このスレッドはSS速報VIPの過去ログ倉庫に格納されています。もう書き込みできません。。
もし、このスレッドをネット上以外の媒体で転載や引用をされる場合は管理人までご一報ください。
またネット上での引用掲載、またはまとめサイトなどでの紹介をされる際はこのページへのリンクを必ず掲載してください。

鳥海「大和さんは死神です」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/08/30(火) 21:13:23.45 ID:R7mpU1Cm0


海軍大本営。


とある提督執務室。


長門「――――――これが今回の演習の戦果だ――です」すっ

提督「取りあえずご苦労だった。どれ……」
ぺら…

提督「…………ふむ。よし上々の結果だ。皆よくやってくれてる様だな」

長門「そうだ…ですね。指揮をした私の目から見ても、皆よくやってくれていると思う…思います」

提督「……それもそうだが。何よりこの演習に於いてはお前の手腕によるものが大きいだろう。これなら、艦隊の指揮艦としても充分に運用してくれそうだな」

長門「これも提督の御指導の賜物です」

提督「いや。俺は特に何もしてないよ。これは長門、お前の自身の能力と、これまで培ってきた数多くの貴重な経験によるものだ」

長門「ありがとう…ございます。私としてもいずれは、この艦隊の戦艦として旗艦として皆を引っ張り、そして提督の直接の指揮がなかったとしても、私と皆の力でそれ以上の戦果を上げられる様に出来たら、と思っています」

提督「それは頼もしい事だな。よし…ご苦労だった。演習で疲れただろう。今日はもう下がって休んでくれ」


長門「はっ。では失礼します」ビシッ


がちゃ…


 
 

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1472559203
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714136403/

少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/08/30(火) 21:20:30.54 ID:R7mpU1Cm0

――――――


提督「よし。これで今日の執務は終わりだな。ご苦労だった。お前たちも…もう下がっていいぞ」

提督「天城。それに鳥海も」


天城・鳥海「「はい」」


―――


天城「………………あの…提督」

提督「ん?どうした天城」

天城「…………いえ。今日もお世話様でした。失礼します」ペコリ

鳥海「私も。本日もご指導を賜り、有難う御座いました。失礼します」ぺこり


ガチャ…


  
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/08/30(火) 21:26:24.67 ID:R7mpU1Cm0

―――――

廊下。


天城「お疲れさま鳥海さん。大分…秘書艦の仕事にも慣れて来たみたいね」

鳥海「はい。天城さんと提督のご指導のお蔭です」

天城「そう言って貰えると嬉しいわ……と言っても私は秘書艦ではないのだけど。正式には……提督付き補佐艦。まぁこれも正式な役職ではなくて、ここの提督(あのひと)が独自にお考えになられたものだけど」

鳥海「確かに長門さんが正式な旗艦であり秘書艦ですが、でも実質この艦隊の秘書艦は、長門さんではなく天城さんであると私は思っていますから」

天城「…………」


鳥海「私は旗艦として艦隊の要になって戦う長門さんに、秘書艦として司令の執務を補佐する天城さん。執務と戦闘の担当を分ける事によって、長門さんも艦隊指揮に集中出来ますし。司令も執務と艦隊運用をスムーズに進められる。この役割分担のやり方は、私は凄く効率的であると思います」

天城「そうね……それは私もそう思うわ。実際に旗艦と秘書艦を同一艦にするのって、やっぱりちょっと負担が大きいと思うし……」

鳥海「それに……天城さんは正規空母です。他の艦隊なら正式な秘書艦であっても全くおかしくないですから」

天城「確かに戦艦と正規空母が揃っている艦隊は珍しいけど……他にない訳ではないし、同僚の戦艦が他ならぬあの長門さんなんだから、それはしょうがないかな」


鳥海「そうですね……何と言ってもあのビッグ7の一角ですからね……」


 
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/08/30(火) 21:31:38.69 ID:R7mpU1Cm0

―――

天城「――――私はね。鳥海さんも、もう充分って言っていいくらい秘書艦としての仕事も覚えたし、他の艦隊なら秘書艦になれるかも知れないと思ってるのだけど」

鳥海「いえ…私は……この艦隊……あの司令の下で艦娘としてのキャリアを最期まで全うしたいので、重巡の私は秘書艦になれない事は承知していますから……」

天城「…………そう。確かにここの提督さんは、旗艦は戦艦か空母だって決めてらっしゃるから……でも勿体無いわね。鳥海さんの知識と見識なら、実務能力なら何処の艦隊でも重宝されるでしょうに」

