【安価】赤城「間宮さん…天城姉さん)ギュッ 間宮「生きてますよ…」【艦これ×ティガ】

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423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/06(金) 13:29:10.31 ID:KiEVIQTr0
乙ランダムでいいけど>>422がいうように20時から24時のが参加し易いかな
424 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/07(土) 00:55:15.09 ID:0iItS5CDO
基本今まで通りでいきますが、安価が多めの時はなるべく投下予告をした上で20〜24時にしたいと思います(努力目標)

それと戦闘システムの変更はやめました、複雑になるだけでそこまで利点がなさそうなので…

それと今回、話の区切りを入れ忘れて強さ判定もわすれてましたので今さらながら

強さ判定、↓1、2、3コンマの最大値×1.3
ゾロ目なら(向こうが)開幕先制ボーナス
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/07(土) 00:57:32.55 ID:tk5OLuSRo
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/07(土) 00:57:51.13 ID:P531H3edO
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/07(土) 00:58:04.04 ID:hSl9C/+yO
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/07(土) 01:04:55.48 ID:pmwHtWAA0
>>425、初っ端からぞろ目を当ててくるとは…
429 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/10(火) 23:24:15.80 ID:hODlhlaDO
防衛鎮守府

倉庫

PAL<zzz

倉庫の扉がノックされると、中の人の返事も待たずに扉が開かれる

雪風「おじゃまします!」

春雨「し、失礼します」

入ってきたのは春雨と雪風であった

雪風「はじめまして、雪風です」

わるさめ「ワルサメデス」
あきつ丸は倉庫に入ってくる二人が何か箱を持っているのに気が付き尋ねる

あきつ丸「それは、なんでありますか?」

雪風「これです!」

箱から(失敗時によく出てくる)ペンギン型のかき氷機を取り出す

あきつ丸「夏氷でありますか」

わるさめ「?」

あきつ丸「氷に甘いシロップをかけてつくる冷菓であります」

箱はクーラーボックスのようになっているらしく氷とシロップも入っていた
430 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/10(火) 23:29:46.66 ID:hODlhlaDO
春雨「夏も終わりですけど、まだ暑いですし」

特に倉庫は気密性が高いため熱が篭り蒸し暑くなっており、見ればわるさめも少し汗をかいていた

あきつ丸「暑かったでありますか?」

わるさめ「…少シ」

雪風「だから、かき氷です!」

そういいながら勢いよくかき氷機のレバーを回しガリガリと氷を削っていく

春雨「あきつ丸さんは何味がいいですか?」

あきつ丸「自分は結構であります」

雪風「えー、もう4人分作っちゃいました」

机の上には、夜店で使われているようなカップに盛られていた
雪風「あきつ丸さんも食べましょうよ!」

断ろうとしたが、雪風が引く気がないのがわかると断るのはあきらめ食べることにした
431 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/10(火) 23:32:08.68 ID:hODlhlaDO
あきつ丸「それではみぞれでお願いするのであります」

春雨「わかりました、わるさめちゃんは?」

わるさめがシロップを選んでいる間に、雪風が二つの赤いシロップがかかったカップと白いままのカップを持ってくる

雪風「どうぞ」

みぞれがかかっているであろう色のついてないカップを受け取り礼を言う

あきつ丸「今、カギを開けるであります、PAL」

雪風「開けてくれるんですか!?」

すごく驚いた顔をする、それもそのはずでこんなに簡単に開けてしまっては牢の意味がない

あきつ丸「この対処はあくまで提督殿の鎮守府に戻るまでの臨時でありますから」

この防衛鎮守府は都市防衛の要なので、いくら疑いが低くなっているといっても内部を好き勝手に行動させるわけにはいかないのである

あきつ丸「鎮守府に戻れば、鎮守府内ならある程度自由に行動できるようにするつもりであります」
432 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/05/10(火) 23:39:49.62 ID:hODlhlaDO
今日はここまで、イベント参加中のためしばらくろーペースです

パルはまんまあの見た目で、寝るときは原作でシステムダウンしたときのパジャマ姿です
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/10(火) 23:42:33.28 ID:8Nsd5wbVO

そういえば最近ハネジロー見ないな
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/10(火) 23:55:37.98 ID:JTx11mw3o
乙です
435 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/05/17(火) 21:32:34.87 ID:pagE30vDO
イベントがキツすぎて書いてる余裕がありませんでした…瑞雲はイイゾ、瑞雲は(遠い目)

今日は投下できないと思いますが明日か明後日には投下します
436 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/20(金) 00:43:03.89 ID:bAn3/uMDO
艦内

部屋に戻った男提督を追いかけて阿武隈が部屋に入ってくる

阿武隈「提督どうしたんですか? おかしいですよ!」

男提督「おかしい? おかしいのは怪獣が現れたりしてるこの状況のほうだろ」

男提督の様子は怒っているようにも焦っているようにも見えた

男提督「南提督は仲間を残していくような人じゃあない…むしろ最後まで残るような奴だ」

阿武隈「だったらなおさらさっきの艦艇に確認を」

男提督「もし、もしも何かあったとしたら何故ラバウルからなんの連絡もないんだ、もう一隻の方の船はどうなった」

U-511が言っていた艦艇の異状については男提督も理解している
しかし、異状がもし本当なら、それがどういうことなのか…

阿武隈「…」

男提督「…まぁたしかに知るのが怖いってのはあるけどさ、あの無線の声は間違えなく南提督のものだったろ」

阿武隈「はい、そうですよね…大丈夫ですよね」

そういって阿武隈は出ていったが二人の嫌な予感は消えてはいなかった
437 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/20(金) 00:44:18.33 ID:bAn3/uMDO
防衛鎮守府、倉庫

