吹雪「彼らこそはアベンジャーズ」

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22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/03(土) 20:14:18.76 ID:Ra+BApt8O
待ってた!
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/03(土) 21:28:03.41 ID:4W3uojO3o
そういや前はギリギリにアイオワが実装されたくらいだっけ
24 : ◆Ua1M3q7gGI [sage]:2016/09/04(日) 00:25:33.42 ID:WlEXxmXX0
誤字や脱字ならまだしも、文章丸々載せ忘れは致命的ですね...
立て直しても大丈夫でしょうか?
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/04(日) 01:49:16.05 ID:dW3NkZLZ0
この程度なら全然OKよ
26 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/04(日) 20:22:11.37 ID:WlEXxmXX0
>>25そうですね、混乱を招きそうなのでやめておきます
前回から見てくださってる方がいて嬉しい限りです
では、続きを投下していきます
27 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/04(日) 20:23:11.84 ID:WlEXxmXX0
トニー「気まずいらしい」

明石「気まずい?」

トニー「別次元とはいえ元敵国の軍艦の魂が人となった存在に対してなんたらかんたら・・・」

トニー「戦ってる時ならともかく、こういう場での会話は苦手だそうだ」

トニー「頭の固い老人はすぐこうだ、細かいことをいちいち気にする」

明石「いいすぎですよトニーさん・・・」
28 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/04(日) 20:24:31.14 ID:WlEXxmXX0
長門「私達は全く気にしてないのだがな」

トニー「良いんだ放っておけ」

提督「半年近くも立つんだし、お前みたいに図々しいほど馴染んでもらいたいものだな」

トニー「図々しいは余計だ」

明石「もう半年ですか・・・今は当たり前みたいにしてますけど、よく次元転送装置なんて完成させましたね・・・」
29 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/04(日) 20:35:32.26 ID:WlEXxmXX0
トニー「前にも言ったろ?僕はトニー・スタークだって」

明石「すっかり決め台詞ですね・・・」

金剛「ヘイトニー!今向こうのmemberは何してるデース?」

金剛「ワタシ、ナターシャにお化粧教えてほしいネー!」

トニー「さぁね、今頃どこかでスパイ活動でもしてるんじゃないのか?」

金剛「Veryなげやりネー・・・」
30 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/04(日) 20:36:56.18 ID:WlEXxmXX0

赤城「私はまたバートンさんに弓技を教えてもらいたいですね」

加賀「彼に的当てで勝つのが当面の目標です・・・」

木曾「あいつおかしいよな・・・あんたらが射った矢をことごとくアーチェリーで打ち落としてたぞ」

提督「うちの一航戦も大概だが・・・上には上がいるもんだ」

明石「バナー博士は・・・工廠にたまに研究を手伝いに来るだけで、戦闘には参加しませんね・・・」
31 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/04(日) 21:18:52.11 ID:WlEXxmXX0
>>29
ナターシャに〜
アベンジャーズのメンバー
本名はナターシャ・ロマノフ(もっと長い名前が別にある)
通称ブラック・ウィドウ
世界クラスの身体能力、知力、射撃能力を持っている
ロシアのレッドルームアカデミーというところでスパイとして訓練されている
昔に名の知れた殺し屋(?)としてS.H.I.E.L.D.に命を狙われるも殺しに来たバートンは彼女を殺さなかった
詳しくは描かれてはいないが、その後ナターシャは改心。過去の行いを償うためにS.H.I.E.L.Dで活動している
演じているスカーレット・ヨハンソンは超美人
ありえないほど妖艶

>>30 バートンさん〜
同じくアベンジャースのメンバー
本名クリント・バートン
通称ホークアイ
人間の限界レベルの弓の腕を持っており、身体能力も極めて高い
弓と矢は特別性であり、背中に背負った矢筒に放つ矢に爆薬、ラぺリング装置などといった様々効果を付与するギミックが付いている
S.H.I.E.L.D.のエージェントでナターシャとは親友。クリントのとある秘密を知っている
ありえないほど俊敏
32 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/04(日) 21:19:41.09 ID:WlEXxmXX0
トニー「バナーは戦いたがらないからな・・・今のところハルクが必要な局面はないし、このままでいいさ」

明石「ちょっと見てみたいですけどね・・・映像じゃなくて生で・・・」

トニー「わかるぞその気持ち」

木曾「マッド共が・・・」ハァ…

ピピピ

トニー(ジャーヴィスからメール・・・またか?)
33 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/04(日) 21:21:14.08 ID:WlEXxmXX0
〔次元転送装置に異常が発生しました。〕

トニー(クソッ・・・)

トニー「ちょっとだけ席を外す。ソー、僕の分の酒まで飲むんじゃないぞ?」
34 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/04(日) 21:22:05.69 ID:WlEXxmXX0
......
....
..
.

