P「人形の檻」

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407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/30(金) 09:47:47.36 ID:daoj1+Bho
ksk
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/30(金) 10:57:54.83 ID:3vMhq6odO
真美
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/30(金) 11:51:15.15 ID:pmAE5Y5N0
鬼は偽名を使ったのがアウトなのか首を戻したのがアウトなのか分からんな
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/30(金) 11:55:05.62 ID:QVubvv0WO
>>409
首戻したのがアウトやろ
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/30(金) 12:22:07.58 ID:khrFLseYo
どんなホラーやパニックものでも恐怖の対象は頭を破壊すれば死ぬ
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/30(金) 13:05:01.43 ID:6akxqUuk0
こういう不気味な感じの大好きだ
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/31(土) 08:12:42.15 ID:1ESB1ceW0
真美「っ……!!」バッ

真美「え……?」キョロキョロ

真美「ひびきん……ウソ、だよね?」ポロポロ

真美「それにここって……」カサ

『ココハユメ ハヤクサメナキャ キミモニンギョウ』

真美「うん……ここは夢なんだ」グシッ

真美「きっとゆきぴょんもお姫ちんもひびきんもみんな目が覚めたら元通りなんだ!!」

真美「そうじゃなきゃ、こんな理不尽なことってないっしょ?」

真美「だから真美がやらなきゃ」

真美「真美がこのへんてこな夢を終わらせるんだ!」
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/31(土) 08:28:23.53 ID:1ESB1ceW0
真美「そうと決まったら、まず真美は何をすべきかな?」

真美「皆のおかげでもうほとんどの情報は揃ってるんだよね」

真美「何処に何があるとか分かってるのは超大きいよね!」

真美「う〜ん……これはアレだ、鬼とか首の無い人形とか」

真美「超不気味だけど、ホラーゲームというよりは脱出ゲーだよね」

真美「多分、あの首だけの人形が教えてくれたように」

真美「パスコードを入力して正解ならきっとクリアってことっしょ?」

真美「で、基本的にこっちの攻撃は効かないとみたほうがいいかな?」

真美「いくら真美でもあの鬼には勝てないと思うし……」

真美「あ、でも鏡はなんなんだろう……? これはまだ謎ですな〜」

真美「一度首だけの人形とかに見せてみるのもありかも!」
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/31(土) 08:38:37.89 ID:1ESB1ceW0
真美「あ、あの首の人形の真実って、真美も同じなのかな?」

真美「ひびきんのお陰で多分あの人形のことは信用してもよさそうっぽいけど、どうなんだろう?」

真美「鬼の首のイベントはスキップすいしょーってやつだね」

真美「イベントといえば兄ちゃんがいなくなった後何処に行ってるんだろう?」

真美「いなくなったまま何処にもいないって事はないと思うんだけど……バグなのかな?」

真美「それとも鬼の身体みたいにウロウロしてて、たまたま会わなかっただけかな?」

真美「う〜ん、これもようけんしょーってやつだね」

真美「あ、でも兄ちゃんがいなくなる条件ってまだハッキリしてないよね」

真美「多分、あの首の人形と取引することだと思うけど……聞いてみるのもアリかな?」

真美「あと真美が一番謎なのは、まだ誰も入ってない天井裏!」

真美「嫌な予感がするって言ってたけど、入ったらどうなるのかな?」
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/31(土) 08:51:51.55 ID:1ESB1ceW0
真美「むむむ……これから真美がすべきことをカンケツにまとめるなら」

真美「正解のパスコードの発見」

真美「仮面兄ちゃんの謎」

真美「謎の天井裏」

真美「この三つが大きなイベントかな?」

真美「他は……探索しながら思いついたことをしてみればいいかな?」

真美「書斎の部屋の壁にある本とか、読めるか分かんないけど、調べる価値あるし」

真美「よーし、そんじゃ動くとしますか→!」

真美「あ、この首の無い人形は一応調べとこっと」

『なまえ しられちゃいけない なまえ しられると かm……』

真美「ん、一緒だね」

真美「それにしても、あの首だけの人形は多分お助けキャラ的な位置付けだとするなら」

真美「名前を知られても大丈夫だよね? で、あの鬼は死亡フラグで名前関係なさそうだったから」

真美「消去法でいうならやっぱり仮面の兄ちゃんに知られちゃいけないのかな?」

真美「う〜ん……真美はすっごく気をつけなきゃいけない気がするっぽいよ」
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/31(土) 08:55:34.10 ID:1ESB1ceW0
真美「ま、何にしても動かなきゃ始まんないよね?」

真美「この部屋は……うん、これ以上は何もなさそう」

真美「それじゃ、気を取り直して」

真美「れっつらごー」

以下行動安価>>419

真美 睡眠無効
   鬼の首取引不可(会話可)
   その他非合理的すぎる行動不可
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/31(土) 09:01:23.43 ID:kWH9PCnw0
さてさてPを早く何とかしたいものだか…
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/31(土) 09:04:48.50 ID:1Qr/2R1gO
とりあえず今までみんなが集めたパスワード(人形除く)・鍵と手鏡を回収
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/31(土) 09:28:47.46 ID:1ESB1ceW0
真美「とりあえず、一番大事なパスコードとか鍵を集めよう!」



真美「まずは真美たちのいる部屋の正面の物置だね!」ガチャ

真美「うん、何も変わってない」

真美「さてさて、数字は?」スッ

『42』

真美「むむ……やっぱりみんなと違う」

真美「えっと、ここには糸の切れた操り人形の道具とか、仮面とか」

真美「あと、手鏡が入ってる箱とか箪笥とかある部屋だよね」

真美「どうせ手鏡も手に入れるつもりだから、全部回収したらここに戻ろっと」

―広間

真美「お、兄ちゃん発見〜! やっほ〜♪」フリフリ

仮面「……」

真美「う〜ん、やっぱりこっちを見てるだけだね」
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/31(土) 09:39:14.28 ID:1ESB1ceW0
―二階

