【安価】赤城「間宮さん…天城姉さん)ギュッ 間宮「生きてますよ…」【艦これ×ティガ】

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798 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 01:19:28.90 ID:4pvR/Ie+0
無線(上官)<……だ>

「え?」

無線(上官)<撤退だ、全艦撤退しろ>

「ここまでやられて引き下がれるか!」

「そんなこと言ってる場合じゃない、ただアイツが素直に見逃すとは…」

大和「攻撃しつつ距離を取りましょう」

無線(上官)<ある程度距離が取れたら一斉砲撃、少しでも視界を遮ったところで三方に分かれ撤退>
799 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 01:32:25.10 ID:4pvR/Ie+0
ビスマルク「分かれてって…」

無線(上官)<固まってネオマキシマ砲を使われればお終いだ>

ビスマルク「わかったわ」

瑞鶴大鳳を除いた九隻の砲撃も時には避け、時には撃ち落としながら平然と立っていた

プロメテウス「…」
ーーーーーーーーーーーーーーー
防衛鎮守府、司令室

エリアルベースはノックをすると返事を待たずに部屋に入る
800 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 02:21:33.73 ID:4pvR/Ie+0
五十鈴「ちょっと…」

それに対して注意をしようとした五十鈴を陸奥は止めエリアルベースの前に立つ

陸奥「出撃なら認められないわよ、それに貴女だってミッドウェーまで行くには数時間はかかるでしょ」

エリアルベース「ファイターだけなら1時間…SSだけなら30分ちょっとで着きます」

陸奥「数機の艦載機だけ行かせてどうするのよ」

エリアルベース「お願いします!」

石室「…わかった、許可する」
801 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 02:23:56.85 ID:4pvR/Ie+0
陸奥「司令!」

エリアルベース「ありがとうごさいます」
ーーーーーーーーーーーーーーー


エリアルベース「ファイターSS、ピースキャリー発艦」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ミッドウェー島沖

「くそ、なんで当たらないんだよ」

プロメテウスに当たった攻撃は先ほどのファイターSSの一発のみある
802 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 02:28:26.94 ID:4pvR/Ie+0
今日はここまでです、色々あってここ数日めっちゃ不規則になりましたが明日も起きてから掃除をしつつ投稿するつもりです
学校がはじまる前にここの戦い終わらせたいんです
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/25(日) 08:11:05.35 ID:sKAqE32K0
804 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 10:11:11.37 ID:4pvR/Ie+0
本部の艦隊の旗艦が大和に視線を送ると、大和もそれに応え先ほどまでの途切れない攻撃をやめ一斉砲撃へのタイミングを合わせる

プロメテウス「…」

「全艦全砲門一斉砲火!」

ドドドドドドド…

デラック砲も含めた計9隻の一斉砲撃は全く隙間がないほどの密度、実際にいくつか砲弾同士がいくつもぶつかりながらプロメテウスに降り注ぐ

「全艦全速力で撤退」

水しぶきが上がりきる前に反転、一気に速度を上げプロメテウスから離れる
805 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 10:58:20.22 ID:n1zOYvMT0
ザァアアアアアア

「!?」

流石にあれだけの砲撃では無傷ではないはずと思って後ろを確認した艦娘の一隻は、水しぶきの中に砲撃を受ける前と一切変わらない位置に立っているプロメテウスを見た

プロメテウス「こそこそと何をするかと思ったら、目くらましからの逃走?」

キィイイイイイイイイ

プロメテウス「高々数十ノットの艦が逃げられるとでも」

アートデッセイ「えぇ思ってるッスよ!」

ネオマキシマで一気に距離を詰めようとしていたプロメテウスの目の前にガッツウイング1号三機とガッツウイング2号を二機発艦した状態のアートデッセイが立ちふさがる
806 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 11:36:20.70 ID:n1zOYvMT0
大鳳「アートデッセイさん!」

瑞鶴「あのバカ一人で…」

アートデッセイが残っていることに気づくと瑞鶴は反転し戻っていく

ビスマルク「ちょっと瑞鶴、待ちなさい!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
プロメテウス「なんです、自分が囮になって皆を助けようとでも?」

アートデッセイ「まさか、倒すつもりッスよ」

プロメテウス「一人で? さっきまでのでわからないんですか?」
807 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 11:38:54.58 ID:n1zOYvMT0
アートデッセイ「わかる? なんのことッスかね、私が分かったのはアンタが攻撃を喰らうのを怖がってるビビりだってことぐらいッスよ」

アートデッセイ「そっちこそわかってるんッスか、アンタのバルカン砲じゃ私の装甲を破れる威力は…

プロメテウス「だったらこうすればいいんでしょ」

アートデッセイ「なっ!」

プロメテウスは主砲であるネオマキシマ砲をアートデッセイに向けチャージを始める

アートデッセイ(プロメテウス自身だってチャージの時の隙はわかっているはずなのに…)

アートデッセイの作戦はプロメテウスがネオマキシマ砲を撃つときのチャージの隙を狙うことであったがまさかいきなり使うとは思わずに驚き不審に思うが深く考えている時間はない

↓2
1、デキサスビーム×2
2、通常火力一斉砲撃
3、デラック砲(マキシマ砲も可)

アートデッセイ達のHP◆◆
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/25(日) 13:01:56.66 ID:sKAqE32K0
フミィ
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/25(日) 16:22:04.89 ID:p/8ms2ZNO
810 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 21:38:07.90 ID:4pvR/Ie+0
アートデッセイ「デラック砲発射!」

