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ディケイド「がっこうぐらしの世界か…」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆24bUtytx.w [sage saga]:2016/01/23(土) 21:43:49.83 ID:LxtCP0Dw0
このスレは仮面ライダーディケイドとがっこうぐらし!のクロスオーバーSSになります
キャラ崩壊、がばがばなストーリー、オリジナル設定などありますのでご了承下さい

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1453553029
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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713522243/

旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/

木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/

いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/

【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713277692/

こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/

【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/

アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/01/23(土) 22:02:25.05 ID:um+rNEXL0
期待
3 : ◆24bUtytx.w [saga]:2016/01/23(土) 22:10:54.38 ID:LxtCP0Dw0
世界の破壊者、ディケイド 幾つもの世界を巡り、その瞳は何を見る…





ディケイドこと門矢士は、また新しい世界に脚を踏み入れていた…

士「なんだこの世界…街全体が廃墟みたいだ」

士「まぁいい、散策してみるか」

士「お?向こうに人がいるな、少し話を聞いてみるか」

士「おい、ここについて教えてくれないか?」

人?「グギ、グガガガガ…」

士「うおっ!なんだこいつ!?人間じゃない、俗に言うゾンビって奴か!」

ゾンビA「ウゴゴゴ…」

ゾンビB「ガァァ…」

士「ちっ、集まって来やがったか、とにかく片付けるか!」

士「変身!」

カメンライド…ディケイド!

士はディケイドライバーでマゼンタの戦士、仮面ライダーディケイドに変身した

4 : ◆24bUtytx.w [saga]:2016/01/23(土) 22:30:32.65 ID:LxtCP0Dw0
ディケイド「さて、掛かってこい!ハァッ!」

ゾンビA「ゴォォォォ…」バタン

ディケイド「こいつら、そこまで強くないな…さっさと終わらせるか」

アタックライド…ブラスト!

ディケイドは銃撃をゾンビに命中させる

ゾンビB「ガァァァァァァァァァ…」バタン

ディケイド「倒しはしたが、また集まられると厄介だ、ここからは離れるか…」

ディケイド「見つからないように、一応使うか」

アタックライド…インビジブル

ディケイドはインビジブルのカードで透明になった

ディケイド「本当に何なんだこの世界…人間がいないじゃないか…」

ディケイド「向こうに学校があるな…取り敢えず行ってみるか」

〜巡ヶ丘学院高校〜

ディケイド「この学校もゾンビだらけだな…邪魔だから片付けるか」

アタックライド…イリュージョン

ディケイドはイリュージョンのカードで3人に分裂した

ディケイド「変身」


カメンライド…ファイズ

カメンライド…ブレイド

カメンライド…カブト

3人のディケイドは仮面ライダーファイズ、ブレイド、カブトに変身した
5 : ◆24bUtytx.w [saga]:2016/01/23(土) 23:03:15.81 ID:LxtCP0Dw0
フォームライド…ファイズアクセル

アタックライド…マッハ

アタックライド…クロックアップ

ディケイド「だぁぁぁぁぁぁ!」

ディケイドは一瞬でゾンビを壊滅させた

ディケイド「歯応えが無さすぎだろ…まぁいい、校舎内も散策してみるか」

〜校舎内〜

ディケイド「中にはゾンビはいないか…ん?物音が…3階からか」

ディケイド「この辺りから…ってうお!?」

少女「(0M|」ジー

ディケイド「なに見てる…お前人間…か?」

少女「うわああああ!?バーコードお化けえええ!!!」

ディケイド「ちょ、いきなり騒ぐな!」

少女の後ろからもう一人少女が現れた

少女2「ゆき!?こいつか、うおおおおおおおお!」

ディケイド「待て待て待て!俺も人間だ!」

すかさずディケイドは変身解除して士の姿に戻る

少女2「人間!?生き残りか!?」

士「生き残り?なんの話だ」

少女3「どうしたのゆきちゃんもくるみも…って人!?」

少女4「どうしてここに…」

更に少女が二人出てきた

士「何で人間ってだけでそう驚くんだ?」

少女3「あ、そうだ自己紹介しないと…」

悠里「私は若狭悠里です」

胡桃「私は恵比寿沢胡桃」

美紀「直樹美紀…です」

由紀「丈槍由紀だよ!さっきは驚いてごめんなさい…」

士「あぁ、別にいいが…この世界はどうなってるんだ?」

悠里「え?知らないんですか?」

士「信じてもらえるか分からんが、俺は別の世界から来た…よければ、この世界の事を教えてくれ」
6 : ◆24bUtytx.w [saga]:2016/01/23(土) 23:25:19.59 ID:LxtCP0Dw0
悠里「え、えぇ…わかる限りの情報でいいなら」

士「よろしく頼む」

悠里「この世界は少し前まで平和な世界だったんです」

胡桃「でも、ある日急に学校のみんながあんな風になって…」

士「あいつらも元は人間なのか」

美紀「私は最初ショッピングモールで籠城してたんですが、先輩方に助けられてここにいます」

悠里「それに、かれらに噛まれると感染して、その人間もあんな姿になってしまうらしくて…」

士「そうだったのか…だから俺はこの世界に呼ばれたのか」

胡桃「呼ばれた?」

士「あぁ、俺は今までも多くの世界を旅して、世界を救ってきた」

士「恐らくこの世界でも、俺のやるべき使命があるんだろうな」

美紀「それよりも、よくここまで来れましたね、あなた一体…」

士「俺は門矢士、通りすがりの仮面ライダーだ、覚えておけ」



今回の投下はここまでです、ではまたお会いしましょう
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/01/23(土) 23:28:38.67 ID:DzMyTaomO
普通の人間でも倒せるゾンビやのに、ディケイドじゃオーバーキルすぎる
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/01/23(土) 23:32:04.90 ID:hEHVLU/90

RXに続いて次は破壊者か期待
さて、誰がファイナルフォームライドの餌食になるのか
9 : ◆24bUtytx.w [saga]:2016/01/24(日) 09:11:37.18 ID:sUnu1sC70
今日も少しだけ投下します



由紀「通りすがり…かっこいいね!なんかヒーローって感じがするよ!」

悠里「それにしても人がここに来るとは思ってなかったから、正直驚いてます」

士「お前らも大変だったろ、学校の周りにはあれだけの数奴らがいたんだからな」

胡桃「士さん、あんたも大変だっただろ、あいつらから逃げつつここに来てるんだから」

士「逃げてはいないが?」

美紀「じゃあ、どうやって…?あの数は、いくら男性のあなたでも…」

士「学校の周りの奴らは全滅させたが?」

悠里「」

胡桃「」

美紀「」

由紀「よくわかんないけどすごーい、本当にヒーローだったね!」

悠里「本当に倒してる…あいつらがいない…」

胡桃「さっきのピンクのスーツで倒したのか…?」

士「スーツ…まぁ、そんなもんかな」

士「(この世界はライダーが存在していないのか…)」
10 : ◆24bUtytx.w [saga]:2016/01/24(日) 09:14:23.90 ID:sUnu1sC70
今日も少しだけ投下します



由紀「通りすがり…かっこいいね!なんかヒーローって感じがするよ!」

悠里「それにしても人がここに来るとは思ってなかったから、正直驚いてます」

士「お前らも大変だったろ、学校の周りにはあれだけの数奴らがいたんだからな」

胡桃「士さん、あんたも大変だっただろ、あいつらから逃げつつここに来てるんだから」

士「逃げてはいないが?」

美紀「じゃあ、どうやって…?あの数は、いくら男性のあなたでも…」

士「学校の周りの奴らは全滅させたが?」

悠里「」

胡桃「」

美紀「」

由紀「よくわかんないけどすごーい、本当にヒーローだったね!」

悠里「本当に倒してる…あいつらがいない…」

胡桃「さっきのピンクのスーツで倒したのか…?」

士「スーツ…まぁ、そんなもんかな」

士「(この世界はライダーが存在していないのか…)」
11 : ◆24bUtytx.w [saga]:2016/01/24(日) 09:37:03.87 ID:sUnu1sC70
重複してました、申し訳ないです


美紀「あなたのおかげで、少し生活が楽になります、ありがとうございます」

士「生活?そうか、パンデミックが起こった時からずっとここで…」

由紀「そうだよ、学園生活部っていう部活やってるんだ!」

士「部活…か、いいアイデアだな、お前たちで考えたんだろう」

胡桃「ま、まぁそんなもんだけど…」

由紀「めぐねぇが考えてくれたんだよね!」

士「めぐねぇ…今はいないのか?」

悠里「職員室に…いるんだと思います…」

美紀「ゆ、由紀先輩、さっきのしりとりの続きしましょう…」

由紀「そうだね、やろうよみんなで!」

悠里「ゆきちゃん、私と門矢さんは、めぐねぇに挨拶してくるから、3人でやってて」

由紀「そっか、分かった!じゃあまた後でね、士さん」

士「ああ、後でな」

〜職員室前〜

悠里「門矢さん…めぐねぇについてお話が…」

士「大体分かった、めぐねぇって人、もういないだろ」
12 : ◆24bUtytx.w [saga]:2016/01/24(日) 10:19:46.68 ID:sUnu1sC70
悠里「!?、何故それを…」

