【安価】赤城「間宮さん…天城姉さん)ギュッ 間宮「生きてますよ…」【艦これ×ティガ】

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598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/28(日) 07:03:22.77 ID:8U7n+WXzo
乙です
599 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/28(日) 12:47:07.53 ID:P2IGG75Q0
エリアルベース「あの、あきつ丸さん」

あきつ丸「エリアルベース殿は二人を安全なところまで連れて行ってほしいのであります」

PALを一度戻し装弾の補給と今までの状況を確認したエリアルベースがそれをあきつ丸に伝えようとするがさえぎられてしまう

あきつ丸「それとPALはそのまま置いて行ってほしいであります」

完全な部外者である二人がいると話せないと判断したのかエリアルベースもそれに従い二人を誘導していく

あきつ丸「…はぁ」

わるさめ「アノ…ソノ…コレハ…」

あきつ丸「あー、周りを見れば状況は大体わかるであります」
600 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/28(日) 12:56:51.82 ID:P2IGG75Q0
あきつ丸「しかし、その艤装は何でありますか」

わるさめは答えられずに黙ってしまう

あきつ丸「隠しもっていたわけでありますね…となれば貴方の危険性の有無をもう一度しっかり判断する必要があるでありますが…」

わるさめ「…」

あきつ丸はしゃべりながらわるさめに近づいてくる

あきつ丸「今はそんなことをしている暇はないでありますし、なにより戦力は少しでも多いほうがいいのであります」

わるさめ「!」

あきつ丸「そこで貴方にはPALの見張りの下、侵入者の撃退を手伝ってもらうであります」
601 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/28(日) 13:12:51.03 ID:P2IGG75Q0
そういってあきつ丸は自分の帽子と上着を脱ぐとわるさめに渡す

わるさめ「コレハ?」

あきつ丸「そのままの恰好でいては先ほど同様に勘違いを生むでありますからこれを着ていくといいであります」

わるさめは礼を言うとそれを着る

あきつ丸「艤装についての処分はあとで判断するつもりでありますが…もし、この騒動に紛れて艤装を外されてしまったら隠し持っていたことは証明できないでありますなー」

後半がだいぶ棒読みになっていたことに少し可笑しさを覚ええしまうが、あきつ丸は今回の件については目をつぶるつもりらしい

あきつ丸「まぁ何か事情を知っている様子だったエリアルベース殿には後でしっかりとお話をするつもりではありますが…」

迷惑をかけてしまうことになったエリアルベースに対し心の中で謝罪をしつつわるさめはPALと共にディゴン撃退に向かった
602 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/28(日) 13:30:43.19 ID:P2IGG75Q0
ラバウル沖、艦内

男提督「二人ともどけ!」

弾薬庫まで向かうため走りだそうとした秋月達の後ろからいきなり男提督の声が聞こえる

秋月「男提督!」

振り返ると、大量の荷物が乗った台車を全力で押している男提督がこっちに向かっているのが見え、二人は通路の端によって避ける

男提督「オラよっと」

ガシャーン ジャラジャラジャラ

男提督はそのままの勢いで台車をディゴンに衝突させ、衝突させられたディゴンは後ろにいたほかのディゴンたちまで巻き込んで倒れこむ
603 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/28(日) 13:47:35.68 ID:P2IGG75Q0
「キィシャァ!」

数匹ビスマルクたちから引きはがすことこそできたがディゴン達を倒したわけではなくすぐに向かってくる

ビスマルク「なにやってるのよ早く逃げなさいよ」

男提督「いやもう逃げる必要はないぜ」

倒れた台車に乗っていた荷物の一つを秋月に投げる

男提督「俺ができるのはここまでだ後は頼んだ」

投げられたものを受け取ると礼をいうのも後回しにして艤装にそれを装填してディゴンたちを次々と撃っていく

男提督「さっすが」

十数秒のうちに秋月はビスマルクたちや男提督を巻き込むことなく的確にディゴンのみを一掃した
604 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/28(日) 13:59:27.54 ID:P2IGG75Q0
提督「加賀、ビスマルク大丈夫か」

ビスマルク「えぇ、加賀も台車の車輪に足の指を轢かれたこと以外は大丈夫そうよ」

足をおさえて涙目でうずくまっている加賀はなかなかのレアシーンであったが、すぐに痛みは引いたようで今は男提督をにらんでいる

男提督「いや、しょうがないだろ」

男提督が持ってきた弾薬の量は満杯までは言っていなかったため全員で弾薬庫まで行きあたらめて弾薬を補充している

秋月「…弾薬を取りに行っていたんですね」

男提督「弾薬が足りなくなるのは目に見えてたからな」

秋月「さっきは…」
605 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/28(日) 14:11:40.76 ID:P2IGG75Q0
先ほど男提督と別れた時のことを謝ろうとしたとき艦が大きく揺れる

男提督「大丈夫か?」

秋月「は、はい」

大丈夫ですという前にさらに艦が何度も大きく揺れる

提督「どうやら外から攻撃を受けているみたいだな」

ディゴンたちが直接、艦を破壊するとは思えないためおそらくラバウルにいる深海棲艦が近づき攻撃してきたのだろう

提督「皆、この艦を出るぞ」

一同「了解」
606 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/28(日) 14:21:56.39 ID:P2IGG75Q0
弾薬は十分にあるため現れるディゴンをすべて撃ち倒しながら一気にに甲板まで向かっていく

男提督「くそ、すでに敵艦載機に取り囲まれてる」

出口からそとの様子をうかがうと獲物を狙う鳥の様に上空に深海棲艦の艦載機が数十機旋回しており、このまま甲板出ればハチの巣にされるだろう

ビスマルク「あら、これぐらいなら問題ないわよ」

加賀「秋月、行くわよ」

秋月「ハイ!」

そういうとまず秋月が甲板に飛び出すと的確に敵戦闘機を撃ち抜く、それと同時に加賀も甲板に出て艦載機を発艦させる
当然、敵の攻撃機が加賀を狙うがそれも次々と秋月が撃ち落とす
607 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/28(日) 14:42:53.42 ID:zz7iDwdd0
艦載機を発艦しきった後は加賀の戦闘機が残りの敵艦載機を撃ち落とし制空権を確保した