十メートルも離れていない至近距離で多少の反動を覚悟でデラック砲を発射する

アートデッセイ(でもチャージ中でこの距離なら)

プロメテウスは向かってくるビームに対し手に突き出すとその前方にレンズのような透明な物体が出現、ビームはその中へ吸収すると一拍おいてアートデッセイに向けて放出される

アートデッセイ「!?」

ドォオオン

直撃直前で瑞鶴がアートデッセイの腕を引っ張り移動させる
811 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 22:01:26.95 ID:4pvR/Ie+0
瑞鶴「大丈夫!」

アートデッセイ「ちょっと…大丈夫じゃない…ッスね」

移動によって体へのダメージは大したことないが、艤装の右側が半壊していた

プロメテウス「これでわかりましたか? 何をしようと無駄なんですよ、戦闘データが完全なら相手が何者であっても決して負けること決してない」

アートデッセイ「くっ」

ドォン

ガッツハイパーガンを構えようとするがその前にガッツハイパーガンを撃ち飛ばされる
812 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 22:24:44.79 ID:4pvR/Ie+0
プロメテウス「でも、もう少し楽しめると思っていたんですがね、先輩といえば聞こえはいいですが所詮は旧式ということですかね」

アートデッセイを支えていた瑞鶴がプロメテウスをにらむ

プロメテウス「そういえば貴女、全く攻撃しないんですね」

その言葉に瑞鶴は弦の切れた弓を握りしめる

プロメテウス「出撃前の威勢はどうしたんですか?」

瑞鶴「こっのぉ!」

プロメテウスの挑発に素手で殴りかかるが簡単に腕をつかまれる
813 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 22:53:21.94 ID:4pvR/Ie+0
プロメテウス「空母も少しは期待してたんですが…少し傷つくだけで自分の身すら守れない脆弱な艦」

つかんでいるのとは逆の手で首をつかみ上げる

大和「瑞鶴さん!」

アートデッセイ達を助けるため大和、ビスマルク、大鳳が反転してこちらに向かっていた

プロメテウス「これ以上、期待できなさそうね」

瑞鶴「好き勝手いってんじゃ…ないわよ、絶対アンタの顔に一発ぶち込んでやるんだから」

ガシャン

顔にネオマキシマ砲の砲口を突き付けられ、瑞鶴は歯を噛みしめごくりと生唾を飲む
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/25(日) 22:54:42.35 ID:1HmMC2uYO
エリアルベースはよ
815 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/25(日) 23:20:46.19 ID:4pvR/Ie+0
アートデッセイ「瑞鶴さん!!」

プロメテウスはその砲口の向きを変え近づいてくる大和たちに向けチャージを開始する

瑞鶴「皆逃げて!」

プロメテウス「第一艦隊も含め十分射程範囲内ですよ」

アートデッセイ(マキシマで連れて離れる? この損傷じゃ三人も抱えられないし射程外まで逃げられる…攻撃するにもここからじゃ瑞鶴さんに)

↓2、どうする?
1、マキシマオーバードライブをフル稼働で二人を抱えて逃げる(大和、大鳳、ビスマルクの中から二人指定)
2、マキシマオーバードライブをフル稼働で三人を抱えて逃げる
3、三人とプロメテウスの間に入りマキシマ砲発射

アートデッセイ達のHP
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/25(日) 23:25:03.96 ID:2C5cvWovO
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/25(日) 23:25:12.77 ID:wNq1UMIxO
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/25(日) 23:26:48.75 ID:H0IOXByFo
ゾロ目ktkr
これで勝つる
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/25(日) 23:41:08.99 ID:Da5CyY9BO
やったぜ
820 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/26(月) 01:03:54.81 ID:kZyoOSmy0
アートデッセイ「マキシマオーバードライブ起動」

バチバチ

艤装の損傷からかマキシマオーバードライブからいくつもショートする音が聞こえるがそれを気にする余裕もなく、加速し大和たちのほうへ向かう

アートデッセイ「伏せて!」

ネオマキシマ砲のチャージ音が時限爆弾のカウントダウンの様に鳴るなか大和たちの目の前まで来るとプロメテウスのほうを振り返りデラック砲を構える

プロメテウス「ネオマキシマ砲」
アートデッセイ「マキシマ砲」

「「発射」」
821 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/26(月) 01:46:35.66 ID:kZyoOSmy0
仮設司令部

ザーーーーーーーーー

アートデッセイのマキシマ砲発射の声の後、画面が一瞬白く埋め尽くされたあと映像は途切れてしまう

上官「艦隊はどうなった!」

「通信応答ありません」

翔鶴「そんな…」

上官「なんてことだ…なんてことだ!」
822 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/26(月) 01:58:52.40 ID:kZyoOSmy0
戦闘終了

アートデッセイ、生死不明
大和、生死不明
ビスマルク、生死不明
大鳳、生死不明
瑞鶴、生死不明

プロメテウス、小破未満?