工廠 地下 次元間移動室

トニー「今度はどこが悪いんだ?」

ジャーヴィス『次元転送装置周辺の磁場や空間に小さな歪みができています』

ジャーヴィス『ですが、前回よりもその幅は大きくなっています』

トニー「異常が起こる前になにか前兆とかはあるのか?」

ジャーヴィス『皆無です。突発的でパターンが存在しません』

ジャーヴィス『装置周辺が不安定な状態です』

トニー「他にも言いたいことがありそうだな?」
35 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/04(日) 21:22:46.77 ID:WlEXxmXX0
ジャーヴィス『装置内部に・・・0.1秒にも満たない間でしたが、コンピューターにも似た一種のコードが流れていました』

ジャーヴィス『これが観測されたのは今回が初めてです』

トニー「つまりこの装置に何者かがハッキングを仕掛けてるっていうのか?」

ジャーヴィス『否定はできません』

トニー「・・・」

トニー「対抗策を考えておく、また異常があったらすぐに知らせろ」スタスタ

36 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/04(日) 21:23:25.27 ID:WlEXxmXX0
ジャーヴィス『はい、トニー様はこのまま宴会をお楽しみください』

トニー「楽しむ気分じゃなくなったけどな」スタスタ
37 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/04(日) 21:24:20.31 ID:WlEXxmXX0
----------------------


トニー達の世界 ワシントンD.C S.H.I.E.L.D.本部 トリスケリオン 危険観測室


 ピピピッ ピピピッ

職員A「!」

職員A「謎の物体がハワイ沖付近に現れたところを人工衛星がとらえました!」

職員B「どれ、写真を見せてみろ・・・」

職員B「・・・!」

職員B「今すぐにフューリー長官に連絡しろ!」
38 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/04(日) 21:25:06.02 ID:WlEXxmXX0
-------------------------

艦娘達の世界 呉鎮守府 食堂

木曾「ん゛ん゛ん゛ん゛っ・・・」ギリギリ…

木曾「っはぁ!どうなってんだこれ!?動きもしないぞ!?」ゼェゼェ

ソー「ハッハッハ!ふさわしくないな!」

提督「艤装を装着しても駄目とは・・・普通に机の上に乗っているのにな・・・」
39 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/04(日) 21:26:02.49 ID:WlEXxmXX0
木曾「ソーの指紋に反応してるんだろ?きっとそうだ」ガションッ

長門「艤装フル装備しておいてよく言うよ・・・」

赤城「長門さんは持ってみないんですか?」

長門「いや私は・・・遠慮しておこう」

加賀「みんな試してみたのよ?あなたもやってみたらどうです?」

長門「よし、そこまで言うなら」スクッ
40 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/04(日) 21:26:33.07 ID:WlEXxmXX0
木曾「行け長門―!」

ソー「フフンッ、無理だな」

長門「・・・ふっ!」ギリッ

ムジョルニア「」カタッ

ソー「」

長門「ふんんん・・・!」ギリギリ…

長門「お手上げだ」パッ
41 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/04(日) 21:30:22.36 ID:WlEXxmXX0
ソー「ハハ・・・残念だったな・・・ハハッ・・・」

吹雪「今少し動いたような気が・・・」

トニー「机じゃないか?」

ソー「ああ!机が動いていた!」

吹雪「気のせいでしたか・・・」
42 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/04(日) 21:30:52.83 ID:WlEXxmXX0
トニー「ソーには悪いが、絶対何か仕掛けがあるだろう」

木曾「クソみたいなのがな」

金剛「Oh,キッソー!汚い言葉使ったらスティーブに怒られマース!」

木曾「おっといけねぇや」ハハハ
43 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/04(日) 21:31:25.60 ID:WlEXxmXX0
ピピピッ ピピピッ

提督「館内放送?ジャーヴィスか?」

ジャーヴィス『お楽しみのところ申し訳ありません』

ジャーヴィス『深海棲艦が出現したとの情報がありました』

提督「誰からの情報だ?」

ジャーヴィス『S.H.I.E.L.D.からです』
44 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/04(日) 21:35:21.31 ID:WlEXxmXX0
明石「え、フューリー長官ですか?」

木曾「おいおい、なんでわざわざ向こうの世界から情報が・・・?」

提督「海域は?」

ジャーヴィス『目撃された海域は・・・』

















ジャーヴィス『トニー様側の世界のハワイ沖です。まっすぐ東京湾に向かっているとの情報が入りました』


        「!?」
 

トニー「なんだと・・・」
45 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/04(日) 21:45:26.09 ID:WlEXxmXX0
今回ははここまでです
次回は未定です

46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/04(日) 21:46:43.38 ID:kshwifK1o
乙!
続きあって嬉しい
47 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/04(日) 22:13:47.21 ID:WlEXxmXX0
オマケ
ソーのハンマー上げ
https://m.youtube.com/watch?v=jyJulKJIHlI

戦うウィドウ
https://m.youtube.com/watch?v=0Hk9-xpTaEw

ホークアイ特集
https://m.youtube.com/watch?v=YiRDEglrAmM
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/05(月) 08:16:53.57 ID:ZUHi2YeC0
マーブル世界の日本って、某怪獣王とそれの専門部隊が居なかったっけ?
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/05(月) 10:50:13.84 ID:jOGJ/aqTo
>>48
アメコミのゴジラは東宝が出版の権利を変えながら30年くらい連載続いてる
ハンナ・バーベラ社だった時もあればMARVELだった時もある
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/07(水) 20:30:46.57 ID:m0bOxs+5o
そういや由良、名取、鬼怒、神風、春風がMCUキャップと同い年か…
案外どっかで出会ってたりして
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/08(木) 18:49:55.74 ID:9zMUbmIo0
続編…待ってたよ。