士「めぐねぇの話題になると急にお前ら調子変わっただろ、由紀はショックで幻覚でも見ている感じか?」

悠里「その通り…です、ゆきちゃんの瞳には、何事も無かったような平和な世界が映っています」

士「…」

悠里「どうにか、ゆきちゃんと波長を合わせて貰えませんか?」

士「分かった…じゃあ、戻るか」

悠里「はい…では、よろしくお願いします」

〜部室〜

悠里「帰ったわよ、みんな」

由紀「あ、りーさんお帰り!」

胡桃「あのな、りーさん、またお客が…」

???「お邪魔してます」

士「!?お前、海東…!」

海東「やぁ士、君もここに来ていたとは、奇遇だね」

士「奇遇とかいう問題じゃねぇだろ、なんでいるんだよ」

美紀「知り合い…ですか…」

士「腐れ縁みたいなもんだ」

海東「たまたま来た世界が同じだったんだね、士」

士「あ、海東、少し話が」

海東「大丈夫、僕はすぐ帰るから」

由紀「えー、もう帰っちゃうの…」

海東「士が遊んでくれるさ、じゃあね」

悠里「あ、あの…」

海東「僕は海東大樹、また会うかもしれないね、じゃあね士、この世界は君に任せるよ」

士「おい、待て!」

海東はオーロラの中に消えていった


今日は用事があるので恐らく投下はここまで、また今度お会いしましょう



13 : ◆24bUtytx.w [saga]:2016/01/26(火) 22:39:08.93 ID:tsaadM2n0
投下遅れました、すいません


胡桃「あの人…不思議だな」

士「あぁ…あいつはそういうやつだ」

士「(あいつは何の為にここに…ん?ポケットにカードが…)」

士のポケットには、力が解放されていないブランクカードと、手紙が入っていた

士「(手紙には何が…)」

『このカードが使いこなせるのは君だけだ、彼女達とこの世界を救ってみたまえ  海東』

士「(海東…何のつもりだ…)」

美紀「ところで、門矢さんも海東さんのようにあのオーロラでこの世界に…?」

士「あぁ、そうだ…このオーロラには世界を越えれる力がある、お前たちをこの世界から脱出させることもできるが…?」

悠里「!?」

胡桃「ってことは…平和な世界に行けたりするのか?」

士「それも出来るな、そうしてみるか?」

美紀「それが出来るなら…私達は助かります…」

悠里「それなら…そうしない?これからのこともあるわけだし…」

由紀「ダメだよ!」

士「何故だ、何か特別な理由でもあるのか」

由紀「だって、めぐねぇやみんなに会えなくなるんだよ…ここでも思い出もう作れないんだよ…」

美紀「先輩…でも…」

士「どうするんだ?」

胡桃「…やっぱ、残らないか?」

悠里「胡桃!?どうして?」

胡桃「きっとここでも、まだ希望はあるさ…私達で、世界を変えよう」

由紀「そうだよ…まだまだ思い出いっぱいつくろう!士さんも一緒に!」

美紀「そう…ですね…私もまだ、もう一度会いたい人がここにいるから…」

悠里「……分かったわ…それと門矢さん、私達と世界を救うのを、手伝ってもらえませんか?」

士「分かった、俺の使命も、この世界を救うことだからな」

由紀「やったー!またみんなで遊べるね!」

しかし、その時…

士「お前ら、静かに!」

4人「!?」

廊下から足音が聞こえてきた、そして部室に近づいてきている…

由紀「な、何…」

士「由紀を向こうに連れていけ…俺が叩き潰す、変身!」

カメンライド…ディケイド!

ディケイド「来い、俺が相手だ…」


今回はここまでです
私用などいろいろあって投下遅れますが頑張りますのでこれからもよろしくお願いします


14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/01/29(金) 22:33:04.32 ID:kMwN/08x0
15 : ◆24bUtytx.w [saga]:2016/02/05(金) 22:28:31.93 ID:ixA0SvLG0
更新遅れました、すいません



ディケイド「捻り潰してやる…」

ディケイドはライドブッカーを構えながらその影に向かっていく

アタックライド ブラスト!

ディケイド「食らえ!」

ディケイドはライドブッカーから銃弾を放ち、その影は倒れた

ディケイド「さて、処理はどうするか…」

だが、ディケイドが倒した死体には、ホワイトボードが掛けられていた

内容は、『生存者は明日の12時に学校の屋上で待て』というものだった

ディケイド「これは…生きてる人間はまだいるってことか…」

ディケイド「しかし…これなら死んでも情報提供出来るって事か」

変身を解除した士は部室に戻り、この事を報告した

悠里「つまり助けが来るという事ですか?」

士「そういうことだな」

美紀「やっと、やっと助かるんですね…」

胡桃「そうなのか…やったな、みんな!」

由紀「転校かぁ、楽しみ!」

士「由紀は相変わらずだな」

由紀「そう?でも新しい友達に会えるんだよ?楽しみだよ!」

士「あぁ…そうだな」

悠里「とにかく、明日の為に準備をしましょう!」

胡桃「だ、だな」

美紀「私も手伝います」

由紀「よーし、みんなでお片付け大会だね!」

士「大体分かった、さっさと終わらせるぞ」

こうして学園生活部は明日に向けての準備をして、1日を終えた
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/06(土) 03:53:32.38 ID:XUyDGcvB0
助けなのかどうなのか……
17 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/02/06(土) 21:33:09.35 ID:5yZQ1uiS0
その日の夜、由紀達が眠った後、士は部室周辺の見回りをしていた

士「一部バリケードが破壊されている…昼間の奴はここから入って来たのか…しかし、学校に生き残りがいるなんて分からないはずなのに何故リスクの高いここに来た…」

士「やはり警戒すべきか…まぁいい、いざとなれば俺がなんとかするか…」

その後、士も仮眠を取ることにして、眠りについた

〜1時間後〜

「門矢さん…門矢さん…」

士「う…?」

士は知らない声に起こされた

士「あんた…誰だ…?」

???「あぁ、あなたは私の事をご存知無いですよね…私は佐倉慈と申します、めぐねぇといえばお分かりでしょうか」

士「な、あんたはもうゾンビ共のお仲間なんじゃ…どういうことだ」

慈「この体は多分幽霊って言うんだと思います」

士「体は腐っても、残した想いがその状態になったのか…それで、俺に用か?」

慈「それですが、明日の件、嫌な予感がするんです」

士「あんた、それも知ってるのか、まぁ俺もあれは怪しいとは感じていたが…」

慈「恐らく明日来る人達は、由紀さん達が学校にいることを知っています」

士「小型のドローンでも使って、あいつらを監視していたとでも…?」

慈「多分…なので門矢さん、あの子達を守って頂けませんか?」

士「構わないが、あんたもいればいいじゃないか、あんたがいればあいつらも嬉しいだろうに」

慈「そうしたいのですが、私なんかにあの子達の側にいる資格はありません…」

慈「私は彼女達を守れなかった、それに…きっとみんなといると、私は…みんなにお別れできないと思うんです」

慈「私のこの状態もいつかは終わる、だから潔く逝かせてください…」

士「分かった、あいつらは俺が守ろう、それが俺の使命だ」

慈「本当にごめんなさい…私は臆病者だから…」

士「自分を責めるな…あんたのその優しさが、あいつらをここまで導けたんだ…」

慈「門矢さん…ありがとう…」

士「あんたが想いを託した学園生活部は、俺が守る、世界が平和になるまで…」

陽が登り、朝が訪れると、慈の体が少しずつ消滅し始めた

慈「後は、お願いします…門矢さん…仮面…ライダー…」

そう言い残し、慈は完全に消滅した

士「何故俺が仮面ライダーであることを…だが、俺が必ず救ってみせる、例え世界が終わろうとしていても」

そして朝が訪れ、由紀達が目を覚ました

士「よく眠れたか?…由紀、何故泣いている」

由紀「今日はめぐねぇの夢を見たんだ!でも、最後に何か言ってめぐねぇはいなくなっちゃたの…なんて言ってたのかな…」

士「さぁな…でも、お前にお礼を言ったんじゃないのか、今までありがとうって」

由紀「何それー、めぐねぇがいなくなっちゃうみたいな言い方やめてよー…でも、何でかまた泣が出てきたよ…」

士「そうだな、悪い悪い、悠里達も起きてきたな、おはよう」

悠里「おはようございます」

胡桃「おっはよー」

美紀「おはようございます、いよいよですね、私達が助かるのは」

由紀「めぐねぇだ!おはよう、今日はめぐねぇの夢を見たんだよー」

そう話す由紀の視線に映る熊のぬいぐるみは、何も答えずただ佇んでいるだけだった

こうして、学園生活部の未来が決まる1日が始まった
18 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/02/06(土) 21:38:42.49 ID:5yZQ1uiS0
名前が変わりましたが本人なのであしからず
19 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/02/13(土) 22:04:55.39 ID:4OQOH/4c0
士「昼前になったら屋上に上がるか、お前ら準備は終わったか?」