敗北E?
823 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/26(月) 01:59:29.55 ID:kZyoOSmy0
海上、ミッドウェー島周辺海域

無線<変わった様子はあるか?>

「いえ何もないわ、さっきの地響きはなんだったのかしらね」

無線<わからん、とりあえず何もなければ戻ってこい>

「わかっ…ちょっと待って」

無線<どうした?>

「あれは…艦娘?」
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/26(月) 02:01:10.46 ID:0oFN/vMlO
これはどうなったんだろう
825 :毎度轟沈判定安価をぶち壊すゾロ目 ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/09/26(月) 02:01:56.80 ID:kZyoOSmy0
今日はここまで
ちゃうねん、別にぞろ目無視ったわけじゃないねん
>>823がゾロ目によって追加されたところです

ここはティガ&ダイナで言えばクリオモス島だから…勝敗はすでに決まっているbyキサラギ博士
でも、ゾロ目でこの後のプロットを大分変更中です
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/26(月) 02:10:27.15 ID:bIWVr8XNO

どうやらどう転んでも負け確イベントだったみたいだけどゾロ目が出なかった場合轟沈も確定だったのだろうか
それとも正解選択肢を選びまくってエリアルベースの援護がくるまで耐え続けるのが正規ルートでの轟沈回避方法だったのだろうか
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/26(月) 02:34:19.66 ID:V2lJuUPh0
乙、最後のは深海生還で鹵獲されたっぽい?
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/26(月) 02:57:19.12 ID:47V2FvSFO
他所の提督と艦娘じゃね多分
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/26(月) 06:56:38.24 ID:s7ElG/LFo
乙です
830 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/09/26(月) 13:44:52.98 ID:kZyoOSmy0
次回予告アツクナレタイヨウ

再び姿を現したプロメテウス

それを軍は総力をもって迎え撃つ

そしてプロメテウスの真の姿を見せる

次回、ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち
第二章「エリアルベース敗北」
ーーーーーーーーーーーーーーー
今日の夜も投稿します
ちなみに予告とサブタイトルは列伝のオマージュですが四章構成ではなく三章構成のつもりです

>>826、基本轟沈確定はないです轟沈しやすい話はあってもあくまで安価のルート次第では助かるルートがあるようにしています
今回で言えばネオマキシマ砲発射までにHPが残っていれば…の予定でした
831 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/26(月) 23:32:38.31 ID:kZyoOSmy0
瑞鶴(眩しい…もう朝?)

目を覚ました瑞鶴は日差しから逃れるように毛布の中に潜る

瑞鶴(えぇっと今日の予定は…)

ーーーーーーーーーーーーーーー
プロメテウス「少し傷つくだけで自分の身すら守れない脆弱な艦」
ーーーーーーーーーーーーーーー

頭が働き始めた所で、ミッドウェーでのことを思い出し飛び起きる

瑞鶴「ぅ…」

起き上がったところで体に痛みが走り顔をしかめる

瑞鶴「ここは医務室よね」
832 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/26(月) 23:43:48.76 ID:kZyoOSmy0
周囲を見渡すが着替えがおいてあるだけで他に誰もおらず、瑞鶴は急いで着替えると外にでた

瑞鶴(防衛鎮守府みたいね)

廊下を歩いていくと食堂が見え、誰かに状況を確認しようと中に入る

瑞鶴「誰もいない…」

食堂に誰もいないなど言うことは何処の鎮守府でも滅多にない

瑞鶴(そういえば、廊下でも誰の声も聞こえなかった…)

瑞鶴「誰かいませんかー、誰かいませんかー!」

二回大きく叫ぶが誰の返事も聞こえない
833 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/26(月) 23:52:00.46 ID:kZyoOSmy0
男提督「司令室にいる数人以外出払ってるぞ」

瑞鶴「きゃ!」

誰からの返事も聞こえず若干不安になっていたところに後ろからいきなり声をかけられ思わず声を上げる

瑞鶴「男提督さんか、驚かせないでよ」

男提督はごめんごめんと悪びれる様子もなく謝る

瑞鶴「それより、皆は? プロメテウスはどうなったの!?」

男提督「落ち着け、それはこっちが聞きたいぐらいなんだが…まぁいい説明してやる」

男提督によると、プロメテウスとアートデッセイが主砲を撃ちあって映像と通信が途切れてから10分後エリアルベースの艦載機がミッドウェー島沖まで到着、瑞鶴を発見
その後、瑞鶴を救出するためエリアルベースが単艦で出撃、周辺を多少捜索したが誰も見つからず仕方がなく帰還、すでにプロメテウスと戦ってから丸1日たっているそうだ
834 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/27(火) 00:19:40.72 ID:WKuurfFB0
瑞鶴「捜索はどうなってるの!」

男提督「捜索はこれ以上しないそうだ」

瑞鶴「なんで!」

男提督「プロメテウスの行方がつかめないから陸海空全軍総警戒態勢で艦娘はほぼ全艦海上だ」

思い返すと外からヘリの音などがずっと聞こえていた

男提督「わかったら本部に向かうぞ、お偉いさん方があの撃ち合いの後にどうなったのか聞きたいそうだ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
車中

瑞鶴「…なんでアンタが運転しないの?」

男提督「前の基地から逃げる時に免許証忘れたんだよ」
835 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/27(火) 01:27:08.59 ID:WKuurfFB0
本部、会議室

男提督「瑞鶴を連れてきました」

入ってくれという声がしたあと、瑞鶴だけが会議室内に入る

元帥「翔鶴型二番艦の瑞鶴だね」

瑞鶴「ハイ」

会議室にいる人物を見ると、提督、石室を筆頭に見知った顔のほか、普段なら瑞鶴は会わないであろう上官達が見えた

元帥「それでは、映像が途絶えた後について話してくれ」

瑞鶴「はい…」
836 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/09/27(火) 01:37:35.22 ID:WKuurfFB0
今日はここまで、次回も安価なしの説明パートですかね

