【オリキャラ注意】加賀「ガガガロンパ!」城須賀「リゲインモード…です…」

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260 :生存報告 ◆MHdQKyTE3k [sage]:2017/06/15(木) 18:17:34.85 ID:uTb9ykZy0
長らく更新が出来ず申し訳ありません 更新する文章を考える時間をなかなか割けていないのが原因です
今後も突発的更新となってしまうことをお許し願います
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/15(木) 21:06:35.86 ID:S0Ru0RKCo

ただ、最近オリロンスレが次々乗っ取りにあってるみたいだから
荒らされる可能性があることを頭に入れておいたほうがいいかも
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/15(木) 21:11:34.41 ID:FVB7WjL1o
了解
待ってます
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/25(日) 05:50:20.28 ID:4vGf2TJV0
エタ確定
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/07/31(月) 07:27:49.70 ID:5vU+sQQgO
まだこのゴミシリーズ残ってたのか…
265 :本当に申し訳ない ◆MHdQKyTE3k [saga]:2017/08/07(月) 19:04:19.52 ID:Yt4lhDDC0
                     AM 11:49     Dining room


加賀「ふー…」

先程まで標本ずくめの部屋に居たせいか、誰も居ない食堂が妙に寂しく感じる。

加賀「もうこんな時間か…うーん…」

厨房に立つのは気が引ける。…でも、誰かを待つのも時間が無駄な気もする。

加賀「…作ってみようかな」

そう思い厨房へ足を踏み入れると、聞き覚えのある音楽が微かに聞こえてきた。

加賀「…誰かセンサーでも付けたの?まあ、確かに料理する気は高まるけど…」

無意味に独り言を言っていると、その音楽はどんどん大きくなる。

加賀「…え?」

よく耳を済ませてみると…。

加賀「これ誰か口ずさんでるよね?」

…聞こえてきたのは確かに「おもちゃの兵隊のマーチ」に違いない。かといって3分で作りきる義理も無い。

加賀「…誰?」

そう思って、ふと入り口に目を見やると…。

大江「てってっててって…あれ?紅香ちゃん」

加賀「歌ってたの大江さん!?」

大江「ん?何が?」

加賀「え、いや何がって…あれだよ!あの…マヨネーズの会社の…」

大江「あーうん、歌ってたよ。で、それが何か?」

加賀「あ、いや…別に何って訳じゃ…」

大江「…ところで紅香ちゃん、厨房に立ってるって事は料理をしてるってことかな?」

加賀「あ、うん…あ、ごめんね!大江さんが作るなら今すぐ退くけど…」

大江「いやいやそれは大丈夫だよ。どうせなら一緒に作る?」

加賀「…はい?」









加賀「…」

大江「やっぱり上手くいかないねぇ」

加賀「…コツが掴めてないのかな?」

大江「いや、コツは十分掴めてると思う。でもなんか…何だろうなぁ。気持ちというか…うーん…」

加賀「…愛は食卓を作る、的な?」

大江「まあ…遠くは無いかなぁ。愛、じゃちょっと広すぎる気もするけど、そういう気持ちを込めて作ればまたちょっと違うと思うよ」

大江「漠然としてると難しいから、最初は誰か特定の人を思い浮かべるとやりやすいかも」

加賀「…そっか」

大江「…どうかした?」



1 大江さんは具体的に誰かを思い浮かべたりすることあるの?
2 …逆に難しくなりそうだなぁ、それ
3 そんなことで変わるのかな?

↓1
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/07(月) 19:05:53.93 ID:0s4OCa4To
267 : ◆MHdQKyTE3k [saga]:2017/08/07(月) 21:30:26.11 ID:Yt4lhDDC0
加賀「大江さんは具体的に誰かを思い浮かべたりすることあるの?」

