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【ガルパン×ドリフ】黒森峰の大工道 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/12(水) 22:01:22.66 ID:dQYfxwME0

ガルパン×ドリフシリーズ第5弾。

元ネタは8時だヨ!全員集合より「ドリフのダ・ダ・ダ大工騒動記」

配役は以下のとうり。

いかりや長介→西住まほ

志村けん→ももがー

加藤茶→ぴよたん

仲本工事→ねこにゃー

高木ブー→は入院中だったため不在


過去作はこちら↓

自動車部とサイレン
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474124616/

隊長達の最前線体験学習
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474633041/

ガルパン×ドリフ短編集
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1475672868/

歴女達と仏道
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1476100499/


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1476277282
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part6 @ 2024/03/16(土) 18:36:44.10 ID:H9jwDXet0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710581803/

昔、スリに間違えられた @ 2024/03/16(土) 17:01:20.79 ID:TU1bmFpu0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1710576080/

さくらみこ「インターネッツのディストピアで」星街すいせい「ウィキペディアね」 @ 2024/03/16(土) 15:57:39.74 ID:7uCG76pMo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710572259/

今日は月が……❤ @ 2024/03/14(木) 18:25:34.96 ID:FFqOb4Jf0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710408334/

どうも、僕は「げじまゆ」をヤリ捨てた好色一代男うーきちと言います!114514!! @ 2024/03/14(木) 01:23:38.34 ID:ElVKCO5V0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710347017/

アサギ・とがめ・新生活! @ 2024/03/13(水) 21:44:42.36 ID:wQLQUVs10
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710333881/

そろそろ春だねー! @ 2024/03/12(火) 21:53:17.79 ID:BH6nSGCdo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1710247997/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part5 @ 2024/03/12(火) 16:37:46.33 ID:kMZQc8+v0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1710229065/

2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/12(水) 22:02:15.78 ID:dQYfxwME0
杏「黒森峰に大工道ができたらしいね。」

桃「そうみたいです。参加者を募集してるみたいで…」

杏「河嶋、他校の生徒も参加できるよね?」

桃「はい、一応は。」

杏「じゃあ、あの3人を行かせよう。」


    〜黒森峰〜

エリカ「本当にやるんですか?」

まほ「西住流に後退の文字は無い。」

エリカ「しかし、いきなり始めても参加してくれるかどうか…」

まほ「大洗から3人来ている。」

エリカ「!?」

まほ「そろそろ時間だな。エリカ、そこで座って見ていろ。」


まほ「時間だ!!来い!!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/12(水) 22:33:17.22 ID:dQYfxwME0
    チャ〜チャチャッチャラララン チャ〜チャチャラララン♪

    チャ〜チャチャッチャラララン チャ チャララララン チャン♪


音楽と共に歩いてきたのは制服の上に半纏を着た
アリクイことネトゲチームであった。

ねこにゃー「おまたせ。」

ぴよたん「待たせたっちゃ!」

まほ「待て待て待て待て、何粋がってるんだ!!」

ぴよたん「え?」

まほ「初っ端から粋がるんじゃない!!」

まほ「それと、お前がももがーだな?」

ももがー「はい。」

まほ「なんだその恰好は。祭りに来てるんじゃないんだぞ!!」

ももがー「半纏がこれしかなかったものだから。」

まほ「まぁいい、それよりお前達、手ぶらで来るとはどういうつもりだ!!」

アリクイさんチーム「あ」

まほ「さっさと道具を持って出直して来い!!」

アリクイさんチーム「はーい」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/12(水) 22:49:40.13 ID:dQYfxwME0
    チャ〜チャチャッチャラララン チャ〜チャチャラララン♪

    チャ〜チャチャッチャラララン チャ チャララララン チャン♪

3人は言われたとうり物を持ってきたが、どれも
大工とは無関係な物であった。

ねこにゃー

・ps4本体

・ps4コントローラー

・ps4ケーブル

・小さいテレビ

・自家発電機

・ps4版 World of tanks

ぴよたん

・天秤棒

・排泄物の入った木バケツ×2

ももがー

・赤星小梅

まほ「持ってきたか!!」

アリクイさんチーム「はい!!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/12(水) 23:20:28.46 ID:dQYfxwME0
まほ「よし、では……待て。」