シャリシャリ

あきつ丸達四人は倉庫にあった長椅子(のようなもの)に座りながらかき氷を食べていた

あきつ丸「しかし、雪風殿は何故この深海棲艦に会いに?」

雪風「いえ、雪風はあきつ丸さんとお話がしたくて来たんです!」

あきつ丸「自分とでありますか?」

雪風「だってあきつ丸さん、食事の時もお風呂の時も全く会わないですから」

あきつ丸「見張りもかねて食事はここで食べているでありますし、お風呂も深海棲艦と一緒に時間をずらして入っているでありますから」

食事は伊良湖に倉庫まで運んできてもらってる

あきつ丸「しかし、自分とはなしても面白いことはないでありますよ」

雪風「そんなことないです! 折角少しの間でも同じ鎮守府にいるんですからもっと色々話したいです」
438 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/05/20(金) 00:46:30.88 ID:bAn3/uMDO
その後暫く雪風に質問攻めにあい、落ち着いた頃にはちょうど皆かき氷を食べきっていた

春雨「まだ氷もだいぶあまってますけど食べますか?」

雪風「食べます」

あきつ丸「それでは自分もお願いするのであります」

結局四人とも食べることにして二杯目を作った

雪風「あきつ丸さん、またみぞれですね」

あきつ丸は先程と同じみぞれを、春雨はブドウ、わるさめは桃の味を選んでいる

わるさめ「…」

雪風「どうかしました?」

わるさめ「ソレ、ナニ味?」
雪風のかき氷には真っ青なシロップがかけられていた

雪風「ブルーハワイです!」

わるさめ「………ツマリ、ナニ味?」

雪風「…なんでしょう」

あきつ丸「ブルーハワイは元々お酒の名前でありますよ」

雪風「え!? お酒なんですか、これ」

あきつ丸「名前の元は、でありますよ、夏氷のははっきりとした決まりがないでありますから社によって違うのであります」

雪風・春雨「へ〜、そうなんですか」

わるさめ(詳シイ…カキ氷好キナノカナ)
439 :e-6は突破したけどe-5が突破できない提督 ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/05/20(金) 00:52:33.80 ID:bAn3/uMDO
とりあえず少ないですが有言実行と言うことで

正確には間に合ってないけど
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/20(金) 00:56:08.76 ID:/Nt2jCjkO
おつん
441 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/05/27(金) 21:33:24.04 ID:ZeJLXVjDO
E-7ラスダン終わり次第続き始めます
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/05/28(土) 06:24:41.55 ID:NQo9clcf0
はよ
443 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/05/31(火) 21:47:01.11 ID:g4TgwiEDO
オール甲クリアならず、ラスト丙に切りかえ今終わりました…燃料が三桁しか残ってない

ぼくもう疲れたよパトラッシュ、と言うわけで明日から再開するつもりです
444 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/02(木) 00:26:03.43 ID:SeSC3xlDO
青葉「青葉、出ます」

U511「ユー、出撃します」

提督「ラバウルに近づいたらクリッターを刺激しないために長距離無線は使用しないように」

アートデッセイ「了解ッス」

提督「それと青葉、もし異常がなかったらそのまま南提督のほうについてもいいぞ」

青葉「んーそうですね、でもまだ向こうに残っている方たちがいるのでこっちに戻ってくるつもりです」

提督「わかった、三人ともこの海域は奪還済みだが深海棲艦には気をつけろ」

アートデッセイ「もちろんッス、アートデッセイ、launch!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
防衛鎮守、倉庫

あきつ丸「そもそも、夏氷の味というのはすべて同じでありますよ」

雪風「…味音痴なんですか?」

あきつ丸「いや、そういうことではないのであります」
445 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/02(木) 00:29:06.83 ID:SeSC3xlDO
あきつ丸「シロップは実は味ではなくにおいをつけているのであります」

春雨「におい、ですか」

わるさめ「?」クンクン

あきつ丸「シロップ自体は甘い味がつけているだけで後は各種類のにおいをつけることでまるでその味がしているように感じさせているのであります」

雪風「錯覚ってやつですね!」

あきつ丸「そもそも夏氷のように冷たいものは細かい味がわかりにくいでありますから」

雪風「…つまり、雪風達はいままで騙されていたと!」

わるさめ「ソレハ、違ウト思イマスヨ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
海上

青葉「ユーさんはドイツ艦でしたね、改めまして青葉です今回はよろしくお願いしますね」

U511「Auf gute Zusammenarbeit」

青葉「えっとなんて意味ですか?」

アートデッセイ「こちらもよろしくって事ッスよ」

U511「すいません、ついドイツ語で…」

青葉「大丈夫ですよ、ビスマルクさんもそうですけど海外から来た艦娘も増えましたね〜」
446 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/02(木) 00:32:55.79 ID:SeSC3xlDO
青葉「レーベさんにマックスさん、プリンツさん、ビスマルクさん、ユーさん、リベッチオさん、リットリオさん、ローマさん…あとザラさんとポーラさんとグラーフさんも先日、日本に来たそうですからもう11人も」

アートデッセイ「そんなにいたんッスね、でもビスマルクさんとユーちゃんとこの前来たって三人の他は石室司令のところにいますよね」

青葉「あぁ、海外艦のみなさんも石室司令も優秀ですから」

U511「…」

青葉「最初は海外艦は全員石室司令に任せることも考えられてたらしいんですが、これから先もっと多くの艦娘が来る可能性とかを考慮して今の配属になったらしいです」

アートデッセイ「それにしても青葉さんっていろんな話を聞いたり、知ってたりしてるッスね」

青葉「実は艦隊新聞を書いてるんですよ、それでネタになればといろんな話を聞いてるんです」

青葉「ちょこっと余計なことにまで頭突っ込んで呉からラバウルに飛ばされたりもしたんですけど…まぁ、そのおかげ南提督や今の仲間とも出会えましたし」

アートデッセイ「今度読ませてもらって良いッスか」

青葉「もちろんですよ、その時は海外艦+アートデッセイ、エリアルベースさんで特集を書きたいですね〜」
447 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/02(木) 00:44:22.36 ID:SeSC3xlDO
WRYYYYYY、青葉の梅雨限定ボイスが可愛すぎで最高にハイってやつです