男提督「…いや、嘘だろ」

提督「急げ、今のうちに降りるぞ」

加賀「いえ、それは待ったほうがいいわ」

甲板に出てきた提督たちも加賀が見ている方を見て見ると、そこにはこちらに向かっている深海棲艦の艦隊がいた

男提督「南方棲戦姫…」

秋月「敵は南方棲戦姫一隻、空母ヲ級flagship一隻、戦艦ル級flagship一隻、重巡リ級flagship二隻、軽母ヌ級elit一隻です」

↓2、どうする
1、提督たちを艦に残し戦う
2、提督たちをつれ撤退

アートデッセイ達のHP◆◆◆
提督達のHP◆◆◆
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/28(日) 14:45:06.10 ID:zQz7UPmTO
1
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/28(日) 14:45:16.13 ID:OqwEkAfOO
610 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/28(日) 15:57:20.79 ID:zz7iDwdd0
提督「艦内の敵も全部片付けられたわけじゃないし敵も強力だ、ここは撤退しよう」

ビスマルク「どうやって、ボートを曳航してたら追いつかれるわよ」





男提督「こうなるわけか」

男提督を秋月が、提督をビスマルクが抱きかかえた状態で海上を進んでいる

ビスマルク「加賀後ろは任せたわよ」

加賀「わかってるわ」

幸い全員航行速度が速いため敵の射程距離内には入ることはないが、敵艦載機に対してはそうはいかない、そのため追いついてきた敵艦載機を加賀の艦載機が撃ち落としていく
611 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/28(日) 16:07:57.62 ID:zz7iDwdd0
加賀(数か多い…しかし)

ヲ級とヌ級の艦載機の数は加賀の戦闘機だけでは流石に手に余っていた

加賀「一航戦の力見せてあげるわ」

数で劣っていてもそこは練度で補って敵艦載機を落としていく

提督「このまま、あきらめてくれるといいんだが…」

一方、攻めあぐねているはずの南方棲戦姫は余裕の笑みを浮かべていた
ーーーーーーーーーーーーーーーー
海上

アートデッセイ「青葉さん、しっかり」

青葉「うぅ…」
612 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/28(日) 16:15:51.38 ID:zz7iDwdd0
レイキュバスの火炎弾によってやけどを負った青葉を氷上に引き上げる

青葉「青葉はまだ…戦え、ます」

アートデッセイ「これを着てください、寒さがマシになるはずッスから」

そういって着ていた上着を渡す


↓2、アートデッセイはどうする
1、二人でレイキュバスの頭部に集中して攻撃する
2、青葉をおいてレイキュバスを引き付ける
3、艦載機を発艦(種類と数を指定)

アートデッセイ達のHP◆◆◆
提督達のHP◆◆◆

搭載数
ガッツウイング1号×5
ガッツウイング2号×3
ドルファー202×3
スノーホワイト(発艦済み)
XIGファイターSS×1
クリムゾンドラゴン×2
ブルートルネード×1
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/28(日) 16:19:14.70 ID:xqrHnsuRO
2
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/28(日) 16:19:28.12 ID:MiwKReCgO
3ガッツウイング1号と2号を合わせて8個全部発艦させる
615 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/28(日) 17:10:47.13 ID:zz7iDwdd0
青葉「ハァ…ハァ…」

アートデッセイ(青葉さんもキツそうッスね)

アートデッセイ「ガッツウイング1号、2号全機発艦! あの怪獣に集中攻撃」

ガッツウイング1号がニードルによってレイキュバスの動きを抑え、2号がデキサスビームを発射する

レイキュバス「キィイ…」

三機のガッツウイング2号のデキサスビームを喰らってもレイキュバスは大した反応を見せない

アートデッセイ(やっぱりあの堅い甲殻を貫くにはデラック砲以上の威力が必要ッスね)

アートデッセイ「青葉さん、ここは任せて隠れていてください」
616 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/28(日) 17:18:08.03 ID:zz7iDwdd0
青葉「すいません…」

アートデッセイはU-511がクラーコフを救い出すまで持たないと判断し、艦載機によって撃破する方法を考えはじめる

アートデッセイ「1号は編隊を組んで2号機を援護、2号機は頭部や関節など装甲が弱そうなところを集中的に攻撃してほしいッス」

ガッツウイングによって、ダメージこそ負っていないもののレイキュバスを翻弄する

無線(南提督)<うるさい蠅にかまうなレイキュバス、本体を狙いなさい>

スヒュームの命令にレイキュバスは攻撃してくるガッツウイングを無視してアートデッセイのほうへと向かっていく

アートデッセイ「やっぱり頭があるとそう簡単にはいかないッスね」


↓2、アートデッセイはどうする
1、青葉を巻き込まないため回避専念で移動
2、青葉を巻き込まないために移動後ハイパーガンで攻撃
3、さらに艦載機を発艦(1種類のみ)

アートデッセイ達のHP◆◆◆
提督達のHP◆◆◆

搭載数
ガッツウイング1号(全機発艦済み)
ガッツウイング2号(全機発艦済み)
ドルファー202×3(氷上のため発艦不可)
スノーホワイト(発艦済み)
XIGファイターSS×1
クリムゾンドラゴン×2
ブルートルネード×1
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/28(日) 17:34:52.69 ID:IRy5moF4O
1
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/28(日) 17:35:03.14 ID:kqCoNCslO
619 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/28(日) 18:43:56.43 ID:zz7iDwdd0
アートデッセイ「こっちッスよ」

このままレイキュバスが向かってくると青葉まで巻き込まれるため青葉から離れハイパーガンを撃つ

バシュ バシュ

レイキュバスは容赦なく火炎弾を何発もアートデッセイに対して撃つ

アートデッセイ「っ…っ、危ない危ない…」

「キィィ」

青葉「ユーさん、まだなんですか?」

クラーコフを助けに行っているはずのU-511に通信をいれる

無線(U511)<…ごめんなさい、捕まってる艦娘を助けるのはできそうにないです>
620 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/28(日) 18:55:57.86 ID:zz7iDwdd0
青葉「そんな」

無線(U511)<…でも攻撃をすればアートデッセイさんへの妨害が止まるはず、これから攻撃するから後はお願いします>

アートデッセイ「!? ユーちゃん待って!」

「キィィ」

レイキュバスはU-511の通信に気を取られたアートデッセイに攻撃をする
アートデッセイは先ほど同様に火炎弾が飛んでくるものと思い避けるが、仕掛けてきたのは火炎弾より攻撃範囲の広い冷凍ガスであり避けきれず右足が凍り付く

