやか「そうだよ、中沢!行こうよ!」

中沢(確かに、倒せるとしたら俺達も出て行けばもっと早く終わると思う)

中沢(けど、こいつらにもしものことがあったらどうすりゃいいんだよ・・・)

中沢(だけど、俺の母ちゃんもまどかの母ちゃん達も家にまだいるんだよな・・・)

仁美「今この事態をどうにかできるのは私達だけですわよ!中沢さん!」

中沢「けどよ・・・」

さやか「あんたはさ、この隊あんた1人だけだったら戦いに行ってたでしょ?」

さやか「それは、あたしらも同じだと思うんだよね」

まどか「うん、きっとそうだと思うよ」

仁美「さあ、隊長さん行くか、行かないかのご決断を」
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/08(日) 01:48:43.79 ID:sqAp2uae0
中沢「じゃあ、あと10分で倒せなかったら、みんながしくじったと判断して」

中沢「俺達も加勢しよう」

さやか「うん・・・わかった」

まどか「そんな、中沢君!なんで!ひどいよ!」

仁美「まどかさん、中沢さんだって戦いたいはずです」

仁美「責めてはいけません!」

中沢「ごめんな・・・」

まどか「わたしこそ、ごめんね・・・」

まどか「少し、トイレ行ってくる」

まどかは、1人トイレに向かった

仁美「まどかさん、私もついていきますわ・・・ってもう行ってしまいましたわね」

さやか「まどかもついカッとなっちゃっただけだと思うから、許してあげて」

中沢「ああ、わかってるよ」

仁美「待ってください、まどかさん武器も持って行ったみたいですわ!」

中沢「なんだって!?まさか!」
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/08(日) 02:09:50.05 ID:sqAp2uae0
戦場

ワルプルギス「アハハハハハハッ!ハハハッ!」

ルフレ「まずいな、想像以上に強い」

ほむら「街に大きな被害が出る前になんとかしないと!」

クロム「せいやっ!運命を変える!」

クロムの天空が発動した

ワルプルギス「!!!」

ウード「結構効いたみたいですね!」

マミ「さっき、インターセプト・ティロ・フィナーレを使ってしまったからしばらくは使えないから気をつけて!」

杏子「やっぱ、あの技連続して使えないのか」

ワルプルギス「アハハハハハハッ!」

ほむら「!?杏子危ない!」

ワルプルギスが、強烈な魔法を放ちそれは、杏子に向かっていた
杏子「なっ!かわせねぇ!」

ほむら「今助けるわ!」

ほむらが、時間を止めようとした

ほむら「なっ!?きゃあっ!」

しかし、ワルプルギスの使い魔に不意の攻撃をくらい怯んでしまった

杏子「くっ」

ワルプルギスの攻撃が杏子に炸裂しかけたその瞬間

nodamage

まどか「守れてよかったよ、杏子ちゃん」

杏子「なっ、まどかなんでここに!」

ほむら「まどか!?まだわたしたちは!」

ルフレ「ほむら!ボサッとしてないで!後ろだよ!」

まどか「はあっ!ギガサンダーだよ!」バチバチ

使い魔「キャアキャアア」

クロム「使い魔共は、とりあえずはいなくなったか」

まどか「ごめんね、ほむらちゃん」

マミ「鹿目さん、佐倉さんを守ってくれたのはいいけど危ないわ、下がってて」

まどか「それは、できません」

まどか「わたしだって、中沢君達に嘘ついてここに来たんです」

まどか「そこまでの覚悟で、今ここにいるんです」

まどか「わたしたちが、無事でもママ達や他のみんなが危ないっていうのに」

まどか「自分達だけ、安全にしてるなんて!」

クロム「まどか・・・」

ウード「ふっ、乙女の覚悟ってやつだな」

ルフレ「これは、下がってろとはもう言えないね」

中沢「だな、まどか1人に戦わせるつもりもない」

さやか「まどか抜け駆けするなよ!あたし達運命共同体でしょ!」

仁美「まどかさん、あとでお仕置きですわよ!」

ほむら「みんな・・・」

中沢「さっさと倒して街救うぞ!」
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/08(日) 02:21:51.05 ID:sqAp2uae0
ワルプルギス「アハハハハハハッハハハッ!」

ワルプルギスは、魔翌力を溜め始めた

マミ「あの攻撃は!さっきのものよりもずっと強い!」

ルフレ「マミ!さっきの技はまだ使えないのかい?」

マミ「まだです、それに使えたとしても、あれはさすがに無理そうです」

クロム「あんなのが建物に当たったら大変なことになるぞ!」

ウード「させてたまるか!」

ウードのスキル流星が発動した

ウード「そりゃ!おりゃ!てやっ!おらっ!せいやっ!」

ルフレ「レクスカリバー!」

マミ「ティロ・フィナーレ!」

魔翌力を溜め隙だらけのワルプルギスに全ての攻撃が命中した
だが、ワルプルギスは余裕があるかのように魔翌力を溜め続けていた

ほむら「!こんなに攻撃しても、まだ動じずに魔翌力を!」

中沢「ほむら!俺を掴んで時を止めてくれ!」

ほむら「中沢?一体何を!」

中沢「頼む!早くしてくれ!」

ほむらは、中沢の手を掴み時を止めた
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/08(日) 13:57:14.73 ID:sqAp2uae0
ほむら「何か考えでもあるの?」

中沢「あの攻撃を何かに当たる前にさ」

ほむら「まさか、受け切るつもりなの!?」

中沢「それくらいしかない思いつかんだろ!」

ほむら「あの攻撃を過去に街に被害を出させなかったことはないわ」

中沢「今回は、状況が違うだろ?」

中沢「やるんだよ、やらなきゃならねぇ」

ほむら「そうね、まだ奇跡的に被害が出ていない」

ほむら「けれど、あんなのどうやって・・・」

中沢「みんなで、デュアルガードすりゃいいんじゃないか?」

ほむら「た、確かにデュアルガードに成功したときどんな攻撃でもダメージを受けていなかったわ」

ほむら「まどかが、杏子からワルプルギスの攻撃を完全に防いだのは驚いたけれど」

中沢「そう、だからみんなで同時にやれば防げると思うんだ」

ほむら「任意的にできるのかしら」

ほむら「一旦時を動かしてルフレも掴むわ」

ほむらは、時を動かしルフレを掴んで再び時を止めた
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/08(日) 14:47:09.68 ID:sqAp2uae0
ルフレ「あれを止めるのにデュアルガードかぁ」

中沢「できませんかね?」

ルフレ「うーん、出来なくはないと思うよ」

ほむら「本当!?」

ルフレ「うん、どんな攻撃でも今まで防げたからね」

ルフレ「けれど、あの規模となると何人かでやらないと無理かもしれない」

中沢「どのみちそうしないとですよ!」

ルフレ「デュアルガードは守ってみせる!という意志と運が必要だからね」

ルフレ「4人発動すれば防げると思うよ」

ほむら「わかったわ、時間停止を解除してみんなにも伝えましょう」

ほむらは、時を動かした

ほむら「みんな!この街を守るために!」

クロム「わかったぞ!デュアルガードで防ぐんだな!」

ウード「ここぞというときに発動させないとですね!」

マミ「わたしは、しばらくデュアルガードは使えそうにないわ!」

さやか「なるほど、あの技デュアルガードも兼ねた技なんですね」

まどか「うん!絶対に守ろう!」

杏子「そろそろ攻撃が来るぞ!」

仁美「準備は出来てますわ!」

ワルプルギス「アハハハハハハハハハッ!」

ワルプルギスは、溜めた魔翌力を放ってきた
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/09(月) 00:14:46.16 ID:GFv7wZBP0
中沢「そうはさせん!デュアルガード」

クロム「そうはさせるか!デュアルガード」

杏子「ちっ、あたしはダメそうだ」

さやか「くっ、みんな頼んだ!」

ウード「ふっ、させるものか!デュアルガード」

まどか「あっ、もう攻撃が!」

デュアルガードで受け止めようとした、3人は威力こそ軽減されたもののダメージを負ってしまった

中沢「ぐはっ、思ったよりいてぇんだな」

クロム「何、ギムレーの攻撃に比べれば」

ウード「痛いなぁって、あれ?傷が回復してないか?」

仁美「あら、先ほど光に包まれましたけど関係ありますの?」

ルフレ「なるほど、仁美のスキル絆か」

仁美「絆ですか?」

ルフレ「うん、味方を少し回復させるものだね」

ほむら「スキルってヤツは便利ね・・・」

マミ「みんな!反撃よ!」

一同が反撃体制に入ろうとしたそのとき

QB「その必要はないみたいだよ」

ほむら「一体どうしてよ!」

QB「見てごらん、ワルプルギスが消えていくよ」

ワルプルギス「アハハハハハハハハッ!」

クロム「まだ、普通に攻撃してきそうだが」

ワルプルギス「アハハハハハ」

杏子「少し静かになってきたな」

ワルプルギス「アハ・・・」

マミ「疲れたのかしら?」

ワルプルギス「」

まどか「あっ、笑わなくなった」

ワルプルギスは、姿を消した
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/09(月) 00:24:05.62 ID:GFv7wZBP0
ほむら「一体どういうこと!?」

中沢「過去に戦闘途中消えてことあったのか?」

ほむら「いえ、撃退すら叶ったことはないわ」

ほむら「倒したとしてもまどかが、あっ」

まどか「大丈夫だよ、知ってるから」

ほむら「そう・・・中沢ね」

まどか「ううん、無理矢理聞いたけどそのことはもとより予想してたから」

ほむら(この時間軸のまどかは、かなり賢いのかしら)

マミ「でもなんで、街もほぼ壊さずに消えたのかしら?」

クロム「飽きたのか?」

ウード「うーん、なんか不完全燃焼だなぁ」

ルフレ「まあ、被害がなかったんだしいいじゃないか」

杏子「おい、どういうことだ?キュゥべえ」

QB「そうだね、おそらく他の世界に消えたんだと思うよ」

まどか「他の世界?」
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/09(月) 00:48:28.40 ID:GFv7wZBP0
クロム「まさか、魔女がイーリスや他の異界にでも行ったとでも言うのか?」

QB「今は、ここ見滝原と他の世界」

QB「君達が、異界と呼んでる場所と緩くだけれど繋がっているようだ」

QB「目に見えないけれどね」

ルフレ「なんだって!いきなり異界に飛ばされる可能性があるってことか!?」

QB「いや、それはないと思うよ」

QB「イレギュラーを抜きにしたらね」

QB「元より[この]見滝原にいたものは異界に行くことは出来ないだろう」

ウード「元よりってことは・・・」

クロム「俺達、イーリスの者は異界に飛ばされるかもしれないってことか」

ほむら「待って、あなた元よりって言ったわよね?」

中沢「なっ!おいそれって」

QB「他の時間軸から来た君達も異界には行けるだろうね」

QB「僕達が、行けないのが残念で仕方ないんだけれどね」

QB「今思えば、クロムとルフレ、君達がここに来たときも」

QB「緩く繋がっていたんだろうね」

まどか「あのときクロムさん達がいきなり消えたのも」

QB「そのときも異界と緩く繋がってたんだろう」

クロム「だが、ルフレは見滝原にいたままだったんだろう?」

ほむら「わたしと中沢も見滝原にいたままだったわ」

QB「全員が、異界に飛ばされる訳ではないということだろうね」

中沢「いきなり、異界ってのに行くのは勘弁だぜ」

まどか「そうだよ!いきなり中沢君がいなくなるなんて」

ルフレ「うーん、戻りたいような気もするなー」

ルフレが、そう呟いた瞬間辺りが一瞬光った
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/09(月) 01:05:35.48 ID:GFv7wZBP0
杏子「おい!みんな無事か!」

ウード「俺は、大丈夫だ」

まどさや仁「なんとも」

クロム「俺も、問題ない」

マミ「あれ、暁美さん?それに中沢君とルフレさんは?」

QB「異界に飛ばされたようだね」

まどか「えっ!?キュゥべえ中沢君をここに戻してよ!」

さやか「ほむら達の心配もしなさいよ・・・」

QB「それは、僕の力の及ぶところではないし不可能だ」

QB「まどかが、契約の願いでそれを祈ればできるかもしれないけど」

クロム「いや、それには及ばんだろう」

ウード「クロムさんと俺もここ行き来できましたしね」

QB「けれど、また来れる保証はないだろう?」

まどか「大丈夫、中沢君達の為にも契約はしないよ」

QB「どうしてだい?中沢達の為なら契約した方がいいと思うのだけれど」

マミ「キュゥべえ・・・無理強いはダメよ」

QB「契約はまどかの自由だしね」

クロム「まあ、大丈夫だろう」

ウード「イーリスならみんながいますしね」

仁美「無事を祈りましょう」
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/09(月) 01:39:03.11 ID:GFv7wZBP0
イーリス南の森

ルフレ「はっ!?ここは」

中沢「えええ、ホントに知らんとこ来たぞ!?」

ほむら「久しぶりに見滝原と風見野以外に来たわ」

ルフレ「えーっと、飛ばされたのは僕と中沢とほむらか」

ほむら「正直不安でいっぱいよ」

中沢「ルフレさんは、ここがどこだかわかります?」

ルフレ「おそらく、イーリスの森だろう」

ルフレ「もう、暗いな・・・」

中沢「けど、俺達さっき起きたばっかですよね」

ほむら「時差ボケってやつかしら」

中沢「それとは違うと思うんだけど」

ルフレ「とりあえず、城を目指すか」

中沢「スマホは、もちろん圏外だな・・・」

ほむら「盾から懐中電灯を出してっと」ピカ-

ルフレ「これなら、夜道も大丈夫そうだな」

ルフレ「じゃあ、僕についてきてくれ」

ほむら「熊とか出ないわよね・・・」

中沢「魔法少女が恐れるものじゃないだろ」

ほむら「怖いものは怖いのよ」

中沢「ははっ、熊が出たら俺が退治してやるよ」

ルフレ「そういえば、見滝原任意的に来る前に熊と交戦した気がするなぁ」

ルフレ達はイーリス城に足を進めた
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/09(月) 09:42:08.16 ID:GFv7wZBP0
訂正
ルフレ「そういえば、見滝原任意的に来る前に熊と交戦した気がするなぁ」

ルフレ「そういえば、見滝原に来る前に熊と交戦した記憶があるなぁ」
でお願いします
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/09(月) 10:19:08.93 ID:GFv7wZBP0
ガサゴソ

中沢「不自然なほど草が揺れてるな・・・あっちに何かいないか?」

ほむら「熊じゃないでしょうね・・・」

ルフレ「ファイアーしてみよう」

ルフレは、草むらにファイアーを放った

ほむら「人だったらどうするのよ・・・」

???「あっ、あっちあちち」ロ-ブバサバサ

ルフレ「人だった・・・」

???「もー!いきなり何するんですか!」

ルフレ「なっ!その声は!マークか!」

マーク「えっ!?と、と、父さん!?」

中沢「父さん!?じゃあこの人って」

ほむら「ルフレの子供ってことね」

ルフレ「驚いたな、イーリスに戻って早々マークがこんなとこにいるなんて」

マーク「父さん!よかったぁまた会えて」

マーク「それに、この子達は?」

中沢「俺は、中沢だ」

ほむら「わたしは、暁美ほむら」

ルフレ「2人は、異界から飛ばされたんだ」

ルフレ「僕は、イーリスから、えっと異界は見滝原ってとこなんだが」

ルフレ「そこに飛ばされまたここに戻ってきたんだ」

マーク「ややこしいですねぇ、そういえばクロムさんとウードが異界に飛ばされたままなんですよ」

ルフレ「うん、知ってるよ、2人とも会ったからね」

ほむら「2人も、見滝原に来たわ」

マーク「クロムさん達は、一緒にここに戻されなかったんですか?」

中沢「どうやら、全員が同時に飛ばされる訳じゃないんだ」

マーク「そうですか・・・これからどうする予定ですか?」

ルフレ「とりあえず、城に行こうと思ってるんだ」

ルフレ「マークは、そもそもなんでこんなところにいるんだい?」

マーク「話せば長くなるんですが・・・」

マークは、サーリャ達にされたことの一部始終を話した
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/09(月) 10:38:28.63 ID:GFv7wZBP0
中沢「聞いてるだけで、すごいゾクゾクした」

ほむら「異界怖すぎるわ」

ルフレ「サーリャが、特殊なだk」

ルフレは、ヘンリーやインバースのことを思い出した

ルフレ「コワイコワイ」

マーク「ささっ、父さんそれに中沢とほむら、城に行きますよ」

1時間ほど歩いて城門についた

マーク「わたしってば、結構遠くに行ってたんですねぇ」

ルフレ「ずいぶん久しぶりに来たなー」

中沢「思ってたより立派でデカイ城だな」

ほむら「ここ、クロムが治めてるのよね、彼なかなかすごいのね」

城門から人影が出てきた

フレデリク「何者ですか!怪しいものであれば」

ルフレ「フ、フレデリクか!僕だルフレだ」

フレデリク「ル、ルフレさん!?お、お戻りになられたのですね!」

マーク「いやー、わたしもびっくりしましたよ」

フレデリク「それと、その2人はどなたですか?」

ルフレ「それについては、僕が説明しよう」

ルフレは、ほむらと中沢のことと見滝原のこと
そして、クロムとウードのことを話した

フレデリク「クロム様達は、行方不明に近いということですか」

ルフレ「まあ、見滝原にいれば大丈夫だと思うんだが」

マーク「一緒に戻って来てて、他の国とかにいる可能性もありますよね」

フレデリク「では、私は念のために近辺を捜索して来ます」

ルフレ「あっ、待ってくれ・・・ってもう見えなくなってるな」

マーク「クロム様のこととなるとそそっかしいですからね」

中沢「イ、イーリスには個性的な人が多いんだなぁ」

ほむら「そうね(あなたも結構個性的だと思うのだけれど」

ルフレ達は、城に入った

243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/09(月) 10:46:55.79 ID:GFv7wZBP0
イーリス城内

リヒト「うーん、なかなかルフレさんが戻って来られる魔法が完成しないなー」

ルフレ「やあ、リヒト」

リヒト「うわーっ!ルフレさん!?げ、げ、幻覚かな」バタン

マーク「気絶しましたよ」

ルフレ「驚かしてしまったなぁ」

中沢「こ、個性的な方が多いなぁ」

ほむら「そ、そうね(いくらなんでも個性的な人が多すぎるわ」

ルフレ「とりあえず、サーリャ探そうかな」

リズ「あっ、マーク帰ってたんだ」

リズ「それに、中沢とほむらも一緒なんだー」

リズ「って、ルフレさん!?」

ルフレ「リズ!良かったぁ気絶したりしないで」

ほむら「ようやく、知ってる人に会えたわ」

中沢「異界で知ってる人に会う方が変だと思うけどな」

リズ「でも、中沢とほむらは一体どうして?」

ルフレ「それについては、僕が説明しよう(説明ばっかしてるなぁ」

ルフレは、例によって説明した
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/09(月) 11:02:07.69 ID:GFv7wZBP0
リズ「ならお兄ちゃん達は、大丈夫そうだね」

ほむら「わたしの家にわたしが不在で、上がりにくいという場合は、おそらくマミがなんとかするでしょうし」

中沢「他に、まどか達もいるしなー」

ルフレ「とりあえず、サーリャに会いたいんだが」

マーク「じゃ、じゃあわたしはちょっと用事があるのでー」

マークは、そそくさと去って行った

リズ「うーん、まあ無理ないよね」

中沢「怖くなってきた」
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/09(月) 23:44:53.16 ID:GFv7wZBP0
サーリャの部屋

ルフレ「というわけなんだ」

サーリャ「ルフレが消えてなかったのはわかっていたわ・・・」

サーリャ「けれど、やっと会えたわウフ、ウフフフフ」

中沢「イイハナシダナー」

ほむら「それで何か、見滝原に戻れそうな方法はないのかしら?」

サーリャ「あるわ、あのネックレスに強い衝撃を与えればいいだけ」

リズ「あれ?ネックレスは?」

ルフレ「そんなものは、見当たらないが」

リズルフ「まさか!また変な呪いで消したとか!?」

サーリャ「いえ、呪いは今日はまだしてないわ」

ほむら「不安で泣きそう」

中沢「不安と不安しかないんだよ!」

ルフレ「誰かが、持ち出したとか?」

サーリャ「いえ、ネックレスが最後にこの部屋に来てから一度も、誰も出入りはなかったわ」

サーリャ「それと、あのネックレスにルフレそっくりの魔法がかかっていたわ」

ルフレ「僕そっくり?」

リズ「この様子だと、ルフレさんは何も知らなそうだね」

ほむら「まあ、似たような魔翌力を持つものは世の中に3人いるというしね」

中沢「それ言うなら似たような顔だろ・・・」

サーリャ「でも、あれは確かにルフレに限りなく近いものだったわ」

ルフレ「うーん、そう言われても覚えはないんだよなー・・・」

リズ「とりあえず、ネックレス探した方がいいんじゃないかな?」

中沢「そうだな、どこ探せばいいかはわからんが」

ほむら「手当たり次第探すしかないじゃない!」

一同は、ネックレス捜索を始めた
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 00:03:50.30 ID:fVD8RNj70
見滝原

杏子「なあ?じゃあさ、ワルプルギスも元はこの世界の者じゃないのか?」

QB「正確に言えば、この世界の者だったという方が正しいかな」

QB「もう姿を変えてしまった、それでこの世界の者ではなくなったんだろう」

マミ「姿を変えた?あー、魔法少女が退化したからね」

マミ「あんなにも、強い魔女なのになぜ退化してしまったのかしら」

QB「マミ、君はまだ勘違いしてるのか」

QB「だから、魔女はn」

まどかは、キュゥべえが話の続きを話そうとした瞬間、刹那のごとくキュゥべえを掴んだ

まどか「キュゥべえ、その先はしゃべらないで」

QB「どうして?別にいいじゃないか」

まどか「二度と契約考えなくなるかも」

QB「それは、惜しいなぁ」

QB「じゃあ、よしておくよ、僕は用事があるからこれで失礼させてもらうよ」シュタ
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 00:27:34.54 ID:fVD8RNj70
マミ「キュゥべえが、最近変ね・・・」

