艦これSS投稿スレ5隻目

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561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/06(日) 22:48:16.80 ID:YH8YJuBvO
>>554
おつつ
宴会芸わろた

>>560
おつつ
なんか絵が頭に浮かんできた
本編期待してます
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/01(金) 13:03:07.47 ID:f8wme3mKO
保守
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/12(火) 17:36:56.47 ID:1kHVBxQDO
導入のみで1レスお借りします。
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/09/12(火) 17:37:41.16 ID:1kHVBxQDO
「ケッコンカッカカリ…ねぇ。」

私には、好きな人がいる。

「ただのレベル解放ツールだろうに。」

その人はいつも私を励ましてくれて。

「悪趣味な名を付けたもんだ。独身や年頃の子にも重いが…。」

それで。

「既婚者もいるって上は考えなかったのかね?」

彼の薬指には、本物の指輪が付いていた。

そうなんだ。私が好きになった人には、本当の奥さんがいる。

565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/13(水) 15:04:53.47 ID:QdC9ACXA0

誤字には注意なww
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 14:29:49.92 ID:L5Bc8PI10
予告編的な導入的な

数レスいただきます
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 14:30:56.00 ID:L5Bc8PI10

艦隊司令部には幾つもの部署がありその組織は細分化されている。

そして、その中のいくつかは窓際と言われる部署の様なものもある。

艦隊司令部戦史編纂部。

深海棲艦との戦いの記録を編纂する部署。

表向きには不要との話まで出る閑職、左遷組みの集まる部署。

しかし、これはあくまで表向き。

この部署には裏の顔が有る。

それが。

『 海軍 解体部 』

この部署の仕事は海軍内で不始末を働いた者をその階級の如何を問わず即断即決で『 解体 』する。

海軍内の監察官が纏めた報告書と元帥からの決済が出た場合において静かに、

そして人に見られる事無く解体を実行する。

この部署はそんな解体に長けた者達が在職する部署なのだ。

その為その仕事内容は監察官の中でもそれなりに地位の高い一握りの者、

元帥職にある者でも古参と言われる一人か二人しか知らない。

それ程に秘匿された組織なのである。

568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 14:31:36.01 ID:L5Bc8PI10

「元帥、お呼びでしょうか?」

「あぁ、君にしか頼めない仕事でね。」

「・・・・・、大物ということですか?」

「なかなかの相手でね。」

元帥が書類の束を差し出す。

「あぁ、この方が調査されたのですか。」

調査報告書の紙束の最初の一枚目に書いてある見覚えのある名前。

監察部の中でも敏腕、特に確度の高い情報をあげて来る監察官の名前。

そして、自分の存在を知っている数少ない人物でもある。

「中身を見る必要が?」

あるのかという問い。

それほどまでにこの監察官の仕事は信用出来る。

「仕事を頼みたい。」

元帥に改めて頼まれる標的の『 解体 』。

いつも通りに仕事道具を揃え。

いつも通りに外出目的を記録し。

いつも通りに他の部署の連中から暇そうだなと嫌味を言われ。

いつも通りに目的の鎮守府へ向かう。

仕事の内容は頭の中に叩き込み、使用する道具以外は一切を持たない。

569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 14:32:22.24 ID:L5Bc8PI10

深夜を待って標的の部屋へ侵入する。

「こんばんは。」

「誰だ!」

と相手の誰何に返事をする事なく仕事を終える。

「あっ、あなたは!?」

最悪だ標的の豚は自分の部下に下の世話をさせていたらしい。

だが、今までもなかった訳ではない。

気を取り直して・・・・。

目の前の少女は今までの相手とはまったく違い全てを受け入れる、そんな表情をしていた。

「お前さん、死ぬのは怖くないのか?」

「今更望むことなど何もありませんし。秋月は予備艦で兵装も全てありませんから。」

レア艦娘のキープ艦。

錬度を上げることもなく飼い殺し、挙句の性要員。救えねぇ。

「解体をしていただけるのなら。」

俺はそれをなぜか躊躇った。

570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/09/15(金) 14:32:51.89 ID:L5Bc8PI10

