聖剣｢安価で私を扱えそうな人を探す｣ - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2016/04/23(土) 20:17:36.73 ID:VmWmXhLU0

聖剣「私は聖剣……えーと、なんとか！」

聖剣「今は人の形をしているけど、本来は剣です」

聖剣「もう何百年前とかそんな大昔に使われたっきり、めっちゃ深い洞窟の仰々しい宝箱に詰め込まれてたけど……」

聖剣「正直このまま永遠に封印されてる未来しか見えないから
、自分で持ち主を探す旅に出ますっ！」

聖剣「さて、まずは >>3 にでも行って強そうな人を探してみよう！！」


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1.5 ：荒巻＠管理人★(お知らせ) [Twitter]： ID:???

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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 ＠ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする（´；ω；｀）part56 ばばあ化気味 ＠ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 ＠ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ ＠ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 ＠ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超Ａ級スナイパーが魔王様を狙ってる？」〈ゴルゴ13inひめごう〉 ＠ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです ＠ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713788018/

ハルヒ「綱島アンカー」梓「２号線」【コンマ判定新鉄・関東】 ＠ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

2 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2016/04/23(土) 20:17:59.28 ID:zDd0bJ6ko

kskst

3 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 20:18:03.59 ID:6b53g3HU0

軍事帝国

4 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2016/04/23(土) 20:22:11.49 ID:VmWmXhLU0

聖剣「えーと、確かこの辺に小さな街があった気がするんだけどぉ……」

聖剣「あっ！ ここかな！？」

聖剣「わぁー、すっご！ あんなに小さかった街が、この数百年で大きくなってる！！」

聖剣「看板によると……わぁお、軍事帝国だって」

聖剣「……これはいきなり巡り会えるかも……！」


軍事帝国


聖剣「人が多いなー。さすが帝国と言うだけあるね」

聖剣「ちらほら強そうな人も見えるけど、うーん」

聖剣「よしっ、まずはあそこの人に話し掛けてみよう！」

どんな人か(性別も)↓2

5 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]：2016/04/23(土) 20:22:37.05 ID:YKpJAH0+0

騎士　女

6 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 20:23:29.11 ID:U8IPNlrR0

研究者　男

7 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 20:23:33.62 ID:e6XD65Tho

少年　男

8 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2016/04/23(土) 20:26:56.24 ID:VmWmXhLU0

聖剣「あの、ちょっといいですか？」

研究者「む、何かね。僕は急いでいるんだが」

聖剣「じ、実は私…聖剣でして！！」

研究者「……は？」

聖剣「もう何百年も誰にも使ってもらえなくて困ってるんです！」

聖剣「だからお兄さん、私を握って大冒険しませんか！？」

研究者「↓2」

9 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 20:27:50.98 ID:XR6Pb6WEO

まずは解析させろ。話はそれからだ

10 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 20:27:58.86 ID:71TcwDIl0

OK

11 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]：2016/04/23(土) 20:28:17.16 ID:YKpJAH0+0

科学的にありえません！政権が人間だなんて……証拠の展示を所望します！

12 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 20:29:31.64 ID:UafJ5YG3O

政権(聖剣)とか展示(提示)とか焦りすぎやろ

13 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2016/04/23(土) 20:32:28.36 ID:VmWmXhLU0

聖剣「ま、まじですかぁ！？」

聖剣(自分で言うのもあれだけど、まさかあんな文句で食いつくなんて……！)

聖剣「人間って……ちょろっ！」

研究者「ん？」

聖剣「あ、いや、なんでもないです！」

聖剣「でも…お兄さんは見た感じ白衣とか着てるし、研究者さんですよね？」

聖剣「なんで私の頼みを引き受けてくれたんですか？」

研究者「↓2 」

14 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 20:33:17.95 ID:UafJ5YG3O

そりゃ所有者にならないとじっくり研究できないし

15 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 20:33:19.27 ID:6b53g3HU0