杏子(こいつらも全員大概変だけどな)

さやか「そいや、どうする?」

仁美「まだ、5時半くらいですわ」

杏子「腹減ったな」

クロム「ほむらがいないしどうするか」

ウード「母さんに、少しくらいなら料理教わってますよ!」

クロム「いや、それはいい」

まどか「うーん、ママに朝ごはんの前には帰って来なって言われてるし」

マミ「じゃあ、こういうのはどうかしら」

マミ「佐倉さんとクロムさんにウードさんは、うちに来る」

マミ「鹿目さんと美樹さんに志筑さんは、鹿目さんの家に戻る」

マミ「それで、落ち着いたらまた今日会いましょう」

まどか「わかりました、さやかちゃん仁美ちゃん帰ろう」

さや仁「はーい」

まどか達は、まどかの家に帰って行った

杏子「すまんな、マミ」

クロム「ほむらの家に置いてきたものはどうする?」

ウード「魂の詩集を置いてきたんだけどなぁ」

杏子「さすがに、鍵をぶちあけるのはまずいし」

マミ「あとで、暁美さんが帰って来たらにしましょう」

マミ「さあ、わたしたちもうちに行くわよ!」

マミ達は、マミの家に向かった
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 00:59:56.19 ID:fVD8RNj70
まどホーム前

まどか「ふうー、ついたー」

仁美「帰りは、風がなくて楽々でしたわ」

さやか「爽快爽快!」

まどか「あっ、待って!」

仁美「あっ」

さやか「あっ」

まどさや仁「中沢君のことどうしよう!?」

まどか「うーん、うーんあれだ!」

さやか「どれよ!」

まどか「急に用事が出来ちゃって、帰らなくちゃならなくなったってことで」

さやか「それなら、みんな考えてるよ・・・」

仁美「問題は、荷物ですわ」

まどか「そっか、中沢君も結構いろいろ持って来てたしね」

さやか「まー、あとで取りに来るってことでいいかー」

仁美「まどかさん、中沢さんがいないからって勝手に物色してはいけませんよ」

まどか「し、しないよぉ!」シュン

さやか「まどかは、あたしの荷物を物色で我慢しといて」

まどか「さやかちゃんのは、いいや」

仁美(まどかさん、前はこんな子では・・・)

まどか「とりあえず、入ろっか」

ガチャ

まどか「ただいまー、ってみんなまだ寝てるよね」

知久「おかえりー」

さやか「起きていらした」

仁美「おはようございます」

知久「あれ?中沢君は?」

まどか「ちょっと、急な用事で急いで帰らなきゃなったみたいで」

さやか「まあ、荷物置いてったんで、またすぐ来ると思いますよ」

知久「そうかー、わかったよ」

仁美「では、少し部屋に戻ってますわ」

まどか達は、部屋に向かった

まどか部屋

まどか「はぁー、つっかれたー」

さやか「あたしもー、よくここまで歩けたよ」

仁美「2人とも平常を装ってたんですのね、私も・・・」

まどか「少し寝よう・・・」

さやか「うん、賛成」

仁美「ですわね、お話はそのあとで」

まどか達は、再び眠りについた
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 18:40:11.53 ID:fVD8RNj70
マミホーム

マミ「自分の家なのに少し久しぶりの気分がするわ」

クロム「俺も、数日くらい城を空けることがあるがそうは感じないな」

杏子「王子が、城空けていいのかよ」

ウード「言われてみれば、たしかに」

クロム「い、いやー・・・それを言われるとなぁ」

マミ「さ、みんな上がって」

マミリビング

杏子「相変わらずだなー、マミの部屋は」

クロム「ほむらの家とは、だいぶ違うな」

ウード「ほむらの家は、なんかよくわからないものが、多かったですしね」

杏子「ほむらの家の、あの振り子みたいなやつとかなんなんだろうな」

マミ「渾沌の秩序を図りし振り子ってところかしら」

クロム「ウードかと思ったぞ」

マミ「と、とりあえず、朝ごはんにしましょう」

マミ「パンを焼けばいい?」

杏子「あたしは、なんでもいいぜ」

クロム「俺も、なんでもいいぞ」

ウード「俺も、食えるものならなんでも」

マミ「じゃあ、ちょっと焼いてくるわね」

250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 19:47:27.23 ID:fVD8RNj70
イーリス城廊下

中沢「ネックレスねぇなぁ」

ほむら「ネックレスがないし、ここなんかねぇーくれーよーね?」

中沢「ねぇ、暗いよねって言いたかったんだな」

ほむら「・・・」

中沢「ネックレスって、まずどんな感じのやつなんだ?」

ほむら「そういえば、聞き忘れてたわね」

中沢「リズさん達は、別の場所探してるし」

ほむら「聞きに行くのもめんどうね」

リズ「呼んだ?」

中沢「わわっ、リズさん他のとこ探してたんじゃ?」

リズ「探すのに夢中になってたらいつの間にかここに」

ほむら「なら、ちょうどいいしネックレスの特徴を教えてくれるかしら?」

リズ「あー、それならねでっかい宝石がついてたよ」

中沢「でっかいって、何色でどのくらいなんだ・・・」

リズ「うーん、少し暗い感じの白だったかな」

ほむら「つまり、グレーね」

リズ「それで、このくらいだったかな」

リズは、宝石の大きさを指で表してみた

ほむら「なるほど、ありがとう」

中沢「じゃあ、俺達は引き続きこの辺探してみますね」

リズ「うん!見つけたら見つけたー!って知らせてね」

リズは、他の場所にネックレスを探しに行った
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 21:42:39.82 ID:fVD8RNj70
中沢「グレーの宝石なんてあんのか?」

ほむら「さあ、世の中いろんな色の宝石があるし(ソウルジェムとか」

中沢「ってかさ、この城の人達はもう眠いだろうな」

ほむら「ここは、もう深夜っぽいしリズなんか本当は寝たいのだと思うわ」

ス-ピ-ス-ピ-

ほむら「さっき、リズが去って行った方から寝息が聞こえるわね」

中沢「見に行ってみよう」

中沢達は、様子を見に行った

リズ「zzz」

中沢「やっぱり寝てた」

ほむら「かわいそうだし、城の者に伝えましょう」

ルフレ「その必要はないよ」

ルフレ「リズは、運んでおくから」

ほむら「助かるわ、じゃあよろしく」

ルフレ「あと、2人とも空き部屋を使うといいよ」

ルフレ「部屋は、そこの廊下を曲がって少し進めば、空き部屋があるからそこを自由に使ってくれ」

中沢「ありがとうございますー」

ルフレは、リズを背負って連れて行った
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 23:12:56.55 ID:fVD8RNj70
ほむら「慣れないところだし、少し疲れたわね」

中沢「俺もだ、ワルプルギスからここまで休んでる暇なかったしな」

ほむら「空き部屋、早速使わせてもらいましょう」

ほむら達は空き部屋に向かった

空き部屋

中沢「さすが、城だなー」

ほむら「空き部屋だけれど、豪華ね」

中沢「これからどうなるんだろうなー」

ほむら「帰れないってのは困るわ」

中沢「だな、帰れなかったとしてもお前は時を戻せるのか?」

ほむら「わからないわ、その時になってみないと」

ほむら「ここから帰れなかった場合で、時が戻せた場合は」

ほむら「あなたも、またついてくるの?」

中沢「うーん、たぶんな」

ほむら「まあ、どっちでもいいけれど」

ほむら「正直に言うと、事情がわかってる人間がいると、少し立ち回りやすい気もする」

中沢「そうか、俺もクラスじゃいろんな奴に話が通る方だしな」

ほむら「特に、まどかとさやかと仁美と上条と話せるあなたは便利よ」

中沢「俺は、便利屋じゃねーぞ!」

中沢「でもなんで、上条が関係あるんだ?」

ほむら「あなた、結構疎いのね・・・」

中沢「?」

ほむら「まあ、話しておいて損はないと思うし、話すわ」

だいたいの時間軸共通のさやかと仁美と上条の関係を話した

中沢「上条モテるんだな」

ほむら「まあ、あなたよりはモテるでしょうね」

中沢「言うなや」

ほむら「けれど、なんでまどかがあなたに・・・」

中沢「なんか言ったか?」

ほむら「言ったけれど、なんでもないわ」

中沢「そうか・・・少し休憩するか」

ほむら達は、空き部屋でだらけ始めた

253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 23:21:01.08 ID:fVD8RNj70
SS当初からやろうと思ってた支援会話そろそろ入れます
基本支援はAまでです
まれに組めない相手も・・・
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 23:29:20.14 ID:fVD8RNj70
支援会話

中沢「はぁ・・・」

ほむら「中沢、悩み事でもあるのかしら?」

中沢「なんだ?心配してくれんのか?」

ほむら「まあ、前の時間軸から連れてきてしまったのは、わたしだし」

中沢「いや、あれは俺が勝手についてきたんだ、気にする必要はないさ」

ほむら「そうね、あなたが勝手にしたことだったわ」

中沢「否定しないのか」

ほむら「それを抜きにしても、悩み事くらいなら聞いてあげるわ」

中沢「そうか、なら言おう」

中沢「まどかの部屋で、寝たが何かやらかしてないだろうなぁって思ってた」

ほむら「今すぐ、殺してあげるわ中沢」

中沢「ひあっ!やっぱりなんかまずかったのか!?」

ほむら「冗談よ」

中沢「ふぅ、よかった」

ほむら「けれど、まどかの部屋で寝るというとこが問題よ」

ほむら「けれど、泊まれと言ったのはわたしだし、今回は許してあげるわ」

中沢「は、はい、ごめんなさい」

ほむらと中沢の支援レベルがCに上がった
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 23:42:30.83 ID:fVD8RNj70
ほむら「そういえば、ワルプルギスここにはいないのかしら」

中沢「すっかり忘れてたな、嵐にもなってないしこの世界にはいないんかな」

ほむら「他の世界に行ったとしたら、その世界には気の毒ね」

中沢「ま、まあ、その世界にも魔法少女かクロムさんみたいな強い人がいるといいな」

ガタン

ルフレ「た、大変だ!ワルプルギスが出たぞ!」

中沢「ここに来てたのか」

ほむら「くっ、マミや杏子達もいないというのに」

ルフレ「いや、こっちの世界のが希望は多いよ」

ルフレ「森の方だ、急いで行くよ!」

ほむら「ええ!」

ルフレ「僕は、他の何人かを連れて行くから先に行っていてくれ!」

中沢「わかりました!」

ほむらと中沢は、先に森に出たというワルプルギスの元へ向かった
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 23:58:10.64 ID:fVD8RNj70


ほむら「木が気の毒ね・・・」

中沢「倒すしかないな」

ワルプルギス「アハハハハハハッ!」

ルフレ「おーい、二人共!みんなを連れてきたよ!」

軍一同「ギムレーに比べればマシだな」

ほむら「ルフレ合わせて13人はいるわね」

中沢「期待しかない」

ルフレ「早速、指示を出すよ!あーしてこうしてそうだ!」

ロンクー「これで終わりだ!」

ソワレ「勝たせてもらう!」

ルキナ「運命を変えます!」

ヴェイク「俺様アタック!」

スミア「これで決めます!」

マリアベル「ぶっ飛ばしますわ!」

サーリャ「うっふふふふふ!」

ドニ「オラにだって!」

アンナ「サービスしちゃうわっ!」

アズール「どいてくれるかな?」

セレナ「目障りなのよ!」

マーク「覚悟はいいですか!」

ほむら「まどかを救う為に!」

中沢「ハイパー中沢スラッシュ!」

ルフレ「戦局を変える!」

全員の、攻撃がワルプルギスに炸裂した
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/11(水) 00:31:18.57 ID:OiCM6KIh0
ワルプルギス「ギヤアアアアアアアア!」

ワルプルギスは、断末魔と共に消え去った

ほむら「え?え?たおたおたったおしたの?」

中沢「みみみたぃだな」

ルフレ「ヤ"ッ"タ"!」

軍一同「いやー、おつかれさまー帰ってるね」

ほむらと中沢とルフレ以外は先に城に帰っていった

ほむら「待って、腰が抜けたわ」ストン

中沢「なんか、あっさり過ぎないか」

ルフレ「うーん、ギムレーのが強かったしね」

ほむら「はぁはぁ・・・あなた達は・・・どんな化け物を相手にしたのよ・・・」コテン

中沢「ありゃ、気絶しちまった」

ルフレ「城に運ぶか、よっと」

ルフレ「にしても、ほむらには前縛られて背負われたが」

ルフレ「今は、気絶したほむらを背負うことになるとは」

ルフレ「短い間で、いろいろ起こりすぎだなぁ」

中沢「ですねー、ってそんなことがあったんですか」

ルフレ「まあ、あの時は驚いたけどね」

ルフレ「さあ、城へ帰ろう」

ルフレ達も城に向かった
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/11(水) 01:26:58.86 ID:OiCM6KIh0
空き部屋

ルフレ「よいしょっと」

中沢「すみませんね、手間かけさせちゃって」

ルフレ「いいよ、君達のが今は大変だしね」

ルフレ「じゃあ、何かあったら呼んでくれ」

中沢「はい、ありがとうございます」

ルフレ「ネックレスの方は、僕の方で探してみるから、中沢はほむらを見ててくれ」ガチャ

ルフレは、再びネックレスを探しに行った

中沢「でも、この世界の人達ってホント強いんだなぁ」

中沢「俺も、頑張んなきゃな」

ほむら「頑張るも何も、あなたは、一般人でしょ」

中沢「あれ、起きてたのか」

ほむら「城に入った辺りから、目が覚めていたけれど、気まずくて寝たフリしてたのよ」

中沢「そうだったのか、にしても大丈夫か?」

ほむら「ええ、かなり動揺してしまっただけだから」

ほむら「そう、今までの苦労ってなんだったの・・・」

中沢「もう、戻すつもりはなくなったか?」

ほむら「いえ、まだ何があるかわからないわ」

ほむら「本来、ワルプルギスが現れるはずだった日は何が起こるかわからない」

中沢「まずは、見滝原に帰らないとな」

ほむら「その為にも、ネックレス探しに行くわよ・・・」

中沢「ほむらが、もう大丈夫ならいいぞ」

ほむら「よいしょっと、おっとっと」

中沢「大丈夫か?」

ほむら「あれ、何かおかしいわ」

ほむら「急に目の前が、あぁっ・・・」コテン

中沢「ほむら!?大丈夫か!」オデコサワリ

中沢「おい、すごい熱じゃないか!」

ほむら「最近無理し過ぎて、疲れが溜まったのかしら・・・」

中沢「すぐに、誰か呼んでくるからな!待ってろ!」

ほむら「ええ・・・ごめんなさい・・・お願い・・・」

中沢は、勢いよく部屋を出た
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/11(水) 01:52:31.97 ID:OiCM6KIh0
ほむら「魔法少女で、ある限り病気とは無縁だと思ってたのだけれど・・・」

ほむら「どうしてよ・・・ソウルジェムに何かあったとしか・・・」

ほむら「必要のないときにはいて、必要なときにあいつはいないし・・・」

ほむら「それとも、魔法少女でも風邪くらいはひくのかしら・・・」

ほむら「そういえば風邪なら、ひいた覚えがあるわね」

ほむら「けど、風邪なんてレベルじゃないわ・・・」

ほむら「まあ、こんなときの為に盾にこいつを入れてたのだけれど」

ほむら「さあ、出してあげるわ」

QB「ありがとう!ほむら!まさか異界にこんな形で連れて来てくれるなんて」

ほむら「それは、いいけれど魔法少女でも何かしらの病気にかかるのかしら?」

QB「普通の人間よりは、はるかにかかりづらいよ」

QB「けれど、まれに高熱を出したり、感染症にかかったりもするみたいだよ」

QB「ガンなどには、かからないと思うけれど」

ほむら「そう、それがわかればもういいわ・・・」

ほむらは、キュゥべえをしまった

ガチャ

中沢「ルフレさんとリズさんを連れて来たぞ!」

リズ「ほむら!ライブとかいろいろ試してみるね!」

ルフレ「この症状は、おそらく高熱を出す感染症だと思う」

ほむら「そう、たぶんインフルエンザだと思うわ」

中沢「やっぱりそうなのか」

ほむら「大丈夫、見滝原の進歩した薬が盾にいくつかあるから」

ほむら「これを飲んで、安静にしてれば問題ないわ」

ほむら「手間かけさせて、ごめんなさい」

リズ「ホントに大丈夫なの?」

ルフレ「やっぱり、見滝原はすごいな」

中沢「その盾、なんでも入ってるな」

ほむら「それと、ネックレス探しをわたしの分までお願い・・・」

リズ「うん!ルフレさんがきっと見つけてくれるよ!」

ルフレ「うーん、リズは寝るのか」

中沢「まあ、俺達は少し前に寝てましたけど、夜ですしね」

中沢「俺とルフレさんで頑張りましょう」

ルフレ「そうだね、じゃあほむら、また何かあったら呼んでくれ」

リズ「無理しないでね!おやすみー」

中沢「ネックレスは、必ず見つけてみせるからな」

ルフレ達は、部屋を後にした
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/11(水) 09:25:08.34 ID:OiCM6KIh0
ほむら「インフルエンザって、こんなにダルいのね・・・」

ほむら「薬飲もう・・・」ゴクン

ほむら「安静にしてるって、暇ね」

ほむら「まどか達は、今頃何してるかのな・・・」
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/11(水) 09:44:00.76 ID:OiCM6KIh0
まどか部屋

まどか「ぅーん、1時間くらい寝ちゃったね」

仁美「兵種服で、寝てしまいましたわね」

さやか「着替えるかー」

まどか達は、兵種服を脱いだ

さやか「ふぅー、体が軽い!」

まどか「結構、兵種の服って重いよね」

仁美「だから、攻撃のダメージを軽減できるのですね」

まどか「中沢君達、大丈夫かなぁ」

さやか「ルフレさんと一緒なら大丈夫だと思うけどねー」

仁美「ワルプルギスも、一緒に消えたのが心配ですわ」

さやか「まっ、ほむらは魔法少女だし!なんとかしてるでしょ!」

まどか「風邪とかひいてなきゃいいんだけどー」

仁美「魔法少女は、風邪をひくのでしょうか?」

\マドカ-ミンナ-ゴハンダヨ-/

まどか「あっ、ご飯だって」

さやか「ほむら達も、なんか食えてるかな」

仁美「あのなんでも入ってそうな盾にいくつか食べ物も、入ってるのでは?」

まどか「あー、ほむらちゃん準備がいいしね」

さやか「四次元ポケットいいなー」

まどか「それじゃ、行こっか」

まどか達は、食卓に向かった
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/11(水) 10:15:47.92 ID:OiCM6KIh0
マミホーム

マミ「みんな、食べ終わったしどうする?」

杏子「魔女狩りにでも行くか?」

マミ「鹿目さん達と落ち着いたら集合って、言ったじゃない・・・」

クロム「ドミノは、ないのか?」

マミ「あるけれど・・・」

ウード「決まりだな」

杏子「マジかよ・・・」

マミ達は、ドミノをやることになった
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/11(水) 19:30:35.56 ID:OiCM6KIh0
イーリス城外廊下

中沢「ないなぁ、にしてもここ一カ月」

中沢「いや、前の時間軸とこの時間軸だけでいろいろありすぎたな」

中沢「にしても、他にこんな世界がホントにあったのが一番の驚きだな」

中沢「ここの人達みんな、強いし」

中沢「もうあそこまでいくと怖い」

マリアベル「あなた、失礼ですわよ!」

中沢「うわぁ!?いつからいたんですか!」

マリアベル「ここの人達怖い」

マリアベル「という辺りから、いましたわ」

中沢「そんなことは、言ってないんですが・・・」

マリアベル「あら、そうでしたの」

中沢「あと、グレーの宝石がついたネックレス見ませんでしたか?」

マリアベル「そういえば、ルフレさんも探してましたわね」

中沢「そのネックレスが、あれば元の世界に戻れるらしいんです」

マリアベル「自由に行き来できない異界から来ましたの?」

中沢「逆に自由に行き来できるとこがあるんですか?」

マリアベル「いくつもありますわよ」

中沢「異界って、いったいいくつあるんだ・・・」

マリアベル「あっ、私はリズのとこに行く途中でしたわ」

マリアベル「異界の方ネックレス探し頑張ってください、それでは」タタッ

中沢「どうもー」

中沢「ほむら大丈夫かな」

中沢「ほむらの為にも見つけないとな」

ルフレが、勢いよく走ってきた

ルフレ「ネックレスと同じ魔翌力を近くで感じる!」

ルフレ「いや、どっちかというと僕とかなり近いものが」

マーク「私のことじゃないですよね?」

ルフレ「マークかと思ったけど、限りなく僕に近いんだ」

中沢「わかりました!どの辺ですか?」

ルフレ「ついてきてくれ!」

ルフレと中沢とマークは勢いよく城を飛び出した
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/11(水) 23:36:40.52 ID:OiCM6KIh0
イーリス城北の草原