大江「えっ!?」

あ、すごい動揺してる。

加賀「あ、勿論皆のことを思って料理してるのかもしれないけれど」

加賀「でもその中で特に…ってあるじゃん?」

大江「それは…い、言わないよ…」

加賀「ふーん…言わないってことは居るには居るんだ…へー…」

大江「…!引っかけは反則…!」

加賀「いや、引っかかるのが悪いじゃん…」

大江「そういう紅香ちゃんはどうなのさ!」

加賀「いや、私は居ないし居ても言わないし…」

大江「またまたぁ、そういう強がりはいいから…」

加賀「大江さん道連れにする気満々だよね?」

大江「道連れじゃなくて情報共有だよ?」

加賀「…」

すごい体よく聞こえるけどそれ道連れと同じ意味だよ…。

加賀「だから居ないから…」

大江「…ふーん」

加賀「何その反応…」

大江「いや?あの子が知ったら可哀想だなぁって」

加賀「そんなこと言われても…」

…思い当たる節はなくはないけれど…。



『通信簿 大江杜麩果 2/6』

『何となく食事を作ろうとすると、大江さんが歌を口ずさみながら食堂にやってきた』

『一緒に食事を作ることになったが、どうにも私は上手く行かない』

『大江さんがコツを教えてくれたけど…ちょっと悪戯したくなって、そのままそっくり返してみる』

『…物の見事に引っかかってくれた。誰なのかは気になるけれど、どうせ私のことも聞かれるだろうから…仕方ない、かな』
268 : ◆MHdQKyTE3k [saga]:2017/08/07(月) 21:57:18.42 ID:Yt4lhDDC0
本日の自由行動 残り2回 



18芦本1/7
28亜堂1/6
21飯田1/6
28因幡1/6
28イモニア1/6
35大江2/6
42樫月2/6
35栗須2/6
18狭野1/7
42不知火2/6
33城須賀2/7
42谷2/6
50紡3/6
42露寺2/6
35新島2/6
(左の数字をコンマが下回った場合汎用イベント その内ぞろ目の場合据え置きゲーム、名簿順にぞろ目の数だけ前後に揺らして残るメンバー二人を選定 0は10と見なす)
(右は発生したイベント数/存在するイベント数)



↓1  露寺(2) 大江(3)は不可 (名前横の数字は行動不能ターンを示す)
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/07(月) 21:58:52.50 ID:ARyPvp8qO
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270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/07(月) 21:59:34.37 ID:Z3nOqQIDO
芦本
271 :本日ここまで ◆MHdQKyTE3k [saga]:2017/08/07(月) 22:50:30.17 ID:Yt4lhDDC0
               PM 4:19        Ashimoto's Laboratory


芦本「…一体いつから此処はお前の住処になった」

狭野「二十年前」

芦本「…巫山戯た事を抜かすな」

狭野「つーかそれガガガにも言えよ!なんでウチだけなんだよ!」

芦本「加賀は今来たばかりだろう。…それに大して長居する事もあるまい」

芦本「対してお前はどうだ?朝から晩までここに入り浸り、時折出て行くかと思えばすぐに戻ってくる体たらく」

芦本「指摘されるのも仕方なかろう」

狭野「…チェッ」

加賀「あはは…」

…夫婦漫才みたい…。

狭野「つーかさっきからアッシー何やってんの?」

芦本「見れば分かるだろう。執筆だ」

狭野「いや分かんねーし!パソコンカタカタしてるだけで執筆って判断するの無理ゲーじゃね?」

加賀「それはまあ…確かに…」

芦本「…俺が他にするべきことがあるとでも?」

狭野「ライバルの悪評を書きまくるとか?」

芦本「…そのような下らぬ真似はせぬ」

狭野「逆に自分の作品をよいしょしまくるとか?」

芦本「…」

狭野「あー、じゃ裏垢で編集者の悪口垂れ流すとか?」

芦本「…狭野」

狭野「はい?」

芦本「…お前は何がしたい?」

狭野「別に何も?」

芦本「そんなに俺を愚弄して楽しいか?」

狭野「楽しい」

芦本「…」

…黙っちゃった。

狭野「つーかそんな誤解招きたくないならパソコン使わなきゃいーじゃん?」

芦本「…前にも言っただろう。こう見えて俺は先端恐怖症だと」

芦本「先の丸い鉛筆でしか非電子的に執筆する事は出来ぬ。効率を考えればどちらが勝るかは自明であろう?」

加賀「…そうだったんだ」

狭野「…えっ聞いてねーぞそんな話」

芦本「…俺の記憶違いか」



1 …狭野さんに悪用されない?
2 そんなに重症なの?
3 …なんで先端恐怖症に?