武器は実地テストに限る

16 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]：2016/04/23(土) 20:33:44.14 ID:YKpJAH0+0

最近開発した嘘発見器に君の話がうそじゃないことがわかってね。とりあえずやってみようということさ

17 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2016/04/23(土) 20:40:00.03 ID:VmWmXhLU0

聖剣「じ、実地テストですか……」

研究者「ああ、当然だろ？」

研究者「君がどんなに凄い剣だろうが、まず実際にその強さをこの目で見ないと、受け入れることも拒否することもできない」

研究者「僕はそういう人間だ」

聖剣「ま、まあいいですよ…使ってくれるなら何でも……」

聖剣「じゃあ剣に変身してみるので、試しに振ってみてください」

研究者「わかった」

聖剣「では、えいっ！」ﾎﾞﾌﾝｯ

研究者「！？ ほ、本当に剣の姿に……！？」

聖剣(変身)「さあ、振ってください！ もう存分に！！ 気が狂うほど……！！」ﾊｧﾊｧ

研究者「で、では失礼して……」


研究者は上手く扱えたか否か ↓2

18 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]：2016/04/23(土) 20:40:28.92 ID:YKpJAH0+0

30％程度

19 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 20:40:30.92 ID:FCJHyzQjO

すっげーうまい使い手

20 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 20:40:39.95 ID:fKkdF0dB0

無理でしたー

21 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 20:40:40.91 ID:Uh8dWBSlO

持ち上げることもできなかった

22 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 20:40:43.19 ID:Nnytfdg+O

重くて扱えなかった

23 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 20:42:56.53 ID:Vp1T5LEP0

>>22
それで帝国の一研究者がww

24 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2016/04/23(土) 20:47:28.88 ID:VmWmXhLU0

研究者「はっ！」ﾌﾞﾝｯ

聖剣(変身)「おぉ……！」

研究者「とうっ！」ﾌﾞﾝｯ

聖剣(変身)「あぁっ……！」

研究者「てりゃあああああ！！」ﾌﾞﾝｯ

聖剣(変身)「ああん！！」

研究者「……ふう、こんなものかな」

ﾎﾞﾌﾝｯ

聖剣「す、凄いですよお兄さん！！」

聖剣「あんなに私を巧みに扱えたのはお兄さんが初めてです！ 見た目によらず、筋肉ありますねぇ！」

研究者「ありがとう」

研究者「僕も君を手に取ってみて分かったよ」

研究者「僕と君が出逢えたのは偶然なんかじゃない……！ 正しく運命だと……！」

聖剣「い、いきなり使い手に出逢えるとかグへへ…興奮が止まりませんよぉ……！！」

聖剣「ねぇ、お兄さん？ 私を使って何かをさっそく斬ってみませんか？ てか、斬りましょう！？」

研究者「↓2」

25 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 20:48:30.13 ID:6b53g3HU0

君言動がそこはかとなく邪悪なんだけど聖剣、だよね・・？

26 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 20:48:32.08 ID:71TcwDIl0

そんなことより冒険しようぜ！

27 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]：2016/04/23(土) 20:48:37.33 ID:YKpJAH0+0

他にあなたのようたな剣がないか旅に出る

28 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 20:48:38.32 ID:4smSU1XbO

その前にきみの歴史を聞かせてくれ

29 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2016/04/23(土) 20:51:13.70 ID:VmWmXhLU0

聖剣「……え？ 冒険、ですか？」

聖剣「ま、まあいいですけど……うーん」

研究者「実はね、僕には行きたいところがあるんだ」

研究者「その道中が険しくて、己の身一つでは不安だったんだけど……なに、君が居るなら心配はない！」

研究者「さあ行こうっ！」

聖剣「そこは何て場所ですか？」

研究者「↓2 だ！！」

30 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 20:51:54.24 ID:6b53g3HU0