男提督が防衛鎮守府にいる理由が移動手段がバス、電車などの交通機関しかないためです
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/27(火) 01:56:34.96 ID:NiybPVOCO

瑞鶴がエリアルベースに保護されたとなると>>823は瑞鶴を除く四人組かもしくはプロメテウスかって感じか
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/27(火) 06:57:01.16 ID:4ionVwtro
乙です
839 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/29(木) 00:14:49.79 ID:n8ck2ePS0
ーーーーーーーーーーーーーーー
プロメテウス「ネオマキシマ砲、発射」

プロメテウスにつかまれていた瑞鶴はアートデッセイ達がそのまま光の中に飲み込まれていくように見えたあと、辺りは目が明けていられないほどの光に包まれる

瑞鶴「きゃっ」

光が収まると同時にプロメテウスに手を離され海に落ちる

瑞鶴(皆は!)

瑞鶴はアートデッセイ達がいた方を見て絶句する

ザザザザザザザ

そこはまるで神話や何かのワンシーンの様に海が抉れ、そこに水が流れ込んでいた
840 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/29(木) 00:49:35.23 ID:n8ck2ePS0
プロメテウス「通信が途切てしまったわね」

瑞鶴「…」

目の前に降りてくるプロメテウスに対して瑞鶴はにらみつけることしかできない

瑞鶴「…やるならやりなさいよ」

プロメテウス「戦いで楽しめない以上、無様に命乞いでもしてくれたほうがおもしろいんだけど」

瑞鶴「誰がっ!」

プロメテウス「私が手を下さなくても今の貴女なら深海棲艦にすら手も足も出せないでしょうけどね」

瑞鶴はミッドウェー島の方からこちらに向かってきている深海棲艦を確認するが、プロメテウスは真逆の方向を見ていた
841 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/29(木) 01:03:21.95 ID:n8ck2ePS0
プロメテウス(…XIGファイターSSが三機)

プロメテウス「五日後の正午、都市正面海域より攻撃を開始するわ、何処に逃げようとも抵抗をやめても無駄、運よく生き残れたらそう伝えて」

そういうとゆっくりと上昇しどこかへ飛び去った
ーーーーーーーーーーーーーーー
瑞鶴「そのあと深海棲艦に襲われて気絶を」

元帥「そのあとのことについては石室司令より聞いている」

元帥「五日後の正午か」

△提督「既に一日経過していますので四日後の正午ですね」

元帥「陸空の上層部に連絡してくれ」
842 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/29(木) 01:10:13.67 ID:n8ck2ePS0
元帥「報告ご苦労、戻ってくれ」

瑞鶴は頭を下げると会議室を出る

瑞鶴「はぁ…」

↓2、瑞鶴はどうする?
1、会議室のそばで待つ
2、本部内部を回る
3、本部の外に出る
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/29(木) 01:31:08.55 ID:XGhMGhFao
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/29(木) 01:31:29.45 ID:KoeyqnueO
845 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/30(金) 20:52:52.28 ID:weP/iSUw0
男提督「おっ」

会議室横の休憩所に出ると、男提督が飲み物を買おうとしていた

男提督「…奢らないぞ」

それを無視して休憩所の椅子に腰を下ろす

男提督「ボケにはツッコもうぜ」

瑞鶴はその言葉にも反応せずに暫し沈黙が流れる

男提督「四日後に来るんだってな」

瑞鶴「…聞いてたのね」

男提督「一応な、本部の連中はかなりビビってるみたいだぜ」
846 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/30(金) 21:11:30.13 ID:weP/iSUw0
男提督「まぁビビってるのは本部の連中だけじゃないみたいだがな」

瑞鶴「ビビってなんか!」

男提督「そうかい、じゃあ何もできなかった後悔か? それとも仲間を失った悲しみか?」

どっちでも良いがというように買った飲み物に口を付ける

男提督「恐怖をするなってのは無理な話かもしれない、そもそも恐怖は自分でどうこうできるものじゃないしな」

男提督「どれにしても今は四日後の戦いに頭を切り替えるべきじゃないか、戦わずに見てるつもりならそれでもいいが」

瑞鶴「勝手なこと言わないでよ…自分が戦うわけでもない癖に、勝手なこと言わないでよ!」

瑞鶴は胸倉をつかむ勢いで立ち上がり詰め寄る
847 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/30(金) 21:22:16.47 ID:weP/iSUw0
ガチャ

会議が終わったらしく会議室から提督達が出てきた

提督「瑞鶴、それに男提督も」

瑞鶴「提督さん」

部屋から出てきた提督は瑞鶴たちに気づいて休憩所に入る

男提督「それじゃ」

男提督は瑞鶴の肩を叩くと休憩所から出る

提督「どうした?」

瑞鶴「なんでもない」
848 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/09/30(金) 21:24:56.41 ID:weP/iSUw0
提督は自動販売機で飲み物を二つ買うと一つを瑞鶴に渡す

瑞鶴「ありがと」

提督「瑞鶴、どうする戻るか?」

↓1、瑞鶴たちはどうする?
1、防衛鎮守府に戻る
2、まだ戻らない
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/30(金) 22:30:31.16 ID:h2ELcHL9O
850 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/10/02(日) 23:29:30.09 ID:Q1L1e2Tf0
スイマセン、全然筆が進まないのと学校が始まるので今週はかけないかも(書くとしたら水曜日か金曜日)
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/18(火) 21:19:48.38 ID:jdykVpju0
待ってます
852 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/10/22(土) 21:54:54.04 ID:Fs3ZaWbK0
明日はリアル秋刀魚祭りに行ってきますので書けませんがやっと余裕ができてきたので再開する予定です(明日の疲労が酷くなければ月曜日、酷ければ水曜日)
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/23(日) 19:20:37.25 ID:Z0xCcDRgO
待ってる
854 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/10/26(水) 21:48:12.01 ID:ufvRl+iX0
瑞鶴「…」

