ケンシロウ「ハンター試験?」

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227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/25(土) 17:42:57.20 ID:dWHVp4w2O
目の前で子供がやられてんのにケンが見逃すはずはないと思うがな
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/25(土) 21:40:33.11 ID:FJJTWytR0
シャウアプフ「王!!!本当に全キメラアントに狩りをやめろと…?それでは王が食す獲物が…」

王「構わんと言っている」

モントゥトゥユピー「王…」

王「獲物など人間でなくともなんとかなるだろう…」

シャウアプフ「しかし…っ!」ドゴォ

王「2度言わすな…」

モントゥトゥユピー「待ってください王…」

ネフェルピトー「…」

シャウアプフ「ピトー!何を黙っているのです!」

ネフェルピトー「僕は…王に死んで欲しくないから…」

シャウアプフ(くっ…どれもこれもあの王を破ったというケンシロウと名乗る男のせい…)

モントゥトゥユピー「プフとピトーの念で…人の兵を…つくりあげ、5万人の兵隊を作り上げる…というのはどうでしょうか…」

王「…兵隊?」

モントゥトゥユピー「そうです…そして究極のキメラアント軍を作り上げるのです…」

シャウアプフ「…ゴルドーの人間を集めそして念で攻撃し、生き残った者を操って兵隊を作る…素晴らしい計画だとは思いませんか?」

王「…貴様ら…余の心を揺さぶろうとしているのだろうが…余の心は変わらん。」

229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/25(土) 21:50:18.82 ID:FJJTWytR0
ゴン「俺…絶対あいつを許さないよ…」

キルア「ゴン…」

ゴン「でも、大丈夫…キルアがいるから…」

ケンシロウ「…どうした?」

キルア「…ケン」



ケンシロウ「カイトが…そんな姿に…か」

ケンシロウ「俺はさっきまで、キメラアントと戦っていた…」

キルア「見ればわかる…」

ケンシロウ「だが、あいつは王…だったらしいな。俺はあいつを倒し、トドメを刺す前に…こういった」

ケンシロウ「人を殺すのはやめる…と。それも、全キメラアントがだ」

ゴン「ケン…そんな奴の言う事を信じたの?」

ケンシロウ「もし約束を敗れば奴の体は1ミリも動かなくなる…呼吸もできなくなる…そういう秘孔をついた」

ケンシロウ「あいつ…もしくはあいつ以外のキメラアントが人を殺せば王の体は動かなくなり、呼吸が出来なくなり死ぬだろう…」

ケンシロウ「それを俺はあのネフェルピトーというカイトを殺した奴に言った」

ゴン「…アイツに…会ったの?」

ケンシロウ「あぁ…」

ゴン「なんで殺さなかったの…?」

ケンシロウ「それは…ゴン、お前の役目だ。」

ケンシロウ「関係の無い俺がネフェルピトーを殺しても意味がない…そう思った」

キルア(関係…無い?)

230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/25(土) 22:07:35.58 ID:FJJTWytR0
ゴン「うん…ありがとう… 明日、俺達もNGLに行く…」

キルア「ケン…お前も来てくれるよな…?」

ケンシロウ「あぁ…大丈夫だ。」



王「そうか…ほかの兵が人間を殺せば余は体が動かなくなり呼吸が出来なくなる…か」

ネフェルピトー「はい…でも王が仮に全兵隊に殺しをやめろと言っても絶対に殺しを続ける兵がいると思います…だから僕の念能力でできる限りその秘孔…というのを治そうと…」

王「…余は……人を殺さねばならんのか?」

シャウアプフ「そうですとも!強さが全て…!!」

王「…そうか…そうだな…余が強くなり、ケンシロウを殺せばいいだけの事…」

モントゥトゥユピー「そうですとも…私達3人も護衛いたします…」

王「ピトー…治せ」

ピトー「はっ…必ず…治します」

シャウアプフ(あぁ…oh…王!)

王「プフ…選別の用意だ」

シャウアプフ「…はっ!!」

王(そうだ…余は何を勘違いしていたのだ…殺しが全て…ではないか!)


シャウアプフ「さぁ、忙しくなりますよユピー!」

モントゥトゥユピー「嬉しそうだなプフ」

シャウアプフ「当たり前です…」

シャウアプフ「私は王のためなら簡単に身を捧げる…」

231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/25(土) 22:18:58.44 ID:FJJTWytR0
ネフェルピトー(…秘孔…突かれた痕がある箇所がいくつかある…それを治し、その後王の身体を隅々まで探り秘孔の箇所をどれだけ小さくても見つけて…治す…)

王「ユピー」

モントゥトゥユピー「はっ」

王「選別まで暇になる…明日から暇つぶしになるような物を用意してこい」

モントゥトゥユピー「かしこまりました…」



【次の日】

ケンシロウ「何…」

キルア「余裕で攻撃してくんじゃねぇか…」

ケンシロウ(王の命を捨ててまで…人を…)

下級兵「死ねええっ!」

ケンシロウ「…俺を殺すと王が死ぬぞ」

下級兵「…ん?王?俺が本物の王だ…舐めてんなよ!」

ゴン「最初はグー…」

ケンシロウ(どういう事だ…?)

キルア「蟻の中で何が起きている…」

キルア「王の命令に従わない…巣立ち…しようと…しているのか?」

下級兵「待っ…」

ゴン「グー!」

下級兵「グアアアアア!!!!!!!」

ケンシロウ(王…あっさりと裏切ってくれたな…)


王「…やはり、人を殺しても何も起きんな」

男「……」ピクピク

ネフェルピトー「秘孔を死ぬ気で塞ぎましたから…」

王「さて…飯だ…」

ネフェルピトー(王…人間を食べると…オーラが増えていく…まさか…人間を食べれば食べるほど…王の力は…強くなる!)
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/25(土) 22:19:31.53 ID:FJJTWytR0
今日はここまでで
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/26(日) 15:36:15.54 ID:XmGB9PBdO
今日は更新出来なさそうです…すみません
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/27(月) 21:19:37.96 ID:kwJ21R390
ゴン「本当にキルアの方に付いてかなくてよかったの?」

ケンシロウ「…こっちの方に嫌な雰囲気を感じたんでな」

キィィィ!!!

コウモリ「キャハハ!暗闇の中では私たちは無敵!」

フロウ「王と戦い優勢に立った男…小生がいま殺してやる!」

ケンシロウ「…超音波か…」

ゴン「ケンはコウモリの方をお願い!!」


フロウ「いくら2人でも小生達のコンビネーションには敵わな…」

ケンシロウは飛び上がるとフロウの顔に手刀をぶち込む

ケンシロウ「北斗琉拳を蟻相手に使うのは初めてだな…」

北斗琉拳喝肥玩!!

フロウの顔はバキバキと音を立て破裂する

しかしまだ生きているのか、フロウはケンシロウに自分の羽を飛ばす
ケンシロウ「二指真空杷!」

ケンシロウは羽をフロウの方に跳ね返しフロウは自分の羽が体に突き刺さり死亡する

ゴン「ええ…」

コウモリ「くらいなさい!」

コウモリは超音波を出そうとしたが、

ケンシロウ「秘孔をついた。貴様はもう超音波は出せない」

コウモリ「な…っ……わあああああっ!!!!!」

コウモリはケンシロウに背を向け逃げようとするが

万手魔音拳!!

コウモリ「あ…っクソおおおああぬへ」

コウモリはそのまま破裂する

ゴン「さすが…すごいや」
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/27(月) 21:45:38.17 ID:kwJ21R390
メレオロン「やべえええっ!死ぬ死ぬ死ぬ! 」

ケンシロウ「そこで透明化しているやつ…… 出てこい」

メレオロン「げっ…」

ケンシロウ「姿を表さなければ殺す」

メレオロン「なんで分かったんだ…?」

ケンシロウ「空気の乱れ、匂い、呼吸すべてが貴様の位置を教えてくれる。たとえ絶の状態でもな」

メレオロン「…参ったぜ。俺はメレオロン。俺はお前さんたちに何もする気はねぇ」

ゴン「うん…闘う気は無い見たいだよ」

ケンシロウ「……何しに来た?」

メレオロン「ケンシロウさんよぉ…俺はあんたに会いに来た……。あいつは今人を食い続け力を付けている。あんたが突いた秘孔ってのも王護衛軍のネフェルピトーってやつに解かれちまったし」

メレオロン「王と戦えるのはお前さんしかいないんだよ」

ゴン「…なんで?メレオロンさんたちの王じゃないの?」

メレオロン「俺の…親友、ペギーって言うんだが、王はあいつを俺の目の前で簡単に殺しやがった」

メレオロン「あいつの仇を取ってやりたいんだ」

メレオロン「頼む!協力してくれ!」

ゴン「ケン……」

ケンシロウ「分かった」

メレオロン「恩に着るぜ!」

ケンシロウ「…ゴン、俺はキルアの方へ行ってくる。ゴンはメレオロンと一緒にここにいろ」



キルア「やべ…めんどくせ…」

イカルゴ「地獄を見たイカ?ここがそうだぜ〜」

キルアは穴に落ちていく

ケンシロウ「キルア!」

キルア「ケン!」

ケンシロウ「今行こう!」

ケンシロウも穴の中に入る


キメラアント「ようこそ地獄へ…」

キルア「水…か」

236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/27(月) 21:59:27.39 ID:kwJ21R390
イカルゴ「よくも俺の足をーーー!」

キルア「助かったぜ、吸盤」

ケンシロウ「俺は水の中の奴らを殺しに行く」

イカルゴ「は!?無理に決まってるだろ!」

キルア「まぁ見とけよ」


魚キメラ「ゲヘヘへ!獲物が来たぜええっ!」

魚キメラ「野郎共!かかれ!」

ケンシロウ「喰らえ」

北斗剛掌波!