古代王国の廃都

31 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 20:51:57.79 ID:FCJHyzQjO

アスタゴラシア

32 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 20:52:13.58 ID:4smSU1XbO

近くにある小さな森

33 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2016/04/23(土) 20:59:37.84 ID:VmWmXhLU0

聖剣「アスタゴラシア……？ 知らない名前ですね」

研究者「ああ、アスタゴラシアは伝説の大陸と呼ばれてるんだ……」

研究者「とある冒険家が残した手記には確かにその名前が出てくるんだが、何十年も経った今でもその冒険家以外は誰も発見できていない……！」

研究者「終いにはただの冒険家の妄想とされてしまった！」

研究者「僕はそれが悔しいんだ……本当に世界を隅々まで探した訳でもないのに『無い』と断定しやがって……！」

研究者「僕はそんな愚かなことはしない！ ちゃんとこの目で確かめてみたいんだ！」

研究者「……いい歳した大人が何を少年みたいなこと言ってんだって思うかもしれないけど、さ」

研究者「君はそれでも、ついてきてくれるかい？」

聖剣「↓2」

34 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 20:59:53.34 ID:FCJHyzQjO

ksk

35 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 20:59:54.97 ID:71TcwDIl0

ＯＫ

36 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2016/04/23(土) 21:06:25.60 ID:VmWmXhLU0

研究者「おお……！」

聖剣「愚問ですよ、お兄さん程の使い手をみすみす逃す理由がありませんよ！」

聖剣「まあ、気の遠くなる程長い旅になるかもしれませんけど」

聖剣「私はどこまでもお供しますっ！」

研究者「ありがとう……本当に、ありがとう……！」

聖剣(……誰かに感謝されたことって、そういえば今まで無かったなぁ)

聖剣(えへへ、悪い気はしないね！)

研究者「よし、さっそく旅立つための準備をしてくるよ！！」

聖剣「はい、じゃあ城下町の入口で待ってます」

研究者「すぐ戻るから！」


研究者の家


研究者「……職場にはまあ、適当に辞表でも叩きつけるとして」

研究者「何か持っていくものはあるかな？」

何を持っていくか ↓2

37 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 21:07:25.64 ID:6b53g3HU0

先祖代々伝わるお守り

38 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]：2016/04/23(土) 21:07:59.89 ID:YKpJAH0+0

↑

39 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2016/04/23(土) 21:15:34.66 ID:VmWmXhLU0

研究者「この母さんがくれたお守りでも持っていくか」

研究者「先祖代々受け継いできたものだし、持っといて損は無い、よな」

研究者「では行くとするか……さよなら、我が家」


帝国・城下町 入口


聖剣「あ、もう準備はいいんですか？」

研究者「待たせて悪かったね。さっそく旅立とう！」

聖剣「……ん？ あの、ちょっといいですか？」

研究者「え、何？」

聖剣「くんくん、くんくん」ｽｰﾊｰｽｰﾊｰ

研究者「わっ！ な、何でそんなに僕の懐の匂いを……！？」

聖剣「あ、すいません…なんか特別な匂いがしたので……」

聖剣「聖剣だからかは分からないんですけど、魔法の匂いに敏感で」

聖剣「何かマジックアイテムの類でも持ってたりしますか？」

研究者「……ああっ！ このお守りのことかな？」

聖剣「くんくん…はい！ そうです！」

聖剣「多分このお守りには ↓2 の力があると思いますよ！」

研究者「凄いな、そんなことまで分かるのか聖剣は……」

聖剣「えへへっ」

40 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 21:16:59.35 ID:U8IPNlrR0

超幸運

41 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 21:17:16.33 ID:Fj42zSYqo

戦闘で得られるお金が２倍

42 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 21:17:54.16 ID:EyBRCNq8O

祖先の霊からの加護
能力とかがいろいろ上昇する

43 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2016/04/23(土) 21:22:24.71 ID:VmWmXhLU0

