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【転生TS】レ級「…え?どこここ?」【艦これ】 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/17(木) 15:10:58.83 ID:uoIP3Y9C0
超亀更新、キャラ崩壊、設定崩壊、日本語おかしい、R-18が無理だと思った方は、ブラウザバック推奨

====


俺は、友人と遊びに来た海で溺れ、そのまま死んだ


第一章
第一の話「目が覚めたら知らない青空だった」




剣道、俺が物心つくときからしていたスポーツだ


レ級(間合いを測り、次に相手は何の動きをするのかを予測し最小限の動きで躱し、いなし、姿勢を構えて竹刀を振り下ろし…殺す)

(始めの合図で構える、ほどよい緊張が、気合の一声で襲い掛かってくる闘気が、相手から一本を取った時の竹刀から伝わる振動が…それらを含めて)

(剣道は俺には合っていた)

レ級「って、現実逃避してもこの現状は変わらないけど、なんで海のど真ん中で…」

座りながら、波に揺られて辺りを見渡すも、辺り一面すべて海であり、陸など島の影一つもこの近くには確認できなかった

レ級(思わず独り言いっちゃうし、なんでこうなっているのか分からないな。だって最後の記憶は)


苦しい…苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい息ができない息ができない息ができない息ができない息ができない息ができない息ができない息ができない息ができない息ができない息ができない息ができない息ができない息ができない息ができない息ができない息ができない息ができない息ができない息ができ


レ級「うっ…ぷ」


いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない


レ級(大丈夫だ。大丈夫だから落ち着け……息できている。心臓も動いている。五体満足…地に足もついている…地?)

ふと疑問を思った。近くに陸と呼べるものがないのに何故、座れているのか。

レ級「海!?どうしてぇあ!」

びっくりして立ち上がろうとするも、上手く踏み込めず滑って ばしゃぁん とこけてしまった

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1450332658
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2 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/17(木) 15:47:49.48 ID:uoIP3Y9C0

レ級「…ハ?……エ、ハ?」

レ級(え?海に浮いている?え?何之?え?何之?)

混乱状態の頭で必死に考えるも、いまいち現状を理解できず、頭に?マークをずっと出していた


数十分後

レ級(とりあえず冷静になって現状の把握…今何時?太陽が一番上の時間帯、詳しくはわからないけど12時〜15時の間か多分…季節、あったかいけど場所不明だしとりあえず保留…場所は…海の上で浮いている…うんなんだそりゃ)

頭が落ち着いてきた頃に自分の身の回りを確認しはじめ、いくらか確認したところで異様に肌が白いことに気付く

レ級「あれ?こんなに肌白かったか?って声なんだこれ!?全然違う!って胸やわらか!え!女!?うわ下無い!」

ようやく自分の姿が自分の知っている姿ではないと気付いた。あちこちほかに変化はないかあたふたと見始める

レ級「髪の毛白!真っ白!はははーなんだこれー!服もパーカー着てるしー!…あっこれレインコートだ。ってちがうなんでレインコートと・・・これ、マフラー?とブラジャーだけしか衣服と呼べるものないのー!てか足の形おかしくねー?」

あははーと笑顔で海の上を転がって現実からどんどん目を背けていくのであった

3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/17(木) 15:55:37.10 ID:H+BtYW+jo
しえ
4 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/17(木) 16:17:14.56 ID:uoIP3Y9C0

数十分後

レ級「はぁ…はぁ…ふう…落ち着いた」

現実を受け入れ、心臓を落ち着かせながら、今から何をすべきか考える

レ級(…さて、自分がいまこんな姿であり、ここは海の上であり、女であり…転生して性転換したのか、いやでも転生したら赤ちゃんからだよな?でも、この姿は中学生ぐらいだし)

どうしてこうなったか、なぜ今ここで生きているのか。それについては後回しに、まずは

レ級(此処に留まっても何もわからないし、とりあえずはあそこまで行くか)

全方位を目を細めながら方角でいえば北西にぼやけて見えるものの陸であろう影を数百キロ離れた所で目視しながら立ち上がろうとするが

レ級「わったぁ!」

またも海に上手く立てずすっ転んでしまった

レ級(…とりあえず課題を見つけたな)

その後、数時間後にようやくおっかなびっくりでゆっくり、しかししっかりと1歩ずつ歩く姿があった。しかし、こける

レ級「あっダメ!わぶ!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/17(木) 16:32:39.95 ID:JDT8nkyYo
きたい
6 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/17(木) 17:20:21.48 ID:uoIP3Y9C0
アニメ見てたら時間が過ぎてた

====

レ級「はぁ…これ、着くのか?…はぁ…はぁ…」

陽もすっかり落ち、辺りが星と月明かりでのみ照らし出される、寒くはないものの太陽が昇っていた時に見えた影は既に見えなくはなっているものの、その方向に体を向けながら、そしてこけながら前に進んでいる

レ級(立つのはもう何時間でも立てるけど、歩くのがこんなに難しいとは…)

夜になっても進んでいるのは、他にすることがなく、早く土に足をつけたいからである

レ級(陸についたらそのまま寝転んで地球大好きって言いそう…いやいわないけど、あぁくそ、スムーズに歩けるんだったら色々思考しながら歩けるのに)

子供の時から単純作業をしながら他の事を考えるのは意外と得意で、これに慣れていくうちに




考えながら、他の事を考えるようにもなった。




しかし違和感なく歩けるように思考のほとんどを歩行の進み方で使っているので、他に考えることはできていなかった

レ級(あともうちょこっとでコツ掴めたり、効率強化できると思うんだがのーできんのー)

それから数日後経った後、唐突に天啓が閃き

レ級「天啓が…きた!…」

歩くどころか走れるようになったのである










レ級「きゃっほーい!もう何も怖くない!怖くなんかないぞぶ!」

しかし、こける
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/17(木) 17:41:13.23 ID:TbnJabx+O
尻尾はまだないんか
8 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/17(木) 19:11:06.98 ID:uoIP3Y9C0

レ級「…というより腹減らないな、なんでだろ」

ここに来てから11回目の朝日を斜め後方から浴びながら、少し近づいた影に進みながら、240時間以上経つのに腹が減らないことを謎に思いながら雲の数を数え、いま塩水飲んだらどうなるのか考えながら、もし最初に何か食べるならラーメンかうどんかパスタかそばだよなと吟味している最中である

レ級(もしかして、飲食しなくてもいい体なのか?…塩水な〜のんでみる?…まぁそうだよな……ちからうどん)
  (121…122…123…ひゃく〜…あれ?いまどこまで数えたっけ?…あっありがとう…124…125……ミートソースパスタ)
  (塩水飲んだら幻覚見るかな?…いややめとこうぜ……とんこつラーメン)
  (うーん有力なのはパスタとラーメン…今123言ったとこだよ…あーでもうどんもそばも…うーん、なぁなにがいい?俺、ざるそばなんだけど…オーケーもう全部食べよう)

複数の思考を同時に行えるのはまさしく、怪物。多重人格と思われるがそうではなく、ただ同時にこう考えているだけである。自問自答しているのはただ単に話し相手がいないだけ

レ級(これじゃ船に遭うなんてことないだろうしな…ん?)