提督「瑞鶴」

瑞鶴「ごめん聞いてなかった、何?」

提督「起きてから何も食べてないだろう、食べて戻らないか?」
ーーーーーーーーーーーーーーー
食堂

提督「食事時じゃないからすいてるな」

瑞鶴「日替わり定食一つください」

「私も一つください」

瑞鶴が注文をした横で同じものを注文する人の声が聞こえる
855 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/10/26(水) 21:50:26.83 ID:ufvRl+iX0
「ごめんなさい、今ので丁度売り切れなんです」

「そうですか…それじゃあ別の…」

提督達が横を見ると注文の主は金剛とはまた違う和服風の服装の艦娘であった

提督「たしか扶桑型の…」

扶桑「姉の扶桑のほうです」

提督「以前写真で見ただけだったので」

扶桑「別にかまいませんよ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
提督「ここの食堂の料理すごくおいしくなりましたよね」

扶桑「そうですね、ある提督が食事が艦娘に与える影響をしらべてからかなり変わりましたね」
856 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/10/26(水) 22:23:48.08 ID:ufvRl+iX0
扶桑「瑞鶴さんは口に合わなかったかしら?」

瑞鶴「そんな、美味しいですよ」

扶桑「無理をしなくてもいいですよ、今回は色々大変でしたでしょうから一度ゆっくり休んでください」

瑞鶴「…」
ーーーーーーーーーーーーーーー
扶桑「それじゃあ失礼しますね」

提督「元帥さんによろしく伝えておいてください」

扶桑「はい、それと瑞鶴さん、悩みがあったら相談に乗りますよ」

扶桑「仲間には逆に話しづらいこともあったりしますから、頼りないかもしれませんが艦娘の先輩として力になりますよ」

瑞鶴「頼りないなんてそんな、ありがとうございます」
857 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/10/26(水) 22:25:04.54 ID:ufvRl+iX0
防衛鎮守府、司令室

陸奥「四日後の正午、都市正面海域において私たちと提督の艦娘の連合艦隊を展開しプロメテウスを迎え撃つことになったわ」

蒼龍「あの本部の艦娘や、他鎮守府の増援はないんですか?」

陸奥「本部の艦娘は数隻でるらしいけど、他の鎮守府からの増援はないわ、そのかわりに陸軍と空軍からの増援が出るわ」

陸奥「ただこれも敵に上陸された場合を想定してのことだから敵が宣言通り正面から来た場合は私たちだけで相手にすることになるわね」

↓2、どこの様子を見る?(瑞鶴以外)
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/26(水) 22:57:31.91 ID:/rU1d8r9O
石室提督
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/27(木) 07:09:42.25 ID:sd0EUEGFO
ゾロ目で生きてるみたいだしアートデッセイ
無理ならわるさめで
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/11/18(金) 00:27:19.03 ID:k1c2hbBa0
>>1はまだか!
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/11/19(土) 17:04:53.53 ID:zb51EQjN0
保守
862 : ◆X/f/70tIuYgp [sage]:2016/11/26(土) 13:05:07.70 ID:9Y6J0vmh0
生存報告、一ヵ月近く開いてしまい申し訳ありません
少し前に書ける時間があったのですが、どうせなら艦これの映画を見てから続きを書こうと

というわけで見てきました。まぁ叩かれるんだろうなぁというのが一番の感想でしたね
個人的にはアニメの時点でここまで作る気でいたとしたらもう少しやりようがあったかなと思いました、後から決定したとしたらむしろよくあそこまで踏み込んだなと思ってます
色々書くとネタバレになりそうなんで続きを投稿しつつ少しずつ触れていきます
ここまででいえるのは天龍かっけぇ!
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/05(月) 22:15:42.82 ID:yzTLk6aL0
期待
864 : ◆X/f/70tIuYgp :2016/12/31(土) 19:45:14.65 ID:VB/vplcU0
防衛鎮守府 医務室

町に流れている避難勧告の放送が防衛鎮守府まで聞こえてくる

ガチャと音を立てて扉が開くと陸奥が入ってくる

陸奥「あら、どうしてこんなところに?」

クラーコフの様子を見に来た陸奥は中にいたわるさめを見て少し驚いたように尋ねる

わるさめ「外部ノ人ガ来テイルカラ、ココ二居テト」

鎮守府内とその周辺には増援の準備のために陸空軍の関係者が動いていた
陸奥はそれを聞いて、納得するとクラーコフの容態を確認する
865 :明けましておめでとうございます ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/01(日) 11:12:25.32 ID:n5zXe+xz0
わるさめ「アノ…」

陸奥「何?」

わるさめ「作戦中、私ハドウシテイタラ?」

陸奥「そうね…この娘とあきつ丸と一緒に避難所のほうへいってもらうことになるかしら」

そういいながら陸奥はクラーコフの移動の手筈を医師に伝える

わるさめ「提督サン達モ作戦二参加スルンデスカ?」

陸奥「どうして、そんなことを気にするのかしら」

わるさめ「ソレハ…」

陸奥「誰がとまでは言えないけど、参加するわね…心配?」
866 :明けましておめでとうございます ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/01(日) 13:22:48.39 ID:n5zXe+xz0
その問いに、わるさめは無言で頷く