鳥海「いいえ。私はここでも充分、重宝して頂いてます。それに―――――」

鳥海「補佐艦だったら可能性はゼロではないですし、そうすればあのヒトの一番お傍に置いて頂けますから……そう旗艦の艦娘よりも」

天城「…………ふーん。そうなんだ。鳥海さん…よっぽど提督の事が好きなのね」


鳥海「!?/////////////」ドキッ


鳥海「いっいえ…それは―――――――///////」かぁぁ


 
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/08/30(火) 21:37:13.97 ID:R7mpU1Cm0

天城「ふふ…あんなオジサンのどこに、艦娘随一の才媛である鳥海さんが魅了されてしまったのかしら?」クスクス

鳥海「それは…そのっ――――――ってその話はちょっと……//////」かぁぁ

天城「そうね。ごめんなさい。でも…あのヒトの補佐艦に収まりたいのなら―――――」

天城「この私を蹴落とさないとね?」

鳥海「それは―――――寧ろ私は今のままでもいい…と思っています。もしかしたら将来的にそうなれればって…くらいで……私は長門さんは勿論、天城さんの事も尊敬していますから。今の私には今のままでも充分なんです」

天城「そう…………」

鳥海「本当ですよ?」


天城「ふふ…そういう事にいといてあげるわ」クス…


 
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/08/30(火) 21:44:14.02 ID:R7mpU1Cm0

鳥海「まったく…本当ですからね?それから――――って……ん…あっそう言えばさっき、天城さん何か司令に言いたそうでしたけど……何も言わなくて良かったんですか?」

天城「えっ!?あ…………ええ。別に…大した事じゃ無いから……」

鳥海「そうですか……もしかしたら私が居たから言い難かったのかと思って……」

天城「そうじゃないの。ただ……」

鳥海「ただ?」

天城「ふふ…言っても意味がない―――――って思ったから」

鳥海「そうですか……」

天城「…………ねぇ鳥海さん」

鳥海「何ですか?」


天城「もし…本当にもしもだけど、私に何かあった場合は……その時は…あのヒトの事をお願いね」



 
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/08/30(火) 21:56:47.77 ID:R7mpU1Cm0

鳥海「えっ!?」どきっ

鳥海「ど…どういう事ですか?」

天城「うーん。こんな意味深な事を言っておいてなんだけど、ホントに特に深い意味はないの。ただ、何となく言ってみたくなっただけ。ホントにそれだけなの。でも…ごめんなさい。いきなりそんな事言われたら吃驚するわよね」

鳥海「そうですよ。でも…本当に何もないんですか?」

天城「ええ。本当に何もないの。ふふ…可笑しいわね。それなのに急に今みたいな事を言ったりして……でも、もしかして何かの予兆だったりして?」

鳥海「予兆って…変なコト言わないで下さい。私はこの…今のこの艦隊が気に入ってるんですから。何かあったら困ります」

天城「ええ。そうね…それは私も一緒。私もこの艦隊に……そしてあの提督の下に配属して頂いて本当に良かったと思ってる」にこ

鳥海「はい」こく


――――


艦娘宿舎。


天城「ではおやすみなさい鳥海さん」

鳥海「おやすみなさい天城さん」


――――

天城の部屋。


天城(でも確かに……どうして急にあんな事を言ってしまったのかしら…………)はて?


天城(まぁいいわ……今日は何かちょっと疲れちゃったし、お風呂に入ったら…すぐに寝ましょー―――)

  
 
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/08/30(火) 22:08:33.73 ID:R7mpU1Cm0


鳥海(そう……私は天城山に言った通りいやそれ以上に、天城さんの長門さん……そして何よりもあの司令が率いるこの艦隊が大好きだ)


鳥海(出来る事ならずっとこのままでいられれば…………私はそれでいい…と思っていた)


鳥海(だけど―――――――)


鳥海(大袈裟なのかもしれないけど……ある意味その夢の様だった時間は…ある日突然、終わりを告げ、今のままではいられなくなる事を余儀なくされる――――――)



鳥海(そう――――――)


鳥海(この少し後に…………)




鳥海(あの艦(ヒト)が…この艦隊(ここ)に……この司令の下に配属されたのが、その始まりだった―――――――)



 
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2016/08/30(火) 22:46:47.09 ID:R7mpU1Cm0
取り敢えずここまでです。
次はいつになるか分かりませんが書けたら書きたいと思います

それでは。
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/08/31(水) 07:42:16.42 ID:qOl8DYD/0
期待
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/10(土) 13:48:00.40 ID:GOJFxBrVO
続きが来ないことには判断できない
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/22(木) 14:57:53.14 ID:Sb6rkypN0
はよ
8.63 KB   
VIP Service SS速報VIP 専用ブラウザ 検索 Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)