撮られられなれてない青葉の撮影会したい

↓2、視点(選択はメインの視点ってだけで他のところの様子もでます)
1、提督
2、アートデッセイ
3、エリアルベース
448 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/06/02(木) 00:45:30.32 ID:SeSC3xlDO
一番大切な、今日はここまで、を書き忘れてた

安価はここから↓2
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/02(木) 00:45:31.12 ID:5P4ItQ54O
3
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/02(木) 00:45:45.79 ID:WvK7uYzQO
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/02(木) 01:56:45.54 ID:oAzYd+7Do
乙です
452 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/04(土) 11:28:55.36 ID:5Utn3tMDO
海上、提督達の乗っている艦内

提督「もうすぐラバウルへの通信可能範囲に入る」

提督「しかし、先程とアートデッセイ達にも言ったがクリッターを刺激しないようここから先はレーダー等の電波を発する機器の使用は控えるように」

加賀「そうすると艦載機や電探は使えませんね」

提督「あぁ、だから到着までの間は全員で海上の警戒を行ってくれ」

提督「といっても、敵勢海域からは遠いから大丈夫だろうが」
ーーーーーーーーーーーーーーー
甲板

加賀「…」

ビスマルク「どうしたのよ、いつも以上に恐い顔して」

加賀「…いや、提督は大丈夫と言っていたけど怪獣が相手だから気を引き締めていただけよ」

加賀(胸騒ぎがするわ、なにもなければいいけど)


↓1コンマ、索敵
00〜89、異常なし
90〜99、海上に何か…
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/04(土) 11:34:09.19 ID:mblSNfLr0
Yeah
454 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/04(土) 12:15:01.26 ID:5Utn3tMDO
アートデッセイ「もうすぐ南提督達に追い付くッスよ」

青葉「…」

アートデッセイ「…大丈夫ッスよ、通信はちゃんととれてたんッスから」

青葉「そう…ですよね」

アートデッセイ「ユーちゃんも大丈夫ッスか?」

U511「ひゃ、はい、大丈夫です」

ーーーーーーーーーーーーーーー
提督達の艦内

船員「ソナーに反応があります」

船員2「反応が弱い、魚だろう」
ーーーーーーーーーーーーーーー
海中

「キィシィ」

提督の乗っている艦に深海棲艦でも魚でもない生物の群れが近づいていた

↓1コンマ、索敵
00〜74、異常なし
75〜99、海上になにか
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/04(土) 12:15:42.36 ID:ziWu2iuvO
456 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/04(土) 13:25:08.85 ID:5Utn3tMDO
阿武隈「あの、提督」

提督「なんだ?」

阿武隈「もし、青葉さん達の方で何かあったりした場合はどうするんです?」

提督「その時は艦載機を飛ばすようにいってある、最速なら30分程度でこっちまでこれるはずだ」

↓1コンマ、索敵
00〜49、異常なし
50〜99、海上に何か
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/04(土) 13:26:49.16 ID:iof8ZHKFO
458 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/04(土) 13:43:35.74 ID:5Utn3tMDO
U511「前方、艦が見えました」

青葉「じゃあ通信を」

アートデッセイ「待ってほしいッス、先に艦載機を飛ばして様子を確認をします」

アートデッセイ「ガッツウイング1号発艦!」

バシュ
ーーーーーーーーーーーーーーー
秋月「島が見えてきました」

↓1コンマ、索敵
00〜24、異常なし
25〜99、海上に何か
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/04(土) 14:11:56.59 ID:PuRq+tapO
ほい
460 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/05(日) 01:06:02.32 ID:YxFzQjpDO
秋月「あれ?」

ビスマルク「どうかしたの秋月」

秋月「なにか島の様子、おかしくないですか?」

ビスマルクは島の様子を確認しよと双眼鏡を取りに行く


加賀「提督、10時の方向、200m先に人が浮かんでます!」

提督「なんだと!」

海上を見ると女性が救命用の浮きにつかまって漂っていた

阿武隈「あれは…仁淀さん!?」

提督「知り合いか?」

阿武隈「はい、南提督のところの艦娘です」
ーーーーーーーーーーーーーーー
南提督の艦

アートデッセイ「見張りがいないッスね…」

青葉「…やっぱり、何かあったんでしょうか?」

アートデッセイ「これから通信をいれるッスけど、ユーちゃん一応潜って待機しといてください」

U511「了解です」

アートデッセイ「さて…南提督さん聞こえてるッスか? こちら提督のところのアートデッセイッス」
461 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/05(日) 01:15:13.39 ID:YxFzQjpDO
阿武隈はすぐに海に入り仁淀の救助に向かい、艦へと引き上げた


阿武隈「男提督を呼んできます」

仁淀「…」

提督「暫くは目を覚ましそうにないな…とにかくラバウルにいって」

ビスマルク「どうやらそれは無理みたいよ」

双眼鏡で島を見ながらビスマルクが言う

提督「どういうことだ」

ビスマルク「ラバウル基地が壊滅してるわ」

提督が島を見るとあちこちから煙が立ち上っているのがわかった

男提督「それで、どうするつもりなんだ?」

提督「まず状況をかくにんする、上陸できそうなら上陸して生存者の救護を行う」

加賀「上陸は難しそうです」

渡された双眼鏡を覗くと多数の深海棲艦が確認できた

提督「見つからないうちに一度離れよう」

進路変更を船員に伝えようと有線の通信機を手に取る

通信機「…」

提督「…誰も出ない?」

462 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/05(日) 01:20:16.48 ID:YxFzQjpDO
船員の誰も出ないなど、通常ありえない
皆、既にこの艦にも何かが起きていることを確信する

秋月「どうするんですか」

艦内へと続く扉を見ながら尋ねる

ビスマルク「確認しに行くしかないでしょ」

加賀「だけど深海棲艦がいつくるかもわからないし、仁淀さんを放ってはおけないわ」

ビスマルク「でも、このままラバウルに近づいたら勝ち目はないわ」

艦内で何が起きているか確認するにはリスクがあるが、なにもしなければラバウルに近づいていく

提督(どうする…)