聞いたのは本当に偶然で、遠くで…何か破裂するような音が聞こえた。そして続けざまに数度音がはっきりと聞こえた。それもそうだろう、なぜなら音は




自分のすぐ近くでしたのだから



レ級「!?」

突如周りに水柱とともに轟音が響く。警戒するとともに最初の小さな破裂音のほうへ顔を向けると

??「すまない、外した!」

??「構いません、発艦準備!」

??「shit!もっと近くで撃てば良かったネ!」

??「そんなのは後クマ!なんでこんな所に単艦で戦艦レ級がいるクマ!」

??「まだほかにもいるかもしれねえぞ球磨姉さん」

??「輪形陣!早くなさい!」

黒ロングと赤の道着と茶髪ロングに金色の角とこれまた茶髪ロングと眼帯とこれまたまた茶髪ロングに緑鉢巻きがいた

レ級(茶髪率多いなぁ)
9 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/17(木) 19:12:20.27 ID:uoIP3Y9C0

お疲れ此処までまた今度〜
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/17(木) 19:18:50.89 ID:cstxHjrWo

少し見づらいから、地の文にもうちょっと改行が欲しいな
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/17(木) 19:22:05.78 ID:RMelYhIqO
ここで転生ものとは珍しい気がする、期待
12 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/18(金) 06:53:11.50 ID:GM+E8nZP0
ちょこっと投下、ほんとにちょっと。>>10やってみるよー

====

殺意、剣道にも似たあの緊迫した雰囲気を肌で、直に感じる

レ級(ああ、こっちに来てから無く、向こうに居た時は全国大会前とあって英気を養う為の海だったから数日はまともに試合もしてなかったしな)



ドクン



レ級(久しぶりだなぁ…でもあっちの平和なモノでも何でもない。本当の…殺し合い)



ドクン


レ級(ああ、生まれ変わってみるもんだな。こんな…命の駆け引きができるなんて)

心の奥から熱いナニカがこみあがってくる。それがいったい何なのか分からないが

レ級(邪魔するなよ、今はこの気持ちを…じっくり味わいたい)

しかし、感情として出しても問題はないだろうと…自然と笑みがこぼれる。それは心の高ぶりを表現したに過ぎないが
あちら側は、気持ち悪いものを見たような顔をしてくる

レ級(心外な。自分の顔を触ってみたけど、多分美人じゃないかと思うんだが)

まぁそんなことはどうでもいい。今からは


命の奪い合いが始まるんだから


レ級(まぁ俺は、なんで奪われるか心あたり、かいもく見当もつかないが)
13 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/18(金) 07:53:46.09 ID:GM+E8nZP0

〜艦娘side〜

神通(…鎮守府沖を少し遠出した所にまさか、レ級がいるとは思いませんでした)

数時間前、彼女は深夜から早朝にかけての哨戒任務を彼女の姉である川内から引き継ぎ
哨戒する時のメンバーと一緒に艦装の点検をし、点呼を済ませ、出撃する、何度もやっている哨戒任務
旗艦は神通、続いて赤城、長門、金剛、球磨、木曾である
レ級と邂逅する数分前、電探で辺りを探ると一つ反応があった。ここまでは何ともない、普通のことである
海には敵がいる。ならば海に出撃(で)ていれば敵に遭遇するのは何もおかしいことじゃない

〜〜〜〜

長門『…まさか…あれは!』

策敵機を別方向へ飛ばしていたため、反応があった場所へ赴き、目視で確認することになったが
鎮守府から百数十キロ先で空母または航空戦艦などはこれまでには目撃例が少なかった
先頭にあり前方を警戒範囲とした長門が即座に視界にとらえ姿を確認したとき、愕然とした

長門『敵艦発見!数は一!艦種は戦艦…レ級だ…』

神通『な…』

長門『独特な尻尾ともいえる主砲の確認は出来ないものの人型の姿形は酷似、敵艦はまだこちら気づいていない』

金剛『Hey!待つネ!この近場でレ級が確認されたことないネ、タ級の間違いでは?』

長門『ならば貴様も確認してみるといい、あれは間違いなく…レ級だ』

金剛『…確認したネ、長門の発言は正しかったヨ』

球磨『まじかクマ』

木曾『どうする?魚雷か?』

赤城『敵艦は電探を持っていないようですが魚雷探知機なども考慮して、主砲のほうが得策かと』

神通『私もそう思います。単縦陣で後方に近づき合図とともに全弾砲火です』

〜〜〜〜
14 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/18(金) 08:11:28.03 ID:GM+E8nZP0

しかし、放った弾はレ級に当たることなくその付近で着弾した

神通(レ級がいることの動揺、当たるかどうかの不安でいつも以上に皆ぶれてしまった、以後引き締めねば)

神通「輪形陣!早くなさい!」

口々に言う声をかき切って次点の砲撃準備を整える。レ級がこちらを捉え、その顔から笑顔が見えると
自分たちはまるで、餌場に飛び込んだような錯覚に陥る。自然と顔がこわばる

神通(情けない!これでも何度も修羅場をくぐってきた兵ですか!しっかりして!)

自分に喝を入れ、陣形を素早く整え戦う準備は出来た。

神通「皆さん!これはいつもの哨戒任務です!何も怖く感じることはありません!ただいつもの自分の力を出してください!」

全員「了解!」


〜主人公side〜


レ級(さて、頭も沸騰してる感じがするけどよく周りが見えている。うん調子がいい)

各々此方を殺す武器を構えて向ける、しかし殺気は感じるが当たる気がしない。昔テレビで見たアニメを思い出す

レ級(砲塔の向き、角度、弓の引き絞る力加減、銃を向ける腕)

銃を向ける向きで着弾位置を割り出す。本当にそんなことができるのか、試したことがある。
友とエアガンで試行錯誤しているうちに、命中率も格段に上がっていた。もちろん回避率も

レ級(さてと、向こうの移動は何か滑っている感じだな、たいしてこっちは歩きだ、まぁ、近づいてくれればいいか)

接近戦へと持ち込む算段をつけながら、今から始まる戦いに心を躍らせる

レ級(死ぬのは怖い、一度味わったんだからもういいじゃん)

じゃあ、後は生きるのみ、生きる為に、自分の為に

レ級「行くぞ、殺人者共。死ぬ覚悟は十分か?」

レ級(うわぁ、めっちゃいいたかったセリフ!)
15 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/18(金) 08:12:24.64 ID:GM+E8nZP0
お疲れ此処までまた今度〜
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/18(金) 10:17:22.20 ID:+mpvl8X5o
おつ
人間やめてく感じなのね
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/18(金) 12:16:11.92 ID:bkZNelALO
支援
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/18(金) 22:05:02.37 ID:yGkA98dyo
おつー
19 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/19(土) 21:15:58.54 ID:CubY3Gj90
やってこー

====

レ級(とりあえず最初は様子見で、避けに徹する)

エアガンとあの砲台では放つ力がまったくもって違う。火力にしても、火力を出すための力も
ゆえにどんな結果になるか起きるまで分からない。だから相手の出方を窺っているのだが、しかし
相手側のほうもなかなか動こうとしない、いや動けないのだ

神通(敵艦の艦装は…武器は?)

なぜなら相手も、此方の出方を窺っているのだから。予期しない場所にレ級が漂っていた。しかも艦装といえるものが無く
隠せるとしたら、背中に背負っているバッグしか…しかし、バッグを開けるどころか、触る気配すらない

神通(行動に…移さない?なら)

ちらっと艦隊を見回し

神通<赤城さん、艦載機を飛ばして様子見を、長門さん、金剛さんも、砲撃準備してください。合図後二人で砲撃開始、順次撃ってください。球磨、木曾は私と一緒に魚雷準備を>

全員<了解>

と通信で艦隊へのうごきを指示し、各々が手早く動いていく

レ級「お?」

やっとか、と緩み始めていた気を引き締めなおし、どの動きにも対応するために、体全体に力を漲らせる。

赤城「艦載機…発進!」

シュッと空を切る音とともに放たれた弓が激しい炎を出し、戦闘機へと変わっていく

レ級「…なんだそりゃ!」

呆気にとられたとはまさにこのこと、弓が飛行機へと変わった驚きと、この世界のファンタジーさに呆れるばかりだ

レ級(いやいや、弓があんな飛行機になるなんて聞いたことねえよなんだそりゃ!?原理どうなってんだ?)

あれこれと、余計なことを考えてしまい、挙動が遅れる

神通(驚いてる?何故…向こうに予期せぬことでもあったの?でもこれはチャンス!)