後、ドラマのエージェント・オブ・シールドのキャラクターって出て来るのかな?って思ったけどコールソンの件で難しいか…。
52 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/11(日) 22:20:43.19 ID:Y8fZKeBc0
提督「一体どうなっているんだ!?なぜこちらの世界の敵がスターク達の世界に!?」

ジャーヴィス『原因などについては一切不明ですが、姿形は完全に深海棲艦です』

ジャーヴィス『通常攻撃が一切効かない点も同じで、至急敵上空に待機させてあるヘリキャリアに転移してきてほしいとのことです』

ジャーヴィス『幸いにも敵戦力は駆逐イ級が2体に戦艦ル級が1体と極めて小規模です』

ジャーヴィス『そして、トニー様達に話を聞きたいので本部の方にも来てほしいとの話も聞いております』
53 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/11(日) 22:21:56.43 ID:Y8fZKeBc0
木曾「ま、来るはずのない向こうの世界の敵が現れたら事情を聴きたくもなるよな」

トニー「・・・」

提督「よし、敵殲滅は赤城と加賀の航空機で事足りるだろう。それ以外の皆はバックアップとしてヘリキャリア内部で待機だ」

提督「俺が指揮に入らなくても大丈夫そうか?」

長門「この程度なら問題ない」
54 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/11(日) 22:23:49.80 ID:Y8fZKeBc0
提督「俺はスタークとS.H.I.E.L.D.の本部へ先に向う。全員頼んだぞ」

     「「「「了解!」」」」

ソー「俺はアスガルドに戻って原因を探ってみる」

トニー「どんな些細な事でも教えろ。頼んだぞ」

トニー「明石も装置になにか異常を検知したら残らず記録しておけ」

明石「はいっ!」
55 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/11(日) 22:26:53.21 ID:Y8fZKeBc0
......
....
..
.


トリスケリオン 次元間移動室 

バチチチッ ヴゥゥゥゥン... 


?「来たか・・・スターク、提督」

提督「お久しぶりです、フューリー長官」

トニー「全く、ここの入口は狭いな・・・」

ニック・フューリー「贅沢を言わないでくれ、部屋に空きがなかったんだ。で、他の連中はどうしたんだ?」
56 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/11(日) 22:57:13.61 ID:Y8fZKeBc0
>>55 ニック・フューリー

本名 ニコラス・ジョセフ・フューリー
通称フューリー長官 

S.H.I.E.L.D.の長官であり、ヒーローたちを束ねてアベンジャーズ誕生のきっかけを作った人
有能かつ冷酷だから長官になったとキャプテンアメリカ2で語られており、時には冷酷な判断も迷うことなく下す
だがすべては人命を守るためであり、必ずしも人間性に欠けているわけではない
武器の扱いにも長けており、アベンジャーズ、キャプテンアメリカ2では銃撃されながらも反撃し、敵を撃退していた
ありえないほど凄腕
57 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/11(日) 22:59:31.87 ID:Y8fZKeBc0
トニー「戦闘員は日本沖近くで敵を迎え撃つためにヘリキャリア側に転移させた。ソーは自分が元いた世界に調べに行ったよ」

トニー「で?話っていうのは何だ?ニック」

フューリー「・・・深海棲艦がハワイ沖に出現したとき、ハワイ島周辺の磁場が大きく歪んだ」

フューリー「君たちがその装置を使ってこちらに来る時と同じような波長だった」

トニー「つまり・・・僕が開発した転送装置と全く同じものを敵がもっているって言いたいのか?」
58 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/11(日) 23:00:44.58 ID:Y8fZKeBc0
フューリー「そうとは言っていない。だが、君の装置と何らかの関係があることだけは確かだ」

フューリー「そっちの装置に何らか異常が出ていたりはしないか?」

トニー「・・・少し前に、僕も同じものを観測した」

トニー「わずかなブレだったが、空間に歪みができていた・・・だが、これの原因が全く分からない」

トニー「それに、ハッキングと言えるものではないが・・・何らかのコードに似た情報が装置内に流れたこともあった」
59 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/11(日) 23:01:53.26 ID:Y8fZKeBc0
フューリー「コード?」

トニー「本来装置に組み込まれているはずのない謎の情報だ。発信元は不明」

フューリー「・・・こちらでも探りを入れてみる」

フューリー「とりあえず、提督達は無関係の事が分かった。呼び出しておいて悪いが、このまま戻ってくれ」

提督「了解。それでは私はこれで失礼します・・・ですがその前に」
60 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/11(日) 23:02:41.16 ID:Y8fZKeBc0
フューリー「なんだ?」

提督「今度こういった事態が起きたことを考え、我々の世界にある歩兵用対深海棲艦装備を少しお分けしましょうか?」

フューリー「それは助かる。手続きの書類があるから少し待っててくれ、今持ってくる」クルッ スタスタ

トニー「フッ、S.H.I.E.L.D.も大変だな、何をするにも書類書類・・・敵と戦う前に書類の山と戦わなくちゃならない」

提督「スターク・・・」
61 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/11(日) 23:04:59.20 ID:Y8fZKeBc0
トニー「皮肉は回転のいい頭の副作用みたいなもんだ。大物の証さ」

提督「大層な大物だな・・・」
62 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/11(日) 23:13:53.28 ID:Y8fZKeBc0
......
....
..
.