悠里「ええ、大体は…」

胡桃「しっかし、これでこの学校ともお別れか…」

美紀「助けを待って良かったです、圭ももう少し待っていれば…」

士「圭?」

美紀「私の友達の女の子です、私と圭はここに来る前はショッピングモールで籠城してたんです」

士「お前は長旅だったんだな…その圭ってのはどうなったんだ?」

美紀「私を由紀先輩達が見つけてくれる前に、モールから出ていってしまって…今どこにいるか分からないんです…」

士「そうか…悪いことを聞いたな」

美紀「いいんです、きっと圭もどこかで助かってると思いたいし…」

美紀「できればもう一度、圭に会えたらなって思うんです」

士「そうか、でもまずは、今はこの状況から助からないとな」

美紀「そうですね」

由紀「みーくん、まだお昼まで時間あるから遊ぼうよ!」

美紀「はい、門矢さんも、話を聞いてくれてありがとうございました」

士「あぁ、まだ時間はあるから、休んでおいてもいいぞ」

そして時間は経ち、昼前になった

学園生活部と士は、屋上に来ていた

胡桃「うわ、またグラウンドにあいつらが…」

士「この前一掃したはずなんだが、周りからここに流れてきてるのか」

悠里「でも、もう助かりそうだし、この光景ともお別れね」

由紀「めぐねぇ、楽しみだね!」

美紀「先輩…」

士「そう案ずるな、環境が変われば、由紀も変わるかもしれない」

美紀「そうですよね…」

胡桃「おい!あれ!」

士「ついに来たか…」

胡桃が指差す先には、4台のヘリコプターが飛んでいた
20 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/02/13(土) 22:34:43.44 ID:4OQOH/4c0
※この物語の生活部の4人はめぐねぇゾンビに遭遇していないという設定です


悠里「あれが…おーい!」

悠里が大声で叫ぶと、ヘリコプターは気づいたように動きを止める

由紀「わーい!ヘリだぁ!」

胡桃「おい由紀、喜んでるとこが違うぞ…」

美紀「皆さん、行きましょう」

4人はヘリコプターへ近づく

すると、ヘリから2人の男が顔をだした

男1「お前達!化物どもに噛まれたりしてないな!」

悠里「は、はい!」

胡桃「な、ヘリの音であいつらが増えてる!」

美紀「早く乗せてください!」

男2「よぅし、さぁ乗れ!」

4台のヘリが降りてくるが、士はこの男達がスタンガンようなものを持っているのに気づいた

士「なっ!まずい、変身!」

カメンライド…ディケイド!

ディケイドに変身して、4人のところに向かおうとする

ディケイド「おい!お前ら…うっ!」

突然周りの動きが止まり、ディケイドは謎のオーロラに包まれてしまった

ディケイド「な、なんだこれは…おい、出せ!」

オーロラを叩いてみるが、びくともせずに動けない

???「無駄だ、ディケイド」

オーロラの向こうから声が聞こえてきた」
21 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/02/13(土) 23:19:54.92 ID:4OQOH/4c0
ディケイド「お前は誰だ!なんのつもりだ!」

謎の声「貴様の動きを封じさせてもらった」

ディケイド「何だと!?お前人間じゃないな!」

謎の声「そんなことを知ってどうする…」

謎の声「この世界でなら、我らが野望を叶えるに相応しい場所だと思ったのだが…貴様の存在は予想外だった」

ディケイド「俺は通りすがりだからな!だが俺の動きを封じてまでして、何の目的があるんだ!」

謎の声「本当にどこにでも現れるな、仮面ライダーは…まぁいい、それではろくに動けまい!」

ディケイド「くっ…」

謎の声「とにかく貴様の存在は、我々にとって邪魔だ、我らの計画が遂行されていくのを、黙って見ているがいい!」

ディケイド「おい!くそ…どうすればいい…このままじゃ…」

ディケイドの周りが元に戻り、由紀達が映し出される

悠里「士さん!?」

男1「マズイ、誰かが俺たちを妨害している!あの人はそれにやられたんだ!さぁ急げ!」

もちろんこれは、この男達の嘘であり、由紀達をヘリに乗せる為の罠であるが、由紀達はそんなこと知らずに急ぐ

由紀「行こう、みんな!」

男1「早く乗れ!」

ヘリから男が数人降りてきて由紀達を迎え入れようとする、だが最初に由紀が乗ろうとした時…

男2「ふ、掛かったな」

そういうと男はスタンガンを取りだし由紀に当てようとする

由紀「えっ」

美紀「先輩!危ない!」

ディケイド「由紀!くそ、出せぇぇ!」

だが、その時…

男の持っていたスタンガンが銃弾に弾かれ、地面に落ちた

男2「だ、誰だ!」

男3「作成実行の前に、仲間は確認しておくべきだね」

別のヘリの男が、スタンガンを撃っていた

男1「貴様、何を考えている!」

男3「元々僕は、君たちの仲間じゃないからね、何をしたっていいだろう?」

胡桃「あ、あんたはこの前由紀とトランプしてた…」

海東「やぁ君たち、また会ったね」

ディケイド「な、海東…」

由紀達を助けたのは、士の仲間、海東大樹だった

男1「貴様ァ!」

そう言うと男達は次々に怪物に変貌した

海東「君たちは下がってて、士が動けないようだからね、僕が相手だ」

海東は変身アイテムの銃、ディエンドライバーにカードをセットする

カメンライド…

海東「変身!」

ディエンド!

海東は青色の戦士、仮面ライダーディエンドに変身した
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/13(土) 23:45:55.12 ID:/xoNYWm60
由紀はゾンビ認識してるんだな
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/14(日) 01:31:13.93 ID:ETBzBEo70
何故か助けてくれる海東さん
24 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/02/14(日) 11:05:27.69 ID:T+lFyexAO
ディエンド「さぁて、行くよ!」

アタックライドカードをディエンドライバーにセットして攻撃する

アタックライド…ブラスト!

怪物1「グオッ!まだだぁ!」

ディエンドの後ろから新しく怪物が襲いかかってきて、ディエンドに攻撃を浴びせる

ディエンド「さすがに数が多いね…ならこっちもこれだ!」

ディエンドは仮面ライダードレイクとデルタのカードをディエンドライバーにセットする

カメンライド…ドレイク!デルタ!

ディエンドライバーから2人のライダー、ドレイクとデルタが呼び出される

怪物2「何ィ!ライダーが増えただと!?」

ディエンド「さて、とどめにするかな…デルタ、ドレイク、頼むよ」

デルタ「チェック!」

EXCEED CHERGE…

デルタは自身の武器、デルタムーバーからポイント弾を放ち怪物を拘束する

ドレイク「クロックアップ」

CLOCK UP

ドレイクはクロックアップで高速移動して怪物をひとつの場所に集める

ドレイク「ライダーシューティング…」

ディエンド「終わりだ…」

ファイナルアタックライド…ディディディディエンド!

3人のライダーの同時必殺が怪物に命中した

怪物1「ガァァァァ!だが我らを倒したところで、野望が途絶えたわけではない!」

怪物2「ショッカーバンザァァァァイ!」

そういい残し怪物は爆散した
25 : ◆LTEYdPfi3A [saga]:2016/02/21(日) 09:50:02.71 ID:RHQF8b+g0
更新遅れてますね、すいません、ここからオリジナル要素入れていきます


ディエンド「やっと片付いたね」

ディエンドは変身解除して海東の姿に戻る

そしてそれと同時にディケイドを覆っていたオーロラも消滅した

美紀「門矢さん!大丈夫ですか!?」

士「う…大丈夫だ、海東すまない、助かった」

海東「いいんだ士、僕らは仲間だろ」

士「あぁ、だが何でここに来たんだ?」

海東「君たちに外の世界のことを伝えておきたくてね」

悠里「外の世界?」

胡桃「そのこと、教えてくれないか」

海東「どうやらこの巡ヶ丘地区はランダルコーポレーションという会社の実験都市らしいんだ」

士「実験都市…だと?」

海東「そうさ、まあダイレクトに言うと、この地区以外は何事も無いんだ、ニュースで報道されてはいたけどね」

美紀「え…?」

由紀「私よく分かんない…」

悠里「つまり世界は滅んでなくて、平和ってことですか?」

海東「そうなるね、確かに世界中でこの事はニュースで伝わって驚きだけどね」

士「じゃあランダルって会社はここを実験に使って、多くの命を奪ったというわけか」

胡桃「他の地区への影響は」

海東「強いて言えば巡ヶ丘全域が封鎖されて、外に出ることも、逆に入ることもできない状態だね」
26 : ◆LTEYdPfi3A [saga]:2016/02/21(日) 10:18:46.42 ID:RHQF8b+g0
悠里「そんな…」