ケンシロウは拳から闘気を飛ばし水の中のキメラアントを全滅させる

イカルゴ「へっ…今度はイカに生まれ変わりてぇなぁ…」

イカルゴは死を覚悟し、自ら足をちぎるが

キルア「待てよ」

イカルゴ「は?なんで…」

キルア「カッコイイから」

キルア「なぁケン!こいつ友達にしたいから生かしていイカ !?」

ケンシロウ「…こいつにも敵意は無さそうだ……」

魚キメラ「うおおおっ!」

魚キメラ(オロソ様!バッチをつけました…あとは任せまし…)グチュ

キルア「なんだこいつ…」

イカルゴ(オロソ兄弟!!)


オロソ兄「始めるぜ〜」

オロソ妹「信じてるわ、兄さん」


ダツdeダーツ 開始!
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/27(月) 22:00:12.90 ID:kwJ21R390
今日はここまでです
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/27(月) 22:03:22.56 ID:2NAueyF+0
これやらないとキルア覚醒しないからな
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 23:15:46.20 ID:vt1je83bo
琉拳と神拳のハイブリッドをやるなら暗琉天破→天将奔烈のコンボが見たい
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/02/27(月) 23:31:01.99 ID:5Zs8O0i30
奥義は最後まで取っておけ
もし奥義を使うならさらなる奥の手を残せ

241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/28(火) 21:25:29.25 ID:KkyczmSC0
キルア「まずは出口をみつけねぇとな…」

ケンシロウ「俺はあっちを探してくる」

ピロリロリン

キルア(……!?デジタル音……!?どこから…)

キルア「痛っ……!」

キルアは痛みを感じた左腕に目を移すとそこにはダツが刺さっていた

キルア「なっ…なにぃ!!??」

ケンシロウ「どうした」

キルア「ぐっ…!」

続けてダツが3本キルアのお腹に突き刺さる

ケンシロウ「魚…?」

キルア「いきなり現れる…敵の念…だろ…」

キルア(一体…発動条件をいつ果たしたんだ?)

キルア「っ…!!」

謎は解けないままキルアはダツの餌食となる

ケンシロウ(キルアの体が…)

キルアは水面で自分の姿を見ると

キルア(的…?これはもしかして…)

オロソ兄(さーて…そろそろおれの念能力が分かってきた頃かな?)

キルア(声…っ、この的の感じ…そしてダツ…)

キルア「てめぇの能力!ダーツだろ!」

オロソ妹「ピンポーン」

キルア「うぐっ…!!」

ケンシロウ「キルア!」

キルア「来るなケン…!絶対…死なねぇから…」

ケンシロウ「…」

ケンシロウ(なぜ急に…さっきのタコの念能力か…?いや…違うな)

ケンシロウ「もしくはあのトンボ…いやあいつはさっき俺が殺した」

フラッタ「……」ピクピク
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/28(火) 21:35:08.70 ID:KkyczmSC0
キルア「ぐぅっ!ウア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!」

オロソ兄「いい悲鳴だ…」

キルア(まだだ…あとちょっと…)

オロソ兄「そろそろグランドフィナーレ…?」

キルア「……やっぱり…これは」

キルアの右耳にダツが突き刺さり

オロソ兄「さぁ…」

オロソ妹「信じてるわ兄さん」

オロソ兄「まかせろ…」

そしてダツはキルアの額に突き刺さる

ケンシロウ「…」

キルア「」


オロソ兄「さぁて…見に行こうぜ」

オロソ妹「でも、まだあのガキの仲間がいるんじゃないの?」

オロソ兄「そうか…おいお前…バッチ付けてきてくれよ」

オロソ妹「はぁ!?一緒に…」

そこまで言うと、オロソ兄弟の家の扉が開く

キルア「へっ…」

ケンシロウ「…」

キルアはオロソ兄弟の首を斬り、オロソ兄弟の頭と体は分かれてしまう

オロソ兄「な…なんでだよ!」

キルア「あの一瞬で、タコの吸盤を付けたんだよ。お前らがやっていたダーツのルールはダブルアウト!」

オロソ妹「あの一瞬で…狙うところがわかっていたとしても…」

キルア「へっ…」

キルアはそのまま倒れる

キルア(あーやべ…血ですぎた…あったけー…)

ケンシロウ「うるさい」パキッ

ケンシロウはオロソ兄弟にトドメをさす

ケンシロウ「キルア!」

イカルゴ「おい、お前…」

ケンシロウ「タコ…」

243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/28(火) 21:44:59.77 ID:KkyczmSC0
王「…詰みだ」

将棋の奴「そんな…たった十手で…」

将棋の奴「ちょっと、熱っぽいし…疲れてるんだ!」

王「なら8時間やる…薬もくれてやる。死ぬ気で休め」

将棋の奴「……」トボトボ

王「次は?」

シャウアプフ「軍議という…この地域の者は全員打てるらしいです…その、世界大会で優勝した者…ですね」

王「ならそやつに勝てば余が世界一というわけか…」

シャウアプフ「ルールブックを」

コムギ「…」カツカツ

王(アカズの女か…)

コムギ「えーーこれは総帥どの!この度は…」

王「気が散る。殺すぞ」




クロロ「…やるしかないな」

フェイタン「私達結構強くなたよ」

カルト「まだケンシロウってやつ…見たことないんだけど…ほんとに全員でかかれば殺れるの?」

クロロ「殺れるかじゃない…殺るんだ」

カルト「ふーん…」

クロロ「その前には…まず、9月に行われる筈だったオークションが蟻の出現のせいで来年の1月に延期…その時に出品されるグリードアイランド…それを手に入れる」



レオル「グリードアイランド…どうやらあの街にあるらしいぜ」

ヒナ「お宝お宝〜」

レオル「フラッタの奴もアホだぜ。ケンシロウとかいうやつに向かっていってそのまま帰ってこねぇ。多分殺されたんだろうな」

ヒナ「いいじゃんそんなの。早くいこー、ほらあんたも」

レイナ コクリ



244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/02/28(火) 21:45:33.24 ID:KkyczmSC0
今日はここまでです
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/02/28(火) 23:40:19.98 ID:S7sKW36Z0
王が簡単にウソをつくし言動が偉そうなだけの小者になってるな
まあ原作でもコムギと出会ってから人格的に成長してるけど
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/01(水) 21:31:51.69 ID:LOunOxbi0
キルア「ほら、送金はしたし行くぞ」

イカルゴ「ホントに…行っていいのか?」

キルア「ん、当たり前じゃん。おれの友達も味方とやらを見つけたらしいし、あのケンシロウってやつも待ってるぜ!」

イカルゴ「…おう!!」



【2日後】
モラウ「…ノヴの念能力で、王の元に行く…いよいよ蟻との戦いだ」

ケンシロウ「…」パキパキ

ゴン「……うん」

キルア「おいゴン」

ゴン「……?」

キルア「パームの事も気にすんな!パームの事はパームに任せるんだ!」

ゴン「…うん」

ナックル「パーム…ホントに王との接触を…」

メレオロン「…」
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/01(水) 21:41:00.53 ID:LOunOxbi0
イカルゴ「フラッタの死体は用意した…あとは寄生するだけ…」

ケンシロウ「今度こそやつを殺す…」

ゴン(カイト…パーム…!)

キルア(ゴン…)

モラウ「突入まであと5分…」

ナックル「腕がなるぜ…!」

シュート「…あぁ」



レオル「…」

クロロ「蟻…か?」

レオル(こいつはヤベェ…下手したら…護衛軍レベル…)

レオル「待ってくれ…俺達は殺る気はない」

フェイタン「問答無用ね」

ヒナ「ちょっ…待ってよ!何もしてないのに殺しにくるの?!」

マチ「それが私達」

ボノレノフ「蜘蛛のやり方さ」

レオル「どうしても殺る気なのか…?」

カルト「まぁ5VS3だからね。しかも2人は女で戦闘タイプじゃなさそうだし…殺りあうなら…ライオンのキメラ…」

レオル「ちっ…殺ってやるよ…!」

クロロ「まぁ待てよ…俺は別にあんたらと殺る気はない…正直言って時間の無駄…」

レオル「…」

クロロ「それより…何しにここまで来た?ヨークシンまで…」

ヒナ「…お宝よ!お宝を探しに…」


248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/01(水) 21:48:47.11 ID:LOunOxbi0
モラウ「突入10秒前…9.8.7.」

ケンシロウ「…」6

ゴン「……」5

キルア「ゴン…」4

ゴン「何……?」

キルア「えと…やってやろうぜ…!」3

ゴン「うん…」2

シュート(落ち着け俺…)

メレオロン「大丈夫だ…多分…」1

モラウ「go!!!」

ノヴ(行き先…討伐軍宮殿階段!)

