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さやか「あんた、誰なの?」杏子「ネコ耳魔法少女サクラ☆キョウコ」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/10/29(木) 21:08:55.11 ID:7fNSOeZKo
学校 屋上

マミ「こんなことって……」

まどか「マミさん、こんにちは」

さやか「一緒にお昼たべましょー」

マミ「……」

まどか「マミさん? どうかしたんですか?」

マミ「え? あ、ああ、ごめんなさい。気が付かなかったわ」

さやか「それって手紙ですか? あぁー! もしかして、ラヴレターとか!?」

まどか「わぁ……。マミさんは素敵ですし、モテるんだろうなぁ」

マミ「残念だけど、そういった類のモノではないの。知人からの手紙よ」

さやか「お友達ですか?」

マミ「そう。そのお友達がね、この街に帰ってくると言っているの」

まどか「へぇ。そうなんですか。よかったですね」

マミ「よかった、か。治っていればいいのだけれど……」

さやか「その人、病気かなにかなんですか?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1446120534
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昔、スリに間違えられた @ 2024/03/16(土) 17:01:20.79 ID:TU1bmFpu0
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さくらみこ「インターネッツのディストピアで」星街すいせい「ウィキペディアね」 @ 2024/03/16(土) 15:57:39.74 ID:7uCG76pMo
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今日は月が……❤ @ 2024/03/14(木) 18:25:34.96 ID:FFqOb4Jf0
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どうも、僕は「げじまゆ」をヤリ捨てた好色一代男うーきちと言います!114514!! @ 2024/03/14(木) 01:23:38.34 ID:ElVKCO5V0
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アサギ・とがめ・新生活! @ 2024/03/13(水) 21:44:42.36 ID:wQLQUVs10
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そろそろ春だねー! @ 2024/03/12(火) 21:53:17.79 ID:BH6nSGCdo
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part5 @ 2024/03/12(火) 16:37:46.33 ID:kMZQc8+v0
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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/10/29(木) 21:13:52.31 ID:7fNSOeZKo
QB「杏子からの手紙かい?」

まどか「キュゥべえも知ってるの?」

QB「勿論さ。杏子も魔法少女だからね」

まどか「そうなんだ!」

さやか「おぉー。魔法少女の友人も魔法少女かー」

マミ「……」

QB「浮かない顔だね。久しぶりに会えるのだから、もう少し嬉しそうにしたほうがいいんじゃないかい?」

マミ「折角、苦労してこの街から出て行ってもらったのに……はぁ……」

さやか「あのぉ、もしかしてマミさんはその人のこと……」

マミ「嫌いってわけじゃないのよ。根は良い子だし。ただね……」

まどか「何かあるんですか?」

マミ「魔法少女というものを勘違いしていて、とても扱いが難しいのよ」

QB「素直に面倒だって言えばいいじゃないか」

マミ「こらっ」

さやか「め、面倒って……一体……」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/10/29(木) 21:20:27.49 ID:7fNSOeZKo
マミ「とにかく、二人には関係のないことだから、気にしなくていいわ」

まどか「そうなんですか?」

マミ「彼女のことは私に任せて。もし、見かけても話しかけちゃダメよ」

さやか「わ、わかりました」

マミ「それじゃ、色々と準備しなきゃないけないから、私は早退するわ」

まどか「え?」

マミ「急がないと」テテテッ

さやか「あぁ、行っちゃった」

まどか「ねえ、キュゥべえ。マミさんのお友達ってどんな人なの?」

QB「名前は佐倉杏子。立派な魔法少女さ」

さやか「そういうのはいいから。どんな性格をしているのか、教えてよ」

QB「純粋だね。とにかく純粋で、一点の曇りもない。穢れを知らない魔法少女と言えば杏子のことになるぐらいに」

さやか「なんか、聞くだけならいい人っぽいけど」

まどか「どうなんだろうね」

QB「二人共、杏子と話す機会はあるだろうから、楽しみにしておけばいいよ」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/10/29(木) 21:30:48.54 ID:7fNSOeZKo
通学路

さやか「やっぱり、気にならない? 例の佐倉杏子って」

まどか「うん。魔法少女なら、これからマミさんとも一緒に行動することになるだろうし、そうなると、私たちとも一緒に……」

さやか「だよね、だよね。挨拶ぐらいはしておいたほうがいいと思わない?」

まどか「けど、マミさんは話しかけちゃダメって」

「おい」

さやか「え?」

杏子「この辺りに学校がにゃかったか? 巴マミってやつが通ってるところにゃんだけどさ」

さやか「あぁ、えっと、この先にあるけど」

杏子「にゃーんだ。そうにゃのか。サンキュ」

さやか「ちょっと、待って。あんた、誰なの?」

杏子「誰かって? ったく。人に名前をたずねるときは自分から言うのが礼儀じゃにゃいのか?」

さやか「ご、ごめん。私は――」

杏子「あたしは、この街の平和を守るためにやってきた、正義のネコ耳魔法少女サクラ☆キョウコだ!! にゃんっ☆」

まどか「わぁ……」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/10/29(木) 21:38:12.57 ID:7fNSOeZKo
さやか「あぁ……えぇ……?」