"艦内"捜索メンバー
↓2、3、4、(なし、ダブりは人数が減ります、最低一人)

なし、加賀、ビスマルク、秋月、阿武隈
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/05(日) 01:25:41.75 ID:W3VIiyVeO
なし
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/05(日) 01:25:55.25 ID:tPZ8Nea3O
ビスマルク
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/05(日) 01:26:05.08 ID:rXinSsdOO
秋月
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/05(日) 01:26:15.98 ID:3OI5VUk1O
加賀
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/05(日) 01:31:25.54 ID:eKpdr5J50
館内にいるのディゴンかな、そんなに強くはないだろうけど、艦内で艦載機の発艦や戦艦の主砲って使えるのだろうか?
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/05(日) 01:34:04.29 ID:UlTNvXR/O
早い段階で高コンマが出てれば事前に回避出来たイベントかな?
469 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/06/05(日) 02:18:38.70 ID:YxFzQjpDO
今日はここまで、というか既に寝落ちしてました…

索敵は

一回目、二回目までがラバウルからそこそこ遠いところで意識のある仁淀さんを拾う(艦内の異変も回避)

三回目、艦内異変発生(ラバウルまでは余裕あり)

四回目、ラバウルまで近い+艦内異変あり

五回目(00〜09でミス)、ラバウルから敵接近+艦内異変あり

六回目(00のみミス)、五回目+男提督とそれを呼びにいった阿武隈がもどってこないぞ…※生きてます

七回目(00のみミス)、強制索敵成功、そりゃ深海棲艦の攻撃が来てれば気づくさ、男提督と阿武隈が…

みたいな感じで考えてました六回目以降はいかないだろって高をくくってましたが
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/05(日) 02:48:16.34 ID:FfHvuaUDO
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/05(日) 08:25:37.53 ID:SghVhsJXo
乙です
472 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/05(日) 20:45:05.43 ID:YxFzQjpDO
提督「この艦を捨てるわけにもいかない、艦内を捜索する」

提督「阿武隈達は仁淀の側について周囲の警戒にあたってくれ」

阿武隈「わかりました」

提督「私とビスマルクは下層部を、秋月と加賀は上層を捜索してくれ」

一同「了解」
ーーーーーーーーーーーーーーーー

海上

無線(南提督)<聞こえて、ます、何かありましたか?>

アートデッセイ「すれ違った時も今も見張りをたてていないッスけどどうかしたんですか」

無線(南提督)<艦娘の皆さんも、疲労が、たまっていたので、レーダーによる、見張り、のみにしていたんです>

アートデッセイ「たしかに危険な海域じゃないッスけど…見張りに回す艦娘ぐらいならラバウルから回してもらうとか出来たんじゃないッスか?」

無線(南提督)<それは、お願いしたんですが、断られて、しまいまして>

アートデッセイ(何か違和感があるんッスよね…)

無線(南提督)<それより、貴女方が、こちらに来て、救助は、大丈夫なんですか?>

アートデッセイ「これから全力で戻って合流するッスから心配しないでください」
473 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/05(日) 20:45:39.04 ID:YxFzQjpDO
アートデッセイ(何か違和感はあるッスけど、艦に上がる時間はないし異常と言える程のことはないッスし)

アートデッセイ「戻りますか」

青葉「…あの、音がちょっとおかしい気がするんですけど」

無線(南提督)<そうですか? こちらからは、なんとも、ないんですが>

アートデッセイ「多少攻撃を受けたみたいッスから機材の調子が悪いんじゃないッスか?」

青葉「ノイズとかじゃなくって、もっと…なんか違うところの違和感というか…」

アートデッセイ「違和感…!」

PDIを取りだし通信時の音声データを確認する

アートデッセイ「青葉さん、大当たりッスよ」

青葉「?」

画面には音声を周波数と時間で表した所謂、声紋が表示されている
そして、その波形は言葉の途中途中に不自然に途切れていた

アートデッセイ(合成音、これは怪しいを通り越してもう何かあるって判断していいッスよね)

アートデッセイ「さてどうするッスかね」

↓2、どうする
1、南提督に直接問い詰める
2、一同引き下がってこっそり乗り込む
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/05(日) 20:47:01.52 ID:s/hjKOqao
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/05(日) 21:18:01.93 ID:ku+VcepsO
476 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/05(日) 23:11:04.86 ID:YxFzQjpDO
アートデッセイ「それでは気を付けて」

そういって通信を切り、艦から少し距離を取る

青葉「あの、アートデッセイさんさっきのは」

アートデッセイ「あの通信で喋っていたのは偽者ッス」

青葉「え?」

アートデッセイ「あの声は合成音だったんッス」

そう言いながら、スノーホワイトを発艦し提督達に向けて飛ばす

青葉「待ってくださいよ、じゃあ本物の南提督はどうしたんですか!」

アートデッセイ「…わからないッス、ただあの艦を本土には向かわせちゃいけない、だから乗り込んで艦を停め、偽者の正体を暴くッスよ」

青葉「…」

アートデッセイ「青葉さんはユーちゃんと待っててください」

アートデッセイはそのままマキシマ・オーバードライブを起動させると飛び上がり甲板に降りる

「キィシィ!」

甲板に降りた音を聞き付けどこからともなく黄色い目に緑色の皮膚をした半魚人が何匹も現れる

アートデッセイ「正体表したッスね」
477 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/05(日) 23:17:57.18 ID:YxFzQjpDO
提督達の艦内、下層部

提督「酷いな…」

ビスマルク「えぇ…」

艦内には船員の死体が至るところに転がっていた

ビスマルク「この傷跡、深海棲艦ではないわね」

船員の死因ははっきりしないが圧死や窒息死だと思われる

提督「気を付け
「キィシィ!」

ビスマルク「gesicht nach unten!」

ドォン

飛び出して来た半魚人を撃ち抜く

ビスマルク「提督こそ、私から離れないでね」

提督「あぁ、ありがとう、ただ…敵の数もわからないいじょう戦闘は控えた方がいいかもな」

撃ち飛ばされた半魚人はその先にあった部屋の扉まで突き抜けていた

提督(しかし、ディゴンってことはさっきの南提督の通信は…)

