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魔道士「魔道士研究所へようこそ」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/10(日) 21:15:03.95 ID:H0WQ19oN0
ぶっつけ本番で書いているので、遅筆、誤字、矛盾点などあるかもしれませんが、温かい目で見てください


-酒場

ザワザワ ガヤガヤ

旅人「おい、知ってるか?魔道士研究所の噂」

冒険者「噂って言ったって、どの噂だよ。あの研究所は常に噂が絶えないじゃないか」

旅人「一番新しい奴だよ!」

冒険者「キメラの作成に成功した噂か?」

旅人「違う、もっと新しい奴だ!」

冒険者「知らないな。どんな噂なんだ?」

旅人「実は...傷を回復する魔法を完成させたらしい」

ガタンッ ザワザワ オイマジカヨ

冒険者「な、それは本当か!?」

旅人「わからねえ、でも確かな情報筋だ」

冒険者「遂にやったのか...!」

ザワザワ ガヤガヤ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1460290503
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諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/10(日) 21:16:43.36 ID:H0WQ19oN0
同時刻 -研究所

魔道士「ハックション!」

魔道士「ううー、風邪でも引いたかな」

助手「夜遅くまでおきてるからですよ!もっと早く寝ればいいのに」

魔道士「仕方ないだろ、新しく完成させた魔法の申請やらで忙しかったんだ」

助手「遂に、やったんですね」

魔道士「ああ、500年の研究がやっと完成した」

魔道士「僕の手で...」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/10(日) 21:18:28.37 ID:H0WQ19oN0
「号外!号外!遂に魔道士研究所がやってのけたぞ!」

「世紀の大ニュースだ!号外!号外!」

-王国中央広場

魔道士「この度の研究成果は、王国や貴族の皆様からの多大の支援のおかげであります」

魔道士「自らの研究所のメンバーのほか、王立研究所の皆様にも大きく支えられました」

魔道士「遂に500年の研究者たちの思いを実現することができたのです」

魔道士「回復魔法の完成によって」

記者「実用化はいつごろになりますか!?」

魔道士「今。この瞬間です」

ワァー!!!!!
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/10(日) 21:20:25.63 ID:H0WQ19oN0
魔道士「あー、疲れた。大勢の前で話すのは好きじゃないんだ」

助手「みんな喜んでましたね。魔道士さんのおかげですよ」

魔道士「僕だけじゃないさ、他のみんなと、君のおかげでもある」

助手「ふふっ。そうですね!」

魔道士「これでまた人類は大きく前進した」

魔道士「海まで、あと少し」

助手「魔道士さんの夢って...」

魔道士「この研究所を大きくすること」

助手「そのためにまずは」

魔道士「ああ、海への進出を目指す」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/10(日) 21:26:19.75 ID:H0WQ19oN0
時は遡り 3年前

魔法使い「こんにちは。王国兵士というものですが、魔道士さんはいらっしゃいますか?」

研究員「先生は今、上にいるのですが...手が離せないと」

魔法使い「あわせてもらえないでしょうか、王立研究所から直々の依頼です」

研究員「ではあなたは...?」

魔法使い「申し送れました、王立研究所、副所長の魔法使いと申します。」

研究員「すぐにお通しします!」

研究員「先生!王立研究所のお偉いさんが依頼をと!」

魔道士「え!?」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/10(日) 21:36:46.79 ID:H0WQ19oN0
研究員「お茶をどうぞ」コト

魔法使い「ありがとうございます」ニコ

魔道士「しかし、あの王立研究所のNo.2が女性の方、しかも僕より若いとは...びっくりしました」

魔法使い「ええ、よく言われるんですよ。」

魔道士「でも、なぜわざわざ私たちに依頼を?」

魔法使い「あなたたちの活躍は聞いていますよ。最近ではある海洋生物の生態を30%も解析したりとか...」

魔道士「偶然の産物ですよ、あなた方には敵いません」

魔法使い「それでも十分すごいです。あの深海龍の生態を解析して、深海の強い圧力にも耐えられるようになる薬を作るなんて」

魔道士「なんとしても完成させたかったんです。海への進出は夢のひとつでもありますから」

魔法使い「海へ...ですか。やはり都合がいい、あなた方に今回依頼するのは」

魔法使い「治癒魚、の解析です」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/10(日) 21:44:15.76 ID:H0WQ19oN0
-数日後

