爽「獅子原爽のトイレ探訪記!」ユキ「行ってらっしゃい」(千里山〜鹿老渡編)

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183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/02(水) 22:16:33.14 ID:558TXaJK0
※コンマ以下18


めくられた、3枚目、最後の新ドラ表示牌は・・・!!  「二萬」


爽「ぅわおぉぉ―――――――――っっっ!!!」=3=3=3


それを見た途端、爽はオオカミのように吼え、頭をかかえてうずくまった。


憩「“二萬”・・・ 新ドラは三萬てことやから、のらずやねぇ…」

セーラ「ふん… サンカンツにはたまげたけど、お前のウンもここまでやったな」

竜華「んー…っ ここでドラがカンツに乗っ取れば、獅子原の手がハネ満になって、うちがトップになったんやけどな…」

爽「・・・・・」ポロポロポロポロ・・・

セーラ「なんや獅子原また泣いとるんかお前は…」

爽「け、憩ちゃんのうんこ・・・ 憩ちゃんの、うんこがぁ・・・!!」ポロポロポロ・・・

竜華「・・・獅子原お前・・ それだけが目的でここまで打ってきとったんか?」

爽「“それだけ”とはなんだ!! 憩ちゃんの・・・天使のうんこのためなら私はなんでもするぞ!!」クワッ

憩「ザーンネンでした♪w ふふっ、ウチのうんこちゃんの貞操が守られて良かったで!ww」



<終局>

1位 荒川憩 28200点

2位 清水谷竜華 27200点

3位 江口セーラ 26800点

4位 獅子原爽 17800点
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/02(水) 22:25:41.55 ID:558TXaJK0
止まります。
コンマ対応あざした!
また明日の夜書いて千里山編は終わらせます。
このあとは劔谷→鹿老渡編と続いていきます。
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/03(木) 19:29:12.30 ID:3OH8DmlY0
書いていきます。
トップになる確率は、爽が1/2、竜華が3/8、憩はわずか1/8だったので、正直まさか憩がトップを守り切るとは思ってませんでした…
3回連続でドラがのるのを阻止するとは… いやさすが全国2位です…
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/03(木) 19:37:08.22 ID:3OH8DmlY0


泉「やっと終局・・・ うーん結局、お二人の予想通り荒川がトップで終わりましたね…」

怜「うん、でも、ラスト2局の獅子原の追い上げはちょっと予想しとらんかったけどな…」

フナQ「もし最後、間違ってドラがカンツに2つのれば、ドラ8で3倍満・・・ 荒川の責任払いですから、獅子原さんがトップで荒川がラスになる可能性もありましたからね」

怜「まあ、麻雀に“もし”や“たられば”はないけどな。 でも、最後までトップを取ることをあきらめずに自力でなんとかしようともがいた獅子原の追い上げは、結局は実らんかったとはいえ、評価できるかもしれんな」
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/03(木) 19:59:31.00 ID:3OH8DmlY0

セーラ「あ――っ! 勝てんかった! 結局荒川の逃げ切りかい!!」=3

竜華(… 最後… もしうちがリーチを保留しとったら、憩ちゃんもうちも28200点の同点… 上家取りでうちがトップになれたんやがな…)フウ・・・

竜華(あの新ドラ3枚も、どれか1枚でもカンツにのっとれば、うち… 2枚以上なら獅子原がトップになっとった…)

竜華(まあウンも実力のうちや… ここは、憩ちゃんを称えるしかあらへんな)


爽「ドチクショウ・・・! 憩ちゃんのうんこが・・・ ハーレムが・・・!」ポロポロポロ・・・

セーラ「いつまで泣いとるんや! さあ、これは脱糞麻雀や。 ラストの人間ははよペナルティを実行せえや!」

爽「ん…? そうか… 結局、私が、この場でうんこしなきゃいけねーわけだな… ぃよおおおっしゃああああぁぁっっ!!」バッ

竜華「うぃ? な、なんや?」

爽「女一匹獅子原爽・・・ 私は逃げも隠れもしねーぞ! お前らっ! 私の華麗なるHAISETSUを見てチビるんじゃねーぞっ!!」ババッ!


ステージのガラス製容器の前に仁王立ちし、スカートをたくし上げてパンツに手をかけた爽・・・

ところが、


ザワザワ・・・ オイオイマジカ?
アイツノウンコナンカオヨビジャネーヨ!
チッ ナースノコノウンコガミタカッタノニナ・・・
モウカエローゼ?
ガヤガヤ・・・  ゾロゾロゾロ・・・


大勢いた観客たちが、失意の声とため息をもらしつつ、ガヤガヤと帰り始めてしまったのである…


爽「お…? おいおいお前らどこ行くんだよっ! これからが本当のクライマックスだろうがぁ!!」


ウルセー!
ブサイクノウンコナンカマジゴミダロww
イッショウウンコツマラセテロオマエハ!
ゾロゾロゾロゾロ・・・


爽「バ、バカヤロォーッ! 帰るんじゃねぇ! お前ら私のうんこ見てけよっ!!」=3=3
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/03(木) 20:09:53.86 ID:3OH8DmlY0

 シィ――ン・・・・

アッという間に全ての観客がはけ、誰もいなくなってしまった会場・・・


爽「…わ、私のHAISETSUの美しさが分からねーとは… あいつらどうかしてるぜっ! クソッ、こうなったら、お前らだけでもよく見とけよっ!」ヌギッ!

セーラ「アホォ! 金を出す奴がおらんとオークションが成立せんやろが! もうええからはよその汚いケツしまえやっ!」

爽「・・・な、な、な、なんだとぉ・・・?!」ワナワナ

竜華「セ、セーラ、いくらなんでも言い過ぎやでっ! 一応獅子原も女の子なんやから…」
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/03(木) 20:20:28.31 ID:3OH8DmlY0

憩「使えない人やなーぁ爽さん。 これじゃせっかくトップになったのに、ウチにはお小遣いが入らへんやないの…」

爽「…う、め、面目ない…」ガクガク

憩「まぁ別にええですよぅ♪ ・・・ウチな、爽さんって、ぶっちゃけ一人じゃ何もできんヘナチョコさんやと思っとったけど…」

憩「今回卓を囲んでみて、本当は違うんやなぁって、気づいたで。 ちゃんと、プライドも、根性も、熱い気持ちも持っとる人やったんやな♪」

爽「…そ、そりゃ、そんなの、当たりめーだろっ!///」

憩「ふふっ、見直したで爽さん♪ だから… 明日、一緒にデートしてあげてもええで?」ニッコリ

爽「なっ? マ、マジか!!」パァッ!


 「ちょっと待って下さい!」
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/03(木) 20:32:55.62 ID:3OH8DmlY0

爽「あ? な、なんだお前たち…?」


憩と爽の間に割って入った、誓子とユキ・・・


誓子「荒川さん、申し訳ないんですけど… 爽は私たちのものなので、ちょっとそういうのはやめてもらえます?」キッ

憩「ふぇ? なんや爽さん… こんなにカワイイ彼女が二人もおるのに、ウチのこと口説いとったの…?」ギロッ

爽「そ、そそそ、それは…」アタフタ

誓子「いえいえ、違いますよ荒川さん。 爽は私たち専属の奴隷犬なものですから、ちょっとレンタルとかはお断りしてるんです」

爽「バ、バター犬? おいチカ! そんなプレイしたことないだろ私は!」

誓子「? 何トチ狂ってるの。 どんなプレイもしたことないわよ!」

揺杏「おいコラ、どこにバター犬の要素があったんだよ?」

ユキ「バター犬ってなんですか?」ハテ

成香「え? その、えーっと… わ、私もよく知りませんよぅ…///」
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/03(木) 20:49:12.83 ID:3OH8DmlY0

爽「お、おい、チカ… お前たち、まさか、この私を連れ戻しに来たんじゃねーだろーな…?」

誓子「…ふん、安心しなさい違うわよ。 どうせあなたは言っても聞かないでしょ? でもね、年末までには旅を終えて戻ってきなさいよ?」

爽「ん…? えっと… 今日って、何月何日だっけ」

ユキ「12月9日です。 爽さんが旅に出てから… もう2ヶ月以上経ってるんですよ」

誓子「あと、爽、有珠山を発つ時に、私たちと約束したこと覚えてる?」

爽「ん? えーっと…? 鼻クソは人前ではほじらない・・・だったっけ?」

揺杏「周りに迷惑をかけずに旅をしろ、だよ! …江口さん、どーですかコイツは…? ちゃんと、他人様に迷惑かけずにやってますか?」

セーラ「あん? えーっと、いやそりゃもう、こいつはメイワクはかけまくり、シンパイもかけまくり、フリカケもかけまくりやでっ!」

怜「フリカケのかけまくりは高血圧の原因になるで」

竜華「タコ焼きにのり玉かけて食うと美味いんやでー♪」
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/03(木) 20:55:58.23 ID:3OH8DmlY0

セーラ「あぁ… なんか食いモンの話聞いたらハラ減ってきたでっ! 」ゴギュロロルロロロオォ〜〜〜・・・

怜「うちもや… ハラの減りすぎで目がかすんできたで…」

竜華「いちいち病弱アピールすんのやめぇ! でも、もう夜8時過ぎやもんな、そりゃ腹も減るわな…」グウウウゥ〜〜・・・

爽「私もだよ。 なあ、みんなでラーメンでも食いにいかね?」

セーラ「ラーメンか、ええな! ちょうどこの近くに美味いトンコツラーメンの店が…」


憩「ちょっと待ってや」
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/03(木) 21:02:26.36 ID:3OH8DmlY0

セーラ「な、なんや、荒川・・・」

憩「この麻雀のもう一つの条件・・・ 忘れてません?」

セーラ「ジョーケン? なんやそれ、ジョージ・マッケンジーのことか?」

憩「とぼけたらあかんで江口さん、自分で言うとったくせに…」ゴゴゴォ・・・

憩「“トップの人間は2〜4位の人たちに一つ命令を出すことができる”・・・ つまり、今ウチは王様なんやで?」ニタア・・・
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/03(木) 21:13:24.37 ID:3OH8DmlY0

セーラ「くっ、この・・・ 他の話でウヤムヤにして流そうと思っとったのに… ふんっ、分かったで! なんでも一つ言うこと聞いたるわ!」

憩「ふふ・・・ どんな命令にしよかな〜ぁ? 来年、みんな三箇牧の3年に転入してもらって、麻雀部に入ってもらうとかもええかもな〜ぁ…?」ニタニタ

憩「あんたら3人が入ってくれれば、三箇牧はきっと全国優勝できるやろなーぁ♪」ニタニタニタ・・・

爽(…クッ、やっぱり…!)