【ゴン達が突入する10秒前】
ゼノ「さて、やるかの…」

ゼノ「龍星群(ドラゴンダイヴ!)」

ネテロ「頼むぞい」

ゼノは宮殿に龍の雨を降らす
龍の雨はそのまま宮殿を貫いていく

ピトー「王!」

コムギ「っ…!!」

王「コムギ……!」




249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/01(水) 21:58:50.97 ID:LOunOxbi0
メレオロン「神の共犯者発動!」


ユピー「…あ?なんだコイツら…」

ユピーはそう考えながら、手を四本に増やし攻撃態勢に入る

キルア「…!」

ケンシロウ「俺が相手だ」

ユピー「…!?」

ユピー(こいつは…他の侵入者とは違う…オーラが遥かに…!)

ユピーは一瞬で考えつく

ユピー(王を追い詰めたのは…コイツだ!)

ユピーはそう思いながら腕を振り下ろす
ユピーの攻撃で階段はバキバキに割れ、仲間達が散らばる
しかし、ケンシロウだけはしっかりとユピーの眼前にいた

ケンシロウ「さぁ来い…」

ナックル(ケンシロウの役目はネフェルピトー以外の2人の護衛軍の討伐!俺達を手伝ってくれる…俺だってやってやるよ!)

ナックル「天上不知唯我独損!!」

ユピー「…?」

ケンシロウ(天上不知唯我独損(ハコワレ)…シュート達は生きている…)

北斗琉拳奥義魔舞紅操!!!

ケンシロウはものすごい速度の拳をユピーの腹に叩き込む

ユピー「なんだァ…っ!!」
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/01(水) 22:05:59.75 ID:LOunOxbi0
ユピー「…っ!?!!!!」

ユピーはケンシロウの攻撃が見えず、いつの間にか吹き飛ばされていた

ユピー「何かされたのか…!?くそっ…痛ぇぇっ!」

ケンシロウ「やはり死なないか…ならば…」

ケンシロウは飛び上がり、

飛翔白麗!

ケンシロウはユピーの肩を切り裂くが
ユピーは怪我した部位を再生し、ケンシロウの体を殴る

ケンシロウ「む…っ!」

251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/01(水) 22:07:17.58 ID:LOunOxbi0
今日はここまでです
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/01(水) 22:46:37.62 ID:5TLkvvYj0


ユピー VS ケンシロウみたいなガチのパワー系同士の戦いは燃える
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/01(水) 23:40:59.28 ID:5w6d8lon0
燃える展開に来たな
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/02(木) 21:27:58.22 ID:bDcTT0Ai0
モラウ(ケンがユピーを止めている間に…俺はプフを…)

モラウは向かってくる兵隊蟻をキセルで潰し、2階に上っていく


キルア「ピトー…どこに…」

キルアは視線を右にずらすとそこには二匹の兵隊蟻が

キルアは無意識にその兵隊蟻を殺しに向かっていく

キルア(何やってんだ俺…)



ケンシロウ「ふんっ!」

ケンシロウの拳はユピーの頬を掠める
ユピーは拳をムチのように殴りケンシロウは回転して壁に激突する

シュート「来いよ…」

シュートは左手を操りケンシロウのサポートをする

ナックル「天上不知唯我独損!」

ユピー(まただ…っ!あの手のヤツでもムキムキの奴でもない何かに攻撃されている…!)

メレオロン(OK…バレてない!)

ケンシロウ「はぁぁぁぁっ!」

北斗百裂拳!!!

ケンシロウの無数の突きでユピーの体から大量の血が吹き出る

ケンシロウ(やはり秘孔の位置が違う…位置が分かれば簡単に殺せるが…)
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/02(木) 21:30:11.37 ID:uhC01wp70
とりあえず連打しとけばそのうち当たるんじゃね
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/02(木) 21:41:44.65 ID:bDcTT0Ai0
ケンシロウ「うおおおおおっ!」

ケンシロウは高く舞い上がり、

天翔百裂拳!!!!

ユピーは口からも大量の血を吐く

ナックル(ケンの念能力…本気で怒ると相手の秘孔ってのが見える…ケンを本気で怒らせるには…俺達の誰かが…死ぬor死ぬほどの怪我をしなければならない…!)

ケンシロウ「はあああああっ!」

北斗断骨筋!北斗壊骨拳!北斗七死星点!!

ケンシロウ「通常の人間なら骨は跡形もなく消え去る……が」

だがユピーは4本の腕を振り回しケンシロウを弾き飛ばす

ケンシロウ「ぐはっ…!!」

ケンシロウの全身からも血が吹き出し、気を失いかけるが
自分の秘孔を付いて立ち上がる

シュート「うおおおおおっ!」

シュートも念能力でユピーを何度も殴りつけるが、
ユピーの拳が腹に命中し後方に叩き飛ばされる

ユピー「クソッタレがあああああっ!!さっさと死ねよぉぉぉ!」


メレオロン「神の共犯者解除!」プハーー!

ユピー「…!なんだこいつは…」

ポットクリン「時間です 利息が付きます」

ユピー「でかくなってやがる…!」


ナックル「シュート…!!」

シュートは先程のユピーの攻撃で瀕死状態になる

257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/02(木) 21:51:57.73 ID:bDcTT0Ai0
ナックル(シュート…!ケン…!!二人が頑張ってるのに俺は…!!)

ナックル「メレオロン…ケンに神の共犯者を…」

ナックル「俺がその間、食い止めてやるよおおおっ!」

ナックルは凄まじいスピードでユピーの懐に入り、みぞおちに拳を入れる


メレオロン「しっかりと…息を整えないと…! 」


ユピー「効かねぇんだよ馬鹿野郎がっ!」

ユピーはナックルを爪で引っ掻く
ナックルの背中はパックリと割れ、すごい勢いで血が吹き出す

ナックル「ぐああああっっ!」

ポットクリン「あれれ?」

ナックル「どりゃあああっ!」

ナックルはユピーに殴られても殴られても向かっていくうちに
いよいよ立てなくなりポットクリンも消える

ナックル(ちきしょう…!!痛えええっ…!死ぬ死ぬ死ぬ…!)

ケンシロウ(くっ…無理やり秘孔を付いたからか…体が思うように動かん…)

ケンシロウ(ナックル…!!シュート…!!)

ケンシロウの脳裏に浮かんだのは 全滅

ケンシロウ(こんなやつに手こずっていたら…王は倒せん!)

ケンシロウ「うおおおおおおおおおおお!!」


ユピー「次から次へと…クソがっ」

ケンシロウ「さぁ来い…殺してやる」

ナックル「ケ…ン…」

メレオロン「ケ…」

ケンシロウ「メレオロン!!!!!!!」

ユピー「…は?」

ケンシロウ「俺が一人でやる……」

258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/02(木) 22:01:22.62 ID:bDcTT0Ai0
ケンシロウはユピーの右目に人差し指を入れると

破摩独指!!!

ユピーの顔の右半分が消し飛ぶ

ユピー「があああああああっっ!」

ナックル「おらあああああっ!天上不知唯我独損! 」

ナックルは渾身の力を振り絞りユピーの顔を殴る

ユピー「またこいつ…!!!!!!!」

ケンシロウ「どうした?その程度か」

ユピー「…何なんだよどいつもこいつもよおおおおおおお!!」

ユピーはそう叫ぶと体が膨らみ形態を変える

ナックル「なんじゃ…」

メレオロン「こりゃっ」

ユピーはその姿でケンシロウに拳を振り下ろすと
王宮の階段付近はすべて消し飛び、シュートやナックル達も吹き飛ばされる

ケンシロウ「……っ!」

ユピー「ゴオオオオオ!!!!!!!」

ケンシロウ「…」

ケンシロウ「最初は…グー…」ニゴニゴニゴ

ユピー「……!!!???」
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/02(木) 22:02:06.77 ID:bDcTT0Ai0
今日はここまでです
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/02(木) 22:02:43.43 ID:uhC01wp70
本気のケンシロウ来たな
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/02(木) 22:38:07.46 ID:OYVXgkOR0
ユピー、メルエムより強いやん
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/02(木) 23:06:11.31 ID:X9jWdZD0o
これは無いわ
ケンシロウは秘孔が効かなかったら剛の拳で叩き壊すぞ
それに攻撃をくらい過ぎ
無想転生を体得してるのに
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/03(金) 21:24:36.71 ID:eiXyB3wQ0
ケンシロウ「ジャン…」

ユピー(ナンダ…?コレ…)

ケンシロウ「ケン…」

ユピー(ヤ…ヤベェヤベェヤベェヤベェヤベェヤベェヤベェヤベェヤベェヤベェヤベェヤベェヤベェヤベ…)

ケンシロウ「グー!!!!!!」

ケンシロウのジャジャン拳はユピーに命中しユピーは宮殿の天井を吹き飛ばし空高く舞い上がる

ケンシロウ「安心して降りてこい!ここはもう貴様の墓場だ…!」

ケンシロウは両手に硬を溜める
そして、通常に戻ったユピーがケンシロウの胸の前に落ちてきた瞬間ケンシロウは両手を左右に開き、

極星十字拳!