それを見逃す神通ではない。とっさに相手の状況を判断し、命令を下す

神通「今です!」

長門・金剛「「撃ぇー!(ファイヤー!)」」

ドンと驚愕で体が硬直した所へ砲撃が自分を爆破しようと迫る

レ級(あっやべ)

とっさに避けようとするも、二つの内一つは被弾が免れないと判断し、一つを肩を後ろへ下げ避ける。そして直撃するもう一つを

レ級「砕けぇぇ!」

右拳で殴った


レ級「ああああ!!」

爆発して煙の中で自分の身体の状態を把握する。結果として右手損傷かろうじて動くものの、爆風を近くで受けたが
体全体に裂傷や火傷などの浅い傷がつく程度で済んだ

レ級(体験して、分かったけど…体も丈夫に…なってるのか。他のことで知りたかった…痛ぇ)

人間の時であれば右手が吹っ飛ぶだけでは済まないが、今は砲弾を受けたダメージとは思えないぐらいだ。しかしそれでも
痛いものは痛い、少し苦痛にうめいていたが、それどころではなくなった、ブーンと空から何か聞こえてくる

レ級(!まず…)

爆撃機から、落とされた物は、いまだ煙が晴れない中を爆撃していった



20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/19(土) 21:38:53.49 ID:1mRwGDBAO
放たれるのは弓じゃなくて矢だろ
弓を放ったら次が射てないだろ
21 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/19(土) 22:05:14.61 ID:CubY3Gj90

〜艦娘side〜

神通(…予期せぬ事でしたが、上手くいってよかった)

戦艦の砲弾と、艦載機の爆撃が直撃だ。敵艦は無事ですんでいないだろう

木曾「…やったか?」

球磨「やったクマ、あれほどのきれいなクリーンヒットクマ。そこにいる長門だって無事では済まないクマ」

赤城「…しかし、気を付けることに越したことはありません。相手は…」

神通「…ともあれ、まず鎮守府に報告すべきでしょう。球磨、哨戒任務の経過報告した後、そのまま帰還報告です」

球磨「了解クマ……応答せよコチラ」

金剛「ぷはぁ〜つ〜か〜れ〜た〜ネ〜」

長門「まだ気を抜くな。それに何も疲れたことしてないだろう」

金剛「精神が疲れたといってるネ、これだから単細胞は」

長門「おい、それちゃんと意味知って言っているつもりか?」

神通「喧嘩するんですか?なら喧嘩もできないほどハードトレーニングでも入れましょうか」

長門「疲れたのか?なら早く帰って紅茶でも飲んで落ち着け」

金剛「Oh!お心遣い感謝するネ〜!」

神通「まったく…こういう時だけ息がぴー」

少し、気が抜けた時間が続く。しかし赤城だけが静かに煙の中をじっと見つめる。まるで、敵と相対しているように
通常ならば、この海域に現れる敵は、遭遇したとしても砲撃、魚雷、爆撃ですぐ決着がついてしまっていた。ただし今回は。

敵の格が違うということを思い出すべきであった

赤城「!敵現存!此方へ接近しています!」

全員「!」

唐突な赤城の敵生存報告、それがこっちへ近づいている

神通(まさか!轟沈まではいかなくとも大破で動くなんてままならないはず…いや、過小評価しすぎてしまっただけ…!)

神通の思うその通りであっても、せめて気を抜かなければ、初動の動きは速く動けたはず。とあれこれ考えても後の祭りである
22 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/19(土) 22:08:24.46 ID:CubY3Gj90
>>20ありがと、確かにその通り。
訂正

×シュッと空を切る音とともに放たれた弓が激しい炎を出し、戦闘機へと変わっていく

レ級「…なんだそりゃ!」

呆気にとられたとはまさにこのこと、弓が飛行機へと変わった驚きと、この世界のファンタジーさに呆れるばかりだ

レ級(いやいや、弓があんな飛行機になるなんて聞いたことねえよなんだそりゃ!?原理どうなってんだ?)

○シュッと空を切る音とともに放たれた矢が激しい炎を出し、戦闘機へと変わっていく

レ級「…なんだそりゃ!」

呆気にとられたとはまさにこのこと、矢が飛行機へと変わった驚きと、この世界のファンタジーさに呆れるばかりだ

レ級(いやいや、矢があんな飛行機になるなんて聞いたことねえよなんだそりゃ!?原理どうなってんだ?)

です、申し訳ありません。
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/19(土) 22:28:30.90 ID:d3rj7bet0
続きあく
24 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/19(土) 23:01:03.96 ID:CubY3Gj90

〜主人公side〜

爆撃が‘目の前’に落ちているとき右手の回復を、簡単に言えば動かさず休めていた

レ級(ありえないほどの速さで後ろへ爆走したけど、バックs…やめとこ。もしかしたら、俺も彼女たちのように滑れるのかもしれないな…いや)

彼女たちのように足を海面につけたまま移動する方法があるかもしれないと思ったが、慣れないことをするより
今慣れていることをしたほうがはるかにましだ。

レ級(…よし、固まって先制を取られたが今度はこっちだな。相手が分散してなくてよかった)

手たちが煙を挟んで対面した感じの位置にいるため、まだピンピンしていることは相手は気づいていない
この機会を逃さず対策を整理…しかし、あまり時間をかけず整えたのち、動き出す

レ級(右手も動く、まだ痛いが我慢……3…2…1…)

心の中で始め!と審判の声が響く。何度も聞いた言葉はまさに今聞こえたように耳が覚えている
それを合図に、煙の中へと走り出す。

レ級(…いた!)

煙が晴れると相手が視界に入る。最後に見た場所からはほぼ動いておらず、一人がこちらをにらんでいた

赤城「敵生存!此方へ接近しています!」

レ級(一人見張りがいたか。だが他の奴らの動きが遅い。これなら…間に合う!)

と、より自分に近い場所にいた黒髪ロングの女性へと接近する

長門「なっ!…くっ」

赤城(まずい!)

近づかれるとは思わなかったのか、彼女がワンテンポ遅い反応を示した。砲塔を向けたとしても間に合わない
なら、超近接戦と思い、殴りかかろうとする
25 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/19(土) 23:07:03.28 ID:CubY3Gj90

レ級「悪手だろ、小娘」

長門「はっ…がっ…」

まっすぐ自分の顔を狙って進む左拳を、最小限で避ける。代わりにカウンターで左アッパーを顎に当てる

神通「長門さん!」

鉢巻きをした女が叫んでるが無視だ。相手がよろめいたところをしゃがんで足払い、仰向けに倒れこむ頭を押さえつけ
右手首をつかみ引っぱり背中に乗る、拍子に左手を踏みつけ…拘束する

レ級「全員動くな!」

ビタッ

時間が止まったかのように、相手全員の動きが硬直する。だがそれは叫んだ内容に従ったわけではない
相手が言葉を叫んだから驚きで止まったのだ

神通(しゃべっ…た?そんな)

木曾(おいおい、喋るやつって)

赤城(まさか)

現在、深海棲艦は姫、鬼というカテゴリーに入る個体が言語を喋り、他はうめき声や悲鳴すら聞いたことがなかった

長門(馬鹿な、こいつは…)

金剛(…あり得ないでス…)

球磨(なんでクマ…)

故に、此処にいる艦娘全員が勘違いをした

艦娘達(こいつは姫、鬼級だ…)

レ級「…よし、静かになったな…」

26 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/19(土) 23:07:54.65 ID:CubY3Gj90
お疲れ此処までまた今度〜

早速、日本語がおかしくなってごめんなさい。次からなるべく見直すようにする
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/19(土) 23:11:19.38 ID:zPIi9CLno
「厨二病の極み」ってのも注意に入れとくべきだな
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/19(土) 23:15:11.56 ID:QQHJbD75o
おつ
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/19(土) 23:26:06.73 ID:RazTroUYo
おつおつ
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/21(月) 13:27:18.61 ID:ybB+NaAOo
おつおつ!
31 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/24(木) 16:42:48.48 ID:hFaxtMbY0
シュタゲ0もやったし、やってこー

※中二病の極みが出ます、黒歴史を悪いほうで刺激される方、見ていて恥ずかしい方はブラウザバックを推奨します

====

長門「くっ…がぁ!」

レ級「うわ…ちょ、暴れるなって、うっかり腕が折れても知らねえぞ」

もがいて逃れようとする長門だが、踏まれてる左手と掴められている右手に激痛が走り、動くのをやめる…代わりに

長門「撃て!私ごとで構わん!沈めろ!」

レ級「何それ怖い。変なこと言うの…き・ん・し!」

とりあえずと、長門のあごの関節を外し、口が閉じれず唾液が、口から洩れるのを防げない

長門「あぁあ!…はぁ…あ…あぁ…」

金剛「長門!hey!何てことするネ!」

ガン! と勢いよく砲塔をこっちに向けるが、撃ってくる気配はなく、とりあえずはほっとした。

レ級(まだこっちに向けられてるんだけどね。まぁいざとなればこいつ盾にすればいいか)