まほ「なんだこれは。」

ねこにゃー「ps4です。」

まほ「見ればわかる!!」

まほ「こんな所でゲームしてどうする!!」

まほ「ぴよたん、これはなんだ。」

ぴよたん「え?」

まほ「なんなんだこれは!」

ぴよたん「ウ○コを運ぶ道具っちゃ。」

まほ「そういう道具じゃないってば!!」

まほ「まったく……ももがー、これはなんだ。」

ももがー「担ぐの無かったし、しょうがないから捕まえたんですよ。」

まほ「バカァ!!担いで来ればいいってもんじゃない!!」

まほ「大工道具を持ってこい!!」

ねこにゃー「あぁ大工道具ね。」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/12(水) 23:22:26.15 ID:dQYfxwME0
今日はここまで、続きは明日になります。
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/13(木) 07:39:41.86 ID:RgP0BoHzO
大工道というからTOKIOかと思った
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/13(木) 19:18:58.33 ID:7Oh+FNZJ0
まほ「そこに置いてあるだろ早くしろ!!」

まほ「まったく…」

    チャ〜チャチャッチャラララン チャ〜チャチャラララン♪

    チャ〜チャチャッチャラララン チャ チャララララン チャン♪

まほ「ちゃんと持ってきたか?」

ねこにゃー「ばっちりです!」

まほ「いいか、持ってくればいいってもんじゃない、ちゃんと
   整理してあるか?」

ねこにゃー「大丈夫!」

ぴよたん「問題無いっちゃ!」

まほ「よし、蓋を開けろ!」

     パカッ

まほ「まずは鋸!」

ねこにゃー「あります。」

ぴよたん「ちゃんとあるっちゃ。」

ももがー(箱から箱が出てきた…)パカッ

ももがー(!?)

まほ「次は…なぐりはあるか?」

ねこにゃー「はい。」

ぴよたん「入ってたっちゃ!」

ももがー(また箱が…)パカッ

ももがー(!!??)
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/13(木) 19:34:43.03 ID:7Oh+FNZJ0
まほ「墨壺はあるか?」

ももがー(次は…)パカッ

ももがー(!!!???)

まほ「よし、指金はあるか?」

ねこにゃー「あの、まほさん?」

まほ「なんだ。」

ねこにゃー「あれ…」

ももがー「一体幾つ…」パカッ

ももがー「はわわわ…まだ入ってるぅ…」


  パァン!! ボヨ〜〜〜〜〜ン バコォ!!

まほ「ぶっ!!」

箱からバネの付いたボクシンググローブが飛び出し、
まほの顔に当たる。

ももがー「ビックリしたなぁもー!!」

まほ「いたたた…お前なに箱を無駄に並べてるんだ!!」

ももがー「いくら開けても道具が出てこないから…」

ももがー「すいません…すぐ片付けます…」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/13(木) 19:48:43.90 ID:7Oh+FNZJ0



まほ「まったく…まぁいい、始めよう。」

まほ「ももがー、鉋をかけてくれ。」

ももがー「わかりました。」


ももがー「えーっと、ここにかけてと…」

ももがー「まほさん!終わりました!」

まほ「早いじゃないか。見せてくれ。」

ももがー「はい、ちゃんとここにかけました。」

まほ「……お前には呆れた。」

ももがー「え?今、まほさんが板にかけろって…」

まほ「意味が違うだろ!!これは引っ掛けるっていうんだ!!」

まほ「私が言ってるのは鉋をかけるんだ!引っ掛けるじゃなくて!」

ももがー「すいません。」

ももがー(意味が違ったかぁ、次は気をつけないと。」

 タッタッタッタッタッタッタッタッ…
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/13(木) 20:04:11.53 ID:7Oh+FNZJ0
ぴよたん「まほさん!あれは一体…?」