アートデッセイ「うっ、くっ…」

海中

無線から青葉の叫び声が聞こえる、雑音が多すぎるため何と言っているかわからないがピンチなのだろう

U511(迷ってる暇はない)

U511「ユーいきます」

↓2、U-511の攻撃
1、クラーコフを離さすことに重点をおき捕まえている触手を攻撃
2、スヒュームにダメージを与えることに重点をおき胴体部を攻撃
3、ありったけの魚雷をスヒュームの体全体に打ち込む

アートデッセイ達のHP◆
提督達のHP◆◆◆
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/28(日) 18:58:59.44 ID:fQNHcc7NO
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/28(日) 18:59:07.75 ID:of1+0c1VO
623 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/28(日) 20:46:00.99 ID:zz7iDwdd0
U511「全門発射!」

U-511は装備した魚雷22本すべてをスヒュームに発射する、対象が大きいためすべて命中する

スヒューム「無駄なことを」

だが、狙い通りクラーコフの拘束が緩みそれを確認したU-511は触手のなかからクラーコフを抜き出す

ヒュッ

U511「!?」

スヒュームの巨大な触手が振るわれる、それは水中とは思えないほどの速さでU-511を叩く

U511(あの艦娘さんは…)

自分がどうなったのかもよくわからないU-511はただ離してしまったクラーコフのことだけを考えていたが、すぐに体中に痛みが走る
624 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/28(日) 21:05:58.55 ID:NPvwtv/90
U511「痛い…」

次の行動を考える間もなくスヒュームの触手の一つが巻き付き締め上げる

U511「うっ…あぁあぁあぁぁ…」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ラバウル沖、海上

提督(おかしい、本気で追いかけてきてる感じもなければあきらめる様子もない…)

加賀の活躍により順調に逃げられているのにも関わらず、南方棲戦姫達が追跡をやめないことに提督は疑問を覚える

提督(なにかあるのか)

周りと見渡すが何も見当たらない、しかし、海上を移動しながらであったため提督は気が付かなかったが海上に潜水艦が潜んでいるときに発生する気泡が出ていた
625 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/28(日) 21:19:51.00 ID:NPvwtv/90
ドォン

秋月・ビスマルク「「加賀」さん!」

結果として魚雷が当たるまで誰もその存在を気づけなかった

秋月「そこね」

魚雷が来た方向から潜水艦の居場所を割り出し反撃、撃沈させる

加賀「大丈夫です…ですが」

航行に問題が出るほどのダメージではなかったが飛行甲板が破損、弓も壊れてしまい、これ以上の航空戦は不可能であった

加賀「すみません」

提督「いやよくやってくれた」

加賀が戦闘不能になった以上、次の手を考えなくてはいけない

↓2、どうする
1、男提督を秋月から加賀に移し撤退を続ける
2、提督をビスマルクから加賀に移し撤退を続ける
3、提督たちを海上に下し、正面から戦闘開始

アートデッセイ達のHP
提督達のHP◆◆
626 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/08/28(日) 22:41:35.47 ID:zz7iDwdd0
流石に1時間以上たっているので直下で
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/28(日) 22:49:20.71 ID:oSSB6lCDO
628 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/29(月) 02:00:09.27 ID:8IJE7z/M0
提督「秋月、加賀と変わってくれ」

秋月「わかりました」

提督「皆気を付けてくれ」

撤退しながらの対空砲撃では全機落とすのは不可能だろう、その点は全員わかっているのでより一層上空からの攻撃を警戒する

無線(阿武隈)<皆さんちょっと待ってください!>

男提督「阿武隈、どこにいる?」

無線(阿武隈)<提督たちよりも少し沖に出たところを平衡に走ってます、それより行くなら行くって連絡くださいよ! 気づくのが遅かったら置いてかれるところだったじゃない!!>

沖のほうをみると遠くにポツンと海上を航行している人影が見えた
629 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/29(月) 02:06:20.65 ID:8IJE7z/M0
男提督「そんなことより、敵艦隊は捕捉できてるか?」

阿武隈はそんなことと一蹴され不機嫌な様子で捕捉できていることを伝える

男提督「よし、それじゃアイツらに魚雷をお見舞いしてやれ」

ビスマルク「ちょっとあんなに離れたところからあたるの?」

男提督「さっきの対空射撃や艦載機の運用能力にはこっちが驚かされたが、こっちだって前線を張ってた艦娘なんだぜ、というわけで外して恥かくなよ」

無線(阿武隈)<ちょっ、そんな勝手なこ<ピッ>

命令だけして文句は言い切らせずに無線を切ってしまい、遠くからバカ提督ーと叫び声が聞こえてくるが男提督はどこ吹く風といった表情をしていた
630 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/08/29(月) 02:10:03.25 ID:8IJE7z/M0
今日はここまでです(一旦寝落ちしてました)

台風の影響で予定がキャンセルになったので明日(今日)、明後日(明日)も投稿するつもりです
あと数安価でこの戦闘は終わるのでそこまで今月中に行っちゃいたいなとおもってます

イベントは速吸もほかの未所持艦も手に入り無事終わりましたーやったぜ
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/29(月) 02:55:28.83 ID:zEBPDSCSO
おつ
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/08/29(月) 11:00:38.34 ID:h9Rnwats0
2062 未来人 嘘 震災詐欺 指名手配 爆弾所持 連続殺人 不審者 遅漏 押し売り 著作権侵害
デジタルナレッジ 捏造 嘘 著作権侵害 ストーカー 放火魔 詐欺師 違法 公文書偽造罪
永山崇 恐喝 ナイフ所持 ヤクザ 人身売買 セクハラ 偽計業務妨害 中卒 置石
2062 未来人 詐欺 罪状 マラ クズ 万引き 創価学会 保健室登校 ろりこん
永山崇 禁錮 元公安 前科持ち ひかりの輪 整形 知的障害 我慢汁 執行猶予
デジタルナレッジ やり捨て パワハラ 覚醒剤 短小 ウジ虫 MDMA 汁男優 中国マフィア
2062 未来人 嘘 通貨偽造罪 詐欺 コーラン燃やし 未成年喫煙 マネーロンダリング 革マル 留置場
デジタルナレッジ 実行犯 暴行罪 有印私文書偽造罪 強盗罪 真珠様陰茎小丘疹 器物損壊罪 サリン ウィルス
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永山崇 助平 通り魔 脱糞 猿顔 異常性癖 ワキガ 尖圭コンジローマ 窃盗