↓1
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/07(月) 22:53:15.48 ID:VNd2+L9Jo
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/09(水) 03:11:50.79 ID:dY6KD9G2O
またエタってんのかよゴミ
274 : ◆MHdQKyTE3k [saga]:2017/08/10(木) 12:11:51.99 ID:RNCe0+4X0
加賀「そんなに重症なの?」

芦本「…尖った物を見る事が出来ない程度には、な」

加賀「…ってことは鋏とかカッターはダメ、ってこと?」

芦本「後者はダメだ。前者は…刃先が丸い型の物であれば我慢できる」

狭野「…つーかそれ料理出来ねーって事じゃん」

芦本「包丁さえ使わなければどうということはない」

狭野「いやそれ非現実的だし!」

加賀「ええと…先端恐怖症なのは分かったんだけど、どんな症状が出るの?」

芦本「…大した症状は出ぬ。先に述べたように唯『見る事が出来ない』程度だ」

加賀「…はい?」

芦本「…視界に入った途端目を瞑ってしまう、と言い換えれば理解出来るか?」

加賀「…ああ、なるほど…」

芦本「だから包丁の類いを向けられた暁には抵抗も出来ぬ。…ただ目を瞑って刺されるのを待つのみだ」

加賀「…」

芦本「…はぁ…」

加賀「え、何その溜息」

芦本「…あまり考えたくもない空想を考えてしまったまでだ」

狭野「何それ気になるんですけど」

加賀「私も気になる…」

芦本「…教えぬ」

狭野「ケチかよ」

芦本「…それで結構だ。特にお前達二人には教えぬ」

芦本「教えて得になる当てがないことくらい分かっているからな」





『通信簿 芦本軽明 2/7』

『彼の研究教室を訪れると、狭野さんが入り浸っていた』

『彼がパソコンで何をしているのか彼女が問うと、執筆である。彼はそう返した』

『作家のイメージは何となく手書きで原稿用紙に書き連ねている感じだけれど…そうもいかないのは彼が先端恐怖症だかららしい』

『…時代が進んで、紙媒体以外で執筆が出来る今だからいいけれど…どうしてそんなハンデを背負ってでも作家になったんだろう』
275 : ◆MHdQKyTE3k [saga]:2017/08/10(木) 12:13:09.62 ID:RNCe0+4X0
本日の自由行動 残り1回 



31芦本2/7
28亜堂1/6
21飯田1/6
28因幡1/6
28イモニア1/6
35大江2/6
42樫月2/6
35栗須2/6
18狭野1/7
42不知火2/6
33城須賀2/7
42谷2/6
50紡3/6
42露寺2/6
35新島2/6
(左の数字をコンマが下回った場合汎用イベント その内ぞろ目の場合据え置きゲーム、名簿順にぞろ目の数だけ前後に揺らして残るメンバー二人を選定 0は10と見なす)
(右は発生したイベント数/存在するイベント数)



↓1  露寺(1) 大江(2) 芦本(3)は不可 (名前横の数字は行動不能ターンを示す)
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/10(木) 12:17:57.61 ID:QatSLZuoO
狭野
277 : ◆MHdQKyTE3k [saga]:2017/08/10(木) 13:09:46.89 ID:RNCe0+4X0
               PM 7:51       Sano's Laboratory


