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【スペース・コブラ】古い王の地、ロードラン
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2016/09/15(木) 18:46:06.47 ID:KpK00xl90
ヒュォォ…
バサバサッ! ドサーッ!
コブラ「イッテテテ……ファーストクラスにしときゃ良かったかな」スリスリ
レディ「あそこに止まっている鳥が私達を運んできた鴉のようね。次の巡礼者を待ってるのかしら?」
コブラ「なんにしても、ここの飛行機じゃ割引は効きそうにないな」
「お、おい…なんなんだよ、あんたら…」
コブラ「ん〜?」
心折れた戦士「………」
コブラ「おおっとぉ…」
身体に付いた土埃を落とすコブラの前に
鎖かたびらを着込み、帯刀をした男が、剣の鞘に手を掛けていた。
男の視線は二人に、特にレディに対して不信感を抱いているようで、それを隠そうともしていない。
コブラ「あ〜…おたくの言いたいことも分かるが、その前にちょっと冷静に…」
心折れた戦士「なんなんだって聞いてんだ!」
コブラ「別の世界から来た宇宙海賊……なあんて言っても分からないだろ?」
心折れた戦士「???」
コブラ「あー、まあ、分からないからこそ幸せって事もある。忘れてくれ」
コブラ「それよりあんた、ここいらに目覚ましの鐘ってヤツがあるらしいんだが、何処にあるか知らないかい?」
心折れた戦士「…それなら、こっから上に登って行けば、見つかるだろうけど…」
コブラ「ありがとよ」クルッ
タッタッタッ…
心折れた戦士「お…おい!何処に行くんだ!」
コブラ「賛美歌を歌いに行くのさ!」
心折れた戦士「さん、なに?」
心折れた戦士「………行っちまいやがった」
心折れた戦士「なんだったんだ?あいつら」
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