真美「うあうあ〜、やっぱり気味が悪いよ〜」

真美「取るもの取って、さっさとおさらばしちゃお」

真美「部屋に入って左側の人形の中に……いたいた! ネックレスつけた人形!」

真美「地下の鍵を手に入れたから、ロフトに上がって、と」

―ロフト

真美「人形たちが見てるのってこの紙だよね?」スッ

『2833』

真美「あれ? 四桁だ」

真美「ひびきんたちは二桁だったのに……何か関係あるのかな?」

真美「あと天井裏……実際見るとやっぱやばげだよ」

真美「とりあえず、天井裏は後回し!」

―広間

真美「あ、兄ちゃんまだ動いてないっぽいよ」フリフリ

仮面「……」

422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/31(土) 09:54:03.51 ID:1ESB1ceW0


真美「書斎側のベニヤ板のある部屋の正面に鍵とかがあったよね?」ガチャ

真美「うん、引き出しのある机に人形……ここだ!」

真美「人形の持ってる小さな鍵と二枚の紙」

『740』

『ダイジナ ダイジナ イノチ ナクストオワリ オニンギョウ』

真美「う〜ん……結局この失くすと終わるのってこの紙なのかな?」

真美「首だけの人形が渡してきたのも数字だったから真美はそう思うんだけど……どうなんだろう」

真美「あ、引き出しの鍵もゲットしなきゃ」ガラ

『気をつけろ……首だけの人形は……信じるな』

真美「これはあの鬼の首の事を言ってたんだよね」

真美「ん、鍵も手に入ったし一回物置に戻ろうかな?」

―広間

真美「やい兄ちゃん! あとで見とけよ〜?」フリフリ

仮面「……」
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/31(土) 10:11:10.24 ID:1ESB1ceW0


『きらい きらい かがみは だいきらい』

真美「よし! 手鏡もゲットしたし」

真美「これで首だけの人形のもってるパスコード以外は全部回収したよね?」

真美「あの人形のパスコードって取引しないと手に入らないのかな?」

真美「地下の鍵はもうあるから、こっそりとることも出来るかもしんないね」

真美「あ、でも普通に取引した方が真美にもメリットがあるか」

真美「それにしても……42、2833、740」

真美「地下のはまだ分かんないからアレだけど、やっぱりいっかんせーはないっぽいね」

真美「う〜ん、次はどうしようかな?」

真美「あ、そういえば箪笥の一番下の引き出しって開かないんだよね?」

真美「ん〜っ!! ん、やっぱり開かない……でも武器庫があったから」

真美「斧とか使えば開けれないかな?」

真美(まあでも無理して開ける必要はないかな?)

真美(衣装に着物みたいな布があっただけだしね)
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/31(土) 10:16:19.83 ID:kWH9PCnw0
パスワードが今回ので更に謎過ぎる…
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/12/31(土) 10:17:23.48 ID:1ESB1ceW0
真美「どうしようかなぁ」

真美「天井裏に行ってみるのもいいし」

真美「この手鏡を首だけの人形に見せに行ってもいいし」

真美「取引して四つ目のパスコードをゲットしちゃってもいいし」

真美「箪笥の一番下の引き出しを開けてもいいし」

真美「書斎の壁にある本を調べてもいいね!」

真美「もちろん他の場所を探索してもいい!!」

真美「うん! やれることは無限大だYO」

真美「よし! 決めた!!」

行動安価>>428
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/31(土) 10:25:15.72 ID:kWH9PCnw0
とりあえず安全そうなのから行った方がいいかな?
だから引き出しor書斎がいい気がする!
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/31(土) 10:29:52.72 ID:bKLZIim/O
人形が本当にお助けキャラならそのパスワードが正解なんじゃない?
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/31(土) 10:32:49.51 ID:tAtTth0fO
まぁとりあえず書斎の本を徹底的に探索!
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/16(月) 13:28:50.50 ID:H1EsGI4b0
真美「書斎の本を徹底的に調べちゃおっと!」

―書斎

真美「というわけで、書斎に来ちゃいました」

真美「さてさて、壁にある本には何が書かれてるかな〜?」

真美「流石に何もないことはないと思うけど……んん?」ジー

真美「何これ? こんなの読めるわけないじゃん!」スッ

真美「漫画とかゲームでよく見かける謎言語だよ!!」

真美「うあうあ〜! ここが夢の中なら真美にも読めるやさし〜日本語で書かれてないとダメっしょ!?」

真美「むぅ〜……少なくともこの本は読むことは出来ないっぽいよ」パラパラ

真美「その隣は……これも読めない」

真美「なにこれ、この無駄に沢山ある本はダミーなの?」

真美「ん〜……??」
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/16(月) 13:36:57.36 ID:H1EsGI4b0
真美「ううん! 考えてもしょうがないっしょ!!」

真美「逆に考えるんだ真美! 読めないってことは読む必要が無いってことさ!!」

真美「読める本に当たるまで読めない本を外していけばいいのだ!」

真美「そうと決まれば早速行動開始っ!!」

・・・・・・・・
・・・・・

真美「はぁ〜、全然見つかんない」グデー

真美「何がめんどいって、背表紙じゃ判断できないからいちいち中身を見なきゃいけないとこだよね」

真美「これもダメ……」パラパラ

真美「うあ〜、こういう時ゲームなら必要な本だけすっと見つけられるのになぁ」

真美「って愚痴っても仕方ないよね……ってうわわ!?」パサッ

真美「本と本の間に何か挟まってたのかな? 全然気づかなかった」

真美「よいしょ……あ、これってあの絵本の続きっぽいよ!!」パラパラ
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/01/16(月) 14:09:13.37 ID:H1EsGI4b0
ユメの中で女の子は目をさましました。
目のまえに人形の男の子がたっていました。

『友だちがほしいなら、じぶんでつくらないといけないよ』

人形は女の子にいいました。
ですが女の子はつくりかたがわかりません。


真美「……」ペラ


『どうやってつくればいいの?』

そう聞くと、人形はいいました。

『かんたんさ、ヒトを人形にすればいいんだよ。
ここはユメの中、まよいこんだヒトを……ね』

女の子はニコッとわらい、大きくうなずきました。
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/18(水) 02:44:36.66 ID:2FWVaddGO
おー待ってた!
物語の女の子は765プロの誰かなのかそれともオリジナルか?
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/01(水) 22:50:43.54 ID:rl3tuq90o
マダカナー
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2017/02/16(木) 22:59:48.83 ID:0dJBCU3V0
それから女の子はたくさんの友だちをつくりました。
女の子は友だちとたくさんあそび、コワレたらまたつくり
しあわせにくらしていました。