ハワイ沖上空 S.H.I.E.L.D.製 ヘリキャリア 甲板


赤城「敵を捕捉。攻撃します」

加賀「鎧袖一触よ」

赤城・加賀「ジェリコミサイル発射!」

----------------------------

流星X「」キィィィィィ…

 パシュゥゥゥッ
    ババババババシュンッ
       ヒュルルルルルル…

ズガァァァァァァァアアアッ!

ル級・イ級「ゲァァァァアアアッ!?」

ボコボコ…
63 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/11(日) 23:15:13.22 ID:Y8fZKeBc0

---------------------------------------

赤城「目標沈黙。敵は全て掃討しました」

加賀「さすがに為す術もなかったようね」

赤城「こちらの攻撃が普通に効くようで安心しました。そちらに戻ります」

長門『ご苦労だった。職員たちが暖かい飲み物を用意してくれている、戻ってきてくれ』

赤城「ありがたいですね、今すぐ戻ります」
64 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/11(日) 23:15:53.48 ID:Y8fZKeBc0
ヘリキャリア内部 カフェテリア

吹雪「そうですか・・・攻撃は普通に効いたんですね・・・」

加賀「ええ、別世界だから勝手が違うのかと思っていましたが・・・」

長門「ますます原因が分からないな・・・」

スタスタ… コトッ

吹雪(あ、おいしそうなクッキー・・・誰だろう?)チラッ
65 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/11(日) 23:21:33.86 ID:Y8fZKeBc0
?「Good job ladies. It’s on me」フリフリ

吹雪「・・・?(怖そうな人・・・)」

木曾「翻訳機入れ忘れてるぞ、吹雪」

吹雪「あっ、うっかりしていました・・・」カチッ

?「こっちの攻撃がまるで効かないもんだから焦ったぜ。お嬢さん達、いつもあんなのと戦ってるんだな、大したもんだ」
66 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/11(日) 23:23:39.72 ID:Y8fZKeBc0
加賀「ありがとうございます。ですが、これくらいなら朝飯前です」

金剛「素敵な差し入れthank youネー!what your neme?」

ラムロウ「ラムロウだ、ブロック・ラムロウ。対テロ部隊S.T.R.I.K.E.チームの隊長だ。よろしくな」

吹雪(た、対テロ・・・)ゴクリ

ラムロウ「あんたらが駆けつけてくれなかったら、こっちのチームの誰かがやられていたかもしれない」

ラムロウ「だからこれはチームを代表してのお礼だ、どうぞ食ってくれ」
67 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/11(日) 23:24:24.04 ID:Y8fZKeBc0
赤城「それではお言葉に甘えて・・・」

ラムロウ「そうだ、長門・・・でいいんだよな?」

長門「なんだ?」

ラムロウ「うちの所の研究チームにあの化け物どもの事について知りたがっている連中がいる」

ラムロウ「こっちの世界に現れた以上、やつらの事を知っておかないといけないみたいだしな」
68 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/11(日) 23:25:23.88 ID:Y8fZKeBc0
ラムロウ「食べ終わったらでいい、知ってる限りの情報をあげてやってくれないか?」

長門「ああ、わかった」

ラムロウ「OK、また後で来る」スタスタ

木曾「・・・別に今行ったとしてもお前の分のクッキーはちゃんと取っておいてやったぜ?」

長門「私はそんな食い意地はってないぞ!」

金剛(キッソー・・・だんだんトニーに似てきてるネー・・・)
69 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/11(日) 23:27:26.08 ID:Y8fZKeBc0
......
....
..
.


ヘリキャリア ???


ラムロウ「彼女は呼び出せた・・・あとでこっちにつれてくる」

ラムロウ「そっちの準備は?」

?「問題無い・・・すぐにでも始めよう・・・」キィィィィ…ン…

?「これで・・・奴らは内側から引き裂かれる・・・」

?「なんでアベンジャーズが強いか知っているか?」

ラムロウ「超人共を集めればそりゃ最強になるさ」
70 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/11(日) 23:30:23.58 ID:Y8fZKeBc0
?「奴らはな・・・」

?「”集結”するからこそ・・・強いんだ・・・」

?「この意味が解るか?」

ラムロウ「・・・」

?「集結さえしなければ・・・奴らがまとまりさえしなければ・・・」

?「我々を邪魔するものはいなくなる・・・」

?「すでにこれの力は彼に組み込んである。彼は世界中どの機械にも潜り込めるにようになった・・・」
71 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/11(日) 23:40:54.68 ID:Y8fZKeBc0
?「あとは彼の構築したアルゴリズム通りに世界をヒドラそのものに代えるだけだ・・・」

?「祝おうではないか、秩序に結ばれた世界の誕生を」

?「HAIL HYDRA…ラムロウ」

ラムロウ「HAIL HYDRA…ストラッカー閣下」

バロン・フォン・ストラッカー「ハハハ・・・」
72 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/12(月) 00:12:11.77 ID:3WSlXRh20
>>66 ラムロウ