633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/29(月) 12:51:10.89 ID:VXqpPV8sO
乙です
634 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/29(月) 14:41:15.55 ID:8IJE7z/M0
男提督以外があきれ顔をしているなか後方で爆発音がなる

秋月「ヲ級とヌ級が中破しました!」

提督たちは戦艦の砲撃が届かない距離の相手(しかも狙ったかは知らないが空母のみ)に魚雷を当てたことに驚いていた

秋月「南方棲戦姫が単艦で向かってきます」

敵もこのままでは逃げられてしまうと考えたのであろう、全速力で距離を詰めてくる

ビスマルク「このままじゃ追いつかれるわね、どうする応戦する?」

提督「そうしたらすぐにほかの敵艦も追いついてくる、秋月とビスマルクは交代して狙いは甘くてもいいから射程に入ったら砲撃して少しでも進行を遅らせてくれ」

ビスマルク「了解」
635 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/29(月) 14:58:32.25 ID:8IJE7z/M0
海上

無線(U511)<うっ…あぁあぁあぁぁ…>

アートデッセイ「ユーちゃん、ユーちゃん!」

U-511に呼びかけるアートデッセイに対してレイキュバスが大きな鋏を振り上げる

青葉「アートデッ」

ドスン

名前を呼びきる前に鋏は叩きつけられた

青葉「そんな…」
636 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/29(月) 15:18:24.85 ID:8IJE7z/M0
ドゴォオオン

レイキュバス「キィイィイィ…」

レイキュバスは叩きつけていた鋏が木っ端みじんに吹き飛び倒れる、そのあとにはデラック砲を構えたアートデッセイが立っていた

アートデッセイ「ユーちゃん、応答してくださいッス」

無線からは何も応答がなく、アートデッセイは急いで海に向かっていく

青葉「待っていください、そんなボロボロな状態で…足も凍ったままじゃないですか」

アートデッセイ「そんなこと言ってらんないッスよ」
637 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/29(月) 15:19:00.49 ID:8IJE7z/M0
レイキュバス「キィイイイ!」

倒れていたレイキュバスは死んではおらず起き上がりアートデッセイに対して火炎弾を撃ちだす

アートデッセイ「邪魔なんッスよ!!」

↓2、アートデッセイは
1、回避してデラック砲
2、火炎弾ごとマキシマ砲で撃ち返す

アートデッセイ達のHP
提督達のHP◆◆
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/29(月) 16:17:34.97 ID:6l6p7ZuSO
ksk
639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/29(月) 16:17:45.59 ID:b91tKYF6O
640 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/29(月) 17:26:30.87 ID:8IJE7z/M0
アートデッセイ「マキシマ砲発射!!」

レイキュバス「キィイ!」

ドドドゴォオオン

マキシマ砲を発射し飛んできた火炎弾ごとレイキュバスを撃ち抜きレイキュバスは爆散する
アートデッセイはそんなレイキュバスに目もくれず海中へと飛び出そうとすると乗っている氷塊が大きく揺れる

青葉「わわっ、何が!?」

アートデッセイ「海中で大きな爆発がおきたんッスよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
時は少し戻り、海中

U511(く、苦しい…)
641 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/29(月) 17:44:41.91 ID:8IJE7z/M0
U-511をつかんだスヒュームはそのまま締め付けを強くしていく、振りほどこうと力を入れて触手はびくともしない

ググググ

U511「!!?」

強い締め付けに艤装は壊れ、潜水能力も落ちてしまい一気に酸素不足の苦しみもこみ上げる

スヒューム「レイキュバスが倒されたようですね…問題はありませんがあなたにはこのまま死んでもらいましょう」

デュン

U-511を一気に握りつぶそうと触手に力をこめる直前にビームによってその触手が切断される

U511(何が…)

攻撃が来た方向を見ると助け出した艦娘が目を覚ましていた
642 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/29(月) 17:58:21.11 ID:8IJE7z/M0
クラーコフ「散々…好き勝手に…」

しかし様子はふらふらとしており言葉も途切れ途切れになってしまっていてとても戦えるようには見えない

スヒューム「目を覚ますとは…」

U-511を後回しにし先にクラーコフを拘束しようとするが、クラーコフはエンジンを全開にして触手の合間を通り一気にスヒュームに近づく

クラーコフ「追尾ミサイル全弾発射!」

次の瞬間、先ほどのU-511の攻撃と数十倍の大爆発が起こる

スヒューム「くっ…」

スヒュームはそれに耐えきれずに海上へと逃げる、一方、クラーコフ自身もその衝撃に耐えられず再度意識を失い深海へと落ちてゆく
643 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/29(月) 18:28:55.29 ID:P3xeR2bl0
U511(助けて…浮上…しない……と)

助けようとするも酸素、体力共に限界のU-511も意識を失いそのままクラーコフの後を追うように落ちていった
ーーーーーーーーーーーーーーーー
海上、提督たち

ビスマルク「砲弾が二発飛んでくるわ、二時の方向へ避けて」

方向を変えるとすぐ左の海上に砲弾が着弾する

提督(まずいな、少しずつ狙いが正確になってきてる)

負けじとビスマルクも砲撃するが、南方棲戦姫も回避する

ビスマルク「次、六発来るわ、11時の方向へ」
644 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/29(月) 19:00:58.86 ID:P3xeR2bl0
ビスマルク(避けきれない)

このままでは秋月が被弾してしまうためビスマルクが秋月の前に出てかばう

秋月「ビスマルクさん」

ビスマルク「大丈夫、まだ小破レベル」

秋月「違います、上!」

そういわれ上を見ると敵艦載機が今まさにビスマルクを爆撃しようとしているところであった


ビスマルク「しまっ」

ドォオオン
645 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/29(月) 19:27:11.62 ID:P3xeR2bl0
爆弾が投下される前に艦載機は提督たちの前方から発射されたビームにより撃ち落とされる