研究者「しかも凄い効果だ…御先祖様々だな」

聖剣「これで旅の間は金銭面で困ることはありませんね！」

研究者「そうだね」

聖剣「あー、楽しみだなぁ。霜降り肉にワイン…ああ！ カジノとかいうのもやりたいですねぇ！」

研究者「お、おい、贅沢なんかしないぞ！ すぐに金なんかなくなるんだから！」

聖剣「うぅ、はーい……」

研究者「やれやれ。さて、まずは ↓2 にでも行こうか」

44 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 21:22:45.23 ID:6b53g3HU0

港町

45 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 21:23:12.80 ID:71TcwDIl0

ダンジョン

46 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2016/04/23(土) 21:27:58.63 ID:VmWmXhLU0

聖剣「おおっ！ さっそく魔物相手に私を使うんですねぇ！？」

研究者「うん、今まで戦いとかそういうのには無縁だったからね……」

研究者「ちょっと慣れておこうと思って」

聖剣「素晴らしい心掛けです！！ さすが聖剣の使い手！！」

聖剣「ダンジョンなら、確か北の方に割と深い洞窟があったはずです。そこに行きましょう！」

研究者「ＯＫ！」

↓コンマ
偶数…生存
奇数…死にかける
ゾロ目…全滅

47 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 21:28:47.32 ID:XZ5qk2GZ0

アバーッ！

48 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2016/04/23(土) 21:36:54.13 ID:VmWmXhLU0

帝国北のダンジョン


聖剣(変身)「オラオラオラァ！ 聖剣様のお通りじゃー！」

研究者「ふっ！」ﾌﾞﾝｯ ﾌﾞﾝｯ ﾌﾞｫﾝｯ

スライム「」ﾁｰﾝ

ゴブリン「」ﾁｰﾝ

トロル「」ﾁｰﾝ

ﾎﾞﾌﾝｯ

聖剣「ああ―――血の香りのなんと心地よきことか……！」

聖剣「この生臭いモノに包まれることこそが聖剣としての至上の喜びですぅ……！」ﾄﾛｰﾝ

研究者「聖剣とは一体……」

聖剣「気にしたら負けですよ？」ﾆｺｯ

研究者「あ、うん」

聖剣「ところで、いやぁ…もう随分と魔物の死骸を積み上げましたねぇ」

研究者「うん、もう充分かな……君、強すぎ」

聖剣「えへ、お褒めに預かり光栄ですっ」

研究者「……ん？ あそこに何かあるな……」

聖剣「おっ、ダンジョンにつきもののアレですかぁ！？」

何があったか ↓2

49 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 21:38:09.05 ID:6b53g3HU0

呪剣

50 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 21:38:37.85 ID:AljIvlLJO

勇者の盾（しゃべる）

51 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2016/04/23(土) 21:49:43.88 ID:VmWmXhLU0

研究者「なんだこれ、盾……？」

聖剣「……なーんか見覚えが」

ﾎﾞﾌﾝｯ!

研究者「！？」

勇者の盾「お初にお目にかかる……」

勇者の盾「俺は勇者の盾。ずっと持ち主を待ち侘びていた……」

研究者「うわ、めっちゃゴッツイ人になった！」

聖剣「…あーっ！！ 貴方はぁ！！」

聖剣「私のことを覚えてますか！？ 勇者の盾さん！」

勇者の盾「当然だ……この耳に残る声は」

勇者の盾「―――聖剣よ、久しぶりだな」

聖剣「わぁ、かつての仲間に再び逢えるとは……！」

研究者「えっと、知り合いなの？」

聖剣「はい！ 大昔に、私と勇者の盾さんは『勇者』と呼ばれていた使い手と共に旅をしたんですっ！」

聖剣「あぁ、懐かしいなぁ」

勇者の盾「うむ、確かにそうだな……だが違う」

勇者の盾「俺が姿を見せたのは、そこの男に試して貰いたかったからで、旧友との再開を喜ぶ為ではないのだ……！」

勇者の盾「さあ、そこの御仁よッ！ この俺を持ち構えてみるがいいッ！」

聖剣「相変わらず固い人だなぁ……」

聖剣「ま、とりあえず持ってみてあげてください。お兄さんなら、もしかしたら……」

研究者「あ、ああ。では―――」


研究者と勇者の盾の相性はどうだったか
↓2

52 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします ：2016/04/23(土) 21:50:21.35 ID:YKpJAH0+0