ユピーの下半身と上半身は分かれ、切り裂かれるがまだピクピクと生きている

ユピー「がっ…コロシ…て…殺…る…」

そんなユピーの言葉を無視しケンシロウはユピーのこめかみに親指を突き刺す

北斗残悔拳!

ケンシロウ「貴様は3秒後に死ぬ。せいぜいその3秒で俺に挑んだことを後悔するんだな」

ケンシロウはそう言い残し背を向ける

ユピー「チクショオオオオオオオ!!!!!!!」パァァァン

ユピーの体は破裂する


264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/03(金) 21:38:49.72 ID:eiXyB3wQ0
ケンシロウ(王…どこにいる…?)

ケンシロウ「メレオロン シュートとナックルを頼んだぞ 」

ケンシロウ「こいつらが目覚めた頃にはもう全部終わっている!」

メレオロン「あぁ…任せとけ…!」

ケンシロウ「他のキメラアントに気をつけろ」


プフ「ユピー!!?」

ケンシロウ「…」

プフは宮殿の穴の空いた天井から降りてくる

メレオロン「神の共犯者!」

メレオロンはプフの視界に入る前に、シュートとナックルに触れ、姿を消す

プフ「あなたですか…!?ユピーを…殺したのは!」


王「ピトー、頼んだぞ」

ピトー「はっ…」

ネテロ「さぁ来いよ。こっちだ」

ゼノ「龍頭戯画(ドラゴンヘッド)!」

ネテロ「すまんな…」

ゼノ「なぁに、所詮仕事じゃ」

ネテロ「まぁ乗れや」

王「…うむ」


ケンシロウ「王…!」

ケンシロウは天井の穴から龍頭戯画に乗った王の姿を確認し、
追いかけようと飛び上がる寸前でプフが邪魔をする

プフ「貴方はここで死ぬ…ただそれだけの事…」

ケンシロウ「…すぐに地獄へ連れて行ってやろう!」


メレオロン「とりあえずこの場から離れといた方がいいよな…」


265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/03(金) 21:55:57.11 ID:eiXyB3wQ0
プフ「麟粉乃愛泉!」

ケンシロウ(これは…吸うのはまずい…いくら俺でも安騫孔を使わねば防げん!)

ケンシロウは自分に秘孔を突いて毒素に強い体に変えると

プフ「私の鱗粉が…効かなっ…!!」

ケンシロウ「どうした。それだけか?」

プフ「蜂の王(ベルゼブブ)!」

プフは何千の粒子に分裂する


ケンシロウはプフの本体を一瞬で見つけ秘孔を突く

ケンシロウ「激振孔という秘孔をついた。これは心臓の血管を破るほど急激に増加させ、破裂させる秘孔だ。さっさと死ね」

プフ「…あっ、ア゙!!」

プフ「た…助け…」

ケンシロウ「この秘孔を解く秘孔はまだ無い!」

プフ(王オオオオオオオ!!!!!!!)

プフはそのまま全身から血を吹き出し死亡する

ケンシロウ「ネフェルピトーはゴンが殺る…残るは王のみ!」

266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/03(金) 21:57:08.21 ID:eiXyB3wQ0
今日はここまでです
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/03(金) 23:55:33.85 ID:qxt1POTFO
ヒャッハー
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/04(土) 00:08:37.38 ID:JVtEcfwx0
アミバの技かよ
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/04(土) 00:11:21.63 ID:uqE19ySg0
プフは戦闘員というより参謀だからな一番弱い
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/04(土) 22:41:47.99 ID:Jp9Sf6b10
王「名前…?」

ネテロ「そうじゃ、お前の名前じゃ。知りたくはないか?」

王「貴様を倒せば教える…か。いいだろう、すぐに詰んでやる」

ネテロ「へっ、やる気になったか」

ケンシロウ「待て!」

王「…貴様は、ケンシロウ…」

ネテロ「やはり来おったか」

ケンシロウ「会長、下がっていろ。今度は仕留める」

王「約束を破った事に腹を立てたか?余の秘孔とやらは全部封じた。貴様の攻撃はもう通じん」

ケンシロウ「北斗神拳は秘孔だけではない。北斗神拳が使えなくとも、俺には強敵の技がある。」

王「まぁいい、貴様もすぐに詰んでやろう」

ケンシロウは親指を舐め構えをとる
それと同時に王も構えをとると、最初に動き出したのはケンシロウだった

王はケンシロウを迎え撃とうと体を捻って反動をつけ尻尾で攻撃する

ケンシロウはそれをよけ、尻尾を半分消し飛ばす

王(…余の尾が…)

ケンシロウ「どうした、もっと本気で殺りにこい」

王「闘気が…流れておる…」

ケンシロウ「貴様の攻撃は見切った!貴様には死あるのみ!」
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/04(土) 23:00:17.69 ID:Jp9Sf6b10
 ケンシロウは大地を蹴り、王の背後に移動するとライフル弾の速度を軽く超える素早い手刀を王の背中に突き刺す
王の背中からは紫の鮮血が舞うが王はすぐに飛び退き、ケンシロウに蹴りを繰り出すがケンシロウはそれを右肘でガードする

ケンシロウ「喰らえ…七色弓箭、燈の弓!」

ケンシロウが放出した矢はメルエムの右目目掛けて放たれるが王はそれを取ると、その隙にケンシロウは

ケンシロウ「はぁぁぁぁっ!元斗流輪光斬!」

ケンシロウは闘気を手に纏い、無数の闘気の刃を王の腹に飛ばし闘気は王に命中し、刀で斬られたような傷が4本できる

メルエム「くっ…なかなか効いた」


ネテロ「どけっケンシロウ!!」

ネテロ「百式観音、参乃手!」

ネテロの背後に出現した百式観音の手が王を挟み潰す

王「この技は…あやつも使っておったな…」

ネテロ「知るか、壱乃手!」

続けて百式観音は 手刀で王を潰す

ケンシロウ「喰らえ!北斗剛掌波!」

ケンシロウは一瞬怯んだ王に追い打ちをかけようと闘気を飛ばす
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/04(土) 23:00:50.01 ID:Jp9Sf6b10
少しだけですが今日はここまでです
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/04(土) 23:01:47.97 ID:JVtEcfwx0
この二人と戦わされる敵が可哀そうになってきた
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/05(日) 09:37:17.94 ID:nZ17spVfO
王は名前を知る事なく逝く事になるのか…?
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/05(日) 15:53:03.29 ID:F2SAp9Ljo
ジャギのようにただのクソッタレとして死んでいくのかな
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/05(日) 22:21:27.66 ID:ng1WoGyJ0
王「な…っ、余が…これ程のダメージを…っ!」

ケンシロウ「害虫は大人しく駆除されておけ!!」

王「くっ…コムギに会うため…余は死んでおれんのだああああああっ!」

王は禍々しいオーラを放出し、地面に手刀を振り下ろす
地面は半径15mほどの円型に割れ、ケンシロウ達は宙に投げ出されるが難無く着地する

王「さぁ、2局目だ」

ネテロ「小賢しい蟻じゃ…これで終わりにしてやろう…」

ネテロ「九十九の手!」

百式観音は王に99発はりてをするが王はそれを片手ですべて受け止める

ネテロ「うおおおおおっ!零の手!!!!!!!」

百式観音の口から金色のオーラを放つビームを王に発射する
零の手により、周りの地面はバキバキに割れる

ケンシロウ「…まだだ!」

ネテロ(零でも…)

王「うぬの攻撃は単純すぎるわ 。ケンシロウと違って攻撃が遅すぎる」

ネテロ「ちっ…」

王はネテロの腹がめり込むほどの拳を入れると
ネテロは口から吐血し、数メートル吹き飛ぶ

ケンシロウ「会長!!」

277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/05(日) 22:21:54.32 ID:ng1WoGyJ0
今日は早いんですがここまでです
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/06(月) 00:22:35.57 ID:UjSOSHeEo
0って腕?がれるなりして感謝できなくなるのが発動条件じゃなかったっけ?
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/06(月) 03:36:20.73 ID:Oss0CyRP0
>>43遅レスだけど
トキ、ラオウ、ヒョウじゃない?
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/08(水) 20:55:04.01 ID:MWOOXoEc0
明日から開始出来そうです
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/09(木) 18:08:43.95 ID:P5XAYc9NO
会長「ぐっ…ぬぬぬぬぬ…」

王「さぁ、教えろ。余の名を」

王「…な」

ケンシロウ「フーム!!」

暗琉天波!!!!!!!