士「じゃあさっき襲ってきた奴等は何なんだ」

海東「そう、そのことさ」

海東「ランダルも最初、ここで怪物実験なんてするつもりは無かったみたいだけど」

海東「ランダルはショッカーに乗っ取られた」

士「ショッカー!?」

由紀「サッカー?」

美紀「ショッカーです、ていうかその組織は一体何ですか?」

海東「簡単に言うと世界征服を企む悪の組織だね」

士「奴等までこの世界に…」

海東「どうやらランダルを乗っ取って実験したのはショッカーらしいからね」

海東「どうせ人体データでも集めたかったんじゃないかな」

海東「優秀な人材はショッカーによって改造人間にされたみたいだし」

士「それがさっきのあいつらか」

海東「それにショッカーは君たちの存在を知っていたようだしね」

海東「生存者は優秀な人材だかなんだか言ってたよ、潜入したかいがあった」

士「俺を足止めしたのも奴等なのか…」

海東「それに士、ショッカーはライダーも作ってるよ」

海東「被験者が既にいるみたい、その人もこの学校の生存者みたいだけど」

胡桃「私達以外にもいたってことなのか…」

士「だが、学校を見回ったが、どの場所にも人がいた痕跡は無かった」

士はこのとき夢で会った慈の姿を思い浮かべる

士「まさかな…」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/21(日) 12:41:08.44 ID:LmajQpnYO
ごり押し糞アニメとごり押し糞ライダーで釣り合い取れてるな
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/22(月) 08:13:46.22 ID:KiXFVxDt0
どうなるめぐせん
どうなる生活部
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/22(月) 22:11:35.44 ID:wHEybPeX0
ディケイドだから多少設定が違うくらいのほうがらしいけどな
30 : ◆LTEYdPfi3A [saga]:2016/03/06(日) 16:55:57.29 ID:xabVn9K80
久しぶりに投下します

士「胡桃、悠里、ちょっといいか?」

胡桃「何だ?」

士「その、めぐねぇが行方不明になった後、死体や何かは見たか」

由紀「何こそこそ話してるの?」

悠里「由紀ちゃん!?」

海東「そうだ由紀ちゃん、この前のトランプの続きをやらないかい?」

由紀「え?いいよ!みーくんも一緒に!」

美紀「はい、いいですよ、ババ抜き今度こそは負けません」

士「(ナイスフォローだ、海東)」

海東「(たまにはいい仕事するでしょ)」

悠里「士さん、その事ですが、何も見てないです…」

胡桃「強いて言うなら、出ていく時に外の怪物が減ったから、少し見てくるって言ってたぞ」

士「そ、そうか…ありがとう」

士「(どういうことだ…海東の話では、ショッカーのライダーはここの学校の人間だった)」

士「(だが俺は夢でめぐねぇの霊に会っている…でもあれが生き霊だとしたら…)」

海東「士、何か考え事かい?」

士「あぁ、俺の予想が当たるなら、ちょっと面倒なことになりそうだ」

海東「でもこのまま過ごすわけにもいかない、いつかはショッカーを叩きに行かないとね」

士「そうだな、早くここから脱出して、あの4人だけでも助けたい」

海東「しかし、皮肉な物だよね、彼女達はこんなに大変な生活を送っているのに、外の街は何事も無く機能している」

士「だからこそだ、その街にも被害が出る前に、俺があいつらを潰す」

悠里「すいません、私達のためにこんなにしていただいて…」

士「これが、この世界での俺の役割だからな」

31 : ◆LTEYdPfi3A [saga]:2016/03/19(土) 21:56:40.73 ID:yw4CY3WA0
遅くなりました、また投下します

士「いつまでもここで過ごすわけにもいかない…俺はそろそろショッカー基地に行こうと思う」

海東「士、じゃあ僕も行こうか」

士「あぁ、でもお前はあの4人を守ってやってくれないか」

海東「どういうことだい?まさか君一人で基地に潜入するのか?」

士「そのつもりでいる」

海東「待ちたまえ、いくら君とはいえ一人では危険だ、下手すれば君も死ぬぞ」

悠里「士さん、私たちも連れていってください!何かお役に立てると思います」

士「気持ちだけ受け取っておく、ここからの戦闘はお前ら4人には苦になるかもしれない」

胡桃「私たちも今まで戦って来たんだ…大丈夫だよ、まさか私たちを信用してないのか?」

士「そういうことじゃない、お前らをもう悲しませたくない」

由紀「なんだかよくわからないけど、士さんがここまで言うんだから、行かせてあげようよ」

美紀「由紀先輩…」

海東「それもそうかもしれないね、士の強さは僕も知っている…でも、大丈夫かい?」

士「きっと大丈夫さ、何せ俺は破壊者だからな」

悠里「士さん…信じてますからね」

胡桃「あぁ、必ず帰ってこいよ」

美紀「あなたならショッカーを倒せると信じてます」

由紀「応援してるよ!」

士「分かった、じゃあ行ってくるよ」

士「海東、もし俺がやられたら、その4人を他の世界に連れていってやれ」

海東「分かったよ、そのときは写真館にでも連れていく」

士「じゃあ任せたぞ…海東」

そう言い残し、士は海東に教えてもらった道でショッカー基地へ向かうのだった


32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/20(日) 00:55:27.70 ID:SzV2ka0b0
鬱ブレイクなるか!?
33 : ◆LTEYdPfi3A [saga]:2016/03/20(日) 12:43:11.28 ID:9Ve4tCdZ0
士「さて、この道を行ったら右か…そろそろ見えてくるか、ショッカー基地は」

士「あれか…周りにはゾンビとショッカーの怪人がうろうろしてやがる…」

士「気づかれないように急ぐか、変身」

カメンライド…ディケイド

アタックライド…インビジボゥ

ディケイドに変身した士は、インビジブルで透明化し、基地に潜入した

ディケイド「相変わらずのザル警備だな…侵略より基地の警備力を強化すべきじゃないのか…?」

その後、ディケイドは基地を探索していると、妙な部屋を発見した

ディケイド「怪人実験室…覗いてみるか」

ディケイドはその部屋を覗くと、そこには恐ろしい光景が広がっていた

〜実験室内〜

女1「やめて、やめてよぉ!」

ショッカー研究員「もう諦めろ、早く我らの仲間となれ」

女2「放して!いやあああああ!」

血が飛び散っている部屋の中では、十字架に張りつけられた2人と、それを見ている大学生くらいの女、そしてショッカーの研究員がいた

女3「トーコ、ヒカ、もう大人しくしたら…ここにいたほうが心地いいよ」

女1「何いってるのよアキ!早く逃げようよ!」

どうやら十字架に張りつけられている女の名前はトーコとヒカと言うらしい

ショッカー研究員「さて、改造開始だ、これでお前らは我らに忠誠を誓うことになる、この女のようにな!」

そう言うと、注射器のようなものを女2人に向ける、恐らくあれを受けると洗脳されるのだろう

ディケイド「させるか!」アタックライド…ブラスト

ディケイドはすかさずライドブッカーで注射器のようなものを破壊する

ショッカー研究員「うおっ!?何だ貴様は!?」

ディケイド「通りすがりの仮面ライダーだ、ハァッ!」

ショッカー研究員「くそぉ!早く仲間へ知らせなければ…」

ディケイド「させるか、これで終わりだ!」

ファイナルアタックライド…ディディディディケイド

ディケイドはライドブッカーで研究員の体を切り裂いた

ショッカー研究員「な…うわぁぁぁ!」

断末魔を上げ研究員は爆発した

女1「ひ、ヒーローだぁぁ…」

女3「私…何をしてたんだっけ…」

女2「アキ、目が覚めたのね」

ディケイド「早くここから脱出させてやらないと…」

アタックライド…オートバジン

ディケイド「ここだと聖イシドロス大学とやらが安全そうだな…バジン、連れていってやれ」

するとバジンは3人を抱えて脱出した

女1「ヒーローさん…な、名前だけでも教えてくださいぃ!」

ディケイド「通りすがりの仮面ライダーだ、覚えなくてもいい…」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/20(日) 18:26:59.06 ID:jTbgvqft0
イシドロスってなんか怪獣みたいな名前じゃね?ww
35 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/03/28(月) 21:26:44.68 ID:TF+wM/mb0
ディケイドは3人をバジンに任せ、基地の奥へ進む