結構使える

53 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 21:50:59.04 ID:6b53g3HU0

そこそこなじむ

54 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 21:51:01.11 ID:71TcwDIl0

良い、ただし盾と剣の仲は最悪

55 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 21:51:05.20 ID:e6XD65Tho

最悪

56 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2016/04/23(土) 21:57:26.43 ID:VmWmXhLU0

研究者「……」

勇者の盾(変身)「……」

研究者「えっと」

ﾎﾞﾌﾝｯ

研究者「わっ！」

勇者の盾「……そこそこ、といったところか」

聖剣「そこそこ、かぁ」

勇者の盾「だが、こんな薄暗い所にずっと居るよりかはマシだろうな……よし」

勇者の盾「御仁よ…この俺を持っていってくれッ！」

勇者の盾「少し馴染む程度なら、扱うことはそう難しくないだろう！ だから、頼む！！」

勇者の盾「……もう、暗いのは嫌だ……！！」

聖剣「どうしますか？ お兄さん」

研究者「そうだね……↓2」

57 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 22:00:12.19 ID:Xn2KHbliO

連れて行こう

58 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 22:00:14.09 ID:71TcwDIl0

なんか可哀そうだから持っていこう

59 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 22:01:30.47 ID:HbpdGbKY0

研究者ってなんだろうか…

60 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]：2016/04/23(土) 22:09:30.52 ID:VmWmXhLU0

勇者の盾「おお、ありがたい……！！」

勇者の盾「この身が粉々になるその時まで、貴方はこの俺が守るッ！」

研究者「ありがとう、丁度僕も防具が欲しいところだったんだ」

聖剣「賑やかな旅になりそうで良いですね！」

聖剣「同じ武具同士、仲良くしましょう！ 勇者の盾さん！」

勇者の盾「そうだな……だが、その」

勇者の盾「できれば、俺と話す時は声のボリュームを絞ってくれ。俺の性能が良すぎるのか、耳が痛いのだ……」

聖剣「あ、ごめんなさい！！ 善処しまーす！！」

勇者の盾「だからぁ！！ もう！！」

研究者「あはは……とにかく、もう外に出ようか」

聖剣「それもそうですね。さ、行きましょう盾さん」

勇者の盾「あ、ああ……」

勇者の盾(この先、俺の耳が取れませんように……)

61 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 22:10:23.03 ID:71TcwDIl0

盾に耳があるのかｗｗｗｗｗｗ

62 ： ◆RasoPV2fVA [saga]：2016/04/23(土) 22:10:34.30 ID:VmWmXhLU0

こんな感じで緩くやっていきます。
今日は眠いのでここまで、お疲れ様でした。

63 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 22:10:52.36 ID:71TcwDIl0

乙

64 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 22:12:24.34 ID:6b53g3HU0

乙でした

65 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 22:50:06.54 ID:QO/h5nl3O

おつ

66 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/23(土) 23:54:19.64 ID:HyyH7Y7io

おつ

67 ： ◆RasoPV2fVA [saga]：2016/04/24(日) 20:11:40.49 ID:h4luKmQe0

再開

68 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/24(日) 20:12:29.31 ID:iKZ2Ey+R0