杏子「よろしくにゃ」

まどか「は、はぁ……」

杏子「じゃあにゃ」

さやか「あの、マミさんの友達っていうのは……」

杏子「あん? お前ら、マミのこと知ってるのか?」

まどか「は、はい」

杏子「もしかして、魔法少女か?」

さやか「まだ、キュゥべえとは契約してないんだけど、魔法少女がやってることは知ってる」

杏子「ふぅん。そうか。にゃら、あたしが魔法少女とはどんなものにゃのか、教えてやってもいいぜ」

まどか「えっと、魔女を退治するのが主な目的だったはず」

杏子「まぁ、目的はにゃ。でも、魔法少女っていうことを忘れちゃいけにゃい」

さやか「どういうこと?」

杏子「お前ら、魔法少女を見たことにゃいのか?」

さやか「だから、それはマミさんが魔法少女だから、何度か見たってば」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/10/29(木) 21:48:34.52 ID:7fNSOeZKo
杏子「マミだけじゃにゃい。テレビで色々やってただろ? 魔法のステッキをクルクル回して、ステッキの先からキラキラしたものを出して、みんにゃを笑顔にするようにゃやつ」

さやか「アニメの話?」

杏子「魔法少女ってのは、子どもから大人にまで夢を見せる存在でにゃきゃいけないんだ」

まどか「……」

杏子「地味に殴るとか蹴るとか、剣を出してきて切るとか、槍で刺すとか、銃で撃つとか、そういうことは絶対にしちゃいけにゃいんだ。そこ、分かってるにゃ?」

さやか「ま、まぁ、なんとなく」

杏子「お前らも魔法少女ににゃりたいにゃら、基本的なことは覚えておけよにゃ」

さやか「えっと、あんたが語尾に『にゃ』をつけるのは、魔法少女だからなの?」

杏子「はぁー? にゃにいってんだ。あたしはネコ耳魔法少女だ。ネコ耳ってのは飾りじゃにゃい。ちゃんと動くんだぞ」ピコピコ

まどか「ホントだ……」

杏子「あたしがネコ語にゃのは、魔法少女だからじゃにゃい。ネコ耳魔法少女だからだ、にゃんっ☆」

さやか「……あの、無理してない?」

杏子「どういうことだよ。あたしはこれが自然体にゃんだ。それにイヌ耳魔法少女のマミだって、変身中はイヌ語をしゃべってるだろ」

まどか「え……!?」

杏子「えってにゃんだ?」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/10/29(木) 21:54:35.58 ID:7fNSOeZKo
さやか「まどか……」

まどか「話は合わせておいたほうがいいかも」

さやか「だね」

杏子「にゃにをこそこそしてんだ」

さやか「い、いやぁ、なんでもない。そうそう。マミさんは魔法少女のときは可愛い耳をはやしていたなぁ、って」

杏子「にゃっにゃっにゃ。だろ」

まどか(笑いかたまで、徹底してる……)

杏子「またネコ耳とイヌ耳魔法少女コンビで、一緒に戦いたいぜ」

さやか「そ、そうなんだ」

杏子「お前らも魔法少女ににゃるにゃら、どんにゃ耳を付けるのか、ちゃんと考えておけよにゃ」

さやか「それ、絶対なの?」

杏子「あったりまえだろ。魔法少女と動物耳ってのは切っても切れにゃい縁にゃんだぞ」

さやか「そうだっけ?」

まどか「さぁ……」

杏子「それはそうと、マミはこの先にいるんだにゃ。行ってくるぜ」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2015/10/29(木) 22:00:59.63 ID:7fNSOeZKo
さやか「あぁ、ちょっと――」

「この先へは、行かさないわん!!」

まどか「この声は……」

杏子「誰だ!! 姿を見せろ!!」

マミ「――イヌ耳魔法少女トモエ☆マミ!! わおーんっ」

さやか「うわぁ……」

杏子「へっ。流石はマミだ。お約束がわかってるじゃにゃいか」

マミ「貴方こそ、久しぶりなのにちゃんと対応してくれて嬉しいわん」

まどか「あの、マミ、さん……?」

マミ「なにかしら?」

さやか「えっと、その耳と尻尾は……」

マミ「うふふ。見慣れているでしょう。何せ私は、イヌ耳魔法少女だもの!! わんっ」

まどか・さやか「「……」」

杏子「そしてあたしはネコ耳魔法少女だにゃーん」

まどか「あ、うん」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/29(木) 22:01:03.05 ID:vdKhHV0DO
あんこは薄い本ではウサミミだったな…
まどほむが猫耳でさやまみが犬耳
あれは癒された
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/30(金) 06:28:35.69 ID:vNCwpvvuO
いつもの服に ストパンみたいな耳がついてる感じなのかな?
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/10/31(土) 02:36:31.46 ID:nC/48uBDO
書かないなら依頼出してこいよ
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