レ級「こいつが犬死とわかってる自殺させようとしたから止めただけだし」

金剛「…Is her talk about Resolution wasteful?(彼女が話した決意が無駄と?)」

レ級「へ?…I cannot understand English properly(俺はきちんと英語が理解できない)日本語でおk」

金剛「喋れてるネ!」

レ級「これだけだよ!だから日本語に直せと!」

金剛「ならもう一度!長門の覚悟をお前は無駄だというのか!」

レ級「いや、撃って来たら…えっと、長門?を盾にするだけだし。俺に一切ダメージ通らないじゃん」

金剛「!…なんてやつネ…」
32 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/24(木) 18:16:40.01 ID:hFaxtMbY0

レ級「自己防衛して何が悪い。それにそっちから攻撃してきたんだ。何もしていない俺に暴力に出たんだ。正当防衛」

レ級からしてみれば、ナイフ持った集団がこっちに襲い掛かってきて一傷負ったから、その一人を拘束し
周りが「なんで拘束するんだ!離せ!」と言ってるようなものだ
さらに言えば襲い掛かってくるほかの仲間が拘束してるやつを刺しても、それはまさにそいつらの自業自得だ
だからそれを責められても「お前らが襲ってきたからこうなったんだろ」と言いたいのである

金剛「何もしてない?…貴様ら深海棲艦が人を襲わなかったら…こうならなかった!」

赤城「落ち着きなさい金剛!冷静を欠いては相手の思うつぼです」

金剛「…」

赤い道着をきた女性が変なこと言ってる間、こっちはむしろ苛立ち始めていた

レ級(はぁ?深海棲艦というのが今の俺の姿だとししてもそれこそふざけるなよ…)

「人」が人を殺したからお前もその「人」と同じ人種だから罰を受けるべきだなんて

レ級(理屈すっ飛ばしてるだろ…深海、いや俺らは…“人権”がないのかもな)

人の形をしてるが、海を歩く時点で人類ではない。全く違う亜人ということになる

レ級(俺からしたら、この海に浮いているお前も俺たちと同じだろ?白人黒人ぐらいの違いの差しかなさそうなんだけど…)

でも、襲うからにはそれなりの理由があるはずだ。それを問うには今がいい機会と近くにいる者に話しかけた

レ級「なぁ長門。質問なんだけど、俺達は一体人間に何をした?」

長門「あ?…あぁお…」

レ級「と、悪い。お前は喋れなくしてたな。じゃあえっと…あっそこの鉢巻き巻いてるそこの」

神通「…私ですか」

レ級「名前は?」

球磨「…戦艦レ級、貴様が日本語をしゃべり質問しても彼女の名前を教える必要はないクマ」

レ級(なぜ説明口調?)

神通「球磨、黙って……私は神通」

レ級「うん神通、質問だ。深海棲艦は人間に何をした?」

神通「…あなた達は20年前、いきなり海から突如現れ、人間を攻撃した」

レ級(…この人はいい人だなぁ。話が分かるー)
33 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/24(木) 19:38:22.79 ID:hFaxtMbY0

〜艦娘side〜

同時刻、鎮守府内にある指令室。そこに置かれた通信装置が、彼女たちの言葉を伝えていた

球磨<現在、戦艦レ級と交戦中、長門が拘束され、身動きが取れない援軍を要求ー場所は…>

ぼそぼそとか細いがはっきりと聞こえる声に、通信装置の前にいる女性

大淀(…まさか、そんな)

哨戒任務で報告を待っていた軽巡「大淀」。帰還報告と思っていた知らせが悪い知らせだと理解した時、身動きが取れなかった

球磨<…戦艦レ級、貴様が日本語をしゃべり質問しても、彼女の名前を教える必要はないクマ>

神通<球磨、黙って……私は神通>

大淀(喋る…ですって!?相手は鬼、姫級なの!?長門が拘束されるなんて…)

大淀<援軍要請了解!しばらく時間を稼いでください!>

と言って通信を切り替え、鎮守府内放送へと切り替える。警報とともに大淀が焦りながらしゃべり始める

大淀<き、緊急事態です!第一哨戒艦隊が推定鬼、またはと対峙!>

〜〜〜〜

そして場所は変わり、レ級と艦隊が対峙している海域。

大淀<援軍要請了解!しばらく時間を稼いでください!>

神通は心の中で安堵する

神通(よかった。よく繋いでいました、球磨。あとは時間稼ぎ)

神通「…あなた達は20年前、いきなり海から突如現れ、人間を攻撃した」

レ級「…俺達ってことは、お前たちはまだ生まれなかったんだな」

神通「ええ、深海棲艦が現れてから二ヶ月に後妖精たちが現れ、私達艦娘(かんむす)が建造されました」

レ級「……ぇ?…妖精?艦娘?建造?」


…深海棲艦は艦娘がいない二か月間で、海軍の護衛艦を破壊しつくし、何千何万という軍人を惨殺しました
さらには港にいた一般人たちをも殺し、被害は何百万にものぼった。深海棲艦があともう少しで上陸しようとしたところを
すんでの所で私達が建造され、どうにか戦線を押し返せた。初期の深海棲艦たちは2m弱の大きさで、形はまだ船に近かった
しかし、近年、人の形をしたものが現れ、そして深海棲艦達が持つ強大な力を奮って、また戦線が押し返されてきている

レ級「…」
34 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/24(木) 19:39:47.72 ID:hFaxtMbY0

×
大淀<き、緊急事態です!第一哨戒艦隊が推定鬼、またはと対峙!>


大淀<き、緊急事態です!第一哨戒艦隊が推定鬼、または姫級と対峙!>

です
35 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/24(木) 19:40:58.78 ID:hFaxtMbY0
お疲れ此処までまた今度〜
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/24(木) 19:54:40.16 ID:syimaSyBO
おつー
つづき気になるぜ...!
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/25(金) 00:53:58.93 ID:XB1bbAk10
38 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/27(日) 21:26:47.94 ID:lapGSNRs0
皆ー、クリスマスプレゼントはもらったかい〜?僕はねー


モンハンクロスの100時間のデータ消去のプレゼントを貰ったよー…


やってこ…

====

              -‐…――-
            ´           `
         /    _≧__       \
.         /   /¨¨ 艦__トイ これ\     ヽ
        〈 ∠. -ァ7 ̄\ ̄: :.ト`.: .、\     ,
        У:/: /|:/`ヽ   \: :| `<|\\   ′
.         i: :|: :i   ∩      ∩ |: : \ヽ    }
.         |: :|: :l   ∪      ∪ |: : :l: ヽV  /___
.         |: :.ゝ|            __/_/_∠_∠__Σ_
.       マ|: :.{ `::::::   マ ア ::|                    |
       ハ: :.ゝ   __`___|                    |_
.       /: :,ヘ: :|   〈 ̄`ヽV/|    数十分経過   く .{
..     |:l: :| ヾ   く>、_  ̄/ ̄}                 {_ノ
      ヾ、:|     r-ノ  `フrム__ノ                 |
         `   /〉、    ___|__________|
            〈/ /`/丁¨|ヽ ><
.            入-〈___|__l_|ァく__ノ
         人/     |__/
         `¨       ー'

〜主人公side〜


神通「と言う訳で、第二次SN作戦は私たちの勝利で終わったの。まだいろいろと至らぬところがあるのよ
   そこはこれからの特訓や実践を経てさらに活躍したいと思うわ。それでつい先月に行われた作戦は残念ながら
   私たちは、本島防衛任務へとまわされていたの。この作戦へ参戦できなかったのは悔しいけれど本島防衛も
   大事な事だからもちろんできる限りの力で遂行したわ。これを機に襲ってくる深海棲艦も少なくなかったの
   でも全然よ、他の艦娘達は素晴らしい結果を出しているのに、私たちはそこに一歩及ばなかったの
   何がいけなかったのかすぐに検討を始めたの。するとどんどん出てくるのよ、それを一つ一つ個人の
   課題とし、トレーニングをより強化したわ。そして防衛作戦の時の編成だけれどーーーー」