きょうもまた、かわいらしい少女がまよいこんできました。
あたらしい友だちができることに女の子もよろこびました。
ですが、この日はいつもと違いました。


『お友だちになりましょう』

少女は、女の子のへやでいいました。


女の子はびっくりしました。
いままで女の子のへやにきたヒトはいませんでしたから。


『さぁ、いっしょにあそびましょう』

少女はそうつづけると、女の子に手をさしだしました。


女の子ははじめて、ホントウの友だちをてにいれました。
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/16(木) 23:01:58.15 ID:0dJBCU3V0
更新遅くなって申し訳ない
明日からがっつり再開します
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/16(木) 23:03:46.81 ID:XUmHdW+Oo
良かった…生きてたんだ!
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/17(金) 18:48:28.48 ID:N6Le98Elo
やった!
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/18(土) 18:49:08.10 ID:hT+Rrqk5O
待ってた!
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/18(土) 20:23:47.30 ID:buCTI/l9O
生きていて本当によかった!
無理のない範囲で頑張って下さい!
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/18(土) 23:37:41.07 ID:EvkgnPHT0
真美「……」ペラ


女の子はじめての友だちとたくさんあそびました。
いままでしたかったこと、できなかったことを少女はかなえてくれました。
とってもとってもしあわせなじかんがながれました。

ですが、そんなしあわせなじかんもすぐにおわりがきました。


『ああ、やっぱりわたしも人形になるのね』


少女はさびしそうにつぶやきました。
女の子はおおつぶのナミダをながしながら、少女の手をとります。


『人形になっても、あそんでちょうだいね』


女の子はなんどもうなずきました。


『ふふ、やくそくよ』


『うん、ヤクソクね』
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/19(日) 00:26:54.46 ID:Cqy55flt0
少女が人形になった日から、女の子のセカイはからっぽになりました。

『まるでユメのようなジカンだったわ』

『ふふ、ユメのなかにいるはずなのにオカシイワね』

女の子は少女をきれいなショーケースにかざりました。

『ええ、アナタはユメ』

『だから、アナタがいなくなったら、このユメはさめるでしょう』


この日から、女の子のユメはかわりました
たんさんの人形がつくられ、たくさんの人形がこわれました


『ダレカ ワタシノ ユメヲ ……』
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/19(日) 00:42:20.30 ID:Cqy55flt0
真美「これで終わりなのかな……?」

真美「とりあえず今ある分はここまでっぽいね」

真美「う〜ん……この絵本の内容がここの事だとしたら」

真美「女の子の部屋がどこかにあって、そこに女の子の友だちの人形があるってことかな?」

真美「んで、ゲーム的にはその人形を壊したら夢から脱出できたりするんだよね」

真美「ここもそうなのかな?」

真美「あ、でもそれだったらパスコードの意味がなくなっちゃうか」

真美「う〜ん……わかんないなぁ」

真美「他に何かないかな?」

真美「……」パラパラ

真美「……なさそうだね」

真美「この本棚はダミーだったっぽいよ」
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/19(日) 01:03:35.14 ID:Cqy55flt0
真美「あ、絵本はあったからダミーではないか」

真美「ん〜、次はどうしようかなぁ」

真美「まあ、女の子の部屋は天井裏で多分あってるっしょ?」

真美「怪しさ満天の星だもんね」

真美「やばげな感じするけど、思い切って行っちゃおっか?」

真美「先に兄ちゃんの謎を調べるのも一つだよね」

真美「人形と取引するのもアリだし」

真美「何か変わったことないか色んな部屋を見てみるのもいいよね」

真美「う〜ん、真美が次にすべきことは……」

行動安価>>445
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 07:20:21.21 ID:KSChCiCNO
あ、
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/19(日) 09:01:32.69 ID:gpT++dev0
今度は引き出しを開けてみる
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/22(水) 01:09:56.74 ID:Pdu/6Szo0
真美「よし! あの開かなかった引き出しを開けちゃおう」

真美「丁度書斎側にいるから、箪笥を壊すための道具を武器庫から取っていこう」

真美「やっぱり斧がいいかな?」

―広間

真美「ん、まだ兄ちゃんいるっぽいね」

真美「やっぱり取引が条件なのかな?」

真美「ま、今は引き出しだよね!」

―物置

真美「やっ! はっ!!」ガッバキッ

真美「ふぅ、これで中を引き出せるかな?」

真美「なんだか壊すのは悪い気がするけど、キンキュー事態だからしょうがないよね!」

真美「よいしょっ……これは、赤い……生地?」

真美「やっぱりただの布が入ってるだけっぽいよ」

真美「この布で着せ替え人形の服を作ってたのかな?」
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/22(水) 01:21:02.55 ID:Pdu/6Szo0
真美「大きさは……真美の上着と同じくらい、かな?」スッ

カラン……

真美「わっ、何か落ちてきた!?」

真美「これは……なんだろ」スッ

真美「えっと……なんだっけ……これ、すごく見たことある」

真美「ああ! 思い出した! これはアレだよ!!」

真美「ぜんまい時計とか回す時に使うやつだ!!」

真美「ちゃんとした名前は真美知らないけど」

真美「穴に差し込んで、キリッキリッて回すやつだよね」

真美「ん? でもここに時計はなかったよね?」

真美「じゃあ、これは何に使うんだろう」

真美「……あ、人形?」

真美「そっか! からくり人形だ!!」

真美「この回すやつは人形に使えばいいんだね!」
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/22(水) 01:29:27.96 ID:Pdu/6Szo0
真美「あ、ちょっと待って……一番下の開かなかった箪笥の引き出しにこれが入ってたなら」

真美「上の引き出しはどうなんだろう」

真美「せっかくだから確認しとこうかな」

真美「えいっ!!」バキッ

真美「よし、これで取り出せるね」

真美「えっと、こっちは……青い布だ」

真美「その中に……あった!」

真美「こっちにも同じぜんまい回しがあったよ」

真美「あ、でもこっちの方が赤い布から出てきたやつより少しだけ大きい、かな?」

真美「んっふっふ〜、これは重要そうなアイテムをゲットしましたな〜」

真美「問題はどの人形にこれが使えるかってことだよね?」

真美「さて、どうしようかな?」

行動安価>>450
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/22(水) 02:16:43.04 ID:TG9bUMFwo
ぜんまいってどこで使えたっけ?
安価下
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/22(水) 06:38:45.71 ID:EQ756+pso
とりあえず鍵とか紙とか数字とか全部集める(判明してる範囲で)
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/22(水) 14:14:52.53 ID:Pdu/6Szo0
真美「とりあえず、今ある情報を一回全部集めちゃおうかな」