そして、気付いたら。

「おかえりなさい!」

自分の家に連れ帰っていた。

あぁ、これ、始末書なんてもんじゃすまねぇな。

下手したら自分が解体されかねない。

「どうされました?」

そう不思議そうな顔を見ると何も言えなくなるのだった。

これは解体屋と呼ばれた男と一人の少女の物語。

へんてこな、ぶきっちょな、そんなおっかなびっくりに進む二人の物語である。

571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/15(金) 14:33:37.14 ID:L5Bc8PI10

お読みいただきありがとうございました
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/16(土) 02:04:57.12 ID:ll/xlknEO
おつつ
王道な感じっすなぁ
本編読みたいのでよろしく
573 : ◆axPwtNeSoU :2017/09/16(土) 17:24:11.90 ID:DEHchxDA0
数レスお借りします

「私が抱いた艦娘〜秋祭りの浜風〜」
574 : ◆axPwtNeSoU [saga]:2017/09/16(土) 17:29:09.18 ID:DEHchxDA0


「……提督……秋祭りというものは……ん、はむっ、んっ、はむ、はむっ……。大変美味しいものですね……」



……いつもの、クールで凛とした態度がウソのように、彼女はうっとりとした様子で目を細めていた。


「……浜風、堪能しています」


白を基調とした涼しげな浴衣が、かすかに風に揺れる白銀の髪と怜悧な顔立ちに、おそろしく似合っていた。

浴衣を汚さないように気をつけながら、唇の端にかすかにへばり付いた汚れを、浜風がちろりと舌で舐め取る。

その表情はあどけなく、年相応、どころか、むしろいつもより幼げにさえ見えていた。

その姿に愛おしさを感じながら……いけないとわかってはいても、私の視線は、ついつい彼女の胸元にいってしまう。

その手に握ったものを、はむ、はむとついばむように、愛おしむように動いている、その口元。


そしてその口元から下の方に視線をずらせば、そこには白く輝きを放つ、あまりにも柔らかそうなもの。

ふわふわとした感触や、口にした時の甘美な味わいさえ想像してしまい、私はごくりと唾を飲んだ。

その瞬間に、彼女と目が合う。

「提督……ひょっとして?」

「……ああ」

じりじりと胸の奥を焦がす欲望に負けて、私は頷いた。

「……我慢できそうにない。……いいか、浜風?」

「…………」

いいか、などと。

本来ならば訊くべきではなかっただろう。浜風の顔には、私が今感じているのと同じくらいの欲望が、はっきりと含まれていたのだから。
575 : ◆axPwtNeSoU [saga]:2017/09/16(土) 17:31:15.45 ID:DEHchxDA0


だが、少しの逡巡の後、

「て、提督がお望みならば……仕方……ありませんね」

悪戯っぽく、はにかんだような薄い笑みを浮かべながら、浜風は、す、とその身体を寄せて来た。

恥じらいに頬と目元を赤く染めながら、下から見上げるようにわずかに身を反らし、

「……ど、どうぞ、お召し上がりください」

と、その柔らかく白いものを差し出してきた。

私はその誘惑に負け、湧き上がる欲望のままに、むしゃぶりつくように――――



576 : ◆axPwtNeSoU [saga]:2017/09/16(土) 17:35:52.53 ID:DEHchxDA0


「――――あ〜ん。……はむっ」



「……ああっ、提督!そんな、そんなに!ひと口が!ひと口が!大き過ぎます!!ひどいです!!」

577 : ◆axPwtNeSoU [saga]:2017/09/16(土) 17:36:49.02 ID:DEHchxDA0

…………


…………




◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


……と、ここまで書いたところでミスに気づいたわ―


うっかりタイプミス&誤変換しちゃってたわ―


「私 が 抱 い た 艦 娘」

じゃなくて

「わ た が し 抱 い た 艦 娘」

だったわ―
ミスったわ―ごめんな―


……という訳で、このSSにはRー18要素など、全くもって欠片もない。健全な作品である。


――――健全な作品である。




――――ん?なんだそこの憲兵。なんか文句でもあんのか?やんのか?あ"?
578 : ◆axPwtNeSoU [saga]:2017/09/16(土) 17:37:55.89 ID:DEHchxDA0
以上
投下終了