ルフレ「かなり近いぞ!」

マーク「感じます!父さんとかなり近いものを」

中沢「俺はわからん!」

ルフレ「ん?あれは、なんだ!?」

ルフレが、指をさしたそこには謎の光が集まっていた

マーク「あっ!あれですよ!あれ!」

光の中心部には、ネックレスが浮かんでいた

中沢「だ、大丈夫なんですかあれ!」

ルフレ「嫌な予感しかしないよね」

ネックレスは、光と共に消え去った

マーク「あら・・・」

中沢「うわぁうわぁ・・・」

ルフレ「ど、どうするか」

中沢「ほむらになんて言おう・・・」

マーク「あ、あのもしかしたらですけど」

中沢「な、何かなぁ?」

マーク「似たようなものを作れるかもしれませんよ」

ルフレ「なるほど、似たようなものなら再現できそうだな」

中沢「そんなことができるんですか!?」

ルフレ「僕の魔翌力を、宝石に詰め込むんだろう?」

マーク「はい、それと異界の門の魔翌力を試しに入れてみれば」

ルフレ「異界を行き来できるようなものが、作れるかもしれないね」

中沢「異界の門?」

ルフレ「イーリスから、南の方にあるんだ」

マーク「さまざまな、異界に行けるんですよ」

中沢「もしかして、そこから見滝原に行けたりしませんかね?」

マーク「うーん、そういう異界は見たことありませんし」

ルフレ「行けるか行けないかは、わからないね」

中沢「そうですか・・・」

ルフレ「グレーの宝石なら、城にあった気がするな」

マーク「とりあえず、城に戻りましょう」

ルフレ達は、城に戻った
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/11(水) 23:54:02.83 ID:OiCM6KIh0
空き部屋

ほむら「あれ、いつの間にか寝てしまったわね」

ほむら「さすが、異常に医学が発展してた時間軸の見滝原の薬ね」

ほむら「もう治ってるわ」

ほむら「ネックレス探しに行こうかしら」

ほむらは、空き部屋を出た

空き部屋前廊下

ほむら「あ、中沢」

中沢「あ、ほむら」

ほむら「ネックレスに何か進展は?」中沢「寝てなくていいのか?」

ほむら「薬でもう、完璧よ」

中沢「ネックレスを、作ることになった」

ほむら「えっ」中沢「えっ」

中沢「インフルだったら、そんなすぐ治るわけないだろ!」

ほむら「異常に医学が進歩してた時間軸の薬なのよ!」

中沢「そうだったのか」

ほむら「それで、ネックレスを作るって?」

中沢「それがだな・・・」

中沢は、ほむらにネックレスが消えたことを説明し、似たようなものを作ることになったことを話した

ほむら「不安しかないのだけれど」

中沢「ルフレさん達を信じるしかないだろ」

ほむら「異界の門って、とこにはわたしたちも、同行しましょう」

中沢「明日行くらしいぞ」

ほむら「そう、じゃあどうしましょう」

中沢「時差ボケぽいもので、朝になったら眠くなりそうだな」

ほむら「空き部屋で、休んでましょう」

ほむらと中沢は、空き部屋に戻った
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/12(木) 01:07:52.77 ID:Xgkg+dr10
まどホーム前

まどか「ご飯食べた後にすぐお出かけなう」

さやか「ツーッターでもやってるのかよ!」

仁美「落ち着いたら、また今日会いましょうと言っていましたけど」

まどか「どこに集合するのかな」

仁美「巴さんの家ですかね?」

さやか「けど、マミさんの家知らないぞー」

まどか「電話番号交換してなかったね」

さやか「中沢にどこに住んでるか、聞いてみるか」

まどか「電話かけてみるね」

仁美「異界と電話繋がるのでしょうか?」

まどか「ダメみたい」

さやか「そりゃそうかー」

仁美「捜査の基本は、足ですわ」

さやか「探すとしますかー」

まどか「あてもないけどね・・・」

杏子「あれ、よう!」

まどか「って、杏子ちゃん!?」

杏子「ドミノから逃げてきた」

さやか「またドミノやってたのね・・・」

杏子「そんで、あんたらは何してんだ?」

仁美「落ち着いたので、集合しようかと」

杏子「そいや、どこで集合するんだ?」

まどか「それが、わからなくて」

杏子「マミの家になるんじゃないか?」

さやか「マミさんの家知らないんだよね」

杏子「じゃあ、ちょっとしたら、あたしと行くか」

仁美「今じゃ、ダメなんですの?」

杏子「ドミノがな」

まどか「そ、そうだね、適当に暇つぶしでもしてから行こっか」

さやか「そいじゃ、恭介のお見舞いにでも行くかー」

仁美「まだ朝ですが、大丈夫なのでしょうか?」

さやか「日曜なら、大丈夫だと思うよー」

杏子「あたしは?」

まどか「一緒に来ても、大丈夫だと思うよ?」

杏子「そうかー?まあいいけどよ」

仁美「では、行きましょう」

まどか達は、病院に向かった
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/12(木) 17:40:22.55 ID:Xgkg+dr10
上条病室

上条「やあ、みんな!それに?」

まどか「佐倉杏子ちゃんだよ」

さやか「最近、知り合ってねー」

杏子「一緒に行くとこあった、あたしも付き合いで来たのさ」

上条「なるほど、ありがとう」

仁美「怪我の具合は、どうですの?」

上条「それが、もうダメらしいんだ」

さやか「えっ」

上条「まあ、気にしてないといえば嘘になるけど」

上条「片方の手が、動かなくても、やれることはあるし」

上条「さやかももちろん、他の友達もいるしね」

上条「退院してからも、不便なことは、たくさんあるだろうけど」

上条「その時は、みんなよろしくね」

仁美「上条さん・・・」

杏子「あんた、結構しっかりしてるんだな」

杏子「見た目は、ひょろっちょいのに」

まどか「きょ、杏子ちゃん」

上条「はは、しっかりしてるなんて言われたのはじめてかも」

上条「より一層、退院後は頑張らないとな」

さやか「って、退院決まったの?」

上条「うん、1週間後にはもう学校には行けると思うよ」

仁美「それは、よかったですわ」

まどか「退院から登校まで結構早いんだねー」

上条「そういえば、中沢は今日はいないのか」

さやか(すっかり忘れてたけど、今日中に帰ってこなかったら、中沢って行方不明ってことになるのか!?)

まどか「中沢君は、今日はちょっと用事があるんだって」

さやか「な、中沢のやつもあー見えて忙しいらしくてねー」

上条「中沢は、最近は金魚のエサを数えたりはしてないのかい?」

杏子「えっ、そんなやつなのか!?」

まどか「最近は、明るくなったからね!」

さやか「そうそう、相変わらず先生にどっちがいいかーとか聞かれてるけど」

上条「気を使って僕の前では、無理に暗くしないようにしてるのかと思ってたよ」

上条「そうか、中沢も変わったんだな」

上条「僕も、元気に学校に行ってる姿を見せてやらなきゃな」

仁美「その日を楽しみに待っていますわ」

さやか「あっ、んじゃあたしらは、そろそろ行くわ」

上条「明日からは、リハビリで忙しくなると思うから」

上条「今度会うときは、ここじゃなくて学校になると思うよ」

さやか「オッケー、じゃあお見舞いはもうおしまいだね」

上条「じゃあ、また学校で」

さやか「ほいほいー、またねー」

さやか達は、病室を後にした
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/12(木) 17:48:34.20 ID:Xgkg+dr10
病室前

さやか「そういえば、こないだ意識不明で運ばれてた人って」

まどか「あっ、ルフレさんだったのかなー」

仁美「イーリス城に行ってますとかきおきを残して、病院から勝手に抜け出したらしいですわ」

杏子「医者達は、びっくりだろうな」

まどか「だねー、とりあえず杏子ちゃん」

杏子「マミの家、そろそろ行くか」

さやか「道案内よろしくー」

杏子の道案内で、マミの家に向かった
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/12(木) 18:40:06.76 ID:Xgkg+dr10
マミホーム

マミ「ティロ・ドミノ・フィナーレ!」

ドミノ「カタカタカタカタカタカタ」

ウード「おおっ!魂が躍動する」

クロム「これが絆か」

最後の1つが倒れ、ドミノは終わった

マミ「みんなで、やるドミノってこんなに楽しいのね」

ウード「クロムさん、イーリスに戻ったらドミノを大量に作りましょう!」

クロム「そうだな、国をあげて生産に取り組もう」

マミ「佐倉さん、どうして急に出かけたのかしら」

クロム「用事でも、あったのだろう」

ピンポ-ン

杏子「ただいまー」

まどかさやか仁美「まじゃましまーす」

マミ「あら、おかえりなさい、それにみんな、いらっしゃい」

まどか「わっ、ドミノがいっぱい」

クロム「みんなにも、見せてやりたかったな」

マミ「てきとうな場所に座って」

まどか「よっと、これからどうなるんですかね・・・」

クロム「ルフレ達が、無事な気はするが」

マミ「いつ戻ってこれるか、心配なんですよね」

さやか「明日学校だしねー」

仁美「中沢さんの、お母様にはどう伝えましょう?」

杏子「異界に飛ばされちゃったーとか言っても伝わんないだろうしな」

クロム「もしかしたら、わりとすぐ帰ってこれるかもしれないぞ」

まどか「本当ですか!?」

ウード「ネックレスですね!」

クロム「あのネックレスのせいだろうしな」

クロム「ネックレスは、おそらくリズ達が保管してるだろうし」

ウード「ネックレス壊れてなければ、いいですがね」

さやか「ネックレスで、ここに来れるのかー」

クロム「だが、ワルプルギスも一緒にあっちに行ってたとしたら」

ウード「一緒に見滝原に現れる可能性もありそうですね」

マミ「まあ、元は見滝原にいた魔女ですしね」

マミ「話し込んでも、疲れるし少し休憩しましょう」

マミ「だらーん」ダラケ-

マミは、おもむろにダラけだし
全員それに合わせダラけだした
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/13(金) 17:33:35.69 ID:Up1MDgEH0
マミ「なんか、最近いろいろありすぎて疲れたわ」

マミ「てきとうに、おしゃべりでもしててzzz」

杏子「唐突に寝やがったぞ」

さやか「おしゃべりかー」

さやか「各自!てきとうにおしゃべりせよ!」

まどか「各自なんとかせよ!って、一度言ってみたかったセリフ系かな」
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/13(金) 17:49:01.37 ID:Up1MDgEH0
支援会話
クロム「ふと思ったが、魔法少女は自分で戦略をたてているのか」

杏子「まあ、その時次第さ」

クロム「そうなのか?」

杏子「魔女も、全部が同じ攻撃を使ってくるわけじゃないからな」

杏子「まっ、長年培った経験と勘で、勝負してるのさ」

クロム「なるほどな、ルフレと会ってからは、ルフレの策で戦ってきたな」

杏子「けどよ、ルフレがいないときはどうするんだ?」

クロム「い、いやー・・・力押しになるな」

杏子「あんた、力押しでも戦えそうだしな」

杏子「ほんと、魔法少女以外に魔女と戦える存在があるなんて、思ってなかったからね」

クロム「俺も、腕には自信があるが」

クロム「魔女も、相当強いと思うぞ」

杏子「だな、毎回勝てるわけじゃない、99%勝てても残りの1%で負けちゃ意味がない」

杏子「だから、無謀な戦いはしないように心がけてる」

クロム「無謀な戦いか、俺も何度かそんなことがあったな」

クロム「ルフレがいないときも引くことも、考えて戦おう」

クロムと杏子の支援レベルがCに上がった
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/13(金) 18:02:16.89 ID:Up1MDgEH0
支援会話
まどか「あー、たぁい!」

さやか「えっ、何言ってんの」

まどか「わわっ!声に出てた!?」

さやか「うん、たぁい!とかいきなり言い出してびっくりしたよ」

まどか「今、家で何してるのかなーって思って」

さやか「たっくんが家で、たぁい!って言ってると思ったってことか」

まどか「うん、パパと遊んでるのかなーって」

さやか「たぁい!ってはーい!ってことだよね?」

まどか「うん、多分そうだと思うよ」

さやか「まどかが、たっくんに何か頼むときもたぁい!って返事すんの?」

まどか「さすがに、何か頼むことはないよ・・・」

さやか「そ、そうかぁ、じゃああれだ!」

さやか「お店やさんごっこしてて」

さやか「ご注文は以上でよろしいでしょうか?」

さやか「たぁい!」

まどか「それなら、あったかも」

さやか「まどかさん、ご注文は以上でよろしいでしょうか?」

まどか「たぁい!ってなにやらせるの!」

さやか「ははは、ノリがいいねー」

まどか「もうー!」

まどかとさやかの支援レベルがCに上がった
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/13(金) 18:12:34.45 ID:Up1MDgEH0
支援会話
ウード「俺は、この街に来た真の目的を忘れてる気がするんだよなぁ」

仁美「真の目的ですか?」

ウード「この身が、震えるような何かを求めたこの異界の地に舞い降りたんだ」

仁美「そ、そうでしたの」

ウード「雷鳴が轟き走るような、感じだと思ったんだけどなぁ」

仁美「雷鳴が轟き走るのですか?」

ウード「くっ、何故あの響きが思い出せないんだ!?」

ウード「忘却の彼方へ誘われてしまったとでもいうのか・・・」

仁美「よろしければ、思い出すのをお手伝いしましょうか?」

ウード「おおっ!それは助かる」

仁美「まず、少しだけでも思い出せることはありませんか?」

ウード「うーん、トニンがその響きの中には入ってた気がする」

仁美「トニンですわね」

ウード「他も、もう少しで思い出せそうなんだが・・・」

仁美「あー、あと一歩!あと一歩という感じですね」

ウード「また、何か思い出したら伝えるよ」

仁美「わかりましたわ」

仁美(トニン・・・最近、どこかで聞いたような・・・」

ウードと仁美の支援レベルがCに上がった
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/13(金) 18:31:15.65 ID:Up1MDgEH0
会話が弾み、気づけば昼を過ぎていた

杏子「って、腹減ったな」

クロム「マミがまだ寝ているぞ」

仁美「起こしてさしあげましょう」

マミ「そ、その必要はないわよ」ヒョコ

さやか「危険察知能力!?」

まどか「魔法少女だと、その辺りも鋭いのかなぁ」

ウード「みきりとか、上手そう」

マミ「これから、どうする?」

まどか「お昼、さやかちゃんと仁美ちゃんとうちで食べることになってます」

マミ「そう、じゃあ一度解散かしら」

マミ「暁美さん達が、今日中に帰ってこなかった場合」

まどか「他の人たちには、内緒ですよね?」

マミ「ええ、理解できる話ではないもの」

クロム「そうだな、異界なんて俺達でも、最初は知らなかったしな」

まどか「じゃあ、マミさんまた明日ですかね?」

マミ「そうね学校で、会いましょう」

杏子「まどか、今日は守ってくれてありがとな」

杏子「あたしは、学校じゃ会えないけど、また会おうぜ」

クロム「俺達も、学校では会うことはないな」

ウード「ふっ、運命が交わる時再び邂逅を果たそう」

さやか「は、はいー」

仁美「それでは、私達はこの辺で」

まどさや仁「おじゃましましたー」

まどか達は、まどかの家に向かった
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/14(土) 00:00:08.96 ID:FVR33H810
まどホーム

まどか「ご飯も食べたことだし」

さやか「中沢の荷物をどうするかー」

仁美「中沢さんのお家にお届けします?」

さやか「そしたら、中沢はどうしたー?ってなるでしょうがー」

まどか「朝から、出かけて帰ってこなかったのでーってことで、いいと思うけど?」

仁美「そういうことですわ」

さやか「あー、そういうことね」

まどか「中沢君、こんなに荷物持ってきてたけど・・・」

さやか「何かしら、使ったのFEするときくらいだよね」

まどか「中身は、何が入ってるんだろう」

仁美「こんなにデカイと気になりますわね」

さやか「本人いないからってダメだぞー」

まどか「中沢君、意外とかわいいとこあるしマイお人形とかかな」

さやか「それはないと思う」

仁美「結構、重いようですし」

まどか「中沢君の家に届けよっか」

まどか達は、中沢の家に荷物を届けに向かった
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/14(土) 01:13:21.82 ID:FVR33H810
中沢ホーム玄関前

まどか「中沢君のママお仕事中かな」

さやか「常識的に考えてそうだよなー」

仁美「気付かない辺り、私達も新鮮ですわ」

さやか「それ言うなら、天然ね」

まどか「ボソッと荷物置いてくわけにも、いかないし」

まどか達が、話していると後ろから足音が

中沢ママ「こんにちは」

まどか「こ、こんにちは!」

さやか「おおっと、こんちわ」

仁美「こんにちは」

中沢ママ「昨日は、どうも」

中沢ママ「あら?あいつは?」

さやか「いやー、なんか中沢のヤツ朝に急用でーって出かけたまま戻ってこないんで」

まどか「もう家に帰っちゃったのかなって思って荷物を届けに」

中沢ママ「帰ってる様子はないなー」

中沢ママ「ったく、女の子に荷物を届けさせるなんて後で叱ってやらないと」

仁美「い、いえいいのですよ、私達が勝手に持ってきたので」

中沢ママ「とりあえず、荷物は預かっとくよ」

中沢ママ「にしても、急用ってどこ行ったか聞いてない?」

まどか「それが、聞いてないんです」

中沢ママ「まーた、変な遊びでもやってるのかな」

中沢ママ「帰ってきたら、わざわざ持ってきてくれたこと伝えとくよ」

まどか「はーい、じゃあわたし達は、この辺で」

まどか達は、中沢ホームを後にした
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/15(日) 00:52:04.63 ID:6NEHGo+E0
まどか部屋

まどか「今日はよく、出かけたり帰ったりするね」

さやか「よく言えば、充実してる」

仁美「ですわね、気づけばもう3時過ぎてますわ」

さやか「あれ、今日はお稽古は?」

仁美「4時からだったと、思いますわ」

まどか「そろそろ、家に帰った方がいいんじゃないかな」

仁美「ですが・・・中沢さん達が」

さやか「大丈夫だって、中沢達も悪運は強そうだし」

まどか「さやかちゃんも、悪運強いしね」

仁美「悪運強いというのは、悪いことをしても罰せられないとか、本来そういう意味ですのよ?」

さやか「ええっ!?そうなの!?」

まどか「悪い状況のとき、助かったりすることだと思ってたよ!」

仁美「世間では、そういう意味で捉えてる方が多いですが」

仁美「けれど、人にそれを言うのは、失礼だと思いますの」

さやか「あっ、はい、すみません」

まどか「タツヤにも、教えないと!」

さやか「まだ、たっくんには早いと思うんだけどなぁ」

仁美「今のうちに教えておけば、将来は天才児かもしれませんわ!」

まどか「話が、逸れちゃったけど・・・」

さやか「まあ、中沢達なら大丈夫だと思う」

仁美「では、少し気が引けますが・・・」

まどか「大丈夫だよ!信じようよ」

仁美「では、お二人とも、またあした」

まどかさやか「またねー」

仁美は、帰っていった
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/15(日) 16:40:49.51 ID:6NEHGo+E0
まどか「さやかちゃんは、どうする?」

さやか「どうしようかなぁ、帰って落ち着きたい気もするしー」

まどか「落ち着いてる暇なかったしね」

まどか「けど、さやかちゃんならここを自分の家のようにダラけててもいいよ」

さやか「ふえぇ、さすがあたしの嫁のベッドだやわらかい」

まどか「うん・・・そうだね・・・」

さやか「あー、なんか新しい力に芽生えそう」

まどか「えっ、なにそれ」

さやか「まどか、ちょっとあたしにデコピンしてみて」

まどか「どうして!?」

さやか「いいからさー」

まどか「ていっ」

さやか「待ち伏せ!」

まどかが、先にデコピンをさやかに当てようとしたが先にさやかにデコピンをもらってしまった

まどか「ちょっ、ひどいよぉ!さやかちゃん」

さやか「まどかのが、明らかに先にデコピンしてたよね?」

まどか「けど、さやかちゃんの方が早くデコピンしてきたね」

さやか「実際の戦いでこれができたら・・・」

まどか「けど、この前みたいにピンチのときにしかできなそうだね」

さやか「うーん」

さやかは、スキル待ち伏せを習得した
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/15(日) 17:34:57.50 ID:6NEHGo+E0
イーリス城前(イーリスに来て初めての朝)

ルフレ「宝石の方は、なんとかなったし異界の門に行こう」

マーク「久しぶりに父さんと、出かけるなんてワクワクしてます!」

ほむら「結局、今になって眠くなってきたわね」

中沢「まあ、少しは寝れただけいいだろ」

城から歩いて数時間

ルフレ「着いたぞ、ここが異界の門だ」

中沢「まさに異界って感じがするな」

ほむら「あら、あそこに人がいるわね」

マーク「アンナさんですね」

中沢「あれ、城でも見なかったか?」

ルフレ「アンナは、姉妹が多いんだ」

中沢「にしても、似てますね」

アンナ「あら、あなた達久しぶりね!」

ルフレ「ああ、今日はこういった用事で」

ルフレは、アンナに事情を説明した

アンナ「なるほどね、ならそこで魔翌力を入れればいいわっ!」

マーク「父さん、早速やってみましょう」

ルフレは、異界の門の魔翌力を宝石に込めた

ルフレ「できたぞ!試しに叩いてみよう」バシッ

ほむら「・・・」

マーク「じゃあ、わたしが」パシッ

中沢「・・・」

ルフレ「そうだ、見滝原の魔翌力を込めてみれば」

ほむら「あっちの世界の魔法ね」

ほむら「とりあえず、わたしの魔法を宝石に」

ほむらは、宝石に魔翌力を込めた

ルフレ「宝石が、さっきより光っているね」

中沢「叩いてみます?」

ほむら「ならわたしが」パシッ

中沢「何も起こらんな」

ルフレ「ダメだったかぁ」

アンナ「この門からも、行けるか一度試してみてはいかが?」

中沢「少し怖いな」

ほむら「試すしかないわ」

ルフレ「いざ!見滝原へ!」

マーク「おー!」

ルフレ達は、見滝原へ行こうと門に走り出した
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/16(月) 01:56:19.70 ID:oW0GFkgD0
ルフレ「ここはどこだろう」