本名 ブロック・ラムロウ
S.H.I.E.L.D.の対テロ部隊S.T.R.I.K.E.チームのリーダー
S.H.I.E.L.D.に扮したヒドラの攻撃部隊であり戦闘能力はかなり高い
のちにクロスボーンという名のヴィランとなってキャップを襲う

>>71 バロン・フォン・ストラッカー

ヒドラの幹部であり、S.H.I.E.L.D.の幹部でもある
キャプテンアメリカ2の最後でS.H.I.E.L.D.が崩壊した後にお出ましするが、おそらく崩壊前はS.H.I.E.L.D.で普通にふるまってたと思われる
違法な人体実験をしており、極めて冷酷かつ残忍
頭が非常に良いと思われ、アベンジャーズ2では世界の流れをよく読んでいたとある人物に言及されている

>>71

HAIL HYDRA

読みはハイル ヒドラ
ヒドラ党員の掛け声
散るとき、士気を高めるときなど色々な時に使われる
73 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/12(月) 00:17:32.07 ID:3WSlXRh20
今回はここまでになります
ここからは映画の独自解釈による設定などが組み込まれていきます
ご注意ください

スーサイドスクワッドがとうとう公開されましたね
自分はもう見ましたがとても面白かったです
ジョーカーはヒースレジャーのジョーカーとはまた違った良さがありました

そしてシビルウォー、PS4のストアで待ちきれずにレンタル開始前に見てしまいました
やっぱ最後の戦いは何度見ても来るものがあります

それではおやすみなさい








74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/12(月) 00:24:11.61 ID:MDELOjMjO
ウィンターソルジャー前なんやね
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/12(月) 01:14:09.46 ID:SFJ9eCEc0

そういや艦これ側のメンバーはこれ以上増えないのかな?
アイオワとかウォースパイトとか来たら面白そう
76 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 22:15:46.61 ID:JrkXIZ8M0
......
....
..
.


トリスケリオン 次元間移動室


提督「そうか、敵はあっけなく倒せたと・・・」

長門『ああ、今まで戦ってきたのと変わらないいつもの敵だった』

長門『まるで・・・この世界に元からいたかのようだ・・・』

提督「そうか・・・」
77 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 22:17:57.23 ID:JrkXIZ8M0
トニー「お菓子食べながら談笑している声が聞こえるのは気のせいかな?」

長門『そ、それはだな・・・感謝の印にと、ラムロウという男に奢って貰ったんだ』

トニー「そりゃよかったな、こっちはむさい男二人と書類仕事をしていたよ」

提督「むさくて悪かったな」

長門『えっとそれは・・・すまない』

提督「お前も謝るな」
78 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 22:20:04.59 ID:JrkXIZ8M0
長門『でだ、もうしばらくしたらS.H.I.E.L.D.の研究者に深海棲艦についての情報を教えに行くところだ』

提督「了解した。こちらは先に戻っている」ピッ

提督「一時はどうなるかと思ったが、これで一件落着だな」

トニー「原因は解ってないし、また現われるかもわからない。一件落着とは言えないな」

提督「ソーが何か見つけたかもしれない。鎮守府で待ってるか」

79 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 22:22:07.44 ID:JrkXIZ8M0
......
....
..
.


スタスタスタ… 

長門「おっと、ラムロウが来たみたいだ。先に戻っていてくれ」

赤城「いえいえとんでもない、待っていますよ?」

木曾「さすがに置いて行きはしないさ」

長門「そうか、すまないな」

ラムロウ「そろそろいいか?よかったら君らのどっちかにも来てほしいんだが」
80 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 22:25:15.99 ID:JrkXIZ8M0
加賀「赤城さんと私?」

ラムロウ「ああ、さっきの戦闘を見てその装備について知りたくなったらしい」

加賀「構いませんが・・・たぶんわからないと思いますよ?」

加賀(スタークさんでさえまだ解明には至ってないし・・・)

ラムロウ「なに、ほんの少し見せてやるだけでいいんだ」

加賀「そういうことなら・・・私が行きます。赤城さんはここで」スクッ

赤城「はい、何かわかるといいですね♪」

ラムロウ「まぁな」
81 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 22:30:40.34 ID:JrkXIZ8M0
長門「それじゃぁ、案内してくれ」スクッ

ラムロウ「ああ、こっちだ・・・」

スタスタ…

木曾「さて、俺らはここでもう少しゆったりとしてるかね」

赤城「この先まだ深海棲艦がこっちの世界にも出るなら頻繁に来ることになりそうですね」

吹雪「こっちの世界は好きですけど、なんだか複雑な気持ちですね・・・」

金剛「一体何が原因なんでショウネ・・・」
82 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 22:31:53.04 ID:JrkXIZ8M0
吹雪(あれ・・・あそこに歩いてるのは・・・)

吹雪「すいません、すぐ戻ります」スクッ

木曾「迷子になるなよ?」

吹雪「はいっ!」タタタ…
83 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 22:38:33.68 ID:JrkXIZ8M0
---------------------

吹雪(あの背格好は間違いなく・・・)