真美「えっと、パスコードはあと人形の持ってるやつだけだよね?」

真美「鍵は……あ、この部屋の隣の怯えた人形が持ってる鍵だけまだ取ってなかったっけ」

真美「ん〜、人形のは後回しにしたほうがいい気がするから……」

真美「よし、まずは鍵を回収して、まだ取ってない紙を取りに行こうかな!」

真美「そうと決まれば、隣の部屋にいくぞー!」



真美「えっとこの部屋って鍵のかかった部屋で、部屋の中からベニヤ板で封鎖されてるんだよね」

ガチャ……ガッ

真美「うん、で……斧で……やっ!!」ガッバキ

真美「開いた!」

真美「わぁ……やっぱり荒れてるなぁ」

真美「奥に……いた、怯えた人形」

真美「この人形の手に……あった、へんてこの形の鍵」

真美「この鍵で、あの鬼の頭の入った箱を開けるんだよね」

真美「でも開ける意味あるのかなぁ……ま、いっか」

真美「とにかく、これで鍵は全部手に入ったかな?」
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/22(水) 14:15:08.15 ID:WYkuwQr0o
このぜんまいってPにつかうんじゃね?
ぜんまい侍的な
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/22(水) 14:18:01.59 ID:SvQMv5two
でもぜんまいふたつあったからなぁ
それにからくり人形に使うようなってことはPは人形だし
この世界で人形にいい思い出がない…
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/22(水) 14:56:58.83 ID:Pdu/6Szo0
真美「次は紙だね!」

真美「とりあえず、こっち側のを全部集めよう」ガチャ

真美「こっち側は、あと鏡の間と鳥の絵がある部屋にあったよね」

―鏡の間

真美「わ〜、目がチカチカする……」

真美「確か、部屋の隅に……あった!」

『しくじった…… 俺はもう帰れない あいつをここにさえ…… ああ、ちくしょう』

真美「このあいつってホントに兄ちゃんなのかな?」



真美「わっ、実際に見てみると、すごく大きな鳥」

真美「何の鳥かは分かんないけど、空を飛んでる最中の絵っぽいね」

真美「飛んでる鳥を上から描いてる絵かな?」

真美「あ、腕だけの人形……よっ」

『上……見ろ……』

真美「上は……何もないよね? う〜ん……」

真美「あ! うん、やっぱ穴なんてないよね」

真美「流石に腕だけの人形にはからくりなんてないよね」
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/22(水) 15:42:41.48 ID:Pdu/6Szo0
真美「こっち側の紙はもうないかな?」

真美「次は書斎側のを取りに行こう」

―広間

真美「まだ燭台は全部ついてるね」

真美「兄ちゃんもちゃんといる」

真美「えっと、二階と地下には紙はなかったよね」

真美「だから、書斎側の紙を取ったら全部かな」



真美「まずは、武器庫の取り忘れてた紙を回収!!」

『無理だ……勝てない……何をやっても……倒せない』

真美「ひびきん……ううん、今は考えないでおこう」

真美「武器庫の前の部屋は何もなかったよね?」ガチャ

真美「うん、なにもないね」

真美「ホントに何もないのかなぁ?」

真美「ん〜……何のための部屋なんだろ??」
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/22(水) 15:57:24.68 ID:Pdu/6Szo0
真美「鬼の頭のある部屋は鬼の頭しかなかったよね」

真美「じゃあ書斎かな」

―書斎

真美「ここは絵本や、手記があって、天井に鳥の模型が飛ぶように揺れてる」

真美「で、その鳥の銜えてる紙を取れば、とりあえず全部回収できたかな?」スッ

真美「よっと!」パシッ

『マエダケミルト ナニモミエナイ』

真美「うー! だったらどこから見たらいいのさ!!」

真美「まあいいや!」

真美「とにかく一応全部揃ったかな?」

真美「小さな鍵を持った着せ替え人形の部屋のは持ってるし」

真美「うん、多分これで全部っぽい」
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/22(水) 16:04:08.07 ID:Pdu/6Szo0
真美「あ! もしかして」

真美「この部屋の机にいる人形……」

真美「どこかに穴は……ない」

真美「この人形も違うんだね」

真美「でも二階や地下の人形は多分からくりじゃないよね」

真美「全部調べるなんて時間的に無理だろうし」

真美「ならあと可能性があるのは、物置とちいさな鍵を持ってた着せ替え人形か」

真美「調べる価値は二十分にあるね」

真美「でもまずは情報の整理をしよう!」

真美「いろいろ書かれた紙を見て、ちょっと真美、思った事があるんだよねぇ」スッ
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/22(水) 16:24:56.43 ID:Pdu/6Szo0
真美「んしょ……うん」

真美「この紙って大きく三つのグループに分けられんだよね」

真美「まずカタカナで書かれた紙」

『ココハユメ ハヤクサメナキャ キミモニンギョウ』

『ダイジナ ダイジナ イノチ ナクストオワリ オニンギョウ』

『マエダケミルト ナニモミエナイ』

真美「あと、ひびきんの読んでた絵本の最期のページの」

『ワタシノダイジナモノ アナタノダイジナモノ
タイセツニ タイセツニ カザッテル』

真美「それと平仮名だけの紙」

『なまえ しられちゃいけない なまえ しられると かm……』

『きらい きらい かがみは だいきらい』
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/22(水) 16:37:48.53 ID:Pdu/6Szo0
真美「それから普通の文? のやつ」

『しくじった…… 俺はもう帰れない あいつをここにさえ…… ああ、ちくしょう』

『気をつけろ……首だけの人形は……信じるな』

『上……見ろ……』

『無理だ……勝てない……何をやっても……倒せない』

真美「多分、この普通の文の紙は、真美たちのようにこの悪夢に迷い込んだ人たちが残してくれたんだと思う」

真美「で、カタカナと平仮名の紙は、注意してる物が違うんだと思う」

真美「ハッキリと確信は持てないけど、この二つが同じものを指してるとは思えないんだよね」

真美「それとも重要度を指してるのかなぁ?」

真美「カタカナのが重要で、平仮名はそうでもない感じ?」

真美「ん〜、とにかくこの紙は三つの人物(?)が混ざってるんだ」

真美「だからって何が分かるわけでもないんだけど……」
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/22(水) 16:55:34.97 ID:Pdu/6Szo0
真美「パスコードは」