竜華「…女に二言はなしや。 憩ちゃんがそう言うなら… うちはプロも大学も蹴って、三箇牧に入ったるで…」

憩「・・・なーんて、冗談ですよぅ! 麻雀は、自分の好きなところで好きなように打って楽しむもんなんや。 そんな強制的にヤラせたりなんか、ウチはせーへんで♪」ニコッ
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/03(木) 21:23:58.61 ID:3OH8DmlY0

爽「…じゃ、じゃあ… どんな命令にすんだよ?」

憩「そやね… ウチもちょっとお腹がすいてきたから… そうや! “焼肉”おごってや!」

セーラ「や、焼肉? そ、それだけでええんか?」

憩「ええで♪ たーだーしぃー・・・」

憩「大阪一の高級焼肉店やでっ! あと、今日来た有珠山の人たち全員にもおごったってな♪ せっかく北海道から来てくれたんやから、うちらでおもてなしせなあかんやろ? あ、あと、あんたらがお金を巻き上げた椿野さん、寺崎さん、南浦さん、小走さんにもおごること!!」

セーラ「えっ、ええ? それ、ちょっと、とんでもない人数になるで…?」

憩「さっきまで脱糞麻雀で小遣い稼ぎしとったんやから、お金はタンマリあるんですよねーぇ?」ニタニタ
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/03(木) 21:30:06.05 ID:3OH8DmlY0

怜「賛成や。 おぅ、セーラと竜華… 当然、うちらも仲間外れってことはないやんな?」ゴゴゴォ・・・

フナQ「…すみません、先輩方」

泉「ゴチになりますっ!」wktk

揺杏「焼肉か! おう爽、悪いな!w」

誓子「すみません荒川さん、気を遣ってもらっちゃって… ふふっ、楽しみだわ♪」


セーラ・竜華・爽「「「 うっぐぅ・・・! 」」」

197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/03(木) 21:50:27.65 ID:3OH8DmlY0





〜30分後…〜


 ジュウゥ〜・・・  ジュジュジュジュウゥ〜〜・・・・

揺杏「うおおおぉウッメエェェッ!! 霜降り肉が舌の上でトロけるぜっ!!」ハムッ ハムッ

ユキ「近江牛と但馬牛の熟成肉ですか… 北海道のジンギスカンもコレにはかないませんね…!」モグモグモグ…

成香「ほいひいいぃですうぅ〜〜〜〜!!!」ムッグムッグムッグ

誓子「こんな美味しいものおごってもらえるなんて… これも、爽が負けてくれたおかげね♪」モギュモギュ…

憩「喜んでもらえて嬉しいでーぇ♪」モグモグニコニコ


千里山、有珠山、そして憩や美幸たち、総勢15名は、高級炭火焼肉店「和牛懐石 但馬屋」で、次々と運ばれてくる極上料理に舌鼓を打っていた。

しかし・・・ 金を出す立場のセーラ、竜華、爽は、モリモリ食べまくるメンバーをハタ目に、特上肉もノドを通らずにいた…


セーラ「・・・こんの、あいつら、全然遠慮なく食いよって・・・!」ギリッ

竜華「あかんなこれ… さっき麻雀で儲けた分じゃきっと足らへんで…? うち、コンビニのATM行ってくるわ…」スッ

爽「…くっ、この! わ、私の、大事な旅行資金が…!」ワナワナ
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/03(木) 22:38:13.72 ID:3OH8DmlY0

美幸「………」ムッグムッグマッグマッグムッグマッグモッギュマッギュ・・・


爽は… そんな中、ワキ目もふらずに次々と肉を口に放り込んでいる少女に声をかけた。


爽「お、おいアンタ… 見かけによらず随分よく食うな! ちょっとは遠慮しろよ…」

美幸「ん? あぁ、獅子原さん! もぉー私おいしすぎてほっぺたで空が飛べそうですよぉ!もー! 獅子原さんもガンガン食べましょーよ♪」モグモグムギュムギュムギュムギュ・・・・
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/03(木) 22:56:14.22 ID:3OH8DmlY0

爽「…私はもうムネがいっぱいで食えねーよ…」

美幸「? そう? あ、獅子原さんって、日本縦断の旅をしてるらしいですけど、ここの次はどこ行くの?」ムグムグマグマグモッギュモッギュングングング・・・

爽「ん? あぁ、次は女子高生アイドルちゃちゃのんのいる広島鹿老渡に行く予定だよ」

美幸「!? えっ、それなら劔谷にも来てよっ! 素通りとかどーゆーワケですか?もー!」ハグハグムチュムチュマグマグムギュムギュハグハグハグ・・・

爽「ケンタニって、すげーお嬢様学校だろ? いいのか? 私みたいのが行って…」

美幸「全然OKだよみんなで歓迎するよっ! 私、明日芦屋に戻るから、一緒に行こーよ♪」バックバックマングマングモッギュマッギュモグモグムグムグバクバクバク・・・・

爽「た、たのむわ、じゃあ… ってか、ホントにどんだけ入んだよお前!」




次回、〜兵庫劔谷高校 梢「美幸ちゃんの顔にオシッコをブッかけたいんですっ!」 友香「ぶぶぶ部長?!」の巻〜 に続く・・・
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/03(木) 23:15:28.47 ID:3OH8DmlY0

〜おまけ〜


爽「ふう… やっぱトイレの先進地、大阪はマジでいろいろハンパなかったぜ… さてさて、明日は兵庫の劔谷高校…」ゴソゴソ

憩「爽さん? 何しとるん?」

爽「ん? ああ、明日の荷物の準備だよ…」ゴソゴソ

憩「なんや、もう別んとこ行ってまうんですかーぁ?」

爽「うん、さすがに今年中には永水に着きたいからね…」

憩「ん〜… でも爽さん、一つ忘れとらん?」

爽「へ?」

憩「ほら、このスレの冒頭でした約束・・・」

爽「…え、えーっと…? な、なんだっけ…?」ダラダラダラ・・・

憩「麻雀バトルで勝った方が、“このSSの主人公になる”ですよぅ。 ウチ、勝ったんやけど」

爽「………」

憩「フフッ、そういうわけで、爽さんはもう御退場ねが…」

爽「お許しをォッ!!」ズバアァッ!


憩に向かって神速の土下座をキメた爽…


爽「まだ… まだ西日本のトイレたちが、私のことを待ってるんだよぉ…! たのむっ! 見逃してくれぇっ!!」ドゲザー・・・

憩「・・・冗談やで、爽さん♪ ま、自分の未熟さを肝に銘じて、謙虚な気持ちで旅を続けるんやね」フフン♪

爽「あ、ありがたきお言葉…!」ペタァー・・・

憩「ただ、一つ約束してな? ことあと鹿児島まで行って旅を終えたら… 北海道に戻る前にまたウチのとこに寄って、成長した姿を見せて下さーいね♪」

爽「…お、おうっ! じゃ、じゃあ、その時には、今度こそ、デートを…」

憩「うーん… 爽さんが、もっとカッコよくなっとったら、考えてあげてもええかなーぁ♪」

爽「うっしゃぁ! テンション上がってきたぜ・・・!! 待ってろよ! 西日本のトイレたちぃ!!」メラメラメラァ・・・


(おわり)
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/03/03(木) 23:16:00.57 ID:3OH8DmlY0
止まります。
また多分今週末から書いていきます。
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/14(月) 07:20:59.42 ID:NTiR4XPbo
お疲れさんさんころりやで
応援しとるさかい、頑張り
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/26(土) 10:47:36.93 ID:PLq7LGy+o
公式で竜華、姫子、末原先輩と対戦が決まったね
よかったな爽くん
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 06:34:32.45 ID:/pdsYSEd0
応援んこ感謝。
少しでも楽しめてもらえているなら何より。
5位決定戦楽しみですよね!
かなり遅くなりましたが書いていきま   あ 
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 06:37:10.92 ID:/pdsYSEd0
だ えか  たs    あ
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 06:38:30.16 ID:/pdsYSEd0
htあ「tンgp9ウエgtwxe7 otizdvaKCL,AFGF8JいTB62436THJ42@:NA ;KRLGWBUH¥S T5K,2////////?........................
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 06:59:18.81 ID:/pdsYSEd0

こんな糞みたいなスレを応援だなんて・・・ ふふっ、御奇特な方もいらっしゃるものですね♪

・・・・あは、あはっ、あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW


>>1は死にましたよ。

別に私が殺ったわけじゃありません。

>>1は極度の痔瘻を患ってまして、手術するお金も無かったみたいで、こじらせちゃいましてね・・・

さきほど、体中の穴という穴から体液をブチまけながらのたうち回って死んでいきましたよWW

今頃は地獄で閻魔大王のデカマラをアナルにブチ込まれてヒーヒー言ってることでしょうね。

まあいい気味ですよ。 この汚らしく穢らわしいどうしようもない社会も、>>1が消えたことで少しは浄化されたと思います。


え?

そういうお前は>>1じゃないなら誰なんだって?

ふふっ、申し遅れましたね・・・WW

私、兵庫劔谷高校三年生、麻雀部元部長の 古塚梢 という者です。

「こづか」じゃないですよ、「ふるづかこずえ」です。

>>1が亡き者になった以上、ここ劔谷高校のお話は、代わりに私が書き込んであげようかと思いましてね・・・♪


は?

モブは引っ込んでろですって?

はぁ、まあ確かに、私は原作でもアニメでも、台詞は非常に少ない上に地味な立ち位置でしたから・・・ 印象に残ってる方は少ないでしょうね・・・

でもね、これから書いていく、私の秘密の趣味についてのお話をお読み頂ければ、きっと、忘れられなくなりますよ。


私、古塚梢の名前をね・・・・・


208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 07:31:07.69 ID:/pdsYSEd0

<その21 〜兵庫劔谷高校 梢「美幸ちゃんの顔にオシッコをブッかけたいんですっ!」 友香「ぶぶぶ部長?!」の巻〜>



さて皆さん、「フェティシズム」という言葉を御存知ですよね。

性的趣味嗜好・・・、性についての個人的なこだわりという意味で使われていますが、皆さんは、どんなフェティシズムをお持ちですか?

引き締まったふくらはぎに魅力を感じるという方・・・

ウエストから臀部のふくらみにかけてのなだらかな稜線にこだわりを持っている方・・・

おもちの形や触感、TKBの色艶に命をかけている方・・・

はたまたポニーテールの女性のうなじを観賞するのが三度のメシより好きだという方・・・

などなど、個人個人でフェチというのは実に様々ですよね。

全国の百合カップルの皆さんも、パートナーとの愛を育むため、日夜御自分のフェチの探求に勤しんでいることでしょう・・・

例えば・・・


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怜「はあ、はああっ! はあはあはあはあ・・・!」クチュクチュクチュクチュ

竜華「う、あ、と、怜! そ、そこぉ! 気持ちええで・・・!///」ハアハア

怜「竜華… ちょっと、腕が邪魔や… バンザイしてくれや」ハアハア

竜華「え? な、なんで?」

怜「竜華の“ワキ”を舐めたいんや」ギラッ


妖しく目を光らせた怜が、生まれたまんまの姿の竜華に迫る…


竜華「そ、そんな、ワ、ワキはちょっと嫌やで! うち、汗かいとるし…///」サッ

怜「分かっとらんな。 だから舐めたいんやろが! ほら、大人しくせえっ!」バッ ガチャッ!

竜華「あ?!」


怜は竜華の両手首に手錠をかけると、ベッドの上の柵にくくりつけた。


怜「ククク… もう逃がさんで…WW」ジリッ

竜華「あ、やだ、恥ずかしいって怜・・・!///」クネクネ

怜「ふうぅ・・・ んほおおおおおおおおおおおおぉぉっ!! ええ匂いや…! マイルドな芳香の中に、ええ感じに酸っぱい匂いが…」クンクンスーハー・・・

竜華「や、やめ!/// ちょっと、嗅がんといて! また病気になるで怜!!」=3

怜「アホぬかせ! 嗅がん方が病気になるやろが! むほおぉ…/// 最高や…! こりゃ世界腋臭コンテストでグランプリ取れるんちゃうか?」スーハースウウハアアアア…

竜華「ワ、ワキガコンテスト・・・??」

怜「さて、では、いざ、賞味・・・!」ペロペロ

竜華「ひゃんっ?!!///」ビビクンッ

怜「うほああああああああああああああぁぁぁ・・・・!!」ブワアアアアアアアァァ・・・・・!!

竜華「と、怜?!」
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 07:41:37.32 ID:/pdsYSEd0

怜の髪がザワザワとなびき始め、瞳の奥に緑色の炎が宿る…!


竜華「と、怜、どうしたんや?」

ハイパー怜「・・・見りゃ分かるやろ? 竜華のあまりにもすばらなワキの感触と魔香と深みのある旨味が、うちを覚醒させたんや…! これぞまさに神のワキ…! あああ今なら100巡先まで見通せそうやでっ!!」ペロペロペロペロ

竜華「く、くすぐったいって! 怜ィ!」=3

ハイパー怜「うほああぁウマイ! ウマイでっ!! ほんまタマラン!! 体中の細胞が生まれ変わるようや…! 竜華、お前、ワキでノーベル賞取れるでっ!!」ペロペロペロペロリンチョ♪

竜華「あっ、 う、 いっ! あああああああああああああああああぁぁんんんっっ!!!」プッシャアアアアアアアァァァ・・・・!