ビスマルク「今のは」

秋月「アートデッセイさんの艦載機です」

前方を見るとガッツウイングスノーホワイトがこちらに向かって飛んできており、そのまま提督たちの頭上を越え南方棲戦姫へと向かっていきハイパワーニードルを発射する

南方棲戦姫「チッ…」

撃ち落とそうと砲撃するもスノーホワイトは優々と回避し、逆に攻撃を当てていく

ビスマルク「南方棲戦姫が止まったわ」

提督「よし、阿武隈と合流してアートデッセイたちのところへ向かおう」
646 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/29(月) 21:34:38.26 ID:8IJE7z/M0
氷上

水中の爆発から少しして海中に何かが上がってくる影が移る

アートデッセイ「青葉さん、何か来ます」

ザッパーン

青葉「あれは」

アートデッセイ「ユーちゃん! それにクラーコフも」

上がってきたのは左右のマニピュレーターでそれぞれU-511とクラーコフをつかんだ、先ほどU-511を案内した潜水艦の艦載機、ガッツマリンであった

無線(南提督)<勝ったと思うのはまだ早いですよ>
647 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/29(月) 21:45:40.27 ID:8IJE7z/M0
海中からスヒュームが上がってくるとそのあとを追うように先ほどより二回りほど小さいレイキュバスが数体上がってくる

無線(南提督)<こいつらはあくまで繁殖用に連れてきた固体ですが、貴方がたを仕留めるぐらいはできるでしょう>

アートデッセイ「ちょうどいいッス、ここでまとめて片付けてやるッスよ」

アートデッセイ(不味いッスね…)

U-511やクラーコフはまだ気を失っているし、青葉もアートデッセイ同様に疲労やダメージを負っている

青葉「大丈夫ですか?」

アートデッセイ「ぶっちゃけそんなに大丈夫じゃ無いッスね」

↓2、アートデッセイはどうする
1、リスク承知で二回目のマキシマ砲
2、デラック砲とデキサスビームの一斉砲火

アートデッセイ達のHP
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/29(月) 22:54:03.65 ID:cZ4cIdIBO
1
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/29(月) 22:54:13.13 ID:dVJw5ellO
650 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/08/29(月) 22:54:22.36 ID:8IJE7z/M0
昨日同様、加速させていただきます
651 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/29(月) 23:33:37.24 ID:8IJE7z/M0
アートデッセイ「でもユーちゃんもここまで頑張ってくれたんッスから」

デラック砲をかまえ、ガッツウイング2号機を並べる

アートデッセイ「やってやりますよ!」

ゴオオオオオン

たった三機と一隻の攻撃であるが、大爆発をおこし分厚い氷の大地を割る

青葉(凄い…)

「キィイイ」

レイキュバスのうち一体の甲殻にヒビが入り、もう一体の鋏がなくなっているが仕留められたものがいない

アートデッセイ「ちっさくても硬さはそのままッスか」
652 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/29(月) 23:44:41.79 ID:8IJE7z/M0
バシュ バシュ バシュ

反撃というかのように三体のレイキュバスが火炎弾を撃ち、それによってウイングを二機が落とされ、アートデッセイも巻き込まれる

アートデッセイ「ハァ…ゴホゴホ…」

青葉「アートデッセイさん撤退しましょう、もう無理です」

アートデッセイ「二人を…運んで逃げる…ハァハァ…のは難しいッスよ」

アートデッセイ「だから、何が何でも倒して見せます!」

デラック砲をかまえ、マキシマオーバードライブを接続、マキシマ砲の準備をする

ジュウウウウウ

アートデッセイ「っ」
653 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/29(月) 23:58:39.94 ID:8IJE7z/M0
艤装がオーバーヒートを起こし、触れている部分の皮膚を焼いていく

青葉「なにしてるんですか!」

アートデッセイ「離れてください、何が起こるかわからないッスから」

アートデッセイ(この一発撃つまではもってくださいッスよ)

アートデッセイ「マキシマ砲はっ」

ドゴォオオオオオオオオン

青葉「なっ」

まさにアートデッセイがマキシマ砲を撃とうとした瞬間、後ろからマキシマ砲よりも強力なビームがレイキュバスに放たれた

「キィイィィィ……」
654 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/30(火) 00:00:26.41 ID:Rm7JveiS0
レイキュバスたちはスヒュームもろともその光に飲み込まれボロボロと跡形もなく崩れ去ってしまった

青葉「一体なにが…」

アートデッセイ「これは…ネオマキシマ砲?」

二人は後ろを振り返るとそこには一人の艦娘が立っていた

「初めまして、本部所属のTPC製三番艦、プロメテウスです」
655 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/30(火) 00:01:52.47 ID:ttVZcRDnO
おお生き残ったかヒヤヒヤしたわ
656 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/30(火) 00:02:14.62 ID:Rm7JveiS0
戦闘終了

味方
アートデッセイ、大破
青葉、大破
U-511、大破

ビスマルク、小破
加賀、中破
秋月、小破未満
阿武隈、無傷

防衛鎮守府
施設の一部が破壊
人的被害、一般人ゼロ、艦娘負傷者多数・死亡者ゼロ

ラバウル、壊滅


スヒューム、レイキュバス、ディゴン、全滅

…勝利S、ドロップ:クラーコフNF-3000
657 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/30(火) 00:09:14.42 ID:Rm7JveiS0
今日はここまでです、ゲランダは犠牲になりましたTPCの巨大メカがそろいましたやったね
クラーコフやプロメテウスについての設定安価をどこに挟むか決めかねてますが、とりあえずエピローグの開始です

↓2どこの様子をみる?
今回登場した艦娘、人物の中から
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/30(火) 00:12:10.59 ID:G0/Mxn06O
アートデッセイ
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/30(火) 00:12:17.23 ID:qR9FD7fKO
わるさめ
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/30(火) 00:16:50.57 ID:M8fU5ysuo

無事に終わってなによりだな
秋月、照月、男提督の問題はエピローグで解決するのかしら
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/30(火) 00:18:26.82 ID:L7DtHmaIO
おつおつ
結構ギリギリだったけどどっかで選択肢ミスってたら死んでたとかあったのかな?
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/30(火) 00:30:52.17 ID:qjmdYvOuo
乙です
663 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/08/30(火) 00:41:32.86 ID:Rm7JveiS0
>>660
そこらへんの話は最初は今回の途中に挟むつもりでしたが本筋とは関係ないプラス長いのでカット、別の回、ってかガゾートの時に持ち越しにしました
なので今回のエピローグの安価で照月を選んでも対した内容はありません