他にも実験室などがあったが、人間やショッカーの研究員は居らず、生々しい血痕や壊れた何かの部品が残っているだけだった

ディケイド「これは…既に手遅れなんてことは無いだろうな…?」

そんなことを思いながら探索を続けていると、怪人軍団に囲まれてしまった

ショッカー戦闘員「貴様か!基地に侵入してきたライダーは」

ディケイド「さすがに気づかれたか、でもこんなところでやられるわけにはいかない!」

ショッカー戦闘員「者共、掛かれェ!」

カメンライド…リュウキ

龍騎に変身したディケイドはストライクベントで敵を吹き飛ばしていく

ディケイド「これで終わりにする!」

ファイナルアタックライド…リュリュリュリュウキ

ディケイドはドラグレッダーを召喚しドラゴンライダーキックを繰り出し、怪人を殲滅した

ディケイドは変身を解除したが、倒した怪人の中に「助けて」という言葉が聞こえたような気がした

士「…?今何か…」

すると一人の戦闘員が士の元へ近づいてきた

ショッカー戦闘員「僕は…何を…していたんだ…あん…たは…一体…?」

士「お前…ショッカーのやつじゃないのか…」

ショッカー戦闘員「そうみたいだ…今までの事が何も思い出せない…それに…ゲホッ…」

士「おい、大丈夫か!」

ショッカー戦闘員「どうやら限界が近い…まさか、こんなところで死ぬなんて…」

ショッカー戦闘員「急に街の人が化け物に変わったと思ったら、僕までこんなのになっちまって…」

士「やはりお前も奴らに捕まって…?」

ショッカー戦闘員「僕以外にも同じ目に遭ってる人がまだたくさんいるよ…あんたはあいつらを倒すのか?」

士「あぁ、あんたみたいな人を助けて、ショッカーをぶっ潰す!」

ショッカー戦闘員「そうか…誰だか知らんが…頑張れよ…」

士「通りすがりの仮面ライダーだ、覚えておけ」

ショッカー戦闘員「ははっ…変わった…やつだな…あんた…」

そういったきり、戦闘員は目を閉じて、動かなくなった

士は無言でその場を立ち去り、基地の最深部へ向かった
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/30(水) 03:22:42.58 ID:Kt/T/3bi0
しんみりするわ……
37 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/04/08(金) 22:59:33.66 ID:Zw4UIgTWO
遅れて申し訳ないです

士は基地の奥地へ進んでいったが、ショッカーの怪人達の襲撃もなく、すぐに最深部へ侵入することができた

士はディケイドに再び変身して、突入すると、聞き覚えのある声が聞こえてきた

「待っていたぞ、門矢士…仮面ライダーディケイド!」

ディケイド「お前は、ショッカー首領か…」

そう、最深部で待ち構えていたのは、ショッカー首領だった

首領「やはりお前は、我々の計画の障害となるな…」

ディケイド「お前らも毎回懲りないな…だが今回は今までよりも極悪非道じゃないか」

首領「今まではただ泣き叫んでいただけの惨めな奴らを、利用してやったのだ!」

ディケイド「やけに大口を叩くな…お前を倒せば、この世界も少しは元に戻るはずだ、さっさと終わらせてやる」

首領「フハハハハ!ならば良いものを見せてやろう…行け、我がライダーよ!」

首領がそう告げると同時に、奥からディエンドが吹き飛ばされてこちらに倒れこんだ

そして十字架に拘束された学園生活部の4人と、1人の仮面ライダーが現れた

ディケイド「おい!?海東!どういうことだ、これは!」

ディエンド「すまない…士、奴に、僕達は勝てなかった…」

ディケイド「何だと!?おい!由紀、胡桃、悠里、美紀!」

気絶しているようで、誰からも返事は無かった…

ディケイド「おい、海東…あいつが話に聞いていたショッカーライダーか?」

ディエンド「あぁ、そうさ…あいつの力は想像以上だ…」

そのライダーは、士がかつて共に戦った仮面ライダー鎧武と同じようなベルトを装着していて、全身が血のような赤い姿をしたライダーだった

そのライダーが、変身を解いた……その血塗られた仮面の素顔は、士が前に夢で出会った女性の顔をしていた…

ちょうどその時、由紀が目を覚まし、そのライダーを見て、小さな声で呟いた

由紀「めぐ…ねぇ…?」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/09(土) 01:48:28.56 ID:aSgz/UbN0
心を奪われし傀儡……兵器に成り下がった奴に負けても良いのかライダー!?
39 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/04/16(土) 21:08:20.99 ID:Cjigow6FO
由紀「え…めぐねぇ…なんでここにいるの?」

ディケイド「…やっぱりか」

ディエンド「士、君は彼女を知ってるのかい?」

ディケイド「あの人は由紀達の先生だ…だがもう死んでしまったと悠里からは聞いたんだが…」

ディケイド「お前の話を聞いてから、あの人はショッカーに捕まったんじゃないかって思ってたんだ」

ディエンド「君の予想が当たってしまったというのか…」

首領「ハハハハハ!この女はもう貴様らの知っている女ではない、我らの理想の為のショッカーライダーなのだ!」

ディケイド「ふざけるな!海東!お前は4人を頼む!」

ディエンド「無理だけはしないでくれたまえよ…」

首領「行くのだ、ライダーよ!」

慈「了…解…しました…変身…」

慈は、仮面ライダー鎧武のライダー達が使うベルトの戦極ドライバー、そして錠前型の機械であるロックシードを取り出して

ドライバーを腰に巻き、血塗られたようなロックシードをベルトに装着した

ザクロ!ダークネス!

ロックオン!

ブラッドザクロアームズ!狂い咲き、サクリファイス!ダークネスアームズ!オぅゴンの果実…!

慈は赤黒い姿をしたライダー、仮面ライダーフロースに変身した

首領「ディケイドを殺すのだ…」

フロース「はい…全ては、首領の為に…」

由紀「何してるの…やめてよ…めぐねぇ…」

由紀の声は慈に届くことなく、慈はディケイドに襲い掛かった
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/16(土) 21:35:26.39 ID:gpPBGxcE0
頼むぜディケイド。鬱ブレイクしてくれよなー
41 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/04/16(土) 22:25:43.92 ID:Cjigow6FO
フロース「首領の邪魔はさせない…」

ディケイド「くそっ、仕方ない…」

カメンライド…キバ

キバに変身したディケイドはフロースの攻撃を間一髪避け、隙をついて素早く攻撃を仕掛けたが、フロースも攻撃を直前で避けた

攻撃を避けたフロースはディケイドに攻撃させる隙を与えないくらいに早さで猛攻をしかけてくる

その様は操られているとはいえ、まるで機械のような正確な攻撃であり、徐々にディケイドを圧倒していく

ディケイド「くっ、ならこれだ!」

フォームライド…キバドッガ

ドッガフォームにチェンジし、ドッガハンマーで一撃を仕掛ける

ディケイド「ハァッ!」

フロース「…っ」

なんとか一撃を与えたディケイドがその隙をついてキバフォームに戻り、ファイナルアタックライドカードを使い必殺をしかける

ファイナルアタックライド…キキキキバ!

ディケイド「ヤァァァァッ!」

ザクロスカッシュ!ダークネススカッシュ!

フロース「ハァッ!」

二人のライダーのキックが衝突し、巨大な衝撃波が基地内に拡がった…
42 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/04/16(土) 23:28:16.04 ID:Cjigow6FO
一方、ディエンドは十字架に捕まった学園生活部4人を助けに来ていた

ディエンド「大丈夫かい!君たち!」

悠里「…海東さん…!」

胡桃「ここは…」

美紀「私たち…やつらに捕まったんですよ…」

ディエンド「やっと目をさましてくれたか、すぐに助けるよ!」

しかし、怪人達がディエンドを取り囲んだ

怪人「やらせるか!掛かれぇ!」

ディエンド「何時までもやられてばっかじゃないよ!」

カメンライド…ファム!サイガ!カブキ!ヘラクス!レイ!

ディエンドはカメンライドで5人のライダーを召喚し、特攻を仕掛ける

ディエンド「さーて、ここは任せたよ!」

ディエンドは怪物軍団を5人に任せ、4人を救出していく

ディエンド「危ないところだったね…」

悠里「ありがとうございました」

胡桃「何度も助けられて、悪いな…」

ディエンド「今回に関しては、僕が守りきれなかったんだ…すまない」

美紀「いえいえ、いいんです…それよりも、門矢さんは?」

由紀「めぐねぇと、戦ってるんだよね…」

胡桃「何言ってるんだよ、めぐねぇがいるわけ…」

ディエンド「いや、まだ彼女は生きているよ」

悠里「えっ…」

美紀「めぐねぇ…佐倉先生が…?」

ディエンド「だが、ショッカーに操られていてね…士が今戦ってるよ」

その時、大きな衝撃が起こり、ディケイドとフロースが吹き飛ばされてきた

ディエンド「士!大丈夫かい!」

ディケイド「あぁ…なんとかな…向こうも中々やる…」

悠里「あれが、めぐねぇなの…」

胡桃「めぐねぇ…」

フロース「4人を発見…直ちに捕らえます…」

美紀「みなさん、ここは危険です…少し離れましょう」

由紀「めぐ…ねぇ…止めてよ…」

ディエンド「士、まだやれるね」

ディケイド「あぁ、美紀、あいつらを頼む!」

ディエンド「よし士、行こう!」

フロース「邪魔を…するな…」

ディケイド「そろそろ目をさませ!ハァッ!」

しかしフロースはディケイド達を無視し、由紀の方へ向かった

美紀「由紀先輩!行きますよ!」

だが由紀は返事もせず動かない

ディケイド「待て!おい、お前ら逃げてくれ!ぐぁぁ!」

ザクロスカッシュ!ダークネススカッシュ!