魔道士「うーん...困ったなぁ...」

研究員「まさか治癒魚とは...また海へ出ますか?」

魔道士「今はまだ二度とあんな思いはしたくないさ。殺されかけたんだ。死にかけの魚一匹に」

研究員「有名なハンターや魔法使いに護衛を依頼するのは?」

魔道士「そんな物好きがいるとは思えない。」

研究員「じゃあ、どうするんですか」

魔道士「断る...しかないのかなあ」

魔道士「でも、治癒魚の解析が成功すれば、きっとあの魔法も完成する」

魔道士「うん、ここはやっぱり、もう一度海へ「こんにちは!!!」でよ...う?」

研究員「あ、勝手に上がってきたら困るよ!」

少女「ここ、すごい魔法とか作ってるって聞きました!私も働かせてください!」

魔道士「そんな急に言われても!」

少女「なんでもします!お願いします!」

研究員「魔道士さん、チャンスじゃないですか?」コソコソ

魔道士「こんな子一人いかせるわけにいかないだろう!?」ヒソヒソ

少女「?」

研究員「人出は多いほうがいいですって!絶対!」コソコソコソ

魔道士「えーと、じゃあ。雑用とかからしてもらうけど...いい?」

少女「はい!」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/10(日) 21:50:23.89 ID:H0WQ19oN0
見てる人いるかな...いたらコメントしてくれたらモチベあがります...


少女「海...ですか」

魔道士「浅瀬に行ってちょこっと魚をとって帰ってくるだけさ」

少女「無茶ですよ!あの海ですよ!」

少女「この世でもっとも死に近い場所!龍や怪物がうじゃうじゃいる魔境!」

研究員「一応何人か護衛はつれていくけど、相当危険だ」

魔道士「市場にはほとんどでまわってないし、あったとしても億の金が動く」

魔道士「取りに行くしかないんだよ」

少女「もし...私が取ってきたら、正式に認めてくれますか?」

魔道士「できるならね。でも無理だ」

少女「待っててください。一週間でもどります」

研究員「あっ!待って!!」

魔道士「僕たちは人を一人殺すことになるかもしれないぞ...大変だ!追いかけよう!」

研究員「はい!」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/10(日) 21:51:32.22 ID:nZuOFG/d0
見てるけどあまりそういうこと書かない方が良いよ
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/10(日) 21:52:17.62 ID:H0WQ19oN0
魔道士「だめだ...どこにいったかわからない」

研究員「先回りして海に行きましょう!」

魔道士「そうだな!ここから一番近いところは...」

研究員「東です!行きましょう!」

魔道士「うん!」

研究員「なんで一人で行ったんでしょう!」

魔道士「わからない、何か事情があるのかも!」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/10(日) 21:55:41.95 ID:H0WQ19oN0
一週間後

魔道士「結局見つからなかった...どこに行ったんだ」

研究員「無事だといいんですけど」

少女「取って...来ましたよ!」

魔道士「!?」

研究員「!?」

魔道士「そんな...どうやって!?」

少女「それは秘密です!」ニヤ
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/10(日) 21:58:14.86 ID:Z30Wp7Y1o
みとるぞ
エタらないように頑張って
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/10(日) 22:24:08.55 ID:Enwq2WirO
まだか
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/11(月) 00:24:08.22 ID:B7TJ0l9p0
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/04/11(月) 18:40:44.54 ID:/49MBBBM0
寝てましたすいません


魔道士「東の海に行ったんじゃないのか?」

少女「か弱い私がそんなことをするわけないじゃないですか!」

研究員「じゃあどうやって?」

少女「ひ、秘密です!」

魔道士「?」

研究員「?」
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