 タッタッタッタッタッタッタッタッ…

まほ「待て、何してるんだ!!!」

ももがー「だって今"かけろ"って…」

まほ「誰が駈け出せって言った!!鉋持って駈け出してどうするんだ!!」

まほ「私の言う"かける"っていうのは"削る"って意味だ!!」

まほ「まったく、鉋はもういい。あれならわかるだろう、瓦。」

ももがー「屋根についてるあれだね。」

まほ「そうだ、あれをあげておけ。」

ももがー「わかりました!えーっと、瓦は…あった!」

ももがー「ぴよたん、はい。」

ぴよたん「はいどうも。…?」

ももがー「ねこにゃー、はい。」

ねこにゃー「あ、ありがとう……?」

ももがー「まほさん、どうぞ。」

まほ「悪いな。」

ももがー「逸見さん、どうぞ。」

エリカ「ありがとう…素直にもらっていいのかな…」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/13(木) 21:02:48.89 ID:7Oh+FNZJ0
まほ「待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て!!!!」

まほ「何してるんだ。」

ももがー「今、瓦をあげたところです。」

まほ「人にあげてどうするんだ!!!」

まほ「返せ!エリカも!!」

エリカ「は、はい!」

まほ「お前はぺパロニ以上の馬鹿か!!あげる意味が違うんだ!!
   もういい、瓦はお前の仲間にやらせる。」

まほ「お前は大工の基本を練習しよう。」

まほ「まず釘を打て。」

ももがー「なるほど!!」

まほ「基本は分かってるんだな?」

ももがー「もちろん!!これですよね。」

まほ「そうだ、それをちゃんと打つのが基本だ。
   しっかりやれ。」

ももがー「わかりました!」


ぴよたん「えー、逸見さん、これが瓦です。そして…
     どうも河原幸太郎です。」

ぴよたん「なんちゃってwwwww」

    バァン!

まほ・ねこ・ぴよ「わあああああ!!」

    バァン!

まほ・ねこ・ぴよ「わあああああ!!」

ぴよたん「ふざけて悪かったっちゃ!だから撃たないで!」

    バァン!
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/13(木) 21:15:49.46 ID:7Oh+FNZJ0
まほ「何やってるんだお前は!!」

ももがー「いや、釘を撃てって言うから…」

まほ「誰が拳銃で撃てなんて言った!!」

ももがー「だって今…」

まほ「こんな物持ち歩いて警察に見つかったらどうするんだ!」

ぴよたん「真面目にやれっちゃ!!」

     バキャァ!!

瓦でももがーの頭を叩く。

まほ「お前は怒んなくていい!」

まほ「ももがー、お前は私の使い走りだ。」

ももがー「はいよ!」

まほ「じゃあさっそくだがあれだ。なぐり。」

ももがー「はい?」

まほ「なぐりだよ。」

ももがー「はい!」


ももがー「失礼します。」

     バコッ

木材でまほの頭を叩く。
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/13(木) 21:27:41.79 ID:7Oh+FNZJ0
ももがー「失礼します。」

     バコッ

ももがー「失礼します。」

     バコッ

まほ「あた」

ももがー「し、失礼します!」

     バコッ

まほ「いったいなぁ!!」

まほ「ちょっと注意したからってそこまですることないだろ!!!」グスッ

ももがー「い 今、まほさんが"殴れ"って言ったんじゃないですか!!」

ももがー「失礼します!!」バコッ

まほ「このポンコツが!!」

まほ「さっきも言っただろ!殴れじゃないなぐりを持ってこいって
   言ったんだ!!」

ももがー「あんだって?」

まほ「なぐりっていうのは大工用語でトンカチって意味だ!!」

ももがー「最初っからそう言ってくれればよかったのに。」

まほ「早く持ってこい!!」

ももがー「はい!」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/13(木) 21:29:25.35 ID:XdfABaz2O
ガノンドルフに見えた
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/13(木) 21:46:57.84 ID:7Oh+FNZJ0
ももがー「持ってきました!」ヒラヒラ