無慈悲にもフロースは由紀達に向かって必殺を繰り出した…!
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/17(日) 04:56:01.33 ID:TVog8MFV0
今日は2レスも来た(喜)

お願いだめぐねぇ、その攻撃を当てないでくれ……!
44 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/04/17(日) 10:56:23.35 ID:50qZK92VO
しかし、その攻撃は由紀達のいる場所とは正反対の場所に繰り出された

そして、フロースが突然苦しみ始め、地面に倒れこんだ

フロース「うぅ…あぁ…ゆ…き、さ…」

ディケイド「何だ…少しずつ意識が戻っていってるのか…」

ディエンド「君たち、今のうちだ!」

美紀「は、はい!先輩!」

由紀「う…うん…めぐねぇ…」

由紀達は、フロースが攻撃してこない今のうちに、少し離れた研究室に隠れた

ディケイド「海東、今のうちだ!」

ディエンド「とりあえずあのロックシードを破壊しよう!」

首領「させはしないぞ!ライダー!」

ロックシードを破壊しようと攻撃したが、首領によって遮られた

ディケイド「やっと現れたな、首領!」

ディエンド「やっぱり来たか…」

首領「まだまだ奴には働いてもらう!邪魔はしないでもらうぞ!」

そう言うと首領は巨大なビームをディケイド達に向けて発射した

ディケイド「ぐわぁぁぁ!」

ディエンド「うっ…そう簡単には行かないってか…」

そして首領は、フロースにも、黒いビームを発射した

フロース「や……め…ぇ…」

首領「我に従え…ショッカーライダーよ!」

フロース「アァァァァッ…!」

そしてビームを受けたフロースは、再びショッカーに意識を支配されてしまった

フロース「……申し訳ありません、首領…再び邪魔者を排除します」

ディケイド「くそっ…」

ディエンド「士、まずはあの人のドライバーを破壊しないと、今の状態じゃ勝てない…」

ディケイド「分かった、海東…途中でくたばるなよ!」

ディエンド「君の方こそ、足を引っ張らないでくれたまえよ!」

首領「愚かだ、行け、ライダー!」

フロース「はい…」

再び、ライダー達の戦いが、幕を開けた…

一方、研究室に隠れた生活部の4人は…

由紀「ここ、機械がたくさん…」

そこには、フロースの使っていたロックシードや、ミニカーのような機械、指輪のようなものなど、様々な機械が置かれていた

そのなかに、胡桃と美紀は奇妙なものを見つける

胡桃「これって…ベルト?」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga sage]:2016/04/17(日) 11:34:44.10 ID:ZXGVK5M20
そんな危険物放置しとくなよ首領www管理ガバガバかwww
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/17(日) 12:21:39.15 ID:yB5y6MdW0

>1小説読んだんだなあって感じのめぐねえ
47 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/04/17(日) 13:11:41.32 ID:50qZK92VO
美紀「でもこのベルトは佐倉先生が使っていたのとは違いますね」

悠里「でもベルトが入ってるガラスケースはロックが掛かってて開けれないわ」

ガラスケースの中にはバックル部分が携帯のようなベルトがあり、そこに貼ってある紙には『贈 スマートブレイン社』と書かれていた

さらに美紀は、慈が使っていたベルトと、赤いベルト、そしてロックシードを見つけた

美紀「このベルトと錠前みたいなのには、『提供 狗道供界』と書かれていますね…ショッカーにも協力者がいるんですね」

悠里「それに機械達の管理はしてるのね」

胡桃「…そのわりには、蜂の機械みたいなやつがこの部屋の上を飛んでるけどな、結局詰めが甘いというか…」

その時由紀が、黄色いブレスが落ちているのを見つけた

由紀「あ、このブレスみたいなの、あの蜂さんに色が似てるよ」

胡桃「おっ、着けてみていいか?」

美紀「危ないですし、あんまり触らない方が…って蜂が!」

胡桃がブレスをつけた時、飛んでいた蜂の機械が胡桃目掛けて飛んできた

胡桃「えっ、うわぁ!」

悠里「胡桃!」

そして蜂の機械は、胡桃のブレスに装着された…

胡桃「びっくりしたじゃないか…刺しに来るのかと思った…」

美紀「でも、ブレスにくっついたってことは…もしかして変身…」

悠里「まさか、そんな訳ないわよ…ねぇ胡桃、って…え?」

美紀「」

由紀「うわぁ、なんかゴツいねぇ…」


悠里達が胡桃の方を向くと、胡桃がいた場所に、分厚い装甲に包まれたライダーが座っていた……

48 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/04/17(日) 13:15:34.33 ID:50qZK92VO
>>46
めぐねぇのライダー、フロースのロックシードは小説版鎧武のセイヴァーを参考にさせて頂きました
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/17(日) 16:09:13.17 ID:3RmF4IZu0
生徒の変身アッサリ過ぎww
50 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/04/17(日) 18:05:25.21 ID:fjy6o/G3O
胡桃「なんか…門矢さんとはまた違う感じのやつになっちまったな…」

胡桃は、蜂の機械、ザビーゼクターにより、仮面ライダーザビーに変身した

由紀「ゴツいけどなんか守護神って感じでかっこいいよ!」

美紀「というかこういうのって、そう簡単になれていいものなんですかね…?」

悠里「さ、さぁ…?」

しかし、研究室のドアが強引にこじ開けられて…

怪人「見つけたぞ!お前たち!」

隠れている研究室に、ショッカー怪人が現れた

悠里「きゃあ!」

美紀「くっ、こんなときに!」

ザビー「待てショッカー、私が相手だ」

怪人「何ィ、貴様何故それを!」

ザビー「こいつが勝手に飛んできたんだよ!お前らの兵器管理はどうなってるんだよ!」

怪人「そのゼクターが勝手にだと!?これだからネイティブは信用ならんのだ!」

ザビー「何いってるのか分かんないけど、とりあえず倒す!」

由紀「頑張れ!胡桃ちゃん!」

ザビー「おお!任せとけ!」

ザビーは力強い攻撃を怪人に与えていく、さらにシャベルを活用し、強力な斬撃も繰り出す

怪人「ぐおぉ!ライダーフォームでもないのにこの攻撃力、なかなか手強い」

ザビー「ライダーフォーム?なんだそれ」

怪人「お前知らんのか!よくそんなのでザビーになれたな!」

ザビー「だからこいつが飛んできたんだって言ってるだろ!…この蜂、何かギミックありそうだな…よっと、これでどうだ!」

CAST OFF CHANGE WASP

ザビー「うお!?装甲が吹き飛んだ!」

美紀「今度はスリムですね」

由紀「私、こっちの方がかっこいいと思うよ」

怪人「それがライダーフォームだよ!何故何も知らないお前がいとも容易く…」

ザビー「そんなの知るか!おりゃあ!」

ライダーフォームになったザビーは素早く攻撃していき、怪人を圧倒していく

怪人「このままでは…やられてしまう…」

ザビー「よーし、トドメだぁ!このボタンでどうだ!」

ザビーはゼクターの中央のボタンを押す

RIDER STING!

ザビー「おりゃあああああ!」

怪人「がぁぁぁぁ!おのれ、こんなやつに…グァァ…」

ザビーは必殺、ライダースティングで怪人を撃破した

ザビー「やったぁ!この力があれば戦える!」

悠里「やったわね、胡桃!」

由紀「かっこよかったよ!」

ザビー「どんなもんだい!…ん?あれ…」

その時、ザビーゼクターはブレスから離れて遠くへ飛び去ってしまい、ザビーは強制変身解除した

美紀「人生そんな甘くないって事なんじゃないですか?」

胡桃「あはは…あーあ…」
51 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/04/23(土) 22:15:35.29 ID:leXa2r8/O
胡桃達の戦いの一方、ディケイドとディエンドも壮絶な戦いを繰り広げていた

ディケイド「ぐあっ!海東、大丈夫か…?」

ディエンド「今のところはね…士こそ、やれるかい?」

ディケイド「当たり前だ…こんなところでくたばるかよ!」

フロース「いい加減…倒れて…」

ディケイド「それはこっちのセリフだ!」

カメンライド…デンオウ!

ディエンド「君達の出番だ、頼むよ」

カメンライド…G3 パンチホッパー!

ディエンドはG3とパンチホッパーを呼び出した

フロース「なら、全力で捻り潰す…!」

ロックオン…一…十…百…

フロースは自身の武器、フロースセイバーを使ってロックシードをセットして、必殺技を発動する

ディケイド「ならこっちはこれだ!」

フォームライド…デンオウ ロッド!

ディエンド「さて、これでどうかな」

アタックライド…ブラスト!

G3「GX-05!」

パンチホッパー「ライダージャンプ…」

RIDER JUMP!

ディケイド、ディエンド、G3、パンチホッパーも攻撃を仕掛ける

フロース「終わらせる…」

ザクロチャージ!

ファイナルアタックライド…デデデデンオウ!

パンチホッパー「ライダーキック!」

RIDER KICK!