音を聞き付けディゴンが集まってくる

提督「ここじゃ囲まれる一度隠れよう」
478 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/05(日) 23:21:48.79 ID:YxFzQjpDO
甲板

男提督「ラバウルに仁淀…どうやら最悪のパターン、いやそれ以上になっちまったみたいだな」

阿武隈「そうなると南提督も…」

ドォン

阿武隈「きゃっ!?」

艦内から砲撃音が聞こえてくる

男提督「やっぱり中に何かいるみたいだな」

阿武隈「そうみたい

「キィシィ!」

外からも先程の半魚人が多数上がってくる

阿武隈「な、なにコイツら!?」

男提督「さぁな」

バンッ、バンッバンッ

拳銃で半魚人の一匹の目、喉、胸と急所部分を撃つが効果はない

男提督「チッ…」


"開戦"
↓3、視点
1、アートデッセイ
2、提督
3、男提督
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/05(日) 23:23:49.72 ID:xflB0AD0O
ksk
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/05(日) 23:24:03.68 ID:6sERfxdzO
2
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/05(日) 23:24:08.68 ID:urPeQPwUO
482 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/06(月) 00:02:22.17 ID:MDkt+63DO
アートデッセイはガッツハイパーガンでディゴンを撃ち抜いていく

アートデッセイ(合成音で話していたのはコイツらじゃない)

アートデッセイ「南提督、貴方が偽者なのはわかってるッスよ、こんな雑魚いくらだしても無駄ッス、諦めて姿を表したらどうッスか!」

無線(南提督)<そうですか、それでは満足できる相手をだしてあげますよ>

青葉「なにこれ!?」

アートデッセイ「青葉さん!?」

青葉がいる海上を見ると海が凍りついていた

無線(南提督)<さぁ、レイキュバス相手をしてあげてください>

ザバン

海中から蟹のような甲殻類の見た目をした怪獣、レイキュバスが現れる

青葉「ひっ!?」

レイキュバスが迫るが足の艤装ごと凍りついているため青葉は逃げられない

↓3、アートデッセイはどうする(視点変更する場合は+変更先)
1、艦載機発艦(選ばれた場合更に直下で種類指定)
2、通常兵器によるレイキュバスへ砲撃
3、デラック砲によるレイキュバスへ攻撃

アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆◆◆
提督達のHP◆◆◆◆◆◆
男提督達のHP◆◆◆◆

搭載数
ガッツウイング1号×5
ガッツウイング2号×4
ドルファー202×3
スノーホワイト(発艦済み)
XIGファイターSS×1
クリムゾンドラゴン×2
ブルートルネード×1
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/06(月) 00:13:13.00 ID:aWdneQgx0
ksk
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/06(月) 01:56:13.19 ID:J3Zyf6QDO
3
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/06(月) 05:17:07.49 ID:0+Fll7l9O
2+提督達
486 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/06(月) 08:57:12.28 ID:MDkt+63DO
今日も夜に投稿します

それと、戦闘に関して二点変更を

一点目は艦種ごとの変更はごちゃっとなるし大変なのでやめたのですが
通常艦娘が◆×6に対し、人が◆×4で〜達となってる場合は平均値をとってます
それでアートデッセイがいる場合は+1します。はい、主人公補正です

二点目は、視点先になってない戦場のHPなんですが、放置しておくと7回の選択で死ぬ仕様は不味いかなと
そこで安価ですが

1、安価先のコンマが一定値以上(だいたい50以上、相手の強さにより多少変化)
2、艦娘のトータルHPから一ずつ減少

のどちらがいいですか?
他に何か案があればいってください
ただ、減少なしはヤバイところは放置すれば良いってなってしまうのでなしです
↓5まで多数決で(代案がでてそっちのが良いと思った場合は同じIDなら変更を認めます)
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/06(月) 08:59:25.40 ID:MDkt+63DO
書き途中になってました
1は
1、安価先のコンマが一定値以上(だいたい50以上、相手の強さにより多少変化)でダメージなし
です

安価はここから↓5
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/06(月) 11:40:50.45 ID:RdVU1kmGO
多少長くなるけど一つの時間で全部の視点を見せるとかは?
今までは
朝 A視点orB視点orC視点
昼 A視点orB視点orC視点
夜 A視点orB視点orC視点
みたいにやってたけど(朝昼夜はわかりやすい例を出しただけだから気にしないでくれ)
これからは朝にA視点、B視点、C視点の全てをやってから昼に進んで、昼も3つの視点が全て終わってから夜みたいな感じでさ
文章の量や安価の量が単純に三倍になるのがデメリットだけど

それか今まで通り一つの時間に一つの視点にするとしてもその視点選びを安価じゃなくて順番に回したりコンマで決めたらどうだろうか?
そうすればダメージ減少無しでも危ない視点放置って事は起こり得ないだろうから大丈夫だと思うが
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/06(月) 13:11:59.53 ID:nFX1SQNcO
>>488の前者は流石に>>1への負担がデカイだろうし>>488の後者がベストかな
>>1が大丈夫ってのなら前者でも構わんが
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/06(月) 20:33:55.18 ID:aWdneQgx0
>>489かな、無理なら選択しの1
491 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/06/06(月) 21:47:57.08 ID:MDkt+63DO
488が書いてくださった、今までスルーしていた別視点もすべて書いていこうと思います

順番は選択によって他の所にも影響があったりするのでランダムになると思います
492 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/06(月) 21:51:12.83 ID:MDkt+63DO
アートデッセイ「てりゃあ!」

攻撃が当たり、レイキュバスは怯み数歩後退するが体に目だった傷はつかない

アートデッセイ(ダメージは少そうッスね)