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210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 08:20:14.55 ID:/pdsYSEd0

ふふ、ワキはまさに人間のエッセンスが凝縮された禁断の魅惑地帯… さすがは膝枕ソムリエの園城寺さん、女体の神秘について深い造詣をお持ちですね…

そうそう、女体の神秘についての造詣といえば、奈良のあの達人級のフェチスト・おもちマイスターさんは外せませんが… 他に、こんな方もいらっしゃるみたいですねぇ・・・


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松実館・阿知賀強化合宿中


 ガラッ

憧「… あら? ねえ灼、シズはどこ行ったの?」

灼「穏乃なら一人でお風呂に…」

憧「へ? あぁ、そう、ふーん・・・」イソイソ

灼「…どこ行くの?」

憧「あ、う、うん、ちょっと、トイレに、ね…」ススス・・・





 脱衣場

憧(ふふ… 合宿の間、こういうチャンスも巡ってくると思ってたわ…W)コソコソ

憧(…あ、あったわ! これがシズの服のカゴね…)スッ

憧(ウッホ!/// 見つけた見つけた! シズの脱ぎたてパンツ…!///)ホカホカ

憧(うぇひひひ… 少しシットリしてて、シズのぬくもりがまだ残ってる… これがほんとのホットパンツね… どれどれ)クンクンクン

憧(むお@うぅ・・・!/// ああああぁ! 気が遠くなりそう・・・!)トロォーン・・・

憧(なんてまろやかな香りなの…! シズの汗とオシッコと微量に分泌された愛液の匂いが混然一体となって… 究極の香りのハーモニーを奏でてる…! マジで脳みそトロけそう・・・!)スウウウウウウゥゥ・・・ ハアアアアアアアァァァ・・・・

憧(ふぅ、ふーっ! じゃ、じゃあ、早速、シズの大事な所と密着していた、クロッチの部分を…! ん…? あぁ、ヤバい、ヤバ過ぎる! この黄色いシミ・・・!!)クンカクンカクンカクンカ


シズパンツのクロッチから漂う、凄まじい迫力を伴った絶対的・圧倒的・悪魔的な臭気・・・!

それは、ねばっこくも鋭い闘魂に満ちた重みのあるオーラをまといながら、憧の鼻腔を襲撃した。


憧「だっ! ぶぅぉっはあぁっっ!!」=3=3
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 08:33:32.09 ID:/pdsYSEd0

憧(く、臭い・・・! で、でも、なんて味わい深い臭さ・・・! これが超高校生級の美臭ってヤツなのね・・・!!)クンクンスーハァー…

憧(ふふっ、じゃあ、お味の方は・・・)ペロペロペロ・・・

憧(アッくうぅぅぅ! 美味し過ぎるよぉ・・・!/// …あぁ、ごめんね、シズ… 私って変態だよね…)

憧(で、でも、もう、どうしてもこのリビドー…抑えきれないのっ! 許してシズ! あ、ふぁ!あああああああああぁぁぁんん!!)シュコシュコシュコシュコ・・・


シズパンツのクロッチ部分を自分の股間にこすり付け始めてしまった憧・・・  ところが、


<『おーい! そこに誰かいるの?』

憧「ふぇっ! あっ、は?!」ビクッ
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 08:38:05.31 ID:/pdsYSEd0

ガラス戸一枚隔てた向こうから声をかけてきた穏乃・・・


<穏乃『なんだ憧か。 あれ、憧はもうお風呂入ったんだよね? 何してるの?』

憧「えっと、あ、いや、ちょっと、忘れ物! ヘアバンド落としちゃったみたいで…」

<穏乃『…ふーん?』
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 08:43:58.20 ID:/pdsYSEd0

憧(ふぅ、危ない危ない…! こんな所見られたら、いくら寛容なシズでも、訴えられかねないわ…)スッ

憧(こういう事は引き際が肝心… もっとシズのパンツ堪能したかったけど、きっとまたチャンスがあるわ…)ガラッ


パンツを戻し、脱衣場の外に出た憧・・・

その時


?「憧ちゃん」ヌッ

憧「ねばっ?!!」
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 09:04:42.30 ID:/pdsYSEd0

憧「な、何? クロ!いきなり後ろから現れないでよ!」

玄「・・・むふふ、まさか憧ちゃんが、“パンチング・クエスター(パンツ道探求者)”だったとはね・・・」ムフムフ

憧「…ば、ば、バカなこと言わないでよっ! 何言ってんのクロ?!」

玄「ぐふふ… トボけてもムダですのだ。 ここの脱衣場には、お客さんたちのおもち盗撮用・・・じゃなくて、盗難防止のための防犯カメラが設置されてるんだよ…WW」ムホホホホ

憧「な、なんですって…?」

玄「つまり… 憧ちゃんが穏乃ちゃんのパンツを嗅いだり、股間にこすり付けたりしてた動画が私の手元にはあるってことなんだよ…?」ニタニタ

憧「……」

玄「ふふ… こんな動画をネット上でバラまいたら、憧ちゃんの人生、もうオシマイだねW 赤土先生もおねーちゃんも灼ちゃんも、幻滅して話もしてくれなくなるだろうなぁ…」ゲスススススウゥ・・・

憧「クロ、あんた…!」ギリッ

玄「冗談だよW 憧ちゃんは私の大切な友達… 大丈夫、穏乃ちゃんには内緒にしててあげるし、私の言うことを聞けば動画もすぐ消去してあげるよ…?」ニタニタ

憧「言うこと…?」

玄「そう、まずはぁ…」モニュッ!

憧「あっ?!///」

玄「この、最近急成長著しいおもち界のダークホース・憧っぱいを堪能させてもらおうかな!」グフォフォフォフォフォ・・・・


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215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 09:27:17.49 ID:/pdsYSEd0

おやおや、見つかってしまいましたか…

ふふっ、パンツに固執する人というのは非常に多く、むしろ性器そのものよりパンツに美意識や芸術性を見出しているフェチストの方も多いですね。

パンツはただの下着に非ず・・・ まさに多くのフェチスチェーション(熱きフェチストたちの魂)を引き付けて止まない魔性の聖衣(マジカル・クロス)なのです。

世間ではパンツを愛でることは変態行為の代名詞のように言われてますが、まったく、由々しき事態ですね。

あ、あと、長野にはこんなちょっと変わったカップルもいらっしゃるようですねぇ・・・ こちらもちょっと覗いてみましょうか。


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 竜門渕邸・透華'S ROOM


一「……」ペロペロペロペロ

透華「…は、はじめ! も、もう、そんな私の脚ばっかり、舐めないで下さいまし…!///」ハアハア

一「あ、ちょっと、動かないでよ! 透華の脚、真っ白で、ツルツルでプルップルで引き締まってて… 本当に綺麗だよ…! 一晩中でも舐めてたいくらいだ…」ペロペロ・・・

透華「く、くすぐったいですわ、はじめ… も、もう、やめて…///」ウルウル

一「ふふ… ねえ透華、君が街を颯爽と歩くとき… いつも沢山の人たちが、脚をこっそりチラ見してるの、知ってる? みんな、君の脚に頬づりしたくてたまらないんだよ…?」ペロペロレロレロ・・・

透華「そ、そんなこと…///」

一「ふふ、神の脚を独り占めして堪能できるのはボクだけ・・・ ウハハハッ! ボクはまさに勝ち組! 世界一の幸せ者だよっ!WW」ナメナメナメリ-ヌ
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 09:36:22.25 ID:/pdsYSEd0

透華「あっ、は、あぁ、あぁんん・・・/// は、はじめ、本当に、もうこれ以上は・・・///」ガクガク

透華「もう3時間も、脚ばっかり… ずっと焦らされてばかりで、切なすぎますわ! 早く、わたくしのココも慰めて下さいまし…!」クイッ

一「・・・ふふっ、ダメだよ透華、まだ終わらないよ。 次はさぁ…」スッ・・・

透華「?!」


一は透華の隣であおむけに横になり、自分の股を開いてみせた。


透華「な、何を…?」

一「あのさ、ボクの、ココ・・・ 透華の足で、“踏みつけて”くれない?」クイッ
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 09:44:39.40 ID:/pdsYSEd0

透華「は? そ、そんな、はしたないこと、できませんわ!」

一「ね、ねえ、お願いだよ、透華… 一生のお願いだから…!」

透華「… 仕方ありませんわね… ちょ、ちょっとだけですのよ?」スッ・・・

一「あぅ・・・///」


一の股間を、右脚のつま先でチョンチョンとつっつき始めた透華…


一「う…! も、もっと、強くだよっ、透華…!」

透華「だ、大丈夫ですの…? 痛くありませんの?」チョンチョン

一「ちょっと痛いくらいがイイんだよ…! そ、そう、そこ…/// 透華の足の指の付け根で…グリグリやってみてよ…」

グリグリグリ

ガクガクガクガク

ゾクゾク・・・

プッシャアアアアァァッッ!! ビクンッ! ビビクンッ!!
218 :>>217訂正 [saga]:2016/04/16(土) 09:55:00.22 ID:/pdsYSEd0

透華「は? そ、そんな、はしたないこと、できませんわ!」

一「ね、ねえ、お願いだよ、透華… 一生のお願いだから…!」

透華「… 仕方ありませんわね… ちょ、ちょっとだけですのよ?」スッ・・・

一「あぅ・・・///」


一の股間を、右脚のつま先でチョンチョンとつっつき始めた透華…


一「う…! も、もっと、強くだよっ、透華…!」

透華「だ、大丈夫ですの…? 痛くありませんの?」チョンチョン

一「ちょっと痛いくらいがイイんだよ…! そ、そう、そこ…/// 透華の足の指の付け根で…グリグリやってみてよ…!」

透華「こ、こうですの?」グリグリグリ

一「あ、あ、あ、いいっ、イイよ透華…! も、もうちょっと上… そ、そう、ソコォ! あ、あっ、やばっ、ヤバイィッ!!///」ガクガクガク


限界まで肥大した一のクリトリスを、透華の絹のように滑らかな脚が踏みつけ、こすりあげてゆく…!


透華「・・・あぁ、はじめ、かわいいですわ…///」ゾクゾク・・・

一「う、う、うぽああああああぁぁっ?!=3 熱い! 熱いよ透華ァ! と う か ァ ァ ――――――ッッ!!!」プッシャアアアアァァ―――ッッ!!  ビクンッ! ビビクンッ!!
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 10:09:43.50 ID:/pdsYSEd0

一「・・・」チーン

透華「はじめ! だ、大丈夫ですの?! 目を覚ましてくださいまし!」ユサユサ

一「…ハッ! …あ、あぁ、ボク、気を失って…」

透華「よ、良かった… まったく、心配かけさせないで下さいまし…」

一「ふぅ… あやうくテクノブレイクするとこだったよ… 透華の足はやっぱり最高だよっ! ね、ねえ、今度はさ…!」クイッ

透華「?!!」


ベッドの上で今度はうつぶせになり、尻を突き出してきた一・・・


一「ボ、ボ、ボクのお尻の穴に… 透華のその綺麗な足の指をブチ込んでみてよォォ!!」

透華「・・・いい加減にしなさい!!」=3=3


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220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 10:34:32.83 ID:/pdsYSEd0

ふんふむ、これはソフトSMの一種ですね・・・

痛覚というのは一般的には不快な感覚ですが、一定の条件を満たせば、この上ない快感となることがあります。

そして、こういったSM行為の上で大切なのは、お互いに対する信頼感… それがあるからこそ、相手に性器を踏まれるという屈辱的な行為、その屈服感が、最上至福の快楽を生み出すことになるのです。

その他、コスプレ、野外プレイ、NTR、ロリコン、NOZOKI、妹プレイetc.も、フェチから生まれでた概念であり、それぞれがその道の達人たちによって非常に高度に体系化された理論をもち、一つの文化として成立していることは、周知の事実です。


フェティシズムをもたない人間というのは存在しません。

しかもそのあり方は千差万別、人の数だけフェチの種類があると言っても過言ではないでしょう。

なぜならフェチは人のアイデンティティを形成する上で必要不可欠な要素だからです。

そして、私・・・ 古塚梢のアイデンティティにおいて、絶対的に重要な位置を占めるフェティシズム・・・


それこそが、そう、女の子の「体液」なんですよ・・・
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 11:00:20.07 ID:/pdsYSEd0

“美少女の体液”・・・!