吹雪「キャプテンさーん!」ブンブン

スティーブ「・・・?」クルッ

スティーブ「吹雪か」

吹雪「さっき見かけたのでなんでヘリキャリアにいるのかなと思って・・・」
84 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 22:39:27.43 ID:JrkXIZ8M0
スティーブ「君たちがこっちの深海棲艦に手を割いてられなかった時のために呼ばれたんだ」

吹雪「それなら一声かけてくれればお茶会に誘いましたのに・・・」

スティーブ「何もしてないしそれは悪いと思ってな・・・・」

スティーブ「ところで、僕への用事はなんだ?」
85 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 22:40:00.10 ID:JrkXIZ8M0
吹雪「私・・・スタークさんから聞きました・・・気まずさから私たちと距離を置いてるって・・・」

スティーブ「!」

スティーブ(スタークのやつ・・・言うなと言ったのに・・・)

スティーブ「ああ・・・確かに僕は君たちとあえて距離を取っている」

吹雪「・・・」
86 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 22:41:26.16 ID:JrkXIZ8M0
吹雪「何でですか?私たちがかつてあなたの敵だったからですか?」

スティーブ「・・・僕が寝ている間に、アメリカが日本に何をしたか知ってしまった」

スティーブ「僕がまだ氷漬けになっていなければ・・・ハワードを通じてマンハッタン計画を止められたかもしれないのに・・・」

スティーブ「70年前のことを今更と思うかもしれないが、僕にとってはつい最近の出来事のように思えてしまうんだ」

スティーブ「吹雪、こんな僕を誘ってくれてありがとう。君はとても優しい心を持った人だ」
87 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 22:44:37.51 ID:JrkXIZ8M0
スティーブ「だからこそ僕は君たちと一緒にいる資格なんてない」

スティーブ「すまない・・・」クルッ スタスタ…

吹雪「キャプテンさん・・・」

吹雪「うぅ・・・いったいどうすれば・・・」
88 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 22:45:08.90 ID:JrkXIZ8M0
     「吹雪か?」

吹雪「!」

長門「そこで何をしているんだ?」

吹雪「長門さんに、加賀さんに・・・ラムロウさん?」

加賀「深海棲艦の情報を共有するために研究室まで行くところです」
89 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 22:45:57.60 ID:JrkXIZ8M0
吹雪「ああ・・そういえばそうでしたね・・・」

長門「どうした?そんな悲しそうな顔をして・・・何かあったのか?」

吹雪「いえ・・・後で話します・・・」

ラムロウ「悪いなお嬢ちゃん、急がせてるみたいで」

ラムロウ(クソッ、もう部屋はすぐ近くだってのに・・・邪魔だな・・・)
90 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 22:54:41.42 ID:JrkXIZ8M0
吹雪「深海棲艦の情報についてですよね?それだったら私も力を貸します」

吹雪「情報なら少しでも多い方がいいですし、何かお役にたちたくて・・・」

ラムロウ「そいつはありがたい、是非来てくれ」

吹雪「はい!」

ラムロウ(本当は二人以上連れて行く予定ではなかったんだがな・・・まぁいいか・・・)

長門「・・・」
91 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 23:05:44.84 ID:JrkXIZ8M0
長門(“ありがたい ”?・・・“是非”?・・・おかしい・・・そう思うならさっき全員に声をかけるはずじゃないのか?)

長門(役立ちたいと思う気持ちをくみ取っての行動か?)

長門(警戒しすぎか・・・)
92 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 23:06:42.47 ID:JrkXIZ8M0
......
....
..
.



ラムロウ「ここだ」

ガチャッ

ラムロウ「入るぞ」

スタスタ…

加賀「・・・研究員らしき姿が見えませんね」
93 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 23:07:31.55 ID:JrkXIZ8M0
ラムロウ「あいつらは常日頃何かしらの機械と見つめ合ってるからなぁ・・・」ス…

ラムロウ「大方奥のラボに全員引きこもってるんだろう-----」

   ジャキンッ!

    「!?」

ラムロウ「----よっ!」

     バチィッ!

加賀「ぁぐっ・・・」ドサッ
94 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 23:09:29.04 ID:JrkXIZ8M0
長門(スタンバトン!?)

吹雪「え・・・えっ!?」

ヒュンッ 

バチチィィッ!


吹雪「う・・・あ・・・」ドサッ

長門(はやいっ!)

ラムロウ「ハァッ!」ブンッ

長門「ぐっ!」サッ
95 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 23:10:31.76 ID:JrkXIZ8M0
ラムロウ「ほぉ、やるじゃねぇか」ヒュンヒュンッ

ラムロウ(ちっ、やっぱり不意打ちで仕留められるのは二人が限界か・・・)

長門「う・・・」ジリ…

ラムロウ「怖いかお嬢ちゃん?スーツがないとただの女か?」
96 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 23:11:38.32 ID:JrkXIZ8M0
ラムロウ「大声だして逃げても無駄だぜ?ここは防音だ・・・」

ラムロウ「さて・・・次は本気だ・・・避けれるかなぁ?」ザッザッザッ

長門「くそっ・・・」

ザッザッザッ…

長門(思い出せ・・・新型艤装をつけ楽に敵を倒せたその前・・・!)
97 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 23:15:02.45 ID:JrkXIZ8M0
ラムロウ「オラァッ!」ブンッ

長門「ふっ!」サッ

ラムロウ「なっ!?」スカッ

長門「ハァッ!」バオッ!

