周子「だめかな?」

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53 : ◆2QfXBkV1Yr70 [saga]:2016/09/05(月) 18:42:05.52 ID:0FcaGKKr0
ある日のこと、Pさんは早くに帰ってきた。

モバP「……ただいま」

周子「おかえりー、どしたん?こんな早くに」

モバP「……別にいつも通りだろ」

明らかに嘘だ。まだ五時も回ってないし、あたしも掃除が済んでないため、Pさんの割烹着を無断着用していた。

モバP「……ちょっと部屋にいる」

しかしPさんはそんなあたしを意に返さず、自分の部屋へと向かっていく。なんだかどことなーく、元気がない感じ。あたしはのんきなもんで、お腹でも痛いのかなーなんて考えていた。

周子「晩御飯どーするん?」

モバP「……適当にどっかで食べてくれ」

そういってPさんは、部屋から腕だけにゅっと出して、諭吉さんを渡してきた。

周子「……え、まじ?」

Pさんはドがつくほどの倹約家である。「外で食うものが如何に手抜きで如何に不衛生で如何に損をしているか」という話は耳にタコができるほど聞いたし、その熱量はおそらくアイドルを指導するのとおんなじくらいなんやないかななんて適当に考えていたが、しかしあのPさんが外食を居候に許可するなど、これは大問題であった。そもそも、あたしがPさんの手料理を食べられないのが嫌である。

モバP「まじだ、しばらく一人にしろ」

そういってぴしゃりとふすまを閉められた。あたしを見つめるのは手のひらにある諭吉さんただ一人。
こうなってくると、周子ちゃんにも居候兼家政婦の意地に火が付く。

周子「いっちょ、やったりますかぁ」

なんてったって、Pさんのためだしね。
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