物置『42』

二階『2833』

書斎側『740』

真美「あとは人形と取引で手に入る……はず」

真美「……数字の書かれた紙って四つなのかな?」

真美「あ!! よく考えてみると、数字の書かれた紙って」

真美「鏡の間の方を便宜上右側とすると、上(二階)、下(地下)、右(鏡の間)、左(書斎側)の四方向で手に入ってるじゃん!」

真美「広間を中心にしてるなら、多分間違いないっしょ!?」

真美「後は、人形の言ってた真実」

”パスコードは四桁の数字 ”

真美「これが真美の時どうなのか分かんないから、やっぱり取引してみるべきだよね」

真美「そういえば人形ばっかの建物なのに、なんで鳥がいるんだろう……ん〜」

真美「ま、いいか! 今は次に何をするか、だよね!」
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/22(水) 16:59:51.09 ID:Pdu/6Szo0
真美「着せ替え人形にこのからくりねじを差し込める穴があるか調べてもいいし」

真美「取引しちゃって最後のパスコードと真実を聞いてもいいし」

真美「先に天井裏に行ってもいいし」

真美「兄ちゃんのことについて考えてもいいし」

真美「ん〜、まだ出来ること、やれることはまだまだありそうだね」

真美「どうしようかな?」

行動安価>>464
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/22(水) 20:33:45.08 ID:4NKHrlu50
今足りないのは情報なので首だけの人形のところへ行って
根掘り葉掘り聞き出す(契約はしない)
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/22(水) 20:58:33.03 ID:drL7y7Vqo
>>462
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/22(水) 21:07:25.13 ID:zTc+uoVz0
安価上
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/23(木) 01:55:24.96 ID:P0/ngzlko
首だけの人形って契約しないかぎり取りつく島もない感じじゃなかったか
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/23(木) 17:42:26.71 ID:OuxI2G450
現在判明しているマップとヒントを書き出してみました
ヒントは自分が必要そうだと思ったものを書いているので不要なものがあったり本当は必要なものが無かったりするかもしれません
一部一つの画像にまとめるには長すぎるヒントがあったのでそれだけ分けています
1F http://i.imgur.com/oZPhIIt.png
2F http://i.imgur.com/1QRdBlv.png
BF1 http://i.imgur.com/JhJSLZe.png
1Fの※10にある文書 http://i.imgur.com/2UMtOoq.png
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/23(木) 23:00:59.13 ID:daH0Ev6h0
>>465
そうだな
でも貴音の質問に結構答えてたから向こうも必死なのかもしれん
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/06(月) 13:01:16.96 ID:hkzMzyjZ0
真美「まだまだ分かんない事が多いから、首だけの人形にいろいろ聞いちゃおっか!」

―広間

真美「兄ちゃんは……いたいた!」

真美(やっぱり兄ちゃんは取引することでいなくなるのかな?)

真美「あ! 燭台の火が一つ消えてる……」

真美「う〜ん、時計が無いから分かんないけど、真美的な感覚では一時間くらい経ってるから」

真美「一時間で一つ消えちゃうって感じかな?」

真美(ってことは、あと三時間、取引を成功させた時を考えたら四時間あるってことだよね)

真美「何にせよ、もたもたはしてらんないね!」

真美「さて、やっぱり近くで見れば見るほど兄ちゃんですなぁ」

真美「うえ〜、にやけた仮面をつけてずっとこっち見てる……ちょっときもいよ兄ちゃん!」

真美「……やっぱ反応ないっぽいよ」

真美「う〜ん、まあ今は兄ちゃんよりこっちだよね」チラ

人形「……」
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/06(月) 13:15:27.30 ID:hkzMzyjZ0
真美「お〜い」

人形「……」

真美「あれ? 聞こえてないのかな?」

人形「んん? もしかして俺に言ってんのかい?」

真美「そうだよ」

人形「こいつは驚きだ! あんた、何で俺が話せるって知ってるんだい?」

真美「あっ……」

真美(そういえば今までは向こうから声をかけてきてたっけ)

真美(これって正直に話しても大丈夫なのかな?)

真美(でも余計なことでリスクは負いたくないよね)

人形「お〜い」

真美「えっと、ゲームでは基本中の基本っしょ?」

人形「げーむ?」

真美「うん!」
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/06(月) 13:35:01.88 ID:hkzMzyjZ0
真美「気が付いたらよく分かんないところで目が覚めたんだよね」

真美「で、ココハユメ〜って紙が手元にあって」

真美「いろいろこの建物内を探索したところ、脱出ゲーな感じがしたから」

真美「とにかく情報が欲しくて、手当たりしだい声をかけたりしてたんだよ!」

人形「ほ〜、よく分からんが、肝っ玉の座った嬢ちゃんだね」

真美「えっへん!」

人形「そんなあんたにいい話があるんだが、聞いてくれないかい?」

真美「いい話?」

人形「ああ、俺と取引をしよう」

真美「取引……」

人形「おっと、そんなに難しく考えないでくれ」

人形「要はこの館のどこかにある俺の身体を探してほしいんだ、それが出来たらあんたにとって大事な真実を一つ教えてやる」

真美(みんなの時と一緒だね)

人形「情報が欲しいあんたにとって、悪い話じゃないだろう?」
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/06(月) 14:03:34.91 ID:hkzMzyjZ0
真美「う〜ん、取引するかどうかは置いといていろいろ聞いてもいい?」

人形「ああ、別に構わないぜ?」

真美「えっと、じゃあ……ここって一体何なの?」

人形「さてねぇ、きっとあんたの言うように、ユメの中なんだろうさ」

真美「む〜、ちゃんと教えてよ!」

人形「はは、少なくとも俺は与えられた役割をこなすだけさ」

真美「役割?」

人形「ああ、憐れで可哀想なあんたの手助けさ」

真美「取引ってこと?」

人形「ああ、それだけじゃないけどな」

真美「?」

人形「ま、それも取引をすれば分かる事さ」

真美「……」
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/06(月) 14:19:09.48 ID:hkzMzyjZ0
真美(取引だけじゃないってどういう事だろう)

