他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
SS速報VIP 過去ログ倉庫
検索
すべて
本文
タイトル
投稿者
ID
このスレッドは
SS速報VIPの過去ログ倉庫
に格納されています。もう書き込みできません。。
もし、このスレッドをネット上以外の媒体で転載や引用をされる場合は
管理人までご一報
ください。
またネット上での引用掲載、またはまとめサイトなどでの紹介をされる際はこのページへのリンクを必ず掲載してください。
人心操作と5人の傭兵 -
SS速報VIP 過去ログ倉庫
Check
Tweet
1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/12/28(月) 17:58:29.80 ID:bUqO56Ml0
「おーい! 勉強の時間だよー? アル? いないの? アルー!?」
少女がドンドンと扉を叩く。
が、返事は返ってこなかった。
今日はアルフレッドの勉強を見てあげる日であり、彼はこの時間、家にいなければならないことになっている。
しかし彼がちゃんと家にいたのは初回だけ。
いつも近所の悪ガキどもとつるんで森や川へと遊びに出かけてしまうのだ。
「……まーた逃げたな?」
怒りで持っていたバスケットがブルブルと震える。
少しでも楽しく勉強させてあげようとご褒美のクッキーまで焼いてきたというのに、向こうはこちらの気持ちを全く汲みとってくれない。
本当に、これっぽっちも。
そしてまた少々手荒い真似をしなければならないのだろう。
……懲りない奴め。
「とりあえず警告1。帰ってくるなら許します」
少女は森に向かって2本指を指した。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1451293109
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
[
Twitter
]: ID:???
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】
ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。
寝こさん若返る @ 2024/05/11(土) 00:00:20.70 ID:FqiNtMfxo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715353220/
第五十九回.知ったことのない回26日17時 @ 2024/05/10(金) 09:18:01.97 ID:r6QKpuBn0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715300281/
ポケモンSS 安価とコンマで目指せポケモンマスター part13 @ 2024/05/09(木) 23:08:00.49 ID:0uP1dlMh0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1715263679/
今際の際際で踊りましょう @ 2024/05/09(木) 22:47:24.61 ID:wmUrmXhL0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1715262444/
誰かの体温と同じになりたかったんです @ 2024/05/09(木) 21:39:23.50 ID:3e68qZdU0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715258363/
A Day in the Life of Mika 1 @ 2024/05/09(木) 00:00:13.38 ID:/ef1g8CWO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715180413/
真神煉獄刹 @ 2024/05/08(水) 10:15:05.75 ID:3H4k6c/jo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715130904/
愛が一層メロウ @ 2024/05/08(水) 03:54:20.22 ID:g+5icL7To
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715108060/
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/12/28(月) 18:23:02.66 ID:bUqO56Ml0
***
「お、おいアル! イヴのやつ怒ってんぞ!?」
森でチャンバラごっこをしている最中に、少年たちはアルフレッドを見て青ざめた。
彼の首から下げられたガラスのペンダントが黄色く光っているのだ。
この黄色は警告を表す。
今すぐ自らの行いを反省するならば、危害は加えないことを表している。
「さっさと戻れ! 今ならまだ間に合うから!」
「大丈夫大丈夫! この森は家から2km以上も離れてんだぜ? あいつの魔法が届く範囲はせいぜい1kmほどだって」
「ほんとだろうな!? こないだみたいに俺たちまで巻き添え食うのはゴメンだかんな!?」
「ホントホント。それより次は俺がロビン・フッドな」
そう言ってアルフレッドは棒切れを構えなおす。
今日は1日遊ぶためにわざわざこんな遠くまで来たのだ。
女の子と2人で勉強なんてなんだかカッコ悪い。
イヴを怒らせるのは怖かったが、彼は警告を無視することにした……。
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/12/28(月) 18:36:55.17 ID:bUqO56Ml0
***
「で……警告を無視するわけね?」
引きつる頬。
警告を発してから30分待ったが、アルフレッドはまだ帰らない。
待っている間、彼のために焼いたクッキーは全てイヴの胃袋に入ってしまった。
「……警告2。……比較的軽い罰で許します」
今にも沸騰しそうな怒りを鎮め、イヴは静かにそう呟いた。
2.53 KB
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
専用ブラウザ
検索
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)