これほど、妖しくて危険な、心をザワつかせる魅力をもったものが、この世に他に存在するでしょうか?

まあ、体液と一言で言っても、これも実にいろんなものがありますけどね。

真っ先に思い浮かぶのは、やはり愛液と呼ばれる膣分泌液でしょうか。これに圧倒的性的魅力があることについては議論を待たないところです。

口づけをする時や体を舐められる時の「唾液」のネットリとした感触、ふとした時に香る恋人の汗の匂いに興奮しないという人もいないでしょう。

さらにさらに、恐怖や悲しみや喜びといった感情から溢れ出る涙や、鼻腔からタラリと滴る鼻血や鼻水、そして何より、我慢の末に決壊し、恥じらいと羞恥の嵐の中で繰り広げられるOMORASHI・・・!

これに悦びや興奮を覚えないという人は、もはやホモ・サピエンスではないですね。


・・・え、いくらなんでもそれはない?

ふーん…  分かってないですね、皆さん…

いいですか? オシッコとは、ただの人体における“不要な排泄物”ではないのです。

古来から「聖水」と呼ばれて人々から尊重されてきたオシッコの正体は、「人の本質、精髄の詰まった魔法の水」なのです。

科学的に見ても、オシッコには揮発性のフェロモン物質が多く含まれており、性的興奮や快感を喚起することはよく知られている事実です。

また、犬や猫などの嗅覚の鋭い動物は、オシッコのフェロモンを感知することで、個体を識別することができます。

まさに、オシッコとは、その放出者の遺伝子が含まれる分身のようなものと言っても過言ではないでしょう。
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 11:48:31.16 ID:/pdsYSEd0

ふふっ、ですから、これを読んでいる皆さん方も、「想い人のオシッコ」に興味をもったことがきっとある筈ですよ?

オシッコに心引かれるのは、人間として至極当然の生体反応なんですから。

でも、御友人や御家族と「オシッコの魅力」について語り合ったり、「オシッコ大好き!」と公言している人というのは、ごく少数・・・極めてマイノリティな人たちと言って良いでしょう。

かく言う私も、時と場合によっては自分の誇りあるフェティシズムを隠すことがあります。

オシッコへの愛を誰憚ることなく公言したりしたら、取るに足らぬ「変態」として扱われ、社会からつまはじきされるのがオチです。

みんな、本当は心の中でオシッコを愛しているのに、なぜなんでしょうね? どうして、自分の気持ちに嘘をつくんでしょうね?

しかも、汗、涙、膣分泌液など、体液は他にも様々なモノがあるのに、何故、オシッコだけ特別にdisられるのでしょう?


・・・それは、「オシッコは、下劣で穢らわしい汚物」であるという、間違った認識が社会に蔓延しているからです。


洋榎「間違った認識? 何言うとるんや古塚、シッコは実際問題臭くて汚いもんやろが! あんなもん汚物以外のナニもんでもないやろ」


おや、愛宕さんじゃないですか。 ふむ… あなたのような聡明な方が、オシッコをリスペクトできないとは… 残念ですね。


洋榎「なんやと? あんな臭いモンを魔法の水とか言うとるお前のほうがよっぽどどうかしとるでっ!」


…愛宕さん、オシッコは本当に少しも汚くなどない清浄な液体なのです。 何度も体内で濾過されて抽出されるオシッコは、水道水よりも菌の少ない極めてクリーンな水・・・そう、まさに「聖水」なんですよ。


洋榎「はあ? シッコが水道水よりキレイ…? んなワケあるかい! じゃあなんであんなクッサイ臭いがするんや!」


いいえ、放出直後のオシッコはほぼ無菌なのは事実です。 ただ、体内から外に出て空気中の細菌に触れることで、尿素がアンモニアへと分解され、それがあのオシッコ特有の臭気を発する原因となっているのです。 つまり、むしろ不潔なのはオシッコではなく、私たちの周囲の空気の方なんですよ。


洋榎「な、なんや、と…?」


飲尿療法という健康法が一時期日本でもブームになったことがありますが、アレも化学的な根拠に則った正真正銘の医学法です。 インドのアーユルヴェーダにルーツをもち、血栓をとかし体を若々しく保つ飲尿療法は、まさに究極の美容療法と言ってもいいでしょう。


洋榎「…そ、そうか…! なら、うちが、キヌにシッコを飲ませてくれって頼んでも、それは別に、異常なことではないんやな?」ハアハア


異常も何も… 愛しい人のオシッコを飲みたいと思うのは、ごく自然な心理です。 実行すれば、きっと、二人の愛をさらに深めるキッカケとなるでしょう。 勿論、尿道口に口をつけて直飲みするのが一番ですよ… ムフフフ


洋榎「よっしゃああぁっ!! き、キヌ・・・ 待ってろよ! 今からおねーちゃんがお前の一番搾りを&@×Yg#→MKA<*わFt!!=3」ダダダダッ


ふふっ、健闘を祈りますよ… クスクス
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 12:05:18.06 ID:/pdsYSEd0

行ってしまいましたね、愛宕さん… うふふ、一体どんな姉妹プレイを繰り広げてくれるんでしょうかね?

・・・おっと、いけませんいけません、また妄想モードに入ってしまうところでした・・・

私、性的な妄想を始めると、もう止まらないんですよねww


でもまあ、交渉の仕方にもよりますけど、あの生真面目で融通の利かなさそうな絹恵さんが、実際にオシッコプレイを承諾することはないでしょうね…

いくらオシッコは清浄なるモノだという事実を説いても、一般の方々はそうそう簡単には受け入れられないものです。

今まで生きてきた社会生活の中で、「オシッコ=下品・汚い」という意識が刷り込まれているので、それを拭い去るには尋常ならざる勇気と、覚悟が必要になるからです。


・・・えっ? “覚悟”とはどういうことなのか、ですか・・・?

それは、この社会の帰属者という括りから脱する覚悟・・・ つまり一般的に“変態”とされる人間の仲間入りをする覚悟のことです。

この、現在の文化的で科学的で知的な日本社会においては、「オシッコLOVE」という趣味嗜好は、どうしても相反する・・・忌み嫌われるべき恥ずかしい行為であるという一般認識の迫害から逃れることはできないのです。

まあ、この社会には、他にも、間違った真実ではない“常識”というのはいくらでもまかり通ってますけどね・・・
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 12:25:46.57 ID:/pdsYSEd0

でもね、実は、そういった「間違った一般認識」があるからこそ、「オシッコプレイ」や「オモラシ」というものは、逆にさらなる魅力、輝きを増すものなのです。

そう、その魅力とは、言わずもがな・・・  「羞恥」と「背徳感」です。


なんの羞恥心も背徳感もなく垂れ流されるオシッコに、どれ程の魅力があるでしょうか…?

ただ漠然と出すだけでは、それはただの動物の尿と変わりありません。

羞恥と背徳感を伴って聖水を迸らせることができるからこそ、私たちは「人間」なのです。


そう、羞恥・・・ 頬を赤らめ、瞳を潤ませ、恥辱と快感のルツボの中で揉まれながら漏らすからこそ、少女のオモラシというものは美しく・・・

背徳感・・・ 何かイケないことをしてしまっているという意識に後ろ髪を引かれながらも、刹那の快楽と愛に没入してしまう熱いジレンマこそが、オシッコプレイの真の魅力なのです。


そうそう、タイトルでは私が美幸ちゃんの顔にオシッコをブッかけたいと叫んでますが、彼女はまだBUKKAKEは了承してくれないんですよね・・・///

でも、私がオシッコプレイを求めると、美幸ちゃんたら、頬を薄紅色に染めてモジモジし始めるんですよ・・・?

もう、そんな姿を見ちゃったら、地味でクールで冷徹な印象をもたれることの多いこんな私でも、脳みそ沸騰ですよWW

ホントに、あんな可愛い美幸ちゃんが見れるのも、彼女にきちんと羞恥や背徳感の気持ちがあるからなんですよね・・・W
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 12:34:40.32 ID:/pdsYSEd0

ふう・・・ とまあ・・・ 前置きが長くなってしまいましたが、オシッコというものの真理や、私、古塚のオシッコに対する想いといったものは伝わりましたでしょうか?

ではそろそろ、“あの人”のことを書いていきましょうかね・・・

そう、自称“トイレマスター”を名乗るあの北海道の赤毛の女性・・・

ふふ、正直ね、さすがの私も彼女には驚きましたよ。 オシッコに対して、こんな考え方をもっている人もいるのか、とね。

私のオシッコ論を覆す・・・とまではいかないですけど、良い勉強になりました。 彼女との出会いは・・・


では、始めますね。

いらっしゃいませ♪ めくるめく、“聖水ワールド”へ・・・!

226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 12:38:15.10 ID:/pdsYSEd0





私の恋人、椿野美幸ちゃんが、獅子原さんを連れて部室にやってきたのは、庭の桜の木たちがうっすらと雪化粧を始めた12月のある日のことでした。



 ガラッ

美幸「たのもー」




227 :>>226訂正 [saga]:2016/04/16(土) 12:43:11.01 ID:/pdsYSEd0






私の恋人、椿野美幸ちゃんが、獅子原さんを連れて部室にやってきたのは、庭の桜の木たちがうっすらと雪化粧を始めた12月のある日のことでした。



 ガラッ

美幸「たのもー! みんな、スペシャルゲストのご到着だよっ! もー!」

爽「失礼しまーっす。 わ? なんだここ… タタミ敷きの部室…?」

美幸「奥に茶室もあるよー♪」

爽「ゆ○ゆりみてーだなオイ…」
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 12:56:22.55 ID:/pdsYSEd0

澄子「いらっしゃい、始めまして。 劔谷高校麻雀部部長、依藤(よりふじ)澄子です。 獅子原さん、今日はようこそおいで下さいました」ペコリン

友香「よろっ!」

莉子「こんにちはー♪」

爽「あ、いや、どーもどーも・・・って、なんでみんな和服着てんの? ここ茶道部か…?」


 「ふふっ、それは… 私たちは部活動によって麻雀だけでなく修身… つまり女性としての所作や心構えを身につけることも目的としているからですよ、獅子原さん」ヌッ


爽「はえっ? な、なんだあんた、いつの間に後ろに…?」

私「ふふふ…」ゴゴゴォ・・・

美幸「このコは古塚梢ちゃん… ここ劔谷の元部長で、私の幼馴染みだよ♪」

梢「インハイベスト8のエースの方が来てくれるとは… 光栄ですね。 早速お手合わせ願いましょうか…」ニコッ

爽「おうっ! 望むところだぜっ!」
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 13:05:22.54 ID:/pdsYSEd0





爽「うしっ、とおらば・・・リーチだ!」タンッ

私「… おや、やっと出ましたか。 ロンです。 ジュンチャン三色ドラ1・・・ハネ満12000頂きますね♪」ニッコリ

爽「は? げぇ、ダマテン…? い、いつの間に張ってたんだ…?」

澄子「これで終局… 順位は、トップが古塚先輩、2位が椿野先輩、3位が森垣さんでラスが獅子原さんですね…」

爽「うっぐ・・・」
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 13:11:00.66 ID:/pdsYSEd0