真美(でも取引をすれば分かるってことは、多分兄ちゃんの事だよね)

真美(やっぱり、この人形と取引することが兄ちゃんがいなくなるきっかけで間違いないっぽいよ)

真美「あ、建物を回ってこういう紙をいくつか見つけたんだけど、何か知らない?」

真美「平仮名だけで書かれてたり、片仮名で書かれてたりするんだけど」

人形「う〜ん、知らないねぇ」

真美「え〜、じゃあ、この文とかは真美がここに来る前の人たちが残してくれたモノっぽいんだけど」

真美「その人たちの事は分かる?」

人形「ああ、ここには数え切らないほどの憐れなヒトが迷い込んでるからなぁ」

人形「いちいち顔なんて覚えちゃいないが、きっとあんたも……」

真美「ま、真美は人形になんかにならないよ!!」

人形「はは、そうかい」

人形「ああ、そうならないように頑張れよ」

仮面「……」
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/06(月) 14:34:20.28 ID:hkzMzyjZ0
人形「質問は終わりかい?」

真美「あ、この数字は? 全部意味があるものなの?」

人形「どうだろうねぇ、俺が言えることは何もないなぁ」

真美「うぬぬ、このぜんまいは何に使うの?」

人形「俺には使えないぜ」

真美「何に使うか聞いてるの!」

人形「知らないな」

真美「……じゃあ二階のロフトの上に更に奥に上がる天井口があったけど」

真美「あれは?」

人形「ああ、それは俺のご主人様の部屋だな」

人形「気軽に入ることはお勧めしないな」

真美「これは教えてくれるんだ」

人形「俺が分かることなら、教えてやるさ」

真美「そっか」
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/06(月) 14:44:20.36 ID:hkzMzyjZ0
真美「じゃあ、分かる範囲でこの建物について教えて」

人形「そうだなぁ……あんたがもう見たかどうかは知らないが、地下には鬼がいるんだ」

真美「鬼……」

人形「ああ、まあ俺が首を取っちまったから、首の無い鬼なんだがな」

人形「アレが動くことがあれば、逃げた方がいいぜ」

真美「勝てないの?」

人形「どうだろうねぇ……俺が見てきた限りでは、助かった者はいないな」

真美「……あ!」

人形「ん? どうしたんだい?」

真美「えっと……これ!!」ゴソゴソ

人形「それは?」

真美「手鏡!」

真美「どう? 鏡が嫌いなんでしょ?」

人形「別に何ともないぜ」

真美「あり……?」
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/06(月) 14:57:46.62 ID:hkzMzyjZ0
真美「じゃあ鬼が鏡を嫌がるの?」

人形「さぁね、首が無いのに分かるだろうか」

真美「あ、そっか……」

人形「何にせよ、歯向かうのはよした方がいいってことさ」

真美「うん、わかった」

真美「ちなみに、どうやったらここから出られるの?」

人形「ああ、それはそこの機械に正しいパスコードを入力すればいい」

真美「あ、やっぱりそうなんだ」

真美「じゃあ正しいパスコードはなに?」

人形「さてねぇ、それは分からないなぁ」

真美「む〜、けちんぼ!」

真美「そういえば、鳥の絵とか模型があったりしたけど、何か知ってる?」

人形「鳥か……よくは知らないが、確かゴシュジンサマの部屋にもあった気がするなぁ」

真美「そうなの?」
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/06(月) 15:07:40.23 ID:hkzMzyjZ0
人形「ああ、まあ少なくとも無関係ではないだろう」

真美「だね!」

真美(う〜ん、聞きたいことは大体聞けたかな?)

真美(はぐらかされたりもしたけど、今回の質問は大きな収穫もあったかな?)

真美(正しいパスコードを入力すれば帰れるってことと、鏡は人形には意味ないってこと)

真美(ぜんまいとか、鳥とかまだ分からない事もあるけど前進した感じはあるよね!)

人形「満足したかい? 満足したなら取引しないかい?」

人形「悪いようにはしないぜ」

真美「う〜ん、もう少し考えさせて」

人形「そうかい」

真美(さて、どうしようかな?)

行動安価>>478
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 17:11:23.13 ID:kO3VCegjO
兄ちゃんが動かないなら背面やめにつきにくいところにねじを指すところがないか探す
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 17:24:04.12 ID:SmhsXFNFo
(ある程度動いても無理そうなら取りあえず鬼の首を鏡の間に置いてみたいところ)
安価は上で
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/07(火) 06:19:20.75 ID:cn0Q22UV0
真美「一応兄ちゃんに穴が無いか見てみよっか」

真美(お姫ちんもひびきんも兄ちゃんの事調べてたけど)

真美(特に収穫はなかったんだよね〜)

仮面「……」

真美「ちょっとごめんよ兄ちゃん」ヨジヨジ

真美「ん〜、うなじの方には何もないなぁ」

真美「よっ、背中も普通だし……う〜ん、何もなさ気っぽいよ」

真美「あ、もしかして服の下にあるのかも!」

真美「兄ちゃん、これはキンキュー事態だかんね」ワキワキ

真美「覚悟っ……! ってあれ? 脱がせられない」

真美「仮面は分かるんだけど、服も無理なんだ……」

真美「ホント、変な事に巻き込まれちゃったね、兄ちゃん」
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/07(火) 06:32:46.03 ID:cn0Q22UV0
真美「よくよく考えたらぜんまいは二つあるから兄ちゃんじゃないんじゃないかな?」

真美「う〜ん、考えつく限りではあとは着せ替え人形しかないんだよね」

真美「でももしかしたらトラップかもしんないから、しんちょーにやっていかなきゃダメだよね」

真美「それにどのタイミングで取引するかも考えなきゃいけないよね」

真美「もし鬼が動き出してから取引を成功させたら、どうなっちゃうんだろう?」

真美「ん〜、でもあんまり危なそうなことはしたくないよね」

真美「次はどうしよっか」

真美「燭台の火はあと三つ……か」

真美「あんまりうかうかはしてらんないね!」

行動安価>>482
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/08(水) 00:50:10.72 ID:E2DsznoO0
前の周回含めてまだ行っていない場所を探索してみる
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/09(木) 04:24:18.32 ID:qT/4ohVY0
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/11(土) 13:13:50.37 ID:G8Sp2xgW0
真美「んむむ、まだ気になることはあるけど」