ディケイド「てやぁぁぁぁ!」

ディエンド「ハァァ!」

ライダー達の攻撃が炸裂し、相討ちとなった

ディケイドとディエンドの変身は解除され、G3とパンチホッパーは消滅した

士「うっ…」

海東「…大丈夫か、士!」

士「くそっ、あの人…強いな…!」

海東「つ、士…あのライダーの様子が…」

フロース「あぁぁ…うぅぅ!……ぁ」

フロースは、少しの間苦しんだ後、変身が解除され、慈の姿に戻った

そして、急に目をさましたようにディケイド達に声をかけた

慈「あ…門矢…さん…?」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/04/24(日) 02:28:13.72 ID:RVmKG8ma0
「ライダーフォームでも無いのにこの攻撃翌力!」って、確かマスクドフォームの方がパワーと防御力は高いんじゃなかったっけ?
53 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/04/24(日) 03:53:44.76 ID:7veqv7CEO
>>52
そうでしたね…設定崩壊申し訳ないです
リマジのマスクドライダーシステムだから多少設定違うと思ってください…
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/24(日) 14:34:26.13 ID:CBOKZF600
パンチホッパーがライダーキックするのか(困惑)
55 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/04/24(日) 17:16:51.64 ID:7Edl5TDmO
>>54
あっ…
やっぱり眠いのにこういうの書いてるとミスが多発するみたいです…申し訳ない

※訂正
パンチホッパー「ライダーパンチ!」

RIDER PUNCH!
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/25(月) 00:03:45.53 ID:FveBXWG10

ドライブとウィザードは誰になるんだ...
57 :24bUtytx.w [saga]:2016/05/15(日) 15:35:50.11 ID:sBkLOYJ2O
めっちゃ更新遅れましたね、申し訳ございません(^U^)

士「ようやく、目が覚めたのか」

慈「多分…あ、それよりも由紀さん達は!?」

海東「そこの研究室に隠れているよ」

だが研究室前にはショッカー怪人が現れているのをディケイドは見た

士「おい海東、怪物共が入りそうになってるじゃないか!」

海東「そう怒るな士、僕の能力を忘れたのかい?」

そう言うと海東は仮面ライダーサソード、轟鬼を召喚した

海東「ライダーを呼んでおけば大丈夫だよ」

士「お前、なんでもっと前から使わなかったんだ」

海東「実は僕自信も少し忘れてた、ハハハ」

あまりにも軽い海東の態度に多少腹が立つものの、士は慈を介抱する

慈「ごめんなさい、門矢さん…」

士「気にするな、それよりもあんたが生きてるなんて思ってなかった…それとあの夢の記憶は残ってるんだな」

慈「あそこで門矢さんに会った後、私は死んだものだと思ってました、まずあの場所にいること自体が不思議でしたし」

慈「今まで、ずっと悪い夢みたいなのを見ていた気がして…でも、もう大丈夫なんだなと思うと安心します」

その時、士達にビーム攻撃が放たれたが、3人はギリギリ回避する

士「うぉっ、何だ!」

首領「まだ逃がさんぞ、お前たちを倒すまではな!」

士「またお前か、ちょうどいい、ここでお前を倒してやる」

首領「簡単に言ってくれるではないか、我々にはまだライダー達がいるのだ、行け!」

そう言うと、仮面ライダー黒影、メイジの集団が現れた

士「こいつらみんな、お前らが捕まえた人間達か!」

海東「慈さん意外は、量産ライダーなんだね」

首領「その女は特にショッカーライダーの素質があったからな、まだ働いてもらうぞ!」

そう言うと、首領は慈に向かってビームを発射した

慈「うっ…あぁ…」

士「気をしっかり保て!呑み込まれるな!」

首領「うるさいわディケイド!ショッカーライダー、やってしまえ!」

海東「ハァッ!君達の相手は僕だ、くらえ!」

慈「うぅぅ…うあぁぁぁ!」

士「おい、大丈夫か!おい!」

首領「無駄なのだ、直にこいつも我々のライダーとなるのだ」

士「…あんたが由紀達を守るんじゃなかったのか!」

士「あいつらはみんなあんたの帰りを待ってたんだ、仮に死んでいたとしても、あんたの思いを背負って生きていたんだ!」

慈「…」

士「応えてやってくれ、こんな所で終わらないだろ!学園生活部の物語は!」

慈「…当たり前…じゃないですか…私は、あの子達を守る義務があります…みんなが、平和な世界で暮らせるその日まで!」

そういうと、慈は自我を取り戻した、士の叫びが、慈に届いたのだ!

士「よし、海東、慈、行くぞ!」

「「「変身!」」」
58 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/05/15(日) 15:36:47.44 ID:sBkLOYJ2O
名前入力ミスりました、ごめんなさい
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/21(土) 10:54:00.52 ID:a9d3JZkOO
早くめぐねぇとみんなを再会させてあげたい
60 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/06/18(土) 17:00:04.11 ID:65wuFG0+O
諸事情で更新出来ませんでした、申し訳ございません

変身したディケイド、ディエンド、フロースは操られているライダー軍団との戦闘を始めた

ディケイド「かなりの人数だな…二人とも、行けるか?」

ディエンド「勿論、そう簡単にはやられないよ」

フロース「ええ、でもこのままじゃ首領を逃がしてしまいます…!」

ディエンド「じゃあ、僕がこいつらを全て引き受けるよ」

ディケイド「無茶だろ、いくらライダーを呼び出したとしてもこの数は…」

ディエンド「だったらこうすればいいのさ」

そう言うとディエンドはカードホルダーからカードを取りだし、ディエンドライバーに装填する

ファイナルフォームライド…ククククロカゲ!メメメメイジ!

なんとディエンドは黒影とメイジをファイナルフォームライドさせた

黒影は巨大な影松に、メイジは巨大な手になりディエンドの右手に装着された

ディケイド「おい海東!?そんなものが使えたのか!?」

ディエンド「この世界に来たらこのカードが使えるようになってね、士にも前あげたカードがあるだろ?」

ディケイド「あぁ、この前のカードだな、でも俺のはまだ使えないが…」

ディエンド「そうか…取り敢えず僕はこれでどうにかする、士は首領の元へ、慈さんは由紀ちゃん達の所に行ってくれたまえ」

フロース「分かりました…一応その人達も一般の方なので雑に使わないでくださいね…」

ディケイド「その通りだな、海東、間違えても壊すなよ」

ディエンド「なんだい、二人共…僕がそんな奴だと思うのかい…お宝は大切にするよ」

ディケイド「まぁいいさ…そっちは任せたぞ…慈、あんたも由紀達を頼む」

フロース「ええ、門矢さんこそ、無茶はしないで下さいね」

ディケイド「死ぬなよ、二人共」
61 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/07/03(日) 21:53:28.41 ID:gXoU7fv0O
ディケイドはディエンド、フロースの二人と別れ、単独で首領との戦いに臨む

ディエンドはファイナルフォームライドさせた黒影とメイジを使い、他のライダー達を行動不能にしていく

フロースもライダー達をなぎ倒しながら、研究室へと向かっていった

〜ディケイドサイド〜

ディケイド「やっとお前と1対1になったな」

首領「フハハハ、貴様1人で何が出来る!」

ディケイド「さぁな、少なくともお前をぶっ倒すぐらいはできそうだな!ハァッ!」

アタックライド…スラッシュ!

ディケイドはスラッシュのカードで首領に攻撃を仕掛ける

だが首領は攻撃を間一髪避け、マントの中から触手を繰り出す

触手を切り裂き、ディケイドは首領に一撃を加える

首領「ぐぉぉ、さすがは元大首領…なかなかやるな」

ディケイド「そう言えばそんな風に呼ばれてた時期もあったみたいだな…!」

隙をついてディケイドは首領にキック攻撃をした

首領「…どうだ、ディケイド、我々のところに来ないか?」

ディケイド「は?」

首領「一度は貴様も我々の仲間だったのだ、良い席を用意するぞ」

ディケイド「へぇ、それも良い…なんて言うと思ったか?ハァ!」

首領「ぬぅ…やはり貴様は倒すしか無さそうだな!」

ディケイド「最初からその気で来い!俺は全てを破壊する…お前達ショッカーもな!」

首領「久々に真の力を見せてやろう!」

ディケイド「面白い、行くぞ!」


〜フロースサイド〜

フロース「うぅ、門矢さん達が頑張ってるのに、私はまだ何もできてない…」

フロース「でも、私は由紀ちゃん達を絶対に助けてみせる!みんな…退いて!」

フロースは戦極ドライバーのブレードを2回切る

ザクロオーレ!ダークネスオーレ!