ほむら「見滝原ではないわね」

マーク「辺り一面真っ白ですね」

中沢「なんか、そこら中に門があるな」

見滝原ではなく、ルフレも知らない異界に来てしまった

ルフレ「不思議なところだなぁ」

マーク「空が見えませんし、右も左もひたすらに白いですよ」

ほむら「何かの建物の中かしら?」

中沢「それで、あの大量にある門から出るのか?」

ルフレ「嫌な予感がする、すぐに戻ろう」

マーク「そうですね、さっさと戻りましょう」

中沢「後ろの光に入ればいいんですか?」

ほむら「そのようね、怖いし帰りましょう」

ルフレ達は、不思議な異界を後にした
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/16(月) 02:04:34.60 ID:oW0GFkgD0
アンナ「あら、おかえり!帰りは早かったわね」

ルフレ「見滝原には、行けなかったよ」

マーク「その代わりに不思議なとこに行ってきました」

マークは、アンナに不思議な異界のことを説明した

アンナ「もしかすると、様々な異界と繋がる空間かもしれないわ」

アンナ「その門のどれかに見滝原と繋がってるかもしれないわね」

アンナ「けど、違う可能性もあるわ」

アンナ「変なとこに行って帰れなくなるかもしれないし」

中沢「闇雲に行くのは危険ってことかー」

ルフレ「だね、下手にあの門に入らなくてよかった」

ほむら「そうね、これ以上異界を旅するのは勘弁だわ」

マーク「宝石も、異界の門もダメだったですね」

ルフレ「また何か考えないとね」

中沢「どうします?」

ほむら「少し休みたいわね」

ルフレ「近くに村があるから、そこで休もうか」

マーク「じゃあ、行きましょうか」

アンナ「また来てちょうだいね!」

ルフレ達は、近くの村に向かった
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/16(月) 18:57:31.55 ID:oW0GFkgD0
ルフレ「村までもう少しだ」

中沢「さすがに生身の人間だとこんだけ歩くと疲れるぜ」

ほむら「魔法少女でも、疲れるわよ」

マーク「なんだか、戦いが続いていた頃は、国から国まで一瞬のような気もしてたんですがね」

ルフレ「あのときは、早く戦いを終わらせたくて必死だったからだろう」

ほむら「あなた達も、相当に難儀してたのね」

中沢「それにしてもさ、あのワルプルギスをあんなにあっさりとなぁ」

ルフレ「僕も、驚いたよ」

マーク「全員が、全力全開でしたしね」

ルフレ「まあ、近隣の村なんかに被害が出なくてよかったよ」

少し歩いて村が見えた

中沢「村って、あれですか?」

ルフレ「この村に来るのも、久しぶりだな」

マーク「父さんは、どこでも久しぶりですね」

ほむら「思ったけれど、道で休んでも良かったんじゃ」

中沢「そして、昼飯は熊肉になってそうだな」

ほむら「村最高ね」

ルフレ「さて、村の人とは知り合いだし一度挨拶しに行くか」
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/16(月) 20:12:36.50 ID:oW0GFkgD0
ドニ実家

ルフレ「こんにちは」

ドニ母「あら、ルフレさんじゃねーか」

ルフレ「どうも、近くによったので」

ドニ母「ドニは、元気にしてるだか?」

マーク「昨日も、大活躍でしたよ」

ほむら「一人だけ異常までに活躍してたわね」

中沢「ワルプルギスの顔ほとんど、吹き飛ばしてたな」

ドニ母「あんた達は、新しいお仲間さんだ?」

ルフレ「まあ、そうといえばそうですが、異界からのお客様って感じです」

ドニ母「そうかー、よくわからねぇけどゆっくりしてぎ」

ドニ母「昼飯食ってくか?」

マーク「では、お言葉に甘えて!」

ドニ母「じゃあ、そこらで座っててくで」

ドニ母は、料理を始めた
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/16(月) 21:08:11.71 ID:oW0GFkgD0
ほむら「1つ思ったのだけれど」

ルフレ「なんだい?」

ほむら「使う言語が、同じなのね」

マーク「どういうことですか?」

中沢「確かに、イーリスと見滝原は言葉が通じるな」

ほむら「日本語と同じよね?」

マーク「日本語?」

中沢「イーリス語とかあるんだろ?」

ほむら「国によって、当然話す言葉は違うのよね?」

ルフレ「確かに、訛りとかはこの村のようにあるとこもあるけど」

マーク「基本どこの国でも、言葉は通じますよ?」

中沢「ますます不思議だな」

ほむら「いつになったら、向こうに帰れるのかしら」

ルフレ「僕も、またここと見滝原が繋がったくれないと困るな」

マーク「そうですね、わたしも行きたいので」

中沢「そういう問題なのか・・・」
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/17(火) 01:18:27.31 ID:JsKJzRku0
ドニ母「飯できたべ」

ドニ母「ちょっと、外見てくるけど先に食っててくで」

ドニ母は、料理を置いて出かけた

ルフレ「畑でも、見てくるのかな」

マーク「先に頂いてましょう」モグモグ

中沢「焼き魚と飯か」

ほむら「一般的な料理ね」

ルフレ「ほむらは、魔法少女では強い方なのかい?」モグモグ

ほむら「いいえ、本来なら最弱レベルでしょうね」

中沢「えっ、そうなのか?」

ほむら「わたしには、攻撃する武器がないわ」

中沢「物騒なもん使ってるだろ」

ほむら「あれは、わたしが自分の力で、出してるものではないもの」

中沢「えっ、じゃあ」

ほむら「事務所とか、警察関係のとこなんかから、時を止めて拝借したものよ」

中沢「は、拝借っておい」

ほむら「魔法少女になって、はじめの頃は、自作爆弾なんかを使ってたわ」

中沢「そりゃ、穏やかじゃないな」

中沢「さっきから、ルフレさんとマークさんが静かなんだけど」

ルフレ「ガツガツムシャムシャ」

マーク「ハフハフムシャムシャ」

ほむら「親子似てるわね」

中沢「俺達も、さっさと食っちまうか」

ほむら「ホムホムムシャムシャ」

数分後

中沢「ごちそうさん」

ルフレ「そういえば、畑を見に行ったとして帰りが遅いな」

マーク「どうしたんでしょうか」

ほむら「見に行ってみる?」

中沢「そうするか」

マーク「留守にするわけにも、いかないので、わたしが留守番してますね」

ルフレ「じゃあ、すぐ見てくるからマークは待っててくれ」

ルフレとほむらと中沢は、ドニ母の様子を見に行った
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/17(火) 01:36:14.17 ID:JsKJzRku0
村の畑

中沢「あれ、いないな」

ルフレ「畑を見に行ったわけじゃないのか」

ワ-ワ-ガヤガヤ

ほむら「あっちが、何やら騒がしいわね」

中沢「見に行ってみるか」

村の広場

ルフレ「何の騒ぎだろう」

ドニ母「おお、あんた達か」

ドニ母「見てくれ、あの光を」

ほむら「あれは、なにかしら」

中沢「なんか、どんどんでかくなってるな」

ルフレ「なにやら、異界の門に近いものを感じるね」

ほむら「ちょ、光がもうこっちに」

ルフレ「このままだと飲み込まれてしまうぞ!」

中沢「って、もう手遅れっぽい!」

ルフレ達は、光に飲み込まれた
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/18(水) 01:49:26.85 ID:70WmZuP70
ルフレ「みんな、大丈夫か!?」

中沢「俺は、なんとも」

ほむら「わたしもなんとも」

ルフレ「他の村のみんなは?」

中沢「あれ、見当たらないな」

ルフレ「まさか、さっきの光は異界に飛ばすものだとしたら」

ほむら「おばさん達が、異界に飛ばされてしまったということ?」

中沢「俺達は、どうやら村にいるし飛ばされてないようだな」

ルフレ「だとしたら、困ったね」

ルフレ「異界から、戻る方法がわかればいいんだが・・・」

ほむら「わたし達みたいに途方に暮れてたら」

中沢「心配だなぁ」

ルフレ「とにかく、マークにこのことを話そう」

中沢「いや待ってください」

ほむら「何か様子が、変よ」

ルフレ「!畑が、荒れてる!?」

さっきまで、野菜が実っていた畑が荒れていた

中沢「それに、村の至る所に損傷が」

ルフレ「これは、もしや僕達は、過去に飛ばされたのか?」

ほむら「どういうことよ!説明して」

ルフレ「この村は、以前賊に襲われて」

ルフレ「そこをクロム達と僕で、賊を退治したんだが」

ルフレ「村に、被害が出てね」

ほむら「それで、復興したというわけね」

中沢「けど、荒れてるってことは」

ルフレ「過去に来たとしか思えない」

ほむら「異界の過去に来るなんて」

中沢「思いもしなかったなぁ」

ルフレ「その頃より、少し僕も、歳をとっているけど」

ルフレ「あまり、外見変わってないし村の人が、いればわかるだろう」

中沢「じゃあ、村の人を探しますか」
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/18(水) 02:11:39.20 ID:70WmZuP70
数分後

ルフレ「あっ、ドニのお母さん」

ドニ母「あれ、あんたは?」

ルフレ「ルフレです」

ドニ母「バカ言うでねぇよ、ルフレさんは女だろ」

ドニ母「けど、雰囲気と服装は似てるなぁ」

ドニ母「ルフレさんの兄妹か?」

ルフレ(どういうことだ?僕に兄妹は、いないぞ)

ルフレ(あっ、いなくはないや義理の妹だけど)

ほむら(どういうことよ、とりあえずテレパシー)

中沢(なんで、俺までテレパシー使えるんだよ)

ルフレ(わっ、テレパシーか)

ほむら(あなた、兄妹いたの?)

ルフレ(いるといえば、いるけど、義理の妹だよ)

ルフレ(それに、僕より、だいぶ老けtそこはいいや)

中沢(けど、似てるって)

ドニ母「どうしただか?ルフレさんのお兄さんでいいか?」

ほむら(どうするのよ、とりあえずそうですと言って、ごまかす?)

ルフレ「ええ、まあそんなもんです」

ドニ母「ドニは、元気でやってるだ?」

ルフレ「ええ、食料調達をよく、やってもらってます」

ドニ母「それを聞いて安心だ、ところでクロム様達は?」

ルフレ「今日は、一緒じゃないんですよ」

ドニ母「そうか、けど今の生活があるのも、クロム様のおかげだ」

ドニ母「お礼が言いたいんだ、後で伝えておいてくれないか?」

ルフレ「はい、わかりました」

ドニ母「ところで、今日は何か用が?」

ルフレ「いや、僕達は近くに来たので、よっただけです」

ドニ母「そうか、まだ村は復興しきってないだが、ゆっくりしとってくれ」

ドニ母「オラは、用があるからこの辺で」



ルフレ「いったいどういうことなんだ・・・」

ほむら「一旦、状況をまとめましょう」

ルフレ「復興しきった村で、光に飲み込まれて、気づいたら、ここにいた」

ルフレ「そして、ルフレは女らしい」

中沢「勘違いとかじゃないのかな」

ルフレ「勘違いで、女だと思われてたらさすがに、泣くよ」

ほむら「ここでは、目立つし村の隅で話しましょ」
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/18(水) 16:17:43.95 ID:70WmZuP70
村の隅

ルフレ「僕って、そんなに女らしいかい?」

ほむら「いえ、中沢よりは、男らしいと思うわ」

中沢「なっ、なんかバカにされたぞ!」

ルフレ「うーん、とりあえず城に行ってみるか」

ほむら「また歩くのね」

中沢「どのくらいかかるかなぁ」

少し歩いて、異界の門近くに差し掛かった

中沢「向こうから何かが」

ルフレ「あれは、かなりの数の人だかりだな」

ほむら「って、あれって」

ルフレ「クロム達か!いや、今見つかると少しまずいな」

中沢「そこの茂みにでも、隠れます?」

ルフレ「そうしよう」

ルフレ達は、茂みに隠れた

???「さて、マミーを葬りましょう」

リズ「ルフレさん、意識が戻って、早々また特訓だなんて」

クロム「いやー、ルフレが無事目覚めてよかった」

茂みの中

ルフレ「なんだ、あのルフレって呼ばれてる女性は、確かに僕に似てるな」

ほむら「似てるわね、服もそっくり」

中沢「それに、なんか首にかけてるぞ」

ほむら「どれどれ、って、ちょっ」

ルフレ「僕の位置から、見えないな」

ほむら「あれって、ソウルジェムじゃない!」

ルフレ「ええっ!僕に似た女性は、魔法少女なのか!?」

中沢「それに、あのネックレスじゃないか!」

ルフレ「見えない!けど、確かにこの前感じた魔翌力と同じだ!」

茂み外

クロム「なにっ!あの茂み揺れてないか!」

ルフレ?「まさか、熊でしょうか」

リズ「お兄ちゃん!」

クロム「運命を変える!」セイヤッ!

茂み スパン の中

ほむら「いきなり、危ないじゃない!」

中沢「ちゃんと、確認してからにしてください!」

ルフレ「僕は、人のこと言えない!」

クロム「ぬおっ!?人だったのか」

リズ「ご、ごめんね、怪我はない?」

ルフレ?「子供が2人に、この人は!?」
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/18(水) 16:41:37.36 ID:70WmZuP70
クロム「なんだか、ルフレに似てるな」

リズ「まさか、兄妹!?」

ルフレ?「まさか、ファウダーにまだ子供がいたとでも!?」

ルフレ「なんか話がどんどんややこしくなってるぞ!」

ほむら「こうなったら、時間停止で逃げるわよ」

ルフレ?「待ってください、魔法少女ですよね?」

ほむら「やっぱり、ばれた」

ルフレ?「少し、この3人と話がしたいので、クロムさん達は、先に門まで行っててください」

クロム「わかった、みんな行くぞ」

クロム達は、ルフレ?を置いて異界の門に向かった

ルフレ?「まず、自己紹介いいでしょうか?」

ルフレ?「私は、ルフレです」

ルフレ「僕も、ルフレ」

ほむら「わたしは、暁美ほむら」

中沢「俺は、中沢」

ルフレ?「ルフレって、男女問わずいる名前なんですねぇ」

ルフレ「お互い聞きたいことが、たくさんあるようだけど、先にいいかい?」

ルフレ?「はい、どうぞ」

ルフレ「君は、いったい何者なんだ?」

ルフレ?「クロムさんの軍師です」

ルフレ「そうかぁ、ここは、ただの過去ではないっぽいな」

ほむら「魔法少女がこの世界にも、いるということは、あいつらもいるのかしら」

中沢「キュゥべえか」

ルフレ?「中沢さんも、キュゥべえを知ってるんですか」

???「まだ、数人の人間にしか接触した覚えはないのに僕を知ってるなんて、驚きだ」

ほむら「その声は、キュゥべえね」

イーリスQB「暁美ほむらといったね、君とは契約した覚えは、ないんだが」

ルフレ?「キュゥべえさんなら、何かわかると思ったんですが」

ほむら「少し待って、こういう時こそ、使いどこね」

ほむらは、変身し盾からキュゥべえを出した
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/18(水) 17:03:47.63 ID:70WmZuP70
QB「ありがとう、ほむら!またおかしなとこに連れてきてくれて」

イーリスQB「これは、驚いたなぁ」

ルフレ?「キュゥべえさんが、2匹いますよ」

ルフレ「こいつは、マミーのようにたくさんいるんだ」

ルフレ?「なるほど、その方が契約には、便利そうですし合理的ですね」

中沢「な、納得しちゃうんだ」

QB「どうやら、ここはもう1つのイーリスのようだね」

ルフレ「まさか、見滝原のように知らない世界が、あると同じように」

ほむら「イーリスも、2つあるということ?」

QB「それに、このイーリスは、インキュベーターがいるようだ」

QB「しかしまだ、文明があまり発達してないところを見ると」

QB「感情エネルギーを見つけて、人類に接触を始めたのは、まだ最近のようだ」

イーリスQB「僕達が、契約を始めたのは、1年前」

イーリスQB「そしてルフレは、魔法少女に最近なったばかりだ」

ルフレ?「キュゥべえさんの話を聞く限り、あなた達は、他のイーリスから来たようですね」

ルフレ「このイーリスだと、僕は女ということだね」

中沢「いやー、スッキリしましたね」

ほむら「どうすれば帰れるのよ!」

イーリスQB「帰りたいのかい?まあ、それなら帰してあげることはできるけど」

ルフレ「できるのか!やってくれないか?」

女ルフレ「私からも、お願いします」

イーリスQB「ソウルジェムの防衛機能の応用みたいな感じだ」

イーリスQB「どうやら、そこの僕達はその機能を作れなかったようだけど」

QB「ソウルジェムの防衛機能?」

イーリスQB「いずれ、君達も発明するだろうし、それは黙っておこう」

イーリスQB「じゃあ、そこの僕も含めて、元の世界に戻りたい者は目をつぶってくれ」

ルフレほむら中沢QB「パチリ」

イーリスQB「また機会があったら、会おうね」

イーリスQB「目を開けたら、そこは、元のイーリスだ」

ルフレ達は、目を開けた
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/18(水) 17:36:03.20 ID:70WmZuP70
ルフレ「ここは・・・」

中沢「女のルフレさんが、見当たらないな」

ほむら「元のイーリスに戻ってきたのかしら」

QB「残念だなぁ、防衛機能というものが気になるんだが」

ルフレ「ネックレスのことを、いろいろと聞き忘れたね」

ほむら「こんな芸当ができるなら、見滝原に帰してくれても、いいじゃない」

中沢「確かになぁ、まあ元のイーリスに戻れただけ良しとしよう」

QB「とにかく、イーリスも詳しく調べたいね」

ほむら「あなたは、もう休んでていいわよ」

ほむらは、キュゥべえを鷲掴みにし、盾にしまった

ルフレ「相変わらずの扱いだなぁ」

中沢「女のルフレさんが、心配だな」

ほむら「そうね、ところでルフレ」

ルフレ「なんだい?」

ほむら「あなた、生きてきてひどく絶望したことはある?」

ルフレ「そうだなぁ、二、三度あった気がするな」

ほむら「一度目の絶望のこと、辛いでしょうけど詳しく教えて」

ルフレ「僕の策が、失敗して、エメリナ様が死んでしまったことかな、まあ、あんなことになったけど生きてはいたけど」

ほむら「二度目は?」

ルフレ「ファウダーに操られて、炎の台座を奪われたことかな」

中沢「三度目は?」

ルフレ「ギムレーに取り込まれかけたことかな」

ほむら「これは、かなり危ないわね」

ルフレ「どういうことだい?」

中沢「魔法少女ってのは」

ほむら「ソウルジェムが、濁りきったとき、魔女になるのよ」

ルフレ「なんだって!いやけれど、あの軍のメンバーを見た限り、もうペレジアとの戦争は終わってるだろう」

ほむら「よくわからないけど、大丈夫ということ?」

ルフレ「けど、まだヴァルムとの戦争は終わってないと思う」

ルフレ「いや、もしかして、未来からルキナ達が、来てない可能性もある」

ルフレ「そうなると、屍島でクロムは、大怪我を負うことになるらしい」

ルフレ「僕よりも、よっぽど大変なことになるぞ」

ほむら「いろいろと伝えてきた方が良かったわね」

ルフレ「だが、まあ仲間がいる」

ルフレ「それを信じるしかないだろう」

中沢「他にも、気になることがあるけど、どうしようもないしな」

ほむら「とりあえず、村に戻りましょう」

ほむら達は、村に戻った
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/18(水) 17:41:44.40 ID:70WmZuP70


ドニ母「あっ、無事だったか!」

マーク「父さん!それに、二人共無事だったんですね!」

ルフレ「ああ、問題ないよ」

ドニ母「あの光は?」

ほむら「あっちの方にテレポートさせられたんです」

マーク「レスキューされたんでしょうか」

ルフレ「レスキューでは、なかったよ」

ルフレ「それに、もう空が暗くなってきたな」

ドニ母「今日は、村に泊まっていきな」

マーク「そうさせてもらいましょう」

ルフレ達は、村に泊まることになった
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/19(木) 01:47:23.69 ID:TMl9Ww830
まどか部屋

さやか「もう、5時かー」

まどか「さやかちゃんが、ずっと寝てるだけだったね」

さやか「ほむら達のことは、心配だけど」

まどか「明日学校だしね」

さやか「今日のところは、帰るとしますか」

まどか「そういえば、中沢君に渡したトランシーバー」

まどか「あれなら、ここからでも話せるとかは・・・ないよねぇ」

さやか「やってみるか!」

まどか「中沢君が、電源入れてるか問題だね」

さやか「おーい、中沢ー聞こえるかー?」



ほむら「幻聴かしら、中沢のポケットから美樹さやかの声が聞こえるわ」

中沢「ほむらもか・・・疲れてるんだな」

ルフレ「いや、僕にも聞こえるけど」

中沢「ポケット見てみるか、ってトランシーバー!?」

トランシーバー通話

中沢「さやかか!どうして通話できるんだ!?」

さやか「ええっ!?マジで繋がった!?」

中沢「ケータイは圏外なのに、トランシーバーは異界すらも越えるのか!」

さやか「トランシーバーの優秀さにびっくりですわ」

まどか「中沢君!わぁ中沢君無事だったんだね!」

中沢「まどかか!いやー、さやかのトランシーバーすごいな!」

ほむら「まどか!ほむらよ!聞こえるの?」

まどか「ほむらちゃんも、一緒だっだんだね」

さやか「ほんと、なんでトランシーバーが異界と通話できるのかは、わからないけど」

まどか「無事が確認できて、よかったぁ」

ルフレ「これは、すごいね」

さやか「で・ょ・・・・バー・・・」

中沢「・・で・・・・・・も・・・」

トランシーバーの通話が切れた
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/19(木) 01:53:28.56 ID:TMl9Ww830
さやか「きええええい!いきなり切れるなぁ!」