真美「先にマップ埋めをしちゃおっかな」

真美「えっとまだ行ってないとこは……」

真美「鬼の頭のある部屋と地下、それからロフトの上……天井裏だね」

真美「まずは鬼の頭の部屋に行こう」



真美「やっ!!」バキッ

真美「ふう……ちかれた」ギィ

真美「うん、部屋の真ん中にぎょーぎょーしい箱があるだけだね」

真美「中身はミミックよろしく大トラップだ〜!!」

ウゥー

真美「んっふっふ〜、残念ながらちみを解放するわけにはいかないのだ!」

真美「ま、もしかしたら話くらいは聞きにくるかもしんないから」

真美「期待しないで待っててね」
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/11(土) 13:31:07.58 ID:G8Sp2xgW0
―地下

真美「うへ〜、やっぱり不気味だよ」

真美「檻の中はびっちり人形の首」

真美「見るのが三回目じゃなかったら耐えられなかったかも」

真美「そもそももっと大事に扱うべきだと思うんだよね」

真美「この人形たちもこうなりたくてなったわけじゃないだろうし」

真美「っていっても仕方ないんだけどね」テクテク

真美「奥の檻に、人形の身体と鬼の身体」

真美「他に何かあるかなぁ……ん?」

真美「隅っこに何かありそう!」カチャ

真美「動かないよね……うん、大丈夫なはず!」キィィィ

真美「これは……」

『おって おって あそこまで 
 にげて にげて あそこまで』

真美「平仮名の紙……ひびきんたちの時はなかったのかな?」

真美「いやあの時は鬼がいつ動くか分かんなかったし」

真美「こんなにゆっくりは見れなかったよね」

真美「一応閉めとこ」カチャン
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/11(土) 13:40:53.45 ID:G8Sp2xgW0
真美「予想外の収穫があったね」

真美「あそこってどこだろう?」

真美「う〜ん……あとで考えよっ」

真美「他にはないよね?」

真美「……なさげっぽいね」

真美「じゃあ後は二階かな」



―ロフト

真美「さて……」

真美「ついに来ちゃった」

真美「ひびきんもお姫ちんも入ってないし」

真美「正直ここに入るのは真美が初めてだよね」ギッギ

真美(うぅ……やっぱり嫌な感じがびしびしいってるよ)

真美「でも、入らなきゃなんも分かんないもんね」

真美(初見殺しはありませんように……!)スッ

真美「なむさん!!!」
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/14(火) 23:55:40.86 ID:eDv96etmo
どうだ!?
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/24(金) 15:47:16.16 ID:tCVv87GE0
フッ

真美「えっ!? 明かりが、暗く……!!」

キィィィ

真美「うあ……天井口が勝手に開いてく……」

真美(……)

真美(入れってことだよね?)

真美「慎重に行こう……」ギッギッギ



真美「んしょっ」

真美「ここは……今までの無機質な部屋と違って、女の子〜って感じの部屋だね」

真美「多分、燭台の火が一つ消えたんだと思うんだけど」

真美「少し薄暗くなって、可愛らしい部屋なのに不気味に感じちゃうよ……って」

真美「あっ!!!」タタタ

真美「ゆきぴょん!! お姫ちん!!」
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/24(金) 16:04:35.18 ID:tCVv87GE0
真美(ゆきぴょんとお姫ちんがショーケースの中に並んで飾られてる)

真美「これ……本物だよね? あの二人だよね?」

真美「随分小さくなっちゃってるけど……人形にされちゃった二人だよね」

真美「あれ? ひびきんは……?」キョロキョロ

真美「……ない」

真美「この部屋に飾られてる人形はゆきぴょん達とその隣のショーケースに入ってる」

真美「フランス人形……かな? これだけっぽい」

真美(でも二人がいるなら、どこかにひびきんもいる可能性があるよね!)

真美「これって開けられるのかな?」

真美「ん〜、見た限り鍵はなさそうだけど……ん? 土台に二つ穴がある」

真美「なんだろ……ぜんまいを入れる穴ではなさそうだけど」

真美「何かをはめれそうな丸い小さな穴が二つあるね」

真美「……」
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/24(金) 16:17:12.95 ID:tCVv87GE0
真美「これが鍵なのかな?」

真美「でもこれに入れるような丸いものって真美持ってないしなぁ」

真美「う〜ん、やっぱり持っていけないかなぁ」スッ

真美「わっ!? 硝子の部分が簡単にずれる……ってことは」

真美「よっ……は、外せた」

真美「あっ!」

真美(あっぶね〜、ここに入る時暗くなったのに、部屋に仕掛けが無いわけがないよね)

真美「ゆきぴょん達を見つけて焦っちゃってた」

真美「とにかくショーケースからゆきぴょん達を取り出すことは出来るってことは分かったけど」

真美「土台にある謎の二つの穴はまだなんなのか分からない」

真美「同じ構造っぽいから隣のフランス人形も取り出そうと思えば取り出せるかな?」

真美「……」

真美(この子が絵本に出てきた初めての友だちなのかな?)
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/24(金) 17:11:34.50 ID:tCVv87GE0
真美(……う〜ん)

真美(ここまで来たものの、どうしたらいいのかな?)

真美「この部屋は薄ピンクの壁で小さな花がちらほら描かれてるね」

真美「窓が無いから変な感じがするけど」

真美「入ってきた天井口から見て、奥側の壁際に子供用のベッドかな? それがあって」

真美「右側にショーケース、左側には背の低い机と……その上に模型?」

真美「あ、この部屋を模した模型だね」

真美「それと紙……」スッ

『ヨクバリハ ミヲ ホロボス』

真美「欲張りは身を滅ぼす……?」

真美「ゆきぴょん達の事かな?」

真美「……う〜ん、状況的にはそうだよね」

真美「持っていける人形は一つだぞ〜ってことっぽいよね」
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/24(金) 17:22:33.14 ID:tCVv87GE0
真美「机の側には箱がある」

真美「何の箱かな……? 大きさはあの鬼の首が入ってる箱より二回りくらい大きいけど」

真美「ん? これ……鳥の絵?」

真美「今気付いたけど、絨毯に鳥の絵が描かれてる」

真美「あの壁にあったように空を飛んでる鳥の絵……」

真美「屋根裏部屋にいるからかもだけど、なんだかこの建物を上から見下ろしてる感じがするね」

真美「あ、小さな本棚もある……真美が入ってきた天井口の後ろ側だったからわかんなかったよ」

真美「部屋にあるものはこのくらいかな?」

真美(どうしよかな?)