バキィッ!

ラムロウ「ぐふぁっ!?」
98 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 23:15:53.04 ID:JrkXIZ8M0
ラムロウ(反撃だと!?)

ラムロウ「クソアマが・・・!」ジャキンッ ヴァチチッ

長門(思い出せ!)ス…

ラムロウ「くたばれぇぇぇっ!」ダッ!

長門(敵戦艦との緊迫した殴り合いを!)
99 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 23:19:11.17 ID:JrkXIZ8M0
長門「あああ!」グァッ!

     ドゴォッ!!

ラムロウ「カッ・・・!」フラッ…

    ドサッ

長門「はぁっ、はぁっ・・・」

長門(た・・・倒せたの・・・か?)

長門「ふぅ・・・今度ロジャースにスパーリングを申し込んでみるか・・・」

長門「しかし・・・まさかS.H.I.E.L.D.に裏切り者がいるとは・・・」

長門「二人を起こして今すぐ知らせに行------」











         


             パチ…
100 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 23:20:26.08 ID:JrkXIZ8M0
長門「!?」バッ





パチ…パチ…
   パチ…パチ…




      「実にお見事だ」パチ...


ストラッカー「まさかラムロウを殴り倒すとは・・・思わず拍手を送ってしまった」

長門「誰だ!?」
101 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 23:21:21.00 ID:JrkXIZ8M0
長門(なんだ・・・あの男の持っている光る杖は・・・!)

     ググッ....

    「やられたわけじゃねぇ・・・」

ラムロウ「油断しただけだ・・・!」フラッ

長門(そんな・・・もう起き上がってくるなんて・・・!)

ラムロウ「やってくれたな・・・」ビキッ
102 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/13(火) 23:39:59.28 ID:JrkXIZ8M0
長門「お前らは何者なんだ!?何が目的だ!?」

ストラッカー「我々の目的は世界に秩序をもたらすことだ・・・」ス...

         カツ... カツ...

長門(ここまでか・・・)

ストラッカー「さぁ・・・君にもその手伝いをしてもらおうか」キィィ…

長門「ぐ・・・」

長門(提督・・・みんな・・・)ゥ゙ゥン…キュィィ…
103 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/14(水) 00:10:59.73 ID:X/s50kcY0
>>101 光る杖

ロキの杖の事
マインド・ストーンという宇宙に6つあるインフィニティストーンの一つ
心を持つものを操る力があり、ロキはこの力を使いバートンを自分の僕にしてしまった
また、人に何かしらの力を与えることもでき、ワンダに超能力、ピエトロに超スピードという特殊能力も与えていた
現在ではヴィジョンの額に収まっている
キャプテンアメリカ2でヒドラの手に渡っていることが発覚
アベンジャーズ2でトニーは「S.H.I.E.L.D.崩壊以来ずっと探してたもんな」と言っていた
いつごろにヒドラの手に渡ったのかは不明。ひょっとしたらドラマに描かれていたかもしれない・・・


自分の推測ですが、キャプテンアメリカ2の頃にはすでに強化実験を成功させていた為
アベンジャーズ1からそう遠くないうちにヒドラの手に渡っていたと考えています
(ヒドラとS.H.I.E.L.D.はほぼ一体化している為)
104 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/14(水) 00:20:18.45 ID:X/s50kcY0
今回はここまでです
次回の更新はかなり先になってしまいそうです
それではおやすみなさい

新しい艦娘についてですが、自分の技量的に出せして生かせるかどうか心配なので今は保留中となっています
すいません
105 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/14(水) 00:27:01.01 ID:X/s50kcY0
オマケ キャプテンだったらこうだった

最後の方でエレベーターの天井に叩きつけられてるのがラムロウです
イケメンですよね
ヴィランが大好きらしく、この役を取った時に狂喜乱舞したそうです

https://m.youtube.com/watch?v=jqIBGEcKhGs
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/14(水) 01:30:01.77 ID:BYvTeWJe0
乙!
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/23(金) 23:07:36.46 ID:lo+qNcBn0
前回のスレよりえらくコメントが減ってんな
108 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/24(土) 22:22:59.08 ID:T3aw1g5h0
.....
....
..
.


 ヘリキャリア内部 カフェテリア

赤城「みなさん・・・遅いですね・・・」

木曾「なんだかんだでもう一時間は経ってるな・・・」

金剛「ちょっとした報告程度だと思っていたデース」

木曾「こっちの研究員も新しいものには目がないみたいだな」ハハハ
109 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/24(土) 22:24:11.59 ID:T3aw1g5h0
   スタスタ…

木曾「お、言ったそばから戻って来たな」

金剛「さ、back to homeしまショー!テートク達も待ってるネー!」

赤城「長引いてしまったようですね、お疲れ様でした」

加賀「・・・」

加賀「ええ、ありがとう赤城さん」ニコッ
110 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/24(土) 22:25:13.46 ID:T3aw1g5h0
吹雪「やっぱり研究員さん達、航空機を見て頭を抱えていましたよ」フフッ

木曾「ふっ、そりゃそうだろうな」

長門「待たせてしまってすまないな」

木曾「待ちくたびれたぜ。さぁ行こう」スッ

赤城「なんだかうれしそうな顔してますね加賀さん?」スタスタ…

加賀「ええ、素敵なことを教わったので・・・」スタスタ…
111 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/24(土) 22:27:03.24 ID:T3aw1g5h0
-----------------------------------

ヘリキャリア  ???