まほ「それはハンカチだバカ!」

ねこ・ぴよ「」バキィ

ももがー「え!?」

まほ「トンカチだ!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ももがー「ジューシーなのを持ってきました!」

まほ「それはトンカツだ!」

ねこ・ぴよ「」メキッ

ももがー「ええ!?」

まほ「昼はまだ先だ!トンカチを持ってこい!!」
      ※(トンカツはエリカが美味しくいただきました。)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ももがー「香りがいいのを持ってきました!」

まほ「それは豚骨ラーメンだ!!」

ねこ・ぴよ「」ベキィ

ももがー「えええ!?」

まほ「だから昼はまだ先だ!!トンカチだってば!!」

ぴよたん「体張ってズッコケてるこっちの身にもなれっちゃ!!」
      ※(ラーメンはエリカが(ry
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/13(木) 22:10:02.35 ID:7Oh+FNZJ0
ももがー「よいしょっと、持ってきました!」

まほ「それはとんかめの看板だ!!」

ねこ・ぴよ「」バキィ

ももがー「ええええ!?」

まほ「もういい、次はあれだ。墨壺。」

ももがー「はい?」

まほ「墨壺!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ももがー「墓をぶっ壊して持ってきました!」

まほ「骨壺じゃないかそれは!!」

ねこ・ぴよ「」メキッ

ももがー「えええええ!?」

まほ「後見悪いの持ってくるな!!」

まほ「もういい、そこに瓦があるだろ。それを持ってこい。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ももがー「持ってきました!」

まほ「俵だよそれは!!」

ねこ・ぴよ「」ボキベキィ

ももがー「ええええええ!?」

まほ「なんでいちいち間違えるんだ!次は鉋を持ってこい!!」

ももがー「はい?」

まほ「鉋!!」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/13(木) 22:25:49.67 ID:7Oh+FNZJ0
ももがー「連れてきました!」

女性「ちょ、ちょっと…」

まほ「女だろそれは!!」

ねこ・ぴよ「」ドドンバタァ

ももがー「えええええええ!?」

まほ「鉋を持ってこい!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ももがー「連れてきました!」

浴衣姿の男「俺が何をしたというんだ!?」

まほ「旦那だろそれは!!」

ねこ・ぴよ「」ドバタァ

ももがー「ええええええええ!?」

まほ「だから鉋を持ってこいってば!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ももがー「連れてきました!」

???「まずい…捕まってしまいました…」

まほ「まったく、何度言えば…ってプラウダのノンナじゃないか!!」

ねこ・ぴよ「」ズガシャァ

ももがー「えええええええええ!?」

まほ「なんで此処に居るんだ!」

ノンナ「大工道の様子が気になって見に来ました。」

まほ「じゃあエリカの隣で座って見てくれ。」

ももがー「次は何を持ってくれば?」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/13(木) 22:43:44.94 ID:7Oh+FNZJ0
まほ「そこに戸をはめるから戸を持ってこい。」

ももがー「なんだって?」

まほ「戸だよ!!」

ぴよたん「一回耳鼻科行けっちゃ!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ももがー「この!暴れるな!!」

  ガルルルルルルル…

まほ・ねこ・ぴよ「わあああああ!!!」

  ガアアアアアア!!!

ももがー「こら!!逃げるな!!」

まほ「」

ももがー「とだ!!」

まほ「ももがー…あれは虎だ。しかも本物じゃないか!!」

まほ「勘違いの仕方がおかしすぎる!!私は戸を持ってこいって
   言ったんだ。虎を連れてこいなんて言ってないぞ!!」

ねこにゃー「あーあ、材料置き場に居座っちゃった。」

まほ「まったくもう、お前はやることを覚えろ!板は切れるか?」

ももがー「もちろん切れます。」

まほ「よし、ここに板があるからちゃんと線に沿って切れ。
   それがすんだらセメントを運んで、セメントを練るんだ。
   わかったな?」

ももがー「オッケー!えっとまずは横に切る…」

電動丸鋸を持つ。
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/13(木) 23:11:26.72 ID:7Oh+FNZJ0

 ウィーーン ガガガガガガガ

     ゴトン

ももがー「よし。」

ぴよたん「その調子っちゃ。」


 ウィーーン ガガガガガガガ

     ゴトン

ももがー「あ、勢いつけすぎた!」

電動丸鋸がぴよたんの頭にぶつかる。

ももがー(まずい!!)

