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マキ「ヘッドセットの中で君を探す」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :ixItZzdx0 :2016/12/02(金) 22:54:46.50 ID:7S1DcAfN0
昼下がりの教室

午前の授業での疲れと昼食で満たしたお腹のせいで睡魔と格闘しているものが大半で

マキ「ううー...」カクカク

この少女もまた、その一人である

マキ「・・・」

マキ「...!」ハッ

マキ(ヤバイ、今寝てた)

マキ(くそう、こんな時にゆかりんと同じクラスなら...)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1480686886
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諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

2 :ixItZzdx0 :2016/12/02(金) 23:01:50.66 ID:7S1DcAfN0
それは、3年になった初日の出来事である

弦巻マキと結月ゆかりが恋仲となって半年、周りからも、もう公認の仲であった

マキ「今年も同じクラスになれるといいねー」

ゆかり「学校以外でもいつも一緒に居るんです、違うクラスになってあまり関係は無いでしょう」

マキ「もー、ゆかりんはきっついなー」

そんな他愛もない話をしながら昇降口へ向かうと、慌てたようすのずん子が近寄ってきた」

ずん子「大変です!!二人とも!!早くクラスの割り振りを見てください!!」

ゆかマキ「「はい??」」
3 :ixItZzdx0 :2016/12/02(金) 23:07:40.52 ID:7S1DcAfN0
提示されている紙にはしっかりとゆかりA組 マキB組と書かれている

この結果に二人の仲を知る者たちは声を掛ける


「いやー、ドンマイ」「休み時間とか会えるし気にしないで」

「離れて大丈夫?先生に抗議してこようか?」


マキ「いやー、残念だけどそこまではしなくていいかな?」

ゆかり「そうですよ、学校で別のクラスになっても学校以外じゃいつも一緒に居るんですし」ガチャ


キャーキャー/// ラブラブー///


ゆかり「みなさん、少し騒ぎ過ぎですよ」靴ブカブカー

マキ「ゆかりん、下駄箱間違ってるよ」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4 :ixItZzdx0 :2016/12/02(金) 23:13:40.17 ID:7S1DcAfN0
強がる二人であったが実際に違うクラスになってみると話が違う

マキ(きつー...もう寝ちゃおっかな?)

マキ(でも、ゆかりんと同じ大学に行きたいし...)

マキ(ちゃんと授業受けなきゃ...)

恋人の事を想い持ち直すが、やはり時間の問題である

5分と経たずにまた船を漕ぎ始めた

マキ「・・・」ウツラウツラ
5 :ixItZzdx0 :2016/12/02(金) 23:22:41.59 ID:7S1DcAfN0
睡魔に負けそうになった時、ポケットの携帯が振動した

マキ「んっ....」

マキ(誰だろう...)

宛名はゆかり、一本の音声データだった

マキ「?」

再生すると、心地の良い声が流れて来た

『もう、午後ですがちゃんと起きていますか?』

意識もせずにマキの顔はニヤケる
6 :ixItZzdx0 :2016/12/02(金) 23:30:11.49 ID:7S1DcAfN0
『マキさんはいつもこの時間は寝ていましたからね』

『お昼休みもはしゃいでいたので送ってみました』

『大変かもしれませんが、同じ大学に行きたいので頑張ってください』

『こう...面と向かって話してると恥ずかしいのですが』

『こうやって伝えるのなら言えそうな気がするで、今言っておきます』

『私と同じ大学を選んでくれた時すごくうれしかったです、別のクラスだと寂しい事もいっぱいありますが』

『同じ大学に入れるよう互いに頑張りましょう』

『大好きです////マキさん///』
7 :ixItZzdx0 :2016/12/02(金) 23:35:32.11 ID:7S1DcAfN0
聞き終わると、マキの顔は真っ赤に染まっていた

これでは眠れるわけが無いと机に向かう

これもゆかりからの受け取ったパワーだと感じて


数秒後、スマホを取り出す

自分も彼女にパワーを送ろうと...


『メッセージ聞いたよ、私も大好きだよ』

『それに.....


終わり
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