レ級「あぁうん、へー、うんうん、そう、へー。おーけーおーけー」

金剛・木曾・球磨「…はぁ…」

赤城「…」

長門「神通…」

神通の時間稼ぎという名のトレーニングの必要性を解説され、三名は呆れ、一名はこっちを見張ってはいるが心労が
ここ数十分の監視だけではなさそうだ。長門は口開けっぱなしはかわいそうと「あばっふ!」ってついさっきつけなおした

レ級「お…おい、あれどうにかしろよ…」

ぼそぼそと長門にだけ聞こえる声で尋ねる

長門「出来ない、あれが始まると1時間も自分の中に入り浸るんだからその間は何もできん」

レ級「ていうか仮にも敵の前だろ。違う意味でどうにかしろよ」

長門「違う意味でも出来ない。あれは癖だ」

レ級「…んじゃさ、仮にも敵だろ?こんな悠長に俺と話してていいのか?な・が・と」
39 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/27(日) 22:32:36.63 ID:lapGSNRs0

にやっとすると、長門はぐぬぬというような顔をしてそっぽを向いた。そしてゆっくりとこっちを向き

長門「…私からも、質問をしていいか?」

レ級「ん、答えれることなら」

長門「貴様達は何故人を襲うのだ?」

レ級「…まず間違いなく言えるのは一歩間違えていれば、俺たちの立場は逆だった…ってことだな」

長門「…何故だ?」

レ級「艦娘が深海棲艦じゃなくお前らがその姿その喋りのまま…海から来たらな。人間はまず…恐怖する」

自分たちと姿が同じなのに海を歩いている。背中に物騒なものをつけている。それだけで畏怖の対象

レ級「恐怖したらどう対処する?長門は」

長門「そ…れは」

レ級「逃げるよね?動かなくなるよね?“排除”するよね?…人間てそうなんだよ…初めて深海棲艦とあった人は
   怖くて…目の前から消えてほしくて、攻撃しちゃったんだよ。それで攻撃された方は怒った。なんで攻撃するのかと
   だから、やり返しちゃったんじゃないかな」

長門「ならば、お前は人が先に、深海棲艦を攻撃したというのか」

レ級「推理だよ、君たちはある?海に沈む苦しさや…寂しさ」

言うと長門はばっとこちらを向き驚いた表情でこちらを見る。それだけでよかった。それだけで理解した

長門「…」

レ級「…寂しいよね。独りって」


寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い
寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い
寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい
寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい


誰か…


レ級「だから」


誰でも…


レ級「求めたんだよ」


傍に


レ級「人の…温もり?たぶんそんなやつ」

長門「…」
40 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/27(日) 22:48:00.37 ID:lapGSNRs0

長門は悲痛な顔を俺に向けている

レ級(やめろよ、敵だろ?そんなに…ひどい顔してるかな?…おっ)

長門「…おまえはーーーー」

レ級「話し合いはここまでだな…よいしょ」

長門「きゃぁ…!…なっななにを」

起き上がり長門を艦装と一緒におんぶの形で持ち上げる。その動きに対して神通以外は身構える

神通「だから艦装付きでグラウンド10周は追加…はっ!」

しかし遅れて神通も身構える

レ級「投降しよう!」

と片手をあげながら見渡す

赤城「いきなり何を…」

レ級「いやぁ…アレ」

そのまま挙げた手をまっすぐ、前に指をさす

レ級「これ以上…被害を増やす必要もないかなって」

新たに来る援軍の前に逃げる為の策をいくつも考えていたのを無駄になったと思いながらため息をつく

レ級「はぁ…人生は…小説よりも奇なりってな」

ビスマルク「横須賀鎮守府所属元帥直属護衛艦隊旗艦ビスマルク!…助けに…あら?」

レ級「あっもう終わってまーす!」

長門「お前が答えるな!敵だろう!」

レ級「その敵におんぶされてるのは誰かなぁ?んん?」

長門「ならば下ろせ!」

レ級「いやでーす、おろしませーん」

長門「くっ…」

レ級「掴んでる手の力をこめてもおろしませーん」

長門「ぐぬぬ…」

ビスマルク「…敵、よね?」




41 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/27(日) 22:49:56.90 ID:lapGSNRs0
あっちなみにマンガの方の艦これ見てないんでそこんとこよろ
でわお疲れ此処までまた今度〜

モンハンやろ…
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/27(日) 23:18:51.75 ID:xI46JfTao
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/28(月) 00:38:00.53 ID:l6xKHWyj0
何があって100時間を消したんだ…自分も今それくらいだから痛いほどわかるわその気持ち
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/28(月) 01:16:51.99 ID:jfHC10fbO
今作からセーブがSDに保存される?んだっけ?
それ絡みかな?
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/28(月) 10:16:13.89 ID:2k9JEAMJo
おつおつ
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/28(月) 11:16:51.78 ID:oz8QaVLho
>>1の投下を促すためにオンラインで>>1のモンハンを手伝う会
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/28(月) 23:05:29.87 ID:7Y+QxSwU0
>>46
あれは「メタルスライムと出会えたらメタル斬りを使って全力倒す会」と同じですか!(フンス!)
48 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/30(水) 16:50:10.53 ID:JmbXtFoM0
色々あったけど今年ももうすぐ終わり…良い新年を
>>46ありがとね、気持ちは受け取っておくね

やってこー

====

レ級「どうやって滑ってるんだ?」

長門「前に進めと思えば進めるはずだが?」

降伏宣言した後、鎮守府へ連行している最中である。全方向から砲塔を向けられ…長門に引っ張ってもらいながら行動している

レ級「はぁそういうものか」

長門「むしろ歩いているほうがすごいがな。あれこそどうやっている?」

神通が先導し、レ級を中心に円になるよう配置になっている。空では絶えず爆撃機がレ級を見張っている

レ級「難しいよ?足の踏み込み方とか重心の置き方とか、まぁ説明しづらいものが多々あるよ」

長門「ふむ。滑ることなら駆逐艦の中で動きはアイススケートを参考にしているものもあるようだ」

レ級「ああ、アイススケート!なるほどな〜後で練習しよう」

長門「…機会があればな」

レ級「ああ、あるある交渉決裂したら逃げるだけだもん。交渉うまくいったらけっこう自由時間あるし」

ピシッと空気に亀裂が入る、見張る艦隊は自然と体に力が入る

球磨<これだけ警戒してるのに逃げれると思っているクマ?>

木曾<舐められたもんだなって言いたいところだけど、本当に逃げ切られそうだ>

金剛<なんであれ、さらに警戒することに変わりないネ…長門、そのまま他のことも聞き出して>

長門<…わかった>

レ級「ん?なんか言った?」

長門「あ、ああ。交渉とは何だ?」

レ級「簡単だよ、ある情報を提供する代わりにもしもの時以外の俺への攻撃をしないでくれっていう話」

ビスマルク「その交渉、提督は聞く耳すら持たないと思うわ。こうしてるのは私が私たちのとって有益になると思ったからよ
      そうじゃなければあなたは私たちにハチの巣になるわよ?」

主導権をこちらに持たせようとある程度脅しを含めて言い出したビスマルクを長門は不安な思いで聞いていた
そんなことを言い出して暴れでもしたら…と

長門「ビスマルク、あまり余計な…」

レ級「ビスマルク」

ビスマルク「な…何よ」
49 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/30(水) 17:55:00.74 ID:JmbXtFoM0

レ級「ありがとう」

長門・金剛・赤城・神通・球磨・木曾「え?」

ビスマルク「え?…今、なんて」

レ級「ありがとうって…君の善意で俺は、交渉の余地が出てきたんだから、こんなチャンスはないよ。ホント」

感謝したことに…本当にうれしそうに感謝したことに…艦娘たちは驚いた。これじゃまるで

神通<人間…みたい>

神通以外全員<…>

ひとり言は無線ははっきりと捉えて、しかしそのつぶやきに誰も答えることはできなかった

長門「…お前は…その」

レ級「言いたい事があるなら、はっきりと言いなさい。それじゃ伝わらない」

叱責されたような思いになり、言いとどまった言葉を紡ごうとする

長門「…お前はなにもーーー」

?≪そこで止まれ、哨戒艦隊≫

全員「!」

レ級「!あ、ちょっぎゃん!」

いつの間にか後数十m先に鎮守府という場所でスピーカーから大きな命令が聞こえた。ただ引っぱってもらっていた彼は
そのまま慣性の法則で長門の艦装にぶつかってこけた

長門「あっすまない」

レ級「う〜、気にしないで…」

?≪…動くなと言ったはずだ。長門≫

長門「!」

ビシッと声に当てられ直立のまま硬直する

レ級「…ああ、あれか」

と鎮守府の港に人影が三つ、端二人は巨大な砲塔をこちらに向け、中央にいる一人は白い服を身にまとっている

長門<…提督>

レ級「あの人が君たちの上司か。偉そうな女性だな。まぁ偉いんだけど」

髪は黒で腰まで下ろしているストレートロングだ。

レ級(目つきはちょっときついな、綺麗なほうだけど目の下にクマがなけりゃな〜)