王「ちっ…なんという…オーラ…っ 」

ケンシロウ「くらえ」

王が身動きが取れなくなった瞬間ケンシロウは
王のこめかみに親指を突き刺す

王「…っ!」

ケンシロウ「いくら貴様でも暗流天波の空間からは逃れることはできん」

王「ふっ…親指に念をまとい余の秘孔をついた…か。 」


ケンシロウ「よって貴様の命は… 」

王「やはり余は少々うぬの事を舐めてかかっていた。最後の頼みだ…余の名を…コムギという…女に伝えてくれ…」

ネテロ「…あの娘じゃな。分かったぞ」

王「最後に…余にも…教えてくれ…名前を…」

ネテロ「メルエム」

メルエム「メルエム…か。」
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/03/14(火) 00:20:52.64 ID:wcQWgx4sO
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/17(金) 23:35:03.81 ID:/f2alyf50
メルエム「フッ…名前を知って逝けただけでも良し…か」

メルエム「さらばだ」

メルエムはそう言い残し破裂する

ケンシロウ「やつは…非情では無かったか」

ネテロ「さぁな。わしはもう行くぞい お主はどうする?」

ケンシロウ「まだ、残っている奴らがいる」

ネテロ「そうかよ まぁ頑張りな」

ネテロはそう言い残し去っていった

ケンシロウ(ゴン…キルア…)


【ネテロが去った3分17秒前】

ゴン「俺が俺が殺した俺が俺が俺が俺が俺が殺した?
違う殺したのはピトーでも俺が俺が俺が俺が居なければカイトは死ななかった俺がカイトをカイトをピトー」

ピトー「今から君を殺さなければならない。ゴメンね」

ゴン「…嘘つき」

ゴン「…」ニゴニゴニゴ…

ピトーはゴンの首元目掛けて手を振り下ろすと
ゴンから凄まじい量のオーラが放たれる

ピトー「なんだ…!!??」

ゴン(もう)

ゴン(これで)

ゴン(終わってもいい)

ゴン(だから)

ゴン(ありったけを)

284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/17(金) 23:52:51.56 ID:/f2alyf50
ピトー「なんだ…これは」

ゴンはどす黒いオーラに包まれ、姿がどんどん大きくなっていく
そして瞬く間にゴンの姿は髪が伸び、筋肉も先程のゴンの数倍もついており、背もピトーよりも遥かに大きくなっていた

ゴン「こっちだ」ニゴニゴニゴ

ピトー「急激的成長したんだ…!!!」

ピトー「僕を倒せる…レベルまで!」

ゴン「ついてこい ここは壊したくない。」ニゴニゴニゴ

ピトー「殺らなければ…!!」

ピトーは地面を踏み込みゴンの背中に向かって跳躍すると
鋭い爪でゴンを切り裂く



そこにはゴンの姿は無い

「ボ」


ピトー「…!?」

ピトーは空にいた
一瞬何をされたかわからなかった
そして気づいた

ゴンはピトーの攻撃を避けピトーが空高く舞うほどの蹴りを
入れたのだと

そのままピトーは落下し、空気の抵抗のせいで思うように動けず下に待つのは

ゴン「最初は…グー」ニゴニゴニゴニゴニゴニゴニゴニゴニゴ

ゴンの構えにより地面の地響きが辺り一帯を震わす

ゴン「ジャン ケン」

ピトー「あ」

ゴン「グーーー!!!」

見事ゴンのジャジャン拳はピトーの顔面にヒットし
そのまま森の奥へ吹き飛ぶ

ピトー(あの能力…王の喉元にも届き得る…)

ピトー(王…?? そういえば王のオーラを感じない…)

ピトー(ユピーやプフも…全員殺られた…のか)

ピトー(殺されたのは 僕だけじゃなかったのか…)

285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/18(土) 00:00:18.35 ID:x08G2hF70
ケンシロウ「このオーラ…まさか…」

ケンシロウ「円!」

『ケンシロウの円は半径40キロを超える』

ケンシロウ「あの姿…ゴンか…?そして倒れているのはピトー…」

ケンシロウ「キルアもゴンの方に向かっているのか…」

ケンシロウ「…ナックル達も無事…」


キルア「ゴン!俺がつくまで…待ってろよ!」


ナックル「パーム救出完了だ!」

イカルゴ「大丈夫か?」

パーム「えぇ…ありがとう」

ネテロ「よぉ」

ナックル「会長!!」

ネテロ「王は討伐した。ケンがな」

ナックル「おぉ…アイツ、護衛軍の2人と王をやりやがった…あいつがいたから出来たことだ…誰も死なずに済みそうだな…」

ネテロ「ワシは今から最後に王に頼まれた事だけやって帰るぞ」

ナックル「王に頼まれたこと…?」

ネテロ「お主らには関係の無い事…じゃ」



286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/18(土) 00:15:04.68 ID:x08G2hF70
キルアとケンシロウは同時にゴンの元へ辿り着く

そこで二人が見た光景は

急激的に成長したゴンがネフェルピトーの頭を叩き潰している所だった

キルア「ゴン…なのか?」

ゴン「キルア…ケン…」

ゴンがネフェルピトーから目を離すとネフェルピトーの死体は動き出し、ゴンに攻撃を行いキルアが庇うがゴンの右手が千切れる

ケンシロウ「北斗柔…」

ゴン「いいよ ケン…大丈夫」 

ゴン「痛くないよ…強がりじゃない 少しだけ嬉しい…」

ゴン「やっと…カイトと同じになれた あの時の 少しだけ 救われた」

ゴン「うおおおおおおおっっ!!」

ゴン「右手はやるよ…」

ケンシロウ「ゴン!」

キルア(ダメだゴン!!それ以上は!!この先…一体どれだけのオーラを…)

ゴン「お前ももうおやすみ」

そしてそのままピトーはゴンの攻撃により消滅する

そしてゴンの体は絞んでいき元の体に戻る

ケンシロウ「ゴン」

キルア「いいよ…ケン…俺が持つ」

キルアはゴンをおんぶし歩き始める

287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/18(土) 01:14:38.99 ID:x08G2hF70
コムギ「総帥…メルエム様は…?」

ネテロ「お前のメルエムはまた別の場所に行ったよ」

ネテロ「メルエムからの言葉だ。二度と会えぬかも知れんが
もし会う時は余は必ず軍議でお主を詰んでやろう…だと」

コムギ「メルエム様…いつかお会いしましょう…」

ネテロ「もしもし、ワシじゃ。飛行船出しとくれ。あぁ 頼んだぞ」


【そしてキメラアントの1部は壊滅した。そして別の1部のキメラアントは】

チードゥ「へっへーん 俺を呼んでどうすんだよ」

ウェルフィン「ジャイロを探さなきゃなんねぇってのに」

レオル「グリードアイランド…ゲームに興味はないか?」

マチ「ほんとに信用出来るんでしょうね」

フェイタン「裏切ればすぐ殺せばいいね」

クロロ「…」

ウェルフィン「ゲーム?興味無いね。俺は帰らせてもら…」

フェイタン「待つね」

フェイタン「蜘蛛のアジト知って無事に帰れると思うか?」

ウェルフィン(なんだこいつ…やべぇ…死ぬ)

レオル「フェイタンさんよぉやめとけ」

フェイタン「何でお前がワタシに指図するね?従う意味無いね


レオル「やめろっつってんだよ。なぁウェルフィン、よく聞けよ。今回俺らキメラアントの襲撃のせいでヨークシンって街で行われるオークションが延期になったんだ。それに備えて準備をすんだよ。そのためには人手がいる。それでも納得出来なかったらフェイタンさん、呼んだ俺が悪いんだ。オレもそいつも殺して構わねぇ」

ヒナ「私は殺さないよね…??」

フェイタン「だそうだ。どうする?」

ウェルフィン「わ…分かったよ。やるよ、やりゃいいんだろ」

レオル「チードゥは?さっき言った通りだ。」

チードゥ「やーだね。俺はスピードキングを目指すんだ。こいつらからも俺のスピードなら 逃げれそうだしな。という理由でじゃあな!」

チードゥはそういい背を向けた瞬間フェイタンにより首が吹き飛ぶ

フェイタン「お前調子乗りすぎね」

レオル「あーあ 」

288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/18(土) 01:15:08.85 ID:x08G2hF70
久しぶりに再開しました…今日はここまでです
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/18(土) 19:22:34.36 ID:kqyZv++7o
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 20:43:03.96 ID:gpmT8666O
クラピカ「キメラアントの件はもう片付いた。次はオークションだ。」

リンセン「速いわね…」

クラピカ「蜘蛛…私の知り合いが半分以上を殺ったそうだ」

シャッチモーノ「マジかよ!!?」

リンセン「少しはこれで楽になるのか…?」

クラピカ「いや、ダメだ。頭を潰さない限り…蜘蛛は動き続ける」



【旅団】

マチ「旅団のメンバーあと5人必要だよ」

ヒナ「レオル様〜知り合いとかもういないの?」

レオル「フラッタは死んじまうしな…チードゥが協力してくれれば良かったんだが…」

カルト「団長、僕の時みたいにスカウトはしてないの?」

クロロ「検討中」

ボノレノフ「とりあえずこのメンバーでオークションを襲えばいいじゃないか」

フェイタン「それじゃダメね 留守番の2人と団長を抜くと
5人、余裕だけど始末するのに時間かかるね」

フェイタン「せめてあと2人は必要ね 」

クロロ「留守番は誰がするんだ?」

レオル「ヒナとボノレノフだ」

ヒナ(ラッキー…留守番してるだけでお宝ゲット〜)