慌てて丸鋸を離す。

ぴよたん「………痛い!!」

ももがー「ごめん!!」

ぴよたん「痛い!!」

ももがー「ごめん!!」

ぴよたん「あんた、頭だからよかったものの首だったら確実に
     死んでたっちゃ!!」

ももがー「詫びに指を斬るんで!!」

     ウィーーン

ももがー「あああああああああ!!!」

ももがー「…なんてね、刃が引っ込むみたいだ。」

ぴよたん「紛らわしいっちゃ!」ブンッ

ももがー「危ない!鋸振り回さないで!!」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/13(木) 23:11:59.97 ID:7Oh+FNZJ0
今日はここまで。続きは明日になります。
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/14(金) 11:08:40.08 ID:v+nxZqYZO
お、第5弾来てたんか乙
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/14(金) 19:05:24.33 ID:/WxfPuNa0
ももがー「それより次はセメンt…コメn セメントがどうのこうのって。」

ぴよたん「コメントじゃないっちゃバカ!」

ぴよたん「セメントを運ぶっちゃ!」

ももがー「はい?」

ぴよたん「セメントを運ぶっちゃ!!」

ももがー「あんだって?」

ぴよたん「コメントだっちゃ!!!」

ももがー「オッケー、セメントね。」

ぴよたん「バカが…」


ももがーは長い木材を小さい台に乗せる。

ぴよたん「板は私が切るっちゃ。」

ももがー「よいしょっと!なんと重たいセメントナリ!
     何ていうセメント??」

ももがー「ここに置いてと…」

ももがー「あぁ〜疲れたぁ〜。」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/14(金) 19:27:47.74 ID:/WxfPuNa0

 ズシッ ゴーーーーーーン

ぴよたん「アッーーーー♀!!!」

ももがーが台の上に置いた木材の端に座り、
反対側がぴよたんの股間を強打する。

ももがー「だ、大丈夫!?」

ぴよたん「今グチャっていわなかった!?」

ももがー「あそこ大丈夫!?」

ぴよたん「大丈夫じゃないっちゃ!!さっき上で散々打ったっちゃ!!」

ぴよたん「もう、気をつけるっちゃ!!」

ももがー「ごめんごめん。よいしょ!!」

ももがー「セメントが重たくて…」

ぴよたん「筋トレで力を上げたはずっちゃ。」

ももがー「よっこらせと、あぁ〜疲れたぁ〜。」

 ズシッ ゴーーーーーーン

ぴよたん「アッーーーー♀!!!」

ぴよたん「うぅ…2回もここにいたのが悪かったっちゃ。」

ぴよたん「半分まで切ったから後は頼むっちゃ。」

ももがー「わかった!」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/14(金) 19:46:34.10 ID:/WxfPuNa0
ぴよたん「ここに置いてと…」

ぴよたん「せーので!!」

   バキィ♀!!

ももがー「…( ゚д゚)」

ももがー「股間の中で何か破れた!!」

ももがー「なんか気持ちよかったような痛かったような…」

まほ「…」ヌッ

ももがー「わあああああ!!」

まほ「何してるんだ。」

ももがー「い、今セメントをこっちに運びました!!」

まほ「運んでそれでお終いか。」

ももがー「え?」

まほ「ちゃんと覚えておけ。セメントを練るには水が要るんだ。」

ももがー「はいわかりました。」

まほ「ぴよたん、手貸してやれ。」

ももがー「水運ぶんだって。」

ぴよたん「わかってるっちゃ!」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/14(金) 21:20:43.77 ID:/WxfPuNa0
ももがー「セメントに水を運んでと…」

ぴよたん「ここに水を(バシャァ!!