陸奥「心配しなくていいわ、私たちは勝つわ」

わるさめ「…勝テルンデスカ、アートデッセイサン達ガ手モ足モ出ナカッタンデスヨ」

わるさめ「ソレニ向コウハコッチノ事ヲ知ッテルケド、コッチハアノ戦イノ映像程度シカ知ラナイ」

陸奥「厳しい戦いになるでしょうね、でも確かに情報は大事だけど、今までだって敵については知らないことのほうが多かったわ」

話しながら医師から書類を受け取ると医務室から出ていった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
瑞鶴と提督は防衛鎮守府に戻る車内にいた

鎮守府近くの地域はすでに避難が完了しているらしく、道路には戦車をはじめ多連装ロケットなど多くの兵器が置かれている
867 :明けましておめでとうございます ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/01(日) 15:08:45.13 ID:n5zXe+xz0
防衛鎮守府

到着したころには既に日が沈んでおり、戻った提督達は各自の部屋に戻っていた

室内に入るとベッドに横になる同室の翔鶴は居なかったが、瑞鶴にとってはありがたかった

瑞鶴「四日後…」

瑞鶴(絶対に倒してやるんだ)

そのまま瑞鶴は深い眠りの海に沈んでいった

直下、誰の様子を見る(夜)
(アートデッセイ・大鳳・大和・ビスマルク以外)
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/01(日) 15:10:43.98 ID:vm3xwi1xO
朝潮
869 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/01(日) 20:28:57.93 ID:VM+6Lxx70
あけおめ
870 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/02(月) 01:19:39.21 ID:jg70hNxI0
朝潮「お願いします」

臨時の執務室において朝潮は提督に対して頭を下げる

朝潮「司令官、アートデッセイさんたちが轟沈したとは思えないんです、皆の捜索に行かせてください」

提督「残念だがこれは私の一存では決められない、仮に決められたとしてもミッドウェーは遠すぎるし危険すぎる」

朝潮「ですが」

提督「朝潮!」

朝潮「っ…」

提督「気持ちはわかるが捜索は無理だ、分かってくれ」

朝潮「…失礼しました」
871 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/02(月) 01:21:50.81 ID:jg70hNxI0
臨時の執務室から出ると部屋の前に曙が立っていた

曙「全く、ミッドウェーまで捜索に行きたいなんて許可が下りるわけないでしょ」

朝潮「でも、なんか皆生きているような気がして…」

時雨「曙もあきらめろって言ってるわけじゃないよ」

朝潮「時雨」

時雨「じゃなきゃ、石室司令に頼み込みになんていかないよ」

曙「ちょっと時雨!」

曙「通常の艦隊じゃあの海域まで行くのも厳しいわ、行けたとしても数日がかりで捜索なんて出来る状態じゃないでしょ、だからエリアルベースの協力を得られないかと思ってね」
872 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/02(月) 01:27:44.37 ID:jg70hNxI0
朝潮「どうだったんですか」

曙はため息をついて首を横に振った

時雨「でも、エリアルベース本人が協力するっていうことなら止めはしないって」

朝潮「じゃあ、すぐに協力をお願いしに」

時雨「そのつもりなんだけど、部屋にもいないしどこにも見当たらないんだよ」

曙「それにもうすぐ消灯時間になるから、私たちは明日の朝すぐに部屋に向かうつもりだけどあんたはどうする」

朝潮「私も行きます」

↓2、朝(作戦まで残り三日)どこを見てみる
(アートデッセイ・大鳳・大和・ビスマルク以外)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日はここまで、映画のネタバレをそろそろ言っていいものかと悩む今日この頃、安価じゃなくて100レスぐらいで艦これ映画と特撮のクロスとかも色々妄想しちゃってましたレギオンとかね
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/02(月) 01:33:28.38 ID:FIRolLt0O
間宮
874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/02(月) 01:33:34.82 ID:v4hJaO/jO
エリアルベース
875 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/03(火) 23:30:28.06 ID:X3S3XSuD0
瑞鶴(ここは…)

上も下もわからないような真っ暗な空間が広がっていた

少しすると辺りにクラゲがふわふわと浮かんでいるのが見えた、その途端に上に上がっていく感覚が押し寄せる

瑞鶴(何?)

気付くと海上に立っており、体も動かせるが前にも後ろにも進ことができない

瑞鶴(皆?)

振り向くと、翔鶴・加賀をはじめとする鎮守府の面々が海上を進んでいた、瑞鶴は皆が進む先を見ると一つの人影が見える

瑞鶴(プロメテウス!!)

プロメテウスは瑞鶴と目が合うと口元を歪めながら砲口を翔鶴たちに向ける
876 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/03(火) 23:35:22.02 ID:X3S3XSuD0
瑞鶴(皆、逃げて!)

叫ぼうとしても声は出ず、動くこともできない

瑞鶴(赤城さん!加賀さん!)