まどか「さ、さやかちゃん、みんなの無事が確認できただけよしとしようよ」

さやか「それもそうだなー、まあこれで、心置き無く帰れるってもんですわ」

まどか「だねー、このことマミさん達にも伝えなきゃね」

さやか「明日学校で、伝えるかー」

さやか「じゃっ、まどか、またあしたね」

まどか「うん、さやかちゃんまたあした」

さやかは、家に帰った

まどか「わたしも、明日の準備しなくちゃ」

そして、見滝原は次の日になった
なお、マミの家では、夜通しドミノパーティをしてたとかしてなかったとか
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/19(木) 20:42:36.88 ID:TMl9Ww830
見滝原中校門前

まどか「さて、今週も!」

仁美「張り切って!」

マミ「行きましょうね!」

さやか「えっ!?そこ、あたしのセリフだと思ってた!?」

まどか「というより、マミさん!」

マミ「悠久の時を経て、再び邂逅を果たしたわね!」

仁美「ウードさんに影響されたのでしょうか?」

さやか「元からかな?」

まどか「杏子ちゃん達は、どうしてるんだろ」

マミ「朝出かける時、家で待っててと言ったのだけど」

マミ「3人揃って、魔女退治に出かけて行ったわ」

マミ「クロムさんとウードさんは、魔法少女でないしグリーフシードの取り合いにもならないし」

マミ「心配することは、ないのだけれど」

さやか「それもはや、魔女が気の毒だわ」

マミ「暁美さん達が、心配よね」

まどか「あっ、それなら大丈夫ですよ」

マミ「えっ、戻ってきたの?」

仁美「私は、ここまでの道で聞きましたけれど」

さやか「って、もう時間が」

マミ「じゃあ、詳しくは昼休みに聞かせてもらうわ」

まどか「じゃあ、昼休み屋上で!」

まどか達は、急ぎ足で教室に向かった
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/19(木) 20:49:36.79 ID:TMl9Ww830
教室

和子「はい!中沢君!」

和子「って、中沢君はおやすみですか」

モブ「暁美さんも、いませんー」

和子「二人共、連絡がないんですがね」

和子「後で、お家に電話しときましょう」

まどか(どうなるんだろう)

さやか(今日中には、戻ってきてほしいなぁ)

仁美(行方不明届けが、出て大事になる前に戻ってきてもらわないと)

そして、昼休みになった
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/19(木) 21:06:58.58 ID:TMl9Ww830
屋上

マミ「へー、そんなことが」

まどか「トランシーバーすごいですよね」

マミ「もう繋がらないのかしら?」

さやか「帰ってからも、試してみたけどダメだったなー」

仁美「さやかさん、あのトランシーバーはどこで、手に入れたのですか?」

さやか「どこだったかなぁ、少し前から持ってたような」

さやか「おもちゃ屋で、買ったんだったかな」

まどか「あっ!思い出した!昔さやかちゃんとトランシーバーで、スパイごっこしたよね」

さやか「スパイごっことなると、中学入る前だよなー」

マミ「警察ごっこならたまにキュゥべえとやるけど」

仁美(中学3年生にもなって、警察ごっこ・・・楽しそうですわ)

さやか「ま、まあトランシーバーすげえってことで!」

まどか「そろそろ、お弁当食べなきゃ」

マミ「そうね、暁美さん達の無事もわかったことだし安心して、ご飯が食べれるわ」

まどか達は、昼食を終え教室に戻った
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/19(木) 23:18:59.35 ID:TMl9Ww830
教室

さやか「ふぃー、やっと放課後だー」

仁美「今日は、お稽古がなくて、気が楽ですわ」

まどか「珍しいね、どっかよっていく?」

和子「3人は、まだ帰っちゃダメね」

和子「中沢君と、暁美さんのことなんだけど」

和子「中沢君は、お泊まりの後どうしたの?」

まどか「そ、それが、朝急用がーって、どこかに行ったきりなんです」

さやか「荷物まで、置いてですよー」

仁美「荷物は、中沢さんの家にお届けしました」

和子「暁美さんのことは、何かわからない?」

まどか「ほむらちゃんは、おととい会って」

さやか「少し、遊んだよね」

仁美「私は、金曜に暁美さんの家に泊まりましたわ」

和子「中沢君も、暁美さんも、何か変わった様子はなかった?」

まどか「いえ、特には」

和子「そう・・・帰り遅らせてごめんね、もう大丈夫ですよ」

まどか「それじゃ、先生またあした」

和子「はい、またあした」

まどか達は、教室を出た
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/19(木) 23:36:00.67 ID:TMl9Ww830
廊下

まどか「はぁ、ホントのこと知ってるのに・・・」

さやか「やっぱ、大事になりそうだなぁ」

仁美「巴さん達と、ここはやはり策をたてるべきでは?」

まどか「マミさんまだ学校にいるかな」

マミ「ちょうどここにいるわよ」

さやか「朝から、タイミングよく来てくれますね」

マミ「こっちも、大変なことが」

仁美「まさか、魔女退治に出かけた皆さんが、どこにいるかわからないとかではありませんよね」

マミ「あなた、エスパー?」

さやか「エスパーマミならずエスパー仁美」

まどか「くだらないこと言ってる場合じゃないよ」

マミ「ええ、一刻を争うかもしれないわ」

マミ「2時間くらい前まで、この近くの魔女を倒しに3人が、結界に入ったのを察知したのだけれど」

まどか「それ以降、わからないんですか?」

マミ「そうなの・・・心配で」

さやか「その結界どこかわかります?」

マミ「おそらく、学校の裏にあるスーパーの辺りよ」

仁美「急いで、助けに行きませんと!」

マミ「もし、中で3人がやられてたとしたら」

マミ「相当に強い魔女よ、生きて帰れる保証はない」

さやか「黙ってろって、言うんですか!?」

マミ「正直なところ、わたしも不安でいっぱいなの」

マミ「それに、今はあなた達武器持ってないでしょ?」

まどか「これのことですか?」サッ

さやか「忍ばせておいたんですよ」サッ

仁美「お二人もでしたか」サッ

マミ「け、けど服が」

さやか「ここまできたら、あるに決まってますよ」サッ

まどか「なんでだか、全部カバンに入ったんだよね、ゲームみたいウェヒヒw」

仁美「このカバンが、すごいのか武器と服がすごいのかわかりませんわ」スッ

マミ「・・・と、とりあえずスーパーの方に行くわよ」
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/19(木) 23:48:00.88 ID:TMl9Ww830
スーパー前

マミ「あっ、あの排気口の辺りね」

さやか「ま、魔女ってあんなとこに結界張るのか」

まどか「ほむらちゃんの家にも、あったしね」

仁美「狭いですわね」

マミ「わたしは、行くけれど」

マミ「あなた達は、どうする?あまり来るのはオススメしないけれど」

まどか「いきますよ!」

仁美「覚悟はいいですわ」

さやか「いざとなれば、あたしが戦局を変えてやりますよ!」

マミ「い、行くわよ!」

マミ達は、結界に入った

マミ「結界は、いたって普通ね」

さやか「普通が、わからない」

マミ「佐倉さん達のことある程度の覚悟はしておいて」

まどか「きっと、かっと、奥で今も、戦ってるんですよ」

マミ「そう信じたいわね、駆け足で魔女の元に急ぎましょ」
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/19(木) 23:59:42.37 ID:TMl9Ww830
魔女結界最深部前

マミ「ここを抜ければ、魔女ね」

マミ「行くわよ!」

ガチャ

マミ「え、な、な、なにこれ」

魔女「zzz!ヒリハヒヒヒ!」

まどか「杏子ちゃん!クロムさん!ウードさん!」

杏子「ぐーがーぐーすー」

さやか「え、なにあれ寝てんの?」

仁美「クロムさんとウードさんもどうやら寝てますわ」

マミ「この魔女の攻撃を受けるとどうやら寝てしまうようね」

マミ「睡眠の魔女ってところかしら」

睡眠の魔女「ヒリハヒヒヒ!」ポンポン

魔女は、泡を放ってきた

マミ「あっ、いけない!あの泡に当たると、眠ってしまうわ!」

まどか「わかりました!」

さやか「うおっと、あぶねぇ」

仁美「あれを避けつつ、倒せばいいのですね」

マミ「それに、3人はなぜ殺されてないの・・・」

さやか「まあ、生きててよかったじゃないですか」

まどか「そうだね!とうっ!くらえー!」

まどかは、大きく跳躍し炎を魔女に放ち、見事命中させた

睡眠の魔女「ヒリハヒヒヒ?ヒハー!」

睡眠の魔女「ヒリハヒヒヒ!」ポンポン

マミ「来るわよ!避けて!」

マミ「あれ、足が縄のようなもので縛られてる!?」

マミ「あっ、避けれない!」

身動きの取れないマミに泡が命中してしまった

マミ「ふにゃ、かにゃめしゃん・・・みきしゃ・・・zzz」

マミは、眠ってしまった
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/20(金) 00:36:55.88 ID:vsv7N9IT0
まどか「マミさーーーん!」

さやか「まどか!足元には気をつけて!」

仁美「気を抜いたら、あの縄のようなものをかけられるようですわ!」

睡眠の魔女「ヒリハヒヒヒ!ヒリハヒヒヒ!」ポンポンポンポンポン

魔女が、連続で泡を放ってきた

まどか「あんなに!ずるいよ!」

さやか「避けるしかねぇって!」

仁美「あの泡、当たる前に壊してみますわ!」

仁美「狙いを定めて・・・」シュシュシュ

仁美は、泡に向かって矢を放った

仁美「やりましたわ!って、あら」

泡が破裂し、それが仁美に全てかかった

仁美「あわにこうげきしては・・・だめ・・・zzz」

仁美は、眠ってしまった

さやか「あっ、仁美まで!」

まどか「あの泡、割っちゃダメなんだね」

睡眠の魔女「ヒリハヒヒヒフヒー」ヒュルヒュル

まどか「あっ!さやかちゃん!足元!」

まどか「というより、さやかちゃんの周りが!」

さやか「えっ、なんじゃこりゃあ!」

さやかの周りに縄が張り巡らせていた

さやか「くっ、まずい!まどか!あたしに炎を!」

まどか「えっ、どうして!ていっ!」

まどかは、さやかに炎を放った

さやか「うおおおおお!燃える!燃えるぞ!」

さやかが、炎に包まれた
が、縄も燃えさやかの束縛に失敗した

睡眠の魔女「ヒリハヒヒヒ!?」

まどか「さやかちゃん!大丈夫なの!?」

さやか「な、なんてことねぇって!いや、やっぱやばい!」

さやか「けど、力が湧いてくる!ファイアー覚醒さやかちゃんってところかな!」

まどか「さ、さやかちゃんが、いろんな意味で熱い!」

さやか「まどか!行くよ!あたしの背中は預けた!」

まどか「暑いよ!さやかちゃんの背中!」

睡眠の魔女「ヒリハヒヒヒ!」ポンポンポン

さやか「フフー、あたしの方が早く動けるっての!」

さやか「いっくぞー!さやかちゃんターイム!」ザシュン!

さやかの必殺一撃が、魔女に炸裂した

睡眠の魔女「ヒヒヒナーヒー!!!!」

まどか「あちちあっち!暑いのも、もうやだから、覚悟してね!」

まどか「ハイパーまどかビーム!」ピキン!

まどかの必殺一撃も、魔女に炸裂した

睡眠の魔女「ヒヒヒナーヒーハヒフヒホ!!!!」

さやか「って、まだ生きてるのか!」
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/20(金) 00:50:26.57 ID:vsv7N9IT0
まどか「はぁはぁ、暑いよ」

さやか「まずい・・・死にそう」

まどか「さやかちゃんは、一旦頑張って火を消してて」

さやか「何か、考えがあるの?」

まどか「わたしを、信じて!」

さやか「う、うん、火消しとく!」

睡眠の魔女「ヒリハヒヒヒ!」ポンポンポン

まどか「ふっ!とぅ!よっと!当たらないよ!」

杏子「ぐーがーぐーすー」

まどか「杏子ちゃん、おっきろー!」

杏子「ふにゃ?おー、まどかじゃねぇか」

杏子「って!あたしは!?寝てたのか?」

まどか「うん、2時間はここで寝てたと思うよ」

杏子「なんで生きてるかが、不思議だな」

杏子「もう、魔女だいぶ弱ってるな」

まどか「頑張っておいたからね」

杏子「そうか、じゃあこれで終わりだよ!」

杏子「せいやっ!」

杏子の鋭い一撃が魔女に炸裂した

睡眠の魔女「フフーヒヒヒナーヒー!!!!」

魔女は断末魔を残し消え去った
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/20(金) 01:10:07.43 ID:vsv7N9IT0
スーパー排気口前

さやか「ぐはっ、せ、せまい」

まどか「ぐほっ、あっ、さやかちゃん!火消えてるね!」

杏子「よくわからないけど、よかったな」

クロム「ぬおっ!?ここは?」

ウード「ま、まずクロムさん、重いんで立ってください」

クロム「す、すまん」

マミ「ありがとう、魔女を倒してくれたのね」

仁美「さ、さやかさん!また無茶をしたんですね!」

仁美「回復しますわ!ていっ!」

仁美は、さやかにリライブをかけた

さやか「サンキュ!助かったわ」

杏子「にしても、なんであたしたち殺されなかったんだろうな」

さやか「そいや、攻撃という攻撃一度もされなかったね」

マミ「たまに、攻撃の手段を持ってない魔女がいると聞くわ」

クロム「魔女ながら、気の毒だな」

マミ「話したいこともあるし、一旦うちに行きましょ」

一同は、マミの家に向かった
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/20(金) 19:09:27.38 ID:vsv7N9IT0
マミホーム

マミ「というわけらしいわ」

杏子「へぇ、トランシーバーすごいな」

クロム「まあ、3人が一緒にいるなら多少の危険も大丈夫だろう」

ウード「熊100匹くらいが、襲いかかってきても、大丈夫そうですね」

仁美「そ、それは、さすがに心配じゃないかしら・・・」

さやか「ほむらとか意外と熊にビビりそう」

QB「話があるんだけど、いいかな」

まどか「わっ、ナチュラルにキュゥべえがいる」

QB「どうやら、僕の個体の1つが、ほむらに盗まれてたようでね」

QB「それで、ほむらの盾に収容されて、異界に行けたんだ」

さやか「ほむらの盾便利すぎィ!」

QB「イーリスは、文明がこの世界の数百年前のレベルだったよ」

まどか「えー、けどルフレさんは壊れない武器作ってたよ」

マミ「この世界で、作ってたんじゃないっけ?」

QB「それで、イーリスがもう1つあったよ」

QB「まあ、不思議なことではないけれどね」

QB「一番興味深いのが、もう1つのイーリスには、僕らや、魔法少女が存在したということだ」

クロム「ほう、もう1つのイーリスに魔法少女か」

まどか「詳しく、聞かせてもらおうじゃないか!」

QB「いいよ、こういうことで、そうなんだ」

キュゥべえは、もう1つのイーリスのことを説明した
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/20(金) 19:14:36.91 ID:vsv7N9IT0
まどか「うんうん、わけがわからないよ」

さやか「なんとなーくしかわからん!」

QB「僕も、短時間しか外に出してもらえなかったからね」

クロム「まあ、それなら仕方ないんじゃないか」

マミ「まだ、話が長引きそうだしケーキでも食べる?」

仁美「ぜひ、ご馳走になりますわ」

マミは、ケーキを持ってきた

マミ「まあ、雑談でもしながら食べましょう」
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/20(金) 23:30:13.27 ID:vsv7N9IT0
支援会話

マミ「うーん、新しい必殺技でも、考えようかしら」

ウード「ふっ、必殺技となれば俺の出番だな」

マミ「ウードさんは、いくつ必殺技持ってるんですか?」

ウード「えーっと、軽く200はあると思う」

マミ「す、すごい!わたしなんて、10もありませんよ!」

マミ「是非!教えてください!」

ウード「ふっ、焦るなマミ」

ウード「必殺技というのは、焦りから生まれるものではない」

ウード「長きにわたり、幾度も同じことを繰り返し生まれるものだ」

マミ「おー!」

ウード「あの技を教えてもいいが」

ウード「まだその時ではないな」

ウード「その時を楽しみにしておいてくれ」

マミ「はい!」

マミとウードの支援レベルがCにあがった
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/20(金) 23:36:57.21 ID:vsv7N9IT0
支援会話

クロム「最近は、ファルシオンを使うこともないと思っていたが、酷使する日々がまた来たな」

さやか「剣も、喜んでるんじゃないの?」

クロム「剣も喜ぶか、そうかもしれんな」

クロム「だが、剣なんて使わない方がいいがな」

さやか「そっか、使わない方が平和ってことですしね」

さやか「あたしも、剣を使うようになったけど」

さやか「これがなかったら、あのときやられちゃってたかもしれないなぁ」

クロム「そうだな、俺も剣がなかったら、死んでいたかもしれんな」

さやか「魔女も、いなくなれば平和なんだけどなぁ」

さやかとクロムの支援レベルがCにあがった
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/20(金) 23:46:19.04 ID:vsv7N9IT0
支援会話

杏子「そろそろ、本格的に蹴りの練習でもするか・・・」

まどか「キックの練習?」

杏子「ああ、あたしの戦い方だと足元が、少し不安でね」

まどか「だから、キックの練習ってことだね」

杏子「そうさ、それに槍との連携にも使えるかもしれないしな」

まどか「じゃあ、空中でキックで相手を蹴り落として、槍でぐさーってのはどうかな」

杏子「うわっ、ちょっと想像してみたがエグいな」

まどか「杏子ちゃんの蹴りが、どれほど強いかはわからないけど」

杏子「じゃあ、今度やってみるか」

まどか「それやるときは、わたしも呼んでね!」

杏子「いや、あんたには魔女狩り関係ないし危ないだろ」

まどか「結構、わたしも杏子ちゃんのこと助けてるつもりなんだけど?」

杏子「ぎくっ、それ言われると辛いものがあるな」

まどか「ってことで、けってーい!」

杏子「・・・」

まどかと杏子の支援レベルがCにあがった
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/20(金) 23:53:07.58 ID:vsv7N9IT0
支援会話

ウード「トニンが、入った魂の震えるあの響き、思い出せない・・・」

仁美「トニン・・・トニン・・・」

ウード「あっ!ライって入ってた気がするぞ!」

仁美「トニンライトニンライトニン・・・」

仁美「ああっ!もしかして!!!!」

ウード「わわっ、いきなりびっくりしたぜ」

仁美「ライトニング・ボルテックスでは!?」

ウード「!!それだ!くっ!魂が躍動する!」

仁美「お力になれてよかったですわ」

ウード「よし、早速その名を借り必殺技を考えねば」

仁美「完成したら、教えてください」

ウード「完成したら仁美に一番に、教えると誓おう!」

仁美「ふふっ、楽しみにしてますわ」

仁美とウードの支援レベルがBにあがった
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/21(土) 00:02:44.79 ID:fET3iBoL0
マミ「あっ、いけない!もうこんな時間!」

まどか「そろそろ、うちに帰らなきゃ」

さやか「だね、その前にみんなケータイの番号交換しようか」

クロムとウードを抜いた、全員はケータイの番号を交換した

仁美「ありがとうございます」ニコッ

杏子「これで、まどかに魔女狩りいつ行くのー?って聞かれるようになっちまった気もする」

まどか「もちろん、明日にでも聞くよウェヒヒw」

マミ「遊びじゃないのよ、まったくもうー」

QB「そうだよ、契約の前に死なれては困る」

さやか「そいや、いたのねあんた」

仁美「すっかり忘れてましたわ」

まどか「じゃ、行こっか」

クロム「またな、みんな」

ウード「次会うときには、ライトニング・ボルテックスを完成させておこう」

まどさや仁「おじゃましました〜、またねー」

それからは、時はあっという間に過ぎ5日がたった
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/21(土) 00:18:25.81 ID:fET3iBoL0
まどか部屋

まどか「はぁ、もう土曜かー」

まどか「中沢君達、今頃どうしてるのかな」

まどか「行方不明で、ちょっとしたニュースになっちゃったし」

ソレジャマタ-ネッテテヲフ-ッテムリニワラツテサミシ-クナッテ-

まどか「あっ、電話だ」

まどか「誰だろ、って杏子ちゃんからだ」

電話

まどか「もしもーし、杏子ちゃん?」

杏子「よう、まどか!あの技試しに魔女狩り行くけど、来るか?」

まどか「!もちもちおもちろん!行くよ!杏子ちゃんから誘ってくれるなんて、嬉しいなー」

杏子「じゃ、まず今お前の後ろにいるから振り向いてみろよ」

まどか「えっ」フリムキ

まどか「きゃっ!?窓越しに杏子ちゃん!」

杏子「想像以上のリアクションだな」

まどか「もう!来るのはいいけど、驚かさないでよ!」

杏子「ごめんごめん、ついビックリさせたくなっちゃってよ」

杏子「さて、さっさと支度しなよ」

まどか「うん、兵種の服と魔道書持って準備オッケー!」

まどかと杏子は、魔女狩りに向かった
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/21(土) 00:29:09.54 ID:fET3iBoL0
魔女結界最深部