私「ふふ… テンパイすれば、獅子原さんがドラを切ってリーチしてくることは分かってましたよ」ニコニコ

爽「な、なんだと…? て、適当なこと言うなよ!」

私「適当…? でしたら、今の獅子原さんの待ちを当ててみましょうか? ズバリ、ホンイツの三・六筒待ちじゃないです?」

爽「…!?」

友香「あっ、ホントだ! ピッタリ三・六筒で待ってるんでぇー!」ヒョコッ
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 13:21:15.22 ID:/pdsYSEd0

爽「くっ・・・! 憩ちゃんやセーラたちはともかく… インハイベスト16のモブ高にまでボコられるなんて…」ワナワナ

美幸「モブ高って… 確かに今年のインハイは有珠山より下だったけど、劔谷は何度も全国優勝したこともある名門だよ? もー!」=3

爽「? マジで?」

澄子「獅子原さん… 私たちは、全国屈指の激戦区兵庫で常に代表の座を勝ち取ってきた、実績なら全国でもトップクラスに入る強豪校ですよ」

莉子「それに、美幸先輩と梢先輩は、近畿地区であの大阪四天王や奈良の小走やえと、中学時代から名勝負を繰り広げてきたすごい人なんですよ?」

友香「フロックでたまたまベスト8に入った有珠山なんかとは、格が違うんでぇー!」

爽「な、フ、フロックだと・・・?」
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 13:32:25.57 ID:/pdsYSEd0

爽「ナメんじゃねーよ! おう、もう一回勝負だこんにゃろっ!」=3

私「まあまあ… 少し休憩しませんか? 獅子原さん、お抹茶を点てましたので、どうぞ御賞味下さい」スッ

爽「おわっ、こりゃどうも… えーっと、なんか茶道の作法があるんだよね? 3回まわすとか…」

私「お気になさらず、グビッと飲んでもらって構いませんよ」ニコッ

爽「そう? じゃ、頂きま・・・ うわ!にがっ!」=3

澄子「お茶菓子と一緒に飲むと丁度いいんですよ」スッ

爽「ん? なんですかコレ?」

澄子「上級和菓子、“練りきり”です」

爽「ネリキリ・・・?」

美幸「白餡を求肥をつなぎとして練り上げた生菓子だよ♪ 調理実習で私たちが作ったんだよ!」
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 13:43:01.17 ID:/pdsYSEd0

爽「うはっ、ホントだうまっ! 甘味と苦味が融合して… 得も言われぬ味わいに…!///」=3

莉子「梢先輩の点てるお抹茶は、何しろ茶道師範級ですからね♪」

爽「ふぅん… でも、なんで麻雀部にこんな本格的な茶室があんのさ?」モグモグ

私「先ほども少し話しましたが、劔谷高校は、女性としての立ち居振る舞い、修身に重きを置いている学校です。 情操教育の中に行儀作法や座禅が組み込まれており、着付け、華道、そして茶道が必修で、大抵の文化部の部室には茶室が備えられているんです」

爽「へ、へえ… さっすが超お嬢様学校…」
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 13:55:35.05 ID:/pdsYSEd0

獅子原さんはグビグビとお抹茶を飲み干すと、おもむろに立ち上がった。


爽「ゴチソウサマ! ふぅ・・・ うむ、ムラムラと催してきたぜ・・・ ちょっと、誰かトイレ、案内してくれる?」

私「…大きい方ですか? それとも小さい方ですか?」

爽「え、オシッコだけど…?」

美幸「お抹茶には利尿作用があるからねぇ」

爽「あ、そなんだ。 フフ… お嬢様御用達のトイレか… どんなトイレなんだろな? やっぱ、超ゴージャスなのかな?」wktk

私「いえ、オシッコでしたら、どうぞここでして下さい」ニタッ

爽「は?!」


私は、着物の袖をはしょりながら、右腕を高く振り上げた。


 スッパ ア ァァ ンッ!!


爽「っげえぇっ!??」=3=3

235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/16(土) 14:00:13.02 ID:/pdsYSEd0
ふう… 私もちょっと性的に催してまいりましたので、休憩させて頂きます。
また、来週の土曜日に書いていきますので、よろしかったらご覧下さいね♪
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/16(土) 18:53:30.66 ID:WNUk9yujo
乙んこ
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 01:18:00.56 ID:xCSUCc4v0
乙ありがとうございます。
遅くなってしまいましたが、少しだけ投下いたします。
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 01:21:04.65 ID:xCSUCc4v0

私がタタミに渾身の平手打ちをかますと同時に、その反動でとなりのタタミがフワリと浮き上がる・・・

そして、その下から、あの空間が現れた。


爽「な、な、なんだぁコレ・・・??」

私「もちろん、トイレですよ」

爽「へ?!」
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 01:30:55.60 ID:xCSUCc4v0

案の定、目を丸くする獅子原さん… ふふふ、トイレマスターなどと偉そうに言ってはいますが、日本古来の御不浄の知識もないようでは、話になりませんね・・・w


爽「トイレ…? おいおい冗談キツいぜ! なんなのこれ? 漬け物の壺かなんかか…?」


そう… タタミの下から現れたのは、床に埋め込まれたいくつもの「壺」・・・ 普通の水洗トイレしか使ったことのない方は、これがトイレだと言うといつも狐につままれたような顔をしますね。


私「これは東司(とうす)と呼ばれる禅宗のお寺で古来使われていたトイレです。 私たちは部活中はいつもこのトイレを使用しているんですよ」

爽「ト、トウス…? な、なんでわざわざ部屋の真ん中で用を足さなきゃいけないんだよ?!」

私「分かりませんか? これも、女性としての所作や心構えを身につけるための、教育的トイレなんですよ?」

爽「はぁ…??」
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 01:40:00.70 ID:xCSUCc4v0

私「日常の生活そのものが修行であると考える禅宗のお寺では、トイレも修行の場の一つなのです。 トイレだからといって、一人で気楽にのんびり、などということは許されないんですよ」

爽「…? つまり… トイレ使用のマナーをキチンと身につけるためのトイレ…ってこと?」

私「そうですね。 人間の心というのは弱いもので、誰も見ていない所では、つい、はしたない、ダラけた行動をとってしまうものです。 そういった行いは、その人自身の品位へと反映されます」

私「つまり… いかにして美しく、優雅に、清らかに、そして官能的に排泄できるか・・・は、女性として欠くことのできない重要な素養であると考えているわけです」

美幸「女の子は一日10回くらいトイレを使うからね。 トイレでどう過ごすかは、修身でも重要な課題の一つなんだよ、もー!♪」

爽「な、なるほど… HAISETSUに対するその真摯な態度… す、すばらじゃねーか!」
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 01:47:34.48 ID:xCSUCc4v0

私「分かってもらえましたか? では、百聞は一見に如かずと言います。 ここは・・・莉子さん、あなたがお手本を示して差し上げなさい」

莉子「わ、私ですか?///」


いつもつけているバラの髪飾りを揺らしながら、キョロッとしたつぶらな瞳を私に向ける莉子・・・ ああ、本当に、このコの小動物的可愛らしさは犯罪級ですよ・・・ww


私「そうですよ。 ここ最近のあなたのHAISETSUの美しさには、目を見張るものがありますからね… 獅子原さんに、劔谷高校の女生徒がいかに美しいオシッコをするか… 見てもらいなさい」

莉子「は、はい…///」スッ

爽「ま、マジか…? な、なんだこの展開…?」=3=3
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 01:59:21.80 ID:xCSUCc4v0

莉子「ん…///」スッ


着物の裾をはしょった莉子が、まず前かがみになりながら、ゆっくりと白のショーツをおろし、片足がけにする・・・


莉子「は、あ・・・///」クチュッ


そして、空き壺の上にかがみこむと同時に、右手の人差し指と中指でその愛らしいスリットを左右に広げる・・・!


美幸(むほほおお・・・! 莉子ちゃんの尿道口… いつ見てもキレイだよおぉ、もぉー!///)ハアハア

澄子(うう… 安福さん、その切なそうな表情、たまりませんね…!///)ハアハア

友香(や、やっぱり、オシッコ観賞は莉子ちゃんに限るんでぇー!///)ハアハア


莉子「う、うぅ・・・/// そ、そんな、マジマジと見ないで下さい・・・///」カアアアァ・・・


うっすらと涙目になり、頬を紅潮させていく莉子…

そう… この、“見られている”という恥ずかしさに耐えることこそが、奇跡の黄金聖水顕現のための絶対条件…!

私の部員たちは皆、そこのところはよく分かっていますからね… ククク・・・
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 02:16:17.13 ID:xCSUCc4v0

莉子「ん… ふぅ、は、あ…///」ハアハア


スリットをおさえる莉子の手が、徐々に汗ばみ… しゃがみこんでいる両脚がカタカタとわずかに震え出し、はあはあと荒い吐息が美しい唇をついて出る…


莉子「ふ…/// んっく! は、あぁ、ひゃううぅん・・・!///」ハアハアハア


ああ、莉子、なんといやらしい・・・!/// 小刻みに何度も迫りくるオシッコの波にあえて耐えることで、スリットがまるで生き物のようにプクプクとうごめいている…!

そう… 聖なるオシッコ顕現の前に、“焦らし”はマスト・・・!


美幸(も、もおぉー! は、早く、オシッコ出してよ、もー!!)=3

澄子(ああ、いけません、濡れてきました…/// くっ、これ以上焦らされては、私の○×△の方がもたない…!///)=3

友香(や、やばい… 鼻血が止まらないんでぇー! こ、このままじゃ、貧血で倒れちゃうんでええぇぇっ!!)=3


ふふ…ww さっきまでは、まるでいたいけな少女に襲い掛かるオオカミのようだったあのコたちも、今や好物を前にして「待て」をかけられている子犬たちのようになっていますね…
そう、何人たりとも、オシッコの魅力には抗えない… プライドを捨て、屈服するしかないのです…!


莉子「あっ やっ、 ひぐぅっ! んんん・・・!/// も、もう、だめぇ…!///」グググ・・・


さあ、イキなさい莉子…! この世に、その偉大なる神の聖水を降臨させるのですっ!! クワッ!
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 02:23:04.98 ID:xCSUCc4v0

・・・プシィッ!

シュッ・・・・

ショッワアアアアアアアアアアアアァァァァッッ・・・・・!!


美・澄・友「「「ぅおおおおおおおおおおおおお・・・!!!/////////」」」


まばたきもせずに見守っていた子犬たちの前で、ついに、莉子の黄金聖水がその御姿を現し、美しい放物線を描いて壺の中へと吸い込まれていく…

私の目には、オシッコがわずかに湯気を出し、外からの日光によってキラキラと光り輝いているのが見えた…

そして…


莉子「あ、あ、あ♪ あん♪ ああああああ・・・♪♪」ショロロロロロロオォ・・・!