そのまま、プロメテウスはネオマキシマ砲を発射し光が皆を飲み込んでいく

瑞鶴(翔鶴姉!!)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
光に飲み込まれ、皆の体が粒子状に崩壊したところで飛び起きる

瑞鶴「ハァ…ハァ…夢か」

隣のベッドには翔鶴がまだ寝ており、時間を確認すると4時半過ぎであった
877 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/03(火) 23:40:42.67 ID:X3S3XSuD0
瑞鶴「気持ち悪い…」

結構な寝汗をかいていてかなりの不快感があった

瑞鶴(そういえば昨日、そのまま寝ちゃったんだ)

とりあえず汗を流すため、なるべく音を立てないように着替えをもって浴場へと向かう
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
工廠

「…ちゃん、エリアルベースちゃーん」

エリアルベース「はい!」

工廠の作業机に突っ伏す形で寝ていたエリアルベースは飛び起きる
878 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/03(火) 23:53:01.94 ID:X3S3XSuD0
明石「おはようございます」

エリアルベース「おはようございます、ごめんなさい、いつの間にか寝ちゃって」

明石「別に謝ることないですけど、どうです、調子は?」

エリアルベース「艤装のほうの改造はどうにかなりそうですが、艦載機の改修がどうも」

机の上には解体してあるファイターSS、SGがあった

明石「やっぱり3、4日じゃ…」

エリアルベース「わかってます…でも、そうでもしないと…」

明石「そうですね、とりあずやれるだけやってみますか、私たちも手伝いますよ」

エリアルベース「ありがとうごさいます」
879 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/04(水) 00:00:59.24 ID:cbiNsTAF0
エリアルベース「基本はこの設計図の…」

明石「その前に一度、お風呂に入ってきたら?」

エリアルベース「え?」

明石は自信のほっぺを指さして示し、それに従い手の甲で拭うとオイルで汚れていた

明石「夕張も呼んで、設計図を確認するにも時間がかかるからその間に入って来なよ」

エリアルベース「そうさせてもらいますね」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
入渠ドック

脱衣所に入ると服の入った籠があったため誰かが入っていることがわかる

エリアルベース(こんな時間に珍しいですね)
880 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/04(水) 00:18:30.83 ID:cbiNsTAF0
エリアルベース「失礼します」

瑞鶴「貴女は」

エリアルベース「エリアルベースです、瑞鶴さんであってますよね?」

髪型で判断しているというわけではない(一部姉妹艦は本当に顔も声もそっくりな艦はいる)がさすがにほとんど話したこともない同士では確認せざるおえない

エリアルベース「こんな時間にどうしたんですか?」

瑞鶴「寝汗が酷くてね、貴女こそその顔どうしたの?」

エリアルベース「昨日、工廠で艦載機と艤装の改造を行ってたんですけどそのまま寝ちゃいまして」

↓2、瑞鶴は何を話す
1、改造について
2、プロメテウスについて
3、自分を救出した時のことについて
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/04(水) 00:19:59.18 ID:8qMS+SmyO
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/04(水) 00:20:05.53 ID:3zEmhqL0O
3
883 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/04(水) 01:52:38.91 ID:cbiNsTAF0
瑞鶴「貴女が私を助けてくれたのよね、ありがとう」

エリアルベース「お礼なんていいですよ」

瑞鶴「その時なんだけど…誰か他にいなかったの」

エリアルベース「すいません、ついた時に周囲100キロ四方は艦載機で調べましたが瑞鶴さん以外はだれも」

瑞鶴「もう少し、捜索してればもしかしたら」

エリアルベース「…」

瑞鶴「ごめん、こんなこと言っても仕方がないのに」

エリアルベース「そんなことは、もっと早く駆けつけてアートデッセイさんと連携してれば違った結果になっていたかも」

アートデッセイのマキシマ砲ほどわかりやすい火力はないがエリアルベースも規格外の性能を誇る
884 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/04(水) 02:00:03.62 ID:cbiNsTAF0
主砲の火力、速度、装甲はアートデッセイに劣っているが、通常の艦娘よりは高い性能であり、艦載機運用能力、燃費などではアートデッセイよりも上である

瑞鶴「確かにね」

エリアルベース「すいません」

瑞鶴「いや、責めてるわけじゃないのよ、そもそも裏切りなんて想定してなかったんだから」

瑞鶴「そうじゃなくて私みたいなただの空母じゃ相手にならないなぁって」

エリアルベース「そんなことは」

瑞鶴「別に気を使わなくていいわよ、あの戦いでも真っ先に戦闘不能になっちゃったし」

瑞鶴「いっそ戦艦とかに生まれてれば沈む瞬間まで戦えたのになー」

エリアルベース「瑞鶴さん!」

瑞鶴「ごめんごめん、愚痴っちゃって、お先に失礼するね」
885 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/04(水) 02:03:20.03 ID:cbiNsTAF0
エリアルベース「瑞鶴さん、確かに自分に足らないものを自覚するのは大切ですが、無いものねだりとは違いますよ」

瑞鶴「…」

エリアルベース「今自分ができることをよく考えてみてください」

瑞鶴「そんなこと言われないくてもわかってるわよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
脱衣所

瑞鶴(でも、いったい私に何ができるっていうのよ)

↓2、昼(作戦まで残り三日)瑞鶴どうする
1、戻って寝る
2、何処かに行く(a:街、b:訓練場、c:食堂、d:工廠、e:医務室、f:本部)
3、誰かに会いに行く(次の中から、提督、男提督、扶桑、翔鶴、エリアルベース)