お目汚し失礼
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/09/16(土) 18:02:05.29 ID:o1V+dcJz0
憲兵「セーフ」
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/16(土) 18:25:57.48 ID:IO4atfuM0
憲兵 ターン!(硝煙が立ち上る銃口)
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/16(土) 23:33:07.38 ID:C0sPOiYr0
憲兵「お前を心の底から撃ちたくて仕方ないが、セーフだ」

くそっまんまと釣られたわww
綿菓子食われてムキになる浜風が可愛いww
乙でしたー
582 : ◆axPwtNeSoU [sage]:2017/09/17(日) 00:41:20.94 ID:uu4uWPYA0
>>579->>581
コメント感謝ですー
浜風秋ボイスは久しぶりに聞くと破壊力がヤバい
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/08(日) 19:48:31.08 ID:G+sgMPdF0
コピペ改変SS小ネタ
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/08(日) 19:53:09.56 ID:G+sgMPdF0
≪阿賀野型の日常≫

ダイエット中の私の目の前で妹がホットケーキを食べ始めた。

「どう?一口たべない?」なんていうもんだから
「私も軍人のはしくれ、決めたことは曲げない!!…施しは受けない!!」

って言ってやったの。そしたら

「誇り高いわね、さすが長女だわ。…そしてこのメープルシロップもとっても香り高いわ…」

なんて言うから仕方なく一緒に腹がはち切れるほどホットケーキ食べて、
その上アイスを乗せチョコレートシロップまでかけました。
さっすが伊良子ちゃん、デリシャス☆彡

……能代、ごめんね…、また、約束守れそうにないや…。うぅ…。


≪とある兵装実験艦のつぶやき≫

近年まれにみる大雪で、駆逐艦がはしゃいだのか、昨日鎮守府の正門前に雪だるまが作ってあったの。

今日もまだ残ってるなあって思って微笑ましく思いながら雪だるまの前を通りすぎようとしたら、
雪だるまに「おはよう!きょうもカワイイね!ぼくの嫁にこないか!」って
張り紙がしてあってときめいたwww我ながらこじらせすぎ/(^o^)\

雪だるまの発言のつもりなのか子供の発言なのか。
そもそも駆逐艦が作ったんじゃなくて提督が作った上での発言なのか…とか色々考えたが謎だw

嫁にこないかってフレーズの破壊力は凄まじい。はあ…、言われたい…。


≪ホットパンツ≫

『あーん、それ返してよー、返してよー』
『それに着替えるんだから返してよー』
『ホットパンツなだけに暖めておきましたってか?wwwこれがホントのホットパンツwwwって、やかましいわwww』


朝っぱらから同じ部屋の漣が騒がしかった。
聞いたら着替えの上でウサギが寝てたらしい。こいつはもうダメかもしれないわね。
…あ、もとからだったわ。
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/08(日) 19:54:48.67 ID:G+sgMPdF0
おわり
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/09(月) 11:38:07.79 ID:sMuD5YO0O
おつつ
かわいいですな〜
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/23(月) 10:35:33.28 ID:u5Kkarl50
導入を1レス
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/23(月) 10:36:21.97 ID:u5Kkarl50

俺の片目は義眼だ。
戦争が始まるより前、事故で潰してしまったもの。

「提督…。」

電気の消えた部屋に、薄い灯りが一つ。
それは艶めかしく俺の頬を撫でる手の主が、ゆっくり目を開くと同時に灯る。

彼女もまた、片目が義眼だった。
金色の瞳は、今は艤装の一部として彼女の視界を補っているが。

この戦争を終えた時、彼女の片目はまた光を失う。


「…この戦争が終わったら、目を交換しませんか?」


そう囁く古鷹は、いつになく妖艶に見えた。

589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 00:39:44.52 ID:iKX2LvKIO
おつつ
古鷹いいっすな〜
本編期待
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/25(水) 04:37:27.07 ID:Sf/Buuf7o
アメリカ版艦これのお話