狭野「…いつの間に入って来てるし…ストーカー?」

加賀「そういう訳じゃないよ!…というか言わなかった?狭野さんの研究教室見るって…」

狭野「…聞いてねーし」

加賀「じゃあ今言ったってことで…」

狭野「後出しってセコくね?」

加賀「…」

狭野「ま、いいけど。何か用でも?」

加賀「ああ、ええっとね…」












加賀「…無理なお願いだったかなぁ」

彼女にある事を頼んだ。…初めは面食らっていたが、どうしても、と懇願したら渋々了承してくれた。

彼女は準備があるから、と言って私を部屋の外に追い出したけれど…一向に準備が終わる気配がしない。

加賀「まあ、ダメ元だったし…無理ならしょうがないかなぁ…」

諦めて、彼女に帰る旨を伝えようとしたその時。

狭野「…どうぞ、お入りになってください」

加賀「…え、あ…」

狭野「…どうぞ」

加賀「あ、はい…」

…気後れしてしまう。彼女は笑顔で私に入室するよう促している。…その笑顔は、芦本君を弄ぶ時の悪戯じみた笑顔とは…少し違っているように見えた。






狭野「…紅香さんは、茶道経験がない…ということですか?」

加賀「え、あ…はい…」

…違和感しかない。彼女の口調は、いつもの口調とまるで異なっている。

狭野「…まあ、間に合わせの準備ですし、夜も遅いですし…何より正式の場では無いので」

狭野「最低限の礼儀さえ守っていただければ、多少の問題は目を瞑らせていただきますよ」

加賀「あ、はい…」

…ダメだ。混乱してきた。

狭野「それでは…始めますね」




278 : ◆MHdQKyTE3k [saga]:2017/08/10(木) 14:58:04.08 ID:RNCe0+4X0









狭野「…いかがでしたか?」

加賀「えっと…あの…」

…彼女はあの仮想生活の二日目、茶道家としての肩書きに縛られている。確かに…そう言った。

あの閉鎖的空間がそうさせたのか、将又彼女の本心なのかどうか。それは私には分からない。

…けれども。

加賀「…すごい…ね…」

縛られていると彼女が思うのなら…確かに彼女は縛られているのかもしれない。

縛られているからこそ、これだけのパフォーマンスを…突発的な願いであっても、出来るのだろうか。

狭野「皆さんそうおっしゃいます。…私は決してそうは思わないのですけれど」

…まあ、縛られていようが、そうじゃなかろうが…彼女の技術があまりにも確かすぎるというのは、疑いようが無い。

…そう考えると、やっぱり彼女が羨ましく思える。

例え縛られても、縛られる才能がある。そんな彼女が…やっぱり…。

狭野「…どうかなされました?紅香さん。急にお泣きになって…」

加賀「えっ?え、あ…」

気付かない内に涙を流していたみたい。…相変わらず、感情は留めておけない質だ。

狭野「…何か悩み事でもあるのですか?私で良ければご相談に乗りますが…」

加賀「え、いや…大丈夫だよ…」

狭野「…本当ですか?些かもそうには見えませんが…」

…ああもう!ちょっとくらい顔に出るの抑えてよ!

加賀「…うーん…」




1 才能の事について悩みを打ち明ける
2 涙を拭い茶道家が楽しいかどうか改めて聞く
3 芦本君について言及する


↓1
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/10(木) 14:59:54.69 ID:A0wqOU5Xo
280 :一旦ここまで ◆MHdQKyTE3k [saga]:2017/08/10(木) 16:40:16.56 ID:RNCe0+4X0
加賀「…うん、大丈夫…ちょっと感動しただけだから…」