顔の輪郭は整っており、モデルかなにかと思うほど、しかしクマがそれを台無しにしている感じだ
身長は大体三人とも同じぐらいだ。他二人は白髪ツインテールに、和傘を持ったポニテの女性だ



50 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/30(水) 18:40:36.80 ID:JmbXtFoM0

??「…まさか、おとなしくついてくるとはな。深海棲艦が」

??「ええ、驚きです。でも何か策があってのことでしょう。そうでなければーーーー」

?「無駄口はいいわ」

視線は外さずとも会話を続ける端の二人に海軍の軍服を着た一人が睨み付けて制止する

??「ー…すみません、伊東提督」

伊東「今は前に集中なさい、武蔵、大和」

大和・武蔵「了解」

伊東「…」

二人を敵艦へと意識を向けさせると息を吸って、敵を取り囲んでいる一人へスピーカーを通して話しかける

伊東≪ビスマルク?私は殲滅を命じたはずよ?あなたがいればその程度、訳ないと思ったけれど≫

レ級(あれ?この声…)

声が、冷たいと誰もが思うほど低く聞こえた。しかし彼はどこか、聞いたような声だった

ビスマルク<…彼女は降伏宣言をしました。さらにこちらへ有力な情報を提供してくれるとーーーー>

伊東≪そんな命令…した?≫

ビスマルク<あっ…それは…>

声から殺気を感じるほど刺々しく発せられて思わず怯えた姿勢になる

伊東≪降伏したのは罠に決まってるじゃない。命令も聞けない、敵を擁護する?話にならないわね
   ビスマルク…いらないわ、貴方≫

レ級(!…)

ビスマルク<!…まーーーー>

伊東≪使えない道具は私はいらない。安心して?解体はしないわ。別の場所へ送るだけ≫

伊東<哨戒艦隊全艦に告ぐ、即刻レ級を沈めなさい>

全員<!>

スピーカーではなく、無線での命令。それは誤解の余地なく、殺せという命令

伊東<聞こえたでしょう?早くして、こんなことに付き合うのは面倒なの>

伊東≪ビスマルク、よく動いてくれたわ。それに免じて送る場所は貴方に決めてあげるわ。今までご苦労様≫

ビスマルク<待ってください伊東提督!有力な情報が本当にあるかもしれません!ですから>

伊東≪口答えしないで、これ以上失望させないでくれる?≫

ビスマルク<あっ…>
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/30(水) 18:56:02.49 ID:cMg00JP5o
ドS女提督いいゾ〜
52 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/30(水) 19:02:12.32 ID:JmbXtFoM0

レ級(い…とう…だって?…まさか)

ビスマルク「…皆、構えて」

ビスマルクの一声に長門以外は彼へ構えた

レ級「!…これはどういうつもりだ?」

長門「まってくれ!まだ質問をしている最中なんだ!」

伊東<何をしているの?早く沈めて>

金剛「聞いてなかったんですか長門?そんなのはもういいネ。とりあえず沈める事がテートクの命令ネ…早くどくネ」

球磨「離れるクマ!長門!そいつ撃てないクマ!」

長門「頼む!質問させてくれ!それを聞かないとどけない!」

赤城「長門!あなたも巻き込んでしまいます!早くどいてください!」

長門「…頼む…頼む。待ってくれ…そうじゃないと…取り返しのつかないことに」

レ級「長門、離れて」

長門「え?」

後ろから投げかけてきた声に驚いて彼へ振り向く

レ級「あの赤いのが言ってた通り、巻き込まれたらただじゃすまない。離れていて」

長門「だが…お前が」

レ級「…質問させてくれ…今年西暦何年だ?」

長門「え?…20XX年だが?」

レ級「!…ありがとう…よし」

気合を入れて膝を曲げ、足に力をこめる

長門「待て!何を」

止めに入った長門を正面に捉えて笑顔で、大声で




















レ級「ちょっと妹にでこピンしてくるわ!」
53 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2015/12/30(水) 19:04:02.25 ID:JmbXtFoM0
妹っていったい誰のことなんだろうな〜
てことで今日中に上位行きたいからお疲れ此処までまた今度〜
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/30(水) 19:14:16.71 ID:iBU2d9Ggo

転生とは言っても同じ世界になのか
面白い
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/30(水) 19:59:12.24 ID:4mvrIlFgO
乙!
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/31(木) 13:04:55.91 ID:h9bEBFOco
沈んだ兄が人間止めて姉になって帰ってきました
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/12/31(木) 13:32:47.71 ID:2+cejlYqo
年下の実の兄(♀)
58 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/01(金) 10:25:38.23 ID:sHk+FGWw0
>>57もうそれ、わけわかんねぇな
59 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/11(月) 18:01:32.74 ID:gvneHDIuo
待ってるぞ〜
60 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/14(木) 09:29:18.61 ID:phbpViHyo
この手のSSは100%エタる
61 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2016/01/18(月) 21:14:04.07 ID:i/DI0xHt0
>>60かもしれぬが長い目で見てくれ
あけおめことよろ〜いろいろと終ったからやってこー

====

レ級「さってと…ちょっと長門、手伝ってほしいんだけど」

ぐいっと腕を前に伸ばしながら殺気と変わらぬ調子で長門と会話するが、周りはまだ臨戦態勢である

長門「な…なんだ?」

レ級「えっとな、多分通信とかでお仲間と話してると思うんだけど、俺が長門の肩叩いて10秒経ったら…」

と言い顔を長門の耳元まで近づけ何かを囁く

長門「………は!?そんなこと言えるわけないだろう焚き付けてどうする!自分を危険にさらすなんて意味がない」

言われた内容に驚き止めるも、彼はキョトンとした後続けて言った

レ級「あ〜長門?それは事実を述べているだけだからな」

長門「ならお前は出来るというのか」

レ級「出来る」

長門「…はぁ」

ためらわず即答で返した言葉に長門はあきれた様子でため息をついた

長門「…わかった、もうどうなっても知らんぞ」

レ級「おう!知らんぷりしとけ。心配してくれてありがとうな…じゃあ頼む」

ポンッと長門の肩をたたいて前に進む。合図だ。今から10秒後長門以外の海に出ている艦娘たちはどんな反応をするのだろうか
また、それで港にいる提督たちはどう対応するのだろうか…

長門「…」

神通<…離れた?>

金剛<好都合、長門はレ級に感情移入してるみたいだけど、もともとは敵同士ネ!>

ビスマルク<いいわ、これがチャンスよ。皆総員はなーーーー>

長門<待ってくれ>

10秒…砲撃命令直前に長門の制止が入った

金剛<長門黙ってるネ。今この場で貴方は戦力外よ>

長門<そうじゃない。相手のレ級から言伝を頼まれたから言うぞ>

球磨<はぁ?必要ないクマ。さっさと終わらせてーーーー>

球磨が何か言おうとしたがそれを無視しさっき耳打ちされたことを一字一句間違えず伝える

長門<『砲撃するならどうぞご自由に…どうせ弾の無駄遣いだけど、君ら突っ立っているだけのビルみたいにでかいのに動かないから
   仲間の攻撃食らってダメージなんていう…みっともないことしないようにね?』と>
62 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2016/01/18(月) 21:28:26.44 ID:i/DI0xHt0