ボノレノフ「いいだろう」

291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/03/19(日) 20:49:24.72 ID:gpmT8666O
ウェルフィン「…一人いる。」

クロロ「本当か?」

ウェルフィン「あ…あぁ 俺が人間だった頃仲間だったはずなんだ…」

マチ「はずだった?」

ウェルフィン「あぁ…この姿になった表示に記憶が飛んじまった」

レオル「ブロヴーダか」

ウェルフィン「あぁ」

クロロ「そいつと今俺が目をつけている奴を旅団に入れればいいんだな」

ウェルフィン「そういう事だ」

マチ「団長、その目につけている奴ってどんなんなの?」

クロロ「フッ…お楽しみ…だ。」

フェイタン「私 それが終わたら あの男殺りにいくね」

レオル「あぁ、旅団を崩壊させたってやつか」

クロロ「あいつは仇だ…絶対に[ピーーー]さ」

ウェルフィン「俺はこれが終わったらジャイロを探しに行く
人間だった頃の俺の王だ」

レオル「そうか、がんばれよ」
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 21:18:49.20 ID:HjxC63tn0
【数日後…】

クロロ「よぅ」

ミザイストム「また来たのか…」

クロロ「少しだけ協力してくれればいいんだ」

ミザイストム「一人殺すのを手伝えって奴だろ」

ミザイストム「俺は殺しはしない」

クロロ「だからお前は直接殺さなくていいんだ。俺が殺るから」

ミザイストム「帰れ」

クロロ「そうか…せめて念能力を貸してくれ」

ミザイストム「…何だと?」

クロロ「俺の念能力…人の念を盗むんだ」

ミザイストム「盗まれたら俺はどうなる」

クロロ「俺が盗んでる間は使えなくなるな」

ミザイストム「ふざけるのも大概にしておけ…」

ミザイストムは三枚のカードのうち黄色のカードを向けると

ミザイストム「動くn…!!?」

ミザイストムは口から急に血を吐き出し倒れる

クロロ「フェイタン…見てたのか」

フェイタン「今は殺してないね。念能力を奪てあいつ(ケンシロウ)殺したらとどめさすね 」

クロロ「それがいい」

ミザイストム「く…そっ…」
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/03/19(日) 21:19:26.62 ID:HjxC63tn0
規制かかってましたが許してください
今日はここまでです
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/04/09(日) 14:03:43.11 ID:yhCX6MZ/0
まだ規制かよ
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/05/06(土) 14:14:56.59 ID:/EZ5KVMDO
保守
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/03(土) 20:17:12.29 ID:rYn0bq3s0
クロロ「…もういい…フェイタン…好きにしろ」

そう言ってクロロはミザイストムに背を向けて

フェイタン「了解ね」

ミザイストム「…っ!!?うあっ…あああああああああっ!! 」

クロロ(さて…他に誰がいる…?)

クロロ(今のメンバーはボノレノフ、マチ、 フェイタン、レオル、ヒナ、ウェルフィン、カルト…か あと2人……)

クロロ「…参ったな…」

……

キルア「ゴン…」

ゴンの姿は変わり果てたミイラのようになり、少しでも気を抜くと死ぬ状況になっており

ケンシロウ「秘孔を突いてもやはり変わらない…どうする」

キルア「俺が…」

キルア「俺が助ける」

ケンシロウ「…出来るのか」

キルア「あぁ…絶対治して…謝らせる…」

キルア「待ってろよ…ゴン」

キルア「ケン、ゴンを頼んだ…すぐ帰ってくる」

ビスケ「?キルア…どこに行ったんだわさ?」

ケンシロウ「来てたのか…ゴンを助けると言って出ていった」

ハンゾー「クソッ…俺達には励ますことしかできねぇのかよ…」

レオリオ「久しぶりに会いに来たらこのザマだ…ちくしょう…もっと俺に力があれば…」

ケンシロウ「…」

……

キルア「よーぉ、親父」

シルバ「…キルア」

キルア「アルカの力が必要なんだ…!」

シルバ「駄目だ…危険すぎる」

キルア「…友達のためなんだ」

シルバ「……友達…か」

ゼノ「好きにさせてやれ、どうせアルカはキルアにしか扱えん」

キルア「サンキュじぃちゃん…でも…扱えない…って言い方…やめろよな」

297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/03(土) 20:30:53.21 ID:rYn0bq3s0
キルア「よーアルカ 久しぶりだな」

アルカ「お兄ちゃん!!」

キルア「おーっ、いい子だ」

アルカ「えへへ…」

キルア(ケンがイルミのやつを殺してくれたのは…好都合だな)

キルア「アルカ…一緒に散歩しに行こう…結構遠出のな」

アルカ「…お兄ちゃん」

アルカ「死んで」

キルア「あぁ、いいよ」

……


クロロ「カルト…本当か?」

カルト「うん…アレの念能力はホントに凄い…旅団に入れれば必ず役に立つ」

ボノレノフ「じゃあ連れてきてくれよ」

カルト「うん…いいけど…父さんが許可してくれるかどうか…」

クロロ「俺も行くよ、ゾルディック家には何かと縁があるから」

クロロ「フェイタン…来るか?」

フェイタン「今忙しいね」

フェイタンはそう言うと変わり果てた姿のミザイストムの目をちぎりとり

ミザイストム「あ……ぁ」

マチ「あたしも後ろからついていくよ、念のためにね」

クロロ「あぁ、頼む」

……

ハンゾー「ありゃ、ケンは?」

ウイング「そういえば姿を見てないですね」

……



298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/03(土) 20:41:58.70 ID:rYn0bq3s0
カルト「…!!?なんで…」

カルトは電話を切ると

クロロ「どうした?」

カルト「兄さんが…アルカを…」

クロロ「兄さん?」

カルト「なら必ずあそこを通るはず…こっちだよ」

クロロ「OK」

……
【数分前】

アルカ「…お兄ちゃんおーきて」

キルア「あぁ」ムクリ

アルカ「きゃははっ…お兄ちゃんやっぱり上手〜」

キルア「アルカ…次はナニカを呼んでくれ」

アルカ「…」

ナニカ「あい」

キルア「親父、聞いてるんだろ?今からナニカを出す」

シルバ「やはり駄目だ…ソレはいくらお前でもやはり使いこなせない…必ず痛い目を見る」

キルア「何でだよ!…くそ…っ…どいつもこいつも…アルカを物扱いしやがって」

キルア「ナニカ…俺がお前と一緒に30分以内にこの家から出れなかったら…家族全員殺せ…」

シルバ「!!」

ナニカ「…あい」

……

キルア「電光石火!」

キルア(やばいな…ツボネ達がついてきてる…どうする…?あっちにはゴトーもいる…せっかく家から出れたのにまた帰ってくるのはマズイ…)

カルト「兄さん」

キルア「…っ!!?」

キルア「カルト…何で…」

クロロ「こいつがお前の兄さん…か」

キルア(なんだこいつ……マズイ…)

299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/03(土) 20:42:41.36 ID:rYn0bq3s0
超久しぶりの更新しました…今日ここまでです
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/03(土) 21:14:54.35 ID:10jCZxXNo
待ってる
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/06/03(土) 21:22:44.06 ID:t8cQfX2uO
待ってた
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/04(日) 20:41:35.10 ID:4kD2xQok0
クロロ「…どうするカルト」

カルト「兄さん…おぶってるソレ…貸して」

キルア「…!?なんでだよ…っ」

カルト「仕事に必要…」

キルア「へっ、やなこった」

キルアはカルトにべー、と舌を出してまた電光石火を発動し走り出すと

クロロ「速いな…追いつけそうもない…」

カルト「もしもし…ツボネ?」

ツボネ「…分かっておりますぞ。」

カルト「ん…」

キルア「ちっ…今度はツボネがついてきてる…ぜってー逃げてやる…っ」

……

キルア「まじかよ」

ツボネ「お待ちしておりました キルア坊っちゃま」

カナリア「ツボネさんの読み…当たってましたね」

ツボネ「では、行きましょう」

キルア「ちぇっ…ツボネ達がいたら好き勝手できねぇし…」

キルアが執事に追われている訳は
アルカを持ち出し、家族に反抗的態度を取ったから

キルアは外出時警戒レベル4になり、 標的の言動に禁止事項が発生。これに抵触すると即時捕獲され、強制帰宅となる。敷地外の標的に対し、家族と複数の執事が追尾・監視にあたる。

この時のキルアの禁止事項は
1 キルアは許可なく部外者との会話・物品の受け渡し等の接触ができない。通信機器の携帯も不可。
2 キルアはアルカの半径1m以内にいなければならない。
3 キルアはアルカの能力について、ごく一部であっても部外者に知られてはならない。

キルア「…はぁ…今カルトとほかの奴らに追われてんだよ…どうする?」

ツボネ「カルト坊っちゃまを避けつつキルア坊っちゃまの行先に行きましょう。アマネ、飛行船の手配は?」

アマネ「…済みました」
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/04(日) 20:56:15.55 ID:4kD2xQok0
ツボネ「では、行きましょう」