>>661
轟沈の仕様は今まで通りです、HPゼロ以降の安価で今回選んだのと別のを選んでいたらU-511&クラーコフかアートデッセイが沈んでいました
664 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/30(火) 22:44:31.81 ID:Rm7JveiS0
防衛鎮守府、港

ディゴンたちを殲滅してから数時間後、日が落ちても鎮守府はまだ被害状況の確認などであわただしい状況が続いていた

わるさめ「…」

現在、倉庫内も滅茶苦茶にされているためとりあえず近くに艤装だけおいて港に来ていた

「これは、どこに運んだらいいですか」

「向こうのトラックはいっぱいだから一旦、駐車場横の建物に運んでくれ」

事態の収拾のためわるさめのことを知らない艦娘、軍関係者も多く出入りしているため、なるべく目立たないようにしていた

あきつ丸「ここにいたのでありますね、探したでありますよ」
665 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/30(火) 22:48:38.69 ID:Rm7JveiS0
わるさめ「ゴメンナサイ、何処二居レバ良イノカワカラナカッタノデ」

あきつ丸「別に責めているわけではないでありますよ」

そういってわるさめの横に立つ

あきつ丸「…さっき助けた二人からありがとうございますって伝えてと頼まれたであります」

作業をしている人達に視線を向けたままそう伝えるとわるさめは驚く
なんでも、エリアルベースは結局避難させる途中に質問攻めにあい上手くごまかせず喋ってしまったらしい

あきつ丸「それも含めて罰としてエリアルベース殿だけこの件の後始末の作業に参加しているでありますよ」

よく見ると瓦礫やディゴンの死体をエリアルベースの艦載機が運んでいた
666 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/30(火) 23:03:23.84 ID:Rm7JveiS0
わるさめ「エリアルベースサン、迷惑カケテゴメンナサイ」

あきつ丸「…」

わるさめ「…ナニカ?」

あきつ丸「…なんでもないであります、流石にその服は大きかったでありますな」

わるさめ「エ? 確カニソウデスネ」

背丈もそうだが、体型…というかはっきり言ってしまえば胸のサイズが大きく違うため、まさにブカブカという表現がぴったりの姿であり、実は深海棲艦とはバレてはいないが結構目立っていたりもする

あきつ丸「そうそう、倉庫もボロボロになってしまったので鎮守府に移るまでわるさめ殿は自分と武蔵殿の部屋にお世話になることになったであります」

わるさめはあきつ丸が自分の名前を呼んだことに内心驚きつつ少しうれしそうに返事をした

↓2どこの様子をみる?
今回登場した艦娘、人物の中から
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/30(火) 23:04:42.61 ID:v7nWqijJO
阿武隈
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/30(火) 23:04:48.58 ID:mHpl9gGWO
秋月
669 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/08/31(水) 00:24:12.58 ID:pfxBBaOZ0
今日はここまでで

選ばれて考えながらだと1日1人ぐらいのペースになりそうなのでもう先にもう一人分安価をとってしまいます
ちなみに明日は投稿できない可能性大です

直下、今回登場した艦娘、人物の中から
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/31(水) 00:38:23.65 ID:ohGj/F/cO
春雨
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/31(水) 00:51:39.62 ID:XF/9LFzSO
アートデッセイ
672 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/05(月) 23:07:43.56 ID:wtPBSIkD0
入渠ドック

提督達が防衛鎮守府に帰還後、怪我の酷いアートデッセイ達と仁淀は医務室に、それ以外は怪我を負ってない阿武隈以外は入渠していた

秋月「アートデッセイさん達やこっちのほうも大変だったようですね」

ビスマルク「そうね…でも、アートデッセイの奴、ユー一人に海中の相手を任すなんて」

合流してからアートデッセイ達の戦闘の状況を聞いたビスマルクはスヒューム相手にU-511一人で向かわせたことに対してアートデッセイに食って掛かったいた

秋月「…」

秋月はビスマルクの愚痴に対して発言に同意するわけでもアートデッセイのフォローをするわけでもなく沈黙してしまう

加賀「…あの状況ではそうするしかなかったのだから仕方のないことでしょ」
673 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/05(月) 23:10:09.14 ID:wtPBSIkD0
ビスマルク「それはわかってるけど、一歩間違えればユーは沈んでたのよ」

ビスマルク自身アートデッセイに対して本気で怒っているわけではなくどちらかといえば愚痴に近いがその言葉に対し秋月の表情が曇る

加賀「ビスマルクさん」

ビスマルク「へ?」

それに気づいていないビスマルクの名前を呼び睨むとビスマルクも秋月の様子に気が付いて慌てたようにフォローを入れる

ビスマルク「いや、秋月、別にあの時に私たちを置いてく選択をしたのは痛ッ!」

あまりにドストレート過ぎるビスマルクを加賀が肘で叩く

加賀「あの時はほとんどほかの選択肢がなかった、それに今回は普段とは大きく違う状況だったけど、戦場では非情な選択をしなければいけない場面はあるわ」
674 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/05(月) 23:13:36.16 ID:wtPBSIkD0
ビスマルク「そうそう、結局皆無事だったんだしそれでいいじゃない」

秋月「…確かに結果はみんな助かりました…でも、あの時、男提督さんが来てなければお二人がどうなっていたか」

ビスマルク「そんなもしもの話をしてもしかたがないわ、それに秋月が機関室に来てくれたからあそこまでたどりつけたのよ」

秋月「…」

その言葉に余計に秋月の表情が曇り、加賀とビスマルクが怪訝な顔をする

秋月「皆さんと合流するために男提督さんと別れることにした時、皆さんのことを考えてそうした自信がないんです」

ビスマルク「どういうこと?」

秋月「あの時、というかその前に男提督さんと色々ありまして、皆さんを助けるためというより男提督さんの判断に逆らっただけなのかなって」
675 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/05(月) 23:21:59.29 ID:wtPBSIkD0
加賀「何時如何なる時でも冷静でいなければならないそれは艦娘として当然のことよ」