ストラッカー「これで準備は整ったぞ・・・ゾラ」

ゾラ『時は来た。ご苦労だった、ストラッカー』

ゾラ『この杖の力は実にすばらしい・・・まるで神になった気分だ・・・』

ストラッカー「だろう?それで、次はどうする?」

ゾラ『・・・・・』
112 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/24(土) 22:41:57.96 ID:T3aw1g5h0
>>111 ゾラ

本名 アーニム・ゾラ

ヒドラの科学者で天才的頭脳を持つ
レッドスカルの部下でヒドラの武器製造に大きく貢献している
キャプテンアメリカ1の後ゾラは捕虜にされ、第二次大戦後のペーパークリップ作戦(ドイツの有能な科学者を集める作戦)でS.H.I.E.L.D.の元で科学者として雇われる
その後ゾラは寄生虫のごとくS.H.I.E.L.D.の中でヒドラを育てつつも1972年に死去
だが、ゾラの頭脳はデータパンクとして残されニュージャージーのアメリカ陸軍基地の地下に置かれていた



113 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/24(土) 22:43:17.50 ID:T3aw1g5h0
......
....
..
.


鎮守府

ヴァチチッ ヴゥゥ゛ン…


明石「あっ、みなさんお帰りなさい」

トニー「やっと戻って来たか。てっきり僕らを忘れてそのままティータイムにいそしんでるのかと思ったよ」

木曾「帰ってきてそうそうお前の皮肉か・・・気が滅入るぜ」

金剛「待たせたお詫びにspecialなcurry riceつくってあげるネー!」
114 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/24(土) 22:44:16.75 ID:T3aw1g5h0
トニー「そう来なくっちゃ」

ジャーヴィス『お疲れ様でした皆様』

提督「こうしてみんな入り口で待っていたんだ、スタークだって本音じゃないさ」

トニー「本音は7割ってところかな」

提督「スターク・・・」
115 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/24(土) 22:44:53.84 ID:T3aw1g5h0
赤城「まぁまぁ・・・私たちだって本当に待たせてしまいましたから・・・」

トニー「それで明石、何か進展はあったか?」

明石「いえ・・・計器などに異常は見受けられなかったです・・・」

トニー「進展は無しか・・・」

明石「その代わりと言ってはなんですが・・・頼まれていた品物の調整、終わりましたよ!」

トニー「やるじゃないか、やっぱり君は優秀だよ。これは本音だ」ワシワシ

明石「あ、頭撫でないでくださいよ・・・子どもじゃないんですから・・・」スッ
116 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/24(土) 22:45:32.85 ID:T3aw1g5h0
トニー「これは失礼、君がこんなに恥ずかしがり屋だとは知らなかった」

ジャーヴィス『Ms.ポッツには黙っておきます』

トニー「余計な気は使わなくていいぞジャーヴィス」

明石「とにかく!これは完成しましたけど、できれば使って欲しくないですね」

木曾「せっかく作ったものなんだろ?俺達がありがたく使わせてもらうぜ?」
117 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/24(土) 22:46:08.70 ID:T3aw1g5h0
明石「そういってくれるのはうれしいんですけどこれは・・・」

赤城「またなにか作ったんですか?」

トニー「ああ、今度もまたすごいぞ?応急修理女神を改良してだな・・・」

         バァンッ!

       「!?」
118 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/24(土) 22:47:00.24 ID:T3aw1g5h0
ソー「・・・・」ザッザッザッ…

トニー「なんだソー、扉はもう少し静かに・・・」

      ガッ

トニー「グッ・・・!?」

提督「何をしてるんだソー!?」

赤城「ソーさん!?」

木曾「なんでスタークを締め上げる!?」

明石「ソーさん!トニーさんを離してください!」
119 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/24(土) 22:47:54.30 ID:T3aw1g5h0
ソー「やってくれたな・・・スターク・・・」パッ

       ドサッ

トニー「ったく、言葉を使えよ・・・」ゲホゲホッ

ソー「言ってやりたい言葉なら山ほどあるぞスターク」

ソー「だがその前に、全員を集め会議しなくてはなるまい」
120 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/24(土) 22:48:45.82 ID:T3aw1g5h0
長門「アベンジャーズが全員集まらなければならないほどの事なのか?」

ソー「ああ」

トニー「そういうことなら・・・アベンジャーズタワーに向かおう」

トニー「・・・それでいいだろ?」
121 : ◆Ua1M3q7gGI [saga]:2016/09/24(土) 22:49:42.46 ID:T3aw1g5h0
......
....
..
.


トニー達の世界 NY アベンジャーズタワー 

  カクテルラウンジ


スティーブ「ここは会議をするに適してるとは思えないが?」

トニー「ここが一番安全かつ人に聞かれにくい。何か飲むか?」

スティーブ「遠慮しておく」

?「で・・・まだ会議は始まらないのかな?」
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