キルア「このまま上手く行けばあと数時間でゴンを…」

一般人「キャーーーッ!!」

キルア「…!?」

キルアが振り返ると男性が首を切られ血が、キルアの足元まで広がり

アルカ「どうしたの…?お兄ちゃん」

キルア「な…もう追いつきやがった…」

マチ「少しやりすぎた?」

クロロ「…普通の人間には見えてない 大丈夫だろ」

カルト(うわー…依頼以外の人間の殺害に協力しちゃった…父さんに怒られそう…)

アマネ「くっ…」

ゴトー「キルア様…!乗って!!」

ゴトーが車に乗るよう伝えるとキルア達は一気に車に飛び乗り

クロロ「行くぞ」

マチ「うん」

キルア(ちくしょう…っ、トラブルを起こさせて飛行船を出させないように…っ…なんでカルトはそこまでして…)

車が森に入っていくとカルトは紙の花びらを舞わせ

カルト「蛇行の舞!!」

カルトが扇子で風を起こすと紙吹雪が車のタイヤに突き刺さり、車がスリップして木に衝突する

キルア「ちっ」

ゴトー「ツボネ、カナリア、アマネ、キルア様を連れて行け」

ゴトー「ここは俺が引き受けた」
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/04(日) 21:28:48.64 ID:4kD2xQok0
undefined
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/04(日) 21:29:19.71 ID:4kD2xQok0
今日はここまでで
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/04(日) 21:42:36.92 ID:4kD2xQok0
文字数オーバーだったのでもう一度






キルア「ゴトー…気をつけろよ」

ゴトー「お任せ下さいキルア様」

キルアはそう言うとツボネと共にどこかへ消え去り

ゴトー「さぁ、やろうぜ」

ゴトーはコインの束を取り出し弾丸のような威力でコインを弾いて

クロロ「盗賊の極意(スキルハンター)」

クロロ「さっさと終わらせる」

………

ゴトー「…かはっ」

ゴトー「何故だ…なぜ俺はまだ生きてる」

ゴトーは頭と右腕しか無い状態になっており

クロロ「密室遊魚(インドアフィッシュ)だ。密室でしか生きられない魚だ。非常に肉を好み念魚に食べられた者は痛みは無く血も出ず、念魚が消えるまではたとえ肉片のひとかけらになったとしても死ぬことができない。」

ゴトー「密室…だと?」

クロロ「あぁ、密室を作り出す念能力を使った凝を使えるなら使ってみればいい。使ったら死ぬけどな」

ゴトー「どういう事だ…」

クロロ「密室殺人(クローズハウス)…相手の周りに見えない部屋を作り徐々に酸素を奪っていく念能力で、相手が移動するとその部屋も相手の動きに合わせて移動する。何らかの方法で部屋を見つけるか使った者が解除しない限りずっと相手の酸素を奪う」

ゴトー「それで密室を作ったって理由か…ちっ」

ゴトー(完敗だ)

クロロ「残す言葉は?」

ゴトー「……クソ野郎…だ」

クロロ「…そうか」

クロロは密室殺人(クローズハウス)を解除すると密室遊魚(インドアフィッシュ)は消え、ゴトーも大量の血を噴き出して死亡する

クロロ「行くぞ、まだ追いつけるスピードだ」

カルト「うん」

カルト(…ゴトー…)
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/07(水) 19:49:39.08 ID:0Fn6cXHX0
ケンシロウ「待て」

クロロ「…!!?」

クロロ「何……」

クロロ「…どこから来た」

マチ「ちっ…!」

クロロ(絶を使っていたのか…?完璧すぎる…全く気配を感じさせなかった)

ケンシロウ「前に殺し損ねた奴らか」

クロロ「…」

ケンシロウ「貴様ら盗賊に今日を生きる資格はない…」

クロロ「それはこっちのセリフだ…」

マチ「手伝うよ…シャル達の仇だ」

カルト(こいつが…ケンシロウ…確かにすごいオーラだ…)

クロロ「盗賊の極……」

クロロ「っ…!!!」

クロロが盗賊の極意を発動する前に、ケンシロウはクロロの顔面を2発殴りつけていた

クロロ(速い…全く…面倒な奴だ…)

ケンシロウ「飛翔白麗!!」

クロロが一息つく間もなくケンシロウは南斗水鳥拳奥義飛翔白麗を使う
クロロは攻撃を避けつつ盗賊の極意(スキルハンター)を発動させ

クロロ「戦闘円舞曲(戦いのワルツ)!!」

クロロはそう言うと駒を具現化させケンシロウに飛ばす

ケンシロウ(…奴の能力か…)

ケンシロウは駒をすべてはじき返す

クロロ(ラリーの応酬か…面白い!)
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/07(水) 20:12:13.48 ID:0Fn6cXHX0
クロロはケンシロウがはじき返した駒を弾き返そうと手を交差させるとクロロの背後にケンシロウが移動しており

マチ「団長…っ!後ろ!!」

天破活殺!!

ケンシロウは指先から闘気の弾を撃ち出しクロロ…ではなくマチの秘孔を突く

クロロ「マチ…!?」

マチ「…クロ…r」

マチはクロロの名前を呼ぶ前に破裂してしまう

ケンシロウ「まずは仲間を失う哀しみを貴様に叩き込む」

クロロ「マチ…」

クロロはそう呟くとメルエムを超える禍々しいオーラを放出させ

カルト「やば…っ 」

クロロ「…」

クロロ「闇の…」

ケンシロウ「む…!」

キルア「落雷(ナルカミ)!!!」

クロロの念能力を発動させる前にキルアがケンシロウ達の頭上から雷を落とし

ケンシロウ「キルア…なぜ」

キルア「こんなに優しくてすげーオーラはケンくらいだと思ってさ。今はすげー禍々しいけどな」

キルア「ナニカ、聞こえるか?」

アルカ「…」

ナニカ「あい 」
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/06/07(水) 20:16:12.52 ID:9vPmii7s0
メルエム以上ってやべーな
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/07(水) 20:24:15.53 ID:0Fn6cXHX0
キルア「まずはカルトを…」

カルト「!!」

キルア「家に帰せ」

ナニカ「あい」

ナニカが返事をすると瞬く間にその場からカルトが居なくなり

カルト「わっ」

シルバ「…」



キルア「どうする?ツボネ達も合わせて今は5VS1だ。お前の方が圧倒的不利だぜ」

クロロ「…」

クロロは沈黙すると一瞬でケンシロウ達の背後に移動してツボネ、アマネの胸を貫く

ツボネ「あ」

アマネ「え?」

カナリア「え…っ!」

キルア「ツボネ!アマネ!!」

カナリア「キルア様…!離れ」

カナリアが言葉を言い終わる前にカナリアは首をはねられ

キルア「カナリアアアアア!!! 」

クロロ「これであっという間に2対1だ」

ケンシロウ「はぁぁぁぁ……!!!」

ケンシロウは闘気と念を溜めクロロの禍々しいオーラを打ち消す

ケンシロウ「貴様は生きるに値しない」



311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/07(水) 20:34:16.70 ID:0Fn6cXHX0
キルア(な…あの時のゴン以上…!!)

クロロ「…へえ」

クロロ「そこの雷使うやつ…」

キルア「…!!?」

クロロ「大事におぶってた奴はどうしたんだ?」

キルア「…!アルカ…!!」

クロロ「…」ニヤリ

キルア「てめえええええっ!!」

キルアがクロロに飛びかかろうとするがケンシロウがキルアの肩を掴んで止める

ケンシロウ「俺に任せろ」

キルア「……ケン」

ケンシロウ「違和感もなく消えるのはおかしい…恐らく奴の念能力だろう」

ケンシロウ「…」

ケンシロウは指をバキバキ鳴らして戦闘態勢に入る

クロロ「1対1でやろう」

ケンシロウ「もちろんだ」
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2017/06/07(水) 20:34:44.24 ID:0Fn6cXHX0
今日はここまででーす
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/07/05(水) 11:35:38.15 ID:yD0EkrX1O
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/23(水) 19:37:06.53 ID:ekX3GSixo
待ってる
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/10(土) 13:51:31.36 ID:jmh/jcj/O
わっ…まだ落ちてなかった…そろそろ再開します
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/10(土) 14:47:11.91 ID:VUtRyWoDO
生きとったんかワレ
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/03/13(火) 08:26:27.29 ID:nosPfx5A0
絶対一対一じゃないよな
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/13(火) 19:32:30.40 ID:kXZPHc/00
クロロが指先で手招きをするような動作をし「かかってこい」とでも言わんばかりのサインをすると、ケンシロウは床にヒビが入るほど足を踏み込み走り出す。

ケンシロウはクロロの背後に回りクロロの両腕に強い蹴りを当てた後、顔に蹴りを入れるが、クロロは何も無かったかのようにニヤリと笑う

ケンシロウ(…秘孔を突いたはずだが…効いてい ない…)

クロロは本を取り出すと、ケンシロウの技を防いだ正体が現れる

クロロ「交通安全お守り(オーラプロテクター)!!」

クロロ「このお守りを付けている人体が致命傷を負う攻撃を受けた場合1日5回のみ守ってくれる能力だ。」

ケンシロウ「5回…。ならば…」

ケンシロウは両手にオーラを纏うとクロロに

ケンシロウ「北斗百烈拳!!」

クロロ(一気に勝負を決めに来たか…)