秋月「はい」

加賀「結果としてそれで助かったのだから言えたことではないけど確かに感心はしないわね」

秋月「はい…、入渠が終わったので先に失礼します」

加賀にはっきりと言われさらに落ち込んだ様子で、ドックからでようとする

加賀「でも、五航戦の妹の方や金剛さんをはじめとして感情で動く艦娘も多くいるわ」

秋月「え?」

加賀「それぞれの艦娘の性格や状況に合わせ適切な指揮をとるのが司令官の仕事よ、だから貴女も提督を信頼しているなら、自分一人で考えこまずに提督に相談するといいわ」
676 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/05(月) 23:24:45.60 ID:wtPBSIkD0
秋月「はい、助言ありがとうございます」

そういって振り返り加賀に一礼するとドックから出て行った

ビスマルク「…」

加賀「なんですか」

ビスマルク「いやぁ、加賀がそんなにアトミラールのことを信頼しているとはねー」

加賀「提督の指揮官としての能力の話です」

ビスマルク「そーね、そういうことにしとくわ」
677 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/05(月) 23:29:02.28 ID:wtPBSIkD0
鍛錬場

エリアルベース「ハァ…ハァ…」

わるさめ「ナンデ、私マデ…」

鍛錬場の隅でエリアルベースとわるさめが疲労から横になっていた

武蔵「なんだ、まだそうしてたのか」

そこにシャワーで汗を流した武蔵と春雨が戻ってくる

あきつ丸とわるさめは武蔵の部屋に行ったところ、今日一日の件でへばってしまっているエリアルベースを鍛えるために鍛錬場に行くことにした武蔵達についていきそのまま一緒にトレーニングをすることになったらしく
そこにわるさめを探していた春雨が合流、先ほどまで五人でトレーニングをしていた

春雨「大丈夫二人とも、はい飲み物」

わるさめ「アリガト」
エリアルベース「ありがとうごさいます」
678 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/05(月) 23:34:42.94 ID:wtPBSIkD0
あきつ丸「心配するほどきついことはしてないでありますよ、それよりこの二人の体力のなさのほうが心配になるであります」

エリアルベース「私は、元々基地として、設計されてますから…動き回るのは、ちょっと…それに、艤装ありなら問題なく動けますし…」

武蔵「いつも艤装があるとも限らないだろ」

補足しておくと、わるさめがここまで体力がないのは捕まっている間、運動どころか自由に動き回ることすらできなかったのと、義足であることが原因である

武蔵「汗を流して来るといい」

そういわれ、二人立ち上がるとヨロヨロとシャワー室へむかっていき、そのあとをあきつ丸がついていった

武蔵「さて、戻ってくるまで片付けとくか」

春雨「はい」
679 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/05(月) 23:45:04.76 ID:wtPBSIkD0
春雨「あの、武蔵さん」

武蔵「なんだ?」

春雨「飛龍さんが言っていたんですが、自分からわるさめちゃんをあずかるって言ったそうですね」

武蔵「まぁそうだな、と言っても陸奥秘書艦が倉庫が壊れたからほかに移す必要があると言ってたから、なら引き受けようかといっただけだがな」

春雨「その…それはどうして?」

武蔵「どうして? 他に場所もなさそうだったからだが…そうか、私が自分で見張りたいから預かったと考えてるのかな」

春雨「あの、いえ、そんな…」

武蔵「別に隠さなくてもいいぞ、飛龍も色々言ってたしな」

武蔵「安心しろほんとに何か考えがあってのことじゃない、そもそもゴチャゴチャと考えるのは性に合わないからな」
680 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/05(月) 23:48:22.35 ID:wtPBSIkD0
武蔵「考えることも大切だが、目の前のことをしっかりと見ることも大切だ」

武蔵「特に大切なことほど目に見えた事実よりも在りもしないだたの想像を優先しがちになるしな…」

春雨「そうかもしれませんね…」

武蔵「そんなに深刻に考えてても仕方がないさ」

エリアルベース達が戻ってくるのを見て春雨の頭を軽く叩いたあと立ち上がる

春雨「はい」

武蔵「それじゃおやすみ」

春雨「おやすみなさい」
681 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/05(月) 23:54:45.22 ID:wtPBSIkD0
今日はここまで、夏風邪が長引いてると言っていましたがぶり返しましてここ三日間ぐらい寝込んでて投稿できませんでしたすみません

後、三人ぐらいのつもりなので一気に安価をしてしまいます(セットで書くつもりの人もいますので三人ぐらい)
逆にすでにわるさめ、秋月、春雨で出てきた人も選べます

↓2、3、4、今回登場した艦娘、人物の中から
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/06(火) 00:47:46.47 ID:ebP8TdZ7O
ksk
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/06(火) 00:47:55.41 ID:f7xtP20eO
アートデッセイ
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/06(火) 00:48:18.89 ID:HPSFe1lLO
男提督
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/06(火) 00:49:23.11 ID:5QHpvfx1O
朝潮
686 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/06(火) 23:45:44.65 ID:12w0Xz6M0
事件から次の日、明け方

医務室

既に治療を終えたアートデッセイと青葉は一般の病室に移っていた

提督「そうか、プロメテウスか…」

アートデッセイ「はい」

スヒューム達を一掃した艦娘、プロメテウス

アートデッセイ「私がマキシマ・オーバードライブを使用した巨大戦艦の試作機として作られたのに対して、その発展系であるネオマキシマを使用したプロメテウスは言わば巨大戦艦の完成形ッスから、戦ったら…」

ネオマキシマ・オーバードライブ、アートデッセイが使用しているマキシマの発展系ではあるが、性能は大きく違う

マキシマは既存のエンジンをはるかに上回る高性能エンジンであるのに対して、ネオマキシマは移動で使用すれば火星まで数十分で到達するほどの速度をほこり、兵器として使用すれば小惑星すら破壊できるほどの圧倒的な威力となる
687 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/06(火) 23:54:43.21 ID:12w0Xz6M0
提督「まず勝てないか…」