爽「ん? こ、これは…?」
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 02:39:23.74 ID:xCSUCc4v0

 アァ〜メェ〜〜イ ズィングレェ〜イス♪  ハウ スウィ〜〜ト  ザ  サウ〜〜ンドゥ♪ 〜〜♪・・・・


吐息まじりの気だるくも、艶やかで美しい歌声が莉子の唇を震わせ、部室内に響き渡る…


爽「こ、これは… 賛美歌『アメイジング・グレイス』…!?」


おや… そういえば有珠山高校はミッション系スクールでしたね。 なるほど、獅子原さんもこの歌は御存知なのですか…


 ザッ トゥセイ〜〜ヴ♪  ショロロロロロォ・・・♪  ドゥ  ア  レ〜〜ッチ  ライク ミィ〜〜…♪  プショアアアアァ…♪


莉子の澄んだ歌声と、オシッコの迸る音が混然一体となり、圧倒的なLIVE空間が私たちを包む…


美幸「も、も、もおおぉ・・・!」ポロポロ
澄子「う、う、うううぅぅ・・・!」ポロポロ
友香「で、で、でえええぇぇ・・・!」ポロポロ


鏡花水月の如きオシッコを前にし、トロけるような表情で涙を流す子犬たち・・・

そう、人は、あまりにも美しく神々しいモノに出逢った時は、ただこのように涙を流すことしかできないのです。


・・・チュンチュン♪  チュンチュンチュン、 ピチピチピチィ…♪


爽「なっ? げええぇ…?!」
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 02:49:21.91 ID:xCSUCc4v0

 チュンチュンチュン♪   ピチチッ  チィチィ チュンチュン・・・♪


爽「こ、これは…!」


驚愕の表情を浮かべる獅子原さん… 

ふふ、しかしそれも無理はありません…

開け放たれた障子の間を通って、中庭からたくさんの小鳥たちが舞い込み、排尿中の莉子の肩や背中にとまりだしたのですから…


 アァ〜メ〜イズィン  チュンチュンチュン♪  グレ〜イス♪  ショワアアアアァァ〜〜♪・・・


そう… その様はまさに、この世の全てが、莉子のオシッコを祝福しているかのよう…

小鳥たちを身にまとい、排尿の快感に打ち震えながら歌う莉子は、まさに天使… いえ、ヴィーナスそのもののようでした。
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 03:02:57.04 ID:xCSUCc4v0

 ウィルビ〜♪ フォーエヴァ〜  マイィ〜〜ン…♪  チュンチュン…♪  チョロロロロォ…  ピ、ピチョンッ♪ …


莉子が歌い終わると同時に、オシッコは最後に小さな水音をたてて止まり、小鳥たちもさえずるのをやめ、一瞬だけ、静寂があたりを包む…

そして、


 パチパチパチパチパチパチパチ・・・・!  ワーッワ――ッ!  ピィーッピィ――ッ!!  バサッ バサバサバサバサァ・・・!!


子犬たちから自然と拍手と歓声が沸き起こり、小鳥たちは一斉に飛び立って外へと帰っていった・・・


私「ふふ・・・さすがですね莉子さん! すばらしいオシッコでした・・・!」

莉子「えへへ…///」


爽「……」パシャッ  パシャッ  カシャカシャ・・・

美幸「ちょ、獅子原! 無言で写真を撮るんじゃないよ!もー!」

爽「え、な、なんで? 別にいいじゃねーか…」

美幸「莉子ちゃんのオシッコには著作権があるんだよ!もー!」=3
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 03:08:17.50 ID:xCSUCc4v0

私「どうでしたか獅子原さん? この、圧倒的排尿パフォーマンスは・・・」

爽「おう… すばらだぜっ! こんなにもファンタスティックなオシッコは、私も初めて見たよ」

私「では、次は獅子原さんの番ですね」

爽「え?」

私「オシッコしたかったのでしょう…? さあ、トイレマスターなどと自称しているからには、当然、莉子さん以上のオシッコを私たちに魅せてくれるんですよね?」フフフ・・・

爽「………」
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 03:13:51.21 ID:xCSUCc4v0

爽「クックックックック・・・」ニタアアァ・・・

私「なっ?!」ゾクッ

爽「この私をオシッコで挑発とは… いやあ、命知らずの奴もいたもんだねぇ、まったく…」グフォフォフォフォォ・・・

私「……」

美幸「ナニィ…? そこまで言うなら、サッサとオシッコしてみなさいよ、もー!」

爽「言われなくても出してやるさ! 教えてやるよ!! “真のオシッコ”の何たるかをなァ!!」カッ
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/25(月) 03:20:04.85 ID:xCSUCc4v0
本日ここまでです。
また、今週中には続きを書いていきたいと思います。
物足りない方は、良かったらこちらをどうぞ…↓

セーラ「うんコマ劇場Cやで!」爽「マジで」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1461498380/

251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/25(月) 21:20:43.37 ID:Y4ADLqGdo

相変わらずの知識量に脱帽です
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 15:07:03.62 ID:RvNmzoEO0
乙ありがとうございます。
では、書いていきますね。
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 15:17:10.39 ID:RvNmzoEO0


私「・・・莉子さんより美しいオシッコを出せる…というのですか?」

爽「あたぼーよ! 私はトイレマスター… HAISETSUのプロだっ! 素人のオシッコなんかに負けるわけねーだろがっ!」バッ

私「!?」


獅子原さんは啖呵を切ると同時に、まず上衣を脱ぎ捨て、素早くスカートのホックをはずした。

そして、


 ズルゥッ!


美幸「えっ?!」
澄子「ひっ?!」
友香「でぇっ!?」
莉子「う・・・っ?!」
私「お、おぉ・・・??」


私たちの目は全て、スカートとパンツを一気にズリおろした獅子原さんの股間に向けられていた・・・

そう、そこにはまるで、熱帯のアマゾンの如き、鬱蒼と茂るジャングルが広がっていたのです。
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 15:29:39.08 ID:RvNmzoEO0

私「う・・・! な、なんておぞましい…! 獅子原さん! なんですかそのモジャモジャはっ! 私たちをバカにしているんですか?」


その尋常ならざる豪毛っぷりに、さすがの私も平静を失って、思ったことをそのまま口に出してしまった。


美幸「ちょっと獅子原! ムダ毛の処理くらいしなさいよっ! もー!!」=3

爽「うるせーな! オシッコに毛なんか関係ねーだろ? 黙って見てろっ!」


何を言ってるんでしょうかこの人は…? 真の聖水とはパイパンより生まれ出ずるべきもの…!

あのような邪悪なジャングルから迸るオシッコなど、ヘドロにも劣る汚水の極み…!!


爽「よッしゃ! ふうううぅぅ・・・・!」スッ


しかし、顔を引きつらせておののく私たちを意に介することもなく、獅子原さんは腰を落として排尿の体勢に入った…


 ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴゴオオォォ・・・・!!!


私「いっ?!?」
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 15:40:05.27 ID:RvNmzoEO0

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオォォ・・・・・・!!


美幸「ちょ、ちょ、何この音? もー!」

澄子「こ、これは、一体…??」

莉子「じ、地震、ですか…?」

友香「い、いや、く、空気が、震えてるんでぇー!」


友香の言う通り… その時、まるで大地が裂けるかのような轟音とともに、私たちの周囲の空気はビリビリと震えていた。

そして、ふと獅子原さんに目をやると、彼女はしゃがみこんだ体勢のまま、禍々しい真っ赤なオーラを噴出させていたのです。


私(こ、これは・・・ まさか、“尿気”!?)


そう… オシッコを我慢している女の子が、極稀に発すると言われるオーラの一種…

しかし、こんな、大気を震わせるほどの尿気とは、一体・・・?
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 15:55:53.09 ID:RvNmzoEO0

 ピカァッ! ゴロゴロゴロゴロゴロゴロオォ・・・・!!


澄子「ひぃっ?!」


さらに… さっきまで、小春日和と言っても良いくらい麗らかな天気だった空は、いつの間にか黒い雲に覆われ… 一瞬強烈な稲光が部室内を照らしたかと思ったら、すぐに凄まじい雷鳴が轟き渡った。

そして、さきほど莉子の肩にとまりに来た小鳥たちが、まるで大災害の前ぶれかのように、あわてて遠くへ飛び去っていくのが見えた。


 キャ――ッ!  ヤダァ―ッ!  モオォ―、ナニコレェ――?!  タスケテエェ――ッ!!


私「み、みんな、落ち着いて! だ、大丈夫! 大丈夫だから!!」


取り乱し、突っ伏して泣き出す部員たちを、なんとか落ち着かせようと声をかける…

しかし、そんな私の目の端に、獅子原さんが怪しげな動きをしている姿が映った。


爽「………」シュコシュコシュコシュコ


私(なっ! アレは…?)


そう… 獅子原さんは排尿体勢のまま右手を自らのジャングルの上にかぶせ、小刻みに振動させていたのだ。


私(!! まずいっ!)

257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 16:00:57.71 ID:RvNmzoEO0

私「危なぁいっ!!」バッ

美幸「えっ?!」


私が、なんとか美幸ちゃんだけでも、とタックルにいって、二人の体が、浮いた瞬間・・・

ソレは放たれた。



爽「“スパーク・ナイアガラ・ブラスタァァ―――――――ッッ!!!”」ジョバジャアァッ!!

258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 16:16:55.55 ID:RvNmzoEO0

 ブ ッ シィ ヤ ア ア ア アアア アァァ ァ アァァ アァァ―――――――――――ッッッ!!!!


友香「でえぇっ?!!」ビシャァッ!


獅子原さんのジャングルから、鉄砲水のような勢いで放射された大量のオシッコは、逃げ遅れた友香、澄子、莉子たちにモロにブッかけられていた。



莉子「………」グッショリ…

澄子「… う、うぅ…!」ビッチョリ…


噂には聞いていましたが… コレは“オシッコ・ブラスター”…!

股間に添えた手を前後左右に細かく振動させることで、放射状にオシッコを飛ばす、女性にしかできない尿技の一つ…

しかし、まさか、本当にコレをやる人がいたなんて…!


爽「ふぅ… いやー、久しぶりだからどーかなーと思ってたんだけど、見事にキマッたぜ…!」テカテカ

友香「な、何するんでえぇぇ―――っっ!! 着物がオシッコまみれになったじゃないノオオォッッ!!」ボッゴォッ!

爽「ごっふぅぁっ?!」=3


友香渾身の右ストレートが獅子原さんの顔面にメリ込んだ。

そうです、やってしまいなさい友香。 いえ、むしろ殺してしまって構いません。

私の背中にも少しかかったじゃないですか、このクソ女が…
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 16:27:25.40 ID:RvNmzoEO0

爽「何すんだよっ! ちゃんとオシッコ出したじゃねーか!」=3

美幸「ここでオシッコしろとは言ったけど、オシッコをブッかけろとは言ってないよ! もー!」=3

爽「分かってねーな… オシッコ・ブラスターは素人にできる技じゃねーんだぞ? 私はこの技を極めて、昔ヤンチャしてた頃は、どんな極悪な不良どももオシッコで撃退してたんだ。
  ふふっ、中学時代は南北海道のオモラシ番長として名を馳せてたんだぜ…?」クックック・・・

私「そんなことどうでもいいですよ。 私の後輩たちに勝手にオシッコをブッかけるなんて… どうオトシマエをつけてくれるんですか?」

爽「オ、オトシマエって… だって、『聖水大好き! 早くオシッコかけて!!』って顔に書いてあったからさぁ… ほら、依藤さんも安福ちゃんも、尿も滴るイイ女になってるじゃん?」


私「いい加減にしなさいっ! あなたは聖水をナメているんですか?」
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 16:37:08.38 ID:RvNmzoEO0

さすがの私も、この女のあまりの傍若無人っぷりにはキレかけていた。


爽「なん…だとぉ…?」

私「いいですか、オシッコ=聖水ではないのです。 眉目麗しい美少女が、羞恥や背徳感を伴いながら迸らせるモノが聖水です。 あなたのようなおかちめんこが… なんの恥じらいもなくダラしなくもらすオシッコなど、なんの価値もないんですよっ!」

爽「……」

私「そんな汚水のようなオシッコを人にかけるなんて… 嫌がらせ以外の何モノでもないじゃないですか! あなたには常識というものがないんですか?」

爽「ふぅーん… それじゃあさ、あんたは、美少女のオシッコ以外は価値がないって言うんだな?」

私「当然です。考えてもみなさい。 あなたはそこら辺にいるハゲにオシッコをかけられたらどう思いますか?」

爽「いや、それは嫌だけどさぁ… でも、ハゲのオシッコにも価値はあるぜ?」

私「は?!」
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 16:44:02.58 ID:RvNmzoEO0

私「なんですって…? 今、なんと言ったんですか?」

爽「だから、『ハゲのオシッコにも価値はある』と言ったんだよ」

私「…?? ど、どういうことですか?」

爽「ふーっ・・・ やれやれ…」スッ スッ


獅子原さんは、ゆっくりとパンツとスカートをはくと、急に目がすわり、まるでこの世の成り立ちを語るかのように話し始めた。


爽「古塚さん、あんたのオシッコに対する愛は大したもんだよ。 でもな、あんたは誤解している」

爽「オシッコはな、見た目がどうこうってもんじゃないんだ。 オシッコで一番大切なのは、“パッション”・・・ つまりは“心”だ」

262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 16:58:47.64 ID:RvNmzoEO0

・・・オシッコで、一番大切なのは、心・・・?? な、何を言ってるんですかこの人は… もちろん心も大切ですが、オシッコは美少女のモノでなければ聖水ではない! そんなことは幼稚園児も知っている世の常識です!