クロロ「切り取りと貼り付け(コピー&ペースト)!」

能力を発動させると目の前から先程消えていたアルカが出現する

ケンシロウはアルカに攻撃が当たる前に攻撃をやめその隙にクロロはケンシロウの顔を乱打する

キルア「アルカ!!」

キルアは二人の巻き添えを喰らわないように電光石火を発動しアルカを救い出すと

ケンシロウ「キルア…ゴンのところに!」

キルア「…あぁ!ゴンは任せろ!」
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/13(火) 19:33:18.10 ID:kXZPHc/00
クロロ「…っ!!?」バキッ

ケンシロウ「俺を殴るのに夢中で足元が見えてなかったようだな」

クロロの右足は突然あらぬ方向に曲がり、クロロの顔を殴り飛ばす

クロロ(痛っ……交通安全お守りが消えてる…いつの間にかあの一瞬で俺に秘孔を…)

クロロは右足を無理矢理元の方向に戻し、動くことを確認すると

クロロ「攻撃してたのは…お前だけじゃないさ」

ケンシロウ「むっ!」

クロロ「凝を忘れたのは…誤算だったな」

クロロ「闇の炎帝(アトミック・ラー)」

先程クロロがケンシロウの顔を乱打している間に頬にオーラで出来た起爆剤を付けており、クロロが指パッチンをするとそこから禍々しい色の炎が燃え上がる

クロロ「この炎は俺の感情によって威力が変わる。怒りや復讐神が多ければ多いほど痛みが増し、しかも中々死ねないからタチが悪い能力だ。」

ケンシロウ「…残念だが…転龍呼吸法を使えばどんな炎も俺の前ではただの気体!」

ケンシロウ「フーム!」

ケンシロウがその言葉を唱えると、喰らった者は地が無いような感覚になり身動きが取れなくなる暗琉天破を発動させる
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/13(火) 19:34:08.73 ID:kXZPHc/00
クロロ「…クッ…!!」

ケンシロウ「北斗剛掌波!!」

ケンシロウは両腕に力を込めると腕の周りに壮大な闘気が集まり、その闘気を動けないクロロに放出する。

クロロ「!!!!!」

放出された闘気はクロロの腹に大きな穴を開け大量の血を吹き出す

ケンシロウ「……」

ケンシロウ(キルアの元へ向かわねば…)

……

キルア「着いた…!」

レオリオ「キルア!!」

キルア「ゴンは…!?」

キルアはゴンが隔離されている病室に入り、ゴンの布団をめくり腕を露わにすると

キルア「…!ナニカ……こいつを…治してくれ!」

ナニカ「…あい」

ナニカがゴンに触れた瞬間、大地が震えるほどの凄まじいオーラが発生する

ビスケ「なんてオーラだわさ…」

ハンゾー「……おぉ!」

大地の震えが止まり静まり返るとそこには

ゴン「…え?」

何が起きたかわからない様子のゴンがキルアのことをじっと見つめている

キルア「ゴン!!!」

ゴン「…あっ!キルア!!」

……

キルア「って訳だ。あーあ、ピトーは一人でやるって言った時はショックだったな〜」

ゴン「ご…ごめんっ!ごめんよぉぉ…!」

キルア「まぁいいよ、謝ってもらったし…」

ケンシロウ「ゴン…」

ゴン「あっ!」

ケンシロウはゴンの無事な姿を見ると微笑む
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/13(火) 19:34:40.03 ID:kXZPHc/00
クロロ「…クッ…!!」

ケンシロウ「北斗剛掌波!!」

ケンシロウは両腕に力を込めると腕の周りに壮大な闘気が集まり、その闘気を動けないクロロに放出する。

クロロ「!!!!!」

放出された闘気はクロロの腹に大きな穴を開け大量の血を吹き出す

ケンシロウ「……」

ケンシロウ(キルアの元へ向かわねば…)

……

キルア「着いた…!」

レオリオ「キルア!!」

キルア「ゴンは…!?」

キルアはゴンが隔離されている病室に入り、ゴンの布団をめくり腕を露わにすると

キルア「…!ナニカ……こいつを…治してくれ!」

ナニカ「…あい」

ナニカがゴンに触れた瞬間、大地が震えるほどの凄まじいオーラが発生する

ビスケ「なんてオーラだわさ…」

ハンゾー「……おぉ!」

大地の震えが止まり静まり返るとそこには

ゴン「…え?」

何が起きたかわからない様子のゴンがキルアのことをじっと見つめている

キルア「ゴン!!!」

ゴン「…あっ!キルア!!」

……

キルア「って訳だ。あーあ、ピトーは一人でやるって言った時はショックだったな〜」

ゴン「ご…ごめんっ!ごめんよぉぉ…!」

キルア「まぁいいよ、謝ってもらったし…」

ケンシロウ「ゴン…」

ゴン「あっ!」

ケンシロウはゴンの無事な姿を見ると微笑む
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/13(火) 19:35:15.49 ID:kXZPHc/00
あ…連投しちゃった
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/13(火) 19:35:46.27 ID:kXZPHc/00
クロロ「はっ…!」

クロロ「生きてる…傷も…」

クロロは目が覚めると腹の穴が塞がっていることに気づき、ふとマチのほうに目をやると

クロロ「死後の念…か」

クロロはマチが死後の念で自分を助けてくれたのだと気づく。

……
ブロヴーダ「これって断ったら死ぬ感じ?」

レオル「チードゥは断って死んだぜ」

ブロヴーダ「そうかよ…俺なんか役に立たねぇと思うけどねぇ」

ボノレノフ「いないよりはマシだろう」

プルルル

レオル「団長さんだ」

クロロ「もしもし…今度の…オークションの件だが…」

………

ヒナ「えーー!?全員出るの!?」

レオル「マチさんが死んだそうだぜ?どうやらケンシロウって奴をお宝よりも先に殺すらしい」

ヒナ「死にたくないのに…」

ボノレノフ「しかし…これだけで本当に倒せるのか…?団長ですら死にかけた相手だ」
……

レオリオ「クラピカてめぇ!ゴンが大変だって時によくも電話に出なかったな!!」

クラピカ「私も忙しいんだ。ゴンが無事ならそれでいいだろう。何か用か?」

ゴン「クラピカ、そっちは何をしてるの?」

クラピカ「……仲間の目を…緋の目を…探している……じゃあ切るぞ」

ゴン「待って!俺たちに何が出来ることは無い…?」

レオリオ「そうだぜクラピカ!ゴンの見舞いにこねぇ代わりに手伝わせろや!」

クラピカ「意味が分からないなレオリオ…お前達に危害を加えさせたくない」

ゴン「危害……?」

ケンシロウ「……… 幻影旅団か?」

クラピカ「…流石はカンがいいなケンシロウ」

キルア「幻影旅団って…アイツらか…!?」

クラピカ「1ヶ月後ヨークシンにて大規模なオークションが行われる。私の目的はオークションに出品される「クルタ族の緋の眼」の入手と「幻影旅団抹殺」。私は緋の眼を確保するため、とあるマフィアのボディガードを務めている」

ケンシロウ「……旅団の頭は潰した。」

クラピカ「…!!いや…それでもほかの団員が…」

ビスケ「オークションだわさ!?あのグリードアイランドが出品される…」

ゴン「それって俺の家にあった親父が残してった箱みたいなのに入ってた…」

ゴン(グリードアイランドを手に入れれば…親父に会える…!)
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/03/13(火) 19:36:14.07 ID:kXZPHc/00
……

【数日後】
???「……!!?」

クロロ「目が覚めたか」

???「君は……?」

クロロ「レオルってやつが居場所を教えてくれた。…体だけしか残っていない状態だったが…お前の死後の念で脳を再生していたようだな」

ゴレイヌ「えげつねぇな…」

クロロ「名前は?」

ピトー「僕は…ネフェルピトー…」

クロロ(記憶複製(メモリークローン)…俺にとって都合の悪い相手の記憶をすべて削除することが出来る能力…コイツは…力になる…)

そこには新生幻影旅団が全員そろっており

ゴレイヌ「俺は…もともと幻影旅団に入っていて今度はヨークシンで宝を盗む…であってたか?」

レオル「あぁ、何回言わせんだ…記憶を取り戻したばかりだから物忘れが激しいのか…?」

クロロ「これであらかたメンバーは揃った…オークションまであと1ヶ月…ケンシロウは必ず現れるはずだ…」

【現在の幻影旅団】
No.0クロロ ルシルフル
No.1レオル
No.2フェイタン ポートォ
No.3ヒナ
No.4カルト ゾルディック
No.6ネフェルピトー
No.7ブロヴーダ
No.9ミザイストム
No.10ボノレノフ
No.11ゴレイヌ

クロロ「ケンシロウを見つけたら知らせろ…俺が殺る」

フェイタン「…殺さないだけ感謝するね」

ミザイストム「俺が…旅団なんかに…」
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/14(水) 03:47:11.70 ID:1HbAAT200
乙。
ミザイがどんなやつだったかもう思い出せん……
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 19:38:23.93 ID:xhfbeOQio
良かった・・・ケンシロウに惨殺されるアルさんは居ないんだね
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