アメリカ提督「HAHAHA、また建造でアイオワがダブってしまったぜ」

アイオワ「Hi! Meがアイオワ級戦艦、アイオワよ。Youがこの艦隊のAdmiralなの? いいじゃない!私たちのこともよろしく!」

アメリカ提督「You're fired!(お前はクビだ)」

アイオワ「What?」

アメリカ提督「この鎮守府に戦艦アイオワは2隻もいらない。Youは解体されるか、JAPに派遣か、好きなほうを選べ」

アイオワ「OK!解体されるよりは派遣されたほうが良さそうね、JAP?どこかしら?」

アメリカ提督「俺もさっき資料を読んだばかりだが、海の果てのちっぽけな島国だ、国名はNipponだ」

アイオワ「Oh shit! ひどいとこに派遣するのね、そんなとこで私の食べる物はあるのかしら?」

アメリカ提督「ああ・・それなんだが・・・JAPは魚を生で食うんだ」

アイオワ「Oh my God! なんてことなの、彼らは料理を知らないのかしら?」

アメリカ提督「料理はあるが奴らは生魚を豆が腐った黒いソースに浸けて食べるんだ」

アイオワ「Why? 信じられない!豆をそんなことに使うなんて、ポーク&ビーンズにすればいいのに」

アメリカ提督「それだけじゃない、豆を草で包んで腐らせ、糸を引く様な腐敗物をライスに載せて貪り食うんだ」

アイオワ「Jesus! そんなところじゃ私の好きなステーキもフライドチキンも無さそうね」

アメリカ提督「驚かないでくれ、JAPは牛の死体を切り刻み、鉄網の上で焼いて食べる、焼肉というらしい」

アイオワ「なんてことを!彼らには慈悲がないのかしら」

アメリカ提督「チキンもNipponではひどい扱いを受けている、殺した後に高温の油の中に放り込むカラアゲという料理にされてしまうんだ」

アイオワ「Fuckin!ひどい野蛮な国ね、許せないわ!」

アメリカ提督「アイオワ、君はUSAが誇る最新型戦艦だ、野蛮なJAP共に文明というものを教えてやって欲しい」

アイオワ「BB61 アイオワ出撃する。Sally,go!」
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/28(土) 15:50:06.54 ID:R37wbfF2o
ドイツ版艦これのお話