挑発…それは一部の艦娘には効果てきめんであった 

木曾「…よく言った」

球磨「ならばそのまま」

金剛「死んで逝け」

言うと同時に三人からの砲撃である

神通<あ!待って!>

慌てて止めるが、しかし止めようとした時すでに攻撃していた。彼めがけて放った砲弾達はそのまま







彼から離れた港近くの海で着弾し爆発した



神通「な!?何が起きたの?」

金剛「…化け物…」

神通「え?」

一部始終を見そこなった神通は訳が分からず、金剛のつぶやきに反応するだけ

球磨「アイツ…クマたちが撃った弾を」

木曾「手で弾きやがった…」

神通「な…んですって?」

呆然とする一方彼は足を止めず歩き続ける、そして足をぐっと踏み込み

レ級「行くぞ!」

と叫んで走り出す目的地は数十m先の二人の艦娘に守られた彼女

伊東 凜(リン)提督のもとへ

63 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2016/01/18(月) 21:29:35.56 ID:i/DI0xHt0
ごめん、ねむいからお疲れ此処までまた今度ー
64 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/18(月) 21:36:08.63 ID:GhXqg9rHO
待っとったで
次も頼むで!
65 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/18(月) 21:54:54.37 ID:E0zQ0Kgho
おつー
66 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/18(月) 22:07:59.94 ID:hO20GbD/O
待ってたぞ
67 :以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします [sage]:2016/01/18(月) 22:39:20.88 ID:tkgbNy0C0
おつん
68 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2016/02/04(木) 21:53:03.16 ID:MEbbvV4N0

ややややってこー(マ○オ風)

====

〜艦娘side〜

伊東「…何やってるの?早く沈めてよ」

明らかに苛立ちと殺意を滲ませながらレ級の方を睨む

大和「最善を尽くしていますが、残念ながら敵艦は他の深海棲艦とは違うようです」

数分間、敵艦・レ級は艦娘達の猛攻ともいえる攻撃を回避もしくはいなしたりー艦娘には弾いているように見えているーして
彼女自身、今のところ無傷である

伊東「関係ないわ。ここはいいからあなた達も出撃しなさい」

武蔵・大和「「…了解」」

言いたい言葉はあるがまず、目の前の敵に集中する。港からそのまま海へ着水し参戦するために進む

大和(明らかに違う。他とは比較にならない…いえ、比較にできない。彼女は本当に深海棲艦?)

軽巡、雷巡、戦艦、空母の艦載機による攻撃がすべて通用していない

大和(これがまだ複数体いたらと思うと…恐怖を感じる)

考えがまとまらないがすでに交戦区域の中心だ

武蔵「大和、深く考えるのは後だ。今は前に集中するぞ」

大和「武蔵…そうね、ありがとう」

武蔵「礼などいい。ゆくぞ?」

大和「ええ…敵艦補足、全主砲薙ぎ払え!」

他の艦娘の砲撃をいまだ避け続け、しかし体勢が避けるために崩したとき、大和武蔵の砲撃が轟く






瞬間、崩した体勢の隙間から彼女の笑顔が見えた気がした

69 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2016/02/04(木) 22:22:05.82 ID:MEbbvV4N0

〜〜〜〜20年前〜〜〜〜

早朝、何の変哲もない一軒家、その家にあるまぁまぁ大きいリビングに一人、大きなバッグに荷物を詰め込む青年がいた
そこに廊下からリビングに入る扉を開けて眠そうにした一人の幼い少女が入ってきた

??『ふわぁ〜…』

欠伸を出しながら荷物を整理する青年へと近づく

??『ん?おお、凜おはよう。珍しいなこんな朝早いなんて』

りん『おはようお兄ちゃん。だって今日から何日かいなくなるんでしょ?だから見送ってあげるの』

??『はは、まあ今日泊まって明日の夜ぐらいに帰ってくるからすぐ会えるって』

りん『それでも!』

??『そっか、ありがとな』

と言って青年は少女の頭を撫でる。少女はそれを楽しむために目をつぶってされるがままになる

??『よし、そろそろ行くよ』

りん『分かった…あ、ちょっと待って』

てててと急いで冷蔵庫にあるプリンを一つとプラスチックスプーンを持って青年の元へ戻る

りん『はい!あげる』

??『いいのか?凜のだぞ?』

りん『いいよ、だってお兄ちゃん用に買ったんだもん』

??『親父の金だけどな。うん頂くよ』

プリンとバッグを持って二人で玄関へと歩く。到着し靴を履いて青年は少女へふり向く

??『ちゃんといい子にしとけよ?』

りん『もう!子ども扱いしないで!りんだってしょうがくせいになったんだから!』

??『おうそうだったな…まぁまだなりたてだけどな。これからだからな、がんばれよ』

りん『うん!』

気合の入った返事を聞いて青年は笑顔になる

??『行ってくる』

りん『行ってらっしゃいお兄ちゃん!』

ガチャッと開けた玄関の扉から青年は出掛けていく。少女はそれを閉まるまでずっと見ていた。



















それが…少女が見た青年の最後の姿だった
70 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2016/02/04(木) 23:08:33.01 ID:MEbbvV4N0

〜伊東凜side〜

伊東(兄が海で行方不明になってから、捜索隊が出動するはずだった…でもそれは出来なかった。まるでタイミングを計ったように
   深海棲艦が現れたから。だから捜索なんてやりたくてもできなかった…あいつらさえ現れなければ兄が、お兄ちゃんが…助かったかもしれないのに
   許さない。絶対に…絶対に!根絶やしにしてやる!)

ならば相手が他とは違うとしても、ただ絶滅させるのみ、その為にいままで生きてきたのだ

伊東(もうあんな思いは嫌、嫌嫌嫌!私が全部消し去ってやる!…だから)

伊東「さっさと沈んで、私の目の前から…消えて!」

最後に叫んだと同時に大和と武蔵の主砲が放たれる。そして

レ級「赤城!痛いのと弓壊すけど我慢しろよな!」

赤城「え?」

レ級に向かって放たれた高威力の砲撃が文字通りレ級の手によって方向を変え赤城へ直撃する

伊東「ー!」

赤城「きゃあ!」

木曾「赤城!」

隣にいた木曾が無事かどうかを確かめに攻撃をいったん止め赤城のもとへ向かう

大和「…なんて事」

武蔵「ひるんでる場合じゃないぞ!後で謝れ!」

一瞬仲間に自分の砲撃が当たって怯むも武蔵に叱責され持ちなおす

大和(本当に…できた妹。ごめんなさい赤城さん)

赤城「くぅうっ」

木曾「大丈夫か!」

赤城「大丈夫とはいえなさそうね…もう発艦出来そうにないわ。今飛んでる艦載機たちももう…弾切れ」

と言って、手に握っているへし折れた弓を見せる

木曾「発艦時を狙われたのか。くそ。アイツ攻撃はしないって言ったのに」

ぐぐっと、簡単に開いての言葉を信じた自分を恨んだが赤城がそれを見て

赤城「いいえ、彼女は攻撃してないわ。ただ、味方が敵に向かって撃った弾が私に当たっただけ」

木曾「そんなの…」

赤城「…私たちが攻撃しなければ、私が被害を受けなかったのかしら…」

木曾「…なら今度は魚雷を叩き込むだけだ」

と言って、木曾は覚悟を決めた顔をして、レ級を睨む

赤城「…駄目よ、こう味方が密集しては誤爆する可能性があるわ」

意図を組んだ赤城は止めようとするが

木曾「確実にあいつの近くで爆発させればいい」

赤城「駄目と言ってるでしょう。他にいい方法があるはず」

もう赤城すらみず、木曾はレ級へと向く

木曾「…球磨姉にごめんって言っといてくれ」

赤城「木曾!やめて!」

長門「!まて木曾!それは!」

唯一戦いに参戦をできなかった長門と赤城だけが、木曾のやることを理解する

木曾「提督に、勝利をくれてやる」

そして単身でレ級へと突っ込む…その手に魚雷を持って
71 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2016/02/04(木) 23:10:45.17 ID:MEbbvV4N0

ワクワクしてきたけど明日に響くからお疲れ此処までまた今度〜
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/04(木) 23:19:24.79 ID:90XMP0NK0
おつおつ
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/04(木) 23:36:15.62 ID:Ubs3xu8Ro
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/05(金) 00:18:07.76 ID:WPpb/twjO
木曾が死んでも代わりがいるもの…
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/02/05(金) 06:17:25.45 ID:xk6ldwDk0
別に名前つける必要なかったと思うけど
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/09(火) 00:50:17.94 ID:6RWvDD3A0
名前つけた方がストーリーって面白くなるんやで
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/09(火) 09:36:40.39 ID:xCffbJCao
きそうてんがいな考えだな…
名前は賛否両論だよな
個人的にあっても無くても面白物は面白いと思うよ
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/15(月) 14:32:58.05 ID:PDVjhVim0
名前ついてなくてもつまらないのはあるよねww
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/17(水) 20:50:14.31 ID:5FnVNjuio
続きはよ
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/23(火) 23:51:23.32 ID:AmraARET0
まだかね
81 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2016/02/24(水) 22:53:17.57 ID:sKhYAWvQ0

おお、時間経ちすぎだね
>>75名前付けないとわかりにくいかもって思って、まぁ自分は名前付けるよ、やってこー

====

〜主人公side〜

レ級(!単機突っ込んでくる?囮か!)