アートデッセイ「青葉さん大丈夫ッスか!?」

青葉「はい、足までは凍ってないですが艤装がくっついちゃいまして」

アートデッセイはガッツハイパーガンを取りだし溶断用のレーザーのカートリッジに取り変えくっついている氷を溶かす

青葉「ありがとうございます」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
阿武隈「これならどぉよ!」

ドン

阿武隈の砲撃によって二匹の半魚人を吹き飛ばす

阿武隈「よし」

ドンドン

続いて数発の砲弾を撃ち、近づいていた半魚人達を吹き飛ばす

阿武隈「このまま一気に」

男提督「まて、これ以上砲撃するな」

阿武隈「でも放っておいたらどんどん登ってきますよ」

そう言っている間にも何匹もの半魚人が上がってくる

男提督「砲弾の数を考えろ、どのみち全部は倒せないだろ」

阿武隈「そうですね」


↓2、男提督はどうする
1、阿武隈に仁淀を連れて艦からはなれてもらう
2、仁淀を連れて三人一緒に艦内を逃げる
3、艦内を二手に別れて逃げる

アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆◆◆
提督達のHP◆◆◆◆◆◆男提督達のHP◆◆◆◆
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/06(月) 21:53:08.06 ID:P+7Tqoquo
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/06(月) 23:23:28.85 ID:aWdneQgx0
1
495 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/07(火) 01:35:40.56 ID:QakGzWADO
男提督「阿武隈、お前は仁淀を連れて艦から離れろ」

阿武隈「提督はどうするんですか」

男提督「俺は艦内残るって提督達と合流する」

阿武隈「危険です、一緒に」

男提督「この状況を伝えなきゃ行けないし、二人も抱き抱えてじゃ逃げられないだろ」

半魚人達が迫るなか早口で命令を伝えると男提督は艦内に続く扉へと走って行く

阿武隈「提督!」

男提督の背後から半魚人が飛びかかる

男提督「なめんな!」

飛びかかってくる勢いを利用しながら半魚人を投げ飛ばす

男提督(重!!)

拳銃も効かないのでは関節等を同じであろうが、投げ飛ばすことならできる…と言ってもダメージは皆無だが数秒の足止めにはなる

男提督「心配するな、行け!」

阿武隈「はい」
496 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/07(火) 01:38:35.04 ID:QakGzWADO
阿武隈は仁淀を抱き上げると半魚人のいない場所から海に降り全速力で艦から離れる

男提督「行ったな」

「キィシィ…」
「キィシィ…」

ぞろぞろと半魚人が男提督を取り囲んでいく

体重190kg、身長230pの巨体をそう易々とは投げ飛ばせないし、複数同時にこられては一溜まりもない

男提督「広い場所じゃ不利だな」

そう考え艦内に入り、鍵を掛ける

男提督「これですこしは時間が」

「キィシャア」

男提督「マジかよ…」

通路の先には二匹の半魚人がおり男提督へと向かって来ていた

向かってくる半魚人に対して男提督も走り、衝突する直前、壁のパイプ蹴りジャンプ、さらに半魚人の背中を蹴り飛ばしながら(天井に少し頭をぶつけながら)一気に二匹を飛び越える
497 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/07(火) 01:42:39.28 ID:QakGzWADO
男提督「いった!?」

男提督(奴等力は強いがそこまで俊敏じゃない、このまま逃げて提督達と合流して艦から離れればどうにかなる)

前方の部屋の中に半魚人が居るのが見えた

男提督(後ろ向いてるし気づく前に…

船員「た、助けてくれ!」

部屋の中にいた半魚人の他に船員もおり、首を絞められ今まさに殺されそうになっていた

男提督「くそっ!」

船員を助けるべく体当たりをするが半魚人はびくともしない

船員「ぁ…ぐ…」

男提督(何かないか…消火剤!)

近くにあった消火剤のホースを手に取り半魚人に向けて放出、それに驚き船員から手をはなす

男提督「おい大丈夫か!?」

返事はなく、脈を確認するも、既に船員は死んでいた

男提督(あと少し早ければ…)

ガタ…

「キィシィ」

船員を殺した半魚人が今度は男提督を標的にせんと手を伸ばすが男提督はそれをかわしながら体勢を崩し倒す
498 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/07(火) 01:45:14.46 ID:QakGzWADO
男提督(切り替えろ、逃げることに専念しないと)

ガッ

男提督「!!?」

通路にいたもう一匹の半魚人に気付けず不意打ちを喰らってしまう

男提督「この…くっ」

投げ飛ばそうとするも、先程の半魚人も男提督を押さえつけにかかる

男提督「く…そ…」

なんとか振りほどこうとするも、全く振りほどけない

男提督(し…ぬ)

さっきの船員の姿が頭にフラッシュバックする

男提督「!」

通路を曲がった先から秋月が出てくるのが見えた、驚いている秋月の表情を最後に男提督の視界は闇に包まれた
ーーーーーーーーーーーーーーーー
加賀「数が多いわね…」

加賀と秋月は隠れてなるべく戦闘を避けながら艦内を進んでいた

秋月「どうしますか、艦自体は損傷はないみたいですが」

加賀「判断をするのは提督だけど、この人数では航行は難しいわ」

機械化が進み航行に必要な人員の数は大きく減ったが、提督達だけでは動かせない
499 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/07(火) 01:52:26.53 ID:QakGzWADO
加賀「とにかく提督達と合流しましょう」

下層部へと向かおうとしたところで外から砲撃音が聞こえる

秋月「今の…外からですよね」

加賀(深海棲艦が来た? それともさっきの奴等が甲板まで)

加賀「貴女は甲板に向かって、私も提督達と合流したらすぐに向かうわ」

秋月「わかりました」

加賀はそのまま階段を下ら下層部へ行き、秋月は甲板に出るべく通路を戻る
ーーーーーーーーーーーーーーーー
プシャアアア

甲板に向かうべく通路を進んでいた秋月だが、途中で何かが噴き出す音が聞こえる

秋月(ちょっと遠回りになるけど、誰か無事な人がいるのかも)