アートデッセイ「はい…」

俯いたままアートデッセイは悔しそうに返事をする

提督「なに、心配するなお前にはプロメテウスと違って艦載機が扱える、そもそも、プロメテウスは味方なんだから能力の勝ち負けは気にする必要はないだろう」

アートデッセイ「そう…ッスよね」

口では大丈夫と言っているものの提督もアートデッセイも不安が消えている様子はなかった

アートデッセイ「ユーちゃんとクラーコフのほうは?」

提督「二人とも意識を取り戻していないが、ユーについてはすぐに目を覚ますだろうって、クラーコフについては衰弱が激しいらしく命に別状はないが暫く起きないだろうって」
688 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/07(水) 00:01:54.31 ID:6QS6MXfC0
アートデッセイ「一先ず無事でよかったッス」

提督「ただ、ユーのほうは体は大丈夫なんだが、艤装のほうがボロボロらしくてな…完全な修復ができないらしい」

アートデッセイ「それって、ユーちゃんはもう艦娘としては復帰できないってことッスか?」

提督「いや、修復はできなかったがそれを基に新しい艤装を作れそうだと工廠の人が言っていたよ」

アートデッセイ「よかった〜」

提督「それじゃ、ゆっくり休んでいてくれ」

そういって提督は部屋から出ていく

アートデッセイ(クラーコフにプロメテウス…フツーに考えれば戦力が増すことを喜ぶべきなんッスけどね…)
689 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/09/07(水) 00:09:14.53 ID:6QS6MXfC0
今日はここまで、明日で視点ごとの話は終えて全体エピローグを終わらせたいです
終わったら次の話は決定済みです
タイトルは「心なき光」
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/07(水) 00:18:39.55 ID:LkTWk/h2O
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/07(水) 00:35:56.26 ID:lT1pv+iCo
乙です
692 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/08(木) 01:26:35.19 ID:odo3IXa90
防衛鎮守部、休憩室

此処に提督達が帰還したのが遅かったため、男提督と阿武隈はそのまま休憩室を借りて泊まることになったのであった

男提督「…」

阿武隈「なに見てるんですか?」

部屋に戻ってきた阿武隈が男提督が何かを見てるのを見つけ何かと覗き込むとそれは前線基地が作られる前にラバウルに召集された時に誰か(十中八九青葉)が撮った写真であった

男提督「さっき艦の調査に来てた人から渡された艦内に残ってた南提督の私物だ」

そのなかの一枚、阿武隈に追われている男提督とそれと見て苦笑している南提督とその周りにいる数人の艦娘が写った写真であった

阿武隈「…」
693 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/08(木) 01:27:07.14 ID:odo3IXa90
この写真自体は昔のものであるが、それは数週間前までの日常の光景であった

男提督「一か月前はこんなことになってるとは微塵も思わなかったのにな」

阿武隈の表情が曇るのを見て、男提督が阿武隈の頭をなでる

男提督「お前の性じゃないんだからそんな顔をすんな」

阿武隈「はい…」

男提督(普段だったら前髪がーとかいうのにコイツも結構きてるな)

スヒュームたちが使っていた艦内からは"生存者"は発見できなかった、ラバウルに関しても奪還作戦が計画されていない以上、生存者は絶望的だ

阿武隈「艦隊のみんなにもですけど、照月ちゃんや青葉さんにラバウルや南提督のことを伝えるの、気が重いです」
694 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/08(木) 01:27:54.15 ID:odo3IXa90
青葉は状況とスヒュームの発言からほとんど知っているはずだが改めて言わなければならないだろう

男提督「別にお前が言う必要はないぞ」

阿武隈「…いえ、私が言います」

男提督「そうか、じゃあこれを青葉に渡しておいてくれ」

そういうと一枚の紙と箱を阿武隈に渡す

阿武隈「これは…指輪? ケッコンカッコカリ?」

男提督「あぁ新しくできた強化システムを効果の確認もかねて前線基地の提督に早めに渡されてたんだけど…言ってなかったっけ?」

阿武隈「聞いてませんよ!」
695 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/08(木) 01:28:36.49 ID:odo3IXa90
用紙の方には南提督の名前が書かれておりあとは相手の艦娘の名前を書けばよい状態であった

阿武隈「こんなの渡しても余計につらくするだけじゃ」

男提督「それが耐えられないぐらいならやめたほうがいい」

阿武隈「そんな…」

男提督「んじゃ頼んだ」

と言って阿武隈の肩をつかんで半回転させ扉のほうにむけ押すと阿武隈はまだ不満そうにしていたがそのまま部屋を出て行った

男提督「はぁ…」

阿武隈が出て行ったのを見ると先ほどの写真の中から一枚取り出す、本部に飾ってあった掛け軸から提督達が集まって食事した写真を男提督がとったものであり、真ん中に置かれたオムライスにはケチャップでラバウルで朝食をと書かれている(写真は実際には昼食)

それを手帳に挟むと、残りを南提督の遺族に送る準備を始めた
696 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/08(木) 01:29:29.90 ID:odo3IXa90
昼、医務室

朝潮「…」ニコニコ

無言のまま笑顔でアートデッセイに向き合う

アートデッセイ「ひゃっ!! 朝潮ちゃん、やめっ〜〜〜っ!!」

朝潮「どうかしましたか?」ニコニコ

笑顔を崩さずにアートデッセイに尋ねるが手は止めない

アートデッセイ「あ、青葉しゃん」

青葉「どうぞお構いなく」パシャパシャ

同室にいる青葉に助けを求めるもそれを無視して写真を取る
697 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/08(木) 01:31:09.60 ID:odo3IXa90
青葉「それにしてもそんなに痛いんですか?」

いま朝潮はアートデッセイが昨日凍らされた足を触っており、触られるたびにアートデッセイは大きく反応する

アートデッセイ「いや、痛くはないんッスけど…正座した時の痺れのすごいのがずっと続いてる感じなんッスよ」

朝潮「アートデッセイさん、全くいつも無茶しすぎです」

アートデッセイ「でも、昨日も言ったッスけど、敵が強かったからしょうがなかったですし、それにみんな無事だったんッスから」

朝潮「無事…ですか、さっきお医者さんに聞きましたが足が中まで凍ってたらいくら艦娘といえど切断するしかなかったそうじゃないですか!」

青葉「そうだったんですか!?」

アートデッセイ「あっそれは…あはは…ひっや!? スイマセン…」

朝潮が笑ってごまかすアートデッセイの足を軽くなでる
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