真美「もし燭台の火が消えてるとしたらあと二つ」

真美「人形との取引を成功させたとしてもあと三つだから」

真美「あんまりゆーちょーなことは出来ないっぽいね」

真美「それにゆきぴょん達もいたし、どうにかしてあげたいよ」

真美「ひびきんはまだどこにいるか分かんないけど……」
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/24(金) 17:27:17.57 ID:eWvsYw0LO
響…あいつはいいやつだった
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/24(金) 17:28:47.53 ID:tCVv87GE0
真美「そういえば兄ちゃんの事もまだ何も分かってないよね」

真美「うあうあ〜!! やることが多すぎっしょ!!」

真美「まだ正解のパスコードも分かってないのに〜」

真美「この部屋はなんだか罠があるっぽいし」

真美「慎重に行動しなきゃ、だね!」

行動安価>>494
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/24(金) 17:45:56.79 ID:4B/1NQelo
本棚に何かないか探してみる
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/24(金) 18:45:44.98 ID:tCVv87GE0
真美「本棚に何かないかな?」

真美「これは……本じゃなくてノートだね」ペラ

真美「うわっ、びっしり書かかれてる」

真美「でも全部片仮名で読みにくいなぁ」

真美「え〜っと……なになに?」

真美「初めてのお客さんは髪の長い女の子」

真美「部屋から出ずにずっと泣いていた」

真美「大丈夫、これからは泣かなくてもいいんだよ」ペラ

真美「今日は背の高い男の子」

真美「頑張ってたけど時間切れ」

真美「仲良くしましょうね……」

真美「これって……」パラパラ
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/24(金) 18:59:23.75 ID:tCVv87GE0
真美「後ろの方に……」

真美「おどおどした女の子が来た」

真美「鬼にやられなくて良かった」

真美「この子は今のお気に入り……」

真美「これってゆきぴょんの事じゃん」

真美「背の高い髪の白い女の子」

真美「前の女の子と知り合いみたい」

真美「せっかくだから一緒に飾ってあげる」

真美「お姫ちん……」

真美「元気な黒髪の女の子」

真美「この子も前の二人と知り合いみたい」

真美「こんな偶然あるんだね」

真美「とっても頑張ってたけど残念だった」

真美「一緒に飾ってあげたかったな」

真美「ひびきんのまで……」
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/24(金) 19:11:38.84 ID:XDblj2KSO
兄ちゃんにも穴はあるんだよな…
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/24(金) 19:12:00.42 ID:tCVv87GE0
真美「あ、じゃあ兄ちゃんのは!?」

真美「どこかにあるんじゃないかな?」ペラペラ

真美「多分後ろの方だよね」

真美「ん?」

真美「スーツの男の人」

真美「せっかくここから出れたのに」

真美「操り人形に取られちゃった」

真美「もしかして……これ?」

真美「これより前に操り人形になったのは……」ペラペラ

真美「女の人だ」

真美「兄ちゃんはこの人を助けようとしたのかな?」パラパラ

真美「……ん、最後のページに何か」
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/24(金) 19:30:55.03 ID:tCVv87GE0
『コノヘヤマデヤッテキタ サイドテールノオンナノコ
ドウヤラマエノコタチト シリアイミタイ
コレハモウキットグウゼンジャナイ』

真美「!」ゾクッ

『アナタハ ドウナッチャウノカシラ』

真美「ま、真美は……みんなとここを出るよ!!」

真美「思い通りになんてなってやるもんか!!」

真美「はぁはぁ……うぅ……」ジワ

真美「今更だけどとんでもないとこに真美はいるんだよね」グス

真美「みんな……うん、真美が頑張らないと」

真美「他に目星い物は……」パラパラ

真美「うん、なさそうだね」

真美「次はどうしよっか」

行動安価>>501
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/24(金) 20:36:02.73 ID:XDblj2KSO
>>500Get
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/24(金) 21:18:19.27 ID:A/vQru+qO
深呼吸
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/25(土) 03:21:33.24 ID:Xed63LEFo
ノートは全部カタカナってことは今までのカタカナのメモ書いた人と同じなのかな
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/25(土) 23:49:57.70 ID:t43x9mbm0
真美「冷静に動くために深呼吸しよう」

真美「す〜っは〜……」スーハー

真美「ん、なんだかスッキリした!」

真美(ここでは何が起こるか分かんないから)

真美(大きな箱も確認したいけど、まずはショーケースの土台にある穴にはまるものを探したいな)

真美(あ、それがこの大きな箱の中にあるかもしんないのか)

真美「う〜んぜんまいも気になるし……」

真美「一度下に戻るのもアリかな?」

真美「もちろん天井口は開けたまんまにしとくけど」

真美「ん〜、よし、決めた!」

行動安価>>505
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/26(日) 09:37:15.30 ID:tztZcKT/O
鳥の件が気になるな〜
後もう少しヒントが欲しい…
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/26(日) 12:36:39.36 ID:7rLcwQO2O
とりあえず箱を調べてみる
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/31(金) 16:04:48.74 ID:8RmxgTWf0
真美「この机の側の大きな箱を開けてみようかな」

真美「鍵とかはないよね? うん、蓋を開けるタイプだからそのまま取るだけっぽい」

真美「……開けたとたん暗くなるとかないよね?」

真美「だからって、開けないわけにもいかないもんね」

真美「うし! 開けるよ!」スッ

真美「これは……おもちゃ箱?」

真美「おもちゃのティーセットに、小さなイス」

真美「このシートは芝生を模した小さなカーペットかな?」ガサ

真美「あ、お料理セットもある……」

真美「とにかくこれで人形とおままごとしてたっぽい」

真美「ん〜、他は何もなさそうかな」

真美(暗くはならなかったけど、ヒントになりそうなのもなかったよ)

行動安価>>508
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