まったく… 私はこういうキレイ事を平然とのたまう人が一番嫌いなんですよっ!


私「心って… フザケないで下さいよ! 心の持ち様によっては、どんな人間のオシッコも聖水になり得るというのですか?」

爽「そうだ。 まあ確かに、美少女のオシッコは独自のとてつもない魅力をもっていることは確かだけどな、でもそれがオシッコの全てじゃない」

私「なんですって…? 少女のオシッコでなければ聖水ではありませんよっ! 一体この世界のどこに、ハゲのオシッコで喜ぶ人がいるんですか?」

美幸「こ、梢ちゃん、そんなハゲハゲって、ハゲをdisらなくてもぉー…」

私「美幸ちゃんは黙ってて下さい。 ハゲでもキモオタでもクソデブでもなんでもいいですよ。 要は美しくない者のオシッコ… そんなものに価値があるワケないんです」

爽「そうでもねーぞ? 私は、多くの観衆の前で堂々と排尿し、その自分のオシッコを飲んで拍手喝采を浴びた偉大なハゲを知ってるぜ?」

私「はあぁ・・・??」
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 17:06:30.32 ID:RvNmzoEO0

私「なんですかそれは… 下品な… どうせビックリ人間ナントカとか、そういうのでしょう?」

爽「違うよ。 千里山の船久保さんから聞いた話だけどね。 昔、うんこやオシッコを食料に変える研究をしてた学者さんがいてさ…」

澄子「う、うんこを、食料に…?」

爽「戦後の食糧難の時代だよ。 言っとくけど真面目な話だぜ? その、中村浩っていううんこ博士が、ロシアで講演してた時にね…」
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 17:15:10.88 ID:RvNmzoEO0

爽「宇宙空間における糞尿処理問題について話してたらしいんだけど、話の途中で、そのオッサン、演台の後ろでコップに自分のオシッコを出してさ」

爽「それを持参した濾過機に通して水に変えて、その場でゴクゴク飲んでみせたらしいよ」

友香「・・・そ、それ、でぇ・・?」

爽「うん、『プハァーッ! ウマイ!!』って言ったかどうかは定かじゃないけど、『この濾過機を宇宙服に取り付け、出しては飲み、飲んでは出すのです!』って叫んで、次の瞬間、ハラショーの大歓声と場内割れんばかりの拍手だったらしいぜ」(※)


※史実ですが中村博士はハゲではありません。戦時中にうんこ爆弾を発明した人です。
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 17:23:43.52 ID:RvNmzoEO0

私「…いや、しかし、ちょっと、話がスリ替わってませんか? 『ハゲのオシッコにも価値はある』って、そうゆうことじゃないでしょう? 私たちは聖水の話をしているんですよ?」

爽「分かってるよ。 そういう価値の話じゃないってんだろ? うん、でもな、それでもやっぱり、ハゲのオシッコでもパッション次第で偉大な聖水になり得るんだ。 いやむしろ、ハゲのオシッコは美少女のオシッコでは到底不可能な感動的聖水になることもあるぜ」ニタリ

私「・・・ そこまで言うのなら、一応聞こうじゃないですか… その、ハゲのオシッコとやらを…!」


そこから繰り広げられた、獅子原さんのオシッコ話は… なんとも不可思議な、異様な話でした…

266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/01(日) 17:25:38.14 ID:RvNmzoEO0
いったん止まります。
また明日書いていきます。
明日で、私、古塚のお話も終わりとなるでしょう…
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/02(月) 22:23:38.30 ID:RfQCsLIG0


爽「ふふっ、そんじゃあ話してやるよ。 そうだね、アレは私が小学四年生の時だったかな・・・」ポワポワポワーン…


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〜8年前・北海道有珠郡壮瞥町東有珠小学校〜


四年生の秋だったと思うんだけど、私たちの担任が事故って入院して、一週間くらい休んでたことがあった。

その時に、まあ色んな先生が入れ替わり立ち代わりで授業しに来てくれたんだけど、ある日、試験監督として、60過ぎのジイさんが教室に来たんよ。


 キーンコーン カーンコォーン・・・  ザワザワザワ・・・・


 ガラァッ


大沼「・・・北家が牌を晒すのは東家と北家の間… 鬼門…」ブツブツブツ



 美幸「?! ちょっと! なんで熊本出身の大沼プロが北海道で教師やってんのよ! もぉー!」=3

 澄子「つ、椿野先輩、もう、とりあえずツッこむのはやめましょうよ…」
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/02(月) 22:40:37.87 ID:RfQCsLIG0

そのブツブツワケ分かんねーこと言いながら入ってきたジイさんは、ドサッと教卓の上にテストらしき紙束を置くと、座って「Weekly麻雀TODAY」を開いて読み始めた。

その、頭の荒涼たるや・・・ うん、ハゲのモデルができるんじゃねーかと思うほどだったね。

そんで、チャイム鳴ってんのに、座れも何も言わないで雑誌読んでるもんだから、学級委員の吉田ちゃんが仕方なく声かけたのよ。


吉田「あの、先生… ですか? 一時間目、テスト…ですよね?」

大沼「・・・らしいな」ペラッ

吉田「え、あの… じゃ、テスト、配って…もらえます?」

大沼「知らん。 テストならそこにある。 自分たちで勝手に始めろ」ペラリ
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/02(月) 22:54:14.43 ID:RfQCsLIG0

てカンジで、そのジイさん恐ろしく素っ気ないもんだから、仕方なく吉田ちゃんがみんなのテスト配ってくれて、じゃあ、チャイムが鳴るまでに…ってことで、テストが始まった。

あ、ちなみにこの吉田ちゃんって、あの琴似栄の吉田ちゃんね。 小学校の時は実は学校一緒だったんだ。 卒業と同時に吉田ちゃんは札幌に引っ越しちゃったんだけどね。


そして・・・ 一応テスト始まったんだけど、カリカリ鉛筆の音が響く中、何か、異様な匂いが漂ってきた。

ハタと顔を上げると、なんと、そのジイさんが教卓で「ハイカップ」を飲んでたんだよ・・・


爽(な、なんだ? アレ?酒…? な、何やってんだあのジイさん…??)


一番前の席のヤツが恐る恐る手をあげた。


男子A「あ、あの、先生… なんか、酒臭いんすけど…」

大沼「酒? ・・・そんなワケないだろう。 気のせいだ」

男子A「……」


爽(…気のせいなワケあるか! お前ソレ酒だろが! な、なんだコイツ?何考えてんだ…? さすがの私も引くぜ…)


とんでもないジジイがやって来たな、と思ったんだけど、この後、私のその認識は改められることになる。
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/02(月) 23:00:32.31 ID:RfQCsLIG0

それからしばらくして…


 カリカリ、 カリカリカリ・・・・


吉田「………」モゾモゾモゾ

爽(…ん?)


気づくと、私のナナメ前の席の吉田ちゃんが、お尻をモジモジ左右に小刻みに動かしているのが見えた。

うん、私だからこそ、すぐに分かったね。

吉田ちゃんが、今、オシッコを我慢してるってことを…


後で聞いた話だけど、その日吉田ちゃんは珍しく朝寝過ごしたらしくて、遅刻しそうになって朝ションをせずに学校に来てたらしい。
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/02(月) 23:20:22.35 ID:RfQCsLIG0

吉田(…ん… やばいな… あぁもう、やっぱり、テスト始める前に無理にでもオシッコ行っとくんだった…)

吉田(…まあいいや。 もう少しで全部終わる… サッサと終わらせて提出して、トイレ行ってこよう…)


基本的に試験中のトイレは禁止である…
トイレで答えを見る等のカンニング行為をしても分からないからだ。
小学校ではそれほど厳しくしてない場合も多いが、優等生の吉田はテスト中にトイレに行かせてもらうという考えはなかった。


吉田(簡単簡単、社会のテストなんか… チャイムまでまだ20分もある。 えーっと、島根県の県庁所在地は、松江市…っと…  ん?)


もうほぼ終わりというところまで書き進めていた吉田は、ギョッとして手を止めた。
恐ろしいことに気がついた。
回答欄を一つずつズラして書いてしまっていたのである。


吉田(うえええぇぇマジ? ちょっと…! な、なんでこんな時に限って!)ゴシゴシゴシ


あわててズレていた所を消し、確認しながら書き直し始めた吉田…
消しゴムをこする時のわずかな振動が、オシッコでパンパンに膨らんだ膀胱にジンジンと響く。

夢中で最後の回答欄を埋めた時には、チャイムが鳴ってしまっていた。


吉田「しゅ、終了ですっ! い、一番後ろの人、各列のテストを集めて先生に出して下さいっ!」


吉田は必死で指示を伝えると、トイレへと駆けていった。

しかし、


女子トイレ「……」ズラ〜リ・・・

吉田「う・・・!」


女子トイレの回転の遅さは、男子トイレの比ではない… 

結局、吉田まで回ることなく、二時間目開始のチャイムが鳴ってしまったのだ。
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/02(月) 23:39:39.41 ID:RfQCsLIG0

二時間目もテストである。
二教科連続テストの日なのだ。
大沼は、相変わらず、素知らぬ顔で麻雀TODAYをめくっている。


吉田「で、では、テストを配ります。 う、裏にしたまま後ろに送って下さい」プルプル


責任感の強い吉田は、また大沼に代わって、尿意で汗ばむ手でテストを配った。


吉田(だ、大丈夫。 次のテストは算数… 私の得意教科だ。 チャチャッと終わらせて、すぐトイレに行けば大丈夫!)ハアハア


しかし、押し寄せる尿意と、さきほどの回答欄ずらしの失敗のこともあってか、なかなか問題が頭に入ってこない。

最後の問題に辿り着いた時には、残り時間は10分を切っていた。


吉田(ま、まずいまずい! ぼ、膀胱が本当に破裂しそう…!!)=3

吉田(やばいって… 次は15分休みだけど、またトイレに行って人がいたら、絶対並んでる時にもらしちゃうよぉ…!)フルフル


小学4年生にもなって、しかも優等生である吉田にとって、頭をかすめた「おもらし」の予測は恐ろしいものだった。


吉田(も、もし、みんなの前で、おもらしなんかしちゃったら、わ、私の人生、ジ・エンド… もう、絶対、明日から学校に来れない…!)ハアハア

吉田(は、早く終わらせて、今度こそ、チャイムが鳴る前にトイレ行かないと・・・!  ん?)