まどか「すばしっこいなー」

杏子「よし、図体が小さいから、蹴り落としやすそうなのは助かる」

杏子「今だ!くらえ!」

まどか「技名は、なんていうんだろ!」

杏子「おりゃ!はああ!せやーっ!」

杏子は、技名を叫ばず、魔女を蹴り落とし槍で刺した

魔女「キエエエイ!!!!」

魔女は、断末魔と共に消え去り、結界も消えた

支援会話

まどか「なんで!技名を叫ばないの!」

杏子「えっ、だってよ、ティロティロとかしてたら、動き鈍るじゃんかよ」

まどか「でも、マミさんは技名を叫んでも全然、動き鈍くないよ!」

杏子「わかったわかった、正直に言うとあたしには、ネーミングセンスがないんだよ」

まどか「じゃあ、わたしがつけてあげる」

まどか「メテオグサリランス!」

杏子「メテオまでは、おおっ!ってなったがグサリランスで台無しじゃんかよ!」

まどか「そうだよね・・・わたしがつけた名前じゃ嫌だよね・・・」シクシク

杏子「あっ、いや!かっこよすぎてつい変なこと言っちまっただけだから!」

杏子「メテオグサリランスにするから!」

まどか「ホント?」

杏子「メテオグサリランス!最高だぜ!」

まどか「ありがとう!杏子ちゃん!」パアァ

まどかと杏子の支援レベルがBにあがった
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/21(土) 00:51:44.49 ID:fET3iBoL0
杏子「そういえば、ほむら達のこと学校ではどうなってるんだ?」

まどか「行方不明届けも出されてて、和子先生もだいぶ、落ち込んじゃってて」

杏子「笑えないな、こっちは真実を知ってるってのに」

まどか「うん、ママもパパも捜索に協力してくれてるんだ」

まどか「ホントのこと、それに中沢達は無事なこと、伝えたいのに・・・」グスッ

杏子「まどか・・・辛いよな」

杏子「けど、あいつらのことだ、あっちで、すぐにでも帰れる方法を見つけてるはずさ」

まどか「そうだよね・・・!わたしだって、中沢君に言わなきゃいけないことがあるからね!」

杏子「おう!その意気だ!何があっても諦めるなよ!」

まどか「うん!杏子ちゃんには、さやかちゃんにも話せないことも話せそう!」

杏子「さやかにも話せないこともか?」

まどか「うん、さやかちゃんが一番の友達ってのは、死ぬまで変わらないと思うんだけど」

まどか「それで、逆に言えないことも多くて」

杏子「なるほどな、あたしならまだ会ってそこまで、経ってないし」

まどか「うん、それに杏子ちゃんは、悩み事に的確にアドバイスしてくれそうだし」

杏子「さやかのやつは、的確にアドバイスしてくれないのか?」

まどか「いつもしてくれないってわけじゃないんだけどね」

まどか「たまに、的外れだったり、さやかちゃんワールド全開になったり」

杏子「それ、さやかも同じこと思ってそうだな」

まどか「えっ?どういう意味?」

杏子「気にすんなって、深い意味はないよ」

まどか「もうっ!深い意味がない方が、余計にザクザクくるよ!」

杏子「まあ、悩みがあったらいつでも、相談してくれよ」

杏子「今日はこの辺で、解散にしようか」

まどか「うん、またねー」
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/21(土) 01:02:19.64 ID:fET3iBoL0
イーリス城空き部屋

中沢「村に泊めてもらって、次の日にこの部屋に帰って来て2日経ったものの」

ほむら「今だ、収穫なしね・・・」

中沢「暇だしキュゥべえ出して遊ぼうぜ」

ほむら「余計な提案はやめて」

中沢「でもよ、暇だよな」

ほむら「あいにく、遊べるような道具はあまり盾に入れてないの」

中沢「物騒なもんは、入ってるのになぁ」

ほむら「それとも、男の子だし拳銃を見てかっこいい!とか思いそうだし、見る?」

中沢「い、いいです」

ほむら「そう、ならお話でもしましょうか」

中沢「いいけど、何を話すんだ?」
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/21(土) 01:15:30.70 ID:fET3iBoL0
支援会話

ほむら「そうね、まどかの部屋のこと詳しく教えて」

中沢「部屋なんて、お前のことだしもういくつかの時間軸で見飽きてるんじゃないか?」

ほむら「見飽きることなんてないわ、じゃあまどかの寝顔」

中沢「いや、俺の方が早く寝たから」

ほむら「女の子より、早く寝るなんて」

中沢「いやいや、寝顔を見てたら見てたで、文句言うだろ」

ほむら「そうね、殺意すら湧きそうだわ」

中沢「怖いよ怖い、鏡見ればわかると思うけど、もうそれ殺意湧いてるよね」

ほむら「煽ってるのかしら?」

中沢「じょ、冗談だよ!盾から、何か取り出そうとするのやめて!」

ほむら「はぁ、どうしてまどかはこんなやつがいいのかしら」

中沢「ん?どういうことだ?」

ほむら「気にしない方がいいわ、身の為にも」

中沢「そ、そうか・・・けどよ、お前もまどかも、守ってみせるからな」

ほむら「・・・いいところもあるじゃない」

ほむら「よく考えたら、こいつがいたおかげで、事が少し順調に進んだ部分もあるわね」

中沢「よくわからんが、褒めてくれてるのか?」

ほむら「そう捉えて問題ないわ」

中沢「珍しいこともあるもんだな」

ほむらと中沢の支援レベルがBにあがった
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/21(土) 01:34:46.07 ID:fET3iBoL0
ほむら「さて、少し城内散歩でもしようかしら」

中沢「俺も、一緒にいいか?身体動かしたいしな」

ほむら「いえ、一人になりたい気分なの」

ほむら「あるでしょ、たまにそういうこと」

ほむらは、部屋を出て行った

中沢「そいや、しばらく俺といたからな」

中沢「気を使わせちまったのかな」
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/21(土) 10:54:50.03 ID:fET3iBoL0
城内廊下

ほむら「あー、鬱だわ・・・」

ほむら「城での扱いは、悪くないのはいいけれど」

ほむら「そろそろ、まどかに会わないと死にそうよ」

ほむら「盾には、遊び道具が全くと言っていいほどないと思うし」

ほむら「念のため確認してみよう」

ほむら「あら、これは何かしら」サッ

ほむら「え、なんでファミコンが入ってるの」

ほむら「しかし、カセットはないわね」

ほむら「これじゃ、遊べないわ・・・」

ほむら「まず、イーリスに電気がないし」

ほむら「あーもうなんでこうなったのよ!」

ほむらは、しばらく一人でしゃべり続けた

マーク「な、何してるんですか?」

ほむら「えっ、あのそのあれよ」

ほむら「どうすれば、帰れるか考えてたのよ」

マーク「まだこっちも、進展なしですよ」

ほむら「ほむぅ・・・どうにかして帰らないと・・・」

マーク「あっ、あとそろそろ食事を持ってきますね」

ほむら「ありがとう、じゃあ部屋で待ってるわ」

ほむら「もう夕飯の時間なのね」

ほむら「なんだかんだで、2時間は一人でぶつぶつ喋ってたのね・・・」

ほむらは、部屋に戻った
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/21(土) 11:21:04.91 ID:fET3iBoL0
空き部屋

ほむら「ただいま」

中沢「zzz」

ほむら「寝てるのね、スマホ持ったまま」

ほむら「画面がついてるわね、いくらわたしが携帯充電器持ってるからといって無駄に充電を減らさないでほしいわ」

ほむら「何見てたのかしら」

ほむら「少し見るだけよ少し」

ほむら「写真?マミが写ってるわね」

ほむら「こっちの写真は・・・」

ほむら「マミと中沢とまどかが写ってるわね」

ほむら「・・・前の時間軸でも、マミとまどかの交流あったのね」

ほむら「知らなかったわ、こっちの写真は・・・」

ほむら「なんで、わたしを抜いたクラスの全員集合写真があるのよ」

ほむら「日付的にもう転校してきてる日だわ」

ほむらは、記憶を辿った

ほむら「そういえば、前の時間軸で放課後に中沢が、みんなで集まるけどお前も来るか?とか言ってたわね」

ほむら「みんなで集まるって、ホントにみんなだったのね」

ほむら「せいぜい10人くらいだと思ってたわ」

ほむら「まどかもいるし・・・」

ほむら「確かこの日は、杏子と接触してたっけ・・・」

ほむら「なんかもう、見るの怖いしスマホスリープにしておこ」
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/21(土) 11:44:22.55 ID:fET3iBoL0
中沢「ん・・・あー、帰ってたのか」

ほむら「え、ええ、ええ今戻ったところよ」

中沢「いつの間にか寝てたな」

中沢「そういえば、イーリスと見滝原って、流れる時間の早さって同じなんかな」

ほむら「もし、見滝原のが極端に早かったら・・・」

中沢「そしてこっちが、遅かったら・・・」

ほむら「ひっ、もしかすると本来のワルプルギスの日になってたり」

中沢「あれだ!キュゥべえの奴を出そう」

ほむら「おらっ!でてこいやぁ!」ガシッバンッ

QB「全く、乱暴に扱わないでほしいな」

ほむら「見滝原は、わたし達がこっちに来てからどのくらい時間が経ったの!」

QB「今は君達が、いなくなってから最初の土曜のようだよ」

中沢「見滝原のが、時間が早かったぁぁぁ!」

ほむら「一刻も早く帰らないとね」ガシッ

ほむらは、キュゥべえを盾にしまった

中沢「のんびりしてたらすぐに本来のワルプルギスの日になるな」

ほむら「その日に何が起こるかは、わからないけれど」

中沢「もし、真ワルプルギスとかいたら怖いな」

ほむら「ワルプルギスMARCIIとかかもしれないわ」

イーリスQB「お困りのようだね」

中沢「お困りですよそりゃ」

中沢「って、えっ」

イーリスQB「僕らの技術を駆使すれば、異界を自由に行き来するくらい造作もないのさ」

ほむら「何よその見滝原キュゥべえの完全上位互換は!」

イーリスQB「いや、悔しいけれどあのインキュベーターにしかできないこともあるよ」

イーリスQB「僕は、一度死ぬとスペアを出すまでに時間がかかるんだ」

ほむら「そう、せいぜい死なないようにしなさい」

中沢「じゃあ、死なれる前に俺達を見滝原に帰してくれよ」

イーリスQB「いいよ、では目を閉じてくれ」

イーリスQB「さあ、目を開けてごらんそうすれば、そこは見滝原だ」

ほむらと中沢は、見滝原に飛ばされた

イーリスQB「さて、僕はこのイーリスを調査するとしようかな」
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/21(土) 11:47:06.81 ID:fET3iBoL0
マーク「入りますよー、食事を持ってきました」ガチャ

マーク「あれ、いない」

マーク「少しお出かけしたのでしょうか」

マーク「食事を置いておきましょう」

マーク「さあわたしは、異界に行ける方法を探す続きです!」
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/21(土) 11:58:06.95 ID:xGWqXyoNO
見滝原上空

中沢「うわあああああ!確かに見滝原だけど!」

ほむら「あの白狐がああああああ!」

中沢「くっそおおおお!せめて死ぬ前に何か食いたかったぜ!」

ほむら「魔法少女でも、こんなとこから落ちたら死ぬ死ぬ!?」

ほむら「そうだわ!盾にパラシュートがあったはず」サッ

ほむらは、パラシュートを取り出し器用に取り付けた

ほむら「中沢!掴まって!」

中沢「お前すごいもん持ってんな!」ガシツ

ほむら「多少の怪我は、覚悟して!」

中沢「もうすぐ、着地だな!」

ほむら「運良く、グランドね!」



グランド

まどか「それじゃ、かーえろっと」

まどか「えっ、上からなんか落ちてくるー!」
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/21(土) 19:22:41.24 ID:fET3iBoL0
ズド-ン

中沢「グワァ!いっててて」

ほむら「無事に着地できたわね」

中沢「いや、俺明らかにズドーンって落ちたよ?なんで無事なんだよ!漫画かよ!」

ほむら「知らないわよ!あなた漫画やアニメにでも出てるんじゃない?」

まどか「えっと、あのー」

中沢「てか、着地まで離すなよ!」

ほむら「仕方ないじゃない!ちょっとびびって、手を離しちゃっただけだし!」

中沢「まあ、擦り傷1つなかったからいいけど!」

ほむら「魔法少女より、丈夫ね」

まどか「中沢君にほむらちゃん!」

ほむら「えっ、まどか!」

中沢「おー、まどかじゃないか」

まどか「びっくりだよ、いきなりスカイダイビングしてるんだもん」

まどか「中沢君なんて、パラシュートなしだし」

中沢「俺らも、好きでスカイダイビングしてたわけじゃないんだが」

ほむら「ついに帰ってきたわ!」

まどか「うん!おかえり!」

中沢「俺ら、5日は不在にしてたんだよな?」

まどか「よくわかったね、行方不明って大事になってるよ」

中沢「じゃあこのまま帰ったら」

ほむら「わたしは、家に誰もいないけれど」

まどか「中沢君は、しかられるかよく帰ってきたねー心配したんだよ!のどっちかだね」

中沢「後者であることを祈るか」

まどか「ルフレさんは?」

ほむら「あっ、まあ彼は元々あっちの住人だし」

まどか「そうだったね、クロムさん達は相変わらず、魔女を倒したり暇つぶししてるよ」

ほむら「そうね、とりあえずうちに行きましょう」

中沢「俺もか?」

ほむら「どっちにしろ、腹ペコでしょ?」

ほむら「まどかも来る?」

まどか「そうしよっかなー、今お昼前だしね」

ほむら達は、ほむらの家に向かった
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/21(土) 22:11:32.65 ID:fET3iBoL0
ほむホーム

ほむら「ということで、ピザを作って食べたわ」

まどか「ほむらちゃんって、器用なんだね!」

ほむら「い、い、いやったー!まどかに褒められたわ!」

中沢「ピザを作れる中学生なんてそうそういないだろ」

ほむら「ピザくらい当然よ」

まどか「将来は、いいお嫁さんになれるよね!」

ほむら(これで、日本も同性婚が認められれば完璧ね)

中沢「そうだ、一応母ちゃんに電話してくるわ」

ほむら「そうね、心配してるでしょうし」

まどか「そういえば、どうやって帰ってきたの?」

ほむら「こういうことなの」

ほむらは、見滝原に帰ってくるまでの経緯を説明した

まどか「イーリスのキュゥべえすごいね」

ほむら「それにしても中沢電話長いわね」

まどか「もうちょっとお話ししてよっか」
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/21(土) 22:34:50.86 ID:fET3iBoL0
支援会話

まどか「ほむらちゃんが、未来から来たってのはびっくりだったなー」

ほむら「わたしは、中沢がついてきたことがびっくりだったわ」

まどか「急に性格が変わったから、予測はしてたけどね」キリッ

ほむら「いやいや、あなたは賢いようだけれど」

ほむら「さすがにそれは、予測はしてなかったでしょ?」

まどか「う、うん・・・でもほむらちゃんに賢いって言われて嬉しいな」

ほむら「賢くてもまどかは、まどかね」

まどか「勉強なら得意なんだけどねぇ」

まどか「少し、運動が苦手で」

ほむら「・・・魔女との戦いで、思いっきり人間離れした動きが出来てたと思うのだけれど」

まどか「あっ、そういえば」

ほむら「天然な天才ってやつね」

まどかとほむらの支援レベルがCにあがった
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/21(土) 22:53:13.74 ID:fET3iBoL0
まどか「もう少しお話ししてよっか」

ほむら「中沢電話長すぎでしょ」

支援会話

まどか「うーん、天然を克服すれば・・・」

ほむら「けれど、あなたらしさを失ってはダメよ?」

まどか「天然なのが、わたしらしいってこと?」

ほむら「わたしは、天然なまどか好きよ」

まどか「むー、それってバカにしてるの?」

ほむら「いいえ、悪いように聞こえたなら謝るわ」

まどか「うー、そう言われるとー」

ほむら「まあ、あなたには天然がなくても優しいところ」

ほむら「そして、心も身も強いところ」

ほむら「数え切れないほどあるわ」

まどか「ほむらちゃんったら///褒めても何も出ないよ?」

ほむら「いいえ、思ったことを言ったまでよ」

まどか「けど、背は伸びたいな」

ほむら「そこはダメ!今のままがいいわ!」

まどか「ええっ!?」

まどかとほむらの支援レベルがBにあがった
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/21(土) 23:26:06.02 ID:fET3iBoL0
中沢「電話終わったぜよ」

まどか「そりゃ、よかったぜよねー」

ほむら「叱られたぜよか?」

中沢「少しかんだからって、いじるのやめてくれない!?」

まどか「中沢君、かわいい」

ほむら「いじりがいがあるわね」

中沢「前の時間軸でも、よくいじられてたっけな・・・」

中沢「辛いな・・・今更だけどよ」

まどか「えっ?」

中沢「割り切ったつもりだったんだがな、前の時間軸のこと」

中沢「今日もさ、前の時間軸の写真見ててさ」

中沢「特に、きちまったのが、俺と前の時間軸のマミさんとまどかの写真だな」

まどか「中沢君・・・」

ほむら「大丈夫よ、その気持ちわたしにもわかる」

中沢「まあ、ワルプルギスはもう倒したしな」

まどか「えっ、そうなの?」

ほむら「それについては、説明してなかったわね」

ほむらは、ワルプルギスを倒したことを話した

ほむら「というわけなの」

まどか「ならもう、解決だね!」

中沢「ワルプルギスが来る本来の日に何かあるって、キュゥべえ言ってただろ」

まどか「そっか、けど時間はまだあるよね」

ほむら「そうね、それと中沢」

中沢「なんだ?」

ほむら「ママに早く帰ってこいって言われたんでしょ?」

中沢「お見通しか」

中沢「じゃあ、俺先に帰るわ」

まどか「またねー」

中沢は、家に帰っていった
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/21(土) 23:39:32.28 ID:fET3iBoL0
ほむら「さて、わたしも一応行方不明者ってことになってるのよね」

まどか「うん、早く遠くで住んでるご両親と学校に電話してあげて」

ほむら「今までどうしてたって、言ったらいいと思う?」

まどか「中沢君と同時期に行方不明になってたんだから」

ほむら「じゃあ、中沢と口裏合わせしないとね」

まどか「それならね・・・」

まどかは、軍師も思いもつかない策を提案した

ほむら「まどか、あなたどこまで頭いいのよ」

まどか「自分が怖いよ」

ほむら「中沢が、家に着く前に電話しましょ」

ほむらは、中沢に電話をかけその策を教え実行に移すことにした

まどか「これで完璧だね」

ほむら「さて、両親と学校に電話するわ」

まどか「頑張ってね!ウェヒヒw」

数十分後

ほむら「完璧に誤魔化せたわ」

まどか「計画通り」

中沢ホーム

中沢「まどかは、敵に回したくないな」
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/22(日) 00:06:23.05 ID:95jSEKLd0
まどか「さて、これで万事解決だね」

ほむら「あとは、マミ達にも話さないと」

まどか「そうだったね、じゃあ電話してあげて」

まどか「さやかちゃんと仁美ちゃんには、わたしが電話するね」

まどか達は、電話で便利に伝えた

ほむら「電話が使えるって、ホント便利ね」

まどか「トランシーバーもね!」

ほむら「あと、天然なまどかはこんなに完璧な方法で行方不明のこと誤魔化したけど1つ忘れてるわ」

まどか「なんのこと?」

ほむら「お昼を外で食べてきますって伝えた?」

まどか「あっ、忘れてた・・・」

ほむら「ふふっ、まどからしいわね」

まどか「もうっ!あとほむらちゃん」

ほむら「電話ならしてもいいわよ」

まどか「ううん、ほっぺにピザ食べたときのトマトがついてるよ」

ほむら「さすがにこれは、恥ずかしいわ」フキフキ

まどか「どんなにクールでも頭良くても、隙は必要ってことだね」

まどか「さてと、電話しよっと」

ほむら「さてと、さやかにチェーンメール送ろっと」

まどか「さやかちゃんだと、間に受けるからやめてね」

ほむら「さやかの扱いって、いったい・・・」
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/22(日) 00:37:51.45 ID:95jSEKLd0
中沢ホーム

中沢ママ「てっきりさ、川でスケートしようとして流されたのかと思ってたわ」

中沢「そんなことしないって!」

中沢ママ「昔やろうとしてたじゃない」

中沢「そうだったかなー?」

中沢ママ「まあ、いいけど」

中沢ママ「無事で良かったよ本当に」

中沢「心配かけてごめんな」

中沢ママ「いいのよ、けどね人生やりなおし効かないんだから」

中沢ママ「その辺肝に命じとくのよ」

中沢(やりなおし効くんだよな・・・)
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/22(日) 15:53:16.20 ID:95jSEKLd0
マミホーム

マミ「二人は無事に帰って来れたそうよ」

クロム「そうか、だがルフレは一緒ではないのか」

ウード「ネックレスが、絡んでるのは確かだな」

杏子「メテオグサリランス・・・」

マミ「佐倉さんは、帰宅後ずっとあんな感じね」

ウード「必殺技の名前だな!と思ったが、少しインパクトがないな」

杏子「まどかにつけてもらったんだよ・・・」

マミ「メテオグサリランスねぇ・・・」

マミ(メテオランスでいい気がするわ)
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/23(月) 00:39:52.44 ID:njBcLMmg0
そして、すぐに日は経ち月曜になった

通学路

さやか「よーっす!ほむら!ってあれ」

仁美「おはようございま・・・!?」

ほむら「ゲホゴホよーしゅっ…さやか…仁美…」

さやか「どうしたのさ、何?こっちに帰ってきて早々に風邪?」

中沢「体が重い…それに寒い…こんなダルさ初めて…」

さやか「中沢もか!?イーリスでは、風邪が流行ってたのか!?」

まどか「おっはよー!って、二人共どうしたの?」

中沢「ほ、ほむらあの薬はないのか…?」

ほむら「この前ので…使い切ったわ…」

仁美「とにもかくにも、お医者さんに行きましょう」

中沢「ほむらと一緒に行方不明になって…こんな状況になってるし他のやつに見つかったら…」

ほむら「クラスメイトに…確実に何か言われるわ…」

上条「やあ、さやk・・・中沢どうしたんだ!?」

中沢「上条が見えるぜ…本格的にヤバイかもな…」

さやか「いやいや、幻覚とかじゃないから!」

まどか「今日は、学校遅刻でもいいから病院に連れてこう!」

マミ「たぶんインフルエンザね」

ほむら「この前かかったばかりなんだけど…」

仁美「インフルエンザにも、種類がありますしね」

ほむら「ナチュラルにマミが…会話に混ざってきたわね…」

上条「なら、見滝原病院だね、復学早々だけど僕も付き合おう」

まどか「ほむらちゃんは、ともかくなんで中沢君は親に止められなかったんだろ」

病院へ向かった
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/23(月) 01:39:58.29 ID:njBcLMmg0
見滝原病院