ドイツ提督「HoHoHo、また建造でUボートがダブってしまったぜ」

U-511「ドイツ海軍所属、潜水艦U-511です。ユーとお呼びください。よろしくお願い致します……」

ドイツ提督「あー、ウチの鎮守府は潜水艦は山ほどいるんだよねー。511?ちょっと待ってね調べるから」

U-511「見たことある艦(ふね)もいる…気のせいかな?」

ドイツ提督「509…510…511…あ、ダブってるわ。正規艦隊は無理だけどバイトで働くか、日本に派遣か、どっちがいい?」

U-511「バイト?ユーは、何をすればいいんですか?」

ドイツ提督「最初はトレーニング期間で時給730円からスタートね、先任艦が辞めたら昇格で時給800円。バルト海クルーズするだけの簡単なお仕事だよ」

U-511「郷に入っては郷に従えって聞いたけど…まぁ、どうなのかなって」

ドイツ提督「毎日3交代で8時間フルタイムで入ってくれるよね?…おい、U-58!何やってるんだ、こんなとこで」

U-58「も、もう、いっぱいでち…」

ドイツ提督「今日のバルクルノルマまだ終わってないだろ、休憩時間過ぎてるぞ」

U-58「旗艦のU-168ちゃんが中破したから撤退したでち…」

ドイツ提督「大破するまで撤退したらダメだって言ったじゃないか!ほら!再出撃!」

U-58「出撃するでち…ゴーヤ、潜りまーす!」

ドイツ提督「タイムカードは定時で押しておくから、ゴミ出しと魚雷の調整も帰ったらやっとけよ」

U-58「わかったでち…」

ドイツ提督「あと業務日報の字が汚いぞ、丁寧にな。日報記入時刻はちゃんと就業時間内に調整して書けよ。オーバーするとエリアマネージャーに怒られちゃうから」

U-511「Admiral!ユーは日本に行きます」

ドイツ提督「そうか、残念だな。バイトしたくなったらいつでも歓迎だよ」



U-511「ドイツ海軍所属、潜水艦U-511です。ユーとお呼びください。少し遠出してきました。よろしくお願い致します……」

日本提督「よく来てくれた。潜水艦が足りなくて人手不足なんだよ。今日からシフト入れるよね?研修期間中は時給700円ね」
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/29(日) 00:19:21.06 ID:PrS0pvVA0
2レスお借りします
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/29(日) 00:25:07.22 ID:PrS0pvVA0

〜「艦娘」素体欲しさ 鎮守府(予定地)侵入男を逮捕〜(神戸新聞)


――――提督着任前の鎮守府工廠に身を潜めていたとして、兵庫県警は28日、建造物侵入の疑いで、神戸市灘区のアルバイトの男(29)を現行犯逮捕した。県警によると、工廠内には「艦娘」の建造機があり、男は「(建造機の中にいるはずの)艦娘を手に入れたかった」と話しているという。


・・・・・・・・・
・・・・・・・・・




刑事「――全く、馬鹿な真似をしたもんだな」

男「ううっ……畜生……」

刑事「提督着任前の、正式に稼働してない鎮守府だったから、まだ警察(うち)の管轄だったものの、下手すりゃ問答無用で銃殺だぞ? 無茶しやがって」

男「だって……アイドルやモデルも顔負けの美少女揃いの艦娘たちの身体が、あの建造機の中に保管されてると思ったら……どうしても、我慢できなくて……」

刑事「……それで、バールやドライバー持って工廠に侵入か。はぁ……。言っとくがな、建造機の中に、お前が思ってるような艦娘たちの身体は存在してないぞ?」

男「嘘だ!」

594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/10/29(日) 00:32:22.55 ID:PrS0pvVA0

刑事「嘘なもんかよ」

男「さんざん調べて、確かな筋から聞いたんだ! 建造機の中には、艦娘たちの魂を寄り憑かせるための素体があるって……」

刑事「……そりゃその通りだがよ。知らなかったのか? 素体ってのは、真っ白なのっぺらぼうのマネキンみたいなもんでな。着任した提督が資材を投入して操作して、はじめて魂が入って艦娘として出てくるんだ」

男「なっ……」

刑事「……それも、どんな艦娘の魂が寄り憑くかは、ほぼランダム。実際に建造してみるまで、誰が来るかわかりゃしねえんだ。……そうでなかったら、どこの提督も、島風やら雪風やら五航戦やら大和武蔵やら、目当ての艦娘揃えるのに苦労してねえよ」

男「そ、そんな……」

刑事「頑張って勉強して身体鍛えて、海軍に入ってまともに提督目指してりゃ、まだ大好きな艦娘に会える目はあったかも知れねえが……まあ、お前は間違いなくムショ行きだ。じっくり反省しろ」

男「僕の……僕の夢が……艦隊これくしょんが……」

刑事「まあ、頑張れや。……案外、ムショでも素敵な出会いがあるかも知れねえぞ? ……『不知火』みたいな鋭い眼光や『武蔵』みたいな迫力持ったお兄さん方とか、『香取』先生みたいにドSな看守さんとかな」

男「そんな……いやだ……いやだ……」

刑事「艦隊これくしょんならぬ、檻内コネクション、ってか? がははは」
男「いやだあ〜〜〜〜〜っっ!!」




――――その後、彼がきちんと刑期をつとめあげた後、一念発起して努力し、異色の経歴をもつ提督になれたかどうかは、定かではない。



fin.