狭野「…そう、でしたか…」

…また訳も無く嘘を吐いた…。

狭野「では、そういうことにしておきましょうか。今日の所は」

加賀「…あはは…」

…バレるよねぇ…そりゃ…。

加賀「…あ、ねえ…えーと…由地夜さん」

何となく『狭野さん』と呼ぶのを躊躇ってしまう。

狭野「どうかなさいましたか?」

加賀「ちょっと…聞きたい事があるんだけど、いいかな?」

狭野「ええ。殆どの質問には答えられるとは思いますが…」

加賀「…芦本君のことなんだけどさ」

加賀「由地夜さん、さっきもそうだけど…よくちょっかい出してるよね?」

加賀「そうじゃなくても、色々芦本君に突っ掛かったり…」

加賀「…恋愛経験の無い私が言うのも妙な話なんだけどさ」

加賀「…どう思ってるの?芦本君の事」

狭野「…」

加賀「…」

狭野「…紅香さん」

加賀「何?」

狭野「あまり人の色恋沙汰に口を出すのは賢明で無くてよ?」

狭野「紅香さんだって自分がそうされたら嫌でしょう?例えばあの方との関係だとか」

加賀「…へ?」

狭野「端から見たらすぐ分かりますよ。紅香さんはお気付きになっていないのかもしれませんが」

加賀「教えてはくれないの?」

狭野「…色恋沙汰には口を出さない主義ですので」

…あの方?やっぱりあの子のことかなぁ。

加賀「…そっか」

狭野「…」





『通信簿 狭野由地夜 2/7』

『私は一度彼女を茶道家として見てみたくなって、彼女にすぐ見せてくれるよう、無茶なお願いをしてしまった』

『その願いに対して、素人目線とはいえ素晴らしいパフォーマンスで対応してくれた彼女』

『才能に縛られていながら、その才能を遺憾なく発揮する彼女が少し羨ましく感じた』

『…ただ、羨望を誤魔化すための質問に、妙な答え方をしていたのはちょっと気になったなぁ…』
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/10(木) 16:48:13.50 ID:A0wqOU5Xo
282 : ◆MHdQKyTE3k [saga]:2017/08/15(火) 17:52:26.24 ID:nODMhDBU0
ひょっとしたら今日少しだけ更新出来るかもしれません 

何か質問ありましたら、今日の更新時に回答致します 質問ありましたらどうぞ
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/15(火) 18:13:58.69 ID:y8+9gQ5Eo
最終的な目標はなんだっけ?
もう説明されていたっけ
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/15(火) 22:16:02.90 ID:NgJhtFzKo
真面目な話主人公の才能をさっさと明らかにして
タイミングだとかそういうのはどうでもいいから
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/15(火) 22:32:57.76 ID:SDPtMwRWO
更新が不定期な上に進行がぐたぐだになってるのどうにかして
もう安価とかいいからさ
286 : ◆MHdQKyTE3k [sage]:2017/08/15(火) 22:41:28.17 ID:nODMhDBU0
再開していきます

>>283 加賀からしてみれば「才能や記憶を失った理由」、こちら側からすれば「通信簿の全埋め」…という感じでしょうか うまく言葉に出来ずすみません
>>284 うーん…正直4章の下りを見ればある程度推測は付くと思われるので…すみません
>>285 不定期更新になってしまっているのは謝罪します
287 : ◆MHdQKyTE3k [saga]:2017/08/15(火) 22:43:22.85 ID:nODMhDBU0
               Day 10     AM 8:44


           本日の自由行動 残り5回 



31芦本2/7
28亜堂1/6
21飯田1/6
28因幡1/6
28イモニア1/6
35大江2/6
42樫月2/6
35栗須2/6
31狭野2/7
42不知火2/6
33城須賀2/7
42谷2/6
50紡3/6
42露寺2/6
35新島2/6
(左の数字をコンマが下回った場合汎用イベント その内ぞろ目の場合据え置きゲーム、名簿順にぞろ目の数だけ前後に揺らして残るメンバー二人を選定 0は10と見なす)
(右は発生したイベント数/存在するイベント数)



↓1  大江(1) 芦本(2) 狭野(3)は不可 (名前横の数字は行動不能ターンを示す)
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/15(火) 22:44:55.71 ID:y8+9gQ5Eo
飯田
289 : ◆MHdQKyTE3k [sage]:2017/08/15(火) 23:19:25.27 ID:nODMhDBU0
                      AM 9:07   Gymnasium


加賀「…?」

バレーボール…っぽい音がする。卓球のピンポン球の音ではないし、バスケットボールにしては…音がちょっと軽い。

加賀「となると谷君?」

…でも何か…弱い?