まどか「やっぱり、インフルだったね」

中沢「母ちゃんが…車で迎えに来てくれるとよ…」

さやか「それにしてもホントに大丈夫か?」

ほむら「死にはしないと思う…」

マミ「先生には、伝えておくから安心して休んでてね」

仁美「さて、遅刻遅刻〜♪」

上条「僕は、上条恭介だ」

上条「どこにでもいる、中学生さ!ただ、片手がおじゃんで復学早々に学校に遅刻!」

まどか「上条君って、こんなノリノリだったっけ?」

さやか「もう一回入院した方が良さそう」

上条「ひどいなぁ、場を和ませたつもりなんだけど」

中沢「ごめんな…俺のせいで遅刻させちまって…」

ほむら「ごめんなさい…」

上条「逆効果だった」

中沢「まあ、みんなは早く行けよ…ほむらも車で送っとくからさ…」

ほむら「お手数おかけするわ…」

仁美「では、私達は学校に行きましょうか」

中沢「最短でもこうなると…学校に行けるのは…来週か…」

まどか「電話くらいは、できるからそれまではそれでお話ししようね」

さやか「じゃあ、またね」

マミ「あと、鹿目さんメテオグサリランスのことについてあとで詳しく聞かせて」

まどか達は、学校に向かった
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/23(月) 01:59:13.41 ID:njBcLMmg0
中沢「まさか、イーリスでインフルもらっちまうなんてな…」

ほむら「二度もよ二度も…薬のないイーリス…どうしてるのよ…」

中沢「でもよ…お前は、インフル利用するつもりだろ…?」

ほむら「鋭いわね…インフルなら学校に行かなくても…なんら不思議ではない…」

中沢「その間…自由に立ち回れる…ということか…」

中沢「まあ、治ればだがな…」

ほむら「明日には…治すわ…」

中沢「治っても…3日は外出禁止なんだっけか…」

ほむら「わたしのルールには…それはないわ…」

中沢「俺ルール適用かよ…」

中沢「あ、母ちゃんの車だ…」

ほむら「けど…正直今は家で寝たい…」

中沢「俺も…」

中沢とほむらは、家に帰りすぐさま寝た
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/23(月) 17:09:14.68 ID:njBcLMmg0
教室前廊下

まどか「遅刻で立たされた」

上条「僕なんて、松葉杖だよ」

仁美「先生話すら聞いてくださいませんでしたね・・・」

さやか「教室の空気も不穏だし」

上条「いったい何があったんだろう・・・」

まどか「もしかして・・・」

ーーーーーーーーーーーーーー

和子「卵焼きは、半熟ですか?堅焼きですか?はい!中沢君!」

モブ「中沢君は、まだいません」

和子「なら鹿目さん!」

モブ「鹿目さんもまだいません」

和子「み、美樹さん!」

モブ「美樹さんもいません」

和子「志筑さん!」

モブ「いません!」

和子「なら今日復学の上条君!」

モブ「もちろんのこといません!

和子「今日は、1時間目の授業を遅刻しない大切さの授業にします」

ーーーーーーーーーーーーーー

まどか「ひえええ」

さやか「そりゃねぇわさすがに」

仁美「ありえますわ」

上条「しんどい座りたい」

さやか「にしてもいつまでこのままなんだかねぇ」

まどか「今は、2時間目の終わり際だね」

上条「それに教室内からの視線もすごいね」

バキッ

仁美「教室から何かが、折れた音が」

さやか「もしかして・・・」

ーーーーーーーーーーーーーー

和子「遅刻した子には、今度からこの棒のようになってもらいます!」

モブ「ひえええ」ガクブル

ーーーーーーーーーーーーーー

さやか「ひえええ」ガクブル

まどか「それこそないと思うよ・・・」

キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン

2時間目の終わりを告げるチャイムが鳴った
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/23(月) 17:57:54.90 ID:njBcLMmg0
ガラッ

モブ「みんなも気の毒ね」

まどか「いったい何があったの?」

モブ「1時間目が、遅刻をしない大切さの授業になって」

モブ「2時間目も、続行」

モブ「ところで、なんでみんな揃って遅刻したの?」

仁美「実はですね・・・」

仁美は、遅刻した経緯を話した

モブ「ホント気の毒ね」

モブ「あと先生がもう、入っていいってよ」

さやか「バキッ!ってされないかなぁ」

モブ「一緒に事情を説明してあげるからさ?」

上条「早く座りたい」



和子「それでなんで、皆さんで遅刻したんですか?」

上条「からこれこういうわけで」

和子「なるほど、そんなことが」

モブ「今回は、許してあげましょうよ」

和子「そうですね、今回は遅刻扱いにはしないでおきましょう」

和子「では、次の授業は数学なので先生が来る前に準備しておいてくださいね」

まどか「はーい、マミさんは大丈夫だったかな」
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/23(月) 23:05:56.27 ID:njBcLMmg0
3年教室

マミ「自然と教室に入ったけど、何も言われなかったわ」

教師「あれ、巴いたのか」

マミ「え、ええ(なんか泣けてくる」

マミ「そういえば、キュゥべえは今どこで何をしてるのかしら」

モブ美「巴ちゃんおもしろい独り言だね」

マミ「あら、声に出てたのね・・・」

マミ(メテオグサリランス聞き忘れてたわ)

マミ(ジャスティスグサリランスのがいいと思うわ)

マミ(グリフォンウィングも捨てがたいわね)

モブ美(巴ちゃんが、頬を赤く染めて、よだれたらしてる怖い)

マミ(モブ美さんが、ティロティロこっち見てるけど何かついてるかしら)

マミ(今頃、クロムさん達は何をしてるかしら)

その頃マミの家では
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/25(水) 11:06:04.52 ID:zRbpIfDR0
どうも、最近多忙のため更新出来なくなってきています
11月中には完結させる予定でしたが、12月には完結させたいと思います
あとさやかちゃんの戦闘での異常な活躍は、青髪の剣士だからです。たぶん
そのうち壁に穴を開けるかもしれません
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/25(水) 11:41:24.94 ID:zRbpIfDR0
マミホーム

杏子「ほむらのやつの家にでも行くか」

クロム「暇つぶしついでにイーリスで何があったか聞きに行くか」

ウード「待て、マミが、学校に行ったんだ」

ウード「ほむらも、学校にいると思うんだけど」

杏子「あっ、そうか・・・じゃあ、漫画でも読んでるか」

クロム「そうするか、俺はゴルゴ51の続きを読もう」

ウード「じゃあ、俺はこの†THE・MAMI☆JUSTICE☆MEMORIAL・BOOK†でも読むか」

杏子「それって・・・まさか」

クロム「ぬおっ!?ゴルゴがしくじったぞ!」

杏子「あたしは、FEのコミカライズでも読むか」

数分後

杏子「なんで、ファイルしかいないのにコミカライズにしたんだよこれ」

クロム「いきなり、ゴルゴが魔法使いだしたぞ」

ウード「このロッソ・ファンタズマってやつカッコいいな」

杏子(マミの中2ブックだったかやっぱり、ってかロッソまで書いてあるのか・・・)

ウード「空白のページが、かなりあるな」

杏子「ま、まあ全部のページが痛い必殺技で埋まってるよりは、いいんじゃねぇの?」

プルプルプル プルプルプル

杏子「電話か、よっともしもーし」

杏子「ほむらか、学校じゃないのか?」

杏子「ふむふむ、 そりゃ災難だったな」

杏子「その間魔女狩りを頼むって?」

杏子「いいよ、どうせ暇だしな」

杏子「じゃ、無理すんなよ」カチャ

杏子「ほむらが、魔女狩りを頼むってさ」

クロム「そうだな、行くか」

ウード「ええっ、まだこの本読んでたいんだけどなぁ」

クロム「ウードは、留守番しててもいいぞ」

杏子「まっ、魔女狩りなんて本来魔法少女1人でやる仕事だしねぇ」

クロムと杏子だけで、魔女狩りに出かけた
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/25(水) 12:44:39.75 ID:zRbpIfDR0
ほむホーム

ほむら「さて…実は1つだけ取っておいた…すぐに治る薬を飲みましょう…」ゴクン

ほむら「あの見滝原すごすぎでしょ」

ほむら「あの時間軸で、すべてを終わらせてたら・・・」

ほむら「過ぎてしまったことは、仕方ないわ」

ほむら「というセリフわたしが、言うものじゃないけど」

ほむら「杏子には、悪いけど・・・」

ほむら「盾の中身の整理をしてましょう」

ほむら「もう自分でも、何が入ってるかわからなくなってきたわ」

ほむら「これは何かしら」ガサッ

ほむら「これは、イーリスで拝借してきた本ね」

ほむら「恋愛必勝法・・・?誰が読むのよ、こんな本」

ほむら「これは、キュゥべえね」ガシッ

QB「うん、そうだよ」

ほむら「捨てましょう」

QB「やめてくれ、もったいないじゃないか」

ほむら「なら、整理を手伝いなさい」

QB「やれやれ、捨てられるよりは、いいかな」

ほむら「外から何か吹っ飛んでくる気がするわ」

QB「何が飛んでくるんだい?」

ほむら「例えば、杏子とか」

バリ-ンガシャン

杏子「がはっ!いってぇ・・・」

ほむら「ホントに飛んできた」

QB「どうしたんだい?急に吹っ飛んできて」

杏子「ヤベェよあの魔女は・・・」

杏子「一撃くらっただけなんだけどよ、結界の奥からここに飛ばされた」

QB「魔女が、そんな真似するのかな」

ほむら「そうね、獲物を逃すことになるし」

杏子「んなこと知るかよ、ってここほむらの家じゃんか!」

ほむら「わりと、大惨事よ」

QB「ガラス一枚割れただけで、良かったじゃないか」

杏子「なんかごめん」

ほむら「ま、まあ赤の他人の家じゃなくて、よかったわね」

杏子「って、クロムの野郎が危ない!」

ドンドカンズド-

ほむら「魔女は、獲物を逃したようね」

クロム「ちくしょう・・・あの魔女いったいなんなんだ」

QB「今度は、壁に穴が開いたね」

ほむら「・・・・・・」
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/25(水) 13:28:01.43 ID:zRbpIfDR0
ほむら「さて、その魔女の結界に処分予定の爆弾を全て投げ込んでくるからみんなは、お茶でも飲んで待ってて」

杏子「待て、あたしらも・・・ってほむらが消えた」

クロム「ほむらより、魔女が心配だな」

数分後

ほむら「お待たせ」

QB「魔女は、無事倒したようだね」

ほむら「まさに、爆殺だったわ」

杏子「ほむらは、敵に回したくない」

クロム「そうだな・・・」

杏子「って、もう大丈夫なのか?」

ほむら「薬でもう治したわ」

杏子「薬すげえ」

ほむら「それで、あなたたち今からどうするの?」

杏子「穏やかな魔女狩り」

クロム「さっきみたいなやつは、勘弁してほしいな」

ほむら「そう、今度は吹き飛ばされないでね」

ほむら「わたしは、壁とかの修理してるわ」

杏子「じゃ、じゃあ行ってくる」

クロム「う、運命を変える」

QB「楽しかったよ、ほむら」

ほむら「あなたは、ここに残りなさい、じゃなきゃ捨てるわよ」

QB「・・・」
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/26(木) 00:40:07.16 ID:LukVUnaZ0
ほむら「杏子達も、行ったことだし」

ほむら「壁の修理ね」

QB「僕は、いなくてもいいんじゃないかな?」

ほむら「何を言ってるの?あなたも手伝うのよ」

QB「僕も、やらなきゃいけないことがあるんだけど・・・」

ほむら「契約なら、いつでもできるでしょ」

QB「契約も、したいけどね、違うんだ」

ほむら「そう、どうせロクでもないことでしょ」

ほむら「めんどうなら、あなたの技術で一瞬で治して」

QB「仕方ないなぁいんきゅーーーべーたぁーまじっく!」

キュゥべえは、訳のわからない掛け声で壊れていたところを全て治した

QB「今日、壊れたところ以外も治しておいたよ」

QB「それじゃ、またね」スタッ

ほむら「・・・なんなのなぜあいつが、なんの利益にもならないことを」

ほむら「まあ、いいわ・・・さて、恋愛必勝法でも読もうっと」
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/26(木) 00:53:56.78 ID:LukVUnaZ0
見滝原図書館前

QB「さて、ここもなんとかしないとね」

QB「これは、後に僕らにとっても利益に繋がることだ」

QB「はりきって、いこー!」





杏子「な、なんだあれ」

クロム「キュゥべえだな」

杏子「いや、それはわかるけど」

杏子「やけにテンション高いぞ」

クロム「何かいいことがあったんだろう」

杏子「あいつって、喜んだりするのか?」

クロム「まあ、いいじゃないか」

杏子「気にしても、しゃーないしな、それより魔女だ魔女」
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/26(木) 01:01:46.37 ID:LukVUnaZ0
魔女結界

杏子「メテオグサリランス!」キック-カラノ-

魔女「グエエエベロリー」ユカニタタキツケラレグサ-

クロム「これで終わりだ!」ジャ-ンプソシテグサ-

魔女「グエエエグッバリー」グリ-フシ-ドオトシタ

杏子「なんか、妙にグリーフシードが集まるけど、あとでバチ当たらないよな」

クロム「今日だけで、魔女4体は倒したな」

杏子「本来、1日に1匹ありつけりゃいい方だよ」

クロム「そうなのか、まあこんなのがうじゃうじゃ、いる方が困るな」

杏子「そろそろ、帰るか」

クロム「そうだな、腹が減った」
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/26(木) 23:28:42.79 ID:LukVUnaZ0
支援会話

杏子「そいや、あんたも槍を使えるんだっけ?」

クロム「あまり使わんがな」

杏子「へぇー、さぶうぇぽんってやつか」

クロム「まあ、敵兵が使っている武器にもよるがな」

杏子「まっ、相性ってもんがあるしな」

杏子「例えば、槍なら剣に強いし」

クロム「だが、それも相手の力量次第だ」

杏子「そういうもんかねぇ」

クロム「俺が、もし剣の達人と戦うことになるとする」

クロム「そして、俺は相性のいい、普段はあまり使わない槍で戦うとする」

杏子「そういう場合は、剣のが良さそうだな」

クロム「ふっ、そういうことだな」

クロムと杏子の支援レベルがCにあがった
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/26(木) 23:37:15.47 ID:LukVUnaZ0
マミホーム

杏子「たっだいまー!」

クロム「今戻ったぞ」

ウード「くっ、血が疼くぜ!」

ウード「だが、まだ改良の余地があるな」

ウード「ライトニング・ボルテックス手強いぜ」

杏子「さて、マミが冷蔵庫にサンドイッチがあるからそれを食べとけって、言ってたな」

クロム「卵が、入ってるやつか?」

杏子「それもあるっぽい」

クロム「あれは、美味いからな」

クロム「まどか達も、学校でこういうのを食べているのか?」

杏子「まどかか・・・メテオグサリランスも、愛着が湧いてきたな」
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/26(木) 23:55:51.82 ID:LukVUnaZ0
見滝原中屋上

まどか「はぁ、中沢君にいくつか上げようと作ってきたおかず余っちゃうかなぁ」

さやか「そこんとこは、このさやかちゃんにおまかせあれ!」

上条「みんなは、普段ここで食べてるのかな?」

仁美「晴れた日は、いつもここです」

マミ「曇った日には?」

さやか「結局ここ!」

まどか「雨の日以外は、だいたいここかな」

仁美「一度だけ、土砂降りの雨の中ここで、食べましたわね」

上条「えっ」

マミ「お弁当が、濡れない?」

まどか「あの時は、さやかちゃんが・・・」

ーーーーーーーーーーーーー

さやか「今日は、夏休み前の最後の日だ!」

さやか「雨だ!屋上へ!」

さやか「ひゃっほーいー!」

まどか「もう、さやかちゃんは、冗談ばっかり言って〜」

仁美「一度だけ、やってみたかったしぜひ!」

さやか「いえーい!それじゃ、レッツゴー!」

まどか「えっ?えっ!?」

ーーーーーーーーーーーーーー

さやか「あははー、まあ、その次の日は風邪ひいたっけ」

マミ「午後の授業は、どうしたの?」

仁美「ビショビショで、受けましたわ」

上条「さやかが、迷惑をかけたね・・・」

まどか「確か、中沢君もいたよね」

上条(中沢の奇行だけで、漫画描けそう)

マミ「それにしても、今日はこのあとすぐに帰れて気が楽ね」

さやか「職員会議でしたっけ?いやー、職員様々ですわー」

まどか「中沢君達の、お見舞いに行く?」

上条「それはいいね、散々お見舞いに来てもらったんだし、お見舞い返ししたいしね」

仁美「では、後で校門前集合ということで」
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/27(金) 00:41:37.49 ID:4SRIaFVX0
校門前

マミ「暁美さんと中沢君、どっちから行く?」

まどか「ここからだと、中沢君の家の方が、近いね」

上条「じゃあ、中沢の家からだね」

さやか「じゃあ、テレビとかでよくあるジャンプして、現場に到着するやついくよー!」

一同「せーのっ!とうっ!」

さやか「というわけで、やってまいりました中沢ハウス前!」

仁美「ノって差し上げましたが、無理ですわ」

マミ「と、徒歩で行きましょ」

徒歩数分

中沢ホーム前

まどか「ピンポン押すね」

ピンポ-ン

まどか「あっれー?」

ピンポ-ン

さやか「中沢のお母さんは、仕事で」

上条「中沢は、寝てるのかな」

ガチャ

中沢「どちら様で・・・って、みんな」

まどか「あれ、少し元気そうだね」

中沢「寝たら、かなり回復した」

上条「かなりというより、もはや普段と変わらないね」

中沢「だろ?まあ、一応インフルだし後で辛くなるんじゃないかな?」

マミ「元気そうで、安心したわ」

中沢「で、お見舞いなんだろ?わざわざありがとな」

さやか「恭介なんて、お見舞い返しだーとか言ってたぞー」

中沢「上条は、無理しなくていいのによ」

上条「ははは、お互い数少ない男友達だろ?」

中沢「まあなwなんで、こうも俺らこう、気兼ねなく話せる男友達少ないんかな」

さやか「そう?よく学校で、話してるやついるじゃん」

中沢「名前知らん」

上条「そういえば、わからないな」

仁美(激しいメタネタですわ)
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/27(金) 01:25:14.16 ID:4SRIaFVX0
中沢「ほむらの家にも、行くんだろ?」

さやか「まーねぇ、もしかして、あんたみたいにもう、ケロリと元気かもしれないけどね」

マミ「暁美さんなら・・・」

ーーーーーーーーーーーー

ほむら「寝たら、治ったわ」

ほむら「魔女狩り魔女狩り」

ーーーーーーーーーーーー

マミ「くらいには、なってそうね」

中沢「まあ、俺も少しはまだ、だるいってのもあるけど」

まどか「そっか、じゃあ無理しない程度で頑張ってね!」

中沢「おう!またなー」

上条「今度来るときは、カードのお返しでも持ってくるよ」

中沢の家をあとにした
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/27(金) 23:11:08.61 ID:4SRIaFVX0
さやか「カードのお返しって、あんた・・・」

上条「さやかも、カード欲しいかい?」

さやか「いや、あたしは別に」

まどか「見て見て、あっちで何か騒いでるよ」

仁美「あれは・・・!」



QB「さすが、僕達だね」

QB「人間では、数日はかかることを1日で、終わらせた」

QB「今日は、人間の言うところの 気分がいい というやつだね」

QB「今日くらいは、契約する子を探すのを休もう」



まどか「かなり、上機嫌なキュゥべえだね・・・」

上条「?きゅうべえ?新しいキャラクターかい?どこにいるの?」

仁美「ま、まどかさんの見えないお友達ですわ!ねぇ?さやかさん!」

さやか「えっ、あっ、そうそうそうなんだよ!」

マミ「ついでに無限沸きよ!」

さやか「マミさんは、ややこしくなること言わないで!」

まどか「やめてよ!上条君に不思議ちゃんだと思われちゃうよ!」

上条(これも、中沢の力の何かによる影響なのかな)

まどか(それにしても、なんであんなに機嫌良さそうなんだろ、さすが!俺達だぜーとか言ってたけど)

マミ「そ、それは置いといてっと、暁美さんの家にそろそろ着くわよ」
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/27(金) 23:47:19.08 ID:4SRIaFVX0
ほむホーム

マミ「着いたわ」

まどか「ピンポン押すね」

さやか「いやいや、今回は、あたしが!」

仁美「それっ」ピンポ-ン

さやか「・・・」

上条「そういえば、僕は、あまり話したことがないね、朝は勢いだっだけど緊張する」

マミ「松葉杖まで、震えてるわね」

ガチャ

ほむら「誰かしら、って、みんな」

上条「こ、こんちひは!」

さやか「おいおい、噛んでるぞー」

まどか「ウェヒヒwほむらちゃんも、元気そうだね」

ほむら「おかげさまで、すっかり元気よ」

マミ「中沢君といい、暁美さんといい、回復力は、人一倍ね」

ほむら「あれで、かすり傷1つできなかった男だし、もう元気そうなのは、当然じゃないかしら」

まどか「あのことだね・・・あれは、驚いたよ」

ほむら「それと、上条君」

上条「はぅ、はい!」

ほむら「まだ、復学したとはいえ松葉杖の生活でしょ?」

上条「ええ、そうです」

ほむら「無理しないで、あまり知らないわたしまで、お見舞いに来なくても良かったのよ?」

上条「む、無理なんて、そんな(えっ?なに?ほぼ初対面の僕の身体まで、心配してくれてるの?」

まどか「確かに、上条君今日は、足をいろいろと使ったね」

ほむら「ふふっ、無理しすぎは、身体に良くないわよ(美樹さやかの身にも良くないわよ」

上条「こ、今度から気をつけます!(なんて、いい子なんだ」

ほむら(マジで、気をつけて欲しいわ、さやかが、契約したらこのいい流れも、台無しに)