595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/29(日) 00:33:38.53 ID:PrS0pvVA0
投下終了
お目汚し失礼
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/10/29(日) 00:49:36.53 ID:Chfb/N6s0
<雨>

吹雪「また雨ですよ、司令官」

司令官「洗濯物がたまってるんだよねー」

吹雪「外にも出れないし……」

司令官「艦娘はいつも海で水被ってるから平気じゃないの?」

吹雪「私達だって、水に濡れるのが好きなわけじゃないんですよ」

司令官「そっかそっか」

吹雪「晴れないかなあ」

司令官「わたしは雨も好きだけどね」

吹雪「えっ?」

司令官「こうして雨を話題にして吹雪とムダ話できるし」

吹雪「ムダ話って」

司令官「太陽がまぶしくない」

吹雪「ひきこもりの発言ですよ」

司令官「雨の音も気持ちいいしね」

吹雪「私は聞きあきました」

司令官「ひんやりしていい感じ」

吹雪「油断すると風邪をひく気温ですよ」

司令官「身を隠して敵に接近できる」

吹雪「逆に気づかず接近されたりもします」

司令官「それにね、雨の中で、踊って歌ってみるのもいいものだよ」

吹雪「そんなこと、司令官はしないじゃないですか」

司令官「じゃあやろ!」

吹雪「えっ!?」
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/10/29(日) 00:50:09.80 ID:Chfb/N6s0
司令官「いくよー吹雪!」

吹雪「ちょっと、本気ですか!? ああ、ひっぱらないでください!」

司令官「うわおー!」

吹雪「司令官、廊下は走らないで、みんな見てます、見てますから!」

司令官「出るよー吹雪!」

吹雪「きゃー!」

司令官「あっはっはははははは! 雨だよ吹雪!」

吹雪「濡れます、濡れてますよ!」

司令官「ほらほら、踊って踊って!」

吹雪「もう、この……司令官ー!」

司令官「あはははは!」

吹雪「ほんとに、まったく、もう、ばか! ふ、ふふっ」

司令官「Singing in the rain!」

吹雪「ふふっ、あはっ、あははは!」

司令官「吹雪!」

吹雪「なんですか、司令官!」

司令官「雨はいいでしょ!」

吹雪「あはは、ぜんぜんよくないですよ!」

司令官「じゃあ、もっと踊ろ! 吹雪!」

吹雪「はい! 司令官!」


おわり
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/29(日) 02:52:44.16 ID:weH3ZQEx0
≫593-≫594
例の事件か
早えーよホセ
檻内コネクションわろたww
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 00:33:32.50 ID:9yHO4l4CO
>>590
>>591
おつつ
ワロタ
ドイツって労働者に優しいイメージがあったのに……
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/11/03(金) 00:35:05.31 ID:9yHO4l4CO
>>596
おつつ
流石レズ雪さん……
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 07:53:38.46 ID:36s2Qwwo0
【飲み屋でのとある軍人の会話】


