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苗木「僕の才能は超高校級の霊媒師だよ」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/09/18(日) 04:03:44.12 ID:DZ0YsWCw0
僕の名前は苗木誠。
平凡な高校生…ではなくて、俗に言う霊感が強いとかそういう類にカテゴライズされる、霊能者だ。
まぁ、そこを除けばごくごくどこにでもいるような普通の高校生だ。
そんな僕は今、卒業すれば成功が約束されるという平凡な僕じゃ入学ができないような高校の目の前にいる。
その名も、希望ヶ峰学園。
ある分野で卓越した才能を持つ者たちのみがスカウトされることで入学することのできる特殊な高校。入学する者には必ずその才能をあらわした「超高校級の」と名のつく称号のような者をもらうことになっている。
そして僕も今日「超高校級の」仲間入りを果たすことになった。才能の名前は超高校級の幸運。
平凡な高校生の中から抽選で選ばれて紹介状を送られ入学を認められるっていう、才能と呼んでいいのかよくわからないような才能。
僕と同期になる生徒たちは噂だと超高校級のアイドルとか、野球選手とか武道家なんて才能を持った人たちらしい。
正直に言えば、僕はそんな素晴らしい才能を持った人たちとかたを並べる必要はないにしろ、萎縮せずに接していけるか不安だ。でも、あんまり心配はしてない。
だって、僕の取り柄は人より少しだけ前向きなところだからさ。


そうして、拳を少し握りしめ、これから訪れる学園生活に思いを馳せ覚悟を決めて一歩踏み出したところで、とつぜん目の前がグルグルになって、僕の意識は途切れた。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1474139023
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クリスタ「かわいいだけじゃだめですか?」 @ 2025/07/19(土) 08:45:13.17 ID:AK1WfFLxO
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八幡「新はまち劇場」【俺ガイル】Part1 @ 2025/07/19(土) 06:35:32.67 ID:BGCulupRO
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【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 @ 2025/07/18(金) 23:44:57.84 ID:Xc8IdKRvO
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どかーんと一発 @ 2025/07/18(金) 21:10:10.35 ID:CEsRuBor0
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冒険者育成学校 @ 2025/07/18(金) 01:36:01.28 ID:PkrtUMnv0
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たてづらい部!! @ 2025/07/17(木) 23:24:46.15 ID:o3A0TqwG0
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ゼンレスゾーン淫夢要素ゼロ @ 2025/07/16(水) 18:57:50.86 ID:RQSyJ1Qxo
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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/18(日) 04:37:16.70 ID:DZ0YsWCw0
「んっうう、、ん?」

目がさめるとそこは教室の中だった。
少し戸惑い教室を見渡してみたけど、僕が見た限りだととても大きな違和感を覚えた。
教室の端には監視カメラが、壁には鉄板が大きなボルトで貼り付けられていた。どう見ても異様な光景だ。