加賀「左手で打ってる…とか?」









加賀「…何これ…」

体育館に入った私の第一声がこれである。

…そこには卓球台の半分が壁に凭れ掛かっており、バスケットボールのリングが飛び出していて、何故かサッカーのゴールまであって…。

加賀「…谷君じゃ無いのか」

…一番奥には、淡々とバレーボールで壁当てを続ける飯田君の姿。

加賀「とにかくこれなんとかしないと…」

彼に声を掛ける前に、私はまず目下の散時を何とかする事にした。





加賀「はぁ…」

卓球台を倉庫に押し込み、バスケットゴールを試行錯誤を繰り返しなんとか畳んだ私は、最後にサッカーのゴールを仕舞おうとした。

飯田「何やってんだ?」

加賀「うわあっ!」

いつの間に終わったんだ…。

飯田「…片付け?悪ぃな、なんかやらせちゃって」

加賀「ああうん、気になってやっただけだから大丈夫だけど…これ全部飯田君が?」

飯田「ん?そうだぜ?身体動かすの楽しいしな!」

快活に笑う彼。…放っておいたら自分で片付けしたんだろうか。しなさそう。

加賀「へえ…えっと、今日は走らないの?」

飯田「走りたいのか?」

加賀「そういう訳じゃないけど…」

飯田「ほら、他の競技だって腕を磨いておけばそっちでもお声が掛かるかもしれねーだろ?特にサッカーなんて足だけなんだし」

加賀「闇雲に手を出しても船頭多くして船山に上ると思うんだけど…」

飯田「闇雲じゃねえって。こう見えて自分で素質があるって感じた競技しかやんねーよ、俺は」

加賀「は、はあ…」



1 飽きっぽいの?
2 …整理整頓下手なの?
3 その熱心さは…運動だけに?

↓1
290 : ◆MHdQKyTE3k [saga]:2017/08/15(火) 23:19:53.49 ID:nODMhDBU0
あげてなかったので上げます



1 飽きっぽいの?
2 …整理整頓下手なの?
3 その熱心さは…運動だけに?

↓1
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/15(火) 23:23:39.14 ID:ec+oVGzDO
292 : ◆MHdQKyTE3k [saga]:2017/08/16(水) 00:08:47.38 ID:b0mArnXT0
加賀「その熱心さは…運動だけに?」

飯田「ん?どういうことだ?」

加賀「ああうん、勉強には興味ないのかなぁって…」

飯田「そんなもん興味ねーよ!勉強が出来たところで何にもなんねーだろ」

加賀「いや、そんなことは…」

飯田「大体、勉強何とかしたところで俺の運動のレベルには追いつけねーだろ!だったら時間の無駄だ!」

加賀「そんな暴論…」

飯田「…いやいや、暴論じゃねーだろ」

飯田「人間は全部極められるようには出来てねーんだよ」

飯田「だったら効率よく得意な分野伸ばした方がいいだろ」

加賀「それは…どこかの論文に書いてあったりするの?」

飯田「いいや?勘だ」

加賀「勘って…」

飯田「別に俺がどう生きようが加賀には関係ねーだろ」

加賀「そりゃまあ、私には関係ないけどさ…」

飯田「だろ?だったら気にすんじゃねーって」

加賀「…」

武一本、ってのも厳しいって思えるんだけどなぁ…。







あとサッカーゴールはちゃんと二人でしまった。…当然だよね。




『通信簿 飯田典羽矢 2/6』

『体育館から物音がするので行ってみると、倉庫の中の物品がこれでもかと体育館中に置かれていた』

『どうやら犯人は飯田君のようで…壁当てに夢中な彼を横目に荒れ放題の体育館をなんとか元通りにしようと試みる』

『…途中で飯田君が気付いて、その上自らの素質について語り始めた』

『ちょっと面倒だったので勉強について話を振ってみると、見事に弱点だったみたいで…でもやっぱり勉強はするべきじゃないのかなぁ』
293 : ◆MHdQKyTE3k [saga]:2017/08/16(水) 00:09:50.91 ID:b0mArnXT0
               Day 10     AM 10:39


           本日の自由行動 残り4回 



31芦本2/7
28亜堂1/6
35飯田2/6
28因幡1/6
28イモニア1/6
35大江2/6
42樫月2/6
35栗須2/6
31狭野2/7
42不知火2/6
33城須賀2/7
42谷2/6
50紡3/6
42露寺2/6
35新島2/6
(左の数字をコンマが下回った場合汎用イベント その内ぞろ目の場合据え置きゲーム、名簿順にぞろ目の数だけ前後に揺らして残るメンバー二人を選定 0は10と見なす)
(右は発生したイベント数/存在するイベント数)