A「なあ、お前さ」

B「なんですか?」

A「どうやったらそんなに艦娘に好かれるわけ?」

B「…あなただって好かれているじゃないですか」

A「ちげーんだって!!そりゃあ、険悪な雰囲気とかじゃないけどさ」

B「ならいいじゃないですか」

A「でもさ、違うんだよ!みんな良い子すぎなの!ビジネスライク的な意味で!」

B「よき上司とよき部下、十分かと」

A「だーかーらー、ちがうんだって!俺が求めているのはこう、ラブ的なやつ!」

B「一人の子に入れ込むとそれはそれで贔屓になりますよ」

A「大丈夫!俺はみんなを愛してるから!」

B「はあ…、駆逐艦や海防艦も?」

A「当たり前だろうが!!!!!」

B「あ、はい」

A「なあぁ、教えてくれよー。どうやったらそんな艦娘侍らせられるんだよぉ」

B「はべらすて…」

A「だってそうだろ!お前んとこの夕雲ちゃん?あれなに?もう完っ全に幼妻じゃん!!」

B「妻…」

A「あとさー、如月ちゃんに荒潮ちゃん?もうさ、愛人かよ!」

B「愛人…」

A「なあああ、どうやったらそうなるんだよおお」

B「いえ、あのですね」

A「お、何?教えてくれる気になった?」

B「そうじゃなくて」

A「なんだよ!秘密独占かよ!」

B「わたし、女なんですけど」

A「いーじゃんかよー!!それはそれでさいっこうじゃねーかくそが!」

B「はあ…、これはこれで結構大変なんですけどね」

A「は?キレそう」

B「食事は絶対に彼女たちお手製のもの、入浴は必ず一緒、果てはいつの間にかベットにもぐりこむ始末!!」

B「秘書艦も三人のうちのだれか、たまの非番もデートと称したお買い物!」

B「私の!プライベートは!?どこ!!!」

A「あ、おい…」

B「仲がいいのはけっこうです!でも、親しき中にもですね「…ごめんなさい、提督」…え?」
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 07:58:53.39 ID:36s2Qwwo0

夕雲「提督がそんなこと思ってたなんて、夕雲、知りませんでした」

B「あ、え?なんでここに?」

A「あーあ…」

夕雲「ほら、外、雨降ってるから。傘お忘れでしょう?皆でもっていこうって」

B「みん、な?」

如月「…如月がずっとおそばにいるのは、いや、だったのね」

荒潮「荒潮は、ふふ…迷惑、だったのねぇ」

B「えっと、その」

夕雲「傘、ここに置いておきますね。それじゃあ、皆さん…」

B「ま、まって!」

夕雲「なにか?」


A(あれ?俺置いてきぼりじゃね?)


B「その、貴女たちといつも一緒にいるのは、えっと、ちょっと行き過ぎたところもあるから、その」

如月「だから、お嫌いなんでしょう?」

B「違います!嫌いだなんて一言も言ってない!」

荒潮「そう、なの?」

B「ええ、むしろ好ましく思ってますよ!」

夕雲「お願い提督、嫌いなら、迷惑ならはっきりと言ってほしいわ」

B「あー、もう!だから!嫌いでも迷惑でもなくてですね、大好きなんです!」
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 07:59:20.83 ID:36s2Qwwo0

夕雲「ふふっ」

如月「ふーん、うふふ」

荒潮「あらぁ」


A「あ、店員さん、ビール中ジョッキで一杯ください」




夕雲「提督?夕雲、とっても、とーっても傷ついたわ」

如月「もう、司令官ったら、悪いひと…」

荒潮「だからぁ、すこーし、お詫びというかぁ、なにか、ね?」

B(あれ?)


A「あ、この煮びたしうめえな」


夕雲「だから提督、今日はもう一緒に帰りましょう?」

如月「今日はとーっても寒いから、みんなでお鍋作るのよ」

荒潮「お風呂も用意してあるわぁ」

B(これ、いつもの…)

A「ん?あ、話まとまりそう?」

B「ちょっ、あの、たすけ…」

A「無理」

B「えぇ…」

夕雲「ほーら、提督?あ、お金はここに置いておきますね」

A「お、おう」

荒潮「そ・れ・とぉ」ボソッ

如月「万が一司令官に手を出そうものなら、ね?」ボソボソ

A「アッハイ」


キョウハテイトクノスキナ、トマトナベナンデスヨ

エ、ホント?!ジャナクテアノ

イッショニアッタマリマショウネェ

ウフフフフフ



A「…好かれすぎるのも考えものだな」グビグビ
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/12/10(日) 08:00:22.30 ID:36s2Qwwo0
終わり
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/16(土) 12:12:50.26 ID:vao3ZdsWO
>>604
おつつ
ハーレムワロタ
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/12(月) 01:26:53.79 ID:sBly158Qo
保守
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/22(火) 19:10:24.70 ID:t5i68Bfc0
保守
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/15(金) 23:51:41.10 ID:eK9KRNXao
保守
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2024/03/06(水) 18:05:11.03 ID:5mBiJ1N+0
この時代じゃ珍しい完全新作でオンドレヤス
なおメアリースーとキャラ崩壊と俺TUEEEEEEEEEEEEEEがダメな人は

_人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_

> このスレは読めたもんじゃないので読んではいけません‼‼‼‼ <

 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1709655043/
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2024/03/06(水) 18:06:39.85 ID:5mBiJ1N+0
あれ青くならない
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1709655043/
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