半魚人が出てきても良いように臨戦態勢を保ったまま音のする方へ走っていく

秋月「!?」

角を曲がると男提督が二匹の半魚人に襲われていた


↓2、秋月はどうする
1、男提督が巻き添えの危険があるがその場から砲撃
2、近付いて砲撃
3、近付いて引き離す

アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆◆◆
提督達のHP◆◆◆◆◆◆
男提督のHP◆◆
(阿武隈、仁淀退避)

今日はここまでです
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/07(火) 02:43:52.20 ID:T+cdS5qTO
ksk
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/07(火) 02:44:03.97 ID:lxb2tNYJO
2
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/07(火) 04:37:10.30 ID:1fK+Vaxxo
乙です
503 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/08(水) 01:32:28.47 ID:Erd3gVKDO
秋月「やらせません!」

走って一気に距離をつめると首を絞めている半魚人をうち飛ばす

秋月「大丈夫ですか」

男提督「ゴホッ…ゴホッゴホッ…」

無事を確認するともう一匹の半魚人も撃ち[ピーーー]

男提督「ハァ…ハァ…どれぐらい落ちてた?」

秋月「一瞬です、ここから離れましょう」

阿武隈達が艦から離れたことを知ると甲板に出るのを止め、下層部の提督達と合流するべく進みだした
ーーーーーーーーーーーーーーーー
海上

ドォン…ドォン…

青葉「全く効いてないですよ」

アートデッセイ「かなり固い甲羅ッスね…これならどうッスか」

アートデッセイはガッツウイング2号を発艦させるとデキサスビームを発射する

アートデッセイ「どうだ!」

レイキュバス「キィイィィィ」

多少のダメージは受けているだろうが、その甲羅を貫く程ではない

アートデッセイ「デキサスビームも効かないッスか」
504 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/08(水) 01:33:39.68 ID:Erd3gVKDO
無線(U511)<アートデッセイさん、艦が!>

レイキュバスを相手にしている間に艦が進んで行く

アートデッセイ「あんなやつらを連れていってどうするつもりッスか」

無線(南提督)<人間が野蛮で下等なくせに思った以上にしぶとかったので自分達で動くことにしたんですよ>

青葉「偽者がその声で勝手なことを言わないでください!」

無線(南提督)<偽者とは失礼ですね、私はスヒューム、宇宙で最も優れた生命体ですよ>

わざなのか元の南提督の話し方を忠実に再現しているだけなのか丁寧な口調で名乗った

アートデッセイ「あの程度で倒せるとでも思ってるんッスか」

半魚人達はたしかに普通の人間にとっては驚異だが艦娘だったら十分対処できるレベルである

無線(南提督)<あれだけでは無理でしょうが、多少混乱を引き起こせば後は深海棲艦や怪獣達が勝手に暴れてくれますよ、ラバウルのようにね>

青葉「ラバウルのように!?」
505 :今日はここまで ◆X/f/70tIuYgp :2016/06/08(水) 01:38:23.22 ID:Erd3gVKDO
無線(南提督)<えぇ、レイキュバスに基地機能を麻痺させましたので今頃は深海棲艦の拠点になっているのではないでしょうか>

青葉「ま、不味いですよ、ホントならラバウルに行った提督達は敵陣のど真ん中にいることに」

アートデッセイ「落ち着て、ここは提督達を信じましょう…にしても宇宙で最も優れた生命体サマの割りにはセコい戦い方ッスね」

無線(南提督)<野蛮で下等な生き物に同じく野蛮で下等な生き物の相手をさせる、自然なことではないですか?>

スヒュームと名乗った声の主は別段、深海棲艦の味方と言うわけではなく利用している程度の認識なのであろう

アートデッセイ「味方でもないんで使えるものは使うって考え方にとやかく言うつもりはないッスけど」

アートデッセイ「させる気もないッスよ!」


↓2、アートデッセイの行動
1、デラック砲で艦を攻撃
2、艦載機を発艦し艦を攻撃(艦載機指定)
3、デラック砲でレイキュバスを攻撃


アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆◆◆
提督達のHP◆◆◆◆◆◆
男提督達のHP◆◆◆◆
(男提督に秋月合流)

搭載数
ガッツウイング1号×5
ガッツウイング2号×4(一機発艦済み)
ドルファー202×3
スノーホワイト(発艦済み)
XIGファイターSS×1
クリムゾンドラゴン×2
ブルートルネード×1
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/08(水) 03:56:46.25 ID:atGQAa4jO
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/06/08(水) 03:56:56.40 ID:nc1FoXXsO
1
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/05(火) 23:18:22.06 ID:oBunnCKD0
もうすぐ一か月か
509 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/07/06(水) 22:17:04.58 ID:1294C+Cn0
生存報告

最近時が過ぎるのがはやい、携帯が完全に壊れてしまったのでパソコンからです(酉が違ってても本人です)
いろいろあってプロットも含め全データが消えてしまい試験も重なって書けませんでした、まだしばらくかけないかもです、すみません。
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/07/10(日) 15:09:55.48 ID:vfixUbFZ0
まってる
511 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/08/07(日) 19:24:18.90 ID:7o/XUkAe0
大変お待たせしました明日のテストが終わったら書き始めます
明日には投稿できないと思いますが、水曜日までには投稿しようと思います
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/08(月) 15:48:03.16 ID:pxdj0/vo0
りょ
513 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/12(金) 00:35:40.64 ID:gZObJGhZ0
アートデッセイはデラック砲を離れて行っている艦に向けるが青葉がその邪魔をする

青葉「待ってください、中にまだ生存者がいるかも!」

アートデッセイ「艦内にいる敵の数からみて中に隠れてる人がいるとは…」

先ほど甲板に上がった時に一瞬であるが透視装置で艦内を確認したが大量のディゴンで埋め尽くされていた

青葉「で、でも…」

無線(南提督)<安心してください、艦内にディゴン達以外に生きている者はいませんよ>

馬鹿にするようにアートデッセイたちに言い放つスヒューム

アートデッセイ「そこまで言うならお望み通り沈めてやるッスよ!!」

アートデッセイは水平線ギリギリにいる艦を撃つため地面から10メートルほど浮きデラック砲を向ける

キュイイイイイイイ

アートデッセイ「デラック砲発射!!」
514 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/12(金) 01:06:34.18 ID:gZObJGhZ0
イイィィィィ…ィィ……ィ……