やめてと声を聞いて振り返ると木曾がこちらへと突撃する姿が見えた。囮と思い周囲を警戒しながら木曾の動きを観察する
しかしまっすぐ此方へ向かってくるのに違和感を感じ、その場から離れようとするが…

木曾「逃がさねぇ!」

魚雷を左右に放ち逃げ道を絞る

レ級(うん、これは避けづらいけど、まだどうにかなるな…他の奴等撃ってくる気配…なし?)

周囲を警戒はしていたのだが木曾と連携して何かしてくるわけでもなし…むしろ驚愕してる

レ級(遠距離支援してる側としては接敵して欲しくないはずだけど…近づくなら接近戦…長門との攻防知ってるこいつが?)

自分が彼女…木曾とするなら何をするかを考えながら、可能性の低いものを排除していく。その間にも木曾は此方に向かってくる

木曾「それで逃げたつもりなのかぁ!」

もう遠目からでは肉薄している距離まで近づくとレ級は木曾の手元にある物を見て理解した。
それはさっき左右に放たれた魚雷と同じ物が握られていることに、そこから出された結論が

レ級(神風特攻…)

木曾「この先きっと、お前は脅威となる。ここで沈める。何としてもだ」

木曾が彼に触れられる距離まで近づくと持っていた魚雷に機銃を向け、発しゃ…

レ級「何してるんだ?」

ぷつんと。何かが頭の中で切れるような感覚を覚え、次いで体からナニかが現れた。よく見るとそれは腰辺りから出ていて
まるで尻尾のように長く、尻尾?の先端からは主砲等をつけた顔のようなものがついていたそしてそれは
木曾の持っていた魚雷を上空へ弾き、つけていた主砲の一つを魚雷に向けて、撃って爆発させた

木曾「な!…がっ…あ゛…」

固まった木曾の首をつかみ力をこめる。ありったけの殺意をこめながら。
82 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2016/02/24(水) 23:37:17.59 ID:sKhYAWvQ0

レ級〖木曾〗

木曾「は!…ぁ…」

放たれた声が歪に、しかし流れるようにはっきり聞こえるそれは、聞いてる者に怖さを植え付け、身動きを取らせない

レ級〖オ前サ、何シヨウトシタカ分カッテルカ?〗

木曾「ぁ……」

首を絞められている事など気にもかけられないほどにその声は、木曾の頭に響く。首が絞められているから声が出せないのか
それとも恐怖で声が出ないのか、もしくは両方当てはまるかもしれない

レ級〖俺サ、コウイウ事嫌ナンダ。生キル事ヲ諦メタヨウデサ。マダ考エリャ、他ニヤリ様ハアルダロウシサ。ナノニ
   コンナ事シチャ何モ出来ナクナルダロ?何モ感ジナクナッチャウダロ?誰ニモ…会エナクナルダロ普通ナ?
   今、スゲー怒ッテルカラナ。モシマタコウイウ事スルナラ、ソノ時ハ…俺ガオ前ヲ殺スゾ〗

目を木曾の目と可能な限り近づけ、自分の怒りを木曾へと向ける

木曾「…ぅ…ぁ……」

レ級〖…ン?〗

ある程度言いたい事を言い終えた彼は血の気が引いている木曾をどうしようかと思っていると、耳にインカムを発見して
それを自分の耳につけておいた。すると長門を視界の端に捉えた

レ級〖ヨシ…トリアえズオ前はお仕置キな」

木曾「かは!…ごほ…うぇ?」

首を絞めていた力を緩め離す、その後少し助走をつけて、木曾の右頬に左拳を全力で打つ

レ級〖オらぁ!」

木曾「ご…はぁ…」

その勢いのまま長門の元まで吹っ飛ばす

レ級「長門!」

長門「は!?…ちょっとま…がっ!」

吹っ飛んだ木曾は見事長門にクリーンヒットし長門もろとも海に転がる

レ級「長門も一発木曾を殴れ!そいつには後で二度としないように説教してやる!」
83 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2016/02/25(木) 00:21:44.17 ID:VeGWCXN+0

長門「あ…ああ!」

殴られた衝撃で気絶している木曾を介抱しながら返答する長門を確認し、もう一度周囲を警戒する。仲間が離れた今
もう一度攻撃されるだろうと思った…のだが

レ級「…あれ?」

今でも周りで囲っているのは変わらず、しかしこちらに攻撃するどころか砲塔をこちらへ向けていなかった

レ級「なんだ?…どう…し…た…なんだこれ!?」

きょろきょろと周りを見たとき、腰に違和感を感じそして視界にふよふよと映る物を見て驚愕する

レ級「え!?何?これ以上まだ俺の体何か起こるの!?尻尾?尻尾生えたよ!長門ー!なんか尻尾生えたんだけど!」

艦娘全員「「…」」

伊東「…」

笑顔で長門に「尻尾生えたー!」とはしゃいでる姿を見て艦娘達が浮かんだ一つの思いは

レ級

その姿は完全に彼女たちの知っているレ級そのものであった。しかし、そんな物あったのかと言う目の前のレ級は

得体が知れない者であった

大和「…彼女は一体何なの?姿形が似ていても他の深海棲艦とは全然違う…いいえ、別物のよう」

武蔵<…こちら武蔵、横須賀鎮守府所属伊東凜提督へ。彼女との交渉を提言する>

大和「武蔵!?」

レ級(おっ!いいぞ武蔵とやら!)

驚愕のあまり裏返った声を出してしまった大和、そして木曾のインカムから聞こえてきた声に彼も耳を傾ける

武蔵<彼女の戦力であればこちらはもう何人か沈められてもおかしくはないはずだが未だに一隻も沈んではいない
   これはまだ交渉の余地がある。彼女は他の深海棲艦とは何か根本から違うようだ。その情報も何かのーーーー>

伊東<関係ないわ!武蔵、偉くなったつもり?良い?敵が攻めてきたからあなた達はそれを沈めればいいだけ
   そのほかは何も考えずにやれ!兵器として敵を倒せる力があるのに使わないお前ももう要らない!
   お前等は兵器なんだから、目の前の敵をーーーー>

レ級<この…バカ妹がぁぁぁぁぁ!!!!!!>

84 :赤雲 ◆C/8hFtM42Y [saga]:2016/02/25(木) 00:23:07.86 ID:VeGWCXN+0
FGO明日からコラボやるからまた更新遅くなる。すまない…すまない…
お疲れ此処までまた今度〜
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/25(木) 05:15:53.08 ID:y2I5W9mYo

やっと兄妹(?)邂逅かな?
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/25(木) 09:39:19.71 ID:84G/uzi4o
おつだよー
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/01(火) 17:33:19.33 ID:YAg8+rXs0
セイバー式は手に入れられましたか?(小声)
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 11:26:59.68 ID:1yY093gD0
まだかしら
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/18(金) 22:48:58.50 ID:8D5nSKrC0
まだかの〜
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/23(水) 19:13:49.77 ID:iNiixyX00
まだかい?
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/10(日) 19:12:58.56 ID:zYUgsakB0
まだかなあ
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/15(金) 22:30:06.07 ID:vQD2Yasa0
まだ?
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/26(火) 15:49:40.48 ID:bkSkoVhx0
もうむりか
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/27(水) 10:51:25.32 ID:+60tSLpe0
待ってるよー
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