フロース「ハァァァァ!」

フロースは自身の造り出したエネルギー波をライダー達に浴びせる

フロース「みんな死んでないから良いよね…良くないか…あぁ…私ったら…」

そんな独り言を言いつつ研究室付近に到着したフロース、変身解除して、研究室に突入した

慈「由紀ちゃん、みんな!」

慈のその呼び掛けに、咄嗟に隠れていた4人は顔を出した

由紀「め、めぐねぇ!めぐねぇだあああああ!」

胡桃「めぐねぇ…やっと会えたな…!」

悠里「生きてて、本当に…良かった…」

美紀「あなたが、めぐねぇなんですね…あっ、私は巡ヶ丘学院2年の直樹美紀です」

慈「美紀さんね…みんなと居てくれてありがとう…それと…みんなの側に居れなかった事…本当にごめんね…」

しかし、5人が再開し、喜び合っている所に背後から声が聞こえ、1人の高校生らしき人影が立っていた

???「逃がしませんよ…」

慈「!?…あ、あなたは…」

美紀「……圭…!?」
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/03(日) 23:10:32.07 ID:BzjrlzE90
圭だと!?
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/06(水) 14:45:34.94 ID:xsH41aDz0
ディ圭ド……なんちて
64 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/07/16(土) 19:50:44.54 ID:X80+ng53O
慈「圭…さん…美紀さんの友達?」

美紀「はい…ショッピングモールで立て籠っていた後に行方が分からなくなって…なんでここに…」

圭「ショッカーに敵対する者は早急に始末します…ショッカーライダーであっても容赦しません」

美紀「圭!分からないの私のことが!美紀だよ!ねぇ、圭!」

圭「美紀…私とは無関係の存在です、始末します…」

美紀「圭…そんな…」

胡桃「この人…話が通じてない…」

悠里「美紀さん、今の圭さんは完全に操られてるわ!前のめぐねえと同じよ!」

慈「私もこんな風だったのね…そんなこと言ってる場合じゃないわ、みんな隠れてて!」 

由紀「わ、分かったよめぐねえ!」

慈「圭さん…助けるからね…変身!」

ブラッドザクロアームズ!狂い咲きサクリファイス!ダークネスアームズ!オぅゴンの果実…!

圭「いいでしょう、相手になりましょう」

そう言うと圭は、スマートブレイン社製のベルトを装着し、携帯電話型の機械を操作する

9、1、3…STANDING BY…

圭「変身…」

COMPLETE…

圭は、血塗られたような赤い色の目の仮面ライダーカイザへと変身した

カイザ「このギアはショッカー独自で強化してあります、あなたのドライバーでは勝てないかと」

フロース「だからといって逃げるわけにはいかないの!」

カイザ「そうですか…じゃあ、死んでもらいます…」

フロース「ここでは死なない!ハアッ!」

カイザ「…」

フロースの武器、フロースアローとカイザブレイガンの撃ち合いになるが、カイザブレイガンの威力にフロースは押され始める

フロース「くっ、どうにか圭さんの近くに潜り込めないかしら…!」

カイザ「言ったでしょう、強化してあると…」

フロース「まだよ…!」

アローのスロットにダークネスロックシードをセットし、必殺技を繰り出す

ダークネスチャージ…!

カイザ「ふん…」

EXCEED CHARGE…

カイザもブレイガンで必殺技を繰り出し応戦する

フロース「ハアッ!」

カイザ「ていやぁぁぁ!」

フロースの一撃はカイザの必殺と相殺したが、カイザは隙をつきフロースにもう一撃を加えた

フロース「ぐぁぁぁ!」

カイザ「こんなものでしたか…終わりです」

カイザは必殺技のゴルドスマッシュをフロースに直撃させた…

フロース「うわああああああああああ!」

ゴルドスマッシュを受けたフロースは変身解除してしまい、ついにはロックシードも破壊されてしまった…
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/16(土) 20:12:20.45 ID:M3fpbWbDO
面白いんだけど酉を1つに絞ろうぜ…
66 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/07/30(土) 02:15:35.80 ID:JRjw/v28O
慈「うっ…ぐっ…」

由紀「めぐねえ!」

胡桃「やべえ、あいつ、あの錠前を…」

カイザ「あなたの力はこの程度ってことでしたか…」

美紀「圭!もうやめて!」

カイザ「少し黙ってなさい…」

悠里「美紀さん、危ない!」

慈「はああああああ!」

カイザ「ん…何を…」

由紀「めぐねえ、やめてよ!死んじゃうよ!」

慈「私は、例えベルトなんか無くたって!みんなを守るのが私の役目なの!」

カイザ「無駄な抵抗を…」

カイザは生身の慈にブレイガンで攻撃を続ける、そして次第に慈の服が血に染まっていった

慈「うっ、がぁ!」

カイザ「よくそんな姿になっても立っていられますね…」

悠里「先生!もう逃げて!」

慈「いや…早く、みんなこそ逃げて…!」

胡桃「うおりゃあああああああ!」

胡桃は部屋に落ちていたバールを使い、カイザに直撃させた

胡桃「めぐねえがこんなになってんのに、私達だけ逃げるなんて出来ねえよ!」

美紀「圭!私だって圭を救いたい!だから私も!」

由紀「やめてええ…!」

更に由紀達もカイザの攻撃を止めるために足止めを始めた

悠里「佐倉先生…もうお別れは嫌ですよ…」

慈「みんな…!」

カイザ「クッ…目障りな…」

EXCEED CHARGE…

そんな中カイザは、再び必殺を放とうとしていた…
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/30(土) 06:09:29.48 ID:OJLfa0da0
絶体絶命の危機
68 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/07/30(土) 14:07:32.62 ID:JRjw/v28O
〜ディケイドサイド〜

首領「フハハハ、なかなか粘るではないか」

ディケイド「そっちこそ、いい加減くたばったらどうだ!」

アタックライド…スラッシュ!

首領「ぬぅ、これならどうだ!」

首領はディケイドに向かって爆発攻撃を仕掛ける

ディケイド「ぐっ…てやあああ!」

首領「ぬおおおお!」

ディケイドは隙をつきライドブッカーを首領の頭に直撃させた

首領「うぬぬ…待つのだディケイドよ」

ディケイド「何だ、今さら降参か!」

首領「いいや、この映像を見るがよい」

首領が映し出した映像には、カイザに苦戦する慈達が映っていた

ディケイド「何っ!あいつら…それに何だあのカイザ!」

首領「奴もあの女共の知り合いだ…お前が攻撃を続ければあの部屋を爆破することのできるのだ!」

ディケイド「くそっ、これも想定内ってか…相変わらず卑怯だな」

首領「ほざくな、お前も死ぬがよい!」

首領はディケイドに容赦なく攻撃を仕掛けた

ディケイド「ぐぉぁぁぁぁぁ!」

ディケイドは首領の一撃で、首領の部屋からディエンドのいる場所を過ぎ、慈達のいる研究室まで吹き飛ばされた

ディエンド「士!なんて威力だ…」

首領「ディエンド…次は貴様だ!」

ディエンド「仕方ないね、でも僕はここではやられないよ!」

ディケイド「ぐはっ…」

慈「門矢さん!?んぐぅ…」

カイザ「ディケイドを発見…人間ごと処分します…」

カイザはブレイガンで必殺技のカイザスラッシュを発動した

ディケイド「危ない!」

ディケイドはかろうじてカイザの攻撃から慈達を庇った

ディケイド「ぐはぁぁ!」

由紀「士さん!大丈夫!?」

ディケイド「うっ…」

カイザ「不発、か…ならばもう一度使えば良いだけ…」

READY…EXCEED CHARGE…

カイザはもう一度必殺待機状態に入ってしまった

ディケイド「やめろ…!」

カイザは、再びカイザスラッシュを慈達に向けて発動した…が、その攻撃は弾かれた

カイザ「何…?誰だ!」

???「お待たせ、士!」

???「全く、士君と海東さんったら勝手に行っちゃうんですもん…探しましたよ」

ディケイド「お前ら…」

ディケイドの目線の先には、自身に仲間である仮面ライダークウガと仮面ライダーキバーラが立っていた…
69 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/07/30(土) 14:11:40.24 ID:JRjw/v28O
× 自身に
○自身の です、誤字申し訳ないです
70 : ◆iOe8szdQD6 [saga]:2016/07/31(日) 17:35:16.54 ID:RuNvsH+BO
ディケイド「ユウスケ、夏海、どうして…」

クウガ「いや、そりゃ助けに来るだろ、この世界に来てすぐどっか行っちまって連絡も寄越さないから」

キバーラ「しかも辺り一面ゾンビでしたし、テレビもラジオも繋がらないんですもん、心配しますよ」

クウガ「それで探してたら基地に着いて、ギリギリこのクウガの力で助けれたわけだよ」

ディケイド「お前がペガサスフォームなのはそういう理由か、今回は本当に助かった」

クウガ「気にすんな、助け合うのが仲間って奴だろ!」

キバーラ「そういえば、海東さんは…?」

ディケイド「海東…あいつまさか、首領に!」

キバーラ「じゃあ、私助けに行ってきます!」

ディケイド「すまない、任せた!」

キバーラ「はい!」

ディケイド「ユウスケは、由紀達を守ってやってくれ」

クウガ「ああ、任せろ!」

ディケイド「さて、カイザ…お前は俺が倒す」

カメンライド…ファイズ

カイザ「いいでしょう、何度やっても同じことを教えてあげます」

ディケイド「かかってこい、今度は負けない!」
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