来やがったな…

69 ： ◆RasoPV2fVA [saga]：2016/04/24(日) 20:13:56.67 ID:h4luKmQe0

聖剣「で、どうでしたか？ 生の魔物との戦闘は」

研究者「ああ、少し不安だったが…聖剣さえ居てくれれば何も心配はないよ！」

研究者「心強い仲間も増えたことだしね」

勇者の盾「うむ」

聖剣「なるほど。ではでは！ 次はどちらへ向かいますか？」

研究者「↓2 かな」

70 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/24(日) 20:18:13.06 ID:pSlDYPGl0

人魚の里

71 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/24(日) 20:18:15.41 ID:3zckehWD0

国境の砦

72 ： ◆RasoPV2fVA [saga]：2016/04/24(日) 20:26:43.52 ID:h4luKmQe0

聖剣「お、ついに国境を越えるんですね！」

研究者「この国で生まれてからずっと過ごしてきたけど……」

研究者「アスタゴラシアに関する有益な情報なんて、１つも得られなかったよ」

研究者「……もう、この国に居る意味は無いかな」

勇者の盾「確かにそうだ。では国境の砦に向かうとしようか」

聖剣「砦ですか？ なぜ砦なんかに？」

勇者の盾「それは聖剣…何もせずにただで国境を渡らせてくれるわけが無いだろう」

聖剣「えっ、今の世界ってそんな面倒なルールがあるんですか！？」

勇者の盾「お前、さては数百年ずっと誰にも拾われなかったな……」

聖剣「わ、私悪くないですよ！？ 前の勇者様が安置しすぎたんですよ……！！」

勇者の盾「そういえば聖剣の伝説とやらも最近では耳にしなかったなぁ。ふっ、哀れな女よ……」

聖剣「う、うぅぅぅぅ……！！」ｼﾞﾜｯ

研究者「ほら、2人とも。砦が見えてきたよ……」

↓コンマ
偶数…簡単に国境越え
奇数…阻まれる

73 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/24(日) 20:27:19.24 ID:iKZ2Ey+R0

あ

74 ： ◆RasoPV2fVA [saga]：2016/04/24(日) 20:33:51.89 ID:h4luKmQe0

―――しばらくして


聖剣「……なんだ、わざわざ砦に行く必要があると言ってたので、面倒な手続きが必要かと思ってましたが……」

勇者の盾「存外にあっさりと抜けたな……」

研究者「まあ、僕は元帝国の研究者だからね。身分証明さえできれば、後はそんなに拘束はされないよ」

研究者「……審査の際、君たちには元の武具の姿になってもらったってのもあるけどね」

聖剣「ふむふむ」

勇者の盾「それで、御主人。ここらに情報収集できそうな街や村の類はあるのか？」

研究者「↓2」

75 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/24(日) 20:36:04.70 ID:z4ZNrDT9O

冒険者が多く集まる都市があるんだ

76 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/24(日) 20:38:43.81 ID:SlyubmVh0

↑

77 ： ◆RasoPV2fVA [saga]：2016/04/24(日) 20:53:58.08 ID:h4luKmQe0

聖剣「なるほど、ではそこを目指してレッツゴー！！」

勇者の盾「」ｷｰﾝ

研究者「そ、そうだね……」


冒険者の街


研究者「噂通り、随分と賑やかな街だなぁ……」

聖剣「見てくださいよお兄さん！ 家が全部レンガですよ！ レンガ！」

勇者の盾「いや、そんな珍しいものでもないだろうに……」

研究者「確か…この街には ↓2 があったはずだ」

研究者「そこなら情報が得られる……かもしれない！」

78 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/24(日) 20:55:00.08 ID:z4ZNrDT9O

魔術師ギルド

79 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/04/24(日) 21:00:28.20 ID:Y2JXKKJC0

酒場（情報屋とか仲間を捜す新米冒険者が居る）

80 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2016/05/03(火) 18:59:33.53 ID:v1sx6ui4o

今のところ研究者というより探検家っぽくなってきてるな