ぴよたん「…」

ももがー「ごめん…」

ぴよたん「気をつけろ!!」


ぴよたん「まったく、今日はろくなことが(バシャァ!!

ももがー「ごめん!!」

ぴよたん「あんたワザとぶつかってるっちゃ!?」

ももがー「まさか!!今度は私が先に行くナリ。」


     バシャァ!!

ももがー「…」

ぴよたん「そこにいたの?」


ぴよたん「だーれがこーろしたクックロビン♪
     だーれがこーろしたクックロビン♪」

ももがー「せーの、」

ぴよたん「!!」サッ←とっさにしゃがむ

ももがー「よいしょの…」

ぴよたん「そろそろかな…」

ももがー「こらしょ!!」バシャァ!!

ぴよたん「」カチン
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/14(金) 21:43:22.69 ID:/WxfPuNa0

ぴよたん「ももがー!」

ももがー「ん?」


     バシャァ!!

ももがー「…このやろ!!」

      ゲシッ

ズブッ グルン バタバシャァ!!

ぴよたんは大きな水バケツに頭を突っ込みひっくり返る。
    ※(元ネタは台本ではなく、素で事故りました。)

まほ「あーあーあーあー!!!」

ももがー「ちょww今、危なかったwwww」

ぴよたん「笑いどころじゃ無いっちゃ!!」

ぴよたん「溺れて死んだらどうするっちゃ!!!」

まほ「あのくらいなら溺れて死なないだろw!」

まほ「大丈夫か?」

ぴよたん「鼻から入ってツーンと…フン!」

まほ「汚いな!!」

ぴよたん「フン!」

まほ「だから汚いってば!!あーあ、こんなに散らかして…
   後々の作業に支障が出るだろ!!」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/14(金) 22:02:47.57 ID:/WxfPuNa0
まほ「まったく!!ねこにゃー、そこに木材があるだろ。
   向こうに置いてくれ。」

ねこにゃー「わかりました。」

まほ「虎に気をつけろ。」


<バキ ボゴ ドガ ボキッ


ももがー「よいしょ、よいしょ…」

まほ「なんだその持ち方は。」

ももがー「思ったより重たくて…」

まほ「だらしないなお前は。筋トレやったんだろ!?
   抱えてないで担ぐんだ!!」

ももがー「そうか、よいしょっと…」

バースクワットのように両肩に木材を載せる。

     タッタッタッタッ

       バキィ!!

まほ「ぶっ!!」

ももがー「今何か音が?」クルッ

       バキィ!!

まほ「どべっ!!」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/14(金) 22:25:33.17 ID:/WxfPuNa0
まほ「痛いじゃないか!!気をつけろ!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ぴよたん「わっせ、どっこいせ…」

ももがー「ぴよたん!」

ぴよたん「はいよ!」クルッ

       バキィ!!

まほ「ばげっ!!」

ぴよたん「呼んだっちゃ?」

ももがー「特に用は無いナリ!」

ぴよたん「そう?」クルッ

       バキィ!!

まほ「あばっ!!」

ぴよたん「あれ、どっから音が…」

まほ「いったいなぁもぉ…」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ももがー「こんな感じでいいですか?」

まほ「そうだ、それが正しい担ぎ方だ。」

ぴよたん「ももがー!」

まほ(まずい!!)サッ

ももがー「…」

まほ「よし、そろそろ…」

ももがー「呼んだww?」クルッ

       バキィ!!

まほ「あべしっ!!」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/14(金) 23:13:24.72 ID:/WxfPuNa0
ぴよたん「別に呼んでないっちゃwww」

ももがー「そうwww?」クルッ

       バキィ!!