切羽詰まっている吉田だったが… 最終問題を目にして、ハタと首をかしげた。


 【第20問】
   穏乃、もこ、胡桃、マホ、ネリーの5人がいます。
   身長が一番高い人から順番に並べましょう。


吉田(えっ、えっ? な、何? この問題…?)
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/02(月) 23:44:38.32 ID:RfQCsLIG0

吉田(ん? あ、まてまて、下にヒントがある…)


<ヒント>
 ・マホは一番高くはない
 ・もこより背の高い人が3人いる
 ・ネリーはもこより高い。
 ・胡桃は1番目でも、3番目でもない。
 ・穏乃は2番目か4番目に高い。


吉田(・・・え? ちょ、ちょっと、これ、どうやって解けばいいの…??)
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/03(火) 00:05:54.63 ID:hgn7DA0k0

吉田(えーっと、とりあえず、それぞれの人に、条件を当てはめていって… “もこより背の高い人が3人いる”ってことは… もこさんは4番目決定ってことで、いいんだよね…?)モンモン

吉田(そ、それで、“ネリーはもこより高い”んだから、ネリーさんは1、2、3番目のどれか…)


どんどんこみ上げてくる尿意に耐えながら、一つ一つのヒントをもとに、少しずつ順番を探っていく吉田…

全神経の8割は股間に行っており、吉田は残り2割の神経で必死に問題を解いた。

額からは冷や汗がにじみ、吉田のふっくりとした可愛らしい頬を濡らし、ハアハアと湿った吐息がその小さな唇を震わせた。

そして・・・


吉田(・・・で、できたっ! 「@ネリー、A穏乃、Bマホ、Cもこ、D胡桃」の順番だっ! これで間違いない!)


時計を見ると、チャイムまであと5分・・・ 今トイレに行けば、空いている個室にありつけるはずだ。


吉田「…せっ!  …うっ?!」ガタッ


しかし、大沼に声をかけて立ち上がろうとした吉田は、ピタリと動けなくなった。

腰を上げた途端、尿道口がわずかに開き、ジワッとオシッコが漏れ出す感触があったのだ。


吉田「…! … …!!」プルプルプル

大沼「…ん? ナンダ?」

吉田「…あ、 えっと、 そ、の…!」カタカタカタ


吉田は、中腰姿勢のまま、唇を切れるくらいに強く噛んで尿道口を閉めた。 しかし、一歩でも動けば、絶対にダムが決壊する。


吉田(・・・ あ、 やだっ、 ダメ、 うっ! こ、れ・・・!)


なんとか椅子の上にもう一度尻を下ろしたとき…

目の前が真っ暗になるような感覚と共に全身の力がゆるみ、ついに吉田の股間から大量の聖水が溢れ出してきた。
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/03(火) 00:16:04.65 ID:hgn7DA0k0

 ・・・ジョロォッ  ジョロロロロロロロロロロオォ〜〜・・・・ッッ


吉田(…………)


吉田は放心したように斜め上を見上げてカタまっていた。
しかし、タップリ溜まっていた一晩分のオシッコはそうそう簡単には止まらない…
小さな体から次々とサラサラとした温かいオシッコが湧き出し、パンツとスカートをグッショリと濡らし、椅子の座面からも零れ落ちて床に水たまりをつくっていく…


吉田(あ、あ、あ、あ・・・・・)ポロポロポロ


完全に思考停止状態となってしまった吉田はサメザメと涙を流し始めた。

しかし、この時・・・ 吉田のおもらしの瞬間に気がついていたのは、爽だけだった。
わずかに水音がしたのだが、それはカリカリという鉛筆の音にかき消され、テストで必死になっている他の子どもたちは気がつかなかったのだ。
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/03(火) 00:31:56.38 ID:hgn7DA0k0

爽(・・・やべえ、吉田ちゃん… 様子がおかしいと思ったら、やっぱオシッコもれそうだったんだ… さっきトイレ行けなかったんだな…)

爽(うおおぉでもすっげえいっぱい出てる…!///  あああ拭いてあげたい… 舐めてあげたい…! 飲んであげたい…!!)

爽(…って、そんな場合じゃねーよな… これが私がもらしたんなら、『せんせぇー! すんません! オシッコもらしましたぁ!!』って叫んで、みんなゲラゲラ笑ってそれで終わりだけどさ…)

爽(クラス一の美少女で超優等生の吉田ちゃんがもらしたとあっちゃあ・・・ これは全校を揺るがす大事件だよ…)

爽(マジやべえ… 吉田ちゃんナイーブだから、他の連中におもらしがバレたら、多分明日から学校来ねーぞ…?)

爽(ううむ、どうすればいい…? なんとかこのオシッコたちを瞬時に蒸発させる手段ねーかな…?)モンモン

爽(…いや、待て! “木を隠すには森の中”って言うじゃねーか… ここは、そうだ!バケツで水汲んできて、吉田ちゃんにブッかければ… 表向きは私がイタズラしたってことで済ませられる…!)

爽(ナイス私! 吉田ちゃん! もうちょいの辛抱だっ! なんとかバレずに待ってろよ!)バッ


爽は無言で立ち上がり、ダッシュで水を汲みに駆け出そうとした、その時・・・


 「せんせええぇっ! ヨシダがもらしてますっっ!!ww」


爽「!?」
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/03(火) 00:58:23.33 ID:hgn7DA0k0

男子B「もらしてる! もらしてます!! ヨシダがオシッコもらしてますっ!!w」


その無神経なクソガキの一声により・・・ 教室の空気は一変。 ザワザワとざわめきたち、クラス全員が吉田に注目した。


爽(て、てめええええぇぇB! コノヤロオォ! 私の作戦が… 台無しじゃねえかああぁ!!)


吉田「… み、みなさん… すみません…」ポロポロポロ


吉田は消え入るような小さな声で一言謝ると、うつむいてしゃくり上げるように泣き始めた。


 エエエエエェェーッ?!  ヨシダサン…!!  オイマジカ?  アリエネエェ…  オイハヤクフケヨ!  スゲーイッパイデテルー  キッタネェー!  ヤメナヨカワイソージャン…


数々の心無い言葉、そして同情の言葉すらも、吉田の心にナイフのようにグサグサと突き刺さる。


吉田(もう… お願いだから… ほっといて…!)ヒックヒック


爽(あああちくしょうオワタ! もう、ダメだ… ごめんよ吉田ちゃん… 私がもう少し、早く動けば…!)ギリッ


男子B「先生! ねえちょっと! 吉田がもらしてるんですよ! ナントカして下さいって!ww」


半ば嬉しそうに大沼に訴えるクソガキB…


大沼「………」ユラリ


やっと麻雀TODAYを閉じて立ち上がった、大沼の、その時の対応は・・・ 爽にとって、一生忘れ得ないものとなった。
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/03(火) 01:07:49.52 ID:hgn7DA0k0

男子B「先生! 吉田です! 吉田がもらしてるんです!w」

大沼「…ほう、そうか…」

男子B「そ、そうかって… ナントカして下さいよ! 臭いですって!」

大沼「…ふん、奇遇だな… 私も今、もらしてしまったとこだよ」ジョワアアアアアアアアァァ〜〜・・・・

男子B「 ファ?! 」

爽(?!?)


立ち上がった大沼のズボンは、股間のところからグッショリと濡れており、足元には立派な水たまりができていた。

 
 … エ、エェ…??  チョ、チョット、ナニ…?  セ、センセイガ、オモラシ…?


とまどいの声とともに、凍りつく教室の空気・・・

しかし、そんな中、ハゲ大沼は超然と言い放った。


大沼「…ところで、お前たちは… なんでもらしてないんだ?」
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/03(火) 01:13:24.48 ID:hgn7DA0k0

・・・?  ・・?  ?  ? ・・・?  ?


唖然とする一同…


大沼「クラスの友達がおもらしをしてしまった… そんな時、友人としてできることは一つしかないだろう。 自らもその罪をかぶる… 違うかね?」

B「な、な、何言ってるんですか…?」


このハゲジジイは完全にイカれたボケ老人なのではないか。 クラスの大半はそう思った。

しかし・・・


大沼「じゃあ、お前たち… このクラス目標はなんなんだっ!」カッ
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/03(火) 01:29:28.59 ID:hgn7DA0k0

後ろを振り返り、黒板の上に貼ってあったクラス目標を指し示した大沼…

そこには、「“ワン・フォー・オール  オール・フォー・ワン”」の言葉が子どもたち自身による切り文字で掲示されていた。


大沼「ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン… つまり、『一人はみんなのために、みんなは一人のために』…だ。 これは、クラスの一人がミスををしたら、それを全員でカバーしようということではないのかね?」

大沼「私は、クラスの子どもが漏らしたのなら、率先して自分も漏らすぞ。このように… それが教師の務めというものだ」

大沼「それなのに、お前たちは… 大切な友人が今まさに漏らしているというのに、自分は漏らさずに済まそうというのかッ!?」クワッ


大沼秋一郎は凄まじい剣幕で怒鳴った。 
普段物静かだが、やたらと貫禄のある大沼の一喝は、クラス全体をシインとさせた。


そして・・・


 ジョッバジャアアアアアアアアアアアアアァァァ〜〜〜〜・・・・・!!!!!


豪快な水音が教室の窓際の方で鳴り響いた。 獅子原爽がその股間の封印を解いたのである。


爽「先生!! 私感動しました!! 私だって負けませんっ!! 私だって、吉田ちゃんのためにもらしますっっ!!!」クワッ ジャジャジャジャジャジャジャアアァ・・・・!!

吉田「…! し、獅子原さん…!!」
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/03(火) 01:52:17.29 ID:hgn7DA0k0

 「オ・・・オレだって、もらすぞおぉっ!」ジョオオオオオオオオォォ・・・!

 「わ、私だって! 吉田さんを一人にはしません!!」ジャアアアアアアァァァ・・・・!

 「ぼ…僕だって、ヤレるぞっ! おもらしなんか屁でもねえぇっ!」ジュロロロロロロロロオオォォ・・・!

 「あ…あたしだって! 吉田さんのためならOMORASHIするわよおぉーっ!!」プッショアアアアアアアアァァァ・・・・!!


吉田「み、みんな・・・!!」


爽を皮切りに、次々とその場でおもらしを始めた子どもたち…
教室はアッという間にあちこちに水たまりが発生し、芳しいオシッコ臭が立ちこめた。

凄まじく異様な光景だった。
爽がオシッコをしてから、わずか一分後には、クラスの全員がオモラシを達成していた。

そう、4年2組オモラシコンプリート事件・・・ 

その時、クラスでは子どもたち全員の心がまさに一つになっていた。



しかし・・・・

この事件、実は真相は違うのである…

この時、クラスで一番早くオシッコをもらしていたのは、実は大沼だったのだ。

彼は、ほんの一週間前に脳梗塞の手術を受け、大脳の排尿中枢にまだ障害が残っていたのだ。

そう、一生のうちに半数近くの人間が一度は経験することになる、“切迫性尿失禁”・・・

大沼はこの日、ついオムツをはいてくるのを忘れ、ハイカップのアルコールの作用もあって、自分でも殆ど気がつかないうちにもらしてしまっていたのである。

そして、いかにしてこの不祥事を隠蔽するかを考えていたところに、タイミング良く吉田がもらしたため、それをダシにして自分のミスを隠そうとしただけなのであった・・・


大沼(ふふ… 危ない危ない。 まったく、このクラスの子どもたちがみんな頭おかしいおかげで助かったわい…ww)クククク・・・
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/05/03(火) 02:07:30.82 ID:hgn7DA0k0

しかし、大沼のそんな思惑を知らない素直な子どもたちは、一斉放尿をしながら妙な連帯感・一体感に包まれていた。

そして吉田の恥ずかし涙は、クラスのみんなが自分のためにもらしてくれたという事実で、嬉し涙へと変わっていた。


大沼「ヨーッシ! テストなんか中止だ! みんな、全員で校長の銅像にでもオシッコをブッかけてこーいっ!!」


 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァ――――――――――――ッッッッッwwwwwwwwww

 ドッドドドドドドドドドドドドドドドッドドドドドドドドドオオオオオオオオオオォォォォォォォォ――――――――――――――ッッッッッッッッ!!!!!!!!!!


4年2組児童36名が全員一丸となって、オシッコをまき散らしながら廊下を暴走し、校門へと駆けていって、全員で校長のハゲ頭や二宮金次郎の銅像に笑いながらオシッコをかけまくった。

そう、この時、クラスの子どもたちは皆、オモラシによって、仲間の大切さや思いやりの心のなんたるかを学んだのである…


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