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witch's Heart -
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1 :
D
:2016/03/22(火) 17:38:39.94 ID:mmLy1S/5o
デレマス × 魔女の心臓のクロスSSです。
正直、かなりのにわかなので口調の乱れやキャラがブレブレになっていると思いますが、最期までお楽しみください。
魔女の心臓全8巻。好評発売中なので買ってくださいね♪
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1458635919
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
[
Twitter
]: ID:???
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チョベリバ @ 2025/08/23(土) 05:11:12.67 ID:0XU/1e/E0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1755893472/
うりゃー! @ 2025/08/22(金) 23:27:28.54 ID:tg4YRP3+o
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1755872847/
男「ブルードラゴンラルグラド?」 @ 2025/08/21(木) 02:17:16.64 ID:qI1gMjwxO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1755710236/
ひさしぶりにA雑来たけど @ 2025/08/20(水) 23:05:18.14 ID:OGWtQL890
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1755698717/
【コードギアス】俺「安価の力を使いブリタニアに反逆する」TURN2 @ 2025/08/20(水) 17:39:49.30 ID:P7oidm6v0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1755679188/
【クリスマス・年末・年始】連休暇ならアニソン聴こうぜ・・・【避難所】 @ 2025/08/17(日) 15:53:05.03 ID:8Hi8e/2Y0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1755413584/
(安価&コンマ)鬼滅の刃 新星の書 二冊目 @ 2025/08/17(日) 00:48:56.69 ID:eO2jd/RL0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1755359335/
おいおいVIP死んでんじゃねーか! @ 2025/08/15(金) 20:47:26.59
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4vip/1755258446/
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/22(火) 17:39:09.26 ID:mmLy1S/5o
昔々、魔女と呼ばれる存在がいました。
魔女は、薬を煎じたり、境界で妖精や竜と語らう賢い人間でした。
そのなかに、愚かな魔女がいました。
おろかな魔女は、自らの心臓を悪魔に差し出し、その代わりに永遠の命を得ました。
しかし、永遠の命を得たことで魔女は一人ぼっちになりました。
やがて、魔女は胸にぽっかりと空いた穴を埋めるために、人々の心臓を求めるようになりました。
そして、魔女は人々に疎まれ、終りのない旅に出ることになりました。
そして、魔女は今もその心臓を探し続けているのです。
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/22(火) 17:40:29.69 ID:mmLy1S/5o
「どうだったでしょうか?」
鷺沢文香は、少し古ぼけた本をパタリと閉じて、橘ありすに、さっき読んだお話の感想を尋ねた。
「中々、面白かったですよ。文香さん」
「そうですか……。それは良かったです」
柔らかい笑みを、文香は浮かべる。この本は中世の時代ヨーロッパで古くから言い伝えられている民話の一つだ。この本は子供向けに書かれており、教訓は、夜に出歩かないことと、限りある命を大切にすること。
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/22(火) 17:41:02.90 ID:mmLy1S/5o
「文香さん」
「何でしょうか……?」
橘ありすは、自慢のタブレットとにらめっこしながら、鷺沢文香に質問をした。「今、その魔女はどこにいるのですか?」と。鷺沢文香は、真剣な表情で、タブレットに文字を入力して検索する橘ありすに、こう答えた。
「さあ、私にも分かりません。でも……」
きっと、どこかで旅をしているのでしょう。あの人たちは……。
窓の外から見える、大きなビルの群れを見ながら鷺沢文香はそう呟いた。
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/23(水) 16:43:22.59 ID:R03ctSlyo
まるで大きな生き物かのように、群れを成している大きな群れの中を、ランタンを持った少女は歩いてた。
「暑いわ……」
太陽から降り注ぐ熱と、アスファルトから反射する熱と、街行く人々の熱気が一人の少女を苦しめていた。
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/23(水) 16:45:30.59 ID:R03ctSlyo
「そりゃ、そんだけ厚着すれば当然っすよ」
街行く人は、少女を二度見したり、中には写真を求める人までいた。街行く人々からすれば、少女はただのコスプレ少女にしか見えないのだ。
「どこかに、涼めるような場所はないかしら」
歩きながら辺りを見渡すと、期間限定ケーキ販売中と書かれた看板と、メイド服にうさ耳を付けた少女が、大きな声で宣伝している様子が目に入った。
「あそこにしましょう」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/23(水) 16:47:00.96 ID:R03ctSlyo
「いらっしゃいませー! 何名様ですか?」
大きな声とともに、うさ耳メイドに出迎えられる。このメイドは有名人か何かなのか、たびたびサインを求められていた。
「一名です」
「申し訳ございません……、ただいま混んでいるので、他の方と一緒の席でもよろしいですか?」
店内をチラリと覗くと、店内ではメイドが慌ただしく駆け回っていた。
「ええ、構わないわ」
「ありがとうございます。それではご案内いたしますね!」
店員に案内されて、座らされたのはこの喫茶店には明らかに不釣り合いの、強面の大男が座っていた。
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/23(水) 16:47:36.02 ID:R03ctSlyo
「姐さん! あいつ何かヤバそうですよ!」
「ルミエール。人を見た目で判断してはいけないわ」
少女は、ランタンに軽くげんこつを入れた。
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/23(水) 16:50:32.42 ID:R03ctSlyo
「どうも、こんにちは」
「こ、こんにちは」
どうもこの人は、人と話すのがあんまり得意ではないみたいだ。男は、気恥ずかしそうに後ろ頭をさすった。
「すいません」
「ただいま参ります!」
少女は、メニューを開くと期間限定のケーキと、コーヒーを指差して注文した。
「あ、あの私も同じものを」
「はいっ! かしこまりました!」
店員は、オーダーを繰り返し聞いてから厨房へと向かった。
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/23(水) 16:51:13.57 ID:R03ctSlyo
「あの、アイドルに興味はありませんか?」
ケーキを待っている間に、男は少女にそう問いかけた。
「あ、私はこういう者です」
男は名刺を取り出して、少女に渡した。そこには、346プロダクションアイドル部門、シンデレラプロジェクト担当と書かれていた。
「アイドルとは?」
少女はアイドルという、言葉自体は旅の途中で何度か聞いたことがあったが、実際にどんなものなのか知らなかった。
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2016/03/23(水) 16:51:53.51 ID:R03ctSlyo
「アイドルは、皆様に魔法をかける仕事です」
少女には、そう話す男の顔は、キラキラと輝いて見えた。
「どうして、私を?」
強面の男は、ゆっくりと言葉を紡いだ。
「笑顔です」と。
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2016/03/23(水) 17:00:03.85 ID:R03ctSlyo
今日はここまでにします
sage外すの忘れてた……
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[ Aramaki★
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