まほ「ぐぁ!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ぴよたん「こう持って、グルーン♪グルーン♪」

まほ「待て!!仮にも私はお前達の親方だぞ!!
   何か言ったらどうなんだ!!」

ぴよたん「え?」

まほ「謝れって言ってるんだ!!!」

ぴよたん「どうも、すいません!!」ペコリ

       バキィ!!

まほ「」

ももがー「まほさんwwwヘルメット被った方がいいですよww」

まほ「余計なお世話だ!!早くしろ早く!!」

ももがー「まほさん、どうやって担いだらいいんですか?」

まほ「私が見本を見せてやる。」


まほ「こうやって担ぐんだ。」

ももがー「なるほど。」

まほ「これは四分六っていうんだ。前よりも後ろに重心をかけてる。」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/14(金) 23:26:15.25 ID:/WxfPuNa0
ももがー「四分六かぁ、思ったより難しいっておとととと!!!」

       ガタァン!!

まほ「おい、気をつけろ!」

       ガタァン!!

まほ「わあああああ!」

まほの近くに立ててた木材が倒れる。

ぴよたん「ももがーどくっちゃ!!って危ない危ない危ないああああ!!」

       ガタァン!!

まほ「ちゃんと持て!!」

      ガガタァン!!

まほ「わあああああああああ!!」

今度はまほを挟むように左右の木材が倒れる。

ぴよたん「すいません。」

まほ「だから気をつけろって…」

ねこにゃー「遅くなりました。」

まほ「遅かったな。ってボロボロじゃないか!!」

ねこにゃー「虎とタイマンはった結果です。」

まほ「木材運んでからずっと戦ってたのか!?」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/14(金) 23:38:42.62 ID:/WxfPuNa0

ももがー「これはちょっと大きいナリ…」

まほ「それは別の場所だ。」

ももがー「別の場所ですか?っておととととと!!!」

       ガタァン!!

まほ「だから気をつけろって!!!」

       グラッ

別の場所に立てられた多くの木材が、エリカとノンナの方に傾く。

エリカ「え?」

ノンナ「!!」

ノンナは庇うようにエリカの前に立つ。

まほ「はっ!!まずい!!」

エリカ「キャアアアアアアアア!!」

       ピタッ

まほ・エリ・ノン「!?」

木材の傾きは丁度45度の位置で止まった。

ももがー「ぶwwwあの顔で『キャアアアア!!』ってwwww」

まほ「笑ってる場合か!!こっちは心臓が止まるかと思ったぞ!!」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/14(金) 23:51:40.42 ID:/WxfPuNa0
まほ「もういい!!下は私がやる。お前達は上をやれ。」

ももがー「よし、この梯子から上に登って…」

ぴよたん「へぇーっくしゅん!!」

ももがー「危ない危ない!!」ガタン!

ももがー「今、ここを触ったでしょ!!」

ぴよたん「ごめん。」

ももがー「くしゃみすると危ないから離れて。」


ぴよたん「へ、へぇーーっくしゅん!!!」

ももがー「あああああああ!!」ガタン!!

ももがー「危ないでしょ!!」

ももがー「まったく…今度は一緒に行こう。」

ぴよたん「なるほど!」

ももがー「一緒に行けばたぶん大丈夫…」


ぴよたん「へっくしゅん!!!!」

ももがー「ああああああああああああああ!!!」ガタン!!!
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/14(金) 23:56:18.79 ID:/WxfPuNa0

   ギギギギギギ…ガタン!!ドゴン!!ドンガラガラガッシャーン!!!



まほ「なぁーーーーー!?」

えりか「えええええええ!?」

ねこにゃー「にゃあああああ!?」

ノンナ「Что это значит…」








     もも・ぴよ「だめだこりゃぁあああああ!!!!」







終わり
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/14(金) 23:57:12.08 ID:/WxfPuNa0
これで終わりです。依頼出してきます。
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/10/15(土) 00:34:09.59 ID:pxOxfjdr0
乙。
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/10/15(土) 06:02:42.49 ID:nycR9PoqO
乙。頭からドラム缶に突っ込んだの事故だったのか
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