2はabcdefのみで、3なら名前のみで可

今日はここまでです、
ちなみに3日、2日、1日前の朝、昼、夜と当日の朝の計10回(多少スキップはするかも)の行動で決戦の時のメインキャラとその行動を決める予定(勝敗はあくまで戦闘パート)
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/04(水) 02:07:58.56 ID:NU5jiQc0O
2e
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/04(水) 02:08:13.08 ID:vUTp6Vj6O
3翔鶴
888 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/05(木) 19:24:21.44 ID:r31KYtwK0
翔鶴・瑞鶴の部屋

部屋に戻ると翔鶴も起床していた

翔鶴「瑞鶴どこいっていたの?」

瑞鶴「ごめん、ちょっとシャワーを浴びに」

食事に行くかと尋ねられたが、瑞鶴は食欲がないと断ると翔鶴も艤装の整備をはじめた

瑞鶴「別に翔鶴姉だけでも食べてきていいのに」

翔鶴「私もそこまでおなかがすいているわけじゃないから」

そのまま瑞鶴は艦載機を眺めながら黙る
889 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/05(木) 19:33:55.43 ID:r31KYtwK0
瑞鶴「翔鶴姉、迎撃作戦はどうなったの?」

翔鶴「石室司令の艦隊と有志の艦娘が参加することになっているわ、ただ今のところ参加することを決めているのは私と赤城さん、加賀さん、長門さん、金剛さん、比叡さん、春名さん、霧島さんの八隻だけみたいね」

翔鶴「他の皆も参加したがっていたけど、提督が認めなかったの」

瑞鶴「他の鎮守府からは? それに本部からも」

翔鶴「参加しないことを決定したらしいわ」

瑞鶴(そうよね、あんな化け物相手なんてしたくないわよね)

瑞鶴「翔鶴姉…、私、翔鶴姉に作戦参加してほしくない、沈んで、死んでほしくない」
890 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/05(木) 19:37:52.75 ID:r31KYtwK0
瑞鶴「ごめん、すごく勝手で失礼なこと言ってるのはわかってる」

翔鶴「そんなことは無いわ、私も同じよ…だから、瑞鶴や提督を守るために戦うの」

瑞鶴「…私に何ができるのかな」

翔鶴「わからないわ」

翔鶴は整備を終えて立ち上がると瑞鶴へと向くと作戦会議に行ってくると伝えて部屋から出て行った

↓3、昼(作戦まで残り三日)どこを見る
1、作戦会議
2、本部
3、誰かの様子(名前指定)
(アートデッセイ・大鳳・大和・ビスマルク以外)
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/05(木) 19:40:27.06 ID:L9CYS9S/O
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/05(木) 19:41:11.18 ID:53r057mRO
3加賀
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/05(木) 19:41:17.03 ID:Qyknj+6aO
3朝潮
894 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/13(金) 00:38:28.01 ID:J3hisaWw0
防衛鎮守府、廊下

朝潮は窓枠に腕を置きながら外を見ていた

大淀「どうしました?」

朝潮「大淀さん」

大淀「何かありましたか? 思いつめた感じでしたが」

朝潮「いえ…さっき」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エリアルベース「艦隊の捜索ですか…」

朝潮「お願いします」
895 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/13(金) 00:41:39.58 ID:J3hisaWw0
エリアルベース「…すみません、お断りします」

朝潮「どうしてですか!」

エリアルベース「三日後の正午に迎撃戦を控えてますから」

曙「アンタなら行って帰っても半日かからないでしょ!」

エリアルベース「艤装は今、改装中なんです」

朝潮「一度中断することはできないんですか」

エリアルベース「そうすると迎撃戦までに改造が完了できなくなってしまうので」

朝潮「大規模改装でもなければそこまでの変化は、空母としての艦載機運用能力なんか特に」
896 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/13(金) 00:50:28.16 ID:J3hisaWw0
エリアルベース「それはやってみなければわからないことですから、今は時間が惜しいんです、出て行ってもらえますか」

曙「ちょっと」

時雨「二人とも…、作戦のために動いていることはわかったよ、だったら作戦後だったら協力してもらえないかな」

エリアルベース「…わかりました」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
朝潮「ということがありまして」

大淀「なるほど…でも、そもそもエリアルベースさんは此処の所属ですし…」

朝潮「それはわかっています、すぐにでも捜索に行ってほしい気持ちはもちろんありますけど」

朝潮「深海棲艦との闘いが激化して行くにつれ、どうしても戦闘より、護衛や輸送、救助などの支援任務が多くなってきました」
897 : ◆X/f/70tIuYgp :2017/01/13(金) 00:56:46.88 ID:J3hisaWw0
朝潮「でも、深海棲艦以外の敵が出始めて、その支援すらできないことが悔しいんです」

大淀「現状たしかに、アートデッセイさんやエリアルベースさんに頼りになっているところはありますし、皆、歯痒い思いをしてます」

大淀「ですが、そのままでいるつもりなんで誰もいませんよ、だから、女提督さんのやったこともそうですし」

もちろん、やりかたは認められませんがと付け加えながら続ける

大淀「明石さんや夕張さんも工廠でアートデッセイさんたちの艤装の技術を応用できないか研究してるんです」

大淀「誰もがすぐにそういった具体的な行動がとれるわけではありませんが、今は日々の訓練をして備えとくことが大切なんじゃないでしょうか」

朝潮「そう…ですね、はい、そうします」

失礼しましたと頭を下げると朝潮は訓練場へと向かっていった

↓3、夜(作戦まで残り三日)どこを見る
1、本部
2、工廠
3、誰かの様子(名前指定)
(アートデッセイ・大鳳・大和・ビスマルク以外)
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