マミ「それじゃ、わたしたちは、そろそろ行きましょうか」

仁美「そうですわね、ほむらさんにも、無理をおかけしては、いけませんし」

さやか「恭介なんて、足ガックガクだしねぇ」

ほむら「今度、ゆっくりお話ししましょ」

一同「またねー」
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/28(土) 00:15:27.96 ID:sRxqQ2M60
ほむら「みんなは、各々の家へと帰ったようね」

ほむら「インキュベーターは、いったい、なにを企んでるのかしら」

ほむら「実験とか観察とか言って、変なこと企んでたり・・・」

ほむら「それとも、異界をなんとかしようとか」

ほむら「・・・きっとそれね」

ほむら「面倒なことになる前になんとかしないと」

QB「やあ、暁美ほむら」

ほむら「やあ、インキュベーター」

ほむら「って、何してるのよ」

QB「君にも、知らせておこうと思ってね」

ほむら「どうせ、くだらないことだけれど、聞いてあげるわ」

QB「本来のワルプルギスの現れる日にね・・・」

ほむら「何よ、もったいぶらずに言いなさい」

QB「それを絶する脅威が、この星を襲うだろうね」

QB「僕らとしても、それは困る」

ほむら「それは、まどかを契約させるための偽りの情報かしら?」

QB「僕としても、まどかが、契約してくれれば、一番いいんだけど」

ほむら「それはさせないわ」

QB「だよね、だから、僕としても、打てる手は打っておいた」

QB「君達は、おそらくその脅威と戦うことになるだろう」

ほむら「その脅威、いったいどんなものなの?」

QB「それは、正確にはまだわからない」

QB「けどね、ワルプルギスよりは恐ろしいと思うよ、それじゃあまたね」スタッ

ほむら「この時間軸は、ホントになんなのよ・・・」

ほむら「普段と違うところを挙げていきましょう」

1 クロムや、リズ、ウード、ルフレなどの異界の人間

2 前の時間軸から、ついてきた中沢

3 まどか達が、もはや魔法少女並の戦闘力

4 イーリスに飛ばされた

5 ワルプルギスは、もう倒した

6 ワルプルギス以上の脅威が、来る
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/28(土) 00:19:56.13 ID:sRxqQ2M60
ほむら「まだ何かあった気が、するけどこれ以上のことは、ないと思うわ」

ほむら「ぶっ飛びすぎよ・・・この時間軸」

ほむら「前にも、中沢が女だったり契約してて協力した時間軸ならあったけど」

ほむら「こうして思い返してみると中沢とは、縁が深いのかもしれないわね」

ほむら「今頃、イーリスはどうしてるかしら」
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/04(金) 23:40:16.53 ID:Klyg091S0
イーリス城

ルフレ「城の中には、いないね」

マーク「食事も、食べてないようです」

マーク「あっ!ひょっとしたら、見滝原に戻れてたりして」

ルフレ「それならいいけど、どうやって戻れたんだろう」

ルフレ「まだ、そうと決まったわけじゃないけれどね」

マーク「食事くらいは、食べて行って欲しかったですね」モグモグ

ルフレ「・・・けど、マークが2人分も食べる必要はないと思うんだけど」
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/10(木) 00:53:02.78 ID:oIZRJhab0
ルフレ「あれ、そこの陰に何かいないか?」

ルフレが、指をさした方に白い何かが動いた

マーク「何かいますね、見てみます」

マークが、しゃがんでそこを見てみたが何もいなかった

マーク「あれ、何もいませんね」

ルフレ「おかしいなぁ、2人揃って見間違いか?」

マーク「父さんとの絆ですかね!」

ルフレ「違うと思う」

マーク「そこは、否定しないでください!」

ルフレ「けど、なんだったんだろう」






イーリス城外

イーリスQB「やれやれ、危ないところだったよ」

イーリスQB「厄介な異界の魔法少女達は、追い払えたけど、この世界のルフレもなかなか、厄介だ」

イーリスQB「まあ、僕らの方のイーリスのルフレの方が、厄介なんだけどね」

イーリスQB「全く、契約を始めて早々にこんな事態に陥るなんてね」

イーリスQB「彼女が、邪竜の器だったとはね」

イーリスQB「そして、数々の絶望の果てに魔女化」

イーリスQB「ここまでは、僕らにとっての得だった」

イーリスQB「しかし、まさか彼女の魔女が、あんな規模だとは思わなかったよ」

イーリスQB「このままだと世界が、滅んでしまうからね」

イーリスQB「僕らが、滅ぶわけではないけど、契約ができなくなるのは困る」

イーリスQB「悪いけど、あの魔女をこの世界に移させてもらうよ」

イーリスQB「その準備を急がないとね」
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/10(木) 01:00:56.19 ID:oIZRJhab0
ルキナ「あの白い生き物は、なんでしょうか」

イーリスQB(まずい、見つかった)

ルキナ「可愛いですね、お父様が、無事お帰りの際に見せたいですし捕まえましょう」

イーリスQB(捕まっても、逃げる術はいくつでもあるけど、時間が惜しいね)

イーリスQB(この子には、悪いけど異界に飛ばしてしまおう)

ルキナ「たあっ!そこです!」

イーリスQB「きゅっぷい!」ピカ-ン

ルキナ「ふあぁっ!?」

イーリスQB「無事にどこかの異界に飛ばせたようだ」

イーリスQB「おそらく、あの異界だろうけどね」
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/10(木) 01:14:40.42 ID:oIZRJhab0
ほむホーム前

ルキナ「あの白い生き物は、強い光を発生させるんですね」

ルキナ「あれ、いない・・・それにここは?」

ルキナ「見慣れないところですね・・・もしかしたらここって・・・」
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/26(土) 16:50:20.95 ID:KEYmkrKD0
やっと長い休みに入れましたので再開していこうと思います
あっ、FEよりスマブラにカムイ参戦おめでとうございます!
クロムさんは、PXZ2と#FEのご活躍がめぼしいですね(白目)
ルキナの敬語ため口使い分けるのがめんd難しいので多分基本敬語になると思います
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/26(土) 17:23:29.08 ID:KEYmkrKD0
ほむホーム内

ほむら「外が、光ったわね・・・」

ほむら「嫌な予感しかしないわ」

ほむら「わ、わたしは・・・」

【ちょっとした分岐点】 やるべき行動を選んでください。

光の正体を確認するため、外に出る

光の正体が何かわからず危険なので、家に閉じ籠る

→まどかに電話する

ほむら「選択肢が1つしかないようなものね」

ほむら「もしもし、まどか」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

ほむら「突然、家の外が光って怖いのだけれど」

まどか「うーん(それってなんか、もう慣れた気がするんだけど・・・)なんだろうね」

ほむら「というわけで、少し見てくるわ」

まどか「そ、それがいいと思うな〜(結局見に行くんだ)」

ほむら「あとでまた、かけ直すわ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

ほむら「というわけで、外に出たわ」

ルキナ「あっ、人が」

ほむら「クロムのような髪の色をして、似たような剣を持ってるわね」

ルキナ「お、お父様を知っている!?ということは!」

ほむら「お父様・・・ってことはクロムの娘ってことね」

ほむら「とりあえず、うぇるかむとぅー見滝原」

ほむら「からの、マミの家に電話で状況を伝える」

ほむらは、もう慣れたような対応で、マミに状況を伝えた

ルキナ「不思議な道具・・・さすがは見滝原・・・」

ほむら「クロム達が、今から来るようよ」

ルキナ「お父様が!訳もわからずこの異界に飛ばされたけどよかったー!」
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/26(土) 17:41:55.34 ID:KEYmkrKD0
数分後

クロム「おお!ルキナ!」

ルキナ「お父様ぁぁぁぁ!」

ウード「遂にこの地に、ルキナも舞い降りたか」

マミ「また見滝原にお客さんが増えたわねぇ・・・」

杏子「なるほど、つまり・・・」

ほむら「マミの家にお客さんが増えるということね」

マミ「うちも、賑やかなのには慣れたし構わないわ」

ほむら「あと、みんなに伝えておかないといけないことがあるのだけど」

ほむらは、本来の決戦の日に起こることを話した

マミ「ワルプルギス以上って・・・」

杏子「冗談じゃねぇぞ・・・」

ルキナ「ワルプルギスって、あの城のみんなと無抵抗のうちに倒したアレですか?」

ほむら「思い出せば、あのときルキナもいたわね・・・」

杏子「無抵抗に死んだワルプルギスが、想像できない」

クロム「いろいろと、運も良かったんだろう」

事実、全員が全力を出せていた。運がいい他になにもない

ウード「いくら強くても、無抵抗のうちに倒せちゃえばそうでもないですしね」

ほむら「立ち話は、この辺にしておいて・・・マミ、みんなを連れて帰って」

ほむら「わたしは、わたしの方でやらなきゃいけないことがあるから」

マミ「わかったわ、できることがあったら何でも言ってね、先輩なんだし」

マミ「さあ、みんな!うちでケーキでも、食べましょー!」

マミは、クロム達を連れ帰って行った
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/26(土) 18:01:54.85 ID:KEYmkrKD0
ほむら「面倒だけど、さやかと、仁美と、中沢にも電話しておこう」

ほむらは、三人に本来の決戦の日のことやルキナのことを電話で伝えた

ほむら「さて、まどかに電話ね」

まどか「その必要はないわ(キリッ」

ほむら「ま、まどかぁ!?」

まどか「光がなんとかーって、心配だから見に来たの」

ほむら「ありがとう、とっても嬉しいわ」

まどか「それで、光なんだったの?」

ほむらは、またまた説明した

ほむら「という訳なの」

まどか「マミさんも、大変だね」

ほむら「そうね、けどそれよりもワルプルギス以上の脅威が、大変よ」

まどか「脅威って、なんだろうね」

ほむら「あいつが、戦うことになるだろうって、言ってたし」

まどか「魔女なのかな?」

ほむら「案外、お化けとかそんなものだったりして」

まどか「だとしたら、だいぶ迷惑で厄介なお化けだね」

ほむら「異界の化け物だったりして」

まどか「屍兵だっけ?あれなら弱そうだけど、違うだろうしね」

ほむら「極力、魔法少女だけで何とかするわ」

まどか「・・・うん、わかった」

まどか「でも、ダメそうだったら、声かけてね」

ほむら「そうさせてもらうわ」
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/29(火) 01:36:48.58 ID:4nkfek9u0
翌日

ほむら「キュゥべえの死体が、朝から軒先に山のように転がってるのだけれど」

ほむら「なんの嫌がらせよ・・・」

ほむら「魔法少女の仕業だとは、思うけど」

QB「それが違うんだ」

ほむら「新しいスペアが、来やがった」

QB「スペアが、もったいないしかくまってくれないかい?」

ほむら「軒先に死体が、増えるのも困るしとりあえず、入りなさい」

QB「助かるよって、奴らが近くに!」

ほむら「まあ、うちの軒先に死体があるのだし近くにいるんでしょうね」

ほむら「・・・待ってこれって、わたしを狙っているってこと?」

QB「確かに、ほむらの家の軒先に僕の死体を飛ばしてるしね、ありえるね」

ほむら「グリーフシード集めに行くつもりだったけど、逃げるしかなさそうね」

QB「ほむら!もう、奴らからの攻撃が来るよ!」

その瞬間、槍がほむらめがけて飛んできた

ほむら「くっ!咄嗟に避けれたけど、何でいきなり!でも確かに、魔法少女ではなさそうね」

QB「ここから、君の魔法で離れよう!」

ほむら「そうしようと思ってたところよ!」

ほむらは、時を止め人の多い通りまで逃げた
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/29(火) 01:49:25.19 ID:4nkfek9u0
大通り

ほむら「ここなら、登校中の生徒も多いし、むやみに槍は、投げれないはずよ」

QB「奴ら、狙ったものは、周りの躊躇なく[ピーーー]と思うよ?」

ほむら「まず奴らって、何なのよ」

QB「どうやら異界の存在のようだよ、実態はあるけど、まるで操り人形のようなものだったよ」

ほむら「わかるように説明して」

QB「人類のように言うならば、心のない殺人マシーンかな」

ほむら「冗談じゃないわ!そんなの周りの人間も見境なく、殺しそうじゃない!」

QB「ほむら!後ろ!」

ほむら「ハッ!」

ほむらが、振り返るとそこには、青い気のようなものを纏いレイピアを持った短い青い髪の顔の整った剣士がいた

QB「さっき、僕を襲ったのはこいつじゃないけど、おそらくこいつも、似たようなものだよ!」

ほむら「何なのよ!ここじゃ、周りに人が多すぎるし武器は使えない」

QB「となると、また逃げなきゃね」

ガヤガヤガヤガヤ

見滝原生徒A「何だ?あれ、映画の撮影か何かか?」

見滝原生徒B「あれ暁美さんじゃない?」

ほむら「面倒なことになりすぎよ・・・」

ほむらは、再び時を止め今度は、人のいない廃工場に逃げた
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/29(火) 02:13:57.91 ID:4nkfek9u0
廃工場

ほむら「さあ、来るなら来なさい」

QB「ここにいるほむらが、君達なんて木っ端微塵にしてしまうよ」

ほむら「ナチュラルに腹が立つわね」

QB「来る!気をつけて!」

ほむら「わかってるわよ!上ね!」

ほむらは、戦闘態勢に入った

ほむらの言った通り、屋根を突き破り、さっきの剣士がやってきた

ほむら「あなたの狙いはなに?」

謎の青髪の剣士「・・・・・・」

ほむら「そうだった、心のない殺人マシーンね」

QB「ほむら!そいつだけじゃないよ!」

ほむら「えっ、なんですって!」

ほむらは、後ろから、斬りつけられた

ほむら「ぐっ!痛い…剣?」

ほむらが、振り返るとそこには、青い気を纏い刀身の鋭い剣を持った黒髪の長髪の剣士がいた

謎の黒髪の剣士「・・・・・・」

QB「大丈夫かい?ほむら」

ほむら「いえ、まずい…最近受けたダメージでは一番よ」

QB「ひたすら逃げるってのは、どうかな」

ほむら「わたしの魔法を舐めないで」

ほむらは、そう言うと時間を止め大量の爆弾を廃工場に仕掛けた

ほむら「さて、工場から少し離れてっとボンバー!」

BOM!

ほむら「さすがにワイルドにやりすぎた気もするわ」

QB「できれば、僕ごと爆破とやめて欲しかったよ」

ほむら「忘れてたわ、気にしないで」

QB「それにしてもほんとに木っ端微塵にするとは驚きだ」

ほむら「これで、ひとまずは安心ね」
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/29(火) 02:14:57.53 ID:eidosOcSO

荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」

信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか?
ターキーは鳥なんだから鶏肉でいいんだよ
いちいちターキー肉って言うのか?
鳥なんだから鶏肉だろ?自分が世界共通のルールだとかでも勘違いしてんのかよ」

鶏肉(とりにく、けいにく)とは、キジ科のニワトリの食肉のこと。
Wikipedia「鶏肉」より一部抜粋

信者「 慌ててウィキペディア先生に頼る知的障害者ちゃんマジワンパターンw
んな明確な区別はねえよご苦労様。
とりあえず鏡見てから自分の書き込み声に出して読んでみな、それでも自分の言動の異常性と矛盾が分からないならママに聞いて来いよw」

>>1「 ターキー話についてはただ一言
どーーでもいいよ」
※このスレは料理上手なキャラが料理の解説をしながら作った料理を美味しくみんなで食べるssです
こんなバ可愛い信者と>>1が見れるのはこのスレだけ!
ハート「チェイス、そこのチキンを取ってくれ」  【仮面ライダードライブSS】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1450628050/


>>1を守りたい信者君が取った行動
障害者は構って欲しいそうです
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451265659/
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/30(水) 19:56:11.90 ID:/LbP0GML0
年内完結無理そうですすみません(白目

ついに荒らし来たああああ

明日から年明け数日にかけて更新無理そうなんで、極力進めたいと思います
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/30(水) 20:24:39.97 ID:/LbP0GML0
ほむら「あれ?最初、わたしは槍で、狙われたはずよね?」

QB「そうだね、僕も槍で貫かれたよ」

ほむら「さっきの2人は、剣しか使ってなかった」

QB「当たり前だよ、僕を槍で襲ったのは女性のような感じだった」

ほむら「それを早く言いなさいよ!ということは、まだ敵は残っている・・・」

ほむら「例えば、上空に」

QB「ほむら、ほんとに上空にいるね」

ほむら「えっ」

ほむらは、空を見上げた

そこに白く翼の生えた馬、そしてその馬に青い長髪の女性が乗っていた

ほむら「ぺ、ペガサス!?」

QB「ペガサスといえば、イーリスにペガサスが、実在してたね」

ほむら「となると異界の存在ね」

QB「倒すのかい?」

ほむら「ええ、もちろん…っ!さっき受けた攻撃のダメージが…」

QB「このままじゃ、まずいよ!(僕としては、ほむらがここで、脱落するとまどかと契約しやすいんだけどね」

ペガサスに乗った槍使いが、攻撃を仕掛けてきた

???「そうはさせないよ!」

何者かが、攻撃からほむらを守った

ほむら「くっ…!…あなたは!」

杏子「危機一髪ってとこだな」

ほむら「杏子おおおお!」

QB「特撮とかのかっこいいヒーローみたいに現れたね」

杏子「ほむらは、休んでろ」

ほむら「でも、っ…」

杏子「いいから見てなって!」

QB「杏子気をつけて、あの槍使いかなり手強いはずだよ」

杏子「へぇそいつは、面白そうじゃんかよ」

QB「僕から言えることは、投げてくる槍に気をつけてってことくらいかな」

杏子「そこのペガサス乗り!このあたしが、相手になってやるよ!」

杏子が、そう言うとペガサスに乗った槍使いは槍を投げてきた

謎のペガサスの槍使い「・・・・・・」

杏子「気味悪りぃな、一切喋らないのかよ、まあいいさ、そんな槍跳ね返してやる!」

杏子は、槍を跳ね返したが、避けられてしまった

謎のペガサスの槍使い「・・・・・・」

杏子「ちっ、早いな・・・あの技を使って、地に叩きつけてやるか」

杏子は、大きく跳躍した

謎のペガサスの槍使い「・・・・・!」

杏子「これでもくらえ!メテオ!」

杏子は、ペガサスごと蹴落とそうとした
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/30(水) 20:40:51.75 ID:/LbP0GML0
謎のペガサスの槍使い「・・・・・・」

杏子の蹴りが、命中した

杏子「何!?このあたしの蹴り、でダメージを受けた様子がないだと!?」

杏子が、動揺している隙に逆にペガサスに蹴落とされてしまった

杏子「ぐあああああ!っく…」

QB「このままだと、杏子が仕掛けようとした技をそのまま杏子が受けてしまいそうだ」

ほむら「時よ止まれ!」

ほむらは、時を止めた

ほむら「今日は、この魔法に頼りっきりね…」

ほむら「杏子が戦っている間に少しは、傷を癒したけど、何であいつらこんなにも強いのかしら」

ほむら「さすがに長い時間、時を止めてはいられないし」

ほむらは、盾の中から弓を取り出した

ほむら「扱えるかしら・・・けど、イーリスで聞いたけど、ペガサスには弓が効果的なのよね」

ほむら「よーく、狙ってっと」

ほむら「ファイヤー!」

ほむらは、掛け声と共に矢を放った

ほむら「時間停止解除」

そして、見事に矢は命中した

謎のペガサスの槍使い「・・・・・!?」

ペガサスもろとも搭乗者の女性は、大きく吹っ飛び、そのまま消えた

ほむら「掛け声間違えた気がするけど、結果オーライ」

杏子「よくわからないけど、助かった」

QB「弓も侮れないものだね」

ほむら「今度こそ、一安心かしら」
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/12/30(水) 21:20:13.01 ID:/LbP0GML0
杏子「あれは、いったい何だったんだ?」

QB「あくまで、推測の域だけどね」

ほむら「あの日に関係あるってとこ?」

QB「それか、異界に出入りしたほむらを消し去ろうとしたとかかもしれないよ」

ほむら「勝手に異界に招待されただけで、理不尽ね」

杏子「だとしたら、中沢も危ないんじゃないか?」

ほむら「中沢ホームにレッツゴーした方が良さそうね」

QB「いや、その心配はいらなそうだよ」

杏子「どうしてだ?」

QB「奴らは、もうこの世界にはいないようだ」

QB「まあ、あくまで今は、だけどね」

ほむら「そう、でも一応伝えておいた方が良さそうね」

ほむら「そういえば、杏子は何でここに?」

杏子「魔女狩りの帰りに通りかかってさ」

ほむら「クロム達は、一緒じゃないのね」

杏子「クロム達は、家でドミノを・・・」

ほむら「ルキナが、ドミノにハマったと見た」

杏子「ご名答」

QB「じゃあ、僕はこの辺で」

キュゥべえは、1人去った

ほむら「あっ、家の軒先が」

杏子「どうしたんだ?」

ほむら「見に来る?前置いて行った物を取りに行くついでに」

杏子「なんか、怖い」

ほむら達は、ほむらさん家に向かった
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/31(木) 09:57:23.99 ID:XGp6mNXAO
つまんね
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