アートデッセイの発言とは裏腹にデラック砲は発射されない

アートデッセイ「どうしたんッスか!?」

自らの偽装を確認するが燃料弾薬もまだあるし故障もしていない

青葉「後ろ!!」

振り向くとレイキュバスがその大きな挟みを振り上げており、アートデッセイは回避するためにマキシマの出力を上げようとするが、デラック砲同様に反応せずアートデッセイはそのまま挟みで凍った海に叩きつけられる

青葉「大丈夫ですか!?」

すぐにアートデッセイに駆け寄る、アートデッセイはかなりのダメージは喰らっていたがまだ戦闘できないほどのものではなかった

アートデッセイ「ぅぐ…な…にが…」
515 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/12(金) 01:12:40.75 ID:gZObJGhZ0
ラバウル沖、艦内

提督達は上に上がるための階段近くで隠れていた

ビスマルク「ねぇ提督、ユーたちは大丈夫かしら…」

提督(ラバウルには深海棲艦、艦内にはディゴン…となれば南提督が乗っているはずのあの艦にはスヒュームとレイキュバスがいると考えるべきか)

ラバウルとこの艦の状況を考えれば南提督の艦が何もないはずがない

提督(人工太陽はない、アートデッセイならレイキュバスに十分対抗できるだろう…問題はスヒュームだが…)

提督「今は信じて自分たちのこの状況を切り抜けることに専念しよう…大丈夫、アートデッセイもいるんだ」

ビスマルク「そうよね」

カツンカツン

階段を何者かが下りてくる音に二人は警戒を強める

提督・ビスマルク「加賀!」
516 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/12(金) 01:19:04.88 ID:gZObJGhZ0
上から降りてきたのは提督達を探すために秋月と別れた加賀であった

加賀「よかった二人とも無事みたいね」

提督「秋月は?」

加賀「男提督のほうに向かわせたわ、上層は人型の謎の生物に占拠されています」

提督「下も同じ状態だ船員も全員殺されていた」

加賀「どうしますか? このままだと後数分でラバウルからの敵艦載機の攻撃を受けますが」

提督「そうだな…」

艦はまだ動いており、操舵室か機関室に行けば止めるなり方向を変えるなりはできる

提督(しかし、この人数ではその後の航行は不可能…だが海中にはディゴンが潜んでいるかわからない…)

↓2、提督はどうする
1、とりあえず男提督たちと合流
2、艦の進行方向を変えるために操舵室に
3、艦を止めるために機関室に

アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆
提督達のHP◆◆◆◆◆◆
男提督達のHP◆◆◆◆
517 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/08/12(金) 01:23:11.85 ID:gZObJGhZ0
今日はここまでです
柔道も体操もさすがでしたねー…はい、オリンピックみてて遅れましたスイマセン
これからはパソコンで書いていくので書き方が少し変わったりミスがあるかもしれません、見づらくなってたりするところはどんどん指摘してください

次回は明日を予定してます(今度は嘘じゃないです)
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/12(金) 01:37:05.60 ID:0RKveEmKo
3
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/12(金) 15:05:20.51 ID:oVVIMoEd0
520 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/12(金) 18:11:57.05 ID:gZObJGhZ0
提督「この艦を止めるために機関室に向かう」

機関室は下層部後方にあるため先に進まなくてはならない

ビスマルク「二人とも下がってて」

建物内では艦載機は飛ばせない(正確には飛ばせるがすぐに墜落してしまう)のでディゴンの相手はビスマルクがするしかない
ーーーーーーーーーーーーーーーー
同艦内

提督達が機関室に向かってから数分後に秋月達も階段へとたどりついていた

秋月(司令達にも加賀さんにも会わなかったけど…まだ下にいるのかしら)

秋月「司令達がまだ下層部にいるとしたら機関室に向かっているはずです、向かいましょう」

男提督「……」

秋月の言葉に反応することなく男提督は首をさすりながら階段の下を見つめている

秋月「男提督?」
521 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/12(金) 18:22:09.17 ID:gZObJGhZ0
男提督「…いや、下層部には向かわない」

秋月「何言っているんですか、早く合流しないと」

男提督「この艦を止めるなら提督たちだけで十分だ、それより船体上層に破損が見られない以上、敵が侵入したのは下層と考えられるそんなところに全員が下りるのは危険だ」

秋月は一瞬驚いた表情をすると、すぐに険しい表情に変わる


秋月「危険だから行きたくないと言っているんですか?」

なるべく落ち着いていったつもりであったが秋月の口調は明らかに強くなっていた
男提督の先ほどの発言は秋月には「危険なことは提督たちに任せてこのまま逃げてしまおう」と言っているようにしか聞こえなかった

男提督「そうじゃ…」

秋月「その命令は聞けません元々、後で合流することになっていますので行かせていただきます」
522 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/12(金) 18:27:41.26 ID:PZwgeAfL0
男提督「おい!」

秋月「怖いのならここら辺に隠れていてください、あいつらは配管上などには上ってこれないようですし」

男提督は秋月を止めようとするが、聞く耳を持たずにそのまま階段を下りて行ってしまう

ーーーーーーーーーーーーーーーー
海上

レイキュバス「キィイィィィ」

倒れている、アートデッセイを叩き潰そうとレイキュバスが近づいて来る

青葉「立ってください」

肩を借りて立ち上がるが、走っているだけではすぐに追いつかれるためレイキュバスの注意をそらすようにガッツウイング2号に命令する

アートデッセイ(でも何が…)

距離をとっている間にもアートデッセイは自身の艤装を確認する燃料・マキシマの出力その他諸々のハード面には一切以上はなかった
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