「ここは希望ヶ嶺学園なのか…?」

驚いて気づかなかったが、机を見ると白い紙が置いてあった。
手にとり見てみると、それは入学案内のようだった。
と言っても、おおよそ誰が見てもそれは入学案内ではなく、子供の落書きと言った方が似合っているような、そんな代物だった。
内容はここが僕らの新しい世界になるということ、ただそれだけだ。手書きで、それも雑。妙にクレヨンなどで彩られていて不気味さを感じさせられる。
はっきり言って意味不明だ。あの希望ヶ峰学園がこんなものを作るだろうか。そう一瞬思ったけど、僕は考えるのをやめた。
だって考えることすら馬鹿馬鹿しいからね。
何にせよ、ここで何もせずに時間を潰しているわけにはいかない。
だからとりあえずは玄関ホールに向かうことにした。
時計を見ると、時刻はちょうど8時を指していた。
と言っても窓がふさがれているため本当のところはわからないんだけどね。
ひとまず僕は教室を出た。
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/18(日) 04:39:02.52 ID:DZ0YsWCw0
最後にゲームをプレイしたのはもう2年以上前になるので間違ってる部分や、苗木くんの思考に違和感があったらあまり気にしないでいただけるとさいわいです。
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/18(日) 07:18:23.67 ID:Em4lhnG90
もうちょっと説明文は間開けた方がいい。ちょっと見ずらい
あと真宵ちゃんェ……
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/18(日) 09:57:18.77 ID:lGYhnAbfo
地の文は少なめで大丈夫。みんなもう知ってる部分だから
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/18(日) 13:29:09.64 ID:SCX38kFhO
行間開けて
あとは概ね良い出来だよ
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/18(日) 18:57:02.49 ID:rbue0MFEO
開けるか開けないかは>>1の自由だ
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/19(月) 22:26:20.70 ID:SlS80bI9O
まだ?
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/09/20(火) 20:01:45.60 ID:24E2g6Vd0
書き込めないんだけど…
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/09/20(火) 20:03:51.30 ID:24E2g6Vd0
どうすればいいですかね
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/09/20(火) 20:26:44.47 ID:w4WBowLi0
そしてやはりというべきか、教室と同様廊下もまた奇妙で、紫色に染められた、おおよそ誰が見ても不気味である、と感じるであろう様相を呈している。
あんまり長く止まりたくないなぁ、というのが僕の第一の感想だった。
廊下を歩いていくと、絶望ホテル、警察が捜査現場で使うようなキープアウトと書かれたテープの貼られた保健室、真っ赤で少し煌びやかだと感じる大きな鍵のかかった両扉。シャッターがかけられ進むことのできない階段。
そしてもちろん監視カメラも設置してある。

「一体何がしたいんだよ」
意図せずそう言ってしまうほどに意味不明だった。
そうして歩いているうちに玄関ホールへとたどり着いた。

中へ入ると14人のバラバラの制服を着た人たち(一部違うが)とさっき見た物の数段上を行くだろう意味のわからない理解不能な光景が目に入った
二つの天井につけられた大きなガトリングガン。
玄関…ではなく主に鉄でできた玄関を塞いでいるといったほうが似合うような、絶対に脱出できないと思わせるような扉であって扉でない物。きっと言葉じゃこれの凄まじさは伝わらないだろう。


「おめえもここの新入生か?」

となんだか間抜けそうな長身のうに頭って形容したくなる髪型をした男がそう言った。

「じゃあ君たちも?」

「うん。今日希望ヶ峰学園に入学する予定の新入生だよ。」

今度はオレンジ色の髪をした中性的な身長の低い長いスカートをはいた人がそう言った。

「これで15人ですか…。キリがいいし揃いましたかね。」

メガネをかけた肥満体型の男が言う。

この人たちが新入生か…。そう思い見回すと
それぞれに強力な守護霊がついていることがわかった。
正直これまで見た中でも随一なんじゃないかなってぐらいだ。
アイドルや野球選手、暴走族にギャル。プログラマーとか。
掲示板で見て、一応は知ってはいたけど、実物はやっぱりすごいものを感じさせた。百聞は一見に如かずってこういうことを言うのかな?
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/09/20(火) 20:27:23.98 ID:w4WBowLi0
「えっと…。初めまして、苗木誠って言います。いろいろあっていつの間にか寝ちゃっていて、それで遅れちゃって…」
僕が遅れた言い訳をするとゴスロリの服を着た黒髪のツインテールのロールを巻いた女性が口を開く。
「とすると、ますます妙ですわね。」

それに同意するように先ほどのメガネをかけた男が
「異常だ、これはますます異常事態宣言発令ですぞ…!」
とわけのわからないことを口にする。
「ちょっと待ちたまえ、その前にだ!」
明らかに風紀委員といった容貌の男が大きな声で言う。

「苗木くん!遅刻とはけしからんじゃないか!!8時集合と知らせれていたであろう!入学初日に遅れるとは言語道断!!学校側に報告の上、厳正なる処罰を…」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/01(土) 12:57:30.82 ID:seGIu3kUo
はよ
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