↓1  芦本(1) 狭野(2) 飯田(3)は不可 (名前横の数字は行動不能ターンを示す)
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/16(水) 00:15:13.46 ID:Vw+XRwEDO
亜堂
295 :今日はここまで ◆MHdQKyTE3k [saga]:2017/08/16(水) 00:55:38.42 ID:b0mArnXT0
                  AM 10:59   Ado's room


亜堂「…なんだ紅香さんか」

加賀「新島さんじゃ無くてごめんね」

亜堂「別に構わねえけどさ。何の用だ?」

加賀「世間話?」

亜堂「…まあいいや、入れ」






亜堂「世間話、ねぇ…」

加賀「といっても、私がネタを持ってきた訳じゃないんだけど…」

亜堂「なんだそりゃ。俺が語れって事か?」

加賀「う、うん…」

亜堂「急に話せって言われてもな…話題もねえの?」

加賀「えーと…じゃあ亜堂君の才能のこととか…」

亜堂「…二番手?」

加賀「それ以外にある?」

亜堂「…まあ、いいか。つってもこれ語るのも一苦労だけどな」

加賀「えっ?」

亜堂「…考えて見ろよ。二番手ってどう定義するんだよ」

亜堂「何かに次いで二番、って言っちまえばそれまでだけど、それ以外に定義のしようがねえだろ」

亜堂「…大体どういうメカニズムで二番を保ってるのかも分かりゃしねえ。チャンピオンを倒す挑戦者が出てきたら、チャンピオンは普通二位になるだろ?」

亜堂「でも俺がいることでチャンピオンは三位になっちまう。…本当にそうか?」

亜堂「勿論俺が認知されていればそうなるだろう。…俺が観測されて居なけりゃ、二位はそのチャンピオンに与えられる順位になる」

亜堂「これっておかしくねえか?確かに言っている事は間違っちゃいない。間違っちゃいねえけど…」

亜堂「論理的に破綻してる、だろ?」

加賀「ああまあ、そう…なのかなぁ」

亜堂「俺もこの才能、手に余してんだよ。何せ扱いづらい」

亜堂「…まあこう言うのも、紅香さんの才能知っててその利便性も理解した上、だけどな」

加賀「…気になるなぁ」

亜堂「俺からは教えねえからな」



1 手に余すなら放棄しちゃえば?
2 …そんな面倒な事考えなくてもいいんじゃないかな
3 弱音を吐くのはよくないよ

↓1
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/16(水) 08:17:10.62 ID:wg8HjAx0o
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/16(水) 11:47:56.91 ID:vsqAR8ehO
だからここまでぐだるなら安価とかいらないでしょ
どうせ通信簿全部埋めなきゃならないんだから
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/23(水) 07:56:13.18 ID:TL3OTGRjo
ゴミ
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/09/16(土) 13:52:24.68 ID:2UnfHT2s0
おい一ヶ月経ったぞまだか
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/05(木) 07:28:23.23 ID:LHAuC0OVO
本編はゴミ
外伝はエタ
本当に救えないね
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/10/19(木) 22:40:20.13 ID:7EtXEzla0
早く帰って来いよ せめて結末くらいバラしてから消えてくれ
それが無理なら続き書け
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/23(月) 05:14:25.20 ID:VTYbr5s/0
あげ
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/22(金) 23:25:18.80 ID:+1gl11WN0
.
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/01/03(水) 20:14:51.54 ID:hfxOqtME0
まだ?
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/01/11(木) 00:33:38.91 ID:ELoWB3Yp0
あげ
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/21(水) 20:14:16.63 ID:n76ukYPB0
まだ?
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/21(水) 23:04:51.00 ID:nLOGaaUlo
エタらせて逃げるんだったらせめて加賀の才能だけでも書いて行けよ
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/12/06(木) 08:54:42.27 ID:Pf0K6AwV0
野々山紘美
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/03(金) 22:25:15.68 ID:xx/bfrLr0
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